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2017年06月15日 平成29年第3回定例会(第4号) 本文
2017年06月15日 平成29年第3回定例会(第4号) 名簿

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  1. 宇佐市議会 2017-06-15
    2017年06月15日 平成29年第3回定例会(第4号) 本文


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    2017年06月15日:平成29年第3回定例会(第4号) 本文 (307発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (四日目)           開議 午前十時〇〇分 ◯議長(佐田則昭君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十一名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  平成二十九年六月第三回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、昨日に引き続き、市政一般に対する質問となっております。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(佐田則昭君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告がありますので、順次発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(平成二十九年六月十五日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃ 発言者  │        発言の要旨        │ 答弁を求 ┃ ┃      │                     │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃九番    │一、人の元気アップ!           │市長及び  ┃ ┃辛島光司君 │ (1)乳幼児健診について、視覚に関わる検  │担当部課長 ┃
    ┃      │  診はどの時期にどのような方法で行わ  │      ┃ ┃      │  れているのか。また、斜視・弱視等の  │      ┃ ┃      │  発見率の推移は。           │      ┃ ┃      │ (2)就学時健診について、視覚に関わる検  │      ┃ ┃      │  診はどのような方法で行われているの  │      ┃ ┃      │  か。また、斜視・弱視等の発見率の推  │      ┃ ┃      │  移は。                │      ┃ ┃      │ (3)小学生において、特定疾病以外で長期  │      ┃ ┃      │  治療や入院が必要となる病気やケガの  │      ┃ ┃      │  主なものは。             │      ┃ ┃      │ (4)宇佐市において、未成年が検挙された  │      ┃ ┃      │  主な事犯の件数と推移は。       │      ┃ ┃      │ (5)宇佐市平和ミュージアム(仮称)建設  │      ┃ ┃      │  に関して、宇佐市遺族会連合会と意見  │      ┃ ┃      │  交換が行われたと聞いているが、どの  │      ┃ ┃      │  ようなやりとりがなされたのか。また、 │      ┃ ┃      │  その後の経過や対応は。        │      ┃ ┃      │二、街の元気アップ!           │      ┃ ┃      │ (1)各種スポーツ・文化において、全国大  │      ┃ ┃      │  会に出場する少年少女の選手について、 │      ┃ ┃      │  紙面やHPにおいて、どのように取り  │      ┃ ┃      │  上げて紹介しているのか。       │      ┃ ┃      │ (2)宇佐市唯一の専門学校『九州総合スポ  │      ┃ ┃      │  ーツカレッジ』に県外からたくさんの  │      ┃ ┃      │  生徒が来ている。多くは卒業後に地元  │      ┃ ┃      │  に帰ると聞くが、学生の間に宇佐市を  │      ┃ ┃      │  知り、好きになるような取り組みを考  │      ┃ ┃      │  えてはどうか。また、青少年育成・ス  │      ┃ ┃      │  ポーツ振興においては、宇佐市と連携  │      ┃ ┃      │  出来る部分が多々あるのではないか。  │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃四番    │一、平成二十九年度 施政方針について   │市長及び  ┃ ┃多田羅純一君│ (1)「人口減少に歯止めをかけ、更に強化  │担当部課長 ┃ ┃      │  する必要がある」とあるが二十九年度  │      ┃ ┃      │  に於いて特に強化した施策や社会増加  │      ┃ ┃      │  に効果のある施策は何か。       │      ┃ ┃      │ (2)卒業後宇佐市に残って就職する際に必  │      ┃ ┃      │  要な自動車運転免許取得費用の一部を  │      ┃ ┃      │  補助出来ないか。           │      ┃ ┃      │ (3)離職者の再就職および正規雇用者の技  │      ┃ ┃      │  能向上などを支援するため、就職や仕  │      ┃ ┃      │  事に役立つ資格の取得費用の一部を補  │      ┃ ┃      │  助はできないか。           │      ┃ ┃      │二、不活化ポリオワクチンについて     │      ┃ ┃      │ (1)宇佐市内の接種率と現状は。      │      ┃ ┃      │ (2)子どもの感染防止の為国の定期接種化  │      ┃ ┃      │  を先行して五回目も補助出来ないか。  │      ┃ ┃      │三、サイバー攻撃について         │      ┃ ┃      │ (1)市役所内の防御体制はどの様に考えて  │      ┃ ┃      │  いるか。               │      ┃ ┃      │ (2)もし住民基本台帳が攻撃された時の対  │      ┃ ┃      │  応は。                │      ┃ ┃      │ (3)サイバー攻撃に備える中小企業への支  │      ┃ ┃      │  援はできないか。           │      ┃ ┃      │四、宇佐市指定文化財「爆弾池」について  │      ┃ ┃      │ (1)市はどのような維持管理を行っている  │      ┃ ┃      │  のか。                │      ┃ ┃      │ (2)市外の方から「整備出来ないか」と言  │      ┃ ┃      │  う声を聞くが今後、どの様に周辺整備  │      ┃ ┃      │  をしていくのか。           │      ┃ ┃      │五、サンリブ閉店後の駐車場について    │      ┃ ┃      │  「駐車場が無くなると困る」と言う声  │      ┃ ┃      │  を聞くが市で確保できないのか。    │      ┃ ┃      │六、認知症高齢者の行方不明対策について  │      ┃ ┃      │ (1)昨年度の捜索件数は何件か。      │      ┃ ┃      │ (2)県内では六市がGPSの購入補助や貸  │      ┃ ┃      │  与を進めているが宇佐市に於いての取  │      ┃ ┃      │  り組みは。              │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十九番   │一、平成二十九年度 施政方針より     │市長及び  ┃ ┃筌口 孝君 │ (1)人口減少社会について、歯止めをかけ  │担当部長  ┃ ┃      │  る取り組みの現状と今後の推進と具体  │      ┃ ┃      │  性について。             │      ┃ ┃      │ (2)主要施策について           │      ┃ ┃      │  1)国民文化祭・ワールドカップ等を見  │      ┃ ┃      │   据えた地域の特色を生かしたまちづ  │      ┃ ┃      │   くりと地域振興について。「家族旅  │      ┃ ┃      │   行村への誘致」は。         │      ┃ ┃      │  2)公共交通対策について        │      ┃ ┃      │   宇佐市地域公共交通網形成計画での  │      ┃ ┃      │   環境整備の現状は。         │      ┃ ┃      │  3)仙の岩公園周辺整備について     │      ┃ ┃      │  4)農地集積の推進と耕作放棄地の解消  │      ┃ ┃      │   について              │      ┃ ┃      │   農業水利施設の機能診断のほか、再  │      ┃ ┃      │   造成地区における負担金と補助金助  │      ┃ ┃      │   成に付いて活用は。         │      ┃ ┃      │ (3)特別会計について           │      ┃ ┃      │  統合に伴う旧簡易水道と水利不足の対  │      ┃ ┃      │  策は。                │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃六番    │一、アセットマネジメント(資産管理・運  │市長・教育長┃ ┃衛藤義弘君 │  用)について             │及び    ┃ ┃      │ (1)少子高齢化に伴い、将来像を描き施設・ │担当部課長 ┃ ┃      │  設備の状態を客観的に把握、評価し、  │      ┃ ┃      │  中長期的に施設・設備を効果的かつ効  │      ┃ ┃      │  率的に管理することは重要であります。 │      ┃ ┃      │  宇佐市公共施設白書、公共施設等総合  │      ┃ ┃      │  管理計画が示されていますが、現状の  │      ┃ ┃      │  課題と今後大規模事業が計画されてお  │      ┃
    ┃      │  り、将来の宇佐市の資産は増加すると  │      ┃ ┃      │  思いますが、どのように考えているの  │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │ (2)宇佐市が保有する資産の状況は、一人  │      ┃ ┃      │  あたりの延べ床面積を全国平均と比較  │      ┃ ┃      │  すれば二倍多いとの課題があり、更に  │      ┃ ┃      │  は大規模事業で膨らんできます。老朽  │      ┃ ┃      │  化や耐震化で必要事業も想定されます。 │      ┃ ┃      │  今後緻密な個別資産の管理・運用が必  │      ┃ ┃      │  要となってきます。そこで、個別資産  │      ┃ ┃      │  の状況についてどのように考えている  │      ┃ ┃      │  のでしょうか。また、自治体により資  │      ┃ ┃      │  産運用・管理で削減効果を上げている  │      ┃ ┃      │  自治体があるようですがどうでしょう  │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │ (3)厳しい財政状況が平成三十三年ごろよ  │      ┃ ┃      │  り想定されますが、資産である公共施  │      ┃ ┃      │  設の需要度により必要でない(利用頻  │      ┃ ┃      │  度や必要でない物件)施設の管理や運  │      ┃ ┃      │  用が限定的になることも想定されま   │      ┃ ┃      │  す。適切な施設配置や効率的な管理運  │      ┃ ┃      │  営を行うために、どのようなことを計  │      ┃ ┃      │  画・立案しているのか。        │      ┃ ┃      │ (4)以上の事から、施設の更新費用や財政  │      ┃ ┃      │  状況から宇佐市が抱える課題を解決す  │      ┃ ┃      │  るために、専門のマネジメント部署の  │      ┃ ┃      │  創設は市長が先頭になって考える問題  │      ┃ ┃      │  ではないでしょうか。         │      ┃ ┃      │二、人口増加策について          │      ┃ ┃      │ (1)自然増減と社会増減の両面で効果が出  │      ┃ ┃      │  た具体例を教えてください。出生数   │      ┃ ┃      │  (率)の増加・定住促進が主な主要策  │      ┃ ┃      │  になると考えます。これを踏まえてご  │      ┃ ┃      │  答弁をお願いします。         │      ┃ ┃      │ (2)出生率増加のための子育て支援の充実、 │      ┃ ┃      │  引っ越し費用の補助制度、UIターン  │      ┃ ┃      │  のための奨学金返還支援事業などの市  │      ┃ ┃      │  外への活用・情報提供はどのような形  │      ┃ ┃      │  でしているのかお聞きします。     │      ┃ ┃      │ (3)移住促進は宇佐市の核になる文化都市  │      ┃ ┃      │  を目指していくことが重要と思います  │      ┃ ┃      │  が、平和ミュージアム構想もその一つ  │      ┃ ┃      │  ですが、宇佐市の昔からの伝統的な要  │      ┃ ┃      │  素は何でしょうか。          │      ┃ ┃      │三、中小企業支援について         │      ┃ ┃      │ (1)創業・事業承継の支援強化のために、  │      ┃ ┃      │  産業競争力強化法で宇佐市も認定され  │      ┃ ┃      │  ていますが、具体的に創業を行いやす  │      ┃ ┃      │  い仕組みづくりが出来たと思うが、現  │      ┃ ┃      │  状の支援の動きはどうでしょうか。   │      ┃ ┃      │ (2)中小・小規模事業者の相談窓口強化   │      ┃ ┃      │  で、大分県に「よろず支援拠点」があ  │      ┃ ┃      │  る。これを活用して中小企業等が抱え  │      ┃ ┃      │  る経営課題など総合的な相談に応じて  │      ┃ ┃      │  もらう体制づくりが必要ではないでし  │      ┃ ┃      │  ょうか。               │      ┃ ┃      │四、重症化予防について          │      ┃ ┃      │  糖尿病と透析の患者さんは、「足病」  │      ┃ ┃      │  の可能性を持っています。重症化予防  │      ┃ ┃      │  の防止のために特定検診などの時に、  │      ┃ ┃      │  足を診てもらい早期の治療を行っては  │      ┃ ┃      │  どうでしょうか。           │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛ ◯議長(佐田則昭君)まず、九番 辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)皆さん、おはようございます。傍聴に来ていただいた皆さん、ありがとうございます。  一般質問、三日目、一番バッターで頑張りたいと思います。議席番号九番、USA絆の会、辛島光司です。よろしくおつき合いのほど、お願いいたします。  このたびの一般質問、大きく分けると二項目。  まず一項目、人の元気アップについて。  一点目、乳幼児健診について。視覚にかかわる健診はどの時期に、どのような方法で行われているのか。また、斜視・弱視等の発見率の推移についてお伺いいたします。  二点目、就学時健診について。視覚にかかわる健診はどのような方法で行われているのか。また、斜視・弱視等の発見率の推移をお伺いいたします。  三点目、小学生において、特定疾病以外で長期治療や入院が必要となる病気やけがの主なものについてお聞きいたします。  四点目、宇佐市において、未成年が検挙された主な事犯の件数と推移についてお伺いいたします。  五点目、宇佐市平和ミュージアム(仮称)建設に関して、宇佐市遺族会連合会と意見交換が行われたと聞いておりますが、どのようなやりとりがなされたのか。また、その後の経過や対応についてお伺いいたします。  二項目め、街の元気アップ。  一点目、各種スポーツ・文化において、全国大会に出場する少年少女の選手について、紙面やホームページにおいてどのように取り上げて紹介しているのかお伺いいたします。  二点目、宇佐市唯一の専門学校、九州総合スポーツカレッジに県外からたくさんの生徒が来ていただいております。多くは卒業後に地元に帰ると聞いておりますけども、宇佐市にいる間の学生の間に、宇佐市を知り、好きになるような取り組みを考えてはどうか。また、青少年育成・スポーツ振興においては、宇佐市と連携できる部分が多々あるのではないかについてお伺いいたします。  以上一回目の質問を終わります。よろしくお願いいたします。 ◯議長(佐田則昭君)それでは、辛島光司議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。九番 辛島議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、人の元気アップについての一点目の前段、乳幼児健診について、視覚に関わる検診はどの時期にどのような方法で行われているのかについてでありますが、市では乳幼児健診を生後三~六カ月、八~十一カ月、一歳六カ月、三歳六カ月の時期に行っており、その中で視覚の検査といたしましては、三~六カ月児、八~十一カ月児の健診では、小児科医による追視、眼球運動、視線検査を行い、一歳六カ月児健診では視力や目つき等を保護者への問診で確認をいたしております。  また、三歳六カ月児健診では、輪の一カ所が切れたランドルト環という指標を用いて家庭で簡易検査を行ってもらい、見えないと答えた子供や検査ができなかった子供につきましては、会場で再度保健師が検査を行い、その結果によって精密検査や治療につなげております。  次に後段の、斜視・弱視等の発見率の推移はについてでありますが、三歳六カ月児健診の視覚検査では、毎年、受診者の五%程度が要精密検査となり、受診者の二%程度が遠視及び乱視の治療が必要という結果となっております。  今後とも国の指針に則りながら、早期発見・早期治療に努めてまいります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(佐田則昭君)次に、一項目めの人の元気アップについての二を教育長 近藤一誠君。 ◯教育長(近藤一誠君)皆さん、おはようございます。教育長の近藤でございます。九番 辛島議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、人の元気アップについての二点目、就学時健診について、視覚にかかわる検診はどのような方法で行われているのか。また、斜視・弱視等の発見率の推移はについてですが、就学時健康診断は、学校保健安全法第十一条の規定により、市教育委員会が翌年度に小学校一年生になる就学前児に対して、身体の疾患や知的発達の度合いを検査し、その検査結果を各家庭に通知するというものであります。  視覚に関する検査項目は、学校保健安全法施行令第二条の中で、視力と眼の疾病及び異常の有無があります。視力については、国際標準に準拠した視力表を用いて左右の裸眼視力を検査し、眼鏡を使用している者については、その矯正視力についても検査を実施いたしております。眼の疾病及び異常の有無については、医師の問診等によりますが、斜視・弱視等の疑いを認めた場合は、保護者に専門医への受診を通知いたしております。市教育委員会としては、その発見率の推移は把握いたしておりません。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、一項目めの人の元気アップについての三を福祉保健部長 松木美恵子さん。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(松木美恵子さん)おはようございます。福祉保健部長の松木でございます。九番 辛島議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、人の元気アップについての三点目、小学生において、特定疾病以外で長期治療や入院が必要となる病気やけがの主なものについてですが、宇佐市国民健康保険の加入者の状況は、本年四月一日現在で約一万三千五百人、そのうち小学生以下は約六百二十人となっています。  過去五年間の受診状況をレセプトから検証した結果、治療期間が長期にわたるもので、小児慢性特定疾病に該当していないものとして多かったものは、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、慢性副鼻腔炎、精神疾患等でした。なお、けがについては、骨折による入院が主となっています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、一項目めの人の元気アップについての四を総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)皆さん、おはようございます。総務部長の永野でございます。九番 辛島議員の一般質問にお答えします。  一項目め、人の元気アップについての四点目、市内の未成年が検挙された主な事犯の件数と推移はについてですが、未成年の検挙数は、少年の人数でお答えをいたします。宇佐警察署によりますと、平成二十八年に検挙された少年は十六名であり、そのうち十名が初発型非行、いわゆる犯罪への入り口と言われているもので、自転車窃盗や万引きで検挙されています。また、平成二十七年に検挙された少年は二十二名であり、そのうち十名が初発型非行となっています。検挙者数の推移につきましては、過去五年を見ますと二十名前後で推移しています。  以上で答弁を終わります。
