板橋区議会 2016-12-07
平成28年12月7日スポーツ・健康調査特別委員会−12月07日-01号
参加しない
グループでは、134.4秒から140.6秒と、課題に要する時間が増加しているのに対しまして、参加した
グループでは、150.5秒から109秒と時間が短縮されております。
区では、平成23年度から、この
プログラムを活用した
能力アップウォーキングの実践をいたばしNo.1
実現プラン2015の
実施計画事業として掲げ、
認知機能の
低下予防を目的に、
ウォーキングの習慣化、
グループ活動の継続を図る事業を計画的に実施いたしました。
平成27年度からは、
実施計画事業のほかに、
認知症予防事業、
能力アップ教室として継続して実施をしておりまして、今年度からは、
ウォーキングコースに加えて、
料理コースを新設して実施しております。また、年に1回、修了生を対象とした交流会を実施して、
自主グループ活動の支援も行っております。
対象は、65歳からおおむね80歳までの高齢者で、要支援、要
介護認定を受けていない方でございます。
裏面をごらんいただきたいと思います。
3の
実施状況ですが、表に記載のとおりでございますが、平成27年度からは、
料理コースを新設して、現在実施中でございますので、
実施状況については、10月末現在の数字となってございます。
4の
認知症予防事業の効果と今後の
事業展開でございます。
参加者を対象に、事業の終了時、アンケートを実施した結果では、3か月(12回)の
ウォーキングプログラムで、
生活歩数や
活動能力、
精神的健康度が高まったことが確認されました。また、
ウォーキングを継続することに関しまして、「
ウォーキングカレンダーの記録を継続して続けられる」と回答した方が90%以上、「
講座修了後も半年以上続けられる」という回答は96%、「週1回集まって
自主活動が続けられる」という回答は93%でございました。
また、
プログラムに参加したことによる主観的な実感として、体の健康への効果が「よくなった」「非常によくなった」と答えた方が約50%、体力や
運動機能への効果について、同様の回答をされた方が約80%、心の健康への効果についても約70%となっておりまして、
参加者の方が、この事業を
きっかけに生活の中に
ウォーキングを習慣化して、
心身ともに健康的な生活を送ることで、
認知機能の低下を抑制する効果が期待されます。
平成28年度からは、
ウォーキングコース以外に
料理コースを新設いたしました。講座の中で
グループをつくりまして、新たな
料理メニューについて
参加者同士で頭を使って工夫を凝らして調理をいたします。楽しく試食をしながら
認知機能の低下を防ぐ
プログラムとなっておりまして、
ウォーキングや料理など、個人の趣味や好みに応じたコースを用意して、
認知症予防に取り組む
きっかけとなる講座を開催してございます。
また、
講座修了後も、修了生に呼びかけまして、
能力アップ教室交流会を実施しております。
自主グループがモチベーションを高め、
情報交換や交流をすることで、活動を継続できるよう支援を行ってございます。今後も多岐にわたる
認知機能低下抑制の
プログラムに着目して、予防の習慣化を目的とした事業について検討してまいります。
説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○
委員長
ただいまの説明に、質疑並びに
委員間討論のある方は挙手を願います。
◆佐々木としたか
ちょっと一つひとつ聞いていきますけども、最初に、
スポーツ振興課長、2番目にある、予算が34万3,000円と先ほど課長からあったけど、こちらのほうの予算が全然ないので、どれぐらいの予算を費やしたのか、これをちょっと、もしあれなら書いてもらうと、大体規模がわかってくるし、非常にいいと思いますが、予算について、わかりましたら教えてほしいのと、来年度に向けての
事業展開も書いていますが、これは、今年度より予算をかなりふやしてもらえる方向にあるのかどうか。
取り組みとしてはすばらしいと思いますので、頑張ってもらいたいので、ことしの予算と来年に向けての
取り組みの気概を伺いたいと思います。
それから、2つ目は、いたばし
健康まつり、これは大変結構だと思いますが、これは、曜日が火曜日と水曜日なんですね。できれば、火曜と水曜ではなくて、もう少し参加しやすい土日とか、祭日とか、そういうところへ変更できるものかどうか。できればもう少し曜日も変えてみてもらって、いろいろやってもらえるとありがたいですが、それについてちょっとお伺いします。
それから、最後は、3番目、1−3ですが、非常に効果があって、150.5から109.0まで下がったというのは、非常にすばらしい実績を評価したいというのはわかるんです。これはいいですが、点線は上がっていますよね。この点線が上がっていることのほうが、私は問題じゃないかと思うんですよ。こんなに上がっていくものかどうか、ちょっと私はわかりませんので、なぜこの期間で点線がこれだけ、134.4から140.6まで上がっていくのか。この方々の生活のほうが問題があるのではないかと思いますので、この上がった理由とその原因とか、それに対してどのような分析を区はしているのか、この3点。
◎
スポーツ振興課長
資料、金額を入れず、失礼いたしました。
まず、主な
事業実績の
バスケットボール教室につきましては、主なものは選手への報償費ということで、2回合わせまして20万円ほどになってございます。
(2)の
親子サッカー教室、これは、板橋区
サンクスマッチということで、そこの
西が丘フィールドで行う
サッカーの前に、少し機運を高めてもらうということから、
ヴェルディが
地域貢献も含めて行うということで、これはかかっている経費はゼロでございます。
それと、裏面に行っていただきまして、28年度の
新規事業のところでございます。
板橋ジュニアトライアスロン大会につきましては、これは、
実行委員会を組んでいまして、板橋区の負担金としては120万円が支出されております。
