大分市議会 2019-07-10
令和元年総務常任委員会( 7月10日)
それでは、
留意事項にありますように、2年以上前に実施した
事業につきましては、原則は
選定しないことが望ましいですが、新たな状況が生じている
可能性もあることから、明確な
選定理由がある場合においては
評価対象とするということでよろしいでしょうか。
〔「
異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
それでは、そのようにいたします。
次に、
評価対象事務事業の
選定方法についてお諮りします。
選定の際に、
委員の
皆さんで自由に討議を行っていただき、その中で
評価対象事務事業に決定したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「
異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
それでは、そのようにいたします。
なお、議論を深めてもなお討議の中でまとまらなかった場合は、
選定したい
事務事業の番号と
事務事業名を全
委員から口頭で挙げていただき、票数が上位の
事務事業を
評価対象事務事業に決定したいと思います。また、票数が同一のため絞り込めない場合は、同票数の
事務事業について、私を除いた
委員の
皆さんの挙手で決し、
挙手同数の場合は
委員長の裁決としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「
異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
それでは、そのようにいたします。
なお、お手元には
参考資料として、
平成24年から
平成30年に当
委員会で
選定された
評価対象事務事業の
評価結果をお配りしています。
それでは、自由な討議による
選定を始めます。
まず、お手元の資料から、
選定したい
事務事業とその
選定理由について、
委員の
皆さんの御
意見をお願いします。
○
板倉委員
網掛けしている
事業は何ですか。
○
倉掛委員長
これが2年以上前に実施した
事業です。
○
板倉委員
武漢市との
交流が40周年になる中で、事務所が武漢市にあるわけですが、その業務内容を一回検証する必要があるのではないかと思うので、7番をお願いしたいと思います。
○高松
委員
3番のアートレジオン推進
事業と11番のスポーツ・オブ・ハート2018開催
事業は、2会派が推薦しているので、そういうところを選んではどうかと思います。
○
衛藤委員
私も同
意見です。
○
板倉委員
どれとどれですか。
○高松
委員
3番と11番です。スポーツ・オブ・ハート2018開催
事業は、本当に検証してほしいです。
○
倉掛委員長
という
意見が今ありましたので、複数の会派が重なっている
事業をまず
選定してはどうかという
意見が出ております。複数の会派が重なっている
事業が2つです。
とは言うものの、
皆さん、会派の代表で出てこられているでしょうから、それぞれの会派から出された
事業がありますので。
○
板倉委員
アートレジオン推進
事業とスポーツ・オブ・ハート2018は関連しているのですか。
○
倉掛委員長
違います。アートレジオンは、芸術家とかを移住させるために呼んでくる
事業です。
○
井手口委員
高松
委員が納得すれば、3、7、11で決まりでしょう。
○
倉掛委員長
ほかにないですか。
○
衛藤委員
3、7、11、私は4番も。
○
井手口委員
さっき累積の支出を聞いたのだけど、もう少したまってからのほうがいい。
○
倉掛委員長
今まで
意見が出ているのは3、4、7、11です。
○橋本
委員
私的には、6番の高齢者運転免許自主返納促進
事業を入れたいです。
実際、タクシーチケット1万円分をもらっているのですけど、それが足りないのではないかと。
要は、それだけで本当に免許返納したことがカバーできているのか。
○
倉掛委員長
あれは私、強く言ったので、
自由討議なので言わせてもらうと、
平成29年から実施していて、思ったより人数が多かったのですけど、それまではたしか市の
事業として全くやってなかったのです。県がやっている
事業をホームページで紹介していただけだったのです。そのときに、自主返納をさせるのに、1万円なんて少ないけれども、要は家族とかから言わせるきっかけとして、1万円でもいい、1回限りでもいいと、そこからスタートしているので、検証していただいて、もっといい制度になれば。
