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2009年03月10日 平成21年第1回定例会(第3号) 名簿
2009年03月10日 平成21年第1回定例会(第3号) 本文

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  1. 宇佐市議会 2009-03-10
    2009年03月10日 平成21年第1回定例会(第3号) 本文


    取得元: 宇佐市議会公式サイト
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    2009年03月10日:平成21年第1回定例会(第3号) 本文 (520発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード      ○ 会 議 の 経 過 (三日目)              開議 午前十時〇八分 ◯議長(浜永義機君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十六名で、地方自治法第百十三条の定足数に達していますので、議会は成立をいたしました。  これより三月三日をもって招集されました第一回宇佐市議会定例会を再開いたします。  会議に先立ち、ここで会議録署名議員の追加を行います。  本日、十八番 衛藤博幸議員の欠席のため、会議規則第八十一条の規定により、議長において、二十一番 中村明美さんを指名いたします。  ここで、用松議員より、昨日の一般質問において、雇用促進住宅の購入について予備費の充当を提案する際の発言部分について、「庁舎火災事故のときのよう」と訂正したいとの申し出がありました。  申し出のとおり訂正することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)御異議なしと認めます。  申し出のとおり訂正することに決しました。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、昨日に引き続き市政一般に対する質問となっています。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(浜永義機君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告に従い、順次発言を許します。
      市政一般に対する質問一覧表(平成二十一年三月十日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━┓ ┃発 言 者 │     発  言  の  要  旨      │答弁を ┃ ┃      │                        │求める者┃ ┠──────┼────────────────────────┼────┨ ┃二十番   │一、個人情報保護法の過剰反応対策について    │市  長┃ ┃高橋宜宏君 │ (1) 個人情報保護法が二〇〇五年四月に全面施  │ 及び ┃ ┃      │   行された後、学校や自治会等の名簿作りに  │担  当┃ ┃      │   支障をきたすなど過剰反応が起きている。  │部課長 ┃ ┃      │   一昨年の総務省の調査によると、〇六年に  │    ┃ ┃      │   対策をとった全国一八七四のうち一七四   │    ┃ ┃      │   (九・三%)しかないことが分かった。   │    ┃ ┃      │   宇佐市はこのような過剰反応に対してどの  │    ┃ ┃      │   ような運用指針を持っているのか。     │    ┃ ┃      │二、宇佐八幡駐車場問題について         │市  長┃ ┃      │ (1) 昨年の十二月十八日の市議会本会議で、宇  │ 及び ┃ ┃      │   佐八幡駐車場からの報告を公表した。それ  │担  当┃ ┃      │   によると、宇佐市の第三セクター「宇佐八  │部課長 ┃ ┃      │   幡駐車場」のトイレ使用をめぐる事件の重  │    ┃ ┃      │   要さを真摯に受けとめ、トラブルを起こし  │    ┃ ┃      │   た専務取締役を取締役へ降格処分、時枝市  │    ┃ ┃      │   長も昨年十二月三十一日付けで、責任を取っ │    ┃ ┃      │   て社長を辞任するとのことだった。後任の  │    ┃ ┃      │   人事はどうなったのか。またその後、トイ  │    ┃ ┃      │   レを含む八幡駐車場の管理体制をどう改革  │    ┃ ┃      │   したのか。                │    ┃ ┃      │ (2) 同日の本会議では、「宇佐八幡駐車場につ  │    ┃ ┃      │   いては、早い時期に大分交通株式会社に営  │    ┃ ┃      │   業譲渡、解散を視野に入れて具体的な検討  │    ┃ ┃      │   作業に入りたい」との八幡駐車場の報告の  │    ┃ ┃      │   公表もあったが、その後、どのような結論  │    ┃ ┃      │   に到ったのか。              │    ┃ ┃      │三、農地保全問題について            │市  長┃ ┃      │ (1) 耕作放棄地は〇五年の統計で埼玉県の面積  │ 及び ┃ ┃      │   に匹敵する三十八万ヘクタール。二十年前  │担  当┃ ┃      │   のほぼ倍で、全農地の一割に匹敵するとい  │部課長 ┃ ┃      │   う。農水省は先進国中最低の食糧自給率   │    ┃ ┃      │   (〇七年度四十%)を十五年に四十五%ま  │    ┃ ┃      │   で引き上げる目標を定め、昨年から全耕作  │    ┃ ┃      │   放棄地を対象に復元の可能性などの調査を  │    ┃ ┃      │   始めた。耕作放棄の原因は後継者難なども  │    ┃ ┃      │   あるが、開発業者らが農地の転用を当て込  │    ┃ ┃      │   んで、売買契約を結んで仮登記したまま転  │    ┃ ┃      │   用できずに耕作放棄地化する現象が今、各  │    ┃ ┃      │   地で起きているという。宇佐市の耕作放棄  │    ┃ ┃      │   地の面積やその実態、今後の対策は。    │    ┃ ┃      │四、宇佐海軍航空隊について           │市  長┃ ┃      │ (1) 宇佐市には、昭和十四年に宇佐海軍航空隊  │ 及び ┃ ┃      │   が開隊され、爆撃機・攻撃機の搭乗員の教  │担  当┃ ┃      │   育を推進するため、生徒・学生・練習生へ  │部課長 ┃ ┃      │   の実機練習を推進した。戦争末期には、駐  │    ┃ ┃      │   留する宇佐飛行場に特攻作戦に参加する実  │    ┃ ┃      │   戦部隊が展開。空襲被害も終戦まで続いた。 │    ┃ ┃      │   さて、終戦から早六十四年が経とうとして  │    ┃ ┃      │   いる。平和や防衛の名のもとにおこなわれ  │    ┃ ┃      │   た多くの悲惨な戦争を体験した人々は高齢  │    ┃ ┃      │   となっている。一刻も早く悲惨な出来事の  │    ┃ ┃      │   記録を残し伝えることが大切だ。宇佐市は  │    ┃ ┃      │   宇佐海軍航空隊や当時の戦争資料を収集し  │    ┃ ┃      │   ているのか。また後生に戦争の悲惨さを伝  │    ┃ ┃      │   えるための資料館建設の構想はないのか。  │    ┃ ┃      │ (2) 一九九二年、大分市のバイク店で爆発事   │    ┃ ┃      │   故があり、店舗が焼失して地面に大きな穴  │    ┃ ┃      │   を開けた。最初はガス爆発と思われたが、  │    ┃ ┃      │   現場検証で金属片が見つかったこと、さら  │    ┃ ┃      │   に科学警察研究所で調査した結果、爆発し  │    ┃ ┃      │   たのは米軍の不発弾であることが判明した。 │    ┃ ┃      │   このように戦後四十七年経過した時点でも  │    ┃ ┃      │   不発弾が爆発することが確認された事件だっ │    ┃ ┃      │   た。宇佐海軍航空隊跡地周辺にも、今でも  │    ┃ ┃      │   不発弾がいくつも眠っているといわれてい  │    ┃ ┃      │   る。不発弾の調査はこれまで行ったこと   │    ┃ ┃      │   があるのか。今後対策をどう講じていくの  │    ┃ ┃      │   か。                   │    ┃ ┠──────┼────────────────────────┼────┨ ┃二十七番  │一、時枝市長の去就について           │市  長┃ ┃広岡利公君 │ (1) 時枝市政末期になって市長選絡みで前副市  │    ┃ ┃      │   長のO氏を後継者に立て全力で応援してい  │    ┃ ┃      │   るが、私は残念に思う。九年間の功績を無  │    ┃ ┃      │   にしますか。               │    ┃ ┃      │ (2) 対立する相手候補予定者は大分県職幹部で  │    ┃ ┃      │   前中津市長のK氏だが、市民の願望久しかっ │    ┃ ┃      │   た大人物であり、大分県庁に直接に通用出  │    ┃ ┃      │   来るし宇佐市の前途に光明が見えて来たと  │    ┃ ┃      │   思うがどうか。              │    ┃ ┃      │ (3) 現職時枝市長のまま後継予定候補O氏の選  │    ┃ ┃      │   挙戦に没頭するのですか、多数の宇佐市民  │    ┃ ┃      │   は嘆いているではありませんか。      │    ┃ ┃      │二、山本浄水場改修工事について         │    ┃ ┃      │ (1) 山本浄水場改修工事は随意契約同然で三四  │    ┃ ┃      │   億四千万円でハザマ組に入札なしで発注し  │    ┃ ┃      │   たが、その後工事に着手し現場事務所ぐら  │    ┃ ┃      │   いは建っていると思い、二月二十四日に建  │    ┃ ┃      │   設環境常任委員会で現場説明を受けたが更  │    ┃ ┃      │   地で視察をした。             │    ┃ ┃      │ (2) 再契約の三十六億一千二百万円の契約の図  │    ┃ ┃      │   面を見せられた。これからも増額するのか。 │    ┃ ┃      │ (3) 現在は事業の着手になれぬ状態でこれから  │    ┃ ┃      │   全体の本設計を作成し、三月二十七日設計  │    ┃ ┃      │   の完成日だと言っている。設計書もないの  │    ┃
    ┃      │   に次々に工事契約がなされ、どう考えても  │    ┃ ┃      │   納得出来ない。常識では総工事の設計書に  │    ┃ ┃      │   基づき事業に着手すると考えていたが、大  │    ┃ ┃      │   学教授の入札検討委員会五人組では設計書  │    ┃ ┃      │   は必要ないのか。委員会には平面図一枚だ  │    ┃ ┃      │   けで工事の完成をさせるのか。       │    ┃ ┃      │三、定額給付金はさもしいと麻生総理はおぬか   │    ┃ ┃      │  しになった様だが、全国各市では市民に対   │    ┃ ┃      │  し商品券の発行などの対策がされているが、  │    ┃ ┃      │  我が宇佐市は対策を考えているのか。本来   │    ┃ ┃      │  であれば三月第一回の議会に提出しなけれ   │    ┃ ┃      │  ばと思う。多数の市民は期待しているがど   │    ┃ ┃      │  う思うか。                 │    ┃ ┠──────┼────────────────────────┼────┨ ┃六番    │一、市長退任に当たり最も誇れる実績と最も気   │市  長┃ ┃新開洋一君 │  掛かりな、心残りな点は。          │    ┃ ┃      │二、耐震化しなければならない公共施設につい   │担  当┃ ┃      │  て                     │部課長 ┃ ┃      │ (1) 施設数と今後の予定。           │    ┃ ┃      │三、自治区の将来像は              │    ┃ ┃      │四、終の住処の現状と今後の展望         │    ┃ ┠──────┼────────────────────────┼────┨ ┃一番    │一、教育長としての立場と行動について、説    │教育長 ┃ ┃辛島光司君 │ 明を求める                  │    ┃ ┃      │二、尾永井工業団地に関して           │担  当┃ ┃      │ (1) その後の経過報告を求める。        │部課長 ┃ ┃      │ (2) 現在の取り組みと今後の展望は。      │    ┃ ┃      │ (3) 現在まで、金利等も含め総経費の金額は。  │    ┃ ┃      │三、自身による時枝市政の総括を         │市  長┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━┛ ◯議長(浜永義機君)まず、二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)皆さん、おはようございます。二十番の高橋です。  三月は別れの季節です。毎年三月は退職なさる部課長さんと最後の議会になるわけです。今回は、時枝市長さんも引退を表明なさっているわけで、寂しさもひとしおであります。「この杯を受けてくれ、どうぞ並々つがしておくれ、花に嵐のたとえもあるぞ、さよならだけが人生だ」、御承知のとおり、これは于武陵の漢詩を井伏鱒二が和訳したものです。あす何が起こるかわからないので今の出会いを楽しもうという意味があり、一期一会の精神とも通じると言います。  私は、三月議会でいつも感じることは、こんなことなら退職なさる部課長さんたちにもっとやさしい言葉をかけておけばよかったなと思うことです。ただ、理解していただきたいのは、議会での失礼な質問も議員という公の立場で申し上げているわけで、他意も私情もございません。ですから、ないとは信じますが、この高橋を恨みに思って退職なさる部課長さんが万が一にもいるとすれば、どうか水に流してお許しいただきたいと思います。市長さんを初め皆さん方の御健康と今後の御活躍を心より御祈念申し上げます。  さて、第一の質問は、個人情報保護法の過剰反応対策についてです。  個人情報保護法が二〇〇五年四月に全面施行された後、学校や自治会等の名簿づくりに支障を来すなど過剰反応が起きています。  一昨年の総務省の調査によりますと、二〇〇六年に対策をとった全国千八百七十四のうち百七十四の、九・三%しかないことがわかっています。宇佐市はこのような過剰反応に対してどのような運用指針を持っているのかをお聞きいたします。  第二の質問は宇佐八幡駐車場問題についてです。この問題は、昨年の十二議会で問題提起し、各方面にさまざまな波紋を広げることになりました。さらにこの駐車場トイレのトラブルに立腹した仙台の気象台職員が、インターネットの掲示板に、八幡駐車場の放火と社員の殺人予告を書き込み、十二月十七日、偽計業務妨害容疑で逮捕される事件も起こっています。  そして、翌十八日の市議会本会議では宇佐八幡駐車場からの報告を公表しました。それによりますと、今回の事件の重要さを真摯に受けとめ、トラブルを起こした専務取締役を取締役へ降格処分、時枝市長も昨年十二月三十一日付で責任をとって社長を辞任するとのことでした。  そこで質問ですが、後任の人事はどうなったのでしょうか。また、その後、トイレを含む八幡駐車場の管理体制はどのように改革したのでしょうか。  次に、同日の本会議では、八幡駐車場については、早い時期に大分交通株式会社に営業譲渡、解散を視野に入れて具体的な検討作業に入りたいとの八幡駐車場の報告の公表もありましたが、その後どのような結論に至ったのでしょうか。  第三の質問は農地保全問題についてです。耕作放棄地は、二〇〇五年の統計で、埼玉県の面積に匹敵する三十八万ヘクタール、二十年前のほぼ倍に当たり、全農地の一割に匹敵するそうです。農水省は、二〇〇七年度に四〇%という先進国中最低の食糧自給率を、十五年度には四五%まで引き上げる目標を定め、昨年から全耕作放棄地を対象に復元の可能性などの調査を始めています。  耕作放棄の原因は、後継者難などありますが、開発業者らが農地の転用を当て込んで売買契約を結んで仮登記したまま転用できずに耕作放棄地化する現象が今各地で起きていると言われています。宇佐市の耕作放棄地の面積やその実態、今後の対策をお尋ねいたします。  第四の質問は宇佐海軍航空隊についてです。昭和十四年に宇佐海軍航空隊が開隊され、爆撃機・攻撃機の搭乗員の教育を推進するため、生徒・学生・練習生への実機練習を推進しました。戦争末期には、駐留する宇佐飛行場に特攻作戦に参加する実践部隊が展開され、空襲被害も終戦まで続いたと言われています。  ところで、終戦から早六十四年がたとうとしていますが、平和や防衛の名のもとに行われた多くの悲惨な戦争を体験した人々は、既に亡くなっているか、生きている方もかなりの高齢となっています。こうした中、一刻も早く悲惨な戦争の記録を残し伝えることが大切だと思います。  宇佐市は、宇佐海軍航空隊や当時の戦争資料をどのように収集しているのでしょうか。また、後世に戦争の悲惨さを伝えるための資料館建設の構想はないのでしょうか。  二点目は不発弾の問題です。一九九二年、大分市のバイク店で爆発事故があり、店舗が焼失して地面に大きな穴があきました。最初はガス爆発と思われたのですが、現場検証で金属片が見つかったことや、その後の科学警察研究所での調査結果で、爆発したのは米軍の不発弾であることが判明しています。このように、戦後四十七年経過した時点でも不発弾が爆発することを改めて確認させられた事件でもあったわけです。実は、宇佐海軍航空隊跡地周辺にも、今でも埋没した不発弾が幾つも眠っていると言われています。不発弾の調査はこれまで行ったことがあるのでしょうか。また、今後、対策をどう講じていくのかもあわせてお聞きいたしたいと思います。  これで初回の質問を終わります。 ◯議長(浜永義機君)それでは、高橋議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 時枝正昭君。 ◯市長(時枝正昭君)皆さん、おはようございます。市長の時枝です。  二十番 高橋議員の御質問にお答えいたします。  一項目め、個人情報保護法の過剰反応対策についてでありますが、法の全面試行により、個人情報に対する意識が高まる一方、法の趣旨の誤解などによって、本来提供させるべき必要な個人情報が提供されないなど、一部に過剰とも言える反応、いわゆる過剰反応も見受けられるようであります。  当市におきましても、市政の適正かつ円滑を図りつつ個人の権利利益を保護するために、市が保有する個人情報の利用や提供する場合の取り扱いについて個人情報保護条例に定めております。個人情報の有用性については十分認識いたしておりますが、個人の権利利益を保護するためその取り扱いについては慎重に対応せざるを得ません。今後とも保護と利用のバランスを考慮しつつ、個人の権利利益の適切な保護に努めてまいります。  以上で私の答弁を終わりますが、その他については担当部課長に答弁してもらいますのでよろしくお願いします。  終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、二項目めの宇佐八幡駐車場問題についてと、三項目めの農地保全問題についてを、経済部長 大冨義夫君。 ◯経済部長(大冨義夫君)おはようございます。経済部長の大冨です。  二十番 高橋議員の御質問にお答えいたします。  二項目めの一点目、株式会社宇佐八幡駐車場の後任人事についてですが、株式会社宇佐八幡駐車場からの報告では、平成二十年十二月二十六日に取締役会を開催し、代表取締役時枝正昭氏が平成二十年十二月三十一日付で代表取締役を辞任して取締役となり、後任の代表取締役には取締役の大園清一郎氏が、また、専務取締役も取締役に辞任したとの報告を受けております。  また、トイレの管理体制等については、対応や清掃、維持管理に、これまで以上の配慮をするよう指導しております。トイレの夜間使用につきましても、防犯上、男子トイレのみの開放になりますが、二十二時までは使用できるようにしており、利用者に不快感を与えることのないよう努めていただいております。  二点目の株式会社宇佐八幡駐車場の営業譲渡、解散等についてですが、現時点、具体的内容には進んでいないとの報告を受けています。宇佐市としては、今後、宇佐市の観光振興のあり方、観光の玄関口としての位置づけから、宇佐市観光協会や仲店会等、市民の皆様の御意見、御提言を参考に慎重に検討してまいりたいと考えています。  次に、三項目め、農地保全問題について、宇佐市の耕作放棄地面積は、農業従事者の高齢化及び農業の担い手不足などから年々増加傾向にあり、平成十七年農林業センサスでは五百三十七ヘクタールで、特に樹園地の占める割合が大きくなっております。このため、市と農業委員会が中心となって平成二十年九月に実態調査を行い、現状を把握するように努めました。  今後は、現状の農地利用実態等を踏まえ、農業委員の農地パトロールや農業経営基盤強化促進法に基づく特定法人、認定農業者、新規参入者への貸し付けなどとあわせて市内全体に散在する耕作放棄地の解消計画を策定し、耕作放棄地の解消を目指すこととしております。  また、国では、五年後の放棄地ゼロを掲げ、耕作放棄地解消計画に沿った取り組みに対して、本年度の補正予算や平成二十一年度当初予算の中で支援するようにしております。  本市におきましても、これらの助成制度が活用できるよう農業委員会、土地改良区、農協等関係機関が参画した宇佐市耕作放棄地解消対策協議会を昨年十二月一日に立ち上げ、具体的な取り組みを始めたところであります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)最後に、四項目めの宇佐海軍航空隊についてを、教育次長 原田芳文君。 ◯教育次長(原田芳文君)おはようございます。教育次長の原田です。  二十番 高橋議員の質問のうち、四項目めの宇佐海軍航空隊についてお答えします。  まず、一点目の宇佐海軍航空隊や当時の戦争資料の収集についてですが、これまでに米軍の銃弾や宇佐海軍航空隊で使用されていた航空機の部品、戦時中の日用品等百点を超える資料を収集しています。