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  1. 世田谷区議会 2017-11-30
    平成29年 11月 文教常任委員会−11月30日-01号


    取得元: 世田谷区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    平成29年 11月 文教常任委員会−11月30日-01号平成29年 11月 文教常任委員会 世田谷議会文教常任委員会会議録第十三号 平成二十九年十一月三十日(木曜日)  場  所 第五委員会室  出席委員(十名)    委員長         安部ひろゆき    副委員長        高久則男                石川ナオミ                和田ひでとし                河村みどり                風間ゆたか                たかじょう訓子                そのべせいや                上川あや                青空こうじ  事務局職員    議事担当係長      岡本俊彦    調査係主任主事     村上由希恵  出席説明員    教育長         堀 恵子
      教育委員会事務局    教育次長        志賀毅一    教育総務課長      淺野 康    学務課長        内田潤一    幼児教育保育推進担当課長                須田健志    学校健康推進課長    末竹秀隆    教育環境課長      桐山徳幸    副参事         秋元勝一   教育政策部    部長          工藤郁淳    学校職員課長      梅田 享    教育指導課長      青木雄二    教育相談特別支援教育課長                松田京子    新教育センター整備担当課長                増井賢一    副参事         板澤健一    副参事         加藤敏久   生涯学習部    部長          花房千里    生涯学習・地域学校連携課長                土屋雅章    中央図書館長      會田孝一   ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 本日の会議に付した事件  1.議案審査   ・ 議案第百十六号 児童の負傷事故に係る損害賠償請求事件の和解  2.報告事項   (1) 世田谷産野菜を利用する学校給食の取組みについて   (2) 第八回世田谷ガリレオコンテスト科学コンテスト)の実施について   (3) 心と体の元気アップ世田谷3快プログラム〜快眠・快食・快運動〜」の取組について(第二次世田谷教育ビジョン・第一期行動計画リーディング事業4)   (4) その他  3.資料配付   (1) 未来を創造する子どもたちのために わたしたちができること〜幼児教育保育シンポジウム〜  4.請願の継続審査について  5.閉会中の特定事件審査(調査)事項について  6.協議事項   (1) 次回委員会の開催について   ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇     午前九時五十九分開議 ○安部ひろゆき 委員長 ただいまから文教常任委員会を開会いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━安部ひろゆき 委員長 本日は、議案審査等を行います。  1議案審査に入ります。  議案第百十六号「児童の負傷事故に係る損害賠償請求事件の和解」を議題といたします。  本件について、理事者の説明を求めます。 ◎志賀 教育次長 それでは、議案第百十六号「児童の負傷事故に係る損害賠償請求事件の和解」について御説明申し上げます。  本件は、地方自治法第九十六条第一項第十二号及び第十三号の規定に基づき御提出するものでございます。  本件は、平成二十九年二月二十八日、東京地方裁判所損害賠償を求める訴訟の提起があり、同年四月二十五日の第一回口頭弁論以降、審議を重ねてまいりましたが、和解が成立する見込みとなったため、御提案させていただくものでございます。  議案の二ページをお開きください。件名、裁判所の事件名については記載のとおりでございます。1の訴訟当事者でございますが、原告、原告法定代理人親権者、被告、それぞれ記載のとおりでございます。  2、事件の概要です。平成二十六年、区立小学校の体育の授業として行われていた運動会の組み体操の練習中に、原告が倒立の練習をしていたところ、転倒して頭部を打ちつけ、その後、頭痛、全身の倦怠感、吐き気等の症状が出るようになり、後遺障害が生じたことについて、原告から世田谷区を被告として、平成二十九年二月二十八日、東京地方裁判所損害賠償を求める訴訟の提起がありました。訴訟の提起後は、裁判所において審議が行われてまいりましたが、和解勧告がありましたことから、当事者双方が協議を行った結果、別紙、和解条項の内容をもって和解が成立する見込みとなったものでございます。和解条項につきましては、三ページ以降となります。  主なものを御説明いたします。まず、1といたしまして、区は、本件事故により、原告及び原告の保護者が身体的・精神的苦痛を受けたことを重く受けとめ、これに遺憾の意を表するとともに、本件事故後において、原告及び原告の保護者の心に寄り添った対応をなし得る余地があったことを認め、謝罪の意を表するものでございます。  