目黒区議会 > 2021-03-03 >
令和 3年総合戦略・感染症対策等調査特別委員会( 3月 3日)

ツイート シェア
  1. 目黒区議会 2021-03-03
    令和 3年総合戦略・感染症対策等調査特別委員会( 3月 3日)


    取得元: 目黒区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    令和 3年総合戦略・感染症対策等調査特別委員会( 3月 3日)                総合戦略・感染症対策等調査特別委員会 1 日    時 令和3年3月3日(水)          開会 午前10時00分          散会 午後 3時35分 2 場    所 第三委員会室 3 出席者    委員長   河 野 陽 子   副委員長  佐 藤 ゆたか     (10名)委  員  青 木 英 太   委  員  岸   大 介          委  員  梅 田 まさみ   委  員  山 宮 きよたか          委  員  石 川 恭 子   委  員  おのせ 康 裕          委  員  松 田 哲 也   委  員  佐 藤   昇 4 欠席者      (0名)
    5 出席説明員  荒 牧 副区長         村 田 企画経営部長     (10名)                (区有施設プロジェクト部長)          橋 本 長期計画コミュニティ課長                          佐 藤 情報課長          松 本 区有施設プロジェクト課長                          竹 内 文化・スポーツ部長                          (文化・交流課長)          石 原 健康推進部長      吉 田 新型コロナ予防接種課長          秋 丸 教育次長        岡   学校施設計画課長 6 区議会事務局 山野井 次長          伴   議事・調査係長      (2名) 7 議    題   【議  案】   (1)議案第1号 目黒区基本構想の策定について   【報告事項】   (1)新型コロナウイルスワクチン接種に向けた現状について    (資料あり)   (2)施設データ集の更新について                (資料あり)   (3)令和2年度ICT実証実験の取り組みについて        (資料あり)   (4)目黒区学校施設更新計画(案)について           (資料あり)   【情報提供】   (1)ホストタウンフレーム切手の販売について          (資料あり)   【視  察】   (1)新型コロナウイルスワクチン接種会場視察   【その他】   (1)次回の委員会開催について ───────────────────────────────────────── ○河野委員長  おはようございます。  ただいまから総合戦略・感染症対策等調査特別委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、おのせ委員、山宮委員にお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【議  案】(1)議案第1号 目黒区基本構想の策定について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――河野委員長  それでは、議案第1号、目黒区基本構想の策定についてを議題に供します。  理事者から補足説明があればお受けいたします。 ○村田企画経営部長  議案第1号、目黒区基本構想の策定についての補足説明をさせていただきます。  去る1月22日の本特別委員会におきまして基本構想の素案に対するパブリックコメントの実施結果について御報告した際、併せて素案の修正の考え方についても御説明したところですが、今回は素案の時点から提出させていただいた議案への具体的な変更点について、資料に沿って御説明いたします。  お配りしております補足説明資料基本構想素案から最終案への主な変更点と変更理由を御覧ください。  まず、「はじめに」の部分では、冒頭に基礎自治体としての位置づけや役割とともに、現行基本構想基本理念を引き続き区政運営の根底に置くという考え方を記載することとしました。  また、素案段階の冒頭の文章については、頂いた御意見を踏まえて表現を修正しています。  次に、第3章の「まちの将来像」では、「さくら」を掲げることに対する御意見や将来像が分かりにくいといった御意見などを踏まえて、「さくら咲き」や「心地よいまち」という言葉を選択した理由やそれぞれが持つ意味について、より伝わりやすくするよう、将来像の考え方の説明文を見直しています。  おめくりいただき、第4章の「区政の運営方針」の中の「平和と人権・多様性の尊重」の部分については、平和の取組についての記載を追加するとともに、性別の表記については、性的指向や性自認も含む表現として「性のあり方」とし、人権尊重の意識の醸成のみならず、互いの人権を尊重し合う地域社会をつくるという、より積極的な表現に改めております。  また、その下の「未来を見据えた持続可能な行財政運営」の部分では、今後の外部人材の活用の方向なども踏まえ、「人材を育成」に「活用」の文言を追加しております。  次に、第5章の基本目標1、「学び合い成長し合えるまち」の部分では、「将来の社会の担い手として」の成長の前に、「人として心豊かに」という表現を加え、子どもたちの人間性豊かな成長を支えるということを記載しております。  次に、基本目標2、「人が集い活力あふれるまち」の部分では、これまでの芸術文化、スポーツの振興の取組を踏まえて記載を見直すとともに、地域活動などへの支援を通じた豊かなコミュニティの形成を目指すという文言を追加しています。  次に、基本目標3、「健康で自分らしく暮らせるまち」の部分では、「保健・医療・福祉の連携を進め」とする後に、「それらの充実を図る」という文言を加えております。  最後に、基本目標5、「安全で安心して暮らせるまち」の部分では、自然災害だけでなく感染症の脅威も危機管理として捉えるという趣旨で、リスクの例示の中に感染症に関する文言を追加してございます。  議案の補足説明は以上でございます。 ○河野委員長  説明が終わりましたので質疑を受けます。 ○佐藤(昇)委員  今回最終案ということで変更点、またその理由等、今説明がありました。  いろいろな多方面から意見があり、この最終案ということで取りまとめたわけですけれども、これをどのようにフィードバックというんですかね、また周知していくのかということをお伺いします。  また、その際、やはり今までも説明してきたかとは思うんですけれども、足かけ約2年かけて丁寧に何度も議論を重ねてきてるというふうな部分も、そこに付け加えて御理解いただくということが大事かなと思いますが、その点についてお伺いします。 ○橋本長期計画コミュニティ課長  お尋ねの件でございますが、やはり基本構想、つくっただけで終わりということではなくて、やはりこれを区の庁内、あるいは区民の皆様に向けて発信をし周知を図っていくということが重要であるというふうに考えてございます。  そうした中で、今回の、今、パブリックコメントの結果については既にホームページのほうで公表してございますけれども、この議案の策定過程におきましてどういった変更があったのかというようなことにつきましては、併せて丁寧に周知を図っていき、その中で議論を重ねてきたという、今、御指摘も頂戴いたしましたので、その点も踏まえて丁寧に周知を図っていき、区民の皆様と区が共有する基本構想となるように努力してまいりたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○佐藤(昇)委員  ありがとうございます。そのように進めていただけたらと思います。  また、付け加えさせていただきます。実施計画、20年先を見据えてという非常に難しい部分もあるわけなんですけど、基本計画10年と、実施計画5年と、この辺の部分を一般の区民の方が分かりやすい、何かそしゃくできるような表現で、その辺もお伝えすることも重要かなと思うのが1点。  また、今回の基本構想は非常にボリューム的にいうとスリム化というんでしょうか。そういった部分の話は今までしてきたかと思うんですけれども、改めて前回の策定と今回、そのボリュームの話ではなくて、中身で大きく取りまとめに関して、今回最後かと思いますので、どのような経緯だったかということと、難しい質問になりますが、さらに20年後、またこの改正という部分が多分あるんでしょうけれども、そのときのイメージというんでしょうか、会議等でどんなお話があったのかということをお伺いします。  以上です。 ○橋本長期計画コミュニティ課長  まず、1点目でございます。  今後この基本構想策定をしたならば、この下に基本計画実施計画を定めていくということになります。この内容につきましても、当然分かりやすくしていくということは重要な視点であろうかというふうに思ってございます。  そうした中では、今回基本構想につきましても分かりやすさという視点から、委員御紹介いただいたとおり、内容のスリム化を図ってまいりました。  基本計画実施計画につきましても、区民の皆様とできるだけ共有できるというような視点から、分かりやすさという点も踏まえて、今後、来年度以降、検討してまいりますので、検討を進めていきたいというふうに考えてございます。  また、改めてということで、前回現行のといいましょうか、基本構想との違いというような点かというふうに思いますけれども、こちらにつきましては、まずやはり簡素化するというようなこと。これは審議会の中での議論の中でも、やはり分かりやすさというのが重要であるというようなことを度々御議論いただきましたので、そういったことも踏まえまして、内容の簡素化、それから分かりやすい構成というようなことで心がけたというところでございます。  また、現行基本構想につきましては、将来の見通しという意味で、目指す時期というのを明示してございませんけれども、今回につきましては20年というような一定の期間を目標として定めて目指すというような形で記載をしてございます。そういった点が違いということかというふうに思ってございます。  また、改めて昨今の地震の危険度とか、それから自然災害の激甚化などに伴いまして、改めて安全・安心ということを基本目標の一つというふうに掲げまして、こういったことを注力して進めていくというような内容というふうにさせていただいたというところでございます。  それから、3点目でございます。今後の改正というようなことでございますが、こちらについては、正直申しまして、審議会の中で20年先、じゃ、もう一回やるのにどうするのというような議論は、正直、してございません。  今後のことにつきましては、今この場でどうこうというのはなかなか申し上げにくい点はございますけれども、一つには、基本計画は10年計画ということでございますので、10年計画を当然見直す時期というのが、当然10年後に来るわけでございます。その段階で、やはり基本構想の内容につきましても、その時点で時勢に合ったものになっているかどうかということは、当然検証が必要かというふうに思ってございますので、そういったところで内容の点検をし、改正が必要であれば改正していくというようなことかなというふうに思ってございますので、そういった計画全体を捉えて、今後の改正については検討してまいりたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○河野委員長  佐藤昇委員の質疑を終わります。  ほかにございますでしょうか。 ○石川委員  案については、私たちも意見を出させていただきました。個人的には、現基本構想が私はすごくすばらしいなと思っているんですけれども、現基本構想の中には、そもそも基礎的自治体の役割がきちんと明記されて、それで基本構想の理念が、人権と平和を尊重する、環境と共生する、そして住民自治を確立するということが、理念として三つ明記されているので、私たちはこれは大切だということで、その立場で来たわけですけども、今回出された中の「はじめに」というところでその辺がきちんと明記されたので、その点については、現在の基本構想とは形が違うけれども、明記されたということでは一定評価できるかなと思っています。  それと、今、変更点が出されたわけですけども、ここの委員会でもまちの将来像「さくら咲き 心地よいまち」云々かんぬんというところでは、私たちも意見を出して、やはり非常に抽象的であるし、やっぱりこうした区の計画については抽象的ではなく、きちんと明記するべきではないかという意見を出させていただいたんですけども、その点については、書かれていますけども、どのような、その後こうした意見が、うちだけじゃなくてたくさん結構出てたと思うので、その辺の検討内容をもう少し教えていただきたいということです。 ○橋本長期計画コミュニティ課長  まず、1点目でございます。御評価いただいてありがとうございます。  やはり委員がお話しのとおり、現行基本構想に掲げます三つの基本理念につきましては、そもそもそれがいいとか悪いとかいう議論ではなく、やはり自治体、変な話ですが、オール自治体で掲げていくべき理念とも言えるのかなというふうに私どもは捉えておりまして、そういった意味では、今回の「はじめに」のほうで書かせていただいたとおりですけれども、そうした理念については根底にきちんと置きつつ区政を推進していくということを、改めて明記をさせていただいたというところでございます。  2点目のまちの将来像、抽象的であるというような御意見、こちらにつきましては、パブリックコメントの中でも多く、幾つかそういった抽象的だと、分かりにくいといったような御意見は頂戴したところでございます。  こちらにつきましては、どうしても基本構想、一番大きな大方針というようなことがございますので、逆に限定的に捉えられてしまうと、幅広い区政の方針としてはなかなか採用しにくいというような部分もあり、他区の事例等を見ても、どうしても抽象的なものになりがちでございます。  こういったことにつきましては、やはりこの後、基本計画実施計画を定めてまいりますので、そういった中でより具体化をし、区政の施策のどこにつながっていくのかというのを明らかにしていくという作業が必要になってくるというふうに思ってございまして、区の長期計画基本構想基本計画実施計画、この三つの計画がきちんと統計立てて整理されることによって分かりやすくなるというふうに考えてございますので、そういった視点で、そういったことも踏まえて検討をしてまいりましたし、今後の基本計画実施計画の中では、そういった視点で検討していきたいというふうに思っております。  以上です。 ○石川委員  あと、平和と人権、多様性の尊重のところなんですけども、この文言は否定されるものではなく、評価できるものなんですけども、なぜ目黒区が平和都市宣言をしている区である、その平和都市宣言というところを持っている区であるということが、なぜここにきちんと明記されなかったのかなというのが、私は個人的にはちょっと疑問があるんですが、その点が一つ。  それと、最後のところなんですけども、基本目標5のところで、「助け合う自助・共助・公助の連携・協力体制を整えます」というところでは、現政権、菅首相が最初に自助・共助・公助の、これが私の望む世界というか、社会だというのをおっしゃってたんですけども、今日もテレビでも、やっぱり自助・共助という部分では、やっぱり自己責任というところが非常に大きくきた中でのこのゆがみね。例えば今コロナ禍の下でも、コロナになったのはあなたの責任だという、そういう部分が大きく感じられるんですけども、自助・共助・公助のこういう言葉が入ったところでは、その辺は、私たちは意見としては出したんですけども、その辺は審議が行われたのかどうか、その点伺いたいと思います。 ○橋本長期計画コミュニティ課長  まず1点目でございます。平和・人権、多様性の尊重の部分で、平和都市宣言との関係ということでございますけれども、こちらにつきましては、基本構想の中でも、最初のほうに平和都市宣言を例示に挙げておりますけども、平和都市宣言以外でも各種宣言をしてございます。そういった宣言も基本構想と同様、区政の運営方針として掲げているものでございますので、そういったところをきちんと注視をしながら、基本構想と一緒に、そういった宣言も含めて区政運営方針として捉えていくということが必要だというふうに考えてございますので、そういった点につきましては、今回の基本構想の中でそういった視点もきちんと明記をしていくということでさせていただいておりますので、そういった点は御了解いただければというふうに思ってございます。  