○議長(
栗尾順三君) 御異議なしと認めます。よって,11議案は
委員長の報告のとおり
原案可決と決定しました。 ──────────────────────
△日程第4 議案第41号 笠岡市
特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
○議長(
栗尾順三君) 日程第4,議案第41
号笠岡市
特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。 これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
栗尾順三君) 質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第41号は,
会議規則第35条第3項の規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
栗尾順三君) 御異議なしと認めます。よって,議案第41号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 御意見はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
栗尾順三君) 討論を終結します。 これより議案第41号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
栗尾順三君) 御異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 ──────────────────────
△日程第5 議案第42号 平成30年度笠岡市
一般会計補正予算(第11号)
○議長(
栗尾順三君) 日程第5,議案第42
号平成30年度笠岡市
一般会計補正予算(第11号)を議題とします。 これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
栗尾順三君) 質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第42号は,
会議規則第35条第3項の規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
栗尾順三君) 御異議なしと認めます。よって,議案第42号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 御意見はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
栗尾順三君) 討論を終結します。 これより議案第42号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
栗尾順三君) 御異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 ──────────────────────
△日程第6 請願第10号 笠岡市就学前教育・
保育施設再編整備計画に対する
請願書
○議長(
栗尾順三君) 日程第6,請願第10
号笠岡市就学前教育・
保育施設再編整備計画に対する
請願書を議題とします。 本請願に対し,
環境福祉委員会委員長の報告を求めます。
環境福祉委員会委員長,15番
原田てつよ委員長。 〔
環境福祉委員長 原田てつよ君 登壇〕
◆
環境福祉委員長(
原田てつよ君) 改めまして,おはようございます。 それでは,去る3月11日に本会議におきまして,
環境福祉委員会に付託されました請願第10
号笠岡市就学前教育・
保育施設再編整備計画に対する
請願書についての審査の経過と結果を報告いたします。 審査結果は,お手元の
審査報告書にありますとおり,採択すべきものと決定いたしました。 審査の経過を申し上げます。 去る3月14日に
委員会を開催し,全
委員出席のもと審査を行いました。
紹介議員からは,このたびの請願の骨子は
再編整備計画の延期と再検討である。昨年8月に新聞報道された幼・
保再編計画の記事を見て,市内の
保護者は初めて素案の全容を知ることとなった。その後,
関係部署より
説明会や
パブリックコメントの募集があったが,各地域よりますます不安の声が高まっていったことは報道されているとおりである。同計画を一旦見直し,再検討をしていただくよう,笠岡市に対し議会の立場で強い後押しをお願いするものであるとして,請願に関する説明がありました。 続いて
請願者からは,請願について説明する前に,我々
PTA連合会は決して反対をする団体ではない。ここだけは御理解をいただきたい。
白紙撤回などを求めているものではないとし,園児の減少や幼稚園の存続を危惧する
幼稚園の
保護者の声が出たことから,
連合会として
施設整備の意見を取りまとめている中,この計画が出てきたこと,当事者たる教員や地域の方も誰も知らず大混乱を起こしたこと,各地の
