大分市議会 2021-06-24
令和 3年経済環境常任委員会( 6月24日)
会長はどなたですか。
○
林公設地方卸売市場長
株式会社大分水産の
岩瀬社長でございます。
○
国宗委員
それから、
検討準備会の会長と
検討内容を教えてください。
○
林公設地方卸売市場長
検討準備会での
協議内容は、本年2月に開催したところでは、
令和元年度に作成した
基本計画について
説明がなされました。そして、
検討委員会の各
委員の
市場に対する要望や市に対する
質問事項等を把握するということで、2月末をめどに
アンケートを実施していこうという話があります。
4月に開催された会議では、そういった
アンケートの結果を共有して、
協議を行ったところであります。それを今、市に提出を受け
回答等を準備して、今後開かれる
検討準備会のほうで
協議していくといったような形になります。
会長は同じく
株式会社大分水産の
岩瀬社長でございます。
○
国宗委員
準備会の日付と時間と
参加者数を教えてくれませんか。
○
林公設地方卸売市場長
すみません、その辺の
資料をお持ちしておりませんので、また後日、用意をさせていただきたいと思います。
○
国宗委員
説明資料にもあるように、現場の声を聞くのが
検討準備会を設立した意味だと思いますけど、現場の声を今後どのように聞いていく方針なのでしょうか。
○
林公設地方卸売市場長
基本的には、今後、
施設を利用される
皆さんの御
意見、御要望をきっちり聞きながら、ただ、本市としても、限られた予算の中で
施設を
建て替えていかないといけない
状況がありますので、十分な議論をしていきながら、
意見の集約に努めてまいりたいと考えております。
○
国宗委員
この
資料と今のお話を聞くと、そもそも
建て替えでいくというような流れになっているようですが、これはもう
決定事項ですか。
○
林公設地方卸売市場長
建て替えも含めて、今
検討を行っている
状況であり、決して
決定事項ではないです。ですから今後、
市場関係者の
皆さんとお話する中で、
コロナ禍の関係で、さらに
経営状況が厳しくなっておりますので、今後、今の
施設の改修で行くというようなお話になれば、そういったことになるということで、今の時点では未定です。
○
国宗委員
この
資料は
建て替えを前提とした
資料じゃないんですか。
今の話で言うと、
建て替えも、移設を含めたのかもしれませんけど、その移設に対しての
資料がないというのは、どういうことですか。
○
林公設地方卸売市場長
移設につきましては、今と同程度の規模になると9万平米という広大な土地が必要になってきますので、そうなった場合に、今いろいろ探してはいますが、現時点で見つかっていない
状況です。
令和元年度に、
市場関係者の
皆さんとお話しする中で、今後の
市場を考えたときに、新たな機能がついた、そういったものが必要になってくるので、
建て替えという
方向性で一旦なされているといった
状況でございます。
○
国宗委員
もう1回確認ですけど、
建て替えを含めて、今からゼロ
ベースでもう1回
検討していくという意味合いでとっていいですか。
○
林公設地方卸売市場長
基本的に
市場関係者の
皆様は、今の時点の
市場の機能では、大規模なほかの
市場に太刀打ちができないという
危機感を持っておりますので、
令和元年度に
協議した中では、
建て替えしてほしいというような要望もありました。今お話しする中で、
コロナ禍の
関係等もあって、経営も厳しいから、今の時点で、しばらく推移しておきたいという
意見もあります。ですから、その辺のところの
意見を今後見極めるといった
状況なので、ゼロ
ベースと言えば、ゼロ
ベースと考えています。
○
国宗委員
我々も、
建て替えがいいのか、移設がいいのかとか、そういうのも全くまだ分からない段階なので、いろんな方の
意見を聞くと、どっちの
意見もあるし、いろいろな
意見がありますが、ただ、今日の
資料を見ると
建て替えの
概算費用と書いていますが、
執行部としては、
建て替えありきでもう進んでいるのではないかと危惧しています。
さきほど言われたように、現場の声を聞くとは、本当にどのように聞いて、それを実現していくかというところが、なかなかこれを見ると分からないので、私はゼロ