それから、基本目標5の部分の自助・共助・公助の部分でございます。  これはもうるる、これまでも御質問いただいておりますし、同じような答弁になってしまって恐縮でございますけれども、私どもとしては自助・共助・公助、これはバランスよく連携をしながら進めていくということが重要だというふうに考えておりまして、どれかを軽んじるということではないというふうに思ってございます。  自己責任論というようなお話も出ましたけれども、今そういったことがちょっと取り沙汰されたりすることもございますが、やはりこれは当然自助も必要、共助も必要、そして公助も必要ということ。それのどれかが欠けてもなかなか難しいというのが現状かというふうに思いますので、そういったことをバランスよく役割分担をしながら進めていくということが重要だというふうに考えてございますので、こういった考え方を改めて記載させていただいたというところでございます。  以上です。 ○石川委員  今回の基本構想の見ていく部分においては、策定過程がどうだったかというところも視点があると思うんですね。今回、長期計画審議会をつくり、そしてそこで各会派、また住民の方、団体の方が集まって審議し、出してきたわけですけども、そういう部分は非常に評価はできるものだと思っています。  先ほどの質疑なんかもあったんですが、例えばこれ20年間ですよね。20年後、どういう形になるか分からないんですけども、こうした基本構想をつくるに当たっては、やはり住民や様々な団体、多くの人たちが集まった中できちんと話し合い、そして声を上げ、そしてそれを反映させていく。それは次回においてもきちんと守られていくべきだと思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。 ○橋本長期計画コミュニティ課長  区民参加が重要というようなことにつきましては、もう委員おっしゃるとおりかというふうに思ってございますので、今後もこういった策定過程、特に今回につきましては区政の大方針、最も基本的な大方針ということでございますので、特にこういった長期計画策定過程の中では、区民参加を十分に図っていくということが重要だというふうに考えてございます。  特に長期計画審議会につきましては、委員構成も含めまして条例で決められている事項で、当然我々は守っていかなきゃいけないということでございますので、審議会はもちろんでございますけれども、それ以外にも様々な手法を活用して、区民参加、または区民の皆様からの意見をお聴きするというような機会を丁寧に設けていくということは重要である。それは今後も変わらないというふうに考えてございます。  以上です。 ○河野委員長  石川委員の質疑を終わります。  ほかにございますでしょうか。 ○おのせ委員  地方自治法が改正されて、この基本構想に関してはつくってもつくらなくてもいいんだということになったわけです。その中で目黒区としては、議会からも要望しまして、ちゃんとつくってくださいというお願いをして、こういう2年たってつくってきた。コロナもありましたけども、この作成の過程でも考えられなかったこと、または国の方針としてこれは出ないだろうなと思ってたことが、例えば脱炭素ですとかそういうものも出てきたわけです。20年という区切りをつくったわけですけれども、将来的な目黒区全体に住んでる方々、行政も含めて、これを目黒区の憲法として扱っていくという中で、特別委員会での議論の中でも抽象的過ぎるということが、逆に補助計画を縛らない、その時々にフレキシブルに対応できるような形にしたいとご答弁いただいています。そういうことは私たちも理解をしてきたわけです。  ただ、この同じことを、私たちが理解してきたことを区民の皆様にも理解していただかなきゃいけないので、これは今日は議案ですから、議決した結果、これが成立すれば、今度区民の皆様にお知らせをしていかなきゃいけない。  先ほどうちの幹事長のほうからも、どうやって出していくのという話がありましたけども、例えば議案が通った後のタイムスケジュールはどうなっていますか。教えていただければと思います。 ○橋本長期計画コミュニティ課長  議案御決議いただいた後でございますけれども、今ちょうど同時並行的に基本構想として取りまとめた冊子の作成、それからまた区民の皆様に周知を図っていくためのパンフレットなどの作成も同時並行的に進めてございます。こういったものができましたら、3月下旬とか4月の頭ぐらいになろうかと思いますけれども、そういったもので周知を図っていくということはやってまいりたいというふうに考えてございます。あわせてホームページ等でも、成立した後、内容の周知を図っていくということは当然のことながらしてまいりたいというふうに思ってございます。  また、パンフレット、簡単なものを作ろうということで今やっておりますので、そういったものを様々な場面において御活用いただけるように、区民の皆様の目に触れるように周知を図っていく、いろんな機会を通じて周知を図っていきたいというふうに考えてございます。  以上です。
    ○おのせ委員  新しい時代の策定になりました。要はSNSも始まっていますし、また5Gに向かっていく中でこういうことをつくったわけで、目黒区の憲法的な扱いのもの、多分、前基本構想はそんなに知らしめをしても見てもらえなかったし、聞いてもらえなかったと思います。それは議論の中でも、区の職員ですら知らない人がいたというようなことがあったから、こういうことも含めて検討してくださいということを、この中で議論されました。  この議案成立後には、しっかりと区長ももちろんアピールをしていただきたいし、本来、基本構想というのはあまり目立たない、興味を持たれないものかもしれませんが、そうじゃなくて、事あるごとにこれにアピールをして、ここが基本なんだと。この「さくら咲く」ということをつくったんであれば、やっぱりこれを全体的に区民に対しても、また議会はもちろんですが、区民に対しても、区の職員に対しても、基本構想を知らない人がいないように、この時代にしていただくだけのアピールをしていただいて、今後、補助計画をつくっていくことになっていくと思いますから、その点御留意を大変いただきたい、この新しい時代だからこそいただきたいと思います。ここでしかもうお願いができませんので、そういう要望をしたいと思いますけど、それに対していかがでしょうか。 ○橋本長期計画コミュニティ課長  委員お話しのとおりかというふうに思ってございます。  特に恥ずかしい話ですが、やはり庁内での周知がなかなか徹底されていなかったというような職員アンケートの結果も出ておりますので、庁内の職員に対しての周知、こちらについてもできるだけ丁寧に、丁寧にというか、日頃あまり感じられない、業務の中でですね。日常業務の中でなかなか感じられない基本構想というものでありますから、それゆえにきちんと手元にある、常に先の目標にはこの基本構想があるんだよということを、職員のほうには周知を図っていく。日常業務の中でどういう関わりがあるのかということにつきましても、これから基本計画実施計画をつくってまいりますので、そういった中で、策定過程には常にそういうものがあるよというようなこと、しっかりと周知を図ってまいりたいというふうに考えてございます。  また、こういった時代でございますので、SNS、また動画、こういったものも活用しながら、基本構想の周知については、新しいそういった手法も活用しながら、周知は図ってまいりたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○河野委員長  おのせ委員の質疑を終わります。  ほかにございますでしょうか。 ○山宮委員  今おのせ委員にほとんど確認をしていただいたので、1点だけ確認します。  パブリックコメントを見てみると、今回は50団体の人、合計意見数が206件ということで、このコロナ禍の中で、昨年の1か月間という限られた期間の中では非常に濃縮した意見を頂けたのかなというふうには理解はしています。  その中で、項目別に見ると、やっぱりまちの将来像と快適で暮らしやすい持続可能なまちについての意見が非常に多いということは、皆さんが将来についての様々なことをやっぱり懸案されている。自分の住んでるまちがどういうふうに将来なっていくのかなという部分をすごく意識されているというのが読み取れます。  その中、幾つかをピックアップしてみると、やはりIT、またデジタル化社会に向けた取組に対する期待や不安、それとやっぱりまちの将来像に対しての抽象的な「さくら咲く」という表現についての意見や考えについての声が出ていますけれども、やはり、今、さきの委員もおっしゃってましたけれども、しっかり目黒区の目指す方向性というものを、それぞれの区民の方がどのように自分の中で落としていくかということが重要であるからこそ、この基本構想が、議案が通ってしっかりと区民の中に伝わっていけるような環境づくりというものが最も重要なんだなということを、今議論してて、聞いてても思いました。  その辺について、やはり今このパブリックコメントにある様々な皆様のお声を、この先もこれがしっかり取れて、聞けていけるような環境というものをつくっていくことが大事かな。パブリックコメントを求めますということではなくてね。やっぱり地域の中でそういった声を酌み上げていくような環境をつくっていかなきゃいけないんじゃないかなというふうに思います。まだまだ知らない区民の方のほうが全然多いわけですし、町会や住区や地域の方々だって、ごく一部の人しかなかなか、閲覧できますよといっても、この緊急事態宣言下、またコロナ禍の中では、いつも見てくださる方でさえ見てない方もいらっしゃいますから、そういったことが必要かと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。1点です。 ○橋本長期計画コミュニティ課長  まさに委員おっしゃるとおり、基本構想を浸透させていくということが、これからの重要な課題になってくるというふうに思ってございます。  今この段階でこういう方法、ああいう方法って、なかなかちょっと今、御紹介はできませんけれども、様々な場面で周知を図っていき、基本構想ってこういうものよというふうに我々がメッセージとして訴えていくということが、非常に重要かなというふうに思ってございます。  それをしていくためには、やはり職員がきちんとこの構想を理解するということが重要だというふうに思ってございますので、そういった視点を含めて、できるだけ多くの区民の皆様にこの基本構想の考え方が届けられるように、いろんな手法を考えてまいりたいというふうに思ってございます。  以上です。 ○山宮委員  ありがとうございます。  特に私が思うのは次世代の子どもたち、教育です。教育の中でこれをどういうふうに、目黒区の公教育の中にこの基本構想という目黒区の目指すビジョンというものをしっかりと反映させつつ、子どもたちにも理解をしていただき、自分たちの住んでるまちを自分たちで考えられるような子どもにと、教育委員会の手法もあるわけじゃないですか。指針があるわけじゃないですか。そういったものと含めて、やっぱりしっかりこれは吸い上げていくし、子どもたちの意見がこういうふうに活発的に吸い上げられるようなふうにしていかないと、20年後、僕らが社会の中心というよりも子どもたちが主役に、今の10代の子たちが社会の中心軸になっていくし、20歳の子たちがトップリーダーになっていく世代ですから、その世代の子たちにやっぱりアピールしていくためにも、教育機関との連携というものが非常に重要になってくると思いますが、その角度についてはどうでしょうか。  以上です。 ○橋本長期計画コミュニティ課長  委員のおっしゃるとおり、やはり次代、次々代を担う人たちに、よりこの基本構想を知ってもらい、そういったまちづくりを進めているんだよというようなことを区としてもアピールしていくということは重要かなというふうに思ってございます。  そういった意味では、教育委員会、それから学校、そういったところとどのような連携が図れるかということにつきましては、しっかりと相談をし、周知ができるような仕組みを検討してまいりたいというふうに思ってございます。  以上です。  (「ぜひお願いします。以上です」と呼ぶ者あり) ○河野委員長  山宮委員の質疑を終わります。  ほかにございますでしょうか。 ○梅田委員  私たちの会派でも、まずまちの将来像について、「さくら咲き」というところでお伺いしてたところなんですけど、将来像ということで抽象的になるというのは仕方がないかなと思いますが、ここで全体を抽象的にいろいろな角度で考えていただくというところで、「さくら」という具体的なものが出てきてしまいますと、やはりイメージが、桜が咲くというところにフォーカスされるところがあります。  なぜ桜なんだろうということで、パブリックコメントでも、桜ってすぐ散ってしまうとか、そういったあまりよくないようなコメントもあったりしたんですけれども、区の花でも区の木でもないところで、改めてここで、じゃ、なぜ桜というかというと、区民の笑顔を桜にたとえとなっておりますけれども、別にこれは桜の花じゃなくてもほかのでもよかったのかなと思ったりすると、あえて「さくら」が出てきたということをもう一度確認させていただきたいと思います。  もう一点ですけれども、目黒区は中目黒に音大もできましたし、これから区民センターが新しくなっていくといったところで、芸術とか文化がすごく大事で盛んだったまちだと思います。ここの部分が、この新しいところでは基本目標2の「人が集い活力あふれるまち」というところに集約されてしまっておりますけれども、ここをクローズアップしなかったというところの意見をお伺いいたします。 ○橋本長期計画コミュニティ課長  まず、1点目でございます。やはり将来像は抽象的だというような御意見、また「さくら」に対する御意見も様々頂いたところでございます。  そういったことも踏まえまして、今回御提出させていただいた議案の中では、素案から変更した箇所として、改めて「さくら」ということを、どういった考えでこの将来像を定めたかということを説明文の中に加えさせていただいたところでございます。  こちらに書いてあるとおりでございますけれども、なぜ「さくら」かというようなところであれば、やはり長期計画審議会の中で最終的な将来像を検討する上で、グループディスカッションなどもし、御意見を頂戴してまいりました。様々なまちの姿を定めたときに、これが目黒の将来像だよということが分かる目黒らしさというのは何かというようなことで御意見を頂戴し、その中で、やはり象徴的な目黒川の桜でありますとか、これが目黒区の顔、目黒区の象徴としてふさわしいというような御意見も頂戴したところでございます。  こういったことも踏まえて、単に花の桜ということではなくて、にぎわいであるとか区民の笑顔でありますとか、そういったことを「さくら」という言葉に込めるというような意味も込めて、平仮名で「さくら」というような形で表記をさせていただいたというようなところでございます。  それから、2点目でございます。芸術文化のお話でございますが、これも様々御意見頂戴をいたしました。現行の基本構想の中では、「文化の香り高いまち」というようなことで基本目標の1項目としてうたっているというようなこともあっての御意見かというふうに思ってございます。  内容としては、芸術文化の振興につきましては、個別の芸術文化振興条例を定め、また芸術文化振興プランを策定し、そういった中で区としても積極的な施策展開をしているというようなことで、こういった体制がこのことで変わるということではないというふうに思ってございます。  芸術文化振興プランの中では、ここで文化縁、人の縁の「縁」ですね。文化縁というようなことを大きく捉えて、目標として掲げておりまして、まさに芸術文化がつくる人と人とのつながり、これを区として目指していくんだというようなことを、大きな方針として掲げております。  こういった中では、その方向性と今回の基本目標に位置づけたということについては合致をしているというふうに考えてございまして、決して芸術文化を低く見るとか軽んじるというようなことではなく、これからもこれまでどおり芸術文化振興についてはしっかりと対応していくというようなことで、今回の基本目標に位置づけているというところでございます。  以上です。 ○梅田委員  ありがとうございました。  特に「さくら」の部分は、あえて平仮名で書いていることで、具体化な花ではなくて、いろいろな意味を込めているということがよく分かりました。  