    ◯議長(佐田則昭君)次に、一項目めの人の元気アップについての五を教育次長 若山雅敏君。 ◯教育次長兼教育総務課長(若山雅敏君)皆さん、おはようございます。教育次長の若山です。九番 辛島議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、人の元気アップについての五点目、宇佐市平和ミュージアム(仮称)建設に関する宇佐市遺族会連合会との意見交換会についてですが、平成二十九年三月七日の遺族会の理事会において、資料館の建設と戦争遺構を整備していくフィールドミュージアム構想を中心に説明いたしました。  資料館の展示につきましては、導入部分のプロローグ展示、宇佐海軍航空隊関係資料で歴史を伝えるメーン展示、そして、結び部分のエピローグ展示で構成される予定であり、特に結びの展示については、戦争犠牲者を追悼するメモリアルコーナーとすることで、改めて平和の大切さと命の尊さを考えてもらえるような構成となることを説明いたしました。  遺族会からは、戦没者の情報については、宇佐市遺族会や大分県遺族会の資料だけでは不十分なので、さらに多くの資料と照合してほしいという要望や、平和ミュージアム(仮称)建設準備委員会に遺族会の代表が入っていないことなどについての御意見がありました。  戦争犠牲者のメモリアルコーナーにつきましては、できるだけ多くの資料を調査し、名簿の追加が可能となるような展示手法を用いるということ、また、建設準備委員会の委員に遺族会の代表が入っていないことにつきましては、建設される資料館は宇佐海軍航空隊の歴史を伝え、平和について考えてもらう学習施設であることから、施設の規模や構造、展示のあり方や構成等に詳しい学識経験者などで構成しているということを説明するとともに、遺族会の皆様には戦没者に関する情報提供のお願いをしたところでございます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)最後に、二項目めの街の元気アップについてを経済部長 前田和弘君。 ◯経済部長兼耕地課長(前田和弘君)皆さん、おはようございます。経済部長の前田でございます。九番 辛島議員の一般質問にお答えします。  二項目め、街の元気アップについての一点目、各種スポーツ・文化において、全国大会に出場する少年少女の選手について、紙面やホームページにおいてどのように紹介しているかについてですが、スポーツに対する意識高揚を図るためにも、全国大会に出場する選手については市長への報告会を開催し、ホームページに全国大会出場の専用の紹介ページを設けて掲載するなど、随時、情報発信をしているところです。また、希望者には庁舎に懸垂幕を掲げるなど、その活躍を紹介しています。  二点目の前段、九州総合スポーツカレッジに県外からたくさんの生徒が来ている。学生の間に宇佐市を知り、好きになるような取り組みを考えてはについてですが、現在、市の祭りや行事、スポーツイベント、総合型地域スポーツクラブの各種イベントにも積極的に参加してもらい、市民との交流を図っているところです。  次に後段の、青少年育成・スポーツ振興においては、宇佐市と連携できる部分が多々あるのではについてですが、宇佐市スポーツ推進計画の中で、今後、スポーツ振興を図っていくため、行政や競技団体だけでなく、いろいろな分野と連携をとりながら各種施策項目を推進していくこととしています。  九州総合スポーツカレッジには、昨年、少年スポーツの指導者やスポーツ愛好者等を対象にした実技的な指導者講習会や少年野球の指導者を対象にした実技講習会を委託し、連携して開催したところです。今後もさまざまな団体等と連携しながらスポーツの推進に取り組んでまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  九番 辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)それでは、順次再質問を行いたいと思います。  まず、一項目め、一点目です。  乳幼児健診について、受診者の五%程度が要検査となり、二%程度がということですけども、乳幼児健診三歳六カ月において検査していただくと、これ、専門医の検査っていう形をとってないと思うんですけども、その辺ちょっと具体的に、どういった検査の仕方になってるのか教えてください。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(加来幹子さん)おはようございます。子育て支援課長の加来でございます。辛島議員の再質問にお答えいたします。  三歳児健診の視力検査ですが、まず、御父兄に御家庭で視力検査をするランドルト環という環をお送りしまして、御自宅で、家庭のなれた場所で視力検査を行っていただきます。その結果を、健診の会場にお持ちになり、おうちで四方向を見ていただくんですが、三方向見えれば合格というラインになっております。三方向未満のお子様に関しましては、その会場で保健師が再度検査を行っております。その結果をもとに、それを問診票に書いておりますので、最後に小児科医師の診察で目のチェックということで健診を行っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)そうですね。現実、確かに家に持ち帰ってやります。ただ各家庭によって条件が恐らくばらばらです。距離もそうですし、部屋の電気の暗さもそうですし、親の意識によってどこまでぴっちりやるかということも含めてですね。その結果で、そこでまずふるいに大きくかけられて、そこで両親が発見できれば、発見というか、違和感を感じれれば、次の段階に初めて進むということになってますよね。  この、やっぱし目とか耳とかっていうのは、これはやはり子供において、後々就学時健診とかにつながっていくんですけども、子供の学習の約八〇%は見ることからいうことで、学習に対してもやっぱり見る目っていう成長がですね、見守っていくっていうことはとても大事な部分なわけです。  大体これは六歳までに視力が完成すると言われてますので、当然、早期発見、早期治療すれば、弱視も含めて小学校入学までに治る可能性が高いということですので、早期発見に最大限の力を入れていくべきだという観点から、今回、この乳幼児健診と就学時健診を取り上げました。  その時点で視力の検査は、まず家庭での両親が気づくかどうかというとこが大きなところでございます。それは視力においてですよね。目の疾病及び異常については、なかなかそれだけではわからないところが、その検査だけじゃですね、わかんないとこがあります。その視力で親があれっと違和感を持たないと、異常とか疾病についても、なかなか小児科さんにも伝わりませんし、発見がなかなか厳しいんじゃないかなと思うんですね。  ここで、早期発見で、今ですと、小学生になるまでは医療費が無料ですので、親の気持ちとしたら早期発見に最大限取り組んでいただいて、視力に関しても、小学校に入るまでに万全に整えておくということが一番望まれるのかなと、親の思いとしてはそうだろうと私は実感しております。  その三歳児健診のとき、できればやはり専門医の方にしっかり見ていただきたいなという思いがあるんですね。これは家庭忙しい中で、持って帰ってきて、これをして出してくださいっていうだけじゃ、さっき言ったように条件も全然ばらばらですんで、家庭によって。気づく、気づかない等もいっぱい出てきますし、すぐどうのこうのというよりも、その方向で早期発見に最大限力を尽くすという体制を作っていっていただきたいなという思いからなんです。  その辺を、今後に向けてのお考え等ありましたら、よろしくお願いします。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(加来幹子さん)お答えいたします。  現在、三歳六カ月健診は集団健診の方法で行っております。集団健診では、子供の成長・発達を確認することに関しましては、長所として、子供の遊びを通してという部分で長所があるんですが、疾病の異常が発見しやすいという点では短所となっていることもあるかと思われます。  県内の市町村でも、集団健診の中に視能訓練士等専門家を入れているところもあると認識しておりますが、宇佐市では、眼科医師や視能訓練士などの専門職の人員確保が難しく、今、国の指針に沿った形で実施をしているところでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)これ、恐らく厚生労働省とかの指針にもよると思うんですけども、疾病の早期発見というのが目的になってると思うんですね。その万全の体制を最大限とるっていうスタンスだと思うんですね、行政としても。その辺についての、現状は現状で了解しています。で、そこ、改善の余地があるという認識でよろしいんでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(加来幹子さん)お答えいたします。  集団健診での乳幼児健診における目の疾病のスクリーニングは、限られた時間の中で所見の見逃しを防ぐということで、判断材料として視力検査や保護者等の聞き取り等が用いられております。  市としましては、問診で確認すべき項目等漏れなく、そしてわかりやすい表現で保護者から正確な聞き取りに努める等しまして、それをまた小児科の先生にきちんとお伝えしながら、精度の高い健診になるように、まずは努めてまいりたいと思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)目的として、視力や聴力の確認も一つですよね。で、疾病の早期発見ということに関して、今おっしゃられた、努めていくということで成果が上がれば問題ないわけです。今までどのくらい成果が上がってるのか、今回の質問、この就学時健診のときの話とでちょっと詰めていきたかったんですけども、なかなかそこは数字的にあらわれてきませんので難しいんですけども、小学生で眼鏡をかけてるということは、小っちゃいときに発見できてなかったということが原因の方が結構いらっしゃるはずなんですね。  だから、その就学児健診のときに発見できてても、もう小学校上がる前ですから、恐らくそれからだと小学生で眼鏡ということになるんですね。ということは、三歳半のときに、やはり発見できてなかったっていう事実が多々あるんじゃないかという分析になるんじゃないかなと思うんですね。その辺の分析についてはどのようにお考えですか。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(加来幹子さん)お答えいたします。  母子保健法では、三歳児の健診は満三歳を超えて四歳に満たない幼児に健診を行うこととなっております。ほかの市町村では、三歳になってすぐに行っているとこもあるんですが、宇佐市では三歳の六カ月という時期を対象にして行っております。これは、先ほど言いました三歳半の健診の中には視力・聴力の検査が入ってくるからであります。子供の視力だとか聴力という関係は、見えないのか、聞こえないのか、理解ができないのか、また気分にも影響されますので、判断が難しいためです。そういうことで、なるべく見落としがないようにという時期を今までも検証してきまして、この三歳六カ月というところで、なるべく見落としがないようにという形の時期を選んで実施しているところです。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)本当に視力がその時点で、視力が例えばほとんど〇・二、三とかなれば、家庭でも条件が違っても気づけるとは思うんですけども、疾病とか〇・五とか六とか、わかりません、その辺わかりませんけども、相当悪くないと、そのさまざまな条件の家庭の問診の中で両親が気づくっていうことは、実際難しいんじゃないかなと。で、さっき言ったように、その結果が眼鏡かけた子が結構いるっていうことになってこようかと思うんですね。  認識されてますように、難しいと。難しいところだからこそ専門医の検査が必要なんじゃないかなと。簡単だったら、逆に要らないんですよね。誰が見てもわかるようなとこであればですね。そういう観点から、難しいんであればなおさらそういった方向に、簡易的な問診でとかっていうことの問題点が、課題点が出てくると思うんですけどね。その辺をまた今後しっかり。  要は、結果として早期発見される方が増えて、健康な子供が増えればいいわけなので、今のやり方でそれが図られていくというんであればそれで結構でしょうけども、その辺は今までの検証をどう捉えているか、分析してるかにもよろうかと思いますけども、その辺はまたさまざまな、他市も含めて考えていってほしいなと思っております。  そして、次の二点目の就学児健診について、これちょっと関連があるんで、ちょっと行ったり来たりするかもしれませんけども、よろしくお願いします。  就学時健診についてですけども、さっきちょっと言いましたように、発見率の推移がわかってないんで、こっちの乳幼児健診だと五%が検査なり、二%が治療が必要という、こういった数値が出てるのであれですけど、ここの発見率の推移が出てないので、この比較、約三歳半のときと就学時のときの、その発見率とか、どのくらいこの間に、例えば三歳半のときに見逃してる可能性だとか、そういったことがちょっと分析できませんのであれですけど、この発見率の推移とかっていう数字がデータとして残らないっていうのは、どういったことからでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。再質問にお答えいたします。  就学時検診につきましては、回答書にもありますように、学校保健安全法、及び、その中身については学校保健安全法施行令によりしております。その中に、やはり早期発見・早期治療を助言するために専門医により健診を行うという事項があり、一人一人の子供に対しての保護者にそういう勧告・助言をしているわけですが、国の定めた指針の中に統計をとる、その中の割合をとる、発見率をとるというのはありませんので、全ての保護者にきちんとお伝えをするということでこの検査を行っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)ということは、乳幼児検査は指針で統計をとるっていうことになっているっていうことですか。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(加来幹子さん)指針で統計をとるとまではうたわれておりません。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)ということは、指針でもとらなくていいっていうことになってるわけでもないということで、検査項目が七項目あって、これの有無ということですね、検査項目の有無、それぞれ有無があって、子供たちの健康状態、五歳半ぐらいですかね、大体。とりあえず半年前ですね、入学の。ときに就学時健診をやります。  そのときに、どういった、この検査項目に対してのデータが、やっぱり私は残すべきで、例えば今、どういった子供にどういった傾向が強いとか、改善されてきたとか。そういったデータが全くないっていうのは、私はどうかなと思うんですね。子供の健康状態をトータル的に考えるときに。で、この辺のデータがあれば、また乳幼児健診のデータとともに比較して、さまざまなことが考えられると思うんですけどね。  その辺の、今後この推移、いろいろあります。検査項目は栄養状態、これは貧困の問題ともかかわってくるでしょうし、あと脊柱及び胸郭の疾病及び異常の有無。三点目、視力及び聴力。四点目、目の疾病及び異常の有無。五点目、耳鼻喉頭疾患及び皮膚疾患の有無。六、歯及び口腔の疾病及び異常の有無。七、その他の疾病及び異常の有無。こういった検査したものがある程度データとして私は残るべきだと思うんですけどね。その辺は、今後についてどうお考えでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)再質問にお答えいたします。  この就学時健診の目的が、就学児健診の結果に基づき治療を勧告し、保健上必要な助言を行うという部分にありますので、先ほども三歳半健診にもありましたけども、集団健診の中で、就学時健診は外科医、内科医のいわゆる学校医と歯科医、眼科医等、それぞれの専門医が集団健診で見ているわけで、やはり疑いのある子を早期に見つけるというのが目的であります。  で、とにかく疑いがある子、もしかすると保護者も知り得ていない部分を見つけて、専門医に見ていただき、じっくり検査をしてもらう、再検査をしてもらうというのが大きな目的であろうかと思われますので、そこの、いわゆるデータをとるのはそう難しいことではありませんが、そのデータがいわゆる幅広くとってますので、いわゆる疑い、もしかするとというとこでとってますから、そのデータが、やはり専門医が見た場合と、その前の三歳半健診と就学時健康診断の部分が、いわゆるデータの数字として比べられるかどうかという疑問点は私はちょっと持っていますけど、そういうデータをとるという部分についてはそう困難なことではないと思われますので、今後、ちょっと考えてみたいと思っているところであります。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)よろしくお願いいたします。  今度三点目の、小学生においての病気やけがの主なもの。これになると、今度はアレルギーが大変多くなっていると思います。見られますね。アレルギー性鼻炎とアトピー性皮膚炎ですね。あと鼻、精神疾患等ありますけども、この三点目においては、昨今、小学生の医療費の無料化、隣の豊後高田市等ありましたけども、体制が追いつけないうちでというのは大変やはり混乱をですね。  そもそも医療というのは、命にかかわるところからのものだと思ってますので、その体制を堅持した上での話だと思ってますので、単純に体制が整わないうちの無料化というのは現場に混乱を起こす。で、命にかかわる診察・治療に関してリスクが高まるというふうに私は捉えてますので、こういった、この三点目で出たことに関して、今、こういったアレルギー関連の方が多いということなので、そういった人に対して、恐らくこういうアレルギー、やっぱ両親もすごく悩んでる方たちも多いと思いますので、そういった方、悩んでいる者が多いものに対して何か手だてを考えていくとかということを、今後、当面の間、方向性としたら手当てしていくのがいいのかなと思いまして、この質問をしました。どのように捉えておりますか。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(加来幹子さん)お答えいたします。  病気を選定して医療費の助成をしてはどうかということかと思われますが、小児慢性特定疾患の分に関しましては国が定めた疾病があります。それに関しましては国の助成が制度として確立していると考えているんですが、独自に市で病気の選定をすることに関しましては、自分のお子様が治療している病気が対象になった方に関しては納得できるものかもしれませんが、そのほかで治療されている方には納得できない等、いろんな要素が考えられるかと思います。市が独自に選定するということに関しては、少し難しいかなと考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)予防のための接種も、ある意味選んでるわけですよね。ほかの厚労省の指針とか、いろんなものがあると思いますけども、どれを選ぶ、選ばないという自由は、自治体にもそれはできないことはないんだろうと。例えば、やっぱり地域柄特色があるようなことだとかですね。で、宇佐市において、入院とかになれば、そうやって小学生でも市が医療費をですねっていうことになってます。  それ以外のところで、多く悩まれている病気のところに、補助になるのか何かわかりません。もちろんその予防の観点からも含めてですね、小学生の健康を維持するという観点から、ここに多かったものってアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、慢性副鼻腔炎、精神疾患等、こういった多く宇佐市の家庭、子供が悩まれているところ、まだ手当てができてないところに何がしかの手当てをしていくっていう方向性は批判されるようなことじゃないとは思うんですけどね、はい。  まあ、その辺は含めて、ここで決定することでもないので、その辺はかゆいところに少しずつ手が届くようにお願いしたいと思います。  四点目、宇佐市においての未成年のことですけども、これは、私は少しちょっと安心したのは、薬物に関してが余り多くなかったんでよかったなと思っております。ちなみにこれ、未成年者の薬物の件数はわかりますか。わかればお願いします。 ◯議長(佐田則昭君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)危機管理課長の加来です。辛島議員の再質問にお答えいたします。  薬物につきましては、大分県内では昨年は五人となっております。で、二十七年は一人となっております。宇佐市につきましては、少年保護という目的から詳細は公表してないということで、宇佐署管内の人数はちょっと持ち合わせていません。済みません。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)未成年者でかなり少ないっていう印象なんですけど、私も縁があって保護司会にあって薬物防止キャンペーン等やってますけども、今度成人になると、犯罪で薬物っていうのがすごく多いんですね。その未成年から大人になっていく間でのどこかでハードルが低くなってるのか。言い方おかしいですね、ごめんなさい。未成年のときは縁が周りにはないんだけど、大人になって薬物のほうで検挙される方が多くなってるという現状なんで。  防止キャンペーン、いろいろやってますんで、検挙もされてないと思うんですけども、その辺また今後も薬物ですね、取り組みやられてると思いますけども、また引き続き、さらに薬物の危険性とかですね、そういったものをして、薬物事犯で未成年が検挙ないように、よろしくお願いいたしたいと思います。  それでは五点目、宇佐市平和ミュージアムに関してですけども、これは以前から遺族会のほうともやりとりをしていただいてるということで、一点、ちょっとですね、違和感、これは私なりになんで合ってるかどうか別ですけども、確かに建設される資料館は「宇佐海軍航空隊の歴史を伝え平和について考えてもらう学習施設」っていうことですよね。確かにそれはそうですね、局部的に見ればそうです。  宇佐海軍航空隊が、その背景、ステージとしたらやっぱり戦争。で、伝えるものは平和の尊さだとか戦争のことっていうことになるので、これは何かこう、大きな、何ですかね、捉え方が大小入り乱れてちょっとよくわかりづらいんですけども、建設される資料館は海軍航空隊の歴史を伝えるんだけども、平和について考えていくと。戦争、平和の大切さ、命の尊さということで、入り口が宇佐海軍航空隊の歴史っていうことで、伝えるものは戦争等を通じた平和への尊さという認識だと思うんですけども、その辺はそれでいいんですかね。ちょっとお聞きします。 ◯議長(佐田則昭君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。辛島議員の再質問にお答えいたします。  議員おっしゃるとおりで、戦争というものを背景として、平和を伝えていく学習施設ということで理解していただければ結構だと思います。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。
