平成27年 第 4回 9月
定例会 平成27年第4回
笠岡市議会定例会会議記録(第1号)
平成27年8月28日(金曜日)〇
議事日程 午前9時30分
開会 日程第1
会議録署名議員の
指名 日程第2
会期の
決定 日程第3
報告第 6号(
報告)
日程第4
議案第64号
┐ 日程第5
議案第65号
│ (提案理由説明)
日程第6
議案第66
号~議案第68
号│ 日程第7
議案第69号・
議案第70
号┘ ──────────────────────〇本日の
付議事件 上記議事日程と同じ ──────────────────────〇
出席議員(21名) 1番 齋 藤 一 信 君 2番 三 谷 渡 君 3番 竹 原 泉 君 4番 東 川 三 郎 君 5番 大 本 益 之 君 6番 田 口 忠 義 君 7番 仁 科 文 秀 君 8番 大 月 隆 司 君 9番 蔵 本 隆 文 君 10番 馬 越 裕 正 君 11番 藤 井 義 明 君 12番 樋之津 倫 子 君 13番 原 田 てつよ 君 14番 妹 尾 博 之 君 15番 坂 本 公 明 君 16番 森 岡 聰 子 君 17番 齋 藤 重 雄 君 18番 山 本 俊 明 君 19番 天 野
喜一郎 君 21番 栗 尾 順 三 君 22番 金 藤 照 明 君 ──────────────────────〇
欠席議員(1名) 20番 奥 野 泰 久 君 ──────────────────────〇
説明のため出席した者の
職氏名 市長 三 島 紀 元 君 副
市長 天 野 美 彦 君
教育長 淺 野 文 生 君
教育部長 福 尾 雅 俊 君
政策部長 岡 本 裕 也 君
危機管理部長赤 迫 圭 太 君
総務部長 竹 井 賢二朗 君
市民生活部長塩 飽 和 人 君
健康福祉部長藤 井 一 男 君
建設産業部長田 中 早 苗 君
上下水道部長三 縞 忠 宏 君
会計管理者 城 戸 良 夫 君
市民病院管理局長 消防長 柳 本 一 重 君 三 宅 啓 介 君
総務課長 石 田 輝 宏 君 ──────────────────────〇
事務局職員 局長 原 田 恵 吾 君 次長 高 田 千恵子 君 主事 高 橋 辰 徳 君 ────────────────────── 午前9時30分
開会
○
議長(
金藤照明君) おはようございます。 ただいまの出席は20名です。定足数に達しておりますので,これより
平成27年第4回
笠岡市議会定例会を
開会し,直ちに本日の
会議を開きます。 本日の
議事日程は,お手元に配付しておりますので御了承願います。 これより
日程に入ります。 ──────────────────────
△
日程第1
会議録署名議員の
指名
○
議長(
金藤照明君)
日程第1,
会議録署名議員の
指名を行います。
会議録署名議員は,
会議規則第108条の規定により,19番
天野喜一郎議員,21番
栗尾順三議員を
指名します。 ──────────────────────
△
日程第2
会期の
決定
○
議長(
金藤照明君)
日程第2,
会期の
決定を
議題とします。
今期定例会の
運営につきましては,去る8月25日の
議会運営委員会で御協議いただきました結果,お手元に配付しておりますような
日程案を得たもので,これに基づき
運営させていただきたいと思います。 お諮りします。
今期定例会の
会期は,本日から9月24日までの28日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御異議なしと認めます。よって,
会期は28日間と
決定しました。 ──────────────────────
△
日程第3
報告第6号
市長の専決
処分した
損害賠償額の
決定について
○
議長(
金藤照明君)
日程第3,
報告第6
号市長の専決
処分した
損害賠償額の
決定についてを
議題とします。
市長から
説明を求めます。
三島市長。 〔
市長 三島紀元君
登壇〕
◎
市長(
三島紀元君) おはようございます。
平成27年第4回
笠岡市議会定例会の
開会に当たりまして,一言御挨拶を申し上げます。
議員皆様方におかれましては,9月
