目黒区議会 2019-07-12
令和元年目黒区総合戦略等調査特別委員会( 7月12日)
令和元年目黒区
総合戦略等調査特別委員会( 7月12日)
目 黒 区 総 合 戦 略 等 調 査 特 別 委 員 会
1 日 時 令和元年7月12日(金)
開会 午前 9時59分
散会 午前11時11分
2 場 所 第三委員会室
3 出席者 委員長 武 藤 まさひろ 副委員長 西 村 ち ほ
(9名)委 員 小 林 かなこ 委 員 おのせ 康 裕
委 員 川 原 のぶあき 委 員 鴨志田 リ エ
委 員 石 川 恭 子 委 員 かいでん 和 弘
委 員 たぞえ 麻 友
4 欠席者
(0名)
5 出席説明員 鈴 木 副区長 荒 牧
企画経営部長
(23名)田 中
政策企画課長 橋 本
長期計画コミュニティ課長
(
経営改革推進課長)
酒 井 広報課長 佐 藤 情報課長
村 田
区有施設プロジェクト部長
松 本
区有施設プロジェクト課長
関 根 総務部長 大 野 総務課長
谷 合
危機管理室長 髙 橋
区民生活部長
橋 本
産業経済部長 竹 内 文化・
スポーツ部長
吉 田 文化・交流課長 金 元
スポーツ振興課長
佐 藤
オリンピック・
パラリンピック推進課長
上 田
健康福祉部長
中 澤
都市整備部長 澤 田
土木管理課長
本 橋
環境清掃部長 秋 丸 教育次長
鹿 戸
学校施設計画課長
6
区議会事務局 山 口 次長 児 玉 議事・調査係長
(2名)
7 議 題
長期計画等、大
規模国有地活用、
区有施設見直し等、
生活圏域整備計
画、
地域コミュニティ施策推進、ICT化及び東京2020オリンピ
ック・パラリンピック競技大会に向けた機運醸成・施策全般に関する
調査について
【報告事項】
(1)東京2020大会期間中の
交通混雑緩和に向けた区の取組(中間の
まとめ) (資料あり)
(2)東京2020オリンピ
ック・パラリンピック競技大会開催に向けた
1年前企画等について (資料あり)
【情報提供】
(1)
輸送運営計画V2(案)の概要について (資料あり)
【その他】
(1)次回の委員会の開催について
─────────────────────────────────────────
○
武藤委員長 おはようございます。
ただいまより目黒区
総合戦略等調査特別委員会を開会いたします。
本日の署名委員は、おのせ委員、かいでん委員にお願いいたします。
本日は、近隣区等の視察ということも予定をさせていただいたのですが、ちょうど日程調整がつかず、本日はこちらのほうで報告事項(1)、(2)と情報提供ということになりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(1)東京2020大会期間中の
交通混雑緩和に向けた区の取組(中間のまとめ)
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
武藤委員長 それでは、報告事項(1)東京2020大会期間中の
交通混雑緩和に向けた区の取り組みについて、説明をお願いいたします。
○
大野総務課長 改めまして、東京2020大会期間中の
交通混雑緩和に向けた区の取り組みの中間まとめをまとめましたので、御報告いたします。
項番1に経緯としてまとめましたが、来年、東京2020大会におきましては、関係者や観客、多くの移動が見込まれ、交通混雑の発生が予測されております。その緩和に向けた取り組みにつきましては、
輸送連絡調整会議の内容ですとか東京都の取り組みをこちらの
特別委員会にも御報告をしているところですが、目黒区におきましても、中央体育館がテコンドーの公式練習場に指定され、
大会関係者等の車両の通行が見込まれるところです。
そこで、来年の目黒区としての交通混雑の取り組みをまとめるに際しまして、ことし試行的に行うことも含め、今後の課題を中間のまとめとして整理いたしましたので、本日御報告いたします。
項番2の2019年夏の取り組みと2020年に向けての課題ですけれども、まず、ことしの
取り組み推進期間、ことし7月22日から9月6日というのは、来年の
オリンピック・
パラリンピック両大会の全体の期間の相当分、また
集中取り組み期間として7月22日の月曜日から翌週金曜日までの12日間は
オリンピック期間に相当いたします。また、
パラリンピック相当の8月19日の月曜から翌週金曜までの12日間が
集中取り組み期間として東京都などでのこの期間として設定しておりますので、目黒区としても同一の期間として期間を設定いたしました。
具体的な内容が、2ページ以降の別紙の部分でございます。
2ページをごらんいただきたいと存じます。
①計画的な業務執行による期間中の移動の回避、
庁用車利用の抑制でございますけれども、ことし2019年夏の取り組みとしては、この
集中取り組み期間につきましては、大量の文書の郵送を避けるとともに、事業者訪問は受けないような調整を行ってまいります。
また、庁用車の利用につきましても、業務上、真に必要な範囲に抑え、利用する場合も
首都高速道路や
競技会場周辺を避けたルートを設定していくというところです。
また、今後の2020年に向けての課題としては、そういう人や物の移動の視点から、来年の行事や事業の予定を調整していく必要があると考えております。
また、4つ目の黒丸ですけれども、緊急を要する業務や災害発生などに対応できるよう、
業務執行体制の確保を確認していく必要がございます。
②備品や
コピー用紙、広報誌等の納品時期の変更、またごみの削減でございますけれど、ことしの取り組みは、複数の用品を計画的にまとめて発注することにより、納品時期を変更すること。また、在庫の管理を徹底して、計画的な発注。紙の使用量の削減に向けて、裏面利用や
両面コピー、また会議資料もできるだけ電子化に今後とも努めていくというところです。
今後の課題としては、在庫管理を徹底して計画的な発注を行っていくこと、また再利用の徹底などというところでございます。
次ページの③区発注工事の調整ですけれども、ことしの取り組みとしては、調整可能な工事を抽出して、できる限り発注時期を調整していくこと。
また、来年に向けた今後の課題といたしましては、工事の前倒しや先送り、また材料の先行手配ができないかどうかを検討していく必要がございます。また、発注時期の調整が難しい工事につきましては、工事車両の台数の発生抑制や、また工事期間中の
交通誘導員を確保していく必要があるという課題がございます。
最後の黒丸ですが、突発的な補修や故障などに緊急対応できる体制も整えていく必要がございますので、そういう課題を整理してまいります。
④区
主催イベント等の実施時期の変更でございますけれども、ことしにつきましては、交通混雑という視点から、可能な限り、この
集中取り組み期間の実施時期の変更などができないかどうかを検討してまいりますが、2つ目の丸として、実際のこういう行事などについては、既に計画を立てて準備しているところもありますので、難しいところがあると存じますので、それぞれの行事の実施時期としての意義や参加者等への周知などの検討すべき課題が多いため、来年度に向けて整理をしていくということで、ことしは取り組んでまいります。
また、来年に向けての課題としては、
交通混雑緩和のために、多くの車両や人の移動を伴うイベントについて、日程の調整、また内容の調整を取り決めていく必要がございますので、大会期間中の道路や交通機関の運行状況の情報収集を今後さらに進めてまいりたいということで、課題として掲げております。
また、次の4ページ、⑤ですが、年次休暇・夏季休暇の
