阿賀町議会 2012-03-09
03月09日-02号
平成24年 3月 定例会(第1回) 平成24年第1回
阿賀町議会定例会会議録議事日程(第2号) 平成24年3月9日(金)午前10時開議日程第1
一般質問日程第2 承認第1号 専決処分の承認を求めることについて 専決第1号 平成23年度阿賀町
一般会計補正予算(第9号)日程第3 承認第2号 専決処分の承認を求めることについて 専決第2号 平成23年度阿賀町
簡易水道事業特別会計補正予算(第7号)日程第4 承認第3号 専決処分の承認を求めることについて 専決第3号 平成23年度
阿賀町営スキー場事業特別会計補正予算(第2号)日程第5 議案第6号 平成23年度阿賀町
一般会計補正予算(第10号)日程第6 議案第7号 平成23年度阿賀町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)日程第7 議案第8号 平成23年度阿賀町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)日程第8 議案第9号 平成23年度阿賀町
介護保険特別会計補正予算(第3号)日程第9 議案第10号 平成23年度阿賀町
診療所特別会計補正予算(第4号)日程第10 議案第11号 平成23年度阿賀町
簡易水道事業特別会計補正予算第(第8号)日程第11 議案第12号 平成23年度阿賀町
下水道事業特別会計補正予算(第5号)日程第12 議案第13号 平成23年度
阿賀町営スキー場事業特別会計補正予算(第3号)日程第13 議案第14号 平成23年度阿賀町
水道事業会計補正予算(第3号)
---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ
---------------------------------------出席議員(18名) 1番 小池隆晴君 2番 入倉政盛君 3番 清田輝子君 4番 佐藤郁夫君 5番 佐久間勇夫君 6番 宮川弘懿君 7番 渡部英夫君 8番 山口周一君 9番 星 公司君 10番 伊藤武一君 11番 猪俣誠一君 12番 高橋 渡君 13番 石川太一君 14番 石田守家君 16番 宮澤勝見君 17番 神田八郎君 19番 五十嵐隆朗君 20番 斎藤秀雄君欠席議員(なし
)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長 神田敏郎君 副町長 長谷川修一君 教育長
波田野正博君
会計管理者 金子健一君 総務課長 斎藤秀勝君
町民生活課長 渡部文彦君
企画観光課長 薄 友一君
保健年金課長 神田 学君
農林商工課長 長谷川辰英君 建設課長 阿部義照君 企業課長 吉田政喜君 消防長 渡部寛一君 警防課長 斎藤 望君 予防課長 二瓶武士君
鹿瀬支所長 関 仁君 上川支所長 渡部 学君
三川支所長 阿部誠二君
学校教育課長 斎藤修平君
社会教育課長 横山一磨君
農業委員会事務局長 二瓶俊太郎君
---------------------------------------事務局職員出席者 書記 石川好子 書記 渡辺沙織
△開議 午前10時00分
△開議の宣告
○議長(斎藤秀雄君) おはようございます。 ただいまの出席議員は全員であります。 これから本日の会議を開きます。
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△議事日程の報告
○議長(斎藤秀雄君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元にお配りしたとおりであります。
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△諸般の報告
○議長(斎藤秀雄君) 次に、地方自治法第121条の規定により、
会議事件説明のため、求めにより出席した者は、これもあらかじめお手元にお配りしたとおりであります。
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△一般質問
○議長(斎藤秀雄君) 日程第1、一般質問を行います。 昨日に引き続き、一般質問の終わっていない方から行います。 順次発言を許します。
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△渡部英夫君
○議長(斎藤秀雄君) 7番、渡部英夫君。 〔7番 渡部英夫君登壇〕
◆7番(渡部英夫君) おはようございます。 昨日に引き続きましての一般質問でございますが、2日目、私がトップでいることになりました。 それでは、通告に基づきまして質問をさせていただきます。 まず、高校総体の
ボート競技会の開催準備は計画どおり進んでいるかということものと、
町道岩谷川口線の安全対策ということで2点についてお尋ねします。 9月定例会にも質問いたしたところでございますが、いよいよ今年は
全国高校総体ボート競技会開催の年となりました。 昨年7月末の新潟・
福島豪雨災害により、
県立津川漕艇場が甚大な洪水被害に見舞われましたが、被災を受けた施設の復旧は今、どうなっておりますでしょうか。ことしは、豪雪被害も加わり、復旧工事が順調に進んでいるようには見えないんでありますが、
高校総体開会までには復旧は間に合うのでございましょうか。
ボート会場の復旧、復興はもちろんのことですが、出場選手や役員、応援団の歓迎活動はどのような計画をお持ちでございましょうか。 国体開催の経験がありますので、心配はないのかとは思いますが、全国からおいでの皆様が、すがすがしい気持ちで競技し、お帰り願えるような企画をお考えいただきたいと思います。 続きまして、
町道岩谷川口線の安全対策についてお尋ねします。2点ございますが、1点目は、岩谷地内の国道に向かっての下りの急カーブ車線で冬期間スリップして、
センターラインを超えて対向車線にはみ出す車を見かけます。豪雪の中、除雪作業に頑張っておられる作業員の皆様には感謝しておりますが、何分にも急傾斜の上、急カーブであって危険を感じております。消
雪パイプ等を設置するよう、
スリップ防止をお考えいただきたいと思います。 2点目でございますが、同じく
岩谷川口線、岡沢地内の舗装の沈下箇所についてでございます。 工事後、間もなく舗装の沈下が始まり、通行時にはいきなり車が沈むという現象があることから、危険を感じることがしばしばございます。原因は既に把握済みと思いますが、事故が起きてからでは間に合いません。これ以上沈下が大きくなる前に、
沈下防止工事を早急に対応願いたいと存じます。 以上についてお尋ねをいたします。 お願いします。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、渡部議員さんにお答え申し上げてまいりますが、
高校総体開催準備ということでございます。これは、施政方針のほうでも申し上げておりますけれども、いわゆる最終過程に入っておりますので、これを確実に進めていくべく予算につきましても新年度予算で盛り込んでございます。 これは、私ども県と、主催する県に会場地として最大限の協力をしていくということでありますから、もちろん施設の整備等については県当局にも災害時から事あるごとに復旧の方を要請してきておりますので、十分県もそれは承知の上でございます。 被害額は、県と町の施設合わせて、おおむね1億8,000万ほどだということでございますけれども、これらは専決処分及び
補正予算等により復旧作業も一応進んでおります。順調に進んでおりまして、懸念されるところはおっしゃるとおり雪でございますけれども、雪の雪消えも、あそこに今排雪の山もなっておりますけれども、これらの支障のないように、雪消えと同時に進めていかなければならないというふうに思っております。 桟橋工事につきましては、現在発注を終えておりまして、工場製作を行っています。設置完了は4月下旬完了の見込みであります。流出や破損した規格艇につきましても、造船所に発注を行い、5月初旬に納品の予定であります。 漕艇場、コースに設置してあります各種施設につきましては、4月、新年度早々に発注を行いまして5月末には完成の予定であります。 大会開催に必要な施設、並びに備品等につきましては、5月中にすべて完了する計画で対応していきたい、こういうふうに思っているところでございます。したがって、大会開催には支障を来さず、万全な態勢で選手、役員、応援の皆様をお迎えできるというふうに思っているところでございます。 なお、大会に際しましては、前回のときめき新潟国体同様に、町外から大勢の選手、監督、役員、応援団の皆さんが来町されますので、まさにおもてなしの心を持って対応していかなければならない、阿賀町ならではの人情を発揮しながらお帰りいただくように、これは
実行委員会を中心にして取り組みをしていきたいということであります。 新年度早々にまたそういう会議等も開いて対応していくということになろうかと思います。加えて、高校生との連携も図りながら進めていきたいというふうに思っておりまして、具体的な進行は新年度早々から取り組みを始めていくということで、ご理解をいただきたいと思っております。 次に、
町道岩谷川口線の安全対策でございますが、49号取りつけ箇所から集落入り口までの220メートル間は旧国道から現在の国道への取りつけ道路として工事が行われ、その後、昭和61年から63年度にかけて2車線の拡幅改良を行っております。 この区間は、集落と国道の高低差が大きいことから、現在の急勾配と
ヘアピンカーブにならざるを得なかったわけでありますが、消
雪パイプ等における冬期間の滑りどめ対策のご質問につきましては、阿賀町としては道路除雪に対しては基本的に機械除雪と
凍結防止剤の散布を行いながら、そして、しかもこの監視を強める中で交通確保を図ってきているということでございますし、消雪パイプや無散水施設による融雪施設については、人家の密集地、機械除雪による排雪所が確保できない箇所、そういったことに重点を置いているわけであります。 三川地区の町道では比較的交通量の多い路線でありますので、急勾配、急カーブでもあります。ご指摘のとおりでございますが、冬期間は特にスキー場に通う方があそこを至近の距離というようなことで利用するのが多くなっているのではないかと思いますが、これは、ご案内のとおり融雪剤の散布、
凍結防止剤ですね、これを頻繁に行っている。私も何回もあそこは通るわけでありますから、その状況というのはよく把握しております。 そういう中で、ご指摘いただくといいますか、ご提案いただくことで本当に消雪パイプの設置でいいのか、あるいはまた、ほかに考えられることがあるのか、そういう点については今後、検討もしていく必要があろうかと思いますし、遠い将来というより近い将来にしてもらいわけですが、49から張大橋による連絡路も予定されているわけでありますから、今にして考えれば、あれだけの広い道路はという面もなきにしもあらずですけれども、まだまだそれに至るまでには少し時間がかかるわけでございますので、その辺は十分、ひとつ念頭に置きながら今後の対応をしていきたいと思っております。 岡沢地内の町道沈下につきましては、これは今始まったことではございません。あそこの開通をした時点から、しかもあそこの部分の原因不明といってもいいぐらいの場所なんですね。 川底のほうから出てきているのかどうかということで、1回調べた経緯もあるわけでありますが、なかなかそこが特定されず、決め手となった原因、そのことによる対応というのがなかなかできなかったんで、あそこに杭を打っているはずですし、そういうようなことで応急でとめようと、応急というよりはこれでとまるんではないかということで、橋の完成時、今の下沢里橋の完成時とああいったことで、道路改良をした際においても、そういう取り組みをしてきているはずであります。 当然、地滑り災害として道路区域内の抑止杭、
水抜きボーリング及び
水床部箇所の対策を申請しておりますけれども、結果として道路区域内の抑止杭33本と
水抜きボーリングのみの平成15年度のとき採択となって、これが実施されているのが現状でありまして、それでもなおかつやっぱり沈下すると。 ここはご案内のとおり、ベントナイトの坑道掘りをしたところがあそこまできているのかどうかですね。田んぼが陥没したりしたこともございますので、そういうことも一つは原因なのかというようなこともございますが、その当時、この杭を打った
水抜きボーリング、あるいは
ボーリングの杭を打つ時点では、そういう傾向は見られなかったと。 ただ、やっぱり川底のほうから押し出されて出ているのか、いわゆるベント質でもありますからね。そういうようなことも言われておりましたけれども、改良が終わってしばらくの間はもったんですが、またやはりあのように沈下する傾向になってきている。その都度、これはおっしゃるとおり段差が大きいですから、もう常に監視をしながら、その都度修理を加えて、応急修理ですよね、そういうことで対応してきていたのが現状でございます。 このたびの23年7月の豪雨災によって、阿賀野川の
河川災害復旧の一つとして水床部となっております当箇所の復旧工事が認められましたので、工事内容といたしましては、水床部へ4トンブロック、約1,100個程度を10月下旬ごろまでには設置するということを県から受けでおります。 また、町ではそういったことを踏まえながら、舗装面の沈下量と亀裂を定期的に計測しております。今個道路の段差の軽減などを行いながら車両交通に支障を来さない、当然事故につながるようなことのないようにということで監視を強めながら、本格的な復旧は新潟県の
災害復旧工事と調整を図りながら進めてまいりたいというふうに思っております。 と申しますのは、やはり、ということは、新年度中にはこうしたものへの対応ができるんではないかということに期待を持ちながら、まずはこの沈下に際して事故等の発生のないように、十分対応していかなければならないということで、今、取り組みをしているところでございますので、よろしくひとつご理解のほどを賜りたいと、かように思います。
○議長(斎藤秀雄君) 7番、渡部英夫君。
◆7番(渡部英夫君) 今ほど、お答えをいただきましたが、まず
ボート総体、高校総体のボートの件でございますが、大勢の方が見えられるというお話にはなるんでありますが、具体的にどのぐらいのメンバー、人数がおいでになられるのか、この辺、ちょっとお聞かせいただきたいと思いますが。
○議長(斎藤秀雄君)
波田野教育長。
◎教育長(
波田野正博君) 高校総体での
見込み来場者数ということで、今のところ1,300人の方が阿賀町においでになるんではないかなというふうに見ております。
○議長(斎藤秀雄君) 7番、渡部英夫君。
◆7番(渡部英夫君) まだ工事、対岸からしか見えないわけですが、工事が始まってはいると思います。それで、5月末までには十分間に合うということでございますので、安心をしております。 それと、今回の洪水によって阿賀野川は大分土砂が溜まっているんじゃなかろうかと思うんでありますが、その件に関しては
ボート競技には差し支えは出てこないほどの深さが確保できているんでありましょうか。
○議長(斎藤秀雄君)
波田野教育長。
◎教育長(
波田野正博君) 阿賀野川の水深の状況でございますが、今、水も元通りに流れておりまして、今の状態で大会が行われたとしても、競技には支障はないということでございます。
○議長(斎藤秀雄君) 7番、渡部英夫君。
◆7番(渡部英夫君) 私、先月の14日から17日まで
ぎふ清流国体スキー競技会に県の選手団の役員として参加してきたわけでありますが、高山の山の中、標高にして1,300メートルぐらいあるんでしょうか、そこで見た光景なんでありますが、地元の皆さん方があの氷点下の中、非常に来場された皆さんに対して心温まる対応をしておったのが印象に残っております。 我が阿賀町にとりましても、今聞けば、1,300人からの選手、役員、応援団がお見えになるということでございますので、ぜひ、お帰りにはああよかったなと、すがすがしい気持ちでお帰りになれるよう、計画していただきたいんでございますが、先ほどお話ありましたように、これが、国体以後、非常に頑張ってきた阿賀町、また今回の高校総体によって対応をきちんとすることによって、阿賀町の全国への発信、これができるようになると思いますので、地域一丸となって頑張れるような企画をお願いしたいと思いますが、いかがでしょう。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) さき国体で地元人と提携をしたところでありますから、その経験を生かしながら、今のような対応は十分やっていこうということであります。 そういっては何なんですが、先の国体においての評判というのは、本当にかつてない対応をしてもらったといいますか、対応だったということを大きな評価をいただいて私どもも非常に意を強くしたところでもありますので、その時点から既にこの
インターハイには、
インターハイをお迎えするに当たっても同様の対応をしていこう。 選手団は前回よりもたしか多いはずですし、来町者も多くなろうかと思いますので、その辺は十分なひとつ対応をしてまいりたいというふうに思っておるところでございます。
○議長(斎藤秀雄君) 7番、渡部英夫君。
◆7番(渡部英夫君)
ボート総体については国体の経験もございますので、ぜひ頑張ってやっていただきたいと思います。 それと、先ほど話がありましたように、
町道岩谷川口線の対応でございますが、機械除雪を主に考えているということでございますが、私、やっぱり朝早くあそこを通ることが、冬場ほとんど毎日といいますか、よく見てみますと、除雪の後に
塩化カルシウムをまいてきちんとされているときもありますが、やっぱりスリップして対向車線にはみ出すような車も
ちょくちょく目にします。 そういうことで、原因の一つとして、薬師堂から流れてくる、あの道路に水を流しているわけですが、あれが時々町道にはみ出てくるという、だから、その辺の水の遮断をある程度町として考えておいていただければ、そういう危険も多少減るのかなと、そんな感じを持っております。 お願いします。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) それは、よく実態をあわせながら、先ほど申し上げましたように対応を考えていく必要あるのかなと思いますし、あのカーブも大きな
ヘアピンカーブなので、時折内回りで入ってくる人もいるもんですから、やはり何といっても運転者の皆さんから注意していただくということが最大のことではないかと思うんですが、やはりシーズンになりますとスキー場に来られる方、こういった人はなかなかなれてもいないということもございますので、やはりそういう点は否めないのかなと思いますし、地元の方であれば、大体通いなれているものですから、その辺は対応できているんですけれども、そういったこともあわせ考えながら、今お話しのように、どういう形のものがいいのかはことしの状態を、ことしより以上のことはないでしょうから、参考にしながら来シーズンに向けての対応は考えていく必要はあるのかなと、こう思っております。
○議長(斎藤秀雄君) 7番、渡部英夫君。
◆7番(渡部英夫君) 岩谷線についてはご理解をいただいものと思っておりますので、その辺、調査等もよろしくお願いしたいと思います。 岡沢地内の道路の沈下している部分、あれについては今までいろいろとご苦労をされてきた。特にことしは
阿賀野川沿いに4トンブロックを1,100個入れて抑えるということで、滑りが防止できれば沈下がおさまるのかなと。やっぱりそれだけではちょっと済まないような気がするので、再度、
水抜きボーリング等をお考えになりながら、路盤の安定を図っていただきたい。そうすれば、そう沈下も大きくならずにある程度の形でとまってくれるんだろうな。 ただ、水抜きを有効にするかという部分もありますので、その辺の研究もひとつよろしくお願いしたいと思います。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) おっしゃるとおりですから、せっかくこれだけの対応をしていくということですから、万全を、これで原因がはっきりするのかどうか、その辺も含めてこの工事に当たっては対応していかなければならないのではないかと、こう思っておりますので、それまでの、これが完成するまでの間は、当面の段差をいかにして危険のないように修復しながらやっていくかということになろうかと思いますので、事故のないような対応をしてまいりたいと、かように思っています。
○議長(斎藤秀雄君) 7番、渡部英夫君。
◆7番(渡部英夫君) 事故が起きてしまってからでは遅うございますので、町長のおっしゃられるような形の調査なり工法なりを駆使しながら、安全の対策をとっていっていただきたいと思います。 これで私の質問は終わります。
○議長(斎藤秀雄君) 以上で7番、渡部英夫君の一般質問を終わります。
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△小池隆晴君
○議長(斎藤秀雄君) 次に、1番、小池隆晴君。 〔1番 小池隆晴君登壇〕