定例会に御出席いただきまして,厚くお礼を申し上げます。 さて,今年の夏は7月後半の
梅雨明け以降,全国的な猛暑が続き,
笠岡におきましても暑い日が続いておりましたが,ここに来てようやく暑さも峠を越したように感じられるこのごろとなりました。 さて,来る8月30日には
笠岡市
防災訓練を実施いたします。当日は
干拓地内のふれあい空港を会場とし,警察,
消防等の
関係機関,そして
消防団や
自主防災組織,
婦人防火クラブなどから御参加を予定いたしております。
笠岡市といたしましては,こうした機会に
災害対策本部と
関係機関,
各種団体との協力,連携を再確認し,引き続き
防災,
減災対策にしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。 今回の
定例会は,本日から9月24日までの28日間にわたっての
開会でございます。
条例案件,
補正予算案,
決算認定など重要諸
議案の御
審議をお願いすることといたしております。何とぞよろしく御
審議くださいまして,適切な御
決定を賜りますようお願い申し上げまして,
開会に当たりましての挨拶とさせていただきます。 ただいま上程いただきました
報告第6
号市長の専決
処分した
損害賠償額の
決定について御
説明申し上げます。
内容につきましては,6-4ページに添付いたしております
事故の
概要に従いまして御
説明申し上げます。 この
事故は,
平成27年6月26日,
笠岡市
笠岡5887番地1,
笠岡市から
笠岡公共職業安定所自動車会に貸し付けしております
職員駐車場において発生したものでございます。
事故の
概要でございますが,
当該駐車場に
駐車中の軽自動車に
車両後方の
市有林から立木が倒れ,
車両上部2カ所を損傷させたものでございます。なお,この
事故による人的な被害はありませんでした。 この
事故の
過失割合につきましては,
土地管理者である市の
管理上の瑕疵があったことにより発生したものであるため,
市側が100%,
相手側がゼロ%といたしまして,市は
相手側に対して
損害金15万2,280円を賠償するものでございます。 以上,
地方自治法第180条第2項の規定に基づき,御
報告させていただきます。 ──────────────────────
△
日程第4
議案第64号
損害賠償の額を定めることについて
○
議長(
金藤照明君)
日程第4,
議案第64
号損害賠償の額を定めることについてを
議題とします。
市長から
提案理由の
説明を求めます。
三島市長。 〔
市長 三島紀元君
登壇〕
◎
市長(
三島紀元君) ただいま上程いただきました
議案第64
号損害賠償の額を定めることについて御
説明申し上げます。
内容につきましては,64-3ページに添付いたしております
交通事故の
概要によりまして御
説明申し上げます。 この
交通事故は,
平成27年4月23日午後4時30分ごろ,
笠岡市神島2961番地先の
市道神島389号,
中村岡ノ
辻福浦浜ノ上線において発生したものでございます。
事故の
概要でございますが,乙が
自己所有の
普通自動車を運転し
当該道路を走行中,
左側路肩に落ちていた転石に車両が接触し,
助手席側側面を損傷したものでございます。本路線は,
道路幅員が狭く,加えて
道路端より雑草が生い茂っている
状況であったため,乙は隠れていた転石を予知することも認知することもできず接触しました。 この
事故の
過失割合につきましては,
市側が100%,
相手側がゼロ%といたしまして,市が
相手側に対して
損害金30万7,000円を賠償することで示談が成立するものでございます。なお,この
損害賠償額につきましては,
全額道路賠償責任保険から
相手側に直接支払われることになっております。 今後
道路パトロールを強化するなど,
道路管理を徹底し,
事故防止に努めてまいる所存でございます。 以上,御
説明申し上げましたが,よろしく御
審議の上,適切な御
決定を賜りますようお願い申し上げます。 ──────────────────────
△
日程第5
議案第65号
笠岡市
手数料条例の一部を
改正する
条例について
○
議長(
金藤照明君)
