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  1. 江戸川区議会 2020-09-08
    令和2年 9月 総務委員会-09月08日-07号


    取得元: 江戸川区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    令和2年 9月 総務委員会-09月08-07号令和2年 9月 総務委員会 令和2年9月 総務委員会会議録 ●日時 令和2年9月8(火) ●開会 午前10時00分 ●閉会 午前10時53分 ●場所 第1委員会室出席委員( 9人)   高木秀隆  委員長   川瀬泰徳  副委員長   本西光枝  委員   栗原佑卓  委員   中津川将照 委員   大西洋平  委員   瀨端 勇  委員   中道 貴  委員   竹内 進  委員欠席委員( 0人) ●執行部
      山本敏彦 副区長   新村義彦 副区長   近藤尚行 経営企画部長   町山 衛 新庁舎・大型施設建設推進室長   山口正幸 危機管理室長   柴田靖弘 総務部長   外、関係課長事務局    書記 野村一貴 ●案件  1 陳情審査 第24号・第35号・第37号…継続     第24号:江戸川観光案内所創設支援に関する陳情     第35号:性犯罪に関わる刑法改正を求める意見書の提出を求める陳情     第37号:請願権条例制定に必要な検討を求める陳情  4 発議案審査 第7号・第8号…継続     第7号:江戸川国民健康保険条例の一部を改正する条例     第8号:江戸川区すくすくスクール事業条例の一部を改正する条例  5 所管事務調査継続  6 執行部報告   (1)大塚製薬株式会社との包括連携協定締結について   (2)新型コロナウイルス感染症対策に係る健康部組織改正について   (3)令和2年度 都区財政調整区別算定結果(当初算定)   (4)江戸川区民ニュース新型コロナウイルス感染症対策」番組を英語・中国語字      幕付き日本語音声)で公開について                      (午前10時00分 開会) ○高木秀隆 委員長 ただいまから、総務委員会を開会いたします。  署名委員に、中津川委員竹内委員、お願いいたします。  はじめに、新型コロナウイルス感染症対策のため、引き続きマスク着用をお願いいたします。各委員及び執行部の発言につきましては、明確で簡潔にしていただき、開会時間が長くならないよう努めていただきたいと思いますので、ご協力をお願いいたします。  なお、本日の案件に関する執行部職員のみ出席しておりますので、ご承知おきください。  それでは、各陳情審査に入ります。 はじめに、第24号、江戸川観光案内所創設支援に関する陳情について、審査願います。  いいですか。 ◆瀨端勇 委員 前回の委員会でも、いろいろ24号陳情についてお尋ねしまして、この間1年近く付託されてから議論を続けてきたと思います。  江戸川区には観光課という専担課はないということなんですけど、いろいろそれぞれテーマに応じて対応しているというようなことで、区民の間に機運が盛り上がって、観光協会とかいろいろ民間の立ち上がりなんかがあれば、そういう対応検討するというような感じですかね。そういう感じのご答弁だったかなと思うんですけど、今回のこの陳情というのは、総合人生大学の卒業生の皆さん陳情されているというようなことで、ちょっと機運盛り上がりと言えるかどうか、ちょっと私も分からないんだけど、そういう区民の間からの機運の一つというふうに捉えることができるのか、そういうことでもないのか、そういう点のちょっと執行部としての受け止めというか、その辺をちょっと伺いたいなと、確認させていただきたいなという思いがあります。それをちょっとまず最初に、お願いしたいなと思います。 ◎矢作紀宏 経営企画部参事企画課長事務取扱〕 人生大学のOBの方ということで、江戸川区をよく知っていらっしゃる方々の貴重なご意見だと思っております。これは、江戸川区全体の機運盛り上がりということかどうかは、ちょっとここでは判断できませんけれど、そういったよく江戸川区を思ってくださる方のご意見として参考にしていきたいと思います。 ◆瀨端勇 委員 なかなか難しい判断もあるかなとは思うんですけども、陳情が付託されて、やや1年ですかね。来月第3回定例会では、もし結論が出なければ、審議未了ということになるのかなとも思うんですが、ちょっと残念な感じで、これは何らかのいずれにしても陳情された方に対する議会としての誠意というか、対応といいますか、そういうこととして、ちょっと今まだ時期にふさわしくないということであれば不採択だし、こういう方向で進めていくことは必要じゃないかという議会の判断であれば採択だし、そこまでいかなくてもこの趣旨は認められるんではないかというような趣旨採択という道もあるかなと思うんですけど、私は議会の誠意として、何らかの1年間議論してきた結論というのは出していただくべきじゃないかなと、出してさしあげるべきじゃないかなという思いがありまして、その点をちょっとご検討いただければという感じです。 ◆本西光枝 委員 私も何らかこの陳情に対しては、一定程度結論というのは出したほうがいいのかなと思っております。  ちょっと私、今、1点だけ言いますけど、江戸川区においては、やはり区民との協働をうたっていますけども、新しい団体などとつながることについては、今、仕組みとしてないように思っております。この陳情者もまずは相談に乗ってくれる部署の設置というものを求めております。今、どこの課でもこの観光に関するものにおいても相談には乗るということだったんですけど、なかなか話をするまで難しいということなのかなとも思いました。その点は、人生大学に通っている、通っていないにかかわらず、区民のアイデアが生きるようなことを考えていっていただきたいとは思っております。  先ほども申し上げていましたが、この陳情についてどうするかというのは、ちょっとお考えいただけないでしょうかということを申し上げます。 ○高木秀隆 委員長 その他、よろしいですか。  特にないようでしたら、本日は継続したいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第35号、性犯罪にかかわる刑法改正を求める意見書の提出を求める陳情について、審査願います。 ◆栗原佑卓 委員 この35号陳情でございますけれども、この性犯罪にかかわる刑法改正を求める意見書の提出を求める陳情につきましては、これまで各会派の皆様から様々ご意見が出ていたというふうに思います。ですので、次回に各会派の皆様のご了承が得られるのであれば、次回に結論を出してもいいのではないかなというふうに思っております。 ○高木秀隆 委員長 それでは、一つずつ聞いていってよろしいですか。  公明党さん。 ◆中道貴 委員 私どもも、るるこの審査を重ねてまいりました。6月の10には、都議会から会派全会一致意見書採択をされておりまして、刑法性犯罪規定見直しに関する意見書、これは各会派合意にたどり着くための協議に協議を重ねた結果として全会一致を見たものでありまして、この政策の合意を図るためのご努力には大変なものがあったとお聞きをしております。  我が区議会におきましても、この合意を図るための努力が大変重要な過程にあると思いますが、私どもとしては、この趣旨については大変これは同意をさせていただいている内容でありますけれども、少し意見があるのは、やはり記書き内容について、大変断定的というか、個別限定的というか、議論の余地を残さない発言というか、表現がたくさんあります。これについては、少しいかがなものかという意見もありまして、陳情原文については大変同意をさせていただいているんですが、記書きについては少しこれはどうかと、都議会のような全会一致のためには、いま少しこれは検討の余地があるのではないかと、このような意見も多々あるところでありまして、大変悩ましい課題だと思っております。  しかし、時期が来ておりますので、次回においてはぜひ採決をしていくべきだと思っております。 ◆中津川将照 委員 私たちも、この陳情については非常に十分関心を持っております。とりわけ今、自民党さん、公明党さんと同意見、同じ意見内容であり、最も重要なこと、その陳情に値するなというふうに捉えています。国のほうでも、都のほうでも様々なこの性犯罪に関する刑法改正等も行われたり、議論も進んでいるところであり、ぜひ区議会としても一定の結論を出すということで、次回ぜひ皆さん意見をまとめて、これも陳情について結論を出していければなというふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ◆瀨端勇 委員 私たちも、ずっと年来意見を述べさせていただいてきましたように、今回、今年が刑法改正の予定の年ということで、法務省の、正確にはあれですけど、検討委員会などを設けられて、今精力的に検討がされているというふうに伺っております。ちょうどそのタイミングで、こうした陳情が出されて、区議会として何らかの態度表明をしてほしいという陳情だと思いますので、ぜひ積極的に受け止めて、中道委員がおっしゃったように、全会一致が望ましいわけで、その全会一致できる内容では、できればこの陳情記書き趣旨も生かしながら、一致できる内容意見書が提出できれば、私は一番いいんじゃないかなというふうに思っております。ですので、ちょっと大変かも分かりませんけれども、できるだけ意見書をまとめる方向結論が出せれば一番いいんじゃないかというふうに思っています。 ◆本西光枝 委員 私も、全会一致でこの陳情について結論が出せればいいと思っております。来月、結論を出すために用意をしていきますが、今この記書き内容というところで、なかなかちょっと難しい点もあるというご意見もありましたが、今、コロナによって性犯罪被害者が多くなっているということを民間団体からも聞いています。性犯罪というのは大きな傷を心に残します。