◆1番(小池隆晴君) おはようございます。 通告に従い、2点の質問をいたします。よろしくお願いします。 1点目は、今、子供たちに何が起きているのかということで、近年、発達障害と診断される子供がふえていると聞きます。阿賀町の宝、日本の宝の子供たちに何が起きているのでしょうか。その原因は子供自身にあるのではなく、少子化などによる社会変化の中で、大人の子供を見る目が大きく変化したと言われています。 そこで、発達障害とはどんな症状のことを言うのでしょうか。 2点目、阿賀町の保育園、小学生、中学生に発達障害といわれる子供たちはどのぐらいいるのでしょうか。 3点目、今現在、どのような対応をやっていますかということで、それから大枠の2点目の質問でありますが、7月、新潟・
福島豪雨被害で
被災自治体に多額の寄附もということで、お聞きします。 7月、新潟・
福島豪雨災害についての記事が、1月29日から2月3日の6日間、新潟日報に「双頭の
電源地-新潟・福島」が連載されました。1日目の終わりごろの文章に、両社、両社というのは東北電力と電源開発のことですね。両社は地元に配慮した対策も行っている。義援金や見舞金として、流域の
被災自治体に多額の寄附を送った。最大で東北電力が7,000万、電源開発は3,000万と書かれています。 阿賀町にもお金が入っているのでしょうかということで、お願いします。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、小池議員にお答えしてまいります。 発達障害についてでありますけれども、平成17年に施行された
発達障害者支援法に基づく定義によれば、自閉症、
アスペルガー症候群などの
広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害などの障害の総称だそうでございます。 これらは、脳機能の発達に関係する障害でありまして、脳の機能がうまく働かないことが原因ということが考えられております。しつけや生活環境などの影響によるものではないということでもあります。 このような障害をもつ子供は、一見してもどのような困難を抱えているのかわからないため、対人関係でつまずくことがあり、周りの理解や適切な支援がなければ二次障害につながることもあるというふうに言われているわけです。 このような障害のある子供は、必ずしも医療機関に受診しているわけでもありませんし、受診したとしても、そのような診断名はつけないケースもあるということでございますし、ましても専門医ではない教師や保育士が発達障害という判断をするわけにもいきませんので、人数の把握は非常に難しい分野であります。ご参考までに、特別支援学級在席児のうち自閉症、情緒不安定児については、小学校で8人、中学校で3人というふうになっております。 人数の把握が難しい以上、以前と比べてふえているかどうかということもなかなか判断しがたいところがありますが、最近はこのような障害の研究が進んだことや、保護者が相談する窓口が設置されるということなどから、いろいろな機会にクローズアップされることがふえたというふうにとられております。考えられていると言ってもいいでしょう。 町の対応でありますが、黒川病院の専門医、これは胎内市ですね。稲月先生に年10回ほどおいでをいただきまして、各保育園の巡回相談や個別相談会などを定期的に実施するとともに、発達障害を含む障害児への支援のため、地域活動総合支援センター、たんぽぽへ相談支援専門医を今年度から常駐させております。 保育園、小・中学校には介助員を配置、さらに学校では通級指導教室、特別支援教育コーディネーター、教育相談、適応指導教室などを設置し、来年度からは三川中学校に特別支援学級を新設することといたしました。 このような障害の疑いがある子供については、できるだけ早い段階で専門医の相談を受けていただくとともに、保護者や教師、保育士などの関係者がそのことを理解し、適切なサポートをすることでハンディキャップを減らしていくということが可能になりますので、今後は、こういった立場の方の対応力の向上にも努めていかなければならないものというふうに考えております。 豪雨災に係る電力の関係の寄附金のことについてでありますけれども、これはお見舞金として東北電力から昨年11月25日、500万円を町にいただいております。金額は提示しておりませんけれども、広報によって見舞金のあったことは広報いたしているところでもございます。また、電源開発株式会社からはございません。 以上であります。
○議長(斎藤秀雄君) 1番、小池隆晴君。
◆1番(小池隆晴君) 今ほど、町長が言われましたように、確かに発達障害というのはまだ内容的には何か解明されていない病名と言っていいのか、ちょっとその辺のところは私もわかりませんが、そのためにかなり障害者がふえているというようなことも言われております。 昔なら、私たちの小さいときは、かなり変わった、あいつはちょっと変わっているからいいんだよ、構わなくてといって放っておいたのですが、今はそういう人は、集団に入れない人は、このような発達障害というような格好で回されてしまう。そういうところから、何かふえているのではないかというようなお医者さんもいるようで、なかなか面倒なところがあるとは思います。 また、この発達障害も今ほど町長が言われましたように、いろいろなやっぱりものが多重化するそうで、1本にまとめてやるというわけにはいかないというようなことも聞きます。 そこで、今、町長が言われましたようにたんぽぽ、あるいはまた黒川病院の先生にお願いしたときに、その発達障害というのを今ほど言いましたように、自閉症、あるいは
アスペルガー症候群、それから学習障害、注意欠陥多動性障害というぐあいに中身は分かれていると思うんですが、その辺のところの子供たちに対する指導というものはどうなっているんでしょうか。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) これは、なかなか難しいところなんですよね。ですから、相談窓口を開き、容易に相談ができると。かつて、今、小池議員さんがおっしゃるように、かつては余りそういうのは保護者自体がなかなかそういうものに対応しにくいといいますか、したがらない部分もあったかと思うんですが、今はこういうことで、いろんな手だてを考えながらやっておりますから、その辺のどういう人が何人ということになってくると、私のほうでは今、把握しておりませんで、この特別支援学級を設けるというようなこと、私は、こういう部分については、例え単独の指導者を入れることについては、躊躇しないでやってくれということで設置をしております。 もちろん、それには可能な限り県の支援をいただけるようにやりながら、不足を来さないようにというふうに思っておりますので、その辺は議会の皆さんからも、ひとつご理解をいただきたいと、こう思っておりますが、今、詳細についてわかるようであれば、教育長のほうからでも答えていただきたい。
○議長(斎藤秀雄君)
波田野教育長。
◎教育長(
波田野正博君) 小・中学校の状況でございますと、先ほど町長が申し上げたとおり、学校には各旧4町村単位で1つの小学校に1つ、ないし2つの特別支援学級を設けております。そして、全体では先ほど申し上げましたとおり、自閉症、情緒障害学級として在席する児童数は、小学校で8名、中学校で3名という在籍者数になっております。 学校での対応につきましてでございますが、特別支援学級が設けられる学校には専任の教師が配置されておりまして、その教師のもとで、その特性に応じた指導が受けられるということでございますし、また、児童によっては普通学級で全体の指導の中で一緒に指導を受ける場合もあります。そういうときは介助員のサポートを受けて、また全体指導を受けるというような状況で今対応しているようなところでございます。 以上です。
○議長(斎藤秀雄君) 1番、小池隆晴君。
◆1番(小池隆晴君) 今、いろいろ町で対応はやっていただいているということはわかりました。 そこで、例えば保育園関係、やはり小さいときから出ると思うんですよね。そして、保育生が、小学校なりあるいは中学校になりというぐあいに成長していきますが、その過程で治ってくればいいんですけれども、治らないときも往々にしてあると思うんですね。この自閉症というのは、なかなか原因がわからないような病気でありますから。 そのときに、保育園と小学校、中学校の課の管轄が違うと思うんですが、その辺のつなぎの問題ですね、情報の提供の仕方、その辺のところはどのようになっているんでしょうか。情報はもう途切れてしまうんでしょうか。
○議長(斎藤秀雄君)
波田野教育長。
◎教育長(
波田野正博君) 保育園と小学校の連携ということでございますけれども、現在、保育園から小学校に上がる子供さんについては、毎年度、新入時、就学時健診ということでお子さんの生育の状況、あるいはその……(聴取不能)……教育委員会も小学校、中学校の教育相談の窓口を設けまして、一緒に今、親御さんのそういう不安を解消できるような体制をとっているところでございます。これが保育園、小学校、中学校、それから義務教育を卒業しても、また一体的に連携できる、そういう一連のサポートができるような体制をつくっていかなければいけないのではないかなというふうに思っています。 以上でございます。
○議長(斎藤秀雄君) 1番、小池隆晴君。
◆1番(小池隆晴君) ……(聴取不能)……
◎教育長(
波田野正博君) ……(聴取不能)……
○議長(斎藤秀雄君) 1番、小池隆晴君。
◆1番(小池隆晴君) 私がお願いしたいのは、発達障害というのはかなり---ですから、これまた大きな-----変化していくというようなことで、それだから保育園のときは保育園のデータをやはり小学校でどのように変化してどのように変わってきたのかというようなあれを見ることが-------であります。 そこで、----2点伺います。……(聴取不能)……
○議長(斎藤秀雄君)
波田野教育長。
◎教育長(
波田野正博君) 小池議員さんおっしゃるとおり……(聴取不能)……
○議長(斎藤秀雄君) 1番、小池隆晴君。
◆1番(小池隆晴君) ……(聴取不能)……
◎
町民生活課長(渡部文彦君) ……(聴取不能)……
○議長(斎藤秀雄君) 1番、小池隆晴君。
◆1番(小池隆晴君) ……(聴取不能)……これはインターネットで調べたものなんですけれども、私自体が---高機能
アスペルガー症候群の有名人というようなものがありまして、なかなか大変で、皆さんもご存じの長嶋茂雄さんあたりもやはり---、坂本龍馬とか、1年に、こういうの---これはもう大変な---ようなもので、----広汎性症候群、これは知能的にはそんなおくれはないけれども、ただ、人との接触とか接客がうまくできないというようなことで、自分なりのものに集中することオタクみたい、オタクというような評価、それに真剣になって、それだけをやるような人がやはりそのように今、病気だということにされているみたいですけれども、もう少し先ほど言いましたように、子供を見るところというものを、余り悪いところばかり見るんじゃなくて、例えば私たちが遊んでいますと、何か1人か2人、どうしてもはみ出た人がいますけれども、集団に入ることができないから、あれはちょっとだめだというようなものが最近見られるようですが、もう少しその人のいいところを見て、教育というものをやっていただきたいなというような感じもしないわけではありません。 ぜひ、子供たちの教育に対して、確かにこの発達障害というものはいろんな問題は抱えているとは思いますが、今一度、子供の教育というものについて考えてみる必要がたしかあるかと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(斎藤秀雄君)
波田野教育長。
◎教育長(
波田野正博君) 小池議員さんおっしゃるように、今、そういう障害という発達障害との関係では、いろいろ区分がされていて研究も進んで、区分もされているわけでございますけれども、昔は、以前は特殊教育というような形で特殊学級というようなそういう区分でそういう障害を全体的に行った中でそうしてきた時分がありました。 今、19年度以降は、特別支援教育ということで、その障害の種別も今度、さっきおっしゃったようにその特定の知的にはおくれはないんですが、聞く、話す、読む、書く、計算するといった特定の分野に著しい困難さを抱えているという子供さんもあると、そういう研究が進んで、そういう特性に応じた学校での指導ということで今進められておりますので、おっしゃるように学校でのそういった対応も必要になりますでしょうし、また、社会全体もそういうふうに今、動いているところでございますので、町としてもそれに沿ってしっかり対応していきたいというふうに思っています。
○議長(斎藤秀雄君) 1番、小池隆晴君。
◆1番(小池隆晴君) よろしくお願いいたします。 大事なのは、障害があっても安心して暮らせる町をみんなでつくっていくことだと思いますが、最後に町長、このことについてひとつよろしくお願いします。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 当然のことだと思います。
○議長(斎藤秀雄君) 1番、小池隆晴君。
◆1番(小池隆晴君) ぜひ、よろしくお願いします。 発達障害の件についてはこれで終えたいと思います。 その下の2点目の義援金、見舞金についてでありますが、500万円のお金をいただいているという話でありました。東北電力だけでほかの電源開発のほうはそうでないという話なんですが、その辺のところは町としては、電源開発にそのような話を持っていくというようなことは考えていますか。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) これはまさに見舞金ですから、見舞金寄こせなんていう話はしません。
○議長(斎藤秀雄君) 1番、小池隆晴君。
◆1番(小池隆晴君) 見舞金、確かに見舞金であっても、これは災害ということでありますので、よそがそのような見舞金をもらったなら、阿賀町のそのあれはあるんじゃないでしょうかね、と思いますが、いかがでしょうか。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 私はそのようには考えてはおりません。
○議長(斎藤秀雄君) 1番、小池隆晴君。
◆1番(小池隆晴君) ということでありますので、私の質問を終わります。 ありがとうございました。
○議長(斎藤秀雄君) 以上で1番、小池隆晴君の一般質問を終わります。
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△星公司君
○議長(斎藤秀雄君) 次に、9番、星公司君。 〔9番 星 公司君登壇〕
◆9番(星公司君) 星です。 それでは、町長に伺います。 まず、最初に、要援護世帯への支援対策ということで最初に伺います。昨年に引き続いてことしも阿賀町豪雪対策本部が2月4日に設置されましたが、降り続く雪に高齢者世帯からは除雪作業をやってくれる人がいない、どこに頼んだらよいかわからないとか、相談する人がいないなどの悲鳴にも似た声が多く聞かれました。 町としても土曜、日曜も関係なく、町長を初め職員全員が全町一丸となり、一生懸命豪雪対策に取り組んできたことと思いますが、しかし、町民のそういう声があることも事実であります。それらの町民の不安の声を払拭するには、一例として要援護世帯に対しては、訪問をし、相談に乗るなど、そういう必要があるかと考えます。より一層の支援強化を図ることが在宅での事故防止と福祉の向上につながるのではないかと思いますが、町長の考えを伺います。 次に、国土(地籍)調査事業についてであります。 (1)、昨年6月の定例会において、国土地籍調査について町長は、林野を中心に取り組み、全体計画は今年度中に策定したいと答弁されましたが、その後の進捗状況はどうなりましたか、伺います。 次に、測量に関しては日々進歩していて大した影響がないと思いますが、あえて伺いますが、(2)番として、東日本大震災後、東京港区にある日本経度原点が東方向に約20センチ、また、新潟のほうでは70センチから80センチ、そして村上など北部では約1メートル、測量基準点が移動したと言われていますが、国土(地籍)調査事業への影響の有無、それから3番目として、今までの実施済みの国土(地籍)調査への影響はあったのか、ないか、以上について伺いたいと思います。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、星議員さんにお答えしてまいります。 初めに、この豪雪に伴う要援護世帯への支援ということでございますが、3月11日の東日本大震災、さらには7月末の豪雨災、これまで経験し得ないほどの未曾有の災害が連続発生したとおりでありますが、町では1月20日以降のまとまった豪雪によりまして、1月31日に豪雪警戒本部を設置し、2月4日には豪雪対策本部に切りかえまして、要援護者はもとよりすべての住民の日常生活の維持に努めてきたところでございます。 特に、ご案内のご質問の内容のように、2月5日に民生委員と町職員が町内4地域、72世帯の要援護世帯を1軒ずつ訪問し、家屋の状況や健康状態などを確認してまいったところでもあります。 要援護者に対する町を含む行政機関の日常的な対応としては、町・県の職員及び民生委員による自宅の訪問活動がありますが、これについては災害発生の有無を問わず、日々実施していることにつきましては、皆さんご案内のとおりでございます。 また、テレビ電話や緊急通報システムを活用した相談や安否の確認を含めた見守り活動もあわせて実施しているところでもございます。 しかしながら、高齢化などの理由から、かつてはさまざまな分野で力を発揮していました地域の互助精神が、なかなかかつてのようなものでないというのも、またご承知のとおりではないかと思います。行政機関等による活動にも限界はございますが、さきの豪雨災でも明らかでありますように、ボランティア組織の構築など、何らかの対策を講じていかなければならないということは、この豪雨災においても強く感じたところでもございます。 雪おろしをどこに頼めばいいかといった問い合わせはございますが、本年も何件かございました。雪おろしの業者等につきましては、本地域では長年のおつき合いから除雪を行った方もかなりいるわけであります。 町といたしましては、いわゆるシルバー人材センター、あるいは建設業協会の津川支部などとも協議をしながら、広報及び情報ネットワークシステムで住民への周知、検討をしてまいったところでもあります。 そういう中で、おっしゃるとおり、なかなかやはり雪おろしも重なったり、業者としても除雪作業等々で重なって人員不足というようなこともございました。町でも町の職員としても、玄関先がもう見えなくなったんでどうしたらいいかというようなことで、急遽、待機職員が、ちょうど私のほうへ来ていたところでしたが、何人かで行って除雪をしてきたというようなこともございます。 これは、こういう豪雪時でもございますので、何とかやはりそういうものにこたえていかなければならないのではないかというふうに思っているところでもございます。 これからの高齢者の見守りという部分については、より手厚くなるようなことを重ねていく、そういったセミナーも平成23年度事業で県の委託事業としてもございますので、あったのでこれらも活用してきたというふうに思いますし、今後とも民生委員や新聞の販売店、商工会、消防団といった各組織が独自で実施してきた見守り活動、あるいは定期的に意見交換をする、災害時のみならず、そういう機会というものがより多くなるような手だてというのは、これからもさらに一層進化させていかなければならないんではないかというふうに考えております。 先ほどの発達障害の子供の教育につきましても、年々専門分野が進化してきていることによって、それに対応した教育の活動といいますか、そういうものも私は進化してきているというふうに思いますので、高齢者の部分につきましても当然のことではないかというふうに思っております。 国土調査事業につきましては、おっしゃるとおりこの全体計画につきましては平成22年度から31年度までの国の第6次国土調査事業、10カ年の計画でありますけれども、これらに沿いまして町は、24年度から31年度までに実施する国土調査事業全体計画について策定の最終段階に入っております。いずれまた皆さん方に、これらの詳細について勉強会なりでご説明を申し上げていく必要があるのではないかと、こう思っております。 計画地につきましては、上川地域の豊川地区、三川地域の石戸地区の一部及白崎区の一部なども含めて今計画段階に入っておりますが、年度別の計画につきましては24年度において上川地区の太田区の宅地回り及び農用地等、0.5平方キロメートルの調査を実施し、25年度については合川区の回りを含む太田区周辺の山林、0.4平方キロの調査を予定し、その後、年度平均約0.5平方キロの調査面積をベースとして、順次実施していきたいというふうに考えているところでございます。 町の大部分を占める山林でございますので、調査対象地として大事な部分であると認識しておりますが、一つの集落を調査する場合に、財産としての意識が高く、公共事業、防災等の観点からもまずは集落の宅地回り、農用地から調査して、国土調査事業の必要生、重要性を感じていただき、その後集落の里山等を調査するといった順序での年度計画としております。 国の第6次国土調査事業10カ年計画については、平成31年度までとなっておりますけれども、平成32年度以降の計画につきましては、今後国の計画策定スケジュールに沿った形で町も計画策定準備をしていかなければならないものと考えております。 24年度以降につきましては、事業実施前に対象集落や所有者の皆さんに十分説明をさせていただき、事業の効果等のご理解とご協力を得ながら計画を進めてまいりたいというふうに考えております。 なお、実施に伴う基準点の影響についてでありますが、東北地方の太平洋沖地震でございます。平成23年3月14日付で国土地理院より、本県を含む東北・関東地方の基準点測量成果が公表停止となりました。その後、測量の基準となる三角点、水準点の現地測量作業が国土地理院により実施され、10月18には日本の経緯度原点及び水準原点の改正が発表されました。 その後、10月31日は測量成果の公表停止地内における約4万4,900点の基準点の改定値が公表されました。議員おっしゃるとおり、国土地理院の報道発表によりますと、東京の経緯度原点が約20センチ、村上市の基準点が1メートル以上変動して、阿賀町においても変動はあると思いますけれども、当町を含め関係する地域の測量後の基準点改正値が公表され、使用できる状態となっていることから、今後、測量作業を伴う国土調査事業への影響はないものというふうに考えております。 実施済みの国土調査の影響につきましては、現在、町で保有している座標地のデータがございます。有効に活用するためには、国土地理院より提供されている基準点改正値による座標等を補正するソフトウエアにより、座標値を変換する必要があります。全体計画期間内において計画的に補正作業を実施し、今後調査を実施する地域のデータとともに活用を図っていきたいというふうに考えているところであります。 以上であります。
