台東区議会 2019-09-27
令和 元年 9月産業建設委員会-09月27日-01号
○
委員長 ということで、
継続の意見が多数ですが、
山口委員、どうしますか。
山口委員。
◆
山口銀次郎 委員 話し合いをして、より深く、前向きなものだと思いますので、我が
会派も、それでは
継続でお願いいたします。
○
委員長 これより採決いたします。本件については、
継続の意見が多数でありますので、
継続することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
委員長 次に、案件第3、
陳情元-26、
商業用看板の
落下事故防止に関することについての
陳情を議題といたします。
本件は、新たに付託されたものであります。
事務局次長に
陳情の趣旨を
報告させます。
(
吉本議会事務局次長報告)
○
委員長 それでは、本件について、ご審議願います。
寺田委員。
◆
寺田晃 委員 台東区では、これまでこのような金具の腐食による
落下事故とか、そういうことがあったかどうかということと、このような
看板の
管理はどのようにこれまでやってきたのかということと、これからどのように
管理をしていくかということを教えてください。
○
委員長 土木担当部長。
◎
武田光一 土木担当部長 まず、過去の
事故についてということでございますが、大きな
看板そのものが落っこちたと、
袖看板が落ちたということは今まで、警察にも問い合わせをしましたが、過去3年間はないということでございます。ただ、それより過去あったかどうかという
ところにつきましては、伝聞としてはあったのではないかと聞いていますが、具体にその事例の細かい
ところはちょっと把握できていない状況でございます。
また、
看板の
管理の仕方ということですが、
看板の規模によっていろいろなパターンがございますが、
袖看板として道路に出っ張っているものにつきましては、5年ごとの
許可期間を与えて、その都度、
許可条件等を注視しております。また、
屋外広告物として、
広告物全般につきましては、一定の規模以上のものにつきましては、
管理者という資格を有する者を設置することを義務づけしておりまして、その者から更新時ごとに
自己点検報告書という形で、そういった金具の
腐食状況、それから
看板自体の老朽、そういったものについての
報告をすることとしております。
今後につきましてはということでございます。今までは
書類等のそういうやりとりの中で把握をしており、また
現場等の
パトロールの際にも、ちょっと古い
看板ですとか、そういったものも極力見て回るようにはしておりますが、今後さらにということで、この間の台風でも張ってあった
看板等がちょっと剥がれたと、そのような
事故が数件ありましたので、今後、台風の前とか、そういったときにはよりその辺を注意した
パトロールというものを対応としてやっていきたいと思っております。
また、今までは
自己点検報告書を提出する前に、更新時には台東区から、そろそろ更新になりますよということで通知を差し上げておりますが、その中に、今後、そういった金具の腐食とか、そういった状況についてもしっかりと確認をしてくださいという形で、
継続の通知の中に啓発するような文章を入れ込んで対応していきたいと、そのように考えてございます。
○
委員長 寺田委員。
◆
寺田晃 委員 昨今、風の被害というんですかね、先日の台風は日々、常時来るかというと、そうではないとは思うんですが、強くなってくる風の中で、
パトロールも強化されると。また、通知の際も啓発されていくということで、これまでも大きな
事故もなかったということで、それでですね、ご心配につきましては私も同感ではあるんですけれども、このようにさまざま強化されるということで、このたびの
陳情の要旨にあります、
電話等で
看板の
持ち主に早目に交換されるよう指導するという、ここまでは必要ないのかなと感じております。
ということで、我が
会派といたしましては、不採択でお願いいたします。
○
委員長 はい、不採択。
拝野委員。
◆
拝野健 委員 1点質問なんですが、
パトロールされているということだったんですが、
パトロールの頻度を教えてください。
○
委員長 土木担当部長。
◎
武田光一 土木担当部長 パトロールの頻度についてのご質問でございます。
パトロールにつきましては、基本、毎日回っております。ただ、どこどこを、どのようにというわけではございませんので、今後こういった
ところも留意しながら、より適正に