あわせて、2)の障がい
者スポーツ体験、こちらは、
東京ヴェルディの障がい者部門に委託をしてございますが、これも報償費で21万円が支出をされております。
また、来年度の予算につきまして、さまざまな事業のもう少し拡大ということで積極的な予算を要望しておりまして、1つは、広域にわたる障がい者の
スポーツ事業みたいなものも加え、あとはもう少し
体力向上に向けた測定会みたいなことについても、今回サマ
カン要求をしていますので、今後、
予算審議のときにお示ししたいと思います。
◎
健康推進課長
健康まつりの日程の変更というお話をいただきました。
まさしくそのとおりでございまして、現在の
グリーンホールは、トイレの環境だとかアクセスの面で一番いい環境だと認識してございます。ただ、この
グリーンホールにつきましては、一般の区民と同様に抽せんで今借りているような形です。それでございますので、実際には前日の準備を含めて3日間連続で借りなくちゃいけなくなります。抽せんでいい番号がとれれば土日も含められると思いますが、現状は、平日にとるのがやっとという。今回も、実際には
健康福祉委員会と全く同じ日しかあいていなくて、そういう形でしかとれなかったという実情があります。
これに関しましては、
参加者のほうからも、家族に見に来てもらいたいので、やっぱり土日という意見も多々いただいてございます。それですので、毎年これまで11月に開催していましたけれども、このまつりのほうとお話をして、半年前の
文化会館の申し込み、これを、夏だとか冬寒い時期は避けて、通年、どこかあいているところがあったらとるような形も検討していかなくちゃいけないのかなというふうな反省会は持ってございます。
◎おとしより
保健福祉センター所長
こちらのグラフでございますが、点線のところにつきましては、今回緊急ということで、
プログラムに参加した
グループと参加しない
グループということをあえて分けまして、参加しない
グループについては、こういった反応時間が長くなっているというところでございます。これについては、やはり何もしないと
認知機能が低下していって、こういった反応時間もふえていってしまうというふうに分析をしております。
なお、こちら、今回、研究に当たりましては、この参加しない
グループにつきましても、こちらの
検査終了後、
プログラムに参加していただいて、
認知機能の低下の防止のフォローはしてございます。
◆
田中いさお
引き続きなんですけれども、1−3のほうです。今後、ちょっと見えないので、今後もっと拡大してやるおつもりなのか、ここでもう結果、効果があるということだったと思うんですけれど、今後はどうされていく予定か決まっていれば、この
実施計画はいつまでとか、それをちょっと教えていただけますか。
◎おとしより
保健福祉センター所長
今後の予定でございますが、
計画事業としては26年度で終了しておりまして、
計画事業が終わりましても継続して実施をしているものでございます。今年度からは、
ウォーキングに加えまして、
料理教室を追加してございます。
さまざまな
プログラムがあるんですが、一応
健康長寿医療センターのほうでは、
ウォーキングと料理については検証をしていただいておりまして、エビデンスも出て、
認知機能の低下に効果があるという
立証研究はございます。このため、今年度始めた
料理教室の様子を見ながら、あとは例えばなんですが、料理と
ウォーキングをずっとやっていると飽きてしまうというところもありますので、例えば料理と
ウォーキングを組み合わせて実施するとか、そういった今後も
参加者がふえるような形の検討はしてまいりたいと思っております。
◆
田中いさお
26年度で終わって、継続して行っているということでよろしいんですかね。
参加人数の、
延べ人数になっていますけれども、今年度はまだ途中の報告で437という数字が出ていますけれども、今後、これを大幅にふやそうとしているのか、
メニューがふえるのはわかるんですけど、これはきっと、効果があるんだったら
対象人数をどんどん拡大しないと、余り、効果があるのはわかったということですから、これをどんどん広げていただきたいという思いがちょっとあるんですね。
以前、我が会派でも、富山県のほうに
パワーリハビリテーションの視察に行ったことがありまして、つえをついていたおじいちゃんがちょっと軽い運動をするだけで普通に歩けるような。これは認知症ですけれども、身体的にも効果があると思うんですよ。こういう
ウォーキングというのは。
ですので、この対象者を、効果があるとわかっているんですから、これをもっと。例えば、今、現状は、要支援、要
介護認定を受けていない方となっていますけれども、これも要支援の方に対象を広げていいと思うんですよ。そうしたら、要支援を外れて、普通の何も認定を受けない健康な高齢者になる可能性もあると思うので、ぜひ、これ、いいのはわかるんですが、もうちょっと
参加者数をちょっと大幅に、対象者も考えて、ぜひいっぱいやったほうがいいかなという気がするんですけど、どうでしょうか。
◎おとしより
保健福祉センター所長
委員おっしゃるとおり、対象者の拡大ということなんですが、今現在、定員をほぼ、若干下回っている状況で、特に抽せん等は行っておりません。ただ、ふやす
取り組みとしては、例えばもう少しコストをふやすとか、また内容を工夫するとか、そういった対象者の拡大については検討してまいりたいと思っております。
○
委員長
ほかに質問のある方。
◆吉田豊明
まず、1−1のプロ
スポーツとの
連携事業というところでお聞きしたいんですけれども、一般的にプロのアスリートの選手と触れ合うという非常に少ない機会の中で、貴重な経験だと思うんですけれども、プロのアスリートが教える意味という点でいうと、そういう珍しい経験をしたということだけではなくて、プロの技術であるとか、基本的なテクニックであるとか、それから、いかにけがをしないで競技を進めるかとか、そういう点もアスリートならではのさまざまな経験があると思うんですけれども、その辺も伝授していくというか、そういう点では、この事業の中ではどのように位置づけられているのか、聞かせてください。
