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平成30年7月24日東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会-07月24日

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  1. 港区議会 2018-07-24
    平成30年7月24日東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会-07月24日


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    平成30年7月24日東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会-07月24日平成30年7月24日東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会  東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会記録(平成30年第6号) 日  時  平成30年7月24日(火) 午後1時30分開会 場  所  第1委員会室出席委員(11名)  委 員 長  鈴 木 たかや  副委員長  風 見 利 男  委  員  玉 木 まこと       山野井 つよし        丸山 たかのり       小 倉 りえこ        横 尾 俊 成       やなざわ 亜紀        阿 部 浩 子       近 藤 まさ子        うかい 雅 彦 〇欠席委員        な し
    出席説明員  副区長                         田 中 秀 司  芝地区総合支所長環境リサイクル支援部長兼務      新 井 樹 夫  高輪地区総合支所長街づくり支援部長兼務        野 澤 靖 弘  芝浦港南地区総合支所長・産業・地域振興支援部長兼務   星 川 邦 昭  芝浦港南地区総合支所協働推進課長            大 浦  昇  国際化・文化芸術担当課長                大久保 明 子   観光政策担当課長     冨 永  純  障害者福祉課長                     横 尾 恵理子  都市計画課長                      冨 田 慎 二   土木課長         佐 藤 雅 紀  地域交通課長                      大 屋 寧 剛  環境課長                        茂 木 英 雄   地球温暖化対策担当課長  大久保 光 正  みなとリサイクル清掃事務所長              加 茂 信 行  企画経営部長                      浦 田 幹 男  企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務 野 上  宏  教育推進部長                      新 宮 弘 章  生涯学習スポーツ振興課長                木 下 典 子  教育指導課長                      松 田 芳 明 〇会議に付した事件  1 報告事項   (1) 平成30年度お台場海水浴「お台場プラージュ」の実施について   (2) 東京2020大会に向けた企業提案型気運醸成事業実施予定について  2 審議事項   (1) 発 案27第16号 東京オリンピックパラリンピック競技大会開催に向けた諸対策について                                  (27.6.26付託)                 午後 1時30分 開会 ○委員長鈴木たかや君) ただいまから、東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、玉木委員山野井委員にお願いいたします。  6月22日に開かれました委員長会の内容について、ご報告いたします。  初めに、委員会開会日についてです。まず、委員会開会日については、従来どおり、原則として常任委員会は月・水・金曜日に、特別委員会は火・木曜日といたします。なお、エレベーター等対策特別委員会の開会にあたりましては、開会の曜日が他の3特別委員会と重なるため、各委員長で調整することになりました。また、8月は、特別の事情がない限り、従来どおり開会しないということが確認されました。  次に、議会への情報提供のあり方についてです。理事者におかれましては、円滑な議会運営のために、これまで以上に丁寧な報告、情報提供に努めていただきますようご理解ご協力をお願いいたします。特に、複数の委員会に関係する案件の取り扱いには、十分ご留意いただきますよう、よろしくお願いいたします。  以上が、委員長会の報告です。  本日、席上に追加の資料を配付しております。こちらは後ほどその他で報告していただきますので、よろしくお願いいたします。  日程に入ります前に、本日の運営についてご相談させていただきます。先日、皆様にご相談させていただきましたパナソニックセンター東京の視察についてですが、本日、報告事項終了後、委員会を休憩し、視察を行いたいと思います。このような進め方でよろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長鈴木たかや君) それでは、そのように進めます。  また、通知でもお伝えしましたとおり、本日の委員会報告事項に変更があり、開会通知報告事項と本日の日程が異なっております。あらかじめご了承ください。     ──────────────────────────────────────── ○委員長鈴木たかや君) それでは、報告事項に入ります。初めに報告事項(1)「平成30年度お台場海水浴「お台場プラージュ」の実施について」、理事者の説明をお願いいたします。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) それでは、報告事項(1)「平成30年度お台場海水浴「お台場プラージュ」の実施について」、ご説明いたします。まず、資料のご用意にあたり、差しかえがありましたことをおわび申し上げます。大変申しわけございませんでした。  それでは、本日付委員会資料№1をごらんください。