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  1. 板橋区議会 2017-03-08
    平成29年3月8日予算審査特別委員会 区民環境分科会−03月08日-01号


    取得元: 板橋区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-26
    平成29年3月8日予算審査特別委員会 区民環境分科会−03月08日-01号平成29年3月8日予算審査特別委員会 区民環境分科会            区 民 環 境 分 科 会 記 録 開会年月日  平成29年3月8日(水) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午後 4時53分 開会場所   第3委員会室 議   題  別紙運営次第のとおり 出席委員  主   査   川 口 雅 敏       副 主 査   高 橋 正 憲  委   員   間 中りんぺい       委   員   田中しゅんすけ  委   員   井 上 温 子       委   員   し ば 佳代子  委   員   竹 内   愛       委   員   佐 藤としのぶ  委   員   松 岡しげゆき  委 員 長   坂 本あずまお 説明のため出席した者  区民文化部長  藤 田 雅 史       産業経済部長  細 井 榮 一  資源環境部長  山 崎 智 通       地域振興課長  赤 松 健 宏
                           文化・国際  戸籍住民課長  関 根 昭 広               町 田 江津子                        交流課長  スポーツ振興                オリンピック・          織 原 真理子       パラリンピック 渡 辺 五 樹  課   長                 推進担当課長  区民文化部  副 参 事   家 田 彩 子       赤塚支所長   糸 久 英 則  (戸籍住基関連制度調整担当)                        くらしと  産業振興課長  雨 谷 周 治               新 井   悟                        観光課長  産業戦略                  環境戦略          諸 橋 達 昭               宮 津   毅  担当課長                  担当課長  清   掃                 板 橋 東  リサイクル   長谷川 聖 司               藤 田 典 男  課   長                 清掃事務所長  板 橋 西                 農業委員会          神 田 浩 孝               (赤塚支所長兼務)  清掃事務所長                事務局長 事務局職員  事務局長    湯 本   隆       書   記   窪 田 貴 光                区民環境分科会運営次第 〇 開会宣告 〇 理事者あいさつ 〇 署名委員の指名 〇 議  題    所管の予算について 〇 閉会宣告 ○主査   ただいまから区民環境分科会を開会いたします。 ──────────────────────────────────────── ○主査   初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。 ◎資源環境部長   おはようございます。  本日は、予算審査特別委員会区民環境分科会でございます。議題といたしましては、所管の予算についてでございます。ご審査のほどよろしくお願いいたします。 ──────────────────────────────────────── ○主査   次に、署名委員を指名いたします。  間中りんぺい委員松岡しげゆき委員、以上お2人にお願いいたします。 ──────────────────────────────────────── ○主査   議題に入る前に、運営について申し上げます。  本分科会の審査項目は、既に配付いたしております分科会別審査項目一覧に記載されている当初予算でありますので、この範囲内で質問されますようお願いいたします。  また、お手元に配付しております予算審査特別委員会の運営についてのとおり、分科会では議題に対する説明は省略し、順次、質疑を行うこと。  主査を除く委員が1人20分を限度として質疑を行い、再質問は改めて質問希望者を募り、再度1人20分を限度として質疑を行うこと。  さらに、会議終了時間までの残り時間は、質問希望者で割り振ること。  再々質問以降の質疑については規制しないが、他の委員の質問時間を考慮して20分以内におさめること。  分科会では表決を行わないことなど、3月7日の予算審査特別委員会理事会で決定されておりますので、ご確認を願います。 ──────────────────────────────────────── ○主査   それでは、所管の予算についてを議題といたします。  質疑のある方は挙手願います。  質問の順番を確認させていただきます。  間中委員、しば委員、竹内委員、佐藤委員、井上委員、田中委員、松岡委員、高橋委員、以上の順番で行います。  なお、円滑な質疑応答が行えるよう質問をする際、予算書における該当ページをお伝えいただくなど、ご協力いただきますようお願いいたします。 ◆間中りんぺい   おはようございます。よろしくお願いします。  それでは、質問をさせていただきたいと思います。  まずは、この概要版でいうと36ページの農業体験学校の開校準備と基礎学習農園のところで、少しお伺いしたいと思います。  平成30年2月に開校予定ということで進めると聞いておりますけれども、30名の定員だとお伺いしたんで、定員がなぜ30名なのかということと、基礎学習農園のもう一つの改めて目的というものを、そのものの目的を教えていただけますか。 ◎赤塚支所長   農業体験学校についてのご質問でございます。  目的から、お話しさせていただきますが、今の板橋区内の農業の状況を見ますと、農地の減少ということもあるんですけれども、農業を行う方の減少ということが非常に大きいという危惧がございます。このため、農業の技術を継承していく一つの一助といたしまして、この農業体験学校を整備することといたしました。  定員につきましてですが、同様の事業をやっておりますところを調査した結果、中でやっていく内容にもよるんですけれども、基本的なカリキュラムから見ますと、20名程度が適当だということがわかっております。来年度、委託経費を別に計上しておりまして、その中でカリキュラム、それから定員についても再度確認をしていく予定でございます。 ◆間中りんぺい   従事者の育成ということと、農業の体験をする場所ということで考えると、プログラム自体は半年間とか1年間とか、この20人なり、30人なりが、ある程度の時間をかけて行うプログラムになりますか。 ◎赤塚支所長   基本的には現在のところ、1年間でやらせていただきたいと思っておりますが、いろいろな方に参加していただくということで、週休日を使いまして、年間36日程度を予定しております。それから、すみません、30年度からというお話にお答えしてございませんでしたが、お借りした土地が宅地でございまして、今の段階ですと農地として適当でない土地でございます。このため、来年度1年間をかけまして、土の取りかえ等を行いまして、また必要な施設の整備を行うということで、30年度からの開校を予定してございます。 ◆間中りんぺい   農業に従事する方を育成するというのは、物すごくいい話だなと思うので、若い人たちにもアピールをして来てくれるようになったらいいなと思っているんですが、きのうの本会議の中でも少し話が出て、区長の答弁にもありましたが、福祉の関係ということも僕はすごく興味があって、農業と福祉というのは、確かにすごく効果があるというか、うまい関係でいく可能性があるものだと思っています。それで、そういった福祉の関係で基礎学習農園とか、農業体験学校を絡めていくという方向性は、今のところありますか。 ◎赤塚支所長   こちらの農業体験学校につきましては、農業技術を持った方々を一般にふやしていくということを目的とした事業でございます。福祉的な活用ということですけれども、福祉施設ですとか、福祉団体に対しましては、区民農園のバリエーションなんですけれども、団体用というようなものを用意して、受け付けをさせていただいているところですが、やはり課題になってきますのが、福祉のプロの方はいらっしゃっても、農業のプロの方が少ない。話が断念されてしまうようなケースも多うございました。このため、こういう体験学校等で一定の農業技術を持った方々を、そういうところに活用していただくということも、当然、視野に入れてございます。今後、きちんとしたネットワーク化を図っていきたいと考えております。 ◆間中りんぺい   今、区でやっている一つの取り組みの中で、すごく僕はいいなと思っていることもあって、この所管の話ではなくなってしまうので、それについては話すものではないと思うんですが、福祉のほうで、持ってきたんですが、小島希世子さんという方がいて、ホームレス農園という本を書いている方なんですが、板橋区で今活動されているんですね。板橋区の事業を受けて、板橋区で活動されています。板橋区内の生活保護の方とか、ニート、引きこもりという方々に農業を指導して、それをお一人でやっていらっしゃるのであれですけれども、72人の研修生を受け入れて、31人を就農とか、就労に導いているという方が、実際にもう板橋区で活躍されていて、ただ午前中に座学を受けて、午後に農業の実施を板橋区内の方にしているんですけれども、午前中は区役所で座学、午後は調布でしか農地が借りられなかったということで、調布まで板橋区の方々がみんなで行って作業して、また戻ってくるということをやっていたそうなので、来年度から徳丸で農地を借りられることになって、板橋区の生活保護の方だったり、ニート、引きこもりの方が、板橋区内で午前中、区役所で研修を受けた後、午後実施ということができるようになったらしいんですが、こうやって板橋区内でも生活保護の方とかを、農業に導いてやっている方もいらっしゃるので、すごく参考になるんじゃないかなと。もう既にある取り組みなので、こういった方の取り組みも参考にしながら、基礎学習農園を進めていくのも一ついいんじゃないのかなと思いますが、いかがでしょうか。 ◎赤塚支所長   大変いいお話だと考えます。私ども、農業部門といたしましては、そうした方々ができるだけ効率的に、そうしたことを今おっしゃったようなことができるように、農地の関係のコーディネート、それから農業技術を持った人たちが必要であれば、そうした人たちを生み出すような形で、連携体制をとっていきたいと考えております。 ◆間中りんぺい   ありがとうございます。次の質問に移りたいと思います。  スポーツプロモーションというところで、東京エクセレンスの活動支援について、お伺いをしたいと思います。  代表質問で元山幹事長からも、エクセレンスのお話がありましたが、僕もちょうど小豆沢に住んでいる人間として、後援会の方々とすごくこの話をしています。後援会の方々、地元の方々の中にも3,000人収容、5,000人収容のスタジアムがなければ、ライセンスが取れない、エクセレンスがいなくなっちゃうんじゃないかという話が結構広まっていて、その話を僕もいろいろ受けるので、もう一度伺いたいんですけれども、Bリーグのほうに少し待ってくれというような内容で、お話をしている。それが、仮にだめだった場合、認められなかった場合、どのように考えているのか。今の現状をお聞かせください。 ◎スポーツ振興課長   昨日、区長答弁でもお答えさせていただきましたとおり、仮に2部のライセンスが取れなかった場合、自動的に3部に行くということにならざるを得ないということになります。3部となりますと、やはりなかなか興行として成り立つかどうかというところが、非常に厳しいとチーム側からは聞いております。ただ、きのうも代表質問のお答えのとおり、地域の方々とかなりかたいきずなといいますか、関係性を培ってきたということから、たとえ3部になっても、ホームアリーナを小豆沢として活用しながら、今後また2部に向けた努力、検討をしていきたいとは聞いてございます。 ◆間中りんぺい   今の小豆沢体育館、アリーナを3,000人とか、5,000人が入るように改修するというのは、もう構造上も無理だという話は聞いているんですけれども、仮にクラウドファンディングか何かで予算が仮に集められたとしたら、今の規模のところで5,000人収容のスタジアムをつくるということ自体は、面積から考えて可能ではありますか。 ◎スポーツ振興課長   小豆沢体育館について申し上げますと、あそこは第一種住居地域であって、用途が限られております。例外規定を活用しながら、今、体育施設としては運用しておりますが、もし3,000人、または5,000人の規模の体育館をつくるとなりますと、小豆沢のあそこの敷地面積、あとは用途を考えますと、ちょっと困難であると、別の場所を探す以外はないのかなと考えております。 ◆間中りんぺい   いなくなっちゃうのは、地元としては寂しいなという思いは、もしそうなってしまうとしたら、ただ今後援会の会長とも話していても、そういう可能性があるということは言われているから聞いているよという方が大半で、ただ仮に小豆沢から移動しちゃうという可能性があるとして、そうなるにしても、でもそれが決まるまで、そうなるまでは後援会としても一生懸命とにかく応援するんだというような態度で、後援会は、すごくいい態度だと思うんですね。ぜひ、応援を僕も個人的にはしたいなと思っていて、一生懸命地元としてもなっていると。エクセレンスが今度から地域のごみ拾いを試合前に選手の皆さんが始めてくれたりだとか、地域貢献としてハンドスタンプアートプロジェクトというような、障がい者の福祉の関係のところも協力してくれて、4月1日のゲームでは障がい者の子たちと、エスコートキッズで試合を盛り上げてくれるそうなんですけれども、そういったこともやってくれているので、応援をしたいなと思っていて、そんなエクセレンスが今レジスターを導入したいという話をしています。それは、区としては協力関係にあると、絡んでいる話ではありますか。 ◎スポーツ振興課長   一つ、ご質問にいただきました小豆沢の方々に応援いただいているということを考えますと、チーム側としても、たとえ2部に残り別の場所にホームを移さざるを得なくなったとしても、小豆沢はふるさとのような形で、必ずホームゲームは6割をホームで行うと。その4割は自分たちで選べるという形になりますので、まずそういった形で、仮になったとしても、小豆沢体育館をご利用いただくことは可能性としては十分残っていますので、そういう意味で仮に動いたとしても、ふるさとのように戻ってきていただければということを考えております。  あとは、レジスターについては、ちょっとまだエクセレンス側から伺っていません。さまざまな提案をいただいているところでして、今後、協議をしながら可能なだけ支援していきたいと考えております。
    間中りんぺい   そうしますと、ここでそこまでは詳しくお話はしなくていいと思うんですが、エクセレンスの応援されるようなお店の使うレジスターがあって、それを板橋区内に広めたいということで、今、エクセレンスオフィシャル商店街に個別に呼びかけたりはしているところです。エクセレンスが、そういう取り組みをしている状態のときに、区との関係というか、エクセレンスは自分たちが頑張るために、こういうことをしていきたい。区にも、こういうことを協力してほしいということが、多分たくさんあると思うんですけれども、そのときに区とのやりとりというのは、どういった担当の方がいるのか、どういう形で進んでいくものになるんですか。 ◎スポーツ振興課長   エクセレンスとは連携に関する協定を結んでおりまして、その中でさまざまな協力事項が盛り込まれています。基本的には、スポーツ振興課が事務局を担っていますので、何か例えば区のほうでやりたい、区も協力したいということがあれば、一定程度協議をさせていただいた上で進めるということで、この協定の中身によって、お互いに区にも一つ、例えば地域の活力向上に関するようなものであれば、当然に支援をしていく立場ですので、基本的にはスポーツ振興課を介して協議をした上で決定し、あとは商店街の方々、区民の方々にも、そういったPRをしていくというような形になろうかと思います。 ◆間中りんぺい   エクセレンスの担当者と話をしていると、区への要望というのが少なからずあるんだなと思っているので、もうちょっと区と連携をとって話ができる場があるといいのかなと、どうしても応援をしている以上、そういう場がもう少しあるといいのかなと感じていますので、よろしくお願いします。  引き続き、小豆沢に関して、小豆沢体育館プールの改修に関して、お伺いしたいと思うんですけれども、小豆沢体育館プール、温水プールになるということですが、この温水プールの熱源というのは、どういったところからとってくるものなんですか。 ◎スポーツ振興課長   基本的には今回の仕様は地中熱を利用するという仕様になっていますので、地中熱を活用、あとはいわゆる電気を併用しながら熱源をとっていくと聞いています。 ◆間中りんぺい   小豆沢体育館プールがこれからできるよというPR、広報でも載っていますけれども、そういった熱源を地中熱を使ったり、エコな感じで運営をされる、つくられるということであれば、せっかくそれはいいことだと思うので、もうちょっとPRに載せてもいいのかなと。ただ、電気で温水プールにするよというだけじゃないんだとしたら、何か環境に配慮した施設でもあるということは、もう少し加えていってくれていいのかなと思います。  それから、このプールに関して完成をした後、地域からの要望として、早朝の利用を望んでいる声があります。早朝からでも、あの辺だとジョギングをしていたり、小豆沢公園なんか毎朝体操している方が結構いるんですけれども、会社員の方でも朝ちょっと泳いでから会社に行けたらいいなという声がありまして、例えばその時間、別料金になっちゃってもいいと思うんですが、早朝、例えば7時とか、そういった時間から利用ができるようになればいいなと思うんですが、その辺の可能性はいかがでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   現在、条例上は9時からとなってございまして、ただ指定管理者が管理しているという状況もございますので、ご要望がどれだけあるかどうか。あとは、朝あけるとなると、そこの人件費、開館前に清掃が入りますので、そういったもろもろの課題を整理していきながら、可能性については指定管理者と協議していきたいと思います。 ◆間中りんぺい   わかりました。よろしくお願いします。  それから、また引き続き小豆沢のことになります。概要版でいうと33ページ、小豆沢公園再整備設計のところで予算がついているかと思います。プールが完成した後に、今度プール周辺の小豆沢公園一帯を再整備するというような話だと聞いていますけれども、このプールが完成した後に、どのような整備、どのような規模の整備を想定されているのかを、お伺いします。 ◎スポーツ振興課長   平成30年に小豆沢のプール棟が完成いたしますと、公園にある武道場を壊し、そこが複合化されるという計画でございます。そこに向けて、一体的な整備ということで、既に検討会を立ち上げまして、今月にはそこの実施設計のプロポーザルの事業者を今公募しておりまして、今後、公募、そしてプレゼンテーションに入るというスケジュールで、今年度中にはその事業者の選定までいくというスケジュールになっております。  内容につきましては、大変貴重な緑の資源をいっぱい抱えている小豆沢公園ですので、その緑、あとはおおらかさを利用しながら、全体を資源として、どういう形がいいのかということで、今後、設計事業者と進め方を検討していきたいと思ってございます。実は、この一体的な整備につきましては、費目としては土木費、公園整備の土木費計上されておりまして、スポーツ振興課としては、今後、テニス場ですとか、そういった整備の経費はかかってくると思いますけれども、きょう町会長会議のほうにも説明をさせていただいております。 ◆しば佳代子   よろしくお願いいたします。  先日、防災対策についての講習を聞いてまいりました。防災については、こちら所管外だとは思うんですけれども、そこで衝撃的なというか、具体的な数字が上げられていまして、3.11のときには最大避難者数が47万人だったんですけれども、首都直下地震が来ると、これが15倍になりまして、720万人と言われているというような数字が出ていました。  また、供給電力が5割落ちまして、通信の9割が通話規制がかかっていると。地下鉄は1週間停止になるということも言われていました。  そこで、防災対策を担当する課があるんですけれども、災害時、それぞれの所管の動きを教えていただければと思います。抱えている施設ですとか、または皆さんの動き、どういうことになっているのかを、教えてください。 ◎地域振興課長   私ども区民文化部は、地域センター18か所を持っておりますので、情報連絡班ということで、地域の被害状況、そういうものについて収集をして、災害対策本部に上げて指示を受けるというような役割を担っているところでございます。 ◎文化・国際交流課長   文化・国際交流課では、美術館、あと文化会館など、そういった施設を有しております。指定管理者につきましては、災害が起こったとき、直ちに招集するような、そういった指示をしてございます。私ども文化・国際交流課では、まず施設の被害状況を確認するということを急務としておりまして、あと職員が災害時、全て文化・国際交流課に集合しまして、その施設の被害状況を確認する、そういったような初期対応になってございます。 ◎スポーツ振興課長   各体育館につきましては、既に災害のときの役割が決められております。例えば、赤塚であれば、そのときに出た遺体の安置場所だとか、あとは小豆沢であれば、物資の貯蔵だとか、そういう役割がありますので、まずはその役割を担うと。あとは、それぞれ広域避難場所にはなってございませんので、そちらへの誘導など、そういった安全確認をするということになってございます。 ◎戸籍住民課長   戸籍住民課の体制でございますけれども、本庁舎につきましては、主にり災証明書の発行になります。区民事務所に関しましては、地域センターと同様、地域の情報連絡員として情報を集めるという役割を担っております。 ◎板橋東清掃事務所長   東西の清掃事務所は、帰宅困難者の一時滞在場所ということで、とりあえずまず開放するということがございます。あと、清掃の関係でいきますと、熊本なんかでもありましたけれども、いわゆる普通のごみが町なかに出ておりますので、可能な限り回収ということなんですが、ただ道路の開閉状況、道路がふさがっていなければということもありますので、集められるだけのものは、とりあえず集めて、まちの中を清潔にすることをやらせていただきます。その後の段階につきましては、またこれからということになりますので、瓦れきの処理とか、そういったことも東京都との関係もございますので、今そこら辺は詰めているところでございます。 ◎清掃リサイクル課長   私どもは、リサイクルプラザの管理運営を行っております。プラザについては、指定管理者が災害時に当たっての避難マニュアル等をつくっているところでございます。発災時には、お客さんがいる場合、まず避難ということで安全確保を図るということと、あと管理運営上、出火がないか安全確認をする。本庁に報告というような流れになってございます。  それから、資源回収につきましては、今、東西の清掃事務所長からごみの話がございましたけれども、基本的にはまず資源回収事業者の職員の安全確認をしていただいて、どれだけの余力があるかを報告した上で、発災時から3日間、それから4日以降、2週間後という形で、必要に応じた活動をしていくための協議をしていくことになろうかと思います。 ◎産業振興課長   産業経済部は、まとめて私のほうでご説明差し上げます。  基本的に、それぞれ所管の施設を持っておりますので、まずは施設の点検、場合によっては営繕課につなげていくというようなところ。それから、全体の災害対策本部でとられている職員もおりますので、それはそちらに従事いたします。それ以外のところは、例えば私どもでいきますと、商店街があったり、工場があったりしますので、そういったところの被害状況が入ってくれば、それを把握して報告していくと。あとは、基本的に業務継続の計画上、余り緊急なところはございませんので、場合によってはほかの部署の遊軍的な役割を担うのかなと思ってございます。 ◆しば佳代子   それぞれ明確にされていて、とても行動の道筋といいますか、行動が明確にされているなと思いました。それぞれの所管で大変だと思うんですけれども、確認がとれたときに、今、最後におっしゃっていただいたように、人の派遣ということも流れとかも考えているんでしょうか。大変な部署に行くとか、手伝いに行くとか、そういうこともあるんでしょうか。 ◎産業振興課長   基本的には、区役所で災害対策本部というのを立ち上げますので、そこの本部で人の差配も含めてやっておりますので、その本部でこちらの部が足りないとなれば、余っているところから回すと、そういうような決定がされましたら、各部に指示がおりてきますので、それをもとにそれぞれの部から忙しいところに行くというような流れになってございます。 ◆しば佳代子   そのときには、何人大丈夫ですとか、そういう、皆さんうなずいていただいて、わかりました。  災害についてなんですけれども、こういうところが足りなかった、完全ではないと思うんですね。こういうところが足りなかった、それぞれ日本中でいろいろ災害が起きているので、そういうことで来年度、災害についての予算をつけるところというのはあるんでしょうか。 ◎産業戦略担当課長   産業振興課においては、通常の直接的な業務においては、緊急性が余りというか、個人になりますので、先ほど産業振興課長が申し上げたように、まずは区民の命の安全を確保してから業務に携わるという形になりますが、産業自体がストップしてしまうと、非常に供給サイドとしては、生活に対して大問題になりますので、産業防災という概念では、事業は重要だと思っております。ただ、まだ現時点で予算化されておりません。これは、今後、予算要求をする中で具体的な予算執行までいければと、現時点では考えています。 ○主査   答えられる範囲で、お願いするしかないと思いますよ、防災については。 ◆しば佳代子   その要求はしていないと思うんですけれども。  ありがとうございました。とても参考になりました。また、これを機会に、ぜひ見直しもしていただければと思います。  では、次に農業について、お伺いします。  私は、予算案プレス発表の中での、先ほど都市農業の新たな担い手の育成ということで、先ほども触れていたので、重複しない程度でお聞きしたいと思います。  これに着目したのは、とてもいいことだと思います。板橋区ならではのものだと思います。例えば、中央区ですとか、千代田区とか、そういったところではなかなかやりにくいものなんですけれども、板橋区ならではというものに予算をつけられるのかなと思いました。対象が20名、先ほどもおっしゃっていましたけれども、これは応募の条件とかはあるんでしょうか。 ◎赤塚支所長   応募の条件でございますが、基本的には来年度、委託の中で、どういう募集をしたらいいのかということは検証していきたいと思っております。今のところ、成人でいらっしゃる、農業ができるような状態の方を、区民の皆さんの中から公募させていただきたいと考えております。 ◆しば佳代子   成人ということだと、今度新たな担い手なので、上ですね、幾つまでとかということも考えていらっしゃいますか。 ◎赤塚支所長   それについても、どういう応募が、まだやったことがございませんので、どういう方々が応募してくるのかといったことも含めて、予想し、また想定し、実態を確認していきたいと思います。 ◆しば佳代子   この予算の中、2,200万円ぐらいなんですけれども、施設の工事費が約2,000万円ぐらいかかっているんですけれども、先ほど土の取りかえとおっしゃっていたんですが、そのほか何かありましたら教えてください。 ◎赤塚支所長   工事費でございますけれども、先ほどもご説明したような土の取りかえで約230万円弱を予定しておりまして、そのほか電気設備工事、それから園路広場工と申しまして、駐車場等を設置する舗装、それとパイプハウス、農業に温室が不可欠なものになってまいりますので、ビニールハウスと呼ばれていた施設でございます。あと、日除け棚ですとか、足洗い場、周りとの管理をします柵、それからトイレ、こうしたものを設置する予定でございます。 ◆しば佳代子   かなり大がかりになってくると思います。これ1年で行うということだったんですけれども、1年でこれだけの施設をつくって終わりにするということではないと思うので、その辺の将来的なものは、どうなんでしょうか。 ◎赤塚支所長   こちらの工事は、いずれも借地でございますので、仮設工作物として設置を1年間でいたします。土地につきましては、所有者の方から永年お借りをする意向をいただいておりまして、当初5年間ということで契約させていただいております。 ◆しば佳代子   この中で、学校としていろいろ行った後に、農作物、野菜等は持ち帰りや試食用に利用しますとなっております。ぜひ、これ私、一般質問でも行ったんですが、食育につなげていただきたいと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。 ◎赤塚支所長   こちらの学校でのカリキュラムについては、来年度、検討してまいりますけれども、今おっしゃられたような食育というのも、板橋農業のためには重要な視点だと考えておりますので、そういった視点も含めて、カリキュラムを構成したいと考えております。 ◆しば佳代子   ぜひ、お願いいたします。  これに関連して、区民農園とは別に、こういう方法でということなんですけれども、区民農園について、少しお聞きしたいと思います。  私のところに、なかなか当たらないんですよという、お声があったんですけれども、状況について教えてください。 ◎赤塚支所長   区民農園につきましては、今、約2,100区画ほどございまして、公正な抽選で行わせていただいております。お一人おひとりということではなくて、世帯で1か所という制限を設けておりまして、なるべく多くの皆様に活用していただけるような努力をしているところですが、人気が非常にございまして、大体平均的には1.4倍ぐらいの倍率が生じております。何度か出していただいて、当たるようにお祈りいたしております。 ◆しば佳代子   今平均倍率を教えていただいたんですけれども、場所によって倍率が違うともお聞きしたんですけれども、この場所の例えば去年は、このぐらいの倍率でしたという情報は、皆さんに教えていただいているんでしょうか。 ◎赤塚支所長   情報につきましては、インターネット等で公開させていただいています。 ◆しば佳代子   それを酌みながら、去年はこのくらいだったので、この辺だったら当たるかなみたいな予想ができると思います。当たらなかった人に関しては、次の年に優先的に入れるとか、そういうことはされていないんでしょうか。何か、工夫はされているんでしょうか。 ◎赤塚支所長   こちらの区民農園の制度自体につきましては、さまざまな課題もございますので、今おっしゃられたようなお話も含めて、今後、改善をしていきたいと思います。今のところ、急に変えるということが問題になる点もございますので、なるべくお出ししたり、それから受付をしやすいように、あるいは先ほどおっしゃられたような情報を提供して、当たり、外れが少なくなるようにという工夫にとどまっているところでございます。今後、検討していきたいと思います。 ◆しば佳代子   ありがとうございます。ぜひ、多くの方に携わっていただければなという思いがあります。  関連して、予算の概要の中で36ページなんですが、区民農園、一般が今お話しいただいた約2,150区画だと思うんですけれども、団体利用については、どういうものになるんでしょうか。 ◎赤塚支所長   団体利用につきまして、個別の区画が15平方メートルを1区画としているのに対しまして、大勢の方でご利用いただくような機会の提供ということで、30平方メートルの区画をご用意しております。福祉団体の方ですとか、あるいは町会の方々、そういった方々に団体として、区内の方の団体に限りますけれども、応募していただいて、やはり抽選で割り当てさせていただくという内容のものでございます。 ◆しば佳代子   抽選ということは、やはり人気があるんだと思うんですけれども、例えば一般で自分でやりたかったんだけれども、落ちちゃったので、みんなでまとめてやろうかとか、そういう町会でまとまってやろうかとかということもできるのかどうか。あと、倍率、人気度を教えてください。 ◎赤塚支所長   この抽選、あるいは公募ということにつきましては、区が農地をお借りして、それをお貸しするという法律的な制限の中で実施しなければいけないものとして、実施しているところです。倍率については、空きが出る状態で1を割っているという状況ではございます。  それと、落ちた方が団体で使用するというようなお話ですけれども、減免がきくような制度にしておりますので、そういった今のような利用の場合には、利用料金が非常に高くなるということはあるかと思います。
