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  1. 江東区議会 2018-03-09
    2018-03-09 平成30年区民環境委員会 本文


    取得元: 江東区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-04
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1               午前9時59分 開会     ◎開会の宣告 ◯委員長  おはようございます。ただいまから、区民環境委員会を開会いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題1 議案第20号 江東区住民基本台帳カードの利用に関する条例を廃                止する条例 2 ◯委員長  それでは早速、委員会審査に入ります。  議題1「議案第20号 江東区住民基本台帳カードの利用に関する条例を廃止する条例」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 3 ◯区民課長  議題1、議案第20号、江東区住民基本台帳カードの利用に関する条例を廃止する条例について御説明いたします。  恐れ入ります、資料1をごらん願います。  まず、1、条例案の趣旨についてですが、住民基本台帳カードについては、これまでの条例に基づき、住民票写し等各種証明書自動交付機で交付しておりましたが、平成28年1月からのマイナンバーカードによるコンビニエンスストア等マルチコピー機での交付サービスの開始に伴い、従来の自動交付機を今月末をもって廃止することから、当該条例を廃止したいと思っているところでございます。  今回の廃止につきましては、マイナンバーカードによる交付のほうが、数が格段に多い最寄りのコンビニエンスストア等で行え、また、利用可能時間も朝6時半から夜11時まで利用できるなど、マイナンバーカードを使ったより利便性の高いコンビニ交付サービスの一本化を図るものでございます。  なお、現在、マイナンバーカード交付枚数は、2月末現在で7万4,296枚、これは1年前と比べまして、2万4,000枚ほど増加しておりますけれども、月に大体2,000枚程度、交付し続けておるところでございますが、その交付率は14%を超えまして、全国水準を上回る水準で推移しているところでございます。  また、今回の廃止につきましては、2年前の平成28年3月に議会のほうへ報告した際には、翌年の平成29年3月までに廃止としておりましたが、それをさらに1年延期しまして今月末までとし、猶予期間を設けるなどの取り扱いをさせていただいております。  なお、従来の自動交付機の廃止に関する周知についてですが、区報については、平成28年11月以降で10回ほど掲載いたしまして、周知を繰り返すとともに、28年11月11日以降については、ホームページに掲載及び自動交付機自体に大きく掲示することでPRを図り、29年及びことしの3月1日から3月31日には広告モニターで情報を流し、29年11月からは証明係、出張所、保健相談所、図書館、文化センター等でチラシの配布、ポスター掲示、29年12月から今月にかけては、区内の広報板240カ所に掲示するなど、幅広くかつ粘り強く周知を図ってきたところです。  さらには区民からの問い合わせに関しまして、今月12日から区民課に専用電話、これは自動交付機終了ダイヤルというものですけれども、これを設けることによって、区民の疑問や不安の解消、マイナンバーカード取得への働きかけを行ってまいります。  次に、2、条例案の概要については、これまでの条例を廃止するものでございます。  次に、3、施行期日につきましては、平成30年4月1日でございます。  説明は以上となりますが、よろしく御審議の上、御可決くださいますようお願い申し上げます。
    4 ◯委員長  本案について、質疑を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 5 ◯委員長  お諮りいたします。  本案は、提案のとおり可決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 6 ◯委員長  御異議ございませんので、本案は提案のとおり可決することに決しました。  なお、その旨を議長宛て報告いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項13 羽田空港機能強化に関する説明会(4回目)の結果につい            て 7 ◯委員長  続きまして、陳情の審査に入ります。  ここでお諮りいたします。  これから審査いたします、羽田空港機能強化に関する陳情につきましては、報告事項13との関連が深いことから、ここで審査順序を変更し、まず、報告事項13の報告を聴取し、その後に陳情審査に入りたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 8 ◯委員長  御異議ございませんので、報告事項13「羽田空港機能強化に関する説明会(4回目)の結果について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 9 ◯環境保全課長  それでは、報告事項13でございます。  恐れ入りますが、資料の15をごらんください。  羽田空港機能強化に関する説明会(4回目)の結果でございます。  1の日時及び場所は、記載のとおりでございます。  2、実施内容ですが、(1)のパネル展示では、これまでの機能強化の必要性や新飛行経路の内容に加えまして、新たに落下物に対する安全面への方策等が加わりまして、来場者の方も関心を持たれたようでございます。  なお、会場の様子につきましては、次のページに写真を2枚、様子を掲載しておりますので、後ほど御参照いただけたらと存じます。  (2)ですが、今回も疑似航空音試聴コーナーを設置して、体験をしていただきました。  (3)ですが、国の職員による個別説明も今回は管制官や整備士の方も説明員として加わっていただいたようで、区民からの質問に対して、きめ細かく対応するオープンハウス型で実施をされました。  3の関係者及び来場者の数は記載のとおりですが、国の職員も前回は8名でしたが、今回は20名が配置されました。  なお、来場者数の数はパンフレットを手渡した数でございまして、今回、オープンスペースオープンハウス型で開催をいたしましたので、パネル展示のみを見ていただいた方を合わせると200名以上の方がごらんになったという報告を受けてございます。  4、会場でいただきました要望や意見でございますが、一番多かったのが騒音や安全性についてで、そのほか飛行航路の運用や説明会など情報提供の充実、その他として試験飛行の実施を希望するなど、3点がございました。  報告は以上でございます。 10 ◯委員長  本件に関する不明な点の質疑につきましては、この後の陳情審査の際、あわせてお願いいたします。  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題2 27陳情第42号 羽田空港機能強化に関する説明会についての陳情                 (継)     ◎議題3 27陳情第44号 荒川上空羽田空港出発機の経路としないことを                 国、都に働きかけるよう求める陳情(継)     ◎議題5 28陳情第40号 羽田空港発旅客機の新たな騒音影響に関する陳情                 (継) 11 ◯委員長  次に、議題2、3及び5の3件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 12 ◯委員長  御異議ございませんので、議題2「27陳情第42号」、議題3「27陳情第44号」及び議題5「28陳情第40号」の3件を一括議題といたします。  なお、27陳情第44号につきましては、追加署名簿が提出されておりますので、事務局より報告いたさせます。                (事務局報告) 13 ◯委員長  理事者から、一括説明を願います。 14 ◯環境保全課長  ただいま一括審査となりました3件の陳情につきましては、先ほど報告事項13で御報告した内容以外は、特段の進展はございません。  国は、関係地域への丁寧な説明をこれからも努めていくということを言ってございます。住民説明会を継続していく意向ではありますので、本区としましては、要望書を提出しております。その内容として、引き続きの教室型、また騒音対策、また安全対策への充実は、今後も求めてまいりたいと思っているところでございます。  以上です。 15 ◯委員長  本案について、報告事項13とあわせて一括質疑を願います。 16 ◯赤羽目民雄委員  おはようございます。私もこの説明会、参加させていただきました。今、環境保全課長の説明ですと200名を超える方が展示パネルを見たり、本当に関心の高さを感じてきたのですけれども、この間の議論の中で、この説明会で寄せられた要望や意見は、まとめて冊子か何かにして、ニュースペーパーにして配布されると伺ったのですけれども、私も説明してくれた国土交通省の方にお話を伺って、どんな意見が多いですかと言ったら、やはり説明会をもっときちんと教室型でやってほしいという意見がありますということをおっしゃっていました。  まず1点、その中でどんな意見が寄せられたのか。それについて、国は一つ一つお答えなさる、そういう文章をいつごろ出されるめどなのか、今後の住民説明についての見通しをお知らせください。 17 ◯環境保全課長  今回の説明会のフィードバックという御質問だと思います。ただいま報告のほうで、区に寄せられた多くの意見は少し御報告させていただいたのですけれども、今回、16カ所、南風、北風にかかわる場所でやってございます。  国としましては、その辺のいただいた御意見を今までもまとめてニュースペーパーという形にしてございますので、今回も先日、2月17日に最後のところが終わりました。国も今後、その全体の意見をまとめてニュースペーパーにして、広く皆さんにお示ししていきたいというお話を聞いているところでございます。ただ、期日につきましては、現状いつということでは聞いてはいないのですが、今年度中にはまとめたいというところで情報をいただいているところでございます。  以上でございます。 18 ◯赤羽目民雄委員  今年度中にまとまって、それが届き次第、ぜひ私たちにも見せていただきたいと思いますし、今、江東区としても要望書を出して、教室型の説明会を求めていくという環境保全課長からの説明もありました。この委員会も、このメンバーはこれが最後の委員会になりますので、ここで教室型の説明会をやってほしいという陳情については、私はぜひ採択して、議会としても、教室型の説明会をやって、住民の不安に応えろということをしっかり声を上げていくべきだと思いますけれども、委員長、いかがでしょうか。 19 ◯委員長  赤羽目委員から採択という御意見。ほかに御意見ありませんでしょうか。 20 ◯中村まさ子委員  採択についての意見ではないのですが、よろしいですか。  この間、官民の飛行機からの落下物があるという事故や事件が非常に頻発しています。民間飛行機だけではなくて、自衛隊機や米軍機などで、皆さんが、私も含んでですけれども、東京の上を飛ぶ、荒川の上を飛ぶということに対する不安がなかなか払拭できないですよね。  長妻国会議員が、どのくらい事故、落下物があるのだと質問主意書への答弁を見たら、10年で機体の部品の脱落が475件、落下物が21件、つまり、あの飛行機から落ちてきたのだというのがわかるものは21件だったのですが、飛行場に着いて点検してみたら、部品が何かなかった、どこに落としたかわからないけれどもなくなっていたというのが475件。それは多分、海の上だったから何も起こらなかったし、見つからなかったということだと思うのですけれども、そういう事態に対して、この前の委員会でも、国も検討委員会をつくるということだったのですが、その動きがもしわかっていたら、教えていただきたいと思います。  説明会も教室型でやっているところも都内でありましたので、教室型にするのとパネル型にするのと、どこで国土交通省は判断を分けているのでしょうか。こういうところ、こういう場合はパネルで、こういう場合は教室型にするという何か基準があれば、教えてください。 21 ◯環境保全課長  2点の御質問でございます。  1点目の落下物等への安全対策でございますが、前回の委員会のときの御質問での御答弁と少し重なるところがございますけれども、国土交通省では、総合対策推進室を設置して、航空会社が守るべき落下物防止策基準等を定めるための委員会を設置して、そういう落下物等安全対策を進めていくということでお話を承っているところです。  進行の状況はこちらに入ってはいないのですが、この前の説明会のときにも、その辺のところの検討状況を今年度中にはまとめたいというお話はいただいているところでございます。  