◎
スポーツ振興課長
プロ
スポーツの選手とかかわり合うということは、技術の向上はもちろんのこと、例えばその選手がプロになった経緯だとか、そういった憧れだとか励みだとか、あとは1つ、フェアプレー精神について学ぶ、または選手、対戦する相手をリスペクトするとよく使われますけれども、きちんとしたマナー、ルールのもとに競技を高めていくと、そういったものもプロ
スポーツとの連携については大変重要なものだと考えております。
◆吉田豊明
コーチではないので、なかなか具体的な一つひとつの競技について、ここはこうしたほうがいいというようなことにはならないと思うんですけれども、参加された例えば
子どもたち、児童にとっては、そういう一つひとつのプレーをプロから教えてもらうというのは非常に重要だと思うんですが、そういう点で、規模といいますか、時間の制限もある中で、そういった充実したものができるのかどうか、今後これを拡大していけるのかどうかという点での今後の方針をお聞かせください。
◎
スポーツ振興課長
板橋区では
スポーツ推進ビジョン2025というのを策定いたしました。この中の位置づけでもございますプロ
スポーツを活用した、地元プロ
スポーツの支援だとか、地元アスリート、いずれアスリートに育つためのジュニア育成とか、そういったものがきちっと位置づけられておりまして、今後、プロが持つそういった力ですとか、あとは地域での貢献事業について、より
スポーツを近くに感じていただき、プロが近くにいるという地元への愛着、区への誇りにもつなげていければというふうに考えておりますので、今後とも積極的にこの
連携協定に基づいて事業を拡大していきたいというふうに思ってございます。
◆吉田豊明
あと、そういう点でいうと、指導者との交流というのも技術的には重要じゃないかなというふうに思うんです。それで、プロ
スポーツの、例えば選手だけじゃなくて、チームのコーチであるとかが、
子どもたちを教えている監督やコーチとの交流といいますか、どういうふうに教えたらいいんだろうかという点でも、こういう連携ができるのであるならば、求められるんじゃないかと思いますが、その辺の方向性をお聞かせください。
◎
スポーツ振興課長
現在やっています
サッカーにつきましては、選手がそのままマンツーマンでつくわけにはいかないというところで、特に
ヴェルディについてはチームのスタッフコーチが大変充実しているということから、指導者との交流が結構盛んに行われているところでございます。
特に、今回、障がい
者スポーツということで、区民まつりに実施いたしました
体験教室では、
東京ヴェルディの方が実は障がい
者スポーツ指導員という、これは公益財団法人の日本障がい
者スポーツ協会が認定をする研修のようなものなんですけども、そこの中級の資格を持っていまして、この指導者が直接
子どもたちにルールだとかそういうものを教えて交流をしたということもありますので、今後こういった方の活用も考えていきたいというふうに考えてございます。
◆吉田豊明
サッカーという点では、コーチングスタッフと
子どもたちを教えるコーチや監督との交流は進めていくということでありましたけれども、バスケットについてもそういう方向で考えているのかどうか、お願いします。
◎
スポーツ振興課長
今、
東京エクセレンスのほうも、コーチ陣についてはどういう形で交流ができるかということで検討を始めたところです。実際に
バスケットボール教室では、選手に加えて教える指導者、スタッフコーチというんですか、そういう方々が来て直接
子どもたちに教えていますので、エクセレンスも
ヴェルディと同じように、今後、指導者が直接教えて、直接、選手から聞くものプラス技術をもう少し上げるためのコツのようなものを、指導者から聞くというようなことは充実してまいります。
◆吉田豊明
バスケットについても、
サッカーについても、コーチをする技術といいますか、そういうのも伝えていくというお答えでした。今後とも進めていっていただきたいというふうに思います。
また、裏面の障がい
者スポーツに関してなんですけれども、
ボッチャや
サウンドテーブルテニスなど、
東京ヴェルディではさまざまな障がい
者スポーツの活動にも取り組んでいるということでありますが、例えば板橋区において、この
ボッチャや
サウンドテーブルテニスの大会などというのは開かれているんでしょうか。
◎障がい者
福祉課長
残念ながら大会は開かれてございませんが、
ボッチャに関しましては交流会を行っております。
◆吉田豊明
障害があるということでなかなか
スポーツには参加できないんじゃないかという先入観がある方もいらっしゃると思うんですけれども、やはりそういう方も参加する
スポーツが実際に行われているわけで、それをどう普及していくかというのが非常に重要だと思うんです。
それで、
ボッチャについては、大会ではないけれども、幅広い形でのイベントみたいなものが行われているということでありますけれども、
ボッチャというと、リオでのパラリンピックでも日本が活躍した競技でもありますので、今後、すぐにはできないにしても、集まる機会を広げながら、競技性の高い大会にしていく方向での検討が必要じゃないかというふうに思うんですが、
ボッチャに限らず、
サウンドテーブルテニスや、その他のシッティングバレーなどについても。その辺について、障がい
者スポーツという点での方向性をお聞かせください。
◎障がい者
福祉課長
現在、都の障害者総合
スポーツセンターを中心に、都下でさまざまな大会が行われております。板橋区独自ということになりますと、
参加者の人数、場所の問題等さまざまな課題があると認識しておりますが、委員ご指摘のとおり、少しでも活動の場が広がり、また競技性が高いものが求められて進んでいくということは、障がい者にとっても、競い合う、また楽しさがわかっていくというようないいテーマだと思いますので、現状は、