    ◆しば佳代子   料金の話が出ましたので、これ1,400万円になっているんですけれども、この内訳は両方合わせて1,422万円になっているんですけれども、この辺はどういうものに利用するんでしょうか。 ◎赤塚支所長   予算書の155ページの4番の区民農園運営経費の内訳ということでございます。  大きなものとして、利用されている方の農業指導、あるいは農園の管理等を行っていただいている方々に対する報償費が420万円ほど、それからトイレの清掃ですとか、ごみの処理といったもの、委託について300万円ほど、それからいろいろな工事が出てまいりますので、その工事費が350万円ほどといったような内訳でございます。 ◆しば佳代子   時間が余りないんですけれども、ありがとうございました。  次に、ちょっと簡単なところで、質問だけになると思います。  植村冒険館なんですけれども、委員会の中でもいろいろ審議をしてきたんですが、一昨年、2,000万円ぐらいをかけまして、外壁工事の予定があるということになっていました。これ、十数年もつという答弁だったんですけれども、この辺は一定の予定が立っているんですけれども、その辺はどうなっているんでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   当時、外壁改修については全面改修をする予定で組んでございました。ただ、移転に関する計画が進んでいく中で、危険な前面の入口の部分だけに補正で変えさせていただいた状況でございます。 ◆竹内愛   産業振興費について、お伺いします。  産業振興公社の予算についてなんですけれども、昨年比で約772万円の増額となっているんですけれども、その理由を教えてください。 ◎産業戦略担当課長   公社事業に隔年、もしくは3年に一度実施の事業がございまして、ことしはこれに当たっております。例えば、製造業の調査であったり、東京エアロスペースシンポジウムというのに出展したり、ハイライフプラザガイド作成、こういったものが隔年、もしくは3年に一度の事業になりまして、それが増加要因になります。 ◆竹内愛   ありがとうございます。この公社の事業について、今、増額になるのは3年に一度ということの取り組み、隔年で行われるということの取り組みということはわかりましたが、ほかの事業について、何か改善をしますとか、拡充をします、また逆に縮小しますといったものがあれば教えてください。 ◎産業戦略担当課長   大きくは、新規事業を新しくたくさんやるとかということではなくて、現状行っている事業を、毎年、毎年、ニーズに合わせて対象者を変更したり、そういったことが行われていると聞いております。 ◆竹内愛   今年度と新年度で、今言われたような対象を変更したりですとか、内容を変更したものがあれば、それを資料でいただきたいと思います。  あわせて、概要でいうと34ページになるんですが、産業融資利子補給の予算が今年度比で2,279万円減額になっているかと思うんですけれども、その内訳も教えてください。 ◎産業振興課長   産業融資利子補給の部分につきましては、金額が下がっているところでございますけれども、理由としましては、例年で板橋区は実は長期プライムレートによって利率を決めているところがございます。現在、0.95%という非常に低い利率での融資になってございますので、その実績に見合った利子補給ということになりますので、件数自体は実は平成27年度から28年度にかけても、件数と融資の金額自体はふえてございます。ただ、今言ったように利子のパーセンテージが低いので、予算計上としては額が低くなっているというところでございます。  それから、あわせて今、公社の資料要求につきましては、公社に確認しながら、出せるものは出していきたいと思ってございます。 ◆竹内愛   公社の事業というのは、中身については、こちらの年度当初にいただく事務概要には記載があるんですけれども、何が変わったのかというのが、なかなかわかりにくいので、資料をお願いしました。  利子補給については、今、説明をいただきましたので、わかりましたけれども、要件が厳しくなったり、それから借りにくくなるとか、そういったことがないように、引き続きお願いしたいと思います。  それと、産業活性化戦略経費についてなんですが、これ今年度から12万円減額ということで、そんなに大きな変化ではないのかなと思うんですけれども、この間、先端的ものづくり企業誘致助成ですとか、貸工場家賃助成の実績が上がっておらず、最終補正でも全額減額をしたということで、改善を求めてきました。委員会でも説明があったとおり、新年度は要件を緩和して実施したいということなんですけれども、その見通しがあるのかどうかということを、お伺いします。 ◎産業戦略担当課長   利用の見通しという理解で、ご説明いたします。  改正をこの3月に行おうと思っておりますが、改正の方向性としましては、対象者を拡大して、より利用がしやすい方向を目指しております。昨年度も実績はゼロではありましたが、さまざまなところで告知を行っております。例えば、不動産事業者であったり、区のイベントであったり、また金融機関などにも話をして、その結果として、具体的な問い合わせというものは5件ほど来ております。ほかにも、例えば大きなベンチャー企業が事業所を探しているというような情報も、この事業の告知があったかどうかはあれですけれども、問い合わせが来ておりますので、そういった問い合わせに対してつぶさに連絡を取り合いながら、利用につなげたいと考えております。 ◆竹内愛   条件を工場、例えば先端的ものづくり企業誘致助成については、事業所の規模、面積が150平米でしたっけ、そういう条件を緩和しましたということで、お伺いしているんですけれども、今お話を聞くと、事業所の対象も拡大をしたと受けとめたんですけれども、事業者の要件というのは、応募できる要件、今ちょっと一部の私立学校で適正化認可がおりないみたいな話も出ていますけれども、結局、税金を投入するわけですから、事業が継続できるか、財務の評価はどうなのかということを審査するんだと思うんですけれども、その審査に当たっての最低限の例えば資本金が幾ら以上とか、例えば工場のもともと企業の売り上げが幾らとか、そういった経営基盤ですとか、今の申し込みをしてきた、申請をしてきた事業者の基準というんですか、そういうことというのがあれば教えていただきたいのと、そういうことでの対象もより幅広く広げたという意味なのか、そちらについてもお伺いしたいんですけれども、いかがでしょうか。 ◎産業戦略担当課長   まず、この助成事業で一番特徴的なものは、先端的かどうかということでございます。通常の、ただのものづくり企業は対象にはならなくて、あくまで区の経済といいますか、産業構造と親和性が高くて、非常に先端的なものづくりをしているところ、それが取引であったり、いろいろな情報交換であったりということを通じて、波及効果が大きいというところを一つ特徴としております。  そのほかでは、通常の助成事業のように、今時点では1年以上、区内で操業しているということがあります。これを緩和して、1年の縛りをとろうと思っております。ほかは、中小企業であることは条件となります。そのほか、税金を滞納していないであるとか、この助成を二度受けられないといった細かな規定はありますが、基本的にはそういったことが、まず資格要件であります。事業所といいますか、対象を広げたというところでは、今までは工場をつくってもらう、もしくは取得するということが対象でしたが、さまざまな問い合わせの中では、やはりものづくり関連ではありますが、実際に工場ではないところ、極端なところでいうとファブレス企業がありますけれども、それ以外にも企画開発だったりとか、研究、そういったことをしている事業者のニーズもありますので、そのあたりを少し広げて、例えば主要な生産設備の機械を置かなくても、組み立て工場みたいなところであったり、研究・開発施設、こういったものでも対象にするというところを要件緩和し、またそれらが要件となっております。 ◆竹内愛   先端的というのを、どう判断するのかというのが、ちょっとわかりにくいのかなと思いますので、その先端的ということについての基準、それがあれば、今言われたような内容をお示しいただきたいと思います。  それから、以前いただいた資料だと、チラシだけだったんですけれども、今言われたお話が一般に配布されているチラシには、必ずしも載っていないのかなと思いますので、今言われた内容も含めた条件、そういったことについての資料をお願いしたいと思います。  それで、産業振興事業計画2018の82ページで、ことしの予算にも計上されているんですけれども、概要でいうと34ページの今言った産業立地促進事業の中のアに当たりますけれども、企業立地継続支援助成というのがありますよね。これは、計画のほうで見ると、助成件数3年間で24件となっているんですけれども、年度で割ると8件となっているんです。実績はどうなっているでしょうか。 ◎産業戦略担当課長   まず、資料要求につきましては、お出しいたします。  企業立地継続支援助成の実績の件ですけれども、今年度は12件ということになっております。3年前から実施しておりまして、年々金額ベースでは上がっているところでございます。 ◆竹内愛   そうすると、年8件ということなんですけれども、年間でいうと、それを上回っているということなんですが、それはプラスで受けられる条件が合っていれば、一応、予算オーバーしていても、それは合っていれば出しますよということでいいんでしょうか。 ◎産業戦略担当課長   予算が上限設定になっておりますので、もし希望以上の方が来られたら、29年度については、申請金額ベースの比率で案分して、少し金額が小さくなる形で総額は変わらずという形で、お出ししたいと思っております。 ◆竹内愛   そうしたら、ものづくり企業立地継続支援助成金の内訳も教えていただきたいんですけれども、こっちのほうが区内の実態から見ると、これは継続して区内で操業していくということなので、もう既に区内でやっている方の立地にかかる経費の固定費に対する助成だと思うんですね。これについては、非常に有効な施策なんではないかなと思うんですけれども、それは今の予算額では間に合っていないということがあれば、私は条件緩和しなくても、ふえているわけじゃないですか、オーバーしているわけですよね。だったら、その予算をふやすべきだと思うんですけれども、それについてはいかがでしょうか。 ◎産業戦略担当課長   まず、先ほどのご質問で今年度12件ということでしたけれども、予算額はオーバーしませんでした。これは、申請規模が小さなものが多かったということで、積み上げても3,000万円を超えなかったということが、まず前提としてございます。  立地継続なんですけれども、おっしゃるようにニーズがあれば、もちろん積み上げていきたいと思いますが、都補助を使った事業なんですけれども、先端的とはちょっと別の補助事業をやるということが、まずあります。そのあたりはあるんですけれども、それを踏まえて可能かどうかというのは検討したいと思います。 ◆竹内愛   先端的ものづくり企業誘致助成自体も、否定するわけじゃないんですけれども、実績が伸びていて、実績がある事業については、ぜひ不断の改善を図っていただきたいし、今言われたように、予算の範囲内でおさまっていればいいですけれども、予算の範囲を超えた場合には、ぜひそれは同じ条件で支給をしていただきたい、助成をしていただきたいということを、お願いしておきたいと思います。  それで、この産業振興事業計画2018については、今年度から実施されて、計画自体は今年度からなんですけれども、今言われたように、常に条件を緩和しています、条件を見直していますという事業が出てきているわけですよね。事業計画そのものも、内容が若干変わってきているんではないかなと思うんです。目標は変わらなくても、要件緩和をしているということの条件は変わってきていると思うんですね。この計画そのものの進捗状況の管理については、どのように行っていくのか。それから、3年間の計画ですけれども、3年間に何か議会側に進捗状況について、報告をいただけないのかどうか、その点についてお伺いします。 ◎産業戦略担当課長   まず、進捗の仕組みですけれども、我々は産業活性化推進会議というものを持っております。この構想と計画をつくったときは、策定の会議というのがありました。現在は、これが進捗管理の会議体に変わっておりまして、今度、新しいメンバーで最初の会議が行われます。構想をつくった後の初めての会議が行われます。ここで、まず進捗管理が確認されまして、そこでさまざまな修正、また我々が考えたことなどの意見交換ということが行われます。その後、29年度以降は年2回を予定しておりまして、予算の少し前段階と、このような年度末の段階、この2つで進捗管理、また新しい方向性、また反省、そういったことをしたいと思っております。  議会報告については、一応、構想と計画というものは別物ではあるんですけれども、そのあたりは臨機応変に必要に応じて、ご報告すべきことはしたいと思ってございます。 ◆竹内愛   1年ごとに、その内容も変わってきているということなので、私は1年ごとに進捗状況をきちんと議会に報告していただきたいんですよ。計画の見直しがあれば、それを反映させた次の予算編成につなげていかないと、本当に必要な事業が拡充されなかったり、これは本当に実態に合っているのか、合っていない事業が継続されたりということにもなってしまうんじゃないかなと思うので、その辺についてはお願いしたいと思います。  次に、就職についてなんですけれども、例えば35ページに就職活動サポート事業というのがあって、就職面接会というのがありますよね。このほかにも、就職合同説明会とか、そういったことの活動をされていると思うんですけれども、分野別の合同説明会、就職の説明会というのは、どう進められるのか。例えば、所管から、こういう事業の人材を確保するための就職面接会をやりたいんだけれどもと相談があったときに、それは産業振興課としてサポートできるのかどうか。逆に、産業振興課がこういう事業をやったらどうかという提案をするのか、そのあたりについての関係性も含めて、お伺いしたいと思います。 ◎産業振興課長   若者の就労の関係で、さまざまな取り組みを行っているところでございます。例えば、就職支援セミナーですとか、いろいろな団体との連携をとっていますので、就職支援セミナーだと例えば東京しごとセンターですとか、あとは面接会のほうでいきますと、ハローワークですとか、あとは都立の中央・城北職業能力開発センターですとか、いろいろなところと連携しながら、講師の派遣もお願いしながらやっているところでございますので、そのあたりの細かい内容につきましては、それぞれ例えば来年度に向けて、今年度にハローワークとの協議の場を設けたりとかしていますので、そういった中で来年度、何をやっていこうか、何ができますよ、何がやりたいとかというのを、そのときで協議して次年度のやつを決めていくというような状況になってございます。 ◆竹内愛   今、各地で保育士を確保するということで、自治体がどれぐらいの保育士が必要かということを把握して、合同説明会というのを実施しているということで、私たちが視察に行った兵庫県の明石市も庁内で調整して、産業振興にかかわる部署の人たちと、それから保育にかかわる部署の所管で、一緒の合同説明会というのを開催したということを伺ったんですね。そういった分野別の合同就職説明会というのは、またそれはそれで非常に有効なんではないかなと思うんですね。どこが、それを発するかということはあるんだと思うんですけれども、そういう産業振興課としても、どんな人材が必要なのかということを、しっかりとつかんで提案していただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎産業振興課長   現在は女性のための再就職ということで、男女社会参画課と連携をしてやってございます。今のところ、私ども若者ということを請け負っているわけですけれども、委員がご指摘のとおり、近年、保育士の需要があるという中で、そういった新しい部分も出てきていますので、今年度からハローワークと定期的に雇用問題の協議会というのを開催しております。そんな中に、保育の部門も例えば入っていただいて、協議していくというような形で、庁内の中の連携をとりながら、対外的にも連携をとって、そういった保育士のニーズなんかも見きわめながら、検討していきたいと思ってございます。 ◆竹内愛   よろしくお願いします。  質問だけになってしまうかもしれませんけれども、もったいないのでします。  北京の石景山区との交流事業についてなんですけれども、資料をお願いしましたが、議会費はかなり細かな資料をいただいているんですけれども、文化・国際交流課から出していただいた経費の内訳が、非常にざっくりとしていて、例えば区長、それから職員何名とか、その詳細、議会費の細目と同じような資料を私はお願いしたかったんですけれども、その点について、いかがでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   申しわけございません。区議会事務局が出している資料を、ちょっと見ておりませんで、整合性がとれずに失礼いたしました。  文化・国際交流課としましては、石景山区として大まかに費用を見込んでございますのが、今のところ、まず相互訪問をするということですので、こちらから派遣する費用、また石景山区の方が、こちらに来ていただいたときの、そういった費用ということを見込んでおりますので、そこのところは表記させていただきました。 ◆佐藤としのぶ   最初は、予算の概要の32ページのオリンピック・パラリンピックです。  3)で、オリンピック・パラリンピック展示事業ということで、板橋区にゆかりのある選手の紹介ですとか、各競技の紹介ということで書いてありまして、これはこれで非常にいいことだと思うので、ぜひやっていただきたいと思うんですが、私、決算の分科会でも、たしか区内のスポーツ団体とか、個人とかで、優秀な成績を上げた人を教えてくれというような質問もしたと思うんですが、そういった区内の例えばどこどこ中学校が全国大会へ行ったとか、個人でも、団体でも、どっかのママさんバレーが全国大会で、こんな成績を上げたとか、そういった区民で活躍している人の紹介なんかもやってもらえるといいかな。例えば、子どもだったら未来のオリンピアみたいな形で紹介するとか、アマチュアスポーツ界、パラスポーツ界で板橋区でこんな活躍している人がいますみたいな、そういった区民参加型の機運醸成というのがあるといいのではないかなと思うんですが、今回のこの予算の中では、その辺まで含めての考えがあるかどうかを、お願いします。 ◎オリンピック・パラリンピック推進担当課長   来年度行います展示事業につきましては、先ほど委員からもお話しがありましたとおり、ゆかりの選手であるとか、競技紹介を主に考えておりまして、あとはリオ大会での写真とかの展示を考えてございます。  委員からお話しのありました将来のオリンピアとか、パラリンピアの紹介につきましては、一部情報をどうやって収集するかというところの課題もあるかと思いますが、その点につきましては、来年度、実施できるかは検討させていただきたいと考えてございます。 ◆佐藤としのぶ   ぜひ、やってみたらいいんじゃないかなと思います。  ギャラリーモールが始まってから、皆さんもお気づきかもしませんが、結構、区内の小学生の作品展示とかがふえたんですよね。平和絵画だとか、歯科衛生の絵画コンクールとか、選挙啓発ポスターとか、そういうのをやると展示された本人とか、その友達とか、家族とか、興味を持って見に来ますし、今たまたまやっているのは小学生の創作絵本、これは志村六小でうちの子のも下に置いてあるんですけれども、今日までしか展示してないので、見る方は今日中に行っていただきたいんですが、そういうのがあると、関係者は見に来たくなるじゃないですか。ましてや、全国大会の表彰状とか写真とか飾ってあったりすれば、やはり名誉だし、それで機運醸成にはつながるんじゃないかなと思うので、その辺はぜひ検討してやっていただきたいなと思います。  同じく、今度はスポーツになるのかなと思いますが、植村冒険館の話が先ほど出たので、これについて、新聞で見たんですけれども、今、港区のニコンのミュージアムで植村冒険館も協力して、企画展示をやっていると聞いています。その辺については、ご存じだとは思うんですけれども、少し概要をお話しいただきたいと思います。 ◎スポーツ振興課長   今回、ニコンのほうから、以前もやりとりがいろいろありましたけれども、創業たしか100周年ですか、そういった機会を捉えて植村さんが使ったニコンのカメラというのが、非常に貴重なものでして、しかも大切に使われておりました。マイナスの北極でも、壊れず鮮明な画像を写し残したということで、大変評価があるものを、現在貸し出しをしております。そういう意味で、豊岡市と、あと板橋区のほうで連携しながら、ニコンとは以前からもやりとりしておりますけれども、今回、貸し出しをしたということで、ちょっとニュースになっている状態でございます。 ◆佐藤としのぶ   これも4月1日までやっているそうで、入場無料だそうなので、ぜひお時間のある方はと思いますが、ニコンと、こういう関係ができて、今後、東板橋体育館に移転をして発展させていくということで、これまでも陳情等の質疑の中で、お話を聞いておりますが、逆にこれでニコンからも協力してもらって、例えばボルダリングイベントのときに撮影してもらって、記念写真をその場でプリントして持って帰ってもらうとか、せっかくこっちが協力したんだから、何らかの協力を向こうからもしてもらって、より関係を太くしていってほしいなという気がありますが、ニコンだけじゃなくてもいいんですけれども、いろいろな民間企業からの協力だとか、そういったこと、東板橋体育館で今後設計していくに当たって、どう考えているかを、お願いします。 ◎スポーツ振興課長   今、委員がおっしゃったように、ニコンとは非常にいい関係を構築できましたので、今後そういった連携については、ぜひ働きかけをしていきたいと思っております。  あと、現在、例えばスポーツ、アウトドアのメーカーでモンベルだとか、そういうジャケット、ウエアのところにも、今働きかけをしているところでして、さまざまな民間の力を入れながら、魅力ある施設としていきたいと検討しているところです。 ◆佐藤としのぶ   恐らく、基本的には入場無料でやっていく施設になっていくでしょうから、そういったところで民間の方のご協力をいただいてやっていかないと、財政的にも重荷になっていかないように、その辺はうまく協力体制をとってもらいたいなと思います。  それでは、先ほど区民農園の話が出たので、これも1点だけお伺いしたいと思いますが、利用されている方に、たまに言われるのが駐輪場、駐車場がなかなかなくて、でも道具を持っていかなきゃいけないし、収穫したものを持って帰らなきゃいけないし、そういった点で徒歩でという設計というのは、ちょっとどうなのということを言われているんですが、今、駐輪場、駐車場について、区民農園としてはどう考えて運営されていますでしょうか。 ◎赤塚支所長   まず、駐車場、駐輪場ですけれども、これは農地という地目のところを、農地法の適用除外を受けて、お借りをしているという実態がございまして、なかなか他の用途に、使用しにくいということがありますので、基本的には公共交通機関、あるいは徒歩でいらしていただけるようにという設定でございます。 ◆佐藤としのぶ   先ほど言ったように、そうはいっても現実的には自転車で行かれる方とかが多くて、それが路上に長時間にわたって置いてあったりというのは、周りからも、そういう苦情の原因にもなりかねないので、もし可能であればですけれども、それは場所によって状況は違うと思いますけれども、地主で広い駐車場を持っている方もいれば、何も使ってない未利用地もあったりするので、そういうところを有料でも駐輪場分ぐらいは、借り上げてやったほうがいいんではないかなという気がしています。駐車場は、ちょっとそこまでというのは難しいと思うんですけれども、それはコインパーキングを探してもらってやるしかないのかもしれませんけれども、その辺の周りからの苦情等が来ていないかも含めて、駐輪場を今後どう考えていくかについて、再度お願いします。
    ◎赤塚支所長   ただいま申し上げましたように、基本的には近くのところをご利用いただくということで、そのほかの部分で、例えば最初のご質問で農具等のお話もございましたが、こういったものは農園の中に共有のものを備える、あるいは持ち帰りのごみの部分については、大きなものの持ち帰りについては、今後、検討していくことにしたり、工夫はしているところですけれども、根本的なところで農地を無料でお借りしている。貸している側も、農地として区でお借りしているということで、固定資産税等が免除になったりということが、複雑に絡んでおりますので、近くに駐車場があるとか、駐輪場があるとかという情報提供というところまでは、行けるのかもしれませんけれども、全部の農園に、そういったものを配備するということは、なかなか難しいところだと認識しております。 ◆佐藤としのぶ   全部に配置するのは難しいと思いますけれども、苦情が出ないように、そこはうまく近隣の方とも話をしていっていただきたいと思いますし、利用者の方にも負担かからないような運営を目指してほしいなと思っています。  それでは、次にこれも決算総括で質問したところ、来年度からやると言っていたご当地婚姻届について、せっかくですので触れておきたいと思います。  事業名で見ると、結婚もてなし事業ということで書いてありまして、これについては、恐らくご当地婚姻届って、各全国で幾つの自治体で始めてきているようなものに近いものなんだろうと推測をしておりますが、いつからどんな事業として始まるのか、その辺についてお願いします。 ◎戸籍住民課長   委員がご承知のとおり、ここ数年、自治体の周年事業とか、シティプロモーションの一環といたしまして、オリジナルの婚姻届を作成するなどの取り組みが広がってまいりました。当区におきましても、オリジナルの婚姻届の作成、あと記念品の贈呈、あと撮影スポットの設置などを検討してまいりましたが、今回のこの事業につきましては、婚姻届の提出日を結婚記念日として、自宅で飾っていただけるようなデザインを施した記念カードをお配りさせていただきたいということで、予算計上したものでございます。 ◆佐藤としのぶ   婚姻届の提出証明書みたいな感じということでしょうかね。予算を安くするんだったら、もう複写で持って帰ればいいかなと思ったんですけれども、それでも記念になるようなものということであれば、非常に喜ばしいことかなと思います。それをやったことで、目指す成果というのは何なのかというのを、ちょっと最後にお聞きしたいんですけれども、なかなか成果指標というのが難しいとは思うんですけれども、離婚率の減少を目指すのか、成婚数をふやしたいのか、その辺はちょっとどのように考えているのか。何を成果として目指していくのかを、お願いします。 ◎戸籍住民課長   今回、特に当区におきましては、もてなしの心を届けるために、未来を育む第一歩の記念となるサービスを実施させていただいて、区へのイメージアップを図っていただいて、区への愛着を深めてもらうというようなことを、目的とさせていただきました。委員がおっしゃったように、成果をはかる指標がなかなか難しいんでございますが、こちらの窓口に来られる方、おおよそ毎年3,500組ぐらいいらっしゃいます。この記念カードを強制で配るわけではございませんので、お渡しする際、そのカップルが喜んで、それを持ち帰っていただくというのが、一つの目安になろうかと思っているところでございます。 ◆佐藤としのぶ   事業を毎年検証していますよね。そういったところで、すぐ数値を出せという話になってくることもあると思いますが、例えばアンケートとかをとっておいて、その成果を残すなりしないと、いずれまた事業仕分けだ、何だでなくなってしまわないように、その辺は十分留意して、事業の展開を進めてほしいなと思いますので、よろしくお願いします。  それでは、続きまして、これも決算のときに取り上げた結果、やることになってありがたいんですが、ハクビシン対策についてを、お伺いしたいと思います。  ハクビシン対策は、私も資料をもらっていたので聞きますけれども、29年度から実施して年間15匹程度の捕獲を想定しているというようなことを聞いております。都からの補助事業として、半分、3年間は東京都から出るということで聞いております。決算の総括質問のときだったと思いますけれども、資料でお出ししたのが、ほかの自治体は、これに対して、東京都のアライグマ・ハクビシン防除実施計画に基づいて、各自治体でも実施計画をつくって、事業としてやっていたと思うんですが、板橋区ではその辺はハクビシン捕獲駆除事業としか書いてないので、実施計画だとか、その辺について作成してやるということになるのでしょうか。 ◎資源環境部長   委員がおっしゃるとおり、予算を15匹程度予定しておりまして、補助金をもらうに当たっては、東京都の実施計画に基づいて行うという条件がございます。現在、23区中13区、それに入って行っておりますので、同じような形で登録なりして補助金をもらうという前提で、4月1日から進めて対応していきたいと考えております。 ◆佐藤としのぶ   ありがとうございます。  では、ハクビシンの被害としては、床下の侵入、天井裏の侵入とか、ふんの害、それから農作物被害とか食材の被害というのが実害として報告、相談がされているということで、その対策だと聞いているんですけれども、私もやったほうがいいとは思うんですが、一つ気になるのが、動物愛護団体的な方たちも対局にいらっしゃるわけで、そういった方たちは、今、東京都はもう既に実施していますから、そういった方たちの要請というか、声とか、そういったものは今現状どうなっているかわかりますでしょうか。また、それに対して、板橋区では何かお考えというのは、お持ちでいらっしゃいますでしょうか。 ◎資源環境部長   現在、そういう愛護団体からの意見とか、そういうのは伺っておりません。どちらかというと、今言ったふんの害とか、床下、床上でがさがさするとか、気持ち悪いとか、何とか捕獲してくださいというような問い合わせ、苦情とかが多い状況でございます。カラスと同じように、野鳥でございますけれども、資格を持った事業者が適正に処分するという、野鳥ですけれども、カラス等も被害がある場合がありますので、それと同じような考え方で、とりあえず進めたいと。特別、愛護団体から苦情とか、要望等は今、区としては受けていない状況でございます。 ◆佐藤としのぶ   ありがとうございます。これから、リーフレットも作成されるということなので、そういった印刷物とかが出ていくと、それに対して、そういう過敏な反応される方とかも出てくるのかなという気もしますので、そういった印刷物ですとか、広報媒体については、十分留意した内容にしていただいて、本当に必要な事業なんだよと報告できるものを作成していただいて、ご説明ができるようにしておいていただきたいなと思います。  そうしたら、次に清掃工場の今後について聞きたいんですけれども、板橋区内たくさん改修事業がある中で、清掃工場もそろそろ大規模改修とかなのかなという気がしているのですが、その辺の予定はどうなっているのでしょうか、ありますでしょうか。 ◎清掃リサイクル課長   清掃工場の整備状況でございますけれども、板橋清掃工場については、平成39年度からと計画上はなってございます。  