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平成28年 2月文化・観光特別委員会-02月25日-01号

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  1. 台東区議会 2016-02-25
    平成28年 2月文化・観光特別委員会-02月25日-01号


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    平成28年 2月文化・観光特別委員会-02月25日-01号平成28年 2月文化・観光特別委員会 文化・観光特別委員会会議録 1 開会年月日   平成28年2月25日(木) 2 開会場所    議会第3会議室 3 出 席 者   委員長 田 中 伸 宏    副委員長 小 髙   明   (13人)   委員  小 島 智 史    委員   保 坂 真 宏           委員  鈴 木   純    委員   中 澤 史 夫           委員  堀 越 秀 生    委員   青 柳 雅 之           委員  小 坂 義 久    委員   阿 部 光 利           委員  寺 井 康 芳    委員   伊 藤 萬太郎           議長  太 田 雅 久 4 欠 席 者   (0人) 5 委員外議員   (0人)
    6 出席理事者   区長                    服 部 征 夫           副区長                   荒 川 聡一郎           広報課長                  村 田 和 正           文化産業観光部長              太 田 清 明           にぎわい担当部長              飯 島 守 人           にぎわい計画課長              田 中   充           文化振興課長                内 田   円           産業振興課長                菅 谷 健 治           観光課長                  河 井 卓 治           都市計画課長                望 月   昇           交通対策課長                石 川 洋 二           教育委員会事務局生涯学習推進担当部長    上 野 俊 一           教育委員会事務局生涯学習課長        飯 塚 さち子           文化産業観光部参事芸術文化財団)(文化産業観光部長 兼務)           文化産業観光部副参事(芸術文化財団経営課長)                                 落 合   亨           文化産業観光部参事産業振興事業団)                            (文化産業観光部長 兼務)           文化産業観光部副参事(産業振興事業団経営支援課長)                                 関 井 隆 人 7 議会事務局   事務局長      中 沢 陽 一           事務局次長     渡 邉 俊 二           議事調査係長    行 田 俊 男           議会担当係長    櫻 井 敬 子           書  記      西 村 健 志 8 案件   案件第1 第25号議案 東京都台東区立下町風俗資料館条例等の一部を改正する条例   案件第2 文化政策及び観光について  ◎理事者報告事項文化産業観光部】   1.「第9回したまちコメディ映画祭in台東」及び「第7回したまち演劇祭in台東」     のスケジュールについて      ………………………資料1 にぎわい計画課長   2.台東区観光振興計画について    …………………事前資料1 にぎわい計画課長   3.「台東区コレクション展」の開催について                      ……………………………資料2 文化振興課長   4.上野「文化の杜」新構想実行委員会の取組状況について                      ……………………………資料3 文化振興課長   5.観光振興事業の充実について    …………………………………資料4 観光課長教育委員会】   1.平成27年度台東区区民文化財台帳登載及び指定について                      ……………………………資料5 生涯学習課長           午前 9時59分開会 ○委員長(田中伸宏) ただいまから、文化・観光特別委員会を開会いたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 初めに、区長から挨拶があります。 ◎服部征夫 区長 おはようございます。よろしくお願いします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 本日は、卓上マイクのスイッチを必ず押してからご発言願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、傍聴についておはかりいたします。  本日提出される傍聴願については許可いたしたいと思いますが、いかがでしょうか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。  それでは、審議に入らせていただきます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 初めに、案件第1、第25号議案、東京都台東区立下町風俗資料館条例等の一部を改正する条例を議題といたします。  本案について、理事者の説明を求めます。  文化振興課長。 ◎内田円 文化振興課長 それでは、第25号議案、東京都台東区立下町風俗資料館条例等の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。  本条例は、学校教育法の改正に伴い、新たに義務教育学校が定められたため、区立文化施設の入館料に関し、規定の整備を図るため提案させていただくものでございます。  恐れ入りますが、新旧対照表をごらんください。  改正点につきまして、第1条の東京都台東区立下町風俗資料館条例の一部改正でご説明いたします。入館料を規定する別表の備考1にございます児童及び生徒の定義の中に、義務教育学校を加えるとともに、特別支援学校及び高等専門学校の通学者も児童・生徒の対象に含むことから、並びにこれらに準ずる者との文言を加えるものでございます。  第2条から第4条は、現在休館中の奏楽堂を除く一葉記念館朝倉彫塑館書道博物館について、同様の改正を行うものでございます。  附則でございますが、条例施行日は、学校教育法の改正に合わせ、平成28年4月1日としております。  議案の説明は以上でございます。よろしくご審議の上、可決賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長 それでは、本案についてご審議願います。           (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これより採決いたします。  本案については、原案どおり決定することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、原案どおり決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、案件第2、文化政策及び観光についてを議題といたします。  本件について、理事者から報告がありますので、ご聴取願います。  初めに、「第9回したまちコメディ映画祭in台東」及び「第7回したまち演劇祭in台東」のスケジュールについて、にぎわい計画課長、報告願います。  にぎわい計画課長。 ◎田中充 にぎわい計画課長 それでは、資料1をごらんいただけますでしょうか。「第9回したまちコメディ映画祭in台東」及び「第7回したまち演劇祭in台東」のスケジュールについてご報告いたします。  まず、映画祭でございますが、例年のように9月中旬の連休を映画祭の開催とさせていただきまして、事前PRを兼ねまして、まちかど映画会を実施いたしまして、地域との連携のもと、区民の参加の充実を図ってまいります。  なお、短編コンペティションの作品募集につきましては、2月26日から実施いたします。  次に、演劇祭でございます。前回の本委員会でご報告いたしましたとおり、時期の変更を検討してまいりました。例年と変更いたしまして、表の右にありますように1月上旬から2月上旬といたしまして、劇団の稽古や宣伝活動期間などを確保するものといたしました。  ただし中高生ステージにつきましては、学校等とも協議をいたしましたが、3学期の実施は難しいということですので、例年どおり9月というような同様の時期に開催いたします。  また、こちらにつきましても公募公演の劇団募集は2月26日から実施させていただきます。  次に、その他でございます。両事業のあり方につきましては、本委員会でさまざまご意見を頂戴しているところでございまして、芸術文化総合的支援、また地域との連携、区民参加、費用対効果などの観点から見直しを行いながら、また、中長期的な展開についてもあわせて今後検討していきたいというふうに考えているところでございます。  雑駁ですが、説明は以上でございます。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  寺井委員。 ◆寺井康芳 委員 見直しということは、どのような方向で見直すということですか。 ○委員長 にぎわい計画課長。 ◎田中充 にぎわい計画課長 これまで本委員会でも映画祭、その集客の状況は一定程度あるものの、区民の参加、また地域との連携がどの程度かと。大きな補助金を使いながら、それに対する効果は区民目線としてどうだろうかとか、そのようなご指摘もいただいている中で、これからどのようにこの2つを盛り上げていくことができるのかというようなところでございますが、来年度、文化振興課に、組織改正の結果、所管を移すというような状況でもありまして、これまで関連する類似の事業といたしましては、したまち台東芸能文化連絡会、落語や浪曲ですとか、また芸術文化財団でも芸能大賞ですとか類似の事業がございます。そういったこととのバランスも考えつつ、これからオリンピックパラリンピックに向けて、文化プログラムとして台東区の文化を大きく発信していこうという中で、この映画祭、演劇祭の2本立てということでいける、この枠組みでどうだろうかというようなことでございまして、やはり総合的な文化力、また発信力向上につながる発展的なリニューアルを考えていきたいというふうに思っているところでございます。 ○委員長 寺井委員。 ◆寺井康芳 委員 今はもう区長を先頭に、オリンピックパラリンピックでこの台東区を盛り上げようというふうにやっておられるところなので、例えばコメディをとるとか、あるいは有名な作品を上映するとか、あるいはオリンピックパラリンピック記録映画とか、そのようなのもやがて上映していって、この映画祭、せっかくやるんだから、そのようなことも考えられませんか。 ○委員長 にぎわい計画課長。 ◎田中充 にぎわい計画課長 委員ご指摘のとおり、オリンピックパラリンピックに向けたという意味でそういったこともありますし、コメディ縛りということがどうかというのは以前よりありますので、そういったことも含めて検討してまいりたいと思います。 ○委員長 中澤委員。 ◆中澤史夫 委員 今回、したまち演劇祭ですけれども、若干スケジュールをずらして開催されるということですけれども、これはどういった感じの意見でずらされているんですか。 ○委員長 にぎわい計画課長。 ◎田中充 にぎわい計画課長 こちらは、始めた当初から、映画祭と同時開催による相乗効果ということも狙って、2月、3月に募集して8月、夏に開催ということでやってまいりましたけれども、当初より劇団からは、準備期間が短いというようなことでのご意見、ご要望などはいただいていたところでございますので、この機に改善を図ってみたということでございます。