現在、その一部は宇佐文化会館で展示しています。  また、資料館の構想についてですが、昨年、宇佐海軍航空隊に係る戦争遺跡等の整備計画を策定しました。これは、海軍航空隊の遺跡を整備し、平和推進のための活用や地域活性化を目的として策定したものであります。この中に平和ミュージアムの必要性についても言及しているところです。今後は、この整備計画を具体的なものにするための活用計画立案の取り組みに努めたいと考えています。  次に、二点目の宇佐海軍航空隊跡地周辺の不発弾の調査と今後の対策についてですが、不発弾の調査は、これまで実施したことはありません。  今後の対策としては、当時を知る方々も高齢になられておりますので、早い時期に情報の提供を求めるとともに、必要に応じて建設業者に周知を図ってまいりたいと考えています。  以上で、答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で高橋議員の一般質問に対する執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)それでは、順次再質問をしていきたいと思います。  まず、第一項目の個人情報保護の過剰反応対策についてです。  さっきの答弁は、具体的な指針をほとんど示していないんでちょっと残念だったんですけれども、この保護法が施行されて以来ですね、この日本社会も過剰反応によって匿名社会と最近言われるようなひずみがたくさん出ていると私は感じています。  ここ最近のですね、過去のさまざまな問題についてちょっと申し上げますと、二〇〇五年の尼崎市の福知山線の脱線事故のときにですね、この安否を尋ねる家族が病院やJR西日本に問い合わせたんですけれども、情報を提供するかどうか随分右往左往したという話がありますね。それから、能登半島地震で直撃された石川県の輪島市は、災害時要援護者リストが本人の同意が得られずに完成していなかったということもありました。それから、最近では自治体の不祥事をこの保護法を盾に情報開示を拒むケースが非常に多くなっています。宇佐市も若干その傾向にあるんじゃないかなと私は思うんですけれども。  特に最近のニュースで笑ってしまったのはですね、去る二月十六日に報道された和歌山県の田辺中学校の過剰反応でした。これは、卒業式で保護者による生徒の撮影が禁止になったと、理由は個人情報保護法に基づいてということなんですけれども、ここまでになるとね、ちょっと過剰反応も、これは異常反応になっているんじゃないかなと思うようなきらいがあります。  学校とか自治体会でですね、緊急連絡網などの作成とか配付、あるいは災害時援護者リストの共有で、福祉部門、防災部門、自主防災組織、民生委員などで混乱した問題とかは、これまで起こっていないんでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)総務課長。 ◯総務課長(信国和徳君)総務課長の信国です。  高橋議員の再質問にお答えいたします。  現在、私の認識しているところでは、大きな問題は起こっておりません。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)ただ、そんなことは、私はないと思うんですよね。一つの具体例を挙げますと、学校現場でもですね、最近、緊急の、何といいますか、連絡網などもつくれないでいるという学校がほとんどと聞いていますよ、役員だけの連絡網になってですね、全体の緊急連絡網をつくれないでいるという話なんですけれども、いかがですか、学校現場ではそういう問題は起こっていませんか。 ◯議長(浜永義機君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(吉村高三君)学校教育課長の吉村でございます。  高橋議員の再質問にお答えいたします。  生徒の氏名ですとか住所など、学校が取得した個人情報につきましては、入学時あるいは新学期等に事前に説明をして、同意を得た範囲でお配りをすると、お示しをするというふうにしておりますので、一律にお配りをしないとか、提供しないというようなことはお聞きしておりませんし、必要な緊急連絡等がつくような手段は各学級でとっているというふうに認識しております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)それね、私が聞いた事実と全然違うんですよね。ほとんどの今、小学校のPTAでもですね、役員さんの連絡網は配付できても、全体の連絡網といいますか、緊急連絡網はつくれないでいるというような話を聞いていますんで、できれば宇佐市も、それから学校現場もですね、学校現場というか、教育委員会もですね、この個人情報保護の問題について少し啓発活動をしていただきたいと思います。  ポイントはですね、例えば、一つは、今言ったように学校、自治会における名簿や緊急連絡網などの作成や配付なんですね、これも、さっき言いましたように、あらかじめ本人の同意を得るとかですね、同意にかわる措置もありますよね。これは、オプトアウトと言いますけれども、これは郵便とか電話とか電子メールなどで通知するということと、それから、例えば、最近あるのは、事務所にこういう連絡網を作成しますよという掲示をしておれば作成できるとか、それから自治会なんかはですね、これは誤解が随分あるんですけれども、個人情報取り扱い事業として、これは個人情報の適用を受けるのは五千人以上を超える個人情報なんですね。自治会ね、宇佐市の自治会で五千人を超える会員さんのいるところなんていうのはないわけでね、これは問題ないんですよね。ですから、そういう誤解が随分ありますので、その誤解を解く意味でも私は啓発活動をぜひ進めていってほしいと思います。  それから、災害時の援護者リストの共有なんかもですね、これは共有できるわけですよね。今、判断としては共有できるということになっていますんで、これも周知徹底を図っていただきたいと思いますけれども、それから本人の同意を得なくても個人情報を提供できる場合もたくさんありますよね。法令に基づく場合だとか、人の生命財産の保護のために必要のある場合とかですね、いろいろあるんで、こういうことをまとめて、私はホームページあたりでも周知徹底を図るということが重要だと思っています。
     例えば、ホームページできちっと啓発活動をしているのが群馬県の伊勢崎市とかですね、熊本県の人吉市などもありますよね。宇佐市もこの過剰反応対策をぜひとっていただきたいというふうに思っております。  それでは、二項目めの宇佐八幡駐車場問題についてです。あんな事件を起こして、昨年の十二月二十六日の取締役会でですね、専務取締役が普通の取締役への降格人事があったと。私ね、これは八幡駐車場、三セクの問題ですからね、ここで言うのもどうかなとは思いますけれども、やっぱり一般市民はですね、処分が軽過ぎるんではないかなという人が圧倒的に多いですね。漏れ伺うとですね、本人は解雇も覚悟をしていたと言うんですけれども、現在もあそこにいるんですが、その取締役会ではどういうさたが下ったのか、聞いていますか。 ◯議長(浜永義機君)経済部長。 ◯経済部長(大冨義夫君)経済部長の大冨です。  取締役会のメンバーということなんでしょうか。取締役会での、もう一度お願いします。(「その専務取締役が今でもいるということですよ」と呼ぶ者あり)今でもおられるというのはですね、私どもが聞いておる範囲では、その通常の業務、いわゆる今年度の決算期を控えているというのが大きな一つの理由だというふうに聞いております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)あの方は、ことし三月で退職じゃないんですかね、三月いっぱいということですか。 ◯議長(浜永義機君)経済部長。 ◯経済部長(大冨義夫君)経済部長の大冨です。  三月いっぱいまでというふうな、その時限的なお話は伺っていないというのが実情です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)私は、何か三月いっぱいじゃなくて、九月とか、何か十月とか、そんな話も聞いているんですけれども、あんな問題を起こした方が、退職時じゃなくて、さらに延長するなんていうことも、私も非常に今度の取締役会の結果というのは不可解なんですけれども、その辺は、どう宇佐市としてはお感じなんですかね。 ◯議長(浜永義機君)経済部長。 ◯経済部長(大冨義夫君)経済部長の大冨です。  当時のあの混乱の状況の中でそういったお話がされたんだと思うんですけれども、それについて、ある部分では取締役会での決議ということ、あるいはそういった人事の問題ということなんで、市としては、そこまで介入できる、どこまで介入できるのかなというのも踏まえてですね、それがいいとか悪いとか、そういう状況の判断は現時点ではできないんではないかなというふうに思っています。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)あんな大きな問題を起こして、専務から平の取締役に降格と、これは大したあれじゃないですよね、ペナルティーにはなっていないと思いますね。  それから、退職も、さらにずっとこう居続けるさせるとかというのも、私はなかなか納得できないんですけれども。わかりました。  この取締役会で、先ほどの答弁では、大園前副市長さんが代表取締役に就任されたというふうな答弁でした。大園さんは一月の二十日で副市長を退任していますよね。ですから、私は、この人事も、もう不可解なんですけれども、四月には市長選挙があるわけでしょう。時枝市長さんももう引退を表明しているわけで、今回の事件の責任をとって社長をおりるというのは、わからないことでもないんですけれども、それだったらですね、市長選挙が終わるまでは空白にするとかという人事もあるんじゃないかなと思うんですけれども、その辺の取締役会の話は聞いていませんか。 ◯議長(浜永義機君)経済部長。 ◯経済部長(大冨義夫君)お答えします。  会社からの報告の中でですね、その十二月二十六日に前副市長が代表取締役になったと。今、議員さんが言われるように、一月二十日におやめになったのでということなんで、会社のほうに、そこら辺の関係はどうなんですかということでお尋ねを申し上げたら、その会社法、あるいはその八幡駐車場の定款からして、そこら辺については別に問題ない、支障のない出来事だというふうに報告を受けて、私どもも、そういう会社法に抵触しないと、定款上にも抵触をしないということであれば問題ないのかなというような解釈をしておりますし、四月の二十三日に市長さんは退任ということなんで、当然、次の六月にある株主総会の中で、新しい役員さんというか、取締役の就退任のそこで決議をされるものというふうに理解をしているところです。それに従って重要な決議とか、そういう決裁事項はないというような報告も受けているところです。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)確かに定款を読む限りですね、ここの代表取締役が充て職ではないということはわかるんですけれども、実際は充て職でずっと来ているわけですね、慣例としてはね、ですからその辺をどう考えるかの問題だと思うんですけれども。  それから、もう一つですね、この事件発覚後ですね、トイレの管理体制について先ほど答弁がありましたけれども、事件後も改善されなかったという事実は御承知ですか。 ◯議長(浜永義機君)商工観光課長。 ◯商工観光課長(井上治廣君)商工観光課長の井上です。  高橋議員の再質問にお答えいたします。  事件後、こちらのほうは、トイレの部分につきましては市の所有でございますので直接指導いたしましたが、実は守られていなかったことがございまして、その後、直接警備会社のほうに電話をいたしまして、十時まであけるようにお願いしたところでございます。そういうことで、確かにこちらとしては守られていると思っていたところが守られていなかったことは認めます。その後、改善していますので、御了承をお願いしたいと思います。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)そういう事実があったということをね、経済部長、知っておいていただきたいんです。いろいろなトラブルが、過去、あそこは起こっているんですよ。今回でも、これだけ大きな問題が起こっていて、人事の問題にしても、それから今のトイレの管理体制にしても全然改善されていない事実が発覚しているわけですよ。その辺は素直にお認めいただきたいというふうに私は思うんです。  それからですね、十二月の一般質問で、大冨経済部長が、おわびするけれども謝罪ではないと、名答弁があったんですけれども、その後、正式に、宇佐市か、八幡駐車場からか、この被害者のSさんに、謝罪ではないかもしれないけれども、おわびをしたのかどうかですね。 ◯議長(浜永義機君)経済部長。 ◯経済部長(大冨義夫君)お答えいたします。  その後、御本人に直接おわびを申し上げたという報告は承っておりません。あの当時、新聞などのマスコミを通じておわびを申し上げながら、役員の降格処分という、一応社会的な制裁を受けたという認識はしているんですけれども、会社のほうから、直接御本人のほうにおわびを申し上げたというのは、まだそこまでの報告は受けておりません。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)全然、正式も何も、おわびも謝罪も何もしていないんですよ。これが、私は今の宇佐市の体質だと思っているんですよ。危機管理がもうまるで、できていないじゃないですか。電話でもいいんですよ、文書でもいいんですよ。どう思いますか、これ。新聞に出たから、もうそれでいいとお思いなんですか。 ◯議長(浜永義機君)経済部長。 ◯経済部長(大冨義夫君)お答えします。  そういうことを真摯に受けとめながら、改めて会社のほうに、直接おわびを申し上げることが適切ではないかという申し入れを行いたいというふうに思います。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)スピードもないし、何かこう緩みっ放しな宇佐市を、今、私、もう本当つくづく感じてしようがないんですよ、もうしっかりしてほしいと思います。お願いいたします。  それから、二点目の営業譲渡、解散も視野に入れ具体的な検討作業に入るという、十二月十八日の市議会の本会議で、これも大冨経済部長さんが報告をしましたね。これは非常に我々にとって、仲店会にとっても、宇佐市観光協会にとっても大事な問題なんで、はっきり答えていただきたいんですけれども、こんな愚策をどなたが言い始めたんですか。 ◯議長(浜永義機君)経済部長。 ◯経済部長(大冨義夫君)お答えします。  どなたがということではなくて、そういうふうな報告を私どもが受けて、そういうことで御報告を申し上げたんですけれども、私どもとしても、その後、皆さん方、いろいろな御意見がありました。そういった観点で、御答弁申し上げましたように、宇佐市としても、あの駐車場は、宇佐の観光窓口という位置づけからして、もっと慎重にというような思いでございます。答弁申し上げましたけれども、今後、皆様方の御意見、御提言をいただきながらこの問題に対処してまいりたいというふうに考えております。  実は、後ほど、斉藤議員でしたか、御質問がありますけれども、かんぽの郷の問題、あるいはこの八幡駐車場の問題、いわゆる三セクの問題について非常に難しい状況が出てきているということなんで、こういった諸課題を検討していくためにですね、庁内で三セク検討委員会を立ち上げてですね、そういった問題、課題に議論を重ねてまいりながら一定の方向づけをしていきたいというふうな取り組みを、今から考えていきたいということでございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)ということは、これも、営業譲渡、それから解散も視野に入れ具体的な検討という、そういう考え方というのは取締役会で出てきたということですね。 ◯議長(浜永義機君)経済部長。 ◯経済部長(大冨義夫君)お答えします。  そのようにというふうに、私も理解しています。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)あのね、行政のスリム化で、最近、三セクの整理縮小というのは全国的に確かに広がっているんです。去る一月二十二日の報道でも、別府市がですね、この二年間で、二〇〇七年度当初の八団体から五団体に縮小したというニュースが出ていました。でもね、これらの三セクはすべて赤字団体なんですよね。八幡駐車場というのはずっと長年黒字で、しかもやり方次第ではもっと黒字が出る可能性がある企業です、三セクですよね。こんな三セクを売却するその例というのは、私は寡聞にして知らないんですけれども、どこかありますか。黒字三セクを売却するという例を教えてください。 ◯議長(浜永義機君)経済部長。 ◯経済部長(大冨義夫君)お答えします。  黒字で売却というのは、私も、余り例はないと思います。いずれにいたしましてもですね、その後の動きの中で、観光協会さんからの御意見をいただく場も、うちの井上課長が出席して、あったということで、そのとき、貴重な御意見をいただいていますから、そういうのも参考にしながら、今後の一定の議論の場に今持っていきたいなというふうには思っています。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)私は、勝手にこの黒字経営の企業の株を売却するなんていうことはですね、宇佐市にとっても、それから市民に対してもね、私は背任行為だと思っているんですよ。私企業で言ったらですね、これは特別背任罪に問われるような、そういう話だという認識があるのかどうか、私はそれを聞きたいんですよ。 ◯議長(浜永義機君)総務部長。 ◯総務部長(小倉正五君)総務部長の小倉でございます。  高橋議員の御質問にお答えいたします。  第三セクターのことでありますので、正確なところは承知していないわけですが、一つの考え方として、なぜ黒字経営のセクターを、そういう判断が出てきたかということの一つの考えとして、議員が再三おっしゃっているように、宇佐観光の玄関口、そこでこういう不祥事が出て、非常に宇佐観光のイメージを傷つけたということは、これはけんせいにもかえがたい大きなミスだったろうと。その反省の中から、一つの、市民の皆さんに、第三セクターがみずから犯したことの反省の一つの選択肢としてそういうことも検討したということだと思うんです。これは宇佐市がかかわってそういう選択をしているわけではございませんので、先ほどから言っているように、個人の処分の問題等も含めて、今、非常に混乱期でありますので、その中から何らかの反省の意思を示すということで出てきていると思います。ですから、冷静な、今後の宇佐八幡の駐車場はどうあるべきかということは、そういう体制問題も含めて精査していって、宇佐市としてもそこにかかわって、やるべき姿に戻していきたいと、そういうふうに承知いたしております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)今、総務部長が言ったように、選択肢の一つならそれはいいんですよ、それはいろんな考え方があった中で選択していくということにすれば構わないんですけれども、もう新聞報道は選択肢の一つなんていう言い方じゃなかったですよね。あれはどんな発表をされたのか私は知りませんけれども、そういうことをといいますか、営業譲渡と解散も視野に入れてという、そういう前提でやっていこうというような報道だったと思うんですよ。だからおかしいと私は言っているわけで、選択肢の一つぐらいに言うんであればですね、それは構わないと思うんですよ。  ただね、さっき言いました、利益が出ている三セクを売却するケースも、私はあっていいと思うんですよ。これはやっぱり市民サービスにつながるとか、公共の福祉に寄与するとかという、そういうメリットが考えられる場合はね、それは、私はいいと思うんですよ。ところがね、あそこの八幡駐車場というのは、これまでいろんな不正問題から、さまざま問題を起こしてきているところなんですよ。これを一私企業に全部任せたら、これは、私たちはとんでもないことになるなというおそれといいますか、危機感を持っているわけなんですよ。ですから、宇佐市観光協会の宇佐支部も、それから仲店会もこれは反対しています。ですから、その辺を考慮に入れて、もう一遍じっくり考えてほしいというふうに思っていますが、いかがですか。 ◯議長(浜永義機君)経済部長。 ◯経済部長(大冨義夫君)お答えします。  まさに議員さんの御提言を肝に銘じながら、先ほど申しました三セク検討委員会の中で真摯な議論を重ねてまいりたいというふうに思っています。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)それでは、第三項目の農地保全問題についてです。  報道によりますとですね、農地や農業用施設の維持管理支援をする国の農地・水・環境保全向上対策の県内取り組み面積が当初目標の半分にとどまっているというふうに言います。伸び悩みの背景には、条件不利地への補償制度、中山間地域等直接支払い制度を受けていると負担増から協定を認めない市町村があるからとかと言うんですね。それから重複を認めているのが県下七市あると聞いていますけれども、宇佐市はこの重複を認めているんでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)農政課長。 ◯農政課長(高山裕章君)おはようございます。農政課長の高山でございます。  二十番 高橋議員の再質問にお答えいたします。  農地・水・環境保全向上対策と中山間利用のダブりについては、宇佐市は、当初はダブり地区は極力避けるということでしておりましたけれども、今は認めております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)財政的なこともあると思うんですけれども、地域保全には必要なことだと思いますのでね、ぜひお願いしたいと思います。  それから、最近、「職は農なり」という言葉がありますね、この「ショク」というのは、食べる食じゃなくて職業の職、職は農なり、また、建設業の方が農業を始めると言うので、「建設起農」という言葉もあります。こうした厳しい時代だからこそね、この職業として、また、起業として農業というのは見直されていると思うんですけれども、今後も新規就農者をふやす努力をお願いしたいと思いますし、最近は、今申し上げたように、いろんな企業がこの農業に参入するというケースがふえているというふうに聞いているんですけれども、宇佐市の状況をお聞きしたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)農政課長。 ◯農政課長(高山裕章君)農政課長の高山です。  ただいまの質問にお答えいたします。  宇佐市につきましては、今、企業で参入された方は八社ございます。これは、県外、県内も含めてでございます。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)耕作面積とかは、わかりますか。 ◯議長(浜永義機君)農政課長。 ◯農政課長(高山裕章君)農政課長の高山でございます。  ただいまの高橋議員の再質問にお答えします。  耕作面積につきましては、目標もございまして、大ざっぱでよろしいでしょうか。概数で(「大ざっぱでいいです」と呼ぶ者あり)三十ヘクタール弱でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)宇佐市は八社ほどあるということなんですけれども、その八社ほどある中に宮丸建設の白ネギ生産も入っているというふうに聞いていますが、先般、この白ネギを私はいただいて食べて非常においしかったので、宮丸議員に頑張っていただきたいと思いますけれども、持ち主が地元にいない不在地主農地の影響で、対象農地の地主全員の同意を集め切れずに、借り手が無届けで耕作する違法なやみ小作がふえているというのは本当なんですか。