ようやくそれが性犯罪だと分かったとき、話せるようになったときには既に時効となっているケースもあります、やはり公訴時効の撤廃、もしくは停止ということを入れていただきたいと思いますし、他の三つについてもきちんと盛り込んだものが意見書として出せたらいいと思っております。性交同意年齢にしてもなぜ13歳なのかということ、義務教育の中で性教育をきちんと学ばない中、矛盾しているように思います。何をされているのか分からないというのが現実かと思います。来月、結論を出したいと思っております。よろしくお願いします。 ○高木秀隆 委員長 そうすると、全会派結論を出すということで、一致をしたということで、次の会、10月14には結論を出したいと思います。  いろいろと今ご意見をいただいて、それぞれの会派、それぞれの思いがあると思うんですけれども、やはり最大公約数の中で結論は出していければ一番いいのかなというふうに思っておりますので、結論を出すということで合意をして、10月14に向けて、また議論をしていくということでよろしいでしょうか。  では、それでは、本日は特にないということで、35号についてはこのまま一応継続ということにしたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第37号、請願権条例制定に必要な検討を求める陳情について、審査願います。 ◆瀨端勇 委員 この陳情についても、るる審議をさせていただいてまいりまして、前回の委員会でも請願権といいますか、陳情請願議会における結論が出た場合に、その結論についてどういうふうに反映していくかということを検討していくというような、そういうご答弁があったかと思います。この陳情、ちょっと韓国といろいろ比較したりとか、ちょっとややこしいところがあるんですけど、陳情趣旨としては、陳情請願議会における審議を義務づけて、それに対する結論を、やはり陳情者請願者にきちっと伝えていくということを権利として認めるような条例を作ってはどうかというような趣旨かなというふうに思われます。ですので、内容的には、住民主権といいますか、民主主義を前に進めていく趣旨としては、私はそういう方向にかかっているのかなというような陳情なのかなというふうに理解していまして、私は趣旨としてこれは受け止めていくことができる陳情ではないかというふうに思っているわけですけど、今年の第1回定例会ですかね、これが付託されたのは。もうちょっと期間があるかなとは思いますけども、できるだけその趣旨を生かすような方向議会としては必要ではないかというような意見を持っておりますので、そういう意見開陳だけお願いしたいと思います。 ○高木秀隆 委員長 その他、よろしいでしょうか。  特にないようでしたら、本日は継続したいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 それでは、そのようにいたします。  以上で、本日の陳情審査を終わります。  次に、発議案審査に入ります。  第7号発議案江戸川国民健康保険条例の一部を改正する条例についてですが、本日は継続したいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第8号発議案江戸川区すくすくスクール事業条例の一部を改正する条例についてですが、本日は継続したいと思いますが、よろしいでしょうか。 ◆瀨端勇 委員 できれば正副にご検討をお願いしたいと思っておりますけど、この発議案、前期私ども議案として提案させていただいて、前期の間では結論を出していただくことはなかった。いろいろな委員会運営の事情もありますけども、できればやはり審議をして、いずれかの段階で結論づけていただきたいなと、私たちはぜひこの議案を可決させていただきたいと思っておりますけども、その辺の委員会運営のご検討、ご配慮をお願いできたらという要望です。 ○高木秀隆 委員長 承って、考えさせていただきたいと思います。  そのほか、よろしいでしょうか。  以上で、発議案審議を終わります。  次に、所管事務調査についてですが、本日は継続したいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、執行部報告がありますので、お願いいたします。  はじめに、経営企画部、お願いいたします。 ◎矢作紀宏 経営企画部参事企画課長事務取扱〕 それでは、企画課のほうから2点ほどご報告させていただきます。  1点は、大塚製薬株式会社との包括連携協定についてでございます。  先日9月3協定を締結いたしました。協定内容ですが、地域の活性化区民サービスの向上を目的として締結したもので、主な連携事項といたしましては、区民健康づくりや食育の推進に関すること、スポーツの振興、青少年の育成や教育の推進災害対策、その他地域の活性化及び区民サービスの向上に関することということで記載してございます。  これまで、大塚製薬とは平成30年4月、スポーツ振興に関する協定を締結してございます。