◆
大橋 委員 これ、今回
廃止ということですが、新たに
条例が提出される時期はいつごろを
予定されていますか。
◎林
青少年健全育成担当課長 来年度を
予定しております。
◆
大橋 委員 わかりました。またその内容ですが、今回、
廃止してまた新たな
条例が出るときに大きく変わる
予定でしょうか。変わるとすれば、どういった部分が変わる
予定でいらっしゃるか、今の段階でお答えできる範囲で答えていただけますか。
◎林
青少年健全育成担当課長 もともとのこの
施設の
設置目的でございました
青少年健全育成施設としての
機能を維持しつつも、この
委員会でご
報告いたしました
基本理念にございましたように、新たに新
スポーツ健康ゾーンの
サポート施設等々、追加の
機能を入れた
条例を検討中でございます。
◆
大橋 委員 わかりました。あと、これ何度もお聞きをさせていただいているのですが、新たな
ユースセンターですが、
区民の
説明会の開催時や、またそのほかでも
区民の
方々、
あと各種団体、青少対とかいろんな団体からいろんなご要望、ご
意見をいただいていると思うのですが、これもでき得る限りそれを考慮しての整備を
予定していると捉えてよろしいのでしょうか。
◎林
青少年健全育成担当課長 でき得る限り、さまざまな
方々のご
意見を取り入れて、今、
実施設計を検討中でございます。
◆
大橋 委員 ぜひ、よろしくお願いいたします。また、バリアフリーとか、
あと外国人の
受け入れ体制の整備。
外国語表記もそうですし、整備もそうです。また
あと空調関係、それから
避難路など、細かく安全・安心に配慮した整備を進めていただきたいと思いますが、この辺はいかがでしょうか。
◎林
青少年健全育成担当課長 区民の
方々が安全・安心に使える
施設をさまざまなご
意見をいただきながら整備していきたいと考えております。
◆
大橋 委員 ぜひ、よろしくお願いいたします。建ってから非常に長く使用することになると思いますし、また多くの
方々、
区民を初め、全国そして
世界の
方々もご利用される
ユースセンターになりますので、本当にきめ細かな配慮ある整備をよろしくお願いいたします。
○
松本 委員長 ほかに。
◆北澤
委員 今の関連ですが、多くの人の
意見を取り入れて考えていくということですが、なかなか
大田区の中は
青少年の集まる場所がないと思うんですね。
青少年の
意見を聞いて、それを取り込むということも必要だと思うのですが、そういう機会はありますか。
◎林
青少年健全育成担当課長 これまで
基本構想、
基本計画、そして
基本設計を当
委員会にご
報告をしてきたところですが、そのプロセスにおきまして実際に使っている
利用団体に参加している
青少年の
方々のご
意見はいただいているところでございます。
◆
黒沼 委員 このような方式はかつてありましたか。
◎林
青少年健全育成担当課長 このような方式。
◆
黒沼 委員 長く使わなくなるので、
廃止条例を出しましたというやり方です。
◎林
青少年健全育成担当課長 法務部門に確認しましたところ、あったというふうに聞いております。
◆
黒沼 委員 できれば、ああそういうことかというのを具体的に言っていただければわかるのですが、わかりますか。
◎林
青少年健全育成担当課長 具体的な
施設名ということでしょうか。
◆
黒沼 委員 はい。
◎林
青少年健全育成担当課長 例えば過去のものでは
大田区の
区民保養所を
廃止するときに
条例を
廃止したと。それから
図書館条例等々も同様であるというふうに聞いています。
◆
黒沼 委員 わかりました。その関係でいくと今回は
廃止条例を今日この議会で論議して、今後の見通しはどうなりますか。
◎林
青少年健全育成担当課長 先ほど来、ご
説明いたしておりますように、こちらの
委員会でご
報告をいたしました当
施設の
基本理念を踏まえた
条例を来年度制定できるように検討中でございます。
◆
黒沼 委員 この
条例をいつまでに
廃止するという日程があると思いますが、実際にいつまで使えるかとのかかわりですから教えてください。
◎林
青少年健全育成担当課長 廃止につきましては、この第3回区
議会定例会でご審議していただき、採択をいただいた後の
廃止ということになるかと思います。
◆
黒沼 委員 いつまで使えるのですか。
◎林
青少年健全育成担当課長 休止は来年度30年の4月1日からでございますので、今年度の3月31日までは使用できる
予定でございます。
◆
黒沼 委員 そうしましたら、今の
平和島ユースセンター条例を持っているのですが、今のほかの
委員の方への
説明と
ホームページにも書いておりましたが拡充すると。ですから今までの
平和島ユースセンターの
機能は維持するというふうに受けとめると、現在の
ユースセンター条例の第2条、
団体生活を通じて
青少年の健全な
育成を図るため
ユースセンターを設置する。第3条第2号、
ユースセンターを使用する者に対する助言、指導及び相談に関すること等々で、次の第4条と並ぶのですが、この各条文の目的に資する
機能は、ほぼ全部生きるとみていいでしょうか。
◎林
青少年健全育成担当課長 青少年健全施設としての
機能は維持する方向で検討しておりますので、生きる方向で検討したいと考えております。
○
松本 委員長 ほかによろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
松本 委員長 それでは、本日は
継続といたしまして、討論・採決は25日に行います。
次に、
審査事件を一括して上程し、
陳情の
審査を行います。
今回、本
委員会には新たに1件の
陳情が付託されました。
それでは、29第40号
核兵器禁止条約を
日本国が批准するよう
意見書を提出することを求める
陳情の
審査に入ります。
原本を回覧いたします。
(
原本回覧)
○
松本 委員長 なお、
審査時間を考慮し書記の朗読は省略いたします。
理事者の
見解をお願いいたします。
◎
上田 文化振興課長 私からは、区の
見解についてご
説明をいたします。
区では、昭和59年に
世界の恒久平和と人類の永遠の繁栄を願い、
平和憲法を擁護し、
核兵器のない
平和都市であることを
宣言文としました
平和都市宣言を行っているところです。
その後、昭和62年度から
平和都市宣言記念事業を開催し、
宣言から30年目に当たる
平成26年度には8月を
平和協調の月と定め、
区民の
皆様と平和について考えることを目的に
平和都市宣言記念事業を毎年開催しております。
北朝鮮はこれまでも