説明会でも怒りや不安で紛糾したことなどの経緯の説明がありました。 また,
PTA連合会としてヒアリングした中では,
再編整備計画を前向きに捉える方,反対する方が双方おり,まずこれだけの声がある中で足をとめ,きちんとみんなの声を聞いてほしい。するにしても,やめるにしても,受け皿となるところはしっかりと整備をし,残された施設も改めて見直しながら,その期間,みんなが安心・安全で過ごしやすい環境にしてほしい。決して反対をする立場ではない。
子供たちの環境をよくしてほしい。ぜひ我々の声が届くような
教育現場をつくってほしいとの陳述がありました。 審査の中では,委員から採択すべき意見として,学校に通われている
保護者の方やいろいろな人が納得いかないということでこの請願が出されているならこれでよいと思うという意見や,
請願者の方からいろいろな御意見をお聞きする中では,反対をしている訳ではないという言葉もあったし,採択することに賛成するという意見。各地の
説明会に行き,現場の声も聞いた。請願で上げられている項目のうち,既存施設に対する環境整備については,空調設備の整備など,これまでも対応しているし,将来的な環境整備については,バスの導入や安全性の確認など
保護者の声も強くあることから,取り上げられるべき。地域住民及び関係者を含めた教育環境の検討会実施については,他の教育環境へ
子供たちを移すこと自体がかわいそうだし,本当に地域に愛着を持った教育ができないのではないかという不安があるという意見がありました。 また,不採択とするべき意見として,今回の請願の内容をそのまま採択するにしても,具体策を持っていかなければならないし,
再編整備計画の修正案をまだ
保護者の方は聞いていない。採択,不採択よりも,一度この請願を引いてもらい,修正案を聞いた上で再度出してもらうべきだと思っており,採択か不採択のどちらかといえば,不採択とすべきという意見や,この請願は,素案の時点の整備計画に対する
請願書であり,現在修正案が提示されていることと,この問題は大変重要である。気持ちとしては分かるが,解決に向けてどうするかを考えれば,修正案を反映した具体的なものをもう一度提案されたほうがよいのではないかという意見がありました。 その後,採決を行い,賛成多数で採択すべきものと決したものでございます。 以上,
委員会審査報告とさせていただきます。
○議長(
栗尾順三君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
栗尾順三君) 質疑を終結します。 これより討論に入ります。 御意見はありませんか。 山本俊明議員。 〔19番 山本俊明君 登壇〕
◆19番(山本俊明君) このたびの請願に対しては,採決に加わらないということで御意見を述べさせていただきます。 今の
委員長報告にもありましたように,素案のない段階ででは,この請願は決して私も反対するものではありませんし,そのとおりかなという面も多くありますが,既にこの素案に対して,請願提出者は市長に対しても同じ請願を出してるし,そして
説明会を受けて
執行部も,
委員長報告にありましたように新しく再編計画を示されました。そういった中で採決はいかがかなという気がいたします。 そういうことで,私は,もう少ししっかりした採決に値するような状況であれば採決に加わりますが,現段階で採決に加わるのは,賛成か反対かですから,加わらないほうがベストかなという意見で,このたびはこの請願の採決には加わらないということで意思表示を,意見を述べさせていただいて終わりとしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(
栗尾順三君) 討論を終結します。 これより請願第10号を採決します。 お諮りします。 本請願に対する
委員長の報告は採択すべきであります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
栗尾順三君) 御異議なしと認めます。よって,本請願は
委員長の報告のとおり採択と決定しました。 ──────────────────────
△日程第7 請願第11号 「後期
高齢者医療の窓口負担の見直しにあたり,原則1割負担の継続を求める」
請願書
○議長(
栗尾順三君) 日程第7,請願第11号「後期
高齢者医療の窓口負担の見直しにあたり,原則1割負担の継続を求める」
請願書を議題とします。 本請願に対し,
環境福祉委員会委員長の報告を求めます。
環境福祉委員会委員長,15番
原田てつよ委員長。 〔
環境福祉委員長 原田てつよ君 登壇〕
◆
環境福祉委員長(
原田てつよ君) 失礼いたします。 去る3月11日の本会議におきまして,
環境福祉委員会に付託されました請願第11号「後期
高齢者医療の窓口負担の見直しにあたり,原則1割負担の継続を求める」
請願書についての審査の経過と結果を報告いたします。 審査の結果は,お手元の