次に、2といたしまして、区は本件事故を踏まえ、運動会における組み体操の進め方について文部科学省が公表している学校事故対応に関する指針を参考に、事故発生未然防止及び事故発生時等の取り組みを推進するというものでございます。内容といたしましてはこちら、(1)から(3)に記載の三点になります。  次に、一番下、3でございますが、区は原告から提出がありました平成二十九年七月十九日付申し入れ書を収受し、本件事故に係る事故発生報告書関連資料として保管するものでございます。この申し入れ書の内容は、事故発生報告書については原告との認識が相違している箇所が一部あるとして、四点について修正を求めたものでございます。いずれの内容も事実の確認が困難なものでありますが、原告の主張を関係資料一体として保管するものでございます。  次に、4といたしまして、区は原告に対して一千万円の支払い義務があることと認め、原告の指定する口座に振り込むというものでございます。  5といたしましては、本区に対するその余の請求を放棄するというもの。  6といたしまして、原告と区の間には、この和解条項に定めるもののほか、何ら債権債務がないことを相互に確認すること。  7といたしまして、訴訟費用は各自の負担とするものでございます。  説明につきましては以上でございます。よろしく御審議のほど、お願いいたします。 ○安部ひろゆき 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆風間ゆたか 委員 この件に関しては、裁判になる前から、会派としても取り上げてきたことですけれども、裁判にそもそもなってしまったことについて、原告側は裁判を当初、望んでいなかったという話も聞いていましたけれども、なってしまったことについては、教育委員会はいたし方ないという認識なのかどうか教えてください。 ◎末竹 学校健康推進課長 ただいまお話がありましたように、この間、当初、この事故発生以降、教育委員会としましては、早期解決に向けまして区の顧問弁護士にも相談したり、できる限り保護者の方に御負担をかけない方法を模索してまいりました。しかし、当時は症状が固定しないということがございましたので、損害の全容が明らかにならない、こういった理由で、お話し合いもやりましたけれども、解決には至らず苦慮していたというところでございました。  そういったけがをしたお子さん保護者への補償ということにつきましては、その補償がいわゆる賠償金という性格もありますので、支払いに当たってはその責任の内容を明確にするということが必要でございますので、また、その損害の内容を明らかにする、こうしたこともありまして、専門性が必要となる損害額や慰謝料の算定、こういったことはこれまでの区の事例においては裁判による判決とか、もしくは裁判所の和解というふうな解決になるということで、我々としても何とかできないものかということで、この間、ずっとそういう話は重ねてまいりました。 ◆風間ゆたか 委員 代表質問でも伺いましたけれども、この和解の中には、事故後の学校側の対応というところについては、寄り添うことができたというようなこともあったりする一方で、やっぱり学校側は現場の教員とか学校長とかの対応というところについて瑕疵があったかなかったかというところについては、ほとんど書かれていないわけです。ここのところに事実と違うことだとか、認識の違いだとかがあるというようなお話もありましたけれども、私たちが感じているのは、やっぱり全国的に問題になっているいじめの問題とかもそうですけれども、何かあったことをなかったことにするかのような事後対応というのが、隠蔽体質というんですか――が教育委員会とか学校現場にはあるというのが報じられてもいるし、この件に関してもそのような要素はなかったのか、あったのではないかというような懸念がずっとあるわけですね。  今回、これで和解をしたことによって、そこがうやむやになってしまうようではいけないという趣旨で代表質問で伺ったわけですけれども、そういった体質がなくなるような取り組みをきちんとしていくということも原告側の方々には要望としてあるようにも感じているわけですけれども、ここに関して記載されていないわけですけれども、教育委員会はそのあたりはどう認識しているんでしょうか。 ◎末竹 学校健康推進課長 今お話がございましたように、事故発生後の状況ということにおきましては、頭痛や吐き気、目まいなどの症状に対して、学校側はいわゆる長期間にわたるような後遺障害が生じるようなことまで学校の関係者が想定できていなかったということにおいては、やはり重く受けとめており、対応や配慮が十分とは言えないという部分もあったと認識してございます。  こうしたことから、和解条項にもございますけれども、お子さん保護者の心に寄り添った対応をなし得る余地があったというふうに考えているところでございまして、そういったところでの、今後の事故の未然防止、もしくは再発防止ということに対しましては、学校の校長会を初め、繰り返しきちんと周知しながら、特にいわゆる首から上のけがの場合につきましては、必ず医療機関を受診する、こういったことのほか、あとは学校関係者がきちんと保護者の理解を得られるような確認、調査を行うというふうなことを指示しております。  引き続き、本来、安全であるべき学校で事故が起きるということがないように取り組んでまいりたいと考えております。 ◆風間ゆたか 委員 聞いているのは、予防とかではなくて、未然防止とかでもなくて、実際に事故が起こり得るわけであって、起こった後の対応が適切だったかどうかというところに疑義があるという話をしているわけで、それに対する隠蔽体質というのが現場とか教育委員会にあるんじゃないかということは、これは全国的にも注目されていることであって、世田谷の本件に関してもそれはあったんではないかということを伺っているわけです。  