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2010年06月15日 平成22年第3回定例会(第3号) 本文
2010年06月15日 平成22年第3回定例会(第3号) 名簿

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  1. 宇佐市議会 2010-06-15
    2010年06月15日 平成22年第3回定例会(第3号) 本文


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    2010年06月15日:平成22年第3回定例会(第3号) 本文 (590発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード      ○ 会 議 の 経 過 (三日目)              開議 午前十時〇二分 ◯議長(浜永義機君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十四名で、地方自治法第百十三条の定足数に達していますので、議会は成立をいたしました。  これより六月四日をもって招集されました第三回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、昨日に引き続き市政一般に対する質問となっています。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(浜永義機君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告に従い、順次発言を許します。   市政一般に対する質問(平成二十二年六月十五日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━┓ ┃発 言 者 │     発  言  の  要  旨      │答弁を ┃ ┃      │                        │求める者┃ ┠──────┼────────────────────────┼────┨ ┃十一番   │一、病院の夜間の緊急患者の受け入れ体制につ   │市  長┃ ┃大隈尚人君 │ いて                     │    ┃
    ┃      │ (1) 夜間の急患の対応について市民から不安の  │    ┃ ┃      │   声を聞くが、市としての対策はどうなって  │    ┃ ┃      │   いるのか。                │    ┃ ┃      │二、地籍調査について              │市  長┃ ┃      │ (1) 旧宇佐・旧安心院・旧院内の地籍調査の進  │    ┃ ┃      │   捗状況について差があるが、今後どのよう  │    ┃ ┃      │   な進め方を考えているの          │    ┃ ┃      │三、食育について                │市  長┃ ┃      │ (1) 国・県は食育について推進を行っているが、 │    ┃ ┃      │   宇佐市としての具体的な対策はどうなって  │    ┃ ┃      │   いるのか。                │    ┃ ┃      │四、スポーツの振興について           │市  長┃ ┃      │ (1) 合併五年になるが、未だ新市としての共通  │    ┃ ┃      │   のスポーツイベントがない状況である。そ  │    ┃ ┃      │   こで、宇佐市全体のスポーツ振興に向け具  │    ┃ ┃      │   体的な取り組みをどのように考えているの  │    ┃ ┃      │   か。                   │    ┃ ┃      │五、口蹄疫対策について             │市  長┃ ┃      │ (1) 今回の口蹄疫問題について市としても対策  │    ┃ ┃      │   を講じていると思う。予算面では、補正を  │    ┃ ┃      │   組むべきと思うが、市としてどのように考  │    ┃ ┃      │   えているのか。              │    ┃ ┃      │六、光ケーブルについて             │市  長┃ ┃      │ (1) 通信格差をなくすために当初は、市全域に  │    ┃ ┃      │   光ケーブルを引くという方針だったが、今  │    ┃ ┃      │   回のアンケートでは希望者のいる地域のみ  │    ┃ ┃      │   になっていた。当初の方針通りにすべきと  │    ┃ ┃      │   思うが、市としての考えを伺いたい。    │    ┃ ┃      │七、防災対策について              │市  長┃ ┃      │ (1) これからの梅雨時を迎え思わぬ自然災害が  │    ┃ ┃      │   心配されるが、現在避難訓練や避難場所等  │    ┃ ┃      │   の災害時の対応マニュアル等の整備や市民  │    ┃ ┃      │   への周知は十分に行えているのか。     │    ┃ ┠──────┼────────────────────────┼────┨ ┃二十番   │一、職員の人事について             │市長・部┃ ┃高橋宜宏君 │ (1) 国の男女共同参画基本計画が、今年改訂さ  │長及び担┃ ┃      │   れる。国は二〇二〇年までに経済、政治な  │当課長 ┃ ┃      │   ど各分野の指導的地位の女性の割合を三〇  │    ┃ ┃      │   %にする目標を掲げている。厚生労働省に  │    ┃ ┃      │   よると、二〇〇八年時点で日本の民間企業  │    ┃ ┃      │   の女性比率は係長相当が十二、七%、課長  │    ┃ ┃      │   相当が六、六%。国が二〇年までに掲げて  │    ┃ ┃      │   いる数値目標の三〇%にはほど遠い実情が  │    ┃ ┃      │   浮き彫りになっている。ところで宇佐市の  │    ┃ ┃      │   管理職における女性比率の状況はどうなっ  │    ┃ ┃      │   ているのか。               │    ┃ ┃      │ (2) 公務員人事といえば従来「年功序列」制度  │    ┃ ┃      │   が基本だったが、昨今の社会経済システム  │    ┃ ┃      │   の変動は公務員の人事管理制度の見直しを  │    ┃ ┃      │   迫られている。そして公務員人事も成果を  │    ┃ ┃      │   強調し、実績を出せるような「民間的な手  │    ┃ ┃      │   法」の導入が検討されている。例えば自己  │    ┃ ┃      │   申告制度や昇任試験制度、あるいは部課長  │    ┃ ┃      │   の立候補制など庁内公募制度を導入してい  │    ┃ ┃      │   る自治体もある。また降任希望制度を設け  │    ┃ ┃      │   ている自治体もある。宇佐市はどのような  │    ┃ ┃      │   「異動・配置」や昇任制度をとっているの  │    ┃ ┃      │   か。                   │    ┃ ┃      │二、審議会の抜本的見直しについて        │    ┃ ┃      │ (1) 昨年、政府は各省庁の審議会等を廃止を含  │    ┃ ┃      │   めて抜本的に見直す方針を打ち出している。 │    ┃ ┃      │   会議費は一回、百四十万円ほどかかり、形  │    ┃ ┃      │   だけの討議であることが大きな理由だ。宇  │    ┃ ┃      │   佐市の諮問機関である審議会等の数、年間  │    ┃ ┃      │   予算、女性比率は。また、結果ありきで行  │    ┃ ┃      │   政側の意向を追認するだけの審議会と言わ  │    ┃ ┃      │   れるが、過去、行政側から出された提案が  │    ┃ ┃      │   大きく修正されたり、否決されたことがあ  │    ┃ ┃      │   るのか。                 │    ┃ ┃      │三、宇佐市役所内全面禁煙について        │    ┃ ┃      │ (1) 全国初の民間施設を含んだ屋内喫煙を規制  │    ┃ ┃      │   する神奈川県の「公共的施設受動喫煙防止  │    ┃ ┃      │   条例」が成立したのが昨年三月二十四日。  │    ┃ ┃      │   今年三月の共同通信の全国知事アンケート  │    ┃ ┃      │   でも静岡、兵庫、鹿児島などの七知事が受  │    ┃ ┃      │   動喫煙防止を目的とした独自の条例制定を  │    ┃ ┃      │   検討していることが分かった。このうち京  │    ┃ ┃      │   都、奈良は罰則の必要性も検討するとした。 │    ┃ ┃      │   こうした中、二月二十五日、厚労省は全国  │    ┃ ┃      │   の自治体に「官公庁は全面禁煙が望ましい」 │    ┃ ┃      │   との通知を出したとのこと。県内で庁舎内  │    ┃ ┃      │   の「完全禁煙」に踏み切っているのは既に  │    ┃ ┃      │   五市町村。宇佐市はいつ全面禁煙にするの  │    ┃ ┃      │   か。                   │    ┃ ┃      │四、買い物難民問題について           │    ┃ ┃      │ (1) スーパーの閉店や商店街の衰退などで、高  │    ┃ ┃      │   齢者らが日々の買い物に困る「買い物難民」 │    ┃ ┃      │   の問題が、各地で深刻化している。内閣府  │    ┃ ┃      │   や経済産業省の調査でも、「地域の不便な  │    ┃ ┃      │   点」に「日常の買い物」を挙げた人が目立っ │    ┃ ┃      │   て多い。経産省の研究会は支援策を提言す  │    ┃ ┃      │   る報告書を近く公表するが資金や担い手確  │    ┃ ┃      │   保など課題も多いという。宇佐市は買い物  │    ┃ ┃      │   難民問題について今後どう対処するのか。  │    ┃ ┃      │五、市民図書館と学校図書について        │    ┃ ┃      │ (1) 昨年十一月、文科省は社会教育調査の結果  │    ┃ ┃      │   を発表。これによると、全国の国公私立図  │    ┃ ┃      │   書館の数が平成二十年十月時点で三千百六  │    ┃ ┃      │   十五に達したことが分かった。貸し出され  │    ┃ ┃      │   た本の総数は六億三万百八十七万冊で過去  │    ┃
    ┃      │   最高を更新したとか。それぞれの図書館が  │    ┃ ┃      │   さまざまな特色やサービスメニューを出し  │    ┃ ┃      │   て鎬を削っているが、宇佐市民図書館は今  │    ┃ ┃      │   後どのような図書館づくりを目指している  │    ┃ ┃      │   のか。また年間利用者数と図書購入費はい  │    ┃ ┃      │   かほどか。                │    ┃ ┃      │ (2) 今年は国民読書年だが、国が公立小・中学  │    ┃ ┃      │   校の図書の購入費として算定した地方交付  │    ┃ ┃      │   税(二〇〇九年度は二百億円)のうち、約八  │    ┃ ┃      │   割(約百六十四億円)しか図書購入費に充て  │    ┃ ┃      │   ていないことが分かった。宇佐市の図書購  │    ┃ ┃      │   入費の基準財政需要額はいくらだったのか。 │    ┃ ┃      │   また実際に回した図書購入費は。      │    ┃ ┠──────┼────────────────────────┼────┨ ┃八番    │一、宇佐市で住宅リフォーム助成制度を実施し   │市  長┃ ┃用松律夫君 │ た場合の経済効果は              │    ┃ ┃      │ (市産材の助成については今年度中に方向性   │    ┃ ┃      │ を出すと聴いているが。)           │    ┃ ┃      │二、口蹄疫の防疫策と農家の救済策について    │部  長┃ ┃      │三、自然と環境保全について           │市  長┃ ┃      │ (1) 中津市や杵築市のように市の職員が県の併  │    ┃ ┃      │   任を受け、権限強化を。          │    ┃ ┃      │ (2) 高家の産廃問題で住民の反対の声を、どう  │    ┃ ┃      │   県に貫くのか。また、三月一日付の県知事  │    ┃ ┃      │   宛の協議事項の回答に対する見解は。    │    ┃ ┃      │ (3) キリウの公害問題はどう改善されたのか。  │    ┃ ┃      │ (4) 塚原に建設予定の牛舎について、駅館川漁  │    ┃ ┃      │   業組合は建設場所の変更を求める決議を行っ │    ┃ ┃      │   たが、市もこの立場から県に働きかけるべ  │    ┃ ┃      │   きではないか。              │    ┃ ┃      │四、雨漏り対策など教育環境の整備を       │教育長 ┃ ┃      │ (1) 八幡小学校の改修はどうなったのか。    │    ┃ ┃      │ (2) 雨漏り対策は講じられたのか。       │    ┃ ┃      │ (3) 体育館の床がコンクリートの学校の改善策  │    ┃ ┃      │   は。                   │    ┃ ┃      │五、低所得者の国保保険証の取り上げ中止につ   │副市長 ┃ ┃      │ いて                     │    ┃ ┃      │ (1) 資格証の世帯の所得水準はどうなっている  │    ┃ ┃      │   か。                   │    ┃ ┃      │ (2) 受診抑制の実態はどうなっているか。    │    ┃ ┃      │六、一石二鳥の効果をもたらす市道などの整備・  │部  長┃ ┃      │ 改修の促進を                 │    ┃ ┃      │ (1) 市道及び準市道で整備を要する箇所は何箇  │    ┃ ┃      │   所か。                  │    ┃ ┃      │ (2) 上記の整備箇所を改修した場合、地元業者  │    ┃ ┃      │   にどのくらい雇用と仕事が確保できるか。  │    ┃ ┃      │ (3) 松崎の集落の中の市道は、いつまでに改修  │    ┃ ┃      │   が終わるのか。              │    ┃ ┃      │七、血の通った行政を              │副市長 ┃ ┃      │ (1) 市民は「お客さん」という立場で資力のな  │    ┃ ┃      │   い市民に対応しているか。         │    ┃ ┃      │ (2) 延滞金の取り扱いについて。        │    ┃ ┃      │ (3) 市民の苦情に親身に対応しているか。    │    ┃ ┃      │ (4) 配偶者との婚姻関係が長期(おおむね七年) │    ┃ ┃      │   に渡って破綻している場合の市営住宅の入  │    ┃ ┃      │   居を認める件はどう検討されたか。     │    ┃ ┠──────┼────────────────────────┼────┨ ┃十八番   │一、学校給食について              │教育長 ┃ ┃衛藤博幸君 │  昨年度、(社)全国学校栄養士会が全国八   │    ┃ ┃      │ 千四百人の学校栄養職員を対象に行った調査   │    ┃ ┃      │ によると単独校で、七十%共同調理で、六十   │    ┃ ┃      │ 五%が「アレルギー対応をしている」との結   │    ┃ ┃      │ 果が出されている。              │    ┃ ┃      │  アレルギーを持つ児童にとって、生命にも   │    ┃ ┃      │ 関わる問題であり、対応を問う。        │    ┃ ┃      │ (1) 食物アレルギー児童の対応はどのように行  │    ┃ ┃      │   われているのか。             │    ┃ ┃      │ (2) 調査、実態把握はどのように行われている  │    ┃ ┃      │   のか。                  │    ┃ ┃      │ (3) 対象児童の数は。             │    ┃ ┃      │ (4) 地産地消・食育教育の実施状況について。  │    ┃ ┃      │ (5) 安全管理は充分か。            │    ┃ ┃      │二、休日当番医について             │担当課長┃ ┃      │  休日当番医のローテーションについて、両   │    ┃ ┃      │ 院・旧市に片寄らないような配置は出来ない   │    ┃ ┃      │ か。特に旧町の住民にとっては切実な問題で   │    ┃ ┃      │ 多くの意見を聞くが、対応策は出来ないか。   │    ┃ ┃      │ (1) 現在、どのような形で医師会にお願いして  │    ┃ ┃      │   いるのか。                │    ┃ ┃      │ (2) 問題点はなにか。             │    ┃ ┠──────┼────────────────────────┼────┨ ┃十二番   │一、宇佐市における口蹄疫の防疫対策について   │担当部課┃ ┃衛藤正明君 │ (1) 現時点での状況と対策は。         │長   ┃ ┃      │ (2) 五月、六月の子牛市場の中止により、経営  │    ┃ ┃      │   に影響がでている農家に対する支援策は。  │    ┃ ┃      │    また、今後、長引いた場合の支援策は。  │    ┃ ┃      │二、宇佐市の林業の展望について         │市  長┃ ┃      │ (1) 林業後継者の育成は。           │    ┃ ┃      │ (2) 拡大造林によるスギ・ヒノキの間伐が遅れ  │    ┃ ┃      │   ている(七~十一齢級)林分が大半で有るた  │    ┃ ┃      │   め、林道・作業道路の整備を進め、生産性  │    ┃ ┃      │   を高め、低コストを図り、将来の林業に希  │    ┃ ┃      │   望が持てる災害に強い山作りが必要ではな  │    ┃ ┃      │   いか。                  │    ┃ ┃      │ (3) 持続的な森林経営の構築に向けた再造林の  │    ┃ ┃      │   市の支援策は。              │    ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━┛ ◯議長(浜永義機君)まず、十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)皆さん、おはようございます。十一番 大隈でございます。
     きょうは、すがすがしいような気がします。それはなぜかというとですね、ゆうべのカメルーンと日本の試合。やっぱり勝つということは本当に気持ちいいですね。そういうことで、きょうは気持ちよく一般質問をさせていただきたいと思います。そして、坂本 休さん、元村長さんもどんな心境で応援したんか。やっぱり日本がいいのか、カメルーンがいいのか、いろんな気持ちで応援したと思いますが。そういうことで、一般質問させていただきます。七点について質問いたします。  まず一点目は、病院の夜間の緊急患者の受け入れ体制についてでありますが、夜間の急患の対応について市民から不安の声を聞くが、市としての対応はどうなっているのかということであります。  二点目は、地籍調査についてでありますが、旧宇佐市、旧安心院町、旧院内町の地籍調査の進捗状況に差があるが、今後どのような進め方を考えているのかお伺いしたいと思います。  三点目は、食育についてでありますが、国・県、食育については、推進を図っているようだが、宇佐市としてどのような考えを持っているのかお伺いしたいと思います。  四点目は、スポーツの振興についてでありますが、合併も過ぎ五年目を迎えるんですが、いまだに新市としての共通のスポーツイベントがないということで、そこで宇佐市全体のスポーツ振興に向けた具体的な対策をどのように考えているのか。これは合併の記念として何かを考えたらどうかという意味であります。  五点目は、私の後からまた三人ぐらいの議員さんから質問があると思うんですが、口蹄疫対策についてであります。今回の口蹄疫問題については、市として対策を講じていると思うが、市としてどのような考えを持っているのか。そしてまた補正を組むべきだと思うがということであります。  光ケーブルテレビについてでありますが、通信格差をなくすため、当初は市全域に光ケーブルを引くという方針だったが、今回のアンケートでは希望者のいる地域のみとなっているが、当初の方針どおりにすべきでないかということでお伺いしたいと思います。  七点目は、防災対策についてでありますが、これから梅雨時期を迎え思わぬ自然災害が心配されるが、現在の避難訓練や避難場所等の災害時の対応マニュアル等の整備は市民に十分周知されているかということであります。  以上、七点について質問をしたいと思いますので、簡潔な答弁を願います。 ◯議長(浜永義機君)それでは、大隈議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さんおはようございます。市長の是永でございます。  十一番 大隈議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、病院の夜間の緊急患者の受け入れについてですが、宇佐市における夜間の救急患者への対応につきましては、手術や入院を必要とする重症患者へ対応するための第二次救急医療体制の医療機関として宇佐高田医師会病院が指定をされ、二十四時間体制での受け入れを行っております。また、これに加えまして、救急隊により搬送される傷病者への医療機関として、救急病院等を定める省令に規定される救急告示施設として、佐藤第一病院、黒田整形外科の二カ所が指定をされております。  さらに、第三次救急医療体制としまして、大分市を中心とする中部医療圏や別府市を中心とする東部医療圏の救急救命センター。場合によっては北九州市とも連携し、搬送を実施しております。  また、小児救急につきましては、中津市民病院において三百六十五日、二十四時間体制で受け入れをしております。  なお、宇佐市の医師会の会員からの紹介があれば、自家用車等で搬送される場合でも、宇佐高田医師会病院は受け入れております。ただし、重症の救急患者を対象とするものでありまして、軽症、救急でない患者を受け入れるものではございません。軽症患者等の受け入れについて医師会に御相談をいたしましたところ、夜間の受け入れは多くの医師、看護師などの医療スタッフを必要とし、過重な負担を強いられることから困難ということでございましたので、御理解をいただきたいと思います。  つまるところ、医師等の確保が必要でございますので、市といたしましては大分県が策定する地域医療再生計画に基づきまして、医師等の確保を図るとともに、医師会と連携をいたしまして、地域医療の充実に努めてまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(浜永義機君)次に、四項目めのスポーツの振興についてを、教育長 岡本省司君。 ◯教育長(岡本省司君)皆さん、おはようございます。教育長の岡本でございます。  十一番 大隈議員の一般質問にお答えいたします。  四項目め、スポーツ振興についての一点目、合併後の共通スポーツイベント及び宇佐市全体のスポーツ振興の具体的な取り組みについてですが、新市全体のスポーツイベントにつきましては、夏季及び秋季市民体育大会、職域・グループ駅伝競走大会、スポーツ少年団駅伝大会及び野球大会、県民体育大会及び県内一周駅伝大会などがあります。  スポーツによっては、競技団体の意向や会場の都合により、旧市町単位で開催している場合もあります。例えば、ナイターソフトボールにつきましては、市全体で大会を開催すると、大会会場が遠くなり、チームによっては参加が困難になるという理由により、現在では三地区でそれぞれ大会を行い、市全体の大会は成績上位のチームだけで行っています。  宇佐市全体のスポーツ振興に向けた具体的な取り組みについてですが、スポーツ振興計画を策定する中で、市民の声を聞きながら、各種スポーツ大会やレクリエーション大会の開催について協議してまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、二項目めの地籍調査についてと、五項目めの口蹄疫対策についてを、経済部長 原田昭一君。 ◯経済部長兼耕地課長(原田昭一君)おはようございます。経済部長兼耕地課長の原田です。  十一番 大隈議員の一般質問にお答えします。  二項目め、地籍調査についての旧宇佐、旧安心院、旧院内の地籍調査の進捗状況について差があるが、今後どのような進め方を考えているのかについてですが、地籍調査の進捗率は宇佐市全体で一〇・九%であります。  御指摘のとおり各旧市町で進捗率の差はありますが、調査は旧市町の休止前の計画に沿って山間部からの調査を考えております。これは山林等の荒廃や地権者の高齢化により境界に関する物証が消滅する可能性があるためです。具体的には、宇佐は長峰地区、院内は中部地区、安心院は深見地区を選定し、各地区はほぼ同じ面積の調査を実施してまいります。  未調査地区の面積が、約三百六十平方キロであり、今後の計画は、旧市町での調査体制と、調査業務委託等も考慮しながら進捗率の向上を目指します。  特に中山間地域は過疎化、高齢化により地籍調査が困難になってくる状況であり、市といたしましても早急に調査を行う必要も十分認識しております。しかしながら、事業の推進には人員及び予算の確保が必要となりますので、県及び関係機関とも十分な協議を行うとともに、財政状況等も勘案しながら本事業の円滑な推進に努力してまいりたいと考えております。  続きまして、口蹄疫についてです。  五項目め、一点目、口蹄疫問題でありますが、四月二十日に宮崎県で十年ぶりに発生が確認されました家畜伝染病の口蹄疫は、現在も終息の気配が見られません。口蹄疫が発生しますと、家畜伝染病予防法により発生農場の家畜の殺処分や埋却処分を早期に行わなければなりません。また、周辺の農場での消毒などが急務となります。  今回の口蹄疫ウイルスは伝播力が強く、県内へのウイルス侵入を阻止するため、県では五月十一日より宮崎県境の国道での関係車両の消毒実施や畜産農家への消石灰、消毒液の配布等を行っています。また、市においても消石灰配布などの早期の防疫措置とともに家畜飼料の提供など畜産農家への緊急の支援が必要なことから、今回予備費での対応等を行ったところです。  しかしながら、JA全農県本部が六月の県内家畜市場を中止したことや、口蹄疫の長期化が予想されることなどから、農家の負担軽減と経営の継続的な安定のため、県の支援策の動向を踏まえ、飼料費支援や防疫対策支援など、本市独自の緊急支援対策について補正予算案を追加で提案させていただきたいと考えているところです。  大分県ではまだ発生していませんが、今後とも県及び関係機関と連携を図りながら、緊急事態に即応できる防疫体制の構築と農家対策に万全を期してまいりたいと思います。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、三項目めの食育についてを、福祉保健部長 西 道範君。 ◯福祉保健部長兼介護保険等認定審査会事務局長(西 道範君)おはようございます。福祉保健部長の西でございます。  十一番 大隈議員の一般質問にお答えします。  三項目め、食育の推進についてですが、昨年度末に宇佐市食育推進計画を策定し、本年度から五年間、具体的な事業に取り組みます。平成二十二年度は、宇佐市食育推進本部会議の決定により、健康課を初め、農政課、林業水産課、社会教育課、学校教育課等で十の事業に取り組みます。主な事業として、地元でとれる食材を利用したミニ丼や米粉を使った料理のレシピコンテスト。市内の小学校をモデル校とし、ドジョウやスッポン等の特産を生きたまま利用し、調理して食べるまでの一連の流れを体験させる料理教室。菜の花の栽培拡大を図るとともに、菜種油の商品化やメニュー開発に取り組み、景観の保全や資源循環に対する啓発事業などがあります。  このような事業を推進することにより、食の大切さを知り、心身ともに元気な体をつくり、地産地消を推進し、郷土への愛着心を育てていきたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)最後に、六項目めの光ケーブルについてと、七項目めの防災対策についてを、総務部長 筒井道雄君。 ◯総務部長(筒井道雄君)おはようございます。総務部長の筒井でございます。  十一番 大隈議員の一般質問にお答えします。  六項目めの光ケーブルを引く方針についてでありますが、これまで御説明をいたしましたように、現在、宇佐市においては光ケーブルが敷設され、光インターネットが利用可能地域であります三十二局・三十三局及び香下地区を除く宇佐市全域を対象に整備する考えでございます。  その具体的方法につきましては、わかりやすい御説明ができておりませんでしたが、申し込みをされる方のところから光ケーブルを敷設し、光インターネットができる環境に整備していくというものでございます。こうした方法で順次接続される世帯の拡大を図ってまいりたいと考えています。  今年度は国の補助金制度が利用できるため、極力今年度中に敷設することが住民や市にとって一番負担を低く抑えられるものでありますので、まず、だれも加入していない自治区をなくすように市として全力で加入促進を図ってまいりたいと考えております。  