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  1. 目黒区議会 2018-10-10
    平成30年文教・子ども委員会(10月10日)


    取得元: 目黒区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    平成30年文教・子ども委員会(10月10日)                   文教・子ども委員会 1 日    時 平成30年10月10日(水)          開会 午前 9時58分          散会 午後 2時17分 2 場    所 第四委員会室 3 出席者    委員長   関   けんいち  副委員長  飯 田 倫 子      (8名)委  員  小 沢 あ い   委  員  山 宮 きよたか          委  員  鈴 木 まさし   委  員  岩 崎 ふみひろ          委  員  そうだ 次 郎   委  員  広 吉 敦 子 4 欠席者      (0名)
    5 出席説明員  尾 﨑 教育長         長 崎 子育て支援部長     (17名)篠 﨑 子育て支援課長     渡 邊 放課後子ども対策課長          髙 雄 子ども家庭課長     後 藤 保育課長          (児童相談所設置調整課長)          大 塚 保育計画課長      吉 田 保育施設整備課長          野 口 教育次長        山野井 教育政策課長          和 田 学校統合推進課長    村 上 学校運営課長          鹿 戸 学校施設計画課長    田 中 教育指導課長          酒 井 教育支援課長      馬 場 生涯学習課長          増 田 八雲中央図書館長 6 区議会事務局 青 野 議事・調査係長      (1名) 7 議    題 学校教育、社会教育及び子育て支援等について   【報告事項】   (1)平成30年度教育施策説明会(後期)の開催について     (資料あり)   (2)平成31年度区立幼稚園及びこども園の園児募集について   (資料あり)   (3)平成30年度児童・生徒体力・運動能力調査の結果について  (資料あり)   (4)教職員の服務事故について                 (資料あり)   (5)平成31年成人の日のつどいについて(案)         (資料あり)   (6)目黒区立図書館の臨時休館について             (資料あり)   (7)地域子育てふれあいひろば事業実施について         (資料あり)   (8)目黒区版放課後子ども総合プランの実施に向けた取組について (資料あり)   (9)目黒本町一丁目国有地における児童福祉施設整備・運営事業者の公      募に係る選定結果について                 (資料あり)  (10)訪問型病児・病後児保育利用料助成制度の実施について    (資料あり)  (11)ヒーローバスの運行開始について              (資料あり)  (12)平成31年度賃貸物件等による認可保育所開設事業者公募による選      定結果について(中町一丁目)               (資料あり)   【情報提供】   (1)学校給食使用前食材等の放射性物質検査の結果について    (資料あり)   (2)保育園給食使用前食材等の放射性物質検査の結果について   (資料あり)   【資料提供】   (1)平成30年度目黒区学力調査実施結果報告書         (資料あり)   (2)合理的配慮の提供事例集                  (資料あり)   (3)官報(文化財保護法に基づく選定保存技術の選定等の告示)  (資料あり)   【その他】   (1)次回の委員会の開催について ───────────────────────────────────────── ○関委員長  おはようございます。  それでは、ただいまから文教・子ども委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、飯田副委員長、岩崎委員にお願いいたします。  それでは、報告事項に入ります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(1)平成30年度教育施策説明会(後期)の開催について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○関委員長  報告事項(1)平成30年度教育施策説明会(後期)の開催についての報告を受けます。 ○山野井教育政策課長  それでは、今年度後期の教育施策説明会についての御報告になります。  教育委員会では、保護者、それから、地域の皆様などの理解と協力のもとに、教育行政を進めていくに当たりまして、積極的な情報発信の場として、前期と後期、春と秋になりますけれども、それぞれ2回ずつ、合計4回の教育施策説明会を開催しているところです。  今回、後期分、秋の開催ということで、資料の2に記載の日時、2回予定をしてございます。  説明内容、それぞれ同じ内容での説明となります。  主な説明内容、資料の3に記載してございますが、具体的な内容については、現在調整中でして、例年前期ですと、その年度の主な取り組みなど、それから、後期については年度中の取り組み状況ですとか、次年度に向けた取り組み、こういったものをピックアップして御説明していますので、今年度も同様な形で説明をしていく予定としてございます。  当日ですけれども、2時間のうち前半の1時間程度で説明をしまして、後半1時間程度質疑応答ということで進めてまいります。  それから、周知の方法、資料の4に記載のとおりですけれども、区報、ホームページ等での周知のほかにPTA関係、それから、町会・自治会、住区住民会議の会長さん、代表さん、それぞれ皆様へも個別に御案内を差し上げます。  それから、当日、資料の5に記載のとおり教育長以下、教育委員会事務局の全幹部職員が出席をして、説明、それから質疑応答を行う予定としてございます。  教育委員会から知っていただきたいこと、また、皆さんがお知りになりたいであろうこと、こういったことを積極的に情報発信をして、質疑応答も含めましてキャッチボールをしながら相互理解を含めて、教育行政をさらに進めてまいりたいというふうに考えてございます。  なお、当日の質疑応答ですけれども、質問票での御意見、御質問を含めまして、要旨を後日ホームページで公開してまいる予定としてございます。  説明は以上でございます。 ○関委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○広吉委員  毎年行われている教育施策説明会の今度は後期の開催の予定なんですが、新しく新指導要領に今後なっていくということに当たっての説明、今後教育全体が新しい方向というところに向かっていくという説明とかは、今まで行われていたのでしょうかということと、あと今回の説明会でも、そのことに触れながら目黒区の教育委員会としての施策を説明されていくんでしょうかというところをお聞きします。 ○山野井教育政策課長  当然数年前からもう新学習指導要領に変わるという前提で、説明内容については考えて説明をしておりますし、今回も改めて32年度から小学校では新学習指導要領になりますけれども、そういったことも踏まえて、例えば今年度からもう英語の教科化されましたり、あるいはプログラミング教育等も始まってまいりますので、そういったことも含めて御説明をしていきたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○関委員長  ほかに。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○関委員長  ないようですので、報告事項(1)平成30年度教育施策説明会(後期)の開催についてを終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(2)平成31年度区立幼稚園及びこども園の園児募集について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○関委員長  続きまして、報告事項(2)平成31年度区立幼稚園及びこども園の園児募集について、報告を受けます。 ○村上学校運営課長  それでは、平成31年度区立幼稚園及びこども園の園児募集について、御報告をいたします。  資料をごらんください。  1番の入園資格でございます。  まず(1)の区立幼稚園でございますが、申込日現在、幼児及びその保護者が目黒区に住所を有し、次の対象児生年月日に該当する幼児ということで、区立幼稚園については2年保育になってございますので、4歳児、5歳児、記載のとおりとなっています。  また、(2)の区立こども園ですが、同じ条件でございますけども、こちらは3年保育となりますので、3歳児の要件が加わっています。  また、イにございますように、区立こども園の中時間・長時間保育につきましては、この要件に加え、子育て支援部保育課が定めております目黒区保育の利用の調整に関する規則による要件に該当することと、これが条件となっています。  2番の募集人員です。  (1)の区立幼稚園、ひがしやま幼稚園1園でございますが、4歳児については定員どおり35人の募集を行います。5歳児については、4歳からの持ち上がりがございますので、こちらは募集は行いません。  (2)の区立こども園、みどりがおか・げっこうはら2園でございますが、各年齢区分ごとの募集人員記載のとおりとなっています。右側に短時間、それから、中時間、長時間の募集人員がございます。それぞれ年齢が上がるに従って持ち上がりがございますので、募集枠は狭くなっていきます。  裏面ごらんいただきまして、3番の入園の申込受付及び決定方法等でございます。  これは区立幼稚園、それから、こども園の短時間について共通でございますが、それぞれ受付は各園にて行います。  定員を超えた場合の決定方法でございますが、こちらは抽選により入園予定者及び補欠登録者を決定いたします。その後、入園予定者に対し、面接、健康診断を実施し、入園者を決定いたします。  なお、入園者がその後の転出等で辞退をされた場合、補欠登録者の補欠順位に従い入園者を決定してまいります。  4番の募集日程です。  区立幼稚園とこども園の短時間分、当委員会御報告後、来週月曜日10月15日にめぐろ区報掲載を予定しています。こちらで園児募集の案内を行い、また、園児募集案内のチラシ、パンフレット等、あるいは入園申込書配付を各施設で行います。そして、11月29日の木曜日、30日金曜日、両日で各園で入園申し込みを受け付けます。その後、抽選等を行う、あるいはそのまま1月22日に入園者を発表してまいります。  5番でございます。  区立こども園の中時間保育・長時間保育でございますが、こちらにつきましては、保育課が全て受付を行います。その保育所等と合わせて選考を行いまして、受付の締め切りは12月10日の月曜日、第一次の審査結果の発表は明けて2月8日金曜日が予定されているところでございます。  御説明は以上です。 ○関委員長  ありがとうございます。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○広吉委員  こども園と区立幼稚園の園児募集についてなんですが、受付の申込受付日が11月29日と30日ということで、私立の幼稚園受付が11月1日というところで、1カ月近く誤差があるんですが、こども園に第一希望として入りたい方がよく言われているんですが、やはりもしそこに入れない場合を考えて、私立幼稚園を受けなければいけないということで、もう少し日にちを同じく近づけてもらえれば、その分2つのところに申請しなくてもというところで、御相談があったりするんですが、この日にちというのはどういった根拠でこの11月29日、30日というふうに決められているんでしょうかということをまずお聞きします。 ○村上学校運営課長  大体どちらの自治体でも同じかと思うんですけれども、やはり私立幼稚園協会への配慮があって、まずそちらの受付等を先行して行っている。大体おおむねどこでも一月ぐらいおくれて公立については受け付けているような状況がございます。  以上です。 ○広吉委員  どこの、ほかの自治体とも合わせて1カ月ぐらいおくれているということなんですが、幼稚園に入園されたい方たちのことの配慮を考えると、その辺はもっと工夫があってもいいんではないかと思うんですが、幼稚園によっては入園金を申し込んだりする日にちとかがまちまち だとは思うんですが、その辺ちょっとお調べになったりして、もう少しその辺が工夫できるのであれば、私立幼稚園協会の配慮ということもあるとは思いますが、もう少しその辺、二重の負担をしなくても、こども園だけを第一希望で目指される方も負担がないような工夫というのはできないんでしょうかということと、あと区立幼稚園が今ひがしやま幼稚園1つだけなんですが、ほかの区立幼稚園は全部こども園化したということで、ひがしやま幼稚園は区立幼稚園ということで残っているわけですが、やはり今後ということでよく相談を受けますが、今のところは区立幼稚園でいくということでよろしいでしょうかという2点お聞きします。 ○村上学校運営課長  御指摘の点はよくわかりますけど、やっぱり私ども区内の私立幼稚園19園ある協会への配慮というものがございます。これは幼稚園に限らず、小学校、中学校、あるいは大学等も含めて私学、さまざまな対応をされているかと思いますけども、こちらは私どもとしては一応協会への配慮という形で、こういう日程で行っています。  それから、ひがしやま幼稚園、かつて5園あったうちの残りの1園という形なんですが、現在の区の施設の見直しの計画の中では、今後改築の際にこども園化を検討するということとしてございます。  以上です。 ○広吉委員  私立幼稚園の配慮ということで、日にちはこの日にちでいくということはわかりました。  ただ、ほかの私立幼稚園が大体どのような日程かということとかも調べられて、その辺日程がずらせないというところじゃなく、こども園の入学希望者に対してのほかにも配慮ができるのであれば、何かしら日にちという点ではなく、説明とか情報提供という点で、何か配慮があるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
     あと、区立幼稚園は改築時にこども園化ということですが、その改築というのは大体どのくらいで予定されているのでしょうかということをお聞きします。 ○村上学校運営課長  大体幼稚園児、保育園もそうですけども、大体1人で登園というよりは保護者の方が同伴して登園する、そうすると、おのずと登園できる距離というのが限られてくる。私立のほうでは園バス等を用意して、巡回して子どもたちを集めてということございますけど、区立については、特にこども園、ひがしやま幼稚園、そういう対応してございませんので、おのずと自転車等での登園の範囲もある程度限られてくるのかなというふうに思います。  そういったことも踏まえながら、御指摘いただいたような受付、仮に御負担が二重の申し込みによって御負担が生じるというようなことがあれば、また私立幼稚園協会とお話をするような機会にそんなこともちょっと御相談はしたいなというふうに思いますが、基本的には長年の伝統ではないんですが、幼稚園に関しては私立が、目黒区に関しては中心で運営されてきたという経過がございますので、そこは配慮していきたいなというふうに思っています。  それから、ひがしやま幼稚園の改築年次につきましては、今現在ひがしやまはセンターの中に入っている状況ございますので、単独でいついつというふうにはいきませんので、まだ今のところ計画年次が出ているというところはございません。  以上です。 ○関委員長  ほかに。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○関委員長  ないようですので、報告事項(2)平成31年度区立幼稚園及びこども園の園児募集についてを終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(3)平成30年度児童・生徒体力・運動能力調査の結果について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○関委員長  続きまして、報告事項(3)平成30年度児童・生徒体力・運動能力調査の結果について、説明を受けます。 ○田中教育指導課長  それでは、平成30年度児童・生徒体力・運動能力調査の結果について、御報告いたします。  資料かがみ文とA3横の資料1、資料2の3枚となります。  これまで文部科学省及びスポーツ庁が、全国の小学校5年生と中学校2年生を対象に新体力テストを実施しておりましたけれども、東京都の児童・生徒の体力・運動能力は全国的国も低いということを受けて、東京都が独自に平成23年度から全児童・生徒を対象に拡大し、その結果を実態の把握・分析につなげて、児童・生徒の体力・運動能力の向上を図ることとしました。本区も、本区の児童・生徒の体力・運動能力の向上を図るために、本調査を活用しているところでございます。  項番2、調査の経緯に記載のとおり、東京都は「総合的な基礎体力向上方策」(第3次推進計画)を平成28年1月に策定しました。これをアクティブプランto2020として、全国平均をもととする体力テストにおける具体的な目標値を示したところでございます。  項番3、調査日でございますが、運動会または体育祭終了後の体力テスト実施月間である6月に、各学校で設定し、実施しております。対象は全児童・生徒となります。  項番5、調査の内容でございますが、東京都統一体力テストは、体力・運動能力調査と生活運動習慣等調査の2つを含んでおりますけれども、本日は記載の新体力テスト8種目を含む体力・運動能力調査のみの報告をさせていただきます。  6、調査結果の概要でございますが、おめくりいただきまして、3ページの資料1をごらんください。  資料1は、男子と女子の各学年の結果を表にしたものでございます。左側が男子、右側が女子、それぞれ縦に8種目、横に校種と学年を示してございます。種目ごとに上から目黒区の今年度の平均値、東京都の平均値、アクティブプランto2020における目標値となります。なお、目標値の考え方につきましては、表題下の四角囲みに記載してございます。  目標値を達成している主な調査項目は、男子では小学校における50メートル走、中学校における立ち幅とびとなります。女子では、中学校での反復横とび、立ち幅とびが該当いたします。上体起こし、長座体前屈、反復横とび、50メートル走につきましては、目標値に達していないものの、近い値となってございます。  おめくりいただきまして、5ページの資料2をごらんください。  左側の中ほどからの結果の概要は、上段が東京都が設定した目標値との比較を小学校第5学年男女、中学校第2学年男女のみを抽出し、レーダーチャートにしたもの、下段から右側にかけましては、体力合計点の分布状況を小学校第5学年男女、中学校第2学年男女について示したものでございます。  