高梁市議会 > 2022-03-04 >
03月04日-01号

  • "農産物被害"(/)
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  1. 高梁市議会 2022-03-04
    03月04日-01号


    取得元: 高梁市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-25
    令和 4年第2回 3月定例会        令和4年第2回高梁市議会(定例)会議録(第1号) 令和4年3月4日(金曜日)            〇議   事   日   程             午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 諸般の報告第4 議案の上程第5 提案理由の説明            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 諸般の報告日程第4 議案の上程     議案第2号 高梁市職員定数条例の一部を改正する条例     議案第3号 高梁市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例     議案第4号 高梁市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例     議案第5号 高梁市西山農産物集出荷施設条例を廃止する条例     議案第6号 高梁市西山営農団地就農者住宅条例の一部を改正する条例     議案第7号 高梁市備中宇治彩りの山里リゾート施設条例の一部を改正する条例     議案第8号 高梁市道路の構造の技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例     議案第9号 高梁市営住宅条例の一部を改正する条例     議案第10号 高梁市営地域住宅条例の一部を改正する条例     議案第11号 高梁市営地域優良賃貸住宅条例の一部を改正する条例     議案第12号 高梁市児童館条例の一部を改正する条例     議案第13号 高梁市国民健康保険税条例の一部を改正する条例     議案第14号 高梁市青少年研修センター条例を廃止する条例     議案第15号 高梁市三渓青少年文化・スポーツ振興基金条例を廃止する条例     議案第16号 市道路線の認定について     議案第17号 市道路線の変更について     議案第18号 市道路線の廃止について     議案第19号 高梁市農業研修宿泊施設の指定管理者の指定について     議案第20号 高梁市堆肥供給センターの指定管理者の指定について     議案第21号 榮農王国山光園農業研修施設の指定管理者の指定について     議案第22号 観光駐車場等の指定管理者の指定について     議案第23号 備中宇治彩りの山里リゾート施設の指定管理者の指定について     議案第24号 高梁市観光物産館の指定管理者の指定について     議案第25号 全国川上水と緑のふるさとプラザの指定管理者の指定について     議案第26号 用瀬嶽フリークライミング広場の指定管理者の指定について     議案第27号 高梁市川上保健センターの指定管理者の指定について     議案第28号 高梁市川上いきいき交流館の指定管理者の指定について     議案第29号 令和3年度高梁市一般会計補正予算(第10号)     議案第30号 令和3年度高梁市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)     議案第31号 令和3年度高梁市国民健康保険成羽病院事業会計補正予算(第2号)     議案第32号 令和3年度高梁市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)     議案第33号 令和3年度高梁市介護保険特別会計補正予算(第3号)     議案第34号 令和3年度高梁市養護老人ホーム特別会計補正予算(第2号)     議案第35号 令和3年度高梁市特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第3号)     議案第36号 令和3年度高梁市畑地かんがい事業特別会計補正予算(第2号)     議案第37号 令和3年度高梁市水道事業特別会計補正予算(第2号)     議案第38号 令和3年度高梁市地域開発事業特別会計補正予算(第2号)     議案第39号 令和3年度高梁市有漢財産区特別会計補正予算(第1号)     議案第40号 令和4年度高梁市一般会計予算     議案第41号 令和4年度高梁市国民健康保険特別会計予算     議案第42号 令和4年度高梁市国民健康保険成羽病院事業会計予算     議案第43号 令和4年度高梁市へき地診療所特別会計予算     議案第44号 令和4年度高梁市後期高齢者医療特別会計予算     議案第45号 令和4年度高梁市介護保険特別会計予算     議案第46号 令和4年度高梁市養護老人ホーム特別会計予算     議案第47号 令和4年度高梁市特別養護老人ホーム特別会計予算     議案第48号 令和4年度高梁市畑地かんがい事業特別会計予算     議案第49号 令和4年度高梁市水道事業特別会計予算     議案第50号 令和4年度高梁市下水道事業特別会計予算     議案第51号 令和4年度高梁市地域開発事業特別会計予算     議案第52号 令和4年度高梁市巨瀬財産区特別会計予算     議案第53号 令和4年度高梁市宇治財産区特別会計予算     議案第54号 令和4年度高梁市有漢財産区特別会計予算日程第5 提案理由の説明            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇出   席   議   員1番  金  尾  恭  士 君          2番  平  松  久  幸 君3番  新  倉     淳 君          5番  伊  藤  泰  樹 君6番  森     和  之 君          7番  森  上  昌  生 君8番  石  井  聡  美 君          9番  石  田  芳  生 君10番  石  部     誠 君          11番  三  村  靖  行 君12番  宮  田  好  夫 君          13番  小  林  重  樹 君14番  倉  野  嗣  雄 君          15番  川  上  修  一 君16番  川  上  博  司 君          17番  大  月  健  一 君18番  宮  田  公  人 君            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇出席した事務局職員事務局長     竹 並 信 二          次長       金 子 正 典議事係長     竹 竝 宗一郎            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇説明のため出席した者〔市長部局〕  市長      近 藤 隆 則 君      副市長     藤 澤 政 裕 君  総務部長    北 畑 太 一 君      産業経済部長  村 原 幸 司 君  土木部長    大 福 範 義 君      健康福祉部長  蛭 田 俊 幸 君  病院事務長   渡 辺 丈 夫 君      総務課長    赤 木 憲 章 君〔教育委員会〕  教育長     小 田 幸 伸 君      教育次長    上 森 智 子 君       ~~~~~~~~~~~~~~~            午前10時0分 開会 ○議長(宮田公人君) 皆さんおはようございます。 ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、これより令和4年第2回高梁市議会(定例)を開会し、直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程につきましては、既に配付いたしておりますので、よろしくお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(宮田公人君) まず、日程第1、会議録署名議員の指名であります。 会議規則第88条の規定により、2番平松久幸君、17番大月健一君を指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 会期の決定 ○議長(宮田公人君) 次は、日程第2、会期の決定であります。 本件につきましては、2月25日開催の議会運営委員会においてあらかじめ御協議をいただいております。 この際、議会運営委員長からその結果について御報告を願うことといたします。 宮田好夫君。            〔12番 宮田好夫君 登壇〕 ◆12番(宮田好夫君) 皆さんおはようございます。 今定例会に関わる議会運営委員会の協議結果について、御報告を申し上げます。 今回市長から送付を受けております案件は、議案53件でございます。なお、人事案件が追加提案される予定になっております。また、通告質問者は14名でございます。 これらを踏まえ慎重に審議した結果、会期は本日から3月24日までの21日間とすることにいたしました。 会議日程につきましては、本日は諸般の報告、議案の上程、説明など、明けて7日から9日までは議案研究のため休会といたします。なお、議案質疑の通告については、7日午前9時から受付を開始し、締切りを9日の正午といたします。続く10日、11日、明けて14日は一般質問に充てております。今回の通告者は14名でありますので、10日、11日をそれぞれ5名ずつとし、14日を4名といたします。続く15日は議案質疑、委員会付託などでございます。続く16日から18日までは常任委員会に充てております。そして、最終日の3月24日は委員長報告、同報告に対する質疑、討論、採決等を行い、全日程を終了する予定としております。その他の日につきましては、休日あるいは事務整理のため、休会といたしております。 以上、議会運営委員会の報告といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) お諮りいたします。 会期につきましては、ただいまの議会運営委員長報告のとおり本日から3月24日までの21日間とすることに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月24日までの21日間と決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 諸般の報告 ○議長(宮田公人君) 次は、日程第3、諸般の報告であります。 諸般の報告につきましては、主な事柄について書面で配付するのが通例でありますが、令和3年12月から令和4年3月までの高梁市議会における主な事柄については特にございませんので、配付はいたしておりません。 次に、監査委員から令和3年11月分から令和4年1月分までの例月現金出納検査の結果が報告されております。これにつきましては、事務局に保管いたしておりますので、随時御覧願います。 以上で諸般の報告を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議案の上程 ○議長(宮田公人君) 次は、日程第4、議案の上程であります。 市長から送付を受けております議案第2号から議案第54号までの53件を一括上程し、議題といたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 提案理由の説明 ○議長(宮田公人君) 次は、日程第5、提案理由の説明であります。 市長より提案理由の説明を求めます。 近藤市長。            〔市長 近藤隆則君 登壇〕 ◎市長(近藤隆則君) 皆さんおはようございます。 今年の冬は昨年1月の大寒波ほどではありませんが、2月は平年より寒い日が続き、積雪の日数も例年より多かったように感じられます。2月下旬からは気温も一気に上昇し、春らしくなってまいりました。明日は二十四節気の一つ、啓蟄であります。これからは日ごとに暖かい春の日差しが感じられることと思っております。 令和4年3月議会定例会をお願いいたしましたところ、議員各位におかれましては御多用中にもかかわりませず御参集いただき、誠にありがとうございます。 今議会に提案をいたしております議案は53件であります。提案理由の説明に先立ちまして、諸般の報告と新年度における施策の概要等について述べさせていただきたいと思います。 まず、防災関係であります。 平成30年7月豪雨以降、高梁川や成羽川等の洪水対策として、岡山県において河川しゅんせつが計画的に実施されております。しかしながら、昨年の8月豪雨の際には高梁川広瀬水位観測所で氾濫危険水位6.9メートルを超え、最高水位7.8メートルにまで達し、国道180号が通行止めになるといった状況が発生したところであります。 本市としましては、岡山県が昨年策定された高梁川水系中上流ブロック河川整備計画の早期実現と併せ、喫緊の減災対策事業や少しでも多くのしゅんせつ土砂撤去を引き続き強力に要請してまいります。 これに併せまして、これまで市内9か所でしゅんせつ残土処分場用地の確保を行ってまいりましたが、このたび高倉町田井秋町地区及び川上町仁賀地区の地権者の方の御協力をいただけたことから、大規模なしゅんせつ残土場の整備を進めることとしたところであります。 今後、用地買収の後、早ければ今年冬頃から残土の搬入が可能になる予定であります。これにより、今までにも増してしゅんせつが進み、防災・減災に向けて市民の皆さんのより一層の安全・安心が図れるものと考えております。 次は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う2月18日現在の今年度市独自の経済対策の実施状況についてであります。 中小企業向けの事業継続特別支援金につきましては、169件、2,610万円を支給しております。雇用調整助成金に3%上乗せして支給している雇用安定助成金につきましては、34社、233件、450万円を支給、パーティションなどを設置する店舗内等感染拡大防止対策支援補助金につきましては、119事業所、613万円を補助しております。 また、2月1日から15日まで実施しましたキャッシュレス決済ポイント還元事業第2弾でありますが、ポイント還元額6,800万円程度、第1弾と合わせますと7億円程度の消費効果があったものと考えております。 市では、コロナ禍における地域経済の活性化及び雇用維持を図るため、今年度から来年度へと地域の実情に即した様々な経済対策事業を実施してまいりたいと考えております。 次は、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金についてであります。 2月1日に臨時給付金対策室を1階市民フロアに設置したところでありますが、現在支給に向けた準備を進めています。住民税非課税世帯につきましては、税情報などで対象世帯を抽出し、2月28日に4,518世帯の世帯主の方へ確認書をお送りいたしました。この確認書は、口座情報等の内容を確認していただいた後、返送していただくということになっております。 また、家計急変世帯につきましては、2月の広報紙、ホームページへの掲載、さらには社会福祉協議会やハローワーク等の関係機関に御協力をいただき、ポスターやチラシにより周知を図っているところであります。 給付金の受付ですが、3月1日からスタートしております。振込は3月11日からの開始を予定しております。 次に、第2次高梁市環境基本計画についてであります。 さきの全員協議会におきまして御報告いたしましたが、令和4年度を初年度とする10年間の計画を本年度中に策定することとしております。環境基本計画は、脱炭素をはじめ自然共生、資源循環など幅広い分野を対象とするもので、脱炭素社会の実現等喫緊の課題とともに、私たちが暮らすこの高梁市が住みよいまちであるように、そしてよりよい形で後世に継承していくための大要をお示しするものであります。 策定後におきましては、市民、事業者の皆様への計画の周知、そして協働による目標達成に向け諸施策を推進してまいります。 次に、令和6年8月をもって指定管理期間が満了となります高梁市川上診療所、高梁市川上歯科診療所、高梁市介護老人保健施設ひだまり苑、この3施設を合わせて高梁市川上医療センターとしておりますが、同センターとグループホームやすらぎ荘の指定管理施設についてであります。指定期間満了を2年半後に控え、現指定管理者との協議により今後の方針について一定の合意が調いましたので御報告させていただきます。 これらの施設は、平成16年に社会福祉法人旭川荘を指定管理者として協定を締結して以降、地域に根差した医療・介護の拠点として地域包括ケアを推進し、市民の地域での生活を支えていただいているところであります。同法人の長年にわたります御尽力に対し、深く感謝申し上げるものでございます。 今後の方針としましては、大きく2つあります。1つ目は現指定管理施設4施設の管理運営について、新しい方式の運営形態を導入するという点であります。現在は、サービス提供そして財務運営という施設運営に係る業務全般を旭川荘に担っていただいております。新しい形の運営形態においては、サービス提供は引き続き旭川荘が主体となるということで、今後も質の高いサービスを提供していただきます。財務運営につきましては、市が設置者として経営を担うということで旭川荘の財務運営等経営面での負担軽減を図り、旭川荘が医療・介護のサービス提供に専念できる環境を整えたいと考えております。 2つ目でありますが、市西部地域の人口減少や医療の担い手不足の現状から、高梁市川上医療センター3施設については、高梁市国民健康保険成羽病院の附属施設として運営するというものであります。このことにより、成羽病院を核として西部地域全体の医療と介護を一体的かつ安定的に提供できるよう指定管理者と連携して取り組んでまいりたいと考えております。 なお、これらの方針の実現に向けた時期でありますとか内容等につきましては、現指定管理者と協議を重ねているところであり、具体が整いましたら改めて御報告させていただきます。 次に、旧吹屋小学校についてであります。 平成27年度に着工いたしました岡山県指定重要文化財である旧吹屋小学校の保存修理工事がいよいよ完成し、校舎は往時の姿を取り戻しました。これに伴い、3月9日に竣工記念式を執り行うこととしております。その後には展示品や備品等の設置を行い、今月末までには完了する見込みであります。また、校舎前のプール及び校庭の公園整備につきましても年度末完成の予定で進めており、イベント開催など校舎と一体となった活用を図ってまいりたいと考えております。 旧吹屋小学校は、今春4月21日にいよいよオープンいたします。イベントの計画やプロモーション、二次交通の整備などを含め取り組んでまいります。また、オープンの日には式典を計画しております。議員の皆様には改めて御案内させていただきますが、ぜひとも御臨席いただきますようお願いいたします。 次は、日本遺産関連事業についてであります。 現在、日本遺産に関するホームページの作成や吹屋連絡所の一部をトイレとして改修を行っており、間もなく完成をいたします。国内外への情報発信により知名度アップや集客を図ると同時に、吹屋の町並みに誰でも利用いただけるトイレを整備することで、快適に吹屋を観光できる環境が整いつつあると考えております。 また、来年度は旧吹屋小学校内の教室を活用して、日本遺産ストーリーのガイダンス機能を備えた日本遺産センターの整備や吹屋地域のイメージブランドを生かした商品開発、サービス開発についての支援事業なども予定しております。吹屋地域の魅力を多くの方に体感していただき、観光振興や地域産業の強化による地域経済の活性化につなげていきたいと考えております。 最後に、交通安全対策の関係であります。 かねてから県に要望を行ってきておりましたが、広瀬地区から段町地区までの国道180号の歩道整備につきまして、未整備であった一部区間において仮設の張り出し歩道が火葬場入り口付近まで整備されております。利用も開始されております。 また、現在その継続部分としまして堤防沿いに落合橋までの歩道が整備中でありまして、完成すれば生徒の通学でありますとか市民の皆様の通過交通の安全に大きく寄与するものと期待しているところでございます。 以上、御報告とさせていただきます。 それでは、新年度における施策の概要につきまして、令和4年度の予算編成の基本的な考え方を申し上げたいと思います。 令和3年4月にスタートした高梁市総合計画で掲げる都市像、健幸都市たかはしの実現に向けて、まちづくりの5つの基本方針と横断的施策である人口減少対策、防災力の向上、未来革新技術の活用に基づく取組を推進するための予算配分に努めたところであります。 さらに、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止施策、ポストコロナにおいて新たな日常の構築や将来に向かって市民生活や地域経済の発展に資する施策及び市民サービスの利便性向上のため、行政手続や行政システムにおけるデジタル化の推進などにも予算の配分に注力したところであります。 一方で本市の財政状況でありますが、長引く新型コロナウイルス感染症の影響により中・長期的な予測が困難な状況であり、平成30年7月豪雨の災害対応等に伴いまして減少した基金残高も依然として低水準のままであります。加えて、合併特例措置の終了に伴う普通交付税の減少に加え、新型コロナウイルス感染症の地域経済への影響や人口減少等により市民税等の減収が見込まれるなど、依然として厳しい財政見通しとなっています。 こうした状況ではありますが、令和4年度においても引き続き感染拡大の防止と経済の回復を両立していくとともに災害に強い安全・安心なまちづくりを進め、総合計画の都市像である健幸都市たかはしの実現に向け市民生活と地域経済を守り、ずっと住み続けたいまちをつくることを基本に予算編成を行ったところであります。 主な事業について当初予算主要施策の項目に沿って御説明いたします。 1つ目の政策であります、地域産業・地域資源を活かした活力あるまちの中で、農林水産業の振興であります。 新規就農総合対策事業として経営確立資金の拡充を図るとともに、人・農地プラン将来ビジョン支援事業としましてコーディネーターを新たに配置いたします。