ただ、これがあったかなかったかというのをここで伺う場ではないので、そういった体質をなくしていく、まず何かが起こったときにきちんと現場の教員が対応するとか、校長が対応するとかというのは大前提ですよね。それがなされていなかった可能性があるということに対して、こちらは、うやむやになったままだという認識なんです。そういったこともきちんと明らかにしていくということを含めて、教育委員会とか学校現場がこれから行っていかなければ同じことが繰り返されるだろうと。そういったことも含めて、再発防止を求めていると思うわけです。やっていかなきゃいけないと思うわけですけれども、そういうことに関しては、今の報告とか答弁とかでもなかったわけですけれども、そこのところもきちんとやっていくんですかというのを代表質問でも確認したわけですけれども、もう一度そこを聞かせてください。 ◎末竹 学校健康推進課長 今、委員からのお話につきましては大変重要なことというふうに受けとめております。やはり、そういった趣旨を十分踏まえまして、きちんと取り組んでいくということで、改めて確認していくことにさせていただいております。 ◆そのべせいや 委員 確認なんですけれども、先ほど四点について修正を求めたみたいな話が次長からあったと思いますが、その点は、今回、原告側、被告側ということで折り合いはつかなかったけれども、和解ということになっているというような認識でよろしいでしょうか。 ◎末竹 学校健康推進課長 今お話がございましたように、申し入れ書というところにつきましては、まず事故発生報告書について、原告との認識が相違しているという箇所が一部あるということでございました。例えば、事故発生時の状況についてというところにおいては、記載の部分は、現状は、左頭部あたりをというふうな部分を、御希望としては、例えば左頭部及び背中をと、こういったところであったり、また、事故発生に当たり学校側のとった措置、こういったところにおきましては、今現在の記載においては、本児は気分が悪くないと言ってすぐに体育館に戻ったとなっている部分を、御希望としては、本児はしばらくして体育館に戻ったとか、こういった部分で、なかなか今となっては改めて確認するのが非常に難しい部分のことを含めて、やはり初期対応の部分においてのいわゆる認識のずれという部分が大きかったのかなというふうに捉えておりまして、そこについては原告の方もこういう主張――関係資料ということで、一体的に保管するということで御理解いただいているものというふうに考えております。 ◆そのべせいや 委員 せっかくなので、今、二点御報告があったので、残りの二点というのは何だったのかお答えできますか。簡単でよろしいです。 ◎末竹 学校健康推進課長 少し長くなりますけれども、ほかの二点につきましても、いわゆる事故発生に当たり学校側のとった措置というところに該当いたしますけれども、現状では、例えば記載にあるところですけれども、同担任がすぐに近づき保健室に行くように指示したというふうになっている部分を、御希望としては、同担任はすぐには気がつかず、他の生徒からの指摘で気がつき、本児の側に近づくことがないまま、児童Aに対し、保健室に連れていくように指示した、こういったところでありますとか、あともう一点ございまして、最後になりますけれども、現状の記載のところで、本児は給食後、午後一時三十分ごろに給食を食べられなかったと。再度、保健室に来て同養護教諭に訴えたのでというふうな記載があるところを、御希望としては、本児は気分が悪く給食を食べられずにぐったりと机に伏せていたところ、本児の様子に気がついた友達に保健室に行ったほうがよいのではと声をかけられて、一人で保健室に向かった。本児が保健室に向かう途中、ふらふらしていたため、手すりにつかまりながら階段をおりていた際に、別の友達が本児の様子に気がつき保健室へ連れていってくれた。保健室で本児が同養護教諭に給食を食べられなかったと訴えたのでと、こういったところの箇所でございます。 ◆そのべせいや 委員 今お伺いしたのも、この和解条項を見るだけでは当事者間での考え方の違いというのが見えてこなかったので、議事録に残す意味でもお答えをいただいたつもりです。今回、和解勧告がありということで、こういった終わり方――債権債務がないことを相互に確認するというところまで入っていますので、終わり方になりますけれども、和解勧告東京地裁からあったということですけれども、ないような場合は区はどういう対応になったとお考えですか。 ◎末竹 学校健康推進課長 なかなかそこの裁判の進行というのは、やはり裁判長の裁判の指揮というんですか、進め方というのもございます。そうした中で、区としては、こちら、訴訟のあった提起の当初から、区長からもいわゆる大切な時期に当たっているということも含め、きちんと話し合いをして、早期に解決を目指すようにというお話もございましたので、そういった御指示も踏まえながら、丁寧に話し合いを重ねていくということを前提に考えておりました。 ◆そのべせいや 委員 今回の件は、よくも悪くも世田谷区の区立学校に在籍をしている最中に一定の結末を迎えたというところには、もちろんこの時期に出てきたというのは、そういうことなのかと認識をしているところであります。 ○安部ひろゆき 委員長 それでは、意見に入ります。本件について御意見がありましたら、どうぞ。 ◆風間ゆたか 委員 繰り返しになりますけれども、何度か伺っている中で、教育委員会からの答弁も、損害賠償請求で裁判を起こす形でしか補償ができないということについては、不本意だったかもしれませんので、こうして和解ということになったことについては、最善策ではなかったというふうに認識しています。