玉野市議会 > 2021-06-16 >
06月16日-03号

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  1. 玉野市議会 2021-06-16
    06月16日-03号


    取得元: 玉野市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-13
    令和 3年第 4回 6月定例会            令和3年第4回玉野市議会定例会会議録 第3号                                  令和3年6月16日(水曜日)議事日程 第3号 令和3年6月16日(水) 午前10時開議(質 問)(前会の続き)第1 一般質問本日の会議時間 開議 午前10時0分 散会 午後4時34分本日の会議に付し事件 議事日程と同じ出席議員(19名) 2番 細川 健一君        3番 松田 達雄君        7番 宇野 俊市君 10番 藤原 仁子君        11番 村上 光江君        12番 大月 博光君 13番 山本 育子君        14番 森本 宏子君        15番 松本 岳史君 16番 浜 秋太郎君        19番 高原 良一君        20番 河崎 美都君 21番 三宅 宅三君        22番 下方 一志君        23番 氏家  勉君 24番 赤松 通博君        25番 有元 純一君        26番 渚  洋一君 27番 小泉  馨君欠席議員(なし)説明のため出席し者 市長      黒 田   晋 君         副市長     山 上 誠 二 君 総務部長    市 倉 勇 樹 君         政策財政部長  藤 原 秀 紀 君 健康福祉部長  小 崎   隆 君         建設部長    熊 沢 信 之 君 産業振興部長  山 下 浩 二 君         教育長     妹 尾   均 君 教育次長    藤 原 敬 一 君         市民生活部長  岡 本   隆 君 消防長     井 上 潤 一 君         監査事務局長  牧 野 真 哉 君 公共施設交通防災監                 病院事業管理監 原 田 英 明 君         八 幡 正 敏 君 会計管理者   近 藤 小太郎 君事務局職員出席者 局長      杉 本 成 司 君         次長      岡 野 真 道 君 主幹      山 田 豊 伸 君             午前10時0分 開議 ○議長(高原良一君) 皆さん、おはようございます。ただいまの出席は19人であります。 これより、本日の会議を開きます。 なお、本会議において報道関係者の議場内での撮影を許可しおりますので、あらかじめ御了承を願っおきます。   ─────────────── ○議長(高原良一君) 本日の議事日程は、お手元に配付の日程表のとおり、昨日に引き続き一般質問を行うことにしおります。   ─────────────── △日程第1 一般質問 ○議長(高原良一君) これより日程に入ります。 日程第1の一般質問を行います。 それでは、順序に従いまして村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) おはようございます。 瀬戸の会の村上です。 一般質問の前に、関係部長さんにお願いございます。議場に来られた方から声小さく聞きづらいという声を聞きまし。今日はマスクをしますので、ぜひ大きな声で答弁をよろしくお願いします。 今回は、今まで質問しことを深く掘り下げみようと思っています。 それでは、発言通告書に基づき、不登校について、鉾立小学校耐震工事について、一問一答で質問させいただきます。市長さん、関係部長さん、教育長さん、よろしくお願いいたします。 不登校について、教育サポートセンターわかば教室移転の進捗について質問いたします。 令和2年12月の一般質問で、通学するのに不便で困る教育サポートセンターについて、一刻も早く便利の良いところへ移転すべきだとお願いしまし。現在の場所では課題あると感じている、今後教育委員会と協議しながら現在の適応指導教室と教育支援室の機能を維持しつつ、より利便性の高い場所への移転の可能性を模索しているという答弁でし。 その後の進捗状況をお伺いします。 これで、壇上での質問を終わります。 ○議長(高原良一君) 教育長。    〔教育長 妹尾 均君 登壇〕 ◎教育長(妹尾均君) 皆さん、おはようございます。 村上議員の御質問にお答えいたします。 教育サポートセンターの移転につきましは、現在昨年度に引き続き、今の機能を維持しつつ、利便性高い移転先を模索しているところです。 今年度になっ、移転先の候補施設について施設所有関係者へ説明を行うとともに、候補施設を下見するなど移転に向け積極的な取組を進めおりまし。候補施設の下見を受け、移転の方向で前向きに協議検討いたしましたが、利便性はよいものの、安全面や施設内外の環境面、設備面で課題多く、教育サポートセンターの適応指導教室及び教育支援室の機能の維持や教育支援の充実を図ること困難であること分かりまし。 また、他団体との共有、多額の賃貸料や施設整備費等発生するなど、改善や対応難しい様々な課題も確認さまし。このことから、残念ながら今回の候補施設への移転を見送ることといたしまし。 今後も引き続き、利便性の良いところで現在の教育サポートセンターの教育支援を継続できる施設あれば、積極的に移転を検討しまいりたいと考えおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) 御答弁ありがとうございまし。 1か月前に移転候補施設見つかっと聞いおり、大変喜んでおりまし。今の答弁を聞い、とても残念に思います。 現在、教育サポートセンターになっている建物は、企業団地に隣接し産業センターとして建設された建物です。工業団地は公害を恐れ、へんぴな場所に造ります。それを子どもたちのために転用するには無理あります。 また、不便なため、7割近くの児童・生徒は親送っおり、共働きの親御さんはしんどい思いをしおります。親御さんからどうにかならないかと相談を受け、前回質問しまし。しっかり受け止めください。 既存の施設を転用するには、お金を使っ改築しないとこれではなかなか移転はできません。 令和2年度で、わかば教室に通っている子は何人ましか。現在通っている子は何人ですか。またコロナの影響はなかったですか、お伺いいたします。 ○議長(高原良一君) 教育長。 ◎教育長(妹尾均君) 村上議員の御質問にお答えします。 令和2年度にわかば教室に通室していた児童・生徒数は、小学校9名、中学校32名の合計41名です。令和3年6月1日現在、わかば教室に通室している児童・生徒数は小学校9名、中学校12名の合計21名です。 新型コロナウイルス感染症の影響です、現在のところ、わかば教室において顕著な影響は確認されておりません。一方で、長期間にわたる家庭での自粛生活や学校での教育活動の制限など不登校の状況にある児童・生徒にどのような影響をもたらすかについては今後注視しまいりたいと考えおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) 令和2年度で、わかば教室から復帰登校でき人数をお伺いします。 ○議長(高原良一君) 教育長。 ◎教育長(妹尾均君) 村上議員の御質問にお答えします。 令和2年度にわかば教室に通室していた児童・生徒41名のうち、完全復帰し児童・生徒は4名、完全復帰には至らないものの、部分的に復帰、もしくは当初から部分的に登校している児童・生徒は26名です。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) わかば教室からの半分近くの児童・生徒学校に登校でき、わかば教室の大切さを改めて痛感します。 今年もこれから暑い季節参ります。教育サポートセンターのある山の麓の市民から、自転車で通っている家の軒先でお茶を飲んで少し涼んであの山を登っていると、先日声を聞きまし。子どもにとっての1年は貴重です。 再質問します。 教育長さん、いつまでに結論を出すつもりですか、お伺いいたします。 ○議長(高原良一君) 教育長。 ◎教育長(妹尾均君) 村上議員の再質問にお答えします。 わかば教室は、利便性ももちろん大切な要素の一つであると考えおりますけれども、児童・生徒安心し通室できること何より大切であると思っおります。そのためには気分転換したり、相談したり、クールダウンしたりするような部屋も必要となり、環境面、設備面の課題もクリアできる施設を早急に探し、考えいきたいと思っおります。 以上、お答えといたします。
    ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) できるだけ早く動いください。 不登校の本市の現状について質問します。 国のほうでは、子ども、子育て政策を一元化し対応するこども庁の創設に向け動きもあります、玉野市の不登校の現状はどうなっていますか。 まず、過去5年間の玉野市内の小・中学生の不登校者数をお伺いします。よろしくお願いします。 ○議長(高原良一君) 教育次長。   〔教育次長 藤原敬一君 登壇〕 ◎教育次長(藤原敬一君) 村上議員の御質問にお答えをします。 過去5年間の不登校者数の状況です、平成28年度は小学校で14名、中学校で37名。平成29年度は小学校で16名、中学校で43名。平成30年度は小学校で28名、中学校で56名。令和元年度は小学校で31名、中学校で69名。令和2年度は小学校で22名、中学校で68名です。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) 残念です、年々不登校増えおります。だからこそ、児童・生徒の問題を後回しにはしないでください。学校に行かないか、行けない状況にある要因、背景はどのようなこと多いのですか、お伺いします。 ○議長(高原良一君) 教育次長。 ◎教育次長(藤原敬一君) 村上議員の御質問にお答えします。 不登校の要因につきましは、学業の不振や入学時、進級時の不適応などの学校生活に係る要因、親子の関わりや家庭内の不和などの家庭に係る要因、生活リズムの乱れや学校生活への不安、無気力などの本人に係る要因など様々な要因複合的に関係しおります。 最近の傾向でいいますと、スマホやゲーム依存となり、生活のリズム乱れ、朝起きることできないこと不登校の要因になるケース増えています。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) いじめを含め、児童・生徒の様々な問題行動など、対応については早期発見、早期対応を旨にとし対応の充実を図る必要あり、関係機関との連携を図りつつ、問題を抱える児童・生徒一人一人に応じ指導、支援を積極的に進めいく必要あります。だからこそ、教育サポートセンターの役割は大切です。 本市の不登校の実態は、他市と比べどうですか、お伺いします。 ○議長(高原良一君) 教育次長。 ◎教育次長(藤原敬一君) 村上議員の御質問にお答えします。 不登校児童・生徒数の市町村別の数は公表されているものではありませんので、他市との比較はできません、公表れている令和元年度の全国や岡山県のデータと比較いたしますと、出現率は小学校において、全国0.83%、岡山県0.91%、本市1.34%、中学校では全国3.94%、岡山県3.41%、本市5.66%です。全国、岡山県の平均と比較し、本市は小・中学校ともに出現率高い状況です。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) 玉野市の小・中学生の不登校の出現率高いのは本当に残念です。それに対して、本市はどのような対策図られていますか、お伺いします。 ○議長(高原良一君) 教育次長。 ◎教育次長(藤原敬一君) 村上議員の御質問にお答えします。 岡山県教育委員会から示された岡山型長期欠席・不登校対策スタンダードに基づき、本市では前年度不登校傾向のあっ児童・生徒や欠席10日以上ある児童・生徒を支援対象者としてリストアップし、きめ細かな配慮や支援を行うことで不登校の早期発見、早期対応の徹底を行っおります。スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーなどの心理や福祉の専門家との連携や対応検討を行う不登校対策会議の進め方を周知するなど、組織的な不登校対応を推進しています。 また、教室以外の別室の確保を推奨し、全ての児童・生徒安心し過ごせる居場所づくりに努めるよう周知しているところです。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) 不登校にとって、居場所づくりはとても重要な役割を果たします。教室以外の別室の確保を推奨し、全ての児童・生徒安心し過ごせる居場所づくりに努めていると今回言わましたが、前回質問しときの答弁で、居場所づくりでもある、人里離れわかば教室を反対に利点として捉え、自然豊かで人目を気にしないでよいのではと言わまし。少し矛盾あるように思います。だから、移転後回しになるのではないかと感じます。 要因や背景は生徒によって様々です。しかし、わかば教室は誰でも気軽に登校できる利便性のよいところ一番ではないかと改めて思います。 再質問します。 市長さん、玉野市は他市より不登校の児童・生徒多いのです、この問題に対しての見解及びその中心となっ機能している教育サポートセンターの移転はいつまでにと考えられていますか、お伺いいたします。 ○議長(高原良一君) 市長。    〔市長 黒田 晋君 登壇〕 ◎市長(黒田晋君) おはようございます。 村上議員の再質問にお答えをさせいただきます。 誤解なきようにという前置きをさせいただい御説明をさせいただきます、昨日、他の議員の御質問でもありましように、玉野市の特別支援教育、特に障がいを持たれた方々への対応というものは県下でも胸を張れる、完全ではありませんけれども、先進市であるということを我々も教育委員会も自負をし、それをさらにブラッシュアップできないかということで日々努力を続けおります。 数字多いということは、これはきちっと対応しいかないといけないということでありますけども、数字の取り方は様々であるというのは議員も御承知のとおりだと思います。例えば、過去の例をお聞きしところによりますと、長期休んでいる方の家庭訪問をしどういう状態ですかといったときに、頭痛いんですか、おなか痛いんですかという問いに対して、頭痛い、おなか痛いという回答あっ場合はこれは病欠扱いとなっ不登校のカウントに計算されないような事例も散見されていておりまし、一概に数字多い、少ないでどうこう言うべきではないというふうに思っおります。 ただ、玉野市でそうやっさっき言っように県平均や全国平均よりも大きな数字ているということは、一方できちっとそういう追跡できていると。問題は、今日議員御質問いただいているように、その子たちきちっと普通教室へいかに戻れるような体制を委員会としてやっいくかということだろうというふうに思っています。 誰しもみんな普通の学校生活送れるようにということで、本人自ら望んでそういう状態になってないというのは確かだというふうに思っおりますから、昨日お答えをしように、一人も取り残さないということを我々目標にやってきおりますので、そうしたことでできることはしっかりとやっいきたいというふうに思っおります。 個別具体的な話次長のほうからありましけれども、我々すぐできることでいうと、要因として、さっき小学校から中学校になっぐんと数字増えているという細かい数字の話ありましたが、その中で一つの要因は数学だというふうに思っています。 我々、おさらい会を始め、全ての小学生一人残らず九九できるようにというのを玉野市はここずうっとやってきています。もし九九きちっと小学校3年生段階でできないと、中学に上がっ段階ではそれ以上のものでききますから、そこから先、理系、文系、高校に上がっ分かれいきますけども、基本である掛け算、九九できないと割り算もできなくなるし、ましてやそこから先にある因数分解であったり、微分積分であったり、そういうものはできない。だから、そこのベースきちっとできていないと要は勉強すること嫌になる。分からないからだんだん気持ち沈んでくるというのはこれはもう事実としてあるようですから、そこをまずしっかりと強化をさせいただく。 それから、もう一つの要因として上がっている英語です。中学に入っ新たに英語始まることによって苦手意識を持っしまっ、学校へ行くの嫌になるというような事例等々も出ています。だから、これも今文部科学省は小学校からの英語をやっと始めましけれども、今玉野市進めているのは中学校で英語を教えている先生各学区の小学校へ伺わさせいただい、その入りの部分というか、英語っていうのは特別なものじゃなくって簡単なものというか、こういうもんなんだというのを小学校でもきちっと教えさせいただい、あわせ異動さえなければですけれども、中学へ上がったら小学校へ教えに来くれていた先生そのまま中学でも英語を教えくれるというような環境で、できるだけ科目に対してイメージを持たないようなことはきちっとやっいく必要あるということで、おさらい会であるとか、小中一貫の英語教育というのはさせいただいています。 ただ、そのほかの部分で、いろいろ自分の生活リズム築けないとか、そうしたところありますから、どこまで我々家庭教育に入っいけるかというところはありますけれども、家庭教育の在り方等々についても教育委員会のほうでしっかりと我々と一緒になっ対応をしいきたいというふうに思っおります。 もう一つの御質問として、わかば教室の現在の位置の問題でありますけども、確かに今の玉原というところは交通利便性でいうとなかなか行き帰り不便なところにあるというのは、これはもう否定できない状態だと思います。 ただ、利便性いいからといっ町なかへ移動しくること自体は、私はどうかというふうに思っおります。やっぱり子どもたち復帰しいくための安心で安全な環境下で学べるような環境をつくるの一番いいというふうに思っおりまし、そういう条件整っところでの移転というものを教育委員会としてやっぱりしいくべきだという話をしおりまし、今回冒頭教育長お話をさせいただいように、今回候補地となっところはいろいろと金銭的な面ではなくて、共同利用の部分多かったり、様々な子どもたちに与える影響を考えの決断だというふうに聞いおりまし。ただし、繰り返しになりますけども、今の場所絶対だというふうには申し上げおりませんで、より安心・安全で利便性の高い環境で、一日も早く普通学級へ子どもたち戻っ学習できるような環境をつくるというのは市と教育委員会の責務だろうというふうに思っおりますから、先延ばしすることなく、あらゆる候補地等を選定しそういう環境を整えいきたいというふうに考えおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) 不登校数のカウントの仕方を捉えるのではなくて、課題をしっかり捉え解決する方向で努力すればこの問題、急ぐか、急がないか出くると思います。しっかり課題を見詰めるということ私は大事に思います。 最近は、不登校常態化したり、不登校を心の問題として捉え、子ども自身の力でそれを乗り越えることを見守り、支えるという考え主流になり、登校刺激に保護者も教員も消極的になっているというケースも見受けられています。そのため、原因や要因置き去りにさ、対応策の解決に至ってない残念なケースもあります。学校や教員サポートセンターに期待することますます増えおります。 教職員の不登校に対する取組を質問します。 教員不登校の子どもに対応するには、まず不登校に関する知識や理解などを身につけ、教員の資質の向上を図ること重要です、どのような方策を教育委員会として計画されていますか。 また、教職員の資質向上として、県教育委員会推進する指導力向上のための事業や県総合教育センターの研修事業を積極的に活用しているようです、玉野市の教職員の研修参加状況をお伺いいたします。 ○議長(高原良一君) 教育次長。 ◎教育次長(藤原敬一君) 村上議員の御質問にお答えします。 教育委員会としましては、生徒指導担当者会を年2回開催しおり、本市の不登校の現状や対応等について研修を行い、不登校に対する理解を深めているところであります。 また、校長会や教頭会、実務者研修会、初任者研修等でも不登校の状況や対策について周知する機会を設けおります。 また、岡山県総合教育センターでは、各校1名ずつ参加する生徒指導担当を対象とし研修行わ、不登校への対応の在り方についても研修行われています。そのほか担当者研修、経験年数別研修等でも、いじめや不登校等児童・生徒理解について研修行われており、各校の該当教職員については原則必ず参加をしいただいおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) 教職員には、いじめや不登校及び特別支援教育、学力の向上など、多様な教育課題に対処し得る専門的な資質、能力の向上要求さます。本当に大変です。そのためにもぜひ研修に参加できる体制をよろしくお願いします。 不登校には、教職員として未然防止、早期支援、長期化への対応など大変な取組ありますスクールカウンセラー、ソーシャルワーカー、登校サポーターなど関わっています、担任教師の役割は大きく、負担多いように思うのです、見解をお伺いいたします。 ○議長(高原良一君) 教育次長。 ◎教育次長(藤原敬一君) 村上議員の御質問にお答えします。 議員御案内のとおり、不登校対応につきましは、児童・生徒、保護者と直接関わる担任の果たす役割は大きいところです、あわせ学校内で不登校の児童・生徒への多面的なアプローチできるよう、組織的な支援体制づくり重要と考えございます。 教育委員会としましては、担任による不登校支援だけに頼るのではなく、児童・生徒と保護者への相談支援を行うため、全校にスクールカウンセラーを配置しています。また、県配置するスクールソーシャルワーカーや関係機関と連携しながら不登校問題解決に向け取り組むとともに、別室登校支援のための非常勤講師や登校支援員を配置するなど、校内の支援体制を整え、組織的な対応に取り組んでいるところです。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) 教職員の退職の現状はどうなっていますか、お伺いいたします。 ○議長(高原良一君) 教育次長。 ◎教育次長(藤原敬一君) 村上議員の御質問にお答えします。 令和2年度末の小学校の退職者については、定年退職6名、結婚、介護等での早期退職3名、中学校については定年退職5名、早期退職2名です。 以上、お答えとします。 ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) 原因はどうあれ、早期退職者出るのはとても残念です。本市の教職員の負担軽減に対する取組はどうなっていますか。玉野市に教師の支援強化ということで学校サポートスタッフの配置れています、支援内容も併せお伺いいたします。 ○議長(高原良一君) 教育次長。 ◎教育次長(藤原敬一君) 村上議員の御質問にお答えします。 不登校対応としましては、先ほどお答えしとおり、組織的な対応重要であり、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、関係機関と連携しながら、不登校問題解決に向け取り組むとともに別室登校支援のために非常勤講師や登校支援員、学校サポートスタッフの配置等を推進し、あらゆる手だてを講じています。 学校サポートスタッフの支援内容につきましは、教員抱える事務作業等の負担を軽減し、教員本来の教育活動に専念できるようにするための業務や発達障がいや不登校等の児童・生徒への個別支援の補助を行っています。学校サポートスタッフの配置は小・中学校に求められる多様な支援内容に対応するための教員への補助を行い、教育の質の向上を目指す取組でございますので、今後も学校の業務マネジメント力を向上させつつ、効果的に支援人材を活用できるよう進めまいりたいと存じます。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) 再質問します。 令和3年度も学校サポートスタッフは29人のままで同じですか、お伺いいたします。 ○議長(高原良一君) 教育次長。 ◎教育次長(藤原敬一君) 村上議員の御質問にお答えをいたします。 現状も29名であります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) 安心しまし、同じ数ということで。 まず、学校、教師担う業務の明確化、適正化をしいく必要あります。私も看護教員として働いていましたが、職員室における事務的な業務、印刷、電話対応など、サポートする人がいたらもっと生徒と向き合えるのにとつくづく思っていまし。