次に、七項目めの防災対策についてですが、まず、災害時の対応マニュアル等の整備につきましては、市の防災体制は宇佐市地域防災計画において確立されております。現在、平成二十二年度の宇佐市災害時危機管理体制マニュアルの整備を行っており、完成次第、議員の皆様方にも配布をいたしたいと考えております。  また、防災に対する市民への周知につきましては、現在、市のホームページに災害時の避難場所、及びふだんからの心がけや避難時の心得等を掲載し、今回、広報六月五日号にも防災に関する掲載を行っているところでございます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)それでは、順次ですね、再質問させていただきます。  まず一点目は、市長から、そうでしょうという答弁なんですが、一番ですね、自家用車で行けるような感じで夜ですね、身内の話をして申しわけないんですが、実は親戚の中でですね、夜間ちょっと気分が悪くなってですね、自分の主治医を訪ねてですね、主治医から医師会のほうにどうですかということで紹介していただいたんです。そうしたらですね、医師会は、今、手が離せんからできないと。そういうことで、じゃあどうしましょうかということになったんですが、最終的には中津の市民病院のほうに連れて行ったわけなんですよ。  そのときにですね、親戚だから言うわけじゃないんですが、その待つ時間の気持ちとですね、一番頼りにしてる医師会がですね、どういう体制でできないと言われたかそこまでは確認ができないんですが、どうも後で聞くと手術じゃなかったらしいんですよ。そのときは手術という言葉だったということなんですが。  そこで別に裁判をするとか難しく言うわけじゃないんですが、簡単にですね、言えば、一番頼りになる夜間は、特に夜間はだれもがもう受け入れはなかなかしてくれないんですが。その中でですね、医師会という大きな、我々が一番安心・安全なですね、医療に関して医師会といえば安心がもらえるんですが、そこがですね、受け入れできないということはですね、やっぱり待っている人間にとっては大変な心配があると思うんですよ。  その辺でですね、市長はどういう考えでですね、この質問の内容は理解していると思うんですが、医師会のほうにですね、どういうような言い方でですね、こういう声があると。また、私の後に辛島議員もこういう問題があるよということで指摘している。議会でですね、こういう問題を二人の議員が取り上げるということは、いかに今の体制に不備があるかということだと思うんですよ。  そこでですね、市長、県も当然なんですが、医師会にですね、どういう対応をしているのか。命という予想以上の大切なことだと思うんですよ。市長も県知事も言うですよね。安全・安心を市民に与えないかんというのは。まず私は医療が大きな安全につながると思うんです。その辺、市長はどういう考えを持っているか、お聞かせください。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(弘山直澄君)健康課長の弘山でございます。  再質問にお答えをいたします。  医師会のほうにおきましては、電話で確認をいたしました結果、共同事業型ということでの第二次救急医療施設であるためにということで、先ほど市長が答弁いたしましたとおり、急患で宇佐市や豊後高田市の医師会の会員の紹介があれば受け入れはできますよということでありましたが、先ほど議員さんがおっしゃいましたように、診てもらえなかったというようなことでありますが、診療科目がですね、内科、外科、循環器科、それから呼吸器科の四科であります。他の疾患の場合には、よその病院で診てもらうしかないというようなこともありますし、手術中であれば、ちょっとまた他の病院を紹介するというようなこともあるみたいです。今のところ医師会には極力受け入れてもらえるように要請はしております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)私が物すごく重視したのは、先生同士の中で、ちょっと忙しいという、本当に忙しかったんだと思ったんですよね。どうも、後で聞くとそうじゃなかったということになると、私は、医師会のですね、先生の意識がですね、そういうものに対しては余り重んじを置いてないような気がしたんですよ。そこ辺をですね、市長、先ほど、市長ちゅうわけじゃない、市長が答弁したから市長と言うんですが、問題は医師不足だと思うんですよ。そこがですね、一番ネックだと思うんですよ。  本当に手術をしよったんやけ、ちょっとそこはでけんということだったと思うんですが、私は、そこの医師ですね、今言うように四科があるから、当然、外科の先生のときに内科の先生が行っても、なかなか受け入れも、そこもまた困る一つの要素だと思うんですよ。私はこの安全・安心ということですね、これをですね、四科もあってですね、それを向こうの中津に行けなんか。  私たちは、やっぱり宇佐市に税金を納めて中津に税金を納めていないという意味は別としてですね、宇佐市がしてくれるということが一番安全・安心につながるんですよ。  そこでですね、市長、市長市長と言って申しわけないんですが、医師会と、もう一つは県ですね、医師不足はですね、これは全国的な流れだと思うんですよ。私はどうも、今の医師の考えが悪いというわけじゃない、やっぱり医師不足が一つのそういう、入れないよというふうになって。しかも先生がお願いしてできないということはよっぽどだったと思うんですが、でも、後で聞くとそうじゃないところがわかったもんですから、なおさら今回一般質問で上げたんですが、ここでですね、何回もくどく言って市長わかると思うんですが、課長ですね、もう一遍医師会とですね、そういう医者と市が一体を持って、こういう事例もあったよとかいうことを、これは切実な願いということをですね、早急な対応をしてほしいということで、この一項については終わります。  次にですね、行かせていただきます。地籍調査については部長から答弁があったんで、そうなんでしょうが、一番はですね、我が町のことを言って申しわけないんですが、うちの院内が一番地籍調査については進んでいるということなんですよ。私は、答弁の中にやっぱり、要するに年寄りが多くなるからなかなか境界を調べる人が、昔の人じゃないとわからんということで、宇佐もそういう中山間部からやっていきたいということなんですが。  私は、どうでしょうかね、進んでいるほうを優先にですね、そういうふうな形でやれるような形はとれんもんですかね。そういうことでちょっと答弁願いたいんですが。 ◯議長(浜永義機君)経済部長。 ◯経済部長兼耕地課長(原田昭一君)経済部長の原田です。  進んでいるところから先にできんかということなんですが、状況としてはですね、宇佐市、旧宇佐市、安心院町、院内町も同じと考えられます。ちなみにですね、院内の場合は約三〇%。安心院が四%、旧宇佐市が三%程度です。平均としては、先ほど申しましたが、二〇・九%ということです。だからこれは、どこが先というふうにはならないと思います。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)別に院内が進んじょっからせいというわけじゃないんで、まあ、そういう考えもあるからどうでしょうかということで、わかりました。実は部長が答弁したようにですね、さっき言ったお年寄りが多いところからそれはやるということはいいですね。はい、わかりました。  じゃ、次の項に行きます。  食育についてはですね、今部長から答弁があったんですが、今回のですね、これは食育については、市長の写真入りでですね、食育については大切ですということで、何か、パンフレットじゃなく、大きな見出しの本が出たと思うんで、それは承知しているんですが。  今回ですね、私は、一番問題は、健康課、農政課、農林水産課、社会教育課、学校教育課、こんなに担当、要するに窓口があるということは大体わかっとったんですが、ここでですね、一番問題に今回上げたかったのは、県から食育アドバイザーという人がおってですね、そのアドバイザーがどこかに申し込んでですね、そういう食育の教育をしたいというときにですね、要は、まず一番先にこれは名指しで申しわけないんですが、健康課に行けば、いや、それは教育委員会のほうがいいんじゃなかろうかとかいう。中でですね、あっち行っていい、こっち行っていいというような言い方を──私も紹介した以上そういう場面に遭ったもんですからね、ここで議会でこう言うのはあんまり申しわけないんですが、問題は県から宇佐市にこういう食育について県アドバイザーがおるからこういう教育をしてほしいというときに受け入れがですね、市としてのね、一番の窓口は今どこになっているんですか。その窓口はどこかということをちょっと答弁ください。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(弘山直澄君)健康課長の弘山です。  再質問にお答えをいたします。  窓口はということでありますが、健康課が窓口ですべて取りまとめたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)それではですね、これ以上中身はあんまり言わんでもいいと思うんですが、問題は、今、課長が答弁いただいたようにですね、県から派遣されて、それをどこかに申し込みをしたいということになれば、健康課に申し込めば、あとは、その中の枝分かれはしましょうということだと思うんですが、実は一番大きく予算を持っているのは農政課なんですよね。最終的には、アドバイザーもお願いしていろいろ学校回りをしてもですね、予算がついてないんですよね。  ここでですね、そうなるとなかなか、私の会社出そうというような話にならんようにあるんですわ。そこでですね、私は、県のアドバイザーまで指定をされている方が、農政課の課長、その院内の、県からアドバイザーされてるっていう方の名前とか、どんな人がなっているか、御存じですか。 ◯議長(浜永義機君)農政課長。 ◯農政課長(河野博己君)農政課長の河野です。  質問にお答えしますが、大変申しわけありませんが、承知しておりません。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)じゃあ、林業水産課、同じ質問なんですが、御存じですか。  おらんならいいです。  別に知らんからって責めるわけじゃないんですが、まあ、そういうことでですね、食育のアドバイザーでがおってですね、最後の文章の締めくくりにですね、食の大切さ、心身ともに元気な体をつくろうという大きな目的があってですね、市長も本を出されてですね、私は、保険とかいろんな意味でですね、健康が一番だと思うんですよ。だから病院に行かんでいい。もとはここにあると思うんですよ。  やっぱり食べること、食育のですね、今言うようにアドバイザーのことを知らんというのは認識不足。要するにそういうふうに余り重んじていないような気がするんですが、ここでですね、これを機にですね、課長、しっかりとして、窓口は健康課がやります、農政課も一緒にやりましょうということでですね、こういう全体のですね、会合を持つとかいうことはあるんですか。今まで何回かあったんですか。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。
    ◯健康課長(弘山直澄君)お答えいたします。  まず、この食育の計画を立ち上げるまでに一年間担当課等と打ち合わせ等をいたしました。それから、計画が三月末ででき上がりましたので、本年度、二十二年度からは実務者ということでワーキンググループというのをつくりまして、実際の事業の実施計画を立てるというようなことで、担当者を入れております。それから、先ほど議員がおっしゃられました県の食育コーディネーターとか、それから農業者代表とか、そういう方々を中心とした食育推進会議というメンバーの方にもお知恵を拝借して進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)そういうふうにですね、私はこの食育については大切なものだということで理解をしているんですが、そういうふうでですね、県から来てもあっちも行けこっちも行けじゃなくてですね、やっぱりそこに一つのですね、私はこれは宇佐市を挙げて、全体でですね、メーデーでもつくるぐらいやってもいいと思うんですよ。そういう意味でですね、課長しっかりですね、窓口は課長だからしっかりハッパをかけてですね、どしどしやってほしいと思います。この項については終わります。  次に、四点目のですね、スポーツ振興についてでありますが、教育長さんから答弁をいただいたんですが、私は一つ、スポーツのソフトボールは地区ばらばらだということなんですが、それがよくないと思うんですよ。やっぱり合併してですね、一つの宇佐市をつくろうという中にですね、スポーツだけじゃなくてもいいんですが、まあ、私はスポーツを挙げたんですが、これは市長がスポーツの推進を図りたいと方針の中で言ったからですね。  私は、合併記念でですね、もう大方六年目を迎えていると思うんですが、一つはですね、市で合併したお祝いじゃないんですが、そういう意味でですね、イベントをやるようなですね、何かを考えるべきと思うんですが、市長、どうでしょうかね。これは市長、ちょっと答弁が欲しいんですが。市長はそういうスポーツをやられる。私はスポーツに限らないでもいいと思ったんですが、そういう一つの例が市長から出されたからですね、それを後押しする意味でですね、宇佐市共通でですね、何か大会をですね、やるような考えは、市長、できないでしょうかね。ちょっとその辺を市長から答弁を願います。 ◯議長(浜永義機君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(おとめ政巳君)社会教育課長のおとめでございます。  十一番 大隈議員の御質問にお答えいたします。  市全体のスポーツにつきましては、既に答弁でもお伝えしましたように、行っております。例えば、この中でナイターソフトについてはですね、具体的に統一されていないという面がございますけれども、こういったことにつきましてはですね、今後、各三地区の団体のそれぞれの御意見とか御希望とか聞きながらですね、そして具体的には地域のスポーツ振興計画の中で統一を図るような形でですね、進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)答弁はそういうことで共通のものを考えていきたいという、前向きな答弁ということで……。どうぞ、そういう意味でですね、スポーツもさっき言った食育に、体に関係あるようなものですからね、宇佐市も合併してよかったな、何かやるんだなというようなイベントをですね、やっぱりやったほうがいいと思うんですよ。そういう意味でですね、前向きに検討を願いたいと思います。  では、次の項に行きます。  口蹄疫対策についてですが、この項については、きのうは広岡議員、また院内から宮丸議員、衛藤議員も質問するということなんですが。  私は、市長、今回ですね、取り上げた理由はですね、予備費として対応するということを事前に聞いちょったもんですからね。実は、こういうことは言っていいのか悪いのかわからんですが、実はインフルエンザのときですね、市長は、部長が私のところに来て、これは議長にも相談したんですが、専決処分させてくれんかと。インフルエンザはそのくらい大切なもんだから、予算を組んでやりたいと、そういう気持ちがあってですね、私は気持ちよくいいですよ、それは市長がそう言うならどうぞやってください、専決は市長どおりでどうぞということで気持ちよく言ったわけなんです。  今回、口蹄疫についてはですね、字のとおり、肯定したような感じでですね、私は予備費じゃなくしてですね、予算で組むべきじゃなかろうか。そういう意味で私は今回、質問した後に追加で上がってきたんですが、それは追加でよかったと思うんですが、この一般質問を出したときに、私は人間も大切だけど、やっぱり広岡議員もきのう言ったですよね。やっぱり牛とか豚を殺さなしようがない、これは法的な問題が出た場合。それを殺してしまわれる、その人たちの気持ちを思ったときにですね、予備費でいいものか。やっぱり宇佐市全体を上げてやっているよと。私はその気持ちが欲しいと思うんですよ。  そして、この一般質問をしたら後で出たんですが、まあ、これは追加予算が出ていないという前提の話をしているんですが、私は、インフルエンザのときも市長の気持ちがわかったから、それはもう人間、人が一番苦しむところにこの専決処分をして、三千ぐらい予算をつけたときには私は宇佐市が一番だったと思うんですよ。私は、この口蹄疫に何でそういうふうな予備費で対応するようなですね、やっぱりこれは市民に対してもですね、それの件に関しては私はちょっと後ろ向きで下がったような感じを受けたんですが、その辺どうですかね。なぜ予備費で組もうとしたんですか。その辺のいきさつをちょっと答弁願えんですか。 ◯議長(浜永義機君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(佐藤博美君)企画財政課長の佐藤です。  十一番 大隈議員の再質問にお答えをいたします。  当初、今回の補正予算第一号を案として編成をいたしました。ほぼ完成をしてまとまった後にですね、五月の連休明けでしたけれども、口蹄疫が発生をいたしました。それで県が、もちろん国の予算でありますけれども、県を通じて緊急対策を実施するということが決まりましたので、それを見ながらということで、本格的な口蹄疫対策の予算については後ほど考えるとして、とりあえず畜産農家を救済するために、金額的にも、当初の計画ではたしか八十万円程度であったかと思います。最終的には百三十七万六千円の予備費を充用する形になりましたけれども、金額的にも多くないということで、とりあえず緊急を要することから予備費で対応して、その後の対応については補正予算等を計上して議会の御審議をいただこうということになった次第でございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)わかりました。六月補正のときに、なかなか、そのときはまだなかったということで。まあ、そうだと思ったんですが、実はそうだったらいいんですが、杵築市は議会冒頭にですね、委員会付託をしなくて、議会全員で採決した。県もしょっぱな、冒頭にやったということがあるんですよ。そういうのがなければいいんですが。よく考えてくださいよ。今、日向のほうに来たということは、大分県の隣ですよね。  そういう意味でですね、私はいち早くインフルエンザもそういうふうにやる市長ですから、当然、口蹄疫もやってくれるなということで。実はこの院内は農家が少ないけんいいというわけじゃない、これは全体八十戸ぐらいあるということなんですが、私はその意味でですね、冒頭でもですね、今課長の答弁は十分わかりましたけどが、そして最終的に開けてみて出たら、追加予算が出たから、それはよかったかなと思ったんだけど、その時点の私は私のその前のときに一般質問したことで今言っているんですが、そういう意味でですね、冒頭でもできるやり方があったからですね、そういうときはですね、市長どしどしやってほしいんですよ。  インフルエンザも対策がよかったという評価もあったわけなんですよ。やっぱり備えあれば憂いなしです。やっぱりそういうことでですね、十分やってほしいと思います。この件についてはまたいろんな議員もですね、質問する。私は予算のことだけでちょっと言いたかったので、質問したということです。短く、市長お願いします。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)大隈議員の再質問にお答えいたします。  今、予備費の対応をめぐってのですね、お話がありました。私もですね、できる限りはですね、予備費や専決は避けて、議会にですね、予算案として調整して諮った上で対処したいというふうに思っておりました。今回、口蹄疫が発生して、五月の連休明けにはですね、県のほうでも消毒体制に入ったわけです。そして私どももすぐ畜産農家等も集めまして緊急的にしたときにですね、やはり消毒体制をもっと強化してほしい。そしてまた家畜の市場がとまりましたので、えさはどうするんだという議論にやっぱりなったわけです。  それで、一応ですね、そのときに、これは六月補正にかけようということで予算案を調整しました。百万円程度。そして、六月補正にかけようとしたんですが、六月補正が、御案内のとおり六月四日スタートですので、初日にしたとしてもですね、かなりの期間を要するということで、緊急的にですね、やはり措置をしたほうがいいじゃないかということでですね、議長さん等にですね、お諮りをした上で予備費を対応させていただきました。  もともと予備費はですね、そういう災害とか緊急避難等用に対処するというそういうための経費でありますので、そこは御理解をいただきたいなと思います。それで、もし仮にそのときにやっていなければ、仮に議会の冒頭にですね、杵築や県議会のように仮に議決したとしても、そこからですね、消毒液を出したり、えさを出したりするわけです。その間はストップをするという形になりますので、その分はですね、多少なりとも早く対応できたほうが、私は、畜産農家のためにも、口蹄疫の防疫のためにもよかったのではないかなというふうに考えているところでありますので、御理解いただきたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)その件についてはわかりました。  それではですね、次に、きょうのメーンの一般質問になると思うんですが、光ケーブルについてでごいます。実は市長、最初に私は、ケーブルテレビをすべきじゃないかと。そしてまた加入率のことを私は前の議会で言ったつもりなんですが、実は今、この文章というか、答弁の中にですね、宇佐市全域はやりますと。希望なくても全域に敷きますというふうな解釈でいいんですかね。その辺をちょっと答弁願います。 ◯議長(浜永義機君)情報統計課長。 ◯情報統計課長(樋田 悟君)情報統計課長の樋田です。  大隈議員の再質問にお答えします。  当初から宇佐市全域を対象、三十二局、三十三局、香下地区を除く全域を対象として考えております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)それでは、希望がなくても全域に引くということですか。 ◯議長(浜永義機君)情報統計課長。 ◯情報統計課長(樋田 悟君)お答えします。  総務部長が御説明いたしましたように、今回は国の補助事業制度があるために、この事業にのせるためにはインターネットを利用していただく世帯までの引き込みということであります。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)それじゃ課長、ちょっと違うんじゃないですか。今、希望がなくても全域に引くということでいいんですね。今、希望がなければ、予算的なものが何とかと言われたような気がするんですが。もう一遍はっきり答弁してください。全域に引くんですね。  極端に言えばですね、市長もわかりやすいところから言いましょうね。岡本教育長さんのところ、小野川内ですよね。小野川内の岡本先生、教育長さん方から前の町長さん、まだ部落が上にあるんですが、岡本教育長さんが引いたら、そこでかさがないから申し込みがないから、そこで岡本教育長さんのところでとまるという形。それからまだ二キロ、三キロ上がある。地形があるんですよ。その場合、上の人が引かん場合は、そこは引かんということですか。この辺をちょっと答弁を。 ◯議長(浜永義機君)情報統計課長。 ◯情報統計課長(樋田 悟君)お答えします。  本年度の事業といたしましては、この補助事業の対象はインターネット利用ということが条件であります。ただ、市は今後、来年度以降、新たに加入申し込みがあった場合は、その世帯にも利用ができるようにしていくという考えであります。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)わかりました。そういうことですね。今、希望せんけど、また今後もし希望があればそのときは無料で引きますということ。無料でいいんですね。来年以降も。 ◯議長(浜永義機君)情報統計課長。 ◯情報統計課長(樋田 悟君)お答えします。  今回の国の補助事業につきましては、国の事業合わせて軒下まで、それとサービス提供事業者が宅内工事を無料ということで、キャンペーンを打って加入促進を図っておりますが、次年度以降につきましては、既に御説明をした中で何らかの施策になろうかと思います。一概に軒下まで無料ということは、二十三年度以降については市として考えていきたいと。今時点で無料ということ、二十三年度以降ですね、は、今時点の状況としては今後検討させていただきたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)課長、そこはちょっとはっきりしておかんと困ると思うんですよ。ことしは、今言われたように、希望出したけどが、たまたま用紙が忘れたとかいろんな感じがあってですね、ことしの暮れに帰ってきた場合とかそういう場合はですね、来年にですね、申し込みたい場合は、それも今の状態で無料でできるということですか。そこら辺をはっきりせんとですね、来年以降の分については有料ですよという話になったら、ちょっと話が違うから。  何か課長の話じゃ、今申し込めばただにできるけど、来年以降わからんですよと。そんなあいまいなですね、仕方でですね、最初から全域に引くという約束事があったような気がするんで、これは答弁書をですね、議事録をちょっと持っているんですが、市長はやっぱりそういうふうに全域に引きたいという気持ちを持っているんです。格差をなくしたいということで、現在光バンドが行われていますが、駅川西部、西馬城を除く全世帯に光ファイバーを新設したいという答弁を市長はしとるわけなんです。  今、課長が言うのはちょっと話が違うんです。ちょっとそこを、しっかり、はっきりわかるように説明してください。 ◯議長(浜永義機君)情報統計課長。 ◯情報統計課長(樋田 悟君)お答えします。  二十三年度以降につきましては、新たに加入申し込みがあった場合は、近くの電柱まで、それと引き込み線、それから宅内工事と三つの工事があるわけですが、そのうちの近くの電柱までは、当然、市が見るような方向で検討させていただきたい。ただ、宅内工事、これはサービス事業者がどのようなことで無料でするのかということははっきりしませんが、引き込み線については、今申し込みいただいた方と、新たに二十三年度以降に申し込みをいただいた方については今後まだ検討していかなければいけない。近くの電柱までには市が引き込みをしたいと思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)課長、今申し込んでも、その後に申し込んでも、今の状態と同じですよというようなことにしてやらんとですね、それこそ通信格差是正じゃなくして、物の格差是正じゃなくて、何か格差是正じゃなくてですね、何かちょっと意味がわからんです。今のままでですね、申し込んだ分については来年以降も申し込んでいただければ同じ条件でしますよということがなければですね、それはちょっと、やっぱり同じサービスをしていただく中でですね、それこそ不合理なことになると思うんですわ。  課長、そこの辺をしっかりですね、今と同じですよというような形でしてほしいんですが、前に行かれんですが、そこの辺がちょっと、私ののみ込みが間違っているのかちょっと課長わからんですが、どうも課長の言い方では、来年は状況によっては、今のような無料じゃできないよというようなことを言いよるのでしょう。そういうことでしょう。ちょっとその辺をもっとはっきり答弁をお願いします。 ◯議長(浜永義機君)情報統計課長。 ◯情報統計課長(樋田 悟君)お答えします。  さきの全員協議会でも御説明したかと思いますが、二十三年度からの新たな加入申し込みにつきましては、加入しやすいように市として何らかの施策を講じたいということで御説明をしましたが、その施策については、この二十二年度中の加入状況を見て、結果としてその施策を考えたいと思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)副市長。 ◯副市長(中原健一君)大隈議員の質問にお答えいたします。  副市長 中原でございます。  まず、インターネットの事業の区域ということでございますけれども、これにつきましては、これまでも御説明してまいりましたように、既にNTTを中心に光インターネットが利用可能である地域を除いて市内全域についてこのインターネットの整備をしていこうと、これが基本的な考え方でございます。例えばこれまでの状況ですと、NTTなどの民間事業者がやらないといった地域について、市として何ら事業を講じないということになりますと、この先ずっとその地域については光インターネットを使えないということになりますので、市としては、今回事業を立ち上げさせていただいて、その事業範囲としては、市内のある地域という限定をすることではなくて、市内全域をカバーする、そういった事業として構築させていただいております。  その中で、非常に、これまで御説明させていただく中で、わかりにくい部分であったかと思うんですけれども、それではいきなり全域にですね光インターネットを、あまねくケーブルを張るのかということになりますと、これはケーブルも当然劣化するものでございますので、すぐに使用しない部分について引いていくというか、これはまた費用対効果の問題もございます。そうしたことから、基本的には申し込みをされた、これから使いますとおっしゃった方のところに、光インターネットのケーブルを引き込んでいくと。こういった事業の仕組みになってございます。その点がなかなかわかりにくいところであるかと思います。  ことしにつきましては国の補助制度もございますので、利用者の方の御負担はない形で引けるということでございますけれども、この交付金を活用するためには、当然、これから工事を行ってまいりますが、その工事を始めるに当たっての現在の加入促進期間にですね、加入申し込みをしていただくということが必要になってくるところでございます。これは交付対象を確定するという意味でも必要なということで、この時期的な制限については御理解を賜りたいというふうに思っております。  今御質問のございました、来年度以降についてどういった形になるのかということでございます。もともとこういったインターネットというハードを整備する場合、行政としてどこまで負担すべきなのか。そして個々の利用者の方の利便でございますが、そういった利用者の個人負担というものをどこで線を引いていくかと、非常に難しい問題でございます。  ことしの場合はたまたま国の交付金というものがありますので、そういう意味では個人負担を、相当補助する形でですね、やることができるんですけれども、来年以降につきましては、そういった個人負担、それから市の負担等をどこの線で引くのが適切かという議論をしないといけませんし、また、ことし入っていただく方というのは先行投資という形で、人によっては二年後三年後に本当はインターネットを使おうと思っていらっしゃった方もいるかもしれませんけど、この期間にぜひとも先行的に入っていただこうということで御理解をいただきながら入っていただいておりますので、そういった加入促進期間に入られた方とそうでない方とのバランス、こういったものを検討しながら、今後どういった形がいいかというものを考えていかないといけないと思っております。  ただ、議員おっしゃるようにですね、それじゃ全くことし手を挙げなかった方が、インターネットに入れないと、そんな状況ではおかしいんじゃないかと。それはごもっともなことでございまして、そういった個人の負担が過大にならないようにですね、その分は十分注意して、市としても検討させていただきたいというふうに考えております。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)副市長の答弁の中にですね、一番の問題は加入率ですよね。私は最初から加入率は調べたかということで前の市長に質問した記憶があるんだけど、平均的に一六・五三%ですね、一応このケーブルテレビをしようというときに、目標数値があると思うんですよ。どのくらい設定しちょったんですか。 ◯議長(浜永義機君)情報統計課長。 ◯情報統計課長(樋田 悟君)情報統計課長の樋田です。  再質問にお答えします。  加入申し込みが、現在、五月二十五日時点の加入率で、今、大隈議員がおっしゃった一六・五三%の二千五十一世帯ということであります。当初、議員の皆様に御説明した加入率は二〇%の二千五百世帯ということを当初の目標にしております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)問題は、副市長から答弁いただいたように、要するにことし引けんでも、来年引いてもある程度同じくらいでやってほしいというのが……。なぜ私はそこにこだわるかと言うと、全域に引くという言葉が前からあったから、当然そうでしょうということで、今言ったら加入率が全然違うですね。だから、ある程度目標を立てて、予算を組む前にある程度事前調査をして、住民とのコンセンサス、いろんなものをしてからすべきじゃないかということだったんですが。  今それを言ってもしょうがないんですが、その中にですね、実はある、これは名前を出して申しわけないんですが、農業機械の要するに企業ですね、企業の方が、安心院にあるんですが、あそこは下毛になるんか下市かわからんですが、この企業に対してですね、その地域に、当然、家が対象だと思うんですが、その地域に企業がある場合、この企業にですね、加入の申し込み用紙とかそういうのはどういう形でお願いしたんですか。それはちゃんとお願いしているんですか。企業に関してのことでちょっと答弁願います。 ◯議長(浜永義機君)情報統計課長。 ◯情報統計課長(樋田 悟君)お答えします。  事業所につきましては、別途説明会を設けました。その御案内もさせていただきました。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)それとですね、この資料もらった中にですね、一番若者の定住、要するに企業誘致のために光は必要だということで、引いたかと思うんですが、この大きな、院内の例なんですが、団地がですね、加入率がゼロ。これはどういう分析をしているんですか。この一番若者が引いてほしいのは、また引くべきだろうと思うんですが、なぜこの集合住宅が加入率がゼロかという。これ把握はどういうふうにしているんですか。 ◯議長(浜永義機君)情報統計課長。