核実験を昨年1月及び9月にも強行しており、そのたびに区は
抗議声明を出してきたところですが、
北朝鮮は今年9月3日にも6回目の
核実験を強行しており、改めて
区長は
世界の恒久平和と人類の永遠の繁栄を願い
平和都市宣言をしている
自治体として
北朝鮮が行っている行為は、
区民の生活と安全を脅かすものであり、決して許すことのできない極めて遺憾な行為であると強い憤りを持って厳重に抗議する旨のコメントを発信しております。
日本政府はこれまでも
核兵器廃絶決議案を
国連総会本
会議に提出しており、
核廃絶への
取り組みを続けてきているところです。
基礎的自治体である区としましては、
核兵器廃絶への理解、
区民の平和への
気運醸成に地道に取り組んでいくことが重要であると考えているところでございます。
○
松本 委員長 委員の
皆様、
質疑をお願いいたします。
◆
黒沼 委員 うちの
代表質問でも言いましたが、
松原区長は
長崎市へ今回も行かれて、
田上長崎市長も同席されたらしいのですが、この
平和首長会議は全
世界3,400ほどの
参加組織があるそうなのですが、ここで決められたことについては大歓迎するということですが、ただちょっとわからなかったのは参加した方が全員賛成したのか。決がとられて、内容はいいのですけれど、それに
松原区長も同意したとみていいのでしょうか、お聞きします。
◎
上田 文化振興課長 今ご質問の件でございますが、
平和首長会議に参加された
区長が賛成したかどうかにつきましては正しく確認をしておりませんので、改めて確認をさせていただきます。
◆
黒沼 委員 その場に同席したことは間違いありませんか。答えられないの。それぐらい調べてこないと。
◎
町田 スポーツ・
文化担当部長 その席にいたというふうに聞いてございます。
◆
黒沼 委員 そもそもこの
陳情書、すごく内容的にはいいと思うのですが、なぜ
地域産業委員会に付託されたのかということについては一つ疑問には思うところはあるのですが。せっかくですから恐らく今
説明のあった国際都市
宣言した所管として、また
平和都市宣言を行っている
大田区としての
説明をされましたので、その
立場で今日
理事者が
説明されたと思うのですが、もしそうであれば、
陳情が出されてから一定の時間はあったわけですから、見識ある
課長、見識ある部長としては、この
委員会が始まる前にそのことは確かめてくるべきだと思いますが、いかがでしたか。
区長の
態度。
◎
町田 スポーツ・
文化担当部長 この
陳情の趣旨は、
国連で
核兵器禁止条約が採択されたということに関して、
日本政府に批准を求める
意見書を提出してくださいという趣旨でございましたので、我々としては
国連での条約の内容、そして
日本政府がどのような
態度をとっているか。そして
大田区としてどういう
態度をとるべきかということについて事前に調べた上でここに臨んだというところでございます。
◆
黒沼 委員 その
説明も含めて、私はいつも反対することも多いのですが、こういういいことはみんなで一致して進めようという
立場で今聞いているのですが、それだからこそ
松原区長のこの
世界の平和を願っての行動。
長崎市まで行って、そして
平和首長会議まで出られてということであるのは、
区民に対して
区長のすばらしい努力の結果をもっと知らせるべきかなと。そういうときにその
態度をしっかり確認していくことが、
平和都市宣言の歴史を担って、これからさらなる平和の流れを根づかせていくのに必要かなと思いました。
ただ、参加したことは聞きましたので、その後、昨日までどんな変化があったかご存じですか、
国連で。
◎
上田 文化振興課長 国連のほうでは9月20日から
署名式が行われておりまして、42か国の署名がされたというふうに把握しております。
◆
黒沼 委員 今朝調べてきたら、これ朝日新聞なのですが、昨日50の国が署名したと。42か国じゃなくてね。
国連の
決議では50か国でこの効力は発効すると。ですから、もう成立にほぼなりました。き51か国になりそうだというのを聞いております。ですから、もう間違いなしの中身で、この中に
長崎市の
田上市長が同席していました。もちろん、
安倍総理も
外務大臣も
国連にはいたんですね。いたのですが、この
署名式の席には
日本の
総理大臣は来ませんでしたということを聞いております。
田上市長がインタビューに答えているのですが、ちょっと読みますね。「
核兵器を法的に禁止することは
被爆地の長年の願いでした。
署名式の場に立ち会えたことは、
被爆地でこれまで努力してきた多くの
被爆者の思いを考えると、感謝したい
気持ちでいっぱいです。目標を示すという意味で、この条約ができた意味は大きい。人の体に例えると、例えば
北朝鮮の核開発問題のように病気を治していくということと同時に、その病気が起きない体質にしていかないといけない。時間がかかることですが、やらないと本当に積み重ねにならない。
核兵器禁止条約はまさしく皆さんの力でそういう
世界をつくろうという目標ができたということです。
日本政府が参加していないことは非常に残念に思っております」ということで、
日本被団協代表委員の田中氏と一緒に見守ったというすばらしい記事が書かれていて、この
田上市長が言うには、
国連事務総長も言っておりましたが、
日本の
被爆者が推進したものだと。非常に
大田区の
平和都市宣言とかみ合って、本当に
大田区も心を一つにしてこの平和の流れにいくことが
北朝鮮の
乱暴ろうぜきを抑えていくにも非常に有効だと、最もいい方法だと思います。
例えば
日本もアメリカも、もしここにいずれの日か賛成したとして、俺もうやめたから、
核兵器全部なくすからおまえもなくせと
北朝鮮に言ったとすると一番いい方法じゃないですか。俺は持っているけどおまえやめろという言い方しているわけですよね。でも俺もなくすから、私の国もなくすから、あなたたちもなくせというその一つの、
田上市長に言わせれば
世界の目標ができたということで、私、今日感動的に今朝新聞を読みました。そこに
大田区の
平和都市宣言が流れていると。そこに
松原区長も、その流れの中でこの夏を過ごしたということと、その中に身を置いている。
田上市長が
日本政府が参加しないことは非常に残念に思っておりますということでいきますと、
日本中のこういう平和の願いが込められた
陳情を私は受けとめて、
大田区民の願いに守られながら、この
委員会で採択の方向にいければいいなというふうに思っております。
この
平和都市宣言というのは、最後に聞きたいのですが、