教師しっかり生徒と向き合う時間をつくること教育委員会としての大命題だと思っおります。 フリースクールについて質問します。 小・中学校不登校のための民間つくっフリースクール、今年の4月に岡山市南区植松にできのを御存じですか。私も4月に訪問しのです、玉野市から通学している方もおらまし。岡山市南区ということで玉野市から近く、植松駅から近く、利便性もよいところにあります。岡山市ではもう、このフリースクールに通っていると出席扱いにしているそうです、玉野市はどうするつもりですか、見解をお伺いいたします。 ○議長(高原良一君) 教育次長。 ◎教育次長(藤原敬一君) 村上議員の御質問にお答えします。 議員御案内のフリースクールについては、当該施設に通う児童・生徒の所属校からの報告により承知しございます。 また、出席扱いにつきましは、平成27年度に民間施設に通室する不登校児童・生徒の出席扱いについて各校に通知しおり、環境や設備面、支援の方針、学校や教育委員会との連携の状況等、一定の基準を満たし場合は校長判断により出席扱いとできる旨周知をしおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) 不登校の方増大し、就学義務に支えられ義務教育制度の在り方の再考迫られているように思います。そんな中、一定の要件の下でフリースクールなど学校外の教育施設での学修を就学義務の履行としてみなすことのできる仕組みなどについて検討すること必要だと思います。児童・生徒の才能や能力に応じそれぞれの可能性を伸ばせるよう、わかば教室に行くか、フリースクールに行くかは子ども本人の希望を尊重し上で決めること重要に思います。子どもたちにとって学校内外の支援を活用し、不登校からの次のステップを歩むきっかけになればよいなと考えます。 若者のひきこもり対策について質問します。 ひきこもりとは、6か月以上にわたって家庭にとどまり続けている状態をいいます、玉野市の場合、不登校でそのままひきこもりになっている中学校卒業から20歳までの若者のひきこもりの人数把握できていますか、玉野市の現状をお伺いいたします。 ○議長(高原良一君) 教育次長。 ◎教育次長(藤原敬一君) 村上議員の御質問にお答えします。 現在、義務教育終了後の二十歳までのひきこもりの状態にある人数は、実態調査を実施しおりませんので把握はできおりません教育サポートセンターに相談窓口を設置し対応しおり、令和2年度の相談件数は17件でし。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) 市民の方から、ひきこもりの方地域にたくさんいるということも聞きます。ひきこもりの市内の現状把握できていないと言えるようです。 本市では、平成21年に子ども・若者支援地域協議会設置さ、若者のひきこもりについて相談窓口も教育サポートセンター内になっおります。若者のひきこもりの相談窓口にはどんな職種従事し、何人ぐらい相談員がいますか。また、若者とは何歳まで対象ですか。相談件数は何件ぐらいありますか。その対応はどうなっていますか、お伺いいたします。 ○議長(高原良一君) 教育次長。 ◎教育次長(藤原敬一君) 村上議員の御質問にお答えします。 議員御案内のとおり、本市の若者のひきこもりの相談窓口は教育サポートセンター内に設置しています。教育サポートセンターには公認心理師等の心理の専門資格を持つ職員を4名配置しています。 ここで言う若者とは、39歳までを指しおり、令和2年度の相談件数は17件でし。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) 多くのひきこもりは、不登校でそのままひきこもりになっている10代から20代前半に生じていること多く、早めにアクセスしやすい支援必要です。 また、発達障がいの児童・生徒は、進学、就労と社会参加まで継続的な支援行われていくこと大切と言われております。 ひきこもりの長期化は、家族関係のねじれ、深まる本人の挫折感、あるいは就学、就労などの社会復帰の糸口、チャンスの減少などを招き、ひきこもりからの回復をより一層難しくする傾向あります。だからこそ教育サポートセンター内にある相談窓口の機能は重要です。ひきこもりの支援の再構築を考え場合、若者の支援、しかも予防的な関わりに力を入れるとともに、失われた時間の短縮化のために早期から支援の充実に取り組むこと重要に思います。 そのために、現状の支援体制についての課題を感じ、対策を考えのです、検討しいただけますか。対策なんです、早期支援のために、わかば教室を高校生年代に向け拡充しはどうですか。 また、教育サポートセンター内でよいのです、中学校不登校経験者の卒業後1年間のフォローアップ体制の確立必要と思うのです、これは難しいですか。 2つ目としては、ハローワーク玉野と協力し、ハローワーク内に心理カウンセラーなどを配置し、ひきこもり支援の窓口機能を持たせるようにし、ひきこもりから自立に向け支援できたらと考えます。どうですか。 以上、2点に対し、見解をお伺いいたします。 ○議長(高原良一君) 教育次長。 ◎教育次長(藤原敬一君) 村上議員の御質問にお答えします。 まず、わかば教室の高校年代向けへの拡充についてです。 高等学校では、各校で定められ教育課程を基に単位履修や認定を行うものでありますので、わかば教室への出席をもっ単位履修、認定することは難しい現状あります。 また、高等学校での教科指導等の高度な専門性に対応する指導員の配置についても難しいため、現在わかば教室を高校年代向けに拡充することは考えていません。 一方、わかば教室に併設しています教育支援室では、中学卒業以降の生徒も相談支援対象になっおります。したがいまし、わかば教室に所属している生徒については卒業後も相談対象として支援を継続する体制となっおります。 次に、ハローワーク内へのひきこもり支援の窓口機能についてであります。 市とハローワークでは、相談者の要望や生活状況について本人の同意の下、情報を共有しおり、一般就労、障がい者就労など、ひきこもりの方の就労を含め、その方の特性に応じ就労支援を行っています。教育委員会に相談あっ場合は、福祉政策課の生活支援相談窓口につなげ、ハローワークと連携し就労支援を行うこととしています。 いずれにしましも、教育委員会はひきこもりの状況にある、またはひきこもりになる可能性のある若者の就学、就労や社会参画への支援は、喫緊の課題であると認識していますので、引き続き教育サポートセンターでの若者支援の充実に努めまいりたいと存じます。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) わかば教室に通っていると、義務教育を終え後もサポートしいただけるとなると、ますます東児のほうからでも通えるようにお願いいたします。 就労支援に対しては、道できているので安心しましたが、自立を促すことへの支援をどうしいくか本市の課題であると考えます。本市ではひきこもりの家族に対してはほっとスペース家族の会あります、活動状況をお伺いいたします。 ○議長(高原良一君) 教育次長。 ◎教育次長(藤原敬一君) 村上議員の御質問にお答えします。 ほっとスペース家族の会は、おおむね20代から30代の社会に出にくい若者の家族を対象に、毎月第3火曜日の午後に教育サポートセンターにて実施しています。令和2年度の活動状況は5回実施し、延べ11人参加しています。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) ひきこもりは誰にでも起こり得るものであり、早期支援重要です。回復には時間かかるケース多いため、月例会、学習会、個別相談、当事者の居場所、医師相談会、家族教室、電話相談など学びの場の提供となり、家族の心の負担の軽減につながるので、しっかり市としても機能させいただきたいと思います。 続い鉾立小学校耐震工事について質問いたします。 市民から、鉾立小学校の木造校舎耐震化について相談を受け、令和3年2月15日にあっ住民説明会にも私も参加させもらいまし。夜間にもかかわらず、たくさんの方出席し、改めて鉾立小学校地域において担っている役割の大きさや地域の皆様の学校への思いの強さを感じまし。 あのとき、市教委から3案提示さ、市民からは早急な安全対策をしほしいとの要求ていましたが、その後どうなっていますか。先日、新型コロナで、予定していた住民説明会も流れ、教育長さん、今までの経緯と進捗状況をお伺いいたします。 ○議長(高原良一君) 教育長。 ◎教育長(妹尾均君) 村上議員の御質問にお答えします。 鉾立小学校の木造校舎は、平成27年度に実施し耐震診断の結果を受け、耐震補強工事を進める方向で調整を進めきましたが、市の厳しい財政状況や耐震化後の耐用年数短いことなどから予算化には至らず、令和2年10月に所管の常任委員会、11月に地域懇談会で耐震化について事業着手は厳しい状況であることを御報告しところです。 その後、議員御案内のとおり、令和3年2月に鉾立小学校体育館において3つの代替案をお示ししところです、当日実施しアンケートでは、今後どれか1つの案に集約し検討する段階には至ってないところであります。 現在のところ、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、説明会など開催できてない状況続いおります、今後はアンケート結果を基に新型コロナウイルスの感染状況を注視しながら、可能な限り早期に保護者や地域の皆様と意見交換会を開催したいと考えおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) 再質問します。 鉾立小学校の耐震化問題は、鉾立単独で最初は考えていたのです、随分方向性変化しているように思うのです、学校将来計画策定で出ている義務教育学校影響するように思うのです、見解をお尋ねいたします。 ○議長(高原良一君) 教育長。 ◎教育長(妹尾均君) 村上議員の再質問にお答えします。 耐震化と義務教育学校のことにつきましては、分け考えおります。 ただ、5、6年生は東児中へというような案も出ことなどから、多少混乱を招いおることは事実であろうかと思います。基本的には耐震化は耐震化、そして義務教育学校は義務教育学校として新たに考えいきたいというふうに思っおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) 今も鉾立小学校の子どもたちは、耐震性のない建物で毎日過ごしています。それを私たちは忘れはならないのです。 住民からの要望書について質問します。 先日、約2,000人の住民の方から最初の方針を変えず、鉾立小学校単独で考えほしい、市内のほかの学校並みに耐震工事をしほしいという内容で要望書ていましたが、この要望書に対しての見解をお伺いいたします。 ○議長(高原良一君) 教育長。 ◎教育長(妹尾均君) 村上議員の御質問にお答えします。 木造校舎の耐震化は、教育委員会から平成29年度にお示しし案です、先ほど御答弁申し上げ経緯により、実施には至っおりません。しかしながら、木造校舎を耐震化する目的は子どもたち耐震性のある校舎で安心し学べる環境を整備することにあります。 本年2月にお示しし3つの代替案は、いずれも耐震性のある校舎で学ぶという目的を達成できるものであり、かつ現状において実現可能と考えられるものです。地域の皆様要望される木造校舎の耐震化とはアプローチ異なります、子どもたちの安全・安心な環境の整備を早期に実現することこそ肝要と考えおりますので、御理解賜りたいと存じます。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) 再質問します。 先ほど、義務教育学校とは分け考えるとおっしゃらましたが、鉾立小単独での耐震工事は考えはいただけないということですか。市長さん、2,000人の住民の方から要望書です。それで住民の理解得られますか、見解をお伺いいたします。 ○議長(高原良一君) 市長。 ◎市長(黒田晋君) 村上議員の再質問にお答えをいたします。 今、私も住民説明会に参加させいただい、3つの案を提示させいただいおります、先ほど教育委員会から説明ありましように、コロナ禍という特別な事情もあります、保護者の方への説明であるとか、地域の方々への説明はできおりません。 ただ一方で、安心・安全な教室で子どもたち学べる環境をつくるというのは大切なことであるというふうに考えおりまし、それこそそれぞれ示し案の中にありますように、鉾立小学校の今使っいただいている特別教室棟を普通教室に変える案等も出させいただいおりまし、そういう意味では鉾立小学校単体で耐震性のある教室で授業を受けられるようにということでの案も出させいただいおりまし、全く鉾立小学校単体を否定するものでもありませんし、できるだけ御理解をいただい我々としては早期に着手をしたいという考えを持っおりますので、御質問の部分でいいますと、小学校単体としての考え方としては我々お示しをしているのは今使っいただいている耐震性のある特別教室棟を普通教室に変えさせいただい、そちらで授業を受ける環境にしはどうかというような点はまさに鉾立小単独の考え方であります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) 住民納得いく説明をよろしくお願いいたします。 木造建築普及について質問します。 先日、真庭市長、林野庁長官に二酸化炭素の排出量を抑えられる意味でも木造建築普及への協力を依頼されていましたが、最初の計画どおり、今ある木造建築に耐震工事をしはどうですか。 市民の一部の方から意見の出ている丹波篠山市の八上小学校は、昭和12年に建築された木造校舎で、耐震改修を目指し、平成24年に兵庫県下で初めてとなる大規模木造校舎の耐震補強工事を実施しまし。金額も安く、短期間で補強工事できそうです。また、木造建築ということで国からの補助も多いのではと思います。鉾立小学校も同じようにしはどうですか、見解をお伺いいたします。 ○議長(高原良一君) 教育長。 ◎教育長(妹尾均君) 村上議員の御質問にお答えします。 議員御案内の丹波篠山市立八上小学校は、耐震補強工事の報告書として工期や契約金額、財源等市のホームページ上で公開されていることを我々も認識しているところです。 報告書によると、八上小学校は昭和63年から平成4年にかけて大規模改修を実施しおり、耐震診断の結果も耐震性能の指標であるIw値0.4以上あるなど、鉾立小学校に比べ、躯体の状況良好であっことうかがえます。建築物の耐震化は、一般的にもともとの耐震性能や躯体の劣化度合いにより、必要とされる経費大きく変わるものであります。鉾立小学校の耐震化に要する経費は八上小学校の実工事費に比べ2割程度高く試算されております、耐震診断を実施し設計事務所の手でなされており、構造等を十分に把握し上で算出されたものと理解しおります。 なお、国の学校施設環境改善交付金は、木造、非木造による補助率等の差はありません。また、木造建築物を対象とし補助メニューとしては岡山県の木づか提案・実証事業該当する可能性あります、これは3,000万円を上限に中大規模建築物等の木造化、木質化に係る県産材の材料費、加工費及び運搬費の2分の1以内を補助するものであり、補助を受けられとしても、コストの増分の範囲内になるものと認識しおります。 いずれにしましも、先ほどお答えしましとおり、木造校舎の耐震化について事業着手は厳しい状況にありますので、御理解賜りたいと存じます。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) 今後について質問します。 一刻も早く、鉾立小学校の耐震工事をすることは市としての責務です。危険なので早急な対応を望む声多かっのです、今コロナの中、説明会もなかなかできず、目標としてはつ頃結論出そうですか、市長さん、お伺いいたします。 ○議長(高原良一君) 市長。 ◎市長(黒田晋君) 村上議員の御質問にお答えをいたします。 先ほど来、教育長のほうから答弁ありましとおり、令和3年2月に木造校舎の耐震に関わる3つの案をお示しをさせいただいおります。今後、その際に実施しアンケートの結果を基に引き続き保護者や地域の皆様と意見交換会を開催したいとのお答えをさせいただいているところであります。 ただ一方で、今こういう状況でありますから、コロナ禍だから地域の説明会できないとかというようなことで時間を要しいくのもどうかなというふうに思っおります。ですから、さらなるアンケートであるとか、いろんな手法考えられる中で、できるだけ意見聴取をさせいただく中で、子どもたちの安全・安心な環境の整備を早期に実現したいというのは私も教育委員会も同じ思いを持っおりますので、その点について保護者や地域の皆さんとの合意形成を図り次第、実行に移しいきたいというように考えおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) 今までの話を聞い、現在の木造建築の鉾立小学校の建物というのはなかなか利用できないようなんです、あの建物は今後どうするのか、お伺いいたします。 ○議長(高原良一君) 教育長。 ◎教育長(妹尾均君) 鉾立小の木造校舎につきましは、現在のところ、今後のことについては協議になっいくと思います。木造校舎の使用について、また引き続き検討は続けいきたいというふうに思っおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) 再質問します。 今日も新聞に載っましたが、義務教育学校などのいろいろな案、地区の方は大変不安を覚えおります。鉾立小学校なくなれば鉾立学区崩壊、コミュニティ崩壊につながることを住民は心配しおります。このことについて市長さんの見解をお伺いいたします。 ○議長(高原良一君) 市長。 ◎市長(黒田晋君) 村上議員の再質問にお答えをいたします。 仮の話になりますけども、今教育委員会検討している義務教育学校で東児中との一体化をしとしても、鉾立小学校という名前はきちっと残るという認識をしおりまし、あとは今地域の方御心配をされているコミュニティの形成だとか、そういう部分については、繰り返しになりますけど、しっかりと御説明をしいく必要あるというふうに思っおりますし、今仮定の話をさせいただいますから、さっき言っ今3案示させいただいおりまし、今我々把握している限りでは現存する特別教室棟を普通教室に早期に改修をし、そこで授業を受ける体制をつくっほしいという声多く出おりますから、そういう意味では小学校中心的な役割を果たすということではその立ち位置というものは変わらないだろうというふうに思っています。 地域のコミュニティの形成、これは今教育委員会玉野市全体の義務教育そのものをどうしいくかというのをこれから本格的に議論をさせいただく中で、今回荘内中学校区と東児中学校区をモデルとして一部始めわけですけども、先ほど議員からもお話あっように、そのことによって地域の方々抱かれるいろんな思いありますから、まさにそれを解消しいかないといけないということあります。 ただ一方で、もちろん我々は人口増加策、少子・高齢化に対していろんな施策は打っいきます、現状として昨日も議論あっように中学校での一定規模での授業なかなか、授業はできるけれども、団体活動できづらい状況今起こっています。そうすると、僕自身もそうですけども、もちろん学校というもの学業優先だということは分かりますけれども、学ぶこととそれからその後いろんな経験をしたり、友達との信頼関係を築いたり、人と人とのつながりを持つということも大事だというふうに思っおりまし、僕自身は野球好きだっんで小学校も中学校も高校もずうっとさせいただきましけども、そういう仲間との絆っていうの今でも生きています。今それなかなかできづらくなっているっていうのも現状で、総体開かれてますけど、新聞紙上を見いただいたら分かるように玉野市内の学校3校ぐらい組んで連合チームで参加をしたりしている状況ありますから。 元に戻りますけど、もちろん学業をきちっとできる体制をつくるとともに、そういう社会へ出いくためというか、成長しいく過程における我々ような体験きちっとできるような体制づくりというものも、我々は玉野市の将来を考える中でしいかなければいけないんだというふうに思っています。 そうした考え方をしっかりと御理解をしいただくとともに、地域の方々向こう三軒両隣をはじめ、今まで地域を形成地域の絆そのことによって崩れたりすることなく、きちっと地域の固まりを形成いただけるようにすることというものも我々は自治体を運営しいく上で大事なことですから、今できないと言いながらこういう話をするのはおかしいですけども、きちっと地域へ出向いいっ、我々の考え方とか、そうしたことをお話をするとともに、もし今コロナ禍で地域へ出向くことできないんだったら、先ほどお話をさせいただいように、そのほかに伝える方法というのはいろいろあると思いますから、広報紙等を通じたり、こういう考え方をしこうなんだというようなことはとどめおく必要はないというふうに思っおりまし、それによっていろんな厳しい声もいただくかもしれませんし、賛同する声もいただくかもしれません、それをきちっと形にしいくべきだろうなというふうに思っおりまし、議員御指摘の不安解消の部分というのはそうした地道な努力によってしか、なかなか解消しいかないというふうに思っおりますし、それをきちっと説明責任を果たしいくの我々の責務であろうというふうに思っおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) 耐震工事で、市内で残っているのは鉾立小学校だけっていうところで、かなり鉾立地区の方はそういうところも大きな不満の土台になってるし、たまたま将来を見据え義務教育学校というのも今回いろいろそういう声もあったりしかなり不安あったり。2,000人の人本当に鉾立小学校どうあるべきかっていうことに関心を持たれて、皆さん熱い思いあるんで、ぜひ丁寧な説明をし納得いくようにいいところで解決できるようによろしくお願いします。 もう一つ。 避難場所としての機能について質問します。 公立学校施設は、児童・生徒の学習や生活の場であるとともに、地震などの災害時には地域住民の避難場所になることから、耐震化によって安全性を確保することは極めて重要です、鉾立小学校なかなか結論出ず、機能しなくても地域住民の避難場所は充足されているのですか、お伺いいたします。 ○議長(高原良一君) 公共施設交通防災監。 〔公共施設交通防災監 八幡正敏君 登壇〕 ◎公共施設交通防災監(八幡正敏君) 村上議員の質問にお答えいたします。 鉾立小学校につきましは、現在耐震化済みの体育館などを指定避難所に指定しおり、地震発生時におきましては周辺地域や学校施設の被災状況等を確認し、必要に応じ避難所として使用することとなります。 なお、地域防災計画等に基づき、鉾立地区には地震災害時に緊急的に開設する指定緊急避難場所として、東児中学校の体育館等を指定しおりまし、こちらを優先し避難所を設けることとしおります、大規模災害におきましては状況に応じ鉾立小学校体育館等も使用することで避難場所の確保、充足に努めているところであります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) 再質問します。 鉾立小学校もしなくなると、東児中だけでは地区の住民にとって困るということですね。体育館だけは絶対残す必要あるということです、私も行っみましたが、体育館だけではトイレの数は少ないし、昨日も出きましたが、災害時にペットを連れきたりする方もおらますので、教室もということになります、その辺の見解をお伺いいたします。 ○議長(高原良一君) 公共施設交通防災監。 ◎公共施設交通防災監(八幡正敏君) 村上議員の再質問にお答えいたします。 学校施設の避難所につきましは、まず体育館を開設いたしまし、そういった特殊事情や避難者多い、そういったときにはその状況に応じ使用できる多目的スペースであるとか、特別教室の順で開設する予定といたしおりますので、そういったところを活用し対応しまいりたいと考えございます。 以上、お答えといたします。