    ◯情報統計課長(樋田 悟君)お答えします。  団地については、今、議員のお持ちの資料につきましては、ほとんどゼロという数値が出ておりますが、加入申し込みをしていただいた世帯が、何々団地と書いていない方がおりまして、要は地番だけですね、そこに落とした関係で、うちのほうが再度調べた結果、行政区的には二日市、あるいは中部団地等については、それぞれの行政区に入った形になっており、下平団地にしても、加入世帯がありました。今時点では、北部と二日市団地、それから高並の第二団地が未加入状況であります。団地についても加入促進をしないわけではなく、それぞれ一戸世帯と同じ考えで加入の申し込み用紙、加入案内をさせていただいております。  以上であります。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)課長、そうじゃなくして、今こういうふうにですね、ゼロと出ちょるから、今はそうじゃなくて、番地で出ているから中には入っちょったというのは理解できるんですけど、こういう資料を出すときにですね、その辺までちゃんと調べとかんとですね、この資料でものを言うんですよ。数字ちゃ動くんですよ。  問題は、私はここで一番重視したかったのは、若者がなぜ入らんのかと。これはもう一つ私は原因は、これは行政の建物だから、いずれか出るから、もう入らんでいいのじゃなかろうかというのもあったんじゃなかろうかと思うんです。私はそういうふうにいいほうに解釈しているんですが、そういうことだと思うんですよ。  じゃあ、逆にそうだったら、個人じゃなくして、今度は個人でアパートを建てている方、オーナーになっている方、そういう場合はですね、こういう形と同じような対処をしているんですか。こういう大きなアパートを持っている分についてはどういう対応をしているんですか。 ◯議長(浜永義機君)情報統計課長。 ◯情報統計課長(樋田 悟君)お答えします。  アパート住民も含めて、一戸ごとの形で当初は全世帯に申し込みをしていただくように御案内をさせていただきました。結果的にアパート全世帯の方が一件もなかったというところにつきましては、再度何がしかの施策を講じていくということで、私どもで今考えているところであります。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)もう時間がなくなるんですが、実はですね、ここの資料の中にですね、旧長洲、宇佐八幡地区が加入率が一二%、要するに郡部が結構あるような気がするんですが。この、我々から見たら都会がですね、加入率が悪いということは、この重要性というか、あんまりこれは感じていないような気がするんですけど、その辺の分析はどうしていますか。 ◯議長(浜永義機君)情報統計課長。 ◯情報統計課長(樋田 悟君)お答えします。  旧宇佐の柳ヶ浦、長洲地区の加入率が全体の平均を押し下げているという状況でありますが、この地域はADSLで加入している方が多いこと、それから市が全戸に配布したチラシ等の確認がまだされていないという懸念もされます。そういう意味で、再度、募集案内をこの二十二年度後期で間に合うよう考えております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)問題はですね、加入率をですね、今まで予算を三十億も突っ込んでですね、やっているんですからね、私もですね、協力するところはしたいと思うんですが、要は市長挙げて、副市長挙げてですね、加入率を私は上げるべきと思うんですよ。せっかくこんなに市の税金を使って、まあ、国からもらうからいいかと、そういうわけじゃない。結局はお互いの借金になるわけなんです。ですから課長、加入率をですね、私は上げるべきと思うんですよ。  だからですね、今までのようなペーパーでインターネットの中、ファクスで送れなんかそれはちょっと問題があると思うんですよ。やっぱりお伺いしてするぐらいな気持ちでですね、区長さんに頼ってですね、やっぱりそこら辺でちゃんとした説明をし、これはインターネットと言うけどが、パソコンが要るんですよと、お年寄りはそこまで考えていない、わからん、もう引いてくるならできるもんというような誤解もあると思うんですよ。特に田舎の人は加入率が多いというのは、何かその辺の懸念もあるんですが、問題は加入率をですね、どんどん上げるようにですね、市も努力してほしいということでですね、この項は終わります。 ◯議長(浜永義機君)副市長。 ◯副市長(中原健一君)では、簡潔にお答えします。議員おっしゃるとおり、加入促進。特に国の交付金が入ります今年度でですね、一世帯でも多くの方に加入いただくように市として再度努力をしてまいりたいと思います。  また、御指摘の中でですね、特にADSLが普及されてる地域で、これまで全くそういったものが普及されていない地域、こういう住民にも大きく二つの環境がございます。また、集合住宅、これは市営住宅、それから民間のアパート等も含めてですね、こういったところに一般の個人宅と同じような促進の形でよろしいかどうか、こういったところを通信事業者ともですね、よく相談しながら、再度促進を図らさせていただきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)わかりました。どうぞお互いに、その分は私たち議員も努力できることはお互いにしましょう。  それでですね、最後になるんですが、今、梅雨、去年の今ごろですかね、地震もあったんですが、山口県で大変な災害があったんですよね。私はですね、議員になってですね、梅雨時期になると防災のことをいろいろ言うんですが、私は一回も避難訓練したことないと思うんですよ。私の高並のことを言って申しわけないんですが、私は高並入り口にあるんですが、避難場所はコミュニティーセンター、要するに小野川内に近い、教育長さんのほうに上って避難せいというのが、今のルートになっていると思うんですよ。そうでなくしてですね、もう一遍見直してですね、避難訓練をするぐらいですね、私はやるべきと思うんですが、こういう梅雨になったから言うんじゃなくして、やっぱり備えあれば憂いなしということでですね、事前にやっぱりそういう訓練をですね、お年寄りも多いし、いろんな意味でですね、日ごろの練習があってこそ、いざというときに役立つと思うんですよ、前のように。  終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で大隈議員の一般質問を終結いたします。  次に、二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)皆さん、おはようございます。二十番の高橋宜宏です。  市政一般について、今回は五項目にわたりまして質問をいたします。  まず、最初の質問は職員の人事についてです。  国の男女共同参画基本計画がことし改定されます。国は二〇二〇年までに経済、政治など各分野の指導的地位の女性の割合を三〇%にする目標を掲げています。厚生労働省によりますと、二〇〇八年時点で日本の民間企業の女性比率は、係長相当が一二・七%、課長相当が六・六%、国が二〇年までに掲げている数値目標の三〇%にはほど遠い実情が浮き彫りになっています。  ところで、宇佐市の管理職における女性比率の状況はどうなっているのでしょうか。昨日、新開議員からも質問がなされましたが、改めてお聞きをいたします。  次に、人事問題についてです。  公務員人事といえば、従来、年功序列制度が基本だったのですが、昨今の社会経済システムの変動は公務員の人事管理制度の見直しを迫られています。そして公務員人事も成果を強調し実績を出せるような民間的な手法の導入が検討されています。例えば自己申告制度や昇任試験制度、あるいは部課長の立候補制など庁内公募制度を導入している自治体もあります。また、降任希望制度を設けている自治体もあります。宇佐市はどのような異動・配置や昇任制度をとっているのでしょうか。  第二の質問は、審議会の抜本的見直しについてです。  昨年、政府は各省庁の審議会等の廃止を含めて抜本的に見直す方針を打ち出しています。会議費は一回百四十万円ほどかかり、形だけの討議であることが大きな理由です。宇佐市の諮問機関である審議会等の数、年間予算、女性比率についてまずお聞きをいたします。また、結果ありきで行政側の意向を追認するだけの審議会と言われておりますが、宇佐市は過去、行政側から出された提案が大きく修正されたり、否決されたことがあったのでしょうか。  第三の質問は、宇佐市庁舎の全面禁煙についてです。  全国初の民間施設を含んだ屋内喫煙を規制する神奈川県の公共的施設受動喫煙防止条例が成立したのが、昨年三月二十四日。ことし三月の共同通信の全国知事アンケートでも、静岡、兵庫、鹿児島などの七知事が、受動喫煙防止を目的とした独自の条例制定を検討していることがわかっております。このうち京都、奈良は罰則の必要性も検討するとしております。こうした中、二月二十五日、厚労省は全国の自治体に官公庁は全面禁煙が望ましいとの通知を出したといいます。県内で庁舎内の完全禁煙に踏み切っているのは既に五市町村ほどあります。宇佐市はいつ全面禁煙にするのでしょうか。  第四の質問は、買い物難民問題についてです。  スーパーの閉店や商店街の衰退などで、高齢者が日々の買い物に困る買い物難民の問題が各地で深刻化しています。内閣府や経済産業省の調査でも、地域の不便な点に日常の買い物を挙げた人が目立って多いようです。経産省の研究会は支援策を提言する報告書を近く公表するそうですが、資金や担い手確保など課題も多いといわれています。宇佐市は買い物難民問題について今後どう対処していくのでしょうか。  第五の質問は、市民図書館と学校図書についてです。  昨年十一月、文科省は社会教育調査の結果を発表いたしました。これによりますと、全国の国公私立図書館の数が平成二十年十月時点で三千百六十五に達したことがわかっています。貸し出された本の総数は六億三千百八十七万冊で過去最高を更新したといいます。それぞれの図書館がさまざまな特色やサービスメニューを出してしのぎを削っていますが、宇佐市民図書館は今後どのような図書館づくりを目指しているのでしょうか。また、年間利用者数と図書購入費はいかほどになるのかもあわせてお聞きをいたします。  次に、ことしは国民読書年だそうですが、国が公立小・中学校の図書の購入費として算定した地方交付税は、二〇〇九年度は二百億円でしたが、このうち約八割の約百六十四億円でしか図書購入費に充てていないことがわかっています。宇佐市の図書購入費の基準財政需要額は幾らだったのでしょうか。また、実際に回した図書購入費についてもお聞きしたいと思います。  以上で初回の質問を終わりますが、明快な答弁をお願いいたします。 ◯議長(浜永義機君)それでは、高橋議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。  二十番 高橋議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、職員の人事についてでありますが、宇佐市では平成二十年二月に策定した宇佐市人材育成基本方針に基づきまして、目まぐるしく変化する社会経済情勢の中で、複雑多様化、高度専門化する行政サービスに対応できる職員の育成を図るとともに、意欲ある女性職員がその能力を十分に発揮して、その意見を政策形成に生かせるよう職域の拡大と管理監督者への登用を目指しているところであります。  御質問の一点目、宇佐市の管理職における女性比率の状況はどうなっているかという点についてですが、平成二十二年四月一日現在、消防職員を除きますと、五・四%となっております。  二点目の異動・配置や昇任制度についてですが、異動につきましては、異動希望申告制度によりまして、申告された本人の希望や実績等を参考にしながら、個々の能力を最大限に発揮できるよう適材適所の配置と計画的な人事管理に努めております。  特に若い時期には三年サイクルを基本にできるだけ多くの分野を経験させることにより、幅広い視野と広範な業務遂行能力を備えた人材育成を目指しております。  また、課長、係長への昇任につきましては、課長、係長昇任推薦要領に基づきまして、能力、業績、態度の総合評価により実施をしておりまして、公平公正な異動・昇任に努めているところであります。  さらに、本人の申告による希望降任制度は導入を既にしております。  議員御提案の諸制度につきましては、導入自治体の取り組み状況等も参考にしながら研究してまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁は終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(浜永義機君)次に、二項目めの審議会の抜本的見直しについてと、三項目めの宇佐市役所内全面禁煙についてと、四項目めの買い物難民問題についてを、総務部長 筒井道雄君。 ◯総務部長(筒井道雄君)総務部長の筒井でございます。  二十番 高橋議員の一般質問にお答えいたします。  二項目の審議会の抜本的見直しについてですが、宇佐市での各種審議会、委員会、協議会などは、それぞれの事務事業の各担当課が主管しており、法律、政令、条例や規則、要綱に基づき設置されております。そして、多くの市民の方や学識経験者が市政に参加していただいております。設置する趣旨といたしましては、より多くの意見をお聞きし、広い視野に立って事象を判断しながら施策に反映しようとするものでありまして、非常に有意義かつなくてはならないものであると思っております。  なお、宇佐市の審議会等の数、年間予算、女性比率についてでありますが、平成二十二年四月一日現在で、地方自治法二百二条の三に規定する法令または条例の定めにより設置される機関としての審議会等の数は二十三で、その年間予算は三百五十五万三千円であります。女性比率につきましては、二五・四%となっております。また、後半部分の行政側からの提案が大きく修正されたり、否決されたことがあるかにつきましては、今回、各課へ全件調査いたしました結果、まとまった案として市が提案したものを大きく修正されたり否決されたことはありませんでした。ただし、原案づくりの段階から委員の皆さんに参画していただき、広い分野からの視点で議論を重ねている審議会も相当数あるところでございます。  次に、三項目めの宇佐市役所内全面禁煙についてでございますが、現在、本庁四階、議会棟及び安心院支所につきましては、分煙室を設け、その他本庁内及び院内支所は禁煙にし、屋外にて喫煙場所を設けております。副流煙は、喫煙者が直接肺に吸い込む主流煙より高濃度の有害物質を含んでいるといわれており、厚生労働省は二月に受動喫煙防止対策について通知を出し、官公庁は受動喫煙による健康への影響を考慮すると全面禁煙が望ましいとしています。  こうしたことから、今後、本庁舎及び安心院支所の屋内全面禁煙について、宇佐市総括安全衛生委員会で協議をしてまいりたいと考えております。  次に、四項目めの買い物難民問題についてですが、バス路線の廃止等による公共交通の空白地帯については、現在、市内二十三路線でコミュニティーバスを運行し、週二日の運行を確保いたしております。さらに、宇佐商工会議所、両院商工会、NPO団体などが実施中の制度を併用することで、交通手段を持たず買い物に不自由を感じている市民の方々へのサービスを充実させてまいりたいと考えております。  今後は宅配事業者との連携など取り組み先進地の状況も参考にしながら、より一層のサービス充実に向けて調査・研究してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)最後に、五項目めの市民図書館と学校図書についてを、教育次長 豊岡正晴君。 ◯教育次長兼管理課長(豊岡正晴君)皆さん、おはようございます。教育次長の豊岡です。  二十番 高橋議員の一般質問にお答えいたします。  五項目の一点目、宇佐市民図書館は今後どのような図書館づくりを目指しているのかとの御質問でありますが、宇佐市民図書館では、開館以来、理想の図書館の姿として、すべての住民に開かれた図書館を初めとする十項目の宇佐市民図書館が目指すものを掲げ、その目標を達成すべくこれまでサービスに邁進してまいりました。さらに、年ごとに重点目標を決め、時代の変化やニーズに合ったサービスの充実に努めているところです。  ことしの重点目標には、図書館資料の整備充実ほか六つの柱を設定しました。近年の少子高齢化、高度情報化、地方分権化等の社会の大きな変化に伴い、市民が必要とする情報は多岐にわたり、求める内容も高度化する傾向を見せています。そこで図書館では関係機関と連携して、子育て、ビジネス、健康の各種コーナーを設置したり、お金と暮らしに関する講座を開設するなど、生活に役立つ情報を速やかにわかりやすくお届けする工夫や努力をいたしております。  障害により図書館に来られない方のために、ボランティアとの協働で実施している本の宅配サービスは全国でも珍しいサービスの一つです。また、今年度は子供の読書活動のさらなる推進に向け、第二次宇佐市子ども読書活動支援プランを策定する予定となっております。これからの図書館には、社会に必要な情報を正確かつ迅速に提供する役割がますます求められます。  宇佐市民図書館は、私たち市民がみずから考え、みずから決定するために必要な情報を提供できる図書館、暮らしと仕事に役立つ図書館を目指しています。  なお、年間利用者数は、入館者で平成二十一年度は二十一万九千八百四十三人。平成二十二年度の図書購入費は当初予算額で五百万円です。  次に、五項目めの二点目、小・中学校の図書購入費の基準財政需要額と予算措置額についてですが、本市の学校図書館図書費について平成二十一年度普通交付税における一本算定ベースで試算した基準財政需要額と基準財政収入額を控除した交付税及び予算措置状況を御説明いたします。  まず、小学校費の基準財政需要額は六百八十六万五千円で、交付税措置額は三百九十一万三千円。最終予算額は三百六十九万円となっております。次に、中学校費におきましては、基準財政需要額は四百八十二万九千円で、交付税措置額は二百七十五万三千円、最終予算額は二百十四万八千円となっております。  特に学校図書費については教育振興を推進する上で教育費の根幹となす経費であることから、予算編成時において全庁的に計上経費を総点検する中で、一昨年度より図書整備の充実率の向上と蔵書内容の充実を図るため、前年度比を上回る予算措置を講じているところであります。  以上のことから、学校図書費については、児童・生徒の健全な教養を育成することにあり、その目的を達成するために学校図書館資料を質量とも整備し、図書の選択収集と蔵書の更新を積極的に展開する必要があると考えており、今後も引き続き教育行政費の水準を維持する基本方針の中で学校現場の実態把握と適切な予算確保に努めていく所存であります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)それでは再質問をいたします。時間の配分上ですね、五項目めの市民図書館と学校図書についてをまずやって、あとは項目の若い順に順次、再質問を行います。  まず、第一点目のですね、市民図書館の問題ですけれども、平成二十一年度県内公共図書館状況一覧というのをいただいたんですけれども、これによりますと、平成二十一年度の来館者数は、先ほど答弁ありましたけれども、二十一万九千八百四十三人。これは大分市に次いで第二位であります。貸し出し冊数がですね、三十六万八千十三冊。これは延べですけれども、大分、中津に次いで第三位。児童書貸し出し冊数もですね、大分、中津に次いで第三位。市民一人当たりの貸し出し数、これは中津に次いで県下第二位であります。  本の宅配サービスとかですね、私も時々お邪魔するんですけれども、渡綱記念ギャラリーでのさまざまな企画展というのも大変すばらしい。そういう市民図書館の状況があることを私は認めています。  しかしですね、図書購入費は当初予算で五百万円、これはですね、十四市中九番目なんですね。ちなみに、大分市は三千五百万円、中津市は二千四百万円、別府市千五百万円、日田市は一千四十二万円であります。市民一人当たりの図書購入費で見ると、二十年度が七十九円で、十二番目、それから二十一年度が八十一円で十一番目。お隣の中津市はトップで一人当たり二百七十九円。宇佐市の約三・五倍であります。  ところでお聞きしますけれども、藤花典正さんが、市民図書館に図書の充実を図ってくださいとずっと高額な指定寄附をしております。これまで幾ら寄附をしてきたんでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)図書館長。 ◯図書館長(井上治廣君)図書館長の井上です。  高橋議員の再質問にお答えいたします。今日まで八千五百万円でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)この八千五百万てすごいんですけれども、こうした寄附金というのはですね、当初予算に組み込まれているのでしょうか。もし組み込まれているならですね、どれくらいの金額が組み込まれているのか。 ◯議長(浜永義機君)図書館長。 ◯図書館長(井上治廣君)再質問にお答えいたします。図書館長の井上です。  一応、基金のほうに繰り入れまして、一般会計には、本年度は、二十二年度は当初予算が五百万円でございますが、二百五十万円、充当しております。以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)私、事前に、資料請求していただいて見ているんですけれども、二十二年度も当初予算は五百万円、うち半分の二百五十万円寄附金を充当しているんですよね。実は私、大分県下の公立図書館すべてに電話で聞いたんですが、宇佐のような高額寄附者はどこにもいないんです。当初予算に組み込んでいる図書館はゼロでした。宇佐市の市民一人当たりの図書購入費、これ二百五十万ですけれども、単費で言えばですね、市民一人当たりの図書購入費は幾らになるんですか。そしてもう一つ。大分県下十四市の中でそれは何番目になるんですか。 ◯議長(浜永義機君)図書館長。
    ◯図書館長(井上治廣君)お答えいたします。  二十二年度の当初予算でございますが、五百万円につきましては一人当たり八十五円になります。 ◯二十番(高橋宜宏君)二百五十万円単費でしょう。ですから、単費二百五十万円で見れば、市民一人当たり幾らぐらいになるのかということ。それと、それは県下十四市の中では何番目に位置するのかです。 ◯議長(浜永義機君)図書館長。 ◯図書館長(井上治廣君)再質問にお答えいたします。  単費でいきますと二百五十万円でございますので、県下で比較した場合は、二十一年度の県立図書館の資料でしか全体がまだ把握できておりませんので、二十一年度分で報告させていただきますと、一人当たりの図書購入費につきましては四十二円になりまして、県下十四位でございます。ということは、十四市中十四位ということでございます。全体におきましては、全体といいますか、単費分と寄附金も含めた当初予算につきましては、一人当たり八十四円で、県下十一位でございます。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)私は単費のことを聞いているわけであります。後のやつはいいです。  もう一遍繰り返しますけれども、これ、宇佐市は単費二百五十万円を年間支出しているんですけれども、住民一人当たりの図書購入費というのは、先ほど館長の答弁、四十二円で県下十四市中最下位なんですね。  藤花さんたちはですね、これ指定寄附なんですよ。図書の充実のために多額の寄附をしているわけです。ところがですね、宇佐の財政の穴埋めを宇佐市がしている状況があるわけです。これはね、恥ずかしいですよ。藤花さんたちの寄附者のね、趣旨とか気持ちを全く酌まない私は予算措置だったと思うんですけれども、この点についてどうですか。館長の責任じゃないと思いますけれども。  いや、館長じゃない、ほかの人がいいと思います。 ◯議長(浜永義機君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(佐藤博美君)企画財政課の佐藤です。  二十番 高橋議員の再質問にお答えいたします。  今、先ほどの質問もしくは答弁の中で、その状態を私、現実を初めて知りました。来年度以降に向けましては、こういった恥ずかしい数字のないように努力してまいりたいと考えております。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)ロータリーでも最近ね、図書購入に充ててくださいと寄附をしたと思います。ソロプチもやっています。いろんな団体とか個人が過去やってきているんですよ。こういうね、寄附の使われ方をしていたらね、彼らはやっぱり頭にくると思うんですよね。だから市長ね、これはね、早急に改善をしてほしいと思います。  二点目のですね、今度は学校図書購入費の問題ですけれども、この問題はですね、私、平成二十年の六月定例会でもしました。ところが余りこれも改善されていないんで、今度はちょっと深くですね、厳しくこの問題を行いたいというふうに思っております。  平成二十一年度の小学校の交付試算額約三百九十一万円。いいですね。それから予算額は約三百六十九万円ですから、予算化率が九四・三%。中学校の交付試算額が約二百七十五万円で、予算額が約二百十五万円。予算化率がこれは七八%となっております。これは、私もこれ全部調べたんですけれども、十八市町村中何番目ぐらいとお思いになりますか。 ◯議長(浜永義機君)教育次長。 ◯教育次長兼管理課長(豊岡正晴君)教育次長の豊岡です。  二十番 高橋議員の再質問にお答えいたします。  十四市での順位はとっておりません。承知しておりませんので。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)私は、十四市と言ってね、これは十八市町村でどうだと聞いたんですけど、十四市もわからないっていうんで私ちょっと説明しますけれどもね。これは大分県の義務教育指導班に問い合わせて聞きました。  平成二十一年度の大分県の平均予算化率は、九六・二%。内訳はですね、小学校は一〇五・三%、中学校は八五・一%。小学校の一〇五・三%ってこれはやっぱりね、米百俵の精神なんですよ。小学校、中学校をトータルしたデータで見ると、宇佐市は驚くなかれ、十八市町村中最低だったんですよ。これは県のほうもあきれていましたけどね。国は学校に配備されるべき図書の冊数を、この点についてまずどういうお考えですか。市長でもいいですよ、この問題。十八市町村中最低だということ。 ◯議長(浜永義機君)教育次長。 ◯教育次長兼管理課長(豊岡正晴君)お答え申し上げます。今お聞きしたところ、十八市町村中最低ということを初めてお聞きしたんですが、大変申しわけなく思っております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)企画財政課長もちょっとコメントをもらいます。 ◯議長(浜永義機君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(佐藤博美君)お答えいたします。  私も教育次長と同じような感覚を持ちました。理解が足りなかったというふうに考えております。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)これもね、市長、早急に是正してほしいと思います。恥ですよ、宇佐のね。  それから、平成十九年度調査なんですけれども、国はですね、学校に配備されるべき図書の冊数を学級ごとに学校図書館図書標準を定めているらしいですね。宇佐市はこの図書標準は達成しているのかどうか。 ◯議長(浜永義機君)教育次長。 ◯教育次長兼管理課長(豊岡正晴君)お答え申し上げます。  基準はよくわかりませんが、希望の図書等は選択収集ということで、学校には指導しておりますが、一応予算の範囲内でまず希望の図書を重点的に買ってくださいということで、そのような対応をしているというのが現状でございます。