○議長(斎藤秀雄君) 9番、星公司君。
◆9番(星公司君) 星です。 まず、最初に、要援護世帯に対する支援対策、私ばかりじゃなく同僚議員もあちこち見て、いろいろ感じたところはあるわけですけれども、本当に今回のこの豪雪に対しては、要援護世帯ばかりじゃなく全町民が四苦八苦して、本当に大変なところがあったわけでありますけれども、そうした中で、例えばの話でありますけれども、三川のほうではひとり暮らしのおばあちゃんのところ、玄関の入り口、腰の曲がったおばあちゃんなんですけれども、そこの世帯のところに行きましたら、入り口がもうふさがっていると、トタン屋根だったんですけれども、それは何とか入り口だけをどけてあげました。話を聞いてみますと、この後に町のほうから災害救助法適用になるということで、よかったなと、そういうふうに感じたわけでありますけれども、それはそれとして、つい最近でありますけれども、上越市のほうでも61歳の男性の方、これはひとり暮らしだったそうですけれども、その方が自宅の玄関わきのところで大体積雪4メートルぐらいと、そういう中で遺体となって見つかったということであります。発見されるまで大体1カ月、そういうような状態だったそうですけれども、もっと早く見つけられなかったのかなと、つくづく思ったわけでありますけれども、本当に痛ましい事件でありました。 そうした中での阿賀町にも、2年続きの豪雪はありましたけれども、人身事故が私の耳にも阿賀町にもあったというような話を聞いております。 今現在の町のほうで把握されているそういう人身事故、除雪に関係してあったそういう人身事故、わかりましたらお伺いしたいと思います。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 3月8日現在、県に報告している私どものほうで把握したいわゆる大雪による事故、人身事故ですね、これにつきましては10名であります。3人の方が重症でございます。それで、重症といいましても、人命にかかわるようなことではなさそうであります。要するに、除雪作業中に倒れていたものを住民が発見してくれて、転倒や事故等の形跡はなく、新発田病院に救急搬送されたということは、あるいはこれは病気ではないというようなこともございます。 また、重症の方では、誤って小型除雪機械、ロータリーに巻き込まれてロータリーから離脱したことをもって救急車によって病院に運ばれたと。これも当初の見立てではそれほど重傷ではないんではないかということでしたけれども、やっぱり骨折が伴っていたり、手術を伴うような骨折であったということで、3カ月ぐらい要すると。リハビリも必要でしょうから、まだ結構時間がかかるんではないかと。 また、いわゆるはしごから落ちたと。除雪が終わったといいますか、そういうようなことで、腰の部分にけがを負ったというようなことで入院されている、こういった3人の方が重傷以外は大体軽症でございます。年齢的には、一番若い人で33歳、一番高齢で84歳でしょうかね、そのぐらいの中で、どちらかというと70歳以上の方のほうが多くなっております。そういう状況であります。家屋の倒壊というか、そういうものにつきましては、非住家、附属屋ですが、一応3件ほどございまして、それについては一応、県のほうに被害ということで報告をしている状況下にございます。 以上であります。
○議長(斎藤秀雄君) 9番、星公司君。
◆9番(星公司君) 次に、きょうも新聞に、テレビでもやっていたんですけれども、東京の立川市のほうで老々介護、親子なんですが、これが死亡しているのが見つかったというような報道がありました。それも先ほどの上越のほうと同じく、1カ月もかかっていると。これは、プライバシー問題もあって、なかなかその世帯に踏み込むのはちょっと難しいところもあるのは重々承知なんですけれども、本当に痛ましいというか、そういうふうに感じるわけなんですけれども、それに関連して立川市長は、少しおせっかい過ぎるぐらいでないとなかなかこういうのは少しも減らないというような、こういう発言ではなかったかなと私は思ったんですけれども、このことについては私も同感なんです。 本当に少し、限度はありますけれども、町のほうでも、先ほども町長が言われましたけれども、民生委員さんと、また役場職員の方が一緒になってあちこち見てもらったということなんですけれども、それにしても、やはり私、見て回った限りでは、もうちょっと何とかならないかなというような、そういう感じは受けました。 冒頭にも言いましたけれども、それは町長初め、職員の方も一生懸命にやったのを、これは重々承知です。ですけれども、やはり回るにしても限度があるかと思いますね。限度とあとプライバシー問題ですか、それに関連するんですけれども、これからまたこの冬を迎える時期に当たりまして、季節、その前に民生委員さんと職員と、そちらばかりじゃなく、私たち議員もそうです。みんなが一緒になってやはりそういう世帯、町民のところを見て回る、そういう体制が必要ではないかと思います。 ということで、安心して住めるような、そういうまちづくりにしていきたいと思いますが、町長は当然、それは当たり前ですと、当然でありますということを言われると思いますが、改めて町長の考えを伺います。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 先を越されましたから丁寧にお答えします。 これは、きょうの安塚での雪の中に埋まっていたというのは、つい今年ですか、引っ越してきたばっかりなんですね、近所づき合いがなかったというようなことですね。そういうようなことが一番、やっぱり、こういった豪雪の際に近所づき合いがないと、それでも少しでもあれば、道がついていないとか、これだけ雪が降っているのに全然人の出入りもないというようなことで、あるいは、そこに住んでおられる方が高齢者であるということが認識されていれば、そんなこともなかったのかなと私もそう思いますが、一つはやっぱり、内容的にはよく読んでみますと、病気の部分もあったんじゃないかと、落ちたような形勢もないと、そういうようなことも言われておりますが、そういうこともあるんだなということがございます。 立川の関係につきましても、また山形でもございました。これは障害の子供を持って母親が亡くなって、障害の子供はその手だてもなく、本当に食べることも食べずにそのまま亡くなったんではないかというような報道もございました。全く痛ましい限りであります。 そこで、立川の場合は住宅供給公社が中に入っておりまして、見守りも、またそういう場合の窓口も住宅供給公社がやっていたようでありますけれども、その当局の言い分については、何回も行ったけれども、しかし新聞がたまっていたけれども、中に入れなかったと、まさにそのとおりなんですね。だから、もう一歩踏み込んだ対応をしていれば、あるいはもっと早く同じ亡くなられていたとしても、もっと早く対応できたんじゃないかということは、まさにそのとおりではないかと私も感じたところでもありますし、少なくとも、どんなに最近は高齢化が進み、みずからもそういう状況下にあるのに、もうほかの人まで見れないというような状況下にあったにしても、もう少しまだまだ我が町、我がそれぞれの行政区においては、そういった部分ではそんなもんではないのかなと、そのきずなは深いものがあるだろうと、こう思いますけれども、先ほど申し上げましたいろんな郵便を配達される方、新聞を配達される方、毎日日々その地域に行く方、そういった方々にもお願いをしながら、見守りはやってもらうと、こういったこともやはり大事ではないかというふうに思いますし、また、商いに行く人も自分のほうのお得意さんである限りにおいては、何か心配もなさってくださっているようでもありますので、また区長さんを中心として、本当にわずかなところは区長さん、おれが毎日、もうみんな周りは高齢者ばかりで、一番若い70幾つになった、七十四、五じゃないですかね、おれが一番若いもんだから、玄関先はおれが毎日除雪してやっているんだというような話も聞きます。 そういう中で、だんだんこういった状況というのは、こういう豪雪になればなるほど厳しくなってくるだろう思いますので、より連携を密にして本当に今、星議員おっしゃるように、安心してこうした豪雪の中でも暮らし続けることができるという体制も、一つはとっていかなければならないと改めて感じたところでもあります。 そのように1歩でも2歩でも前進するように努めてまいりたいというように思っております。
○議長(斎藤秀雄君) 9番、星公司君。
◆9番(星公司君) それでは、要援護世帯への支援については、町長、町当局としては、これから積極的に進めていきたいと、支援していきたいというように理解していいでしょうか。 次に、国土(地籍)調査について、そちらのほうにうつりたいと思います。このことについては、先ほども最初に質問しましたけれども、昨年もしているわけでありますけれども、本当に高齢化がどんどん進んでいるわけであります。そこへもって、昨年は水害による大災害、そういうのが起きたわけであります。こういう今回の三川に引き続いて、旧三川村に引き続いて、今回阿賀町としてまた続けて国土調査ということでありますけれども、これらの事業を進めていくに当たっては、これは本当にいいことだなというのをやはり、特に災害、昨年あったわけでありますけれども、こういうふうに事業を進めるに当たって、そしてまたその結果を持って災害があったときにそのデータを利用すれば、すぐ災害復旧、そちらのほうに対応できると、こういうメリットがあるんですね。 ですから、一刻も早く進めていきたいというような私の考えなんですけれども、これは町長、当然、こればかりではなくて、地籍、いろんな面で高齢化、それから官と民とのそういう境界とか、いろんな問題ありますけれども、そちらのほうでいろんなメリットがありますので、そちらのほうもどんどん進めていってもらいたいなと、そう思うわけであります。 そこで、順次調査を進めていきたいということでありましたけれども、期間は大体10年ですか、22年から31年ということで、今回は10年計画策定ということでありますけれども、どこから始めるかということだったんですけれども、先ほど、上川地区では太田地内のほうから、それから三川は白崎、それに石戸ですか、という話がありました。 それで、事業を進めるに当たって、まず、地元の住民にそういう話を聞いてもらう、説得する必要があるかと思うんですが、まず最初に、先ほど太田とそれから石戸方面、話があったんですが、この順序というのはどこから先にやるかということですけれども、太田のほうからとか三川とか、再度伺います。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) これは同時進行だってでき得ることですので、なぜこの三川、石戸地区というのは余りもう確定していて、ほぼ確定している部分でありまして、これはその地域住民がもう協力の上でそうなっている部分、つまりかつての共有林で開発をした部分があるわけですが、それが当時、記名共有であったようなこともございまして、なかなか進捗しなかった。これは次期国土調査で対応するというふうなこともございました。あるいは、白崎地区につきましても、もう既に開発されているんですが、これも、今度はそこに住まわれている人が非常に不便をこうむっているわけですね、こういうことでは。 これも次期開設することがあれば、これをやろうと。こういう部分の解消ができれば、ほぼ三川地域、いわゆる筆界未定で調整がつかない部分を除けば、ほぼ全域にわたって完成するんではないかというふうに思われますので、これはひとつやろうということと、それから、上川地区は、やはり広大な面積、森林、林野もございますし、それには基本となる部分の宅地の部分から進めていきませんと、なかなかできないというような部分もございますので、そういう形で進めて行こうということでございますから、間もなく完成した計画図、そういうものを持って、また皆さんのように説明をしていこうと、こういうふうに思っております。 ですから、今、私が申し上げた程度のことで、ひとつご理解いただきたいなと、こう思っておりますが、いずれにいたしましても、地域全体での説明は当然していかなければなりませんし、この国土調査をするメリットといいますか、そういうことはまさに所有者の皆さんの財産を特定するといいますか、確認するという意味においては非常に大きなメリットにもなるし、また、町の活性化を図っていく上でそれぞれの地域で取り組むにしても、こうした基礎となる部分が整備しているということは大事なことでありますので、それがゆえに、この国土調査事業というのは国のほうでも相当力を入れてやってきておりますので、今、とりあえず10年間ということでありますが、31年度以降も、当然、全部終わるわけでありませんから、またどういう形で進められるかということについても、これも見通した上で我々のほうも取り組んでいく必要があるんではないかまというのは、なかなかこういった10年間の中で、10年間で本来は終わればいいんですよ。当時、三川のについても、10年で終わるんだというから、それに期待したわけですが、10年どころの話じゃなくて何十年もかかっているわけです。それでも決着していないわけですから、ですから、いかにそういった部分で所有者皆さんが、そういう認識に立っていただくかと、まさにみずからのためでもあるし、地域のためも含めて、地域の活性化のために、あるいは利便性を高めるといいますか、道路一つつけるにしても、やはりそういった確たるものがあれば進めやすいわけでもありますから、そういうことを念頭に置きながら取り組んだわけでありますので、当然、国全体としても地籍がきっちりしているということが大事な事業でございますから、こうして続けられているわけでありますし、より財政支援につきましても手厚いものになっているわけでありますので、この際にやっぱり進めていかなければならんだろうと、こんなふうに思っているわけでございます。
○議長(斎藤秀雄君) 9番、星公司君。
◆9番(星公司君) 星です。 それでは、今回の三川地区においては、白崎、そしてまた石戸、それらを始めていくということで、三川地区は大体おおむねそれで終わるというように理解したところです。 それから、それからというよりも、町長の答弁が本当に私の知りたいところをよく取り入れてくれたんで、これで終わりたいと思うんですけれども、最後に、今回のこういう豪雪に対しては、要援護世帯ばかりではなく全町民に対しても、安心して、そしてまたこの町に住めるような、そういう町にしていきたいなと、これは町長ばかりではなく、全町民含めてやっていかなければならないかなと、そう思っております。 そしてまた、国土調査については、土地境界をめぐるトラブルを未然に防ぐこと、それから災害復旧に対しては迅速に対応できるというような、そういうメリット、そしてまた、課税関係では公平に、そしてまた適正に課税できるような、そういうメリットがあるわけでありますけれども、いずれにしても、国土調査事業に対しては円滑に進むように期待して、私の質問を終わりたいと思います。 以上です。
○議長(斎藤秀雄君) 以上で9番、星公司君の一般質問を終わります。
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△入倉政盛君
○議長(斎藤秀雄君) 次に、2番、入倉政盛君。 入倉君からの申し出がありますので、2番、入倉政盛君からの通告のありました一般質問のうち、2番目の緊急防災・減災事業の有効活用を取り下げの申請がありました。 これについては許可をいたしましたので、発言を許します。 2番、入倉政盛君。 〔2番 入倉政盛君登壇〕
◆2番(入倉政盛君) 鋭意一般質問させていただきます。 まず、介護保険法改正による町の介護事業計画を問うということですね。改定介護保険法が昨年の6月15日成立しましたが、施行後、10年経過した介護保険制度は、保険あって介護なしと久しく言われておりますが、高すぎる保険料、利用者負担、深刻な施設不足、実態を反映しない介護認定や利用限度によって、利用できる介護が制限されるなど、多くの問題が指摘されております。今回の改定はこうした問題の解決に手はつけず、新たな給付抑制を盛り込むなど、利用者家族に重大な影響を与えるものになっていると思います。 そこで、質問の要旨を読み上げますけれども、介護保険料は3年ごとに改定され、今年の3月議会で第5期の介護保険料が決まりますが、3年前改定の第4期保険料に比べ、全国どこでも大幅な値上げとなっています。 一方で、昨年6月の介護保険法改正の主な内容点が、大分あるんですけれども、主なのものとして5点、選びました。 1つは、市町村の判断で介護予防・日常生活支援総合事業が創設できるようになりました。2番は、24時間対応の定期巡回随時対応型訪問看護介護、2種類の住宅サービスを組み合わせる複合型サービスの創設もできるようになりました。3は、介護職員のたん吸引など、医療行為も可能になってきております。4番は、介護療養病床の廃止期限を6年間延長することになりました。5番目は、財政安定化基金の取り崩しを可能にするなどの前進面が見られますが、そこで、阿賀町としてはこれらの項目をどのように採用されるのか、町長からお伺いいたします。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) お答え申し上げます。 入倉議員さんは、大変こうしたことに詳しくいらっしゃるようで、でも、国と私どもでは考え方が違うということをひとつご理解いただきたいと思います。 国の法改正にのっとりながら、我が町は我が町として十分対応できる対応をしてきているはずでありますから、保険あって給付なしなんていうことではございません。 それが証拠に、あれだけの介護保険特別会計をごらんになってもおわかりのとおりであります。そういうことで、最大限、できることをやっているというふうに、ひとつご理解いただきたいと思います。 入倉さんからもその辺はひとつ、吹聴していただいて大いに結構だと、こう思っておりますので、よろしくお願いします。 第5期の介護保険事業につきましては、おっしゃるとおりでございまして、いろいろ改正が、これは使いやすい方向へということで改正をなされた。その最大は24時間の定期巡回、あるいは随時対応型の訪問、今まで、冒頭で昨日も申し上げましたけれども、40分、時間短縮をして、細かく何回も利用できるとか、あるいは定額制でそういった部分でのサービス提供が受けられるというようなことでは、対象者の皆さんの負担を少しでも軽減しようということになったということは、ご案内のとおりだと思っております。 町としても高齢者、1,000人の方、この4期の施策を踏まえながら5期へ向けての調査を1,000人の方を対象にして、日常生活圏域ニーズ調査といいますか、そういうこともやらせてもらいました。 5期計画である24年度から26年度までの3カ年間について、総供給量、できるだけ正確に把握し、これをより必要となる介護給付費費用総額を算出することになるわけでありますから、そういうことでの調査をさせていただいたわけであります。 総費用額の総額のうち、15.3%を第1号被保険者の保険料で賄うことが義務づけられているわけであります。5期計画の策定後、大半の市町村では、おっしゃるとおり大幅な保険料の引き上げになっております。というのは、いかにこれだけ介護制度を利用してきているかということになるんではなかろうかと、こう思っております。 そこで、法改正の対応方法ということでございますが、介護予防・日常生活支援総合事業の創設につきましては、既に要支援の認定者や、町としては特定高齢者等の方に対して地域支援事業と介護予防事業の中で、日常生活支援事業を実施しております。これまでどおり実施してまいります。 それから、24時間対応を申し上げておりますけれども、随時対応型の訪問介護看護及び2種類の在宅サービスを組み合わせた複合型サービスの創設ですが、ご案内のとおり、近々小規模多機能の施設が町内に4カ所創設される見込みであります。