    ○議長(高原良一君) 村上光江さん。     〔村上光江君 登壇〕 ◆(村上光江君) 学校施設は、子ども多くの時間を過ごすとともに災害時には避難所になります。そういう意味でも、一刻も早く地域の住民の声を反映し、安全で安心できる方向に解決しください。 現在はスピード社会です。少人数で一人一人の個性を重視しゆったり教育不登校を少しでも少なくできるように思います。教育は、児童・生徒の人間関係や教育環境の面から考えること大切です。鉾立小学校の問題、不登校の問題、よろしくお願いいたします。 御答弁、ありがとうございまし。これで一般質問を終わります。ありがとうございまし。 ○議長(高原良一君) 議事の都合により休憩します。             午前11時13分 休憩             ─────────             午前11時25分 再開 ○議長(高原良一君) 休憩前に続き会議を開きます。 次に、小泉馨君。     〔小泉 馨君 登壇〕 ◆(小泉馨君) お疲れさまです。 先ほど市長、私は野球好きだとおっしゃっおらましたが、私自身は野球大好きな同志の会の小泉です。どうぞよろしくお願いします。 それでは、早速です、本日は大きく2点質問をしたいと思います。 まず、1点目です。 新型コロナウイルスの感染症に対するワクチン接種についてお尋ねします。 岡山県内では、先月のゴールデンウイーク終了後から連日100人を超える感染者発生し、5月16日に2度目の緊急事態宣言、その後6月20日まで延長となり、現在に至っおります。 そのような状況の中で、65歳以上の高齢者に対するワクチン接種の予約始まりましたが、想像していたとおり、医療機関には全く電話通じず、一日中かけ続けも予約できない高齢者続出しまし。インターネット予約についても、高齢者にとっては不慣れで敬遠さ、最終的には医療機関に押しかけ、医療機関も困惑されて予約を受付されている高齢者もおりまし。 5月14日時点での予約状況を見みますと、市内26医療機関のうち、18医療機関で予約満了か、または当面の間一般受付不可となっおりまし。この時点で岡山県内の全て、27市町村のうち、政府示している7月末までに接種間に合わないと回答し市町村に玉野市も入っおりまし。 そこでお尋ねします、黒田市長は3月議会において個別接種のみとする方針を出し、集団接種は否定されておりましたが、当初どのような接種計画を立てていたのか、まずお尋ねします。 ○議長(高原良一君) 市長。    〔市長 黒田 晋君 登壇〕 ◎市長(黒田晋君) 小泉議員の御質問にお答えをさせいただきます、私の発言を受けの御発言だっと思います、この議場内にも知っている二、三人になっしまいましけども、当時玉野市議会の小泉、黒田というバッテリーは岡山県下でも有数だっというふうに思っおりまし、何度か優勝させいただいありがとうございまし。すみません、思い出を振り返る場所じゃないんで。 それでは、小泉議員の御質問にお答えをさせいただきます。 新型コロナウイルスワクチンの接種に関して、当初どのような接種計画を立てていたのかについてであります。 本市における新型コロナウイルスワクチン接種に関しましては、ワクチン接種体制構築の準備段階として、昨年12月から玉野市医師会と協議を行い、臨時的に設置される集団接種会場よりもかかりつけ医など、日頃の健康状態を把握し、設備も整っている身近な医療機関で市民安心・安全に接種できることを重視し、医療機関での個別接種を軸とし体制を構築することといたしまし。 その後、2月から3月にかけて接種を実施する医療機関を募集し、各医療機関での接種可能回数を確認しところ、3月末の時点では市内医療機関の1週間当たりの接種能力約2,500回となり、全市民の70%接種すると想定し場合、5月17日から接種を開始し、12月下旬までかかる見通しとなっおりまし。 また、65歳以上の高齢者については、約2万3,000人のうち、70%接種するとし場合、約13週必要となり、8月下旬までかかる想定でありまし。 その後、国目標とする7月末までの高齢者接種の完了に向け、医師会からも呼びかけ行わ、多くの医療機関で接種枠の拡大に御協力をいただくことできまし。 その結果、各医療機関に7月末までの接種可能回数を照会しところ、現時点では接種能力は1週間当たり約5,500回と当初見込みから倍増していること確認できまし。この数値を基に改めて試算をしところ、高齢者の接種率を当初70%と申し上げましたが、当初よりも引き上げ90%として計算し、12歳から64歳の接種率も75%に引き上げ、8月以降の接種能力を週4,000回と見込んだ場合、高齢者は7月末までに、12歳以上の市民全体は10月末までに接種完了できる見込みとなっおります。今後も市内医療機関と連携を取りながら、円滑な接種に努めまいりたいというふうに思っおります。 一方で、議員も御存じだと思います、国いろんな形で情報を出しきます。このぐらい目標だっものを今は7月末までにということで、結構メディア等々を御覧になっもお分かりのように、国からの方針変更により、自治体困惑というような記事おりますけども、できればもうちょっと早い段階できちっとし目標だとか、それから一番我々分からなかった、玉野市にワクチンをどのペースでどれだけ頂けるかというの今もなおまだ正確には分かっていないところあっ、予約を取りまし、でも予約を取っけれども、ワクチン配給さませんでしっていうの、これは一番我々恐れる事態なんで、そういう意味では引き続き県を通じて国に対して、我々はこのペースでやっいくということで体制を整えているんで、きちっとしワクチンの供給体制を保障しもらいたいということと、引き続き変更等々の情報ある場合はいち早く各自治体に対しいただきたいという旨を今も市長会等々を通じて要望をしているところであります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 小泉馨君。     〔小泉 馨君 登壇〕 ◆(小泉馨君) 私の質問と市長の答弁と重複するところもあるかもしれません。 県では、地域の診療所などでの個別接種を基本としながらも、不足分を集団接種で補完するよう各市町村に提案していましたが、玉野市では集団接種を採用しなかった大きな理由についてお答えいただけますか。 ○議長(高原良一君) 健康福祉部長。  〔健康福祉部長 小崎 隆君 登壇〕 ◎健康福祉部長(小崎隆君) 小泉議員の御質問にお答えいたします。 本市では、医師会との協議の上、個別接種での実施を決定しところでございます、医師会からの意見といたしましは集団接種に対し、臨時的な会場となることから、接種後のアナフィラキシーなど重篤な副反応発生し場合、医療機関のように設備や備品十分整備されておらず、医師にとっても慣れない環境で迅速に対応できるかどうかの不安あることや、かかりつけ医ではない医師による予診を受けることで持病を持つ高齢者正しく健康状態を伝えられるか、予診に時間を要するのではないかといった意見をいただいおります。 さらには、本市においては集団接種の経験がなく、会場運営や薬品管理、備品の準備など新たな体制構築も難しいのではないかとの意見ございまし。 また、岡山県と県下市町村による円滑なワクチン接種に向け協議を行う岡山県新型コロナウイルスワクチン接種体制確保協議会におきまして、岡山県医師会の意見に基づき、2月15日に開催された協議会において、岡山県では個別接種による実施を基本とすること決定されたことについても本市における個別接種の実施の判断材料としところでございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 小泉馨君。     〔小泉 馨君 登壇〕 ◆(小泉馨君) 岡山県では、連日100人を上回る中で5月8日には189人という感染者発生し、5月10日からの予約開始時点では、高齢者は一日でも早くワクチン接種をしたいと医療機関に電話しもつながらず、そのような状況を見やっと玉野医療センターでの日曜接種に踏み切っという印象は拭えません。市民の安全・安心と生命を守る責務を有する市において、高齢者は感染すると重症化するおそれ高いわけで、市の判断1週間遅れ結果だと言わざるを得ません、なぜそのような対応を取っのか、再度お尋ねします。 ○議長(高原良一君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(小崎隆君) 小泉議員の御質問にお答えいたします。 7月末までの高齢者接種完了の目標について、4月23日に国から示さましたが、本市といたしましはまずは玉野医療センターに接種枠拡大のお願いをいたしまし。この際には市長からも理事長に御相談をさせいただき、玉野医療センター内でも検討進められることとなっおりまし。その時点では5月10日の予約開始まで連休も挟み、実質1週間ほどの期間しかございませんでしたが、院内で迅速に対応を検討しいただい結果、第1弾の対策として1日80回を予定し接種回数を1日120回に拡大すること実現をいたしまし、予約開始日に間に合わせることできところであります。 その後、さらなる接種回数拡大策として、休日の接種検討さましたが、実現に向けは救急体制や休日当番医も含んだ既存の勤務ローテーションの組替えや市民病院単独では難しいため、玉野三井病院も含め玉野医療センター全体で対応するための体制構築必要であっとのことでございます。 その後、法人内での体制整備に一定の時間を要しましたが、5月17日に玉野医療センターから正式に日曜接種実施の発表行われたものでございます。 玉野医療センターにおきましては、短期間で平日の接種回数拡大、そして1,000人規模の休日の接種と迅速に大規模な接種体制を実現しいただいものと考えおりまし、非常に感謝しているところでございます。御理解いただきたいと存じます。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 小泉馨君。     〔小泉 馨君 登壇〕 ◆(小泉馨君) それでは、医師法の改正により、歯科医師もワクチン接種可能となっおります、歯科医師会との協議はどうなのか、お尋ねします。 ○議長(高原良一君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(小崎隆君) 小泉議員の御質問にお答えをいたします。 国から、4月26日付で新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種のための筋肉内注射の歯科医師による実施についてという通知ありまし、接種の際に看護師等の確保困難となっ場合、歯科医師による接種可能となっため、玉野市歯科医師会へ情報共有をさせいただきまし。 本市においては、個別接種を実施しおり、各医療機関において看護師等の接種を行う人員不足しているという現状ではないというふうに伺っおり、医師会からの要望もございませんので、現時点では歯科医師会への協力依頼はしていないというところでございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 小泉馨君。     〔小泉 馨君 登壇〕 ◆(小泉馨君) 5月15日に、菅総理大臣は、高齢者接種にめどつい市町村には、引き続き64歳以下の一般接種を進めいただきたいと発言されています。早い地方自治体では、6月上旬から64歳以下の一般接種に向け接種券を発送しているようです、市は一般市民へのワクチン接種をつからどのような体制で実施するのか、お示しいただきたいと思います。 ○議長(高原良一君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(小崎隆君) 小泉議員の御質問にお答えをいたします。 64歳以下の方につきましては、医療現場での混乱を防ぐために医療機関の予約枠の空き状況を見ながら段階的に接種券を送付し、接種券届い方から接種の予約をしいただくこととしおります。 接種の時期につきましは、先週の6月7日に、60歳から64歳までの方と基礎疾患を有する方の中で障害者手帳をお持ちの方の約4,300人へ接種券を発送をしているところであります。また、59歳以下の基礎疾患をお持ちの方からは申請を受け付けおり、6月14日から順次接種券をお送りしおりますので、届き次第、予約できる状況となっおります。 次の段階につきましは、50歳代の約7,000人に向け接種券を発送することを考えおります、発送時期につきましはその後の40歳以下も含めまし、医療機関の予約枠の空き状況を見ながら決定しまいりたいと考えおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 小泉馨君。     〔小泉 馨君 登壇〕 ◆(小泉馨君) 重ね質問いたします、60歳以上の方に対して接種券を発送されたということです、今後50歳代、40歳代と接種券を発送される場合、高齢者のときのような混乱を避ける方策、これあれば。 また、若い年齢層になっくると、ふだんから病院とは無縁でかかりつけ医はない方も多いと思います。いかがでしょうか。 ○議長(高原良一君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(小崎隆君) 小泉議員の再質問にお答えをいたします。 予約の際に、当初高齢者の方につきましては、大変混雑しということで大変御迷惑をかけおります。そういった中でそれを踏まえ中で、今10歳刻みという形で今後発送をしいくということを考えおりますので。またいついつからという期限ではなくて、手元に接種券方から予約をしいただけるという形での予約の方法にさせいただいおりますので、集中し混雑することはあんまりないというふうに考えはおります、そういったところを踏まえこれからも予約枠の状況を見ながら進めさせいただきたいと思っおります。 また、若い方につきましては、かかりつけ医がいないということはあるかもしれませんので、ネット等で空いところを見いただきながら、またコールセンターに電話をしいただきながら、予約できるところに予約をしいただきたいというふうに思っおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 小泉馨君。     〔小泉 馨君 登壇〕 ◆(小泉馨君) 接種場所なんですけど、駐車場広いレクレセンター、ミーティングホール等を活用し平日に集団接種をする必要も検討すべきと思います、市長のお考え、お示しいただけますか。 ○議長(高原良一君) 市長。 ◎市長(黒田晋君) 小泉議員の再質問にお答えをいたします。 今後、職域での接種等々の動きも始まっているようですし、いろんなものくるというふうに思っおりまし、その動向を見るとともに、昨日お答えしているように、例えば平日の夕方からの接種であるとか、議員先ほどおっしゃっいただいようなことも一つの方法かもしれません、働く方々接種を受けやすいような体制づくりというのは必要だろうというふうに思っおりまし、先ほど部長お答えしているとおり、予約の状況等々をきちっとワクチンの供給量と調整を取りながら、円滑に進むことは常に検討しまいりたいというふうに考えおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 小泉馨君。     〔小泉 馨君 登壇〕 ◆(小泉馨君) スムーズに接種されることを希望しおきます。 それでは次、大きな2点目としてお尋ねします、公益財団法人玉野市スポーツ振興財団の基本財産毀損問題に関する最終報告書等についてお尋ねします。 報告書まとめられことから、市長、教育長等記者会見で同財団に対し、適正な指導監督できてなかった理由について次のように説明されています。市の担当職員財団元職員と信頼関係を築いていたことにより、気の緩みや注意力散漫となっと説明されています、この点どういう趣旨での発言なのか、まず御説明いただけますか。 ○議長(高原良一君) 教育次長。   〔教育次長 藤原敬一君 登壇〕 ◎教育次長(藤原敬一君) 小泉議員の御質問にお答えします。 玉野市スポーツ振興財団は、平成3年度の設立当時から本市の体育施設の管理を、また平成18年度からは指定管理者として基本協定を締結し、相互協力を行いながら施設の管理運営を行っきまし。行政の業務は、市役所内部をはじめ、外郭団体や指定管理者、委託事業者など、様々な信頼関係で成り立っています。 このたびの財団の事案では、長期間にわたり、業務の遂行を通じて生じ信頼、また財団元職員にも長年にわたり経理処理を任せていたことによって、監督の甘さへとつながっものとの認識から、議員御指摘の気の緩みや注意力散漫となっといった表現とさせいただいところです。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 小泉馨君。     〔小泉 馨君 登壇〕 ◆(小泉馨君) 私思うには、そもそも当該財団は、市保有している体育施設を効率的に管理運営するために市100%出資し設立された団体であり、指定管理者を選定する際に公募をかけ段階で同財団機能不全に陥っいっことを十分認識していたのではありませんか。つまり、元財団職員を含む事務局自体コントロールできない状況に陥っていたから、すなわち相互信頼関係を失っていたから指定管理者を公募により他に求めのではありませんか。 いかがですか。 ○議長(高原良一君) どなた答えられますか。 市長。 ◎市長(黒田晋君) 小泉委員の再質問にお答えをいたします。 指定管理に出す段階で、相互の信頼関係失われていたんではないかということであります、私教育委員会等から報告を受けている段階での話になりますけれども、円滑な業務を行っおり、指定管理を受託先として考える中で適正な団体だという報告を受けおりますので、万が一議員御指摘のように、あの時点で信頼関係を損なうような関係であれば、委託先等々、他の方法の検討もあっと思いますので、当時そうしたことはなかったというふうな認識をしおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 小泉馨君。     〔小泉 馨君 登壇〕 ◆(小泉馨君) 市担当職員らは、使用料のずさんな納入実態等により、ある意味で不正行われているのではないかという疑いを持ちつつ、自身相当の間、これらの事実表に出ないように不作為、つまりあえて基本財産の証書等の原本確認と回収や、施設使用料の実態と金庫内現金の残高の突き合わせをしなかったのではありませんか。そうでないと、市長言われている、あり得ないこと起きているのに回収してない市職員の対応説明できないのではありませんか。市職員は非常に敏感に感じ取り、やがて自分自身に責任の一端及ぶのを恐れ、職員の中には早期退職を決断し者もいたのではありませんか。 職員は、決して気持ちは緩んでなかったし、注意力は散漫ではなかったと思います、いかがですか。 ○議長(高原良一君) どなた答えられますか。 市長。 ◎市長(黒田晋君) 小泉議員の再質問にお答えいたします。 今、御指摘あっ早期退職の職員の事案だとか僕自身把握できおりませんで、ちょっとお答えちぐはぐになるかもしれないんですけども、25年の指摘を受け、きちっとし調査といおうか、経理のチェック等々も月ごとに突き合わせ等々もしていたというふうに聞いおりまし、そのことを早い段階から自ら把握、掌握しながら、その発覚を恐れそのことを隠蔽したり隠したりするような市の職員万が一いたということであれば、それはもう大変ゆゆしき状態でありますから、ちょっと今この場所で軽々に申し上げられませんけれども、きちっと議員の御発言ですから、チェックをさせいただい、そうした対応を考えさせいただければというふうに思います、現段階で私は今御指摘をいただいようなことはなかったというふうな認識を持っおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 小泉馨君。     〔小泉 馨君 登壇〕 ◆(小泉馨君) 市長は、会見の中で、本来ならあり得ないこと起こっしまっていると発言されています。この事件の発覚は、市職員自ら指摘しものではなく、公益認定権者である岡山県の担当課の指導監査を受け、旧事務局から新事務局に引き継がれていない通帳あるんではないかと指摘を受け、調査しということでございます。 歴代の理事長、副理事長、理事等の役員と市担当者も、基本財産の証書等の原本を10年以上にわたって誰も確認していない状況で、その結果、基本財産満額保全されていると装っ粉飾決算を市議会に提出し続け、最終的に3,881万円横領されたという結果の重大さを見るにつけ、大小の違いはあるにせよ、役員全員に善管注意義務違反あると思う市民は、私を含め多いのではありませんか、いかがですか。 ○議長(高原良一君) 教育次長。 ◎教育次長(藤原敬一君) 小泉議員の御質問にお答えします。 去る5月17日に最終報告で申し上げとおり、損害賠償金はその当時の財団役員に対して善管注意義務違反を有するとの前提の下、責任を求めているところです。また、役員の善管注意義務違反は、善良な管理を行っていれば、当該事案の発生、拡大を防止できていた可能性あっかどうかで判断いたしおります。 したがいまし、非常勤の民間理事は、平成20年度分からの使用料の納入遅れや平成29年度末における公印や通帳等の引継ぎ遅れなどについて承知しおらず、理事会での審議及び決議案件以外の事項に関して疑問を抱くべき特段の事情がなかったため、現実的に当該横領事件を防ぐことは困難であっと考えられることから、善管注意義務違反の責任あるとまでは言えないものとしところです。 ただし、充て職ではあるものの、理事長であっ教育長や副理事長であっ教育次長は、教育委員会側の立場として、当該事案の発生、拡大を防止するための対応十分になされていなかったという点は免れないため、善管注意義務違反の責任あるとしものであります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 小泉馨君。     〔小泉 馨君 登壇〕 ◆(小泉馨君) 次に、報告書6ページに、財団元職員の採用経緯について次のように書かれています。 Aは、平成8年4月1日に財団に臨時職員として採用さ、翌年の平成9年4月1日より正職員として採用となっとあります。財団の正規職員として採用するには、市職員の採用に準じ公募をかけ上で、競争試験によりふさわしい人材を求めること必要と考えますいかがでしょうか。 そこで、総務部長にお尋ねします、市出資する、いわゆる外郭団体の職員採用に係る手続について御説明ください。 ○議長(高原良一君) 総務部長。   〔総務部長 市倉勇樹君 登壇〕 ◎総務部長(市倉勇樹君) 小泉議員の御質問にお答えをいたします。 本市の外郭団体の職員の採用につきましは、議員御指摘のように、有能な人材を確保するためには、競争試験や選考により、個々の能力を客観的に判断するなど、公平公正に採用しいくこと重要と認識をいたしおります。 最近の事例を申し上げますと、みどりの館みやまや、公園緑化協会におきましては、ハローワークを通じて正規職員の募集を行っおり、受験者に対して幹部職員による個別面接を実施し、経理や土木などの専門的な資格、前職での経験、各団体の気質に応じ人物像など、様々な視点から厳正な選考を行っ上で最終的な採用を行っているとのことでございます。また、産業振興公社におきましては、受験者に対して、1次試験として筆記試験及び小論文の試験を行っ後、幹部職員による個別面接を実施し上で最終的な採用を行っと伺っおります。 いずれにいたしましも、有能な人材を確保するためには、繰り返しになります、競争試験や選考を通じて、受験者の適性や能力等を客観的に見極めながら、各団体求める人材を確保しいくこと適正な組織運営の根幹であり、今後とも市といたしましは、各団体へ適正な職員採用の実施について働きかけを続けまいりたいと考えおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 議事の都合により休憩します。             午後0時1分 休憩             ─────────             午後1時0分 再開 ○議長(高原良一君) 午前中に続き会議を開きます。 小泉馨君。     〔小泉 馨君 登壇〕 ◆(小泉馨君) 先ほど、総務部長から市出資するいわゆる外郭団体の職員採用に係る手続について御説明いただきまし。それで、私は公募により広く市民の皆様に周知し、筆記試験、面接試験等の競争試験を経採用されるべきものと考えています。 平成9年4月1日の正職員採用ですから、平成8年度中に採用試験行われたものと考えます、平成8年4月号から平成9年9月号までの「広報たまの」には、同財団の正職員募集記事は確認さませんでし。どのように採用試験実施されたのか、お尋ねします。 ○議長(高原良一君) 教育次長。 ◎教育次長(藤原敬一君) 小泉議員の御質問にお答えをいたします。 玉野市スポーツ振興財団の正規職員の採用は、公募についての規定はないものの、財団の職員就業規則第3条において、採用の基準を競争試験または選考を行い、能力、学識経験、受験成績、性向及び健康等を考慮し、職員として適格であると認める者を採用することとされてございます。 議員お尋ねの、その当時の当該職員の採用に際しましては、既に平成8年度から臨時職員として雇用されておりますことから、公募は行わず、競争試験ではなく書類選考により採用しています。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 小泉馨君。     〔小泉 馨君 登壇〕 ◆(小泉馨君) 再質問いたします。 書類選考で正規職員として採用しということです、市100%出資し、市から委託料で運営されている、つまり市民の税金で運営されている外郭団体の採用このように実施されていること自体、大変問題ではありませんか。