概要版の中面、2ページの上段を御覧ください。
本
計画の
基本方針は、
平成18年3月に
策定いたしました
大分市
自転車利用基本計画の
基本方針を継承し、「バイシクルフレンドリータウン~
自転車が似合う
まち~の創造」とし、
自転車施策のさらなる
推進を図ることといたしました。
また、本
計画の
目標につきましては、
平成30年6月に国が
策定した
自転車活用推進計画と整合を図り、
都市環境、健康、観光、思いやり(安全・安心)の
4つの分野に分けて
目標を定め、その
4つの
目標ごとに、2つから3つの
施策を設定し、おのおの具体的な
取組を定めております。
本市においては、これまで
大分市
自転車利用基本計画に基づき様々な
取組を
推進してきており、大半の
施策はこれまでの
取組を踏襲することとなっておりますが、3ページに記載している
目標3の7サイクルツーリズムの
推進や、
目標4の8(3)にあります
自転車損害賠償責任保険の
加入促進など、新しい視点からの
取組も盛り込んだところでございます。
今後は、本
計画に基づき
関係部署と連携を図りながら、「バイシクルフレンドリータウン~
自転車が似合う
まち~の創造」の実現に向けて、
一つ一つ施策を着実に取り組んでまいります。
○
藤田委員長
ただいま
執行部より
報告が終わりましたが、
委員の
皆さん方から
質問等はありませんか。
○
国宗委員
2ページの
目標1のところで、黄色の
整備ネットワーク路線というのが、多分今から
整備されるということでしょうが、10年たってまだ既存の
ネットワーク路線が
まちの中の一部と
佐賀関のサイクリングロードぐらいで、今後
整備をしていくのにかなり時間かかりそうな感じですけど、具体的には、今後いつぐらいをめどにしていますか。10年たってこの
程度なので、今から先が思いやられるし、先が見えないのかなと思いますが、その辺どう考えていますか。
○
橋本都市交通対策課長
今見ていただいています
概要版の4ページの
数値目標のところを御覧ください。
自転車ネットワークの
整備延長といたしましては、
令和元年度末として16.4キロメートルとなっておりまして、本
計画で
令和2年度末の
目標20キロメートルとしております。この
目標自体は、その備考に書いております
大分市
自転車走行空間ネットワーク整備計画というのが、また別にございまして、その中で
平成28年度より着実に実施しております。
これは、国、県、市の
関係機関と連携しながら実施しているところではございますが、
委員御
指摘のように2ページの、この
大分市全域の地図を見ると、まだ20キロメートル
程度と思われてもしょうがないところですが、まずは少しずつでも、着実に今後もしっかりやっていきたいと思っています。
○
国宗委員
計画をつくって
事業を実施するのであれば、例えば先ほどのように長期のものでもいいので、こういう形でいつまでにきちっと
整備していきますぐらいを示してください。市のほうできちんと
計画を持ってやらないと、絵に描いた餅と言ったら大変失礼ですが、こういうことをやりたいと思っていますけど、なかなか進んでいませんと、言っているのと一緒になってしまいます。その辺はよく、もう1回検討し直してください。
大変失礼ですが、これを
皆さんにお配りするのに、部長、恥ずかしくなかったですか。こういう
計画をやりますといったら、
計画ですからある
程度きちっと数字
目標なり、何キロメートルやるなり、いつまでにここまでやるとか、こういう形で
優先順位をつけながらやっていきますとか、そういうのをきちっと整理をして、
大分市全体が
自転車を使った
まちになっていくという
計画を立てていかないと悪いのではないかなと思います。要望しますので、もう1回よく御検討いただけませんでしょうか。
○
橋本都市交通対策課長
御
指摘のように、
大分市全域を見ればなかなか進まないというのが現実ではございますが、例えば
事故が多い
ルートや、
通行量が多い
ルートなど、いろんな
優先順位を判断しながら、各
道路管理者、
関係機関とこれまでも
協議してまいりました。
皆さんにもこういった
取組が分かるようにしていくとともに、今後できるだけ早い
取組もしっかりやっていきたいと思っております。
○
国宗委員
とにかく
具体性が大事なので。これは
自転車の100年
計画ではないですよね。100年
計画に見えますから、
橋本課長の答弁、今の段階ではなかなか言えないこともあるでしょうが、もうちょっと具体的にこうやっていきますと、そういうものを示さないと悪いと思います。それがやっぱり
自転車を使う
市民の
皆さんが、
自転車を使った
まちに変えていこうということだと思いますのでね。その辺をもっと、とにかく何回も言って申し訳ないけど、
事故が多いとか云々と言われていましたけど、
優先順位などは私も分かります。それも含めてどういう形で形成していくのか具体的に示すということが大事だと思います。
いつまでにやるとか、これを見ても全く分からないじゃないですか。こうやりたいという
皆さんの思いだけしか載ってないように見えますので、その辺はぜひよろしくお願いいたします。
○
橋本都市交通対策課長
委員御
指摘のとおり、今後も頑張っていきたいと思います。今私が言いました
自転車走行空間ネットワークの
整備計画の中に具体的に
ルートも載っておりますので、後日でも、