計画的取得、時差出勤の実施でございます。ことしの取り組みにつきましては、時差出勤を今月7月22日から9月6日まで試行実施してまいります。また、計画的な休暇の取得にも努めていきます。ただ、
集中取り組み期間については、窓口の体制を確保しながら、計画的な取得をするため、課内や係内のスケジュールを調整してまいります。
来年に向けた課題としては、今回の休暇の
計画的取得や時差出勤の試行ということを並行して、それがどのような業務への影響を及ぼすのかを検証しながら、来年の期間中の交通の運行状況などについてもさらに情報を収集した上で、職員の出勤体制が確保できるかどうか検証してまいります。
また、最後、
フレックスタイムやテレワークについては、その導入の可否に向けて調査研究を進める必要があるということを課題として掲げてございます。
改めて1ページ目、かがみの項番3にお戻りください。
今後の予定ですが、改めて今回の内容について
ホームページで公表してまいります。また、9月までの試行期間の今回の
取り組み期間終了後、その取り組み結果、どのようなことができたのか、また、どういう課題があるかを整理いたしまして、来年の取り組みをまとめていきたいと存じます。それについては今年度中にはまとめたいと考えておりますけれども、まとまった段階で、改めて本
特別委員会のほうに報告をしていく予定でございます。
報告は以上です。
○
武藤委員長 報告が終わりましたので、質疑を受けます。
○おのせ委員 私ども、東京2020大会の準備、また1年前のこのプレの試験実施に関しましては、全面的に協力をする立場ではございます。まず、これを言明させていただいてからお話をさせていただきますが、とはいえ、私どもの区の中にテコンドーの練習会場はありますが、会場自体があるわけではありません。そういった部分で、目黒区民の皆さんの御理解を得ながら、これを進めていかなければいけないということです。
一概によくありがちなのは、一律、全体的に職員の勤務時間ですとか、時差通勤ですとか、そういうことを実施しようという嫌いがありますが、やはり繁忙期である部署、またどうしても業務が煩雑になる部署、またカウンターでの待ち時間が長い部署等々あります。こういった区民の方々に行う
サービス業務に対して滞りがなく、逆に
オリンピックのせいだからこうなったんだというふうに言われないようにしていただきたいというのが、私たちの会派からは考えとして持っております。
そういった部分も含めて、一律にやるのではない、傾斜生産的な部分での対応というものを求めていきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○
大野総務課長 ただいまの御質疑でございますが、目黒区におきましても今回、ことしの試行期間中については、窓口業務に支障がないように、また当然、本来業務に支障がないような計画的な休暇の取得、または時差出勤の試行の実施ということで対応しているところです。
また、来年につきましても、そういう人の移動や車の移動ということで、大会の会場周辺、また
大会関係者たちの
交通混雑緩和のための取り組みですから、目黒区としてのいろいろな、今後どういう課題に来年取り組んでいくかというところでの課題を整理する中では、区としての業務に支障がないような形で、
交通混雑緩和のための取り組みをまとめてまいりたいと存じます。
以上です。
○
武藤委員長 ほかにございますか。
○たぞえ委員 まず、1点目なんですけれども、ことし時差出勤の試行もしていただくということですが、感覚で結構なんですけども、毎年この7月、8月というのは、庁舎が混雑するとかいった、そういった何か手続的なものはあるんですか。
私のイメージでは、もともと7月、8月はそんなに忙しいイメージはないんです。例えば3月とか4月だと戸籍住民課は混むとか、あと月末だと混むとか、そういう何か例年の傾向みたいなのがあれば教えていただきたいのがまず1点目と、4ページ目に、2020年に向けての課題の一番最後の点で、
フレックスタイム・テレワークについて、導入の可否に向けて、調査研究を進める必要があるという、何か前向きのような雰囲気も感じられるんですけれども、レガシーの一つと見ていいのかなと思うんですけれども、最近やっぱり働き方がすごく多様で、庁舎の8時、5時という開庁時間が、ちょっとずれているのかなという気はするんです。ほかの区では24時間360日ぐらいあけているとか、そういったところもあって、やっぱり……
(発言する者あり)
○たぞえ委員 24時間じゃなかったかもしれないですけれども、もっと使っていただけるような、それこそ働き方もフレックスにしていますし、もうちょっと区民が使いやすい形をこれから築いていくために、この2020をきっかけにできることがあるんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。
以上、2点です。
○
大野総務課長 私からは、まず、1点目の7月、8月の窓口の混雑状況でございますが、御質疑のように、年度末、年度初めは混みますし、また連休などの休み明けは混んでいますが、7月、8月の夏の時期は基本的に住民記録などの窓口の混雑時期とは外れているところです。
私からは以上です。
○
田中経営改革推進課長 私のほうから、2点目の
フレックスタイム・テレワークのお話でございますが、前回の
特別委員会の中でも、なかなか難しい状況があるというお話はさせていただきました。
もちろん、先ほどは
オリンピックのレガシーというお話もたぞえ委員のほうからありましたが、国のほうでは、そういった視点からも、今回、テレワーク・デイズ2019の実施についてということで、各自治体への協力を呼びかけている状況ではございます。
一部の都道府県においては、実際にもう実施しているという状況もございます。ただ、区の状況でお話をさせていただくと、やはり一番、今課題として考えていかなければいけないのは、システムを含めた環境整備、これがまずは、非常に重要になってくるのかなと。そうした視点で考えると、まだまだちょっと目黒区としても対応できる状況にはないということで、課題があるということをお話しさせていただきたいと思います。
また、あと、たぞえ委員おっしゃいましたように、窓口の時間等々も含めて、そういったところの、まずは今後、
区民サービスの向上という視点からも含めて、どういうようなあり方がいいのかというのをやはり検討していく必要があると思いますので、決して後ろ向きということではなくて、そういったことの視点も含めて、導入が可能かどうか、検討していくということでございます。そうしたことの一つの試行として、時差出勤の試行をさせていただくということでございますので、今後そうしたところの検討結果を踏まえて、どういったことが可能かどうか、引き続き調査研究をさせていただきたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○
武藤委員長 ほかにございますか。
○石川委員 具体的な、2ページのところなんですけれども、
集中取り組み期間は、大量の文書の郵送を避けるとともにと書いてあるんですけれども、例えば6月だと国保の通知がどっと行ったと思うんですけれども、例年この時期に大量の文書を発送するというか、郵送、そういうものはあるんでしょうかということが1点と。それともう一つ、これは
ホームページで公表するということになっていますけれども、期間中のさまざまなイベントの中止等々書いてあるんですけれども、区の行事等は時期を検討されると思うんですけれども、これによって、例えば町会とか、住区とか、あるいは個々の団体とか、いろいろ計画を例年しているところがあるんですが、これは区は当然自粛するということはあると思うんですけれども、これを