この施設によるサービスの内容は、きのうも若干、詳細は後でということで申し上げておりますけれども、これは通いとか宿泊、訪問の3つを利用者のニーズに合わせて24時間、365日提供するサービスということでありますけれども、訪問看護につきましては、現在、県立津川病院と町の訪問看護ステーションの2カ所でサービスを行っております。 夜間対応についても、津川病院との間で協議中であります。介護職員のたん吸引等の医療行為についてでありますけれども、特養などの施設において介護職員がたん吸引等の医療行為を行う場合は、研修を受けた職員に限り、これを例外的に認める内容でございまして、町としては、関係施設に対して必要な情報提供を行ってまいりたいというふうに考えております。 介護療養病床廃止期限の6年延長でございますが、従来は、介護療養型医療施設、今年度末までに介護療養型老人保健施設へ転換するという政府の方針でありましたけれども、今回の改正によって、転換の期限が29年度末まで延長されたものでございます。 ちなみに、町内には介護療養型医療施設が存在しておりませんので、町としては特段の対応が必要というものではございませんけれども、そういう改正内容になっているということでございます。 財政安定化基金の取り崩しにつきましては、新潟県では、これは県段階ですが、財政安定化基金の残高が既にございません。実際に取り崩しはできない状況にあります。私の町の場合は、介護給付準備基金を保有しております。この基金の取り崩しによって、介護保険料、最大限取り崩し最低残して、私は、これはもう全部使おうということですが、これは基本的な部分だけで少し残さなきゃならんので、それを残しまして保険料の引き上げ幅を圧縮しております。そうした案になってございますので、基金の活用によって極力、影響の緩和に努めてまいりたいというふうに思っております。 そんなことで対応をしているということは、ひとつよろしくお願いを、ご理解を賜りたいと思っております。 なお、参考までにもう少し詳しく申し上げますと、平成19年度から町は予防介護サービスを実施しておりまして、要支援1、2の認定者の方には予防通所介護と予防訪問介護のサービスを提供しております。特定高齢者並びに一般高齢者には、介護予防事業始まる以前より各地域で積極的な教室等を開催して予防介護に取り組んできたところでもあります。 今回の予防介護・日常生活支援事業総合事業は、要支援者や特定高齢者の方に対して予防サービス、主に身体、生活援助等の訪問型、配食や安否確認、通所型を総合的に実施する事業ということになっておりますので、町では既に要支援認定者や特定高齢者の方に対して日常生活支援を実施してきているところでございますので、これまでどおり内容をよりきめ細かく実施していく予定にいたしております。 定期巡回随時対応型訪問看護につきましても、これは定期的巡回訪問や随時通報を受けて訪問看護を提供するサービス内容でありますが、複合型サービスについては小規模多機能型の居宅介護と訪問介護の機能を有したサービス内容、いずれも市町村が指定する地域密着方サービスであり、県内における来年度の実施予定では、定期巡回随時対応型訪問介護看護を実施する事業所は2事業所のみで、複合型サービスを開設するのは6事業所のみ、これは県内ですけれども、この8事業者はすべて同じ法人でございます。 いずれも地域密着型サービスが発足して間もなくより開設した事業所、町では来年度開設する予定の小規模多機能の施設は、通い、宿泊、訪問の3つを利用のニーズに合わせて、この365日、24時間対応をするというようなことでございますが、このためには、人員の要件がもちろん伴ってまいります。昨日も申し上げましたけれども、非常に雇用の条件の厳しい看護師の配置が必須要件でありますので、この辺もひとつ十分考えていかなければならないなというふうに思います。 たんの吸引につきましては、これも医師あるいは看護師の指導を受けた介護職員が夜間、緊急時にたん吸引などの医療行為を実施しておりますけれども、今回の法改正では、医療依存度が高い高齢者でも、介護保険施設に入所できる体制を構築する一環として、看護研修を受講した職員に限り、たん吸引等の医療行為を認めたもので、基本的には、各施設において対応する事項であるということであります。 療養型医療施設、これは先ほど申し上げましたが、24年3月31日まで本来、老人保健施設への転換を予定していたわけでありますが、今回の改正によりまして30年の3月31日まで延長されたと。今後も施設基準の緩和等により、転換支援を引き続き実施していくということになったところでございます。 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(斎藤秀雄君) 2番、入倉政盛君。
◆2番(入倉政盛君) じゃ、1つずつ、1番からお聞きしたいと思いますけれども、町では従来どおりの介護のやり方やっていくと言いましたけれども、この総合事業ですね、総合事業をやるのか従来どおりの介護のやり方をやるのか、それをちょっとお聞きします。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 今、従来どおり、ある意味では総合的にといっても過言ではないと思いますので、これをどれほどまでに進化させるかということではないかと思って取り組みをしていきたいと思っております。
○議長(斎藤秀雄君) 2番、入倉政盛君。
◆2番(入倉政盛君) この総合事業というのは、介護給付ができなくなるわけですよね。地域支援事業の中に入るので、その地域支援事業給付が3%以内ということで、実際問題それは総合事業を取り入れた場合、介護のサービスができるかどうかということの問題を聞いているわけなんです。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) その辺は、まだ確たるものになっておりませんけれども、できるだけその支援もできるような形で取り組みをしていきたいなと、こう思っております。
○議長(斎藤秀雄君) 2番、入倉政盛君。
◆2番(入倉政盛君) じゃ、まだこれは決めていないということですね、どちらを選ぶかということは。そう理解してよろしいでしょうか。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 基本的にはこれまで従来どおりのものを続けていくということで、その上で、どこまでやれるかということは、今、これから検討させてもらうということです。
○議長(斎藤秀雄君) 2番、入倉政盛君。
◆2番(入倉政盛君) それでは、24時間対応の介護サービスのこれですけれども、きのうも町長が言われましたように、回数が何回も行かれるということで、このやり方は包括定額方式になるということで、そうなってくると、業者さんとか何とかでサービスの提供控えが起こってくるんじゃないかと。例えば、重傷者の患者と軽い方では、やはり軽いほうが回数が回転できるわけですよね。だから、そういうふうなおそれも出てくるんじゃないかという問題も指摘されているわけです。 それで、一方では、重症の障害者の在宅の人の団体からは、これは大変助かるという一方のいい面もあるんですけれども、これはやはり政府の方針なんであれなんですけれども、これは結局、前からなんですけれども、医療費抑制のために医療から介護へ、また入院から在宅へというようなところに今向けているわけですけれども、その一環の一つで、こういうふうなことも行われたんじゃないかと思うんですけれども、またさっき言われましたように、小規模多機能型をやられた場合、これが果たしてサービスが行き届くことができるかどうかと、利用者の立場から見た場合、サービスの低下のおそれもあるんじゃないかということなんですけれども、その辺、町長はどのようにお考えなんでしょうか。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 私は小規模多機能によってきめ細かくやっていくことは、今までより以上にサービスの低下なんかにつながらないと思っています。そういう形で進めていくことですが、まさに皆さん、みんな民間ですからね、民間の運営に我々がそういったものも取り入れてくれるように要望、指導していくということになると思っておりますので、そういう形はこれからも進めていきたいと思いますが、やっぱりどういう形が一番望まれるのかということになると、やはり何回行っても定額制というのは非常にいいのかなと思いますが、一方では、事業所にしてみれば、これもまたその対応というのはなかなか大変ではないかなという部分もございます。 したがいまして、その辺は今回のサービス体制の改正をできるだけ前へ進める形で取り組んでいただけるように、私どもとしても対応していかなければならないんではないかと、こう思っています。
○議長(斎藤秀雄君) 2番、入倉政盛君。
◆2番(入倉政盛君) もう一つお聞きしたいんですけれども、この24時間対応のサービス事業をやった場合、ただでさえ人材不足の中で、夜勤の担い手の確保も難しいと思います。そのほか、人員などの基準はここには示されていないわけですよね、この改正の中には。重度の高齢者の在宅生活を十分保障されるような体制ができているかどうか、これは町は一生懸命やっているのはよくわかりますけれども、なるべくそういうことのないよう、十分に体制をとっていただきたいと思います。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) これは、やはり事業を展開していく上には持続可能な事業所にしていかなければなりませんから、そういう部分も考えてもらわなければならないでしょうし、なかなか難しいところではあろうかと思いますが、やはり地域要望にこたえた形でどう対応していくかということだろうと思っております。 したがって、人員につきましても、きのう来も申し上げておりますが、働く場所がないんじゃなくて、働くことを、働く職種を要するに選んでもらわないで、みんながそれに働く場所として協力してもらうということでなければ、今後もなかなか埋まらないだろうと思うんですよ。よそから他の市町村から来てもらうんでは、それだけの旅費がかかるとか、そういうこともございますから。これは、4事業所が3月25日に、こうしたことの事業内容を住民を対象にして、町公民館で説明会ではございませんが、講師を呼んで、今現在やっているところの皆さんの基調講演の後で、自分たちのやろうとする事業紹介をやるそうでございますから、ぜひひとつ出席してみていただきたいと、こう思っております。
○議長(斎藤秀雄君) 2番、入倉政盛君。
◆2番(入倉政盛君) 次に、介護職員のたんの吸引のことに関してちょっとお聞きしますけれども、これは、この医療行為を町の介護職員がやるということはやはり重大な問題を含んでいると思うんですよね。これは、従来は看護師とか医者さんとか、特例としては認められてきましたけれども介護福祉士とか研修を受けた介護職員に医療行為が、もう解禁されたというような状態になると思うんですよ。 今後、法律は変えなくても、介護職員が行う医療行為の範囲を拡大することができるようになったということで、専門教育を受けた有資格の、こういう医療行為を他の職種に肩代わりさせることはやはりそこに大きな問題があると思います。 だから、現場でも、医療従事者不足が、専門性がないことになる介護職に負わせることは、高齢者の命の安全につながると言われているんですけれども、この辺のところは、町長はどのようにお考えになっているんですか。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) ですから、先ほど来申し上げておりますように、ここはもう本当に看護師不足なわけですから、そういう点では非常に懸念しております。 ですけれども、町、病診連携で私どものほうは、そういった面で非常に連携も強めておりますから、事業所にもそういった部分も発揮、活用できるようなそういう形でもって取り組んでいただく、いわゆる本来の病診連携をさらに一層強めていただくしかないのではないかなと、こう思っております。 これは、国が言っているように街場の話にしているんじゃないですから。我がほうに沿った形で、ですから先ほど来申し上げているように、そういう形でもってこれからも前進させていくしかないんだなと思っております。 理想は非常にいいんですよ。私はこの国の改正だって決して悪いものではないと思っています。しかし、こういう私どものようなところまで、それが充実させられるかどうかというのは、これはもう甚だ頭の痛い話ですよね。そういう部分は、やっぱり我々が努力しなきゃならんだろうと。いかにこの介護対象となっている皆さんが、安心できる形をとっていくかというのは、最大限努力していくということしか、今の段階では言いようがないんではないかと、こう思っております。
○議長(斎藤秀雄君) 2番、入倉政盛君。
◆2番(入倉政盛君) 町長に反論するわけじゃないんですけれども、理想じゃないんですよね、現実でこの町でどれくらいできるかということを僕はお尋ねしているわけです。 それで、町長はそれに合った形でやると言っておられるわけですから。 それで、あと、4番目の財政安定化基金のことなんですけれども、端的に質問しますけれども、この介護給付準備金の基金ですけれども、現在どのくらい残っているのか、そして、この基金の取り崩しについて、ひとつお願いします。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 22年度末で1億1,600万余りでございます。これを相当程度投入して、保険料の抑制に努めようということでおります。
○議長(斎藤秀雄君) 2番、入倉政盛君。
◆2番(入倉政盛君) それで、この保険料の現行の値段というんですか、保険料額、あとこれは結局、どこまで引き下げるかわからないけれども、この介護事業策定委員会か何かに申し上げて相談されると思うんだけれども、引き下げの方向でやるということですかね。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 現行の値段はおわかりですか。現行の基準価格は幾らだかおわかりですか。
◆2番(入倉政盛君) 4,000……
◎町長(神田敏郎君) 500円でしょう。
◆2番(入倉政盛君) 500円ですね。
◎町長(神田敏郎君) それより上がるんですよ、上がる幅は大きいんです。大きいけれども、それをどこまで抑えられるかということなんです。そういうことでご理解ください。
○議長(斎藤秀雄君) 2番、入倉政盛君。
◆2番(入倉政盛君) 失礼しました。そのつもりで質問したんですけれども、大体、全国的に5,000円ぐらいまでというんだけれども、その500円の間の埋め合わせを今回の基金の取り崩しでできるかどうか、それをちょっと聞きたかったわけです。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 5,000円より上回るんじゃないですか、全国平均も。5,500円ですよ。全国平均だよ。だから、上回ると思います。全国平均並みにしようと。だからはるかに多いんですよ。 そんなことで、今おりますので、条例改正の皆さんのご説明のときはより詳しく説明させていただきます。
○議長(斎藤秀雄君) 2番、入倉政盛君。
◆2番(入倉政盛君) 大体質問しましたので、最後、町長にお願いするということで、低所得者の負担軽減は今、急務になっているんですね。 それで、介護現場の人材不足は引き続き深刻な状態ですけれども、介護労働者の処遇改善など、今回の法改定で利用者、家族、関係者が求めたことは、重い介護保険料や利用者負担に、利用控えとか、実態にそぐわない介護認定や利用限度、深刻な施設不足と待機者などの増加など、高い保険料を払い続けても必要な介護を受けることができない方もおられるわけですけれども、介護労働者の労働条件を改善し、高齢者が安心して暮らせる介護制度にすることを要望いたしまして、私の一般質問を終わります。
○議長(斎藤秀雄君) 以上で2番、入倉政盛君の一般質問を終わります。 審議の途中でありますが、ただいまから昼食休憩とし、午後1時より再開いたします。
△休憩 午後0時01分
△再開 午後1時00分
○議長(斎藤秀雄君) 昼食休憩を閉じ、会議を再開いたします。 一般質問の終わっていない方から順次発言を許します。
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△宮澤勝見君
○議長(斎藤秀雄君) 16番、宮澤勝見君。 〔16番 宮澤勝見君登壇〕
◆16番(宮澤勝見君) 今回は、雪の全般ということで通告書を出しております。今回、ここ二、三日前までは、本当に恨みつらみをこの場でもと思ったら、穏やかになってしまって、本当にのど元過ぎれば何とやらで、そんな今状況だと思うんですが、とにかく、ここに書いてあるように、この地からそういう雪にまつわるいろんなことは終わりがないんだということをまず念頭に置いた中で、今年の反省をもって来年に備えるという意味から質問をさせていただきますが、まず、平成18年以来の豪雪でありました。その対処、対応に当たりましては、町長以下、職員の皆さんが本当に大きな努力で、まあまあ大過なくきょうまで来られました。そのことに対しては深く感謝を申し上げるところでございます。 その中で、今回けがをされました、あるいは家屋が被災された、その皆さん、そして今回、この排雪、除雪に関しましては、多くの町民が大きな労苦をされました。そのことに対しましても、お見舞いと心からのねぎらいを申し上げたいと思っております。 それで、通告には書いてあるんですが、順を追って申し上げたいと思いますが、先ほど……、何ですか。
○議長(斎藤秀雄君) 立ってください。
◆16番(宮澤勝見君) 立ってやるんですか。余り長い時間だから……、みんな座ってんじゃなかったっけか。ああ、まだ1回終わってないからね。 それで、先ほど各議員のほうに答弁があって、重複する部分はわかりましたので、そのまま答弁のほう抜いても結構であります。 それから、この通告書の裏のほうで、ちょっと見てください。 三川の直営は住民からの苦情はないって、これは全く間違った文言なんで、三川の直営というのはほとんど仕事をやっていないので、スキー場程度の除雪くらいで、それはもう対象にならないんで、ここのところは、皆さんのほうで削除という形でもって認識をお願いしたいと思います。 それで、まず、読み上げていきますが、最高積雪量、各地の観測点はどれくらいであったか、総降雪量、これは町内で一番降ったところで結構ですので、お願いします。 それから、警戒対策本部の設置基準と日時、それから、豪雪対策本部の設置基準と日時。 それから、5番目、警戒対策時点の話は、全協での説明では、今回は町なかの排除雪をしないという説明であったんです。そこで私は、それはわかったと、でも、今、これ以上、こんなに降っているんだから、例えば豪雪対策になればできると思うけれども、それを待っていて、待っている間に雪がかさんで倒壊したら大変だから、それは広報のほうで流すようにと、そんなふうに全協の場では話をした経過があるんです。 その後、対策本部、警戒本部から対策本部を設置されました。そこで、私は、ここで5番目に、それはその全協で、説明時点で、今回は町なかの徐排雪をしない考えだというのは、やっぱりお金の問題なのかなということを、私は考えたんです。 ところが、雪も若干降り積もって、要するに豪雪対策本部を設置したと、もう当然それはやるんです、やったんです。しかし、そういうものにならなくても、恐らく町では、それはやるとは思っているんですが、たまたまあの時期、そういうちょっとした空間があったんで、心配したわけなんですが、私は当然、それは金がかかるから、幾らかでも除雪は除雪のほうで、何とか避けるところは、要するにやらなくていいところは、重複している道路は、まず除雪をしないべきだと、それでもって、費用を要するにかからないようにするべきだという観点から、今回、今7番目で申し上げているこの線。 この線を、重複しているし、除雪するには余りにも経費の無駄だと思っておりまして、これは私の地元であって、正直私の身内が除雪しているんです。でも、これは無駄は無駄。これはやっぱり、私は外すべきだというふうに考えているんです。 そこで、この延長線は、上川の支所に行って、延長線、例えば10キロあったと、その10キロを今回の時点でもって普通の地点で除雪をしたら、どれくらいかかるかという額を出してくれと、ここは特に大事だからということで、通告書に書いているんですが、その点も後でご答弁願いたいと思います。 それから、今度は8番目に行って、これは今度は要するに小学校、津川小学校から、早く言えば酒屋さんの角。6区あたりですか、第四銀行の裏あたり。そこから、ぐっと12区のほうまで流雪溝をやっているんです。これは、私今回、何回もとにかく暇なものですから、毎日のようにあちこち歩いて点検したんですが、行くと、とにかく水が少ないということが原因なんです。 そこで、建設課へ行って、なぜ少ないんだと、もっと水を上げればいいんではないかと言ったら、皆さんわかるかわからないかわかりませんが、津川小学校の前に床屋さんあるんです。そこを下って、文福から下らせてきた水が余計持って来れば床屋さんの前であふれると、そんな状況があって、いっぱい持ってくればあふれる、少なかったら雪が詰まって凍っちゃうという問題があって、そこで私は、何回見に行った後で考えたのは、コンクリートの角なんですよね。 みんな、コンクリートの角。