レーダーチャートにつきましては、目標値を100としまして、男子を実線、女子を点線であらわしておりますけれども、小学校第5学年、中学校第2学年ともにボール投げと20メートルシャトルランの値がやや低く、全身投力、投げる力と持久力の伸長が課題となってございます。  下段、体力向上の分布を見ますと、小学校は左下の男子、右上の女子ともにC層が全体のおおむね35%を占めてございます。右下の男子はA・B層の合計が40%、D・E層の合計が25%となるのに比べまして、右上の女子はA・B層の合計が46%、D・E層の割合が19%と体力合計点の多い児童の割合が、女子のほうが多くなってございます。  中学校は、右側の中段が男子、下段が女子となりますけれども、こちらは小学校よりも差が顕著になっておりまして、男子は中央のC層の37%を挟んで、A層とB層の合計、D層とE層の合計がそれぞれ30%程度となっております。  下の女子の中央のC層が22%、A・B層が約70%、D・E層が約10%となってございまして、女子の場合は体力合計点の高いところに分布している子どもが多くという状況が見てとれます。  男子につきましては、体力合計点の平均値が東京都全体を上回っているものの、どの層も対象として全体的に山を右側に移していくということが重要であると考えてございます。  裏面に移っていただきまして、こちらは体力合計点の平均値の推移でございます。  目黒区が黒い線にひし形がついた折れ線グラフ、四角が東京都、三角が全国となります。全体的に上昇傾向にございまして、各学校の体力向上の取り組みが少しずつ体力向上につながっていると認識しております。小学校は全体的に国や都を上回る傾向にありますが、中学校は男女ともに東京都は上回るものの、全国を下回るという傾向が伺えます。  右側に体力合計点のA層からE層にかけた分布を学年別、男女別に示してございます。下段の女子につきましては、学年が上がるごとに徐々にA・B層がふえ、E層が減る傾向にございます。  上段の男子につきましては、小学校6年生から中学校1年生になると一旦A・B層が減りE層がふえるという傾向が見られますが、これは基準表が異なるということで、こういった差が生まれるというふうに認識してございます。  成果と課題につきましては、20メートルシャトルラン、ソフトボール投げを目標値に近づけていくために、低学年から段階的に持久力を高める運動に取り組ませるとともに、投げる動きが入る運動では、正しい動きの指導の充実を図るようにしていきたいと考えております。  なお、児童・生徒は個票を受け取り、体力・運動能力の向上に向けての意識化を図ってございます。学校も10月が東京都体力向上努力月間に当たりますことから、結果の分析をした上で、取り組みを推進しようとしているところでございます。  私からの報告は以上です。 ○関委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○鈴木委員  今具体的に結果と報告をもらって、全体的にやはり都会、都市圏の子どもたちの体力というのは低いという課題はあるものの、少しずつ努力の成果も出ているのかなというふうに思うんですが、やはり個々の個別のこういう競技に関してはこういうところに課題があるとか、そういったお話が今ある中で、やはり子どもたち、外で運動したり遊ぶ機会というのは非常に少ない、今、小学生の子どもたちも塾に通う子も高学年に上がれば出てくる。あるいはスマホを手にしてずっと家の中に引きこもっている子たちもいるという中で、いわゆる生活習慣というところがやはり体力の向上に向けた課題になっているんではないかなというふうに認識できるわけですけど、そこをまず総じてどのように認識をされているかというのをお伺いします。 ○田中教育指導課長  本日は、体力・運動能力の調査の結果のみを報告させていただきましたけども、これは意識調査もついておりまして、まだ東京都のほうから結果は出ていないんですけども、昨年度の調査を分析しますと、やはり放課後、下校後に運動する子どもたちというのが大分割合が変わってきているなということで、例えば小学校の低学年においては、下校後の運動するという子どもがふえております。  また、女子も低学年はふえているということが挙がっていますので、子どもたちが学校から自宅に戻った後に、何かしら運動の、地域のクラブ等に参加している割合というのがふえてきているのではないかなというような分析をしているところです。  また、放課後についても、男子は運動の割合が小学校ですけども、ふえておりますので、ランドセルひろば等の活用が進んできているという状況はうかがえております。  中学校につきましては、放課後の運動実施の割合が減ってきているということで、これは男子の運動部活動に所属する割合が、23年度と比較しましても5ポイント程度減っておりますので、そういったところが影響しているのかなというふうに分析しているところでございます。  以上です。 ○鈴木委員  わかりました。  今放課後の運動ということで答弁をいただいて、いろんな教育委員会、全国いろいろ体力向上に向けてはいろいろな取り組みをされているわけですけど、大体今見ていくと、共通的に見えてくるのは、1つは家庭と地域とも連動して体力の向上を図っていくという取り組みが非常に多いのかなというところと、もう一つはオリンピック・パラリンピック、来年はラグビーもありますけど、ここの機運醸成とか啓発に絡めた体力向上というところの取り組みが非常に多いかなというふうに見られます。  これから多分いろいろ課題把握して、体力向上に向けた取り組みを策定していくんだと思うんですけど、ちょっと所管をまたぐ部分もあるのかもしれませんけども、そのオリンピック・パラリンピックに絡めた体力向上的な取り組みというのは、ぜひ検討すべきかと思うんですが、そこはいかがかお伺いします。 ○田中教育指導課長  8月になりますけども、当委員会でオリンピック・パラリンピック教育について御報告させていただいておりますけれども、各学校で実際にオリンピアン・パラリンピアンをお呼びしてお話を聞いたり、実際に運動している様子を見させていただいたり、一緒に運動したりというようなことをしてございますので、こういったところから運動をしよう、あるいはスポーツをしようという意識というのは確実にこのオリンピック・パラリンピック教育の中で向上しているというふうに考えております。  また、各学校では、とりわけ小学校では休み時間等にオリンピックタイムというような、こういった設定をして、子どもたち全員で体を動かすというような、そういった取り組みもしておりますので、今年度から来年度にかけて、さらに加速していくんじゃないかなというふうなことは考えてございます。  以上です。 ○鈴木委員  ぜひここの部分は前向きに検討していただきたいと思いますが。あともう一つ聞きたいのが、先日午前5時間制の研究発表があって、私も聞いてきましたけども、その午前5時間制のいい部分と悪い部分と両方あって、午前5時間制は比較的午前中に頭がすっきりしているところで一生懸命勉強して、午後はもうちょっと広い意味での教育活動に使っていこうということなんだと思うんですけども、午後の時間帯というのが非常にゆとりがあって有効活用できるという中で、じゃ、午前中はしっかり勉強して、じゃ、午後はどういうふうに有効活用していくという中での一つの体力の向上という部分での活用の仕方もあるんではないかなと思うんですよね。そういう午前5時間制を全部の学校がやっているわけじゃないんですけども、例えば一つの午前5時間制のよさの発揮をしていく中のよさの一つの考え方として、じゃ、午後のゆとりのある時間を使って体力向上をしていくための研究というのも、1つあってもいいんじゃないかなと思うんですが、そこも1つ最後聞きます。 ○田中教育指導課長  9月27日に午前5時間制の研究発表を中目黒小学校で実施しました。御参加ありがとうございました。  全国から463名の参加者があったわけですけれども、そこでやはり午前5時間制の魅力として、午後の時間30分程度のゆとり、これを個別指導ですとか、教材研究、研修、あるいは子どもたちへ個別指導、さらには放課後の遊びということで魅力を発表させていただきましたけれども、さまざまな30分の時間の使い方というのはあるというふうに考えてございますので、こういった中で、例えばランドセルひろば等での活動がより活発になっているかどうか、体力向上につながっているかどうかという分析も今後必要かなというふうに思っておりますので、いただいた御意見をもとに今後の取り組みを検討してまいりたいと思います。  以上です。 ○関委員長  ほかに。 ○岩崎委員  全体的に持久力がやや劣っているという結果ですけれども、中学校において、この持久走と20メートルのこのシャトルランを選択させるというこの意図はどこにあるのかということと、その選択はどちらを選ぶ生徒が多いのか、お聞きします。  以上です。 ○田中教育指導課長  20メートルシャトルランも持久走も、どちらも持久力をはかるものでございますけども、20メートルシャトルランの場合は、20メートルの間隔を一定の時間の中で行ったり来たりする、その間隔がどんどん狭くなってきますので、発信音の間に何回行けるかというふうなことを、主に体育館の屋内でできるという利点がございますので、これを中学校の場合は持久走とともに選択となっているんですけども、本区の場合は、全学年男女ともにこのシャトルランを実施しているのが2校、それから、一部の学年で実施しているのが3校ということで、いずれの学校も持久走も並行してやっているという状態でございます。  以上です。 ○岩崎委員  持久力の部分については、日ごろの運動をする時間をどれだけとるかという、もちろんほかの筋力だとかそういうところもそうだとは思うんですけども、持久力の部分は特に生活の中でどれだけこの運動を位置づけていくかという、生活の改善などとも深くかかわっている部分ではないのかなというふうに思うんですけれども、学校での運動能力を高めていくという取り組みと、日ごろの生活の中でどう運動を位置づけていくかということについては、今後どのように指導目標とされていくのか、その辺はいかがでしょうか。 ○田中教育指導課長  御指摘のとおり本区の場合は、学年とともに、運動する時間というのが傾向がございまして、小学校の5・6年生になると、運動する時間というのが減ってくるということ、それから、中学校になりますと、運動部に所属している子とそうでない子どもというので、また体力・運動能力に差が出てきて、二極化というものが進んでいるということがございますので、まずは学校の体育科の授業、この授業をしっかり魅力あるものにして、運動をしっかりと行わせるとともに、運動が好きになるような、そういった働きかけをしていくことが必要かなと思ってございます。  幸い意識調査の中では、運動が好きだという児童・生徒の割合が増加してございますので、先ほどの御質問にもありましたけれども、オリンピック・パラリンピックを契機に、さらにスポーツ好きな子どもを体育の時間を通して行うということ、これがまず第一だと思います。  それから、このオリンピック・パラリンピック教育は、体育科の授業だけではなく取り組むことができますので、そういった時間を利用しながら、運動しようという意識化を図っていくことも可能かなと思っておりますので、いずれにしてもオリンピック・パラリンピック教育をはずみとして、さらに運動好きな子どもをふやしていくのと同時に、運動する機会をふやすようにしていきたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○関委員長  ほかに。 ○広吉委員  ことしの体力・運動能力調査の結果なんですが、これが始まったのが平成23年度ということで、以前私が文教・子ども委員会に所属していたときに1回目の結果が出て、そのときにも質疑させていただいたと思います。  そのときに、やはり今と余り変わらない結果で、ボール投げというところがすごく目黒区の子たちは不得意なんだというところで、そういったやりとりをしたのを思い出します。  その後、7回にわたり毎年調査をされてきたというところで、そのときにもボール投げというところがどうして子どもたちは低いのかとかいうことで調査されるということでしたが、その後、調査などされて、その対策も考えられて、小・中学校でされたと思うんですが、その対策だとか効果が余りあらわれていないというところの分析をまずお聞きします。  2番目は、先ほど中学校で部活に入っている子と入っていない子の二極化が進んでいるというお話が出ましたが、現在部活、運動系だけじゃなくて、文化部も合わせてですけど、入っている子と入っていない子の全体的な割合というのは、どのようになっているのでしょうかというのが2点目です。  3点目なんですが、これは都内の体力調査というところで、各23区、市部もありますが、比較した場合、やはりかなり数値が地域によって違うんではないかと思います。そういった他区でとてもバランスがこのチャート表とかよく、そういったところはどうしてそういった結果になっているのだろうかというところを、目黒区と比較して調査や研究された経緯はないのでしょうかという3点をお聞きします。 ○田中教育指導課長  まず1点目、ボール投げの数値が低いということにつきましては、やはり子どもたちの生活の中から物を投げるという体験が少なくなっているということが挙げられるかなと思います。例えば山に入っていろんな棒を振り回したりとか、川に向かって石を投げたりだとかという、そういったものがまずなくなっているということに加えて、野球も含めたボール運動をする子どもの割合も少なくなっているというのが挙げられるかなということで、生活の中から投げるという行為そのものが減ってきていると。これをどうカバーしていくかということで、各学校工夫しておりまして、例えば校庭の環境の中に的を置いて、いつでも的に向かってボールが投げられるようなふうにしたりだとか、あるいは投げたら音が鳴るような、そういった今用具がございますので、この用具を使って子どもたちに遠くに投げるような意識をさせるだとか、そういった工夫をして、今のところこの23年度よりも若干上がっているというような傾向が出ているのかなというふうに思ってございます。これが1点目。  それから、2点目でございますけれども、こちらは運動部活動ということで、失礼しました、ちょっと部活動については今調べておりますので、意識調査の中であるものが、部活動やスポーツクラブに所属しているという割合でございますけれども、全国が77.7%に対して、本区の場合は78.4%、これ男子です。女子は59.6%が全国ですけれども、本区は58.6%と若干低くなっているという状況でございます。これが2点目。  3点目、他区との比較ということでございますけども、具体的に一部の地域を取り上げて、区と比較ということはしてございませんので、そういった視点も持って分析していきたいと思いますけども、東京都との比較においては、本区は比較的優位に立っているところが多いです。特に反復横とびや立ち幅とびといった技能を要する測定の部分では、比較的東京都と比較する中で優位に立ってございます。  一方、握力については、東京都との比較の中で課題があるというようなことが見えておりますので、東京都との比較のみでなく、今後体力の高い他区・市との比較もしっかりとやっていきたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○広吉委員  ボール投げなんですが、いろいろ工夫をされているということで、的をつくったり音を出したりだとか、そういう校庭だけでなく、やはり日常的に物を投げるという環境が昔よりは随分減ってきているというところをやはり重要視する必要があるんではないかなと思います。  なので、校庭はもちろんですが、道とかでも親子でキャッチボールしている姿を最近見かけるようになりましたが、やはりそういったこと、大人も協力してそういった安心した場をつくるだとか、あと公園の中でも大体ボール投げ禁止というところが多いわけですが、やはりそこを工夫して、もう少し環境を広げていくなど、やはり大人がそこの環境整備をしなくてはいけないというところは、前から言わせていただいていますが、その辺のボール投げの環境整備というところで、今後の工夫はいかが考えられますでしょうかという点が1点目です。  あと部活に入っている子たちは、スポーツクラブも合わせれば全国平均よりも高い、中学生の女子は低いですが、男子は高いということですが、先ほど小学生のうちは放課後の過ごし方として運動をする傾向はふえているということですが、中学生になるとやはり二極化ということで、運動をやる子とやらない子の二極化ということです。ということは、やはり小学生のときは習い事とか、そういう自分の意思というよりも、家庭の意思だとか、そういうことで始めるわけですが、中学生で思春期になり、本当に自分のやりたいことってなったときには、やはりそこは運動ではなくというところで、ゲームばかりじゃないと思いますけど、そういった運動に向かっていってない子もふえてきているんではないかなと思います。  そういうことを考えると、やはり習い事とかスポーツということで体を動かすことだけではなく、遊びの中から体を動かす、体を動かすことの気持ちよさや、体を動かしたいという本能的なところの遊びという点の視点が全くないのではないかというところをお聞きしたいと思います。その放課後の習い事やスポーツじゃなくて、遊びの中からの体を動かす運動能力の向上という視点は、持たないのでしょうかという点が2点目です。  3点目は、先ほど他区とかと比較の調査ということだったんですが、高校の都大会とかに行きますと、各自治体の子たちが集まって陸上競技とか争うわけですが、やはり足立区だとか江戸川区とか、あっちのほうの子たちというのは、とても運動能力が高くて、やはり歴然としているのを感じます。そういった他区の運動能力が高い区の子たちが、どういった小学校のころの生活をしているかというと、やはり遊びの体験がとても豊富で、やはり体を動かしていることが多いということが、私の中の分析ではそういった分析をしています。  という点で、やはり私が言いたいのは、遊びという視点を取り入れた運動能力、体力というところを、もう一度考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○田中教育指導課長  先ほど答弁漏れをしました部活動の所属率でございますが、今年度の目黒区立中学校における運動部の所属率につきましては、男子が66.4%、女子が55.6%という数字で、先ほど申し上げた数字に関しては、これに地域のスポーツクラブ等に入っている子どもということで、少しふえているという状態でございます。  それから、ただいまいただきました1点目の環境整備につきましては、各学校それぞれの学校の環境というのがあると思いますので、可能な限りそういった運動ができる、とりわけテストで低い部分の運動、ボール投げ等の環境が整備できるような配慮をするよう、また合同校・園長会等で促していきたいというふうに思います。これが1点目。  