ホームページに載せて、各団体の自主性に任せるということで理解していいんでしょうか。その点です。
○
大野総務課長 まず、郵送物ですが、大量ということでございますと、医療証などについては一部、そういう期限の更新などで発送するものがありますので、それについては、もうその期限によっての更新なので、それをとめるということは事実上難しいので、定期的に送るものについては、この時期に該当する場合には、実際の抑制というのは難しいというふうに考えているところです。
また今後、そういうイベントの時期につきましても、あくまでもイベントの実施時期をずらすということではなくて、
交通混雑緩和のために動かす必要があるかどうかという視点から考えていく必要があるので、区外からも大勢人が集まるですとか、そのイベントのためにいろいろな物品を納品しないといけないので、トラックなどの車両が多く動くようなイベントがある場合には、それをどうするかということで、対応していく必要があると考えているものです。
また、区以外の団体につきましては、
輸送連絡調整会議の中で、いろいろな団体などもそこで参加して、それぞれの団体の中でそういう取り組みをするということできておりますので、直接、現在の段階で目黒区から区内のいろいろな団体などにそういう要請をするというところは考えておりませんけれども、必要な情報提供などについては、それぞれ適切に対応してまいりたいと存じます。
以上です。
○石川委員 最初の文書のことですが、基本的には、必要な文書類については、その時期もきちんと郵送するということでよろしいんですよね。
2番目のことについては、あくまでも交通との関係でということで理解してよろしいわけですね。
○
大野総務課長 2点ともおっしゃるとおりでございます。
○
武藤委員長 ほかにございますか。
○
鴨志田委員 2ページ目の②ですけれども、備品や
コピー用紙、ごみの削減ということで、在庫管理を徹底し、計画的に発注する。紙の使用量の削減に向けて、
両面コピー、会議資料の電子化等に努めるということなんですけれども、こういった取り組みが今後、2020以降も庁舎の中でも常態化するのが望ましいかなと思います。
ペーパーレス化は、都庁は紙の削減で何百万枚、それから何万枚か削減でこれだけの費用対効果があるとか、国会も
ペーパーレス化に向けて、これだけ紙を削減するというような、実際的な数字が出ているんですけれども、区としては年間どのくらいの紙の量を使用するのか、また会議資料の電子化に努めるということですけども、現在、会議資料の電子化というのはどの程度進んでいるのか、この2点お伺いします。
○
大野総務課長 まず、1点目の紙の
使用量削減につきましては、現在も裏面利用や
両面コピーということで、使用の削減ということは目黒区のエコ・プランの中にも掲げて、取り組んでいることですので、この期間は当然、それをさらに取り組んでいくというところです。また当然、来年の大会以降についても、継続して取り組んでまいります。
私からは以上です。
○
田中経営改革推進課長 今、電子会議というか、紙をなるべく使わない会議の開催状況でございますが、正直言いまして、そういった環境がまだ余り整っていないことから、ほぼ会議については紙の資料を使用しているような状況でございます。
ただ、例えば
政策決定会議等につきましては、パソコンが置いてありますので、余りにも例えば厚い冊子ですとか、そういったものは紙で印刷をせずにデータで確認をするというようなところは、今やっているところでございます。
今後につきましては、やはりこの会議資料の電子化というのは、ただ単に
ペーパーレス化というだけではなくて、働き方改革、要は職員の負担軽減、印刷事務の軽減等につながるところでございますので、これは積極的に行ってまいりたいと考えてございまして、今後、方法も含めて検討してまいりたいと考えているところでございます。
以上でございます。
○
鴨志田委員 1点目なんですけれども、紙を削減しましょうということなので、庁舎だけでも年間使う紙の量というのはどのくらいか把握していますかというのが質問だったんですけど、やはり削減しようというからには、これだけの紙の量を使っていますよと。この取り組みによって10%、20%削減しますとか、こういった数値目標を掲げて取り組んだ結果、今後それが役所の常態化につながると思うんですけれども、大体年間、紙の使う量というのはどのくらいでしょうか。
2点目の電子化というのは、区議会としてはどんどん電子化を進めましょうという状況の中で、まだまだ
政策決定会議レベルにおさまっているということはよくわかりました。その中で、会議資料の電子化に努めるということは、2020年以降、これをもうちょっと電子化に努めていくという方向性でよろしいのでしょうか。
以上です。
○
本橋環境清掃部長 用紙の購入量ということでお答えさせていただきます。ちょっと手元にあるのが平成29年度の数値でございます。用紙の購入量としては4,369万枚ほど。そのほかにも、
外注印刷物などがございます。
外注印刷物については3,451万枚、いずれもA4サイズに換算した数字ということで御理解いただければと思います。
以上でございます。
○
田中経営改革推進課長 2点目の
電子会議化でございますが、これは今後、2020年以降も含めて、これは働き方改革、我々、業務改善という視点も考えてございますので、例えば会議室へのパソコンの持ち込みですとか、そういったことを可能にする取り組みですとか、そういった具体的なところをちょっと検討しながら、実際に
ペーパーレス化、それと働き方改革という視点での業務改善、こういったことの具体的な検討を進めてまいりたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○
鴨志田委員 最初の質問でも申し上げたんですけれども、都庁ははっきり、これだけの年間、紙量を使っているから、
ペーパーレス化によってこれだけ、何万枚かちょっと忘れたんですけど、これだけ費用削減ができますという、はっきり数字が出ているんです。ということは、やっぱり目黒区としてもこれだけ、何千万枚と、合わせるとかなりの数ですから、それを数値目標化して、これだけ2020に向かって削減するとか、こういったことを庁内的に意識を持って取り組むことが必要じゃないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○
本橋環境清掃部長 私どもも紙の削減、庁内でのめぐろエコ・プランⅢということで取り組んでおります。そういう意味では、具体的にどういう形で、職員にもわかりやすい形で削減に取り組むということには取り組んでまいりたいと思っております。いろいろな取り組みがございますけれども、わかりやすい形で、紙の削減、これまでも取り組んでおりますが、今後とも取り組んでまいりたいと思います。
以上でございます。
○
鴨志田委員 もちろん裏面利用とか、再利用とかいうのも、これも随分前から取り組んでいることなので、私が言っているのは、ここで2020に向かってこういう取り組みをしましょうということをスローガンを掲げているからには、やはり全庁的に、紙をこれだけ年間使っていますよと。だから10%削減しましょう、皆さんと。以前も質問したんですけれども、例えば要点はA4・1枚にまとめるようにしましょうとか、A4の裏表にまとめましょうとか、そういったことも働き方改革の一つであり、ごみ削減にもつながると思うんですけれども、いかがでしょうか。
○
