総社市議会 > 2021-06-18 >
06月18日-04号

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  1. 総社市議会 2021-06-18
    06月18日-04号


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    令和 3年 6月定例会          令和3年6月定例総社市議会会議録(第4号)              〇令和3年6月18日(金曜日)1. 開 議 令和3年6月18日 午前10時 0分2. 散 会 令和3年6月18日 午後 1時39分3. 出席又は欠席した議員の番号及び氏名   出席議員   1番 山田 雅徳        2番 溝手 宣良        3番 三上 周治   5番 萱野 哲也        6番 三宅 啓介        7番 岡崎 亨一   8番 深見 昌宏        9番 小川 進一        10番 高谷 幸男   11番 小西 義已        12番 難波 正吾        13番 小西 利一   14番 津神謙太郎        15番 村木 理英        16番 頓宮美津子   17番 赤澤 康宏        18番 名木田正昭        19番 加藤 保博   20番 根馬 和子        21番 山口 久子        22番 劒持 堅吾4. 職務のため議場に出席した議会事務局職員の職氏名   議会事務局長  河 相  祐 子        同   次長  小 原    純   同   主幹  西 槇  昌 志        同議事係主査  鎌 田  美 保   同庶務調査係主任小 野  達 司5. 説明のため出席した者の職氏名   市長      片 岡  聡 一        副市長     大 塚  康 裕   政策監     中 島  邦 夫        総合政策部長  脇    奈 七   総務部長    難 波  敏 文        市民生活部長  新 谷  秀 樹   文化スポーツ部長中 村  義 弘        保健福祉部長  吉 田    啓   産業部長    西 川    茂        環境水道部長心得西 村  佳 子   教育長     久 山  延 司        教育部長    服 部  浩 二   総務課長    内 田  和 弘6. 本日の議事日程   第1 一般質問   第2 議案第46号上程──提案理由の説明   第3 諸議案質疑   第4 諸議案委員会付託   第5 陳情上程──委員会付託7. 議事経過の概要   次のとおり              開議 午前10時0分 ○議長(劒持堅吾君) ただいまの出席21名全員であります。 これより、会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 一般質問 ○議長(劒持堅吾君) では、日程第1、一般質問を昨日に引き続き行います。 本日は、山田雅徳君から難波正吾君までの4人の予定で進めてまいります。 まず、1番山田雅徳君の質問に入る前に、この際私より申し上げます。 山田雅徳君から一般質問に際し議場へのパネル持込みの申出があり、あらかじめこれを許可いたしておりますので、御了承願います。 では、1番山田雅徳君の質問を許します。 1番山田雅徳君。              〔1番 山田雅徳君 登壇〕 ◆1番(山田雅徳君) おはようございます。議長より発言の許可をいただきました、議席番号1番、チームかがやきの山田雅徳です。 いよいよ今日からワクチン接種60歳から64歳の方、そして基礎疾患のある方が対象の予約受付がスタートいたしました。ワクチン接種もいよいよ第2ステージ、シフトアップ、そのように感じておりますが、通告に従いましてお伺いをいたしますけども、新型コロナ、そしてワクチン接種についての質問が中心となりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 まずは、本市の現状を共有したいと思います。 インターネット、またケーブルテレビを御覧になっている皆様には、画面に資料を映していただいております。そちらを御覧いただきたいと思いますが、昨日までの本市の感染状況は、感染者数累計で242人。内訳としましては、昨年9月まではゼロ人でありました。昨年10月から今年の3月までの6箇月間で46人、4月から現時点までは3箇月196人が感染をしておると、そういう状況です。なお、クラスター発生は、これまでに4件ということです。 そして、ワクチン接種についてですが、約7万人の総社市民に対して、65歳以上の高齢者2万人と16歳から64歳計4万人、合計6万人へと接種券を発送したところであり、12歳から15歳約2,700人については現在接種券の発送を保留中ということでございます。 ワクチン接種の状況はですけども、昨日までで1回目の接種は1万4,337人、2回目は7,069人といった状況でございますが、市長、数字の上での状況を踏まえて、今、連日報道されておりますが、東京や全国の話や一般的な話ではなくて、この本市の状況はどうかをお伺いいたします。 ○議長(劒持堅吾君) 市長。              〔市長 片岡聡一君 登壇〕 ◎市長(片岡聡一君) おはようございます。いよいよ一般質問最終日でございますが、本日もどうぞよろしくお願いを申し上げます。 山田議員の御質問にお答えをいたします。 まさしく今、今日が60歳から64歳、そして基礎疾患がおありの方の受付がスタートいたしました。ちなみに既に10時を回っておりますが、8時半からスタートしましたが、8時半から9時半のこの1時間の間に実に1,073件の方の予約が完了いたしております。内訳は、インターネットが818件、電話が255件ということですから、この1時間で電話30台とインターネットと、持てる能力の最大が予約に回ったということであろうかと思います。 先ほどお示しいただいた、山田議員からの242人の感染者数、そして現時点では自宅療養もゼロ人、そしてクラスター最終クラスター薬師寺慈恵病院さんでございましたが、最終の感染者が発生して2週間たち陰性になった。これでクラスターが完全終結ということで、今のところ患者数はゼロということに、自宅待機者はゼロという状況が生まれてきているわけであります。これは、5月の状況はどうかと言われれば、市民の方には多大な御心配をおかけして非常に申し訳なかったというふうに思っております。特に総社の人口7万のレベルで自宅待機者が30名余りというのは、これはあってはならないことであったと。この部分に注視して、少なくともこの30人が自宅待機になる、将来も可能性をはらんでおりますから、その際の自宅待機あるいはホテル、それから医療機関というのは想定して今後も用意しておくということが肝腎だということと、災害と重なったときのこの30名の方々の療養先、避難先というものを中央公民館とサンワークを中心にシミュレーションしながら、保健所と連携を取って、事前に連絡を取っておくということが一つの大きなテーマだというふうに感じております。 そして、ワクチンの接種率でございますけれども、今65歳以上を中心に行っておりますけれども、人口7万人に対して65歳以上が2万580人。そのうち接種を希望、予約された方が1万6,000人でございます。したがって、この1万6,000人という分母を捉えて、1回目が終わった方が1万6,000分の1万4,337という数字であります。この数字がどうなのかと言われれば、今、岡山県平均が今朝の新聞にも出ておりましたけれども、おおむね65歳以上の半分、50%が接種、1回目終わったということでございますので、そういう意味においては総社市は1万6,000分の1万4,337、残すところ1,600人程度が打ち終われば1回目が終わるということでございますので、今の状況でいくと来週の中頃には1回目が全員終わったということでございますので、当初のもくろみで言うと、組立てスタートした5月17日の感じで言うと、6月の末までで1回目が終わればいいなという感じでスタートしておりましたから、約半月前倒してきたということが言えます。これは本当に医療機関医療従事者の方々をはじめ、多大な御協力をいただいたおかげで約半月前に倒してきたということで、私としてはかなり速いスピードでワクチン接種が進んでいると評価していいのではなかろうかと思います。これから、今日も昨日もそうでありますけれども、1回目の人が半分、2回目の人が半分という1日の接種の比率になっておりますが、これからはだんだん2回目の人ばっかしが出てくるという状況になり、それに加えて今度は7月1日から2回目の人と64歳以下の人が2階建てになっていくという感じになってまいります。いずれにせよ、今の段階で評価すれば、よく頑張って岡山県下最速スピードで走っているというのが今の総社市の状況だと認識いたしております。 ○議長(劒持堅吾君) 山田雅徳君。 ◆1番(山田雅徳君) 現状についてお答えをいただきました。特に接種については、スピード感を持って皆さん御協力していただいているなと感じております。また、報道によりますと、岡山県でも緊急事態宣言というものが20日には解除されるようです。解除はされますけども、昨日の県の対策会議ではリバウンド防止強化月間ということで、21日から1箇月間、7月20日まで、さらにこの1箇月間を孤食であるとか黙食の徹底であるとか感染拡大地域との往来回避など、引き続き県民、市民に対して協力を求めるという、そういったことでございます。 そんな中で、新型コロナウイルス感染症、そしてワクチン接種について、本市の考え方、これからの方針というのも改めて市長にお尋ねをいたしたいと思います。そして、教育長から、学校や子どもたちに対するそういった現場での考え、方針というのをお伺いしたいと思います。 ○議長(劒持堅吾君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) コロナに対して、特効薬は大きく二つあると。一つは防御。3密を避けながら、従来どおりマスクをはめて、ディスタンスを取って、手洗いをし、マスクを外しての飲食は極力控えていくということを防御としてやっていくということがまず第1点。そして、それに追い付け追い越せというようなスピード感を持ってワクチンを接種するということが本市にとっての最大の防御策だというふうに考えて、これからもワクチン接種の質、量、質というのはこれから64歳以下の方に移ってまいりますので、副反応が非常に気になるので、一人一人丁寧に注意深く打っていくという大方針、これを重視しながら丁寧に慎重に打っていくということを是として行ってまいりたいと思います。 7月1日からは60歳から64歳、そして基礎疾患の方々へ行っていく。今回の目玉は、何といっても7月15日から約1箇月間、強化月間として、強化月間というのはどういう考え方かと言うと、とにかく今までのやり方は1回目の人、スタートした5月18日の時点で1回目の人を結構控え目に打っていったわけです。なぜかというと、3週間後に倍になるので、倍になったら困るじゃないですか。倍になったときの最大マックスを600ぐらいに捉えて、5月18日のスタートの時点は大体1日の集団接種を300程度に控えてまいりました。それで、今のスピード感ができているんですけれども、今回64歳以下というのは約4万人いらっしゃるので、1回目を差し控えてというやり方をやると後ろに後ろにずれてきますので、とにかく7月15日から1箇月間は1回目オンリーで、その集団接種のマックスを取っていこうという考え方。特にモデルナということになります。モデルナ集団接種を7月15日の木曜日から、集団接種会場では木、土を1日1,000回、日曜日を1日2,000回。