これまでに求めてきましたけれども、こういうことになってしまった際に、もっと寄り添うことができたと思いますし、現在も苦しんでいる児童生徒がいるわけですから、最善策をとるべきだったと思います。  とはいえ、こういう形で裁判になり、和解ということになったということであれば、これに反対するものでもありませんし、今後も、裁判上ではこれで終結ということになるのかもしれませんけれども、世田谷にお住まいの方ですから、世田谷にいらっしゃる、世田谷区民であるということも続くと思いますし、誠実に今後も対応していくということを求めまして、賛成といたします。 ◆そのべせいや 委員 やはり、裁判という方法以外があったのではないかということは、意見としてつけさせていただければと思います。 ○安部ひろゆき 委員長 これより、採決に入ります。  お諮りいたします。  本件を可決することで御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○安部ひろゆき 委員長 御異議なしと認めます。よって議案第百十六号は可決と決定いたしました。  以上で議案審査を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━安部ひろゆき 委員長 次に、2報告事項の聴取に入ります。  まず、(1)世田谷産野菜を利用する学校給食の取組みについて、理事者の説明をお願いいたします。 ◎末竹 学校健康推進課長 私からは、世田谷産野菜を利用する学校給食の取組みについて御説明いたします。  まず、1の趣旨でございます。世田谷産野菜の「せたがやそだち」を学校給食で利用することは、とれたての新鮮な野菜を食べる地産地消と食育及び郷土愛を育む観点から有意義なこととして取り組みを進めてきたところでございます。しかしながら、収穫量や配送などに課題がございまして、これまで各学校が近隣の農家から購入するなど工夫して取り組んでまいりましたが、提供できる学校は約五割にとどまっておりました。このような状況のもと、JAや都市農業課教育委員会を構成員とした検討会を設置し、学校給食における世田谷産農産物の利用推進に向けて検討を行ってまいりました。その結果、平成二十九年一月に、世田谷産野菜を利用した給食、せたがや根菜汁を試行し、約七割の学校で実施できました。これを踏まえ、平成二十九年度については世田谷産野菜の大根を利用した給食、豚肉と大根のうま煮、またはおでんの献立により小中全校で実施することで進めております。  次に、2の平成二十九年度「せたがやそだち」を利用した学校給食の取組み概要でございます。小中全校で実施するための供給量が見込める野菜であり、なおかつ献立としても中心的な素材として利用できる大根を利用するということといたしまして、JAに作付などの協力を依頼いたしました。また、各学校への配送が同一日に集中しないように実施日を割り振り、期間を約一カ月間としました。具体的には以下の(1)から(4)に記載をしております。まず(1)として、内容は教育委員会が提示の献立から各校が選んで実施いたします。(2)実施日につきましては十一月下旬から十二月中旬の一日となります。(3)農作物は大根で、青首大根大蔵大根になります。(4)献立名は豚肉と大根のうま煮、またはおでんとなります。  最後に、3のその他といたしまして、平成三十年度に向けては、今回の取り組みの結果を検証しまして、「せたがやそだち」の一層の利用拡大に向けて、関係者とともに、引き続き検討を行ってまいります。なお、今回の取り組みについて、十二月一日金曜日、あすでございますが、玉川小学校での給食の模様などをNHKから取材の予定となっており、同日夕方の番組で放映する予定と聞いております。  説明につきましては以上でございます。 ○安部ひろゆき 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆そのべせいや 委員 青首大根大蔵大根の割合はどれぐらいになるのでしょうか。 ◎末竹 学校健康推進課長 実際に、まずは全体に供給していただくということを前提に考えておりますので、できれば世田谷の、地元産の大蔵大根のほうがということも、こちらは考えておりましたけれども、実際につくっていらっしゃる農家さんが青首大根のほうが多いというふうに伺っておりますので、実際の比率までは、なかなかこちらとしては把握できておりませんけれども、実際には青首大根が主になると伺っております。
    ◆そのべせいや 委員 大蔵大根を地元の野菜ということで食べるということに関しては、私の中でも簡単に理解ができたんですけれども、世田谷産の青首大根というと、またちょっと毛色が別の話になってくるのではないかと考えますので、しかも、この二つで単価が同じものではないと思いますので、割合がどれぐらいかということは、何かの機会でお示しいただければと思います。 ◆青空こうじ 委員 この間も、練馬で小池都知事練馬大根の放送をしていましたけれども、このおかずは二品だけなんだけれども、僕はおでんというのはおかずじゃないと思うんですよね。できれば、大根でつくるとサバの水煮のほうが、味が染み込んでよっぽどおいしいんです。だから、おかずとしては、せっかく大根を使うんだったら、サバの水煮を使ったのが、本当に染み込んでおいしいので、そういう点は考えないんでしょうか。 ◎末竹 学校健康推進課長 ただいま、貴重なお話を頂戴したというふうに考えております。