本橋環境清掃部長 取り組みやすい、もしくは効果の出る取り組みということで、おっしゃるところはそのとおりだと思います。そういう意味ではいろんな、現在どういうやり方がというのは、ちょっと申し上げにくいですけれども、いろいろな形で、わかりやすい、取り組みやすい方法を私どもも考えてまいりたいと思います。
以上でございます。
○
武藤委員長 ほかにございますか。
○かいでん委員 2点お伺いいたします。
1点目、まず、これはかなり全庁的といいますか、目黒区全部でやっていきましょうというような取り組みだと思うんですけれども、実際、
オリンピック期間、特に混むのは、多分、テコンドーの練習会場になっている体育館ですから、目黒本町のあたりですとか、あるいは首都高の入口付近、三軒茶屋のところとか、そういうところが混むと思うんですけれども、この今回の試行期間において、そういう特に混むことが予想されているところに向けた何か試行といいますか、取り組みをお考えのことはないのか、すべきことはないのかという、これが1点目。
2点目が、時差出勤についてなんですけれども、これも実際、目黒区役所に勤められている方の御自宅は、かなりいろいろなところから来られていると思いますし、特にその期間中、混む路線というのは、やっぱりもうわかるわけで。ですから、御自宅がどこにあるかによって、時差出勤の時間を意図的に早くしたり、意図的に遅くしたりですとか、そういったようなお考えはあるのか。実際、試行ですから、途中で部署の異動とか、また来年あるので、なかなかこの試行でやるというのは難しいでしょうけれども、実際来年に向けて、そういうことは御検討されていくのかどうか。
以上、お聞かせください。
○澤田
土木管理課長 1点目について、私のほうからお答えしたいと思います。
目黒区におきましては、中央体育館が公式練習会場に指定されてございます。あと周辺では、世田谷区の馬事公苑、こちらが競技会場となってございます。
馬事公苑につきましては、大会会場でございますので、例えば選手村、宿泊施設から
首都高速道路を使って、最短の一般道を使って競技会場に入るというルートがもう設定されてございます。この夏、組織委員会と東京都の準備局のほうで、試行ということで、実際、交通規制とかそんなこともやってみて、どれぐらいの効果があるのかということを検証するのがことしの夏の取り組みでございまして、この取り組みの結果、検証を踏まえまして、大会本番でどのような、例えば交通規制ですと、どんな交通規制をやれば効果的かということを検証するのを今回、夏にやってございますので、具体的に、じゃ、どうだというところまでは、まだ出ていない状況でございます。
あと、中央体育館でございますが、公式練習会場ということで、現在、
輸送運営計画V2(案)が示されてございます。この中では、IOCに報告して承認を得るという計画でございますが、この中で、公式練習会場につきましても記載されておりますが、今の案では、公式練習会場のルート、どのルートを使って行くのかということは具体的に示されておりません。それと、練習会場をいつからいつまで使うのかという期間も明確にされていない状況でございます。
区としましては、なるべく早くV2計画の中に盛り込むようにということは要望してございますので、そちらの情報が入りましたら、また改めて情報の御提供をしたいと考えてございます。
以上でございます。
○
田中経営改革推進課長 2点目の時差出勤の話でございますが、今回、
オリンピックの混雑緩和も想定した形で計画されているのかというところでございますが、確かに集中期間、もう今、新聞報道では何十万人という人があふれかえるというような話は伺っております。ただ、そこもどういった路線で、どれぐらい、どの時間に混雑するかというのは、そこまでのまだ情報分析、こちらも話は伺っておりませんので、それを想定した形での時差出勤という形では、今回はしておりません。
以上でございます。
○
武藤委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
武藤委員長 ないようですので、(1)東京2020大会期間中の
交通混雑緩和に向けた区の取り組みについてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(2)東京2020オリンピ
ック・パラリンピック競技大会開催に向けた1年前企画等について
――
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○
武藤委員長 次に、(2)東京2020オリンピ
ック・パラリンピック競技大会開催に向けた1年前企画等について、説明をお願いいたします。
○佐藤
オリンピック・
パラリンピック推進課長 それでは、東京2020オリンピ
ック・パラリンピック競技大会開催に向けた1年前企画等につきまして、御報告をいたします。
まず、項番1の目的及び概要でございますが、目的につきましては、東京2020大会の開催に向けまして、区民の大会に対する理解の促進、それから機運の醸成を図るものでございます。
事業の概要といたしましては、東京オリンピ
ック・パラリンピック競技大会組織委員会が1年前の期間として7月1日月曜日から9月30日月曜日の中で集中的に事業を実施して、PRをしていくということでございます。この中で、本区におきましても、この期間に各種のイベント等を実施し、大会組織委員会と連携して情報の発信等に努めてまいるものでございます。
次に、項番2の事業予定でございますが、まず(1)のところで、東京2020大会1年前企画といたしまして、表のとおり各種の事業を実施してまいります。
表の上段、1から3につきましては、
オリンピックと
パラリンピックのパネル展示でございます。1と3につきましては総合庁舎西口ロビーにて開催をいたしますが、2に記載をしてございますイオンスタイル碑文谷の3階エスカレーター付近におきましてパネルを展示していこうと現在調整中でございますが、こちらについては今回初めての取り組みとなります。2020年の
オリンピック大会開会式に合わせまして、7月24日から開催するもの、それからあと、
パラリンピックに合わせまして8月下旬から開催するものとをやってまいりたいと存じます。
続きまして、表の4番の懸垂幕の掲示につきましてでございますが、現在も懸垂幕につきましては掲示をしてございますけれども、この後、大会のマスコット等をデザインの中に加えたもので、誰もが親しみやすいものに変更してまいりたいと存じます。
続いて、表の5番と6番でございますが、
オリンピック及び
パラリンピックの競技体験につきまして、昨年に引き続きまして実施をするものでございます。商工まつりにつきましてはボルダリングの体験、区民まつりでは車椅子テニス、それからボッチャの体験ができるような機会を実施してまいります。
次に、表の7と8でございますが、こちらも初めての取り組みでございます。大会のマスコットとともに競技の記念写真が撮れるような形で、縦横2メーターほどのフォトパネルを作成いたしまして、これをこれまで御説明をいたしました各種の大会、またこの期間が終わってからも、いろいろなイベント等で活用してまいりたいと存じます。
続いて裏面をごらんください。
(2)の東京五輪音頭-2020-の活用についてでございますが、地域からの盛り上がりをつくっていくと、創出していくというところでございまして、表に記載のとおり、これまで4会場で開催される盆踊り大会につきまして、東京五輪音頭-2020-を取り入れていただけるよう、調整をしてきているところでございます。区といたしましては、来年度の東京2020大会の開催に向けまして、今回、記載のとおり4会場とお話をさせてきていただいておりますが、今回やってみた動きの中で、今後の進め方であるとか、そういったものも検証してまいりたいと存じます。
