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令和 3年11月17日子ども・子育て支援対策調査特別委員会-11月17日-01号

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  1. 足立区議会 2021-11-17
    令和 3年11月17日子ども・子育て支援対策調査特別委員会-11月17日-01号


    取得元: 足立区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    令和 3年11月17日子ども子育て支援対策調査特別委員会-11月17日-01号令和 3年11月17日子ども子育て支援対策調査特別委員会       午前10時00分開会 ○いいくら昭二 委員長  皆様、おはようございます。定刻でございますので、ただいまより子ども子育て支援対策調査特別委員会を開会いたします。 ○いいくら昭二 委員長  最初に、記録署名員を私から指名いたします。  ぬかが委員、たがた委員、よろしくお願いします。 ○いいくら昭二 委員長  次に、請願の審査に移ります。  (1)元受理番号7 子どもを産み育てやすい新たな制度を求める請願を単独議題といたします。  前回は継続審査であります。  あわせて、報告事項①令和3年度「あだちスマイルママエンジェルプロジェクトASMAP)」の活動状況について報告をお願いします。 ◎衛生部長 衛生部報告資料2ページを御覧ください。  件名、令和3年度「あだちスマイルママエンジェルプロジェクトASMAP)」の活動状況についてでございます。令和3年度上半期活動状況について報告いたします。  1点目、妊娠届出場所及び支援区分です。  妊娠届出場所につきましては、届出と同時にスマイルママ面接を実施することで、こども商品券がその時点で配付できます。こうしたところ、以前、保健予防課保健センターへの届出の割合は約6割でしたけれども、現在は約7割となりまして1割ほど増えております。
     また、何らかの支援を必要とする方につきましては、令和2年度は63.7%でしたが、令和3年度上半期は64.5%と微増しております。  続いて3ページを御覧ください。  妊娠届出時のリスク項目ですが、最も多かった項目は、出産後のサポートなしが13.3%、BMI25以上の肥満妊婦が13.2%、シングルが13.2%となっております。  また、令和3年度上半期に割合が増加した項目は、肥満と出産後のサポートなしで、こちらは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて動きが取れなかった、あるいは家族との面会がなかなかできなかったという影響がこちらに及ぼしていると捉えております。  4ページを御覧ください。  3点目、令和3年度上半期事業実績は記載のとおりですが、特に(2)のファーストバースデーサポート、(3)の多胎児家庭移動支援というのが今年度から始めた事業になります。  (2)のファーストバースデーサポートでは、アンケート回答状況のエのところに記載がございますが、回答率が89.3%と約9割弱の方がアンケートに答えて、ファーストバースデーサポートこども商品券の方の配付を受けているという状況です。  今後の方針は、引き続き支援が必要な世帯に対して継続した個別支援を行い、ASMAP事業の充実を図ってまいります。 ○いいくら昭二 委員長  それでは、質疑に入ります。  何か質疑はありませんか。 ◆さの智恵子 委員  私の方から何点か質問をさせていただきたいと思います。  まずこちら、妊娠届出場所及び支援区分ということで、やはり区民事務所よりは、こちらの保健予防課保健センターの方が今後もしっかりとつながっていけるとか、顔を見られるということでは大変この面接事業というのは効果があるのかなというふうには思っておりますが、リスクが若干増えているということでございまして、特に、こちらの多かった項目の中で、出産後のサポートがないということでございまして、再三、家事支援、また育児支援もお願いをしているところでございますが、やはり出生数を増やすということでは、来年度以降、何か新しい取組とかこちらについての、サポートについてのお考えがございますでしょうか。 ◎こども家庭支援課長 今、産前産後の家事支援でございますが、今年度、1か月から3か月に期間を延ばしてということと、あと、事業者を増やしているところで進めてきたところでございます。  来年度に向けて新たなというところは、今のところ考えてはいないんですが、更に充実できるように事業者とは定期的に話をしながら、できることは何なのかというのを確認しながら進めていきたいというふうに考えております。 ◆さの智恵子 委員  分かりました。内容の充実と、また、周知もしっかりとしていただいて、必要な方に届くようにお願いしたいというふうに思っております。  また、ちょっと気になるのが、妊婦の方の肥満が増えているということで、なかなか外に出る機会も減っているかと思いますが、たしか今、ファミリー学級ということでこの辺の、妊娠・出産に当たっての準備期間ということで、今こういうものは開催されているのでしょうか。 ◎保健予防課長 コロナ禍ではありますが、日曜日に、庁舎ホールを使えていたときは庁舎ホールだったんですけれども、ワクチン接種で会場が使えなくなったときにも、勤労福祉サービスセンター、それから、こども支援センターげんきの会場をお借りしまして、日曜ファミリー学級ということで実施をしております。 ◆さの智恵子 委員  分かりました。やはり体を動かす機会が少ないということで、肥満もそうなんですが、安全、また大事な出産も控えておりますので、例えば、オンライン等でもいいかと思うんですけれども、おなかに負担を掛けないようなそういう体操等も、今後是非取り入れも検討していただければというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ◎保健予防課長 今、日曜ファミリー学級に来られない方、定員が決まっておりますので、かなりの希望がある中で来られない方もいらっしゃいます。そういった方向けにも、ホームページ等でリンクを張って見ていただける動画等を掲載しておりますので、その中でも含めてお知らせはしていきたいというふうに考えております。 ◆さの智恵子 委員  分かりました。続きまして、4ページのファーストバースデーサポートについてなんですが、こちら未回答の256人ということでいらっしゃいますが、この方たちは多分特定がされて、例えば周知とか御連絡とかは差し上げていらっしゃるんでしょうか。 ◎保健予防課長 ファーストバースデーサポートアンケートは、1歳のお誕生月にお送りして、1歳2か月になるまでに回答くださいということでお願いしております。  今回、9月30日現在の数字ですので、9月生まれの方はもう発送はしているところなんですけれども、回答期限が11月末までとなっておりますので、また、8月までの方も10月末が回答期限になっておりますので、そういったところで未回答の方が出ているんですが、もうほぼ回答いただいているというような状況になっております。 ◆さの智恵子 委員  分かりました。本当に新しい事業でもありますし、また、1歳のお誕生日の、本当にお子様の状況も分かるようなそういう大事なものでもございますので、また、是非周知も含めた今後の取組をよろしくお願いいたします。 ◆ぬかが和子 委員  私もこの報告資料の中の、今の4ページのところでお伺いしたいんですけれども、育児パッケージ、それからファーストバースデーサポート、どちらにしても、育児パッケージを活用する商品券ということで、例の前回申し上げた都の補助金等の関係で、事前にお伺いしたときに、これらについては、もともと期限付きの東京都の補助金だから、来年は大丈夫ですけれどもというお話だったと思うんです。そうしますと、補助割合もお伺いしたいし、それから来年はいいかもしれないけれども、その後はなくなっていっちゃうのかなというのは非常に心配なんですけれども、その辺の考えをお伺いしたいんですが。 ◎保健予防課長 補助割合は、今現在、10分の10になっております。補助の対象期間なんですけれども、令和2年度から令和6年度までは補助がございますので、令和6年度までは現状の形で継続は可能ではあります。  今後につきましては、今現在、まだ検討しているところですが、全部残せるのかどうかというあたりも含め、今、慎重に検討しているところです。 ◆ぬかが和子 委員  令和6年度までの期限付の東京都の補助が10分の10ということでいくと、今、令和3年度だから、あと3年間はあるということなんですけれども、やはり特定の時期の子どもを持つ家庭だけが支援を受けられるということではなくて、もともとこの分野を手厚くしようというのが、例の児童虐待とか児童福祉法の改定の中でそういう流れが出てきていますので、是非継続する方向で、充実発展する方向で考えていっていただきたいと要望して終わります。 ◆市川おさと 委員  妊娠届出場所保健予防課保健センターが増えているという報告がございました。  一方で、妊娠の届出というのは、妊娠した人は必ず全部出すわけではないというふうに認識していますけれども、妊娠しても妊娠届を出さない人というのは、どのような人たちがいるんですか。 ◎保健予防課長 例えばですけれども、今年度あった事例では、10代の学生の方で、出産して初めてその方が妊娠していたというのが分かったような事例もございます。 ◆市川おさと 委員  そのほかに、例えば、離婚して300日ですか、その規定でもって無戸籍になっちゃうと、出生届を出さないと。そういう人は妊娠届も出していないのかなと思うんですけれども、そういった妊娠届を出さない人に対する個別の支援というのはどうなっているんでしょうか。 ◎保健予防課長 届出がございませんと、その方が妊娠しているかどうかということ自体の把握が難しい状況ではございます。 ◎衛生部長 以前も届出がなく、ぎりぎりで出産して、その後、子どもの世話がし切れずという方がいらっしゃいました。その頃から、例えば、妊娠しているかどうかの検査薬は、今、薬局や普通のドラッグストアで買えますので、今そういったところに相談カードを設置しまして、できる限り早めに自分自身の妊娠に気づいていただくとともに、妊娠していたことが分かったときは届け出て、私たちの支援を受けていただけるような啓発の取組を行っております。 ◆市川おさと 委員  これリスクの分類が3ページに図になっているわけですけれども、今、私がやり取りしたような事例というのは、この中に表れない、更にハイリスクなのかなというふうにも思います。数は分かりませんけれども、非常にハイリスクであると思いますので、そういった数字に表れない部分に関しましても、しっかりやっていってもらいたいなというふうに思います。  それは、今言いました3ページの図ですね、令和3年度上半期の主なリスク項目、このシングルという項目があります。先ほど衛生部長のお話の中で、シングル妊娠届を出したのが13.2%だというお話がございました。一方、人口動態調査というのを見ますと、日本では、非嫡出子の割合は国際的にも極端に低くて2.3%という形になっております。  ということは、妊娠の届出のときにはシングルだったんだけれども、生まれる前、あるいは生まれた後に婚姻届が出たと、そういう人が圧倒的多数なんだと、そういう理解でよろしいんでしょうか。 ◎保健予防課長 市川委員おっしゃるとおりで、届出のときはシングルだった方も、その後、出産までには8割ぐらいの方が婚姻関係を結ばれております。そういった状況はつかんでおります。 ◆市川おさと 委員  そうしますと、例えばこれはリスク項目の中にシングルという形であるんですけれども、その後、生まれたと、生まれても婚姻届が出ないと。かつ更に言ったら認知もしないと。認知されないと、非常に待遇がはっきり言って差別的な待遇になっちゃうわけです。養育費も請求できなかったり、更にお父さんの遺産がもらえなかったりとか、そういう形にもなるわけですけれども、シングルという中でも、そういった認知もされないんだと、される見込みはないんだという、更にリスクが高い、そういう人たちに対する特段の、例えば、法的な支援・制度を使うような、強制認知だとか、そういったような支援というのはどうなっているんでしょうか。 ◎保健予防課長 強制的なところまでは保健予防課の方ではできてはいないところですが、本当にお一人でという方は多くいらっしゃいますので、その方々には、電話を頻繁に掛けたり様子を伺ったりということで支援の方は行っているところです。 ◆市川おさと 委員  強制って担当所管が強制するんじゃなくて、強制認知というのは法手続でもって認知させるということですから、そういう制度を紹介して利用しやすくさせるという、それはしてもらわなきゃ困るんです。それは相手の父親の素性によっては、素性というか財力とか状況によっては、なかなかそれは難しいかもしれないけれども、そういう不利な条件で出産したお母さんからしたら、そういった制度があるということを、どうやって使ったらいいのかというのは分からないわけですよ、分からないことが多いのかなと思うんです。  ですから、それについて、保健予防課長の答弁では、私、納得できないので、ちゃんとそういう制度があるということを紹介して誘導していくという、寄り添って応援していく、それは是非やってもらいたいなと思うんですが、いかがですか。 ◎衛生部長 この妊娠時のサポート、あるいは出産後のサポートで、一番そういったことを必要としている方は「サポートなし」と答えているような本当に困ったときに相談できる人がいないという方が、いろいろな経済面でも、あとは人間関係の部分でも、あと、子どもの健康というところでも一番の最大のリスクです。  シングルの方ですとかは特に、きちんとした恵まれたパートナーがいらっしゃれば、そういったことにならないんですが、本当に認知もしてもらえないという方は大変厳しい状況にありますので、保健師助産師だけでは解決できないことにつきましては、できるだけいろいろなところにつないで、つないだところで支援してもらうような取組もしております。  ですので、そういった認知されていない方につきましては法的な相談もできるように、しっかりとつなげるように、改めて周知してまいります。 ◆市川おさと 委員  今の衛生部長の答弁、非常に心強いものがございました。それはその人にちゃんと届くような支援、その人にちゃんと制度を知ってもらうような、そういう個別の強力な支援をしっかりとやってもらいたいなということを、これ要望します。 ○いいくら昭二 委員長  ほかに。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○いいくら昭二 委員長  質疑なしと認めます。  それでは、各会派の意見をお願いいたします。 ◆くじらい実 委員  継続でお願いします。 ◆さの智恵子 委員  継続でお願いいたします。 ◆ぬかが和子 委員  前回同様、採択で。 ◆土屋のりこ 委員  採択で。 ◆市川おさと 委員  継続。 ○いいくら昭二 委員長  これより採決をいたします。  本件は継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。       [賛成者挙手] ○いいくら昭二 委員長  挙手多数でございます。よって、継続審査と決定いたしました。  以下の審査に直接担当でない執行機関の退席を認めます。       [執行機関一部退席] ○いいくら昭二 委員長  次に、4、子ども子育て支援対策に関する調査研究について、(1)報告事項に移ります。  ②、③、④、⑤、以上4件を子ども家庭部長から報告をお願いします。 ◎子ども家庭部長 教育委員会報告資料の2ページをお開きください。  千住保育園完全民営化に伴う事業者公募についてでございます。所管部課名は記載のとおりです。  令和5年4月に民営化を予定している千住保育園について、以下のとおり公募いたしますので御報告をさせていただきます。  まず、公募に関する方針についてですけれども、手法といたしましては、公募を実施の上、選定事業者に対して土地を令和5年4月から30年間の無償貸付建物工作物等については無償譲渡とする予定をしております。  