今回、もちろん世田谷産の野菜ということを前提に考えておりまして、今回の大根というふうなところでも、そのほかの候補も幾つか考えたところでありましたけれども、これまでもおでんというのは、学校給食献立メニューの一つにも定期的に、冬の期間に入りましたら入れておりましたので、唐突なメニューというよりは、いわゆる日常的にあるメニューの一つとなっていたものでございます。ただいまお話のありましたメニュー等も参考にしながら、いろんなメニューの検討も含めて、さらに関係者と御相談してまいりたいと考えております。 ◆青空こうじ 委員 僕もPTAのときに、ずっとよくいろんな学校で給食を食べさせていただいたんです。前もって言ってお金を払って食べたんだけれども、世田谷区の中で一番この世田谷野菜を食べているのが喜多見小学校喜多見中学校なんです。あそこは、きょうは余り大したことはないと言われて食べたけれども、すごくおいしかったという印象があるんです。世田谷だから、そんなに野菜はいっぱいとれないと思うんだけれども、あれだけおいしい給食を食べている喜多見小と喜多見中じゃないけれども、できればほかにもうちょっとお裾分けができればいいんじゃないかと、一応要望しておきます。 ◆上川あや 委員 先ほど、そのべ委員から、青首大根大蔵大根の比率の話があって、私もちょっと伺いたかったなと思う、いい質問だなと思いました。  以前、世田谷の地域の伝統野菜の話をしたことが議会であって、地産地消と食育と郷土愛を育む観点から有効なことという取り組みの原点に立ち返って考えると、今この場で青首と地域の伝統野菜である大蔵大根の比率がわからないというのは、今この時点では仕方がないのかもしれないんですけれども、学校の現場ではやっぱり、その差異というものはちゃんと認識した上で、世田谷でつくられた野菜だよだけで一緒くたに終わるんじゃなくて、ずっと地域の風土に根差して品種ができてきた大蔵大根なら大蔵大根だということをちゃんと伝えるということが、よりよい教育だろうなと思うんです。なので、先ほどの答弁だと、両方の差異がすごく曖昧な感じを受けたので、そこはぜひやっていただきたい。  大蔵大根も、大蔵大根で流通しているもののほとんどは、伝統の大蔵大根と一般の大蔵大根をかけ合わせた雑種のF1という品種なんです。大蔵大根の中でも本当に世田谷でつくられてきたものは、伝統大蔵大根という名前でつくられて、大蔵大根の中でも産地がすごく限られているとは思うんですけれども、そういったこととか、私たちが一般に口にしている食べ物がどういうふうにつくられてくるのかは、やっぱりすごくいい教育のテーマだろうと思うので、教育する側として、それがどういう成り立ちなのかということをよく理解した上で、その差異も理解した上でやっていただくと、よりよい教育になるのかなと思います。一言いただけるとうれしいです。 ◎末竹 学校健康推進課長 貴重なお話をいただいて本当にありがたいと思っております。ぜひ励みにして取り組んでまいりたいと思っておりますけれども、やはり、今おっしゃっていただいたように、今回の取り組みについては、まずは全校で、世田谷の地元の野菜を提供するというところからステップとして始まりましたので、まだ今まで一度も学校で使っていないというところがやはり三割近くございましたので、まず全校で地元の野菜を使う、その中での取り組みの一つとして取り組んでまいりました。ただ、次のステップとしてはそういうところを目指すというところはあるのかなと理解しております。  その中でさらに今回は作付の段階から、私どもの職員が現場で写真を撮って、それで成長の度合いとかを含めて随時学校に配信して、学校の廊下に張っていただくとか、いわゆる便りとか、そういったところを通じて成長過程を伝えるということもやっております。  また、今回、玉川小の中では、今お話があったように青首大根大蔵大根の両方をお持ちして、子どもたちにこれが青首ですよ、これが大蔵ですよとか、そういう授業を行っていくとか、そういったところも含めて、食育にさらにつながっていくようなことで取り組みを進めてまいりたいと考えております。ありがとうございます。 ◆上川あや 委員 世田谷伝統野菜大蔵大根だけじゃなくて、いろいろあるということを議会でも言いましたけれども、本当に農地も少なくなっていて、消滅の危機なんです。この土地に根差してつくられてきたものが消滅の危機なので、作付の依頼をするのであれば、できたらそういう消滅から救うような立場も考えてやっていただくと、これは教育委員会の範疇をちょっと超える部分はあるかと思うんですけれども、連携して取り組んでいただけると、この町でつくられていたものがなくならなくて、よりいいと思うので、そこはちょっと要望をさせていただければと思います。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━安部ひろゆき 委員長 (2)第八回世田谷ガリレオコンテスト科学コンテスト)の実施について、理事者の説明を願います。 ◎加藤 副参事 それでは、第八回世田谷ガリレオコンテスト科学コンテスト)の実施について報告いたします。資料をごらんください。  1、コンテストの目的ですけれども、豊かな発想と創造力に富んだ夢のある科学に関する研究を広く募集し、発表することを通して、より研究を深めるとともに、中学生の科学への興味や関心を高める。あわせて理科を学ぶ喜びや意欲を育てるというものでございます。  2の対象者ですけれども、世田谷区立中学校の生徒といたしまして、3、応募内容は、これまでの自然科学分野にとどまらず、これからの理数教育やプログラミング教育、STEM教育の重要性から、今年度より科学技術系の研究作品、例えばプログラミングやロボットなどについても募集いたした次第でございます。  