また、地域特産物生産団地育成事業としまして、園芸作物の生産拡大を目指し導入するハウスや果樹棚等の施設整備に対しまして、行財政改革の中ではありますが補助率を上乗せして支援を行います。 次に、農山村の振興では、有害鳥獣被害防止対策事業としてイノシシ等の有害鳥獣から農産物被害の防止を図るため、引き続き防護柵、捕獲柵の設置への助成や狩猟免許取得補助を行います。 商工業の振興では、創業支援事業や販路開拓支援事業により引き続き商工業の活性化、経営力の向上を支援するとともに、新たに住宅リフォーム事業により新しい生活様式による住環境の向上と市内中小事業者の方への支援により地域経済の活性化を図ってまいります。 工業団地造成事業では、有漢地域の第2期事業を本格化させるとともに、新たな工業団地の造成に向けた適地調査を行います。また、ウェブデザイナー育成事業サテライトオフィス整備事業により新たな働き方を支援してまいります。 観光の振興では、令和2年6月に日本遺産に認定された吹屋地域の活性化計画に基づいた事業を引き続き図るとともに、新たに昨年市街地で実証実験を行いましたグリーンスローモビリティを吹屋地区で観光用として運行するとともに、岡山空港から備中高梁駅を経由して吹屋へ向かう直行バスを運行し、新たな集客につなげてまいります。また、旧吹屋小学校のオープンを機に年間を通じた観光プロモーションを行うとともに、デスティネーションキャンペーンの受入れ事業として吹屋地区でのアートイベントを開催いたします。さらに、昨年12月にオープンしました高梁観光交流センターの施設整備や新見市、真庭市と連携した広域連携誘客事業を展開し、観光交流人口の拡大を図ってまいります。 2つ目の政策であります、美しい自然環境と快適な生活基盤が調和した安心・安全のまちの中で、環境保全対策の推進であります。 脱炭素社会推進事業として、電気自動車購入への支援を引き続き進めてまいります。 生活安全対策の充実では、犯罪被害者等支援事業防犯機能付電話機設置促進事業を引き続き行い、地域の防犯対策と消費者保護対策の充実を図ってまいります。また、全国で登下校中の児童・生徒の交通事故が相次いで発生している中で、新たに通学路の安全対策を行い、児童・生徒が安全に通学できるよう安全確保を図ってまいります。 次に、都市機能の維持・確保であります。立地適正化計画に基づき、地域優良賃貸住宅整備事業としまして、川面地区に地域優良賃貸住宅を1棟建設します。また、都市計画街路整備事業として都市計画道路南町近似線、下町薬師院線の事業認可に向けた手続を進め、都市機能の充実強化を図ります。 公共交通手段の確保では、地方バス路線維持支援事業や交通体系再編事業などにより、引き続き利用しやすく効率的な公共交通を維持してまいります。社会インフラの充実では、道路や橋梁、上下水道の整備などにより市民生活を支える基盤整備を強化してまいります。 3つ目の政策であります、心のつながりを大切に支え合い助け合う健康のまちの中では、健康づくりの推進であります。 生活習慣病予防対策としまして、新たに高齢者の保健事業と介護予防事業の一体化を進めます。また、病気を未然に防ぎ、未病の状態を少しでも見える化し、自身の健康管理を進めるためスマートウオッチを活用した実証事業を行います。 さらに、母子健康づくりとして、不妊症・不育症対策支援事業を引き続き行い、一人でも多くの方の妊娠、出産を支援するとともに、母子保健事業を進め子育て世代包括支援センターを拠点に妊娠期から子育て期における切れ目のない支援を行ってまいります。 地域包括ケアシステムの推進では、高齢者の方が地域とのつながりや生きがいを持ちながら住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう医療、介護、介護予防、住まい、生活支援を一体的に提供できるサービスを引き続き進めてまいります。 地域医療体制の充実においては、医師、看護師奨学金事業を引き続き進め、市内医療機関と連携を図りながら医師、看護師不足の解消を図り、人材の確保に努めます。また、僻地医療の提供や中山間地域の在宅医療、歯科、介護の連携による地域包括ケアシステムの充実を図ります。 感染症対策の推進では、新型コロナウイルスワクチン接種事業としてワクチン接種費用を措置するとともに、円滑な予防接種を進めるため、引き続き高齢者の予防接種後の移動のためのタクシー助成を行ってまいります。 次に、子育て支援の充実では、私立保育園での人員配置等保育体制強化のための支援を新たに実施し、保育サービスの環境整備を行います。高梁認定こども園、仮称でありますが、施設整備事業では実施設計、用地購入などに取り組んでまいります。 また、新たに保育コンシェルジュの配置や母子・父子家庭において就労時の生活安定につながる資格取得への支援を行い、子育ての悩みを抱える家庭をサポートしていきます。 次に、障害者(児)福祉の充実であります。新たに障害者就労施設等応援事業として、就労施設の受注機会の確保と障害者(児)の生活支援を図るため、委託する事業者へ奨励金を支給してまいります。 地域福祉活動の推進では、新たに地域福祉活動応援事業として巨瀬地区において地域住民が主体となって実施する介護予防や生活支援事業など高齢者福祉活動支援のためのモデル事業を行います。また、ひきこもり支援推進事業として、本人の自立促進と家族等の福祉の増進を図るためひきこもり対策を推進する体制を整備します。 4つ目の政策であります、たくましく豊かな心を未来へつなぐ学びのまちの中で、学校教育の充実では、ICT支援員配置事業として県内でも先導的な取組を進めているGIGAスクールのさらなる充実を図るため、ICT支援員を引き続き配置してまいります。併せて、個に応じたきめ細やかな指導体制の充実を図るため、特別支援教育支援員やクラスサポーターも引き続き配置します。また、地域とともに特色ある学校づくりを進めるコミュニティスクール推進事業を新たに展開します。 教育体制・環境の整備では、学級編制弾力化事業として、令和3年度から国の制度に先んじて市独自の施策として進めている小学校の通常学級全ての学年での1クラス30人以下学級編制について、新年度からは中学校の通常学級全ての学年で35人以下学級に編制し、きめ細やかな教育指導、安全・安心な教育環境の整備を進めます。 有漢義務教育学校(仮称)施設整備事業では、新校舎建設のための実施設計を行います。また、学校給食費の適正化や学校給食の安定化のため、給食費の公会計化に向けた準備を進めてまいります。 次に、生涯学習の推進ですが、郷土資料館保存修理事業として、旧高梁尋常高等小学校本館であった現在の高梁市郷土資料館の改修工事を行います。また、川上総合学習センター改修事業として、長寿命化を図るため屋根の改修工事を行います。 文化財の保存と活用では、歴史的風致形成建造物保存整備事業として、市内の歴史的風致形成建造物の修理、修景整備に対して助成を行います。 次に、スポーツの振興では、10回目となりますヒルクライムチャレンジシリーズの開催経費としまして予算措置を行っております。また、スポーツ施設改修事業として、高梁運動公園や神原スポーツ公園の施設改修を行い、ヒルクライムの開催とともに広域的なスポーツの推進、また交流人口の拡大を図ることとしております。 多文化共生社会の実現では、国際感覚豊かな人づくりを進めるとともに、国籍や民族等の異なる人々がお互いの文化的違いを認め、ともに生きていく多文化共生のまちづくりを推進してまいります。 5つ目の政策であります、多様な主体との連携・協働による持続可能なまちの中で、学園文化都市づくりの推進では、魅力ある大学づくり支援事業として、新たなる順正学園の支援策を展開してまいります。そして、学生の確保に努めてまいります。 また、山田方谷顕彰・啓発事業では、引き続き大河ドラマ化に向けたPR活動等を行うとともに、企業版ふるさと納税を活用した事業展開を図ってまいります。 時代に対応した行政経営の確立では、職員研修として新たに管理職研修やeラーニング研修を行い、職員の能力向上と能力を生かせる仕組みづくりに取り組んでまいります。 6つ目の政策である横断的政策のうち人口減少対策の中で、定住・移住の促進であります。 シティプロモーション推進事業として、令和3年度に策定したシティプロモーション戦略に基づき、本市の持つブランドイメージと認知度を高めるための事業を展開します。 若者定住促進住宅助成事業や子育て世帯住宅リフォーム事業について、補助上限額の引上げ、また対象を拡充し、若い世代の定住促進の強化を図ります。さらに、空き家情報バンク活用促進助成事業では、新たに購入に対する助成制度を創設し、移住・定住の一層の促進を図ってまいります。さらにでありますが、住宅確保対策として、新たに市外からの移住者を対象としたオーダーメード型の定住促進住宅を1棟整備します。詳細は今後制度設計を行っていきますが、移住された方に喜んでいただき、ずっと高梁市に住み続けていただける形にしていきたいと考えております。そして、これをさらにエリアを拡大していきたいと考えております。 災害に強いまちづくりの中で、防災対策の強化では、地域防災力向上事業や防災学習により引き続き地域防災力の強化を図ってまいります。また、災害に強い強靱なまちづくりのため、新たに備蓄倉庫を整備するほか広瀬地区への避難所整備を引き続き進め、平成30年7月豪雨災害の被災状況を踏まえ、河川しゅんせつや農業水路等の長寿命化防災減災対策を行うとともに、大雨時の浸水等を防ぐため落合雨水ポンプ場整備や成羽地区の内水排除対策を行い、災害に強いまちづくりを推進します。 新消防庁舎整備では、令和3年度の基本設計に基づき、新消防庁舎建設のための用地購入や移転補償などを引き続き行ってまいります。 未来革新技術の活用の中で、Society5.0の推進では、ケーブルテレビネットワークの光化の促進、マイナンバーカードの普及促進を引き続き進めます。また、行政IT推進事業では、マイナポータルを活用した行政手続のオンライン化を進めます。DX推進アドバイザー事業として、外部デジタル人材を活用したDX推進体制の強化を図ってまいります。 こうした予算編成によりまして、令和4年度一般会計予算は、前年度当初予算に比べ4,000万円、率にして0.2%減の253億2,000万円となったところであります。ただ、平成30年7月豪雨災害関連の災害復旧事業がほぼ完了したということもありまして、災害復旧費が大幅に減となっております。8億円強の減でありますが、そうした特殊要因を除きますと約3%実質増加という予算を組んでおります。 この要因でございますが、高梁認定こども園整備事業、また新消防庁舎整備事業、市道改良事業などの普通建設事業が増、さらには平成30年7月豪雨災害等により発行いたしました災害復旧事業債の公債費の増加などが要因として挙げられます。 特別会計予算につきましては、前年度に比べ2,816万円余、率にして0.3%増の102億6,078万円余となっております。 また、病院事業、水道、下水道、それぞれの公営企業会計予算でありますが、全体で前年度に比べ1,059万円余、率にして0.2%減の54億533万円余となりました。これは下水道事業会計の施設改良費の減などによるものであります。 一般会計の歳入でありますが、市税につきましては固定資産税などの減収見込みが影響し、前年度に比べ全体で2.2%、8,423万円余の減、37億8,553万円を見込んだところであります。 地方交付税につきましては、国の地方財政対策等を勘案し、8.0%、7億6,000万円増の103億円を見込んだところであります。 国庫支出金は、災害復旧費が大幅に減となるため、7.5%、2億4,101万円の減、29億8,886万円余を見込んでおります。なお、国の令和3年度第1次補正予算により措置されました新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金につきましては、本市へ配分された2億5,752万円のうち感染拡大防止、地域経済の回復などに2億713万円を計上しております。 市債につきましては、臨時財政対策債や災害復旧事業債等の発行予定額が大幅に減額となることにより、15.5%、6億3,060万円の減、34億3,290万円を見込んでおります。 繰入金でありますが、寄附金の増に伴うふるさと応援基金繰入金や大規模事業の償還に充てるための減債基金繰入金などが増加したことから、11.8%、1億3,168万円増の12億4,461万円余を見込んだところであります。なお、財政調整基金の取崩しでありますが、財源不足に対応するものとして1億6,300万円を取り崩すこととしております。 続いて歳出であります。 各性質別の増額要因といたしましては、普通建設事業が高梁認定こども園整備事業や新消防庁舎整備事業、また道路改良事業などにより4億4,768万円余、率にして11.4%増の43億7,098万円余となっております。 補助費等については、下水道事業特別会計補助金や成羽病院事業会計補助金の増などにより、1億9,087万円余、率にして5.3%増の37億9,980万円余となっております。 公債費は、平成30年7月豪雨災害により発行した災害復旧事業債の元金の償還が本格的に始まるということから、1億2,080万円余、率にして3.2%増の38億8,954万円余となっております。 次に、減額の要因であります。 先ほどから申し上げておるとこでありますが、災害復旧事業が平成30年7月豪雨災害関連の災害復旧事業がほぼ完成したということにより大幅な減となりました。8億2,086万円余、率にしまして55.1%減の6億6,879万円余となっております。 以上、令和4年度の当初予算編成の考え方、また概要について述べさせていただきました。 それでは、提出いたしております議案について概要を御説明いたします。 議案第2号「高梁市職員定数条例の一部を改正する条例」につきましては、令和4年度から組織機構を変更するため、職員の定数を改正するものであります。 議案第3号「高梁市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、特定任期付職員の採用に当たり、所要の改正を行うものであります。 議案第4号「高梁市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、国家公務員の改定に準じて育児休業等の取得要件を緩和するものでございます。 議案第5号「高梁市西山農産物集出荷施設条例を廃止する条例」につきましては、指定管理期間満了により管理方法の見直しを図るため、高梁市公共施設等総合管理計画に基づき西山農産物集出荷施設を廃止するものであります。 議案第6号「高梁市西山営農団地就農者住宅条例の一部を改正する条例」であります。施設の一部売却により、西山営農団地就農者住宅の一部を廃止するものであります。 議案第7号「高梁市備中宇治彩りの山里リゾート施設条例の一部を改正する条例」につきましては、備中宇治彩りの山里リゾート施設内の休止している塩田焼工房、かんばら公園及び農村公園の3施設を廃止するものであります。 議案第8号「高梁市道路の構造の技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例」でありますが、道路構造令の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。 議案第9号「高梁市営住宅条例の一部を改正する条例」であります。これは横町第5住宅、横町第6住宅及び川端町住宅を廃止するものであります。 議案第10号「高梁市営地域住宅条例の一部を改正する条例」につきましては、西山地域住宅を廃止するものであります。 議案第11号「高梁市営地域優良賃貸住宅条例の一部を改正する条例」につきましては、現在2戸の川上中央住宅に新たに1戸を追加するものでございます。 議案第12号「高梁市児童館条例の一部を改正する条例」につきましては、現在休館中の高梁児童館について、老朽化が進んでいるため廃止するものであります。 議案第13号「高梁市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」につきましては、国民健康保険税の税率の改正を行うとともに、地方税法の改正等に伴い所要の改正を行うものであります。 議案第14号「高梁市青少年研修センター条例を廃止する条例」につきましては、施設の老朽化が著しくなったことに伴い、その用途を廃止するものであります。 議案第15号「高梁市三渓青少年文化・スポーツ振興基金条例を廃止する条例」につきましては、これまでの事業への充当により消尽することになり、基金を廃止するものでございます。 議案第16号「市道路線の認定について」につきましては、道路法の規定に基づき、新たに3路線の市道認定を行うものであります。 議案第17号「市道路線の変更について」につきましては、道路法の規定に基づき、1路線の変更を行うものであります。 議案第18号「市道路線の廃止について」につきましては、道路法の規定に基づき、1路線の廃止を行うものでございます。 議案第19号から議案第28号までの10議案につきましては、それぞれの施設について指定期間満了に伴う指定管理者の指定をお願いするものでございます。 続いて、議案第29号から御説明をいたします。 議案第29号「令和3年度高梁市一般会計補正予算(第10号)」から議案第39号「令和3年度高梁市有漢財産区特別会計補正予算(第1号)」までは、一般会計と10の特別会計の補正予算であります。 一般会計の補正規模でありますが、10億3,119万5,000円を減額し、総額は270億1,813万5,000円となっております。その大きな要因としましては、災害復旧関連事業費の調整により12億2,000万円余の減額となっております。一方、ふるさと応援寄附金の増額に伴うふるさと応援基金積立金等の追加補正や障害者福祉サービス給付費の追加補正、また更新時期を迎えている高梁市図書館の図書館管理システムの更新費について追加補正をお願いするものであります。 また、今年度の最終補正でありますので、例年どおり財源、また事業費の確定により所要の調整を行ったほか、将来の財政負担に備えるため、財政調整基金、減債基金などへの積立てを行っております。 次に、8つの特別会計全体では計3,782万円余の増額、2つの公営企業会計では計1,049万円余の増額となっております。一般会計と同様に所要の調整を行ったところであります。 続いて、議案第40号「令和4年度高梁市一般会計予算」から議案第54号「令和4年度高梁市有漢財産区特別会計予算」につきましては、この考え方及び規模等につきまして先ほど申し述べさせていただきましたので、ここでは省略をさせていただきます。 以上、議案の大要について御説明を申し上げました。詳細につきましては、それぞれ担当から補足の説明をいたさせます。十分な御審議をいただき、適切なる御議決を賜りますようお願いを申し上げます。 なお、今議会中に追加議案といたしまして、人権擁護委員の諮問議案を提出させていただく予定としております。どうぞよろしくお願いをいたします。 ○議長(宮田公人君) 提案理由の説明の途中ですが、ただいまから10分間休憩いたします。            午前10時45分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前10時54分 再開 ○議長(宮田公人君) 休憩前に引き続き再開いたします。 北畑総務部長。            〔総務部長 北畑太一君 登壇〕 ◎総務部長(北畑太一君) それでは、私のほうから議案第2号から議案第4号までの補足説明をさせていただきます。 議案7ページをお開きください。 議案第2号「高梁市職員定数条例の一部を改正する条例」を次のとおり制定するものでございます。 令和4年度からの組織機構におきまして、就学前から高等教育まで一貫した教育、保育に取り組むため、保育園、こども園、幼稚園業務を市長の事務部局から教育委員会の事務部局に移管することに伴い、それに対応する職員の定数を増減するものでございます。 8ページの新旧対照表で御説明をさせていただきます。 第2条の職員の定数におきまして、第1項第1号の市長の事務部局の職員を504人から81人を減じ423人とし、同項第6号の教育委員会の事務部局の職員を64人に81人を加え145人に改正するものでございます。 7ページにお戻りください。 附則でございます。この条例は、令和4年4月1日から施行する。 提案理由は、職員の定数を改正するためでございます。 以上、議案第2号の補足説明とさせていただきます。 続きまして、議案第3号の補足説明をさせていただきます。 9ページを御覧ください。 議案第3号「高梁市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例」を次のとおり制定するものでございます。 この条例につきましては、特定任期付職員の期末手当を改正するものでございます。特定任期付職員につきましては、勤勉手当の支給はなく期末手当のみの支給となっておりまして、その支給率を給与条例の適用除外として定め、特別職と同率に改定するものでございます。現在、特定任期付職員は採用しておりませんが、令和4年4月1日から特定任期付職員の採用を予定しておりますことから、条例を改正するものでございます。 改正内容につきましては、新旧対照表で御説明を申し上げます。10ページを御覧ください。 第8条、給与条例の適用除外等といたしまして、期末手当の現行100分の192.5を100分の182.5に改めるものでございます。 9ページにお戻りください。 附則でございます。この条例は、令和4年4月1日から施行する。 提案理由は、特定任期付職員の採用に当たり、所要の改正を行うためでございます。 以上、議案第3号の補足説明とさせていただきます。 続きまして、議案第4号の補足説明をさせていただきます。11ページを御覧ください。 議案第4号「高梁市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」を次のとおり制定するものでございます。 この条例につきましては、令和3年に人事院で勧告されました妊娠、出産、育児等と仕事の両立支援のために講じる措置を踏まえまして、国家公務員の改定に準じて改正するものでございます。 改正内容につきまして、新旧対照表で御説明を申し上げます。13ページを御覧ください。 ポイントが2つございまして、まず1つ目といたしまして、非常勤職員の育児休業等の取得要件の緩和でございます。第2条及び第17条におきまして、育児休業、部分休業の取得要件のうち、引き続き在職した期間が1年以上という要件を廃止するものでございます。 続いて、14ページをお開きください。 2つ目といたしまして、育児休業を取得しやすい勤務環境の整備に関する措置等でございます。現行の第21条を第23条といたしまして、第21条及び第22条で妊娠、出産等を申し出た職員に対する個別の周知、意向確認及び勤務環境の整備の措置を講じるものでございます。 12ページにお戻りください。 附則でございます。この条例は、令和4年4月1日から施行する。 提案理由は、国家公務員に準じた改正を行うためでございます。 以上、議案第2号から議案第4号までの補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 村原産業経済部長。            〔産業経済部長 村原幸司君 登壇〕