    ◯九番(辛島光司君)そうですね。このメモリアルコーナーというところで「平和の大切さと命の尊さ」ですね、命の尊さの部分で、宇佐市においてあまたの戦没者が出ていると。そういった悲しみ等も含めて平和への願いをですね、しっかり伝わるように、しっかりそういった遺族会の方々ともやりとりしていただいて、学習施設としてだけでなくて、戦没者も含めた平和に結びつくような施設にしていっていただきたいなと。  以前から取り上げてますので、気持ちはお聞きいただいてると思うんで、最大限のやりとりも含めて御配慮のほう、よろしくお願いしたいと思います。  二項目め、各種スポーツ・文化において。これは私もネットと宇佐市のホームページ等でいろいろ写真を拝見しました。報告等も含めて写真もやってますし、垂れ幕も希望者ということだったので、ああ、希望者だったんだなと思っております。  これは壮行会とか写真もありますけど、もっと大々的にもできるのかなとも思っておりますし、今回も八月のインターハイに向けて続々と宇佐市から出場者が決まってきております。どうだったかな、そうですね、いろいろ出ております。また、その辺も含めて、宇佐市のバックアップのもとに、ぜひ宇佐市の子供たちが全国インターハイで活躍できるように、今後とも含めてですね、よろしくお願いしたいと思います。  最後のスポーツカレッジについてでございますけども、これを取り上げたのは、昨日、斉藤議員の質問でもありました、高校も含めてですけども、私ここで言いたかったのは、流入のほうをここで取り上げたかったんですね。高校の流出で、学生の流出っていうことも問題ですけども、逆の観点から、流入のほうを捉えたときに、スポーツカレッジ、唯一の専門学校で、毎年約百人前後の市外・県外者が入ってきてると。その前段の柳ヶ浦高校さんでいくと、県外から今、現時点で三百十三名、市外まで入れると四百八十名程度が宇佐市に来ているということになっております。  これは、こういった人たちが地元に帰ったり、就職でまた出ていく。将来的に地元に帰る人が多いそうなんですけども、そこで家庭を持ち、やっぱりこの何年間か宇佐市で過ごすわけですね、そういった方が。そういった方々と宇佐市が、いろんな交流をいる間にしていることによって、帰ってから自分が住んでた宇佐市がこういうとこだった。例えば名所、名物、おいしい食べ物等をその間に経験してもらう。スポーツとかだけじゃなくてですね、さまざまな観点で経験してもらって、後々発信者になってもらうと、応援団になってもらうっていう視点での交流等も含めて広げていってほしいなという思いで取り上げた質問であります。  例えば、そうやって若い高校生とか十八歳以降の専門学生で、宇佐市に住んでる人たちが卒業するときに、これは一つの私の意見ちゅうか案ですけども、青年特命観光大使とか任命してですね、宇佐市の情報を定期的に届けるだとか、例えばそういった方々に、こっちにいる間にツアーを組んで、名所回り、おいしいものを食べてもらう、いろんな宇佐市の歴史も含めて、そういうのを経験してもらって覚えていてもらうと。そういったことを含めて、さまざまな交流、だからスポーツだけの交流だけじゃなくて、イベントをですね。例えば「こどもっと!ランド」も結構人出が苦労したりしている。あそこには保育士とか幼児教育、そういったのもあって、そういったところにもお話すれば、恐らく快く手伝っていただけると思うんですね。そういった旨も私はお伺いしておりますし、さまざまなところで連携がもっともっととれると思うんです。  そのとった先に宇佐市の応援団になっていただけるというふうに私は考えておりますので、そういった観点から、スポーツの課だけでの交流とかじゃなくて、いろいろいい意味での利用価値がもっとたくさんあるんじゃないかなというふうに捉えておりますので、さまざまな観点から交流をもっと深めていってほしいなと思っております。  この春から駅伝部、駅伝をやるということで、箱根を走った監督さん等を招聘して駅伝部を作っておりますし、恐らくそういった方々が宇佐の駅伝のチームに入っていただければ強力なことになりますし、さまざま連携する中で、双方にとってウィン・ウィンの関係で、連携がさまざまな分野でとれるんじゃないかなと思っておりますので、全ての部課長さんが何が連携できるとこはないかなと考えていただければ、もっと双方にとっていいのかなと思っております。  そういったことで、これ、どっかだけに聞いても……。総務部長、取りまとめて、その辺をよろしく答弁をお願いいたします。 ◯議長(佐田則昭君)総務部長。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野でございます。辛島議員の再質問にお答えをいたします。  貴重な御意見だろうと思いますし、こういった、せっかく市内のそういったスポーツカレッジ等に市外から来ていただいた学生さん、そういった方々がまた宇佐市の魅力を知っていただき、また宇佐市に帰ってきてもらうということに対して、やっぱりこれは一課だけではなかなか取り組めないことでありますし、こういった部分、やっぱりまさに「まち・ひと・しごと創生総合戦略」のうちの一つの項目としても捉えてもいいのかなというふうにも考えておりますし、そういった部分では各課連携した、何かそういった新たな取り組みはできないかということで、十分また協議をしてまいりたいというふうに思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)辛島光司君。 ◯九番(辛島光司君)ぜひお願いします。スポーツ福祉専攻っていうのもありますし、恐らくさまざまな観点からトレーナー等も育成しておるようですし、いろんなもので相談し、相談っていうか、投げかけをしてみれば何かできることがあるんじゃないかなと。向こうも、学生としても含めてですね。そういった専門の方もいらっしゃいますし、ぜひそのようにしてほしいなと思っております。  そういったことで宇佐市を知っていただく人、愛する人が増えていただいて、先々にもつながって、いい循環で行くように期待をしておりますし、また私も言うじゃなく、一緒に汗かける部分はかいていきたいと思いますので、今日質問した内容をまたじっくり踏まえていただいて、前向きに捉えていただきたいと思います。  ちょっと時間余りますけど、以上で質問を終わります。ありがとうございました。 ◯議長(佐田則昭君)以上で、辛島光司議員の一般質問を終結いたします。  次に、四番 多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)皆さん、おはようございます。議席番号四番 市民連合の多田羅純一でございます。  最近はですね、何かと新聞やニュースなどで宇佐市の三文字が報道され、大変残念に思うことが多々、多いというふうに感じております。市がですね、一生懸命いいことをやってもですね、市民の方には大変悪いイメージがいつまでも残るのではないかなっていうふうに思っておりまして、それを払拭するためにはですね、しっかり対策と再発防止のほうもしっかりやっていただいて、安全安心な宇佐市になるようにですね、これからは大変いいニュースで宇佐市の三文字がニュースの一面に出るようにですね、また報道されることを祈りまして、質問のほうに入らせていただきます。  今回は六項目、十三点の質問を行います。  一項目め、平成二十九年度施政方針についてです。  一点目、「人口減少に歯どめをかけ、さらに強化する必要がある」とありますが、二十九年度におきましては、特に強化した施策や社会増加に効果のある施策は何でしょうか。  二点目、卒業後、宇佐市に残って就職する際に必要な自動車運転免許証の取得費用の一部を助成できないか。  三点目、離職者の再就職、及び正規雇用者の技能向上などを支援するため、就職や仕事に役立つ資格の取得費用の一部を助成できないか。  二項目め、不活化ポリオワクチンについてです。  一点目、宇佐市内の接種率の現状はです。  二点目、子供の感染防止のため、国の定期予防接種化を先行して、五回目も接種できないかです。  三項目め、サイバー攻撃についてです。  一点目、市役所内の防御体制はどのように考えていますか。  二点目、もし住民基本台帳が攻撃されたときの対応はです。  三点目、サイバー攻撃に備える中小企業への支援はできないかです。  四項目め、宇佐市指定文化財「爆弾池」についてでございます。  一点目、市はどのような維持管理を行っていますか。  二点目、市外の方から整備できないかという声を聞いております。今後どのように整備をしていくのかお伺いします。  五項目め、サンリブの閉店後の駐車場についてございます。  一点目、駐車場がなくなると困るという声を聞いております。市のほうで確保できないのでしょうか。  六項目め、認知症高齢者の行方不明対策についてでございます。  一点目、昨年度の捜索件数は何件ですか。  二点目、県内では六市がGPSの購入補助や貸与を進めております。宇佐市においての取り組みをお伺いいたします。  以上、一回目の質問を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◯議長(佐田則昭君)それでは、多田羅純一議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。四番 多田羅議員の一般質問にお答えをいたします。  六項目め、認知症高齢者の行方不明対策についての一点目、昨年度の捜索件数は何件かについてでありますが、宇佐警察署によりますと、行方不明者捜索依頼の届け出件数は、平成二十七年が三件、平成二十八年が六件、平成二十九年は、現在まで二件となっております。  二点目、県内では六市がGPSの購入補助や貸与を進めているが、宇佐市においての取り組みはについてでありますが、市では認知症高齢者の見守り等の対策として、地域包括支援センターを中心とした「高齢者安心ネットワーク」を組織するとともに、平成二十七年度から自治会連合会を中心に認知症高齢者徘回捜索模擬訓練が長洲、北部、宇佐、駅川の四圏域で実施をされたところであります。  認知症高齢者の行方不明対策として、位置情報システム(GPS)機器を利用することは有効な手段であると考えられますが、県内で位置情報システムを導入している六市では、初期費用、月額利用料などの費用負担の割に利用者が少なく、事業効果が余り見えないなどの課題もあるようであります。そのため、位置情報システムの導入につきましては、他市が運用しているシステムのメリット・デメリットなどを調査研究の上、判断をしていきたいと思っております。  いずれにいたしましても、高齢者安心ネットワークの機能強化・活性化を図り、地域の見守り体制を強化するとともに、高齢者が地域で安心して生活できる環境作りに努めてまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁をいたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(佐田則昭君)次に、一項目めの平成二十九年度施政方針についての一と、三項目めのサイバー攻撃についての一と二を総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野でございます。四番 多田羅議員の一般質問にお答えします。  一項目め、施政方針についての一点目、平成二十九年度において特に強化した施策や社会増加に効果のある施策は何かについてですが、宇佐市まち・ひと・しごと創生総合戦略の四つの基本目標ごとに挙げると、まず「安定した雇用を創出する」では、国の交付金を活用した都市圏や海外への販路拡大のための六次産業化の推進と雇用拡大推進員の配置や企業合同面接会の開催、市内企業見学バスツアーの造成など、人材のUIターンの推進とともに、創業や起業支援による地場産業の育成が挙げられます。  次に、「新しいひとの流れをつくる」では、UIターン等の受け入れを促進するための空き家改修補助事業や、周辺地域若者定住奨励金事業、交流人口拡大のための宇佐海軍航空隊関係の文化財の整備と活用が挙げられます。  「結婚・出産・子育ての希望をかなえる」では、新たに乳児に対するロタウイルスワクチン予防接種の費用助成を開始するとともに、中学生以下の子供に対するインフルエンザ予防接種の市外での接種についても助成するほか、すくすく子育て祝金の拡充や多子世帯の保育料軽減等の継続が挙げられます。  最後に、「地域をつくり、地域と地域を連携する」ですが、市文化財である古荘邸を活用したお試し移住体験施設の整備や家族支え合い住宅建設奨励金事業、都市圏から人材確保を図る地域おこし協力隊活用事業などが挙げられます。  最後に、国及び県の長期ビジョンや総合戦略の事業推進とあわせて、宇佐市まち・ひと・しごと創生総合戦略を推進、継続することで効果が出るものと考えています。  次に、三項目め、サイバー攻撃についての一点目、市役所内の防御体制はについてですが、サイバー攻撃とは、コンピュータシステムに対し、ネットワークを通じて不正に侵入し、データの破壊活動や改ざんなどを行ったり、標的のシステムを機能不全に陥らせることで、特定の組織や企業、個人を標的にするものや、不特定多数を無差別に攻撃するものがあります。  本市では、宇佐市情報セキュリティポリシーに基づき、宇佐市情報化推進委員会を設置し、情報セキュリティの管理及び推進に当たっています。サイバー攻撃等のセキュリティ障害が発生した場合は、障害内容の把握、原因の究明、障害拡大の防止、復旧、再発防止の対策などを迅速かつ的確に行うこととなります。  昨年度実施しました情報セキュリティ強化対策事業は、地方自治体へのサイバー攻撃などに対するセキュリティ対策を抜本的に強化するために取り組んだもので、住民基本台帳、税、社会保障などの業務で利用する基幹系システムと、財務会計や文書管理などの業務で利用する内部情報系システムについて、外部からの攻撃などを回避するため、庁内のネットワークを基幹系、内部情報系、インターネット系の三系統に分離をいたしました。  二点目、もし住民基本台帳が攻撃されたときの対応はについてですが、住民情報システム内の住民基本台帳の情報は、データセンターで厳重に管理されており、データセンターへ接続する専用回線を利用しています。住民基本台帳につながる庁内の基幹系システムネットワークについても、インターネット系ネットワークとは分離しており、インターネットに接続することはできません。そのため、インターネットを介して基幹系システムで使用するパソコンがサイバー攻撃を受けることはないと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、一項目めの平成二十九年度施政方針についての二、三と、三項目めのサイバー攻撃についての三と、五項目めのサンリブ閉店後の駐車場についてを経済部長 前田和弘君。 ◯経済部長兼耕地課長(前田和弘君)経済部長の前田です。四番 多田羅議員の一般質問にお答えします。  一項目め、施政方針についての二点目、卒業後、宇佐市に残って就職する際に必要な自動車運転免許取得費用の一部を補助できないかについてですが、市内就職等を希望する高校生や大学生等にとって、自動車運転免許取得の必要性については承知しておりますが、対象者・対象要件等を勘案する中で、運転免許取得費用の一部補助につきましては、現時点では困難と考えています。  三点目、離職者の再就職、及び正規雇用者の技能向上などを支援するため、就職や仕事に役立つ資格の取得費用の一部を補助はできないかについてですが、有効求人倍率が高倍率で推移する中、市内就職や定住を推進する上で、就業者及び企業にとっても、議員御提案の資格取得費用の一部補助は効果的な人材育成支援策の一つだと考えています。今後、どのような資格が再就職やキャリアアップにつながるのかなど、費用対効果及び先進地事例等を含め、調査研究してまいります。  次に三項目め、サイバー攻撃についての三点目、サイバー攻撃に備える中小企業への支援はできないかについてですが、個人、事業所を問わず、インターネットに接続する場合は、自らセキュリティソフトを導入し、OSやセキュリティソフトを常に最新の状態にするなど、自己防衛することが前提になるものと認識しています。このことから、サイバー攻撃を含むインターネット犯罪全般に関し、県や商工会議所等と連携をとりながら、中小企業、小規模事業所への情報提供に努めてまいります。  次に、五項目め、サンリブ閉店後の駐車場について。駐車場がなくなると困るという声を聞くが、市で確保できないのかについてですが、サンリブ四日市の本年十月末日での閉店が決定していることから、現在、地元関係団体、関係者、金融機関、行政等で組織された四日市大型店跡地問題検討協議会において、議員御提案の駐車場の課題や跡地活用等、今後の方向性等について協議を重ねているところであります。本協議会からの提言・要望等をもとに、今後、サンリブ四日市の閉店に係る諸問題について、宇佐商工会議所等の関係団体と連携を密にして対処してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、二項目めの不活化ポリオワクチンについてを福祉保健部長 松木美恵子さん。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(松木美恵子さん)福祉保健部長の松木でございます。四番 多田羅議員の一般質問にお答えします。  二項目め、不活化ポリオワクチンについての一点目、宇佐市内の接種率と現状はについてですが、ポリオは脊髄性小児麻痺ともいわれ、ポリオウイルスによって発症し、名前のとおり子供がかかることが多く、手足の筋肉や呼吸のための筋肉に麻痺などを起こすことがある病気です。  平成二十四年九月から不活化ポリオワクチンが定期予防接種化され、同年十一月からは不活化ポリオワクチンを含む四種混合ワクチンが定期予防接種化されました。この四種混合ワクチンは、生後三カ月から九十カ月の間に四回の接種が必要ですが、現在では不活化ポリオワクチン単独での接種より四種混合ワクチンでの接種が主流となっています。平成二十八年度の四種混合ワクチンの接種率は、一回目接種者が九七・四%、四回の接種完了者は九四・三%です。  二点目、子供の感染防止のため、国の定期接種化を先行して五回目も補助できないかについてですが、現行では、不活化ポリオワクチン及び四種混合ワクチンは予防接種法で四回の接種となっています。国では不活化ポリオワクチンの接種回数と接種間隔に関する有効性の調査も行われているようですが、市といたしましては、今後も国の動向を注視しながら、予防接種法に従い接種勧奨等を行うことで、より一層接種率を上げるよう努めてまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)最後に四項目めの、市指定文化財「爆弾池」についてを教育次長 若山雅敏君。 ◯教育次長兼教育総務課長(若山雅敏君)教育次長の若山です。四番 多田羅議員の一般質問にお答えします。  四項目め、宇佐市指定文化財「爆弾池」についての一点目、市はどのような維持管理を行っているのかと、二点目、今後どのように周辺整備をしていくのかについては、関連がありますので一括してお答えします。  現在、維持管理につきましては、市が所有する他の史跡と同様に、年二回の草刈りを委託しているほか、必要に応じて職員が草刈りを実施しております。  今後の周辺整備につきましては、平成二十七年度策定の第二次宇佐海軍航空隊跡保存整備計画書で「爆弾池」の整備概要を示しており、一般車の駐車スペースや駐輪場を整備するほか、広大な航空隊跡が眺望できるような展望台の建設を計画しています。  また、「爆弾池」そのものの整備を実施するに当たっては、本来の規模や構造など基本的なデータが必要であることから、昨年度、当該遺構の発掘調査を実施いたしました。今年度は、その成果をもとに宇佐海軍航空隊跡活用推進委員会で整備方針を決定し、平和ミュージアム(仮称)の開館に合わせて整備を行ってまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  四番 多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)それでは、順次再質問をさせていただきます。  一項目めの平成二十九年度の施政方針についてでございます。  一点目の、特に特化した施策や社会増加に効果のある施策は何かということで、この項目についてはですね、市民連合の重点項目ということでですね、皆さん質問を挙げております。  人口減少に歯どめをかけるためにはですねっていうことで、大変ハードルの高い目標ではありまして、近隣の市町村ともですね、人のとり合いになるんじゃないかなというふうにも思っておりますけども、斉藤議員のほうも言ってましたとおり、ふるさと愛、地元に残るような教育も必要だなというふうなところもありますけども、最終的には利便性がよくて魅力のあるところに人が集まるんではないかなというふうに思っております。また、郷土愛が強ければですね、一旦出ていっても、またいろいろな条件がそろえばですね、戻ってくる方もおられるかもしれませんけども、私はですね、自然増加とか出生、死亡……。社会増減のところでは、転入に対してはかなりの施策が講じられてるというふうに思っておりまして、転出ですね、そういったところ、難しいとは思うんですけども、宇佐市に残ってもらえるような目玉等はないんかなっていうふうに、ちょっといろいろ考えております。  情報統計の人口の推移をですね、見てみますと、単純に計算してもですけども、平成二十二年から二十七年の間に二千七百五十人の方がいなくなっておりまして、年間五百五十名、月で言いますと約五十名の方がどんどん減っていってる計算となっております。特に二十歳から二十五歳までのデータ見てみますと、年齢別でも、世代ちゅうか年齢で、大体四百人ずつぐらいなんかなっていうふうなところもあって、最近若者がいないなっていうふうに、特に肌で感じております。  成人式とかイベント等があったときには、かなりの人がいるんですけども、卒業してですね、みんな都会のほうに行くんかなというふうに思いますけど、あと就職する場もないっていうふうにも聞いております。こういったところで、何か分析してる内容等がありましたらお願いします。 ◯議長(佐田則昭君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)企画財政課長の出口でございます。多田羅議員の再質問にお答えします。  おっしゃるとおり、転出の問題ですね。今、雇用、それから宇佐市の魅力ということで、地域資源の開発、それから子育て等に力を入れているところでございますけども、その転出の細かい部分を分析している材料は、今、持ち合わせておりません。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)ありませんちゅうことですかね。はい、わかりました。  じゃあ、宇佐市の若者が定住するためにはということで、また人口減少に歯どめをかけるためには、やっぱり生まれた子供たちがそこでしっかり働ける場所を作っていかないと、雇用の場をしっかり与えていかないとというのは肌に感じておりますけども、産業の活性、潤いのあるようなまちづくりを目指すのが大変必要であります。  現状、有効求人倍率、昨日からも言ってますとおり一・七八ということで記憶に新しいんですけども、実際、企業のほうについても人手不足が多くて、大変頭を抱えてるところでもあります。  こういったところですね、若者が宇佐市に残ってのメリットっていうんですかね、宇佐市におってよかったよっていう、アピールできるような、何か方策っていうか、何かそういうのって、今、宇佐市のほうにありますでしょうか。