1回目のモデルナ接種をそういう強化月間にして、7月15日から4週間の幅で1回目のモデルナ、64歳アンダーというものを組み立てていこうと。1週間置いて、後半の4週間はそれに2回目が加わってくるというような考え方を基本的に持ちながら、質、量ともにワクチン接種を成り立たさせていこうと思っております。今回、今までこれまでは29医療機関個別診療を行ってくださっておりましたが、この個別診療に64歳以下はさらに増えて、31医療機関個別診療に応じてくださるということに相なっております。そういうことも含めて、接種を急いでいきたいと思います。 また、今まだ正式決定ではありませんけれども、モデルナの全国的に今やっている企業特別優先枠ということで、ウイングバレイ12社が手を挙げて、今、希望を出しております。すべからく成就すれば、21日、来週の月曜日の15時から総社市久代のウイングバレイ研修センター集団接種特別枠モデルナが始まっていくということが予想されています。これはウイングバレイとよく連絡を取り合ってやっておりますが、接種会場は先ほど言いました久代の研修センターでありますけれども、担当医が長野病院様ということになっておりますので、長野病院さんのドクター、看護師さんはじめ御協力をいただきながら、決定通知が届けばそれを速やかに進めていくということであります。このほかにも県立大学さんとか手を挙げるようでございますけれども、そういった企業優先枠というものも我々が後押ししながらアシストしていくということ。そして、中小零細については、塊、塊、5とか10とかでは非常にやりにくいので、1,000以上の塊にする、100以上の塊にする、最小塊単位を国と相談しながら会社でやっていく方法も併せ持って進めていくということで、最終的に9月の末あたりに全人口に対して7割、いわゆる希望した方がすべからく終了するという時期を9月末とターゲットを定めながら進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(劒持堅吾君) 教育長。              〔教育長 久山延司君 登壇〕 ◎教育長(久山延司君) 山田議員の御質問にお答えいたします。 学校や子どもたちに対するワクチン接種の方針や考え方ということでございますが、12歳から15歳の人への接種につきましては、追って国が示すガイドラインに基づき感染症専門家会議の有識者の方、地域の医師の方、また学校や、それから現在アンケートをしておりますが、保護者の方々の御意見をお聞きしながら十分に、市長を中心に関係職員と十分に協議しながら、学校での集団接種をするかどうかも含めて方針を決定してまいりたいと思います。 また、吉備医師会の先生方の御指導、御助言をいただきながら、ワクチンの効果や副反応について子どもたちが正しく理解し、家族と話し合って受ける、受けない、そういうことを判断できるような資料を提供してまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(劒持堅吾君) 山田雅徳君。 ◆1番(山田雅徳君) それぞれお答えをいただきました。先ほど市長の答弁の中で9月末に7割を目指すと、そういった集団免疫について述べられていたと思いますけども、集団免疫とは何ぞやという方も多くいらっしゃるかもしれないんで、こちら、厚生労働省のホームページから新型コロナワクチンQ&Aというところから資料のイラストを用意をしました。市長からこの間繰り返して、ワクチン接種は決して強制ではなくてワクチンを打たない権利も尊重しながらワクチンの接種を進めているというメッセージが繰り返して発せられておりますけども、これは約7万人の総社市民の7割、4万9,000人が免疫を持つと感染者が出てもほかの人に感染しにくくなりますよと、間接的に免疫を持たない人も感染から守られる社会であると。社会全体、この総社市全体が感染症から守られるということになります。これは、もちろん昨日村木議員が指摘したように、総社市だけじゃなくて例えば岡山や倉敷であるとか周辺自治体接種状況という、こういったことを見ながらということがポイントになってきますけども、ですので繰り返しにはなってくるんですが、ワクチンを打つ選択をした方、打たないと選択した方、周りの状況を見て判断したい方、それぞれの方が決して争うことなく、対立をすることがないようにお願いをしたいと思いますが、市長、このことについて、いま一度どうでしょうか。 ○議長(劒持堅吾君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) 打たない方の権利を尊重しながらやりましょうということで、私もこれから様々なツールを通じて、私自身のツイッターもそうですけれども、打たないでいる人を誹謗中傷したりとか、そういうことは一切やめましょうということを先頭になって伝えていきたい、お願いしていきたいと思います。決して接種は義務でもなく強制でも全くありませんから、それぞれの御判断で打っていただく。ただ、打ちたいという御希望を持たれた方に対しては、最大限丁寧に対応して打ってさしあげるということに徹していきたいというふうに思っております。7割が抗体を持った社会を集団免疫社会というふうに言ってるWHO、そしてさっきの厚生労働省のパネルにもありましたけれども、ただこれは世界のエビデンスがあるわけでもありませんし、人類が今、未知と戦っているわけでございます。 特に12歳から15歳の子どものワクチン接種については、これ、厚生労働省が5月31日に全国に対して接種すべき対象を12歳以上とすると全国の役所に通達したんですよ。通達したにもかかわらず、この接種の要領とか在り方について文部科学省厚生労働省もちゃんとしたものを出してきません。その先頭を走っているのが総社市。総社市は、それがゆえに集中砲火を浴びてますけれども、どこの市もこれからですよ。12歳から15歳の子どもに対して、親に対してアンケートを取ってる市なんかないんですから。ないんですよ。それに挑みながら、みんなの意見を聞いてまとめ上げていく。その中にも、我々が先頭を走ってますけれども、打たない権利、これを大切にする。むしろそっちのほうを大切にして行っていく課題なんで、それは学校の協議会でも個別接種集団接種、どの子が打った、打たない、そういうことにならないように最大限の注意を払ってやっていく、それに徹していきたいと思っております。 ○議長(劒持堅吾君) 山田雅徳君。 ◆1番(山田雅徳君) 子どもたちや若年層へのワクチン接種というものが、特に保護者の方は不安に思われてる方も確かに多くいらっしゃると思いますし、私自身もこれは慎重に実施するべきだなというふうには思っておりますが、ですから集団免疫の観点から考えても、繰り返しますけど強制ではないんですけども、大人の私たちが自分自身のためであったりとか、周りの人のためであったりとか、地域の子どもたちのためであったりとか、ぜひ前向きにワクチン接種の検討をしていただきたいなと思います。 それでは、次に移ります。 今後のワクチン接種への取組はどうかなんですけども、ワクチン接種については接種を希望する市民に対してそれぞれ状況に合わせた接種体制を取るべきだと、私はそのように考えます。現在65歳以上の高齢者約2万人を対象に1回目、そして2回目の接種、行っておりますが、いよいよ来月から、今日から受付始まってますけども、16歳から64歳、約4万人を対象にしたワクチン接種も同時進行で行っているわけでございます。その中には働く世代の市民という方が非常に多くいる状況で、今回の質問は働く世代の接種のためにどのような工夫ができるかを提案をしたいし、一緒に考えていきたいなと思っております。 まず、集団接種についてなんですけども、昨夜、公式LINEでも案内がありました。64歳以下の1回目の接種に関しては、木、土、日の午前9時半から12時半、そして午後2時から5時という枠での接種、午前、午後、土曜日については午後のみ実施予定という案内が昨夜ありました。働く世代の多くの方は、平日の接種というのがなかなか難しい場合があると思います。逆に土日に集中して固まってしまうおそれもあるかなと思うんですけども、そこで市長、仕事後の接種ですね。例えば夕方であるとか夜も、なるたけ早い時間になるかもしれませんが夜間の接種など、こういったニーズ、私はあると思うんですけども、対応を検討していただけないでしょうか。 ○議長(劒持堅吾君) 市長。
    ◎市長(片岡聡一君) これ、十分に検討させていただきたいと思います。打ち手の吉備医師会ともよく相談しながら、特に夜間の接種をどこまで御協力いただけるかということについて、山田議員の御意見に対して、これから柔軟に対応できるようにお話をさせていただきたいと思ってます。同時に曜日も、副反応が強いものですから、倦怠感とか強い頭痛であるとか痛みであるとか結構出ますんで、翌日が休みのほうが多分いいんだろうということですから、曜日も含めて、それから打つ時間帯も含めて、医師会と相談して対応してまいりたいと思っております。 ○議長(劒持堅吾君) 山田雅徳君。 ◆1番(山田雅徳君) 今、集団接種、午後5時までということになっておりますので、できればもう少し長い時間までしていただけるとお仕事帰りにも寄れたりするのかなと思いますので、ぜひ医療機関との連携をして進めていただきたい、そのように思います。先ほど、私、平日の接種が難しい方はどうだというような形で例に挙げましたけども、働く世代の方は平日だけ仕事をしているというわけではなくて、逆に土曜日、日曜日が仕事の方というのも多くいらっしゃいますが、別の角度で市長にお尋ねをします。 事業所の中で既に手を挙げて表明されている方、そういった報道もありますけども、市内の事業所、特に経営者の方に対してお願いなんですけど、ワクチン休暇。例えば先ほど市長もおっしゃってましたが接種日の当日であるとか翌日、また家族や子どもたちの接種に付き添うなど、これは例えば特別休暇ですね。こういったものを快く認めるといった、これは正社員だけでなくって契約社員の方であるとかアルバイト、パートさんまで、接種を希望する人が接種をしやすい体制を整えると。そのためにこの総社市から、これはもう当然命令はできないわけですから、お願い、協力要請を市内の事業所にお願いするべきじゃないかなと思いますけども、市長のお考えはいかがでしょうか。 ○議長(劒持堅吾君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) ありがとうございます。これは商工会議所などとも相談しながら、経営者の方々に対してワクチン休暇を取るようにということを市のほうからもお願い立てさせていただこうと思います。ありがとうございます。 ○議長(劒持堅吾君) 山田雅徳君。 ◆1番(山田雅徳君) 確かにこの話というのは経団連であるとか国のほうからもそういった話というのは多く出ておりますが、例えば地元の商工会さんを通じてでもいいですし、ぜひ総社からこういった声を上げていただきたいなと思います。 私が尊敬する大先輩の口癖で、まずは隗より始めよという言葉があります。偶然にも昨日、村木議員が同じ言葉を発しておられまして、これはまずは手近なところから始めるといいよと、そういった意味なんですけども、接種を希望する人に接種をしやすい環境を整えるということを身近なところ、まずは総社市役所の職員さんに対しては、市長、いかがでしょうか。環境づくりです。 ○議長(劒持堅吾君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) 当然のことながら、市役所の職員に対してもワクチン接種休暇というのは優先的に取るように私のほうから指示させていただきたいと思っております。 ○議長(劒持堅吾君) 山田雅徳君。 ◆1番(山田雅徳君) 国家公務員に対しても、自身が打つことに対しての休暇というのはあったと思いますけども、総社としては付添いですね。