もう水流も少ない、じゃ、それをいかにその雪を流すかという、そういう潤滑というか円滑というか、その方法を考えたら、小学校の、床屋さんの前の通りの向こう側から、2本で持ってきて、自然に分けてやれば力が加わって、これははけるなと、水も上がらないなという、そんな改良点、いわゆる今のプラスチックの塩ビ管ですか。それかアルミの部材でもって、何とか徐々に工夫をしていけば、少ない水で多く流れるかなということを考えついたんです。それは一遍にできませんが、そんなことを提案したいなと思っております。 それから、今度、今回私はさっき言ったように、全部、大体2回くらいは最低2回は回りました。あと何回も行くところはいっぱいあって、ほとんど見て、その都度各支所に、あそこはこうだああだと、嫌がられるとわかっているけれども、嫌がられるほど進言をしてきました。 そういう観点から、今回の除雪の中で、第1、要するに除雪、あるんです、第2、第3と。早朝は、第1というその関係でやっているんですが、これは朝の7時ころまでにはとにかく通さなければならない。それで、今度は2番目としての除雪は日中やるということでやってきたんですが、あちこちで、とにかく間に合わないと、間に合わないから何とかしてくださいという、あちこちへ行くとそんな話を聞きました。 これも、だから今後、こんな大雪はないと思いますが、今後雪が降ったらそういうこともあり得るということで、そのときの対応を町のほうですべきだなと、そんなふうに考えております。 それから、ここで私は通告はしていないんですが、一つは除雪中に交差点で、運転手が県道から町道に入っていって、バックして県道に来る。そのときに、その助手がおりないでいるって、通りかかった車が危険な目に遭ったんでしょうね。私が一般質問すると言ったら、そのことをぜひ言ってくれというお話がありましたので、それもやっぱり、あの寒いときに出るのは嫌なんだけれども、そういう場に遭遇したら、これは助手がおりて、一応安全を確認するという、そういうことを町のほうからの除雪会議でも結構ですが、今度徹底した指導をやってもらいたいと、そんなふうに思っております。 それからもう1点は、今回、先ほど町長からも話ありましたが、除雪の賃金。本当に、それこそ年金暮らしの家庭でもって、1万8,000円も2万も、1人ですよ、そういう金をとられたって。だんだんエスカレートしてとめどないって、そういうものを何とか統一できないものなのかという相談も受けました。 そんなことでこれはやっぱり、それこそ弱みにつけ込んだ便乗値上げみたいなものは、とにかくやめさせると、町でもってきちんと音頭をとって、それこそ協定をやってもらいたい。 そんなことを、まずこの場で申し上げて、町長から答弁伺った上で、また再三再四、再四までいきませんが、質問していきますので、お願いします。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、宮澤議員さんにお答えしてまいりますが、大変豪雪によって、これは降っている最中は大変恨みつらみは宮澤議員も言いたかったでしょうし、私も言いたいぐらいに、大変でした。しかし、そんなことを言っていて、事は済む話ではありませんので、十分、ひとつ対応していこうということで、冷静に立ち返り、皆さんからご協力をいただいたということでございますし、また、宮澤議員さんも本当によく町内を回ってくださったことには敬意を表したいと思います。 来年からは、見回りの役をひとつ引き受けてもらおうかと思います。そのぐらいに、よくやっていただきましたが、持論と、またこれは宮澤議員の持論と、私どもがやっぱり公として取り組む場合のこれは、どうしてもまたその部分はご理解をしていただかなければならないところは、してもらわなきゃならない。 あるいは、早急にすぐ今やれといっても、できない部分もあるでしょうし、これは長い目で、やはりやっていかなければならないんではないかと、しかし、長い目とはいいながらも、新しい町7年目になったわけでありますし、それぞれの合併以前の町村には、除雪のそれぞれの長い歴史がありまして、そういう慣行も引き継いできたことも、また事実でありますので、こういう点は改めるべきは改めていかなければならないんではないか。あるいは、今の時代のニーズに合わせた形でやっていくということではなかろうかなと、こんなふうに思っているところでもあります。 そういうことで、私も前段申し上げて、ひとつご理解を賜るべく、また答弁をしてまいりたいと、かように思います。 まず初めに、各地域の観測点における最高積雪量でございましたけれども、2月10日、鹿瀬支所で190、三川支所で175、福取で、これは福取2月12日、242、芦沢、2月2日で186、丸渕、2月10日で226、綱木が2月10日で262と、一番最高の降雪量でなかったかと、こう思っております。降雪というか、積雪ですね。 2点目の総降雪でございますが、町直営の観測地点であります鹿瀬支所では837センチ、8メートル37、国が観測している福取では11メートル83、1,183。上綱木では1,082、10メートル82。丸渕では、10メートル69、1,069センチということでございました。 3点目の警戒対策本部の設置基準でございますが、これは災害警戒本部を、あの降雪状況を見ながら、とにかく他の市町村でもそうでしたけれども、この近辺ではございませんけれども、下越ではないんですよ。下越では我が町ばかりですから。 そういうことで、本当は関川なんかもあってもよさそうなものなんですが、下越では私どもだけでありますが、魚沼、上越、長岡からあの辺につきましては、もう既に警戒本部から対策本部になっているところもあったかと思いますが、二次体制として、まず発生する雪害のおそれもある、いわゆる豪雪対策をしていかなければならんと、雪おろしを含めてですね。除雪体制も含めて、やっていくというようなことから、もうこれは雨と違いますから、降っている状況からして、もうすぐ判断をしていって、また予報状況を見ても、なお降り続くという体制でありましたので、警戒本部を設置いたしました。 今冬にあっては、阿賀町の指定観測所6カ所のうち、福取、綱木、丸渕の3観測所で2メートルを超えるおそれがあって、気象予報におきましても、その後の降雪がさらに見込まれるというのが、今申し上げたとおりで、1月31日の3時に警戒対策本部にしようということで、設置したわけであります。 4点目の豪雪対策本部は、もう町内に大規模なというか、災害救助法の適用がもうなりましたので、津川地域と上川地域ですね。これに合わせる形もございまして、災害救助法の適用、そういうようなことで、地域防災計画の定めるところによって、対策本部を設置したということでございます。 今冬の豪雪では、2月4日午前9時現在において、指定観測所の福取、綱木において2メートルを超え、また、丸渕においても即日2メートルに達することが確実であったことから、災害救助法の適用を受けることもほぼ確定しておりましたので、そしてまた、要援護世帯に対しましても、雪おろしが必須になったことを受けまして、2月4日正午に豪雪対策本部に切りかえ、設置したところであります。 一斉雪おろしについてでございますけれども、商店街の一斉除雪と、豪雪災害適用とは、財政面においては直接の関係はございません。財政的なことではございませんし、ご案内のとおり、新潟県も国も、心置きなく除雪はやってくれということですから、それをよりどころにしながら、こっちもできる限りのことはやろうという思いでおりましたので、財政的にどうだこうだというものではございません。その点はひとつ。 これからの、また特別交付税の支給とか、交付とか、そういうものに期待をしているわけでありますが、既にそういう部分で前倒しで交付されているということを、皆さんご案内のとおりでございますので。 そして、この一斉雪おろしにつきましては、当該地の屋根の積雪状況、適宜パトロールしながら、あわせて中期的な降雪予想も勘案いたしまして、いろいろ事情もあるんですね。町内の事情もございましたので、町内の皆さんとの協議によって、2月9日からということに、私は即日やってほしいぐらいに思っていたんですが、やはりいろいろな準備、それから県道ですから、排雪の上においては、県道の交通規制も必要になります。 そういう手続等もございまして、2月9日に決定した次第でございますので、皆さんの全協のときにやる予定はございませんなんて言わなければよかったものを、それ以上降らないかと思ったのかね。私は、もう一斉雪おろしはやらなきゃならんとは思っておりましたので、そういう話ではございませんでしたので、その辺もひとつご理解いただきたいと思っております。 それから、6点目の重複路線の除雪については、確かに除雪経費の、これは今ほど申し上げたこととは相反するんですけれども、経費負担は確かに大きくなってはおります。おりますけれども、合併以前より行っている路線というようなこともあって、これまでも継続してきたわけでありますから、皆さんが結構だよと言ってくださる、地域の皆さんが言ってくださるのであれば、それに越したことはございません。 しかし、なかなか既得権というものは、これを断ち切るというのは、なかなか面倒なんでして、私どももここの部分で、新しい道路ができて、この部分が通行がより多くなって、こっちはもう、ある意味においては冬場閉鎖してもといっても、なかなか、いやこっちも通る場合もあるんだというようなこともございますので、これを即やめるというようなものではございませんが、そういった従前の経緯を踏まえながら対応してきたわけでありますから、もうこの辺で、私も今年の除雪会議は後、ある意味においては見直す必要もあるんではないかと、よりこれは一種路線、二種路線、その他路線も含めて、場合によっては二種を一種に格上げする、一種の役目を果たした分は二種に落とすというようなこともあってしかるべきだろうというふうに思っております。 まさに考え方としては、同じことではないかと思います。ということで、かなりやはり地域要望にこたえているということで、ひとつお考えいただきたいと思います。 それから、提案されております除雪路線の町道岩井田線、芹田線、小山線、広沢長木線、作業道の5路線については、直営及び3業者への請負委託で行っており、合計延長は5.1キロです。 除雪に伴う費用、2月末現在で689時間、1,034万3,000円となっております。なお、除雪時間及び費用につきましては、各除雪車両は複数路線の除雪を行っておりますことから、除雪延長による案分で算出もさせていただいております。 町なかの流雪溝対策。これは、私も頭の痛いところで、水がないことには、これはもう以前から話し合っているんですが、これは冬場ばかりじゃないんですよ。いわば、降雪期でない、いわゆる春先から降雪期までの間の排水ですね。これらについても非常に要望が強くて、あれは時間的に配分しながら、片側交通ではないけれども、片側流水をしているというようなことにも配慮して、地域の区長さんとも相談しながらやってきているというのが現実でございます。 水さえあれば何とかなるんだということで、あの水は利用できないか、この辺のところで水は出ないかというようなことで、検討させておりますけれども、今、現実には非常に苦労しているところでございますので、いずれにいたしましても、何とかこれは衛生面からも、流雪溝兼排水溝、それの解決をしてやっていきたいなというふうに思っているところでございます。 姥堂川の水も引いていくのが可能なのかどうかですね。あるいは、あそこの新しい道路のところに、ため池風になっていますけれども、ああいった水も時々に応じて利用できるものかどうか、そんなようなことをいろいろ現地も見たり、担当課長を初めて、いろいろ検討させているわけで、一緒に見たりもしているんですが、なかなか解決策にまで至っていないというのが現状でありますから、何とかその辺は解決していきたいと、こう思っております。 そして、それが町なかを通ることによれば、流雪溝として町なかの部分の側溝も機能すれば、あれほどに屋根雪の道路排雪をする手間も、多くは省けるんではないかと思われる部分もあるわけですね。そんなこともあわせ考えながら、やっていく必要があるんではないかなと、こう思っております。 直営による除雪対応でありますけれども、津川地域、上川地域、三川地域で行っています。津川地域では12名、上川では2名、三川では4名となっております。この人員につきましては、町村合併以前からの人員に変わりございません。 一種から三種まで、79.9キロメートルを実施しておりますけれども、日常の作業内容としては、早朝除雪の一種除雪、及びその後の二種、あるいは延長としまして15.1キロ、早朝除雪が行われない日は、町道の拡幅除雪や次回の除雪のための雪捨て場の確保などの作業を行っておりますし、一定期間、春先の部分も除雪をしてもらうという、春先の二種路線、その他路線、そういうところにもやってもらうと、要するに直営は、機動力も割合と機能的に動くという面もあったわけでありますから、そういう経緯をたどって、現在に至っているわけでありますから、今ご指摘いただいたことについては、これは今後の課題でもあろうかと、こう思っております。 委託料の軽減とか、そんなものではございませんで、いわばあそこの部分の除雪、ここの部分の除雪というようなことで、非常に機動的に使えるということもあった。先ほどもお話ございましたように、三川地域の場合は、例えばスキー場からの下り線を主として、朝早くやるとか、これはもう非常に早い時間でやるというようなこともございまして、あそこに泊まり込んでやっていたということでございますから、そういう経緯もあったということであります。 この辺は、ひとつご指摘のように十分検討させていただきたいと、かように思っておりますし、先ほど来、恨みつらみも解けたから、来年の除雪体制に十分生かせということでありますから、すべて生かせるかどうかというのは別ですけれども、それに対応して、取り組んでいきたいと、かように思っていることでひとつ答弁とさせていただきます。 それから、最後に交差点での助手ですね。これは、除雪会議の際も、皆さんに全部手渡しているわけですから、この点については、それこそ事故につながったりすればこれは大変な話でございますので、改めてこの辺は、十分、ひとつやらせていただきたいと思っているところであります。 〔「あともう1点は、賃金の関係」と言う人あり〕
◎町長(神田敏郎君) そうですね、除雪賃金、これ大工さんとまた建設業者さんでも違うんですね。それと、また使い勝手のいい、それぞれの個人の都合で使ってというか、お願いしているという部分もあるものですから、できれば統一したのでやってもらえれば、あるいは少なくとも人手を頼まなければやれないというところの世帯、こういう方々についての部分でどうあればいいのかというのは、やはり業者の皆さんとも十分詰めて、やっていく必要があるのかなと。 結局、公がこれにしなさいと言った、あと足りない分はこっちで見てくれんかとなりかねませんので、待機と同じですよ。そういうようなこともございますし、これ、大工さんもそうなんですけれども、皆さんやっぱり、長年もうこの人に自分の家の周りはお願いしてきているということになると、よそからは頼みにくいものですからね。 そういうようなことで、それぞれの家族、家庭のご都合もあるようであります。しかし、最も皆さんが納得いかれるようなことで、ある意味では調整ができるものであれば、それに越したことはないわけでありますから、今後の課題とさせていただきたいと、かように思うところでございます。 こんなに人手がなくて、もう頼まれても行かれないというところもあるわけでございますので、しかし、こんなことが毎年、毎年続くわけではないでしょうが、やっぱり事そのときに至っては、なかなか解決し得ない問題でありますから、準備に準備を重ねるということは、それに越したことはないと思いますので、その辺は検討させていただきたい、こう思っております。 以上であります。
○議長(斎藤秀雄君) 16番、宮澤勝見君。
◆16番(宮澤勝見君) 今、町長からの答弁を聞きまして、おおむねはそれを覆してどうのこうのというところまでは、私、その域までの勉強もしていませんから、それはそのように受けとめてもらって、できる努力をしてもらいたいということで、理解をしてもらいたいと思っております。 そこで、さっき、金は関係ないと、排雪も除雪も金は関係なくやるんだというお話ありました。そうであったら、もっと、とにかく安心・安全ということを言っておきながら、心配させて、そういう悩ませてさせるよりも、もっと早目に手を打てば、それこそさっき言った住民の苦労は、もっと少なくできたかなと思う関係から、来年からはもうちょっと早目に手を打って、もういいことは早くやるんだという、そういうことを心がけていただきたいと、そんなふうに思っております。 それから、除雪路線を、私縮小してくれと、この路線は除雪を廃止してくれと言ったのは、たしか今言ったお金、それだけのお金がかかっているわけね。町長は、それはなかなか今までのそういうもともとのものがあって、なかなか覆すわけにいかないと言うけれども、広瀬と温泉館。あれ、ずっとやってたんですよ。それが去年あたりからやっていない。そんなに苦情来ないでしょう、町のほうへ。 〔「来ないですよ、はい」と言う人あり〕
◆16番(宮澤勝見君) だから、来ないと思っているんですよ。だから、皆さんはやっぱり住民本位というのはわかっています。住民に怒られると、それは区長に言われると、切ないところもある。それはやっぱり、ある程度勇気を出して、とにかくそういうきちっとね、やると。今回は、ここはこういう関係で、幾らも通らない、そんな関係でこれからはお金が入ってこなくなる。そんな関係上、今からその準備をやっていきたいと思うから、ここは廃止をさせてくれと、そんなことでやっていけばいいと思うんです。 本当に、一冬何人あそこを使うかと、今の道路。それから、部須沢と今のペレット工場までの間。あれ林道ですよね。 〔「そうか、林道だね。林道ですね」と言う人あり〕
◆16番(宮澤勝見君) 林道は三種ですよね。三種。 〔「そうそう」と言う人あり〕
◆16番(宮澤勝見君) だから町長言ったのとちょっと合わないなと、それは町長は、それは以前のものですよ。上川時代ですから、それは上川時代でもって、それこそ三種なんだけれども、一種程度にとにかく格上げしてさせたかもしれないけれども、今現在は林道であって、三種ですよね。 そんな点も考慮すれば、そんなところは、とにかく一時引いてから、余裕できてから直営でやるんだという、そんなことが一番いいのかなと、そんなふうに思っております。 それから、町なかの向こうの流雪溝関係なんですが、これはさっき言ったように、私は水がなくて、雪を流すためにそういう施工方法を提言したんですが、水があればそれやらなくても十分なんだけれども、その水の量を何とかならないかということで、姥堂川の上流行って水の量見たり、それから、今、高速道路のちょっと払川方面に行ったところでポンプ場あるんです。それ奥田を通って、それから消防署通って、それから田町まで来て、姥堂川に出るという線1本。 それから、旧町道の姥堂橋の田町の、そこから100メートルくらい上流でポンプがあって、それを文福の前まで上げていって、そこから下らかせてその床屋さんのほうにぶつけて、そこでぶうっと分かれさせる。 それで、仕切り板といって、おもちゃみたいな仕切り板なんですよ。あんなもので仕切って、それでみんな今度水も来ないのに雪を入れたり、何か曜日とか時間あるんですが、みんなルール守っていないんですよね。それも指導の関係で、担当のほうからきちっと守ってくれと、そうすれば流れるんだということを教えないとだめなんで、そのあたりもよく考えてもらいたいと思っております。 それで、水の量は冬場は少なくて、ポンプ2つも3つも使ったら、今度ポンプ、エア吸って、どっちもだめだよという関係も出てくるので、そこで、今のセブンイレブンの裏側の田んぼあるために、畑直しできて、今現状あるんです。それはあの辺田んぼありますよね。 それから、もう一つは待堰って言って、今の高速道路の上がり口のところで、中段に今こう跡見えるんですよ。堰の跡。それは待堰って言って、議長の話では、高速道路の入り口から反対側の姿三四郎の銅像、あそこまで渡っていって、そこから町側のほうへもう路線は、水路は通っているって。 ところが、建設課といろいろ見せてもらったら、高低差が10メートルもあってそれは上がらないと、でも最終的にはポンプは壊れる。いずれ更新するときが来る。それと、だからその自然の水を持ってきて、もっと高いところでアップしたら、ポンプは要らなくて上がるという、そういうこともあるんで、今後の考え方としてはそういうこと。 それからもう一つは、方丈堤って49号バイパスの手前で堤あるんですが、あれを使えば、あんなもの半日も持ちませんよ。あそこにどんどん水を入れながらやるんだけれども、その自然水も来ないということで、そんなことで、とにかく全町民が平等に、この雪の上で、平等にその心配を同じにするような、そして、ああよかったなというものも同じにするような行政、それはさっき言ったように、それは理想じゃないかと言うけれども、建設課の平成24年度の結局、建設予算の除雪、排雪の費用の中のうたい文句、最終的には産業振興と、それから住民生活の安定を図ると。 私は、その安定というのは、よく安心・安全・安定というのはセットというふうに見ているんですが、私は安定は、安心・安全の究極の到達点、成熟点かなと思っているんで、そこまでは努力をするという点で、一生懸命頑張ってもらいたいなと、そんなふうに思っております。 後は、さっき……。 〔「一問一答」と言う人あり〕
