• 林道(/)
ツイート シェア
  1. 大分市議会 2019-09-12
    令和元年経済環境常任委員会( 9月12日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和元年経済環境常任委員会( 9月12日)                 経済環境常任委員会記録 1.開催日時   令和元年9月12日(木)午前9時59分開議~午前10時44分散会 2.場所   第5委員会室 3.出席委員   委員長  佐藤 和彦   副委員長  仲家 孝治   委 員  長田 教雄   委  員  秦野 恭義   委 員  阿部剛四郎   委  員  福間 健治   委 員  松下 清高   委  員  川邉 浩子   欠席委員    なし 4.説明員   (農林水産部)    加藤農林水産部長重松農林水産部審議監佐藤農林水産部次長
       滋野農林水産部次長農政課長姫野生産振興課長首藤林業水産課長、    福田公設地方卸売市場長浦勇農業委員会事務局長麻生生産振興課政策監、    中島林業水産課政策監佐藤農政課参事岩田農政課参事利光農政課参事、    高橋林業水産課参事渋谷生産振興課参事補 5.事務局出席者    書記 安田 真一 6.審査案件等   (農林水産部)   【予算議案】    議第74号 令和年度大分一般会計補正予算(第2号)                               〔承認(一部反対)〕         第1条 歳入歳出予算補正         歳出 第6款 農林水産業費    議第75号 令和年度大分農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)                               〔承認(一部反対)〕   【報告事項】    ・ラグビーワールドカップ2019期間中に実施するイベント等について    ・道の駅「のつはる」の整備について    ・関西における大分市産品PRについて    ・第56回大分畜産共進会報告について    ・昨年の市民意見交換会意見質問等に対するその後の経過について    ・その他                 会議の概要                              令和元年9月12日                              午前9時59分開議 ○佐藤委員長   おはようございます。ただいまから経済環境常任委員会を開会いたします。  本日は、常任委員会終了後、子ども育成行政改革推進特別委員会総合交通対策特別委員会開催予定でありますので、関係する委員につきましては、出席方よろしくお願いいたします。  それでは、審査に入る前に、委員会運営について2点確認をさせていただきます。  初めに、自由討議についてです。委員皆さんからの要求がある場合または委員長が必要と認める場合には、原則として討論の前に自由討議の場を設けたいと思います。ただし、審査調査内容に応じ、自由討議の時期、執行部の方に退席を求めるか等については委員会において決定をいたしたいと思っております。  議会基本条例において、議会は議員相互の自由な討議により議論を尽くして合意形成を図るよう努めるとされております。委員会審査のより一層の充実を図るため、自由討議の積極的な活用をお願いいたします。  次に、反問権についてです。委員の質問、政策提言等に対し、執行部委員長の許可を得て反問することができることとなっております。反問する場合は、反問する旨を発言してから反問するようにお願いいたします。ただし、委員による新たな事業提案に対し、必要となる予算の組み替えなどの数値的なものや統計的な事項についての反問は、原則としてその対象となりませんので、よろしくお願いいたします。  それでは、審査日程に従い、農林水産部審査を行いますが、ここで、加藤農林水産部長より発言を求められておりますので、許可いたします。 ○加藤農林水産部長   おはようございます。審議の前に貴重なお時間をいただきまして、農林水産部を代表いたしまして一言御挨拶を申し上げます。  佐藤委員長、仲家副委員長を初め委員皆様方には農林水産業振興に御尽力を賜り、厚くお礼を申し上げます。  近年、毎年のように異常気象が発生しておりますが、ことしも7月以降高温が続き、8月には台風第8号、台風第10号が立て続けに西日本に上陸しましたが、本市では幸い大きな被害は発生しませんでした。農地、農道、林道、漁港を管轄する農林水産部として、災害発生時において万全の対策を講じてまいる所存であります。  さて、前回の6月定例会以降、農林水産部の主な取り組みといたしまして、8月22日に開催いたしました第56回大分畜産共進会には、佐藤委員長を初め多くの皆さんに御出席をいただき、大変ありがとうございました。今後も家畜の改良と飼養管理技術の向上により、畜産振興を図ってまいる所存であります。結果につきましては、後ほど御報告をさせていただきます。  また、9月20日から始まるラグビーワールドカップ2019日本大会期間中には、関連するイベントとして、大分市産品などの魅力を積極的に発信してまいります。