津久見市議会 > 2008-06-18 >
平成20年第 2回定例会(第3号 6月18日)

ツイート シェア
  1. 津久見市議会 2008-06-18
    平成20年第 2回定例会(第3号 6月18日)


    取得元: 津久見市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-15
    平成20年第 2回定例会(第3号 6月18日)   平成二十年  第二回津久見市議会定例会会議録(第三号)    ―――――――――――――――――――――    平成二十年六月十八日(水曜日)    ――――――――――――――――――――― 〇議事日程(第三号)   平成二十年六月十八日(水曜日)午前十時開議   第 一 一般質問   第 二 議案第五〇号から議案第六九号まで       (質疑・委員会付託)   第 三 請願第一号       (請願者の変更について)    ――――――――――――――――――――― 〇本日の会議に付した事件  日程の全部    ――――――――――――――――――――― 〇出席議員(一六名)    一 番      黒 田 浩 之 君    二 番      森 脇 千恵美 君
       三 番      金 只 昌 平 君    四 番      宮 本 和 壽 君    五 番      小手川 初 生 君    六 番      髙 野 幹 也 君    七 番      小 谷 栄 作 君    八 番      知 念 豊 秀 君    九 番      清 水 美知子 君    一〇番      石 田 哲 彦 君    一一番      板 井 王 成 君    一二番      成 松 裕 利 君    一三番      岩 﨑   蒐 君    一四番      西 村 徳 丸 君    一五番      安 藤 康 生 君    一六番      中津留 麒一郎 君 〇欠席議員(な し)    ――――――――――――――――――――― 〇説明のため出席した者    市長部局    市長          吉 本 幸 司 君    副市長         宇都宮   崇 君    秘書課長        高 瀬 茂 人 君    総務課長(兼)    契約検査室長      大 塚 好 裕 君    総務課主幹       石 井 達 紀 君    総務課主幹       麻 生 達 也 君    企画商工課長(兼)    合併推進課長      新 納   淳 君    企画商工課参事     高 﨑 計 臣 君    税務課長        幸   泰 秀 君    市民生活課長      竹 内 ゆか子 君    環境保全課長      谷 本 義 則 君    健康推進課長(兼)    地域包括支援センター長 中津留 和 昭 君    会計管理者(兼)    会計課長        木 許 政 春 君    上下水道課長      鳥 越 雄 二 君    国体推進課長      新 名 敏 秀 君    福祉事務所長      増 田 浩 太 君    農林水産課長      川 辺 邦 彦 君    都市建設課長      原 尻 育史郎 君    都市建設課参事(兼)    土地開発公社事務局長  竹 田 光 徳 君    消防長         市長が兼務    消防本部次長(兼)    消防署長        中津留 周 次 君  教育委員会    教育長         植 田 善 徳 君    管理課長        塩 﨑 英 次 君    学校教育課長      深 江 克 寿 君    生涯学習課長      軸 丸 重 信 君  監査委員    事務局長        平 山 徳 治 君  選挙管理委員会    事務局長        (監査委員事務局長が兼務)  農業委員会    事務局長        (農林水産課長が兼務)  公営企業    水道課長        (上下水道課長が兼務)    ――――――――――――――――――――― 議会事務局職員出席者       事務局長     塩 﨑 祐 二 君    主幹(兼)書記     岩 﨑 英 樹 君       書  記     宗   篤 史 君       書  記     山 尾 真 理 君    ――――――――――△――――――――――                    午前十時〇〇分 開議 ○議長(西村徳丸君)  おはようございます。  これより、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配布いたしましたとおり定めましたので、ご協力願います。    ――――――――――△―――――――――― ◎日程第一 一般質問 ○議長(西村徳丸君)  日程第一、昨日に引き続き、一般質問を行います。  七番小谷栄作君。   [七番小谷栄作君登壇] ○七番(小谷栄作君)  皆さんおはようございます。議席番号七番小谷栄作でございます。  今年の五月には、昨日も一般質問の席で議員さんがおっしゃったように、中国の四川省で巨大地震が発生し、死者・行方不明・建物倒壊等で想像を絶するような被害が出ました。そして、六月十四日には岩手・宮城内陸地震が発生し、震度六強を記録、多数の死傷者が出ました。現在のところ、死者十人、行方不明十二名というふうに発表されております。  四川省の地震で、小・中学校の倒壊によって、多数の児童生徒の死者が出たことを受けて、文部科学省も小・中学校の耐震化を急ぐことを表明しました。本議会においても、三人の議員の方々が耐震化等に関連した一般質問を通告、また行いましたが、今まで以上にスピードを上げて対応していただきたいと思います。  地震については、当津久見市においても、南海、そしてまた東南海地震の発生に伴う津波などの被害が予測され、防災マップも各地区に配布、掲示されていますが、再度の確認や地震を想定した防災訓練なども必要ではないかと思います。  今後、消防や津久見市区長会と協議し、実施に向けて検討してほしいと思います。  それから、七月八日に千怒・日見間の新日見トンネル開通が予定されています。改めてこのバイパス開通に対し、ご苦労なさいました関係者の方々に感謝申し上げます。  それでは、通告に従って一般質問を行います。  一点目は、ふるさと納税についてであります。  ふるさと納税制度の実施が今年四月三十日に決定されました。ご存知であるとは思いますが、寄附いただいた金額から五千円、適用下限額を差し引いた額に相当する額が、個人住民税と所得税から控除されるというような優遇措置の内容でございます。  そこで、(一)として、このふるさと納税制度を市としてはどのように対応してきましたか、お伺いをいたします。  特に、アとして、納税額の実績はどのようになっているのか、ご答弁をお願いいたします。  (二)として、今後のこの制度に対する津久見市の計画はどのようにお考えになっていますか、お伺いをいたします。  二点目として、港まつりを活用した中心市街地の活性化についてであります。  この件につきましては、今年の三月議会において一般質問をいたしました。一般質問をしたところ、答弁は「実行委員会の中で検討してまいりたい」とのご答弁でありました。私が一般質問をした後に、実行委員会を行っていると思いますので、どのように検討されましたか、(一)として、納涼花火大会の活用についてのアとして、食事付の有料の桟敷席を設けることについて、イとして、募金箱の設置について、その検討の結果をお伺いいたします。  (二)として、ソイヤ!つくみについて、お伺いいたします。  昨年は荒天のためソイヤ!つくみが中止されました。参加を予定していたグループからどのような声が出たのでしょうか。事前から特別な衣装を準備していたグループや、一年の節目のイベントして特別な思いを持っていたグループも少なくなかったことでしょう。また、初夏の津久見の風物詩として定着しつつあるこのイベントが、中止になったことにより、言い知れない虚脱感に苛まれたのではないかと心配しているところであります。  七月から八月にかけては、市内各地区で夏祭りやお盆の行事も予定されており、延期すれば参加グループは若干減るかも知れませんが、私は花火大会のように、少なくとも延期すべきではないかと思います。  そこで、アとして、台風等で中止の場合、延期はしないのか、イとして、参加者との話し合いは十分行われているかについて、お伺いをいたします。  三点目として、宗麟ユートピア事業に伴う大友宗麟公ゆかりの美術品の収集の活用について、お伺いをいたします。  この件は、平成十九年の六月議会で行った一般質問のその後の行政の対応について伺うものです。今年四月二十五日から六月二十二日まで、宇佐市にあります大分県立歴史博物館において、「津久見市所蔵の名品展―南蛮」が実施されております。五月十七日には、これにちなんで、同博物館で津久見市教育委員会の山下主幹が講師となり、講演会が行われ、私も参加させていただきました。見ごたえのある展示会であり、聞きごたえのある講演会でしたが、津久見のどれくらいの市民が所蔵品を知っておられるのか、また、容易に宇佐まで見に行くことができるのかというのを考えますと、何らかの対策が必要ではないかと改めて考えさせられました。近年は、写真もデジタルカメラで撮って、容易に編集できるようになりました。ビデオに撮って市民に見ていただくこともまたできます。パワーポイントを使って資料を作れば、立派な講演会も開催できます。市報の一コマに特集を組み、順番に紹介するという方法もあります。アイディアを出し合えば、実施可能な対策も少なくないように思います。
     宗麟のユートピア事業には、ご存知のように、既に多額の予算が使われていますが、こうしたアイディアを出し合い、市民の方々に広報すれば、もう少し身近な所蔵品になるのではないでしょうか。  近くに津久見市は市制の六十周年を迎えます。地道な広報活動が実を結べば、宗麟公ゆかりの品々が市制六十周年の行事に花を添えてくれるのではないかと思います。  そこで、(一)として、生涯学習の一環として、市の講演会の計画は、(二)として、今後市民に展示、公開する予定はについて、お伺いいたします。  以上で、一回目の質問を終わります。ご答弁をよろしくお願いいたします。   [七番小谷栄作君降壇質問者席着席] ○議長(西村徳丸君)  新納企画商工課長。 ○企画商工課長(兼)合併推進課長(新納 淳君)  一点目のふるさと納税について(一)市として、どのようにこれまで対処してきたか、ア、納税額及び(二)今後の計画は、につきましては、関連性がありますので一括して、お答えいたします。  ふるさと納税制度は、本年四月三十日に公布された地方税法の改正に伴い、ふるさとに貢献したい、ふるさとを応援したい、という納税者の思いを活かすことができるよう、地方公共団体に対する寄附金税制が抜本的に拡充された制度です。  例えば、ふるさと津久見を離れて働く方が、津久見を応援したいと思う気持ちを寄附という形であらわしていただいた場合、その寄附が、現在住んでいる自治体に納める住民税、国に納める所得税の軽減という形でサポートをされるという制度であります。新設されたばかりの制度で、現在まで寄附金の実績はございません。  津久見市では、いただいた寄附を、ふるさと創生事業基金に一度積み立て、後年度に寄附者の意思に添った事業展開のための資金として活用させていただきたいと考えています。  今後は、PR活動が重要だと考えておりますので、大分県人会や在京津久見人会などを通じて、積極的にお願いしてまいりたいと思っております。  また、ホームページふるさと納税コーナーを開設するとともに、市報等を通じて、市民の皆様方にも、市外に住む友人、知人への声かけ運動などのご協力をお願いしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  高﨑企画商工課参事。 ○企画商工課参事(高﨑計臣君)  二点目の港まつりを活用した中心市街地の活性化について(一)納涼花火大会の活用について、ア、食事付の有料の桟敷席を設けることについて、お答えします。  つくみ港まつりの花火大会は、津久見市民が一番楽しみにしているお祭りです。毎年、市内はもとより、市外、県外から多くの見物客が詰め掛けます。昨年は、七月十五日に行われる予定でしたが、台風の影響により、二十一日に延期をして行われたところであります。  花火大会の時、食事付きの有料の桟敷席を設けることにつきましては、郷土料理のPRや、有料による収入の増など見込まれますが、一方では、津久見港周辺には多くの見物客が詰め掛けますので、場所の確保や、人員の配置、駐車場の問題等がありますので、つくみ港まつりの実行委員会の中で検討してまいりたいと三月の定例会でお答えをいたしました。本年四月二十三日に実行委員会を開催、この件につきまして検討した結果、先に述べたことも含め、桟敷席を設置するための経費や、夏場でもありますので、食事での衛生面等を考慮しなければならないことと、本来この機会を利用して民間活力を活かすうえでも、飲食店等の皆さんが食の提供等を考えていただくのが一番良いのではということで、実行委員会では桟敷席は設けないと決定いたしたところです。ご理解のほどよろしくお願いいたします。  次に、イ、募金箱の設置について、お答えします。  募金箱の設置につきましては、商工青年部において、港まつり大会前より、市役所、スーパー、金融機関などに設置しております。花火大会当日、会場の何箇所かに設置できないかにつきましては、当日、総合案内所において、花火型の募金箱を設置し、FM放送において、募金の呼びかけも行っております。  その他何箇所かということですので、検討いたしたいと思います。  次に、(二)ソイヤ!つくみ、ア、台風で中止の場合延期はしないのか、イ、参加者との話し合いは十分になされているのかについては関連性がありますので一括にて、回答いたします。  港まつりの市民総踊りソイヤつくみにつきましては、昨年は台風の影響で中止を余儀なくされたところです。ソイヤつくみを実施するにあたり、事前の説明会で、実施要綱の説明と参加申込みの説明を行い、直前の打ち合わせ会では、当日のスケジュール、集合場所、時間、スタート順を決めるなど、二回行っており、その時に、台風等により、どうしても延期ではなく、中止をしなければならない理由として、次の日の納涼花火大会との関係で順延はできませんし、参加団体が延期の場合、参加できるかどうか、音響設備、照明設備の確保や設置の状況などを説明し、中止の理解をいただいております。なお、この件につきましても、実行委員会において説明をし、委員の皆さんにもご理解をいただいております。  平成十五年から始まったソイヤつくみ、台風等で中止になったのは、昨年が初めてであります。小雨決行しておりますし、雨天の場合は、前日に判断をし、各団体の代表に連絡するようにしております。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。  なお、昨年、ソイヤつくみの参加団体の子ども会で、中央町夜市会主催のさよなら夜市の時に、何団体かソイヤを踊られたとお聞きしております。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  軸丸生涯学習課長。 ○生涯学習課長(軸丸重信君)  三点目の宗麟ユートピア事業に伴う、大友宗麟公ゆかりの美術品収集の活用について(一)生涯学習の一環として、市の講演会の計画は(二)今後、市民に展示、公開する予定はについては、関連性がありますので、一括してお答えいたします。  宗麟ユートピア事業に伴う、大友宗麟公ゆかりの美術品収集の活用については、昨年の第二回及び第三回市議会定例会においてご説明いたしましたとおり津久見市内には、展示公開する施設がないことから、市外の美術館や博物館が企画する特別展の出品依頼に対して、可能な限り貸出を行い、こうした機会を活用して市民に鑑賞の機会を提供し、公開に努めているところでございます。  