笠岡市議会 2016-03-11
03月11日-05号
○
議長(
金藤照明君)
質疑を終結します。 ただいま
議題となっております
議案第8号は,
建設産業委員会に付託します。 続きまして,
議案第9
号笠岡市吏員退隠
料等条例等を廃止する
条例の制定についてを
議題とします。 これより
質疑に入ります。 御
質疑はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
質疑を終結します。 ただいま
議題となっております
議案第9号は,
会議規則第35条第3項の
規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
議案第9号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより
討論に入ります。 御意見はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
討論を終結します。 これより
議案第9号を採決します。 お諮りします。
本案は
原案のとおり決することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
本案は
原案のとおり可決されました。 続きまして,
議案第10
号笠岡市
税条例の一部を改正する
条例についてを
議題とします。 これより
質疑に入ります。 ただいまのところ
質疑の
通告はありません。 御
質疑はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
質疑を終結します。 ただいま
議題となっております
議案第10号は,
会議規則第35条第3項の
規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
議案第10号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより
討論に入ります。 御意見はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
討論を終結します。 これより
議案第10号を採決します。 お諮りします。
本案は
原案のとおり決することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
本案は
原案のとおり可決されました。 続きまして,
議案第12
号笠岡市立幼稚園保育料徴収条例の一部を改正する
条例についてを
議題とします。 これより
質疑に入ります。 ただいまのところ
質疑の
通告はありません。 御
質疑はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
質疑を終結します。 ただいま
議題となっております
議案第12号は,
会議規則第35条第3項の
規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
議案第12号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより
討論に入ります。 御意見はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
討論を終結します。 これより
議案第12号を採決します。 お諮りします。
本案は
原案のとおり決することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
本案は
原案のとおり可決されました。 続きまして,
議案第13
号笠岡市職員の勤務時間,休日及び休暇に関する
条例及び
笠岡市
人事行政の
運営等の状況の公表に関する
条例の一部を改正する
条例についてを
議題とします。 これより
質疑に入ります。 ただいまのところ
質疑の
通告はありません。 御
質疑はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
質疑を終結します。 ただいま
議題となっております
議案第13号は,
会議規則第35条第3項の
規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
議案第13号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより
討論に入ります。 御意見はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
討論を終結します。 これより
議案第13号を採決します。 お諮りします。
本案は
原案のとおり決することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
本案は
原案のとおり可決されました。 続きまして,
議案第14
号笠岡市基金の設置,管理及び処分に関する
条例の一部を改正する
条例についてを
議題とします。 これより
質疑に入ります。 ただいまのところ
質疑の
通告はありません。 御
質疑はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
質疑を終結します。 ただいま
議題となっております
議案第14号は,
会議規則第35条第3項の
規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
議案第14号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより
討論に入ります。 御意見はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
討論を終結します。 これより
議案第14号を採決します。 お諮りします。
本案は
原案のとおり決することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
本案は
原案のとおり可決されました。 続きまして,
議案第15
号笠岡市
水道企業職員の給与の種類及び基準に関する
条例及び
笠岡市
病院企業職員の給与の種類及び基準を定める
条例の一部を改正する
条例についてを
議題とします。 これより
質疑に入ります。 ただいまのところ
質疑の
通告はありません。 御
質疑はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
質疑を終結します。 ただいま
議題となっております
議案第15号は,
会議規則第35条第3項の
規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
議案第15号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより
討論に入ります。 御意見はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
討論を終結します。 これより
議案第15号を採決します。 お諮りします。
本案は
原案のとおり決することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
本案は
原案のとおり可決されました。 続きまして,
議案第16
号議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する
条例の一部を改正する
条例についてを
議題とします。 これより
質疑に入ります。 ただいまのところ
質疑の
通告はありません。 御
質疑はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
質疑を終結します。 ただいま
議題となっております
議案第16号は,
会議規則第35条第3項の
規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
議案第16号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより
討論に入ります。 御意見はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
討論を終結します。 これより
議案第16号を採決します。 お諮りします。
本案は
原案のとおり決することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
本案は
原案のとおり可決されました。 続きまして,
議案第17
号笠岡市
土地改良事業等分担金徴収条例の一部を改正する
条例についてを
議題とします。 これより
質疑に入ります。 ただいまのところ
質疑の
通告はありません。 御
質疑はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
質疑を終結します。 ただいま
議題となっております
議案第17号は,
会議規則第35条第3項の
規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
議案第17号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより
討論に入ります。 御意見はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
討論を終結します。 これより
議案第17号を採決します。 お諮りします。
本案は
原案のとおり決することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
本案は
原案のとおり可決されました。 続きまして,
議案第18
号笠岡市
体育施設条例の一部を改正する
条例についてを
議題とします。 これより
質疑に入ります。 ただいまのところ
質疑の
通告はありません。 御
質疑はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
質疑を終結をします。 ただいま
議題となっております
議案第18号は,
会議規則35条第3項の
規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
議案第18号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより
討論に入ります。 御意見はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
討論を終結します。 これより
議案第18号を採決します。 お諮りします。
本案は
原案のとおり決することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
本案は
原案のとおり可決されました。 続きまして,
議案第19
号笠岡市職員の
退職手当に関する
条例の一部を改正する
条例についてを
議題とします。 これより
質疑に入ります。 ただいまのところ
質疑の
通告はありません。 御
質疑はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
質疑を終結します。 ただいま
議題となっております
議案第19号は,
会議規則第35条第3項の
規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
議案第19号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより
討論に入ります。 御意見はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
討論を終結します。 これより
議案第19号を採決します。 お諮りします。
本案は
原案のとおり決することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
本案は
原案のとおり可決されました。 続きまして,
議案第20
号離島振興対策実施地域における
固定資産税の課税の特例に関する
条例の一部を改正する
条例についてを
議題をします。 これより
質疑に入ります。 ただいまのところ
質疑の
通告はありません。 御
質疑はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
質疑を終結します。 ただいま
議題となっております
議案第20号は,
会議規則第35条第3項の
規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
議案第20号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより
討論に入ります。 御意見はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
討論を終結します。 これより
議案第20号を採決します。 お諮りします。
本案は
原案のとおり決することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
本案は
原案のとおり可決されました。 続きまして,
議案第21
号笠岡市
手数料条例の一部を改正する
条例についてを
議題とします。 これより
質疑に入ります。 ただいまのところ
質疑の
通告はありません。 御
質疑はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
質疑を終結します。 ただいま
議題となっております
議案第21号は,
会議規則第35条第3項の
規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
