○
藤田委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
藤田委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。
次に、
一般議案の議第105号、
ごみ収集車の購入についての審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
藤田清掃業務課長
議案書の議105の1をごらんください。
これは、
ごみ収集車の更新に伴いまして、
中型パッカー車4台、
中型プレス車1台の計5台を購入しようとするものでございます。
本件につきましては、さきの第3回定例会において
債務負担行為の議決をいただき、それに基づきまして入札を行い、購入金額は4,597万5,600円にて、
いすゞ自動車九州株式会社大分支社より購入しようとするものでございます。
○
藤田委員長
質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
藤田委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。
以上で、本委員会に付託されました
環境部所管分の審査を終了いたしました。
ここで、申し出により執行部から報告を受けます。
○
志堂寺環境部次長兼
清掃管理課長
報告事項1、
家庭ごみ有料化の
取り組み状況について御報告をさせていただきます。
報告事項の1ページをお開きください。1点目の、
家庭ごみ有料化市民説明会の
実施状況でございますが、自治区説明会につきましては、平成26年4月5日から10月29日にかけて実施いたしました。
恐れ入りますが、もう一つの資料をごらんいただけますでしょうか。資料の1ページになります。
これは、校区別の各自治区における
市民説明会実施状況一覧でございますが、一番下の合計欄のとおり、688自治区のうち667自治区において開催し、2万5,985人の参加をいただきました。
なお、残る21自治区におきましては、自治会の都合等により各戸への
資料配布等により対応したところでございます。
資料の2ページをごらんください。
13
地区市民説明会につきましては、
地区公民館の区域ごとに自治区説明会に参加できない方などを対象として、第1回目を4月27日と5月11日に、第2回目を10月5日と19日に、合計26会場で開催し、904人の御参加をいただきました。
まちづくり出張教室につきましては、広聴広報課を通じて各種団体からの要請に基づき、市の施策に関する説明のための講師を派遣する制度でございますが、4月28日から10月29日までの間に、
家庭ごみ有料化に関しまして31会場にて説明会を開催し、1,984人の御参加をいただきました。
その他の説明会につきましては、
自治委員や
クリーン推進委員の皆様への説明会のほか、
全日本不動産協会会員研修の場をおかりして説明を行うなど、4月4日から6月25日までの間、80会場において3,002人の皆様に御説明を行ったところでございます。
恐れ入ります。
報告事項の1ページにお戻りいただいてよろしいでしょうか。
この1点目の最後に下線を引いておりますけれども、
制度開始までに実施いたしました説明会の
合計参加人員は3万1,875人となっているところでございます。
2点目の、
日本文理大学及び
大分大学の1、2年生を対象とした
有料化制度の説明会につきましては、1点目で御報告いたしました、
まちづくり出張教室に実績として含まれておりますけれども、大学周辺の
アパート等に設置された
ごみステーションにおける
排出マナー向上のため、説明会を実施したものでございます。
具体的には、9月29日に
日本文理大学の1、2年生650人、10月9日に
大分大学の1、2年生125人、10月29日に
日本文理大学野球部員200人となっているところでございます。
3点目の、
各種学校への
有料化制度等の
市民説明会ポスター及びチラシの掲示依頼でございますが、13
地区市民説明会につきましては、より多くの皆様に御参加いただくため、
各種学校に対しましても
ポスター等の掲示を依頼したものでございます。
ここでまた資料の3ページをごらんいただきたいと思います。
9月8日から9日にかけまして市内に所在いたします26の
各種学校に対しましてポスター及びチラシの掲示をお願いしてまいりました。
報告事項の1ページに戻りますが、4点目の、
テレビCM、
ラジオCM、
新聞広告による広報でございますが、
テレビCMにつきましては9月15日から11月7日までの間、OBS64回、TOS70回、OAB68回、OCN──