例えば今後、子どもたちへのワクチン接種、どういった形になるか分かりませんけども、仮に個別もしくは集団の会場に子どもたちが行く場合に、そこへ付き添うのにもある程度配慮をしていただきたいなと思いますけど、市長、加えてどうでしょう。 ○議長(劒持堅吾君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) おっしゃるとおりでございまして、既に若干のデータを漏れ聞いておりますけれども、親御さんの中でどうしてもお子さんを連れていくということになると休暇が取れないので、だから集団接種でお願いしたいという意見もかなりあります。ということなんで、それも加味した上で、子どもを連れていったときにもワクチン接種休暇というものが取れるようなことを働きかけてまいりたいと思います。 ○議長(劒持堅吾君) 山田雅徳君。 ◆1番(山田雅徳君) ぜひともよろしくお願いをいたします。 ということで、じゃあ次の項目に移ります。 情報発信についてお伺いをいたします。 本市は、現在どのような手段で新型コロナに関連した本市の状況をお伝えしているのでしょうか。情報発信ですね。市長からお伺いいたします。 ○議長(劒持堅吾君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) 総社市LINEというのが主流になっているわけでありますが、また私の個人的なツイッターも含めて、今の情報発信の在り方について担当部長から説明させていただきます。 ○議長(劒持堅吾君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(吉田啓君) 命によりまして、私よりお答え申し上げます。 議員お尋ねの新型コロナウイルス感染症に関係する市の情報発信につきましては、市長申し上げた公式LINEのほか、これまで独自の動画作成といったコンテンツの用意、また緊急事態宣言に当たっては広報車を用いた地域巡回、そして地域づくり協議会や民生委員などの地域の関係者の皆様との情報共有の場などを効果的に組み合わせながら広報に努めているところでございます。いずれの内容につきましても、どう行動するか、何がポイントかということを分かりやすく伝えていく必要があると、そのように認識をしております。 ○議長(劒持堅吾君) 山田雅徳君。 ◆1番(山田雅徳君) 主に公式LINEですね。これ、非常に役立っていると思いますし、先ほど少し紹介されておりましたが、動画。これ、実は動画があるんです。かなり視聴数で見ると少ないんで、これはぜひアピールしていただいて、非常に分かりやすい動画になってたと思います。市長の対談のやつです、感染症会議の。あの動画、非常にいいと思いますので、もっとアピールしていただきたいなと思います。 では、学校現場で学校やその子どもたちに対してはどのように情報発信しているんでしょうか。教育長、お願いいたします。 ○議長(劒持堅吾君) 教育長。 ◎教育長(久山延司君) 新型コロナウイルスの感染状況ということは、学校や児童生徒に教育委員会が知らせるということはしておりません。本市や県の状況の変化に応じて、感染者が増えてきたとか減ってきたとか、こういうような状況、またステージが3から4になったとか4から3に下りたとか、そういうような変化に応じて学校行事や授業あるいは部活動の在り方などを校長会と教育委員会で見直しを行って、各学校で児童生徒への説明をし、保護者へも通信等で知らせております。そのときに、見直しをする理由、感染状況がこういうふうになったからこういうふうに見直しましたということを伝えるように現在のところしております。 以上です。 ○議長(劒持堅吾君) 山田雅徳君。 ◆1番(山田雅徳君) それぞれ状況についてお答えをいただきました。 子どもたちからお年寄り、さらには働く世代の方とか、特に保護者の方、それぞれの方が知りたい情報とか、例えば市役所や私たちが伝えたい情報というのは状況によってそれぞれ変わってくると思いますけれども、様々な報道やうわさ、特にインターネット上の情報というのがもうまさに玉石混合でありまして、有益な情報と共に、時には誤解を生むような表現であったりとか誤った情報というのもあります。テレビでやっとったからこれで間違いないというのもありますけど、それ以上にネットで見たからこれは間違いないというのが非常に多くあります。先ほどお答えをそれぞれいただきましたけど、この総社市の方針にのっとった情報発信というのは、総社市民はこれをチェックすればオーケーですよと、うわさに左右されないでこれをチェックしてくださいというものが必要だと私は考えるんですけども、市長、また教育長、これはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(劒持堅吾君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) 国もワクチン接種に向けた正なるガイドラインというのがなかなかございません。河野大臣の御発言などは、なぜワクチン接種を打つんですかという質問に対して、メリットとデメリットを比べるとメリットのほうが大きいからだという、分かりやすく、しかしなかなか医学的見地に立った発言ではありません。ですから、我々が正なる情報というものをどこに捉えていくかということをちゃんと明確に決めるということをしたいと思います。そのためにも総社市専門家会議を開いて、今、例えば非公式ではあるけれども日本小児科学会からやっと12歳から15歳のワクチン接種に対する日本小児科学会の考え方というものが出ております。しかし、それを我々が正なるものとしてちゃんと受け止めて、それを市民に発信するのかと言えばまた違った話になってこようかと思いますから、よく検討をして有識者の方々の御意見を聞きながら、何を正なるものとするのかということも含めてこれから検討し、そして得たものを発信していくということをやってまいりたいと思います。あまりにも文部科学省なんかはまだ全然出てないんですよ、子どもの接種。全く出てないんですから。厚生労働省もです。そういう中で、現場で、我々最前線でやるわけですから、どこの市も12歳から15歳なんか検討すらしてないわけですから、そういうものの中で正なる情報というのを我々がどれにしていこうということを決めていくということをやってまいりたいと思います。 ○議長(劒持堅吾君) 教育長。 ◎教育長(久山延司君) ワクチン接種につきましてはいろいろな捉え方があり、議員おっしゃられたように様々な情報が流れています。そういう中で、我々としては、厚生労働省文部科学省文部科学省はまだ示しておりませんが、厚生労働省が子どもについてということは先ほど市長が申しましたようにまだ示しておりませんが、ワクチンに関して示したものを基に分かりやすくそれを解説して子どもたちに伝えるということが大事だと思います。今の段階では厚生労働省の現在の示したもの、こういうものを基に教育委員会として分かりやすい資料を作成して伝えたい。また、厚生労働省の考え方に沿った資料ですね。そういうものを発信していきたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(劒持堅吾君) 山田雅徳君。 ◆1番(山田雅徳君) ありがとうございました。特に総社市においては専門家会議、地元のお医者さんとの連携がありますので、日本小児科学会がこう言ったからとか言うと、それだとなかなか信頼できないねって言われる方もいらっしゃるかもしれないので、やはり私たちのかかりつけ医であったりとかまちのお医者さんたちと総社市がしっかりと話をして方針を決めたんだという、これを柱にしていただきたいなと思いますし、先ほどメリット、デメリットの話もありましたけども、私、個人的にこのワクチンというのが一体いつまで打てばいいのか。今回この話がありましたけども、毎年打たなきゃいけないのかとか、何年かたったらもう一回打つのかとか、そういった議論があまり多分国のほうからもないようなままワクチン進んでいるかなという一面もあるんですけども、それはまた国にしっかりとしていただければいいかなと思います。 次に、新庁舎建設に関連する情報発信についてに移ります。 まず、パブリックコメント、パブコメについて、まずは本市がパブコメ制度に期待する役割はどうかをお聞かせください。 ○議長(劒持堅吾君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) これ、本音で話すと、あまり期待してないというのが、そうなりますね。今のこの制度の中ではですよ。もうちょっと多くの方々の意見を聞けるものにすべきだというふうに私は思っておりますが、ただ正式な答弁というか、行政的に見てパブコメの意味合いというのはあるわけですから、それについては担当部長のほうから御説明を申し上げたいと思います。 ○議長(劒持堅吾君) 総務部長。 ◎総務部長(難波敏文君) 命によりまして、私のほうからお答えをさせていただきます。 パブリックコメント制度そのものでございますけど、こちらにつきましては市民の方へ広く市政への積極的な参加を推進するもの、また市民の多様な意見を反映させた政策というのを決定を行うことというものを目的にいたしております。 以上でございます。 ○議長(劒持堅吾君) 山田雅徳君。 ◆1番(山田雅徳君) 昨日の溝手議員の質問に引き続きということで、本音のところを市長からおっしゃっていただきました。 ここにパブリックコメント手続とはということで、総社市のホームページにあるんですけども、これによりますと、先ほど部長からの答弁でありました、市民の皆さんから意見を広く求めるとあります。目的としては、市民の多様な意見を反映させた政策決定、市の市民に対する説明責任を果たすためというのが目的の二つ、あります。 では、現在実施中の総社市庁舎建設基本計画設計案のパブリックコメントの状況はどうかということになりますけども、こちら、イラストを見てください。これが6月4日についに情報解禁になりました。総社市役所の新庁舎のイメージ図であります。総社市のホームページでは、6月4日からパブコメを実施するということで、これはひっそりと紹介をされております。恐らくケーブルテレビを今日御覧の方、メディアでは初公開のイメージ図になっているのじゃないかなと思います。こちらがちょっと引いた図ですね。空から見た全体像なんですけども、駐車場であったりとかそういったイラストもあります。今の庁舎の南側と東側の駐車場部分が建物になります。保健センターや西庁舎、昔の消防署があったところですね。その建物もなくなって一体となる、そういった計画でございます。 では、市長にお尋ねをいたします。 この新庁舎のパブコメ、状況はどうかということでございます。周知方法であるとか、このパブコメがスタートしてもう2週間になります。締切りまで残り5日となっておる。そういった段階での市民の反響であるとかパブコメの申込み状況とか、もし分かればそういった状況をお聞かせください。 ○議長(劒持堅吾君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) 現時点で26件の御意見を賜っているところであります。その内容などについては、担当部長のほうから答弁をいたします。 ○議長(劒持堅吾君) 総務部長。 ◎総務部長(難波敏文君) 命によりまして、私のほうからお答えをさせていただきます。 まず、駐車場関係でございます。電気自動車の普及に伴います電気自動車用の充電スタンドを設置をしたらどうかということ。それから、過去、車が大きくなっていますので、駐車場の枠をもうちょっと余裕を持たせたほうがいいんじゃないかというようなことを駐車場の関係についてはいただいております。 また、いろいろ駐車場等でイベントを今までもしておりますので、屋外トイレを設置したらどうかと、そういったような御意見もまたいただいております。 