その後の取り組みといたしましては、市報四月号にも掲載し、お知らせいたしておりますが、宇佐市の大分県立歴史博物館企画展示室におきまして、南蛮―津久見市所蔵の名品展として、津久見市の収蔵品の中から南蛮関係の資料を中心に四十五点を出品し、四月二十五日から六月二十二日まで展示していただいております。なお、この展覧会終了後、大分市の大分県立先哲資料館において、七月十八日から十月十三日の国体開催までの期間に、よみがえる大分の遺跡展ー大友宗麟とその時代と称して、大分県教育庁埋蔵文化財センターからの津久見市の収蔵品の出品以来がきており,展示する予定であります。  このように、今後も文化財の保存と活用のため、市外の博物館等関連施設での展示を行い、市報等に掲載するなど市民への情報提供を積極的に図っていきたいと思っています。また、生涯学習の一環といたしまして、津久見市内においても収蔵品の写真等を活用して、児童生徒や学生への教材として、また、一般市民には、大友宗麟と津久見市との歴史的な関わり等を含め文化財等の講演会や各種の講座を開催するなど、文化の振興に取り組んでいきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。 ○七番(小谷栄作君)  ご答弁ありがとうございました。  再質問を行いたいと思います。  まず、一点目のふるさと納税について、PRを県人会等でいろいろ行っていくということになっていますが、これまでは時間というものが四月三十日からということで、実績がなしと。今後は基金を積み立てますということになってる、ご答弁をいただきましたが、この基金を積み立てたときに、寄附をいただいた方には、どのようにお知らせをすると考えておられるんですか。 ○議長(西村徳丸君)  新納企画商工課長。 ○企画商工課長(兼)合併推進課長(新納 淳君)  まず、寄附をいただいた方には、その時点で領収書なり証明書を交付します。それがないと、ご本人が確定申告をするときにそれを提示するという形になりますので、そういった形でご本人にはまずお知らせをするということと、先ほどホームページふるさと納税コーナーの開設ということを申し上げましたが、それにつきましても、寄附者の情報としては、個人情報の保護の観点から、抵触しない範囲で、例えば現在住んでいらっしゃる県や市町村の名前とか、それから件数や金額、寄附の指定があるかないか、例えば教育に使ってほしいとか福祉に使ってほしいとか、そういった指定があるかないか、あるいは目的やコメント、そういったものをいただければ、寄附者情報としてその程度までは載せていいんじゃなかろうか。あるいは、逆に津久見市の情報としましては、県外・市外在住者への呼びかけや、市の主要施策やまちづくり、観光等のPR、あるいは制度の仕組みや手続き、そういったものを載せて、寄附をいただいた方を含めて市民にもお知らせをしていく形をとったらいいんじゃないかということで、今、事務局の方では関係課と協議を進めておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。 ○七番(小谷栄作君)  これからは、県人会等いろいろ行事が目白押しではないかと思いますけど、そのような場所に出席なさるときに、津久見市としてはパンフレット等は、もう既に用意はなさっているんでしょうか。 ○議長(西村徳丸君)  新納企画商工課長。 ○企画商工課長(兼)合併推進課長(新納 淳君)  現在まだ広報用のパンフレット等は作成をしておりません。今後検討していきたいと思っております。 ○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。  今後検討なさるというご答弁ですけど、もう今年の県人会には間に合うように作るというか作成する予定でしょうか。 ○議長(西村徳丸君)  新納企画商工課長。 ○企画商工課長(兼)合併推進課長(新納 淳君)  県人会や在京津久見人会に間に合うように、何とか準備をしたいとは思っておりますが、どうしてもできないときは、それに代わる資料とか、あるいは市長から特にお願いをしていただくとか、そういったことも含めて進めていきたいと思っております。 ○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。 ○七番(小谷栄作君)  もうなるべく早い時期にパンフレット等を作って、PRをしていただきたいと思います。  どうしても間に合わないときには、パソコンで作成というんですか、津久見の魅力等も含めて、このようにお気持ちを表していきたいというふうに、やはりパンフレットを作って、そして広報をしていただきたいとそのように考えておりますので、よろしくお願いいたします。  では、二点目の、港まつりを活用した中心市街地の活性化について、再質問を行います。  前回もこの一般質問の件については行いました。津久見市はこの夏祭り、港まつりのときに、大体流入人口というのはどれくらいおられると試算しているんでしょうか、お伺いをいたします。 ○議長(西村徳丸君)  高﨑企画商工課参事。 ○企画商工課参事(高﨑計臣君)  お答えをいたします。  大体二日間行われるんですが、市民の二倍、四万人程度という形での、四万から五万ですか、試算をしてるとこでございます。 ○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。 ○七番(小谷栄作君)  この四万から五万、津久見市がこの港まつりの間に市外の方が津久見に訪れるということで、大体経済効果というんですか、それはどのように試算しているんでしょうか。 ○議長(西村徳丸君)  高﨑企画商工課参事。 ○企画商工課参事(高﨑計臣君)  大変すみません、先ほど四万、五万と言ったのは、津久見の人口を入れた中でのことですので、二万、倍ですかね、そういう形の方が流入をされるだろうと思っています。  実際的経済効果というのは、はっきりはかってはいないんですが、やはり前もって早めに津久見に来られて、津久見の食事を取られる方が相当おられるんじゃないかということ、特に今は「津久見のまちまぐろ」とかそういう形のPRをしてますので、多く、津久見でまぐろを食べたいとかが考えられるのではないかと思ってます。津久見に来れば、ジュース一本でも飲まれれば、それだけ上がってくるんじゃないかとは思ってますので。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。 ○七番(小谷栄作君)  私がこの質問を、前回と今回と続けてこの議場でさせていただくのは、実は港まつりのときには二万から三万の市外の方が流入してまいります。私も含めて、観光地というんですか、いろいろなところに行くと、やはり食事を取ったりジュース、いろいろなものでお金を落としていくというんですか、そういうふうなのは皆さん一緒じゃないかと思います。この二万から三万をどのようにやっぱり活用していくかということは、皆さんが地域の活性化、中央町の活性化と、大きな声で皆さん叫んでおります。いかにこの二万から三万を利用させてもらうかというのは、一つの私は方法じゃないかと思っております。  それで、結局その、早く来た人だって、諸般の事情があって来れない方もおられると思うので、場所を確保してあげて、そのときに中央町の飲食店街の方々に予約というような形で食事を提供し、一席もしくはいろいろな方法で席を確保してあげるという方法をとったらということで、この一般質問をしたところであります。  確かに流入される人が多いので、駐車場の部分を確保してあげて、なおかつ食事を提供すると、そうなると花火の打ち上げの二時間ぐらい前に津久見市に入ったらいいんじゃないかと思います。この点に対して、検討委員会では民間の活力をというような感じでなって、今回は決まらなかったと。まぐろ研究会等、この市内の活性化、飲食店街の活性化も含めて頑張られているのは確かにそうです。これをやはり利用をまたしていくのも一つの方法じゃないかと思うんですけど、こういうイベントを使って。そのあたりのことは今後どのように普及、また、宣伝していこうと考えておられますか。 ○議長(西村徳丸君)  吉本市長。 ○市長(吉本幸司君)  私、過去に二十年間、花火の担当を商工会議所でやっていたこともありますし、また、商業委員長などをやってた関係もありますので、この話のずっと昔からそういう話はある中で、ちょっとお答えしたいと思います。  市がやれということよりも、これだけの流入がある花火大会が過去からずっと行われてきております。その中で、これを民間で大いに利用していただきたいというのが、前からの商工会議所なり私の考えでもあったわけでございます。  しかしながら、これを市が何もしてくれないとか、何かしてくれないということじゃなくて、十分にこれは飲食店も活用できると思います。そういう意味で、ぜひこれは民間としてそれを活用していただきたいという、ここまでのものができてて、これで民間の方ができないということは、まず私はないと思います。活用しようと思えば、できなくないと思います。  それと、民間の飲食店なんかも、どっちかというと、そのときに商売をするというよりも、商店街も含めてですけど、見る人側になってしまうという点もあると思います。そもそもこの港まつりは、まず観光で人を呼ぶというよりも、昭和二十六年に、津久見市が東九州で最初に重要港湾に指定されたことをお祝いして始めたもので、市民が楽しむおまつりで始めたものです。逆にその市民が楽しんでるのをよその人がちょっとのぞいてみたいなという気持ちで、これが市外から来る魅力になってきたんだと思います。  ですから、それを大いに活用していただきたいということと、これは、花火大会は雨で中止ということもございます。そういうときに、じゃ中止になった、食事を用意してるのはどうしてくれるんかとか、恐らくそこまで市の方に言ってくるような形になるんじゃないか、あてにされればですね。そういうこともあると思います。  十分にこの中で実行委員会で過去にいろいろと話してるのは、見に来てる人に特別な物を作らないで、みんなが平等に見てもらおうと、それから折角来るんだから駐車場の料金も取らずに大いに楽しんでもらおうという、その津久見人の心意気というものを見せていこうというのも、実行委員会の中で出てまいりました。そういうことで、今までどおりに駐車場料金取らないとか、桟敷席を作らないとか、そういうことでやっていこうということで、今、この実行委員会の話の中でもいつも、毎年そういうことが中心になって話し合われておりますので、折角これだけの人が外から来ますので、ぜひそれを大いに活用してもらいたいと、私としてはそう思っております。 ○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。 ○七番(小谷栄作君)  ありがとうございます。私もそのつもりで、前回も今回も一般質問をさせていただいております。  こうやっていろいろな方法を皆さんが知恵を出し合って、そして企画し、いかにやはり収入というんですか、売上を上げていくかというのが、私は、本来知恵を絞ってまた活性化に寄与するということじゃないかと思っております。  これから、特に今年はまぐろ研究会等も発足し、一歩でありますけど足踏みを、また足跡が、足音が高くなっているような今状態であります。  今後とも、行政側もいい知恵があったときには、やはり側面からサポートして、そしてこの港まつりをさらなる一大イベントとして発展させていくようにして、そういうふうになるようにお願いいたしたいと思います。  (一)はそういうことで、(二)として、台風等で昨年は中止をいたしました。地球温暖化で、結局台風の来る時期がちょっと早くなったということでしょう。昨年は台風で中止いたしました。今年は、確率的にはできるんじゃないかとは思うんですけど、説明会で皆さんやはり直前の打ち合わせをして、中止は中止でも致し方ないということで了解したと、それでよろしいんですか。 ○議長(西村徳丸君)  高﨑企画商工課参事。 ○企画商工課参事(高﨑計臣君)  お答えいたします。  今まで、平成十五年からソイヤ始まって以来、中止をしたことがございませんので、あまり延期という形の中での認識といいますか、そういう考え方はなかったのかなということで思ってございます。 ○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。 ○七番(小谷栄作君)  津久見の風物詩としてもう定着しつつあるというか、もう定着したんじゃないかと私は思います。で、昨年でちょっとこうトーンが下がったというんですか、それで、できるものなら、このソイヤつくみ、これは、私は延期してでもというふうに思っております。参加者との話を十分になさって、そのときの波及効果というんですか、ほとんどの方々が、参加なさったら私は打ち上げをすると思います。そしてまた、お孫さん等がこのソイヤに参加なさったら、見に来られるというんですか、そういうような部分から見る結局経済的な波及効果というのは結構大きいんじゃないかと思います。中止をしたときの場合と、強行したときの場合と、この効果というのは、大体計算はしにくいところがあるんですけれども、予測をしたときには、やはりできるものなら延期をしてでも私は実行するべきじゃないかとそのように考えております。  今年は私は大丈夫と思うので、今後その辺のあたりのところをじっくり検討なさっていただきたいと思います。  三点目の、宗麟ユートピア事業に伴う大友宗麟公ゆかりの美術品収集の活用についてに、再質問を行わせていただきます。  答弁の中で、大分県立歴史博物館等、また、今年の国体の前七月十八日から十月十三日までに大分の先哲館の方でなさるということですけど、これで津久見市民の方がどれくらい見に行かれると思いますか。 ○議長(西村徳丸君)  軸丸生涯学習課長。 ○生涯学習課長(軸丸重信君)  これまで大友宗麟の資料を津久見市の市民会館、また、歴史博物館等で展示をしてまいりました。その中で、人数的には少ない形で展示を見ていただいていると認識いたしております。  今回の歴史博物館では、公民館の津愛大学の研修として、バスを二台貸し切って行っていただいた経歴もあります。これは、津久見市の歴史文化財を集中にして展示していただいておりますので、かなり行っていただいたと確信しておりますけど、先哲資料館におきましては、県内の大友宗麟関係の資料全てを展示する予定でありますので、津久見市の出展数は今のところ八点を予定しておりますので、その辺を含みますと、少ないんではないかと思っております。  今後も、今予定してるのが、竹田市の美術館で九月から十一月の出品依頼も今きておりますので、そういった形で、少ない中でも展示公開して、市民の方に見ていただきたいと、継続していきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。 ○七番(小谷栄作君)  津久見市のいろいろなお金を使ってこの美術品は収集しておられます。金額的には、資料をすぐ揃えてないかも知れないので、ちょっと私の方からあれですけど、結局市費が一億八千四十九万四千九百五十五円、それから県費の補助金が二千万、合計で二億四十九万四千九百五十五円、このお金を投入してこの資料は収集をされております。  この中で、七十二点というか、三点というか、四点というか、解釈の違いでいろいろあるんですが、複製等もあるので、十二分に、市内の方に持ってこようと思えば持ってこれる品もやっぱり私はあるんじゃないかと思います。  今回、山下主幹が講演会をなさったんですけど、津久見市民会館等を利用して津久見市で行おうと思えば、いくらでも私はできると思います。この辺の考えはどのように考えておられますか。 ○議長(西村徳丸君)  軸丸生涯学習課長。 ○生涯学習課長(軸丸重信君)  先ほども申しましたとおり、以前、平成三年と平成六年に市民会館で展示を行っております。そのときの反省として、やはりこういった時期に湿気等で文化財が傷んでるということの反省を踏まえて、今、保存が第一だと考えておりますので、今、博物館とか展示施設を利用して、物が傷まないように活用しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。 ○七番(小谷栄作君)  湿気等いろいろな問題があって、保存が一番というのはわかります。わかるんですけど、じゃその二億余りのお金を使って市民がほとんどそれを利用できないというのもまた、これもまた私はおかしいと思います。  ですから、パワーポイント等を使った方法で講演会等を行うことは、別に現物を津久見市に持ち込むわけではないんで、その点は私は問題ないんではないかと思いますけど、どのようにお考えになりますか。