大分ケーブルネットワークで248回、STV──
佐賀関テレビ186回、OCT──
大分ケーブルテレコム54回の、合計690回、
ラジオCMにつきましては9月15日から11月14日までの間、OBS80回、エフエム大分17回の、合計97回、
新聞広告につきましては10月30日から11月4日までの間、
大分合同新聞、読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、
西日本新聞の主要5紙において、1社につき3回、合計15回掲載したところでございます。
5点目の、
視覚障害者の皆様への対応といたしまして、市報おおいた8月15日号とあわせまして、
有料化制度の概要の点字訳77部、音声吹き込みCD50枚を作成し、必要とする皆様へ配布するとともに、
公民館等にも配置をしたところでございます。
引き続き、資料に基づき御報告いたしますので、4ページをごらんください。
6点目の、外国人の皆様への周知につきましては、大分市
国際交流WEBサイトにおいて、新着情報の次にトピックスがございます。その1段目にございますように、10月10日より
家庭ごみ有料化制度の概要につきまして、以前、委員会で御報告しておりますけれども、英語版、中国語版、韓国語版、これを掲載し、周知を図ったところでございます。
報告事項の2ページにお戻りください。
7点目の、お試し袋の配布についてでございますが、
指定ごみ袋5種類を各1枚、分別事典、
指定ごみ袋取扱所一覧を掲載した
リサイクルおおいた、これを同封いたしましたお
試し袋セットを8月22日から9月26日にかけまして全世帯へ配布いたしました。このことにより、説明会に参加できなかった皆様への周知ができたものと考えております。
8点目の、
ごみステーションへの
有料化実施時期等の周知看板の設置につきましては、市内に1万926カ所ございます
ごみステーションのうち、看板を取りつけることが可能な1万468カ所に看板を設置し、周知を図ったところでございます。
9点目の、
清掃指導員による
ごみ出しマナーアップ及び職員による
ごみステーションでの早朝
啓発活動の実施でございますが、10月1日から10日までの間、各地区から抽出した
ごみステーション45カ所において、
清掃業務課の
清掃指導員79人で制度の周知及び
啓発活動を行いました。10月14日から31日までは、全庁的な
取り組みとして、各部局の管理職を含む職員658人が全自治会から抽出した
ごみステーション約2,400カ所において、早朝の
啓発活動を行いました。11月の
制度開始以降は、3日早朝に市長を初めとする特別職5名などによる早朝
啓発活動のほか、自治会からの要望を受けて
清掃指導員延べ115人が66カ所の
ごみステーションにおいて
啓発活動を行いました。
10点目の、大分市
指定収集袋作製等業務委託の状況につきましては、また別添資料のほうになりますけれども、5ページをごらんください。
この5ページの分は、既に御報告しておりますけれども、これまで実施いたしました入札の実績について記載をしております。
次に、資料の6ページをごらんください。
第3回定例会において、平成26年度
補正予算の議決をいただきまして、10月9日に実施いたしました平成26年度分の袋に係る入札の結果でございます。製品は、国内製、海外製を問わないこととし、大袋45リットルから特小袋10リットルまでの4種類、合計404万2,000枚を一括で入札いたしましたところ、
プラテック株式会社が落札いたしました。なお、製造工場の所在地はベトナムでございます。
次に、資料7ページをごらんください。
債務負担行為に基づき、平成27年度分の袋の作製につきまして、同じく10月9日に入札を実施いたしました結果でございます。製品は、国内製、海外製を問わないこととし、この入札につきましては作製枚数が多いため袋の種類ごとに入札を実施いたしましたところ、45リットルは
プラテック株式会社、30リットルは
アルフォーインターナショナル株式会社九州支店、20リットルは
協和包材株式会社、10リットルは
有限会社大分ポリエチレン加工所、5リットルは
丸尾株式会社が落札いたしました。なお、製造工場の所在地は、
プラテックがベトナム、残り4社は中国でございます。
引き続き、資料に基づいて御報告いたしますので、資料の8ページをごらんください。
11点目のうち、大分市
指定有料ごみ袋取扱所数についてでございますが、現在も随時募集して受け付けておりますので、取扱所の数は、以前御報告いたしました7月15日現在の434店舗から、11月30日現在、54店舗ふえ488店舗となっております。なお、自治会による取り扱いの希望は、これまでのところございません。