こういったことを区民の皆さんに丁寧に説明することで、より理解を頂いたり、せっかくつくった基本構想、何かあったときにはここに戻る、原点になるものですから、広く周知していただきたいと思います。答弁は結構です。  もう1点、文化芸術に関しては、これからデジタル化が進む中で、やはり本物に触れたりとか、そのつながりということで非常に、さらにこれから20年ってもっと大事になってくるかなと思いますので、そこをこれから基本計画とかいろいろ実行するようなところで、もっと落とし込んでいくように言っていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○橋本長期計画コミュニティ課長  特に芸術文化に関しましては、今般コロナの課題で、なかなかイベント等ができずに発表の場がないというようなことで、区としてもそれに代わる手段ということで様々な対応を検討し、実施してきているというふうに考えてございます。  まさにデジタル化、デジタルのものをどう活用していくかということは、芸術文化のみならず、様々な区政の場面でこれから考えていかなければいけない課題かなというふうに思ってございますので、デジタル化はそういうことでございますけれども、芸術文化については、今お話しいただいたことについては、しっかりと所管にも伝えて対応してまいりたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○河野委員長  梅田委員の質疑を終わります。  ほかに御質疑ございますでしょうか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○河野委員長  ないようですので、質疑を終わります。  次に、意見・要望を受けます。 ○石川委員  討論は、本会議場でうちは行います。 ○梅田委員  フォーラム目黒は、後日の本会議にて申し述べます。 ○おのせ委員  ここで申し上げるあれもないんですけども、本会議場で討論したいと思います。 ○青木委員  新風も本会議場で討論いたします。 ○河野委員長  よろしいですか。  それでは、意見・要望を終わります。  議事の都合により暫時休憩します。  (休憩) ○河野委員長  休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  採決に入ります。  ただいま議題に供しました議案第1号、目黒区基本構想の策定については、原案どおり可決すべきものと議決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○河野委員長  御異議なしと認め、本案につきましては原案どおり可決すべきものと議決いたしました。  それでは、議案第1号、目黒区基本構想の策定についてを終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(1)新型コロナウイルスワクチン接種に向けた現状について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――河野委員長  続きまして、報告事項(1)新型コロナウイルスワクチン接種に向けた現状についての報告を受けます。 ○吉田新型コロナ予防接種課長  それでは、新型コロナワクチン接種に向けた現状について、御報告申し上げます。  新型コロナワクチン接種につきましては、先月2月17日から区内東京医療センターにて医療従事者向けの先行接種が行われ、今月1日以降、医療従事者向けの優先接種分として東京都からワクチンの配分がある見込みでございます。  昨日確認をしたところ、今度の土曜日、6日の日に共済病院にワクチンが入ってくることが確認取れてございます。また、高齢者向けの優先接種におきましては、4月12日から開始されるというふうに国のほうからアナウンスされてございますが、国から都に配分されるワクチン量が、この日までに都内全体で2箱掛ける2、2回接種分ということですので、この日に高齢者への接種を開始できる都内の区や市町村は、最大2自治体程度となります。  本件は、これまでの本委員会及び新型コロナウイルス感染症対策本部資料、これを通じまして議会BCPへの情報提供を行ってまいりましたが、その内容の追加及び変更について報告するものでございます。  項番1、高齢者向けの接種の会場でございます。記載のとおりでございまして、1番目から3番目までは今日の午後御視察いただく形になっております。会場の設営があらかた済んでおりますのが総合庁舎1階の休憩コーナーでございます。この3会場につきましては、ディープフリーザーが既に配備されている状況でございます。  4番目以降の会場につきましては病院会場でございまして、9番目の碑文谷病院、これにつきましては、当初碑文谷病院のほうは高齢者向けの接種会場としては手を挙げられなかったのですが、その後、それを行っていただけるということでございましたので、碑文谷病院が追加となってございます。  それと、11番の後の米印でございます。東邦大学医療センター大橋病院につきましては、病院の、特に法人側との調整の結果、医療従事者等への優先接種、ここまでは御協力いただけるのですが、その後の高齢者の接種の会場としては活用することはできなくなったという状況がございます。  昨日の企画総務委員会で区長のほうからも申し上げたんですが、これにより南部地区、これは碑文谷病院が加わりましたけれども、南部地区と北部地区がちょっと偏在するような状況がございますので、明日のコロナ本部、区のほうの会議のほうで決定をする予定でございますけれども、北部地区サービス事務所の会議室、それともう1か所、碑住区、碑文谷土木事務所の跡地ですね。こちらを活用して集団接種会場を二つ増やすという形で、明日決定をする予定でございます。これにつきましては目黒区医師会のほうとも調整が済んでおりまして、御協力いただけるという内容になってございます。  次に、開始の時期でございます。医療従事者向けの先行接種、こちらは先ほど申し述べたとおりでございます。その次の段階でございます医療従事者向けの優先接種につきましては、先ほど申し上げたように東京共済病院に6日の土曜日に入ってくる。それから、東邦大学医療センター大橋病院、こちらが8日の週というふうにアナウンスがございますが、8日の週のどこかで入ってくる見込みでございます。  その後の配分スケジュールについては、現在のところ未定となってございます。  高齢者向けの優先接種につきましては、4月12日以降でございますけれども、こちらはどの段階でワクチンがどの程度配分されるかということがまだ分かってございませんので、4月12日以降ということになります。それに伴いまして、この高齢者向けの接種が終了した後で想定されております、基礎疾患のある方への優先接種、またその他一般の方への接種。こちらの開始時期については、現在未定ということでございます。  項番3の接種券の送付時期でございますけれども、こちらも、ただいま申し上げたような事情で、ワクチンが入ってくるよりもうんと前にクーポンを配ってしまうと、なくされてしまったり、分からなくなってしまったりということがありますので、タイミングを見定めて行いたいと思っております。現在調整中ということでございます。お配りする前には、区報臨時号等でアナウンスをしてからお配りするような形を考えてございます。  その他の方は次の段階でお送りするのですが、そちらは未定ということでございます。  報告としては以上になります。 ○河野委員長  説明が……よろしいでしょうか。 ○吉田新型コロナ予防接種課長  先ほど1箱と申し上げましたけれども、1箱が約1,000人分という単位でございます。それから、北部地区サービス事務所9階でございますけれども、その9階に会議室がございまして、そちらの会議室を使用する予定でございます。  以上でございます。 ○河野委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○佐藤(昇)委員  先日の代表質問でも大きく聞かせていただきました。本日は、接種に向けての現状ということで、我が会派のほうから要望していた偏在化という部分を、あした決定ということでしょうけれども、動いていただいたということで、日々情報が変わっていく中での御対応ということで、非常に大変かなというふうに思います。  このワクチン接種については、1995年の予防接種法の改正で集団接種を個別に切り替えて以来、国民に短時間で、限られた時間で、大勢にワクチンを打つというようなノウハウが失われていたであろうという現状の中で、さらに海外からどのぐらいの量が来るのか、国からの情報や説明が流動的であったり遅かったりと。また、都や他区との関わりというものもありながらの状況かなと思います。  そこで、今回接種会場をお示しいただきました。また、今後の部分も触れていただいたわけですけれども、今のところこの規模で十分なのかというところと、医師会のほうと調整ができましたということですけども、やはり最大なるキーは人材、接種する、またそれに関わる方かなと思うんですけど、この辺の見込みについてお伺いします。  1回目は以上です。 ○吉田新型コロナ予防接種課長  まず、会場数として十分なのかどうかということでございますけれども、今回のワクチンがファイザー社製のワクチンだということもございまして、やっぱり一定規模を一つの会場で持ってるということが非常に重要だというふうに考えてございます。  そちらと兼ね合わせて、接種量とかそういったことをシミュレーションした中では、高齢者に対する優先接種の会場としては、規模としては十分だというふうに認識しているところでございます。あとは、ワクチンの供給状況がどういうふうになってくるかということでございます。  もう一つ、医師会の協力の状況でございますけれども、非常に、先日来お話ししておりますけれども、目黒区医師会の皆様、御協力を頂けるという状況でございまして、むしろお手伝いさせてくださいというつもりはありませんと。自分たちがやるという気持ちでやっていますというようなことをおっしゃっていただいておりまして、アンケート等も取っていただいているのですが、85%以上の医師の方が何らかの形で御協力いただけるという声を上げていただいているような状況です。また、あわせて薬剤師会の皆様方も、我々の出番もあるでしょうから御協力させていただきたいというようなお申出も頂戴しているところでございます。  あと、実際には開業されているお医者様が休診日でありますとか、協力してくれる時間帯その他が偏在するようなこともございますので、例えば、土曜日曜の接種でありますとか、それから曜日によっては、この日は休診が少ない日ということで、その日はお休みで翌日は数多くやるとか、それから夜間の時間帯、9時ぐらいまで接種するとか、そういうようなことも医師会の中で協議していただいているという状況でございます。  その他、事務的な人員につきましては、委託事業者との調整も今どんどん進めておりまして、そういった事務の部分でありますとか、そういったものに対しても体制構築を進めているところでございます。  以上でございます。 ○佐藤(昇)委員  ありがとうございます。  昨年度から準備しているというようなこともお聞きしておりますので、その対応というのは、やはりほかの自治体よりも先んじているような感想を持ちます。  その中で、改めて区民の方からのお声とか目線で言いますと、やはり当然対応していくことでございますけれども、感染予防対策をしながらのワクチン接種ということで、二重三重にきめ細やかな部分が必要になるのかなと思います。その点について確認をさせていただくのが1点と、これは、解決済みなのかなと思いつつなんですが、以前代表質問でも触れましたけど、ワクチンの訓練を川崎市等で行われた中で出てきたのが、問診に思ったより時間がかかるようなことが分かりました。一応、お一人接種全体で3分というような見込みであったのが、7分かかったというようなことがあります。その辺の部分に関してはどのようなお考えなのかお伺いします。  以上です。
    ○吉田新型コロナ予防接種課長  感染予防対策につきましては、まず一つは、やはり目黒区としては規模の大きな会場を使って密を避けるというようなことを考えてございます。あわせて、事前の予約制を徹底しまして、同時期にたくさんの人が集まらないようにというようなところも配慮してまいります。予約に際してのアナウンスでも、必ず時間前に来ないようにしてくださいというようなお願いは徹底してまいりたいというふうに思っております。  あと、訓練等につきましては、やはりシミュレーションをしていくことが非常に重要かなというふうに思っております。川崎市で行われた段階では、まだ情報も皆さんに行き届いていない中でというようなところでございましたので、国の情報提供も進んでまいりますし、いろんな知識を持った上で、問診表などはあらかじめ御自身で書いて、接種するという意思を持って会場に来ていただけるような事前の準備というのが重要かなというふうに思っております。  あと、コールセンターも2月15日から目黒区も立ち上げてございます。国のコールセンターも立ち上がっておりますので、そういったところで、あらかじめ御不安な点でありますとか御相談したい点というようなものをきちんと解消してから会場に来ていただくようなアナウンスも、重要になってくるかなというふうに思っております。  医療従事者向けの接種につきまして、目黒区医師会の皆様が同会員の皆様に接種するというところで、実際のシミュレーションは図ってまいりたいというふうに思っておりまして、こういったところは手順として、こことここを入れ替えたほうが効率がいいねとかというような具体的な部分に関しては、その中で検討してまいりましょうという相談を医師会のほうともしているところでございます。  病院につきましても同じく、自分のところのスタッフの接種が今始まっていますので、そこのノウハウを、じゃ、これは一般の方々に向けて接種した場合にどういうふうになるかというようなことを考えながら、今進めていただいているというような状況でございます。  以上でございます。 ○河野委員長  佐藤昇委員の質疑を終わります。  ほかにございますでしょうか。 ○石川委員  以前にサテライトのことを説明してもらって、要は、日常業務と並行してとおっしゃってたと思うんですけども、具体的にどういうことかなって。例えば、日常業務をして、別の時間の枠でやる。要は、サテライトの具体的な内容を教えていただきたいなということと、あと、看護師配置ということも先ほどおっしゃってたんですけども、例えば病院でやる場合は、そこの医療従事者が、要は接種した後も職員配置しなければなりませんよね、看護師とか。要は副作用が起こる等の関係で。そうした場合は、その病院ではなく、接種後の配置をやはりそれは区として医療関係者を配置するという、そこも区がやるんでしょうか。その辺ちょっと伺いたい。 ○吉田新型コロナ予防接種課長  サテライトの、要するにまちの診療所などでどういう形で接種をするかということは、病院ごとに様々であるとは思います。例えば、休診日に特設の接種日というのを設けるようなやり方もあるとは思いますけれども、一般的に考えると、イメージとしてはインフルエンザの予防接種のイメージが一般的じゃないかなと思います。そうすると、通常の診療予約の中に予防接種の予約も入ってくるというような状況も十分考えられると思いますので、そういった中で、その病院がさばける範囲の予防接種の量をさばくという形になっていくということでございます。  でありますので、目黒区としては、予防接種しか行わない医師が配置されている集団接種会場というのがないと、接種は進んでいかないということを考えておりまして、そういった業務設計になっているところでございます。  その次に、病院の看護師でございますが、接種会場としていただいているサテライト以外の病院に関しましては、そこで自分のところのスタッフに対する接種を進めていく状況が最初にあります。そこでも全く同じように、接種後の経過観察などは行った状態で進めてまいります。その流れの中に、御自分の病院のスタッフの接種が終わった後、そこに高齢者が入ってくるというイメージでございますので、そこに配置されていた看護師さんが経過観察をしていくということになってまいります。  ですので、それぞれの病院に関しましては、予約数とかそういったものは、その病院の職員配置の能力に応じて調整していくということになってまいります。  以上でございます。 ○石川委員  そうすると、サテライトというのは病院によってやり方が違うと、病院に任せているということでいいんですね。私、昔というか予防接種を受けたときに、例えばそこの病院は、予防接種をする人だけの時間帯を設けているんですけども、そういうところもあるし、普通の日常業務の中でワクチンの接種者も入ってくるところもあると。  