    ○議長(西村徳丸君)  軸丸生涯学習課長。 ○生涯学習課長(軸丸重信君)  議員さんがおっしゃるとおり、今、写真を活用してどういった取り組みができるか、今、取り組んでおります。  まず、最初に、インターネットのホームページ等に掲載ができないかということで取り組んでおります。また、先ほど言われたように、講演会がうちの職員が宇佐で行いました。こういった活動を、津久見市民会館等開催していきたいということで、今検討しております。  また、うちの生涯学習の活動としては、あくまでも自主参加ということで、市民の希望があれば、講座とかそういった形での講師の派遣も行っていきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。 ○七番(小谷栄作君)  ありがとうございます。  そのような方向で検討していってほしいと思います。  特に私思うのに、津久見市はこれから六十周年を間近に控えております。あと三年後ですか、そうなると、今年というんですか、毎年いろいろな講師等、山下主幹も含めまして、市民会館で今年、来年とずっと行っていましたら、丁度機も熟するというんですか、いろいろこのゆかりの品のことがわかってきて、そして六十周年に花を添えるんじゃないかと思います。  六十周年をするときに、宗麟公は関係ないんでしょうか。市長ここへんちょっとお聞きいたします。 ○議長(西村徳丸君)  吉本市長。 ○市長(吉本幸司君)  いや、関係ないというのはどういう意味なんでしょうか。 ○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。 ○七番(小谷栄作君)  宗麟公抜きで六十周年を行うというのは、ちょっと勿体ないんじゃないかなと私は思うんですが。 ○議長(西村徳丸君)  吉本市長。 ○市長(吉本幸司君)  わかりました。そういう意味でございますか。歴史的な意味だと思います。それはどういう形でやるかということはこれから考えていきますけども、津久見市の歴史という中ではそういうものは出てくると思いますので、それはまあ、今ここでどうだということではなくて、これからの六十周年記念の事業としての中で考えていきたいと思います。 ○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。 ○七番(小谷栄作君)  ありがとうございます。  間近に迫ったこの六十周年のときにも、うまいことこの我が津久見市の宗麟公も利用させていただき、市内の活性化に利用してもらっていただきたいと思います。  最後になりますけど、昨日も何人かの議員さんがおっしゃっていました。原油高による燃油の高騰、国としては、緊急なものとして百二億円ぐらいの基金を今度用意しております。大分県は一億ちょっとぐらいだろうと思いますけど、漁協ともしっかり連携をとりながら、漁民そして農業者、この油の高騰に対する、どうしてもこの一次産業は今、大変な状態でございます。しっかり連携をとって、最も今ちょっと懸念されているのは、食料の自給率は三十九パーセントといっておられるのに、まぐろ延縄、そして今日なんかはイカ釣り船、休漁しようかというような話になっております。漁師が仕事をしなかったら食料は生産されません。生産されないということは、自給率三十九パーセントがもう近々に三十パーセントを割って、食料戦争が起こったらもう日本は確実にアウトです。先進国で三十パーセント、四十パーセントを切るような食料自給率という国はおかしいんで、これから市長も市長会等もいろいろあると思いますので、この燃油高騰、この原油高のあれをしっかりとアピールして、そして一次産業を見殺しにしないようにお願いをいたしまして、私の一般質問を終了いたします。ありがとうございました。 ○議長(西村徳丸君)  暫時休憩いたします。九分後に開議いたします。                 午前十時五十一分 休憩                 午前十一時〇〇分 開議 ○議長(西村徳丸君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、一番黒田浩之君。   [一番黒田浩之君登壇] ○一番(黒田浩之君)  黒田でございます。質問に入ります前に、今回の質問に関連する幾つかのニュースをちょっと紹介をしたいと思います。  まずは、一点目の福祉に関連したニュースで、今月二日に神奈川県で発生した、知的障害者を対象としたグループホームの放火及び殺人の容疑で、今週月曜日の十六日に施設の土地・建物の所有者で元管理人が逮捕されたという事件です。福祉に関連して、こういった仕事に係わる方がなぜこのような事件を起こさざるを得なかったのかという部分で、参考になる事件でもあり、ショッキングな事件ではあったのではないかなと思っております。  次は、二点目の学校教育に関連した二つのニュースで、県内で発生した不祥事であります。一つは、前回の一般質問で取り上げました学校給食費の問題で、日出町の学校給食費管理担当者が、学校給食費を横領し、監査を受ける当日に自殺をしたという事件です。もう一つは、県教育界を揺るがす大事件であり、現役の県教育委員会職員二名と現役校長、教頭の一名ずつ、計四名が贈収賄事件で逮捕された事件です。それ以外にも、県内では水道会計の使い込みが発覚したり、国では、国土交通省の局長が談合で逮捕されたり、公務員の業務に関する犯罪が最近多く報道をされております。  これらの事件は当市のことではございませんが、このような事件が出ていることをきっかけに、改めて綱紀粛正をお願いしておきたいと思います。特に、人員削減で職員が減っている中で、業務が個人にかかりきりになると、こういう事件を引き起こしやすい環境にあろうかと思いますので、こういう機会に改めてお願いをしておきたいと思います。  それでは、これから通告に従いまして、二点について質問をさせていただきます。  一点目は、今年三月に策定されました、津久見市地域福祉計画についてであります。  先月、冊子になったものをいただき、一通り目を通させていただきましたが、まずは(一)としまして、計画の概要と特色はについて、お尋ねをいたします。  次に、(二)(仮称)保健福祉総合センターについてであります。今回の計画及び第四次津久見市総合計画に整備を掲げている(仮称)保健福祉総合センターについて、昨日の小手川議員の質問に対するご答弁もございましたが、改めてその内容と施設の整備に向けた今後の計画について、お尋ねをいたします。  最後に、この計画を具体的に実行していくために、(三)平成二十年度の取り組みについて、今年度具体的にどういう取り組みをしていくのかについて、お尋ねをします。  二点目は、学校教育についてであります。  まずは、(一)としまして、地域に根ざした学校(園)経営の具体的な取り組みはについてでありますが、市報五月号の八ページに、平成二十年度津久見市教育委員会学校教育指導方針が掲載されております。その中で、指導目標として、「ふるさとを愛し自ら学ぶ意欲と活力に満ちた津久見っ子の育成」が、指導の重点として「確かな学力と豊な心を育み信頼される学校づくり」が掲げられております。その達成のための手段として、地域に根ざした特色ある学校(園)経営の推進が上げられております。  一方で、同じ教育委員会のもとにあり、私も議会を代表して係っております社会教育の分野でも、昨年十二月定例会の一般質問で紹介しましたとおり、大分県教育委員会では、学校・家庭・地域が連携し、共同して子ども達を育てていくという理念のもと、「地域教育振興プラン」を策定し、推進しているところであります。  そこで、(一)地域に根ざした学校(園)経営の具体的な取り組みはについて、学校教育、社会教育の両面からお尋ねをいたします。  次に、(二)多忙な教職員をサポートする教育委員会の取り組みはについて、お尋ねします。  昨今、全国的には学校の先生が忙しくて、子ども達に向き合う時間が十分に確保できないという報道がみられます。また、学校や教職員に対し理不尽な要求や要望が持ち込まれ、学校現場ではその対応に苦慮する場面もあるという報道もございます。  私が個人的に聞いた津久見市内の声でも、幼稚園か保育園に通う子が園で少し怪我をしたというときに、先生が家にまで謝りに来たという話を聞いたりしましたし、ある先生からは、トイレに入っているときぐらいしかゆっくりできないぐらい、学校現場は忙しいというような話を聞いたりしております。  そのほか、先生が忙しい理由として、課外部活動の指導や会議、研修の多さ、調査や事務作業の多さなど、様々な理由が指摘されております。  そこで、津久見市内の小、中学校の先生が、現実として忙しい状況にあるのか、忙しいとすればその要因は何か、忙しい要因を取り除く、あるいは緩和するために教育委員会が教育現場をサポートする仕組みとして、どのようなものがあるのかについて、お尋ねをします。  以上で、一回目の質問を終わります。ご答弁よろしくお願いいたします。   [一番黒田浩之君降壇質問者席着席] ○議長(西村徳丸君)  吉本市長。   [市長吉本幸司君登壇] ○市長(吉本幸司君)  それでは、黒田議員さんのご質問にお答えいたします。  二点目につきましては、担当課長からお答えいたしますので、よろしくお願いいたします。  一点目の津久見市地域福祉計画について(一)の計画の概要と特色は(二)の保健福祉総合センターについて(三)の平成二十年度の取り組みはについては、関連性がありますので一括して、お答えいたします。  津久見市では、今年三月に地域福祉の推進と行政の全ての分野に共通する「やさしいまちづくり」への取組を目指す「津久見市地域福祉計画」を策定いたしました。  本計画の特徴は、地域で暮らす人々が主体となって、自治区を中心に地域福祉のしくみをつくることと、それを支える社会福祉協議会の活動と役割に焦点を当てているところであります。  計画の基本理念は、「もっとやさしい〃つくみ〃のこれから」つなぐ 広げる 地域の輪でございます。  この計画の基本理念を実現するために、四つの基本目標を設定いたしました。  一つ目として、支え合い・助け合いのあるまちづくり  二つ目として、利用者本位のサービスが受けられるまちづくり  三つ目として、健康で生きがいの持てるまちづくり  四つ目として、安全・安心に暮らせるまちづくり  この基本目標を達成するための取り組みを、地域住民、福祉関係事業者、社会福祉協議会、行政の役割を明確化し、進めていくこととしています。  今年度の取組としては、この計画の市民への周知徹底と、隣近所との関わりの重要性についての理解を深め、自らが地域を構成する一人であるとの意識の啓発を図るとともに、地域における活動への積極的な参加を促進したいと考えております。これは、地域福祉推進の中心的な担い手であり、今年度に地域福祉計画活動を策定予定としている社会福祉協議会とともに地域に出向き、ご協力をお願いしたいと考えております。  また、身近に相談できる支援体制と将来的にはワンストップ、つまり窓口一本化機能を持つ市民の拠りどころとなる「保健福祉総合センター」仮称ではございますがこのような拠点施設の整備に向け、具体的な取組を始めることも大きな柱となっております。  この施設整備に向けた今後の取組については、ハード面だけでなく、総合相談用専用電話であったり、関係機関である健康推進課、地域包括支援センター、社会福祉協議会などとの連携のあり方など、ソフト面からも十分な検討をしなければならないと考えております。  私たちの住む地域は、少子化・高齢化・過疎化が進み、地区の祭りや行事、消防団活動などの担い手が減り、自治区や班の運営さえ難しくなっている地区もあるのが現状であります。  「生まれ育った地域で、安心して、健やかに暮らしたい」という多くの市民の願いを叶えるには、福祉や介護の様々なサービスをさらに充実させていくことは勿論ですが、隣近所をはじめとする地域の人々の「つながり」や「支え合い」を今一度見直し、新たに創りあげていく取組が必要不可欠と思います。  この計画を基に、市は、社会福祉協議会や福祉関係事業所及び地域の人々と連携・協力しながら、地域のネットワークを「つなぎ」、「広げる」取組を進め、「津久見に住んでいて良かった」と思えるようなまちづくりを目指してまいりたいと思います。  キャッチフレーズは、「もっとやさしい〃つくみ〃のこれから」つなぐ 広げる 地域の輪でございます。  この計画は一朝一夕に出来上がるものではございません。それぞれの役割どころで地道な取り組みが必要とされます。そして、なによりも地域住民のご理解やご協力を必要としますので、私も地域懇談会など地域に出向き、ご協力をお願いしていきたいと考えております。  以上でございます。   [市長吉本幸司君降壇] ○議長(西村徳丸君)  深江学校教育課長。 ○学校教育課長(深江克寿君)  二点目の学校教育について(一)地域に根ざした学校(園)経営の具体的な取り組みはについて、お答えいたします。  今年度の津久見市の学校教育指導方針の指導目標を「ふるさとを愛し、自ら学ぶ意欲と活力に満ちた津久見っ子の育成」とし、指導の重点を「確かな学力と豊な心を育み信頼される学校づくり」としました。目標を達成するための一つとして、「地域に根ざした特色ある学校(園)経営の推進」を掲げています。  各学校長は、子の方針に基づいて学校や地域の実態に基づいて、その学校ならではの学校経営を行っているところです。  その一つに、地域の人材を学習サポーターとして活用して、学習力の向上を図っていこうという取り組みがあります。  昨年度、第二中学校校区の堅徳小学校、青江小学校、第二中学校が県の地域人材活用学習力向上支援事業の指定を受け研究を進め、地域の方々を学習サポーターとして教科や総合的な学習の時間に活用しました。きめ細かな指導ができたとか、子どもの学習意欲の高まりが見られたとか、地域の教育力を改めて認識し、学校と地域の協力関係が深まったなどの成果が見られたとの報告を受けています。  今年度は、生涯学習課が主管課となりますが、昨年度の地域人材活用学習力向上支援事業を受け継いで、二中校区で学校支援地域本部事業がスタートしました。この事業は、地域と学校との結びつきをさらに深めることになると考えます。  次に、(二)多忙な教職員をサポートする教育委員会の取り組みはについて、お答えいたします。  教職員の適正な勤務時間の管理及び時間外勤務の縮減に向けては、県教育委員会の指導を受け、各学校に指導してきたところです。  今年の二月に県教育委員会による二月十七日から二月二十三日までの実態調査が市内の小、中学校各一校で実施されました。その結果、正規の勤務時間以外の勤務時間について、小学校では最高三十一時間、中学校では三十四時間三十分という結果が出ています。この結果から、教職員が多忙であるということは推察されます。  さて、津久見市教育委員会としての取組みです。  一つは、生徒指導上の諸問題に対応するため教育委員会に生徒指導指導員を配置していますし、昨年の十月からは市内の学校二校に特別支援員を配置し、発達障がい等の児童生徒に対応しています。  また、教育委員会と関係機関との連携を図りながら、学校の諸課題に対して早期の問題解決に取り組んでいます。その結果、生徒指導及び学習指導が充実し、教職員の負担軽減に効果を上げています。  二つ目は、学校職員の安全及び衛生管理のために津久見市学校職員安全衛生管理規定を設けています。その中で、各学校においては校長を責任者とし、職場衛生委員会を設置して、職員の健康障害防止のための対策、健康保持増進のための対策、公務災害の原因再発防止対策で衛生に係るものなどを調査審議するようにしています。学校においては、このような組織の中で学校職員の勤務実態の洗い出しが行われるようになっています。  