    ○委員長 中澤委員。 ◆中澤史夫 委員 ありがとうございます。  意見聞きながら、進めていっていただきたいなと思います。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 今いろいろな経緯というか理由を伺ったところですが、例えば今までもこの委員会の中で、特に区民参加の考え方については私ども一定の意見を申し上げてきました。必ずしも区民の割合が高いからといって、それが成功している状態かというと、そのような一面だけではないんではないかと。いわゆるにぎわいとか誘客という部分からいくと、来街者の割合が高いということも一定の評価の基準になっていくんではないかという話もさせていただきました。  また、地域とのつながりという意味では、まちかど映画会ですか、すごく古い時代では、夏休みになると各町会でスクリーンを張って映画をやったりとかいうことをやっていましたんで、そういった方向の発展性というのはこれから非常に期待ができるかなというふうに思っていますし、例年というか年々ちょっとまちかど映画祭が会場もいろいろ工夫したりとかしてやっていますので、そちらの発展性というのは非常に期待ができますので、その点についてはどんどん膨らませてやっていっていただきたいというふうに思います。  ただ、やはり今までも各委員からも出ていましたが、こうした継続することによって徐々に映画祭、演劇祭というものがこの台東区の顔になってきて、あるいは特に今年度は芸能大賞ですごい勢いでマスコミに露出したということがございますので、何かこの段階で今の枠組みを根本的に変えてしまうというのは、それはちょっと今までの継続性というところから考えるとどうなのかなというふうに思いますので。もちろん発展的にリニューアルしていくということについては口を挟む部分ではないわけですけれども、ただ、基本的には映画祭、そして演劇祭という2本立てでやってきた。これもいろいろな経緯があるわけですよね。文化政策懇談会でしたか、連絡会も含めた、あるいはフィルムコミッション、ステージ・コミッション、ああいったものの発足したときからの流れがあるわけですから、流れというかそれに沿った考え方でやってきているわけですから、そこの部分の根っこにある部分はしっかりと引き継いでいくというところだけは維持していただきたいというふうに思っていますが、ご答弁いただけますか。 ○委員長 にぎわい計画課長。 ◎田中充 にぎわい計画課長 ご指摘のとおり、第9回、第7回を今、目前にして、これまで積み上げてきた実績と認知度の上昇というのは非常に我々にとっても財産といいますか。もう1点ご指摘のあったように、そもそもルーツとなりますフィルムコミッション審議会、またT.DASコンというようなこともございますので、今後こういった検討を進めていくに当たっては、当然そういった方々のご意見を伺いながら、また現場で頑張っていただいているサポーターのご意見、幅広くご意見を伺いながら、また今後、冒頭申し上げたように文化プログラムの柱にもなっていくということになりますと、文化のアドバイザーの方々ですとか文化政策懇談会、そういったところにもはかっていくような案件だというふうに思ってございます。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 全国見回しても、結構、自治体レベルでこういった映画祭をやっているところは実はすごく多いんです。有名なところでいくと夕張映画祭などが、あれも自治体ぐるみでやっていますが、そういったいろいろな全国の事例も研究させていただきながら、ぜひ発展的なリニューアルに期待をしたいというふうに思っています。  以上です。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 今の青柳委員の意見に加えて、そもそもコメディ映画祭というのは浅草の下町の伝統、文化、歴史というものにのっとって、沿って、いとうせいこうさんを中心に、前の区長がいろいろお願いしながらつくってきたものであると。そこにあるコメディ、いわゆる笑いというのは、まさに明治、大正のロマンのころからも浅草の中でそのような喜劇が発展して、日本のいろいろ暗い時代も支えてきた。そのような、うちの会派の本目議員の言葉をかりればシビックプライドというか、そのような文化の中で我々台東区は育ってきたという、そのようなものが多分ここにいる議員はほとんど感じているだろうし、来街者も含めて台東区というのはそのような明治、大正の時代から続くそういった浅草を中心とした文化の中で、下町の粋と人情と笑いの中でまちをつくってきたというイメージを持っていると思うんです。これを根本的に変えるとか、あるいはただの映画祭にしていくということに対しては、私は個人的に反対ですね。一応意見を言うと。  例えば今、青柳委員から出た夕張市の映画祭にしても、あれは炭坑のまちで、そのような一時期活気があっていろいろ人が集まってきたけれども、石炭の文化と同時にやがて寂れていくわけですよね。そのような中にあって、例えば倉本相聰さんの、あのまちをテーマにした「昨日、悲別で」とか、そのようなヒューマン的なそのような文化を負ってああいう映画祭を開催してきたという歴史もあるし、例えば海外であればカンヌも、前に話したかもしれないですけれど、そのようなヨーロッパの戦争の歴史の中で継続してきたという文化の中でカンヌ映画祭というのは価値観を持ってきたわけですよね。そこの根本的なものを見失うと、ただコメディ映画祭を見失うだけではなくて台東区というものを見失っていくというように私は思うんですよ。  そこで、そうはいっても、これは私の勝手な個人の意見だという人もいるだろうと思うんで、この映画祭のいろいろなコンセプトの変更、リニューアルしていくというお話ですけれど、そのときにはまず、いろいろ今までかかわってきた人たち、今も先ほど文化の委員会の方たちにもお聞きするというんですが、その辺の多くの方の意見を集約していくその仕組みについて。ただ行政が変えていきます、それでそれを先導して変えていくスケジュールだけではなくて、このような段階を踏んで皆さんの意見を聞いていきますという、その辺をもうちょっと詳しく教えていただけませんか。 ○委員長 にぎわい計画課長。具体的に言ってくれということですけれども。 ◎田中充 にぎわい計画課長 スケジュールをご答弁する前に、根本的に変えることには反対だというふうに、今おっしゃいましたけれども、こちらもご説明してまいりましたように、根本的に変えるということではなく、笑いをもって幸せを運ぶというコンセプトでここまできているので、そういった実績を生かした展開を検討したいというふうに考えているところでございます。  具体的なスケジュールにつきましては、まず大きなスパンでいいますと、昨年6月に行政計画にもお示しさせていただいたとおり、あと2回は少なくとも今の枠組みの中で、いろいろなできる改善を図りながら進めてまいりますが、来年度以降、先ほど申し上げたようなアドバイザーですとか文化政策懇談会ですとか、また現在の実行委員会とも相談を進めながら改善、またリニューアルの方針などを固めていきたい、現時点ではそのように考えているところでございます。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 そうすると、その実行委員会文化政策懇談会、それからかかわった人のいろいろ現場の意見とか。最終的にはあれですか、この……。ああ、そうか、それで議会に報告すると。  そしたら、ちょっと質問ですけれど、先ほど来意見があったコメディというか笑いの部分は、だからコンセプトとしてはきちんと残していくという認識でいいんですか。 ○委員長 にぎわい計画課長。 ◎田中充 にぎわい計画課長 そういった実績を生かす展開を検討したいということで、さまざま検討の上、もちろんそれが全くなくなるということは、今時点で考えにくいことでございますので、そういったものが生かされた次の展開ということにはなろうかというふうに思っています。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 もちろんそこでいろいろな意見が出て、それ自体を外せというような意見が多数であれば、これはまた変わってくるとは思うんですけれど、最初の入り口として、行政側がそのような意識でリニューアルに向かって、いろいろこれからこのタイムスケジュールで行っていくことについては了承します。 ○委員長 小髙副委員長。 ◆小髙明 副委員長 私どもの会派で、この件についてはこの間ずっと意見も言わせていただきましたので、その意見もそれなりに反映して見直しをしていくという方向が出てきたということは、大変歓迎しております。  ただ、そうはいっても、やはり今も議論があったように、この映画祭や演劇祭の目的からいくと、その目的自体は特に否定するつもりではありませんので、そういった点では、その辺はどの程度達成できているのかとか、そのような評価というのはされているんですか。 ○委員長 にぎわい計画課長。 ◎田中充 にぎわい計画課長 前回、実績報告などをさせていただいておりますとおり、集客について一定の数字を申し上げておりますし、発信という意味では、そのような集客による直接来たお客様への発信というよりも、そういったことでのいろいろな映像露出、マスコミに取り上げられる、そのような支援をしているまちであるというアピールという意味で、いろいろなメディアを通じた露出をしておりますので、そういった意味で一定の成果を上げてきているということをご報告したところでございます。 ○委員長 小髙副委員長。 ◆小髙明 副委員長 どちらにしても見直しということで、本当にこれまでの長い運動を総括していただいて、本当に有意義な事業として継続していくというんであれば、そのような方向も示していただきたいと思います。  それで、ちょっとつかぬことをお伺いしますけれど、来年度の予算というのはお幾らぐらいつけているんですか。 ○委員長 にぎわい計画課長。 ◎田中充 にぎわい計画課長 すみません、ちょっとお時間いただけますか。すぐ答弁いたします。 ◆小髙明 副委員長 予算書を見ているんだけれど、いつも出ているページに出ていないんだよね。 ◎田中充 にぎわい計画課長 申し上げます。映画祭でございますが、実行委員会の助成金といたしまして5,130万円、演劇祭につきましては1,850万円でございます。申しわけありませんでした。 ○委員長 小髙副委員長 これは予算書のどのページに載っているんですか。           (「変わったんでしょう」と呼ぶ者あり) ◆小髙明 副委員長 変わったのか。  失礼しました。では結構です。 ○委員長 寺井委員。 ◆寺井康芳 委員 1つだけ。これは聞いていいのか悪いのかわからないんですけれど、いとうせいこうさんのプロデュース料という、個人に支払うのは幾らぐらいですかというのは言えますか、言えませんか。 ○委員長 にぎわい計画課長。 ◎田中充 にぎわい計画課長 200万円ほどでございます。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 すいません、ちょっと追加で。今、共産党からも、いろいろ成果の問題とか目標におけるいわゆる実績、それから台東区にとってのいろいろプラスの面はというところは、常に出てくる議論だと思うんですけれど、そこでぜひちょっと考えの中に入れていただきたいのは、確かにこの委員会に報告されてくるとおり、入場者数とかそのような、あるいは区民の皆さんの意見だから台東区民で余りかかわっているのがいないとか、このようなものは出てくると思うんですけれど、それだけで捉えるんではなくて、例えば何だかいろいろな例があって、ちょっと例が適切かどうかわかんないですけれど、例えばプロ野球パ・リーグの、最近はパ・リーグも人気がありますけれど、パ・リーグの野球場に観戦に行く人はセ・リーグに比べて非常に少ない。場合によっては外野など空席があるような場合があるけれども、ではパ・リーグの人気は、全国的にパ・リーグにシンパシーとか、ファンとして感じている人たちは少ないかというと、結構いるではないですか。  これと同じように、私がたまたま友達も大していないんでパソコンを見ることが多いんですけれど、見ていると、例えば第6回だったか、ももいろクローバーZが来たときに、あるいは昨年、ビートたけしが来たとき、これは物すごく、ええ、こんなに台東区は、浅草のコメディ映画祭は、話題になるのというぐらい、もうすごく若い人たちがいるわけですね。実際あのときに、私は南に住んでいるんで、うちの町会の人などに聞くと、秋葉原に来ていた子たちがももいろクローバーZを見に行って、帰りにうちの二長町とか台東の喫茶店でその話をして帰って、ちょっとそのようなオタク文化というか、そのような人たちがうちの店に来てそのような話をしていたんだよとかいう話を聞いたりとか、やはりそのような目に見えない台東区のCMというかコマーシャルとしてのそのような効果もあるので、そういった部分もぜひ行政としては把握してもらって。  ただ単にテレビにコマーシャルを出すのは、もう膨大なお金がかかるではないですか。それに比べて、この予算の費用対効果というのはこのようなところにもあるというものを、ぜひ行政側も研究して、資料として委員会なり実行委員会とかご意見を聞く方たちに出さないと、ただこれだけの人数が来ましただけだと、ちょっとそのようなところで誤解を招く場合もあると思うんで、そういった資料もぜひ精査していってもらいたいなという要望だけ。 ○委員長 保坂委員。 ◆保坂真宏 委員 いろいろなご意見伺えた中で、私もやはり一つひっかかるところがあって、シビックプライドという、今、言葉も出てきました。そして誘客という言葉も出てきて、いろいろな目的があると思うんですけれども、やはりシビックプライドを語るんであれば、どれだけ地域が、この台東区の住んでいる人たちがかかわっていくというのは非常に重要だと私は思っています。やはり結果として地元、この地域が盛り上がって、それで波及していくというのはあるべき姿ではないかなと思っています。やはりプロ野球パ・リーグにしても、北海道日本ハムファイターズが最初大変苦労して、一つ一つ協賛金を集めて、一つ一つ回って、地域の理解をもらって、北海道があれだけ盛り上がっている。そういったことで、この本州にも人気が飛び火して盛り上がっていったという経緯も私は理解しています。