それから、浸水対策、当然でございますけど、ハザードマップから見ると1階の床レベル、これは可能な限り高くすべきではないかと、そういった御意見もいただいております。 また、サイン計画につきまして、認知症の人にも優しいデザインを採用してはどうかと、そういったこと。 また、専門的なことになるんですけど、電気設備等についての御意見もいただいております。 また、そのほかでは、市民や職員の意見が反映されており全体的によい計画だといった御意見もいただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(劒持堅吾君) 山田雅徳君。 ◆1番(山田雅徳君) 状況をありがとうございました。昨年ですか、基本計画のほう、パブコメをしております。そこをホームページで公開してますけど2件ということで、今回26件、非常に注目を受けているなと思うんですけども、6月4日にホームページでパブコメの募集をいたしました。その日から5日ほどたった水曜日にメルマガと総社市のツイッターでパブコメの募集をしております。公式LINEであるとか報道メディアにはいまだに取り上げてもらっていませんけども、市長これは、すみません、プレスリリースをしたんでしょうか。それともプレスリリースかけたんだけども、メディアに取り上げていただいてないのでしょうか。状況はいかがですか。 ○議長(劒持堅吾君) 総務部長。 ◎総務部長(難波敏文君) 私のほうからお答えをさせていただきます。 報道、いわゆるプレスリリースのほうは、今回はいたしておりません。 以上でございます。 ○議長(劒持堅吾君) 山田雅徳君。 ◆1番(山田雅徳君) 今26件御意見をいただいているということではありますけども、ホームページを毎日チェックしない人であるとかツイッターやってない人であるとか見逃した方、メルマガ登録していない方、また見逃した方、インターネット環境がそもそもない方もいらっしゃいますけども、そういった方たちはどうやってこのパブコメを知るのかと。例えば年配の方もそうですけどね。メディアとかでも何もない状態で、インターネット環境がある一部の方だけがこれに気づいたという、そういう状況だと今思うんですけども、市長、今回のパブコメ、情報発信について、私は総社市らしくないなと思うんです。市長らしくないなと疑問に思ってます。これ、6月4日にパブコメが始まりました。その前日、6月3日には6月定例会の記者会見をされております。なぜそこで、特にコロナの関係の話だったんですけども、明日から総社市の新庁舎に関するパブリックコメントを募集しますよと、新庁舎の案はこれですよって、だんと見せるようなこと、なぜされなかったのかなと思います。確かにこれはイメージ図でありますし、あくまでも案なので、ですが今のこの庁舎って50年たっております。そして、これから50年、60年と新しいものを使っていきます。新総社大橋とか総社小学校とか大きなプロジェクトありますけども、総社市役所としては最も大きい話なんじゃないかなと思うんですよね。それが市民の方、市民に対してのイメージのお披露目がホームページのトップ画面に小さく募集しますという。さらに、それをクリックして、さらにPDFを開いてこの図面が出るまでというの、初めてこれが出るまでって非常に寂しいかなと思うんですけども、市長、いかが思いますか。 ○議長(劒持堅吾君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) 大変申し訳ございません。出していいものかどうなのかと思っておりましたのは、案の段階で、これはまた議会とよく相談して、これを本当にメディアに対して成案として出していいですかということを改めて確認した上でメディアプレスリリースをしてまいりたいと思っておりますので、やってまいりたいと思います。 ○議長(劒持堅吾君) 山田雅徳君。 ◆1番(山田雅徳君) あくまでもイメージ案ですから、これがそのままということにもならないというのは、それは他市の状況を見てもそのままだったりとか大きく変わったりというのはありますので、やはり初めの一番最初なんで、ばんとアピールをしていただきたいなと思っております。 私、初質問以来ずっとこの場で市長と情報発信について何度も何度も議論させていただきました。かなり心も通じ合っていたんじゃないのかなというふうに思ってたんですけど、僕、ただの片思いだったのかなと思うんですけども、市長、最後にお伺いをしますが、積極的にこういったことも含めて、あらゆるツールを使って積極的に情報発信、今後すべきじゃないかなと思いますけど、確認です。よろしくお願いします。 ○議長(劒持堅吾君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) これは、すみませんでした。決して片思いではないです。相思相愛という感じで。これから、本当に積極的に市民に知らしめていくように、大々的に発信してまいりたいと思っております。 ○議長(劒持堅吾君) 山田雅徳君。 ◆1番(山田雅徳君) 情報発信については相思相愛だということを確認ができました。ぜひとも今後ともよろしくお願いをいたします。 これで質問を終わります。(拍手) ○議長(劒持堅吾君) この際、しばらく休憩いたします。約10分間。              休憩 午前10時54分              再開 午前11時5分 ○議長(劒持堅吾君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、11番小西義已君の質問を許します。 11番小西義已君。              〔11番 小西義已君 登壇〕 ◆11番(小西義已君) 議長から発言のお許しをいただきましたので、通告2件について質問をさせていただきたいと思います。私は、チームかがやきの小西と申します。小西義已です。どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、大きな1項目め、小・中学校でのパソコン教育についてお尋ねをしたいと思います。 一つ目は、現在使用している小学校、中学校の机について、その机は小さ過ぎないかということで質問をさせていただいておりますが、小学校で僕が見た感じでは、小学校の小さな机でパソコン1台を置いて、その右に筆箱、そして教科書、ノート、そして膝の上に参考書を置いて勉強していたという生徒を見かけたもんで、こういう質問にさせていただきました。これは市長答弁は要らないです。教育長のほうに質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(劒持堅吾君) 教育長。              〔教育長 久山延司君 登壇〕 ◎教育長(久山延司君) 小西義已議員の御質問にお答えいたします。 市内の多くの学校で使用している机の大きさでございますが、多少の違いはありますがほとんどが幅60㎝、奥行き40㎝のものを使用しております。パソコンはといいますと、パソコンは幅が30㎝、奥行きが21㎝、A4サイズでございます。そういうことで、十分な大きさとは言えませんが、パソコンのみで学習するときには支障はあまりないと思いますが、先ほど議員おっしゃられたように教科書ですとかノートも同時に置かないといけないという学習場面があった場合には、かなり注意が必要になるという状況でございます。机上スペースを広げるような商品も出ておりますので、学校の意見を聞きながら一部で試してみることも検討していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(劒持堅吾君) 小西義已君。 ◆11番(小西義已君) この問題は、PTAのほうから小さ過ぎるんじゃないかという意見がありまして私がこういう質問をさせていただいとんですが、実際3年ほど前ですが武雄市の市役所に行ったときに教育風景の録画のやつを見させていただいたときに、あそこはいち早くパソコンではなくてタブレットを用いて勉強していたと。そのタブレットの持ち物ですが、それはいろいろあって、教室の中で四つの机を向かい合わせにして、それで教育を受けてる。そのことがいわゆる机を広く使えると、お互いに向き合ったときにパソコンが背中同士に当たるということで落下もしにくいという状況が、ビデオの中でそういった状況を教えていただいて、そういった一つの方法もあると思いますが、そういったものを活用したらどうかなということで、これは余分な意見ですが、これは回答は要りませんので、そういったことでお願いしたいと思います。できれば早いうちに大きな机にしてもらったらもっとパソコンも安全に使えるんじゃなかろうかということで、2項目めもその一部に入るわけですが、もし学校内でそういったパソコンの修理とか壊れたときの補償はどういうふうになっているのかということをお尋ねしたいと思います。 ○議長(劒持堅吾君) 教育長。 ◎教育長(久山延司君) 現在学校で使用しているパソコンは、市が貸与しているという形でございます。基本的には、故障があった場合には市が負担して修理するということでございます。ただし、故意による破損や重大な過失が認められるという場合には保護者に費用を負担していただくこともありますが、現在のところ、保護者に修理費を請求したという案件はございません。市として動産保険へ加入するということも検討したのですが、費用が1年当たり1,000万円を超える状況でございます、保険だけで。そういうことで加入は見送りまして、想定故障台数分、60台ということですが、その修理費を確保させていただいているということでございます。60台分ということでございます。 以上です。 ○議長(劒持堅吾君) 小西義已君。 ◆11番(小西義已君) 故意に壊す人はあまりいないだろうと思うんですけど、小学生でどんどんやってたら、つい当たって落ちる、落下して故障する場合があると思います。その辺はよろしくお願いいたします。 3項目めで、リモートによる家庭でのパソコン、学校のパソコンを持ち帰って家庭でのリモート学習に使う場合の通信障害はないのかという質問でありますが、最近そういった家庭の中でパソコンを使う家庭がたくさんあると思いますが、通信障害と、もし子どもさんがパソコンを持って帰っても使えない状況というのはどの程度把握されとんかな、市内で。その辺は、お分かりであったら教えていただきたい。 ○議長(劒持堅吾君) 教育長。 ◎教育長(久山延司君) 議員おっしゃられるように通信障害、こういうことも十分考えられます。現在のところは、家に持ち帰ってということは今のところはしておりません。家庭にインターネットにつながるパソコンがあれば、そのパソコン、家庭のパソコンでも活用できる、学校の教材が活用できるというような形にしております。しかしながら、そういう環境にない子どもは必要なときには持ち帰るということになりますので、現在それぞれの家庭の通信環境について調査をしているということでございます。今月中にはまとまる予定でございます。通信障害については、その調査によっていろいろなことを試して考えていくということになります。そういう状況でございます。 ○議長(劒持堅吾君) 小西義已君。 ◆11番(小西義已君) 私の住んでいる秦地区において、KCTの宣伝をするわけではないんですが、最近パソコンのスピードがえらい遅いなと、動作しない場合があるということで、見守り隊の中でそういった詳しい人がおられて聞いたら、もうKCTは光通信入ってますよと。早速KCTに行って頼んだら二、三箇月かかると言われましたんで、ぜひともKCTの会社には早くするようにお願いしたいなということでありまして、次の質問に入ります。 持ち帰りは考えてないということでありますが、もし持ち帰って家庭の教育の際に使う場合の学校の行き帰り、家で使ってて壊れた、落とした、故障したということがあった場合は、どのように考えられているか。 ○議長(劒持堅吾君) 教育長。 ◎教育長(久山延司君) 今後持ち帰ることになった場合のことでございますが、これは学校での使用のときと同じように基本的には市が負担するということでございます。先ほども申しましたが、まずないと思いますが、故意による破損や重大な過失の場合には、場合によっては保護者の負担をお願いするということも考えております。パソコンを持ち帰ることも想定して、持ち帰りの際のルールとか注意事項、保護者の同意書、こういうことも現在検討しているところでございます。 以上です。 ○議長(劒持堅吾君) 小西義已君。 ◆11番(小西義已君) ありがとうございました。よろしくお願いいたします。 次に、2項目めに入りますが、学校給食共同調理場の跡地の利用について、再三何回も質問をしとるわけですが、その後一向に何もできていないという状況の中で、今、調理場の跡地がどうなってるかということで、これは東西含めてお聞きしたいと思います。これは市長。 ○議長(劒持堅吾君) 市長。              〔市長 片岡聡一君 登壇〕 ◎市長(片岡聡一君) 小西議員の御質問にお答えをいたします。 現在、東西旧調理場は、解体をして更地になっている状況でございます。小西議員から再三にわたって御質問をいただいておりますけれども、現在のところはそのような状況になっているところであります。 ○議長(劒持堅吾君) 教育長、答弁。 教育長。 ◎教育長(久山延司君) 現在の状況ということにつきましては、先ほど市長の答弁にあったとおりでございます。 以上です。 ○議長(劒持堅吾君) 小西義已君。 ◆11番(小西義已君) 現在の状況、見てもらったら分かるように草がぼうぼうということで、これは宅地であって家を取り壊してそのまま放棄してしまうと、それから畑、田んぼ、何も使わずに植えてしまわず、いわゆる耕作放棄地ですか、そういった部分についてはいわゆる近所に迷惑、隣の畑、田んぼ、ものすごく迷惑がかかるということで、こういう官地について放棄するのはどうかなということで、できるだけ早くそういった放棄地をなくす、農地もそうだと思うんです。それを市が指導しておきながら、市の官地はそのまま放棄地にしてしまうというのはどうかなということで、その辺は市長いかがですか。 ○議長(劒持堅吾君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) 大変申し訳ございません。近日中に草刈り作業などを行って、きちっと近所迷惑にならないように対応したいと思います。 ○議長(劒持堅吾君) 小西義已君。 ◆11番(小西義已君) 跡地の利用については、そういった部分も含めて早期に検討していただきたいということで、何かあったら答弁。 ○議長(劒持堅吾君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) 小西議員からもトイレや照明機器の伴う公園ということを特に西の調理場跡地についてはお伺いをしておりますので、それを中心にできるだけ早い段階で建設工事に取りかかれるような調整を地元ともさせていただきたい、御希望をさらに聞いていきたいと思います。これはお約束でございますので、速やかに工事にかかりたいと思っております。 ○議長(劒持堅吾君) 小西義已君。 ◆11番(小西義已君) ありがとうございます。早期にお願いしたいと思います。 これで私の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手) ○議長(劒持堅吾君) この際、しばらく休憩をいたします。約10分間。              休憩 午前11時20分              再開 午前11時29分 ○議長(劒持堅吾君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、6番三宅啓介君の質問を許します。 6番三宅啓介君。              〔6番 三宅啓介君 登壇〕 ◆6番(三宅啓介君) 議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従いまして、大きなテーマ、プラスチックごみ・資源についてということで質問をさせていただきます。三宅でございます。よろしくお願いをいたします。 それでは、最初といいますか、プラスチックごみ・資源についてということで、今国会で成立をいたしました、プラスチック資源循環促進法というものが参議院を先般通りまして、衆参本会議で可決して、これはプラスチックごみの削減やリサイクルの促進を目的としたそういう法律なんですけれども、そういうものが通りました。また、瀬戸内海環境保全特別措置法の一部改正ということで、同じように瀬戸内海の環境を守ろうと。テレビのほうでは、のりの色づきが悪いということで、瀬戸内海が逆にあまりにもきれいになり過ぎてるんじゃないだろうかということで、栄養をもっと瀬戸内海に流そうみたいな、そんなイメージの法律ではあったんですが、その中の一部に海ごみの問題も取り上げられておりまして、周辺の自治体は海ごみを排出するのを何とか食い止めるために協力し合いましょうと、そんなこともこの法律の中でうたってあります。また、昨今では、ゼロ炭素社会でありますとかカーボンニュートラルとかゼロカーボンシティとかいろんな言い方ありますし、SDGsの中では14番目と15番目には海の豊かさを守ろうであるとか陸の豊かさを守ろうと、そんな項目がありまして、これは最終的には環境問題に結びつく、そんなような状況が世界的にも今進んでいるわけでありまして、そうしたときに今回の促進法の制定を受けまして、何点か自治体が今後どういうふうにやっていくかということをお伺いしていきたいというふうに思っております。このごみの問題なんですけれども、私、ちょうど2年前に同じような質問をしているんですが、改めて現状でまた状況変わっているかもしれませんので、重なる部分あるかもしれませんけれども御答弁いただけたらというふうに思っておりますのでよろしくお願いをいたします。 それでは、プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律というのが、これ正式名称なんですけれども、この法律の制定を受けて、自治体の役割であるとか課題が出てくると思うんですけれども、これをどういうふうに捉えているか、まずお尋ねをいたしたいと思います。 ○議長(劒持堅吾君) 市長。              〔市長 片岡聡一君 登壇〕 ◎市長(片岡聡一君) 三宅議員の御質問にお答えをいたします。 おっしゃるプラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律、可決成立いたしまして、令和4年4月から施行されてまいります。国の法律は、環境省という役所があって、こういうふうに法改正をしていく、法律をつくるわけですが、国がそれを実際に運用するわけではなくて、役割といえば実際にやるのは各市町村でございます。その最先端にある、都道府県もありますが、我々の市町に課せられた役割は最重要だと思います。私、5月の中頃に岡山県市長会の会長の任期が切れまして、今会長ではなくなったんですが、私が会長のときに特にマイクロプラスチックをなくすということを、瀬戸内海からマイクロプラスチックをなくすということを標榜して、岡山県と、それから岡山県の町村会、そして経済同友会、経済界も巻き込んで、そして市長会と、4者協定というものを結んだところであります。岡山県にとって初めてマイクロプラスチックというものを問題視して、これをどうにかしていこうということを協定を結んで、実際に県からも、あまり高額ではないけれども海洋ごみの除去について予算がつくというようなことに今なっております。 そこで、これからの問題なんですけれども、二つありまして、一つは我が総社市の役割として、岡山県下27の市町村がありますが、海に面してない市町村が実に20あります。大方、日本の国土もそうなんですけれども、こんな感じの比率で、海に面してない市町村のほうが圧倒的に多いわけです。そうすると、どうしてもこのプラスチックが海に流れて、これが裁断されてマイクロプラスチックになり、魚に食べられてその魚が死んでいくというイメージしにくいから、どうしても海がないところが頑張らないということになるんですよ。だからこそ、その一つの大きな役割として、総社市が率先して、海はないけれどもプラスチックのごみを片づけていこうと、出さないでおこうというリーダーになっていくというのが大事な課題。 もう一つは、このSDGsとか2050年までのカーボンニュートラルとか、これ、カーボンニュートラルの宣言都市に我が市も加盟してなっているわけなんですけれども、どうしてもこのテーマ、環境とか、もうぼうようとして、CO2削減とか、数字がついてこない。一体どれだけ減らしましたかということが。合い言葉だけで終わってしまうということが課題です。私は、市長会の会長のときからなかなか最終的にまとまらなかったけれども、一体総社市さんはこの1年間プラスチックごみの回収を、撤去を何トンを目標にしてやるんですかという目標設定、物理的な行動スケジュール、何をどうするのか。ただごみをなくしましょうという合い言葉だけではなくて、その年度計画というものをつくっていくか、いかないか。つくっていくべきだと私は思っておりますが、その大きな二つの課題があると認識をいたしております。 ○議長(劒持堅吾君) 三宅啓介君。 ◆6番(三宅啓介君) 分かりました。今回の質問の一番の大きな趣旨といいますか、先ほど市長もおっしゃられました、今マイクロプラスチックという問題が日本だけじゃなくて世界的な大問題になってきていて、我々、それに直面しないけれども、これが後世にどんどん蓄積されていくという本当に大きな問題でありまして、環境省の調べで瀬戸内海に毎年ごみが3,000トンぐらい流れ着いていくみたいなんですけど、そのうち最も多いのがプラスチックごみで、海底にあるごみの約40%がプラスチックごみではなかろうかという、そんな調査結果もあるわけでありまして、我々なかなかあまり気にしないですけれども、ごみが川を伝って瀬戸内海にどんどん下っていって、そこの海底にごみとして蓄積している。これ、瀬戸内海だけじゃなくて日本周辺の海域であるとか世界的な問題なので、これはとてもこれからの社会にとって重要な課題であるというところもありまして質問させていただいております。 それでは、次の質問に移りたいと思いますけれども、プラスチックごみのリサイクルの現状と目標はどうかということで、これ、2年前の質問で同じことを聞かせていただきました。当時の川原部長なんですけれども、平成30年度は白色トレーとペットボトルのリサイクルを行っておりまして、白色トレーが1.6トン、ペットボトルが42.4トン。ごみ集積所に出されたものを回収してリサイクルを行っておるというふうにおっしゃられましたが、最近の状況、どういう状況でしょうか。改めて同じ質問なんですけれども、お尋ねをいたしたいと思います。 ○議長(劒持堅吾君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) 状況、数字については担当部長から答弁をさせていただきます。 ○議長(劒持堅吾君) 環境水道部長心得。 ◎環境水道部長心得(西村佳子君) 命によりまして、私のほうからお答えさせていただきます。 本市におけるプラスチックごみのリサイクルは、現在、白色トレーとペットボトルについて実施しております。令和2年度実績では、白色トレーは1.51トン、ペットボトルは68.35トンの回収となっております。 以上でございます。 ○議長(劒持堅吾君) 三宅啓介君。