4の日程ですけれども、応募期間や第一次審査は記載のとおりに終了いたしました。最終審査・発表会は、平成三十年一月二十七日土曜日午後二時半から行う予定でございます。  5の内容についてですけれども、(1)に記載のとおり、第一次審査を十一月十三日月曜日に実施し、二十校の中学校から応募があった二千八百七十七点について、まず書類選考を行い、入賞作品、入選作品を選出いたしました。そのうち、科学技術分野の応募は十一点、五校でございます。応募する学校や学年が増加したため、応募総数は昨年度より八百点ほどふえております。最終審査に残った入賞作品のテーマといたしましては、自然科学分野では垂直方向の衝突と吸収についてや、家の前の盛り土は集中豪雨に耐えられるかなど、科学技術分野ではプログラミングによるロボット制御などがございました。また、会場ロビーに展示する入選作品といたしましては、自然科学分野では、透明な氷をつくる研究、日本の発酵食品の文化とその力、科学技術分野では3Dプリンターでコップづくりなどが選ばれました。  (2)最終審査・発表会をごらんください。当日は、烏山区民会館ホールを会場にしまして、九名の生徒がプレゼンテーションソフトを用いて研究内容を発表いたします。審査は、東京農業大学や東京都市大学の教授、材料科学技術振興財団の研究員、区立中学校、いわゆる世中研の理科部の先生方に行っていただき、最優秀賞であるガリレオ賞や優秀賞を決定し、賞状や副賞を授与する予定でございます。また、審査を行っている時間を利用して、東京都市大学の太田豊教授から、「でんきのちから」というテーマで御講演をいただきます。  7、周知についてでございます。本事業の最終審査・発表会については、区の広報紙とホームページに掲載するとともに、ポスター等を制作して、区立小中学校に配付したり、小学校児童の参加を啓発したりして、開催の周知を図ってまいります。結果につきましても、「せたがやの教育」に掲載する予定でございます。  報告は以上でございます。 ○安部ひろゆき 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆高久則男 委員 応募総数が二千八百七十七点はすごい数だと思いまして、自然科学が二十校、科学技術が五校ということで書いてありますけれども、区立中学校は今二十九校で、この二十校、五校が並行しているかどうかはちょっとわからないですけれども、大半の学校で手を挙げてやっていらっしゃるようなので、手を挙げていない学校というのは何か特別な理由があって応募しなかったということなんでしょうか。 ◎加藤 副参事 まず最初に、応募いただいた学校は延べ二十五校で、これはかぶっていますので、二十校からの応募がありました。応募してこられなかったのは九校になるんですけれども、このことについても、昨年度は応募していたけれども、本年度は応募がなかったという学校も中にはありまして、学年全体で取り組んでいる学校と、本当に子どもたち一人一人が応募する学校という形で応募があるものですから、特に子どもたち一人一人が応募してくる学校については、その年によってないときもあるということでございます。ですから、毎年絶対に応募してこない学校というのはないということでございます。 ◆高久則男 委員 ということは、例えば二十校においても、これは二千八百だから平均すると百五十件ぐらいで、出している学校では全員が出しているというところもあるわけですか。 ◎加藤 副参事 百名以上の応募がありました学校は十四校でございます。私が現場にいた経験からも、三年生は受験勉強があるので一、二年生を中心に声をかけて、多くの生徒が応募するというケースが多うございます。 ◆青空こうじ 委員 今NHKさんでも、民放でもロボットのやつをやっているんですけれども、このロボット云々は、材料は自前なんですか。学校の予算であるのか、これをちょっとお伺いしたいんですが。 ◎加藤 副参事 こちらに応募いただいた作品については、学校に準備してあったものを使ったものが数点、それから町の、例えばものづくり工房とかそういった施設を使って研究したものが数点でございます。 ◆上川あや 委員 参考までに副賞は何でしょうか。 ◎加藤 副参事 副賞でございますけれども、図書券、盾、科学図鑑、ルーペやクリアホルダーなど、協賛していただいているところからいただいたものをお渡しするという形でございます。 ◆上川あや 委員 思った以上にすごくいいなと思いました。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━安部ひろゆき 委員長 (3)心と体の元気アップ世田谷3快プログラム〜快眠・快食・快運動〜」の取組について(第二次世田谷教育ビジョン・第一期行動計画リーディング事業4)について、理事者の説明を願います。 ◎板澤 副参事 私からは、心と体の元気アップ世田谷3快プログラム〜快眠・快食・快運動〜」の取組について、御報告させていただきます。  3快プログラムにつきましては、平成二十六年度の第二次世田谷教育ビジョン・第一期行動計画のリーディング事業に位置づけられまして、今年度四年目の区切りを迎えるというところから、これまでの状況について御報告させていただくものでございます。  お手元の資料、一枚目、1の経緯をごらんください。区教育委員会といたしましては、平成二十六年度に、この第二次世田谷教育ビジョンを受けまして、世田谷区体力向上・健康推進検討委員会を設置いたしまして、本事業の実現に向けた検討を進めて、平成二十六年十月に開催いたしましたシンポジウムにおいて、検討委員会より提言をいただいたというところでございます。  