この中におきましては、はっぴを貸し出していくことであるとか、また、この東京五輪音頭が非常に難しいという、これまでの取り組みの中でとても難しくて、取り入れにくいんだというようなお話もございますので、東京都と連携しながら、踊りの講師を派遣していくようなことも検討してございます。今年度につきましては、そのような形で取り組みたいと考えているところでございます。
次に、(3)のめぐろスポーツニュース特大号の発行についてでございますが、本年度につきましては、7月号と10月号の2回におきまして、通常4ページで、そのうち2ページがカラーで発行しているものを、8ページに拡大をして、全ページカラーで発行をしてまいりたいと存じます。特大号の掲載内容につきましては、中央体育館が公式練習会場となってございますテコンドーを7月に特集記事として載せていきたいということと、あわせまして、10月には目黒区にゆかりのある選手を紹介していけるような記事を載せたいということで考えてございます。
続いて、項番3のその他事業の予定でございますけれども、ここまで説明をいたしました1年前の期間とは別でございますけれども、10月に予定をされているスポーツまつりであるとか、12月のティーンズ・フェスタ、1月の成人の日のつどい、2月のMIFA国際交流フェスティバルなど、人が多く集まるような場所を通じまして、大会の周知を図ってまいりたいと存じます。
続きまして、4の周知方法でございますけれども、こちらの事業につきましては、めぐろスポーツニュースや区の
ホームページを活用いたしまして、適宜周知をしてまいりたいと存じます。
報告は以上でございます。
○
武藤委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○小林委員 幾つかお伺いしたいと思います。
まず、
オリンピック・
パラリンピックのパネル展示ですけれども、7月24日、東京都のほうではメダルのデザインの発表があったりとか、いよいよ1年前になって、もうすぐ
オリンピックが来るんだなという、本当にそのわくわく感が出てきているところではあるんですが、パネル展示にもそのような工夫をしないと、ただよく役所で見るパネル展示の、そのような延長であれば、ああ、なるほどねというぐらいで、そんなに興味が湧かなくなってきてしまうのではないかなと、ちょっと心配があります。
たしか練馬区では、この1年前企画でハンドスタンプという手形を、皆さんの手形を使ってアートをつくろうというような企画をしていたりとか、何かほかの区ではいろいろそういった工夫のある、おもしろそうなイベントも企画されているようなので、そういったものも、これから1年ありますけれども、参考にしながら、より興味を持ってもらえるようなパネル展示にしていっていただきたいと思うので、その点、いかがでしょうかということ。あと競技体験なんですが、恐らく商工まつりや目黒区民まつりの中での保険対応になってくるかと思うんですが、体験しているときにけがをしたときにはどのような対応をされていくか確認をしたいです。
あと先ほど、SNSで発信するためのパネルを今回初めてやるということで、手持ちのボードのサイズをちょっと聞きたいんですが、さっき2メートル、2メートルというのは恐らくマスコットと一緒に撮る大きいパネルだと思うんですけれども、手持ちボード用の「1YeartoGo!」のほうのパネルはお子さんでも持てるような大きさなのか、軽さとか、その辺のサイズをちょっと最後、確認したいです。以上3点。
○佐藤
オリンピック・
パラリンピック推進課長 それでは、順次お答えをさせていただきます。
まず、1点目のパネル展示のところでございますが、委員がおっしゃるとおり、パネル展示だけでなかなか人を呼ぶというのは難しいものでございまして、だからこそ、中身については工夫をしていくというようなことも確かに必要なことと存じます。御意見ありがとうございます。その点は踏まえまして、また他区のやっていく事業等を私どもも参考にしながら、何か魅力的なものができるように検討させていただきたいと存じます。
続いて、2点目でございますが、競技体験の際のけが等の対応ということでございますが、競技体験につきましては、基本的に区の施設の中でやらせていただいているというところもございまして、けがが起きたとき、けがが起きないように事業を運営していくというところで、まずは、委託事業者と私どもで検討もしてまいりますし、その上で何か起きた場合、当然、スポーツですので、けがは起きますので、会場では私どももいますので、応急対応をしていく体制はとります。また、会場自体、ほかのイベントと一緒にやってございますので、そこの救護体制というのも確認をしながら、進めていっているところでございます。また、あわせまして、この事業につきまして、参加者に対する傷害保険等については、加盟をしているというところでございます。
続いて、3点目の「1YeartoGo!」の手持ちボードということでございますが、こちらは材質が発泡素材というんでしょうか、薄い発泡の素材のもので、大きさとして1メートル掛ける80センチぐらいで、真ん中をくりぬいたような形で、持って写真を撮っていただくというようなものでございますので、お子様でもお持ちいただけるかなとは思います。
以上でございます。
○小林委員 最後の3点目のは、よくある真四角の中に顔を入れられて、インスタグラムのような感じのかと思うんですけれども、わかりました。ほかにも何かSNS、効果的に発信できるので、吹き出しを持って、頑張ってというようなコメントがあるものを持ったりとか、何かそういうかわいいものもあるので、こういったたくさんの人が利用してもらえるようなデザインも今後検討していっていただきたいと思いますけれども、最後、その点だけ、いかがでしょうか。
○佐藤
オリンピック・
パラリンピック推進課長 いただきました御意見はごもっともと思われます。私どもも研究してまいりたいと思います。どうもありがとうございます。
以上でございます。
○
武藤委員長 ほかにございますか。
○川原委員 やはりこういった機運醸成というのは、さきの委員もおっしゃられましたけれども、従来どおりのそういう、言い方は悪いけど、お役所的な考え方ではなくて、幅広く、区民を巻き込んでやっていくほうがいいんじゃないかなと思うんですけれども、この裏面の項番2の(2)の五輪音頭の件ですけれども、この4カ所ということでありますけれども、早いところで言うと、今週末ぐらいから町会さん主催の盆踊りがスタートし出すと思うんですけれども、私なんかも盆踊りの会場へ行くときは、少しでも
オリンピックの機運を感じていただこうということで、マイはっぴを持って行ったりするんですけれども、今回は貸し出しをしていただけたりするということで、盛り上げていただけるという話を聞きますけれども、この4つだけじゃなくて、これも区民生活部との連携が必要なんだと思いますけれども、各町会とか住区を含めて、ほかの会場でも同じように五輪音頭をぜひ取り入れて、やってくださいというPRはしていったほうがいいんじゃないかなと。当然やっていかれるところもあるかと思うんですけれども、とにかく結構難しい、テンポが急に変わったりするので、私なんかはもう踊れないんですけれども、そういった広がりが必要なんじゃないかなと思うんですが、その点の考えについてお聞きしたいのが1点。
もう一つは、先ほど言いましたけども、スポーツの祭典だけではなくて、やはり文化・芸術というところも大事だと思います。芸文財団ですとか、あと今回、イオンさんとの提携もありますけれども、やっぱり民間の事業者さんとのそういった取り組み、今後考えているものがあれば、お聞かせいただきたいと思います。