議案第21号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより
討論に入ります。 御意見はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
討論を終結します。 これより
議案第21号を採決します。 お諮りします。
本案は
原案のとおり決することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
本案は
原案のとおり可決されました。 続きまして,
議案第22
号笠岡市
建築審査会条例の一部を改正する
条例についてを
議題とします。 これより
質疑に入ります。 ただいまのところ
質疑の
通告はありません。 御
質疑はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
質疑を終結します。 ただいま
議題となっております
議案第22号は,
会議規則第35条第3項の
規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
議案第22号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより
討論に入ります。 御意見はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
討論を終結します。 これより
議案第22号を採決します。 お諮りします。
本案は
原案のとおり決することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
本案は
原案のとおり可決されました。 続きまして,
議案第23
号笠岡市指定地域密着型サービスの事業の人員,設備及び運営に関する基準を定める
条例の一部を改正する
条例についてを
議題とします。 これより
質疑に入ります。 ただいまのところ
質疑の
通告はありません。 御
質疑はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
質疑を終結します。 ただいま
議題となっております
議案第23号は,
会議規則第35条第3項の
規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
議案第23号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより
討論に入ります。 御意見はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
討論を終結します。 これより
議案第23号を採決します。 お諮りします。
本案は
原案のとおり決することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
本案は
原案のとおり可決されました。 続きまして,
議案第24
号笠岡市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員,設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める
条例の一部を改正する
条例についてを
議題とします。 これより
質疑に入ります。 ただいまのところ
質疑の
通告はありません。 御
質疑はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
質疑を終結します。 ただいま
議題となっております
議案第24号は,
会議規則第35条第3項の
規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
議案第24号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより
討論に入ります。 御意見はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
討論を終結します。 これより
議案第24号を採決します。 お諮りします。
本案は
原案のとおり決することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
本案は
原案のとおり可決されました。 続きまして,
議案第25
号笠岡市北木島宿泊研修所設置
条例の一部を改正する
条例についてを
議題とします。 これより
質疑に入ります。 ただいまのところ
質疑の
通告はありません。 御
質疑はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
質疑を終結します。 ただいま
議題となっております
議案第25号は,
会議規則第35条第3項の
規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
議案第25号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより
討論に入ります。 御意見はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
討論を終結します。 これより
議案第25号を採決します。 お諮りします。
本案は
原案のとおり決することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
本案は
原案のとおり可決されました。 続きまして,
議案第26
号笠岡市保育所設置
条例の一部を改正する
条例についてを
議題とします。 これより
質疑に入ります。
質疑の
通告がありますので,発言を許可します。 12番樋之津倫子議員。 〔12番 樋之津倫子君 登壇〕
◆12番(樋之津倫子君) 皆さんおはようございます。日本共産党,樋之津倫子でございます。 ただいまの
議案第26号でございますが,私は2004年に
笠岡保育所が公設民営化されたときも反対の立場で
討論したことを覚えております。
笠岡保育所を公的な保育の場として市民サービスを提供してきた歴史が,るるある中で,その公設民営化によって公的責任を大きく後退させたと考えております。これをさらに民設民営化するということは,完全に公的な責任を放棄するものと考える訳です。市長のお考えをお尋ねいたします。
○
議長(
金藤照明君) ただいまの樋之津倫子議員の
質疑に対し,執行部の答弁を求めます。 三島市長。 〔市長 三島紀元君 登壇〕
◎市長(三島紀元君) おはようございます。 樋之津議員さんの御質問にお答えします。
笠岡市保育所設置
条例の一部を改正する
条例についてでございますが,児童福祉法第24条第1項には,市町村は保育を必要とする場合には保育所において保育しなければならないとあり,保育に対する市町村の責任を明記した
