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  1. 世田谷区議会 2018-06-20
    平成30年  6月 公共交通機関対策等特別委員会−06月20日-01号


    取得元: 世田谷区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    平成30年  6月 公共交通機関対策等特別委員会−06月20日-01号平成30年 6月 公共交通機関対策等特別委員会 世田谷議会公共交通機関対策等特別委員会会議録第四号 平成三十年六月二十日(水曜日)  場  所 第五委員会室  出席委員(十二名)    委員長         中村公太朗    副委員長        田中優子                河野俊弘                山口ひろひさ                ゆさ吉宏                和田ひでとし                河村みどり                津上仁志                江口じゅん子                上川あや                すがややすこ                ひうち優子  事務局職員    議事担当係長      末吉謙介    調査係主事       仲松孝文
     出席説明員   道路交通政策部    部長          小山英俊    交通政策課長      堂下明宏    副参事         鎌田順一   土木部    部長          五十嵐慎一    交通安全自転車課長   大橋 聡   ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 本日の会議に付した事件  1.報告事項   (1) 京王線連続立体交差事業について   (2) その他  2.請願継続審査について  3.閉会中の特定事件審査調査事項について  4.協議事項   (1) 次回委員会開催について   ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇     午前九時五十九分開議中村公太朗 委員長 ただいまから公共交通機関対策等特別委員会を開会いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 本日は、報告事項聴取等を行います。  それでは、1報告事項聴取に入ります。  まず、(1)京王線連続立体交差事業について、理事者説明を願います。 ◎堂下 交通政策課長 それでは、京王線連続立体交差事業につきまして報告いたします。  まず、主旨でございます。平成二十六年二月に東京都が事業認可を取得いたしました京王電鉄京王線、笹塚駅〜仙川駅間の連続立体交差事業でございますけれども、事業に必要な用地取得につきましておおむね半分強を取得したところでございます。そのような中、連立事業及び鉄道附属街路事業並びにつけかえ道路に関する工事進捗状況報告するものでございます。  昨年度の整備実績と今年度の整備予定につきまして御報告いたします。まず、平成二十九年度の実績でございます。事業範囲全体図と拡大図をあわせてごらんいただければと思います。鉄道附属街路一四号線の一部、こちらは千歳烏山駅の南側となりますけれども、下水道工事を行っております。また、あわせて、当該箇所及びつけかえ道路A、つけかえ道路Aにつきましては、代田橋側部分の環七までの区間となりますけれども、道路工事のための設計業務を行っております。次に、今年度の予定でございます。まず、昨年度、下水道工事を行いました千歳烏山南側附属街路一四号線の一部の道路整備工事、また、附属街路一六号線の一部、こちらは桜上水駅の南側となりますけれども、その一部と、代田橋駅付近のつけかえ道路A下水道工事を行います。また、企業者工事という形になりますけれども、つけかえ道路E、こちらは明大前駅の南側となりますけれども、下水道工事を行います。また、今年度、下水道工事を行います附属街路一六号線の一部及びつけかえ道路E道路工事設計を行いまして、両カ所につきましては、平成三十一年度の工事予定しております。  恐れ入りますが、裏面をごらんいただければと思います。鉄道工事予定でございます。本連立事業につきましては、工事区間といたしまして八工区に分けて行うこととなりますが、本年度より、記載のとおり白い四角で囲みました代田橋周辺明大前周辺芦花公園周辺千歳烏山周辺の四工区につきまして鉄道施設工事に着手する予定でございます。工事詳細等が決まりましたら改めて御報告いたします。  報告は以上でございます。 ○中村公太朗 委員長 では、ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆江口じゅん子 委員 今、鉄道工事に着手するというふうにおっしゃっていましたけれども、具体的な内容はこれから事業者から情報提供があるということですけれども、大体の概要というか、今わかる範囲で教えていただきたいんです。 ◎堂下 交通政策課長 まず、今年度から着手ということになるんですけれども、基本的には、仮囲いですとか、準備工といいますか、そういった工事想定しているというふうにお聞きしております。 ◆江口じゅん子 委員 事業者からそういった本格的な情報提供があるのは、いつごろというのはわかりますか。 ◎堂下 交通政策課長 未定でございますけれども、今後、こういった大がかりな工事になっていくと予想されますので、しっかりと地元方々情報提供するように要望していきたいというふうに思います。 ◆すがややすこ 委員 これから始まる工事によって、今ある道路が使えなくなるとか閉鎖されるみたいなことは別にないんですか。 ◎堂下 交通政策課長 まず、連立事業によって既存道路鉄道施設のほうになるというところにつきましては、事前に新たな道路をつくりまして既存道路を廃止するというような工程を組んでやるというふうに聞いております。ただ、例えば工事車両関係で、例えば一方通行のところをどうしても逆走しないとだめだとか、そういったことはあり得るんじゃないかなというふうに想定しておりますので、その辺につきましては交通管理者と協議し、影響する沿道の方々等情報提供をしながら進めていくんだろうというふうに思っております。 ◆河村みどり 委員 改めて、昨年ちょうどこの連立事業に伴っての土地の取得状況が大体半分程度というふうに伺っているんですけれども、直近状況というのがもし今わかれば、どの程度進んでいるかだとかというのをちょっと教えていただけますか。 ◎堂下 交通政策課長 これまで御報告したものにつきましては、半分弱というような御報告をしたかというふうに思います。直近の二十九年度末段階でおおむね半分強というお話東京都から聞いております。 ◆和田ひでとし 委員 二十六年二月に着工して、事業認可から四年半ぐらい経過して、当初の予測と比べてというか、大まかでいいんですけれども、例えばかなりおくれているだとか、想定どおりだとか、その辺の表現というのはどういうふうに言えますか。 ◎堂下 交通政策課長 事業認可期間が十年間というところで、用地取得をまずはしっかりとやっていくということで、想定よりはなかなか予定どおりにはいかないなというところを担当者としては話し合っているというような状況です。ただ、用地取得がおおむね半分以上になったというところで、全部用地取得が完了してから工事ということではおくれるということがありますので、今回御説明したように、本来であれば、規模が大きい工事のほうが安くできるということがあるかと思いますけれども、街区単位でできるところからやっていくと。そういう中で、東京都、京王電鉄ともお話ししてやっているというようなところでございます。それが今回こういった形で、若干規模は小さいところですけれども、街区単位でできるところはやっているというようなことでございます。 ◆和田ひでとし 委員 そうすると、現時点想定される工事完了時期というか、いつごろというのは言えますか。 ◎堂下 交通政策課長 現時点では、事業認可期間平成三十四年度ということでございますので、平成三十五年三月ということになります。残り少ない期間となっておりますけれども、まずはしっかりと用地取得をして、できるところから工事を進めていくという形で、何とか事業期間内におさまるように、東京都、京王電鉄関係自治体とあわせて慎重に取り組んでいきたいというふうに思っております。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 では次に、(2)その他ですが、その他報告はございますか。 ◎鎌田 副参事 外環事業に関するオープンハウス開催ということで御報告させていただきます。資料がなくて申しわけございません。  外環事業を施行する国より、来月の七月四日水曜日から八日日曜日までの間に、沿線区市の七カ所におきましてオープンハウス開催するとの情報提供がございましたので、御報告させていただきます。  世田谷区内では、七月七日土曜日に東名ジャンクションの喜多見七丁目常設会場、八日日曜日に中央ジャンクションの北野三丁目常設会場オープンハウス開催されるとのことでございます。二十二日から住民皆さんに配布を予定しているお知らせがございますが、本日中に事前に区のほうに届くということでお話を聞いております。届き次第、また皆様方にはポスティング等によりお知らせさせていただければと思いますので、よろしくお願いします。  報告は以上でございます。 ○中村公太朗 委員長 ただいまの報告に対して御質疑をどうぞ。 ◆江口じゅん子 委員 オープンハウスパネル展示とかですけれども、内容というのは大体どういうものか把握されていますか。 ◎鎌田 副参事 正式に国のほうからお知らせがあったのが昨日でございますので、その内容についてはまだ把握してございません。 ◆江口じゅん子 委員 内容は把握していないですけれども、今まで何度も入られているので、大体わかると思うんですね。ふだん展示されているものは当然されるでしょうけれども、それプラス世田谷区として、こういったものも住民の方から意見をいただいているので、パネルなり、説明なり、要望するということはあるんですか。 ◎鎌田 副参事 区のほうといたしましては、今のところオープンハウスのところで区から何かを展示するということは考えてございません。 ◆江口じゅん子 委員 区が展示するのではないですよね。事業者さんがやっていることなので、しかし、オープンハウスは私も何度も行きましたけれども、例えば用地取得はこのくらいとか、いろいろ進捗状況に合わせてパネル展示をされていて、それはわかっています。その上で、区として、今住民からこういった要望とかこういった意見も出ていて、例えば、オープンハウスではそういうこともパネルで展示してほしいとか、説明を丁寧にしてほしいとか、そういう要望はしないんですか。 ◎鎌田 副参事 そういった住民の方、区民の方から御意見があるものに関しましては、我々のほうに入った連絡ですとかそういったものに関しましては、事業者のほうに申し伝えるということで、今までもそういった対応をしていると思いますし、これからもそういった丁寧な対応ということでやっていければと思います。 ○中村公太朗 委員長 以上報告事項聴取を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 次に、2請願継続審査についてお諮りいたします。  平二七・一八号「外環東名ジャンクション工事ヤードに姿を現した伝説の『殿山遺跡』を、同事業の『上部空間街づくり』のシンボルにしてくださることを各方面に働きかけてくださることを求める陳情」外二件を閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○中村公太朗 委員長 御異議なしと認め、そのように決定をしたいと思います。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 次に、3閉会中の特定事件審査調査事項についてお諮りをいたします。 1. 交通機関対策について 2. 自転車利用等交通安全対策について 3. 外かく環状道路について とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○中村公太朗 委員長 では、そのように決定をいたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 次に、4協議事項に入ります。  (1)次回委員会開催についてですが、大分飛びますけれども、年間予定である九月五日水曜日午前十時から開催をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○中村公太朗 委員長 それでは、次回委員会は、そのように開催といたします。  以上で協議事項を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 その他、何かございますか。 ◆江口じゅん子 委員 外環についてちょっとお伺いしたいんです。さっきの(2)のところで聞くことだったのかもしれないんですけれども、今、シールドマシンが初期掘進をしているということで、前回の委員会で夏ごろに本掘進だということは聞いているんですが、野川水面に泡がぶくぶくと、そのシールドマシンの位置からだろうということで、ぶくぶく出ていて、地元の方が地元区議を中心に、一体どうなっているんですかといろいろ不安の声をいただいているんですが、外環調整課としてこのことは把握されていらっしゃいますか。 ◎鎌田 副参事 野川から出ている気泡につきましては、我々のほうも把握しているところでございます。昨日も、午前中ですけれども、私は現場を見に行ってまいりまして、少し泡が出ているということは把握しております。 ◆江口じゅん子 委員 行かれたのはわかったんですけれども、事業者側はこの件についてどのように公表しているんですか。 ◎鎌田 副参事 外環事業者ホームページで公表しているんですけれども、こちらのほうの説明によると、地下トンネル工事掘削箇所から圧縮された空気がわずかな地面のすき間を通じて出ているものということで説明を受けております。工事進捗に伴い、この気泡、泡につきましては収束するものというような見解の説明を受けてございます。 ◆江口じゅん子 委員 外環のホームページにも気泡が見られていて、今言われた説明と、野川水面の写真も掲示をされていますけれども、住民の方は大変不安を持っていらっしゃるんです。五月中旬から始まって、日内変動があるというか、泡がぶくぶくというときもあれば、それがちょっとおさまっているということはあるんですけれども、しかし、それが一カ月続いている状況です。そして、現地では警備員の方もいらっしゃって、二十四時間体制でしているということですけれども、この警備員の方は何でついていて、どういう役割があるというのは聞いていますか。 ◎鎌田 副参事 警備員がどこのところに配置されていて、どういう役割でついているかというところにつきましては詳細はわかりませんが、ただ、やはり道路で、工事中の現場でございますので、通行の方が危なくないようにということでついているものかと思われます。 ◆江口じゅん子 委員 そういった程度の把握では本当に困ると思うんです。聞くところによると、外環調整課のほうにも、泡が出ていて、どうなっているんだということで、御不安の声が区民の方から何件か入っているということですし、いろいろな会派さんからもお問い合わせがあるということです。