    ◆6番(三宅啓介君) 分かれば、もう少し数年の状況を教えていただけますか。以前、令和2年だけではなくてほかの年も分かれば、どういうような推移になっているかということを教えていただきたいんです。 ○議長(劒持堅吾君) 環境水道部長心得。 ◎環境水道部長心得(西村佳子君) 私のほうからお答えさせていただきます。 平成30年度の白色トレーにつきましては1.61トン、ペットボトルが72.56トン、そして令和元年度は白色トレーが1.74トン、ペットボトルが69.05トンでございます。 ○議長(劒持堅吾君) 三宅啓介君。 ◆6番(三宅啓介君) 私が聞いていたのが、平成30年の答弁が1.6トンと42.4トンで、令和元年度が1.74トン、69.05トン。最近どんどんどんどんペットボトルのリサイクルの数量が減ってきているということなんでしょうかね。教えていただきたい。 ○議長(劒持堅吾君) 環境水道部長心得。 ◎環境水道部長心得(西村佳子君) 私のほうからお答えさせていただきます。 ペットボトルの回収につきましては、こちら、ごみ集積所のほうに出てきておるものでございますけれども、年々減っております。この理由といたしましては、市内のスーパーなどにペットボトルとかいろんな白色トレーとかの回収する場所がありまして、そちらのほうに出される方が増えているのではないかというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(劒持堅吾君) 三宅啓介君。 ◆6番(三宅啓介君) 分かりました。当時の質問でも、スーパーなんかで、今、白色トレーであるとか空き缶であるとかペットボトル、回収しているところもあるので、そういうところも利用しながらリサイクルを進めていったらいいんじゃないでしょうかということの話もありました。ただ、今このリサイクル、総社市では月に1度行っているのではないかなというふうに思っているんですが、もう少し、以前も提案したんですけれども、曜日を増やすとかリサイクルするものを増やして、なかなか月1で出し忘れたり、リサイクルの日に、またスーパーマーケットまで行ってリサイクルボックスに入れることのできない方も結構いらっしゃったりして、もう少しプラスチックに対する、リサイクルに対する考え方を総社市としては柔軟にしたらどうかということを以前も言ったんですけれども、どうなんでしょうかね。やはり予算的にこれは難しいですか。 ○議長(劒持堅吾君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) 柔軟に考えていきたいと思います。ただ、白色トレーとペットボトルしかやってないと、リサイクルですね。これ、岡山県全体でも各市違うんです。なので数値目標ができにくいということもあったんですけれども、ほかの品目に多くリサイクル品目を増やすと莫大なお金がかかるということも一方でありながら、その中で検討してみたいと思います。どこまでできるかというのをまた検討して御報告したいと思いますけれども、これは財政とも相談しながらということになります。ほかの方法でできるかということも加えてやっていきたいと。それから、月1というのは確かに各御家庭、部屋の中にいっぱいペットボトルだらけになって、その日がくるのを待ち切れないみたいなことに、夏場は特にそうなってまいりますので、これはちょっと部内で検討させたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(劒持堅吾君) 三宅啓介君。 ◆6番(三宅啓介君) 再検討ということで、これ、先ほどの法律にも絡んできますけれども、自治体にいろんなリサイクルの努力義務というものが課せられるというふうに聞いておりますから、総社市は環境先進都市というようなそんな気持ちで、細かくリサイクルできるようなことを前向きに検討してもらいたいなというふうに思っています。 それでは3番目、③の市役所内でのプラスチック削減についてどのような取組を行っていますかということをお尋ねしたいと思います。 これも各自治体によってプラスチックについての考え方がもちろんまちまちでありまして、進んでいるところは非常に進んでおりまして、例えばある市ではマイバッグ、マイボトルを職員の方にも推奨したり、会議ではペットボトルを出さずに紙コップとお茶でやるとか、市役所内で販売している自動販売機においてはペットボトルを販売しないとか、そんなことをやっているところもあるんですけれども、例えば総社市の市役所でプラスチックの削減について具体的に何か取組を行っていますか。 ○議長(劒持堅吾君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) 担当部長から答弁いたします。 ○議長(劒持堅吾君) 環境水道部長心得。 ◎環境水道部長心得(西村佳子君) 命によりまして、私のほうからお答えさせていただきます。 市役所内では、プラスチックのごみの分別、あとグリーン購入、マイバッグやマイボトルの利用も徐々に浸透してきてはおりますが、まだまだ不十分であると考えております。会議におきましても、チュッピーウオーターなどを出させていただいているところでございます。 今後、5Rとか3マイ運動といいまして、マイ箸、マイボトル、マイバッグを通じてプラスチックの削減に取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(劒持堅吾君) 三宅啓介君。 ◆6番(三宅啓介君) 分かりました。チュッピーウオーターもペットボトルでして、例えばこれは可能なのかどうなのか分かりませんけれども、今、軽量化のペットボトルなんかが出ていますので、そういったものにできるのかどうなのかだけでも検討してみていただきたいなというふうに思っておりますし、市役所内でできる省プラスチックといいますか、あまりプラスチックを使わないようなそういう取組を進めてもらいたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。 それでは、もう次に移ります。 ④番目の市役所の取引業者への省プラスチック協力要請、できないでしょうかということでございますけれども、いろんな取引業者、イベント等もそうなんですけれども、ここの市役所で販売しているものもそうなんですけれども、とにかくプラスチックの削減もしくはプラスチックをできるだけ省いていくような取組っていろいろあると思うんです。真庭市さんがなかなか興味深い取組を行っておりまして、エコテイクアウトという取組をやっているんですけれども、どういったものかといいますと、真庭市さんから無償で食器を貸し出して、テイクアウトのときにそれを使ってテイクアウトをしてもらってまた返してもらうみたいな、テイクアウトとエコを組み合わせたような取組をやっているみたいです。山口県の宇部市でも同じような取組をやっておりまして、宇部市さんでは健康ポイント制度に組み合わせて、エコテイクアウトの利用者にはポイントを差し上げますよみたいな、そんな取組をやっているようなところがあるようです。ほかにもイベントのときに白色トレーを出して、例えばカレーを提供したりする際に、総社市が給食センターで以前使っていた食器を貸し出すのでイベントのときに使って洗って返してくださいねみたいな、そんな取組をやっているようなところもあるみたいです。請負業者と書きましたけれども、様々な総社市が関わるイベントであるとか業者さん、そこに対してアイデアと工夫で省プラスチックに向けた取組、いろいろできると思うんですけれども、このあたりの協力要請、今後していくということを考えれないでしょうか。 ○議長(劒持堅吾君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) これから取引業者さんに対して協力要請をしてまいりたいと思います。いろんな工夫ができると思っておりますので、御協力いただけるところに対しては積極的にお願いをしてまいります。 ○議長(劒持堅吾君) 三宅啓介君。 ◆6番(三宅啓介君) これはお願いになる話なので、どういうことができるかも含めて、これから環境問題を考える上でいろいろと検討してみていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。 それでは、もう次に移りたいと思います。 5番目の学校での環境教育(プラスチック資源の扱い)をどう考えるかということでございます。 姉妹都市の茅野市なんですけれども、こちらでは環境教育に向けて簡単なテキストを作成しているというような状況でありまして、茅野市さんはもちろん海に面していないんだけれども、海洋プラスチックごみについて考えるというような環境テキストを作って子どもたちの環境教育に利用しているというようなことなんですが、総社市でもこういったものを作って子どもたちに環境教育、これの醸成に向けて利用するだとか、そうしたような取組をしたらどうかと思うんですけれども、今の現状とこれからの考え方、教えていただけますか。 ○議長(劒持堅吾君) 教育長。              〔教育長 久山延司君 登壇〕 ◎教育長(久山延司君) 三宅議員の御質問にお答えいたします。 持続可能な社会を構築するためには、21世紀を担う子どもたちへの環境教育ということが大変重要なことだと考えております。本市では、未来を担う子どもたちへの環境教育のために、環境観光大使である野口健さんを講師にお招きし、平成21年度から毎年小学校の授業の一環として環境教育を実施しております。野口健さんからは実体験を基にしたごみ問題を学び、実際に一緒にごみ拾いを行うなど、子どもたちの環境教育に取り組んでおります。この環境学校を通じて環境への意識を高め、身近にあるポイ捨てや不法投棄が引き起こす問題、自然保護の大切さなどを学び、循環型社会の重要性や持続可能な社会の実現に向けて、一人一人に何ができるのかを考える学習を行っております。 また、現在授業では環境教育を小・中学校の社会科や中学校の家庭科、また道徳などで行っておりますが、プラスチック資源に特化した学習ということは現在行っていない状況でございます。今後は、市の環境課の出前スクール等を活用しながらプラスチック資源の扱いにも触れて、より一層環境教育の充実を図ってまいりたいと思います。また、先ほど議員おっしゃってくださいましたテキストですね。こういうものも研究してまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(劒持堅吾君) 三宅啓介君。 ◆6番(三宅啓介君) ごみ問題、これ、子どもたちからいろいろ考えていく人間を育てる、これは本当にとても大切なことで、今言いました小・中学校で社会、家庭科、道徳、こういった科目の中でいろいろごみ問題について考えているということでありましたけれども、さっきも教育長おっしゃられたように今はプラスチックの問題、特にマイクロプラスチックの問題がとても大きな問題になってきているということでありますから、先ほど言いました茅野市では海洋プラスチックに特化したテキストみたいなの、簡単な冊子ですけれども、これはホームページ見てもらったら分かりますが、こうしたものを作って利用しているみたいですので、総社市もこのようなものをぜひ作ってもらいたいなというふうに思いますけれども、改めてプラスチック問題について、教育長、そういうものを作るようなお考えはないですかね。 ○議長(劒持堅吾君) 教育長。 ◎教育長(久山延司君) テキストの作成ということでございます。 今初めてお聞きしましたので、これから研究するということでございます。環境課と相談しながら協議してまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(劒持堅吾君) 三宅啓介君。 ◆6番(三宅啓介君) 自分で言っておきながらあれなんですけど、テキストを作っただけで終わったら何も意味がないので、本当であれば各学年でごみ集めだとかごみ教育というのを常にやっていくぐらいな気持ちで、子どもたちにもごみ問題を考えてもらうという、そんなタイミングをつくってもらいたいなというところが本当の気持ちでありますので、そのぐらいな気持ちで総社市のごみ教育、環境教育に取り組んでいただきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。 