◆16番(宮澤勝見君) 一問一答で、じゃ、ここで終わるから、まあまあ、いいから。私も忙しいから。 それで、賃金のほう。大工さんと、だから普通の人。町長は、大工さんはって、大工さんは1万8,000円も2万でもいいですよ。普通の人が、さっき私言ったように、便乗値上げなんですよね。 だから、便乗値上げをしないように、そういうものをきちっと振り分けて、協定をして、効果あるかないかは別として、そういうものを出すということが、住民の心配を少しでも和らげるものじゃないかなと、そんなふうに思って質問しました。 全体の答弁をお願いします。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 大体は考え方は同じでありますから、それはいいんですが、決して金があるから、金は心配ないからどこの家屋もやるんだという話ではございませんから、限りはあるんですよ。限りはあるけれども、除雪に対してはとにかく日常生活に困ることのないように、心置きなくやってくださいというのは、それぞれ国も県も言っているわけです。 じゃ、全部金出してくれるかといえば、そうでもないんですよ。やっぱりちゃんとチェックされるところはチェックされますから。なかなか、これだけかかりました、さあというわけにはいきません。 ですから、そういう点では大変厳しいものは変わりはないんですが、可能な限りこういう事態、こういう冬の特殊な事態は、我々は本当に皆さんの、それこそ、すべて同じということは理想でしょうけれども、可能な限り利便性を高めていくと、冬場であっても利便性が損なわれないようにということで努力はしていきたいし、今までもやってきているということは、ひとつご理解いただきたいと思います。 いろいろ提案もされましたが、確かに今の流雪溝の問題については、あの分ける板は、あれはむしろ今の時期でないときに、向こうへ流す、こっちへ流すというものなんです。 また、決してあそこで水があるからすぐに持ってこいなんていったって、到底できる話でないのもあるわけですから、よりよい方法を考えて、もう少し町なかがきれいになるっていいますか、においもないような、そういうことにしたいというのは、もう以前からの考えなんですよ。 なかなか水が得られないということで、今ご提案いただいたようなことは、私も考え、町のそういう経験している人からも、こうだ、どうだろうと言ったら、そんなのだめださと言われたりしているんですが、そういうこともいろいろ参考にしながら、よりよい方向を探りたいということでは考えは一致しておりますから、しかも、今の除排雪の関係の路線関係につきましても、十分見直していきたい。 ただ、今林道のやつですね。あそこは町がつくっている施設の関係もあったわけですから、そういうことで今年は当然ですし、これはやっぱりいずれ公共施設があるわけですから、町道化しなきゃならんだろうと、こう思っております。 そんなこともまたご理解いただきたいと思いますが、大体そんなものでよろしいでしょうか。
◆16番(宮澤勝見君) はい。
◎町長(神田敏郎君) ということで、ひとつご理解いただきたいと思います。
○議長(斎藤秀雄君) 16番、宮澤勝見君。
◆16番(宮澤勝見君) 以上で終わります。ありがとうございました。
○議長(斎藤秀雄君) 以上で16番、宮澤勝見君の一般質問を終わります。
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△伊藤武一君
○議長(斎藤秀雄君) 次に、10番、伊藤武一君。 〔10番 伊藤武一君登壇〕
◆10番(伊藤武一君) それでは、町政をただすということで質問させていただきます。 私は、先般に続きましてペレット製造施設の運営についてということで、質問させていただきます。 (1)番には、先般、町長、おれの声小さいと言われたから、ちょっと大きい声出しますね。町は、阿賀町ウッドと契約された契約内容の詳細について、まだ我々のところに届いておらないというようなことで、この件についてお聞かせいただきたい。 それから、②にいたしましては、業務内容について、町からの委託事業で、バイオマス燃料製造施設、事務所及びその附帯施設の維持管理とありますが、どういう管理のやり方をとるのか。これらについて、お尋ねをいたしたいと思います。 また、次に、カーボンオフセットということで、先般もお話をしたんですけれども、これは収入から支出までの流れというようなことで、恐らくこの収入については、金がさも少ないというようなことで、基金とかそういうものに蓄えて、そうして、それらの中から使えるんじゃないかと、かように思うわけですけれども、これらの流れについてもお聞かせをいただきたいというようなことで、ほんの短い質問なんですけれども、よろしくお願いします。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) いろいろ、この木質バイオマス燃料等の製造施設の運営につきましては、皆さんとご議論をさせていただいて、プロポーザルによって、またこういうふうな形、今、委託といいますか、そういう形をとってきたということは、ご承知いただいていると思っておりますけれども、中身の問題でもございますので、もう少しちゃんとして申し上げたいと思いますし、また機会あるごとに、納得のいくようにしていきたいと、かように思います。 内容といたしまして、施設の目的というのは、間伐材を原料として木質バイオマス燃料等製造施設でペレットを製造し、公共施設等の--公共施設等ですから、民間も含めるわけですが--木質燃料ボイラーへの安定的に供給することによって、町内の森林整備の促進あるいは林業全般の活性化、新たな雇用の創出ということをうたい文句にしてきているわけでありますから、まさにそういった意味におきましては、町の活性化の一助となるようにということで、皆さんに申し上げてきているとおりでございます。 業務名は、一応この施設の管理運営ということで、契約内容はなっておりますし、業務の内容につきましては、現在の場所で、九島マコノ浦229番地、あと枝番がございますけれども、代表番号としてはそのぐらいであります。 敷地面積は、あの場所は1万3,180平方余りでございます。 施設は製造施設1棟、鉄骨づくりで延べ面積で1,220平方でございます。事務所1棟、これは3階建て、一応下の部分を入れまして、立ち上がりの部分を入れまして、3階というような形になっておりますから、157.84でございます。 委託期間は、当然、今試作段階でもございます。これから本格稼働に行くまでの間の、今現在やっているのは24年、本年の3月31日までということでございまして、それまでの準備をしてもらったわけでありますから、現段階ではそのような形になっているわけであります。 業務内容といたしましては、木質バイオマスの製造施設、事務所、附帯施設の運営、維持管理あるいは製造施設までの原材料の運搬、あとはこれ以外の業務を遂行するために必要となる業務と、そしてまた、提出書類等報告等につきましては、いわゆる町に受託者は業務の各種届あるいは業務計画表、業務の履行届、維持管理状況、管理運営状況、その他必要に応じて町が求めるものと、あるいは受託者は今度は施設内または業務中において事故、これは人身事故等いろいろなことでございますけれども、大きな事故にかかったようなこと、あるいは施設の全部または一部を休止する場合が生じた場合、あるいはその他業務に支障を及ぼす事態が生じた場合には、これは受託者は速やかに町に報告する義務を負わせております。 施設、設備、物品等の使用及び区分というのは、町が所有する施設、設備、物品等と使用ということで、今までいろいろ機械、器具等をその都度予算を通して、皆さんにお願いをしてきたところでありますが、こういったもの。 受託者が調達するものにつきましては、業務に必要な被服あるいは日常作業に必要な消耗品、事務用品あるいは事務用備品と、また、これ以外でも当然受託者が調達することが適当であると認められるもの、それらを自分でやるということであります。 収入の区分につきましては、負担する費用、収入の区分は、製造施設においてペレットを売却した収入は受託者のするもの、あるいは23年度製造の木質ペレット試作品は町が所有すると、町が予定する木質ペレットの製造計画に支障がない範囲で、製造施設を活用して得た収入は、これはいわゆる受託者が創意工夫に基づいて、そこで発生するものについては受託者のものとすると、木質ペレットの販売単価については、町内の普及等も考慮した上で、十分、町と協議をした上で設定するというようなことになっております。 また、町が負担する費用の区分といたしましては、製造施設及び事務所に係る災害保険ね。いわゆる家屋の保険、あるいはユニック付4トントラックフォークリフト、この重車両等の損害保険、これらにつきましては町が負担すると、それ以外のものについては受託者が当然負担していく。 立ち入り検査につきましては、町は必要に応じて施設、物品、各種帳簿等の立ち入り検査を行う。 製造施設オペレーターに係る人材育成、これは今年のこの場合に限ってですが、雇用促進、緊急雇用でやっている部分については、町が当然面倒を見ているということで、ご理解いただきたいと思います。 これは、施設竣工を含めて、こういった形でもって契約をしているということで、ご理解をいただきたいと思います。 2つ目の指定管理者制度の運営を行うについての質問でございますけれども、私どもは公の施設の、いわゆる自治法244条に規定する公の施設としては該当しないものという認識でおります。 当然に、96条の第1項第1号で、いわゆる長期独占使用というのは、こういうことを言うのではなくて、例えば文化福祉会館におけるステージをある劇団が長期的に使用すると、独占使用するというような場合にこれが該当することであって、特別にこの施設については製造であり、製造施設であって、いわば不特定多数の者がそれぞれに利用するというようなものではございませんので、ただ、こういったものは補助金を導入したりして建設するわけでありますから、設置する条例というのは、どうしても必要なんですね。個別法によって、あるいは個別の補助対応にするには、こういうふうなことで設置したと、それは議会の同意も得ておりますねと、こういうことが条件になっておるわけですから、そういうものを含めて、皆さんに設置条例をお願いすると、こういうことでございます。 したがって、指定管理者制度にはなじまないということで、ご理解いただきたいと思っております。これは、244条で規定する公の施設というのは、住民の福祉の増進あるいは住民が直接利用するというようなことであって、こういう官公施設で、不特定多数とはいいながらも収益事務をやるとか、そういうものについてまで該当するものではございません。そういうことで、ひとつご理解いただきたいと思います。 まして、委託料、指定管理料も払うわけではございませんから、これは県の行政担当者からもそれは該当しませんというようなことで回答もいただいております。 そういうことで、これからも適宜、適切に皆さんにご報告を申し上げながら、そして改善すべき点は改善しながら、よりこの事業が阿賀町の活性化に大いに役立つ、あるいは森林整備といった、いわば地元産業として成長するか否かということにはかけておりますので、皆さんからも、大いにひとつご指導ご鞭撻のほど、お願い申し上げたいと、かように思う次第でございます。 次に、カーボンオフセット関係でございますが、オフセットクレジットには、国内クレジットのように販売先が決まっていて、CO2の削減量に伴う金額収入となるシステムと、「阿賀悠久の森」クレジットのように、購入する相手と売買契約を結び、収入を得るシステムがございます。 これらクレジットの販売収入に関しましては、ある程度の額が確保できましたなら、基金化するなどの措置を講じまして、森林整備に関する施策の財源に充てていきたいというふうに思っております。 これは前々から申し上げているように、例えば間伐をする社が、当然に負担金が要るわけでありますが、こういうものに、まだ決めてはいませんよ、こういうものに充当することによって、間伐の促進が図られる、いわゆる森林整備が進むんではないかということの一端にもしていきたいという思いも持っているわけでございますから、いずれにいたしましても、基金化が一番いいのではないかなというふうに思っております。 現在の状況でありますけれども、国内クレジットにつきましては、株式会社丸紅と契約しております。津川小学校のペレットボイラーによるCO2削減量に伴いますクレジットでは、現段階で11万7,000円と、現在申請中であります今年度整備をいたしました清川高原保養センターのペレットボイラーによるクレジットで50万4,000円の、合計62万1,000円を予定しております。 今後、整備を予定しています施設におきましても、同様に取り組んでまいりたいと考えております。 一方、「阿賀悠久の森」クレジットにつきましては、県内企業3社に、合計で34トンほど売却が決まっております。61万2,000円の収入がございます。販売促進のための活動といたしましては、2月1日に県主催のカーボンオフセットセミナーにおいて、県内企業など約200名の参加の中、町のプロジェクトの取り組みを発表させていただきました。 この3月7日に東京都で開催された、環境省主催のカーボン・マーケットEXPOに参加し、国内企業に広くPRをしてまいったところでございます。 今後も、新潟県と連携を図りながら、全国的な情報収集と積極的な営業活動、販売活動を行ってまいりたいと、地元企業にも購入を働きかけてまいりたいというふうに考えているところでございます。 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(斎藤秀雄君) 10番、伊藤武一君。
◆10番(伊藤武一君) 後半につきましては、先般、質問した内容とほとんど答弁がなっておりますので、この点につきましては、前の質問で承知しております。 私、この質問をするに当たっては、なぜかというと、このペレット事業については何かの条例もない、規則もない、それから契約されたその契約書も紹介されていない。ただ、今現在、製造しているというようなことで、我々には何もわからない中で、ひとり歩きしているんじゃないかというような感じを受けたんですよ。 それで、今回、提案されて、条例もされたというようなことで載っていますんですけれども、本来であれば、私どもが契約した内容とか、そういうものを知らなければならないんですね。私たちが、そういうものを知らない中で、町民とこれは何だと言われても、じゃ、契約はどうなっているんだと言われてもわからない。 だから、契約されました、それは3月31日までです、その後はどうなるんですかというところまで聞いていなかったんですよね。今初めて、それは3月、4月からというようなことでですね。 そういうものを、おくれたものについて、町長、おくれたんじゃなくて、私がおくれたと思っているんですが、その点については、町長どう思いますか。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 十分、皆さんからご議論をいただき、またご指摘をいただく中で進めてきたというふうに思っておりましたけれども、今、この条例提案も、私は設置する前に本来であればできるわけですが、まさに新たなものですから、なかなか条例って、本来は、公の施設の例えば設置であれば、設置だけでいいんですよ。ここ何番地にどういう目的の事業でどういう施設整備をしますという設置条例であれば、いわば補助金の対象になるわけでありますから。 しかし、これまでもそうであるように、それで全部管理業務からすっかり流れを盛り込んでやってきているものですから、そういうことでは決まっていなかった部分も当然ございましたので、おくれたという認識です。 もっとやっぱり、ちゃんと何回も何回も、皆さんとの会合を重ねるべきであったというふうに思います。その点については、おわび申し上げたいと思います。十分、ひとつこの趣旨徹底を図るべきだったというふうに思っておりますが、ひとりよがりでございました。そういう点についてはおわび申し上げたいと思います。
○議長(斎藤秀雄君) 10番、伊藤武一君。
◆10番(伊藤武一君) それはその中で、3月31日に一応契約切れると、そうして新たに契約をするというんですけれども、恐らく契約するというと同じ業者になると、私は思います。 そうすると、これは長期的にというお話が、長期、長い間契約する。 〔「ではないです、今のところね」と言う人あり〕
◆10番(伊藤武一君) 24年度以降は、長期契約をする予定と言いましたよね。 〔「ええ」と言う人あり〕
◆10番(伊藤武一君) だから、一応長期契約することになるんでしょう。そういう腹づもりなんでしょう。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) これはそういう腹づもりでというよりは、皆さんにそこまでお知らせしていなかったということであれば、私は当面、この24年3月31日までということで、これはまさに試運転ですからね。試作をやっていくということで、本格稼働というのは24年からということは申し上げてきているわけで、そのためのプロポーザルをやったわけでありますから、これからは少なくとも、本来であればやっぱり長期的にやるのが一番いいんでしょうけれども、こういったまさに製造業でありますし、それから技術的なものも必要なわけですから、これを毎年毎年かえるなんて話ではございません。 そういった意味では、長期契約というのは、いわゆる法に抵触する、今決められている法に抵触するものではないということを、先ほど来申し上げたわけですね。指定管理と含めて。 ですけれども、こういった製造業の場合に、可能な限り改善も必要でしょうし、あるいはこの1年の中で、どのような不都合が出てくるのか、あるいはここは改善すべきというようなことがあるかもしれませんね。 そういうことになりますと、これは皆さんとご相談ですけれども、どの程度の長さにしていくのかと、できればこれは3年ぐらいの長さでやるのが一番いいわけでしょうから、毎年毎年やっていくというような代物ではございません。 ですからそれをも長期というのか、あるいは未来永劫やるのも長期でしょうし、そんなことではないだろうというふうに思っていますから、この辺は柔軟な対応で、また皆さんとご相談させていただきたいと、こう思っております。
○議長(斎藤秀雄君) 10番、伊藤武一君。
◆10番(伊藤武一君) 私は、だから長期って、永劫でもう永久的にやるのか。そういうことを聞きたかったんですよ。長期的にということは、我々の供給できる、永遠にやるのか、永劫とか、そういうことでやるのかというのかなと、私は思ったんですよね。だからそれを聞いたわけなんですよね。 それと、業務内容についてなんですけれども、この一番最初のペレットマス推進事業という中での業務内容ということは、これは何回もお話をして、聞いておりますので、これは結構なんですけれども、製造施設の事務所及びその附帯施設の運営維持管理と、こういうふうになっておりますけれども、先ほど町長が言ったんです、これも繰り返しますけれども、じゃ、維持管理費というものは、そういうものはないんだと、そういうふうに理解しましたですね。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 先ほど費用区分が出ましたけれども、あれ以外のものは払っていく予定はしておりません。ただし、これやっぱり成立、ちゃんと皆さんにもご理解いただきたいんですが、こういうベンチャー企業です。私はなるべくこれを成功させたいと思うんですよ。 この業者を成功させるとか、そんなんじゃないですよ。この事業を成功させたいと思っているわけですから、そういう部分で、いわば公が負担、つまり町が負担する中で、施設の不都合な部分あるいは機材、車両等の機材ですね、今導入している部分。これよりもこれのほうが必要だというようなものでは、また皆さんにお諮りしながら、そういう対応はしていかざるを得ない部分も出てくるだろうと、こういうふうには思っております。 しかしながら、今現在、その限りにおいては、今伊藤議員がおっしゃるような部分については、支払う予定はしてございません。こういう中で、契約にもなっておりません。そういうことでひとつご理解いただきたいと。
○議長(斎藤秀雄君) 10番、伊藤武一君。
◆10番(伊藤武一君) それと、施設、設備、物品等の使用及び、先ほど町長言われた調達区分の中のものについてお聞きいたしますけれども、事務所においては、どんな違いがあるのかわからないですけれども、事務所に付随する機械、器具、これらについても町で用意するということになっているんですけれども、事務所の機械ということは、私なんか余りわからない、まさかパソコンやそこらまで提供するということではないんですけれども、私の考えですと、クーラー果てから暖房の果てまで、これが機械として与えるのか、それについてお聞かせ、燃料には別といたしましても、それらまでも町で提供するのか、これについてお聞かせください。
○議長(斎藤秀雄君) 長谷川
農林商工課長。
◎
農林商工課長(長谷川辰英君) 今、細かい点までは、今、資料持ち合わせておりませんので説明できませんが、今現在貸与していますのは、ペレットストーブを貸与いたしております。
○議長(斎藤秀雄君) 10番、伊藤武一君。
