5
出席説明員 鈴 木 副区長 一 宮
企画経営部長
(8名)濱 出
政策企画課長 清 水
施設課長
(
協働推進課長)
小日向
都市整備部長 髙 雄
住宅課長
(
街づくり推進部長)
池 本 参事(
都市整備課長・
大橋地区整備課長)
幡 野
中目黒地区整備課長
(
自由が丘地区整備課長)
6
区議会事務局 小 林 議事・
調査係長
(1名)
7 議 題
公共施設の
計画的配置・整備、
広域生活拠点等の整備及び
鉄道事業者
が行う
事業等の調査について
【視 察】
墨田区の
複合施設の視察について
・ピア緑(
高齢者福祉住宅)
・
江東橋保育園
・すみだふれあい
センター福祉作業所
・すみだふれあい
センター緑作業所(
シルバー人材センター)
【
報告事項】
(1)
自由が丘駅前
広場整備基本設計について (資料あり)
【
情報提供】
(1)
大橋地区第二種市街地再
開発事業の
事業計画変更について (資料あり)
【その他】
(1)次回の
委員会の開催について
─────────────────────────────────────────
○つ
ちや委員長 それでは、
公共施設整備・
まちづくり調査特別委員会を開会いたします。
本日の
委員会の
署名委員は、
佐藤委員、
森委員にお願いいたします。よろしくお願いいたします。
宮沢委員から欠席の届けが出ております。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(1)
自由が丘駅前
広場整備基本設計について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○つ
ちや委員長 それでは、
報告事項に入ります。
自由が丘駅前
広場整備基本設計について報告を求めます。
○
幡野自由が丘地区整備課長 それでは、
自由が丘駅前広場の
基本設計について御報告させていただきます。
駅前広場につきましては、平成22年度の整備を予定している
ところでございます。
駅前広場の
基本設計ということなんですが、この
基本設計の案の段階で、4月24日、これは再街の
委員会ですが、案ということで御報告させていただいております。その後、
地元説明会を5月29日に行いまして、6月12日に
自由が丘地区整備ということで、
基本設計(案)の図面を当
委員会にもお示しした
ところでございます。6月24日につきましては、当
委員会に
説明会の結果報告ということで御報告させていただいてございます。
今回の
基本設計でございますが、区議会あるいは
地元説明会等を踏まえまして、一部
整備内容を変更したということで、このたび
基本設計として取りまとめたということでございます。それで、現在は
基本設計に基づきまして
交通管理者と協議を行っている
ところでございます。
変更内容でございますが、資料の2番目でございます。4点ほどございます。恐れ入ります、A3添付の図面と御一緒にごらんいただきたいと存じます。
まず、(1)の
変更点でございますが、南側の
歩道部分に
植栽帯を設置したということでございます。図面でいいますと、ちょうど左手側のほうに黒く破線で囲っている部分、ここにつきましては、従前は高木の植栽を設けていたわけでございますが、そこに連続する
植栽帯ということで、薄い緑がございますが、
連続植栽ということで、ここに
植栽帯を設けるということでございます。理由といたしましては、緑化と、それから
横断抑止ということを兼ねるというふうに考えているものでございます。
それから2つ目、
女神広場入り口部分の植栽、これを中木としたということでございます。図面のほうで見ていただきます。ちょうど
真ん中左寄りの
ところ、
中木植栽と引き出しがあろうかと思いますが、ここの部分を従前は
低木等で考えていたものを、中木の植栽をするということでございます。
それから3つ目、
バス停前の
視覚障害者誘導ブロックを
歩行者動線に沿って設置したということで、図面の右側でございます。バスと書いてある
ところ、薄い黄色で表示してございますが、ここの
ところを動線に沿って、上のほうの
交差点方向まで
視覚障害者誘導ブロックを設置するということでございます。理由については記載のとおりでございます。
4つ目、
駅前広場から
女神ストリートへ連続する
視覚障害者誘導ブロックを設置するということでございまして、これも
図面右下のほうになりますが、囲ってある部分、ちょっと右の下のほうに
女神ストリートと書いてございますが、そこにつなげるような形で
誘導ブロックを設置するということでございます。
なお、
女神ストリートにつきましては、現在、
歩道部分、民地の部分と区道の部分をあわせて一体的な歩道ということで現在工事を進めている
ところでございます。これにつきましては今年度中に完成いたします。そこにもやはり
誘導ブロックを設置いたしますので、そこと連続するような形で今回
駅前広場のほうもその位置につながるような形で設置するということでございます。
以上が
変更点と理由ということでございます。
今後の予定でございますが、現在、
交通管理者協議、それから
実施設計を今年度中に仕上げまして、年度が変わりまして、もう少し、5月ごろになろうかと思いますが工事の着手、23年3月、22年度中いっぱいかけて工事の完成というようなスケジュールで進めていくということでございます。
報告のほうは以上でございます。
○つ
ちや委員長 報告は終わりました。
質疑を受けます。質疑ございますか。
○
森委員 今回の
変更点について、
植栽帯あるいは植栽を低木から中木へという
緑化推進の方向での変更については大いに結構だなと思っております。そこで、その点についての質問なんですが、(1)の
南側歩道部分に
植栽帯を設置したということについてなんですが、これは低木で
ツツジ類等なんでしょうか。その高さとか樹種とか予定がありましたら説明してください。
それから、2点目の
女神広場入り口部分の植栽についてですが、先ほどの説明で聞き取れなかったものですから、どこをどう変えるのかというのをもう少し詳しく説明してください。中木というのはどんなイメージの樹種を植えるんでしょうか。
それから3点目は、(1)の対岸の、西側になるんですかね、上の歩道にかかわる植栽なんですが、ここの部分は駐輪禁止とかそういうために