ベースという言葉を使ったんですけ。
どちらにしても
運営協議会とかで
検討する期間を2年間ぐらい延ばしてくださいという
意見があったわけでしょう。だから、その間にもう1回きちんと原点に立ち返って
皆さんの声を聞いて、今からの
市場性はどういう感じがいいのかとか、今の場所でずっとやるのがいいのか、または流通の便がいいところでやるのとか、いろいろ考え方があると思いますので、その辺を。市がもうこれで行きますという感じで、これで見ると見えてしまうので、そこはもう1回よく
検討して、
皆さんの声を聞きながらぜひやっていただきたいと思います。
また、建設の費用が181億円と記載されていますが、すごい金額もかかりますし、利用している方が一番危惧されているのが、では使用料金は今からどうなってくるのかとか、現実的な話がいっぱい耳に入ってきますので、もう1回よく現場の声も聞きながら、
経済環境常任委員会にしっかり毎回報告していただきながら
方向性をしっかり、
検討していただきたいということを要望したいと思います。
○
泥谷委員長
ほかにありませんか。
○
倉掛委員
基本的なことを何点か確認させていただきますが、
大分市
公設地方卸売市場のいわゆる公設、市として設置している目的をまず確認させてください。
○
林公設地方卸売市場長
本
市場は、昭和39年に設立して、当時の人口の急激な伸びの中で、青果6
市場と水産4
市場が乱立し、食料を集めるのが非常に困難な
状況にあったというような背景がございまして、その中で、統合して、安心・安全な供給に備えるといった意味合いから、本
市場の設置というのがあると考えています。
○
倉掛委員
いつもお題目のように言われていることは、市民に安心・安全な食料の安定供給ということをおっしゃられていたと思います。
だからこそ、公設なんですということであったと認識しています。だとするならば、この
運営協議会と
検討準備会の、この視点だけでは足りないのではないかと思うんですよ。これは、ここから先の供給する、いわゆるサプライチェーン、物流のほうとかそういう視点はそこには入っていませんよね。その辺をどうお考えですか。
○
林公設地方卸売市場長
検討する
委員は、
市場内の関係者で占められておりまして、サプライチェーンの人などそういった方は含まれていないという認識です。
○
倉掛委員
それについて、どうお考えですか。
○
林公設地方卸売市場長
市場内の業者の
皆さんと
意見の集約を図る中で、私どものほうで、またこれとは別に、そういった消費者や
生産者などの団体の代表の方をお集めした、
公設地方卸売市場開設
運営協議会の中で、そういった
意見を伺ってまいりたいと考えておりますので、ある程度、たたき台として、
方向性でというのが決まらないと、そういったところにもお諮りする材料が今時点でない
状況でございます。ある程度固まりましたら、そういった方々にも御
意見等を伺ってまいりたいと考えております。
○
倉掛委員
公設地方卸売市場開設
運営協議会というのは、この
建て替えとか、移設の
検討ではなくて、通常の運営をする組織ですよね。
○
林公設地方卸売市場長
そのとおりです。
○
倉掛委員
現状たたき台がないから、そういう方々の
意見とか確認できないと言っていますが、そうではなくて、安定供給するために、まずは今、
市場関係者から現状では厳しいという声が上がっていますと、他都市にといったときに太刀打ちできないと。その現状分析をされているんですか。何で厳しいんですか。建物が古いから厳しいんですか。もうはっきり言いますけど、私は、
大分市が厳しいのは物流だと思っています。物流の悪さだと思います。だけども、そこの視点が入っていなくて、もっと言うなら、
市場の関係者だけで主観的にしか見てないじゃないですか。
そういうところから市はいつ入っていくのでしょうか。この
スケジュールなどを見ると、
市場内業者の
合意形成だけ図られたら、もう実
施設計入っているじゃないですか。これからの
スケジュールの流れにもちろん市もどこかで入っていくのかとか。市は市なりの考え方があるはずですよ、公設ですから。
さらに言うなら、この
市場だけじゃなくて、物流の観点、それがなければ、