    ◎産業経済部長(村原幸司君) それでは、議案第5号から議案第7号及び議案第19号から議案第26号までの補足説明をさせていただきます。 議案書の15ページをお開きください。 議案第5号「高梁市西山農産物集出荷施設条例を廃止する条例」。 高梁市西山農産物集出荷施設条例を廃止する条例を次のとおり制定するというものでございます。 この施設は、備中町西山地域における農業の振興と発展を図るため、ブドウ、トマト等農産物の集出荷施設として平成15年度に備中町西山地内に整備した施設です。現在、晴れの国岡山農業協同組合が指定管理者として管理運営を行っておりますが、指定管理期間の満了により高梁市公共施設等総合管理計画に基づき普通財産とし、契約方法を賃貸借に変更するため廃止するものでございます。 附則といたしまして、この条例は令和4年4月1日から施行する。 提案理由でございますが、高梁市西山農産物集出荷施設を廃止するためでございます。 続きまして、17ページをお開きください。 議案第6号「高梁市西山営農団地就農者住宅条例の一部を改正する条例」。 高梁市西山営農団地就農者住宅条例の一部を改正する条例を次のとおり制定するというものでございます。 この施設は、備中町西山榮農王国山光園農地造成と併せ、就農者のための戸建て住宅として平成14年度から平成17年度にかけて12戸建設したものでございます。住宅は賃貸を基本としておりますが、希望者には譲渡することができることとなっており、就農者住宅を譲渡したことにより別表内の当該住宅の項を削るものでございます。 18ページの新旧対照表で御説明をいたします。右側の現行を御覧ください。 別表第1、住宅名のうち山光住宅1号、7号及び13号を削除するものです。なお、4号と9号は当初から欠番といたしております。 別表第2は分譲価格を定めているものですが、建物の竣工経過年数により区分しており、別表第1同様に削除するものでございます。 17ページに戻っていただきまして、附則でございます。この条例は公布の日から施行する。 提案理由でございますが、山光住宅1号、山光住宅7号及び山光住宅13号を廃止するためでございます。 続きまして、19ページをお開きください。 議案第7号「高梁市備中宇治彩りの山里リゾート施設条例の一部を改正する条例」。 高梁市備中宇治彩りの山里リゾート施設条例の一部を改正する条例を次のとおり制定するというものでございます。 ここで経緯について御説明いたします。 備中宇治彩りの山里リゾート施設は、古民家を活用した宿泊施設の元仲田邸及び陶芸体験施設の塩田焼工房、農産物直売施設のかんばら公園、また農村農業体験施設としての農村公園の4施設で構成され、宇治地域住民で組織するリゾート施設管理運営委員会が指定管理により運営しておられるところです。 宇治地域では平成元年頃から人口減少を危惧され、活性化対策として都会から人々を迎えようと地域が一丸となり、平成4年度から岡山県の農村型リゾート整備事業により高梁市備中宇治彩りの山里リゾート施設が整備されました。しかしながら、塩田焼工房については平成22年に休業し、平成26年に再オープンいたしましたが、現在は利用者がなく休業しております。また、かんばら公園につきましても同様でございます。農村公園につきましては、団体客等の利用者の減少により採算が取れない状況が続いております。 令和3年12月17日付で、備中宇治彩りの山里リゾート施設管理運営委員会から、元仲田邸を除く3施設については再開のめどが立たないこと、また維持管理の継続ができないとの内容で指定管理を更新しない旨を文書での申出があったところです。地域では、現行以外での活用についても協議いただきましたが、ないと結論に至っておられます。 市といたしましても、地域のこうした現状、ニーズの変化、また施設の老朽化などから宿泊施設である元仲田邸を除く塩田焼工房、かんばら公園、農村公園の3施設を廃止するものです。なお、廃止の施設につきましては、今後適正に対応してまいります。 20ページの新旧対照表で御説明をいたします。右側の現行を御覧ください。 第2条、リゾート施設の名称及び位置から塩田焼工房、かんばら公園、農村公園、上記に関連する施設及び周辺整備区域を削除するものです。 19ページに戻っていただきまして、附則でございます。この条例は、令和4年4月1日から施行する。 提案理由でございますが、塩田焼工房、かんばら公園及び農村公園を廃止するためです。 続きまして、73ページをお開きください。 議案第19号でございます。 ここから御説明申し上げます議案第19号から議案第26号までは指定管理者の指定に係る8議案で、いずれも市内団体等で良好な施設管理や活動実績により、現行の指定管理者を更新するというものでございます。 それでは、議案第19号「高梁市農業研修宿泊施設の指定管理者の指定について」でございます。 次のとおり高梁市農業研修宿泊施設の指定管理者を指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 まず名称ですが、天空の里平川お試し暮らし住宅、指定管理者の所在地は、高梁市備中町平川11457番地、名称が平川村定住推進協議会会長江草孝一さん。 次に、名称、備中宇治彩りの山里お試し暮らし住宅、指定管理者の所在地は高梁市宇治町宇治1690番地、名称が備中宇治彩りの山里・住むか暮らす会会長牧野義廣さん。指定の期間は、令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間でございます。 提案理由でございます。高梁市農業研修宿泊施設の指定管理者を指定するためでございます。 74ページには地方自治法の抜粋を添付しておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。これよりは、根拠法令等の説明を省略させていただきます。 75ページをお開きください。 議案第20号「高梁市堆肥供給センターの指定管理者の指定について」でございます。 施設の名称は高梁市堆肥供給センターで、現行の指定管理者である農事組合法人きじまる堆肥センターに引き続き5年間の指定管理をお願いするものです。 提案理由は、高梁市堆肥供給センターの指定管理者を指定するためでございます。 続きまして、77ページをお開きください。 議案第21号「榮農王国山光園農業研修施設の指定管理者の指定について」でございます。 施設の名称は榮農王国山光園農業研修施設で、現行の指定管理者である備中緑農会に引き続き5年間の指定管理をお願いするものでございます。 提案理由でございますが、榮農王国山光園農業研修施設の指定管理者を指定するためでございます。 続きまして、79ページをお開きください。 議案第22号「観光駐車場等の指定管理者の指定について」でございます。 施設の名称は高梁市観光駐車場、高瀬茶屋、高梁市武家屋敷・旧折井家、高梁市武家屋敷・旧埴原家で、現行の指定管理者である一般社団法人高梁市観光協会に引き続き5年間の指定管理をお願いするものであります。 提案理由は、観光駐車場等の指定管理者を指定するためでございます。 続きまして、81ページをお開きください。 議案第23号「備中宇治彩りの山里リゾート施設の指定管理者の指定について」でございます。 施設の名称は備中宇治彩りの山里で、現行の指定管理者である備中宇治彩りの山里リゾート施設管理運営委員会に引き続き5年間の指定管理をお願いするものであります。 提案理由は、備中宇治彩りの山里リゾート施設の指定管理者を指定するためでございます。 続きまして、83ページをお開きください。 議案第24号「高梁市観光物産館の指定管理者の指定について」でございます。 施設の名称は高梁市観光物産館で、現行の指定管理者である有限会社紺屋川に引き続き5年間の指定管理をお願いするものであります。 提案理由は、高梁市観光物産館の指定管理者を指定するためでございます。 続きまして、85ページをお開きください。 議案第25号「全国川上水と緑のふるさとプラザの指定管理者の指定について」でございます。 施設の名称は全国川上水と緑のふるさとプラザで、現行の指定管理者である一般社団法人高梁市観光協会に引き続き5年間の指定管理をお願いするものであります。 提案理由は、全国川上水と緑のふるさとプラザの指定管理者を指定するためでございます。 続きまして、87ページをお開きください。 議案第26号「用瀬嶽フリークライミング広場の指定管理者の指定について」でございます。 施設の名称は用瀬嶽フリークライミング広場で、現行の指定管理者である備中高梁クライミング協会に引き続き5年間の指定管理をお願いするものであります。 提案理由は、用瀬嶽フリークライミング広場の指定管理者を指定するためでございます。 以上で議案第5号から議案第7号及び議案第19号から議案第26号までの補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。 ○議長(宮田公人君) 大福土木部長。            〔土木部長 大福範義君 登壇〕 ◎土木部長(大福範義君) それでは、議案第8号から議案第11号及び議案第16号から議案第18号までの補足説明をさせていただきます。 議案書の21ページをお開きください。 議案第8号「高梁市道路の構造の技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例」でございます。 この条例改正につきましては、道路構造令の一部を改正されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。 主な改正内容につきまして新旧対照表で御説明させていただきますので、24ページをお開きください。 第8条の2です。自動車及び自転車の多い道路へ自転車を安全かつ円滑に通行させるため設ける帯状の車道部分として、自転車通行帯の規定を新設するものでございます。 次に、25ページ、第9条、自転車道で自転車のみ走行可能な空間にするために、工作物により区画して設ける自転車道の設置要件に、設計速度が1時間につき60キロメートル以上の道路を対象とする規定を追加するものでございます。 次に、27ページをお開きください。 第31条の交通安全施設に、交通事故の防止を図るための安全施設に自動車運転者の走行を補助するための施設である自動運行補助施設の規定を追加するものでございます。 次に、28ページをお開きください。 第43条に、歩行者の安全かつ円滑な通行及び利便の増進を図り、快適な生活環境の確保及び地域活力の創造に資するため、車道幅員を縮小しつつ歩道の幅員を拡大するなど道路管理者が区間を決めて歩行者利便増進道路として指定し、滞留部分を設ける規定を新設するものでございます。 23ページに戻っていただきまして、附則でございます。この条例は公布の日から施行する。 提案理由でございます。道路構造令の改正に伴い、所要の改正を行うためでございます。 続きまして、29ページをお開きください。 議案第9号「高梁市営住宅条例の一部を改正する条例」でございます。 この条例につきましては、高梁市横町地内にございます横町第5住宅及び横町第6住宅と内山下地内にございます川端町住宅の廃止を行うものでございまして、条例本文で別表横町第5住宅、横町第6住宅及び川端町住宅の項を削るとしております。横町第5住宅、横町第6住宅及び川端町住宅は、いずれも昭和26年に建設した木造平家建ての住宅で、横町第5住宅、横町第6住宅は1棟1戸、川端町住宅は1棟2戸の住宅でございます。いずれの住宅も建設から70年を経過し耐用年数を超過しており、老朽化により募集停止の措置をとっておりまして、入居者の退去により廃止を行うものでございます。 30ページに新旧対照表を掲げておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 附則といたしまして、この条例は令和4年4月1日から施行する。 提案理由でございます。横町第5住宅、横町第6住宅及び川端町住宅を廃止するためでございます。 続きまして、31ページをお開きください。 議案第10号「高梁市営地域住宅条例の一部を改正する条例」でございます。 この条例につきましては、備中町西山地内にございます西山地域住宅の廃止を行うものでございまして、条例本文で別表西山地域住宅の項を削るとしております。西山地域住宅は昭和38年に建設した木造平家建ての1棟2戸の住宅でございます。建設から58年を経過し耐用年数を超過しており、老朽化により募集停止の措置をとっておりまして、入居者の退去により廃止を行うものでございます。 32ページに新旧対照表を掲げておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 附則といたしまして、この条例は令和4年4月1日から施行する。 提案理由でございます。西山地域住宅を廃止するためでございます。 続きまして、33ページをお開きください。 議案第11号「高梁市営地域優良賃貸住宅条例の一部を改正する条例」でございます。 この条例につきましては、現在川上町地頭地内の川上中央住宅に2戸設置しておりますが、新たに令和4年5月末の完成を目指して木造2階建て住宅1戸を整備しておりますことから、追加を行うものでございます。 改正内容につきましては新旧対照表で御説明させていただきますので、35ページをお開きください。新旧対照表の左側改正案の追加箇所は下線部分でございます。 建築年度は令和4年度、室構造は3LDK、戸数は1戸、住戸の専用床面積が90平方メートルで、1戸当たり家賃月額5万3,000円の区分を追加するものでございます。 33ページにお戻りください。附則といたしまして、この条例は令和4年6月1日から施行する。 34ページをお開きください。準備行為といたしまして、この条例の規定に基づく地域優良賃貸住宅の入居に関して必要な手続、その他の準備行為は、施行の日前においても行うことができるとしております。 提案理由でございます。川上中央住宅1戸を設置するためでございます。 続きまして、飛びますが61ページをお開きください。 議案第16号「市道路線の認定について」でございます。 道路法第8条第2項の規定に基づき、市道の路線を次のとおり認定するものでございます。 新規路線の路線名は高梁こども園線でございます。起点原田北町1249番2地先から終点原田北町1256番地先までの延長は250メートル、幅員3メートルから9メートルでございます。 詳細図は62ページに掲げておりますので、御覧いただきたいと思います。この路線は図面中央の実線で表記しておりますが、新しく整備する高梁認定こども園の進入路として、市道南町近似線から市道原田北町1号線へ接続する路線として新規認定をお願いするものでございます。 61ページにお戻りください。 次に、路線名は南町旭町線でございます。起点南町82番地先から終点旭町1388番1地先までの延長136メートル、幅員12メートルでございます。 詳細図は63ページに掲げておりますので、御覧いただきたいと思います。この路線は図面中央の実線で表記しておりますが、市内の回遊性の向上及び災害発生時における防災機能の向上を図るため、市道南町川端町線から東に向けて市道中原町新町線に接続する路線として新規認定をお願いするものでございます。 61ページにお戻りください。 次に、路線名、下原中央団地線でございます。起点成羽町下原437番1地先から終点成羽町下原437番1地先までの延長83.8メートル、幅員5メートルから9メートルでございます。 詳細図は64ページに掲げておりますので、御覧いただきたいと思います。この路線は図面中央の実線で表記しておりますが、鶴鳴保育園跡地へ定住対策を目的として整備しております宅地分譲地内の路線として新規認定をお願いするものでございます。 61ページに戻っていただきまして、提案理由でございます。道路法の規定に基づき、市道路線の認定をするためでございます。 65ページに参考として道路法の抜粋を掲げておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 続きまして、67ページをお開きください。 議案第17号「市道路線の変更について」でございます。 道路法第10条第3項の規定に基づき、市道の路線を次のとおり変更するものでございます。 変更する路線は、原田北町団地線でございます。起点は変わりませんが終点が変更になるもので、終点が原田北町1280番7地先から原田北町1274番2地先へ、延長を103メートルから138メートルと35メートル延伸するもので、幅員については変更ございません。 詳細図は68ページに掲げておりますので、御覧ください。本路線は図面中央の破線で表記しておりますが、現在行き止まりの道路となっておりますが、地域の利便性向上のため新規路線として議案第16号で認定をお願いしております高梁こども園線まで延伸し接続することにより変更になるものでございます。 67ページに戻っていただきまして、提案理由でございます。道路法の規定に基づき、市道路線の変更をするためでございます。 69ページに参考として道路法の抜粋を掲げておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 続きまして、71ページをお開きください。 議案第18号「市道路線の廃止について」でございます。 道路法第10条第3項の規定に基づき、市道の路線を次のとおり廃止するものでございます。 廃止する路線名は大松方谷線でございます。起点中井町西方8778番地先から終点中井町西方9150番2地先までの延長922メートル、幅員1メートルから1.8メートルでございます。 詳細図は72ページに掲げておりますので、御覧いただきたいと思います。この路線は図面の中央に実線で表記しておりますが、市道大松線と県道若代方谷停車場線を接続する道路で、幅員狭小の未舗装道路で車両の通行ができず、歩行者のみ通行可能でございます。近年は利用者がいないため、近隣町内会の了解が得られたことから、このたび市道の廃止をするものでございます。 71ページに戻っていただきまして、提案理由でございます。道路法の規定に基づき、市道路線の廃止をするためでございます。 以上で議案第8号から議案第11号及び議案第16号から議案第18号までの補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 提案理由の説明の途中ですが、ただいまから10分間休憩いたします。            午前11時27分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前11時36分 再開 ○議長(宮田公人君) 休憩前に引き続き再開いたします。 蛭田健康福祉部長。            〔健康福祉部長 蛭田俊幸君 登壇〕 ◎健康福祉部長(蛭田俊幸君) それでは、私からは議案第12号から議案第13号及び議案第27号から議案第28号までの補足説明をさせていただきます。 議案書の37ページをお開きください。 議案第12号「高梁市児童館条例の一部を改正する条例」でございます。 改正の内容としましては、現在休館中の高梁児童館を廃止するというものでございます。 この高梁児童館は昭和42年に児童厚生施設として開設し、平成28年4月から休館しておりますが、今年度になり雨漏りや水道の故障が相次いで発生しまして、老朽化が著しく進んでおり、また児童館として再開する見込みもないことから廃止の結論に至ったものでございます。 38ページの新旧対照表を御覧ください。 第2条に児童館の名称と位置について規定しておりますが、規定の表から高梁児童館の項を削除するものでございます。 37ページに戻っていただきまして、附則でございます。この条例は令和4年4月1日から施行する。 提案理由でございますが、高梁市立高梁児童館を廃止するためでございます。 続きまして、39ページをお開きください。 議案第13号「高梁市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」。 高梁市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を次のとおり制定するというものでございます。 今回の改正の主な内容でございますが、2点ございます。 1点目は、医療給付費分の税率改正でございます。国保が広域化され、県が運営主体となる広域化となって5年目を迎えます。この制度改革が順調に実施されていることを受けまして、県から示される標準保険料率、また保険料水準の統一に向けた動きなどを参考に、県への納付金額や被保険者数等の動向を踏まえまして、税率の改正を行うというものでございます。 保険税につきましては3つの区分で賦課を行いますが、そのうち医療給付費分を引き下げ、その他は据え置くという内容でございます。この改正保険税率の考え方につきましては、後ほど国民健康保険特別会計の当初予算のほうで説明をさせていただきたいと思います。 2点目でございますが、子供の均等割軽減でございます。地方税法の改正によりまして、子育て世帯の経済的負担軽減を図る観点から未就学児の均等割を一律5割軽減する措置が講じられることになりましたので、それに伴う所要の改正を行うというものでございます。 それでは、新旧対照表で説明いたしますので、42ページをお開きください。 まず第3条でございます。ここでは国民健康保険税の医療給付費分の所得割率を定めておりますが、100分の8.5を100分の8.0に改めまして、0.5%の引下げを行うものでございます。 第5条では、均等割額2万5,100円を2万3,900円に、次の第5条の2では、これは42ページから43ページにかけてなりますが、平等割額1万9,900円を1万8,500円に改め、それに伴い特定世帯9,950円を9,250円に、特定継続世帯1万4,925円を1万3,875円にそれぞれ引き下げるというものでございます。 43ページの一番下、第21条の第1項でございますが、46ページにかけまして金額の改正を行っております。これは先ほどの第5条及び第5条の2の改正に伴いまして、世帯所得が7割、5割、2割の軽減基準を満たす場合の均等割額、平等割額を引き下げるというものでございます。 