パトロールを進めていきたいと考えてございます。
○
委員長 拝野委員。
◆
拝野健 委員 ありがとうございます。毎日やっていらっしゃるということで、さらに書類でも通知をして啓発を進められているということで、さらに電話となると、行政の負担も大変重いですし、十分だと思いますので、これは
会派としては不採択でお願いいたします。
○
委員長 パトロールは、
袖看板を
チェックするためだけの
パトロールではないですよね。その辺をちゃんと説明してください。
土木担当部長。
◎
武田光一 土木担当部長 失礼いたしました。
基本的には道路の占用の関係、道路に
看板が出っ張っている、もしくは何か
広告物が置いてある、そういったものの道路の占用を中心に
パトロールは行っております。そういったものを毎日行っておりまして、その中で、例えばこの
看板ちょっと古いよねとか、大丈夫かというようなものについては、一応そういう
チェックもしていただいて、
報告をしていただくと、そういう形の対応をしております。
○
委員長 よろしいですね。
◆
拝野健 委員 はい。
○
委員長 河井委員。
◆
河井一晃 委員 こちらの申請が、
看板の設置が
申請主義ということで、
届け出について無届けのものと、また
所有者不明のものとあるとお聞きしたんですが、そちら、もし把握してればちょっと、把握はできないから、そういう状態なんだと思うんですけれども、把握していれば、概算でも、わかればちょっと教えてください。
○
委員長 土木担当部長。
◎
武田光一 土木担当部長 今のご質問で、まず、ちょっとそれるかもしれませんが、現在、申請されているものは、まず
道路占用としては約800件、それから
屋外広告物としては1,100件が現在、
継続もしくは提出されているものでございます。
それ以外のものはどうかという
ところですが、これはなかなか我々としても把握するのは非常に難しいと思います。また、大きさによって申請しなくていい場合もございます。例えば
自家用宣伝の小さいものですとか、そうなってくると、一々はからなければいけないとか、いろいろな場合もありまして、なかなか全てを把握するというのは、現時点では困難でございます。
○
委員長 河井委員。
◆
河井一晃 委員 ありがとうございます。
ちょっとこの
看板の設置についてですね、私もこの
看板は危ないなとか、いろいろ気づく点も多いですが、結局、私などはちょっと気づいても、
区議会議員になる前は、どこに届けていいのか、誰に言えばいいのかという
ところもあって、普通の一般の方もちょっとなかなか、区役所に言ったらいいのか、警察に言ったらいいのかというのも、そういった
ところもちょっとわからないと思うんですね。だからもうちょっと、
専用ダイヤルではないですけれども、何かもっと、これは危ないよというのを注意を受け付けてくれるような窓口のわかりやすい
ところがあればいいのかなと思ったのが1点ですね。
あと、この無届けの
看板とか、この辺のものがメーンだと思うんですが、危ないというのはですね、届けていただけるものはどんどん注意はできるとは思うんですけれども、その無届けのものを注意するというのはなかなか
所有者も調べていくのも困難だろうと思っております。ただ、
陳情者が危険は気づかない
ところに潜んでいるということなので、私どもは本当に、こういった危険をやはり事前に回避するという責任もあると思います。
また、ちょっとこの金具という
ところもあるんですが、結局ここを落ちてきた
ところというと
道路管理課、あと申請する
ところというと
建築課ですかね、また別という
ところで、あと危険はその金具ではなくて、本当は建物の本体だったりもするので、なかなかこれを目視でいろいろ探していくというのはかなり困難な話だろうということで思いますが、何せこの
陳情者の
注意喚起を私も
会派としては注視していきたいということで、
継続でお願いいたします。
○
委員長 松村委員。
◆
松村智成 委員 この
陳情の内容をよく読ませていただきました。
気持ちはよくわかります。
危険回避のためのものであって、それを願わない人は誰もいないと我々は思っています。
ただ、この
陳情文の内容をよく拝見させてもらった上で言いますと、あくまでも今、台東区でできるのは区道のみということで、それ以外の
国道云々というのはまた別の話になってくると思うんですね。
実際、今、先ほど
理事者がお答えになられた、要は台東区が
管理している以外のものの数ももろもろ考えますと、今この