    ◯議長(浜永義機君)農政課長。 ◯農政課長(高山裕章君)農政課長の高山でございます。  ただいまの再質問にお答えいたします。  やみ小作という部分につきましては、地主、いわゆる不在者地主等で、できないからやみ小作という事例は非常に少ないと思います。ただ、親戚同士もしくは顔見知りで、正式ないわゆる基盤強化法に基づく利用権設定をしないでお互いに借りているケースというのは非常に多いと思います。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)例えば、自治体が農業の担い手に耕作放棄地を貸す事業というのをやっているところがありますよね。宇佐市もやっていると思うんですけれども、そういう中に、やみ小作を黙認をせざるを得ないような事例というのはないんですか。 ◯議長(浜永義機君)農政課長。 ◯農政課長(高山裕章君)ただいまの再質問にお答えします。  農政課長の高山でございます。  宇佐市の場合ですね、いわゆる農地法の三条の要件がない会社に貸しつけている事例というのは二社あります。それは、宇佐市が借り入れして、宇佐市が特定企業という形で指定して企業に貸し出すケースです。この場合は、ちゃんと地主から市が借り受けますので、そういったやみの部分というのはございませんし、そういう事例はありません。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)相続後に登記すらしない不在地主を農地基本台帳で把握できないということが主たる原因だというふうに聞いていますけれども、この農地基本台帳を住民基本台帳のように法制化すべきだという意見もありますよね。ですから、議会でもこういう意見書を出すということも必要ですしね、宇佐市としても、農水省等の関係機関に要望していくということは大事だと思いますけれども、よろしくお願いします。  四項目めの宇佐海軍航空隊の活用についてです。資料収集について先ほど答弁いただいたんですけれども、百点を超える資料があると。私は資料リストをいただいて、こう見ていたんですけれども、私個人でも数百点持っています。ここを見る限り、これという目玉になるようなものが残念ながらまだないような気がするんですけれども、やっぱりこの重要さを認識して、これまで本格的に資料収集を行ってきた経緯があるんでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)文化課長。 ◯文化課長(佃 一登君)文化課長の佃でございます。  高橋議員の再質問にお答えいたします。  これまでこういった資料は、お配りいたしました関係資料にございますけれども、こういった個人の方々からいただいたりとか、お借りしているものがほとんどでございまして、特に重要なものがあれば三和文庫の運営協議会あたりと協議いたしまして、収集するというようなことになろうかと思います。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)資料収集の予算を年額どれぐらい見るとかということは、今まで予算化した経緯はないんですか。 ◯議長(浜永義機君)文化課長。 ◯文化課長(佃 一登君)文化課長の佃でございます。  高橋議員の再質問にお答えいたします。  これまで予算化をしたことは、ないというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)これからの質問にも関連するんですけれども、やっぱり平和ミュージアム構想があればぜひやっぱり資料収集の年額予算等の割り振りはしたほうがいいと、要求したほうがいいと私は思います。  さっき平和ミュージアム構想が昨年策定した宇佐航空隊に係る戦争遺跡等の整備活用計画書の中にあるとのことでしたが、私も事前にこの資料をいただきました。この中に、平成二十年度に国所有の海軍航空隊戦跡の施設買収打ち合わせ、それから平成二十一年度に購入と書いてありますが、これは国からの払い下げの件だと思いますけれども、どんなものがあるんでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)文化課長。 ◯文化課長(佃 一登君)文化課長の佃でございます。  高橋議員の再質問にお答えいたします。  現在、九州財務局大分事務所のほうにですね、柳ヶ浦のほうにございますれんが建物、エンジン調整室、排水場跡の土地と戦跡でございますけれども、これは数年前からぜひ払い下げをしていただきたいというような申し出をしておったんですが、やはり近所の宅地というようなこともございまして、無料では差し上げられないというようなことでございました。昨年の三月ぐらいに事務所のほうから金額の提示がありまして、それをきっかけといいますか、航空隊にある戦跡の整備と保存活用に関する計画を作成したというような経緯がございます。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)このれんが建物とか排水場の跡とかというのは、具体的に金額は幾らぐらいの提示があったんですか。そして、これも具体的に、いつ購入予定なんですか。 ◯議長(浜永義機君)文化課長。 ◯文化課長(佃 一登君)文化課長の佃でございます。  高橋議員の再質問にお答えいたします。  金額の提示がございましたが、これは先ほど言いました三件の物件と土地合わせてでございますけれども、提示されたのが、三百十万二千円ということで提示がございました。これにつきましては、できるだけ早い時期に購入したいというふうには考えておりますけれども、やはり購入する上では保存活用の具体的な計画が必要だということで現在に至っております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)この整備活用計画書の中に、柳ヶ浦正門の門柱掘り起こしも平成二十一年度に行って、平成二十二年度に設置とありましたけれども、今、これはどこにあるんですか、そしてどこに設置するんですか。 ◯議長(浜永義機君)文化課長。 ◯文化課長(佃 一登君)文化課長の佃でございます。  高橋議員の再質問にお答えいたします。  正門にあります門でございますけれども、これは、一つは、もう早い時期に掘り起こしまして見つかりましたんで、柳ヶ浦小学校のほうに置いてございます。もう一つ、県道の柳ヶ浦上拝田線が今工事中でございまして、昨年、ちょうどその工事のときにですね、掘り起こしまして、現在、やはり同じように柳ヶ浦小学校のほうに置いてあります。(「どこに設置するんですか」と呼ぶ者あり)設置はですね、ちょうど今工事をしているところで、コンビニのあれはセブンイレブンですかね、あそこのちょうど交差点がありますけれども、大体あそこが前あったところでございますので、同じような形で設置をしたいというふうな考えは今のところ持っております。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)この計画書の中にですね、野外戦争遺跡博物館事業推進、それから平和ミュージアム事業推進が平成二十三年度、二十四年度に載っておりますけれども、具体的にどんなものを考えているのかとですね、いつ完成する予定なのか、わかれば、そして場所も。 ◯議長(浜永義機君)文化課長。 ◯文化課長(佃 一登君)文化課長の佃でございます。  高橋議員の再質問にお答えいたします。  整備計画では、一応年次計画というものを待たれておりますけれども、まだこれは具体的なものではございませんで、平和ミュージアムという形で言っておりますけれども、戦争資料の展示をする場を設置するということで、必要性は認識しておりますけれども、まだ計画が基本構想的なものでありますので、既存施設を利用した設置かですね、新たに設置するかということはまだ決まっておりません。したがって、場所等も決定は全くしておりません。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)愛知県と名古屋市が共同で戦争資料展をインターネットに開設しております。これを見ますと、年間五回ほど図書館などで戦争資料展を開催しているんですけれども、その模様と、それからさまざまなジャンルの収集資料を画像で見せています。そのほかには、愛知県の空襲の概要だとかですね、おもしろかったのは戦争体験ビデオの貸し出しだとか、資料寄贈のお願いコーナーなんかもあるんですよ。  私は、それでヒントを得たんですけれども、宇佐市もですね、まだ建設がちょっと先になるというんであればですね、インターネットでバーチャルな平和ミュージアムといいますか、戦争資料館をつくっていくと。今現在、宇佐市が収集している資料を皆さんに見ていただくというコーナーとかですね、そういうことを、皆さん方にその資料の呼びかけなんかもするといいと思っていますしね、そういうバーチャルな平和ミュージアムをまず開設するというのはいかがですかね。 ◯議長(浜永義機君)文化課長。 ◯文化課長(佃 一登君)文化課長の佃でございます。  高橋議員の再質問にお答えいたします。  まず、バーチャルで、ホームページで資料館を作成してはどうかということでございますけれども、現在、宇佐市のホームページでは、トップページで、平和学習というような観点から、航空隊の滑走路跡とか、掩体壕の紹介を動画で今やっております。また、写真でも紹介をしているんですけれども、あと一般の方のサイトで「宇佐航空隊の戦跡を歩く」というコーナーがございまして、そちらのほうにリンクをしているような状況であります。ただ、これが十分ではありませんので、やはりさらにですね、情報を発信するということが必要かというふうに思っております。やはり航空隊の戦跡の保存活用という切り口が、平和学習でありますとか、観光だとか、地域振興だとか、いろんなジャンルがありますので、どういう形になるかはわかりませんけれども、一層ホームページの活用を図るということは必要であろうというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十番 高橋宜宏君。 ◯二十番(高橋宜宏君)ぜひお願いいたします。  それでは、二点目の不発弾の問題です。ことしの一月に、沖縄の小学生が道路脇に転がっていた不発弾を拾って、これは平和学習に役立つぞと言って、学校に持っていって大騒ぎになった事件があったんですけれども、実は私も十数年前にですね、近所の人が、不発弾があるけれどもと言うんで、私はいただいて帰って、床の間に置いていたら、あるとき私の友人が来て、一緒に酒を飲んでいたらですね、高橋さん、これ信管がまだついてますよと言うので、また大騒ぎになって、処理班に来てもらったというケースがあるんですよ。まだまだ結構家庭の中とかですね、その辺にも不発弾があるケースもありますし、それから特に埋没不発弾、これはね、私も古老の方に場所を聞いています。何人かいるんですよ、まだまだ調査可能な人もいますんでね、早い時期に、そういう方が亡くならないうちにですね、ぜひやっていただきたいというふうに思っていますが、とりあえず答弁を、もしいただければと。 ◯議長(浜永義機君)総務課長。 ◯総務課長(信国和徳君)総務課長の信国です。  高橋議員の再質問にお答えいたします。  先ほど答弁を申し上げましたとおり、早急にその方々に情報提供をいただくよう、こちらのほうも努力をしていきたいと思います。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)以上で高橋議員の一般質問を終結いたします。  次に、二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)皆さん、おはようございます。二十七番 広岡です。  平成二十一年三月第一回の市議会の定例会におきまして、三項目にわたり質問をします。  私の第一の質問は時枝市長の去就についてということで、時枝市長に対しては最後の質問になろうかと思います。本来ならば、九年間のあなたの御労苦に対する感謝を申し上げ、そしてお礼を申し上げなくてはならん一般質問でありますが、今回は、お気の毒ですが、あなたに少しばかり苦言を申し上げて、去就のあいさつにかえさせていただきます。  このことは、あなたも御存じだと思いますが、あなたが就任して九年になるわけです。私は、あなたが初陣のときは後援会を挙げてあなたを応援したつもりであります。あなたも、私の後援会にはせ参じてくれて、そしてあなたの言い分を後援会の目前で申し上げたわけであります。当時は、立派な、私は、市長だと、市長になれる方だということで、前市長であります、故人になりました佐瀬市長からの伝言、申しつけにより、あなたを御推挙したわけであります。そのせいで、私は、同時選挙でありましたので、地元の候補を猛反対したわけであります。立派な人材ということで、私は、地元の候補を猛反対し、落選に追い込むような遊説をして回ったことがあるわけであります。そういう成果のために、あなたは見事な当選をなさったわけです。一万近くの差をつけて当選をなさったと。私は、あなたを推したので落選の憂き目に遭ったわけです。なぜ地元の市長候補を推さないのかという批判が高まって、あいにく私は失敗したのであります。  四年間は、私も空白で、あなたと接することはできなかったわけで、最近、五年前でしたか、私は再選を果たしてから、あなたに申し上げたことは、消防職員を二十三年間勤めた人を、あなたはもうむげにも、結局首にしたわけです、極端な言い方ですがね。そして退職金も出さなかったと。人間味あふれたことなら私はとやかく言いませんが、その五年前は、その消防職員のために、私はあえて消防の議会に入ったわけです。そして議長にでもなれば、あなたと話し合いでその職員を救済するという立場でやったわけですが、あいにく私は議長になれなくて、そのほかのこともあなたと話ができなかった。しかし、議会で、私は強くあなたに要請をしております。懲戒免職をして退職金も出さないとは何事かと、私はくどくどあなたに申し上げたんで、それでもあなたはやっぱりそれを通したわけです。その結果、どうですか、あなたも言ったじゃないですか。あの一家は、私の、結局面倒を見ておる患者の一家であるということをあなたは言ったと思うんですよ。ならば温情を持って、依願退職か何かの方法で、せめて、退職はしても、退職金ぐらいは出してやろうという心構えがなかったのかということを、私はあの当時、あなたを責めたわけです。そう思わんですか、あなたの部下ですよ。二十三年も勤めた部下、いささかあの消防では人気は悪かったことを、私は話を聞いておりますが、対策としては、懲戒免職じゃなくて依願退職の形ならば二十三年間の退職金ぐらいは払えるわけです。例があるわけですから、なぜにそれをやらなかったか。  それで、私はあなたに、五年後の議会でしたか、ポスターをお返しして、野党宣言をあのときしたわけです、私は。本来なら、野党宣言どころかあなたの、私は、第一党である、与党一党である、私の、一人の議員だと思うんですよ。それをあえて野党宣言をしなくちゃならないと、そういうさたになったわけです。以来、野党宣言を続けてまいりました。ですから、この質問は酷な質問になるかしれませんが、あなたに対しては気の毒な質問になるかしれませんが、二項目にわたってるる申し上げたいと思います。  第一点目、時枝市政末期になって、市長選絡みで前副市長のO氏を後援者に立て全力で応援しているが、私は残念に思う。九年間の功績を無にしますか。非常に私は残念です。昔は与党の第一党の一人であった私がこのような酷な質問をするとは残念です。今現在、三名の立候補者が出ております。三名皆協力してということにはならんと思いますが、御存じのように、二名の候補者は立派な候補者であります。あなたも立派なO氏を推薦、協力、応援をしておる候補者であります。片方の候補者K氏は、あなたは知ってのとおり、大分県出身で、そして中津の副市長までした立派な方であります。私が残念ということは、せめてその立派な二人が立候補するならばね、二人を市に残せばいいじゃないですか。そういう形を、私は残念ということを申し上げておるんです。二人とも市に残して、宇佐市の行く末、今後の、将来の宇佐市に対する立派な二人を市に据えたらどうかということを私は言いたいわけです。それなのに、あなたは片方だけ応援、支援、当選を目的にした後援者の一人となっておることは、私は残念だと言うんです。どちらが市長になるか、副市長になるかは、それは市民が考えることですが、そういう形で私は残すべきだということで、残念ということを使ったわけであります。  時期は、もう遅くなったと、しかしまだまだ告示まで幾ばくかあるわけです、時間はあるわけです。やろうとするならできんことはないわけです。そんな立派な二人の実力者が宇佐市に存在をしているということならば、考えられんことはないと。現職市長を初め現職県議では二人、そして元県議も二人、立派な方たちがO氏を応援しておるじゃありませんか。私は悔やみ節で悔やんでおるんではありません。私たちの候補者が、知名度が薄いので非常に厳しい選挙を強いられております。選挙されておるんです。当選不可能だと思います。しかし、選挙は水ものです。だからと言って落選ということにはつながらんと思うんです。市長、わかりますか、あなた、もう退職間際じゃないですか。あなたは引退声明をした人じゃないですか。それが残念でなりませんということを言いよるわけです。  二点目、現職市長のまま後継予定候補O氏の選挙戦に没頭するのですか。多数の宇佐市民は嘆いているではありませんかということであります。先ほどのあなたへの質問と同じなんです。本当に市民は嘆いておる。こんな立派な人が宇佐市の候補者になれんなんか想像もつかなかったということで、大多数の市民の方が訴えておるわけです。だから私は言っておる。あなたもO氏は立派な人だということで推薦もし、後継者として応援をしておる、わかりますよ、それは。なれば二人をなぜ市に残して宇佐市の発展をやらせないのかということであります。  それから、あなたの引退に対する、私は声明文、お手紙を読ませていただきました。今月の五日報にお手紙という形で、九年間、あなたがずっと六万市民に送ってきた手紙の中の一ページを私は読ませていただきました。十項目にわたって、あなたは、宇佐、院内、安心院が合併してよかったと、何がよかったんですか。院内、安心院の人はどんなことを言っておるんですか、悔やんでおるじゃないですか。これはあなたの責任とは言いません。小泉元総理の考えで平成の大合併を強制的にやらせたわけですから、そのために、宇佐市もそうです、院内、安心院もみんな悔やんでおるわけで、合併せんでよかったと、せんがよかったと。これはあなたの責任だけではありません。あなたは合併してから「彩りに満ちた暮らしの元気都市」ということをうたい文句に今日までやってきました。そうでしょうか、彩りに満ちた元気都市になったでしょうか。私は疑惑紛れの不正腐敗の都市であったということを言わざるを得んわけであります。いろいろ行財政改革をやって、そして市民に不便を感じさせたと、事業もしないと。最後のあなたのお手紙の中にあります。平成十九年度は黒字に転じましたと、こんなことを手紙に書いております。当然でしょう、黒字になるのは、仕事をしないわけですから、そうでしょう。公共事業もやらない、市民の要望にはこたえないと、黒字になるのが当然じゃないですか、仕事をせんから。どなたが市長になっても、仕事をしなくて人件費だけ納めたら黒字続きなんですよ、わかる、これをあなたはお別れの手紙にしておるわけです。何もせんやったら黒字になるわね。税金は、給料だけにして、仕事をせんかったら赤字になるわけはないじゃないですか。よくもこんな最後のお手紙を出したなと私は感心に思っておるわけです。  それから、企業誘致は、十六社も企業誘致をしたと。これはまた自慢の一つです。下拝田団地なんかはそうでしょう。市費を、六億円も安くして、企業誘致のためにあの土地を買収させたと。共産党の用松議員が常に言っておりましたよ。何で六億も市税を出して企業誘致をやらなくちゃならんのかという、六億ですよ。それは十六社誘致したからということで自慢にはならんわけですよ。まだまだ企業誘致をしなくちゃならんような土地は院内や安心院にもあるわけです。それならなお院内、安心院の土地を、企業誘致させるために、六億も八億出して転売しないのですか。私は、下拝田団地に六億市費を出して、土地を無償と同然な単価で買収させたんですから、院内、安心院もそうすべきだと私は思うんです。それはそうしなかったわけじゃない、それがあなたの自慢話なんであって、るる、いろいろ言いたいことはありますが、時間の都合でこのくらいにしておきます。  二項目め、山本浄水場改修工事についてであります。  一点目、山本浄水場改修工事は、随意契約同然で、三十四億四千万円で間組に入札なしで発注したが、その後の工事に着手し、現場事務所ぐらいは建っていると思い、二月の二十四日に建設環境常任委員会で現場説明を受けたが、行ってみたら更地で視察をしたわけであります。何もやっていなかったわけです。もう随分日にちはたっております。間組が事務所でも建てて着工の段階に至っておるんではなかろうかということで現場説明を受けたわけです。ところが何もない、事務所もない、間組が入った跡もない。  説明を聞いたら、ただいまは、三十四億四千万円の事業を間組に投げ出したけどが設計の段階だと、これから設計するんだと。三月二十七日が設計の最終日、完成日だと言って説明を受けました。三十四億の工事を、あんた投げ出して、これから設計させるんですか。それがあなたの言う設計方法だということなんですよ。今から設計して、工程表もつくり、そして完成の図面をつくっていくわけですよ。そんなことが通りますか。私も建設業者の経験者であります。落札をして、それから設計して、工事金額決めるぐらいなら、今、現在やっておる土建業者は倒産になるような業者にはなれんです。最近にまた倒産ということが出てきましたが、自分で設計して自分で工事するぐらいなら倒産はあり得ないわけです、市長、どうですか。現在、間組はこれから設計をしていくわけです。まだまだ工事量はどんどん増額していくでしょう。当初予算四十億ですから、四十億満杯までは到達するんではないかと。  私の二点目の質問には、三十六億一千二百万と、質問をしておりますが、これは、私は、三十四億四千万円の消費税が上乗せされたんじゃないかということで、私の誤解だったかもしれません。とにかく工事はどんどんかさ上げしていって、四十億ないし四十億以上にふくれ上がっていくんじゃないかという、私はそんな気がするわけです。あり得んでしょうが、皆さんもそう思わんですか。落札して、それから設計させますか。土建業者も何人かおられるようですが、それをさせるぐらいなら土建業者としては倒産もあり得ないし、ほくほくじゃないですか。一遍で成金になりますよ。  この間組に投げ出したのは、当初は西松建設ね、西松建設が、私は、うわさでは落札するんではないかと、五人の委員会、入札検討委員会が西松に決めるんじゃないかと、ところが新聞紙上どうですか、日本国じゅう、西松だらけじゃないの、今は。献金で、そして、最近のテレビでは放送されました。各市町村にも黒い金疑惑が行き渡っておるんじゃないかというテレビ放送があったんですね。だから私は考えました。宇佐市も西松建設を五人の委員会が指名しておりますから、あったんではないかなと、疑惑があったんじゃないかなと感じました。