大田区でどういう位置づけになっていますか。私は憲法のようなものだと思うんですけれども、どうでしょうか。
◎
上田 文化振興課長 まさに
委員のおっしゃいますとおり、
平和都市宣言でございますので、区の基本的な姿勢を示したものでございます。
◆
黒沼 委員 再度、ここでの採択にかかわることなのでお聞きしておきますが、これを決めたときは
全会一致と記憶しておりますが間違いありませんか。
◎
上田 文化振興課長 そのとおりでございます。
◆
黒沼 委員 その後、そのときの会派で、なくなった会派もあれば、ずっと続いている会派もありますが、
態度を変えたという会派はその後ありますか。
◎
上田 文化振興課長 特にそのような話は聞いておりません。
◆三沢
委員 黒沼委員が既に
お話した部分でもあるんですけれども、これを
地域産業委員会で受け取って、何でこれが
地域産業委員会なのかなと思いまして、すごく大きなテーマの
お話なので
総務財政委員会で諮るほうがいいのかなと思ったんですけれども、先ほどの話の中でも
平和祭典とかを絡めて
地域産業委員会に付託されたのかなと思っているのですが、そこら辺、もしおわかりだったら教えてください。
◆伊藤
委員 ここの
委員会に付託を決めたのは
議会運営委員会なのでお答えしますけれども、言っておくけれど共産党の
幹事長もいらっしゃったから。聞くなら自分のところの
幹事長に聞いたらどうですか。さっき、どうして付託されたのかわからないと言っていたから。この場で言う話じゃない。自分のところの
幹事長に聞けばいい。決めたのはその
幹事長たちということです。
◆北澤
委員 さっき
黒沼委員の
お話を聞いていてなるほどと思ったんですけれども、やはり今、
松原区長がどういうふうなお
気持ちでいらっしゃるかということはとても大きな関心事だと思うんですけれど、この
平和首長会議の総会で採択されたときにどういうふうなお
立場であったのかということを、ぜひ教えていただきたいと思いますけれども、教えていただくことはできますか。調べていただければと思います。
◎
上田 文化振興課長 調べて回答させていただきます。申しわけございません。
◎
町田 スポーツ・
文化担当部長 個人のご
意見というよりも区としての
見解を示していまして、今までもこのような
陳情に対して
大田区としての
態度を
理事者見解として示してございます。その
態度に従って
お話をしているので、
区長の個人的なお
気持ちというのはあるでしょうけれども、それで全てがということではないので、区としての
見解として
お話しさせていただくので、特に今、
区長の
考え方を聞くというつもりはございません。
◆北澤
委員 そうしますとこの
平和首長会議というのは、
大田区としての
意見を持っていく場なのか、個人の
意見を持っていく場なのか、その
会議の性質を教えていただきたいのですが。
◎
町田 スポーツ・
文化担当部長 区長は公人として参加したということですけれども、そこで先ほども
黒沼委員から賛成したのか、反対したのかというような趣旨の
お話ありましたけれど、その
会議は一人ひとりが決をとるような
会議であったのかどうかも私はわかりませんが、そこでの
決議が個人の
意見というものと直接
イコールになるものかというところはちょっとわかりませんが、
区長のお
立場は当然ながら公人として参加したものと思います。
◆北澤
委員 そうであれば、公人として参加したのであれば、やっぱり
区長は
区民を代表していますし、
大田区の姿勢を表現するお
立場にあると思いますので、どういう
立場をとったかということはお示しいただきたいと思います。
◎
町田 スポーツ・
文化担当部長 公人として参加したということと、先ほどの区としてこういう場でどういうふうにこれを取り扱うかということは、公人として参加した
区長がそこでの発言を全て区の発言ということではなくて、そこの中ではご自身の個人的な心情だとかそういうものもお持ちでしょうから、参加したことで、その
会議の中の
お話が全て
イコール区長がその
決議に賛成したとか反対したとかということには結びつかないと考えておりますので、今日は、我々は区としての
見解を述べさせていただいているというところです。
◆北澤
委員 この
陳情者は、
大田区長が
平和首長会議に参加されたことをとても喜ばれてこのことを書いていますので、それが出席しただけではなく、思いを表現したということでさらに確実なものになるのではないかと思いまして、ぜひ教えていただきたいと思うんですけど何か問題があるのでしょうか。教えていただくことに。
◎
町田 スポーツ・
文化担当部長 先ほど申し上げたとおり、参加したということと、例えば
国連でもそうですけれども、
日本国がその
国連の場に参加をしたけど署名をしていないとか、いろいろな手続の問題があります。それから
方向性として、そういう全体の核をなくしていこうという
考え方については当然賛同されているというふうに認識しています。
今までの
大田区の
平和都市宣言もそのような
お話をしていますので。ただ、その
会議の個別の内容についてどこの部分が賛成でどこの部分が反対だとか、そういう個別のところについて
区長の
お話というのを聞く必要はないと思いますので、その
会議そのものの趣旨というものには当然賛同されていると思いますが、それぞれの細かな趣旨については区としての
見解を我々は述べさせていただくということで、個別の
区長の意思というか
意見というか、そういうものについて聞くことは特段必要ないと考えております。
○
松本 委員長 ほかに。よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
松本 委員長 それでは、本日は
継続といたしまして、25日の
委員会にて、各会派の
取扱いを含めたご
意見を伺いますので、よろしくお願いいたします。
次に、
継続分の
陳情について、
状況変化はございますか。
◎小泉
地域力推進課長 状況の変化はございません。
○
松本 委員長 委員の
皆様はよろしいですか。
◆
黒沼 委員 一つだけ。馬込の
陳情について、夏が過ぎましたが
扇風機の設置ぐらいはとなっていたところですけど、区の対応として
議事録に残しておきたいこともあるんですけれども、何か少し努力したということはございますか。
◎小泉
地域力推進課長 馬込の
扇風機についてでございますが、一部不具合があったと聞いています。これについては、夏前に
馬込特別出張所のほうで対応して、
修繕済みと聞いております。
◆