ボラードを設置するということにしているわけですが、以前の質問で、ここの緑化がどうしてもできないのかと聞きましたら、やはり
ボラード優先ということでできないということなんですが、こっちの今(1)の変更では、以前
ボラードを設置する予定を、
横断禁止という
意味合いも含めて植栽するという変更があったわけで、そういう
意味合いから言うと、上の歩道においても全部か
一定部分はそういう変更が
緑化推進の立場からできないのかと。どこがどう上下では違うのかということについての説明をお願いします。
以上です。
○
幡野自由が丘地区整備課長 1点目の追加した
植栽帯部分の
樹種等でございますが、ご指摘のとおり
低木植栽を考えてございまして、連続する形で植栽をしていきたいというふうに考えております。基本的には
ツツジ類等の植栽になろうかというふうに考えてございますが、現在、樹種については詳細には今後検討ということで考えてございます。
それから、2つ目の中木でございますが、位置的にはちょうど図面で言う
真ん中あたり、
タクシー乗り場の上のほうになりますが、そこの部分。ここに従前は花壇のような
ところで考えていたわけでございますが、ここに中木の植栽を植えるというふうに考えているものでございます。中木でございますので、樹種としては高さ2
メーター程度というようなものになろうかと思いますので、
樹種等については現在検討中でございます。
それから、西側の歩道、図面で言う上側のほうの歩道に緑化できないのかということでございますが、先ほど申し上げたとおり、1点目の
植栽帯につきましては、緑化とあわせて
横断抑止ということで考えているものでございます。ここにつきましては
横断歩道を設置して、
横断歩道を原則渡っていただくということを考えております。ただ、ここは車道の幅員が4
メーターということで、狭いということで乱横断の危険性があるということで、
植栽帯で
横断抑止も兼ねるというふうなことで変更したものでございます。
反対側につきましては、歩道の幅員がこちらの東側よりも狭いという
ところがございますので、
植栽帯の設置はなかなか難しいというふうに考えている
ところでございます。
そもそもここの
駅前広場につきましては、私どもの
交通量調査によりますと、昼間といいますか、朝7時から夜の7時の12時間交通でございますが、
歩行者そのものが
延べ人数で約14万人ぐらい
駅前広場で歩いているという結果が出てございますので、歩道を狭めれば可能ということはあるんですが、やはり一定の幅員は確保していかないと、
歩行者交通についてのふくそうがちょっと懸念されるという
ところもございますので、
反対側、片側だけの植栽ということで今回はとどめたという
ところでございます。
以上でございます。
○
森委員 最後の西側、図面で言うと上側の歩道についてなんですが、確かに東側、下の歩道よりも狭いと。そのために14万人からある
歩行者の通行にとっての妨げになりはしないかという点なんですけども、その点についての説明の趣旨はわかりますが、それならば、例えば植樹帯の低木の列植で幅をとるのではなくて、中高木、通行の妨げにならない、
幹回り程度の
スペースなら、幅なら、何本か植えればいいのではないかと思うんですけども、その点はいかがでしょうか。
○
幡野自由が丘地区整備課長 高木、中
低木等の植栽はどうかということでございますが、やはり一定の幅が必要になってきてございます。
高木等につきましては、やはり升の設置が必要になってきてございますので、そうなるとやはり
歩行者等の一部阻害になると。西側につきましては商店等が面しています。東側につきましては銀行の裏側といいますか、
店舗側入り口等の部分でもございませんので、そういう意味で、西側と東側の歩道の路面の形態が若干違うということもございます。西側につきましては商店が道路に面して開いているという
ところもございますので、やはり
歩行者交通等を考えると一定の幅は確保するべきだろうというふうに考えている
ところでございます。したがいまして、現状で、この形でということで考えているものでございます。
○つ
ちや委員長 ほかにございますか。
○
石川委員 誘導ブロックのことについてなんですけども、この
改定理由は福祉の
まちづくりの
整備基準と
障害者福祉課ということなんですけども、これは実際に
視覚障害者の方が歩かれて、必要性からということなんでしょうか。その経緯と、福祉の
まちづくりの
整備基準によるということは、案のときは、そうするとその基準に基づいたものではなかったんでしょうか。その辺の経緯を教えていただけますか。
○
幡野自由が丘地区整備課長 視覚障害者誘導ブロックでございますが、これにつきましては、案のときには
バス停の前等には設置してございませんでした。乗車口から駅のほうに行けるという
ブロックはあったんですが、交差点まで誘導すると、そこを通って図面でいいます上のほうまで誘導するような
ブロックを設定していなかったということでございます。これにつきましては、福祉の
基準等を再度見直したという
ところもございますが、
障害福祉課のほうと協議をした結果、ここにも必要だろうということで今回設置したものでございます。
あわせまして、
女神ストリートのほうでございますが、これも並行して検討してきた経緯がございまして、位置等が決まった段階で、ここにあわせて設置したということでございますので、検討の過程の中で追加をしたということでございます。
○
石川委員 福祉の
まちづくりの、その
整備基準というのがよくわからないで質問して悪いんですけれども、そうすると、この
整備基準というのは、そもそもきちんとしたものは決まっていなくて、それは当事者というか、状況で話し合った中で決めていくという形で、こうした
ブロックというのはつくられてくるということなのでしょうか。それと、こうした
まちづくりというか、こういう部分では、必ず障害のある方の参加というのは義務づけられているんでしょうか。
○
幡野自由が丘地区整備課長 福祉基準と申しますのは、各
施設ごとに東京都のほうで
整備マニュアルというか、そういうものを設定してございます。道路につきましては、例えば道路の
横断勾配であるとか、段差の関係、それから
誘導ブロックの設置の仕方等が規定されているものでございます。
前回お示しした