国宗委員も言いましたが、移設がいいのかとか、現状の場所がいいのかとか、そんな議論になるわけがないじゃないですか。
だから、もっといろんな面から、例えばさっき言った消費者も最初から入ってもいいわけですよ。そして
市場関係者がどう考えているのか分からないですけど、私が聞いている限りでは、やっぱり業者さんたちは、現在は
コロナ禍で実施していませんが、土曜日の
市場開放とかも積極的にやっていきたいと考えられているじゃないですか。そうしたときに、あの人たちはそうしたくても、売れない原因とかというのは消費者側にしか分からないわけですよ。それを主観的に見て、主観的に見た人たちだけで決めたものを、これでどうですかって。そんなの売れるわけないじゃないですか。その辺をどう考えていますか。
○
林公設地方卸売市場長
倉掛委員の御指摘はごもっともだと思います。ですから、今後
検討していく中で、
公設地方卸売市場開設
運営協議会には、農業協同組合、消費者団体、コープおおいたなど、そういった方々が入っており、
運営協議会の
委員でもありますので、そうしたほうとも並行しながら、いろんな
意見を集約してまいりたいと考えております。
○
倉掛委員
厳しいことを言いますが、では、その
公設地方卸売市場開設
運営協議会の方々の
意見をどのように、どこで入れていきますか。今のままでしたら、
検討準備会で
検討したものが
大分市
公設地方卸売市場運営協議会に上がっていく。でもこれは、名簿を見たら分かるように、
メンバーが同じではないですか。そこで決まっていく中で、どこに
公設地方卸売市場開設
運営協議会の方々の
意見、または
公設地方卸売市場開設
運営協議会以外の、例えば、物流に携わっている業界団体の方々とか、もちろん消費者団体もそうですけど、そういう方々の
意見はそこだけで十分と認識しているのかお答えください。
○
林公設地方卸売市場長
決して十分ではないと認識しておりますので、頂いた御
意見で幅広くそういった
皆さんに御案内して、御
意見をいただいてまいりたいと考えております。
○
倉掛委員
だからそれを、どこでどうやって、どういう方々からやっていくんですか。それがまだ決まってないのであれば、市としてそれをどこで、どうやって、誰が聞いていくかを決めていくためにどのように考えていくのかとか、そういう具体的なことを聞いています。
あえて厳しく聞いていますけど、このままだったら、はい聞きましたで終わりますから。駄目ですよ、こんなの無駄遣いですよ。自分らはいいものと思って作っていると言ったところで、そんなの売手側のエゴで、買ってもらえないなら、いい商品じゃないんですよ。だけど、これだとそうなっちゃいます。どの段階でそういう方々の
意見を取り入れていくんですか。
スケジュールまで出しているんだから。それで入ってないって言うんだったら
スケジュールの見直しですよ。
○
加藤農林水産部長
今、私どものほうから投げたボールを
市場内
事業者の中で練っていただいているという
状況で、先方からは、本年度末までに
事業者の
皆さんから
方向性を御回答いただける、要望をまとめていただけるということになっております。それをもって、ここに明記していなかったのは悪かったのですが、来年度は、
事業者の方々からの要望をそのまま受けるというわけにはいかないので、お金の問題もありますし、消費者の
皆さん、やはり
市場に買い出しに来る
皆さん、利用される方々の
意見も来年度調整しながらやっていこうと考えております。
あと、
委員から御指摘のあった流通
事業者の観点は、私のほうでは考えがなかったので、その辺はどういう聞き取り方をすればいいのか、場内に物を運んでくれる方々の御
意見を何らかの形で聴取できればと対応させていただきたいと思います。
○
倉掛委員
大変厳しい苦言を呈しますが、物流の観点が入ってなかったと部長から正直に答えていただいたのは本当にありがたいなと思いますけれども、私としては、農政に携わって、
市場に携わる
皆様方から、そういう言葉が今になって出てくるというのは、大変失望いたします。
逆に、ここでそれが分かってよかったというぐらい、やっぱりそこは大事な視点だと思います。