陳情文だけでいうと、どうしても台東区だけの対応ということになってしまうと思うので、ましてや、いや、よくわかるんですよ、この
管理指導することを役所の務めとし、安心・安全な
まちづくりに取り組む必要があるという、それもよくわかるんですが、例えばこの文章の中で、学校の近くの
ブロック塀が倒れ、小学生が死亡した事件は全国に報道されたというような文面が入ったりということで、ちょっと若干うちの
会派としては首をかしげる部分もあり、その
気持ちはよくわかるのですが、この文面の
陳情でいこうとするならば、我々は大変申しわけないのですが、不採択ということで主張したいと思います。
○
委員長 中村委員。
◆
中村謙治郎 委員 陳情の内容、趣旨、
陳情者が言いたいことというのは、特にその無届けの
看板、申請を出していない
看板に関しての
危険度、
危険性を訴えているのかなと思います。確かにその申請されている
看板に関してはしっかり区で確認をしているし、定期的に
チェックをしているんですけれども、そうではない
看板に関して、台風、この前の15号のような台風が起きたときに
事故にならないように、何か対策を考えてくれという
陳情だと受けとめています。
ですから、趣旨としては
電話等でと書いてありますけれども、電話ではない方法でも腐食が進行している
看板など、
持ち主に何とかその連絡をとれる方法であったりとか、今後、何かしらの形で区で、全ての
看板というのは難しいかもしれませんけれども、
届け出を出していない
看板も何とかして
管理していける方法がないのかなということで、我が
会派もこの
陳情に関しては
継続でお願いいたします。
○
委員長 山口委員。
◆
山口銀次郎 委員 やはりもう皆様が既にいろいろ意見を出されているように、この間の台風、また災害などによって
看板の
落下事故、そういう懸念はあります。そういった意味で、この
陳情の
落下事故を防止するという趣旨についてはいいんですけれども、やはりこの
陳情文そのものだと、役所が
管理している範囲、先ほど言われた800件の範囲にとどまるものだと思うので、そういった意味合いでは、今の
パトロールなどをして、この未届け、無申請のものも確認をしている段階ということの答弁がありましたけれども、もっとそのように膨らませるべきだと思うので、この
陳情文のままというより、もっとこの
陳情文をよりアップさせて、この無届けのもの、未申請のものを含めたふうにしていってほしいという思いから、我が
会派も
継続でお願いいたします。
○
委員長 ちなみに、部長、更新されなかった場合は、撤去されているという確認はするんですか。
土木担当部長。
◎
武田光一 土木担当部長 私たちの中では、書類が出てこなくなった時点で、把握までは多分していないと思います。
○
委員長 わかりました。そのあたりがちょっと若干課題かなと思いますがね。
これより採決いたします。
本件については、
継続審査を求める意見と、採決を求める意見がありますので、まず、
継続審査の可否について挙手により採決いたします。
それでは、本件を
継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○
委員長 挙手少数であります。よって、本件は
継続審査としないことに決定いたしました。
それでは、次に、採択することに賛成の方の挙手を求めますが、挙手少数の場合は、本件は不採択となります。
これより採決いたします。
本件について、採択することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○
委員長 挙手がありませんでした。よって、本件は不採択することに決定いたしました。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
委員長 次に、案件第4、
特定事件の
継続調査についてを議題といたします。
おはかりいたします。本
委員会の
特定事件については、議長に閉会中の
継続調査の申し出をいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長 ご異議ありませんので、本
委員会の
特定事件の
継続調査については、そのように決定いたしました。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
委員長 次に、本
委員会の
行政視察について申し上げます。
初めに、視察日程については、諸般の事情を勘案し、お手元の資料のとおり決定させていただきたいと思います。