審査報告書にありますとおり,不採択すべきものと決定いたしました。 審査の経過を申し上げます。 去る3月14日に
委員会を開催し,全
委員出席のもと審査を行いました。
紹介議員からは,財務省は75歳以上の後期
高齢者の窓口負担を現行の1割から2割に引き上げる提案を示した。2割になるということは負担が2倍になるということである。現在,
高齢者の約7割が所得100万円未満であり,厳しい生活を強いられている。このような現状を考えれば,受診抑制が広がり,かえって医療費の増額を招くことにもなる。また,
高齢者の負担増は,介護等にかかわる子供や孫の生活も圧迫することになりかねないとの説明がありました。
紹介議員に対して委員から,今後,社会保障費はどんどん上がっていく。国民皆保険を破綻させないためにも,誰かが負担しなければならないというのは誰しも分かっていることだが,1割負担を継続させるためにどこから財源を持ってくるべきと考えているのかという質疑があり,
紹介議員からは,
請願者の考え方を直接把握している訳ではないが,共産党の立場でいえばお金の使い方だと思っており,1つには不要不急なものを削る,長期的には税収そのものを増やすしかない訳で,それを長期的な視点でやるべきだと考えるとの回答がありました。 続いて
請願者から,
総務省の家計調査報告によれば,高齢夫婦のみの無職の世帯収入は,平成29年で約20万9,000円,支出は約26万3,000円で,収支は約5万5,000円の赤字となっている。この赤字部分は貯蓄を取り崩すことになる。約5万5,000円の赤字とは,貯蓄が100万円であっても15年程度しかもたない金額である。厚生労働省の平成25年国民生活基礎調査の概況によれば,
高齢者世帯の平均貯蓄は1,268万1,000円となっており,一見多くの
高齢者が十分な貯蓄を用意しているように見えるが,貯蓄なしが16.8%もいる。ごく一部の富裕層が平均値を高めている。経済力にかかわらず後期
高齢者に医療を受ける機会を保障するため,請願の趣旨を御理解いただき採択していただきたいとして,請願の採択を求める陳述がありました。 その後,採決を行い,可否同数となりましたので,笠岡市議会
委員会条例第15条の規定により,
委員長の決するところにより不採択とすべきものと決したものでございます。 以上,
委員会審査報告とさせていただきます。
○議長(
栗尾順三君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
栗尾順三君) 質疑を終結します。 これより討論に入ります。 御意見はありませんか。 2番井木守議員。 〔2番 井木 守君 登壇〕
◆2番(井木守君) 日本共産党の井木守です。 請願第11号「後期
高齢者医療の窓口負担の見直しにあたり,原則1割負担の継続を求める」
請願書について,
委員長の御報告は否決すべきものでしたが,私は採択すべきとの立場で反対討論をさせていただきます。 先ほどもありましたが,財務省は,2018年10月8日の財政制度審議会財政制度部会に,75歳以上の後期
高齢者について窓口負担を現行の1割から2割に引き上げるという提言を示しました。経済財政諮問会議や社会保障審議会においても同様の議論が開始をされているところです。先ほどもありましたが,2割になるということは現在の2倍になるということです。この計画に対しては,老人クラブや医療機関関係者から慎重な意見が出されているところです。 現在,
高齢者の約7割は所得100万円未満であり,厳しい生活を強いられています。
総務省の平成29年度家計調査報告によると,高齢夫婦無職世帯の1カ月の家計収支は約5万5,000円の不足になっています。この不足分は,当然のごとく貯蓄を取り崩すことになります。このような
高齢者の暮らしの現状を考えれば,負担が2倍になれば受診抑制,医者にかかれないという事態が進行するのではないかと危惧されます。受診抑制が広がれば重症化して受診をすることになり,かえって医療費の増加を招くことにもなりかねないと思います。 また,
高齢者の負担増は,介護などに携わる子や孫の世代の生活をも圧迫することにもなり,全世代的に大きな影響を与えるものだと思います。
委員会では,原則1割負担を維持するための財源について委員から御意見がありました。言うまでもなく,地方議会に国の財政についての権限はありません。国民の声を受けて財源をどうするかは,すぐれて日本政府の判断にかかることだと思います。その上であえて申し上げれば,笠岡市の財政もそうだと思いますが,要はお金の使い方の問題です。無駄な公共事業や軍事費にではなく,国民の福祉向上にこそ優先的に使うべきだと考えます。 住民福祉の増進を図ることは地方自治法に明記をされているとおり,地方自治体の基本的な責務です。私たち議会も同様だと思います。市民の暮らしが政府の施策により困難に直面しようとしているときに,議会として直接権限のない国の財源問題を理由とせず,市民の切実な声に耳を傾け,政府に意見することは,地方議会の当然の任務であろうと考えます。ぜひ賢明な御判断をいただき,請願第11号を採択くださいますよう重ねてお願いをいたしまして討論とさせていただきます。