次に、資料の9ページ、平成26年度
指定有料ごみ袋の
配送実績についてをごらんください。
まず、1の納品、
配送実績等の右端の計の欄をごらんいただきたいと思います。今年度の納品予定は3,064万7,000枚で、既に2,205万8,000枚が納品済みであり、このうち967万8,500枚を店舗へ配送しておりますので、現在の市の在庫は1,237万9,500枚となっております。
また、2の
配送実績の経過につきましても、同じく計の欄をごらんいただきますと、
販売開始前に494万5,000枚を店舗へ配送し、10月の追加発送、これが238万枚、11月が235万3,500枚となっており、想定いたしました1カ月の必要枚数210万枚を若干上回っている状況にございますが、懸念された
買いだめ行動などは見られませんでした。
なお、3の
配送実績の割合をごらんいただきますと、
販売開始前、店舗からは45リットルの発注が最も多くございましたが、10月、11月と45リットルの発注量が減少しており、それにかわって20リットル以下の発注量がふえてきていることが確認されたところでございます。
恐れ入りますが、
報告事項にお戻りいただき、2ページをごらんください。
12点目の、2歳未満の乳幼児のいる世帯等、いわゆる
負担軽減措置の対象となる世帯への一定枚数の
指定有料ごみ袋の配送でございますが、
制度開始前の10月までに対象として確認された1万8,116世帯の皆様へ発送したところであり、今後、当月に対象となられた皆様には、翌月末までにはお手元にお届けできるよう事務処理を行っております。
13点目の、
自治委員、
クリーン推進員の皆様への周知についてでございますが、
ごみステーション設置等補助金の
受け付け期間の延長等について及び
家庭ごみ有料化開始後の
ごみステーション用の
ボランティア専用袋の配布についてのお知らせを、全ての
自治委員、
クリーン推進員の皆様へお送りすることにより周知を図ったところでございます。
14点目の、
ごみステーション設置等補助制度の実績についてでございますが、11月末現在で
申請件数466件、補助額の合計は503万2,900円で、内訳につきましては設置が47件、336万4,700円、改修等が17件、41万4,900円、かぶせネット及びシートが402件で125万3,300円となっており、今後とも
補助制度を推進してまいりたいと考えております。
15点目の、
クリーン推進員校区連絡会議運営費補助制度の実績についてでございますが、11月末現在の総会、
研修会等の開催状況は、10校区で18回の開催であり、このうち申請がございました2校区への補助額は1万4,064円となっております。今後につきましても、
クリーン推進員の皆様と連携しながら、
補助制度を推進してまいりたいと考えております。
次に、
報告事項の3ページをごらんください。
16点目の、ごみ拾い
パートナー登録制度の状況でございますが、11月30日現在、個人、団体を含め388件の登録となっており、御登録いただいた皆様には、それぞれ必要とする枚数の青色の
ボランティア専用袋をお渡しして、
ボランティア活動に取り組んでいただいており、
有料化制度開始の11月以降、
ごみステーションにおける
ボランティアごみの収集に支障はございません。
17点目の、
不法投棄防止のための夜間・休日
特別パトロールの
実施状況でございますが、4月から開始いたしました
特別パトロールは、11月30日現在で夜間40回、延べ262校区、休日21回、延べ78校区を実施したところであり、
パトロールにより9件の
不法投棄を発見し、回収を行ったところでございます。
後ほど改めて御報告いたしますが、
不法投棄の
発見件数につきましては、前年と比べましても大きな変化は認められておりません。
次に、18点目の、生
ごみ処理容器等による
減量化促進事業の実績につきましては、別添の資料10ページをごらんください。
平成25年度と平成26年度の月ごとの
申請件数を比較しておりますが、生
ごみ処理容器購入補助事業では、平成26年度11月末時点において104件増加し、176件、
段ボールコンポスト支給事業では587件増加し、1,089件、
コンポスト容器貸与事業では1,148件増加し、1,768件、
ぼかし容器貸与事業では378件増加し、560件となっており、また、全ての事業において平成25年度の
申請件数を上回っております。
市民の皆様が生ごみの減量に大きな関心を抱いていることがうかがえますことから、今後とも生
ごみ処理容器等による
減量化促進事業のさらなる啓発を進めてまいります。
引き続き、資料に基づいて報告いたしますので、11ページをごらんください。