芝浦港南地区総合支所では、都心における水辺環境の向上のため、水質改善に向けて取り組むとともに、「泳げる海、お台場」を東京2020大会のレガシーとして残すため、台場地域の区民の皆様や企業などとの連携による取り組みを進めてきました。平成26年度から行ってきたお台場海水浴を、今年度はパリ市との連携によりお台場プラージュとして拡充します。また、東京大学との共同研究により構築したお台場海水浴予報システムを活用し、顔をつけての遊泳の解禁を行います。  項番1、背景・経緯をごらんください。平成17年に地元、お台場学園との連携でお台場海苔づくりを始めてから、台場の海に対する住民の愛着心が醸成され、「いつかこのふるさとの海が泳げる海になれば」という地域住民の思いの高まりがきっかけで、平成26年度から2日間限定のお台場海水浴が始まりました。  項番2、目的をごらんください。誰もがお台場の海に親しみながら、お台場の海の環境や水質の向上を図る取り組みを推進すること。ことしはパリ市と連携し、水質改善取り組みを一層加速させるとともに、東京、パリそれぞれのオリンピックパラリンピック競技大会気運醸成及び両区市の交流を促進させることでございます。  項番3、名称をごらんください。名称はお台場プラージュで、プラージュとはフランス語で砂浜、浜辺の意味でございます。  項番4、日時をごらんください。7月28日の土曜日から8月5日の日曜日までの9日間とし、昨年までの2日間から期間を延長します。なお、時間は変わらず午前10時から午後3時までとしますが、ことしはオブジェを設置し、午後9時までライトアップを行います。  恐れ入りますが、ページをおめくりいただき、2ページをごらん願います。項番5、主催等をごらんください。主催は、港区及び地域住民が主体のお台場海水浴実行委員会です。協力にはパリ市や鳥取県北栄町などが入っており、引き続き多くの団体を巻き込みながら、地域一丸となって、「泳げる海、お台場」の実現を目指してまいります。  飛びまして項番8、主な事業内容をごらんください。ことしのお台場プラージュでは、都立お台場海浜公園において海水浴水生生物環境学習などを行うとともに、パリ市がセーヌ川周辺で開催しているパリ・プラージュの雰囲気と、台場の眺望等を融合させた海水浴会場をつくります。  内容を何点かご紹介いたします。3ページの会場図もあわせてごらんください。2ページの(1)のイ、遊具エリア(拡充)をごらんください。泳げない子どもでも楽しめるよう、キッズボート、ウォーターローラーなどの遊具を貸し出し、多くの方が水辺で楽しめるイベントにいたします。エ、トライアスロン体験エリア(新規)をごらんください。港区トライアスロン連合による子ども向けトライアスロン体験イベントを行い、東京2020大会の気運醸成につなげます。  恐れ入りますが、3ページをごらん願います。(2)のイ、オブジェの設置(新規)をごらんください。お台場プラージュの期間中、両区市の連携を象徴するオブジェを設置し、会場の雰囲気づくり話題づくりにつなげます。夜間は午後9時までライトアップを行います。エ、仮設の更衣室シャワー室を設置(新規)をごらんください。会場の利便性を向上させるため、男女各50人分のロッカーのある更衣室と、更衣室テントの脇に4基のシャワーを設置いたします。  下の会場図をごらんください。浜辺側の青い破線部分が前年度の遊泳エリアで、少し沖合の方に行ったところの青い点線部分が今年度の遊泳エリアでございます。このように、今年度は遊泳エリアを大幅に広げて行います。また、後ほど項番10でご説明いたしますが、安全管理のためにライフセーバーを配置いたします。会場図の赤い丸印のところ、海上に2カ所、陸上の4カ所がライフセーバー配置予定場所でございます。それぞれに常駐していただきます。  恐れ入りますが、おめくりいただき4ページをごらん願います。項番10、安全管理をごらんください。遊泳者など参加者に安全に楽しんでいただくため、監視員や看護師配置等を行います。遊泳などでの安全管理のため、ライフセーバーを配置し常時エリア内を監視します。また、ライフセーバーとは別に場内巡回スタッフも配置し、常に会場内を巡回し、安全確認美化清掃、非常時の避難誘導等を行います。  次に、熱中症対策についてです。会場内には日陰で休める、風通しのよいテントを使用した休憩所を設置します。また、場内アナウンス場内巡回スタッフ、区職員、地域住民のボランティアにより、水分補給等体調管理、体調が悪くないかなど声がけや、休憩所シャワーの利用についての声がけを行い、熱中症にならないようきめ細かく対応してまいります。急病人やけが人が発生した場合は、会場内の救護所へ速やかに搬送するとともに、常駐する看護師に診ていただきます。本人の状態によっては救急車を呼び、医療機関へ搬送いたします。  項番11、水中スクリーンの設置をごらんください。大腸菌流入を防ぐことを目的にした水中スクリーンを、昨年度に引き続き今年度も設置します。昨年度からの改善点として、今年度は、スクリーン丈を2メートルから3メートルに伸ばすとともに、スクリーン内外海水交換をしやすくする逆支弁を1カ所に施しています。このような水中スクリーンを張り、衛生面での安全性向上に努めます。  項番12、お台場海水浴予報システムの構築をごらんください。お台場の海では、晴れた日が続くと大腸菌は検出されない日もありますが、降雨後は国が定める水浴場の基準値を超えることがあります。このため、安全性を一層高めるため、東京大学との共同研究により、前日までの降雨量をもとに当日の大腸菌が基準内におさまっているか否かの予測を行う、お台場海水浴予報システムを構築しました。  恐れ入りますが、別紙をごらんください。別紙には、お台場海水浴予報システムの概要、水面に顔をつける際の判定基準予報手順を掲載しており、主なものをご説明いたします。  項番1のシステムの概要は、今ご説明した内容を記載しております。  項番2、水面への顔つけ判定基準をごらんください。システムによる大腸菌数基準値以下の場合、海水への顔つけを「適」とし、基準値を超える場合は「不適」とします。ただし、システム予報値コリラート18という大腸菌簡易検査による結果が大きく異なるなど整合性が担保されない場合や、当日の透明度、油膜、COD、有機物の指標の状況等から、水面への顔つけが適切ではないと判断された場合は「不適」とします。  項番3、予報手順をごらんください。まず、システムを使用しまして、海水浴前日に翌日の予報を1度行い、さらに海水浴当日の朝に前日の降雨データを入力し、大腸菌基準値を超えるか否かの最終的な予報結果を出します。