取り組みにつきましては、後ほど説明させていただきます。  それでは、今回の委員会で御審議いただく案件は、予算議案2件、そして報告事案5件でございます。それぞれ担当課長から御説明いたしますので、何とぞ慎重に御審議の上、御決定賜りますようお願い申します。 ○佐藤委員長   それでは、早速、審査に入りたいと思います。  予算議案の議第74号、令和年度大分一般会計補正予算第2号、第1条歳入歳出予算補正歳出第6款農林水産業費について審査を行います。  執行部説明を求めます。 ○滋野農林水産部次長農政課長     〔説明書②14ページ~、第6款農林水産業費について説明〕 ○佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員皆さん質疑はありませんか。 ○福間委員   大分市の森林面積と、それに対して今回の調査対象になる私有林はどのくらいを占めるのかを教えてください。 ○首藤林業水産課長   対象となる森林法に基づいた面積が約2万3,800ヘクタールあります。そのうち私有林が約2万1,000ヘクタール、公有林が約2,800ヘクタールになりますけれども、さらにそのうち、個人の人工林が8,000ヘクタールから8,100ヘクタールあり、この8,000ヘクタール余りが対象面積となります。 ○福間委員   どこから整備を進めるのかという調査のための予算計上だと思うんですけど、水害の被害がありそうなところとか、被害の未然防止だとか、田畑に被害を与えないところとか、どういう視点で調査を行っていくのか、考え方があればお願いします。 ○首藤林業水産課長   今年度は、今、予算計上しております1,000万円で、市内全体の人工林約8,000ヘクタールを対象に、適切に管理されているかいないかを調査いたします。その調査をした上で、約1万人ちょっとの所有者があると思うのですけれども、その調査結果をデータ化して、それが経営に適しているかどうか、切っても大丈夫かどうか、切っても利益になるかどうか、そういうところをまず分けます。その中で、過去に伐採をしている、間伐をしている、10年以内に伐採をしているとか、そういうところは対象外となります。あと、森林経営管理対象、計画的に伐採するところは対象外になりますので、それ以外の約半分ぐらいに対して、そこが経営できるのかできないかを、今年度は机上で調査します。  来年度は、実際に委託した業者が中に入って、ここは早急に間伐をしないと土砂崩れとかの可能性がある、そういうところで優先順位をつけます。優先順位をつけた中で、並行しながら、そこの所有者意向調査をしながら進めていくという形になろうかと思います。 ○福間委員   大分県が何年か前に森林環境税を創設しましたが、国と違って、大分県の場合は企業からもこれを徴収していますよね。大分県の森林環境税が、大分市の森林保全予算措置として何かの項目で入っているのか、その辺をお聞かせください。 ○首藤林業水産課長   大分県の森林環境税は、大分市には直接入っておりませんけれども、内容としては、県全体の木育とか、森を大切にしましょうという教育とか、ボランティア活動の促進に使われるということになります。 ○福間委員   私から考えると、県の森林環境税なので、大分市の森林整備のために、市町村にきちんと分配をするべきではないかと思います。国もそういう制度ですから、よく理解できないところがあります。  そこで、1つお聞きしたいのは、森林を守る立場からすれば、国は林業予算を組んで補填をするというのが、私は一番の筋なのではないかと思うのですけど、国に対して、森林保全水源涵養機能維持予算の増額を求めているとか、そういう働きかけはどうされているのですか。市のこの予算編成の中身を見ると余りにも少ないですよね。国への補助の要求はどうなっているのでしょうか。 ○首藤林業水産課長   森林多面的機能保全事業ということで取り組んでおりますけれども、その年その年で、予算の枠組みがまた変わってきます。市がこういうことをどうしてもしたいというものがあれば、事前に県等と協議をしながら、予算の積み上げをしていきますけれども、その中でいろんなメニューがありますので、その必要に応じて県に働きかけていくようにしております。 ○福間委員   具体的に今までどういうメニューを県の補助事業として、県と相談して受けてもらって、どういう成果があったのか、メニューだけでもわかれば教えてください。 ○首藤林業水産課長   間伐、それと、木が正常に生育するための下草刈り、これが多面的機能保全として、国からの補助対象になっています。それは常にしています。 ○福間委員   間伐はすごく大切なことですし、下草刈りも大切ですが、大分市として、補助事業で、年予算でどれぐらいの面積で実施しているのか。国の補助事業の関係で、実績が何ヘクタールという数字があるでしょうから、それがわかれば教えてください。 ○首藤林業水産課長   資料がありますので、皆さんに後でお渡ししたいと思います。 ○福間委員   あと、林業予算もそうですけど、地方自治体によっては、日田市とかのように森林が多いところがあります。大分市もかなり多いですけど、交付税措置として、森林面積を基準としているものは何かあるのですか。 ○首藤林業水産課長   交付税措置というのは、今のところありません。  それと、先ほどの間伐の実績ですけれども、直近で言えば、昨年度が、間伐の総面積が64.91ヘクタールで、平成29年度が約50ヘクタール、平成28年度も約55ヘクタールです。多いときには、平成27年度が約165ヘクタールしておりますので、計画を立てて、予算を計上して実施しています。 ○福間委員   大分駅周辺の区画整理事業区域ぐらいの約50ヘクタールは、毎年間伐をしているという感覚でいいわけですね。 ○首藤林業水産課長   そうです。 ○福間委員   わかりました。 ○佐藤委員長   ほかに質疑はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   ないようですので、質疑はこれで終結いたします。  次に、討論はありませんか。 ○福間委員   前回の議会でも、森林環境税及び森林環境譲与税の問題については反対意見を述べました。その立場と一緒で、この問題についても反対をしておきたいと思います。  私は、森林整備に安定的な財源の確保といえば、森林の公共的、多面的機能を踏まえて、国の林業予算で大幅な増額をするというのが基本だと思いますし、先ほど話したように、地方自治体の特性に応じて地方交付税措置等で拡充すべきという立場で私は臨むべきだと思います。そういう立場で、この点については反対を表明しておきます。 ○佐藤委員長 
     ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   ないようですので、討論はこれで終結いたします。  本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは、本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたしました。  次に、議第75号、令和年度大分農業集落排水事業特別会計補正予算第1号について審査を行います。  執行部説明を求めます。 ○姫野生産振興課長   〔説明書②33ページ~、大分農業集落排水事業特別会計補正予算について説明〕 ○佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員皆さん質疑はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   ないようですので、質疑はこれで終結いたします。  次に、討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   ないようですので、討論はこれで終結いたします。  本案は原案のとおり承認することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは、原案のとおり承認することに決定いたしました。  以上で、本委員会に付託されました農林水産部所管分審査は終了いたしました。  それでは、ここで執行部より報告事項の申し出がありましたので、説明を受けたいと思います。  まず初めに、ラグビーワールドカップ2019期間中に実施するイベント等について報告を受けたいと思います。 ○滋野農林水産部次長農政課長   資料1ページをごらんください。  ラグビーワールドカップ2019期間中に実施するイベント等について御説明いたします。  ラグビーワールドカップ期間中、農林水産部において、関係団体とともにおもてなしイベントを開催し、大分市の魅力発信を行ってまいります。  まず、1点目は豊後料理についてです。  豊後料理とは、大分の食材と食文化を融合させたおもてなし料理として、昨年度から飲食店での提供を始めたところです。今年度も10月から2カ月間、47店舗で提供することとなっております。  なお、豊後料理のガイドブック2019は、まだ印刷中ですので、委員を初め議員の皆様には後日お届けしたいと考えております。  この豊後料理について、より皆様に知っていただくため、10月2日に大分府内中央口広場において、豊後料理大分クラフトビールを提供するイベントを開催いたします。  そのほか、今月末には、JR博多シティにありますレストランにおいて、大分の食材を生かした創作料理を提供することとなっており、大分駅でのイベントとあわせて豊後料理PRを行い、期間中の飲食店の利用を促してまいります。  2点目は、10回目となります、おおいたマルシェについてです。  お手元に、おおいたマルシェのチラシがありますけれども、一緒に見ていただきたいと思います。  10月3日から5日までの3日間、大分府内中央口広場において、地元農林水産物加工品等PR、販売を実施いたします。地産地消のポスター展表彰式のほか、大分南高校書道部によるパフォーマンスなどのステージイベントを予定しております。  資料2ページをごらんください。  3点目は、広域圏マルシェin別府湾SAについてです。  9月28日から10月27日までの毎週末、計11日間、別府湾サービスエリア上り線下り線売店玄林館横において、地元農林水産物を使った加工品PR、販売を行い、大分の食の魅力を発信いたします。  4点目は、菊花展です。  