次に、視察都市及び視察テーマについては、お手元にお配りいたしました資料のとおり、正副
委員長案を作成いたしましたが、いかがでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長 それでは、そのように決定いたしました。
なお、お尋ねしたい事項と視察日程の詳細については、決まり次第、ご連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。
以上で、案件の審議を終了いたしましたので、
事務局次長に
委員会報告書を朗読させます。
なお、年月日、
委員長名、議長名、及び
陳情者の住所、氏名の朗読については、省略いたします。
(
吉本議会事務局次長朗読)
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
委員長 次に、
理事者から
報告がありますので、ご聴取願います。
なお、
補正予算については、
報告を聴取するのみで質疑は行いませんので、よろしくお願いいたします。
初めに、
都市づくり部の
補正予算について、
都市計画課長、
報告願います。
◎前田幹生
都市計画課長 それでは、本
定例会に提出しております
令和元年度一般会計
補正予算(第3回)のうち、
都市づくり部に関するものについてご説明いたします。
資料1をごらんください。まず、歳入でございます。補正額として212万3,000円を増額し、補正後の額を37億2,459万9,000円といたします。
課別の内訳ですが、一番下の表のとおり、
地域整備第三課に係るもので、不燃化推進特定
整備事業に対する補助金として、都支出金を増額するものでございます。
2ページをごらんください。歳出でございます。補正額として1,942万6,000円を増額し、補正後の額を67億818万8,000円といたします。
課別の内訳ですが、下から二つ目の表をごらんください。
まず、
地域整備第二課は、北部地区
まちづくり推進における旧
東京北部小包集中局跡地活用に係る既存建物現況調査に要する経費として1,518万円を計上しております。なお、本件については後ほど所管
課長よりご
報告いたします。次の
地域整備第三課は、谷中地区
まちづくりにおける景観形成に係る手法検討、景観資源調査に要する経費として424万6,000円を計上しており、本件については昨日の交通対策・地区
整備特別
委員会に
報告しております。
3ページをごらんください。旧
東京北部小包集中局跡地活用に係る
基本計画策定支援委託については、来年度までの限度額1,620万円の債務負担行為をお願いしております。
簡単ですが、
都市づくり部の
補正予算に関する説明は以上でございます。よろしくお願いをいたします。
○
委員長 ただいまの
報告については、聴取のみとさせていただきます。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
委員長 次に、
上野地区まちづくりの
進捗状況について、
地域整備第一
課長、
報告願います。
◎浦里健太郎
地域整備第一
課長 それでは、
都市づくり部2、
上野地区まちづくりの
進捗状況についてご
報告いたします。
資料2をごらんください。現在、上野地区の魅力をさらに高めるため、関係者が共有できる2040年代ごろの上野の将来像と、取り組みの方向性を指し示す
上野地区まちづくりビジョンの策定を進めております。本日はその状況と、今後のスケジュールなどについてご
報告させていただきます。
項番1、策定に係る直近の主な動きについてです。本年、第1回
定例会に
進捗状況をご
報告した後、
まちづくり部会などで議論を重ね、部会の検討状況を第4回策定
委員会にご
報告し、ご意見をいただいた
ところでございます。
次に、項番2、ビジョンの検討状況についてです。(1)上野の将来像と取り組みの方向性です。①上野の将来像(修正案)です。四角囲みの下、参考をごらんいただきますと、以前お示しした将来像ですが、杜側に寄っていて、まちの営みや生活といったイメージを加えるべきとの策定
委員会のご指摘を踏まえ、上記四角囲み内のとおり修正いたしました。修正した将来像は、「杜の文化とまちのにぎわいが共演する舞台“上野”~世界の粋(すい)・東京の粋(いき)~」とさせていただいた
ところでございます。サブタイトルにつきましては、変更ございません。
なお、「粋(すい)」、「粋(いき)」という言葉につきましては、第1回
定例会でもご