黒沼 委員 使えなかったものを修理して、とりあえずエアコンはつかなかったけれども、誠意ある
態度は示されたということで捉えていいのでしょうか。
◎小泉
地域力推進課長 そのとおりでございます。
○
松本 委員長 以上で本日の
陳情審査は終了し、
審査事件を一括して
継続といたします。
次に、
調査事件を一括して上程いたします。
未来プランを除く
所管事務報告について、一括して
理事者の
説明をお願いいたします。
◎小泉
地域力推進課長 それでは私から
地域力推進部資料番号11番に基づきまして、18色の特色ある
地域づくりについてご
報告を申し上げます。
地域力推進部は
自治会・町会を初めとする
地域のさまざまな
皆様との協働を支援し、
地域力を生かしたネットワークの強化を目指して、18色の特色ある
地域づくりに取り組んでおります。
お示ししております
資料は、18の
特別出張所ごとの
取り組み事例、またそれぞれの特色を紹介したものでございます。
作成にあたりましては、
自治会・
町会長の
方々や
地域情報紙の
編集委員の
方々などにご助言をいただきながら、
特別出張所の職員が編集をいたしました。
表紙の裏面には今回、18の
特別出張所の
所管区域を表示しました
大田区全図の略図を掲載しております。
特別出張所ごとのご紹介については、表と裏の1枚に収めておりまして、表面には昨年度の
地域力推進事業の
取り組み、70周年
記念事業、
地域防災の活動、また18色の
緑づくりの紹介、裏面にはそれぞれの
地域の魅力として、その
地域独特の活動ですとか伝統的な行事、また、まちの歴史といったものをご紹介しております。
ほかの地区での特色ある
取り組みを参考にしまして、各
地域でのご活用をいただくために、本
委員会報告後に
自治会長・
町会長の
方々全員にご配付をさせていただきたいと思います。
また、区の
ホームページに掲載いたしまして、
区民の
皆様に
地域への愛着と興味を持っていただくとともに、いろいろな行事に参加いただくきっかけになればと思っております。
◎武藤
区民協働担当課長 私からは
資料番号12番に基づきまして、
平成29年度
募集地域力応援基金助成事業(
ステップアップ助成)
公開プレゼンテーション審査の実施についてご
説明申し上げます。
日時でございますが、
平成29年10月21日、土曜日、午前10時から午後3時までの
予定でございます。会場といたしましては、
大田区
本庁舎2階、201、202
会議室を
予定しております。
ただし、10月22日に
衆議院選挙が実施される場合につきましては、会場、時間が変更となる場合がございますので、その際は改めてご連絡を申し上げます。
実施団体、事業の紹介でございます。
1番目、CONNECTでございます。こちらの事業でございますが、家庭、
地域の顔が見え、安心して支え合い、環境づくりを促して
地域の活性化を図ることを目的としております。実施内容といたしましては、高齢者、外国人、障がい者などを対象とした防災サロンの実施などでございます。
2番目、hanatomoでございます。
地域の花壇の整備など、親子が草木の
育成を通じた活動により、生み、育て、学びやすい環境を整備することを目的としております。主な事業でございますが、
地域の花壇の整備、また子供を対象としました華道・アートイベントの実施などでございます。
3番目、うのき水辺の楽校協議会でございます。多摩川の水辺の生き物や自然にふれ、良好な自然環境をつくるとともに、環境教育を行うことを目的としております。事業内容でございますが、多摩川の生き物観察に必要な図鑑の作成であったり、多摩川流域の小学校の体験的な授業の支援でございます。
4番目、茶道キャラバン喫茶去でございます。児童の心の
育成を図るとともに、空きスペースを活用いたしまして、高齢者の交流の場とすることを目的としております。主な事業といたしましては、小学校、高齢者、外国人を対象としました茶道教室の実施でございます。
5番目、
地域パートナーシップ支援センターでございます。目的といたしましては、多摩川河口干潟の自然環境の情報を発信しまして、
大田区の特徴や魅力を広げていくことを目的としております。具体的には、多摩川の河口干潟の環境に関する自然映像や歴史的
資料の作成などでございます。
6番目、おおた生涯学習世話人会でございます。元気高齢者の
地域参加を促進しまして、生涯学習の定着、浸透を図ることを目的としております。主な事業といたしましては、
地域出前講座「
地域おしゃべり講座」の実施などでございます。
7番目、おおた助っ人でございます。子供たちが自分の未来を正しい知識でいろいろな選択肢を考え、みずから学ぶ力を養うものでございます。主な事業といたしましては、ゲストティーチャーの派遣など、キャリア教育をサポートするものでございます。
8番目、PSI池上自主防犯パトロール隊でございます。防犯意識の向上、安全安心なまちづくりの必要性を醸成することを目的としております。主な内容といたしましては、防犯パトロールの実施、意識啓発を目的としたイベントの開催などでございます。
9番目、大身連でございます。災害時に備え、障がい者の災害対策及び意識啓発を目的としております。具体的な内容といたしましては、車椅子の取り扱い、同行援護者の実践講座でございます。
10番目、地球対話ラボでございます。子供たちに人とのかかわりやつながる楽しみや
考え方を伝え共有し、ともに歩む楽しさを実感させ、社会性を
育成することを目的としております。主な事業といたしましては、東松島市と
大田区の子供をつなぐ電話による対話等の実施を考えております。
最後になりますが、11番目、ご近所暮らしオムソーリ研究所でございます。高齢者や子供などが文化や福祉の知識、自然科学などを学び、知識でつながるコミュニティスペースを住み慣れた
地域につくることを目的としております。主な事業としては、文化、福祉、自然科学などに関する趣旨の講座、教室などの実施を
予定しております。
以上、11団体となりますが、今回全部で14団体からの申請がございまして、
地域貢献、計画、実行、協働連携などの視点で5名の
審査員が評価いたしました。9月11日に
審査員が集まりまして、各
審査員がつけた点数だけではなく、各
審査員が評価した点、また気になる点を具体的に話し合いまして、プレゼンテーションに進む11団体を選定しましたので、この
報告をさせていただきます。
今回落選した団体が3団体ございますが、3団体の課題といたしましては、
地域課題の解決だけではなく、物品購入の割合が高い。また、みずからの活動の充実と考えられる団体。また
