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平成30年6月5日東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会-06月05日

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  1. 港区議会 2018-06-05
    平成30年6月5日東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会-06月05日


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    平成30年6月5日東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会-06月05日平成30年6月5日東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会  東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会記録(平成30年第4号) 日  時  平成30年6月5日(火) 午後1時30分開会 場  所  第1委員会室出席委員(11名)  委 員 長  鈴 木 たかや  副委員長  風 見 利 男  委  員  玉 木 まこと       山野井 つよし        池 田 たけし       小 倉 りえこ        横 尾 俊 成       やなざわ 亜紀        阿 部 浩 子       近 藤 まさ子        うかい 雅 彦 〇欠席委員        な し
    出席説明員  副区長                         田 中 秀 司  芝地区総合支所長環境リサイクル支援部長兼務      新 井 樹 夫  芝地区総合支所まちづくり課長              杉 谷 章 二  麻布地区総合支所まちづくり課長             吉 田  誠  赤坂地区総合支所まちづくり課長             小 林 秀 典  高輪地区総合支所長街づくり支援部長兼務        野 澤 靖 弘  高輪地区総合支所まちづくり課長             近 江 善 仁  芝浦港南地区総合支所長・産業・地域振興支援部長兼務   星 川 邦 昭  芝浦港南地区総合支所協働推進課長            大 浦  昇   芝浦港南地区総合支所まちづくり課長  海老原  輔  国際化文化芸術担当課長                大久保 明 子  観光政策担当課長           冨 永  純  障害者福祉課長                     横 尾 恵理子  都市計画課長                      冨 田 慎 二  土木課長               佐 藤 雅 紀  地域交通課長                      大 屋 寧 剛  環境課長                        茂 木 英 雄  地球温暖化対策担当課長        大久保 光 正  みなとリサイクル清掃事務所長              加 茂 信 行  企画経営部長                      浦 田 幹 男  企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務 野 上  宏  教育推進部長                      新 宮 弘 章  生涯学習スポーツ振興課長                木 下 典 子  教育指導課長                      松 田 芳 明 〇会議に付した事件  1 報告事項   (1) 東京2020大会に向けた企業提案型気運醸成事業の実施について   (2) MINATOシティハーフマラソン2018の大会要項について  2 審議事項   (1) 発 案27第16号 東京オリンピックパラリンピック競技大会開催に向けた諸対策について                                  (27.6.26付託)                 午後 1時30分 開会 ○委員長鈴木たかや君) ただいまから、東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、池田たけし委員小倉委員にお願いいたします。  本日、大久保国際化文化芸術担当課長は、公務のため、説明員の紹介の後、退席しますので、ご承知おきください。  当委員会説明員について、ご相談いたします。平成30年度の区役所・支所改革により、これまで以上に地域の課題を地域で迅速かつ的確に解決できる体制を強化するため、新たに各地区総合支所まちづくり課が設置されました。委員会の質疑をより円滑に進めるため、正副委員長で協議し、本日も出席していただいておりますが、これまでの説明員に加え、各地区総合支所まちづくり課長にも案件に応じて出席をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長鈴木たかや君) それでは、そのようにさせていただきます。よろしくお願いいたします。  では、組織改正及び人事異動に伴い、追加及び変更となった説明員のご紹介をお願いいたします。 ○副区長(田中秀司君) 平成30年4月1日付の組織改正及び人事異動によりまして、説明員の変更がございましたので、部長級職員をご紹介いたします。  芝浦港南地区総合支所長で産業・地域振興支援部長を兼務する星川部長です。  企画経営部浦田部長です。  