なお、今年度、東京二十三区清掃一部事務組合としては光が丘清掃工場、目黒清掃工場、それから有明清掃工場等の整備を予定しているところでございます。 ◆佐藤としのぶ   39年ということで、しばらくまだしないんですね。今、あそこで焼却灰溶融スラグの施設がありますよね。これ多分、今使っていないですよね。その辺については、どんな扱いに今なっているんでしょう。 ◎清掃リサイクル課長   従来、板橋清掃工場で溶融施設は持ってございましたが、既に休止ということで、工事等を行っているところでございます。23区全体で、一組としては2清掃工場でスラグの生産を続けるということで、それで需要は当面は満たすと聞いてございます。 ◆佐藤としのぶ   ほかのところで足りているから、ここではやらないということなんですかね。だから、機械がもう使えないとか、そういうことではなくて、もう充足しちゃっているから、板橋区ではやる必要ないよということですか。 ◎清掃リサイクル課長   もともと、スラグの需要が少なくなっているところで、東日本大震災があって電力需要が非常に多くなって逼迫したと。スラグの生成については、電力を非常にたくさん食うということで、そういうことで休止になったんですが、今後、残灰の処理については、セメントの製造過程で原料化することができるということがありますので、主灰についてはセメントの原料化のほうで、リサイクルを進めていくと聞いてございます。 ◆井上温子   最初に、いたばし健康づくりプロジェクトについて、お伺いしたいと思います。  概要の27ページなんですけれども、板橋区はタニタと共同して、体操を使ったりですとか、歩いた距離を印刷して見える化したり、ほかにもいろいろレシピを提供していただいたりということで、産業経済部では商店街の活性化に合わせて、事業展開したりされていますけれども、タニタと協定を結ぶに当たって、協定を結ぶということは、いろいろな事業を、板橋区とやっていくというのは、もちろん理解していますし、その内容ですとか、趣旨に関しては私も賛同しているところではあるんですが、どんどんと事業とか、予算とかが膨れ上がっているなというような印象を受けております。  そんな中で、今回、資料でいただいたところで、もう少し細かい資料が欲しかったなと思っているんですけれども、例えばタニタの栄養士がセミナーとかが開催されていますよね。そのときに、栄養士に対する報酬としては幾らぐらい支払われていて、住民の方は何人ぐらい参加されているのかというのを、ちょっとお聞きしたいなと思っています。 ◎産業振興課長   まず、このセミナーの部分につきましては、タニタとの委託契約となってございますので、そのセミナーに参加というか、講師となる方のお金とかも全て含めて委託料になってございますので、その個別の栄養士の方の金額というは、私どものほうでは持ち合わせていない状況でございます。  それから、セミナーにつきましては、例えば今年度、新たに赤塚のほうで赤ニコ広場のほうでやっておりますけれども、現在までで大体セミナーについては6回から7回ぐらい実施してございます。それぞれ参加につきましては、十数名程度の参加で、このセミナーを実施しているという状況になってございます。 ◆井上温子   そうすると、聞いたところによるとなんですけれども、栄養士には30万円ぐらいの報酬が支払われているというような、地域の方からの情報なんですけれども、なので妥当性について、私もわからないですけれども、そういった話も出ているんですね。それが、十数名の参加者となってしまうと、1人当たりに換算すると3万円とかという大きな額になってしまうということもありまして、タニタさんとの共同というのは、私もすばらしいとは思うんですが、タニタさんだからいいだろうみたいな感じで、どんどん委託費だとかが膨れ上がるというのを懸念していますし、ほかでもスポーツ振興課、教育委員会とか、いろいろなところで支出されていますよね。協定というのは、もともとは社会貢献というんですか、板橋区にある企業さんとして、板橋区と連携して健康づくりを進めていこうだとか、そういった社会貢献性というのを、本来であれば重視した連携になるはずなんじゃないかなという疑問を、そもそものところで感じるんですが、いかがでしょうか。 ◎産業振興課長   まず、タニタさんとの委託の契約の中では、先ほど委員がおっしゃったセミナーの部分もございますが、それとは別に測定会等のイベントの経費として入ってございますし、それからイベントですかと、セミナーを告知するための広報的な経費も、その中で契約としては入っているところでございます。  それから、金額の部分につきましては、これは5年間の実験事業ということで5年間ついているところでございますので、今度で3年目ということで、あと2年は継続して続いていく事業だろうというふうに思ってございます。  それから、内容につきましては、委員のほうにも資料でお出ししたかと思うんですが、例えば委託の部分につきましても、その年、その年で契約の金額が変わってきたりもしているところもございます。このあたりは、もちろん単年度の契約ですので、古いところにつきましては、例えばハッピーロードにつきましては、来年度は3回目でございますけれども、3回目の実施に向けて、来年度、何ができるのか、どうやってできるのかというところを、もちろんタニタさんと商店街さんと詰めて、その内容を仕様として契約を結んでいきますので、先に金額ありきという部分ではなく、毎年それぞれの商店街さんの状況に合わせて、委託の契約を結んでいるという状況になってございます。 ◆井上温子   なので、社会貢献性というのがないんですか。協定を結んで、正直な話、体組成計を板橋区と連携して、たくさんの区民の方に買ってもらうんだったら、それ以外のセミナーとかは講師を無料で引き受けてくれよというような、交渉が私は必要だなと思っていて、普通は企業は社会貢献、地域への貢献というのが必要だから、ある程度無償でやる部分というのがあった上での協定じゃないと、全然おかしな話になっちゃって、何か予算額だけ膨れ上がっていったらどうするんだという感じなんですね。社会貢献性というのは、どの辺で発揮されているのか、教えていただきたいと思います。 ◎産業振興課長   まず、費用が際限なくというところ、改めて答弁しますけれども、そのときの状況で適正な金額でやっていただいているというところでございます。今後につきましても、そういった……          (「それは聞いてないよ、社会貢献性」と言う人あり) ◎産業振興課長   社会貢献につきましては、もちろん区内の企業ですので、区民の方の健康を維持していくという、これは大前提のもとでございますので、それをもとにセミナー、それから測定会等を実施していただいているというところでございます。 ◆井上温子   もともと、タニタさんというのは、地域だとか、日本の人たちの健康を守っていくというか、そもそもの理念ですよね。板橋区の方にやってもらうというのは、事業としてやってもらうことは可能なわけですよ、体組成計とか販売している時点で。私が聞きたいのは、言い値になっちゃいけないわけですよね。結局、競争がないわけですよ、この事業には。競争がないということは、栄養士さんに30万円払おうと、幾ら払おうと、それは継続されるわけです。でも、それが十数人の人にしか見てもらえなかったら、それっていうのは効果として、どうなんだという話になりませんかね。私は、その辺をきちんと精査していく必要があると思いますし、資料でいただいた支払い額というのが、大体1年目の連携する商店街、1商店街が連携が始まるときは、タニタさんに委託費として550万円が初年度に支払われていて、その後は大体300万円というような予算になっているんですけれども、その中身って何なのか、資料でいただきたいんです。この根拠ですよね、委託費がその額になったのは、どうしてなのかって、積み上げていくわけですよね。  セミナーを1回やったら、幾らぐらいかかるだろうだとかあるんですよね。なかったら、先ほどおっしゃっていた妥当な価格で引き受けていただいていると思っていますというのが、成り立たないと思うんです、私は。なので、委託費の内容、セミナー1回当たり、どのくらいで見積もっているのか、レシピをどれぐらいで提供してもらっているのか、そういったのをいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎産業振興課長   まず、タニタさんとの契約の中では、委託契約ということですので、一括しての契約金額になってございます。その中で、タニタと結んでいる契約の中に仕様書がございますので、その仕様書の部分につきましては、お出しできると思います。この中で、1個1個、この金額が幾らかというのは、ちょっとタニタさんのほうに確認して、金額を出していただいて、それが出せるものであれば、資料として、後でお出ししたいと思いますが、いずれにしてもタニタさんと協議をさせていただきたいと思います。 ◆井上温子   出せないんだったら、それは競争でやるべきだと思います、私は。きちんと、それが妥当であるというようなことが証明されなければ、協定の意味はないですよね。協定を結ぶということは、そこだけと、ほかの事業者だってあるわけじゃないですか。横浜の事例でしたっけ、横浜では別のところとやったりというようなのが、私も一度調べたことがありますけれども、そこの会社さんは比較的社会貢献意識が高くて、いろいろ無償で地域活動してくださったりだとか、講師を引き受けてくださったりというのもありますので、競争性がないということは、妥当性をきちんと示して、効果も検証していくという必要があるんじゃないかなと思います。  きのう、ほかの議員の方からSIB、ソーシャル・インパクト・ボンドという、行政が事業をお願いした後に、どれだけの効果を上げたかというのを指標にして、その分を支払うというような考え方というのは、ほかの議員が示されておりましたが、特にこの健康づくりプロジェクトに関しては、効果というのが見えてこない。どれだけの効果があるのかというのも、きちんと表に出していく必要があると思いますが、いかがでしょうか。 ◎産業振興課長   まず一つは、私ども商店街の活性化というところから始めていますので、それぞれの商店街さんに、これが入ってどういった変化があったかというのは、それはもちろん確認して、成果として把握していきたいと思います。機器の使用状況ですとか、その中のデータにつきましては、実は私どものほうには入手ができなくて、設置している健康生きがい部のほうを通じて、データを定期的にタニタさんから送っていただいているというところもありますので、ちょっとそこの利用された方の数値の変化ですとか、人数ですとか、そのあたりはちょっと改めて健康生きがい部のほうに確認してみたいと思います。 ◎スポーツ振興課長   健康づくりプロジェクトは、スポーツコースというのもありまして、特に栄養講習会につきましては、今年度ベースですが全体で120名の方々に栄養講習会を受けていただいたということで、一応、内訳についてタニタさんとの確かに協議なんですけれども、適切な金額でという認識は持ってございます。  そして、今おっしゃっていた社会貢献の部分です。特に、スポーツコースにつきましては、数字が結構顕著に出てまいります。これが、今後ご自身が意識して続けていくということが大前提になりますけれども、数字でいうと効果は出ていて、また今年度の募集についても、右肩上りで募集はいただいているというような状況です。  もう一つ、同じスポーツの中では板橋Cityマラソン、来週の3月19日にございますけれども、そこでは特別な協賛をいただいていて、健康づくりに参加された方についても、その枠、健康づくりの枠で出走するということで、マラソンの中で一部特別協賛をいただきながら、そこに健康に結びつけるというような意識を持って、取り組んでいただいているというふうに考えております。 ◆井上温子   ありがとうございます。  次に、スポーツ振興課のほうにもお伺いしたいなと思っていたので、ありがたかったんですけれども、120名参加というのが、何回のセミナーでどういった予算でやったのかというのが、やはり必要だと思っているので、スポーツ振興課のほうに関しても、先ほどと同じようにタニタさんに幾ら支払って、どれだけの事業をやってもらっているのかという詳細をいただきたいなと思っております。  ちょっと、商店街のほうに戻るんですけれども、29年度の新規商店街調整中とあるんですけれども、これって調整中というのは、基本的にも内部で決まっているというようなことが、以前に問い合わせたときにわかって、私はそれにすごく憤りを感じて、こちらが提案をしようと思ったときには、もう大体内々で次の商店街はここだというのが決まっているような状況、これはすごくよくないなと思っていて、きちんと次の商店街どこやりますかというのを、区民全体に知らせていくべきだと思うんですよ。何か、次はどこの商店街とやろうかなという事前打ち合わせみたいなことをしていってしまっては、これはもともとの商店街活性化という意図が果たせないと私は思うんですが、いかがでしょうか。 ◎産業振興課長   当初は、いろいろ機械を置いたり、メニューを監修したというようなところがあったので、私ども個別に商店街さんと当たっているところもありますけれども、昨年も委員のほから、そういう公平・公正にという提案もございましたので、先に向けては、もちろん今までも商店街連合会さんを通じて情報提供はしているところでございます。ただ、商店街連合会さんに加入していない商店街さんもかなりありますので、そういったところについては、実は夏ぐらいに別途、個別にいろいろ東京都からの補助金の関係の説明会等もありますので、そういった商店街さんと会う機会を捉えて、先に向けては、そういった趣旨をご説明して、賛同というか、興味があるところにつきましては、また個別に話をしたいなというふうに思ってございます。 ◆井上温子   事業についても、かなり透明性を確保してやっていくことで、新しい団体だとか、新しい活動というのを支援できるような取り組みにしていかないと、元気な商店街ばっかりに調整して、大きなところでやるだけでは、板橋区全域の商店街の活性化なんて難しいだろうなと思いますので、その辺はぜひお願いしたいと思います。  あと、商店街での印刷については、測定器の印刷については、健康生きがい部のほうがいいですよね。機械を設置して、委託料はここに書いてあるんです。タニタ機器管理委託で、区商店街との契約で一応資料にはいただいているんですが、あれが何枚印刷されているかだとか、そういったのをきちんと把握しているんでしょうか。私が、大山のところに伺ったときには、ほとんどそんなに印刷というのは使われていなくてというのがありまして、それだったら設置する意味があるのかという話になっちゃうと思うんですけれども、その効果というのは、どうなんでしょうか。 ◎産業振興課長   この業務の機器管理委託の中に、もちろんプリンタ等の保守というか、そういう管理も入ってございます。ただ、有料になったりしたり、出さない方もいらっしゃるというのは、私どもも把握しているところです。件数につきましては、やはり先ほど言ったように、システム自体、タニタさんのほうで管理していますので、1か月ごとの定期的な報告というのは、私どものところに入ってきてないですけれども、年間通じて最終的には報告が入ってくるというような形になってございます。利用状況としては、私どもも大山も含めてですけれども、そういったプリントアウトというんですか、そこの利用者は少ないというのは、私どもも認識しているところでございます。 ◆井上温子   その実績というデータをいただきたいなと思っているんですけれども、大丈夫でしょうか。  印刷、どのぐらいされているのかというのが、少ないというのはわかっていて、それやめないんですか。プリンタの利用者数が少ないと思っていて、それをデータで検証して、そこが余りにも使われてないんだったら、そこに置くのはどうなんだろうという話にはならないんですか、プリンタ自体は。 ◎産業振興課長   機器につきましては、商店街、私どもだけではなくて、健康生きがい部も同じよう端末を設置して、同じようなやり方で、区内各所でポイントがあると。そのポイントの一つが、今回、私ども商店街の中にあるというところでございますので、そのあたり全体的な考え方というのは、また庁内で確認しながら、委員がおっしゃったような枚数が少ないときの対応方法ですとか、そういったのを協議して結果が出るんであれば、私ども庁内の協議の中での結果で、対応していきたいというふうに思ってございます。 ◆井上温子   そういった客観的データというのを、もっと明らかにしていくことで、いたばし健康づくりプロジェクトというと、とてもいいプロジェクトに私も思いますよ。もちろん、それを廃止しろとは思っていなくて、いい形で継続していただきたいなと思いますけれども、客観的データというが、余りにも少な過ぎるというのが、ちょっと問題があるんじゃないかなと。それで、委託料の詳細、そういったことをきちんと検証しながらやっていただかないといけないなと思っています。  次なんですけれども、概要の34ページの空き店舗ルネッサンスのところで、大山SUKUSUKUカフェ&キッズのところがあるんですけれども、これって27年度には健康づくりプロジェクトのほうで拠点整備経費として800万円、最初出されているんだと思うんですが、この後というのは、28年度から空き店舗活用のモデル事業として移行したということなんですか。ちょっと、その辺の理解が私はできなかったので、どういうような経緯なのか。また、最終年度というのがいつなのかというのを教えてください。 ◎産業振興課長   まず、空き店舗の家賃助成につきましては、東京都の補助金、私どもの補助金、両方で出ていますけれども、36か月分出るというものになってございます。大山のSUKUSUKUカフェにつきましては、それの1年目を健康づくりプロジェクトのほうで見ていますので、それ以降の家賃補助につきましては、こちらに載っている空き店舗ルネッサンスのほうで計上しているということでございます。いずれにしても、36か月で補助は終わりというところになっています。 ◆井上温子   そこで、空き店舗活用のモデル事業で家賃補助している間に、経営支援とかというのはしないんでしょうか。その後、家賃補助がなくなった後も継続できるように、支援をされているんでしょうか。 ◎産業振興課長   金銭的な支援というのは、ちょっと今は見当たらないですけれども、もちろん通常どこの商店街さんも、そういった商店街としての経営ですよね。そこの部分につきましては、商連さんを通じてですとか、直接ですとか、私どものほうにもお話が来ますので、それぞれ例えば診断士さんのほうにつなげるですとか、私ども職員のほうでいい制度がないかを当たってみるとか、そういった日々の中での調整というか、相談は受けているところでございます。 ◆田中しゅんすけ   では、よろしくお願いします。  まず、農業施策から聞こうと思ったんですけれども、赤塚支所長がわざわざ公共交通機関を使って、重い資料を持ってきていただいているので、聞こうと思っていたんですが、ちょっとその前に佐藤委員がハクビシン被害対策の件で質問させていただいておりましたので、その続き、私も同僚議員からハクビシンに対しては、かなりいろいろ議員であれば、ハクビシンの被害をいろいろとお問い合わせをいただいて、きょう環境課長がぐあい悪くていらっしゃらないんですけれども、環境課長につないで環境課長がご相談に応じていただいていたというところで、すごくわかりやすい資料で、概要で平成27年度に環境課に寄せられたハクビシンに関する相談件数87件、うち実害がある相談件数47件ということですね。ということなんですけれども、これ87件というのは、実際、環境課のほうに電話なり、相談が来た件数ということでよろしいんですか。多分、これ以上にいろいろ苦情とか、相談とかというのは、なかなかどこに相談していいかわからないという方もいらっしゃるんですけれども、その件数をまず確認させていただきます。 ◎資源環境部長 
     この件数は、平成27年度87件ということで、これは区のほうに電話なり、直接お越しになり、議員からの問い合わせとか、そういう苦情として受け付けた件数でございます。 ◆田中しゅんすけ   私も、毎年ほぼ3件から4件、いろいろ相談を聞くんですよ。ハクビシンによる被害ということで、それも結構広域的でハクビシンはすごく繁殖力が強くて、いろいろなところに実際、害を及ぼしているというご相談を聞きますけれども、それで今回、平成29年度から自然回復事業ということで、ハクビシンの対策ということで134万円、これ事業費は134万1,000円でよろしいでしょうか。 ◎資源環境部長   まさしく、そのとおりでございまして、ハクビシンの捕獲委託一式が内訳上は126万9,000円、それと先ほど質問にもありましたけれども、リーフレット、やはり扱い、そんなに危険な動物じゃないかとか、夜間余り近づくなとか、そういうことをある程度の扱いとか、問い合わせとか、そういうものをわかりやすくするような、簡単なリーフレットをつくろうということで、それが7万2,000円と、合わせて134万1,000円という予算でございます。 ◆田中しゅんすけ   そのリーフレットの配布方法とか、配布に対する計画、どういうふうにリーフレットを配布していくのか、その考えをお聞かせください。 ◎資源環境部長   まず、1枚当たりは6円程度でA4判ぐらいのちょっとしたものか、ちょっと大きいものというのを考えておりまして、今それはまとめつつありますけれども、それで関係出張所とか、一応、部数は1万部程度を考えていますので、そういう地域センターとか、苦情があるところで、まず相談させていただいて、できる限り配布するような、要望に従って一般的な配布にしますけれども、要望がおありのところは特別のところにも、なるべく配布したいということを考えております。 ◆田中しゅんすけ   それで、これ先ほど3年間、特定財源の内容として東京都から半分補助金がおりるとか、3年間というふうなご説明だったと思うんですが、そうすると3年たってしまったら、板橋区のハクビシンの事業もやめてしまうんですか。 ◎資源環境部長   東京都のほうの事業の地域活性化事業が3年ということになっております。それで、それに当たって行うと2分の1の補助をもらえるという条件で、それに従うと3年間ということになりますけれども、来年度からやってみて、大分捕まる場合もあると思うんですよね。それで、大分苦情が減った場合とか、ハクビシン自体というのがいなくなるとか、そういう状況を見ながら、当面はこの3年間という東京都の補助をもらいながらやりますけれども、状況によって区単独で補助をもらわないでやるということも、今後、予算を申請する中で財政部局等と状況によって、お願いするなり、検討していくようなことになると思います。 ◆田中しゅんすけ   そうしますと、概要の38ページ、自然回復事業の中で3つ事業ありますよね。河川の生物調査、それからカラス被害対策ということで、これのそれぞれのハクビシンは今134万円ということで、数字がわかりましたので、これのほかの予算額を教えてください。 ◎資源環境部長   自然回復事業として348万6,000円がございまして、まずは1)として、38ページになりますけれども、下段のほうに書いてありますけれども、河川の生物調査、これは調査委託ということで、正確に言うと29万9,000円ぐらい、これは石神井川とか川に従来から調査しております、例えば魚とか、カニとか、そういうものを引き続きやるということの生物調査として、今言った予算です。  それと、カラスの被害対策ということで、やはり春先にカラスの被害とか、危険であるとか、そういうものがございまして、それに対しては181万円程度、ヒナの捕獲とか、巣を取ったりとか、あと大きいものがトラップというのも1か所設置して、おびき寄せて捕まえるというものがあります。その委託という形で、その3つの一番大きいのが150万円ぐらい入っているという状況で、合わせて先ほど申しました181万円ぐらい、カラス対策ということで行っていると。  それと、先ほどのハクビシンとして134万1,000円という形で、合計で自然回復事業という予算でございます。 ◆田中しゅんすけ   このカラスの事業って、部長が春先にカラスの被害が多いということで、多分、例年通して、この事業としてしっかりと予算をつけてやっていただいていると思うんですよ。ですので、ぜひハクビシンも本当に部長がおっしゃるように、29年度まずやってみないと、どういう状況なのかということが、わからないというふうにおっしゃっていただいたんですけれども、ぜひ被害がある以上は予算として計上して、対策を講じていただきたいというふうに思います。  それと、お願いなんですけれども、佐藤委員が持っている資料を、ぜひ自民党にもください。環境課から出しているんじゃなくて。  続きまして、概要の7ページ、産業経済費、これ大枠でまずお聞きしていきたいと思います。  やっと、今年度は前年度に比べて産業経済費、前年度0.68でしたっけ、やっと上がって0.8になりましたけれども、これまだ1%に届いてないんですね。ですから、例えば産業構造がよく類似している大田区とか、墨田区でも1.5%以上あるんですよ。実際、板橋はものづくりのまち板橋というふうに標榜しておりますので、何も別に基金を切り崩して、ここに投入しろと言っているわけではなくて、いろいろ知恵を絞っていただいて、産業経済費をせめて1%に届くように充実していただきたいというふうに、切に思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎産業振興課長   まず、大きな話でいくと、一般会計の総額で2,000億円を超えて0.8%という形で、今回組ませていただきます。主な要因は、赤塚庁舎維持管理が入ってきたりとか、ちょっと実際の事業の要因とは別なところもありますが、事業としても、私どものほうでやっている、今年度、国でやった事業を区で引き続きやる事業ですとか、新たな事業も幾つか入っている状況でございます。いずれにしても、1%と数字は、そういった形で目標としてはあるのかもしれませんけれども、中身は東京都ですとか、国のほうからの補助金を使って、事業を拡充していったりですとか、あとは融資の部分でいきますと、先ほど答弁しましたけれども、利率が低いので、より低い支出で利子の補給ができているですとか、そういったさまざまな要因もありますので、私ども毎年度、毎年度、実はちょうど1年前に産業振興構想もつくりましたので、それの事業計画にのっとって、着実に区内の産業振興、これからもやっていきたいというふうに思ってございます。 ◆田中しゅんすけ   この産業経済費の中に、今、課長がおっしゃっていただいたように、赤塚支所の運営経費とか、花火大会とか入っているんですよ。ですので、ぜひこういうちょっと事業的には、この産業経済に係るだけのお金で、ここまで計上されているんじゃないということは理解しておりますけれども、ぜひ産業経済費が1%って別にしてほしいというんじゃなくて、産業経済費をしっかりと予算として組むことによって、板橋区が元気のある工場、それから生産ができる産業という育成の部分でも、とても大切な分野になっていくと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。  それで、次に小学生を対象とした、例えば子ども技能塾とか、起業塾とか、そういう事業というのはあるんでしょうか。 ◎産業振興課長   まず、子ども起業塾は活性化センターのほうで主催をしてございますけれども、1日かけてチームに分けまして、そのチームが売りたい物を商品開発から、それから実際に金融機関の方も来ていただいて、融資のやりとりですとか、最終的には物を販売して、利益がどれぐらい出たかという、疑似体験みたいなことを起業塾でやっております。  それから、技能塾のほうも夏休みの宿題もかねて、物をつくっていくような講座も用意してございます。子どもの関係でいくと、その2種類の講座を今やっているところでございます。 ◆田中しゅんすけ   それって、対象って中学生と高校生ですか。大体、子どもの起業塾というのは、対象がどれぐらい年齢なのか、教えてください。 ◎産業振興課長   2つの事業とも対象は小学生、どちらかというと高学年の小学生になってございます。 ◆田中しゅんすけ   そうすると、中学生とか、高校生、高校はもう都立高校も少ないんですけれども、中学生の起業塾とか、技能塾というのはないんですか。 ◎産業振興課長   活性化センター、指定管理者なんですけれども、そちらのほうからもお話がございまして、特に起業塾のほうは、かなり人気が高いものとなっていますので、例えば回数をふやしたりですとか、ちょっと対象者を広げたりというようなところを、今、検討しているところでございます。ただ、教育委員会のほうを通じて、例えば学校のほうにお願いすると、なかなか学校で時間はとれないというところもあったり、あとは金融ですとか、起業するということ自体、学校としてどうなのかという、いい悪いもあるので、なかなか判断つかない中で私ども活性化センターのほうとしては、そういった対象を広げたり、回数をふやしたりというところは、今、検討しているところでございます。 ◆田中しゅんすけ   教育委員会は所管が違うので別としても、この起業塾ってとても大切だと思うんですよ。ですので、起業塾の実施状況の資料をいただきたいんですけれども、よろしくお願いいたします。  それで、要は起業塾でしっかりと仕事をするということを学んでもらう、それで自立に向けた取り組みをしていくというのは、これは就職のサポートとかとも全く同じことだというふうに思っているんですよ。ですので、この起業塾をもっともっと子どもたちに向けて、積極的に産業経済部としては、教育委員会としてはいろいろ考え方があるかもしれませんけれども、産業経済部としては、しっかりとこれも子どもの育ちのために、取り組んでいくんだというところで、もっともっと事業を拡大していただきたいと思うんですけれども、いかがですか。 ◎産業振興課長   やはり、私どものほうも経済、重要性ですとか、商うおもしろさというか、そのあたりは非常に重要だと思っていますので、引き続き活性化センターのほうと、そういった拡大、拡充に向けて、これからも協議して来年度、拡大するような形で実施できればいいなというふうに思ってございます。 ◆田中しゅんすけ   ぜひ、よろしくお願いいたします。この概要に載ってくるぐらいに、拡大していただきたいなというふうに思っております。  続いて、関連して女性活躍の観点から、女性起業家輩出に向けて、何度か質問させていただいたんですけれども、何かここに来て女性活躍の起業家の輩出の部分が、ちょっと下火になってきているのかなというふうに感じているんですけれども、そこの事業に対する対策と取り組みを教えてください。 ◎産業振興課長   若者の就労の中で、女性に特化したというか、女性をターゲットとしたセミナーにつきましては、先ほどちょっと答弁しましたけれども、男女社会参画課と共同して、今セミナーをやっているところでございます。引き続き、来年度につきましてもやっていく予定でございます。ちなみに、今年度、28年度は女性の再就職のセミナーは1回開催して、参加者24名のセミナーを開催したところでございます。引き続き、女性の再就職ということで、男女社会参画課、それからハローワーク、先ほど言ったハローワークとも雇用問題の協議会の中に、男女の担当部署も入ってやっていますので、そのあたり協議しながら充実させていきたいなというふうに思ってございます。 ◆田中しゅんすけ   1回は少ないので、ぜひ数回やっていただけるように、お願いいたします。  続きまして、概要の34ページ、公衆浴場支援事業でお聞きさせていただきます。  今回、公衆浴場の支援事業で6つの支援、助成が1,261万4,000円というふうに計上されておりますが、これは各事業の予算額を教えてください。 ◎産業振興課長   概要の34ページ、公衆浴場支援1,261万4,000円でございます。  まず、1つ目の一般設備改修、これは300万円の予算になってございます。それから、浴場組合事業費助成は139万4,000円。これから下は補助金が主ですけれども、耐震化促進支援として90万円、それからクリーンエネルギーが312万円、利用促進支援事業として20万円、健康増進型の改築支援で400万円ということで、トータル1,261万4,000円という形になってございます。 ◆田中しゅんすけ   この間、熊本に視察に益城町と南阿蘇村に行ってきたんですよ。そのときに、お聞きしたのが公衆浴場、それから南阿蘇村は温泉が多いんですけれども、温泉場、それから自衛隊が用意してくれた仮設の入浴施設が、すごく公衆衛生の観点からも助かったということを、おっしゃっていただいていたんですね。