次に、46ページを御覧ください。 このページの一番下、第21条の第2項でございますが、主な改正内容のところで申し上げましたとおり、地方税法の改正に伴いまして未就学児の均等割額を国の基準に準じて5割軽減する規定を設けるというものでございます。 その他の条文と附則の改正につきましては、地方税法の改正等に伴い規定の明確化、字句の修正等を行っております。 41ページに戻っていただきまして、附則でございます。第1項では条例の施行期日について、第2項では適用区分を定めておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 提案理由でございます。国民健康保険税の税率改正及び地方税法の改正等に伴い、所要の改正を行うためでございます。 なお、この税率の改正につきましては、1月21日に開催されました高梁市の国民健康保険事業の運営に関する協議会におきまして御審議いただき、答申をいただいておりますので、念のため申し添えさせていただきます。 続きまして、89ページをお開きください。 議案第27号、それから次の議案第28号につきましては指定管理者の指定に係る議案でございまして、どちらも現行の指定管理者の更新をお願いするというものでございます。 まず、議案第27号「高梁市川上保健センターの指定管理者の指定について」でございます。 次のとおり高梁市川上保健センターの指定管理者を指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるというものでございます。 この施設は、川上地域における保健福祉の拠点施設としてデイサービスセンターと併設しているものでございますが、一体的に管理することで効率的な運営やサービスの向上が図れることから、現行の指定管理者である高梁市社会福祉協議会に引き続き5年間の指定管理をお願いするというものでございます。 提案理由でございます。高梁市川上保健センターの指定管理者を指定するためでございます。 続きまして、91ページをお開きください。 議案第28号「高梁市川上いきいき交流館の指定管理者の指定について」でございます。 この施設は、高齢者の介護予防や社会参加活動を促進する場として平成11年に整備されたものでありまして、先ほどの川上保健センターやデイサービスセンターと隣接しております。この施設につきましても一体的に管理することで合理的な運営やサービスの向上が図れることから、現指定管理者である高梁市社会福祉協議会に引き続き5年間の指定管理をお願いするものでございます。 提案理由でございます。高梁市川上いきいき交流館の指定管理者を指定するためでございます。 以上で私からの補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 上森教育次長。            〔教育次長 上森智子君 登壇〕 ◎教育次長(上森智子君) それでは、私からは議案第14号及び議案第15号の補足説明をさせていただきます。 議案書の57ページを御覧ください。 議案第14号「高梁市青少年研修センター条例を廃止する条例」。 高梁市青少年研修センター条例を廃止する条例を次のとおり制定するものでございます。 この条例は、成羽地域に設置し合宿等で利用いただける宿泊施設として運営してまいりました高梁市青少年研修センターにつきまして、施設の老朽化が著しいことからその運用を終了し、条例を廃止するものでございます。 建築から45年が経過し、近年は複数箇所での雨漏りをはじめ設備や床面などの老朽化が進む中、利用実績も減少傾向となっておりました。また、コロナ禍の影響でこの2年間は利用がほとんどない状況の中、老朽箇所の状態がさらに進行するとともに、昨年秋の点検では合併浄化槽の破損も確認され、使用が極めて困難な状況となっています。こうした状況を踏まえ、対応について検討を重ねた結果、当該施設につきましてはその用途を廃止することと判断するものでございます。 附則でございますが、第1項において施行期日は令和4年4月1日としており、第2項では経過措置として、この条例の施行の日の前日までに廃止前の高梁市青少年研修センター条例の規定によりなされた処分、手続、その他の行為は、この条例の施行後もなおその効力を有するとしております。 提案理由といたしましては、高梁市青少年研修センターを廃止するためでございます。 以上で議案第14号の補足説明とさせていただきます。 続きまして、59ページを御覧ください。 議案第15号「高梁市三渓青少年文化・スポーツ振興基金条例を廃止する条例」。 高梁市三渓青少年文化・スポーツ振興基金条例を廃止する条例を次のとおり制定するものでございます。 この条例は、市内在住の個人の方からの寄附金を基に平成20年度に設置した基金について制定したもので、これまでの使途は文化・スポーツ活動を行う青少年が全国大会等に出場する際に要する旅費等の助成に充当してまいりました。これまでの事業実施に伴い基金の残額が僅かとなったため、本年度において基金を終了し条例を廃止するものでございます。なお、助成事業につきましては他の財源により継続する予定でございます。 附則でございますが、この条例は令和4年4月1日から施行する。 提案理由といたしましては、高梁市三渓青少年文化・スポーツ振興基金を廃止するためでございます。 以上で議案第15号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 提案理由の説明の途中でありますが、ただいまから午後1時まで休憩いたします。            〔教育次長 上森智子君 退席〕            午前11時50分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午後1時0分 再開            〔病院事務長 渡辺丈夫君 着席〕 ○議長(宮田公人君) 休憩前に引き続き再開いたします。 北畑総務部長。            〔総務部長 北畑太一君 登壇〕 ◎総務部長(北畑太一君) それでは、午前中に引き続きまして私のほうから議案第29号の補足説明をさせていただきます。 別冊の右肩に議案第29号と書かれております令和3年度一般会計補正予算書をお手元に御用意いただきたいと思います。 今回の補正につきましては、午前中に市長のほうからも提案理由説明で言及がございましたが、主に災害関連復旧事業費の調整による減が大半となっておりまして、このほか追加財政需要により不足する事業費の追加補正でございますとか、あとは年度の最終補正でございますので、例年どおり財源、また事業費の確定によりまして所要の調整を行ったほか、将来の財政負担に備えるため財政調整基金、減債基金などへの積立てを行うものでございます。 それでは、中身に入っていきたいと思います。表紙1ページを御覧いただきたいと思います。 議案第29号「令和3年度高梁市一般会計補正予算(第10号)」は、次に定めるところによる。 第1条、歳入歳出予算の補正といたしまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ10億3,119万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ270億1,813万5,000円とする。 第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるといたしております。 第2条は繰越明許費の補正といたしまして、繰越明許費の追加及び変更は第2表繰越明許費補正による。 第3条は債務負担行為の補正として、債務負担行為の廃止及び変更は第3表債務負担行為補正による。 第4条は地方債の補正といたしまして、地方債の変更及び廃止は第4表地方債補正によるといたしております。 それでは、繰越明許費から御説明させていただきますので、7ページをお開きください。 第2表繰越明許費補正でございます。令和3年度の事業執行ができなかった部分につきまして、令和4年度に繰り越すものでございます。 まず、繰越明許費の追加といたしまして、件数は24件、事業費の計は13億4,881万4,000円でございます。 主なものを説明させていただきます。 2行目の河川監視カメラ整備事業、金額は971万3,000円でございますが、こちらは設置予定箇所の変更や岡山県への許可申請手続等に不測の日数を要したため、年度内完了が困難となったことによるものでございます。今年の出水期までには完了する予定としております。 その2つ下、有漢地域局管理事業500万円は、来年度旧有漢町役場の解体の実施が決定したことに伴う解体の設計委託料につきまして、3月補正予算において措置することとしたため年度内完了が困難であり、次年度に繰り越すものでございます。 その2つ下、定住促進対策事業2,427万7,000円は、若者定住促進のための住宅取得助成事業になりますが、着工時期や工法により繰越工期となる交付決定者が生じたものでございます。 その2つ下、住民税非課税世帯等臨時特別支援事業6億1,115万6,000円につきましては、1月補正予算において措置された事業でございますが、年度内執行が困難と見込まれる部分につきまして繰越額を計上するものでございます。 その2つ下、地域経済循環創造事業2,500万円につきましては、補助対象者が施設の改修を行う予定でございますが、木材をはじめとする建築資材、機械設備類の納入遅延等の理由によりまして、工事の年度内完了が困難となったものでございます。 その2つ下、市道防災安全事業2億5,676万7,000円でございますが、関係機関との調整等に不測の日数を要したため、年度内完了が困難となったものでございます。 1ページ進んでいただきまして、8ページ、上から4つ目の消防施設整備事業1億2,333万5,000円につきましては、新消防庁舎の基本設計が年度末まで期間を要することとなり、実施設計の年度内完了が困難となったものでございます。 その2つ下から3項目続いておりますが、小学校費、中学校費、高等学校費の学校保健特別対策事業は、学校における感染症対策を強化するために必要となる保健衛生用品等を購入するもので、こちらも国の補正予算を受けて計上した事業でございまして、執行に当たっては手続等に時間を要するため、次年度に繰り越すものでございます。 次の図書館システム整備事業につきましては、高梁市図書館の図書館管理システムの更新につきまして、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、令和3年度事業として予算計上し、繰越しを行うものでございます。 続きまして、繰越明許費の変更でございます。 3事業ございますが、いずれも12月議会において各事業の繰越明許費を御議決いただいておりますが、事業の進捗を確認していく中で年度内に事業完了が困難と見込まれるものについて、追加で繰越しの補正を行うものでございます。 続きまして、9ページへお進みください。 第3表債務負担行為補正でございます。 まず、廃止といたしまして、市内私立学校学生支援事業につきまして、学生の入学時の入学金の支援と吉備国際大学に対する広報費補助金の内容で、令和4年度から令和6年度までの3年間、限度額3億円で令和3年度当初予算において御議決をいただいておりましたが、令和4年度から吉備国際大学が造成する基金事業に対する補助金として毎年1億円ずつ補助金を交付する内容に見直しを行いましたため、本事項を廃止することとしております。なお、新たな事業につきましては、別途令和4年度当初予算において、魅力ある大学づくり支援事業といたしまして予算を計上するとともに、令和5年度から令和6年度までの2年間の債務負担行為を起こすこととしております。 続きまして、債務負担行為の変更でございます。 1つ目の一般廃棄物収集運搬業務委託につきましては、物価変動等による委託料の再算定を行ったところ、現契約との差額が契約の見直しの基準としている1%を上回る2.2%でありましたため、令和4年度以降の限度額を増額するものでございます。 次の園芸設備導入事業等元金補給につきましては、認定農業者等が行う設備導入の際の金融機関からの借入れの返済に対する元金補給でございますが、補助対象者が金融機関から借入れを行う際、当初の予定よりも長く返済期間を設定したことに伴い、債務負担行為の期間を2年間延長させていただくものでございます。 次の外国語指導業務委託につきましては、委託予定人数が増となる見込みのため、限度額を増額するものでございます。 続きまして、10ページからの地方債補正でございます。 変更といたしまして、1つ目の臨時財政対策債につきましては、今年度の発行可能額の確定によりまして限度額を5億5,613万4,000円としております。 それ以降の変更につきましては、11ページにかけまして、それぞれ限度額を補正しております。それぞれの制度事業の中で事業費が確定したことに伴いまして、調整をさせていただいております。 続きまして、歳入歳出補正予算事項別明細書によりまして、主だったところを御説明させていただきます。 ページ数は16ページ、17ページをお開きください。 まず、歳入でございます。 17ページ一番上、第1款市税、第1項市民税の第1目個人の所得割につきましては、2,970万円の減額を見込んでおります。 その3つ下の第2目法人の法人税割につきましては、6,031万9,000円の増額を見込んでおります。こちらは市内事業者の業績回復等によるものです。 次に、17ページ中ほど、第2項固定資産税、第1目固定資産税でありますが、家屋2,716万円、償却3,647万7,000円のいずれも減額を見込んでおります。こちらは新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受けた事業者の固定資産税の軽減措置によるものが主な要因でございます。 次の滞納繰越分2,100万円の増額につきましては、令和2年度に新型コロナウイルス感染症の影響で徴収猶予をされていた税の猶予期間が終了したため、猶予分を徴収したことが主な要因となっております。 18ページ、19ページに移りまして、19ページの一番上、第4項市たばこ税につきましては、314万6,000円の増額を見込んでおります。こちらは令和3年10月から税率が引き上げられたことによりまして、見込みを上回ったものでございます。 続いて、第2款地方譲与税から次のページの一番下、第8款ゴルフ場利用税交付金まで、いずれも増額の補正となっておりますが、こちらは県からの通知を受け、額の確定見込みによるものでございます。 続いて、22ページ、23ページに移りまして、23ページ一番上、第11款地方特例交付金、第2項新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金7,192万9,000円を見込んでおります。これは先ほど市税で御説明いたしました新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による事業者の固定資産税等の軽減分の補填として交付される特別交付金になります。 次に、第12款地方交付税につきましては、3億9,304万9,000円の増額としております。こちらは普通交付税の額の確定によるものでございます。 次に、同じページの下段、第14款分担金及び負担金になります。 第1項分担金、第11目災害復旧事業費分担金につきましては、現年補助、現年単独、過年単独の農林施設災害復旧事業費分担金が合わせて2,973万2,000円の減額となっておりますが、これは事業箇所の確定、事業費の見込みによるものでございます。 次に、24ページ、25ページに移りまして、下段からの第15款使用料及び手数料でございます。そこから29ページまでの使用料につきまして、マイナスが立っているものにつきましては、大部分がコロナ等の影響によりまして見込みを下回ったため減額するものでございます。 次に、30ページ、31ページに移りまして、第16款国庫支出金、第1項国庫負担金は、それぞれ給付費あるいは事業費の確定見込みによるものでございます。 32ページ、33ページに移りまして、第2項国庫補助金、第2目総務費国庫補助金、第1節総務管理費補助金において、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を7,916万4,000円計上しております。この交付金につきましては、国から示された交付限度額は合計で4億1,350万4,000円となっております。今回、7,916万4,000円を補正計上し、その全額を使用することとしております。これとは別に、国の令和3年度第1次補正予算で計上された分について、高梁市の交付限度額は2億5,752万1,000円となっておりまして、こちらの繰越しの手続により令和4年度予算で活用することとしております。 次に、ページ中ほどの第3目民生費国庫補助金、第14節児童福祉施設費補助金の保育士等処遇改善臨時特例交付金130万円につきましては、保育士等の賃金改善を行う際に支給される交付金で、私立の2つの保育園の取組に対する交付金になります。 その他、37ページまで、それぞれ給付費あるいは事業費の確定見込みによるものでございます。 また、36ページ下段からの県支出金につきましても、それぞれ給付費あるいは事業費の確定によるものでございます。 進みまして、46ページ、47ページをお開きください。 47ページ上段の第18款財産収入、第2項財産売払収入、第1目不動産売払収入の公有財産売払収入9,444万1,000円につきましては、旧「ゆ・ら・ら」の土地売払収入1億1,348万6,000円を含みます全体の売払収入額から他の減額補正との相殺を行った結果、この補正額となっております。 続きまして、ページ下段の第19款寄附金、第1項寄附金、第2目総務費寄附金のふるさと応援寄附金につきましては、12月補正でも増額の計上をいたしましたが、その後さらなる寄附があったため1,000万円を補正計上しております。 同じページの一番下、第10目教育費寄附金、第51節社会教育費寄附金180万円のうち100万円につきましては、青少年健全育成事業に対する寄附として法人1社から寄附をいただいたものでございます。 続きまして、48ページ、49ページをお開きください。 第20款繰入金になります。 2段目の第2項基金繰入金につきましては、53ページにかけましてそれぞれございますが、いずれも事業費の確定によるものでございます。なお、財政調整基金繰入金につきましては、令和3年度当初予算編成時に財源調整として1億1,200万円を計上しておりましたが、今回の補正予算により全額を減額とし、令和3年度の財政調整基金からの繰入金は0円となっております。 次に、52ページ、53ページをお開きください。 第21款繰越金でございます。6億8,624万9,000円でございまして、令和2年度決算剰余金を予算化するものでございます。 続きまして、62ページからの歳出の説明をさせていただきます。 まず、66ページ、67ページをお開きいただきたいと思います。 67ページの上からの3行目に記載がございます第2款総務費、第1項総務管理費、第3目財政管理費の第25節積立金の財政調整基金積立金につきましては、今後の財政運営を安定的に行うため3億145万9,000円を計上しております。また、減債基金には5億円、地域再生基金には1億円をそれぞれ積み立てております。 その次の開発事業基金積立金につきましては、地域開発事業特別会計の有漢工業団地の関連として県から交付された補助金について、一般会計へ繰入れたものを同額開発事業基金へ積み立てるものでございます。 同じページの下から4行目、第6目企画費、第13節委託費のふるさと納税推進委託料1,000万円につきましては、先ほど歳入でも申し上げましたとおりふるさと応援寄附金が増えたことによる返礼品やその送料、業務委託料などを増額するものでございます。 また、関連して次の69ページ上から2行目の積立金に、利子の増額分と合わせてふるさと応援基金積立金1,032万3,000円を計上しております。 続きまして、72ページ、73ページを御覧ください。 73ページの下から3行目、第14目諸費の第19節負担金補助及び交付金の地方バス路線維持補助金1億149万6,000円につきましては、備北バスに対するバス路線維持補助金でございまして、昨年9月までのバス事業年度が終了しましたことから、その後精算を行いまして増額補正を行うものでございます。 少し飛びまして、82ページ、83ページをお開きください。 第3款民生費でございます。 83ページ、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費、第19節負担金補助及び交付金の上から4行目、社会福祉協議会補助金600万円とそこから4行下、地域福祉推進事業補助金3,200万円につきましては、高梁市社会福祉協議会に対する補助金でございまして、事業の最終的な見込みにより補正をお願いするものでございます。 次に、ページ下段、第20節扶助費の上から3行目、障害福祉サービス給付費3,500万円につきましては、当初見込みよりも利用者サービス料が増となったことによるものでございます。 次に、84ページ、85ページをお開きください。 85ページ上から2行目の第25節積立金の福祉基金積立金2億円につきましては、今後の事業費を見据えて同基金へ積み立てるものでございます。 次に、86ページ、87ページでございます。 第2項児童福祉費になります。 87ページ、第1目児童福祉総務費の第25節積立金、たかはし子ども未来ゆめ基金積立金1億11万円は、同じく今後の事業費を見据えて同基金へ積み立てるものでございます。 続きまして、少し飛びまして102ページ、103ページをお開きください。 第6款農林水産業費、第2項の林業費になります。 103ページの上段にございます第1目林業総務費、第25節積立金1,344万2,000円につきましては、森林の今後の適正管理のために森づくり基金へ積立てを行うものでございます。 続きまして、104ページ、105ページでございます。 105ページの上段、第7款商工費、第1項商工費、第2目商工振興費の第23節償還金利子及び割引料、商品券償還金700万円の減額につきましては、まいにゃんばー商品券償還金の事業見込みにより減額を行うものでございます。 次に、同じページ、第3目観光費の第13節委託料に記載がございます備中松山城登城バス運行委託料480万円につきましては、新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響によりまして、登城バスの利用者、利用収入が減となったため、委託料の追加を行うものでございます。 少し飛びまして、114ページ、115ページでございます。 