規定となっておりますが,これは運営形態として公立保育所でなければならないという意味ではなく,保育そのものを直営で行うか民間に委託するかは市町村の判断によるものとされております。 現在のところ,市内に15カ所ある保育所のうち公設民営である
笠岡保育所を含めて,民間運営の保育所は8カ所でございまして,入所児童数においては約3分の2を占める状況となっております。保育の基本は公立も民間も変わりはなく,子育てと働くことの両立を支援し,全ての子供たちが大切にされ,生き生きと安心して健やかに育つよう,これまで公立と民間の保育所が両輪となって本市の保育施設を進めてまいりました。今後も同様でございます。 既に公設民営化している
笠岡保育所におきましては,民設民営化することによって利用者に何らの影響があるものではなく,逆に事業者が柔軟に保育事業に対応することができるようになるため,利便性は向上することが期待されます。したがいまして,公立保育所を民設民営化することは公的責任の後退あるいは放棄をするものではないと,このように考えております。 昨年11月には
笠岡保育所を利用している全家庭の署名を添えた民設民営化の請願書が提出され,12月の本会議において請願が採択されました。保護者は現在の指定管理者による運営に満足しているとともに,今後も同様の運営を望んでおりますので,その要望に沿った形での民設民営化でございますし,平成20年度の社会福祉施策審議会において,既に公設民営化している
笠岡保育所については,指定管理期間の満了を考慮し今後民設民営化されたいとの答申が出されておりますので,その答申にも沿ったものでございます。
○
議長(
金藤照明君) 再
質疑ありますか。 樋之津倫子議員。 〔12番 樋之津倫子君 登壇〕
◆12番(樋之津倫子君) 利便性の向上を指摘をされましたけれども,公立においてそのことが実施できない訳じゃありませんから,移行するということに対しての理由として不十分だと思う訳です。 今さら言うまでもありませんけれども,
笠岡保育所は
笠岡市制が昭和27年に施行されたその2年後に開設をされています。最初の場所は,井戸公園の近くでした。現在の広い敷地へと新築移設されたのは昭和48年,総工費が3,850万円だったそうです。これを現在のお金に換算をいたしますと,私なりの試算でありますけれども,消費者物価指数ベースでいいますと,少なく見積もっても約1億5,000万円に相当するようです。やがて,昭和62年にはプールが増設改築されました,工事費は当時のお金で130万円,今のお金に換算して約500万円です。保護者会がその83%の108万円を負担したそうです。このように地域に根差した保育内容であったり,地域で支えた市の財産として,その公的保育の歴史が刻まれております。 2002年3月に福祉審議会から答申が出され,
笠岡保育所の公設民営化計画がその答申に沿って行われることになりました。この年の9月から保護者会への説明が始まった訳です。例えば2004年4月実施となった訳ですけれども,この間,保護者会の会長が当時の高木市長のさわやかサロンに出向きまして,多くの保護者からも公立のままで存続を求めているので,どうかこのままでいてほしいという直訴をされたそうです。三島市長も覚えていらっしゃると思うのですが,そのとき高木市長は,公設民営化を力説されたそうです。だから,会長の意見もしっかり聞いてもらえなかったというふうな感想を漏らしていらっしゃいました。 答申には,公設民営化に当たっては地域住民,保護者の意見を配慮して慎重に実施されたい,こういう項目が述べられてあります。しかし,周辺の皆さんの声を聞きますと,初めから民営化ありきだった,このような意見が多かったと覚えております。市民要望の中から,公設民営化が行われたものではないということです。公的責任を放棄したと指摘されても仕方ないと思いますが,いかがでしょうか,再度お尋ねをいたします。
○
議長(
金藤照明君) 執行部の答弁を求めます。 三島市長。 〔市長 三島紀元君 登壇〕
◎市長(三島紀元君) 先ほどもお答えいたしましたが,やはり保育の基本は公立も民間も変わりはないというふうに考えておりまして,子育てと働くことの両立を支援し,全ての子供たちが大切にされて,生き生きと安心して健やかに育つように,やはり保育というのはあるべきであろうと,このように思っております。 以上でございます。
○
議長(
金藤照明君) 樋之津倫子議員。 〔12番 樋之津倫子君 登壇〕
◆12番(樋之津倫子君) それならなおさら,公立保育所を愛されてきた長い歴史を持つ公立保育所を公設民営化する必要もなかった訳です。事は保育の公的責任の問題を私は取り上げておりますけれども,これまで経費削減という言葉が常にその当時から言われてまいりました。それに触れない訳にはまいりません。市民サービスを提供するのには,お金がかかります。市が責任を持って安全・安心の保育をこれまで提供してまいりましたから,当たり前の話なんです。市長にも毎月公費がかかっていらっしゃる訳ですから,市長の仕事を考えてみたら少ないぐらいだと,私は考えております。 問題は,このようなすばらしい公立での保育を行ってきていながら,このぐらい費用がかかっても当然なんだというふうに当時皆さんが認識できなかったのかと,私は残念に思っております。そのことを申し上げて,私の質問を終わります。
○
議長(
金藤照明君) ほかに
質疑はございませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
質疑を終結します。 ただいま
議題となっております
議案第26号は,
会議規則第35条第3項の
規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
議案第26号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより
討論に入ります。 御意見はありませんか。 12番樋之津倫子議員。 〔12番 樋之津倫子君 登壇〕
◆12番(樋之津倫子君) 失礼いたします。私は,この件にかかわる保育事業者について異論を申し上げるつもりは一切ありません。私が今問題にしているのは,市が公的責任をどうとるかというその姿勢であることをまず最初に申し上げておかなければならないと思います。 先ほどの
質疑の中で明らかにいたしました,
笠岡市制誕生後中心となってすばらしい,そしてまた古い保育の歴史を担ってきた
笠岡保育所です。公設民営化当時の答申ありきの経過を思い出しています。やはり公的責任を放棄すべきではないという,当時も民営化に反対をいたしましたが,同様の理由で今回の民設民営化,認めることにはいかないことを申し上げまして,反対
討論といたします。
○
議長(
金藤照明君) ほかに御意見はありませんか。 7番仁科文秀議員。 〔7番 仁科文秀君 登壇〕
◆7番(仁科文秀君) 失礼します。
議案第26号,これに対しまして賛成の立場で