以上です。
○佐藤
オリンピック・
パラリンピック推進課長 それではまず、1点目の東京五輪音頭-2020-の取り組みについてでございますが、今回、今決まっているところがこちらの4会場ということでございます。委員から御意見ございましたように、本当にPRをして、皆さんにいろいろ取り組んでいただいて、親しんでいただくということが今とても大事な時期で、来年の
オリンピック・
パラリンピック開催時期につきましても、また地域のお祭りとはぶつかるところでございますので、そこに向けて、目標はそこだというところで、ことしやれることということで、今回このような取り組みをしてみたところでございます。
これまでも、CD、それからDVDのほうを各町会にお配りさせていただくなどのことはやっておりまして、またうちの職場でも貸し出しも行っているところでございますが、先ほど委員からも御意見ございましたように、曲のテンポが途中で変わったり、踊りが、前方向へ歩くだけではなくて、途中で何歩か後ろへ下がったりというようなところが非常に難しいようで、曲はかけたんだけれども、練習はしてみたんだけど、実際は取り入れられなかったというような御意見も昨年多くいただいているところでございます。その辺を踏まえまして、ことしにつきましては、とにかく必ず踊っていただけるところで、何か私どもが御協力できることで、ちょっと声をかけて取り組ませていただいたところです。
今回、私ども、人が多く集まりそうな駅前が2カ所、それから、本当に地域の方に親しまれている会場2カ所ということで考えてみてございますけれども、こちらの状況を踏まえまして、また来年に向けて、どうするかということも考えていきたいなと考えてございます。
この後、はっぴを貸し出す等もございますので、もし地域の方、ほかの会場でも私どもに御相談いただければ、お話を伺って、できる範囲のことはしたいなと思ってございます。
以上でございます。
○吉田文化・交流課長 2点目につきまして、私のほうからお答え申し上げます。
文化の関係での機運助成というところで、今、ことしの夏の
パラリンピック関連という位置づけで、障害者アート展を美術館のほうで進める準備をしております。また、来年度におきましても、どのような関連事業を行えるかということは、美術館とも今協議をして、研究しているところでございます。
それから、聖火リレーなど関連事業のときに、どういったものがタイアップしてできるかというようなことは、芸術文化振興財団等々とも相談しながら、考えて検討しているところでございます。また具体的になってまいりましたら、御報告申し上げられると思いますが、今のところ検討中というところでございます。
以上でございます。
○川原委員 五輪音頭は大変難しいので、映像を見てもなかなか踊れないんですけれども、機運を盛り上げるという意味では、例えば役所でみんなでやるとか、よくプロモーションの映像で、区長を初め、我々議会もそうなんですけど、一緒に踊っているみたいな、こういう映像を出して、
ホームページ等でアップするのも一つの機運醸成になるのかなと。各部署が踊っているみたいな、盛り上がるんじゃないかなと思いますので、また御検討いただければと思います。
あと、障害者アート展もそうなんですが、例えば今後ぜひ検討していただきたいと思うのは、ケニアはホストタウンということで、下のモニターのところにもキリンのこういう、何かケニアの物が置いてありますけれども、せっかくですので、そういった関連の国ですとか、競技ですとかのPRをもう少し何かしていただければと思っている中で、ケニアですと、例えばコーヒー豆の産地でありますから、ぜひともそういう、この期間中に例えば、
オリンピックを含めた期間中に、そういったイベントでコーヒーをアピールしながらケニアを感じていただけるようなイベントをしていただいたりとか、例えば音楽も大事だと思います。例えば「栄光の架橋」を聞いたら、ああ、これは何何
オリンピックだなと、または、私なんかは映像でいうと、ロケットマンみたいな、すーっと飛び上がったのを見ますと、ああ、ロサンゼルス
オリンピックはこうだったなみたいな、思い出すようなこともありましたので、例えば東京音学大学さんとかに協力をいただいて、そういった音楽を通した
オリンピックの機運醸成みたいなものもおもしろいんじゃないのかなと思いますので、そういったものを今後ぜひ検討、また企画していただけないかなというふうに思いますので、その辺のお考えを聞かせていただければと思います。
以上です。
○佐藤
オリンピック・
パラリンピック推進課長 東京五輪音頭の今後の進め方につきまして、例えば役所でみんなでやってみてはどうかというような御意見もいただきまして、ありがとうございます。とにかくこの件に関しましては、先ほども申し上げたように、本番は来年の大会期間中に少し焦点を当てまして、私どもこれからあと、ことし取り組んだことを踏まえて、来年に向けて何ができるかは検討してまいりたいと存じます。
以上でございます。
○吉田文化・交流課長 いろいろなアイデアをいただいて、ありがとうございます。どれも実現可能で、これから調整していくのに値する御提案だったなというふうに思って、感謝申し上げます。
具体的に、ホストタウンの関係でございますと、確かに先日、私たちも赴いて、どんなことができるかというような話をしてまいっているところでございます。コーヒーなどに関しましては、中目黒に大きな施設ができたりもしていますので、そういった関連で何かできないかということを探ってみたいなというふうに思います。
それから、東京音学大学との関係も、先日コンサートを行っておりまして、音大さんと打ち合わせはかなり頻繁に行っておりますので、そういった中で、どんなことができるかということを協議してまいりたいと思います。
以上でございます。
○
武藤委員長 ほかにございますか。
○
鴨志田委員 1点目は事業予定の件なんですけれども、この機運醸成事業のほうは東京都の予算でやっているということなんですけども、この1から8まで東京都の予算で行われているかということが1点。
2点目は、7、8の撮影者によるSNS発信等の利用、これは私も参加して発信したいなと思うんですけれども、こういったパネル設置や手持ちボードというのは、東京都が企画して、各区市町村にお願いして設置してもらうというような感じでしょうか。これが2点目。
あと、五輪音頭なんですけれども、さきの委員が言ったように、本当に私も踊ったけれども、ちょっと到底できないという中で、講師を派遣されるということだったんですけど、講師というのはどこから派遣されるのか。
以上です。
○佐藤
オリンピック・
パラリンピック推進課長 それでは、3点の御質問について、順次お答えをさせていただきます。
1点目の予算でございますけれども、東京都のほうからは補助金というのが
オリンピックの関連の予算ということで出てございまして、私どもがやっていく事業、ここに書いたものだけではなくて、裏面のほうで、その他事業予定にもございますけれども、こういったことも含めまして、そちらで事業の予算を活用しながら、全体として取り組んでいくということでございます。
補助金というのはやはり2分の1までであるとか、上限が設定されますので、補助金は私どもとしては後からついてくるというふうに認識をしておりまして、もちろん十分に活用はしていくんですけれども、必要な事業を全部実施していった中で、かかった費用に対して、全体の1年度分が終わったところで、その補助金の額に合わせて請求をしていくというようなところでございます。