2点目の教室型とオープンハウス型の差異ですけれども、こちらは聞いている限りでは、教室型ということで国は捉えてはいないようでございまして、例えば本区と同じ北風の江戸川区で、タウンミーティング的なところで、地域の方たち、その方たちというのは、現在、南風の悪天候時で飛行の着陸経路に当たっている、その地域の方たちとは個別の地域別に説明会をやっているようでございます。それを先日もやったようではございますけれども、広く住民に説明する住民説明会を教室型でやっているということでの認識は、こちらとしては承っているところではございません。  ですので、一応、国としてのアドバイザリー会議での意見等を含めての羽田空港機能強化に関する説明会については、基本的には、オープンハウス型がいいですということで進めているというのは現状だというところでございます。 22 ◯中村まさ子委員  総合対策推進室で、今年度中にまとめたいということで、それは待つしかないと思うのですけれども、非常に最近ニュースになることが多いので、早急に対応は国にしてもらいたいと思いますし、江東区からもそういうふうに声をぜひ上げていただきたいと思います。  江戸川区などではタウンミーティングということで、江東区と北風で離陸時と南風で着陸時というように、状況が違うということがあるのだと思うのですが、区も求め続けていってはくださっているので、引き続きそれを求めていきたいと思います。  以上です。 23 ◯川北直人委員  先ほど、赤羽目委員から陳情の採択について言及がありましたけれども、今、中村委員からもありましたとおり、教室型の説明会の開催については、陳情を継続して審議をしていくことによって、国に対して、しっかり継続して求めていくということになるかと思いますので、引き続き継続で、国に対しては説明会を求めていくべきだと思います。 24 ◯佐竹としこ委員  私も、今、区から要望しているわけですから継続でいいと思います。  1点だけ確認ですけれども、住んでいるところが近くですので、私も気になって、毎回、説明会には参加しているのですが、今回のアリオも副議長と一緒に、夕方、行かせていただいたのですけれども、今までパネル説明会をされて、いろいろな意見が出たと思うのですが、それに対して、いろいろ意見が出たことをまたプラスされたパネルがあったような気がしました。今までと違うパネルがあったような気がしました。  ですから、日にちなど決まっていますし、時間も決まっているわけですから、そこに参加できない人も、そのパネルを見てわかるということも必要ではないかと思うのですが、あのパネルはどこかで見れる機会というのはあるのでしょうか。ホームページなどで載っているのかと、これから載るのか。 25 ◯環境保全課長  今回の住民説明会パネルの内容ですけれども、区のホームページでは、今、発布はしていないのですけれども、国の羽田空港機能強化を見ていただくと、そこから今回のパネルの内容は見れる形になってございます。 26 ◯佐竹としこ委員  わかりました。いろいろホームページや、いつも何かの周知のときにはそういう話がありますので、心配な方がそこできちんと見れるように、何かお知らせ、私もしていきたいと思いますし、そういうことも必要かと思うのですが、先ほどの採択に対しては、継続でいいと思います。 27 ◯福馬恵美子委員  住民の方は、国と江東区という分けた考えというのはされてないと思うのです。この羽田空港の関係の陳情を出された方も、やはり国に働きかけてくださいとは言われていますが、それを投げかけられた江東区としての責任は、先ほど国ホームページにはありますと、そういう答弁だったのですが、区民からそういう陳情が出されているということを、もう少し、これは国だから国のホームページを見てくださいという、そういう言い方ではなく、江東区の中からリンクできるようにするなり、あるいはパネルをお借りして、それぞれの出張所なり、いろいろな文化センターなり、そういうところに展示するというのも一つの周知の方法であるかと思います。  ですから、私もまだ採択するには、国に求めているという教室型の説明会等々が、今、報告がありましたので、もう少し陳情は審議すべきだと思いますけれども、区として何ができるかというのを少し考えていただきたい。そのことが区民にとっては、一番身近な行政である江東区の果たす役割であろうと思いますので、その辺はいかがですか。 28 ◯環境保全課長  今、福馬委員からいただいた御意見の中の、例えばリンクを張るなどは国の御了解を得られればすぐできると思いますので、そういうところの対応はしていきたいと考えております。 29 ◯星野博委員  私は、この荒川の川縁に住んでいるのですけれども、地元の、私だけではないのですけれども、この問題、議論していても、実際にどれだけの騒音があるのか全く、何デシベルと言われてもわからないのです。全くわからない中でどうのこうのと言っても、実際皆、地域の人は現実味がないので、一番、私は簡単なのは、1回、飛行機飛ばしてもらえばいいのですよね。そうすれば、大体このぐらいの騒音なのだということで、そこで初めて議論が始まる。何もわかってないのに、説明会開いたり何かしても、私はどうなのかと思うので。区の地元の要望として、荒川上空に1回飛ばしてくれと。一番現実的で早い話だと思う。わけわからないのに、ここで議論を100万遍しても、実質的な進歩がないですから、ぜひ地元の江東区として、1回、飛ばしてくれと。そこから皆、判断すればいいと思うので。私の要望ですけれども、ぜひ飛ばしてくれということで。どうですか、それ。 30 ◯環境保全課長  たしか星野委員からは前々回のときにも、そういう御意見をいただいて、国にも、そういう御意見があるということは伝えているところでございます。確かに試験飛行、今回の多くの意見の中の4つ目の試験飛行というお話も出ていますので、国もそれの準備はしているというのは聞いてございます。ただ、それがいつというのがまだなかなか出てこないというところでございます。ただ、こちらとしては、そういう御意見があるというのは伝えていこうと思ってございます。  以上でございます。 31 ◯委員長  御意見は出していただいたのですけれども、このまま継続審査といたしたいと。よろしいですか。              (「はい」と呼ぶ者あり) 32 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は一括継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題4 28陳情第13号 「江東区スポーツ推進計画」の基本理念と区民の                 期待・要望に合致しない区立スポーツ施設・プー                 ル使用料の値上げ構想に関する陳情(継)     ◎議題7 29陳情第43号 江東区のスポーツ振興の充実を求める陳情(継) 33 ◯委員長  次に、議題4及び7の2件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 34 ◯委員長  御異議ございませんので、議題4「28陳情第13号」及び議題7「29陳情第第43号」の2件を一括議題といたします。  理事者から、一括説明を願います。 35 ◯スポーツ振興課長  私から議題4、28陳情第13号及び議題7、29陳情第43号の御説明をさせていただきます。  両陳情につきましては、現在のところ、変更及び進捗は特にございません。  御報告は以上でございます。 36 ◯委員長  本件につきまして、一括質疑を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 37 ◯委員長  本件は一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 38 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は一括継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題6 29陳情第35号 個人番号の記載欄を追加した地方税法施行規則等
                    の一部を改正する省令の撤回を求める意見書提出                 を求める陳情(継) 39 ◯委員長  次に、議題6「29陳情第35号」を議題といたします。  本件については、陳情者からの取下申請書が提出されておりますので、事務局より朗読いたさせます。                (事務局朗読) 40 ◯委員長  本件について、取り下げを了承いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 41 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は取り下げを了承いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題8 29陳情第56号 大気汚染調査に関する陳情(継) 42 ◯委員長  次に、議題8「29陳情第56号」を議題といたします。  理事者から、説明願います。 43 ◯環境保全課長  本陳情に関しまして、今回、南部地区の交差点における大気汚染調査の一つとしまして、福山通運前の都立三商前の交差点での調査を行いましたので、今回、資料2をつけさせていただいております。  恐れ入ります、資料2をごらんください。  1、概要ですが、フィルターバッジの簡易検査による二酸化窒素濃度の測定を1月に実施いたしました。  2の調査日及び場所は、記載のとおりでございます。  なお、(2)の調査場所は、交差点を中心に5カ所、実施してございます。  恐れ入ります、次の2ページをごらんください。  3の結果ですが、今回の実施結果では、平均値は0.017で、福山通運前の地点では0.019でした。昨年度、福山通運の開始前と開始後で実施をした数値と対比した形で一覧表として記載をしてございます。これを見ましても、比較いたしましたところ、大きな差はございませんでした。  なお、参考に江東区の敷地内でもフィルターバッジを設置して実施した数値と、それから区内では3カ所、常時計測をしております大気汚染調査の測定地点の数値も掲載しておりますが、こちらも大きな差はございませんでした。  今回の結果から、環境基準にあります0.04から0.06、またはそれ以下というのが環境基準でございますが、それを超える箇所はございませんでした。福山通運近隣での二酸化窒素の悪化は特にないと判断したところでございます。  区としましては、今後もこの辺は去年から測定場所に加えてやっておりますので、何年かはやはり状況を見ていかなければいけないということがありますので、定期的には調査を続けていき、状況を把握していきたいと考えてございます。  なお、本陳情に関しまして、ただいまの調査を実施したほかは、特に進展はございません。  私からは以上でございます。 44 ◯委員長  本件について、質疑を願います。 45 ◯赤羽目民雄委員  フィルターバッジで調査していただいたということで、今後も南部地域の調査地点に、ここの越中島交差点を対象にして、フィルターバッジで調査していくということでいいのか1つ確認と、陳情者の方はここからそんなに距離が離れてないところで調査しているので、前回、環境保全課長は私有地だから入るのは難しいとおっしゃっていたのですけれども、今、騒音調査では、住宅のバルコニーを提供して調査もされているとお話を伺いました。ぜひ陳情者の方のそういった意見も聞きながら、そういう不安に思っているところに寄り添って調査して、距離は変わらないですから。5カ所もやって、そのうちの何カ所か、それからまた住民の方の不安に応えるということはぜひ調査してみるべきではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。 46 ◯環境保全課長  福山通運前の三商前の交差点で実施していくというのは、今、御報告でも申し上げましたとおり、昨年から加えたところですので、今後も調査をして、状況を見ていくということでございます。  それから、越中島ハイツ側での個別的にそこで調査というのは、前回までの答弁と少し重なる部分もあるかと思いますけれども、大気汚染の調査でございますので、騒音など、例えば工場がここですという、決まっている状況の場所での調査であればまた別ですけれども、大気汚染でありますので、福山通運の状況を見る意味でも、南部地区の、区としてやっております調査の一つとして加えているところでございます。  ですので、そこに個別の調査をしなくても、そこで例えば数値が悪化するようなことであれば、それはいろいろと踏み込んでの話になるかと思うのですけれども、現状としては、南部調査の交差点の調査の一つとして、三商前交差点を今後もやっていって、その中で見ていくというところで、状況は把握してまいりたいところでございます。 47 ◯中村まさ子委員  住民の方にすれば、自分の住んでいるところではかっていただきたいという気持ちはとてもよくわかりますので、できればそうしていただければ、住民の方も納得が進むのではないかとは思います。  