地域との連携が十分ではなく、また活動内容が申請団体のみに限定されているといったことが読み取れる団体。また
区民のニーズ、
地域課題の設定が不明確、事業実施内容も具体性を欠いていた3団体が今回、書類
審査のみとなりまして、公開プレゼンテーションに進まない団体となりましたことを
報告させていただきます。
○
松本 委員長 続いてお願いします。
◎中村 観光
課長 観光・国際都市部
資料番号14番をご覧ください。
平成29年度観光・国際都市部管理職名簿でございます。
このたび、9月1日付けで異動がございました。転入者は名簿の氏名欄の横に丸をつけさせていただきました。役職は副参事(特命担当)で、健康政策部副参事(宿泊事業担当)との兼務でございます。
◎高野 国際都市・多文化共生推進
課長 私からは1点、(仮称)国際交流協会の開設場所についてご
報告いたします。
資料番号15番をご覧ください。
7月の
委員会で協会の開設について、これまでの検討内容や役割など協会の概要について
説明させていただきましたが、今回開設場所についてご
報告をいたします。
協会は区の方針のもとに柔軟性と効率性のある事業運営を行い、関係各方面と横断的に連携・協働しながら
区民主体の活動を促進するコーディネート
機能を持つ中間的支援組織として設立いたします。
協会は多文化共生、国際交流、国際人財
育成、国際協力の役割を持って、
平成30年4月に開始を
予定しております。
開設場所でございますが、大森まちづくり推進
施設を
予定しており、地上7階、地下1階の建物でございます。図をご覧いただきたいと思いますが、住所は大森駅近くの山王二丁目3番7号となります。3階、4階を活用することを
予定しており、3階は事務室として、そして4階は国際交流団体が国際交流ボランティアなどの打ち合わせや
会議の場として使用することを想定しております。
大森まちづくり推進
施設は都市計画道路である池上通りの拡幅整備の際に解体されるため、それまでの間の暫定的な
施設となります。現状は躯体のみのいわゆるスケルトン状態であるため、内装を実施いたします。
入居は7月ごろを
予定しており、その間は区庁舎内等にて事業を運営していくことで、ただいま調整しております。
大森まちづくり推進
施設は、大森駅近辺で利便性が高く、そして
区民に身近な拠点である山王会館と連携することができる場所にございます。この場所で運営をしていきながら事業を安定させていくとともに、その後もより充実した
施設として、必要な規模等を
区民の
皆様の
意見を取り入れながら検討してまいりたいと思っております。
また、外国人相談窓口についてでございますが、現在は蒲田にあるmicsおおたにて開設していますが、引き続き同じ場所にて開設していきたいと思っております。
来年度の開設に向け、今後も
委員の
皆様初め、さまざまなご
意見を伺いながら準備を進めていきたいと思います。
◎
町田 観光・国際都市部副参事〔文化計画・
施設担当〕 私からは2件、(仮称)勝海舟記念館の進捗状況と、勝海舟に関する郷土博物館の常設展示についてご
報告申し上げます。
1件目の
資料番号16番、(仮称)勝海舟記念館の進捗状況でございますが、まず1番目として勝海舟記念館の整備の基本的な
考え方を少し
説明をさせていただきます。1枚おめくりいただきたいと思います。
5つの基本方針と計画の全体像という
資料でございますが、(仮称)勝海舟記念館整備事業は大きく2つの柱がございまして、主軸となるものして勝海舟の想いが伝わる記念館ということと、文化財建造物の保存・活用を行うと、この2つの柱を主に考えてございまして、さらにそれに学びの場の提供、観光資源となる
施設、地元
地域にも親しまれる
施設という要素も加えながら整備を進めるということでございます。1枚おめくりいただきたいと思います。
2番目、今年度の進捗状況でございますが、まずは
気運醸成についてでございます。
気運醸成としては4つの事業を進めております。
1つ目が4月から7月にかけまして、清明文庫の歴史というテーマで、これは展示企画を行いました。
2つ目がPR事業として勝海舟と麗しの洗足池ということで、講演会を6月から7月にかけて3回ほど行いました。
3つ目が洗足
区民センターにおいて、これもミニ展示でございますが、清明文庫の歴史というテーマで行いました。
4つ目が8月19日に、これも講座でございますが、洗足池と勝海舟関係の遺跡・文化財についてというテーマで講座を行いました。
次に運営
委員会でございます。本年度は(仮称)勝海舟記念館の具体的な運営内容を検討するということで、学識経験者等で構成する運営
委員会を設置いたしました。第1回目が7月7日でございました。おわびを先にしなければいけないのですが、区議
会議員の
皆様については、こちらにご参加をいただく機会を逸してしまいまして、次回から参加いただくということで、8月にお願いをしたところでございます。こちらは申しわけございませんでした。
運営
委員のメンバー構成としては、学識経験者、
地域代表、区議
会議員、区学芸員、区の職員という構成でございます。討議内容となっていますが、前回の7月にこれから具体的に内容を詰めていく事項を決めていこうというようなことで案出しをしたというところでございます。名称、開館時間、入館料、運営方法、特別展の周期、ロゴマーク、1枚おめくりいただいて、友の会、ボランティア、寄付金の募集、ミュージアムショップ等ということについて、今後検討していこうというような
お話をいたしました。
次に
資料の整理でございますが、本年度に入りまして臨時職員、学芸員の資格を持つ職員でございますが、1人を雇用いたしまして、現在、目録の作成を進めているところでございます。
3つ目が今後のスケジュールでございます。スケジュールは
平成29年12月の第4回
定例会で議会の
皆様に議決をいただいて、その後契約と。そして、12月から30年の1月の中旬にかけて工事
説明会を地元で行い、その後に工事着手、開館は31年夏の
予定というところでございます。
続きまして
資料番号17番、常設展示でございます。郷土博物館で、これから常設展示を行いまして、これも
気運醸成の一環ということで進めたいと思っております。勝海舟が
大田区とどのような由縁があるのかということを中心として開く常設展示でございます。場所は郷土博物館の3階、常設展示スペース。期間は10月7日からでございますが、終わりは記念館開館までということで今考えてございまして、途中で少しずつ内容を入れかえながら進めていきたいと思っております。