全体としては、そのような事業の予算でございますけれども、今回予定しているところの東京五輪音頭の(2)で御報告申し上げたところにつきましては、今回、特別区の区長会のほうからの補助金がございまして、そちらが10分の10の補助率ということでございますので、こちらを活用してやっていこうとしているところでございます。
続きまして、2点目の御質問でございます。
ボードの作成について、資料の7、8のところでございますけれども、7番のマスコットの競技ポーズフォトパネル、こちらにつきましては大会の組織委員会のほうでデザインと規格が決まってございまして、それに合わせて区で独自につくるか、つくらないかということですので、区のほうで作成をしていくということでございます。8番につきましては、手持ちボードということで、デザインは私どもでして、区のほうで作成をしていくということでございます。
3点目の五輪音頭の講師でございますが、こちらにつきまして講師をお願いしている先というのが、東京都の民謡連盟のほうでございます。
以上でございます。
○
鴨志田委員 ありがとうございます。
こういった機運醸成企画に関して、補助率とか、
オリンピック音頭に関しては10分の10ということはよくわかりました。
また、マスコットは組織委員会で、8に関しては区が独自でつくったということで、大変すばらしい企画なので、ぜひ私もSNSで発信していきたいと思います。
それで、五輪音頭ですけれども、東京都の民謡団体から派遣ということなんですけども、本当に普及、目黒区の中でも盆踊りがこれからどんどんいろいろなところで、来年もそうなんですけれども、もっとこの五輪音頭を普及させるには、やっぱり地元の方々も講師になって、率先して教えていかないと、なかなか普及するのは難しいなと思うんですけれども、都の民謡団体だけでなく、やっぱり目黒区内でもこういった講師を養成するようなことも考えられてみてはいかがでしょうか。
以上です。
○佐藤
オリンピック・
パラリンピック推進課長 五輪音頭の講師につきましてでございますけれども、委員がおっしゃられたように、区内で数多く開かれている盆踊りの会場につきまして、私が聞いている範囲でも、かなりの場所で、踊りの先生というのがどの会場にもいらっしゃるようでございまして、その方たちにまず、御理解をいただくというところが大事なことなんだろうなと思っております。
今回につきましては、東京都民謡連盟にお願いをして、来ていただくということで取り組んで、とりあえず4会場の中で幾つかはこれを活用いただいて、取り組んでみていくということでございますが、中には、自分たちでやるからいいんだというようなお声もございますので、そういったところを見て、比べて、終わったところで事業を検証していく中で、今後どういうのがいいのか、多分、団体によってということもあるんでしょうけれども、そういったところも踏まえながら、今後の進め方は検討してまいりたいと存じます。
以上でございます。
○
武藤委員長 ほかにございますか。
○かいでん委員 1点お伺いします。
これ今、事業予定を拝見していると、その中に、テコンドーに関してが薄いかなと思われまして、あくまで中央体育館は公式練習会場ということで、誰もが入れる場所じゃないので、そこで区全体で1年前からやっていいかどうかというのは、検討の余地があるんですけれども、とはいえ、実際開会したら、区役所でパブリックビューイングをやるだとか、区長がそこでテコンドーの試合を流すとか、御答弁もありましたし、ですから、区として一応注目している競技の一つとして、何かこの1年前からテコンドーの関係で企画されていることがないのかと。
今この紙の中では、めぐろスポーツニュース特大号の中でテコンドーの選手を取り上げると。あと、いずれは中央体育館が改修工事を終えたら、スポーツフェスティバルですか、そこでまた周知をするということはあったと思うんですが、ほかに1年前から、5番、6番で、ボルダリングとか車椅子テニス、ボッチャに関しては体験型、参加型をやっていますけれども、テコンドーについてはやらなくていいのかどうか、区のお考えをお聞かせください。
○佐藤
オリンピック・
パラリンピック推進課長 公式練習会場となっているテコンドー競技の今後の普及につきまして御意見をいただきました。
テコンドー競技、昨年につきましては、体験会ということで、スポーツまつり等で取り組んでいったりしてございます。本年度につきましても、そういった機会、私ども講師等をお願いしていくのが全日本テコンドー協会ということで、
オリンピックの統括団体ということでございますが、こちらとも日程の調整等を踏まえながら、どこか、できる限り数多くやっていきたいなと考えているところでございます。あとパネル展も、その内容としてはテコンドー競技をたくさん入れていこうというところでございます。
あわせて、オリパラ教育ということで、各学校で取り組むということになってございますので、そちらのほうでテコンドーに取り組まれるということがあれば、私どものほうで、うまくつなげて、御紹介ができればということで現在取り組んでいるところでございます。
あと、テコンドーという文字は、今回資料は出てございませんけれども、ごらんいただいています(1)の予定の中の7番のマスコット競技フォトパネルにつきまして、こちら目黒区でつくろうとしているものはテコンドー競技ということでやってまいります。
以上でございます。
○吉田文化・交流課長 加えまして、きのう壮行会を行いましたけれども、ことしの夏に行う中浪区での三区間交流事業の中で、中学生を対象にした中で、中浪区のほうで今テコンドー競技の紹介であるとか、そういったことを御用意いただいておりますので、現地で本場を見てまいるというようなことは計画してございます。
以上でございます。
○かいでん委員 ありがとうございます。
まさにテコンドーは韓国の国技ということで、中浪区との御縁もありますし、今後バスケットボールでの交流だけじゃなくて、テコンドーでの交流だとか、そういうこともやっていったほうがいいんじゃないかなと思っております。今後そういうような、また可能性があるのかどうか、お聞かせください。
○吉田文化・交流課長 競技については、今、次の競技はどういうふうにしたらいいかということで検討しているところでございます。基本的には中学校の部活動を中心とした活動になってございますので、ちょっとテコンドーそのものを競技として選択するというのはなかなか難しいところがございますけれども、さまざまな角度で検討してまいりたいと思います。
以上でございます。
○
武藤委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
武藤委員長 ないようですので、報告事項(2)東京2020オリンピ
ック・パラリンピック競技大会開催に向けた1年前企画等について、終わります。
――
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【情報提供】(1)
輸送運営計画V2(案)の概要について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
武藤委員長 次に、情報提供(1)
輸送運営計画V2(案)の概要について、説明があれば受けます。
○澤田
土木管理課長 それでは、
輸送運営計画V2(案)の概要について、情報提供させていただきます。
こちらV2となってございますが、V1につきましては2017年6月に輸送に係る検討取り組み状況についてということで取りまとめてございまして、公表もされてございます。今回は検討状況が進んだということで、そちらを取りまとめたものがV2(案)として今回情報提供させていただくものでございます。