どうですか、市長、テレビで公然と公表したんですよ。西松建設の関係する市町村にもそんな疑惑はあって、金が行ったんじゃないかと、そう思わんですか、私は思いますよ。私の一般質問の中で、以前の質問の中で言いました。疑惑だらけで、そしてね、今度の市長選はその疑惑絡みの市長選じゃないかと、選挙資金も当然出ていくんじゃないかと、それが今度の新聞紙上で騒いでおる西松建設なんだよな。  私は、冒頭から西松建設、間組を指名すべきではないということをとなえてきたんです。最終的には十二名の議員が反対同盟をつくって反対をしてきました。そうじゃないですか。それを強引に、五人の入札検討委員会というものをつくったわけです、あなたが、おれの責任じゃないぞという形でね、市長、そうでしょう、あなたはそれでつくったんでしょう。九州大学の教授、共立大学の教授二人、弁護士も入れて五人の検討委員会をつくって、おれの指図じゃないぞと、この五人にお任せしておるぞということをあなたはつくったんじゃないですか。その西松がどうですか、新聞紙上でたたかれ、あなたが言う本命である西松を指名できなかった。それでやむなく間組に投げ出してやったんじゃないですか。入札なしでしょうが、随意契約でしょうが、いまだにそんなことはあるんですか。皆さん、議員の皆さんも御承知だと思いますが、三十数億円の事業を随意契約で投げ出すなんか今までありましたか。市民の税金ですよ、これは。市長、そう思わんですか。あなたの甲斐性でやるかしらんけどが、市民の税金を投げ出したわけですよ、入札もせんで、言語同断もいいところなんですよ。だから私は言っておる。去就について、あなたに感謝すべきところなんですが、感謝できないじゃないですか。これを感謝の弁で終わったら、私のほうがたたかれますよ。広岡、何かあったんじゃないかと、西松から何かもらったんじゃないかとたたかれますよ。最後の、私はこれは苦言です、あなたに対する、残念でなりません。  それから、山本浄水場、この二点目です。三十六億一千二百万円は、私は、さっき言ったように、消費税が上乗せされて三十六億一千二百万になったのではないかということであります。答弁を求めますが、確認をしてください。  三点目、現在は事業の着手になれぬ状態で、これから全体の本設計を作成し、三月二十七日設計の完成日だと言っている。設計書もないのに次々に工事契約がなされ、どう考えても納得できないと。常識では、総工事の設計書に基づき事業に着手すると考えていたが、大学教授の入札検討委員会五人組では、設計書は必要ないのかと。委員会にも、平面図一枚だけで工事の完成をさせるのかということであります。たった一枚の平面図を出して、三十六億四千万円の仕事をさせるんだよと、そういう委員会の説明を受けておるんです。本来ならば、詳細な設計に基づいてだ、詳細な仕様書、設計書に基づいて仕事をさせるのが筋なんです。それもなしに、我が委員会、私は建設委員の一人ですが、委員会に出して、工事をさせますよと、完成させますよと言っておる。これじゃ私は納得できんのです。やっぱりその三十四億四千万円の仕事の仕様書とか、計画図だとかね、そういう詳細な設計があって当たり前なんです。三十四億円ですから、到底一目両断ではいきません。詳細に私たちもそれを見て、確かなものか確認をするわけです。それもできないわけですよ、何もないわけですから。きょう傍聴者が来ています。大分来ておりますが、何もないところから、三十億以上の仕事をさせますか、そうでしょうがね。それをあなたはあえてやらせたわけですよ、五人の委員会に、それこそ言語道断もいいところじゃないですか。  あの山本浄水場は、多額の費用をかけて建設をしていくわけです。それが、もともとは駅館の水じゃないですか。駅館の泥水、汚水した水をくみ上げて市民の皆さんに披露するわけです。清涼飲料水ならばともかくとして、あの駅館の水が清涼飲料水になるですか、市長、これもやっぱり今後、我々議会でも考えていかなくちゃならん。昨日の一般質問で水の問題が出ました。水をどうするのかと、市民に対する供給はどうするのかということを質問に出ました。これはいい質問だと思う。駅館の水こそ汚泥じゃないですか。上流のほうから汚泥が流れてきている。そうでしょう。  今から数年前も、・・・・、シアンですかね、あれは、青酸カリですか、あれが流れてくる心配があったので、・・・・はそうです。院内、安心院の議員は反対したわね、あのとき、私たちの抗議は。私たちは、もう亡くなった一人でありますが、二人で猛反対して会社に抗議をしたわけです。何で青酸カリを駅館川に流すのかということを抗議したわけです。あれは正式には、青酸カリに匹敵する化合物じゃないですか。だからそれを流すなということで差しとめをしたわけです。ところが、・・・・は、流しませんと、今後一切一滴も流しませんということで、私たちの抗議に回答してくれておる。現在はどうかわかりません。それ以後、私たちは調査していません。汚泥同然です。汚泥同然の駅館川の水をくみ上げて清涼飲水なんか言って、うそ偽りで市民の皆さんに飲ませておる、非常に私は気の毒だと思うんです。私は自分でボーリングは掘っておりますから、直接はその汚泥は飲んでおりません。そうでしょうが、皆さんが飲んでおるのは汚泥じゃないですか。家庭のごみ、ごみ処理のその水もそうでしょうが、みんな駅館に流れて行きよるわけで、特に雨降りなんかどうですか。清涼飲料と言われますか。あの水道局に行ってみなさい。  私は初めてあの水道現場の状況を拝見させていただきました。汚泥で何十トン出るんですか、一日に。部課長が答弁すると思いますが、一日の汚泥のあの量、何十トン、何百トンの汚泥が出ておるんです。駅館の水をくみ上げてね、ごみや土がまじっている、あの水道の浄化槽のところに出ておるわけです。それを排出するのが大変だと言っておるんです。一日何トンでしょう、恐らく。年間にしたら何千トンでしょう。それを処理していくわけです、水道局は、大変ですよ。だから私があえて汚泥と言いよるんです。汚泥を飲ませておるということを唱えておるわけです。非常に気の毒だよ。これからの首長さんは、十二日に当選で決まるわけですが、汚泥を飲まないような宇佐市の水道水にしていただきたいと私は思うんであります。新市長になったらそのことを私は唱えますが、もう去っていく市長に言ったって仕方がない。そんな酷な注文は、私はしません。今度の議会もそんな過酷な答弁をあなたに求めてはおりません。しかし、あなたの現在までのしわざがこうしたことで、私はあなたにいささか厳しいことを言ったけどが、私の悔やみ事として聞いていただきたいと思います。  本当に気の毒だ。最後にこんな、あなたに質問をして終わらせるというのは非常に気の毒であります。しかし、市民は、もうどうですか。あなたのやってきたことは、褒め言葉の一言も市民は出らんわけです。あなたは、O氏が立派な市長候補だと言っておる。しかし市民はそうじゃないんです。こんなでたらめな市政をこれから許すのかということを市民は言っておるんです。だから私は、選挙は水もんだということを言っておる。O氏は、それは立派でしょう、実績もあるでしょう。宇佐市の副市長をした人ですから、あなたもそれで御推挙したと思うんです。選挙は水もんですよ、市長、よう覚えとってください。もう何遍も言うようですが、二人の実力者を宇佐市に据えたら宇佐市の発展は間違いないと私は確信をしております。  それから、三項目めですが、定額給付金はさもしいと麻生総理はおぬかしになったようだが、全国各市では市民に対し商品券の発行などの対策がなされているが、我が宇佐市は対策を考えているのかと。本来であれば、三月第一回の議会に提出しなければと思う。多数の市民は期待しているが、どう思うかということであります。定額給付金は、もう額にしてはほんのもう少額なんです、一万二千円ぐらいですが、私はもう年代が年代ですから、二万円いただけるわけですが、これはありがたくちょうだいしますよ、私も。税金ですから、私たちが納めた税金をまたお返していただくわけですから、ありがたくちょうだいします。  ところが、市は何も対策を考えなしに、今日までね、最近になって、広報では四月の中旬以降、支払いをするようにしますという、五日の広報には出ておりました。これでは遅いじゃありませんか。私はその以前に一般質問の質問書を出しました。それを察知してかどうか知りませんが、広報には四月以降ということが載りました。いつの議会でそれを決めるんですか。約十億近くの定額給付金であります。宇佐市民に十億程度の、十億に満ちませんが、十億に近い金が配付されるわけです。そして、これは各市町村ではかなり、商品券を作成をして、そして市民に配付をしておるわけです。一万二千円が一万五千円ぐらいの効果が出るような商品券を各市町村が出しておるわけです。宇佐市は何もしていないと。これから計画をするというようなニュアンスがあるんですが、この議会では何も諮られない。最終日に諮るんですか、まだ提案もされておりません。それで四月中旬以降ということに言っております。十億に近い金を、議会にもかけんで六万市民にお届けするということにはならんと思うんですよ。後でるる答弁があると思いますが、私は、これはちょっとこの議会にかけるべきではなかったかということを言って、第一回の質問を終わります。 ◯議長(浜永義機君)それでは、広岡議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 時枝正昭君。
    ◯市長(時枝正昭君)市長の時枝です。  二十七番 広岡議員の御質問にお答えいたします。  三項目め、定額給付金についてでありますが、県内でも多くの市町村で景気対策、地域経済の振興策として、定額給付金の支給に合わせてプレミアム商品券を発行する動きがあります。  本市におきましても、現在、宇佐商工会議所と宇佐両院商工会とで協議を行っております。市といたしましても、定額給付金の支給に間に合うよう、プレミアム商品券の発行を積極的に支援し、地域経済の活性化に寄与できるよう、宇佐商工会議所と宇佐両院商工会との協議が整い次第、予算措置をしてまいりたいと考えております。  以上で私の答弁を終わりますが、その他については担当部課長に答弁してもらいますのでよろしくお願いします。 ◯議長(浜永義機君)次に、一項目めの時枝市長の去就についてを、総務部長 小倉正五君。 ◯総務部長(小倉正五君)総務部長の小倉でございます。  二十七番 広岡議員の御質問のうち、一項目めの一点目から三点目までは関連がございますので、一括してお答えいたします。  時枝市長の任期は、本年四月二十三日まででありまして、現在、副市長空席のため、土日を含め、会議、行事等の対応に追われております。非常にハードなスケジュールをこなしているところであります。したがいまして、決して選挙に没頭というようなことはございません。  また、市長選挙に対しましても、前副市長がこれまで時枝市政を補佐してきたという事実はありますが、法を遵守し対処するのは当然であります。  なお、立候補予定者であります前中津市副市長の御健闘もお祈りしたいと思います。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)最後に、二項目めの山本浄水場改修工事についてを、建設水道部長 西 時行君。 ◯建設水道部長(西 時行君)建設水道部長の西でございます。  二十七番 広岡議員の御質問にお答えいたします。  二項目め、山本浄水場改修工事についての一点目、山本浄水場改築工事に関する間組との契約についてでございますが、本工事の発注につきましては、これまでの議会でも御説明していますように、一定の資格要件を満足すればだれでも参加可能とする一般競争入札の総合評価方式、かつ設計施工一括方式により行ったものであります。決して随意契約で行ったものではございません。公平で厳正な入札の結果、間グループが落札価格三十四億四千万円に、消費税五%を加算した三十六億一千二百万円で契約の締結を行っているものでございます。  二点目、再契約の三十六億一千二百万の契約図面についてでございますが、本契約については再契約は行っておりません。契約金額につきましては、さきに述べたとおりでございます。また、今回の発注方式である設計施工一括方式からいたしましても、現時点での増額変更は考えておりません。  三点目、設計書のない状態で工事に着手できるかの御質問でございますが、今回の発注方式は、設計施工一括発注方式であります。この方式は、設計から施工を一括して、民間請負者が有するノウハウや識見を求め、応募者よりすぐれた技術提案を受ける方式であり、発注者の要求する施設の処理能力や処理方式と、一定の水準以上満たす技術提案者によって最も優秀である応募者と契約をするものであります。提案に基づく調査から詳細設計まで行う設計部分とこの設計に基づき着手する施工部分に区分されます。今回の契約につきましては、まず設計部分を本年三月二十七日までに完成し、その後、施工部分に移行し工事着手をする予定でございます。現時点の進捗状況は、設計部分の詳細設計期間中であり、工事着手については四月からを予定をしております。なお、現場事務所につきましては、三月中に建設し、工事着手に備える段取りとしております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で広岡議員の一般質問に対する執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)もう私が再質問をする必要はないと思いますが、西部長は、今答弁をしたんですが、このように答弁をしなさいということで、執行の指示で私は答弁をしたのではないかなということは、非常に西部長には気の毒だなと。西部長、課長、あるいは課長の判断でこの工事がなされた形跡はないわけであります。  最後になりますが、西部長も今期で引退されるわけです。大変長い間、御苦労した西部長、あるいは課長、職員も、今期で退職される職員も多々あると思います。特に水道関係、建設関係でこの問題を宇佐市で騒がせるような状態が起こったわけであります。これは西部長の責任ではないと私は断言をしております。それは確信できます。課長の責任でもありません。そうさせられたんだと、非常に私は気の毒であると。どうしてこの入札のからくりができたかと、部課長も大変だったと思いますよ。こんなからくりは初めてなんです。一般競争入札、十一社の中の二社が申請に出てきたわけです。西松、間組。間と西松が出たら、十一社、九社の業者が書類を提出することはできないわけです。そういう大手ゼネコンには決まりがあるわけですよ。談合じゃないけどね。はっきり談合とは言えませんが、内々のうちにそういう取り決めがあるわけですよ。私も言っておるじゃないの、私も業者の一人だったから。大手ゼネコンにはそういう内々の決まりがあるんだと。間と西松が十一社の中から指名出したら、あとの業者が申請できるわけがないと、言っておるじゃない、私は。  だから部長の答弁は、筋書きは部長の筋書きではない、執行あるいは五人の検討委員会の指示で答弁をさせられたと、非常に残念であります。市長も退職間際になって、こんな自分の理に合わんようなことを、私に対する答弁をしなくちゃならんということが、もう悔やまれてならんでしょう。部長、もう幾ばくもないね、あなたも。今月いっぱいで退職されるわけです。  私も部長とは昔からの懇意にやっている、大変御苦労して事業をやってきたと。私の関係の事業を、何百億というような事業を手がけてきた西部長であります。だから私は常に感謝をしておるわけです。そんな苦労をして、二百億以上の仕事を手がけてきた方なんです。私の悔やみ節と市長に対する攻撃で、西部長、課長まで波及してきたわけです。その点についてはお許し願いたい、あなたを決して攻撃しておるんじゃありません。部長も課長もそうです、職員もみんなそうです。責任はないわけです。  五人の検討委員会ができて、それは市長が指名したわけです。おれではならんから君たちでやってくれと、西松や間組の言うとおりにしてくれということで、恐らくこういう事業が発注されたと思うんです。市長も関係はないと言うんです。私には関係ありませんよと。五人の検討委員会でつくったものですと。その五人の中には九州大学の工学部の先生もおられる、共立大学の先生も二人おると。計五人の、弁護士を入れて五人の検討委員会が日夜研究して、そういうしがらみの入札をつくり上げたということなんです。あなたに責任はないということは本当です。あなたには何も責任はない、市長、そうでしょう。退職間際になって私からこんな苦言を申されて、非常にあなたも残念だと思うんです。立派な方なんです。あなたを御推挙したのは九年前であります、私は。立派だから私は後援会挙げてあなたに協力をしてきたわけであります。ところがこんなからくりをあなたがつくり上げたと。だから最後は、私はあなたはポスターを投げ出して、野党宣言をしなくちゃならん立場になったわけです。本来ならば、与党の第一党で、あなたの退職をここで感謝と歓迎で送らなくちゃならんわけであります、私は、非常に残念です。退職されてもよく頭の中に入れとってください。私がどんな気持ちであなたに申し上げておるかということは、忘れてもらったら困りますよ。私も当時は、九年前は、そういう不名誉なことですが、あなたを推したばっかしに、地元の候補を推さない限りに、私のそうした落選という憂き目があったわけであります。忘れないでくださいよ。  西部長、何か答弁することあるですか。 ◯議長(浜永義機君)建設水道部長。 ◯建設水道部長(西 時行君)建設水道部長の西でございます。  退職に際しまして、広岡議員から心温まるお言葉をいただきましてまことにありがとうございます。感謝申し上げます。  今回の入札につきましては、やはり市民にとって透明性、また公平性の上から随分検討してきましたし、今回のような高度な技術を持って建設するものについては、全国的に今見直しが行われまして、今回行ったように、設計施工一括方式という方式をとっております。  先ほどから図面一つだけでということを議員からおっしゃられていましたんですが、まず市としてはですね、インターネット等を通じまして、要求水準書、これは仕様書にかかわるものでございまして、配水施設、管理施設、導水施設、電気施設、機械施設、いろんな部分の条件を提示をしながら、こういった規模で、こういうようなものを、最低限のものを設備をしてくださいよというのを、条件をまず市のほうから出します。これに対して、業者のほうから技術提案書を出していただきます。これは、前回、現場で説明をした図面の中にもありました一つの計画立面図ですね、それとある分、詳細な平面図、立面図、それから構造図、側面図、そういった逐一寸法の入った図面が業者から提出されます。それに基づいて業者が工事内訳書、どれくらいぐらいの費用がかかるのかなという分を出していただきます。その分と価格の面で、今、検討委員会のほうが選出されているものというふうに思っていますし、また、大手企業でございますので、日本の最先端の中でやはりより技術の高度な建物、施設を建設し、市民に活用していただくというところから、私どもは今回の入札方式では適正だというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)るる答弁をしてくれました。本当に苦しい答弁であったと。検討委員会のことをよく勉強されたと、あなた自身の考えで答弁がなされたんではないと、私はこのように断言をしております。検討委員会の言い分をよく聞いて、そして私に対する答弁が今なされたと、大変御苦労でした。  それで一つだけ、私は、あなたが退職される前に言い残してもらいたいことがあるんです。私がさっき言った、今度は一万五千立米の水をくみ上げて市民に提供するわけです。泥水や汚水を飲まんような方法を考えていただきたい、後任の人にね。香下ダムなんか、清涼飲水に匹敵するようなダムの水はあるわけですよ、あれは宇佐市のダムでしょうが。そんな水をね、六万市民じゃない、今、何万市民ですか、宇佐地区は。院内や安心院は関係ないんですから、この水は。四万ぐらいな人に飲料していただくということです。このことはぜひ職員にお願いをしたいわけです。汚水を飲ませんような方法をとっていただきたいと私は思うんです。市民の皆さんどうですか、この汚水をおいしいという気持ちで飲んでおりますか。あの水道局に行ってみなさい。何十トンという汚水に匹敵するような泥、それが山積みにされておるんです。その水を浄化して、これが清涼飲水ですよということで披露しておるわけです。あれを見たら本当に気持ちよく飲めるはずがないんです。知らぬが仏、見らぬが仏、それこそあの水を一遍拝見していただきたい、あの汚泥をね。部長、課長にはそのことをお願いしたい。今後、あなたの後を継いでいかれる職員さんの皆さんにはそういうことを残していただきたい。いつの時代か、清涼飲水を市民の皆さんに御披露ができるようにしていただきたいということであります。  私は常々そう思っておりましたが、私自身が、もうあの水は飲めんということでボーリングを掘りました。ボーリングの水を私は飲んでおります。市民の皆さんもやっぱりそうしていただくのが本当に安全であろうと、シアンや汚水が流れておる水を飲まんで済むんじゃないかと思います。多少ボーリング料はかかると思いますが、それはやっていただきたいなと私は思います。天津の簡易水道はボーリングです。これは立派な水が出ておると思います。検査も済んでおると思いますが、そういうことで宇佐市も各所において簡易水道を建設していくか、あるいは香下ダムみたいな水を水道水として使ってもらうかということであります。これは一つの課題であります。どうか部課長、よろしくお願いします。全部課長さんにもお願いしておきます。今後、後を継がれていくわけですから、市長も去られていくけど、あなたたちは残っていくわけですから、ひとつお願いします。これはお願いですから、もう答弁は必要ありません。  最後の、定額給付金であります。作成をして、これから市長は市民にくまなく提供していくということを言われました。それを言う前にもうちょっと作業をね、議会が始まる前にやっぱり作業をしてもらわなくちゃね、それは口実に近いと思うんです。実際できるですか、それが、あなたが言うような時期に、六万市民に全員お届けするということはできると思いますか。恐らく私は、今の事務体制から何から考えたら、月末でも無理じゃないかなと私は思えてなりません。市長が言うことは、四月の中旬ぐらいまでにやると言うんですが、どうでしょうか、それはできると思いますか、確信の答弁をお願いします。 ◯議長(浜永義機君)総務部長。 ◯総務部長(小倉正五君)総務部長の小倉でございます。  お答えいたします。  議員おっしゃるように、今、定額給付金の本部を立ち上げて、私が本部長として事務を進めておりますので、四月の中旬以降についての給付は可能だと思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)今、総務部長は答えて、中旬には確実に市民に配付するということです。これは私も望むところであります。ところが、十億に近い給付金ですが、もう議会の必要ないで、ストレートで市民に届けるわけですか。 ◯議長(浜永義機君)財政課長。 ◯財政課長(豊岡正晴君)財政課長の豊岡でございます。  二十七番 広岡議員の再質問にお答えいたします。  定額給付金を含む平成二十年度宇佐市一般会計補正予算(第六号)案については、国の第二次補正予算を受けての緊急経済対策として実施されるものであります。また、この予算案については、三月十二日に追加提案をされるようになっております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)三月十二日というと、今議会で追加提案ということですか。 ◯議長(浜永義機君)財政課長。 ◯財政課長(豊岡正晴君)お答えいたします。  