それから、裏面のほうにつきましては、
組合自身の設立のあゆみということで、歴史的な経過を載せているといったものでございます。
○
犬伏 委員長 それでは、
佐藤交通企画担当課長がまだ
羽田空港対策特別委員会から戻られませんので、今、
報告のありました
連続立体事業本部の2件の
報告について、各
委員から質疑をお願いしたいと思います。
◆
大森 委員 用地の取得は時間を追ってどんどん進めていかなければならないことで、
説明をいただいたとおりで理解するのですけれども。15号線から入ってくる
商店街の
道路が、13mに拡幅されるとなっていますけれども。それで、先ほどの
課長の
説明ですと、
相互通行の
予定だということなのですけれども、ここは私もよく存じ上げていまして、非常に狭いのは承知しているのですけれども。ここだけ広がって、
相互通行ということの受けとめ方を今しているのですけれども、本付1号区というところの赤い線から下のほうに向かって、これ縦の
図面ですけれども、そのまま
道路は、
商店街なので広がってはいないわけなのです。ここだけ13mで
相互通行になっていて、その下が従来どおりのままというと、どういう
通行の仕方を描いてやっているのかちょっと気になるので、そこら辺は何か聞いていることはあるのですか。
◎
岡田 連続立体事業課長 このことにつきましては、
地元説明を昨年の2月ごろに行いまして、その後また
商店街からの
要望もございまして、その席でも
説明をさせていただいているところでございます。
委員おっしゃいますように、第一
京浜から入ってくる
道路は非常に狭くて、今、車がやっと走れる状態でございまして、ここは13mに拡幅をしまして、歩道が2.5m、車道のほうが約3mと、3mのほかに
停車帯を1.5mつくった
道路を、車道が8mの
道路を設置する
予定でございます。両側は2.5mでございます。この2.5mというのは、電柱を
地中化にするために最低の幅でございます。
もう
一つ説明の
図面を用意すればよかったのですが、
大森町の、ここにほのぼの
通りという
道路が書いてあると思いますが、こちらのほうも13mに広げる
予定でございまして、第一
京浜から
SPIの
事業の、これから取得しようとする
土地までの間は13mで整備をされて、
相互交通でございます。
それから
大森町の、今度はほのぼの
通りにつきましても13mで整備をいたしまして、
相互交通にする
予定でございます。
商店街のほうは、ここは
計画道路もございませんので、今の状態の一方
通行ということになります。
それから、
相互交通によって、
駅前から今までは第一
京浜に出られなかった車両が、出られることになりますし。この
図面でいきますと、ほのぼの
通りの上の箇所については
相互交通でございますので、回転、回遊ができる形で
道路計画を考えているところでございまして、すぐに
説明会をいたしまして、
警視庁との調整も終わっています。一応、そんな形で
道路をつくるということでございます。
今日は一部しか持ってこなかったのですけれども、
道路としてはこんな形で、第一
京浜がございまして、今回の取得する
用地はここでございますけれども、ここが
相互交通になると、昔の
ナンカ堂があったところも
相互交通になるということでございます。ここの
道路はちょっと特殊でございまして、
大森町の駅のところには、1カ所車が、
荷さばきスペースをつくって、車がスムーズに通れる形を考えているところでございます。そういった意味でガラッと変わってきますが、もし必要であれば、次回のときにこの
図面をお出ししても結構でございます。既に
地元には
説明会で出している
図面でございます。
◆
大森 委員 そうすると、今日の
資料番号22の裏面の、今の街路の
説明の
図面で本付1号区と書いてあるところが、今言ったほのぼの
通りに該当するのですか。そういう見方でいいですか。
◎
岡田 連続立体事業課長 SPIのところに青く塗っているところが
道路でして、
残地で赤く塗ってあるところも含めまして、その上の
白抜きで何も色がついていませんけれども、この
部分も全部
道路になります。
それから、
反対側については、本付1号都と書いてありますけれども、これと本付1号区と書いてありますが、これがそれぞれ6mと7mございますので、合わせて13mということになります。
◆
大森 委員 なるほど、わかりました。
◆大竹
委員 ちょっとお聞きします。本付1号都、区、
区街路3号になるのかな、合計228.50㎡が
宅地となっています。そうすると、
残地の
部分が一部
道路になっているのでしょう。本付1号都という
部分で
道路部分があるのではないかと思ってしまうわけです。これ、
残地の一部が
道路だとすると、これにかかわる
部分というのは
道路ではないのですか。これがなぜ
宅地になっているのかということです。
◎
岡田 連続立体事業課長 宅地の
部分が854.51㎡、全部の
画地が。そのうちの
事業用地面積が228.50㎡で、残っているところは、
事業線にかかわらないところについて今回
残地として
説明をしております。もっと詳しく言いますと、この
道路線、
残地の一番三角の角から下のところに、横に赤い線が引かれていると思います、
二つ線が、斜めの赤い線が一番下にございまして、横に2本赤い線があると思いますけれども、この赤い線から上の青の
部分は、これは
道路でございます。それは
委員のおっしゃるとおりでございます。赤い線から下のほうが
宅地ということでございます。
◆大竹
委員 そうすると、この表記というか、
土地の
部分で
宅地と書いてあるから、こう見えるわけです。下の
残地のほうは、
道路と
宅地と分けているのでしょう。実質、これは
宅地ではなくて、
道路の
部分があるということでいいわけでしょう。その
部分というのは、
面積として幾らあるのですか。
◎
岡田 連続立体事業課長 今、
残地の
面積については、そちらのほうに
買収予定価格と書いてありますけれども、今、
委員がおっしゃった
道路の
面積と
宅地の
面積については、今資料がございませんので、お答えができません。
◆金子
委員 SPIアセット合同会社というのは何か耳なれないのですが、仕事を始めて一体どのぐらいの企業であるのかというところ、それはおわかりですか。
◎
岡田 連続立体事業課長 どういう会社かというご
質問でよろしいでしょうか。
◆金子
委員 はい。
◎
岡田 連続立体事業課長 本来どういう会社かというのは、議事に残してほしくはないのですが。実は、
東京厚生会大森記念病院は昨年
破産宣告をされて、負債が多くて
競売にかかっております。これは税金の
関係とかもありまして、
競売にかかった動産を買ったところが
SPIでございます。
○
犬伏 委員長 ちょっといいですか、今の関連で。
大森記念病院は、
従業員の給与の未払いからちょっとかかわってきたのですけれども。実は
ローンスターという
ハゲタカファンドがここに
差し押さえをつけて、その
差し押さえを妨害するために、
株式会社日建という
大田区在住の社長さんが、今年の9月8日に
東京地検に
詐欺罪で逮捕されました、この件で。30億円を
東京厚生会に金を貸したから、この
差し押さえは無効だというような、インチキな申し立てをしたのですけれども。
新たに
競売でこの会社を買ったのはわかるのですけれども、そこにこのいかがわしい