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)次長は、国が示している学校図書館図書標準というのを御存じないんですか。 ◯議長(浜永義機君)教育次長。 ◯教育次長兼管理課長(豊岡正晴君)お答え申し上げます。  知りませんでした。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)これはね、国がね、例えば小学校、中学校、何学級あったら何冊という割り当てがあるんですよ。これは常識の話ですけれども、これを今知らなかったなんて言ったら笑われますよ、これ。これ平成十九年度調査しかないんで、これも県に問い合わせたんですけれども、宇佐市の小学校で一〇〇%達成しているのは、三三・三%でした。中学校では、これも驚くべき数字で、一四・三%でした。大分県全体ではですね、既にもう六三%、小学校がね。それから中学校が五九・六%で達成しているんです。これもちょっと調べたんですけれども、小学校、中学校ともにですね、大分県十八市町村中これは十七番目でした。ブービーです。十四市中では断トツの最低でした。これも大分県の義務教育指導班の方からコメントいただいたんですよ。間違っていないですよ。  昨日の三浦議員の話では、是永市長は県教組の宇佐高田支部の総会で、米百俵の精神を力説されたということでした。これは本当だと思うんですけれども、だったらせめてですね、学校図書の予算化率を一〇〇%にしてほしいし、この図書標準もですね、一〇〇%達成を目指して頑張ってほしいと思うんですよ。市長、いかがですか。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)高橋議員の再質問にお答えをいたします。  私も今高橋議員のですね、いろいろ質問された中でのですね、データ等をですね、承知しておりませんで、今聞きましてですね、これは何とかしないといけないなという思いをいたしております。  先般ですね、米百俵の精神ということを言いました。三浦議員からもそういう御指摘をいただきました。その精神には何ら変わるところはありませんので、これからですね、教育委員会のほうで再度きちっと実態を調査していただいて、教育委員会からですね、予算要求があれば最大限尊重してまいりたいというふうに思っております。そういう精神で臨んでまいりたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)わかりました。じゃあ市長、ぜひお願いいたします。  それでは、一項目めの職員の人事についての一点目の宇佐市の管理職における女性比率の状況についてですけれども、先ほど二十二年四月一日現在で五・四%とあったのは、これは課長級ではないと思うんですけど、課長級を聞いているんですが、課長級は何パーセントですか。 ◯議長(浜永義機君)総務課長。 ◯総務課長(稲積義久君)総務課長の稲積です。  高橋議員の再質問にお答えします。おっしゃるとおり課長級の数字ではございません。課長級以上ということであれば、ゼロです。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)そうでしょう。地方公務員の管理職に占める女性の割合というのは、平成二十年度のデータがあるんですけれども、これ課長級以上ですよ。全国市町村平均で、八・九%。大分県は十八市町村の平均が四・三%。ですから全国平均の半分以下。それでも四・三%。宇佐市は何とゼロが最近続いているんですけど。  私はこの十五年ほど前からずっと女性管理職登用を訴えてきたんです。ところが全然改善されていないんですね。平成十四年度に策定された宇佐市男女共同参画プランにはこう書いてある。市の女性職員について管理職・役職への登用を推進します。また、企業に対し女性の積極的な登用について理解と協力を求めます。  男女共同参画社会の実現を目指している宇佐市がですね、宇佐市は民間企業をリードする立場に当然あるわけですよね。民間企業をリードする宇佐市がですね、こんな状況でどうやって指導できるんですか。御答弁をお願いします。 ◯議長(浜永義機君)総務課長。 ◯総務課長(稲積義久君)おっしゃるとおり、今の数字自体は他の企業に指導するという立場からすると、非常に残念な数字なんでありますが、きのうも少し触れましたが、これまで女性の年齢構成とか、男性の団塊世代の非常に塊とかいろんな部分がございまして、今こういう数字でありますが、研修等を含めまして、四十代、それから三十代、女性の研修で昨年は国のほうの研修にも行っておりますし、その辺で今後の女性の登用に向けて今いろんな努力をしているというふうに御理解いただきたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)そういうふうにね、答弁して十五年たったんですよ。そういうふうに答弁してきたんですよ。皆さん何度も何度も。ところがこういう状況がずっと続いているというのは、やっぱり本気度が足りないんじゃないかなと思っているんですよ。私、是永市長がね、選挙公約で女性管理職登用というのを出していました。これは大変いいことなんでね、市長就任して一年ちょっとですから、まだ結果を求めるのは早いかもしれませんけれども、しかしね、それは頭の中にきちっと入れておいて、どうか、ポストを与えて育てるぐらいな気持ちでですね、女性管理職をふやしていただきたいというふうに思っております。  それからあと一点ですね、研修というのは、私、いろんな自治体の研修制度も調べているんですけれどね、宇佐市が今やろうとしている研修はね、まだまだ本気度が足りない、だからもうちょっと真剣に女性管理職をつくるんだというぐらいの研修を考えていただきたいと思うんですけれども。  それからもう一点ね、男女共同参画に関する条例の制定というのを宇佐はやっていないということなんですけれども、これね、全国の市レベルでも四二・七%やっているんですよ。半分とはいかないけどね、それ近くやっている。大分県では、平成二十一年四月現在ではね、十八市町村中、十の自治体が制定しています。半分以上なんですよ。五五・五%。ですからね、この条例も早急に制定していただきたいと思いますし、女性管理職の率の目標も定めて頑張っていってもらいたいというふうに思っています。  二点目に参ります。  県下ではですね、大分市と別府市が昇任試験制度を導入されているのは皆さん方も御承知のとおり。この昇任試験制度も、私、十五年ぐらい前からずっと言ってきていて、当時はね、どこも導入していなかったんですよ。ところがこの間、大分市と別府市が、この昇任試験制度を既に導入しております。  これも、ちょっと問い合わせて調べたんですけれども、いずれもですね、課長補佐から課長級に昇任するときに試験を行う。これは四十五歳以上。どちらも一次試験に論文試験と勤務評定をやっております。それから二次試験に面接試験ですね。  それぞれちょっと違うのはですね、大分市は面接官を三名。面接官が三名で、外部面接官というのを一名置いて、内部から二名で、三名でやっていると。これはおもしろい制度ですよね。それから、別府市は応募制とそれから上司の推薦制を併用してやっているとのことでしたけれども、どちらの人事課の担当者もですね、導入後のほうがやる気を起こしたということです。やっぱりね、ある程度のふるいは大事なんですよ。ある程度のベースは大事。ですからね、私は宇佐市もそろそろ昇任試験制度を導入してほしいと思いますが、これ、市長どうですか。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)高橋議員の再質問にお答えをいたします。  最初に答弁をいたしましたとおりですね、議員御提案のいろいろ諸制度ありますので、先ほどですね、大分市、別府市の例もいただきました。まだ県外の自治体のケースもありますので、いろいろ導入自治体のですね、実態等もよく研究してまいってですね、宇佐市に導入可能かどうか検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)その点もよろしくお願いいたします。  二項目めの審議会の抜本的見直しについてですけれども、私も審議会等に出たこともありますので、審議会が形骸化されているというような印象をずっと持ってきているんですけれども、ただですね、運用面での改革も必要だと私は常々思っているんですよ。審議会というのは、調停・審査・審議または調査等を行う機関であるとするならばですね、やっぱり事前に審議内容を委員さんあたりに配付しておくとかいうことも、これは審議会を活性化する一助になると思うんですよね。それから公募制なんていうのも私ずっと以前から提唱してきているんですけれども、今言ったように、審議内容の資料を事前に配付しているとか、公募制というのはどういう状況なんですか。やっているんですか、やっていないんですか。 ◯議長(浜永義機君)総務課長。 ◯総務課長(稲積義久君)最初に、公募制といいますか、公募している部分につきましてですが、自治法の二百二条の三という審議会等の女性の登用状況とかで、調査の対象となる審議会と、この二十三の中では二つの審議会で公募しております。  もう一点、事前の資料の配付なんですけれども、その件について申しわけございません、審議会ごとの実施状況については、ちょっと私、今時点では把握をしておりません。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)それ、倉田課長は知っているんじゃないですか。 ◯議長(浜永義機君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(倉田 修君)人権同和啓発課長の倉田であります。  二十番 高橋議員の再質問にお答えいたします。  私どもも今回、高橋議員の資料請求に伴いまして、実施した調査でありまして、先ほど総務課長のほうがお答えいたしました二百二条にかかわる分の公募、二審議会という分でしか把握できておりません。運用につきましては各課のほうで運用しておりますので、私のほうでは把握しておりません。  以上であります。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)私は事前に資料配付をほとんどしていないというふうに聞いておりますし、それから審議会の審議委員の公募というのは、これもほとんどやっていないというふうに周知しているんですけれども、これは事を荒立ててもしようがないんで、これはできるだけ審議会等の活性化を図るためにはこういう制度を導入していただきたいというふうに思っております。  それから、審議会等の女性登用率ですけれども、自治法の第二百二条の三に基づく審議会等で言えばですね、これ、全国平均が二六・三%、大分県平均で二六・七%ですから、宇佐市はまずまずなんですね。ところが自治法百八十条の五に基づく委員会、これは教育委員会とか選挙管理委員会とか農業委員会などですけれども、この女性登用率を見てみますとですね、全国平均が一六・三%。大分県平均が二〇・七%。ところが宇佐市は五・六%でこれも極端に低いんです。この是正をぜひ私は要望したいんですが、いかがですか。 ◯議長(浜永義機君)総務課長。 ◯総務課長(稲積義久君)総務課長の稲積です。  確かに、今、議員さん御指摘のとおり、自治法の百八十条の五、これは教育委員会、選管、公平委員会、監査、農業委員会、固定資産評価委員会と、そういった委員さん方なんでありますが、この女性の登用率の向上についてはいろんな選任の同意もございます分もありまして、一気に目標というわけにもいかない部分がございますので、そういう方向で努めるという形の市の姿勢というふうに解釈していただけたらと思います。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。
    ◯二十番(高橋宜宏君)これも指摘し続けて十五年であります。一向に改善されないんでね、また努力してほしいとこうやって私もお願いせざるを得ないんです。私、そっちのほうにいる人間じゃないんでですね、お願いするだけですけれども、どうか改善してください。  それでは、三項目めの宇佐市役所内の全面禁煙についてです。  先ほどですね、御答弁で、本庁及び安心院支所の屋内全面禁煙について宇佐市総括安全衛生委員会で協議をしてまいるということなんですが、ぜひ早急に協議をして結論を出していただきたいと思いますけれども、神奈川県はですね、ことし四月から受動喫煙防止条例が施行されて、官公庁や病院、映画館など、公共性が高い施設は禁煙ですね。飲食店などでも原則禁煙。喫煙の区域を分ける仕切りや排気設備などを設けなければ吸えないような、そういう感じになっております。罰則規定もあるんだそうです。  県下はですね、先ほど五市町村と申し上げましたけれども、まず姫島村が先鞭を切ってですね、これ、二〇〇二年の庁舎改修時から全面禁煙を行っております。それから玖珠町が二〇〇六年、臼杵市が二〇〇八年に全面禁煙。ことし四月から庁舎内を全面禁煙にしたのが、杵築市と由布市です。それから二〇〇四年にですね、庁舎内を全面禁煙にしたのが大分市と、ことし六月から禁煙に踏み切った別府市、それから国東市があるんですけれども、これは本庁舎のみなんですね。議会棟は治外法権になっているとかというんで、これもちょっとおかしいんですけどね、そういう状況が既にあります。  さっき女性管理職登用をしなさいよと言ったのは、これは民間に対する指導という意味ではね、宇佐市が率先垂範してやらなきゃならない立場なんですよ。皆さん方、高貴なんだ。あるでしょう、フランス語で、ノブレス・オブリージュという、やっぱり高貴なる者の義務というものがあるわけですよ。皆さん方ね、やっぱりいい条件で雇用されている。市民の羨望の的なんです。高貴なる人たちですよ。ノブレス・オブリージュのね、精神を持ってね、まず率先垂範してやるというぐらいの気持ちを持ってやっていただきたいというふうに思っておりますが、これどなたか御答弁いただけますか。 ◯議長(浜永義機君)総務課長。 ◯総務課長(稲積義久君)総務課長の稲積です。  高貴なるという部分は別とさせていただきまして、これまで庁内の喫煙場所等につきましては、平成十二年から一部禁煙タイムを設けたり、それから庁内に分煙のカウンターを設けたりして、徐々にですね、これまで取り組んでまいった経過がございます。そして特に官公庁においては全面禁煙が望ましいという通知が出た直後にも庁内の委員会で協議もしました。  その段階では、本庁舎内は一部だけ、四階の部分だけ残して、ちょっと県下の状況も見るということで、最終的に七月にまた委員会も開いてそういった方向で議論をする予定にしております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)県下も先ほど申し上げましたけれどもね、八市町村が既に本庁が禁煙にしているんですよね。ですから、そんなに早いという状況ではないんで、早急に宇佐市も全面禁煙に踏み出していただきたいというふうに思っています。  市役所だけじゃないんですよ。議会でも、今度、議運の委員長さんに私、この問題は諮りたいと思っているんです。議会棟でも全面禁煙をするというぐらいの決意でやらないといけないというふうに思っていますので、それは皆さんだけという片手落ちにしようなんていう気持ちはございません。  四項目めの買い物難民問題についてです。  きのうも、これ、今石議員とか新開議員からも出されておりましたが、平成二十一年度の路線バスの補助金と、コミュニティーバスの経費、これは幾らになっていますか。 ◯議長(浜永義機君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(佐藤博美君)企画財政課長の佐藤です。  お答えをいたします。  コミュニティーバスの運行経費が、二千四百九十万八千二百四十八円。平成二十一年度でございますけれども、かかっております。それから、路線バスにつきましては……。 ◯二十番(高橋宜宏君)これ、二千六百九十六万円じゃないですか。コミュニティーバスの経費は。 ◯企画財政課長(佐藤博美君)二千六百九十何万からの──申しわけございません。その中には、一回百円の利用料金が含まれております。実質市が負担する分は二千四百九十万八千円ということになります。  済みません、お待たせをいたしました。バス会社分につきましては、大交北部バスが十七路線で、二千五十九万八千円、それから亀の井バスが、一路線ございまして、その分が二百二十九万八千円を支出しております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)私、何でその質問をしたかといいますと、これからの話に関係するんですけども、一九七〇年に、これ一度ここでしたんですけれど、話を。過疎法が施行されてですね、この三十八年間で八十兆円の公費を過疎対策費として投入しているんです。ところがですね、過疎に歯どめがかからないどころか、地方は限界集落だらけになっている。原因はですね、長期的な雇用の場を図らなかったということですよね。道路と建物だけに終始したと。予算を投入したということが最大原因と言われています。  ですからね、今ずっと過疎地帯なんかに行ってみると、道路はばりっと立派なんだけれども、そこには車に乗れないお年寄りが山ほどいる。漫画のような光景があるんですよ。  私はね、多少道路はでこぼこでも、やっぱり病院に行けたり、買い物に行けたり、友達のところに遊びに行けたりと、この移送手段がね、機関が非常に重要だと。今の地方ですよ、地方の移送問題ですよ。私はそういうふうに認識しているんです。ここから地方行政というのは、買い物難民問題とか、移送問題をやっぱり考えていかなきゃいけないと私は思っているんです。  ですから先ほど聞きました。二十一年度の路線バス補助金と、コミュニティーバスの経費、これ、約四千八百万円弱ほどあるわけなんです。これを多いと見るか、少ないと見るか。私はね、少ないと見ているんですよ。ですから、きのうも議員の要望がありました。今石さんとか、新開さんからもありましたけれども、私はこの路線バスとか、コミュニティーバスというのは、維持していくと同時にやっぱりもっと拡大していってもいいんじゃないかと、私はそういうふうに考えているんです。  経済産業省は五月十四日に、買い物難民が全国で約六百万人に達するという発表をしておりました。報告書も出しているんですけれども、その報告書を読みますとね、宅配や移動販売業者に地方自治体が補助金などを用意して、支援する必要性があるということが第一点、それから、車両購入などの費用に対する補助の実施や販売拠点としての公民館の活用など、自治体と事業者の連携強化を求めています。  先ほどの答弁でもね、事業者と連携を図るというような答弁がございました。これは非常に重要なことなんです。ですから、そういう意味では、昨日、三浦議員も訴えておりましたけれども、業者と連携した宅配便制度の充実・拡充というのを、これも三浦議員同様に私からも要望したいというふうに思っております。  それからですね、もう一点。  二〇〇六年十月から施行された改正道路運送法、これはNPOなどが白ナンバーで自家用車でも例外的に有償運送を行うことができるという、そういう改正だったんですけれども、県内では唯一ですね、福祉有償運送の登録をしているのが日田市の、「NPOほっかぽっか」です。私はここには研修に行ったことがあります。ここは重度の障害者向けにやっていて、既存の業者とのすみ分けができているところですね。このほかにも買い物を支援するとか、いろんなNPOが実はあるんです。  宇佐市も、私も初代の理事長をしておりましたNPOの「おたすけネットひびき」というのもそうなんですね。ところがね、行政の支援がほとんどないんです、宇佐は。NPOに対して。中津はね、十団体とは言わないけど、数団体、こういうNPO法人が活動しています。障害者とか高齢者の暮らしの隅々にまで入ってですね、生活支援をしているんです。これ行政が支えているんですよ。フォローしているんです。  ところが宇佐は、社協を初めとして宇佐の行政もほとんどフォローがないんです。ですから、みんな立ち上げたけれども、しりすぼみにやめていってしまっている状況もあるんです。私は、この宇佐市の福祉有償運送を担うNPOを育てるとかね、さっき言ったように生活支援をするNPOを育てていくということを提言しますけれども、これについてどうお考えですか。 ◯議長(浜永義機君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(藤沢密麿君)おはようございます。観光まちづくり課長の藤沢でございます。  NPOの関係の窓口というのは、私どもがさせていただいておりまして、議員の答弁にお答えさせていただきます。  議員がおっしゃられましたように、宇佐市内では十四団体のNPO法人が活動されておられます。そのうち、二十二年度、頑張る団体応援事業を活用していただきまして、このおたすけネットひびきさんのほうが、買い物支援という形の中で手を挙げていただきました。今、助成額は三十万円ということで、発展的な事業ということで行っておりますが、少のうはございますが、そういった形の中で、初めて芽が吹いたというような形になっております。  今後はNPOの連絡協議会というのが、今立ち上げられたNPOさんプラスその他の団体が入りました協議会ございますので、この辺に、私ども定例会等を毎月行っております。そういう中で、ぜひこういう形での運動を広げていただきたいというふうなお話をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)以前と比べて、是永市長ね、最近、NPOにも、先ほど頑張る団体応援事業で三十万円、おたすけネットひびきもいただいたということで、私も聞いております。そういう支援をやっているというのは周知しております。大変いいことだと思うんですよ。だから、もっと総合的にね、やっぱり精神的なバックアップをするとかね。お金だけじゃないんですよ。精神的にバックアップするとかっていうことも重要なんですけれども、宇佐市はこれまでNPOに非常に冷たかった経緯があるんですよ。  ようやく是永市長になってからね、よくなったと私は思っているんですが、まだまだですね。ですから、これ、市民との協働を言うんであれば、NPOとかボランティア団体というのは重要な組織なんですよ。これを活用しないとね、成功しないんで、ぜひ是永市長の意を酌んで、各課の皆さんもそういう精神でやっていただきたいというふうに思っております。  三分残してもったいないんですけど、これで私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ◯議長(浜永義機君)以上で高橋議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではございますが、ここで昼食のため暫時休憩をいたします。なお、再開は十三時十分といたします。                    休憩 午後零時〇六分                 ──────────────                    再開 午後一時十分 ◯議長(浜永義機君)それでは休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行します。  八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)皆さん、こんにちは。傍聴者の皆さん、雨の中お疲れさまです。  八番 日本共産党の用松でございます。  質問の第一項目は、住宅リフォーム助成制度の実施を求めるものであります。  第二項目は、さらに深刻な拡大が懸念される口蹄疫の防疫策と農家の救済策についてであります。  第三項目の第一点は、県の職員の併任を受けて、立ち入り調査の権限の強化を求めるものであります。  第二点は、高家の産廃問題で、住民の反対の声をどう貫くか見解を問うものであります。  第三点は、キリウの公害問題は、どのように改善されたのかを質問いたします。  第四点は、塚原に建設予定の牛舎の建設場所の変更を求めるものであります。  第四項目の第一点は、三月議会で指摘した八幡小学校の改修は、どのように進んだのか。その進捗状況を問うものであります。  第二点は、市内十校の雨漏り小・中学校の対策について対策を問うものであります。  第三点は、北部中の体育館のコンクリート床の改修問題について見解を求めます。  第五項目の低所得者の国保保険証の取り上げの中止の立場から、二つの質問をいたします。  第二点の受診抑制の実態についても質問をいたします。  第六項目の第一点は、市道及び準市道の整備促進について、要望にとどめておきますので、答弁は要りません。  第七項目の第一点は、当然のことなので、これは省略をいたします。  第二点は、延滞金の取り扱いについて見解を求めます。  第三点も当たり前のことなので省略をいたします。  第四点は、配偶者の一方との関係で、婚姻関係が長期にわたって破綻している場合の市営住宅の入居の資格について問うものであります。  以上で第一回の質問を終わります。 ◯議長(浜永義機君)それでは用松議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。  八番 用松議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目めの住宅リフォーム助成制度を実施した場合の経済効果についてですが、現在、助成制度がなくリフォームの件数も把握できないため、その経済効果を測定することは困難であります。  また、市産材の助成についてでありますが、木材専用住宅に対する補助制度は、県下では日田市、中津市、佐伯市が導入をしておりまして、建築の対象要件や面積要件を定め、さらに市産材の証明書添付など一定の条件を付して、各市産材の購入経費の一部を補助をしております。この補助制度は、低迷する木材需要の喚起や地域経済の振興に資するものと期待されるものですが、その一方で思うように補助効果が上がっていない市もあるとお聞きをしております。  このため、各市での実施効果を参考にさせていただきながら、宇佐地区森林組合や市内の木材関係者、また建設業者など宇佐産木材の需要喚起の方策について協議を行っていきたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(浜永義機君)次に、二項目めの口蹄疫の防疫策と農家の救済策についてを、経済部長 原田昭一君。 ◯経済部長兼耕地課長(原田昭一君)経済部長の原田です。  八番 用松議員の一般質問にお答えします。  二項目め、口蹄疫の防疫策と農家の救済策についてですが、宮崎県で四月二十日に発生が確認されました口蹄疫対策について、県では消石灰や消毒液の配布とともに、宮崎県境の国道での車両消毒を五月十一日より実施しています。  本市では五月十九日に、宇佐市口蹄疫防疫総合対策本部設置要領に基づき、警戒体制の宇佐市口蹄疫防疫総合対策準備会を、五月三十一日には厳戒体制の宇佐市口蹄疫防疫総合対策会議を開催し、防疫対策の実施、畜産農家への支援策及び口蹄疫発生時の初動防疫体制等の協議を行い、これまでに予備費による消毒用踏み込み槽、消石灰の全戸配布及び出荷予定農家の飼料提供等を行ってまいりました。  また、六月の家畜市場の中止や宮崎県における口蹄疫の長期化が懸念されることから、県の支援策の動向を踏まえ、新たに本市独自の緊急支援対策についての追加提案を考えているところです。  なお、大分県での発生は現在ありませんが、消毒等、防疫対策の徹底と、今後県内または市内での発生に備えた初動防疫体制の構築等市民の皆さんが安心できる体制づくりに万全を期してまいりたいと思います。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、三項目めの自然と環境保全についてと、七項目めの血の通った行政についての(二)を、市民生活部長 大森 博君。 ◯市民生活部長兼市民課長(大森 博君)市民生活部長の大森でございます。  八番 用松議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、自然と環境保全についての一点目、市の職員が県の併任を受け権限強化をについてですが、市の職員を県の職員に併任させることによって県と市の連携を一層強化し、産業廃棄物処理場等に係る立ち入り検査を実施できるようにすることにより、産業廃棄物の不適正処理事業の早期発見、早期対応を図ることを目的としています。  議員御指摘のとおり、県が中津市や杵築市と協定を結び、市の職員が不適切な産業廃棄物の持ち込みや処理などの情報収集と県への通報、また、産業廃棄物処理施設に対して保健所監視員との合同による立ち入り検査等を行うことができることになりましたので、中津市、杵築市の状況を見ながら対処したいと考えます。  次に二点目の、高家の産廃について反対の声を県にどう貫くのか。また、協議事項の回答に対する見解はについてですが、これまでも県に対しては、地元の状況や思い、また環境保全上の問題点などを伝え、業者に対して指導するよう要請しています。また、三月一日に県へ提出した協議事項については業者からの十分な説明がなされていません。市といたしましては、市民の理解が得られることが最大限必要なことでありますので、生活環境保全上の見地から引き続き県に要請をしてまいります。  三点目の、キリウの公害問題はどう改善されたかについてですが、地元対策委員会の要望を受け、昨年九月より臭気対策工事を行っております。その内容としましては、鋳造工場内に集塵機二基の設置、並びに集塵フード、管路ダクト等を設置し、臭気及び排煙対策を講じております。また、工場敷地南側より国道に沿ってキンモクセイなどの樹木を百九十本植栽し、さらに今年度、百三十五本の植栽を実施したところです。その他消臭剤入りの中和剤の投入や、鋳造工場天窓並びにシャッターの閉鎖等の対応を行っており、環境の改善がみられています。  四点目、塚原に建設予定の牛舎の建設場所の変更を県に働きかけるべきではないかについてでありますが、由布市塚原地区の牛舎建設について、自然の景観が損なわれることや、水質汚濁の被害のおそれがあるとして建設場所の変更を求める運動が、牛舎建設問題対策連絡協議会を中心に展開されており、同協議会が建設場所の変更について由布市に申し入れをしております。  また、宇佐市に対しましても駅館川漁業組合から建設場所の変更を求める要請がありました。市としましては由布市に対し同組合からの要請内容を伝えるとともに、生活環境保全上の見地から必要な要請を行ってまいりたいと考えております。  次に七項目めの、血の通った行政についての二点目、延滞金の取り扱いについてですが、納期限までに税金を完納しないときは、その翌日から税金完納の日までの日数に応じて延滞金を納めなければなりません。これは納期限内に納付した納税者との均衡上、延滞利子的に加算して徴収するものです。  しかし、納税者等が納期限までに納付しなかったことについてやむを得ない理由があると認める場合においては、延滞金を減額して免除することができます。  なお、減免については、宇佐市延滞金の減免に係る取り扱いについての基準を定めており、その基準に沿って対応しております。  以上で答弁を終わります。