10月1日から20日まで、大分城址公園において、大分花卉同好会による観賞用の菊約200点の出品展示が行われます。日本の伝統文化に触れることで、来場者の印象に残るおもてなしとなることが期待されます。  なお、大分花卉同好会が例年開催している菊花展は第69回となり、ことしも大分護国神社において、11月1日から12日までの予定で行われます。秋の風物詩として好評いただいておりますので、委員皆様にもぜひ鑑賞にお越しくださいますようお願いいたします。  3ページをごらんください。  5点目は、錦鯉展示会についてです。  試合当日の5日間、大分城址公園において、大分市内ニシキゴイ愛好家で組織される大分錦鱗会によるニシキゴイ展示会を開催いたします。ニシキゴイは、国内だけでなく海外でも人気があることから、ふだん見られない立派なニシキゴイを鑑賞してもらうことで、大分を楽しんでいただきたいと思います。  最後に、6点目の高崎山トレッキングツアーについてです。  ラグビーワールドカップ観戦者高崎山の魅力を身近に感じてもらうため、トレッキングツアーを開催いたします。開催日は10月20日の日曜日、原則、市外及び海外の方を対象に40名を募集いたします。行程につきましては記載のとおりで、当日開催されます試合に間に合うよう、午後0時30分には大分駅で解散予定としております。 ○佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員皆さん質問等はありませんか。 ○長田委員   このイベントはいいのですけど、祝祭の広場は使いますか。 ○滋野農林水産部次長農政課長   ここには掲載していませんけれども、祝祭の広場でも、OitaBirth大分市産品を展示販売するように計画しております。 ○長田委員   大分駅前の大屋根の下は、利用は無料ですか。 ○利光農政課参事   有料です。1日当たり5万円です。 ○長田委員   祝祭の広場の利用は幾らですか。 ○利光農政課参事   OitaBirthの出展に関しては無料です。 ○長田委員   わかりました。 ○佐藤委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは、次に、道の駅「のつはる」の整備について報告を受けたいと思います。 ○滋野農林水産部次長農政課長   資料の4ページをごらんください。  道の駅「のつはる」の整備について御説明いたします。  道の駅「のつはる」は、国道442号からダム湖を望む位置に整備され、外観は、国指定重要文化財である野津原後藤家住宅をほうふつさせるイメージとなっており、建物には木材を取り入れ、ぬくもりある空間を創出しております。  建物本体工事は完成しており、外構は、今月からアスファルト舗装を行い、10月に完成する予定となっております。  なお、現在の整備状況につきましては、資料の5ページに写真を掲載しておりますので、ごらんください。  今後は、11月24日の日曜日に、道の駅「のつはる」オープニングセレモニーをとり行うこととなっております。委員皆様には後日、御案内させていただきますので、御出席のほどよろしくお願いいたします。 ○佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員皆さん質問等はありませんか。 ○長田委員   道の駅だったかどうかわかりませんが、何か工期を延ばしたのがありましたよね。 ○姫野生産振興課長   8月の臨時会におきまして、材料山跡地多目的広場ステージの建築について、台風や、掘削したときに岩が出ましたことから、9月末の完成予定を12月27日まで延ばすことになりました。 ○長田委員   それはいたし方ないというのはよくわかりますが、工期を延ばしたことによって、何か弊害はないのですか。 ○姫野生産振興課長   3月末までに全て終わるように、順次、入札もかけております。3月終了を目標に頑張っております。 ○長田委員   建物とか、既に終わった工事はあるのですか。 ○姫野生産振興課長   工事につきましても、土木については9月末の工期で終わります。ただし、それは一部の工事です。上段、下段、広場がございまして、今、舗装関係で、今度は人工芝等がございますので、その入札が8月末に終わりました。昨日やっと契約ができる状態になりましたことから、3月末までに終わります。  あと、取りつけ道路等整備もございます。それにつきましては、入札は終わっているのですけれども、それが契約できるかについて、今、契約監理課調査している状況です。 ○長田委員   よくわかりました。終わった工事について、後で教えてください。 ○福間委員   この駐車場台数の配置ですが、どういう試算でこういう配置にしたのですか。 ○佐藤農政課参事   駐車場の配置につきましては、国道442号の通行台数から試算した台数です。通行台数は1,803台を試算しており、計算上、駐車場は8台ほどになりますが、それでは足りないので、それ以上の台数を配置したという状況です。