日程第5,
議案第65
号笠岡市
手数料条例の一部を
改正する
条例についてを
議題とします。
市長から
提案理由の
説明を求めます。 天野副
市長。 〔副
市長 天野美彦君
登壇〕
◎副
市長(
天野美彦君) ただいま上程いただきました
議案第65
号笠岡市
手数料条例の一部を
改正する
条例について御
説明申し上げます。 このたびの
改正は,
提案理由にもございますように,
行政手続における特定の
個人を識別するための
番号の
利用等に関する
法律が
施行されることに伴い,
通知カード,
個人番号カードの再
交付手数料を設定し,
住民基本台帳カードの
交付,再
交付手数料を削除するため所要の
改正をしようとするものでございます。
改正の
内容につきまして,65-3ページに参考として添付いたしております
改正の要点に従いまして御
説明申し上げます。 まず,新たに設定いたします
通知カード及び
個人番号カードの再
交付手数料でございます。
法律の
施行に伴い
平成27年10月から郵送される
通知カード及び
平成28年1月から
交付される
個人番号カードの
交付手数料は,国の
制度により無料となっておりますが,
紛失等によって再
交付をする場合の
手数料について定めるもので,
手数料額は原紙,
ICカードの
購入原価等を考慮し,
総務省が示している額とし,
通知カードの再
交付手数料は500円,
個人番号カードの再
交付手数料は800円としております。 次に,
住民基本台帳カードの
交付,再
交付手数料でございますが,
個人番号カードの
交付開始に伴い,
住民基本台帳カードの
交付,再
交付ともに
平成27年12月末をもって終了するため,
当該手数料を削除することとしたものでございます。 なお,
施行期日でございますが,
通知カードの再
交付手数料につきましては,
法律の
施行に伴い,
平成27年10月5日から
施行することといたしております。また,
個人番号カードの再
交付手数料及び
住民基本台帳カードの
交付,再
交付手数料につきましては,
平成28年1月1日から
施行することといたしております。 以上,御
説明申し上げましたが,よろしく御
審議の上,適切な御
決定を賜りますようお願い申し上げます。 ──────────────────────
△
日程第6
議案第66号
平成27年度
笠岡市
一般会計補正予算(第3号)
議案第67号
平成27年度
笠岡市
へき地診療施設特別会計補正予算(第1号)
議案第68号
平成27年度
笠岡市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
○
議長(
金藤照明君)
日程第6,
議案第66
号平成27年度
笠岡市
一般会計補正予算(第3号)から
議案第68
号平成27年度
笠岡市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)までの3
議案を
一括議題とします。
市長から
提案理由の
説明を求めます。
三島市長。 〔
市長 三島紀元君
登壇〕
◎
市長(
三島紀元君) ただいま上程いただきました
議案第66
号平成27年度
笠岡市
一般会計補正予算(第3号)から
議案第68
号平成27年度
笠岡市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)までの各
補正予算につきまして,その
概要を御
説明申し上げます。 このたびの
補正予算は,
地方創生の
交付金事業や
国庫支出金等の
決定に伴います
事業など,時期的に
予算化の必要のある諸
事業につきまして編成したものでございます。 それでは,
議案第66
号平成27年度
笠岡市
一般会計補正予算(第3号)でございます。 まず,
予算規模でございますが,
補正額は1億5,028万円の追加で,総額228億2,027万円となり,前年度の9月
補正後の
予算額に対しまして4.8%の増となっております。 初めに,
地方創生の
交付金事業について御
説明いたします。 これは,
平成26年度国の
補正予算で創設されました
地方創生先行型交付金の
上乗せ交付による
事業でございます。追加する