内容については、そちらに記載してあるような
資料等を展示させていただくと。この中で、下に2つカラー刷りで展示品を出しましたが、老齢期の肖像写真複写、それから携帯用の硯箱。こちらは区で初めて展示するというようなものになります。こちらも10月からですので、よろしくお願いしたいと思います。
◎
上田 文化振興課長 私からは
資料番号18番から22番までの5件をご
報告させていただきます。
まず初めに
資料番号18番、
大田区文化振興プラン改定に係る「
大田区文化振興推進協議会」の設置についてでございます。
平成27年度に改定を行いました現在の
大田区文化振興プランでございますが、来年30年度に改定時期を迎えます。そのため、新たな区の文化振興の
方向性やプランの体系など、必要な事項を検討するため、推進協議会を設置いたします。開催回数としましては、今年度2回、来年度3回
予定をしております。
推進協議会のメンバーにつきましては、
区民公募
委員を初め、文化団体に属している
区民の方、
自治会・町会の関係者、学識経験者、文化振興協会事務局長、区議
会議員、区職員で構成したいと現時点では考えているところでございます。任期につきましては2年でございます。
推進協議会の
皆様には、今年11月から始めたいと考えておりますアンケートにつきましてご協議いただきたいと考えております。そのアンケート結果を踏まえまして、第2回の推進協議会を2月に開催したいと考えております。よろしくお願いいたします。
続きまして
資料番号19番でございます。
大田区
平和都市宣言記念事業「花火の祭典」の中止についてのご
報告でございます。
今年30回目を迎える節目の年でございましたが、やむなく中止とさせていただきました。中止に至った経緯でございますが、13時36分、気象庁予報部から大雨警報、雷注意報、洪水注意報が発令されまして、大雨の影響により、河川敷の会場が水たまりとなり、回復が見込めない状況となりました。また、気象情報や現場の状況から、来場者の安全が確保できないことを総合的に判断しまして、15時に中止と判断させていただいたところでございます。
中止後の対応でございますが、速やかに
ホームページや防災行政無線で中止の広報を行うとともに、自動音声案内の電話サービスも中止の広報に切りかえ、また消防、警察等の関係機関にも速やかに中止の連絡をさせていただきました。
六郷土手駅には警備員を配置しまして、中止のアナウンスを花火を打ち上げる
予定時刻でありました19時30分まで行わせていただいております。
集まりました協賛金につきましては、来年度に充てる
予定でございます。
また今回の中止に伴いまして、京浜急行電鉄には多大なるご協力をいただき、京急蒲田駅ですとか、京急川崎駅舎内等で中止の放送をしていただいた結果、大きな混乱はございませんでした。
続きまして3件目、
資料番号20番でございます。第10回「友好都市ふれあいひろば」の開催でございます。
来月14日、15日、10時から16時に開催をいたします。場所は、JR蒲田駅西口駅前広場でございます。現在工事をしておりますが、囲いの周りにテントを設置し開催する
予定でございます。
主催は友好都市の長野県東御市、秋田県美郷町、宮城県東松島市の3都市でございます。
大田区は共催ということでご協力をいたします。昨年11月に友好都市となりました東松島市は、今年初めての参加となります。
物販でにぎわう2日間となります。友好都市の特産品を中心に販売をいたします。友好都市の魅力ある物産を楽しんでいただければと思います。写真は、昨年の様子のものでございます。
なお、当日はおおた商い・観光展とも連携をいたしまして、スタンプラリーの会場となっておりますことをつけ加えさせていただきます。
続きまして4件目、
資料番号21番でございます。毎年恒例となっております、今年で28回目を迎えるOTAふれあいフェスタ2017の開催についてのご案内でございます。
開催目的は、
地域のふれあいと交流の輪を基本テーマに多くの
区民が集い、笑顔あふれる時間と空間を共有し、交流と親交を深め、人と人の輪を育むことを目指すものでございます。
今年のキャッチコピーでございます。「OTAふれあいフェスタ2017〜笑顔このまちから
地域力・国際都市〜」でございます。
日時は11月4日、5日の2日間でございます。会場も例年どおり、平和島一帯でございます。エリアも水のエリア、緑のエリア、太陽のエリア、ふるさとの浜辺エリアで開催をいたします。
ふるさとの浜辺エリアにつきましては、昨年まで駐車場で実施しておりましたが、公園の丘のほうへステージとテントを設置いたしまして、リニューアルして開催をする
予定でございます。パンフレットは現在作成中でございますので、完成次第お配りしたいと考えているところでございます。
最後、5件目になります。
資料番号22番でございます。郷土博物館の特別展「麦わら細工の
世界」の開催についてのご案内でございます。
期間は10月28日から12月24日まででございます。内容でございますが、江戸時代には多くの旅人が東海道を行き交い、大森の地で名産であった麦わら細工を買い求めております。その麦わら細工を今回、展示をいたします。
麦わら細工は独特の艶と輝きがございます。また、葛飾北斎にも注目されたといわれており、その魅力を紹介したいと考えております。麦わら細工につきましては、下のほうに写真を載せてございます。本当に艶と輝きがあるきれいなものでございます。
また、今回の特別展にあわせまして、裏面でございますが、さまざまなイベントを企画してございます。講演会、フロアトーク、体験イベント、実演と体験ということで開催をいたします。
11月2日のフロアトークにつきましては、0歳から2歳児未満の乳幼児や保護者の方にも楽しんでいただける企画を用意してございます。
また、実演と体験につきましては、修善寺麦わら細工の方にご協力いただきまして、実演及び体験のほうをしていただく
予定でございます。
そのほか、兵庫県豊岡市城崎の麦わら細工ですとか、ヨーロッパ7か国を中心とした麦わら細工を展示したいと考えております。
◎鈴木
スポーツ推進
課長 私からは観光・国際都市部
資料番号23番、Compass2017
大田区観光・国際都市部事業概要の訂正について、ご
報告をさせていただきます。
7月の
委員会にて
報告をさせていただきましたが、そのうち83ページ、
大田区総合体育館の利用状況について誤りがございました。訂正前が上段、訂正後が下段、正しい数字は下段の表で網掛けにしてございます。