○議長(
栗尾順三君) ほかに御意見はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
栗尾順三君) 討論を終結します。 これより請願第11号を起立により採決します。 お諮りします。 本請願に対する
委員長の報告は不採択とすべきであります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
栗尾順三君) 起立多数であります。よって,本請願は
委員長の報告のとおり不採択と決定しました。 ──────────────────────
△日程第8 報告第1号 市長の専決処分した損害賠償額の決定について
○議長(
栗尾順三君) 日程第8,報告第1号市長の専決処分した損害賠償額の決定についてを議題とします。 市長から説明を求めます。 小林市長。 〔市長 小林嘉文君 登壇〕
◎市長(小林嘉文君) おはようございます。 ただいま上程いただきました報告第1号市長の専決処分した損害賠償額の決定について御説明申し上げます。 内容につきましては,6ページに添付いたしております事故の概要に従いまして御説明申し上げます。 この事故は,平成30年12月29日午後7時0分ごろ,笠岡市吉浜2391番地-1のセブン-イレブン笠岡吉浜店駐車場において発生したものでございます。 事故の概要でございますが,甲が金浦分団第2部のポンプ車を運転し,同乗の2名の団員とともに笠岡市吉浜地内を年末夜警のため巡回中,セブン-イレブン笠岡吉浜店駐車場においてバックする際,車両の後部がフェンスに接触し,フェンスの基礎部分が破損したものでございます。 なお,この事故により団員に負傷及び車両の破損はございませんでした。 この事故の過失割合につきましては,団員が消防車両で駐車場のフェンスを破損したことから,市側が100%,相手方がゼロ%といたしまして,市は相手側に対して,損害金としてフェンスの修理費用4万3,200円を賠償するものでございます。 なお,損害賠償額につきましては,全国市有物件災害共済会から修理業者に直接支払われることとなっております。 以上,地方自治法第180条第2項の規定に基づき御報告をさせていただきます。
○議長(
栗尾順三君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
栗尾順三君) 質疑を終結します。 <以上,報告を終わります。> ──────────────────────
△日程第9 報告第2号 市長の専決処分した訴えの提起について
○議長(
栗尾順三君) 日程第9,報告第2号市長の専決処分した訴えの提起についてを議題とします。 市長から説明を求めます。 小林市長。 〔市長 小林嘉文君 登壇〕
◎市長(小林嘉文君) ただいま上程いただきました報告第2号市長の専決処分した訴えの提起について御説明申し上げます。 このたびの
市営住宅の管理上必要な訴えの提起につきまして,これまでの経緯でございますが,対象者3名に対して住宅使用料の滞納が始まって以来,再三再四,督促及び催告により納付を促したにもかかわらず納付がありませんでした。 そこで,平成30年10月11日付で来庁を促すべく最後通告を行いましたが,3名とも来庁に応じることはなく,住宅使用料の納付も一切ありませんでした。そのため同年11月30日をもって
市営住宅使用許可を取り消し,8ページに記載いたしておりますとおり,本年2月8日に1件,3月1日に2件の明け渡し等請求訴訟の提起に至ったものでございます。 なお,今回の訴訟における今後の手続ですが,口頭弁論を経て判決をいただくことになります。判決で勝訴いたしますと,住宅明け渡しがなされない場合,住宅明け渡しの強制執行となります。また,動産等があった場合には差し押さえ及び競売を行い,未払住宅使用料への充当を行う予定です。 以上,地方自治法第180条第2項の規定に基づき御報告をさせていただきます。
○議長(
栗尾順三君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
栗尾順三君) 質疑を終結します。 ──────────────────────
△日程第10 議案第43号 平成30年度笠岡市
一般会計補正予算(第12号)
○議長(
栗尾順三君) 日程第10,議案第43
号平成30年度笠岡市
一般会計補正予算(第12号)を議題とします。 暫時本会議を休憩します。 午前10時16分 休憩 午前10時17分 再開
○議長(
栗尾順三君) 休憩を解いて本会議を再開します。 この際,職員に議案を朗読させます。 〔職員朗読〕
○議長(
栗尾順三君) 市長から提案理由の説明を求めます。 小林市長。 〔市長 小林嘉文君 登壇〕
◎市長(小林嘉文君) ただいま上程いただきました議案第43
号平成30年度笠岡市
一般会計補正予算(第12号)につきまして,その概要を御説明申し上げます。 このたびの