教育委員会事務局教育推進部新宮部長です。  なお、課長級職員につきましては、産業・地域振興支援部長街づくり支援部長環境リサイクル支援部長企画経営部長及び教育推進部長からご紹介いたします。 ○芝浦港南地区総合支所長・産業・地域振興支援部長兼務星川邦昭君) それでは、私から、異動のありました産業・地域振興支援部課長級職員をご紹介いたします。  国際課文化芸術担当大久保課長です。  産業・地域振興支援部課長級職員の紹介は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○高輪地区総合支所長街づくり支援部長兼務野澤靖弘君) それでは、私から、異動のあった街づくり支援部課長級職員をご紹介いたします。  土木課佐藤課長です。  地域交通課大屋課長です。  街づくり支援部課長級職員の紹介は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○芝地区総合支所長環境リサイクル支援部長兼務新井樹夫君) それでは、私から、異動のあった環境リサイクル支援部課長級職員をご紹介いたします。  環境課茂木課長です。  地球温暖化対策担当大久保課長です。  環境リサイクル支援部課長級職員のご紹介は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○企画経営部長浦田幹男君) それでは、私から、新たに追加された総合支所課長級職員をご紹介いたします。  芝地区総合支所まちづくり課杉谷課長です。  麻布地区総合支所まちづくり課吉田課長です。  赤坂地区総合支所まちづくり課小林課長です。  高輪地区総合支所まちづくり課近江課長です。  芝浦港南地区総合支所まちづくり課海老原課長です。  総合支所課長級職員の紹介は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○教育推進部長新宮弘章君) それでは、私から、組織名の変更及び異動のあった教育推進部及び学校教育部課長級職員をご紹介いたします。  生涯学習スポーツ振興課木下課長です。  教育指導課松田課長です。  教育推進部及び学校教育部課長級職員の紹介は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○副区長(田中秀司君) 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長鈴木たかや君) 本年度の説明員につきましては、お手元に資料を配付しておりますので、ご確認ください。  なお、◎印のついている総合支所説明員につきましては、先ほどご確認いただきましたように、案件に応じて出席していただくということでお願いいたします。  次に、当委員会担当書記をご紹介します。議事係の寺田浩人さんです。  本日、席上に追加の資料を配付しております。こちらは後ほど、その他で報告していただきますので、よろしくお願いいたします。  次に、節電及び省エネルギー型のライフスタイルの取り組みについてですが、既に行政では、5月1日から上着・ネクタイを着用しない軽装による執務などに取り組んでいます。  議会としても、エネルギー消費の増大する夏季期間について、節電・省エネルギー型のライフスタイルの実践をする必要があるということが確認されましたので、皆さんのご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。  それでは、案件のない総合支所の課長と国際化文化芸術担当課長はご退席いただいて結構です。ご苦労さまでした。  日程に入ります前に、本日の運営についてご相談いたします。先日から皆様にご相談しております、新国立競技場周辺の動線のバリアフリー化の視察についてですが、本日、報告事項終了後、委員会を休憩し、視察を行いたいと思います。このような進め方でよろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長鈴木たかや君) それでは、そのように進めさせていただきます。よろしくお願いいたします。     ──────────────────────────────────────── ○委員長鈴木たかや君) それでは、報告事項に入ります。初めに、報告事項(1)「東京2020大会に向けた企業提案型気運醸成事業の実施について」、理事者の説明をお願いいたします。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) それでは、報告事項(1)「東京2020大会に向けた企業提案型気運醸成事業の実施について」、ご説明いたします。本件は、東京2020オリンピックパラリンピック競技大会に向けた区民等気運醸成を図るため、企業提案によるイベントの創出を新たに実施することといたしましたので、ご報告するものです。  資料№1をごらん願います。初めに、事業実施の背景についてでございますが、東京2020大会に向け、企業等から区との連携に関する相談が増加しております。昨年度も企業と連携したイベントを実施してまいりました。区としても、企業連携による気運醸成環境整備を一層進める必要があると考えてございます。  このような背景を踏まえまして、項番2に記載の2つの考え方に基づいて気運醸成事業を展開してまいります。1点目は、気運が盛り上がる時期を逸することなく事業を実施すること。2点目は、企業連携により事業を実施することについてでございます。  項番3、具体的な事業の進め方といたしましては、企業から企画提案を募集の上決定し、区が経費等を一部負担することで、共催の形式によりイベント等を開催してまいります。