また、前日からコリラート18のための採水と簡易検査を行いまして、海水浴当日の朝に大腸菌数を出します。最後に、これらの値と透明度、油膜、CODの結果を総合的に勘案し、当日の海水への顔つけの「適」、「不適」を判断します。  恐れ入りますが、5ページの項番13、周知をごらんください。お台場プラージュ開催の周知は、広報みなと、芝浦港南地区情報誌「べいあっぷ」、お台場レインボーバスや新交通ゆりかもめ車内掲載、また、取材による民間メディアでの紹介などで広く行っております。  今年度は今まで以上に多くの方にご来場いただけると考えております。事故が発生しないよう、安全管理には細心の注意を払うとともに、多くの方に楽しんでいただけるよう運営に努めてまいります。  甚だ簡単ですが、説明は以上でございます。 ○委員長鈴木たかや君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご質問等ございましたら、順次ご発言をお願いいたします。 ○委員(丸山たかのり君) 7月に入って記録的な猛暑が続いていまして、イベント開始当初は雨の心配はなさそうですけれども、熱中症対策が大変重要になるかと思います。その点、熱中症対策に関してはしっかりと盛り込んでいただいて、大変よいことだと思っております。ただ、水中に入っていると体が冷えるから大丈夫と一般的に過信されがちなのですけれども、40度を超えるような気温になってくると、水温自体もかなり上がってしまいますし、また、体が水の中で冷えることでかえって毛細血管が収縮して熱の発散がされにくくなって、ふだんと違う体温調節が体の中で起こるとのことで、水中での熱中症のリスクは過信してはいけないと報道されているところです。  それで、先ほど熱中症対策について、テントを設置するというお話があったのですけれども、具体的にどれぐらいの規模で用意されるのかと、もしわかれば、直近の水温を教えていただけますか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) まず、休憩所テントの大きさですけれども、10メートル掛ける9メートルのテントを1つ設置いたします。水温に関しては、現在調査をしておりませんが、期間中は調査をする予定でございます。 ○委員(丸山たかのり君) 水温はすごく大事な部分だと思います。期間中は水温をはかるということで、それは了解しました。テントは10メートル掛ける9メートルということで、結構大きいと思いますけれども、会場に来場される方の数や気温の状況に応じては、もしかしたら臨時的に出さないといけない場合もあるかと思います。その辺はぜひ随時対応していただければと思います。  それで、今回、お台場プラージュということで、いろいろな仕掛けづくりがされているようで、資料を大変興味深く見させていただきました。例えば、オブジェを設置して夜9時までライトアップするとか、サンドアートを展示するなど、単純に泳ぐだけではなくて、本当にいろいろな楽しみ方ができるようになっていて、すごく評価しております。本当に東京2020大会の気運の盛り上げにもすごく貢献していくなと思うのですけれども、気運が盛り上がって、夜まで盛り上がってしまうと、ここはかなり住宅も近いエリアですので、住んでいる方々にとってみたら、夜中騒がれるのかというところも大変気になると思います。そうした今回新たに設置されるものに対する警備も含めて、夜の警備はどのようになっているのか教えてください。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 警備員を雇うことになっておりまして、当日から翌日の朝までしっかり警備していただくことになっております。また、オブジェにつきましても、ライトが消された後は足もとを少し照らすような形状をとっておりまして、つまずいて転ぶことがないような工夫、配慮もしております。 ○委員(丸山たかのり君) わかりました。夜まで盛り上がるのは、ある意味ではすごくいいことではあるのですけれども、住民への配慮と注意喚起もしていただければと思います。  最後に、水中スクリーンについてお伺いいたします。今回、新たに3メートルの水中スクリーンを設けて大腸菌の侵入を防ぐということですけれども、今、東京都でも同じ時期に水中スクリーン実証実験を行っているかと思います。東京都は3メートルのスクリーンを三重に敷いて大腸菌を防ぐ実証実験と、あわせて水面から底までの全面を張るような水中スクリーンを設置して実証実験を行っていると聞いております。水面に顔をつける大腸菌の基準と、競技に対する基準は全然違うと思うのですけれども、お互いに同じ素材の水中スクリーンを使用してそういった取り組みをされているということですので、大腸菌対策情報共有情報交換ができれば、すごく有益になると思うのですけれども、その辺、考えていることはありますか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 東京都とは一緒にミーティングをしております。区は一重、東京都は二重と三重で現在調査しておりますので、今年度、効果がある程度わかってきましたら効果を共有して、どういう形がお台場プラージュにいいのか、しっかり検討していきたいと思います。 ○委員(丸山たかのり君) 費用対効果もありますので、何重にもする必要はないのかもしれませんけれども、東京2020大会が終わった後でもお台場の海は泳げる海として残していくということですから、お互いに情報交換して、本当に一番効果的な方法を、ぜひ東京都とも協力しながら検証していただきたいと思います。 ○副委員長風見利男君) 水中スクリーンの効果を教えてもらいたいのですが、昨年の2メートルのときは3メートル付近に大腸菌が検出されたと。今回、逆支弁がついていて、スクリーン内側の水を排出し、外側からの水を入りにくくするということですが、そうすると内側の水はなくなってしまいます。どのように循環するのですか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 水中スクリーンの構造というか機能なのですけれども、大腸菌は淡水に乗って陸地の方から台場の方まで流れてくるということで、淡水は海水より軽いですから、上の方を漂っているというのが一般的な見方です。それを水中スクリーンを張って上の部分で遮断しようというのが水中スクリーンの意図でございます。昨年度、ある程度効果はあったのですけれども、意外と下からも大腸菌が入り込んでいることがわかりましたので、2メートルから3メートルに丈を長くしたというのが今回の工夫でございます。