ボッチャを中心に広域的な
スポーツ大会について検討を進めているところでございます。
◆吉田豊明
1つ確認したいのは、広域的な活動とともに、そこに一定の競技性を含めたことを念頭に進めていく必要があると思うんですが、その辺についても確認したいと思います。
◎障がい者
福祉課長
スポーツでございますから、やはり競技性というのは非常に重要な要素だと考えています。
反面、まだ障がい
者スポーツ自体の普及というところが十分進んでいないところもありますので、今、
スポーツ振興課のほうで進めてくれているさまざまな
スポーツを理解する事業、また、私どもも障がい者レクリエーション・
スポーツ教室等でそういったものを行っておりますので、まずそこを広げていくというところからスタートして、最終的には区内での大会ができるような人数になっていくということが望ましいと考えています。
◆吉田豊明
そういう点で、各
スポーツ施設に、例えば
ボッチャができるような用具を常備するであるとか、それを指導できる障がい
者スポーツの指導員、こうした方々の配置も現実の問題としてこれを進めていくとなると必要になってくると思うんですが、現状の体育館では障がい
者スポーツ指導員の設置はどうなっているのか、それと、今後どう進めていくのかをお聞かせください。
◎
スポーツ振興課長
現在、東京ドーム
グループが指定管理者を行っておりますけども、先ほど申し上げました、障がい
者スポーツ指導員の資格を持っている職員としては1名おります。今後は、東京ドーム
スポーツのほうでも徐々に広げていきたいという方向性を持っておりますので、区としてもサポートはしていきたいということと、あと、板橋区の中には、
スポーツ推進委員が61名今いらっしゃいまして、地域でいろんな活動をしていただいています。特に
ボッチャ、先ほどの障がい者福祉課で実施しております
ボッチャにつきましては、ボランティアというような形でお手伝いもしておりますので、積極的に研修を受けて、できるだけ、初級、中級、上級といろんな資格がありますけども、少なくとも初級については広めていきたいというふうに考えておりますし、今後もそういった方向で進めていきたいというふうに思います。
あと、体育館の中に、現在、特に
パラリンピック競技について、用具というかそういうものが備えてあるかといいますと、具体的に申しますと、
ボッチャについては特殊なボールだったりしますが、そういったものについては設置はしてございませんが、今後どういう方向に行くかということで、必要があれば購入も考えていきたいというふうに思います。
特に、区の施設の中で、例えば、先ほど申し上げました、シッティングバレーですとか車椅子バスケットボール、あとは
サウンドテーブルテニスといったようなものは、比較的ある卓球台を利用して、特殊な球があって少し工夫をすればできるというようなことも工夫によってはありますので、そういったものも活用しながらいきたいというふうに思ってございます。
あと、先ほど、
ボッチャの関係で補足ですけれども、今、体育館の中では、さまざまな障がい者の方々がご利用いただいていまして、例えば東板橋体育館では障がい
者スポーツ大会ということで、東京都の障害
者スポーツ協会が実施しておりますバスケットボール、これは知的障がいのバスケットボールですけども、そういったもの。あとは、関東地区特別支援学校・学園交流戦大会というもの、これもバスケットですけども、高校生以上が200名、中学生以上が300名というようなもので、各体育館ごとにさまざまな形で障がい者の方々にご利用いただいていますので、そういった、今後必要な配慮はしていきたいというふうに考えてございます。
◆吉田豊明
ボッチャの用具にしても、
サウンドテーブルテニスのにしても、それほど経費のかからないことでありますので、障がい者の方々が
スポーツに参加するといういい機会になると思いますので、今後とも進めていただきたいというふうに思います。
続きまして、1−2のいたばし
健康まつりについてなんですけれども、昨年度に比べて800人ほど
参加者が減っていることについての理由をお聞かせください。
◎
健康推進課長
減った理由でございますが、まず会場のほうなんですけれども、今年度から福祉事務所が
グリーンホールの中に入りましたので、今まで使われていました4階の3室、これが減少になりました。したがいまして、
参加者のところで、今まで来ていただいていた部分のワンフロア分が減ってございます。ただ、これは事前にわかっていましたので、資料のほうの1枚目の一番下のところに米印でありますが、プレイベントを実施したとございますけれども、区役所1階のほうでパネル展示、簡単な体力測定等を行う期間を1週間設けました。この間に来場いただけた方が、ここにはちょっと数字が入っていませんけれども、1,000人ぐらいいらっしゃいました。これを合わすと、大体去年の数ぐらいになるのかなと思っています。会場の縮小が一番大きな減少原因だと思います。
◆吉田豊明
今後の課題なんですけれども、ことしで14回目のまつりのこの間の歴史があるということで、パンフレットをいただいたんですけれども、この内容を見ても非常に充実をしていますし、私自身も本当は参加しなきゃいけないんだけれども、参加できなかったんですが、参加したいというふうな内容です。
そういう点で、このいたばし
健康まつりの今後の課題といいますか、その辺についての認識をお聞かせください。
◎
健康推進課長
先ほど、佐々木委員さんのほうからもありましたように、まず大きな課題の一つとして、曜日の設定、開催日の設定です。今回は、そういう意味で、2日通して抽せんで当たりましたけれども、これが本当に抽せんで最後のほうで2日連続とれないことも可能性としてはありますので、まず日程の課題があると思います。
それと、もう一つは、今申し上げましたように、会場がワンフロア減ったという部分、縮小してしまったというのも1つあります。
もう一つが、参加いただいている団体の高齢化がやはり進んでございます。今回も