補正予算は,平成30年7月豪雨災害関係経費の追加によるものです。補正額は1,000万円でございまして,予算総額は271億7,965万4,000円となり,前年度の3月補正後の予算額に対しまして16.1%の増となっております。
補正予算の内容でございますが,消防費の災害対策費は,災害による瓦れき,土砂撤去,運搬,家屋解体等に係る費用の見込み件数の増により1,000万円を追加し,繰越明許費として500万円を追加いたしております。 これを賄います歳入につきましては,国庫支出金を特定財源として充当いたしました結果,新たに一般財源として500万円が必要となりますが,これにつきましては配当割交付金を充当いたしております。 以上,
補正予算の概要につきまして御説明いたしましたが,よろしく御審議の上,適切な御決定を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
栗尾順三君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
栗尾順三君) 質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第43号は,
会議規則第35条第3項の規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
栗尾順三君) 御異議なしと認めます。よって,議案第43号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 御意見はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
栗尾順三君) 討論を終結します。 これより議案第43号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
栗尾順三君) 御異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 ──────────────────────
△日程第11 発議第1号 笠岡市議会議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について
○議長(
栗尾順三君) 日程第11,発議第1
号笠岡市議会議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。 本発議について,
議会運営委員会委員長から提案理由の説明を求めます。
議会運営委員会委員長,19番山本俊明
委員長。 〔議会運営
委員長 山本俊明君 登壇〕
◆議会運営
委員長(山本俊明君) ただいま上程いただきました発議第1
号笠岡市議会議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 このたびの改正でございますが,提案理由にありますように,人事院勧告に基づく期末手当の支給月数を改正するものでございます。 それでは,改正の内容ですが,3ページにあります改正の要点に従って御説明いたします。 期末手当の支給月数ですが,改正前は,6月期においては1.65月,12月期においては1.85月としたものを,6月,12月ともに1.75月とし,支給月数が均等になるよう配分することにしたものでございます。 なお,年間の支給月数は3.5カ月で変更はございません。 次に,施行期日でございますが,この条例は平成31年4月1日から施行するものでございます。 以上,説明申し上げましたが,議員各位の格別の御理解を賜りますようお願いを申し上げまして議会運営
委員長からの説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(
栗尾順三君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
栗尾順三君) 質疑を終結します。 ただいま議題となっております発議第1号は,
会議規則第35条第2項の規定により
委員会付託を省略します。 これより討論に入ります。 御意見はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
栗尾順三君) 討論を終結します。 これより発議第1号を採決します。 本発議を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
栗尾順三君) 御異議なしと認めます。よって,発議第1号は原案のとおり可決されました。 ──────────────────────
△日程第12
議員派遣の件
○議長(
栗尾順三君) 日程第12,
議員派遣の件を議題とします。 地方自治法第100条第13項及び笠岡市議会
会議規則第110条の規定により,
議員派遣につきましては,お手元にあります一覧表のとおり派遣しましたので,御報告します。 ──────────────────────