報告書にてんまつ記載するべきではありませんか。 つまり、採用の時点からボタンの掛け違いあっということだと思います、市長、総務部長はこのことについてどのように思わ、再発防止策必要ではないかと思います。いかがでしょうか。 ○議長(高原良一君) 市長。 ◎市長(黒田晋君) 小泉議員の再質問にお答えをいたします。 財団の職員の採用について、今教育委員会とやり取りあっとおり、1年間臨時として働いていて、その人物を見採用しということでありますけれども、他の外郭団体の事例で申し上げましように、あるべき姿は、競争試験で行う中できちっと採用をしいくという、その透明性の確保というものは大切だというふうに思っおりまし、ただしこの採用自体に何か大きな瑕疵あっとか問題あっとか、特別な力働いということはないというふうにお聞きをしおりますので、そのてんまつ書に掲載するかどうかというのは協議をさせいただければというふうに思います、今後については、そうしたことを御指摘を受けないように、きちっと透明性のある採用をさせいただきたいというふうに思っおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 小泉馨君。     〔小泉 馨君 登壇〕 ◆(小泉馨君) それでは次に、報告書14ページに、②、(イ)令和2年9月28日に開催された特別委員会──つまり百条委員会です──、そこでA証人として登壇し際、Aは金庫内の体育施設使用料を施設修繕等のために使っていたため、平成25年度5月に2年度分をまとめ支払う際に納入すべき金額に合う使用料がなく、基本財産に手をつけと証言しています。 また、報告書17ページにおいて、Aの供述によると、不正解約し基本財産の使途は平成29年の支払いやリース契約の解除により発生し違約金、施設修繕料の後払いなど、財団のために費消しものと個人的に費消しものあるとのことだ、判然としない部分も多いと書かれています。 元職員は、公的流用を匂わせ自身の正当性を印象づけようとしています、その部分については本人の立証責任あるわけで、それがなされない以上、判然としないという文言ではなく、事情聴取により事実を積み上げ、Aにより搾取されたと強く位置づけ非難すべきではありませんか。そもそも必要な経費は、市からの委託料で措置されていますし、本人財団職員や市職員等を伴っ市内で頻繁に飲食する姿は多くの市民に目撃されています。 横領し金員何に使われたのか詳細に調査報告すべきと考えます、いかがですか。この報告書で市民に対して最終と言えるのですか、お尋ねします。 ○議長(高原良一君) 教育次長。 ◎教育次長(藤原敬一君) 小泉議員の御質問に順次お答えをいたします。 まず、判然としない、強く非難すべきではないかについてであります。 本事案は、民事事件令和2年4月1日に、刑事事件令和3年3月4日に判決確定しおります。まず、民事裁判には被告本人出廷せず、財団求め損害賠償金全額認められところです。また、刑事事件、控訴審の判決で、裁判長から、横領し金額の一部は施設の修繕料等に使用しことは認められる、借入金の返済など、自分のために費消し旨の判決理由述べられところであります。なお、内部調査においても、本人から一部は財団の事業に費消しと回答ありましたが、証拠書類の提出がないことから、本報告書においてそうした記載となっところでございます。 次に、横領しお金何に使われたか、詳細に調査、報告すべきではないかというお尋ねについてであります。 財団事務局は、毀損された基本財産の使途も究明したいところではございます、事案発生しから年数も経過しおり、本人等の聞き取りにおいても曖昧な部分多く、内部調査等において困難を来しところでございます。このたびの財団の不祥事は、本人を含め聞き取り調査、また百条委員会での参考人等の証言などにより、財団事務局等でできる限り調べ上げ事実関係を明らかにし上での報告としおりますので、御理解を賜りたいと存じます。 3点目の、この報告書で市民に対して最終と言えるのかのお尋ねについてお答えをいたします。 去る5月臨時議会へ御報告申し上げ報告書は、財団事務局として、当時の関係職員等からの聞き取り調査などの内部調査結果に加え、控訴審の裁判判決や百条委員会での調査結果を踏まえ、本件事象を特定し上で、本件事象の内容及び発生原因、さらに本件事象に対する関係当事者の責任に関する事項及びこれらを踏まえ上で再発防止策を検討し、本報告書において報告しところであります。したがいまし、先ほどお答えしとおり、現在、民事事件、刑事事件ともに終結していること、聞き取り調査など、できる限り事実関係を明らかにし上での報告とさせいただいおります。 いずれにしましも、市民に対する信頼の回復の道のりは決して容易ではありません、職員一人一人原点に立ち返るとともに、全職員一丸となり、再発防止に向け取組を行う中で、早期の基本財産回復に向け、元財団職員から損害賠償金の着実な回収を行うとともに、当時の財団役員に対する損害賠償責任の求めなど、財団事務局として今できることを最大限行い、一日も早く市民の皆様からの信頼を取り戻せるよう努めまいりたいと考えおりますので、御理解を賜りたいと存じます。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 小泉馨君。     〔小泉 馨君 登壇〕 ◆(小泉馨君) 今の教育次長の御答弁を市民の皆さん聞かれて、どのように判断されるか分かりません、私は少なくとも、この報告書では、元職員は公的な流用だっのに全ての責任を押しつけられと豪語するのではありませんか。有無言えないように、きちっと使途を明らかにし、報告書に明記するべきではありませんか。教育委員会の調査ではこれ限界と言われるなら、弁護士等の有識者による調査委員会を発足させ、徹底的に調査をしいただきたいと思います、市長のお考えをお示しください。 ○議長(高原良一君) 市長。 ◎市長(黒田晋君) 小泉議員の再質問にお答えをいたします。 我々も教育委員会も捜査権がない中で、今議員おっしゃっように、第三者委員会を立ち上げ、より深く入っいける可能性等々あるのでしたらまた検討させいただい、我々も先ほど次長申し上げとおり、聞き取りを何遍も当人にさせいただいおります、当時の記憶とか、曖昧な表現とか出おりまし、今議員釈然としないという点もありますので、どういう対応を取れば、さらに踏み込んで突き詰めいけるのかというのは関係当局等とも相談をさせいただきながら、そういうもっと事案について事細かく、刑事事件でいう捜査担当者のようなこと可能であれば、それは全く否定するものではないというふうに思っおります、報告書を書くに当たって、我々としも度重なる意見聴取等々、本人はじめ関係者からし中では、これだけのことを聞き出すことしかできていないということで、報告書に掲載をさせいただいおります。 第三者の委員会等を行うかどうかについては、その手法とか、それからできる範囲だとか、そういうものを再度検討させいただい、また御報告をさせいただければと思います。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 小泉馨君。     〔小泉 馨君 登壇〕 ◆(小泉馨君) 2回目、3回目の報告書あっ初めて最終報告書と言えるのではありませんか。初めて報告書と思ったら最終報告書と、これ以上調査をしないという意味でしょうか。これでは、あまりにも市民の皆様に対して説得力に欠け、市民目線とかけ離れ報告書と言わざるを得ないと思います。いかがですか。 ○議長(高原良一君) 教育次長。 ◎教育次長(藤原敬一君) 小泉議員の御質問にお答えをいたします。 まず、このたび去る5月議会の臨時議会のほうに御報告申し上げ最終報告ということでお示しをさせいただきましたが、昨年7月28日に、こちら財団事務局中心になっ内部調査、市長部局とも協力し行っ聞き取り調査の中間報告ということで、調査結果の聞き取りの要旨については、一度議会の皆様のほうにもお示しをさせもらっおりますし、百条委員会のほうにもお示しをさせいただいおるというふうに認識をいたしおります。 先ほども市長お答えしましとおり、これまでの内部調査、議会の皆様に特別委員会のほうにおける百条委員会においても聞き取りをしいただきましけど、やっぱり年数たっおりまし、何分難しい、解明できない部分当然ながら出こようかと思っおります。そのあたり、再度また調査等必要であれば、議員御提案の第三者委員会のほうも併せ検討し上で、再度御報告というか、お答えをさせいただくというような流れになろうかと思っおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 小泉馨君。     〔小泉 馨君 登壇〕 ◆(小泉馨君) 今、私申し上げましように、2回、3回と報告書あっしかるべきだと思います。ぜひ、そういう方向でやっいただきたい。 次に、毀損された基本財産3,881万円の復元には29年もかかる見通し示さまし。少なくとも市職員毅然とし対応をしていれば、平成30年度の約2,500万円の横領は未然に防止されていたものであり、残念というか痛恨の極みであり、公印と定期預金証書等を回収しなかった市職員の責任は重大であります。 市長、教育長の監督責任は免れないものと考えます、いかお考えでしょうか。 ○議長(高原良一君) 教育次長。 ◎教育次長(藤原敬一君) 小泉議員の御質問にお答えします。 議員御指摘のとおり、平成30年4月の約2,400万円の基本財産の毀損は、平成29年度末における指定管理者の変更に伴い、玉野市スポーツ振興財団の事務局体制改められることになっため、公印及び通帳等について引継ぎを行う必要あったがその処理に時間を要しことにより、基本財産である定期預金を勝手に解約毀損できる環境にしていたこと横領につながっと言えることから、当時の市職員についても責任あっものと考えられます。したがいまし、このたびの最終報告において御報告申し上げとおり、市職員の懲戒処分の規定に基づき、該当する職員につきまし、市として処分を行っところです。 また、市長の監督責任は、百条委員会での最終報告において御指摘あっことから、自ら判断さ、給与の減額の措置を取られたものと認識しおります。 なお、当時の教育長は、議員御指摘のとおり監督責任考えられるところであります、財団役員に就任しおらず、また退職されておりますことから、市職員の懲戒処分の規定に該当しなかったと伺っおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 小泉馨君。     〔小泉 馨君 登壇〕 ◆(小泉馨君) 事件発生時に財団役員を務めていた当時の教育長や教育次長ら6人に善管注意義務違反あっとして、総額115万円の損害賠償を求めるとされています。その根拠となっ、青森県住宅供給公社職員による約14億円の巨額横領事件での青森地方裁判所での平成18年2月の判決であります。内容を見みますと、原告公社は約14億円の被害額に対して、当時の理事長ら歴代役員の地位にあっ19名に対して、総額約9億円の損害賠償を請求しものであります。青森地裁の判決では、被告5名に対して約9,000万円の損害賠償責任額と約285万円の遅延損害金の支払いを命じもので、報告書にあるとおり、被告関与している被害額の2%から1%でありまし。しかしながら、原告公社は一審で責任を否定された元役員らを相手取り仙台高裁に控訴し、最終的に、残りの9人に対して総額1,850万円を支払うことで仙台高裁で和解成立しています。和解成立し9人は、非常勤の公社理事長等を務めていた元同県副知事らで、高裁は元副知事ら非常勤充て職の元役員らの責任も重視し、支払い能力や退職金の辞退といった事情を考慮し、支払い額を算定しものでありまし。 また一方、国において公益法人制度改革進められ、公益法人制度改革関連3法による法人の各機関の役割と責任の法定化図られています。平成18年6月2日に公布さ、平成20年12月1日に施行された一般社団法人及び一般財団法人に関する法律で、一般社団、一般財団法人及び公益社団、公益財団法人に共通し、その組織、運営及び管理の基本部分について規定されています。同法第115条第1項で、役職員等の最低責任限度額の規定あり、算定の一例としては、代表理事であれば、当該理事その在職中に当該財団から職務執行の対価として受け、または受けるべき財産上の利益の1年間当たりの額に相当する額として、法務省令で定める方法により算定される額に6を乗じ額となっおり、役員等の責任重くなる傾向にあります。 これらのことを勘案し、市民の多くの皆さん理解し納得できるような具体的、詳細な損害賠償請求額を、弁護士等の有識者による第三者委員会を設立し、十分に検証、検討、協議の上、報告、公表し説明責任を果たしいただきたいと思います、いかがですか。 ○議長(高原良一君) 教育次長。 ◎教育次長(藤原敬一君) 小泉議員の御質問にお答えをいたします。 役員に対する損害賠償は、先ほどお答えしまし、善管注意義務違反による責任の有無の考え方により有責性あると認められる役員について賠償を求めることとしものです。また、金額の算定に当たりましては、財団の弁護士の意見等を踏まえ、判例を根拠とし上で、それぞれの責任の重さを考慮し上で、財団理事会に諮り決定しものであります。 財団としましては、不正を行っ本人に最大の責任あることは言うまでもありませんことから、現在、本人の父親及び母親を連帯保証人として分納誓約書及び新たに生じ資産あれば損害賠償金に充当する旨を記載し念書を取り交わすとともに、所有する不動産に抵当権を設定するなど債権保全に取り組んでおり、引き続き、早期の基本財産回復に向け、損害賠償金の着実な回収に努めまいりたいと存じます。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 小泉馨君。     〔小泉 馨君 登壇〕 ◆(小泉馨君) 青森地裁判決の関与額の1%から2%の損害賠償責任割合にこだわっおられるようです、億単位の回収できない損害賠償を請求しも、焦げつくのは明白であるから抑えられのではないかと私は考えます。それでも、充て職の元役員等責任なしとされたので、原告の住宅供給公社は仙台高裁に控訴し、和解成立しものです。充て職であっ副知事は、退職金の受け取りを辞退されております。そういったこと考慮された上で和解額算定されたとあります。 玉野市から公益財団法人玉野市スポーツ振興財団の基本財産毀損問題に関する報告書の中では市長の謝罪の文言はなく、また教育委員会から公益財団法人玉野市スポーツ振興財団の基本財産毀損問題に関する最終報告書の中でも教育長の謝罪は一切なく、大変驚いています。 議会では、御承知のとおり、多くの議員や参考人等に協力を求め、丸一年かけ調査結果を取りまとめおります。その内容を紹介しますと、歴代の財団理事長、副理事長、常務理事並びに教育委員会には重大な管理監督責任あると考えられる。また、指定管理を行っ玉野市並びに全体的な管理監督を怠っ玉野市長の責任は大きいと述べおります。 御存じのことと思います、教育委員会は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の第24条第4項において、地方公共団体の長は教育委員会の所掌に係る事項に関する契約を結ぶこと規定されています。今回問題となっている公益財団法人玉野市スポーツ振興財団の指定管理者とする契約の市長は主体であり、当事者として指定管理者業務を管理し、執行する責務あるものと理解しおります。5月の臨時議会に提出された、市長、副市長、教育長の給与を減額する条例の提案理由では、当該団体における基本財産毀損問題に係る責任を考慮しとあります、監督責任あるとお考えならば、報告書の中できちんと謝罪さ、再発防止に向け取組に言及されるべきですし、百条調査特別委員会の取りまとめに反し道義的責任しか感じおられないならば、このような報告書にそれをきちんと記載されるべきではないかと思います、いかがでしょうか。 つまり、役所の仕事は、私申し上げたいのは、文書で始まり文書で完結するのではありませんか、いかがですか。 ○議長(高原良一君) 市長。 ◎市長(黒田晋君) 小泉議員の再質問にお答えいたします。 今御指摘あっ公の仕事は文書に始まり文書に終わるということでありますけども、法令遵守をし、きちっとその仕組みにのっとっ業務を遂行しいくということはおっしゃるとおりだろうというふうに思っおります。 あと前段のところで、5月臨時議会のときに提出し報告書についての御指摘だっというふうに思っおりまし、もちろん最終報告者というのは私ですから、報告書は私自身の下で提出をさせいただいものでありまし、大変市民の方々に御心配をおかけしことであるとか、あるいは今日も議員からも御指摘をいただいように、あり得ないこと起こっているということは問題あっということもきちっと自覚をし上で、再発防止に向けの、ああし書類を提出させいただいているところであります。その文書にもっと明確な記述をということなのかもしれませんけれども、そのことについては、どういう形求められているのかというの明確に分からないんで何とも申し上げられませんけれども、何度も繰り返し会見でも申し上げましけれども、外郭団体やっことであるとか、教育委員会どうこうとかということではなくて、やっぱり市全体としてこの事案は受け止めいかないといけないし、こうしたこと二度と起こらないように、再発防止策の徹底を、私を先頭としてきちっとやっいくこと市民の方々に対する、御心配をおかけしことに対する謝罪と今後の不安を解消する方策だろうというふうに思っおりまし、ああし報告書を提出させいただい次第であります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 小泉馨君。     〔小泉 馨君 登壇〕 ◆(小泉馨君) 今の市長の御答弁は私はよく理解できない。もっと丁寧に、私は答弁するべきだと思います。 それで、市長は昨日、次期市長選には出馬をされないと発言ありまし。市長は、以前に多選自粛条例を提案されたことありましたが、かねてから権力集中する市長にあっは10年適当というお考えあっ、基本的な考え方は変わらないと言われておりまし。長期化するといろいろ弊害起きると、それで今回の事件の職員の注意力散漫であったり、気の緩みと関係あるとお考えでしょうか。 最近、事務の執行において固定資産税のデータ取扱トラブル発生し、市民の皆さんに御迷惑をおかけしています、これは委託関係長期にわたる職員と業者間での相互の緊張感薄れ多発するのと同じで、市長と職員の間の緊張感薄れのも原因の一つではないかと思います、いかがですか。 ○議長(高原良一君) 市長。 ◎市長(黒田晋君) 小泉議員の再質問にお答えをいたします。 もう結果全てですから、事務手続のミスであるとか、そうしたこと起こっているのは、私の管理監督責任十分果たせていないということ結果からは酌み取れることだというふうに思っおります。 ただ、昨日も会見で申し上げんですけども、清き水も一定期間流れると濁りくるだとか、あるいは一定の組織も長期間にわたることによって硬直化起こるだとかというふうなことは言われております、その総論的な部分でいうと、議会の皆さんのチェック機能の強化であるとか、市民の皆さんのしっかりとし監視の目であるとか、あるいは大変今多様化し煩雑化している事務処理をきちっと適正に処理する職員の能力等々でそういうこと行われておりまし、それ何か多大な影響を与えというふうには総論では思っおりません。ただ、冒頭申し上げように、各論の部分でいうと、結果としてミス起こっているということは、その長である市長としての管理監督100点ではなかったということでありますから、そうしたことで御心配をおかけしたり、あるいは当事者の方に御迷惑をおかけしということについてはきちっとおわびを申し上げないといけないし、二度と行わないような再発防止策を組み立ていかないといけないというふうに考えているところであります。 ちょっと長くなりましけども、全体的な考え方と細部にわたっての考え方で、若干ニュアンス違いますけれども、市役所で起こり得る事象についてきちっと対応すべきポジションである市長でありますから、そうしたことの責任というものはきちっと感じ対応させいただいているところであります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 小泉馨君。     〔小泉 馨君 登壇〕 ◆(小泉馨君) 次に、会計管理者にお尋ねします。 公益財団法人玉野市スポーツ振興財団の基本財産毀損問題に関する報告書の6ページの5再発防止策の中で、②公金管理の徹底という項目あります。 公金管理の適正化のための改善方針と公金管理チェックリストについて御説明いただけますか。 ○議長(高原良一君) 会計管理者。  〔会計管理者 近藤小太郎君 登壇〕 ◎会計管理者(近藤小太郎君) 小泉議員の公金管理の適正化のための改善方針と公金管理チェックリストについての御質問にお答えいたします。 まず、公金管理の適正化のための改善方針についでございます。 当該改善方針は、平成24年1月の臨時職員による水道料金及び下水道使用料の横領事案、また同年10月の職員による団体資金の私的流用事案発生しことを受けまし、こうした不祥事を二度と起こさないという固い決意の下、市民の皆様の信頼を回復するために適正な公金等の管理を徹底するべく問題点の検証を行い、改善策を取りまとめものでございます。 改善方針の具体的な内容といたしましは、大項目を2つ、小項目を11設けございまし、まず大項目の1つ目、再発防止のための組織体制と職員意識の改善に向け取組についでございます。 小項目の1つ目といたしまし、今後の推進体制と定期的な方針の点検でございます、公金管理の適正化につきまし全庁的に周知の徹底を図り、定期的に全庁の公金の取扱状況に係る点検と評価を行いながら、再発防止の徹底を図っいくものでございます。 次に、公金管理に対する職員意識の改革でございます、公金に関する不祥事は、公金管理に対する職員意識の希薄化原因となり発生するものでありますことから、所属長等に対し法律上の責務を負っているという職員倫理の徹底を図っいくものでございます。 次に、課長会議による所属長の管理意識の徹底でございます、課長会議におきまして、所属長に対して管理監督者としての職務に対する意識の徹底を図っいくものでございます。 次に、所属長による所属職員への指示の徹底でございます、管理監督者である所属長組織の模範となるよう、公務員として自らその姿勢を正すとともに、所属職員に任せっきりにするのではなく、所属長率先し、不正入り込めない公金管理について所属職員に対して指示し、改善を進めるものでございます。 次に、小項目の5つ目、コンプライアンスでございます、全体の奉仕者としての意識を強く自覚するため、改めて法令遵守の徹底を図っいくとともに、職員倫理、行動規範など、新たなコンプライアンス制度の設計に取り組むものでございます。 次に、大項目の2つ目、改善のための公金等の取扱いについでございます。 小項目の1つ目といたしまし、公金の早期収納でございます、職員窓口等で直接収納し公金は盗難のリスク高まることから、原則当日中に指定金融機関等に納付するよう取り扱うものでございます。 次に、公金等の適切な保管と管理でございます、やむを得ず公金を保管することとなっ場合、管理監督者金庫で施錠管理し、また、はがき、切手につきましも公金と同様の取扱いとするものでございます。 次に、印鑑、通帳、金庫鍵等の適切な管理でございます、担当者1人で公金等の支払い容易に可能となる状況を排除するため、管理監督者厳重に保管し、無断で他の職員使用できないよう管理を徹底するものでございます。 次に、管理団体の運営費の適切な管理でございます、管理団体の預り金の運用、管理の方法につきまし定期的に調査を実施するものでございます。 次に、小項目の5つ目、公金収納時の複数人によるチェック、6つ目、収納レジの活用と複数人による集計、確認でございます、レジの保管及び集計機能を十分に活用するとともに、業務上のミスや不正事案の防止を図るため、公金の受領日において受領額等の確認及び集計を必ず複数人で行い、所属長の最終確認を得ることとするものでございます。 次に、公金管理チェックリストについでございます。 当該チェックリストは、公金管理の適正化のための改善方針を全職員に対し通知し後、その具体的な取組の一つといたしまし、所属長所属内の公金の管理状況につきまし自主的に点検を行うため、公金の保管場所をはじめ、現金収受のチェック体制や職員の意識改革の実践など、大きく7項目を設けまし、定期的に実施状況の確認及び評価を行うため、作成されたものでございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 小泉馨君。     〔小泉 馨君 登壇〕 ◆(小泉馨君) 公金管理チェックリストは、定期監査資料にもなっていると思いますので、監査のときにしっかりと見させいただきたいと思います。 もう一点、会計管理者は会計課長も兼務されていて課長級かと思います、玉野市を除い県下14市の中で、課長級職員会計管理者の職にある市はほかにありますでしょうか、お尋ねします。 ○議長(高原良一君) 会計管理者。 ◎会計管理者(近藤小太郎君) 小泉議員の再質問にお答えいたします。 玉野市を除い県下14市のうち、課長級職員会計管理者の職にある市ほかにあるかとのお尋ねでございます。 現在、玉野市を除い県下14市の状況につきましは、いずれも課長級より上位の職位でございます局長級、部長級、次長級の職員会計管理者を務めおり、課長級職員その職にある市は玉野市のみであると認識しございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 小泉馨君。     〔小泉 馨君 登壇〕 ◆(小泉馨君) 地方自治法改正される以前は、収入役という特別職で公金に目を光らせいただいおりましたが、玉野市では、部長級であっ会計管理者をさらに課長級の兼務とししまいまし。本末転倒と言えます、本会議で質問をしようと思っも、通常は部長級の説明員の出席ということになっおりますからできません。今現在、公金の取扱いに細心の注意を払わなければならない本市において、市長はこの状況を改善するお考えはありますか、お尋ねします。 ○議長(高原良一君) 市長。 ◎市長(黒田晋君) 小泉議員の再質問にお答えをいたします。 議員も御存じのことだと思います、法的に玉野市違法な状態にあるというようなことではないというのを改めて申し上げさせいただきます。 行財政改革あるいは機構改革を進める中で、幹部との意見交換を行う中で、会計管理者の階級といおうか、処遇の置き方について議論し現体制を取っているわけでありまし、議会での御指摘等も踏まえ、今後どういう在り方いいのかというのは検討をさせいただきたいというふうに思っおります、私は現会計管理者の下できちっとし業務行われているというふうに、今現在考えおります。 以上、お答えといたします。
