江戸川区議会 > 2018-08-08 >
平成30年 8月 災害対策・街づくり推進特別委員会-08月08日-04号

ツイート シェア
  1. 江戸川区議会 2018-08-08
    平成30年 8月 災害対策・街づくり推進特別委員会-08月08日-04号


    取得元: 江戸川区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    平成30年 8月 災害対策街づくり推進特別委員会-08月08日-04号平成30年 8月 災害対策街づくり推進特別委員会 平成30年8月災害対策街づくり推進特別委員会会議録 ●日時 平成30年8月8日(水) ●開会 午後1時30分 ●閉会 午後2時31分 ●場所 第4委員会室出席委員(12人)   江副 亮一 委員長   中山 隆仁 副委員長   岩田 将和 委員   神尾 昭央 委員   栗原 佑卓 委員   佐々木勇一 委員   竹平 智春 委員   須田 哲二 委員   堀江 創一 委員   高木 秀隆 委員   田中 淳子 委員
      須賀 精二 委員欠席委員(0人) ●事務局    書記 土屋 博祥 ●案件  1 案件    交通整備事業について(小松川ジャンクション事業概要)  2 執行部報告  (1)台風13号について  (2)JR小岩北口地区第一種市街地開発事業等都市計画決定について  (3)東京都第五建設事務所 電線共同溝設置工事について  (4)平成30年度「道路ふれあい月間」について  (5)江戸川ブロック塀等撤去費助成要綱の改正について                      (午後 1時30分 開会) ○江副亮一 委員長 ただいまから、災害対策街づくり推進特別委員会を開会いたします。  署名委員に、佐々木委員高木委員、お願いいたします。  田中計画調整課長より、所用により欠席との申し出がありましたので、報告します。  本日は、委員会閉会後、小松川ジャンクションへの視察を予定しておりましたが、台風の影響により、安全の確保ができないため、中止とさせていただきますので、ご了承ください。  本日は、「交通整備事業について」を調査案件とします。  それでは、小松川ジャンクション事業概要について、執行部から説明をお願いいたします。 ◎立原直正 土木部長 それでは、台風のため視察のほうはなくなってしまいましたが、事前に首都高速のほうから資料のほういただいておりましたので、茶封筒の中に資料入ってございますので、お手元へご用意いただければと思います。カラー刷りパンフレットございます。パンフレットでまずご説明させていただきます。  パンフレットの表紙がジャンクションの全景のパース図になっております。中川の上流側から下流側のほう、南側を臨むような形のパーツでございますけれども、中堤にあります中央環状線高速7号線、これをつなぐ形での連結路整備するという内容でございまして、手前にあるのが国道14号小松川橋ということになります。7号線は昭和46年に、また中央環状線は昭和62年に開通しておりますけれども、その後、具体的には平成22年にこのジャンクション都市計画変更決定、これらの連結路を設けるという都市計画がなされまして、以後、平成25年秋からは河川の中を、また陸上部平成26年から工事に着手しているような状況でございまして、平成31年度、来年度中には工事完成、開通をさせるという予定で工事は進んでいるところでございます。なお、中央環状線については2年ほど前の春に45キロ全体が環状が全て完成しておる状況でございますが、その中でもこの小松川ジャンクションですとか、また堀切、小菅のところの車線拡幅ですとか、また板橋の熊野町のところもやはり車線拡幅と、中央環状線の中でも課題があるところの対処ということでの改築事業の一つというふうに位置づけられているものでございます。  パンフレットお開きいただきますと、左側に事業の概要というのが書いてございます。中ほどに漫画の平面図がございます。また一番下に断面図がございます。この断面図は、船堀街道のほうを背にして中川、荒川のほうを見た図ということになっておりますけれども、この平面、断面ちょっとごらんいただければと思います。  このジャンクションの形状でございますけれども、まず青い色を塗ったところがあるかと思うんですが、こちらのほうが7号線から中央環状線側のほうに渡るための連結路、こちらをB連結路と呼んでおります。また、中川の川の上に赤い色をした曲線部分があると思うんですが、こちらのほうは中央環状線のほうから7号線側のほうに渡ってくるための連結路、こちらのほうがA連結路というふうに呼んでおります。この二つの連結路を設けるとともに、まず入り口部分わかりづらくて申しわけないんですが、断面図の新設後というほう、右の一番下になりますが、こちらのほうちょっとごらんいただくと、7号線都心方向と小さい字で書いてございます。これが現状のところでございますが、その隣に青い橋脚が立ち上がっているのがおわかりかと思います。こちらの車線を拡幅して、千葉方面から来た車が中央環状線のほうに行くために拡幅されている桁になりまして、さらにその左側に小松川入り口埼玉方面とちょっと紫色っぽい橋脚の色をしたのがあると思うんですが、こちらのほうが中央環状線に行くための新しい入り口がこの高速道路の南側の一番端のほうに今築造しています。一般道路から埼玉方面に行くためには、中央環状に乗るためには紫色のランプを登っていって、青い千葉側から来た車線と合流した上で埼玉のほうに右側に大きくカーブをして中央環状線に乗っていくということになります。また、従来の7号線錦糸町方面に行く入り口は現在のままです。今のまま、ほぼ車道の真ん中ぐらいに入り口がありますが、そこをそのまま登っていって錦糸町のほうへ向かうと。これは変わりません。  一方、出口でございますが、出口は錦糸町のほうから来た車線と、それから埼玉方面中央環状線を来た車線平面図で言ったら赤い色ですが、これが合流をした上で断面図の一番右側にあります小松川出口(付替)と緑色で書いてあるところでございますが、こちらのほう、出口は1カ所になります。