△日程第13
常任委員会及び
議会運営委員会の閉会中の
継続調査の申し出
○議長(
栗尾順三君) 日程第13,
常任委員会及び
議会運営委員会の閉会中の
継続調査の申し出を議題とします。 各常任
委員長及び議会運営
委員長から,現在
委員会において調査中の事件について,
会議規則第68条の3の規定により,お手元に配付しております申出書のとおり,閉会中の
継続調査の申し出がありました。 お諮りします。
委員長から申し出のとおり,閉会中の
継続調査に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
栗尾順三君) 御異議なしと認めます。よって,
委員長から申し出のとおり,閉会中の
継続調査に付することに決定しました。 以上で今期
定例会の議事は全て終了しました。 ここで,いましばらくお時間をいただきたいと思います。 本市の市政発展のため御貢献いただいております岡本副市長,網本
市民生活部長,福尾
こども部長,坂本
建設部長,小槙上下水道部長,占部病院管理局長の6名の方が今月31日付で退職されます。 ここで退職に当たっての御挨拶をお願いいたします。 それでは,岡本副市長,御挨拶をお願いいたします。 岡本副市長。 〔副市長 岡本裕也君 登壇〕
◎副市長(岡本裕也君) 笠岡市議会議員の皆様,市長,職員の皆様,そして市民の皆様,4年間大変お世話になりました。この3月31日をもって副市長を退任いたします。4月からは農林水産省の職員として国に戻る予定でございます。 ちょうど今から4年前の今日を振り返ってみますと,笠岡市に赴任するということで期待と不安がいっぱいでした。1年目は
政策部長として着任させていただきまして,当時,安倍首相が地方創生ということで旗を振っておりまして,私は夏までにまち・ひと・しごと創生総合戦略をつくるということで,計画づくりにまずは邁進させていただき,その後,計画をつくることに満足はしてはいけないということで,積極的に限られた補助金を取りにいくということで,
皆さんも御存じだと思いますが,町を明るくするということで暗かった電灯をLED化,デジタルサイネージをつけたり,1億5,000万円の補助金を取ってきて「みなと・こばなし」笠岡諸島交流センター,風呂の問題があって新たに井戸会館を整備する,こういった笠岡駅周辺のにぎわいを取り戻すということにまずは力を入れさせていただくとともに,中央部のみでは活性化という訳にはいかないので,土倉邸を初めとして,地方にはモデル的な事業をということで積極的な補助金を取りにいく。 あわせて,ソフト事業といたしまして,若者が不足していると大きな課題がありました。これまで笠岡市が入れていなかった地域おこし協力隊ですとか若者会議,こういうようなソフトの対策も進めさせていただきました。このように
政策部長のときは積極的に前に出ていくというスタンスで仕事をさせていただきました。 2年目からは,小林市長が就任して,私は副市長として仕事をさせていただく機会をいただきました。小林市長はアイデアマンで,積極的に前に出ていくというタイプでございます。私が前に出て行き過ぎると,これはまた仕事が回らないということを考えまして,積極的に市長を補佐するということと,市職員を市長とつなげる,そして市民,議会も含めて
皆さんをつなげていくという仕事に私は徹しさせていただきました。 私一人では何も仕事ができません。やはりここにおられる皆様方の御協力,そして市職員の御協力,そして市民の方々の御協力があって,ここまで私は仕事をすることができました。このことに大変感謝を申し上げたいと思います。どうもありがとうございました。 やはり笠岡の宝というのは,私は人ではないかなというふうに思います。4年前に最初にここに立たせていただいて挨拶をさせていただいた
政策部長のころには,笠岡の宝は,海や島や山,ちょっとした田舎,そして都市部にも近いという,こういうような風光明媚でちょっと楽しめる町だということを,笠岡の宝としてまちづくり,地域振興を進めていくというような話をさせていただきましたが,4年間を振り返って,やはり一番の宝は人であるというふうに気づきました。 そういったことから,笠岡において,私は全国でいろんな地区を見ておりますが,笠岡ほど発展の伸びしろが大きい町ってのは少ないと思います。ぜひとも,ここにいる皆様,職員,そして市民が一丸となって盛り上げていって,新しい笠岡づくりをしていただければというふうに思います。 私は笠岡からはいなくなりますけれども,国家公務員として
皆さんをぜひとも御支援したいと思います。私も関係人口の一人として,笠岡の仲間として,今後とも一緒に協力していければというふうに考えております。 非常に,ちょっと感きわまって,済いません。本当に
皆さん,どうもありがとうございました。このことは一生忘れません。(拍手)
○議長(
栗尾順三君) 続きまして,網本
市民生活部長,御挨拶をお願いします。 網本
市民生活部長。 〔