それから、2点目と3点目に関連して、遊びを取り入れていくということで、これは小学校のとりわけ中学年までは非常に重要かなというふうに思っておるんですけども、なので、その段階でいかに体を動かせるか、動かせるようにするかというふうなことをまず大事にしていきたいと思います。小学校の低学年、中学年のうちにどれだけ体を動かせるか、これ学校の中で、家庭との連携の中でやれることは十分あると思いますので、そういった取り組みを遊びの中で体を動かすということの取り組みを充実させていく。  高学年、それから中学校になりますと、この遊びも多様に選択できるようになってきます。中学校の男子の運動部の所属率が低くなり、一方で女子が高くなるという今傾向があるんですけれども、これはやはり運動部のみならず、多様な文科系の活動という選択肢がふえていって、子どもたちが選べるようになってきた結果ではないかなというふうに思っておりますので、先ほども申し上げましたが、やはり授業という中での運動機会をしっかり確保するということをまずは高学年から中学校に対しては行っていくべきなのかというふうに考えてございます。  いずれにしても、御提案いただいた遊びに関しては、できる限り遊びを通して運動ができるような、遊びの充実というふうなことについて、体育の授業に限らず充実させていくということについて、学校に対しても助言してまいりたいと思います。  以上です。 ○広吉委員  部活のパーセンテージはわかりました。やはり6割ぐらいの子どもたちが部活で、あとの子たちは部活に入っていないということで、やはりそこら辺も大きな課題ではないかなと思いました。  文科系とか志向が変わってくる、選択肢がふえてくるというところで、小学生とはちょっと違ってくるということなんですが、やはり体を動かすことの健康とか精神、心身とのバランスだとか、そういったことをやはりスポーツではなくても、必要だというところが子どもたちにも伝わっていくといいのではないかと思います。  生活の中に体を動かすことの重要性といったところも、スポーツを通してだけではなく伝えていかなければならない点かなと思いますが、いかがでしょうか。  あと、遊びの点ですが、遊びは小学校の中学年までは重要ということで、学校の中でも伝えていくということですが、やはり今現状を見ていると、やはり遊びの時間というのが本当に少なくて、習い事、塾で、本当にもう低学年からその時間は少なくなっているというのは、とても感じるところです。  遊びというのは、本当にアクティブラーニングの主体的というところがとても大きな要素を占めているところなので、やはりそこを子どもたちだけではそこは守れないというところで、保護者も一緒に遊びの重要性というところを認識していかないと、その時間というのは確保されていかないのではないかと思います。それがひいては運動能力にもつながり、それがずっと大きくなっても成長の一過程としてつきまとっていくわけですから、この小学生のときの遊びの重要性、また、中学に入っての体を動かすことの重要性という点で、今後教育委員会としてはどういう取り組みをしていくのか、お聞きします。 ○田中教育指導課長  体を動かすことの楽しさを味わわせるということの重要性についてでございますけれども、これは体育科の授業の中に、全ての学年の中で体ほぐしの運動ということで、自分の体に気づく、それから、友達との運動することの楽しさに気づくというような、そういった時間が確実に確保されておりますので、これは授業の中でできる部分であるということでは、これはしっかりと学習指導要領の内容に沿って実施していただくということがあるかなと思います。  ただ、一方でやはり授業外の中で体を動かすことの楽しさを子どもたちに理解させるというのは、運動部活動に参加していない子どもにとってはやはり難しいところがあるかなというふうに思っております。やはり運動部活動のよさは、参加する子どもたちが大会で、あるいは試合で勝つという共通の目的を持って、目標を持って、その目標に向かって一致団結して練習していくという、そういった取り組みができますので、比較的運動をするという動機づけはあるんですけども、なかなか目標がない場合に、子どもたちが集まって、例えば今やっているような例えばヨガをやるとか、あるいはティラピスをやるだとかというふうな、そういったことというのはなかなか取り組みづらいというような報告を受けておりますので、とりわけ運動しない子どもをどのように運動させていくかというようなこと、これ今十一中と九中で東京都の委託を受けて、アクティブスクールという形で研究しておりますので、この研究結果も踏まえて、今後の取り組みを検討してまいりたいというふうに考えております。  それから、2点目の遊びの重要性につきましては、家庭との連携ということが必要だということで、目黒区ではスポーツ健康手帳、これをカレンダー式のものを使って今もやっているということで、家庭の連携は十分図れているのかな。ただ、もう10年使ってございますので、なかなかこの手帳に飽きてしまったというような声も聞いておりますので、これは今改訂をしているというところです。  一方で、先ほど申し上げた5・6年生になると、やはり習い事、学習塾等に通っていて、なかなか体を動かす時間がないという現状もございますので、この遊びの時間をどう確保していくかというふうなことは、先ほどの答弁の中にもさせていただきました午前5時間制のような週時程の工夫、こういったことをしながらどう確保していくかということも1つ課題として今後検討していきたいというふうに思ってございます。  以上です。 ○広吉委員  最後に、ぜひそのアクティブスクールという運動をしない子に対しての調査研究は進めていっていただきたいと思います。  スポーツ健康手帳などで、親子で家庭でもというところで運動を進めるというところも必要だとは思いますが、ぜひ遊びという点で、いろんな遊びの効果だとか、それは体力だけではなく、学習面にもどういう効果があるだとか、そういったことを調査されて、さらにそこは地域や保護者と一緒に取り組んでいかなければならないところですので、そういった調査研究をされたら、またそこを地域、保護者に返していくというところで、ぜひ進めていっていただきたいと思いますが、最後いかがでしょうか。 ○田中教育指導課長  遊びの時間の確保と、この遊びの時間がもたらす体力・運動能力の向上については、研究課題とさせていただきたいと思います。  以上です。
    ○関委員長  ほかに。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○関委員長  ないようですので、報告事項(3)平成30年度児童・生徒体力・運動能力調査の結果についてを終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(4)教職員の服務事故について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○関委員長  続きまして、報告事項(4)教職員の服務事故について、説明を受けます。 ○田中教育指導課長  それでは、私から教職員の服務事故について御報告いたします。  初めに、資料記載の内容につきましては、平成30年9月12日に東京都教育委員会が教職員の任命権者として懲戒処分を行い、同日付で教職員の服務事故として公表したものでございます。  まず項番1、教職員に関する事故でございますが、(1)校種から(4)性別まで記載のとおりでございます。なお、今回の服務事故につきましては、目黒区立小学校で発生したものでございますが、氏名等につきましては、東京都の公表基準対象になってございませんので、一切公表されておりませんし、都が公表した資料でも、本区の名前、区の名前、学校名、教員の指名は一切出てございません。  当該教諭は、本年4月から産育代替教諭として本区立小学校に勤務している教員でございます。  項番2、処分者は任命権者である東京都教育委員会。  項番3、処分の程度は減給10分の1、一月でございまして、発令年月日は平成30年9月12日でございます。  項番5、処分の理由は記載のとおりでございますが、記載の3日間にわたって無断で欠勤したものです。なお、既に当該教諭からは退職願が提出されてございまして、処分と同時に受理され、退職しております。  事故の処分を受けて、改めて合同校・園長会等々を通して、服務事故の防止についての注意喚起をしてまいります。このような事故が二度と起こらないよう、服務規律の徹底、注意を喚起してまいる所存でございます。  私からは以上です。 ○関委員長  ありがとうございます。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○山宮委員  まずは、この事実に関しては、非常に大変残念だなというふうに思うんですけれども、まずはこのことによる生徒たちの影響、もう一つはこの状況に至るまでの感覚をほかの教頭先生、副校長や校長先生、また、周りの教職員含めてそういう傾向があったのかどうか、これが初めてなのかどうか、そういったことの事実関係というのはどのように認識をされているのかを、まず大きく2点聞きます。 ○田中教育指導課長  これを受けて、子どもたちの様子でございますが、7月の夏季休業期間が始まる前までは、学校対応という形で学校の中で校長、副校長も含めて学級に入って子どもたちの様子を見ておりましたけれども、なかなかやはり学級の状態については落ち着かない状態が続いたというふうに認識してございます。  その後、8月から講師が入り、この9月12日の処分を受けた、明けて9月13日から新しい産育代替教諭が配置されたということで、学級は落ち着きを取り戻しているというようなところでございます。これが1点目でございます。  それから、2点目ですが、私のほうから改めて本人と当該校の校長の聞き取りをさせていただきましたが、これ当日、自宅を出て所属する学校の最寄駅まで行ったけれども、そのままおりることができなかったということで、やはり勤務することに対する不安と負担を本人が感じていたというようなことで、そういったことが様子が学校として読み取れなかったのか、あるいは本人が校長、副校長を含めて相談できなかったのかというようなことを質問させていただきましたけれども、なかなか本人真面目過ぎて相談できなかったということ、それから、校長、副校長の管理職は、大丈夫なのかどうか、変わったことはないか、心配することはないかというようなことで聞き取りはしていたけれども、なかなかそこからは負担に思っている声というのが聞き取れなかったというふうなことで、双方なかなかコミュニケーションがとれなかったという状態はあったというふうに認識してございます。  以上です。 ○山宮委員  ありがとうございます。  いろんな事情があったんだなというふうに推察しますし、また、今の経緯を聞いただけでも本当に真面目な方なんじゃないかなというふうに思います。  そういった部分では、本当に教員の負担というのは、これはもう本当に課題として出ていることですし、教育委員会としても、また、国のほうとしても、いろんな問題がある中で、チーム学校で子どもたちを守り、育てる環境、そしてこの教職員たちのこのつながりを深めることによって、やはり守り合う、支え合う、そして学びの質を高めていくという、本当に大変な実務が重なってのことかなというのも推測できます。ぜひともまだまだそういうふうに悩んでいる教員の方々もいらっしゃると思いますし、またそういったことを察知できるような体制づくりもしているんだけれども、その機能がより効果的に発揮できるように、ぜひとも見直しといいますか、心を配っていただければなというふうに今思ったんですが、いかがでしょうか。 ○田中教育指導課長  御指摘のとおり、学校においては、さまざまな価値観を持っている保護者の方、それから、さまざまな環境で育った子どもたち、さらには発達の特徴を持った子どもたち等いて、1人の教員が全ての子どもたち、学級の子どもたちを見ていくという、これまでの従来型の指導では非常に難しくなっているという現状がございますので、御指摘いただいたようにチーム学校ということで、1人の教員に任せない、学校全体で支援する体制というのを改めて推進してまいりたいと思いますし、働き方改革という視点からも、今教育委員会事務局内で検討してございますので、こういった中でよりチーム学校を推進できるような内容についても検討してまいりたいというふうに思ってございます。  以上です。 ○山宮委員  特に、臨床心理士、いわゆる学校スクールカウンセラー、定期的に例えばそういう人材を確保、前回学校もふやしましたからね、そういった部分では各学校に派遣していただいて、面と向かって話をするとなかなか難しいんですけども、そういう専門家の方というのは、振る舞いを見ているとか顔の表情ですとか、その学校に行って先生たちがいる場所のスペースを見るだけでも、仕事場の雰囲気を観察するだけでも、我々とは違った分野で分析できる力を持っている方々もいらっしゃると思います。  また、海外のほうでは、そういう面談をなかなかできない方々に対しては、動態観察とかそういう、これはちょっと別にそういう観察しろということではないんですけれども、教員やそういう働く方々を行動で、映像で見ることによって、その専門的見地からの心理分析をするとか、そういう今すごく時代も進んでいますので、そういう部分も今後生かしながら、本当にちょっとした変化、言葉遣いなのか、態度なのか、顔色なのか、目つきなのか、そういったことを気づけるような体制づくりというのができないのかなというふうに思います。ぜひともそういう部分を含めて専門家の方々の御意見も伺いながら、何か手だてができないか、工夫していただければなと思いますが、いかがでしょうか。 ○田中教育指導課長  スクールカウンセラー等を2日から3日、各学校に派遣してございますので、そういった専門家の目を活用しながら先生方のメンタルヘルスの管理が十分進むよう、本事例を紹介しながら各校・園長に活用するよう指導してまいりたいと思います。  以上です。 ○関委員長  ほかに。 ○鈴木委員  私1点だけ、ちょっとお伺いします。  今、前の委員と全く同じなので、1点だけちょっと聞きたいのは、ストレスチェックのところなんですけど、ストレスチェックのところをいかに有効的に活用していくかというのが、今後の予防にもつながっていくかと思うんですけども、ストレスチェックというのをどういう形で行って、その中からいかに危険信号を読み取っていくのかというところをしっかりやっていくことも重要かと思うんです。そこの部分だけお伺いします。 ○田中教育指導課長  平成28年度からストレスチェックを実施してございます。教員の健康診断に合わせて、このストレスチェックも提出してもらうということで、受検率も上がってございます。  高ストレス者に対しましては、産業医との面談を進めているところでございますので、こういったストレスチェックも有効に教員のメンタルヘルスの管理につなげていきたいというふうには思ってございます。  以上です。 ○鈴木委員  自治体によっては、全ての教員がストレスチェックを受けるための要綱をつくったりしているところもあったりするので、やはりこういったせっかくやっている取り組みの中で、見落としが起きたりするのはもったいないので、ぜひこのストレスチェックというのは、もう一回やり方も含めて充実させていただきたいと思いますので、最後もう一回確認です。 ○田中教育指導課長  ストレスチェックにつきましては、受診率が今96%近くまでなってございますので、可能な限り全教員にこの受診を促すということと、あわせてそこから得た結果をしっかりとメンタルヘルスに活用していくということで充実を図ってまいりたいと思います。  以上です。 ○関委員長  ほかに。 ○岩崎委員  今回処分を受けた教諭が産休代替教員ということですけれども、代替教員ですので、どういう状況のもとで職務につかれたのかというのはあるんですけれども、途中からその学校で勤務をするということで、勤務にどういう形で入ったのか、あるいは児童との関係、クラスとの関係というところで、その辺のフォローなどがどうなのかなというのはあるんですけれども、そうした代替教員に対する特別のフォロー体制というか、そういうものというのはあるものなんでしょうか。その辺はいかがでしょうか。 ○田中教育指導課長  産休代替の教員もやはり増加傾向にありまして、なかなかなり手がいないというところで、自治体によっては欠員のまま進んでいるという自治体もあって、本区においてもこの産休代替をいかに確保していくかということは、大きな課題になっております。  そういう中で、区の教育委員会のホームページに載せて、何人か応募いただいた方を学校に紹介しているということもさせていただき、効果を上げているところでございますが、実際に教壇に立っていた経験のある方もいれば、免許は有しているけれども、教壇に立って指導した経験のない方もいて、そういった方も任用せざるを得ないという状況でございます。  そういう中で、各学校、先ほどのチーム学校というところで、さまざまな体制を整えて、学年主任、あるいは校長、副校長、管理職、そういった先生方が入って観察をし、助言をしながらやっていく、あるいはTTで指導していくというようなさまざまな学校の工夫の中で今お願いしているという現状でございます。  以上です。 ○岩崎委員  産休代替教員の確保が難しいという話です。それで、教壇に立った経験があるないということで、その辺も非常に大きなポイントかなというふうに思うんですけれども、とりわけ経験のない教員をどうその学校になじんでもらうか、あるいはクラス、それから、児童になじんでもらうかということについては、特別な手だてが必要じゃないかなと思うんですけれども、その辺の経験のない代替教員に対する特別な指導ということは、特にお考えなんでしょうか。  以上です。 ○田中教育指導課長  現在のところ教育委員会として特別に何かしらの手だてをとっているというものではございません。学校にいる人材等を活用する中で補い、指導していただいているというところでございます。  以上です。 ○関委員長  ほかに。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○関委員長  ないようですので、報告事項(4)教職員の服務事故についてを終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(5)平成31年成人の日のつどいについて(案) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○関委員長  続きまして、報告事項(5)平成31年成人の日のつどいについて(案)について説明を受けます。 ○馬場生涯学習課長  それでは、私から平成31年成人の日のつどいについての(案)について御報告いたします。  成人の日のつどいにつきましては、例年祝日であります成人の日に実施しているものでございます。  1の主旨でございますが、祝日法に定める趣旨を踏まえまして、大人としての自覚と責任を持って生きていこうとする新成人の新たな門出を祝い、励ますということで、そして、大きく2点ございます。  1つ目は、新成人に区として祝意を表するとともに、大人としての自覚や社会人として自立していこうとする決意や意欲を生み出すきっかけとしてもらう。もう一点につきましては、懐かしい友人との再会の場を提供するという、この2点でございます。  