それとは別で、この前、福山通運の建屋の窓をあけない約束だったけれども、よくあいているから、住民の方が気にしているので、そこは指導してくださいということをお願いしたと思うのですが、きちんと言ってくださったのだと思うので、住民の方からは、最近はほとんどあけなくなったという声をお聞きしているのですけれども、そういうことで区は指導してくださったのかということを確認したいということが1つあります。  それで、さきの話ともつながるのですけれども、そうすると窓をあけないと建屋の中に排気ガスがこもるのかと思うのですが、それはわからないということなのでしょうか。 48 ◯環境保全課長  窓あけにつきましては、前回からも御答弁しておりますが、御意見いただいておりますので、こちらから福山通運には伝えてございます。先日もお話しいただきましたので、こちらからそういう御意見がありますと。ただ、あける回数は減っているというのは、こちらも承ってございます。  それから建屋の中の状況でございますけれども、その状況は、こちらでは測定としてございませんので、状況はつかんでないところでございます。 49 ◯中村まさ子委員  確かにそうだと思います。ただ、住民の方が自分のところの敷地でもはかっていただきたいというのは、より交差点の交通量だけではなくて、福山通運の建屋の中の排気ガスの影響が住宅のほうにあるのかないのかというところが気になることでもあるのだろうと思います。これ以上申しませんけれども、住民の方は自分の敷地の中の調査をということは、これからも引き続き求めていかれるのではないかと思いますので、対応を考えていただければと思います。 50 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 51 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題9 29陳情第60号 市町村民税・都民税特別徴収税額の決定・変                 更通知書への個人番号記載中止を求める陳情 52 ◯委員長  次に、議題9「29陳情第60号」を議題といたします。  本件につきましては、新規付託でありますので、事務局より朗読いたさせます。                (事務局朗読) 53 ◯委員長  理事者から、説明を願います。 54 ◯課税課長  それでは、議題9、29陳情第60号について、御説明させていただきます。  本件、2点の趣旨につきましては、先ほど取り下げとなりました29陳情第35号審議に当たり、第2回定例会本委員会以降で御説明させていただきましたので省略させていただきますが、陳情趣旨1にあります、総務省からの12月15日付事務連絡について、一連の経過を御説明させていただきます。  特別徴収税額決定通知書への個人番号記載について、平成29年12月14日閣議決定されました平成30年度与党税制改正大綱において、同通知への個人番号の記載を一部見直し、書面により送付する場合には、当面、個人番号を記載しないこととされ、平成29年12月15日付の事務連絡により、総務省から通知されてございます。  また、様式につきましては、改正しない旨、明記されております。さらに29年12月26日付通知により、総務省令が改正され、平成30年1月1日付をもって施行となってございます。また、平成30年1月23日付事務連絡の中で、このような変更に至った理由として、誤配送が生じたこと、事業者の管理負担が大きいとの経済界等の要請によるものと記載されてございます。  本区においては、第2回定例会本委員会で御説明させていただきました3点の理由から、同通知への個人番号記載はアスタリスク表記にて通知しているところでございます。30年度におきましても、記載予定はございません。様式につきましては、省令に従い改正しており、撤回を求める考えはございません。  以上でございます。 55 ◯委員長  本件について、質疑を願います。 56 ◯中村まさ子委員  これについては、取り下げになった陳情の審査の中でいろいろ意見は言ってきたのですが、12月15日の通知で個人番号を書かなくていいとなった理由が、今のお話の中で、誤配送があったからということが一番大きな理由ですかね。私が聞いたのは、上半期だけで273件の特定個人情報の漏えいがあって、そのうち152件が税額通知書の誤配送からだったと聞いていまして、私は、これを強行した総務省の責任は大変重大だとは思っています。  今回、いろいろな現場から、これは保険医団体ですけれども、それをやめてくれという声があったのですが、結局、最後は経団連あたりからの要望で、紙媒体の通知書には書かないようにしてほしいという大手の圧力があって、きっと国は書かないでいいということに踏み切ったのだろうと思っております。  そうなった理由は、誤配送があったから、特定個人情報の漏えいが多発したからという理由ということでよろしいのでしょうか。 57 ◯課税課長  今回、事務連絡の中にその理由が明記されてございます。今述べた2点でございますが、どちらが大きな理由かというところは、はかり知れないところでございます。ただし、総務省のほう、いろいろな団体、そういったところでさまざまな総合的な判断をされて、このような判断に至ったものと認識してございます。  以上でございます。 58 ◯委員長  本件は新規付託でもありますので、継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 59 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題10 30陳情第1号 コインランドリーに対する規制の陳情 60 ◯委員長  次に、議題10「30陳情第1号」を議題といたします。  本件につきましては、新規付託でありますので、事務局より朗読いたさせます。                (事務局朗読) 61 ◯委員長  理事者から、説明願います。 62 ◯環境保全課長  本陳情につきまして、現状、本区の対応について、御説明をさせていただけたらと思います。  まず、1点目の営業時間を制限する規定は、特に区ではございませんが、都が定めております環境確保条例の136条で、日常生活等に適用する騒音規制の基準値を定めておりますので、設置事業者には、その基準を守って営業していただくということを指導してございます。  また、陳情者がお住まいの地域は第一種住居地域となっており、時間帯によって騒音の基準値が定められております。一応、基準値としましては、朝、夕方、夜間が45デシベル、昼間については50デシベルとなってございます。  2点目の用途地域別による営業規制ですが、区としましては、建築基準法におきまして、用途地域内の建物用途制限が示されております。これは都市計画法の中で、江東区、地図の中で、ここはどういう地域になりますというところは定めてあるところでございます。今回の第一種住居地域については、コインランドリーの設置の制限はされておりません。  3点目の迷惑行為に対する運営指導につきましては、利用者に対して適切な指導をすることは、当然、事業者の役割と考えます。例えば、掲示等で利用者に注意喚起をしていただくなど、これは対応していただけることと区は思っておりますので、そういう御意見があれば伝えていくところでございます。  こういうコインランドリーも含めまして、設置に当たりましては、近隣地域の方とよりよい関係をつくって営業していただくことが大切です。今回の騒音等の相談につきまして、陳情者から昨年10月下旬に区に相談がありまして、騒音の基準値等について、クリアしてないところがありましたので、消音対策など、事業者に対して、検討していただき、現在、対応をしていただくようにお願いをして、その対応に当たっているところでございます。  本区としましては、現状、コインランドリーに個別の事案での規制は特にないのですけれども、このような形で、都の環境確保条例や建築基準法におきまして、もし改善等が必要あれば、指導してまいりたいと考えております。  以上でございます。 63 ◯委員長  本件について、質疑を願います。 64 ◯佐竹としこ委員  今のところは個別指導など、いろいろあると思うのですが、今、区内をずっと回りますと、新しいコインランドリーがかなり見かけられます。いろいろな地域の状況などあると思うのですが、今までの中で、そういう苦情やその状況はどうなのでしょうか。確認だけ。 65 ◯環境保全課長  実はコインランドリーに関しましての苦情は、今回初めて環境保全課に寄せられたところでございます。  今、佐竹委員がおっしゃられましたコインランドリーの状況ですけれども、区で把握している、当然、届け出が必要になりますので、数的には今までの全体で120件の届け出がございまして、ここ3年ほどですと、27年が年間で6件、28年が年間で10件、29年、今年度は1月末でございますけれども、10件でございます。ですので、ふえてはいるようではございますが、急激に右肩上がりという状況ではないと思っているところでございます。  以上でございます。 66 ◯赤羽目民雄委員  今、佐竹委員がお話しあったとおり、私も近所にコインランドリーがふえたというのは感じているのですけれども、その中で、今、環境保全課長は騒音について、消音対策を講じるようにと事業者に指導して、対策が行われたというのですけれども、それで一定、その騒音はおさまったのですか。  あと、この中に振動にも悩まされていますとあるのだけれども、振動も環境確保条例の中で基準があって、それまた事業者に対して、環境確保の観点から指導するということになるのでしょうか。  あと、これはコインランドリー、確かに、陳情書にあるとおり、車で来たり、自転車で来たりする人のマナーの啓発というのは事業者のほうで対応すべきことだと思うのですけれども、意識をそういうふうに持っていくところで、何かそれも環境保全課長のところかは、お聞かせください。 67 ◯環境保全課長  対応の状況でございます。現在、排気口のところに消音的な措置をとりあえず仮設的につけて、状況を見て、今後もそれを全てつけて対応する。また、それでも無理であれば、消音壁やその辺のところを検討していくというところで、今現状として対応しているところでは、騒音のレベル的には下がっている状況はございます。ただ、環境基準、結構、夜など厳しい状況がありますので、それに適合するような形で、どういう形がいいのかというのは、現状検討しているところでございまして、何とか今月中には対応していきたいというお話を聞いているところではございます。  それから振動に対しましては、やはり環境確保条例の中で振動の基準がございますので、それに照らし合わせて。ただ、騒音は区で簡易的な測定器がありますけれども、振動になりますと都で借用したりなど、そういうところでの測定みたいな形で対応できる状況でございます。  それからマナーですけれども、当然、御意見寄せられれば、こちらは指定作業場の届け出を出していただいておりますので、先ほどもお話ししましたけれども、掲示して啓発するなど、そういうところについては考えてくださいというところは、こちらからは言えるところだと思います。  以上です。 68 ◯中村まさ子委員  私もここのコインランドリーを見に行ったのです。そしたら、本当に●●さんという陳情を出された方のお宅との間が1メートルもあるかないかの距離で、それでそちらに音や排気などが、私が見に行ったのは去年ですけれども、出るようになっていたということで、確かにこれでは影響が大きいだろうと思いました。昼間はまだしも、24時間営業ということで、夜中や早朝は、なかなか気になる人が多いだろうと思ったのです。  区が、今の御説明ですと、間にも入ってくださっていて、いろいろと対応を進めているようですので、その行方を見たいと思うのですけれども、これは設置するときに、お隣の●●さんに、こういうものを設置しますというような事前の説明があったのでしょうか。繁華街や工場街の中ならば、ほとんど気にならないのですけれども、隣に民家が密接しているところに24時間営業のものをつくるとなると、それはかなり影響が出ると思うのですけれども。事前に説明して許可をもらわなくてはいけないものではないとは思いますけれども、それはどうなのでしょうか。 69 ◯環境保全課長  当然、地域の方には御説明を差し上げましたというお話は、事業者の方からは聞いているところでございます。 70 ◯中村まさ子委員  騒音、振動、そして、においの害も最近はクローズアップされていて、洗剤や柔軟剤などのにおいで気分が悪くなる、いわゆる化学物質過敏症の一種だと思うのですけれども、香りの害と書いて香害というのが最近ふえてきているということなので、それも含めて、区も目配りをしていただきたいと思います。 71 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 72 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項1 江東区図柄入り新ナンバープレート導入申請について 73 ◯委員長  続きまして、報告事項に入ります。  報告事項1「江東区図柄入り新ナンバープレート導入申請について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 74 ◯地域振興課長  それでは、報告事項1、江東区図柄入り新ナンバープレート導入申請について、御報告申し上げます。  恐れ入りますが、資料3をごらん願います。