補正予算の総額は,1,355万円でございます。
商工業振興費は,
産業連関表作成及び
経済構造分析業務として9月
補正予算では312万円を計上し,
平成28年度の
債務負担行為限度額を581万円以内で設定いたしております。これは,
地域内の資金の流れや
産業構造を把握し,戦略的に
産業振興施策を進めるために行うものです。
道路橋梁総務費は,
女性のためにまちを明るくする
事業といたしまして,
市民,特に
女性が夜間安全にまちを歩けるように
防犯灯や
防犯カメラの
設置等に1,043万円を計上いたしております。 それでは,その他の主な事項につきまして
歳出から御
説明申し上げます。
総務費でございます。
財産管理費は,
公共施設等総合管理計画の
基礎資料とするための建物の
現況調査を
高梁川流域圏の
連携事業として倉敷市へ委託することとし,265万円を計上いたしております。
戸籍住民基本台帳費は,
社会保障・
税番号制度における
通知カード,
個人番号カードの
交付事務や
窓口対応業務に要する
経費といたしまして2,334万円を計上いたしております。 次に,
民生費でございます。
老人福祉費は,
島しょ部での
デイサービス事業開設のための
施設整備費に対する
補助金といたしまして300万円を計上いたしております。
児童措置費は,子ども・
子育て支援新
制度に基づいて,
地域型保育を実施する
事業所内保育事業者に対する
給付費負担金といたしまして884万円を計上いたしております。 次に,
労働費でございます。
新規学卒者を雇用した
事業所に対する
交付する
雇用奨励金を210万円計上いたしております。 次に,
農林水産業費でございます。
農業振興費は,空き家を活用した
田舎暮らし推進事業といたしまして,
農家民宿の
整備や
耕作放棄地対策,若い担い手の受け入れを目指した
交流体験ツアー等を行う団体に対しての
補助金に410万円を計上いたしております。 次に,
商工費でございます。
商工業振興費は,
企業支援事業補助金に175万円を計上いたしております。 また,
市内中小企業者に対して
生産技術等についての
支援を行うために,
備後圏域の
連携事業である
産業支援コーディネーター派遣事業を活用することとし,福山市への
負担金に11万円を計上いたしております。
観光費は,
白石島海水浴場の
観光トイレの
改修工事に219万円を計上いたしております。 次に,
土木費でございます。
道路新設改良費は,
相生トンネルの大
規模修繕工事のための
照明修繕実施設計といたしまして539万円を計上いたしております。 次に,
消防費でございます。
災害対策費は,
地域の
防災で力を発揮する
女性リーダーを育成するために
防災教室を実施する,
防災における
男女共同参画事業といたしまして38万5,000円を計上いたしております。 次に,
教育費でございます。
教育振興費は,
放課後学習サポート事業として,
補充学習を行う
支援員への謝礼といたしまして186万円を計上いたしております。 次に,
災害復旧費でございます。
平成25年9月に発生した
古城山公園南斜面の崩落により使用不能となった
し尿収集車の
購入費といたしまして,680万円を計上いたしております。 以上,
歳出の
概要につきまして申し上げましたが,これを賄います歳入につきまして御
説明申し上げます。
歳出の各
経費に充当すべき
国庫支出金などの
特定財源を充当いたしました結果,新たに
一般財源として8,163万1,000円が必要となりますが,これにつきましては前年度繰越金を充当いたしております。
債務負担行為につきましては,
平成28年度から5年間の委託を予定しております
総合体育館の
トレーニングルーム管理運営業務について,
業者選定を行うために
限度額を設定するものでございます。 次に,
特別会計につきまして御
説明申し上げます。
議案第67
号へき地診療施設特別会計補正予算(第1号)につきましては,白石島
診療所の開設に伴います
必要経費の計上でございます。
議案第68
号介護保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては,前年度の