私、板橋区でも浴場組合、多いとき100件以上あったんですけれども、今は三十数件になってしまって、どんどん公衆浴場が減っていっているんですよ。その中でも、大体今は燃料でお風呂を沸かすんですけれども、まきでまだたいているところがあるんですよね。まきでたいているところが4か所あるんですけれども、ぜひその4か所に、もし大規模災害が起きたときに、発電機があれば水をくみ上げることができると、井戸からということで、実際問題、その対策に向けて整備をしてほしいという思いが、すごく強いんですけれども、それに関していかがですか。 ◎産業振興課長   区内34か所で、そういった条件のところが4か所というのは、ちょっと私、把握してなかったんであれなんですけれども、そういったところに災害時の役割というのを付与して、あわせてそういう資機材を投入するというようなところは、防災対策にとっては非常に有効かなと思ってございます。このあたり、どういったことができるのかもありますので、防災の部門ですとか、私ども産業の部門と連携しながら、どういった災害対応、公衆浴場に求めて、どういった対応ができるのかというのは、検討していきたいというふうに思ってございます。 ○主査   時間となりました。  所管の予算審査の途中でありますが、議事運営の都合上、この際暫時休憩をいたします。  なお、再開時刻は午後1時といたします。 休憩時刻 午後零時02分 再開時刻 午後零時58分 ○主査   休憩前に引き続き、区民環境分科会を再開いたします。  所管の予算について審査を続けます。 ◆松岡しげゆき   午前中の他の委員から質問ありましたハクビシンの関係について、きょうは徹底的に質問させていただきたいと思います。  実は、私もこれいろいろ苦情を受けていたんですけれども、地域猫とか、ネズミというのは、生活衛生課だったんですよ。だから、生活衛生課から相談していたら、対応できませんと、いろいろなお話し受けていて、今までどうしようもないのかなと思っていたんですけれども、今回、環境課ということで、これ受けることになった経緯というのはあるんですか。 ◎資源環境部長   まず、やはり議員の皆様、苦情が多いという実態が我々にも上がってきています。それと、先ほど申し上げた駆除件数も多いということで、やはり対応しなきゃいけないということで、野生生物の絡みもありますので、環境課が所管がいいんじゃないかということで、サマカン等に出して、いろいろ要望したところ、今回、予算化されて対策がとられるというような経緯でございます。 ◆松岡しげゆき   それで、この説明書の中には、29年度予算の概要の説明の中には、区民からの相談が増加しているハクビシン及びアライグマの捕獲、駆除を行うことで、健康被害、生物多様性への影響を防ぐという説明がなされているんですね。もともと日本では、鳥獣保護法により狩猟獣に指定されていると資料に書いてあって、日本においては同様の被害をもたらす動物にアライグマがいるが、ハクビシンはアライグマと異なり、外来生物法で特定外来生物指定を受けておらず、駆除対象となっていない。駆除するには、鳥獣保護法に基づく都道府県などの許可、有害鳥獣認定が必要で、住宅街をうろついているなど、民間人の予防的捕獲は許されていないと説明があったんですけれども、ここら辺の解説していただけますかね。 ◎資源環境部長   今、委員がおっしゃるとおりで、一般の人は処分等、捕まえたりはいけないということで、今回、区も事業立ては許可を得て、資格を持っている業者さんに委託をするという形で、専門業者が捕まえたり、処分をしたりするというようなことで、事業を進めたいと考えております。 ◆松岡しげゆき   そこで、東京都、我々の地域でいえば東京都になるんですが、有害鳥獣の認定になっているんでしょうか、そこら辺は。 ◎資源環境部長   有害鳥獣になっているかどうか、なっているという話です。 ◆松岡しげゆき   いろいろと掘り下げて聞いて申しわけないけれども、それで民進党がいただいた資料を、ちょっと私も見せていただいて、こういうふうに書いてあるんですよ。平成25年に東京都アライグマ・ハクビシン防除実施計画を策定し、効果的な防除のためには、一部の地域だけでなく、都内全域での取り組みが必要として、各自治体の外来種、移入種の積極的防除事業への補助事業を実施していると書いてあるんですね。要するに、私が理解しているのは25年から、もうやっているのに、なぜ今まで板橋区においては放置されてきたのかということを伺いたいんです。 ◎資源環境部長   今までも、取り組みをしなきゃいけないということで、相談等はしていました。ただ、だんだん数がふえてきて、最近苦情も急に伸びてきたと。その理由は、ほかで駆除している場合もあって、逃げてくる場合もあると思うんですけれども、理由はなかなかわからないんですけれども、大分ふえてきた実態があるということで、やはり具体的に捕獲して処分までということをやる時期だというところがあって、特に今回、要望等も各議員に苦情を受けて、要望等もあることから、財政部門等も判断してくれたというところだと思います。 ◆松岡しげゆき   これは、特定財源で東京都から2分の1補助という話ですが、これは今年度に限ったことじゃないですもの、25年からやっているわけでしょう。今まで、手を挙げなかったということですよね。もちろん、サマカンで通らないと全額がだめだから、東京都が幾ら助成していても、板橋区のサマカンを通らないとだめなんですという話なんでしょうか。 ◎資源環境部長   実際には、そういう傾向がございます。ただ、この事業は東京都全体として、東京都が考えて、広域的にやるということで、その実施計画に手を挙げて登録して、具体的な取り組みをやってから3年ということになりますので、それで実際に28、27には、サマカン等も入れたところ、不採択という経緯もありまして、今回、予算に手を挙げてから3年も使えるんですね、それで具体的に取り組んでいくということにしたところです。 ◆松岡しげゆき   せっかく始めた事業なんで、先ほども他の委員からありましたが、継続性が必要だろうと思うんですね。それで、実際に被害がなくなれば、予算を減額補正するとかしながらも、ある程度、項目的には載せておかないと、予算流用になっちゃうわけですね。全然、項目つけてないと。だから、将来的にもきちんと、こういう項目は残しておくべきだと思うんですけれども、それについての見解は、もう一度お伺いしたいんですけれども。 ◎資源環境部長   先ほどの答弁と一緒でございますが、やはり3年間やってみて、大分いなくなるとか、状況がまだわかりませんので、3年やって大分苦情等なくなれば考えていくところがありますので、ずっと行うべきであるかというのは、状況を見て考えていくものと思います。 ◆松岡しげゆき   わかりました。今度は別の質問を行います。  先ほどもありました公衆浴場支援、産業振興費151ページで概要は34ページなんですが、実は私の地域、板橋地域が、板橋三丁目の花の湯さんとか、板橋四丁目の宝湯さんとか、今後、もう今年度中で閉鎖するというお話を聞きまして、非常に地域の中で危機感があるんですね。各お宅には浴室が設置されている状況とはいえ、いまだに浴室のない方たちが不便を感じているという実態もありまして、こういう状況の中で確認させていただきます。板橋区内の公衆浴場、稼働している浴場というのは、今何件あるのか、お聞きしたいんですけれども。 ◎産業振興課長   私ども把握していますのは、現在34か所で公衆浴場を営業されているというところでございます。
    ◆松岡しげゆき   わかりました。それで、地域的偏在もかなりあって、以前、別の委員会で他区等共同で利用させてくれないかとか、いろいろあったこともあるんですね。そういう中で、自治体が公衆浴場を存続させるというのを支援義務というのがあると思うんですが、これに対しての認識、法令も含めて解説してください。 ◎くらしと観光課長   やはり、区におけます公衆浴場ということでは、どうしても必要な部分というのがございます。そうしますと、今、板橋区内でも、そういう指定ということでは3か所ございますが、実際の補助関係というのは、こちらのほうでは今やってないという状況でございます。ただし、必要な箇所数、場所、そちらのほうは確保していくと、確保浴場ということで事業は行っております。 ◆松岡しげゆき   それで、公衆浴場の確保のための特別措置に関する法律というのは、昭和56年に施行されているんですね。国及び地方公共団体の任務として、第3条に国及び地方公共団体は公衆浴場の経営の安定を図る等、必要な措置を講ずることにより、住民の公衆浴場の利用の機会の確保に努めなければならないと明確にうたってあるわけですね。これに対して、区は先ほども他の方も質問されましたさまざまな支援を行っておりますが、この都政新報に文京区が銭湯の存続支援へという記事が、これは2月の都政新報に出ていたわけですね。文京区の支援事業の大きな目玉のところは、要するに事業継承といって、今までやってきた人たちが、ちょっと年配になってやれないからというと、今までだと引き継ぎがいなかったらできなかったのが、後継者を得て事業継続化であれば、返済を免除するとか、それから土地・建物の賃料、改修・改築費用、経営資金の補助を行うとか、さまざまなこういうことを手を打ってきているという報道がなされているが、文京区のこの支援事業に対する認識はございますか。 ◎産業振興課長   私も、都政新報のほうで、たしか一千何百万円の範囲だったと思いますけれども、そういった新規事業ですかね、文京区のほうで立ち上げたというところは認識しているところでございます。 ◆松岡しげゆき   私は今まで、例えば板橋区では一般設備改善助成とか、浴場組合事業費助成とか、先ほど細かに予算について説明されましたが、これとはまた別途のことをやっているのか、板橋区でも、こういうことは含めてやっていますよということなのか、そこら辺についての解説をお願いしたいんです。 ◎産業振興課長   従前、それから来年度も引き続き私どものほうで、公衆浴場の支援をやっている中につきましては、委員、先ほどおっしゃった事業継承ですとか、直接に代がわりというか、事業継承にかかわる部分はございません。ただ、事業を継承する上で設備を整えるという意味においては、さまざまな設備改修の補助金、東京都と区と一緒に補助事業をやっていると。  それから、より多くの方に公衆浴場に来ていただくための、例えば変わり湯、ハーブ湯とか、柚子湯とか、そういったところの事業。それから、Cityマラソンと連携して、入浴、多くの人に来てもらうというような事業を、今支援しているところでございます。 ◆松岡しげゆき   大きな支援の一つは、所管が違うけれども、敬老入浴事業がかなり多くの額を支援していて、これが大きな浴場経営の柱にもなっていると思うんですけれども、私が心配しているのは、今後この調子でいくと、非常に浴場というのは重労働で大変な継承というのが難しいような状況もいろいろと設備投資も含めて聞きますけれども、区内から浴場がどんどん減っていくんじゃないかと。数年前までは、まだ50近くあったような話だったと思うんですが、今後の浴場について、抜本的にどうするかということを考え直さなきゃいけない時期が来ているんじゃないかと思うんですね。それについて、根拠となるのは国及び地方公共団体は、公衆浴場の経営の安定を図る等、必要な措置を講じなければならないという、法律義務があるわけですけれども、これに対して、区の将来的な浴場支援についての考え方について、見解を伺いたいんですけれども。 ◎産業振興課長   私ども、今、設備的な支援をやっている部門でございますので、そういった観点でお話ししますと、先ほど田中委員からも若干お話がありました。防災の機能に対する助成ですとか、今現在、そういった個別の備蓄をしたりとかというところまでは、イメージとしては持っていませんけれども、大規模な災害のときに、どういった機能、浴場として果たせるのかという検討の中で、そういった方向への支援というのも、これから視野に入れて検討していかなくちゃいけないかなというふうに思ってございます。 ◆松岡しげゆき   浴場の経営支援とか、存続支援については、やはり区も本腰を入れて取り組んでいく時期が来ているだろうと思います。これ、あえて予算委員会なので、お願いしたいと思うんですね。それから、やはり地域偏在を是正せざるを得ない、それをどうしたらいいのかという、ある地域は近くていいけれども、ある地域は遠くまで行かないと、お風呂がないということで、生活的にも大変な人たちは、お風呂というのがないと本当に困るというような話もありますので、これは総合的にちょっと検討していただければありがたいというふうに思います。  2番目に、環境公害費の中の143ページなんですけれども、地球温暖化防止普及啓発とあるんですね。予算書のほうは116万1,000円と書いてあるんですけれども、予算の概要の39ページは3,929万6,000円になっているんだけれども、これどっちが正しいのか、ちょっと教えてください。 ◎環境戦略担当課長   概要のほうの39ページの金額の記載と、それから予算書の143ページの金額の記載と、大きな違いがあるんではないかということで、ご質問いただいたということでございます。  具体的には、143ページの予算書のところで書かれています地球温暖化防止経費7番、(2)地球温暖化防止普及啓発と書いてあるところの費用が、主に概要に書いてあります39ページの1の部分になりまして、緑のカーテンの普及啓発の部分になっているところでございます。  それから、概要の39ページの2)新エネルギー・省エネルギー設置補助と書かれているところが、予算書の143ページの6番、新エネルギー・省エネルギー機器普及啓発経費ということで、3,505万円ということになってございます。この部分が、この経費の大方を占めるところでございますけれども、それ以外に概要の39ページの3のところに、ESCO事業と書いてございますけれども、これにつきましては、予算書の143ページ7の(1)の地球温暖化防止対策に関する経費のものがございまして、これらのものを合算した上で、概要書の39ページの27番の部分では3,929万6,000円となっているところでございます。 ◆松岡しげゆき   非常に、わかりづらいですね。もうちょっと、区分けしてやったほうがいいんじゃないかなということ、間違いやすいよね。この地球温暖化防止普及啓発というのが、項目が同じだから、そこら辺ちょっと検討して、それはいいんですけれども、それで緑のカーテン普及啓発、公共施設普及ということなんですが、今、学校関係が主に最初は取りかかってきたと思うんですが、これの普及率というは、板橋区ではどういうふうに考えているのか。 ◎環境戦略担当課長   今年度の実績事業、公共施設で88か所の施設において緑のカーテンを設置しているところでございます。全ての施設での設置は難しいところでございますけれども、設置できるところは、極力設置していただいている状態で、ぐんぐん伸びているような状況ではございません。このまま横ばいのような状態ですけれども、設置できるところは公共施設については設置していこうという方針でございます。 ◆松岡しげゆき   それで、これは学校とかも含めていいの、公共施設。それで含めて、大体アバウトで何%程度は緑のカーテンが実施されていますよぐらいの話をしていただければありがたい。 ◎環境戦略担当課長   失礼いたしました。今の88か所には学校は含まれていないということですので、学校以外の公共施設においてでございます。何%というところの目標はございませんけれども、できるところは極力全てというのが、一応、主管課としての考え方でございますので、これからもできるだけ設置していきたいと思います。  また、この経費につきましては、苗の経費だけではなくて、実は普通だと設置できないところにつきましても、ネット等を設置して、そこに張るような経費も一部ございますので、現状では難しいところにつきましても、うちのほうで少し手助けさせていただいて、サポートしてネットを張って、緑のカーテンを設置してもらえるような努力を毎年重ねているところでございます。 ◆松岡しげゆき   そうすると、学校関係は所管が違うからわからないんだろうけれども、予算は別でやっている、管轄してないということでよろしいんですか。 ◎環境戦略担当課長   もともと、板橋区の緑のカーテンは学校で始まったものだというふうになってございます。教育委員会のほうで、別途予算をとってございますが、教育委員会は教育委員会で普及について努めているところでございますので、双方でお互いに努力しながら進めていきたいというふうに考えているところでございます。 ◆松岡しげゆき   次に、新エネルギー・省エネルギー普及啓発、機器設置補助と書いてあるんですね。ここら辺の説明をお願いできますか。 ◎環境戦略担当課長   新エネルギー・省エネルギー機器の設置補助でございます。  家庭用と事業所用とがあるんですけれども、家庭用の新エネルギー機器、あるいは省エネルギー機器を設置する場合に補助を行っているものでございます。具体的には、太陽光の発電設備でございますとか、あるいは蓄電池システムのようなものについて、家庭に置いた場合に補助する。あるいは、事業所については、省エネルギー診断を行ってもらった上で、製造業であれば製造の機器なんかも該当するんですけれども、省エネルギーに資するような改修を行った場合には、一定の補助を区が行っているものでございます。 ◆高橋正憲   質問をさせてもらいます。  やはり、ハクビシンが入らないとまずいのかな、そうじゃないよね。  32ページのパラリンピック、これでキャンプの誘致と出ているんですけれども、これはどういうものを意味しているのかなというのが、ちょっとわからないんですよ。一応、こういうふうに書くということは、何か頭にあるんでしょう、どういう競技とか、どういうものとかというのは。これを、ちょっと教えていただけますか。 ◎オリンピック・パラリンピック推進担当課長   予算概要の32ページのキャンプ誘致のご質問でございます。  そちらの内訳に載っている金額につきましては、キャンプ誘致した際の相手方のやりとりの翻訳代だったり、文書とか、メールとかの翻訳代を計上しているものでございます。それで、狙いというところでございますが、板橋区の体育施設で国際基準を満たしているのは、小豆沢体育館のほうでバスケットとレスリング、そちらのほうは国際基準を満たしている状況でございます。その種目に、必ずしも限っているものではございませんが、それが一応狙いの種目という形に上がってくるかと考えてございます。 ◆高橋正憲   担当課長でも、1,448万円については何も聞かなかったんだろうね。今、聞いていませんよ。ただ、私が聞きたかったのは、キャンプの誘致ということで、何を念頭に置いてやっているのかなということだったんですよ。今の話ですと、ただ単に小豆沢体育館が国際基準になっているから、そのようなものを誘致という話でしょう。でも、難しいのは誘致して来てくれるかどうかだよね、オリンピックだから、そうでしょう。だから、私が聞きたいのは誘致ですよ。例えば、板橋はたまたま私も昨日ちょっと話をしたけれども、姉妹都市提携的な、そういう国ってあるわけでしょう。イタリアとか、カナダとか、中国とか、あとはマレーシア、ペナン、いろいろとそういう国々があるわけじゃないですか。ですから、まずはそういうところから声をかけながら、要するに開発途上国的な、そういう部分からいくのかとか、例えばアメリカとか、そういうような国々というのは、財政的にもしっかりしているだろうから、いいところを借りるのかもしれないけれども、そういう構想、そういうものをちゃんと持っているのかどうなのかということを、僕は聞きたかったんですよ。  予算はいいんですよ、予算は。多少、ぶれたらぶれたで積んだり、外したりすればいい話なんだから、さほど変わらないでしょう。私が聞きたいのは、キャンプの誘致という部分で、どういうような形で、どういう国を誘致するのかということを、これ誘致って簡単に言うけれども、難しいんだよね。僕は、たまたま改修のプール、今やっているでしょう。あのプールを25メートルから50メートルにしろと、こういうような質問をしたら、何か場内からくすくすという話が、ちょっと耳にしたんだけれども、僕は多分無理なのかなと思いながらも、そのぐらいのことをやらないと、簡単じゃないんですよ、誘致と言っても。実際に、25メートルのプールで来てくださいと言ったって、どこも来ませんよね。規格外なんだから、オリンピックって50メートルでしょう、プールというのは。だから、50メートルのプール、規格をきちっと整備して、それで初めて板橋にはオリンピックの規格に合った、そういう施設があるから、ぜひ来てくださいよと。宿泊も、いろいろ状況も整備してありますから来てくださいよということで、初めてそうですかという話になるんだよ。そんな簡単なものじゃないと思いますよ。ですから、そういう話をしているんだけれども、担当課長のほうは、どういうような国を誘致するかという、そういうようなこと、頭の念頭にあるんですか。 ◎オリンピック・パラリンピック推進担当課長   失礼いたしました。誘致国として、私ども考える狙いとしましては、委員お話のとおり、友好交流都市のある国というのが、一つの狙いだと思ってございます。実際、カナダ大使館とか、そちらのほうに資料のほうをおつくりして、一定程度お話をしに行ってきました。その際、レスリングとか、そういった種目のほうで、お話をさせていただいたところでございます。その中で、練習会場としては、小豆沢体育館、宿泊施設としてはセンターホテルさんとか、近隣の宿泊施設がございますというような形で、誘致のお話をしてきたところでございます。今後につきましても、交流都市のある国というのは、一つのターゲットと捉えてございますが、そのほかにも先ほど発展途上国という話もございましたが、近くなってくると、そういったお話も逆に来るようであれば、その辺については鋭意検討していきたいというふうに考えているところでございます。 ◆高橋正憲   その話を私は聞いていたんですよ、質問したんです。今言ったように、誘致するというときにも、横のつながりがないと話しにくいでしょう。だから、私は平和が大事だと言っているんですよ。平和が大事だって、そこなんです。あらゆる国と、そういうおつき合い、特に弱い部分に対して支援するとか、そういう人道的な支援をやっていると、非常にいい関係が生まれるんですよ。だから、単に誘致をしろと言ったって、担当課長は大変だよね。アメリカの大使館に行かなきゃいけないのか、イタリアに行かなきゃいけないのか、イタリアはボローニャもあるからね、そうなるでしょう。だから、そういうつき合いをどんどんやっていれば、こういうときにいろいろな声のかけ方ができる。  だから、私は一つ提案しますけれども、パラリンピック・オリンピック、これを契機として、私はどんどん国際的なおつき合い、それも人道的なものも含めて、いい関係のつき合いを、どんどんやってもらいたい。それが、日本が唯一、世界で被爆した、その経験をもとに世界のあらゆる国と平和なつき合いをする。そして、オリンピック・パラリンピックのときには、そういうスポーツ交流、それもできるということにつながっていくわけですから、ぜひとも担当課長としては、そういう部分も考えて、ぜひ誘致ということを考えてもらえれば、大変うれしいんですけれども、いかがでしょうか。 ◎オリンピック・パラリンピック推進担当課長   委員のおっしゃるとおり、東京2020大会はスポーツの祭典でもございますが、国際交流を広げる契機でもあるというふうに考えてございます。先ほど、交流都市のある国というお話はさせていただきましたが、そこに限らず、スポーツだけではなく、文化交流であるとか、観光であるとか、そういった面でいろいろな国とかと交流とかが図られればいいというふうに考えてございますので、その辺については2020年に向けて、鋭意検討させていただければというふうに考えてございます。 ◆高橋正憲   ぜひ、頑張ってよろしくお願いいたします。  次に、31の国際交流、ことしはたまたま北京の石景山区のほうに行くということになっています。今、中国との関係というのは、余りよくないよね、いいんですか。やはり、交流というのは、非常に大事だよね。僕は、一番思うのは、我々、要するに底辺と言ってはおかしいんだろうけれども、政府以外のそういう団体、地方自治体もそうなんだけれども、そういう部分の交流というは、非常に大事だと思っているの。というのはなぜかというと、国の関係がちょっとおかしくなっても、下のほうがしっかり交流していれば、それはもつんですよ。ですから、そういう意味では、しっかりと交流もやっていかなきゃいけないなというふうに、私は思っています。  そこで、我々議員レベルでは行くんですけれども、民間レベルでは募集をかけるとか、何かということはしてないんでしょうか、しているんでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   今、委員がおっしゃったのは市民交流ということで、区民ツアーなど計画していないかということでございます。  まず、今計画の段階ではございますが、区民ツアーなど文化・国際交流財団と連携して行いたいと思っておりまして、その中で今回は北京市石景山区のほうでは、北京市で卓球の大会があるということでございます。ですので、そういった卓球の大会に一緒に参加してはどうかというような、ご提案をいただいておりますので、そのとこで今検討しているところでございます。 ◆高橋正憲   何か、質問しようと思ったら全部言われちゃって、僕はやはり民間レベルの、そういう交流というのは、非常に僕は大事なような感じするんですよね。申しわけないけれども、担当のほうは一生懸命、旅費とか何かを安くしていただく努力をして、民間のそういう方々に、ぜひ行ってもらえるように努力してください。  我々が行っただけじゃ、何か形だけしゃくし定規で終わっちゃって、余り意味がないような感じもしないでもないかなという意味ですよ。全然ないと言っていません。そういう関係もするんですよ。忙しいでよね、何か社会的ないろいろなものがあるからか何かよくわかりませんけれども、非常に忙しいんですよ。例えば、北京とか、カナダとか、ボローニャとかいろいろ行くでしょう。行ったときに、本当に忙しいんですよ。何か、我々を動かさないと損しているような感じで動かすものだから、疲れちゃって、疲れちゃって、しょうがないのね。私は、それだったら1日ぐらい空き時間をつくってくれという話もしたんだけれども、それもなくて、朝から晩まで、びっしりでしょう。おみやげを買うったって、要するに途中行くときに、あれ買おうなんていう感じで買うものだから、大したものは買えない、だからお金も使わなくてよかったんだけれども、そういうような感じ、非常に忙しいんですよ。これ、ぜひとも僕は考えてもらいたいと思うの。  やはり、そういうところに行くわけでしょう。行ったら、公務以外にも変なことを言っちゃうけれども、公務以外に1日ぐらい個人的に、その辺、例えばイタリアなんかでいくと、いっぱい見るところあるじゃないですか。そういうところに、一つぐらいはそれを見たり、個人的にちょっと勉強したり、何かできるような、そういうことも僕は考えてもらいたいと思うんだ。すみません、僕は行ってきましたから言うけれども、まず忙しい。本当に忙しいです。ある議員なんかは、こんなに忙しいんだったら、行くのは絶対に行きませんという話もあるぐらい忙しいです、本当に。ですので、その辺は考えていただいて、先ほど言ったように、民間レベルの交流、これはぜひ企画をしていただいてやってください。  民間というのは、非常にいいですから、向こうで仲よくもなれるし、これもまた平和につながるんですね。ですので、ぜひこの辺については考えていただきたいと思います。ちょうど、財団のほうでも民間国際交流事業の推進とありますので、これにかけてぜひやっていただきますように、これも私、お願いをしておきますので、よろしくお願いします。  それから、これ出ましたよね。それで、一つ僕はここで板橋も農があるまちづくり、それが一つのやはり大きな看板じゃないですけれども、そういうので取り組んできましたよね、農のある、そういうまちということで。  そこで、ちょっと質問したいんですけれども、宅地を利用するって書いてあるよね。宅地を利用するから、土地改良もあるんだという話、先ほどしていたというふうに思うんですけれども、何でこれ農地を借りなかったのかなと、僕は単純な意味ですよ、農地であれば幾ら土地に肥やしをやって整備したっていい話でしょう。この宅地だと、どうしても最後には、また土地を少し改良するなり何かして、お返しするんでしょう、5年後には、そうですよね。ですから、なぜ農地、赤塚支所長、何で農地にしなかったのという話を、ちょっとお伺いします。 ◎農業委員会事務局長   こちらの土地につきましては、地目が宅地ということになっておりまして、農地ですと農地法の関係がございまして、貸し借りが極めて制限をされた状況になっております。こちらの宅地ということで、かつお持ちの方が無料でお使いいただけるということで、お申し出をいただきましたので、お借りをしたところでございます。もともとは農地だったようですが、さまざまな要因で少し地盤が荒れておりますので、その改良をいたします。  また、1回目の契約、無償の貸借契約が5年ということでございますので、その後もできる限りお借りをしていくということでの了解はいただいておるところです。 ◆高橋正憲   農地と宅地だと税金のかかり方違うでしょう。多分、税金のかかり方違うというふうに思うので、それを無料で貸してくれるんですか。そうですか、すごい人もいるもんですね。  農地なんだけれども、この宅地なんですけれども、土地単価にすれば1坪幾らぐらいになる、借りるとすれば、借地として。 ◎農業委員会事務局長   もともと無償貸借ということで、お話をいただいておりますので、計算はしてございません。  なお、ご参考までに申し上げますけれども、この土地には先ほどお話がありましたとおり、固定資産税等の税金がかかっております。これについては、公共用にお借りするということで、都税事務所のほうに私どもから申請をして、免除という、相互にメリットがあるような状況になってございます。 ◆高橋正憲   そうですか、わかりました、そういうことですか。それでは、しっかり借りて農のあるまちづくりということで、しっかり頑張ってもらいたいというふうに思います。これは、そのくらいでやめます。  それでは、もう一つはスマートシティ、この間もさんざんお話をさせてもらったけれども、これ先導的、先駆的なプロジェクトの推進ということで、453万円の予算を組んでいるんですけれども、いろいろと議論したときには、大変な事業だなと、こういうような思いもしたんですけれども、初年度として453万円、どういう形で使うんでしょうか。 ◎環境戦略担当課長   今、概要の39ページの一番上、26番、スマートシティ推進の経費453万1,000円について、ご質問されたというふうに捉えてございます。  ここには、2つ、スマートシティ推進協議会の運営と、それから先導的、先駆的プロジェクトの推進ということで掲げてございますが、このうち先導的、先駆的プロジェクトの推進に利用させていただきたいというふうに考えているものが、300万円でございます。それ以外の、残りの経費につきましては、協議会の運営に当たりまして、委員等への謝礼、あるいは会議のテープ起こし等に使用することを予定しているものでございます。 ◆高橋正憲   300万円は何に使うの。 ◎環境戦略担当課長   大変失礼いたしました。これにつきましては、来年度より実際に先導的、先駆的プロジェクトを今年度中にできれば決めたいというふうに考えている推進方針に基づいて行うというふうに考えてございまして、協議会で詳細な内容を決定していくところでございます。現段階で、事務局のほうで予定しているところでは、エネルギーを主体にした、例えば地域電力が立ち上げられないだろうとか、あるいは高齢者施策等ICT技術等を活用したエネルギー施策が組み合わせられないだろうかみたいなものを検討してございまして、これについて具体的なプロジェクトを協議会で話し合いながら、進めていきたいというふうに考えているところでございます。 ◆高橋正憲   今の話だと、協議会みたいなところで決めてやっていくんだという話だけれども、決まり方によっては、これだけの予算じゃ足りないとか、そういう話になるんじゃないの。だから、予算の立て方というのは、ある程度、形をこういうようなイメージをして立てるんでしょう。皆さんは、非常に民主主義的な格好いい話をするんですよ。皆さんから、いただいた意見をまとめて、こういうふうにやりましょうよと言うんだけれども、それだったらまとまらないでしょう。だから、あなた方はちゃんとした、ある程度のものを創造して、創造するというか、つくって、そういう形で提案するんでしょう。 ○主査   答弁は後ほど、ただいまの高橋委員で質問者が一巡いたしました。再質問のある方は挙手願います。  また順番を申し上げます。間中委員、しば委員、竹内委員、佐藤委員、井上委員、田中委員、松岡委員、高橋委員、以上の順番で行います。  再質問につきましても、1委員の質問時間を20分とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◆間中りんぺい   後半もよろしくお願いします。