まず、メインアリーナ・サブアリーナ利用状況でございますが、種目が書かれております一番下、その他の
スポーツにつきまして、利用回数が1,201回となっておりますが、正しくは1,172回でございます。それに基づき、合計回数が4,024回から3,995回。一番右の欄、種目別利用割合を修正してございます。一部の競技における重複計上が誤りの要因でございます。
また、
平成28年度
スポーツ・集会等の割合におきましても、集会等での利用回数が261回となっておりますが、正しくは192回でございます。こちらは
会議室の一室利用を3分割での利用として計上したことによる誤りでございます。
今後、計数整理等で誤りを起こさないように、また、誤りを早期に発見できる体制をとるよう、職員及び指定管理者に周知徹底を図ったところでございます。
なお、本日の
委員会、それから25日の
委員会終了後、議員の
皆様全員に正誤表を配付させていただく
予定でございます。
◎宮本 工業振興担当
課長 私からは、産業経済部の
所管事務報告5件についてご
報告申し上げます。
まず、産業経済部
資料番号22番、
平成29年度新事業連携・新産業クラスター形成助成の採択についてご
説明いたします。
本事業ですが、新たな事業に取り組む意欲を持った区内中小企業及び中小企業グループが、事業化に必要な調査や新たな連携体の構築などを実施するための活動経費の一部を助成する産業振興協会の事業でございます。募集期間、予算、助成上限額、申請要件については記載のとおりでございます。
採択した企業でございますが、当初12件を採択したところでございますが、1件の辞退がございまして、計11件、ここに紹介させていただいているところでございます。
企業名、それから事業テーマ、それからその内容については、表の中で左上が企業名、右上が事業テーマ、下の段に文章で内容という形で書かせていただいております。それぞれものづくりが中心でございますけれども、1番のテーマにつきましては商業要素の強いものでございます。
また、裏面の5番につきましては、医工連携の事業でございます。
また、9番の事例につきましては、これは産学連携の事例ということでございまして、多岐にわたる連携事業のほうを採択させていただいているところでございます。
続きまして
資料番号23番、
平成29年度「
大田の工匠 技術・技能継承」の募集についてでございます。
こちらですが、前回の
委員会でも内容の改定の考えについてはご
説明したところでございます。
大田区内で製造業を営む中小企業におきまして、実務指導者、師匠と若手技術者、弟子による技術・技能の継承について表彰するものでございます。継承に積極的な企業の
取り組みを表彰することによって、区内企業の課題解決に寄与し、ものづくりのまちの活性化を図ることを目的としてございます。
応募対象、それから募集の方法については、記載のとおりでございますので、後ほどお読みいただければと思います。
募集期間、こちらは現在、既に募集開始しているところでございまして、終了は
平成29年10月31日までとしております。
審査につきましては、中小企業診断士等の3名が実地調査を行いまして、それを経まして、学識経験者と有識者を中心とした
審査会を開催して、表彰者を決定する
予定であります。
表彰式につきましては、来年、第11回加工技術展示商談会の開催を
予定しているところでございますが、そちらのほうで表彰ということを考えているというところでございます。
続きまして
資料番号24番、「第7回おおた研究・開発フェア」の開催についてでございます。
こちらにつきましては、
日本国内外の技術シーズを
大田区において展示しまして、
大田区の企業が来場することにより、その技術シーズと結びつき、
大田区企業のイノベーションに結びつけていこうという趣旨のものでございます。
展示会の概要でございますが、
平成29年10月26日から27日の2日間。会場、主催、後援、出展者数については記載のとおりでございます。
特別講演といたしまして、26日に新しいコミュニケーションとXperia Smart Productsということで、ソニーモバイルの伊藤氏より講演をいただきます。
また、セルロースナノファイバーの特性と応用展開と題しまして、東京大学の磯貝教授よりご講演いただく
予定でございます。
併催イベントでございますが、一番上のパラリンピック
気運醸成イベントといたしまして、現在、区による製品開発のプロジェクトを進めております車椅子バスケットボールミーティング、こちらのほうを開催したいと考えてございます。そのほかの併催イベントにつきましては、2、3点ございます。
その他でございますけれども、当日、
大田区産業プラザに入っております東京都立産業技術研究センター城南支所、こちらのほうも
施設公開を開催する
予定でございます。こちらのほうはパンフレットがございます。机上に配付させていただきました産業経済部のパンフレットの中に、おおた研究・開発フェアのパンフレットも入ってございますので、そちらのほうを後ほどご覧ください。
続きまして産業経済部
資料番号25番、ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト2017東京大会について、開催の
報告でございます。
今年8月27日、日曜日に、ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト2017が
大田区総合体育館で開催されたところでございます。
日本からは東京工業大学、東京大学の2チームが出場しまして、東京工業大学は敢闘賞を受賞したところでございます。
権威あるABUロボコン大賞、こちらを受賞したベトナムチームでございますけれども、
大田の工匠5人によるネットワークで作成されたトロフィーを授与したところでございます。このトロフィーにつきましては4点写真があります右上のもの、ロボコン大賞のトロフィーでございますが、こちらのトロフィーをベトナムチームに授与したというところでございます。
コンテストの翌日、28日でございますが、参加学生交流会が開催されまして、区内の企業の
取り組みについて講演を通じて周知いたしますとともに、
大田のものづくりのすばらしさについてPRいたしました。
こちらの競技の概要でございますが、写真4点ある左上の写真に、ちょっと見にくくて恐縮でございますが、競技の様子を写しております。赤チームと青チームが対面に分かれまして、ウレタン製のディスクをロボットから発射いたします。真ん中に7つのテーブルがございまして、早く全てテーブルに乗せるか、時間内に多く乗せたほうが勝ちということでございまして、乗せるディスクの発射角度でありますとか、そういったところを調整しながら、各チーム戦ったというところでございます。開催概要及び競技結果については裏面に整理してございます。