完全に海底までスクリーンがついているのではなくて、海底とスクリーンの間には少しすき間がございます。そこで生き物が出入りしたり、海水が交換がされます。完全に閉じてしまうと、スクリーンの中の海水が交換されなくてずっととどまってしまうという状況になるので、なるべく上の部分から大腸菌が入りにくいように、逆に中の海水が外に出やすいようにということで、逆支弁を1カ所に設けました。 ○副委員長風見利男君) では、海底の方から水が入ってくるのですか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 海底の方から水が入ります。 ○副委員長風見利男君) 水質検査を1日1回やるわけですか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 午前と午後で1回ずつ行います。 ○副委員長風見利男君) その回数は増やせないのですか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 専門家と相談して、午前と午後の1回ずつにしているのですけれども、採水は何度でもできるのですが、採水した後の結果が出るまでに簡易検査で18時間かかってしまうため、午前と午後の1回ずつにしています。お台場海水浴予報システムの精度を確認するために午前と午後それぞれ1回行い、後日、大腸菌の数を把握して、精度の改善に努めていくという趣旨でございます。 ○副委員長風見利男君) 資料を見ると、前日に調べてその次の日の予報をするのですよね。簡易検査はないのですか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 簡易検査が、今申し上げたコリラート18という、採水して18時間後にわかるというものです。リアルタイムのものはございません。通常、国で認められているものは公定法と言われる検査方法で、培養に24時間かかってしまいますので、ラボに搬送して培養して結果が出るまでに二、三日かかってしまうのが本来の検査でございます。 ○副委員長風見利男君) 18時間前のことを調べて大丈夫ですよと言って、次に調べたらだめですよという結果が出たとき、その間は汚れたところで泳ぐことになるわけです。その辺の対策は何かないのですか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) そうならないように、お台場海水浴予報システムを使いまして、前日の降雨の情報を入力して、当日の朝に、基準値を越えるか越えないかを推計いたします。 ○副委員長風見利男君) 子どもがたくさん来ると思います。子どもの健康のことがあるので、本当にそれ以外に簡易な方法がないのか検討してもらいたいと思います。  それで、砂浜がものすごく暑くなると思うのですが、先ほど休憩室テントが10メートル掛ける9メートルということでしたけれども、小さいのですね。椅子などは置くのですか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 椅子は置かずに、パラソルなどを置く予定でございます。また、テントは風通しのよいものを使う予定でございまして、そこに扇風機を置けないか検討を進めております。 ○副委員長風見利男君) 私はずらっとテントを並べたらいいと思うのです。前回は2日間で540人来ているわけでしょう。1メートル四方に1人入って90人しか入れないのです。そこに例えばシートを敷いて横になったりしたらもっと面積を使うわけで、テントをもっと並べることは考えていないのですか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) テントの数は、今のところ1つと考えております。ただ、テントだけではなくて、当日は砂浜の上にパラソルウッドチェアなどを配置して、暑さ対策、熱中症対策に努めてまいる予定でございます。 ○副委員長風見利男君) パラソルは何本ぐらい用意するのですか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) パラソルは20セット用意する予定でございます。 ○副委員長風見利男君) たくさんの人に来てほしいと言うわりには、構えがおかしいと思うのです。もっとしっかりと暑さ対策をしないと。この間の暑さは異常で、危ないですよと毎日気象庁が注意情報を出すような状況ではないですか。そこに人を呼ぶわけで、もっと対策をきちんとした方がいいと思うのですけれども、何でテント1つにこだわるのですか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) お台場海水浴実行委員会で話をしていく中で、テントの数を増やすという話に1度はなりかけたのですけれども、予算の関係でこれ以上増やせないということになりました。あとは、近くに非常に緑が多くて日陰ができることからも、こちらではテントは1つでいいのではないかと判断しております。 ○副委員長風見利男君) 港区の予算は幾らなのですか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 海水浴に係る設営・運営といった業務委託に関しましては約2,300万円で、それ以外に水中スクリーンやお台場海水浴予報システム東京大学との共同研究といったもので、合計5,450万円ぐらいかかっております。 ○副委員長風見利男君) テントレンタル料は幾らなのですか。
    芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 正確な数字はわからないのですが、数万円から10万円ぐらいではないかと聞いております。 ○副委員長風見利男君) 1日何人来るという予測で計画しているのですか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 9日間で約1万人、1日1,000人弱を想定しております。 ○副委員長風見利男君) それで、このテント1つと、先ほどのパラソル20本で足りると思っているのですか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 毎年パラソルテントを持参される方もいらっしゃいますし、あとは、常時1,000人いるということではなくて、来て、帰るが繰り返されて1,000人弱と考えておりますので、今のところテントに関しては足りると感じております。 ○副委員長風見利男君) 時間は午前10時から午後3時までなのですよ。そこに1日1,000人といったら、1時間あたり何人来るのですか。入れかわるから大丈夫ですというような言い方はおかしいと思うのです。それと、クールスポットの設置は考えているのですか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) クールスポットに関しては、現在検討中でございます。これから設置するのは非常に困難ですけれども、持ち運びができるものを用意できないか、今、探しております。また今、非常に暑いので、テントの増設について、これから早急に検討してまいります。 ○副委員長風見利男君) あと、先ほど丸山委員が言っていた水温チェックは、どのようにされるのですか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 毎日、海の水際の方で水温調査を行います。 ○副委員長風見利男君) 何時間ごとにやるなどは決まっているのですか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 午前と午後1回ずつを予定しています。 ○副委員長風見利男君) ことしの暑さは異常なわけで、特に外でやる事業は細心の注意をする必要があると思うのです。海水浴ということで、子ども連れの方が多く来るという想定の上で計画されていると思うのです。そうであるならば、なおさら暑さ対策を万全にしないとまずいと思うのです。これはお金の問題ではないと思うのです。テントを増設するとか、今、クールスポットも持ち運びができるものをと言っていましたけれども、タンクつきのもあるし、蛇口につなげばすぐクールスポットがわりになるとか、いろいろなのがあるわけです。予算の枠内でということを考えると、一定の歯どめがかかってしまうのでしょうけれども、安全対策を考えたときに、本当に今のままでいいのかという立場で、ぜひ、もっとしっかり、安全対策を最優先にした計画をお願いしておきます。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 最近は非常に暑いということもありまして、安全対策を最優先に、そして、テントの増設も含めて、クールスポットなどを取り入れることができないか、積極的に検討してまいります。 ○委員長鈴木たかや君) 自分もそうでしたけれども、海水浴へ行く際は、パラソルを持っていったり、マットを持っていったり、基本的に、自分で全部用意して行くけれども、このチラシを見る限り、持ち込めるという認識というか、海水浴のようなイメージで行く感じは余りないと思います。例年はいつも、皆さん持ってこられているという話ですし、基本的に全部こちらで用意するのは無理だと思うので、持ち込みができるのだということがわかるように、もう少し周知していただけたらいいのかと思います。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 多くの方にご利用いただきたいということもありますので、日よけなどについては持ち込むことができますと、区のホームページなどでしっかり周知してまいります。 ○委員(横尾俊成君) 当日の大腸菌の関係の周知方法について伺います。資料を見ると、当日の雨や雷、天候等の理由により海水浴が中止となる場合は、赤の旗を掲出して会場でアナウンスするということです。前日の予測の情報はわかると思うのですが、当日急に雨が降ってきて、大腸菌基準値を超えてしまうとなった場合は、どういった基準で判断するのですか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 前日までの雨に関しましては、当日朝のお台場海水浴予報システムでわかるのですけれども、当日雨が降ってしまった場合は、イベントそのものが中止になってしまいますので、特に大腸菌ではなくて天候で中止を決めます。 ○委員(横尾俊成君) では、雨天は中止ということで既に周知してあるということですね。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 「天候など諸条件によって中止されることがあります」と、チラシの裏面に書いております。また、みなとコールにも中止であることを伝えて、アナウンスに努めてまいります。 ○委員(横尾俊成君) 前日も当日もそうなのですけれども、SNSや区ホームページなどで中止になることは大きく言っていただいて、当日来て何もなかったということがないように、ぜひ対応していただければと思います。お願いします。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) なるべく早めに中止のご連絡をアナウンスしてまいりたいと思います。 ○委員(山野井つよし君) ライフセーバーの配置についてお伺いします。3ページの図を拝見すると、ライフセーバー2名が海の中で監視する形になるかと思うのですが、これはここに監視塔を組んで監視するのか、水の中につかってライフセーバーの方が監視するのかが1点です。  もう一つ、遊泳エリアへのライフセーバーの配置が手薄かと感じるのですけれども、遊泳エリアに関してはライフセーバーだけではなくて、ほかの方も監視されるのでしょうか。この2点を伺います。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 海の中のライフセーバーにつきましては、サーフボードのようなものに乗って監視していただきます。それと、遊泳エリアに関しては、運営スタッフが3名ついております。 ○委員(山野井つよし君) 監視塔を組むわけではなくてサーフボードの上から見るということですけれども、人を助けるのにはいいのかもしれないですが、全体が余り見えないような気がします。区として、このライフセーバーの配置で、安全対策としては確保されるということなのでしょうか。もう一度お聞かせください。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 陸上にも監視台があり全体を見渡せるようになっておりますし、陸上にもライフセーバーは4カ所配置しますので、全体が見渡せる予定でございます。また、海水浴当日の夜にも反省会のようなものも行いますので、そこで改善点があれば随時見直しをする対策をとってまいります。 ○副委員長風見利男君) チラシの後ろに、「水着やビーチサンダルなどマリングッズを販売します」と書いてありますが、誰が販売するのですか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 地域のまちづくり協議会に入っている、近くのショッピングモールに入っている店舗が販売いたします。 ○副委員長風見利男君) それは許可したわけですね。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 一般社団法人東京臨海副都心まちづくり協議会は、共催になっておりまして、許可と言いますか、販売をしていただきます。 ○副委員長風見利男君) 例えば、区有施設で映画会を行うときなどの場合は、区の施設を借りられるわけですけれども、映画でも芝居でもそうですけれども、パンフレットをつくりますよね。しかし、そういうものは施設の中で売れないのです。それと矛盾するような気がするけれども、そうではないですか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 水着を販売する経緯ですけれども、昨年度いらした方に、「水着は売っていないですか」と聞かれ、そのときは、近くのショッピングモールをご案内したのですが、その方が戻ってこなかったので、ことしはしっかり水着を販売していこうということで販売することになりました。水着の販売に関しましては、東京都港湾局にも後援名義の申請を出しておりますので、そこは許されていると考えています。 ○委員長鈴木たかや君) ほかに質問はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長鈴木たかや君) ほかになければ、報告事項(1)「平成30年度お台場海水浴「お台場プラージュ」の実施について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長鈴木たかや君) 次に、報告事項(2)「東京2020大会に向けた企業提案型気運醸成事業実施予定について」、理事者の説明をお願いいたします。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務(野上宏君) それでは、報告事項(2)「東京2020大会に向けた企業提案型気運醸成事業実施予定について」、ご説明いたします。  本日付委員会資料№2をごらん願います。区では、東京2020大会の気運を醸成するために、企業が有する知見やネットワークを活用し、区と共催でイベントを実施するという方向性を、前回6月5日の当委員会においてご報告いたしました。その募集を5月30日から6月29日までしたところ、記載の2社、アシックスジャパン株式会社と株式会社読売新聞東京本社にご応募いただきました。応募にあたっては、2事業で600万円という条件を付しましたところ、アシックスジャパンと読売新聞東京本社の2社ですので、300万円と300万円となるところでしたが、アシックスジャパンとしては、平成30年7月28日、これは東京2020オリンピック競技大会の2年前に相当する日、それから、東京2020大会の500日前に相当する平成31年3月16日の2つの記念すべきときに分けて行いたいということから、平成30年7月28日は90万円、平成31年3月16日は210万円とシェアするような形で、3つの事業を展開することが可能となりました。これらの提案に対しましては、7月13日に企業提案型気運醸成事業審査委員会を開催して評価したところ、3事業とも区民の気運醸成に資する事業として認められ、決定いたしました。ご提供する施設として、港区スポーツセンターのアリーナなどをご提供するということで公募したところ、この3事業とも港区スポーツセンターのアリーナと、資料には「ほか」とございますけれども、区立芝浦公園を活用したにぎわいのあるイベントにしたいというご提案をいただいております。3事業ともに効果的に実施し、区民の東京2020大会に対する気運醸成を図ってまいりたいと考えております。  簡単ですが説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長鈴木たかや君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご質問等ございましたら、順次発言をお願いいたします。 ○委員(丸山たかのり君) 今回、2事業の予定で2者から応募があって、その2者が通って、事業的には3事業となったということですけれども、予定どおりの数が集まったので、とりあえずよかったのかもしれませんが、もう少し応募があるのかと個人的には思っていました。その辺はどのように考えていらっしゃいますか。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務(野上宏君) 今、委員ご指摘のとおり、我々としてももう少し応募していただけると思いましたが、区民向け、一般の方向けにイベントとしてのコンテンツを持っている企業と、そうでない企業がいらっしゃることがあるのかもわかりません。このアシックスジャパンにしても読売新聞東京本社にしても、東京2020大会に向けた一定の打ち出しをするコンテンツを持っている強みがあったのかと思います。来年度に向けましては、さらにオフィシャルパートナーほか公式スポンサーにもう少し積極的に働きかけて、ご応募いただけるように努力してまいります。 ○委員(丸山たかのり君) ぜひよろしくお願いいたします。今回、読売新聞東京本社が東京2020パラリンピック競技大会を取り上げてくださって、そういう意味では、オリンピックとパラリンピックのバランスがとれた事業実施になっていると思います。いつも気になるのですけれども、オリンピックのように、パラリンピックの気運醸成もしっかりやってもらいたいと考えております。今回、審査委員会を通じて審査・決定ということでしたけれども、当初の予定でも、オリンピックとパラリンピック両方の気運醸成のバランスをとっていくということを考えていたということでよろしいのでしょうか。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務(野上宏君) 委員のおっしゃるとおりで、今回の公募にあたりまして、基本的には気運醸成ということで、特に2年前、500日前といったメモリアルデーでなくてもご応募いただけるように仕掛けてまいりますけれども、しかしながら、2年前、500日前という区切りのときは、かなり多方面でそういうイベント等が開かれます。