国の関連法案の採決を待っておりましたので、三月十二日に追加提案というふうに決定しております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)それなら、なぜ青森県みたいに、国が決まった当日、即座にそれを市民の皆さんにお配りするということができなかったのかなと。それを悔やまれてなりませんが、できたことですから、三月十二日に再提案をするということですから、また議会でそのことを審議して、そして全員に配付できるように私たちも協力します。どうか一日も早くその定額給付金を届けていただきたい。十億に近い金をね、市民にやっぱり配付するということは、市民のためには大きなやっぱり成果が出ると思うんです。待っておる人はかなりあると思うんですよ。特に宇佐市の市民はそうしたゆとりのある市民じゃない、やっぱり一生懸命に頑張っておる方たちであります。どうかそれにこたえていただきたい。  もう市長に対しては、非常に気の毒な私の質問でありましたが、やめられてもどうか宇佐市のために貢献をしていただくようにお願いして、私の最後の質問を終わりたいと思います。  御清聴大変ありがとうございました。 ◯議長(浜永義機君)以上で広岡議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではございますが、ここで昼食のため暫時休憩をいたします。  なお、再開は十三時十五分といたします。                    休憩 午後零時十五分                 ──────────────                    再開 午後一時十七分 ◯議長(浜永義機君)休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行します。  六番 新開洋一君。 ◯六番(新開洋一君)皆さん、こんにちは、六番の新開です。  四月で退任をされる時枝市長さん、そしてまた今期末で退職をされる職員の方々には大変お疲れさまでした。今後は悠々自適といいますか、晴耕雨読の生活になるのかもわかりませんが、退職後もぜひ宇佐市のために力をおかしいただきたいというふうに思います。  百年に一度の未曾有の不景気だというふうに言われていますが、麻生さんのおかげか、ミゾウユウのほうが正しいのかなというふうにも思ったりもします。ただ、この今、KY、空気が読めないじゃなくて、漢字が読めないというふうに言われておりますが、一つだけ貢献をしているんじゃないかと思いますが、この未曾有であるとか、踏襲であるとか、頻繁であるとか、こういう字を子供たちがきちんと読めるようになったんじゃないかなということで、この点は非常に評価をしております。  私も現実に商売をしておりますので、この不景気というのは本当に肌に感じております。ただ、うちの家も、百年も商売をしているわけでもありませんし、私も百歳になったわけではありません。この三月の十五日に満六十歳になります。この三月というのは、卒業というのがあり、旅立ちといいますか、新たな門出がある、そしてまた一陽来復といいますか、希望を持たせてくれる月でもあります。しかしながら、私にとりましては、もう二十年近くつき合っている花粉症の時期ですので、大変つらい苦しい時期でもあります。  午前中は、大変な論客でありますお二人の大先輩が質問をされました。皆様方も、午前中でもあり、興味を持ち、眠くなる暇もなかったと思いますが、これからの一時間、眠くなるだろうとは思いますが、おつき合いをお願いをいたします。  大隈議員から、前中川大臣の話が出ました。前中川大臣ではありませんが、私もきょうのこのときに備えて薬を少し飲み過ぎていますので、言葉が明瞭でなかったり、ピントのはずれた質問をするかもわかりませんが、どうか御容赦をお願いいたします。  大隈議員は、この前大臣に非常に怒りをぶつけていましたが、私も全く同じです。大隈議員はお酒を余りたしなまないようですが、私は人並みにたしなみをいたします。それで、この怒りに対するスレッシュオールドといいますか、閾値はかなり高い低いはある、違うとは思いますが、それでもひどいものでした。そして麻生首相のかばい方、これには、小泉元首相ではありませんが、笑うというか、あきれてしまいました。中川さんと何十回も会食をしたが一回も酒は飲まなかったと言いました。忘れないでくださいねというふうに、この人は変なところで念を押すので、印象に残ります。先ほどの、忘れないでくださいね、私は担当大臣であったとかなかったとか、そういうので結構印象に残ることなんですが、普通、酒飲みと会食をすると、お酒を普通飲みます。飲む人間だとわかっていて酒は出さない会食を何十回もする人とは私は余りつき合いたくはありません。ただ、人の考え方、間違いといいますか、判断の間違いをするというのは、基本的に自分の格を当てがうといいますか、自分の行動範囲の中でしか考えないというので失敗とか間違いが多いと思います。だから、私のこの考え方も大いに間違っている可能性はあります。私と違って、お二方は、酒は飲むけども、何十回も会食のときに飲まないでいられる、私なんかと違って非常に意思の強い人間だと思います。もちろん日本の国を預かっている人ですから当然です。  さて、時枝市長におかれましては、今議会を最後に退任とのことですが、大変お疲れさまでした。三市町の合併の後のかじ取り、いろいろなストレスの中で、前年度は、単年度黒字化というふうに持っていきました。この黒字化につきましては、先ほど広岡議員から大変叱責がありました。私もそういうふうには思います。じっと縮こまっていただけでは黒字化して当たり前だ、だれでもできるというような話もよく聞きます。この黒字化に対する考え方は人それぞれ、受け取り方はいろいろあろうと思いますが、私はこういうような時期だからこそ黒字化しなければならない、黒字化できたことは、私はすばらしいことだというふうに思っております。お疲れさまでした。  まず一番目の質問です。市長退任に当たり、最も誇れる実績と最も気がかりな心残りの点はということですが、市長の性格からして、胸を張って最も誇れることはということは言いにくいのかもしれませんが、合併したときの構想といいますか、彩りに満ちた元気な都市を目指してきたというふうに思います。それを目指す中で、具体的に、これは自分の中で目標に達したとか、いやそれ以上に既に突破してしまったというような事柄があれば、どういう事柄でしょうか。  また、次の市長選挙があります。市長が後継者に指名をしたと言われるO副市長を初めK氏、N氏の三人が既に名乗りを挙げております。どなたが当選をされるのかわかりませんが、少なくとも市長が後継に指名をしたとされるO氏に、ぜひこれだけは心残りだ、やり残した、残念だ、これだけは市長になったらぜひ実現させてくれということは何なんでしょうか。  次に、日本は地震国です。私の携帯電話にも地震情報が入ってきます。日本全国で震度一以上の地震が一日に五、六回は起こっております。この地域は幸いにも余り大きな地震は発生してはいません。しかし、この宇佐市の下にもナマズがいるのは確認をされております。いつ暴れ出すかわかりませんし、以前、隣の湯布院で直下型の地震によりホテルがつぶれました。  次に、以前、三浦議員からだったと思いますが、学校についての質問があったと思いますが、学校や公共施設はいろいろな災害の際の避難施設として使われることが多く、心配になっております。去年の中国の地震でも学校が大きな被害を受けました。日本とはいろんな意味で状況が全く違うと思いますが、ほかの災害で避難しているときに地震が起きないとは限りません。災害は忘れたころにやってくるというふうに言われていますが、災害は忘れぬうちにやってきます。早急に手を打たなければならないというふうに思います。  三番目の自治区の将来像についてですが、これは主に周辺部の自治区についてです。行政のかかわりといいますか、いろいろの指導の範囲もあると思いますが、小規模集落の適正規模や小規模集落の統合についてどのような認識をお持ちなのでしょうか。  最後に、ついの住みかの現状と今後の展望という件ですが、昔と違い、今は介護度の高い方たちは施設に入り、そこでお亡くなりになるか、施設から病院に移され病院で亡くなる方がほとんどだと思います。本来は家でみとることが当然ですし、一番よいのでしょうが、現実は、家族の方も働いている方がほとんどですので非常に厳しい状況だというふうに思います。今後、私たちの世代、団塊の世代が老人の仲間入りをしていきます。どんどん介護される人口がふえていき、介護をしなければならない子供たちの数はどんどん減っていきます。私はひとりっ子ですが、私たちの世代の兄弟は四、五人はおられた家庭が多かったというふうに思います。基本的には、親の介護ですから、子供が一人だろうと十人だろうと、子供の責任で親の介護はしなければなりません。介護保険の基本も在宅介護だと思いますし、当然その方向で進まなければなりません。しかし、前回、また出てきますが大隈議員の質問にもありましたが、現状は、老々介護から認々介護へと広がっているというのが現実ですし、壮年の働き盛りの人たちが働きながら施設に入れない老人を介護しなければならないのが実態だというふうに思います。今後、宇佐市も老人人口は、爆発的にという言い方は、私も当事者ですので、言いたくはありませんが、確実にふえていきます。この事実を踏まえて、宇佐市の認識とその対応をお聞きいたします。  よろしくお願いをいたします。 ◯議長(浜永義機君)それでは、新開議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 時枝正昭君。 ◯市長(時枝正昭君)市長の時枝です。  六番 新開議員の御質問にお答えいたします。  一項目め、退任に当たっての実績並びに心残りな点はということでございますが、私は平成十二年四月、旧宇佐市長選において当選して以来、今日に至るまで三期、九年間、「市政は市民のためにある」、これをモットーに事に当たってまいりました。  この間の足跡につきましては、本議会の冒頭で述べさせていただいたとおりでありますが、なかでも一番大きな課題は極めて逼迫した財政を立て直すための行財政改革の断行でありました。次の世代にツケを残さないよう、また第二、第三の夕張を回避すべく、職員はもとより市民の皆様方にも痛みを分かち合っていただきながら必死で取り組んでまいりました。おかげで、単年度ではありますが、平成十九年度にようやく黒字に転じ、次のステップへとつながる基盤づくりができつつあるのではないかと考えております。  次に、心残りな点についてでありますが、御承知のとおり、国の三位一体改革やアメリカに端を発した経済不況のあおりを受けて、今、地方は非常に疲弊しております。これを何とか打破しなければなりませんが、そのためにはやはり行革の続行と市民意識の一体感の醸成が必要だと考えております。私は、新市の初代市長就任に当たって、アメリカの第三十五代ジョン・F・ケネディ大統領の「立ち上がろう、燃えよう、奮い立とう、我が信愛なる国民諸君。諸君は国家が何をやってくれるかと問うのではなく、諸君が国家のために何ができるかと問うてもらいたい」というスピーチを紹介いたしました。市民の皆さん一人一人がともに手をつなぎ、同じ目的のためにお互いが汗を流していただくことが宇佐市発展の原点であるとかたく信じております。  以上で私の答弁を終わりますが、その他については担当部課長に答弁してもらいますのでよろしくお願い申し上げます。  終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、二項目めの耐震化しなければならない公共施設についてを、建設水道部長 西 時行君。 ◯建設水道部長(西 時行君)建設水道部長の西でございます。  先ほど議員より心温まるねぎらいのお言葉をいただきまして本当にありがとうございます。  それでは、六番 新開議員の質問にお答えをいたします。  二項目めの耐震化しなければならない公共施設についてでございますが、近年、地震発生状況を踏まえ、平成十八年一月に建築物の耐震改修の促進に関する法律が改正されました。宇佐市におきましても、地域の実情に応じた建築物の耐震診断及び耐震改修の促進に関する施策を計画的に推進していくため、平成二十年三月に建築物の耐震改修の促進に関する法律第五条第七項に基づき宇佐市耐震改修促進計画を策定いたしました。平成二十七年までの中期計画で、地震による建築物の倒壊等の被害から市民の生命及び財産を保護するため、建築物の耐震診断及び耐震改修を促進し、安全で安心して暮らせるまちづくりを構築することを目的としております。  なお、公共施設の今後の予定につきましては、宇佐市耐震改修促進計画に基づき推進するよう指導しております。  耐震化に努めなければならない公共施設の棟数は、耐震改修特振法の第六条の特定建築物で四十五棟あります。そのうち階数二階以上かつ千平米以上の昭和五十六年以前の小中学校は十一棟、千平米以上の体育館等は二棟、階数三階以上かつ千平米以上の庁舎等は四棟の合計十七棟であります。
     以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、三項目めの自治区の将来像についてを、総務部長 小倉正五君。 ◯総務部長(小倉正五君)総務部長の小倉でございます。  六番 新開議員の御質問にお答えいたします。  三項目め、自治区の将来像についてですが、宇佐市は、今、全国的な少子高齢化の進展に伴い人口の減少を迎えており、今後は地域活力の減退や地域コミュニティー意識の希薄化が心配されます。一部には、規模や体制的な問題から自治活動を行うことが困難な自治区もあらわれています。このようなことから、宇佐市自治委員会では、平成十八年五月の総会で少数世帯の自治区のあり方についての提言がなされ、アンケート調査を行って、平成十九年度から自治区のあり方検討委員会を設置して検討を続けています。また、市においては、自治区はコミュニティーと住民福祉推進の母体であり、自治意識を一層高め、活力に満ちたまちづくりを推進していくためにも、地域住民みずから主体的に行動していくことが宇佐市の将来にとって大事なことだと考えています。  以上のことから、市としては、自治区の将来像、いわゆる統合や再編については宇佐市自治委員会の検討結果や意見を受けて、当該自治区の住民と協議を重ねていきたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)最後に、四項目めのついの住みかの現状と今後の展望についてを、福祉保健部長 末弘計夫君。 ◯福祉保健部長(末弘計夫君)福祉保健部長の末弘でございます。  六番 新開議員の御質問にお答えをいたします。  四項目めのついの住みかの現状と今後の展望についてでありますが、在宅での生活が困難で介護を必要とする高齢者の介護保険入所系施設につきましては、平成二十一年二月現在で、宇佐市内に七百三十六床あります。また、高齢者を対象とした有料老人ホーム等につきましては三百五十一床あり、介護施設、老人施設合わせて千八十七床あります。  今後の展望につきましては、平成二十一年度以降の第四期介護保険事業計画において、今後ますます増加すると思われます在宅で生活が困難な認知症のための認知症対応型共同生活介護、急な家族の用事などで一時的に在宅での生活が困難な状態になった場合の短期入所生活介護及び介護療養型病床の再編に伴う受け皿として介護老人保健施設の整備計画をしております。また、在宅での生活が可能な高齢者につきましては、できる限り住みなれた自宅で日常生活を営むことができますよう、現在利用できる各種サービスを活用していただきたいというふうに考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で新開議員の一般質問に対する執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  六番 新開洋一君。 ◯六番(新開洋一君)それでは、項目別に行きます。  第一項目ですが、まず胸を張って言えることということの中で、行財政改革の断行といいますか、これで黒字化したことが、一番市長とすれば胸を張って言えることだというふうに答弁がありました。私も最初の質問に、第一回の質問のときに話をしたんですが、私もこの黒字化ということは基本的によかったなというふうに思っております。それで、どう言いますか、胸を張って言えることということについては、もうもっともということですので、その点は了承をいたしました。  一番気になることということなんですが、地方が疲弊をして、今後、市民意識の一体感、ケネディの就任の言葉なんかを引用しておりましたが、この市民意識の一体感が一番大事だ、ただ、それが一番気がかりだということは、市民に、この市長の考え方、意識がきちんと徹底されていないという思いなのでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(時枝正昭君)市長の時枝です。  お答えいたします。  私が考えておることがすべての人に理解されているとは思っておりません。非常に残念なことでありますが、ずっと四年間そう言い続けてまいりまして、皆さん方に御協力いただく協働というコラボレーションの精神というのは、私どもこれからもずっと続けていかなければならないと感じておりますけれども、それが本当に市民の皆さんに浸透していないということは、これも私の責任でもございますが、残念に思っているところです。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)六番 新開洋一君。 ◯六番(新開洋一君)この協働といいますか、市民と一緒にということで、それをきちんと市民の方に伝えられたかどうかというのが心配だということなんでしょうが、それを踏まえて、そうしたら後を託す人に、ほかにどういう方法を、仮にこれが失敗だとしたら、時枝市長の今までの伝え方が、きちんと伝えられていないというような思いであれば、ほかにどういうような方法をとればきちんと伝えられる方策があるのかどうか、もしこの次の市長にぜひこういうやり方でやってくださいよというようなのがあればお願いをします。 ◯議長(浜永義機君)総務部長。 ◯総務部長(小倉正五君)総務部長の小倉でございます。  新開議員の再質問にお答えいたします。  一体感の醸成ということは、なかなか短期間では難しい、それぞれ三市町が長い歴史の中で培ってきた市民意識というものもあろうかと思います。その中で、ようやく、先ほど市長が申し上げましたように、まず何より財政基盤を確たるものにするということをした、それを踏まえて、今からそういう課題に取り組んでいくということになろうかと思うんですが、その試みの一つとして、本年度から取り組んでおります南院内地区と佐田地区においてコミュニティーの形成ということを取り組んでおります。先日の他の議員の質問の中にもありましたように、もう一地区では遅いんじゃないかと、もっとこれを広げていくべきではないかという御提言もいただいておりますので、なるべくそういう方向に進めたいと思っております。  ただ、これにいたしましても、これは手挙げ方式で、企画課のほうから周辺対策の一つとして、今のおくれておる周辺振興を図っていきたい、ぜひ御希望があればということでしたんですが、やはりそのときも、もっと我々とすれば、うちもうちもというような形で御希望をいただけるのかなと思ったんですけれども、今一地区でやっております。ただ、やはりああいうものがいいんだということによって、ほかの地域も、もう一年を待たずに広げていこうじゃないかというような御意見が上がってくるのが、今市長が申した一体感の醸成、みんなで汗を流しながら新しい夢のある宇佐市づくりに向っていこうじゃないかというふうな動きになっていくんじゃないかと。そのとき、何よりも大事なのが財政基盤だと、これは何とか皆さんの今までの御辛抱、痛みを分かち合ってきた成果が今出てきているので、次はまいた種を刈っていくというか、そういうような方向で進んでいくんじゃないかと、そう考えておるところです。 ◯議長(浜永義機君)六番 新開洋一君。 ◯六番(新開洋一君)周辺部対策の一環として、今取り組んでおりますコミュニティー対策、安心院の佐田と院内の南院内地区ということですが、先ほどの協働に対する、市民の皆さん方にきちんとお伝えをするという方法からすると、周辺部対策という考え方からちょっとずれてくるんだろうと思いますが、それを各小学校区にも広げるという、周辺部対策とはいわゆる切り離して各小学校区に一挙に広げるという考えはないわけですか。 ◯議長(浜永義機君)総務部長。 ◯総務部長(小倉正五君)総務部長の小倉でございます。  まず、合併して、この間、いろんな言葉や活字ではその必要性は行政としては訴えてきたと思うんですが、やはり具体的に何かを示すという点では、モデル地区をつくって、そこである程度実験を行い、検証して、それが市民の皆さんに実例として感じていただくということが今必要なのかなと。もう議論したり、何か活字で示していく時期はもう過ぎたのかと。実例を示しながら、これはうちには合わないとか、これはもっと重点的にやるべきだというようなことを模索していきながら、昨日も出ていましたように、果たして、地域の核となる学校とか郵便局とか、そういうようなものが行政の窓口となる可能性があるんじゃないかとか、そういうようなことを一つ一つ検証していきながら、今後の宇佐市全域に、過疎化が進んでいる安心院、院内に限らず、いろんなところがコミュニティーづくり、崩壊しつつあるコミュニティーづくりを再生していくという方向に進んでいけるんじゃないかと、そういうふうに認識はしております。 ◯議長(浜永義機君)六番 新開洋一君。 ◯六番(新開洋一君)私が言ったことはですね、いわゆるどう言いますか、コラボレーション、一体感というか、それに対する市民へのお伝えの仕方が不十分であったんじゃないかということで、そうしたら今後どういう方式をとるんですかということで、今のコミュニティーの話が出てきたんですけれども、このコミュニティーの話は、基本的には過疎化対策の一環として出てきたと思うんですよね。そうしたら、その過疎化対策の一環の中で出てきたコミュニティーをするのであれば、もう例えば、どのほうが一番今からやろうと思っているんですかという質問に、過疎化対策の一環のコミュニティーのこのことを一番大事にするんだということであれば、その過疎化対策じゃなくて、きちんと市民全体に伝える方法としてはどうなのかということでの意味合いです。 ◯議長(浜永義機君)総務部長。 ◯総務部長(小倉正五君)総務部長の小倉です。  済みません、説明が足りませんでした。一つの、今具体的に取り組んでいるのがその二地区におけるコミュニティー対策ということでありますが、市長が申し上げている市民のとの協働という面では、NPOとか、いろんな市民が行政に参加するだけじゃなくて、参画していただくという面では新しいまちづくりはいろんなところで既に動いているんじゃないかと思っております。  それから、周辺対策としての二地区で今進めておりますが、これは将来的には、さらに質が高まっていきますと、崩壊していくコミュニティーというのは、過疎で崩壊する、あるいは都市部において、例えば孤独死とかいう、隣にだれが住んでいるかわからないという意味では、過疎は過疎なりにコミュニティーが崩壊している。午前中の高橋議員の匿名社会という言葉も一つはそういうことの警鐘かなとも思います。そういう面で、安心院、院内が合併したのを機に、市民一人一人が安心院でもなく、宇佐、院内でもなく、絆を大切にして新しい宇佐市をつくっていくという方向に、いろんな形で今から諸事業は展開していく、そういう一つの実例として今、佐田であり、南院内でそれがスタートしたということを少しシンボリックに言ったわけで、決してそこに限定しているわけではございません。