2の日時でございますが、来年1月14日月曜日、成人の日でございます。予定でございますが、12時半に開場し、1時からつどいを開始し、3時に閉場、つどい終了を予定してございます。  3の会場でございますが、例年どおりめぐろパーシモンホールで実施いたします。  4の対象者でございますが、来年につきましては、平成10年4月2日から平成11年4月1日生まれの区内在住者ということで、約2,000人を予定してございます。米印に記載してございますが、以前目黒区民で区外転出している場合でも、希望者につきましては、参加をしていただいております。例年100人程度参加していただいております。現在10月1日から、区外転出者につきましては受付をしておりまして、昨日現在17名の方から出席したいというような意向をいただいております。  5の内容、予定でございますが、恐れ入りますが、裏面をごらんいただければと存じます。  1に会場と主な内容ということで記載してございます。まず、大ホール内でございますが、初めにオープニングということで、例年お願いしておりますけど、みどりがおかこども園の園児による合唱とダンスということで、オープニングを飾ります。  その後、式典ということで、区長、議長、名誉区民からの祝辞。そして、新成人のことばということで、男女各1名から新成人のことばをいただいております。  大ホールホワイエでは、イベントといたしまして、例年自由が丘のスイーツフォレストに御協力いただきまして、スイーツを提供しております。また、めぐろ観光まちづくり協会の公式キャラクターのホイップるん、そして商店街連合会のキャラクターのスマにゃん、目黒区の友好都市であります気仙沼の観光キャラクターのホヤぼーや、あと選挙の関係のめいすいくんということで、ゆるキャラの登場ということを予定してございます。また、飲み物を提供してございます。  地下の小ホールでございますが、イベントといたしまして、写真サービスを予定してございます。  その他といたしまして、地下のところで、ありがとうポストということで、選挙啓発のための模擬投票を実施いたします。また、1階のレストラン奥で、着崩れをした男女に対して着崩れ直しを実施いたします。  表面にお戻りいただきまして、6の来賓でございますが、名誉区民、国会議員、都議会議員、区議会議員、青少年問題協議会委員、青少年委員を予定してございます。  7の区出席者でございますが、区長、副区長、教育長、教育委員会委員、選挙管理委員会委員を予定してございます。  8の今後の予定でございますが、来週月曜日に区のホームページに成人の日のつどいの概要、そして当日、新成人のことばを発表していただきますので、その言葉発表の募集をいたします。また、12月3日から公式のツイッターで随時、成人の日のつどいに関する情報を開催当日まで発信いたします。12月5日にめぐろ区報のほうで実施の掲載をいたします。また、12月上旬に対象者宛て全員に招待状を送付いたします。  当日は正副委員長を初め、各委員の皆様には御臨席賜わりたいと思います。  簡単ではございますが、説明につきましては以上でございます。 ○関委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○広吉委員  またことしも成人の日のつどいなんですが、ほとんど昨年と変わらない内容なんですが、昨年かその前だったかちょっと記憶が定かではないんですが、やはり途中からおくれて入ってきた成人の方たちが、やはりちょっと右往左往しているような状況をよく見かけるんですが、中で案内して、あそこの席があいているだとか、いつもそういった方たちいらっしゃるとは思うんですが、もう少しその辺がうまくいかないかといつも思いますという点で、ことしはどういう工夫があるのでしょうかという点が1点目です。  2点目は、いつもスイーツ、ケーキが皆さんに終わった後に配られるわけですが、やはり女性の場合は着物を着ていたりとか、なかなかそこで食べるというのができない子たちもいて、かなり余っているのではないかと思われるんですが、それをそこで食べる用と持って帰れる用みたいに分けて、女性の場合はそれ持って帰って家で食べるということもできると、とてもうれしいのではないかと思うんですが、そういった工夫は考えていないのでしょうかという2点をお聞きします。 ○馬場生涯学習課長  まず、おくれて来る成人への対応でございますが、当日は職員、あるいは委託で座席等の案内はしてございます。座席につきましては、地区ごとに割り振りしておりまして、それでなるべく友人と懇談をということで、配置をしております。  現在も課長職、あるいは職員、そして委託で案内をしておりますので、案内につきましては、またスムーズにいくように、また事前に十分打ち合わせ等をしたいというふうに考えてございます。  2点目のスイーツの件でございますが、スイーツにつきましては、大ホール、そして小ホールでも配っております。大変好評で、大体参加者数分くらい用意しておりますので、特に余るということはございません。当然着物の場合、スイーツでございますので、委員おっしゃられるように混雑しての中でございますので、確かに食べにくい、あるいは汚れるということがあるかもしれませんが、持って帰るということになりますと、またいろいろ問題もあると思いますので、現時点ではやはり衛生面とか含めて会場で食べていただければというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○広吉委員  おくれて来た成人の方たちの誘導は、よりスムーズになるようによろしくお願いします。  あとスイーツなんですが、余っていないということでしたら、そういった例年どおりでいいと思います。何か余っているのであれば、ちょっともったいないというところでの意見でした。  あと写真サービスや、あと模擬投票や着崩れ直しというところなんですが、よくそこがお子さんたち、やっぱり懐かしいお友達と会って、余りその情報が何回も言われているんですけど、会場でこういうのがありますとサービスは言われているんですが、何かそれが耳に入っていない状況で、後でこういうのあるんですよと言うと、あ、知らなかったというようなことをよく耳にしますので、何か会場で言うことも必要なんですが、それ以外視覚だとかそういったことで、こちらに写真サービスがありますよとか、もう少し案内があると、後で、あ、そんなサービスあったんなら行きたかったという声というか、そういったサービスを受ける成人の方たちが多くなれば、区としてもそっちのほうがいいと思いますので、そういった工夫はできないでしょうかということをお聞きします。 ○馬場生涯学習課長  写真サービスや着崩れサービスの関係でございますが、まず案内状をお送りするときに、各イベント、そのような着崩れであったり、写真サービスであったりということで、案内をしてございます。  当日につきましても、案内板を表示して案内しておりますけども、そのあたりにつきましては、よりわかりやすいように今後工夫をしていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○関委員長  ほかに。 ○岩崎委員  一時期成人式の企画段階から成人の方々に参加してもらって、ともに企画をつくっていくという取り組みもあったんですけれども、今回そうした成人される方の参加型というふうなことは、何かお考えになったことはあるのか、その辺はいかがでしょうか。  以上です。 ○馬場生涯学習課長  大分以前、四、五年間ですかね、実行委員会を設けましてやっておりましたけれども、さまざま課題もございまして、現在ではやっていないというような状況でございます。  やはりなかなか実際企画にかかわっていただく方が集まらない、また、実行委員会を開催しても、皆さんの日程がなかなか合わないというような状況もございまして、大分以前から実行委員会形式は中止をしているということで、現在はアンケート等を踏まえまして、区のほうでイベントの内容については考えているというような状況でございます。  今後も基本的には実行委員会形式ではなくて、区のほうでというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○岩崎委員  いろいろ時代の流れとかそういうものもあるとは思います。  それで、アンケートを踏まえてということなんですが、これは成人される方々に向けたアンケートだとは思うんですけれども、このアンケートの戻りというのは、結構あるんでしょうか。  以上です。
    ○馬場生涯学習課長  アンケートにつきましては、例年10%程度の戻りでございます。  アンケート結果を見ますと、やはり先ほど説明させていただきましたけれども、主旨のところでやはり友人に会いたいというのが一番多くなってございます。あとは式典に参加して、二十という節目を感じたいということに、あと晴れ着を着たいということですかね。そういうような内容が多くなってございます。  以上でございます。 ○岩崎委員  そうすると、友人に会いたいとか、式典に出て節目ということで新たな出発をしたいということが、新たなニーズになっているのだろうということなんですけれども、そうした成人を迎えられる方々のニーズからして、今のこの企画というのは、大体成人の方々の受けとめ、あるいは感想というのは、おおむねどういった感じになっているんでしょうか。  以上です。 ○馬場生涯学習課長  園児の合唱でいいますと、約87%が「よかった」、あるいは「普通であった」と。式典につきましても90%くらいが「よかった」「普通であった」というような形で、おおむね好評というようなアンケート結果でございます。  すみません、先ほどの実行委員会の形式でございますが、平成5年度から12年度まで8回実行委員会は実施していたということでございます。訂正させていただきます。  以上でございます。 ○関委員長  ほかに。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○関委員長  ないようですので、報告事項(5)平成31年成人の日のつどいについて(案)についてを終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(6)目黒区立図書館の臨時休館について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○関委員長  続きまして、報告事項(6)目黒区立図書館の臨時休館について、説明を受けます。 ○増田八雲中央図書館長  それでは、目黒区立図書館の臨時休館について御報告いたします。  資料をごらんください。  臨時休館日につきましては記載のとおりでございまして、図書館全8館につきまして、平成30年度の蔵書点検のために、2月中旬から3月中旬にかけまして臨時休館をするものでございます。  この日程は原則といたしまして、本来の図書館休館日に連続するように調整してございます。  区民への周知方法及び告示につきましては、記載のとおりでございます。  以上でございます。 ○関委員長  ありがとうございます。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○関委員長  ないようですので、報告事項(6)目黒区立図書館の臨時休館についてを終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(7)地域子育てふれあいひろば事業実施について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○関委員長  続きまして、報告事項(7)地域子育てふれあいひろば事業実施について、報告を受けます。 ○篠﨑子育て支援課長  それでは、地域子育てふれあいひろば事業実施について、御説明いたします。  まず1の経緯でございます。  未就学のお子さんとその保護者を対象に、子育て親子に交流の場を提供するとともに、相談支援や情報提供を行う子育てふれあいひろば事業につきましては、平成10年度に第二上目黒保育園で実施して以来、現在8カ所で事業を行っています。  子育てふれあいひろば事業は、子育て家庭における不安や悩み、孤立などの課題を解決するために、児童福祉法に地域子育て支援事業として位置づけられてございまして、今後も実施場所の増設や内容の充実を図る必要があるものでございます。  各地区2カ所から3カ所、合計15カ所程度の子育てふれあいひろばの整備を目標としまして、子ども総合計画では平成30年度及び31年度に各1カ所の整備を計画しておりまして、そのほかにもまち・ひと・しごと総合戦略や行革計画においても、計画事業としたところでございます。  整備に当たりましては、これまでは区立の保育園や児童館、あと総合庁舎において事業を行ってきましたけれども、地域における子育て支援の拠点としまして、地域の活動団体やNPO等が実施する子育てふれあいひろばの拡充を図ることとし、事業を実施する事業者を公募するものでございます。  次に、2の子育てふれあいひろば事業の概要でございますが、(1)の事業内容ア、イ、ウ、エに記載のとおり、交流の場の提供や相談、援助、情報の提供や講座の開設を行うものでございまして、事業の対象者としましては、原則として区内在住・在勤・在学の保護者とお子さん、おおむね3歳未満ということでございます。  (3)の職員配置でございますが、相談や援助について、知識や経験を有する専任の職員を2名以上配置するということになってございます。  (4)の実施日時ですが、週3日以上かつ1日5時間以上開設することが国の補助の基準となってございます。  3の募集の概要でございますが、開設時期としましては30年12月1日、整備数としましては1カ所程度、(3)の募集対象地域でございますが、原則として区内全域、ただし、複数応募があった場合には、子育てふれあいひろばや児童館の数が少ない西部地域を優先したいと考えております。  裏面にまいりまして、周知方法でございますが、10月15日号の区報とホームページで周知いたします。  4の補助制度でございますが、これ法に基づく事業ですので、子ども・子育て支援交付金を活用しまして、運営費の補助を行います。  5の今後のスケジュールでございますけれども、募集要項の配付は10月15日から24日まで、10月18日に事業者の説明会を開催いたします。10月26日の正午に締め切りまして、10月下旬から11月上旬にかけて選考を行います。この選考につきましては、子育て支援部内に選定委員会を設けまして、そこで行います。11月の上旬に事業者を決定し、12月1日に開設を目指すというものでございます。  簡単ではございますが、説明は以上でございます。 ○関委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○そうだ委員  ちょっと確認だけですけれど、具体的にこの事業内容の中で、相談だとかいろんなことがあると思いますけど、どんな内容が多いんでしょうかね。  それともう一つは、地域活動団体のNPO等が実施する子育てふれあいひろばの拡充を図るということを書いてありますけど、実際今こういう方々というのはどのぐらいやっていらっしゃるんですか。  以上。 ○篠﨑子育て支援課長  まず、相談内容ですが、基本的にはやっぱりちょっと広目のところで、お子さんを遊ばせながら、気軽に立ち寄れるというところで受けている相談ですので、中にはやっぱり深刻なものもあるんですけども、子育てに関して、例えばお子さんの成長、発達、例えばミルクを余り飲んでくれないとか、小まめに夜中じゅう1時間置きに授乳しなきゃならないとか、そういう本当に、そういう相談の中身から、場合によってはもうちょっと深刻な家族の関係とか嫁しゅうとの関係とか、そういった問題なんかもいろいろございますが、基本的には一番多いのはやっぱり子どもの成長発達が多いといったところでございます。  2点目、どのくらいあるかということでございますが、これは開催の頻度といいますか、それにもよるんですけども、今回募集するのはこういった常設で週3日以上、1日5時間以上やれるようなというところになりますと、今のところ私どもが把握している子どもの子育て支援のネットワークの中では、今のところ1カ所そういったところがあります。  あとは月一とか月二なんかで区立の施設を借りて、そういう講座を開いたり、つどいをやったりといった団体も幾つかございますが、確実にこの要件に合うところは非常に少ないなという印象でございます。  以上でございます。 ○そうだ委員  本当にいろんな悩みがあるだろうなというふうには思いますし、ただ、それもそれとして、もう一つは児童虐待だとか、そういうようなこともやっぱり気づける場所じゃないのかなと思うので、その辺の面ではどのように考えているのかということを最後に聞いておきます。 ○篠﨑子育て支援課長  やはり虐待もお母さんの悩みといいますか、そういったところから自分の思いと子どもの成長の様子がかみ合わないとか、あるいはいろんなストレスでつい当たってしまうとか、いろんなケースが考えられますけども、そういったものも子どもの身体の状況なんか、例えばちょっとあざがあるとか、そういったものを当然気をつけて見ながら、親の支援もしていくというようなところで、孤立とかそういう不安の解消をしていく中で、そういう虐待の解消といいますか、予防といいますか、そういったものに力を入れて、そういう相談もしていくというふうに考えております。  以上でございます。 ○関委員長  ほかに。 ○岩崎委員  この事業は、非常に意義のある事業だというふうに思っています。  それで、これまで20年にわたって、区立の保育園、児童館、総合庁舎、あるいは住区センターなども含めてでしょうか、行っているんですけれども、この間の取り組みで何か課題として考えているところとか、そういうところはあるのでしょうか。  それと、今回地域の活動団体やNPOなどに募集をかけていくということですけれども、引き続き区立施設などを活用する、そういう事業というのは考えておられるのか、その辺2点お伺いします。 ○篠﨑子育て支援課長  これまで子育てふれあいひろばをやってきた中で、課題としましては、やはり地域で子育てしている方たちがベビーカーとか、おんぶしながら立ち寄れる、そういう身近なところに整備としましては行き届いていなかったというところがあかなと。やはりバスとか、そういう公共交通機関使ってベビーカーを押しながら移動するというのは負担も大きいですし、もっと気軽に立ち寄れるという身近なところにあることが必要だろうということで、今回各地区2カ所から3カ所を一つの整備目標としているところでございます。  2点目ですけども、基本的に民間の地域の活動をされている方たちにやってもらうというのは、その地域において、地域に根差した活動をされているわけですから、そのお子さんの成長とともに、ずっと切れ目のない見守りといいますか、かかわりがそこで生じてきますので、そういうメリットは非常に大きいのかなというふうに考えてございます。  