報告させていただきましたが、補足させていただきますと、世界の粋(すい)につきましては、杜が誇る多様かつ高度な文化、芸術に関連する施設など全てを示し、そして東京の粋(いき)につきましては、まちが包摂している長い歴史に培われた多様で特色ある営みや生活文化をお示ししております。
②取り組みの方向性(案)についてです。記載のとおり、将来像の実現に向けて三つの方向性をお示しし、上野「文化の杜」新構想との連携や、基盤
整備部会、
まちづくり部会で具体的な取り組み内容について検討している
ところでございます。
恐れ入りますが、裏面をごらんください。(2)9月6日に開催いたしました第4回策定
委員会等での主なご意見などでございます。多様な方々からの意見をさらに聞いていくべきといったことや、ビジョンの内容をもっとわかりやすく表現すべきといったこと、そしてビジョンをつくった後が肝心で、実現に向けた実施体制を考えておくべきといったご意見を頂戴した
ところでございます。
(3)今後のスケジュールでございます。中間のまとめを第5回策定
委員会にご提示し、その中間のまとめを第4回
定例会、
産業建設委員会にご
報告し、パブリックコメントを経て、今年度末のビジョンの策定を目指してまいります。
次に、項番3、具体的な取り組み内容の検討です。現在においても関係者と協議を進めている
ところでございますが、引き続きビジョンの将来像の実現に向けて必要な調査、検討を実施してまいりたいと考えてございます。
ご説明は以上です。どうぞよろしくお願いいたします。
○
委員長 ただいまの
報告について、ご質問がありましたら、どうぞ。
河井委員。
◆
河井一晃 委員 「粋(すい)」と「粋(いき)」をちょっと今、ご説明いただいたんですけれども、ちょっと第1回でいろいろご審議願ったみたいですけれども、ちょっとこれがセクシーか、セクシーではないか、ちょっとよくわからないんですが、よく私も上野で粋だろうというような言葉をちょっとよく言われるんですけれども、もうちょっと簡単にというか何というか、これを粋とはどういう意味かと言われたときに、どのように答えるのかなと思って、その辺をちょっともう一度、まち云々と。
○
委員長 地域整備第一
課長。
◎浦里健太郎
地域整備第一
課長 東京の粋(いき)という
ところの意味合いというか、意味する
ところだと思いますが、改めて申し上げますと、まちが包摂しているいろいろなことを含んでいる長い歴史、江戸から明治、大正、昭和と、そういったいろいろな歴史を積み重ねて、包み込んでいると、そういった培われた多様で特色ある営み、商業や文化や、そういったことをあらわして東京の粋(いき)と定義させていただいて、策定
委員会などに臨んでございます。
○
委員長 河井委員。
◆
河井一晃 委員 私的にはちょっと、私だとちょっと説明できないなと思ったんですけれども、粋と言わないのが粋なような気が私などはしていたので、私の肌感覚ですけれどね。一応、わかりました。ありがとうございます。
(「わかったの」と呼ぶ者あり)
◆
河井一晃 委員 わからなかったというのがわかった。
○
委員長 先に行きますか。
中村委員。
◆
中村謙治郎 委員 ちょっと一つだけお聞きしたい。この第4回策定
委員会での主な意見の中の、ちょっとお聞きしたいのが、私も地元の人間なんですけれども、この三つ目、まだ外から見て上野にはマイナスのイメージはあるのかなと。これ、例えばあるとしたら何なのかなという
ところ、もしおわかりだったら。昔はよく、私は記憶にないですけれども、昭和50年代などはよく3Kなどと上野は言われましたけれども、今はそういうのもないと思うんですね。これ、マイナスのイメージというのは例えばどういう
ところを想像されますか。
○
委員長 地域整備第一
課長。
◎浦里健太郎
地域整備第一
課長 策定
委員会で上野の地元から出ている
委員さんからのお言葉であったんですが、やはり上野の外の人たちから見た上野のイメージとしては、やはり古いとか、行く必要がないのではないかとか、そういったことを思っている人がいるんだと。そういうマイナスの印象を持たれているから、そういうイメージを払拭、こういうビジョンで将来像を掲げることで払拭していかなければいけないんだと。加えて、上野にはその歴史性という重要なやはりほかの地区にないものがあるんだから、そういうものをもっと前面に押し出していったほうがいいといったことを
委員会でご意見をいただきました。
◆
中村謙治郎 委員 わかりました。ありがとうございます。
○
委員長 よろしいですか。
和泉副
委員長、どうぞ。
◆和泉浩司 副