そこを意識して、2年前、あるいは500日前にあたるような時期は、港区スポーツセンターなどをご提供することとしておりましたので、ある意味そういう仕向けというか仕掛けはしていました。 ○委員(丸山たかのり君) わかりました。今後も仕掛けるということも当然やってもらいたいと思いますし、パラリンピックにもしっかりと光が当たるとういか、気運醸成に関しても、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。  最後ですけれども、気運醸成は、すごくいい言葉というか、私もすぐ使ってしまうのですけれども、気運醸成の評価はなかなか難しいかと思うのです。こういった事業の評価、簡単に言ってしまえば盛り上がってきているぞという評価に関しては、日数が近くなるほど参加してくださる人が増えるとか、そういったことで評価していくということなのでしょうか。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務(野上宏君) この事業の選定の評価、あるいはその後の事業効果の評価の2つがあると思いますけれども、選定にあたりましては、基本的に実現性、区民がいかに楽しんでいただけるか、区民をどのように巻き込んでいただくか、事業の波及効果としてどうなのかを審査して評価してございます。実施にあたりましては、参加者の人数、どのような方たちがどのように来てくださって、どのように感じてくださったのかということの効果を図っていく必要があると思いますので、そこは企業の皆さんと一緒に、事業効果を図る仕組みについても検討していきたいと考えてございます。 ○委員(横尾俊成君) 東京2020大会の2年前と500日前ということで、企業から提案があったということですけれども、区では昨年、1,000日前のイベントをやっていますよね。2年前と500日前のとき、区で何か予定しているものがあったら教えてください。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務(野上宏君) 今年度の東京2020大会の気運醸成の事業に関しては、区民の皆さんが各地域で実施していただく助成事業と、この企業提案型気運醸成型の事業の2本の柱で区としては進めていきたいということから、このイベント以外に区として直接実施する予定はございません。 ○委員(横尾俊成君) いろいろな企業が提案してくださったのはわかるのですけれども、この項目だけ見ると、どこにでもあるような内容なのかなと。港区らしさ、港区が助成してイベントを実施する意味として、港区民に資する、あるいは港区でやっているさまざまなボランティアの募集などと、うまく連携できることが大事だと思います。ですので、区もブースを設けるとか、区としてのイベント・告知する、あるいはいろいろな町会や自治会でやっているような助成の企画とうまく連動するとか、何かそういう連携を、企業と一緒に考えていただければと思うのです。いかがでしょうか。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務(野上宏君) 説明が漏れておりまして、この気運醸成事業は区と共催ということで、区としても主催の一角に加わってまいります。委員ご提案の、区として、港区ならではということで、一般社団法人港区体育協会等と連携するなりして、港区民あるいは港区の取り組みがしっかり反映できるような仕掛けづくりを、企業の皆さんと一緒にしていきたいと考えております。 ○委員(横尾俊成君) あわせて、その助成団体等とも一緒にできるようなことも考えていただければと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長鈴木たかや君) ほかにご質問はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長鈴木たかや君) ほかになければ、報告事項(2)「東京2020大会に向けた企業提案型気運醸成事業実施予定について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長鈴木たかや君) 次に、オリンピック・パラリンピック推進担当課長から2件の発言を求められておりますので、これをお許しいたします。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務(野上宏君) 貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございます。  1点目は、おわびをさせていただきたい案件でございます。本日お配りいたしました資料№4、「MINATOシティハーフマラソン2018の一般申し込みに関する受付システムの設定ミスに伴う状況及び今後の対応について」でございます。区民優先枠は先行して申し込みを行っておりましたので、区民を含めましたその他一般ということで、7月23日の月曜日、昨日の午後8時からインターネットによって申し込みを行ってまいりました。しかしながら、システムの設定にミスが生じたため、結論として、昨日の申し込みは無効とすることになりました。その状況について簡単にご説明いたします。  まず、昨日の午後8時からインターネットでの受け付けを開始いたしました。我々としては、そこまで設定ミスに気づいておりませんでした。受け付けが始まって5分後ぐらいに、ツイッターで、一般の部の申し込みができないという書き込みや、申込者の方からの問い合わせがございました。どういうことかと申しますと、今回、公益財団法人日本陸上競技連盟の公認大会とすることから、部門を日本陸連登録者の部、一般の部という2部制にしまして、それぞれ男子・女子で分けて4つの部門で申し込みをいただくということで、インターネットのRUNNETという申し込みのサイトの入り口が異なります。それで、日本陸連登録者の入り口は問題なかったのですけれども、一般の部の方が入ろうとしましたら、本来聞かれるべきでない日本陸連登録IDを求められてしまいました。ここが設定のミスでした。本来であれば設定すべきでない日本陸連登録IDの入力項目があったがために、一般の方はそれ以上先に進めない、申し込みができないという状況がございました。午後8時15分ごろにその原因を突きとめまして、架空の日本陸連登録ID11桁を入力することで次の画面に展開することが可能なことから、9を11個入力してその先に進んでくださいという案内をいたしました。しかし、お問い合わせがあった方にはそのようにお答えしていますけれども、お問い合わせいただかなかった方については、やむを得ず申し込みをあきらめた方もいらっしゃると思います。