基本設計案がそれに沿ってないかということは、そういうことではなくて、
バス停の部分に誘導する必要があるかどうかという判断がございます。そういう
ところで
障害福祉課のほうと話をした中で、ここにも必要だろうということで決まったものでございます。基本的には動線に沿って、
誘導ブロックは設置していくということが原則でございます。
それから、
交差点等につきましては、ここに書いてありますとおり、方向と、それからストップ、そういうふうな形で横方向に記載のとおりの形で手前にとまれるようなものを設置するというようなことは規定の中にございますので、それが案の中で外れて出たという、そういうことではないというふうに考えているものございまして、あくまでも
障害者福祉とその後の協議の中で、ここにも必要だということで設置したものでございます。
ここの北側にもう1本、
バス停の右のほうに線がありますが、これが基本的な動線のライン、通行するための動線のラインというふうなことで設置してございますので、そういう意味で、ここの
動線ラインとしてはもともと設置はしてあるという
ところでございます。
それから、
障害者につきましては、基本的に私どもはこの
基本設計のまとめに当たって、
障害者団体等に説明させていただきました。これは去年の7月の下旬ごろだったと思います。説明をさせていただいて、その場での御意見は特にいただきませんでしたが、後ほど御意見があればということで、
障害者福祉課を通じて御意見をいただきたいということで御説明させていただきましたが、特段御意見はなかったという
ところでございます。
○
石川委員 あと1点なんですけれども、例えば動線ということなんですけども、例えばこの役所の入る入り口にもありますよね。南口かな、向こうのほうにあるんですけども、その動線、その
ブロックをつける距離っていうのは、それは例えばその建物とか、例えば駅からどれくらいというのは決まっているんですか。それともそれは利用するというか、人たちの要望なりとかその辺で決まっているんでしょうか。
だから、声があれば例えばそういう
ブロックは伸びるのかどうか。その辺はどうなっているんですか。
○つ
ちや委員長 石川委員、若干ずれている話はちょっと。その辺だと
障害福祉課に確認したほうが恐らく詳細なデータが出てくると思いますから。
○
石川委員 基準がそういうのがあるのかどうか。
○つ
ちや委員長 その辺までで。
○
幡野自由が丘地区整備課長 ちょっと十分なお答えかどうかあれですが、この
駅前広場につきましては、目黒区の
バリアフリー基本構想の中の
自由が丘地区の部分で
特定経路という指定がございます。そこについては当然そういう整備をしていくということで、そういうことも踏まえて、
駅前広場とこの
女神ストリートの部分については、そういう施設を整備していくということでやってございます。
御指摘のどこにでもということは、基本はそういうことだろうと思いますが、設置できる
ところとできない
ところが現実的にはあろうかと思いますので、ここの
自由が丘駅前広場に関しましては、今申し上げた
基本構想の中で場所として
特定経路という位置づけがございますので、今回、
駅前広場整備にあわせてこういう
ブロック等も整備していくという
ところでございます。
○つ
ちや委員長 ほかに。
○
関委員 ちょっと質問というわけじゃないんですけど、確認で、この図面上で
ベンチはどこにあるんでしょうか。あと、車どめというのは、車どめ間は鎖か何かでつながれているものなんでしょうか。
あと街路灯は、これはLEDか何かの
街路灯になるんでしょうか。
○
幡野自由が丘地区整備課長 ベンチでございますが、まず図面上の左側のほうに
女神広場というのがございます。そこのちょっと曲がる直前の
オレンジ色の部分に、二重線になっているかと思うんですが、そこの部分は
ベンチにしたいというふうに考えています。
それから、
バス停のほうになりますが、ちょうど4本、木がありますが、その真ん中の2本の間のあたり、ちょうど同じような色でございます、そこが
ベンチ。それからその上の同じような色になっている部分、ここもやはり
ベンチというようなことで考えております。
それから車どめ、
ボラードでございますが、ここは単独、独立柱といいますか、鎖でつなぐというふうなものは考えておりません。やはりつなぎますと、そこに
自転車等が立てかけられるというようなこと、とめやすくなるということもございますので、それは考えておりません。
街路灯につきましては、
商店街街路灯でございます。
商店街のほうでは、
産業経済課のほうに
LED化ということで要望を出しているというふうには聞いてございます。
○つ
ちや委員長 ほかにございますか。
○
赤城委員 1点だけお聞きしたいんですけども、たばこのエリアはどこなんですか。
○
幡野自由が丘地区整備課長 たばこの
喫煙所のことだと思いますが、現在2カ所、この
駅前広場にはございます。1カ所はちょうど図面上の右側の交差点の手前、
みずほ銀行の前が1カ所。それから、ちょっと図面上あれですが、左側の銀行と書いてある前、ちょうどここでいいますと、先ほど
ベンチをつくるといったあたりに今現在あるわけでございます。それで現在、
環境保全課のほうで、私どもも若干かかわっておるわけでございますが、
喫煙所の場所について地元と今協議をしている
ところでございまして、基本的には
喫煙所はこの中に、どこかに設けていくという
ところでございまして、場所についてはまだ地元と今協議中という
ところでございます。
○つ
ちや委員長 ほかにございますか。
○
松田委員 ちょっと
一つ確認なんですが、先ほど西側の境に中高木を植えられないということだったんですけれども、理由として
歩行スペースを確保するということだったんですが、先ほどの委員も言ってましたけども、中高木を何カ所か植えたって
歩行スペースの障害にはならないと思うんですけど、何かもう少し積極的な説得力のある理由はないんでしょうか。そういう理由だけですと、なかなか私も区民に説明ができないんですけれども。
○
幡野自由が丘地区整備課長 先ほど言いましたとおり、やっぱり歩道の幅員をどの程度狭められるかという
ところが