対象事業者は、区内で活動している事業者とし、対象事業は、東京2020公認プログラムの認定取得可能な事業で、気運醸成につながる事業といたします。事業の開催時期は、7月22日から来年の3月17日までといたします。募集期間は、5月30日から募集を開始しており、6月29日まで募集を行ってまいります。  2ページをごらんください。事業の決定にあたりましては、企業提案型気運醸成事業審査委員会を設置いたしまして、表に記載の審査項目に基づいて審査を行い決定してまいります。財政負担選定事業数でございますが、区は基準対象経費の2分の1に相当する額、または上限額300万円のいずれか低い額を限度として負担することといたしまして、2事業を選定する予定でございます。  3ページをごらんください。本事業は区と共催の形式で行うことから、財政負担のほか運営面でも事業に関与してまいります。その一環といたしまして、スポーツイベントの提案を可能とするために、東京2020オリンピックパラリンピック競技大会のそれぞれ2年前、東京2020大会の500日前にあたる、表に記載の日程で港区スポーツセンターのアリーナを無償で提供したいと考えております。関連して、みなとパーク芝浦の施設内や芝浦公園などの使用についても調整してまいります。  最後に、今後のスケジュールは記載のとおりでございます。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長鈴木たかや君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご質問等ございましたら、順次発言をお願いいたします。 ○委員(池田たけし君) 2点伺います。まず、対象事業者なのですが、区内で活動している事業者ということですけれども、もう少しこの辺の中身と言いましょうか、どのような活動をしている事業者なのかをお伺いいたします。それから、対象事業の中で、東京2020公認プログラムの認定を取得するとありますけれども、これについてどのように進んでいくのかをお伺いいたします。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) 関連があるので2つあわせてお答えいたします。今回、東京2020組織委員会プログラムの認証を受けるにあたりましては、まず、公式スポンサーであることが大前提になってきます。今、公式スポンサーは全部で116社ということで、区内事業者に限って言いますとその中でもかなり少なくて、ゴールドパートナーとか、ワールドワイドパートナーをあわせても、例えばそれだけでも5社、116社のうち本当に数割の会社が区内の公式スポンサーとなります。ここは公式スポンサーから認証していただける事業を展開できる事業者を選びたいということから、そういう意味では区内で活動している公式スポンサー事業者の方を対象にしていきたいと考えております。どのような活動かというのは、区内で例えばスポーツ関係イベントをしたとか、あるいは集客力の高い公の場でのイベント等を数多く実施しているような団体活動があたってまいります。ただ単に営業活動商業活動ということではなく、地域貢献社会貢献の活動などを主に考えております。対象事業というのは、東京2020組織委員会公認プログラムの認証が受けられるということで、こちらについては、以前当委員会でもご説明いたしました、スポーツ・健康・まちづくりなど8つの分野に相当する事業で、その参画プログラムのうち公認プログラムが取得できるのは、その分野を逸脱していないこと、それから、気運醸成レガシー創出に資する事業であることを組織委員会が認めるということになってまいります。港区では、22の区事業もこの認証を受けておりますので、申し込み時点ではまだ認証がされていなくても、認証の見込みがある事業も含めて、広くご提案を受けていきたいと考えてございます。 ○委員(玉木まこと君) 共催なので補助と呼ばないかもしれないですけれども、補助の上限が300万円ということですが、これは当初予算からあった事業なのか、追加でできたのかを教えてください。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) 当初予算で計上していた事業を具体的に実施要項にまとめたものが今回のご報告でございます。 ○副委員長風見利男君) この企業提案型気運醸成事業審査委員会というのは、外部の人も入れるのですか。庁内だけですか。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) 現在考えています審査委員会は8名で構成する委員会で、そのうち2名ほど外部委員にお願いする予定でございます。 ○副委員長風見利男君) これはいつごろできるのですか。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) 6月中旬には要綱をまとめたいと思っております。募集期間中には審査委員会を設置してまいります。 ○副委員長風見利男君) 外部委員とはどのような人を考えているのですか。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) 民間資格なのですけれども、イベント業務管理士という資格があると聞いています。このようなイベント効果性イベント業務管理について一定の知識を持って管理している団体がありまして、その資格を持っているイベント業務管理士、それから、広告ですとかイベント系に精通している学識経験を持つ方ということで、そのような専門の大学教授の方、または広告代理店等の経験のある方をピックアップしてお願いしているところでございます。