高速道路の上で錦糸町から来たほうと埼玉のほうから来たほうが合流をした上で、一つの出口、一番北側のほうの端になりますが、この一つの出口で出てくるということになります。現在の出口は、錦糸町のほうから来て車道のほぼ真ん中ぐらい、走行車線側のほうにありますけれども、こちらのほうは閉鎖をします。以後使いません。ジャンクションができ上がった以降は使わないことになります。  形状としては今の形状でございまして、一番高いところでB連結路中央環状線をまたぐ形になりますので、おおよそ20数メートル、ビルの高さにして7階から8階建てぐらいの高さに相当するようなところでございまして、今日は特に風等の影響もあろうかということでそれも考慮した結果として残念ながらというようなことでございます。  パンフレットを開いていただくと、真ん中に、小松川ジャンクションができることで高速道路ではというところがありますが、真ん中の上になりますけれども、こちらのほうはこれが当然できることによっていわゆるルートが複数になると。これまで例えば7号線を千葉側から来た車は都心方向に突っ込むしかなかったわけですけれども、これが当然中央環状線を回るという新たなルートもできますので、当然、平常時における円滑な交通の確保にもなりますし、また災害等事故等でいずれかのルートが絶たれた場合でもほかのルートで行き来ができるということがメリットということになります。また、その下に小松川ジャンクションができることで一般道路ではというのがございますが、例えば現在中央環状埼玉方面へ向かおうとすると、ここに区役所から向かおうとすれば、平井大橋ランプに向かわなきゃいけないということになるわけですが、そうすると、必然的に船堀街道平和橋通りというふうに通って行かざるを得ないんですが、これがそこを通らずに行けるということになりますので、一般道路交通にも少なからず好影響を与えると、交通量が減るというようなことにもつながろうかと思います。  また、右側の端に附属街路が広がることでというふうな断面図があろうかと思うんですが、こちらのほうは高速道路の下の道路になります。一般道路ということになります。地先の道路ですね。こちらのほうは、従前は車道4メートル、歩道2メートル、計6メートルと狭い道路でございましたけれども、車道5メートル、歩道3.5メートル、計8.5メートルの街路にしようということになっております。この車道の5メートルというのは、緊急車両等側方通過も速やかになるということにもなりますし、また歩道の3.5メートルについては、植栽等も植えることができますので有効幅員が広くなるということと、植栽等で沿道の環境にも寄与するというようなことでこの幅員を広げるということにしております。  もう一枚、A3版の写真真ん中平面図がございまして、写真が周りに貼ってある資料をごらんいただきたいんですが、こちらのほうは平成30年この7月末の時点の状況ということでございます。真ん中上に小松川ジャンクションの空撮写真というのがございますが、これはちょうど船堀街道ぐらいのところの上空から中川、荒川側を見た写真でございまして、既にランプ連結路の桁がかかっております。一部、B連結路のほうは若干まだ残っておりますが、それ以外は全部桁がかかっているような状況でございまして、昨年から今年にかけまして左の上にございますけれども、連結路の桁を掛ける作業を7号線ですとか中央環状線ですとか、また京葉道路など深夜間一部通行どめにした上で、こういう架設などを行ってきたところでございます。  順に左側から反時計回り写真をごらんいただきたいと思いますが、写真①料金所工事状況ということで、平面図真ん中の図の青い色をした連結路の少し広がっているところがございます。川の上ということになりますが、こちらのほうに料金所ができることになります。  また、②、③は、高速の南側の写真でございまして、②は高速の桁の上部の状況、また③は平場の平面の現在の状況ということになります。  次に、④ですが、やはり南側の拡幅したところに新しい桁がかかっているというような状況になります。  ⑤からは、北側を写している写真でございまして、⑤は北側の高速道路の部分、右側に遮音壁が完成したのが立っていますが、この遮音壁は現在の高速道路の共有している部分の遮音壁です。その左側に柱だけ5個だけが立っていて、これから遮音壁ができ上がるわけですけれども、これが新しい遮音壁ということになります。この部分が拡幅されて合流するような地点になります。  それから⑥番は、その北側の拡幅部の平面、下の部分でございまして、この後、平面部については先ほどの歩道3.5、車道5という道路整備に今後取りかかるという予定になっております。  写真⑦番につきましては、出口のほうに向かって真正面に見たような写真でございまして、ほぼ写真を撮った位置あたりで地上にすりつくといいましょうか。左側にグレーの壁のようなものが写っていますが、こちらのほうは現在の出口ですね。先ほど申し上げたとおり、現在の出口は将来は使わなくなるということになります。  それから、⑧番、⑨番は、小松川境川親水公園高速道路の下、ちょうどC橋がありましてくぐっておりましたけれども、こちらのほうが拡幅に伴いましてつけかえ再整備等を行っておりまして、先月7月の下旬にそちらのほうは完成して、それまでは通行どめにしておったんですが、親水公園のほうも自由に通れるというようになっております。  以上が事業概要でございまして、直近の数字聞いておらないんですが、事業着手する段階での大まかな事業費としては、おおよそ300億円という事業費が必要になるというふうにお聞きしておるところでございます。 ○江副亮一 委員長 ただいまの内容について、ご意見ありましたらお願いいたします。 ◆竹平智春 委員 ちょっと現場を見ないと何ともあれなんですけど、親水公園の8番、9番の写真で見ますと、自転車とそれから歩行者とかそういう特にすごく見た感じが狭い感じがしてすごく危ない感じを見受けられるんですけど、そこら辺というのはどういう形で安全策じゃないですけど、そういったところはどうなのかなと……。 ◎立原直正 土木部長 ちょうどこの8番、9番は、松江橋の橋の下をくぐるところと、それから、その橋の上の区道にアクセスできるようにということで、上と下に両方分かれるような通路になっていますので、そういう意味ではそれぞれの幅員はそれほど潤沢ではない状況です。  