一つ考え方としてはございまして、こちら側については、やはり西側の部分については、東側に比べて歩道の幅員が狭いというところで、可能なところについては西側についても高木を植えているわけでございまして、物理的に難しいというところがあるので、今回、高木の植栽についても設置しなかったというところでございます。
先ほど申し上げたとおり、西側の部分、ずっと商店が張りついてございますので、人通りが多いという
ところ、それからできるだけ回遊性を持たせたいという
ところもございますので、歩行に支障がない形で整備をしていきたいというのが一つの考え方としてございますので、今回はこちらのほうには植栽を設けなかったという
ところでございます。
○つ
ちや委員長 さっき
森委員のときの説明で一つあったけれども、中高木の際の下の升の大きさとか、そういうのもちょっと説明してあげて。
○
幡野自由が丘地区整備課長 一応、
高木等を植栽するに当たりましては1メートル
四方程度の升が必要になるというふうには考えてございます。その部分が
歩行者が入れないという
ところがございますので、この幅員の中ではなかなか難しいというふうに考えているものでございます。
○
松田委員 それでも説得力があると私は思えないんですが、であるとすれば、じゃあ例えばほかに
ロードトレリスというのがございますよね。今1メートル四方ということでしたけれども、それはたかだか10センチぐらいですが、そういうものは設置できませんか。
○
幡野自由が丘地区整備課長 ロードトレリスにつきましては、どうしても
さく状のものを設置いたしますので、確かにそこにツタ等をはわせれば、緑化という
ところでは可能になってくるんですが、今回ここの
駅前広場については、駐輪場を
駅前広場につくらないという
ところで進めてきてございます。駐輪対策が出てくるということでございます。どうしても
さく状のものを設置いたしますと、そこに自転車を立てかけるとか、そこにチェーンを巻いてそこに駐輪をしていくというふうなことがどうしても出てくるという
ところで、今回、先ほども委員からございましたが、
ボラードにしたのは、やはりそういう
ところを避けたいという
ところでございます。
ロードトレリスについては、やはり
さく状のものをどうしても設置しなければならないという
ところで、駐輪を誘発するということが懸念されるということで、ちょっと今回は検討しなかったと、こういうことであります。
○つ
ちや委員長 ほかにございますか。
○
佐藤委員 図面の一番左側の
植栽帯の
ところなんですけれども、4本の中木にさくになるような、横断をしないような形というので、望ましいのかなというふうに聞いておったんですけれども、これは人の流れを見たときに、駅のほうから多いと思うんですが、この4本のわきを通って踏切のほうに向かったときのことを考えたときに、歩道が狭くなっていきまして、道路を渡れないということで、多くの方がこちら、狭まっていって、そして広くなって道路になるわけですけど、
反対側の上のほうの
商店街に行く方と踏切に行くほうに分かれる、もしくは時間帯によって逆のことが考えられるかと思うんですけど、一番左の上のほうの話をしているんですけど。そういったときに、確かに道路を渡るのは危ないんですけれども、やはり人が多くなったときに、ここからたくさんの人が行き来するという、この一番左の4本目の左端になるんですけども、その交通、人が行き来するのに対して、安全性とか物理的に大丈夫なのかとかいうようなことの検討はされたのでしょうか。
○
幡野自由が丘地区整備課長 踏切の手前の
ところの安全策ということでございますが、形態は、若干歩道は広げている
ところでございます。現状よりは歩道は広がっているという
ところでございます。西側のほうの歩道につきましても、これは現状ほとんど歩道状にはなってございませんで、歩道を新たに設置するような形になってございますので、
歩行者の安全ということに関しては現状よりは向上するというふうに考えてございます。
ただ、踏切につきましては、踏切そのものの幅員が変わってございませんので、その部分で今回の
駅前広場がその部分に寄与するという
ところは必ずしもないというふうには考えてございますが、ここの交通につきましては、従前よりは歩行の安全は高まるだろうというふうに考えてございます。
なお、踏切の中の整備につきましても、現在、東急電鉄との協議で、できるだけ渡りやすくということで、これは踏切の解消ということではなくて、踏切の中の通行をしやすくするということで現在、東急電鉄とも協議をしてございますので、そういうことをあわせて対策として考えていきたいというふうに思ってございます。
○つ
ちや委員長 ほかにございますか。
○坂本委員
女神広場の
ところはイベントに対応できるように平たんな空間とするという形になっているんですけれども、その後ちょっとどういう整備をするのか、芝生ではないと思うんですけども、整備の仕方をちょっと教えてください。
○
幡野自由が丘地区整備課長 御指摘のとおり、イベントにも対応するという形で
女神広場を整備するということでございます。日常は、やはり女神像もここの
ところに持ってきますので、待ち合わせ等、あるいは集う形ができるようなものに、しつらえはしていきたいというふうに考えてございます。
それで、整備の仕方でございますが、
ブロック舗装を考えてございます。ちょっと色が周辺と若干違うんですが、これはちょっと図面作成上のぐあいでございまして、基本的には周辺と同じような形で、中にスリットが入ってございますが、ここでアクセントをつけたいというふうに考えております。
周辺はボーダー状の模様がえといいますか、で若干アクセントをつけると。ここの中についてはスリットといいますか、格子状のものでアクセントをつけていきたいと考えてございますので、そういう意味で、
女神広場についてはアクセントをつけていくと。基本的に周辺と同じ素材で整備をしていくというふうに考えています。
○坂本委員 先ほど植栽の報告をいただきました。基本的にやはりなかなか少ないなという気がするんですけれども、夏の照り返しを考えると、やっぱりここの広場全体、かなり強烈な夏の日差しに耐えられるのかということを考えますと、これ、ほとんどアスファルト舗装で、浸透性というのはもう決まっていることですから、どこでもやるわけですけど、それを和らげるような形の整備というのは全くできないんでしょうかというのが、全体の舗装の仕方としてそれが1点です。