人たちがかかわってきて、ここの
不動産の売買について何らかの横やりが入ってきて、税金が変なところに流れるようなことにならないかという懸念があるのですけれども、それは大丈夫なのですか。
◎
岡田 連続立体事業課長 今、
委員長がおっしゃいましたように、いろいろなことがございました。実は、超超がつくぐらいの
困難物件でございまして、私どもとしては、これは
東京都も入って受託でございます、
東京都のお金も入っていますし、区のお金も入っていますし、非常に苦労したところでございます。
委員長のお尋ねの
関係で言いますと、この
病院自体が倒産するにあたっていろいろなものがあったということで、
東京地検のほうで、その当事者である日建が逮捕されたのは事実でございます。これはインターネットで調べればすぐ出てきますので、見ていただければと思います。
この
SPIにつきましては、その後
競売にかかったものを買っただけでございますので、そういったことでは何か
関係するとか、そういったことではないということでございます。この辺は私どもも慎重に扱わなくてはなりませんので、この辺の確認はとって、今
SPIと
交渉をしているところでございます。
SPIについては、
競売が終わった後からずっと
交渉をしておりまして、昨年、ぎりぎり3月の末に
成立寸前まで行ったのですが、だめになりまして。今も、また成立するすれすれのところにいる状態でございまして、もうこれ以上待てませんので、もし今回これがだめになった場合は、
収用申請に移りたいと考えているところでございまして、26年の
高架化前に整備します
道路整備には間に合わせたいと考えているところでございます。
○
犬伏 委員長 土地を売っていただければ、相手がどんな人間、法人であろうと
関係はないのですけれども。彼らは海千山千の
人たちもいる世界でもありますので、くれぐれも間違いのないように、よろしくお願いいたします。
◆岡
委員 連立事業全体でまだ取得しなければいけない
不動産というのは、
あとどれぐらいの件数とか、
面積とか、場所とかがございますでしょうか。
◎
岡田 連続立体事業課長 私の記憶ですけれども、
東京都から受託を受けたものが50
画地ぐらいございましたけれども、
あとはこの1
画地で終わりでございます。
それから、
アクセス道路を含む
大田区で取得しなければいけない
画地については、60
画地近くございましたけれども、昨年収用にかけたのは、たしか5件でございます。今年契約が既にできたのが1件、それからもう少しするともう1件契約ができますので、残りが恐らく7、8件残っていると思います。
ただ、昨年雑色のほうで新しく
事業認可を区としてとったところがございます。これは
関連側道が途中で切れていまして、そこの
部分を
街路事業でやるということで方向を転換しまして、
事業認可をとった箇所がありまして、それは今これから
交渉に入るということですので、全部入れて10
画地ぐらいまだ残っているということでございます。
◆岡
委員 あと2年ぐらいで、多分収用が終わる
計画なのかと思います。大体10件とおっしゃられたのですけれども、できたら
委員会の場で
一覧表等を先に1回渡していただいて、それでまたこうした案件が出た場合に言っていただければ、議論が早いのかと思うのですけれども、いかがでしょうか。
◎
岡田 連続立体事業課長 画地の場所を、ここが買えていないということを出してしまいますと、ここが買えていないのかということが広く、特にこの
委員会で出せば、2階の
区政情報コーナーではだれでも見られますので、どこが買えていないのだということがわかりますから、いろいろとそれはプライバシーもございますので、
個人情報も入ってきますので、次回もう少し細かい数字をご提示させていただきたいと思います。
◆
大森 委員 もう1点確認させていただきたいのですが。先ほどの
大森町の13mのそれぞれ国道から入ってくるところと、それから駅、線路に並行したほのぼの
通り、ここだけがL型に広がっている状態になるのですけれども。
地元に
説明が終わっているという
お話だったのですが、このときの
地元説明会で、
商店街ですとか、
当該自治会等からここの
拡幅等にかかわることで
要望とか何かが出ていたことがないのか、ちょっと確認したいのですけれども。
特に、ここは駅広を再開発してやるとかということになっていないと思うので、そういう。先ほど
荷さばきするための車を置く
スペースを確保するという
お話だったのですけれども、大変広くとるところにおいて最近駐車の問題もあるので、そういう
スペースをとるということは喜ばれるかと思うのですけれども。
ただ、
商店街の真っただ中ではないので、ここを駅と並行して店舗なんかがあったところですから、そういうものが一掃されてしまうということにもなるので、何のための
荷さばきの
スペースなのかと、
商店街の中にはないということの意味合いでは思うのですけれども。
いろいろと
要望等もあったかと思うのですけれども、そこら辺について、
要望の中身と、片づいていることと片づいていないことがもしありましたら、ちょっと伝えていただきたいと思います。
◎
岡田 連続立体事業課長 まず
交通の
関係でございますけれども、
交通の
関係につきましては、
説明会を開かせていただきました。
地元の皆さんにもご
説明をいたしまして、この
交通計画については、まずは
抜け道にならないこと、それから車のスピードが出ないこと、それから地域のコミュニティ的な
道路であること等を検討しながら、
警視庁と調整をしてきています。当然、6キロに及ぶ
連立事業にかかわる
側道でございますので、
地元の
蒲田警察、
大森警察とも調整をしてきたところでございます。
この
大森町周辺につきましては、一応、私どもが
警視庁と決めたところについては
お話をさせてもらって、
説明をさせていただきました。やはり、
抜け道にならないようにしてもらいたいという強い
要望もございました。
一応、今の時点では、今まで
お話、それでは困るとか、これはこうしてくれとかといったことはございません。信号をつけてくれとか、そういった
要望はほかの箇所でも結構ありますけれども、ここの場合はございませんでしたが、先週あたりから、まずこれは
相互交通ではなくて、一方
通行の
側道の周辺ですけれども、疑義があるというところで
お話があるようですので、町会のほうでもしそういう
お話があって、まとめができるのであれば、早急に持ってきていただきたいと。もう既に
詳細設計に入っておりまして、
事業が26年に終わるために進めておりますので、そういった
お話をさせていただいているところでございます。
それから、
相互交通のところについて
荷さばきスペースですが、これは
荷さばきスペースだけではなくて、車両がとめられる場所をつくろうというのが目的でございまして、恐らくどれぐらいのタクシーが来るのかわかりませんけれども。
今、
荷さばきスペースは
大森町と梅屋敷、両方とも5台分だけその中で確保をしているところでございまして、そのことについて、いやそれでは困るとかといった
お話は、
質問としては出ていないというところでございまして、今、
計画どおり進めている最中でございます。
◆
大森 委員 私も以前この辺でよく
工事等をやるので車で、みずからの運転するトラックで狭いところへ入っていったことが何度もある場所で、よく知っているうちの1人だと自覚しているのですが。ほのぼの