それと、あと、そういう病院については、要は副作用の部分の看護師についてはそこの病院が責任を持って負うということですよね。そうすると、私は病院の大きさというのはよく分からないんですけども、その病院で職員体制、看護師体制は賄うことができるのか。例えば、全く、区とか医師会とかの援助なしにやることができるという前提でやるということですよね。大丈夫なんですかということで。 ○吉田新型コロナ予防接種課長  今のこの御報告の中に含まれている病院は、20床以上ある病院でございますので、スタッフ数その他全体の数というのは、それなりに配置をされている病院でございます。ですので、サテライトというふうに記述してありますけども、そこは通常の個人の開業医というようなスペックの施設ではないということが一つです。それと、そこの会場でどの程度接種をすることができますかということはあらかじめお尋ねした上で、こういった規模であれば行うことができますという回答に合わせて制度構築しておりますので、それができるというふうに御回答いただいたところにお願いをしているというのが状況でございます。  また、あわせて、先ほど申しました事務の部分でありますとか、受付の部分でありますとか、そういったものに関しては御相談しながら、区のほうの委託事業者からの人員派遣ということは検討してございます。  以上でございます。 ○石川委員  あと一つ、施設入所者の方なんですけども、この間、特に目黒区は、例えばほかの自治体なんかではそこに行って接種するということも、どこか見たことが、聞いたことがあるんですけれども、目黒区の場合、施設入所者の方は会場にすると。どうなっているのかなと。その点もう決まっていらっしゃるんでしょうか。その点1点です。 ○吉田新型コロナ予防接種課長  この事業は国の事業でございますので、どこかの自治体が施設入所者に対して接種して、目黒区は接種しないとかというような、そういうことはないというのがまず前提です。  施設入所者に対する接種のやり方ということについては、国から形が示されておりますので、その形に従って他自治体と同じように行っていくということでございます。高齢者施設が高齢者のフェーズでは対象になってまいりますけども、今そこに対してアンケートを行っているところでございます。どの程度の希望者がいるのか、接種する場合、嘱託医の方が接種するのが望ましいのか、それとも医師会等から派遣される医師が必要となるのかというようなことを伺っているところでございまして、それらの集計が出てまいりましたら、どういう形でやっていくかということを相談しながら、進めていくというようなことでございます。  またあわせて、高齢者の施設に関しては、クラスターを予防するために、そこで働く皆さんも同時期に接種するということが認められておりまして、本来であればその皆さんが次のフェーズの基礎疾患等がある方のところで接種の順番がやってくるんですけれども、それを前倒して、高齢者の接種と同時に、施設従業者の方の接種も行うことができるというようなスキームが国から示されております。  ただ、それが行われるかどうか、行えるかどうかにつきましては、やはりワクチンの供給状況によって大きく左右されますので、それがいつからどういうふうに行われるかということについてまでは、まだ国のほうも示されておりませんので、国から情報が示されれば、これは全般的な目黒区のスタンスですけれども、国の示されたやり方に応じて、きちんとやれるように準備をしておくという考えで準備をしているところでございます。  以上でございます。 ○河野委員長  石川委員の質疑を終わります。  ほかにございますでしょうか。 ○青木委員  私からは1点でして、先行で今接種されているファイザー社のワクチンなんですけど、保管の温度が緩和されて、今マイナス25度からマイナス15度でも2週間保管ができますよと発表がありました。これについて、何か厚生労働省から通達があったのかということと、もしこれが可能になるということだと、かなりネックな部分だったので非常にいいと思うんですが、今後のディープフリーザーの用意というものを、通常の冷凍庫の用意に切り替えることができるのかというのを伺えればと思います。 ○吉田新型コロナ予防接種課長  まさに数日前に示されておりまして、ファイザー社のホームページなどを見るともう既に、今、委員がおっしゃったような情報が掲載されています。薬剤の承認とはその部分は違うようで、アメリカのほうでそれが認められれば、自動的にそれが認められるというような仕組みに、どうもなっているようです。  ただ、今我々が用意しているディープフリーザーはマイナス75度のためのディープフリーザーでございまして、マイナス20度とか25度という設定ができるものではないんですね。ですので、その温度帯に合わせたディープフリーザーというのが、また別に国から配置されるということは伺っているので、そういったものが配置される段階になれば、その取扱いに変更することができますと。  それから、その温度管理に関しては、要するに家庭用の冷凍庫に入れておけば大丈夫なのかどうかというところは、まだ我々も確認が取れていませんが、少なくとも、今我々が配置してるディープフリーザーは、データロガーといいまして、温度が変化してないことをきちんとずっと捕捉していくモニターがついてたりするんですね。開け閉めとかそういうところで温度が大きく変わってしまうようなものを使えるのかということに関しては、まだちょっとはっきりしないところがありますので、今のところはマイナス75度の国の示した、今までの国の示したやり方を、きちんとのっとってやると。今後、また国がきちんと示したときに、それについて対応していくというふうに考えております。  以上でございます。 ○河野委員長  青木委員の質疑を終わります。  ほかにございますでしょうか。 ○岸委員  16歳以上の方にこれから順次打っていく。2回ずつ打っていくということで考えますと、純粋に目黒区の人口は28万となると、大体20万人ぐらいの方が打つのかな。そして2回打つとすると40万回、この春と夏で打っていくことになるのかなとなると、すごい一大行事になってしまうわけです。  それで、病院と医師会を中心に御協力いただいてるわけですが、通常の医療の診療をしながらワクチン接種のための専門のパートをつくってという、そういうような御説明であったわけですが、例えばアメリカなんかの状況を見ると、退職してまだ日の浅いお医者さんなんかにも声をかけて、一生懸命加速させていくということをやっているようなんですが、ちょっとお医者さんともしゃべったんですが、そういうことも可能性としては検討しているみたいなことがちょっと聞こえてはきているんですけども、区のほうではその辺のことというのは、御事情をどれぐらい把握されているのかなと思って伺います。 ○吉田新型コロナ予防接種課長  我々も様々な状況を検討していかなきゃならないというふうに考えておりまして、特に人材が不足した場合に、どういうふうにしようかということは幾つか考えて、例えば、医師や看護師を派遣する専門の事業者はいないかとかというのを探したんですけども、派遣法等の関係で、医療に関しては人材派遣という形は取れないと。なので紹介するという紹介業みたいなところがあるんですけれど、そういったところともコンタクトを取っております。今それを選択するという考えはないんですけど、情報収集ということです。  ただ、全国で同じ状況になりますので、果たしてそこが紹介する医師がその時点でちゃんと確保できるのかということについては、どの事業者に聞いても不透明だという回答が返ってきておりますので、逆にそれは選択できないな、今の時点ではというところで考えているところです。  全国的な人材の問題になってまいりますので、その辺も国の方針とか様々、今いろいろと検討はされているようですので、それに合わせて動いていくということを区では考えています。今の時点では、地域医療の御協力を頂きながら進めていくということが、一番確実で分かっている人たちとの仕事になってまいりますので、まずはそれで制度設計をしているという状況です。  以上でございます。 ○河野委員長  岸委員の質疑を終わります。  ほかにございますでしょうか。 ○松田委員  じゃ、ちょっと三つほど伺います。  まず順番に一つ目、個別接種についてなんですけど、この分散接種については23区の荒川区以外は、22区は併用してやっていこうという考え方を持っていて、既に目黒区でも少しずつ取り組まれると思います。ただ、そこにかなり濃淡がありまして、その違いは区としての必要性の認識、それから医師会の皆さんの協力によると思うんですが、やはり近くできめ細かく、感染リスクもなく安心して受けれるとなれば、特に高齢者はより早く、より広く、たくさんの人が受けていただけると思うんですね。  ただ、このワクチンに関しては、とにかくたくさんの人に、限られた数ですからもちろん読めないのは分かった上ですけれども、供給量は国際的な政治情勢、国と国の駆け引きもありますからそれは何とも言えないんですけど、とにかく体制としては個別接種も積極的に取り組むべきだと考えます。  そこで、課題としては先ほどのまず温度、これは家庭用の冷蔵庫、冷凍庫が使えるかどうかはともかく、一般の医療用冷凍庫で十分だというふうに私は聞いています。それから、6時間しかもたないと、出してからということなんですけれども、そのリスクは集団接種でも同じであって、むしろ集団接種の場合は居住地から遠方の場合が多いわけですから、何か事情があって行けなくなったとか、間に合わなかったとかいうこともあるので、そこの課題はクリアできるんじゃないかなというふうに思うんです。  それに対する認識と、あと医師会の方々の協力状況なんですが、これも御答弁ありました、85%。アンケートでは何かしらの協力はぜひしますよと。とてもありがたいことだと思うんですけれども、ただ、いわゆる個別接種に限って、今何機関ぐらい手を挙げていらっしゃるのか。これまでのインフルエンザの予防接種については200機関程度の協力を頂いていると思うんです。今回の新型コロナのワクチン接種に関しては、今現在何機関の医療機関から協力を頂いているのか。かつ、全体としての医療機関は目黒区内には幾つあるのかというのを、併せて教えてください。 ○吉田新型コロナ予防接種課長  まず、個別接種のリスクの部分に関してなんですけれども、個別接種そのものにリスクがあるというよりは、接種会場が物すごく数が大きくなる。例えば、練馬区だと250会場というような話がございました。委員おっしゃったように、一つのワクチンを使い始めるためには、それを解凍して希釈するんですね。生理食塩水で解凍して希釈する。その段階から6時間しかもたないので、一つの瓶の中に5接種分あるんですね。そうすると、例えば12人接種したとなると、3接種分は余っちゃう。余ったものは6時間後には使えなくなっちゃうんですね。それが250か所で起こったときに無駄になるワクチン量がすごい膨大になってしまう。  これが10数か所の会場で起きるのとは規模が違うので、今非常に貴重でそれぞれの自治体も喉から手が出るほど欲しいワクチンが、そういった形で消費されてしまうという選択肢を、目黒区としてはまずは取るべきではないだろうという考え方を一つ持っていますということと、それから、きめ細かに町場のクリニックで接種するということは、接種をされる皆様にとっては非常に重要なことであるということは、もちろん認識しているところでございますけれども、もう一方で、このワクチン供給がきちんとされる状況になったときには、短期間でたくさんの方々に接種するということも、一つどうしても必要なことになってくる。  先ほど言ったように、病院に依存して接種する形にならざるを得ないので、個別接種を広くやってしまうとですね。だから、そこを中心にすると、委員の御指摘のような、接種がすごくそれで進むのかということを考えたときに、そうともあながち言えないだろうと。そうすると、特にワクチンの供給がある程度限られる中では、効率よくきちんと接種を進めていくためには、どうしても集団接種会場へお運びいただくということが一番効率がよく、両方のバランスをある程度見て進めていかなければいけないと。  目黒区の地域の広さとか交通の便とか、そういうことを考えると、今示した規模が、始める段階では適正規模ではないかというふうに考えているところです。  この後、その他ワクチンが供給されることが見込まれています。今、アストラゼネカに関しては薬事承認の申請はもう既に出てますし、これまでの話に出てなかったワクチンも、アメリカのほうではもう認可が下りているようなものも出てきますので、状況の推移を見まして、広げていくという方向に進んでいくのは、その状況を見まして進めていくことはできると思うのですが、まず当初のファイザーのワクチンを使った高齢者への優先接種の段階におきましては、この業務設計というのが適正規模だというふうに判断をしているといったところでございます。  それから、二つ目の質問の回答になります。この考え方は医師会とも共通している考え方でございまして、医師会の意向も十分踏まえた上で、そういった形で進めていこうという形になっております。医師会のほうは、今集団接種会場へ配置する医療従事者の手配ということに力を入れてくださっていますので、今この段階で個別接種をやりたいクリニックさん、手を挙げてくださいという形を取ると収拾がつかなくなるという点もございますので、今はそういった調査はあえて行ってないという状況でございます。  以上でございます。 ○河野委員長  すみません。答弁漏れ。 ○吉田新型コロナ予防接種課長  あれですね、医院の数。全体の数が、昨年の数字ですけれども326という数字です。 ○松田委員  大変よく分かりました。もちろん、私も併用についてはどうかと伺っていて、個別接種をメインにという、目黒区においてはね。そういう質問ではなくて、まず始めながら、ただ状況がいろいろと今後変わっていくと思いますので、準備だけはしっかりしていただいて、全てが未知の取組になりますから、適切ではないかもしれませんけど、やっぱりいろんな失敗があると思うんですね。その失敗をある意味超えたときは、逆に恐れずに、例えば100を目標にして50できれば、今ある現状の中だけで10%程度やるよりも、とても抽象的な質問になりますけれども、そういった考え方はぜひ持っていただきたいと思いますが、いかがでしょうかというのが今の質問です。  二つ目としては、まさに集団接種を中心に個別接種する際にもデータの収集、リアルタイムでの把握というのが必須なんですけれども、政府は内閣官房IT総合戦略室、CIOという組織を立ち上げて、データベース化しますよということなんですけれども、これがいつ導入されるのかというのは、ちょっと私は分かりません。3月中にという識者もいらっしゃれば、半年かかるんじゃないかという識者もいらっしゃいます。  いずれにしても、明らかなことは、今までのように健康保険の請求に併せて医療機関が月末締めで区に上げてくる、接種情報を。それを区が手入力する。そうすると2か月かかるわけですね。今回のワクチンは1回目と2回目を3週間でやってくださいということなので、その国のシステムがいつできるか分からないんですけれども、国のシステムが追いつかない中でもそういったことにならないように、区としては、例えば手入力ではなくて、画像認識システムを使ってデータがすぐ反映されるような取組だとか、そういったこともやっていくべきじゃないかというふうに考えますけど、いかがでしょうか。 ○吉田新型コロナ予防接種課長  まず、この事業に向かっていく姿勢の問題でございますが、失敗は絶対に許されないというふうには思っております。ただ、目標の立て方というのは非常に難しいので、状況がいろいろと推移しますので、区長も記者会見等で行っておりますけど、スピーディーさとそれからフレキシブルさ、状況に応じて対応を変えていくということを恐れずにやっていくってことが重要なのかなというふうに思っております。  それから、データ収集に関しては委員の御指摘のとおりでございまして、国のほうから示されるはずのシステムが、まだ我々の前には何も見えてない状況でございますので、それが見えていなくてもきちんと接種記録を管理すべく、区側が持っている保健所システムのほうの改修はもう既に行っておりますし、会場でのそれの接種状況をオンタイムで記録しておくための方法というのは、画像認識も含めまして、今委託事業者のほうと詰めているところでございます。ですので、国の動向によらずとも、それはきちんと行えるという体制をつくろうということで、今準備を進めているところです。  以上でございます。 ○松田委員  ありがとうございました。  じゃ、最後に、これは確認なんですけど、接種証明を求められた場合は、区はどういう対応をするんでしょうか、できるんでしょうか。 ○吉田新型コロナ予防接種課長  今、国のほうからは、接種証明というスキームは特に示されていないのですが、接種券に接種記録が記録されます。それは御本人がお持ちになるものですので、それが一つには何月何日にどこのワクチンを接種したかという記録の本人の手持ちの資料になりますので、それはなかなか偽造したりするようなことができるようなものではありませんから、それが証明にはなると思っております。  また、国のほうから新たにそういった証明書の発行だとかというような部分が示されればそれに対応しますが、今のところそういったことは示されていないので、接種券がそれに代わるものというふうに考えているところです。  以上です。 ○河野委員長  松田委員の質疑を終わります。 ○山宮委員  じゃ、具体的に聞きます。  本当に接種に向けた現状については、まず高齢者向け優先接種ということで、高齢者の方は、私は優先接種なんだ、まず何で認識できるのか。それはクーポン券なのか、それとも様々な違う通達が行くのか。そこをまず1点確認したいんです。  また、そのクーポン券というのは、それは目黒独自につくっているオリジナルのものなのか、国が指定しているフォーマットのものなのか。また、そのクーポン券というのは、接種会場を自分がこの中から選んだものが記入されているのか、それとも自分で書き込むのか。そういった、私が一番聞きたいのは、高齢者が、あ、私は対象なんだな、私はそこに行くんだな、分からないから電話しなきゃな。この一連の作業ってしっかりちゃんと伝えないと、本当にいけないことだと思うんですね。  二つ目に大事だなと思うのは、だからこそ区報臨時号、多分4月5日頃に出るんだろうと、3月25日とかに出るんだろうと思うんですけど、そこにどのように、しっかりそういった初動のことをちゃんと丁寧に伝えていくかということが大事だと思うんですが、そこをまず1回目聞きます。 ○吉田新型コロナ予防接種課長  高齢者の皆様が自分が優先対象だということが分かるタイミングというのは、区からクーポン券が個人宛てに送られてきますので、それが送られてきたタイミングで、その中には初動のこと、どうやって予約を取るか、分からないことがあったらどこへ電話をかければいいか、そういったことも併せて記載したものを同封いたします。  クーポン券そのものは、国がフォーマットを示したものを目黒区が印刷するというところでございます。その同封物、御案内、予約の取り方、会場等に関しては、区が今、印刷事業者と原稿の詰めをしているようなものでございます。  接種会場につきましては、お住まいのお近くでもよろしいですし、かかりつけで過去にかかったことがあるお医者様でもよろしいですし、それから区の集団接種会場でも結構ですし、そこを空き状況に合わせて予約を取っていただくということで、御本人が選択していただけるということが基本的な設計になっています。  ただ、今現在ワクチンの入り方がちょっとはっきりしないので、物すごく僅かなワクチンしか入ってこないのにそれを配ってしまうと、予約を取ろうとした皆様ほとんど全員に、予約が取れませんという案内をしなきゃならなくなってしまうということがありまして、当初の今のこの設計は、ワクチンが必要量入ってきて、この会場は全部稼働できるという状況があってのことなので、そことの兼ね合いで、今非常にここ数日間頭を悩ませているところなんですけれども、はっきり分かっているのは、4月26日の週に500人分のワクチンが届くということは分かっていまして、その段階で皆さん予約を取ってくださいって5万8,000人にアナウンスしちゃうと、これはもう大変なことになるなということを予測しておりまして、そこは、例えばあらかじめこちらのほうでお送りする方の人数やその他をある程度調整をしてお送りするとか、何らかの方法を取らないとならないかなというふうには思っているんですが、ちょうど明日、東京都を通じて、このワクチンの供給などについてのウエブ会議等がありますので、そういったところで情報収集しながら、制度設計をちょっと根本的にやり直さなきゃいけない。予約を取りますといっても、お店を開けられるだけの商品が並ばないとなかなかそれができないので、ちょっとその辺は一、二週間の間に情報収集しながら、決定していくというような形になってまいります。  以上でございます。 ○山宮委員  ありがとうございました。  本当に日々日々流動的に決まっていくので、しっかり決めた中でやっていただく。本当に日頃の努力はよく分かっていますので、本当にお願いしたいなと思います。  私が一番懸念しているのは、さっきも言ったように、私が対象なんだ、私が打てるんだという部分を、しっかりまず認識してもらうことと、その予約の取り方。クーポン券を送られて説明書きが、ばあってあって、読んでも分かんないですよ。先日も町会で役員だけで集まってやったときに、私びっくりしたんだけど、6人の高齢者のうち、対象者の方のうち全員が早く打ちたいって言ったんです。僕はもっと、怖いからとか、テレビ報道みたいにあるのかなと思ったんだけど、いやいや本当に一日も早く打ちたいんだって、どうなってんだって質問されて、今の話を質問されたんですよ。どうやって知るんだ。どうやってやれるんだ。  ですから、そういった部分では、本当に地域で町会で様々な方々がいらっしゃいますけれども、意識が高い方もいればそうじゃない方もいらっしゃいますので、しっかりこの高齢者対象、5.8万人に向けた、どういうふうにトリアージして伝えていくのかももちろん、それは計画を立てるんでしょうけども、一番重要な初動についての動きをどういうふうにつくっていけるかという確認を、クーポンを含めて、クーポンをしっかり活用していただきたいなというふうに思うんです。  だから、極力、クーポン1枚見れば、自分がいつどこに行くのかというのが分かって、それを握り締めていけるようにしていくことが理想なのかなとは思うんですよ。なかなか難しいと思うんだけど。やっぱりそういった部分では電話して予約してということというのが非常に難しいのかなと思うんで、ぜひともそこら辺の環境づくりをお願いしたいなということが1点。  あと、このワクチンの接種については、もちろん供給量によりますけども、私は、できればこの目黒区、頑張っていただいた11か所ありますけれども、例えば総合庁舎の1日に何時間かは区役所の職員とか、小学校の先生とか保育園の先生たちとか、いわゆる本当に医療従事者等から漏れている、サービス的な区民と多く接する、そういった方々を優先的にやっぱりやっていく方向って何とかできないのかな。  高齢者の方が予約しました、行きます。多分100%は来ないと思うんですよ。熱が出た、体調が悪い、具合が悪い。いろんな状況でね。そういった部分での、その日打つ予定だった100本のうち20本が何らかのイレギュラーで打てなかったものを、一つの会場に何とか流動的に動かして、そこでその日に打たなければならないという部分では、例えば1階、2階の区民サービスで一番区民と対面する人たちに打っていくとか、近くの学校、教職員だとか保育園の方々、近くにいるところからでもね。声をかけて打っていただくとか、先ほどフレキシブルに状況に応じて対応を変えるとありましたので、そういう限られた本数しか入ってこないものを、本当に限られた環境の中で一日も早く28万区民に、対象の26万人に伝え、やっていける作業を、本当にやれるのかというのは、ここのさっき言った状況に応じて対応を変えていくというのは非常に大変だと思うんですけど、その辺の考えについてはどうでしょうか。今私が話したことについて。 ○吉田新型コロナ予防接種課長  まず、御案内に関しましては、分かりやすい案内を、いろいろなチャンネルを使って丁寧にやっていこうというふうに考えてございます。接種券そのものはあまり大きなものではないので、今考えているのは、A3両面刷りのカラーの案内を同封しようというふうに考えておりまして、その他ホームページであるとかLINEであるとか、いろんなものを通じてマルチチャンネルで案内していこうと思います。  それから、もう一つの接種に関するフレキシブルというところでございますけども、国の定めた優先順位、これをひっくり返すことは基本的にできないというふうに考えております。この優先順位というのは、国のほうも分科会を設けて、要するに感染症対策としての医学的見地に基づいて、誰から接種するべきなのかということの結論をつけているものですので、そこを自治体の判断でひっくり返すということはないと。  ただ、国が定めたその枠の中で、例えば無駄が生じてしまうかもしれないといったときに、どういうふうにするかという部分に関しては、対応可能だなというふうに思っていますので、そこについてはどういうふうにするか。例えば、区役所の接種会場で当日の予約キャンセル等によって、先ほど言ったみたいに3接種分余ったという状況の中では、例えば区役所の職員の中でも保健所で直接対応するような、優先接種に該当するような職員もおりますので、そういった国の定めた優先順位に当てはまる職員を、そのときに、じゃ、今から3人行ってくれという形で接種をして、無駄にしないようにするとか、そういった対応というのはきめ細かに考えていく必要があるなと思っております。  その他についても、どんなことができるかということは、今後検討してまいりたいというふうに思っています。  以上でございます。 ○山宮委員  より具体的にイメージをしていきたいなというふうに思うんですけども。  最後に、高齢者の方って何月何日何曜日、ここにですということを言うと、大体時間の1時間前ぐらいから行動ってするじゃない。うちの両親もそうでしたし、地域の町会もそうですよ。1時だって言ってるのに何でこんな早く行くのかなというぐらい、早く現地に行くんですよね。でも、そういうときにはやっぱり動線も含めて、密にならないようにそういう設定をしてますから、やっぱりお知らせの段階ではちゃんとしっかりその辺を伝える、何分前に集合とかね。そういうことも大事だと思うんで、しっかりそれはやっていく環境が必要かなと。  二つ目は、問診やります。先ほど委員も言ってましたけども、やっぱり持病を持ってるとかいろんな部分で、僕たちだって病院に行って初診だといろいろ書くじゃないですか。すぐには書けない部分ってあると思うし、そういった部分では、事前に高齢者の方々についてはある程度どういう項目をヒアリングするとか聞き込むとかいうことは、やっぱり事前に伝えておきながら、心構えして来ていただくことも重要かなと思うんですね。スムーズにやっぱりいくために。  あともう一つ、この中では、問診していく中で、具合が悪い、血圧が高い、いろんな状況があると思うんですが、打てない状況ってどういう状況のときですか。例えば血圧が上が130超えてるとか、下が低過ぎるとか。今の分かる段階でいいですよ。どういう体の状況のときに、問診をしたときに、あ、今日は打つことができませんね。じゃ、代替案としてこうですね。この部分というのは今どういうふうに考えているのか、聞かせてください。  以上です。 ○吉田新型コロナ予防接種課長  まず、ちょっとスケジュールが後ろ倒しになってることが幸いして、問診表が同封できるようになりましたので、問診表は同封していきたいと思います。そこで分からないこと等があった場合には、コールセンター等で聞いていただけるような形を取っていけば、比較的事前の準備は時間を取ってできるかなと。また、御家族などに相談しながら書いていただくとか、そういったこともできるかなというふうに思っています。  それから、当日接種しようと思ったけれども接種できない。一番分かりやすい状況ではお熱があるということですね。発熱をしている状態であるということ。それから、そういう状況で接種しに行く方というのはまれでしょうけど、何らかの症状が明らかに何か罹患している症状が出ているとか、そういうことですね。物すごくせき込んでいてとかそういうことだと思いますけれども。あとは、過去にアナフィラキシーなどで重篤なショック状態になったことがある方とか、そういった方は打つことができません。今のところ示されているのは、そういった部分でございます。 ○河野委員長  代替。 ○吉田新型コロナ予防接種課長  国のほうの制度では、問診のみという部分がありまして、問診したけれどもその日は接種できませんでしたというと、改めて予約を取っていただいて、また1回目の接種を受けていただくというような形になってまいります。 ○山宮委員  その改めて予約するときは、またコールセンターになっちゃうとすごく大変だと思うから、できればですよ、できればその場で次回の予約ができるような態勢も考えていただけるとありがたいかなというのが一つ。  もう一つは、もしアナフィラキシーショック、いわゆるそういった副反応が出てしまった場合の経過って、たしかテレビ報道では15分から30分以内と言ってたけれども、今の想定として、目黒区としてはどれぐらいの時間想定で、いわゆるリリースというか解放していくのかという考えがあるのか、最後そこを確認します。
    ○吉田新型コロナ予防接種課長  今、国のほうが医療従事者向けの手引で示しているのは、皆さん15分間は少なくとも待機をしてください。その他アレルギー症状を起こしたことがあるとか、そういった方に関しては30分という形になってまいります。ですので、全員一律には15分ということになってまいります。 ○河野委員長  課長、再予約は現場でできるか。できるような仕組みづくりをということでした。 ○吉田新型コロナ予防接種課長  再予約がその場でできるかどうかについては、まだちょっとシステム開発の中でということになってまいります。 ○河野委員長  山宮委員の質疑を終わります。  ほかにございますでしょうか。 ○おのせ委員  ありがとうございました。  BCPでも大変細かく情報提供いただいてますので、私たちはこの情報はいろいろ共有できていると思います。また、今回は明日のコロナ本部前に改善点が出たことを御報告いただきまして、ありがとうございました。  それと、今ちょっと課長のお返事の中に、山宮委員への答弁の中に、接種の会場に関しての話がありました。さっきの説明だと、今は医師会は個別は認めてないよというお話だったんだけど、会場はお住まいに近い会場かかかりつけ医か集団接種というお返事になってたんです、今。だから、まだちょっとこのかかりつけ医のところは、まだグレーだということでいいんですよね。これが1点ね。  2点目は、BCPのほうからも議会としては要望を出していました。ワクチンの予約に関してです。これ今、接種券が、クーポンが来たところまでであって、予約のリアクションを誰か、その方がしなきゃいけない。そのリアクションに関して、議会としてはこういうSNSの時代なので、電話等々ももちろんなんですが、LINE等を使った電子的な予約のシステムも、毎回御準備はね、電子的なSNSを使ってとか、電子的な返信に関して御用意いただいてるような御答弁を頂いていたんですけども、個別名を出せば、LINEとかを使って簡単に申込みができるシステムも活用してねという、BCPからお願いをしてありました。  これ、今日その後ICT実証実験に入りますけど、報告事項にあるんですけど、私は目黒区の公式のLINEのアカウントを自分の携帯に入れてます。そこにはもうコロナのことが書いてあるんですよね。だから、着手ができてるんだったら、ここで少しお示しいただかないと、この後報告で多分みんなが見たらそこで出てくるので、それについて、分かる範囲でいいのでお答えいただければと思います。  以上です。 ○吉田新型コロナ予防接種課長  御指摘ありがとうございます。  先ほどの私の御説明の中で、かかりつけ医という言葉を使ってしまったのが誤りでございまして、受診したことがある病院というような意味で使いました。ですので、例えば過去に三宿病院を受診したことがあったりしてということであれば、三宿病院がいいわという方は三宿病院で御予約を取っていただくというような意味でございます。  それと、LINEを使った予約システムのことについて、少しこの場で御説明をというお話でございますので、少し御説明をさせていただきます。  今開発中は、目黒区の公式アカウントに、お友達登録をしていただくところからスタートしてまいります。先ほど申しましたA3の案内のところに、二次元バーコード、QRコードが書いてございますので、スマートフォンなどをお使いの方は、そのQRコードをかざすだけで、目黒区の公式アカウントにお友達登録ができる画面にすぐに飛びます。それで友達登録をするというふうにクリックすると、友達登録が完了します。そうなると、目黒区の公式アカウントの中のメニューの中に、今はチャットボットなどが載っていて、予約のメニューもあるんですが、工事中になっているという状況でございます。