それから、今聞いた
女神広場はやはり基本的にはアスファルト舗装に変わりはないということで、そうするとやっぱりイベント等にも対応して、そこが非常に暑くてたまらないなんていう話になっても困るので、芝生とかそういうのっていうのは全く考えにくいものなんでしょうかね。
○
幡野自由が丘地区整備課長 舗装の素材でございますが、アスファルトではなくて
ブロックでございます。
ブロック舗装で浸透性のものを考えてございます。
夏場の日差し対策ということでございますが、確かに真ん中にないということはございますが、駅の部分、入り口の
ところには東急のほうで屋根も設置されている
ところでございますので、この
駅前広場の中にそういう
ところを設けていくのは物理的にもなかなか難しいと。それから、
女神広場の中にそういうものを設置いたしますと、やはりイベント等にも若干支障が出てくるという
ところもございまして、これは地元等も含めた懇談会の中でも議論はあったわけでございますが、ここについては広く使えるような
スペースということで、こういう形になってきたという
ところでございます。
地元のほうはここを日常的にも何かに使いたいというような御意向もございますが、現状ではなかなか難しい
ところがあるんですが、そういうような方向性を地元のほうでは今後考えていきたいという
ところでございますので、そういうものにも対応できるような形は必要かなというふうに考えているものでございます。
イベント等につきましては、
自由が丘は年間通して何回か大きなイベントがあるわけでございますが、ステージ等も組んだりしてやってございます。この
女神広場にそういうステージを組むような
スペースということで、一定の広さは確保しているという
ところでございますので、そういう
ところで対応を考えてきたという
ところでございます。
以上でございます。
○坂本委員 アスファルトと
ブロックというのは素材が違うということなんでしょうか。ちょっとその違いを教えていただきたいのと、それで現状の技術では、そういう夏の暑さを緩和するような、そういうことの対策をとるような、そういう舗装の仕方はないということですかね。あと
女神広場、私が言っているのはもちろん人工芝ではなくて天然芝なんですけども、そういう素材については全く考えられないということですね。
○
幡野自由が丘地区整備課長 舗装の素材でございますが、アスファルトは通常どこにでもある黒い舗装で、これは石油製品でございます。ここにかけるのはコンクリート製の
ブロックということで、カラー、色もつけやすいと。当然カラー舗装になりますので、コンクリート製の
ブロック等を使っていきたいというふうに考えております。浸透性ということで、雨水もそこからしみ込むようなものということでございます。
それから、夏の暑さを和らげる技術ということでございますが、これは保水性舗装というものが開発されてございます。これはアスファルトの目地の中に、ちょっと粗目のアスファルトの中に保水材をしみ込ませるということで、雨が降ったときにその保水材が一定雨水を保持していて、晴天時にその含んだ水を蒸散させるということで周辺の温度を下げるという、そういう保水性舗装というのがありますが、目黒区でも何カ所か始めてございますが、若干まだ十分な検証ができていない部分がございますので、この
駅前広場については、その保水性舗装については採用はしてございません。
ブロック状のものがございませんので、やはりカラー舗装等の対応がなかなか難しいということで、今回ここは
ブロック舗装ということでいるものでございます。
やはりここ、広場とは言いながら、道路の中でございますので、通常、道路の中は
植栽帯等で緑化を図っていくわけでございますが、道路を芝生でというのはちょっと考えられないということで、人工芝も含めてそうですが、道路の中をそういうことで整備するということはないというふうに考えているものでございます。
以上でございます。
○つ
ちや委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○つ
ちや委員長 それでは、
自由が丘駅前
広場整備基本設計について終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
情報提供】(1)
大橋地区第二種市街地再
開発事業の
事業計画変更について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○つ
ちや委員長 次に
情報提供ですが、
大橋地区第二種市街地再
開発事業の
事業計画変更について説明を求めます。
○池本
大橋地区整備課長 それでは、
大橋地区第二種市街地再
開発事業の
事業計画変更について、資料に基づき
情報提供させていただきます。
資料の1枚目をごらんください。
まず、表題の下の最初の文でございますが、全体の概要を記載してございます。東京都は昨年12月、これは下旬になりますけれども、
大橋地区の事業計画の変更について国の認可を受けたということと、区の対応として、法に基づき、これは都市再開発法でございますが、公告、縦覧を行うというものでございます。
今回は第4回目の変更で、もともとのものは平成17年3月に決定してございます。1回目の変更は平成17年11月で、1-2棟の設計内容の見直しなどによるものでございます。2回目は平成19年6月で、1-1棟の用途や低層部の設計見直しによるものでございまして、3回目は平成20年9月で、周辺区道の幅員構成の変更によるものでございます。
これらのうち、特に2回目の設計
変更内容につきましては区予定施設に影響があるということで、当
委員会、当時は再開発・
街づくり調査特別委員会でしたけども、
情報提供等させていただいてきた
ところでございます。
次に、1の
事業計画変更の経緯でございますが、東京都は1-1棟について昨年、特定建築者を決定した以降、
実施設計を進めていく中で、施設計画の共用部分や建築面積等の一部と資金計画の見直しを行い、国の担当部署と調整しながら事業計画の変更に至ったということでございます。
次に、2の
変更内容の概要でございますが、主に3点ございます。1点目は(1)の建築面積等の変更でございます。これらにつきましては、経緯の中にありましたように、関係法規により面積に参入する部分、しない部分の精査の結果、あるいは共用部分の見直しにより増減が生じたことによるものでございます。なお、昨年10月の当