    委員長鈴木たかや君) ほかに質問はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長鈴木たかや君) ほかになければ、報告事項(1)「東京2020大会に向けた企業提案型気運醸成事業の実施について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長鈴木たかや君) 次に、報告事項(2)「MINATOシティハーフマラソン2018の大会要項について」、理事者の説明をお願いいたします。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) それでは、報告事項(2)「MINATOシティハーフマラソン2018の大会要項について」、ご説明いたします。本件は、これまで実施に向け検討してまいりましたMINATOシティハーフマラソン2018につきまして、先月5月23日開催の港区マラソン実行委員会総会におきまして大会要項が決定いたしましたので、ご報告するものです。  資料№2をごらん願います。MINATOシティハーフマラソンにつきましては、これまでも当委員会においてご報告しており、これまでの報告内容と今回決定いたしました大会要項の内容と重複する項目も多くございますので、ポイントを絞ってご説明いたします。  初めに、項番2、大会名称でございます。大会名称は公募いたしました。その結果、404点の名称案が寄せられ、港区マラソン実行委員会においてMINATOシティハーフマラソンに決定し、実施名に西暦を併記することに決定いたしました。  項番3、開催日は、当初の予定どおり平成30年12月2日日曜日でございます。雨天決行といたします。  項番4、主催等でございますが、本大会は日本陸上競技連盟公認大会公認コースとするために、港区陸上競技協会に主催・主管としてご参画いただいております。また、後援として、株式会社スポーツニッポン新聞社にご参画いただいております。協賛については現在募集中でございます。  項番5、競技規則につきましては、日本陸連大会規則・規定を採用いたします。  2ページの項番7の表をごらんください。種目はハーフマラソンファンランの2種目です。ハーフマラソン陸連登録者の部と一般の部の2部制にいたします。定員はハーフマラソンが5,000人、ファンランが500人です。スタート方法ですが、5,000人を複数のブロックに分け、時間差で段階的にスタートするウェーブスタートを採用いたします。これによりまして、コースの混雑を緩和することができ、ランナー皆さんに安全・快適に走行していただくことが可能となります。ファンランは一斉スタートといたします。参加資格は、ハーフマラソンについては大会当日に満18歳以上で制限時間内に完走できる方とし、ファンランはどなたでもご参加いただけます。ハーフマラソンにつきましては、各種表彰を行います。  3ページをごらんください。項番8、申込方法等でございますが、大会出場者決定方法は先着順といたします。具体的な申込方法は、インターネットサイト、RUNNETによる申し込みを原則といたします。なお、区民による先行申込期間に限りまして、公益財団法人港スポーツふれあい文化健康財団企画課の窓口による受け付けを行ってまいります。なお、申し込み参加料の支払いをもって完了といたします。申込期間でございますが、区内在住の区民を先行して募集いたします。特に人数の枠を設けませんので、区内在住の区民の方は期間内であれば必ずご参加いただけます。その後、定員の残りの人数をその他全ての希望者として募集いたします。万一、先行申込期間中に区内在住の区民の方で申し込みできなかった場合であっても、この期間にお申し込みいただくことは可能です。  2枚おめくりいただきまして、別紙をごらんください。マラソンコースの案でございます。先月開催いたしました、警察、消防、道路管理者等で構成いたします公共機関関係者会議におきまして、コース案とすることについて了承をいただきました。ハーフマラソンファンランともに、本年2月8日開催の当委員会コース検討案をご説明いたしました。今回お示しするコース案と大きく変わった点は、ハーフマラソンのみですが、まず、環状第二号線を一部ルートに加えたことです。図で言うと最も北側から2つ手前の交差点、少し行って少し帰ってくるピンク色の部分が新虎通りになります。また、ゴールについては、2月の段階でお示ししていたコース検討案では東京プリンスホテルのあたりを想定していましたが、東京タワー駐車場に変更しました。コース内には4カ所の関門と7カ所の給水所、6カ所の救護所を設置いたします。関門というのは、交通規制の関係から指定の時間までにランナーがそこに到達しない場合にレースを終了していただくポイントとなります。大会出場者が決定いたしましたら、11月ごろまでにゼッケンであるナンバーカードタイム計測用のチップなどを送付してまいります。また、6月中旬には大会出場者の募集と並行して大会ボランティアを募集してまいります。  今後も警察、消防等と調整し、日本陸連公認申請関連イベントの検討など、大会実現に向けて引き続き検討してまいります。また、コースの案内をした周知チラシをつくりました。来週11日以降、日本語版英語版の2つのチラシを、コース沿道から500メートルの範囲に存在します住宅、事業所、店舗、今見込んでいます9万カ所に対して、全てポスティングしたいと思っています。本日の当委員会終了後に全議員の皆様にもポスティングいたしますので、よろしくお願いいたします。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長鈴木たかや君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご質問のある方は、順次発言をお願いいたします。 ○委員(池田たけし君) 初めてのマラソン大会でございますし、ぜひ継続していくことを願っております。