道路から北のほうへ線路と並行に行って、突き当たって左右に行くときの、右側のほうは一方
通行で入れないという
通りで、左のほうは一方
通行になっていなくてという、ただ、
道路の
幅そのものはそんなに広くはないのです。
それが
相互通行との、先ほど
抜け道にならないようにという
部分では、
住宅街に入っていくことになるから、車の
通行量の問題だとかということが
地元から何も出ていなかったのかというのをちょっと心配をしたのです。
○
犬伏 委員長 ほかにいかがですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
犬伏 委員長 それでは、
連続立体事業本部の
所管事務報告に関する質疑は終結いたしますが、
連続立体事業本部の
調査事件について、その他で何かあれば。
◆和田
委員 京浜急行が京急
蒲田駅に停車をしないということで、この間何回か話し合いを進めてきていると思うのですけれども、その後の状況と、それから
大田区のほうとしてどういうふうに今かかわっているのかということを、あまり
説明が
委員会の中でないものですから。
◎
岡田 連続立体事業課長 今のご
質問については、
まちづくり推進部の
交通企画課長が答弁するところでございますので、
課長が来られてから聞いていただければと思いますけれども。
議会のほうでもご
質問が出ている範囲は、そのとおりでございまして。今回また四者協をやりますけれども、その案内も今日恐らく口頭でご
報告があると思いますが。国と都と、それから
大田区と京急、
あと学識経験者も入れてやっている
協議会の中で、京急
蒲田がどれだけ重要な駅かということを認識させながら、京急のほうに停車を迫っていくという方向でありますし、区長もあらゆる機会をとらえて京急の
社長等には
お話をしているということでございます。
私どもも同じ場所で仕事をしておりますので、その都度機会あるごとに
お話をしているところでございまして、もう一度また
佐藤交通企画課長が見えたら、聞いていただければと思います。
◆和田
委員 あれだけ区民が関心を持っていたものなので、どうなっているのということをよく聞かれるのですけれども。全然進展が見えないというか、どういうふうに今なっているのかが見えないことと、進展しているのかどうかがわからないというのと。
それから、
上下線が完成したときに
ダイヤ改正でと言われているのですけれども、そのときに確実に停車するのかどうかということも、保証はないわけですね。だから、その辺がやはり区民の前にはっきりと伝えていく必要が、
経過報告も含めて必要なのではないかと感じているものですから、ちょっと聞いたのですけれども。では後ほど。
○
犬伏 委員長 佐藤交通企画担当課長が来られたら、質疑されますか。
◆和田
委員 そうですね、同じことになると思うのですけれども。
○
犬伏 委員長 ほかに
連続立体事業本部の
継続調査事件について、ご
質問があれば。
◆大竹
委員 ちょっと戻って、
駅前通信と、先月
まちづくり研究会ニュースというのを出されましたね。この違いで、
あとセンターエリア協議会通信というのがありますね。京急
蒲田、いろいろな再開発の
計画が組まれているものだから、そことのかかわりをお願いしたいと思っているのです。
◎廣瀬
連続立体事業再
開発担当課長 まず一番初めに、京急の
連続立体事業が始まると、それを前後しまして、京急
蒲田駅西口約3.4ha、京急線から
東邦医大通りまで、
住所地でいうと
蒲田四丁目の
エリアです。ここの
エリアについて、京急
蒲田駅
西口まちづくり研究会という会ができております。
これは全体を網羅するような大きな組織です。京急
蒲田の
連続立体事業を基本的に立ち上げていくのに、
まちづくりとしてどう考えていくかということで総括的にやっている組織で、これは現在も存在しています。今現状でどうなっているかというと、その3.4haのうちの駅に一番近いところの1haが
市街地再開発
事業を進めるということで、今年の春に
組合が設立されて、既に
事業に向けて進んでいるという状況です。
この1haについては、今回お出ししました
駅前の
市街地再
開発組合の枠の中に入っているということです。残りの2.4haはどうなっているのかという問題がありますけれども、この2.4haのうち、
東邦医大通り側に4-1街区、その隣に4-2街区というのがございますけれども、メガネドラッグの
反対側です。
今、ちょうど東邦医大から見ると、更地になった状態になっていると思いますけれども、あれが4-1街区なのですけれども。こちらについては、そこの地権者全員の合意で、
共同化ビルを建てるということで進めております。これは、今後2年間の間に立ち上がるという
計画で、既に進んでおります。
その隣の4-2街区については、既に先行して
共同化のビルが地権者の皆さんによって立ち上げています。ですから、4-1、4-2については、基本的に、
共同化の方向で動いてきたと。
大ざっぱに言いますと、そこの4-1、4-2街区から外れたところ、それで
市街地再開発
事業から
反対側、ちょうど中間のところは基本的にセンター
エリアという言い方を今しておりますけれども、センター
エリアは、今後どういう形で
まちづくりをしていこうかということで、今まちの中での研究会を進めているというところでございます。
もう少し細かくというと、4-19、20という小さな
商店街の
部分が一部センター
エリアの中にありまして、これはこれでちょっと権利
関係が複雑なものですから、そこは別途今検討会を開いているということです。
ですから、地権者の
関係でいいますと、
市街地再
開発組合、それからセンター
エリアの
部分、それから19、20という小さなところ、それからもともとの4-2で既にでき上がった地権者の組、それから今やっている4-1の組ということで、五つのグループが存在していると。そこのグループの皆さんと地権者の代表の皆さんと、町会の皆さんと、それから
商店街の皆さんが集まった舞台が
蒲田西口の
まちづくり研究会、西まち研という全体のグループという構成になっています。
◆大竹
委員 なかなか全体のニュースがちょっと流れてきて、全体的に扱うのは大事なのだけれども。個々のことになるとなかなか見えてこないというのがあって、今回1番の
組合をつくった
駅前組合通信というのが出てきているわけですが。
あとセンター
エリアも、センター
エリア協議会通信という形で、この前言っていた8月16日に、ぽつぽつとしか出てこないのです。
あと、今ご
説明があった四丁目1番街区、7月竣工となっているけれども。これがどうなっているのか、今ご
説明がありましたが、ここはそういう通信みたいなものを実際つくっていないのか。あるいは
組合施行ではなくて、地域的にどういう、今
共同化に向けて話し合いを進めていると言うけれども、それに対する区のどういうかかわり合いをしているのか。既に四丁目2番街区はもう終わっていると。それから、今度は四丁目19番、20番街区というのがありますね。この
部分もなかなか、どうなっているのかというのは、ご
説明をお願いします。
◎廣瀬
連続立体事業再
開発担当課長 まず4-1街区、
東邦医大通りのところの
部分ですけれども、十数人の地権者の皆さんでやっていらっしゃると思うのです。
基本的に、地権者の組織というのは、よその