市民生活部長 網本善光君 登壇〕
◎
市民生活部長(網本善光君) 失礼いたします。議会終了後でお疲れのところをお時間いただきまして,まずお礼申し上げます。 今月末の退職に当たりまして,一言御挨拶を申し上げます。 私は,今回の退職に当たりまして,3つの言葉に気持ちをまとめてみました。 1つ目が感謝です。思い返してみますと,昭和58年から36年間,ここまで来れましたのも,市役所の先輩方,同僚,そして市議会の皆様方に導いていただき,支えていただいたおかげだと本当に思います。改めまして感謝申し上げます。ありがとうございました。 そして,2つ目が卒業です。市役所を私卒業すると同時に,実はもう一つ卒業をいたします。それは放送大学であります。通信制の大学ではありますが,この何年間か放送大学で勉強させていただきました。放送大学は通信制でありますので,基本的には自宅などで授業を受けるのですが,一部の講義については岡山大学でありますとか,それからゼミについては東京まで行かせていただいて,直接先生方から御指導をいただくことができました。若い方から,それから私よりも先輩の方も含めて,さまざまな方が学生として参加して活発な議論をした教室,ゼミであったのですけれども,そこでひとつ学んだのが,何かを始めるのに遅過ぎることはないということであります。 そこで,最後の言葉,未来です。実は私,今回少し早くに退職をさせていただくのですけれども,その決断に至る背中を押してくれた番組があります。NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組です。以前ありました「プロジェクトX」のようなドキュメンタリー番組なのですが,その主題歌で,スガシカオさんのProgressという曲があります。この曲が今の私の気持ちそのものであるように思います。 最後に,その歌詞の一部を御紹介させていただければと思います。「ねぇ ぼくらがユメ見たのって誰かと同じ色の未来じゃない 誰も知らない世界へ向かっていく勇気を “ミライ”っていうらしい 世界中にあふれているため息と 君とぼくの甘酸っぱい挫折に捧ぐ・・・ “あと一歩だけ,前に進もう”」。 長い間ありがとうございました。皆様方の御健康と御多幸をお祈りいたします。ありがとうございました。(拍手)
○議長(
栗尾順三君) 続きまして,福尾
こども部長,御挨拶をお願いします。 福尾
こども部長。 〔
こども部長 福尾雅俊君 登壇〕
◎
こども部長(福尾雅俊君) 失礼いたします。貴重なお時間をいただきまして,退職に当たりまして,一言御挨拶を申し上げます。 私は,昭和56年に入庁いたしまして,駅前土地区画整理事務所へ配属されました。以来,今日まで11カ所の職場を経験させていただきました。そうした中で私が今思い出すということにつきましては,やはりそれぞれの職場でそれぞれにいろいろな思い出がございました。いろんな困難に当たっては,そのときの上司,先輩,それから同僚に助けていただき,これまで過ごしてこれたのかなと思っております。特に後半に入りましては,ここにいらっしゃる議員の皆様方に温かい御指導と御鞭撻を頂戴いたしまして今に至ったという思いがございます。これもまことに皆様方のおかげだと心から感謝を申し上げます。まことにありがとうございました。 昨日,イチロー選手が引退を発表いたしましたけれども,平成の終わるこのとき,それから私もちょうど定年を迎えさせていただく,また新しい元号の中で新しいスタートが始まるという時期だと思います。笠岡市においても,第7次総合計画の2年目に突入するということで,ますます発展が期待されているところでございます。私は,ここで一つの区切りをつけさせていただき,新しい自分探しへ行きたいと思っております。皆様におかれましても,笠岡市の発展に御尽力を賜ればありがたいと,私もそういうふうに思っております。 最後になりましたが,議員皆様方の今後のますますの御活躍,御健勝をお祈りいたしまして,私のお礼の挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。(拍手)
○議長(
栗尾順三君) 続きまして,坂本
建設部長,御挨拶をお願いいたします。 坂本
建設部長。 〔
建設部長 坂本 明君 登壇〕
◎
建設部長(坂本明君) 貴重な時間をいただきまして,ありがとうございます。このたび3月31日をもちまして退職するに当たりまして,一言お礼を申し上げさせていただきます。 私は,昭和56年に笠岡市に採用いただきまして,38年間勤めさせていただきました。無事この退職の日を迎えることができますのも,笠岡市議会の議員の皆様方,そして市民の皆様方,職員の先輩,後輩の方々に支えられてここまで来れたと思っております。本当に感謝申し上げる次第でございます。 私は,昭和56年に採用されまして,まず下水道課へ配属されました。そこで13年間,下水道事業に携わりました。