19点目の、
家庭ごみ有料化後1カ月の
排出状況等についてでございますが、これは12月2日に委員の皆様方にお配りしておりますことから、要点のみ御説明をいたします。
1の概要のうち、燃やせるごみの
排出状況でございますが、
指定有料ごみ袋の使用率は、定点21カ所の1カ月の平均で99%でございます。
違反シールの数は、週を追うごとに減少している状況でございます。
次に、燃やせないごみの
排出状況でございますが、
指定有料ごみ袋の使用率は、定点21カ所の1カ月の平均で91.6%でございます。燃やせないごみにつきましては、月1回の収集でございまして、1カ月で市内全域を収集することになりますので、今後、
違反ごみの減少に向けた各種の
取り組みを行う中で、
違反ごみの状況につきましても把握してまいりたいと考えております。
次に、
清掃工場、
リサイクルプラザへの搬入状況でございますが、燃やせるごみ、燃やせない
ごみともに前年同月比で減少となっており、資源プラにつきましては増となっております。
不法投棄の
発見件数ですが、先ほど御報告いたしましたとおり、前年度と比べましても大きな変化は認められておりません。
2の今後の
取り組みについてでございますが、現状、燃やせるごみ、燃やせないごみについて
指定有料ごみ袋以外での袋の排出が多い
ごみステーションのうち、自治会から
啓発活動の要望がございました
ごみステーションにおきまして、早朝
啓発活動を実施しております。
さらに、今後は、
指定有料ごみ袋以外の袋での排出や不適正な排出が続くなど、
排出ルールの改善が必要な
ごみステーションにおいては、自治会や
クリーン推進員の皆様と連携を図りながら
啓発活動を行ってまいります。
ごみステーションでの
啓発活動等の
実施状況及び計画についてでございますが、11月には自治会からの御要望により、
ごみステーションでの早朝
啓発活動を66カ所で実施しております。また、13ページにございますとおり、ホームページにおいて、
指定有料ごみ袋の使い方の事例を掲載し、正しいごみの出し方について周知しているところでございます。
次に、今後の計画についてでございますが、
違反ごみ袋の排出が多い
ごみステーションにおいて、啓発看板の設置、職員による啓発、
チラシ配布を行ってまいります。
また、
違反ごみ袋の排出が多い集合住宅におきまして、管理会社やオーナーへの指導を行うこととしております。
次に、
ごみ減量・
リサイクルの推進についてでございますが、今後は、ごみ排出量の推移や検証結果を定期的に市民の皆様に公表しながら、さらなる
ごみ減量・
リサイクルの推進に市民の皆様と協働して取り組んでまいりたいと考えております。
○
藤田委員長
ただいまの報告に対して質問等はありませんか。
○大石委員
報告事項2ページの12番目の、2歳未満の乳児のいる世帯への配布ですが、これは当月に確認したら翌月末に発送すると言っていましたが、約1カ月ありますので、例えば、出生届や転居届を出されたときに、その間の分のごみ袋を手渡しすることはできないでしょうか。
○
志堂寺環境部次長兼
清掃管理課長
この
負担軽減措置につきましては、当初、市民の皆様へお渡しする方法として、出生届を出されたときに窓口で全部お渡しするということを考えたのですが、窓口での対応が難しいということがございました。委員がおっしゃっているのは、1カ月分だけということでしょうけれども、それも難しいということでありまして、現在、私どもが全て配送するという形で行っているところでございます。
○大石委員
なるべく早く手元に届くようにお願いします。
○
藤田委員長
ほかにありませんか。
○福崎委員
有料化されて、ごみの出し方が若干変わったと聞いているので、今までの出し方とどう変わったのかを比較している資料をいただきたいです。市民の皆さんからいろいろと問い合わせが来ていますが、そういう説明が今までなかったので、例えば、プラスチック、トレーなどの出し方が、今まではこうで今回からはこうなりましたというような比較をしている資料を提出していただくように要望します。
○
志堂寺環境部次長兼
清掃管理課長
燃やせるごみ、燃やせないごみは
指定有料ごみ袋で出していただくというところが変わった点ですが、資源プラ等は、これまでどおり透明、半透明の袋で出していただくということで変更はございません。
ただ、これまでなかったものとして、市民の皆様には資料を提供して御説明をしていますけれども、長尺物につきましては、1メートルの長さで10センチ以内の束に縛っていただいて、一番小さい袋でもよろしいですから、真ん中に有料のごみ袋を縛りつけて出してくださいというのが新しい出し方になろうかと思います。それにつきましては、市民の皆様にも、ごみの出し方ということで御説明をしてまいりました。その資料につきましては、委員に御提出したいと思います。