また、来年のNHKロボットコンテストの国内大会も
大田区総合体育館で開催する
予定になってございます。
続きまして産業経済部
資料番号26番、第13回全
日本学生室内飛行ロボットコンテストについて、こちらも開催の
報告でございます。
平成29年9月2日、3日にかけまして、一般社団法人
日本航空宇宙学会の主催による飛行ロボットコンテストが、今年は
大田区立大森
スポーツセンターで開催されたところでございます。
4部門に分かれまして、一般部門、一般の飛行機形状のものでミッションをクリアしていく部門。それから自動操縦部門、一般部門に自動操縦の要素を加えた部門。マルチコプター部門、これはドローンによる部門。ユニークデザイン部門、これは特徴のあるデザインを競う部門。この4部門で高度な技術に挑戦するとともに、独創性も競い合ったということでございます。
開催概要及びその結果については、裏面のほうにまとめてございます。
一般部門の第1位につきましては、
大田区長賞としまして、
区長から賞状を授与させていただきました。一般部門優勝は東京農工大学のEDGE−TORIKENという機体名のものでございます。
こちらの学生室内飛行ロボットコンテストにつきまして、こちらも来年また
大田区総合体育館のほうに会場を戻しまして開催される
予定ということでございます。
◎中澤 環境計画
課長 環境清掃部からの所管
報告は3件ございます。私からは2件ご
説明をさせていただきます。
お手元の環境清掃部
資料番号14番、JAL SKY MUSEUMとそらエコ教室をご覧ください。
こちらは6月に気象予報士木原実氏を講師にお招きして実施しました
大田区地球温暖化防止講演会に続きまして、今年度2回目となる地球温暖化防止講演会でございます。
今回の講演会は、これまで実施いたしました講演会におきまして、余り参加をいただけなかった年代である中高生に対しまして、東京国際空港を抱える
大田区の
地域性を生かしまして地球温暖化に関する学習機会を提供させていただくため、JALグループが実施する次世代の
育成プログラム、空育のプログラムの一つ、そらエコ教室と連携しまして新たに実施させていただくものでございます。
内容でございますが、裏面をご覧いただければと存じます。
まず、JALのSKY MUSEUM、こちらと整備を受ける実物の飛行機を間近に見ながら格納庫を見学していただくと。こちらにつきましては、年間12万人以上の方が来場する体験型のミュージアムとなっております。
その後、そらエコ教室といたしまして、現役のパイロットの方を講師として、実際に経験されている上空からの地球環境の変化や航空会社の環境対策などを
お話しいただく
予定でございます。
周知につきましては、区内の区立、私立中学校及び都立、私立高校の全生徒にチラシを配布させていただく
予定でございます。
続きまして
資料番号15番、秋の
大田区クリーンキャンペーンの実施について、ご
報告をさせていただきます。
大田区クリーンキャンペーンにつきましては、昨年度から都市基盤整備部と環境清掃部が連携しまして自転車の放置防止と喫煙マナーの向上を図るため、合同で春と秋に実施しているところでございます。
秋のキャンペーンにつきましては、裏面でございます。こちらのスケジュールで、10月24日のJRの大森駅から11月15日の京急の大鳥居駅まで区内の21か所で実施をさせていただく
予定でございます。こちらにつきましては、9月27日に開催されます交通臨海部活性化特別
委員会におきましても都市基盤管理課からご
報告させていただく
予定でございます。
◎喜多 清掃事業
課長 私のほうからは
資料番号16番、
特別出張所での防鳥用ネット貸出し実施及び立体型防鳥用ネットの貸出し開始について、ご
報告させていただきます。
従来ご利用いただいております防鳥用ネットの貸し出しにつきましては、各清掃事務所でのみ貸し出しさせていただいておりましたが、
自治会・町会等からの強いご要望もあり検討いたしました結果、
地域力推進部との連携により、各
特別出張所での貸し出しを開始することといたしました。従来の防鳥用ネットの
特別出張所での貸し出しスキームは、(2)
特別出張所での相談と貸し出しフローのとおりでございます。
特別出張所での受け取りを希望される場合には、最寄りの
特別出張所に出向いていただき、電話を通じて清掃事務所職員と使用したい集積所の確認等のやりとりを行った後、取扱注意事項、確認書の内容を
説明させていただきます。内容をご理解の上、確認書に署名をいただきましたら申し込み完了でございます。申込み3日から5日程度で、清掃事務所職員が
特別出張所にネットをお届けし、
特別出張所職員から申込者に対しご連絡いたしますので、ご都合のいいときに
特別出張所で受け取っていただきます。
また、2番でございますが、立体型防鳥用ネットを入荷いたしました。本年度は小30基となります。こちらにつきましても、従来のネット同様、集積所の利用者の
皆様に責任を持って使用していただきますが、収集後の収納場所がきちんと確保されているかどうかなどの最低限の確認をさせていただくため、清掃事務所のみでの貸し出しとさせていただきます。
特別出張所による従来のネットの貸し出し開始及び立体型防鳥用ネットの貸し出しともに、開始は10月2日、月曜日からとなります。
なお、
地域への周知につきましては、本
委員会終了後順次行ってまいります。
◎
上田 文化振興課長 説明で1か所誤りがございましたので、訂正させてください。
資料番号18番でございます。
現在の
大田区文化振興プランでございますが、先ほど27年度と
説明してしまいました。正しくは26年度でございます。訂正をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○
松本 委員長 それでは、
質疑は次回といたしまして、本日は
調査事件を一括して
継続といたします。
最後に、次回の
委員会日程でございますが、9月25日、月曜日、午前10時から開会をいたします。
なお、その際、既に配付されております主要施策の成果及び本日配付いたしました
所管事務報告の
資料をご持参いただきますようお願いいたします。
以上で
地域産業委員会を閉会といたします。
午前11時10分閉会...