これまでにスポーツチャレンジデーの参加ですとか、江戸川マラソン大会への協賛ですとか、様々なご協力をいただいてきたところでありますが、また、この新型コロナに関しましても、(2)に書いてございますように、軽症者用医療施設民間ホテル、こういったところへの飲料用水の提供ですとか、PCR検査センターへの提供ですとか、していただいておりました。また、(3)今回の包括連携協定の締結に当たりましても、新たな取組みとしてここに記載してあるようなことを継続してやってきていただいております。そういった一連の流れもございまして、今回改めてまた災害時のご協力ということなども含みまして、包括連携協定という形で締結をし直させていただいたところでございます。  それから、2点目、お手元に江戸川区の組織令和2年9月1ということで置かせていただきました。新型コロナウイルス対策に関しまして、健康部組織改正をいたしましたので、改めてお伝えいたします。  3ページ目の赤字の部分をご覧ください。  今回の組織改正の目的でございますが、これまで保健予防課が中心になってこの感染症対策やってまいりましたけれども、今後は部内全体で業務を分担して、役割を明確にして効率的に実施していきたいということで組織を改正したものであります。赤字の部分、新たに五つの課を設置いたしました。ただ、担当する課長、あるいは職員は兼務で行いますので、人員増ということではございません。  一つずつちょっと簡単にご説明いたしますが、まず、もともとの保健予防課、黒字の部分です。保健予防課の脇に三つほど赤い係がございます。検査調整担当係移送担当係ありますが、検査調整のほうはPCR検査調整ですとか、その結果の管理報告というような形でございます。移送担当係は、患者の移送の調整ですとか、民間の移送事業者との調整。それから、その右、健康観察担当係は、自宅療養者ですとか、濃厚接触者等管理ですとか、そういったことを実施いたします。  それから、下へ行きまして、新型コロナ総合調整担当課、これは従来の庶務担課である一番上にある健康推進課の兼務という形になりますけれど、新しい体制全体の組織管理調整管理ですとか、医師会との連絡調整ですとか、あるいは広報、報道、そういったことへの情報発信というような、そういったところを担当いたします。  それから、医療調整担当課二つ目ですけれど、こちらは入院の要否の判断ですとか、医師が兼務するところでございますけれど、濃厚接触者の特定ですとか、そういったことを実施してまいります。  それから、予防接種担当課、これはワクチンができた後の接種計画ですとか、そういった接種者名簿管理ですとか、ワクチン関係事業をやってまいります。  それから、渉外担当課、こちらは医師会以外の、例えば各種団体事業者さんとの調整ですとか、外部機関との連絡調整、そういったことをやっていきます。  検査管理担当課、こちらは検体の回収ですとか、搬送ですとか、保健所における検査対応ですとか、そういったことをやっていくところでございます。  こういった形で、新たに五つの課を作りました。これで仕事を明確にした上で、効率的に進めていきたいと考えております。 ◎岡部長年 財政課長 それでは、私は令和2年度都区財政調整区別算定結果について、ご説明とご報告をいたします。  資料の両面刷り2ページとなります。  まず、1ページの令和2年度都区財政調整区別算定結果(当初算定)をご覧ください。各区の左から基準財政収入額基準財政需要額普通交付金額を一覧にしております。  一番下のところでございますけども、その右側です。普通交付金の当初算定額総額9,379億9,352万5,000円で、これは過去最高であった令和元年度の総額、1兆22億6,639万6,000円ですけども、ここから642億7,287万1,000円の減と、率にしてここに書いてございます、6.4%の減ということになります。本表に記載している額の状況をお伝えする前に、まず、都区財政調整制度の概要を図で説明をさせていただきたいと思います。  裏面をご覧ください。  左側、東京都の一般会計の枠の中をご覧ください。都区財政調整制度の原資となっている調整税でございますけども、まず原資の約7割を占めます固定資産税は1兆3,023億円で、前年比348億円、2.8%の増と見込みます。それから、市町村民税法人分は一部国税化の影響を受けまして、前年比1,940億円、28.2%の大幅な減となりました。額にしますと4,944億円を見込みます。特別土地保有税は0.1億円で、プラスマイナスゼロの見込みでございます。また、今年度より新たに調整税に加わりました法人住民税交付対象額につきましては、439億円を見込みますが、トータルにしますと、1兆8,406億円で、前年比1,153億円、5.9%の減という見込みとなりました。