参加団体の数がちょっと減っていますけれども、そこに関しては、いろいろ尋ねる中で、高齢化が進んで、ことしは見送りたいというようなお話もございました。これは区のほうでどうしようもないことなんですけれども、課題としてはそういうことも挙げられるのかなというふうに認識してございます。
◆吉田豊明
高齢化によって参加できない、できないというふうに区のほうに言ってくれる方はまだいいんですけれども、実態がないまま
登録団体になっていて、どんどん実際に参加する団体は実質的には減っているというのが一番怖いと思うんですね。そういう点で、今後、新たな団体を、
協力団体といいますか、
参加団体にしていく努力というのはどのようにされるのか教えてください。
◎
健康推進課長
そこにつきましては、やはりホームページや日ごろの
健康福祉センターなどでやっている事業の中で団体を募っていくのが一番いいのかなと思ってございます。現在、登録いただいているのは211団体、この中には、毎年ふえている、ちょっと数が今出ないんですけれども、増加しているのと、このネットから外れるという団体もございまして、現在は211でございますけれども、これは本当に一つでもそういう意味での
健康づくりのチームというか、団体ができてくれることは非常にありがたいことなので、広報等、ホームページを通じて、今後も呼びかけはしていきたいと考えてございます。
◆吉田豊明
広報だけだと従来どおりの枠を出ないと思いますので、もう少し検討されて、いい方法を一緒に考えていきたいというふうに思います。
それから、1−3の
ウォーキングを中心とした
認知症予防対策ということなんですけれども、この
ウォーキングについては、科学的に
認知症予防としては検証されたというふうに判断してよろしいんでしょうか。
◎おとしより
保健福祉センター所長
委員おっしゃるとおり、
健康長寿医療センターの研究所でこういった研究を行って、実際の
認知症予防に効果があるという実績がございます。
◆吉田豊明
そういう科学的に検証されたこともありますので、今回板橋が取り組んでいるこの
ウォーキングを中心とした認知症の予防対策についても、先ほども多くの委員さんからも、規模を大きくする必要があるんじゃないか。また、
ウォーキングが検証されているということで、特に今、認知症に関しては多くの区民の方が関心を持っていることだと思いますので、検証されたと、気をつけながら
ウォーキングを進めてくださいというような、これに参加することとともに、
ウォーキング自体を進める周知も必要じゃないかというふうに思うんですが、その辺の今後の方向性を教えてください。
◎おとしより
保健福祉センター所長
まず、こちらの
ウォーキングですけれども、
講座修了後もフォローアップがございまして、3か月
プログラムがあるんですが、その後も月1回、ファシリテーターが毎月1回、修了後の
グループにフォローしております。また、そういったフォローをして、修了後もその方たちが引き続き
グループで継続していくという
取り組みはしてございます。
また、
認知症予防については、こういった
ウォーキングの効果がありますので、これについては、区でもさまざまな
認知症予防対策の講演等を行っておりますので、そういったところでも広めていきたいと思っております。
◆吉田豊明
確認したいんですが、
ウォーキングは検証されたということで、区として奨励するというような方向での周知は具体的にはまだ考えてられないということですか。おとしより
保健福祉センターが行っているこの事業を反映して、効果があったということを区民にお知らせをして、
ウォーキングの推奨をするというようなことは行われないのかどうか。最後に1つです。
◎おとしより
保健福祉センター所長
こちらの
ウォーキングについては、既に実証されておりますので、年2回の認知症講演会というのを実施しております。その中でも、こういった
ウォーキングは効果があるということについてPRをさせていただいておりまして、今後もさまざまな機会を捉えましてPRはしていきたいと思っています。
○
委員長
ほかに質問のある方はいらっしゃいますでしょうか。
◆松島道昌
ウォーキングを中心とした
認知症予防対策について
健康長寿医療センターと連携して、その効果についてのエビデンスが出たということでありますが、これは大きな注目すべきことだろうというふうに思っています。
さきに質問も出ましたけれども、このよい事業といいますか、効果が出たことを広く区民の皆さんに知っていただくと同時に、それを広げていくということが今後の課題になるんだろうというふうに思っています。その展望といいますか、それがありましたらまずお尋ねを、繰り返しになりますけれども、どのようにお考えになっているのか、お聞かせください。
2番目は、他の自治体においては、
ウォーキングができるまちづくりといいますか、歩くことによって健康増進をする、医療費の削減を図ろうということでさまざまな
取り組みがなされていますが、他の自治体の事例などは研究をされているでしょうか。これは、おとしより
保健福祉センターだけではなく、ほかのところが所管をしているのかもしれません。
次に、このような
健康づくりに非常によいという効果が出ているわけであります。認知症だけに限らずですね。そうすると、これを区の施策として広めていく、そのためのインフラづくり、例えば小さな公園を結んで、最近みどりと公園課では、健康遊具といいますか、器具などを設置しているところがありますが、それを線で結んでいくというようなこととか、まちづくりとして、
ウォーキングができるまちづくりというところまでの施策をつくっていただけたらありがたい、むしろ全庁挙げて、医療費削減に向けて、いつまでも健康でいられる区民生活を板橋区が提供できる仕組みとして整備していただけたらありがたいというふうに思っていますが、その辺のご所見についてお尋ねします。以上3点です。
◎おとしより
保健福祉センター所長