    ◯議長(浜永義機君)次に、四項目めの教育環境の整備についてを、教育次長 豊岡正晴君。 ◯教育次長兼管理課長(豊岡正晴君)教育次長の豊岡です。  八番 用松議員の一般質問にお答えいたします。  四項目め、雨漏り対策など教育環境の整備についての一点目、八幡小学校の改修はどうなったのかについてですが、八幡小学校校舎などの老朽化した施設の方向性については、今回決定した耐震二次診断のIs値結果及び建築年度に基づき、改築及び耐震補強の判別と優先順位を定める施設整備計画を学校教育施設整備計画等検討委員会に諮り耐震化に取り組んでまいります。ただし、耐震化までの補修等につきましては、児童の安全を第一に考え、随時対応したいと考えています。  二点目、雨漏り対策は講じられたのかについてですが、校舎等の老朽化に伴い、雨漏り補修等の要望が上がってきております。雨漏りを放置したままにしますと、学校生活に支障を来すことと、緊急性を要することを勘案して、管理課として早急に対応している状況です。特に梅雨、台風の時期となりますので、防水対策には万全を期したいと考えています。  三点目、体育館の床がコンクリートの学校の改善策はについてですが、北部中学校体育館は、御指摘のように床がコンクリートによる建築構造となっています。昭和四十七年二月建築の老朽化した体育館であるため、施設整備計画の中で検討してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、五項目めの国保保険証の取り上げ中止についてを、福祉保健部長 西 道範君。 ◯福祉保健部長兼介護保険等認定審査会事務局長(西 道範君)福祉保健部長の西でございます。  八番 用松議員の一般質問にお答えします。  五項目め、低所得者の国保保険証の取り上げ中止についての一点目、資格証明書の世帯の所得水準についてですが、五月末現在の資格証明書世帯において、市民税の課税世帯の割合は六四・四%、非課税世帯の割合は三五・六%となっています。  次に二点目、受診抑制の実態についてですが、資格証明書で医療機関を受診する場合は、窓口で一たん診療費用の全額を支払っていただき、領収証を添付しての申請により保険給付分の支給を行っています。また、急病等で病院にかかる場合は、納税相談の上、特別な事情を届け出していただくことで資格証明書から短期保険証への切りかえを行うなどの対応を実施しております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)最後に、六項目めの市道などの整備改修の促進についてと、七項目めの血の通った行政についての(四)を、建設水道部長 信国和徳君。 ◯建設水道部長兼生活排水課長(信国和徳君)建設水道部長の信国でございます。  八番 用松議員の一般質問にお答えいたします。  六項目め、一石二鳥の効果をもたらす市道などの整備・改修の促進をについての二点目、整備箇所を改修した場合、地元業者にどのくらい雇用と仕事が確保できるかについてですが、地元要望箇所も多く、詳細な設計もできていない段階でありますので、地元業者に創出する雇用、仕事量については算出が困難です。  続きまして、三点目、松崎の集落の中の市道はいつまでに改修が終わるのかについてですが、現在、松崎地区は継続事業として市道放生会線の側溝並びに歩道整備を行っており、当該工事の早期完成に努めています。また、同地区の新規要望箇所については、他の自治区からの要望も多数あることから、緊急度等を勘案して対処してまいりたいと考えています。  次に七項目め、血の通った行政をの四点目、配偶者との婚姻関係が長期にわたって破綻している場合の市営住宅の入居を認める件はどう検討されたかについてですが、婚姻関係にある者が単身で公営住宅に入居することは、公営住宅法及び市住宅条例等により認められておりません。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)再質問を行います。口蹄疫をやって、あとは順次ということで。  一つは、被害総額を幾らと想定していますか。 ◯議長(浜永義機君)農政課長。 ◯農政課長(河野博己君)これまで四月以降ですね、市場が延期されて、六月九日に都城等でまた飛び火したということで、当初県としては六月の下旬を市場開催に向けて全農県本部との協議を進めてきたわけですけれども、その関係で、六月も中止になった。七月の状態は白紙ということで、これまでも合わせまして、雑子牛、それから和牛子牛合わせて九十一頭が、六月十一日の玖珠家畜市場予定分を含めてですね、市場での上場が延期になっているという部分で、ただこれ、評価という分につきましては、市場再開後の部分でですね、商品価値が下がるおそれもありますし、出荷が集中するという部分で、どういった部分で価格が上下するのかというのを予測ができない状況になりますので、評価としては難しくなると思っています。  そのかかる経費については、濃厚飼料分については、五月分については現物を支給していますし、今後予定している分では、県との支援策とあわせて市もこの後、追加予定しています部分で、かかる経費については一部を予定しております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)県はですね、きのうの県議会でも知事が表明していますように、さらに深刻な被害が拡大ということになれば、追加支援も検討すると。日田市は今、六月議会で五千万円、補正を組んでですね、九月まで見通した補正を組んでいるわけですけども、宇佐市の場合ですね、五百万ということで組まれているわけで、それ自体はいいことですけども、さらにですね、状況によっては追加の考えを持っているかどうか。端的に。 ◯議長(浜永義機君)農政課長。 ◯農政課長(河野博己君)今回の五百万円の追加を予定している分については、当面、向こう三カ月を見ました農家の防疫にかかる消石灰、あるいは濃厚飼料等の支援ということで見ております。  今後、市場再開後ですね、価格がどういうふうな動向になるのかわかりませんが、市場対策のところでですね、必要な分については、農家経済対策等、協議対応を考えていきたいというふうに考えています。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)議案質疑がありますので、あと一点だけ。  他市でも検討されておるわけですけれども、そういう被害がですね、かなりの額に及んだ場合ですね、見舞金の支給とか、あるいは市税の減免とか、そういうことは視野に入れて今後検討する考えはありませんか。 ◯議長(浜永義機君)農政課長。 ◯農政課長(河野博己君)総合的にですね、農家の負担にならないようなことで対応を考えていきたいと思っております。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)議案質疑でゆっくりやりますので。  じゃあ、リフォームですね。最初に戻ります。  推定は困難ということですけれども、全国で六万人規模の類似都市でやっているところの状況は調査しましたか。 ◯議長(浜永義機君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(伊藤一寿君)八番 用松議員の再質問にお答えします。  きょうの午前中に、用松議員さんのほうから、岩手県の宮古市の部分と、それから宮崎県の日向市の試算という形の中での二十二年度の………。 ◯八番(用松律夫君)いや、しているかしていないかを聞いているんです。私の資料は後で私が言います。しているかしていないかを言ってください。調査したんですか。 ◯商工振興課長(伊藤一寿君)昨年の部分で……。 ◯八番(用松律夫君)いや、今回のことを言っているんです。六万人規模の類似都市の調査をしましたかと聞いているんです。 ◯商工振興課長(伊藤一寿君)一応、本市の場合は、補助をするという段階にもなっておりませんし、現時点での全体的な調査は行っておりません。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)課長、なぜしないんですかね。しない理由をはっきり言ってください。 ◯議長(浜永義機君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(伊藤一寿君)ある程度の方針を目指してから調査という考え方を持っておりますので、特に内容としましては、利用分そのものが個人資産のものかどうかという考え方の中と、あとは対象業種がリフォームという業種の公平性という考え方の中で、すべて全体的に波及するものという部分でどうかという考え方の中で、調査はやっておりません。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)時間がないんですけどね。  例えば宮古市が、人口が五万九千九百五十四人と。ことしの四月から、二十万円以上で、一律十万円の補助で、五千万円の予算を組んで実施したところ、四月十四日までに四百三十一件の申し込みがあって、急遽五百件を追加して、六月九日現在で千百八十件の申請があったと。総工費は五億六千万円。実に十倍以上と。  同じく宮崎県の日向市、人口が宇佐と同程度の人口なんですけども、二十一年度実績で、三百四十四件で、三千八百三十万円の予算で、三億五千三百万円と。こういうふうな成果があらわれています。  市長はこの前の議会で、短期的には効果があるけれども、長期的には経済がしぼむということをおっしゃったんですけど、市長ですね、日向市は平成十六年から二十一年、五年間にわたってずっと継続をやっているわけですね。ことしももちろんやっているわけですけれども。ここでは千四百三十三件の工事が行われ、工事総額が十六億五千五百万円と。市が出した補助金が一億六千八百七十万円ということで、長期にわたって経済効果が続いているんですけど、市長、三月議会の答弁を訂正する考えはありませんか。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)用松議員の再質問にお答えいたします。  中長期的にはですね、私が前回答弁したとおりになると思いますので、答弁を訂正するということにはならないと思います。ご了承を願いたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)ぜひ市長、科学の目でね、事実を見て、前向きに検討してもらいたいんですけど、今後検討する考えはありますか。このリフォーム制度。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)再質問にお答えをいたします。  先ほどですね、宮古市の例もいただきました。全国ですね、三十都道府県で、百五十四自治体でこういう制度がなされているという新聞もいつも見ていますので、制度の検討はですね、常にですね、私は検討自体はいつでもするべきものだと思っておりますけれども、一貫して申し上げていますとおり、何か政策目的を持ってリフォームに助成をする。  例えば国が今エコポイント制度をしています。例えば耐震化に対して補助が出るとか。介護がある家庭に対してバリアフリーの補助をするとか。そういったものの一定程度政策目的があればですね、私はいいと思うんですけども、ただ単にリフォームをするという目的だけで助成をするというのはいかがなものかというふうに一貫して申しておるわけです。  以上で御了承賜りたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)市長、ちょっと誤解しているんでね。ただ住宅リフォームのみに着目しているということではなくて、宮古市の実例を挙げていますように、いろんな角度からやっているわけですから、そこをさらに検討していただきたいということを述べて、次に移ります。  産廃問題ですね。  既に市の住宅課は立ち入り権限を持っているから、私が指摘して、住民の皆さんから批判を受けた建物について、早速現地に行って、無届け、違反であるということが明らかになったわけですね。そういう意味からも、課長、瓦れきを持ち込んだりいろいろしてるわけですね。これ、すぐ立ち入り調査を市としても独自にするようにしたほうがいいと思うんですけど、その点の見解を端的に。 ◯議長(浜永義機君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(田中豊昭君)現在、所管が北部保健所になっておりますので、市独自での立ち入りは現在できない状況であります。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)だからできないから早期にやってほしいというふうに言っているわけです。  じゃあですね、搬入について掌握をしていると。今搬入されているものについてどういう把握をされているんですか。 ◯議長(浜永義機君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(田中豊昭君)用松議員の再質問にお答えいたします。  今、ブロックの製品といいますか、製品の壊れたもの、それとか鉄くず等が今置かれているというふうに認識しております。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)きょうも末宗県議が県議会で取り上げて、知事がですね、事前着工に該当するようなことをやっていることを非常に残念だという見解を述べておるわけですけれども、搬入されている例えばアスファルトとか、市長に写真をお渡ししましたけど、課長が私と一緒に現地を見たから目の当たりに見てわかっていると思うんですけど、こういうのは、特にアスファルトとか、これは産業廃棄物じゃないんですかね。 ◯議長(浜永義機君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(田中豊昭君)用松議員の再質問にお答えします。  現時点ではまだ産業廃棄物ではありません。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)なぜ産業廃棄物じゃないと言えるんですか。根拠は。 ◯議長(浜永義機君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(田中豊昭君)用松議員の再質問にお答えいたします。  あれを破砕してしまってですね、小さく粉々になったときに初めて産業廃棄物となるというふうに認識いたしております。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)課長、私と一緒に行って……。これは小さく区切っているやない。破砕しているでしょう。アスファルトの山、それから自動車、鉄骨。これ廃棄物じゃないんですかね。 ◯議長(浜永義機君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(田中豊昭君)現時点ではまだ破砕機が設置されていませんので、それは産業廃棄物とはならないというふうに認識しております。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)あくまでもそういう態度をとるんやったら、じゃあですね、設置、いわゆるあそこはまだそういう認定がされていない、こういう部類ですね。これが設置、保管基準違反に該当するという考えはないんですか。 ◯議長(浜永義機君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(田中豊昭君)議員のおっしゃっていることも十分認識はしているんですけども、現時点で私どもにそういう基本的な権限がないものですから、私は、今の段階ではこういうふうに答弁する以外にない状況であります。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。
    ◯八番(用松律夫君)そうしたら、市民の立場に立つんやったら、課長がそういう立場できちっと県に、物を言うというのをやってもらいたい。特にですね、県の文書にもあるように、これは廃棄物業者の取り消しに該当するんですよ。ここに書いているように。幾つかありますよ。役員が暴力団の構成員とか、あるいは禁錮五年以上云々とか全部あるんですけど、その中に特に、今該当すると思われるのが、その業務に関し不正または不誠実な行為をするおそれがあると認めるに足り得る相当の理由があるものと。この六項目に該当すると思いませんか。 ◯議長(浜永義機君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(田中豊昭君)用松議員の再質問にお答えいたします。  これまでもですね、地元でそういう業者のいろんな面も十分認識しておりますし、逆にこちらのほうも県の本課のほう、また北部保健所のほうにもですね、徹底した指導をお願いしているところであります。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)だから、この今私が読み上げた条項をもとにして、県に毅然とした態度をとれと。もしとらない場合は、産廃業者としての許可の取り消しをやれと。そのくらい言う決意はないんですか。 ◯議長(浜永義機君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(田中豊昭君)用松議員の再質問にお答えいたします。  地元のほうからもですね、そういういろんな声を私のほうもお伺いをいたしております。そういう意味からいたしますと、今まで地元の意向というものは、これまで県のほうにも強く要望してきたところであります。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)そういう決意でやると。一緒にスクラム組んで。市長、いいですか。そういう立場でやると。反対の住民の声を、法に基づいて貫いていくということはいいですかね。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)用松議員の再質問にお答えをいたします。住民の声はですね、切実な声でありますので、県当局のほうにはですね、そのとおり伝えていきたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)じゃあ、時間の配分があるので。  キリウの問題ですね。キリウの問題では、この前、現地見学会を二十七、二十八日でやられて、私も一緒に行ったんですけども、たしか一定の改善が図られているんですけれども、住民の方は、今、外についている青い集塵機、これが溶解部の集塵機だそうですけれども、これもう一基つけてほしいという要望があるんですけど、その要望を会社に伝えるお考えはありませんか。 ◯議長(浜永義機君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(田中豊昭君)御承知のとおり、これまで現地に三回ほど地元の方、それから対策委員会の方が入られました。その中でまだまだ対処するべき分はあるというふうに認識をいたしておりますから、これにつきましては、地元対策委員会のほうにですね、声も上げながら、現在すぐやれる部分については対策委員会のほうから業者のほうにも連絡をしておりますし、また市からもお願いをしているところであります。  しかし、現時点でですね、やっと今、二基目の集塵機がついたばかりで、すぐに三基目をつけろというような中身は今のところはありませんけれども、声は十分認識していますので、今後そういうことも含めてですね、また対処できる分があればキリウ大分のほうに伝えたいというふうに思っております。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)そういう決意を維持してですね、ぜひ伝えてほしいんですけど。  もう一つはですね、屋外の正面が開いた施設に、砂状の廃棄物、黒い廃棄物がたまっているんですけど、これは改善したんですかね。シートも覆ってないんですけど。 ◯議長(浜永義機君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(田中豊昭君)今すぐやれる部分と言ったのはそういう部分も含めてお願いをしております。聞くところによると、その分については対処したんじゃないかというふうにお伺いしております。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)それと答弁の中で、窓をしっかり閉めていると言うけど、さっき市長にもお見せしたんですけど、窓はあいているんですよ。何で約束を守らせないんですかね。 ◯議長(浜永義機君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(田中豊昭君)一応、対策委員会との協議の中で、その部分については窓を全部閉めてしまうと操業ができないというような中身の中で、その分については、若干あけるような中身で協議が調っているというふうに思っております。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)だから、中で働く人たちの健康、命を守るためにもね、やっぱり集塵機をつけると。それが確かに密閉、密閉だったら、どうしてもね、矛盾が出てくるんですよ。だから、集塵機をつければ両方の矛盾がかなり解決するということを申し述べて、次は塚原ですね。  塚原の問題で、三漁協の組合長から市長にですね、要望書が出されているんですけど、市長はこの要望書を受け取って、どういう認識を持たれたですか。 ◯議長(浜永義機君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(田中豊昭君)用松議員の再質問にお答えいたします。  実は私もすぐにですね、駅館川漁協の組合長のほうにお会いに行きました。組合長さんは、反対の反対ではないんだけど、駅館川の水質汚濁がやっぱり気になるということで、そういうことも伺って帰っておりますので、由布市のほうにはそういう申し出を伝えたいと思っております。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)市長、同じ答弁ですか。同じ認識でいいですか。はい。  そうしたらですね、あの地域が十一年前に当時の由布の町議会でね、全く同じ地域ですよ、同じ地域で同じように牛舎の建設が計画されて、町議会で否決されたわけですね。その点については認識を持っていますか。 ◯議長(浜永義機君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(田中豊昭君)用松議員の再質問にお答えします。  その認識は持っておりませんけども、当時、安心院町がですね、あの近くにごみ焼却場を設置しようとした近くであるということは、認識をしております。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)じゃあ、市長、あそこはですね、アユ、エノハ、ウナギ、スッポンとかそういう淡水魚の関係でも重要な漁業資源があるわけです。しかもまた山本浄水場の水源のもとになってくるわけですけれども、そういう点で、懸念される部分については、必要な場合、由布市長、あるいは県のほうに働きかけるという決意はお持ちですか。どうですか、市長。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)用松議員の再質問にお答えをいたします。  先ほどですね、市民生活部長がお答えしたとおりですね、駅館川漁業組合からの要請につきましてはですね、由布市のほうに伝えておりますし、その上でですね、生活環境保全上の見地から、必要があればきちんと言うべきことは言いたいというふうに思っております。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)じゃあ、教育の問題になります。  一つはね、八幡小学校。三浦議員も取り上げて、ベランダの剥離はどっちがゆらんだかというようなことをおっしゃっていましたけど、私が指摘して、三月以降、八幡小学校のどことどこをよくしたんですかね。あと残りはどこどこですか。 ◯議長(浜永義機君)教育次長。 ◯教育次長兼管理課長(豊岡正晴君)教育次長の豊岡です。  八番 用松議員の再質問にお答えいたします。  八幡小学校の校舎の外壁の補修ということをやっております。それから、三浦議員の御指摘がありましたベランダの件でありますが、これは早急に対応しなければならないので、早急に対応するように今手続をとっているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)本当に命にかかわる問題なんで急いでほしいということと、再度強調して、雨漏り対策ですね、十校雨漏りがあったと。今度いただいた資料では、今、糸口と、高家と、佐田と駅川中学校がまだ雨漏りがしていると。これ事実ですか。 ◯議長(浜永義機君)教育次長。 ◯教育次長兼管理課長(豊岡正晴君)お答え申し上げます。  今の指摘のところ、まだ確認はできておりませんが、早急に確認をして調査したいと思っております。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)じゃ、もう梅雨に入ったわけですけども、末期は集中豪雨が心配されるんですけども、梅雨末期までには終わるという決意ですか。 ◯議長(浜永義機君)教育次長。 ◯教育次長兼管理課長(豊岡正晴君)お答え申し上げます。  梅雨を越さない程度で、早急に雨漏り対策には万全を期すということでございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)それでは、北部中が、県下で調べたらですね、唯一、体育館の床がコンクリートだということが判明したわけですけれども、児童の方々はですね、糸口小学校に行って、クラブをやったり、バレーとか体育なんかやっているというふうに聞いたんですけども、最初は張りかえが有効だというようなことを課長が言っていたんですけど、若干後退したような内容になっているんですけど、いつまでに体育館の床は改修するんですかね。 ◯議長(浜永義機君)教育次長。 ◯教育次長兼管理課長(豊岡正晴君)お答え申し上げます。  北部中学校の体育館についてもそう遠くない時期に耐震化をしなければならない時期に来ておりますので、施設整備計画の中で対応していくというふうな方針でございます。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)そう遠くないという、そんな悠長なこと言っていられないんで……。  じゃあ、体育館でバレーボールをやって、膝を傷めたり、特に宇佐市は脳脊髄減少症で学校の事故が起きているわけですから、そう遠くない将来とか、そういうこと言わなくて、例えばね、遅くとも九月、運動会があそこあったかどうか知りませんけれども、九月までに終わるという決意はないんですか。夏休みを利用して。 ◯議長(浜永義機君)教育次長。 ◯教育次長兼管理課長(豊岡正晴君)お答え申し上げます。  注意をしてですね、体育等の授業は現在やられておりますので、二重投資になってもいけませんので、先ほど申しましたとおり、施設整備の中で対応していくという方針でございます。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)全然生徒の気持ちがわからないですね。施設整備の中で、はっきり決意としてはいつまでですか。 ◯議長(浜永義機君)教育次長。 ◯教育次長兼管理課長(豊岡正晴君)お答え申し上げます。  平成二十六年度までに二十三施設ぐらいなところの施設整備を考えておりますので、当然その中に入ってこようかと思います。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)次長、そんな答弁は認められませんよ。二十六年の。もう一回答弁し直してください。市長、それでいいんですかね。二十六年まで、床張り体育館のままやるんですか。ちょっと市長、答弁を。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)用松議員の再質問にお答えいたします。  今、宇佐市内のですね、小・中学校は一応耐震化を全部したわけですよね、Is値が悪いのがかなりあったということでですね、かなりあるわけです。十一棟あります。それを今度はどういう順位で、どういうふうにやるかということで、計画を組んでいただこうと。教育委員会のほうで今それをですね、していただこうということになっています。そこで基本的な考え方がきちんとまとまれば、それに沿って予算要求がございますので、その分はなるたけ尊重していきたいというふうに考えているところであります。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)特に市長、号令をかけてですね、最高責任者で、市民の命、健康を守る責任があるわけですから、その立場で強く求めて、次に移ります。  国保証の取り上げなんですけども、資格証で今二百八人の方が資格証になっていると。このうち資力があって払わないのは何人ですか。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(弘山直澄君)健康課長の弘山でございます。  再質問にお答えをいたします。  資力があって払えない方ということについては、今はっきり調査をしておりません。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)全く市民の苦しみがわからないですね、課長。滞納しているということは、やむなく滞納している人が圧倒的と思うんですよ。だから、一人一人面接をして、なぜ滞納になっているんですかということを聞いてですね、もちろん一定の収入があって納める方は納めてもらうと。そうでない方は分納とか、猶予とかいろいろするわけですけども、じゃあ、この非課税世帯も七十四世帯入っているわけですけど、この七十四世帯のうち、均等割のみの世帯は何世帯ですか。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(弘山直澄君)お答えいたします。