大会期間中におきましては、延べ1,000万人の関係者、観客が見込まれておりまして、いかに輸送を円滑に行うのか、円滑に行うためには、やはり道路、鉄道の交通量の発生をいかに抑え、また調整していくのかというのが課題になってございまして、そちらの計画をまとめたものでございます。
まず、1ページでございますが、1のV2とはでございますが、組織委員会及び東京都が輸送サービス等について取りまとめた計画でございます。
2の策定の目的でございますが、大会における輸送目標や戦略、提供する輸送サービス等を含め、輸送の全体像を明確にすると。この全体像につきましては、関係者、事業者、目黒区も含めますが、関係者や市民と共有するというものでございます。この計画につきましてはIOC、IPCに報告するものとなってございます。
3の主な内容でございますが、5項目ございます。まず最初に、選手やメディアなどの輸送、観客・大会スタッフの輸送、競技会場における輸送、輸送の連携体制、最後になりますが、交通マネジメントを記載したものでございます。
今後のスケジュールでございますが、12月末にはこちらのV2計画を策定という予定になってございます。
資料をおめくりいただきまして、2ページをごらんいただきたいと存じます。
こちら計画V2(案)の1章から7章を記載したものでございます。
2の輸送目標及び戦略でございますが、2つ目のポチでございますが、大会に係る円滑な輸送の実現と、都市活動の安定の両立を図るということでございます。それと、環境にやさしい輸送を実現するということを目標及び戦略としてございます。
3は、役割・責任、輸送に関する推進体制が記載してございます。
右の欄へいきまして、競技日程及び会場、大会関係者の輸送が記載されているものでございます。
資料3ページをごらんいただきたいと存じます。こちらは8章から13章の内容になってございます。
8、観客及び大会スタッフの輸送、こちらの基本的な考え方が整理されております。
なお、鉄道におきましては、深夜の時間帯まで運行を予定しているということで、現在計画されているところでございます。
9の競技会場における輸送でございますが、こちらにつきましては、練習会場、選手村、宿泊施設の輸送におきましても計画に盛り込むこととなってございまして、現在、練習会場につきましては明確にされていないところでございます。
こちらの絵を見ていただきますと、赤いところが競技会場の街区といいますか、エリアになってございます。こちらの中につきましては、関係者以外進入禁止エリアと設定してございまして、黒の点線を見ていただきますと、会場周辺におきましては迂回エリアを設けるということで、基本的に黒の点線の中には入れさせないということで、迂回をしていただくと。迂回に当たりましては、右に、ちょっと見づらくて恐縮でございますが、工事現場等でよく見られます迂回看板等を設置して、迂回をお願いするということでございます。
10の開閉会式における輸送でございますが、こちらにおきましても各国の要人等が多くおみえになりますので、こちらの輸送についても記載されてございます。
あと12、13では、輸送のセキュリティーですとかリスク管理について記載されているものでございます。
資料4ページをごらんいただきたいと存じます。こちらは14章から21章の内容となってございます。
こちらは交通マネジメントを主に記載してございますが、大会時の輸送を安全・円滑に行うための基本的な考え方、それとその基本的な考え方としましては3つございます。交通需要マネジメント、こちらにつきましては交通の発生分散を図るものでございます。交通システムマネジメント、こちらにつきましては交通の規制を行う取り組みでございます。下に赤字で書いてございますが、公共交通輸送マネジメント、こちらは鉄道の輸送に関する検討でございます。
あとその他、下段になりますが、車両の調達・管理を初め、輸送の広報等を記載してございます。
資料5ページをごらんいただきたいと存じます。会場周辺の交通対策(素案)となってございます。こちらの素案の一部を御説明するものでございます。
おめくりいただきまして、資料6ページをごらんいただきたいと存じます。
先ほどの3ページで御説明いたしましたが、競技会場における輸送の代表例でございます。こちら赤く塗られたところが
東京体育館と
オリンピックスタジアムのエリアになります。こちらにおきましては進入禁止エリアということでございます。それと、黒く点線で囲まれたところが先ほどの迂回エリアとなってございます。こちらに車が入らないように迂回の措置をとると。また、黒の点線の内側でございますが、黄色く書かれた部分につきましては、通行の規制をしますというようなところでの記載でございます。
次に、7ページをごらんいただきたいと存じます。
こちらは大会ルート、関係者の輸送ルートを示してございます。太く青で塗られた線は首都高速でございます。薄い線は首都高速から会場までの一般道を示してございます。下に羽田空港がございまして、その上、ずっと上がってきますと、星印で選手村がございます。その上へいきますと、国技館であったり、日本武道館、左側のほうを見ていただきますと、馬事公苑が記載されてございます。目黒区に一番近い会場でございますが、こちらにつきましては首都高速の3号線を使って、直近の料金所から一般道を使って馬事公苑まで選手の輸送を行うというものでございます。
資料をおめくりいただきまして、8ページをごらんいただきたいと存じます。
こちら広報活動についてということでございまして、右側のポスターを庁内の数カ所に掲示してございます。こちらの呼びかけでございますが、先ほど申し上げましたが、交通の発生を抑制することが第一でございますので、企業等を中心に呼びかけているものでございます。こちらにつきましては、そのほか、コンビニエンスストア、鉄道駅・車内に掲示されるということになってございます。
あと9ページをごらんいただきたいと存じます。
こちらは企業の皆様にお願いしたい取り組みとしまして発行されているものでございます。2019年夏のチャレンジウィークから何か始めてみませんかと。目黒区のほうでもことしの夏、試行的に取り組みますが、こういった取り組みをお願いするという内容でございます。大きく3つに分かれてございまして、1つは左上の「人の流れに関する取組」、右におきましては「モノの流れに関する取組」、下段でございますが、「自動車の走行台数削減」に関する取り組みが記載されてございます。
資料10ページをごらんいただきたいと思います。
最後に、スケジュールになりますが、今回、一番上の輸送計画V2の欄をごらんいただきたいと存じます。本年12月にV2の策定予定ということになってございまして、来年の7月から9月には大会が開催されるというようなスケジュールになってございます。
説明は以上でございます。
○
武藤委員長 説明が終わりました。
情報提供ですが、何かございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
武藤委員長 ないようですので、情報提供(1)
輸送運営計画V2(案)の概要について、終わります。
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【その他】(1)次回の委員会開催について
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○
武藤委員長 その他、次回の委員会開催については、8月23日金曜日、午前10時より開催をさせていただきます。
本日の目黒区
総合戦略等調査特別委員会を散会いたします。
大変にお疲れさまでした。...