また、翌年の平成二十七年度につきましては提言を踏まえまして、今後五年間の計画といたしまして、体力向上、健康教育、幼児教育、地域との連携の四つの柱をもちまして、区立小中学校、幼稚園等のまず十七校、五園を実践モデル校に指定をいたしまして、先進的な研究を行って、その内容について全ての区内学校・園を対象に報告会を行い、取り組みを広めてきたというところでございます。また、昨年度、平成二十八年度からは、これらの実践を生かしまして、全ての区立小中学校及び幼稚園等が、学校、園の実態を踏まえまして、独自に世田谷3快プログラムに取り組んでおるというところでございます。今年度につきましては、七月に教育推進会議におきまして、体力向上、健康推進の取り組みをテーマに掲げまして、全校実施の二年目といたしまして3快プログラムの取り組みの現状等について、有識者を招いたパネルディスカッションを行ったところでございます。  2の柱についてでございます。こちらにつきましては改めて別紙1、二枚目、A3をおつけしましたので、そちらをごらんいただければ幸いでございます。  こちらは平成二十六年度の委員会でもお示しをさせていただいたものでございますが、提言の概要でございます。資料の中段が四つの柱を示してございます。世田谷区の子どもたちの心と体の健康の実現を目指して、この四つの柱を示しまして、その中として、それぞれ具体的な視点を御提言いただいてまとめたところでございます。この四つの柱に基づきまして、現在、各学校が児童生徒の実態や地域の状況等を踏まえまして、取り組みの重点を設けながら教育活動を進めているというところでございます。  恐れ入りますが、もう一度、一枚目の資料にお戻りいただければと思います。4の調査をごらんください。この事業の成果等につきましては、平成二十六年度から、隔年で実施を始めております子どもの健康に関する調査の結果について、提言にかかわった大学教授等の専門家の調査分析を通しまして、確認をしているというところでございます。昨年度、平成二十八年度の二回目の調査につきましては、全校実施のまだ一年目であったというところから、大きな変化は見られておりませんが、特に睡眠時間の増加につきましては改善の傾向が見られるというところを、専門家の方からもいただいているところでございます。  今後の予定としましては、5をごらんいただければと思います。来年度、改めてこの健康に関する調査を全校で実施いたしまして、3快プログラムの実践との関連から分析を行いまして、平成三十一年度は五年計画のまとめといたしまして、成果報告会を実施する予定でございます。  また、6のその他にございますように、来年度、これまで3快プログラムの取り組み状況や子どもたちの変容等をまとめまして、家庭でもできる運動の例などを示した、また一層啓発するようなリーフレットを作成いたしまして、配付をする予定で考えてございます。こちらのリーフレットの内容等につきましては、現在も進めております体力向上・健康推進検討委員会におきまして、委員の皆様から意見をいただきながら作成をしていくという予定でございます。  報告は以上でございます。 ○安部ひろゆき 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆そのべせいや 委員 二十七年度、二十八年度は保育所という記述があるのですが、二十九年度においては実施校というところに少なくとも入っていない報告ですけれども、これは教育指導課からの報告なので、管轄外である保育所は除いてあるという認識でよろしいですか、それとも実施をしていないんですか。 ◎板澤 副参事 基本的にここは区立の保育所も入っているということで、幼稚園等というところで含めさせていただいておりまして、実施をしているところでございます。 ◆そのべせいや 委員 幼稚園等というのはどこを見ればわかるのですか。 ◎板澤 副参事 3の実施校のところに、済みません、等が抜けておりますが。 ◆そのべせいや 委員 わかるように記述をお願いできればと思います。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━安部ひろゆき 委員長 次に、(4)その他でございますが、何かございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○安部ひろゆき 委員長 なければ、報告事項の聴取を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━安部ひろゆき 委員長 次に、3資料配付ですが、レジュメに記載のとおり、お手元に資料が配付されておりますので、後ほどごらんください。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━安部ひろゆき 委員長 次に、4請願の継続審査についてお諮りいたします。  平二七・一号「新学習指導要領にのっとった中学校教科書の採択についての陳情」外一件を閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○安部ひろゆき 委員長 御異議なしと認め、そのように決定いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━安部ひろゆき 委員長 次に、5閉会中の特定事件審査(調査)事項についてお諮りいたします。 1. 児童生徒の教育環境について 2. 生涯学習について とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○安部ひろゆき 委員長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━安部ひろゆき 委員長 次に、6協議事項に移ります。  