○高松
委員
免許返納して、1年ごとに1万円もらえるのですか。
○
倉掛委員長
1回きりです。
○高松
委員
1年ごとにもらえるならまだしも。
○
倉掛委員長
私の考えとしては、高齢者ワンコインバス
事業もやっているので、とにかくきっかけづくりが大事と思って。もともと市は何にもしていなかったので。
○
井手口委員
免許返納促進
事業が約1,500人で高齢者ワンコインバス
事業が約9万8,000人ですから。それだけ有用度が違う。
○
甲斐委員
でも、自主返納させるという促進のための、さっき
委員長おっしゃったように、きっかけづくりですよね。
○
倉掛委員長
そう。だから、いろんな考え方があってもおもしろいと思うのです。例えばその1万円で、踏み間違え補助を出してもいいのではないかというけど、それよりは免許返納させたほうがいいのではみたいな。
橋本
委員から6番ですが、ほかに、会派から出されているもので、
説明しておきたいとかありませんか。
私から1点、15番の
説明だけさせてもらってもいいですか。
15番の被災者救援物資等備蓄
事業は
平成29年に実施しているのですけど、実は被災者に対する救援物資というよりは、今現在、消防団の災害備蓄品がないのです。その消防団の災害備蓄品という
事業がなかったので、いざというときに消防団が活動するための食料とか水とか、そうした物がないので、結局は、
事業としてないのでこの切り口から行くしかないと思って挙げているだけなので、できればここに1回挙がったということで、
委員会等で議論なりとかしていただければありがたいなと思っております。
○
井手口委員
事務事業評価の
対象には今の話ではなりにくいけど、ぜひ一般質問か何かでやってくれればいい。消防団にとってはありがたい話でしょう。
たとえ初年度に300万円とか500万円で予算を付けて、3年ぐらいたったら、それを
事務事業評価にして1,000万円にする、3,000万円にすることはできるけど、
事務事業評価の
対象としては、所管が
総務部になっているので、
消防局の話を持っていけない。
○
倉掛委員長
そうなのです。なかなかどこからの切り口でというのが難しくて。防災局に聞いたところ、市の職員も非常時に避難所とかに行くではないですか。市の職員なんかには、例えば簡単な非常食、ああいうのは
市民用の避難所の災害備蓄品の賞味期限が間近のものを配っているらしいのです。
市の職員、一般市職員にはその賞味期限間近のものを配っている。
消防局には消防隊員が食べる分の災害備蓄品として食料があるらしい。消防団員については、今現在それがない。実際活動するとなると、避難所とかで各地域にあるものを食べるとなると、自衛隊員と一緒で、被災者がいる中でそれを優先して消防団員にというわけにはいかないので、こっそり隠れて食べないといけない部分もあるのですよ。
○
井手口委員
指定避難所に備蓄しているものはあくまで避難者のものですけど、各自治会が備蓄している分がある。これは自治会なので、当然、消防団員も自治会の防災要員として働いているので、そこに対しては出しますという自治会長からの約束はある。
○
倉掛委員長
ただ、消防団側から、優先的にこっちに回してくれとは言えないと思うので。
○
井手口委員
そこは言えませんね。
○
板倉委員
しかし、消防団員が出動するときにそういう食糧はないのですか。
○
倉掛委員長
ないです。
○
井手口委員
全くないです。
○
倉掛委員長
今、予算もないのです。
○
衛藤委員
自治会から消防団には、ほかの団体に比べて結構破格の補助金というか消防団費が行っていると思うのです。そこからの活用はできると思うのですけど。
○
井手口委員
その金を使わなくても、実際に今のところ私たちが長期間張りついた経験は洪水のときだけだけど、地域から定期的に差し入れがくる。
○
倉掛委員長
物資がそうやって手に入れられる状況であれば来たりするかもしれないのですけど。
いわゆる流通ルートなんかが被災してしまったときにはなかなか難しい。
○
板倉委員
災害のときどうするのか、自治会と消防団が決めておかなければならない。
○
甲斐委員
消防団の詰所には何も備蓄品がないのですか。
○
倉掛委員長
ないです。
○
井手口委員
あるのはガソリンぐらいです。
○
倉掛委員長
一応そういう意図で言わせていただきました。
○
井手口委員