次に、認可定員の変更についてでございます。  今回、区立園から私立の保育所ということになりまして、東京都から新たに認可を受ける必要がございます。それに伴いまして、新定員といたしまして115名という形で手続を進めていく予定でございます。こちら変更後におきましても、千住地域保育需要予測に対して保育定員数は確保されるものでございます。  3ページ、公募のスケジュールでございます。  令和3年12月に公募を開始いたしまして、令和4年3月に事業者決定を予定しているところでございます。その後、引継ぎ保育等を行いまして、令和5年4月から完全民営化を予定しております。  続きまして、4ページでございます。  区立園ICT化に向けた検証結果についてでございます。  区立保育園につきましても、ICT化に向けまして区立園3園で検証を実施しておりましたが、その結果を報告させていただきます。  まず、ICT化の目的ですが、保護者利便性を高めること、また、保育者事務作業効率化を目指したものでございます。導入システムは、「CoDMON(コドモン)」というシステムです。機能につきましては、(2)のイに記載のとおりでございます。  検証状況です。実施園3園は本木保育園、以下記載の3園でございます。今回、3園にタブレットを各クラス1台導入してシステムを活用して検証しました。また、保護者の皆様には自己所有のモバイルにアプリをダウンロードしていただきまして検証に御参加いただいたものでございます。  検証の効果と課題です。  まず、保育時間の確保というところで、朝などの電話連絡の減少などにより、これまで以上に保育に向き合える環境がつくれたというような状況でございます。  また、5ページのイでございますが、これまでのクラスだよりなどはペーパーレス化いたしまして、効率性の向上と、また、保護者の方がいつでも見られるというような状況がございました。  (2)の課題でございます。  まず、職員のスキルアップサポート体制の整備というところで、やはり初めての導入でしたので、なかなか慣れないというところもございましたが、徐々に作業時間の減少などの効果は得られたところでございます。今後、更なるスキルアップが必要と考えております。  また、イといたしまして、機器の必要台数の確保というところで、特に帳票類の作成などについては、更に機器類の増が必要ではないかというような課題がございます。  (3)の課題への取組ですけれども、まず、職員のスキルアップというところで、ICT担当の設置などによりまして全体のスキルアップを図っていきたいと思っております。  次に、機器の必要台数の確保につきましては、今後、更に適正台数を把握するために1園で検証を継続したいと考えております。  6ページ、今後のスケジュールです。  今後、拡充に向けまして、令和3年12月の補正予算で、今後のタブレットのリースなどについての予算を計上させていただきたいと考えております。今後御審議をいただく予定でございます。  5番の保護者職員アンケート調査結果でございますけれども、まず(1)の保護者アンケートとしては、電子化などにより便利になって今後も利用したいという方が89%ございました。  次に、職員アンケートの結果としては、いろいろ慣れとかありましたけれども、作業効率が図れるということで、今後も使いたいという方は約61%、しかし、なかなか事務作業効率化までというところが厳しかったというのが約37%でございました。  今後の方針といたしまして、先ほども申しましたとおり、12月補正予算で計上し、議決が得られた際には、令和4年4月からの運用開始に向けて取り組んでいきたいと思っております。  7ページ以降につきましては、このCoDMONシステムアプリをダウンロードした状況でございますので、御確認いただければと思います。  次に、9ページでございます。  保育施設における定員の空きに対する取り組みについてです。  所管部課名は記載のとおりです。保育施設につきましては、定員に、今、空きが出ているという状況がございますので、その取組についての御報告です。  まず、令和6年度までの定員の空きの内訳でございます。  令和3年4月を例に取りますと、全体で2,376人空きがございます。そのうち、当然、4月段階でございますので、年度途中の入所に向けての定員の確保、また、転園などの御希望もございますので、その分の受皿の確保というところを省きますと、利用の見込みのない定員というのが、令和3年度の場合ですと818人というような計算となります。この多くが3歳児から5歳児の定員というところでございますので、認可保育上の課題というところでございます。  2番の空きの対策ですけれども、まず、公立認可保育所入所定員の抑制というところで、令和6年度までに定員を515人抑制し、私立認可保育所利用促進入所率の改善を図ってまいりたいと考えております。  (2)ですが、事業撤退防止のために私立認可保育所への経営支援を実施してまいります。  3番の今後の取組みですけれども、令和6年度以降も入所定員の抑制は継続してまいります。
     また、保育需要の動向につきましては、現在、出生数が減少していたりというようなこともございまして、また、コロナ禍の影響で就職等の状況もいろいろ変動がございますので、そのあたりをにらみながら毎年見直しを行っていきたいと考えております。  また最後に、公立認可保育所につきましても、今後、統廃合なども検討していくというようなことを視野に入れているところでございます。  今後の方針ですが、上記の内容等を踏まえ、足立区待機児童解消アクション・プランの令和3年度版を年度内に改定していきたいと考えております。  以下、10ページ以降は今の内容の詳細となっておりますので、後ほど御確認いただければと思います。  続きまして、別冊となっております報告資料追加資料でございます。そちらの2ページを御覧ください。  この案件につきましては、本年8月末に法人からの申出を受けて以降、状況の確認など様々させていただきまして、先日の11月13日と14日に、保護者向け説明会相談会などを行わせていただきました。その結果も踏まえ、本日、追加報告に入れさせていただいたものでございます。  件名でございますが、追加で、いづみ保育園の令和4年4月以降の保育所運営についてでございます。  まず、概要ですけれども、令和3年度末に常勤保育士の大半が退職することになったため、令和4年度の受入れ児童数を0歳児から2歳児の23人に縮小したいということでございます。  園の概要、現在の定員・利用児童数は記載のとおりでございます。  保育士配置状況ですけれども、現在、令和3年度、14人の常勤保育士がおりますが、こちらが年度末に10人が退職いたしまして、令和4年度の見込みとしては、残った4名と新規採用の4名、それから非常勤から常勤になる1名を加えて9人というような予定となっております。  一番下の2番、一斉退職の原因でございますけれども、法人からの説明としては、新型コロナウイルス感染症対策による疲弊や、転居や家族の介護など個人の理由が重なったというような説明を受けております。  3ページでございます。  同園は平成28年度の末にも同様の保育士大量退職があるなど職員の入れ替わりが多いというような状況がございます。法人に対して、12月24日までに原因究明再発防止策などの調査・報告を求めておりますが、区としても、別途、保育士へのヒアリングなど直接調査の方法を早急に検討し、実施してまいりたいと考えております。  令和4年4月の児童の受け入れです。真ん中の表を御覧ください。  現在、0歳児から1歳児の合計23名を令和4年度の継続で受入れという形となります。現在の2歳児・3歳児・4歳児の34名につきましては転園をお願いするという形です。  これらにつきまして、10月30日に園が開催した緊急保護者説明会で、区に御要望、御意見がございました。そちらにつきましては、区の方で優先入所の実施や子どもの心のケアなど御要望については対応するという回答をさせていただいております。  次の4ページですけれども、利用者の便宜を図って転園申請の受付などの説明会を行ってほしいというところも、11月13日、14日に行わせていただきました。  