その後,笠岡市土地開発公社に出向という形になりまして,公園事業等に携わらせていただきまして,7年間経た後,都市計画課,建設事業課,建設管理課と,現在の建設部の職場に18年間勤めさせていただきまして現在に至っております。 特に平成24年に建設事業課長を拝命いたしましてからは,市議会議員の皆様方に大変お世話になり,また多々御迷惑もおかけしました。ここで御迷惑をおかけいたしましたことにつきましてはおわび申し上げます。 この建設部時代は災害とともにあったように思います。平成16年の台風16号,そして最近の豪雨災害,こういったことに対しまして,私は非常に防災力の強化が必要だと思っております。今後は,建設行政に対しましては,いろいろな事業が必要となってくると思いますので,市議会議員の皆様方にもどうか御支援をいただきながら,笠岡市建設行政が今後ますます進んでいくことをお願いいたしたいと思います。 特に,現在災害復旧工事を行っておりますが,大変繰越工事が多くなってございます。一生懸命頑張ってまいる所存でございますので,よろしくお願いいたします。 最後になりましたが,市議会議員の皆様方の今後のますますの御活躍をお祈りいたしまして,退任並びにお礼の挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手)
○議長(
栗尾順三君) 続きまして,小槙上下水道部長,御挨拶をお願いいたします。 小槙上下水道部長。 〔上下水道部長 小槙美智夫君 登壇〕
◎上下水道部長(小槙美智夫君) 議長に発言のお許しをいただきましたので,今回の退職に当たりまして,一言お礼を述べさせていただきます。 私は,1979年に市役所に採用していただきまして,40年間勤めさせていただきました。主な業務は建設部門と上下水道部門であります。40年間にはさまざまな出来事がありましたが,今は無事に健康で定年退職を迎えることを非常に幸せに感じております。これはひとえに議員の皆様方や先輩,それから後輩の皆様に支えていただいたおかげだと思って深く感謝いたしております。 笠岡市は,現在多くの課題を抱えておりますが,必ずや解決して明るい未来へと突き進んでくれるものだと確信いたしております。笠岡市民が幸せで豊かな町になるように切に願う次第でございます。私は退職後も再任用職員としてお世話になる予定ですので,今までとは違う立場から応援したいと思っております。皆様方には変わらぬ御指導と御鞭撻のほどをよろしくお願いいたします。 本日は,このようなお時間をいただきまして,まことにありがとうございます。結びになりますが,皆様の御健康と御多幸を祈念いたしまして,私の退任の挨拶とさせていただきます。長い間ありがとうございました。(拍手)
○議長(
栗尾順三君) 続きまして,占部病院管理局長,御挨拶をお願いいたします。 占部病院管理局長。 〔病院管理局長 占部英明君 登壇〕
◎病院管理局長(占部英明君) 私は,昭和52年4月に市役所のほうに入職をいたしまして,42年間お世話になりました。 私が最初に配属となりましたのは市民課の窓口係でございました。今では数少ない高卒組なのですが,高校を出ていきなり何も分からない市役所の窓口の受付ということで,大変苦労もありましたし,どたばたしたような記憶が今でも残っております。以降,税務課,建設部,上下水道部,そして最後の3年間が市民病院の事務局ということになりました。 私の市役所生活は,先ほども申し上げましたが,建設部と上下水道部でおよそ30年,いわゆる建設事業畑での事務職としての勤務でありました。この間,本当につらいこと,苦しいこともたくさんありましたけれど,それよりも市議会議員の
皆さんや職場の多くの先輩,同僚に御支援,御協力をいただき,そしてそれぞれの職場で出会いました多くの市民の
皆さんとのお話し合いだったりの中で,本当に多くのことを学ばせていただきました。この学びが私の42年間の市役所生活を支えてきてもらった唯一の宝物ではなかったかというふうに感じております。 この42年間,過ぎてしまえば本当に一瞬の出来事ではありましたが,多くの
皆さんとの出会いが本当によかったなという思いで今いっぱいでございます。こうした思いを抱きながら,あとしばらくの間は再任用職員として,微力ではありますが,また市役所の中で尽力をさせていただきたいなというふうに思っております。 本当に42年間という長きにわたりまして
皆さんに大変お世話になりました。ありがとうございました。(拍手)
○議長(
栗尾順三君) 退職される6名の方につきましては,長い間,大変御苦労さまでございました。今後の御健康と御多幸をお祈りいたします。 去る2月25日から本日までの26日間にわたり終始熱心な御審議をいただき,予定どおりここに無事閉会を迎えることができました。御協力に対し,厚くお礼を申し上げます。 これをもちまして平成31年第2回笠岡市議会
定例会を閉会します。 午前10時48分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 笠岡市議会 議 長 笠岡市議会副議長 笠岡市議会 議 員 笠岡市議会 議 員...