○
藤田清掃業務課長
委員が言われたのは、市民の方々のごみの出し方が変わったのか、それとも、ごみの出し方の指導方法を変えたのか、どちらの資料でしょうか。
○福崎委員
今までは、トレーは、汚れているなら、もうそのまま可燃物に入れて出していいというような指導をされてきたと思うのですが、今度は洗って出しなさいということで、出し方が変わっているはずですが。
○
藤田清掃業務課長
これまでもトレーやプラスチックの弁当等の殻につきましては、洗って出していただくようにお願いをしておりまして、説明会においても同じような説明をしておりますので、その辺の変わったようなところは大してございません。
○福崎委員
とりあえず資料をください。
○
藤田委員長
ほかにございませんか。
○
福間委員
ペットボトルなどの資源ごみも有料袋で出している人がいますが、この1カ月間、どうでしたか。
○
藤田清掃業務課長
先日の一般質問でもございましたけれども、そういう方々がまれに見られます。それほど多くはないですけれども、全体でそれが幾つぐらいあるかというのはなかなかつかめないものがございますが、さらに周知を図ってまいらなければならないと思っております。
○
藤田委員長
ほかにありませんか。
○
安東委員
3ついいですか。
1点目は、
報告事項の1ページですが、1番の説明会から6番の外国人への周知まで、
家庭ごみ有料化の広報等を非常に頑張られているのですけれども、これらにかかった費用はどのぐらいですか。
2点目は、
ごみステーションの
補助制度について、これはほかの制度でよくあるのですが、もう今年度の分は終わりということはないのかどうか。1年間ずっと、申請して補助を受けられるのか、お尋ねします。
それから3点目は、
不法投棄について、件数はあまりふえていないということですが、中身の変化はないのか。どういう中身なのか、その辺がわかれば教えてください。
○
藤田清掃業務課長
順番が前後しますが、2番目の
ごみステーションの
補助制度についてですけど、これにつきましては、2月の末まで受け入れをしているという状況でございます。3月いっぱいに工事等が終わるようであれば、3月いっぱいということですが、基本的に2月の末まで受け付けしております。
○
安東委員
毎年度、そうなるのですか。
○
藤田清掃業務課長
はい、そうなります。
○
村谷環境部次長件
産業廃棄物対策課長
3点目の、
不法投棄についてでございます。
状況を見ますと、11月は30件という数字が出ております。過去5年間の月平均の件数は24件ぐらいといったことから、特段の変化はありません。種類につきましては、家庭系のごみということで家電類を初めとするもので、その辺についても特段の変化はございません。
○
志堂寺環境部次長兼
清掃管理課長
周知に係る費用でございますけれども、
家庭ごみ有料化制度の説明資料につきましては、前年度に既に用意しておりましたので、これを別にいたしますと、6点目までの中で、一番多くかかっているのは
テレビCM等の費用になろうかと思います。これが約1,100万円かかっております。ほかは、職員が行って説明することになりますので、費用としてはほとんどかかっておりません。
○
藤田委員長
ほかに質問はございませんか。
○国宗副委員長
ごみステーションの補助金の関係ですけど、
報告事項に数字が書いてありましたが、これは当初の予定どおりの件数と金額なのか。また、新設に対する補助金が8万円だったと思いますが、それが適正なのかということについて、立派な
ごみステーションを建てているところもあって、補助金が少ないという意見も聞いているのですけど、その辺を教えていただけませんでしょうか。
○
藤田清掃業務課長
ごみステーションの補助金につきましては、予算額は1,800万円でございますが、各自治会が今年度に予算を上げていないという状況もございまして、こちらの見込んでおりました数には、まだ達していないという状況でございます。
それから、金額につきましては、新設に20万円程度かかることが多いのですけれども、補助金はその金額の半分を少し下回る8万円、改修は3万円ということで設けております。場所によってはもっと多く、30万円や40万円かかるようなステーションもございまして、8万円では少ないのではないかという状況がうかがえるところもございます。多くのところでは、この8万円というのが、よいところではないかと思っておりますけれども、いろいろな状況がございますので、もう少し検討させていただければと思っております。