    佐藤委員長   ほかにありませんでしょうか。 ○川邉委員   11月24日にオープニングということで、外の建物とかはでき上がっているのですが、運営はどのようになっていますか。 ○滋野農林水産部次長農政課長   道の駅そのもののオープンですので、農産物の販売とかレストランも全て運営できる状態となってオープンすることになります。 ○川邉委員   業者の選定が終わっているということですか。 ○滋野農林水産部次長農政課長   資料4ページの一番下のその他の部分に、運営主体ということで、夢あふれる野津原振興会という運営団体にお任せしていますので、そこが全て今、準備しております。 ○川邉委員   大分産品とかそういうのを中心に、そこで売ったり食べたりできる感じですか。 ○滋野農林水産部次長農政課長   基本的には野津原地元産品を中心に販売し、レストランについても、地元の食材を生かしたメニューを今、考えているところです。 ○川邉委員   わかりました。 ○佐藤委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは、次に、関西における大分市産品PRについて報告を受けたいと思います。 ○滋野農林水産部次長農政課長   資料6ページをごらんください。  関西における市産品PRについて御説明いたします。  農林水産部では毎年、生産者生産者団体と連携を図り、市産農林水産物トップセールスを行い、商品及び販路拡大を図ることとしております。平成29年度は福岡で、平成30年度は市内で行いましたが、今年度は11月10日並びに11日に関西圏にてPRを行うこととしております。  1点目の大阪府中央卸売市場市場開放デーでのPRですが、毎年恒例の市場開放デーにおいて、会場内に大分市コーナーを設置し、ニラやオオバを使ったメニュー試食宣伝を行い、市産農産物PRを行うこととしております。  2点目の農産物トップセールスにつきましては、市長が生産者とともに市場の流通関係者に対し、直接PR意見交換を行い、販路開拓につなげるものです。  このほか、調理専門学校等へのプロモーションキャラバンを実施するほか、周年野菜を活用したメニューレシピ集を作成し、これらのイベントで配布し、より消費につながる取り組みを進めてまいります。 ○佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員皆さん質問等はありませんか。 ○長田委員   販路拡大は悪いことではないのですが、その後の結果等について、調査はやっているのですか。 ○滋野農林水産部次長農政課長   トップセールスで市長が出向いてPRすることによって、市場関係者等も含めて、大分市の産品をある程度認識していただけるものと思っております。ただ、その後の状況につきましては、農産物気象条件とか、いろんな状況に左右されるところもありますので、正確なデータというのは今のところとれていない状況です。 ○佐藤委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは、次に、第56回大分畜産共進会報告について報告を受けたいと思います。 ○姫野生産振興課長   資料の7ページをごらんください。  第56回大分畜産共進会の結果報告について御説明いたします。  8月22日に開催されました第56回大分畜産共進会は、佐藤委員長を初め多くの委員皆様には、お忙しい中、御出席いただきましてありがとうございました。  今年度は、肉用牛20頭、乳用牛16頭、計36頭が出品され、厳選な審査のもと、肉用牛では、甲斐隆司さんの第3みどり4が、乳用牛では、有限会社指原牧場のジョセフィンブランバーヒルマンがグランドチャンピオンに選出されました。  今後は、肉用牛につきましては、今回グランドチャンピオン、最優秀に選ばれた8頭が、9月20日に行われる大分地方畜産共進会に出品されることになりました。また、乳用牛のグランドチャンピオン、優秀賞に選ばれた9頭が、10月10日に行われる大分畜産共進会へ出品されることになります。 ○佐藤委員長   ただいま説明がありましたが、委員皆さん質問等はありませんでしょうか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは、次に、昨年の市民意見交換会意見質問等に対するその後の経過について報告を受けます。 ○滋野農林水産部次長農政課長   資料の8ページ、A3の横の用紙をごらんください。  市民意見交換会意見質問等に対するその後の経過について御説明いたします。  1番目の質問は、幹線道路沿いなど一定の範囲について、農地に関する規制を解除することはできないかとの内容です。  「転用許可基準上の農地区分については、守るべき優良農地の考え方の見直しを行ったところであり、現在、この農地区分により、転用許可事務をいたしております。 今後も関係部局とも連携し、農業振興と地域振興の両面から農地に関する制度の適切な運用に努めてまいります」。 ○姫野生産振興課長   次に、2点目の質問は、ため池について、指導する部署と各地区の管理者で管理方法や情報交換をする場を設けてほしいとの内容です。  ため池を取り巻く環境といたしましては、農業用ため池の管理及び保全に関する法律がことし4月26日に公布され、7月1日に施行されましたことから、ため池の所有者や管理者の届け出が義務づけされました。