    ◯議長(佐田則昭君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  商工振興のですね、就職に対しての支援ということで、直接ではございませんが、まず就職面接会を開催するのに当たって、市内出身の学生さんに対して交通費の補助を出してるということが一つと、あとUIターン者の奨学金支援事業ですね、そういった形で奨学金に対する支援事業を行ってるということが商工振興サイドとしてはあります。  また、昨日のお答えの中にもありました「すくすく祝い金」であったり、観光まちづくりがやってると思いますが、結婚新生活応援事業、そういった形で新婚さんに対しての助成ということも行ってるというふうに思っております。  また、我々がよくUIターンの形でPRしてるのは、待機児童ゼロということもPRしてるとこでございます。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)あとですね、市内においてもですね、外国人労働者がですね、スーパーで買い物をしてる姿をかなり見かけるようになりましたけども、外国人労働者がさらに働きやすいような、宇佐独自の何か優遇制度等ありましたら、答弁をお願いします。 ◯議長(佐田則昭君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)再質問にお答えいたします。  外国人のですね、技能実習生に対しての支援ということで、昨日、河野議員のほうからもそういった御質問がございました。そういった形で、より働きやすい環境づくりということで、やはり直接的な補助という形での優遇制度という形では、現時点では困難じゃないかなと私自身思っておりますが、昨日の、例えば生活しやすい言葉の問題であったり、生活習慣とか、そういった形での教室の開催とかですね、そういったことは今後考えていかないといけないんじゃないかなというふうに思っております。  また、雇用されてる企業を含めてですね、我々も回りながら、どういったことが必要なのかも、今後、調査研究してまいりたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)大変厳しいとは思いますけども、若者が宇佐市に残っても、魅力がないとすぐ出てってしまうんじゃないかなというふうに思っておりますし、また、人手不足の解消にもつながると思いますんで、よろしくお願いしたいっていうふうに思っております。  あと、続いてですけども、自動車運転免許証の一部助成の件でございます。  市内におきまして、生活する上で必ずと言っていいほど必要になるというのが自動車の運転免許証だと思っております。なければ、生活の範囲・行動もかなり狭くなってくるとは思っておりますし、最近ちょっと聞いた話ではございますけども、今年の春にですね、大学を卒業して宇佐のほうに戻ってきたんですけども、文系の大学っていうこともありまして、なかなかちょっと就職のほうが見つからなかったっていうことで、またさらにですね、学校卒業するのに一生懸命で、運転免許証も、四国のほうに行ってたみたいなんですけど、そこでは取れなかったということで、結局は資金もなくて、今はバイトしながらですね、自動車学校に通ってるっていうふうに聞いてます。  こういうのがもうちょっとどうにかならんのかなというふうに思っておりまして、今、宇佐に戻って就職すれば、UIターンの奨学金支援返還制度があってですね、一年後から支援が受けられるようになっておりますけども、今実際残ってる宇佐市の若者に対しましては、特に何もないっていうふうに思ってます。  市外に出ていった若者が戻って来ていただく、大変いい制度だとは思っておりますけども、また知らない方もいるんじゃないかなというふうに思っておりまして、逆に今の制度だと、一回市外に出ていかないと奨学金支援制度も使えないような形になっております。市内に残っても、何かいい優遇制度が受けられるような仕組みが必要だなというふうにも思っておりまして、この例はかなりの自治体というか、身体障害者の自立更生の促進を図ることを目的に、自動車運転免許証の取得の一部を助成するところはかなり多いっていうふうに聞いております。  自動車運転免許証の取得費用の一部助成をする自治体は、九州の管内ではありませんし、九州で初、若者定住対策自動車運転取得免許の取得費用の一部助成っていうのはいかがでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  答弁でお答えしたとおり、現状では厳しいだろうというふうに考えておりますが、我々も議員の質問をいただいた後ですね、各状況調査をしてみました。  全国の中でどうしてもヒットしたのが一カ所ですね、徳島県の美馬市というところがございました。そこが約三万人の都市なんですが、高校生に対して、高校生とその後卒業の二年間の支援するということで、二十八年から実施してるようです。そこのほうにもちょっと確認したんですが、効果のほど含めてですね、確認した中では、二十七人の高校生がそこで、二十七人のうちの二十七人が申請されたということで、全員が申請されたような形だったんです。  それで、その効果がどうなのかというところについてはまだ定かじゃないということも言われてますので、宇佐については自動車産業の企業も多いことですから、自動車免許のそういった助成ということも、そういう、今、議員が言われたようなPRになるとは思うんですが、今の時点でこの自動車運転免許に限っての助成という形がどうかということについては、ちょっとまだ調査研究が必要じゃないかというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)ほかの市町村もやってないっていうことでですね、新聞のほうや雑誌のほうに大きく取り上げてもらって宣伝するのが一番いいんやないかなというふうにも思っています。  続いて三点目のほうに行きますけども、就職や仕事で役立つ資格の取得費用の一部助成はできないかということで、私、二十一歳になる子供が今、娘になるんですけども、それとなくですね、「おまえの同級生、宇佐にいるのか」、ちょっと聞いてみました。ほとんどの方がですね、市外のほうに出ているというふうに聞きました。資格を取るために大学や専門学校に行ってる方、また、就職で中津や関東に行ってる方、さまざまではございますけども、中には海外のほうに行かれてる方もいるっていうふうに聞きました。  企業のほうについては人手が足らない。子供たちは、子供たちの希望する仕事がないという大変頭の痛いところでもございますけども、退職した際に、再就職及び正規雇用者の技能向上などのこういった支援があればですね、少しは戻ってきやすいのではないかなというふうに考えておりますけども、どうでしょう。 ◯議長(佐田則昭君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  今、議員御提案のですね、そういった支援策ということについては、当然、魅力ある支援制度ということで、再就職含めて宇佐に戻ってくるという呼び水効果としては大変高いというふうに思っております。そういった中で、ハローワークのほうでもですね、現在、こういったステップアップ含めての支援制度というのは国の助成金としてはあります。  ただし、いつも制度が変わることも含めて、ハローワークさんのほうに聞くとなかなか使いづらいと。で、なかなかその内容がつかめてないということをお聞きしてるので、今、議員御提案のですね、こういった支援策については、どういったものがステップアップに必要であって、使い勝手がいいかとかいうことについては、もう少し私たちも調べていきたいなというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)これは秋田市の事例になるんですけども、助成事業建設運輸関係資格一覧表ということで、約五十二の資格が取れるようになってます。私が思ってるところでございますけども、例えば農業関係の方ですと、大特だとかけん引車、土木関係の方ですと、フォークリフトとか、あと車両系建設機械の受講料だとか、工場関係で言うとクレーンだとかになるとは思いますけども、いろいろな業種があって、いろいろな業種に当てはまるんじゃないかなというふうに思っておりますし、子供たちの選択肢にも大変なると思います。  こういった、宇佐市におって、ああ、よかったなというふうに思える施策をですね、これからも提案していきたいと思います。  続いてですけども、二項目めの不活化ポリオワクチンについてでございます。  宇佐市の現状についてはということで答弁いただきましたけども、不活化ワクチンとなります病原体のウイルスをですね、細菌の感染する能力を失わす原材料として作られております。  また、生ワクチンのほうは、ウイルスや細菌の毒性を弱めて病原性をなくしたものを原材料として作られておりまして、接種回数と抗体の量として、不活化ワクチンは生ワクチンと比べて、生み出される免疫の免疫力が弱いため、何回かの追加接種が必要となってきます。  生ワクチンは毒性を弱めたウイルスや細菌が体内で繁殖して免疫を高めていくので、接種回数を少なくして済むというのが利点でありまして、世界保健機構は生ポリオワクチンによるポリオ麻痺を予防するために、お母さんからの免疫が残っている間に初回の接種を受けることを勧められてるっていうふうに言われておりまして、現在、世界中ですね、確認されているポリオの発生地域としましては、野生株ウイルスではアフガニスタンとか、世界でいろいろなところで報告されておりまして、こうした国々から輸入感染が懸念されるというふうに聞きました。  ポリオはですね、症状があらわれにくい感染症でありまして、不顕性の場合も多い、症状があらわれないことも多いというふうに言われてます。そのため、根絶宣言が出された地域から感染者が流出する可能性が大変危惧されているということで、実際に、過去日本に飛来した航空機からですね、ポリオウイルスが検出された例もあります。  今後ですね、日本でさまざまなイベント、オリンピックも含みますけども、開催される中で、多くの外国人が、入国者が見込まれるっていうことで、こういった感染症への対策にも求められてるっていうふうにも言われてます。  宇佐市においてもですね、インバウンドで集客する取り組みを活発にやっておりますけども、片方では子供たちはですね、危険にさらされてるんではないかなというふうに思いますけども、いかがでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(加来幹子さん)子育て支援課長の加来でございます。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  今、世界中を人が行き来するようになりましたので、ポリオだけでなく、新種や再来の感染症と、子供も大人も含めて、以前に比べて感染症の危険にさらされる機会は増えてくる時代になってきていると感じております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)現在ですね、ポリオにつきましては定期予防接種で四回の接種が必要というふうに言われておりますが、海外のほうでは就学前四歳から六歳までに五回目の接種が定期接種として行われてる国が現在のところでは多くあります。  米国の予防接種諮問委員会の勧告や米国の疾病管理予防センターの推奨でもですね、四歳以上での追加の免疫接種が必要というふうにうたわれておりますけども、国内のほうでも推奨する委員のほうも増えてきております。  先進事例としましては、欧米各国では四歳以降にですね、追加接種を実施されていますけども、そういったところに対しましてはどうでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(加来幹子さん)お答えいたします。  海外では二期の接種という形で、四歳以降に不活化ポリオワクチンを接種している国があると認識しております。接種回数も、その二期を含めまして計四回のところ、そして計五回のところとあるようです。  日本では、この二期の接種は、ワクチン会社の六十人の臨床試験の結果から、昨年二月に接種可能とワクチンの添付書類に記載されたばかりであります。小児科医の中でも接種方法の考え方には差があるようでして、現時点では効果や方法等がまだ確立されたものにはなっていない段階かと思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)現在のように海外からですね、ポリオウイルスが持ち込まれるリスクがある以上、諸外国と同じように、追加の免疫接種を四歳以降に行うことでポリオから子供たちを守ることが大切ではないかなというふうに思っておりまして、予防接種のほうは、結構日本のほう、まだおくれてるんじゃないかなというふうに思っております。  続いて、二点目のほうに入りますけども、五回目の補助はできないかということです。先ほどもお話しさせていただいたんで。日本でですね、先進事例としてやっている地域がありまして、これは青森のほうになりますけども、子供の感染予防のために国の定期予防接種化を先行して対応したというふうに新聞のほうで取り上げておりました。取り上げられていたので、ちょっと私も目にかかったんですけども、不活化ポリオワクチンは、接種から時間がたつと抗体価ですね、感染を予防する力が低下してくるというふうに言われておりまして、こういった抗体価が低下するとポリオに感染する予防の力が失われるっていうふうに聞いてます。  宇佐市でも、先進事例をですね、取り組んで、他市に負けないような、魅力ある宇佐市で子育てできる環境を整備してはどうでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(加来幹子さん)お答えいたします。  現在のポリオ予防接種に関しましては、この不活化ワクチン導入時から国が接種回数や最適な接種時期等の議論を重ねてきております。市といたしましては、国の動向を注視していきたいと思っておりますが、より長い間抗体価を維持するためには、一期の追加接種、いわゆる四回目の接種が重要とされておりますので、まずは四回の接種を確実に完了するように接種勧奨に力を入れてまいりたいと思います。  それから、魅力ある子育ての環境をということでございますが、今年度からは新たにロタウイルスの予防接種等の助成も始めていると回答させていただきましたが、子育て支援課といたしましては、今後も子育てしやすい環境づくりのために、経済的支援や子育ての精神的とか身体的負担の軽減など、どういう取り組みが必要で、また有効化を今後も考えていきたいと思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)予防接種は、接種したからということで絶対かからないとは言い切れませんし、重症化せずにですね、比較的軽い症状で済むのが予防接種の利点だと思ってますし、医師たちの疲弊の低減のほうにつながるんではないかなというふうに思っております。  また、最後に子育て世代の負担低減と先生たちの疲弊をさらに回避できることを願って、次のほうに行かせていただきます。  三項目めの、サイバー攻撃のほうについてでございます。  サイバー攻撃のほうについては、不正アクセスの種類のほうもですね、さまざまな種類のほうがありまして、マルチウエアによって行われるものも多くあると。マルチウエアの分類のほうにも幾つか方法があって、感染の種類だとか、感染の経路だとか、行動パターンだとか、幾つもの数があって、専門家でないとなかなか難しいんではないかなっていうふうに思っておりますけども、宇佐市の業務継続計画、BCPのほうで庁舎外のデータサーバーに設置して、冗長化されてるので問題ないというふうに捉えてよろしいんでしょうか。答弁お願いします。 ◯議長(佐田則昭君)情報統計課。 ◯情報統計課長(上田誠之君)情報統計課長の上田です。四番 多田羅議員の再質問にお答えをいたします。  今、議員のほうからマルチウエア等のウイルス感染経路がいろいろあるということでお尋ねがありました。市のそこら辺のセキュリティ対策につきましては、当初の回答にも書かせていただきましたが、昨年度、情報セキュリティの強化対策事業を行いました。その中で、今までは基幹系のネットワークと内部情報系のネットワーク、二つのネットワークで業務を行っておりました。この対策事業によって、インターネットを介した脅威を回避するために、この事業において、そのネットワークを基幹系、内部情報系、インターネット系の三系統に分割をいたしました。  インターネットを経由して入ってきますメール、またはインターネットからダウンロードする情報、これらの情報につきましては、同時期に県と市町村が共同で構築しました情報セキュリティクラウドというものを構築しております。そのクラウドを全て、その通信が通るように設定をしております。大分県で統一して強度なセキュリティをかけております。そういう関係で、サイバー攻撃またマルチウエア、そういうものは全てそこで取り除かれて市に入ってくるというふうなことになっております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)回線がいろいろ異なるということでよろしいんですね。 ◯情報統計課長(上田誠之君)はい。 ◯四番(多田羅純一君)はい。もし基本台帳が攻撃されたときの対応はということで、ウイルスというのが、そもそも完全に防ぎ切ることは不可能じゃないかなというふうに思ってます。もしウイルスが入ったときに、まあ入らないように侵入を許さないだとか、侵入された場合に速やかに対策されるっていうのも大変重要だとは思いますけども、その辺のプロセスというか、リスク管理とかいうのも大丈夫でしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)情報統計課長。 ◯情報統計課長(上田誠之君)住民基本台帳など住民情報につきましては、基幹系のネットワーク化で業務を行っております。インターネットを介したようなウイルスの侵入につきましては、インターネット系のネットワークに接続してるパソコンには入ってくる可能性はございます。その基幹系のネットワークとは分離されておりますので、直接その基幹系のネットワークにウイルスなどが入ることは考えておりません。ただ、インターネット系に入ったウイルスなどを、職員などの誤操作などで感染するということはある可能性はございます。そのときは早期復旧などの手順に沿って対応していくということになります。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)手順等あるということで、市民が安心できる情報提供等、徹底した、今後、セキュリティ教育もあると思いますけども、そういったのを訓練等もしっかりやっていただきたいと思いますので、お願いして、ちょっと次のほうに行きたいと思います。  三番目のサイバー攻撃に備える中小企業への支援はということで、今のところ、市の被害というのは特に聞いてはございませんでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。再質問にお答えいたします。  現時点では、商工会議所また商工会から、会員さんの企業さんのほうからは被害があったというような情報はないというふうに聞いております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)それではですね、中小企業に対しましてサイバー攻撃等の危機管理力の向上に当たり、啓発等は行ってるんでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)再質問にお答えいたします。  中小企業含めて各事業者さんに対しての、このサイバー攻撃に対する啓発っていうことでございますが、現時点では市のほうでもやってないということと、あわせて商工会議所また商工会のほうでも特別な啓発やってないと。特に商工会議所、商工会のほうにお尋ねしたところでは、上部団体からまず商工会議所、商工会のほうがまずセキュリティしっかりしてくださいよというところまでは来てるけど、下までは、まだ今、手が行ってないというふうに聞いております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)中小企業の危機管理力の向上のためにもですね、大変重要だというふうに考えておりますので、設備機械の導入や被害事例をまとめた冊子の配布だとか、啓発やサイバー攻撃への対策への専門家の診断等もですね、進めていっていただいて、支援していただきたいと思いますので、ちょっとよろしくお願いしたいと思います。  続いて、ちょっと「爆弾池」についてでございます。