次回委員会は、年間予定である十二月十八日月曜日午前十時より開催いたしたいと思いますので、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○安部ひろゆき 委員長 それでは、次回委員会は十二月十八日月曜日午前十時から開催することに決定いたします。  以上で協議事項を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━安部ひろゆき 委員長 そのほか、何かございますか。 ◆風間ゆたか 委員 先日、報道で世田谷の中学生が靖国神社にキャリア教育で行っているというところを見ました。通常、ほかの所管でそういう問題のあるような報道があった場合には、委員会での報告じゃないにしても、どういう状況なのかという説明等があるわけですけれども、これに関しては全くなかったので、この場でちょっとどういうことなのかを聞かせてください。 ◎青木 教育指導課長 今、お話がありました報告のほうをせず、申しわけありません。  概要といたしますと、区内中学校における職場体験においてその生徒が体験先を希望するという中で、報道のとおり靖国神社を選択してまいりました。それについては学校で保護者の方の意向なども確認した上で、実施をしているところでございます。その中で、三日間、靖国神社において体験活動をいたしまして、本来の目的であります労働にかかわる就労観ですとか、あるいは職内での人々の協力というようなところで捉えてきたということで学校からは報告を受けております。  私どもといたしましても、やはり生徒の希望、考えというところを尊重した中で、靖国神社において職場体験を行ったこと自体については問題であるというふうには捉えておりませんが、職場体験の趣旨、目的に沿った体験活動ができますように、必要に応じて学校が協力施設先と活動内容等について、確認、連携をとっていくというところで校長会に改めて連絡をするというところでございます。 ◆風間ゆたか 委員 キャリア教育で職場体験をするということについては何年も前から続いていることだと思いますけれども、まず、これは靖国神社でやったというのはことしが初めてのことなのかというのが一つと、その訪問先を探してくるのは学校側だったりするのが通常で、自分から職場を見つけて生徒がここでやりたいというケース、そういう話を聞いたことはありませんけれども、今回は学校側メニューとしてそろえたものなのかどうか、二つ、聞かせてください。 ◎青木 教育指導課長 まず、靖国神社における職場体験ということは今回が初めてでございます。職場体験の協力施設先につきましては、学校によってですが、子どもたちが見つけてくる場合、学校、あるいは区がリストを上げて、その中から選択する場合というようなことがございます。 ◆風間ゆたか 委員 今回の靖国神社は、生徒本人がここでやりたいと言って提案をしてきたということなんですか。 ◎青木 教育指導課長 おっしゃるとおりで、生徒が見つけてきてということになっております。 ◆そのべせいや 委員 今の話で、アポイントをとったのは、結局、どこになるんですか。本人なのか、学校なのか。 ◎青木 教育指導課長 まず一次的なところでの打ち合わせは本人がしているところでございますが、それを受けて学校として、この件にかかわらず、その体験させていただく施設に対して、本人の行きますという確認ですとか、あるいはこういう目当てで行いますというところを、学校が交渉直後と、あと実施直前に確認、連絡をしているところでございます。 ◆風間ゆたか 委員 その報道を受けて、それを見た区民の方から教育委員会に対する問い合わせだったりとか、苦情だったりとか、そういうものがあったのか、なかったのかということと、今後、こういうことが――ある団体がこのことを問題にしたという報道でしたけれども、そういう問題提起がありましたけれども、今後、そういう希望があった場合にも、区の教育委員会としては認めていくという方向なのか、教えてください。 ◎青木 教育指導課長 まず、この件について御意見があったかということですが、一件、本課において、こういうことがあったという報道がされているということで、御意見はございました。  二点目、今後につきましては、子どもたちの職場先についての意識、あるいは希望、関心を大切にしながらも、やはり施設によっては例えば法律によって出入りが禁じられている施設もございますし、作業に危険性が伴うというようなところもございますので、そうした場合に、子どもの健全育成、あるいは安全面に支障がある場合については許可しないというところはございますけれども、今言った趣旨に関して、適合しているというところであれば継続して認めていく、ただ、必要に応じて、やはり学校が職場先との連携をとるということは重要であると考えております。 ◆青空こうじ 委員 この職場体験は長いんですけれども、今そういうふうな靖国神社というのは初めて聞いたんだけれども、職場体験というのは行く場所によって規約というのはあるんですか。どこは行っちゃいけないとかいう、そういうのはあるんですか。 ◎青木 教育指導課長 今、委員がおっしゃられたような規約の中で体験場所を規定するというところはございません。各学校に対して、この職場体験の趣旨、あるいは目的などを確認しているところではございます。 ○安部ひろゆき 委員長 以上で本日の文教常任委員会を散会いたします。     午前十時五十四分散会    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━  署名   文教常任委員会    委員長...