115ページの中ほど、第8款土木費、第5項住宅費、第1目住宅管理費の第28節に記載がございます地域開発事業特別会計繰出金978万1,000円につきましては、同会計の決算を見込んだ上で不足する財源を一般会計から繰り出すものでございまして、財源は開発事業基金を取り崩して充当することとしております。 続きまして、122ページ、123ページでございます。 123ページ上段の表の一番下、第10款教育費、第2項小学校費、第2目教育振興費の第25節積立金の伊藤こども図書基金積立金150万円につきましては、伊藤氏からの寄附を受けました京セラ株の配当金が当初の見込みよりも増となったため、積立金を増額するものでございます。 少々飛びまして、132ページ、133ページでございます。 133ページの中段に記載がございます第6項社会教育費、第3目図書館費、第13節委託料のシステム整備委託料3,579万2,000円につきましては、更新時期を迎えております高梁市図書館の図書館管理システムにつきまして、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用いたしまして更新を行うものでございます。 次に、138ページからの災害復旧費でございます。 今回は年度最終補正でございますので、いずれも事業の確定や執行見込みによる不用額の減額等をさせていただいております。 次に、144ページから147ページには給与費明細書、148ページから150ページには債務負担、地方債に関する調書をそれぞれ掲げておりますので、後ほど御覧いただきたいと存じます。 以上で議案第29号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 蛭田健康福祉部長。            〔健康福祉部長 蛭田俊幸君 登壇〕 ◎健康福祉部長(蛭田俊幸君) それでは、私からは議案第30号及び議案第32号から議案第35号までの補足説明をさせていただきます。 特別会計の補正予算議案書1ページを御覧ください。 議案第30号「令和3年度高梁市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」でございます。 第1条、事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,712万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ37億4,364万1,000円、直営診療施設勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ463万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8,141万8,000円とするものでございます。 第2条では、地方債補正としまして限度額を変更いたしております。これにつきましては6ページをお開きください。第2表地方債補正でございますが、川上診療所の医療機器整備に係るものでありまして、限度額を250万円減額し、660万円とするものでございます。 今回の補正につきましては、決算に向けての調整を行うものが中心でございまして、主なものについてのみ御説明をさせていただきます。 それでは、10ページ、11ページをお開きください。まず、事業勘定の歳入ございます。 5款国庫支出金の1目災害臨時特例補助金114万3,000円につきましては、新型コロナウイルスの影響により減収となった被保険者に対する保険税の減免額の一部を国が補填するものでございます。 12ページ、13ページをお開きください。10款繰入金、1目の一般会計繰入金344万8,000円の補正でございますが、13ページに内訳がございますとおり保険基盤安定繰入金458万9,000円の追加補正が主な要因でございます。これは保険税の軽減や被保険者の収入状況などに応じて算定されるものでございます。 14ページ、15ページをお開きください。11款繰越金につきましては、令和2年度決算に基づく繰越金のうち、予算未計上分の1億1,919万5,000円を計上しているものでございます。 続きまして、歳出でございます。 18ページ、19ページをお開きください。 7款基金積立金、1目国民健康保険財政調整基金積立金につきましては、前年度繰越金と今年度の収支見込みから1億4,003万6,000円を追加補正するものでございます。 続きまして、20ページ、21ページをお開きください。 最後、10款の予備費でございますが、国から示されている予備費の考え方を踏まえまして、広域化により医療給付費が安定したこと、それから予備費充当の実績がないことなどから、2,000万円を減額するものでございます。 22ページから給与費明細書を添付しておりますので、後ほど御覧いただければと思います。 続きまして、直診勘定でございます。 30ページ、31ページをお開きください。まず、歳入でございます。 8款繰入金のうち、1項一般会計繰入金486万1,000円につきましては、川上診療所管理運営基金への積立金の増が主な要因でございます。 それから、32ページ、33ページをお開きください。8款繰入金の1目基金繰入金137万円の追加、それと11款市債250万円の減額につきましては、川上診療所の医療機器購入費の確定及び財源調整によるものでございます。 次に、34ページ、35ページをお開きください。歳出でございます。 主なものとしましては、3款基金積立金に川上診療所管理運営基金積立金として499万7,000円を計上しております。医療福祉の拠点として、将来にわたり施設を維持していくため、今後の財政需要に備えまして、本年度においても500万円の積立てを行うものでございます。 36ページには地方債補正の調書を添付しておりますので、後ほど御覧いただければと思います。 続きまして、45ページをお開きください。 議案第32号「令和3年度高梁市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,080万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億1,730万1,000円とするものでございます。 この会計の補正予算につきましては、運営主体である岡山県後期高齢者医療広域連合から事業の運営状況に基づいて示されます納付金等の返納に応じて歳入歳出の調整を行っているものでございます。今回はこの納付金の減額に係る補正のみでございます。個々の補正額につきましては特段申し上げるものはございませんので、よろしくお願いいたします。 続きまして、55ページをお開きください。 議案第33号「令和3年度高梁市介護保険特別会計補正予算(第3号)」でございます。 第1条でございますが、事業勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ9,185万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ52億1,063万6,000円、サービス勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ869万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6,200万7,000円とするものでございます。 第2条は繰越明許費、第3条では地方債の補正として限度額を変更いたしております。 59ページをお開きください。第2表繰越明許費でございます。これは本年度老人保健施設ひだまり苑の会議室につきまして、LED化の工事を進めておりますが、新型コロナウイルスの影響によりまして照明器具の納品に不測の日数を要したため、121万円を繰り越すものでございます。 次のページ、60ページを御覧ください。第3表地方債補正でありますが、これも先ほどのひだまり苑の施設整備に係るものでございまして、事業費確定に伴い限度額を70万円から60万円に変更するものでございます。 それでは、事項別明細書により補正内容の説明に入りたいと思いますが、この会計につきましても決算見込みに伴う調整が中心でございます。主なものについてのみ御説明させていただきます。 64ページ、65ページをお開きください。まず、事業勘定の歳入ございます。 5款国庫支出金、1項国庫負担金の介護給付費負担金1,921万6,000円の減額、それから66ページ、67ページの6款第1項の支払基金交付金の介護給付費交付金3,114万5,000円の減額、そして7款県支出金、1項県負担金1,826万9,000円の減額につきましては、いずれも保険給付費の減額に伴うものでございます。 68ページ、69ページをお開きください。10款繰入金、1項一般会計繰入金の4,993万1,000円の減額につきましても、各事業費の決算見込みに伴う調整によるものでございます。 次の11款繰越金は、昨年度の剰余金1,592万6,000円を補正計上いたしております。 続きまして、歳出でございます。 歳出につきましては、72ページから81ページにかけまして、3款保険給付費の補正でございますが、いずれも実績見込みによる調整でございまして、全体で1億1,534万3,000円の減額補正となっております。 80ページ、81ページをお開きください。5款の基金積立金につきましては、保険給付費や地域支援事業費への介護保険料の充当残を積み立てるものでありまして、5,744万8,000円を計上いたしております。 次のページ、82ページから89ページにかけましては、6款地域支援事業費の補正でございますが、これも実績見込みによる調整でございまして、全体で2,776万6,000円の減額を見込むものでございます。 90ページ以降は給与費明細書を添付しておりますので、後ほど御覧いただけばと思います。 続きまして、98ページをお開きください。ここからはサービス勘定でございます。主には介護予防支援事業費の決算見込みに伴う調整を行うものでありますが、1点のみ、102ページ、103ページをお開きください。 3項の老人保健施設事業費に積立金を補正計上しております。先ほどの国保会計と同様に老人保健施設ひだまり苑の基金につきましても、今後の財政需要に備えまして499万7,000円の積立てを行うものでございます。 104ページから給与費明細書、106ページには地方債補正の調書を添付しておりますので、後ほど御覧いただければと思います。 続きまして、107ページをお開きください。 議案第34号「令和3年度高梁市養護老人ホーム特別会計補正予算(第2号)」でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ285万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億5,386万3,000円とするものでございます。 それでは、112ページ、113ページをお開きください。 まず、歳入でありますが、2款委託金につきましては、入所見込み者数の減少によりまして、事務費及び生活費の委託金をそれぞれ減額補正するものでございます。この委託金の減少に伴いまして、5款繰入金では一般会計繰入金1,813万5,000円を追加補正いたしております。 次に、歳出でございますが、114ページ、115ページをお開きください。2款施設費、1項社会福祉施設費の扶助費でございますが、これは入所者の給食賄い費などの経費になります。事業費の実績見込みによりまして275万4,000円減額補正するものでございます。 116ページから給与費明細書を添付しておりますので、後ほど御覧ください。 続きまして、121ページをお開きください。 議案第35号「令和3年度高梁市特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第3号)」であります。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ118万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億8万5,000円とするものでございます。 今回の補正につきましては、決算見込みによる人件費の調整のみでありまして、内容的には特段申し上げるものはございません。 130ページから給与費明細書を添付しておりますので、後ほど御覧いただければと思います。 以上で私からの補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 提案理由の説明の途中でありますが、ただいまから10分間休憩いたします。            午後1時40分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午後1時48分 再開 ○議長(宮田公人君) 休憩前に引き続き再開いたします。 渡辺病院事務長。            〔病院事務長 渡辺丈夫君 登壇〕 ◎病院事務長(渡辺丈夫君) それでは、私からは議案第31号の補足説明をさせていただきます。 特別会計の議案書37ページをお開きください。 議案第31号「令和3年度高梁市国民健康保険成羽病院事業会計補正予算(第2号)」でございます。 第1条、総則でございます。令和3年度高梁市国民健康保険成羽病院事業会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 第2条は、収益的収入及び支出でございます。令和3年度高梁市国民健康保険成羽病院事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するといたしまして、収入では第1款病院事業収益の第1項医業収益を15万円の減額、第2項医業外収益を106万3,000円の減額、第3項訪問看護事業収益を641万円増額させていただくものでございます。 内容といたしましては、医業収益は、財政力指数の変動に伴います交付税算定の変更から、一般会計負担金の減額のうち救急病院分の減額でございます。医業外収益は、同じく一般会計負担金の減額のうち病院、診療所の運営負担金の減額でございます。訪問看護事業収益は、事業見込額の増に伴います補助金の増額分でございます。 支出では、第1款病院事業費用の第1項医業費用を558万円増額させていただくもので、感染拡大から件数が増えましたPCR検査等の外部検査委託料と感染対策消耗品の増でございます。 第3条は、他会計からの負担金でございます。予算第8条に定めた一般会計からこの会計へ負担を受ける金額は2億4,494万8,000円を2億5,014万5,000円に改めるとしており、訪問看護事業の補助金増が主な要因となっております。 38ページから41ページに補正予算実施計画、予定キャッシュフロー計算書、予定貸借対照表、42ページから43ページに補正予算説明書をつけておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 以上で議案第31号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 村原産業経済部長。            〔産業経済部長 村原幸司君 登壇〕 ◎産業経済部長(村原幸司君) それでは、議案第36号、議案第39号の補足説明をさせていただきます。 特別会計補正予算書135ページをお開きください。 議案第36号「令和3年度高梁市畑地かんがい事業特別会計補正予算(第2号)」でございます。 令和3年度高梁市畑地かんがい事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ49万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,306万7,000円とするものでございます。 事項別明細書で主なものを御説明いたしますので、140ページ、141ページをお開きください。歳入につきましては、第2款使用料及び手数料といたしまして49万6,000円を追加するものでございます。これは使用料の実績見込みにより追加するものでございます。 142、143ページをお開きください。歳出につきましては、第1款総務費、第2款管理運営費ともに施設の管理運営に関する経費でございます。 次に、167ページをお開きください。 議案第39号「令和3年度高梁市有漢財産区特別会計補正予算(第1号)」でございます。 令和3年度高梁市有漢財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正、第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ161万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ770万9,000円とするものでございます。 事項別明細書で主なものを御説明いたしますので、172ページ、173ページをお開きください。歳入につきましては、第1款財産収入、第2項財産売払収入、第2目動産売払収入といたしまして、173ページ4段目となりますが、立木等売払収入217万円を減額しております。これは作業内容の変更、収入間伐から皆伐にしたことによるものでございます。 174ページ、175ページを御覧ください。歳出につきましても、皆伐による収入分を第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費で、175ページ真ん中あたりとなりますけども、積立金として375万6,000円を新たに計上し、第2款財産費、第1項財産費、第1目財産管理費では、175ページ下から3段目、収入間伐事業委託料587万4,000円の減額が主なものです。 以上で議案第36号、議案第39号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 大福土木部長。            〔土木部長 大福範義君 登壇〕 ◎土木部長(大福範義君) それでは、議案第37号、議案第38号の補足説明をさせていただきます。 特別会計補正予算書の145ページをお開きください。 議案第37号「令和3年度高梁市水道事業特別会計補正予算(第2号)」でございます。 第1条、総則といたしまして、令和3年度高梁市水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 第2条、収益的支出でございますが、令和3年度高梁市水道事業特別会計補正予算第3条に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正するといたしております。 支出で、第1款水道事業費用、第1項営業費用について216万円の増額をお願いするものでございます。内訳といたしまして、原水、浄水施設の岡山県広域水道企業団からの受水費と配水、給水施設の電気料金の増額でございます。 以下、146ページ以降に補正予算実施計画、予定キャッシュフロー計算書、予定貸借対照表、補正予算説明書を掲げておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 次に、153ページをお開きください。 議案第38号「令和3年高梁市地域開発事業特別会計補正予算(第2号)」でございます。 第1条、歳入歳出予算の補正といたしまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,734万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億5,073万6,000円とする。 第2条、繰越明許費といたしまして、翌年度に繰り越して使用することができる経費は、第2表繰越明許費によるといたしております。 155ページをお開きください。第2表繰越明許費でございます。内容につきましては、有漢工業団地造成事業、金額は776万4,000円で、有漢工業団地第2期分の用地購入費等に関しまして、相続登記等に時間を要しているため、年度内完了が困難となったものでございます。 続きまして、160ページ、161ページをお開きください。歳入でございます。 第2款県支出金、第1項県補助金2,667万6,000円の増額につきましては、有漢工業団地の造成に係る県補助金でございますが、申請手続が完了し補助金額が確定したことからこのたび計上するものでございます。 第3款財産収入、第2項財産売払収入1,034万円の減額につきましては、分譲宅地造成事業の繰越し後の歳出の必要額を残して、販売収入を減額するものでございます。 第4款繰入金、第1項一般会計繰入金978万1,000円の増額につきましては、分譲宅地造成事業の完成が来年度に先送りになったことから、今年度に執行した委託料等の支出を繰入金で賄うものでございます。 続きまして、162ページ、163ページをお開きください。歳出でございます。 第8款繰出金、第1項繰出金2,657万6,000円につきましては、有漢工業団地造成事業に係る県補助金を一般会計に繰り出すものでございます。 以上で議案第37号、議案第38号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 北畑総務部長。            〔総務部長 北畑太一君 登壇〕 ◎総務部長(北畑太一君) それでは引き続きまして、議案第40号の補足説明をさせていただきます。ここからは令和4年度の当初予算関係の議案となってまいります。 資料は別冊の令和4年度高梁市一般会計予算書でございます。おめくりいただきまして、1ページを御覧ください。 議案第40号「令和4年度高梁市一般会計予算」でございます。 令和4年度高梁市一般会計の予算は、次に定めるところによる。 第1条、歳入歳出予算といたしまして、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ253億2,000万円と定める。 第2項といたしまして、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算によるといたしております。 第2条は債務負担行為でございます。地方自治法第214条の規定により、債務を負担することができる事項、期間及び限度額は、第2表債務負担行為による。 第3条は地方債でございます。地方自治法第230条第1項の規定により、起こすことのできる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、第3表地方債による。 第4条は一時借入金でございます。地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は50億円と定めるものでございます。 