     必要に応じて職員が草刈りのほうやってますというふうに答弁ありましたけども、草刈りはやっておりました。実はですね、私、「爆弾池」のことは、あることは昔から知ってたんですけども、先月ちょっと初めて、ちょっと行ってきました。市長、最近行かれたことありますか。私、ちょっと行ってですね、大変残念に思うことがありまして、田んぼの一角、砂利のほうに車をとめて行ったんですけども、支柱と説明ボードだけがあっただけで、本当にこれでいいんかなというふうに思いました。  また、田んぼにですけども、池というより水たまりがちょこっとあるぐらいで、議会初日のほうにもちょっと行ったんですけど、もう干上がっておりました。  それと、周りのほうについては、ごみ捨て場の穴のような印象を受けました。というのも、波板というんですかね、田んぼとかにこう仕切るような、波板なんですよ。それがその辺一面にですね、埋まっておりまして、せっかくお客さんたちが来て、これを見て帰るんかなちゅう思ったらですね、大変残念に思ったんですけど、こういったのって、今までそういったクレーム等はなかったんでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  クレーム等はなかったかということでございますが、草がですね、やはり管理がちょっと十分でなかったところがありまして、草が伸び切ってて、車とめて、池本体のところまでは行きづらかったというふうな御意見をいただいたことはございます。ただ、ごみとかですね、そのあたりにつきましては今まではなかったんですが、昨年度、今年になってからですけども、発掘調査をいたしました。これは、その発掘調査は、今年度、来年度にかけて整備をしていくということにしておりますので、そのときにですね、池の中から若干ごみといいますか、そういったものが出てきたものをまだ端っこのほうにですね、そのまま置いてるというような状況はあるかと思います。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅君。 ◯四番(多田羅純一君)ちょっと写真撮ったんで、後で市長のほうに渡したいと思いますけども、大変ちょっと、ね、皆さん、せっかくいいことやってるのに、よそから来たお客さんがこれ見てがっかりして帰る姿を思い浮かべると、大変残念でございます。先輩とのすり合わせしたときに、今度整備するんよというふうに聞いて、ちょっと一安心はしたんですけども、ちょっと委員会の管轄がちょっと違うんで、そういった情報もなかったんで、どうにかならんのかなというふうに思いました。  これも、この内容もですね、結構かなり前から、苦情じゃないですけど、もうちょっとどうにかしたほうがいいよっていうふうに、ちょっと言われてて、なかなかちょっと行けてなかった自分も悪かったんですけども、今後ですね、こういったところももっと、田んぼの中にぽんとあるだけで、車で行って、実際、私わかんなかったんですよ、場所が。で、携帯でググってちょっと行ったんですけど、もうちょっと目立つように、高台っていうか展望台も設置されるということなんで、かなり目立つようにはなるとは思うんですけども、そういったのでしっかりやっていただければなというふうに思います。  また、ネットのほうに載ってます写真ですね、大分違いますよね。風化し過ぎてるのかなというふうにも思われます。現存する唯一の「爆弾池」と言われておりまして、昭和二十年の四月二十一日、米軍の空軍機B‐29により襲撃された穴をですね、しっかり後世に残していただきたいなというふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。  最後に……、最後じゃなかった、済みません。五項目めのサンリブの駐車場です。  現状でもかなりの方がですね、利用していると思います。このままいけば駐車場がなくなって大変不便な思いをするのと、あと関係するサービス業の方々にも大変大きく影響されるのではないかなというふうに思っております。利便性が悪くなったり、足が遠のいたりですね、今後さらに四日市が寂れていくんではないかなというふうに思いますけども、そういった件についてはどう思いますでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  これまでサンリブの駐車場につきましては、サンリブ四日市店のですね、地域貢献の一環として夜間についても駐車場を開放していただいてたということで、利用者含めて、あと飲食店の方含めて、もう皆さん大変なくてはならないものだというふうになっていると思います。  そういった中でサンリブ四日市のですね、閉鎖問題が出てから、うち、商工振興としてもですね、その問題が出てからは独自にちょっと駐車場の調査をやってみました。そういった中で、平日また土、日含めてですね、やってみた中で、金、土についてはやっぱりかなりの台数が駐車していると。また、日曜日、平日については、そこまでの利用頻度はないというふうには思っておりますが、駐車場が足らないということについては事実だと思っております。  議員のお考えのようにですね、駐車場がなくなるということにつきましては、これまで、先日の中村議員の答弁にもさせていただきましたが、今現在、検討を地元の方とですね、している中で、やはり困るということはお聞きしておりますので、まず駐車場というより、やっぱり四日市の顔であるサンリブ四日市がなくなるということで、四日市が寂れるんじゃないかという、まず問題点がございますので、そちらもあわせてですね、が中心になりながら、駐車場についてもですね、考えていきたいなというふうに考えています。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)現時点ではございますけども、サンリブ周辺のドラッグストアやコンビニ等に無断駐車をする方も多いというふうに聞いておりまして、店側も困るというふうな話も少し聞いております。またですね、四日市にお客を呼び込もうとしてもですね、現状、余り車がとめるとこないんかなというふうにも思ってますんで、ぜひちょっと検討していただきたいと思います。  また、ちょっと配慮としてですけども、使う側としては現状でも外灯がなくてですね、薄暗いと。で、ガラスを割られたり、車に傷つけられたりするっていう話も聞いてます。安全性に欠ける点もありますんで、そういった環境整備のほうもお願いしたいと思います。  次行きます。最後になります。  認知症の行方不明者対策のほうにつきましてですけども、四月二日のほうに大分合同新聞のほうでGPSの助成申請という記事をですね、見まして、先輩のほうからちょっと電話のほうがかかってきました。で、宇佐市のほうについてもぜひ何か取り組んでほしいっち、老後のことを考えると大分心配だっていうふうにちょっと言われてます。  今までですね、こういったGPSの購入の助成や貸与の検討等はされたんでしょうか。答弁お願いします。 ◯議長(佐田則昭君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(麻生公一君)介護保険課長の麻生でございます。多田羅議員の再質問にお答えします。  GPS機器を利用したシステムの導入してる県内の自治体が六市ありますが、調査したところ、本人に携帯してもらえないとかですね、市が必要交付数をなかなか把握しにくいだとか、あと住民への周知の問題等いろいろ課題があって、利用が広がっていない状況でございます。  そのような理由から、本市では現在のところGPSの購入補助や貸与には至っていない状況でございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)多田羅純一君。 ◯四番(多田羅純一君)現状ですと、かなり小さなGPS等もありますし、この記事のほうに載ってたGPSですと、持って回るのも大変苦痛ではないかなというふうに思っております。また、靴のほうに内蔵して、靴を配布している自治体等もありますけども、価格としては低額なところから高額な分もありますし、実際、民間の情報提供サービスを受けるほうが私は簡単で安いんじゃないかなというふうに思います。  本当に徘回、認知症で困ってる方々に対してですね、手を差し伸べてやれるように、高齢者の方はですね、こういったGPSのハイテクなところは知らないと思いますし、こういったところをどこか提携してですね、もし市のほうに相談があったときには連絡していただきたいなというふうに思います。  GPSではね、全ては解決できるわけではございませんけども、早期に発見できて、命を守ることができるというふうに思っております。実際、市で機器を貸し出しすると、機器の管理から大変だと思いますし、そういったどこかと提携してですね、費用の何割かを助成するようにすれば、無駄な管理はしなくていいと思います。  時間になりましたので、これで一般質問を終わらせていただきます。 ◯議長(佐田則昭君)以上で、多田羅純一議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではございますが、ここで昼食のため、暫時休憩をいたします。なお、再開は十三時十分といたします。  休憩いたします。                 休憩 午後零時〇〇分               ──────────────                 再開 午後一時十分 ◯議長(佐田則昭君)休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行します。  十九番 筌口 孝君。 ◯十九番(筌口 孝君)皆さん、こんにちは。十九番 筌口 孝です。  昨夜から今朝にかけて、異例の、これまでにないような採決が行われました。法治国として、「赤信号みんなで渡れば」というようなことがあってならないなと強く感じる一人であります。国民の一人として、大変残念な思いを今持っています。  さて、一般質問に入りたいと思いますが、先日十一日の日曜日でありましたけど、九州の華厳とも言われます東権屋の滝開きが津房のまちづくり協議会、そして津房小学校、全校二十二名ですが、その児童が参加し、市内はもとより市外から多くの方々が出席されて、安全祈願とあわせて、護摩だき等、大変にぎやかに行われました。  そういった中で、特に目についたというか、最近よく目にするんですけど、国道五百号から市道に入り込むんですが、大型バスは大変通行が困難で、離合ができません。そういった状況のところですが、滝つぼの大変近くに大型のバスが入れるということで、協会のほうで情報等を含めて、調査を半年ほど、「昨年の秋から五月」、先月までの調査ですが、大型バスがどれだけ入るかと思いますか、大変びっくりするぐらいの大型バスが入ってます。昨年七月は、百二十八台、月にです。そのうち、中型・小型が三十台。それから九月は百三十三台。そして十月は百五十二台というふうにですね、大型のバスが毎日のように滝つぼの駐車場に来てます。今年に入って、冬場は少ないんですけど、春先の四月が八十九台、そして中型が三十一台。特に四月に目立ったのがバイク、ツーリングですね。これが十三台。そして五月は大型が八十六台、そして中型が三十三台、バイクが何と三十二台というふうに、毎日のようにこの東権屋の滝に観光客が入ってるということであります。  大型バスのほうを聞いてみますと、六割から七割がインバウンドということで、外国人観光客が入ってるというのを聞いております。  そういった状況ですので、地域にとっては大変ありがたく、活気がついてきてるということでありますが、課題もあります。大型バスの運転手に駐車場の方が聞くところによると、ちょうど五百号からその滝つぼの駐車場まで離合場所が一カ所もないということで、離合が大変困難だと。ですから、そういった部分も今後の課題として残ってくるのかなというようなことがありました。  そういったことを報告しながら一般質問の本題に入っていきます。  まず一点目、平成二十九年度施政方針により。  (一)人口減少社会について、歯どめをかける取り組みの現状と今後の推進と具体性についてということでお尋ねします。  (二)主要施策の中で。  1)国民文化祭・ワールドカップ等を見据えた、地域の特色を生かしたまちづくりと地域振興について。特に、家族旅行村への誘致については、ということでお尋ねします。  2)に、公共交通対策についてであります。宇佐市地域公共交通網形成計画での環境整備の現状をお伺いします。  3)仙の岩公園周辺整備について伺います。  4)農地集積の推進と耕作放棄地の解消について。特に農業水利施設の機能診断のほか、再造成地区における負担金と補助金助成について、活用があるのかを伺います。  (三)最後に特会でありますけど、特会について、統合に伴う簡易水道と水利の不足の対策は、ということでお尋ねをいたします。  明快な御答弁をよろしくお願いします。 ◯議長(佐田則昭君)それでは、筌口 孝議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十九番 筌口議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、施政方針についての二点目、主要施策についてのその一の前段、国民文化祭・ワールドカップ等を見据えた地域の特色を生かしたまちづくりと地域振興についてでありますが、国民文化祭の宇佐市開催に当たりましては、地域や文化団体などと協働して「宇佐ならでは」の文化や食を発信する魅力ある事業に取り組んでいくことといたしております。  具体的には、リーディング事業として東大寺サミットを宇佐神宮で開催するほか、安心院葡萄酒工房を初めとした「農泊と酒蔵めぐりツアー」などを実施することといたしております。また、公益財団法人大正琴協会が主催する「大正琴の祭典」も本市で開催される見込みとなっており、全国からの入込客が期待できるところであります。  次に、ワールドカップラグビーの公認チームキャンプ地誘致につきましては、本市の施設が天然芝のフィールドなど公認チームキャンプ地としての基準を満たしていないため、キャンプ地の誘致につきましては困難となっております。  しかしながら、二〇二〇年の東京オリンピックのキャンプ地につきましては、現在、誘致基準を満たす競技種目に絞って誘致を働きかけているところであり、当面、事前キャンプ地の誘致に全力を尽くしてまいります。  後段の、家族旅行村の誘致につきましてですが、二〇一八年の国民文化祭の関連イベント、二〇一九年のワールドカップラグビーで来られました国内観光客や外国人観光客をできるだけ家族旅行村「安心院」へ誘客できるよう、関係機関・団体と連携を図りながら、各種対策を講じてまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁は終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(佐田則昭君)次に、一項目めの平成二十九年度施政方針についての一と二、主要施策についての二を総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野でございます。十九番 筌口議員の一般質問にお答えします。  一項目め、施政方針についての一点目、人口減少社会について、歯どめをかける取り組みの現状と今後の推進と具体性についてですが、平成二十七年より宇佐市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき、国や県の交付金を活用しながら、雇用の創出や交流人口の拡大、子育て世代への支援に取り組んできた結果、県の市町村別人口増減の推移によりますと、宇佐市の出生数は平成二十七年度四百人から、平成二十八年度四百十五人と、十五人の増加となっており、合計特殊出生率についても一・七三が一・七八と上昇傾向にあります。  また、転入者数については、同様に、千五百九十九人から千五百八十六人と、十三人減少したものの、転出者数については、千九百十六人から千六百七十九人と、二百三十七人減少しており、社会増減はマイナス三百十七人からマイナス九十三人と、大幅に改善をいたしております。  今後は、国の地方創生交付金を活用した平和ミュージアム(仮称)建設による交流人口の拡大、世界農業遺産を活用した六次産業の販路拡大、古民家を改修したお試し移住体験施設による定住促進とあわせて、宇佐市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき、雇用の創出、子育て支援、地域づくりの取り組みを重点的に推進していきたいと考えています。  二点目、主要施策についてのその二、宇佐市地域公共交通網形成計画での環境整備の状況はについてですが、平成二十六年十一月に地域公共交通活性化法の改正により、これまでの「地域公共交通連携計画」から、まちづくりとの連携、面的な公共交通ネットワークの再構築の項目が追加された「地域公共交通網形成計画」に変更され、また、新たに県も計画策定主体に加わるなどの変更が行われました。  そのため、平成二十八年度は大分県が主体となり、市町村や交通事業者等と連携して、中津市、宇佐市、豊後高田市をまたぐ広域的な幹線バス路線を中心とした、持続可能な地域公共交通ネットワークの構築を図るため「大分県北部圏地域公共交通網形成計画」を策定しました。あわせて平成二十六年三月策定の宇佐市地域公共交通連携計画を基本とした「宇佐市地域公共交通網形成計画」を策定したところです。  今年度は環境整備として、県と連携し、利用促進に向けたバスマップ・時刻表の作成や、高齢者を対象とした利用促進に取り組む予定であり、今後も生活交通の利便性の向上、駅と観光拠点とのアクセス向上など、持続可能な公共交通体系の構築に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、一項目めの平成二十九年度施政方針についての二、主要施策についての3)を、安心院支所長 永田雅春君。 ◯安心院支所長兼安心院支所地域振興課長(永田雅春君)皆さん、こんにちは。安心院支所長の永田でございます。十九番 筌口議員の一般質問にお答えします。  一項目め、施政方針についての二点目、主要施策についてのその三、仙の岩公園周辺整備についてですが、国指定の名勝耶馬渓の内に位置する仙の岩は、高さ百メートルに及ぶ岩峰がそびえる景勝地であり、年間を通じて観光客が訪れている状況にあります。  旧安心院町においてトイレ・駐車場が整備されており、隣接する一帯を仙の岩公園として整備する計画もありましたが、用地について地権者の同意が得られず、計画が見送られた経緯があります。  宇佐市と由布市をつなぐ県道安心院湯布院線の沿線にある主要な観光スポットでもあり、深見地区まちづくり協議会等からも整備を要望する声があるとお聞きしておりますので、今後、地元やまちづくり協議会の御意見も伺いながら、方向性について調査・研究してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、一項目めの平成二十九年度施政方針についての二、主要施策についての4)を経済部長 前田和弘君。 ◯経済部長兼耕地課長(前田和弘君)経済部長の前田です。十九番 筌口議員の一般質問にお答えします。  一項目め、施政方針についての二点目、主要施策についてのその四、農地集積の推進と耕作放棄地の解消についてですが、耕作放棄地や荒廃園の対策として、安心院地域において、平成二十七年度より国営施行での緊急農地再編整備事業を実施しております。  概要については、平成二十七年度から平成三十四年度の実施期間で、全体計画十二団地二十三工区二百四十三ヘクタールの荒廃園を中心とした農地再造成の区画整理と三十一キロメートルのパイプライン、ポンプ機械及び付帯設備の改良更新を行うものであります。  効率的に集積された農地において、持続的な農地の利用及び農業生産が行われるよう、区画整理後に営農する担い手に農業参入企業や集落営農組織を位置づけ、耕作放棄地の解消に向け整備を進めていくこととしております。  農業水利施設の機能診断については、ポンプ機械等を実施しており、機能診断結果に基づく改修を計画しております。またパイプラインの更新については、既存石綿セメント管から必要流量・許容水圧を満足し経済的な管種への更新を計画しております。  再造成地区における負担金と補助金助成の活用については、再造成を契機に農地中間管理機構を通じて、担い手への借地契約により農地集積を行い、要件を満たす場合は集積協力金の交付対象となり、地元負担の軽減にもつながりますので、市としても整備された生産基盤での効率的な営農が行われるよう、担い手の育成と農地集積を進めていきたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)最後に一項目めの平成二十九年度施政方針についての三を建設水道部長 原田雅且君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)皆さん、こんにちは。建設水道部長の原田です。十九番 筌口議員の一般質問にお答えします。  一項目め、施政方針についての三点目、特別会計について、統合に伴う旧簡易水道と水利不足の対策はについてですが、本年度より水道事業と簡易水道事業を経営統合し、引き続き住民の皆様に安心安全な水を御利用いただけるよう取り組んでおります。  旧簡易水道については、施設の老朽化や利用形態の変化により、必ずしも水源の湧出量が潤沢でない施設があることから、水源の水質悪化や枯渇に備えた新たな水源確保や施設の統廃合等について、今後予定している水道ビジョン、経営戦略の作成過程で考慮しなければならない課題であると認識しております。  しかしながら、多大な経費と期間を要することから、当面は老朽施設の更新や改修などの適正な維持管理を行うことで、安定した水の提供ができるように努めてまいります。  以上で答弁終わります。 ◯議長(佐田則昭君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。十九番 筌口 孝君。 ◯十九番(筌口 孝君)それでは、順次、再質問を行ってまいりたいと思います。  まず一つ目の、施政方針で、人口減少社会ということであります。
     人口減少に当たっては、まち・ひと・しごと創生事業、そういったものの中から取り組みを積極的に市も行ってきてるということであります。しかしながら、私たち、現状としてですね、周辺部を見ると著しく人口は減少傾向に入ってまいりました。これが現実であります。  そういった状況の中で、周辺部をどのように人口減少として食いとめるのか。ここ十年、食いとめる方法というのは具体的に私たちでは見えません。ですから、市政としてどういった具体的な歯どめをとられようとしているのか、その点について、もう一度お伺いします。 ◯議長(佐田則昭君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)企画財政課長の出口でございます。筌口議員の再質問にお答えします。  周辺部の人口減少対策ということでありますけども、まずソフト面で、まち・ひと・しごと創生総合戦略におきまして、雇用それから子育て支援、いろいろそういうこともやっておるとこでございますけども、特に社会増につきましては、移住対策ということでいろいろ移住に対する補助金等はやっているとこでございます。周辺部に移住する助成金等もしてるとこでございます。  ただ、それだけではなかなかうまく機能しないという部分もございますし、今、ハードでですね、安心院支所の複合施設でありますとか、それから津房の定住促進住宅の建設、これも計画しております。それから、産業の部分で国営緊急農地の再編整備にもかかっているところでございます。  こういうことで、ソフトだけではなくハードを含め、それから内発的な、いろんな市の内部の支援策だけではなくですね、外部の力をかりなければやっぱり無理ですので、企業誘致も含めて総動員をして取り組んでいるというところでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)筌口 孝君。 ◯十九番(筌口 孝君)ハードだけでなくソフトも含めてということなんですけど、今やっぱり一極集中っていうか、地方分権は叫ばれてるんですけど、どうしてもやっぱり、多分、東京オリンピックまでは一極集中がまだどんどん進むんではないかなと。  で、地方のやっぱりそういったソフト面も含めてハード面、確かに安心院は今総合複合支所が建設準備段階ということで、これには町民も大きな期待を持ってますし、ここが一つの拠点となって、ある程度の人口流出が食いとめられるのかなっていう思いは持ってます。  しかし、なかなか、だからといって安心院の現状は、中心部を見ると、空き店舗、もう大変なんですけど、飲み屋さん一軒もありません。もうそういった状況になってきてしまってます。  ですから、そういった部分では、やはり周辺部を今こそもう一度見直して、やっぱり施策を講じなければ、恐らくこのままでは、もう先行きが見えるというような状況ではないかなと。  今、地域を歩くとですね、いろんな意味で、いいものはたくさん残ってます。文化も含めて、あるいは資産も含めて。ですから、そういったものをもう一度施策の中でチェックするっていうような考えはありませんか。 ◯議長(佐田則昭君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)企画財政課長出口でございます。お答えします。  資源、それから文化を含めてということで、先ほど申しました、まち・ひと・しごと総合戦略の中のソフト・ハードもそうなんですけども、先ほど議員さんがおっしゃいました東権屋もそうです。各地に、そういう特有のすばらしい資源がありますので、そういった部分のブラッシュアップの部分にも総合戦略の中で取り組んでやってるとこでございますし、文化についてもですね、また、これもそれぞれの地域で特有の文化があると思います。  これにスポットを当ててですね、また、まちづくり、まちおこしができていうようにということで、新たな補助制度も作ったところでございます。こういった部分を、繰り返しになりますけども、総動員して地域の発展に努めていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)筌口 孝君。 ◯十九番(筌口 孝君)ぜひ、そういった方向でですね、再度地域を見直してもらいたいなという思いであります。  