    ○議長(高原良一君) 小泉馨君。     〔小泉 馨君 登壇〕 ◆(小泉馨君) 私この問題を提起しのは財団問題です。こういうことに影響しくるんです。こういう課長悪いとか、部長悪いとかというんじゃなくて、体制きちんと整っていないと、こういう綻びくるということで申し上げまし。ぜひ、御検討される必要あると思います。 次に、公益財団法人玉野市スポーツ振興財団の今後についてお尋ねします。 今回の事件の発覚の端緒となっのは、公益認定権者である岡山県担当課の指導監査でありまし。 同財団に対する処分としては、是正指導なのか、是正勧告あるいは是正命令等の方法あろうかと思います、どのようなアクションありましか、お尋ねします。 ○議長(高原良一君) 教育次長。 ◎教育次長(藤原敬一君) 小泉議員の御質問にお答えをいたします。 認定権者である岡山県公益認定等委員会に対しましては、事件発覚後、民事事件、刑事事件の推移など随時報告をしいきましたが、現在財団実質事業を行っていないことから、当事案落ち着い段階で玉野市スポーツ振興財団の今後の方向性について検討するよう求められているものの、現在のところ、是正指導等は受けはございません。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 小泉馨君。     〔小泉 馨君 登壇〕 ◆(小泉馨君) 事業活動について税制優遇を受けている公益法人において、取られてしまっものは仕方ないでは済まさませんし、このような不祥事案における責任の所在の明確化は、社会的存在としての公益法人のガバナンスにとって避けることはできないと思います。 市長の責任も含め検証と是正措置講じられないとすれば、公益法人としての適格性にも疑問生じます、いかがでしょうか。 ○議長(高原良一君) どなた答えられますか。 市長。 ◎市長(黒田晋君) 小泉議員の再質問にお答えをいたします。 公益法人としての不適格性という点での今御指摘だっんだろうというふうに思います、公益法人としての役割であるとか、そうしたもの不適切であるということであれば、存在そのものの必要性を否定するものでありまし、我々としてそうした部分のことを、今後の在り方の中できちっと考え、そうした中でまさに公益財団法人玉野市スポーツ振興財団の在り方、立ち位置というか、存廃も含め明確な形を打ち出しいきたいというふうに考えおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 小泉馨君。     〔小泉 馨君 登壇〕 ◆(小泉馨君) 最後に、現在当財団の事務局は教育委員会社会教育課にあります、本来の目的である体育施設の効率的な管理運営の部分は、指定管理者である玉野市スポーツネットワークJVによって行われており、同財団の存在意義は薄れ、教育委員会自ら休眠法人と表現されています。さきに紹介し青森県住宅供給公社も平成21年3月31日に解散し、債権は青森県に譲渡されています。 私の個人的な見解であります、今後、例えば美術館や郷土史館を併設し市民ホール建設されたときにでも、新たに文化・スポーツ振興財団を創設し再起を図るの望ましいかと思います、いかがでしょうか。 ○議長(高原良一君) 教育次長。 ◎教育次長(藤原敬一君) 小泉議員の御質問にお答えをいたします。 平成30年度から新たに玉野市スポーツネットワークJV指定管理者となりまし、玉野市スポーツ振興財団はJVに対する指導、助言などを行っところでございます。指定管理者を外れ3年経過いたしまし、当時から設立目的でございまし市立体育施設の管理等に関わる公益目的薄れおり、公益財団法人としての役割も終えつつあることから、議員から新財団の創設について御提案をいただいところです、今後は、先ほどの市長の答弁と重なる部分ありますけど、公益認定権者である県の指導に従いまして、状況を鑑みながら、解散も含め財団の在り方について役員会をはじめとし関係各所と検討しまいりたいと考えおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 小泉馨君。     〔小泉 馨君 登壇〕 ◆(小泉馨君) 以上で私の質問を終わります。ありがとうございまし。 ○議長(高原良一君) 議事の都合により休憩します。             午後1時54分 休憩             ─────────             午後2時5分 再開 ○議長(高原良一君) 休憩前に続き会議を開きます。 次に、藤原仁子さん。     〔藤原仁子君 登壇〕 ◆(藤原仁子君) 皆様こんにちは。瀬戸の会の藤原仁子でございます。 今、相変わらず世界中でコロナとの闘いがなされております。楽しみにしていた一大プロジェクトであるオリンピックもG7の指導者たちのお墨つきを受け、政府やIOCはする方向で進んでおります、世論の65%はやめるべきだとなっおり、開会まで1か月余りになっおります、まだ一寸先も見えない状況でございます。こういう状況の中で、日々コロナとの闘いに黙々と従事しくださっている医療関係者をはじめとする関係各位の方々の御努力に敬意を表するとともに、心から感謝申し上げます。また、心ならずも亡くなられた多くの方々の御冥福を心よりお祈りいたします。 さて、今までは初めに総括質問をさせいただきまし、その後、一問一答方式にて再質問をさせいただいまいりましたが、このたびは1問ずつ初めに総括質問をさせいただき、その後再質問をさせいただきます。市長、教育長、その他関係部長の皆様、御答弁よろしくお願いいたします。 では、大きな1問目の(1)として、玉野市立学校将来計画について質問をさせいただきます。 今年2月、鉾立地区にて鉾立小学校の耐震化及び今後のことについて説明会開催されたとのことです。その前の昨年11月の地域懇談会にて、将来的にではあります、義務教育学校の説明、今年2月の説明会の際に3案住民に向け示されたとのことです。その3案のうち鉾立小学校の5、6年生を東児中学校へ通学させるとの説明がなされ、その説明について、誤解された面もあっかもしれません、大きな反発あっ、議論については今後継続的にしいくということになっと聞いおります。市長の市政方針を受け、今年の3月議会にて、玉野市の今後の学校の統廃合に関してもっともっと議論すべしとの議論と記憶しおります。 鉾立小学校、東児中学校の問題については、同じ会派の村上議員一般質問をするとのことでしので、私は別の観点から、玉野市の学校の将来の在り方や学校の整備状況の観点から質問をさせいただきます。 玉野市における児童・生徒の少子化は、以前より危惧されておりましたが、我々予想する以上のスピードで少子化進んでおります。例えば、小学校でいうと、2001年には3,663名だっもの2011年には2,976名となり、2021年には2,313名になっしまいまし。20年前からいうと37%、10年前からでも23%の減少になっおります。中学校でも2001年は2,054名だっもの2011年には1,655名、2021年には1,215名となっています。中学校でも20年前と比べ41%、10年前と比べ27%の減少です。 また、将来予測からいうと人口減少はさらに進み、約20年後の児童・生徒数は現在より30%減になるとされています。玉野市の高齢化は岡山県下で一番進んでおります、児童・生徒数は将来の玉野市像を語る上で一番核となる部分です。児童・生徒の数は、その保護者である親たちの人数のことであります。税金を納めくださる生産従事人口を表します。何としも、児童・生徒の数の減少を食い止めなければなりません。しかしながら、この問題は一朝一夕に解決する問題ではないので、市役所全体の問題として取り組んでくださるよう切に願っおきます。これは要望ということで取り組んでくださるようお願いいたします。 人口減少問題は、今後の取組として、今後物すごい速さで児童・生徒数減少しいくことは現実なので、それを踏まえ考えいきたく思います。令和3年3月に教育委員会玉野市学校施設の個別施設計画を策定しくださっています。本日の質問はこれを参考にさせいただきます。 この中で、令和3年度から玉野市立学校将来計画を策定しいくとあります。この計画は、小・中学校のこれからを決めいくものです。玉野市立学校将来計画は初めて策定されるものです。これに対して、就学前教育課では平成26年2月に玉野市幼保一体化等将来計画を示し、当局の御努力により短期的にすることになっている事案のうち、玉地区、玉原地区、八浜地区、大崎地区、山田地区、東児地区の認定こども園化は達成されております。課題であっ宇野保育園と宇野幼稚園による幼保一体化と荘内南保育園と荘内保育園の統合、玉認定こども園の移転等は様々な諸課題発生し、いまだ達成は出来おりません。 しかし、少しずつではあります、取り組んでくださっていること目に見え3年3月に策定さ、田井保育園と幼稚園の統合による認定こども園化、課題の積み残しである宇野幼稚園、宇野保育園、玉認定こども園3園の統合、和田幼稚園、和田保育園、渋川保育園、日比幼稚園4園の統合を目指すこと、鉾立認定こども園とサンマリン認定こども園の統合を目指すなど、少子化に向け思い切っ取組を目指す方向性を示しくださっています。すみません、これ改正かな。主語がなかったですね、すみません。この3月に改正版でき、このような方針を示されております。これからいろいろと課題満載ではございます、頑張っいただきたいなと思っ、エールを送りたく思っおります。 就学前教育課は、このように着々と歩を進めていることに対し、小学校、中学校、高等学校のほうは、耐震化とそれに伴う改築、エアコンの設置などに手を取ら、やっと途に就いばかりというところです。少子化の進行は待ったなしでございます。一刻も早い取組求められると思います。さきに述べましたが、玉野市立学校将来計画は36年間を見据えているということです、そのような悠長なことを言っおられる事態ではございません。36年というと、ここにおられる議員の誰ひとりとして、この計画の成就を見ることはありません。私などは間違いなくこの世にはおりません。私だけじゃなく、この中の何人かはもうあの世に旅立っいかれるのではないかと思っおります。 平成26年2月の玉野市幼保一体化等将来計画では、短期的ということで5年間を目安に中・長期的で10年間の二本立てで計画がなされておりまし。学校施設の個別施設計画は、玉野市公共施設等総合管理計画の計画期間に合わせるとのことです。見直しは、管理計画の10年の見直しに合わせ行うことになっているようです、まだ何も具体的には決まっおりません。やるやる詐欺という言葉あります、計画を策定します、策定しますということで時間稼ぎだけするということは決して許されることではありません。玉野市立学校将来計画の策定までは、今示されている玉野学校施設の個別施設計画基礎資料として位置づけられるとのことです。この計画は、本当に問題点の洗い出しなど非常によくできおり、本当にすごい努力の跡見られる資料です。しかし、つ頃までに、この将来計画というんですか、するといった先の時間軸の取組全然なされておりません。 そこで、改めてお伺いします、大事なこのもととなる玉野市立学校将来計画は、つ頃までに策定する予定で取り組んでいかれるおつもりでしょうか。また、その策定には、平成26年2月の幼保一体化計画のような短期的視点、中・長期的な視点から考える時間はっきり明示された5年単位とか、10年単位とかの段階的な計画導入されることになっているのでしょうか、お聞かせください。 大きな1点目の(2)として、市内各学校の施設整備状況についてお伺いいたします。 市長をはじめ、当局の方々力を注いで市内各学校の改築や耐震補強などに取り組んでくださっおりますので、私は施設整備に関して向こう10年ぐらいは大丈夫だと思っおります、とんでもない勘違いだっこと分かりまし。校舎についてはある程度安心できる状況です、屋内体育館については問題あること分かりまし。体育館は、これから起こると予想される南海トラフをはじめとする各種の地震や大雨災害等の際の市民の避難所となる場所です。特に、築港小学校、宇野小学校、玉小学校、日比小学校、荘内小学校、大崎小学校、山田中学校、東児中学校の体育館は、施設の老朽化顕著であること指摘されています。 しかし、校舎等大規模改造年次計画を見ると、この問題ある体育館のうち、まだ決定事項ではなく、あくまでも試算とのことです、築港小学校は令和7年度、日比小学校は令和6年度に大規模改修をし、荘内小学校は令和5年度に改築を検討となっています。緊縮財政の中ありがたく思っおります、先に述べ施設のうちのあとの学校施設は令和13年度までの改築、大規模改造の予定は検討されておりません。一体どうなっているのでしょうか。校舎の改築その他については、子どもたちの安全には代えられないとあれほど力を入れくださっのに、同じ為政者のすることとは思えない行いです。私は、少しずつでも整備しいっいただきたいのです。耐震化に関わる改築、改修には、確かに国から補助金出まし。しかし、お金も大事です、熱心に取り組んでくださっそのベースには、子どもたちの安心・安全は何物にも代え難いものだという信念あっのではありませんか。私は、その信念あり、できことだと思っおりまし。 本市は、これから競輪場の整備、本庁舎の建て替え、玉野医療センターの新築、広域のごみ焼却場の分担金負担とお金いくばかりなのは承知しおります、市民の安心・安全に配慮すること、特に子どもたちの教育環境の整備に関しては、安心・安全は最も大事な視点だと思います。それに配慮するの為政者の務めだと思っおります。 そこでお伺いいたします。 先ほどから述べているように、老朽化顕著な施設整備に関して今後どのようにされていくのか、お聞かせください。 以前より、私は議会質問でトイレの洋式化について度々言っおります。友人の倉敷市議会議員の矢野周子議員は、トイレの周子さんというニックネームつくぐらいトイレ問題を取り上げこられています。その結果、倉敷市の体育館の洋式化は進んでいて、3年前の真備町の大水害の際にも、多くの避難所として、各小学校、中学校の体育館使用さましたが、その際、高齢者や障がいのある方々からトイレに関する不満は聞かれなかったと聞いおります。彼女から、いつも「仁子さん、トイレの洋式化は何を置いも進めいかにゃあいけんよ、災害はいつ来るのか分からんのじゃからな。」と言われておりまし。このたびの体育館の整備をお願いするにつけ、トイレの洋式化は特にどのようになっか、お伺いいたします。 昨日の有元議員への答弁で、市長体育館の洋式化については努力するというような、前向きな答弁をくださっとっように聞いんです、このことについて、前回お聞きしましときには、たしか33%だっと思うのです、エアコン設置とかいろいろな要望はあると思います、市民の方々のためにしなければならないことですので、ぜひかなえいただきたく、再度お願いいたします。現状と今後の方針についてお聞かせください。 以上で壇上にての私の総括質問を終わりにいたします。御答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(高原良一君) 市長。    〔市長 黒田 晋君 登壇〕 ◎市長(黒田晋君) 藤原議員の御質問にお答えをいたします。 まず、老朽化顕著な施設整備について今後どのようにするのかについてであります。 初めに御理解をいただきたいのは、学校施設の個別施設計画に掲載されている校舎等大規模改造年次計画は、今後の改定を前提に現在の分析として掲載しているものであり、その計画に基づい大規模改修等を進めいくものではないということでありますので御理解をいただきたいと思います。 一方で、現在の規模のまま学校を維持しいくためには、校舎等大規模改造年次計画に示されているペースで校舎や体育館の大規模改修等に着手しなければならないことも事実であります。 御質問の老朽化顕著な施設整備に関して今後どうするのかについては、学校施設の個別施設計画を予定どおり玉野市立学校将来計画策定されるタイミングで改定し、この年次計画に基づい大規模改修等を進めいくべきものと考えおります。 次に、体育館のトイレの洋式化の現状と今後の方向性についてであります、災害時に避難者使用される体育館内あるいは体育館に附属しトイレについては、令和3年4月1日現在で、小・中学校合わせ61基中21基洋式化されており、洋式化率は34.4%となっおります。また、今年度は日比小学校の屋外トイレを改修し、3基中3基を洋式化する予定であります。 議員御案内のとおり、体育館は災害時の避難場所としての側面もありますことから、昨日有元議員にもお答えしとおり、私と教育委員会の中で話をさせいただきまし、緊急指定避難所となっている体育館については、速やかに議会のタイミングで予算審査を議員の皆さんにお願いをするようにという指示を出させいただいおりますので、より体育館の洋式化というものは進んでいくというふうに申し上げられると思います。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 教育次長。   〔教育次長 藤原敬一君 登壇〕 ◎教育次長(藤原敬一君) 藤原議員の御質問にお答えします。 議員御案内の玉野市立学校将来計画は、20年先、30年先を見据え、市内全体で将来的な学校教育の在り方をデザインしいくものを想定しおります。 策定に当たっては、学校の適正規模化や義務教育学校の設置等を検討したいと考えおり、地域の皆様に対し丁寧な説明必須であると理解しおります。したがいまし、現時点においては策定の期限を定めることはせず、可能な限り議論を尽くし、各方面に御納得いただい上での計画策定としたいと存じます。 なお、将来計画をどのような構成とするかは今後の検討事項でございます、議員御案内の段階的な計画を盛り込むなど、具体性のあるものにしたいと考えおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 藤原仁子さん。     〔藤原仁子君 登壇〕 ◆(藤原仁子君) 御答弁ありがとうございまし。 じゃあ、再質問させいただきます。 現在の学校の規模、状態を維持しいくことは住民感情からするとベストなことです、現状のまま維持しいくには、試算からすると今後40年間に512億円かかるとなっています。施設の長寿命化を図れば460億円に減額されるとのことです。児童・生徒数の減少を踏まえ小学校を6校にし、中学校を5校にしとしたら、従来型で325億円、長寿命化を図っも286億円かかるとのことです。 これから整備しいかなければならない施設や係る経費を考えると、人口減少による市民税等の減収を鑑みると、どう考えも玉野市の財政持ちません。今私は財政の点のみを発言しています、もちろん教育行政の面からいっ、それだけで統廃合を進めることはできません。学校では、学力をつけるために様々な試みや授業行われております、それと並行し友人を作っいくことの大事さ、部活動等を通じて人との関わり方、一生懸命努力すること、高みを目指しみんなで頑張ること、みんなのために自分を抑えることもしなければならないこと、努力しも報われないこともあること、そういうときにどのようにし乗り越えいくかなどの人生における勉強以上に大事なことを学んでいっています。部活動は非常に意味のある活動だと私は思っています、現在、玉中、日比中、八浜中の野球部、山田中のバレー部、日比中の剣道部は単独では試合に参加できない事態になっていると聞いています。中学校の生徒数の減少によって、玉中学校、日比中学校、八浜中学校も数年後には東児中学校、山田中学校と同様、1学年1クラスになる予定とのことです。全校3クラスだと、教員定数は6名となっ、現在の部活動も大幅に削減しなければならなくなり、生徒たちの個性を伸ばしいく意味からも、やりたい部活動がないなどの問題満載の事態となります。 高齢化進み、児童・生徒どんどん減っいく状況下ではつらい決断ではあります、現実を受け入れ、どこかで施設の統合を含め大転換をしいかなければなりません。そういう意味からも、この将来計画の策定を早急にしいっいただきたく思います。ぜひよろしくお願いします。 現在、市では、玉野市未来の学校づくりプロジェクトチームというものを教育委員会を中心に、財政や公共施設の課長を含め立ち上げていると伺っています。このプロジェクトチームは具体的にはどのようなことをするのでしょうか。役割や目指すもの、何を中心に議論しいくのか、どのくらいの頻度で議論しいくのかをお聞かせください。 ○議長(高原良一君) 教育次長。 ◎教育次長(藤原敬一君) 藤原議員の再質問にお答えをいたします。 未来の学校づくりプロジェクトチームにつきましは、児童・生徒数の減少に伴い、学校の小規模化進む中で、学校教育の質の維持及び向上を目的に、義務教育学校の設置や学校の適正規模化を長期的な視点で検討したいと考えおり、最終的な成果物として、玉野市立学校将来計画の策定を目指すものでございます。 会議の開催頻度は明確には定めおりません、おおむね1か月ないし2か月に1回程度のペースで開催したいと考えおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 藤原仁子さん。     〔藤原仁子君 登壇〕 ◆(藤原仁子君) ありがとうございまし。 現在、学校の統廃合議論の俎上に上っています。しかし、特に小学校は地域の核となっている施設なので、なかなか地域の了解を得るには時間かかります、中学校は生徒ほとんど自転車通学なので、比較的取り組みやすいんじゃないかなと私は思っおります。 さきに述べ体育館の中であくまで試算とのことです、山田中学校についてです、令和5年度に校舎2棟の大改造、体育館については令和6年度に大改造をすること必要と検討されていることになっおります。実際に生徒がいるので一概に言えません、施設老朽化でどうにもならなければ仕方ありません、大規模改修や改築の議論は、この統廃合の議論と並行し考えいくことも必要に思います。もっと優先度の高い施設から取り組むべきではないかと思われるのです、それについてはいかがでしょうか。 また、将来統合の対象になるかもしれない施設を整備することに関しては、将来計画とセットでするべきと私は思っているのです、いかがでしょうか。当局の存念をお聞かせください。 ○議長(高原良一君) 教育次長。 ◎教育次長(藤原敬一君) 藤原議員の再質問にお答えします。 市長の答弁にもありましとおり、学校施設の個別施設計画に掲載されている校舎等大規模改造年次計画は、今後の改定を前提に現状の分析として掲載しているものであり、この計画に基づい大規模改造等を進めいくものではございません。 現在の校舎等大規模改造年次計画では、議員御案内のとおり、令和5年度に山田中学校の校舎2棟、令和6年度に体育館の大改造を行うこととしおります、これは今の学校規模をこのまま維持しいくために必要となる大規模改造や改造のタイミングを試算しものであります。 学校施設の個別施設計画は、玉野市立学校将来計画策定されるタイミングで改定することとしおり、議員御指摘のとおり、今後の大規模改造や改築は原則として優先度の高いものから順に着手しいくことになろうかと存じます。