あと、基本的に親水公園の中は、自転車の方は押して歩いてくださいと、走り回らないでくださいというお願いでございますけれども、しておる状況でございまして、歩行者の方優先で優しく通っていただくよう今後もご案内してまいりたいと思っております。 ◆竹平智春 委員 やはりそこら辺きちっと表示をするなり安全策を考えていくことも重要かなと思いましたので、ちょっと質問させていただきました。よろしくお願いいたします。 ◆須田哲二 委員 ちょっとこのジャンクションと関連なんですけど、外環道がちょっと三郷までつながったんですけども、以前の当時は交通対策だったかな、そういう委員会で、外環道ができたときとか交通量の問題でこのジャンクションがその後計画が始まってということで、外環道のほうが江戸川区内一般道への車の減少なんかどの程度に開通後なっているのかと、それからこれが来年度末ぐらいですか。そうすると、予測としては、例えば千葉方面から来ると外環道で抜けられますよね、北側方面には。そうすると、この中央環状利用度というのは単体で考えれば減るかなという気がするんですけど、そういう見通しとか何か数字が予測というのは出ているのか、何かありましたらちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ◎立原直正 土木部長 まず、6月2日外環千葉区間、三郷から湾岸道路高谷ジャンクションまでの15.5キロ開通しています。その結果として、現状公表されているのが、その後、国土交通省あと東日本高速道路株式会社が観測した数字ということで、開通後1週間後の速報データというのが公表されています。  区内の一般道路については、具体的数字がまだ出てないんですけれども、高速道路でいいますと中央環状線がちょうど葛西ジャンクションから清新町の出入り口当たり、ですから、中央環状の一番区内の南側ということになりますが、ここで交通量が17%ほど減っていると。  また、堀切ジャンクションから小菅ジャンクションの当たりでいくと9%ほど減っているというデータが出ています。これは、中央環状を今まで通っていた車がその外側の外環道を通っているということが言えるかと思います。また、千葉県内は開通した外環道に並行して走っているような一般道は、3割ぐらいは交通量が減っている、渋滞長も減っているというような報道はなされているかと思います。  今後、区もそうなんですけれども、国交省等々と連携しながらもう少しちょっと落ちついたら区内の道路についても、開通前の数字は押さえてございますので、おおよそ秋になりましたら開通後半年ぐらい、12月になるとまた特異な期間になってしまいますので、秋10月か11月ぐらいには区のほうでも一定の観測をした上で、一般道への影響というのもしっかりと把握したいというふうに思っております。  あと、中央環状は、先ほど申し上げましたとおり17%ぐらい減っていますので、これまで結構渋滞が目立っていたじゃないかというようなご指摘などもありましたが、今のところそれほどと言いましょうか。あくまでも一般論ですが、交通量が平日と休日での比較ですと15%から20%ぐらい平日より休日のほうが少ないんですね、一般論ですけれども。そうすると、交通が円滑になるというふうに言われておりまして、大体17%というのは交通が円滑になるボリュームでもありますので、ということから中央環状交通量相当数、今、良好な状態にはなっているのかなと。それからあと、小松川ジャンクションができる、できない、前後ということになりますけれども、必然的に小松川ジャンクションより北側の中央環状交通量の数字が若干増えるというふうな予測がなされています。逆に言いますと、この小松川ジャンクションより南側、葛西方面のほうはさらに減るであろうと。今、湾岸道路を通って行かなきゃ行けなかったのが、ここで曲がれるわけでございますので、そういうことからすると、高速道路小松川ジャンクションの北側と南側で交通量の流れ方が、負荷が少しずつ変わるかなという予測が出ております。 ◆須田哲二 委員 外環の影響はちょっと開通後1週間というので、また次の結果なんかをまた見てみたいなと思うんですけども、今回の小松川ジャンクション工事の目的に、千葉方面から来る7号線の利用の利便性というのがあったんですけども、外環もできたものですから、今後ちょっと様子を見ていかなきゃいけないかなと思うんですけど、あと、貨物車が相当多いと。いつ見ても環状葛西方面貨物車の列がだーっと渋滞しているのがよく見えるんですけども、その辺、特に貨物車に限って言うと、全体の交通量の影響というのは車種ごととかそういう点は出てないんですかね。 ◎立原直正 土木部長 すみません、ちょっと現状では把握しておりませんので。今後、整備が具体的に進んで開通の目途など立ってくれば、また開通前後というようなことでしっかりと数字なども首都高と連携しながら押さえていきたいと思います。 ◆岩田将和 委員 この小松川ジャンクションの完成によって、渋滞の緩和であったり、あるいは災害時に緊急活動をスムーズに行うことができる、こういった効果が考えられるというふうに思いますけれども、せっかく交通インフラ整備であるわけでありますので、私は、例えば今こそ積極的に企業の誘致だったりこういったことを進めるべきなんじゃないかなという考えを持っているんです。渋滞緩和、あるいは災害時の機能の強化、これもとっても大切ではありますけれども、私はこれだけではもったいないなというふうに思っているので、企業の誘致なんかも含めて、ぜひともこの交通インフラの利点というか、波及効果というか、こういったことをぜひとも検討していただきたいなというふうに思うんですけれども、何か部長のほうでご意見があればと思うんですけど。 ◎立原直正 土木部長 企業等の誘致というところまで直接に動いているわけではございませんが、先ほどのこの小松川ジャンクションにせよ、それから外環道にせよ、例えば商工会議所皆さん方とこれだけじゃないんですけども、まちづくり全般についていろいろな意見交換をさせていただいたりする場がありますが、非常に関心を持たれているといいましょうか、それは物流等の面で大きな違いが出てくるだろうというふうな思いを抱かれているんだと思います。