午後9時10分ごろには予定の2,300人に達しましたので受け付けを終了いたしましたが、その後も、午後9時半までにいただいたお問い合わせのお電話が100件、今朝方も含めまして200件以上のお問い合わせがございました。こういった状況から、昨日の架空の11桁の番号のご案内も含めまして、公平な申し込み環境を確保できていたとは言いがたい状況でございまして、今後もお問い合わせが増えると考えてございます。また、区議会議員の皆様にも、区民の方から苦情があったと聞いております。大変申しわけございませんでした。  裏面をごらんください。この7月23日午後8時以降に申し込みをいただきました2,300人の方に対しましては、大変心苦しいのですが、公平性を欠いた受け付けをしてしまったことから、一切無効とさせていただき、8月17日金曜日午後8時から、改めてインターネットによる申し込みを受け付けます。8月11日号の広報みなとをはじめ、区ホームページはもちろん、今回申し込んでいただいた2,300人の皆様にも直接メールでご案内するなど、丁寧におわびしながら事情を説明いたします。また、今回の申し込みにあたりましては、参加料金5,000円を既に入金していただいている方もおりますので、その返金等についても漏れなく対応することで、今後進めてまいりたいと考えてございます。第1回のMINATOシティハーフマラソンということで、このような状態になってしまったことは本当に心苦しく、大変申しわけございませんでした。今後、信頼をしっかり回復していけるよう、全力で進めてまいりますので、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。まずこれが1点目でございます。  2点目は、東京2020大会のマスコット名の決定についてでございます。直前に委員長、副委員長のご許可をいただいて資料をお配りさせていただきましたが、付番もせずに大変申しわけございませんでした。既に報道等でご存じだと思いますが、7月22日日曜日に、東京2020大会のマスコットがデビューしたということで、当委員会の委員の皆様に改めてお見知りおきいただきたいということで、お配りいたしました。ブルーのマスコットが東京2020オリンピックマスコットで、「ミライトワ」という名前になったそうです。私も見たままお話ししているので、発音が違うかもわかりませんが、今後、正しい情報を収集して使わせていただきます。また、東京2020パラリンピックマスコットは「ソメイティ」ということです。この2体のマスコットは、今後、東京2020大会のアンバサダーとして世界中にメッセージを発信していくということでございます。本日のところは、名前が決定し、デビューしたというご報告になります。  長くなりましたけれども、以上でございます。 ○委員長鈴木たかや君) それでは、まず、MINATOシティハーフマラソン2018の一般申し込みに関する報告について、ご質問等ございますでしょうか。 ○副委員長風見利男君) 受付システムはどこかに委託したのですか。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務(野上宏君) このシステムは、株式会社アールビーズというマラソンの専門の会社で、今回の大会の運営にあたって、港区マラソン実行委員会業務委託している事業者です。RUNNETというサイトについては、マラソンの業界ではシェアは高いと聞いてございます。 ○副委員長風見利男君) テストはしなかったのですか。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務(野上宏君) 今回の事情に至ったことを聴取したところ、本来であればチェックするところが、今回はチェックを怠ってしまったと事業者の方がおっしゃっております。区民優先枠の募集のときは、職員も確認して万全を期したのですけれども、それが順調だったために、今回の一般申し込みにあたって少し慎重さを欠いてしまいました。事業者からも、単純なミスで大変申しわけないというお話をいただいております。 ○委員長鈴木たかや君) ほかにご質問等ございますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長鈴木たかや君) それでは、MINATOシティハーフマラソン2018一般申し込みに関する報告は、終了します。  次に、東京2020大会のマスコット名に関する報告について、ご質問等ございましたらどうぞ。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長鈴木たかや君) それでは、報告はこれをもって終了いたします。     ──────────────────────────────────────── ○委員長鈴木たかや君) それでは、審議事項に入ります。審議事項(1)「発案27第16号 東京オリンピックパラリンピック競技大会開催に向けた諸対策について」を議題といたします。  本発案について、何かございますでしょうか。 ○副委員長風見利男君) 6月5日の委員会の際、国立競技場周辺のバリアフリー化の状況に関する視察に行ったわけですけれども、障害をお持ちの方や車椅子の方が、JR信濃町駅方面から国立競技場へ行くには、ぐるっと遠回りして明治記念館の方からでないと行けないという状況がはっきりしたわけで、歩道橋にエレベーターを設置するなど、何らかの対策をしないとまずいと思うのです。ぜひ、東京2020組織委員会に、そのような意見を上げてもらいたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務(野上宏君) 風見副委員長がおっしゃった状況については、視察の後、折を見て東京都オリンピック・パラリンピック準備局と東京2020組織委員会の担当にはお話ししていますけれども、また改めて今後しつこくお話しするなどしていきたいと考えてございます。 ○委員長鈴木たかや君) ほかにございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長鈴木たかや君) ほかになければ、これより視察に参りたいと思います。  議会棟の前に車を準備しますので、2時40分には出発したいと思います。  それでは、委員会を休憩いたします。                 午後 2時29分 休憩               (休憩のまま再開に至らなかった)...