委員長 ちなみに、今から七、八年前に、台東区で仕事師、頭についてのビデオをつくってもらいました。そのときに寺門ジモンがインタビュアーで、組頭だった方に、頭、粋って何でしょうという質問をしていた。そのときに酔った勢いで頭は、義理と人情と痩せ我慢と言っていた。事ほどさように、そんな粋に定義などないから、これ、言葉遊びが過ぎる気がする。裏の項番2番の真ん中ぐらいで、ビジョンの内容が伝わるように、表現をわかりやすく整理してほしいと、策定
委員会の中でも出ているくらいで、これ、表面見ていて、この四角の枠で囲ってある
ところを見ても、何言っているかわからない。
だから、これはビジョンだからいいでしょうという話でしょうけれども、もうちょっとわかりやすく、上野はこんなまちにしたいんだと、杜はこの
拝野委員が使うような「杜」を使って、森林の「森」ではないという、そこはいいのよ。こだわりがあるならば、それでやっていただいていいんだけれども、なぜそうなっていったのかわからないけれども、どんどんどんどん言葉遊びしているように感じてしまうので、もうちょっとビジョンであっても、実効性とか、この
委員会の中でもっとわかりやすくしてくれと要望出されるようでは、おしまいだと思う。そのことだけは言っておきます。
○
委員長 ほかにございますか。よろしいですか。
ただいまの
報告については、ご了承願います。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
委員長 次に、旧
東京北部小包集中局跡地活用に係る
基本計画の策定について、
地域整備第二
課長、
報告願います。
◎
植野譲
地域整備第二
課長 それでは、お手元の資料3をごらんいただければと存じます。
旧東京北部小包集中局跡地の活用に係る
基本計画の策定について説明申し上げます。第2回
定例会の本
委員会にて、旧東京北部小包集中局跡地については既存建物の活用の可能性を高めるため、今後は活用に当たっての必要な調査と、活用方針策定に向けた検討を行っていきたいとご
報告申し上げました。そこで、活用を進めるため、旧東京北部小包集中局跡地の活用に係る
基本計画の策定についてご
報告するものです。
まず、資料の項番1、策定の目的ですけれども、産業の集積ですとか、来訪者の増加、
地域価値の最大化や回遊性の向上など、
地域特性や課題を踏まえた北部地区の
まちづくりを推進するため、その拠点となる小包跡地の活用に係る
基本計画を策定したいと考えております。
次に、項番2の検討の視点についてですが、にぎわい、交流の創出や産業振興、既存建物の活用の可能性などを主な視点として検討を進めていきたいと考えております。
続いて、項番3、その内容については、主に2点ございます。まず1点目は、建物のリノベーションに係る行政協議を見据え、既存建物に係る現況調査として、建物の柱やはりなどのコンクリートの強度などを確認するために行う建物躯体調査、そして建築基準法等への適合性を確認するための法適合調査を実施いたします。
あわせて、
基本計画策定業務に当たっては、建物のリノベーションを前提とした導入機能調査・検討を進め、方向性づくりに着手するとともに、計画策定に当たっては、建物の
整備や
管理の方法、清掃車庫等の公共機能を考慮した配置計画の
整備案の検討を進めていきたいと考えております。また、既に
地域の
皆さんからご意見をいただいておりますので、その意見を踏まえ、検討を進め、提案説明をしていきたいと考えております。
項番4、
補正予算額(案)でございます。まず、本年度の
補正予算分として、既存建物現況調査に係る経費と、今年度から令和2年にかけ契約作業を進めたいと考えておりますので、債務負担行為により
基本計画策定業務に係る経費として記載の金額を計上させていただいている
ところでございます。
裏面をごらんください。項番5、今後のスケジュールは記載のとおりですが、今年度末には既存建物現況調査を完了させ、令和2年の夏ごろを目途に方向性を示すとともに、そして2年度中の計画策定完了を目指していきたいと考えております。
説明は以上でございます。
○
委員長 ただいまの
報告について、ご質問がありましたら、どうぞ。
寺田委員。
◆
寺田晃 委員 今、ご
報告いただいたとおり、前回の
定例会でリノベーションという、解体ではなく既存の建物を活用した新たな選択肢も加わって動き出していくということで、
地域としましては、大きな問題というんですかね、台東区としましても大きな問題ではあるんですけれども、