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 藤原仁子さん。     〔藤原仁子君 登壇〕 ◆(藤原仁子君) ありがとうございまし。 今年の3月に改正された幼保一体化の総合計画の改正版では、建物の建物基本情報によると、日比幼稚園の園舎の一部、荘内幼稚園の園舎の一部、和田幼稚園の園舎、田井幼稚園の園舎は劣化状況非常に顕著で問題を指摘されています。 幼保一体化等将来計画で、和田幼稚園、和田保育園、渋川保育園、日比幼稚園将来的には4園統合を目指すことになっています、そのうちの2園建物に問題あるということなので、改造、改築を含め早急に統合計画については計画しいっいただきたく思っおります。この件についてはどのようになさるおつもりか、お聞かせください。 ○議長(高原良一君) 教育次長。 ◎教育次長(藤原敬一君) 藤原議員の再質問にお答えします。 議員御承知のとおり、昨年度改正し玉野市幼保一体化等将来計画で、各地区の方向性示さましので、今年度からそれに従い詳細な検討を進めいくこととしています。 和田、日比地区に限らず、全体的に早急な対応に努めまいりたいと考えおります、現時点におきましては、それぞれの地区における改築、新築などの統合パターンや立地場所選定のほか、借入れや補助などの財政面も含め、どのように進めいくか検討しているところです。提示できる内容取りまとめられ次第、所管の委員会等にお示ししまいりたいと考えています。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 藤原仁子さん。     〔藤原仁子君 登壇〕 ◆(藤原仁子君) 今、示されている施設の健全性、劣化状況評価結果についてであります、非常によく調べくださっおります、玉認定こども園入っおりません。玉認定こども園については、津波襲来地域にあることに加え、従来から園舎の劣化非常に著しく、床も波打っているといろんな方から聞いおります。 改正版の将来計画では、宇野幼稚園、宇野保育園、玉認定こども園の3園統合を目指すことになっおります。その対象である玉認定こども園施設の不備をかねから指摘されているにもかかわらず、なぜこの評価リストに入っていないのでしょうか、お聞かせください。 ○議長(高原良一君) 教育次長。 ◎教育次長(藤原敬一君) 藤原議員の再質問にお答えします。 玉野市学校施設の個別施設計画は、平成29年2月に策定された玉野市公共施設等総合管理計画に基づく学校教育系施設の個別計画として位置づけられおり、玉野市公共施設個別施設計画に含まれない施設のうち、玉野市保有する幼稚園、小・中学校、高等学校、共同調理場を対象として作成しものです。 議員御指摘の玉認定こども園をはじめ保育園、認定こども園は、令和3年3月に策定された玉野市公共施設個別施設計画に掲載されておりますので、御理解を賜りたいと存じます。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 藤原仁子さん。     〔藤原仁子君 登壇〕 ◆(藤原仁子君) ここに玉野市公共施設個別施設計画っていうのあります。それで、実は先ほどの分だと、幼稚園は学校施設だけど、保育園や認定こども園は学校施設じゃないから入ってないんだということだっんですけど。 確かに、これ見くださったら分かるんですけど、玉認定こども園は、本当にこれは公共施設白書の中にちょっと、宇野幼稚園、宇野保育園との一体化を目指すっていう項目あるだけなんですね。もう一方のさっきから問題にしているこの個別施設計画っていうのは非常によくできおりまし、ありとあらゆること網羅されております。それで、施設の安全性や長寿命化判定、劣化状況評価なども記載されております。 おかしいでしょう。おかしいと思いませんか、皆さん。同じ教育委員会の中の課で、就学前教育課のほうはこんな雑な扱いで、学校と名ついたらこれだけ立派な施設のチェック入るというのはおかしいでしょう。私はおかしいと思うんです。少なくとも就学前教育課教育委員会に入っということは、同じ教育委員会の中で、実際にしてるのは幼稚園と同じような教育をし、保育園だという言うもほとんど幼稚園と同じような教育します。同じ教育委員会の課ですよ。何でこんなふうに差つくんですか。これこそもう縦割り行政の本当に最たるものじゃないかと私は非常に腹立ちます、こういうの。 それで、もうこういうふうな縦割り行政のあしきやり方は、もう今すぐやめいただきたいと思います。そうしないと、認定こども園や保育園の整備後回しにされてしまいます。せっかく就学前教育課教育委員会に入っているのですから、教育委員会として一体のものとして取り扱っいただきたい。 先ほどから学校施設の個別計画の話をしおります、本当に担当の方は非常によく調べくださっていて、耐震安全性や長寿命化判定、劣化状況の評価など、詳しく1項目ごとにA、B、C、Dと問題点を洗い出しくださっ、それから健全度も100点満点で何点というふうに、27点とか35点とか評価しくださっています。すばらしい仕事ぶりなのです、この中に保育園、認定こども園すっぽり抜けているということなのはどうなのかなと思います。この調査に恐らくかなりの時間かかっていると思うんですけど、ぜひ認定こども園と保育園もこれに加えいっ調べいっいただきたく思います。これについてはいかがでしょうか。 ○議長(高原良一君) 教育次長。 ◎教育次長(藤原敬一君) 藤原議員の再質問にお答えします。 先ほど御答弁申し上げましとおり、保育園、認定こども園は児童福祉施設として玉野市公共施設個別施設計画に掲載されております。 議員御指摘のように、保育園、認定こども園を玉野市学校施設の個別施設計画に含め場合、教育委員会全体の今後の維持管理コストや大規模修繕や改築を必要とするタイミングの把握、より容易になるものと理解しおります。 一方で、教育施設と児童福祉施設といった施設の目的の違いもございますので、今後の改定のタイミングに向け、より実用性の高い個別施設計画となるよう検討を進めまいりたいと存じます。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 藤原仁子さん。     〔藤原仁子君 登壇〕 ◆(藤原仁子君) どうかよろしくお願いします。 それで、体育館のトイレも取りあえず3基中3基を洋式化しくださるということで、今月予算上がっ、本庁舎のトイレも5基洋式化するという予算計上されております。少しずつではあります、市民のためになることですので大至急進めいっいただきたいと思います。 昨日の議会で黒田市長今期限りの引退を表明さまし。私としては非常にショックでし。市議会議員になっときからずっと黒田市長でしし、同じ地域ということで勝手に頼りにさせいただいおりまし。私は、議員としての自分の役割として、保育園と幼稚園の統合を目指しまいっおります。特に、八浜と大崎とか田井幼稚園と田井保育園の統合を目指しているんです、皆さん望むような駐車場をちゃんと併設し大きなきちっとしいい施設造りたいなとずっと私は思っていたんです。そして、黒田市長もその考えに賛同しくださっていたので、本当に残念に思います。 ただ、財政の絡みもあり、この認定こども園の整備っていうのは、さきに述べ宇野幼稚園や保育園、それから玉認定こども園の3園統合、渋川保育園、和田幼稚園、和田保育園、日比幼稚園の4園統合も含め、これからも玉野市に若い方を定住させるという意味からも、一番しなければならないことだと私は思っおります。 10月に選出されることになるだろう新市長の手腕に期待するしかございません、黒田市長におかましは16年間の玉野丸のかじ取り、本当に御苦労さまでし、と申し上げたく思っおります。あと4か月ではございます、任期いっぱい全力でお務めくださることをお願いいたします。 それでは次に、大きな2点目として、ごみ有料化に向けの市民説明会についてお伺いいたします。 有料化はもともと今年4月からの予定でしたが、昨年からのコロナ禍の中で、市民との説明会十分に行えないという懸念から1年延期し経緯ありまし。しかし、ほどなく収束すると見られていたコロナは、収束するどころかますますその勢いを増し、岡山県においても緊急事態宣言を発出せざるを得ない事態になっています。市内の公民館等も講座なども中止の事態になっていることは、皆様御存じのとおりでございます。 そういう中で、来年4月からの予定であるごみ有料化については、予定どおりなさるおつもりでしょうか。それとも、半年もしくは1年ぐらい延期されるおつもりでしょうか、お伺いいたします。 また、8月から予定されていた市民向けの説明会はどのようになさるおつもりでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(高原良一君) 市民生活部長。  〔市民生活部長 岡本 隆君 登壇〕 ◎市民生活部長(岡本隆君) 藤原議員の御質問にお答えをいたします。 まず、ごみ有料化を予定どおり実施するのかについてであります。 家庭系ごみ有料化は、当初本年4月から実施することとしおりましたが新型コロナウイルス感染症蔓延する中、市民への説明十分に行えないとの考えから、1年の延期を決めところであります。 現在も予断を許さない状況にあると認識しおり、ごみの減量化、資源化への取組は喫緊の課題であることから、現時点におきましては予定どおり、令和4年4月から家庭系ごみ有料化を実施する方向で現在準備を進めおります。 次に、市民説明会をどのようにするのかについてであります、市民説明会の開催に当たりましては、十分な感染症対策を講じ上で、8月から9月にかけ、各中学校単位で実施する予定としおります。 また、市民説明会の会場におきまして個別説明会の申請書をお配りし、10月からは希望のあっ町内会、各種団体に対する説明会を開催する予定としおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 藤原仁子さん。     〔藤原仁子君 登壇〕 ◆(藤原仁子君) 先ほど部長のほうから、中学校単位で実施するとの答弁ございまし。もともと市内で初めは大体300か所ぐらい、公民館や集会所に出向い、市民の方々にきめ細かく説明をするとの予定だっと思います、現在の状況ではなかなか難しいということで、何か中学校単位で説明会に来られた方に個別説明会の申請書をお配りし、10月からは希望のあっ町内会や各種団体に説明会を開始する予定との御答弁でしたが、それだけではちょっと300か所からいうと物足りないんじゃないかなと思うんですけど。何かやり方について工夫か何かございますでしょうか。 ○議長(高原良一君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(岡本隆君) 藤原議員の再質問にお答えをいたします。 先ほど御答弁いたしましとおり、中学校単位で説明会を行います。1会場につきまし、平日の午後と夜にそれぞれ1回、また翌週の日曜日の午前中に1回、計3回を予定しございます。 また、新型コロナウイルス感染症の飛沫予防として、ごみ有料化制度の説明用の動画を作成いたしまし、説明会当日は動画を使っの説明を考えございます。この説明用の動画は、市のホームページ、それから市の公式ユーチューブチャンネルでも視聴できるように現在準備を進めございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 藤原仁子さん。     〔藤原仁子君 登壇〕 ◆(藤原仁子君) 中学校単位で3回ずつしくださるということは安心なんですけど、先ほど市のホームページを使っという、動画を流すというふうな御説明あっんですけど、私は自分高齢者なので思うのです、市民のほとんどの方はホームページなど、本当はふだんほとんど見ていないんです。それについての広報活動はどのようにしいくおつもりか、お聞かせください。 また、説明会で使用するUSBメモリーっていうんですかね、動画を撮っUSBメモリーなんかを幾らかコピーし、要望あれば自治会に貸し出すというようなことをしたらいいんじゃないかなと私は思うんですけど、それについては考えおらますか、お聞かせください。 ○議長(高原良一君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(岡本隆君) 藤原議員の再質問にお答えをいたします。 市のホームページを見ることできない方、また希望される自治会等に対しましては、説明用の動画を記録しDVDまたUSBメモリー等の貸出しも検討しまいりたいと考えございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 藤原仁子さん。     〔藤原仁子君 登壇〕 ◆(藤原仁子君) このたびのごみは、布なんかも個別に資源ごみとして回収するとか、いろいろ剪定枝なんかも特別に集めするとか、変わっとる点今までのごみ収集に比べ何点かいろいろ違うところもあると思うんですけど。今までの出し方と違う点を重点的に説明されると思うんですけど、そのための資料を作られるのでしょうか。また、何部ぐらい作られる御予定なんでしょうか。 ○議長(高原良一君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(岡本隆君) 藤原議員の再質問にお答えをいたします。 説明会の資料につきましは、説明用動画を印刷しものを資料として準備をいたします。説明会に来られた参加者の方全員に配布をする予定としてございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 藤原仁子さん。     〔藤原仁子君 登壇〕 ◆(藤原仁子君) ありがとうございます。 私は、その資料を市の受付のところとか各課に置いたり、それから各市民センターとかやこうに、ずっといつでも皆さんに差し上げれるように置いとったらいいんじゃないかなと個人的には思うんですけど。そういうことはしくださるようなおつもりはございますか。 ○議長(高原良一君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(岡本隆君) 藤原議員の再質問にお答えをいたします。 説明会の資料でございますけども、あらかじめお伝えをいただければ、貸出用DVDやUSBメモリーと一緒に必要部数をお渡しすることは可能であると考えございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 藤原仁子さん。     〔藤原仁子君 登壇〕 ◆(藤原仁子君) 当然新たになっとき、ごみ分別辞典みたいなのを市民の方に配ると思うんですけど、その前に「広報たまの」に、こういうふうに変わっよっていうふうな分で多分事前に載せられるんじゃないかと思うんですけど、そういうふうな工夫をしくださればいいなと思っているんですけど、そういう御予定はございますでしょうか。 ○議長(高原良一君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(岡本隆君) 藤原議員の再質問にお答えをいたします。 「広報たまの」のみならず、いろんな媒体を使いまし、市民の皆様に徹底し周知を図っまいりたいと考えございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 藤原仁子さん。     〔藤原仁子君 登壇〕 ◆(藤原仁子君) 今までなかったことですから大変ないろいろ問題あると思います、有料化始まっ時点で市民から、知らなかったわというような発言出ることのないよう、広報活動にはぜひ今まで以上に取り組んでくださるようよろしくお願いいたします。これは要望ということでお願いいたします。 それでは、大きな3点目として、高齢者施設の職員のコロナワクチン接種についてお伺いいたします。 先日、ある高齢者施設の設置者の方から電話をいただきまし。高齢者施設の従業員で既にワクチンを接種しているがいると聞いているが、特養と老健施設は既に接種済みなのか。自分は65歳以上だから、ワクチンは打っもらえるのだ、施設で働いている職員の方々のワクチン接種はどうなっているのか。職員の方々は若いので対象になっていないが、施設にいる方々やデイサービスで来られる方々は高齢者なので、クラスター起きないように非常に気を遣っている。医療従事者ではないので無理は言えないが、高齢者の接種済んで、65歳以下の方々の接種始まる時点で、市として高齢者施設に対しては考えくださらないかというものでし。 ワクチンについてはいろいろなうわさおり、真偽ない交ぜ状態なので、ここで正しい状況をお聞かせいただければと思い質問しています。 先週の木曜日の本会議初日に、市長のほうからワクチンについて詳しい御説明ございまし。また、6月8日の山陽新聞にも、私の質問に関するもの掲載されていましたが、市当局から改めてきちんと御説明いただきたいので、よろしくお願いいたします。 市内の各クリニックにて順調に接種れていると聞いおります。玉野医療センターでも毎日120人ずつ接種されています、並行し6週間にわたって、6月13日から毎週日曜日に1,050人ずつ接種行われると聞いています。大英断だと非常に感謝しおります。私も、この20日から接種をすることになっおります。 改めてお聞きしたいことは以上のことです。 まず1点目、6月7日時点で84.6%の接種率とのことです、現在医療従事者は既に接種済みなのでしょうか。 2点目として、今高齢者の接種行われています、何人ぐらい接種されており、つ頃までに完了する予定なのかもお聞かせください。 3点目として、高齢者施設のうち、接種済みの施設もあると聞いています。いまだ接種できていない施設もあるように聞いています。どのような状況でしょうか。 4点目として、さきに述べ高齢者施設の職員の接種についても、どのようにしいく御予定なのかもお聞かせください。 5点目として、64歳以下の方々は非常に数多いのです、どのようにしいかれるのか。接種券の発送はいつされるのかもお聞かせください。昨日でしか、もう60歳から64歳までは発送しというような話ありましけど、もう一度お聞かせください。 ○議長(高原良一君) 健康福祉部長。  〔健康福祉部長 小崎 隆君 登壇〕 ◎健康福祉部長(小崎隆君) 藤原議員の御質問の高齢者施設の職員のワクチン接種についてお答えいたします。 まず、医療従事者は既に接種済みとなっのかについてであります、医療従事者への優先接種につきましは、先週末までの状況で申し上げますと、92.9%の方2回目の接種を完了しているところでございます。 次に、高齢者接種の接種済み人数及びつ頃までに完了する予定なのかについてお答えいたします。 高齢者の接種につきましは、6月13日までの実績といたしまし、1回目の接種1万314人で45.2%、2回目の接種2,388人で10.5%という状況となっおります。 接種完了予定につきましは、多くの医療機関で接種枠拡大に御協力いただい結果、高齢者の今90%の方希望されると仮定し、7月末までに接種できる予定枠の確保のめどついところでございます。なお、8月でも高齢者の接種は可能でございますので、日頃の健康状態を把握されているかかりつけ医で希望さ、予約をされている場合は、かかりつけ医での接種をお願いいたしたいと思います。 次に、高齢者施設での接種状況についてお答えいたします。 全国的に4月12日から高齢者接種開始さましたが、開始当初はワクチンの供給非常に少ない量であっことから、岡山県では優先順位を定め、高齢者施設の中でも特別養護老人ホームなど入所施設を優先し、その中でも基本型及び連携型接種施設として、医療従事者へのワクチン接種を行う医療機関嘱託医となっている施設への接種から開始をいたしまし。その後、5月17日以降の一般の高齢者の接種始まっ以降は、市内の高齢者入所施設全体に範囲を広げ、嘱託医による巡回接種行われております。嘱託医ワクチン接種を行っていない施設については、市から医師会へ対応しいただける医師の紹介を依頼するなど調整を行っおります。接種の日程については、施設と嘱託医との間で調整し、順次実施されているところであります。 次に、高齢者施設の職員の接種についてどのようにしいく予定かについてであります。 巡回接種の対象となる高齢者入所施設の職員につきましは、クラスター発生の防止や効率的なワクチン接種のため、巡回接種の際、高齢者と同時に接種行われております。通所介護施設等の従業員につきましも、高齢者の次の優先接種と位置づけられているため、各施設へ接種希望者を照会しおり、回答をいただい施設から、6月7日以降、順次接種券を発送しているところであります。 次に、64歳以下の方への対応についてであります。 医療現場での混乱を防ぐため、本市においては段階的に接種券を送付することを考えおります。まず、60歳から64歳までの方3,369人と、障害者手帳をお持ちの方約900人へ6月7日に接種券を発送しところでございます。続け、59歳以下の基礎疾患を有する方からの申請を受け付けおり、6月14日から順次接種券を発送しおります。 また、次の段階といたしましは、50歳代の約7,000人に向け接種券を発送することを考えおります、発送時期につきましは、その後の40歳代以下も含めまし、医療機関の予約枠の空き状況を見ながら決定しまいりたいと考えおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 藤原仁子さん。     〔藤原仁子君 登壇〕 ◆(藤原仁子君) 御答弁ありがとうございまし。 今日午前中、小泉議員のほうからも、個別接種だけじゃなしに、若い人は特にかかりつけ医がいないから集団接種を考えたらどうかというふうな発言あっと思うんですけど、私はこの玉野医療センター取り組んでくださっ、3,150名の高齢者への毎週1,050人ずつの接種をしくださっことは大変ありがたく思っおります。 私も、それこそ6月20日と7月にすることになっているので、本当にこれは非常に評判いいのです、7月18日までかかるんですけど、特に先ほど小泉議員もおっしゃいましけど、64歳以下の方々も非常に数多いので、この方々への日曜日接種については、ぜひ医療センターのほうにお願いし、また同じように高齢者済んだ段階でやっいただけたらなと非常に願ってるんですけど、この件については何か検討されるとか何か考えらっしゃるんでしょうか。負担だとは思います、ぜひ検討しいっいただきたいなと思ってるんですけど、いかがでしょうか。 ○議長(高原良一君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(小崎隆君) 藤原議員の再質問にお答えをいたします。 玉野市民病院において、現在も日曜日、1日1,050人の大規模接種をしいただいおります。大変ありがたく思っおります。玉野市民病院において、6月13日の日曜日に最初の大規模接種を実施しいただいおりまし、スムーズに行われたということで伺っおります。 今後、日曜日の接種の継続につきましは、現時点では実際、次の実施の予定はないというふうに伺っおります、市内の医療機関の予約枠も増えているというところもございまし、予約状況等を見ながら必要に応じ要請等をさせいただきたいというふうに考えおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 藤原仁子さん。     〔藤原仁子君 登壇〕 ◆(藤原仁子君) 御答弁ありがとうございまし。 負担になることなので一朝一夕にはいかないかもしれませんけど、64歳以下の方、非常に数多く、特に12歳以上も対象になっということなので、本当にもうできたらぜひ今までの7月18日過ぎも、日曜日に医療センターでしもらえると非常にうれしいなと思っおりますので、ぜひまた医師会のほうや医療センターの理事長さんやなんかと相談し検討しください。 それで、本当に御答弁ありがとうございまし。今までにない大プロジェクトで、担当しおられる医療従事者の方々、市の関係部署の方々、皆さん口に出せないほどの御苦労をなさっていることと思います。心より感謝しおります。まだまだ先は長いです、体をいたわっ頑張っいただきますようお願いし、私の質問を終わりにいたします。ありがとうございまし。 ○議長(高原良一君) 議事の都合により休憩します。             午後3時4分 休憩             ─────────             午後3時25分 再開 ○議長(高原良一君) 休憩前に続き会議を開きます。 次に、赤松通博君。     〔赤松通博君 登壇〕 ◆(赤松通博君) 皆さん、お疲れさまでございます。 本日4番目、通算でもう8人目ということで、大変皆さんお疲れのことと思います、できるだけ端的にお聞きしいきたいと思います。それと、内容先ほどの藤原議員ともほぼかぶっとるような状態ですので、本当に分かりやすく端的にお聞きしいきたいと思います。 その前にもう一つ、今日議場で感じますのは、もう少し僕も早う市議会議員になっおけば、市長、小泉議員と一緒に野球できかなと思うことありまし、それだけちょっと今日思っところでございます。 