大分の農業が弱いのは、結局はその部分って大きいと思うんですよ。物はいいけど、売れないんです。生産量も少ないんです。年々減少しています。なぜかというと、売れないから。なぜ売れないのか。安定供給ができないからなんです。運べないからです。運ぶのに時間がかかるから、いいものがいい状態で出せないんです。だから作らないんです。
そうしたものを分析していかないと、この
市場の
建て替え云々の話には、到底、今の話では遠いのではないかなと思います。先ほどの物流もそうですけど、あくまでこれは
検討準備会じゃなくて、
市場関係者の要望聞き取りとして取り扱っていただいて、ほかの物流関係の方々からの要望の聞き取り、そして、
市場に買い付けに来られる方の要望の聞き取り。いきなり、ぽんと「どうですか」と投げるのではなくて、そうしたものも踏まえた中で、市としてどうあるべきかというものをまず、基本的な柱をまず
ベースに持っておかないと、それこそ、さきほど場長が言われたように、たたき台がないじゃないですか。
もっと言うなら、県の聞き取りもやったほうがいいと思いますよ。せっかく部長がいらっしゃるんだから。
委員長、これは要望です。
委員会でそういうのを一回整理して、市としてどう考えているのか、これからの流れ、どうやっていくのか
スケジュール的なものから、現状で声として上がってくる分もあるでしょうが、市として分析しているものもあるでしょう。売れないとか、このままでは太刀打ちできないとか、そうしたものも含めて整理をしていただいて、課題の分析、今後どうしていきたいかというのも
委員会に出してもらえないですか。そういう場を持っていただきたいです。
もう今、走り出している
検討準備会とかは、これを今止めることはできないと思いますが。だけど、最悪本当にしようもないものだったら止めますよ。まず、これは止めることはできないという前提ですので、ここはここでこの
意見は十分に聞いていただいて、それ以外のところで足りない分を、もう1回整理して、やろうとするなら、どこにも負けない
市場をつくるんだというぐらいの気概を持ってやっていただきたい。これはもうお願いです。
○
泥谷委員長
ただいま
委員からも問題提起がありましたが、先ほど林場長からも、
委員会で報告したいということでありますので、随時、でき次第また
委員会で報告をしていただきたいと思います。
ほかにありませんか。
○
国宗委員
検討準備会の
アンケートを取ったというのがあったので、
資料でいただけませんか。
○
林公設地方卸売市場長
検討準備会のほうで
アンケートを取っていただいておりますので、座長に了承をいただく中で提供できるかの判断をさせていただきたいと思います。
○
国宗委員
名前とかは見ませんので、個人が特定できないようなもので、用意いただければと思います。
○
泥谷委員長
ほかにありませんか。
〔「
なし」の声〕
○
泥谷委員長
以上で、本日予定の
農林水産部関連の
審査は終了しました。
執行部からその他何かありませんか。
○
林公設地方卸売市場長
令和3年度の
市場概要が冊子ででき上がりましたので、これを今からお手元のほうに配らせていただいてよろしいですか。
○
泥谷委員長
配付を許可します。どうぞ。
〔
資料配付〕
○
泥谷委員長
執行部から、その他として何かございますか。
○
首藤農林水産部次長兼
林業水産課長
明日の管内視察の件でございますが、明日は佐賀関地域の水産物荷さばき
施設を予定しております。場所が遠いこともあり、9時30分の出発予定となっております。
現地では、漁師が釣った魚を漁協が船の上で直接買い上げる、いわゆる面買いが見られる予定になっております。
また、女性部による直売所も開けており、りゅうきゅうなどの
加工品のほか、丸ごと一本の真空クロメ、サザエ、ヒオウギガイ、当日活〆にした今が旬の関イサキや関アジなども販売しておりますので、ぜひお買い求めいただければと思います。明日はよろしくお願いいたします。
○
泥谷委員長
それでは、
委員の
皆様、その他何かございますか。
〔「
なし」の声〕
○
泥谷委員長
以上で、当
委員会に付託されました全ての案件についての
審査を終了しました。
なお、会議規則第104条の規定により、お手元に配付の
委員会の継続調査事件について、それぞれ閉会中の継続