また、教育長を責任者として総括安全衛生委員会を設置しています。この総括安全衛生委員会は、教育委員会、学校長・教頭・職員団体の代表者が委員として参加し、学校職員の安全と衛生に関する諸問題の解決に向け審議することになっています。昨年度は二回の総括安全衛生委員会を開催し、委員からの意見をいただいています。その中で職員の勤務実態を調査し、その中で課題が見つかればその課題を解決する方法を考えていこうということになりました。  今後も総括安全衛生委員会や職場衛星委員会の場で、多忙化等を含む労働安全衛生上の問題を話し合い、その解決を図っていきたいと考えています。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  黒田浩之君。 ○一番(黒田浩之君)  ご答弁ありがとうございます。  それでは、再質問をさせていただきます。  まず、一点目の津久見市地域福祉計画についてでございますが、市長からのご答弁でもありましたとおり、今回私が拝見させていただいて、特徴的だなと感じたのは、地域の住民のしていただくというか、ご協力いただくことを明確にしているという点、通常、計画を見ますと、市がどうするとか、それに近い部分、例えば福祉事業者がどうするとか、そういうことはよく見られると思うんですが、地域住民にどうしていただくという点が明確にいろんな項目で入っておるのが特徴ではないかなと。逆に申しますと、市長からのご答弁でありましたとおり、地域の住民に協力していただくことが。この計画を推進していくうえで非常に重要な鍵になるんではないかなと。そういった意味で、地域の住民にこの計画を周知徹底しないと絵に描いた餅になってしまうという恐れを非常に計画を見て受けました。  そういった意味で、平成二十年度に地域に出向いて説明をするというご答弁ございましたが、その辺の具体的な取り組みが現時点であれば、ご答弁をお願いします。 ○議長(西村徳丸君)  増田福祉事務所長。 ○福祉事務所長(増田浩太君)  お答えいたします。  今回の計画の内容をもう見たらよくわかるとおり、施策分野というのは福祉・保健・医療のみならず、教育・就労・住宅・交通・環境・まちづくり、多岐にわたってるもので出来上がっております。  そういった意味で、二十年度の具体的な取り組みとして、とにかく周知徹底を図っていきたいということです。ですから、昨日の小手川議員の質問の答弁の中でもお話ししましたけども、市民の福祉情報の収集をするうえでは、市報がやっぱり一番大きいというふうなアンケート調査もあります。そういった意味で、福祉情報のページの文字を大きくしたというのが、今年最初の取り組みの一つだということです。  また、周知徹底にはそれぞれの福祉関係事業者、例えば施設もそうですけども、民生・児童委員であるとか、介護予防推進員の方とか、各地区の方々への協力をお願いする、そういう場をもってお話ししていきたいということもあります。  今年、社会福祉協議会が、地域福祉計画を推進するうえで市と両輪となって働いてくれるというふうに計画を作っていきたいというふうな方向付けがされているというふうに聞いております。その中で、社会福祉協議会の中に地域福祉を進めるうえでの専任の担当者を置きたいというふうに伺っております。その専任の担当者若しくは社会福祉協議会の職員と地域に出向いて、意識の啓発そういうふうな活動とその仕組みづくりをやっていきたいというふうに思っています。  今年度においては、そういった地区を、モデル地区を一つ二つ指定して、取り組んでいけないだろうかというふうな気持ちも持っております。
     以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  黒田浩之君。 ○一番(黒田浩之君)  すみません、質問の趣旨としましては、先ほど市長からのご答弁で、地域に出向いて説明をしますと、地域懇談会ということを念頭に置かれてるのかなというふうに受け取ったんですが、地域懇談会と別にその説明会を設けるのか、あるいは地域懇談会の中でこの計画の説明をしていくのかというところで、ちょっとお伺いをしたいんですが。 ○議長(西村徳丸君)  増田福祉事務所長。 ○福祉事務所長(増田浩太君)  通常行われる市の地域懇談会とは別に、地域に出向いて地区の懇談会をさせていただきたいと思っております。 ○議長(西村徳丸君)  黒田浩之君。 ○一番(黒田浩之君)  ありがとうございます。  それで、二点目の保健福祉総合センターの件でございますが、昨日小手川議員の質問に対するご答弁もございましたが、少し突っ込んで質問をさせていただきたいと思います。  今計画は、平成二十年度から五ヵ年の計画というふうになっております。で、先ほど一回目の質問でもご指摘をしましたが、第四次津久見市総合計画の中でも、(仮称)保健福祉総合センターの整備を目指しますという項目がございまして、成果指標の中で活動拠点の施設として、平成二十二年度を目標に一施設と掲げられておるんですが、このあたりの目標年度というのは現時点で考えられてるのかどうかについて、お尋ねをします。 ○議長(西村徳丸君)  新納企画商工課長。 ○企画商工課長(兼)合併推進課長(新納 淳君)  計画づくりの担当者であったということと、総合計画の担当部署でありますので、私の方からお答えをしたいと思います。  総合計画におきましては、二十二年度目標という年度を掲げておるんですが、今回の地域福祉計画では、その上位計画での目標年度を念頭に置きましたので、具体的な年数の提示をいたしておりません。  ただ、昨日の市長の答弁にもありましたように、具体的にどういう絵が描けるのか、どういう手順で準備をしていけば、原則としては、このような財政状況の中で津久見市が大きな負担をしてこれを造っていくというような作業はなかなか厳しいものあると思いますので、そういう負担を極力少なくして描ける絵はないのかといったような方向で、今年度からでも具体的な検討に入っていきたいというふうに考えております。  明確に何年度という設置の年数は今申し上げられませんが、総合計画の目標年次に沿った形で今は絵を書いていきたいというふうな考えでおります。 ○議長(西村徳丸君)  黒田浩之君。 ○一番(黒田浩之君)  それで、今回のその計画の五十二ページの方に、保健福祉総合センターの整備に関連する項目がありまして、「社会福祉協議会とともに(仮称)設立協議会を立ち上げ、具体的な検討を行います。」というふうに謳っておるんですが、設立協議会の設置の見通しというか、いつごろ設置をする予定なのかについて、お尋ねをします。 ○議長(西村徳丸君)  新納企画商工課長。 ○企画商工課長(兼)合併推進課長(新納 淳君)  協議会の構成のメンバーとかそういった内容にもよると思いますが、現時点では、たたき台になる絵を作る段階では、庁内の関係者若しくは社協も含めてですが、そしていろんなところで資料収集をしながら、たたき台といいますか、素案づくりの段階ではそういったメンバーでと思っておりますが、これがある程度素案ができて、本当にできるかできないかというような、市民と情報を共有しながら、あるいは議会の皆さんにも説明ができる状況になれば、その構成メンバーを相談して、開かれた形の協議会というふうな流れにもっていければいいんじゃないかなというふうに思っております。  ただ、そのたたき台がいつできるかというのは、できるだけ早い時期にということで検討には入っておりますが、具体的なたたき台ができるのがまだ目安が立っておりませんので、そのたたき台ができた時点でオープンな協議会の設置という形になろうかと思っております。 ○議長(西村徳丸君)  黒田浩之君。 ○一番(黒田浩之君)  昨日の小手川議員の言葉でもございましたが、一刻も早く実現できるように、窓口の一本化という観点からも、できるだけ早く設置できるように、あるいは設置できないとすれば、それまでの過渡期間として、先ほど市長のご答弁でもありましたように、ソフトの面でしっかり体制を整備していただきたいというふうに思います。  それでは、二点目の方の質問に、再質問の方に移りたいと思います。  一点目の地域に根ざした学校経営の具体的な取り組みはということなんですが、地域とともに学校をつくると、学校は地域とともにというようなことが語られはじめて結構時間も経ってきてるかなというふうに感じておりますが、言われてるほどに、地域によってはその学校と地域が非常に密接に結びついているような学校もあれば、なかなかその地域との関係をつくるのが難しい学校と、環境によってもいろいろ差はあろうかと思うんですが、現時点での取り組みとして、ご答弁で学習サポーターから学校支援地域本部事業ということで、二中校区で今年度からさらに発展をさせていくということではございます。  一方で、地域と学校の係わりという面で見ますと、私も少し係わりがありますが、学校評議員という制度があります。PTA代表とか地域の代表の方とか中心に五名前後で構成されてるのかなと思うんですが、なかなか地域の声と学校の声をすり合わせるのに難しいところも現状であるんではないかなと思うんですが、その学校評議員の仕組みについて、教育委員会の評価というか、現状の見方はどういうふうに見てるのかについてお尋ねをしたいんですが。 ○議長(西村徳丸君)  植田教育長。 ○教育長(植田善徳君)  お答えしたいと思います。  各学校には、議員さんがおっしゃるように学校評議員があります。制度がですね。その中で学校、毎学期に一回程度行ってるんじゃないかなと思いますが、その中で、学校に対するご意見あるいは学校がこういうことをして、地域の意見としてはどうでしょうかということで学校評議員さんのご意見を聞きながら、望ましい学校経営をしていく、運営をしていくということで学校評議員制度が設けられています。  そのことについて、すり合わせが難しいという議員さんの指摘もありましたが、取り立ててこちらとして特別な問題点というのは今把握してないのが現状です。  以上です。 ○議長(西村徳丸君)  黒田浩之君。 ○一番(黒田浩之君)  学校評議員と別に、今、全国的な動きの、まあ一部の動きではあろうかと思うんですが、学校運営協議会の方式、あるいはコミュニティスクールというふうにいわれることもあるようですが、特徴的なのは東京の杉並区の和田中学とかいうのが一つ上げられるんではないかなと思うんですが、先日、文部科学省がコミュニティスクールの事例集を作成して、全ての公立の幼稚園、小、中学校、学校、教育委員会に配布をしたというような報道もございましたけれども、津久見市でその学校運営協議会とかコミュニティスクールといったものの導入についてのお考えがもしあれば、お尋ねをしたいんですが。 ○議長(西村徳丸君)  植田教育長。 ○教育長(植田善徳君)  お答えしたいと思います。  コミュニティスクール制度がまだ導入されて間もないと思います。東京都あるいは出雲市がそのコミュニティスクールをやってますが、これからその成果について実証されてくると思いますので、それを踏まえて、本市としてどうあればいいかというようなことを検討したいと思います。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  黒田浩之君。 ○一番(黒田浩之君)  恐らく私の方の理解では、学校運営協議会という話が出てき始めたのは、従来はPTAと学校がよく話をして学校を運営していけばよかった時代から、子どもが少なくなってくるとともに、PTA会員自体も多忙になったり、会員数が減少したりということで、なかなかそのへんでの、従来地域と学校をつなぐ部分がPTAで代表してた部分が、いろいろ不都合が出てき始めたというところから、PTA会員だけでなく地域皆さんで学校を支えましょうという流れの中で出てきたんではないかなと思いますので、この評価についてはこれからいろいろ出てくると思うんですが、一つの検討材料として、地域の声を学校と地域、問題を共有するというような観点から、ぜひ、そのものでなくその仕組みを参考にした別の形ということもあり得ると思いますので、学校と地域の意見交換という場を設けるという観点で、ひとつ検討をしていただきたいなあと思っております。  もう一つ、地域の学校という観点で申しますと、津久見市の管轄ではございませんが、津久見市内に唯一の高校である津久見高校に対する支援について、現在、県の方で後期高校再編問題で、隣りの臼杵市が様々な議論をしておるようですが、津久見市として、市内唯一の高校である津久見高校とどう連携というか、どう津久見高校を支えていくような体制が現時点であるのかについて、少しお尋ねをしたいんですが。 ○議長(西村徳丸君)  植田教育長。 ○教育長(植田善徳君)  お答えしたいと思います。  津久見高校支援につきましては、これまで、私ども教育委員会の中に「津久見市教育懇談会」というのを設けています。その中で各界の代表者で組織されているわけですが、当然津久見高校の方も参加していただいております。  その中で、これまでも何回もその会合をもった、一年間に三回ずつぐらいもってますが、その中で最初の方は、皆さん方もご存知のように、津久見高校の活動を紹介しようということで、市報の中に津久見高校紹介のページがあったかと思います。あれがスタートになりまして、そして今の段階では、県の高校再編整備計画にあたって、今後の津久見高校を支援していこうということで、その教育懇談会の中で論議をしてまいりまして、一昨年、市長さん、それから市議会議員さん、それから商工会議所の会頭さん、それから市連Pの方々と一緒に、今後の津久見高校のあり方について要望してまいりましたし、昨年もそのことで要望してまいりました。これからも、今論議をされておりますが、今年の秋に後期の再編整備計画は県の方針として示されるようになっています。今、中間まとめが出てる段階ですが、津久見高校の存続とこれからのあり方について、こちらとしても努力をしていきたいと今考えてるところです。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  黒田浩之君。 ○一番(黒田浩之君)  津久見高校については、個人的には積極的に支えていかなければいけない学校であるというふうに考えておりまして、残念ながら現状のご父兄からみますと、中学三年生ぐらいになりますと、うちの子は津久見高校でもういいやというような声を聞くような場面がございます。なにかこう津久見高校に対して、市民が自信を持ってこう支えてるというような感じが少し希薄というか、進学という観点でいうとまあ物足りないと感じてる父兄が多いのかなという感じもしますが、今後津久見高校を市民一体となって盛り上げていけるような形になればいいなと思っておりますので、今後一層積極的な支援をお願いをしておきたいなというふうに思っております。  (二)の多忙な教職員をサポートする教育委員会の取り組みはということについて、再質問をさせていただきたいと思います。  現状でいろいろな取り組みをされてるというご答弁でございましたが、一つこの問題を取り上げるきっかけとして上げましたのは、(一)の地域に根ざした学校経営の推進ということで申しますと、地域と学校が係わっていこうとすると、その分また先生の業務が増えて、なかなか現実、現場で対応が難しいというような声を少し聞いたことがございます。  (一)の方のご答弁でございましたが、二中校区で昨年度学習サポーターという取り組みをされた際に、成果の方についてはご答弁の中でございましたが、それをつくっていくうえで出てきたような課題があれば、ご答弁をお願いしたいんですが。 ○議長(西村徳丸君)  深江学校教育課長。 ○学校教育課長(深江克寿君)  学校の中に入っていくということで、議員さんがおっしゃられるように、そのサポーターの方と先生が、教員が事前に打ち合わせる時間というんですかね、そういったのがなかなか取れないとか、そういった問題とかいうのは上がってきております。 ○議長(西村徳丸君)  黒田浩之君。 ○一番(黒田浩之君)  基本的な問題意識としては、地域とともに学校をつくっていくという取り組みで、その教職員の多忙さが障害になるんじゃないかなという観点が一つと、もう一つは、一回目の質問で申し上げましたように、子どもと向き合う時間を十分に本当に確保できてるのかというような部分で、本来的な業務は、私自身は子どもに対する教科教育であったり、教科以外のその教育、子どもに対する教育が教職員の本来業務であるというふうに考えておりますが、多忙であるがゆえに本来の業務が疎かにならざるを得ない状況になってないかと、そういうものを軽減するようなことを今後考えていかなきゃいけないんではないかなと。  一つ、表現としてはあまり適切ではないというふうに思っておるんですが、わかりやすいので使わせていただきますと、いわゆるモンスターペアレントというような対策で学校現場が困るというような現状が全国的にはいわれておりますが、その理不尽な学校現場に対する要求等、津久見市では現状としてあるのかどうか、そのあたり把握されてるかどうかについて、ちょっとお尋ねをしたいんですが。 ○議長(西村徳丸君)  植田教育長。 ○教育長(植田善徳君)  モンスターペアレント等のそれについての大きな問題というのはございません。ただ、理解を深めていただくのにちょっと時間はかかる保護者の方、ご意見等はいらっしゃいますけど、特別に問題はございません。  以上です。 ○議長(西村徳丸君)  吉本市長。 ○市長(吉本幸司君)  ちょっとよろしいでしょうか。  私もちょっと三年間教育委員をやったり教育に対していろいろ考えることもありまして、教員の忙しい時間といいますけども、こういうことを言ったら失礼かもしれません、昔よりもいろんな業務が増えたとは思いますけども、担当してる児童の数、それから例えば専門教科の中学の先生になると、週に持つ時間は昔より大分減ってきてるわけでございます。そういう中で、例えば小学校の家庭への通信を毎日出してる先生なんかいますね。果たしてそれが毎日必要か。帰るときに渡しますから、その間にやっぱり休み時間もやってると思うんですね。それよりもその時間を児童に向き合ってもらったらどうかとか、今の教員の忙しい中を、もう少し自分達で考えていくというところがもう少しほしい。一般の行政の職員はどんどん減ってる中で、教職員は減ってはおりませんし、サポーターもできてきております。そういう中で、まだ「忙しい、忙しい」「まだ足りません」という一方的な意見の方が、私はいくらか強いように感じております。そういうところを、今までの既定の考え方でなくて、例えばさっきの地域との問題に関してもですけれども、それを受け入れるだとかいうふうに、今までとスタンスが違ったものを受け入れるものを、教員の中にそういうキャパをもう少し持っていただけるようなそういうことが、一般の人と先生たちと、PTAと幹部の話はするんですけど、一般の先生たちと一般のPTAが話すというのは、なかなか担当の先生なり担任の話しても、全体と話すということも少ないようで、そういうのをもっていったらどうかなと思います。  それと、前から私もよく教育長にお願いしてたんですけども、国の教育計画なり教育方針がありますので、国はどう考えてるのかということと一般とのギャップをやっぱりわかってもらうためにも、そういう国の教育に関する審議官などを呼んで講演会などをやってもらって、そこでそういうものを話してもらうとか、もう少し教員と一般の人、それから行政とが話す場をもうちょっと増やしていかなきゃいけないなかとそう感じております。 ○議長(西村徳丸君)  黒田浩之君。 ○一番(黒田浩之君)  そうですね、教員の多忙かどうかというところは実態としてどうなのかという部分も、時間的にみると多忙かもしれないという状況であり、工夫の余地があるのかどうかと、今の市長のご答弁のように、工夫の余地があるのかどうかというところもあろうかと思いますので、今後実態を把握されて、もし必要であれば取り組みをしていただきたいと思います。  最後に、ちょっと総括的な質問をさせていただきたいと思うんですが、今回は、地域の力という面から福祉とその教育という二項目について質問をさせていただきました。  先ほど、一点目の福祉に関しても地域の自治区を中心として、地域の住民が主体的になって福祉を支えていくんだというようなお話がありました。学校教育の方でも、学校と地域が連携して学校を育てていき、子どもを育成していくんだというような話がございました。昨日の一般質問でもありましたが、防災の面でもその地域の力という話がございました。  これら市政の様々な面で、今地域の力を活用するようなことがいわれております。一方で、受ける地域の方では、市政の様々な面が地域に下りてくることに対して、その対応に困っているというような現状はあるのかないのか、その辺把握されてればお答えをお願いしたいんですが。 ○議長(西村徳丸君)  吉本市長。 ○市長(吉本幸司君)  地域懇談会やそういうときに、地域の人にも私は説明するんですけども、今までと違って、行政に頼るということ、行政が過剰なまでに今までいろんなことをし過ぎたんじゃないかと、これから職員も減る中で本当の行政サービス、本当の行政がしなきゃいけないものだけをしていこうという中で、地域の皆さんにこれから等いろんなことをお願いしていかざるを得ないと思いますということは、度々説明してきております。  そういう中で、地域懇談会に出られた方の中では、市長は何でもかんでも民間にやれと言ってるように、言うというふうにとってる方もおられるようでございますけども、ちゃんと説明していく中で、これからの行政のあり方、それから地域のあり方というものをちゃんと理解してくれてる人も増えてると思います。しかしながら、地域懇談会に出てきてくれる人というのはまたその中の一部で、それだけ関心のある人でございますから、そういう人は理解していただいても、まだ無関心な方が多数おられると思います。その無関心な方を、これは何でもそうなんですけど、どう啓発していくかということも含めて、まだまだやっていかなきゃいけないことがいっぱいあるし、それがどれだけわかっていただいて地域がこれから頑張ってくれるか、またこれから団塊の世代が頑張ってきてくれるかということで、これからの各自治体の力というのがそこで差が出てくると思います。そういう意味では、これからそういう面をもうちょっと市民の方にアピールしていきたいとそう思っております。 ○議長(西村徳丸君)  黒田浩之君。 ○一番(黒田浩之君)  恐らくいろんな福祉とか教育とか防災とかいう面で地域に話がいったときに、窓口は区長さんとか区の役員さんとか、民生委員、児童委員さんというようなところにいくんではないかなという気がしておりまして、先ほど教育の方で、教員が多忙じゃないかという話ではあるんですが、地域としてみれば、区長さんはじめ区の役員さんや各種委員さんが非常に多忙になってるんではないか。これまでこの議場かあるいは委員会の審議の場で議員さんたちが指摘があったと思いますが、民生委員さんが多忙過ぎるんじゃないかというようなご意見もあったと思います。そういった部分で、担い手を育成するというようなこともあるでしょうし、全てを地域に下ろしたときに、地域がパンクしてしまう可能性もあると思います。  地域によって抱えてる問題、優先順位ですとか課題も様々な違いがあると思いますので、一律に下ろしていくというよりも、優先順位をつけて、地域に応じてきめ細かいサポートをしていかないと、現時点で地域の力が弱まってるというところに課題が全部いくとパンクしてしまうんじゃないかという危惧を持っております。そういった意味で、その市の各種施策分野があろうかと思いますが、横断的に地域の活動を支えていく仕組みもぜひ考えていっていただきたいと思います。ここは要望としてお話をさせていただきます。  以上で、今回の質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。 ○議長(西村徳丸君)  暫時休憩いたします。午後一時より開議いたします。よろしくお願いいたします。                 午前十一時五十六分 休憩                 午後一時〇〇分 開議 ○議長(西村徳丸君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、三番金只昌平君。   [三番金只昌平君登壇] ○三番(金只昌平君)  議席番号三番の金只昌平です。今回は、大きく三点についてお聞きします。  まず、大きな一番としまして、平成十九年度の学校耐震化の進捗状況についてお聞きします。  およそ一か月前の五月十二日に中国四川省大地震が発生しました。それにより学校が倒壊し、下敷きになった六千五百人以上の子ども達の命が奪われるという大変痛ましい大地震が起きたわけでなんです。また、先週土曜日の六月十四日にも、岩手県・宮城県をまたぐ阪神・淡路大震災の五倍の加速度を持つという、歴史上一番激しい揺れを記録したという大きな地震が発生しました。そして多くの方が亡くなり、怪我をなさったりしました。今も私たちの足下で東南海・南海沖地震の大きな地震エネルギーが蓄えられているかと思うと、ぞっといたします。  昨年六月議会で、私が議員になり初の一般質問に、この学校耐震化の質問が含まれておりました。この一年間でどのようなことが実施されたか気になっていましたところ、先般の四川大地震が起きたわけで、これはぜひ確認しなければいけないなという思いで今回質問させていただきます。  また、昨日よりも二人の議員から質問がありましたように、市民、特に子どもを学校に通わせている保護者には大変な関心事であると思います。  まず、(一)として、耐震診断、耐震補強の実施状況についてお聞きします。  昨年六月議会質問に対しての回答で、耐震改修の対象となる昭和五十六年以前の校舎、体育館は十三棟あり、そのうち昭和五十年以前の建築物である六棟は建て替えの対象であると言われました。今年度、保戸島中学校が建て替えになるわけですけれども、残る五棟、第一中学校体育館、堅徳小学校の校舎、青江小学校の体育館、そして同青江小学校の校舎、そして第二中学校の校舎、これらについての対応につきましてはどのようになっておりますでしょうか。  また、耐震診断については、どのくらい進展したのでしょうか。  次に、(二)アの質問として、今後のスケジュールはどのようになっておりますか。例えば昨年十二月の答弁で、保戸島中学校の後は第一中学校の体育館、これは優先度が二番となっております。の順番ぐらいで、そのときに一緒に給食室の建設が考えられるというようなお答えだったと思いますが、それはどのようになっておりますか。  さらに(イ)として、耐震改修の方法として、建て替えもしくは補強、又はほかに方法が何かあるのかという具体的プランが出ているものがありましたら教えていただきたいと思います。  (三)としまして、国、県も学校の耐震化に力を入れると表明しております。それに対する津久見市の対応についてお聞きいたします。  文部科学省は、大規模地震により倒壊等の危険性の高い施設、IS値、これは構造耐震指標という数字ですけれども、この〇・三未満については、今後五年を目処に耐震を図ることを政府の方針として打ち出してます。  また、六月十三日渡海紀三朗文部科学大臣は、五年を待たず、特段の事情がない限り、各市町村にも原則三年程度を目標に取り組んでいただきたいと提唱しております。  それに対応し、国も公立小中学校の改修に対して、耐震補強工事の国庫補助率を現行の二分の一から三分の二に引き上げるなど、地震防災対策特別措置法の改正案が成立しました。  補強工事に対する地方交付税措置も拡大し、自治体の実質負担を現行の約三割から約一割に減らすという方針を打ち出しております。また、広瀬大分県知事も、県内の公立小中校の耐震改修について、二〇一二年度までに五年間で百パーセントを済ませるとの方針を示しました。  これらの国や県の方針を受け、津久見市として新たな対応として何か具体的な動きがあるのかどうかをお聞きいたします。  続きまして、大きい二番といたしまして、半島部交通の確保について、(一)の遠距離通学スクールタクシーの有効活用についてお聞きします。  津久見市では、すでに四浦半島の児童生徒の送迎のためにタクシーの運行を実施しております。さらに、この三月からは日代小、中学校が休校措置となり、それに伴い通学していた児童生徒は、市内部の学校へ送迎するタクシーを使うようになりました。  そのための費用は、平成十九年度六百八十二万円でしたが、今年は約百四十万円増加し、七百四十九万円という計上がされております。また、遠距離通学スクールバスの運行費委託料ということで九百二十八万円ほど平成二十年度から計上されております。合計して一千六百八十万円が教育予算から支出される予定です。  そこで、この現状を踏まえ、二点の質問をいたします。つまり、これだけの費用をかけて運行しているタクシーをもう少し有効活用できないかということです。  まず、一点目(ア)として、昨日森脇議員の質問にもありましたが、小規模特認校制度の活性化に使えないかということです。津久見市で行っている小規模特認校就学実施制度というものがあります。これは、市内部の学校において、様々な事情で学校に行きにくくなった子どもと保護者にとって非常にありがたい制度ではないかと思います。
     ただ、利用の障害の一つに、現在、その小規模特認校への送迎は保護者の責任を持って行うということになっている点にあるかと思います。朝夕の忙しい時間帯に四浦越智小学校や四浦東中学校まで送り届けるというのは、非常にハードルの高い気がいたします。そこで、今運行している通学タクシーを利用することができないかということでお聞きしたいと思います。  例えば、四浦荒代へ迎えに行く時は空車で走るわけですから、それに特認校へ通う子ども達を乗せて、少し半島の先まで足を延すということができませんか。そのような通学の足が確保されているということが認知されることにより、この特認校制度を利用したいという保護者が出てくるとも限りません。  もう一点、イといたしまして、いわゆる交通弱者に対する支援として活用できないでしょうかということです。  四浦半島から市内部の病院などに行く場合、マイカーのない方は公共交通機関を使います。便数により津久見市内での用事をするのに一日を費やすということも稀でないと聞きます。今、走っているタクシーに別会計や別事業の予算を入れるということでうまく連携し、交通弱者に対する増便や輸送距離を延ばすということはできるのではないでしょうか。鳩浦~久保泊間のトンネルは開通いたしました。近々日見~千怒間のトンネルも開通し、時間短縮が図れるというふうにあります。それにより経費の面も軽減されると思います。公共のバス便では、短い短絡道が出来たからといって、簡単に路線を変更するということはできないと聞いております。しかし、タクシーであればその点は柔軟に対応できるのではないかと思います。費用についても空車で走る分を有効に使うとか、安定的に利用するということで、タクシー会社と交渉のしようもあるのではないかと思います。  昨年九月の一般質問でコミュニティバスの件を取り上げましたところ、津久見市バス対策検討委員会ができ、協議しているとのご回答もありました。それはその後どのような進展をしているのでしょうか。  また、地域公共交通連携総合計画というものを策定しているということを聞きましたが、それらの点からも検討状況などをお聞かせください。  次、大きな三点目としまして、川上地区小園町地区進入交差点の道路改良工事の計画についてお聞きいたします。  交通事故の多発地域であります小園進入路交差点は、昨日知念議員の質問に対する回答で、平成二十一年度に実施するという答弁がありました。これは平成二十年三月議会での回答でありました、現在ある願寺鉱山道路と日鉄専用道路及び市道小園線の一本化を図り、信号及び予告灯を設置し、改善に努めるというものであると思います。具体的に道路改良工事と交通安全に対する改善策としてどのような形態を考え、実施していこうとしているのか説明をお願いします。併せてそのスケジュールについても説明をお願いします。  これで、一回目の質問を終わります。ご答弁よろしくお願いいたします。   [三番金只昌平君降壇質問者席着席] ○議長(西村徳丸君)  吉本市長。   [市長吉本幸司君登壇] ○市長(吉本幸司君)  それでは、金只議員さんのご質問にお答えいたします。  