○
委員長(
鈴木たかや君) ほかに質問はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
鈴木たかや君) ほかになければ、
報告事項(1)「東京2020大会に向けた
企業提案型気運醸成事業の実施について」の報告は、これをもって終了いたしました。
────────────────────────────────────────
○
委員長(
鈴木たかや君) 次に、
報告事項(2)「
MINATOシティハーフマラソン2018の
大会要項について」、
理事者の説明をお願いいたします。
○
企画課長・
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長兼務(
野上宏君) それでは、
報告事項(2)「
MINATOシティハーフマラソン2018の
大会要項について」、ご説明いたします。本件は、これまで実施に向け検討してまいりました
MINATOシティハーフマラソン2018につきまして、先月5月23日開催の港区
マラソン実行委員会総会におきまして
大会要項が決定いたしましたので、ご報告するものです。
資料№2をごらん願います。
MINATOシティハーフマラソンにつきましては、これまでも当
委員会においてご報告しており、これまでの
報告内容と今回決定いたしました
大会要項の内容と重複する項目も多くございますので、
ポイントを絞ってご説明いたします。
初めに、項番2、
大会名称でございます。
大会名称は公募いたしました。その結果、404点の
名称案が寄せられ、港区
マラソン実行委員会において
MINATOシティハーフマラソンに決定し、
実施名に西暦を併記することに決定いたしました。
項番3、
開催日は、当初の
予定どおり平成30年12月2日日曜日でございます。
雨天決行といたします。
項番4、
主催等でございますが、本大会は
日本陸上競技連盟の
公認大会・
公認コースとするために、港区
陸上競技協会に主催・主管としてご参画いただいております。また、後援として、
株式会社スポーツニッポン新聞社にご参画いただいております。協賛については現在募集中でございます。
項番5、
競技規則につきましては、
日本陸連の
大会規則・規定を採用いたします。
2ページの項番7の表をごらんください。種目は
ハーフマラソン、
ファンランの2種目です。
ハーフマラソンは
陸連登録者の部と一般の部の2部制にいたします。定員は
ハーフマラソンが5,000人、
ファンランが500人です。
スタート方法ですが、5,000人を複数のブロックに分け、時間差で段階的に
スタートするウェーブ
スタートを採用いたします。これによりまして、
コースの混雑を緩和することができ、
ランナーの
皆さんに安全・快適に走行していただくことが可能となります。
ファンランは一斉
スタートといたします。
参加資格は、
ハーフマラソンについては大会当日に満18歳以上で制限時間内に完走できる方とし、
ファンランはどなたでもご参加いただけます。
ハーフマラソンにつきましては、
各種表彰を行います。
3ページをごらんください。項番8、
申込方法等でございますが、
大会出場者の
決定方法は先着順といたします。具体的な
申込方法は、
インターネットサイト、RUNNETによる
申し込みを原則といたします。なお、区民による
先行申込期間に限りまして、
公益財団法人港区
スポーツふれあい
文化健康財団と
企画課の窓口による受け付けを行ってまいります。なお、
申し込みは
参加料の支払いをもって完了といたします。
申込期間でございますが、
区内在住の区民を先行して募集いたします。特に人数の枠を設けませんので、
区内在住の区民の方は期間内であれば必ずご参加いただけます。その後、定員の残りの人数をその他全ての
希望者として募集いたします。万一、
先行申込期間中に
区内在住の区民の方で
申し込みできなかった場合であっても、この期間にお
申し込みいただくことは可能です。
2枚おめくりいただきまして、別紙をごらんください。
マラソンコースの案でございます。先月開催いたしました、警察、消防、
道路管理者等で構成いたします
公共機関関係者会議におきまして、
コース案とすることについて了承をいただきました。
ハーフマラソン、
ファンランともに、本年2月8日開催の当
委員会で
コース検討案をご説明いたしました。今回お示しする
コース案と大きく変わった点は、
ハーフマラソンのみですが、まず、環状第二号線を一部ルートに加えたことです。図で言うと最も北側から
2つ手前の交差点、少し行って少し帰ってくるピンク色の部分が新虎通りになります。また、ゴールについては、2月の段階でお示ししていた
コース検討案では東京プリンスホテルの
あたりを想定していましたが、
東京タワーの
駐車場に変更しました。
コース内には4カ所の関門と7カ所の
給水所、6カ所の
救護所を設置いたします。関門というのは、
交通規制の関係から指定の時間までに
ランナーがそこに到達しない場合にレースを終了していただく
ポイントとなります。
大会出場者が決定いたしましたら、11月ごろまでにゼッケンである
ナンバーカード、
タイム計測用のチップなどを送付してまいります。また、6月中旬には
大会出場者の募集と並行して
大会ボランティアを募集してまいります。
今後も警察、
消防等と調整し、
日本陸連の
公認申請、
関連イベントの検討など、
大会実現に向けて引き続き検討してまいります。また、
コースの案内をした
周知チラシをつくりました。来週11日以降、
日本語版と
英語版の2つの
チラシを、
コース沿道から500メートルの範囲に存在します住宅、
事業所、店舗、今見込んでいます9万カ所に対して、全てポスティングしたいと思っています。本日の当
委員会終了後に全議員の皆様にもポスティングいたしますので、よろしくお願いいたします。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○
委員長(