ということから、そういった産業会、それから商工会のほうは皆さん非常に注目をしているというところがありますので、そういった点で交通インフラの変化に伴ってまちづくりへの変化というのも出てくるのかなと思います。すみません、我々のほうから積極的な仕掛けというのはしてございませんけども、状況そんなところでございます。 ◆岩田将和 委員 企業誘致というのは一例ではございますけれども、今、部長のほうからもお話ございましたけども、やはりこの交通インフラ整備によって私は波及効果というか、これは大いに広がるんだろうというふうに思いますので、ここはぜひとも前向きに多角的に研究をしていただきたいなというふうに思います。 ○江副亮一 委員長 他になければ、以上で本日の案件を終了いたします。  次に、執行部報告がありますので、お願いします。  はじめに、危機管理室お願いします。 ◎高橋博幸 防災危機管理課長 お手元に、現在の台風13号についての情報提供をさせていただきたいと思います。  これは、本日11時にウェザーニュースが発表したデータをお配りしております。現在、台風が中心気圧970で強いという形で、約時速15キロで北北西に進んでいると。8日夜から9日昼ごろにかけて東日本に接近、上陸するおそれがあるというような形でウェザーニュースの発表です。  裏面を見ていただきまして、今8日と9日の雨と風ということで、今後、夜に向かって少し雨が強くなって、明け方朝の6時ぐらいに時間10ミリぐらい降って、お昼ぐらいにはやむのかなと。ただし、風については風速が15メートル程度は吹くのかなというような形で警戒が必要だと。また、台風の影響でところによっては気象庁の方から聞きますと、雨が降る可能性があるので注意が必要ですよというような形で情報を得ていますので、委員皆さんにも情報提供させていただきました。 ○江副亮一 委員長 次に、都市開発部、お願いいたします。 ◎町山衛 市街地開発課長 私のほうからは、JR小岩北口地区第一種市街地開発事業、こちらの都市計画決定をしましたので、ご報告させていただきます。  こちらのパンフでございますが、小岩駅のこの絵はホームから当該地区を眺めたときのパースの絵でございます。下にJR小岩北口地区市街地開発準備組合ということで、こちらのパンフ都市計画決定を受けて準備組合が作成したものでございます。開いていただきまして、左上から地区の概要、それから権利者状況権利者数等入れております。その下に地図、地区現況航空写真と、東西南北4方向から撮った現況の写真を入れております。  また、施設計画としまして、敷地面積容積率等の諸元、下のほうに道路付替え図ということで、左側従前、このネズミ色が現在の道路でございます。黄色い部分が民間の宅地でございます。従後のとおり黄色い宅地を1カ所に集約して道路を広げて交通広場もつくるということで、再開発事業、複数の土地を一つに合わせて高度利用を図りながら公共施設整備を行うということでございます。  右の整備イメージ断面図ということで、こちらは駅のほうから見たブロック図というか、イメージでございます。地下2階が駐車場、地下1階から地上4階の紫の商業、こちらの部分は商業でございます。その上に緑色の業務棟と黄色い住宅棟が乗っかるような形でございます。  住宅棟の中には、タワーパーキング機械式を入れまして、また商業の中には保育所あと地域に開放するコミュニティルームもつくる予定でございます。  右側の整備方針図ということで、こちらは下の部分に方針、4色で四つの方針を掲げていまして、その部分を地区の中でどのぐらいのところにどんな形で設けていくかというイメージを入れております。  裏面にいきまして、都市計画東京都市計画第一種市街地開発事業江戸川区決定)ということで、何を決定したかということでございますが、いわゆる都市計画の再開発事業をやるということで、その施行区域の面積、公共施設の配置及び規模、また建物の内容、住宅建設の目標ということで、この数字を決めてこれから詳細の設計に入っていく予定でございます。  下にいきまして、これまでの経緯ということで、平成20年2月に権利者の方々の勉強会が発足して、26年3月都市計画道路地区計画都市計画決定ということで、こちらは駅南北の全体の都市計画道路交通広場、それから地区計画を決めております。そして、27年5月に再開発準備組合が設立されまして、30年7月30日に都市計画決定ということで、この五つの第一種市街地開発事業高度利用地区景観地区地区計画自転車駐車場、この五つの項目を都市計画決定しております。  今後の予定でございますが、来年の31年度には再開発の組合を設立して、平成32年には権利変換計画の認可ということで、現在の権利者の方々の権利が、従後のこの建物のどの位置にいくかという細かいパズルを決めるような認可を得まして、その後、33年に解体工事着工と。工事完了平成38年引き渡しを行いまして、39年に組合の解散・事業終了という予定でございます。  このパンフ準備組合がつくりましたが、皆さんのほうでご活用、ご利用する場合は、市街地開発課のほうに言っていただければこちらのほうでもご用意できますので、よろしくお願いいたします。 ○江副亮一 委員長 次に、土木部、お願いいたします。 ◎大竹則之 施設管理課長 私のほうから2点、報告させていただきたいと思います。  まずはじめに、環状7号線の電線共同溝設置工事について、東京都第五建設事務所からですけど情報提供がございますので、報告させていただきたいと思います。  案内図のとおりですけれど、今年度ですけど3カ所工事をする予定となっております。  裏面をごらんいただきたいんですけど、裏面のほうからですけど細かく3カ所についてご報告させていただきたいと思います。  一つ目は、右上のほうに案内図がございます。これは興宮町と本一色二丁目あたりでございますけれど、延長にしては大体約340メートル弱前後でございます。工事期間としましては、平成30年7月中旬から準備工が入りまして、平成31年10月の約16カ月を工程表のほうにも書いてございますけど、予定をさせていただいております。  