     本件につきましては、前回委員会でもアンケートの中間報告をいたしましたところでございますが、今般、アンケートの全ての結果がまとまって御報告するとともに、その結果を踏まえまして、導入の申し込みを東京都を通じ、国に行いたい旨、御報告申し上げるところでございます。  まず、1の区民アンケートでございます。実施方法及び時期で、下のほうに太い囲み線で囲ってありますところ、こちらが今回、無作為抽出による郵送アンケートを年末から1月にかけて行ったところで、新たに991人の方のアンケートを聴取し、合計で3,263名の方のアンケートを聴取しました。  2のアンケート結果でございます。こちらにつきましても、囲み線のところが新たな数字となりますけれども、これらを合計いたしますと、下の円グラフにございますように、賛成が73.9%、どちらかといえば賛成が15.1%ということで、合わせると賛成の割合は89.0%、また反対の割合は10.6%ということになりました。  1枚お開きいただきまして、2ページをごらん願います。  年齢についてでございますが、40代の方が一番多く、全体の3分の1、33%、そして、30代、40代、50代、こうした生き生きと動かれている方の割合が、合わせると74.3%で、全体の4分の3に達しました。こういったアンケートをとると、御高齢の方の御協力が多いのですが、今回そういった方々の反応が大きかったところでございます。  また、免許証を持っているかどうかということでは、免許証を持っていらっしゃる方は89.1%、約9割に上りました。  また、(4)の江東ナンバーについて、賛成、反対の理由でございますが、こちらにつきましては、1)賛成・どちらかといえば賛成意見より抜粋したものであれば、「江東区が好き」、「江東区をアピールしたい」、「江東区民なのに足立ナンバーには違和感があった、なじみがなかった」ということと、反対のほうでは、「変更するメリットがない」、「税金の無駄遣いだ」という御意見もございました。こちらについては、前回の中間案とほぼ同じような御意見になってございます。  また、II、区内事業者アンケート等でございます。こちらにつきましては、このアンケートに至るまで、73社からの御意見等もいただいてございましたけれども、今回、抽出したアンケートでは、219社でございます。  結果は、右側3ページでございますけれども、賛成・どちらかといえば賛成といった割合が91.4%、反対の割合は6.5%ということで、合計292の中でこういった割合になってございます。意見についても同様の御意見でございました。  また、3番の要望書及び署名活動でございます。こちらにつきましては、ごらんの団体から、産業観光あるいは運輸関係団体から江東ナンバーを導入してほしいということの御意見をいただきまして、件数は概ね2,300件ほどの要望書、署名をいただいているところでございます。  以上のことを踏まえまして、IIIにございますように、国土交通省への申請ということで、国の申請要件であります、地域住民の合意形成については合意が図られたと判断をいたし、東京都を通じて国土交通省に地方版図柄入り新ナンバープレートの導入申し込み手続を行いたいと考えてございます。  IVのスケジュールでございますが、3月20日までに東京都を通じて国土交通省へ導入の申し込みとなってございます。また、4月には、区報の今時点で4月11日号を想定してございますが、区報、ホームページで、こうした結果をお知らせいたします。  30年12月には図柄の提案ということで、これから図柄をどうしたものにするかということを考えなければいけません。  また、平成32年度は、ナンバープレートの交付開始ということで、オリンピック・パラリンピック開催の年でございますので、20競技が行われる江東区の中で相乗効果が得られて、知名度も増すということを期待するものでございます。  なお、資料にはございませんけれども、23区の中では、葛飾区、板橋区がアンケートの結果を年末に発表しておりまして、恐らく導入の申請をする見込みではないかと考えてございます。  私からは以上でございます。 75 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 76 ◯赤羽目民雄委員  済みません、1点だけ伺いたいのですけれども、江東ナンバー導入で、実際に導入して、ナンバープレートをつくって、交付して、総額で幾らぐらいかかると見込んでいらっしゃるのですか。 77 ◯地域振興課長  ナンバープレートにつきましては、今般、このアンケート調査でかかった費用というのは100万円弱、それとPR、周知、ティッシュなどをお配りしたところでは50万円ほどかかってございます。また、図柄を検討していく中で、図柄が決定したときには江東区の商標登録をして、この図柄を登録したいと考えてございまして、概ね50万円ほどを、今回、30年度予算計上してございます。  それと図柄をどうするかは、実は現在41自治体が地方版図柄入りナンバープレートを決めまして、いろいろな自治体がいろいろな手法で決めたわけですけれども、そうした中でリライトしたり、きちんとデザインを決めないと、標識の数字が読めない、そういったことも出てきますので、そうしたデザインリライトについて、100万円の予算を計上させていただいてもらっているところでございますので、そうした諸々を含めると300万円弱になろうかと考えてございます。  ただ、個人の方がこの図柄入りナンバープレートをつけたいといったときには、寄附金の1,000円で、新車には通常のナンバープレートと同様につけられます。ただ、今の足立ナンバーから江東ナンバーにすぐさま変えたいということであれば、それに匹敵した何千円かの標識の値段が新たに負担になるところでございます。  以上でございます。 78 ◯福馬恵美子委員  大変いいことだと思っております。ただ、図柄の提案という、そのつくり方、今、地域振興課長は、オリンピックの機運がとおっしゃいましたけれども、この図柄は一度決めると、オリンピック後のものが、そちらで使うほうが多いわけですから。今回の2020のオリンピック関連のマスコットを決めるのに、こどもたちに参加をさせたということが非常に報道されておりますが、江東区のこどもたちが自分たちのナンバープレートの図柄に何らかの関与ができるということは、郷土愛という言い方が正しいかどうかわからないのですけれども、江東区に対する、いま一度、考えるときに、そんなきっかけになるかと思うのですけれども、その辺の図柄の提案の仕方、あるいは決定の仕方を現時点ではどのように考えていらっしゃるか、お尋ねします。 79 ◯地域振興課長  図柄提案の図柄決定までの考えということの御質問でございます。今のところ、どういったやり方というのは、はっきりまだ決まってないところです。というのも、41自治体の先行事例がございますので、あるいは今、福馬委員から出ましたように、オリパラのマスコットの決め方、非常に盛り上がりもあったところもありますので、そうしたことと、先行した41自治体は、図柄の提案を昨年末に起こして、ナンバープレートの交付はことしの10月に、そうした自治体は既についていくことになりますので、そうした手法を検討していきたいと思います。  地方によっては、大学の先生にお願いをして、そうした案の中から選んだ、あるいは公募して、その中から選んでいった、さまざまございますので。ただ、要件としてございますのは、何案かの中から区民の御意見を聞いていくということがありますので、こどもたちという今の御提案のことも含めまして、手法をいろいろそういったものを含めまして、今後、検討してまいりたいと考えてございます。 80 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項2 江東区公共サインガイドライン・整備計画(案)について 81 ◯委員長  次に、報告事項2「江東区公共サインガイドライン・整備計画(案)について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 82 ◯地域振興課長  それでは、報告事項2、江東区公共サインガイドライン・整備計画(案)についてでございます。こちらにつきましても、前回委員会で中間案までについての御報告を申し上げたところでございます。今回、資料4-1、4-2を主に説明に使いまして、本編であります江東区公共サインガイドライン・整備計画(案)につきましては、資料4-3となってございますが、主に4-1と2を使って御説明させていただきます。  まず、1の江東区公共サインの現況あるいは2の公共サイン再整備に向けた取り組み、3の(案)の概要につきましては、前回、御報告したところと変わりございません。  4-1の2ページをごらん願います。  今回は、(7)本体デザインコンセプトということで、こちらのところが具体的に挙げられたところでございますので、こちらにつきましては、恐れ入りますが、資料4-2をもちまして御説明いたしますが、ちなみに、お手元にある紙資料の4-3で申し上げますと、A3で折り込みになっている53ページに同様のものがございますので、いずれかをごらん願いたいと思います。  本体デザインでございます。こちらにつきましては、壁のような形のものと板型のものがありますが、今回は支柱型と考えてございます。東京都の観光案内サインのように、下のほうがあいているような形の支柱型ということでございます。  それと色につきましては、これはグレーをベースにして、文字を白抜きで表示しているような形で、シックであって、景観になじむような格好をとってございます。  とはいえ、資料の左側にiマークと書いてございます。これについては「Koto City Information」と下に書いてございますが、これは世界共通でiサインということで、これは世界どこへ行っても、このiのマークがあれば、地図情報、そういったものが得られるということで、このi表示をしてございます。これについては、東京都のiサインもこういった形でありまして、垂直に出すことによって、道路の向こう側からあそこまで行けば、公共サインがある、地図があるということがわかるようになってございます。  それと、その支柱を再生木の化粧材でつくるということで、江東区らしさを出すということで考えてございまして、本来であれば、ムクの木を使いたいところでございますが、値段や耐久性ということがありますので、WPC、ウッド・プラスチック・コンビネーションということで、木を砕いて、またプラスチックと一緒にして使っているもので、例えばシビックセンターのデッキなどもそういったものを使っていますので、木の味わい、色合いを出しながら、耐久性のある、費用もそれに見合ったものを使ってまいります。  また、左からはメイン拠点サイン、サブ拠点サイン、アクセント拠点サイン、それと誘導サイン、あるいはその誘導サインの小さいものということで、こうしたバリエーションの中で誘導し、御案内をしていきたいと考えてございます。  ちなみに、その低明度のバックで、シックなグレーを使うということについては、地味ではないかという御意見もございましたけれども、ニューヨーク、ロンドン、シドニー、リオデジャネイロ、世界各国、やはりこういった形が多くございます。なぜかというと、白が膨張する色で大きく見える。それと、こういったシックなものの中に白をやると字は大きく見える。逆にホワイトボードのように、ホワイトのところに墨字を書くと小さく見えたり、反射して見づらいということで、ユニバーサルデザインの観点などからも、世界共通でこういったことになってございますので、こういったものを採用したいと考えてございます。  4-1に戻ります。  (8)の表示デザイン案、本編のこちらも60ページにございますけれども、周辺の案内地図の縮尺は1,000分の1としまして、プラスアルファでおつけする広域案内地図は縮尺を6,000分の1を基本とします。現在の江東みちしるべは2,500分の1になってございまして、徒歩で概ね十五、六分かかるような広域な範囲ですが、これは東京都も近隣の特別区も1,000分の1に統一してございます。そうしたことから共通のところでわかりやすい、徒歩五、六分圏内で動けるような形の縮尺を採用します。  また、(9)の整備計画の概要でございます。こちらは下の5の今後のスケジュールのところと同様でございますが、30年度には、亀戸、大島、深川エリアの整備ということで、既存市街地観光エリアを主に整備をいたしまして、31年度、臨海部、行動起点を中心としたエリアの整備ということで、オリパラの都の対応などの進捗状況とも連携しながら、そうしたものとダブったりしなく、効率のよい配置を考えて、進めてまいりたいと考えてございます。  5の今後のスケジュールでは、今般、策定した後、4月11日号の区報、ホームページなどで御周知をしながら、今申し上げたような、30年度、31年度の整備を進め、オリンピック・パラリンピックに向け、多くの来街者の方の便宜を図りたい、そのように考えてございます。  以上でございます。 83 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 84 ◯星野博委員  砂町地区が抜けているのだけれども、どういうことですか。 