仕事の創生、それから人の創生、町の創生、いろんな取り組みはあろうかと思いますけど、我々が今一番求めたいのは、地方をもう一度見詰め直してもらいたいっていうか、ブラッシュアップしてもらいたいっていうのが強い願いです。で、課題もたくさんあると思いますけど、そういったところをぜひチェックしていただいて、前向きな取り組みに移っていただければと、そのように強く願って、次の課題に入りたいと思います。  関連してくると思いますので、少し重複する部分もありますけど、よろしくお願いします。  二番目のですね、公共交通に関する宇佐市の地域公共交通網形成計画なんですが、この形成計画の中で出される部分っていうのは、やっぱりリスクを伴うために、何か、費用対効果が出てですね、実際生活する人たちの立場に立って計画されてるのかなっていうのが、強く感じるんです。公共っていうのは、そこらを表に出すと、路線もないでいいっていうような感じになってくるんじゃないかと思うんで、そういった部分では、どのような論議がされて、今の結果になったのか、そこをちょっとお尋ねしたいんですけど。 ◯議長(佐田則昭君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)企画財政課長の出口でございます。お答えします。  この地域公共交通網形成計画でございますけども、これに先立って連携計画というものがございました。これをほぼ踏襲したような形の内容にはなっておりますけども、その連携計画におきましては、アンケートをとりまして声を反映したところでございますし、また、この交通網の形成計画におきましても、その前の連携計画と余り期間があいてないこともありまして、大々的なアンケートはとっておりませんけども、関係機関の声、それから一部の自治区の集まりとかのときに、アンケートとかとって反映したところでございます。  また、公共交通会議におきましても、これは地域の代表といいますか、自治委員さんとかですけども、運転士さんもおりますし、そういった声も反映させていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)筌口 孝君。 ◯十九番(筌口 孝君)県が入ってですね、地域交通網形成計画を立てて、実際は利用者数が少ないからということで、結局効率だけが優先されたような気がしてなりません。やっぱり生活者というのは、そういった効率だけでは成り立っていかないし、足の確保もできないと思いますので、そこらについて、もう少し利用者の立場に立って論議をしていただくことを願う一人であります。  それから、宇佐市の地域公共交通会議ですけど、この会議の中ではどのような協議がされているのか。会議の構成員等ちょっと資料的にもらって見てるんですけど、実際、企業とかそういった部分の関係者が多くてですね、利用する側、自治会長は入ってるんですかね、自治会とかそういった部分ではあっても、高齢者とか障害者とか、そういった部分の方々の声は余り出てこないんじゃないかなと思います。マイカーで動ける人たちがメンバーとしていれば、本当の不自由さとか公共のバスの必要性というのが発信できないんじゃないかなと思うんですけど、その点はどういう会議を、どれくらい行ってるのか、お尋ねしたいんですけど。 ◯議長(佐田則昭君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)お答えします。  地域公共交通会議につきましては、アンケートを反映してございますけども、その声、本当に地域の住民の方の生の声という部分につきましては、議員のおっしゃるとおり、メンバーの中に高齢者でありますとか、そういう交通弱者の方が入っておりませんので、直接お聞きすることは難しかったと思ってます。自治委員さんを通して等の意見になると思いますし、また、先ほどアンケートの話をしましたけども、そういった部分では拾い上げることができるかと思いますけども、最新の情報としてですね、例えば、今いろいろコミュニティバスの行き詰まりっていいますか、利用者少なくなってきてることに対して、デマンド等の御意見も議会の中でいただいてるところでございます。これもなかなか、配慮につきましても、そういったやっぱり、地域の本当にニーズがどれだけあって、果たしてうまくいくのか、そこは地域の声が一番大事だと思いますので、考慮していかなければいけないかなというふうに思ってます。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)筌口 孝君。 ◯十九番(筌口 孝君)そうだと思います。ですから、運行する側、それから利用する側、そして行政、こういったところが一つになって呼びかけていかなければ、それぞれだけでやっても、この会議っていうのは効果は出てこないだろうと思いますから、そこらあたりについて、ぜひ実態と合った、今、大変いい方向で、宇佐市はコミュニティバスやその周遊の実証実験等に取り組んでいただいてるんですけど、それが効果として、いま一つ見えないっていうか、そこがありますので、お願いしてですね。  もう一つは、これはよそをまねるということではないんですけど、市長も御存じだと思うんですが、公有民営、中津の取り組んだ、これは九州で初めて中津がこういった取り組みをしたんですけど、この制度については企画のほうは御存じですか。 ◯議長(佐田則昭君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)これは、今回の交通網の形成計画の策定にも絡みますけども、こういった計画を策定することによりまして、新規路線等についてですね、を対象として補助金があるということは存じております。中津の例もですね、中津のほうにお聞きしまして、財源スキームでありますとか、そういったことをお聞きしたところでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)筌口 孝君。 ◯十九番(筌口 孝君)この中津の公有民営の分でですね、私ちょっと現地に行って聞ける範囲で聞いてきたんですけど、これは国の交通政策の中で、国の国庫補助を使えるというものでありますが、このバスっていうのはノンステップです。ですから、障害者にも優しいし、いろんな、お年寄りにも優しいということです。  金額的には二分の一補助があるとはいえ、負担としては中津も二千二百五十万円というような負担が生じてるっていうことなんですけど、今こういったバスでですね、周遊するとか、それからラッピングバスですから、市の観光発信とか、そういったものも大いに町の中でできるっていう、利用しやすいバスということです。採算性まではまだ、期間が短いんで取れてないですけど、利用者にとっては大変利用しやすい、ありがたいという声が出てるということであります。  私も年に一回、国交省のほうに、こういった公共交通の関係で要請行動に行くんですけど、その中で一つ確認したんですけど、隣接市でもこういった車両を購入すれば、市を超えて相互にと。もちろんトップの是永市長、そして中津の市長の、お互いの理解があれば、それぞれ補助は市が単独で組むんですけど、相互に使えるんだと。国東はちょっと離れてますけど、高田、宇佐、中津あたりは中心が宇佐になってますから、中心の宇佐を回して、隣接で相互に使える。  ただ、規制としてですね、これはフィーダー路線というか、生活路線を五〇%以上組み入れなければ、観光目的だけではだめだというような縛りもあるようですけど、それは企業がダイヤを組む中で組み入れることはできるということを聞いてますので、そういった部分で、ぜひ宇佐市もこういった部分で、検討する必要があるんではないかなというの強く感じてますけど、交通会議の中ではそういった声は出ないのかお伺いします。 ◯議長(佐田則昭君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)再質問にお答えします。  中津のバスのこの件ですけども、おっしゃるように市をまたぐ路線も対象でいいと。フィーダー系がやはり五〇%いるということでございます。  たまたま先日、大交北部バスのほうが決算報告に来たときに、少しこの話にもなったんですけども、中津の分を公設民営ということで実際に運営してるのが大交北部バスでありまして、その声なんですが、事業者からすると、そのときお聞きしたのは、バスの購入はありがたいんだけども、運転手が足りないと。バスだけあっても、なかなかそれの活用が難しいという声でございました。  二分の一の市の負担がかかるわけですけど、その辺を全体的にですね、考えないと、先走ってバスだけ購入というわけにはいかないのかなということでございます。  そういうのもありまして、公共交通会議の中で、こういう議論になっております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)筌口 孝君。 ◯十九番(筌口 孝君)今、課長の言われるようにですね、物はあっても乗務員が不足してるということで、その声も聞いてます。  今、大型二種免許、先ほど多田羅議員が運転免許の補助の話が質問で出ましたけど、大型二種運転手は、やっぱり普通車から大型免許を取るのに五十万円かかるそうです。バスの運転手には魅力がないということで、それも国交省との要請行動のときに、国が国庫の中でそういったことを工夫していかないかんと。今、無人のバスも、九大で実証実験されてますけど、当面地方は、免許を持ったバスが動かない限りは、地形上も厳しいのではないかということで、要請はしてます。  ですから、厳しい現状もあるっていうことなんですけど、こういった前向きな論議をしながら地域の足を確保することを強く望みながら、次の質問に入りたいと思います。  次の仙の岩の関係でありますが、ここは答弁にもありましたように、過去、旧安心院町のときに、公園周辺部一帯の整備を計画したわけでありますけど、なかなか地権者との関係で折り合いがつかなかったというのが現実です。しかし、当時の地権者の方が亡くなられて、今日では、自然の水田ということで、仙の岩の岩場と前の河川の公園が大方一体的に見えてたんですけど、ここ数年、荒廃してしまってます。永野総務部長は、よくあの前を通うんで、いつも目につくんじゃないかと思いますが。  深見のまちづくりの人が年に二回、草刈り等しながら管理をしてます。しかし、そういった状況ですので、ぜひですね、この周辺整備を考えながら、あの自然景観のすばらしい岩場、耶馬渓に匹敵するぐらいの立派な公園、仙の岩であります。  つい先日の深見のまちづくり協議会の総会でですね、老人クラブの会長から大変厳しく指摘されました。「あんなことで放置しとって、何がまちづくりか」というようなことで指摘を受けたんです。  ですから、ぜひ、支所のほうも前向きにですね、調査をして、有効活用ができるのかどうかを。今、農地は農業公社に貸し付けられてですね、荒廃したままです。ですから、そこらあたりを少し調査・研究していただきたいと思いますが、どうですか。 ◯議長(佐田則昭君)安心院支所産業建設課長。 ◯安心院支所産業建設課長(大坪一郎君)安心院支所産業建設課長の大坪です。筌口議員の再質問にお答えします。  深見地区の玄関口に位置する仙の岩周辺に、一部耕作放棄地があるということは好ましい状況ではないというふうに認識しております。ただし、現状の公園につきましては、観光客に支障を来してるような状況でないところもありますので、今後、地元や深見地区のまちづくり協議会と協議する中で、対策、対応を進めてまいりたいというふうに考えております。  いずれにしても、個人所有の土地でありますので、その点は景観等のですね、事情を説明して、草刈り等の適正な管理というのはお願いしたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)筌口 孝君。 ◯十九番(筌口 孝君)なぜ、そういうことを言うかっていうと、一番仙の岩の玄関っていうか、真ん前なんですね。公衆トイレがあって、農集排の処理場があって、そして深見川の河川があって、そのど真ん中にこういった荒廃した土地、約三反ぐらいがあるわけで、その荒廃した土地を、やっぱりこのまま放置するということになれば。  なぜかというと、あの土地は水田としては使えません。はっきり言って。水漏れがして地盤が壊れて水をあててもたまらないというような土地だそうです。実際、耕作者に聞いてみました。そういった状況ですので、これからこのままにしておけば、なお一層荒廃して見苦しい場所になるかと思いますので、ぜひ前向きな御検討をお願いして、次に入ります。  次はですね、四点目の農地集積の関係です。議長が改良区なんで、議長の前で御答弁もらうわけはいかないんですけど、大変ありがたい取り組みを、今、国営の事業の一環として行ってきてますが、筌ノ口第一工区というのが、国営の再編整備に入ってる区域なんですけど、地元説明を受けながら協議を進めてます。  その中で、今行っている尾立と且尾団地、樹園地、これは企業が参入して、市長も御存じのように、企業参入で個人負担もなく企業が個人負担分は持つということで前向きに進み、もう今年五月ですか、植栽も、植え込みもして大変立派な団地になってるんですが。  私たちの、筌ノ口の第一工区というのは水田なんですが、水田の再造成いうことで、四十八年に土地改良区の非補助で、一度造成を行ってます。そのときは、約三十八万円ぐらい一反にかけて、造成をし、地権者が負担して今日に至ってるんですけど。  その状況の中で、大変残念なことに行政が指導したとは思えないんですけど、この赤線の枠の中が、字図をはめてもわからない、登記もできてないという無登記の土地になってるんで、行政もこのままいけば大変なことが起こってくるのではないかなと。  ですから、今回の再造成の中で一度これを全部白地にして、一部を再造成し、直して、登記までしてくれるというような方向で、今、九州農政局のほうで進めていただいて、本当にありがたいなと思ってるんですけど。  課題があり、現地説明と地元説明の中で、この赤枠の中は、農道とか水路とか排水とかはきちっと改良区と市の負担で行ってくれるというんですけど、ここに来るまでの水、この上に日出生ダムからのパイロットの導水管があります。その導水管を筌ノ口川に水を落として、筌ノ口川から、この水田に隧道を通って水が入ってくるんですけど、その間はこの事業から外されてるっていうことなんで、幾ら水を川に落としても、この間の水路が使えなければ、いくら田んぼが立派になっても水は来ないと。  ということで、地元の方々が大変心配しているんで、そういった点については、どのようなお考えでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)経済部長。 ◯経済部長兼耕地課長(前田和弘君)経済部長の前田です。筌口議員の再質問にお答えをいたします。  今、筌口議員から詳しいというか、説明を受けたところでございます。議員お尋ねの筌ノ口一工区という二十三工区の再整備の計画の中の一工区でありますけれども、御指摘のとおり、そこは水田を再整備するという工区でございます。四月の説明会の中で、今おっしゃられたように、いろいろな課題が関係者の方から出されたところでございまして、一つには従前の整備に伴う換地ができてなかったということと、今おっしゃられたように、水路の関係ということで意見が出されたということをお聞きしております。  本工区につきましては、今年から基本調査を行いまして、それから基本設計、実施設計という形で進んでいくということになっておりますので、そういった課題をですね、この基本調査を行う中で、どのように反映させていけるのかどうか、こういったことをですね、国もしくは必要であれば県も含めて、協議を進めてまいりたいというふうに思ってるところであります。  いずれにしましても、本工区につきましては、この国営事業の中で、やはり整備をしていかなければですね、非常に後々課題もまた大きくなるということになると思いますので、ぜひ、そういうことも含めてですね、進めてまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)筌口 孝君。 ◯十九番(筌口 孝君)ぜひ、そういった計画段階で課題を解決する方策を考えていただければ、大変ありがたいかなと思います。  なぜかというと、今、三十二名の地権者がいるんですけど、その中で、私たちで七十代、六十代の方が三名、あと五十代は二名しかいません。あとはもう八十代、九十代で、そして地元にいない人が二名ほどいますんで、今、地域の方々にとっては、高齢化社会を迎えていく中で、機運も結構、残ってる人は高まってるんで、前向きに、今のうちに、この土地の登記も含めてきちっと整理をしておかなければ、もう我々の後の世代になっては、恐らく何もできないことになるんじゃないかというような声も聞きました。  ですから、ぜひ前向きな協議を進めていくことをお願いして、次に入ります。  あとですね、特会の関係なんですけど、特別会計の上水道と簡易水道の統合ということで、三月議会で可決をされてですね、経営統合ということで、料金統一を含めて前向きな協議が進んできているんですけど、何せ簡易水道、「安心院十簡水」あるんですけど、十簡水の老朽化には著しいものがあります。漏水が起こると、なかなかその漏水箇所を見つけるのも厳しい、難しいというような状況です。  これまでは、湧水を利用した簡水ですから、自然流水で、それぞれの家庭においしい水が送られてきたんですけど、なかなかそういった部分で、これから、老朽化が激しくなったときに、職員の数もですね、随分減ってですね、本当に支所の水道関係なんかは、漏水とかあったら夜も寝らんでですね、この前のような地震での濁りが出たりするとですね、大変な苦労をしております。  ぜひ、経営統合はもちろん大事ですけど、それにあわせて、施設の整備というものを具体的に打ち出していく必要があるんじゃないかと思います。その点どうでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)安心院支所産業建設課長。 ◯安心院支所産業建設課長(大坪一郎君)安心院支所産業建設課長の大坪です。筌口議員の再質問にお答えします。  安心院地域全域において、水道管並びに水道施設の老朽化というのが一番の課題であります。今回、経営統合しましたので、今後も補助事業を活用しながら、年次計画に基づいて管路の布設がえ、並びに水道施設の更新については進めていきまして、安全安心な水の供給を図ってまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)筌口 孝君。 ◯十九番(筌口 孝君)ぜひですね、お願いをしたいと思います。  もう一つはですね、安心院の十簡水は、先ほどもちょっと言いましたけど、湧水を使った給水の仕方ですから、そこの駅館川のように浄水施設ってのはないんです。安心院の盆地の中の水不足は、過去にも何回もありましたし、民家の空き家等で漏水とかあるとですね、どこに配管がされてるのかっていうのもわからないような状況で、漏水箇所を見つけるのにも苦労してるというのが現状です。  ですから、そういった部分では、大きな予算が、先ほど言ったように伴うということでありますけど、統合した上では、そういった部分も課題の中にきちっとうたい込んで、安心して水が使えるという状況を作っていかなくてはならないんじゃないかなと、そのように強く思ってます。  そういった部分を前向きに検討していただくということで、浄水施設となれば莫大な予算がかかるということですけど、やっぱりそういった部分も将来に向けては、求められる部分ではないかなと思いますので、そのことについてはどうでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)安心院支所産業建設課長。
    ◯安心院支所産業建設課長(大坪一郎君)筌口議員の再質問にお答えします。  河川から取水するという選択肢というか方法はあるかということでございますが、安心院地域につきましては、配水区域が大変広いところでございます。各所に水源地や配水池を現在設けているところでございます。地形等の条件を含めて考慮いたしますと、一カ所で大量の水を生成する浄水場は安心院地域においてはそぐわないというような意見もございます。  いずれにしても、将来的に不足することが想定されますので、今年度、送水管の合理化と、今、議員御指摘のありました揚水量の減少が著しい小水源地の深井戸の修繕を実施いたしまして、改善を図る予定にしております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)筌口 孝君。 ◯十九番(筌口 孝君)じゃあ、ぜひそういった方向でよろしくお願いします。  もう最後になりますけど、議長、一点目にちょっと関連して、ちょっと戻ります。  家族旅行村「安心院」のリニューアル。これ、計画がされているとは思うんですけど、今、支所複合施設の建設もあってですね、足踏み状態になってるのかなと思いますので、その点について少し市長にお尋ねしながら、質問を終わっていきたいと思うんですけど。  市長、今、旅行村ですけど、ここはもう安心院にとっては欠かすことのできない、ワイナリーを中心として、それから家族旅行村、その中のログハウスやパークゴルフ場や民間に貸してるホテル、そして総合グラウンド、こういった感じである中でですね、資料をもらってるんですけど、今、この安心院エリアにですね、訪れる方々、宿泊も兼ねてですけど、ここにはいろんなパークゴルフがあったり、キャビンがあったり、テント、それから温泉があったりっていうことで、いろんな部門があるんですけど、約十四万人が、この家族旅行村に一年に入ってきてるんですね。昨年がですね、十五万一千百五十二名。  それだけの人が何らかの形であの旅行村には入ってきてるっていうのが実態なんです。ぜひ、ここをですね、やっぱり一番最初に質問したんですけど、やっぱりこういった地域にある大事な宝物は、もう一回ブラッシングして早急に活用する必要があるんじゃないかなと。  先日、私の友達なんですけど、東京のほうから友人が遊びに来て、ちょっとワイナリー等含めて試飲をしながら一緒に回ったんですけど、こんなすばらしい、一カ所に集まった旅行村というのは全国にあるんですかっていうくらい、されました。松本清張の記念碑もありますし、それから研修棟があるし、そういった状況なんで、ぜひ、こういった部分をアピールしていきたいと思います。  今度、平成の森がきれいになっていくと、スポーツ交流も、あちらで合宿等したときには、宿泊を合わせて旅行村と結ぶというような、そういった状況をやっぱり早く、来年の文化祭、それから再来年のワールドカップ、そういったものに向けて、やっぱり誘致する必要があると思うんで、ぜひ市長の御意見を一言お伺いします。 ◯議長(佐田則昭君)市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)筌口議員の再質問にお答えをいたします。  安心院の旅行村がですね、入込客が十四万人、十五万人ということでですね、大変多いということで、喜ばしいことではないかなというふうに思います。  私どもが安心院旅行村の基本構想を立ち上げようとしたときもですね、ワイナリーだけで大体十万人ぐらいは来てると。あそこの安心院のパークゴルフは一万数千人。そして宿泊がですね、あそこの旧大交ホテルのところが二万人ぐらい泊まってるということで、そのレベルから言うとですね、ほぼ想定できる数ではないかなというふうに思います。  朝霧の庄とかレジがダブルでどんと入ってきますので、ざっくり言って二十万人ぐらいは、何かレジ数だけでいくと上がるというような状況になってます。  したがって、宇佐神宮、アフリカンサファリ、それに次ぐですね、集積があるという、宇佐市にとって重要なですね、観光スポットであるというふうに承知をいたしております。  