委員会で内装設計素案について
情報提供させていただいておりますけども、その資料にお示ししておりましたとおり、9階のバルコニーの端にありました屋外階段は法規上不要ということで見直した部分も今回含んでございます。
2点目は、(2)に記載のとおりで、事業計画書中の各概要の表記の変更でございます。後ほど説明申し上げますが、主に数字表記を約幾らというものに修正したことによるものでございます。
3点目は、(3)に記載のとおりで、資金計画について見直したもので、これも後ほど説明申し上げます。
次に、3の変更に関する公告、縦覧についてでございますが、(1)に記載のとおり、東京都では本年1月12日に告示し、関係図書を記載の場所で事業完了まで縦覧いたします。(2)に記載のとおり、区でも1月19日に告示し、関係図書を縦覧している
ところでございます。
次に、
変更内容対照表で説明申し上げますので、資料の2枚目をごらんください。A4横書きになりますが、下にページが振ってございます。
1ページ目で、
変更内容部分の対照表でございます。上半分の表が変更前、下半分の表が変更後のもので、変更部分は薄く色がついている部分でございます。表の上に記載のとおり、1-1棟、1-2棟の高さなどの表記変更、記載の各面積の変更で、先ほど申し上げました理由で、施設計画内容の一部を変更したというものでございます。
次に、裏面の2ページ目。よろしいでしょうか。下に2というページ数が振ってあると思います。1-1棟、1-2棟の施設概要の表記でございますが、上2つの表が変更前で、下の薄い色がついた表が変更後のものでございます。表上の記載のとおり、表上にあります、わかりやすく再構成したという表示がございますが、それが変更した理由でございます。
次に、3ページ目、よろしいでしょうか。住宅の規模、戸数でございますが、上の表が変更前で、下の表が変更後でございます。変更後の表で薄く色づけした部分が変更部分でございます。表の上に記載のとおり、戸数の表記を約幾つという表記にしたものでございます。
次に、裏面の4ページ目、最後の
ところでございます。資金計画変更新旧対照表でございます。上の表が収入、下の表が支出で、それぞれの中で左側から事項、項目ですね、それから変更後、変更前、変更金額を記載してございます。各事項につきまして、東京都から説明を受けている範囲で変更理由等を申し上げます。
最初に、収入の市街地再
開発事業補助金でございますが、再開発費、この内訳です。再開発費の増分は建築工事費増に伴う補助対象費の増及び補償費の精査や入居時期の変更に伴う追加補償対象費の増などによるものでございます。都市再生緊急促進費は新規の補助事業の導入による増などによるものでございます。
それから、都負担金は国庫補助金の再開発費の増に伴う裏負担分の増でございます。
保留床等処分金の増は、必要額を計上しているとのことでございますが、景気スライド方式による特定建築者からの戻し分やオプション工事費などを見込んでいるとのことでございます。
その他収入の増は、預金利子などの雑収入でございます。
次に、支出でございますが、工事費の内訳の中で、
公共施設工事費は再開発区域内の道路整備に関する費用の精査による減でございます。建築設備本工事費の増は、1-1棟及び1-2棟の建築工事費の増分でございます。
用地費及び補償費の増は、権利床撤回見込みに伴う用地買収費及び補償費の精査、並びに入居時期の変更に伴う追加補償費の増などでございます。
次に、権利変換諸費の減は、調査設計費の減によるものでございます。
最後に、事務費の減は、人件費や雑費の減によるものでございます。
最後に、資料に記載はございませんが、従前権利者及び区にかかわる分として申し上げますと、まず従前権利者に対しましては影響は特にないとのこと。区の床取得予定額に関しては、従来から協議しておりますとおり、完成時の時価で取得していくということを確認してございます。
説明は以上でございます。
○つ
ちや委員長 説明が終わりましたが、この件に関しまして何か質疑ございますか。
○
森委員 さまざまな点で変更が行われているようですけれども、まず容積対象面積についてなんですが、これは対象面積除外ということがあって、結果的に実質的な容積率はどうなったかという
ところなんですが、その数値を示していただきたいと思います。変更前、変更後の容積率の違い。
それから、その容積率の関係法規で精査をしたようですけれども、法規上不要の部分を削ったということなんでしょうが、そのあたりの説明をもう少ししてください。それが1点です。
それから、2ページ目の各階の床面積を削除して、施設建築物の主要構造及び用途にわかりやすく再構成したということで、変更後はかなり簡略化したものになっているんですが、どうしてわかりやすくする必要があったのか。ちっとも、上のほうがわかりやすいような、説明が丁寧だし。逆に丸めちゃってわかんなくなっちゃったっていう感じがするんですが、その点はいかがでしょうか。
それから、資金計画についてですが、上一再開発も77億円から85億円に、再度にわたる変更によって、再々度ですかね、補助金がふえました。この大橋一丁目についても45億円余収入がふえたと。そのうち今回の変更の大半が国庫補助金であるという、大半とは言いませんかね、半分を占めているということなんですが、これはちょっと先ほどの説明ではっきりわからなかったものですから、おさらい的な質問にもなるかと思いますが、国庫補助金がふえた理由について、都市再生緊急促進費というものの説明も含めて詳しくお願いをいたします。
それから、保留床等の処分金の26億円余なんですが、これについても改めて御説明を、より詳細にお願いしたいと思います。
以上です。
○つ
ちや委員長 基本は東京都事業なので、できる範囲でお願いします。
○池本
大橋地区整備課長 私どもも、冒頭の説明で申し上げましたように、東京都から聞いている範囲でお答えさせていただきたいと思います。
まず、1点目の容積率の関係で、対象面積の変更がございました。数字につきまして、まず申し上げますと、従前が8万3,094平米でした。
(「ゆっくりお願いします」と呼ぶ者あり)
○池本