     均等割世帯のみということがちょっとよくわかりません。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)後で教えます。  三月四日にですね、参議院で長妻厚生労働大臣は我が党の小池 晃議員の質問に対してですね、払えるのに払わないと証明できた場合以外、以外ですよ。以外は資格証を出さないようにということを言っているわけですね。今言ったように所得二百万以下と。いわゆるワーキングプアといわれる方の低所得者の保険証の取り上げは、長妻厚労相の答弁どおり、今後しないということをお約束できますか。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(弘山直澄君)お答えいたします。  法にのっとって実施したいと思います。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)法にのっとってなんて、そんな抽象的なことではなくて、私が言っているでしょう。低所得者に対しては、保険証を取り上げないということを明言できますかと言っているんですよ。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(弘山直澄君)お答えいたします。  それぞれ納税相談を行っておりますので、納税相談の状況によって発行する方もいらっしゃると思います。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)市長にはいつも答弁していただいているんですけど、市長、低所得者は、長妻厚労相が言うように、今後は取り上げるのを慎重にやっていくというお考えはありませんか。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)用松議員の再質問にお答えいたします。  低所得者のですね、国保険証の問題ですけども、長妻厚生労働大臣がですね、そういう答弁したというのは、今初めて聞きました。もしそうされるんであれば、制度改正されてですね、また通知があるんじゃないかと思います。  現時点ではですね、国保の場合は、基本的にはですね、全国一律で制度設計がなされていますので、とりあえず今は法に基づいて処理をしたいと。もしそういう通知がきちんとあれば、またそれはそれでですね、その趣旨に沿って対処してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)そうしたら今、とりあえず直面しているこの二百八件。この方々の実情をつぶさにつかんで、本当に困窮しているというふうに判断された場合は、保険証を発行するということは、市長、お約束できませんか。どっちでもいいです。同じ答弁なら。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(弘山直澄君)お答えいたします。  また納税相談によって実施したいと思います。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)私が言っているのは、二百八人の方に直接、親身になってお話をして、本当に困窮している場合は、資格証じゃなくて正規の保険証を発行する、そういう取り組みをする気があるかないかを聞いているんです。あるんですか、ないんですか。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(弘山直澄君)お答えいたします。  親身になって取り組みをしたいというふうに思いますが、私ども健康課の職員については調査権がございませんので、税務課のほうの納税相談による以外に方法がございません。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)じゃあ、縦割り行政じゃなくて、横の連絡をとってですね、市長がいつもおっしゃっているように、血の通った市政、市民がお客さんだということでやってほしいということを述べて、次に移ります。  これも関連があるんで……。要するに、資格証を発行していることによって受診抑制が起こると。受診抑制が起こって、治療のおくれが生じて、重病化すると。そしてまたそれが医療費の高騰にひっかかる。そしてまたそれが保険税と。悪循環の繰り返しなんですよ。資格証による受診者は、ことしの一月から五月までですね、わずか、二百八人のうち五人しか病院に行かれていないんですよ。一たん全額払わなければならないからですね。正規の保険者は、五万九千八百四十七件受診しているんです。実に、百五十五倍なんですよ。逆に言えば百五十五分の一と。これが今の受診抑制の実態と思うんで、もう重ねてなりますから、そういう資格証の発行がいかに諸悪の根源になっているかということを認識をして、改善を求めたいと思います。  次に、道路についてですね。  松崎の道路については、二つ、市長、地元ですから御存じと思うんですけど、市道があるわけです。そのうちの一つの市道ですから、文字どおり幹線道路なんですね。前課長は、何とか今年度じゅうということを約束をしてですね、そして住民の方にもそういうことを言っているわけですけれども、そういう住民の期待を裏切らないような対策をどうとる考えですか。 ◯議長(浜永義機君)土木課長。 ◯土木課長(橋本精治君)土木課長の橋本です。  質問にお答えいたします。  前課長が約束していたかどうかは、ちょっと私はわからないんですけど、松崎地区、今、財政的に限られた予算でございますので、やっぱり地域性がありますので、同じ地区に二カ所とかいうのは、ちょっと今の段階では困難じゃないかなと思っております。  道路の状況は悪いのは認識しておりますけど、多数の要望もありますので、そこのところをちょっと御理解お願いしたいと思います。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)結局、道路もですね、一石二鳥で、工事を発注すれば地元業者も潤うと、地域環境もよくなるということで、県がですね、去年とことしで十二億の予算を組んで、県道については、拡幅ではなくて、のり面とかあるいは側溝とか、そういうことで改修事業を進めているわけですね。宇佐市も、市道に関しては、拡幅は当面困難やけども、修復、改修、整備ですね、そういう点について予算を、今度、六月ですから、九月議会で組んでですね、松崎に限らず、どこもいっぱい、要望が切実なんで、ここに資料をいただいているようにね。相当な箇所、残っているんですよ。だから市長、県のように、そういう、県道であれば十二億ですけど、市道でも一定の予算を組んで九月議会で対応するというお考え、市長、ありませんか。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)用松議員の再質問にお答えいたします。  既に私は就任以来ですね、昨年はプラスで一億、ことしも三月補正のきめ細かな対応の予算で一億二千万措置をしておりますので、そのまず進捗を図ってまいりたいと考えています。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)確かに市内を歩くとですね、ずっと長期にわたって悪いところがね、よくなっていると。そういうのは本当に、目の当たりに感じて、実感はするんですけども、さらに予算の増額を求めて、次に移りたいと思います。  税金の問題ですね。  この五年間で、本税を一括納入したりしてですね、延滞金を減額した件数と金額、また免除した件数と金額を年度ごとに答弁してください。 ◯議長(浜永義機君)税務課長。 ◯税務課長(石田純治君)税務課長の石田です。  再質問にお答えします。  過去五年間の本税を全額納めて免除した金額、それと減額した金額。平成二十一年度が、本税がですね、六百六十万三千七百八十八円、免除した金額が百九十万三千八百円です。二十年度が一千八百七十三万七千三十八円、免除した延滞金額は八百五十二万九百円です。十九年度が、本税が二千四百八十八万九千七百二十円で、延滞金の免除が一千百五十五万六千七百円です。十八年度が、本税が二千百三十三万五千二百八十円、免除した延滞金額は一千二百四十二万三千三百二十円。十七年度が、本税が八百四十八万七千六百円に対して、延滞金の免除額は三百七十万五千九百円です。  そして、減額した金額ですけども、二十一年度が、本税が百十七万八千九百八十円に対して、減額した延滞金が二十六万四千五百八十円。二十年度が、本税が百八十万三百円です。延滞の減額額が六十九万五千四百五十円。十九年度が、本税が百六十万五百円です。延滞金の減額額が十一万三千百円。十八年度は、本税が二百九十万円、延滞金の減額は四十五万九千円。十七年度が、本税が四百六十九万八千四百円、延滞金の減額額が二百三十四万九千八百円です。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)今読み上げられたように、総額で四千百九十九万二千五百五十円、延滞金を免除しているんですよね。私も一昨年、総務省に直接出かけていってですね、担当官にお会いをして、十四・六%はサラ金並みじゃないかと、市民が、自治体から金を借ってるわけじゃないのに、何でそんなに高い利息を払わなならんのかということを問い詰めたんですけど、確かに、担当官も高いという認識は共有できたんですけども。  今まさに、ますます家計がですね、困難になっている中で、ある方はですね、親戚から借りて、本税を一括して納入したにもかかわらずですね、延滞金についてですね、納入誓約書を掲げて、いついつまでにどうして払いますと、もしこれが履行できないときは、差し押さえも含む滞納処分をしますという誓約書を書かせたんです。  こういう市は、県下でもほとんどないんですよ。口頭ではね、残りの延滞金をあんた払ってくれませんかと言うことは言うんですけど、誓約書まで書かせて、しかも差し押さえを認めさせてね、半ば脅迫するような文書は撤回してもらいたいんですけど、課長、答弁を。 ◯議長(浜永義機君)税務課長。 ◯税務課長(石田純治君)お答えします。  誓約書の件ですけれども、本人にある程度、あと幾ら残っているかということを認識していただく意味でも、この誓約書は大事だと思っております。撤回については、あくまでも御本人に幾ら残っているかという確認の意味での誓約書ですので、あと、脅迫的なとかですね、そういうことにとられるかもわかりませんけども、そういうことで決してありませんので、御理解をお願いしたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)じゃ、課長の言うようなことやったらね、残額確認書ぐらいでいいんでしょう。あなたの延滞金はね、これだけ残ってますよと。残額確認書ぐらいでいいのに、なぜ、履行できないときは、滞納処分をすることも認めますと、そういう文言を入れているんでしょう。その文言を消すと、今後。その約束、できますか。  まず、残額確認書ぐらいは、それは場合によってはいいですよ。払える人はね。払えない人は、もう、ここに今四千九百万も免除しているわけですから。延滞金は、基本的に払わないと、免除と。払える人は、残額確認だけにすると、そういう、差し押さえを含むようなね、滞納処分をしてもいいですよという、印鑑まで押させるのはやめさせる。それ、約束できますか。 ◯議長(浜永義機君)税務課長。 ◯税務課長(石田純治君)お答えします。  約束は、大変申しわけありませんけど、できません。  残額確認書なるものに変えるかどうかですね。現在使っている誓約書の様式が、税法上の書式として問題があるかどうか、まずその辺を調べた上で対応したいと思います。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)国税庁にも聞いたんですけどね、そういう延滞金についてね、差し押さえを含む、また税と延滞金はちょっと性格が違うちゅうのは理解した上で言うんですけどね、そこまでやるのは行き過ぎだと言っているわけですけども、少なくとも、さっきから何遍も言うように、文言の中、ここに文書がある。課長、一回渡したですね。文書がありますように、履行できない場合は云々と。その分だけは、削除は検討できないんですか。 ◯議長(浜永義機君)税務課長。 ◯税務課長(石田純治君)お答えします。  検討できないですかということなんですけども、私たちも研修等で、様式等についてはこういう様式でという勉強をしておりますので、それなりに、この様式でいいかどうかというのを協議をした上で対応していきたいと思います。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)課長、だけど、ほかの市でね、研修を受けたって全く同じじゃないですよ。ああいうところも入っていないところもあるんですよ。知っていますか。 ◯議長(浜永義機君)税務課長。 ◯税務課長(石田純治君)その辺は、承知しておりません。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)じゃ、部長ね、課長だけじゃなかなか返事できないんですけども、残高確認書ぐらいにして、払えない人は、さっきの免除すると。ある程度払える人は、残高はこのくらいありますよちゅうぐらいの、そういうふうに様式を変えるという、部長、そういう意見はありませんか。考え。 ◯議長(浜永義機君)市民生活部長。 ◯市民生活部長兼市民課長(大森 博君)用松議員の再質問にお答えいたします。  課長のほうからもありましたけれど、その旨につきましては、課内で十分協議した上で、今後の対応を決めていきたいと思います。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)じゃあ、協議するということですから、ぜひ前向きにね。後ろ向きに協議したって意味がありませんので、前向きに協議をお願いして……。  最後になろうかと思うんですけども、ある方がですね、事実上、婚姻関係が破綻をしている、十六年にわたって別居状態が続いて、暴力を振るわれるんで、なかなか離婚届もできないというような事情があってですね、市営住宅の入居を申し込んだんですけども、紙のほうが大事だということで、今のところ、最初の答弁でもね、できませんということですけども、裁判の判例によるとですね、事実婚であれば、戸籍上はですね、婚姻関係にあっても、事実がどうなっているかということを証明できれば、例えば年金の問題でもそうですけども、法的な保護ができると。  例えば、事実婚であることを証明するためには、住民票が今、内縁関係にある人と一緒で、事実上の夫になる人とは別だと、そういう住民票があるかどうかとか、民生委員や大家などの証明があれば、認める。こういう裁判の判決が出ているんですけれども、今後ですね、血の通った市政という立場から、事実に基づいて判断をすると、そういうふうに改善を行う考えはありませんか。 ◯議長(浜永義機君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(今仁丈夫君)建築住宅課長の今仁です。  用松議員の再質問にお答えいたします。  一応、市営住宅の入居条件といたしまして、所得関係がございます。今、用松議員の言われた方においては、所得の確認が困難でございますので、入居はできません。  以上でございます。
    ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)あんまり固有名詞を出すつもりはないんですけども、Aさんはね、課長にもちゃんと言ったじゃないですか。その方の戸籍上の配偶者は生活保護を受けている。だから、そういうこともちゃんと言っているのに、何でそんなとんちんかんな答弁をするんですか。 ◯議長(浜永義機君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(今仁丈夫君)お答えいたします。  生活保護を受けておられるといってもですね、市営住宅においては、所得の把握と、夫婦であれば同居は最前提でございます。  また、先ほど議員がおっしゃられたDV関係であれば、婦人相談所の証明等が取れるはずでございますので、公的機関の証明が出されれば、入居は可能かと思います。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)じゃあ、紙の上で、婚姻関係があっても、DVだというふうに認められれば入居できるということですね。 ◯議長(浜永義機君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(今仁丈夫君)あくまでも婦人相談所の証明書が必要でございます。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)ただね、ある方の場合は、離婚の調停を仮に申し立てたとしたならば、今はもちろんずっと十余年以上別居しているわけですから、日常的にDVを受けているちゅうことはないんですけども、裁判所にですね、それを申し出れば、押しかけてきて、暴力を受けると。そういう可能性が高いという人の場合は、どうなるんですか。 ◯議長(浜永義機君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(今仁丈夫君)お答えいたします。  そういった場合は、まず、婦人相談所に御相談なされたらいかがかと思います。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)八番 用松律夫君。 ◯八番(用松律夫君)いや、そうじゃないんですよ。  私が言っているのは、さっきから何遍も言うように、事実上、婚姻関係が破綻して、別居を続けている事態が長くて、そして、やむを得ない事情で離婚届が受理されない、あるいは調停の申し立てができない。そういう場合も含めて、今後ですね、一人の人に限らずですね、かなりの件数が起きてくると思うんですよ。そういう場合のきちっとしたマニュアルをね、対応策をつくっておく必要があると思うんで、再度、個々のケースに基づいて、事実に基づいて判断をするという答弁はできないんですか。 ◯議長(浜永義機君)時間です。  ただいま一般質問の途中ではございますが、ここで暫時休憩をいたします。  なお、再開は十四時二十五分といたします。                   休憩 午後二時十六分                 ──────────────                   再開 午後二時二十七分 ◯議長(浜永義機君)休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  十八番 衛藤博幸君。 ◯十八番(衛藤博幸君)十八番の衛藤博幸でございます。午後になりまして、昨夜の疲れが少し出始めたんではないかなと思いますけど、いましばらく、おつき合いをお願いを申し上げたいと思います。  通告に従いまして、二項について質問をいたします。  まず一項の、学校給食についてであります。  昨年度、社団法人全国学校栄養士会が、八千九百人の学校栄養職員を対象に行った調査によると、単独校の七〇%、共同調理校の六五%がアレルギー対応をしているとの結果が出されています。主な原因食、牛乳、卵、そばの順に多く、牛乳、卵については、一万人以上の学校栄養職員が回答をしていると。そのほかでは、魚介類が多く、エビ、サバ、カニ、イカなどが挙げられています。原因食に対する対処法としては、除去法、代替食、特別食とありますが、除去する方法というのが五割以上占めているものの、徐々に代替食対応が増加傾向にあるとの報告もあります。  アレルギーを持つ子供にとって、生命にもかかわる問題であり、宇佐市の現状を問うものであります。  食物アレルギー児童の対応は、どのように行われているのか。  二、調査、実態把握はどのように行われているか。  三、対象児童の数。一応、関連してこの三点であります。  そして、四番目に地産地消、いわゆる食育についてですね。生きていくための基本である食について、正しく理解していくために、大変重要な位置づけをされている食育について、現在の取り組み、実施状況についてをお尋ねをいたします。  五番目、先日五月十一日、十三日に異物混入の報道がありましたが、安全管理体制というのは十分に行われているのか、この点についてお尋ねをいたします。  それから二項目であります、休日の当番医についてでありますが、休日当番医のローテーションについて、両院、そして旧市ですね、偏らないような配置はできないか。特に旧町の住民にとって、切実な問題として多くの意見を聞いておるわけであります。この点について何らかの対応策はないのか。また、現状、どのような形で医師会のほうにお願いをしているのか。この点について質問をいたしたいと思います。  以上、御答弁をお願い申し上げたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)それでは、衛藤議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長、是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。  十八番 衛藤議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、休日当番医についての一点目、医師会に対するお願いと、二点目、問題点ですが、関連がございますので一括して答弁をいたします。  当番医制度は、この事業を委託しております宇佐市医師会の会員である医療機関開設者が休日の医療業務を行うものでありまして、現在、四十医療機関が交代で診療を行っております。  平成十九年の五月までは、両院地域で一医療機関、旧宇佐地域で二医療機関の、計三医療機関が当番医として診療を行っておりましたが、翌六月から二医療機関での対応になりました。これは、お聞きしますと、安心院、院内地域の医師会員から、一カ月少しで一回は必ず当番が回ってくるということで、休みがとれないという御意見が出たために、二医療機関になったということです。しかしながら、医師会にお願いをし、協議をした結果、同年十一月からは、市全体で三医療機関に戻りました。ただし、市全体を三等分してローテーションを組みまして、両院地域で開設がない場合は、両院地域に近い旧宇佐地域の医療機関を組み合わせるという方法をとるようにいたしました。  次に、二点目の問題点としましては、やはり医師の負担、診療科目の偏りがございます。大分県が策定する地域医療再生計画やへき地保健医療計画に基づいて医師の確保を図るなど、地域医療の充実に努めてまいりたいと考えているところであります。  以上で私からの答弁は終わりますが、その他の質問につきましては教育長のほうから答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(浜永義機君)次に、一項目めの学校給食についてを、教育長 岡本省司君。 ◯教育長(岡本省司君)十八番 衛藤議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、一点目の、アレルギー児童の対応はどのように行われているかについてですが、卵、牛乳、そば等については、アレルギー物質を含む原材料とされています。対応としましては、牛乳のみ除去食として対応しております。その他の食品につきましては、保護者や児童・生徒に適切に対応できるよう、献立表に食品名や二次加工品の配食表を明記して配付しております。  二点目の調査、実態把握はどのように行われているかについてですが、平成二十一年度に、全児童・生徒の調査を実施。その後、入学、転校等で変更があればセンターに報告を依頼して、人数の把握をしております。  三点目の対象児童の数についてですが、牛乳の除食が十名、その他それぞれの学校で対応しているが六十六名となっております。  四点目の地産地消についてですが、食の安全性を求めて学校給食での地産地消が進められ、地場産物を消費することにより自給率向上につながっています。  宇佐・南部給食センターにおいても、食の安全を心がけ、JA・地元生産団体・業者を通じて、周年により出荷できるもの、旬のものなど地元産を納入するように依頼しております。特に月一回のふるさと給食の日では、地元食材を使った献立の実施をしております。  次に、食育教育についてですが、食に関する知識や習慣を身につけるため、栄養教諭による食育の指導が行われています。具体的には、食や健康に関する指導、地域の生産者や保護者に協力を求め、親子料理教室や農業体験学習を行い、学校における食育の推進を図っております。  五点目の安全管理は十分かについてですが、今回の異物混入の件で、児童・生徒並びに保護者を初めとした多くの市民の皆様に不安を与えてしまいましたことを真摯に受けとめ、深く反省するとともに、関係者の皆様に心からおわびを申し上げます。  今後につきましては、衛生管理マニュアルの徹底、調理場の設備や器具について、使用前、使用後の目視点検を強化徹底し、定期的な業者点検を行い、安全の確保に細心の注意を払ってまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十八番 衛藤博幸君。 ◯十八番(衛藤博幸君)それじゃ、再質問を行いたいと思います。  最初の学校給食のアレルギーの質問でありますが、一、二、三、前後してまいりますけど、一括で尋ねていきたいと思います。  まず、アレルギー。今、大変、アレルギーアレルギーと申しましても、分類的には四つの形態があるというふうに言われていますが、体に入ってくる異物から身を守ろうとするこの働きですね。この異物そのものを、抗原と呼ぶそうですが、これに対して、対抗してつくられる物質、いわゆる抗体ですね。抗体は、抗原を撃退後も体内に残り、その後また同じ異物が来たときに反応するということで、これがいいほうに反応していけば、いわゆる免疫という形になるそうであります。これがいわゆるアレルギーの人は、同じ症状を逆に繰り返していくというようなことではないかなと思います。  非常に、段階もいろいろあって、これは大きくですね、好き嫌いではないということをまず認識しておかなければならない部分だと思います。ニンジンが嫌いだから、何とかして食べるようにしましょうとか、ジュースにして飲ませましょうとか、こういうものと全然違う、このアレルギーというのはですね、本当に、アナフィラキシーというんですかね。何とかショックというのを起こせば本当に生命にかかわるというような、実際アレルギーを患っている人は、本当に申し上げようのない厳しさがあるんではないかなと思います。  宇佐市の現状を今回答をしていただきましたが、まず、調査を行って、二十一年度の調査というのを、これ、二十一年度に初めて行ったんですかね。ずっと継続的の分の中で二十一年度に行ったんですか。この点、先に。 ◯議長(浜永義機君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(西口幸晴君)学校給食課長の西口です。  衛藤議員の再質問にお答えします。  これ、南部のことで回答が主なんですが、南部については、二十一年度からです。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十八番 衛藤博幸君。 ◯十八番(衛藤博幸君)それでは、旧市については、以前からやっていたということですか。 ◯議長(浜永義機君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(西口幸晴君)お答えします。  旧市については、何年か前かはちょっと覚えてないんですけど、献立委員会ちゅうのが、養護教諭と栄養士の間で、センターも含めてなんですが、そのときに、学校で行われます保健調査ですか、それに基づきまして、今現在でも対象児童を名前を挙げてもらっております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十八番 衛藤博幸君。 ◯十八番(衛藤博幸君)本格的にですね、こういった危機感を持った調査を今までやってこなかったというのが実態じゃないかと思います。  二十一年度調査して、その後ですね、二十二年度の調査というのは、どういう形で行っていくんですか。 ◯議長(浜永義機君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(西口幸晴君)お答えします。  旧市においては、同じ調査で、先般の献立委員会の中で各学校の対象者を挙げてもらっております。  南部につきましては、転出入で人数の把握をしていると聞いております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十八番 衛藤博幸君。 ◯十八番(衛藤博幸君)どうして旧市と南部がね、南部が新しくセンターができてからの対応というのは、それはその時点でわかるんですけど、今またこの時点で、そういったこの重要なね、調査項目についての調査の差がある、全然別の角度でね、調査しているということはどういうことなんですかね。 ◯議長(浜永義機君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(西口幸晴君)お答えします。  同じように歩調を合わせて、またいきたいと思います。二十二年度についても、運営委員会前ぐらいの献立委員会を設けたときに、旧市と同じような調査を行いまして、歩調を合わせていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十八番 衛藤博幸君。 ◯十八番(衛藤博幸君)それじゃ、二十一年度の調査結果によればですね、牛乳の関係が十名と。そしてあと、その他が六十六名という調査結果が出ていますが、この六十六名という人の内容というのは、どうなんです。内容把握をしているんですか。 ◯議長(浜永義機君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(西口幸晴君)お答えします。  内容は、しています。それで、済みません、十名ちゅうのは、これ、宇佐の分が入って、南部センターについては三名であります。宇佐が七名です。  六十六名につきましては、一名が二品目ほど、ちょっと特定原材料ですかね。ピーナツとかがある分で、ピーナツと卵ですか、だから、ちょっと重度であるちゅう子が一名いて、あと六十五名については、軽度のアレルギーちゅうことを聞いております。 ◯議長(浜永義機君)十八番 衛藤博幸君。