介護給付費等の精算による
返還金などの計上でございます。 以上,
補正予算の
概要につきまして御
説明いたしましたが,よろしく御
審議の上,適切な御
決定を賜りますようお願い申し上げます。 ──────────────────────
△
日程第7
議案第69号
平成26年度
笠岡市
水道事業会計の
剰余金処分及び
決算認定について
議案第70号
平成26年度
笠岡市
病院事業会計の
決算認定について
○
議長(
金藤照明君)
日程第7,
議案第69
号平成26年度
笠岡市
水道事業会計の
剰余金処分及び
決算認定について及び
議案第70
号平成26年度
笠岡市
病院事業会計の
決算認定についての両案を
一括議題とします。
市長から
提案理由の
説明を求めます。
三島市長。 〔
市長 三島紀元君
登壇〕
◎
市長(
三島紀元君) ただいま上程いただきました
議案第69
号平成26年度
笠岡市
水道事業会計の
剰余金処分及び
決算認定について及び
議案第70
号平成26年度
笠岡市
病院事業会計の
決算認定についてにつきましては,
水道,
病院それぞれの
事業決算報告書及び
監査委員からの
決算審査意見書に詳しく述べられておりますので,ここではその
概要につきまして御
説明申し上げます。 まず,
議案第69
号平成26年度
笠岡市
水道事業会計の
剰余金処分及び
決算認定についてでございます。
業務内容でございますが,
平成26年度末の
給水戸数は2万1,597戸で,
給水人口は5万897人で,
行政区域内人口に対します
上水道普及率は98.6%でございます。
給水収益に直接つながる有
収水量は478万1,592立方メートルで,前年度より15万5,989立方メートル,率にして3.2%減少いたしております。 有収率は89.6%で,
配水管の
漏水調査を継続的に実施し,
漏水箇所の
早期発見に努めておりますが,
配水管の
老朽化による大規模な漏水の発生により,前年度に比べ0.3ポイント低下しております。 次に,
収益的収支について申し上げます。 このたびの
決算は,
地方公営企業の
会計制度改正後初の
決算となり,前年度までの収支とは大きく異なった額となっております。特に,
固定資産の
減価償却費のうち,
国県補助金や
工事負担金等に相当する額を
収益として計上することとなったため,
当年度の
収益が増加しております。また,既に
減価償却が終了した部分の
収益については,
経過措置として
剰余金に一括計上しておりますので,
当年度未
処分利益剰余金が大幅に増加しております。 総収入は13億千百三十余万円で,前年度に比べ1億2,058万円,率にして10.1%の増収となり,総
費用は11億八千八百四十余万円で,前年度に比べ3,446万円,率にして3.0%増加いたしました。 以上の結果,
収益的収支におきましては,1億2,287万円
余りの
当年度純
利益を生じることとなりました。 また,
剰余金の
処分につきましては,前年度
繰越利益剰余金1,678万円
余りと
会計制度の
改正により生じた
剰余金26億4,419万円
余りを合わせた未
処分利益剰余金27億8,385万円
余りのうち,
減債積立金及び
建設改良積立金へおのおの5,000万円積み立てるとともに,
会計制度の
改正により生じた
剰余金を
自己資本金へ組み入れることとしております。 続きまして,
資本的収支でございますが,
旭が丘加圧ポンプ室の
耐震補強工事を初め,
老朽配水管布設がえ
工事,
公共下水道事業の進捗に伴う
配水管布設がえ
工事及び県道,
市道改修工事に伴う
配水管布設がえ
工事等の
建設改良費が2億八百二十余万円,また
企業債償還金として五千三百二十余万円,合計2億六千百四十余万円の
支出でございます。 一方,これを賄います財源いたしましては,
工事負担金や
貸付回収金等,2億七千九百三十余万円の収入がありました。 以上,
平成26年度の
水道事業会計の
決算概要につきまして,
消費税等を抜いた数字で簡単に御
説明申し上げました。
収益が大幅に増加しておりますが,これは
会計制度の
改正による現金を伴わない
収益の増によるもので,実際に