第5条は歳出予算の流用でございます。地方自治法第220条第2項ただし書の規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は次のとおりと定めるとしておりまして、各項に計上した給料、職員手当等及び共済費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用としております。 それでは、まず第2条の債務負担行為から御説明をさせていただきます。ページは7ページでございます。 第2表債務負担行為といたしまして、7つの事業を掲げておりますが、主なものを御説明をさせていただきます。 まず、ネットワークシステム更新業務でございます。これは市役所本庁舎に整備しております内部情報系、住民情報系のネットワーク機器の更新や本庁舎と各地域局等出先機関を結ぶネットワーク機器の更新などに係るもので、期間は令和5年度から令和9年度、限度額は2億561万5,000円でございます。 3つ下の魅力ある大学づくり支援事業につきましては、吉備国際大学が新たに基金を造成して学生支援等を行う事業に対しまして、吉備国際大学と市が毎年1億円ずつ負担して基金に積み立てるために補助を行うものでございまして、期間は令和5年度から令和6年度、限度額は2億円でございます。 自治体情報セキュリティークラウド共同利用負担金につきましては、岡山県が構築しているセキュリティークラウドの利用負担金で、期間は令和5年度から令和8年度、限度額は438万円でございます。 下の2つ、高梁市土地開発公社に委託して行う用地先行取得等事業、岡山県信用保証協会に対する損失保証の2件につきましては例年どおりでございます。 続きまして、第3条の地方債でございます。8ページ、9ページに第3表地方債を掲げております。昨年度と比べますと、1つ目の臨時財政対策債につきまして、地方財政対策を踏まえ4億9,000万円減額しております。 9ページの下から2番目、過疎対策事業につきましては昨年度に比べ約1億3,000万円の減となっております。これは旧吹屋小学校保存修理事業の完了による減や消防施設整備事業費の減によるものでございます。 その下の合併特例事業につきましては、昨年度に比べ約1億8,000万円の増となっております。これは高梁認定こども園整備事業や新消防庁舎整備事業の増によるものでございます。 それでは、歳入歳出のほうに移らせていただきます。ページは14ページからの事項別明細書によりまして、順次説明をさせていただきます。 まず、14ページ、15ページをお開きください。まず、歳入でございます。 第1款市税でございます。市税全体では対前年度比8,423万8,000円の減額としております。 第1項市民税につきましては、納税義務者の減少等により個人が対前年度比で3,410万円の減と見込んでいる一方で、法人につきましては市内事業者の業績回復等により3,187万円余の増としております。 第2項固定資産税につきましては、償却資産において新型コロナウイルス感染症の影響により、引き続き市内事業者の設備投資が落ち込んでいる状況にあることから、対前年度比で減額を見込んでおります。 続きまして、16ページ、17ページでございます。一番上の第4項市たばこ税につきましては、近年の健康志向などによる消費本数の減少を見込みまして、対前年度比で減額を見込んでおります。 続きまして、18ページ、19ページでございます。18ページ上から2段目の表、第2款地方譲与税、第4項森林環境譲与税につきましては、4年度目の配分となりまして、国の増額予算を反映し前年度より1,060万円増の3,960万円を計上しております。 次に、22ページ、23ページでございます。上から2段目、第12款地方交付税につきましては、国の地方財政対策や公債費の増などを考慮しまして、対前年度比7億6,000万円増の103億円を計上しております。 続いて、28ページ、29ページでございます。28ページ下段、第15款使用料及び手数料、第8目土木使用料につきましては、前年度に比べ848万円余りの減となっておりますが、これは入居者の減少による市営住宅の使用料の減などによるものでございます。 続きまして、34ページ、35ページでございます。下段の第16款国庫支出金、第1項国庫負担金、第3目民生費国庫負担金でございます。前年度に比べて2,200万円以上の増となっております。主な要因としましては、35ページの第1節社会福祉総務費負担金の3行目、障害者自立支援給付費負担金が障害福祉サービスの利用見込みの増から前年度比2,800万円余りの増額となったことなどによるものです。 続きまして、36ページ、37ページでございます。中ほどの第4目衛生費国庫負担金につきましては8,600万円余りの減となっておりますが、これは37ページにございます第2節予防費負担金の新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金の減によるものでございます。 次に、第11目災害復旧費国庫負担金4億4,400万円余りの減につきましては、平成30年7月豪雨災害関連の災害復旧費負担金が減となったことによるものでございます。 続きまして、下段の表から第2項国庫補助金になります。 第2目総務費国庫補助金が5,600万円余りの増となっております。この中で、37ページの第1節総務管理費補助金の1行目、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金がございますが、これは国の令和3年度第1次補正予算で本市に約2億5,000万円が措置されておりましたが、感染拡大の防止や地域経済対策などに2億713万円を計上しております。 2行下、第6節企画費補助金の地域経済循環創造事業交付金3,300万円につきましては、旧「ゆ・ら・ら」の跡地の活用で計画されているレストラン再開等の施設整備に対しまして、国から補助金を受けて市が助成する事業の国庫補助金の計上になります。 続きまして、38ページ、39ページでございます。第3目民生費国庫補助金が1億5,700万円余りの増となっております。これは39ページ、第15節都市構造再編集中支援事業費補助金の1億3,862万5,000円増が主な要因となりますが、高梁認定こども園の整備に対する補助金でございます。 続きまして、40ページ、41ページでございます。41ページに記載がございます第7目商工費国庫補助金、第3節観光費補助金のうち、2行目、観光地再生・観光サービス高付加価値化事業補助金1,150万円につきまして、観光プロモーションイベント事業や空港から吹屋までの直行バス運行事業に対する補助金となっております。 その下の第8目土木費国庫補助金が9,500万円余り増となっておりますが、こちらは第13節道路新設改良費補助金の2行目、地方創生道整備推進交付金の7,800万円余りの増や、市道中原町新町線改良工事等に対する補助金であります第34節都市構造再編集中支援事業費補助金1億4,100万円増などによるものです。 続いて、44ページからは第17款県支出金になります。おおむね例年と同様の措置がなされておりますが、46ページ、47ページをお開きください。 一番下の第3目民生費県補助金につきましては、前年度に比べ4,400万円余りの減となっております。これは前年度については次の49ページ上から2段目の老人福祉費補助金に、事業者が行う県事業に対する補助金として4,200万円の計上があった、それが今年度落ちているということによる減少となっております。 次に、少し飛びまして、60ページ、61ページでございます。 61ページの中ほど、第19款寄附金、第2目総務費寄附金、第6節企画費寄附金につきまして、令和3年度のふるさと応援寄附金の増加を踏まえて、ふるさと応援寄附金を3,000万円増の2億3,000万円、また旧「ゆ・ら・ら」の跡地活用事業や山田方谷顕彰啓発事業に対する企業からの寄附金を見込みまして、企業版ふるさと納税寄附金を2,000万円増の2,360万円計上しております。 同じページの下段からは第20款繰入金になります。62ページ63ページをお開きください。 第2項の基金繰入金につきましては、1億2,800万円余りの増となっております。昨年度と比較しますと、財政調整基金、減債基金、ふるさと応援基金などからの繰入れを増額し、対応することとしております。なお、一般会計全体では約12億3,000万円の基金取崩しを見込んでおります。 続きまして、66ページ中ほどからは第22款諸収入となります。おおむね例年と同様の措置がなされております。 少し飛びまして72ページ、73ページをお開きください。第5項の雑入、第2目雑入の下から6行目、公立保育所等給食費2,886万2,000円につきましては、令和4年度からの公立の保育園、こども園、幼稚園における給食費公会計化に伴う児童及び職員の給食費負担金になります。 74ページからの第23款市債につきましては、大きなところにつきましては先ほど地方債のところで御説明させていただきましたとおりでございます。 続いて、82ページからの歳出に移らせていただきます。82ページ、83ページを御覧ください。 第1款議会費でございます。議会費全体では、対前年度比1,800万円余りの減となっております。こちらは令和3年度予算では議会ICT化事業などに係る事業費を計上していたことなどによるものでございます。 続きまして、84ページ下段からは、第2款総務費でございます。 88ページ、89ページをお開きください。89ページ第1項総務管理費、第1目一般管理費、第12節役務費の1行目、通信運搬費1,454万6,000円のうち792万円につきましては、コロナ禍においても職員の能力向上を進めるためのeラーニング研修費用、また第13節委託料の1行目、職員研修委託料704万円のうち594万円につきましては管理職のマネジメント能力向上のための研修委託料をそれぞれ計上しております。 次に、同じく第13節委託料の下から3行目の設計監理委託料290万円と91ページの第15節工事請負費の施設等整備工事費440万円、そして第18節備品購入費の施設用備品購入費のうち260万円につきましては、成羽体育館地下を改修し備蓄倉庫を整備するものでございます。 続きまして、92ページ、93ページでございます。第2目文書広報費に移っておりますが、93ページ中段の第13節委託料の2行目、システム改修委託料420万円につきましては、本市のウェブ上での玄関口でありますホームページのデザイン等の改修を行うものでございます。 続きまして、98ページからの第6目企画費に移ります。 100ページ、101ページにお進みいただきまして、101ページ一番上の第12節役務費の2行目広告料1,094万円のうち1,000万円と同じページの下段第19節負担金補助及び交付金の方谷さんを広める会補助金240万円につきましては、山田方谷の大河ドラマ化実現に向けた活動やさらなる顕彰活動を行っていくためのものでございます。 上に戻っていただきまして、第13節委託料の3行目、シティプロモーション推進委託料といたしまして2,000万円を計上しております。本市のブランドイメージと認知度を高め、交流関係人口の拡大や移住・定住の促進を進めていくためのものとなっております。 続いて、102ページ、103ページでございます。103ページの1行目、第19節負担金補助及び交付金の地域経済循環創造事業補助金5,000万円につきましては、歳入でも出てまいりましたが、旧「ゆ・ら・ら」の跡地の活用で計画されておりますレストラン再開等の施設整備に対しまして、国からの補助金を受けて市が助成する事業でございます。 次は、104ページからの地域局費でございます。 105ページの第13節、下から3行目の設計監理委託料332万円と次の107ページ、第15節工事請負費の施設等除却工事費1億6,184万円につきましては、旧有漢町役場と川上地域局舎の解体工事に係るものでございます。 続きまして、108ページ、109ページでございます。109ページの第9目地域振興費、第13節委託料の下から3行目、設計監理委託料156万2,000円とその2行下の測量設計委託料303万6,000円、1ページおめくりいただいて次の111ページの中ほど、第15節工事請負費の施設等改修工事費1,518万円につきましては、備中町の布賀はくうん荘の施設改修工事に係るものでございます。 次に、112ページ、113ページでございます。第19節負担金補助及び交付金の上から7行目、若者定住促進住宅助成金5,440万円につきましては、令和4年度から新築住宅の補助上限額の引上げや子育て世帯の住宅リフォームにおける3世代同居の支援拡充を行ってまいります。 その下の空き家バンク活用促進助成金は、従前の家財処分改修補助に加えまして購入に対する補助を創設し、移住・定住の促進を図ることとしております。 続きまして116ページ、117ページでございます。117ページ上段の第12目学園文化都市づくり事業費の第19節負担金補助及び交付金の一番下の行、魅力ある大学づくり支援事業費補助金1億円につきましては、先ほど債務負担行為のところで御説明しましたとおり吉備国際大学に対する補助金となっております。 次に、下段の第13目情報管理費でございます。第13節委託料の2行目、DX推進アドバイザー委託料400万円につきましては、外部デジタル人材を活用しDX推進体制を強化するものでございます。 少し飛びまして、124ページ、125ページをお開きください。 125ページ上段の第2項徴税費、第2目賦課徴収費、第13節委託料の1行目に記載がございます不動産鑑定評価業務委託料2,884万6,000円は、法の定めに基づき3年ごとの評価替えに伴う不動産鑑定士への委託料でございます。 次に、下段の第3項戸籍住民基本台帳費でございます。会計年度任用職員報酬などを計上しておりますが、マイナンバーカード普及促進を図るため、引き続き出張申請方式などによる交付率向上に取り組んでまいります。 次は、134ページからの第3款民生費でございます。 138ページ、139ページをお開きください。第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費で、139ページ中ほど少し下に記載がございます第13節委託料のひきこもりサポート事業委託料370万円につきましては、ひきこもりの状態にある本人の自立を促進し、本人や家族等の支援をするため、ひきこもり対策を推進する体制を整備してまいります。 次に、140ページ、141ページでございます。141ページに記載がございます第19節負担金補助及び交付金の下から6行目、障害者就労施設等応援企業奨励金50万円につきましては、障害者就労施設等の受注の機会を確保することでその経営基盤の安定を図ることを目的に、障害者就労施設等へ業務委託を行った事業者に対しまして奨励金を支給するものでございます。 少しお進みいただきまして、148ページ、149ページでございます。149ページ、第4目老人福祉費、第19節負担金補助及び交付金の上から5行目、地域福祉活動応援事業補助金280万円につきましては、地域住民が主体となって実施する介護予防、生活支援等高齢者福祉に資する活動に対して支援を行うもので、令和4年度はモデル地区としまして巨瀬地区で実施することとしております。 150ページ、151ページをお開きください。第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費になりますが、151ページに記載がございます第1節報酬の会計年度任用職員報酬には、子育て世代等から保育サービスに関する相談に応じ各種保育サービス等に関する情報提供や利用に向けた支援を行うため、保育コンシェルジュを設置する費用として238万円余りを計上しております。 少し飛びまして、158ページ、159ページでございます。第4目児童福祉施設費に入っておりますが、159ページの第13節委託料の下から6行目の測量設計委託料7,650万4,000円と161ページ上段、第15節工事請負費のこども園整備工事費8,589万9,000円、第17節公有財産購入費1億円、そして163ページの上段、第22節補償補てん及び賠償金の工作物等移転補償費3,100万円は、高梁認定こども園整備事業に係るものでございます。 続きまして、161ページに戻っていただきまして、下段の第19節負担金補助及び交付金の下から6行目、保育士等処遇改善臨時特例補助金390万円につきましては、保育の担い手であります保育士確保のため、その処遇改善に取り組む保育所に対しまして補助金を交付するものでございまして、全額国庫補助の事業となります。 続きまして、168ページからの第4款衛生費でございます。 169ページ下段、第1項保健衛生費、第1目保健衛生総務費、第11節需用費の消耗品費257万6,000円のうち22万1,000円と、ちょっとページ飛びまして173ページ上段の第18節備品購入費、機械器具購入費225万4,000円のうち87万9,000円につきましては、生活習慣病予防としましてスマートウオッチを活用した健康管理を行います働き盛りの健康づくりデジタルでプログラム事業の予算を計上しております。 次に、第19節負担金補助及び交付金の3行目、介護医療人材養成修学支援事業補助金540万円につきましては、看護師等の資格取得を目指す学生に奨学金貸付を行う医療機関に対しまして補助金を交付するものでございます。 同種のもので175ページ上段、第21節貸付金、看護師等養成奨学金貸付金398万4,000円、医学生奨学金貸付金960万円につきましても、将来医師、看護師等として市内の医療機関等において勤務しようとする方に対する奨学金となっております。 次に、同じページの中段から、第2目予防費でございます。175ページの一番下、第13節委託料に新型コロナウイルスワクチン接種委託料を計上しているほか、その他の費目にも関連経費を計上しております。 次に、177ページの一番上、新型コロナウイルスワクチン接種者移動支援委託料につきましては、令和3年度と同様に新型コロナウイルスワクチンの接種を行った高齢者の帰宅時のタクシー利用を支援するものでございます。 続きまして、184ページからの第5款労働費でございます。 186ページ、187ページをお開きください。第1項労働諸費、第5目勤労福祉会館管理費、187ページ上の表の一番下の段に記載がございます第15節工事請負費の施設等改修工事費319万円につきましては、落合研修会館の空調の改修費となっております。 次は、第6款農林水産業費でございます。192ページ、193ページをお開きください。 193ページ中ほど、第1項農業費、第3目農業振興費の第13節委託料の1行目、人・農地プラン将来ビジョン支援業務委託料200万円につきましては、農地の集積、集約化や農業所得の向上を図るため、人・農地情報のデジタル化や地域の話合いを促進するためのコーディネーターを配置するものでございます。 続いて、194ページ195ページでございます。195ページ中ほど、第19節負担金補助及び交付金の中ほど、地域特産作物生産団地育成事業補助金1,200万円につきましては、市の主要作物でありますブドウ、トマトなどの振興と新規就農定住促進などを目的に産地拡大、品質向上等のために導入するハウス、果樹棚などの施設整備に対しまして補助金を交付するものでございます。 続きまして、206ページからの第7款商工費でございます。 208ページ、209ページを御覧ください。第1項商工費、第2目商工振興費の第13節委託料、地域人材育成事業委託料1,100万円につきましては、地方移住やリモートワーク等の多様な働き方の普及が進んでいく中で、ウェブデザイナーを育成し起業を支援する事業で、令和3年度から開始した事業でございます。この令和4年度で2年目の事業となってまいります。 続きまして、210ページ、211ページでございます。第19節負担金補助及び交付金の中の下から4行目、住宅リフォーム補助金3,000万円は、新しい生活様式の実現による居住環境の向上や地域経済の活性化を図り雇用を維持するため、住宅のリフォームを行う方に対して補助金を交付するもので、補助率10分の1、上限30万円となっております。 続きまして、212ページ、213ページでございます。第3目観光費、213ページの中ほど、第13節委託料の上から4段目、観光消費額算出業務委託料300万円につきましては、観光産業が生み出す付加価値や雇用の効果などを推計するため観光消費額の算出業務を委託するものです。 その2段下、銀河おもてなし委託料236万3,000円につきましては、WEST EXPRESS銀河の備中高梁駅への停車に伴いまして、令和3年度と同様におもてなしを近隣自治体や関係団体と連携して実施するものでございます。 同じく委託料の下から4行目、施設指定管理委託料6,900万円余りのうち2,500万円につきましては、本年4月にオープンします旧吹屋小学校の指定管理に係るものとなっております。 次に、214ページ、215ページでございます。第19節負担金補助及び交付金の中の上から5行目、観光・商工業活性化事業補助金950万円のうち600万円つきましては、デスティネーションキャンペーンの受入れといたしまして、吹屋でのアートイベント等を開催する費用を計上しております。また、150万円につきましては、市内の主要観光エリアの周遊を促すデジタルスタンプラリーを実施する市内回遊性向上事業を行うものとなっております。 同じく第19節の下から2行目、吹屋直行バス運行補助金1,100万円につきましては、コロナ収束後の首都圏やインバウンドの誘客に向けまして、岡山空港から備中高梁駅を経由した吹屋地区への直行バスの運行を行うものです。 その下の観光プロモーション事業補助金1,200万円につきましては、旧吹屋小学校のオープンを機に1年を通じて観光施設への誘客を図るためのプロモーションを実施していくものとなっております。 続きまして、216ページからの第8款土木費でございます。 222ページ、223ページをお開きください。第2項道路橋梁費、第3目道路新設改良費は、対前年度比で3億円以上の増となっておりますが、これは地方創生道整備推進交付金道路整備事業や都市構造再編集中支援事業などの道路新設改良事業の増によるものでございます。 228ページ、229ページをお開きください。229ページ中ほど、第4項都市計画費、第1目都市計画総務費の第13節委託料の一番下の行、測量設計委託料3,314万3,000円と第17節公有財産購入費の420万円につきましては、広瀬地区に避難施設を整備するための事業費を計上しております。 232ページ、233ページをお開きください。233ページの上段、第5目歴史まちづくり費、第19節負担金補助及び交付金の上から2行目、日本遺産推進協議会負担金1,385万2,000円とその下、第21節貸付金の高梁市日本遺産推進協議会貸付金3,062万5,000円につきましては、協議会において地域活性化計画に基づいた事業を実施するため計上するもので、3年目の事業となります。 