    ◯十八番(衛藤博幸君)どういうアレルギーがね、本当にあるかわからない状況の中で、もし間違ってそういうね、食物を食べて、これは大変なことになるんじゃないかなと思いますが、少しですね、これはよその学校の、先進の学校ではですね、やはり、こういった検討委員会、対応の検討委員会というのを立ち上げて、きちっとやはり、調査でも、医師の診断書等がついた、そういうものをきちっと提示してですね、それに基づいて対応していると、それだけ重要なことだというふうに認識しているんですが、今後、そういった方向というのは考えられるんですか。検討委員会、あるいはそういった正式な診断書等の提示。 ◯議長(浜永義機君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(西口幸晴君)お答えします。  牛乳の除食については、今でも診断書で判断させていただいております。あとの普通の、要するに副食の中に入る特定原材料ですか、それについては診断書をとっておりません。あくまでも保護者から保健調査した中の判断でございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十八番 衛藤博幸君。 ◯十八番(衛藤博幸君)調査の件はですね、ぜひ、これは全市統一してね、きちっとこれは統一した一つのマニュアルの中で調査をする必要があると思うんです。ぜひ、そういうふうに改善してほしいと思います。  それから、現在の対応でありますが、献立の内容を保護者の方にお知らせして、保護者の判断、あるいは直接食する児童の判断によって除去するという対応を今やっているんですね。 ◯議長(浜永義機君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(西口幸晴君)お答えします。  メニュー表とですね、例えば二次加工品であれば、その中の成分等を知らせたのを、対象になる子供たちに、その成分表と、まあ、メニューは全児童・生徒に渡すわけなんですが、それを渡して、そこで周知しているところでございます。 ◯議長(浜永義機君)十八番 衛藤博幸君。 ◯十八番(衛藤博幸君)今、そういう答弁がありましたが、現実的には、学校として対応するということは、ないわけですね。先生がどう対応するという。 ◯議長(浜永義機君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(西口幸晴君)お答えします。  あくまでも、先生の判断のもとで行っております。 ◯議長(浜永義機君)十八番 衛藤博幸君。 ◯十八番(衛藤博幸君)まだね、それぞれの学校でそれじゃ判断していると。統一した基準のもとに現在行っている配慮というのをやっているんではなくて、それぞれの学校学校で判断をしていると、こういうことでいいですか。 ◯議長(浜永義機君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(西口幸晴君)それぞれの学校で判断しております。 ◯議長(浜永義機君)十八番 衛藤博幸君。 ◯十八番(衛藤博幸君)そうなるとですね、学校現場の考え方でですね、そこにそれぞれの学校に対する、学校の中での温度差というのがかなり考えられるわけですね。  私たちは、今度、南部給食センターができてですね、また、宇佐市はもともとセンターできちっとやっておられて、その中で、そういったものがきちっとなされていくというふうに考えていたんですけど、特に、排除式じゃなくて、やはり、別メニューぐらいなね、せっかく新しく取り組む給食の中で、こういうものが全然検討されないというのはね、どういう認識なのか。そういうふうに思っているけど、長期的な計画はあるのかですね。そういった面について、今後の対応。 ◯議長(浜永義機君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(西口幸晴君)お答えします。  南部につきましては、それ、対応できる簡単な調理器はあることは聞いております。  今の段階では、一人ちょっと重症な子がおるわけなんですが、それはピーナツのアレルギーと聞いております。メニューから今ピーナツ自体を外していることを聞いております。  今後また、そういうのがあればですね、簡単な調理器具があるんで、人員等とか、調理の現場等を踏まえまして、前向きな対応をしていきたいと思っております。  宇佐については、設備がない。また、人的なことも必要じゃないかなと思っておりますんで、それは長期的にまた考えていきたいと思っております。 ◯議長(浜永義機君)十八番 衛藤博幸君。 ◯十八番(衛藤博幸君)施設がないというのはですね、信じられないんですけど、これはね、対応するね、そういうあれになれば、これは大変、毎回別に扱わなければならないという中で大変と思いますけど、こういうのはですね、早急にやっぱり取り組んでいかなければ、同じ給食費を払って、例えば牛乳を除去する、その場合、給食費は安くなるんですか、どうなんですか。そういった面。 ◯議長(浜永義機君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(西口幸晴君)お答えします。  主食につきましては数がわかりますんで、牛乳の除食は還付となっております。 ◯議長(浜永義機君)十八番 衛藤博幸君。 ◯十八番(衛藤博幸君)それは還付しているということで……。やはり全員給食を目指して、これに取り組んでいるわけですから、ぜひ、そういう、好き好みじゃありませんからね。そういう中で、こんなに六十名もおるということになると、この対応というのをやはり放置できないと思います。ぜひ、これは前向きに取り組んでほしいと思うんですけど。  南部については、施設も、じゃあ今の施設で対応できるという状況ですよね。そうあれば、なおさら早急にやるべきだと思います。  それから、この地産地消ですね。それから食育というのも、またこれも連動してくるんですけど、やはり地産地消、食育という、今、こういう書き方で私がこう入れたんですけど、本来、食育のね、教育を主体にどう取り組んでいるのかなというのがね、本来質問のメーンであります。  今の学校現場で、食育教育というと、地産地消に取り組んでいますという回答がすぐ返ってきていたんですね。何かね、地産地消、地元の食材を出して提供すれば、食育をやっているというふうなね、それでもう何か帳面が消えたような錯覚を起こしているところがあるんじゃないかなと。  食育の一番根本のね、大事なところをどういうふうに子供たちに教えていくのか。食育そのものは、子供たちだけの問題じゃなくて、今、全体の中で、宇佐市の食育推進計画も立てておりますけど、特にですね、やはり学校現場での、子供たちに対する食育の重要さというのはね、すごく私は認識していかなければ、大人の啓発問題、そんな問題じゃないと思うんです。  この点について、今、現状をですね、もう少し詳しく教えてください。学校での取り組みを。 ◯議長(浜永義機君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)学校教育課長の渡邉です。  衛藤議員の再質問にお答えいたします。  宇佐市の食育推進計画にもございますように、まずは、早寝、早起き、朝御飯、生活習慣のリズムをつけていくというのが、一番ベースになっている部分があると思います。さらに、これまででありますと、教科とか、特別活動の中で、食に関する知識の学習、それから農業体験などを行っております。農業体験をいたしまして、自分たちがつくったものを調理をして食べていくとかいう部分も、これまで、先ほど言いました教科とか、特別活動あるいは総合的な学習の時間の中で、学習を多くの学校がしております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十八番 衛藤博幸君。 ◯十八番(衛藤博幸君)それはどうなんですかね。それぞれの学校現場の先生が選んだ項目によって指導していくということなんですか。この点については。 ◯議長(浜永義機君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)お答えいたします。  これまでは、昨年度までは、それぞれの学校で独自に取り組んでまいりましたけれども、本年度につきましては、食に関する年間指導計画というのを作成をしてもらうようにしています。つまり、教育課程の中で、具体的に勉強する中身についてきちんと計画を立てて出してくださいというふうな指導をしてまいりました。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十八番 衛藤博幸君。 ◯十八番(衛藤博幸君)まさにそのとおりだと思うんですよね。それをやはりやらないとですね。学年ごとでもね、とにかく食育の項目がたくさんありますよね。地産地消、とにかく地域の食材を知るちゅうことも大事だろうし、体験することも大事、まだまだ大切な食と栄養のバランスの問題、そうした体の問題。  そういうものをですね、何か、小学校で、例えば米づくりをしました、それから終わりましたでね、終わっているんじゃないかなというのが、非常に目立つわけですね。それで、ここで、きちっと学年ごとの計画を立てて、この項目が、目指す十項目をね、必ず学んでいくというような、全体の市としての項目を掲げてですね、学校で取り組んでいかないと、そのときそのときの現場の先生が思いつきでやっていく、そういうようなね、形では、本当にこれは推進がなされないと思うんです。  そこまで、今回、計画は、今の中で、学年ごとですかね、今、指導計画と。もう少しそこを。 ◯議長(浜永義機君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)お答えいたします。  発達段階に応じて、それぞれの学年によって、学ぶ項目というのは当然違ってまいりますので、六年間を通した食の食育に関する年間指導計画を作成をするように指導しております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十八番 衛藤博幸君。 ◯十八番(衛藤博幸君)ぜひですね、そういう一つの計画に基づいてやってほしいと思います。  それから、今度、新しく南部ができましたけど、あの中、あれを建設するときにも議論があったんですが、センターを使っての教育ができるんだと。そして今、教室が併設がたまたまあるから、そういったものにも使えるというふうに我々は認識をしておったんですけど、そういう実績はあるんですか。 ◯議長(浜永義機君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)衛藤議員の質問にお答えいたします。  センターを使っての研修の実績について、私は今把握しておりません。今、指摘されましたようなことをもとにまた、各学校につきましては、センターを使っての研修も可ですよということを伝えていきながら、そういう場を設定をしていきたいと思います。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十八番 衛藤博幸君。 ◯十八番(衛藤博幸君)これはですね、やはり市のほうがね、そういう方向性を示して、センターに栄養士がおるわけですからね、そういった先生を使って、各学校、順番でもね、その中で勉強していく。当然やらなければならないことじゃないかなと思うんですけどね。  そういうことで、せっかく立派な施設があって、生かされていない。そして、本当にね、子供たちにも一番大事なことはね、今、宇佐市の子供たちはね、農業体験じゃないですよ。稲づくりをね、させて終わりましたじゃ、これをね、食育の柱にされてはね、困りますよ。本当にね。もうちょっと大事な、今、子供たちが、朝御飯も食べない、そして偏食、ファストフード、いろんな中で、キレる。いろんな食がつながった子供、青少年の育成に、すべて食が絡んでいるわけですよ。  だからね、そういった基本をきちっと、学ぶ場がなければね、またそういう施設もありながら、使わないというのは、これは市の方針というのはね、市教委の怠慢じゃないですか、そこは。 ◯議長(浜永義機君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)本年度は、安心院中ブロック五校を中心にしまして、食育に関する研究会の指定を受けておりまして、栄養教諭を中核とした食育推進事業を実施をする計画になっております。  その中で、給食センターを使っての部分につきまして、再度計画の中に入れながら、具体的に、議員指摘のことにつきましても研修を行うよう指導をしてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十八番 衛藤博幸君。 ◯十八番(衛藤博幸君)ぜひそういう形でですね、取り組んでほしい。  これは、やっぱり子供たちに今、本当に重要な課題だと思うんです。見逃せない課題だと思います。そして、せっかくこういうのを、今回ね、配付していただきましたが、この中の指導項目についてもですね、食育というのが、やはり私、本当に地産地消ということにすりかえられているところがね、多いんですよ。そう思いません。  地産地消をね、食育とやっぱしね、これは連動はします。けどね、それをメーンに持っていったらね、何のことかわからないです。やはり一番、これを、住民の健康、そしてまた、こういった地域の活性化とあわせて行うということでこうなるんですけど、何かね、そういう方向にこう行っているなと思います。  それから、この啓発の仕方につきましても、インターネットや市報でお知らせしますと、こういう配布で食育というのはできるもんじゃないという認識を持ってほしいんです。やはり何かの場、いろんなところで今の成人病に対するそういったね、食からつながるいろんな基礎知識というものをきちっとやはり、成人に対しても指導していく必要があるし、せっかくこれだけの計画をつくったら、これをまたもう、これは計画書をつくるための計画だけになってしまってですね、常にそうなんですよ。  だから、これをいかに住民に、これをね、取り組んでいくかということが一番大事なんですよ。もう、こちらの問題に移りましたけど。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(弘山直澄君)健康課長の弘山でございます。  衛藤議員の再質問にお答えをいたします。  食生活の推進計画についてということでございますが、この五年間をかけまして、実際の事業を進めていくというようなことになっております。先ほど学校の件につきましては、つい先日、六月七日に、麦の学校というようなことで、宇佐小学校の四年生と、三和酒類の職員の方で、麦の刈り取り、それから、これを後でまた調理をするというところまでつなげていきたいというようなことで、こちらは農政課のほうの事業というようなことで行っております。  それから、魚の件につきましては、林業水産課のほうで、次の六月八日のほうで、西馬城小学校、津房小学校、それから南院内小学校の六年生というようなことで、森林の、平成の森公園につきましては、植樹を行ったわけでありますが、津房川のほうでウナギの稚魚の放流とか、そういうのを行っております。それから、平成の森公園のほうで、南院内の子供たちには、ウナギを生きたまんまと、調理をして食べるというようなことをしております。  実際に、今からこの五年間をかけて定着をさせたいというふうに思います。健康課にも栄養士が今おりますので、それを軸に進めていきたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十八番 衛藤博幸君。 ◯十八番(衛藤博幸君)これについてとやかくあれするわけじゃありませんが、ただ、ここにもね、推進に向けての達成指標とかが上がっていますけど、例えば、朝食をバランスよく食べる人の割合が、子供が四一%を、目標値が四五%、五年後ですね。一年後ですか、これは。そういうふうなね、何をもって四五に目標に置くのかというのもよくわかりませんがね。  やはり、大事なことですから、本当に一〇〇%に向けていくということを、すべてを数%ずつ上げていけばいいというような目標設定の仕方をね、こう見たらそう見えますよね、これ。本当に真剣に取り組むんかなというような気持ちがします。  これはこれで、とにかく、学校教育の中にも、またもちろん連動しますので、そういった意味でぜひ、これは真剣にですね、またアレルギーの問題と同時に取り組んでほしいと思います。これを提案しておきます。  それから、五項目めは、先般、報道がありました異物混入の件でありますが、内容は、この前、報告をいただいたんですが、反省点としてですね、マニュアルの徹底というふうに反省されておりますけど、今回の事故は、やっぱりマニュアルに沿っておれば起こり得なかったということでしょうかね。どうなんですか。 ◯議長(浜永義機君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(西口幸晴君)お答えします。  マニュアルちゅうのは、連絡体制のマニュアルでよろしいんでしょうか。  済みません。わかりました。  マニュアルどおりにはできていたと思っております。 ◯議長(浜永義機君)十八番 衛藤博幸君。 ◯十八番(衛藤博幸君)じゃあですね、今回、今後につきましては、衛生管理マニュアルの徹底というふうになっているんだけど、今の答弁ではですね、このマニュアルを徹底しても防げないということですよ。どうなんですか。
    ◯議長(浜永義機君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(西口幸晴君)お答えします。  マニュアルどおりには動いたと思うんですが、調理員が危機管理意識が薄かったというのも少しはあるんじゃないかなと思っております。 ◯議長(浜永義機君)十八番 衛藤博幸君。 ◯十八番(衛藤博幸君)それは、危機管理が薄かったことは事実でしょう。だけどね、私が今言っているのは、もし、反省点とすれば、マニュアルを見直さなければいけない事態だったのか、マニュアルを守れなかったから今回のことが起こったのか。この点です。 ◯議長(浜永義機君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(西口幸晴君)お答えします。  マニュアルが、法に沿った形のマニュアルであります。だから、それを遵守したと思っております。 ◯議長(浜永義機君)十八番 衛藤博幸君。 ◯十八番(衛藤博幸君)じゃあ、マニュアルどおりきちっと、今のでやっていけば、二度とこういうことは再発しないということですかね。そういう認識ですか。 ◯議長(浜永義機君)学校給食課長。 ◯学校給食課長(西口幸晴君)そのとおりです。 ◯議長(浜永義機君)十八番 衛藤博幸君。 ◯十八番(衛藤博幸君)私はね、マニュアルはね、絶対的なものじゃないと思っております。ぜひ、こういうのをもちろん、基本に立ち返って、反省するときにはマニュアルをまずね、きちっとマニュアルどおりやるということは基本ですけど、やはり、もう少し、今課長が言ったような危機管理の中で、さらにですね、こういった点に注意するというぐらいの反省点が今回あるのかなと思ったんですけど、こういう反省で終わっていますが。  特に、機械のそういう老朽といいますかね、そういうものと、なかなかチェックできなかった異物がね、あったということでありますが、しかし、これはもう、絶対そういうことで、理由で許されることじゃありませんからね。しっかりですね、この安全管理というのをやってほしいと思います。  教育問題については以上で終わりたいと思います。  次、二項の当番医についてでありますが、先ほど答弁いただきまして、これはあくまでもですね、市が市独自で行えることじゃなくて、あくまでもお願いをしていかなければならないという立場でありますから、これはよくわかるんであります。しかしながら、今、非常にこの辺に関して要望が出ていることは事実なんです。だから、そこをね、どういうふうにとらえて、何らかの方法を、あればとってほしいなと。  きょうもありましたが、道路が悪いとか何とかという問題があって、本当に、緊急の場合に救急車にも乗れないけど、やっぱし病院に行かなければならないという、そういう事例はたくさんあるわけで、なかなか、当番医を見たら、あしたまで我慢しようと。我慢できる範囲ならいいですけれどね。そういうふうな思いになっているんじゃないかなと思うわけです。  今、これは県の事業で対応しているんですね。その点。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(弘山直澄君)健康課長の弘山でございます。  お答えをいたします。  これは、県のほうから予算をもらいまして、宇佐市の医師会に委託をしている事業でございます。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十八番 衛藤博幸君。 ◯十八番(衛藤博幸君)どこに問題がね、あるのかなというのは、これはやはり、その地域に医療機関が少ない。だから答弁にありますように、将来的には、地域医療の充実に向けた、努力しなけりゃならないというのは、それは当然なんですけど、それは、今の対応はね、現実、先ほど言いました、答弁ありました、四十医療機関で三医療機関が今対応しているんですね。毎週ですね。  そうなると、宇佐の郡部に近いほうの配慮もしてくれというとは言うものの、なかなかですね、そういう状況でもないときが必ずあるんですよね。本当に、郡部に近い、どこまでを指すのかというのも難しいんですが、何とかですね、やはりこの地域で一つはどこかの病院があいているという状況をつくってほしいというのが一番の願いだと思うんです。何かそういった知恵というのはね、出してほしいと思うんですが、ありませんかね。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(弘山直澄君)お答えをいたします。  議員おっしゃられることはよくわかります。この医療機関につきましては、旧宇佐地域のほうに集中をしておりまして、安心院、院内のほうには、足しても、合計しても一けたというようなことで、医療機関が少ないということでございます。  現在、安心院、院内地域のほうで担当がない場合は、近いところの医療機関ということで、割り当てになっているようでありますが、これも宇佐市だけの問題ではありませんので、全体的、県全体で取り組んでいただきたいというようなことで、県のほうにも、一緒になって考えていかなければならないというようなことで、大分県の地域医療再生計画等のお手伝いをしながら、一緒にやっていきたいというふうに考えております。  それから、北部医療圏のほうでありますが、中津市民病院の広域医療圏の研究協議会というのがありまして、その中でも、総体的にといいますか、合同で、医療圏の中で、全体で考えようということで今計画を進めているところであります。とりわけ、今年度におきましては、医療マップというものを、中津市民病院の医療圏でつくりまして、それが、といいますと、豊後高田から、宇佐、中津、豊前市までというようなことで、医療機関の地図上に、どこにあるのかという位置に、それから、診療科目が何があるのか、何時から何時まであいているのか、ベッドがどのくらいあるのかというようなところまでの情報を市民の皆さんに流したいというようなことであります。  ただ、ページ数が百ページ程度になりますので、今年度はホームページでお知らせをしようかというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十八番 衛藤博幸君。 ◯十八番(衛藤博幸君)これは前、合併をして、非常に不便になった一つの事例だと思うんです。  だから、広域化するほどですね、やはりそういった面は解消しないんですよ。本来ですね。だから、ただ、必要診療科がね、こう行けばあるという、それは選択で行けるというそれはメリットあるかもわかりませんが、単に、今熱があって、熱を下げたいとか、痛みがあって、痛みをとめてほしいとかいう対応をね、するときに、やはり、一番、近隣の、そしてまた、七十代の方がね、高齢の方が、宇佐のどこを探して行くという気持ちにやっぱりならないんですよ。  やはり、ああ、あそこという頭があって、そこに向かって行かないとですね、訪ねていくというような状況で、病院を探さないかん。常日ごろから、四十の病院を全部把握しときゃいいですけど、我々もわかりません、これは。どこの当番医だとかね。名前を聞いてもわからん。だから、そういう中で、今、非常に地域からそういう要望が出ているんです。だから、それをぜひですね、これは委託してお願いしているわけですが、そういったお願いというのは、市から何回か交渉はしているんですか。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(弘山直澄君)お答えをいたします。  これは直接医師会のほうにも状況等は御相談をしておりますが、実際には、県のほうを通しまして、県の会議のほうでお願いをしております。  国のほうも、昔、三十年、四十年以前にありました、総合医、何でもこなせるお医者さんと言うたらちょっと語弊があるんですが、総合医ですね。そういうところのお医者さんを、また推進をしようというふうな計画もありますので、宇佐地域にもそういう先生を何とか着任できるような形をお願いをしたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十八番 衛藤博幸君。 ◯十八番(衛藤博幸君)それはぜひ、それはそれで進めてもらわなきゃなりませんけどね。  ひとつ、ここで、現在市を三等分している分割のやり方という中の、その三等分が、多分、宇佐郡地域と、河東、河西と、こうなっているんじゃないかと思うんですよね。そういう中でいくと、どうしても、ローテーションの中で無理が要るところができるんですよ。だから、それを、その三等分の方法をね、地図上でしっかり、常にどこかが入るこのマップをつくればね、可能じゃないかなと。そういうのを、少し知恵を絞って、やるだけで、今の方法でも、三等分方法でも、そこが何とかカバーできるんじゃないかなと思うんです。  だから、ぜひ、そういうのを、市としてもお願いをしてほしいということなんです。 ◯議長(浜永義機君)健康課長。 ◯健康課長(弘山直澄君)今、衛藤議員の御要望に対しまして努力をしていきたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十八番 衛藤博幸君。 ◯十八番(衛藤博幸君)ぜひ、お願いいたします。  これはね、本当ね、何を言われるよりも、まず、最初にそれを、我々はもう、本当に言われるんです。何とかならんかい、これだけですね。ぜひ、本当、市長にお願いしときますけど、そういう発言の場があったら、お願いをしたいと思っております。  以上で質問を終わります。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)衛藤議員の質問にお答えをいたします。  実を言うと、地域医療の問題につきましてはね、全国市長会でもですね、皆さん共通のそういう意識なんですね。  医師の問題につきましてはですね、いわゆる臨床研修医制度というのがですね、小泉構造改革のときに出てきまして、普通お医者さんというのは、大学に六年間行った後に、いろんな診療科に入っていくんですね。例えば、私は産科に行きましょう、内科に行きましょう、外科に行きましょうといって、その中でいろいろ細分化していくんですね。その中で、従来ですと、例えばそこの大学の先生が、おまえ産科に来いちゅったら、そのまま産科に行きよったとかですね、外科に行ったりしてたんですけど、今はですね、いろんな診療科をぐるぐる全部回って、最後に自分の好きなところに行きなさいと、こういうふうになっているわけです。  それでですね、傾向としては、楽で、一番診療報酬もよくてと、そういったところに行きやすいと、そういうことになった。しかもですね、臨床研修医が勉強するに当たっては、例えば東京の何とか病院とかですね、人気の病院がありまして、皆さんそっちを志向して行くんですね。そうすると、九州の中で言っても、九大病院でも、東京に持っていかれると、そういう状況でありまして、ほとんどですね、今、大都市の特定の病院だけに臨床研修医が集まって、大学病院ですら、医師が足らないと。  それで、大学病院から従来ですね、中津の市民病院ですとか、例えば医師会病院ですとか、いろんなところに派遣をしていた医師を、自分のところが間がいかないものですから、引き揚げさせたんですね。それが今、地域医療がですね、非常に医師不足になっている原因なんです。  それで、私たちとしてはですね、先般も全国市長会ではですね、特に産科、小児科、麻酔科医を初めとする医師、看護師等の不足や地域ごと、診療科ごとの医師偏在の実態を踏まえ、国の診療主要施策である、質の高い医療サービスの実現等、実効あるものとするために、地域医療を支える医師、看護師等の絶対数を確保するべく、即効性のある施策及び十分な財源措置を早急に講じることということで、先般、緊急決議をしまして、それぞれですね、関係省庁、また国会議員にですね、要望したところです。  加えてですね、その前の九州市長会ではですね、やっぱしですね、休日、夜間の勤務医に対する手当をですね、もっと上げたらどうかとか、そもそも医師の数ですね、医師の数、医学部のですね、定数を上げなさいと、そういうですね、それと、僻地だとか、今の臨床医の偏在がありますので、そういう診療科の偏在、地域的な偏在をですね、なくすように、臨床研修医制度を見直してくださいと、そういったものを各論も含めてですね、要望しているところです。  これはですね、宇佐市だけの問題じゃありませんので、全国のそういう同じ要望を抱えるですね、また実態を抱える市長さんと一緒になって、全国的な取り組みで頑張っていきたいと思います。  以上でございます。 ◯十八番(衛藤博幸君)できるだけですね、そういった方向でですね、当然、日曜日、休日開業をね、常時できる体制ができれば一番いいわけですから、それまで、今の診療医がうまく地域の医療を支えていただいている面がありますから、そういった面を、市も、独自でね、サポートするような形ぐらい意識を持ってですね、本当に、この部分を取り組んでほしいと、両面でですね、ぜひお願いしたいと思います。  じゃ、以上で終わります。 ◯議長(浜永義機君)ただいま一般質問の途中ではございますが、ここで暫時休憩をいたします。  なお、再開は十五時三十五分といたします。                   休憩 午後三時二十五分                 ──────────────                   再開 午後三時三十七分 ◯議長(浜永義機君)休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)十二番 衛藤正明でございます。  それでは、議長の許可をいただきまして、二項目五点についてお伺いをいたします。  まず、宮崎県でとどまることの兆しが見えない口蹄疫の大変深刻な問題があるわけでございますが、宇佐市の畜産農家においても影響が出ている。そこで、宇佐市における口蹄疫の対策について担当部課長に二点お伺いいたします。  一点目は、現時点での状況と対策は。  二点目、五月、六月、子牛市場の中止により経営に影響が出ている農家、また今後、長引いた場合の支援策は。  次に、二項目めの宇佐市の林業の展望についてでございますが、二十一年、国の森林林業再生プランでは、木材の自給率五〇%以上を目指し、木材安定供給体制の確立を図ることとされています。そこで、一点目の林業の後継者の育成は。  二点目、拡大造林による杉・ヒノキの間伐がおくれている(七~十一齢級)林分が大半であるため、林道・作業道路の整備を進め、生産性を高め、低コストを図り、安定的な収入が得られ、将来の林業に希望が持てる、災害に強い山づくりが必要ではないでしょうか。  三点目に、持続的な森林経営の構築に向けた再造林の市の支援策はについて。  以上、三点について市長にお伺いいたします。  これで一回目の質問を終わります。 ◯議長(浜永義機君)それでは、衛藤議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。  十二番 衛藤議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、宇佐市の林業の展望についての一点目、林業後継者の育成はについてでありますが、林業経営は、木材需要の減少や価格の低迷等により年々厳しくなっており、林業従事者数も減少し、後継者対策に苦慮している状況であります。  現在、林業労働者の育成を目的とした「林業作業士」の研修や、宇佐地区森林組合において「緑の雇用」の事業を実施しながら、林業従事者の育成を図っているところであります。  市の森林面積が総面積の約六〇%を占めることを加味いたしますと、森林の管理は、木材供給という面だけではなく、森林の多面的機能や国土保全の観点からも重要でありますので、今後も林業後継者の確保に向けて関係者と協議を重ねていきたいと考えております。  次に二点目、林業に希望が持てる災害に強い山づくりが必要ではないかについてでありますが、杉・ヒノキの伐採期に来ている森林が多くなっているわけでありますが、木材需要や価格の低迷に加えて林道や作業道などの路網整備のおくれなどによりまして、伐採が進んでいないというのが現状であります。  このため、林道や作業道などの路網を整備いたしまして、保育間伐・伐採・搬出などの施業を集約化して行い、伐採適齢期にある森林の整備を計画的に進めているところであります。  また、災害に強い山づくりとして、森林巡視や山火事対策などを行う上でも、林道や作業道が重要でありますので、今後とも計画的に路網整備を進めてまいりたいと考えております。  次に、三点目の再造林に対する市の支援策はについてでありますが、伐採後に植林をするということは、森林の持つ多面的機能や国土保全の観点からも重要でありますが、現状では森林所有者の負担が大きく再造林が困難な状況にあります。  このため県では、森林所有者の負担軽減の見直しを検討するとともに、再造林の放棄によって森林の公益的機能が低下している荒廃人工林において、災害の発生等が懸念される森林におきまして、再造林を実施し、針広混交林に誘導する再造林放棄地対策にも取り組んでおります。  市としましては、宇佐地区森林組合と連携をいたしまして、森林所有者が高齢であったり市外居住者であったりすることで、再造林が進んでいない土地の情報を共有することで、今後の対策につなげていきたいと考えております。  以上で私からの答弁は終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(浜永義機君)次に、一項目めの口蹄疫の防疫対策についてを、経済部長 原田昭一君。 ◯経済部長兼耕地課長(原田昭一君)経済部長の原田です。