     まずは、111ページの区民集会所維持管理経費というところについて伺いたいと思います。  維持管理経費の中に、集会所の修繕費というのも含まれていると思うので、その点について伺いたいです。昨年、集会所の利用者から、ちょっと相談をいただいて、管理が行き届いてないというところがあるから来てくれというふうに言われました。和室とキッチンと洋室があって、それぞれ本当に汚れている状態だったので、ちょっとそれを相談させていただいて、すぐに所管で本当にすぐ対応していただいて、何でそういう状態になったのかというのも、しっかり把握していだたいて、再発防止に向けて動いていただいたので、すぐにきれいになって、もう汚れることがないように、今していただいているので、本当に地域としても感謝していましたけれども、そのときに僕が相談を受けたのが、和室の障子がばらばら破けていた。その障子に穴をあけて遊んでいたのが、子どもたちが、お母さん方がいて、小学生ぐらいの子どもたちがいて、子どもたちが穴あけて遊んでいて、お母さん方はしゃべっている状態で、洋室を使っていた別の方々が、それに気づいてお母さんに注意をして、トラブルみたいになったということがあったらしいんですね。  そういうことが、ほかにもあるのかなというふうに思うんですが、どこまで行政で修繕費をかけて管理、直せばいいのかというのが問題があると思っていて、毎回、毎回、利用した後に全部の状態をチェックするというのは難しいのかもしれないんですけれども、故意でなければしょうがないんですけれども、そういったいたずらとかで障子を破いて、直さなきゃいけないときに、全部行政のほうでやらなきゃいけないのかなというのは、僕は少し疑問なんですが、どのように感じていらっしゃいますか。 ◎地域振興課長   昨年度、両者の方に障子が破れていて、風が入ったり、それから見苦しいような状況でのご利用いただいて、大変申しわけございませんでした。ご連絡いただいて、すぐに対応させていただきましたけれども、本来はそのような状態になった際、利用されている方々がお声をかけていただく。あるいは、管理人さんが使用した後の状況を見て、私どもの届けていただくというようなことがあれば、早い対応が可能になりますので、お話しいただいた後、地域集会所の管理人さんには、そのような形で連絡のほうはとらさせていただいているところでございます。  それで、ご質問のございました修繕料でございますけれども、集会所の修繕料としては、367万円ほど来年度の予算では見込んでいるところでございます。そのうち、いわゆる障子等の一般修繕としては100万円程度、それから畳等の修理がございますので、こちらに260万円程度というようなことで、予算のほうを組み立てているところでございます。これより大きくなりますと、修繕料ということでなく、工事請負費を使って工事で改修したりというようなことになりますし、小さなものであれば職員が対応して障子等、一部穴をふさぐというような対応をしているところでございます。 ◆間中りんぺい   通常使用に伴う劣化であれば、メンテナンスということでやっていくのは当然かなというふうに思うんですけれども、何かそういういたずらとか、管理不行き届きというところで、そういったことが起こった場合に、区として少し負担していただくようなことは、実際にあったりしますか。 ◎地域振興課長   物を破損した際に、お申し出があった場合も、基本的には私どものほうで対応はさせていただいているということでございます。今回のお話についても、子どもさんが最近のご家庭には障子が余りございませんので、珍しくてやられたものだというふうに善意に解釈させていただいて、対応させていただいたところでございます。 ◆間中りんぺい   そういうことだったら、納得はしますけれども、使う区民の方々に大事に使ってもらうという意識は絶対に持ってもらわないといけないので、明らかにそういうことがあるという場合には、少し負担をしてもらうようなことも考えていいのかなというふうに僕は思います。  次に、142ページの環境公害費に関して伺いたいと思います。  環境公害費というところで、いいのかどうかちょっとわからないんで質問してしまうんですけれども、電磁波の問題ってあるじゃないですか。昨年、小豆沢で僕の住まいの地域でNTTdocomoの基地局、アンテナがついて、それに伴う地元の方々とトラブルが起きたという騒動がありました。それで、ネットメディアなんかにもNTTdocomoと住民のトラブルということで、その基地局をめぐり、いろいろあったんですね。この基地局の150メートルのすぐのところに保育園があって、子どもたちが被曝しているとか何とか、いろいろ話がされていて、僕自身は資料を読んだり、話を聞いても、そのまま受け取ることはできなかったので、この電磁波の問題は重大だとか、取り組むべきだということを僕が言いたいわけでは全然ないんですけれども、実際に地域の区議だから来てくれと呼ばれて行ったときに、高齢者の方々が通常の生活がもうできない状態になっちゃって、すごい真に受けてしまっていて、窓をあけたら向こうにアンテナがあるから、私は窓をあけることもできないし、朝起きたらカーテンをあけることもできない。ここの方々が、子どもたちが血がとまらないんだって、ショッキングな映像を載せた資料も配っているので、余計にそう過敏に反応して、朝起きてもカーテンも窓もあけられないというような方々が、地域に出てきちゃっているということになると、ほかのところでも、もし出てくるようになるんだったら、放っておいていい問題ではないのかなという気もしています。こういう電磁波の問題に関しては、区としては今どのように把握していらっしゃるか、伺います。 ◎資源環境部長   今、お話し聞いて、私も初めて聞いたんですけれども、電磁波でよく言われるのは、高圧の鉄塔の高圧線が空中を飛んでいて、電圧が高いので電磁波が出ていますね。実際に出ていると思いますけれども、そういうのは区にはないんですけれども、一般的には耳にするところはあるんですけれども、今おっしゃられたことは、具体的には把握していないというところです。  知識を、情報を得て危険であるとか、そういうふうになると、そういう思いがだんだん募ってきて、いられないというような、よくあります、電磁波に限らず、隣の音とか、いろいろな音で眠れないとか、振動で眠れないと、よくあるんですけれども、それと同じような感覚に陥るんではないかなと思います。実際、NTTが対応しているというお話でしたので、その辺NTTのほうもいろいろノウハウもあると思うので聞いているのかなと思います。具体的に、もし区のできることも限られますけれども、相談とか、そういうものがありましたら、委員から環境課のほうに情報を入れていただいて、相談を受けるようなことはしていきたいと思いますので、その辺の対応は考えていきたいと思います。 ◆間中りんぺい   僕も本当に影響があるのかなと、個人としては疑わしい気持ちがあるんですが、何か専門家と言われる方々が、こういうのをたくさん書いていると信じちゃう人はたくさんいると思うし、影響がないと言っている方はほとんどいないと思うんです。影響があると言っている方は、影響があるかもしれないと言っている方が、ほぼ全て実際のところは10年、20年、30年たって、振り返ったときに何かあるのか、ないのかとわかるぐらいだと思うんですけれども、地域でそうやって通常の生活が成り立たないという方々が出てきているのが現状なので、少しこういう問題があるということぐらいは、把握しておいていただいてもいいのかなというふうに思いました。  続いて、143ページの環境美化啓発について、エコポリス板橋クリーン条例のところで伺いたいと思います。  僕が割と、これこだわっているのは志村坂上という地域に住んでいるんですけれども、地域の方々も言われるように、ポイ捨てが本当に多い地域なんです。それで、僕自身も志村坂上の駅のすぐ近くに住んでいて、家を出たときにごみが駅前にないということはないんです、100%ごみが落ちているというところなので、個人としても気になっていて、昨年調査をしまして、サンプル数は少ないんですけれども、歩道1メートル当たりに落ちているごみの数が、志村坂上は代々木上原と有楽町に次いで3番目、都内で3番目に汚いまちなんですね、サンプル数はすごい少ないんです。今度、総括質問で少し話したいなと思うんですが、実際にかなりのごみが落ちているエリアではあります。  その中で、クリーン条例の普及とか啓発はずっとされているということなんですけれども、効果が上がっているように、僕には思えない。取り組みに対して、どんなふうに反省して改善をしてと、どんなふうなサイクルがクリーン条例に対して行われているのかを質問したいです。 ◎資源環境部長   エコポリス板橋クリーン条例に、条例は幅広く環境美化という形でうたって、基本的には飲食の容器とか、それとかたばこ自体は路上に捨てるというのは禁止行為になっています。たばこを吸うような行為はいいんですけれども、立ちどまって吸えばいいんだろうというようなところがだめだから、駅前を特に多いところは禁止地区という形で、たばこすら吸ってはいけませんよ。ただ、ポイ捨てはごみにかかわらず空き缶にしても違法行為ですよ、要するに条例上は禁止になっています。その辺は、一般の社会通例でもあると思うし、勝手にごみを捨てるなんてやっちゃいけないことだということで、条例上もうたってありますので、その辺の啓発をするということで、たばこの禁止とともにやるべき話だとは思うんですけれども、ただモラルとか、捨ててはいけない常識をやるような方が多いのも現実であって、その辺の啓発をいかに進めるかということが難しいということですね。駅頭において、21駅、区内にあるんですけれども、せめて駅頭には啓発でたばこ禁止地区と禁止地区でないところも含めて、ポイ捨てはやめてくださいとか、そういうことはやっています。  その辺の目に見えるような効果をやるには、今も検討はしている、きのうの一般質問でもあったんですけれども、罰金を取るようなことをするという提案もございましたけれども、なかなか費用対効果とか、人の手配、そういう委託の場合もありますけれども、その辺で非常に実施している区も多額な費用をかけてやっているというのがあるので、検討するということに今のところなっています。ですから、目に見えるような何がなんでもということをやるには、思い切った政策というものをやっていかなきゃいけないのかなとは思っております。ただ、現実的なもので啓発とか、もう少し工夫をして、今の予算の範囲内で工夫をしてできないかというような形で、職員も努力しているという状況でございます。  ご質問に対して、答えになっているかどうかというのがちょっとあるんですけれども、努力だけじゃ無理でしょうということだと思うんですけれども、その辺はオリンピックもございますので、これからこの辺で区の方針として、もう少し詰めるということで考えています。きのうの区長答弁も、あり方検討ということで、今つくっていますけれども、その辺でも検討はしている状況でございます。 ◆間中りんぺい   引き続き検討をお願いしたいなと思います。  ごみ拾い活動とかは、たくさん地域でやられていますけれども、どうしても川下の活動なので、捨てるというところを防がないといけないのかなと思います。捨てられないための工夫というのは、多分あると思うんですよね。例えば、埼玉新都心なんか、駅前ってごみがほとんどない地域、ポイ捨てのごみがない。でも、ポイ捨てがたくさんある地域もあって、何が違うかというと、違いはあるんですね。志村坂上で言えば、一つは植え込みなんですね、17号、中山道があって植え込みがある。あの植え込みの面積、かなり広いんですよ。基本的には、クリーン条例だと誰が掃除するかというと、各家庭の前というか、そこに住んでいる方の周りをやってくださいというような言い方だと思うんですよね。地域の方が、植え込みのところまで掃除をするべきだとは思うんですが、植え込みの幅とか面積が広いので、特に何か笹みたいなのが、かなり細かく密集して生えているような植え込みだと、入っていけないんですよね。でも、ごみはそこの中に入っていっちゃって、夏場なんか僕も歩いていると、植え込みの中にごみがあって、それが悪くなっちゃって、ゴキブリとかネズミがいるということがあるんですよね、ハクビシンがいるかもしれないし。でも、本当に衛生的にも、それが僕は余りよくないなと思っているので、そういう中山道沿いの手が届かないような広い植え込みの中に、ごみって結局たまっていく一方なので、そのごみに関しては、どういう対応が考えられますか。剪定をする業者さんにやってもらえばいいのかもしれないけれども、それは業種が違うからだめなんでしょうか、一般の人が手が届かない、誰がそこのごみを処理すればいいんでしょうか。 ◎資源環境部長   今、委員が言われたとおり、地域で行ってもらうのが一番現実的であるし、実効性があると思うんです。ただ、地域もいろいろ行事があったりとか、当然、板橋クリーンキャンペーンとか、年に2回やっていただいています。それで、ごみ袋にいっぱいやっていただいているのがありますけれども、その回数がどこまでふやせるのかということになると思います。区職員だけでとか、あと委託業者でやるというのは、なかなか限界があると思いますので、まず捨てる人間の意識を変えて、あと地域で、そういう人に本当はやってもらえれば一番いいと思うんですけれども、そういうようなことができるのが、具体的には今のところ、区の考え方はそういう方向をするんですけれども、それをいかに啓発して意識を持たせるかと、地域の方々にも非常に迷惑をかけますけれども、もう少しふやしてお願いしたりとか、そういうことは区もできる限り、お願いとか、協議して、まず進めるということだと思います。あとは、完全に道路なら道路管理者がいますから、そこに徹底してやってもらうようなことになると思いますけれども、道路管理者もなかなか予算とか、難しい面もあるんですね。問題としては、非常にお金もかかって難しいというような状況です。区と環境としては、もう少し先ほど言った意識啓発のあり方とか、そういうものは根本的に何ができるかと、もう少しお金をつけて、そういうものは検討していかないといけないというところではあります。 ◆間中りんぺい   ありがとうございました。  次に、この間、坂本委員長に聞いた河川の堆積物の話を今思い出したのでしたいと思うんですけれども、小豆沢体育館が何かあったときの災害の物資の集積所に、今のところ1か所ということになっているじゃないですか。それで、中山道とか、環八とか、ああいう幹線道路が通行できないとなったときに、物資を水路で船で運んできて、小豆沢の水上バス乗り場に荷揚げして、そこから小豆沢の体育館に上げていくんだという話を聞いた覚えがあるんですけれども、あそこの小豆沢水上バスが通っている河川が整備をされてから、堆積物がどんどん中にたまっていっているんじゃないかという話を聞いたんですね。どのくらいの規模の船が災害物資を積んで、小豆沢の水上バス乗り場に着くのか、僕はちょっとわかっていないんですけれども、仮に何か大きな船で災害物資が、河川の調査は別なんですね。 ◆しば佳代子   2回目、よろしくお願いいたします。せっかくですので、ハクビシンを。  この予防対策に予算がついたというのは、とてもよかったと思っております。私が受けた相談は、マンションの中に入り込んでしまって、下の階なので天井のところでばたばたしているという状況だったのでという相談を受けたんですけれども、結局、インターネットとかで調べて、薬品みたいなものを買って、自分で駆除をしたということになったんですけれども、今回はそういったものの助成というのは書いていないんですけれども、いかがでしょうか。 ◎資源環境部長   野生生物を勝手に捕まえて殺処分するというのは違法性がありまして、やはり資格者、許可の方がやらないと、最終的に午前中にも質問がありましたけれども、保護団体とか、そういうことを知ったときに、違法であるということを言われますので、専門家を、これ4月以降は区のほうも対応しますけれども、個人的に困っている場合で、今現状でそういうことはできないといったら、専門業者に見積もりなり依頼して、許可を持っている業者に捕まえてもらわないと、勝手に殺処分はまずいと思います。  それで、マンションの対策は来年度以降は、4月以降は専門業者を決めて、例えば一戸建ての場合、マンションの場合とか、捕まえ方、道があるはずなんですよね、巣に戻ったりとか、その辺を見きわめることができると思いますから、そういうところにわなを仕掛けて、今のところ1週間ぐらい仕掛けて、餌を入れた中で捕まえるということを考えていますので、ぜひその辺は相談いただきたいところです。 ◆しば佳代子   わかりました。そういったことも、これリーフレットに書いてあるということでしょうか。 ◎資源環境部長   今、作成中ですから、その辺は十分入れようと思いますが、勝手にやると違法性になりますみたいな、入れることは可能と思いますので、その辺は検討したいと思います。 ◆しば佳代子   違法性ということに関してもそうですし、あとはそういうやり方があるのでということでも、また案内もぜひ載せていただきたいと思います。  先ほど、植村冒険館、途中というか、お答えいただいたんですけれども、もう少し詳しく教えていただきたいと思います。  2年前のときには、予算で2,000万円以上かけて外壁の工事をするということだったんですけれども、先ほどのお答えは入り口のみになりましたということだったんですが、この辺もう少しお聞かせください。 ◎スポーツ振興課長   植村冒険館につきましては、平成27年度、これは当初予算に外壁の全面改修ということで、900万円強を計上してございました。ただ、その後、東板橋体育館への複合化ということが議論されて、計画に位置づけられたということで、補正で640万円ほど減額補正いたしました。使ったのは260万円強で、入り口の前面のところでタイルが浮いているところだけということでなってございます。 ◆しば佳代子   私、議事録を読んだときには、2,000万円ぐらいでというふうに書いてあったので、そこのところを確認していただきたいと思います。あと、260万円で入り口だけという理由を教えていただけますか。 ◎スポーツ振興課長   こちらは、営繕課のほうによる、いわゆる点検によって浮きが生じているもの、ここについては浮きが生じているものについては数を数えて、その数での契約というふうな形で執行させていただいております。 ◆しば佳代子   わかりました。  オリンピック・パラリンピックの機運醸成についてということで、予算の概要の中の32ページのところには、1,400万円ぐらいということです。プレス発表のほうでは、2,400万円ぐらい、1,000万円の差があります。内容の項目が違う、キャンプの何とかというのも入っていないので、この辺お聞かせいただけますでしょうか。 ◎オリンピック・パラリンピック推進担当課長   概要書のほうの32ページの12番、オリンピック・パラリンピック競技大会機運醸成事業1,448万2,000円のほうと、プレスのほうで発表したのが2,401万6,000円の金額の差でございますが、予算の概要書に載っていますのは、来年度、29年度に新たに実施するものが載っているという形でございます。プレス発表の資料にございましては、28年度から実施しております例えばジュニアトライアスロン大会とか、そういった機運醸成、そちらのほうの経費も含めて、プレス発表のほうは金額の予算を積んでいるという形で、その辺で1,000万円ほど差が出ているという形になります。 ◆しば佳代子   ざっくりなんでしょうけれども、28年度分も含んでいるということですよね。わかりました。  機運の醸成についての展示で1,200万円ぐらいということだと思うんですけれども、これについて、あとはプレス発表の中で、その他の継続事業ということで1,000万円弱ぐらい、この内容について、お聞かせください。 ◎オリンピック・パラリンピック推進担当課長   オリンピック・パラリンピック機運醸成展示事業のほうの内容ということでよろしいでしょうか。来年度、1階のイベントスペースとギャラリーモールのほうを活用いたしまして、リオオリンピック・パラリンピックなんかの写真とか、そういったもののパネルとかをつくったりとか、あとはパラリンピックの種目のものの展示を行いまして、その中で展示ブースとかをつくりまして、体験とかできるような形で今考えているところで、1,400万円程度の写真の購入代でありますとか、そういったものを積んでいるところでございます。  あと、プレス発表資料のほうでのその他継続事業の内容でございますが、例えば今申し上げましたトライアスロン大会なんかは、120万円ほど積んでございます。あと、オリンピアンによるステップアップ、スイムクリニックが42万円、その他ヴェルディ杯が70万円、そういった形で予算の概要の31ページの11番のスポーツプロモーション事業、この辺が主な継続事業という形で一緒に計上しているところでございます。  以上でございます。 ◆しば佳代子   スポーツプロモーション事業も機運醸成の、だからオリンピック関連になってくるという考えになるんだと思います。まず、展示についてなんですけれども、これがオリンピックやりますよということを目的にしているのか、どういう目的に、機運を醸成するんですけれども、どこを目標にしているのかということが、何かありますでしょうか。 ◎オリンピック・パラリンピック推進担当課長   来年度行いますオリンピック・パラリンピックの機運醸成の展示の目的でございますが、2020年に向けた大きな目標としては、機運醸成という形で、例えば東京大会で、どういった種目をやるのとかという、そういったものをご紹介しつつ、区民の皆様に東京2020年大会について興味を持ってもらうとか、一部そういったリオの写真とかを使いまして、臨場感あふれるような写真とかの展示をして、さらにその辺に興味を持ってもらって、東京2020年大会のときに、会場のほうに足を運んで生で見ていただくとか、あとは会場に行けないまでも、今年度のリオのときもパブリックビューイングとか実施をいたしましたが、そういった会場に行ってスポーツを楽しんでいただくとか、そういったことのため、どんなことを東京大会でやっていくのかとか、リオ大会では、どういった種目が、どういった場面で、どんな感動を生んだのかというところを強調しながら展示をして、区民の方の機運を醸成していきたいという形で、今回目的に選んでございます。 ◆しば佳代子   そういうことだけですと、東京都どこでもできるのかなというふうに思います。板橋区でやる意味は、その機運を醸成することなんですけれども、区民にオリンピックをアピールすることも大事だと思うんですけれども、区と区民との関係も、ぜひその中に組み込んでいただければと思います。  せっかく、ここで測定会もやると思いますので、自分の体力、測定どういうものになっているのかということをわかりつつ、健康を維持していくものに関しても、今後の健康維持に対してもということでも入れていただければなと思うんですけれども、オリンピックだけをアピールするだけではなくて、区民も絡みながら、また健康も維持しながら進めていくというふうにしていただければ思うんですが、その辺はどうでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   委員、先ほどの予算の概要の中身だけ、ちょっと整理をさせていただきたいと思います。  今回、31ページのスポーツプロモーションの950万円、これは昨年度来から実施しているオリンピック・パラリンピックの機運醸成事業の一つでございます。次の32ページの、ここの機運醸成事業につきましては、今回、サマカンで新たに載せるということで、これを立ち上げたものがプレスの資料ということになってございます。  そして、今おっしゃっていただいたように、展示も含めまして、さまざまな事業につきましては、当然、区民の方々への意識づけが大変重要だと思ってございます。ここは、スポーツ振興課の事業と、あとはオリ・パラ関連事業ということで、うまく連携しながら進めていきたいというふうに考えています。 ◆しば佳代子   ぜひ、区民も絡めてのというふうに、オリンピックにしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  今回、スポーツ庁が健康づくりということで、例えば昼休みを利用してとか、通勤を利用して健康づくり、オリンピックから離れています。健康づくりに関して、いろいろ行うという発表がありました。こういうことも実施している企業もありまして、そうすることによりまして、運動するのでストレス解消になって仕事の効率が上がっていくとか、そういうことも直接結果として出ていることも、また長い目では医療費の抑制にもなっていくということで進めているんですけれども、区として何か、このことを考えていることがありましたら教えてください。 ◎スポーツ振興課長   スポーツ庁が多分、一昨年ぐらいから始めた企業向けにも、こういった健康づくりに取り組んでいる企業を表彰するという事業を展開しているというふうに思います。区内の企業さんも、かなり表彰されている企業さんが多いと聞いております。逆に、我々職員もこういった中に巻き込まれながら、一つ職員の健康づくりにつきましても、進めていく必要があるというふうに、スポーツ振興課としては考えておりまして、例えば一つ健康づくりプロジェクト、これは職員も当然参加している職員がおりますので、そういったところの普及、あとは健康管理係、人事課との連携を図りながら、まずは区の職員の健康という意味では、今後、検討していきたいというふうに考えております。 ◆しば佳代子   どこかに参加して、何かをするだけではなくて、こういう日ごろの行いで健康を維持していくということも大事だと思いますので、そういう推進もぜひしていただければと思います。  次に、食品ロスについて伺いたいと思います。  我が党でも、かなりさまざまなところで訴えてきまして、いろいろなところでも聞くようになりました。区でも、フードドライブ、2月23日に行ったと思いますけれども、これについて、どういう結果だったでしょうか、教えてください。 ◎清掃リサイクル課長   ただいまの2月23日の木曜日、区役所1階の区民イベントスペースでフードドライブを実施したところでございます。当日、提供の方、区民の方を中心に68名が協力いただきました。個数で言いますと561個、重量で申し上げますと全体で約160キロの物資、主に5キロ詰めの米袋が5袋とか、缶詰が約100個とか、あとインスタント食品、乾物、調味料、お菓子等、あと飲料等の内容でございます。これについては、一応受け入れ先としてNPO法人のセカンドハーベストさんの協力を得て、生活困窮者であるとか、福祉施設のほうに、お配りをしたという経緯でございます。 ◆しば佳代子   とてもすばらしいことだと思います。かなりの食品が捨てられていまして、京都市のほうで調べた結果、1世帯4人家族で年間6万円分の食べ物が捨てられていますという調査が出まして、その食べ物を処理するにも5,000円かかっているということですので、食品ロスに取り組むだけでも、かなりの削減、いろいろなところで削減ができるのではないかというふうに思います。食品ロスを進めている方なんですけれども、例えば卵の消費期限が2週間になっているんですけれども、これは保存の状態ですとか、そういったものによって、夏場とか、冬場とか、そういったときにも2週間ではなくて、もうちょっと食べられるようになるんですよということも、実は商品に書いてあるそうなんですね。そういうことも進めていくのも、期限が来たから捨てるということではなくて、期限内に食べるのが一番いいんですけれども、すぐ捨てるということではなくて、もうちょっと食べられますよ、冬場ならもうちょっと食べられますよとか、そういうすぐに捨てないようなアピールみたいなものも、ぜひ入れながら、今後も食品ロスについて、何か行っていただきたいと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。 ◎清掃リサイクル課長   今、卵の例でお話しがございました。食品のいわゆる賞味期限、消費期限については、今、委員おっしゃったとおり、季節にもよる。特に、卵については夏場については、逆にまだ大丈夫だろうと思って、実際に中毒を起こしているということもございます。基本的には、その表示に従っていただいて、あとは季節感を持って自分で確認するというのが大事なのかなと思います。  それで、それに関してでございますけれども、今、私どものほうで今年度中、3月15日に予定しているんですけれども、冷蔵庫の整理収納講座を予定してございます。定員が100名ということ、先週の月曜日から募集して、もう100名近くなって、ちょっと十数人ぐらい定員を伸ばそうかなと思っている、好評で、また来年度も、今回初めての事業なんですが、継続したいというふうに思ってございます。  そのほかに、先ほどのフードドライブにつきましても、今回は区単独で1階の区民イベントスペースで行ったところですけれども、例えば区民まつりとか、農業まつりのイベントとタイアップして、あるいは民間のフードバンク等と協力してやることも検討できないかなというふうに思っているところでございます。 ◆しば佳代子   ありがとうございます。ぜひ、進めていただきたいと思います。  次に、新河岸に予定されている要興業、こちらについて少しお聞きしたいと思いますけれども、まず区として、ここに置く必要性、報告があったんですけれども、もう一度お聞かせいただけますでしょうか。 ◎清掃リサイクル課長   まず最初に申し上げたいのが、この施設については、区ではございませんで、民間の要興業という民間の事業者さんが、みずからの経営判断で板橋区内で適切な用地を取得して、リサイクルセンターを建設するということでございます。ただ、私どものほうから見ますと、まず現在、不燃ごみとして従来は北区の堀船中継所、船舶中継所ですけれども、ここを経由して船舶で不燃ごみ処理センターを経て埋め立て処分をしていたわけなんですが、この堀船中継所について、ちょっと護岸工事の関係でとまるというような予定がございます。  それから、北区の意向とか、23区全体の不燃ごみの処理をどうするかといった問題で、全体で検討しているところでございまして、23区としては、いずれにしても不燃ごみに限らず、ごみの減量化、資源化というのは大きな命題ですので、今、利用している各区とも、いろいろ今後どうするかというのを検討しているところです。