そこから予約に入っていくというような流れになっておりまして、ふだんLINEをお使いの方にとってみれば非常に分かりやすい案内になっております。  区役所のほうの中身の案内も、LINEの案内に従って進んでくださいということで御案内ができるような状態をつくろうとしています。そのLINEのところに入るまでのやり方はQRコードを読み取るだけなので、そこも比較的案内が非常にスムーズかなというふうに考えているところでございます。  今、中身の構築に関しては、例えば1回目と2回目の接種を同時に取るのか、それとも1回目の接種がし終わった後でないと2回目の接種の予約が取れないようにしないと、トラブルが発生するのかとか、そういったところの細かい設定をどういう形でやっていくのかというようなところを詰めているところでございます。  会場が全部一遍にばんと開けられる状況であれば、全部ばんと開けますけれども、例えば2会場だけを先行して開けるとかという状況になれば、2会場の予約だけが画面に出てくるというような形になっていったりというようなところのオペレーションを、コールセンターとの兼ね合いも含めまして調整中というようなところでございます。  今の時点で御説明できるのは以上のような状況だということでございます。 ○おのせ委員  分かりました。  私はたまたま登録してて見ていた結果そういうふうなのが出てきて、今日も報告があるんでね。それはここでコロナの報告をしていただいてるんで、ただ、これ本部にまだ報告をされてないのかなと思っていますし、BCPで私たちは聞いてないけど、委員会報告のほうが先に出ちゃってるので確認をしました。  ですから、私たちBCPとしては要望してますから、コロナの予約に対して、まだ確定ではないけれども、このシステムを運用していく予定である、着手はしている、予定であるということだけはここで確認ができるのかなと思いますが、いかがでしょうか。  もしそういう方向で動いていくならば、着手した、そういう方向でいくという報告だけはどこか早めにコロナの本部でしていただきたいなと思っています。それ以上進んでいっても、今工事中だから動かないだろうし、実際私は予約のところまでいきましたけど、やってみましたけど、当然予約できなかったです。取られちゃったらどうしようかなと思ったけども、予約ができなかったんで、これは工事中なんだと思ってますからそれはいいんですが、そういう部分で、やっぱり着手したことに対しては、もうコーナーをつくっちゃっててどこにも言ってないということは、これはちょっと順番が違うので、そこだけは配慮していただきたいと思います。  じゃ、着手して、そういう方向に向かっていくということは決めたというところまででよろしいでしょうか。 ○吉田新型コロナ予防接種課長  本日の御報告の中で、幾つか先行して御案内している部分がございます。北部地区サービス事務所の会議室、それから碑住区センターの会場の件ですね。そちらは、先ほど申し上げましたとおり、明日のコロナ本部で決定する予定でございます。そのコロナ本部の中には、LINEを使用した予約システムを開発予定だということについても記載してございますので、その形で決定していくという形になってまいります。  ですので、本日の時点では、今委員のおっしゃったとおりで結構かなというふうに思います。ありがとうございます。 ○河野委員長  おのせ委員の質疑を終わります。  ほかにございますでしょうか。 ○梅田委員  接種券なんですけれども、1枚に1回目、2回目というふうになっているものだと思うんですが、1回打った後、次までになくしちゃった場合とかは、どのくらいで再発行していただくのかというのと、あと、当日忘れてしまった方は、これ必須じゃないと受けられないのかというところをお伺いいたします。 ○吉田新型コロナ予防接種課長  再発行はもちろんできるような形にしてまいりたいと思っています。どういった形で再発行するかということについては、今ちょっと詰めているところで、ウエブからの申請などもできるようにしておかなきゃいけないなと思っていますが、コールセンターでの御依頼であるとか、そういった形でもお受けできるようにはしてまいりたいというふうに思っています。  会場で、その場で再発行できるかどうかについては、ちょっと通信環境とか、あと会場に置いておくことができる機器であるとか、そういったものとの兼ね合いがありますので、今調整中というふうに申し上げておきます。  以上でございます。 ○河野委員長  梅田委員の質疑を終わります。  ほかにございますでしょうか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○河野委員長  ないようですので、報告事項(1)新型コロナウイルスワクチン接種に向けた現状についてを終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(2)施設データ集の更新について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――河野委員長  続きまして、報告事項(2)施設データ集の更新についての説明を受けます。 ○松本区有施設プロジェクト課長  それでは、施設データ集の更新について御報告をいたします。  こちらは、区有施設見直しの具体化を図っていくに当たっての基礎データといたしまして、平成27年度以降、毎年度データ集を更新しているところでございます。ただ、今回は令和元年度末現在の施設データを取りまとめましたので、御報告するものでございます。  かがみ文を御覧いただきたいと思います。  1の経緯につきましては、今御説明したとおりでございます。  2の前回からの変更点といたしまして、(1)建物、施設数、延べ床面積でございますが、こちらにつきましては後ほど添付の別紙で御説明いたします。  前回からの変更点の(2)でございますけれども、今回の施設データ集の年度別経費は、平成27年度から令和元年度までの5か年分について掲載をしております。  それでは、添付しております別紙のほうを御覧いただきたいと思います。  1の建物・施設数といたしまして、平成30年度末との比較で、建物数につきましては186から2減の184、施設数につきましては324から2減の322という状況でございます。内訳につきましては(2)に記載のとおりですので、御確認いただきたいと思います。  次に、2の延床面積の増減といたしまして、(1)の区有施設では、中央体育館の大規模改修による増、砧球技場管理事務所の建て替えによる減など、全体で7,300平米余の減となっております。(2)の借上げ施設といたしましては、目黒中央の家の防災備蓄倉庫設置による増と借上げ返還による減で、合計510平米余の減となっております。  なお、参考といたしまして、区有施設見直し計画策定後の延べ床面積増減累計を載せてございます。また、例年建物の延べ床面積の増減はないんですが、施設の用途が変更された施設というのを載せておりますが、令和元年度に該当する施設はございませんでしたので、記載はしてございません。  なお、毎年当委員会の委員の皆様には、500ページ近くに及ぶ各施設のデータを冊子としてお配りしてまいりましたが、ペーパーレス化を踏まえましてデータでの御確認とさせていただきましたので、御了承いただきたいと存じます。  お配りした概要版のほうを御覧いただきたいと思います。施設データ集の概要版でございます。  概要版は、データ集の目次以降の巻頭に載せているものと同様となってございまして、施設データ集全体では、この資料の後に各施設のデータがついているという構成になっておりまして、昨年度と同じ構成になってございます。  ページをおめくりいただきまして、6ページの経費の状況でございますが、歳出のほうを御覧いただきますと、建物の維持管理経費が例年に比べまして10億円程度増となっておりまして、また歳入の面でも5億円程度の減となっている状況がお分かりいただけます。この要因を示しておりますのが、先ほど御覧いただいた別紙の裏面に参考として記載をしてございます。こちらに主な要因を載せてございます。  こちらの参考のほうを御覧いただきますと、まず1のほうで歳出の増減がお分かりいただけるかと思います。建物の主な増加要因といたしまして、①の小学校から⑥の駒場公園和館まで、ざっとした増要因を記載してございます。  また、2のほうでは歳入の状況といたしまして、今回は減になっておりますが、この中で主な要因といたしましては、保育園または住区会議室、または障害者福祉施設、それぞれの要因によって今回は減になっているというものを記載しているところでございます。  かがみ文のほうにお戻りいただきまして、3の今後の予定でございます。  3月15日に区報での周知、また区のホームページに掲載いたしますとともに、各施設で概要版の閲覧・貸出しを開始する予定でございます。なお、各施設のデータにつきましては、区のホームページで、PDF版とともに、オープンデータとしてエクセル版が御利用いただけるように掲載してまいります。  説明は、簡単ですが以上でございます。 ○河野委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○佐藤(昇)委員  参考の歳出の部分で、増加の原因というのが書かれております。建物の維持管理費と事業費は増という、平成30年度に対して令和元年度は増えていると。人件費は減ってるんですね。平成27年度からずっと減ってきてる傾向があるんですけど、これについてどのような理由なのか教えてください。 ○松本区有施設プロジェクト課長  この5年間で見ますと、確かに平成27年度から令和元年度に比べて歳出のほうの伸びが見えているんですけれども、これをさらにちょっと遡ってみますと、平成24、25あたりで見ると、令和元年度で示している263億という数字をまたさらに上回っておりまして、268億円程度という状況になっております。すみません、増の要因としてはこのような形になってございます。  人件費のほうにつきましては、こちらも大体100億円程度からだんだん下がっている状況は見えてるんですが、この人件費が下がっている要因というところまでは今回つかんでおりませんで、どの数値も一緒なんですが、今回はちょっと数字として見えてるところをお示ししてるところでございますので、今後こういったところについての分析というのはかけていきたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○佐藤(昇)委員  私も質問するときに、施設データ集の更新ということのお題目で、こちらの人件費ということで参考ということなので、その辺お答えできるかなと思いつつなんですが、ただ、上二つの維持管理費と事業費が増えている中で、人件費が減ってると。結構額も減ってるような気がするので、今後どこかでお示しできるところがあったらお示ししていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○荒牧副区長  この建物ですけれども、後ろの資料がありますように、保育園とか児童館だとか、区が直接事業を執行している施設もあれば、我々のようなオフィスのものもあります。区が借りてる施設も含めて、その建物全部に着目しておりますけれども、その建物を維持していくため、そこで行う事業の部分もありますので、区の職員が直接メンテナンスとか事業をそこで行ったりしていると、人件費がかかるけれども、例えばそれを業務委託をするとか、施設の管理主体が、区の建物は区が持ってるけど、事業のやり方を変えるということになると事業費が増えるとかいう部分もあります。  それから、維持管理経費についても、参考資料を御覧いただくと分かりますように、大規模な修繕工事もやれば膨らむし、そういう動きがあって、例えば小学校の改修も同じ額を毎年やっているわけではありませんので、光熱水費的のような通常出てくるランニングコスト、それから臨時的な経費、様々なものがございます。今回参考としてお示しさせていただいたのは、建物に関わる経費というのがいろんな変動要素があるんだということを、今回ちょっと数字も上がったこともあるので、ぜひこれから深掘りをしていくために、いかに皆様と今後共有していきたいなと、そんな思いからちょっと、まだ今の段階では分析し切れないので、参考ということでお示しをしたということで御理解いただければと思います。  雑駁でございますけど、大きな意味合いとしてはそういうことで御理解いただければと思います。 ○佐藤(昇)委員  分かりました。  今のお話をもう少しかみ砕くと、人件費でかかってた部分が、区の職員が行ってたものが、何らかの民間であったりその他のということで、関わってたものが上の事業費に入ったり管理費に入ったりというような、内訳の可能性もあるというふうに聞いてよろしいんですか。可能性というか、入っている部分もあるかな。 ○村田企画経営部長  今御質問いただいたところがありまして、どちらにどう行ってるかということで、分析は結構難しい側面があるかなと思いつつ、まずは建物の維持管理経費ですと結構大きなところが分かりやすかったので、それで取り組みました。  今御質問いただいたところに全然即答はできませんけれども、いろんな要素があるということで、どう深掘りするか。先ほど副区長からもお話しさせていただきましたけれども、そういう観点で、やっぱり今後この資料を有効活用していきたいと考えてございます。  以上でございます。 ○河野委員長  佐藤昇委員の質疑を終わります。  ほかにございますでしょうか。 ○石川委員  これから深掘りとおっしゃっていましたけども、歳入のところの施設使用料等の主な減少要因というところで、住区会議室が約1,000万減になっていますが、この間、いろいろな報告の中で住区を利用する人たちが減ってるというのが出てるんですが、そういう関係で施設使用料がマイナス1,000万というのは、その辺でいいんですか。そういう理解でよろしいでしょうか。 ○松本区有施設プロジェクト課長  住区会議室の減の要素というところですけども、これ様々あるかとは思うんですが、やはりその利用率が減ってるということも見逃せないのかなというところはございます。  以上です。 ○石川委員  「も」ということは、それ以外にも、やっぱりあり得るという感じなんですか。でも、基本的には施設使用が少なくなったという理解でいいんですよね。  それともう一つ、今回ペーパーレス化ということで出しませんよということなんですけども、しかし、例えば今後の予定の中で、各施設の閲覧貸出しも概要版だけになっていますが、本当に資料を見ると300、400ページのすごいものなんですけども、やはり希望する人とか、資料として例えば欲しいという場合は、きちんと頂けるんでしょうか。そこです。 ○村田企画経営部長  まず1点目なんですけれども、私もかつて住区センターの施設の管理所管の部長でおりましたので、ちょっとだけの深掘りをしますと、やはりトレンドとしては確かに利用率が低下傾向というのはあるかもしれないんですけれども、ただ、維持管理で改修をしなきゃいけなくてお休みしてたりとか、いろんな要素のお休みも加わったり、様々な要素があるので、一概にトレンドとしてがくって下がってますとかそういうことは言えず、いろんな状況が加味されてるものというのが認識でございまして、そういうことでございますので、そういうのも含めて、どう下がっているのか、その原因は、また今後いろんな角度から検討、研究していかなきゃいけないかなという認識でございます。  以上でございます。 ○松本区有施設プロジェクト課長  データ集の本編が欲しいと言われる方ということなんですけども、一応この冊子は500ページ近くになるんですけども、こちらは八雲中央図書館と、それとあと区の区政情報コーナーに冊子は置いてはおきます。そこで御覧いただくことはできます。それと、ホームページにもエクセルとPDF版では御覧いただけるようになりますので、そちらで基本的には御覧いただきたいんですけども、どうしてもこの冊子が欲しいと、紙として欲しいということであれば、我々のほうにお申しつけいただければ、それは印刷します。用意いたします。  以上です。 ○河野委員長  石川委員の質疑を終わります。  ほかに質疑ございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○河野委員長  ないようですので、報告事項(2)、施設データ集の更新についてを終わります。  議事の都合により暫時休憩とします。  再開は午後1時とさせていただきます。  なお、午後2時より視察に出発いたしますので、視察に行けるご支度をしていただきまして、集合していただければと思います。  (休憩) ○河野委員長  それでは、休憩前に引き続きまして委員会を再開いたします。  冒頭に申し上げます。  本日、区の災害対策運営訓練がございますので、委員会中に対応の理事者が一部退席等ございますので、御協力いただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○吉田新型コロナ予防接種課長  文言の訂正を一つお願いいたします。  先ほどの御説明の中で、碑住区碑文谷土木事務所跡と、それから北部地区サービス事務所の設置につきまして、明日決定の予定というふうに申し上げましたが、未決定の事項でございますので、設置の方向で検討中というふうな内容に文言を修正していただきたく、お願い申し上げます。 ○河野委員長  後ほど確認いたしまして、修正させていただきたいと思います。  よろしいでしょうか。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