     なお、これらの税収は当初予算編成時に見込んだ数値でございますので、新型コロナウイルス感染症による影響は見込まれていないという状況でございます。  次に、交付金総額ですが、今年度から児童相談所の設置に伴いまして特例的な対応といたしまして、特別区の配分割合が55.1%に変更となっております。調整税1兆8,406億円のうち、1兆128億円が特別区財政調整交付金となります。さらにその95%、9,621億円が普通交付金、残りの5%、506億円が特別交付金となります。  次、右側ご覧ください。普通交付金の枠内でございます。  特別区のルールで算出しました、基準財政需要額基準財政収入額、その差分が財源不足ということで、普通交付金が当てられることになります。基準財政需要額は2兆1,489億円で、前年比39億円、0.2%の減となりました。これは財調協議に基づきまして、児童相談所関連経費と15項目の新規算定等を行ったほか、見直しをそれぞれ行ったことによるものということになります。基準財政収入額総額1兆2,292億円で、前年度比629億円、5.4%の増となりました。これは人口の増加や、雇用環境の改善による納税義務者数の増等により、特別区民税が増となったこと、消費税率の引上げなどにより、地方消費税交付金及び地方消費税交付金特例加算金が増となったことが主な要因となっております。結果、普通交付金は9,380億円となりまして、643億円、6.4%の減となります。  なお、当初算定におきまして、普通調整金の財源が交付金所有額を上回っております。ここに算定残ということで、241億円が発生しておりますが、これは調整税等最終補正後に交付額が確定した時点で再調整等を行うということになってまいります。  恐れ入ります。表面にお戻りください。  区別算定でございます。江戸川区網かけしてございます。交付額903億円で、前年度比35億円、3.7%の減となりました。総額に占める割合については、9.6%となります。交付額の増減を見ますと、特別区の中で港区は18年連続の不交付団体となります。増額となったのが中野区のみということで、そのほか21区は全て減額となっております。交付額減少率の大きい4区を見ますと、一番大きいのは渋谷区、二番目が千代田区、三番目が目黒区、四番目が新宿区となってございます。いずれも人口増雇用関係の改善による特別区民税の増が主な要因となっております。交付額の多い順に見ますと、一番目が足立区、二番目が江戸川区、三番目が練馬区、四番目が葛飾区、五番目が板橋区となりまして、例年この順位に変動はございません。  なお、この表には記載がございませんけども、令和2年4月1現在の人口一人当たり交付額で見ますと、1位が荒川区となります。23区の平均交付額が一人当たり9万8,000円でございますが、江戸川区の場合は、12万9,000円ということで、一人当たりにしますと6番目の順位ということになります。 ◎田森健志 広報課長 続きまして、私のほうからも2点ご報告をさせていただきます。  1点はペーパーをご用意しております。  江戸川区民ニュース新型コロナウイルス感染症対策の番組を英語・中国語字幕つきで公開というものでございます。この英語の字幕を使って紹介するというのは、これは初めての取組みでございます。  今回8月20号のビデオリポートで、新型コロナウイルス感染症対策の番組を制作いたしました。内容としましては、8月10時点での江戸川区の現況ですとか、感染症対策の基本のおさらい、それから、江戸川区の取組み、また、保健予防課長のインタビュー等を入れてある番組でございます。これにつきまして、やはり広く区民皆さんに知っていただきたいと、外国人の方も含めてということで、今回英語版と中国語の字幕版を作成したということでございます。それぞれ音声は日本語でございますが、字幕はそれぞれの言語で出ております。また、テロップとか、いろいろなパネルですとか、そういうのもそれぞれ翻訳して作り直しているというものでございます。それぞれ9月1から区のホームページ、またYouTubeで公開をしているところでございます。これからまた広く周知をしていきたいなというふうに思っております。  また、今後こういった外国語の番組でございますけども、せんだって都市戦略課のほうから多言語のガイドラインも出ておりますので、今後の作成につきましては、英中3カ国語を使っていきたいなと思っております。直近では、今後9月の20号でごみの分別についてのビデオリポートを今作っているところでございますので、これを3カ国語でぜひ紹介したいなというふうに思っているところでございます。  続きまして、こちらは口頭でのご報告になります。  国勢調査についてでございます。10月1を基準に国勢調査が行われますが、今、大分動き出しているところでございまして、その辺の状況でございます。  先月の末から、約2,700名の調査員の皆さんが、これは町会、自治会等からご推薦いただいた方々ですが、に対しての調査員説明会を実施しているところであります。9月の12までそれぞれの地域に分かれて来ていただいて、やっているというところでございます。その説明会と同時に、様々な調査用品を各その調査員の家庭に宅配をさせていただき、14から調査員さんはそれぞれ各世帯を回っていただいて、非対面での調査を始めていただくと、もちろんその前に今現在、各調査員さんは調査区を回っていただいて、調査区要図の作成とか、地図の作成とか、お知らせを投函いただくとか、そのようなことを今やっていただいているというところでございます。  