まず、1点目の今後の展望でございますが、当然こちらはもうエビデンスが出ていますので、こちらについては、まず
計画事業のところでは、区内18か所の地域センターごとにコースを設けるということで、そちらのほうは達成をしてございます。ただ、当然こういった効果があるので、
実施計画終了後も継続して実施しておりますが、やはり対象者の拡大というところで、そこら辺、先ほど田中委員さんからもご指摘いただきましたように、対象を広げる、あるいはコースを広げる等の検討をしてまいりたいと思います。
他の自治体ということなんですけれども、例えば和光市だとかなり介護予防に力を入れて、要
介護認定率が低いという結果が出てございますが、そこら辺も参考にしてございますが、今現在は、
健康長寿医療センターが近くにあって、一緒に連携しながら実施をしておりますので、まず
健康長寿医療センターがつくった
プログラムにのっとって今実施をしておりまして、今後、他の自治体については、それを踏まえまして検討してまいりたいと思います。
それから、インフラ等、区の全体でこういった
取り組みをということなんですけれども、現在、地域包括ケアシステムの推進ということで、板橋区版AIPを実施しておりますが、その中で、区を挙げてこういった事業に取り組んでいくことについては検討してまいりたいと思います。
◆いわい桐子
私もこの1−3の
認知症予防のところなんですけど、大方の皆さんと同様に、どうやってこの成果を全体的なものにしていくのかということなんじゃないかと思うんですけど、そもそもの規模というあたりを1つだけ確認したいのは、これでいう対象は65歳から80歳までの要支援、要
介護認定を受けていない方というのが何人いらっしゃって、先ほどの答弁でいうと、定員がまだ満たしていないということなんだけど、どれぐらいの定員なのかということ。
それから、もう一つ、実施地域というのが、今現在6地域なんですけど、これはどういうくくりの地域で、やりたい地域は何地域あるのかということを教えてほしいんです。
◎おとしより
保健福祉センター所長
まず、1番の高齢者数なんですが、65から80というところではあれなんですが、ことし10月現在の65歳以上の高齢者につきましては、12万6,681人でございます。なお、そのうち、要
介護認定を受けている方、ちょっとそれを確認して、また答弁させていただきます。
それから、定員でございますが、現在、
ウォーキングが3コース、料理が3コースございまして、合わせて定員が120名でございます。
(「地域」と言う人あり)
◎おとしより
保健福祉センター所長
地域でございますが、26年度までは各地域センターの管内を目標にしておりました。それ以降につきましては、同じ地域にならないようにある程度交代しながら実施をしております。ちなみに今年度については、
ウォーキングが仲宿、徳丸、高島平地域、料理が仲町と清水、高島平地域で実施をしております。
それから、すみません、認定者の数ですが、ことし10月現在で、要
介護認定を受けている方が2万2,982人でございます。
◆いわい桐子
そうすると、対象は10万人というふうに、ざっくり言うとそういう数なのかというふうにちょっと感じるんですけども、その中で、定員が120名というところなんだけど、拡大していくということは今後の検討ということだけど、どこを目標に考えていくかということが今後の検討の中では大事になってくるんじゃないかなというふうに思うんですけど、非常に、認知症をどうやって予防するかというのは、高齢者の皆さん本人の問題と同時に、それを支える家族の大きな課題になってくると思っているんですね。そこをどうやって提言していくかというか、予防していくかということは、非常に多くの世代の関心事かなというふうに思うんです。
そうすると、どうやって拡大していくかということはぜひ検討してほしいんだけども、どこの視点を捉えているかと考えると、今聞くと、地域センターごとということは、18地域のうち、毎年6地域ということなんだけど、毎年、どこまで、お料理も
ウォーキングも両方を18地域でやりたいと思っているけど、現在、3、3なのか、その辺が、どこを目標にやられていて、逆に順番にやらなきゃならない理由は何なのか聞きたいんです。むしろ全ての地域で、定員数は一定限定が必要かもしれないけれども、どこに住んでいてもその事業が受けられるという状況をつくっていかないと、それから認知症の問題というのは、やっぱり追いかけていく必要があるので、1年やったから翌年はいいですよとはならないんじゃないかと思うんですよ。
そうすると、どこの地域にいてもやれるような箇所数と定員数が必要なんじゃないかなというふうに考えるんだけど、今現在、定員数がまず満たしていないという部分は、その理由はどういうふうに考えているのかということと、その箇所数を広げられないという部分については、どういう認識があるのかということをお聞かせください。
◎おとしより
保健福祉センター所長
まず、定員数でございますが、若干ちょっと下回っていますが、ほぼ定員どおりという形で実施をしております。ただ、やはりこちらについては、毎回参加というよりも、1回参加した方には
自主グループをつくっていただいて、どんどん新しい方が入ってくるというところで、そういった新しい方が入るような魅力のある内容にしていきたいと考えております。
それから、箇所数ですが、区内18地域ということで、大体順番に場所をかえて実施しておりますが、確かにおっしゃるように、その地域、毎年できればいいんですが、なかなか数的に難しいところもありまして、やはり順番にやっていくというところと、ただ、区内3地域でやっても、特にそういう制限は設けておりませんので、どの地域の方でも参加できる、そういったところで、毎回違ったコースで違ったところを歩くというような
取り組みも必要だと思って、そういった形で実施をしてございます。
◆いわい桐子
要するに、ほかの地域の