    【報告事項】(3)令和2年度ICT実証実験の取り組みについて ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――河野委員長  それでは、報告事項(3)令和2年度ICT実証実験の取り組みについての報告を受けます。 ○佐藤情報課長  それでは、令和2年度のICT実証実験の取り組みについて御報告いたします。  初めに、項番1、背景等でございますが、令和元年度からICTの活用が業務改善や区民サービスの向上にどう資するかを検証する実証実験に取り組んでおり、有効に活用できる可能性を見いだすことができたところでございます。一方で、本格導入に当たっては課題等があり、さらなる検証が必要であることから、実証実験を継続することとしております。  なお、最新ICTの活用の必要性については、第3段落のとおりでございます。  次に、項番2、実証実験方針の修正について御説明いたします。  当初の方針としては、それまでの実証実験で課題が明確なものとなったものについて、ツール等の変更により再度検証を実施する方針でございました。そうした中、緊急事態宣言の発令によりオンライン化への対応も急務となっております。このため、追加の実証実験として実施することも踏まえ、期間を令和3年度末までの期間としたものでございます。  次に、項番3、令和2年度についてポイントを絞って御説明いたします。  初めに、(1)の業務効率化に関するものでございます。  (ア)自動化プログラムについてです。主なツールであるRPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)は、パソコン上で行うデータ入力等の定型的な反復作業を自動化し、正確かつ高速な処理での業務の効率化を図るものでございます。  昨年度の課題と、それに基づく検証ポイントを踏まえまして、四角の表の3段目のとおり、今年度はなるべく専門知識がなくても作成しやすいロボットを使用すること。また次の項、②でございます。恐れ入りますが2ページに移っていただきまして、連携ツールを導入いたしました。  この後の別紙1、横使いの資料を御覧いただければと存じます。別紙1でございます。  従来のRPAの課題は、資料の上のほうですが、ロボットを動かすまでは人の手を介さざるを得ない部分がございました。これを課題と捉えて、ロボットの前工程を自動化する取組を今年度中から着手したものでございます。  恐れ入りますが、かがみ文の資料の2ページにお戻りください。2ページでございます。  次に、(イ)AIによる手書き文字などのデータ化プログラムでございます。令和元年度中は自庁内のサーバーでダミーデータを用いて実験を行いました。  課題としては、表の1段目のとおり、一つ目、①でAIが学習するにはデータが足りないこと。一方で②でございますが、インターネットに接続したのでは個人情報漏えい等のリスク対策が必要というところでございます。  こうした課題を解決するため、今年度は、表の2段目、3段目のとおり、LGWAN-ASP、行政専用のネットワークを利用し個人が特定できない手法を採用した上で、深層学習もできるようAI-OCRによって改めて取組を行っております。  次に、(2)区民サービス向上関係ですが、AIチャットボットがございます。自動会話プログラムですが、表の第1段目のとおり、満足度や回答精度には課題がございました。そこで、今年度はチャットボット、画像認識、LINEの活用で多機能化を図って、利便性が向上するかを検証しております。  この検証につきましては、先月2月15日から区ホームページで公開、19日には公式アカウントでの利用を開始しております。  システムの概要につきましては、恐れ入りますが、この後の別紙の2、縦使いの資料を御覧ください。詳細は割愛させていただいて、1枚おめくりいただいて上のほう、各システムの関係図を御覧ください。図の左下から御覧いただきます。各システムの関係図の、図の左下でございます。  図の左下の目黒区ホームページからは幾つか矢印が出ておりますが、上側に行っていただきますと女性のキャラクターがございます。このキャラクターを通じて、ワクチン接種のAIが質問に対して自動応答する仕組みとなっております。  次に、一旦改めて目黒区ホームページの位置にお戻りいただきまして、右側を御覧ください。キャラクター「めぐぴー」と愛称をつけたものですが、その応答経路といたしましては、初めに一番右側、上に向かって伸びる矢印を御覧ください。各種の一般回答を行うのが右側のAIでございます。さらにその上ですが、粗大ごみにつきましては画像認識をする仕組みを取り入れてございます。正確な名称が分からなかったり、我々の認識と表現が違っているというケースが想定されますが、写真を撮って画像をアップロードすることで適切な応答を図ろうというものでございます。  次に、一旦キャラクターのめぐぴーにお戻りいただきまして、その上を御覧ください。今回の実証実験では、AIチャットボットをLINEで利用できる機能も併せて実施することといたしました。LINEを導入することによって、どのように活用の場が広がるかを試す実験でございますとともに、利用者増があればそれだけ質問回答数も増えて、AIの精度向上につながることを期待しているものでございます。  アカウントの立ち上げに当たっては、AIチャットボット本体の実験の取組が複数の所管の事業を取りまとめる内容であることを踏まえて、ホームページの本体の展開とともに区としてのアカウントを立ち上げたものでございます。先ほど申し上げましたように、このアカウントからもホームページ上のめぐぴーからでも、直接各種の一般問答を行うことができる仕組みでございます。  この資料としては最後の御説明になりますが、目黒区LINEアカウントの左上を御覧ください。接種予約のAIチャットボットがございます。先ほどの予防接種のほうで質疑がございましたが、LINEを利用した新型コロナワクチン接種予約用のAIチャットボットにつながる形となっております。先ほどの御説明のとおり、予防接種課において予約の開始に向けて準備を進めているところでございます。  この実証実験のためにアカウントを準備したところですが、ワクチン接種に向けた迅速な取組に活用可能であると判断して、同一アカウントで予防接種課の動きと連動させながら運用させることとしたものでございます。  この別紙の残りの箇所につきましては、後ほど御覧ください。  それでは、かがみ文にお戻りいただきまして、3ページを御覧ください。  3ページは、参集、対面を避けての整備に資するものでございます。  区では、様々な情報セキュリティー対策を講じており、その結果、ウエブ会議などのサービスは利用しにくいという課題がございました。この解決のため、表の3段目のとおり、使用ツールとしましては、①から④まで様々なものを導入してきたものでございます。また、⑤としてオンライン相談につきましては、子育てに関する相談等の選択肢の一つとして、令和2年9月からオンライン相談を実施しております。  最後に4、今後の予定としましては、令和3年度中は実証実験として継続する予定でございます。ただし、本格導入に向けての検討のため、今回の取組に関する第一次の効果検証については、6月をめどに実施する予定でおります。  説明は以上でございます。 ○河野委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。  なしですか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○河野委員長  ないようですので、報告事項(3)令和2年度ICT実証実験の取り組みについてを終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(4)目黒区学校施設更新計画(案)について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――河野委員長  続きまして、報告事項(4)目黒区学校施設更新計画(案)についての説明を受けます。 ○岡学校施設計画課長  それでは、目黒区学校施設更新計画(案)について御説明させていただきます。  資料の確認ですけども、かがみ文1枚と別紙1、素案に対するパブリックコメントの実施経過でございます。次に、別紙2、更新計画の本編でございます。別紙3で、A3判になります。更新計画の概要版でございます。  では、かがみ文を御覧ください。  まず経緯についてでございます。  本区では、持続可能な施設サービスの提供に向けて、区有施設の見直しに取り組んでおります。中でも、区有施設の40%を占める学校については老朽化対策が喫緊の課題となっておりまして、施設の効果的・効率的な活用を踏まえた学校施設の計画的な更新が不可欠な状況でございます。  教育委員会では、学校施設の計画的な更新に向け、これまで学校施設更新計画の策定に取り組んでまいりました。下から2段落目に記載しておりますが、令和2年7月には更新計画素案作成に向けた基本方針を取りまとめまして、区民意見を募集させていただきました。そして、11月には学校施設更新計画素案として取りまとめまして、パブリックコメントを実施いたしました。これらを踏まえて、このたび学校施設更新計画(案)を取りまとめました。  なお、これらの本委員会への報告についてですが、基本方針については令和2年7月10日、計画の素案については11月30日に御報告させていただいております。  項番2、素案に対する説明会及びパブリックコメントの実施結果についてでございます。  恐れ入りますが、別紙1の2ページをお開きください。  実施期間については、令和2年12月5日から令和3年1月12日まででございます。  周知方法については、区報、ホームページ等に加えまして、今回はツイッターや1階の区政情報モニター等を利用させていただきました。また、チラシを区立の各小・中学校や幼稚園、こども園、あと私立の幼稚園、保育園等にも配布させていただいて、計画の周知に努めさせていただきました。  (3)説明会の実施結果についてでございます。区内5地区で地区別の説明会と、あとオンラインの説明会を企画させていただきましたが、参加者については記載のとおりでございまして、前回を併せて8名という結果でございました。公営掲示板等に説明会の案内を掲示して周知を図ったんですけれども、この説明会の時期である12月という時期は、コロナウイルス感染症の新規感染者数が400名、500名と急激に増えてきた時期でありまして、こういったことも参加者が少なかった要因の一つではないかというふうに考えております。  次に、3ページを御覧ください。  パブリックコメントの集計結果でございます。  まず、上段の表、意見の提出者数については、表の右下、合計で54名となりまして、意見の提出者の内訳、提出方法の内訳は記載のとおりでございます。この意見者数を見ると、計画について十分とは言えないかもしれませんが、一定程度周知されているのではないかと考えております。  次に、分野別意見数についてですが、下段の表を御覧ください。意見の合計は全部で162件で、1の更新計画についてというところでは、記載の内容についての御意見をまとめておりまして、合計で19件ですね。その意見の内容としましては、区民や学校関係者の意見を聞いていくべきということを明記すべきといった意見がございました。  2番の施設整備に関わる意見ですが、こちらが一番多くて63件でございました。これは、例えば校庭の確保であったりバリアフリーといった施設整備に対しての具体的な要望が多くを占めております。  3番目は特別支援教育に関するもの、4番は学校統合に関するものと、表に記載のとおりとなっておりまして、9番の複合化・多機能化についても20件ということで、意見が多かったんですけれども、複合化に関して、様々な施設の複合化に期待を持たれているなというふうなことが感想としてありますが、一方で、複合化した際にはいろいろな方が学校にいらっしゃることになるために、児童・生徒の安全をやはり第一に考えていくようにといった御意見がございました。  次に、4ページを御覧ください。意見の検討結果でございます。  1番の素案の修正につながったものが6件でございまして、修正内容については後ほど御説明させていただきます。逆に、5番の対応困難なものといったものが7件となります。こちらについては、中学校を統合すべきでないといったような御意見が多くを占めておりました。その他34件とありますが、こちらは計画に対する御意見というよりも、計画に対する質問といったものが多くを占めておりまして、また計画にあまり直接的には関係しないものといったものが、こちらのその他に分類させていただいております。  その他、各意見の詳細については5ページ以降に掲載しておりますので、後ほど御確認いただければというふうに思っております。  次に、かがみ文にお戻りいただきまして、項番3、更新計画(案)についてでございます。  更新計画については、別紙2で計画の本編で、別紙3が概要版になりますけれども、パブリックコメントを受けて素案から加筆修正している箇所がございます。その修正内容については、かがみ文の裏面を御覧ください。こちらに記載しておりまして、本編には網かけで表示させていただいております。  修正内容について説明させていただきます。  別紙2の本編を御覧いただけますでしょうか。  まず、2ページを御覧ください。網かけになっている部分が加筆の箇所となります。上段(エ)では、計画を進めるに当たって、関係者や区民の声を聞きながら進めていくという旨を追記させていただき、下段には、関連する補助計画の一部を例示として追記させていただきました。  次に、22ページを御覧ください。  (3)では、改築までの時期において、教育環境への変化であったり避難所の機能の充実といった必要な改修については、適宜行っていく旨を記載させていただきました。  また、(4)では、2ページと同様に、施設整備に当たっては保護者や地域の声を聞きながら進めていくという旨の記載を追記させていただきました。  次に、42ページをお開きいただけますでしょうか。  こちらでは、計画を進めるに当たって考慮していくべき事項として、新型コロナウイルスの関係であったり、ICT化についてであったり、こういった点を追記させていただきました。  次に、43ページでございます。  下段の図14を修正させていただいていまして、素案では、教育委員会や各区長部局等の位置や大きさが一定でなかったということで、計画を進めるに当たって、各部局とも一体的に連携していかなければいけないという趣旨から、表の並び方であったり大きさであったりをそろえさせていただきました。  次に、44ページでございます。  下段の対象校の部分で、図表の修正をさせていただいております。素案では、1校目を向原小学校というふうに明記させていただいていたんですけれども、1-1の進め方のところに、具体的な事業化は実施計画で図ることというふうにしておりますので、そちらに合わせまして、こちら向原小学校という記載をなくさせていただきました。  また、中段に追記させていただいたんですけれども、更新順位については第2章に記載してあるとおりなんですけれども、構造体耐久性調査の結果を踏まえて決定するという旨の内容を追記させていただきました。  次に、概要版になりますけれども、概要版で項番8の部分になります。こちらは、先ほどの44ページの記載と同じ内容のものを記載していますので、こちらについても同様に修正をさせていただいております。  かがみ文に戻っていただきまして、項番4、今後の予定でございます。3月中旬に教育委員会内でこの更新計画について決定を予定しておりまして、3月25日の区報、3月25日から区報、ホームページ等で周知をさせていただく予定としております。その後については記載のとおりでございます。  