全国的に調査員が非常に不足しているという報道もされてございますが、江戸川区はさすが江戸川区というところでございまして、私どもは特に不足なく、今行っているところでございます。  今後14からインターネットの回答が始まります。また、10月の1以降は紙での郵送も行っていただけるということになります。原則、江戸川区としては、調査員による回収は行いませんので、郵送とインターネットでの回答を強く推奨しているというところでございます。また、調査員の皆さんのバックアップとしましても、コールセンターも区独自で設けておりまして、これも8月29から10月の27まで毎日9時から17時の間あけているというものでございます。今後、10月の末に指導員さんのほうに調査員さんが提出をし、11月の末に指導員が区に提出し、とりあえずそこでひとまず終了するというところでございます。  国の速報でございますが、通常ですと来年の2月を予定をしていたところでございますが、今回のこのコロナ禍を受けて、若干延長しておりまして、速報が出るのは予定が来年の6月、確定が出ますのが来年の11月という予定になってございます。これから各町会、区内を調査員さんが回られると思いますので、よろしくご承知おきいただければと思います。 ○高木秀隆 委員長 ただいまの報告について、何かご質問があればお願いいたします。 ◆瀨端勇 委員 二つ質問をしたいと思います。  一つは、保健所の組織改正ということなんですけども、課長さんは兼務ということで、人員増はないということで、全体として正規職員とか、保健師なんかの人員増は全体ないのか、それと何か委託とか派遣ですか、そういう形で体制を補強するというような、ちょっと話を伺ったような記憶があるんですが、ちょっとその辺の体制の補強といいますか、どういうふうに考えられているのか、どうなるのか、それを確認させていただければと思います。  それから、新型コロナウイルス感染症検査管理担当課というのは、第一係から第六係となっていますけど、これはまたどういう分け方になるのかなというのをちょっと教えていただければということが一つです。  それから、財調の算定結果なんですけども、普通交付金が903億円ということですかね。児相をつくったということもあって、特別交付金が5%ということだと思うんですけども、その内訳というか、江戸川区の場合は特別交付金というのはどうなるのか、それをちょっと確認させていただければということですね。  それから、今年度のコロナの影響は、まだ財調上、その財源上は反映されてないということなんですけど、今後そのコロナの影響が加算というか、加味されていく場合は、今年度の財調の結果というか、その算定残のこともちょっとお話がありましたけど、そういうことにどういう影響があるのか、ないのか、ちょっとその辺確認させていただければと思います。 ◎矢作紀宏 経営企画部参事企画課長事務取扱〕 保健所の体制についての一つ目のご質問ですが、まず人員増の話ですけれど、課長含め一般職員、係長、この辺は兼務ということで、人員増ということはございません。ただし、派遣の職員、看護師が平日4名、土曜2名ということになっています。ここで委託で増員します。それから、事務職員ということで、派遣事務、こちらは例えば端末への入力ですとか、文書の作成の補助ですとか、あるいは事務補助的な職員ですけれど、これが中7名、夜3名というような形で、委託の派遣職員が導入されております。  それから、もう一点、検査管理担当の振り分け、役割分担ということでございましたでしょうか。  すみません。これにつきましては、ちょっと私、今この分担、明確なお答えを持っておりませんので、改めてお答えさせていただきたいと思います。 ◎岡部長年 財政課長 財調の件で、2点ということです。  まず、1点目の児童相談所の関連でございますけども、今回資料の中にもありますとおり、特別区の配分割合をこれまでの55%から55.1%ということで、これが協議の中で0.1%分相当が児童相談所関連経費ということで、配分割合が変わったものでございます。これはいわゆる暫定的といいますか、当面0.1%ということで算定をしておいて、また、各先行3区の決算額がまとまる令和4年に再度協議をして、令和5年の財調協議に臨むということでなってございます。  ちなみに、児童相談所関連の経費、この先行3区の需要額算定が約54億円ということになります。一方で、この財調の財源、全体の1兆8,406億円の0.1%ということだと18億円余ということになります。これだけちょっとギャップがあるということでございます。  それから、2番目の財調のコロナの影響の今後につきましては、今241億円の算定残があります。これらで調整税の減収があった場合については、まずそれらで調整をしていくということになりますけども、その調整税の不足いかんにおきましては、さらにその再調整ということで、今後の交付額にも関わってくるという状況になりますけども、今のところ明確な減収はどれぐらいあるのかというのが、はっきりしていないところでございます。 ◆瀨端勇 委員 コロナのほうは、検査管理担当課というのは六つの係に分かれて、何か地域別なのかどうなのかちょっとお聞きしたかったんですけど、分かれば教えていただければと思います。  それから、特別交付金というのは、結局、江戸川区が児童相談所を設置したことに伴う特別交付金の増額分というのは、今のお話だと18億円ということの理解でよろしいのか、という確認ですね。  それから、減収の見通しがちょっとまだ分からないということで、あれだけ経済が、景気が落ち込んできていますので、ちょっとかなり財調にも影響が及ぶんじゃないかなという心配があります。特別交付金分も含めて、江戸川区としての当然の配分というか、これをしっかり確保していただきたいということと、なかなか経済、景気の影響ですから、相当深刻かなと思われますけども、財政運営と、それから区民の福祉増進といいますか、そういう取組みをぜひ優先して行っていただきたいなというふうに思っております。  財調については、今後ぜひ注目していきたいというふうに思います。 ○高木秀隆 委員長 今、答弁できなかったやつは、個人的に瀨端委員のところに言ってもらって、多分、皆さんも聞きたい部分かもしれないので、来月の委員会で正式に報告してください。 ◎岡部長年 財政課長 1点だけ補足をさせていただきますと、今回、児童相談所の開設後の運営経費につきましては、先ほど55.1%の配分割合の変更というところと、あともう一つは、普通交付金の中の対応補正ということで、そちらで算定をされますので、特別交付金ではなく普通交付金の中ということで、そういうことでございます。 ○高木秀隆 委員長 いいですか。 ◆瀨端勇 委員 普通交付金対応補正というのは聞いたことがあるので分かるつもりなんだけど、結局、児童相談所ができたことによる財調上の財政の補填というか、補助というか、その額は幾らということになるのかな。さっき特別交付金で0.1%の割合でどうのこうのと、ちょっと18億円というふうに聞こえたつもりだったんだけど、それはちょっと違うということかな。児童相談所とこの財調交付金との関係というか、児童相談所によって運営経費なんかはどれぐらい財調によって増えるのか、影響あるのか、それをちょっと分かりやすく教えていただければと思います。 ◎岡部長年 財政課長 今回のその55.1%の0.1%増の部分が、いわゆる児童相談所関連経費ということで見られているということでご理解いただければと思います。そうしますと、この0.1%というのが全体の総額1兆8,406億円の0.1%だと18億円ぐらいが見込まれているということでございます。 ○高木秀隆 委員長 よろしいですか。 ◆川瀬泰徳 副委員長 さっきご報告いただいた、この江戸川区民ニュースの英語版、中国語字幕つきの、ちょっと聞き漏らしたのか分からないんだけど、韓国語版を同様に作るということでしたっけ。 ◎田森健志 広報課長 今回のこの番組については、今のところ作る予定はないんですが、今後こういうのを作っていく中には、3カ国語でやっていきたいというふうには思っております。 ◆川瀬泰徳 副委員長 コロナの関係というのは、今一番、要するに注目されているというか、皆さん心配になっていることでしょう。これについて、なんで要するになくて、これから考えますという話なのかな。 ◎田森健志 広報課長 今回試しに作ってみたというところがあるんですけども、ただ、これ今、英語と中国語版の件数というのが毎日出てきているものですから、それの反響を見ながら、韓国版のほうも考えていければなというふうには今考えております。 ◆川瀬泰徳 副委員長 これで終わりますけど、区内に韓国のお方、全ての方が日本語が分かるというわけでない。特にお年寄りの高齢の方というのは、やはり日本語がという方もかなりいらっしゃると思うのね。そういう意味では、やはり韓国語版というのも、英語と中国語の状況を見ながら考えますというんじゃなくて、まず前向きに考えるという、そういう方向でしていただければというふうに要望して終わります。 ◆中道貴 委員 すみません、1点だけお聞きしたいんですが、大塚製薬さんとの連携については大変ありがたい話だと思っております。  そこで、そもそものきっかけ、そもそもどういうきっかけでこのような連携が成り立ってきたのか、ちょっと最初のことだけ教えてください。 ◎矢作紀宏 経営企画部参事企画課長事務取扱〕 そもそも平成30年というようなお話のことかもしれませんが、こちらについては江戸川区がスポーツチャレンジデーというものを全庁挙げて、あるいは全区を挙げて推進していく中で、大塚製薬さんとのそういうご提案を受けて、一緒になって進めていきたいということもお話もありましたし、こちらからもぜひお願いしたいということがありまして、スポーツチャレンジデーをきっかけにお話が、スポーツに関する連携協定というものがまとまっていったものと思っております。  