大橋地区整備課長 変更前ですね、8万3,094平米。変更後が8万3,583平米。これを約にしたところ、8万3,590平米になったということでございまして、引き算をいたしますと、489平米の増ということでございます。この主な内容としましては、一番大きいのは地上4階のところ、これが309平米増になっておりますけども、これは従来算入されていなかった部分が、例えばトランクルームを新設したり、あるいは駐輪場のラックの設置の結果、増という
ところ。
それから、地上6階で280平米ほどふえておりますけれども、これは共用施設、住宅共用の分です。ですから区には直接関係しない部分でございますけども、そういう部分が面積算入の対象になったという
ところでございます。その他各階でいろいろ増減はございます。
それから次に2点目の、別紙の2ページ目の、再構成してかえってわかりづらいんじゃないかという御質問ですが、東京都に聞いた
ところでは、国との調整、国のほうでは全国一律にこういった事業計画書を見ておりますので、それに倣ってこういうふうに変更したということで聞いてございます。
それから3点目の、資金計画の3つお尋ねがございましたけども、1つ目が国庫補助金の内容でございますが、増分として建築工事費増に伴う補助対象費の増、これは先ほど申し上げました床面積が実質的にふえている分もあるということでございます。それから、補償費の精査や入所時期の変更に伴う追加補助対象費の増、これは工期が延びたということがございました。その関係で補償費も増額したと。それに見合う補助対象費の増ということでございます。
それが主なものでございまして、次に都市再生緊急促進費というものでございますけども、これは当初の国補助の対象の上乗せ分というふうに考えていただければよろしいかと思いますけども、ただ、建物の主には共用施設分というのが国庫補助の対象でございますけども、建築工事費の分ですね。これ以外の部分で都市再生緊急促進費というのが対象になったということで聞いてございます。
それから、最後の保留床の処分金の関係でございますけども、先ほど申し上げましたように、景気スライド方式による特定建築者からの戻し分、これは公募時、応募した時点ですね、昨年の初めのころになりますけども、その時点で特定建築者が分譲価格、予定価格というのを一応設定してございました。それを販売時期の分譲価格、それが景気回復によってかなり上回っているという場合については、その差額分のうち一定程度、これを東京都側に戻すというものでございます。
それからオプション工事費につきましては、これは権利者等あるいは入居者等からオプションで、特に住宅分かと思いますけども、工事費増の場合はそれが収入として見込まれると。ただし、これは工事費にもはね返りますので、これは見合いの分ということになろうかと思います、
以上でございます。
○
森委員 再
開発事業において資金計画が変更になるということは多々あることなんですけれども、それがえてして補助金の増の方向にほとんどが進むということで、税金投入額がふえるということに対して厳しい住民の批判も伴うわけです。
今回の大橋一丁目の資金計画についても、国の補助金と東京都の補助金で19億円余が増額されております。そういう意味でやはり、理由についての説明は今ありましたけれども、特に都市再生緊急促進費が国庫補助の対象外、これまで対象になってなかった部分まで対象にして出るようになったと。13億円余あるわけですから、これについての不透明感というのは非常に残るわけです。区としては都から説明された範囲でしか答えられないというのはわかりますけれども、ざっくり言えば、足りなくなったからもっとくださいよというふうに住民からは映るわけです。そういう意味では納得できない部分もあるわけです。
そこで質問なんですけれども、1-1棟における特定建築者募集の際に、当初の190億円が19億円に、10分の1にまで下がったということを含めて、大橋一丁目の再開発に対する唖然とするような状況について、区としてもやはり都の第二種事業であるということで、そういう動きを区の責任が薄いというふうに思うのではなくて、本当に税金でやられているということを肝に銘じて、やはり担当者自身が本当に納得できるような
ところまで聞きただしていくと。直接接触しているのは区の所管であるわけです。議員もそういう立場にはありません。ですから、そういう意味で、区民の疑義が生じないような立場に立って、聞かれたら話すというのではなくて、みずから積極的に聞きただして究明していただきたい。その姿勢について1点お伺いします。
○池本
大橋地区整備課長 大橋地区におきましては、この再開発というのは、
まちづくりの上で非常に大きなウエートを占めるという部分でございます。大橋ジャンクションの建設という部分もございますけども、それに影響を与えるということでは、特に従前の権利者の方々、そして周辺の方々、そういう部分もあります。区でもそういった方々を含めて、
まちづくりについて話を進めてきてございますけども、再開発については地元のいろんな要望も含めていろいろ対応してほしいということは従来からも言ってきておりますし、地域に貢献するような内容でいろいろ進めてほしいということも言ってきてございます。
そういう意味で、例えば国道246の横断デッキについては再
開発事業者側も協力して実現可能となってきたという経緯もございます。あるいは緑化についても敷地内、できるだけ多くの緑化という部分で環境への配慮も一定程度されているということもございます。
こういった収支の面ではまだ不確定な部分も一部はございますけども、私どもも引き続き、
まちづくりの観点あるいは周辺への影響という部分で、区としていろいろ申し入れし、必要な事項については直接、間接問わず、十分説明を受けていきたいと、あるいは聞いていきたいというふうに考えている
ところでございます。
以上でございます。
○つ
ちや委員長 よろしいですね。
ほかにございますか。
○坂本委員 1点目の容積対象面積が約500平米ぐらいですけれども、ちょっとしたでかい建物という感じなんですよね。これ、当初この4階、6階の部分を入れなくてもよかったという、ずさんなのか、この際ちょっと入れておこうというふうにしたのか、ちょっとよくわかんないですね、こういうやり方というのが。それが1点。それをどういうふうに東京都から聞いているのかというのが1点。