審査及び調査ができるように議長に申し入れたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議
なし」の声〕
○
泥谷委員長
そのように決定いたします。
それでは、引き続き
委員の
皆様で
協議を行いますので、
農林水産部の
皆様は御退席をお願いします。
〔
農林水産部退席〕
○
泥谷委員長
5分程度休憩いたします。
午前11時08分休憩
午前11時12分再開
○
泥谷委員長
次に、第3回
定例会において
令和2年度決算
審査の一環として行う、事務事業評価の対象となる
評価対象事務事業の選定を行いたいと思います。
お手元に各会派等から提出されました対象事務事業一覧表と先日の事務事業選定調整会議において確認いたしました留意事項をお配りしておりますので、これを踏まえて、3事業以内を選定したいと思います。
選定に当たり、お配りしております留意事項を書記に朗読させます。
○書記
評価対象事務事業の選定に当たっての留意事項になります。
1、事務事業評価を実施した事業については、翌年度の予算議案の
審査において、評価に対応した反映
状況の報告を受けた上で、予算について承認しているものであり、その後の常任
委員会において事業の進行を監視していくのが原則である。これまでに事務事業評価を実施した事業については、予算議決との整合性の観点から選定することについて疑義が生じることから、前年度に実施した事業は選定しないこととする。
なお、2年以上前に実施した事業については、原則は選定しないことが望ましいが、新たな
状況が生じている
可能性もあることから、そうした部分を俎上にのせ、
委員会で十分議論する中で、明確な選定基準がある場合においては評価対象とする。
2、評価区分については昨年度と同様とし、
事業費の縮小や増額せず事業の充実を求めるなどの内容は、分科会評価結果の理由欄に具体的に記述する。
○
泥谷委員長
それでは、留意事項にありますように、2年以前に実施した事業については、明確な選定理由がある場合に限り選定するということでよろしいでしょうか。
〔「異議
なし」の声〕
○
泥谷委員長
それでは、そのようにいたします。
なお、昨年の議会
活性化推進会議において、3事業以内の選定となっていることから選定する事業数を絞り集中して評価してはどうかといった
意見も出されております。
次に、
評価対象事務事業の選定方法についてお諮りいたします。
選定の際に
委員の
皆様に自由に論議を行っていただき、その中で
評価対象事務事業に決定したいと思いますが、それでよろしいでしょうか。
〔「異議
なし」の声〕
○
泥谷委員長
それでは、そのようにいたします。
なお、議論を深めてもなお討議の中でまとまらなかった場合は、選定したい事務事業の番号と
事務事業名を全
委員から口頭で挙げていただき、票数が上位の事務事業を
評価対象事務事業に決定したいと思います。
また、票数が同一のため絞り込めない場合は、同票数の事務事業について、私を除いた
委員の
皆さんの挙手で決し、挙手同数の場合は
委員長の裁決としたいと思いますが、それでよろしいでしょうか。
〔「異議
なし」の声〕
○
泥谷委員長
それでは、そのようにいたします。
なお、お手元には参考
資料として、平成24年から
令和2年に当
委員会で選定された
評価対象事務事業の評価結果をお配りしております。
それでは、自由な討議による選定を始めます。
まず、お手元の
資料から選定したい事務事業とその選定理由について、
委員の
皆様の
意見を
自由討議にてお願いいたします。
○仲道
委員
提出会派の方に質問します。10番について、仲家副
委員長、教えてください。
10番のMICE誘致促進事業について選定理由がMICE誘致促進事業の効果を検証するとなっています。その効果というのが9番の後半の選定理由、またMICE開催
状況や事業の外部委託の効果等も含めて検証する必要があると、こういう内容ですが一緒ということでいいですか。
○
倉掛委員
補足します。これは、自由民主党も入れていましたが、たしか、おおいた物産・食・観光魅力発信事業の中の事業の一つがMICE融資誘致事業誘致促進事業だったんですよね。だからこれをまとめたらこの中入ってくるんですけど。
○仲家副
委員長