今回は、大塚製薬さんのほうで当然江戸川区だけでなく、すみません、ちょっと裏面のほう、先ほどご説明し忘れましたが、包括連携協定の締結状況ということで、都道府県単位では全都道府県、それから23区の中でも杉並、文京、千代田という形で包括連携協定を結んでおります。企業のCSRというようなところもあろうかと思うんですけれど、ぜひ地域貢献をしていきたい、自分たちのもっているノウハウ、健康ですとか、あるいはスポーツ関連ですとか、そういった部分を各自治体で生かしていただきたいというような思いがあって、さらに拡大した協定を結びたいという、スポーツ協定ができて2年ほどたっていることもありますので、そのようなご提案をいただいて、それじゃあどんなことができますかと、江戸川区の取組みに対してどんなお手伝いしていただくことができますかというようなことを少し考える、お互いに調整する期間を設けた上で締結という運びになりました。その中で、先ほど申しました、防災の話ですとか、そういった部分が出てきたということになります。 ◆中道貴 委員 何かの先方のほうからお申出をいただいたということの説明だったと思いますが、じゃあ特別何か個人的な、人的なつながりが本区と大塚製薬さんの間で何か最初にあって、そこからつながってきたというものでは特にないということですね。 ◎矢作紀宏 経営企画部参事企画課長事務取扱〕 特別な人と人とのつながりということではなく、会社が行っている事業ということで、それが区政に、区民サービス向上に役立つという認識で協定を締結いたしました。 ○高木秀隆 委員長 中道委員、よろしいですか。 ◆栗原佑卓 委員 今、中道委員のに関連しまして、大塚製薬との包括連携協定締結についてのことなんですけれども、これまでスポーツ振興に関して協定があったということで、今回は災害対策ですとか、様々な地域の活性化のことで包括的な連携協定するということで、これ大変望ましいことであると思うんですけれども、これは事前に、例えば区議会のほうに、委員長でも副委員長でも事前にお伝えしていたのか、そのことだけちょっとお聞きしたいと思います。 ◎矢作紀宏 経営企画部参事企画課長事務取扱〕 今回はご連絡をさしあげてございませんでした。申し訳ございません。 ◆栗原佑卓 委員 情報共有というのは大切だと思いますので、区議会のほうに、せめて委員長ですとか副委員長のほうには情報共有を図っていただけると、よりスムーズかなと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ◆本西光枝 委員 すみません。先ほどの江戸川区民ニュース新型コロナウイルス感染症対策の番組を二カ国語でというところなんですけど、これ私もやっぱりコロナについては不安がありますので、ぜひとも韓国語でもお願いしたいと思います。  それで、1個確認なんですけど、9月20のごみの分別リポートについて作成中という、このことについては3カ国語で作成中ということでよろしいですか。 ◎田森健志 広報課長 その予定でございます。 ○高木秀隆 委員長 そのほか、よろしいですかね。  広報課長、当然、手話通訳は日本語はついていますよね。あまり当たり前で聞かなくてもいいかなと思っていたので。 ◎田森健志 広報課長 手話通訳につきましては、この番組にはついてございません。手話については、ご要望をいただきながら、この間もお答えはしているんですけども、例えばコロナのときの区長のメッセージのような、画面が動かないものであれば可能で、前回入れました。ただ一般の番組については、いろいろ画面が動くものですから、非常に見にくくなってしまうというところで、そういう意味で昔から区のビデオについては、そのかわり字幕を入れているというところで対応はさせていただいているというところでございます。今回の番組には手話については入れてございません。 ○高木秀隆 委員長 委員長なので、あまりやりとりはしないですけど、要望があるということは知っているということだね。ぜひそれは検討していただくようにお願いしたいと思います。  その他、よろしいでしょうか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 以上で、執行部報告を終わります。  その他のその他、何かございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 それでは、今後の委員会ですが、10月は令和2年第3回定例会中の13(火)、午前10時に議案審査を、14(水)、午前10時に陳情審査及び発議案審査所管事務調査をそれぞれ予定しています。  また、11月については、本日の委員長会で確定しますが、10(火)、午前10時を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。  以上で、総務委員会を閉会いたします。  ご協力ありがとうございました。                      (午後10時53分 閉会)...