鈴木たかや君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご質問のある方は、順次発言をお願いいたします。
○委員(
池田たけし君) 初めての
マラソン大会でございますし、ぜひ継続していくことを願っております。そのためには、
安全性の確保が一番大事だと思いますし、また、何かアクシデントがあった場合の
対応力が問われると思っております。それで、
救護所の場所が6カ所と伺ったのですけれども、消防や
消防団、あるいは
救急車の対応があるのか。
救命救急士などの配置はどのようにされるのか。それから、約21キロメートルの
ハーフマラソンは5,000人が走るとのことですが、沿道の
AED配置についてはどのようにお考えになっているのか。計画が決まっていれば教えていただければと思います。
○
企画課長・
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長兼務(
野上宏君)
救護所は、
スタート地点、
フィニッシュ地点、それから4つ設ける関門それぞれに設けまして、計6カ所と考えております。その中身は、
池田委員ご指摘のとおり、
消防団についてはまだこれからですけれども、消防と
救命救急士の資格を持つ方にも
救護所に入っていただこうと思っています。また今後、港区
医師会に依頼しまして、医師の配置も考えております。
救急車についても消防に要請して、各
救護所に配置したいと考えておりますが、万が一、
救急車が6カ所も配置できないといった場合には、民間の救急の措置もあるそうですので、そのような何らかの対応をとっていきたいと考えております。
AEDについては、
救護所6カ所に設けるとともに、
東京マラソンなどでは自転車で
AEDをしょってというフレキシブルな対応もあると聞いています。
ランナー、沿道の観客の皆様の安全・安心ということから、これから港区
医師会とも相談しながら万全な対策をとっていきたいと考えてございます。
○委員(
玉木まこと君)
チラシを9万部ポスティングするということですけれども、これは警察が
交通規制の対応などで各家にポスティングするということなのか。来年度以降もそれは継続してやっていくのか、その
あたりはどうなのでしょうか。
○
企画課長・
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長兼務(
野上宏君) 今回、警視庁との協議で最も
ポイントとなった部分が
コースです。
コースというのは、渋滞を招いてはいけないということから、迂回する、それから、車両の規制を最小限に食いとめることが1点目の
ポイントで、2点目は、やはり
コース沿道の住民の合意形成が重要だと言われています。現在、この
コース沿道に面している町会・自治会は54団体ありまして、副区長とともに54団体全ての各会長様にご説明してまいりました。また、この沿道に面した店舗・住宅が700軒程度ありまして、そちらも5月29日までの間に700軒全て回りまして、1軒1軒ご説明し、今のところですけれども、ご了承をいただいているところです。
9万カ所のポスティングに関しましても、警視庁から住民の合意形成が重要だというご示唆をいただいています。こちらでお調べした限りですと、これぐらいの範囲でポスティングすることが最も住民の合意形成を得るのに有効な手段だということで、今回が初回の配布となります。今後、
交通規制が細かく決まってまいりますので、ことしじゅうにこれをあわせて3回ポスティングしてまいります。また、来年度以降も、
コースが変更しないにしても、沿道の住民合意形成は毎年図っていく必要があると思いますので、2回目以降の大会も同様に、2回ないしは3回のポスティングが必要と考えています。
○委員(
玉木まこと君) わかりました。もう一点、Tシャツが記念品ということですが、Tシャツのデザインの公募を考えているのでしょうか。どのような形でTシャツをつくっていくのか、考えがあれば教えてください。
○
企画課長・
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長兼務(
野上宏君) 今、
スポーツメーカーと少しずつやりとりをしていますが、
大会要項が決まったのは5月23日で、Tシャツを頼もうとしますと、図案から発注までに相当タイトなスケジュールを示されております。今回に関して言えば、今、大会のロゴマークを公募しており、ロゴマークは商標登録の関係もあって相当な期間がかかることから、Tシャツのデザインについて、今回は事務局で一定程度図案を考えて、2回目以降の大会には公募で決まったロゴマークを配するなど、区民の
皆さんの参画によったTシャツをと思っているのですけれども、第1回大会はそのタイトなスケジュールの中で一定程度、誰からも認めていただけるようなものについて、事務局にお任せいただいてつくってまいりたいと考えております。
○委員(
玉木まこと君) 最後に、
東京マラソンなどでは沿道でいろいろな応援のダンスなどをやっていて、盛り上がっていると思うのですけれども、例えば、芝公園沿いや区の施設沿い、一の橋公園などの要所で、何かそのようなこともできたらいいなと考えています。区内の団体やいろいろなところと連携しながらそのようなことを考えているなど、その辺はいかがでしょうか。
○
企画課長・
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長兼務(
野上宏君) 沿道
イベントということで、
コース沿道のどこでどのような
イベントができるのか、今回はかなり
交通規制が行われることと、歩道上でできるものなのか、それとも車道に出てできるものなのかなど、
イベントが開催可能な地点を検討しているところです。当日は区立芝公園、また増上寺と東京プリンスホテルの一部にご協力いただけて、そこを何とか活用して、
スタート地点というか中心となる
ポイントでは何らかの
イベントは必ず行う、そして、沿道でも可能な限りどなたかが参画していただけるような仕掛けづくりはしていきたいと考えております。
○副
委員長(