そういうことです。だから私もこれを見たときに思いましたが、全く我々も9番と一緒の考えです。
○仲道
委員
堤
委員、15番の中小企業競争力強化支援事業を選定していますが、選定理由に、システム構築等の外注先を調査して事業の評価を行いたいとなっています。この外注先によって、事業評価がどう変わりますか。
○堤
委員
ICTとかで、ネットワークインフラとかの整備をされるということを伺って、その外注先、補助金を出して、その補助先の企業がどこに仕事を依頼したかというのは、市内だと思いますけど、お金の循環があるかなというのも見たいと、そういったことです。
○仲道
委員
具体的な話に入らせてもらいたいと思います。
選定するに当たって、先ほど、過去に選定したものは原則選定しないという話がありました。今回、過去選定したもので大きな変化があるかないかという形で、変化がある事業もありますが、新たに選定する事業と過去に選定した事業と、どちらを優先するかというときに、その原則を超えるまでの変化はないのではないかと判断しますので、まず、過去選定された事業は除外していただきたいと思います。
それから、ほかの残りの事業の中で、堤
委員が言った15番の、選定先によって、いろんなシステムによって変わってくるというのは、その事業自体がそれでどう変わるかということであって、その事業自体がどうかという評価となじまないような気がします。
それから、ほかの事業はもうほとんど横一線と思います。そうなったときに、やっぱりこの
委員会に会派の
委員が出席しているか、いないかというのが、本当は邪道なんですけど、あえて選ぶためにはしようがないんだということで、この
委員会に
委員がいる会派から提出されているもの、無所属
委員も含めてですけど、そういう選定の仕方をさせていただきたいと思います。
そうなると、残ったのが、公明党から出ているのが2番、4番、11番。社会民主クラブから出ているのが、6番、8番です。これも全部横並びなので、
委員長と
国宗委員で、公明党さんの1個を選んでいただいて、髙野
委員に社会民主クラブから1個選んでもらう、そうすると新市民クラブと自由民主党が一緒という話だったので、9番を選んでもらい、それで3つ確定するので、堤
委員には大変申し訳ないですけど、今回はそういう理由で落とさせていただいて。選定が悪いということではなくて、あえて選ぶための方法としてそういう判断をさせてもらって、そうするともう3つ確定するので、どうかなと思います。
○
国宗委員
委員長、私も今の
意見でいいと思います。公明党は2番でお願いしたいと思います。
○髙野
委員
社会民主クラブからは6番にしましょうか。
○仲道
委員
10番は9番に含むので、一緒ということでお願いします。
○
泥谷委員長
選定は2番、6番、9番、選定理由のほうは、
委員長、副
委員長で、文言についての整理をさせていただくということで、よろしいでしょうか。
〔「異議
なし」の声〕
○
泥谷委員長
次に、ただいま選定しました
評価対象事務事業については、事務事業評価をより深めるため、決算
審査に入るまでの間、議員個人各会派による調査・研究のほか、
委員会からも調査・研究を行うこととなっております。昨年の検証会議では各
委員会において創意工夫をして、調査・研究するとされておりますが、今年の当
委員会としての調査・研究はいかがいたしましょうか。
○仲道
委員
特に、いいんじゃないですか。
○
泥谷委員長
今3つ出ましたが、ほかの
委員の方も
執行部との事前の調査・研究は実施しなくてもよろしいですか。今回しなくて、9月の決算
審査に臨むということでよろしいでしょうか。
〔「異議
なし」の声〕
○
泥谷委員長
なお、本日決定しました
評価対象事務事業の選定結果につきましては、私から議長に報告し、その後、
定例会閉会後の議会運営
委員会において、議長から各
委員会の選定結果を報告した後、市長に通知するとありますので、よろしくお願いいたします。
それでは、最後に明日の予定を確認いたします。明日は
大分県漁業協同組合佐賀関支店を視察したいと思います。午前9時半に出発しますので、放送の案内がありましたら、議会棟玄関前にお集まりください。
それでは、本日の
委員会を終了いたします。
午前11時26分散会...