討論に参加いたします。
笠岡保育所は,平成16年度から社会福祉法人摩耶会に長年運営委託されまして,保護者アンケートでも,運営面も保育サービスも良好との感想を得ております。 また,保育の継続性についても,能力,経験,経営面などを総合的に見て問題がないことの理由から,
笠岡保育所の民設民営化については,12月議会
定例会で既に採択され,議会としての結論,
笠岡市としての結論が出ております。平成28年4月からの民営化に向けまして,準備が進められているところでございます。 既に市内の約半数の保育所が民間の運営であり,保育は公立でなければだめ,民間ではだめということではなく,また今後行政が全くかかわらないということではなく,公的責任を放棄するという指摘は当たりません。子供や保護者にとって安定した当事者本位の保育がなされ,地域との継続した連携,責任のある運営が大切であります。また,保育所の運営について
笠岡市の負担が減少し,保育ニーズに対し柔軟かつ迅速に対応できるメリットも期待されております。 以上の点を全て考慮した上で,このたびの民営化は当を得た適切な決定であり,賛成
討論とさせていただきます。
○
議長(
金藤照明君) ほかに御意見はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
討論を終結します。 これより
議案第26号を起立により採決します。 お諮りします。
本案は
原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
議長(
金藤照明君) 起立多数であります。よって,
本案は
原案のとおり可決されました。 続きまして,
議案第27号市有財産の無償貸付け及び無償譲渡についてを
議題とします。 これより
質疑に入ります。
質疑の
通告がありますので,発言を許可します。 12番樋之津倫子議員。 〔12番 樋之津倫子君 登壇〕
◆12番(樋之津倫子君) 失礼します。
議案第26号とのかかわりの中で
質疑をいたします。無償となる根拠,またこうしたことがほかに事例としてないのかどうかについてお尋ねをいたします。
○
議長(
金藤照明君) ただいまの樋之津倫子議員の
質疑に対し,執行部の答弁を求めます。 三島市長。 〔市長 三島紀元君 登壇〕
◎市長(三島紀元君) 樋之津議員さんの
質疑に対してお答えいたします。 市有財産の無償貸し付け及び無償譲渡についてでございますが,このたびの
笠岡保育所の民設民営化に当たり,財産の処分につきましては,
笠岡市公有財産評価委員会に諮り,土地は無償貸し付け,建物は無償譲渡といたしております。 土地につきましては,保育サービスの永続的な提供を担保するため,土地を保育以外の用途に使用しないという条件を付した上で無償貸し付けといたしました。建物を無償譲渡としましたのは,昭和48年建築の老朽化が進んだ施設を現状のまま譲渡すること,そして近い将来において建てかえまたは大規模改修が見込まれ,その際には現在の施設の解体撤去も含めて多額の更新費用が発生することなどを総合的に勘案し,また近隣の先行事例も参考にしながら判断したものでございます。そうした処分によりまして,移管後の安定した保育サービスの提供と充実につなげたいと考えているところでございます。 また,他市の事例でございますが,近年,民設民営化に取り組んだ近隣の地方自治体に照会いたしましたところ,主なものとして,老朽化が進んだ施設が民設民営化されたこともあって,いずれも土地は無償貸与,建物は無償譲渡でございました。 以上でございます。
○
議長(
金藤照明君) 再
質疑ありますか。 12番樋之津倫子議員。 〔12番 樋之津倫子君 登壇〕
◆12番(樋之津倫子君) 私がお尋ねをしたのは,他市の例ではなく,
笠岡市内の公有財産においてこういう無償貸し付け,譲渡というものがあるかどうかをお尋ねをいたしております。よろしくお願いします。
○
議長(
金藤照明君) 執行部の答弁を求めます。 竹井
総務部長。
◎
総務部長(竹井賢二朗君) 市の財産における無償貸与,無償譲渡の御質問でございました。 無償貸与につきましては,公共的な利用に供される場合におきましては,例えば地元の町内会とか集会所でありますとか,その関連用地として御利用となるような場合ですけれども,そういった公共的な目的で使用される場合には無償といたしております。無償譲渡につきましては,ちょっと今すぐ思いつくような案件はございません。 以上でございます。
○
議長(
金藤照明君) ほかに
質疑はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
質疑を終結します。 ただいま
議題となっております
議案第27号は,
会議規則第35条第3項の
規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
議案第27号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより
討論に入ります。 御意見はありませんか。 12番樋之津倫子議員。 〔12番 樋之津倫子君 登壇〕
◆12番(樋之津倫子君) 失礼いたします。
議案第27号につきましては,さきの
議案第26号と直接関連を持ったものでございます。 そのことから,同様に反対の立場で
討論にかえさせていただきます。ありがとうございます。
○
議長(
金藤照明君) ほかに御意見はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
討論を終結します。 これより
議案第27号を起立により採決します。 お諮りします。
本案は
原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
議長(
金藤照明君) 起立多数であります。よって,
本案は
原案のとおり可決されました。 続きまして,
議案第29号平成27年度
笠岡市一般会計補正予算(第8号)から
議案第40号平成27年度
笠岡市病院事業会計補正予算(第1号)までの12
議案を
一括議題とします。 これより
質疑に入ります。
質疑の
通告がありますので,発言を許可します。 12番樋之津倫子議員。 〔12番 樋之津倫子君 登壇〕
◆12番(樋之津倫子君) 失礼いたします。
議案第29号平成27年度
笠岡市一般会計補正予算にかかわりまして,その中には多くの有効な補正がなされているように思います。しかし,一般管理費,情報セキュリティー強化対策事業について質問をさせていただきたいと思います。 新たに4,000万円近くの補正を組むことを,一体市民が納得するだろうかと私は疑問に思う訳です。何度もマイナンバーの事業にかかわる予算,もしくは補正のたびに発言をいたしておりますが,国は10分の10,マイナンバー導入についてその費用を補償している,もう既に幾ら市費を投入していますか。国がここまで自治体に負担をかけるということに,私は約束違反じゃないか,このように怒りを覚えております。今まで大丈夫だ,安全だというふうな御回答がこれまで執行部から述べられておりましたけれども,矛盾を感じます。いかがでしょうか。 また,万が一の事件が起きたときの責任者は市長であると思うのですが,それについてもお伺いをいたしたいと思います。