それだけに、やはり地域がかかわって何ぼだと思います。  自治体は補助金を入れて助成をして、助成ですよね、助けるという意味ですよね。やはり地域が目指すべきやりたいこと、文化振興で答えはないとは思うんですけれども、私はこの地域の方、台東区の方々がやはりどれだけかかわっているのかによると思います。  先ほどもあったんですけれども、そのうちの指標の一つは、やはりアンケート。これは3,000人ですよね。世論調査レベルのやはりアンケートのサンプル数をとっているわけですよね。その中で、かかわった人が地元で10%台というのは非常に寂し過ぎるし、やはり私は地域がかかわってこそだと思っています。  目的がまた変わってきてしまうかもしれないんですけれども、私はあともう一つ、売り上げ。やはり収入の部分にもうちょっとこだわったほうがいいんではないかなと思います。責任の所在ということもあるんですけれども、やはり何が成功したか、しなかったかと、みんなそれぞれ思いがあって、でも結局それなりにやってきたけれど、継続することに意義があるで終わってしまうと、私は将来に発展していく芽を摘んでしまうと思うんですね。これも協賛金、そしてチケットとかの収入を、やる人たちが頑張って、売り上げありきではないですけれども、そこの足りない部分を区が補助していくという形にとらないと、補助金があって、ではやろうみたいな形になってしまうと、本当に非常に私は将来的にもこのままやり続けていくのは、やはり一回見直す、今がいいタイミングなのかなと思って、発言させていただきました。 ○委員長 課長、そのようなこともできるのか。ちょっと待ってください。  ちょっと、このようなことだと思うんですよ。見直すということはいいことだと思うんです、よりよく改善させるということは。そのために、皆さん、委員の方々は、本質を忘れて見直してはだめだよという、いわゆる心配事がたくさんあって、その中のご意見だと思うんで、そういった意見は十分今、承知しているんで、その辺をきちんと踏まえて、具体的にきちんとあれば言っていただいても結構ですけれども、そのような集約なんで。一応これは了承する形でいいだろうと思うんですけれども、その辺を今言っているんだと思うんです。  それで、阿部委員、ではやってください。理解して。 ◆阿部光利 委員 私もやはりそこの見直しという言葉に対してどのように考えているのかというのは気になっておりました。先ほど理事者から、これは発展的リニューアルだよという言葉があり、ああ、そうなんだということで解釈いたしました。  このような映画祭の場合というのは、私は、生ものですので、リニューアルというよりも、むしろメンテナンスなのかなという気がいたします。  先ほど達成の評価みたいなことがありましたけれど、それはやはり認知度ですよ。認知度は継続性ですよ。その継続性の中において必要なことというのは2つあって、1つはコンテンツですよね。先ほど来よりビートたけしさんの話も出てきています。あと映画の内容的なコンテンツということも重要であると。あとは中心的な人物かいるかいないか、ここは非常に重要ですよね。夕張市に関しても、これだけ続いたというのは、やはりその中心的な人物がいたからということであります。  全国において今、実は108の映画祭というのが行われているんです。東京だけで25の映画祭が行われている。渋谷区では何と8つ開催しているんですよ。でもほとんど知られていないんですよ。その中では、東京国際レズビアン&ゲイ映画祭などということもあるんです。いや、これはあるんです。でもほとんど知られていない。だけれど、恐らくワイドショーなどが国内で行われている映画祭3つ上げてくださいと言われたら、一番最初に東京国際映画祭、2番目に夕張映画祭、そして3番目に恐らくこの映画祭に来るんだと。  ああ、私、ごめんなさい、映画祭に特化して今話をしていますけれども、したまちコメディ映画祭が、多分私は来るんだと思うんですよね。これだけ私は、私の中では認知度が高いというように思っています。  先ほど目に見える費用対効果というのが委員の中から出ましたけれども、私、質問として聞きたいと思っているのは、本当に私の中では評価が非常に高いんですけれど、その見えないところでの費用対効果ということと、あと私は次の課題としては、やはり地域の方々にどれだけ参加していただけるか、巻き込んでいけるかということだと思うんですけれども、この2点についてはどのように感じていらっしゃいますか。 ○委員長 にぎわい計画課長。 ◎田中充 にぎわい計画課長 見えない効果ということにつきましては、そのイメージがどのようにメディアなどを通じて出ているかということについては一定の、精密な評価は難しいにしろ、CM、広告費換算というような手法もあろうかと思いますので、そういったもので把握した上で概算を積算してみるという方法があろうかと思います。  すみません、もう1点は。 ◆阿部光利 委員 地域の方が。課題ですね、将来への課題として。 ◎田中充 にぎわい計画課長 地域の方につきましては、今年度につきましてはフードフェスなどで半券を使って割り引いていただくというような具体的なコラボレーションもやっているところですが、そういったような、まちかど映画会とか、開催期間中に限らないPRの展開もありますので、そういった中でいろいろなまちのイベントとも絡んで、お互いに協力しながら、またその中でお互いを応援していくというようなものも土壌としてつくりながら、映画祭自体への参画、また意識も高めていきたいというふうに思っています。 ○委員長 阿部委員。 ◆阿部光利 委員 ありがとうございます。  先ほど委員の中から、その名前というんですかね、ネーミングも含めてということもありました。私は、もう発展的なリニューアル、大いに結構だと思いますんで、審議を深めていただきたいというふうに思います。ありがとうございました。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 何か反論ということではなくて、先ほど来お話があった、また保坂委員からも私の意見に対してもいろいろなお話があって、全くそのとおりだと思いますね。だから、私もちょっと言葉が足りなかったと思うんですけれど、パ・リーグの件にしても、そのような過渡期というか創成期にあって、これからまさに保坂委員がおっしゃったような形にしていかなければいけないということが1点大事だと。委員長おっしゃったように、みんな同じ考えだと思っています。  それで、ちょっとあともう一つ、補助金の話についても思うんですけれども、いろいろ台東区も商店街を含め、観光事業を含め、補助金を出していると。やはり例えば、嫌みではなくてですよ、例えば時代まつりなども結構な来客と、浅草の中で一つの文化になったけれども、今、補助金の問題でいろいろあって行われていない。ぜひこの映画祭に絡めてですね、今これは文化・観光特別委員会の1番目の議題なので、全体的なあれとして意見を言わせてもらうと、補助金の費用対効果、これはぜひこの文化・観光特別委員会、あるいは産業建設委員会でも当然所管としてやると思うんですけれど、文化・観光特別委員会について保坂委員がおっしゃったような補助金の費用対効果というのをぜひやはりやっていかなければいけないんではないかという意見だけ言っておきます。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 私も今の保坂委員の話の中で、3,000人のアンケートのサンプルの話があったではないですか。これ確かに大きな数ですから、一定の信憑性というか、サンプル数を押さえていると思うんですが、先ほどこれ、かかわった人がやはり少ないという判断をされてしまうと、これは来場者のアンケートなんですね。  実は、このイベントの背景というか裏方にはサポーターという方々がいらっしゃって、もう100人を超えるサポーターの方たちが主体的にかかわっているというところが非常に大きな特徴です。台東区内はいろいろなイベントありまして、それぞれ実行委員会がありますけれども、ほとんどが観光団体であったり、あるいは商店街の団体であったり、またそこから町会ですとかスポーツ団体にいろいろおろしていったりとかいう形で、既存の組織を利用している実行委員会形式が多いとすると、このしたコメは完全にそれぞれ個人の映画が好きだという、この指とまれ方式で集まっている住民の方、区民の方が主体的にかかわっているというところが大変大きな特徴であるんで、特にこのアンケートとかデータの中にはその方たちの人数というのは含まれていませんし、そういった活動はある意味、このアンケートの中には出てきていないんです。  ですから、そこを読み違えてしまうと、何か単純に住民、区民の割合、区民のかかわっている人たちが少ないというふうに読み違えてしまう部分があると思うんで、その点はぜひ、何か議論する中では大きな特徴としてしっかりと出していただきたいということだけお願いしておきます。 ○委員長 鈴木委員。 ◆鈴木純 委員 今までやってきた中で、もちろん課題等はあります。例えば地元協賛数が平成23年度は75という数字で昨年度は20ということにもなっていまして、あと例えば今、浅草では映画館が一つもなかったりとか、毎年そうですけれど、もう本当に目と鼻の先で、浅草公会堂のすぐ近くで、毎年、きょうは何やっているのと言われる方もまだいらっしゃるのが現状で、例えばあと映画館の、開催の内容によっては来場者の数もかなり違ってくるというふうに感じております。  今後、またにぎわい計画課がなくなって所管が変わるということで、そういった部分でもさらに課題がふえている状況だと思うんですけれど、そういった不安ももちろん28年度進めるに当たって私は不安という部分も感じるんですけれど、そういった部分というものの引き継ぎについてはどのようにやっていくおつもりでしょうか。 ○委員長 にぎわい計画課長。 ◎田中充 にぎわい計画課長 現在、組織改正ということで、にぎわい計画課が一定の役目を終えてということで、仕事の内容の所管の移し方も決めておりますので、そこでは当然、当事者同士、このようなやり方でというような、本当に具体的な引き継ぎといいますか、もう既に一緒になって議論をしているというような状況でございますので、その引き継ぎについては不安はないというふうに考えてございます。 ○委員長 鈴木委員。 ◆鈴木純 委員 以前からこの映画祭に関しては応援していくという話も委員会でも言っていまして、今後どのような形で変わっていくのかわかりませんが、多分自由民主党の会派全員だと思うんですけれど、服部区政が今後進めていくに当たっては全力で応援していきたいと思いますので。意見として。 ○委員長 よろしいですか。           (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長 にぎわい計画課長に皆さん、心配事をそれぞれ言っていますけれども、それだけちょっと踏まえて、いろいろと大変でしょうけれど、ひとつ頑張って、よりよいものをつくっていただきたいと、そのようなふうに思います。  ただし、委員会のこの席で、お互いの委員の意見が違うと、その委員同士のやはり議論というのはこれから必要になっていくかなと思っていますんで。それぞれ一方的にやっていると実のある議論ができなくなってしまうから、そういったことを踏まえて委員の方々も発言していただきたいし、それに答えていただきたいと、このように思いますので、よろしくお願いいたします。  ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、台東区観光振興計画について、にぎわい計画課長、報告願います。  にぎわい計画課長。 ◎田中充 にぎわい計画課長 それでは、事前資料1をごらんいただきたいかと存じます。台東区観光振興計画についてでございます。  本件につきましては、第4回定例会におきまして素案についてご報告し、了承いただいたところでございますが、その際いただきましたご意見、また、その後実施いたしましたパブリックコメント等を踏まえまして、所要の変更を加えて本案を取りまとめたところでございます。  なお、本案は、1月26日開催いたしました有識者、また関係団体等による改定委員会におきましてご了承いただいているものでございます。  それでは、まず、パブリックコメントの実施結果でございます。  表にございますように、意見受付期間、また意見受付場所等については記載のとおりでございまして、意見の受け付けにつきましては8名の方から24件のご意見を頂戴したところでございます。  内容につきましては、別紙1の表をごらんいただけますでしょうか。