取り組みに参加できるというのは、今おっしゃったように、いろんなコースを歩けるというのは楽しいと思うんです。それはそういうふうにしてほしいんだけれども、やっぱりやっている場所をどんどん拡大していくということは、今後の定員拡大をどういうふうに考えていくかという視点の中でぜひ行っていただきたいと思います。
また、終わった後、自主サークルになるということなんだけど、この間、自分の周りの高齢者のサークルを見ていると、自主サークルになってしまうと、どうしても固定化されてしまって、新しい人が入りづらいという状況がどうもあるようなんですね。だから、非常に高齢者の皆さんが一人にならないように努力はされているんだけど、やっぱり一人になっちゃう人が生まれてくるという部分では、より多くの人が参加しやすい事業にするには、自主サークルは保障しながらも、区として開催するということに一つの魅力があるのかなというふうに思うので、ぜひ今後の対象拡大の点では、そうした視点で取り組んでいただきたいというふうに思います。
以上です。
◆中妻じょうた
ありがとうございます。何点かお伺いしたいと思います。
まず、1−1の
プロスポーツチームとの
連携事業についてですが、やっぱり1つ気になるのが、エクセレンスのほうについては、
プロ選手から直接指導を受けていますが、
ヴェルディの
サッカー教室はコーチの指導だと。もちろんコーチは教えるためのスキルを持っていて、それはそれで貴重なんですが、やっぱり実際にコートで活躍している選手から直接指導を受ける、選手と一緒にフィールドに立つということが魅力だし、その先のモチベーションになると思うんですけれども、
ヴェルディのほうで、選手と同じ場で
子どもたちが
サッカー教室を受けるという機会は設けられないのでしょうか。いかがですか。
◎
スポーツ振興課長
先ほどご説明しましたのは、主な
事業実績ということでご説明いたしました。今年度は、親子フットサル大会ということで、「板橋区・
東京ヴェルディ杯」というのを実施いたしました。これは、
小豆沢体育館の中でフットサルの予選をやりまして、最終的には味の素スタジアムのほうに行きまして決勝戦を行うということを実施いたしました。その際には、選手も同じグラウンドに来て交流をしたりとか、一緒にボールを蹴ったりというような交流も図られたということでございます。
私のちょっと説明不足で申しわけないんですけれども、
ヴェルディにつきましても、コーチ陣がかなりしっかりしているということから、コーチの方々がいっぱい来ていただくこともありますけども、当然そこに選手が1名、2名来て教えてくれるということも実績としてはございます。
◆中妻じょうた
ぜひ、じゃ、その点はよろしくお願いします。やっぱり選手と一緒に立ちたいと思いますので。
それと、障がい
者スポーツについてですけれども、
ボッチャの拡大というのは、私としても初めて、この間、高島平九丁目の障がい者福祉センターで「虹の祭典」をやったときに、体験コーナーがあってやってみたんですけれども、あれは、本当に、初級、中級、上級でどれぐらいのレギュレーションがあるかというのはわからないんですが、多分初級なのかな、すぐできるんですよ。ボールさえあれば、多分この
委員会室でできると思うんですよね。テープとかでフィールドを仕切れば、あとはボールさえあればできると思うので、これは、もう来年度、大会をやったらどうですか。やることによって推進するということもあるとも思うので。簡単にできると思うんですよ。ボランティアセンターの方々もみんな指導ができる感じなんですよね。いかがですか。ちょっとやってみませんか、大会。
◎障がい者
福祉課長
ぜひ大会をということでございます。
現状はまだ、大会となりますと、やはりきちっとした審判が必要といったこと、それから、私どもやはりいろいろな人と交流するというところも障がい者福祉課としては大事にしておりまして、公式な大会となりますと、パラリンピックでは、例えば知的障害の方と身体障害の方とクラスを分けるとか、いろいろな課題がございます。
現状では、来年度については、まだ、なお交流会をして、その中でしっかりとノウハウをつくって、それで大会という形でのルールを決めてやってまいりたいと考えております。
◆中妻じょうた
わかりました。やったから進むという側面もあると思うんですが、次々年度以降でしょうか、ぜひ取り組んでいただければと思います。
最後に、全体的なことをお伺いしたいと思うんですけれども、やはりどうやって拡大していくかということを各委員の皆様、テーマとして、これはどの事業も持っていらっしゃいますが、これは、私、たびたび本委員会で申し上げていると思うんですけれども、拡大の推進のための一つの大事な方法は、区としてやっていくというのはどうしても限界があります。定員もあるし、予算もある。大事なことは、セルフスターターをふやす。勝手にリーダーになる人をふやすということが重要だと。
この間、我々で、都の障害者総合
スポーツセンターに行ったときに、車椅子テニスのところで、たまたまですけれどもレジェンドと呼ばれる方がいたと。すごい方がいた。あの方は別に東京都の職員でもなければ、北区から何かお金をもらっているわけではないでしょう。勝手にやっているわけですよね。そういう人がいるとやっぱり広がっていく。そういうところまでどうやって引っ張っていくかというところが区の事業の大事なところだと思っていまして、そのために必要なのは、新たな視点、おとしより
保健福祉センターのほうの報告の中では、飽きさせないという、飽きさせないために
料理コースを設定したと。これは大変重要な視点だと思います。
私も高島平で武術教室をやっていますが、本当はまだまだ基礎を積んでほしいんだけれども、やっぱり続けてもらうために、あえてちょっと難しいけれども新しいことを入れていかないと、特に子どもは飽きちゃって続かないんですよね。新しい視点を、新ネタ、新しい仕掛けを入れていくということが大変重要で、おとしより
保健福祉センターの
ウォーキングについては1つご報告がありましたので、プロ
スポーツ事業、障がい者事業と、それからいたばし