一方、区立のほうはやはり職員もかわってしまいますし、地域で地域の大人が親子を見守るというような感じとは、ちょっとまた違うというか、区立は区立のそういうよさもあるんでしょうけども、そういったところでこれからはそういう地域の人材を育てながら、そういう地域での子育て、子育ち支援、こういったものを進めていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○岩崎委員  身近なところで、どう整備をしていくかというその趣旨はよくわかります。  民間の力もかりて、あと区立としても大いにやっていくべき事業だなと思っているんですが、合計15カ所程度ということで、整備目標を掲げていて、今年度、それから、来年度に各地区1カ所の整備ということでしょうか、挙げられているんですけれども、その意図している地域の子育て世代の方々が気軽に立ち寄られるような、そういう場づくりというようなことで、きちんと目標を確保していく見込みというものはあるのかどうか、特に事業内容で4点を掲げていて、職員配置についても要件を掲げているということで、一定の条件のあるもとでの募集という形ですので、その辺の見通しについてはどう思っているのか伺います。  以上です。 ○篠﨑子育て支援課長  まず、目標15カ所というのを掲げてございまして、今現在、区が行っているのが8カ所、今回募集するので9カ所目、31年度にさらにもう1カ所予定しておりまして、それでやっと10カ所ですね。  今後の見通しですが、やはり地域のそういう子育てを支援する活動団体がいきなりどんどんふえるかというと、それはかなり難しいのかなと思いますが、今回最初の団体をもし事業者として決定することができれば、そうした子育ての団体同士のネットワークの中て、いろんなノウハウを共有しながら、じゃ、次は私たちもこういうふうにやればできるというのを、そういうのを広めていきながら、設立支援といいますか、そういったものをして地域でそういうことを育てていきたいと。そうした中で目標を達成していきたいと、そういうふうに考えてございます。  以上でございます。 ○岩崎委員  今年度、来年度は1カ所ずつふやしていくということで、今後こうした形での民間の事業者が参入してくるということになっていくんですが、今こうしたふれあいひろば同士のネットワークということも言われましたけれども、そういう中でやはりいろいろ区立の課題も先ほど挙げられましたけれども、区立は区立として将来を見越して、そうした民間の事業者が設置するひろばなどを巻き込んで、ネットワークの中心を担っていくというような役割も今後出てくるんではないかなというふうに思っているんですが、その辺で先ほど職員がかわるということとか、地域とのかかわりはどうなのかという課題も挙げられたんですけども、そういうものも区立の課題としてはクリアをしていくということも必要だというふうに思っているんですが、その辺の見通しについてもお聞きしたいと思います。  以上です。 ○篠﨑子育て支援課長  まず、そういう今は全部区立でやっていますんで、同じ子育て支援部内での連携ということになりますけども、今後そういう民間が入ってくれば、当然、どういう形になるかはあれですけども、連絡調整会みたいなのを設けながら、お互いに情報交換していくという中で、お互いに切磋琢磨しながら質を高めていきたいというふうには考えてございます。  それから、職員の異動で地域との云々というのも私も申し上げましたけれども、やはり組織としての地域とのかかわりといいますか、そういったものも今後深めていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○関委員長  ほかに。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○関委員長  ないようですので、報告事項(7)地域子育てふれあいひろば事業実施についてを終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(8)目黒区版放課後子ども総合プランの実施に向けた取組について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○関委員長  続きまして、報告事項(8)目黒区版放課後子ども総合プランの実施に向けた取組について、報告を受けます。 ○渡邊放課後子ども対策課長  それでは、目黒区版放課後子ども総合プランの実施に向けた取組について、お手元の資料に沿って御説明いたします。  項番1の経過ですが、国は現在小学校内に学童保育クラブの事業を実施するとともに、現在区では校庭などを活用して行っているランドセルひろばを拡充する放課後の居場所を、放課後等に一時的に使用していない特別活動室等を活動場所として事業を実施する、いわゆる一体型事業の放課後子ども総合プランを主として進めていくこととしております。  国おける放課後子ども総合プランにつきましては、記載のとおりでございまして、実施可能な小学校から順次実施していくことを、ことし2月の当委員会で報告をさせていただいております。  3段落目にありますとおり、現在平成31年度からのモデル事業の実施や、その後の本格実施に向けて小学校と調整を進めておりますが、4段落目の「さらに」以下に書かせていただいているとおり、目黒区人口・世帯数の予測をもとに、学童保育クラブ利用者の需要数を試算した結果、平成37年度にはこれまでの予想を上回る2,448人となる可能性があり、それについての早期の対策が必要となっております。  次に、項番2の平成31年度モデル事業開始に向けた取組ですが、一体型事業の放課後子ども総合プランは、児童が放課後も学校外に移動せずに、安全に過ごすことができます。また、児童も含め利用者が学童保育クラブとランドセルひろばを拡充する放課後の居場所を選択できるとともに、学童保育クラブ利用需要数の低減につながる可能性が考えられます。  平成31年4月からモデル事業を開始するため、2校分の準備経費を予算計上してございますが、(1)の一体型モデル事業の実施の条件として、アの学童保育クラブにつきましては、平成31年4月までに小学校内に新たな学童保育クラブを整備することが難しいことから、既に小学校内に学童保育クラブがある小学校を候補とすること、イのランドセルひろばを拡充する放課後の居場所につきましては、2ページ目にまいりまして、小学校学区域に児童館がないなど、アからエを候補の条件としてございます。  (2)のモデル事業の実施案でございますが、イのモデル事業の実施校及び活動場所としては、モデル事業の実施の条件を踏まえ、候補となる小学校と調整し、現在学童保育クラブ運営を民間委託している2校でモデル事業を実施できるように、調整を進めてございます。  活動場所につきましては、入学児童数の推移や授業のカリキュラムなどを踏まえ、校庭や体育館のほかにさらなる調整を進めていきます。  また、人材育成の観点から、子ども教室との共通プログラムも検討していきます。  エの実施体制につきましては、4ページのイメージ図をごらんください。  現在は小学校内における児童の放課後の居場所として、教育委員会事務局で実施している校庭を活用したランでセルひろばと、PTAや地域の方々の御協力により実施している子ども教室、そして、子育て支援部で行っている児童館事業の一つである学童保育クラブがございます。  モデル事業では、ランドセルひろばの場所を校庭だけでなく、体育館や放課後未利用の特別活動室等に拡充するとともに、運営管理につきましては、子育て支援部に移しまして、学童保育クラブに委託している事業者が引き継いで管理を行うこととします。  子ども教室につきましては、モデル事業ではこれまでどおり地域の方々に実施していただきます。  学童保育クラブにつきましても、これまでどおりです。  そして、3つの事業につきましては、右側に記載のコーディネーターを配置し、学校と活動場所や事故発生対応などの調整、保護者対応など事業の円滑な運営やモデル事業の検証評価などを担当します。  また、その右側にございます運営協議会(仮称)は、学校やPTA、住区住民会議の地域の方、事業者や区などで構成し、子どもたちの視点でよりよい放課後の居場所づくりのための情報共有や意見交換を実施していきます。  以上の説明内容につきましては、本文2ページ下から3ページ上にかけて記載をさせていただいてございます。  最後に、項番3、平成32年度以降の取組でございますが、放課後子ども総合プラン本格実施を見据え、(1)の一体型モデル事業の実施については、他区の事例の調査研究やモデル事業の検証評価などを行うとともに、計画を策定していきます。  (2)の小学校内への学童保育クラブの整備につきましては、冒頭でも述べさせていただいたとおり、利用者の利用増の予測を見据え、早期対応が必要となる地域を中心に、隣接小学校学区域内の学童保育クラブでの受入調整が困難な小学校、継続的に待機児童の発生が見込まれている小学校を整備候補とし、アにありますとおり平成32年4月までに開設することが望ましい3校について、具体化を進めていきます。
     なお、整備手法としましては、特別活動室のタイムシェア方式等を活用します。  また、平成33年4月開設を目指している候補小学校につきましても、引き続き各小学校と調整していきます。これらの対応を含め、32年度中に策定した計画に基づき、平成33年度から目黒区版放課後子ども総合プランを順次実施していきます。  説明は以上でございます。 ○関委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○そうだ委員  平成31年4月からモデル事業を開始するということで、2校分の整備経費を計上しているとありますけれども、もうそろそろ場所もいろんなア、イ、ウ、エ、オとかってありますが、こういう条件からすれば、大体どこというのがもう決まっているんじゃないのかなとは思うんですけども、その辺のところどうなんでしょうか。  それと、経過の一番下のほうに、37年度にはこれまでの予想を上回る人数になる可能性があるというふうに書いてありますけれども、その後、人口減少だとかっていろいろとなってきたときに、また違う対応をしなきゃいけなくなってくるとか、そういう想定というのもしとくべきところじゃないのかなと思うんですよね。それのところはいかがでしょうか。  もう一個、このコーディネーター、これは内容はわかりましたけど、これ誰がやるんですか。  以上。 ○渡邊放課後子ども対策課長  3点にわたる御質問でございます。  まず1点目、平成31年4月モデル事業実施校の御質問でございますが、先ほど条件で申し上げましたとおり、小学校学区域内に児童館がない小学校を候補とする等々記載させていただいてございます。その中で調整を進めさせていただいた結果、今現在では中根小学校と東根小学校で実施できるよう、引き続き小学校とも調整を行っている状況でございます。  2点目の経過に記載の2,448人を上回る可能性があるということで、平成37年度以降の御質問をいただいてございますが、まず37年度末までにこういった需要数が出てきているといったことからも、小学校内に学童保育クラブをつくっていく事業をまず進めていくということをまず優先に考えていきたいというふうに考えてございます。  3点目のコーディネーターにつきましては、今現在モデル事業の検証評価といったことも含めて、かなり多くの事業を抱えるという形を考えてございますので、区の職員を配置した形でできないかどうかという検討を行っている状況でございます。  私のほうからは以上でございます。 ○そうだ委員  コーディネーターのほうは、区の職員を派遣するということは、その事業をやっている場所に駐在ということではなく、この区役所の中での担当をということになるんでしょうか。現場のほうはそれで誰が見ていくんですかね。 ○渡邊放課後子ども対策課長  コーディネーターの御質問でございまして、今現在考えてございますのが、現場のほうには委託事業者が配置されるということで考えてございます。したがいまして、現場には区の職員がおらない状況でございまして、このコーディネーターの職員が今申し上げた2つの学校をしっかりと指導監督するといったことを考えてございます。  他の区におきましても、現場に職員配置したりといったところもございますが、また一方、私ども今考えておりますように、区の職員を配置せず、委託事業者さんにしっかり任せて、コーディネーター役をモデル検証、そういった検証のほうに力を入れながら進めているといった状態もございます。  私のほうから以上でございます。 ○関委員長  ほかに。 ○岩崎委員  一体型モデル事業の実施ということですけれども、先ほどの説明の中でも、学童保育クラブは学童保育クラブとして、小学校の中でつくっていくということ、それから、ランドセルひろばなどの放課後の居場所もそれはそれでやっていくということで、いわゆる説明の中では2つの連携型ということで示されていると思うんですけれども、いわゆるこの文字どおりの一体型ということではなくて、双方が連携するような形で、その連携においてコーディネーターを設けるというようなイメージでよろしいのかどうか、お伺いします。  以上です。 ○渡邊放課後子ども対策課長  今の御質問にお答えいたしますが、学童保育クラブとランドセルひろばを拡充する新たな居場所、この2つが同一の小学校内にあって、それぞれが連携し合うといったことが国では一体型という言葉を定義してございますので、私どもとしてはそういった一体型という言葉を使わせていただいておりますが、実際は調整連携をしていくといった形で考えてございます。  以上でございます。 ○岩崎委員  そうすると、ほかの自治体では、例えばランドセルひろばとか、子ども教室を午後5時までにして、それ以降を学童保育クラブの運営形態にするというような運営もしているところもあるようですけれども、目黒型の場合は今言ったようなそれぞれの独立性を尊重しつつ、それをうまく連携をさせていくというようなことで、あくまでも学童保育クラブはその目的に合った運営をし、ランドセルひろば、それから、子ども教室については、全児童対策ということで発展をさせていくと。その中の連携というような解釈でよろしいんでしょうか。  以上です。 ○渡邊放課後子ども対策課長  まず一体型の解釈の仕方でございますけども、目黒区におきましては、今申し上げましたように学童保育クラブとランドセルひろばを拡充する放課後の居場所については、別々の居場所で確保すると。これは平成30年9月14日に新放課後の総合プラン出ましたけども、そこの中にも2つを設けることが望ましいというふうに記載してございますので、今回その内容を踏まえて、また2つ準備するという形で考えているものでございます。  以上でございます。 ○岩崎委員  それで、学童保育クラブと、それから、ランドセルひろばを運営するこの委託業者は、同一の事業者とするということですけれども、それぞれ保険の関係とかそういうもので、学童保育クラブの枠組み、それから、ランドセルひろばの枠組みと、それぞれあるわけですけれども、それが同一事業者で、それぞれの自主性を保ちながら運営していくというような形になっていくというふうに思うんですけれども、そういったところで、その運営の中できちんとそうしたそれぞれの自主性を尊重するやり方がうまくとられていくのか、その辺の区からの指導なりその手引なり、そういったものについては、今後何か整備されていくのか、その辺についてはいかがでしょうか。  以上です。 ○渡邊放課後子ども対策課長  まず自主性を維持していくような手引とか、そういったものの整備ということで御質問いただいてございますが、それにつきましても、今後学校と調整をさせていただく、また、運営協議会(仮称)というふうに書かせていただいてございますけども、そういったものの中でも議論をさせていただきながら、目黒区に合った手引をつくっていくといった形で考えてございます。  以上でございます。 ○岩崎委員  そういう委託業者と、あと小学校が事業の円滑な運営、モデル事業の検証評価等々というところで、調整連携ということで矢印が、別紙のチャート図でついているんですけども、このそれぞれの小学校自体が果たす役割ということについては、どのような形で行っていくでしょうか。  以上です。 ○渡邊放課後子ども対策課長  小学校の連携というところでございますが、まず活動場所は、基本的にはある程度絞らせていただく中で、学校と調整が済んだ結果、約束事を決めて、その中で運営していこうというふうに考えてございます。  また、運営協議会(仮称)と書いてございますが、そういった先ほど申し上げました手引だとか、活動の場所、また、活動の方法だとかそういったものも含めて、学校との調整がどうしても必要になってくるということでございますので、先ほど別件で学校への負担を軽減というお話ございましたけども、ランドセルひろばは今学校のほうで運営していただいてございますので、その事業がかなり副校長としても負担な部分はあるんだろうと思ってございますので、そういった部分を私ども引き継ぎまして、この事業を実施していくと。そういった形で小学校の負担を軽減しながらも、小学校とのどうしても関係は出てきますので、子どもの状況だとか出てきますので、そういったものを含めて、学校との連携は必要だというふうに認識してございます。  以上でございます。 ○関委員長  ほかに。  議事の都合により、暫時休憩をいたします。再開は1時から。  (休憩) ○関委員長  それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  報告事項(8)目黒区版放課後子ども総合プランの実施に向けた取組についての質疑の続きから行います。  質疑のある方。 ○広吉委員  目黒版の放課後子ども総合プランについてなんですが、まず、ランドセルひろばのモデルとして今挙がっているのが中根小学校と東根小学校ということだったんですが、その2つの小学校の現在、ランドセルひろばに登録してる方はたくさんいらっしゃると思うんですが、大体平均して、開催日にどのくらいの割合の子どもたちが、学童保育クラブを除いて、登録した子たちの中で何割ぐらいの子が参加してるのでしょうか。  あと、学年としてはどういった学年の子たちが。学年の割合ですね。学年ごとの割合とかが、低学年、中学年、高学年でもいいので、わかったら教えてくださいという点が1点目です。  2点目は、一体型モデルの条件として、児童館がない小学校を候補とするというふうな記述がありますが、これの理由をお聞かせください。  3点目が事業者なんですが、先ほどの説明で、今後、2つの学校を委託事業者が指導・監督していくということですが、この委託事業者っていうのは、それぞれの学校の学童保育クラブを委託されているところがやるのでしょうか。それとも、どっちか1つのところが2つのところをやるのかっていう点と、あと、コーディネーターと、今は地域の方がランドセルひろばの見守りをされている。東根小学校の場合そうなんですが、そこを委託事業者に変えるということなのでしょうか。その3つをお聞きします。 ○馬場生涯学習課長  まず、ランドセルひろばの中根小学校と東根小学校の状況でございますが、29年度の実績で答えさせていただきます。  中根小学校につきましては、実施回数が126日、年間の延べ利用者数が1万3,175人、1日当たりの利用者でございますが、105人、それで総児童に対する割合でございますが、25.5%。  