対応できない旨を回答したものとして、区立園化などの御要望がありましたが、こちらはちょっと困難ということで御回答しているところです。  5番は、11月13日、14日の説明会の状況でございます。合計で、2日間で御相談41件いただいているところでございます。  5ページの方が、これまでの対応経過というところで、園からの申出以降、11月13日、14日の説明会までの状況を書かせていただいているものでございます。 ○いいくら昭二 委員長  それでは、質疑に入ります。  何か質疑はありませんか。 ◆たがた直昭 委員  私からは、いづみ保育園の運営の件で幾つか質問させていただきます。  概要から見ますと、単純に70人から23人に縮小したいということで、そうですかで終わることはできないかと思うんですけれども、この辺についてちょっと確認をさせていただきたいと思います。  時系列的に、8月27日に新規入所を停止したいとの申出があったと。その後に、9月7日に理事長へのヒアリングを実施しているということなんですけれども、このときのヒアリングの状況をお聞かせ願いたいと思います。 ◎私立保育園課長 9月7日のヒアリングでございますけれども、当初8月27日に紙だけを持ってきた状況でございました。保育士が辞めてしまうので来年の募集をやめたいという通知だけを持ってきたので、その実情はどうなのか、直接、園長の方から区の方に説明を求めた内容でございます。  そのときの内容としましては、やはり職員が転居等個人的な理由で辞めてしまう。ただ、来年の体制については、新規募集をやめたいというお話だったので、残る職員でどういう体制が取れるのか、そこのところを検討していただかないと、明確に来年、対応がどうできるか分からないというようなお話等のヒアリングをさせていただいたところでございます。 ◆たがた直昭 委員  今の理由の中でも、コロナの感染対策の疲弊とか、転居、家族の介護ということで、こういうことで一挙に10名も辞めちゃうのかなという部分は異常に感じますけれども、この辺の職員というのはみんな若い方なんですか、それともそれなりの経験がある年齢の方なんですか。 ◎私立保育園課長 こちらの方々につきましては、年齢層はばらばらの状況でございます。 ◆たがた直昭 委員  分かりました。同園は平成28年度末にも同様の保育士大量退職があるなどということで記載されておりますけれども、このときには、区として、原因究明や再発防止対策の、この辺については実施されたんですか。どのような結果になったんでしょう。 ◎私立保育園課長 平成28年度のときに、区の方で調査は行っておりません。  このときの内容としましては、給料関係のことで園と職員の中で意見の行き違いがあり、退職されたという形であります。職員の方は辞められた方もいらっしゃいましたけれども、新たな方を確保して保育が継続できたという状況でございます。 ◆たがた直昭 委員  分かりました。この辺は、幾ら法人としてもきちんと原因究明ということで、区としてもきちんと把握していただきたいんですけれども。今回、一応、12月24日までに原因究明ということになっておりますけれども、この辺のことはちゃんと相手方も了解していただいているんですね。 ◎私立保育園課長 園の方には、通知文の中で、原因と対策について回答を12月までということで求めております。ただ、区の方としましても、園から出てきたものをそのままというわけにもいきませんので、今回、区の方として、どういうようなものができるのかも併せて、今、検討を進めているところでございます。その中で、園の方で改善できるもの等ができましたら園の方に改善を申し出ていったりしていきたいと考えております。 ◆たがた直昭 委員  先ほど時系列的に、8月27日に停止の申出があったということは、かなり前からそういうような動きがそれなりに職員もあったと思うんです。この年度末にということなんですけれども、今現在は普通に、取りあえず運営できているんですか。 ◎私立保育園課長 今回、職員の退職というお話があります。ただ、年度末までは勤務をしていただけるという形でございますので、今現在は適正な保育ができているかなというふうに感じております。 ◆たがた直昭 委員  分かりました。あと、10月6日に受け入れ可能児童数が30人の回答ということが記載されている中で、その1週間後には、いや30人じゃなくて23人ですよという回答になりましたけれども、この辺の理由はどうだったんですか。 ◎私立保育園課長 10月6日のときに園からいただいたものとしましては、0歳児を2人、1歳児を4人、2歳児から5歳児までを6人というような、今いる年齢の、預かり入れている年齢区分を半分にしたいような形の申出でございました。それについて、保育士の数が確保できているんですかというような話、同じ3歳児であっても、どの方を残して、どの方を転園するのか、どういうふうに考えているのか、そういったものを踏まえて10月7日に見直してほしいということで、定員設定の再検討をお願いしたところでございます。 ◆たがた直昭 委員  分かりました。私が保護者だったらどうなのかなと、ついつい自分のあれで考えてしまうんですけれども、基本的にはこれからは23人の受け入れということなんですけれども、確認なんですけれども、この方々皆さん残る予定でいるんですか。 ◎子ども施設入園課長 この土日で個別の相談会を実施しております。その中では、やはり全年齢層で多くの方が、こういう事態であれば転園をしたいという話を受けておりますので、4月の申込みはこれからなんですけれども、多くの方で転園の申込みは出る可能性が高いというふうに考えております。 ◆たがた直昭 委員  分かりました。最後に、本当にこういう運営の保育園は避けていただきたいと思いますけれども、やはりほかにも、恐らくないと思うんですけれども、本当に一挙に退職されるということでありまして、今後この辺をきちんと検証していただきながら、次の再発防止に努めていただきたいと思います。  あと最後、11月13日と14日に、それぞれ相談の説明会等々があったと、ここにも幾つか保護者の意見も書いてあるんですけれども、改めて保護者の方々の意見等を確認したいと思います。 ◎子ども施設入園課長 個別の相談会におきましては、主に転園のやり方の説明等がメインでしたので、いわゆる事務的な説明が多かったんですけれども、その中で、保護者の方は、新しい転園先を決めるにしても、今回の原因が分からないと転園先でも同じことが起きる可能性があるというのをとても心配されていまして、まずは区の方からも原因を早く教えていただきたいという意見をいただいております。 ◆ぬかが和子 委員  私も、このいづみ保育園の問題について質問します。  先ほどお話があった保護者説明会、転園希望の申込み等も受けるということを先週末にやったわけですけれども、その後に多くの保護者の有志から署名を受け取って、昨日、懇談もしたということも伺いました。何名の方の署名が寄せられたのか、そして区はどう受け止めたのかお伺いします。 ◎私立保育園課長 昨日、2名の保護者の方が来庁されまして、401名の署名のある要望書をいただいたところでございます。  その要望の中で2点ほど記載されておりまして、1つとしては、区として責任を持って来年度4月以降も安全な形で保育継続できるようにしてください。2つ目が、区の代理園長、代理保育士を導入してくださいという御意見でございました。  話の中で、御来庁された保護者の方につきましては、4月以降も転園の予定をしているというようなお話があり、ただ、4月以降、残る人のためにも原因究明についてはしっかりやっていただきたいというお話、そしてあと、区の代理園長、代理保育士につきましては、4月以降、区の職員が保育の現場に立ち会って、ちゃんと指導を徹底してほしいというようなお話でした。  また、記載にはございませんけれども、12月、1月に転園される、希望される方がいらっしゃる。ただ、保育の現場の中でイベント等あるので、その在園の仕方につきましては、今後検討してほしいということで、要望書には記載がありませんでしたけれども、懇談の中でお話があったところでございます。 ◆ぬかが和子 委員  12月、1月に希望する方がいらっしゃるというのは、そういうことじゃないじゃないですか。