それでは、6番目と7番目を一緒に行きたいと思いますけれども、このごみ問題、プラスチックの問題、市民のリサイクルに対する協力であるとか周知、どういうふうに行っていくかということをお尋ねしたいんですけれども、併せてプラスチックの削減に向けた強い思いをここで、市長、発出していただいて、総社市はプラスチック削減を強く目指すんだ、そんな思いをPRしたらいいんじゃないかと思うんですが、どうでしょうか。 ○議長(劒持堅吾君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) おっしゃるとおりで、これからプラスチック削減宣言を総社市として発信していきたいと思いますので、議会と協議して、総社市がプラスチック削減宣言市ということで宣言していきたいと思いますので、ぜひ御協力をいただきたいと思います。 ○議長(劒持堅吾君) 三宅啓介君。 ◆6番(三宅啓介君) そうした市が先頭に立って強力な発信をしていくべきだと思うんですけれども、6番目の市民への協力と周知はどのような方法で行うかというところ、もし具体的にあれば教えてください。 ○議長(劒持堅吾君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) 地元の行事がコロナの中で減っているということで、どうしてもインターネットとかSNSとかそういったところが今の課題で、発信ツールが対面でなかなか難しいというところから、それを工夫しながらやっていくということが大事だと思います。教育長の答弁の中にあったように、そうはいっても我が総社市は日本全体のごみ削減の第一人者、環境の第一人者、野口健氏を環境観光大使としていただいているわけでございますので、彼の発信力はそうはいいましてもものすごい環境に対しては発信力を持っておりますので、総社市の皆さんへということで、脱プラスチック、この宣言を背景にメッセージビデオ、総社市の皆さんへ、プラスチック減らしていきましょう、海洋プラスチックというのはこんなふうに危険で危なくて地球を壊していく、そういうものをメッセージビデオを作って動画配信していくということを具体的に進めていくという、環境観光大使をうまく活用していくということを考えながら、コロナの中でできることをやっていきたいと思っております。 ○議長(劒持堅吾君) 三宅啓介君。 ◆6番(三宅啓介君) 分かりました。環境観光大使の野口健さん、発信力すばらしいと思います。そうしたいろんな方々の協力をいただきながら、いろんな方法でプラスチックの問題、総社市は岡山県下でも進んでいるんだということをPRしてもらいたいなと、そして市民を導いてもらいたなというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。 以上で、質問を終わります。ありがとうございました。(拍手) ○議長(劒持堅吾君) この際、しばらく休憩いたします。再開は午後1時といたします。              休憩 午後0時1分              再開 午後1時0分 ○議長(劒持堅吾君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、12番難波正吾君の質問を許します。 12番難波正吾君。              〔12番 難波正吾君 登壇〕 ◆12番(難波正吾君) 議長の発言許可をいただきました。12番の難波正吾でございます。どうかよろしくお願いいたします。いよいよ最後の質問者であります。 私は、今日の一般質問の中のテーマは、岡山県立大学の学生への支援策について、こういう中身であります。 過去にも現在に至るまで、総社市と県立大学との絡みはかなり深うございまして、市長も結構政策に知恵を貸していただいた。実際に体を張って服部地区の特に御婦人方の要望にも応えていただいたりして、県大生絡みの総社市との絡み、これはなかなか深いものがございまして、私が印象深いのは不登校問題、ひきこもりのテーマで中央大学教授の宮本太郎教授、あの先生の講演がいまだに記憶に生々しいものがあります。そういった点においても総社市と県大学生、その後もいろいろインターンシップとか、いろいろ総社市への絡みも深いわけですけど、これまでと、さらに最近の総社市と学生、県大生、その現状において、経済面あるいは生活面において総社市はどう関わっておるか、そういう点を問いたいと思います。よろしく。 ○議長(劒持堅吾君) 市長。              〔市長 片岡聡一君 登壇〕 ◎市長(片岡聡一君) 難波議員の御質問にお答えをいたします。 県立大学と協定を結んだのが平成22年でございますから、もう随分、10年以上ということになってまいります。岡山県総社市に位置する県立大学。学生、それから院生を含めて2,000人を超える学生があのエリアにいるわけでございます。そして、総社市内にアパート、マンションを借りて住んでいる率も非常に高いというのが県立大学の一つの特徴でもあります。彼らも今アルバイトがないわけでございます。特に休業要請、時短要請があってから後は、ほとんどアルバイトにありつけていないと。これは何も総社だけでなくて、岡山市も、倉敷市も、そこに位置する飲食店は全てそうでありましたから、広範に活動していたとしてもアルバイト収入はゼロということになっております。 そこで、総社市が中を取る形で、国際ソロプチミスト総社さん、そして長野病院の長野直樹代表が主催するNS会という団体がございまして、その双方から総額200万円を御寄附いただきました。その御寄附いただいた200万円と、他から寄附があったものも含めて330万円、県立大学様側にお渡しをして、生活で困窮している方々に対して、学生に対して差し上げてほしいと。以降は県大さんにお任せをしたんですが、かなり多くの学生様、方々に愛の手を差し伸べていただいたわけでございます。これからも民間の力をお借りしたり、また我々自体も県大生の生活困窮に応えていきたいというふうには考えております。 ○議長(劒持堅吾君) 難波正吾君。 ◆12番(難波正吾君) いろいろお世話になっているところでありますが、特に総社市と県大生、いろんな絡みが開学以来あったかと思います。これまでかなり援助策もやってこられました。そういった点では、服部地区の御婦人方もしっかりと市の学生に対する援助策、いろんな点での援助策、そういった点では特に御婦人連中は学園祭のときでもバザーをやったり出店を出したりして特別な協力関係を築かれてる。そういう土地柄でもありますから、大変喜んでおられました。引き続き今後ともよろしくお願いいたしたいと思うわけであります。 私の通告しとる中身は、この県大学生への支援策、これについてのみでありますので、特にパネルも用意いたしとんですが、私のチョンボで、こりゃあ当然事前に連絡すべきでしたんですけど、かなりエネルギー注いでいいのを作ったんですけれど活用できませんでした。後ほど市長に見てもらやあいいと。今後とも、経済面、生活面においてもしっかりと総社市らしい援助策を講じていただきたい。よろしくお願いしたい。 ○議長(劒持堅吾君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) これからの県立大学さんとの協定を通じた付き合い方というのを、新たなビジョンを描こうとしていまして、第3クールといいますかね。最初、協定を結んだばかりの頃は一方的に、さっき議員がおっしゃったように、ポスターのデザインを描いてもらうとか、そういう提供を市のほうが受けていたというのが最初の段階。そして、第2クールが、共に実行していこうと。例えばインターンシップ生を迎えて、そしてその学生たちが総社市役所の中で働いてという関係であるとか、彼らがCOCプラスといって総社市内で就職しようよ、岡山県内で就職しようよという文部科学省認定のプロジェクトをやってましたが、そういうあおりもあって県立大学の卒業生、今、総社市役所に実に29名も職員が県立大学卒ということになっております。これ、全体565人の総社市職員の中で県大卒業生29人というのは、それはもう一大勢力、多い部類であります。 これから、今、脇部長のところで、後に説明をしてもらいますけれども、顔の見える関係をつくっていこうということです。顔の見える関係というのは、幾ら県大の現役の学生さん、今の生活困窮をアシストしていこうにも、誰にあげていいのかって、誰が困っているのか、どういう学生がいてどういうことを考えているのかというのが、なかなか継続的な関係ができていないので、1回インターンに来たら、はいそれで終わり。それから、4年間の学生生活が終わってどこかに就職したらもう、はいさようならという関係なんですよ。これじゃあ駄目だということで、総社塾なるものをつくって、ごくごく少数の人間でいいので、学生と我々が総社のことを一緒に研究していこうという勉強会をつくろうというふうに思っております。このカウンターパートナーの我々側は、例えば政策調整課でやったとしても、政策調整課の職員そのものが2年たったら人事異動でいなくなるから、こんにちは、総社市役所遊びに来ました、ちょっとお顔見に寄りましたと言ったところで、もうその人はいないということになるので、その総社塾のカウンターパートナー、我々側は県立大卒業生の総社市職員29名、このチームが現役の県大生の熱いコアな学生と一緒に付き合って、そして顔の見える関係をつくって、県立大学とさらに友好を深めていくということをやろうとしております。今の進捗具合について、脇部長のほうから補足説明をさせていただきます。 ○議長(劒持堅吾君) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(脇奈七君) 命により、私のほうからお答えをさせていただきます。 県立大学とは、昨年度も連携会議を開催いたしました。その中で、総社市のファンを県大生の中に毎年3人ずつつくれればいいなということで具体的な目標を掲げさせていただいております。政策の主な目的といたしましては、例えば総社市のことをよく知っていただいて、できれば県大生の方に総社市に就職をしていただきたい。市民になっていただきたい。もし外に出られたとしても、力をつけてまた総社市に戻ってきてほしい。もしくは、総社市内に住まなくとも総社市の外から総社市を応援する関係市民になってほしいと、そういうことを考えて進めさせていただいております。現在は県大さんのほうとも今お話をしておりまして、コロナの状況が見通せましたらぜひ実行に移したいと考えております。 以上でございます。 ○議長(劒持堅吾君) 難波正吾君。 ◆12番(難波正吾君) いろいろ前向きな政策をいろいろ構想を描いておられるということ、もう既に緒に就いてとるという、大変有り難いことであると。服部地区においても、県大との関係が非常に、特に御婦人連中が大学祭では独自のテントを張って食品をバザーするとかそういう関係が長い間続いてきた。それから、地域づくり協議会が保健福祉学部の先生を招いて講演会を開くとか、そういった点でも地元においても、それからいわゆる総社市当局においても大学との関係が非常によろしい、密であるという、そういった点では今後ともしっかりとそういう良好な関係を築いていく、さらに高めていくという、そういった点でよろしくお願いいたしたいと思います。市長、一言あればまた。 ○議長(劒持堅吾君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) 県立大学は、我が総社市に位置する唯一の大学でありますので、さらに友好関係を深めていきたいと思います。ちなみにワクチン接種においても、今回モデルナの企業・大学特別枠に手を挙げていかれると思いますから、我々の持てるノウハウを駆使して、ワクチン接種においてもアシストしてまいりたいと考えております。