続きまして東根小学校ですけども、実施日数が144日、年間延べ利用者数が1万2,025人、1日当たりの利用者数が84人、総児童数に対する割合でございますが、11.5%というような状況でございます。  それと、学年の関係でございますが、人数でお答えさせていただきます。  中根小学校につきましては、29年度ですけども、1年生が1,834人、2年生が1,351人、3年生が2,487人、4年生が2,186人、5年生が427人、6年生が1,777人。  続きまして東根小学校でございますが、1年生が2,466人、2年生が2,727人、3年生が1,441人、4年生が2,099人、5年生が1,764人、6年生が1,498人と、中根小学校においては三、四年生の人数が多くなっております。そして東根小学校については1年生の人数が多くなってるという状況でございます。  私からは以上でございます。 ○渡邊放課後子ども対策課長  それでは、私のほうから2点目と3点目、2つございましたけど、その件で御質問に答えさせていただきます。  まず、条件として児童館が小学校区域にないといったことを候補にしてるという理由でございますけども、今回、また該当する小学校、油面小学校、今現在工事行ってございますが、含めると7校、22校中7校という状況でございます。その中で近くに児童館があるということであれば、今現在、放課後に児童館があれば、そこで過ごすことができる状況があるといったところです。一方、児童館がない小学校区域につきましては、雨が降ったとき、ランドセルひろばが中止になるといったことからも、その後の居場所がないということで、今回のこういった放課後子ども総合プランに基づくモデル事業を踏まえてやってくことによって居場所を確保していきたいということで候補としてるものでございます。  3点目の1つ目の御質問としましては、おのおの2校の学童保育クラブの委託事業者さんがやるのか、またどちらかの学童クラブの委託事業者がやるのかという御質問でございましたけども、各小学校の委託事業者が実施するということで調整を進めてございます。  3点目の2つ目の御質問としまして、コーディネーターのお話が出たのと、あとランドセルひろばの今後の取り扱いっていうんでしょうか、管理運営員の居場所という形になると思いますけれども、まずコーディネーターにつきましては、先ほど別の委員からお話しいただきましたように、区の職員を考えて、区役所内に配置をし、検証・評価をしていくっていうことを考えてございます。  また、ランドセルひろば事業につきましては、今後、校庭だけじゃなく学校内にも入ってくといったことで、先ほど副校長さんだとか教職員の負担軽減といったこともありますので、学童保育クラブの委託事業者がその業務も担って、子どもたちのトラブルの解消だとかそういったことも含めて一緒にやっていくということで今考えてるものでございます。  以上でございます。 ○広吉委員  それぞれの学校のランドセルひろばの利用状況を教えていただいたんですが、両方同じということじゃなくて、中根は中学年、三、四年生の利用が多く、東根は一、二年が多いということですが、ランドセルひろばを今後広げていくに当たって、今の子どもたちよりも、委託事業者などが入ったり、あと学校と連携することで利用者がふえるという方向を見込んでやっていくのでしょうか。高学年は塾とかに行く子が多いとは思いますが、低学年だとかの利用がさらにふえること、利用できるように拡大していくということを目標としてやっていかれるのでしょうかっていう点が1点目です。  2点目が、児童館のない条件としては、雨が降ったときとかそういった悪天候のときの居場所ということなんですが、東根小学校にあっては一、二年生の利用がランドセルひろばは多いんですけれども、校庭だけじゃなく、体育館やまた空き教室となってくると、その下校時間が高学年と低学年で違いますよね。低学年の放課後はまだ、学校内は使用されてる時間帯というとこで、雨が降っていても、体育館で五、六年生が何かやっているっていう状況も考えられるので、児童館のかわりとしてのランドセル来館っていうのはなかなかちょっと難しいのではないかなと思いますが、いかがでしょうか。  3点目が事業者なんですが、先ほど、コーディネーターは区の職員ということはわかりました。ランドセルひろばの見守りも、今、地域の方たちにやっていただいてますけど、今後、学校との調整などが出てくるので、事業者の方にということなんですが、地域の方たちがやっていることの意義ということもありますし、そもそも学校が地域に開かれたっていう方向でも国も進めているところで、そういった意味からすると、この運営協議会だけに地域の方たちが入って、あとは事業者の方たちが入っていくっていうのは、地域との連携という点で気になるところなんですが、いかがでしょうか。  以上3点です。 ○渡邊放課後子ども対策課長  それでは、3点にわたる御質問に順次お答えさせていただきます。  まず、こちらの事業がどのような目標を置いてるのかっていう御質問いただいてございますけども、先ほど生涯学習課長から御報告させていただいたとおり、ランドセルひろば、おのおの児童館がないっていうこともありますので、放課後の居場所としてかなり多くの利用の方がいらっしゃるのかというふうに認識してございます。このランドセルひろばだけではなく、放課後、雨の日でも使えるような形を考えてございますので、低学年の御利用だけではなく、高学年の利用も私どもとしては視野に入れながら、御利用していただけるのかなというふうに認識しているところでございます。  2点目の、カリキュラムの違いに基づいて、低学年のお子様が御利用されるときには高学年の授業が入っていて、なかなか教室等々使用できないんじゃないかという御質問だったと思いますけども、このあたりも小学校とかなり綿密に話し合いをさせていただいておるところでございます。全てが一時的に利用してる教室が6時間目も入ってるっていうわけでもございませんので、そのあたりは把握させていただいてるところでございますので、毎週、月曜日から金曜日全てそういった居場所が確保できるかどうかというのは今後の調整になりますけども、比較的、高学年、低学年、授業終了がずれたとしても使えるような状況ができるような形で今調整は進めさせていただいてるといった状況でございます。  3点目の、ランドセルひろばの管理運営員は地域の方々だとか保護者の方々がやられておりますけども、そういった方々ではなくて事業者が入ってくるという状況でございますけども、まずは運営協議会の、仮称になってございますが、そういったところで意見いただくと同時に、今現在のランドセル管理運営員の中で事業者と接点持ってさまざまな活動やっていただいてるっていう状況も何人かいらっしゃるという情報も聞いてございますので、そういった方々もこの事業に御協力していただきながら、事業者とうまくやっていただきたいなというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○広吉委員  ランドセルひろばの現状として、今、低学年、中学年が多いんだけれども、高学年も利用してもらえるようにということなんですが、現在、児童数もすごくふえてきていて、習い事とか塾とか行かれているお子さんたちがいるので今はあれですけど、そこがふえてくるとやはり、学校の中も校庭も体育館もいっぱいになってくるのではないかというところで多分、この2つの候補地の1つの東根小学校で児童館の要望が出てるのではないかと思います。なので、ランドセルひろばの意味と児童館の意味がちょっと違うといいますか、学校の中だけで遊ぶのがランドセルひろばであって、児童館は地域と連携して、そこからの居場所を発展させていくというふうな感じで、そこはちょっと切り分けたほうがいいのではと思いますが、いかがでしょうか。  次に事業者なんですが、事業者が主になって目黒版の子ども総合プランをやっていくのか、学校と区と連携するのにどちらが主になっていくかっていうところで、このモデルのシートだと、事業者が主になって地域と連携して運営していくように見えるんですが、その点、今、地域学校協力本部だとか、国のほうもいろいろな、コミュニティ・スクールや学校支援本部以外のパートナーシップ、地域と連携、協働、パートナーシップを学校と地域でつくっていく学校づくりっていうところも進めてきていますし、そういう点で言うと、事業者が主というよりも、地域とパートナーシップというような平等な立場でやっていくような構図が望ましいんではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○渡邊放課後子ども対策課長  2点にわたる御質問でございます。  まず、ランドセルひろばの拡充する放課後の居場所の意義でございますけども、先ほど、児童館との比較をおっしゃっていただいたんですが、我々としては、児童館は児童館でしっかり役割はあるのかなと思ってございます。子育ての関係、応援の関係だとか、また乳幼児、そして中高生の居場所、そういったものも含めて総合的に児童館という役割があるのかなと認識してございます。また、一方、今、放課後子ども総合プランを進めている他の区におきましては、子どもの居場所、児童の居場所が学校内にできることによって少しあり方の検討進めてるといった実態もあるというふうに認識してございます。あくまで小学生の放課後の居場所として学校施設を使わせていただいて、ランドセルひろばを拡充する居場所、また学童保育クラブという選択肢をお示しして、そこの場所で過ごしていただく、校内から移動せずに安心して過ごしていただくってことが今回の趣旨でございますので、この取り組みは引き続き、今回モデル事業踏まえてやっていきたいというふうに考えてございます。  2点目の、主体となるものがどちらなのかというところでございますが、今現在、モデル事業としましては、ランドセルひろば事業は学校のほうで運営していただいたものを、かなり学校のほうの御負担になってる部分があるということでお話伺ってございますので、そういった意味で、子育て支援部が地域の皆様方とコーディネーターを介して接点を持ちながら、また運営協議会(仮称)でございますが、そういった準備の中でもさまざまな意見をいただきながらよりよい居場所をつくっていきたいと考えてございますので、地域との連携というものは引き続き取り組んでいきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○広吉委員  この子ども総合プランというのが学校の中で子どもの居場所っていうところを中心に進めている事業なので安心・安全のお話だったんですが、学校の中だけで子どもを育てるっていうのはやはり狭いっていうか、そこで会う大人たちも学校の先生や関係者だけになってしまうので、地域で子どもを育てていくっていう視点もとても大事になってくると思います。なので、そういった意味合いからもやはり、地域と連携してこのプランをやっていくのが望ましいと思います。  先ほど、事業者が連携して学校との調整も難しいということなのでというお話でしたが、地域によって地域力の差もありますし、活発な地域もありますし、そこはその地域とよく話し合いをして、一律に事業者を入れるとか、そこら辺も地域と相談しながら、実態に合った放課後の居場所を地域とともにつくっていくことがとても重要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○渡邊放課後子ども対策課長  地域との連携という御質問を再度いただいてございますが、あくまで事業者がランドセルひろばの事業を引き継いで行うということで、今まで地域の方々のランドセルひろば管理運営員の見守りといったもの中心に行ってございましたが、事業者も児童への指導だとか、そういったことも今回、この中で含めてやっていきたいというふうに思ってございます。先ほど来から申し上げておりますように、運営協議会(仮称)だとかそういったところ含めて、地域とも連携してやっていきたいというふうに考えてございますので、今後も引き続き私ども、地域の方々と何度も話し合いを重ねていく必要があると思ってますので、引き続きそういった視点を忘れずにやっていきたいと思ってございます。  以上でございます。 ○広吉委員  済みません、1つ忘れてたので質問させてください。  わかりました。地域と連携していくようによろしくお願いします。  1点忘れてたんですが、この対象として実施校の児童とするというところなんですが、今、学童保育には私立のお子さんも通われていると思いますが、その子たちは、ランドセルひろばと連携っていうところが今後どんどん進んできた場合に、実施校の児童でなかったら、ランドセルひろばには今後、今は参加できないかもしれませんが、どういうふうになっていくんでしょうかというお話、お願いします。 ○渡邊放課後子ども対策課長  今、学童保育クラブの中に私立のお子様も御利用されてるといった状況でございます。今、学校さんと調整をさせていただいてる中で、学童のお子さんがランドセルひろばを拡充する放課後の居場所に遊びに行くといったことは今のところ、そのお子さんが学童保育クラブに入ってございますので、そのまま御利用いただけるような状況になるというふうに認識してございます。  以上でございます。 ○関委員長  ほかに。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○関委員長  ないようですので、報告事項(8)目黒区版放課後子ども総合プランの実施に向けた取組についてを終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(9)目黒本町一丁目国有地における児童福祉施設整備・運営事業者の公募          に係る選定結果について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○関委員長  続きまして、報告事項(9)目黒本町一丁目国有地における児童福祉施設整備・運営事業者の公募に係る選定結果について報告を受けます。 ○大塚保育計画課長  それでは、目黒本町一丁目国有地における児童福祉施設整備・運営事業者の公募に係る選定結果について御報告いたします。  まず、1、主な経緯でございます。  目黒本町一丁目国有地につきましては、平成28年6月に財務省関東財務局東京財務事務所から活用要望の照会がございまして、28年11月には児童福祉施設の整備について、要望どおりとする旨の国からの回答を受けているところでございます。  その後、ことし平成30年4月11日の本委員会におきまして、運営事業者公募要項の概要について御報告したものでございます。  5月には事業者の公募を開始いたしまして、7月に事業申請、事業の申し込みを締め切りまして、7月から9月にかけまして書類審査による一次審査、視察及びヒアリングによる二次審査を実施いたしまして、このたび事業者を選定いたしましたものでございます。  2番の決定事業者でございます。  資料にございますとおり、株式会社こどもの森でございまして、認可保育所95カ所、児童館8カ所、学童保育クラブ4カ所などを運営している事業者でございます。また、目黒区内におきましても下目黒二丁目に、認可保育所でございます、まなびの森保育園目黒を運営してございます。  次に、項番3の事業地、目黒区目黒本町一丁目16番17号、地籍が996.16平方メートルでございます。元法務局目黒出張所の跡地でございまして、事業地の位置をお示ししました地図を資料の2ページ目下のほうに掲載してございます。  資料1ページ目お戻りいただきまして、4の施設概要でございます。
     (1)の建物構造でございますが、地下1階、地上4階建ての鉄骨造。(2)のとおり、延べ床面積2,088.91平方メートル。  定員、施設等でございますが、まず認可保育所が定員126人、児童館といたしまして音楽スタジオ、体育館や乳幼児室など、ゼロ歳から18歳までを対象とした施設、また学童保育クラブの定員が40人でございます。  具体的な設備などの内容でございますが、恐れ入りますけれども、資料をおめくりいただきまして3ページから施設の図面を掲載してございますので、そちらを使用しながら御説明させていただきます。  掲載しております図面でございますが、おおむね上の方向が北側になっておりまして、西側、資料でいう左側ですね。こちらが道路、補助26号線側となってございます。  まず、全体といたしまして、1階と2階に保育所、それから1階以外の地下1階、2階、3階、4階の部分に児童館、学童保育クラブが配置される計画というふうになってございます。  3ページ目、上の図面、1階でございます。入り口が2カ所ございまして、図の上側、北側の入り口が保育所専用の入り口、南側の真ん中あたりですね、階段と入ってすぐ右側にエレベーターがある部分、こちらが学童保育クラブと児童館の入り口となってございます。また、道路側の駐車場のちょっと下の側に2階に上っていく階段がございまして、こちらも児童館、学童保育クラブの入り口として使用するものとなってございます。  1階、そのほか全体といたしましては、保育所の乳児のフロアとなっておりまして、ちょうど特徴的なのが、真ん中にパティオとございますが、こちらが吹き抜けのある中庭となる計画でございます。  3ページ目の下側が2階でございまして、吹き抜け部分の真ん中で大きく分かれておりまして、東側、図の右側が保育所の幼児のフロア、そして西側、左側が児童館のフロアとなってございまして、この児童館のフロアにはホールやオープンライブラリー、それからわんぱくガレージ&キッチンスタジオと左上のほうに書いてございますが、そういった調理室などがございます。  続きまして、おめくりいただきまして資料の4ページでございます。  こちらが3階と4階の図面でございまして、児童館、学童保育クラブのフロアとなっております。主な設備といたしまして、3階のちょうど一番西側の部分、左側の部分に学童保育クラブの育成室、また3階の東側、右側半分には児童館で使用いたします体育館、また4階は視聴覚室などというふうになってございます。  最後に、資料の5ページをごらんください。  今回の計画、地下1階を設ける予定となってございまして、地下には児童館の音楽スタジオやダンススタジオなど、音の出る設備が計画されてございます。  たびたびお手数でございますが、資料の1ページ目にお戻りいただけますでしょうか。  項番5番の応募の状況でございます。応募事業者、5事業者ございまして、一次審査の結果、3事業者を視察、ヒアリングの二次審査の対象事業者といたしまして、このたびの選定を行ってございます。  6にございますように、選定委員会は子育て支援部の職員、それと児童福祉に関する学識経験者の合計9名で構成しまして選定したところでございます。  資料をおめくりいただいて裏面、2ページ目、7の選考結果でございます。  こちら、一覧表となってございまして、表には二次審査の対象となりました3事業者につきまして、評価項目の大項目ごとの得点をまとめてございます。  表の一番下、計のところをごらんください。  まず配点でございますが、各委員2,095点、合計1万8,855点という配点でございます。  次に、表の右側、評価点でございますが、今回決定いたしました株式会社こどもの森が得点率68.6%の1万2,929点、次点になりますA事業者が得点率65.5%の1万2,358点、さらにB事業者が得点率65.2%の1万2,294点というふうになってございます。