あそこは、今まで手がけてるのは、まず安心院のっていうか亀の井ホテルをですね、リニューアルをいたしまして、あそこの穴見社長にも御理解いただいて、宿泊を本当に充実していただきましてですね、先ほど飲み屋が安心院はないということでしたけども、あそこに行くとあるんですよね。それで、あそこが唯一の、今、夜のスポットに、現実的にはなってるわけです。  そして、もう一つあそこに安心院農業公社の、今、施設がありますので、新庁舎ができたら、複合支所ができましたら、そちらに移っていただくということで、それを踏まえてパークゴルフ場をですね、今、十八ホールから三十六ホールに、まずしようと。今の何かトイレは入れましたけども、あそこの駐車場の整備ですとか、まだやり残したことがありますので、まず、それを手がけていってですね、一連の計画をですね、一つずつ進めていきたいなというふうに思っております。  したがいまして、ちょっと今すぐに手がつけられない状態でありますけども、複合支所のめどが立ち次第ですね、あと、そこにもかかっていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)筌口 孝君。 ◯十九番(筌口 孝君)ありがとうございます。安心院の人口からするとですね、数倍の人があそこに交流しているということでありますから、相当な地域の活性につながるんじゃないかなと、そのように思ってます。  で、ホテルのほうもマックス二百六十人ですから、フロントのほうに聞いたところ、大体二百人平均として年間五万人弱ぐらいの宿泊はホテルだけでもあるというような状況をつかんでますし、それにバンガローとかキャビンとかいろんなのがありますから、大きな、宇佐市にとっても活力のあるものだと思いますので、そこを強く求めます。  そして最後に、二次交通の関係で、その旅行村に、ぜひバスを入れてください。その十何万人も来る村にバスがありません。ですから、そこにやっぱり二次交通として組み込むことをお願いして質問を終わります。  ありがとうございました。 ◯議長(佐田則昭君)以上で筌口 孝議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで暫時休憩をいたします。  なお、再開は十四時三十分といたします。  暫時休憩します。                 休憩 午後二時十三分               ──────────────                 再開 午後二時三十分 ◯議長(佐田則昭君)休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行します。  六番 衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)皆さん、こんにちは。六番 公明党の衛藤義弘です。  今回は四項目について、第一回目の質問をさせていただきます。  まず一点目、アセットマネジメント(資産管理・運用)について。  一項目め、少子高齢化に伴い、将来像を描き、施設・設備の状態を客観的に把握・評価し、中長期的に施設・設備を効果的かつ効率的に管理することは重要であります。宇佐市公共施設白書、公共施設等総合管理計画が示されていますが、現状の課題と、今後、大規模事業が計画をされており、将来の宇佐市の資産は増加すると思いますが、どのように考えているのか。  二点目、宇佐市が保有する資産の状況は、一人当たりの延べ床面積を全国平均と比較すれば二倍多いとの課題があり、さらには、大規模事業で膨らんできます。老朽化や耐震化で必要事業も想定されます。今後、緻密な個別資産の管理・運用が必要となってきます。  そこで、個別資産の状況について、どのように考えているのでしょうか。また、自治体によっては、資産運用・管理で削減効果を上げている自治体があるようですが、どうでしょうか。  三点目、厳しい財政状況が平成三十三年ごろより想定されますが、資産である公共施設の重要度により、例えば利用頻度や必要でない物件、施設の管理や運用が限定的になることも想定をされます。適切な施設配置や効率的な管理運営を行うために、どのようなことを計画立案しているのか。  四点目、以上のことから、施設の更新費用や財政状況から宇佐市が抱える課題を解決するために、専門のマネジメント部署の創設は市長が先頭になって考える問題ではないでしょうか。  二項目め、人口増加策について。  一点目、自然増減と社会増減の両面で効果が出た具体例を教えていただきたい。出生率・数の増加、定住促進が主要策になると考えます。これを踏まえて御答弁をお願いします。  二点目、出生率増加のための子育ての支援の充実、引っ越し費用の補助制度、UIターンのための奨学金返還支援事業などの、市外への活用・情報提供はどのような形でしているのかをお聞きします。  三点目、移住促進は、宇佐市の核になる文化都市を目指していくことが重要と思いますが、平和ミュージアム構想もその一つですが、宇佐市の昔からの伝統的な要素は何でしょうか。  三項目め、中小企業支援について。  一点目、創業・事業承継の支援強化のために、産業競争力強化法で宇佐市も認定をされていますが、具体的に創業を行いやすい仕組み作りができたと思いますが、現状の支援の動きはどうでしょうか。  二点目、中小・小規模事業者の相談窓口強化で、大分県に「よろず支援拠点」がある。これを活用して中小企業等が抱える経営課題など、総合的な相談に応じてもらう体制作りが必要ではないでしょうか。  四項目め、重症化予防について。  糖尿病と透析の患者さんは、「足病」の可能性を持っています。重症化予防の防止のために特定健診などのときに、足を診てもらい早期の治療を行ってはどうでしょうか。  以上四項目、第一回目の質問を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)それでは、衛藤義弘議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。六番 衛藤議員の一般質問にお答えをいたします。  三項目め、中小企業支援についての一点目、創業・事業承継の支援強化のために、産業競争力強化法で宇佐市も認定をされた。現状の支援の動きはどうかについてでありますが、宇佐市においては、平成二十七年二月に産業競争力強化法に基づく市創業支援事業計画の認定を受けて以降、創業支援コーディネーターを雇用し、創業・起業に関するさまざまなニーズにワンストップで対応しております。  また、創業・起業を目指す方を対象に、大分県スタートアップセンター、大分県よろず支援拠点、宇佐商工会議所、宇佐両院商工会、各金融機関と連携した創業支援講座をこれまで六回実施をし、百四十八名の方が受講されております。加えまして、「創業・起業支援事業補助金」「街なみ環境整備地区空き家空き店舗対策事業補助金」も創設するなど、創業・起業への支援体制の充実を図っております。  二点目、大分県の「よろず支援拠点」を活用して中小企業等が抱える経営課題など総合的な相談に応じてもらう体制作りが必要ではないかについてでありますが、現在、市では、中小・小規模事業者の抱える課題等の相談窓口として「よろず支援拠点」の専門コーディネーターによる出張相談会を第一・第三木曜日の月二回市役所で開催をいたしております。これまで経営改善や販路開拓等の各種相談に多くの方々に活用いただいておりますので、今後も「よろず支援拠点」との連携を密にし、相談体制の充実に努めてまいります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(佐田則昭君)次に、一項目めのアセットマネジメントについてと、二項目めの人口増加策についてを総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野でございます。六番 衛藤議員の一般質問にお答えします。  一項目め、アセットマネジメントについての一点目、将来の宇佐市の資産増加に関する考え方についてですが、平成二十八年三月に策定した宇佐市公共施設等総合管理計画において、市が保有する施設全体として、中長期的な総量規制を行うとともに、施設の統合・整理や複合化などで施設総量を縮減させることとしております。  二点目、個別資産の状況及び資産運用・管理での削減効果についての考え方についてですが、個別資産の状況については、市公共施設等総合管理計画の保有施設総量縮減の観点から、最も効果的、効率的なサービスの提供ができるよう、建物性能や利用状況、管理運営費用等の点検と分析を行い、今後の方向性を含め検証し、施設保有量の最適化に努めてまいります。  資産運用・管理での削減効果については、市公共施設等総合管理計画を策定する際、他自治体の先進事例を参考にしており、今後も動向を見きわめながら、より効果的、効率的な資産の運用・管理に努めてまいります。  三点目、適切な施設配置や効率的な管理運営を行うための計画・立案、についてですが、市公共施設等総合管理計画に基づき、継続・改善・見直し・廃止など、今後の方向性を含めた検証を行い、個別施設ごとの中長期的な実施計画、アクションプランを策定し、適切な施設配置や効率的な管理運営に努めてまいります。  四点目、課題解決のための専門のマネジメント部門創設についてですが、専門部署の創設も含め、最も効果的、効率的に取り組める市の体制作りが重要であると認識しており、組織のあり方について調査・研究が必要であると考えています。  次に、二項目め、人口増加策についての一点目、自然増減と社会増減の両面で効果が出た具体例についてですが、平成二十七年より宇佐市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき、国や県の交付金を活用しながら、雇用の創出や交流人口の拡大、子育て世代への支援等に取り組んできた結果、県の市町村別人口増減の推移によりますと、宇佐市の出生数は平成二十七年度四百人から平成二十八年度四百十五人と、十五人の増加となっており、合計特殊出生率についても一・七三が一・七八と上昇傾向にあります。  また、転入者数については、同様に千五百九十九人から千五百八十六人と、十三人減少したものの、転出者数についても、千九百十六人から千六百七十九人と、二百三十七人減少しており、社会増減はマイナス三百十七人からマイナス九十三人と、大幅に改善いたしております。これまで総合戦略で特に強化した多子世帯保育料等の子育て世代への経済的な負担軽減が影響しているのではないかと考えています。  今後も宇佐市人口ビジョンに掲げる将来人口五万人を維持するため、宇佐市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき、雇用の創出、交流人口の拡大、子育て支援、地域づくりを基本目標に各種施策に取り組んでまいります。  二点目、出生率増加のための子育て支援の充実、引っ越し費用の補助制度、UIターンのための奨学金返還支援事業などの市外への活用・情報提供はについてですが、市外への情報発信については、市のホームページを初め、最近ではSNSを活用した発信も行っています。また、首都圏等で行われる「ふるさと回帰フェア」や移住相談会等で、宇佐市の移住・定住ガイドブック等によるPRを行っています。  三点目、移住促進は宇佐市の核になる文化都市を目指していくことが重要と思うが、宇佐市の昔からの伝統的な要素は何かについてですが、代表的なものとして、宇佐神宮を中心とした八幡文化や伝統工芸である鏝絵、地域の自然や生活に根づいた石橋群などが挙げられます。そのほか自然遺産や宇佐市特有の食文化なども含め、市としましても地域の宝であるこれらの資源を活用した移住・交流人口増の施策を推進しているところです。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)最後に、四項目めの重症化予防についてを福祉保健部長 松木美恵子さん。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(松木美恵子さん)福祉保健部長の松木でございます。六番 衛藤議員の一般質問にお答えします。  四項目め、重症化予防について。糖尿病と透析の患者は「足病」の可能性を持ち、重症化予防のために特定健診時に足を診てもらい早期の治療を行ってはについてですが、現在、高齢者医療確保法、健康増進法の規定に基づき実施している特定健診では、法で定められた検査項目である問診、身体計測、尿検査、血圧検査、血液検査、医師の診察を行っております。特定健診で実施している血糖検査のヘモグロビンA1Cは、足病等の糖尿病合併症の早期発見のための項目であり、検査結果に基づき早期保健指導を行い、早期治療にもつなげ、透析等の重症化予防に努めております。  議員御提案の、特定健診時の足の診察につきましては、調査・研究を行うとともに、引き続き、早期保健指導などの重症化予防に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。六番 衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)それでは、一項目めから再質問を行わさせていただきます。  我が国の公共施設は、非常に経済とか人口に密接に関係してると思ってます。第一次ベビーブームが昭和二十二年から二十四年にかけて、第二次ベビーブームが昭和四十六年から四十九年にかけて起こっており、また、高度成長により建設された公共施設が全国的に老朽化してくるということが想定をされてます。  現在、国、地方も財政的に非常に厳しくなってきてるという中で、今後ですね、そういった想定をしながら地方交付税や税収の減少など、そういった厳しい状況を踏まえて、現在、公共白書や公共施設等総合管理計画を作成して見えたものは何かをお聞きしたいと思います。 ◯議長(佐田則昭君)総務課長。 ◯総務課長(久保桂一君)総務課長 久保でございます。衛藤議員の再質問にお答えをいたします。  この公共施設白書、それから公共施設総合管理計画、これを作る中で見えてきたものということでございますが、皆様方に既に御案内のとおり、宇佐市では三市町が合併して以来、同じような機能を持った施設が多々出てまいりました。で、これをつぶさに分析していくと、御案内のとおり、施設の市民一人当たりの保有量は、全国平均に比べて二倍近い量があるということ、それから、建物全体の五一%は老朽化の傾向があるということ、こういったところが見えてきたところでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)今、御答弁いただきましたように、見えてきたものということで、今現在、宇佐市の保有量が全国平均三・二二に対して六・二九で約二倍、こういうことがわかったと。さらには、施設更新費用が今後四十年間で平均毎年三十七億五千万円かかる、毎年二十七億円の不足が生じる予定であると。今後、大規模事業を抱えておりますので、それが完成後、またさらに膨らむという想定があると思うんですが、今後のそれに対する影響とか、そういった財源の確保とか、そういった部分についてお尋ねをさせていただきたいと思います。 ◯議長(佐田則昭君)総務課長。 ◯総務課長(久保桂一君)お答えをいたします。  現在取り組んでおります大型事業が、今後の施設総量に大きな影響を及ぼすんではないかといった観点からの御質問だと思いますが、この公共施設総合管理計画の中では、まず第一点目に、全体の管理上の大きな点を三点挙げてございます。できるだけ長もちをさせていくということ、それから効率的に整備運営をするということ、それから複合化等によって総量を減らしていく。  計画では向こう四十年間という長期のスパンの中ではありますが、この中で総量を二五%減らしていくという計画をしております。これを着実に実行することで、今後の、将来に向けての財源を、例えば一定時期に集中することのないように、長寿命化を適宜加えていって分散していく、そういった手法をとりながら、将来に向けての安定的な運営を目指していくというものが現在の計画でございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)それでですね、この公共施設等総合管理計画に係る市民アンケートを、平成二十七年八月三十一日から九月十六日にかけて、無作為に配布数三千枚、そのうち回収数が千百三十六名と、回収率が三七・八%ということで、若干少ないような、半分以下ということでした。  この中で、よく市民の方もやっぱり関心を持っていただいてましてね、最終的に皆さん方がやっぱり、将来の宇佐市を見越したときの施設の運営を、例えば先ほど言った面積を少なくするとか、保有量を少なくするとか、廃止する部分が出てくるとか、統廃合とか、具体的に、そういった部分を望んでいるというアンケート調査になっていると感じました。  このアンケート調査に対して、どのように執行部はお考えなのかをお聞きします。 ◯議長(佐田則昭君)総務課長。 ◯総務課長(久保桂一君)お答えをいたします。
     まさに、今、議員が御説明いただきましたように、多くの方々から適切な公共施設の維持管理に対する御意見をいただいております。特に、重複するような施設であれば統合するとか、不要なものは積極的に廃止をしていくといった意見もございますし、例えば周辺部でございますれば、必要な施設は残してほしいという御意見。さまざまな地域地域の要望、意見というものが反映されたアンケートだったと思っております。  これを、一つ一つの施設の現状を、先ほどの答弁の中にもありましたけども、現状分析をして、どういう運営をしていくかという方針をまず出す必要があると思っております。こういったことにまず取り組んでいって、今後の計画を着実なものとして実行していくということで、今現在、臨んでおります。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)この中にもですね、そういうふうなコメントっていうか、必要性、結論というか、そういうのがうたわれてましてね、今後は施設の改修・更新時期を見通し、中長期的な視点による計画的、戦略的な公共施設等マネジメントに直ちに取り組むことが求められていると。その中にですね、公共施設のマネジメントを行うには、減価償却や人件費を含めた公共施設等の維持管理に関する費用に加え、利用効果に関する状況等のデータについても的確に把握・分析をする必要があると。  しかし、これらの公共施設に関するデータは、それぞれの所管部で個別に保有、管理されているということがあるんですね。だから、これを全庁的に統一を図っていくというのが非常に重要なことだと思うんです。  それについて、今後の整備をいつごろまでにやるとかですね、そういった早急な手続が必要ではなかろうかと。そして、それを緻密に管理をしていくというのが一番大事なことではないかと思うんですが、その点はどうでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)総務課長。 ◯総務課長(久保桂一君)お答えをいたします。  議員御指摘のまさにそのとおりだというふうに我々も認識をしております。そういったことで、今現在、市の公共施設、箱物の固定資産台帳といったものを一括してファイル化していっております。大体この作業はほぼ終了をしてきているところでございます。  今後、この台帳をもとに一つ一つの施設のあり方、それから先ほど議員さん御指摘のありました利用状況であったり、こういったものをつぶさに分析をしていくといった作業が、これから計画をしております。これはなるべく早い段階で終了させて、公共施設総合管理計画に基づいた運用、それから見直し、こういったものに取り組んでいく必要があるというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)これはですね、非常に大事な、私は、ことだと。将来の宇佐市のために非常に、今後、早急にやっぱりやっていく、もう大きな課題だと思ってます。  私が、先ほどそういったマネジメントの非常に大事な部分の管理を行う部署というのはやはり必要ではないかと。莫大な、多分一つ一つチェックを行い、それに対するどういった提案ができるのか等も含めてね、そういった検討は必ず図っていかないと悪いのかなと思ってるんですが、その点も含めてお願いします。 ◯議長(佐田則昭君)総務課長。 ◯総務課長(久保桂一君)お答えをいたします。  先ほど部長の答弁の中でもありましたように、非常にやはり重要なことだというふうに考えております。今現在、市役所の中には、こういう財産部門の管理をする部署は、契約管財課の中に管財係というものはございますが、今現在の管理とちょっと方向が違うことになりますので、どういった形で、市の全体の組織も見ながら、どういうふうな体制を組んでいくのが一番いいのかというのは、これは個別の施設の状況を検討していくのと並行してやっていく必要があるというふうには思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)ぜひ、よろしくお願いします。  それでですね、この施設管理の中で、PPPとかPFIなども一応想定の中に考えながら、やっぱり民間を入れながら、民間と公共という形も含めながら、そういったところも想定しながらやっていくというのが非常に重要ではないかと思うんですが、その点はどうでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)総務課長。 ◯総務課長(久保桂一君)議員御指摘のとおり、そういう民間活力をいただくということ、PPP、PFI、こういったものも、この公共施設総合管理計画の中には取り入れております。なおかつ、この管理計画を実効性のあるものとするために、PDCAのサイクルを回していって管理していこうというものが、今現在、宇佐市で持っている総合管理計画でございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)いろいろあるんですけど、各自治体でですね、そういう手法を取り入れてやっている自治体が、大体ですね、これ給食センターとか、中にはですね、ごみ処理場も入ってるんですけど、そういったのに、PFIが主になるんですね、DBOとかそういう形での取り組みを行ってるところがあるんで、こういったのもですね、一応参考にしていただきながら、やはり宇佐市の将来を展望する中で、必ずそういった問題ちゅうのは大きな問題として出てくると思いますんで、その辺をまた御検討をひとつよろしくお願いしたいと思います。  市長、総括してですね、公共施設のこういった課題とかですね、問題点、そういったマネジメントの一元化とかいう形はですね、ぜひ市長が先頭に立ってお願いしたいと思うんですが、その点どうでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)衛藤議員の再質問にお答えをいたします。  公共施設のですね、いわゆるアセットマネジメントは大変重要な課題だと承知をいたしております。先ほど来、言っておりますように、宇佐市は平均したら全国の倍ぐらいの資産を保有してると。それの維持管理経費が相当数かかるということで、長寿命化を図ったり複合化を図ったりというようなことをですね、やらなきゃいけないというふうなことになっております。それを、どうマネジメントしていくかというのも、今後ですね、もうこれは長期のスパンでやらなきゃいけないことですので、本当に重要な課題だというふうに思っております。  ざっと見ますと、宇佐市の今の決算ベースで言うと、いろいろ公共投資、今、四十億円ずつぐらいで、私になってから大体推移をしてるんですが、昭和四十年代、五十年代からしますと、大体二十億円ずつぐらい投資したとして、五十年スパンで見ると、一千億円資産を持っているというふうな形に、ざっくり言ったらなるんですよね。