一点目と二点目の(一)のア及び三点目につきましては、担当課長からお答えいたしますので、よろしくお願いいたします。  二点目の半島部交通の確保について(一)遠距離通学タクシーの有効活用についてのイ 交通弱者支援の可能性について、お答えいたします。  平成十九年に制定されました「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」に基づき、本年三月、津久見市地域公共交通活性化協議会を設立いたしました。この協議会は、地域公共交通総合連携計画の作成に関する協議及び計画実施に係る連絡調整を行うことを目的としており、構成は、法の趣旨に沿って、市・公共交通事業者・道路管理者・公安委員会等の十四名で組織されています。そして四月、津久見市地域公共交通総合連携計画を策定するための補助金を申請し、国より交付決定をいただいたところであります。  本業務の目的は、地域公共交通の活性化及び再生を総合的かつ一体的に推進することにあります。  具体的には、公共交通機関の実態把握、分析及び課題の整理、住民意識調査、各地区の年齢別人口分布や学生分布図の調査、運行ルートマップ作成等の業務を予定しており、それを離島、半島部を含めた津久見市の地域事情や土地利用動向、政策課題に合わせ、経済性、安全性等を十分分析した上で計画書を作成するよう取組を進めております。  法の趣旨も、交通弱者対策が一つの柱であると理解していますので、ご指摘の点につきましては、本計画に盛り込み、平成二十年度中に計画を策定し、実施可能な政策より二十一年度以降の実施を検討してまいります。  以上でございます。   [市長吉本幸司君降壇] ○議長(西村徳丸君)  塩﨑管理課長。 ○学校管理課長(塩﨑英次君)  一点目の平成十九年度の学校の耐震化の進捗状況について(一)耐震診断、耐震補強の実施状況について、お答えします。  森脇議員、清水議員の答弁と重なるところがありますが、ご了解のほどお願いします。  平成十九年度の耐震診断を行った箇所は、津久見小学校校舎、千怒小学校校舎及び第二中学校体育館の三箇所であります。耐力度調査は、保戸島中学校校舎の一箇所でございます。耐震補強工事は行っておりません。  次に、(二)今後のスケジュール、ア、優先度順位について、いつまでに実施する予定か、イ、どの方法で行うのか(建て替え、補強他)(三)国、県も力を入れると表明。それに対する市の対応については関連性がありますので、一括して、お答えいたします。  津久見市における耐震化率は、本年四月一日現在で四十二・八六パーセントとなっております。昭和五十六年以前の旧耐震基準で設計された建物が十六棟あります。その内昭和四十九年以前の建物については、耐力調査の結果にもよりますが、現時点では建て替えを予定しています。昭和五十年以後の建物については、耐震診断を実施し、補強又は建て替えを行いたいと考えております。  今後につきましては、平成十八年度に実施した耐震化優先度調査を基に、平成二十七年度の完成を目途に計画的に取り組みを進めてまいりたいと考えております。  本年度は、国が耐震化の補助拡充をし、促進を図っていることに伴い、平成十九年度で実施した三箇所の補強工事実施に向け取り組むとともに、来年度以降につながる二箇所の耐力度、耐震診断調査を計画しているところです。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  深江学校教育課長。 ○学校教育課長(深江克寿君)  二点目の半島部交通の確保について(一)遠距離通学タクシーの有効活用について、ア、小規模特認校制度の活性化について、お答えいたします。  森脇議員さんの時に申しましたが、小規模特認校就学制度は、津久見市立学校通学区域設定規則第四条の規定に基づき、緑豊な自然環境に恵まれる小規模校で、心身の健やかな成長を図り、体力づくりを目指すとともに自然に触れる中で豊な人間性を培い、明るくのびのびとした教育を希望する保護者・児童・生徒に一定の条件を付し、特別に入学を認める制度です。現在、越智小学校、四浦東中学校が特認校制度による学校です。そして、この学校への通学は保護者の負担と責任のもとで通学させるものとなっています。  越智小学校、四浦東中学校では、特認校の良さを積極的にアピールするため、毎年二回特認校体験入学会を開催し、学校の教育活動を保護者、児童・生徒に公開しています。  これまでこの制度を利用して市内外の学校から越智小学校。四浦東中学校に転学してきました。これまでの児童生徒は学校生活を楽しく送り、無事に小中学校を卒業しています。  学校は積極的に外部にアピールしていますが、現在、特認校制度を利用して在籍している生徒は一名です。  地理的に市内部から離れているということで、保護者が通学させるのにはかなり負担となっているのは確かです。  このようなことから、今年度、保護者の負担を少しでも軽減しようということで、担当課と連携して、下校時に津久見市内部に向かうバスの時刻を従来より少し遅くして利用しやすくなるようバス会社と交渉した結果、九月のダイヤ改正で実現することとなりました。  教育委員会としても、特認校制度の活性化のために、これからも努力していきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  原尻都市建設課長。 ○都市建設課長(原尻育史郎君)  三点目の小園町進入交差点の道路改良工事計画について(一)進捗状況と今後の予定について、お答えいたします。  知念議員さんのご質問でもお答えいたしましたように、平成十三年度から国道二一七号(門前地区)道路改良事業を進めてまいりましたが、津久見市が目指す「元気ある津久見づくり」を実現するために、津久見インターチェンジと松崎交差点を結ぶ(仮称)国道二一七号松崎バイパス事業を優先することで、ご理解とご協力を求めてきたところであります。  川上地区関係者には、これまでの経緯と津久見市の都市づくりについて説明し、ご理解を求める中で、小園地区出入り口の道路改良計画及び安全対策について協議を重ねてまいりました。  平成十三年当時、小園地区出入り口に信号機を設置するためには、国道に接続している市道小園線と日鉄専用道路及び願寺鉱山道路、三路線の一本化を図る必要があるとのことでした。しかし、今回協議をする中で、地区及び関係企業の要望は、市道小園線と日鉄専用道路の二本の路線を一本化して信号を設置し、願寺鉱山道路と国道の交差点については、停車禁止帯を設けてほしいとのことでしたので、その他の歩道整備・予告灯設置・視距改良などの安全対策についても取りまとめ、計画案を策定して津久見警察署を通じ、大分県へ申請しております。  今後は、測量・設計等を行い、地域住民のご理解のもと、大分県及び津久見警察署などのご指導を受けながら、平成二十一年度実施に向け取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  では、順番にもう一度お聞きしたいんですけれども、まず耐震化、学校の耐震化について、少し個別の学校についてお聞きしたいんですけれども、昭和五十年度以前の建築分については、建て替え工事を予定しているという今確かご返答だったと思うんですが、これについての耐力度調査というのは、計画としてはいつごろだったかそういうのは決まってますか。 ○議長(西村徳丸君)  塩﨑管理課長。 ○学校管理課長(塩﨑英次君)  国の耐震化優先度調査の中で、公立学校施設費の国庫負担金の交付金の要綱の中に、実施工事をするときに、耐震診断と耐力度調査も交付金の対象になるようになっているわけなんです。それは、実施工事の前々までに支出したものが対象になるようになってますので、これを組み合わせて交付金の申請としたいところがございます。  それで、先ほどの質問の中で、一中体育館はいつするかというようなご質問がございましたけど、保戸島中学校が今年改築工事をやってます。同じく優先度は二番でございました。一中体育館も二番でございます。そのときに、もう一つ堅徳小学校校舎が二番でございます。で、いろいろ中で話した中で、地震の中で、一番校舎の方が児童がおる率が高いんじゃないかという判断をもちまして、同じ二番で堅徳小学校の工事を優先したいと考えています。それで、堅徳小学校の校舎の耐力度調査を本年度行い、二十二年度の実施工事に向けて計画していきたいと思っています。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  堅徳小学校は今年度耐力度調査をして、二十二年度に改修を実施したいというお答えでよろしいですか。はい。  その中で、普通教室、校舎を優先するという形、これ普通教室を優先するというふうに考えていいと思うんですけれども、これ、先ほど言いました一中の体育館を遅らせてということになりますと、給食室というのはもう当然遅れるというふうに捉えてよろしいんでしょうか。 ○議長(西村徳丸君)  塩﨑管理課長。 ○学校管理課長(塩﨑英次君)  本年度予算の中で耐力度調査、地質調査、実施設計を計上しています。先ほど述べましたように、来年度、十九年度で耐震診断した三校について二十年度にしたいところがございますので、そういう予算のところで、既決予算を組み合わせていただいたところがございます。  一中の体育館は来年度から耐力度調査をして、二十三年度着工の予定にしてます。  以上です。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  先ほど、耐震の診断をしたところの三校というのは、津久見小学校、千怒小学校の校舎と第二中の体育館ということでよろしいでしょうか。 ○議長(西村徳丸君)  塩﨑管理課長。 ○学校管理課長(塩﨑英次君)  先ほども述べましたように、津久見小学校校舎と千怒小学校の校舎、第二中学校の体育館でよろしいです。  以上です。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  ちょっと一校気になるところの校舎があるんですけれども、これ昭和四十七年度建築の青江小学校の校舎なんですけれども、これ学校給食の拠点校として計画されていたわけですけれども、体育館が当然後になってくるということだと思うんですけれど、この校舎としては優先度は三番になるんですね。そこ、非常に古さからいくと優先されていかないといけないんですけど、これは今後どのような経過をたどるんでしょうか。私が聞いたところによりますと、給食室を建てる、体育館を改修するときに、一緒にその校舎は触るというふうに聞いてたんですけれども、その辺遅れるんでしょうか、その辺をお願いいたします。 ○議長(西村徳丸君)  塩﨑管理課長。 ○学校管理課長(塩﨑英次君)  先ほど国庫交付金の関係でございますけど、議員のおっしゃるように、給食で二校拠点の一つでございます。  来年度計画ですけど、耐力度調査を行って、その建物の老朽化を確認したい、それから対応していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  耐震改修の方法としてちょっとお聞きしたいんですけども、現在、生徒数から校舎の必要面積というのを計算されると思うんですけれども、第二中学校の場合は千三百九十八平方メーターあれば現在足りるだろうと、それに対して現在の校舎が三千六百二平方メーターというふうになっております。二千二百四平方メーターは数字的には不要になるわけですね。実際、用途的にこれが使える、使えないかはちょっとわかりませんけれども、このように数字上で用途、数字上では不要な建物というのが出てくるんですけれども、これは同じく堅徳小とか青江小学校についても同様な現象が生じてくると思うんです。  例えば、今、古い建物にも一緒に子ども達の普通教室がある分を、より新しい建物に普通教室をまとめてしまうとか、そういったことをすることによって、より迅速なその安全確保ができるんではないかという、これ改修工事とはいえるかどうかちょっとわからないんですけども、そういった方法もあるかと思うんですけど、その辺は検討されたでしょうか。 ○議長(西村徳丸君)  塩﨑管理課長。 ○学校管理課長(塩﨑英次君)  今おっしゃるのは、余裕がある校舎を取り除いてという意味でよろしいですね。  そういうこともあろうかと思いますけど、経済的な面も考えまして、今、県からあまりやったこともないようにありますので、そこ辺も考えて調査していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  私ちょっと青江小学校しか中見てないんですけれども、青江小学校の場青もうクラスが来年になれば各学年一クラスということでありまして、今の古い校舎を使っている子ども達は新しい方の、うばめ園側ですかね、あちらの方に皆移しても大丈夫じゃないかという感じはしておりますので、どうかその辺も含めて、迅速な安全確保ができるような対策を考えていってください。  それと、耐震診断というのをされているのが、先ほど三校、そして以前第一中学校がされたと思うんですけども、この四校についての最も大きな、大きい値というのは問題ないと思うんですけど、より小さい値ですね、何点か教えていただきたいんですけど、お願いします。 ○議長(西村徳丸君)  塩﨑管理課長。 ○学校管理課長(塩﨑英次君)  それでは、平成十九年に行いました津久見小学校校舎、一番小さい数字が〇・二六です。次に千怒小学校校舎〇・三二です。第二中学校体育館〇・一〇です。  平成九年になりますけど、第一中学校の校舎が〇・三八というのが出てます。  以上です。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  これ、私は数字を聞いて、自分ではちょっと口にしたくないなと思ったんですけども、この数字というのはどのような感想をお持ちでしょうか。 ○議長(西村徳丸君)  塩﨑管理課長。 ○学校管理課長(塩﨑英次君)  国は〇・三未満が震度六の地震には極めて危険ということで、私どももそういうふうに重く受け止めています。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  そのとおりだと思います。市内の学校の数値、今までしてる分の数値を見ますと、もう〇・三未満当然あるんですけれども、〇・三二ですとか〇・四とかいう数字が軒並み出てきてるわけなんですね。これが五十年度以降の分に対してですから、それ以前に建った分については、恐らくこれと同様かそれ以下の数字が出てくると思います。  今まで私ども子どものとき、勿論皆様方も子どものときに多分教わったと思うんです。地震でグラッときたら机の下に隠れなさいよというふうに教えてこられたと思うんですけれども、この数字を見ますと、もう一階、勿論さっきの数字は小さいのは下の方の階ですね、最上階は大丈夫なんですよね。下の階の子ども達はもうグラッときたら机の下に潜るというよりは外に逃げ出しなさいといったような指導が必要になるようなこれ数字なんだと思います。  今後、緊急地震速報なんかが発達してくると思うんですけれども、そういったものが発生した場合に、もう今言ったように机の下にもぐるのがいいのか、外に出た方がいいのかという、そういったような避難の方法というのも考えていってほしいと思います。  実際、この数字は、私見たところ、学校の最上階でしかとても子どもを授業を受けさせたくないなというような数値が出てます。ですから下の分の階に対しては緊急に対処していただかなければならないと思っています。  それと、津久見市の建物に対して、国、県の方の優遇措置が取られるということなんですけれども、耐震診断をしている〇・三未満についてはわかったんですけれども、ほかの建物に対してこの優遇措置というのは適用されるんでしょうか。 ○議長(西村徳丸君)  塩﨑管理課長。 ○学校管理課長(塩﨑英次君)  今、緊急措置で特別措置法が改正になりました。今のところ県からの正式な情報は得ていませんけど、一万棟、いわゆる〇・三未満の建物に対して優遇をしようということでございます。  先ほど述べましたように、来年度やる津久見小学校と第二中学校の体育館は適用になります。いかんせん千怒小学校が〇・三二で〇・〇二だけちょっとオーバーしてる段階なので、ここ辺何とかならないかなという気がいたしますので、またそういう機会ある毎にお願いしながら、なるべく高い交付金率をいただくように今から協議してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  この耐震補強に関して、改修というのは、優遇措置は、補強改築というものに対しての優遇措置というふうにあるんですけれども、改築には建て替えというものも含まれておるんでしょうか。