◆10番(伊藤武一君) それは、だからペレットストーブをやるから、ペレットストーブを提供するということは、石油ストーブであれば石油ストーブ提供するのと同じことなんですよね。 だから、じゃ、今度は夏になったら事務所のクーラーも、そこまでも設置するのか。だから、ペレットとか何とかじゃなくて、そういう暖房器具から冷房器具、それらまでの事務所の中の設備まで町がやらなければならない、やるのかということを聞いているんです。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) いわゆる事務機器ですね。パソコンだとか、そういったこと、あるいはそういうようなことまではやるつもりはございませんし、あるいは本来であれば営業に係る部分。営業に係る、つまり事業に係る部分で、それが収益につながるための営業に係る機器ですね。そういったものは当然、自分でそろえるというのが普通なわけですから、それは常識的に考えられる範疇でやっていかなきゃならんでしょうね。 ましてやクーラーとかそういうものまでということと、事務所ですからクーラーがあってもいいのかなとは思いますけれども、その辺は今決めていないんでしょう。入っていないんでしょう。 〔「いや、クーラーも入っています」と言う人あり〕
◎町長(神田敏郎君) 入ってるの。終わってるの。クーラーは入っているそうでございます。そういうことだそうでございますから。
○議長(斎藤秀雄君) 10番、伊藤武一君。
◆10番(伊藤武一君) 私たちの公民館のクーラーでさえ与えられないんですよ。町の建物何ですよ、あれも。だから、私は聞くんです。そんな細かいことに歯は立てたくないんですけれどもね。 じゃ、我々の公民館の暖房器具とか、それらでさえ金払ってやってなくて、我々地元の人がみんな買ったりなんかしているんですよ。事業をする受注者が、それぐらいのことはね。 これ見ると、私は至れり尽くせり、これ以上のものはないというようなものにとれるんですよ。これからまた、先般質問したとおり、垂れ流しの水は、あれは違反なんですよ。それらについても、浄化設備をしなければならないんですよ。それらは避けては通れない設備なんです。避けて通れない設備と、なくてもよいような設備と、これは全く違うと思うんですよ。町長、どうですか。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 今、そのついている、当然使う費用ですね。使う費用については、当然事業者が払うことでしょうし、そういう点について、町の施設としてやっているからには、やはりそれなりの責任もあるわけでしょうから、必ずしもそれを優遇するとか、そんな感じではございませんし、今、ご指摘いただくようなことがあるとすれば、その辺はまた今後の問題としてはそういうことのないようにしていかなければならんでしょうから、十分、そういう点に配慮するようにさせていただきます。
○議長(斎藤秀雄君) 10番、伊藤武一君。
◆10番(伊藤武一君) 業務受託者が調達するものというものを、契約の中で書いてありますよね。契約というより何というか、その最初に決める。その中では、本当にだれが考えても、こんなもの載せる必要のないものまで載っているんですよ。業務に必要な被服とか、日常作業着とか消耗品とか、こんなの載せなくても、こんなの当然ですよ。 当然のものを書きながら、そういう皆さんが不審に思うようなものを契約書に載っていないって、それ自体がおかしいんじゃないですか。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) いや、そういうふうに言われればどこまでもあるでしょうけれども、被服とかそういうのまで載せておかないと、これも支給してくれるんですかということになりかねませんから、そういう部分でこういうものはやっぱり載せるべきでしょうし、もともと建物に、今であればですよ、現在であれば付随しているようなものについては、やはり今の時代ですから、そういうものはつけたということで、ご理解いただければ一番いいと思っているんですが、何もかにもあれですか、じゃ。全部あれもだめ、これもだめって言って、事業がすっかりおまえはそこも負担せいということでもないわけでしょうから、やっぱりある程度、事業として成り立つ部分、そして私はやっぱり将来的には、委託のお金は払う、指定管理とかそんな管理料を払うことはしませんけれども、逆に言えば、利益が還元してほしいと、こう思っているわけですよ。利益還元はですね。その許容する範囲で。 そこまでやっぱり育てていかなければ、何でもかんでもつぶしてもいいというものではないだろうと、そのことによって大きく影響するわけではないでしょうから、それはやっぱり常識の範囲で、皆さんからこう言われたから、この辺はひとつ理解をしてもらわなきゃだめだということは、今までも再三言ってきているわけですが、改めてそういうことであれば、そのようなご指摘を受けたということで、それは対応していかなければならないだろうと、こう思っております。 当然のことは書かなくてもいいと言いますけれども、当然のことであっても、書き添えたということでご理解ください。
○議長(斎藤秀雄君) 10番、伊藤武一君。
◆10番(伊藤武一君) おれの言い方、言葉も言い方も悪くて、声でかくなったらどうしてもそうなってしまうんだけれども、あれもこれもだめだという。 私は、だからこの前の質問のときも、これはすばらしいプロジェクトだと言ったんですよ。これを、上川温泉や何とか温泉やかんとか温泉と、すべてがポケットに手を入れてセールスするようなものであっては困るから、これについては私も非常に期待するものだと、先回言っているんですよ。だから、それについては私はもうどうしても、この事業というのは成功させなければならないし、それと町の活性化、さっき言った森林の活性化、それから里山の整備、それから就職のということ、すべてをとってこれはすばらしいものだと、私は応援していますよ。 だけれども、さっき言ったように、先にひとり歩きしてしまって、町民も知らない、議員の皆さんも知らない。じゃ、どんな説明がしてるとも知らない。これじゃおかしいんじゃないですかということで、今質問しているんですよ。 決して、生産に対して足かせになるようなものを使っちゃならない、買っちゃならないという意味じゃないんですよ。そこのところ町長ね、私と思いは同じだと思うんですよ。ただ、私の口は下手だから、町長はそこのところあれだけれどもね。 それでは、ペレットについてお伺いいたしますけれども、さっきも言ったように、そのペレットを売って利益を上げて町の活性化というようなお話あったんですけれども、ここでも、今のところは3月までは生産したものは町に提供するというふうになっていますよね。 それ以後は、今度は正式な稼働になると。そうした中で、ペレット会社で生産したものについては、町に支障のない部分のほかは販売してもいいというふうな文言なんですけれども、町に支障がない数量というのは、町長は先般は1,000トンから、すべてのものをこれから整備していくと、1,400とか1,200トンぐらいになるんじゃないですかというような、1,000トンということをまず一番最初、強調されたんですけれども。 そうすると、自由に販売してもいいというのは、阿賀町で公の施設で使う品物に対しては、これは必ず確保し、どこへ売ってもだめだと、それ以上のものを生産した場合は、それはあなたたちが自由に売って、その収入はあなたたちの会社で使いなさい、そういう内容なんですか。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) そういうことではございませんね。つまり、ここで生産されるものは、今、使用できる部分は公共施設しかありません。ですから、それは使っていきますよと。しかし、先ほど来言っているように、ひとり立ちしていかなければならんわけですから、やはり民間のノウハウを生かして、利益を上げていくということでは営業活動をしていかなければならない。 ペレットだけではなくて、そこからもし派生するおが粉であったり、そういうようなものは営業活動、そこから派生するものはちゃんとやってくださいよと。そのことによって、維持管理、運営もできるんではないかと私は言っているわけですから、そういうふうにしてやっていただきたいと、こう思っているんです。 ですから、まずここの部分は確保して、それ以外のものは自由に販売してくださいというふうにもとれるかもしれませんが、営業活動として、販路を開拓をし、より事業そのものが活性化していく。そして営業利益も出せるようにしなければ、やっている意味がないでしょう。そうでしょう。 今は、いわゆるPPPですよ。プライベートと、それからパブリックと、このパートナーシップでやっていくというのが一番、かつてのPFIと同じようなことで、それにかわる方向に来ているわけですけれども、そういう形でこれから進めていく、そしてそのことが新たな事業を生み、雇用であったり、地域の活性化につながっていくということで、しかも、財政的にも負担にならないようにやっていけるんではないかと、民間ノウハウを生かしてですね。 そういうようなことでやっていくわけですから、先ほども申し上げましたように、より以上に利益が出れば、その分は町のほうに還元していただきたいと、そういう部分もあるというふうに私は考えておりますし、将来にわたっては、本当にそういう、今試作段階でどの程度どうなっているか、これはこれから今、恐らく検証するわけでしょうし、実際にやっていったところへ、初めからそれほどの営業利益が上がるわけではないでしょう。 当然、やっぱりマイナスの部分というのが大きいんではなかろうかと、こう思いますが、私は施設のいわゆる初度調弁費といいますか、いわゆる営業に係る施設等については、すべて公設でやったわけですから、それに係る償却も何も見なくていいわけですから、まさに運営費だけでいけるんではないかと思う観点からすれば、300トンであっても、それに見合う費用を考えれば、初めから、多少収支が相償ってもいいくらいになってもいいのかなと思うんですが、それはこちらのほうの胸算用でしかないわけでありますから、どんな費用がかかってくるかというのは、予想しがたい部分もございます。 今までのわずかな間の試運転の中で、どの程度の先々のものが見込めるか。こういうことは今予想しがたいことがありますけれども、4月からの本格稼働によって、やはりそういうことを十分念頭に置いて活動してもらいたい、稼働していただきたい。 そして、しかも販路を公共施設だけといいましても、今のところは上条小学校、津川小学校、そして清川ですね。この程度でございますから、意外と清川のほうは燃費もよくて、かなりの量を使っているようでありますが、そういうことで、当面はそういう形ですから、その中でもどの程度のものになるのか。これから検証していくことになろうかと思います。 あわせて民間の皆さんにも使ってもらえるような、いわば暖房、ストーブ助成を行っていきたいというようなことでもおりますので、これからそういった点に促進をしていきたいと、そのことによって利益も出るようになってほしいなと、こういうふうに願っておりますから、その辺のところは、これからまだまだ検証していかなければならないのではないかと、こう思っております。
○議長(斎藤秀雄君) 10番、伊藤武一君。
◆10番(伊藤武一君) 今聞いたのは、この文言のだけを、これが結局契約書だから、文言で今聞いているわけなんで、この文言の中で、ペレットと書いてある。そのあれとかで読んで、ペレットと書いてあるね。それで聞いたんですよ。 ペレットの製造経過に支障のない、自分の生産するのに支障のないだけは町へ提供する。それ以外のものはあなたたちが自分で製造、つくったものであっても、それを活用したものであっても、それを販売することによって得た収入は受託者のものとすると書かれているから、それで私は聞いたんです。 だから町長、これは何だっけ、枝とか何とかとあんなことまで言った、おれはこの文言だけで聞いたんで、それはそれでまあそういうことで、だから読んだときね、これは町長や何だかが、おまえたちは働けば働くほど銭になるんだから、働かねばだめだ、なんぼでも働けと、っていうこと、これ待機命令で言ったなと思って、そういうふうにとったんだけれども、それは別の話なんだけれども。 それともう一つは、ペレットの単価なんですよ。単価については、これは受託者が適当に単価をつけられないというような文言になっているんですけれども、そして、その販売単価について、これは何を基本として、販売の単価にするんですかと役場の行政の係の担当に聞いたんだけれども、彼はすばらしいあれで、この開発も最高のになんだぞ、そんな話ばかりで、余りあれしないんだけれども、じゃ、単価をどうして決めるんだって、いや単価は全部の単価によって決めるんだって、そう簡単みたいな話をしてくれたんだけれども、本当に販売単価というのは何を基準としてこれからつくるの。 町と業者が話し合って決める。それとも、市場の価格とか何かを踏まえた中で、町がアドバイスして支援としてするのか。でも、市場の状態はこうなんだよというものを踏まえた中で単価を決めていくのか。 ただ、ここには町と協議するということになっているんですけれども、どのような指導とあれをやるのかと。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) これはまさに協議をして決めていくということは、勝手にというか、上限なしに価格を決めるということは、もちろんほかでも製造しているわけですから、そういう意味では内容は違いますけれども、ほかでも製造しているペレットもあるわけですから、それらももちろん参考にしなければなりませんでしょう。競争していくからにはね。 ただ、私どもとしては、やはり灯油のつり合い、今まで公共施設で使っている灯油等の値段とのつり合い。少なくとも、多少高くなったとしても、これは一方では町の活性化であったり、森林整備という観点から、多少そこの部分はあったとしても、現時点での灯油価格に匹敵するぐらいのもので協議をしていきたい。それを標準にして決めていってはどうかということであります。
○議長(斎藤秀雄君) 10番、伊藤武一君。
◆10番(伊藤武一君) そうすると、それらはやはり、そうすると町の指導を得ながら、受託者と相談するというのは変なんですけれども、町が主導になって受託者とそういうものについての詳細については決めるということでよろしいですか。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) まず、現段階においてはそのとおりにして、そういうふうにご理解いただければ幸いかと思っています。
○議長(斎藤秀雄君) 10番、伊藤武一君。
◆10番(伊藤武一君) それでは、今度は資材のほうに移らせていただきます。原木について、再質問いたします。 今のところは、町の計画、それから町有、民有林の計画とか、いろいろ示されておりますけれども、今のところは原木については町のものなんですけれども、今度は、町じゃなくて集落の町有地とかってありますよね。生産森林なんかでありますよね。 それらの原木については、どのような、買う、売るというものについて、町としては森林開発等そういうものを踏まえた上で、助成というものを考えた中で、どのようなことをして、その民有林についてはお考えかお知らせください。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 今、町有林の関係については、試作品を使ったりして、作品にやったりしているわけですから、これはまさに買い取らなければならんわけですが、その辺のところはこれから協議しなければならんと、こう思っております。 ただ、民有林については、やはり今、協議中だと言っていいと思います。つまり、逆算すれば原価買い取り値段、ペレットの灯油に匹敵する部分で、それにつり合いがとれ、会社側のほうとしても利益が出るようなことでやっていかなければならんわけでありますから、この部分の詳細はまだこれだというところに至っておりませんので、現在の価格を反映させながら決めていく格好になろうかと、こう思っております。 もう一つは、例えば、これまでですと搬出、切ったところ、現場から製材持っていくのに、助成をしてきたところもあるわけですから、こういったものとの兼ね合いも含めて、価格調整をしていこうということで、今臨んでおりますので、4月1日からに支障のないように調整をしていきたいと、こう思っておりますから、その価格の設定につきましても、皆さんのほうにまた、こういうことでいきますという形で説明できれば、一番いいかなと、こう思っております。
○議長(斎藤秀雄君) 10番、伊藤武一君。
◆10番(伊藤武一君) それでは次に、今度は、今団地については整備された林道、作業道があります。これについては問題ないと思いますけれども、これはそれらの整備が終わりますと、やはり山奥のほうへ足を延ばすということになりますと、当然作業道とか、林道とかというものを整備しなければならない。 それらについての予算というものは、ちょっと聞いたら、いやそれは国から来るんだから心配ないんだというお話なんですけれども、それは本当なんですか。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) そんな簡単なものではございません。 〔「そうでしょう」と言う人あり〕
◎町長(神田敏郎君) しかし、そういう部分はペレット工場とは特別関係ありません。これは、従来どおりの事業でもってそこを切り出す。そしてその結果として、それはペレット化するとか、そういうことになれば一番いいわけですから、これまでどおり作業道の推進というような形では進めていきたい。 いわゆる、森林林業振興ということで、国のほうの支援というのは、非常にあれ何だっけ、昨年で終わるやつ。 〔「整備加速」と言う人あり〕
◎町長(神田敏郎君) 加速化だね。森林整備加速化というものは、23年度で打ち切ったんだね。それが延長にもなっています。それがそういうことで言ったんだろうと思いますが、そういうものを活用しながら、これは今度はペレット工場とは関係なく進めていくことになるわけですから、森林整備をするというのは、そしてそれは今まで切り捨て間伐であったものが、有効活用できるというようなことでは、今度はペレットのほうですから、それらを組み合わせながら、当然、進めていかなければならない。 ペレットのものでもって、全部間伐やるなんて考え方ではないんですよ。当然、国の制度を入れても、受益者負担というのはあるわけですから。それがあるゆえに、なかなかおれはそんなことまで、負担してまで、間伐なんかしてもらわなくてもいいというのがあるわけですので、それを促進させるには、先ほど来申し上げているように、基金化して、多少なりとも林家に還元できるようなことになれば、どんどん整備のほうも意欲的に取り組んでくれるんではないかと、こういうことで今考えているわけでございますから、そういう観点から進めてまいりたいというふうに思っております。
○議長(斎藤秀雄君) 10番、伊藤武一君。
◆10番(伊藤武一君) 町長、ペレットのための間伐じゃないというけれどもね、そうじゃない。この事業というのは、やっぱりペレットというものを切り離して考えられないと私は思うんですよ。 ペレットのための間伐じゃないんだからといっても、私はやっぱり、この事業をやることによって、間伐整備、森林整備とか何とかも、ペレットを切り離して考えることはできないと思うんですよ。 やはり、この事業を遂行するためには、やはり、ペレットのために間伐やっているんではないんだ、森林整備なんだと言われても、私どもはそうじゃなくて、ペレットを頭に入れて間伐するんじゃないですかと言いたくなりますよ。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 大変、言い方が悪かったんですね。ペレットあるからこそ、今、森林整備をやろうと言っているわけですよ。 しかし、その整備をする間伐そのものについては、ペレットの収益をもってやるんではなくて、それはそれなりに補助事業を導入しながら、促進していく。それがひいては、ペレットのほうにつながってくるということなんですよ。 そうでなければ、ペレットの工場なんて合うはずありませんでしょう。そんな道路までつけてやるなんてなったら。そういうことなんですよ。 やる、そこまでの間、工場は工場、森林整備はそれがあるからこそ、また林家にも還元できるような形でもって森林整備ができるということで、促進できるんではないかということで進めようと、こういうことなんです。 そのための路網整備は、やはりちゃんとやっていかなければならんだろうと、こういうふうなことで臨む。それには、森林加速化の事業も延長になりまして、いわゆる森林には、林業サイドには非常に追い風になっているんですよ。国も県もね。そういうものの補助制度というものを大いに活用しながらやっていこうと、こういうことでございますから、決してペレットのために間伐やろうなんてことではないんです。ちょっと言い方が悪かったかもしれません。しかしこれは、一体のものなんだということでご理解をいただきたいと、こう思っております。
○議長(斎藤秀雄君) 10番、伊藤武一君。