それを減価償却とかしてるかというと、日本の場合はいわゆる公会計が、バランスシートがないもんですから、保有資産が幾らあるかとか、それが減価償却して、今、一体幾ら残っていて、それの負債の部分等がどういうふうになってるのかというのがなかなか見えづらいということになっております。  今、これが、国ベースでいわゆる公会計法でですね、そういうバランスシート──BS、PLをしっかり見せようというふうなことになっておりますので、それが入ってくるとある程度ですね、その毎年毎年のですね、動きが見えてくるんではないかなと思います。  それで、一つ注意したいのはですね、いわゆる投資的経費の中で、道路とがありますよね。今、道路等を一生懸命整備してます。それも保有してるんですけども、それはいわゆる換金価値が難しいっていうような状態になります。  もう一つは、今、削減は、四十年で二五%削減という目標を立ててますけども、それはどっちかっていうと、いわゆる建築物系が、その削減対象が主になってくるんですね。だから道路等の削減ってのは、なかなか難しいということです。  その建築物のほうでも、今度は学校関係は、先般、耐震化を全部しましたので、これは今の学校は維持しようという基本的考え方を持ってます。これも削減が難しいと。  だから、どこが削減できるのかって話なんです。  今、公営住宅は千六百戸くらい管理してますけども、これは千戸くらいでいいんじゃないかというふうに目標をもう既に立ててますんで、それは六百戸ぐらいに圧縮可能だということになります。もちろん、今、住んでおられる方がいらっしゃいますので、政策空き家をどんどん作ってますので、それが一定程度たてばですね、今、柳ヶ浦でやってる中須賀団地みたいに除却をして新たに作っていくと。  それで一つ、今度の安心院の複合支所もですね、今の複合支所で作りますけども、今の支所のスペース内に今の中央公民館分が全部すぽっと入るようになっておりますので、実質、今の中央公民館分の二千数百平米が削減するというようなことになっております。もうちょっと戻れば、小菊寮も民間売却いたしましたけども、あの部分もざっくり純減したという形になっております。だから、そういうことですね。  あと、もう一つ多いのは、いわゆる産業施設。昔の畜産団地ですとか、そうしたものも結構保有しておりまして、そういったのはですね、議会で先般もかけて無償で譲渡するとか、あと何か地区の公民館等もですね、無償で譲渡するとかいうようなことをしてます。  そういったのを、一つ一つ積み上げていってですね、保有を軽くしていくと。そういった総量を減していく作業と、複合化して長寿命化していく作業を同時にやっていくと。  この庁舎につきましても、新しい庁舎ができたら、また耐用年数がぐっと伸びていきますので、そしてこれを除却していけばですね、その分で、四十年間で三十七億円ずつかけるっていう話がありましたけども、あれは今の施設をそのまま保有していったとしたら、そういう数字ができますよっていうことで、新庁舎をすれば、その分でがくっとまた下がるんですね。  だから、そういうマネジメントをですね、やっぱり一回一回きちっとやって、それを一個一個押さえていって、で、十年、二十年スパンで見ていく、そういう作業をしていかなきゃいけない。  これは、今の係では、なかなか一遍に全部をですね、やってくってのは難しいですので、議員おっしゃるとおり、なかなか専門的な知識を持った職員の育成だとか、そういう専門部署とかいうのはですね、きちっとその係まで作れるかはどうかは別としですね、何か組織のあり方についても考えてみたいと思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)ありがとうございました。多分、是永市長の段階で、ひとつその辺をですね、きちっと押さえながら、データ管理って非常に大事な部分がありますんで、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、次に人口増加策についてを再質問させていただきます。  先ほど、今回の具体例ということで次のステップということで、それについてですね、例えば各部署間でですね、共有をされたりはしてるのかどうかですね。いいものは、やっぱりみんなに披露して、みんなが頑張ったよという、やっぱり活力にもなるし、そういった面をね、各部署間で協議していただくというのは大事だと思うんですが、その点はどうなんでしょうか。 ◯議長(佐田則昭君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)企画財政課長の出口でございます。衛藤議員の再質問にお答えします。  まち・ひと・しごと創生総合戦略に係る事業につきまして、毎回、事業実施後に検証をすることとしております。御案内のとおり、KPIという成果指標を定めておりまして、それぞれの事業でどこまで、どういうことができたというのを細かくやっております。それにつきまして、庁内の本部会議でそれを検証しまして、また有識者会議で検証していっているというところでございます。庁内の全部部長入っておりますので、そういった部分を共有しながらしているというところでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)それで、先ほどですね、SNSを使ってるということですが、それはツイッターとかフェイスブックとか、どういった形態で活用をしてるのか、お聞かせを願いたいと思います。 ◯議長(佐田則昭君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(末宗勇治君)観光まちづくり課の課長の末宗でございます。衛藤議員の再質問にお答えをいたしたいと思います。  御案内のとおりですね、最近ではインターネットと合わせてフェイスブック、ツイッター、そういった部分もですね、若い方を中心にですね、広まっておりますので、そういったところで情報を流せば、拡散をしていただけるというような情報提供等もやってるというようなところでございます。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)それでは、自治体でそういう機能を持ってるということじゃないんですね。 ◯議長(佐田則昭君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(末宗勇治君)観光まちづくり課長の末宗でございます。再質問にお答えをいたします。  自治体でですね、市も市公式のフェイスブックがございますし、観光まちづくり課も観光情報などでフェイスブックを開設しております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)それでは、そういったところに、例えば移住・定住促進の主な子育ての関係とか、奨学金の関係とかですね、そういった特徴あるものの発信とかはできないんですかね。 ◯議長(佐田則昭君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(末宗勇治君)観光まちづくり課長の末宗です。再質問にお答えします。  基本的なフェイスブック、ツイッター等の運用はですね、市の情報発信であります秘書広報課のほうでですね、取りまとめをして、そういった必要な情報について発信をしてるというところでございます。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)今、秘書広報課のほうでやってるということで、内容をちょっと聞きたいんですが。フェイスブックとかツイッター、自治体のもの……。 ◯議長(佐田則昭君)秘書広報課長。 ◯秘書広報課長(祥雲弘一君)お答えをいたします。  現在、フェイスブックの登録者が七百六十名程度、それからツイッターの登録者が三百六十名程度、それからラインの登録者が千三百六十名程度ございますので、内容によってはそういう方たちに情報発信をしていきたいというふうには思っております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)その情報の内容等については、どのような内容ですか。 ◯議長(佐田則昭君)秘書広報課長。 ◯秘書広報課長(祥雲弘一君)情報の内容につきましては、その都度その都度の新着情報であるとか、そういうものを発信したいというふうに思っておりますが、今現在、正直、停滞してるというところもございますので、今後とも情報発信に努めてまいりたいというふうには思っております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)私は、宇佐市のせっかくいい施策があって、それが外部とかそういった若い人たちに──今、若い人はもうそういったツイッターとか、そういうのを利用している方がすごい多いですよね。観光客もそうなんですが、そういうのを例えば定住促進に特化したりとか、そういった形などはできないんですかね。 ◯議長(佐田則昭君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(末宗勇治君)現在、宇佐市の定住促進やそういった媒体につきましては、市のホームページにですね、移住・定住サイトということで上げておりますので、そこから見ていただくことは当然可能です。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)ホームページはどこの自治体も行ってますよね。だから、そこに入ってくるまでのが非常に、まあ情報としてはたくさん入ってるんですが、外に、県外の人なんかがそこに入り込むなんて、ほとんど皆無に近いと思うんですね。だから、その辺がやっぱり、外部向けに対してのソーシャルネット、そういった部分がちょっと欠如してるようなんですが、その辺の改善ちゅうのはできるんですかね。 ◯議長(佐田則昭君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(末宗勇治君)観光まちづくり課長の末宗です。再質問にお答えをいたします。  御指摘のとおりですね、ホームページでの情報発信よりもですね、最近使われておりますフェイスブックであったりとか、ツイッターであったりとか、そういった部分であれば、より多くですね、拡散をしていくというところで情報の広がりがあろうかと思います。  この定住・移住に向けての情報発信がですね、どういった形でSNSを活用して広めていくか、あるいはどういった活用方法があるかということについてはですね、もう少し勉強させていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)ぜひお願いします。この辺は、何というかね、自治体の中でも、ほとんどまだやってない自治体が多いのかなとは思ってるんですよ。そういった、せっかく定住であれば、やっぱ定住施策を強調して、特化してやるとかいう形ができればね、やっぱりそこに入ってくる人たちが見て、「宇佐市に住みたいな」とかいう方向性も出てくるんで、御検討のほう、ひとつよろしくお願いをします。  それからですね、平和ミュージアムの中で、鏝絵とか各安心院のほうであるんですが、今度、ミュージアムができます。多分たくさんの人が見学に来ます。そのときに、宇佐市のいろんな観光地とか、そういったところの看板をと。やはりせっかく来たのにそこで終わって、また別なところに行ってしまうとか、そういうことをにならなくて、やっぱり来た以上は、そのお客を大事にして看板、例えば鏝絵であればですね、その鏝絵の模型やないんですけど、そういったのを作成していただいて、鏝絵の先に通じるようにすると。そういったのとか、宇佐市の神宮も当然ですし、いろんな観光地のそういった看板をね、目につきやすいところに設置をするとかね、そういったお考えはあるのかどうか。 ◯議長(佐田則昭君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。衛藤議員の再質問にお答えいたします。  本年四月二十一日に開館いたしました「宇佐空の郷」をごらんになっていただいたと思いますが、あの中でもですね、宇佐海軍航空隊の歴史のみならず、市内のいろんな観光地ですね、例えば食べるものであったりとか、いろんなものをPRをあの中でしております。テレビというか、画面を使ってですね。そういったこともやってますし、例えば城井一号掩体壕の公園に行きますと、あそこには市内のさまざまな観光地の大きな観光看板が設置されております。  そういったことで、ミュージアムが開館しましても、当然ながらですね、ミュージアムだけではなくて、その他の観光地に誘導できるような形の、また、その他の観光地からミュージアム等にですね、誘客できるような、そういった仕掛けといいますか、システムは構築して、当然いかないといけないというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤義弘君。
    ◯六番(衛藤義弘君)訪れた方が、やはり目について、まあ映像としてもいいんですよ、映像としてもいいんですけど、やはり結構、その周辺で見て回ったりとか、そういう方たちのためには必ずやっぱり看板って必要じゃないかなと思ってるんですよ。その辺も含めて検討のほうをひとつよろしくお願いをしたいと思います。  次に移ります。  中小企業支援についてです。ここではですね、宇佐市の宇佐商工会議所、宇佐両院商工会、金融団、大分県産業創造機構、大分県ということでの宇佐市の認定の支援事業者ということで、国のほうで、認定を受けてるということで、その中には創業支援者数が年間の目標六十八件で、創業者数が十五件ということで、現在の実績はどうなっていますか。 ◯議長(佐田則昭君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。  現在の創業数という部分の、大変申しわけございませんが、ちょっと今、手持ちというのはございませんが、創業件数としては十五件という状況でございます。  あと相談件数とかもろもろの件数はですね、ちょっと今手元にございませんので、またお知らせさせていただきます。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)周知のほうについては、先ほどちょっと、こういう形で答弁のほうがございましたんですが、周知をするときには、例えば商工会議所とか商工会であれば会員の人だけに特化してるとかで、そうじゃない、会員に入ってない方たちはどういった周知をしてるのか等について。 ◯議長(佐田則昭君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)再質問にお答えいたします。  まず、今現在、この創業支援という形で法に基づいてですね、創業支援講座を行っております。この創業支援講座を、今、認定されてるそれぞれ商工会議所であったり、商工会、そしてまた各金融機関の御努力いただいてですね、そことタイアップして創業支援講座を今六回開いてるということでございます。  それで、各我々の市のほうで、まず皆さん、創業に対しての、皆さん募集をかけて、そしてそこで創業者、希望者の方に対して講座を約一カ月にわたって毎週木曜日にですね、五回開いております。その五回の通算の中で、各金融機関から、また、商工会議所、そして商工会の方がですね、実際に指導いただくといった形で御努力いただいてですね、お互いタイアップして今講座を開いてるという状況です。募集については、市が、今、募集をかけてるという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)そうすると、県にあるよろず支援拠点のほうに誘導したりも、やっぱりしてるんですかね。 ◯議長(佐田則昭君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)再質問にお答えいたします。  今、議員がおっしゃられるとおりですね、大分県にあるよろず支援拠点、そしてまた大分県にスタートアップセンターというのがあります。その二つの拠点をですね、まず、主に座学含めてですね、先生方に入っていただいて、タイアップとって、今、講座を開いているという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)わかりました。  それでは次に移ります。  重症化予防についてですが、ちょっと御紹介をしたいんですが、今、全国で透析患者が、これは平成二十八年度で、全国で三十二万人の透析患者がいる。それから人口推計値として、糖尿病が強く疑われる方が約九百五十万人ということが言われております。  糖尿病と透析患者の宇佐市の現状についてお伺いをいたします。 ◯議長(佐田則昭君)健康課長。 ◯健康課長(賀来良美君)健康課長の賀来です。再質問にお答えします。  国保の加入数で現在、平成二十六年が七十一人、平成二十七年が六十四人、平成二十八年が五十六人というふうに現在なっております。  それと何でしたですかね。 ◯六番(衛藤義弘君)いいですか。 ◯健康課長(賀来良美君)はい、以上です。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)増加してるのか、減ってるのかというのはわかりますか。 ◯議長(佐田則昭君)健康課長。 ◯健康課長(賀来良美君)お答えします。  今申し上げましたように、平成二十六年、二十七年、二十八年と減ってきております。  以上です。 ◯六番(衛藤義弘君)減ってるんですか。 ◯健康課長(賀来良美君)はい。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)減ってるということは非常にいいことなんですが、部長、足病ってわかりますか。ちょっと答弁を。 ◯議長(佐田則昭君)福祉保健部長。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(松木美恵子さん)福祉保健部長の松木でございます。  糖尿病等で合併症になりますと、足に、膝から下が主なんですが、そこに合併症ということで、血液循環が悪くなることで、足の病気がいろいろ、足の壊疽だとか、いろんなことが起こり得るというようなことでございます。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)ちょっと大ざっぱに言えば、そういうことにはなるんですが、ちょっと御説明をさせていただきます。多分、足病っていうのは、ほとんどの方が耳にすることがないんですけど、今年からですね、国の支援を受けて具体的に医療体制の仕組みが動き出したということなんですね。そして、足切断の事例が年々増えてきてるということです。糖尿病や透析治療を受ける患者さんの、いわゆる慢性疾患とのかかわりが非常に増えていると。糖尿病や透析の重症化予防で、足の切断を回避する取り組みを含めて、病気を悪化させない理念が国の改革方針となったということ。今年度より、そういう形に国が前に推し進められてるんです。  それで足病はですね、先ほど言ったように、糖尿とか透析患者が重症化すれば、足病の病気になってしまうんですが、この足病は初診からたった四十一日間という異常なスピードで症状が悪化してしまいます。足病の治療は、一刻を争う危険な病気となっております。ただ、足病の恐ろしさを認識してない、まだまだ医師もおられるみたいです。手おくれになれば足を切断する結果になるということです。  だから、私が一応御提案させていただいた、健診のときに足を見てもらうだけでですね、足を見てもらうだけで、その人が──最初は小さい、本当にわからないような小さいところから、もう一気に先ほど言ったように四十一日間で、もう足を切断しないと悪い状況に陥るような怖い病気なんです。だから、そういったのを健診の中で取り入れたり、ただ足を見させてもらうだけでいいというような形で、早期発見ができるわけですね。治療もすぐ対応ができるということなんです。  その辺ですね、先生方とまたそういった協議会とかがあると思うんですよね。そういったところで一応提案をしていただいて、取り組んでいただきたいと思うんですが、再度よろしくお願いします。 ◯議長(佐田則昭君)健康課長。 ◯健康課長(賀来良美君)お答えします。  議員御指摘のとおりでございます。現在ですね、特定健診の中で、保健指導の中で、セルフモニタリングというのをやっております。その時点で、通常もう糖尿病にかかってる方については、今のその服用の仕方とかですね、インスリンの打ち方とか、そういうのがどうなってるかをチェックをしております。  それと、日ごろから予備軍といいますか、ヘモグロビンA1Cの高い方についてはですね、今後、足部に対してですね、観察するような、今現在、指導も行っております。  御指摘のとおり、糖尿病による足病は非常に発見しにくいというふうに私もちょっとホームページのほうで調べさせていただきました。指摘されたように、なかなか発見しにくい部分で、発見できたときには、非常に治療が難しいというような状況に陥るということも認識しておりますので、その点については、今後また調査・研究してまいりたいというふうに思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)衛藤義弘君。 ◯六番(衛藤義弘君)課長、差し上げます。一応ですね、これ自分とこのをあれしたら悪いんですけど、医学博士で参議院議員の秋野光造さん、この方が北海道大学名誉教授です。国においては、この秋野さんが質問で取り上げて国が動き出したいう実態がありまして、やっとここに来て、そういった重症化予防対策という形で打ち出されてます。その本がこの「足病」なんですが、足を切断しないと悪いという状況が起こる前にしっかり対策をとってくださいよという内容をなんですが、課長差し上げますんで、ひとつ勉強してください。  はい、以上で私の再質問を終わります。ありがとうございます。 ◯議長(佐田則昭君)以上で衛藤義弘議員の一般質問を終結いたします。  ただいま日程第一、市政一般に対する質問の途中ではありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は、明日十六日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、ここで議会事務局長より発言の申し出ありますので、許可します。  議会事務局長 高月晴彦君。 ◯議会事務局長(高月晴彦君)議会事務局長の高月でございます。  議案質疑についてお知らせいたします。  議案質疑の通告締め切りは明日六月十六日の午前十時までとなっております。議案質疑は通告なしでもすることは可能でありますが、的確な説明をさせていただくために、議案に対する質疑がありましたら、できるだけ事前通告をお願いいたします。  また、全員協議会でも御説明いたしましたが、議第四十六号につきましては、特認事例として別紙お配りしております新規事業一覧表に記載しているものに限り、自己所属の常任委員会にかかる部分でありましても、本会議での議案質疑を持ち時間内で認めることとしております。これにつきましては、完全通告制となっておりますので、必ず事前通告をお願いいたします。  なお、その他の議案等につきましては、自己所属の常任委員会に関する議案については質疑を控えると内規及び先例に規定しておりますので、御注意ください。  以上で終わります。 ◯議長(佐田則昭君)それでは、本日はこれにて散会いたします。長時間にわたり御苦労さまでございました。                     散会 午後三時三十二分 宇佐市議会...