2カ所目につきましては、松本一丁目、二丁目の区間の外回り、内回りともでございまして、こちらにつきましても平成30年7月中旬から準備工含めてですけれど、平成31年4月までの約10カ月間の工期の予定となってございます。  最後のページでございますけど、また裏面でございますけれど、大杉五丁目、大杉四丁目の、これも外回り、内回りでございまして、こちらは平成30年8月上旬から31年の7月までの約12カ月、1年というような工程で予定しているということでございますので、よろしくお願いいたします。  また、昨年度この電線共同溝整備に伴いまして、高木が軒並み伐採されていたということで、区民の方からもお叱りを受けております。そのことを踏まえて、江戸川区としても申し入れをですけど、できる限り育てた高木については移植なりをしてほしいということを要望しましたところ、今回全部が全部でございませんけど、約3割をできる限り残すというような方向性で工事を進めてもらえるということになってございます。まず、はじめに、電線共同溝については以上でございます。  2点目でございます。平成30年度の道路ふれあい月間についてでございます。毎年8月は道路ふれあい月間となってございます。身近にある道路のさまざまな役割と重要性について関心を持っていただき、道路愛護思想の普及や道路の正しい利用の啓発を図ることを目的としております。  江戸川区では、道路ふれあい月間に先立ちまして、推進標語の募集をさせていただいています。今年度は、727点もの作品の応募をいただきました。道路愛護部門として最優秀賞としては「安全と ゆめとえがおを この道に」。また、交通安全部門としましては「思いやり 人を思えば 事故はなし」ということで、この2点を最優秀賞とさせていただきまして、優秀賞につきましては、裏面に15点ですけど載せさせていただいております。今回、8月1日号の広報えどがわにもですけど、これら最優秀賞については標語を掲載させていただいて、8月10日号、20日号にも優秀賞を掲載させていただく予定になっております。  今後、江戸川区としても日々使われている生活道路の重要性について皆さんに知っていただこうということで、啓発活動を引き続き進めてまいりたいというふうに考えております。 ◎佐京達也 保全課長 私のほうからペーパー用意しておりますけども、江戸川ブロック塀等撤去費助成要綱の改正についてということで、ペーパー2枚ご用意させていただいています。1枚目は改正の内容をまとめたもので、2枚目は地域の方、これからお配りしているパンフレットでございます。  1枚目のペーパーでご説明をさせていただきます。このブロック塀の建て替えに対する助成制度というのは、もともと平成23年の東日本大震災を受けて要綱をつくって通学路に限って助成をしてきたんですけれども、ここで今年の6月、大阪北部の地震がありまして、通学路でお子さんが亡くなったりということがありまして、改めてこの要綱を見直してより使いやすいもの、または広げていきたいと、拡充していきたいということで今回改正をしております。  2番の改正の内容でございます。これは改正前と改正後ということで書かせていただいておりますけれども、対象を今までは学校に向かう通学路、学校は避難所になるものですから、避難所へのアクセス路ということで通学路に限定した形で助成をしてまいりました。今回の改定は、一般通行用に供するというような言葉にしまして、区内の区道、国道、都道、私道というところも入り込みまして、江戸川区内道路に面する危険なブロック塀を極力なくしていきたいということで対象を広げております。  また、2番目の個人所有の敷地、これは従来と変わりません。個人の敷地、個人の駐車場、個人の共同住宅ということに限らせていただいております。  あと、対象となる高さ、もともとある塀の高さ、これ特に今までは数値化してなかったんですけども、今回は今あるものは1メートル20以上のものということで、数値を明記させていただきました。  続いて、助成金額でございます。こちらは、工事費といっても一応撤去ということになっていますけど、撤去をして新しいフェンスなり生垣なりと、安全な塀をつくってもらう中での費用になりますけれども、全体の中の3分の2という目安でやっておりました。今までやってきた実績を平均化しますと、おおむね3万8,000ぐらいになるということで、それの3分の2となりますと、ここにありますように、改正前の1メートル当たり1万6,000円ではちょっと足りなかったのかなというのがありましたものですから、1メートル当たりの1万6,000円を今回1メートル当たり2万5,000円ということで、実勢に見合った3分の2の価格ということで改正をさせていただきたいということでございます。  あと、施工期間ですけれども、これはいろいろ区民の関心も非常に高いわけでありまして、期限も区切ってしっかりとやっていきたいということで、33年の3月31日までということでこの要綱の運用を区切らせていただいております。  広報につきましては、既に8月1日の広報えどがわ、ホームページ等、新聞等でも一部報道されましたけれども、そんな形で広報してこれから広めていきたいということでございますので、委員皆さんにおかれましても、パンフレットがございますので、ぜひ区民の方に広めていただいてこの要綱を活用していただければというふうに思います。よろしくお願いいたします。 ○江副亮一 委員長 ただいまの報告について、何かご質問ございますか。 ◆田中淳子 委員 一つだけお聞きします。ブロック塀の拡充に対して。これ、非常にスピーディーに対応されたということで、私は評価しております。そういう中に8月1日に広報でも出されましたし、また、たしか私見たのは読売だったかな、新聞にも載っていたかなというふうに思うんですけども、その一つ、区民の反響が一つあったのかということが一つ。  もう一つは、6月の地震を受けたときに、これもスピーディーにブロック塀の点検を公的なものですけども、それを全部やっていただいた中で、私的なものでも危険だなと思えるところというのを見かけたのかなというふうに思うんですけども、その辺は部として掴んでいらして、例えばご本人がこうやって申請されるのはもちろんいいと思うんですけども、やはりここは危険だなと思われるようなところは、区のほうからその方に例えばアプローチをされるとかそういうことをされるのかどうかちょっと確認したいと思います。 ◎佐京達也 保全課長 1点目の関心でございますけれども、これは非常に強かったです。これ8月というより6月のこの地震の後、問い合わせを非常にいただいておりまして、毎日電話でということでありました。この8月1日を迎えて改正をした中で、問い合わせはいただいていますけども、その中でこの要綱を使っていきたいというふうな形で今準備されているのが20件ほどですね。この1週間の中で20件ほどということになってございます。  あと、2点目のPRですね、これも非常に大事だと思っております。やっぱり受動的になってばかりいられないので、あらゆる機会を通して各固有財産ですけども入っていくということの中で、もう既に始めておりまして、通学路のほうは教育委員会とタイアップをしてもう現場にも入っております。学校のほうでもある程度危ないところを掴んでおりまして、それを挙げていただいて、もう具体、各家庭にはPRをしているということだと。我々も日常現場回っておりますので、今委員言われるように見るからにして危ないというのがあります。それと、東日本の後もずっとそんなものを掴んで若干リストアップしたものがあるので、こちらについては、今このパンフレットを持って各家庭回って協力依頼を図っているというところでございます。 ◆竹平智春 委員 今のに関連してでございますけれども、やはりPR、大変重要だというふうに思っております。それで、これちょっと土木と都市開と一緒になる部分もあるかもしれないんですけども、不燃化対策、特に小岩のほうも私も見る限りではブロック塀が大変多くございまして、去年でしょうか、耐震化と不燃化特区のこういう冊子を四つぐらいの事業も大変見やすくて私は重宝させていただいて知り合いの方にお渡ししたりなんていうこともしております。そういう中で、一軒一軒回ってくださっているというふうにたしか伺っていたかと思います。そういったところも抱き合わせじゃないんですけれども、そういうところでやはりしっかりと回りながら、なかなか一軒一軒お一人おひとり言っていかないとわからない部分もあるかなというふうには思いますので、そこら辺はどうでしょうかね。抱き合わせでやっていけるとか何かありますか。 ◎佐京達也 保全課長 不燃化のほうもかなり現場に入っていただいているというのはお伺いしておりますので、あらゆる機会を通して一軒一軒できるかどうかわかりませんけどもできる範囲の中でやっていきたいというふうに考えています。 ◎佐藤弥栄 まちづくり推進課長 不燃化特区の周知の部分についても、昨年度パンフレットをまいて周知させていただきましたけども、今年度も引き続きそういったところでやっていきたいと思います。今のお話も含めて調整させていただきながら対応していきたいと思っております。 ◆竹平智春 委員 よろしくお願いします。あと、また一軒一軒それプラス、以前、課長さんのほうにもお話ししましたけども、ああいう建設業協会ですとかそういったところの業界さんにもやはりぜひこういったことをPRしていただきたいというふうに思います。PRの案内を私もいただいて何カ所かお渡しに回ったんですけれども、もう少しインパクトのあるPRができると、容姿的になって、大変失礼なんですけれども、あるといいのかななんていうふうに思いましたのと、もしそういった建設業業界でも会社にPRできるようなポスターじゃないですけど、目に飛び込んでくるような、そういったものもあるとさらによいのかなと。時限つきでございますので、しっかりとPRしていくことが必要だなというふうに思います。
     また、どこまでPR効果があるかわかりませんけれども、各回覧とか町会等でも回覧もあると思いますので、掲示板もありますので、いろいろな形を考えていただきながらぜひすばらしい大きく前進した助成制度ですので、PRをしていっていただきたいというふうに思います。その点よろしいでしょうか。 ◎立原直正 土木部長 委員、ご指摘のとおりかと思いますので。もともとこの検討もまずは危険なものをなくすために取り組もうということで、取り急ぎ周知を図ろうということでつくりました。決してこれに満足することなくという言い方あれですが、当然、庁内的にも危機管理室、都市開発部等々、もちろん教育委員会もそうですけれども、一緒になって取り組んだ結果として今日、今の時点でございますので、今後もまずはしっかりと危ないブロック塀はなくしましょうと。そのためには、ブロック塀持ち主の方、この方がしっかりとそれを考えていただくと、それがまず大事かと思いますので、その背中を押すための施策としてというようなことで取り組んでいきたいと思いますので、関係部署、関係機関、全体で取り組んでいきたいと思います。ですので、こういったチラシ類などもさらに趣旨をしっかりとお伝えしていくようなものにバージョンアップをしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆竹平智春 委員 ぜひよろしくお願いします。  あと、もう一点、質問です。道路ふれあい月間のところでちょっとお伺いをしたいと思います。4点目に身体障害者団体との意見交換会ということで、リハビリ自主グループ、また、視覚障害者福祉協会の皆さんとの交換があったということなんですけれども、そこら辺でどのような意見が出てきているのか、もし示していただけるようであればと思いますが。 ◎立原直正 土木部長 リハビリ自主グループの皆さん、また視覚障害者福祉協会の皆さん方と四半世紀、20数年毎年このように意見交換してきています。その結果を道づくりに生かしている状況ですが、今年もまずリハビリの方々からは特にまちの中の段差解消ですとか、それから歩道の狭いところですとか、道路自体が狭くてというようなところの歩行系のほうの安全対策をというようなご指摘、それは区道に限らず都道なども含めてご要望をいただきました。直せるものはすぐに区と国に限らず既に対応しているものもございますし、少しちょっと時間をいただきながら調整していかなきゃいけないというのもありましたけれども、いずれにしても一つひとつ日ごろからいただいているご意見を解決していくと。