85 ◯地域振興課長  砂町エリアが抜けているということでは決してございませんので。本編の63ページをごらんいただきますと、この整備の、今、申し上げたようなものが図示されてございますが、門前仲町、深川エリア、こちらのほうが30年度、それと亀戸駅、城東エリアということで、先ほど、亀戸、大島と申し上げましたけれども、深川エリアと城東エリアということの、主に駅周辺、要は駅の出入り口を重点的に整備していくところでございます。  ただ、駅周辺というところで考えてございますので、こういったエリアで、31年度については臨海部エリアということで、広域なところに進んでいくというところでございますので、砂町地区も30年度の整備の中に入ってございますので、よろしくお願いいたします。 86 ◯星野博委員  ぜひ砂町地区を見捨てないように、しっかりと対応してください。砂町地区にも地下鉄の駅もありますし、これから南砂町駅も大幅な改良工事ができまして、あの辺一体も随分変わると思うので、ぜひそのことも頭に入れて、しっかりしたものを要望します。 87 ◯川北直人委員  前回、確認させていただいたのですが、今回の計画で具体的な設置場所が出てきてはいないのですけれども、既に30年度で整備し始めるので、この具体的な場所は、何かもう委員会のほうに提供していただけるような状況にあるのか、その辺の状況だけ。 88 ◯地域振興課長  具体のポイントは、もうかなり詰めているところでございます。ただ、実は東京都との関連、東京都の例えば、産業労働局の観光部で設置をしているiサイン、あるいは港湾局や建設局で設置しているものとの関係があって、同じようなものを同じところにつけては困るので、また、先ほど申し上げたように、オリンピックとの関係もありますので、そうしたところの実務的な協議を進めているところでございます。  ですので、そうしたものについては、設置ができる状況なのか、あるいはどうしても歩道のところ等になりますので、歩行空間を阻害しないような形で、どううまく、こういったものを設置できるかを、まだ詳細、協議をしているところでございます。そうしたもので、間違いなく設置をしてまいりたいと考えています。 89 ◯川北直人委員  前回、たしか私からも商店街やそういったところのルートをなるべく区としては考えていただきたいということと、それに当たっては、具体的に商店街の方々とも、そういったお話をしていただきたいということを要望させていただいていたのですが、その辺はうまく進んでいると捉えておいてよろしいですか。 90 ◯地域振興課長  そちらについても、具体のところが都との調整をした後、その後に当然お話をしながら、こういった場所でいいかという、一番効果的なところを現場の皆さんとお話を、情報を流して御意見いただきたい、そういったことで進めていきたいと思っています。 91 ◯佐竹としこ委員  2点ほどあります。  1点目が資料4-3の39ページですけれども、ユニバーサルデザインの考え方ですが、バリアフリー施設ということで、だれでもトイレがあります。だれでもトイレは、いろいろな表記の仕方があるのですが、内部障害の方、特にオストメイト対応の方は、こういうマークだと、見えて、障害を持っているという方は意外と入れるのですが、見ている段階で内部障害を持っている人というのはわからないのですよね。そうすると、そこに並んでいると、元気なのに、どうしてあそこに入るのという感じでとられる場合もあるということで、今、オストメイト対応トイレがかなりいろいろなところにできていると思うのですが、そういう配慮というのはどのように考えられているのか。  もう一つ、多機能化対応についてですが、次のページですけれども、QRコードや二次元バーコードなどいろいろあるのですが、その中には、何コードと言うのかわからないのですが、今回の東京くらし防災でしたか、あそこにも音声のついているコードがあったような気がするのですけれども、また、観光地に行きますと、そのコードを携帯で当てると、その周りの観光地が動画というか映像で映るような、そういうコードもあるみたいですね。  今すぐにでは無理かもしれないのですけれども、やはり観光に供するなど、いろいろなことを考えると、オリパラには間に合わないかもしれないのですが、いろいろそういうことも、限られた箇所ですから、その中にいろいろ入れるのは難しいかもしれないのですが、そういうことも検討するのはいかがでしょうか。 92 ◯地域振興課長  佐竹委員から2点の御質問でございます。  まず、オストメイトでございますが、こちらについても確かにおっしゃるようなお困りの方が見受けられるというふうに話は聞いてございます。今回、このピクトグラムについては、例えば、ユニバーサルデザインのところでないところでいうと、コミュニティサイクルなどが新たにつくられたので、そういったものをやっていくということと、上位計画である国や都のほうでつくっているピクトグラムと余り違うものをつけてもかえって混乱するので、そうしたところを考えているところでございます。ですので、オストメイトの表記をどうするかというところまで実はまだはっきり決まってございませんが、そうした意向があれば、うちのまちづくり推進課などでもそういった先進的なところも検討していますので、そうしたところの情報を得ながら検討してまいりたいと思っています。  もう1点、多機能のほうでございますが、今回につきましては、こちらもまだまだいろいろ状況検討をしているところですが、数カ所フリーWi-Fiをつけたいというふうに思っています。そうしたところでQRコードとか、二次元コード、あるいはいろんなものがそれと合った形で活用できるかなとは思っていますが、とりあえずはまずフリーWi-Fiの費用対効果を見ながら、そうしたさまざまな多機能があって効率がいいもの、見やすいものというのを今後検討していく、そのように現在では考えてございます。 93 ◯佐竹としこ委員  先ほど星野委員からもありましたけれども、私も砂町の地域の、福馬先生もそうなのですが、やはりぱっと見たときに砂町はというのが本当に、一番初めに感じました。今回30、31年度の2カ年でモデル地域というか、整備していくということですので、その中で、またさまざま問題とか、いろんなことがあると思いますので、検討して見直しをしながら、区民にとって、また、観光客にとってもよりよりサインになりますことを要望して終わります。 94 ◯委員長  私から質問なのですけど、これ都道とか、区道はあれなのですけども、限られたところだと思うのですけども、これ横十間とか、仙台堀川とか、要は区民が相当使うルートには、これの形では計画というのは進む形があるのかどうかお聞きしたい。 95 ◯地域振興課長  河川公園とか、公園の中は、この中でもその辺の区別をしているのですが、いわゆる準拠するサインというものと、道路とか、公道とかと別で公園内は公園内の土木のほうでわかりやすく案内をするサインというのは決まっていまして、そことは分けて御案内をするようなことになってございます。ただ、散歩、散策時などにつながるようなところも駅同様、観光ルートの1つだと思っていますので、場所の見きわめについてはそういったことを考えていきたいと思います。 96 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項3 「第25回江東区国際交流のつどい」の実施について 97 ◯委員長  次に、報告事項3「『第25回江東区国際交流のつどい』の実施について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 98 ◯地域振興課長  恐れ入ります。資料5をごらん願います。  第25回江東区国際交流のつどいの実施でございます。  こちらにつきましては外国人の方々と日本人との相互理解、交流を深め、互いに協力しながら多文化共生の地域づくりを進めるため、国際交流のつどいを開催いたします。四半世紀、25回を迎えるということでございますが、事業実施は江東区国際友好連絡会(IFC)に企画運営を委託し実施するものでございます。  日時は3月18日、場所は総合区民センターでございまして、参加費は無料でございます。  参考といたしまして、この通知をつけてございます。こちらについては臨海部の国際交流館ですとか、あるいはいろんな学校、そういったところも含めて周知をしているところでございます。  私からは以上でございます。 99 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点がございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 100 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項4 平成30年度保養施設借上事業の見直しについて 101 ◯委員長  次に、報告事項4「平成30年度保養施設借上事業の見直しについて」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 102 ◯地域振興課長  それでは、報告事項4、平成30年度保養施設借上事業の見直しについてを御報告いたします。  この事業につきましては、実は予算編成上の事業評価の方向性では見直し事業ということになってございます。そうしたこともあって手法や内容を見直してコスト削減を図る事業であるという位置づけから見直しに着手しているものでございます。  1、見直しの概要でございますが、部屋の利用状況などを踏まえ、効率的かつ効果的な利用に資するため、借り上げ部屋数や利用料負担などの見直しを行うものでございます。  2番、借り上げ室数の見直しでございます。借り上げ保養施設の利用状況から、4施設ございますけれども、下のほうに表記がしてございますが、湯本富士屋ホテルの平日部屋数を増として、鬼怒川プラザホテル、ホテル暖香園の土曜、休前日の部屋及びおんやど恵の平日部屋数を減とさせていただきます。その部屋数が、例えば、湯本富士屋ホテルであれば、平日は4室から5室、休前日等につきましては5室のまま、それと延べ部屋数が1,825室、こちらはプラスで265室がふえたということになります。右同様でございます。増減ございますが、そういった形で表記してございますが、この合計が現在の5,096室から4,686室、マイナスの410室になりますけれども、こうした見直しを行った効果として752万7,000円の削減効果があるということでございます。  とはいえ、ここにございますように、湯本富士屋ホテル、非常にもうキャンセルがなければほぼ100%の申し込みがあるといったところを平日等、その部屋をふやすことで265室、やはり利用されている方は一度でいいから、富士屋ホテルに泊まりたいという方非常に多くございます。そうしたところに応えるため、なかなか確保するのは難しいところ、ただ、減したり、そういうことではなくて、利用者の満足度も上げるために増減の組み合わせでこういったことに変えさせていただこうと思っております。  3の利用料金の見直しでございます。利用者が施設に直接支払う利用料金については、事業者と個別協議をしながら契約を結んでいるものでございますが、今般、湯本富士屋ホテルからは200円から100円の増、おんやど恵は1,000円から500円の増ということで、これについては、部屋数については4月1日からですが、利用料金については7月1日から変更を行うとしております。  なお、鬼怒川プラザホテル、ホテル暖香園の利用料金については、今回は変更は行いません。  裏面をごらん願います。  4の実施時期でございますが、今、申し上げたように、室数の見直しは4月1日から、また、利用料金の見直しは7月1日の宿泊分より改定を実施する。  また、5の周知方法でございます。区報4月11日号に掲載をし、ホームページでも周知を行い、借り上げ保養施設のパンフレットについても修正して配布をします。4月1日の宿泊分というのは実は5月1日から5月17日までのはがき申込みということになりますので、それまでにわかるような形で周知を進めてまいりたい、そのように考えてございます。  私からは以上でございます。 103 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 104 ◯赤羽目民雄委員  私の周りでもこの保養所を回っていて楽しみにしている方たくさんいらっしゃって、この湯本富士屋ホテルがとれないということで御相談いただいたことがありまして、そこがふえたということはよかったのですけども、そこはほぼ100%ということなのですが、それ以外の3施設の稼働率はどうなっていますでしょうか。  それと、利用料金の見直しなのですけど、これは区民の方の負担がふえるということで、部屋代そのものが上がるということになるんでしょうか。それとも区の負担が減るということになるんでしょうか。 105 ◯地域振興課長  まず、稼働率の御質問でございます。平成28年度、29年度まだ終わってございませんので、28年度の結果から言いますと、この4施設全体で81.7%というところでございます。ですので、九十何%というところもあれば、六十何%というところもありますが、平均して81.7%ということで、年間を通してこれだけの稼働率があるところでございます。  また、区の負担でございますが、区は部屋を幾らということで契約をしてこの室数の契約を結んでいますので、予算上の単価は別に変らず、その部屋数分だけ下がっているということでございます。ただ、今回、湯本富士屋ホテルが増になったので、その分はふえていますので、差し引きが750万円ほどということになります。  以上でございます。