その結果、いずれの事業者も得点率は一定の水準を超えておりますけれども、評価点の最も高い株式会社こどもの森を決定事業者とするものでございます。  最後に、項番8の今後の予定でございますが、本委員会御報告の後、財務省関東財務局に選定事業者について報告を行うとともに、決定事業者とともに近隣の説明会を実施していく予定となっております。  説明会につきまして、具体的な日程は調整中でございますが、今月の末から来月11月の頭の時期に実施をする予定でございます。  また、31年4月以降、施設の整備工事に入りまして、再来年になりますけれども、平成32年4月に施設の開設の予定でございます。  説明は以上でございます。 ○関委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○関委員長  ないようですので、報告事項(9)目黒本町一丁目国有地における児童福祉施設整備・運営事業者の公募に係る選定結果についてを終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(10)訪問型病児・病後児保育利用料助成制度の実施について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○関委員長  続きまして、報告事項(10)訪問型病児・病後児保育利用料助成制度の実施について報告を受けます。 ○後藤保育課長  それでは、訪問型病児・病後児保育利用料助成制度の実施について御説明いたします。  まず項番1の経緯でございますが、区では、病気の回復期にありまして、保育園への通園が困難な児童の保育を行います病後児保育施設につきまして、各地区1施設を整備する計画と今しております。ただ、現在、東部地区及び南部地区が未整備地区となっております。区内に現在、病後児保育施設3施設ございますが、利用者の需要も高いこともありまして、日によりましては予約がとれずキャンセル待ちといった状況が発生する日がございます。  そこで、病後児保育施設の利用ができない場合などに自宅などでベビーシッターを利用した際の費用の一部を助成する制度を開始するものでございます。  項番2の制度の概要でございますが、対象者につきましては、区内に住所を有し、認可保育園や家庭福祉員などを利用しております、保育を必要とする未就学児でございます。  実施の時期は平成30年11月1日からで、日曜、祝祭日、年末年始は助成対象外でございます。  利用対象となる事業者ですけれども、こちら(3)に記載のとおり、公益社団法人全国保育サービス協会の加盟事業者、及び同協会が国から委託を受けて実施しておりますベビーシッター派遣事業の割引券取扱事業者としております。  助成金額につきましては、1時間につき1,000円、児童1人当たり1日10時間、年度内4万円を上限といたします。  申請方法ですが、ベビーシッターを利用した後に領収書等の必要書類を添付しまして区に申請をしていただきます。  項番3、区民への周知でございますけれども、10月25日号のめぐろ区報に掲載するとともに、ホームページでは10月中旬に掲載しまして、それとあわせて区内保育施設に利用案内を配布する予定でございます。  簡単ですが、御説明は以上でございます。 ○関委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○広吉委員  ベビーシッター事業の申請方法なんですが、領収書などの必要書類を添付して区に申請するとありますが、ベビーシッター加盟事業者、協会に加盟した事業者の領収書だけで、病院との連携の何かとか、そういったものは要らないのでしょうか。ベビーシッター事業者の領収書だけでいいのでしょうかというとこをお聞きします。 ○後藤保育課長  ただいま広吉委員の御質問ですけれども、申請の際に必要な書類としまして、まず保育利用料の助成申請書という様式がございますので、そちらを提出していただきます。  それとあわせて、先ほど申し上げた領収書、あと利用明細書になります。こちらは、ベビーシッターを利用した単価のみが助成の対象となりますので、交通費等は除かれますので、そこの明細書でその単価を確認いたします。  それとあわせまして、ベビーシッター事業者の料金表というのをホームページ等で印刷なりをしていただいて、それもあわせて提出をしていただきます。それによりまして、このベビーシッター事業者が先ほど申し上げた協会の加盟事業者かどうかというところを確認することができますので、対象の事業者というのはそこで特定することができることになっております。  以上でございます。 ○広吉委員  医療機関との連携を証明するっていうのは別段要らないということなんでしょうか。 ○後藤保育課長  失礼いたしました。  病院を受診したということを証明する書類も出していただきます。  以上でございます。 ○関委員長  ほかに。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○関委員長  ないようですので、報告事項(10)訪問型病児・病後児保育利用料助成制度の実施についてを終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(11)ヒーローバスの運行開始について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○関委員長  続きまして、報告事項(11)ヒーローバスの運行開始について報告を受けます。 ○吉田保育施設整備課長  それでは、ヒーローバスの運行開始について御報告申し上げます。  項番1、経緯でございます。  区は、園児が徒歩では通うことのできない広い公園等へ日常的に幼児専用車で園の保育士とともに送迎するヒーローバス運行事業の実施に向けて準備を進めてまいりました。先日の補正の審議の中で、クラウドファンディングの実施などについても御報告をしてまいったところでございます。  本事業に使用する車両でございますけれども、こちらは乗車する園児の安全性を確保するために、座席等を幼児専用に仕様変更してございまして、こちらの車両が完全に受注生産車でございました。このために、納車の予定が発注からかなり時間がたってございまして、納車の見込みが今、11月1日の夕刻か週明けの月曜日かどちらかというような形のところまで見込みが立ってまいりました。これに伴いまして運行を開始するというものでございます。  項番2、事業概要でございます。  運行開始は30年11月中ということで、今、9日の金曜日をターゲットとしております。納車の状況や準備の関係で若干前後する可能性がございます。  実施主体は目黒区、運行管理業務委託ということで、運転手さんをお願いして運行していただくような形を考えてございます。  対象でございます。区内の園庭のない保育園の園児ということで、安全に乗車できる年齢ということで、幼稚園児と同じ年齢、3歳児以上を対象とすることを現在考えてございます。  (4)使用する車両でございます。大きな車両ではなくて、普通乗用車のサイズのワンボックス車を仕様変更した幼児専用車。引率の保育士が3人と園児18人が乗車可能のものでございます。  (5)利用する公園等でございます。こちらは、運行しながらふやしていったりしていきたいとは考えてございますが、現在考えてるところでは、都立の駒沢オリンピック公園、それから都立の林試の森公園、それから区立の中目黒公園、区立の駒場野公園などを想定してございます。  項番3、今年度の実施内容でございます。  (1)段階的開始でございます。今年度中は試行の運用期間というふうに位置づけてございます。車両1台で運行を行います。実際の利用の中で園の意見、そういったものを聴取しながら、運行上の課題や各園からの利用希望調整の仕組みなどを整理して、来年度からの本格実施を計画しているところでございます。来年度以降の運行台数などは今後の予算編成の中で決定してまいりたいというふうに考えてございます。  (2)運行の準備でございます。運行開始前に、緊急時の連絡体制であるとか、それから乗車する場所やおりる場所、そういったところも含む運行ルートを実際に各園、希望する園の周辺も含めて確認を行ったり、それから安全運行に必要な留意点、こういったものを周知徹底するような活動をしてまいります。そのためには実際の車両も活用しながら準備をしないとならないところもございますので、納車後すぐに運行開始ということではなく、保育士による体験試乗、それから行き先公園への下見なども、実際に活用する保育園の保育士に行ってもらうような時間をとる予定でございます。  (3)運行本数でございます。当面は、午前中、それから午後、各1園の運行から開始しようと思っています。実際に運用していきますと、例えば午前中、駒沢公園に1園の園児さんを連れていき、そして一旦別の園にお迎えに行って、もう一回駒沢公園に連れていった後、それぞれ遊び終わった園児さんから順次園に戻るというような、午前中2園の利用ということも可能かなとは思っておりますが、まず最初は無理をせずに、午前、午後に1園ずつというような形で開始しようというふうに考えてございます。  公園での活動時間を1時間程度は確保したいというふうに考えてございます。また、園ごとの昼食の時間であるとか午睡の時間であるとか、それから季節によって、これから暗くなる時間が早くなってまいりますので、午後の運行の本数や時間帯なども考慮しながら1日の運行本数を設定してまいります。  利用調整の仕組みでございますが、こういったことを行いながら1日の運行本数を設定した中で、そこに対する利用申し込みを各園にしていただきまして、抽選により利用園を決定していくというような仕組みを考えてございます。  近隣の公園利用の状況とか、それから何度も申し込んでもなかなか当たらないところとしょっちゅう当たるところとっていうのも出てくることもあろうかと思いますので、なるべく公平に、そしてまたかつ必要性の高い園から当選するように、抽選の仕組みなどは若干調整をしながらやっていこうというふうに考えてございます。  御報告は以上でございます。 ○関委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○鈴木委員  この取り組み、非常にいいと思いまして、うまく運営、運用していければと思うんです。これからやっていく中での課題もいろいろ出てきてという中でだと思うんですが、まず1つお聞きしたいのが、クラウドファンディングを募っていて、きょう現在も見てるんですけども、12件で133万円余ということで、達成率としては十数%。それが多い少ないじゃなくて、ここで聞きたいのは、試行的にやるということで、1園運用すると1日1万円ぐらいの費用がかかるわけですよね。1日2園ということでいくと、単純に2万かかってくるということは、クラウドファンディングのところだけでは賄えないわけです。試行的な部分でも。まずそこの予算編成の面がどうなるのかっていうところが1つ。  もう一つは、運転手の話が出てきました。委託するということですけど、運転手というのは非常に重要なポイントになるんですけど、どういう形でどういう人たちにお願いしていくことを今考えているのか。この2点お伺いします。 ○吉田保育施設整備課長  委員の御質問2点についてお答えいたします。  まずクラウドファンディングにつきましては、今のところ12件ということで、ちょっと停滞をし始めてしまっているなというところはございます。今回の運行開始についての中で、またもう一度、報道機関等にプレスリリースなどを行いまして、クラウドファンディングを行ってることを広く全国的にも周知が図れればというふうに期待してるとこでございます。  予算のことでございますが、試行期間の部分に関しましては今年度の当初予算に計上させていただいたものでございまして、国の補助金が2分の1活用できることになってございますので、そちらの2分の1の補助金を活用して今年度の試行部分は行っていこうというふうに考えてございます。  来年度以降の予算編成の中でも、その国の補助金の部分と、それから今回集まったクラウドファンディングによる御寄付の部分と、そういったものと兼ね合わせながら、予算編成の中でどういった形で予算を組んでいくかということを決定してまいりたいというふうに考えてございます。  それから、運転手さんについてでございますけれども、この車両、サイズ的には普通乗用車のサイズなんですが、お子さんが18人乗れるということで、マイクロバスを運転する運転免許としては、中型の免許が必要になります。そういった中型の免許をお持ちの運転手さんを運行管理業務委託、例えば庁用車の中でも議長車や区長車などがその形でやっておりますけれども、そういった運行管理業務委託を請け負っている専門事業者のほうに手配をお願いいたしまして、そういった運転資格のある運転士さんを配置していただくような契約を取り交わしているとこでございます。  以上でございます。 ○鈴木委員  はい、わかりました。  区内にある認可保育所の中で、十分満足して園庭で遊べないところというのは8割近くあるという中では、ちゃんとやっていこうとすると、それなりの費用、運用的な費用もそうだし、バス台数、運転手の確保も必要になってくるのかなとは思っています。今、抽選っていう話もあって、偏りがないようにというような、多分もう今の時点でいろんなそういう課題も想定しながらやっていくことになるかと思うんですけど、試行的にやって、来年度本格的にという前提なのだと思うので、そうするとクラウドファンディングも当然これ続けていくのかなということの確認。ただクラウドファンディングだけではいろいろ厳しい面もあるので、予算措置ということも含めてできる限り偏りがなく、各園に行き届くように実施していくべきかなと考えます。そこのところが1つ。  もう一つは、運転士の部分に関してもきちっと安全・安心っていうとこ、まずこれが一番ですので、選定するときに運転手の過去の実績だとかそういったとこもしっかり見て決めていっていただきたいと思いますので、その2点を確認いたします。 ○吉田保育施設整備課長  今後の本格実施に向けまして、できる限り車両の台数は確保していきたいという所管としての思いはありますが、ランニングコストの部分が必ずかかってくるものでございますので、区全体の予算編成の中でその辺は決めていくというような形になってまいるというふうに考えてございます。  ただ、始めることが大切だと思いますし、それから園からの期待の声も今上がってきておりますので、安全に利用する園をふやしていきながら、できるだけ効果的に、効率よく行えるような方法を模索していきたいというふうに考えてございます。  それから、運転手さんにつきましてですけれども、こちらも委員御指摘のとおりでございまして、やはりプロの運転手さんをきちんと配置するということは必ずやっていかなければいけないことだというふうに思っておりますので、そういったプロの運転手さんを配置していただける事業者さんとの契約ということは必ずやっていこうと思っています。  そういった事業者さんですと、例えば運行前点検であるとか、それから職員の健康管理のところ、アルコールチェックであるとか、あと安全運転教育であるとか、なりわいとしてそういったものをやっている事業者さんでございますので、安全の点ではそういったところはすぐれたシステムを持っているところになっていくことと考えてございます。  以上でございます。 ○関委員長  ほかに。 ○広吉委員  このヒーローバスは、園庭を持たない保育園でということで始まったわけですが、今、その対象となる園っていうのは何園ぐらいあるんでしょうかっていうところが1点目です。  2番目。このヒーローバスの目的が園庭を持たない保育園児に遊び場をということなんですが、その先にある目的として、歩いて行ける近くの公園ではなく、大きな公園に行くことでどういった効果を目的としてやる事業なんでしょうかっていうところが2点目です。  3点目なんですが、雨天時や悪天候の場合はヒーローバスは運行できないか、それとも雨天時には屋外ではなく屋内とかも今後考えていくのかどうか、その3点を聞きます。
    ○吉田保育施設整備課長  この運行に関しまして、園庭のない保育施設、これは認可の保育施設だけではなくて認証の保育施設にもアンケートをとってございます。その中で、今の時点で活用を希望している園は19園でございます。来年度整備分がかなりたくさんございますので、来年度の整備の園がどの程度希望してくるかというようなところも出てまいるかなというふうに思ってございます。  それから、ただ単に園庭が狭い、あるいはないということだけではなくて、その園のロケーションによっては、この後御報告する案件がございますが、近くに公園があるというような園もございますので、そういった中で真に困っているようなところをやはりピックアップしていく必要があろうかなというふうに思っております。  2番目の広い公園に行くことについての効果でございますけれども、近くにある公園が今、複数園がかわるがわる使ってるような状況もあります。保育園の活動そのものは、近隣への御配慮その他で非常に神経を使って保育をしていただいています。そういった中で、大きな声を出したりしても御迷惑になるようなことがないとか、それから毎日そういうところへ行ければいいんですけれども、そういった機会が週に1回であるとか、そういう機会が持てるということは、園児の成長にも大きく寄与するところだというふうに思っております。そういったことも効果の1つとして考えてございます。  それから、雨天時の利用についてでございますけれども、保育園にいろいろとアンケートなどでも御意見伺ってるんですけれど、保育園によっては、晴耕雨読ではございませんけれど、雨の日は落ち着いた活動を園の中で行い、晴れの日は元気に遊ぶというようなめり張りの保育というのも非常によくて、雨の日に無理して体を動かすような活動をするっていうのを、それはそれでどうかっていうような御意見もいただいております。  ただ、今後ですけれども、体育館のような施設であるとか、そういったものが時間帯で活用できるようなところがあれば、例えば梅雨の間でずっと雨が続いてしまっていて、なかなか子どもたちも体を動かせないでいるというようなときは、体育館のような施設が活用できれば、そういったものも今後の検討課題かなというふうには思ってございます。  以上でございます。 ○広吉委員  対象の園は現在は19園で、まだ今後ふえる予定があるということなんですが、3歳以上っていうふうに今回、対象がなっているんですが、3歳以上で近くに公園とか遊び場がなく特に困っている園ということなんですが、小規模保育の2歳児とかも同じような状況ではないかというところを考えると、2歳はまだちょっと手がかかるというのはありますが、外遊びはとても必要な年齢っていうところで、ここをどのような議論で3歳としたのかっていうところを教えてくださいという点が1点目です。  目的というところは、今のたくさんの園が公園を入れかわり立ちかわりっていうところとか、近隣の迷惑、あと広々としたところで成長を考えてというところはわかりました。今後、駒沢オリンピック公園とか林試の森とか、かなり広いところに連れていったときに、保育士さんだけでは、広いので、またたくさんの人がいるので、見守るっていう点で課題が出てくるんではないかと思っています。