地域の方にもその説明に入られたということだったんですが……。
(「
報告したの、
報告」と呼ぶ者あり)
◆
寺田晃 委員 ありがとうございます。ということなんですけれども、前期の中におきましては、平成28年のワークショップ、
地域の方々のご意見を聞かせていただいたものを踏まえて、意見合意したのが、にぎわいの創出とともに防災の拠点としてということで、意見合意をいただいて動き出したわけですけれども、それを踏まえた上での選択肢にリノベーションが含まれたということで、その辺の選択肢が加わった部分につきまして、
地域で
報告されたということで、その辺のご理解というんですかね、
地域の方の状況を教えていただきたいんですけれども。
○
委員長 地域整備第二
課長。
◎
植野譲
地域整備第二
課長 地域の方の皆様につきましては、前回の
産業建設委員会のこの場でご
報告した内容をご説明、ご
報告申し上げた
ところです。
地域の皆様からはご意見も賜っている
ところでありまして、やはり今後の、28年度に
地域の方が意見を出したといった
ところもありますので、そういった意見も踏まえて検討を進めてほしい、もう早く進めてほしいという意見をいただいております。
また、今後の進め方につきましては、今、
地域の皆様と相談している
ところでございます。
○
委員長 寺田委員。
◆
寺田晃 委員 理解をいただいたということなんですけれども、それを踏まえて、この本日の
報告の中に、項番3の(3)ですかね、計画策定の進め方につきましては、
地域と協議しながら進めていくということなんですけれども、今の段階でどのように進めていくかというのは、余り固まっていないんですかね。今の状況はどのように進めていくか教えてください。
○
委員長 地域整備第二
課長。
◎
植野譲
地域整備第二
課長 申しわけございません。今、進め方、今後計画策定に向けて進め方については、会議体ですとか、あるいは協議会形式なのか、どういった形式で進めていこうかという
ところについて、まさに今ちょっと相談させていただいて、今後決めていこうかなと考えています。
○
委員長 寺田委員。
◆
寺田晃 委員 要望で、各地元の
町会長さんとかいらっしゃるとは思うんですけれども、審議会等の協議体も視野に入れながら、その中にぜひとも
地域の青年層の代表の方も加わっていただければとは思うんですけれども、ちょっと要望でお願いいたします。よろしくお願いいたします。
○
委員長 松村委員。
◆
松村智成 委員 2点、第2回
定例会でご
報告いただいた内容の後、多分
地域に入られているとは思うんですが、私どもの
会派の、私も含めて何人かの
町会の方から、ちょっと若干勘違いしている部分があるのかなというちょっと質問が何点か参りました。実はその情報に関しましては
理事者に事前にお話しして、誤解を解いてほしいということでお話はしてあるのですが、もう
地域に入られて、お話、要は、誤解は解いてもらっていますかね。
○
委員長 地域整備第二
課長。
◎
植野譲
地域整備第二
課長 地域の方については、一部誤解といいますか、説明不足があった
ところはありましたので、それについては丁寧に説明させていただいていると思います。
◆
松村智成 委員 ありがとうございます。もうしてあるんですよね。
◎
植野譲
地域整備第二
課長 はい、もうしてあります、はい。
○
委員長 松村委員。
◆
松村智成 委員 先ほどの
寺田委員のお話と重複しますけれども、ぜひ
地域の方と話をして、聞いていただいて、若い方の意見も聞いてもらって、ぜひ進めていただければなと思います。これは
会派としてお願いしたいと思います。以上でございます。
○
委員長 よろしいですか。議長、よろしいですか、大丈夫ですか。
議長、どうぞ。
◆石塚猛 議長 もう時間がないんだ、時間が。もう協議も結構だ、
地域の方の話を聞くのも結構だ、無視してはいけないけれども、やるしかない。よろしく頼みます。
○
委員長 ただいまの
報告については、ご了承願います。
理事者からの
報告は、以上であります。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
委員長 以上で、本日予定されたものは、全て終了いたしました。
その他、ご発言がありましたら、どうぞ。
(「なし」と呼ぶ者あり)
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
委員長 これをもちまして、
産業建設委員会を閉会いたします。
午前10時47分閉会...