人たちに知らせるためにやっているわけではなくて、自分たちの権利調整を中心としてやっていらっしゃるというのが、ベースなのです。
ですから、あえて
説明をほかの
人たちにするということは、ほかのまちにとって影響があるようなケースの場合は、こういうことをやりますよということでお伝えはすることはありますけれども、そこの内部の権利
関係については、一々皆さんは
説明しないで、内部で同意を形成しているという状況です。
まちに対して影響がありそうな状況が出た場合は、主に全体の西まち研のニュースの裏面あたりに、こういう事情が出てきましたというような通信が載ることがあります。ですから4-1の流れというのは、西まち研のニュースの裏側によく出るということです。
それから、19、20というのは非常に権利が複雑ですので、内々の話も随分ありますので、なかなか皆さんには言えないということです。
センター
エリアについては、まだ十分なまとりがあるわけではないものですから、いろいろな意見が出ては消えということで、やはり内部の地権者の皆さんが権利調整をしながら話し合いをしているということで、まちに対して、向かってアピールするような大きな内容はまだ出てきていないという状況だということです。
◆大竹
委員 黒田病院も西口に移転するという、あそこもあいてしまうわけですね。だから、あそこら辺は非常に今区内でも活性化している場所だから、それなりにこちらも注視していかなければ、まちが、どっと変わっていくという
部分があるから、そこら辺はできる範囲の中でご
説明いただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいです。
○
犬伏 委員長 要望でよろしいですか。
◆大竹
委員 はい。
○
犬伏 委員長 ほかに
連続立体事業本部の件についての質疑は、よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
犬伏 委員長 それでは、
佐藤交通企画担当課長がお越しになりましたので、
まちづくり推進部の
所管事務報告をお願いいたします。
◎佐藤
交通企画担当
課長 それでは、
資料番号の9をごらんいただきたいと思います。国道15号
蒲田立体
事業の進捗に伴うバスルートの変更についてでございます。
当
委員会でも視察いただいた国道15号
蒲田立体交差
事業の進捗に伴いまして、平成24年2月から、
蒲田駅付近の一部のバスルートが変更となります。
資料のルート図を見ていただきたいと思いますが、該当する路線は、いずれも
蒲田発日の出
通り経由羽田空港・羽田車庫行き路線、それから日の出
通り経由東糀谷六丁目行き路線、いずれも赤の線でございます。これに路線をまとめてお示ししています。
日の出
通り経由森ヶ崎行き路線、これは緑の線のルートでございます。それから萩中経由羽田空港・羽田車庫行き路線の青の線のルートの以上4路線でございます。
現時点での国道15号に出る交差点での右折時での
交通集中が2方向にルートが分かれることになるため、今よりは各交差点でのバスの集中量は少なくなると考えております。
また、ルート案は、交差点での、今言いました、
交通集中防止のほか、
交通管理者である警察との協議もあり、
交通安全の視点や現在の利用者の利便確保、地域の皆様のご意見も踏まえつつ、上り下りのルートの統一など、
交通ルートのわかりやすさを考慮しているということでございます。バス
事業者の具体的なルート案が出てきましたので、以上ご
報告をいたします。
○
犬伏 委員長 それでは、
委員の質疑をお願いいたします。
◆
大森 委員 地元の皆さんからの
お話、
要望等、過去から出てきていたことを踏まえますと、
事業者が主体的にどう運行していくかということを決めて、それで届け出を出していることなので、とやかく言うこともなかなか難しいのかと思うのですが。
東口の多摩堤の、
蒲田五丁目と書いてあるところから二またに分かれて、あやめ橋のほうに直進するのと、それから、
図面上では右斜めの下に青い線で来て、
蒲田五丁目の停留所に来るというラインが、これ青いバスルート1本ですね。
それで懸念されていることは、今、再開発でのいろいろな
説明がなされていた西口の
駅前の広場等が整備されてくると、
駅前の広場のところにバスが寄せられるような広場構造が、今まで我々の前に示されていた
図面等でもあったかなと思うのですけれども。
そうなって、これからまたそれでなおかつ弾正橋のほうの呑川のところの橋のかけ替えが
予定されていて、誠心調理師学園の前の
道路が今掘られていまして、電柱を抜いて
地中化の工事が今真っ盛りで、やっていますね。いよいよ
道路を広げていって、橋のかけ替えにいくのかなとは思うのですけれども。
もともとの話では、そこをバスが
通りますという
お話が、この
委員会でも
報告が過去にされていたと思うのですが、
地元としては、今、バスのルートをこうやってしまうと、
商店街を抜けて、八幡神社のところから左に曲がっていくルートが、本当に果たしてやるのかというところの心配がおありになるようでして。
人の動線がどうしても青い、
蒲田から萩中、羽田空港・羽田車庫方面のバスしかここにとまらないとなると、今ここは
事業本部が入っているビルの真ん前です。ここに今まではいろいろなバスが来ていたので、バス停留所に利用される方が結構いたのです。
ところが、それが分散されてしまうということになるので、
商店街に入ってくる、
通行する
人たちの流れに影響があるということをおっしゃっている方たちが結構おいでになりまして、そういったことに関する懸念は過去にも区のほうにも伝えていたということで、それを考慮した上でバス会社と話し合いをしてくれたのかということをおっしゃる
人たちが、結構おいでになるのです。
その辺について
説明がつくのかということなのですけれども。今日正式に
報告がなされたので、今後の問題も含めて、どう区のほうで考えてやっているのか、ちょっとお聞かせ願いたいですけれども。
◎佐藤
交通企画担当
課長 今回のルート変更につきましては、現在利用している方の利便性を最大限確保したいという考えのもとになされているということでございます。
現時点では、可能な限り、今の帰りのルートがそのままのルートになっています。
それから、現状羽田のほうへ向かう便につきましても、なるべく誤乗防止、乗るときに間違えないで乗れるような仕組みになっているということをお聞きしています。ご指摘のとおり、現在京急
蒲田駅の
駅前広場の
計画が進捗しておりますが、
駅前広場へのバス乗り入れにつきましては、それぞれ東口・西口
駅前広場の確実な完成見込み時期が明らかになってから、皆様のご意見をまた踏まえつつ、バス
事業者などと調整をしていきたいと考えています。今回、産業プラザの近くについては、バス停を調整中ということもございまして、将来的なことも踏まえつつ、やっていこうということでございます。
西口につきましては、これから完成が明らかになってきた時期をとらえて、また調整をしていくということでございますので、これで決まりということではないということを申し上げたいと考えてございます。
◆
大森 委員 今、産業プラザの近くと
お話があったのですけれども、この
図面上で京急
蒲田駅と書いてある京急の下に、丸く点線で囲まれているところは、ここは八幡神社の前のバス停なわけですね。ここが使われなくなってしまったわけです。ここの利用者が結構いたのです。現状いますよ、見ていただくとわかるので。ここを利用されている方たちは、ここのバス停からバスを利用することができなくなってしまうわけです。では、ここに来た