     板橋区においては、ごみとして中継施設を通して、最終的に破砕減量化して埋め立て処分するよりは、ほとんど9割以上、資源化できるという見込みが当時ございましたので、資源化の方向で検討しようということで、まだ区内に施設がございませんでしたので、足立区と協議を経て、足立区内の民間の処理施設のほうに、今年度、28年度3分の1を搬入して、来年度から全量入れる予定でございます。 ◆竹内愛   先ほど、北京市石景山区の交流事業の関係で、お伺いしましたが、休憩中にちょっと確認させていただいたところ、私どもが要求した資料の79番が、文化・国際交流課のほうの予算の内訳ということで出していただいたのかなと思っていたんですが、80番の議会費における訪問団の派遣経費を含める金額になっているということで、ご説明をいただいたんですけれども、その中でいうと出張旅費が360万円計上されているんですね。ここから議会費の派遣経費284万円を差し引きますと、76万円ほどの差額になりまして、これが区長と課長の2人分の出張費ということになるかと思うんですけれども、まずそれが間違いないかということと、差額が生じる分、私の手計算なので区長と課長の出張費の基準が、議会費で積算されている基準と違いが生じているのかということについて、あわせてお伺いしたいんですけれども、いかがでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   先ほどは説明が足りずに申しわけございませんでした。お答えいたします。  委員がおっしゃったように、こちら出張旅費360万円につきましては、文化・国際交流課分と区議会事務局の両方の分を足している金額でございます。そのように間違いございません。それで、委員が試算している数字と違うところについて、ご案内したいと思います。  航空運賃、燃油チャージ、航空諸税、宿泊料、旅券交付手数料などは、全て議会で出している数字と同額でございます。1点違うのは、旅行雑費というところでございまして、こちらが議員の方ですと5,100円になっているところ、区長は5,700円となっておりますので、そこで600円の差額が生じるものでございます。異なる金額としては、そこだけになります。議会でつくりました資料と同じ体裁としての資料をおつくりして、お出ししたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◆竹内愛   それでも、11万円の差額というのが生じないのかなと思うので、それも含めた内訳について、きちんと精査をして資料をお願いしたいというふうに思います。  それで、先ほど高橋委員からも日程や内容についてのお話がありましたけれども、私もボローニャのほうに行かせていただいたときに思ったのは、公務ですので公務以外の日程というのは、なかなか難しいなというふうに思っているんですけれども、議会が行く必要があったのかなという思いなんですよ。日程的に、非常に詰まっていて、行って説明を聞いて、区長がお話をされて、次に移動しますという日程がほとんどだったんですね。それでは、議会側として行く意味があるのかなという思いが、すごくあったんです。議会の経費を計上している以上、議会としての目的、これをきちんと立てる必要があると思うんですよ。今回、石景山区の交流事業として経費を計上しているんですけれども、議会費と別項目で立てられているわけですから、ここは区が行く目的と、議会二元代表制ですので、議会が行く役割というのは、必ずしも一緒じゃなくていいと思うんですね。なので、そちらの内容については、それから日程についても、区長の関係と、それから議会側と、ある程度違ってもいいでしょうし、一緒でも議会側がアクションするような場面というのは、必要だと思いますので、そこは議会事務局や議会側と、ぜひ調整をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   先ほどの答弁で1点漏れていることがございましたので、そこも説明させてください。  区議会事務局のほうで、お出ししている派遣経費の内訳でございますが、こちらが議会費と事務局費が、それぞれ科目が別々ですのが、100円単位で1,000円に繰り上げしなくちゃいけないので、そこで数字が上がるというところもございます。  今、ご質問いただきました議会が相互訪問で行く意味があるのだろうかということですけれども、こちらは当然、区民の代表でございますし、ぜひ区議会として区民の代表として行っていただきたいと思っております。行程につきましては、これから石景山区といろいろマッチングをしていくところでございます。石景山区は石景山区のほうで、産業・環境・教育など、さまざま板橋に対しても興味を持っていると思いますので、そちらのほうも調整し、また板橋区のほうも石景山区に関して、あちらがどういった施策など見せたいと思っているのか、そういったところを、これから調整してまいります。  それで、区長部局と区議会での、それぞれの議員は議員同士の交流というのも必要かと思っておりますので、この28年度4月にも石景山区の議員団の方々が板橋区を訪れていただいております。そういったこともありますので、よく調整をしながら議会と、また区と両方がよりよい交流が持てるような、そういった構築をしていきたいと考えております。 ◆竹内愛   前回も、ほかの委員の方からも提案があったと思うんですけれども、課長を補佐する職員の方が必要ではないかということなんですね。私も行って思いましたけれども、記録をとる人もいなくて、例えば交流前に持っていったおみやげを渡すことも含めてそうですが、区長の席、それから相手とのやりとり、交渉する全てを課長がやられていて、事務局側からも1人行くんですけれども、事務局次長を荷物を持つ人とか、記録をとるということでできるかというと、それはそれでまた議会の対応、議員のほうの対応もありますので、そちらのほうの予算について、今回、計上されていませんが、そちらのほうをぜひ検討する必要があるんではないかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   所管としましても、やはり職員にも、ぜひ交流を経験させる意味でも連れて行きたいと思っているところでございます。サマカンでも要求しているところなんですけれども、ちょっとつかないというような実情もございます。ただ、モンゴルの派遣から少し変えまして、派遣委託ということで、旅行会社を入れておりますので、そこの添乗員にかなりいろいろなところを担わせるようにしております。資料やら、写真撮影、そういったものなどを記録させるようにしておりますので、今後はそういったところでの委託のところでの添乗員に、もう少し持たせるというようなことを考えております。 ◆竹内愛   私は、議会の費用を削減してでも、そういった職員を添乗させるとか、そういったことが必要なんではないかなというふうに思っています。ちょっと、今後の中身のことについては、また議会側との調整もあるかと思いますので、ぜひお願いしたいというふうに思います。  それで、区民文化費で別の件です。マイナンバーカードのことと、区民カードのことなんですけれども、マイナンバーカードを今年度末には6万枚の発行を見通しているということなんですが、新年度は想定枚数というのは何枚を予定しているのか、お伺いします。 ◎区民文化部副参事[戸籍住基関連制度調整担当]   国のほうの想定で申し上げますと、29年度は8万7,000枚、ただこれは変更されていまして、当初は国全体でも4,000万枚までいくというところが、今年度で3,000万枚というふうに減っているところでもありますので、国の想定をもとに試算した区の想定枚数が、当初は8万7,000枚ではありました。ただ、来年度に関しては、6万枚程度を予想して予算を組んでおります。 ◆竹内愛   補正予算のときにも、最終補正のときにもお伺いしたんですけれども、最終補正、年度途中で補正をしたときに、国の28年度の想定枚数は15万枚に、板橋区の想定枚数は15万枚を目指して補正をしたということで、結果的に6万枚ということだったんですね。今回、新年度についても、国のほうは単年度ですよ、29年度だけで8万7,000枚ということですけれども、区としては現状から見て6万枚ということですよね。そうすると、全く予定に追いついてないという状況だと思うんですね。これについては、どのように改善をするのか、またどうしたら改善できると考えているのか、お伺いします。 ◎区民文化部副参事[戸籍住基関連制度調整担当]   マイナンバーカードの申請当初は、交付がなかなかJ−LISのシステム障害などもありましたので、思うように進まなかったのは事実でございます。ただ、これからコンビニ交付も既に板橋区では始まっておりますし、そういったメリットを推して、皆さんになるべく早く申請していただくように、ご案内をしていくことだと思っております。 ◆竹内愛   区民カードの発行枚数が29万枚というふうに認識していたんですけれども、ちょっと違いがあれば、それは正しい数字を教えてください。30万枚近い枚数だったような認識なんですけれども、そうすると現時点でマイナンバーというのは、トータル何万枚が発行されているのか、今年度末の見通しで、それを教えていただきたいのと、それからことしの9月に自動交付機の使用が停止になりますけれども、そうなると区民カードを持っている方々というのは、自動交付機では発行できなくなるわけですよね。その方々は、どうするのかということを、どうされるのかということを、お伺いしたいんですけれど、いかがでしょうか。 ◎戸籍住民課長   まず、区民カードの発行枚数でございますけれども、1月末現在で24万7,538枚という結果になっております。今後、自動交付機停止に向けまして、いろいろPRをしていかなければならないと思っておりますが、既に自動交付機の終了とコンビニ交付に必要なマイナンバーカードの取得の勧奨については、広報いたばし、ホームページ、ポスター、チラシで周知させていただいておりまして、29年度の新規事業、新しい予算としましては、区民カードをお持ちになっていて、マイナンバーカードをまだ取得されていない方に対しまして、世帯ごとではありますけれども、個別のご通知を差し上げるということで、周知の徹底はしていきたいと考えております。  次に、平成27年度の自動交付機の利用状況を少し分析しているんですけれども、この24万枚の区民カードのうち、使われているのが約10万枚というふうになっております。つまり、カードをお持ちの方、全てが使っているわけではないということになります。さらに、毎年度、平成24年度から統計をちょっととったんですけれども、分析をした結果、頻繁に毎年使われている方が1万8,988人、約2万人の方が自動交付機をよく使われているというような形になっております。この方たちは、既に自動交付機の利便性をよくご存じの方たちというふうに理解しておりますので、これからマイナンバーカードを取得して、コンビニ交付のほうに移行していただけるというふうに思っているところでございます。 ◆竹内愛   区民カードとマイナンバーカードの違いというのは、今コンビニ交付はありますけれども、改めて伺いたいんですけれども、いかがでしょうか。 ◎戸籍住民課長   区民カードの主な利用ですけれども、こちらのほうは平成17年の出張所統廃合に伴いまして、自動交付機を導入いたしました。その際に、印鑑登録証もその中に含めるということで、磁気カード方式にして、自動交付機を利用されたい方は4桁の暗証番号を登録して利用していただくというような形になりました。マイナンバーカードのほうは、こちらのほうはJ−LISのほうのコンビニ交付に利用するための公的個人認証を利用してやるためのカードということで、それに利用しない場合には、身分証明書と同じような使い方ができるという違いがございます。 ◆竹内愛   そうすると、何でこんなに発行枚数に開きが生じるのかということだと思うんですけれども、それについては、どのようにお考えでしょうか。 ◎戸籍住民課長   一つは、区民カードは窓口に転入をされてきた方に対して、印鑑登録をしたときに、すぐその場で発行可能というのが一つメリットとしてございます。それに引きかえ、マイナンバーカードはJ−LISに申請をしなければいけませんので、その分、申請してから区に届くまで二、三週間という期間がかかってしまいますので、そこの分、マイナンバーカードを申請する方が少しためらっている部分があろうかと思います。 ◆竹内愛   利便性というか、不便、申請して受け取るまでの期間が必要だと。なぜ、それが必要かというと、個人情報が入っているからということですよね。そこが、私は区にはできないんじゃないかと思うんですね。今、強制的に税金を申告する方には、本来は法の趣旨から言うと、それは必要ないんですけれども、マイナンバーが必要ですという通知を出して、申告のときには必ずマイナンバーを記載してくださいということで、マイナンバーの使用を促進していますけれども、そういったことでも強制的に促していかないと、発行が進まないという状況だと思うんですね。私は、やはり個人情報に対する心配が払拭できない限り、なかなかこれは進まないんではないかなというふうに思うんです。  そこで、区民カードにかわる対応なんですけれども、マイナンバーを取得しなくても、コンビニ交付というのは、マイナンバーを取得しないとできませんけれども、マイナンバーを取得しなくても、違う方法で区民カードの代替策になるような政策というのは、私は考えていく必要があるんではないかと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎戸籍住民課長   おっしゃるとおり、マイナンバーカードがなければコンビニ交付を利用することができませんので、マイナンバーカードを取得されない方に対して、自動交付機にかわるような、全くかわるようなものというのは、なかなか見つからないんですけれども、ご不便かけないようなものが何か、ご提案できないか、検討させていただきたいと思います。 ◆竹内愛   じゃないと、個人情報が流出する可能性がある、それを防ぐことができない、自分自身では、それを人質にとられるような形で、マイナンバーカードの交付を受けなければならないというのは、非常にハードルが高いと思うんです。そのことによって、不利益をこうむるようなことっていうのは、私は行政サービスとしては問題があるというふうに思うんですね。なので、マイナンバーカードは取得しないけれども、区民カードにかわるような施策というのは、ぜひ今検討していただくということなので、ぜひ前向きに検討していただきたいというふうに思います。  それと、障がい者スポーツについて、お伺いしたいんですけれども、以前の質疑の中でも話しましたが、オリンピック・パラリンピックということもあるんですけれども、障がい者スポーツが区内の中でできる環境がないということで、この間、何度か質問させていただきました。新年度、ボッチャ大会が新規で盛り込まれていますけれども、これをやるにしても、区内の体育施設で練習ができる環境がないと、なかなか実態としては参加が広がらないと思うんですね。その点については、どのようにお考えでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   まず、今回の定例会の中でも小豆沢グラウンドの障がい者のトイレですとか、そういったご指摘いただきまして、まずはトイレ、各体育館ですとか、そういったところの整備には、早急に着手したいというふうに考えております。  あと、4月以降は使用料の減免規定、区の一つの大きな決まりができましたので、そこで今までは障がい者の団体は特段減免はございませんでした。個人については50%、介護者は無料とありましたけれども、そこについては団体は30%減免の適用をさせていただくということで、なるべく利用しやすい環境をつくっていきたいというふうに考えております。  また、今、昨年度では1万4,000人ぐらいの方が、これは切符というか、チケットを買うときに半額のボタンを押すので、もっと多いかもしれませんけれども、そういった数字も出ていますので、これはもう少し上げていくような努力をしていきたいというふうに考えております。  現在、ソフトの部分ではボッチャ大会もそうなんですけれども、トライアスロン大会については障がい者の方も、また今回サマカンで上げさせていただいていますスポーツポテンシャル測定会と、自分の体の能力が、どこが一番バネがいいのか、何がいいのかというような判断ができるようなものも、障がい者の枠も広げていますので、そういったことで拡大していきたいというふうに考えています。 ◆佐藤としのぶ   先ほど、灰溶融スラグ設備の話をしていたんですが、10年ぐらい前だと思うんですけれども、私、清掃工場を視察させてもらったときに、大変立派な灰溶融スラグをつくる設備があるんですと、電力はちょっと使用量が大きいんですけれども、その分すごく成果が出ているんですみたいな話を聞いていたんですが、多分、設備投資も相当高かったんじゃないかなと推察がされます。それが、多分まだ使える状況なのに、今使っていないわけですよね。回せば回すほど赤字や無駄が出てくるということだから、とめているんだと思うんですけれども、その辺というのが、せっかく設備投資したのに、言い方は悪いんですけれども、無駄に終わるようなことになっては、どうなんだろうなと、当時の見通しが甘かったのかなという気がしているので、その辺について、どんなふうにお考えなのか。また、今後、その設備をどういうふうにしていくのか、お願いします。 ◎清掃リサイクル課長   先ほど、ご説明したとおり、板橋清掃工場の灰溶融施設については、既に休止というのが決定していて、スラグを最終的に貯留するヤードについても、灰をストックする部分と、あとスラグをつくる工場、先ほど2工場と言いましたけれども、多摩川清掃工場と葛飾清掃工場の2工場だけしか、もうつくらなくなります。これを、まだ23区でスラグを工事や何かで使うという場合がありますので、ある程度分散して近いところの工場から搬出して、それを有効利用するというのは、まだ続きます。ただ、量としては減らすのは、先ほど言ったとおり、電力を非常に使ってしまうということで、今どうしているかというと、電力を売電しています。27年度実績はたしか100億円ほどの売電収入があるということで、清掃一組の予算の中でも雑入になっていますけれども、収入としては非常に大きな額になってございます。  それで、スラグを採用した経緯というのは、多摩地域ではエコセメント、23区ではスラグということで、旧清掃局のほうでリスク分散といいますか、いろいろな用途を広げるほうが、当時としてはいいだろうということと、国のほうの補助金の関係で、スラグ等の施設をつくることが清掃工場を整備する際の条件になっていたということもございまして、23区のほうの清掃工場はスラグをやるようになったということです。  先ほども申し上げたとおり、ただ灰については埋め立て処分量を減らさなければいけないという絶対命題がございますので、清掃一組としては、セメント工場に搬入してセメントの原材料ということで有効利用を図り、今年度はさらにセメントにする減量をふやすというふうに聞いてございます。 ◆佐藤としのぶ   無駄ではなかったということで理解すればいいですね。わかりました。  それでは、まだ資源環境部関係で幾つか、私は今回、区民環境委員会初めてだったので、ここで初めて気づいたんですけれども、し尿収集というのが、まだあるんですね。概要の38ページ、約1,000万円ぐらい予算がかかっていて、この予算の額が適切なのかどうかというのが、よくわからないので、下水道がだから通ってないところがあるということですよね。それは、数とか、率とか、そういったもので、どれぐらいあるものなのか。予算として、どうしても立てなければいけないということだと思いますので、その辺、お願いします。 ◎板橋東清掃事務所長   今、お尋ねのありましたし尿の関係でございます。  まだ、板橋区のほうにはございます。今、板橋区のほうでし尿のありますところ、3月現在なんですけれども、42か所ございます。板橋の場合、ちょっと長い経緯があるんですけれども、板橋区の場合は北区と豊島区の分も合わせて集めております。北区につきましては、13か所、豊島区につきましては3か所ですので、全部58か所集めているところでございます。下水が完備してから3年以内に、水洗化するということでございますけれども、板橋区ではほぼ100%というふうに言っているんですけれども、ただそれは完全にこの中で完了していないところもあるということを聞いております。接道できないとか、隣の敷地内を横切らなきゃいけないとかというようなことがありまして、水洗化ができていないというところです。し尿のほうの関係でございますけれども、これは今、1台、バキュームカーを雇い上げまして、60か所弱のところを月曜と金曜、週2回、何か所かに分けて集めているところでございます。数は減ってきておりますけれども、1日1台で回っていただきますので、その代金ということで、こちらのほうは清掃の協議会との話の中で、この料金設定というのがされていて、妥当な数字だと思っております。 ◆佐藤としのぶ   数も少ないわけですから、今後、都なのか、区なのかわかりませんけれども、下水を通したりとかというのは、全部やってきた中で、どうしてもできないところが残っているということなんですか。そういうところも、だんだん今後、開発に当たって通していく、そういった見込みとかはないんですか。 ◎板橋東清掃事務所長   今後の開発の中でも、通すところが難しいところはあるということは聞いております。数は、実はだんだん年々減ってきております。大体が高齢化で立ち退いて家がなくなってしまってということで、減ってきているというのが実情でございます。お年寄りが住んでいるということで、今さら直してもしょうがないという方もいらっしゃるということを聞いております。整備のほうの関係でございますけれども、こちらのほうの一義的にいきますと、下水道法の関係でございますので、下水道局がメインとなってやっていて、うちのほうは集めているということなんですけれども、下水道局と連携をとりながら、何とかあっせんしているというんですか、やってくださいということを、お願いしているところではございます。 ◆佐藤としのぶ   わかりました、ありがとうございます。  続きまして、最後の資源環境部ですけれども、熱帯環境植物館の冬に夜間イベントをやっていて、私も行ってきたんですけれども、懐中電灯を持って薄暗い植物園の中を、いろいろ探しながら歩くというやつで、非常にいいイベントだなと思って見てきました。でも、閉館時間が6時なので、冬の本当に暗くなるのが早い時間帯で、それでも1時間半とかぐらいしかできないんですよね。だから、もうちょっとそういうイベントをやるときぐらいは、閉館時間を延ばせばいいのになというのが、率直な疑問でありまして、例えば同じ指定管理者で別の会社ですけれども、教育科学館とかは夜のプラネタリウムとかやっていますけれども、何か条例なり、指定管理者との契約の中で、そういった開館時間の延長はできないような状況があるんでしょうか。せっかく、夜間イベントをやっているのに、6時閉館とかじゃ何かもったいないなという気がしておりまして。 ◎資源環境部長   イベントをやっているのは聞いておりますけれども、時間的なまでは今、委員のご指摘で初めて知ったんですけれども、基本的には開館時間というのは、条例等で決まっております。ただ、そういう特別なものは、区と協議して指定管理者とともに調整すれば、ずっとじゃないので、特別なイベントのときだけということだったら、調整して時間を延ばすとかいうような融通性はきかせるものと思っております。 ◆佐藤としのぶ   ぜひ、今回の来場者数だとか、来場者からの評判だとか、そういったのを見きわめて、来年度では場合によって開館時間の延長とかで、夜間のそういうお楽しみの時間をふやすとか、そんなことも考えられるんじゃないかなと思いますので、提案をさせていただきたいと思います。  次に、成人式、地域振興課になるでしょうか。  新成人の方が成人式に来て、そこに18地域センターやっていますから、全部、区長が行くわけじゃないですから、特別職と部長方が皆さん行かれていますよね。新成人の人からすると、役所の組織というのはわからないわけで、部長が来ても全然ピンと来ないと思うんですよね、申しわけないんですけれども。私も、ちょっと思ったのが、例えば福祉部長っているじゃないですか。地域には、町連の支部長がいますよね。支部長の下の副支部長だと思っちゃいますよね、普通に考えると。それが先に挨拶するわけですから、何か変じゃないですか。そんなことを、ちょっと言われたこともあって、一つ来場者の方から言われたのは、区長がどこか1か所やっているんでしょうと。そこの挨拶、サテライトで各地域センターに中継できないのと。これだけ、IoT社会と言われている中で、それぐらい少し考えればできるんじゃないのというような話があるんですが、そのような発想に対して、いかがでしょうか。 ◎地域振興課長   ただいま区長が全て行ければ一番よろしいわけですけれども、実情は行けないという。それにかわって、区長のものを今のIoTに対応したような形で、あるいは事前に収録したものを流す等、いろいろなやり方があろうとかと思いますので、今のご提案の趣旨を含めて、ちょっとその辺は検討させていただければと思います。 ◆佐藤としのぶ   それであっても、部長は行ったほうがいいと思いますけれども、行くのは行くで区の代表として誰かが行かなければいけないと思いますけれども、そんなことも考えてもらいたいなということと、あともう一つ、実行委員会に新成人の方が入ってやっているところが、何か所がありますよね。それは、非常にいいことだと思っておりまして、最近だとあの年代というか、我々もそうなんですけれども、同窓会とかやるときは、往復はがきなんか出さないですよね。SNSで、フェイスブックとかLINEでグループつくって、そこにみんな友達に声かけて集めて、私も年末、中学校の同窓会をやったときは、フェイスブックで50人ぐらい、そこでばっと集まっちゃいましたから、声かけできるメンバーですよ、実際に来たのはもうちょっと少ないんですけれども、そういう時代だと思うんです。  そう考えると、成人式も実家にお手紙を出しても、本人に届かないということが結構ありますから、そういったときに実行委員の中に新成人に入ってもらう、もしくは実行委員からの情報を、ちゃんと伝えられる新成人を何人か捕まえといて、そこにみんなで中学校の同窓会グループをつくって、そこで情報共有して、みんなで参加するように募ってよと、そうすれば昼間のところでは、中学校ごとで分かれちゃっている地域センターってありますから、その後、二次会みんなで一緒に5時から集まろうぜとか、そういったこともできるんで、ソーシャル・ネットワークを使った声かけというのを、実行委員会のほうから新成人に働きかけをしていくと、より効果的に情報提供できるんじゃないかと思うんですけれども、こういったことは今後はお考えにありませんでしょうか。 ◎地域振興課長   現時点では、毎年12月1日に、その年に成人式、学年方式をとっていますので、なられる方々の住民票上からピックアップしてきて、はがきでお知らせをしております。今、委員のほうからあったような、新成人の方でほかの連絡方法、手段があれば、例えば板橋にお住まいでない方に対しても、もと板橋にいた方に連絡がとれて、来やすいというようなこともございますので、今のご提案についても、現実できるかどうか含めて、各地域センターのほうに、こういう催しもありますよということで、ご紹介のほうはしていきたいというふうに考えております。 ◆佐藤としのぶ   多分、実行委員の青健の皆さんに話しても、ちょっとまだピンと来ないかもしれないので、何かより具体的に、こういうノウハウを使って、こういうやり方でやると、新成人の人たちがすぐピンと来てやれるよというような、何かマニュアルみたいなのがあるといいなと思うので、そんなこともご検討いただければと思います。  先ほど、マイナンバーが出ていたので、副参事のポストがなくなってしまうのもあるので、記念に質問したいんですが、マイナポータルは区政情報課になっちゃいますか。ITになっちゃうんですか。これはだめですね、やめておきます。本当は、マイナポータルをちょっと聞こうと思っていたんですが、所管外ということでやめておきます。  今度は、産業経済部のほうに行きます。  概要の36ページに、ハイライフプラザの外壁改修工事という予定が入っておりまして、私の素人目で見ると、そんなに損傷があるようには思えないのですが、これがどうして外壁改修工事が必要なのか。また、これの予算等について、お答えいただきたいと思います。 ◎産業振興課長   ハイライフプラザの外壁改修工事、これはサマカンでついている経費になってございます。こちらについては、経緯といたしましては、やはり以前より特に風が吹いているとき、横から水が天井のほうから漏れてくるような事象が、以前からちょっとあったということでございまして、経年劣化ということで、今回、工事をするものでございます。経歴としては、平成27年に事前の調査を営繕課のほうでやっていただきまして、外壁の全面調査を27年度にしてございます。それを受けまして、来年度、外壁の改修工事を行うという形で、トータル2,233万9,000円の予算を計上しているというところでございます。 ◆佐藤としのぶ   雨漏りがあるなら、しょうがないのかもしれませんが、ちょっと気になるのは、B用地にコンベンションホールをつくるかもしれないというような話がありまして、そうなるとハイライフのホール部分は、どうなってしまうんだろうなと、そんな余りお金をかけて手を入れたけれども、やはりここは要りませんということになっては、困るなというのがありまして、その辺についての調整、どうなっているのか。もしくは、B用地につくろうとしているコンベンションホール機能を、こっちでできないのかなという率直な思いもあるんですが、その辺については、こちら側からは、どんなお話を今して調整しているんでしょうか。 ◎産業振興課長   用地の活用につきましては、私ども以外でも全庁的に今検討を進めているところでございます。その中で、ハイライフプラザの位置づけといたしましては、委員のお話であったとおり、B用地がコンベンションホール的な機能を持つというようなことになった場合は、ここのハイライフの機能が重複してしまう場合もありますので、そういった場合には、このハイライフの使い方を改めて検討するというような流れになってございますので、機能がダブるので、この施設をやめるとか、そういうことはなくて、建物としては、箱としては残りますけれども、今ある機能から変化をしていくというような可能性はあるというところでございます。 ◆佐藤としのぶ   まだ、仮にというか、可能性の話だから、これ以上は多分言えないんだと思うんですけれども、何にするんだろうなというのが率直なところで、産業経済部のほうで引き続き活用ということを、もちろん皆さんは望んでいるんだと思いますが、どうなっていくんでしょうかね。それについては、情報がわかり次第、またいろいろと教えていただければと思います。  次に、観光振興ビジョンです。