○
議長(
金藤照明君) ただいまの樋之津倫子議員の
質疑に対し,執行部の答弁を求めます。 三島市長。 〔市長 三島紀元君 登壇〕
◎市長(三島紀元君) 樋之津議員さんの
質疑にお答えいたします。 このたびの情報セキュリティー強化対策事業は,サイバー攻撃が急速に複雑巧妙化している中,平成27年12月に総務大臣名で通知のあった,新たな自治体情報セキュリティー対策の抜本的強化についてに基づき整備するものでございます。 その通知の内容については,1つ,住民情報流出を徹底防止,2つ,インターネットの既存ネットワークからの分離等の対策を講じることにより,早急に各自治体の情報セキュリティー対策の抜本的強化を図ることが必要であるとされ,国において平成27年度補正予算で自治体情報セキュリティー強化対策事業費が計上されました。 本市においては,現状でもマイナンバーを含む個人情報については万全を期しており,安全であると考えておりますが,このたび国の補助を受けながら,国がこのたび求めてきた極めて高いセキュリティーレベルまで向上させるためのものでございます。 具体的に申し上げますと,まずマイナンバー利用事務の基幹系システムでは,住民情報流出を徹底して防止するために,現在システムでマイナンバーを取り扱う職員を限定し操作履歴を監視するなどの安全管理措置を行っていますが,さらに端末を使用できる職員を限定するための声帯認証ステムを導入いたします。さらに,マイナンバー利用事務とは別でございますが,内部事務系の情報系ネットワークからインターネット接続を基本的に分離し,より安全な環境で業務を行うシステムに整備するものでございます。 なお,責任の所在については市長である私にございます。 以上でございます。
○
議長(
金藤照明君) 再
質疑ありますか。 12番樋之津倫子議員。 〔12番 樋之津倫子君 登壇〕
◆12番(樋之津倫子君) 今までのマイナンバー導入にかかわる反対もしくは質問のときの御答弁とさして変わりないというふうに思います。 以前の説明によりますと,指紋で本人かどうかをチェックすると,そういうシステムが今度導入されるというふうにもお伺いをいたしておりますが,1つの番号でその個人の情報がさっと出てくるっていうのは,仕事をされる職員の皆さんやそれから個人を管理する上では国のほうでとても便利なことだろうというふうには思うのですが,だからこそ国は10分の10を補償するとまでおっしゃったんではないかなというふうに臆測する訳ですけれども,事市民一人一人にとってみますと,非常にリスクが高い。例えばカードをつくりましても,写真が載っている,ナンバーが載っている,それでほとんどの情報がそこに集約されてくるというそのカードを例えば失った,なくした,そういうちょっとした個人の責任ではありましても,管理責任があっても,それが一旦流れると本当に取り返しがつかないという事態も引き起こしかねません。 さらには,マイナンバーが通知されていても,戻ってきた人数ってまだたくさんいますよね。その人数を教えてください。
○
議長(
金藤照明君) 執行部の答弁を求めます。 塩飽市民生活部長。
◎市民生活部長(塩飽和人君) マイナンバーカード,個人番号カードにつきましては,2月末の時点ですけれども,今私どもに届いているのは1,288,申請をされた方が何人おられるかという全体数はまだ通知が来ておりませんので分かりませんけれども,今手元に来ているのが1,288で,それに対して取りに来ていただくように通知をいたしましたのが今250,そのうち87が交付できているというような状況でございます。 それから,戻ってきたものですけれども,全体で2,759人分の通知カードですね,これが戻ってきております。 そういったものについては,2回それから御案内を送りまして,取りに来ていただくようにしておりまして,まだその作業も並行して進めております。 以上です。
○
議長(
金藤照明君) 再
質疑ありますか。 樋之津倫子議員。 〔12番 樋之津倫子君 登壇〕
◆12番(樋之津倫子君) やはり,どういうふうな形でお聞きをいたしましても,全市民に統一してその番号が届いていないということも含めて,そしてリスクが非常に高いということも含めて,市民は納得しないと思う訳です。多くの市民にとって利するところがありません。費用対効果をいつも唱える皆さんが疑問を持たれないこと自体,私には不可解です。市民が納得していないことをお伝えをいたしまして,私の質問を終わります。
○
議長(
金藤照明君) ほかに再
質疑はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
質疑がないようでございますので,
質疑を終結します。 ただいま
議題となっております
議案第29号から
議案第40号までの12
議案は,
会議規則第35条第3項の
規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
議案第29号から
議案第40号までの12
議案は
委員会付託を省略することに決しました。 これより
討論に入ります。 御意見はありませんか。 12番樋之津倫子議員。 〔12番 樋之津倫子君 登壇〕
◆12番(樋之津倫子君) 失礼いたします。
議案第29号平成27年度3月補正予算には,多く有効な補正の中身がございますが,一般管理費,情報セキュリティー強化対策事業について約3,749万7,000円計上されております。この点についてのみ,今まで市民の反対の声を届けてきた立場から認めることができないため,残念でありますけれども,反対の立場で意見を述べさせていただきます。 これまで機会あるごとにそのリスクの大きさについて述べてまいりました。市民の個人情報を生涯にわたって特定の番号に集約して一括管理をする,しかも政府は民間利用を考えています。国内では,年金機構の情報流出事件に見られるように,決して安全とは言えませんし,しょせん人間がつくったものです。 そこで,1つには,100%情報漏えいを防ぐ完全なシステムの構築は不可能であるということ。2つには,意図的に情報を盗み売る人間がいるし,国内外を問わず事件の枚挙にはいとまがありません。3つには,1度漏れた情報は流通または売買されて取り返しがつかず,個人質問での御答弁でも万が一はあり得ないということでございましたが,その点についてが3つ目です。4つ目には,情報は集積されるほど利用価値が高まり,攻撃がしやすくなるということが主な理由です。さらに5つ目として,国が100%導入にかかわる財政補償をするといっているにもかかわらず,いつまで補正,補正で市税を投入するのですか。国に対してしっかり物を言うべきだというふうに申し上げなければなりません。ましてや,調査をいたしますと,民間のセキュリティー対応は不完全です。いつどこで流れるかもしれない,そういう危険性があります。 安倍首相も国会答弁の中で,リスクについては認めました。こんな危険なものをこれ以上進めるべきではないという考えを申し上げ,反対