御説明は以上になります。 ○河野委員長  説明が終わりましたので、御質疑を受けます。 ○佐藤(昇)委員  様々な意見や要望、また提案などのやり取りがあり、またここでパブコメがあり、それを反映し6点変更するというようなことで、今説明があったわけです。  特に私が感じるところは、二中、五中、六中の統合があり、また三中、四中の統合がありというような中で、非常に大変御苦労が今まであったかなというのが、一つの構築してきたノウハウであり経験なのかなと思います。そういった部分をぜひ生かしていただきながら進めていっていただきたいと思うんですが、非常に課題点が多い中、よく取りまとめて今回お示し、ここまで持ってきていただいたのかなというふうに思います。  その中で、幾つも課題点をまとめてきた中ですが、学校施設の複合化・多機能化ということはやはり一つの大きな柱であり、ここにも45ページ目にまとめてあるとおり、半径500メートル程度の施設の集約化、また、集約というかその機能を生かしていくというようなことであり、それでも大事なのは将来の児童・生徒の数を見据えながら、多用途に転用可能な仕様にしていくというようなことで取りまとめているところですけれども、要望が多くあった中で、やはりこの最近でも教育の場で防災教育であり、あと健康面のがんの教育だったり、英語教育だったり、道徳教育だったり、本当に数年の間に、今回のICT化もそうですけれども、多くの教育の内容も、ソフトの部分もハードの部分も変更がある中で、将来を見据えるのは非常に難しい点もあるんですけれども、その点はやはり随時注意して進めていっていただきたいなと思います。  近年も、働く環境、働き方改革、細かく言うと副校長の事務補佐がみんなついたり、いろいろな補助教員であったりとか、また働く環境であったらタイムレコーダーシステムであったりとか、クラスのところではティーム・ティーチングですね。あと、今回少人数学校ということですね。将来どんな形になるかということもあるかと思うんですけど、言ってることは本当に細かく対応できるような考えが必要であるなというような部分です。  その反面、ちょっと気になることがございます。大きく見て、過去の先輩とか区民の方からのお話で、一つの例なので柔らかく聞いていただきたいんですが、八雲のパーシモンホールの小ホール、大ホール。大ホールのほうが非常に立派なものを建てたんですけれども、やはり使い勝手でいくとステージの大きさが、例えばバレエをやるのにしても大きさが足りないとか、奥行きとかですね。あと器具なんかもですね。それはバレエ一つのことではなくて、きちっとしたイベントを行おうと思うとちょっと手狭で、呼べなかったりと。人数のほうも、採算性を取るのにもうちょっと大きなものを建てておけばなと。そうすると、世界的に有名ないろいろなものが呼べたんじゃないかと。これはもう変えられないわけで、でもあのとき私はいませんでしたけれども、判断の中で建てられないことはなかったのかなと思うわけですね。そういった経験が、もう一つ見方ですけれども。  あと、小さなところでは、東山小学校複合化がありました。これは点で言うと、そこを云々というわけじゃないけど、一つの具体例を挙げないと話がしにくいかなと思うので。人が集まる集会所みたいなスペースがあって、せり出してきて席ができると。非常に値段が高いんですけれども、限られたスペースを有効に使うのにはいいアイデアだなと非常に思うわけなんです。しかし、これを使うのに中途半端、全校は呼べないし、どういうシチュエーションでこの機能を有効的に、コストがかかってるにもかかわらず、かけて有効利用するのかというのに、現場では頭をかしげる部分があるというようなことがありました。  今は二つの例ですけど、そういったことというのは多く構築されてる部分があるかと思うんですね。なので、多機能化・複合化、大きな部分でソフトとハードのことを充実していっていただきたい中で、そういったデザインとかアイデアはいいんだけれども、機能的にそぐわないようなことがあるともったいないなと、非常に。  なので、小さな部分から大きな部分まできちっとその辺の整理をしながら、現場の声であり、他の事例とか、せっかく造ったものがあれば使い勝手のいいものというような視点が、改めて必要ではないかなと。今後本格的に進めるに当たって、その辺について見解をお伺いします。 ○岡学校施設計画課長  委員おっしゃるように、施設建設をしていくときに設計者側の思いというものと、あと実際にそれを使っていく人の考えということが、なかなかマッチしてないというところが大きな原因であるのかなというふうに考えておりまして、建物を造っていくときに、設計者側についてはその時代その時代に合った最適なものをというふうに考えて設計していくんですけども、やはり使い勝手をどうしていくか。最新の使い方、造り方はこうなんだけども、じゃ、実際それを使っていく人というのはどう考えていくのかということを、しっかり一緒になって学校を造っていかないといいものはできない。物を造っても、それがうまく使われないということにつながっていきますので、学校を造っていくに当たっては、関係者の意見をしっかり聞いていくということを記載させていただいてるんですけども、やはりそこは本当に重要なこととして認識しておりますので、そこは決して落とすことなく、設計事務所の思いというものよりも、やはり現場の声というのを重視して造っていきたいなというふうに思っております。  以上でございます。 ○佐藤(昇)委員  今、答弁であったとおり、設計事務所でいろいろ提案していただくことはありがたいし、気づかない点とか、そのときのトレンドであったり必要なものという提案は受けていただきながら、現場を実際に使う区民であり、また区側の職員の方の御意見を聞いてということが大事になるので、進めていただきたいと思います。  さらに付随してなんですけど、例えば都庁を建てて非常に、東京都の都庁ですね、立派な建物で、外観もデザイン的にすばらしいと。こういうふうに当時は思ったんですけど、その後、毎年何千万も、毎月かな、メンテナンスをするのに、清掃、窓を拭くのにしても何にしても非常にお金がかかるという話。ちょっと金額はあれだけと、桁は千万単位だと思うんですけれども、大きな金額がかかるんだと。  だから、その辺も今の時代、デザインも大事だけれども、やはりそういった後のコストも考えていただくということも非常に重要な点かなと思いますので、その点について認識をお願いいたします。 ○岡学校施設計画課長  こちらの点についても、委員おっしゃるとおり全くそのとおりでございまして、建物を造ったはいいけども、維持管理に対してお金がたくさんかかってしまうと。その結果、必要なところに必要な経費が回せないというようなことが起きてしまっては、本当に本末転倒でございますので、先ほど設計事務所の話をさせていただきましたけども、設計サイドとしてはなかなかそこまで、メンテナンスのことを考えて造るということにたけてないところもございまして、そこはやはり我々区の職員が日常的に管理している立場として、きちっと意見を言って造っていく。造っていかなければいけないというふうに認識しております。  以上でございます。 ○河野委員長  佐藤昇委員の質疑を終わります。  ほかに質疑はございますでしょうか。 ○石川委員  学校施設は、やっぱり地域の中での本当に重要な役割を持っているし、災害が大きくなる中での避難所としても、大きな役割がますますかけられてくると思うんですけども、説明会に参加が8人というところでは非常に、この中の1人は私なんですけどね。そうすると、時期的にコロナと寒い年末で出てくるのが難しいんだというのは分かるんだけども、身近な施設にもかかわらず、なかなか現時点で、率直に言ってやはり地域の人たちや住民の方の関心が低いのかなというのは思ってます。  ただ、きっと自分の近くの学校が設計されて具体的になる中では、当然関心が持たれるだろうなと思うけど、もう設計ができて、いろんなこの中に何の施設が入るかって決まってる時点では遅いのかなという感じで。やっぱりどれだけ区民の方が、付近の住民の方が関心を持って参加してくることが、私は必要なんではないかなと思ってるんですけども、この間、私たちとしても意見を上げてきました。
     今回は案になっているんですけども、もうこれからは声というのはなし。基本的に3月中旬にこれが策定ということでいいんです、いいんですというか、なってくるんですよね。それで、学校はその地域によって機能が入ってくる施設とかって全部違いますよね、多分。条件が違うと思うんですけども、そういうものも、やっぱり本来はもっと地域の人たちが声を上げていく必要があるんだけども、今年はもう既に設計標準に入るわけですよね、新年度。要は基本的な建物というのを造るわけじゃないですか。私は、それはそれとして造らなくちゃならないんだろうなとは思うんですけども、その標準設計というか、それは例えば地域によっていろんな学校ができてくるわけだけども、例えばいろんな施設が入るとか、そういうものはこの標準設計にはどういうふうになってくるのかなって思ってるんです。  それと、この計画案の中にはプールは、これを見てると必要ないみたいな感じ。プールは共用化って書いてあるんですけども、標準設計の中にはプールが入るのかどうか。その標準設計の具体的なところはどういうものなのか、それをお聞きしたいと思います。  以上です。 ○岡学校施設計画課長  まず1点目の、設計に対して区民の意見を聞いていくということですけども、委員おっしゃるように建物ができて、設計ができた段階で説明をしたとしても、やはりその学校についてはなかなか受け入れてもらえないのかなというのが、過去の碑小学校であったり、東山小学校であったりというふうに感じてるところでございまして、設計段階からできる限り区民の皆様に情報発信をして、区民の皆様というか地域の方々に情報発信をして、そこで御意見を伺いながら設計を進めていくということが大切だと思っております。  それがまず1点目でございまして、次に、3月に更新計画を策定するのかという御意見ですけれども、今この案でお出ししているのは、教育委員会内でまだ決定する前でございますので、案として御報告させていただいているのであって、基本的には大きな変更がなければこのまま、おかしなところがなければそのまま決定させていただくというふうに考えております。  次に、標準設計の話になるんですけれども、こちらでは各学校に共通する部分についての仕様を決めていくというふうに考えておりまして、それは、例えば普通教室のサイズであったり、そこの教室に求められる設備であったり、あとは学校の人数規模に応じてでしょうけども、必要な教室数であったり、そういったものの考え方をまとめていくというふうに考えておりまして、各学校でそれぞれの特徴を持った学校をつくっていくことが大事だと思っていますので、その点に係るようなことを決めていくというふうには思ってはおりません。  複合化についても、地域ごとに異なる最たるものであるというふうに思っておりますので、例えば、何か施設を複合化するときに、その施設の仕様についてはこういったものだろうということは考えられるかもしれまけんけれども、じゃ、どの施設を入れていくのかというところは、なかなかこの標準設計の中では入れていくというようなものではないというふうに考えております。  また、プール共用化についても同じで、地域ごとに異なってくる。地域の状況が異なってますので、その学校ごとで考えていかなければいけないというようなものだと思っております。ただ、プールを共用化するに当たってはこういう考え方、こういう造り方ができるんじゃないかということは、標準設計の中でまとめられるのではないかなというふうには思っております。  以上でございます。 ○石川委員  そうすると、標準設計というのは、多機能化とかそういう部分は除いて、そもそもの学校のところだけの標準設計というか、学校そのものの設計、基本をつくるんだよという理解でいいのかどうか。それでいいんでしょうかということと、あと、新年度から1学年ずつ徐々に少人数学級が実施されていきますよね。そうすると、それも見越した中での教室づくりと、あと当然人口の動向。例えば、今は東部が、人数が増えてきてるわけですよね。そうした状況も見据え……標準設計だからそこは関係ないのか。そうですよね。じゃ、少人数学級のそこの部分も標準設計には入れていくという理解でよろしいんでしょうか。 ○岡学校施設計画課長  標準設計については委員おっしゃるとおりでございまして、学校だけということかどうかはちょっと、作業を進めている中で検討していくかと思うんですけれども、一般的な区としての施設の仕様を考えていくものとしております。  また、少人数学級についても同様でございまして、少人数学級を展開していくに当たって、どの程度の規模の教室が必要なのか、教育の設備が必要なのかというところを考えていかなければいけないと思ってまして、コロナの状況もありまして、換気設備はどうするのかとか、教室の配置をどうするのかというのを、考えていかなければいけないというふうに思っております。  以上でございます。 ○河野委員長  石川委員の質疑を終わります。  ほかに御質疑ございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○河野委員長  ないようですので、報告事項(4)、目黒区学校施設更新計画(案)についてを終わります。  以上で、報告事項を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【情報提供】(1)ホストタウンフレーム切手の販売について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――河野委員長  続きまして、情報提供(1)ホストタウンフレーム切手の販売についての説明を受けます。 ○竹内文化・スポーツ部長  それでは、ホストタウンフレーム切手の販売につきまして御説明いたします。  区では、平成29年11月に、ケニア共和国大使館とホストタウン事業に係る覚書を調印し、これまで様々な取組を行ってまいりました。このたび、区とケニア共和国大使館が協力し、日本郵便株式会社が作製したホストタウンフレーム切手が、区内郵便局等で販売されることとなりましたので、情報提供させていただくものでございます。  商品名は1に記載のとおりでございまして、フレーム切手のイメージですが、別紙を御覧いただきたいと存じます。84円切手が10枚になります。こちらを1シート1,330円で、今月の15日から区内の全郵便局及び東京中央局、大手町局で販売がされます。  表のかがみ文にお戻りいただきまして、今後、6に記載のとおり郵便局、ケニア共和国大使館、区において周知を図ってまいります。  説明は以上でございます。 ○河野委員長  御説明ありがとうございました。  何か御質疑ございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○河野委員長  ないようですので、情報提供(1)ホストタウンフレーム切手の販売についてを終わります。  議事の都合により暫時休憩といたします。  (休憩) ○河野委員長  それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【視  察】(1)新型コロナウイルスワクチン接種会場視察 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――河野委員長  それでは、これから3か所視察にまいりますので、よろしくお願いいたします。  最初に、先ほど申し上げましたけれども、最初に庁舎内のはぎの間、それからサポートセンター、そして八雲体育館へとなります。はぎの間の後は3階の南口からバスに乗って移動となりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、移動のほうをよろしくお願いします。  議事の都合により暫時休憩といたします。  (休憩) 休憩前に引き続き、委員会を再開させていただきます。  以上で、視察を終了いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【その他】(1)次回の委員会開催について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――河野委員長  その他といたしまして、次回の委員会開催につきましては、4月9日金曜日、午前10時から開会いたします。  以上で、本日の総合戦略・感染症対策等調査特別委員会を散会いたします。  バスをお降りになりましたら、そのままお帰りいただいて構いません。よろしくお願いいたします。  お疲れさまでした。...