    106 ◯赤羽目民雄委員  部屋数の見直しは、それだけ宿側のほうにしてみれば部屋をあけておかなくちゃいけない。稼働率が低ければその分あいてしまうので、だったら民間の旅行代理店を入れて部屋を動かしたいという要望もあるんだと思うのですけども、利用料金のほうは、やはりこの事業そのものが区民の保養と健康増進が目的の事業ですから、やはりそこは負担をふやすことなく、今までどおり使えるように私はすべきじゃないかなと思うのです。とりわけ湯本富士屋ホテルは200円ですけど、もう1つの旅館は1,000円と上げ幅も大きいですから、この辺でやはり私たちも聞かれたときに区民の保養のための施設ですから、その負担がふえるというところで、今の説明ではわからなかったので、もう一度わかりやすく説明していただきたいのですが。 107 ◯地域振興課長  利用料金の値上げについてでございますけれども、例えば、今般、値上げをしておらない鬼怒川プラザホテルと暖香園につきましても実は過去、鬼怒川プラザホテルは昭和62年から、ホテル暖香園は平成4年から本区と契約してございますが、それぞれ過去、利用料金の見直しや、あるいは利用区分の見直し等をかけてそういったところに対応しているところでございます。  ただ、今般、利用料金を改定する湯本富士屋ホテルは平成15年に区と契約をしてほぼ15年ほど、あるいはおんやど恵も平成19年から10年ほど一切利用料金の値上げはしていないというところでございます。そうしたところの状況も勘案しながら、また、稼働率も非常に高いというところで、今回こういったことで進めさせていただいておるのですけれども、とはいえ普通で泊まると、おんやど恵はこの倍ぐらい、ほぼこれ半額、もしくは半額以下ということになってございますので、他区の場合ですと、3,000円を補助するとか、そういった補助の仕方も実はやっているところもございます。ただ、それだと平日しかとれなく、休前日、年末年始は一切無理だということになりますので、この借り上げ方式のよさをさらに効率よくやるためにはこういったことの見直しをかけ、稼働率を上げていくと、全体で上げていくということが必要でございますので、御理解をいただきたいと存じます。 108 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項5 江東区中小企業融資制度限度額の一部改定について 109 ◯委員長  次に、報告事項5「江東区中小企業融資制度限度額の一部改定について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 110 ◯経済課長  それでは、資料7をごらん願います。  江東区中小企業融資制度限度額の一部改定について御説明いたします。  まず、改定理由でございますが、中小企業信用保険法の一部改正に伴いまして、小規模事業者用の保証の限度額が拡充されるために、今回、本区の中小企業融資制度の限度額を一部改定するものでございます。  次に、2番、改定内容でございますけれども、30年4月1日から下記の5つの融資制度について拡充したいと考えております。1企業につきまして、これまで1,250万円までの貸し付けの限度額だったのですけど、これを合計で2,000万までに改定する予定でございます。  まず、1番目が小規模企業向け融資ということで、小規模企業特別資金及びそちらの小口零細企業特別保証制度、こちらについて、あわせて1企業につきまして、2,000万円まで融資を拡大したいと考えております。  次の運転資金でございますが、これは1番の小規模企業融資を使えない、従業員数が多い中小企業一般向けの融資ということで、こちらについても、2,000万円まで拡充を予定しております。  3番目以降は特別目的の資金になりまして、3番目は環境保全対策資金、これは省エネとか、低公害車導入等の目的です。  4番目は多角化・転業支援資金ということになります。  そして、5番目が特別資金ということで、こちらにつきましては、災害とか、大きな経済状勢の変動等に伴いまして、特別に設置する資金ということでございまして、現状は制度はございませんが、今後の対応に備えまして、今般、限度額を2,000万円に改定するものでございます。  区の支援といたしまして、今回の引き上げに伴いまして、区で行っています利子率の補助、あるいは信用保証料補助というものは継続して行いますので、1,250万円までの補助を2,000万円までに拡充して事業者さんの負担軽減に努めていきたいと考えてございます。  そして、最後、周知方法でございますけども、区報は3月21日号に掲載予定でございまして、以降ホームページ、案内リーフレット等で周知を行います。また、直接の説明会といたしましては、先月末の補助金説明会で一部概要説明を行ったほか、来週金融機関向けに説明を行う予定になってございます。  今後も法改正、あるいは景気動向、社会情勢の変化に伴いまして、適切な融資制度を実施したいと考えてございます。  以上でございます。 111 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 112 ◯赤羽目民雄委員  改定理由のところにありますが、中小企業信用保険法の一部改正が行われたということなのですけども、この限度額の引き上げ、拡充のほかに改正されたところがあって、江東区の中小企業にかかわることがあれば、教えていただきたいのと、それから、今、利子補助も2,000万円まで補助しますよということなのですけど、区内の業者さんから借りたくても返すのが大変だという声が多いので、借りられないという声が多いのですよね。これ利子補助の引き上げというのは検討されなかったのですかね、特に小特。これが一番利用実績が多いと思うのですけども、その辺いかがでしょうか。 113 ◯経済課長  今回の法改正に伴う改定内容ということで、1番大きいのが今回、江東区の施策にも反映させていただきました小口の保証制度の限度額拡大に伴いまして2,000万円まで保証限度が上がりますので、融資の上限額も上げる、こちらがまず1点目でございまして、続いてセーフティーネット関係ということで、不況業種の認定された事業さんについて、今まで信用保証100%だったのですけども、これを金融機関と責任共有ということで80%保証というふうに、こちら若干制度が変わります。ただ、これに合わせて国のほうはいろいろな災害等に備えて危機関連保証制度という、100%保証制度というのを同時に増設して運用すると聞いてございますので、こちらの状況も踏まえて対応させていただきたいと考えております。  もう1点が、創業関連の保証額充実ということで、国の制度では信用保証100%が今般1,000万から2,000万に上がるのですけども、本区の創業支援の融資としては、運転設備合わせて既に2,500万までを信用保証100%ということで行っておりますので、特段これで、区のほうが先んじてやっているということなので、影響は考えてございません。  次に、2,000万円に上がりますけども、利子率の見直しを検討しなかったのかということでございますけども、今般、運転資金以外については全て保証料補助を行いますので、こちらについても1,250万からマックス2,000万まで全額補助いたします。利子率補助よりも保証料補助のほうが当初にやはり数十万かかりますので、これまで本区の優先的な制度としては、当初の負担をなるべく軽減するということで利子率補助よりも信用保証を100%に今回も拡充して、利子率の負担よりも負担感軽減に努めておりますので、今回もその対応をさせていただきたいと、改定については対応していくというふうに考えています。  以上でございます。 114 ◯赤羽目民雄委員  ありがとうございました。中小企業信用保険法の改正の関係で、セーフティーネットで100%補助が8割になるということなのですけども、そのことで大分、国会でも議論があったと思うのですが、区内業者に対しての影響というのはどういうふうに考えていますでしょうか。その辺1点だけ。 115 ◯経済課長  今、5号認定という不況業種の認定を国のほうから地域に別のいろいろな業種の認定がございまして、それに伴って100%保証が必要な業者さんは、区のほうに申請してまいりまして、それを認定してございます。今回、100から80になりますけども、当然、ほかの保証制度も80%のものがございますし、金融機関と責任分担しながら当然、保証協会の大部分保証でございますので、対応については大きくは変わらないと考えてございますが、また状況についてはよく注視していきたいと考えております。  以上でございます。 116 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項6 江東区産業会館の小規模改修工事に伴う一時休館について 117 ◯委員長  次に、報告事項6「江東区産業会館の小規模改修工事に伴う一時休館について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 118 ◯経済課長  それでは、資料8をごらんください。  江東区産業会館の小規模改修工事に伴う一時休館について御説明申し上げます。  こちらにつきましては、産業会館の設備の老朽化に伴いまして、小規模な改修工事を行うことに伴いまして一部、一時休館を行うものでございます。  改修工事の内容でございますが、1番、高圧ケーブル取りかえ、エレベーター取りかえ、あるいは出入り口自動ドア改修等でございます。  改修工事に伴う休館でございますが、この工事の種目の中で高圧ケーブルの取りかえ工事に伴いまして全館停電、産業会館の部分だけですけども、停電になりますので、こちらについては全館休館と考えてございます。  日程につきましては、ことしの10月5日からの4日間ということで、こちらを今、予定してございます。また、この高圧ケーブル取りかえ以外の工事については施設を開館して運営を行いながら工事を行っていきたいと考えてございます。  最後、周知方法でございますけども、区報は6月ごろに掲載予定をしておりまして、ホームページ、あるいは館内掲示等で今後周知してまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 119 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 120 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項7 豊住庭球場の全面再開について 121 ◯委員長  次に、報告事項7「豊住庭球場の全面再開について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 122 ◯スポーツ振興課長  では、資料9をごらんください。  豊住庭球場の全面再開についてでございます。  豊住庭球場の改修工事の終了に伴い、営業を再開いたします。  2番のスケジュールでございます。管理棟につきましては3月27日、当初の予定どおりの利用となります。庭球場のE・F面については12月18日、C・D面については3月1日から既に利用を開始しているところでございます。A・B面につきましては当初の予定では24日からの再開を予定していたのですが、工事がスムーズに進みました関係であしたの3月10日から利用のほうを開始いたします。  周知方法につきましては区報、区・指定管理者のホームページ及び関係施設の中で掲示により既に利用者に周知しているところでございます。  御報告は以上でございます。 123 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 124 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項8 深川北スポーツセンターの再開について 125 ◯委員長  次に、報告事項8「深川北スポーツセンターの再開について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 126 ◯スポーツ振興課長  では、資料10をごらんください。  深川北スポーツセンターの再開についてでございます。  深川北スポーツセンターの工事も無事終了する方向に向かってございます。これに伴いまして、利用を再開するということでございます。  2番のスケジュールでございます。4月1日の日曜日にリニューアルオープンを記念いたしましてイベントを開催する予定でございます。4月2日の月曜日から通常の営業を開始する予定となってございます。  3番、団体利用の申し込みにつきましては、既に12月20日より通常どおり受け付けているところでございます。  周知方法でございますが、区報、区・公社のホームページ、その他関係施設の中で掲示により利用者に既に周知しているところでございます。  