討論といたします。
○
議長(
金藤照明君) ほかに御意見はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
討論を終結します。 これより
議案第29号から
議案第40号までの12
議案を分割して採決します。 まず,
議案第29号平成27年度
笠岡市一般会計補正予算(第8号)を起立により採決します。 お諮りします。
本案は
原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
議長(
金藤照明君) 起立多数であります。よって,
本案は
原案のとおり可決されました。 次に,
議案第30号平成27年度
笠岡市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)から
議案第40号平成27年度
笠岡市病院事業会計補正予算(第1号)までの11
議案を一括して採決します。 お諮りします。 11
議案は
原案のとおり決することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
議案第30号から
議案第40号までの11
議案は
原案のとおり可決されました。 続きまして,
議案第41号平成28年度
笠岡市一般会計予算から
議案第53号平成28年度
笠岡市病院事業会計予算までの13
議案を
一括議題とします。 これより
質疑に入ります。 御
質疑はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
質疑を終結します。 ただいま
議題となっております
議案第41号から
議案第53号までの13
議案は,予算決算委員会に付託します。 ──────────────────────
△
日程第2 報告第1号 市長の専決処分した損害賠償額の決定について
○
議長(
金藤照明君)
日程第2,報告第1号市長の専決処分した損害賠償額の決定についてを
議題とします。 市長から説明を求めます。 三島市長。 〔市長 三島紀元君 登壇〕
◎市長(三島紀元君) ただいま上程いただきました報告第1号市長の専決処分した損害賠償額の決定について御説明申し上げます。 内容につきましては,1-4ページに添付いたしております事故の概要によりまして御説明申し上げます。 この事故は,平成27年12月29日午後10時5分ごろ,
笠岡市茂平1524番地の1先の市道茂平75号,西吉原阿濱線において発生したものでございます。 事故の概要でございますが,乙が自己所有の普通自動車を運転し当該道路を走行中,車道上にできていた穴ぼこの段差により,車両右側の前後輪のホイールを損傷したものでございます。事故の発生原因となった穴ぼこは,アスファルト舗装が剥がれてできたものでございます。 この事故の過失割合につきまして,本市が加入しております道路賠償責任保険の調査員と協議した結果,運転者には注意義務があるものの,道路管理者である市の管理上の瑕疵があったこと,また本事故の発生が夜間であること,道路がカーブしている状況等を考慮しまして,過失割合は市側が70%,相手側が30%といたしまして,市は相手側に対して車両のホイール2本の取りかえ費用11万9,664円のうち8万3,765円を損害金として賠償するものでございます。なお,損害賠償額につきましては,道路賠償責任保険から相手側に直接支払われております。 以上,地方自治法第180条第2項の
規定に基づき御報告させていただきますので,よろしくお願いいたします。
○
議長(
金藤照明君) これより
質疑に入ります。 御
質疑はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
質疑を終結します。 以上,報告を終わります。 ──────────────────────
△
日程第3
議案第54号 工事請負契約の一部変更について
○
議長(
金藤照明君)
日程第3,
議案第54号工事請負契約の一部変更についてを
議題とします。 市長から提案理由の説明を求めます。 三島市長。 〔市長 三島紀元君 登壇〕
◎市長(三島紀元君) ただいま上程いただきました
議案第54号工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 この工事請負契約は,災害時における情報伝達手段のより一層の強化を図るため,平成26年6月
定例会におきまして議決をいただきました
議案第51号工事請負契約の締結についてに基づきまして,扶桑電通株式会社岡山営業所と締結いたしたものでございます。 また,平成27年6月
定例会におきまして議決をいただきました
議案第58号工事請負契約の一部変更に基づきまして,屋外拡声子局の箇所数を変更したところでございます。 このたびの工事請負契約の変更は,設置計画書に基づいた設置位置の変更に伴う仕様の変更,及び電波受信調査の結果に基づく空中線種別の変更を行おうとするものでございます。金額で申し上げますと,契約金額の5億4,958万9,320円から165万7,800円を増額し,5億5,124万7,120円に変更しようとするものでございます。 以上,御説明申し上げましたが,よろしく御審議の上,適切な御決定を賜りますようお願い申し上げます。 ──────────────────────
△
日程第4
議案第55号
笠岡市農業委員会委員の任命における認定農業者等が委員の過半数を占めることを要しない場合の議会の同意について
○
議長(
金藤照明君)
日程第4,
議案第55
号笠岡市農業委員会委員の任命における認定農業者等が委員の過半数を占めることを要しない場合の議会の同意についてを
議題とします。 市長から提案理由の説明を求めます。 三島市長。 〔市長 三島紀元君 登壇〕
◎市長(三島紀元君) ただいま上程いただきました
議案第55
号笠岡市農業委員会委員の任命における認定農業者等が委員の過半数を占めることを要しない場合の議会の同意についてを御説明申し上げます。 このたびの農業委員会に関する法律の改正に伴いまして,平成28年4月1日から農業委員会が新体制へと移行することとなり,市農業委員会委員の任命に当たり,認定農業者等が農業委員会委員の過半数を占めることを要しない場合の特例について,農業委員会等に関する法律施行規則第2条第1項の