それはぜひお願いします。
○
倉掛委員長
ありがとうございます。あわせて、賞味期限間近のものでもどうなのかとも思うけど、すいません、余談でした。
今、御
意見として挙がっているのが3番、4番、6番、7番、11番です。
○
井手口委員
公明党さん、3番か6番かどっちか選んでくれませんか。
○
倉掛委員長
公明党さんは6番のほうということですか。
○橋本
委員
そうですね。
○
甲斐委員
社会民主クラブは、4番という気持ちも結構あるのですけど、まだまだ時期尚早だと思いますので、11番を入れていただければと思います。
○
倉掛委員長
ということは6番、7番、それから11番ということでよろしいでしょうか。
〔「
異議なし」の声〕
○
衛藤委員
自由討議なので言わせていただきますけど、11番については、最初、
大分市内の業者が仕事を受けてやっていましたけど、間に入っている方が県外の方ですが非常にお金の払いが悪くて、もう
大分の
事業者は仕事を受けなくなって、今、
大分に朝日広告社という、本来イベントを担当したことのないところが仕事を受けて下請けを出して運営しているという実態が実はあります。そのことから、非常に運営のやり方がおかしいのではないかと思っています。
今回、時期が重なるということで、このスポーツ・オブ・ハートは、祝祭の広場でラグビーワールドカップのイベントを1カ月近くやりますけど、その中に2日間だけ、スポーツ振興課からラグビーワールドカップ・
東京オリンピック・パラリンピック推進局のほうに話があって、やらせてくれということで祝祭の広場でやるのですけど、いろいろな所でトラブルを起こしている人が間に入っているという
事業です。
○
板倉委員
スポーツ・オブ・ハートというのは、どのような内容なのですか。
○高松
委員
障害者と健常者のファッションショーとか。高橋尚子さんが来てやっているものです。あと廣道純さんがやっています。内容はいいのですけど、運営がちょっといかがなものかという。よくわからない。
○
板倉委員
事業主体はどこになっているのですか。
○
衛藤委員
大分市が委託を出しているわけですけれど、東京にお住まいの方が間に入っているので、ややこしい仕組みになっているのです。最初は大宣さんがしていましてけど、お金を払ってくれないということで、大宣さんがもうやりませんということで、翌年、コスモレンタルさんは運営が素人ですけど、もうそこしかないということでやって、その次が朝日広告社というところに、イベントをやったことはないのですけど、そこにやってもらって、ことしも朝日広告社のはずです。
○
板倉委員
朝日広告社は設営だけですか。
○
衛藤委員
運営は、朝日広告社自身もできないので、コスモレンタルにしてもらったりしている。ことしはどうなっているかわかりませんけれども、
大分の
事業所は手を引いていっています。
○
板倉委員
そこら辺を検証したいということですね。
○
衛藤委員
非常に問題があるということは間違いないです。
○
板倉委員
よく吟味しましょう。
○
倉掛委員長
そうしましたら、
事務事業評価を深めるため、
決算審査に入るまでの間、議員個人、各会派による調査・研究のほか、
委員会においても調査・研究を行うこととなっておりますが、ことしの当
委員会としての調査・研究はいかがいたしましょうか。事前に
執行部から
説明を聞くとか。
○
甲斐委員
それは聞きたいです。
○
倉掛委員長
全部の3つの
事業を行うということでいいですか。
〔「
異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
それでは、日程調整について協議いたします。
〔
日程調整〕
○
倉掛委員長
16日の午後3時から、高齢者運転免許自主返促進
事業、武漢事務所業務委託
事業、スポーツ・オブ・ハート2018開催
事業の3
事業について調査・研究を行うということに決定してよろしいでしょうか。
〔「
異議なし」の声〕
○
倉掛委員長
それでは、そのようにいたします。
なお、本日決定しました
評価対象事務事業の
選定結果につきましては、私から議長に報告し、その後、
定例会閉会後の議会運営
委員会において、議長から各
委員会の
選定結果を報告した後、市長に通知することになっておりますので、よろしくお願いいたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前11時12分散会...