御報告は以上でございます。 127 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 128 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項9 亀戸スポーツセンタープールの休場について 129 ◯委員長  次に、報告事項9「亀戸スポーツセンタープールの休場について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 130 ◯スポーツ振興課長  資料11をごらんください。  先日、各委員の控室のほうに緊急でお回りして御説明しました亀戸スポーツセンターの件でございます。  今回、天井材の仕上げ材の調査と応急対策工事が決定しましたので、御報告するものでございます。  2番のプールの休場期間につきましては、先般、御報告いたしました13日から既に休場してございます。工事内容が決まりましたので、4月6日の金曜から再開する予定で今、工事のほう進めてございます。  3番、休場に伴う返金方法でございますが、各種教室、団体利用等の返金については公社ホームページで既に周知を行っているところでございます。  4番目、休場の周知方法でございます。公社ホームページ、各スポーツセンター内の掲示及び亀戸スポーツセンターのツイッターやフェイスブックで既に周知を図っているところでございます。周知方法については先般回ったときにも御報告いたしましたとおり、利用者が不安にならないように配慮しながら周知を行っているところでございます。  御報告は以上でございます。 131 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 132 ◯委員長  以上で本件を終了します。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項10 地方税法等の改正の動向について 133 ◯委員長  次に、報告事項10「地方税法等の改正の動向について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 134 ◯課税課長  それでは、報告事項10、地方税法等の改正の動向について御説明させていただきます。  恐れ入りますが、資料12をごらん願います。  現在開会中の第196回通常国会におきまして、地方税法等の一部を改正する法案の審議が行われております。このうち特別区税に影響がある主な改正について御報告させていただきます。  最初に、個人所得課税の見直しについて4点御報告させていただきます。  1点目は、給与取得控除・公的年金等控除から基礎控除への振りかえについてです。これは働き方改革を後押しする観点から、表に記載のとおり、控除額10万円を給与所得控除・公的年金等控除から削減し、基礎控除に加算するものでございます。このことにより給与取得控除・公的年金等控除を受けていないフリーランス等の方がより手厚く控除される仕組みとなっております。一方、社会保障制度等において住民税の総所得金額等や合計所得金額の給付や負担の算定根拠となっている場合、不利益を生じるおそれがあるため、当該制度の所管府省において適切な措置を講じるものとされております。  2点目は、給与所得控除の見直しでございます。これは表にありますとおり、現行では給与所得等が1,000万円を超える方に対し、220万を控除額の上限としておりますが、これを850万円を超える方に対し、控除額の上限を195万円に引き下げるものでございます。なお、子育て世帯、介護世帯には負担増が生じないよう、年齢23歳未満の扶養親族や特別障害者控除の対象となる扶養家族が同一生計内にいる場合などは、給与収入金額から850万円を控除した金額の10%に相当する金額を控除する措置が設けられてございます。  3点目が、公的年金等控除の見直しでございます。2ページに表がございますが、これは公的年金等の収入が1,000万を超える場合の控除額に195.5万円の上限を設けるものでございます。また、現行では年金以外の所得が幾ら高くても年金のみで暮らす方と同じ控除が受けられていますが、公的年金等以外の所得金額が1,000万円を超える場合、控除額をさらに10万円減額、2,000万円を超える場合は、さらに20万円の減額となります。  4点目が、基礎控除の見直しでございます。これは給与収入2,595万円を超える方について、表に記載の区分に従って基礎控除が逓減、消失する仕組みを設けるもので、給与所得が2,695万円を超える方は基礎控除が適用されないこととなります。  以上、4点の見直しにつきましては、全て平成33年度より適用する予定でございます。
     次に、たばこ税の見直しについて3点御説明させていただきます。  まず、1点目は、紙巻たばこの税率を平成30年10月1日から国税と地方税合計で1本当たり1円ずつ計3円の引き上げを3段階で実施するものでございます。表に記載している税率は1,000本当たりのものですが、消費税の引き上げが予定されている31年度を除き30年度から33年度にかけて引き上げる見込みでございます。  3ページをごらんください。  2点目は加熱式たばこの課税方式の見直しについてでございます。これは紙巻たばこや加熱式たばこ間にある税率格差を踏まえ、加熱式たばこの課税方法の見直しを平成30年10月1日から段階的に実施するものでございます。具体的な課税方式は新旧、記載してございますが、旧課税方式は重量のみで換算していたのに対しまして、新課税方式は重量と価格により換算するものでございます。具体的な税率は現段階で示されておりませんが、旧方式から新方式に5年かけて移行するものでございます。適用年度は30年度から34年度となってございます。  3点目が旧3級品紙巻たばこの税率改正経過措置一部延期でございます。これは平成27年度税制改正により段階的に税率を引き上げる経過措置をとられておりますが、最終段階の平成31年4月1日に予定されている税率の引き上げを平成31年10月1日に実施するよう延期するものでございます。  以上、いずれにつきましても国会審議を経て法案可決、成立いたしましたら、改めて本区特別区税条例等の改正をお願いする予定でございます。  報告は以上でございます。 135 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 136 ◯中村まさ子委員  2点伺います。  1番目の個人所得課税の見直しについていろいろ書いて、数字が出ているのですけども、ざっくり言って、累進課税の強化ということで認識しているかどうかということが1つ。  それから、今回の地方税法の改正の動向の中で幾つかあったのですけども、ここには御報告がなかったのですけども、中小企業への生産性革命のため、固定資産税の減免という項目があって、自治体がやろうと思えばできるということだそうですが、江東区はそれを検討するのかどうか伺います。 137 ◯課税課長  2点の御質問にお答えさせていただきます。  まず、個人所得課税につきまして累進課税の強化というところであるかという御質問でございますが、累進課税の強化というよりは高額な収入をお持ちの方に対する増税というところかと認識してございます。  また、2点目でございますが、固定資産税につきましては、一般の自治体の場合、市町村で固定資産税を扱っているところでございますが、特別区、東京都の場合は固定資産税につきましては、東京都の所管となってございます。したがいまして、区で検討するといったようなことはございません。  以上でございます。 138 ◯中村まさ子委員  はい、わかりました。累進課税というよりは高額の収入のある人への増税ということで、何か累進課税なのかなと思ったのですけれども、違うのですかね。固定資産財のほうは、23区はそういう事情だったので、江東区としては検討しないということでわかりました。はい、結構です。 139 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項11 チーム江東・環境配慮推進計画の平成28年度進捗状況につい            て 140 ◯委員長  次に、報告事項11「チーム江東・環境配慮推進計画の平成28年度進捗状況について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 141 ◯温暖化対策課長  では、報告事項11についてお願いいたします。  恐れ入りますが、資料13をごらん願います。  まず、1の計画の概要でございますが、区が管理している全ての事務事業を対象として職員が一丸となってCO2を減らしていくために何をすべきかを記載しているものがこの計画でございます。計画は温対法で地方公共団体に義務づけられているもので、内容としては11の取り組み項目で構成されており、これにより区役所全体の省エネの実績を管理し、平成31年度のCO2排出目標値2万9,929トンを目指していきます。  続きまして、2の28年度の取り組み項目についての説明でございます。2ページに実績一覧の表がございますが、1ページに戻っていただいて、11の取り組み項目の順に従って内容の説明をさせていただきます。  1のコピー機・複合機の出力枚数でございます。調査の対象となっている複合機の台数が増加したことにより、この数値がふえております。複合機というのはコピー機、プリンター、スキャナーが機能が一緒になっているもので、従来コピー機とスキャナー、プリンターが区役所では別々だったのですけども、複合機に統一しつつあります。  取り組み項目の2、3、4、6につきましては区長部局と教育委員会事務局を分けて実績を出しております。教育委員会事務局の数値が全体的に増加しております。この要因としては、計画の基準年が平成26年度でございましたが、その時点でなかった豊洲西小が平成27年度から調査対象に加わったことがこの要因となっております。豊洲西小においては御案内のとおり、プールの温水化や体育館を地域に夜間、休日、区民開放を行っており、これは床面積当たりで他施設と比較しておりますけども、エネルギー使用料が教育施設の他の平均より約3.6倍多く、このことは区民サービス、教育内容の充実のための数値増であるというふうに分析しております。  次に、5、低公害車の導入でありますが、これは車を買いかえるタイミングで環境に配慮した低公害車を導入しているため、導入率は改善しております。  7の管理標準の策定割合でございますが、対象となる全ての施設でこれは策定しており、目標を達成して100%でございます。  8と9につきましては、改修を終えた施設の廃棄物量が加わったため、どちらの項目も数値増となっております。  10につきましては、新築・改築施設の割合でございますが、28年度は竣工施設がございませんでしたので、実績がありません。  取り組み項目の最後、11になりますけども、契約電力が改善傾向にあった施設の割合については、施設の電力消費増により、改善傾向にある施設の割合が残念ながら減となっております。  以上、ただいま説明させていただいた計画の推進に向けて、区役所におきましては毎年各課の庶務担当係長で構成されている環境推進リーダー会議というものを開催して環境意識、知識の向上を図っております。また、節電調査を実施して、各施設の電力状況を把握、分析して希望施設、それは手を挙げたところ、あるいは改善効果が見込める施設を対象に省エネ診断を実施して省エネ化を図っております。  私のほうからの説明は以上でございます。 142 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 143 ◯中村まさ子委員  達成できているもの、できていないものいろいろなのですけども、2枚目で、1枚目もそうですかね、床面積当たりで判断しているのですけど、そうすると、教育委員会部局はなかなか厳しいなと思ったのですけど、床面積ではなくて全体的だとどうかということと、平成31年度のCO2の削減目標値というのが出ているのですけど、これまでの状況でいうと、この達成の見通しはどうでしょうか。 144 ◯温暖化対策課長  2点の御質問をいただきました。  まず、CO2換算ということでございますけども、これは平米であったり枚数ということでございますので、再換算いたしますと、28年度に関してCO2の削減量は3万7,325トンで、27年度3万5,693トンに比してふえております。  2点目の御質問で、31年度目標は達成なるかということでございますけども、今の推移で言えば、御案内のとおり、有明地区、豊洲地区の人口がふえております。こちらのほうで分析しますと、26年の人口が48万人余で、29年7月で51万8,000人。31年度は人口推計で52万5,000人余ということなので、基本的に、御案内のとおり、エネルギーというのは人口に比してCO2が排出されるものなので、努力は区役所全体でしていきますけども、目標達成は今現在では厳しいのかな。ただ、そうは言っても頑張ります。 145 ◯中村まさ子委員  はい、わかりました。CO2全体的には減っているけれども、そうですね。平成26年48万人で31年52.5万人ということは、ほぼ1割人口がふえているので、それをそのまま達成するのはなかなか難しいとは思います。