この問題に関しては
情報公開はしっかりするということをやっぱりちゃんと宣言していただいて、
情報公開していただきたい。特に
口ききに関してはないと思うんじゃなくて、あることを前提にやっていただきたいと要望しておきます。
◆
小泉たま子 委員 先月の
報告でワークショップ、それから職員からの
提案を入れるということだったんですけれども、どのようにこの中に反映していくのか、それをお聞きします。
◎
秋山 庁舎整備担当課長 まず、職員のワークショップでございますが、現在行っている真っただ中でございます。各領域のほうから若手を含めまして三十名の職員の方に参加をしていただきまして、今後、先ほど御予定で
説明をさせていただきましたが、
基本設計の案の
中間報告に向けまして、職員自身が働く執務環境の
部分で、どのように考え、そしてどういう
工夫ができるかという観点について、各現場も含めての今
考え方ということを
議論していただいております。
今後、その御
議論、それから
内容を踏まえまして、執務環境の働き方分科会がございますので、こちらを通して全庁のほうとしての
考え方をまとめまして、
中間報告というところで、執務環境の
考え方のところで何か追加、
修正等があれば、そちらのほうをしてきたいというふうに考えております。
また、昨年、若手のワークショップを行いました。そちらの御
意見のほうは、今現在お示ししております
基本設計方針の中に具体的には入っております。具体的な中身といたしましては、やはり他課との壁があると連携がとりづらいという
意見を若手のほうから多くいただきましたので、そちらを踏まえまして、今回オープンフロアというところを前提に執務環境をやっていくというところで、その
方針を盛り込んでございます。
◆
小泉たま子 委員 このたびの
一般質問で、執務環境、それから調査とか職員数、
会議室数、文書、相談窓口、こういうことについて、
現状分析をした
数字が出たわけですけれども、これは
現状分析するということは、課題認識があってこその分析であって、ただ分析ではだめだということで、やっぱりあるべき姿を示しなさい、示すべきだということを申し上げました。
それからもう一つは、それに対して、今後の
設計の中で関係部署と連携して何かやっていくということをおっしゃっているんですね。それから、行政改革と本
庁舎整備についてもそのことを申し上げております。ところが、先ほど今回の議会も踏まえて改正案をここに
方針として出したとありますけれども、一切そういうことは反映されていない、何も考えていなくて載っていないわけですね。これに書かれていない。きょうも
説明ではありませんでした。
やはりあるべき仕事の姿なくして、あるべき
庁舎の姿って私はないと思うんですよ。そこはどうしても私は理解できなくて、淡々と
庁舎の
整備が進んでいって、しかし、行政改革は別個に考えているということが、本当に私はそれが、これから担う
区民やこれから働いていく職員に対しては
説明ができない、そのように思うんですね。そのあるべき姿というのは本当にどのように、いつ出そうとしているのか、それをきょうお聞きしたいんです。二十年、三十年後、四十年後の
世田谷区のあるべき姿、それをなくして
庁舎の姿というのは私は描けないと思うんですけれども、そこはどうお考えでしょうか。
◎
秋山 庁舎整備担当課長 まず、先般の
定例会のほうで御
質問をいただいております。区側からも含めまして、あるべき姿というところにおきまして、将来を見据えた行政組織改革と本
庁舎といたしまして、答弁は一部ダブりますが、フラットな組織と透明性の確保等、マッチングの推進、地域行政の推進、都区制度改革と自治権の拡充の推進という
部分を念頭に置きまして本
庁舎等の
整備を進めております。
今後、先ほどもございましたが、庁内の本
庁舎等整備推進
委員会の中で、当然、先ほど言いました働き方の
部分に関して分科会を設けております、そちら、それからまた、働き方改革推進
会議というのもございますので、そちらのほうとも連携を図りながら、引き続き働き方改革に向けまして、本
庁舎等整備、こちらのほうはハードの
部分の
整備でございますので、そこも含めまして、あわせて、今
委員からございましたとおり、区側として三十年後、五十年後の将来を見据えまして、現
段階で予測できない
部分もあるかと思います。そちらの
部分の変化にも対応できるような形で、
機能的で柔軟性のある本
庁舎を目指してまいります。
◆
小泉たま子 委員 フラットな組織と透明性の確保が一つ、マッチングの推進が一つ、地域行政の推進が一つ、都区制度改革と自治権の拡充の推進、これがあるべき姿だと区はおっしゃっているんですけれども、一つとれば、地域行政の推進、これはどういうために地域行政が変わっていかなきゃいけないか、変えなきゃいけないかということがあるべき姿だと思うんですね。だから、こういうことを課題としていますよということとあるべき姿は違うと思うんですね。そこのところが非常に私は一体何なのだろうかと思って、不信感を持たざるを得ないし、私が言っているあるべき姿、これをきちっとやっぱり出して、見えない限りは、私はきょうの
説明はとても納得できませんし、認めるわけにはいかないということを申し上げておきます。
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○
桜井稔 委員長 次に、(2)その他ですが、何か
報告事項はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
桜井稔 委員長 特になければ、以上で
報告事項の聴取を終わります。
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○
桜井稔 委員長 次に、2閉会中の
特定事件審査(調査)
事項についてお諮りいたします。
1. 自治権の拡充及び財政権の確立について
2. 公共
施設整備について
3. 地域行政制度について
4. 国公有地等の
対策について
5. 本
庁舎整備について
とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
桜井稔 委員長 異議なしと認め、そのように決定いたします。
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○
桜井稔 委員長 次に、3
協議事項に入ります。
(1)次回
委員会の開催についてですが、次回
委員会は、前回の
委員会で決定しましたが、七月二十五日水曜日午後一時から開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
桜井稔 委員長 それでは、そのように決定いたします。
以上で
協議事項を終わります。
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○
桜井稔 委員長 その他何かございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
桜井稔 委員長 特にないようですので、以上で本日の
地方分権・本
庁舎整備対策等特別委員会を散会いたします。
午前十時三十八分散会
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署名
地方分権・本
庁舎整備対策等特別委員会
委員長...