それでは、通告に従いまして、今回は可燃ごみ処理施設の整備、運営事業、それから地方独立行政法人玉野医療センター事業、それから就学前教育と義務教育学校、それから障がい者施策の取組の4項目を項目ごとに総括質問、再質問から一問一答方式にて質問をさせいただきます。市長をはじめ教育長、各担当部長の御答弁をよろしくお願いをいたします。 まず最初に、可燃ごみ広域処理施設整備、運営事業についてお伺いをいたします。 令和3年4月2日、令和3年4月14日の建通新聞によりますと、岡山市はDBO方式により実施する可燃ごみ広域処理施設整備運営事業を入札公告しとあり、令和3年5月19日から21日までに入札参加を受け、令和3年11月30日に開札し、12月中旬に落札者を決め、令和4年3月下旬に事業契約を締結というふうにあります。 締結の上限額は327億4,720万円とあります。工事期間は、令和4年4月1日から令和9年3月31日までの5年間。運営期間は、令和9年4月1日から令和29年3月31日までの20年間とあります。令和3年3月議会の厚生委員会の資料では、玉野市の負担の試算では、20年間で118億9,544万円と示されています。 その事業について、岡山市議それから岡山市の職員から、事業費どんどん上がっているが、玉野市さん大丈夫かとよく問合せをいただきまし。私の資料では、令和2年9月議会の可燃ごみ処理に関する経費試算についての資料最新です。その資料は既に118億9,544万円で、幾ら高騰しているのか分からない状態です。 そこで、何点かお伺いをいたします。 最初にお伺いしたいのは、平成25年度に広域処理計画に参加を決め背景はどのような状況だっのか。 2番目に、事業参加決定時に試算されていた建設費、運営費の想定金額は幾らだっのか。 3番目に、令和2年9月に示された事業費高騰しとお聞きしています、高騰し原因は何だっのか。 4番目に、今回公告さ入札される事業費の上限は327億4,720万円、玉野市の負担額118億9,544万円は、今後増額されることはないのか。 5番目に、この項目の最後に、先ほどもありましたが、家庭ごみ有料化来年4月から始まります、御負担いただく市民の皆さんへの告知と説明はどのようにされていくか。 次に、有料指定袋の販売方法はどのように考えているか。 重複する質問もあります、御答弁よろしくお願いをいたします。 これで壇上での質問を終わります。 ○議長(高原良一君) 市長。    〔市長 黒田 晋君 登壇〕 ◎市長(黒田晋君) 赤松議員の御質問にお答えをいたします。 平成25年度に広域処理計画に参加を決め背景はについてであります、平成9年に国ダイオキシン類発生防止等ガイドラインを策定するとともに、都道府県知事宛てにごみ処理広域化計画の策定の通知を発出しことを受け、岡山県においても平成10年3月に岡山県ごみ処理広域化計画を策定いたしまし。 本市におきましても、国や県の動向を踏まえ、広域化の必要性等を勘案し、平成11年3月に設立された岡山市、玉野市、久米南町の2市1町で組織する岡山ブロック協議会に参加し協議を重ね、平成25年7月の岡山ブロック協議会の総会において、広域化の方向性について確認し後、パブリックコメントなどを経、本ブロックの広域化の基本的な方針となる岡山ブロックごみ処理広域化基本計画を策定し検討を進め、現在は適宜議会に報告、協議をさせいただきながら、令和2年3月策定の岡山市可燃ごみ広域処理施設整備基本計画に基づき、現在計画を進めているところであります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 市民生活部長。  〔市民生活部長 岡本 隆君 登壇〕 ◎市民生活部長(岡本隆君) 赤松議員の御質問に順次お答えをいたします。 まず、事業参加決定時に試算等されていた建設費、運営費の想定金額は幾らかについてでございます。 平成27年3月策定の岡山ブロックごみ処理広域化基本計画におきましては、施設建設費約91億円、20年間の施設運営費約88億円との試算でございまし。 次に、令和2年9月に示された事業費高騰し原因は何かについてであります。 広域処理施設の建設費、運営費高騰し原因につきましは、東日本大震災や東京オリンピック等による公共工事の需要の増加、国内で多くの焼却施設寿命を迎えことによる施設更新に係る需要の増加、安倍政権下における経済対策、いわゆるアベノミクスにおいて所得水準改善に向け施策の実施等により、公共工事の労務単価引き上げられことなど、様々な要因により建設相場価格高騰しと想定さ、その影響から広域処理施設の事業費も高騰しものと推測されるところでございます。 次に、事業費について、今後市の負担額増額されることはないかについてであります。 広域処理施設の事業費は、施設建設費約172億円、20年間の施設運営費約155億円、合計で約327億円の試算となっございます。また、玉野市の負担分は施設建設費の27.53%、施設運営費の26.89%であり、可燃ごみ処理における玉野市の20年間の経費は、循環型社会形成推進交付金等を活用し、現在検討を進めおります中継施設の建設費と20年間の運営費を含み、約118億円と試算しおります。 なお、岡山市の可燃ごみ広域処理施設整備の入札公告に係る上限価格であります327億4,720万円は、令和2年3月策定の岡山市可燃ごみ広域処理施設整備基本計画の試算と同様でありますことから、施設建設費につきましは玉野市の負担額は増額しないものと考えおります。 また、施設運営費につきましは、ごみ量による負担割合となりますことから、今後家庭系ごみ有料化や新たな分別項目の実施などにより、さらなるごみの減量化、再資源化に努め、本市負担額の削減を図っまいりたいと存じます。 次に、家庭ごみの有料化始まるに当たり、市民への告知と説明はどのようにしているのかについてであります。 本年8月から9月に各中学校単位で市民説明会を実施する予定としおり、また市民説明会の会場におきまして、町内会等を単位とし個別説明会の申請書をお配りし、申請のあっ町内会、各種団体に対する説明会を10月から開催する予定として、現在準備を進めおります。さらには、「広報たまの」や市のホームページ、周知用のチラシ等により、さらなる周知に努めまいりたいと存じます。 次に、有料指定袋の販売方法はどのように考えているかについてでございます。 有料指定袋は、市内のスーパーマーケットやコンビニエンスストア、小売店、また隣接する市の境に立地する市外の取扱店でも販売を予定しおります。今後、10月から取扱店の公募を開始し、令和4年1月に「広報たまの」、また市のホームページ等で取扱店の一覧を掲載するなど、周知を図っまいりたいと存じます。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 赤松通博君。     〔赤松通博君 登壇〕 ◆(赤松通博君) 御答弁ありがとうございます。 負担額についても御答弁いただき、事業費もともと建設費91億円で、20年間の運営費88億円ということで、これは先日の河崎議員の質問でも御答弁ありましんで重複します、全部約倍になっくると。建設費172億円と施設運営費155億円ということで、327億円で入札公告されておるということで。そういった背景あっ、私の知り合いの岡山市議さんとか職員さん、玉野市さん、がんがん上りょうりますけど大丈夫ですかというふうにあっんだと理解しまし。 それで、要因としては、オリンピックとかそういった公共工事の需要の分で、アベノミクスの所得水準の改善に向けという、いろいろ今るる述べられましたが、玉野市も裕福な財政状況じゃないということで、できるだけ改善をしいかにゃいけんということなんですが。上限327億円ということですので、入札とかしたらこれよりひょっとしたら下がるんかなと思うみたりするところはあるんです。そういったちょっとの金額でもやっぱり大きく財政変わっまいりますので、そこら辺をしっかりと後をやっいただけたらと思います。 この内容については厚生委員会さんで本当にしっかりさとると思うんです、何点かお聞きしたいんですけど、将来本市のごみ処理の量、向こうへ持っいくごみ処理の量どんどんどんどん減っ場合には、施設運営費の26.89%は見直されるのか。それはやはり何年かに一遍、ごみの量に合わせ見直しいくのかどうか、それをちょっとお聞きしたいのと。 それから、中継施設の建設費と20年間の運営費を含む約118億円は、中継施設を行わなかった場合、そこで中継施設を造らなかった場合には、それと比べランニングコスト的にはこっちのほうメリットあるというふうにし建設するんですよっていうことは薄々若干とお聞きしてるんです。もう少し具体的に、こういうふうな形でメリットあると、だから中継施設を建てるんであるということもちょっとお聞かせいただけたらなと思います。 それから、先日の河崎議員の質問の中でも、僕もこれもう決めいっますんで極論かと思います、あまり物すごく将来、ひょっとし工事をしょうったりしても不慮のことあっ、やはり追加で要るとかというようなことあっ場合には、計画の中で玉野市独自で建てたらどんくらい本当にかかっ、それを計算し中で、やはりこの事業に参加するの有利であるということ。その3点を、もう一度ちょっと明確にお聞かせをいただければと思います。御答弁よろしくお願いします。 ○議長(高原良一君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(岡本隆君) 赤松議員の再質問にお答えをいたします。 まず、施設運営費につきましは、年度のごみ量に応じまし負担割合決まります。したがいまし、今後家庭系ごみの有料化、また分別項目の実施など、さらなるごみの減量化、再資源化に努め、玉野市の負担額の削減、こちらに努めまいりたいと考えございます。 それから次に、中継施設のメリットでございます、中継施設から広域処理施設へ運搬する方式としことによるメリットといたしましは、中継施設の施設建設費約18億円、それから20年間の施設維持管理費約19億円、こちら必要となっまいります、交付金の対象になっございますので、一般財源の縮減可能である。その一方で、収集運搬に関わる費用20年間で約40億円節減できること。こういっことで、高い費用対効果得られると考えございます。 あわせまし、中継施設にため置いごみ、こちらは10トントラックでまとめ広域処理施設へ搬入する方法を考えございますので、より効率的な運搬可能となること等考えられるところでございます。 続きまし、単独処理の場合です、事業費です、施設建設費約44億5,000万円、20年間の施設運営費約88億5,000万円、それから20年間の収集運搬費等約20億円、合計153億円と試算をしございますので、環境性、経済性におきましても、現在進めおります広域処理による効果は大きいものと考えございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 赤松通博君。     〔赤松通博君 登壇〕 ◆(赤松通博君) 御答弁ありがとうございまし。 いずれにしも、こちらのほうメリットあるということで、しっかりと進めいただきたいんです。 もう一つだけ、ちょっとこの運営費は、これ毎年見直しされるんですか、何年かに一遍なんか。そこだけ、もう一遍ちょっとすみません。 ○議長(高原良一君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(岡本隆君) 赤松議員の再質問にお答えいたします。 先ほども御答弁いたしましとおり、年度のごみ量に応じということで、負担額を決定するという規定になっございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 赤松通博君。     〔赤松通博君 登壇〕 ◆(赤松通博君) 御答弁ありがとうございまし。 再度確認とさせいただきまし、年度ごとにきちっとその辺は精査しいただい、少しずつでも経費削減できるように鋭意御努力いただければと思います。 それで、家庭ごみの有料化始まる分で市民への告知はということで、先ほど藤原仁子議員もしっかり質問されて、いろいろ御答弁いただきましので、ここに関しては僕も改めていろいろ聞くあれはありません。もうしっかりと説明をしいただけと思うんです。 1点、有料袋の販売方法、これについてやはり地元、それからその地区の別の方からもちょっとお問合せいただくんです。先ほども御答弁の中で、スーパーマーケットやコンビニ、小売店とそれからいろいろあります、八百屋の人とかなんとかいろいろ扱いたいんじゃというところで売らせもらえるんかなというので、公募ありますよということはお伝えはするんですけど。やはり10月の公募、これしっかり事業者さんに伝わるような形で、公募をしますよっていうことをしいただかないと。その方なんか、公募をしくれるんか、その公募ありますよっていう案内を持っくれるんかっていうようなことも何件か聞かましんで、「広報たまの」とかホームページとかという形になるんですけど、なかなか御商売さとる方ホームページとか「広報たまの」もゆっくり目を通すということできないんで、そういった自分のお店でも売りたいという方に関しましては、しっかりとその告知行くようにお願いしたいと思います。 これも当然ながら、1つだけ確認ですけど、その公募を万が一逃しと、その後やっぱり売りえんじゃという方の場合には、そういったときにはどういう対応で販売に当たる、登録できるか、それをちょっと分かれば簡単に教えいただけたらと思います。 ○議長(高原良一君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(岡本隆君) 赤松議員の再質問にお答えいたします。 先ほどお答えしましとおり、10月から公募を始めます。それで、赤松議員からも御指摘ありましように、しっかりと小売店に周知をしまいりたいと思います。 お尋ねの期間ですけども、こちらは10月から始めます、随時募集をすると。募集期間について随時募集をするという考え方で進めいければなというふうに考えますので、10月のときに忘れていたとか、申込みできなかった等々ございましも、随時で募集すると。ただ、営業時間等の一定の条件とかありますので、その辺を満たしおいいただくっていうの最低の条件とはなると思います。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 赤松通博君。     〔赤松通博君 登壇〕 ◆(赤松通博君) 御答弁ありがとうございます。 分かりまし。僕に問合せあっ方にはそのように伝え、仮に10月の公募をうっかり逃しというも、条件さえ満たせば後で追加で公募を申し出、販売することできますよというふうに伝えおきます。告知のほうもしっかりとよろしくお願いをいたします。 それでは次に、地方独立行政法人玉野医療センター事業についてお伺いをいたします。 この質問はもうずっとさせいただいていますので、今回はもう端的に、これも質問をさせいただきたいんです。地方独立行政法人玉野医療センター事業についてお伺いをします。 この問題では、何度も質問しています、玉野医療センターは市内の中核となる病院として、市民の生命、財産を守るためにも必要と考え、また医療従事者の方々安心し暮らし、医療に従事しいただける環境づくり必要と考えます。そのためにも、玉野医療センターの安定経営必要であると考えます。また、現在玉野医療センターを中心に、医師会、地域の開業医さんにコロナワクチン接種に御尽力いただき、医療従事者の皆さんには心から感謝を申し上げ、今回質問をさせいただきます。 まず最初に、コロナワクチン接種の状況とコロナ禍での玉野医療センターの経営状況はどのような状況か、お伺いをいたします。 2番目に、以前の質問の御答弁で、旧玉野市民病院での午後診療に前向きに取り組む御答弁をいただきましたが、その後午後診療への取組後退しているように感じます。現在までの午後診療に向け玉野医療センターでの取組、進捗状況についてお伺いをいたします。 3番目に、新病院建設に向けボーリング調査等進み、地盤の問題で建設費増大するような状況にあるようなこともお聞きしますので、建設費当初の計画の80億円を超えるようなことあるのか。 この3点についてお伺いをしたいと思います。御答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(高原良一君) 病院事業管理監。 〔病院事業管理監 原田英明君 登壇〕 ◎病院事業管理監(原田英明君) 赤松議員の御質問にお答えいたします。 まず、ワクチン接種の状況とコロナ禍での地方独立行政法人玉野医療センターの経営状況についであります。 玉野医療センターにおけるワクチン接種の状況といたしましは、平日に玉野市民病院120人、玉野三井病院60人のワクチン接種を進めおり、加え6月から7月には日曜日も活用し、6月の第2日曜日からの3週間及び2回目のワクチン接種のための3週間後の7月の第1週からの3週にわたり、玉野市民病院及び玉野三井病院共同実施により、1,000人規模での高齢者向けのワクチン接種を行うこととしおります。 また、4月1日より地方独立行政法人として運営を開始し2か月経過しところでございます、現時点における法人の経営状況といたしましは、同じコロナ禍での影響のあっ昨年の同時期、5月末の患者数で比較しますと、玉野市民病院では入院患者数9.3%の増加、外来患者数6.2%の増加、玉野三井病院では入院患者数4.8%の増加、外来患者数0.8%の増加となっおり、少しずつではあります患者数は戻りつつあるという状況でございます。 しかしながら、コロナ禍による影響を受ける前、一昨年の同時期、5月末の患者数で比較しますと、玉野市民病院では入院者数5.2%の減少、外来患者数で11.2%の減少、玉野三井病院では入院患者数6%の減少、外来患者数で26%の減少となっおり、完全には患者数を回復するまでには至ってはいないという状況です。 コロナ禍における病院経営においては、全国的に受診控え等の影響もあり、特に入院、外来患者数の減少により診療収入に大きな影響を及ぼしているところではあります、5月17日よりコロナウイルスに対するワクチン接種開始される中で、先ほど御説明させいただきましとおり、玉野医療センターの両院とも積極的に参画し、通常の診療業務を行いながら、ワクチン接種に加え、休診日である日曜日も活用しワクチン接種を行うなど、引き続き公的な医療機関としての役割を担うとともに、通常の診療以外の部分においても収益の確保を図るなど、経営の安定化も同時に進めまいりたいと考えおります。 次に、午後診療に向け取組、進捗状況についであります。 現在進めおります新病院計画におきましても、現時点で2病院担っている外来患者につきましは、基本的に新病院において受入れできるよう診療体制を構築しなければならないものと認識しおり、地方独立行政法人玉野医療センター中期計画にも掲げているところであります。 その上で、御質問いただいおります午後診療の実現につきましは、今後の本市の地域医療を支えいくためには、玉野市医師会をはじめとし関係各位の皆様との連携と協力必ず必要になるものと考えおりますことから、相互に補填し、かつ役割を分担しいくことのできる関係を築いいくべく、午後診療という形に限らず、在宅医療、病診連携等のあらゆる可能性について模索しいく必要あるものと考えおります。 また、現在世界的な課題となっおりますコロナウイルス対策として、当法人及び玉野市医師会とも全力をもっ当たることとしおりますことから、まずはこの機を脱するために必要な連携、協力を進めているところであり、その延長として新病院建設された後の診療体制について議論を進めいく機会得られるものと考えおりますので、御理解いただきたいと思います。 最後に、新病院の建設費についてであります。 現在、新病院建設に係る設計業務を進めおり、併せボーリング調査等を含む地質調査も行っているところです、現時点において、いずれもヒアリング結果や調査結果を踏まえ検討案について協議を行っているところでありますので、具体的な金額等についての精査には、いましばらくお時間をいただきたいと存じます。 いずれにいたしましも、将来的な病院経営の安定化のためには、初期投資である建設費用を抑えながら、必要な機能を備え新病院とする必要あるものと認識しおりますことから、地盤等の課題も含め、事業費の抑制に努めまいりたいと考えおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 赤松通博君。     〔赤松通博君 登壇〕 ◆(赤松通博君) 御答弁ありがとうございます。 ワクチン接種に関しましては、本当に鋭意御努力をいただい、日曜日も接種できるという体制も取っいただい、どんどん進んでいっているように感じます。 経営に関しては、大分回復ぎみではあるけど、一昨年から比べるとまだちょっと厳しい状況ということで、独法の船出としては少し大変な状況かなと思います。その経営のことに関しましては、3月までにしっかりと質問しましんで、あとは立ち上がっ以上はもうしっかりと安定し経営をしいただい、市民の方に安心し医療に来いただきたい。 それから、働く人もきちっとし安定経営できんと、やっぱり不安を持ちながらの医療従事になりますんで、そこらあたりをしっかりとやっいただけたらと思います。これは市長にもよろしくお伝えをお願いしたいと思います。 コロナワクチンの接種のことで、ここで2点、ちょっと僕んところに電話あっ、相談あっことで、これは健康福祉部長のお答えになるんかちょっとよう分かりません。 まず一つは、高齢者の方接種に行っと。それで、打っくれお医者さん、念のため熱出るかもしれんし、それから頭痛うなったりするかもしれんから薬出しとこうかっていう言うたら、高齢の方は、はい、お願いしますって言うたら、帰るときに、はい、幾らっていうお金かかっということで、少しそれは。ワクチン接種は無料じゃけど、薬を出したらお金かかるよっていうところあっ。ちょっとうっかりと、はい、お願いしますって言う、お金を払う帰っ、帰っ、何でお金要るんっていう、御家族の人から僕のところに電話かかっような次第ですので、そこら辺の説明はやっぱりしっかりとしいただきたいなというの1つと。 それからもう一つは、ワクチン余っ場合に優先的に接種をしましょうということで、保育園の保育士さんに接種券届いと。それ、届いから慌て予約をしたら、7月に予約取れましと。だけど、よう保育園とかで聞いたら、これは今は余っ分も60歳以上の保育士さんで、その次今度50代になるから、その予約をしたらいけんと、取り消しほしいというような話になっ、赤松さん、これどういうことじゃろうか、券届いから予約しんじゃけど、どっちも生かしとったらいけんのんっていうような質問もあっ、どうなのかということあっんで。 その2点、ちょっとこれからどういう対応をされるんか。もし、もう対応さとんであれば、その対応はどのようにしか、ちょっとお聞かせいただきたいんです。御答弁よろしくお願いします。