説明会の中で、転園の枠を準備しましたよ。3歳児でしたっけ、まとまって何人の枠を準備しましたよ。だけれども、その説明の中で、保護者は12月から転園ですよって言われたんですよ。そう言われているんですよ。だから、懇談のときに、そうじゃなくて、だって12月だったら数週間したら転園、つまり12月の転園という扱いでやっているからそうなっちゃうわけです。そうじゃなくて、3月まで基本的にはいられるよと、4月からの転園でいいんですよと、そういうふうにしていただきたいし、丁寧に説明していただきたいと思うんですが、どうでしょうか。 ◎子ども施設入園課長 個別相談会におきましては、当然12月から転園してくれという御説明ではなくて、制度として12月から転園の申込みができますという説明をさせていただいております。ただ、年齢が上がると定数、受入れの枠とか変わるところもございますので、基本的に、12月に今すぐ転園してくれという説明はさせていただいておりませんが、そのように説明をしてきたつもりでございますが、保護者の方にそのように伝わっていなかったのであれば、再度、個別に丁寧に説明をさせていただきたいというふうに思います。 ◆ぬかが和子 委員  違うのよ。だから12月に入れば入れますよ。でも4月転園の保障はありませんよと言われればそうなっちゃうわけです。そうじゃないでしょうって思うんです。  実は、この保育園は、私もいろいろお伺いしましたら、園長が、結局、8月に区に申入れをしてから、運動会とかも場所も、ある学校の校庭を押さえて予定していて、コロナもちょっと収まってきていた時期だったんだけれども、保護者から囲み取材みたいになるのが嫌だと、そうやって運動会を中止したと保護者に言っているんですよ。そういう状況の中で行事もできていない。でも、保育士は行事だって、今いる保育士もやってあげたいと思っているんですよ。保護者にしてみると次の行き場がなくなると思えば、12月に無理にでも転園しなきゃと思っちゃう。そうじゃなくて子どものことを考えれば3月までは少なくとも保育をやりましょうと、そこを最大限、まず区は支援すると。そして、その中で4月からの転園をきちんと保障するということのそういう立場で丁寧に説明もしていただきたいし、やっていただきたいんですが、どうでしょうか。 ◎子ども家庭部長 まず、先日の説明会で、保護者の皆様にそのような誤解というか、こちらの説明不足で、早く転園しなければいけないんだというような意識を持たせてしまったというところはおわび申し上げます。  4月に入所ということで、これから手続が進んでまいりますので、その中で、今12月だとはっきりここが空いていますよというような形の説明をしたものですから、そのような誤解を招いたのかなというところは反省しております。今回お申込みいただいた方につきましては、個別に1件1件丁寧に改めて御説明申し上げたいと思っております。  また、行事につきましては、私も昨日、同席させていただきましたので、そのようなお話を伺いました。また、先日の説明会の際にも保護者の方にお話をさせていただく機会があって、そのような話を聞いておりますので、園の状況につきましては、改めてきちんと把握させていただいた上で、可能なものはしっかりやるようにというようなことを申入れしていきたいと思います。 ◆ぬかが和子 委員  結局、新規受入れは0人で、そして今の0歳児、1歳児だけが残るという、正に閉鎖に近いような状態になっているという点では大きな問題なわけです。だけれども、先ほどの御報告にもあったように、保育士大量退職は今回だけの問題ではないわけです。これまでにも、ほかにも、例えば、昨年で言いますと、真夏にエアコンが壊れてメンテナンスもやらないで、エアコンがない中で子どもが過ごさなきゃいけないと。たまたま、うちの都議会議員がそこの保育園の出身だったものですから、園長知っていたので、今の園長に、ちょっとそれはかわいそうだから何とかした方がいいんじゃないでしょうかということを言っても、どう言われたかというと、「いいです、いいです」と言って断られたって言うんです。子どもが過ごす部屋ですよ、そういうことが当たり前に、幾つものことで起きていたわけですよ。この保育園、昔からある保育園なんだけれども、代替わりをしてから今の園長が理事長になって、今の方が園長と理事長を兼務するようになってからこういう問題が繰り返し起きているんです。  この間、7名の大量退職とか、真夏のエアコン故障、いろいろな問題があったと思うんですけれども、これらについて、例えば、保護者保育士からの苦情が今の園長になってどのくらい通報・苦情が何件あったのかというのをお伺いしたい。  それからこの間の、今回じゃなくてですよ、そういう状況になった、エアコンなしで子どもを過ごさせた、そういうことも含めて、どんな行政処分、対応してきたのか、もう一度お伺いします。 ◎私立保育園課長 すみません、手元に経緯が全てございませんのであれですけれども、まず、苦情でございますけれども、今年、おむつの替えについて保護者から1件御相談がございました。昨年度につきましては、エアコンが故障している。ただ、それについては、大きな建物の中で一括で管理しているエアコンなので、すぐに修理ができなかったということでお話がありまして、修理ができ次第、保護者に経緯の説明等をしましたというお話がございます。それ以外には、平成28年度のときに、職員が大量に辞めた、そこについては、保育士から、給与の問題で法人と意見が合わずに退職しますというところのお話がありましたけれども、今、区の方で雑駁で把握しているところとしましては以上の点かなというふうに考えております。 ◆ぬかが和子 委員  行政処分とか文書指摘等は、この間、行ってこなかったんでしょうか。 ◎私立保育園課長 認可保育所の指導検査におきまして、いづみ保育園につきましては、平成30年度と令和2年度に、区の方で指導検査を行わせていただいております。  平成30年度につきましては文書指摘、令和2年度につきましては、文書指摘はございませんけれども口頭指摘があったところでございます。 ◆ぬかが和子 委員  そうすると、行政処分というよりは、検査の中で文書指摘、口頭指摘をしてきたというレベルだったのかなというふうに思うんです。でも、繰り返されているというところに実は根っこがあって、その根っこを、根源をきちんと解決しようということでやってこなかったことが今の事態を招いているというふうに思っているんです。  それから、苦情・通報の件数等は後でいいですから、是非詳細に、年次ごとにいただきたいというふうに思います。  先ほどもちょっとありましたけれども、単に個々の保育士の事情ということはあり得ないわけです。それは区の方だって薄々分かっているわけですよね。もっと言うと、保育士の中には、今の園長が代われば本当にうまくいくのにという声も出されているわけですよ。そういう点では、その辺をしっかりつかんで解明していただきたいというふうに思っています。  とりわけ、保育士等も聞き取りをやるというふうに言っていますけれども、園長、理事長からもいろいろ提出してもらうと言っているけれども、理事長と園長は同じですからね。しかも園長は何と言っているかというと、保護者にもですよ、自分は一切悪くないんだと、何も悪くないし、何でこうなったんだか分からないと言っているんですよ。こういう方に出させてもらったって原因つかめないですよ。そう考えると、保育士へのきちんとした聞き取りは大事なんだけれども、この間やってきても、そういう話をしていると、変な話ですけれども、のぞいて見るとかそういうのもあったそうです。だから、保育園ではないところで、場合によっては退職した方も含めて、何が原因でどうするべきなのかということを、是非きちんと聞き取りをやっていただきたいと思いますが、どうでしょうか。 ◎子ども家庭部長 どのような方法でやるのかにつきましては、現在、私どもでも検討しているところでございます。今の御意見も踏まえ、適正な方法を是非実施していきたいと思っております。 ◆ぬかが和子 委員  それで、運営ができなくなるような今回の件を受けて、少なくとも改善命令はすぐにでも出すべきだと思いますが、どうでしょうか。 ◎私立保育園課長 原因の方の中で、指摘、改善すべきものがあれば、そちらの方は園の方に通知していきたいと考えております。 ◆ぬかが和子 委員  運営できなくなる事態なんですから、これ最大の問題でしょうが。そこは、すぐに改善命令を出していただきたいというふうに思います。  それから、現在ある認可保育園が本当に不適正な状況で維持できなくなっていくというところをどう立て直していくのかということが非常に問われるわけですよ。  先ほど、懇談に来られた保護者が、自分は転園の申請出しているけれどもという話あったけれども、いい形できちんと残るなら、みんなそこに残りたいわけです。でも、その先が見えないから、だって、受け入れてもらえないんだから移るしかないとなっちゃうわけですよ。だから、ここ一番、立て直していけるかどうかというのが課題なわけです。  だから、先ほど言われた懇談の中で要望で出されたというところで、来年4月以降も安全な形で保育の継続をしてほしいとか、区の保育士の導入をというのが出されているわけですよ。  私は、区の保育士原因究明も含めて、来年と言わずに、区の保育士を導入して、実際に保育に当たってもらって、一緒にそういうふうにやる中で原因をしっかりつかんでいただくと。そして、よりよい保育をきちんとやってもらうと、こういうことがあるときというのは本当に、保育現場って荒れちゃうんです。荒れると事故も起きやすいんです。私も肌で実感しているんですけれども、そういう点でも、区の保育士をすぐにでも入れて、そして原因究明と立て直しやっていただきたいんですが、どうでしょうか。 ◎子ども家庭部長 どのような形ができるかについては検討させていただきますけれども、実際に現場を見るということ、今の保育状況を確認するということは大事なことと思いますので、今後、実施に向けて検討させていただきます。 ◆ぬかが和子 委員  実は、これも保護者の方が求め方が違ったのかもしれないんだけれども、説明会の中で求めたら、区の係長が、公立保育園ではないので区の保育士を入れるのは難しいというふうに答えられて、非常に保護者が落ち込んだという話も聞いたんです。だけれども、今、子ども家庭部長も答弁していただきましたように、過去にもやっている事例はあるわけです。私も忘れもしませんけれども、2年前の令和元年、すぐ近くの幹線道路沿いの保育園と、その前に不適正な保育事例として小規模保育所が大問題になったわけですよ、子どもを閉じ込めるとか、監禁するとか。これどちらも保育士を投入して、しかも、私は、最初は突撃訪問してきちんと状況を見た方がいいよという話をしたら、そのときの区の答弁、すばらしかったんです。何と言っているかというと、結局、ちゃんと保育士が連日入って実際に保育を見ながら是正するというのが大事だと思っていると。だから単に指導に入るんじゃなくて、直接指導支援を行わせていただく、こういうことを答弁しているし、実際それやったわけですよ。この事例から見たら、保育園が存続できるかどうかの事態なんですから、是非、これは直ちにやっていただきたいということを強く要望したいと思います。  それから、今いる保育園児への対応ということでは、ここでは心のケアというふうに報告事項であって、心のケアは区の心理職が単発で転園先などの各園を訪問して行動観察、園への助言をするんだということが、これも精いっぱい書かれたのかもしれないけれども、最大の心のケアは、この保育園、理事長が変わらなくたって、極端な話で言ったら、園長が変われば存続できるんですよ、みんな保育士そう言っているんだから。そこの保育園で子どもたちが安定した保育を受けられるのが最大の心のケアだというふうに思うんです。そういう立場で、是非、努力して臨んでいただきたいと思っているんですが、どうでしょうか。 ◎教育長 今回、本当にこういう事態に陥るというのは普通の事態ではないというふうに思っています。そういう中で、保育士のヒアリング等々、何が原因でこうなったのか、何を改善すればよくなるのか。また、今、現役の保育士を投入をというようなことでお話もありましたけれども、なかなか直接処遇って難しいかもしれませんけれども、現状を確認させていただくという部分では入らせていただいて、どういう形で対応するのが一番いいのかについては、真剣に考えていきたいというふうに思っています。 ◆ぬかが和子 委員  難しいと言っても、やっていますので、子ども施設入園課長が令和元年11月15日の待機児童・子ども支援対策調査特別委員会でこういうふうに答えているんです。区から保育士の方を1人派遣させていただいておりまして、直接指導支援を行わせていただいていると、やっているわけです。確かに保育の一環に、ローテーション入ってやるというのはちょっとないかもしれないけれども、一緒に、それはどういう意図かというのを、事前、事後も聞きましたところ、ただ単に指導監査だと構えられちゃうと、だからそうじゃなくて、行ってお手伝いするよ、力になるよという形で、直接指導支援をしていると、これは大事なんだということだというのをそのとき前後してお伺いしたわけです。そういうことでやっていっていただきたい。もう一度、どうぞよろしくお願いします。 ◎教育長 前回の状況も確認しながら、是非、保育園の現状をきちんと確認をさせていただくという形で対応させていっていただきたいと思います。 ◆ぬかが和子 委員  いづみ保育園だけやっているわけにいかないんで、それは、いづみ保育園、本当に存続の立場でやっていただきたいと。  そして、それとともに、先ほど報告事項、何点かお伺いしましたけれども、1つが区立千住保育園の廃園、完全民営化ですよね、区立としては廃園です。それからもう1つとして、公立保育園の3歳児から5歳児が全体がたくさん空きがあるから、結局、公立保育園の定員を抑制していくんだという方向だと。これどっちも共通しているのは、本当に子どもたちのことの環境を考えたら、率直に言うと、公立保育園の方が、私立だっていいところ、頑張っているところもあります。でも、そうじゃない事例も多いわけです。そういう中で、私立保育園のために公立保育園をなくすとか、それから定員を抑制するとか、こういう立場というのは間違っているんじゃないかと思うんですが、どうでしょうか。 ◎子ども家庭部長 今回の定員の抑制につきましては、今、空いているところを絞っていこうというのが、まず最初のステップでございます。その上で、今後、お子様の出生数であるとか様々な状況を見ながら、全体で、足立区としての最適な保育ということを考えていく中で、一部の区立園などの統廃合なども含めて検討していかなければならないというような方向を考えております。  これに当たりましては、いきなり全てを潰すとかそういうことではなく、全体の状況を把握しながら、足立区として適正な数を考えていく。また、区立園につきましては、古い施設も多いなどの施設更新の課題もありますので、それらも視野に入れて取り組んでいきたいと思っております。 ◆ぬかが和子 委員  正に、私そこ次、聞こうかと思っていたんだけれども、去年、計画見通しを出したじゃないですか。もちろん、一部の公立保育園をなくすということも含まれていたけれども、何でそれをやるんだということを聞いたところ、結局は、公立保育園は本当に古くなっていると。だけれども、何園残すかということを明確にしないと、改築、建て替えもできないと、これは本当にかわいそうなんだと、それ是非やりたいんだというのがあったわけです。だから数が少なくなるのは問題だけれども、一定数は残すということも含めての計画というところは私たちは評価といいますか、そこについては歓迎をしたわけです。  ところが、今回の報告を見ていると、区立千住保育園は、指定管理ですけれども、これだって、完全私立だったら、今回みたいな問題があったら、区の保育士が大量に入って保育なんてできないけれども、今みたいに区立だったら新田三丁目なかよし保育園のようにできるわけですよ、そういう保育園を区立ではなくしてしまう。そして、公立の定員を抑制する、これを出しているけれども、一方で老朽化した保育園を改築します、そういう本来やりたいと言っていた方の計画や報告はゼロで、なくす、抑制する、この報告ばかりが先行しているというところが、今の子ども家庭部だったり、教育委員会の姿勢、問われるんじゃないかと思うんですよ。