そのためには、安全性の確保が一番大事だと思いますし、また、何かアクシデントがあった場合の対応力が問われると思っております。それで、救護所の場所が6カ所と伺ったのですけれども、消防や消防団、あるいは救急車の対応があるのか。救命救急士などの配置はどのようにされるのか。それから、約21キロメートルのハーフマラソンは5,000人が走るとのことですが、沿道のAED配置についてはどのようにお考えになっているのか。計画が決まっていれば教えていただければと思います。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) 救護所は、スタート地点フィニッシュ地点、それから4つ設ける関門それぞれに設けまして、計6カ所と考えております。その中身は、池田委員ご指摘のとおり、消防団についてはまだこれからですけれども、消防と救命救急士の資格を持つ方にも救護所に入っていただこうと思っています。また今後、港区医師会に依頼しまして、医師の配置も考えております。救急車についても消防に要請して、各救護所に配置したいと考えておりますが、万が一、救急車が6カ所も配置できないといった場合には、民間の救急の措置もあるそうですので、そのような何らかの対応をとっていきたいと考えております。AEDについては、救護所6カ所に設けるとともに、東京マラソンなどでは自転車でAEDをしょってというフレキシブルな対応もあると聞いています。ランナー、沿道の観客の皆様の安全・安心ということから、これから港区医師会とも相談しながら万全な対策をとっていきたいと考えてございます。 ○委員(玉木まこと君) チラシを9万部ポスティングするということですけれども、これは警察が交通規制の対応などで各家にポスティングするということなのか。来年度以降もそれは継続してやっていくのか、そのあたりはどうなのでしょうか。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) 今回、警視庁との協議で最もポイントとなった部分がコースです。コースというのは、渋滞を招いてはいけないということから、迂回する、それから、車両の規制を最小限に食いとめることが1点目のポイントで、2点目は、やはりコース沿道の住民の合意形成が重要だと言われています。現在、このコース沿道に面している町会・自治会は54団体ありまして、副区長とともに54団体全ての各会長様にご説明してまいりました。また、この沿道に面した店舗・住宅が700軒程度ありまして、そちらも5月29日までの間に700軒全て回りまして、1軒1軒ご説明し、今のところですけれども、ご了承をいただいているところです。  9万カ所のポスティングに関しましても、警視庁から住民の合意形成が重要だというご示唆をいただいています。こちらでお調べした限りですと、これぐらいの範囲でポスティングすることが最も住民の合意形成を得るのに有効な手段だということで、今回が初回の配布となります。今後、交通規制が細かく決まってまいりますので、ことしじゅうにこれをあわせて3回ポスティングしてまいります。また、来年度以降も、コースが変更しないにしても、沿道の住民合意形成は毎年図っていく必要があると思いますので、2回目以降の大会も同様に、2回ないしは3回のポスティングが必要と考えています。 ○委員(玉木まこと君) わかりました。もう一点、Tシャツが記念品ということですが、Tシャツのデザインの公募を考えているのでしょうか。どのような形でTシャツをつくっていくのか、考えがあれば教えてください。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) 今、スポーツメーカーと少しずつやりとりをしていますが、大会要項が決まったのは5月23日で、Tシャツを頼もうとしますと、図案から発注までに相当タイトなスケジュールを示されております。今回に関して言えば、今、大会のロゴマークを公募しており、ロゴマークは商標登録の関係もあって相当な期間がかかることから、Tシャツのデザインについて、今回は事務局で一定程度図案を考えて、2回目以降の大会には公募で決まったロゴマークを配するなど、区民の皆さんの参画によったTシャツをと思っているのですけれども、第1回大会はそのタイトなスケジュールの中で一定程度、誰からも認めていただけるようなものについて、事務局にお任せいただいてつくってまいりたいと考えております。 ○委員(玉木まこと君) 最後に、東京マラソンなどでは沿道でいろいろな応援のダンスなどをやっていて、盛り上がっていると思うのですけれども、例えば、芝公園沿いや区の施設沿い、一の橋公園などの要所で、何かそのようなこともできたらいいなと考えています。区内の団体やいろいろなところと連携しながらそのようなことを考えているなど、その辺はいかがでしょうか。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) 沿道イベントということで、コース沿道のどこでどのようなイベントができるのか、今回はかなり交通規制が行われることと、歩道上でできるものなのか、それとも車道に出てできるものなのかなど、イベントが開催可能な地点を検討しているところです。当日は区立芝公園、また増上寺と東京プリンスホテルの一部にご協力いただけて、そこを何とか活用して、スタート地点というか中心となるポイントでは何らかのイベントは必ず行う、そして、沿道でも可能な限りどなたかが参画していただけるような仕掛けづくりはしていきたいと考えております。 ○副委員長風見利男君) 申し込み区内在住の区民を優先するということですけれども、陸連登録者についても区内在住者が優先なのでしょうか。  あと、救護所の話はあったのですけれども、給水所はどうなっていますか。