経営状況が改善された訳ではございません。
給水収益が年々減少する中で,
水道施設の更新,
耐震化に取り組まなければならず,本
事業会計を取り巻く
状況はさらに厳しいものになると考えております。 今後ともライフラインとしての
水道事業の
重要性を深く自覚し,安心・安全で安定した水を次世代へ引き継いでいくために,より一層の安定した
事業運営に取り組んでまいりたいと思いますので,御理解を賜りますようお願い申し上げます。 続きまして,
議案第70
号平成26年度
笠岡市
病院事業会計の
決算認定について,
概要を御
説明申し上げます。
平成26年度の
決算でございますが,まず
患者数の
状況につきまして
報告いたします。
入院患者は昨年度に続き減少し,前年度に比較して12.6%,4,890人減の3万3,991人,
病床利用率は6.9ポイント減の48.0%,1日
平均入院患者数は14人減の93人でございます。
外来患者は前年度と比較して10.6%,6,575人減の5万5,189人で,1日
平均外来患者数は223人減の208人となっております。 次に,
事業収支でございますが,
病院事業収益は19億九千百七十余万円で,前年度に比べ7,354万円,率にして3.6%の減少となっております。このうち
医業収益は16億二千七百三十余万円で,前年度に比べ1億4,185万円,率にして8.0%の減収となっております。 一方,
病院事業費用は22億五百九十余万円となり,前年度に比べ1億5,742万円,率にして7.7%の増となっております。この主な要因は,
地方公営企業の
会計制度の
改正によります過年度の
賞与引当金6,422万円,貸倒引当金繰入額3,437万円,
退職給付引当金の
平成26年度
引き当て分6,008万円を
現金支出を伴わない
費用として計上したことによるものでございます。 以上の結果,
収益的収支において
当年度純損失は2億1,420万円余となり,7年ぶりの
赤字決算となり,
当年度末未
処理欠損金は25億二百四十余万円となっております。 次に,
資本的収支でございますが,
医療機器等の
整備につきましては,心臓超
音波画像診断装置,オーダリングシステムの拡張など合わせて九千七百余万円で購入し,
医療サービスの向上と
診療設備の改善に努めたところであります。 このほか,
企業債償還金として八千九百余万円,他
会計からの
長期借入金償還金4,500万円など合わせて2億三千百十余万円の
支出でございます。 これらを賄います財源といたしましては,
企業債1億480万円,
一般会計からの
出資金4,624万円を充当しております。 以上,
平成26年度の
病院事業会計の
決算概要につきまして,
消費税等を抜いた数字で簡単に御
説明いたしました。
病院経営を取り巻く環境は,医師を初めとする
医療従事者の不足により,引き続き厳しいものと予測されますが,昨年策定いたしました
笠岡市立市民病院の今後のあり方についてでの
基本方針をもとに,岡山県の
地域医療ビジョン及び国の新
公立病院改革ガイドラインを踏まえ,新たな
改革プランを策定するとともに,皆様から真に愛され,親しまれ,信頼される
病院を目指してより一層努力してまいります。 以上,公営企業2
会計の
決算状況につきまして,その
概要を御
説明申し上げましたが,よろしく御
審議の上,適切な御
決定及び御承認を賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
金藤照明君) 以上,上程しました諸
議案に対する質疑以下は9月11日金曜日に行いますので,御了承願います。 以上で本日の
議事日程は全て終了しました。 散会に先立ちお諮りします。
日程表のとおり,明日から9月5日土曜日までは議事の都合により休会したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
金藤照明君) 御異議なしと認めます。よって,明日から9月5日までは休会することに
決定しました。 次の本
会議は9月6日日曜日午前9時30分から開議します。 なお,
議事日程は一般質問です。 本日はこれにて散会します。 午前9時59分 散会...