そこで、9月6日には、農業用ため池管理者を対象とした説明会を開催し、法制度に伴う届け出制度や管理について周知を行ったところです。  また、農林水産省が6月11日に発表しました新たな選定基準に基づく防災重点ため池として、市内の166カ所が選定されました。  ハザードマップにつきましては、引き続き防災重点ため池を中心に、地域住民と一緒になり作成することとしており、令和元年度は5カ所を作成し、累計で61カ所が策定済みとなる予定です。 ○首藤林業水産課長   次に、3番目の質問は、鳥獣被害対策として、防護柵用資材の無償支給はできないかという内容ですが、その後の経過といたしましては、前回回答した内容と特に状況、内容は変わりございません。  次に、4番目の質問ですが、大志生木地区の海岸に漂着する流木等の対策を講じてもらえないかという内容ですが、その後の経過といたしましても、前回回答した内容と特に状況、内容は変わっておりません。  なお、流木につきましては、昨年12月に撤去が完了しております。 ○佐藤委員長   ありがとうございます。  ただいま説明がありましたが、委員皆さん質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長   ただいま報告がありましたその後の経過に対する委員会としての回答の修正等については、正副委員長に一任させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは、以上で本日予定の農林水産部関連の審査は終了いたしました。  執行部からその他として何かありませんか。  〔「ありません」の声〕 ○佐藤委員長   委員皆さんでその他として何かありませんか。 ○福間委員   稲作のウンカの発生が今、とても心配されていて、大変な状況になっているのですけど、市の具体的な指導や支援、対策があれば、その状況をお知らせください。 ○渋谷生産振興課参事補   現在、ウンカの飛来が、国東、宇佐等で見られております。ウンカにつきましては、中国大陸から飛んでくるというものであって、日本では越冬しない害虫です。  今の状況につきましては、農業協同組合、県と一緒になりまして、ウンカの発生が今後、多数出るという状況にあることを農家の皆さんに伝えております。薬剤等の補助というのは現在ありません。 ○福間委員   ウンカが発生した場合、やられないうちに早く刈り取るとか、いろんな対策があると思うのですが、具体的にはどういう対策になるのですか。 ○渋谷生産振興課参事補   大分市内で言うと10月10日ぐらいが刈り取りの適期になります。その時点で、1週間ぐらい前にウンカが入ったとすれば、その時点で早目に刈り取ってくださいという指導はしています。 ○福間委員   ほかの対策は何かないのですか。 ○渋谷生産振興課参事補   発生するという状況が入っていますので、今、薬剤を散布していただければ防除の効果があります。 ○加藤農林水産部長   私も昔、病害虫防除関係に勤めておりました。  ウンカの場合は、気温が下がって、虫が集中的に中心部に寄っていって、寄ったところがつぼ状に枯れ込むという、つぼ枯れという症状を出していきます。ですから、通常、8月の穂ぞろえ期に防除を1回やっているところは、密度が下がっているので、そう被害は出てきません。近年は、農薬をまかないということで、1度も本田、穂が出た時期にまかないというところがありますので、まず自分が田んぼの中に入って、その虫がいるかどうかというのを確認してくださいと。大分市の場合は収穫が10月10日から20日という時期で、このつぼ枯れが六、七年前に結構発生したことがありまして、その心配がありますので、農業協同組合とか指導員としては、まず自分の田んぼの中に入って、株元をしっかり見てくださいと指導しています。多いようであれば、1週間前まで使える殺虫剤、単剤がありますので、そういったもので防除していくというのが基本的な考え方になると思います。あとは、農薬をまくよりは、早く刈ってしまったほうがいいというところも考え方ですので、その辺の兼ね合いだと思います。  昨日、警報が出ましたので、県の普及指導員や農協の指導員と連携をしながら、大きな被害にならないようにというところはやっていく必要があると思います。 ○福間委員   指導の徹底をよろしくお願いします。 ○佐藤委員長   ほかにありませんか。    〔「なし」の声〕 ○佐藤委員長 
     以上で、当委員会に付託されました全ての案件についての審査が終了いたしました。  なお、会議規則第104条の規定により、お手元に配付の委員会の継続調査事件について、それぞれ閉会中の継続審査及び調査ができるよう、議長に申し入れたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○佐藤委員長   それでは、そのように決定いたします。  それでは、最後に、あすの予定を確認させていただきます。  あす13日は、霊山セラピーロードを視察します。午前10時に出発いたしますので、案内の放送がありましたら、議会棟玄関前にお集まりください。  本日は、これにて散会いたします。                              午前10時44分散会...