さらに県立大学と深い友好の輪をつくるように努力をしてまいりたいと思います。 ○議長(劒持堅吾君) 難波正吾君。 ◆12番(難波正吾君) 今後への思いがしっかり伝わってまいりました。どうかよろしくお願い申し上げまして、これで私の質問を終わります。ありがとうございました。(拍手) ○議長(劒持堅吾君) この際、しばらく休憩いたします。約10分間。              休憩 午後1時16分              再開 午後1時26分 ○議長(劒持堅吾君) 休憩前に引き続き会議を開きます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 議案第46号上程 ○議長(劒持堅吾君) 次に、日程第2、議案第46号を議題といたします。 では、提案理由の説明を求めます。 総務部長。              〔総務部長 難波敏文君 登壇〕 ◎総務部長(難波敏文君) それでは、議案第46号 令和3年度総社市一般会計補正予算(第6号)につきまして御説明を申し上げます。 今回の補正予算につきましては、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、緊急小口資金等の特例貸付けを利用できない生活困窮世帯に対し、就労による自立等を図るため新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金を支給するもので、これに伴い必要となりました経費を計上するものでございます。 まず、第1条におきまして歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,542万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ274億475万円とするものでございます。 便宜歳出から御説明を申し上げます。 10ページ、11ページをお開き願います。 第3款民生費4,512万8,000円の増額は、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金4,500万円及び支給に要する事務的経費12万8,000円を計上するものでございます。 第13款予備費につきましては、予算調整によるものでございます。 続きまして、歳入でございます。 8ページ、9ページにお戻り願います。 第15款国庫支出金につきましては、歳出で御説明申し上げました支援金に係る国からの補助金でございます。 以上でございます。 ○議長(劒持堅吾君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 諸議案質疑 ○議長(劒持堅吾君) 次に、日程第3、報告第7号、報告第8号及び議案第39号から議案第46号までに対する質疑に入ります。 まず、報告第7号及び報告第8号の2件について一括質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。 質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(劒持堅吾君) これをもって、これら2件に対する質疑を終結いたします。 次に、議案第39号から議案第42号までの4件について一括質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。 質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(劒持堅吾君) これをもって、これら4件に対する質疑を終結いたします。 次に、議案第43号の質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、これを許可します。 では、6番三宅啓介君の発言を許します。 6番三宅啓介君。              〔6番 三宅啓介君 登壇〕 ◆6番(三宅啓介君) 通告に従いまして、議案第43号 令和3年度総社市一般会計補正予算(第5号)のうち、歳出、第10款教育費、第6項保健体育費、第1目保健体育総務費の件でお尋ねをいたしたいと思います。 東京オリンピック2020のホストタウンといたしまして、ギニアビサウ共和国という、この国から事前キャンプの誘致の予定であるということで今回補正予算が出ております。ホストタウンというのは、この国と総社市の住民がスポーツであるとか文化であるとか経済であるとか、そういった多様な分野で交流をするということで地域の活性化につなげると、これがホストタウンということなので、その点を踏まえてお尋ねをいたします。 1番目といたしまして、ギニアビサウ共和国の受入れが決まった経緯はどうかという点。 2点目、新型コロナウイルス感染症対策が必要な中での受入れだが、国などの支援体制はあるのかという点。 3番目、ホストタウンとして受入期間中とオリンピック後について、交流活動をどのように考えているか。 この3点、お尋ねいたしたいと思います。 ○議長(劒持堅吾君) 文化スポーツ部長。 ◎文化スポーツ部長(中村義弘君) それでは、三宅議員の御質問にお答えをさせていただきます。 まずは、ギニアビサウ共和国との協議、どういった経緯でということでありますが、これにつきましては、東京オリンピックにおける事前キャンプ受入れにつきましては、イランイスラム共和国のパラリンピックの柔道チームをホストタウンとして内定をしておりました。ただ、本年2月の中旬に、イランパラリンピック委員会のほうから、コロナ禍においてイランの選手団をばらばらに移動をさせるとか日本国内で選手の管理、そういったことを考えたときに総社へホストタウンで訪れるということは困難であるということで、訪れることができないという連絡がイランイスラム共和国のオリンピック委員会のほうからありました。これをもちまして、我々も外務省、内閣府のほうへも、大変残念ではあるが中止をしますということで連絡をさせていただきました。そうしましたところ、2月の末に内閣官房のほうから、アフリカのギニアビサウ共和国、こういった国が日本で開かれる2020東京オリンピックのホストタウンに大変興味を示しているということで御紹介をいただきました。我々としても、57年ぶりに日本で開かれるオリンピックではありますし、そういった方、本当のオリンピアンに総社の市民や子どもが直接そこに触れ合える機会があるんならということで、我々、ギニアビサウ共和国の柔道及びレスリングチームのこういったチームをホストタウン候補として決めたところでございます。ただいままだ協議中ということであります。 続きまして、新型コロナウイルス感染症対策の受入れの、こういった中ではありますが、国などの支援ということでありますが、まず一般的にホストタウン推進要綱というのがございます。こういったものに基づきまして、事前キャンプ実施に関する経費のうち、選手やコーチ、役員の宿泊費であるとか通訳に係る費用、練習会場の借上費用、こういったものが特別交付税の対象ということで、そういったものの事業費に要する経費の2分の1が特別交付税の措置となります。議員お尋ねの新型コロナウイルス感染症対策についての費用でございますが、こちらにつきましては、ホストタウン等新型コロナウイルス感染症対策交付金というものが岡山県の設置した基金から交付をされる予定となっております。金額のほうがまだ確定したはっきりした数字はございませんが、こういった国、県からの支援はあります。 そして、3番目、受入期間中とその後の交流ということでございますが、こちらにつきましては今ホストタウンの受入れマニュアルという中で、直接的に選手と触れ合うであるとかそういった交流はできないこととなっております。ただし、新型コロナウイルス感染症対策を十分に行った上で、そういった練習の風景を見学するであるとかそういったことは可能でございます。そういったことで、本当のオリンピアンのそういった練習風景を身近に感じてもらうでありますとか、またそういった練習風景を動画配信するであるとか、そういったことを考えております。 また、オリンピック終了後でございますが、こちらにつきましては我々総社市のPR動画であったり、そういったものを翻訳したようなものを作ったりしながら、そういったものをギニアビサウのほうの子どもやそういった方に見ていただくとか、そういったことを考えております。 以上でございます。 ○議長(劒持堅吾君) 三宅啓介君。 ◆6番(三宅啓介君) 分かりました。せっかくこういうホストタウンを受け入れるわけですから、多文化共生を推進する我が市としては有効に活用して、コロナ感染症にも配慮しながら、いいホストタウンの受入れができたらいいなというふうに思いますので、詳細はもう委員会のほうで聞いていただきたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(劒持堅吾君) 以上で、通告による質疑が終わりました。 他に質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(劒持堅吾君) これをもって、本件に対する質疑を終結いたします。 次に、議案第44号及び議案第45号の2件について一括質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。 質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(劒持堅吾君) これをもって、これら2件に対する質疑を終結いたします。 この際、私より申し上げます。 議案第46号に対する質疑があれば、議会事務局に通告用紙がありますので、通告願います。 通告はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(劒持堅吾君) これより、議案第46号に対する質疑に入りますが、通告はありません。 これをもって、本件に対する質疑を終結いたします。 以上をもって、諸議案に対する質疑は全て終了いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 諸議案委員会付託 ○議長(劒持堅吾君) 次に、日程第4、諸議案委員会付託を議題といたします。 議案第39号から議案第46号までについては、お手元に配付いたしております委員会付託案件一覧表に記載のとおり、それぞれ所管の委員会に付託いたします。 なお、付託に不合理があった場合は、議長において適宜措置させていただきますので、申し添えておきます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 陳情上程 ○議長(劒持堅吾君) 次に、日程第5、陳情第1号及び陳情第2号を議題といたします。 陳情第1号及び陳情第2号については、お手元に配付いたしております陳情文書表に記載のとおり、所管の委員会に付託いたします。 なお、付託に不合理があった場合は、議長において適宜措置させていただきますので、申し添えておきます。 お諮りいたします。 委員会審査等のため、6月19日から29日までの間を休会といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(劒持堅吾君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 この休会中に、各委員会におかれましては、本日付託いたしました諸案件について御審査をいただき、今期定例会の最終日と予定しております6月30日の本会議において、その審査結果について御報告を願います。 なお、6月30日の本会議は午前10時に開議いたしますから、全員の御出席をお願いいたします。 以上をもって、本日の日程は全て終了いたしました。 本日は、これをもって散会いたします。              散会 午後1時39分...