    ○議長(西村徳丸君)  塩﨑管理課長。 ○学校管理課長(塩﨑英次君)  改築の中には危険改築で建て替えも含まれてます。  以上です。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  先ほども、平成二十七年度中に全学校を終わりたいという多分ご答弁だと思うんですが、昨日の森脇議員さんの質問に対してもそのような年数を示されたと思います。  耐震補強工事するまでに耐震診断を行い、補強工事、補強計画、そして補強設計と、そして実施というふうに進んでいくと思うんですけれども、耐震判定委員会も、全県下が多分同じような動きを今されていると思います。非常に手が足りない状況が発生するんだと思うんですけれども、現在でもその診断して、その後に計画・設計という形で動いていくのに約八ヶ月程度は最低かかっているというふうに聞いておりますけれども、この診断も済ませていないものがあって、それから計画・設計となると思うんですが、時間的なものとしてこの平成二十七年度に全学校実現というのは本当に大丈夫なものでしょうか。 ○議長(西村徳丸君)  塩﨑管理課長。 ○学校管理課長(塩﨑英次君)  国もそういうふうな状況を十分に認知しています。国の方も建築士会等の関係団体の方にそういう判定委員会の要請斡旋を行っています。  議員ご指摘のとおり、我々もそういうことを先に察知いたしまして、早めに取り組みまして、判定委員会への要望を申し上げているところです。先ほど悦明した三校の補強工事について判定委員会の申請をすぐさまするようにしてます。  以上です。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  はい、ありがとうございます。  毎回早期対応してくださいというお願いをしてるわけですけれども、耐震化につきましては、今年は随分状況が変わりました。ぜひ津久見市もこの機会に一気に推し進めていって、子ども達の安全の確保をお願いいたしたいと思います。  これ市長にお願いというわけではないんです。矛先が違うと思うんですけど、今まで耐震化が進まなかったというのは、最大の原因はやっぱり国の理不尽な地方交付税の削減なんかにもあると思います。国の責任が非常に大きいと思います。また、私も道路特定財源の暫定税率堅持の意見書には名前を連ねておりますけれども、最近の状況を考えますにあたり、耐震化促進の緊急措置として、勿論特定財源の一般財源化の流れもあるわけですけれども、耐震化促進の緊急措置として特定財源の縛りを解いて、学校耐震化への予算として振り当てるとそういった必要もあるかと思います。  津久見市の学校の建物は今のまま放置しておきますと、震度五程度の地震で一気に倒壊するといったようなことは少ないにしても、相当の被害は免れない状況だと十分認識しておいてください。  昨日も二人の議員が切々と耐震補強についてその必要性を訴えておりました。私も中国のニュースを見るにつけ、親が必死に助け出そうとしたり、呆然と立ちすくんだり、もう最後の方に、子ども達が中の方から小さな声が聞こえてくるような映像が出てきました。もうそれはとてももう見るに耐えられない状況でありました。ぜひあの惨状を忘れることなく、津久見市の第一優先の事業として、市長進めていっていただくようよろしくお願いいたします。  続きまして、第二点目の半島部交通についてお聞きいたします。  これはもう具体的どうしたらいいという話ではないんですけれども、折角動いてるタクシー、これをただただ教育予算だけで使うのではなくて有効に利用してくださいという要望でもありますし、何事でも、やるぞという強い気持ちがあれば、自ずと方法が生まれて問題は解決されていくと思います。  耐震化と同じように、この国や県も過疎地の交通手段に対しては頭を悩ませて、今後力を入れてくると思いますので、そのときに慌てないでいいように、独自で方法を一生懸命考えていってほしいと思います。これは要望で結構です。  続いて、三点目の小園町の交差点の件についてお聞きします。  これやはり地元の人は経済効果を考えた上で松崎バイパスを優先したということに対しては、非常に憤慨はしております。今年五月に、区長さんに対象で何か説明会があったと言われたんですけれども、そのときの参加された皆さんの反応はいかがでしたか。 ○議長(西村徳丸君)  原尻都市建設課長。 ○都市建設課長(原尻育史郎君)  お答えいたします。  説明する中では大変厳しいお言葉をいただいております。その中で、私達の方も代わりといいますか、特に小園周辺の安全対策を優先にしていきたいということでお話しをさせていただきました。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  この二十一年度実施するということについてのその予算的な裏付けというのはどのようになっているんでしょうか。 ○議長(西村徳丸君)  原尻都市建設課長。 ○都市建設課長(原尻育史郎君)  信号機設置に関しましては、現在、先ほどの回答の中にもありましたけども、津久見警察署を通じまして県の方へ要望をしております。  金額的には、どこにセンサーを設置するかとそういったような細かな話になろうかと思いますけども、三百万から四百万程度、信号機についてはかかるだろうというふうに思っております。  あと、道路計画等につきましては、今後測量を進める中で、国道の管理者であります県と十分協議をする中で進めていきたいと思っております。  以上です。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  以前ちょっとお話をさせてもらったときに、費用的な面は県のお金等が工面でいない場合は、市の単独の予算でもやりたいというお言葉でしたけれども、そのへんはいかがでしょうか。 ○議長(西村徳丸君)  原尻都市建設課長。 ○都市建設課長(原尻育史郎君)  まず、松崎バイパスを優先した以上は、とにかく安全対策を実施するということで今県にお願いしてるわけですけども、仮に二十一年度実施できない、県の方の予算が厳しいという部分になったとしましても、二十一年度実施に向けて努力していきたいと思っております。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  二十一年度実施していきたい、県の予算が付かなくてもいうことであれば、当然市の単独予算でもやるというお考えでとってよろしいんでしょうか。 ○議長(西村徳丸君)  原尻都市建設課長。 ○都市建設課長(原尻育史郎君)  そのような考え方で進めていっております。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  では楽しみにしております。  それと、先日合同新聞の記事で、商工会議所と県知事との懇談会というのが小さな記事でしたが、あったんですけれども、その中で、津久見市の水晶山跡地の道路、そして国道バイパス松崎バイパスの実現について少し話が書いてあったんですけれども、その内容から読み取ると、実現性が低いんかなという感じを受けたんですけれど、市長、今の松崎バイパスの実現性というのはどのような状況になってるんでしょうか。 ○議長(西村徳丸君)  吉本市長。 ○市長(吉本幸司君)  先日の会議所との記事を私も見まして、その後その質問を出した会頭なんかの話をいたしました。  あの中で、予算的に厳しいという意見ありましたけれども、これは実現性のある言葉であったと会頭は意識してるようでございます。  というのは、その直前に、土木建設部長も来られましてあそこを確認しておられます。県の取り組みにつきましては、知事の方はそれを意識しての、今道路特定財源の問題だとか一般財源化の問題などありましたので、それを含めてあえてその言葉を使って、津久見市のことをわざわざ出したように私は意識しております。  ただ、これをやって行く中で、あと水晶山の有効利用という意味で、もう少し詰めた計画案などを出してくれと県からは言われておりますので、私はあれはいい意味で、頑張るという意味で出した言葉じゃないかと理解しております。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  ありがとうございます。ぜひその様になってほしいと思います。  門前中町間の道路改良工事は我慢したけれども、水晶山跡地も国道二一七号松崎バイパスもだめになったと、こういったことがないように、ぜひ市長努力よろしくお願いいたします。  まずは地元、そしてあそこを通る交通の安全性というものを第一に考えていって、あそこの交差点の安全計画というのを進めていっていただきたいと思います。  ちょっと一点耐震化の面で聞き落としたことがあったんですけれど、よろしいですか。すみません。  耐震化について、やはり負担が減るということなんですけども、これ当然予算ゼロになるというわけではないんで、津久見市の費用としてはかなりのものが予定されると思うんですけれども、その辺の担保というのは大丈夫でしょうか。 ○議長(西村徳丸君)  塩﨑管理課長。 ○学校管理課長(塩﨑英次君)  改築構想と補強をする工事の構想があります。経費負担は、今適切にしたいという考えがございます。毎年度。そういうバランスよくして、計画的に財政面からもバランスよい執行をしていきたいという考えを持っています。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  財政面からというその教育予算の分からだけではないんでしょう。よそからかどこか持ってくるという考え方をされているんでしょうか。 ○議長(西村徳丸君)  大塚総務課長。 ○総務課長(大塚好裕君)  財政を担当してる立場から申し上げますと、津久見市の財政状況が非常に厳しい状況にあることは議員さんご存知だと思います。  我々としましては、あくまでもやっぱり公共三カ年等を含めて、特に今回の場合につきましては市の優先事業ではありますが、幾分やっぱり歳入とのバランスもございますし、基金を崩してまで全てもものができるかという問題では、非常にやっぱり困難性もあります。その辺では、先ほどの道路のお話もそうでございますが、計画的な事柄を含めてお願いしたいと思いますし、また、国庫補助とか県の動向とか、そういう使えるものは全て使っていただくということが、我々にとってはありがたい話だと思っておりますので、その辺のところは計画的な考え方の中でやらせていただくというふうに思っております。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  教育予算の中で全部やり繰りするとなると、ほかのところいろんな辛抱しなければいかんと思うので、ぜひ教育予算からだけでなくて、使えるお金はいろいろなところから持ってくるというような形でほかに、教育予算にしわ寄せがいかないような形を取っていただきたいと思います。  今回の質問は以上で終わります。どうもご答弁ありがとうございました。 ○議長(西村徳丸君)  暫時休憩いたします。二時十分より開議いたします。よろしくお願いいたします。                   午後一時五十分 休憩                   午後二時十分 開議 ○議長(西村徳丸君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、四番宮本和壽君。   [四番宮本和壽君登壇] ○四番(宮本和壽君)  本定例会最後の質問者となっております宮本です。終わりよければ全てよしということで、簡潔に質問をさせていただきます。  今回二件の質問を上げておりますが、質問に入る前に、この場をお借りしまして報告とお礼をさせていただきたいと思います。  定例会初日、吉本市長あいさつの中でもありましたが、千怒~日見間の国道二一七号線の改良工事がほぼ完了し、七月の、来月でございますが、八日より供用開始されるという報告がございました。地元では、今その開通式に向けて諸準備を進めておるところでございます。  ご承知のとおり、現在、千怒崎から日見間の間はリアス式海岸に沿った道路で、非常にカーブが多うございます。また、台風や水害等で土砂崩れ、また、風倒木によって通行止が度々起きておる道路でございました。この度の日見トンネルの新しいトンネルの開通によりまして、距離で今までより三・五キロ、時間にして五分の短縮ということになる新しい道路でございます。日代地区の方々をはじめ多くの方が永年にわたりましてこの新道路を大変心待ちにしておりました。工事の完成には、吉本市長をはじめ本事業に携わっていただきました職員の方々、また、議員各位のご支援ご協力があったればこそと、私地元の議員としまして心より厚くお礼申し上げます。  さて、本題の質問に入らせていただきます。  人の生活するうえでのライフラインと申しますか、まず絶対に必要なもの、水・食料・電気・ガス等でございますが、各自治体で必要不可欠、どうしても要る施設、これは言うまでもなく水道施設、あるいはゴミ処理場、終末処理場、し尿処理場ではないかと思います。その自治体に欠かせない四つの施設、この施設は併用がきかない施設でございます。そのうえ、当市では運転中の施設、四つとも含みますが、老朽化が進み、このまま見過ごすことのできないところまで来ているのではないかと思っております。  その中で、今回質問の一つとして、年数の一番経過しております浄化センターについて質問を上げさせていただきました。  現在、運転している浄化センターは、昭和五十三年に、当時の費用でございますが、総工事費八億六千五百万で四浦半島に建設されております。従来の海洋投棄から陸上での処理に変えて、すでにもう約三十年が経過しております。  この間、平成四年に七億六千二百万の大規模改修を行っておりますが、それからでもすでに十五年が経過しております。部分的には改修や補習などを毎年行ってると聞いておりますけど、建物や機械には耐用年数や寿命がつきものでございます。  先に述べましたが、自治体には不可欠な施設、設備の一つであるこの浄化センターの今回質問の(一)としまして、老朽化による今後の計画について、どのように執行部の方、行政は考えておるのか、計画がありましたらお聞きしたいと思います。  次に、(二)としまして、浄化センターまでの輸送手段を海上輸送から陸上輸送に切り替えるとの話が出ておるようでございます。この時期はいつ頃になるのか、また、陸上輸送になった場合、従来の一日の輸送台数から、海上輸送を止めて陸上輸送の台数、どのくらい増えるのか。当然浄化センター周辺の車輌が通行する地域への対策は検討されていると思います。だが道路幅の狭い地域がございます。網代地区のソコバエと、江の浦地区の地区前が非常に道路が狭うございます。この道路幅につきましても、ぜひ陸上輸送に切り替える前に拡幅のお願いをいたしたいと思っております。こういった拡幅についてもどのように計画されているのか、併せてお聞きします。  次に、質問二としまして、毎回私は安心・安全なまちづくりの質問をさせていただいております。今回も再質ということでさせてもらいましたが、昨年の十二月の定例会におきまして、文京町交差点周辺の冠水対策と市道徳浦松崎線入船地区の拡幅工事についてお聞きしました。  文京町交差点周辺の冠水対策につきましては、本定例会で小手川議員より質問がなされました。都市建設課長の答弁で、県との協議で前向きに動きつつあるとのことでございましたが、私が十二月のときに質問した答弁も大体同じような内容だったかと記憶しております。