皆さんにお配りしたいと考えております。
○
藤田委員長
ほかにありませんか。
○
高橋委員
関連で教えてください。
河川敷の
既存ネットワークの路線について、ブルーになっているところは
河川敷の堤防の上が
自転車走行空間となっているのですか。
○
橋本都市交通対策課長
今
河川敷のところで塗っている
ルートは、例えば
大分川ですと実際に
自転車専用道ができており、そこの部分に色を塗っているところでございます。
○
岩崎委員
大野川、乙津川についてはどうなっていますか。
○
橋本都市交通対策課長
大野川、乙津川は
河川管理道路のところを塗っております。
○
高橋委員
管理道路というのは
自転車が通れるのですか。心配なのは
散歩コースで春になるとずっと
皆さんお散歩してらっしゃる。それで、
自転車で通ると危ないのと、そして堤防の下に落ちる
可能性がある。非常に狭くて1メートル半ぐらいしかないかな、だから、どういう考え方なのかなというのがあるので、その辺を教えてくれますか。
○
橋本都市交通対策課長
大野川、乙津川は
管理道ということなので、
自転車の
専用レーンではございませんので、当然そこを
自転車が通ってもいいし
歩行者も通ってもいい、あるいはランニングされている方もいらっしゃると思います。当然
ルール、
マナーを守っていただいた上で
自転車も通っていただきたいと思っております。
もちろん、ちょっと
高低差があるということで危ないという御
指摘もあろうかと思いますが、そこはやっぱり
自転車を運転する方が、適切な
スピードで
安全運転に気をつけていただきながら運転していただきたいと思っておりますので、本
計画でも
ルール、
マナーアップ、そういった
取組も進めていくということになっており、ソフト的な
取組も今後もしっかりやっていきたいと思っております。
○
高橋委員
私なんかは、あの狭いところを
自転車が通っていいということも全然頭の中になかったので、ちょっと何か首をかしげるような感じがしますね。周知もされてないし。
スピードがあるので通ったら危ないのではないかと非常に感じます。今は菜の花、大根の花が咲いており本当よい景色、ロケーションになっています。そこに
自転車が来ると非常に危ないなと、狭いですし。そこを通っているのは自分をはじめお年寄りばかりなので危ないなという感じがするので。まあ、分かりました。
○
藤田委員長
ほかにありませんか。
○
穴見委員
要望になりますが、最近、
若年層に
スマートフォンを使いながら
自転車に乗る方が非常に多いなというのが気になっていて、今ざっと
資料を読んだので、触れられていないなと思ったので、もしどこかに載っていたらすみません。この
目標4の9の
ルール、
マナーの啓発とか、そういうところに当たるのかなと思うのですけど、取り締まるのはもちろん警察だとは思いますが、そもそもそれをさせないように行政からもそういった啓発等を行っていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。
○
橋本都市交通対策課長
本編の72ページなどにも
自転車安全利用五則等も書かせていただいております。これは道路交通法で規定されたことを書いているところですが、
都市交通対策課が持っている
協議会等にも警察とかいろんな
関係機関もございますし、また安全ということですと、以前の
市民協働
推進課、今年新しい課になりますけど、そういったところでも安全についてやっていくという形になっております。
ルール、
マナーアップも含めて、いろんなところで
取組をしていきたいと思っております。
○
藤田委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
執行部から、そのほかとして何かありますか。
〔「ありません」の声〕
○
藤田委員長
委員の
皆さん方から、そのほかとしてありますか。
○
岩崎委員
野津原
地区のグリーンスローモビリティがもう大不評で、要するに渋滞です。あの辺りで自動車に乗っている方が引っかかってしまったみたいな感じで。それで、認識はどんな感じですか。そういった声は届いてますでしょうか。
○
橋本都市交通対策課長
現在、試運転をしておりまして、ななせダムから
JR大分駅まで往復の試運転をさせていただいております。
○
野尻委員
試運転は何回しましたか。
○
橋本都市交通対策課長
全部通していきますと4月1日以降やっています。全ての区間で後ろに車がつくわけではないのですが、もちろん今御
指摘のように時速20キロメートルと遅い形で動いておりますので、どうしても後ろに車が張りついてしまうこともあります。後ろについたからといって全てを、停車帯に止めてどんどん行かせるということもできないので、ある
程度我慢していただく部分はあろうかと思います。
できるだけそういったことがないような運転にも努めていきたいと思いますし、ただ、どうしてもすぐ停車帯に停めるわけにはいきませんので、その辺りは
皆さんに御協力もいただきながら、まだ今、試走の段階ですけれども、本
事業の実験というのをさせていただいているところでございます。
○
岩崎委員
試走の段階ですけれども、実際に渋滞に引っかかった人の話を聞くと、グリーンスローモビリティの