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)六番 新開洋一君。 ◯六番(新開洋一君)過疎化対策も大変大事なことですし、どう言いますか、市長の考え方をきちんと市民の皆さん方にお伝えをするというのも大変大切なことですので。  ただ、一つだけ、協働という言葉が出てきたので、私はこの件に関してはまだ一言も発言をしていないんですが、ぜひお聞きしたいことがあります。一緒になってということなんでしょうが、以前、イオンが、畑田、上田地区に出てくるというときに協働と、言葉と少しどうなのかなというふうに私は思ったことがあります。そこの地域で、その土地を持っている人が、あのとき市長は、ここが美田であるというので、農業都市だということでイオンを断ったという形、経過になっておりますが、基本的に協働ということになると、そこの地区の人が、はい、一生懸命やりましょうというようなことでないと、少し協働という意味から外れてくるんじゃないかなというふうに私はずっと思っておりました。市長さんが退任をされる時期ですので、ぜひその協働と、その地域の人たちが、やりたくない、むしろ私たちはこういうふうに思っているんだというのを、地権者の人がみんなそういうふうに思っていたかどうかはわかりませんが、一般的には、地権者の方は、あそこで、美田である、ぜひずっと自分たちがここで農地を守りたいというふうに思っていたのかどうかは私は非常に疑問を持っております。この点についてお願いをいたします。 ◯議長(浜永義機君)総務部長。 ◯総務部長(小倉正五君)総務部長の小倉です。  協働という言葉と、そのイオンですか、の計画というのがどういうふうに結びつくか、ちょっといまひとつ私は整理できていないんですが、あくまでも土地利用、都市計画を進めていく上で、やはり農業振興法とか、いろんなその法律もございますので、あるいは市民の皆さんに、この場所にこういうものをつくるということが、それでふさわしいかとか、いろんな御意見、反対、賛成の御意見を伺ってきたかと思うわけです。そういう手続の中から、そこがいいとか悪いとかというような、好ましくないというようなことが結論づけられてきておりますので、市長が申し上げているその協働という言葉と、これまで行政を進めてきたことが、そう大きくはそごを来していないんじゃないかというふうに認識しております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)六番 新開洋一君。 ◯六番(新開洋一君)少なくとも協働というのは、お互いの気持ちが一致して、こういう方向でやりたい、そうしたらそれに乗ってぜひ私たちもやらせてください、やりたいですねというのが、私は協働だろうというふうに思っております。少し地元といいますか、その地域の人たちがこういうふうにやりたいんだという方向とかなりずれているようなことじゃないかなというふうに思っているんですが、この協働という言葉について、どういう整合性があるのかというような感じなんでしょうが、もう一度ちょっとお願いをしたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)総務部長。 ◯総務部長(小倉正五君)協働というのは、市民と行政がお互い協力し合ってというのが、市長が常々申し上げております市民、あるいは企業、あるいは行政との協働、力を合わせてまちづくりをやっていきましょうという精神だと思います。  ただ、そういう精神は大切なわけですけど、行政である以上、やはり法律のもとでそれを進めていきますし、個と全体というものもございます。個が優先すると全体は疎かになるわけですから、地区の皆さんも受け入れていただく、それが市全体としても、市のためにいいんだという中で、行政としてバランスをとっていくのが必要だろうと思いますので、全体のためにある一地域が犠牲になることも、一地域のために市全体がマイナスになることも、やはりこれは行政的に避けないといけないと思いますので、そういう面で、その選択の中から一番いい、あるいはよりいいものを選択してきていると思いますので、御理解をいただきたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)六番 新開洋一君。 ◯六番(新開洋一君)宇佐市全体のために、一つの地域が犠牲になったのは仕方がないという認識でいいわけですね。 ◯議長(浜永義機君)総務部長。 ◯総務部長(小倉正五君)逆でありまして、それぞれがよりいいところ、時間が長くなって申しわけありませんが、行財政改革と周辺対策というのは、ある意味では相矛盾すると思うわけです。行革が進めば周辺対策が十分でない、どちらかを主導していくといいますか、相矛盾するところを克服していく中で宇佐市のその市民力というか、行政力がついていくと思いますので、個と全体がほどほどのところで、どちらを優先させるんじゃなくて、どちらもほどほどのところでベターな選択をしていくというのが我々の一番必要としないといけない見識じゃないかなと、そういうふうに思って、今まで時枝市政はそれを行ってきたということを申し上げたわけです。 ◯議長(浜永義機君)六番 新開洋一君。 ◯六番(新開洋一君)もう終わったことですから、それはいいです。ぜひ市民の人に対するいろいろな広報活動とか、少なくとも行政が目指している方向というのは皆さん方に知っていただきたいんで、その方法はよく考えていただきたいなというふうに思います。  二番目に移ります。四十五棟あるというような話でしたが、これは国との絡みも大いにあるんで一概には言えんでしょうが、ただ、耐震診断をして、実施設計をして、工事にかかるというと、結構、少なくとも三年ぐらいの、やろうと思ってから時間がかかると思いますが、今後の計画というのはどういうふうになっていますかね。 ◯議長(浜永義機君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(近藤 健君)建築住宅課長の近藤でございます。  お答えをいたします。  市全体の公共施設の数は、先ほどありましたように、耐震促進法で定められている部分が四十五棟ございまして、そのうち十七棟が対象となっているわけでございますが、これは一応平成二十七年までに一〇〇%の目標数値を掲げて、それに向けて努力をしているところでございます。 ◯議長(浜永義機君)六番 新開洋一君。 ◯六番(新開洋一君)平成二十七年までには一〇〇%ということですが、今議会の冒頭に説明がありました今度購入をするという、あれは五階建てだったですか、あそこはどうなっているんですかね。 ◯議長(浜永義機君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(近藤 健君)お答えをいたします。  雇用促進住宅のことでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)  あそこはですね、一応五十六年以後に建築されたものでありますから、一応この対象物件にはなっておりません。 ◯議長(浜永義機君)六番 新開洋一君。 ◯六番(新開洋一君)最初の質問でも言ったんですけど、どう言いますか、避難設備、私は安心院の下毛というところですけれども、避難場所が福祉センターになっております。これは新しいんで心配ないだろうと思いますが、各地区の公民館であるとか、そういうところも基本的には避難場所というふうになっておりますので、避難している方々がまた災害に遭うというようなことだったら大変ひどい状態になりますので、ぜひ、平成二十七年を目標ということですけど、早くやっていただきたいと思います。  次に、三番目に行きます。基本的に、安心院町というのは百四集落あります。そして二戸というのが二集落あるわけですが、先ほどの答弁では、自治会の、どう言いますか、報告が出てからそれに準じてというような説明だったと思いますが、地域ごと、周辺部、結構小さな集落が多いんですが、今までの歴史的な流れであるとか、そういうようなことで統合というのも大変いろんな意味で難しいところもあるんじゃないかなと思っておりますが、この点はどういうふうに認識をしておりますか。 ◯議長(浜永義機君)総務課長。 ◯総務課長(信国和徳君)総務課長の信国です。  新開議員の再質問にお答えをいたします。  確かに安心院地区には二世帯の自治区がございます。その後につきましても、我々は、当然そこでは自治そのものがなされてない、ただ、交代で自治委員さんをなさっておられるとか、そういうふうなものもございますので、やはり自治委員会が今取り組んでおります自治区のあり方検討委員会の中でその辺をしっかり検証していただいて、自治委員会の段階で再編ができればありがたいし、再編ができない場合につきましては、我々が行政として、対象自治区並びに隣接自治区と協議をしながら、自治活動ができるような自治区にしていきたいというように思っております。 ◯議長(浜永義機君)六番 新開洋一君。 ◯六番(新開洋一君)いろいろ財産問題とかそういうのもあるんで、なかなかスムーズに統合というのもいかないと思いますし、また進めるべきなのかなというのも思っております。ただ、基本的には、地域のことは地域でというのが基本だと思いますが、先ほど財産問題というふうに言いましたが、財産問題という中で、登記の問題が出てきているんですが、基本的には地縁による団体か、法人化をしなければ基本的には難しいというふうに聞いておりますが、これは旧安心院町のときなんですが、津房地区に二地区ほど登記をした地区があるというふうに聞いておりますが、今現在、自治区で登記をしている団体というか、そういうのは宇佐市にどのくらいあるんでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)総務課長。 ◯総務課長(信国和徳君)総務課長の信国です。  新開議員の質問にお答えします。  地縁団体、地方自治法の中で地縁団体ということで認可をされますと、その団体名、例えば新開議員さんのところであれば下毛という、例えば地縁団体の名称をつければですね、そういう名称で登記ができます。そういうことで各地区にそういう地縁団体が出ておりますが、その数についてはちょっと私のほうも掌握を今しておりませんので、また、後ほどでの御連絡申し上げます。 ◯議長(浜永義機君)六番 新開洋一君。 ◯六番(新開洋一君)現実にあるということですか。 ◯議長(浜永義機君)総務課長。 ◯総務課長(信国和徳君)地縁団体、数団体あります。先ほど言いましたように、公民館等の登記があるということで、うちのほうもぜひつくってほしいということは自治委員等には話をしております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)六番 新開洋一君。 ◯六番(新開洋一君)ぜひつくってほしいというような要望をしているのであれば、登記するのに結構お金がかかりますよね。これをクリアするのに、例えば補助金であるとか何か考えませんか。 ◯議長(浜永義機君)総務課長。 ◯総務課長(信国和徳君)総務課長の信国です。  まず、通常であれば法人とかというのがありますが、地縁団体の登記というか、普通の法人等であれば法務局のほうで登記するわけなんですが、地縁団体につきましては総務課のほうに書類を提出いただければ書類審査等をするだけで一つの法人になります、それを市のほうが告示すればですね。その辺で登記料等はかかりませんので、後のその一般の土地等を登記する分については、やはり個人の財産という形になります、私有財産ですね、私の財産になりますので、やはりその辺はうちのほうとして補助等は考えておりません。 ◯議長(浜永義機君)六番 新開洋一君。 ◯六番(新開洋一君)取っかかりのところではなくて、基本的に、どう言いますか、そこの字のものを登記すれば、当然字が払わなくてはならないという認識でいいわけですね。(「はい」と呼ぶ者あり)  これは、私の聞き方が悪かったのかもわかりませんが、ある司法書士に聞きましたら、取っかかりのところから金がかかるというふうに聞いたもんですから、そういうことではないわけですね。登記をすること自体に金がかかる。 ◯議長(浜永義機君)総務課長。 ◯総務課長(信国和徳君)総務課長の信国です。  恐らく司法書士さんは、その地縁団体にすることを言われたんだと思いますので、私が申しているのは、地縁団体という法人格のあるという、その部分にする分については金はかかりませんということです。
     以上です。 ◯議長(浜永義機君)六番 新開洋一君。 ◯六番(新開洋一君)地縁団体にするのには、だからこれは、その登記というのが、地縁団体の登記というのは、いわゆる行政で認めているだけというような感じなんですか。 ◯議長(浜永義機君)総務課長。 ◯総務課長(信国和徳君)総務課長の信国です。  行政、つまり宇佐市のほうが、地方自治法に基づいて申請があって、書類審査等をしてですね、それを認可団体として告示をすればですね、もうそれで一つの法人格を得たものでありますので、その辺については、あと印鑑証明等を出す場合について、そのほかの証明書を出すについては手数料、普通の個人の印鑑証明代と同じように取られるだけでありまして、法人を行うために、いろいろな出資等の金がかかるということはございません。 ◯議長(浜永義機君)六番 新開洋一君。 ◯六番(新開洋一君)あとはもう具体的な話になるんで、これで終わりにします。  四番目です。最近はもう自宅で亡くなられる方というのはほとんどいないだろうと思うんですが、行政としては、病院ではなく自宅で亡くなる方の割合というのはどのくらいと認識をしておりますか。 ◯議長(浜永義機君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(渡邉幸春君)新開議員の御質問にお答えいたします。  行政、私たちが独自に調べたわけじゃないんですが、この前、テレビ等であった事例で、一応病院で亡くなる方が八〇%弱ぐらい、それからあと一二%強ぐらいが自宅で亡くなるという調査が出ているそうです。 ◯議長(浜永義機君)六番 新開洋一君。 ◯六番(新開洋一君)基本的には家で亡くなるのがその人も一番幸せなことなんでしょうけれども、今はなかなかそういうわけにもいかないということです。  先ほどの宇佐市の調べでは、千百八十七床、有料を含めて入院施設があるということを言われましたが、この千百八十七床のうち、市町別の割合というのはわかりますか。 ◯議長(浜永義機君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(渡邉幸春君)七圏域ごとの分はちょっと出ていませんので、また後日差し上げたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)六番 新開洋一君。 ◯六番(新開洋一君)それが出てなければ、前回の、どう言いますか、課長の説明で、介護施設が、宇佐市に二百六十六ある。安心院が三十七だ、院内が十八だ、残りの二百十一が旧宇佐市なんでしょう。パーセントでいきますと、旧宇佐市が約八〇%、安心院が一四%で、院内が六%強という形になりますが、そして、きのうの答弁の中にも、特に地域性を考慮して、地域密着型サービス事業の中で特に地域性を考慮して整備をしたいというような答弁だったわけですが、これで地域性が十分に反映されていると思っていますか。 ◯議長(浜永義機君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(渡邉幸春君)二十一年度からの第四期計画で、地域密着型であるグループホームを各圏域、七圏域のうち二圏域にできていますので、一応あと五圏域にグループホームをつくっていただきたいなとは思っております。そして十分かというのは、そこの判断は、私どもとしては十分かどうかという判断はできかねます。 ◯議長(浜永義機君)六番 新開洋一君。 ◯六番(新開洋一君)院内、安心院の方もそうだと思うんですが、私は、課長は判断できかねるかどうか、そういう答弁だったですけれども、私は十分ではないというふうに判断をしております。少なくとも生まれ育った場所で、一番いいのは家庭で亡くなるのが一番いいんでしょうけれども、次善の策といいますか、少なくともやっぱり近くでそういう施設が欲しいなというふうには思っております。それで、どう言いますか、民間の施設ということもあるんですので、なかなか難しいこともあるんだと思いますが、許認可ということについて行政も大きな関与をしているわけで、少なくともやはり安心院、院内側の人はできるだけそこの施設を拡充をしていただきたい。  きのう大隈議員の質問の中でも、妙見荘の敷地に小菊寮をという話もあって、選択肢の一つだ、前向きに検討するというような話をいただいていますが、もう一度確認をいたします。本当に、安心院、院内側に足りないなというふうに私は思っておるんですが、どうですか。 ◯議長(浜永義機君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(渡邉幸春君)七圏域を比べますと、安心院、院内が特別少ないとは、私どもは人口比に比べては少ないとは思っておりません。 ◯議長(浜永義機君)六番 新開洋一君。 ◯六番(新開洋一君)前の坂口部長のときもその認識はないという話をいただいておるんですが、実はどこもそうです。七十人から八十人の待機者がおります。それで、これも相当ダブっているということなんですが、基本的に介護度が三ぐらいないと入れない、これは当然のことで、介護度の軽い方たちは家庭で在宅介護というのは、これは当然なんですが、介護度が高い方でも地元に入れなくて、私の知っている人も別府に行きました。現実にそういう事態が生じているということについてどう思いますか、それでも十分だというふうに認識をしておりますか。 ◯議長(浜永義機君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(渡邉幸春君)お答えいたします。  たまたま、できれば地元で施設に入っていただきたかったんですが、そのときに地元になかったということで、残念と思っております。 ◯議長(浜永義機君)六番 新開洋一君。 ◯六番(新開洋一君)たまたまですか。たまたまと言うより、頻繁に、麻生さん流に言えば煩雑にですか、聞いておると私は認識をしておりますが、たまたまという認識は本当ですか。 ◯議長(浜永義機君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(渡邉幸春君)たまたまといいますか、私が聞いている範囲では、待機者は確かにおります。ただ、待機者がおりますけれども、そのときに判定会議などで、あなたは次に順番ですがどうですかと言ったときに、まだ結構です、次に回してくださいという方がおるということはお聞きしております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)六番 新開洋一君。 ◯六番(新開洋一君)私も市民の方すべての声を聞いているわけではありません。当然、課長も、そういう話があったというので、そういうのが何件ぐらいありましたか。 ◯議長(浜永義機君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(渡邉幸春君)正確には覚えておりません。 ◯議長(浜永義機君)六番 新開洋一君。 ◯六番(新開洋一君)覚えてないほど多いんですか。 ◯議長(浜永義機君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(渡邉幸春君)いや、覚えないほど多いことはありません。 ◯議長(浜永義機君)六番 新開洋一君。 ◯六番(新開洋一君)一けたですか、二けたですか、三けたですか。 ◯議長(浜永義機君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(渡邉幸春君)それは、今ちょっと記憶にございませんので、一人とか二人とかということはお答えできません。 ◯議長(浜永義機君)六番 新開洋一君。 ◯六番(新開洋一君)基本的に、何人でもいいんですが、自分が例えば一人か二人当たって、そういう話があって、それで一人か二人だというような考え方はやめていただきたいというのが基本的にあります。  私が最初に言ったみたいに、大体いろんな間違いが起こるのは、自分の過去をあてがって話をするから間違いが起こるという、これは私もそうです。課長も、基本的にいろんな、自分は、何人か知りませんが、数のわからない人たちが、そういうことがあったというのを聞いたということなんでしょうが、声なき声もある、声のある声もあるということで、少なくとも安心院、院内側の方たちは大変困っているという認識だけはしていただきたいというふうに思いますが、どうですか。 ◯議長(浜永義機君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(渡邉幸春君)一応認識はしております。 ◯議長(浜永義機君)六番 新開洋一君。 ◯六番(新開洋一君)認識をしていただいているのであれば、ぜひそういう方向に進めていただきたいと思います。  もう一度最後に繰り返しますが、妙見荘に、あそこは市の施設ですから、本当は安心院町にきちんと欲しいんですが、安心院町にそういう市有地というのがありませんので、両院地区にぜひ欲しいということで、もう一度答弁をお願いします。 ◯議長(浜永義機君)福祉保健部長。 ◯福祉保健部長(末弘計夫君)福祉保健部長の末弘でございます。  お答えをいたします。  きのうも答弁をしたとおりですね、現在、福祉保健部付で調査研究を行っております。建てかえをするのか、改築をするのかを含めての研究でございますので、仮に建てかえとなった場合については、妙見荘周辺等々も位置決定の選択肢として考えて、視野に入れておるということでございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)六番 新開洋一君。 ◯六番(新開洋一君)ありがとうございました。薬が効き過ぎておりまして、少し失礼なことを言ったと思いますが、お許しください。  これで終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で、新開議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではございますが、ここで暫時休憩をいたします。  なお、再開は十四時三十分といたします。                    休憩 午後二時二十分                 ──────────────                   再開 午後二時三十四分 ◯議長(浜永義機君)休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行します。  一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)一番 辛島です。  今度、この三月で退職される部課長初め職員の皆様方、大変お疲れさまでした。第二の人生と言われますけれども、一市民として、宇佐市にできることを引き続き個人としてしっかりまた協力をよろしくお願いいたします。  さて、きょうの最後となるんですかね、頑張っていきたいと思います。お疲れのところですが、皆さん御清聴のほうよろしくお願いいたします。  今回、三項目にわたって質問いたします。  まず一番目、教育長としての立場と行動について説明を求める。  二番目、尾永井工業団地に関して。その一、その後の現在に至るまでの経過報告を求めます。二番目、現在の取り組みと今後の展望は。三点目、現在まで金利等も含め総経費の金額をお聞きします。  