今回は、小手川議員の通告もありましたものですから、文京町交差点につきましては質問には入れておりませんが、台風シーズンがもう目の前にきております。こういった冠水対策も早急な対策が必要ではないかと思っております。  今回は、十二月の定例会で質問したもう一つの市道徳浦松崎線入船地区の道路拡幅につきまして、再度質問ということであげさせていただきました。  十二月の定例会の質問の後に、大分合同新聞に記載されておりました。危険箇所として載っておりましたが、あそこは通学道ということで過去生徒が何度か落ちてるというようなことの記事でございました。私の質問以後、どういった動きの中でこの拡幅と併せて安全対策を講じていくおつもりなのか、進捗状況と今後の計画につきまして、併せてお聞きしたいというふうに思っております。  簡単でございますけど、これで一回目の質問を終わらせていただきます。   [四番宮本和壽君降壇質問者席着席] ○議長(西村徳丸君)  谷本環境保全課長。 ○環境保全課長(谷本義則君)  一点目の浄化センターについて(一)老朽化による今後の計画について、お答えいたします。  し尿浄化センター、今、宮本議員さんおっしゃられましたように、昭和五十三年に地元の皆さんのご理解により竣工し稼動をしております。おっしゃられましたように、平成四年に老朽化による大規模改修を行い、現在に至っております。この改修からすでにもう十五年が経過しておりますが、この間部分的な改修、前処理、脱水、焼却などの主要な設備については、定期的に点検整備を行ってきております。  それ以外の小規模な修理、部品交換については、その都度対応して、施設を止めることなく稼動してきております。しかし、全体的に見れば今後の計画を考えなければならない次期に来ていると思っております。  将来の方向性については、いくつかのパターンで今資料を集めており、今後、関係各課と協議し、方針、計画を検討していきたいと思っております。この間、浄化センター職員による更なる日頃の点検、整備を続け、市民の皆さんにご迷惑をおかけしないようにしたいと思っております。  続きまして、(二)運送手段の変更に伴う近隣地域の対策について、お答えいたします。  浄化センター操業当初より、日代地区との申し合わせで津久見、青江地区及び堅徳、長目地区で収集したし尿は、太平洋セメントの工場内の岸壁を借用し、係留しております「貯留船」に収集した車より一旦貯留し、市所有のし尿運搬船「豊海丸」に積み替え、浄化センターまで海上輸送し処理しております。  太平洋セメントとの契約の関係で、新日見トンネル開通を目処に「貯留船」は使用せずに収集車での陸送による直接搬入となっております。このような中、昨年一月に、日代地区区長会において、収集車輌の通過をお願いし、先般了承をいただきました。  陸送による対策でございますが、現在、し尿収集の三業者が、浄化槽清掃後の汚泥を一日当たり五~六台日代地区を通行し搬入しております。市尿の収集分については、対象地区の収集日と量から計算しますと、年間百六十日通行し、一日三台、多い時で五台程度の増加を見込んでおります。通行につきましては、制限速度の遵守等安全運転の指導を行うとともに、道路幅の狭い場所の拡幅について、県にお願いをしていきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  原尻都市建設課長
    都市建設課長(原尻育史郎君)  二点目の安心・安全のまちづくりについて(一)市道徳浦松崎線入船地区の道路拡幅について、お答えいたします。  平成十七年九月に、大分県より管理移管を受けた市道徳浦松崎線は大型車輌の通行が多く、道幅も狭いことから、通勤・通学に支障を来たしております。  特に、青江橋から徳浦方面へ向かう最初の右カーブの箇所は、視距が悪く危険であることから、入船市民プールの解体に合わせ、水路改修と一緒に一部拡幅を行っております。今後は、NTTの光ケーブルの移設を受け、ガードレールを設置して完成する予定です。  また、大分太平洋鉱業株式会社入口付近から、緩やかな左カーブで急勾配に上がっていく箇所については、転落防止を防ぐための安全対策として、今年度七月頃に、約百メートルの転落防止柵設置工事を発注する予定でございます。ご理解とご協力をお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  宮本和壽君。 ○四番(宮本和壽君)  ありがとうございました。  それでは、ちょっと浄化センターにつきまして、再度お聞きしたいと思います。  今、答弁の中で日頃の点検と整備を続けて、市民に迷惑がかからないようにという答弁でございました。迷惑をかけたらならないと思いますけど、三十年か経過してる中で、日頃設備自体の点検整備、日頃からの点検整備であと何年ぐらいこの運転が可能なのかどうか。やはり年数が経てばどうしても可能なものは期間的に難しくなるところが出てくると思うんです。  その関連した設備でね、終末処理場がございます。この終末処理場に要した費用といいますか、公共下水道の総事業費を調べましたら、操業着手から平成十九年度まで百三十四億円の資金が投入されておるんです。この百三十四億円は、当市からみれば年間予算の一・五倍にあたると思うんです。しかもこの十八年度の末の決算で、五十三億五百万の、これ大変大きい数字でございますが、市の財政を圧迫する企業債として残債が残ってるわけです。その中で、現在公共下水道に繋ぎ込みを行っている戸数は、調べましたら二千五百三十七戸、これ津久見市全体の戸数の八千八百四十三戸、今、四浦、保戸島、長目まで全部入れたときに、八千八百四十三戸ございます。この全体から見ると、二十八・六パーセント、戸数にして六千三百戸、差し引きますとこれが浄化センターの対象者になるんですが、逆に六千三百戸の戸数が浄化センターをまだ利用してるわけです。  そういったところからいえば、三十年経過した浄化センターが、日頃の点検と整備だけで本当に大丈夫なのかどうか。一番市が必要とする、先ほど言いました四つの施設、ゴミ処理場、終末処理場、浄化センター等々、この四つの中のものはどうしてもなくてはならないものと思うんです。皆さん昨日から今日にかけて質問の中で、いろんな整備等々お願いしてるなかで、やはりこの四つはなくてはならないなかで、浄化センターが三十年経った中で、本当に今答弁ございましたけど、部品を交換したりやってるなかで、いくつかのパターンの資料を集めて、今後各課と協議し、方向を打ち出していくということなんですけど、そこらは数字的にあと何年使えて、どのくらいのことで計画されてるというのがわかれば、ちょっと教えていただきたいんですが。 ○議長(西村徳丸君)  谷本環境保全課長。 ○環境保全課長(谷本義則君)  あと何年もつかということであります。一般的な機械物は、うちのドリームもそうなんですが、十五年間が一応目処だということであります。  平成四年に大規模の改修をしております。それから十五年経ったということで、なるべく早く計画をしながら改修をしていく。その中でも、二年に一回替えなければいけない部品とかいうのは、その都度その都度替えてきておりますので、まあそのへんも今後実施をしながら、早めにやっていきたいというふうに思っております。  以上です。 ○議長(西村徳丸君)  宮本和壽君。 ○四番(宮本和壽君)  今、課長が言われましたそのゴミ焼却ドリームについても、もう十五年が経過、もうこうなるとそろそろやはり設備投資をしないといけない時期じゃないかと思います。なおかつ、何度も申しますけど、終末処理につきましてね、百三十四億円の投資の中で、これを単純に二千五百三十七戸で割りますとね、一戸当たり五百二十八万かかってるわけです。繋ぎ込み今されてる現在。これを津久見市の戸数八千八百四十三戸で割りますとね、一戸当たり百五十一万かかるんです。これ結果論ですけど、こういったお金のなかで、まだこの終末処理場までの処理といいますか、お金を投資してなおかつ公共下水道をされていくのか、ここらもちょっと次回私質問させていただくんですが、こういった費用を少しでも落としても、ほかにやはり終末処理場とし尿処理場、そういったところにお金を使っていく、あるいは耐震、昨日から耐震のことも話してましたですけど、そういった優先的なものを、順序を付けてほしいとはいいませんけど、やっぱり近々にしていかないといけないものがあるんじゃないかなと。  この結果論で言って申し訳ないということなんですけど、例えば八千八百四十三戸、これ百三十四億で割ると、先ほど言いました百五十一万です。これを、合併槽で全戸に合併槽を付けましてね、それ市が負担して市内の業者に頼んだらものすごい経済効果だったと思うんです。これ結果論ですけど。それも市が無料で付けてやる。それよりかまだ金額的に高くなってるわけですよね。百三十四億円。  ですから、ここらも、行政今までのやり方とはまた違ってくるなかで、吉本市長が今行財政改革の中で謳っております、調べましたら平成十六年ぐらいまでは、市税よりかはるかに給与費が高うございました。昨年十八年の決算を見ますと、十八年で市税よりか給与費の方が逆転して落ちております。こういった行財政改革が非常にうまく進んでるんじゃないかなという中で、この先ほど言いました浄化センター三十年も経った中で、まだ未だにそういった点検と整備を続けてる。片や百三十四億も使って、未だにまだ、公共下水道の工事を今後されていくかどうかわかりませんけど、こういった中、見直しをしていただけないといけないんじゃないかなという気もします。それで、今回上げさせていただいたんですけど、これはもう答弁は要りません。また、皆さん方いろんな会議の中で考えていただければいいんじゃないかというふうに思っております。  それから、次の徳浦松崎線につきまして、都市建設課長の話の中にありました。ガードパイプを百メートル設置していただけるということと、ただ、プール前の、ちょっと聞きたいのが、拡幅をプールの撤去と一緒にされたということなんですが、あそこは電柱がまだ何本か残ってるんです。拡幅しても道路として車が通るような状況じゃないかと思うんです。そこらをちょっと今後どうするのかということを再度お聞きしたいんですが。 ○議長(西村徳丸君)  原尻都市建設課長。 ○都市建設課長(原尻育史郎君)  電柱の移転については、現状九電とNTTと協議をする中で、ちょっと難しい部分がありました。その中で、先ほども回答しましたけども、光ケーブルが入っております。これも当初難色を示しましたけども、下げられる範囲で協力をいただくということで理解を得られました。一部反射鏡が一つあります。この二つを動かすことで、少しではありますけども、拡幅が可能になります。そういうことでご理解をいただきたいと考えております。  以上です。 ○議長(西村徳丸君)  宮本和壽君。 ○四番(宮本和壽君)  はい、ありがとうございました。  インフラ整備にはいろんな多種多様な要望もありますし、地元の強いお願いもあるかと思います。今回質問させていただいたのは、そういった中でどうしてもやっていかないといけないインフラ整備、職員の方も非常に日頃の仕事の中で苦慮されてる箇所も多いかと思うんです。そういった中で、やっぱり市民の生活に一番密着のある、なくてはならないものから優先的にやっていただくというようなことでお願いしたいということで、今回最後の質問者としまして、こういったお願いをしまして終わらせていただきます。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  これをもって、一般質問を終結いたします。    ――――――――――△―――――――――― ◎日程第二 議案第五十号から議案第六九号 ○議長(西村徳丸君)  日程第二、議案第五十号から議六十九号まで、以上一括議題といたします。  以上、各議案に対する質疑の通告はありませんので、質疑は省略いたします。 ○議長(西村徳丸君)  おはかりいたします。  ただいま議題となっております議案第五十号から議案第六十九号までの各議案については、お手元に配布いたしております議案付託表に記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。    ―――――――――――――――――――――     議 案 付 託 表(一)          平成二十年第二回(六月)定例市議会  総務委員会  議案第五二号 専決処分の承認を求めることについて(平成十九年度老人保健事業特別会計予算の補正)  議案第五四号 専決処分の承認を求めることについて(津久見市税条例の一部改正)  議案第五五号 専決処分の承認を求めることについて(津久見市都市計画税条例の一部改正)  議案第五六号 専決処分の承認を求めることについて(津久見市国民健康保険税条例の一部改正)  議案第五七号 専決処分の承認を求めることについて(津久見市手数料条例の一部改正)  議案第五八号 津久見市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正について  議案第五九号 津久見市消防本部及び消防署設置条例の一部改正について  議案第六〇号 津久見市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について  議案第六一号 津久見市消防団条例の一部改正について  議案第六二号 津久見市国民健康保険税条例の一部改正について  議案第六三号 津久見市有財産条例の一部改正について  議案第六四号 津久見市監査委員条例の一部改正について  議案第六七号 津久見市過疎地域自立促進計画の変更について  社会文教建設常任委員会  議案第五一号 専決処分の承認を求めることについて(平成十九年度津久見都市計画土地区画整理事業特別会計予算の補正)  議案第五三号 専決処分の承認を求めることについて(平成十九年度保戸島診療所特別会計予算の補正)  議案第六五号 津久見市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について  議案第六六号 津久見市介護保険条例の一部改正について  議案第六八号 指定管理者の指定について(千怒公民館)  議案第六九号 市道路線の廃止及び認定について  予算常任委員会  議案第五〇号 専決処分の承認を求めることについて(平成十九年度一般会計予算の補正)    ――――――――――△―――――――――― ◎日程第三 請願第一号       (請願者の変更について) ○議長(西村徳丸君)  日程第三、請願第一号の請願者の変更についての件を議題といたします。   ――――――――――――――――――――――――――  請願第一号 「国民健康保険税の値上げに反対する請願書」の請願者の変更申出書   上記の件について、下記のとおり請願第一号中請願者の変更をお願いします。         記  ① 請願者中「上田和男」及び「上田恵子」削除  ② 新たに請願者の追加    ――――――――――――――――――――― ○議長(西村徳丸君)  請願第一号については、お手元に配布いたしております「請願者変更申出書」のとおり、請願人の代表者から変更の申し出がありました。  おはかりいたします。  本件は、申し出のとおり許可することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村徳丸君)  ご異議なしと認めます。  よって、本件は許可することに決しました。 ○議長(西村徳丸君)  おはかりいたします。  委員会審査のため、六月十九日から六月の二十五日までの七日間を休会といたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村徳丸君)  ご異議なしと認めます。  よって、六月十九日から六月二十五日までの七日間を休会とすることに決しました。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。                  午後二時三十四分 散会  地方自治法第百二十三条第二項の規定によりここに署名する。       津久見市議会議長
          署名議員       署名議員...