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) 先行申込については、区内に在住している方であれば陸連登録の方でも一般の方であっても優先していきたいと考えております。また、給水所については全部で7カ所、大体2.5キロメートル程度の間隔で給水できるようなポイントとして考えてございます。 ○委員(近藤まさ子君) 港区マラソン実行委員会の委員に港区心身障害児・者団体連合会の会長も入ってらっしゃいますけれども、ぜひボランティアの方々とともに、障がい者の方々でも参加しやすい環境を整えていただければと思うのです。現在、障がい者の方々の参加について、何か動きや情報提供などはありますか。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) 希望も含めて参加のお申し込みは、まだ具体的にお聞きしていないのですけれども、以前にも近藤委員からお話をいただきまして、この公募が始まりましたら、まず学校などにご連絡していきたいと思っております。  また、ハーフマラソンやフルマラソンでよくあるのは、競技用の車椅子の方が先にスタートして、あとからランナーの方ということなのですけれども、今回は交通規制の関係上、競技用の車椅子が使えないことから、ファンランでは通常の車椅子でゆっくり参加していただける、あるいはハーフマラソンでも、伴走者がいていただければ参加できるということで、その辺の安全対策を万全にした上で、障害者の方にも楽しんでいただける大会にしたいと考えております。 ○委員(横尾俊成君) 2点伺いたいのですが、まず、招待選手については考えていらっしゃるのでしょうか。区内在住の陸上のOBの選手であるとか、あるいは障がいを持ったランナーの方などがいると、港区らしい大会になるのかなと思います。  もう一点、どこでもそうなのですが、マラソン大会を開催するとごみがすごく発生してしまいます。片づけはそれをボランティアで行うというケースもありますし、業者を雇うケースもありますが、そのことについてどう考えていますか。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) 現時点では、招待選手という形でどなたかお呼びすることは想定していないのですけれども、今後そのようなお申し出があった場合は検討していきたいと考えております。  ごみの問題につきましては、他のマラソン大会を視察してまいりました。給水所付近で飲み終わった紙コップやスポンジが落ちているということは、想定できるので何とか対処できると思っております。約20キロメートルとはいえ重複した距離もありますので、直線距離では大したことはないと思うのですけれども、沿道の方、またはランナーの方で、雨が降ると雨がっぱのごみが発生するという話も聞いています。その辺については、まず、ボランティアで簡単な清掃をしていただき、事業者のフォローを得て、ごみ問題は適切に解決していくことを検討しています。 ○委員長鈴木たかや君) ほかにご質問はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長鈴木たかや君) ほかになければ、報告事項(2)「MINATOシティハーフマラソン2018の大会要項について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長鈴木たかや君) 次に、オリンピック・パラリンピック推進担当課長から発言を求められておりますので、これをお許しいたします。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) 貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございます。本日配付いたしました資料№3をお手元にご用意いただきたいと思います。  先月5月31日に、東京2020大会におけるマラソン及び競歩のコースが別紙1に記載のとおり決定いたしました。現在建設中の新国立競技場をスタート・フィニッシュといたしまして、港区を含む都内各所を周回するコースとなっております。裏面には競歩のコースが示されてございます。来年には本コースを利用したプレ大会も開催すると聞いております。コースが決定したことで、今後、交通規制の詳細な情報、コース沿道の取り組みなどの具体的な検討が進んでまいります。新しい情報が入り次第、当委員会にご報告いたします。  なお、本資料は発表と同時に、当委員会の委員を含め全ての港区議会議員の皆様に既に配付しております。改めて情報提供いたしました。  報告は以上でございます。ありがとうございました。 ○委員長鈴木たかや君) ありがとうございます。何か質問はございますでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)     ──────────────────────────────────────── ○委員長鈴木たかや君) それでは、審議事項に入ります。審議事項(1)「発案27第16号 東京オリンピックパラリンピック競技大会開催に向けた諸対策について」を議題といたします。  本発案について、何かございますでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長鈴木たかや君) なければ、これより視察に参りたいと思います。  議会棟の正面玄関前に車を準備しております。2時15分に出発したいと思います。  それでは、委員会を休憩いたします。                 午後 2時06分 休憩              (休憩のまま再開に至らなかった)...