風見利男君)
申し込みは
区内在住の区民を優先するということですけれども、
陸連登録者についても
区内在住者が優先なのでしょうか。
あと、
救護所の話はあったのですけれども、
給水所はどうなっていますか。
○
企画課長・
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長兼務(
野上宏君) 先行申込については、区内に在住している方であれば陸連登録の方でも一般の方であっても優先していきたいと考えております。また、
給水所については全部で7カ所、大体2.5キロメートル程度の間隔で給水できるような
ポイントとして考えてございます。
○委員(近藤まさ子君) 港区
マラソン実行委員会の委員に港区心身障害児・者団体連合会の会長も入ってらっしゃいますけれども、ぜひボランティアの方々とともに、障がい者の方々でも参加しやすい環境を整えていただければと思うのです。現在、障がい者の方々の参加について、何か動きや情報提供などはありますか。
○
企画課長・
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長兼務(
野上宏君) 希望も含めて参加のお
申し込みは、まだ具体的にお聞きしていないのですけれども、以前にも近藤委員からお話をいただきまして、この公募が始まりましたら、まず学校などにご連絡していきたいと思っております。
また、
ハーフマラソンやフルマラソンでよくあるのは、競技用の車椅子の方が先に
スタートして、あとから
ランナーの方ということなのですけれども、今回は
交通規制の関係上、競技用の車椅子が使えないことから、
ファンランでは通常の車椅子でゆっくり参加していただける、あるいは
ハーフマラソンでも、伴走者がいていただければ参加できるということで、その辺の安全対策を万全にした上で、障害者の方にも楽しんでいただける大会にしたいと考えております。
○委員(横尾俊成君) 2点伺いたいのですが、まず、招待選手については考えていらっしゃるのでしょうか。
区内在住の陸上のOBの選手であるとか、あるいは障がいを持った
ランナーの方などがいると、港区らしい大会になるのかなと思います。
もう一点、どこでもそうなのですが、
マラソン大会を開催するとごみがすごく発生してしまいます。片づけはそれをボランティアで行うというケースもありますし、業者を雇うケースもありますが、そのことについてどう考えていますか。
○
企画課長・
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長兼務(
野上宏君) 現時点では、招待選手という形でどなたかお呼びすることは想定していないのですけれども、今後そのようなお申し出があった場合は検討していきたいと考えております。
ごみの問題につきましては、他の
マラソン大会を視察してまいりました。
給水所付近で飲み終わった紙コップやスポンジが落ちているということは、想定できるので何とか対処できると思っております。約20キロメートルとはいえ重複した距離もありますので、直線距離では大したことはないと思うのですけれども、沿道の方、または
ランナーの方で、雨が降ると雨がっぱのごみが発生するという話も聞いています。その辺については、まず、ボランティアで簡単な清掃をしていただき、
事業者のフォローを得て、ごみ問題は適切に解決していくことを検討しています。
○
委員長(
鈴木たかや君) ほかにご質問はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
鈴木たかや君) ほかになければ、
報告事項(2)「
MINATOシティハーフマラソン2018の
大会要項について」の報告は、これをもって終了いたしました。
────────────────────────────────────────
○
委員長(
鈴木たかや君) 次に、
オリンピック・パラリンピック推進担当課長から発言を求められておりますので、これをお許しいたします。
○
企画課長・
オリンピック・
パラリンピック推進担当課長兼務(
野上宏君) 貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございます。本日配付いたしました
資料№3をお手元にご用意いただきたいと思います。
先月5月31日に、東京2020大会におけるマラソン及び競歩の
コースが別紙1に記載のとおり決定いたしました。現在建設中の新国立競技場を
スタート・フィニッシュといたしまして、港区を含む都内各所を周回する
コースとなっております。裏面には競歩の
コースが示されてございます。来年には本
コースを利用したプレ大会も開催すると聞いております。
コースが決定したことで、今後、
交通規制の詳細な情報、
コース沿道の取り組みなどの具体的な検討が進んでまいります。新しい情報が入り次第、当
委員会にご報告いたします。
なお、本資料は発表と同時に、当
委員会の委員を含め全ての港区議会議員の皆様に既に配付しております。改めて情報提供いたしました。
報告は以上でございます。ありがとうございました。
○
委員長(
鈴木たかや君) ありがとうございます。何か質問はございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
────────────────────────────────────────
○
委員長(
鈴木たかや君) それでは、
審議事項に入ります。
審議事項(1)「発案27第16号
東京オリンピック・
パラリンピック競技大会開催に向けた諸対策について」を議題といたします。
本発案について、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
鈴木たかや君) なければ、これより視察に参りたいと思います。
議会棟の正面玄関前に車を準備しております。2時15分に出発したいと思います。
それでは、
委員会を休憩いたします。
午後 2時06分 休憩
(休憩のまま再開に至らなかった)...