     内容によって、本計画の重点プランや施策ごとに分類させていただきまして、ご意見に対する現状や本計画の考え方をお示ししてございます。この場では1件1件のご説明は割愛させていただきますが、全体といたしまして、外国人の歓迎であるとか、また舟運の活性化、回遊性の向上など、本計画でも考えております方向と一致した趣旨でのご意見を頂戴しておりますので、そういったご意見に対しましては計画の内容のご説明をしてございます。また、具体的なご提案もいただいておりますが、例えば二天門にあります産業貿易センターを建てかえてバス駐車場にするですとか、雷門前を常に歩行者天国にしてはどうかですとか、また、銀座線を延伸するといいというようなことですとか、そのままでは課題のあるご意見もありますので、そういったご意見に対しては現状の説明をしているというところでございます。  いずれのご意見も観光地として台東区が発展していくことに対する大きな期待、また思いをいただいているところでございますので、今後の展開に生かしていきたいというふうに考えているところでございます。  パブリックコメントのご説明は以上でございまして、資料にお戻りいただけますでしょうか。項番2、素案からの変更点についてご説明いたします。  まず、事業の追加でございます。まず、2点ございますが、1点目は、浅草の六区ブロードウェイにおきまして道路を活用したオープンカフェなどを想定した検討が具体的に始まりますので、そういったことに対応する事業を1点追加。また、2点目といたしまして、旧町名の活用ということで、これまでも説明の表示板ですとか解説した本なども発行してきたところでございますが、今後こういったこともさらに生かして活用していくということでございますので、そういった方針でございますので、こういった事業を追加したところでございます。  次に、事業の見直しでございますが、ただいまご報告申し上げました映画祭、演劇祭につきましては先ほどのようなリニューアル等の検討がございますので、本計画のスパンにおきましては掲載を見送ることといたしました。  次に、項番(3)です。事業内容につきましては項目を追加してございます。別紙2の41ページをお開きいただけますでしょうか。こちらに各事業の内容の見方ということで判例を示してございますが、素案におきましては各事業ごと、事業概要の説明のみでございましたが、本案といたしましては現況といたしまして平成27年度の実績見込みを、また目標といたしまして平成32年度の目標プラス32年度までの事業の累計を記載することといたしております。また、欄外右下に担当課を記載いたしまして、これにつきましては28年度予算案、また4月1日からの組織改正と整合を図ったものでございます。  資料にお戻りください。次に、(4)でございます。巻末に資料編を追加してございますが、国や都の動き、また統計調査の結果などを載せてございますので、後ほどごらんいただきたいかと存じます。  次に、文言の追加でございます。項番(5)でございます。1点目は、報道もされております民泊ですとか、国の規制緩和に関する動きがございますので、国の観光に関する取り組みにそういった国の動きの記載を追加してございます。また、前回、本委員会でトイレの案内表示等についてご議論があったところでございましたので、さわやかトイレの実行計画に案内表示の整備の点、また、さわやかトイレ整備に管理面においての充実の旨、記載を追加してございます。また、エといたしまして、こちらも本委員会でご議論があった、これからオリンピックパラリンピックに向けてボランティアの活動がさまざま盛んになってくると、そういった調整等が必要になるというようなご議論を踏まえ、おもてなし活動の促進の事業にボランティア活動の拠点を設置し、情報提供や活動の調整などを行う旨の記載を追加してございます。裏面をごらんいただけますでしょうか。オでございます。こちらも本委員会でご指摘いただいておりました、台東区に対する海外の見方ということで、海外ガイドブックの分析を行うことが必要ではないかということでございますので、観光統計マーケティング調査の項目にこの旨、追加をいたしました。  次に、(6)でございますが、外国人観光客の受け入れというようなことがオリンピックパラリンピックに向けて話題になっているところでございますので、台東区にはこういった関係のエキスパート、ゆかりの方がおられます。皆さんご存じかと思いますが、観光カリスマの澤功さん、またジャーナリストの桐谷エリザベスさんから寄稿をいただきまして、そういったコラムも追加したところでございます。  以上のような変更をもちまして本案といたしました。  最後に、今後のスケジュールでございますが、本日ご了承いただいた後、3月下旬までに冊子及び概要を発行いたしまして、関係機関等に周知を図り、オリンピックパラリンピックに向けて、まちの皆様と一体となって観光振興に全力で取り組んでまいります。  ご説明は以上です。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 これは今までずっと素案という形で審議してきました。最終的にパブリックコメント等が入り、あるいは新たに実施する計画が盛り込まれるということですが、先ほど来話題になっているんですが、この事業の見直しということで、ここに見直しとなっているんで皆さんいろいろ不安を抱えているんです。いわゆる発展的なリニューアルということでしたら、これわざわざ項目を削除することはないんではないかなというところがまずあるんですね。  要は、今まで我々、素案自体は、これが入っていた状態で了承してきたわけです。それなのに今の段階になってこれを見直すという形で項目から抜くというのは、どのような部分で誰がこれを決めたんですか。例えばよっぽどパブリックコメントか何かに、これはもう掲載すべきではないみたいな強い意見があったとか、あるいは委員会の中でもそこまでの強い意見があったというわけではないではないですか。これは、いわゆる今までいろいろな素案とか中間のまとめとかいう手法をとっていろいろな計画を立ててきましたよね。ここまで何か大きな変更点があるという場合は、何かその大きな理由というか、強い意見があったのかなというふうにも思うんですが、その課程としては何があったんですか。 ○委員長 にぎわい計画課長。 ◎田中充 にぎわい計画課長 一つには、こちらの本委員会でのあり方、いろいろな課題がご指摘があって見直していくという、中長期的な部分でない部分にしても、次回の映画祭、演劇祭をどうしようか、どのようにしていくべきかというようなお話もあった中で、先ほど申し上げたような今後の展開については、こちらは区でこういったことを検証といいますか検討してきたところでございますが、今回、平成32年までの長期スパンの中で、そこまで映画祭、演劇祭2本立ての開催だというふうに結論づけた計画を現在定めるのは、これは不適切であろうというようなことで考えてございまして、何かどちらかから、これは載せるべきではないというような意見があったとかいうことよりも、区として最終案にこの5年間の開催という提案をするのが適切ではないというような判断があったというふうには考えてございます。  また、これまで現行の新観光ビジョンでも、映画祭、演劇祭以外のさまざまなイベントにつきましては、歴史、文化を生かしたイベントによるにぎわいの創出ですとか、いろいろな束ねた事業立てになっている中で、当時新しい試みとして始まった映画祭、演劇祭を目玉として2本立てで来たというようなこともありますので、そういった状況の変化もあって、今回こういったご提案をさせていただいたというふうなことでございます。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 今の説明を聞いていると、あるいはこの前の項目での説明を聞いていると、それ程不安というか、何か思わないんですが、ただ、一般的な話として、今まで計画の中に長期の部分も含めて位置づけられたものが、見直しという理由を付してそこから削除されるというのは、ある意味非常に大きな既成事実といいますか、大きな方向性がそこで出ているかのような印象を受けるわけですね。ですから、その前段の部分では発展的なリニューアルということを言っているのであれば、ある意味、そういった内容を付して項目立てはしっかりと維持していただきたかったなというのが正直な感想です。  ただ、今回の今のやりとりの中でこれだけのご答弁をいただいた上でのこの見直しといいますか掲載見送りですから、そこを踏まえて、この部分は了承させていただきたいと思いますが、ただ、何かこの委員会でいろいろお話が出た部分と違う方向性というんですか、違う思惑があって掲載が見送りということであるのであれば、我々この委員会できちんとこれからも追っかけていかなければいけない部分なのかなというふうに思っていますので、その点だけ発言しておきます。 ○委員長 寺井委員。 ◆寺井康芳 委員 これを結局見直ししようとしていて、なかなかこれに載せられるような結論が出ないという部分で、今回のこれには載せることができなかったというふうに私は理解しています。例えばこの見直しとか、そのようなことをこれから検討していくと思うんですけれども、その中で、要はこの結論は、この振興計画2020年に向けてとは別にここでまた見直し、結果を報告してくれれば、それでいいと思っています。自由民主党は、見直しは賛成ですよ。一つの事業、あらゆる事業に関して、やはり常に事務事業評価等も含めて、それを見直し、改善をしていくということは、この映画祭に限らず私は大事なことだと思っています。だから、その辺は恐らく青柳委員は、ではこれが廃止とか、そのようなことも含めてというご心配があると思うから多分そうなったと思うんだけれども、極端に、自由民主党もすぐやめろとは言いません。だから、その辺はよく含めて、その辺が一番心配だと思うから、私が安心させてあげるから。それでいいんだね。はい。 ○委員長 小島委員。 ◆小島智史 委員 先日、元観光庁長官で現大阪観光局の局長のお話を聞く機会がありました。大変もちろん参考になったんですけれども、その一方で、台東区、これもやっているぞと、このような考え方も取り入れられているぞということで、台東区の観光政策というんですか、全国的に見ても先端を行っているんだということを実感する機会にもなったんです。  この計画は、パブリックコメント手続を経て区民の皆様から貴重なご意見が出されて、取り入れられるところは最大限取り入れて計画に反映させているということで、真摯な姿勢とさらなる内容の充実に対しては評価をしているところであります。  私からは、この審議の最終段階に当たりまして、今回追加されたコラムについて、ちょっと触れたいと思っております。  この台東区ゆかりのエキスパートということで、私もまさにそう思いますけれども、2人にお伺いをしたということでありまして、ある程度は質問の投げかけ方とか編集の仕方にも影響される部分は確かにあるんだろうと思いますけれども、くしくも2人とも指摘していることというのは、私は同じように感じました。ピックアップするならば、Wi-Fiとか、日本でしかできない体験、ユーチューブ、そういったことが上げられておりました。2人はもうまさにその生の声とか実体験そのものでありますから、大変重みのある言葉ではないかなという、私は捉えています。  Wi-Fi事業は既に事業化されておりますし、日本でしかできない体験というのも台東区はしっかり目を向けています。しかしながら、計画を実施する、つくり上げてきた実施する前の段階から次の段階のことを言うのは大変ちょっと恐縮ですけれども、我々が考えている以上に、計画にこれを落とし込んでいる以上に、さらに力を入れていかないといけないのかなということで、コラムを読んで、私自身はお二人から宿題をいただいたのかなと、さらにそのような課題をいただいたのかなという気はしています。  ユーチューブは当然、台東区はまだやっていないんですけれども、国や州レベルの、より財政的に余裕があったりとか、大きな範囲で、私もユーチューブを見ていて、たまにCMが流れるんですね、魅力的な音楽をバックにすてきな動画が流れて、確かに効果的だと思います。ディスカバー何とかと、幾つか定番表現はあるようなんですけれども。堀越委員からもCMの件に触れていただいて、台東区で財政面とかいろいろ、行うことに課題はあることは承知をしているんですけれども、確かに、1人は間接的に外国人の意見を紹介する形で触れていて、もう1人は直接的にご本人の意見としてユーチューブの件に触れられていたんですけれども、せっかく2人が触れていただいていることなので、研究ぐらいは若干頭の片隅に入れていただければと私は思っております。  私が最後に言いたいのは、審議を重ねてきて充実した計画ではあるんですけれども、この計画を静的に捉えてはいけないなという感じはしています。重みを持って捉えられるべきであることはそうですけれども、不可侵のものとしたり神聖化したりしてはいけないなという、どの計画にも私はいつも常に持っている問題意識ですけれども、充実すればするほど逆にそのものに書いていないことが意味のあることだったり重要なことだったりするというのを、私はいろいろな基本書の見方でそのような意見を私は持っているんですけれども。ですから、この計画の最後に当たっては、動態的に捉えるようにしてくださいね、常に改善の姿勢を持ってくださいねということを申し上げて、この計画の私からの意見の最後としたいと思いますので。 ○委員長 要望ですね。 ◆小島智史 委員 はい。 ○委員長 コラムのこととか、それを気にしてくださいということですね。 ◆小島智史 委員 はい、そうです。 ○委員長 小髙副委員長。 ◆小髙明 副委員長 今も出ましたけれど、コラムなどは本当に、無味乾燥というと失礼だけれど、このような筋書きが並んだ計画の中で非常におもしろい試みだなと思いましたね、読ませていただきました。  それと、ここで一つお聞きしたいのは、先ほどから出ている映画祭と演劇祭の実施のことが長期総合計画で文化資源を活用した産業と観光の振興と、このようなところのやはり指標にされているんですよ。