     観光振興ビジョンの現在の進捗状況と、29年度はどんなふうな予定で、どのタイミングで中間のまとめだとか、パブコメだとか、そういったのをやっていく予定でいるのか、現状と今後のスケジュールをお願いします。 ◎くらしと観光課長   現在は、骨子の案を提示しておりまして、3月10日に検討委員会を開催する予定でございます。それを受けまして、庁議のほうに報告するとともに、議会の皆様方のほうにも、4月以降になってしまいますが、お示ししまして、ご意見等を頂戴したいなというふうに思っているところでございます。  その後、素案の策定に向け作業部会、検討委員会を行いまして、庁議の報告、議会の報告、それを受けてパブリックコメントを募集する予定でございます。最終的には、ことしの9月をめどに策定を考えているところでございます。 ◆佐藤としのぶ   その中で、振興ビジョンの中で民泊を、どんな位置づけにしていこうとしているのだけ、最後にお願いします。 ◎くらしと観光課長   私どものほうも、宿泊施設というところでは、板橋区大変少のうございます。民泊につきましても、検討していくものでございますが、まだ具体的な、どのような振興策ということでは考えていないところでございますが、今後、その辺についてはまとめていきたいというふうに思っております。 ○主査   所管の予算審査の途中ではありますが、議事運営の都合上、この際暫時休憩をいたします。  なお、再開時刻は午後3時30分といたします。 休憩時刻 午後2時57分 再開時刻 午後3時32分 ○主査   休憩前に引き続き、区民環境分科会を再開いたします。  所管の予算について審査を続けます。 ◆井上温子   成人式について、私も取り上げたいと思います。  概要の50ページなんですけれども、まず最初にちょっと会場について、案内ですね。案内についてお伺いしたいと思います。成人する方々に案内を出すときに、お住まいの地区というか、会場名はご記入されているらしいんですけれども、該当する中学校とか小学校というのが記載されていないようで、そうすると、自分が卒業した中学校の地区の成人式に行きたかったとしても、それが理解している、わかった人は地区変更をお願いしますということで、お電話されているそうなんですが、それを知らなかった人は、会場に行ったら全然知らない人たちばかりで、中学校の卒業した地区の成人式に行きたかったみたいな話が結構出ていたようなんですね、前回。  ということで、案内の方法として、会場名と地区名ですよね。地区名とその中学校とか小学校、該当するところというのをきちんと記載してあげると、何か親切かなと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎地域振興課長   今、井上委員のほうからお話ございましたように、住所をもって会場を案内しているのが実態でございます。ただ一方、参加する新成人の側は、やはり同窓会のイメージが非常に強いような部分がございまして、例年、中学校区が幾つも分かれるような地域については、その当時中学校のリーダーシップをとっていたりするような方々が行った会場のほうに、ほかの地域から行かれるなんていうことで、参加率も随分大きく変わっているというような実態がございます。  今、委員のほうからご提案がありましたので、中学校区を記入するというやり方もあるでしょうし、あるいは、ほかの地域でも参加できますよと、その場合はご連絡くださいというような、そういう案内もできますので、その辺どういうやり方ができるか、ちょっと工夫のほうを今後していきたいというように考えているところでございます。 ◆井上温子   公立の中学校以外の障がい者の方とか、いろんな学校に通っていらっしゃる方がいるので、その中学校しかいないとなると行きづらい人も出てきてしまうというのはわかるんですけれども、どこの中学校は大体ここに行くというのがある程度わかっていないと、いきなりこれをもらってもなかなか連絡先を全員知っているわけじゃなくて、久しぶりと会いたいということもあるでしょうから、できるだけ、どこの中学校はどこのエリアですというのを明示してあげると親切なのかなと思います。  次なんですけれども、資料要求させていただいた成人式の記念品の内容と予算額というところなんですが、今回、ちょうど二十になって成人式に出られた成人の方とお会いしたときに、もらったものが黒いエコバッグだった。記念品、成人のお祝いとして。記念品何だろうと思って、結構包みはかわいかったそうなんですね。開けたときに、何だろうと思って見たら、真っ黒なエコバッグだったというのを言われまして、たくさんの成人の方がいるので、たくさん予算をかけられないということは十分わかっておりますが、真っ黒なエコバッグが記念品というのは、ちょっとどうかなというのがちょっと私としてはありまして、どういう経緯でそのエコバッグになったのかというのをちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ◎地域振興課長   エコバッグにつきましては、平成24年からお配りしているものでございます。ことしのエコバッグは、無地の黒のエコバッグだったんですけれども、昨年度までは、ITABASHIというふうにアルファベットでロゴが入っておりまして、コミュニケーションマークもついていたんです。  そうしますと、非常になぜか使いづらいというようなお話もございまして、それで周辺に捨てられていたりするようなケースもあったように聞いているところでございまして、それで私どものほうでできる限り、予算が限られておりますので、お使いいただけるようなものということで、今回は黒いバッグに、それで周りの包装のほうはちょっとかわい目につくらさせていただいて、お配りさせていただいたところ、今回は捨ててあったというお話はたった1件でございましたので、来年以降もそのような形で継続していきたいなというふうに思っているところでございます。 ◆井上温子   予算が少なかったとしても、もうちょっと成人の方が喜ぶものって何だろうと検討して、ちょっと気持ちを考えたほうがいいのかな。それが、もしかしたら障がい者の福祉作業所でつくったようなクッキーが1つなのかもしれないですけれども、例えばですよ。いろいろ案はあると思いますが、ちょっと真っ黒なエコバッグというのは、何かお祝いなのに真っ黒というのもちょっと何かあれですし、エコバッグってその辺で何か普通に、何か物を何か買ったときに入れるものじゃないですか、基本的には。エコバッグ自体がちょっとプレゼントって余り、同じ額だとしてもですよ。ちょっとどうかなと思うので、そこもうちょっと成人の方に喜んでもらえるものって何だろうと検討したほうがいいと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎地域振興課長   検討のほうは鋭意させていただきますけれども、23区の中で配っていない区も実は9区ございます。板橋の場合は、エコバッグを私どものほうでお配りしているんですけれども、区内18の会場でやっておりますので、地域によっては、地域の方がまた別にプレゼントを用意していたりするようなケースもございますので、その辺との兼ね合いも含めて、何かいいものが、金額にすれば500円するかしないか程度なんですけれども、考えていければ考えていきたいと思います。 ◆井上温子   さっき、その大学生、以前ちょっと話していたときにも、例えばですけれども、どうせ18地区でやっているのであれば、じゃ、二次会でうちの店だったらソフトドリンクサービスするよとか、お店の人が、じゃ何とか券10枚セットみたいな、板橋区のお花屋さんだったら1輪おめでとうの気持ちをあげるよとか、もし地域の方と協働でやるんであれば、地域の方に何か協賛していただいて、何か商品券だとか、うちに遊びに来てくれたらから揚げサービスするよとか、ちょっと何か温かいお祝い事というのも、お金をかけなかったとしてもですよ。予算かけなかったとしても、多分、案というのは出てくると思うし、それを18地区の方に練っていただくというのでも私はそれはいいと思いますが、やっぱり黒いエコバッグというのはちょっと来年からはぜひ変えてもらって、頑張って検討を進めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎地域振興課長   答弁の繰り返しになりますけれども、何かいいものがあれば、これを変えていくということは1つも、一向に構わないものだというふうに考えておりますし、それから地域の中で、いろいろなアイデアの中で、今ご提案のあったようなことができれば、それも1つすばらしいことだと思いますので、先ほど佐藤委員さんのほうからも、地域の新成人も交えて実行委員会をやっているようなケースもございますので、そういう中で、きょうのお話を含めてご紹介しながら、各地域で、18の地域でアイデアを募って、いいものにしていきたいというように考えております。 ◆井上温子   ありがとうございます。ぜひお願いいたします。  次に、成人式でお酒を出していることについてなんですけれども、もう一度ちょっと認識を聞きたいんですが、今回お酒の出たエリアに参加した新成人の方からやっぱりそれも聞いた話なんですけれども、絶対飲んでいるよねと、未成年の人が。当たり前ですけれども、同じ会場でお酒を出していて4分の1が未成年だけど、その未成年の誕生日、全員知っているわけじゃないし、そんな指導できるわけないから飲んでいるでしょうと。そのときに、未成年が飲酒して飲んでいますよと、そのときに区の責任というのは、ないとお考えなんでしょうか。 ◎地域振興課長   今回、この成人式での飲酒の提供でございますけれども、20歳未満の方は、法律上お酒を飲んではいけないというようなことになっております。新成人をお祝いするに当たって、お祝いの場ということもあって、ほんの少量のアルコール類を提供しているところでございますけれども、やはり新成人になられるような方々ですので、ご自身で律するというようなことがまず必要だと思っております。  したがいまして、私どもからしますと、会場内で飲酒あるいは喫煙については、未成年はできませんというような張り紙をしたり、放送を流しておりますので、それは個人個人の判断でやられているというような、仮にそういうような事実があれば、やられているものだというふうに理解しております。 ◆井上温子   未成年がいて、お酒を飲む環境を、自然と飲む環境をつくってしまっている側の責任は問われないというご認識でよろしいか。  先ほどちょっとほかの委員からは、地域でやっているものなんだから地域が責任とるんだということなんだかわからないですけれども、そういった地域主催だというのは私も十分認識していますけれども、ただし、これは板橋区、ほかで公式の成人式をやっているわけじゃないじゃないですか。地域の方にお願いして、板橋区としての正式な成人式を18地区の方々にお願いしているという意味では、お金も出しているのも板橋区ですよね。その管理運営が、地域の人に問うものじゃないと私は思うんですけれども、いかがですか。  地域の人が責任をとるものなのか、板橋区が責任をとるものなのかという点と、その環境をつくっている側の責任。だって、4分の1が未成年で、飲む環境ですよ。みんなおめでとうと言って、私ちょっとでもあと1日足りないからやめておくわと、なかなか言わないですよ、普通。あした成人になるかもしれない人がいるわけですよ。それを皆さんはつくっているんです、そういう飲む環境を。だから、律するというのは個人個人の問題ですけれども、公共機関がそういうのをつくっちゃっているという話なんですが、その点についてもきちんと見解を伺いたいと思います。 ◎地域振興課長   飲酒に関しては、おのおのの個人の判断で飲まれているということですので、法的に申し上げれば恐らく個人が問われるものだというふうに理解しております。  ただ、今井上委員がおっしゃったのは、道義的な部分で責任があるかどうかというお話でございますので、その辺については、各地域の判断で今やっているわけでございますけれども、未成年が飲酒しないような形をとれるように、必ず放送を入れたり、あるいは張り紙をしたりと、あるいはその地域の方々がいらっしゃいますので、誕生日を知っている場合もあるでしょうから、そういうような中でチェックのほうをさせていただくというようなことで対応したいというふうに考えております。 ◆井上温子   いや、だからそれは絶対ない。1人2人が誕生日知っていても、あれだけたくさんの人たちがいる中で無理なんですよ、誕生日なんてみんなが把握しているなんてなくて。私がさっき聞いたのは、どっちなんですか。地域の、結局板橋区が指導してお酒はやめてくれと言えば、地域のほうは出せないじゃないですか。予算出すのは板橋区だから。          (「違いますよ」と言う人あり) ◆井上温子   いや、じゃ、板橋区が、じゃ成人式でお酒を出さないようにしましたと言っても出すということなんですね。その場合、じゃ地域の人が責任とるという認識でよろしいんですか。私は、そこちゃんと明確にしておきたくて、そこで問題になったときに地域の人たち、18地区の方々に責任をとらせるおつもりなのか、それの全体を管轄している、予算を出している板橋区が責任をとるべきだとお考えなのか、その点をはっきりさせていただきたいと思います。 ◎地域振興課長   ですから、飲酒に関しては、個人が責任をとるべきものだというふうに考えております。道義的な部分については、板橋区も分担金という形で出しておりますので、ここについては私どももやはり負うべきものがあろうかと思います。  なお、誤解がないように申し上げておきますけれども、板橋区からの分担金だけでなく、各支部でもお金を出しておりますし、青少年健全育成のほうからも出ておりますし、それ以外にも寄附を募ったり、いろいろな形でお金が出ているということだけは申し上げておきます。 ◆井上温子   それはわかっておりますが、ただ、やっぱり板橋区というのが一番多くお金出していますので、どういう運営しているのかというのも当然把握されていて、なので道義的責任がそちらにあるということがわかったので、それはいいです、大丈夫です。そこがきちんと確認できればいいところなので、ありがとうございます。  ちょっと先ほどの空き店舗ルネッサンスに戻るんですけれども、予算の概要の34ページで、空き店舗活用モデル事業のところに中板橋商店街の振興組合のところが書かれているんですが、中板橋デイサービスセンターというのがあるんですね。これ、どういう内容なのかというのをお知らせいただけますでしょうか。 ◎産業振興課長   概要書34ページの空き店舗ルネッサンスの2)番、中板橋商店街、イの中板橋のデイサービスでございます。  こちらにつきましては、商店街のほうで運営をいたしますデイサービスのセンターを開設するというところでございます。こちらにつきましては、生活支援の機能ですとか、あと見守りの機能、それからコミュニティの機能、こういったものをあわせ持った施設を立ち上げて実施をしていくというところでございます。  こちらにつきましては、メインのターゲットにつきましては、もちろん中板橋近隣にお住まいの高齢者、それから介護をする家族の方というような方たちをターゲットにして行う事業だというふうに聞いてございます。  コンセプトといたしましては、商店街で高齢者が生き生きと過ごすために実施をするというような形であると、商店街のほうからは伺っているところでございます。 ◆井上温子   民間のデイサービスとかもある中で、空き店舗活用のここを活用するというのが、ちょっとどうなのかなと思う点もあったんですが、その点についてはいかがでしょうか。 ◎産業振興課長   こちらにつきましては、あくまでも商店街の空き店舗を活用するための補助金のスキームを使っているということで、東京都の補助金、それから私どもの補助金が入っている事業でございます。実際には商店街がこちらのサービスセンターを運営しているということでございますので、私どもは、地域の商業、商店街の活性化に資するというところで補助をしているところでございます。 ◆井上温子   わかりました。商店街が運営していれば、デイサービスでも営利事業でも何の店舗でも、空き店舗の補助金というのが活用できるというご認識でよろしいでしょうか。 ◎産業振興課長   これも前提条件としましては、それぞれ認可ですとかそういった部分、ほかの部署でやっているところありますので、そういったところをクリアして、ここで開業するという部分につきましては、私どもで補助をしているというところでございます。 ◆井上温子   わかりました。  次に、ちょっとマイナンバーについてお伺いしたいんですけれども、外国人の方々についてのところでお伺いしたいんですけれども、外国人登録がなくなって、マイナンバーとかに一緒に記載することになっていると思うんですが、その辺で問題点ですとか、外国人登録は持っていたけれども、マイナンバーを持てていない状況ですとか、そういったことがありましたら教えていただきたいんですが。 ◎区民文化部副参事[戸籍住基関連制度調整担当]   マイナンバーカードを持っていることと、在留カード等を持っていることでの不便な点ということでよろしいですか。 ◆井上温子   何か外国人登録がなくなるときに、外国人登録証を持てるんだけれども、結局正式には住民票が持てていないとか、今申請中であるとか、いろんな理由で、外国人登録証というのは持てていたけれども、マイナンバーになるときに外されてしまう人たちがいたはずなんです。そこについては、もう追いかけていないですか。以前、質問したときは。          (発言する人あり) ◆井上温子   そうですね、いたんですけれども、そちらの部署で多分回答してもらっていたとは思いますが、無理そうですか。 ○主査   答え、出ますか。意味わかりましたか。 ◆井上温子   マイナンバーのほうで管理していないんですね。 ◎区民文化部副参事[戸籍住基関連制度調整担当]   今のご質問の件なんですけれども、在留カードとマイナンバーの関係というところでは、ちょっと今こちらでは整理できていないので、改めてまたご返答ということで申しわけありません。 ○主査   よろしいですか。 ◆井上温子   はい、わかりました。  ちょっと次なんですけれども、コミュニティのほうで、町会、自治会とかそっちのところでいきたいんですけれども、以前2011年11月16日に、町会、自治会の加入世帯数について調べていただいたことがあるんですけれども、そのときに、大体5年おきぐらいにまた加入数とかを調べていきますということだったんですが、そのご予定というのをお聞かせください。 ◎地域振興課長   前に調べたものにつきましては、町会連合会のほうで調べたものでございまして、私ども来年度、町会の加入促進策を強化しようというようなことですので、町会連合会のほうに、また加入率について調査できないかというような持ちかけを今している段階でございまして、実施するかしないかについてのお返事は、まだいただいていないような状況でございます。 ○主査   井上委員、あと1分ね。 ◆井上温子 
     そうしましたら、要望だけで終わらせていただきますが、板橋区町会、自治会の加入促進だとか、コミュニティ組織推進、何かいろんなところで町会、自治会に対して補助をしているわけですので、ある程度その町会の加入、自治会加入数というのをきちんと把握していただきたいと思います。  以上です。 ◆田中しゅんすけ   引き続き、公衆浴場支援について、最後1点だけ確認をさせていただきたいんですが、先ほど課長のご答弁の中で、私が質問した、まきで湯を沸かせる浴場が区内に4か所ある。この場所は把握していないというふうにおっしゃっていたんですけれども、基本的に浴場組合からの予算の要望ですとか、それから我が党も出していますけれども、我が党の要望に対して確認をして回答を出すのは、どなたですか。 ◎くらしと観光課長   まず、浴場組合さんのほうからの要望関係につきましては、私どものほうで取りまとめをさせていただきまして、各主管課さんのほうにいろいろ内容調査の上、回答をお願いするということで、私どものほうの仕切りで、全課長集まって浴場組合さんと協議をするというような状況でございます。 ◆田中しゅんすけ   そういたしますと、発電機の整備とかを検討する部署はどこですか。 ◎産業振興課長   現状の仕切りでいきますと、浴場組合の機能の一部としての発電機ということであれば、設備改修とかというところもあるかと思いますけれども、先ほどのお話でいくと、災害時のいわゆる発動発電機というか、小型のなのかもしれない、そういったちょっと違った機能になりますと、今までちょっとそういう例がなかったもので、出てきたときにまたどうなるかというところありますけれども、今のところ、そういったところの小型のものの設備の要望というのは、いただいていないところですので、これからどこでやるかというのは、防災とうちとそれぞれあると思いますので、含めてこれから協議をしていかなくちゃいけないかなと思っています。 ◆田中しゅんすけ   私どもも会派として、我が党も出しているんですよ。これ、読ませていただきますけれども、大規模地震発災時の緊急対応について、まきで湯を沸かせる浴場が区内には4か所、若木、徳丸、東新町、仲宿にある。水をくみ上げることができれば、発災直後にも浴場を一般開放することができるため、発電機の整備を求める。これは、我が党も浴場組合も要望しています。  区側の回答として、災害時の浴場対応は、衛生面で非常に有効であることは認識している。発電機の整備については、効果や浴場施設の耐震性などを考慮しながら検討していくという回答していただいているんですね。  ですので、これもう一度確認しますけれども、こういう要望をしているので、しっかりと所管として、くらしと観光課が取り仕切るのでしたら、くらしと観光課が取り仕切ったときにしっかりとこれを共有していただきたいというふうに思うんですけれども、いかがですか。 ◎くらしと観光課長   申しわけございませんでした。私どものほうで取りまとめて、まとめて回答というような状況でございます。その中で、そのような形の回答ということでございましたので、私ども、きちんと確認しまして対応していきたいというふうに思います。 ◆田中しゅんすけ   ぜひよろしくお願いいたします。  続きまして、概要31ページ。文化・国際交流財団運営助成で質問させていただきます。  平成29年度の文化振興事業は、どのような内容で事業を予定しているか教えてください。 ◎文化・国際交流課長   財団の29年度予算でございます。  前段でお伝えをさせていただきたいのは、まず財団の29年度予算でございますが、2月27日に財団理事会でまず決定しておることでございます。3月13日に評議委員会で承認を受けるということですので、今、案という状況にはなりますけれども、その状況の中で、お伝えをさせていただきたいと思っております。  財団の文化事業なんですけれども、決裁のときにも委員の方からいろいろご質問をいただいたように、文化事業についてどうするのかということで、指定管理と財団との切り分けをより明確にしていきたいということを考えてございます。より一層、区民参加型の事業をふやすということで、予算は考えてございます。 ◆田中しゅんすけ   そうしますと、内容は決まっていないということですか。 ◎文化・国際交流課長   財団の文化事業の新規事業としましては、幾つか申し上げたいと思っております。バレエ、ダンスの体験講習会や、区民参加型ミュージカル「トム・ソーヤ物語」、ノージーのひらめき工房ショー、板橋太鼓まつり、しまじろうコンサートなどというように、主に子どもの方々などを巻き込むような形の事業展開を考えてございます。 ◆田中しゅんすけ   平成27年は、たしか12事業、27回やっているんですよね。このときに決算総額で、支出が5,800万、約ですね。収入が3,900万なので、かなり開きがあったと。それをしっかりと踏まえた上で、平成28年度は8事業、20回になっているんですね。要は、平成29年度を今までの過去直近の年、それぞれの事業結果を見て、どのようにその事業結果を踏まえて今度事業に対して予算化をしているのか、そこが聞きたいんですよ。 ◎文化・国際交流課長   29年度の予算を少しご説明させていただきたいと思っております。  経常収益計ということで財団に入るお金が約9,500万、経常費用ということで財団が支出するお金は9,700万ということで、収支差額としましては、200万円ほどマイナスということになっております。ただ、28年度につきましては、そこのところが大きく乖離がございまして、28年度予算ベースで1,700万円ほどマイナス予算を組んでございましたことから考えますと、随分事業を精査した形になっております。  事業数としましては、文化会館で大ホールでの事業数は減らしておりますけれども、いわゆるアウトリーチというような形、ロビーコンサートなどという地域にどんどん出ていく事業については、ふやしているところでございます。 ◆田中しゅんすけ   29年度は何事業計画していてというのを、さっきから聞いているんですけれども、何回開催する予定ですか。 ◎文化・国際交流課長   すぐ出ないんですよね。少しお待ちください。どこかにあるんですよ。 ○主査   落ちついて。 ◆田中しゅんすけ   ゆっくりやってください。 ○主査   いいですか。 ◎文化・国際交流課長   区民参加型事業としまして12事業、アウトリーチ事業としまして20回、ロビーコンサートが11回、文化の提供事業ということは、これが主に大ホールを使う事業でございますが、そちらが5事業、また文化の提供事業ということで共催で組む事業が16事業というような形になってございます。  きちんと数字につきましては精査しまして、資料でお出ししたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。 ◆田中しゅんすけ   それでは、よろしくお願いいたします。もう少し聞きたかったんですけれども、やめておきます。  続きまして、やっと農業のほうに入っていきたいというふうに思っております。  まず、他の委員からも質問がありましたが、都市農業の新たな担い手の育成ということで、このことをちょっと聞いていきたいと思うんですが、先ほど、この区長からの当初予算案プレス発表の中で、「参加は年間分を一括した有償とし」という言葉が入っているんですけれども、これって有償ということは、会費というか参加費を取ってやるというふうに予定をしているんでしょうか。 ◎赤塚支所長   こちらは年会費という形で、使用実費をいただく予定でございます。 ◆田中しゅんすけ   使用実費って大体どれくらいを想定しているんですか。 ◎赤塚支所長   来年度カリキュラムをつくりまして、その中で計算をしていく予定ですけれども、他の区で行っております同様の事業の状況を見ますと、ここに記載のとおり2万円から3万円というところではないかなというふうに考えております。 ◆田中しゅんすけ   1年で2万円から3万円。これ、この農業学校で入って農業を学んで、修了過程を1年というスキームで考えているんですか。 ◎赤塚支所長   1年ということで想定をしております。 ◆田中しゅんすけ   そうしますと、やりたいという興味のある区民の方が2万円から3万円支払ってこの学校に入学して、将来農業の担い手になっていただけるような状況に持っていきたいという事業の計画でよろしいんですか。 ◎赤塚支所長   基本的には、そのとおりでございます。ただ、1年間でそうした技術が身につくというのは考えられませんので、これからまた、ここでは関与しない経営のことですとか、そのほかいろいろなことを勉強していく場というのは、また別に考えていきたいと思っておりまして、こちらの体験農園では、あくまで基礎的なところを学んでいただいて、農業者の裾野の拡大を図るというところが主たる目的でございます。 ◆田中しゅんすけ   先ほど、土地は無償で貸与できるということでお話がありました。土地は無償で貸していただけるということで、5年間。5年間貸していただくと。5年たってしまったら、それは事業の方向性をどういうふうに考えていくんですか。 ◎赤塚支所長   永続的にお借りをするという前提を今のところ考えておりますけれども、今回の契約というのは、とりあえず5年間を確実に確保させていただいたということで、5年経過後については、また延長することにしたいと考えております。相手方の意向もございますので、その時点でまたお話し合いをしたいと思っております。  また、事業内容につきましても、これから、これは試行に近いところがございますので、またいろいろと工夫をしながら発展をさせていきたいと考えております。 ◆田中しゅんすけ   ちょっと具体的な内容をお聞きしたいんですが、農機具等々の整備というのはどうしていくんですか。 ◎赤塚支所長   来年度、整備工事のほかに、私どもで現在持っているものもございますので、区民農園で使っているようなものもございますので、そういったものをこちらの場に設置をして、それを皆さんで使っていただくということを想定しております。 ◆田中しゅんすけ   となると、基本的に29年度の予算には、まだ計上されていないということですか。それももう含めてなんでしょうか。 ◎農業委員会事務局長   例えば、土を耕すような機械につきましては、一部、既に支所のほうに設置しておるものがございますし、30年度からの運営形態については、来年度、具体的にカリキュラムとともに決定をしてまいりまして、それに合わせたものを30年度予算にまた計上させていただきたいと思っております。 ◆田中しゅんすけ   講師等々、その農業を実際教える農業学校の講師等は、どのようなお考えがありますか。 ◎農業委員会事務局長   できれば、区内のことですので、区内の営農者の方にお願いをしたいという気持ちは非常に高いところなんですけれども、今区民農園の指導などをやっていただいている方々ももう手いっぱいな状況がございます。したがいまして、もし了解が得られないような場合には、外部から委託のような形で募集をするような方法も視野に入れながら検討中でございます。 ◆田中しゅんすけ   それで、この最後に板橋区農業技術継承の流れということで、表にしてわかりやすくしていただいているんですけれども、農業に関心を持つ区民の方に農業体験学校で農業を学んでいただいて、一定の栽培技術を持つ区民となった上で、経営、専門知識習得と、その先が農業に従事する区民というふうに計画を立てていらっしゃるんですが、そうなると今、要は今までほかの委員からも質問がこの予算の審査だけではなくて、いかに継承していくかというその大切さを訴えさせていただいていたんですけれども、そういう最終的には、今農業ができなくなった方で農業をやっていた方のところで、またこの学校から出た方が農業を従事するというところに結びつけていくというようなお考えをお持ちですか。 ◎農業委員会事務局長   最終的にはそのとおりでございまして、今、農地が減っていく、営農者が減っていく状況としては、その家の農地を、あるいは技術を、例えば息子さんですとかお孫さんというような形で世襲制というのがメインになっております。ところが、実情はなかなかそうはいかないというところが大きな課題ですので、こういったこの一連の流れの中で、いろいろな流れの中で、農業者の裾野を、技術者の裾野を広げていくことで、今おっしゃったような跡継ぎをこうした区民の方々に担っていただくようなところも当然目的としたところとして考えております。 ◆田中しゅんすけ   そうしますと、ちゃんとマッチングですよね。マッチング等々も含めてしっかりと区が間に立っていただいて、土地を継承したりとか、もしそれが今までのご家族で運営することではなくて、新たな方が参画をしていただいて農業を続けていただくということになると、土地の継承等々、いろいろな課題も多々出てくると思うんですよ。多々出てくるところで、しっかりとまた区がいろいろと調整に回っていただいて、その農地をしっかりと守っていただくというような流れで事業を進めていくというふうに考えてよろしいですか。 ◎農業委員会事務局長   今ご説明いただいたとおりでございまして、確かに今農地の借り貸しですとか、それから買収というのは、非常に難しい法的な制約があります。ただ、今後いろいろ改善がされてくるだろうという見込みも含めまして、時間が非常にかかる人材、農業をやりたいという人材の育成ということを今回は目的としております。おっしゃられたとおりの目的でございます。 ◆田中しゅんすけ   ぜひ積極的に、またこれからこの分野というのは必要になっていくというふうに思っていますので、ぜひしっかりと取り組んでいただきたいというふうに思っております。  続きまして、予算書の153ページ、農業委員会運営経費。  これ、農業委員会運営経費で664万、委員報酬13人ということで453万ということになっていますが、これは13人が453万、その報酬は頭割りというふうに考えてよろしいんでしょうか。 ◎農業委員会事務局長   まず、人数の件でございますが、予算の原案の作成当初、定員が12なのか13なのかということがございまして、一応13ということで計上させていただいておりますが、先般の議案のとおり、12ということで1名減員をさせていただく予定でございます。  それから、金額でございますけれども、会長職が1人、それから会長の職務代理職が1人、そのほかが委員という形を想定しております。会長と職務代理については、他の委員と違う金額を設定しておりますので、会長、職務代理以外が頭割りをという想定の金額でございます。 ◆田中しゅんすけ   そうすると、今農業委員会事務局長からご説明をいただいたんですけれども、これ13じゃなくて、やっぱり12、条例の改正の前回委員会でご説明がありましたから、12名でいいわけですよね。 ◎農業委員会事務局長 