運転手が、プレッシャー感じるんでしょうね、後続車に追い越すよう促すらしいんですよ。そりゃそうでしょう、だって渋滞ができているんだから。追い抜いていいよってやってるらしいんですけれども、何せ対向車が来たりセンターラインを超えるわけにもいかないので、促されても追い抜けないんですよね。だから、グリーンスローモビリティを運転するほうも困ってるし、後ろに渋滞されている人も困っているし、全員が困っているという状況が、全区間ではないですけれども発生しております。先ほどそうならないような運転に努めるって言っていましたが、どうしようもないです。時速20キロメートル以上は出ないですから。
公共交通としての役割みたいな言及もありましたけれども、なかなか厳しいのではないかと思います。
対策といってもどこまでできるのか私も分からないですが、そういう
市民の方からの苦情が早速試験運転の段階で出されているというところの情報だけお伝えしておきます。
○
藤田委員長
ほかにありませんか。
○足立
委員
来年に市議選があるので、今年の
市民意見交換会は早めにありますが、その時参加者から
指摘を受けるのは我々の党ですから、その件についても、のつはる天空の広場が夏に完成するし、やっぱり地元の思いはそのときに結構、議会との
意見交換会に反映されると思います。傍聴ではないけど、我々がどれだけ汗をかいているか見に来てください。
○
野尻委員
苦情は来ていませんか。
○
橋本都市交通対策課長
直接の苦情というのは1件もなくて、こういう形で、議員や関係者の方からのお声という形ではお聞きはしております。時速20キロメートル未満ですので、御迷惑をかけているということはもちろん認識しております。
○
藤田委員長
総合交通
対策特別
委員会の中で試乗するような話をしていましたが、結局延期になったのですか。
○
橋本都市交通対策課長
新型コロナウイルスの関係で、延期になっています。
○
藤田委員長
延期後の日程は決まっていますか。
○
橋本都市交通対策課長
それも決まっておりません。
○
藤田委員長
ほかにありませんか。
○
高橋委員
大分川ダムから
JR大分駅まではどのくらい時間がかかりますか。
○
橋本都市交通対策課長
計画どおりですが、片道2時間弱です。
○
藤田委員長
では、そういうことで、よくまた話を聞きながら試行をやっていただきたいと思います。
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
それでは、以上で
都市計画部の案件は終了いたします。
説明員の方は退席をしてください。お疲れさまでした。
〔
執行部退席〕
○
藤田委員長
次に、
市民意見交換会での
意見等への対応について
協議を行いたいと思います。
さきの第1回
定例会中の
委員会で、
市民意見交換会での
意見、質問のうち当
委員会に係る部分について、
執行部から回答を受けました。
本日は、
執行部からの回答を踏まえ、当
委員会としての対応につきまして、
委員の
皆さん方と
協議を行いたいと思っております。
なお、本日の
協議結果を受けまして、議会活性化
推進会議で集約をし、議会運営
委員会への
報告を経てホームページ等で公表することとなっておりますので、よろしくお願いします。
それでは
協議に入りますが、
協議を円滑に進めるため、お手元には正副
委員長案として作成した、当
委員会としての対応案をお配りしております。
それでは、当
委員会としての対応案について、下線部分を書記に一括して読み上げさせます。
○書記
番号1、「担当部局(土木建築部)に確認し、回答を受けました」。
番号2、「担当部局(土木建築部)から、回答がありました。本
委員会としては、市道の良好な環境を維持し、市道全般に関する管理を徹底するよう求めていきます」。
番号3、「担当部局(土木建築部)から、回答がありました。本
委員会としては、地域住民の安心・安全のため、街路樹を適切に管理するよう求めていきます」。
番号4、「担当部局(土木建築部)に確認し、回答を受けました」。
番号5、「担当部局(
都市計画部)から、回答がありました。本
委員会としては、
自転車の安全利用に関する条例制定等の動向について注視するとともに、
自転車走行環境の
整備促進などを求めていきます」。
番号6、「担当部局(
都市計画部)に確認し、回答を受けました」。
番号7、「担当部局(
都市計画部)に確認し、回答を受けました」。
○
藤田委員長
ただいまの対応案につきまして、
委員の
皆さん方から御
意見等はございますか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
それでは、
意見がないようですので、
委員会としての対応は正副
委員長案のとおりでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
藤田委員長
それでは、そのようにいたします。
以上で、
市民意見交換会での
意見等への対応についての
協議を終了しますが、最終的な文言の整理につきましては、正副
委員長に御一任をいただいてよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
藤田委員長
それでは、そのようにいたします。
そのほかとして、
委員の
皆さん方からありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
それでは、これをもちまして、
建設常任委員会を散会いたします。
午前10時41分散会...