○国宗副委員長
おっしゃるとおりだと思いますので、ぜひ、実情をもう一回確認されて、一律8万円という考え方をもう少し柔軟にしていただけるとありがたいと思います。予算に達していないということですから、そのあたりはもっと何か考えられると思いますので、ぜひ検討をお願いいたします。
○
藤田委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
続いて、環境対策課、お願いいたします。
○
伊藤環境対策課長
報告事項2、平成26年度
アライグマ防除実施事業について御説明をさせていただきます。
アライグマ防除実施事業につきましては、6月の
厚生常任委員会にて御報告をさせていただきましたが、今回につきましては、その後の
取り組みなどにつきまして御報告をさせていただきます。
報告事項の4ページをお願いいたします。
まず、これまでの主な
取り組みについてでございますが、7月7日から11日の5日間、アライグマ対策の第一人者であります北海道大学の池田透教授を招聘いたしまして、生息が確実な大在、坂ノ市地域を初め、大南地域の現地調査を行いまして、これまでの
取り組み及び今後の対策等につきまして意見交換を行ったところでございます。
池田教授からの主な意見といたしましては、大分市アライグマ防除実施計画を進めていく上では、地域との連携、協働が必要不可欠である、また、大野川が天然の防除ラインとなっており、大野川東部の大南地域におけるアライグマの生息状況の把握を行うことが重要である、また、防除講習会を開催するなど、市民へのアライグマ問題の普及啓発が必要であるなどの意見をいただいたところでございます。
池田教授からの意見を踏まえまして、目撃情報が多い大在、坂ノ市地域にて、改めて地域の方々と協働いたしまして、7月より事前のモニタリング、一斉捕獲、さらに、地域を絞り込む中で11月より再度の事前モニタリング、一斉捕獲、事後モニタリングと、計画的に取り組んできたところであります。その結果、計3頭の捕獲をしたところでございます。
また、10月には丹生校区公民館におきまして防除講習会を開催いたしまして、38名の方々の登録をいただいたところでございます。
現在は、一木、久土、丹生の事後モニタリングを行っておりまして、来年の2月ごろから三たび、丹生校区におきまして事前のモニタリング、一斉捕獲、事後モニタリングを予定しているところでございます。
また、3月中旬には、坂ノ市公民館において改めて防除講習会を開催する予定でございます。
5ページをお願いいたします。
大南地域の
取り組みといたしまして、大野川東部の下戸次、中戸次、上戸次、吉野の4地域におきまして、アライグマの生息状況の把握を行うため、8月13日より11月28日までの約3カ月半、監視カメラ等によるモニタリング等を実施いたしました。その結果、中戸次、上戸次におきまして生息を確認することができ、12月の中旬より捕獲作業を実施する予定でございます。
さらに、11月中旬から12月上旬にかけまして、戸次、判田、竹中、吉野校区の
自治委員73名を対象にいたしまして、アライグマの特徴などを知っていただくための説明会を行うとともに、来年1月の講習会に向けまして、地域の皆様方に対しまして、開催のチラシの回覧等によりまして参加を呼びかけているところでございます。
今後とも、大南地域におきましては、アライグマ問題の普及啓発を行う中で、できるだけ多くの方々に捕獲従事者になっていただきまして、地域の皆様と協働して計画的なアライグマ防除の
取り組みを実施してまいりたいと考えております。
次に、防除の講習会についてでございますが、大在、坂ノ市及び大南地域以外において、来年の2月から3月にかけまして大分市役所、鶴崎支所、稙田支所にて開催する予定でございます。
また、捕獲の頭数についてでございますが、4月から11月までに38頭捕獲をいたしまして、捕獲従事者の登録者数につきましては334名となっております。
○
藤田委員長
何か質問等はありませんか。
○
安東委員
東部と大南でふえているのでしょうけれども、やはり早急に全市的に取り組む必要があるのではないかと思います。実は稙田地区で見かけた、捕まえたという人がおります。ただ、私も実際に見ていないので、本当にアライグマかどうかはわからないのですけれども、もうそっちまで来ていて広がっているのではないかと思いますので、対策をよろしくお願いします。
○
伊藤環境対策課長
目撃情報につきましては、平成25年度におきましては年間74件だったのですが、26年度におきましては11月末までで109件、アライグマではないかというようなものを含めまして目撃情報等々が寄せられておりますので、今、委員が言われましたように、全市的な