そんなやりとりをさせていただきました。  また、視覚障害者福祉協会の皆さん方とは、やはり道路の中の段差のことですとか、それから、あと例えば電柱ですとかそれ以外の標識ですとか、当然いろいろなものが街の中に立っていますが、そういったものがあり過ぎないかというようなお話ですね、それまとめられないだろうかとか、それから放置自転車、非常にクリアにはなってきているけれども、時間帯によってはもしくは一部の路線においては少しあるかなというようなご指摘ですとか、さらに視覚障害者誘導ブロックの上に自転車、それから商品を置くというようなあってはならないことですけどそういったこともままあるので、そういったものへの対処をしっかりとやっていただきたいと。  それから交通安全関係では、横断歩道等の整備、これはどちらかというと警察さんに直接ということになるんですが、そういったご要望などもいただきました。これもすぐに解決できるものとそうでないものございますけれども、一つひとつ関係機関と調整しながら取り組んでまいりますというようなそういう答えをさせていただいたところでございます。 ◆竹平智春 委員 大変すごく安心しましたというか、前回も都市マスのご説明等もある中で、やはり障害者の方々、そういった身体のご不自由な方たちの意見というものがしっかりとまちづくりに反映していくということは大変重要だというふうに思いましたので、お聞かせていただきました。また、しっかりとこのような形一つひとつ丁寧にお声を聞いて本当に誰もが住みやすいまちになるようにお願いしたいと思います。 ○江副亮一 委員長 ほかにございますでしょうか。 ◆岩田将和 委員 2点ほどよろしいでしょうか。  まず、1点目なんですけども、先ほど来、お話が出ておりますけれども、ブロック塀の撤去費の助成についてでございますけれども、私も高く評価をさせていただきたいなというふうに思います。助成の拡大であったり、あるいは迅速な対応、高く評価をしたいなというふうに思うんですけれども、私たちの住む生活圏には実は危険がいっぱいなんですね。例えば老朽化した看板であったり、あるいは空き家であったりとか。例えばこういった危険物に対しての助成というのはどうなっているんでしょうか。 ◎大竹則之 施設管理課長 今の委員さんからお話しがありました看板につきましてはですけど、一昨年度からですけれど今葛西を中心に調査を、適合しているか否かも含めて老朽化も含めてですけど、危険があるかないかを調査させていて、危険なものについては基本的に個人の所有なものですから、改修もしくは撤去してくださいというような通知また指導をさせていただいておりますけど、助成には至っていない状況でございます。 ◎永塚正佳 住宅課長 ただいま委員のほうからありました空き家の部分でございますが、空き家につきましては危ない空き家、いわゆる老朽空き家の中で、旧耐震基準の部分については除却の費用を今年度からスタートさせていただいたというものが1点、また地震、こういった部分で耐震改修についても空き家を今年度対象にさせていただいたということで補助させていただいております。 ◆岩田将和 委員 老朽化した看板については今調査を進めているというところで、通知や指導を行っているというところでまだ助成というところまでには至ってないというところでございますけれども、今後このブロック塀以外の危険物、老朽化した看板等々こういった危険物に対しての取組み、これはしっかりと強化をしていただきたいなということを強く申し上げたいと思います。  もう一点よろしいでしょうか。ちょっとこれは確認をさせてください。JR小岩駅の再開発事業についてでございますけれども、権利者状況というところで合計で214名とございますけれども、この214名の中には例えば所有者が不明であったりとか、あるいは所有者は判明しているけれども連絡が取れないとか、こういったケースはありますでしょうか。 ◎町山衛 市街地開発課長 パンフを開いていただきまして権利者数ということで、ちょっと再開発事業から言うと、権利者の母数は土地所有者と借地権者になります。いわゆる借家人の方も関係権利者ということでございますが、これは借家人の方は賛成反対の表には入らないと。権利者でいくと手続の中の権利者は52プラス12の64名ということでございます。権利者母数としましては。あと、所有者が不明とか連絡がつかないという話で、借家人の方はこれから説明会を9月の上旬にポスティングしながらやっていく状況でございますが、土地所有者と借家人の方については全て把握しております。話もできております。そういう中で合意としましては、64名中54名の84%が今、準備組合に加入しているということでございます。16%の方は入っていないんですが、皆さんとは全て話ができていて、これから条件とかいろいろと話をしながら加入するとかいいとか悪いとかという話になってくる状況でございます。 ◆岩田将和 委員 そうすると、土地所有者と借地権者さんの中でいわゆる所有者が不明であったりとか連絡が取れないと、こういったケースはないということでありますけれども、権利者の母数に借家人が含まれないという、ちょっとこれ私には理解できないんですけども、どうしてなんでしょうかね。 ◎町山衛 市街地開発課長 こういうまちづくりとか区画整理とかもそうですが、土地なり建物を持っている方が一応権利者ということでございます。それは法律で定義されております。いわゆるアパート借りているとか飲食店を借りてやっているというのは、中の造作とか店舗は持っているんですが、建物なり土地なり持ってないそういう方は、一時的に賃借をしている人という定義になりますので、権利者にはならないということでございます。ただ、最終的には皆さん納得していただいて移転なり引っ越ししていただかないとできない事業でございますので、事業進める上での権利の母数としましては、土地なり建物、あるいは借地権を持っている方ということになります。 ◆須田哲二 委員 ブロック塀についていろいろお話しあったんですけど、私からもお聞きしたいんですが、ブロック塀といっても例えば耐震基準のようなものでそういう基準があるのか、例えば控え壁があればどの程度耐えられるのかということで、全てのブロック塀がだめだということではないのかなというふうに思うんですけども、その辺の基準なりそういうものがあるのかどうか。それから、助成の要件として改正されて非常に拡充されたと思うんですけど、例えば事業所なんかで、事業所と一般住宅の間に事業所所有のブロック塀などあった場合に、これがちょっと不十分な安全性だといった場合は助成どうなるのか教えていただきたいと思います。それから、生け垣化などでも助成があったと思うんですけども、これとの関係、ちょっと私も細かくもう忘れてしまったものですから、どうなっているのかなというのをちょっと概略を教えていただきたいなと思います。  それからもう一点、JR小岩の開発なんですけども、概略の図面見て、交通広場ができるんですけども北口道路なり交通広場から仲通りのほうには抜けられないという形になっているのかどうか、それで間違いないのかどうか、それだけ教えてください。お願いします。 ◎関根藤夫 建築指導課長 まず、コンクリートブロックの基準についてご説明いたします。これは建築基準法施行令の中でいわゆる補強コンクリートブロック塀については、例えば高さは2.2メートル以下にしなさいとか、また塀の高さは1.2メートルを超える場合は控え壁が必要だとか、そういう基準がいわゆる基準の施行令で定められております。 ◎佐京達也 保全課長 2点目の、今回というか従前もそうなんですけども、個人所有のものということで先ほど説明させていただきました。具体的には確かに事業所であるとかお寺だとか私立の学校であるとかってあるんですけども、こちらについては、これを機に助成というのではなくしてやっぱり協力をしていただきたいということで案内をしたいというふうに考えております。助成の中でやっぱり個人所有のものということに定めさせていただきました。 ◎町山衛 市街地開発課長 北口の交通広場から仲通りへ抜けられないかということでございますが、この交通広場Pの字ですので、入ってぐるっと回ってまた出るということで、交通広場から仲通りに出ることはできなくなるということでございます。 ◆須田哲二 委員 ブロック塀のほうなんですけど、1.2メートル、こういった控え壁があればいいと。今、巷のこういう状況なので、ブロック塀そのものを撤去したりとか、あるいはさっき言った別なフェンスに変えたりとか、これはやっぱりそうすると該当しないということになるのか、そこもう一点教えてください。  それから、JR小岩は別に文句言うつもりはないんですけど、今までは線路伝いにずっと抜けていけたんですけどもそれができなくなるということでよろしいんでしょうか。 ◎佐京達也 保全課長 今ある塀が基準にあってかどうかというところも一つあるんですけれども、なかなか外見だけでは判断できない。例えば鉄筋がきちんと入っているかとか、ブロックを支えている基礎の部分がちゃんと地震に耐えられるのかどうかと。なかなか外見だけでは判断できないものがありますものですから、今回いろいろと中で議論したんですけれども、あくまで高さ1メートル以上のものが万が一地震で倒れた場合には、災害時の道路啓開の支障になるとか、ひいてはお子さんが下敷きになっちゃうとか、そういったことで基準に見合っているか見合ってないかということではなくして、やっぱり高さ、その高さのものが万が一壊れた場合には、それなりのリスクを背負うということで、高さに限って要綱を定めさせてもらいました。 ◎町山衛 市街地開発課長 繰り返しになりますが、通れないということでございます。結構、地元の方にもこのお話をしたときにそういうお話もあったんですが、まず広場と書いてある右上にてんてんてんの広場というところがあるんですが、この部分に駐輪場の出入り口ができる予定でございます。今までどおりPの字から仲通りに行くという方向の車が残って、さらに駐輪場が南北に入っていくとなると、そこで車と自転車の平面交差があるということで、ここは非常に危険であるというお話と、あと仲通りは今北側に北上する一方通行でございますが、将来的にはこれを南にというお話も地元との話の中で出てくる予定でございます。また北口通り、こちらは蔵前橋通りから南下のみの一方通行でございますが、今度は18メートルになりまして相互通行になるということで、今、ヨーカドーの前から斜めにひゅっと委員おっしゃるとおり行かれるので、それが通れないということに対して非常にというのはあったんですが、やはりまち全体が変わるということと、一方通行一方通行が相互通行になるということで、現在はそういうお話を町会の方にもして大方ご理解をいただいているということでございます。 ◆須田哲二 委員 小岩のほうですけど、二枚橋のほうの通りからずっと線路伝いにアーバンのほうまで行ける、そういうのがちょっと阻害されるんですけど、JR小岩の再開発全体ではそういうルートはなくてもいいという、そういう合意が地元の皆さんできたのかどうか、そこのところがかなりそれは不便になるかなと思うんですけども、何かそういう意見ありましたですか。 ◎町山衛 市街地開発課長 事業説明の中で町会とか自治会とかの人の中でやはりここは通れなくなるという話ではそういう意見は出ましたが、全体的に見て例えばアーバンにというお話が出ましたがアーバンは蔵前橋通りをずっと行けばいい話であって、わざわざ人通りの多い駅前を通る必要もないので、そういう広域的に見ていただいて合理的にはこれが一番いいんですよ、まちづくり上も、あと交通上もというお話しをしてご理解をいただいていると考えております。 ○江副亮一 委員長 ほかにないようでしたら、以上で執行部報告を終わります。  次に、その他について何かございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○江副亮一 委員長 それでは、今後の委員会ですが、9月は12日(水)、午前10時を予定しております。また、10月は第3回定例会会期中につき、特別委員会はございません。  以上で、災害対策街づくり推進特別委員会を閉会いたします。                      (午後 2時31分 閉会)...