ですから、その演劇祭なり映画祭がどこまで頑張っていけるかが一つのその分野のデータとしては重要だという位置づけになっているんだけれど、その辺と見直しとの関係で、率直に言ってしまうと、区長もかわられたし、いろいろな施策が多少変化するのは当然だから、もう長い10年スパンで今年度から始まった長期総合計画ではあるけれども、やはりそれはあくまでこの観光振興計画の上位にあるわけではないですか。そういった点で、ここで少し変わったのが、その上位の計画にどの程度の反映があるのかなというところをちょっと教えていただきたいです。 ○委員長 にぎわい計画課長。 ◎田中充 にぎわい計画課長 ご指摘のように、長期総合計画の指標の中に映画祭、演劇祭による効果というようなことが記載されてございます。これについては、先ほど来申し上げているとおり、発展的なリニューアルをした映画祭、演劇祭、またそれからさらに広げたこれからの事業について、その効果をはかっていく上では同様に使える指標だというふうに考えておりますので、これについて変更は現在では考えておりません。 ○委員長 小髙副委員長。 ◆小髙明 副委員長 そのような意味での変更は考えていないということですけれども、率直に言って見直しというのは、ばあっと拡大するという方向ならいいんだけれども、多少でも縮小するみたいな方向になると、やはり目標自体との関係ではいろいろ出てくるのかなと思って。今後ともそれについては私どもも研究させていただきたいと思います。 ○委員長 阿部委員。 ◆阿部光利 委員 先ほど小島委員から、この計画に縛られることなく動態的に物事を判断してくださいというお話がありました。私もそれは賛成でございます。  パブリックコメントも終わり、そしてようやくこの計画が本当に完成形に近づきつつあるという感じがしますし、中を見させていただいても、あらかたのことが網羅されておりますし、非常にいいものに仕上がってきているんではないだろうかというような評価を持っております。  その中において、私は2つ注目しておりまして、国内においては何といっても観光ボランティアの充実、これが私は非常に興味を持っております。その中において、以前から言っておりましたが、ボランティアの活動拠点を設置という文言も入れていただきまして、これは非常に満足しておりますし、また感謝も申し上げたいというところでございます。  2点目でございますけれども、これは海外ということでいうと、海外ガイドブックの分析を行う旨の記載というのが出てきました。そうですよね。これ、タイトルが「台東区観光振興計画 躍進台東 2020年に向けて」ということですよね。となると、この2020年、何が起きるのかと。それは、世界が注目するんです、このオリンピックパラリンピックに対して。この世界が注目している中において、どのように台東区が次の施策、次の一手を打てるかというところですね。先ほど小島委員からもありましたけれども、本当にこれは台東区の観光施策というのは、一歩も二歩も前へ進んでいます。  2020年、世界が注目する中において、どのような手法が一番いいのかなと考えを進めていくと、フィルムコミッション、これは有効だろう、有用だろうという気がいたします。注目する中において、映画をつくっている人たちも日本という国を素材とし、題材とし、いろいろな意味で映画をつくりたい、または取材したいというときに、このフィルムコミッションがどれだけそれに役立つことができるんだろうかということが重要になってくるんですけれども、所管としてはこの辺はどのように捉えていらっしゃいますか。 ○委員長 にぎわい計画課長。 ◎田中充 にぎわい計画課長 まさに委員おっしゃったとおり、このオリンピックパラリンピックに向けては世界が注目するということで、台東区のアピールをするチャンスということでは、さまざまな手法でアピールしたい。その中で、今、ご指摘のあったフィルムコミッションにつきましても、以前実績をご報告したときにもお話を申し上げましたが、海外の制作の方からの相談なども年々ふえている状況がございますので、そういったことで台東区のまちの様子ですとか、そういったことが海外で露出するということについては非常にアピールとして効果があると思いますし、それについては支援していきたいというふうに考えているところでございます。 ○委員長 阿部委員。 ◆阿部光利 委員 そうですね。繰り返しになって申しわけないんですけれども、この2020年、世界が注目している中において、世界発信の一大チャンスなんだというふうに捉えていただいて、十分に施策を進めていただきたいと、そのように思います。  以上です。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 皆さんからの意見を聞いていて、このような憎まれ口をたたくのは私ぐらいしかいないと思うんで、ちょっと視点を変えて言いますけれど、要は、先ほど来いろいろ映画祭、コメディ演劇祭の話にしてみても、その他の話にしてみても、何が一番言いたいかと裏を言えば、区長はもちろん選挙でかわっていくわけだから、その時代時代に応じていろいろな新しい政策が登場してきて当然だと思うんだけれど、やはり行政側は、これは何十年も前の政策ならわかるけれど、わずか数年前に自分たちが自信を持ってその当時の行政として議会に提案し、議会を説得し、やってきた問題を、政治的な理由でいろいろ変えていくということに、私は非常に懸念を持っているということですよ。  では、おまえのただの単なる私見ではないかというから、例えば具体的に、先ほどの映画祭のほかにも旧町名の活用がありますよね。これはさんざん前々任期ぐらいにやりませんでしたか。それで、浦井先生が出てきてやったり、そのような中で、台東区の中で旧町名を重用するというか、昔の人がいろいろ何か、地域の何か情報誌をつくったり、そのようなときには活用していくということは、もちろん大切な文化として残していかなければいけないけれども、この旧町名を復活していろいろやっていくと全国の地図のあれにも影響してくるし、他自治体も迷惑するとかいう話もありながら、だんだん話がすぼんでいったわけではないか。それか今ここになって急に出てきたと。これは私は、旧町名は京都などでも活用されているし、賛成のほうですよ。反対のほうではないけれど。その中の精査は、果たして行政の中できちんと行われて、服部区政のもとにもちろん出てきているとは思うんだけれど、その辺の説明を今までの一連の委員会を聞いていてもなかなか出てこない。  私はこの場で何か細かいことを言うことはないけれど、一つ例を挙げないと単なる私見だと言われるから言っているんだけれど、その旧町名の話もその一つの逆の例として今出したけれども、この映画祭についても、あるいは先ほど嫌みではないと言ったけれど、今回は嫌みで言いますけれど、時代まつりのいろいろな問題についても観光連盟のあり方についても、やはりこれは政治というのは非常にいろいろ、権力闘争だからいろいろあると思うんだけれども、過去のやったものをいいものはいいとして評価して許容していくという寛容さがないと、その時代に応じていろいろ価値観は変わっていってしまうと私は思うんですよ。  だから、今この話を細かくしていくと、おまえの勝手な私見だと言われるからあれだけれども、今のこの町名復活の話にしてみても、私らとすると行政の継続性とか、荒川さん、今そこに副区長としているけれど、まだ部長時代にさんざんやったではないか。その議論を変更して、また区長がかわったからどうだというのは、それは行政のプライドとして、先ほどシビックプライドと話が出たけれど、行政のプライドとして、君たちが積み上げてきたものは一体何なんだと。わずか数年前にあれだけ自信を持って議会を説得したものがころころ変わっていくという、そこをきちんとやはり新しい区長の新しいアイデアとともに、私も別に何か区長のアイデアに全部反対しているわけではないし、いいものはもちろん認めて是々非々でやっていきたいと思うし、飯村区長にはないものが吉住区長にあったし、吉住区長にないものが服部区長に当然あると思うし。  だから、そのような中でやはりそこをつなげていく、いろいろ理論武装というのは、まさに行政の役割だし、そこをしっかりやっていただきたい。長くなりますから、要望だけですけれど、そこだけお願いします。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 同じ会派ですので、非常に言いづらい部分もあるんですが、堀越委員の言うのはまさにもっともだと思うんですが、例示として挙げた旧町名に関しては、行政計画、あるいは長期総合計画の中にも、ちょっとちいさくはなっていったんですが、文言としてはきちんと残っていたんです。また、その経緯の中で、議会側からも非常に強い意見があったというふうに聞いていますんで、それが今回、具体的になったということです。  今、復活という話がありましたが、これはあくまでも活用ですから。ただ、今回、旧町名の懇談会が新たに発足された中で、いわゆる今、全国各地で一部復活というのが非常にはやっているというか活発になってきています。近いところでいえば隣の千代田区、古いところでいえば金沢市、あとは今、名古屋市とか福岡市とか、いわゆる昔の城下町のエリアで旧町名をなくしてしまったところが次々と復活の手続を進めてきているというのがありまして、当然、台東区の中でも一部の復活というのも活用の一端として検討する時期に入ってきているんではないかななんていうように思いますが、その辺までの突っ込んだ思いというのは、この2行、3行の中には入っているんでしょうか。 ○委員長 にぎわい計画課長。 ◎田中充 にぎわい計画課長 基本的に活用を前提とした議論ということですが、そういった状況の変化があれば、そういった議論の中で有効なものについては検討されるというふうに思っております。 ○委員長 ちょっと待ってください。  旧町名については、区民文教委員会でこれから議論されるそうですので。どうぞそちらのほうでしてください。 ◆青柳雅之 委員 わかりました。 ○委員長 あとそれ以外の。 ◆青柳雅之 委員 では一応もう一言言っておきますが、今まで旧町名のいろいろな、所管がどこなのかとか、どのような形で活用していくのかというのは非常に大ざっぱといいますか、逆に言うといろいろな所管にまたがっていたんです。ただ、今回、観光のこの部分に入ったということと、あとは検討委員会でしたか、審議委員会の中に観光のジャンルの代表の方たちが数名入られて検討されているということですので、やはりこれ、この視点でもって旧町名の活用をですね…… ○委員長 それは大事なことです。 ◆青柳雅之 委員 やるということは、非常に意義があることなのかなというふうに思っていますので、この点については評価をさせていただきたいと思います。  あともう1点ですが、先ほどの小島委員からの話の中で体験型というのが、ユーチューブはもちろんですが、体験型の観光ですとか、あれはどのようにするのかということで、ちょっと今回、具体的なのはないんですが、実は今、和服の体験というんですか、これがやはり東京都内の中でも幾つかやっていますが、浅草とか上野が背景になっているから、ああやってまち歩きをするのに非常に適しているわけですね。谷中も含めてですが。  あともう1点が、この間も観光課で講演会をやられていたんですが、和食の体験というんですか、和食を実際につくる体験というのが今すごくニーズが高くなっていて、特にこの間は台東区内に実際にそのような店をオープンされた方が講師として来ていたんですが、その背景には、浅草の真ん中辺エリアのいろいろな和食の集積地、プラスかっぱ橋の道具街があるんですね。  ですから、あそこで料理教室をやって、その方たちがそのまま道具街に行って、和食器ですとか和の調理道具を買っていくという流れが背景としてしっかりあるんで、そういった特性は、多分4年後のオリンピックパラリンピックも含めてですが、これからの起爆剤に大きくなるのかななんていうふうに思いましたんで、観光課ではいち早くそういった目をつけていただいて、その取り組みをやられているものですから、そういったものも、せっかくコラムの中でもここまで明言されているので、どこかで力を入れていただきたい。今回、項目立ての中にははっきりと明示はされていませんが、その辺は非常に必要なところかなというふうに思いますんで、一言申し上げておきます。 ○委員長 それは要望ですね。 ◆青柳雅之 委員 はい。 ○委員長 保坂委員 ◆保坂真宏 委員 観光振興計画、本当に非常にまとまっていて見やすくて。これは2020年に向けてということで、台東区がどうしていくのかというのが非常に国内、やはり私は国内外の、海外の方々も非常に注目しているんではないかなと思います。  そのような中、やはり、これは要望となると思いますが、英語のこういった資料をそろそろ台東区もこのような、これはあくまで内部資料ではないわけですよね。ですので、ある程度海外を意識したような言語を入れ始めてもいいのかなと私は思います。  特に、全部が全部外国語にすればいいというものではなくて、概要版にしても、表紙にしても、例えばTaito City Tourism Plan For 2020とか、そういったようなものはあってもいいんではないかなと思います。それはやはり国際文化観光都市として、これからはもう海外を相手にしていくんだという意思表示にもなるし、そこはぜひ検討していただきたいということと、あと台東くんの扱いですよね、私がいつも気にしているのは。台東くんが全く入っていないのは非常に寂しいんですけれども、これもやはり。  