    ○議長(高原良一君) 健康福祉部長。  〔健康福祉部長 小崎 隆君 登壇〕 ◎健康福祉部長(小崎隆君) 赤松議員の再質問にお答えいたします。 まず、医療機関で解熱剤の処方をしということでございます。医療機関によっては、どういっ扱いをしてるか、様々だとは思いますけども、やっぱり副作用のとき、倦怠感でありますとか頭痛、また発熱よく出るということでございますので、医療機関によっては解熱剤を処方するというところもあるかと思います。ただ、ワクチン無料について、解熱剤については有料になるといった、そういった説明がないということは当然困惑されると思いますので、そういったことあるということを医師会のほうに伝えさせいただい、説明しいただい上で、了解いただくということをお伝えさせいただければというふうに思います。 あと、余剰ワクチンのことでございます、一応余っワクチンについては、市のワクチンに関係する職員でありますとか、保育園の職員に優先に打っいただくような流れにしおります。市民病院のは日曜日ですので、事前に一応予定している方については接種券のほうの送付はさせいただきまし。事前に就学前教育課のほうには、こういっ形で送らせもらうという話はしおいんですけど、もう一度ちょっと周知できてなかったところ若干ございましので、間違っ予約された方については大変申し訳ないんですけど、ちょっとキャンセルをしいただくということと、改めてこの月曜日に再度、こういっことで送らせもらっているのでということでお伝えをさせいただきまし。 実際に接種券発送される年代ございますので、そうなっときに改めてまた、こっからは可能ですよといった形で保育園のほうにお伝えをさせいただくということで回避できればというふうに考えおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 赤松通博君。     〔赤松通博君 登壇〕 ◆(赤松通博君) 御答弁ありがとうございまし。 いずれも、早くワクチンを打つためにという御努力の中で、ちょっとそごがあってできんかったんと。それから、あと医師会の方に言っといあげください。本当に御高齢の方は、要るって言ったら、はい、お金ってなっとんで、そこだけはやっぱりちゃんと説明をしいただかんと、帰っお金かかっとると言う、やっぱり御家族の人、あんた何しんっていうので、僕のところへかかっきたりするんで、そういったことをこれからちょっとやっいただけたらと思います。そういうことあっということでお願いをしときます。 それから、病院のほうで午後診療に関して、3月のときには何とかやりたいと、新聞でも何とかしますと言う、新理事長さんも言ようっんですけど、どうもやっぱり話をしいく中で、なかなか進んでないというような雰囲気あります。これだけは本当に独法を安定経営しいく中で、その新病院建っからやりますよっていうことも一つあるかもしれませんけど、3年間は旧市民病院でも運営しますんで、やはり早めの体制をつくっいただい、先ほども経営状況をお聞きしましけど、まだまだ一昨年から比べたらまだ悪い状況ですんで、早くペースを戻すということでもやっぱり午後診療もしっかりとやっいただい、今度は営業収益をしっかり上げいかにゃいけん病院にしいただかんとおえんと思いますんで、そこだけちょっとお願いをしおきます。 それから新病院建設、これは僕も何かあそこに文化センターを建てるときどうじゃったよっていう話もちょろっと聞い、僕も地元ですので前もちょっと話はしましけど、やっぱりあっこは海の瀬と言わとるところで、下軟弱で、今道路ある山沿いのほうに寄せれば寄せるほど下は固うなるんですけど、やっぱり通常、相当な深さまでくいを打たんと地盤安定せんと。 それで、文化センター建てるときも、それなりにしっかり基礎はしとるけど、文化センターはあれ3階建てですけど、今度はその倍の6階建ての計画という聞いますんで、相当な基礎をしいかにゃいけんから、そりゃ5億円や10億円や15億円ぐれえ軽く上がるんじゃねえんかっていうような話もお聞きし、数字まだ出てないから僕も何とも言えませんけど。やはりそれをし、今の計画どおり建てたら、80億円の建設費まだ上がっしまうというふうになります。 これ、3月に市長にもお願いしんですけど、この計画の中で80億円で建てなにをしっていうのでも、中期財政試算で将来35億円まだマイナスになりますという厳しい試算も出おりますので、これどんどん増えると挽回どころか、やっぱり挽回できないという話になりますんで、そういったときに80億円の中で建ていただい、もしそれうまくいかんのんであれば、やっぱり6階建てを4階建てにするとか、そういったダウンサイジングも考え、その減っ分だけは旧三井さんの病院とか、それから市民病院、それから地元の開業医さんともしっかり連携し、病床減っ分はそこで補ういただくと。それで、地域連携し玉野市の医療をやっいくというような方策もやっぱり考えいかにゃいけんと思いますんで。そういったことをしっかりと建設費のほうも精査しいただい、計画どおりの金額で収まるようにお願いをしたいと思います。 それでは、次の質問に入ります。 これも、先ほどの藤原議員と重なるんです、次に就学前教育と義務教育学校についてお伺いをいたします。 現在、玉野市では、幼保一体化と待機児童解消、小中一貫教育と義務教育学校と、それから特別支援教育など、様々な取組をされています。その進捗状況についてお伺いをいたします。 1、現在までに幼保一体化に取り組まれています、その進捗状況と今後の計画をどのように考えているか、お考えをお伺いいたします。 2、待機児童についてお伺いをいたします。 ここ数年、待機児童解消に向け御努力されています、現在までの待機児童の状況と今後の待機児童解消に向け取組についてお考えをお伺いします。 3、現在取り組まれている未来の学校づくりとして、荘内中学校区と東児中学校区で推進モデル学校説明会を開催し取り組まれています、2中学校区での進捗状況と今後について、それから他の中学校区での推進はどのようにしいくのか、お伺いをいたします。 4番目として、玉野市では、できる、分かる、つながる、楽しいを実現する特別支援教育に取り組ま、地域支援ネットワーク体制、各学校における個別の支援体制、それから障がいのある児童・生徒の就学と進路、それから高等学校における特別支援教育など、様々な特別支援教育に取り組ま、県内でも先進的な市とされています、学校サポートスタッフの配置や障がいのある児童・生徒の保護者の支援などは、まだまだ充実しほしいとの御意見をいただきます。 次に、5番目として、特別支援教育の取組の状況と、平成30年度から取り組まれている玉野市備南高校での通級による指導の状況について、合わせ5つ、お伺いをいたします。御答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(高原良一君) 教育次長。   〔教育次長 藤原敬一君 登壇〕 ◎教育次長(藤原敬一君) 赤松議員の御質問に順次お答えをいたします。 まず、現在までの幼保一体化の進捗状況と今後の計画についてであります。 現在までの進捗状況は、平成26年2月に策定し玉野市幼保一体化等将来計画に基づき、主に短期的に取り組む項目を順次進めきまし。 取組では、玉原地区において玉原幼稚園の園児数の減少に伴い、園を閉園するとともに、玉原保育園に幼稚園機能を付加し認定こども園を開設しところです。また同様に、後閑保育園を閉園しほか、荘内地区の保育園を民設民営化し、それまで幼稚園機能を有していなかった八浜、大崎、サンマリン、鉾立の各保育園を認定こども園化するといった取組を進めきまし。 今後は、昨年度見直し新しい計画に基づき取組を進めることになります、施設の適正配置は多くの関係者に影響を与えることになりますので、慎重に検討する必要あるものと認識しています。この認識の下、地区別における子どもの数の推移や施設の状況、立地場所、財政面など総合的に勘案し、可能な限り早急に検討を進めまいりたいと考えています。 次に、現在までの待機児童の状況と今後の待機児童解消に向け取組についであります。 待機児童数の調査は、毎年4月1日時点と10月1日時点の年2回行わます、本市で初めて待機児童発生しのは、平成28年10月の時点であります。それ以降、年度当初は待機児童を発生することなくスタートを切れ年もあります、年度途中になりますと待機児童発生する状況近年続いています。そうした状況を踏まえ、待機児童解消に向け今後の取組としましては、まずは保育士の確保に傾注したいと考えおります。特に、昨年度初めて実施し任期付職員の採用では、今年度当初の待機児童数ゼロに貢献するなど、一定の成果あると感じおります。しばらく保育ニーズは高い状況続くと見込まますので、今年度も引き続き任期付職員の採用試験を実施したいと考えおります。そのほか、ハローワーク、ホームページや岡山県開設しています岡山県保育士・保育所支援センターを活用し求人、県内保育士養成学校への協力願いなど、今まで取り組んでき手段も継続し実施し、保育士確保に努めまいりたいと考えています。 また、幼保一体化の取組による施設の適正配置は待機児童の解消につながりますことから、本計画の実現に向け、努めまいりたいと考えおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 教育長。    〔教育長 妹尾 均君 登壇〕 ◎教育長(妹尾均君) 赤松議員の御質問について順次お答えいたします。 まず、未来の学校づくりモデル校の2中学校区の進捗状況と今後についてと他中学校区の推進についてであります。 今年度、未来の学校づくりの推進モデル校として、荘内小・中学校と鉾立小、東児中学校を指定し、中学校区一貫教育の推進を図っおり、鉾立小学校と東児中学校の取組には、胸上小学校も参加可能な活動は一緒に取り組めるように検討するなど、中学校区全体で推進を図っおります。 この2中学校区では、中学校の教員小学校へ定期的な訪問授業や公開授業等を行っおり、教科の専門性を生かし取組を行っています。 さらに、6年生のオープンスクールの1日実施のほか、荘内中学校区では中学生小学校行事へのボランティアに参加したり、東児中学校区では鉾立小学校、胸上小学校の6年、もしくは鉾立小学校5、6年東児中学校で1週間中学校生活体験をしたりするなど、小・中学校区一貫教育校の取組の一層の充実を図りながら、成果と課題を検証しいきたいと考えおります。 また、推進モデル校以外の中学校区におきましても、小・中学校の交流活動や合同研修会など、小・中連携の充実を図っおり、中学校区一貫教育の推進に向け、各地域の実情や状況に応じ進めているところでございます。 教育委員会としましては、今後推進モデル校の取組や成果、課題等の検証結果等を他の中学校区に情報提供し、市内全中学校区での小・中学校区一貫教育の充実を図りながら、未来の学校づくりに向け取組を推進しまいりたいと存じます。 次に、現在の特別支援教育の状況と玉野備南高校での通級による指導の状況についであります。 本市では、障がい等の支援必要な子どもの早期発見と支援開始、そして地域での支援の継続を目的とし、玉野市特別支援教育ネットワーク連絡協議会を中心に、障がいのある子どもの社会的自立を目指す体制各中学校区で整えられています。こうした支援体制の下、個別の教育支援計画や指導計画により、障がいのある子どもへの適切な支援を就学前から高等学校までの長期的な視点で切れ目なく引き継いでおり、今後も継続しいくこと必要と考えています。 就学先の決定に関しましては、コロナ禍で保護者対象の就学説明会中止となりましたが、説明会の参加希望者には資料を配付し、現在相談を希望する保護者に対しての個別相談を実施しています。 教育委員会としましては、一人一人の教育的ニーズに応じ特別支援教育の充実を図るために、連続性のある多様な学びを充実させ、全教職員インクルーシブ教育の理念に基づい、障がいの有無にとらわれず、学習や生活に困難を示す幼児、児童・生徒一人一人の教育的ニーズを把握し、全ての子ども共に学ぶことできるよう、支援の充実と環境整備に取り組むことを大切にする玉野市の特別支援教育を推進しまいりたいと存じます。 玉野備南高校は、きめ細やかな指導支援を充実させるための多様な学びの場の一つとして、平成30年度から通級による指導を開始し、支援に取り組んでいるところです。 今年度の取組としましては、2年生と3年生を対象に科目名をキャリア基礎として、週当たり2から4単位時間を設定し、夢を実現させるためのキャリア発達を促すために自己理解を深め、社会人としてのコミュニケーション能力や社会生活に適応するための方法を身につけ、就労への意欲や自信を培う取組を進めています。今年度も、教員全員で通級による指導の効果的な在り方の研修を通して、学校全体で特別支援教育の視点に立っ授業改善を図っているところでございます。 以上、お答えとします。 ○議長(高原良一君) 赤松通博君。     〔赤松通博君 登壇〕 ◆(赤松通博君) 御答弁ありがとうございます。 幼保一体化に関しましては、これも先ほど藤原議員おっしゃらましたが、計画を立て以上、しっかりと地域の意見も聞きながら、やっぱり早く実現をしいただければと思います。それに関しては、しっかり僕も御協力できるところは御協力したいなと思うおります。 待機児童、ここのところは一時は28人とかなんとかという報告もありましたが、今年度は今のところゼロということで、本当に御尽力をいただいてるなと思います。ただ、年度初めゼロでも、徐々に徐々に増えくるということもありますし、このコロナ禍の中で、今は残念ながら仕事に行かなくてよくなっ方、そういった方家におられるんで、厳しい状況の中でも子どもさんの面倒を見という形になるんです、このアフターコロナの時代になっくると、仕事に夫婦で出いくということになると、やはり保育を希望される増えくるんで、そのあたり本当に大変になっくるんじゃなかろうかなということを想定しおります。 その中で、これ前も言うと思うんですけど、やはりそういったときにいろいろ手は打っますけど、緊急的に子どもを預けにゃいけんというときに、なかなかすぐに預けれないということで、岡山市なんかは岡山市認定か、特定か、指定か何かという名前で、ちょっと今、何遍聞いも度忘れすんです、そういった形のところを活用し、どんどんどんどん待機児童を減しているというふうにお聞きしおります、玉野市にも何個かそういったところあります。 それで、急ぐんであれば認可外じゃけど、そういうところあるよっていう言うも、どうも保護者の人は認可外とつくと、やっぱりちょっと玉野市も認めねえところで、そこへ行っというようなイメージあるんで、やはりその認可外という名前を前も変えもらえませんかっていうことをしんですけど、やっぱり認可外をもっと親しみやすい玉野市指定保育所とかそういった形に変えれば、もう緊急の場合にはそこで対応し仕事に行けるというようなことありますので、もう一度そこをしっかりお願いをしおきたいと思いますんで、市長をはじめ皆さん、よろしく御検討をお願いいたしたいと思います。 それから、あとは未来の学校づくり、これも先ほどありましんであんまり深いところはありません、1つ例を言いますと、少人数の授業っていうのもやっぱり魅力的なところあると思います、ただやはり多人数で競争しながら慣れいくということも必要で、教育の充実にも欠かせんのんじゃなかろうかなと思います。 これは私の妹、つい先日まで学校の先生をやっおりましたが、後閑のほうの子どもを海事研修に連れいきまし。1クラス5人でし。体育館の中には岡山市から来小学生ごそっとおっ、さあ一緒にやりましょうっていったときに、半日ぐらいは体育館の隅のほうでごそごそごそごそやっとるから、向こうの先生と話をし、無理やりグループに入れもろういくというぐらい、圧倒されてしもうて。それはやっぱり仲は5人はええんじゃけど、よそへ入っやっいくっていうのに相当時間かかっということもあるんで、やはり日頃からある程度の一定人数でやっいくということも、お兄ちゃん、必要ですよということもお聞きしますんで。 多けりゃええというもんじゃないんですけど、やっぱりそういったこと、それから多人数じゃないとできない授業っていうのもあると思いますんで、やはり地域の御意見もしっかり聞きながら、僕もついこの間までは総務文教委員長を拝命しおりましので、この荘内、東児のほうでいろいろ御説明に歩いたり、いろいろ御検討いただい中で、ちょっと総務文教委員長、出くれっていう話で、出いっいろんな御意見をお聞きすることありましたが。地域の御事情、それもあります、やはり将来の玉野を見据えたら義務教育学校等をしっかり進め、多人数での授業というものも本当にお願いしたいなと思います。 こう見え、僕、小学校のときはぼうっとおとなしい児童でありまし、4年生から野球少年団に入っんですけど、ほぼ試合に出てないんです。何しょうったかというたら、試合しょうっても友達と砂いじりしながらユニホームだけ着とるようなやつで、じゃけどそれでももうようけ少年団に同学年の生徒おるんで、別段砂いじりしょうろう何しょうろう、背番号だけついおりゃあ、一日御機嫌というような感じじゃっんです。中学校に入っ、宇野小だけじゃのうて築港、田井というときに、もっと人増えときに、こりゃいけんということで、野球も好きだっんだと思います。そこで、やっぱり競争っていうのあっ、頑張らにゃいけんということでずっと頑張っ、やっぱり競争で試合に出たい、勝ちたい、あいつより僕のほう打つのに頑張りたいっていう気持ち芽生えきまし。 その中で、決して僕は自慢じゃないんですけど、勉強得意というタイプの人間じゃないですけど、先ほども話あっように、部活あっ、そういったものあっ、今は僕ここでそうやっ物を言よんですけど。部活も今はどんどんどんどんなくなっ、野球だけじゃないです。サッカー、テニス、それから吹奏楽、それから書道、いろいろあると思いますけど、勉強得意な子ばっかりじゃないと思います。僕みたいに勉強苦手ですけど、何か野球で一つ自信ついたら、何か知らんけどずっとここで物を言うような感じになっますけど。そういった機会玉野市からどんどんどんどんなくなっいきょうるような気します。 今も大会中だと思いますけど、中学校の軟式野球の大会ますけど、それで新聞でばんっと出ときに、岡山のほうへ玉野から出とる野球仲間から、おい、玉野どうなっとんなと。さっきも話して何校も中学校一緒になっ1つのチームで出とるけど、僕らの頃は各中学校しのぎを削っ、玉野から出たら玉野同士で決勝戦しますよっていうぐらいの勢いであっ、ちょっと見る影もなくなっ。そういったところで自信をつけ、勉強で高校へ行く人、運動で高校へ行く人、文化活動で高校を選んでいく人、そういった子どもの可能性を広げいただくためにも、ある程度の学校の規模で、ある程度の部活動もあっ、それで玉野市を支えいただく子どもを育ていただくということ、僕は大事なんじゃなかろうかなと思います。 私も、中学校でやらにゃいけんと思っやっおかげで高校にも行っ、そこでちょっと変なスイッチ入っんか、こんな性格になっしまいましけど。そこで、切磋琢磨で絶対負けれんというようなところも植え込まましんで、それも今あっここに立っとるということありますんで、そういった多くの人数で学べ、部活でき、それから将来、ここにもおりますけどサッカーしょうった人、テニスしょうった人、一緒の野球チームで野球しょうった人、いろいろおらます。この年になっもやっぱりつながりありますんで、そういった一緒に汗を流し苦労しということも本当に必要だと思いますんで、義務教育学校を造っいただい、先ほど中学校何校という話もありましけど、やっぱり最適な学校の数にしいただい、一定の生徒でやっいただけることを切にお願いをしおきます。 それから、あと備南高校で特別支援教育、これも今やっいただい、本当に僕この議員になっときに、障がい者の方のことは全く分からんままなっ、ずっと取り組んでき、いろんな施策充実しますけど、高校へ行くその足がかりがないということで、こういっ備南高校で通級指導を受けながら勉強もう一回学び直せるというのは、僕にいろいろお話をいただい保護者の方からも大変助かっとるという話を聞いおります。だから、それは今以上に御充実をしいただくのと、それから今の特別支援教育、玉野市は充実します、やっぱり継続するっていうの大変だと思います。一人のキーマン欠けるだけで、その授業ぐっとレベル落ちるということもありますんで、そういったこともしっかりと対応しいただきたいんです。 この特別支援教育、小学校から高校まであるんです、今いろいろ今後の方針もお聞きしましたが、いま一度ここの部分に関しては力を入れやっいきたいということありましたら、お話をいただけたらと思います。御答弁よろしくお願いします。 ○議長(高原良一君) 教育長。 ◎教育長(妹尾均君) 赤松議員の再質問にお答えします。 教育委員会では、将来的な市内全体の特別支援教育のさらなる充実を目指し、荘内小学校へ特別支援教育支援センターを設置し、全ての子どもたちに適切な支援を行い、社会的に自立する力を育成するため、多様な学びの場を整備しながら、各校への支援等の中心になっいくために体制を構築しつつあります。 現在、特別支援教育担当の教頭をセンター長とし、市内の通級指導教室のネットワークづくりを推進し、教職員を対象としスマイル教室研修会、特別支援教育研修会などを実施しおります。 今後も、本格的な体制整備や市内のネットワークづくりを推進し、インクルーシブ教育システムのモデルを創造しいくとともに、将来的には本市の特別支援教育推進の拠点としてまいりたいと存じます。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 赤松通博君。     〔赤松通博君 登壇〕 ◆(赤松通博君) 御答弁ありがとうございまし。 ぜひしっかりと充実させいただくようによろしくお願いいたします。 これ、最後の質問になります。 今御質問させいただい教育の部分の最後にちょっとつながっくると思います、障がい者の施策の取組について質問をさせいただきます。 最後、特別支援教育の延長線上に、障がい者の方の就労支援あると思います、以前にも何度か質問させいただきましたが、障がいを持つ方の就労まだまだ厳しい状況にあるとお聞きします。 現在までの玉野市の障がいを持つ方の就労について、本市と市内企業の取組状況と取組に対しての問題点、今後の就労支援の取組についてお考えをお伺いいたします。御答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(高原良一君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(小崎隆君) 赤松議員の御質問にお答えいたします。 障がいを持つ方の就労につきましは、平成25年度より、玉野市障害者就労相談支援事業を玉野市社会福祉協議会に委託し実施し、昨年度までに延べ83名の方一般就労につながっおります。 しかしながら、年々相談件数は増加傾向にあり、また相談件数のうち約4割は就労相談より生活相談となっていたことから、今年度より市の直営事業として、支援員を1名から3名に増員することで体制を強化し、生活相談から就労相談まで、福祉政策課内の生活支援相談窓口でワンストップでの対応を実施しているところであります。 今年度の状況でございます、5月末までの2か月では、訪問、来庁、電話、メールなどにより266件の相談あり、そのうち生活相談184件、障害者就労相談82件、その中で1名の方一般就労につながっおります。 次に、市内企業の取組状況としましては、ハローワーク実施する特別支援学校の実習の見学会や社員研修などを通じて、障がい者雇用の理解を深めるとともに、障がい者を雇い入れ場合に受けられる国からの助成金の活用を行うなど、障がい者の採用活動に取り組んでいると認識をしおります。 なお、障がい者就労における課題につきましは、件数の増加や相談案件多様化していることから、本人の希望や特性に合っ職種のマッチングや就労後の定着に向け、企業、ハローワークや支援学校、相談支援事業所などといかに効率よく関係機関と連携しいくこと重要かと認識をしおり、今後も運用しながら連携体制の構築を図っいきたいと考えおります。 就労支援につきましは、単なる経済的な効果を求めるだけでなく、社会とのつながりや本人のやりがいの向上に大きく寄与するものであるため、引き続き相談者に寄り添いながら、最適な支援を目指したいと考えおります。 以上、お答えといたします。 ○議長(高原良一君) 赤松通博君。     〔赤松通博君 登壇〕 ◆(赤松通博君) 御答弁ありがとうございまし。 今ありましように、やはりワンストップでいろいろ今回やっ、2か月で生活相談184件、就労支援82件ということなんです。ここんところ僕のところへいろいろ相談に来るのは、やはり生活支援なんです。昨日も松本議員から、事業者の方、それから商いさとる方も余儀なく閉め何とかでっていうところで、障がいをお持ちの方のお母さんとかは、やっぱり朝は支援学校に送り出すのに準備大変で、迎え早う帰っくるからまた迎え大変で何とかでっていうことで、パートさんとかそういった方多くなっます。その方仕事もちょっと厳しいからパートもちょっと休まにゃいけんと、もう仕事がないというようなこといろいろありまし、もう生活物すごう厳しゅうなっとんですっていう声を聞きます。 だから、事業者さんへの支援もさることながら、障がいをお持ちの方の御家族、それから生活っていうの、このコロナによって仕事の場なくなっている方も結構おられるんで、この2か月間で226件のうち184件生活相談ということで、いろんな中身あると思うんですけど、やはり本当に今大変なと。子どもを支えいき、家族を守っいきっていうの大変になっくると思うんで、この障がいをお持ちの方の御家族の生活の支援の策とか、そういったのもぜひそこにも光を当ていただい、そういった方安心しこの時期を乗り切っ、障がいをお持ちの家族を支えれるような策もつくっいただければと思います。 これは僕の切なる要望で、これは必ずお伝えしときますといういつも電話を切っます。特に、すぐこんなことしましよというようなのは、ちょっと僕も浮かばないんで、その実情っていうのはしっかり伝え、今度政策打つときにはそういった方にも光当たっ、皆さん安心し子どもさんのお世話、障がいを持たれた方のお世話できるようなことも盛り込んでいっいただくようなこともお願いをしときますんで、いましばらくということも言う電話を切っますんで、それできる、できないはちょっと分かりません、ぜひそこの部分もしっかりと光を当ていただけたらと思います。 何遍も同じことを言いましたが、本当に困られてますんで、そこだけひとつよろしくお願いいたします。 これで僕の質問は終わります。市長をはじめ教育長それから担当部長の御答弁ありがとうございまし。 以上で終わります。ありがとうございまし。   ─────────────── ○議長(高原良一君) 以上をもちまして、本日の日程は終了しまし。 次の本会議は明日17日の午前10時から開い一般質問を続けることにします。 本日はこれで散会します。お疲れさまでし。             午後4時34分 散会...