私も現地を見に行って、警備員の方にお話を伺いましたけれども、外環工事に伴って、野川水面に、泡といっても、ぼこぼこと本当に出ていて、それを見ているんですよ、二十四時間体制なんですよと、聞けば現場警備員の方もその程度は答えてくださるので、やはり区としては、地元からいろいろ不安の声があるのに、警備員の方がどういうことで見ているかわからないという程度では本当に困ると思うんです。  一カ月以上も続いていて、ましてや二十四時間体制警備員の方が立っているので、やっぱり住民の方の不安というのがすごく高まっているというのを私は感じているんですけれども、今、地上面に穴もあけて、そこからどばどばと水が出るようなこともあるというふうに住民の方から連絡をいただいたんですが、それについては聞いていますか。 ◎鎌田 副参事 穴につきましては、今回の事業とはまた別のものでございます。 ◆江口じゅん子 委員 そのことも住民の方は知らされていないんですね。私も今回のこととは別のことというのを初めて聞いたんですけれども、副参事は、いつ誰に問い合わせてそのような回答だったのか、詳しく教えていただけますか。 ◎鎌田 副参事 いつ誰にというのは記憶にないんですけれども、私のほうで把握しているのは、東京都が河川を管理するための観測井戸ということで聞いているところでございます。 ◆江口じゅん子 委員 地元の方は、何で泡がぼこぼこしているのかとか、ホームページを見ても、もちろんトップページにすぐこれが出てくるわけではなくて、何度か探っていくうちに気泡が出ていてと、初めてそこにたどり着くわけですし、やはり大深度、地下五十メートルの工事地上部影響がないということで地域皆さんは聞いていたのに、このように野川水面にぼこぼこと泡がたっていることは、今は野川のところだからぼこぼこしているわけですけれども、ほかの地上部だって空気は漏れているわけですね。国分寺崖線のところで空気が漏れているというのが、そのうち水みちになって、例えば地盤沈下とか、いろんな影響につながるのではないかというので、大変不安に感じているんです。  観測井戸のことも、私も今初めて聞きましたけれども、もちろん住民の方はそのことも知らなくて、警備員が立っているすぐのところに穴があいていて、そこから日によって、時間によってだっと出るところもあれば、お湿り程度のところもあるし、それもシートに隠されているのでよくわからないというので、ますますその不安が高まっているという状況だと思うんです。  住民の方に、今何が起こっているのかきちんと事業者側説明をする必要があるし、やはり区としては、地元区としてそのことをきちんと申し入れてほしいという御意見をいただいているんですけれども、区の対応はいかがですか。 ◎鎌田 副参事 我々の部署のほうにも、区民の方からそういった問い合わせ等々ございますし、事業者のほうに不安の声を伝えてくれというようなお話もございますので、そういったお話がある場合には、事業者のほうにも、地域住民の方が不安になっているというようなことで丁寧な対応をしてくれというような話はその都度伝えさせていただいているところでございます。 ◆江口じゅん子 委員 今回の件について、住民の方が説明会を求めているというので、区のほうにもいろいろな住民団体さんからもう既に要望書が届いているとも聞いていますけれども、今回の件で地域から説明会が必要ですよということは事業者には伝えているんですか。 ◎鎌田 副参事 区のほうに今回の気泡の件での要望書というのは、私はまだ把握してございません。済みません。  ただ、先ほども申し上げましたとおり、説明会ですとかそういった御要望があるということは、事業者のほうには申し伝えているところでございます。 ◆江口じゅん子 委員 もう最後ぐらいにしますけれども、外環事業地元にとっては物すごく多大な被害と影響がある事業で、やはりそういった中でも、例えば転居をされたりとか、区分地上権を売買したりとか、それぞれ地元はいろんな思いがありながらも、実際協力していって事業というのは進んでいるかと思うんです。そういう中で、こういった野川の泡がぼこぼこということですけれども、やはりそれに対して、地元の方はすごくセンシティブに、何でこういうことが起きたんだろうと。それが地上にどういう影響があるのかわからないというところでは大変不安を抱えていると思うんです。  事業者は、繰り返し地元の理解と協力をもって丁寧な説明をというふうに心がけていると言いますけれども、私は、見る人しか見ないホームページだけでこういうことがあるので御心配なくということでは、説明というのは成り立っていないと思いますし、やはり地元区としては、地域の方のそういった声をきちんと伝えて、丁寧な対応をしっかり求めていただきたいんです。今回、公共交通機関でこういうふうに問い合わせをしなければこの件についても返答というか、なかったですけれども、本来はこの件はきちんと委員会報告をしてしかるべきだと私は思います。そのことは意見にしておきます。 ○中村公太朗 委員長 以上で本日の公共交通機関対策等特別委員会を散会いたします。     午前十時二十二分散会    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━