人たちの流れというのは、どこで確保してあげるのかという。労災病院のほうに行く
人たちも、結構利用者がいると思います。見ているとお年寄りも結構ここで乗る方がおいでになるのです。そういう
部分においては、今言われた駅の
反対側のほうの国道上に
駅前の交番があって、そこの向かい側、もしくは芝信の
蒲田支店があるのですけれども、そこの前の、よく大学駅伝なんかで
蒲田の交差点の踏み切りが、写される場所になるわけなのですけれども。結構そういう意味合いでは、人がたまったりするのですけれども。確実にここら辺にバス停をつくってあげないと、八幡神社で乗っていた
人たちの利便性というのは全く損なわれてしまう。お年寄りは、恐らく今まであちこちに行くバスが八幡神社のところへ来ていたのが、ここで乗れなくなったら、どこへ行って乗ったらいいのだということに絶対になってしまうと思うのです。
そこら辺をしっかり考慮していただいて、京急と
地元や区民の
交通利便性をしっかり反映していただいた話し合いをしていただかないと、主体的に
事業者だから決めて、我々のほうに持ってこられて、では何の意見も、区民の利便性も反映されないまま、うのみにしているということになってしまうのではないかと思うのです。そこら辺について、どうでしょうか。
◎佐藤
交通企画担当
課長 まちの方の意見を聞いたとき、やはりここの八幡神社のところのバス停がなくなると不便ですということをお聞きしまして、京急側には、何とかバス停を暫定的にも産業プラザの近くにできないかということを伝えてきました。そして、今その地先の
交渉にあたって、ある程度応諾を得ているように聞いてございますので、今まだそこが確定ではないので、こちらのほうにバス停の印はちょっとつけてございませんけれども、今、バス
事業者のほうとその地先のほうで
交渉をしているということでございます。これについては、いろいろ町会の方のご尽力もいただきながら、それで話し合いをうまく進めているということでございます。
◆岡
委員 大森副
委員長もおっしゃられるように、確かに京急
蒲田駅周辺のバス停がなくなる、京急
蒲田駅入口というバス停も駅から遠いわけで。そういった意味で、まさにさっき和田
委員がおっしゃられたように、京急
蒲田の停車問題に関連しても、京急
蒲田にバスでアクセスしにくくなっているのが現状であると認識をしています。ただ、これというのは、多摩堤
通りで右折できなくなってしまうから、京急側がどうしても迂回ルートとしてつくられているわけで、
事業者としてもつらい立場なのかなと思うのです。そういった意味で、この点でもうちょっと区、行政側として、下丸子でやられているコミュニティバスであるとか、そういうショート路線としてまさに対応しなければいけないのかなと。たまちゃんバスというのは、2年の試行運転でやられているわけで、ちょうど2年の期限も終わるので、今度ここで立体化が完成する前の2年間の試行運転というのをやってもいいのではないかと思うのですけれども、そういったご検討はいかがでしょうか。
◎佐藤
交通企画担当
課長 たまちゃんバスについては、まだ検証していくという段階でございまして、その様子を見るというのもございますけれども、ワンコインバスがここはございまして、京急
蒲田駅のところに来ています。こういったバスの乗車率といったものを見てみたときに、なかなか、非常に人数的には厳しいのかなという、バス
事業者的な見方はあろうかと思います。
◆岡
委員 そういった意味で、今、これは路線バス全体の話だったのでしょう。ワンコインバスというのは、今このルートというのは1時間に何本間隔というか、何本走っているのですか。ルートが変わってしまうと、ワンコインバスが京急
蒲田を通らない。
◎佐藤
交通企画担当
課長 ここの路線を通るバスについては、すべてここまでは100円という形になってございます。
◆岡
委員 ワンコインバスとあえて言われたので、いわゆる限定されたルートで走るものかなと誤認してしまっただけで、この短距離区間について100円だということで。そうすると、京急
蒲田に、結局駅近くを通らないルート変更に全部なってしまっているので、そういった意味では、
蒲田と京急
蒲田をつなぐ利便性の高い簡易なバスというのは、今設定がなくなってしまうということではないかと思って、伺ったわけです。そういった意味で、引き続き
要望というか、ご提案ですけれども、2年間の試行運転中のコミュニティバスを、今度はここで試行してもいいのではないかと考えて、
要望とさせていただきます。
○
犬伏 委員長 要望でいいですか。
◆岡
委員 はい。
◆金子
委員 今、弾正橋のところ、確かにまだこれから始まるので、その工事が始まる前準備みたいなものがされているのですけれども。ここから、イメージとして、でき上がっているものとこれからできるものとというところで、どういうふうに将来なっていくのかというところが、見えにくいのですけれども。弾正橋のところをバスが通って、これは八幡神社のところに出るようなルートでしたか。
◎
岡田 連続立体事業課長 説明をいたしますと、今、緑の線が羽田空港から帰ってくる線で引かれていると思いますけれども、この緑の線をたどっていくと京急
蒲田駅というのがあって、それからオリンピックの前を通っていく路線になっております。今回、私どもは京急
蒲田の西口につきましては、京急
蒲田西口のほうにバスが入るように設計をしているところでございまして、京急
蒲田のほうに一方
通行で入ってきて、ロータリーの中にバス停がございまして、そのバス停を通って328号線に出て、それから多摩堤
通りに出る形を今設計の中では考えているところでございますけれども。いずれにしましても、これについてはバス
事業者がありますので、その辺は、私どもはそういう設計を今しておりますけれども、今後調整が必要なのかと思っているところでございます。
東口のほうにつきましても、広場をつくりますので、その中にバスが入るような設計を今、進めているところでございます。
あとはバス
事業者との調整になると考えております。
◆金子
委員 大体の
予定の、連続立体交差
事業が、鉄道そのものは26年でよかったですね。バスロータリーはどのようなタイムラグがあるのですか。
◎
岡田 連続立体事業課長 私どもが今進めている連続立体交差
事業については、、今上り線が上っていますけれども、下り線が上って、全面
高架化されるのが平成24年でございます。それから、それにかかわる
関連側道、
アクセス道路についても、26年に終わる
予定でございます。弾正橋付近の工事につきましては、25年完成を目標に今
事業を進めているところでございまして、再開発につきましては、26年までに
組合を解散するということで、そこは廣瀬
課長のほうに。
◎廣瀬
連続立体事業再
開発担当課長 再開発でございますけれども、
市街地再開発
事業につきましては、
連続立体事業に合わせて、平成26年度中には
市街地再開発
事業を終わらせようということで、今かなりスケジュールを詰めてやっております。今、
市街地再開発
事業から北側に、328号線の
お話が出ましたけれども、これは25年までに終わらせていこうということで
計画をしています。それの南側の再開発