     十二番 衛藤議員の一般質問にお答えします。  一項目め、宇佐市における口蹄疫の防疫対策についての一点目、現時点での状況と対策はですが、宮崎県では、ワクチン接種を行った家畜を含め三十万頭以上の牛や豚が殺処分されることになっています。さらに、都城市、宮崎市、日向市での発生と予断を許さない状況にあります。  県では、宮崎県での発生を受け、四月中には、県内の畜産農家への聞き取り調査を行い、異常のないことを確認しています。また、消毒用の消石灰と消毒薬の配布を行うとともに、五月十一日より宮崎県境の国道で畜産関係車両の消毒を実施しており、消毒ポイントは現在四カ所となっています。  本市においても、五月十四日に関係機関による口蹄疫防疫連絡会を開催し、また、五月十九日には口蹄疫防疫総合対策準備会の開催を、五月三十一日には口蹄疫防疫総合対策会議を開催したところです。  その間、畜産農家への皆さんには、市独自対策として、消毒用踏み込み槽並びに消石灰の全戸配布、市場中止により子牛の出荷ができない生産者への飼料の無償配布を行ってまいりました。  二点目、子牛市場の中止による影響が出ている農家に対する支援策、また、今後、長引いた場合の支援策でありますが、四月二十六日の雑子牛市場の中止から、今月六月の家畜市場が中止となったことから、県では、市場出荷予定者への短期運転資金の無利子融資制度の創設やJA全農県本部の仮渡金の支給など金融支援策が決定されています。  本市におきましても、先般六月の県内家畜市場が中止されたことや口蹄疫の長期化が予想されることなどから、県の支援策の動向を踏まえ、畜産農家の負担軽減と経営の安定のため、新たに本市独自の緊急支援対策についての追加提案をさせていただきたいと考えているところです。  大分県ではまだ発生していませんが、県及び関係機関と連携を図りながら緊急事態に即応できる初動防疫態勢の構築と長期化した場合の畜産農家対策に万全を期してまいりたいと思います。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)それでは、一項目めから順次、何点か再質問をさせていただきたいと思います。  一項目めの口蹄疫の対策については、前向きな、市独自の緊急支援対策等で万全を期しているというようなことで、まずはそういったことを、農家の人に伝えられれば大変ありがたいなというふうに思っております。  私の校区には、この畜産農家が大小九戸ございまして、私もそこに足を運んでみたりして励ましているわけでございますけど、その中で、ちょっと話してみたいなというのがありましてですね、二人暮らしで、牛を二頭飼っている家庭なんですけど、比較的高齢の方ですけど、その二人は、親の二頭を飼って、毎年十一カ月ぐらいを目標に、二頭の生産をして、そして高いときには約百万、それから安くても八十万、一頭がだから四十万からちょっとぐらいですかね。それで、自分たちの生活を、生計を立ててきたという話ですから。  そして、ちょうど、五月の月に、そのうちの一頭が出荷予定でした。その出荷予定のは、約二百八十キロぐらいあるというような話をしてましたけど、これも今までどおりと同じような価格で売れるなということで楽しみにしとったのが、つい何日か前がこういう状態になったという話から始まりまして、率直に、これがいつ市場が始まるかわからんということになれば、この牛にもえさをやらなきゃならんし、親にもやらなきゃならん。これが売れなければ、そういった余力を持たない、二頭を計画にしながら、草ですね、わらとか、飼料、それから配合飼料とも計画的に計算をしながら、二頭の生産を毎年行ってきた。それが停止するということになると、大変だ。  もう一頭のほうが、私ね、これは、来月の終わりと言いましたから、恐らくこん月じゃないでしょうかね。六月の終わりに子供が産まれてくる。この子は産まれてこなきゃよいと、そこのお母さんがですね。こういうことになるんなら、もう産まれてこなきゃよかったと言うんです。産まれてきたら、えさも満足に与えられないし、前のはあるし、そして、まして、この口蹄疫というのが大分県に入ってきて、それを殺処分しなきゃならんというようなことになったらという、そういった話をされたわけでございますけど、価格の変動等とかいうようなものよりか、まず、そういった部分が一番先に先立って、その中で、ここに先ほど答弁でいただいた融資の関係もいただきましたから、それを活用させてもらわなければ、前向きにいかないから、活用させてもらうことしたと。  これ、よくなったんだけども、私たち独自の二人だけでは、お借りができなかったと。遠く離れている息子に連絡をして、その息子は、証人といいますか、裏づけといいますか、なければ受けられなかったと。こういう情けないことはないし、だけども、これを受けなければ、今の、この後にできる子牛にもえさを、飼料をやることもできないというような切実な話を聞きながら、したところでございます。  牛の一番の子牛市場の出荷の月齢数は九カ月ぐらいで、約二百六十日から二百八十日。そして、二百八十キロから二百九十キロぐらいが、次の肥育段階に行く前の、最終の段階の仕上げるというか、そういったことが目標というようなことを言ってたが、まあ、その点は違いないんだろうと思うわけでございますけど、それからその次の段階に行って、今度は肥育になりますと、飼育をするのには、飼料を九カ月から後、与えるの、数カ月間によって、将来の肉質は決まって、二十カ月ぐらいになったときに出荷するわけでございますけど、その二カ月間が、肥育をする方は、えさの飼料の配合飼料の与え方で、個人個人の知恵ですかね、それもあって、技術があって、そこが一番勝負なんだと。単なる太ればよいというもんじゃない、その肉質をよいのにするためには、そこの配合飼料の与え方等で決まると。二カ月おくれたが、太るからいいんじゃないかと言ったら、必ずしもそういうことじゃないというような話をされていたわけです。その点は、間違いないんですよね。 ◯議長(浜永義機君)農政課長。 ◯農政課長(河野博己君)農政課長の河野です。  衛藤議員の再質問にお答えします。  肥育農家が導入する、適正出荷月齢、体重というのは、今申しました八カ月から九カ月、体重にして二百七十から三百キロ前後です。  いかに、体重を最終的に、それから一年半、二十カ月ぐらい肥育農家は飼うんですけども、導入してから半年間のえさのかけ方なりが、非常にその後の最終的な肉質なり肉量に影響してくるということでですね、産肉理論上は、一番、この、逆にいい成績を出している佐賀とかの肥育農家の方に聞いてみると、やはり八カ月前後、こうやって若い月齢で出たものほど結果的にいいという話も聞いておりますので、この時期を過ぎて、月齢が大きなものを入れると商品価値的には下がるというふうな心配があると思います。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)一応、そういう確認をいただいたわけですけども、きのうの報道では、佐賀県のほうは、市場が再開されるようになったというようなことであったんですけども、大分のほうは、まだ全然そういった見通しとかいう部分はないわけですね。 ◯議長(浜永義機君)農政課長。 ◯農政課長(河野博己君)衛藤議員の再質問にお答えします。  私もけさ、来る途中、ラジオで佐賀がきのうきょうと子牛市場を再開したということで、話を聞いていますと、佐賀の肥育農家の方に限定した、佐賀県内での市場と。県外の方は入れていないという部分で、佐賀の場合は、いわゆる肥育県でありまして、大体六割から七割は県外から導入しているということで、そういった市場としての形が整ったんだと思いますし、逆に大分県の場合は、四分の三が県外に出ているという部分で、そこら辺では、市場としては、佐賀のような形で開催された場合は、市場としては成り立ちにくいのかなというふうに私は思っています。  当初、県も、六月の下旬の早期再開に向けて、全農県本部との調整をしていたわけなんですけども、今回、六月の九日でしたかね、都城に飛び火したという部分で、その部分を、六月については非常に難しいということで、延期したという話を聞いておりますし、今のところ、七月の状態は、再開については白紙の状態というふうに言っております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)佐賀のほうは、今の答弁では、佐賀県内だけの移動でというようなことで、再開ができたというようなことですから、そうすると、佐賀県内の牛の市場については、影響がない、ないことはないけどないというような考え方をしてもいいのかなと思うけど、やっぱり価格面では、一頭当たりに、私のテレビで流れている部分だけでしたけど、六万から七万ぐらい、一月にですね、多く、一月長く飼ったあれやったですかね。そのぐらい安くなっとるというような報道だったかなちゅう、これは、ひょっとしたら、そこのところは少し違うかもしれんけどですね。  そうすると、やっぱり二カ月間、こういった地域にあられながら飼われた市場は、かなりのダメージを受けるんじゃなかろうかなというような気が、その報道を聞きながらですね、思っとったところでございます。  そして、この口蹄疫による畜産農家が、こういった中でもって衰退、廃業というようなことに万が一なった場合には、宇佐市には、大変な穀倉地帯で、稲葉が収穫されとると思います。大体、数量的稲葉、わらですね、あれが面積的とか、何かわかればどのくらいぐらいか。 ◯議長(浜永義機君)農政課長。 ◯農政課長(河野博己君)衛藤議員の再質問にお答えしますが、水稲の作付面積は約四千五百ヘクタールあるんですけども、それの実際のわらの収集面積というのは、ちょっと把握していませんが、最近、新規需要米で、WCSですね。畜産農家への、子牛農家がつくって、畜産農家へ稲と実を含めてクロックしたWCSについては、最近面積がふえてきておりますし、今回、口蹄疫が発生した直後に、他県からですね、ここでわらを収集して販売している請負集団、コントラクターの組織の方がいらっしゃいます。そこに、国産のわらをという形で引き合いが来たという話を聞いております。  平成十二年に、同じく宮崎で口蹄疫が出たんですけども、そのときの最終的な農水省の判断としては、稲わらが原因だったろうということで、まず、年明け以降も、台湾、それから韓国、中国においてですね、口蹄疫が発生しています。まだ原因としてされておりませんけども、その一つの原因として、という部分でですね、県外の農家からそういう引き合いが来ているという部分では、また国産のわらが見直されていくんではなかろうかなというふうに思っております。 ◯議長(浜永義機君)十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)私がJAのほうで、ちょっと調べてみたところですね、稲葉、宇佐市のですね、稲葉を収穫している面積は、千五百町歩あるらしいです。そのうち市内の畜産農家が消費している部分が約五百町歩分、その稲葉を、稲葉ちゅうのはわら、まあ、農地でつくった牧草等も入るんでしょうかね。そのくらいの面積になるそうです。  そして、一反当たり、このわらは、稲葉、四百五十キロぐらいとれるらしいですね。そして四百五十キロったら、米とほぼ同じぐらいなキロ数のものがとれるって、そんなにとれるのかいって聞いたら、やっぱりとれるそうなんですけど、そうしたときには、この稲葉のわらのキロ三十三円ぐらいで取引されていると。  そこにはまた、直接肥料等を交換をしたりする部分は、また別にあるわけですけど、堆肥とわらと交換したりする分あるんですけど、今、三十三円で取引している部分、だから一反当たり一万四千八百五十円ぐらいで購入をするんですよね。畜産農家が。そういう状況にあるようであります。だから、この畜産農家が衰退することによって、また一般農家においても大変な打撃を受けるというようなことになろうかと思うわけでございます。  そういったところから、先ほど前向きな答弁をいただいたわけでございますけど、畜産農家が生き残れるような対策ですかね、処置を何とか講じていただきたいなと、このことをお願いいたしまして、一項目めを終わります。  次に、二項目めの一点目でございますが、国は、農林水産省は、二十一年に森林再生プランの中で、木材の自給率を五〇%以上戻し、国産材の安定供給に取り組む、国産材の需要拡大に努めるというようなことになっているわけでございますが、そこで、きょう質問いたしました、宇佐市においてもそれに沿った森林整備づくりが重要になってくるんでなかろうかなと、こんなふうに思うわけでございます。  林業を行っていく中には、今はいろんな資格がございまして、その資格を取得できていなければ山で作業ができないというのが、労働省関係等の中にありながら、ございますんで、やはり資格取得というのが大変重要にこれからなってくるんではなかろうかと、今現在もなっているわけですけど、さらになってくるんじゃなかろうかな、こんなふうに思います。  それで、先ほど答弁でいただいた林業作業士ですけど、この認定基準というのが、今日までは、年間の中で何カ月か続けた中で、何日間かの中で設定された研修日程じゃなかったろうかと思うんですけど。林業作業士を取得する、いわゆる七項目の研修を受ける課程が、一定の期間内にずっとはまっとって、その間は労働ができないし、早く言ったら収入もないというような中で、今支援はいただいとるわけですけど、そういう取得がやっぱりしづらいような条件の中に、県の中に横にあったろうかと思うんですけど、今回、二十二年の四月一日の大分県のこの制定で、すごく緩和されたといいますか、この認定基準の技能資格科目の資格を有するためには、何ていいますかね、連続の中に入らなくても、単独で、例えば今取得している七科目の中の一科目、今取得している部分あるいはそれを除いて六科目、二科目取得していれば、除いて五科目ですね。それを月日、年を問わず、全課程を修了した時点で、修了証明書でこの林業作業士の認定が受けられるというようなほうになっているみたいなんだけど、その点。 ◯議長(浜永義機君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(蓑田重光君)林業水産課長の蓑田でございます。  十二番 衛藤議員の再質問にお答えをいたします。  議員御指摘のとおり、そのとおりのことだと思います。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)そうすると、先ほど申したように、この認定取得することによって、全日数で、そこまで私も調べてないんですけど、六十日間ぐらいになるんじゃなかろうかと思うんですけど。  それともう一点、今、市のほうで、森林組合の作業班の雇用安定推進事業というのを行っておると思いますが。 ◯議長(浜永義機君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(蓑田重光君)お答えをいたします。  作業士に関するものでよろしいんでしょうか。それとも、先ほど言われます資格取得のことの支援ということでよろしいんでしょうか。  資格取得の支援でしたら、森林組合のほうが、期間林業の労働者研修支援事業というものを行ってございまして、毎年一名ずつ、この事業で研修を受けているところであります。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)ちょっと私の質問の仕方が悪かったんでしょうけど、これ、宇佐市にも、林業というか、山を担う県の認定事業体がございますし、それから素材生産組合もございます。そこに、後継者としておられるとか、若い従業員の方もいるわけでございますから、そういった方たちも、この短期間の中で行く部分だったら、何名でも行かれるわけですね、その研修に。  私の言ったのは、この組合に対してといいますか、林業作業班、作業をされる方の雇用安定推進事業というのを、予算化していますね。市のほうで。 ◯議長(浜永義機君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(蓑田重光君)お答えをいたします。  適切な答えかどうかわかりませんけれども、緊急雇用の創設事業ということでよろしいんでしょうか。それでしたら、昨年度から緊急雇用という形で、そういう作業班等々を雇用させていただいているところであります。  以上です。  それではなかったんでしょうかね。何か、私が承知をしてないんと思うんですけども、その辺が適切なお答えになっていないと思うんですが、それが、今議員が御質問の内容について、私が承知をしていなくてお答えをしているんかと思いますけども、私が承知しているものについては、先ほど申し上げますように、経済対策の緊急雇用として雇用しているものについては、先ほどお答えをしたとおりでございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)私の問い方が、ちょっと悪いんでしょう。  それで、この部分で私がとらえているのは、雇用安定推進事業というのは、そういった若い人が働いていかれるような形の中で助成をしながら事業の部分の話です。はい。  そういった事業の中に、この認定事業体や、素材生産組合の後継者ですか、部分なんかも活用させていただければですね、大変育成ができていくんじゃないか、どこからか、何か始めていかなければ後継者というのはなかなか育ちませんから、そういった部分では、ひとつ、また支援なりお願いできればと思っております。  一点目は、終わります。  次に、二点目でございますが、宇佐市の林業で、今一番おくれているのは、やはり間伐であり、路網であるといいますか、路網は、進んでいけば、間伐もできるし、間伐をやろうと思えば路網を入れていかなければというようなことになろうかと思うわけなんですけど、そういったことで、作業道やら、この密度の高い作業路ですね、作業路の整備をやりながら間伐を進めていくということが一番大事になってくるんじゃなかろうかなと、こんなふうに思うわけです。  そこで、今年度の、間伐促進道路の整備事業に対する市の計画数は幾らだったですかね。なってますか。 ◯議長(浜永義機君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(蓑田重光君)林業水産課長の蓑田でございます。  再質問にお答えをいたします。  間伐作業路の延長でございますけども、計画延長が三千メーターでございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)当初、この三千メーターに対して予算の確保はできていますか。 ◯議長(浜永義機君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(蓑田重光君)お答えいたします。  予算措置はしてございます。 ◯十二番(衛藤正明君)市はできている。 ◯林業水産課長(蓑田重光君)はい。 ◯議長(浜永義機君)十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)私がちょっと調べたところによりますと、県からの通達は、五五%カットされて、四五%ぐらいしかこの要望に対して枠が来ていないんじゃないですか。 ◯議長(浜永義機君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(蓑田重光君)お答えをいたします。  私が申し上げているのは、簡易作業路の関係の、メーター五百円道路の作業路の関係でございますけれども、その形については、三千メーターということでお聞きをしてございますし、県のほうから、補助率が下がったということについては、多分、議員が言われているのは、集約化との関連性でですね、言われているんじゃないかなと思っています。  そういう意味では、森林の施業計画があり、そのことを集約化するということの中で、そちらのほうを県のほうは推進をしているので、通常の作業路の整備については、そういう形で、事業としてはなかなか認めにくくなっているというようにお聞きをしているところであります。 ◯議長(浜永義機君)十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)従来から、俗に言う林産物の搬出道路五百円、それから間伐道の搬出にかかわる搬出路のメーター五百円予算の分の話を今したところでございます。  その何は、間伐促進路網整備事業ってやつですね。路網関係がいろいろこうあって……。 ◯議長(浜永義機君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(蓑田重光君)林業水産課長ですが、お答えいたします。  確かに今議員おっしゃるように、この林道整備についてはいろんな事業がございますから、今、議員の御質問に私が適切にお答えできてない部分があろうかと思いますけども、今、議員が言われている間伐促進路網の整備事業に限定しますと、これは、間伐促進のための作業路の開設補助でございまして、この関係でしたら、県が十二万三千円、市が百三十七万七千円のトータル事業費百五十万の事業でございます。  だから、いろいろと作業路についてでも、事業名がいろいろあるものですから、先ほど来、御質問いただいていることに対して少し内容が適切じゃないかと思いますけども、そういうことでございます。
    ◯議長(浜永義機君)十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)先ほど話された三千メーターというのは、この間伐促進路網整備の部分ですかね。三千メーターは。 ◯議長(浜永義機君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(蓑田重光君)お答えをいたします。  その辺は議員さんが一番御承知をしていることだと思いますけども、間伐促進に関連する路網の整備については、いろいろございますものですから、例えば緊急経済対策の交付金事業であるとか、もしくは、いろんな事業名がございますもので、先ほど申し上げたメーター五百円の道路の整備については、そういうことと理解をしてございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)それから、新しくこの作業路区分の中で、森林整備加速化、先ほど言った、林業再生事業にかかわる部分の作業路の高度の低コスト路網という部分があるわけでございますけども、この部分は、恐らく、そういった研修を受けたところのオペレーターでなければ、一般土木のオペレーター等で開設できないんじゃないかと思うんですけど、その点はどうですか。 ◯議長(浜永義機君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(蓑田重光君)お答えをいたします。  議員が御指摘のとおり、そのとおりだと思っています。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)そうすると、こういった事業を活用しながら、この森林整備の路網等を進めていくということになれば、まず、先ほど言った後継者育成ですかね、資格取得、そういう部分に力を入れていただいて、まずそこから始めなければ、この低コスト路網の何は、そういった研修の課程を受けた者じゃなきゃ、できないだろうと思っているところでございます。  そういったところから、ひとつ、その要請もあわせながら、よろしくお願いいたします。  終わりまして、次に、三項目めに行きます。  三項目めは、再造林に対する支援策でございますが、今の宇佐市の伐採後の放置林ですね。どのくらい。 ◯議長(浜永義機君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(蓑田重光君)林業水産課長の蓑田でございます。  再質問にお答えをいたします。  人工林の伐採後の放棄地だけ申し上げますと、宇佐管内で、宇佐が二、安心院が八、院内が五の計十五ございます。これは、伐採後三年以上放置をしている、人工林の伐採後の放棄地でございまして、この二年間の中で七カ所既に整備をしてございまして、残りが八カ所となってございます。  以上であります。 ◯議長(浜永義機君)十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)ちょっと課長、聞き落とした。もう一度、済みませんが。 ◯議長(浜永義機君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(蓑田重光君)お答えいたします。  宇佐が二、安心院が八、院内が五の計十五でございます。伐採後三年以上放置をしている箇所が十五カ所ございます。そのうち、この二年間の中で造林を済ましているところが、宇佐が二、安心院が一、院内が四の計七カ所でございまして、残りが八カ所放棄をしているところであります。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)市有林で残っている部分もございますよね。市有林は、伐採跡地を、そのままになっているところはございませんか。 ◯議長(浜永義機君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(蓑田重光君)お答えいたします。  市有林も含めてと思います。今申し上げたのは。 ◯議長(浜永義機君)十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)私、これ、以前、この市有林についての再造林について、やっぱり高いところにあるし、災害を招くおそれもあるし、早目に再造林を、植栽するべきでないかというようなことを話したことがあるんですけど、まだこの中に市有林の放置林があると思います。かなりの面積。  そして、放置林といっても、これは山林ですから、四年も五年も放っとったら、もう後が、雑木が植栽してくるわけですわね。だから、もう五年もたったら、その間だけ辛抱しちょったらもうええわ、放置林じゃないよ、木が立っているよちゅうような形態になってくるんだけども、この針葉樹の人工林の跡地は、土地が弱いといいますか、安定的、不安定的な部分があって、それを切った後は崩壊とか、一度の土砂なんかで流出するおそれがある。その後に植栽する、一番最初に出てくるのは、太りやすい、弱々しい樹木が生えてくるわけですね。しっかりした、粘りの強いケヤキとか、桜とか、ああいった部分はなかなか生息しなくて、もろい、風とかああいうのが当たったらすぐ風害とかに遭いやすい、太りやすい木がすぐ生息して、それがはびこってくるから、その林分はなかなか、災害にもろいといいますか、崩れやすいというか、そういったところもあるわけですから、やはり、できれば持続的な林業のですね、経営を安定するためにも、やはり公益的機能、これはもう公益的機能の、多目的機能の恩恵を受けるのは、その流域でありながら、その身近におる者がまず一番先にすべて受けるわけですから、災害を受けるのもその近くにいる者が受けるわけですから、ぜひ進めるべきじゃなかろうかなと思います。  次に、森林環境税の活用事業の中で、新再造林促進事業がというのがあるわけなんですけど、これを見ますと、市の補助といいますか、助成という部分は、これは、いわゆる新しく林業業界の製材、それから市場、それから市場に生産をする業界すべての木材にかかわる業界も一緒に支えて、こういった事業の中に援助しながらというのがあるんですけど、その中に、森林所有者が一〇%あるんですけど、この森林所有者の一〇%、今はぎりぎりの限界の中でもって、伐採をして、生産をしていっているというようなところもあるわけです。  こういった部分には、市のほうで単独で、幾らかでも、何%でも、市も、民間にもやっぱりやっているよというような部分はいただけないものでしょうかね。 ◯議長(浜永義機君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(蓑田重光君)お答えいたします。  今議員おっしゃるように、森林環境税を活用した場合における市の負担率を少し検討いただけんかというお話でございますけども、確かに、森林を整備していくということについては、非常に大切な要素を持ってございますので、今県としてはですね、先ほども市長のほうの御答弁にもございましたけども、森林施業をするところの集約化を図りまして、その中で集約的に整備をしていこうと。  例えば、先ほど来、議員が言われましたように、作業道であるとか、もしくは作業路を整備をしまして、森林施業がしやすい環境をつくっていくというような取り組みを今年度から始めているところでございます。  今年度は、森林組合のほうで三カ所、それから市のほうで一カ所、それから民間の企業のほうで一カ所、計五カ所、そういう林業施業の集約化を図りまして、林業整備に取り組んでいこうというような取り組みでございますので、そういうことと連携をしてですね、森林環境税がどのように活用できるのかということについては、またその事業との関連の中で少し調査・研究をしてまいりたいと思っているところであります。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十二番 衛藤正明君。 ◯十二番(衛藤正明君)ぜひ、集約化の中でというようなことでございますので、森林整備に力を入れていっていただきたいと、このことをお願いいたしまして、一般質問を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で衛藤議員の一般質問を終結いたします。  ただいま日程第一、市政一般に対する質問の途中ではありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は、明十六日、午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、本日はこれにて散会いたします。  長時間にわたり、御苦労さまでございました。              散会 午後四時三十分 宇佐市議会...