それから、これは東京都の広報、公告、縦覧ですから、すべての都民の皆さん、区民の皆さんにお知らせする物件ですよね。これ今までこういうくくった公告、縦覧というのはやっているんですかね。私ちょっと全然不明で、例えばこの棟のどこそこにどういうものができているということをみんな見ていくわけですよね。それから約690戸とかって書いてありますけれども、約っていうのが、何でこんな公告の仕方をするのかなと、ちょっと解せないんですけども、国と調整したって今言ってましたよね。こういうやり方にするんですか。全部くくっちゃうんですか。
それと、最後の資金計画の新旧対照表のほうなんですけども、この都市再生緊急促進費というのはいつ決まったんですか。足りなくなったからくれよという話になって、どういうふうに決まっていったんですか。
それから、支出の部分の
公共施設工事費、変更前が4億3,400万円で、今回9,400万円、3億円近く減額されているんですけども、これの内容をちょっと教えてください。
以上です。
○池本
大橋地区整備課長 まず、1点目の面積の算入についてでございますが、先ほど申し上げましたように、大きな
ところでは4階と6階ということでしたけれども、これは4階については駐輪場が2段式ラック設置による増ということで、建築基準法の床面積算定の中で、このラックの形態変更による増ということで聞いてございます。それから6階部分については、先ほど申し上げましたように、住宅共用の部分で、当初の算定しなかった理由というのはちょっと私どもも聞いてございませんけども、これは共用施設で、例えばロビー的な使い方とか、そういう部分で増になったという内容で聞いてございます。
それから、2点目の数字についてでございますけれども、特に別紙の例えば3ページの戸数の数字を丸めたということでございますけども、これは先ほども申し上げましたように国との調整の結果なんですが、この理由としては、工事、これから始まりますけれども、その中で、また設計変更等で1戸、2戸変わる可能性もあると。そのときに、じゃ、またそれを
事業計画変更するのかという部分のやりとりがあって、全国的にはこういった丸めた数字で表記しているということなので、今回それに合わせて表記を変えているということで聞いてございます。
それから3点目の、収入のうちの都市再生緊急促進費でございますけれども、申しわけございませんが、これが具体的にいつこの制度があって、いつ都が決定を受けて入れ込んだかという、ちょっと日時までは確認してございません。ただ、先ほど申したように、平成20年度の時点ではなかったので、恐らく21年度、今年度ですね、ということかと推測はされます。
それから、最後に支出の減のほうでございますけども、
公共施設工事費で3億4,000万円余の減でございますけども、これは道路整備に関することで、先ほど申し上げましたけども、区道で例えば電線類地中化等がございます。この部分かなり額も大きくて、これをいろいろ精査していく中で、精査の内容まではちょっと聞き漏らしておりますけども、電線の地中化の部分でかなり減額できたということでは聞いてございます。
以上でございます。
○坂本委員 ちょっとすべてにおいて、容積率についても、それから公告、縦覧のあり方についても非常に不満が残るんですけども、これは今、
大橋地区担当の方に言っても仕方がないことなので、そういう要請については伝えていただきたいなというふうに思います。
それで、
公共施設工事費については、そうすると、内部については全く変更がないと。地中化だけでこれだけ減額がされたということですか。ちょっと再度。
それとあと、保留床の処分金なんですけども、これは特定建築、先ほど説明があったように、前からもずっと説明あってるんですけども、特定建築者の方はこれで26億円上乗せをして払うよということを了解をしたということでよろしいんですか。それはこの資金計画が明らかになって初めてわかったことなんですけども、これまで東京都と特定建築者の間で交渉があって、そういう結論に達したということでよろしいでしょうか。
なお、保留床の売却部分が大きくなっていくと、これがもう少し大きくなっていくという考え方も東京都と建築者の中では確認をしているんでしょうか。
○池本
大橋地区整備課長 1点目の
公共施設工事費の減の内容でございますけども、先ほども申し上げましたように、主なものとして電線類地中化の内容を精査して減ということでございます。これは周辺区道の部分でございますので、かなり延長もございます。その他の部分というのはちょっと聞き及んでおりませんので、そういうお答えとさせていただきます。
2点目の収入の分の保留床処分金で、特定建築者の分でございますけども、先ほど申し上げましたように、スライド方式で、これで額を確定して了解したということではございません。あくまでもそういう状況が発生したら東京都のほうでは戻してもらう。特定建築者についても、そういう状況になれば繰り戻すということでの了解はしているというのは聞いてございますけども、額が幾らでということでは聞いてございません。
以上でございます。
○つ
ちや委員長 今の説明の中で、完成時の時価でスライドするということを確認しているというだけなんですよね、要するに。だから今後上がるか下がるか、その見込みを今の段階でここでつけたのがこの金額ということでいいんですよね。
○池本
大橋地区整備課長 委員長御指摘のとおりで、完成時の時価といいますか、販売価格ですね。応募時に設定した販売価格、特定建築者がですね。それから販売時点の販売価格ですね。この差が当然景気回復すれば上回るだろうと。その場合、その差額について一定程度、一定程度と申しますのは、当然、販売者側もそれなりの経費がかかってるわけですから、その分を差っ引いて、残りを東京都側へ繰り戻すと、そういう内容で聞いてございます。
○坂本委員
公共施設の部分の、周辺道路とその他の部分ということなんですけども、その他はごくわずかということですか。ほとんど道路の部分ですか。その他の部分がすごく大きくて何か変更があるということではないですね。
○池本
大橋地区整備課長 ほとんどが電線類地中化による減の分というふうに聞いてございます。
○つ
ちや委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。