事業本体のほうは、平成26年度中に何とか終わらせていこうという考え方で今進めているということです。これは
地元の
組合の、要するに再
開発組合では、そういう形でのスケジュールになっております。今回、再開発
事業は
駅前の広場、それから328号線につながる
道路のところも工事としてやっていただきますので、26年度中には完成という発想で今臨んでいるところです。
◆金子
委員 これだけ出てくると、ではどうなるのかなという、その後のことについて意見も出てくるだろうと思うのですけれども。そこについて
質問があったら、答えられるように、
地元の方々の、特に八幡神社あたりの乗る
人たちの利便性については、ぜひ考慮していただきたいと思います。
○
犬伏 委員長 要望で。
◆金子
委員 はい。
◆
大森 委員 もう1点、今の京急
蒲田のところの、これから
交渉をしていただく話のバス停の件なのですけれども。今月の5日にPiOの前の歩道橋がエレベーターの完成とともに、供用開始になりました。空港線沿いの踏み切り沿いに、従来からかかっている歩道橋の撤去がこれから進むと思うのです。歩道橋をおりてきたところは、今、東西の地下の自由通路になっていて、それを利用された方はその歩道橋を使うことによって、空港線の踏み切りのところにすぐに出てこられるようにはなっていると、現状はそうだと思うのですけれども。今使っているものが使えなくなるとなると、新たにつくられた歩道橋を使ってPiOのところにおりてくる。おりてきたところは、完成すれば東口のロータリー、バスの停車場になると理解しているのですけれども。現行のバス路線の変更
予定図からすると、バス停の置き込みが、どうしても新たな歩道橋を活用しないと東側の15号線の歩道のほうには行けなくなってしまうということで、行けるのは呑川のところの信号の横断歩道かPiOの前しか通れなくなってしまって、間はどこも渡れないのです。そういうことを考えると、
駅前のところにバス停をつくるにあたっても、利用者の方たちの不便さが非常に何か目について、どうなってしまうかとすごく心配するのですけれども。工事中であるのでやむを得ないかと思うのですけれども、今の東口の広場の前あたりが可能なのか、ちょっと
スペースをとって、そこにバス停をつくれるのか、空港線の踏み切りを挟んで、川崎よりになるのか、品川よりになるのかで、ちょっと利用者の
人たちの、あそこまで行くのかということになってくるのではないかとすごく心配をするのですけれども、そこら辺はどうですか。
◎
岡田 連続立体事業課長 今日のバスルートの変更については、
まちづくり推進部のほうで
説明をしているのは暫定でございますので、今、
委員がおっしゃったように、東口のところにつくるべきだというご意見もございましたけれども、東口の広場の工事が来年から開始をされます。まず下水道工事をやりまして、広場の工事を行っていきますので、そういった意味では、ちょうど入り口になりますので、そこを暫定的にバス停にできるかどうかというのは、ちょっと難しいのかなと私は思っておりますけれども。それはまた
まちづくり推進部のほうで検討していただこうかと思っておりますが。どちらにしましても、工事はもう来年からかかっていきますので、それが一つでございます。
それから、今ある川崎国道のペデストリアンデッキにつきましては、これは今ある歩道の代替でございますけれども、今度は空港線沿いに東口からストレートに京急
蒲田の2階のほうに行けるペデストリアンデッキができます。これは6メートル幅がございますし、東口の国道の
部分には下におりられるエレベーターも設置をする
予定でございますので、そういった意味では、26年の完成までの間にいろいろと工事が始まりますので、バス停も恐らく、今決めているバス停がまたそのままずっと使えるかというと、その工事の間に多少移動したりとかは考えられるわけですので、今暫定でバス会社のほうも考えているということで、私どもも工事を進めなければいけないということもございますので、暫定ということでご理解をいただきたいということでございます。
◆
大森 委員 やむを得ないとは思うのですけれども、歩行者の方たちの
通行するルートを極力考慮いただいた上で、区として利用者の
人たちの利便性をしっかりバス
事業者のほうに伝えていただいて、暫定で移動するにしても、現行の
予定の中でどう置き込んでいくかということはしっかり議論をしていただいて、極力不便さを残さないように検討していただけるように、強く
事業者のほうにも伝えていただけるように
要望させていただきます。
◆飯田
委員 バス停とバス停の間の距離というのは、何mに1カ所とかという基準的なものというのはあるのでしょうか。
◎佐藤
交通企画担当
課長 特に聞いてはございません。
◆飯田
委員 このバス停のポイントをずっと見ると、東
蒲田二丁目からPiOのずっと北、環8
道路のここまでは一つもバス停がないのです。ほかを見ると、かなりポイントをとっているので、そういう面でも非常に不便さがあるのではないかと思うのです。
それから、神社の前のバス停が廃止されると、そういった方々のことを考えると、本当に不便さが増してしまうかなと。そもそも京急というのは、
大田区の利便性をどう考えているのかなと。エアポート快特はとまらないは、バス停は廃止をされるは。このバス停の間隔も、国道15号線には一つもないみたいな、こういう
図面が出てくること自体に非常に疑問を感じますけれども、どう思いますか。
◎佐藤
交通企画担当
課長 先ほども申し上げましたが、産業プラザ側に、東口のほうですか、今1カ所バス停の地先
交渉をしてございまして、ここには書いてないのですけれども、今、現在進行中でバス停の設置について考えているということでございます。
それで、先ほど距離について、私も不案内なのですが、踏み切りから何メートルとか、横断歩道から何メートルのところはバス停といったものの設置は難しい。認可事項でございますので、認可されない。警察協議の中でも、そういった置き込める場所というのは、ある一定の場所があるやに聞いてございます。ですので、ここも踏み切りの近くなので、そこから距離を置いて、
あと広くとめられるところというようなポイントを定めて、バス
事業者のほうは確認をとって、その
交渉をしているということでございます。今、書いてございませんが、ここにいずれ出てくるというふうにご理解いただければと思います。
◆飯田
委員 それであるならば、それこそ星印か点線でも入れて、出してもらったほうが親切かと思います。
廃止されるバス停の前の赤と青の点線の、ここは大体日に何本ぐらい通っているのですか。
◎佐藤
交通企画担当
課長 ここは大体268本、今現在かなりの数が通ってございます。ですので、それを今赤ルートと青ルートのほうを振り分ける形でいくと、半々ではないですけれども、赤と緑のほうがありますので、若干そちらのほうが多いのですけれども。なお、青いルート、
蒲田五丁目を通る路線につきましても、もともと91本の六郷行きのバス路線がございますので、それは従来と変わりませんので。それがあって、さらに振り分けられた75本程度のバスがございますが、166本のバスが通る形になります。ですので、点線のところは、それを合わせた268本程度のものが現行運行されています。
◆飯田
委員 それだけの本数がほかのルートに変わるというのは、やはり利便性に非常に大きな影響を与えるかと思います。そんな意味で、早くというか、PiOの付近にはきちんとバス停をつくっていただきたいと、強く