続きまして、236ページ、237ページでございます。237ページの下段、第5項住宅費、第2目住宅建設費、第13節委託料の設計監理委託料658万円のうち295万円と第17節公有財産購入費の土地購入費694万5,000円と家屋購入費569万円は、川面地域に若者定住子育て支援を図るための地域優良賃貸住宅を整備するものでございます。 また、同じく第13節の設計監理委託料のうち363万円と、その下の測量設計委託料330万円、第15節工事請負費の敷地造成工事費418万円と建物新築工事費3,740万円につきましては、定住の促進による人口の増加や地域の活性化を図るため、成羽地域に定住促進住宅を整備するものでございます。 続きまして、第9款消防費でございます。 246ページ、247ページをお開きください。第1項消防費、第3目消防施設費、247ページの上段に記載がございます第17節公有財産購入費の土地購入費1億3,837万4,000円及び第22節補償補てん及び賠償金3億円につきましては、新消防庁舎の整備に係る経費を計上しております。 続きまして、246ページからの第10款教育費でございます。 第1項教育総務費、第2目事務局費には、児童・生徒一人一人にきめ細かな指導を実施するため、市独自で小学校で30人以下の学級編制を実施するとともに、令和4年度からは中学校においても35人以下の学級編制を実施するための経費としまして、報酬や職員手当等職員配置に係る経費を2,604万2,000円計上しております。 続きまして、250ページ、251ページでございます。251ページの一番上、第13節委託料のGIGAスクールサポーター業務委託料1,321万2,000円につきましては、学校におけるICT環境の整備や事業におけるICT活用のサポートを行うための支援員を4名配置するものでございます。 同じ委託料の3行下、情報環境整備委託料165万円のうち49万5,000円と一番下、システム整備委託料770万円につきましては、学校給食費の適正化、学校給食の安定化のため小・中学校等の給食費を公会計化に向けた整備を行うものとなっております。 続きまして、260ページ、261ページでございます。261ページ、第2項小学校費、第3目学校建設費3,446万円につきましては、有漢義務教育学校の設立に伴い校舎等を整備するものでございまして、267ページ第3項中学校費、第3目学校建設費にも同様の計上がございます。 272ページ、273ページをお開きください。273ページ上段の表の一番下、第4項高等学校費、第3目教育振興費、第19節負担金補助及び交付金のがんばる地域コラボ補助金55万円につきましては、宇治高校の活性化を図るため、宇治地域と連携し生徒数の増加を図る取組を進めるものでございます。 続きまして、280ページ、281ページでございます。281ページの一番下、第6項社会教育費、第1目社会教育総務費、第13節委託料の設計監理委託料310万4,000円のうち80万6,000円と283ページ中ほどの第15節工事請負費の郷土資料館改修工事費5,020万4,000円は、郷土資料館の建物の保存を目的とした修理工事を実施するものでございます。 続きまして、296ページ、297ページでございます。297ページの上段、第7項保健体育費、第1目保健体育総務費、第19節負担金補助及び交付金の上から3行目、自転車競技開催補助金400万円につきましては、10回目となるヒルクライムチャレンジシリーズの開催費用を計上しております。 次に、302ページからの第11款災害復旧費でございます。平成30年7月豪雨災害の復旧関連事業が令和3年度でおおむね完了となっておりますので、災害復旧費全体では8億1,000万円余りの大幅減となっております。 308ページ、309ページをお開きください。ページ一番下の第12款公債費、第1項公債費、第1目元金は、平成30年7月豪雨災害により発行いたしました災害復旧事業債の公債費の増加などから1億4,200万円の増となっております。 続きまして、312ページ以降に給与費明細書を、320ページからは債務負担行為に関する調書を、そして332ページには地方債に関する調書を掲げておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 以上で議案第40号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 提案理由の説明の途中ですが、ただいまから10分間休憩いたします。            午後2時43分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午後2時52分 再開 ○議長(宮田公人君) 休憩前に引き続き再開いたします。 蛭田健康福祉部長。            〔健康福祉部長 蛭田俊幸君 登壇〕 ◎健康福祉部長(蛭田俊幸君) それでは、私からは議案第41号及び議案第43号から第47号までの補足説明をさせていただきます。 特別会計予算書の1ページを御覧ください。 議案第41号「令和4年度高梁市国民健康保険特別会計予算」でございます。 第1条、事業勘定の歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ35億8,401万5,000円、直営診療施設勘定の歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ8,497万7,000円と定めるものでございます。 また、第2条では地方債、第3条では歳出予算の流用について定めております。 それでは、6ページをお開きください。第2表地方債でありますが、医療用機械器具整備事業としまして限度額を420万円、診療所施設整備事業としまして1,170万円に定めるものであります。これは川上診療所、川上歯科診療所の医療機器の更新や外壁等の改修工事費に充てるものでございます。 それではまず、事業勘定の説明に移りますが、この説明につきましては別冊でお配りしております令和4年度当初予算資料、国民健康保険特別会計(事業勘定)、介護保険特別会計(事業勘定)と題しました資料により御説明をさせていただきます。そちらを御覧ください。 まず、資料の2ページをお開きください。(1)予算編成方針でございますが、令和4年度の予算編成に当たりましては、今後の被保険者数や医療費の動向を踏まえまして、適正かつ安定的に国保の運営ができるよう基金の活用も含めた予算編成を行っております。 それでは、3ページをお開きください。(2)納付金及び標準保険料率の推移でございます。この納付金や標準保険料率の仕組みにつきましては、このページ右上に図を載せておりますので、御参照いただければと思います。 まず、①納付金の表を御覧ください。令和4年度納付金額は表の太枠の部分になりますが、総額が7億4,683万5,000円でございまして、前年度と比較して約1,700万円の減となっております。これは医療給付費分の減が主な要因でありまして、被保険者の高齢化や高度化による医療費増が見込まれる一方で、人口減や後期高齢者への移行に伴う被保険者の減少が大きく影響しているものというふうに考えております。 次に、下の表、②標準保険料率でございますが、市町村の保険税率の目安として県から示された令和4年度の標準保険料率を本市の現行税率と比較しますと、後期高齢支援分、介護納付金分については大きな差はございませんが、医療給付費分については所得割率、均等割額、平等割額とも大きく上回っております。 このような状況から、令和4年度の税率の検討におきましては、まず納付金額が安定してきたこと、医療給付費分について現行税率と標準保険料率の差が大きいこと、また基金保有額の状況等も勘案いたしまして、医療給付費分の税率の見直しを中心に進めてきたところでございます。 それでは、4ページを御覧ください。 (3)保険税率の試算でございます。 ①医療給付費分改正による試算比較という項目でございますが、今後の被保険者数や納付金の動向、収納率等を勘案し、令和10年度までを区切りとして数パターンの試算を行っております。その結果のうち主なものをまとめたのがこの表になります。 これを見ますと、どのパターンも今後実質単年度収支は毎年マイナスになりますが、赤字額は令和7年度をピークに減少傾向となっております。その赤字部分を毎年基金取崩しにより補填した場合の令和10年度末の基金残高の見込みが、一番右枠の金額ということになります。 この結果から、下の枠に記載しておりますが、先進医療や高額薬剤の開発等による納付金の増加の可能性あるいは被保険者数の推移等、今後の動向も踏まえまして総合的に勘案し、太枠の改正税率を採用するというものでございます。また、基金残高の推移から判断いたしまして、数年は急激な税率の引上げを行うことなく対応が可能であるというふうにも考えております。 次に、5ページをお開きください。②の改正保険税率でありますが、先ほどの改正内容について令和3年度と比較した表になります。医療給付費分の右端の比較の欄が改正による引下げ率と引下げ額ということになります。 なお、今回は国保財政の適正かつ安定的な運営を行うため、現時点での状況を基に試算し税率改正を行うものでございますが、県の決算状況や医療費の推移等によりまして状況はもちろん大きく変動いたします。したがいまして、今後の動向等を注視し、必要に応じて見直しを行っていくことといたしております。 次に、6ページを御覧ください。(4)当初予算額であります。令和4年度の当初予算につきまして、この表により対前年度比較で増減の大きい項目を中心に説明をさせていただきます。 まず、歳入でございますが、1款国民健康保険税につきましては、被保険者数や所得、収納率等の推移を考慮しながら、先ほど御説明しました保険税率の引下げ、また未就学児の均等割額の軽減を加味いたしまして算出した結果、前年度比で約6,500万円の減収を見込んでおります。 10款繰入金につきましては、税率の引下げに伴う保険税軽減分の減額と職員給与費の減によりまして一般会計繰入金は全体で約4,100万円の減、また国保財政調整基金から繰入れを4,200万円見込んでおります。 次に、歳出ございますが、1款総務費につきましては約1,500万円の減となっておりますが、これは職員給与費の減が主な理由でございます。 3款国民健康保険事業費納付金につきましては、先ほど御説明したとおり約1,700万円の減額となっており、医療給付費分の減が主な理由でございます。 また、10款予備費につきましては、補正予算のほうでも説明しましたとおり国から示された考え方に基づきまして過去の実績等を勘案し、前年度比で2,000万円減の1,000万円を計上しております。 以上で国保特別会計の事業勘定の説明とさせていただきます。 それでは、特別会計予算書のほうに戻っていただきまして、40ページからは給与費明細書をつけておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 50ページ、51ページをお開きください。次は、直診勘定でございます。この勘定につきましては、中井診療所、宇治診療所の運営費と川上診療所、川上歯科診療所に係る経費を計上しているものでございます。 まず、歳入ございますが、1款の診療収入につきましては中井診療所の診療収入を、また4款になります国庫支出金は川上診療所の医療機器の更新に係る補助金357万5,000円を計上しているものでございます。 それから、52ページ、53ページをお開きください。8款繰入金、1項の一般会計繰入金につきましては、川上診療所に係る起債償還及び診療所の運営等に対する繰入金としまして4,972万9,000円を計上いたしております。 また、3項の基金繰入金1,442万1,000円、それから次の11款、これは52ページから55ページにかけてになりますが、市債1,590万円につきましては川上診療所の医療機器の更新や施設の改修工事に充当を予定するものでございます。 56ページ、57ページをお開きください。歳出でございますが、1款総務費につきましては、先ほどの4つの診療所の運営に係る経費等を計上しております。 その中で、57ページの一番下に一般会計への繰出金870万円を計上しておりますが、これは基金繰入金の一部を地域医療介護対策補助金の財源といたしまして一般会計に繰り出すものでございます。 58ページ、59ページをお開きください。2款の医業費でございますが、59ページの備品購入費に790万7,000円を計上いたしております。これは川上診療所、川上歯科診療所の医療機器でございまして、エックス線撮影装置等の更新を行うものでございます。 5款の公債費でありますが、これは川上診療所の建設、それからその後の整備事業に係る地方債の償還でございます。 62ページには地方債に関する調書をおつけいたしておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 続きまして、107ページをお開きください。 議案第43号「令和4年度高梁市へき地診療所特別会計予算」でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ1,761万1,000円と定めるものでございます。この会計につきましては、有漢診療所と西山診療所の運営に係る経費を計上したものでございます。 それでは、112ページ、113ページをお開きください。まず、歳入でございますが、2款の診療収入につきましては、有漢と西山診療所の診療収入になっております。 次の4款の県支出金につきましては、県のへき地診療所運営費補助金でございまして、西山診療所の運営に係るものでございます。 それから、114ページ、115ページをお開きください。歳出でございますが、1款総務費、2款の医業費とも有漢診療所と西山診療所の運営に要する予算でございまして、診療委託料をはじめとする管理運営経費を計上いたしております。予算内容が例年と大きく変わっているものはございません。 続きまして、119ページをお開きください。 議案第44号「令和4年度高梁市後期高齢者医療特別会計予算」でございます。 第1条でございますが、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ6億1,123万6,000円と定めるものでございます。 それでは、126ページ、127ページをお開きください。まず、歳入の1款後期高齢者医療保険料でございます。この保険料は2年ごとに改定されまして、令和4年度は改定年度となりますが、当初予算につきましては広域連合から示されました資料に基づき、改定前の保険料率で積算をいたしております。保険料の内訳としましては、年金からの天引きとなる特別徴収の額を全体の4分の3と見込みまして3億2,395万9,000円、納付書や口座振替などによる普通徴収の額を約4分の1と見込みまして1億798万6,000円を計上いたしております。 それから、4款の繰入金ですが、2目の保険基盤安定繰入金につきましては、保険料の軽減分に対する国、県、市からの拠出金を一般会計から繰り入れるというものでございまして、令和4年度は1億6,991万5,000円を見込んでおります。 続きまして、130ページ、131ページを御覧ください。歳出でございますが、1款総務費には保険料収納等に係る事務費を計上しております。 2款の後期高齢者医療広域連合納付金6億241万1,000円につきましては、保険料と一般会計からの保険基盤安定繰入金等を広域連合に納付するものでございます。 そのほかにつきましては、特段申し上げるものはございません。 続きまして、137ページをお開きください。 議案第45号「令和4年度高梁市介護保険特別会計予算」でございます。 第1条としまして、事業勘定の歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ52億4,947万6,000円、サービス勘定の歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ6,862万1,000円と定めるというものでございます。 第2条では地方債について、第3条では歳出予算の流用について定めております。 142ページをお開きください。第2表地方債でございますが、老人保健施設整備事業を目的に限度額を560万円とするものでございまして、これはひだまり苑の設備工事に充てるものでございます。 それでは、事業勘定の説明に移りますが、この説明につきましては先ほどの別冊令和4年度当初予算資料により説明させていただきますので、資料のほうの7ページをお開きください。 (1)予算編成方針でございますが、令和4年度は第8期介護保険事業計画の中間年度に当たることから、計画値と令和3年度の実績値を検証するとともに、今後の被保険者数やサービス利用の動向等を加味して予算編成を行っております。 まず、①歳入でございますが、介護保険料につきましては、これまでと同様に第1号被保険者数と所得段階別被保険者数の推移に加えまして、所得の低い方を対象とした保険料の負担軽減措置も見込んで算定をいたしております。 次に、②歳出でございますが、保険給付費につきましては被保険者数、それから要支援や要介護認定者数等の推移、これまでの実績に今後のサービス利用の動向等も勘案しまして、必要なサービス量を見込んでおります。 また、地域支援事業費につきましては、介護予防活動費等の高齢者の社会参加を促す取組や医療と介護の連携推進、相談や見守り体制の整備など高齢者の地域での生活を支援するための事業費を計上いたしております。 それでは、8ページをお開きください。(2)被保険者数、認定者数及び介護給付費の推移でございます。 まず、①第1号被保険者数、要支援・要介護認定者数の表を御覧いただけばと思います。 第1号被保険者数につきましては、平成30年度の1万2,217人から令和3年度には1万1,962人に減少しております。認定者数につきましても、同期間に2,986人から2,822人に減少しており、認定率は24.4%から23.6%に下降しています。 一方で、平均介護度につきましては2.16から2.27に上昇しておりまして、介護認定の重度化が徐々に進んでいる状況が見られます。この理由としましては、第1号被保険者のうち85歳以上の方の占める割合が増加傾向にあることが1つの要因ではないかというふうに考えております。 続きまして、②介護給付費の表を御覧ください。介護給付費につきましては、平成30年度の約44億2,700万円から年々増加しておりまして、令和3年度の実績は約47億6,100万円を見込んでおります。 以上の状況や傾向を踏まえまして、令和4年度の介護給付費は前年度の当初予算ベースでは2,668万円増の49億343万8,000円を見込んでいるところでございます。 次に、9ページの(3)令和4年度介護保険特別会計(事業勘定)当初予算でございますが、対前年度比較で増減の大きい項目を中心に説明させていただきたいと思います。 まず、歳入でございます。 5款国庫支出金が約3,300万円の減でございますが、これは介護給付費の調整交付金の標準給付率を9.56%、対前年度では0.8%の減と見込んでいることが主な要因でございます。 10款繰入金につきましては、職員給与費の減、法改正に伴うシステム改修委託料の減等によりまして、全体で約1,500万円の減を見込んでおります。 次に、歳出でございますが、1款総務費につきましては約1,250万円の減となっております。これは先ほど繰入金で御説明しましたとおり職員給与費システム改修委託料の減等が主な理由でございます。 3款保険給付費につきましては、地域密着型サービスや施設サービスの給付費の増加を見込みまして、約2,670万円の増となっております。 それから、5款基金積立金につきましては、収入見込みにより令和4年度単年での保険料の残が見込まれないことから、来年度につきまして利子分のみの計上でございます。 予算総額では、昨年度に比べ約3,100万円の減ということになっております。 以上で介護保険特別会計の事業勘定の説明とさせていただきます。 それでは、特別会計予算書に戻っていただきまして、184ページからは給与費明細書をつけておりますので、後ほど御覧いただければと思います。 では、サービス勘定に移らせていただきますが、こちらにつきましても増減の大きい主な項目を説明させていただきたいと思います。 194ページ、195ページをお開きください。まず、歳入でございます。 8款繰入金、1項の一般会計繰入金が対前年度比で196万2,000円増でございますが、これは公債費の増が主な要因であります。 次の4項基金繰入金が630万2,000円、それから196ページになりますが、12款市債が490万円、それぞれ対前年度比で増額となっております。これはひだまり苑の施設整備事業費の増によるものでございます。 続きまして、198ページ、199ページをお開きください。歳出でございますが、2款サービス事業費、3項の老人保健施設事業費が対前年度比では988万4,000円の増でございます。これにつきましても、ひだまり苑の施設整備費の増によるものでございまして、199ページの設計監理委託料の200万円と工事請負費931万7,000円がそれに係るものでございます。厨房内の空調設備工事や消防設備の取替え工事を予定いたしております。 次に、200ページ、201ページをお開きください。5款の公債費につきましては、事業費等の対前年度比較で言いますと438万1,000円の増となっております。 202ページからは給与費明細書を、206ページには地方債に関する調査をつけておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 続きまして、207ページをお開きください。 議案第46号「令和4年度高梁市養護老人ホーム特別会計予算」でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億7,309万7,000円と定めるというものでございます。 それでは、212ページ、213ページをお開きください。まず、歳入でございますが、2款委託金につきましては前年度と比較しまして938万円の減となっておりますが、これは入所者の見込み数の減によるものでございます。 また、5款繰入金、一般会計繰入金につきましては、先ほどの委託金の減や成羽長寿園建設に係る償還金の増によりまして、対前年度比では約2,600万円の増となっております。 次に、歳出でございますが、216ページ、217ページを御覧ください。 1款総務費、総務管理費につきましては、前年度と比較して大きく変わってるところはございません。 