この間、議会広報委員会でもお話があったんですけれども、台東くんの扱いが非常に私もこの役所にいてわかりづらいという部分があって、オリンピック関連の資料にしても、台東くんがちらちら入ったりするわけですよね。ですので、観光といえば台東くん、これをやはりどのように扱っていくのかというのを、ちょっと考えだけでも、課長、よろしくお願いします。 ○委員長 観光課長。 ◎河井卓治 観光課長 台東くんはおかげさまでいろいろなところで人気がございます。そのような意味では、台東くんの活用というのは観光課でも、あるいはいろいろな区のイベントでも行っているところですけれども、版権のやはり問題がありまして、なかなか全部が全部、この台東くんを使用するということは困難な状況もございますので、もうちょっとそこは観光課としての問題として捉えていますんで、整理していきたいと思っています。 ○委員長 よろしいですか。           (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、「台東区コレクション展」の開催について、文化振興課長、報告願います。  文化振興課長。 ◎内田円 文化振興課長 それでは、「台東区コレクション展」の開催についてご説明申し上げます。資料2をごらんください。  項番1、目的でございます。本区では、若手芸術家の育成、支援を目的として、昭和56年度より東京藝術大学の学生の卒業制作や大学院の修了制作の作品を収蔵してまいりました。このたび区民を初め多くの方々にこれらの貴重な区のコレクションを鑑賞していただくため、東京藝術大学の協力を得て、法隆寺金堂壁画及び敦煌莫高窟壁画の模写作品を中心とした展覧会を開催するものでございます。  項番2から項番4に記載のとおり、展覧会名は「台東区コレクション展~日本絵画の源流、法隆寺金堂壁画・敦煌莫高窟壁画模写~」、主催は台東区及び東京藝術大学でございます。後援は台東区教育委員会、台東区芸術文化財団及び朝日新聞社を予定しております。会期は本年9月17日から10月16日まで、会場は東京藝術大学大学美術館3階展示室でございます。  項番5、展示作品でございます。昭和57年度から平成15年度まで、大学院の修了制作の一部として制作された法隆寺金堂壁画模写6作品、敦煌莫高窟壁画模写45作品のほか、前回、平成23年度のコレクション展開催以降に区が収蔵した区長賞受賞作品13作品と、台東区立書道博物館が所蔵する法隆寺関連作品及び重要文化財を含む敦煌莫高窟関連の作品、計8点を展示いたします。  項番6、入館料は無料でございます。  項番7、開会式及びレセプションは9月16日、東京藝術大学大学美術館での開催を予定しております。  なお、平成28年度予算案に展覧会開催経費として1,119万1,000円を計上させていただいております。  また、資料裏面には参考として、同時期に東京藝術大学大学美術館地下1階展示室で開催される展覧会の概要を記載してございます。  ご説明は以上でございます。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。
     阿部委員。 ◆阿部光利 委員 ここに、その周知方法というのがまずないので、どうやって周知するのかということと、予算を1,100万円かけるわけでございますから、どのくらいの集客を狙っているのかということをお聞きしたいんですが。 ○委員長 文化振興課長。 ◎内田円 文化振興課長 まず、周知方法でございますが、今回、東京藝術大学大学美術館で同時期開催の展覧会の主催でございます朝日新聞社に後援をお願いしております。朝日新聞社の媒体を活用しての相互PRというのをお願いしていく予定でございます。  また、今回、チラシやポスターの作成経費というのも予算に計上させていただいておりますので、区ホームページや広報たいとうはもちろんのことですけれども、区立学校への周知ですとか、都内の文化施設、また美術系の予備校等へのポスターやチラシの配布を予定しております。  また、入場者数ということですけれども、過去の入場者数を見ますと1万5,000人程度、会期も違いますし、開催方法、内容も違っていますので、なかなか難しいところではあるんですけれども、貴重な区のコレクションを鑑賞していただくということで、一人でも多くの方にお越しいただきたいということで入場料は無料にしておりまして、目標入場者数というものは特段設定しておりませんが、周知に努めてまいりたいと考えております。 ○委員長 阿部委員。 ◆阿部光利 委員 ありがとうございました。  朝日新聞社との連携というのかな、そのようなものが図れるとするのであれば、お任せということよりも、むしろ課長みずからが新聞社に赴くなりしていただきながら、もう特集していただくとか、また関連企業としてはテレビということもあるわけですから、そのようなこともちょっと視野に置きながら集客に努めていただきたいというふうに思います。  以上です。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 聞きたいのは、この台東区コレクション展で、これは当然、台東区民の方の中でこれを鑑賞する人というのは、前にも何か委員会だったか平場だったか忘れましたけれど、人数的には来場者1万人以上、1万5,000人強ぐらいのその中でそんなにはいないと。だけれど、この藝大とのいろいろ協力のもとでこういったものを台東区がやっていく、文化事業としてやっていくという意味はすごくあると思うんですが、行政としては、この台東区コレクション展の開催する意味、これは台東区にとってどのような意味があると思いますか。 ○委員長 文化振興課長。 ◎内田円 文化振興課長 藝大との連携の中で台東区がこれまで収蔵してきた作品というのは、非常に価値の高いものでございます。また、そういったものを続けていくことでコレクションとしての価値も高まりますし、若手の芸術家への支援、育成というものにもつながっていくものと考えております。  そういったことから、区が所蔵するこれらの貴重なコレクションをお一人でも多くの方にごらんいただきたいということで、展覧会を定期的に開催することの意義はあると考えてございます。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 ありがとうございます。全くおっしゃるとおりで、台東区のそういった文化資源、芸術資源というものを広く知らしめていくと、それを継続していくと。そして、またこれを次の時代の若手の育成というものにつなげていくと。ここが先ほどの議論にもつながっていくと思うので、非常に大事だと。それを確認したかった。  それプラスこの予算額の1,100万円というのは、主にどういったものに使われるんですか。例えば、質問が広過ぎるとあれだと思うので、当然、絵画を展示するにはいろいろ絵画をきちんと慎重に扱う業者さんというか、いらっしゃって、そのようなところに全体の多分7割、8割が委託みたいな形で払われて、残りはレセプション代とかいろいろPRのお金とか、開会式の費用とか、そのようなものなのか、それとも細かくいろいろ分かれているのか、その辺ちょっとお聞きします。 ○委員長 文化振興課長。 ◎内田円 文化振興課長 一番大きな部分では、会場の管理に係るものでございます。監視ですとか誘導といったものに約354万円でございます。そのほか図録の作成ですとかポスターやチラシ等の印刷経費ということで270万円ほどということで、そのほかお話ありましたように作品の輸送ですとか展示委託ということで、展示に係るもので二、三百万円というような状況でございます。 ◆堀越秀生 委員 了解しました。 ○委員長 小髙副委員長。 ◆小髙明 副委員長 大変いいコレクション展になっていけばいいと思うんですが、先日ちょっとお伺いしたらば、模写というと、何か私などは余り芸術に疎いんで、模写というと何となく芸術的な価値が低いんではないかみたいな、そのような印象を持っていたんですけれども、そうではなくて、非常に芸術的にも学術的にも高い位置が与えられているというお話だったので、そういった点では、今回それが中心の展覧会ということで期待はさせていただきますけれども。  あと先ほど1万5,000人程度という集客の数字が出ましたが、行政計画では一応、隔年で開くということになっているわけですよね。そうすると、2年前にもやはり同じようにコレクション展がやられたのかなと思うんですが、その辺でのコレクション展のやり方と今回との違いみたいなものというのはあるんですか。 ○委員長 文化振興課長。 ◎内田円 文化振興課長 行政計画には平成28年度にコレクション展を開催するということで記載がございますが、一番最初は、平成13年度に区長賞創設20周年ということでコレクション展を開催したのが最初でございます。この間、3年、4年と、その間隔はそれぞれちょっと違う部分はあるんですけれども、基本的には5年に1回ということで開催しております。  前回の平成23年度は、先ほどご説明でも申し上げましたが、区長賞創設30周年記念ということで、主に区長賞の作品をメーンで展示をしておりまして、今回は模写作品を一堂に集めた展示ということで開催するものでございます。 ○委員長 よろしいですか。  小髙副委員長。 ◆小髙明 副委員長 それで、先ほど来、区民の方に見ていただくことも非常に意義があるという議論もあるわけですが、やはりこのような芸術作品に触れるという意味では、子供さんとか、学校がそのような点では教育委員会ではどのように位置づけて、例えばやはり1回見に行ってもらおうとか、そういったような子供さんとか区民の方に対するアピールとか、そういったところのやり方というのは何か考えていらっしゃるんですか。 ○委員長 文化振興課長。 ◎内田円 文化振興課長 先ほどもチラシ、ポスター等の作成経費を計上させていただいているというところで、区立の学校等にもPRしていきたいと思っております。具体的なやり方につきましては、教育委員会とも相談をして考えていきたいと思います。 ○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、上野「文化の杜」新構想実行委員会の取組状況について、文化振興課長、報告願います。  文化振興課長。 ◎内田円 文化振興課長 それでは、上野「文化の杜」新構想実行委員会の取組状況につきまして、資料3によりご説明いたします。  昨年9月25日開催の本委員会におきまして、上野「文化の杜」新構想の概要についてご報告させていただきました。本日は、実行委員会における現在の取り組み状況につきましてご報告させていただきます。  まず、項番1、UENO WELCOME PASSPORTの発行でございます。UENO WELCOME PASSPORTは、上野にある8つの博物館、美術館の常設展などに入場できる共通入場券で、実行委員会の取り組みの第1弾となるものでございます。1冊2,000円で、既に1月2日より販売しております。販売場所や対象施設等詳細は記載のとおりでございます。  続きまして、項番2、上野「文化の杜」アーツフェスタ・2016春の開催でございます。3月25日から27日の3日間、上野恩賜公園竹の台広場において、上野「文化の杜」にふさわしいイベントの実施を予定しております。現在、東京藝術大学生有志等による演奏や、みこし展示、文化の杜の未来を100人で語る企画などを検討しているところでございます。  続きまして、項番3でございます。文化の杜の情報の一元化を図り、国内外に広く発信するため、現在、各機関、団体を連携するポータルサイトの構築を進めており、3月10日ごろ完成する予定でございます。  上野「文化の杜」新構想実行委員会の取組状況についてのご説明は以上でございます。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  中澤委員。 ◆中澤史夫 委員 この項番1のUENO WELCOME PASSPORTの販売状況と、販売場所ごとでどれぐらい売れているのかというのがわかりましたら教えてもらえますか。 ○委員長 文化振興課長。 ◎内田円 文化振興課長 1月末現在の販売状況でございますが、全部で3,464冊でございます。  販売場所別ということですが、最も売れているのがエキュート上野、上野駅構内のチケット売り場になりますけれども、そちらが854冊、次が東京国立博物館協力会といいまして、東京国立博物館のミュージアムショップの運営などを担っている一般財団法人でございますが、そちらのネット販売が659冊、続きまして西洋美術館の窓口が384冊、東京国立博物館の窓口が383冊、また、松坂屋上野店での販売が362冊、このような状況でございます。 ○委員長 よろしいですか。  中澤委員。 ◆中澤史夫 委員 ちなみにこのスタンプラリーを実施されているんですけれども、既に記念品を渡された数とかいうのは出ているんですか。 ○委員長 文化振興課長。 ◎内田円 文化振興課長 こちらも1月末現在の状況でございますが、167個お渡ししているという状況でございます。 ○委員長 中澤委員。 ◆中澤史夫 委員 好評に売れているという感じだと思いますので、引き続き見守っていきたいなと思います。  以上です。 ○委員長 質問はいいのか。それ聞いて、質問しなくてはおかしいな。それ机の上・・・・。 ◆中澤史夫 委員 見込み的には、例えばいつぐらいに売り切れるとかいうのはあるんですか。 ○委員長 文化振興課長。 ◎内田円 文化振興課長 1月2日に販売を開始いたしまして、1万冊を作成して、既に1月の末で3,500冊弱売れているということで、売れ行きは好調だというふうに考えております。場合によっては増刷もというようなことも視野に入れて、実行委員会の中で話も出てはいるところでございますが、そのことにつきましては販売状況を見て実行委員会の中で検討し、判断していくということになろうかと思います。 ○委員長 中澤委員。 ◆中澤史夫 委員 これは区の事業ではないということなんですけれども、台東区内の上野「文化の杜」ということの実行委員会の部分でありますので、しっかり見守っていきたいなと思います。  以上です。 ○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、観光振興事業の充実について、観光課長、報告願います。  観光課長。 ◎河井卓治 観光課長 それでは、観光振興事業の実実についてご報告いたします。お手元の資料4をごらんください。  本件は、平成28年度に充実を予定しております観光関連の4事業についてご説明するものです。  まず、項番1、台東区観光ウェブサイトでございます。区公式の観光ウェブサイトの英語版サイトを独立して開設し、ビジュアルを中心としたレイアウトとすることで、外国人旅行者の利便性の向上とさらなる誘客を図ることを目的とするものでございます。実施につきましては、外国人ニーズに対する理解が深い委託事業者を公募し、プロポーザル方式により決定して、平成29年の3月の開設を目指してまいります。予算額は、歳入378万6,000円、歳出793万5,000円を計上いたしました。  次に、項番2、ホテル・コンシェルジュ向け体験ガイドツアーでございます。外国人宿泊者が多いホテルのコンシェルジュなど案内スタッフを対象として体験ガイドツアーを実施し、区内の観光スポット、文化体験の参加を通じて台東区の魅力をアピールするとともに、コンシェルジュから外国人観光客へ台東区の魅力を具体的に紹介してもらうことを目的としております。(2)にございます、実施時期は6月、7月の2回、対象者は都内及び近郊ホテルのスタッフ延べ80名程度を予定しております。体験内容は、和装や茶道など日本文化体験や伝統工芸の制作体験、日本食の調理体験など、外国人の方が興味を示すメニューとしてまいります。また、そうした文化体験をPRするパンフレットを5万部ほど発行いたします。予算額は、歳出180万円を計上いたしました。  続きまして、項番3、SNSによる多言語観光情報発信でございます。区では昨年8月より、英語、中国語、韓国語のフェイスブックで鮮度の高い観光情報を発信しているところでございます。平成28年度は新規にタイ語とインドネシア語を加えて発信することで、訪日客数が延びているアジア市場をおおむねカバーできることになります。予算額は、歳出658万9,000円を計上いたしました。  資料の裏面になります。最後に項番4、ムスリム旅行者の受入促進でございます。近年増加しているムスリム旅行者の誘客を図るため、平成27年度よりムスリム旅行者の受け入れ促進事業を開始したところでございます。28年度は本事業をさらに充実させ、ムスリム旅行者のさらなる誘客を図ることを目的としております。  内容としては、(2)にございます①ハラール認証取得助成につきましては、今年度同様に認証を取得する区内飲食店等に対し取得費用の一部を助成するもので、助成率は2分の1、限度額10万円で件数は20件を予定しております。②のムスリム対応アドバイザー派遣につきましては、ムスリム対応を検討している事業者等に対してアドバイザーを派遣しサポートする制度でございます。利用者の負担はございません。サポートの内容は、ムスリム対応についての実践的なアドバイスだけではなく、ハラール認証取得助成のご案内、誘客のための情報発信の方法などでございます。③のムスリム旅行者ウェルカムマップ作成につきましては、27年度に作成したマップを充実させるもので、掲載内容、部数は資料の記載のとおりでございます。最後に、④PR動画の作成でございます。ムスリム旅行者ウェルカムマップを活用した動画を作成し、ウェブへの掲載等により海外に台東区の魅力を発信するものでございます。予算額は、歳入125万3,000円、歳出450万8,000円を計上いたしました。  報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  阿部委員。 ◆阿部光利 委員 いや、本当に観光課は今、非常に何か勢いがあるという感じがいたします。特にこの項番2のホテル・コンシェルジュ向け体験ガイドツアー。先ほど来よりいろいろな話が出ております。その中において、観光客のニーズが今、変わってきているんですよね。まずは1つは、ツアー客から個人客へと移行している。そして2つ目は、先ほども出ておりましたが、体験型に変わってきている。そこをいち早くキャッチして、まさに機を見るに敏という感がございます。  先ほど観光振興計画の報告がございましたけれども、そこにとらわれるんではなくて、やはり状況の変化というものをいかにキャッチして、いかにそれを進めるか、まさに凡事徹底の精神というのが物すごく重要だなと。また、小回りというのがきいているということにおいても物すごく私は評価したいなというふうに思います。  そこで質問ですが、どうしてもこのようなものを行うときに、今は非常に観光課としても広報、いわゆるPRというものの視点のもとにいろいろ頑張っていただいているんですけれども、これはメディアに対しての発信というのは、今はどうなっていますか。 ○委員長 観光課長。 ◎河井卓治 観光課長 ホテル・コンシェルジュの事業につきましては、この間、予算のプレス発表がございましたけれども、その後、日経新聞で2月18日でございますけれども、台東区で和を体験してということで、このコンシェルジュ事業の掲載がございました。今のところメディアはそのぐらいでございますけれども、また今後につきましては、実際の体験ガイドツアーを行ったときに、各メディアにもまたPRしまして、いろいろなところで取り上げていただけたらというように思っております。 ○委員長 阿部委員。 ◆阿部光利 委員 まさにPRの手法の中にも、記者をその場所に連れていって、物見遊山的にという言い方がいいのか、顎足枕つきで見ていただいて、そのまま記事にしていただくという手法が一つあるわけでございますけれども、このコンシェルジュの体験ツアーというのは物すごく、これはいい――物見遊山とかはちょっと削っていただいて結構でございます。いい施策だと思います。  しかし、予算額として180万円になっているんですけれど、これは何に使いますか。 ○委員長 観光課長。 ◎河井卓治 観光課長 一応40名掛ける2回で計80名のコンシェルジュの方をご案内する予定でございまして、実際に台東区の体験をしていただくと、いろいろな部分を、そこの費用を150万円ほど計上しております。それが主なものでございまして、そのほかはいろいろ役務費等でございます。 ○委員長 阿部委員。 ◆阿部光利 委員 なるほど、これは実費分ということなんですね。 ○委員長 観光課長。 ◎河井卓治 観光課長 はい、体験の実費ということになります。 ○委員長 阿部委員。 ◆阿部光利 委員 なるほど。それであるならば、いや、だってこの方々だって将来的にはここに誘客というのかな、その体験のお客さんが来るわけですから、この方々にも少しご負担をいただくということはないんですかね。 ○委員長 観光課長。 ◎河井卓治 観光課長 これから体験のいろいろ内容、コースを考えていきますんで、そのときは費用もちょっといろいろご相談させていただいて、協力していただこうと思っています。  また、委員おっしゃるように、体験の業者の方としても悪い話ではありませんので、この事業が今後推進していくとしたら、民間の方にもかなり中心になって、費用面も含めて考えていただけたらいいなというふうには思っております。 ○委員長 阿部委員。 ◆阿部光利 委員 わかりました。そのような考え方であればいいです。  要は、一番最初だからこれだけの予算をかけて、後々はそういった費用負担をお願いしていけるようであればお願いしていくというような気持ちは持っているということで、私は解釈をいたしました。  行政にこのような考え方を持ち込んでいいのかどうなのかわからないんですけれども、近江商人的な三方よしの、そのような考え方のもとに、これはもう本当に区としても、その業者さんとしても、非常にいいことだと思いますので、ぜひ進めていただきたいなというふうに思います。
     以上です。 ○委員長 保坂委員。 ◆保坂真宏 委員 関連というか、あれですけれども。コンシェルジュ向け体験ガイドツアー、私もすごく興味があって、というか、ここは本当に台東区の次の観光を発展させていくために本当に必要ではないかなと思います。  というのは、やはりコンシェルジュと考えると、そのコンシェルジュがいるホテルは、ではどこなんだろうと。やはりそれなりのホテルですよね。台東区で、例えば浅草ビューホテルぐらい。ほかは余り私も想像つかないんですが。これは具体的にやはり、課長、どのぐらいの都内。これは80人募集していますけれども、どのようなホテルが、クラスが募集に来ているわけですか。 ○委員長 観光課長。 ◎河井卓治 観光課長 募集はこれからになりますけれど、今アンケートということで、シティホテルにアンケート調査しているところでございます。コンシェルジュ自体が、日本コンシェルジュ協会というのがあるんですけれども、そこはかなりハードルが高い協会でして、実際は27ホテルの54名しかコンシェルジュの方は登録しておりません。ただ、そこの登録以外ということでほとんどのシティホテル、要は宿泊のほかにレストランとかテナントが入っているホテルには、コンシェルジュという名前か、あるいは総合案内という名前か、いろいろありますけれども、このような案内的な方はいらっしゃるということでございます。  ちなみに今回のアンケートにつきましては、都内と近県ということで89件ほどのホテルにアンケートを送ったところでございます。 ○委員長 保坂委員。 ◆保坂真宏 委員 それ程、やはりそれなりのホテルだと、私も本当に理解しています。ということは、富裕層が泊まるようなホテルにはコンシェルジュがいるわけで、そういった方々がやはり台東区を学んでもらって、どんどんとそういった旅行者に宣伝していっていただくという意味では、本当に180万円というのは安いぐらいではないかなと、私はそう考えます。  やはりこの後、知的観光とか、知的な欲求を満たすために、それこそ西洋からも本当に富裕層の方々がたくさん今来ているというデータも出ていますので、もっともっと攻める観光としてやっていっていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 コンシェルジュに関しては、確かに大きなホテルのそれなりのデスクがあるような方たちも重要だと思いますけれども、区内にある中小のホテルの、もう家族でやっている、フロントの方や何かも、もうよっぽどコンシェルジュ的な役割を果たしている方はいっぱいいらっしゃると思いますので、あとは最近多くあるバックパッカーというか、カオサン的なところも近隣のそういった情報の蓄積みたいなのはすごくされておりますので、ちょっと視点を変えて、またそういった方、そういった部分の中小の区内のホテルの皆さんに今の最新の観光のこういった体験型のものを知っていただくというのも一方では必要なのかなというふうに思っていますので、そちら側の視点もぜひどこかで取り入れていただきたいというように思います。  私の質問は、ウェブサイトが今回また外国語版の本格的なものをやるということで、お話を聞きたいんですが、いわゆるこれは行政の部分は区のホームページ、あるいは今回、観光サイトということで進めておりますが、民間の皆さんのウェブサイトの外国語対応というのは、実はこれは2002年のワールドカップのときからずっとやっているんですね。議会側からの提案でこれは予算化されたというふうに記憶していますが、その部分がまた最近非常にニーズがあるということで、産業振興課の予算だったと思うんですが、あるいは事業団の予算だったと思うんですが、最近ちょっとご相談を受けたのが、そういった個店ではなくて団体ですよね。観光団体が運営するウェブサイトですとか、あるいは結構大き目の商店街が今度本格的に外国語対応にしていきたいとかいう部分は補助金に該当するんですかなんて話を伺うんですが、そういったものはまたちょっと別の枠組みで、もう少し大きな部分できちんと後押しをしていくような仕組みがあったほうがいいんではないかななんていうふうに思うんですが、その点いかがでしょうか。 ○委員長 産業振興課長。 ◎菅谷健治 産業振興課長 商店街の関係についても、あるいは個別企業支援についても、海外向けにホームページ等発信する場合の補助メニューというのはございますので、ぜひご案内したいと思っております。 ◆青柳雅之 委員 いや、あるのは知っているんですけれど、観光団体とかですね。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 限度額のことも含めて、あるいはそれだけ手の込んだものをつくろうと思うと、全体のやはり枠組みが個店に比べてページ数も多いんで、そういったことも含めて、ぜひ検討していただきたいということを一応申し上げておきます。  