要望したいと思います。
○
犬伏 委員長 要望でよろしいですか。
◆飯田
委員 はい。
○
犬伏 委員長 ほかによろしいですか。
◆和田
委員 今、京急
蒲田駅にとまらないという件について、
京浜急行と話し合いを
東京都も含めてやっていると思うのですが、私たちのところになかなか情報がわからないものですから、区民の方が今どうなっているのとよく聞かれるのですが、答えられないものですから、どのようになっているのかということと。
それから、
上下線とも完了したときに、
ダイヤ改正がされるのだろうと思うのですが、そのときには必ず停車するという保証が今のところないわけです。その辺も、進展状況がどうなっているのかというのをご
報告をお願いしたいと思うのですが。
◎佐藤
交通企画担当
課長 いろいろと四者協、国、都、京急、それから区が入って、いろいろ協議している場がございます。その会議の設定がなかなか整わない、10月、11月は難しいこともございまして、今のところ12月2日ということで決まりましたので、口頭でございますが、今回ご
報告をさせていただければと思います。11月の
委員会にペーパーでお出ししできればと考えてございますので、よろしくお願いしたいと思います。
◆和田
委員 そうしますと、前回
報告していただいてから、状況はほとんど変わっていないということなのですか。
◎佐藤
交通企画担当
課長 今、その会議のもとでいろいろと申し上げているところでございますので、今すぐにどうのというところではございませんが、これからも引き続き四者協の中でも訴えていく形になろうかと思います。
◆和田
委員 10月、11月は整わないとおっしゃったのですが、原因はなぜなのですか。
◎佐藤
交通企画担当
課長 東京都それから国土
交通省と、国の
関係もございまして、うまく同じ共通の日がなくて、
東京都議会が入ったりいろいろありまして、少し日にちが折り合わなかったというのが現状でございます。
◆和田
委員 何か本当に真剣にやろうとしているのかというのが、非常に疑問を感じるのですけれども。やはり
大田区がもっとリードをして、主導権を握ってしっかりとやっていただきたいと思うのですが、その辺はいかがですか。頑張っていただきたいと思うのですけれども。
◎佐藤
交通企画担当
課長 やはり区としては、京急
蒲田への停車については、強く申し入れているという姿勢でございますので、今後とも頑張ってやっていきたいと考えます。
◆
大森 委員 この
委員会で以前、駅のホームの視察をしたときに、今使っているホームの川崎側のほうがすごく長くて、ホームの真ん中ではないと思うのですけれども、もう少し川崎に寄ったところから先は今現在使っていなくて、ホームを少し削っていて、そのときに各駅の車両をそこで待機させるというつくりになっていて、そこをまた出てポイントでもって本線に戻ってくるというつくりになっているわけです。あそこに各駅がとまるということは、後ろから来た快速特急だとか、そういった車両が通過のために使ってしまうのではないかと。やはり今までの流れを考えていると、どういうふうに京急が
ダイヤ改正をしながら、あのホームのそういう構造を、通常であればホームの右左に車両がとまっていて、川崎の駅でも平和島でもそうですね。端のほうの線路に各駅停車の車両をとめておいて、真ん中を通過する、平和島はどんどん通過しているわけですから、そういう構造になるのでしょうけれども。幅がとれないので、京急
蒲田は縦に待機させるようにつくっているわけではないですか。そのことが今後、四者協が12月に
予定があると、
課長の
報告なのですけれども。我々が言わんとする今までのことと、今後の発生してくるかもしれないことについては、ホームの構造上、京急にくぎを刺しておいてもらわないと非常に困ると思うのです。そこら辺について、しっかり考えを持った上で区が取り組んでもらわないと、鉄道
事業者のもうけ主義で時間の短縮を図って、株主さんたちを喜ばせているわけですから。そういったことを踏まえますと、地域住民のことなんかは、それこそさっきの飯田
委員の
お話ではないけれども、
大田区民のことなんかさらさら考えていないということになってしまうので、そこは区の立場としても、地域住民や区民のことをしっかり考えた上で四者協に臨んでいただかないと困ると思うのです。そこら辺はどうですか。
◎佐藤
交通企画担当
課長 四者協の中では、いろいろと
まちづくりを兼ねて
お話をしています。京急と共同でいろいろな観光の
関係でやったりしてございますし、そういったところでの
蒲田の魅力をつくるとともに、並行してやっていく協議の場でございますので、そこは本当にうまく伝えていきたいと考えてございます。
京急としても信頼
関係を、やはり
大田区に対していろいろな意味で協力的な立場が、江戸前きっぷからも見受けられますし、そういう意味では、お互い
大田区という地域を大事にしていただいて、一緒に連携をとっていける立場になればいいと思ってございます。
○
犬伏 委員長 関連で、あの待機ホームは何と
説明されているのですか。
◎
岡田 連続立体事業課長 京急
蒲田駅につきましては、当初から待機線をつくることによって時間を短縮して、その間に、平和島も、それから川崎もありますけれども、京急
蒲田にもそれをつくって時間短縮をすると、利便性を向上させるという考えは、京急はお持ちです。それがすなわち、今
委員の方々がおっしゃるように、それによって京急
蒲田を通過すると考えておりませんので、それらについては、私どもも機会あるごとに
お話をしているところでございます。
それから、今回の引き込み線のことにつきましては、
蒲田駅総合改善
事業の中の一環でも入っておりますので、そこについては
蒲田開発株式会社が主体ではございますけれども、そちらからも京急のほうには
お話をしているというのが現状でございます。
委員がおっしゃったように、長くなったのは、幅がとれないということで、考え方は一緒でございますので。ただ、おっしゃるように、400メートルもあるホームというのも、考えられないような長さですので、そこで乗りおりする方が利便性が向上するかというと、なかなかそこは利便性が向上するとは言い切れないかなと、私も考えておりますが。一応そういうことで、引き込み線がございますので、それによって快速列車が通過するようなことになるととんでもない話ですので、それは機会あるごとに、
事業を進めていくのは私どもですので、そういう
お話をさせていただいているところでございます。
◆大竹
委員 あわせてなのですが、本会議でも我が会派から言ったのだけれども、せっかく新駅ができて、ホームドアがないという。この前も視察に行ったときに、つけないと言っているのです。やはり、これについてもきちんと言っていただきたいと思っているわけです。今いろいろと技術革新で、すべての車両に対応できるホームドアというのか、これについても開発途中で、もうすぐできるということも報道されているのです。後でつくるとなかなか費用のこともありますから、そこら辺もちょっとお願いしたいと思うのですがどうですか。
◎佐藤
交通企画担当
課長 ホームドアにつきましては、今、国のほうもいろいろ検討してやっています。それで、10万人以上の乗降客のあるところ、それから1万人以上のところでは、点字の黄色い内方線というものをつけてくださいという指示が出ています。やはりホームドアまでなかなか、JRでもそうですけれども、29駅やるのに500億円という