取り組みにつきましても計画的に取り組んでまいりたいと思っております。
なお、そういったお電話等々がございましたら、すぐさま職員が参りまして、アライグマかどうかの確認をするようにしているところでございます。
○
藤田委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
藤田委員長
以上で、本委員会に付託されました全ての案件の審査を終了いたしました。
なお、会議規則第104条の規定により、お手元に配付の委員会の継続調査事件について、それぞれ閉会中の継続審査及び調査ができるよう議長に申し入れたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
藤田委員長
ここで、
利光環境部長より発言を求められておりますので、許可をいたします。
○
利光環境部長
委員の皆様方には、定例会における委員としての任期の最後の
厚生常任委員会となりますことから、この場をおかりいたしまして、環境部を代表して一言お礼を申し上げたいと思います。
藤田委員長、国宗副委員長を初め委員の皆様方におかれましては、昨年の第1回定例会以降、2年間にわたり本委員会におきまして、環境部の予算を初め、重要案件を御審議いただく中で、大局的見地から示唆に富む御指導、御提言を賜り、まことにありがとうございました。
特に、委員の皆様には、
家庭ごみ有料化制度の導入に際しまして、幾度となく慎重な御審議をいただき、御指導いただく中で、新しい制度を開始することができました。これによりまして、限りない可能性を秘めた本市の将来の世代へ、健全で恵み豊かな環境を手渡していく一つの道筋をつくることができたものと考えております。
また、
家庭ごみ有料化制度のみならず、環境部の取り組むべき各種施策につきましても順調に推進することができておりますことに対しまして、委員の皆様方に衷心より重ねてお礼を申し上げる次第でございます。
今後とも、環境部の重要課題であります
ごみ減量・
リサイクルの推進を初め、地球温暖化対策などの
取り組みを着実に推進してまいる所存でございますので、引き続き御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
終わりになりますが、これから年末年始にかけ、一層寒さが厳しくなる時節柄、委員の皆様方におかれましては、くれぐれも御自愛くださり、輝かしい新年を迎えられますよう御祈念申し上げますとともに、これまで賜りました御指導、御鞭撻、御厚情に重ねてお礼を申し上げ、挨拶とさせていただきます。
大変お世話になりました。ありがとうございました。
○
藤田委員長
それでは、委員会を代表いたしまして、御挨拶させていただきます。
利光部長から、私ども委員に対しましての御慰労の言葉をいただきまして、本当にありがとうございました。
今、部長のお話の中にもありましたが、この2年間の中で、環境部に関する大きな案件は、やはり、
家庭ごみ有料化ではなかったかという気がいたしておりますし、私どもも2年間、委員としてやってきたわけでございますが、本当に私どもの記憶に残る審査ではなかったかと考えております。
先ほど部長が、将来の子供たちのために、世代のためにいいものを残していきたいというお話をされましたが、今回の有料化は市民に負担をおかけしたわけでございますので、市としては減量をやるのだという意気込みを市民の皆さん方に強く出しながらやっていくことが大事ではないかと思っております。そういうことが次世代の方々のために大事なことではないかと考えておりますので、ぜひ、これからも、ごみの減量を含めて
環境行政に取り組んでいただければと思います。
私どもは2年間でしたけど、この
家庭ごみ有料化の問題については恐らく何年も取り組んでこられたのではないかという気がいたしておりまして、そういった皆さん方の意気込みが今回の有料化につながったのではないかと感じております。特に、昨年に決まった以降も、本当にかなりの回数の自治会での説明会、あるいは実地での指導など、いろいろな面で本当に一生懸命、皆さん方にやっていただいたおかげではないかと思っておりますので、このような経験をこれからの
環境行政の中に、ぜひ生かしていただきますよう、お願いしたいと思っております。
私どもも、2年間、大変皆さん方にお世話になりましたことをお礼申し上げて、挨拶にさせていただきます。大変、ありがとうございました。
それでは、最後に、あすの予定を確認いたします。
あす12月11日は管内視察を10時から行います。放送がありましたら議会棟玄関前にお集まりください。
本日はこれにて散会をいたします。
午前11時11分散会...