三項目め、時枝市長自身による時枝市政の総括をお聞きいたします。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)それでは、辛島議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 時枝正昭君。 ◯市長(時枝正昭君)市長の時枝です。  一番 辛島議員の御質問にお答えいたします。  三項目め、市政の総括ということでありますが、私は、平成十二年四月、市民の皆さんの負託を受けて旧宇佐市長に就任して以来、今日に至るまで三期、九年間、「市政は市民のためにある」、これをモットーに事に当たってまいりました。この間、一市二町の合併、長年の懸案事項でありました葬祭場の建設、行財政改革の断行、企業十六社の誘致、市民の皆さんとの協働によるおおいた国体の成功など、今議会の冒頭でも述べさせていただきましたように、幾ばくかの足跡を残すことができたと思っております。これも市議会を初め市民の皆さんの御支援、御協力があってのことと心から感謝申し上げる次第であります。道近しといえども行かざれば至らず、事は小なりといえどもなさざればならず、国の三位一体改革やアメリカに端を発した経済不況の中で、今、地方は非常に疲弊しており、まだまだ積み残した課題もありますが、残された期間、宇佐市発展のため全力を傾注し市政執行に当たる所存であります。  以上で私の答弁を終わりますが、その他については教育長、担当部課長に答弁してもらいますのでよろしくお願いします。  終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、一項目めの教育長としての立場と行動についてを、教育長 半田 剛君。 ◯教育長(半田 剛君)こんにちは、教育長の半田です。  一番 辛島議員の一項目め、教育長としての立場と行動についてお答えをいたします。  教育長としての立場と行動、つまり教育長の職務につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に、教育長は教育委員会の指揮監督のもとに、教育委員会の権限に属するすべての事務をつかさどると規定されております。また、同法の第一条第二項には地方公共団体における教育行政は教育基本法の趣旨にのっとり教育の機会均等、教育水準の維持向上及び地域の実情に応じた教育の振興が図られるよう、国との適切な役割分担及び相互の協力のもと、公正かつ適正に行われなければならないと教育行政に関する基本理念が示されています。  私は、教育長として、この基本理念に基づき宇佐市における教育、文化、スポーツ水準の維持向上並びに振興のために努めてまいりましたし、その職務を全うすることが私に課せられた教育長としての立場と行動の基本であると認識をしております。  これまで、宇佐市では、自然や歴史、文化などの恵まれた条件を生かし、さまざまな教育、文化、スポーツに関する取り組みを行ってきました。今後とも宇佐の多彩な自然や歴史、文化、伝統に市民が誇りを持ち、次世代に継承しながら、それらを生かした新たな創造ができるよう教育、文化、スポーツ等の一層の発展に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)最後に、二項目めの尾永井工業団地に関してを、経済部長 大冨義夫君。 ◯経済部長(大冨義夫君)こんにちは、経済部長の大冨です。  一番 辛島議員の御質問にお答えします。  二項目めの一点目、尾永井工業団地のその後の経過についてですが、平成二十年六月議会において辛島議員から一般質問をいただきました。以降の経過につきましても、宇佐市所有の唯一の開発済み工場誘致適地として、優良企業の誘致に向け大分県とタイアップしながら鋭意活動を続けてまいりました。しかし、二十年秋以降、米国経済の低迷、原油等各種原材料の高騰、景気の低迷による投資意欲の減退、企業誘致をめぐる地域間競争の激化などの要因により一層厳しい企業誘致環境となってまいりました。  二点目の現在の取り組みについてですが、自動車関連企業の誘致を軸として、食品関連産業や農林水産関連産業も視野に、企業訪問、パンフレット配布、市ホームページ上での情報発進を行い、大分県担当部局や大分県東京事務所、大阪事務所との緊密な連携を確保しながら誘致活動を進めています。
     今後の展望については、大分県の発行する企業誘致パンフレットでは、隣の豊後高田市の大分県北部中核工業団地の残地は二区画となっています。特にダイハツ近隣では三ヘクタール以上の規模で公営の工業適地は唯一尾永井工業適地のみとなっています。今後県北地域に進出を希望する企業には有力な候補地になるものと思われます。今後、県補助事業等の適用を要請しながら道路、上水道等のインフラ整備に努めたいと考えています。特に企業からの進出要望がある場合は早急な事業展開ができるよう努めてまいります。  次に、三点目、現在までの金利等を含め総経費の金額についてですが、宇佐市土地開発公社によりますと、平成二十年度末を基準としての原価は、用地費、工事費、諸経費、支払利息を合計して三億一千三百九十万八千円と算定しています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で辛島議員の一般質問に対する執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)随時再質問をしていきます。  まず、教育長に対してですけれども、まず市長部局と教育委員会の簡単な、明確なすみ分けですね、を簡単に教えてください。 ◯議長(浜永義機君)教育長。 ◯教育長(半田 剛君)一番 辛島議員の質問にお答えいたします。  市長部局と教育委員会との関係ですが、例えば建物、教育財産とかいうのは市長の総括のもとに教育委員会が管理をするというふうになっていますが、他のいろんなことにつきましては、教育委員会は、市長部局とは、独立した部局ということで認識をしております。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)建物、財産に関するものはということですね。市の財産ということでかかわりがあるということですね。  二番目ですけれども、教育長は、各学校を、訪問等を含めてお伺いするのは、どういったことが重立ったことでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)教育長。 ◯教育長(半田 剛君)一番 辛島議員の質問についてお答えいたします。  各学校で課題がある場合、あるいは私のほうがもっと詳しく知りたくて、学校の経営等につきましては、その都度、学校を訪問しております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)もともと月間の予定だとか、そういうもので決まっているわけじゃなくて、その単発で行くこともあるということですか。  それでは、次ですけれども、教育長の行動、そういった予定にない行動とか、それは後日、日報などでは管理されているわけですか。 ◯議長(浜永義機君)教育長。 ◯教育長(半田 剛君)お答えいたします。  私の行動につきましては、管理課のほうで記載をしております。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)ということは、一日の出向いた行動というものは、全部日報で記録してあるということですか。  そういうことで、一月十四日ですね、ことしの一月十四日、駅館小学校に出向かれていますけれども、この日は公的に訪問したんでしょうか、私的に訪問したんでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)教育長。 ◯教育長(半田 剛君)お答えいたします。  一月十四日というと、平日でありますので、私的な訪問はないと思います。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)それでは、当然一月十四日の日報も、そのときの行動もスケジュール上、日報であるということですね。じゃその日報は、今ないですね、当然ここには。それを出してもらえますか。 ◯議長(浜永義機君)管理課長。 ◯管理課長(松原哲男君)管理課長の松原です。  一番の辛島議員の御質問にお答えします。  日報というのは特に、日報という形ではないんですけれども、教育長の毎日のスケジュールというんですか、そういった形のものはとっているところでございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)その日の行動のものがすべて残っているわけですね。そのスケジュール、スケジュールというのは先に対してのスケジュールですけれども、そのスケジュールをこなした後、何をしたかというもの、スケジュールと日報とはまた違うと思うんですけれどもね、あるんですね、一月十四日、どこに行ったという記録はですね。 ◯議長(浜永義機君)管理課長。 ◯管理課長(松原哲男君)管理課長の松原です。  再質問にお答えします。  その日、例えばこの日についてはどういった方がお見えになるとか、そういった、そして今度はこういった学校でこういった行事があるとか、そういった形でのスケジュールというんですか、そういったものは記載しております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)ちょっと待ってくださいね。そうすると、その過去の行動は全く把握していないということですか、そういうことですか。 ◯議長(浜永義機君)管理課長。 ◯管理課長(松原哲男君)再質問にお答えします。  過去のものと言われますが、過去のものもそういった形で記載しております。  以上です。(「しておりますか」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)じゃ、その一月十四日の行動がわかるものがあるということならば、それを連絡してでもコピーを出してください。いいですかね。 ◯議長(浜永義機君)管理課長。 ◯管理課長(松原哲男君)その辺につきましては、ちょっと私もその一月十四日はどういうふうな形になっているのか、まだちょっと把握できておりませんので、ちょっと帰って調査をしてみたいと思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)どういうこと、把握している、していないの問題じゃないんですね、今言っているのは、日報、別に出せない書類じゃないですね。出せない明確な理由があればそれをおっしゃってください。私は、今ここで、ただ日報、そういう行動を把握するものがあるならそれを出してくださいということを言っているんです。 ◯議長(浜永義機君)管理課長。 ◯管理課長(松原哲男君)再質問にお答えします。  基本的には出せるかと思います。ただ、私のほうもちょっとどういうふうな形になっているのか、内容はちょっと今把握できていないんでですね、ちょっと中でもう一遍見たいなとは思っております。(発言する者あり)そういった形で、一遍確認をして、コピーをして提出したいと思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)内容のことを今聞いているんじゃなくて、あるものを出してくださいと言っているだけなんで、それは行動がわかるものを出してもらえればそれでいいんで、今すぐは無理でしょうけれども、どうですか、いつ出してもらえますか。 ◯議長(浜永義機君)管理課長。 ◯管理課長(松原哲男君)再質問にお答えします。  近日中に出したいと思います。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)恐らくコピーするだけなんでですね、きょう私は欲しいんで、きょう、だれか後で、後ほどよろしくお願いします。 ◯議長(浜永義機君)管理課長。 ◯管理課長(松原哲男君)はい、了解いたしました。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)もちろんこのとき恐らく公的な動きだったら公用車で移動されているんですね。どうですか。 ◯議長(浜永義機君)教育長。 ◯教育長(半田 剛君)私の場合は私有車許可をいただいておりまして、例えば何かの用務で行って、そこからまた次の用務に行かなきゃならないということがありますので、私有車で動いております。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)では公用車と私有車の使い分けは、もう全く規定はないわけですか。好きなときに公用車に乗って、好きなときにその私有車に乗って行けるということですか。 ◯議長(浜永義機君)管理課長。 ◯管理課長(松原哲男君)管理課長の松原です。  再質問にお答えします。  管理課で、今、公用車ということで一台配置をされているところなんですけれども、管理課の職員がそれを使って、ただ現場に出ることが多いので、特にその公用車を使うという機会は少なかろうとは考えております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)明確にすると、ないということですね、規定は。そのときの状況に応じてということは、ないということですね。 ◯議長(浜永義機君)管理課長。 ◯管理課長(松原哲男君)はい、そのとおりでございます。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)このとき、一月十四日、駅館小学校に行ったときは一人で行かれたんですか。 ◯議長(浜永義機君)教育長。 ◯教育長(半田 剛君)副市長と一緒に学校にお伺いしております。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)そのときは、じゃ同乗してということですか。 ◯議長(浜永義機君)教育長。 ◯教育長(半田 剛君)ええ、そのとおりです。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)どういったときに、その当時の副市長と教育長が一緒に学校を訪問するのかは、私はよくわかりませんけれども、どういった用件で副市長と教育長が学校に出向いたんでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)教育長。 ◯教育長(半田 剛君)たしか、あれは、地域活性化の特別交付金が市に入ってくるということで、その有効な使い道は何だろうかということ、それから副市長が、例えば学校の建物に関してですね、市民の方からお尋ねをいただいたり、お問い合わせをいただいたりしたことの、それを私に尋ねて、じゃ一緒に見に行きましょうかということで動いたと思います。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)当然、教育委員会の部局の案件ですね、ということは教育委員会でそのことを討議されてからの話ですか。その活性化資金だとかそういうこともですね、耐震化の問題も、教育委員会の中で話し合われて、市長部局のほうに話が行ったということですか。 ◯議長(浜永義機君)教育長。
    ◯教育長(半田 剛君)お答えいたします。  まだ、ようやく三月になってその関連法案が通ったというふうに記憶しております。その当時は、もう二月、一月の終わりぐらいには通るんじゃないかということでですね、事前に見に行ったので、委員会を開いてとか、そういうことではあっておりません。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)そういったことというのは、教育委員会で恐らく重要な問題ですね、その活性化のお金の話にしても、建物の耐震化ですか、建てかえだとかいろんな、そういうのは教育委員会で重要な案件だと思うんですけれども、話されなくても頻繁に、そうやって市長部局の方たちと視察に回ったりということは頻繁にあることなんですか。 ◯議長(浜永義機君)教育長。 ◯教育長(半田 剛君)お答えいたします。  これは予算の伴うことでありまして、それができるかどうかということが確定しない前に教育委員会にかけるということはありません。一応九割方大丈夫ということになってから、教育委員会でかけて、そしてこんなふうにやりたいということになる手順です。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)それならば恐らくすごく重要な案件を話し合われたんだと思うんでですね。そのときの、さっきの行動日報もそうですけれども、その調査内容ですね、話し合われた内容、いろんな検討をされたでしょう、それを報告書なりで、市なんかに上げているはずなんで、どういう調査をしたのかというものも当然あるわけですね。それは教育長と副市長が一緒に行っていろんなことを話し合うわけですからね、何がしらかのものがあると思うんですけれども、どうでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)教育長。 ◯教育長(半田 剛君)お答えいたします。  もう、まだそのずっと前の段階でありますので、そういう報告書等は作成しておりません。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)何を視察したのか、何を話し合われたのかは、全くもう実際のところ、公務なのに、そういうものは残っていないということですね。教育長と副市長が教育現場まで足を運んで、そこの方たちと何か話したんでしょう、そういうものは。じゃ記録に残すようなことは話していないということですか。 ◯議長(浜永義機君)教育長。 ◯教育長(半田 剛君)記録には、普通ですね、いろんなことがありますけれども、その一つ一つすべて記録に残すということはしておりません。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)それでは、その駅館小学校のほうでも、恐らくその日の日報ないし何かそういうものをとっていますね、恐らく、教育長と副市長が来たということになるとですね。そうでしょう、学校側もそういうものはとってあるべきだと思うんですけれども、どうですか。 ◯議長(浜永義機君)教育長。 ◯教育長(半田 剛君)学校でもそういう詳しいものは、もう一日に何十人という方が見えますので詳しいことはとっていないと思います。ただ、あるとすれば、来客ということで、学校日誌の中に記載をされているかもわかりません。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)恐らく学校側の校長先生初め先生の皆さん方にしてもですね、教育長と副市長が一緒に来るということはそうめったにあることじゃないと、そういうことを日報ないし来客でも、飛ばしていることはまずないでしょう。それが当たり前だと思うんですけれどもね。その学校のほうの訪問記録でも何でもいいですけれども、その日のものをまた、きょうファクスでも送ってもらってですね、後ほどいただきたいと思いますけれども。 ◯議長(浜永義機君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(吉村高三君)学校教育課長の吉村でございます。  辛島議員の再質問にお答えいたします。  学校に連絡をして、手に入れ次第送らせていただきます。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)これも、要は、あるものをコピーしてファクスするなんで、きょうお願いします、一緒にですね、いいですか。  このときですね、いろんな父母などですね、いろんな人の話からではですね、教育長と副市長が訪ねたときは五時間目の授業中だったそうですね、それは記憶していますか。 ◯議長(浜永義機君)教育長。 ◯教育長(半田 剛君)各学校で時間割が違いますので、その授業中であったかなかったかということは、私のほうではわかりません。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)それはまた学校が、その来客の提出していただくものですね、行動もそうですけれども、恐らくわかると思うんですけれども、私が聞いている話では、五時限目の授業中に、校内マイクで先生たちを呼び出して一堂に集めたと聞いているんですけれども、どうでしょう。 ◯議長(浜永義機君)教育長。 ◯教育長(半田 剛君)お答えいたします。  今、思い出しているんですけれども、恐らく五時間目の授業は終わっている時刻だったというふうに思います。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)それならばそれでですね、もちろん問題ないんですよね、その出してもらったものでまた把握できると思いますし、恐らく私に言ってくれた、だれかがうそついているかですけれどもね、それはまだ、もうちゃんといろんなもので調べればわかると思うんですけれども、私が聞いたところでは、五時限目の授業中で、子供たちは、先生が呼び出されて自習になったと、そういうふうな話を聞いているんです。間違いなく、じゃあ、終わった後だったんですね。 ◯議長(浜永義機君)教育長。 ◯教育長(半田 剛君)お答えいたします。  間違いなくと言われるとちょっと自信がないんですけれども、ほぼ間違いがないというふうに思います。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)ほぼ間違いないということが、それは間違っている可能性もあるわけですか。ほぼ間違いないという根拠はあるんですね、じゃあ。 ◯議長(浜永義機君)教育長。 ◯教育長(半田 剛君)お答えいたします。  今ですね、突然二カ月前のことを言われて、そしてそのことが間違いあるかないかと言われても、今、記憶の中では、多分もう三時近かったんだろうと思いますから、三時近ければもう五時間目の授業は終了しているというふうに思っているところです。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)もちろんそうだったらですね、私もすごく安心なんですよ。ただ、それが聞いた、父兄さんから聞いた話とかだとですね、自習をその間していたと、そんな話が間違いであってほしいんですけれどもね。もしその授業中ですね、聞いた話のように、子供を自習させてまでだったらすごく悲しい話なんでですね、私はその五時間目が、三時近くという記憶はあるみたいなんで、それが終わっていた、授業が終わっていることを願っているんですけれども、そのとき、先生方を一応集めたのは集めたんですね、それじゃ。 ◯議長(浜永義機君)教育長。 ◯教育長(半田 剛君)お答えいたします。  ちょっとですね、学校教育課長を出させていただいて、駅館と柳ヶ浦に時間を確認させてもらってよろしいですか。今、私の頭の中ではまだ、多分ということしか言えないんでですね。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)その柳ヶ浦小学校、じゃその二つ、その日は行っているわけですか。二つだけですか。 ◯議長(浜永義機君)教育長。 ◯教育長(半田 剛君)お答えいたします。  他のところにも行ったんですけれども、それはもうずっと時間が下がっていますんで、授業には全く関係がないというふうに思っております。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)それを調べるんですか。(「はい、調べます」と呼ぶ者あり)もちろん……。  