計画を立てて、一駅何10億円という形になるということを見てみますと、やはり1
事業者ではすぐに難しいのかなという面もあるのと、内方線という形でまずやってくださいという国の方針が出てきている。
それから、先ほど改良されて、3ドアとか4ドア、2ドア、いろいろなタイプのあるのをうまく技術的に解消しようということで、今やられているのも承知はしているのですけれども。それについても京急がいろいろなところの線が乗り入れてきていますので、そこの調整というのはなかなか難しいのかと。
ですから、最後にとまる駅であると、やりやすいという話は聞いているのですけれども、途中の駅ですといろいろな意味でちょっと厳しい。手押しでドアをあけたりするところもあったりとか、いろいろなやり方があって、今現在、新駅ですぐにつけてという形ではなってないようにお聞きしています。
◆大竹
委員 だからこそ、今言っているのです。一つは時代の流れは、そういう利便者の安全性の向上というのか、進められているということを含めてあるし。それこそ新線のところは大体そういう形でつくっていくわけです。今回も言ってみれば新しい駅だから、それは相手、京急のほうの立場に立てばいろいろ難しいという話は、これは行政もそうなのですが、やろうとすればやれるし、難しいと言い出せばできないという話になってくるものですから。私、ちょうどこの前視察させていただいたときに、京急の方に聞いたら、そういうことは全く考えていませんというご答弁があったものだから、これはやはりまずいなと。今、本当に
大田区民のことを考えているならば、そういうことも含めて、きちんと区として言うべきことはぜひ言っていただきたいと思っているのです。それはどうですか。
◎佐藤
交通企画担当
課長 区民の方、特に目の不自由な方とか、いろいろ障害をお持ちの方はいらっしゃいますので、そういった方を考えますと、区としても、早くできる形の働きかけはしていく必要があると考えてございます。
◆大竹
委員 先ほどのご答弁だと、なかなか難しいという問題を掲げていたものだから、やはり
事業者の立場に立つのではなくて、区民の立場できちんと申し入れてください。せっかくこれから2年後にすべて連立は完成するのだから、その時点できちんとホームドア、ホームさくをついている形にぜひしていただきたいと、言ってください。
○
犬伏 委員長 要望でよろしいのですか。
◎
岡田 連続立体事業課長 現在の5駅につきましては、もう構造的に決まっていますので、恐らくホームドアの設置については、今の時点では、この工事が終わるまでにはないのかと思いますが。でき上がった後に、例えば国の施策として補助金制度とか、そういったものがあれば、その時点で鉄道側が自分の費用できちんとつくるようになるのかと考えております。既に国際ターミナルのほうはもうできているわけですから、ほかができないということはないと思います。ただ、先ほど
佐藤交通企画課長も答えましたけれども、四つの電車が乗り入れていますので、その辺は調整はあるのかなと考えているところでございます。
◆大竹
委員 再度なのですが、国際ターミナル駅はきちんとついているわけです。先ほども言ったように、やろうと思えば、できると思うわけです。ですから、それは構造が全部決まって、今のところ、できませんなんて言わないで、ぜひ、国の補助金云々かんぬんというのはあるだろうと思うのだけれども、これは一つは
大田区民の利便性の向上、安全性の向上を、ぜひ
大田区として
要望していただきたいと思っているわけです。今の中でもできる範囲の中で、5駅でなくてもいいです。とにかく京急
蒲田駅についてはつくるというふうに、私は言っていただきたいということを
要望しておきますので、ぜひお願いします。
◆岡
委員 少し関連してしまうのですが、そのホームが待機方式、縦長で大変長いということで駅員さんの管理の目も届かないから、本当に転落する危険性が高いような気がするので、ホームドアはぜひ
要望していただきたいと思います。
あと、
課長がおっしゃられたように、乗りかえが縦長だととても難しいのではないかとおっしゃられて、本当にそのとおりだと思います。現場視察に行ったときというのは、工事の担当の方だったので、どうやって乗りかえするのかとか、そういったことをあまり聞けなかったので、そういった意味で今度
委員会に呼んでいただくとか、もしくは連立
課長が聞いていただくだけでもいいのですけれども。乗りかえを本当にどうやってやるのか、運営面をちゃんとしっかり
説明をいただきたいと。多分時間がその分かかるので、さっき言った時間短縮だ何だというのが全く達成できないはずだと思うので、そうすると結局、京急
蒲田を通過させるための待機ホームになるのではないかとしか思えないので。
質問ですけれども、今、京急本線で京急
蒲田駅を通過する電車というのはあるのでしたか。
◎
岡田 連続立体事業課長 本線ではございません。
◆岡
委員 そういった意味で、万が一も本線で通過されないようには、くぎを刺していただきたいと思います。
◆金子
委員 大田区高齢者等実態調査というのが23年3月に、22年度でこういうのが出されたのですけれども。発行したのが介護保険課になっているのですが、この中で、高齢者の
交通の移動についての
質問はほとんどされていないのです。高齢者の
人たちが何を望んでいるかというと、どこかに行くときに手伝いをしてほしいというのが、結構強い
要望で出てきているのです。ですから、日常生活圏で聞かれているのが唯一、バスや電車で1人で外出していますか、自家用車でも可というところ、そういう聞かれ方をしていて、できないと言っている人が72.3%あるのです。自分でもできるし、しているという人が16.3%、できるけれども動かない、行けないという
人たちが8.5%ありますので、
交通機関を利用できないことによって、ますます引きこもりになるのではないかと思うのです。そういう点では、こういう高齢者の実態調査があるときに、
交通というか、移動をどうするのかという、この次の調査のときに、ぜひ移動の手段をどのように確保するのか、どういうことがあったらよいのかということも、ぜひ聞いていただくように。これは介護保険課でつくるとすれば、介護保険の必要な人に限って聞かれるような感じがいたしますので、これを全部の高齢者に係わる、全部の課に係わってくるものとして、そういう調査のときに移動手段についての具体的な調査もされるようにしていただきたいということ、これは
要望で申し上げておきます。
○
犬伏 委員長 よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
犬伏 委員長 それでは、本日については質疑を以上で終結し、
調査事件を一括して継続といたします。
なお、11月10日からの
委員会の視察につきましては、会議規則第76条に基づき、議長あてに
委員派遣承認要請書を提出することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
犬伏 委員長 ご異議なしと認め、要請書を提出いたします。
次回日程ですが、11月10日からの視察がありますので、その後の11月14日の10時30分にしたいと思います。
それでは、以上で
交通問題調査特別委員会を閉会いたします。
午前11時44分閉会...