220ページ、221ページの2款施設費につきましては、約100万円の減でございますが、主には入所者の見込み数の減に伴う給食賄い費等の減によるものでございます。 4款公債費につきましては、成羽長寿園建築に係る償還金の増によりまして、前年度比では約1,700万円の増となっております。 その他につきましては、特段申し上げるものはございません。 222ページからは給与費明細書を、また229ページには地方債に関する調書をおつけしておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 続きまして、231ページを御覧ください。 議案第47号「令和4年度高梁市特別養護老人ホーム特別会計予算」であります。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億6,448万2,000円と定めるというものでございます。 第2条では地方債について定めておりますが、234ページをお開きください。第2表地方債でございます。介護サービス施設整備事業を目的に限度額は200万円と定めておりますが、これは鶴寿荘の設備修繕工事と介護用備品の購入費への充当を予定いたしております。 それでは、238ページ、239ページをお開きください。まず、歳入でございますが、1款サービス収入の介護給付費収入、次の自己負担金収入とも対前年度比で減となっておりますが、これは成羽デイサービスセンターの利用者見込み数の減によるものでございます。 それから、246ページ、247ページをお開きください。次に、歳出でございますが、1款総務費の総務管理費が前年度と比較して約3,000万円の減となっております。これは令和3年度に鶴寿荘の冷暖房空調設備の修繕工事を実施しておりまして、その工事に係る予算の減が主な要因でございます。 248ページ、249ページをお開きください。249ページの工事請負費に108万8,000円を計上しておりますが、これは厨房内のエアコンの修繕工事を予定いたしております。 次のページ、2款のサービス事業費でございますが、251ページの介護用備品購入費133万6,000円を計上いたしておりますが、これは入所者用の電動ベッドを2台整備するというものでございます。 その他につきましては、特段申し上げるものはございません。 256ページからは給与費明細書を、また263ページには地方債に関する調書をおつけしておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 以上で私からの補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 提案理由の説明の途中ですが、ただいまから10分間休憩いたします。            午後3時24分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午後3時33分 再開 ○議長(宮田公人君) 休憩前に引き続き再開いたします。 渡辺病院事務長。            〔病院事務長 渡辺丈夫君 登壇〕 ◎病院事務長(渡辺丈夫君) それでは、議案第42号の補足説明をさせていただきます。 特別会計予算書63ページをお開きください。 議案第42号「令和4年度高梁市国民健康保険成羽病院事業会計予算」でございます。 第1条総則でございます。令和4年度高梁市国民健康保険成羽病院事業会計予算は、次に定めるところによる。 第2条、業務の予定量を掲げてございます。 (1)病床数は96床、(2)年間患者数は入院を2万1,000人、外来を6万4,085人、(3)1日平均患者数は入院が57.5人、外来は293.4人としてございます。入院患者数につきましては、引き続きコロナ即応病床の対応も必要なことから、前年並みを見込んでございます。外来患者数につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による受診控えも徐々に解消されつつあることから、またワクチン接種による患者数の増もございますので、2割程度の増加を見込んでございます。 (4)主要な建設改良事業につきましては、器械及び備品購入を予定してございます。 第3条で収益的収入及び支出の予定額を定めております。 収入では、第1款病院事業収益は15億5,208万7,000円でございます。 内訳といたしまして、第1項医業収益12億591万6,000円、こちらは入院、外来、健診などの収益でございます。第2項医業外収益3億879万円は、病院運営費の一般会計負担金や新型コロナ関係の県補助金、償却資産に係ります長期前受金の戻入れ、企業債償還に係ります一般会計からの繰入れなどでございます。第3項訪問看護事業収益3,727万1,000円は、訪問看護事業に係る収益や一般会計補助金などでございます。第4項特別利益11万円は、過年度損益修正益などでございます。 ページをめくっていただきまして64ページです。支出では、第1款病院事業費用は16億981万円でございます。 内訳といたしまして、第1項医業費用15億6,273万7,000円は、職員給与費や医療材料費等の診療経費、病院診療所の維持経費及び減価償却費などでございます。第2項医業外費用660万2,000円は、企業債利息などでございます。第3項訪問看護事業費用3,727万1,000円は、訪問看護事業に係ります職員給与費等の運営経費でございます。第4項特別損失20万円は、過年度損益修正損などでございます。第5項予備費として、300万円を計上させていただいております。 第4条で資本的収入及び支出の予定額を定めております。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額8,919万1,000円につきましては、損益勘定留保資金で補填するものとしております。 収入では、第1款資本的収入は4,020万円でございます。 内訳といたしまして、第1項企業債が3,960万円、機械器具及び備品購入に係るものでございます。第2項補助金は0円です。第3項預り金は60万円、看護師等奨学金貸付補助金1人分を計上させていただいております。 次に、支出ですが、第1款資本的支出は1億2,939万1,000円でございます。 内訳といたしまして、第1項建設改良費4,162万6,000円は、施設修繕や検査システム、温冷配膳車などの機械器具及び備品購入でございます。第2項企業債償還金が8,656万5,000円、第3項投資その他の資産120万円は、看護師等奨学金貸付金1人分を計上させていただいております。 第5条は企業債であります。医療機器等の整備の限度額を3,960万円といたしまして、起債の方法等を定めてございます。 65ページに移りまして、第6条で予定支出の各項の経費の金額の流用について定めております。 第7条で、議会の議決を経なければ流用することのできない経費を(1)職員給与費9億5,706万1,000円、(2)交際費30万円としております。 第8条で、他会計からの負担金といたしまして、一般会計からこの会計へ負担を受ける金額は2億8,219万7,000円とし、第9条で棚卸資産購入限度額といたしまして、棚卸資産購入限度額は1億6,000万円と定めるものでございます。 なお、66ページから68ページの予算実施計画につきましては、後ほど御覧いただきたいと思います。 69ページをお開きください。予定キャッシュフロー計算書でございます。これは令和4年度1年間の資金の増減を表したものでございまして、合計額のみ申し上げます。 一番下から3行目、資金増加額または減少額を1億800万1,000円の減少と見込みまして、一番下の行、資金期末残高は8億5,281万2,000円と予定しております。 70ページから79ページにかけまして給与費明細書、債務負担行為に関する調書、それから80ページから85ページにかけまして令和3年度の予定損益計算書、予定貸借対照表及び注記表、86ページから89ページには令和4年度の予定貸借対照表及び注記表、90ページから105ページにかけまして予算説明書のほうをつけてございますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 以上で議案第42号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 村原産業経済部長。            〔産業経済部長 村原幸司君 登壇〕 ◎産業経済部長(村原幸司君) それでは、議案第48号、議案第52号から議案第54号までの補足説明をさせていただきます。 特別会計予算書265ページをお開きください。 議案第48号「令和4年度高梁市畑地かんがい事業特別会計予算」でございます。 令和4年度高梁市畑地かんがい事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算、第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2,014万8,000円と定めるものでございます。 事項別明細書で主なものを御説明いたしますので、270ページ、271ページをお開きください。 歳入の第2款使用料及び手数料でございます。271ページの一番上になりますが、畑かん施設給水使用料として1,211万円を、また水道事業と施設を共用しておりますことから、同じく271ページ2段目となりますが、畑かん施設使用料として792万8,000円を見込んでおります。 274ページ、275ページをお開きください。歳出につきましては、畑かん事業の管理運営に必要な経費を計上しております。 次に、353ページをお開きください。 議案第52号「令和4年度高梁市巨瀬財産区特別会計予算」でございます。 令和4年度高梁市巨瀬財産区特別会計の予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算、第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,438万8,000円と定めるものでございます。 事項別明細書で主なものを御説明いたしますので、358ページ、359ページをお開きください。 歳入の第2款繰入金、第1項基金繰入金、第1目基金繰入金です。359ページ下から2段目となりますが、事業財源とするため巨瀬財産区基金より816万1,000円を繰り入れております。 次に、360ページ、361ページをお開きください。歳出の第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費、第28節の繰出金でございます。361ページ中ほどでございます。先ほど一般会計で説明をいたしました巨瀬地域におきます福祉活動応援事業への財源として280万円を一般会計へ繰り出すこととしております。 第2款財産費、第1項財産費、第1目財産管理費では、第15節工事請負費、361ページ下から2段目ですが、財産区有林の作業道整備等工事請負費として500万円を計上しております。 その他につきましては維持管理運営経費で、特段申し上げることはございません。 次に、365ページをお開きください。 議案第53号「令和4年度高梁市宇治財産区特別会計予算」でございます。 令和4年度高梁市宇治財産区特別会計の予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算、第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ641万3,000円と定めるものでございます。 宇治財産区特別会計につきましては維持管理運営経費を計上しているもので、特段申し上げることはございません。 次に、375ページをお開きください。 議案第54号「令和4年度高梁市有漢財産区特別会計予算」でございます。 令和4年度高梁市有漢財産区特別会計の予算は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算、第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ373万1,000円と定めるものでございます。 有漢財産区特別会計につきましても維持管理運営経費を計上しているもので、特段申し上げることはございません。 以上で議案第48号、議案第52号から議案第54号までの補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 大福土木部長。            〔土木部長 大福範義君 登壇〕 ◎土木部長(大福範義君) それでは、議案第49号から議案第51号までの補足説明をさせていただきます。 特別会計予算書277ページをお開きください。 議案第49号「令和4年度高梁市水道事業特別会計予算」でございます。 第1条、総則といたしまして、令和4年度高梁市水道事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。 第2条は業務の予定量を掲げております。給水戸数は1万2,362戸、年間総配水量は355万9,814立方メートル、1日平均配水量は9,752立方メートル、主な建設改良事業はテレメータ更新事業を予定いたしております。 第3条、収益的収入及び支出の予定額を定めております。収入の第1款水道事業収益11億8,667万4,000円でございます。 内訳といたしまして、第1項営業収益6億8,696万2,000円は、水道料金収入等でございます。第2項営業外収益4億9,971万2,000円は、一般会計からの繰入金や償却資産の取得に伴い交付される補助金等について減価償却見合い分を順次収益化する長期前受金戻入れ等でございます。 次に、支出で、第1款水道事業費用は10億8,911万4,000円でございます。 内訳といたしまして、第1項営業費用10億780万円は、人件費や施設の維持管理費、固定資産の減価償却費等でございます。第2項営業外費用6,972万8,000円は、企業債利息や岡山県広域水道企業団負担金及び消費税等でございます。第3項特別損失に30万円、第4項予備費に1,128万6,000円を計上いたしております。 続きまして、第4条は資本的収入及び支出の予定額を定めておりまして、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億9,095万7,000円は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額208万6,000円、過年度損益勘定留保資金2億8,887万1,000円で補填するとしております。 収入で、第1款資本的収入は3億8,005万5,000円でございます。 内訳としまして、第1項負担金257万4,000円は給水申込負担金、第2項補償金4,963万2,000円は配水管支障移転補償金、第3項企業債は9,860万円、第4項他会計負担金2億2,924万9,000円は一般会計からの繰入金を計上しております。 次に、支出で、第1款資本的支出は6億7,101万2,000円でございます。 内訳といたしまして、第1項建設改良費2億6,194万3,000円は水道施設改良費で、テレメータ更新工事や水道施設の更新工事費が主なものでございます。第2項企業債償還金は4億906万9,000円を計上いたしております。 次に、278ページをお開きください。 第5条は企業債を掲げておりまして、水道施設改良事業の目的で限度額を9,860万円としております。 第6条は、予定支出の各項の経費の金額の流用について定めております。 第7条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費を職員給与費8,819万4,000円としております。 第8条では、棚卸資産購入限度額は542万5,000円と定めるものでございます。 次に、279、280ページの予算実施計画につきましては、後ほど御覧いただきたいと思います。 281ページをお開きください。 水道事業の予定キャッシュフロー計算書でございます。これは令和4年度1年間の資金の増減を表したものでございます。合計額のみ申し上げますが、一番下から3行目、資金増加額または減少額を9,637万6,000円の減少と見込みまして、一番下の行、資金期末残高は5億3,647万2,000円の予定でございます。 以下、282ページから給与費明細書、予定損益計算書、予定貸借対照表、財務諸表等に係る注記表、予算説明書を掲げておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 続きまして、307ページをお開きください。 議案第50号「令和4年度高梁市下水道事業特別会計予算」でございます。 第1条、総則といたしまして、令和4年度高梁市下水道事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。 第2条は業務の予定量を掲げております。処理区域内人口は1万3,235人、年間排水処理量は261万4,853立方メートル、1日の平均排水処理量は7,164立方メートル、主な建設改良事業費は雨水対策事業を予定いたしております。 第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めております。なお、営業費用中工事請負費5,736万6,000円の財源に充てるため、企業債2,704万円を借り入れることとしております。 収入で、第1款下水道事業収益は10億5,618万7,000円でございます。 内訳として、第1項営業収益3億9,487万3,000円は、下水道使用料や一般会計からの雨水分の繰入金等でございます。第2項営業外収益6億6,131万4,000円は、国庫補助金や一般会計からの繰入金、償却資産の取得に伴い交付される補助金等の減価償却見合い分を順次収益化する長期前受金戻入れ等でございます。 次に、支出で、第1款下水道事業費用は10億5,154万7,000円でございます。 内訳としまして、第1項営業費用9億5,721万円は、人件費、施設の維持管理費、固定資産の減価償却費等が主なものでございます。第2項営業外費用8,821万7,000円は、企業債利息、消費税等でございます。第3項特別損失に12万円、第4項予備費に600万円を計上いたしております。 第4条は資本的収入及び支出の予定額を定めておりまして、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額3億3,547万3,000円は、消費税資本的収支調整額1,679万5,000円、過年度損益勘定留保資金1億437万3,000円及び当年度損益勘定留保資金2億1,430万5,000円で補填するものとしております。 308ページをお開きください。収入で、第1款資本的収入は5億1,898万5,000円でございます。 内訳といたしまして、第1項分担金及び負担金141万3,000円は下水道事業分担金及び受益者負担金、第2項補償金1,203万4,000円は雨水管支障移転補償金、第3項補助金9,650万円は国庫補助金、第5項企業債は2億9,856万円、第6項他会計出資金1億1,047万8,000円は一般会計からの繰入金を計上しております。 次に、支出で、第1款資本的支出は8億5,445万8,000円でございます。 内訳としまして、第1項建設改良費2億9,469万2,000円は、落合雨水ポンプ場整備事業に係る日本下水道事業団委託料が主なものでございます。第2項企業債償還金は5億5,976万6,000円を計上しております。 第5条は継続費について定めておりまして、建設改良費のうち落合雨水ポンプ場整備事業につきまして、令和7年度までの継続事業としております。事業費総額は20億4,363万4,000円で、令和4年度の年割り額は2億2,300万円でございます。 第6条は企業債を掲げておりまして、下水道事業の目的で限度額を3億2,560万円としております。 第7条は一時借入金を定めておりまして、一時借入金の限度額は9億円としております。 第8条は、予定支出の各項の経費の金額の流用について定めております。 第9条では、議会の議決を経なければ流用することのできない経費を職員給与費5,634万6,000円としております。 次に、310ページ、311ページをお開きください。実施計画につきましては後ほど御覧いただきたいと思います。 312ページをお開きください。下水道事業の予定キャッシュフロー計算書でございます。これは令和4年度1年間の資金の増減を表したものでございます。合計額のみ申し上げますが、一番下から3行目、資金増加額または減少額を4,290万2,000円の増額と見込みまして、一番下の行、資金期末残高は1億1,245万8,000円の予定でございます。 以下、313ページから給与費明細書、継続費に関する調書、予定損益計算書、予定貸借対照表、財務諸表等に係る注記表、予算説明書を掲げておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 続きまして、343ページをお開きください。 議案第51号「令和4年度高梁市地域開発事業特別会計予算」でございます。 第1条、歳入歳出予算といたしまして、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ6,259万2,000円と定めるというものでございます。 事項別明細書で主立ったものを御説明させていただきますので、348ページ、349ページをお開きください。 歳入でございます。第3款財産収入、第2項財産売払収入3,638万2,000円は、分譲宅地の販売収入でございます。 第4款繰入金、第1項一般会計繰入金2,619万8,000円は、有漢工業団地第2期造成事業のための繰入金でございます。 続きまして、350ページ、351ページをお開きください。 歳出でございます。第2款宅地造成事業費、第1項造成事業費3,639万4,000円は、新規分譲宅地造成に係る費用でございます。 第3款工業団地造成事業費、第1項造成事業費2,619万8,000円は、有漢工業団地第2期分の開発許可申請に係る測量設計委託料等でございます。 以上で議案第49号から議案第51号までの補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 以上で本日の議事日程は終わりました。 念のため申し上げます。次会は10日、通告による一般質問を行います。発言順位の1番から5番までの議員にお願いいたします。 本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでございました。            午後4時5分 散会...