そういうときに地域との連携とか、今まででも何度か意見を言わせていただきましたが、そういったところも考えているのでしょうかっていう点が2点目です。  あと、雨のときに晴耕雨読で園の中でというところもあれば、今後、体育館とかを考えていくということなんですが、オリンピック公園などは体育館とかもありますし、屋内だけではなく、雨がしのげれば子どもって遊べますので、そういったところを探しながら、せっかく1台っていうか、何台か今後整備していくのを有効利用して、屋内ではなく屋外での遊びというところを発展させていただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。 ○吉田保育施設整備課長  1点目の3歳児以上に限定している理由でございますけれども、バスに子どもを乗せるというのは、古くから幼稚園のスクールバスが行われていたと思います。こちらの幼稚園の年齢はやはり3歳児以上ということで、体の大きさや、車も幼児専用車ということで、一般的に幼児というふうに言いますと3歳児以上を指すんですね。そういったこともあります。2歳児ですと、そのお子さんの成長の度合いにも随分差があるので、安全に乗車できる2歳児も恐らくいるとは思いますけれども、より安全なところで線を引こうと思うと、今のような、これまでのバスに子どもが乗っている状況とかそういったものを踏まえて考えると、3歳で線を引くのが安全面に寄せた判断としては適切ではないかというところの理由でございます。  それからもう一つは、広いところに連れて行くと、それはそれで危険があるのではないかというところでございますが、その辺も、実際に例えば林試の森公園を活用している保育園、それから駒沢公園を活用している保育園は今現在もございますので、そういった園のノウハウとか、また園同士の情報提供とか情報交換の中で広めていっていただいて、安全に保育ができる形をやりながら運行していきたいと思っています。  最も大切なのは非常に頻繁に点呼をとることでございまして、乗車の前の点呼であるとか、それからおりたときには点呼し、そして遊んでいるときにも点呼し、というようなことで、人数確認をきちんとしながら行っていくということが非常に重要かなということはこれまでの園からのいろいろなヒアリングの中で出てきていることです。  あと一つ、あってはなりませんけれども、そのようなことがあって、例えばお一人行方がわからなくなってしまったというようなことが万が一起きたときのために、服装などを集合写真の形で最初に1枚写真を撮っておくとかっていうことをしておくと、こういった洋服を着ていることがすぐわかるとかいうようなメリットもあるというノウハウも聞いてございまして、そういった実際に保育を行っている園のノウハウみたいなものをきちんと集約しながら、そしてまた活用する園にそれをフィードバックしながらやっていこうというふうに考えてございます。  それから、雨天などの利用については、それも同じく、今までの園の活動の中のノウハウとかそういったことを聞きながら、どういった活用ができるかということは検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○広吉委員  安全面というところで幼児専用車両ということで、3歳児以上というところですが、2歳児で同じように自然体験、公園で体を伸び伸び動かすっていうことができない子どもたちのことも考えて、このバスがだめでも、そっちのほうの対策も考えていっていただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。  それと、大きな公園に行ったときの安全面の対応なんですが、利用している園とかにノウハウを聞きながらということと、あと点呼をしょっちゅうとってということですが、今回、こういう大きな公園を使うと、やれることが中規模の公園よりももっとダイナミックになってきますし、また体験できることも、いろんな植物を拾ったりだとか、自然体験として、そういう知識を持ってる地域の方たちと一緒に体験するとか、いろいろ発展系は考えられると思います。せっかく今回クラウドファンディングをして、未来の子どもたちの成長というところでうたっているのであれば、もっと自然体験をして、目黒区の子どもたちは理科とかそういったところが弱いと言われていますが、自然体験とかをやって、今後いろんな成長の基礎となるところに今力を入れていきますっていうような見せ方をすると、クラウドファンディングもまた違ってくるのではないかと思われます。  保育士の方たちは点呼というところが責任としてあると思うので、先生たちは伸び伸びと遊ばせるっていうことよりも点呼とか子どもたちの安全っていうところに視点がどうしても行くと思います。そこを補うのには地域の方だとか、あとボランティアの方たちとか、いろんな方たちの連携がないと本当にヒーローバスの効果というのは出てこないかと思いますが、その点はいかがでしょうか。  あと、連れていく場所も目黒区内に限らず、近隣区の体験がいろいろできるような公園も入れて、本当にすぐ近くにありますから、そういったところも対象にしていってもいいと思うのですが、それはいかがでしょうか。その2点を聞きます。 ○長崎子育て支援部長  今回初めて、全国でも初の取り組みでございます。そういったことからいろんな課題が出てくると思いますけれども、いずれにしろ、広い公園で子どもを遊ばせる。実際、いろんな保育園でもう既に大きい公園行ってますので、そういったノウハウを、先ほど課長も言いましたけれども、きちんと活用しながら、安全に伸び伸びと遊べる環境をつくっていくと。それがこの目的ですので、広い公園ならではの遊び方とかそういったものは、またそれぞれの保育園のいろんな方針とかもありますし、それから地域の方の連携、例えば先ほど場所の話も出ました。世田谷公園なんかに行くのも十分、距離的に可能な場所ですし、別に目黒区内にこだわる必要はなく、いろんな形で子どもたちがバッティングしないでうまく遊びに行けるような場所というのは選定していきながら、まずはこの1台確実に運用させて、いいところ、悪いところをいろいろ発見しながら発展させていきたいと、そのように考えています。  以上です。 ○広吉委員  最後に。  1回目だからこそ、今回クラウドファンディングで出資した人の思いも受け取って、区民と区が一緒にヒーローバスをつくっていくというような形で今後進めていってほしいと思いますが、いかがでしょうか。 ○長崎子育て支援部長  今回、ヒーローバス、クラウドファンディングをやるというのは、いろんな方々、社会全体で子どもの成長を支えていくと、そういう大きなことが皆さんに伝わっていけばという思いがあります。お金を集めるというのは、それはそれで大事なんですけれども、お金がある意味、集まろうが集まるまいが、社会全体で子どもを育てていく、皆さん、それに参加してください、そういう意味合いもありますので、そういったことも含めながら。  また、クラウドファンディングやっていただいた方には、子どもたちがどんなふうに喜んでいるのかとか、そういった声を還元するような仕組みも考えていますので、そういった形で寄付していたただいた方の思いをしっかり受けとめながら対応してまいりたいと思っています。  以上です。 ○関委員長  ほかに。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○関委員長  ないようですので、報告事項(11)ヒーローバスの運行開始についてを終わります。 ─――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(12)平成31年度賃貸物件等による認可保育所開設事業者公募による選           定結果について(中町一丁目) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○関委員長  続きまして、報告事項(12)平成31年度賃貸物件等による認可保育所開設事業者公募による選定結果について(中町一丁目)について報告を受けます。 ○吉田保育施設整備課長  それでは、31年度の賃貸物件等による認可保育所開設事業者公募による選定結果について(中町一丁目)の御報告をいたします。  今回、8月の当委員会にて報告をいたしました碑文谷五丁目の物件、こちら来年の10月の開設分になりますが、そちらに引き続きまして、今年度当初予算に盛り込んでおります債務負担行為分の予算措置、これによって来年度整備分の採択をしたものの2件目という形になります。  それでは、資料に沿って御説明をいたします。  項番1、経緯でございます。  8月31日に事業者より提案書の提出がございまして、賃貸物件等による認可保育所開設事業者選定委員会による書類審査の上、9月20日に候補事業者として選定をいたしました。  項番2、選定した開設提案について申し上げます。  名称は仮称でございまして、アソシエ油面保育園としてございます。  恐れ入りますが、1枚おめくりをいただきまして位置図をごらんください。  住所は中町一丁目16番でございまして、油面公園に隣接した、現在、駐車場となっている敷地でございます。祐天寺駅から徒歩12分程度の場所でございます。園庭はございませんため、この油面公園を代替遊戯場として認可申請を行う予定です。  鉄骨造の3階建ての専用物件を新築いたしまして、この新築した建物を借り受けた事業者が保育所として内装整備を行い、保育園として開設するものでございます。  一旦1枚目にお戻りいただきまして、(3)からでございます。  延べ床面積は450.66平米、定員はゼロ歳児からの67名でございます。年齢別の定員は記載のとおりでございます。  (5)開設時期、こちらは平成32年、再来年の4月の予定でございます。  開設事業者は、目黒区に本社がございます株式会社アソシエ・インターナショナルでございまして、現在のところ、認可保育所5園、認証保育所2園の運営実績がございます。このうちの認可保育所4園、認証保育所1園は目黒区内でございます。そのほかにも、港区の保育室、それから小規模保育所などの運営もいたしております。また、南、それから大岡山、宮前小学校の学童保育クラブの受託事業者でもございます。これに加えまして、来年4月に区内で3園の開設予定がございます。  施設設計案につきましては、2枚おめくりいただきまして、A3横使いの平面図をごらんください。  鉄骨造の3階建ての新築建物全部を保育所専用に内装を改装いたします。図面の右側のほうが油面公園でございまして、図面の上で接道してございます。1階には、玄関横に事務室がございまして、ゼロ歳と1歳の保育室、それから給食調理室がございます。  1枚おめくりいただきまして、2階になります。  2階には、2歳から5歳の保育室がございます。給食はエレベーターで、1階で調理したものをエレベーターで2階へ運搬されます。  1枚おめくりいただきまして3階でございます。3階には保育室はございませんで、保育士の更衣室などがございまして、それから公園側に水遊びスペースが屋上の形で設けられております。このような保育専用物件でございます。  それでは、恐れ入りますが、資料にお戻りいただきまして、項番3でございます。選定方法でございます。  こちらは項番1の経緯で御説明いたしましたとおりです。通常は、提案事業者の運営園の視察とヒアリング、こちらを提案に際して行うわけですが、6月に本委員会に御報告いたしました来年4月開園のアソシエ不動保育園、それからアソシエ学芸大学保育園、こちらの選定の際に既に視察、ヒアリングは行ってございますので、その審査結果を本提案の審査結果としてございます。  裏面にまいりまして項番4、選定結果、資料のとおりです。  評価点の合計が4,696点となってございます。得点率にいたしますと71.8%でございます。これまで採択してきた賃貸型の保育所の提案の中では、ロケーション、それから建物が専用の保育園だけが入っている物件であるというところで上位の点になってございます。  選定委員会の委員は資料記載のとおりでございます。  (6)今後の予定でございます。  12月に東京都の児童福祉審議会の意見聴取後に計画承認を受ける予定でございます。開園が再来年の4月と少し先でございますので、この建物の躯体着工、それから内装工事の着工がいつになるかということは今後決定してまいる形になります。  いずれにいたしましても、平成32年1月下旬には工事を完了する予定で、3月の認可手続を経て、32年4月に開園をする計画でございます。  御説明は以上となります。 ○関委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○関委員長  ないようですので、報告事項(12)平成31年度賃貸物件等による認可保育所開設事業者公募による選定結果について(中町一丁目)についてを終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【情報提供】(1)学校給食使用前食材等の放射性物質検査の結果について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○関委員長  続きまして、情報提供に移ります。  情報提供(1)学校給食使用前食材等の放射性物質検査の結果について説明を受けます。 ○村上学校運営課長  それでは、学校給食使用前食材等の放射性物質検査の結果について、情報提供させていただきます。  今回は使用前食材です。  表の下部、太実線枠が今回御報告分になります。9月11日から27日にかけて行いました、小学校13校、中学校6校、こども園2園の測定結果でございますが、いずれも不検出でございました。  御説明は以上です。 ○関委員長  ありがとうございました。  説明が終わりました。  質疑は特に。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○関委員長  ないようですので、情報提供(1)学校給食使用前食材等の放射性物質検査の結果についてを終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(2)保育園給食使用前食材等の放射性物質検査の結果ついて ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○関委員長  続きまして、情報提供(2)保育園給食使用前食材等の放射性物質検査の結果ついて説明を受けます。 ○後藤保育課長  保育園給食使用前食材等の放射性物質検査の結果ついてでございますが、資料記載のとおり、使用前食材、給食食材ともにいずれも検出せずでございます。  情報提供は以上でございます。 ○関委員長  ありがとうございました。  説明が終わりました。こちらも特にいいですね。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○関委員長  では、情報提供(2)保育園給食使用前食材等の放射性物質検査の結果についてを終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【資料配付】(1)平成30年度目黒区学力調査実施結果報告書 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○関委員長  続いて、資料配付に移ります。  資料配付(1)平成30年度目黒区学力調査実施結果報告書につきましては、皆様、黄色い冊子がございますが、本日は資料配付だけになりますので、後でよくごらんくださいますようよろしくお願いいたします。  こちらについては説明がないということですので、お願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【資料配付】(2)合理的配慮の提供事例集 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○関委員長  続きまして、資料配付(2)合理的配慮の提供事例集について、説明をお願いいたします。
    ○酒井教育支援課長  資料配付の(2)合理的配慮の提供事例集につきましては、私から若干御説明申し上げます。  本資料は、特別支援教育の視点を持つ教員の育成の具体策の1つといたしまして、目黒区立学校・園の教員向けに作成いたしまして、このたび完成いたしましたので、本日お配りさせていただきました。  今後の予定でございますが、10月12日開催の合同校・園長会にて配付の後、各校園の教職員全員に配付を予定しております。  また、11月開催予定の特別支援教育講演会や教育施策説明会などで保護者、区民の皆様にも配付いたしまして、11月上旬には区ホームページでのPDFの公開を予定しております。  私からは以上でございます。 ○関委員長  ありがとうございます。  これは合理的配慮のことですので、よく皆さん勉強していただければと思いますので、お願いいたします。  それでは、資料配付(2)合理的配慮の提供事例集についてを終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【資料配付】(3)官報(文化財保護法に基づく選定保存技術の選定等の告示) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○関委員長  資料配付(3)です。官報(文化財保護法に基づく選定保存技術の選定等の告示)について、説明をお願いいたします。 ○馬場生涯学習課長  それでは、目黒区在住の方が文化財保護法に基づく選定保存技術の選定の保持者として認定されましたので、その資料の配付でございます。  平成30年9月25日に官報により告示され、認定されたものです。  資料の下段のところに太枠で囲ってございますが、文部科学省告示第179号ということで、文化財保護法の規定により文化財の保存技術を選定保存技術に選定し、下欄に掲げる者を保存技術の保持者として認定したので告示をするというものでございます。  該当者でございますが、刀装(鞘)製作修理ということで記載のとおりでございます。  この方が9月25日に告示され、そして翌日の26日に港区のほうで認定書の交付式がございました。  資料説明については以上でございます。 ○関委員長  ありがとうございます。  特にないですね。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○関委員長  では、資料配付(3)官報(文化財保護法に基づく選定保存技術の選定等の告示)について終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【その他】(1)次回の委員会開催について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○関委員長  次に、その他でございます。  次回の委員会開催については、11月14日水曜日、午前10時から行いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、以上で文教・子ども委員会を散会いたします。  ありがとうございました。お疲れさまでした。...