規定に基づきまして,市議会の同意をお願いするものでございます。 委員の任命に当たりましては,農業委員会等に関する法律第8条第5項により認定農業者等が委員の定数の過半数を占めるようにしなければなりませんが,農業委員会等に関する法律施行規則第2条第1項に,認定農業者が委員の定数に8を乗じて得た数を下回る場合は,議会の同意を得れば,認定農業者等と農業委員会等に関する法律施行規則第2条第1項イからヌに掲げるものの合計が過半数を占めればよいこととなっております。 本市の場合は,現在認定農業者等97人で,委員の定数に8を乗じて得た数104人を下回るため,この特例が適用されますので,市議会の同意をお願いするものでございます。 以上,御説明申し上げましたが,よろしく御審議の上,適切な御決定を賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
金藤照明君) これより
質疑に入ります。 御
質疑はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
質疑を終結します。 ただいま
議題となっております
議案第55号は,
会議規則第35条第3項の
規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
議案第55号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより
討論に入ります。 御意見はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
討論を終結します。 お諮りします。 ただいま
議題となっております
議案第55号はこれに同意することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
本案はこれに同意することに決定しました。 ──────────────────────
△
日程第5
議案第56号
笠岡市農業委員会委員の任命同意について
○
議長(
金藤照明君)
日程第5,
議案第56
号笠岡市農業委員会委員の任命同意についてを
議題とします。 市長から提案理由の説明を求めます。 三島市長。 〔市長 三島紀元君 登壇〕
◎市長(三島紀元君) ただいま上程いただきました
議案第56
号笠岡市農業委員会委員の任命同意について御説明申し上げます。 農業委員会は,農地等の利用関係の調整,農地の交換分合,その他農地に関する事務等を執行するために設置されております。このたびの農業委員会に関する法律の改正に伴いまして,平成28年4月1日から農業委員会が新体制へと移行することとなり,さきの12月
定例会において,
笠岡市農業委員会の委員の定数に関する
条例等の制定について議決をいただき,定数を13人に決定したところでございます。 委員の任命に当たりましては,農業委員会等に関する法律第8条第1項の
規定により,議会の同意を得て,市長が任命することとなっているものでございます。 委員につきましては,1月12日から2月8日までの28日間,農業委員会等に関する法律に基づき公募を行い,天野平之進委員,安藤憲男委員,
植野満俊委員,鹿嶋耕三委員,北村卓士委員,齋藤孝士委員,佐内繁文委員,高田正崇委員,西江克緒委員,仁科博雄委員,濵田英夫委員,三宅勝二委員,守屋映男委員の13人の委員を選定いたしました。委員の任期につきましては,平成28年4月1日から平成31年3月31日までの3年間でございます。 なお,委員13人の経歴等につきましては,56-3ページと56-4ページに添付いたしておりますので,私からの説明は割愛させていただきます。 以上,御説明申し上げましたが,よろしく御審議の上,適切な御決定を賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
金藤照明君) これより
質疑に入ります。 御
質疑はありませんか。 樋之津倫子議員。 〔12番 樋之津倫子君 登壇〕
◆12番(樋之津倫子君) 失礼いたします。農業委員の選定につきましては,男女共同参画の観点から女性が登用されてほしいなっていう希望を,他の農業団体も議会へ要望に来られた経緯もありますし,話し合いの中で,ちょっといつだったかというのは忘れましたけれども,私も意見として申し上げたという経緯がございます。 その選定のときに女性の委員をどうするかという議論がなされたのかどうか,なされたとすればどういうことがそのときに話し合われたのか教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○
議長(
金藤照明君) 執行部の答弁を求めます。 田中建設産業部長。
◎建設産業部長(田中早苗君) 今議員さんがおっしゃられましたように,県の農業委員会からのほうも女性の登用という要望がありましたが,それと法律上も女性の登用をなるべく努力するようにと,努力義務で命じております。 最終的に今回の場合は,候補の中に女性がおられませんでしたので,13名の募集に対して最終的に13名の委員さん。この13名に対して最終的に審査を行いました結果,どの方も適任ということで提案をさせていただきました。 今後とも女性の登用については,今回もお願いをしてまいりましたが,今後の委員さんの3年後更新のときにも,女性の登用について努力してまいります。 以上です。
○
議長(
金藤照明君) よろしいですか。 (12番樋之津倫子君「はい」と呼ぶ) ほかに
質疑はございませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
質疑を終結します。 お諮りします。 ただいま
議題となっております
議案第56号は,
会議規則第35条第3項の
規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
議案第56号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより
討論に入ります。 御意見はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君)
討論を終結します。 お諮りします。 ただいま
議題となっております
議案第56号はこれに同意することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御
異議なしと認めます。よって,
本案はこれに同意することに決定しました。 ──────────────────────
△
日程第6
請願上程
○
議長(
金藤照明君)
日程第6,
請願上程を行います。 今期
定例会に受理した請願は,お手元に配付しております請願文書表のとおり,環境福祉委員会及び
総務文教委員会に付託します。 以上で本日の
議事日程は全て終了しました。 この休会中に各委員会におかれましては付託案件などについて審査願い,今期
定例会の最終日と予定されております3月23日水曜日の本会議において,その審査経過と結果について御報告願います。 次の本会議は3月23日水曜日午前9時30分から開議します。
議事日程は委員会審査報告等及び
追加議案上程です。 本日はこれにて散会します。 午前10時47分 散会...