議長、休憩をしてください。 ◯議長(浜永義機君)ここで暫時休憩をいたします。                     休憩 午後三時十分                 ──────────────                   再開 午後三時二十四分 ◯議長(浜永義機君)休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行します。  学校教育課長。 ◯学校教育課長(吉村高三君)学校教育課長の吉村でございます。  訪問をしたときの時間等ですが、駅館小学校につきましては、学校に残っている来客といいますか、訪問記録を見てもらいましたら、放課後、放課する前に次の日の連絡などをします、子供たちと学級担任の先生でですね、それを行っている十四時二十分ごろであったということです。ですから授業はもう終わっていた時間ということです。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)どういう時間なんですかね。ちょっと中学校以上になるとホームルームというんですかね、そういう時間という感覚ですか。 ◯議長(浜永義機君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(吉村高三君)学校教育課長の吉村でございます。  次の日に持ってくるものですとか、その日一日の反省ですとか、そういったことを自主的にする時間です。もちろん担任もついていることがほとんどなんですが、今、駅館小学校などではその時間に読書をしたりもします。朝読書もありますし、帰る前にもう一度時間を設定して読書をするというような時間もあるんですが、その日は読書をしている学級もあったというふうに聞いております。ですからちょっとその読書を続けているとか、あるいは帰りの会を続けて、ホームルームを続けているというような時間であったというふうに考えられます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)それは、その時間というのは学校の先生の責任に及ぶ範囲の時間じゃないという認識でいいんですか。そこにいる子供たち、その教室にいる子供たちに関してです。 ◯議長(浜永義機君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(吉村高三君)学校教育課長の吉村でございます。  辛島議員の再質問にお答えします。  もちろん学校の教育活動内での活動ですから、監督下にあります。学校で活動している時間内ということですが、その帰りの会や学級活動につきましては、ずっと教師が、普通の教科の授業のようにですね、教えて、教科書を使って進めるというような時間ではなくて、自分たちで、教員が次の日の連絡を打ち合わせをしている時間にも、自分たちで進行しているというようなことが可能な時間でもあります。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)はっきり言うと、その管理下にはあると、教師の管理下にはあると、それは、じゃ子供たちはその時間は帰っておってもよかった時間ということですか。ただ、自主的に残っているだけで、何といいますか、もう帰りたい子は帰っていてもよかった時間ということですか。 ◯議長(浜永義機君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(吉村高三君)学校教育課長の吉村でございます。  基本的には、全員帰りの会が終わってからあいさつをして帰るということになりますので、その終わるまでは、自分たちで、あすの連絡とか、きょうの反省とか、自分たちで運営をして、学級担任が、じゃこれで帰りましょうということで、読書をしている学級もあったということなんですが、それが終わってからあいさつをして帰るというのが原則でございます。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)時間割の中できちっとある時間は時間なんですね、じゃ、そういうことですね。 ◯議長(浜永義機君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(吉村高三君)教科の授業、いわゆる一時間目から六時間目とかいう、そういうものの次にほとんどの学校では設定されております。子供たちを全員放課させる前の数分間の時間ということです。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)五限目が終わった後の帰りの会の時間、だけどちゃんと子供はおらんといかん時限ですね、その教室の中に。そういうことですね、はい。  そういうときに、通常、教育長と副市長がそういう時間でも来てですね、交付金の話を職員を集めてやるというのは、間々あることなんですか。 ◯議長(浜永義機君)教育長。 ◯教育長(半田 剛君)お答えいたします。  交付金の話はですね、まだ国会を通るかどうかもわからない状況なので、しておりません。当日はですね、私たちが、駅館小学校は校舎が足りなくなるんですが、学級増になって、その教室の建て増し場所を見ているときに、学校のほうが、副市長と教育長が来たということで職員を集めてくれたんです。
     以上です。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)先ほどちょっと前に、その交付金のお話だとかということをさっき言いましたね。それを実際その場では、じゃ話していないわけですか、交付金の話は。 ◯議長(浜永義機君)教育長。 ◯教育長(半田 剛君)お答えいたします。  それは、副市長と私がそのための準備に見に行ったんであって、実際にそこに予算をつけるかどうかとかということも、あるいはそのこと自体が流れるかどうかということもありますんで、そういう目的は持って見に行ったんですけれども、それに関することは言うことができませんでした。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)今、その行動確認できたということは、すぐファクスで送ってもらったんですかね。すぐちょっと両方のやつを出してもらっていいですか。何を見て確認したんですかね。 ◯議長(浜永義機君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(吉村高三君)学校教育課長の吉村でございます。  学校に電話をしまして、当日の学校の記録、日誌と呼ばれておりますが、訪問記録で何時に来ましたかということを確認したものです。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)さっきも言ったけれども、確認できるものはコピーしてファクスしてもらってくださいとさっき言いましたよね。今の電話でも、それは言えるわけでしょう。電話かけるぐらいだったらファクスも送れるわけですね。今、それは取り寄せていないわけですか。 ◯議長(浜永義機君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(吉村高三君)学校教育課長の吉村でございます。  ファクスでは取り寄せておりません。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)必要な書類で提出すると言ったもので、今てっきり確認すると言ったからそれも一緒に送ってもらうかと思ったんですけれども、ちょっとそれは効率悪過ぎませんかね。ちょっとそれは、じゃだれかに電話させてもらって、ちょっとファクスで送ってもらってください。それとその行動のスケジュールとですね。すぐ、あるものをコピーしてもらうだけですからね、それはまたちょっと指示出して、提出してもらってください。 ◯議長(浜永義機君)管理課長。 ◯管理課長(松原哲男君)早速、今から電話をして、コピーを持ってこさせます。  以上です。(「それと課長のほうのあれもお願いします」と呼ぶ者あり)了解しました。(「議長」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)二十六番 久保繁樹君。 ◯二十六番(久保繁樹君)二十六番 久保です。  暫時休憩を求めます。 ◯議長(浜永義機君)それでは、暫時休憩をいたします。                   休憩 午後三時三十三分                 ──────────────                   再開 午後三時五十七分 ◯議長(浜永義機君)休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行します。  一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)予定表ですね、十四日、十三時から十五時まで学校訪問になっているわけで、これは、何時にどこに行ったかという日報は、じゃ、ないということですね。 ◯議長(浜永義機君)管理課長。 ◯管理課長(松原哲男君)はい、ございません。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)その帰りの会の時間ということだったんですけれども、その時間、先生方集めて、交付金の話はしなかったと。じゃ教育長と副市長が行って、帰りの会の時間に先生方を集めて、具体的にその先生方の前でどういった話をしたんですか。 ◯議長(浜永義機君)教育長。 ◯教育長(半田 剛君)普通、私が行くときには、目的を持って、例えば学力の向上の問題とか、あるいは生徒指導の問題とか、行って、二十分から三十分は話をします。今回は、話をする予定はなかったんですが、校長先生が気をきかせてくれて、松の内であるので新年のごあいさつをしてくださいということで、新年のごあいさつをさせていただいたというところです。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)その新年のあいさつというのは、その例年、副市長と一緒に行かれるわけですか。 ◯議長(浜永義機君)教育長。 ◯教育長(半田 剛君)副市長と一緒に行ったのは、先ほど申し上げましたように、地域活性化の交付金の使い道をですね、前倒しをして何に使うかという事前の確認といいますか、実際に現地を見るということで行ったので、毎年ではありません。  私は、年始めということだけじゃなくて、年じゅう、いつでもあいたときに、あるいは課題ができたときに学校は訪問をして、私の考えは校長会で話すんですけれども、校長先生方を通して話したのはなかなか職員の方々には通じません。通じないというか、真意が通らないところがあるんです。それでできるだけ全職員に話をしたいというのは日ごろから思っているものです。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)交付金の話は、さっきは、みんなの前で、学校ではしなかったという話だったと思うんですけれども、したんですか。じゃあ、していないんですね。  じゃ、だから何を、先生たちを校内放送で集めて、何をお話したわけですか。まだ子供の管理下である帰りの会の時間のときにです。 ◯議長(浜永義機君)教育長。 ◯教育長(半田 剛君)お答えいたします。  先ほど申し上げましたように、学校側が気をきかせてといいますか、私と副市長が行ったので、新年のごあいさつを職員にしてくださいということで、新年のごあいさつを立ったままさせていただきました。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)本来なら、その新年のあいさつも、終わった後だとかですね、これを見ると、一時から五時まで学校訪問になっていますので、その新年のあいさつを、じゃ全学校で、集めてもらったのかどうかはわかんないですけれども、それが通常、普通あることなのかどうかですけれどもね。余り、ここ何年間、そういうことで、集めてもらったのは、じゃ初めてなわけですか。 ◯議長(浜永義機君)教育長。 ◯教育長(半田 剛君)私が行くときには集めていただいております。しかし、今回は私のほうからの要請ではなくて、学校側が、だから私のほうは、今回は職員に話す目的では行っていないんです。現地を副市長と二人で見るためだけの目的で行ったんですが、学校のほうが気をきかせて集めてくれたということです。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)その場で、じゃ副市長も新年のあいさつだけやったということですか。 ◯議長(浜永義機君)教育長。 ◯教育長(半田 剛君)お答えいたします。  はい、そのとおりです。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)それでは、時間の兼ね合いもありますので、次の尾永井の件に移りたいと思います。  市は、土地の評価をどのように行ったんですかね、その事前の。 ◯議長(浜永義機君)商工観光課長。 ◯商工観光課長(井上治廣君)辛島議員の再質問にお答えします。  商工観光課長の井上です。  一応、経過を調べてみましたが、A社が、最初は蜷木のほうに進出予定のはずでしたが、尾永井工場適地のほうに今関心を示してということで、その要件を満たすために取り組んだわけでございます。一部、登記の問題がございまして購入できない土地がございましたけれども、確かに今、前回でも御指摘を受けましたが、調査ができていなかったことについては申しわけない部分があったかと思いますが、これはあくまでも前向きに進めたことであると理解しております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)何社かに振り分けて評価を出したわけですかね。 ◯議長(浜永義機君)商工観光課長。 ◯商工観光課長(井上治廣君)商工観光課長の井上です。  辛島議員の再質問にお答えします。  その辺につきましては、ちょっと私は把握しておりません。大変勉強不足で申しわけございません。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)それじゃ、その辺はまた調べて後日、後日じゃない、きょうはちょっと無理かもしれませんので、早急にお願いします。調べてください。  その次ですけれども、土地開発公社の理事会で、坪単価だとか、こういうことの価格によって購入することの了承は得られたんですか。 ◯議長(浜永義機君)商工観光課長。 ◯商工観光課長(井上治廣君)この件につきましては、中で、理事会で決定されたと聞いておりますが、詳細につきましては、公社のことでございますので、発言は差し控えさせていただきます。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)この土地購入に関して理事会で了承されたという経緯がわかるものは、議事録があるんですかね、理事会の。 ◯議長(浜永義機君)商工観光課長。 ◯商工観光課長(井上治廣君)再質問にお答えします。  商工観光課長の井上です。  詳細につきましては、私どもも公社に聞いてしかちょっと回答できませんので、発言は差し控えさせていただきたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)それじゃ、理事会でのその議事録ですね、それもよろしくお願いします。いいですか、大丈夫ですか。 ◯議長(浜永義機君)総務部長。 ◯総務部長(小倉正五君)総務部長の小倉でございます。  開発公社の件については、私も中に入っておりますので、御質問の趣旨に沿って、出せる資料は出したいと思います。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)それと、A企業との交渉、その企業との交渉記録ですね、それはまとめてありますか。 ◯議長(浜永義機君)商工観光課長。 ◯商工観光課長(井上治廣君)辛島議員の再質問にお答えします。  商工観光課長の井上です。  そういった詳細の部分については、私どもではちょっとわかりませんので、また公社に関する分でございますので、発言を差し控えさせていただきます。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)誘致の交渉は、窓口はどこになるんですかね。 ◯議長(浜永義機君)商工観光課長。 ◯商工観光課長(井上治廣君)再質問にお答えいたします。  商工観光課長の井上です。
     商工観光課のほうに企業立地推進室がございますので、うちのほうが窓口でございます。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)それでは、その交渉記録ですね、それをまとめて、一連の交渉の記録を出しください。いいですか。  それでは、次に、以前、議会で専決処分の内容、恐らく誘致できるかもしれない、誘致するために専決処分を行ったと私は認識しているんですけれども、認識としてはどうですか。 ◯議長(浜永義機君)商工観光課長。 ◯商工観光課長(井上治廣君)商工観光課長の井上です。  専決処分につきましては、これも開発公社の内容に関することで、ちょっとどうかと思いますが、一応債務保証につきましては、開発公社が、尾永井工場適地ですね、これの用地費や造成費などの経費を借り入れするためにですね、宇佐市のほうが債務保証したということになっております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)だから結果的に、そのときにその用地を取得しないと誘致できないという趣旨で専決処分だったわけですね。そうじゃなかったら予算を出せばいいわけですからね、そういうことですね。 ◯議長(浜永義機君)商工観光課長。 ◯商工観光課長(井上治廣君)商工観光課長の井上です。  辛島議員の再質問にお答えします。  実は、その件につきましては、調べたところ、開発公社のほうが六月中に用地費を払う必要があるということで、議会にかけなきゃいけないんですが、六月議会までに、臨時議会を招集するのがちょっと日程的に無理だと公社のほうが判断をして行ったと記録にあるようでございます。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)臨時議会が日程的に無理だという判断を公社がしたということですが、その判断は恐らく議長とか議会になるんじゃないかなと思うんですね。その専決処分をしたということ、専決処分にせざるを得なかった理由というのが、誘致企業が逃げるということで、あわてて専決処分で債務保証をしたということでいいんですかね。 ◯議長(浜永義機君)商工観光課長。 ◯商工観光課長(井上治廣君)商工観光課長の井上です。  辛島議員の再質問にお答えします。  企業誘致については、スピーディな対応が必要だということで、とにかくその当時としましては、A社が平成十九年の十二月に社屋の建設着工という条件があったようで、それを満たすためにですね、そういう専決処分をしたと記録から見られます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)簡潔に言うとそういうことですね、誘致をするための専決処分なわけですね。工業団体をつくるための専決処分じゃなくて、誘致をするために専決処分をやらざるを得なかったということですね。 ◯議長(浜永義機君)商工観光課長。 ◯商工観光課長(井上治廣君)再質問にお答えします。  議員さんの発言のとおりでございます。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)そもそも専決処分というもの、これは上限金額等はないんですかね。 ◯議長(浜永義機君)総務課長。 ◯総務課長(信国和徳君)総務課長の信国です。  辛島議員の質問にお答えします。  専決処分、金額等、ありません。制限はございません。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)それだと、どこで専決処分を使う使わないの区別がないわけですね。じゃその議会を、さっき言ったように、公社が日程的に無理だと判断して、臨時議会を開かなくて幾らでもできるということですか、専決処分を使えば。 ◯議長(浜永義機君)総務課長。 ◯総務課長(信国和徳君)総務課長の信国です。  辛島議員の質問にお答えいたします。  公社が云々ということでなくてですね、専決処分は、議会を開くいとまがないとか、そういう特別の理由がありまして、市長のほうが専決するんで、公社がどうこうという公社の問題ではございませんで、あくまでも市と議会の問題であります。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)そもそもその臨時議会を開けなかった、さっき公社の判断で日程が難しかったと言われたんですけれどもね、じゃ臨時議会は開こうとはしたわけですか、その当時。 ◯議長(浜永義機君)商工観光課長。 ◯商工観光課長(井上治廣君)商工観光課長の井上です。  再質問にお答えいたします。  あくまでも企業が、早く立地してもらいたいということを念頭に置いてとった行動でございます。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)じゃ、臨時議会を開こうという選択肢はなかったわけですか。 ◯議長(浜永義機君)商工観光課長。 ◯商工観光課長(井上治廣君)再質問にお答えいたします。  経緯を見ますと、恐らく臨時議会を開催することを前提に考えたんだと思いますけれども、その辺が私もよくわかないところでございますが、間に合わないということで、一応専決事項ということにしたように、記録からは思えるんですけれども。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)一番 辛島光司君。 ◯一番(辛島光司君)三億以上もの専決処分を断行したものの、結果が伴わなかったと、これはどうなんでしょう。重く受けとめていただけているとは思うんですけれどもね、この辺、三億以上もの専決処分をした結果のその責任だとかというものを、どこで痛感しているわけでしょう。ちょっと時間がないので、簡潔に。 ◯議長(浜永義機君)経済部長。 ◯経済部長(大冨義夫君)経済部長の大冨です。  当時、議員さんから、いろいろ一般質問があったり、ほかの議員さんからも、この問題についていろいろ御質疑があってという流れの中で、私どもとしては、精いっぱいこの団地の売り込みにということで努力をしながら、議員さんが昨年の六月議会で御質問いただいたときに、大きな課題は、進入路の問題というのが大きな課題だというふうに御答弁申し上げた記憶がございます。  そういうことで、私どもとしては、さっきの答弁でもしましたように、宇佐市唯一の公営の団地ということなんで、そういう観点では今後とも精いっぱいその売り出しに努力をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)時間でございます。時間です。(「では、以上です」と呼ぶ者あり)  以上で、辛島議員の一般質問を終結いたします。  ただいま日程第一、市政一般に対する質問の途中ではありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は、明十一日、午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、本日はこれにて散会いたします。  長時間にわたり御苦労さまでございました。              散会 午後四時十六分 宇佐市議会...