     現行の人数も12でございまして、今回提案させていただいた条例も12でございます。 ◆田中しゅんすけ   それで、今回新たな法改正があって、農業委員として選出方法、選び方が変わってくるというご説明があったんですけれども、その一番重視していかなければいけない法的根拠をお示しいただけますか。 ◎農業委員会事務局長   法的根拠につきましては、農業委員会等に関する法律の中で、比較的細やかに決められております。それを根拠として選定をさせていただきたいと考えております。 ○主査   時間になりましたので。 ◆松岡しげゆき   予算書の151ページで、商店街振興についてちょっといろいろと聞きたいと思います。  区内共通商品券支援事業ということでありますが、以前は国の支援もありまして、共通商品券なんかで消費を喚起したということもありますが、この区内商品券というのは、継続してやっている事業だというのは、ちょっとご説明をいただきたいと思います。 ◎産業振興課長   区内共通商品券、通常の商品券と、いわゆる国のほうでかかっているプレミアム商品券と2つ種類ありますけれども、通常の商品券でいきますと、今のところずっと継続をして、事業を商店街連合会さんとして実施をしてございます。そこに対しての補助金ということで、私どものほうも例年これぐらいの予算規模で補助を出しているという事業になってございます。 ◆松岡しげゆき   そこで、これぐらいの予算規模ってトータルでは書いてあるんだけれども、だってほら、区内共通商品券支援事業と、それから商業活性化支援事業と2つあるでしょう。だから、共通商品券には予算はどれぐらい出して、事業内容としてはどういうことについてお金を補助しているのかということを教えてください。 ◎産業振興課長   すみません、申しわけございませんでした。区内の共通商品券への事業助成ということでは219万円、商店街連合会のほうに補助をしているところでございます。こちらの商品券の収支のざっくりとした予算ですけれども、私どもの区の補助金、それから商店街連合会さんの補助金を使って収入の部分が成り立ってございます。支出の部分につきましては、印刷関係、それから電算処理の関係ですとか、サーバーをレンタルしていますので、そういったレンタル料ですとか、もろもろで総額で約二百七、八十万ぐらいの予算規模で運営をしているところでございます。 ◆松岡しげゆき   それで、これ商品券というのは、幾らぐらい発行しているんですか、共通商品券。 ◎産業振興課長   平成29年度につきましては、10万枚を印刷する予定になってございます。 ◆松岡しげゆき   10万枚。1,000円券でしたっけ、1万円券でしたっけ。1,000円券だよね。 ○主査   500円。 ◆松岡しげゆき   500円。          (発言する人あり) ◆松岡しげゆき   はい。それでね、わかりました。じゃ、毎年恒常的にこうやってやられているということなんですが、これは国が特別にそういうことをやらない限りは、プレミアム付商品券というのは、もう今のところ所管としては考えていないということでよろしいでしょうか。 ◎産業振興課長   私ども板橋区といたしましては、今のところ、区単独でプレミアム付商品券の発行に対する支援を行っていくというところは、予定は今のところございません。 ◆松岡しげゆき   商店街連合会からは、プレミアム付商品券の要望とかというのは、このごろ余りなかったでしたっけ。 ◎産業振興課長   委員お話しあるとおり、プレミアム付商品券の発行につく要望は出ているところでございます。ただ、それに対しても、やはり今私答弁したとおり、なかなか財政状況もありますので、今のところ区単独でプレミアム付商品券の支援をする予定はないということでお話を差し上げているところでございます。 ◆松岡しげゆき   わかりました。  では、次に商業活性化支援事業ということがございまして、よくわからないので、ちょっとご説明を願いたい。予算と事業内容について、ご説明を願いたいと思います。 ○主査   何ページでしょう。 ◆松岡しげゆき   同じですよ、これ。          (「34ページ」と言う人あり) ◆松岡しげゆき   商店街振興のところ、商業活性化支援事業って、34のところあるよね。同じところで。 ◎産業振興課長   予算の概要でいきますと、34ページに商店街振興というところがございます。1)番が先ほどお話しした区内共通商品券。2)番が商業活性化支援事業と、こちらの2)の部分のご説明でございます。  こちらにつきましては、商店街連合会で年間を通して活動してございます。その商店街連合会の活動に対する補助金という形になってございます。 ◆松岡しげゆき   そうすると何、これ1,000万弱ぐらいが商店街連合会に補助金として行っているということ。その具体的な内容というのは、どういうことで使われているんですか。 ◎産業振興課長   主な項目ですけれども、私どもで情報をいただいている部分につきましては、今年度の報告というところも含めてですけれども、各商店街連合会につきましては、青年部ですとか女性部ですとか、各部がありますので、そういった青年部、女性部の活動の経費、それから商店街の加入促進に関する経費、それから区民まつりですとか、各種商連自体でやっているイベント等の経費、これらをもろもろ私どもの補助金、それから商連さんのほうの支出金で運営をしているところでございます。 ◆松岡しげゆき   ということは、各商店街にこういう補助金をある程度分担するんじゃなくて、商店街連合会が一括してその事業運営のために、あらゆる、使っているということの理解でよろしいんですか。 ◎産業振興課長   私ども板橋区としましては、商店街連合会への補助金ですので、それを個々の商店街にという流れにはなってございません。 ◆松岡しげゆき   わかりました。  では、次に151ページ、にぎわいのあるまちづくり事業ということでお聞きします。  これ、この前やった補正予算で、2,100万の減額補正をしたわけですね。28年度は8,700万強、8,800万ぐらいの予算で2,100万ぐらいの減額補正をして、そして今年度は、29年度は1億500万で、補正で大幅な減額を行ったにもかかわらず、29年度予算にほぼ同額、あるいはそれ以上が計上されているということで、この説明をお願いします。 ◎産業振興課長   まず、補正で落とした理由でございますけれども、28年度に迎えるに当たって各商店街さんのほうで、補助金に該当するような案件があるかという調査をしてございます。その調査に基づいて補助金の予算を計上したところでございますけれども、実際28年度始まってみますと、各商店街さんの理由で、イベントが中止になったりですとか、さまざまな事業が中止になることで減額という形で補正をかけさせていただいているところが、まず1点。  それから、来年度増額している部分につきましては、サマカンの事業で2件ほど採択されております。1つは、昨年の11月に行った「板橋オリめし」のイベントの事業、あれを継続していくとしてやっていこうというところで、1つ予算計上させていただいています。  それから、もう1点も同じく、今年度、国の補助金を使って飲食店の経営者を支援していくようなプログラム、これも600万円ほどですけれども、来年度計上しているというところで、その2つの事業で約1,600万円ほど増額で乗せているというような状況になってございます。 ◆松岡しげゆき   わかりました。じゃ、今度のこの、にぎわいのあるまちづくり事業というのは、今度は商店街、商店会に対する事業ということで、この前のやつは連合会だったけれども、今度は商店会とこういうイメージですよね。  それで、活性化事業ということで載っていますが、これについての予算と事業内容の説明をお願いします。 ◎産業振興課長   商店街の事業補助の種類が2種類ありまして、1つは、いわゆる夏ですとか、歳末の大売り出しのイベントの事業の補助金。それから、それとは別に活性化の補助金ということで、この活性化の部分につきましては、今回、11事業頂戴しているところでございます。  例えば、個々の商店街名は申し上げないですけれども、街路灯についているフラッグ、あれの取りつけの経費ですとか、それからホームページをリニューアルしたいのでそれの経費ですとか、あとは通行どめ用の標識看板、これをつけたいんだという、それぞれのそういった活性化に資するものの事業計画を出していただいて、それに対する補助の予算をつけているというところでございます。 ◆松岡しげゆき   金額。 ◎産業振興課長   11の事業で、1,925万円計上しているところでございます。 ◆松岡しげゆき   区の予算案って細則と細細則を出さないから、わからないんだよね。一々細かく聞かないとわからないんですよ。イベント事業ってありますよね。これの予算と、どういったイベントをやるか。それは先ほど言ったように、イベントとかいろいろ企画したけれども、いろいろできなくて、また減額補正したんだけれども、今回はどういう形なんですか、イベント。 ◎産業振興課長   イベント事業につきましては、7,050万円の補助規模になってございます。内容といたしましては、ここは例年余り変わりないというか、それぞれの商店街さんでもう恒例となっているような、先ほど言ったサマーフェアですとか、クリスマスイベントですとか、それぞれの商店街さんの時期に合ったイベントをやっていると思うんですけれども、そのイベントに対する補助金という形になってございます。 ◆松岡しげゆき   わかりました。  それで、29年度が活気あふれる商い支援事業ということで、去年あそこの西が丘の東洋大学の前で、非常に多くの人が集まりまして、行ったけれども売り切れとか、物がすごい並んでいて大変だったんですけれども、あるいは宮本町のほうかな、イナリ通り商店街のほうでもやっていましたが、板橋オリジナルめしの取り組みというかそういう形で頑張ってきたんですが、これについて、区内飲食店による食のイベント事業を実施するとこういう、今インターネットとかテレビで話題になって、イベントやりますよといって出資に乗ったら詐欺だったというようなことがあって、板橋区はそんなことはしないのはわかっているんですが、どういう内容のやつを考えているのか、予算的にはどういうことなのかというのも教えてください。 ◎産業振興課長   内容につきましては、今回11月に行った清水町でのイベントのようなものをイメージしています。あれの継続というような形でイメージをしています。  ただ、前回11月のときには、いわゆる道路をとめて道路上で開催しましたけれども、来年度につきましては、道路は使わずに区の公共用地ですとか、そういった公園ですとか、そういったところで区としてイベントを打って出ると。その周辺の商店街さんとも連携をしながら、商店街さんもちょっとイベントを打ってもらって、それからそれぞれのお店もそのまま営業してもらって、区のイベントに来るお客さんを商店街の中で捕まえてもらう。要するに回遊してもらうような仕掛けをつくっていきたいなと思っています。  その回遊の部分につきましては、この間やった11月も、稲荷神社ですとかいろんなところでイベントを打つことで回遊していただいたという事例もありますので、同じような形でやっていきたいと思います。 ◆松岡しげゆき   それで、この前は道路をとめてやって、物すごい人で、需要と供給がアンバランスになっていたんだけれども、これに対する反省点と改善点というのがありましたら、教えていただきたい。 ◎産業振興課長   いかんせん1回目でしたので、1つは、道路をとめたところの各キッチンカーさんで出ている、出店された方の食材の準備が、数がやっぱり乖離していたというところで、かなり早い時間帯で品切れになってしまったと。そこら辺はなかなか見えないところですので、私どものほうで何食分という話をすると、今度逆に売れ残ったときの補償はどうするんだとかという話になってきますので、あくまで来場者数とかの目安を伝えることで、それぞれの出店者にイメージしてもらって、そろえていただきたいなというところ、そこは、数のところはちょっと1つ失敗したかなというところは、失敗というか、いい勉強になったかなというふうに思ってございます。 ◆松岡しげゆき   いい企画だったと思うし、非常に楽しめたし、すごいなと思いました。ただ、いろいろそういう食材の品切れとか、いろいろ難しい面もあるなという感じで、できればお願いしたいのは、もっと多くの人がいらっしゃいますので、多くの人たちが気軽にやはり求められるような、もっと数をふやすとか、先ほどおっしゃった公園内だといろんな出店も可能だし、区民まつりみたいにいっぱいああいう出店も可能だと思いますので、そこら辺も含めて、来た人がやっぱりがっかりしないように、私わざわざ行ったけれども、がっかりしてすぐ帰ってきちゃったのね。もう食材が切れていますよ、あれ始まって2時間ぐらいでもう、お昼過ぎにはもうなかったような気がするので、それはお願いしたいと思います。  それから、今度はもう一つ新規事業として、これも何か国の補助を受けてという、これは単年度補助なんだろうと思うんだけれども、個店の経営者や開業予定者を対象に経営をきめ細かく支える実践的な人材育成プログラムと、これ予算が600万、実践的な人材育成プログラムというのは、なかなか難しいんですが、これは何、委託か何かしてやるんですか。どこら辺、この説明お願いします。 ◎産業振興課長   来年度の契約はこれからですので、今年度実施した部分の説明になってしまいますけれども、いわゆるそれぞれ個々のお店の経営者の方に、いろいろ勉強してもらうというか、講師の方いわく、リピーターを、顧客をどんどんふやしていくことで商う楽しさを知ってもらうというような内容の講座を、今年度4回実施をしてございます。  三十数名の経営者の方が参加して半年ぐらいかけてやったんですけれども、結果的には、アンケートの中では、売り上げが上がったですとか、お客さんがふえたですとかという効果が出ていますので、来年度も引き続き同じような手法で、今年度は飲食店の経営者だけだったんですけれども、来年度については、いわゆる一般的な物販の方たちもちょっと対象に広げて、少し規模を大きくしてやってみたいなというところで、600万円計上したところでございます。 ◆松岡しげゆき   わかりました。ぜひ頑張っていただきたい。もう中小企業も含めて、商店街活性化というのは大きな課題ですのでお願いします。最後には、中小企業活性化支援と同じ151ページにあります。中小企業活性化支援事業というのは、これもまたなかなかわかりづらい問題ですが、これも簡単な解説と予算をお願いします。 ◎産業振興課長   中小企業活性化支援977万9,000円の内訳でございます。  1つは、中小企業活性化支援事業ということで907万9,000円、それからもう一つは、ものづくりの基盤技術強化支援事業ということで70万円の補助になってございます。両事業とも産業連合会、いわゆる産連のほうに補助金を出しているという事業になってございます。
    ◆松岡しげゆき   産連のほうで出していてどういう使われ方をしているというのは、もちろん確認されていると思うんですけれども、だから中小企業活性化というのは、具体的にはどういうことにお金を出しているのかということを聞きたいわけですよ。 ◎産業振興課長   すみません。まず、活性化のほうの事業の中身でございますけれども、経営者ですとか従業員の方を対象としたさまざまな取り組みを行っていただいてございます。  1つは、個人的なスキルを上げるためのパソコンですとか語学の教室をやっていただいたり、あとは経営者については、経営セミナーですとか、経営情報の情報交換会ですとか、あとは企業同士の交流ですとか、それから事業継承の話になりますけれども、次世代の事業の支援というような形で取り組みをやっていただいているものに対して、区のほうから補助を出しているというところでございます。 ◆松岡しげゆき   ものづくりのほうは70万だけれども、少ないけれども、何をやるんですか、これ。 ◎産業振興課長   ものづくりの基盤技術強化というところにつきましては、やはりものづくりをする人たちに対して、技術ですとかサービスを伝えるための講習会を別途やってございます。その講習会を5回ほどやるんですけれども、それに対する講師への謝礼ですとか、会場でかかる経費ですとか、消耗品の関係なんかを予算を計上しているところでございます。 ◆松岡しげゆき   最後に、区から補助金出していますよね。これ、産業連合会。監査はどうしているのか教えてください。そういう事業内容の精査というか、監査とか。 ◎産業振興課長   産連さんにつきましては、外部の監査を受けて、私どものほうに報告が来ているというところでございます。          (「うちの監査もやっているでしょう」と言う人あり) ◎産業振興課長   ごめんなさい。補助金の支出団体ということで、庁舎、一般的に言われている監査を受けているところでございます。 ◆松岡しげゆき   じゃ、監査委員会、監査委員の監査を受けて、正常に公正に運営されているということを確認をしているということで理解してよろしいですか。 ◎産業振興課長   はい、そのとおりでございます。 ◆松岡しげゆき   はい、ありがとうございます。 ◆高橋正憲   それでは、さっきの続きでスマートシティについて、今予算が453万ついているんですが、先導的・先駆的プロジェクトの推進という、そういう中で、その先導的、先進的な予算の453万というのは、これどういう予算なんですか。 ◎環境戦略担当課長   これにつきましては、先ほどご説明しました予算の概要の39ページのところの一番上、453万1,000円のうち、2番の先導的・先駆的プロジェクトの推進につきましては、委託料で300万を計上しているということでご説明をさせていただいたところでございます。 ◆高橋正憲   委託料って何の委託料なの。だから、じゃ委託料、どこに委託したかというのと、どういう方針でやってもらいたいという、委託するというのは、ただぽんとしたわけじゃなくて、そこにはこういう形なんですよね、先導的・先駆的なプロジェクトの推進ということで委託したの。でも、それだけだったら委託された業者はわからないでしょう。やっぱりこういうものだ、ああいうものだと言わないと。それをちょっと教えてください。 ◎環境戦略担当課長   これから協議会で、先導的・先駆的プロジェクトを進めさせていただきますということで、先ほど2つほど事例を紹介させていただいたところですけれども、実際にスマートシティに関する事業を進めるに当たっては、民間が主導になってほとんど区のほうで支出を伴わないようなケースというのもございますし、あるいは区のほうで先導的に進めたくて委託料等の支出を伴うものがあると思います。  今回、政策経営部とこの予算を積み上げる中でモデルとしましたのは、我々のほうで以前進めました高島平七丁目の区営アパートで、高圧の受電の一括化をしながら電気の見える化をして、見守りサービスをくっつけながらも電気代が下がって、しかも電気量が下がるというようなことで成功した事例がございますけれども、これに関しまして、区内の集合住宅のスマート化、具体的には一括受電をして住んでいる方の電気代を抑えながら、電気の見える化もして使用量も減らしつつ、見守りサービスで安心・安全な暮らしもできるというような、まさに板橋らしいスマートシティを例えば実現するときに、なかなか全戸同意が難しいものですから、省エネコンサルタント等に入ってもらってアドバイスをもらいながら一括受電をなし遂げていくというようなことを委託した場合に、他区の事例等を参考にしながら大体300万程度かかるということで、今回、政策経営部と協議しまして、300万円の委託料を積み上げさせていただいたところでございます。 ◆高橋正憲   まあ、いいんだけれどもねと言っちゃうとおしまいなので、今、僕はちょっと気になるのは、何でもかんでも委託しちゃう。それって何かおかしいなという感じするんだよね。考えって一つの提案なんだろうけれども、提案したら、それ、じゃ委託しちゃえ。それって何だかおかしいと思わない。やっぱり板橋というのは金があるんだね。さっきから、何かお金がないからこれはできませんとか、あれできませんというような、そういう言い方しているけれども、そうじゃないんだよね。金があり余っているんだよ。何でもかんでも委託、委託だもの。  自分たちでやってみろよと僕は言いたいの、逆に言えば。そんなことだったら誰だってできるよね。そうでしょう。いいところの委託業者を見つけてくればいいわけだもの。それで成果が出るか出ないかなんていうのは後でわかる話で、おおよその見当ついているんだろうからさ。何かおかしくない。僕、何かこの間聞いたときには、すごい格好いい、本当に先導的・先駆的なそんな話で、こうするんだ、ああするんだなんて言っているからさ。わあ、すごいな、こういうことをやるんだなと言っていたら、結局今の話を聞いたら、区営アパートか何か、七丁目に確かにあるよね。何かアパートがあって、そこで小ぢんまりと何か電気をやって、ちまちまやって300万かけてという話なんでしょう。何かこの間の話から見ると、何か随分勢いが違うよね、勢いが。聞かないほうがよかったかな。          (「いいえ」と言う人あり) ◆高橋正憲   いやいや、こういう、こっちのほうがいいんじゃないのかな。こう見たら、先導的・先駆的プロジェクトなんていうと、今聞いたらさ、何かおばあちゃんがいて、そこで電気使って何かこんなことをやっているというような、そんなイメージでしょう。何か先駆的というような感じは全然しなかったんだけどさ、僕はね。  だから、何でもかんでも委託というんじゃなくて、自分たちでできるものというものを、ちょっとやったほうがよろしいんじゃないんですかということを僕は言いたいね。委託でやったはいいけれども、結果が思わしくなければ、それは委託のほうだとか、何かわけのわからないことを言うのかなというような感じもするんだけれども、そこだけちょっと聞きます。 ◎環境戦略担当課長   ただいまの事業につきましては、実は、区営高島平七丁目アパートで成功した後に、区の職員がいろいろな集合住宅を回っておりまして、いろんなところで実現できないかということで頑張っているところではございますが、やっぱりなかなか1つも形になれていないというのが実情でございます。やはりコンサルタント等、能力のある方に少し手伝っていただかないと、今後の発展が難しいかなというふうに考えているところでございます。  また、スマートシティ推進のための先導的・先駆的事業につきましても、この事業に限らず、もうちょっと他の自治体の事例を参考にしながら、エネルギーを柱に、あるいはスマートウエルネス的な考え方を柱にしながら、小さなものから積み上げて大きなものをつくっていこうというふうに考えておりますので、今後とも皆さんのご協力のほう、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 ◆高橋正憲   わかりました。ただ、この業者というか、そういうのに委託するんだけれども、このことがスマートシティという、そういう先導的・先駆的なそういうものなんですか。今やろうとしていることが、このことが。いや、僕は、何かこの間話を聞いたときには、壮大なイメージで語っていたから、すごいなと思ったんだけれども、区営アパートの1室の中でこういうふうに電気をこうやって、そういうことが何となくこういうスマートシティにつながると、そういうことなんですね。いいですよ、わかりました。これ以上言ってもしようがないから。  じゃ、次にいきます。この概要というか、35ページの16の都市交流。  都市交流イベントの開催とここにあるんですけれども、これはどういうことなんですか。その上には、金沢というのもあるんだけれども、これ、どことの都市交流なんですか。 ◎くらしと観光課長   こちらの都市交流につきましては、今現在、板橋区と交流協定等を結んでいる3つの都市、日光市、金沢市、大船渡市、こちらのほうとで今いろいろな連携を結んでいるところでございますが、その中でもやはり区の自治体だけではなく、民間レベルでの交流も必要ということで、区民レベル、こちらのほう、各区民の皆様方にこの3都市、知名度を上げるためにPR活動を行うという場を設ける必要があるかなというふうに私ども考えまして、実際に行かないと体験できないようなものを、こちら1階のイベントホールで実際パネル展ですとか、物販ですとか、その他、この時期ちょうど7月の第1週、2週あたりを考えておりますので、金沢の湯涌温泉の氷室の雪氷、こちらの贈呈式等を交えながら、1週間ぐらいのイベントを考えているところでございます。 ◆高橋正憲   何、これは1番の金沢市の氷室のこれも同じようなイメージなの。それも抱き合わせでやるんですか。 ◎くらしと観光課長   同じ時期で一緒に行っていきたいと思います。そのほかに日光の部分、あと大船渡の部分という形で、1週間の間でいろいろ混ぜてやっていきたいというふうに考えているところです。 ◆高橋正憲   いま一つ、イメージが湧かないんですよ。例えば、普通、都市交流というと、先ほどの国際交流じゃないけれども、例えば北京に行って、向こうも来たり行ったり、そういう交流というのがあるわけじゃないですか。この都市交流の今の話を聞いたら、何か区役所の下の、何かイベントホールみたいなあそこのところで、何か今やっていますよ、何かね。あんな感じでやるということなんですか。 ◎くらしと観光課長   パネル展のほかに、今言いましたような物販ですとか、あと各市のほうでの目玉的なものをお願いしたいなというふうに思っているところでございます。 ◆高橋正憲   そうしたら、結局、板橋の区民の方々が大船渡とか日光とか金沢とか、そういうところに行って、大体イベントやっているときは時期があるじゃないですか。大船渡で太鼓たたくかどうかは別にしても、そういうようなお祭りとか、何かそういうイベントありますよね、そういう。そういうイベントに合わせて行って交流を何かしてくるとかなんかという、通常やっぱりそういうことを思うんだけれども、そうじゃなくて、何かあれですか、そういうものを例えば太鼓とか何かそういうのを持ってきて、板橋区の1階のあそこで、何か太鼓たたいたりなんかして、これが大船渡のそういうものですよとか、そういうようなことでやるのですか。 ◎くらしと観光課長   太鼓という、まだそういうのは、具体的なものは決まっていませんが、それぞれの各市の魅力を私どものほう、こちらのほうでご紹介させていただきまして、実際に本物を見てみようというようなことを区民の皆さん方にも思っていただけるように、そのような形で実際に足を運んでもらいたいというところを考えながら、実際に開催していきたいなというふうに思っているところです。 ◆高橋正憲   そのほかに、例えば板橋区民が、区民が例えば金沢に行くとか、日光に行くとか、何かそういうような交流というものはあるんですか、そのほかに。今これ新しい発想だけれども、例えばそういうような交流をやっているというようなことはあるんですか。いや、例えば変な話、国際交流は、例えばイタリアにしても北京にしても、やっているわけじゃない、こうやって交流。ところが国内のは、国内の要するにそういう都市とは、何かそこから持ってきてちまちまとやっているというのは、何か俺から言うと逆なようなのがイメージするんだよな。  やっぱり、国内のそういう姉妹都市提携だったら、バスの30台ぐらいに入れて、どおっと行って、いやあとやるとかね。みんな盛り上げてやるとか、大船渡なんか被災したわけだから、そういうところだったら本当に板橋区から100台ぐらいバス乗っけて、だあっと行って、みんなでうわあっとやって盛り上げてくるとかね、例えばですよ。そういうのでしょう、大体。  ところが、国内の近場であるのに、ちょっと来てくださいよと、紹介しますよというのは、何となくそれでいいのかなと思うんだよね。海外ね、海外は人的交流をやってと、やっているわけでしょう。何となくちょっとイメージが、僕、湧かなかったんですよ。すみませんね。  ですから、例えば我々は金沢に行ってきましたよね。議員団で行って、いろいろ交流してきたりなんかもしているけれども、やっぱり我々としては、やっぱり区民サイドでもそういう、本来であれば区民ね。区民の人方が交流するというのが、本来の姿ではないかなと。我々は行って、そういう橋をかけてくる。そういうようなのも一つの役目もあるんじゃないのかなと、そういうふうに思っているんですよ。その辺は、そういう考え方とか何かにはならないんですか。もう焦った、ならないんですか。 ◎くらしと観光課長   今お話しいただきました私ども自治体レベルでは、いろいろ交流等を行っております。民間レベルでは、今は金沢市さんのほうとは少年野球の関係ですとか、日光のほうでは森林ボランティアさん、そのほかいろいろなボランティアさん同士の交流ですとか行っております。  それ以外でも、もっともっと市民、区民レベルでの交流を行いたいというふうにも考えておりますので、このような形で呼び水となるようなイベントということで、私ども、今考えているところでございます。 ◆高橋正憲   私ももう、ぜひ呼び水ね。呼び水が、どどどどっと来るように、ぜひやっていただけるように。私は、やっぱり人と人のつながりって一番大事だと思っているんですよ、いろんな意味で。災害が起きても何にしても、やっぱり鉢巻きして、つるはし持って、スコップ持って手伝いに行くというのが、向こう、行ったほうの相手はすごく感動するんですよ。金持ってきたよと言って、どっと行って、おおなんてやっているよりも、そういうほうが全然やっぱり信頼関係も湧くし、そういう形がいいと思うんですよね。そういう意味も含めて、ぜひ期待をしていますから、よろしくお願いいたします。じゃ、委員長。すみません、ありがとうございました。 ○主査   再質問者が一巡をいたしました。  再々質問につきましては、残りの審査時間を……          (「いやいや、これは俺の時間だよ。そんなことを言うんだったら俺やっちゃうよ」「大丈夫」「まだ5分ある」と言う人あり) ○主査   5分ある。あと5分。          (「じゃないと手を挙げます」と言う人あり) ◆高橋正憲   そういう人がいるんですよね。私、自分流に、じゃ。すみません、じゃ今の話の続きいきますか。いやいや、本当に僕はそういうふうに思っていますよ。やっぱり歴史があるんですよね。海外よりも歴史があるんですよね。例えば湯西川温泉ね、日光。今、湯西川はもう日光に編入されて、日光という話になっていますけれども、あそこも栗山村、村長とはいろいろ話して、あそこに一つの板橋区の森ね、そういうのを提供を受けて、我々も行ってきましたよ、そのときに。もう随分昔の話だけれども、そういう交流を含めて成り立っているんですよ。ですから、やっぱりそういう交流というのが一番大事ですよね。だから、その辺をやっぱりしっかりやってもらわなきゃいけない。  大船渡はご存じのように、大体あれですよね、災害とか何かという部分から急激に区のほうの職員を行って、いろいろやってきたという経過があります。ですから、今はどちらかというと、大船渡のそういう人方というのは、板橋区に対してかなりやっぱりそういう信頼関係とか、そういうものを持っているんじゃないですかね。それについて、ちょっとお聞かせください。 ◎くらしと観光課長   大船渡市さんとは、平成20年6月に連携協力協定を締結させていただいたところでございます。現在まで、私どものほうの職員もあちらのほうに派遣されております。そういう意味では、これからどんどん交流していかなければいけないのかなというような状況ではございますが、やはり私どもだけで一方的に交流ですとか、そういうのを進めていくわけにもいきません。大船渡市さんのほうの状況などを確認しながら、一歩一歩つなげていきたいなというふうに思っているところでございます。 ◆高橋正憲   今のお話はすごく重要なことなんですけれども、大船渡の今の復興状況というのは、どうなんですか。僕はちょっと行っていないので、わからないんですけれども、職員も含めてずっと長期にわたって滞在をして復興にやってきたというような、そんな話もありますけれども、今は実際問題、我々が例えば議会としてバス1台を立てて向こうのほうに行って、いろいろなそういう視察をしながら何かあったらお手伝いできるような、そういうふうな形で交流をやりたいなと言ったときに、例えば宿泊ができるようなそういう場所とか何かというのはあるんですか。  いや、僕が言っているのは、なるべく今課長が言ったように、相手が、我々が行くことによって相手の負担が随分ふえるというのであれば、むしろ我々のほうで全部セッティングをして行くという、そういうこともできるわけですよ。ですから、もしもそういうようなことができるんだったら、今年度予算案でそういうことを1つやってくれてもいいなというふうに思ったものですから、そういう質問をしているんですけれども、いかがですか。 ◎くらしと観光課長   もう一昨年になります27年度から、大船渡市さんのほうも、私ども花火大会と同日でございますが、三陸・大船渡夏まつりというのが開催されておりまして、私どものほうにもご招待いただいているところでございます。  そちらのほうで私どもも参加させていただいているところではございますが、そのときのお話をお聞きしますと、宿泊施設関係につきましては、やはり早目に整備を行っているというふうに聞いているところでございます。そのほかの施設等につきましては、順次整備を行っているようでございます。  ただし、すみません、それだけの大人数ですとか、そのような形での交流が一気にできるかというと、なかなかその辺は難しい状況というふうにも聞いております。いずれにしましても、今、自治体同士での交流ではございますが、一歩でも二歩でも区民、市民レベルの交流が進められるような形で今後も検討していきたいというふうに思っているところでございます。 ◆高橋正憲   そうですか。交流というのは、今言ったように、相手に対して負担を与えるとか何とかというんじゃなくて、大船渡はご存じのとおり…… ○主査   終わりました。 ◆高橋正憲   時間ですか。 ○主査   はい、時間です。 ◆高橋正憲   何だよ。 ○主査   再質問者が一巡をいたしました。
     再々質問につきましては、残りの審査時間を質問希望者で割った時間が質問者1人当たりの質問時間となりますので、ご承知おき願いたいと思います。  それでは、再々質問のある方は挙手を願います。          (「全員だよ、全員」と言う人あり) ○主査   全員。これ、割れないな。  1人当たりの質問時間が確保できませんので、再々質問は行わないことといたします。 ──────────────────────────────────────── ○主査   以上で本日の審査を終了いたします。  これをもちまして、区民環境分科会を閉会をいたします。...