でも、私たちも含めて努力を続けていただきたいと要望して終わります。 146 ◯星野博委員  本区では、やはり各自然エネルギーというのですか、再生エネルギーをいろいろ導入に努めていると思うのですが、この成果というのかな、この中に出ているのかどうか、その1点をお聞きします。 147 ◯温暖化対策課長  教育施設であったり、各施設の中に、例えば、太陽光発電、あるいは若洲のほうの風力発電のところは全部カウントしてあります。ただ、今、総論のところで、施設数の総体でここに記してありますので、例えば、太陽光発電で言えば、区ではえこっくるとか、二亀小の屋上で13施設で、このCO2の削減関数でいうと、6万2,602キログラムの削減はしたと。あと、若洲に関しては、これはCO2削減というよりも売電でやっています。3,600万の収入があったりとか。なので、区役所のほうではこれは教育の総体、区役所の総体、各論のところでは、星野委員おっしゃられたように、そこら辺の部分は区役所では再生可能エネルギーは23区に比しても負けないぐらいの成果を出していると認識しております。  以上です。 148 ◯星野博委員  その辺のところを、区民に成果を周知するということも、もっと必要なのではないかなと思いますし、例えば、江東区でやっているのでしょうけども、雨水の再利用とか、さまざまなものがあるわけですから、その辺、進捗状況とか、成果みたいなものをもう少し周知したほうがいいのではないのかな。こういうところにも何か書いたらいいのではないかなと、どうでしょうか、その点。 149 ◯温暖化対策課長  この結果であったり、環境基本計画が大きいこの上位計画でございますけども、ホームページ、区報、あとはえこっくるのところのホームページであったりは掲載しております。今、星野委員おっしゃられたように、総論で数値だけの羅列ではなく、特色を出したような表記については、今後検討してまいりたいと思います。  以上です。 150 ◯福馬恵美子委員  廃棄物の量とリサイクル率についてお尋ねします。  改修を終えた施設の廃棄物量が加わったため、数値が増したというふうに書いてあるのですけども、とはいえ、数値が増して、廃棄物の量が多くなれば、リサイクル率がもっと増加をしてもいいのではないかと、その辺の相関関係と、今後どう取り組もうとされているかお示しください。 151 ◯温暖化対策課長  教育施設部門とリサイクルのところでございますけども、2ページを見ていただくと、リサイクル率は下がっております。これは量がふえたというのは、例えば、今まで施設が休止していたところのカウントはするところで量はふえたので、先ほどのような説明になって、今後については、こちらのほうのPRもありますけども、各施設そのリサイクルの意識というのを高めながらリサイクル率は向上させていきたいと認識しております。 152 ◯福馬恵美子委員  江東区はこれまでの経緯があって、リサイクル率を高めるためにさまざまな取り組みをしてまいりましたので、その辺は、やはりもう少し下がるようなことがあっては、リサイクル率が下がるべきではないし、それぞれの施設がそれぞれの役割を果たさなければ、担当部署だけがいろいろ言っても無理だと思うので、その辺をどういうふうに指導するか。 153 ◯委員長  正午になりましたが、このまま委員会審議を続けたいと存じますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり)   それでは、続けます。 154 ◯温暖化対策課長  それで、清掃リサイクルの部門でございますけども、今、福馬委員から御指摘あったやはり1番の改善すれば率が上がるのは学校のところで、清掃事務所のほうで中規模廃出物に関して学校に出前授業であったり、我々のほうも温暖化対策課のほうでリサイクルであったり、CO2削減に向けての家庭の取り組み等の出前授業を行ったりして、やはり意識の喚起、意識の向上、で、御案内のとおり、環境というのは一朝一夕にできるものではなく、日々のやはり努力、それは我々も含めて、学校も含めての努力を必要とするところなので、意識の醸成化に向けて我々のほうも環境清掃部一丸となって頑張っていきたいと、以上です。 155 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項12 第11回江東区環境フェアの開催について 156 ◯委員長  次に、報告事項12「第11回江東区環境フェアの開催について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 157 ◯温暖化対策課長  それでは、第11回江東区環境フェアの開催について、資料14をごらん願います。  まず、1の日時でございます。これは環境月間である6月3日の日曜日に開催して、会場は2にございますけども、例年同様、えこっくる及び清掃事務所の駐車場を予定しております。  3の内容のところでございますが、ここに2点記してあります。環境フェアというものは、さまざまな団体が環境施策を幅広くPRして、来場されたお子様、家族連れが気軽に体験スペースに参加することで環境に配慮したライフスタイルを確立するためのまずはきっかけづくりの場を提供することで、それに伴って、さまざまなイベントを行っております。  4番の出展ブース、55ブース程度というふうに書いてございますが、3月16日が締め切りで、今現在は、きのう第1回の実行委員会を行いましたけど、55のブースの申し込みがあります。  5の主な特徴といたしましては、環境フェア11回、第10回の、去年はオリンピックのメダリスト等来ていただきましたが、引き続き環境に特化する部分等、ここに書いてありますように、平成23年3月に起きました東日本大震災以降7年が経過をしておりますが、そのことを風化させずに引き続き被災地に目を向けて被災地発行のグリーン電力証書の購入、被災地、被災者の復興支援を推進してまいります。  6には、第10回の環境フェアの実績を記しております。  説明は以上でございます。 158 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 159 ◯中村まさ子委員  主な特徴で被災者支援というのが入っているのですけども、被災者の方たちは、このブースなりにかかわる、出すということはあるのですか。 160 ◯温暖化対策課長  ブースは、これは物販で、地元の方の物販業者が入ります。ただ、そこには当然、東雲に避難なされた方もロケーション的に近いので来られたり、あとグリーン電力証書のところの部分で被災地支援というところを図ってまいります。 161 ◯中村まさ子委員  はい、わかりました。いいことだと思うので、東雲にもたくさんまだいらっしゃるので、そちらにも宣伝を強化していただければと思います。 162 ◯星野博委員  これは恒例の事業で私も何回か出たことあるのですが、1つ、マンネリにならないように、やはりこの年の目玉になる1つの行事、ものを入れるということを私としてはお願いしたいなと思う。かつて私が出席したときにペットボトルを油にするような、プラントみたいなのをやったり、いろんなそういう先進的なものに取り組んでいるような、夢のあるものがありましたよね。やはりいろいろ今あると思うのですよ。そういった中で1つ区民が関心を持つようなものを、まだ江東区が取り組める可能性のあるようなものを1つ目玉として入れてくれると、みんな関心を持つのではないのかなと私は思ったのですが、その辺要望なのですが、どうでしょうかね。 163 ◯温暖化対策課長  資料の構成立てが、主な特徴2つしか記載しておりませんけども、第2回の実行委員会が4月過ぎでございますけども、それまでには当然、ここに内容は充実したものを記して、4月には固まります。それで、星野委員の御指摘のとおり、やはりお祭りというのは目玉、去年はオリンピックのメダリストの方と一緒にごみを拾ってオリンピックの機運醸成とそこら辺の一帯のごみの収集ということで目玉になりました。  ことしは一応、移動水族館というのものを考えております。去年も行いましたけども、葛西のほうから移動水族館がバスで来て、去年すごく好評だったので、そこで水辺の小さい小生物にさわったり、そこでそういうことも考えております。  さらに、また、今、星野委員がおっしゃられたように超小型モビリティの試乗であったり、やはりお子様、家族連れが来て満足できる、老若男女ありますので、その対象を絞るというのは難しいことではございますけども、一応お子様連れ、こどもをターゲットにしておりますので、その方が満足できるようなものをこれからも頑張っていきます。 164 ◯星野博委員  水族館もいいと思いますし、オリンピックの方を連れてくるというのもいいと思うのですが、やはり環境という面から考えると、ちょっと方向が違うというか、それがいけないというわけではないですけども、ただ人が集まればいいというわけではないので、僕は夢のある、これから未来の環境に寄与するような新しい技術を紹介するとか、例えば、江東区の1つのプロジェクトの夢みたいなものを先取りして構想を具現化した何かのあれをやるとかいうのに方向性を行ってもらったほうが僕は本来の環境フェアではないのかなと。確かにオリンピックの人が来たり、ごみを拾ったりするというのも悪くはないのですけど、私としてはそんな思いでいますので、1つその辺も御配慮いただきたいと思います。答弁結構です。 165 ◯佐竹としこ委員  今、質疑の中で環境に配慮したということを考えると、前に他区の環境フェアに行ったことあるのですが、食品ロスの削減、それに向けてのフードバンクのこととか、参加する方がもう賞味期限が近いとか、消費期限が近いものを持ってきていただいて、それらをこども食堂とか、何か再利用していただけるところに使っていただくとか、そういうのはすごくよかったかなと思いましたので、そういうのを今、思いついて提案をさせていただいたのですが、何かの機会があればそういうものもお願いしたいと思います。 166 ◯温暖化対策課長  それは今、予定ということで先ほどの資料では主な特徴しか記していませんけども、今、佐竹委員おっしゃられたように、去年も食用油、園芸土の回収をしてリサイクルであったり、フードバンク、フードドライブも行って好評でございましたので、今年もそれは企画しております。  なので、今おっしゃられたように、星野委員から水族館及びメダリストではどうかということでございましたけども、やはりお祭りというのはまず人を呼んで、どんないい内容であっても人に来ていただかないとそこら辺のところはどうなのかなと1つありますので、環境とオリンピックの両立というのは意外と難しいところではございますけれども、いろんな御意見をいただいた部分で皆さんにできるだけ満足できるような環境フェアを実施していきたいと思っております。  以上です。 167 ◯福馬恵美子委員  施設の中の使い勝手というか、案内が非常にわかりにくいのと、時間が遅くなると、もうお手伝いしていらっしゃる人もお疲れになるのか、何か本当に場所へ行ったらもうブースが閉まっていたり、そういうのもあるし、対象年齢がはっきりしないブースがあるのですよね。  万華鏡を清掃事務所がつくったりするのは、非常にこどもたちは興味を持ってやるのですが、何を目的にされているのか。あるいは、ここで誰を対象にしているのかなというのがわかりにくい展示もあったように思います。実行委員会形式というのでやられると、どうしても、前例踏襲じゃないのですけども、同じような方がかかわると、そういうことが往々にしてあるかなと思うので、やはり案内と見やすい表示、これを要望したいと思います。 168 ◯温暖化対策課長  福馬委員御指摘あった部分も今アンケート、去年のを見ておりますけれども、そのような御意見もありました。なので、その部分では私どものほうで第1回、第2回の中で見やすい表示、案内板のところ、ただ、先ほどコンセプトのところは今、実行委員会形式ですから、55のブースがあって、一応私どものほうでは統一的なテーマは掲げますけども、例えば、会社名恐縮なのですが、NECが自社のところをそういうPRも含めた環境の意識向上ということで、それの対象がお子様なのか、青年なのか、それとも成人なのか、そこら辺の部分を制限するということはできないのですよね。なので、総体として環境フェアが先ほど申しましたような意識づけの、環境に配慮したライフスタイルの確立、きっかけづくり、きっかけというのはいろんなところを見て、プラスもあるし、マイナスもあると思うので、そこら辺のきっかけづくりに場を提供していきたいと考えております。いただいたそこら辺の案内とか、見やすい表示というのは、次の実行委員会で検討してまいります。  以上です。 169 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎閉会の宣告 170 ◯委員長  本日予定されておりました案件は、全て終了いたしました。  これをもちまして、本日の委員会を閉会いたします。               午後0時14分 閉会 Copyright (c) Koto City Assembly Minutes, All 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