健康まつりについて、次年度以降、新たな仕掛け、飽きさせない仕掛けというのをどういうふうに考えていらっしゃるかということをちょっと最後にお伺いしたいと思います。
◎
スポーツ振興課長
新たな視点ということで、毎年さまざまな視点から、
スポーツ事業、どうやったらいい
きっかけをつくれるかということで検討を重ねてこれまでもまいりました。来年度に向けては、やはり少しストーリー性を持った
取り組みが必要かなということで、現在、
子どもたちへの少し体力が即時に見れるような測定会だとか、そういうことも少し視野の中に入れて、どういった競技に自分に今ついている筋肉が向いているのかとか、瞬発力がどうだとか、そういった自分の体を知るような視点を来年度は入れていきたいというふうなことを考えてございます。
以上です。
◎
健康推進課長
健康まつりにつきましては、セルフスターターという言葉と新たな視点という言葉をいただいていますけれども、
健康まつり自体、
実行委員会方式でやってございますので、211団体あると申しましたけど、その中から11名ぐらいの委員さんに来ていただいて、半年間、本当にみっちりこの2日のまつりのために協力を得てございます。
新たな視点で事業の拡大だとかというのは、まさしく先ほどから何度も申し上げていますように、発表の場であります。やっぱり見てもらいたいという気持ちが多々あると思います。区民の方が一人でも多く来場できるような環境づくり、ここに区としては傾注するべきなのかなというふうに考えてございます。
○
委員長
本件につきましては、この程度でご了承願います。
────────────────────────────────────────
○
委員長
次に、
スポーツ・
健康調査特別委員会報告書骨子(案)についてを議題といたします。
先ほどの理事会において、本骨子案を理事会案として委員会に提出し、これをもとに本日の審議を行うことに決定いたしましたので、初めに骨子案の概要を中妻副
委員長より報告していただきます。
○副
委員長
それでは、
スポーツ・
健康調査特別委員会報告書骨子(案)についてご説明申し上げます。
当委員会は、活動方針を
スポーツ分野と連携した
健康づくり事業についてとし、調査研究を行っているところであります。
つきましては、報告書の骨子を次のとおり提案いたします。
1、調査目的。
委員会の設置の建議を踏まえ、調査の目的を記載いたします。
2、活動方針。
活動方針を記載いたします。
3、調査経過。
平成27年5月22日に委員会が設置されて以降、2年間にわたり開催されました委員会の議題及び調査内容を記載いたします。
4、視察報告。
株式会社タニタの
健康づくりに関する
取り組み及び東京都障害者総合
スポーツセンターにおける
取り組みについての視察内容を記載いたします。
5、まとめにつきましては、(1)本区の
取り組みに対する評価、課題、(2)
スポーツ・健康に関する提言を記載いたします。
ページをおめくりいただき、別紙1ページ、5、まとめをごらんください。
本区の
取り組みに対する評価、課題は記載のとおりでございます。
次に、2ページをごらんください。
2ページから4ページにかけて、
スポーツ・健康に関する提言を記載しております。
本特別委員会報告書骨子(案)の概要については以上でございます。
○
委員長
ありがとうございました。
報告書の構成でありますが、お手元の資料2の1枚目のとおり、1、調査目的から始まり、5、まとめで終わるといった構成で作成させていただきますので、ご了承願います。
それでは、5、まとめの検討に入ります。
初めに、本区の
取り組みに対する評価、課題について、ご意見がございましたら挙手願います。
(「なし」と言う人あり)
○
委員長
次に、
スポーツ・健康に関する提言について、ご意見、ご提案がございましたら挙手を願います。なお、ご意見、ご提案につきましては、該当する項目名等を述べてからご発言くださるようご協力をお願いいたします。
◆吉田豊明
1点だけなんですけど、4ページの8)の障がい
者スポーツの普及促進の一番下、丸ポチの3つ目です、「障がい
者スポーツの競技人口を増加させるため、競技性の高い障がい
者スポーツの実施について検討すべきである。」という、この真ん中あたりの句読点のところに、先ほどから議論がありました「競技大会の開催」という言葉を、きょうの議論を踏まえて、句読点のところに「競技大会開催等」という言葉を入れてはどうかなという提案をさせていただきます。
○
委員長
それについてはいかがでしょうか。
◆佐々木としたか
今、吉田委員からありましたけど、大会ということを私は入れるよりも、「競技性の高い障がい
者スポーツの実施」だから、これにやっぱり小さい大会もあれば、大きい大会もあれば、地域大会もあるわけだから、ここにそういう大会と決めつけて文章にするよりも、こちらの今提案された文章のほうが私は妥当性が高いと思いますので、これでよろしいと思います。
○
委員長
ほかには。
◆川口雅敏
私もそう思います。先ほど障がい者
福祉課長が言ったように、まだ競技、大会とかというよりも、もう少しいろいろ研究していきたいということをおっしゃっておるので、このままの状況のほうがいいと思います。
○
委員長
いかがでしょうか、ほかは。
◆吉田豊明
そういうことも含まれていると思いますので、これで結構だと思います。
○
委員長
よろしいですか。
(「はい」と言う人あり)
○
委員長
本件につきまして、この程度でご了承願います。
次回の委員会では、本日の骨子案に対するご意見をもとに報告書案を作成し、議題とする予定でございます。起草につきましては、正副
委員長に一任願いたいと存じますが、ご異議ございませんでしょうか。
(「異議なし」と言う人あり)
○
委員長
ご異議がないようでありますので、報告書案を次回委員会までにまとめさせていただきます。
────────────────────────────────────────
○
委員長
以上をもちまして、
スポーツ・
健康調査特別委員会を閉会いたします。
ありがとうございました。...