それとSNS、これ今回、タイ語、インドネシア語ですが、今までの3カ国語、27年度から始めているものについての状況というのは、何か今お話しいただける部分があるでしょうか。 ○委員長 観光課長。 ◎河井卓治 観光課長 英語、中国語、韓国語の3カ国語、去年の8月にスタートしております。約半年たっておりますけれども、ファン数は英語がきょう現在で5,475名、中国語が――ああ、ごめんなさい、台湾ですね。台湾が1,127名、韓国語が1,236名のファンの方がついております。  なかなかここの評価は難しいんですけれども、ほかの自治体、やっているところは少ないんですけれども、それと比べてみても遜色はないかなというようには思っています。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 あとは、外国の方ならではの視点の部分を発信していくというような話があったんですが、その辺の内容というのはどのような感じですか。我々とは全然違う、このようなのもあったよとかいうのがあったら。 ○委員長 観光課長。 ◎河井卓治 観光課長 まさに外国人のネーティブスタッフが実際にそこのサイト、記事の内容をつくっていただくということでございますので、日本人がなかなか気づかなかった部分、例えば、最近ですと谷中の猫なども多分外国人の口コミで広がっていったりとか、あと最近出たのは、浅草だとウサギのカフェとか、あと商品名を言ってどうかあれなんですけれど、メロンパンとか、ああいうのも口コミでどんどん広まっていっていますんで、そのような面ではいろいろな外国人の視点から見たおもしろいものを取り上げていただいて、また区もそれをPRしていきたいというように思っております。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 お話を伺った中では一定の成果といいますか、予想以上の部分が出ているのかなとは思いますし、こういったネットを媒体にしたものというのは、あるとき火がつくと、またすごく広がりを見せるということがいろいろな事例で出ていますので、今回、タイ語、インドネシア語に広めていくということで、特にインドネシアは人口が多いですから、そのような意味でますます期待が膨らむのかなと思っていますんで。特に一番成果として欲しいところは、我々目線では、あるいは観光課の今までの取り組みの中では見えていなかったものというのが表に出てきて、いろいろな埋もれていた台東区のすばらしい魅力をどんどん発信していく、あるいはそれを我々日本人にもフィードバックしていくような、そんな取り組みにつなげていただきたいということを要望しておきます。  以上です。 ○委員長 小髙副委員長。 ◆小髙明 副委員長 ホテル・コンシェルジュの体験ツアーということで、大変結構な試みだと思うんです。実際、ただ、そのようなコンシェルジュさんたちのいるホテルは当然いろいろなところに観光客の方が、ばらまかれると言っては変だけれど、行くことになると思うんだけれども、やはり台東区でそのような体験をしていただいて、その体験が外国人の方にどのように伝達されるのかという、その辺のところのプロセスがちょっといま一つ見えないんだけれど、それはどのようなことを考えていますか。 ○委員長 観光課長。 ◎河井卓治 観光課長 実際、コンシェルジュの方からお話を伺う機会がございまして、その中では、結構シティホテルの場合ですと、観光客以外でもビジネス目的の方の外国人がいらっしゃることもかなり多いというふうにお聞きしています。コンシェルジュの方としては、例えばビジネスで来た方が半日とか1日時間があいたといったときに、都内でどこか見れるところ、おもしろいところ、いろいろな体験ができるところはないかというような問い合わせがふえてきているということで、実際そのような情報が欲しいということから本事業が始まったわけでございます。 ○委員長 小髙副委員長。 ◆小髙明 副委員長 なかなかそれがどの程度の数があったのかをつかむのは本当に難しいとは思うんですけれども、きちんと情報が発信されて、そういった形で集客につながっていくという、そのようなツアーになればいいとは思っております。 ○委員長 ただいまの報告について、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、平成27年度台東区区民文化財台帳登載及び指定について、生涯学習課長、報告願います。  生涯学習課長。 ◎飯塚さち子 生涯学習課長 それでは、平成27年度台東区区民文化財台帳登載及び指定についてご報告申し上げます。お手元の資料5をごらん願います。  今年度は、表記のとおり台東区区民文化財台帳登載及び指定として1件、台東区区民文化財台帳に新規で6件、追加で1件を登載するものでございます。  2ページ以降は指定登載をされましたそれぞれの文化財についての資料でございます。  指定文化財について紹介させていただきます。  彫刻として、宗教法人浅草寺が所有しております、木造阿弥陀如来座像でございます。浅草寺伝法院の本尊として祭られている本像は、平安後期の半丈六仏、多くつくられる仏像の半分の大きさの仏像ということでございまして、その制作が優秀で、区内の同時期の半丈六仏は他に知られておらず、唯一の事例として貴重でございます。本像は、区民文化財台帳に登載し、また、重要な文化財でございますので、指定有形文化財とするものでございます。  3ページ以降につきましては、本年度登載の文化財についてご説明資料となっておりますので、後ほどお読みいただきたいと思います。  本年度の登載指定によりまして、台東区区民文化財台帳登載数は214件、そのうち指定文化財は57件となります。  今後とも区内文化財の保存及び活用を図ってまいりますので、よろしくお願い申し上げます。  ご説明は以上でございます。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  阿部委員。 ◆阿部光利 委員 まずお聞きしたいのが、この文化財台帳登載ですけれども、その登載側から見るとどのようなメリットがあるんでしょうか。 ○委員長 生涯学習課長。 ◎飯塚さち子 生涯学習課長 台東区民文化財として登載されますと、区のホームページでございますとか、小冊子をつくりまして、それで紹介をさせていただきましたり、また、文化財の講座の中でテーマに取り上げまして、区民の方に詳しくお知らせをするというようなこともやっております。  また、何かその保存のために必要な専門的な知識につきましても、教育委員会でご相談させていただいて、適切に管理していくということをさせていただいております。 ○委員長 阿部委員。 ◆阿部光利 委員 保存の際には、その費用を補填したりとかいうようなことはあり得るんですか。 ○委員長 生涯学習課長。 ◎飯塚さち子 生涯学習課長 費用につきましての特段の支援ということはございません。  ただ、指定文化財がもし破損等をした場合には、区でも費用の一部を負担させていただくということで進めております。 ○委員長 阿部委員。 ◆阿部光利 委員 先ほどメリットのところで、ホームページに載せ、そして小冊子でというお話がございました。きょうの委員会をもし何か一つのタイトルをつけるとしたら、シティプライドなのかなという気がします。その視点から、ちょっとお尋ねをするのですが……           (「シビックプライド」と呼ぶ者あり) ◆阿部光利 委員 台東区のこのシビックプライド。  台東区の有形財産を通して、子供たちに何か教育ができるんではないかなと。まさに温故知新的な生きた教材とでもいうのかな、そのようなことができるんではないだろうかなというのを感ずるんです。同時に、区民の方々にも訴求することによって、まさに区民の方々のプライドを少しくすぐることもできるかなというふうにも思うんですけれども、その辺いかがでございますかね。今後について。 ○委員長 生涯学習課長。 ◎飯塚さち子 生涯学習課長 私ども文化財保護審議会がありまして、それぞれのご専門の先生方がいらっしゃいますけれども、まちの歴史を知ること、文化を知ることが、それぞれの人のプライドを支えるという、誇りをつくるものだというお話を常々いただいております。  台東区は、独自に台東区の歴史・文化テキストなどもつくりまして、子供たちにその歴史、文化について進めておりますし、私どもの事業でいえば、自主学習ということで、どきどき探検隊というようなことがありまして、区内のいろいろな文化財ですとか歴史について学ぶ、実際に行って学ぶ講座などもやっております。  また、学校の中とも連携をいたしまして、そのテキストを授業の中で使っていただくということもありますし、生涯学習センターの3階にあります埋蔵文化財を中心にしたコーナーには、子供たちが生涯学習センターを訪れて、学校で社会科の見学の一環として来てくれますけれども、そういったところで感想文などを読みますと、そのコーナーをよく見て、今度はお父さんと来たい、お母さんと来たいというようなこともありますので、地道ではございますが、教育委員会、また区長部局とも連携を図りながら進めさせていただいているというふうに考えております。 ○委員長 阿部委員。 ◆阿部光利 委員 よくわかりました。  台東区区民文化財が214点、台東区指定文化財が57点と。これだけあるわけですから、本当に眠らせておくのはもったいないという感じがいたします。  どうしても行政の一番苦手なところとしましては、このようなものをつくる、そしてあるんだけれども、それを周知するというところにおいては非常に不得手なところもありますからね。せっかくこれだけのものがあるわけですから、やはりそれを今後生かしていっていただきたいなというふうに思いますので、要望ということで入れさせていただきます。お願いします。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 この文化財保護審議会のメンバーの先生方というのは、非常にそれぞれのジャンルで見識の深い方がいらっしゃって、もう日本のICOMOSを代表された経歴を持つ方などもいらっしゃるということで、すばらしい審議会だろうと思うんですが、特に最近の建築物に関する部分でいろいろな意見が出ているのかなというふうに思っていますし、あとは前回の決算特別委員会で、台東区が持っている近代建築のものについて一度諮問をしたらどうかというような話が自由民主党の委員からも出ていたと思うんですが、その後のそういった近代、台東区の建築物に関する今の文化財保護審議会の中でのいろいろなご意見ですとか、あるいはその進捗状況というんですか、区が所有している近代建築物の諮問みたいのに関してはどのような形で進んでいるか、伺いたいんですが。 ○委員長 生涯学習課長。 ◎飯塚さち子 生涯学習課長 近代建築につきましては、平成元年から調査を行いまして、区内にあります、その調査時点で993棟の調査をさせていただいたところでございます。  その後も必要に応じまして調査を報告書にまとめるというふうなこともやっておりまして、現在、後期の復興小学校についての状況につきましても調査させていただいているところでございます。  ことし一度、写真をと思ったんですけれども、先生方とお話をいたしまして、考察編とあわせたほうがかえっていいものに仕上がるということで、来年度中につくろうというふうなことで今進めているところでございます。 ◆青柳雅之 委員 了解です。 ○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。  理事者からの報告は以上であります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 案件第2、文化政策及び観光について、その他ご発言がありましたらどうぞ。           (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 おはかりいたします。  案件第2、文化政策及び観光については、重要な案件でありますので、引き続き調査をすることに決定いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、本委員会の行政視察の報告書について申し上げます。  昨年10月に実施いたしました福岡県北九州市及び久留米市への行政視察について、このたび正副委員長にて報告書案を作成し、お手元に配付させていただきました。  この案分についてご意見がありましたら、正副委員長までお知らせください。調整後、議長に報告いたします。その後、議長が全ての委員会報告書を取りまとめ、台東区議会委員会行政視察報告書として全議員及び理事者に配付いたしますので、よろしくお願いいたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 以上で案件の審議を終了いたしましたので、事務局次長に委員会報告書を朗読させます。  なお、年月日、委員長名、議長名の朗読については省略いたします。           (渡邉議会事務局次長朗読) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 これをもちまして、文化・観光特別委員会を閉会いたします。           午前11時58分閉会...