どうですか。 ◎教育長 すみません、今回の報告の中で、あくまでも空き対策をどうしていきますかというところで焦点を合わせてしまいましたので、そういった部分が強調されてしまったかなと思いますけれども、昨年御報告をした16園残していきますよ、それによって老朽化した園舎を建て替えていく、そういった部分も併せて考えていきたいと思いますので、今後、地域ごとにどれぐらいの需要が必要なのか、また個々の保育園がどれぐらいの年数にきているのか、そういうことも個別具体的に検討しまして、併せて御提示をさせていただきたいと思いますので、その部分を忘れているということではございませんので、また、追って、時機を見て御報告をさせていただきたいと思っております。 ◆ぬかが和子 委員  私立の保育園とか小規模保育も含めていろいろな問題がある保育園もあって、場合によっては淘汰されることもあると思うんです、申込み数とか定員数の関係でいってもね、それはあり得るというふうに思っています。  正に、だからこそいろいろな情報を提供して、保護者が選んで、そして保育園の方も切磋琢磨して質のよい保育園にしていく、そういう努力をするということが見える化していって、そういう中で定数どうするのって考えなきゃいけなくて、公立保育園の定数をまず減らしますと先行させるというのは絶対に間違っているということを指摘させていただきます。  最後1点だけ。ICTの関係なんですけれども、全園に広げていきたいというお話で、1点確認したいんですけれども、保育士から一番出されて、私もそうだなと思っているのは連絡帳なんですよ、連絡帳を書く時間というのは、子どもがお昼寝している時間しかないんです。だから、連絡帳を書くのは、それはいつの時代も変わっていなくて、子どもがお昼寝している時間に何人もの保育士が一気に連絡帳を書くんです。ところが、タブレットは各クラス1台しかないから実際に使えなくて、これが事務効率の改善にも本当にマイナスになっていると保育士が感じている点なんです。ここについてはどうしようとしているのか、お伺いします。 ◎子ども施設運営課長 今、検証をしている状況でございますが、その中で、正におっしゃったように、タブレット台数が足りないんじゃないかと保育士からの御意見いただいております。そこで今、来年に向けて、各クラス1台程度を考えてはいますけれども、本当に必要な数はどれくらいなのか、それからタブレット以外で、例えば、区の職員であれば、各自席にパソコンが置いてあったりしますので、そういったところで、別の、タブレット以外も使うとか、増設できないかとか、そういったことも含めて、更に検証させていただきたいと考えているところです。 ◆ぬかが和子 委員  だから、それが何か本末転倒というか、全園に入れるけれども、全園各クラス1台ずつというのが12月だというのは、在り方としてどうなのかということだったんです、思ったんです。  少なくとも何台必要か検証するというのなら、どこかには何台か入れるのかなというふうにも思いますけれども、ちなみに、事務室とか別のところにパソコンがあったって、保育士はどうやってお便り、連絡帳を書いているかといったら、皆さんよく御存じのように、午睡って一番事故が起きやすいから、何分かに一遍どっち向いているとか、そういうチェックも子どもたちの顔を見ながら、その場じゃなきゃ連絡帳を書けないんです。そういうことも十分踏まえて、そして、現場の声を大事にして、その辺、改善と対応していただきたいと思うんですが、どうでしょうか。 ◎子ども家庭部長 今、現場のお話は私どもも伺っておりまして、本来はもうちょっと台数を増やしてというふうに思っておりましたが、なかなか、保育士全員分要るのかとかそのあたりの数字がはっきりまだ検証できていないというような御指摘をシステムの担当などからも言われましたので、その部分に関しては来年度もう1年検証させていただきたいと思っております。  ただ、今回、導入することで、保護者向けのサービスなどは随分向上して好評を得ておりますので、そこを更に1年待てというよりは、保護者向けのサービスを早くスタートしたいということで、今回12月の補正で来年度に向けてというようなことを考えております。ですので、そういう帳票類効率化というところについては、もうワンステップ置かせていただいて、検証を更に1年やらせていただいた上で、その先で進めさせていただきたいと思っております。 ◆佐々木まさひこ 委員  私も、保育施設における定員の空きに対する取組なんですけれども、まず、大前提として、待機児童ゼロを目指してずっと区は取り組んできたわけで、その中で、やはりある程度空きが出るのはしようがない部分も出てくる。  現に、いわゆる需要が見込めない空きをある程度絞るという施策はしようがないんだろうなというふうに思うんですが、ただ、保育需要というのは非常に変動しますし、今、コロナ禍で、また、いろいろな事業が、飲食店なども稼働し始めている。そういう中で需要は変動していきますので、細かくある程度メッシュを掛けながら、本当にさじ加減難しいと思うんですけれども、一旦走り始めると行政というのは削減という方向にすっと行きがちなので、そこら辺は気を付けてもらいたいと思うんですが、いかがですか。 ◎教育長 正に、おっしゃるとおりでございまして、コロナ禍の状況が改善をされて、どのように就業の状況が変わっていくのかというところでは、やはり毎年毎年、最新の情報をもって予測をしながら進めていくということで、現時点ではこういう考え方、こういう方向で進んでいますけれども、数字的なものについては、その都度、年度ごとに状況を見ながら考えていきたいというふうに思っております。 ◆佐々木まさひこ 委員  あと、私立の認可保育園で、いわゆる事業撤退に追い込まれそうなところというのは、現状、今、発生しているんですか、どうなんでしょうか。ある程度、経営苦しいところとかってあるんですか。
    ◎私立保育園課長 今すぐ撤退というお話は聞いておりません、入園率が低いというお話があります。ただ、新規の園ですと、当初から見込みがどうだったかというと、当初から見込んでいた数値よりかは入園率が低いかなというお話はいただいております。  今回のように、定員変更等で対応させていただきながら、今回の定員を抑制する等で、少しでも私立保育園の方の入園率を上げていければなというふうに考えております。 ◆佐々木まさひこ 委員  保育ママにしても小規模保育にしても、定員の空きがあったりいろいろしますし、全体で考えながら、それこそ、子ども家庭部長以下、今の課長の皆様方の手腕に懸かっているというふうに思いますので、よろしくお願い申し上げたいというふうに思います。  あと、もう一つは、区立園ICT化の検証結果なんですけれども、今後の流れとしてはこういうICT化は、是非必要だろうというふうに思いますし、区立園が率先して、この流れをまた私立保育園にも進めていっていただきたいなとは思うんですけれども、今、ぬかが委員の方は、どちらかというと保育士側の課題をおっしゃられましたが、保護者側のアンケートでは連絡帳など電子化されて便利になって、今後も利用したいという回答が約9割近い保護者からはあった。ただ、このCoDMONというのはどんなもんだろうと思って、私はiPhoneなんで、アプリをダウンロードしたら、何かIDくれなきゃ動かないんで全然駄目だったんですけれども、ただ、そのアプリの評価を見ると、5段階評価で2.1と、あまり芳しくないんです。連絡帳への字数制限があるとか、欠席連絡とかをちょっとスクロールすると入力したものがぱっと消えちゃうとか、英語だのほかの言語に対応していないとか。あと、これは私立保育園で導入している例だと思うんですけれども、いろいろな行事を写真をアップするんですけれども、それを1つダウンロードするのに150円取られるとか、区立園ではそんなことはやらないとは思うんですが等々、今後、区立園に本格導入するに当たっては、継続的にアンケートを取りながら、いわゆる利用者側、保護者側も利用しやすいような形で、利用機能をどのような形で拡充していくかということも含めて、ちゃんとやっていただきたいと思いますが、いかがですか。 ◎子ども施設運営課長 今、佐々木委員がおっしゃっていただいたように、常に新しい情報を求めながら検証を続けていきたいと考えております。 ○いいくら昭二 委員長  他に。 ◆くじらい実 委員  今まで各委員、質問がありましたので、いづみ保育園の件に関しましては、私の方から質問は控えますが、困っているのは保護者の方、また園児の方だと思いますので、是非そこはしっかりと寄り添って対応していただきたいと思います。  私の方から1つ、保育施設の定員の空きに対する取組についてなんですが、こちら各委員からお話もありましたけれども、令和6年度までに定員515人の抑制ということで、根拠の数字というのがなかなか難しいと思うんですけれども、12ページの5の対策で、表5の下に、※2、「需要や定員の空き状況に基づき、地域、年齢ごとの必要な定員数を算出。それを確保したうえで、施設ごとの在園児の持ち上がり等を考慮して、人数を決定」と書いてありますが、人口推計とかのデータというのは使用していないんでしょうか。 ◎私立保育園課長 令和6年までの需要につきましては、新しい人口推計等を使用していたところでございます。  ただ、今度、公立園の抑制につきましては、各年代の段差、3歳から4歳に上がるときに定員が15名から18名に上がる。それで、4歳から5歳のときに定員が20名に上がる、そういった段差のところをフラット化していくというようなことで抑制分を各区立園27園で合計したところ、この数値という形になったところでございます。 ◆くじらい実 委員  なかなか予測という形だと難しいとは思うんですけれども、単純にいろいろ保育所によって人気のある、なしとかあると思うんです。今回、公立の認可保育所の定員を減らすということで、例えば、公立の認可保育所に入りたかったけれども入れなくなってしまうというケースというのはあり得るんでしょうか。 ◎私立保育園課長 各園、定員が決まっておりますので需要以上の要望があれば公立には入れないという状況はございますけれども、近年、老朽化が原因なのかあれですけれども、公立園でも定員の空きというのは目立ってきているかなというところもございますので、このあたりにつきましては、区内各年、状況を見ながら対応させていただければと考えています。 ◆くじらい実 委員  入れないケースが出てくるかもしれないというお答えだと、次の質問につながってくるんですけれども、そうしますと、逆に希望しない保育所に入らなければいけないというケースも出てくるということですよね。 ◎私立保育園課長 入園につきましては、第1希望から第5希望まで記載をさせていただいた中で、第1希望が駄目であれば第2希望というような形になっておりますので、全く希望していないところに入るというのではなくて、保護者の中で第5希望まで記載の中の施設に入園していただくような形です。 ◆くじらい実 委員  恐らく、当然、第1希望に入りたいというのが普通だと思うんですよ。そこに入るために皆さん希望出していると思いますけれども、今まで待機児童ゼロを目指してやってきて、では抑制します、入れませんとなると、結局、今までやってきたものが全く無駄になってしまうのかなと。待機児童ゼロを目指したものが、また元に戻ってしまうのかなと思うんですけれども、それに対していかがですか。 ◎子ども家庭部長 待機児童ゼロは今後も引き続き継続していかなければいけないと考えております。  区立園の定員抑制に関しましては、主に3歳児、4歳児、5歳児の上の方というところで、基本的に保育園は0歳児から2歳児ぐらいの間にお入りになることが多いということもございますので、ですので、今回の定員抑制につきましても、3歳児、4歳児、5歳児で入りたいという方の受皿を一切なくすということではなく、そのあたりの影響を最小限にしながら、といってずっと空いたまんまになっているところを落としていこうというような取組でございますので、そのあたりは慎重に対応させていただきたいと思っております。 ◆くじらい実 委員  本当、せっかく待機児童ゼロ、1回、こういう形で結果出ていますので、今度、空きを減らすとか、そういう対策ってなかなか難しいと思うんですけれども、結局、待機児童が増えてしまうのは本末転倒な話になりますんで、今回、複数年かけて令和6年で515人定員抑制という数字を出していただいていますけれども、やっぱり先が読めない状況の中での推移だと思いますから、しっかりと推移を見守っていただきながら、見直すべきは見直しながら、しっかりと進めていただきたいと思います。  最後、1つなんですけれども、令和6年度までの私立認可保育所事業撤退防止策の継続とあるんですけれども、11ページの表4のように、今回、小規模保育や保育ママなどは利用見込みのところが3歳から5歳のところは重複しないという形なんですけれども、現実的には小規模保育でも定員割れをしていて経営が厳しくなっているという話も、実は要望等でもお聞きをしております。その辺に関して、小規模保育なり保育ママなりでも経営支援は必要だと思いますけれども、こちらはいかがでしょうか。 ◎子ども施設入園課長 くじらい委員おっしゃるとおりで、今回の待機児対策を受けて一番影響が大きかったのは小規模保育室と保育ママになります。この施設につきましては、前年度からやはり経営の支援が必要であるということで、空きに対する補助を開始させていただいております。  あと、それでも入ってもらうというのが重要ですので、併せて入所率向上に向けて、広報活動等で注力をしているところでございます。 ◆くじらい実 委員  本当、先が読めない、なかなか予測が難しい中での政策を進めなきゃいけないという部分で大変だと思いますが、先ほど教育長からもお話ありましたけれども、柔軟な対応をしていただきまして、区民ニーズにしっかり応えてもらえるように、これは要望でお願いいたします。 ◆さの智恵子 委員  私の方からも、いづみ保育園についてちょっとお伺いをさせていただきたいと思います。  こちら、13日、14日で個別相談会を持たれたということで、全部で41件だと思います。今回、転園をお願いをしております2歳児から4歳児の保護者の方は、皆様、こちらの相談会にはお見えになったんでしょうか。 ◎子ども施設入園課長 ほとんどの方がお見えになっていますけれども、数名、お仕事の関係等でお見えになれなかった方いらっしゃいましたので、こちらにつきましては、個別に御連絡をして御説明差し上げているところでございます。 ◆さの智恵子 委員  分かりました。お仕事の方で来られなかった方もいらっしゃるかと思いますので、電話も含め丁寧な対応をお願いしたいと思いますし、また、何よりも希望の園を、限りなくその園に入るように調整するというふうにもございますし、保護者の方、また、お子様も、やはり慣れ親しんだお子様と離れての園生活になりますので、丁寧な対応をお願いしたいと思います。  あと、すみません、私も来年度の保育園の御相談をお受けする中で、実は、いづみ保育園を考えているという保護者の方がいらっしゃいまして、確かにこちらの保育施設利用申込み案内には、いづみ保育園の名前がございますが、令和4年度の入所に対して、どのような周知をされていらっしゃるんでしょうか。 ◎子ども施設入園課長 今回の件につきましては、保育施設利用申込案内を作った後に起きたことですので、そちらの案内はそのままの記載になっております。  その後、11月上旬、各施設の保育園の枠を皆様に、ホームページ上でお示しをさせていただいておるんですが、そこのところで、まず、募集をなしにした上で、入園の申込みはいたしませんという御案内をさせていただいているところでございます。 ◆さの智恵子 委員  分かりました。ホームページ上でもやはり早く、今、園を一生懸命選んでいる状況でございますので、そういう情報も是非早く届くようにお願いしたいと思います。要望です。 ○いいくら昭二 委員長  質疑なしと認めます。 ○いいくら昭二 委員長  次にその他に移ります。  何かありませんか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○いいくら昭二 委員長  なしと認めます。  以上により子ども子育て支援対策調査特別委員会を終了いたします。       午前11時17分閉会...