◆10番(伊藤武一君) 全く町長、今最後に言われた、一体のものなんですよ。この答えを出してもらいたかった。これはペレットとか間伐とかというものじゃなくて、私どもの町でこれをつくったことによって、間伐もできるし、それから森林開発も。これ一つの、一体のものなんだという言葉は、これ最後の町長が答弁した、この言葉が大事なんです、と私は思います。 あと、11分だからな、もったいないような気もするし……。 はい、それでは最後にですけれども、クレジットのことについて。 今のところ、さっき町長がお話ししたとおり、何と言いまして、何ととりました。これからは、その活動が非常にこの事業を遂行するため、基金をためるためにも、非常に大事なものだと思います。私はちょっと職員の皆さんにそんなに。 私は、町長から旅費もらって、こんなところでパソコンとか何とか、おれのわからないようなことやって、没収したとか、どこかから200日つぶしたとかって、そんなもので済むものじゃないんだよと、これだけの大きな事業は。おまえたち、町長から金もらって、泊まりがけで行って、そして帰ってくるときは必ず何十トンの販売をしましたといえば、町長は金なんか幾らでも出すんだなんて、おれそういうことを言ったんだけれども、町長、そういう出張出してさ、そのハッパかける気持ちありますか。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) 先般研修でこうだというのも、あれも一つなんですよ。皆さんも行ったら、ぜひひとつ販売してきてください。全く異論のないところでありますから。そういうことでは、営業活動を十分やるということは申しておりますので、異論はございません。
○議長(斎藤秀雄君) 10番、伊藤武一君。
◆10番(伊藤武一君) ぜひとも、この事業には、今までの町の公設民営については、いろいろ町から批判がございました。還元もなければ、赤字だ、いろいろ言われました。今回のこの事業に対しましては、非常に多額な投資をするわけでありますし、国・県がそれこそ一生懸命に支援しているというようなことでありますので、そうした中で、十分予算は使ってはいけないとは私は言いませんけれども、もらった金、これ町の金じゃないんだというような話ありますけれども、町の持ち出しは必ずあるわけなんですから、それらを職員一同と、皆さんと一緒になって、立派な施設を、後々までもできるようにお願いをいたしまして、私の、8分を残しまして、質問を終わらせていただきます。
○議長(斎藤秀雄君) 以上で伊藤武一君の一般質問を終わります。 以上で一般質問を終わります。
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△承認第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(斎藤秀雄君) 日程第2、承認第1号 専決処分の承認を求めることについて、専決第1号 平成23年度阿賀町
一般会計補正予算(第9号)を議題とします。 朗読を省略して提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、承認第1号 専決処分の案件でございますが、平成23年度阿賀町
一般会計補正予算(第9号)の提案理由でございます。 補正予算の1ページをお開き願います。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,537万5,000円を追加いたしまして、その総額を158億5,545万5,000円とするものでございます。 それでは、10ページの歳出のほうから申し上げますが、総務管理費で一般財産管理33万は、県道室谷津川線の粟瀬川橋付近の樹木が豪雪によって倒木の可能性がありますので、歩行者や通行車両へ危険が及ぶというようなことから、緊急伐採をするものでございます。 6目の企画費は、防雪等施設管理費で、上川地域の集落に配備している小型除雪機械の部品交換等修繕費を追加をお願いしたものでございます。 それから、中段でございます民生費、児童福祉費の一般児童福祉施設費、25万円でございますが、旧三宝分保育園の除雪費が不足したということでの追加をお願いするものでございます。同じく10ページ下段の災害救助費でありますが、災害救助費、災害救助法適用に伴う住民税非課税世帯の除雪経費の追加で1,837万5,000円でございます。 11ページになります。衛生費。これは水道事業特別会計で繰り出しを144万9,000円しておりますので、簡水のほうでもまたご説明を申し上げたいと思いますが、除雪費でございます。 それから、2目の保健センター管理費、上川保健センターの除雪費が不足するということで、15万3,000円をお願いするものであります。 7款の商工費、露店市場事業で8万円をお願いするんでありますが、これは昨年もそうでしたけれども、露天市場の開催場所である住吉神社境内の除雪費が不足するということで、補助金を追加させていただきました。 観光費では、町営スキー場の事業特別会計に、これ繰り出させていただきましたが、あえてここで申し上げますと、圧雪車の修繕に伴う繰出金で、緊急を要するということで専決をさせていただきました。 12ページの教育費につきましては、教員住宅の除雪費が不足するということでの追加をお願いしたものであります。 小学校費では、一般小学校管理費で日出谷小学校の小型除雪機械の修理費の追加及び小学校施設の除雪費が不足するために、141万1,000円を追加させていただきました。 社会教育費では、郷土資料館の管理運営事業、これも除雪に係るもので31万5,000円をお願いするものであります。 保健体育費につきましても、これ上段の鹿瀬の学校給食センターの管理運営事業で8万2,000円。これも除雪費に係るものであります。 補正予算の給与明細については、予算計上の内訳でありますので、よろしくご審議の上ご決定賜りますようお願いを申し上げまして、これに充当する歳入でございますが、よろしくお願いを申し上げまして、説明にかえさせていただきます。 以上であります。
○議長(斎藤秀雄君) ただいま承認第1号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出について款を追って行います。 2款総務費、10ページ。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 3款民生費、同じく10ページです。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 4款衛生費、11ページ。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 7款商工費、11ページです。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 10款教育費、12ページから13ページです。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。 9ページです。質疑ありませんか。 12番、高橋渡君。
◆12番(高橋渡君) 県の支出金ですね。このたび、災害救助費負担金1,800万あったんですが、前回も525万ほどあって、総額でそうすると2,300万ほどになろうかというふうに思うんですが、県全体では3億2,000万ほどというふうに聞いているので、その辺また詳しくお聞かせ願いたいと思いますが、その率からして、これで終わりなのかなというふうに思いますが、いかがなものでしょうか。
○議長(斎藤秀雄君) 斎藤総務課長。
◎総務課長(斎藤秀勝君) このたびの歳入の災害救助費の負担金の関係でありますけれども、これは災害救助法適用になりました65歳以上の非課税世帯の除排雪の費用であります。阿賀町では285件の除雪を行っております。予算作成時では約300件の予定をいたしまして、その300件分の費用を前年度実施した際には、1件当たり7万円ぐらいの費用がかかっております。このたび、昨年よりも雪が多くて、除排雪にかかる費用も大きいだろうということで、1件当たり7万5,000円分を計上させていただいております。この経費とここに事務費5%がついておりますので、この部分を見させていただいたところであります。 以上であります。
○議長(斎藤秀雄君) 12番、高橋渡君。
◆12番(高橋渡君) これだけじゃなくて、前回の補正もあるでしょう、525万。これはまた別個のものなんですか。同じものでしょう。最初に津川と上川が該当になったと。その後に全町がなったということなんですが、それとあと、国から県に3億2,000万ほど来ていますよね。その額というのは、その率からして、その辺の整合性というか、あわせてお聞かせ願いたいと思います。
○議長(斎藤秀雄君) 斎藤総務課長。
◎総務課長(斎藤秀勝君) 先回補正させていただいた部分を、このたび専決させていただいた部分は、差し引いて、先回補正分を引いた額がこの額となっておりますので、実際に2,300。先回は500--ちょっと資料、先回のやつ持っていないんですけれども--だったかと思いますので、2,300万強がこの災害救助法適用に係る部分の費用となっております。
◆12番(高橋渡君) はい、よろしいです。
○議長(斎藤秀雄君) いいですか。 ほかに質問ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、承認第1号 専決処分の承認を求めることについて、専決第1号 平成23年度阿賀町
一般会計補正予算(第9号)を採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり承認されました。
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△承認第2号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(斎藤秀雄君) 日程第3、承認第2号 専決処分の承認を求めることについて、専決第2号 平成23年度阿賀町
簡易水道事業特別会計補正予算(第7号)を議題とします。 朗読を省略して提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、専決第2号の
簡易水道事業特別会計補正予算(第7号)につきましてご説明を申し上げますが、1ページお開き願います。簡易水道事業の1ページをお願いします。 歳入歳出予算の総額にそれぞれ歳入歳出144万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ12億287万4,000円とするものであります。 10ページの歳出でございます。 2款の維持管理費、1目簡易水道事業、簡易水道維持管理費で13節の委託料につきましては、各地域の簡易水道施設の除雪に係る経費をそれ計上させていただいたものであります。 歳入につきましては、一般会計からの繰入金を追加するものであります。 大変雑駁でありますが、以上で説明にかえさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。
○議長(斎藤秀雄君) ただいま承認第2号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出全般について、10ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 以上で、歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。9ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 以上で、歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、承認第2号 専決処分の承認を求めることについて、専決第2号 平成23年度阿賀町
簡易水道事業特別会計補正予算(第7号)を採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり承認されました。
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△承認第3号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(斎藤秀雄君) 日程第4、承認第3号 専決処分の承認を求めることについて、専決第3号 平成23年度
阿賀町営スキー場事業特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 朗読を省略して提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、承認第3号についても、専決処分の承認を求めることでございますが、平成23年度
阿賀町営スキー場事業特別会計補正予算(第2号)の提案理由でございます。 先ほども一般会計で申し上げましたように、この1ページにございますように、歳入歳出予算の総額にそれぞれ126万3,000円を追加いたしまして、その総額を9,958万5,000円とするものでございます。 10ページの歳出でありますが、2款維持運営費のスキー場維持運営費につきましては、スキー場に配備しております圧雪車の修繕費が126万3,000円ということでお願いするものであります。 歳入につきましては、9ページでお願いしてございますが、一般会計繰入金をもって充当したものでございます。 以上でありますが、よろしくご審議の上ご承認賜りますようお願い申し上げ、説明とさせていただきます。 以上であります。
○議長(斎藤秀雄君) ただいま承認第3号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出全般について、10ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 以上で、歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。9ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 以上で、歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、承認第3号 専決処分の承認を求めることについて、専決第3号 平成23年度
阿賀町営スキー場事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり承認されました。 審議の途中ですが、ただいまから3時15分まで休憩いたします。
△休憩 午後2時53分
△再開 午後3時15分
○議長(斎藤秀雄君) 休憩を閉じ会議を再開いたします。
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△承認第6号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(斎藤秀雄君) 日程第5、議案第6号 平成23年度阿賀町
一般会計補正予算(第10号)を議題とします。 朗読を省略して提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、議案第6号 平成23年度阿賀町
一般会計補正予算(第10号)についてご説明申し上げてまいります。 まず、1ページをお開き願います。 第1条で、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ1億2,390万9,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ157億3,154万6,000円とするものであります。 第2条では、繰繰越明許費について6ページに掲載してございます。 事業については、それぞれ記載の金額を平成24年度に繰り越して使用することとして、その総額を18億7,126万6,000円とする内容でございます。 第3条におきましては、債務負担行為の変更につきまして、7ページに掲げてございますように、県の農林水産業振興資金借り入れに対する利子補給について、平成30年度まで延長すると--までとする変更でございます。 第4条につきましては、地方債の追加及び変更につきまして、それぞれの事業に充当するとともに、事業費の精査及び国・県の調整により追加変更を行うものであります。 26ページになりますが、事項別明細書によりましてご説明を申し上げてまいります。 歳出でございますが、職員給につきましては、最終の方向で巻末に添付してございますので、ごらんをいただくことで割愛させていただきます。いつものとおりでございますので、よろしくお願いいたします。 26ページの下段、総務費の財産管理費では、庁舎管理費、電気使用料、ガス使用料、電話使用料において不足が見込まれるということで、100万円を追加させていただきます。 最下段、一般財産管理費で2万1,000円は、中山区の県行造林の分配金のうち、東川村の単一部落に交付するものであります。 27ページの上段でございますが、企画費。木質バイオマス利活用推進事業。これはこの契約締結に伴う請差の減額補正ということで、▲の143万5,000円でございます。 それから、人材育成の関係の部分でございます。緊急雇用でお願いしているものであります。 それから、27ページ、電算管理費でございますが、これも585万9,000円の減額でありますが、これは実績額が確定したということで減額するものと、備品購入につきましては、情報系、基幹系のUPSが経年劣化によって交換が必要だということで、この部分は追加させていただくというものであります。 基金費でありますが、地方債の減に伴う削減の組み替えでございます。 それから、28ページ、徴税費につきましては、2万9,000円は、これは共済組合の負担金について不足が見込まれるということで、計上させていただきましたし、29ページの国民健康保険特別会計の繰り出しにつきましては、特会で申し上げます。 下段のほうですが、重度心身障害者医療費助成事業、医療費不足が見込まれる分として、59万3,000円の追加をお願いするものであります。 それから、重度心身障害者医療費助成で59万3,000円でございますが、30ページになりますが、介護保険特別会計の繰出金も16万3,000円の減額補正でございます。 それから、同じく30ページの老人福祉費の上段で介護基盤緊急整備事業費2,290万5,000円でありますが、介護施設の整備予定している事業所に対して、開設時の準備経費として県から全額補助を受けて補助金を交付するものでありますけれども、県からの指示によりまして、サービス開始が4月以降となる事業所分は、新年度予算で計上するようにという指導を受けまして、平成23年度分を減額することでありますから、これがなくなるというものではございません。 それから、あと30ページ、後期高齢者医療につきましては、これは事務費負担の確定に伴う減額であります。 最下段の繰出金は、これもそういった確定に伴っての特別会計への繰出金を125万9,000円減額するものであります。 31ページ、児童福祉費につきましては、放課後児童健全育成事業として19万8,000円をお願いするのでありますが、津川地区の登録児童数が見込みを上回り、指導員の賃金不足が生じるために、追加をお願いしたものでございます。 児童措置費でありますが、子ども手当支給制度改正によって、23年度10月分から手当の月額が変更されたということに伴うもので、3,140万4,000円減額となったものであります。 31ページ、同じく一般児童福祉費でありますが、80万の減額は、通園バスの運行委託料事業費確定に伴う減額であります。 31ページ、同じく災害救助費でありますが、東日本大震災対応で時間外勤務手当、あるいは宿泊施設の借り上げの事業費が確定したことによって、195万1,000円を減額するものであります。 同じく上段、32ページの上段になりますが、これは新潟・
福島豪雨災害対応事業で1,832万5,000円減額するんでありますが、災害廃棄物最終処分場業務委託料の事業費が確定したことによるものであります。 32ページ下段には、7月に発生した、この前も一般質問でもお話し申し上げましたように、豪雨災を記録して残し、今後の資料とするためにも、豪雨災害記録集の作成業務を委託したいということでの委託料をお願いするものであります。 33ページ、衛生費でございますが、一般保健衛生総務費99万4,000円、これは減でございますが、下越病院の設備整備費として予算計上していた病院群輪番制病院設備整備費負担金について、県の補助金の対象外となり、町からの負担金も不要となったということでの減額であります。 33ページ中段の水道事業会計の減額につきましては、特別会計で申し上げます。 下段の患者輸送車につきましても、40万の減額補正ですが、これも事業費確定に伴うものでございます。 同じく下段、水道事業特別会計貸付金事業2億3,000万でございますが、これは平成19年3月27日に合併振興基金の運用として、水道事業会計へ貸し付けていた2億8,100万円について、この3月25日に返済期限になるわけであります。期限の延長等も検討していたところでありますが、この基金については、県からの指示によりまして、年度を超える繰りかえ運用は認められないというようなことで、これを全額返済してもらうことに、水道会計のほうにしたわけであります。2億3,000万円を貸し付け、返済の財源とすることで、水道事業会計の負担軽減を図るということで、いわば一般会計からの貸し付けによって、これを今度は年度別で延長して返してもらうと。合併振興基金につきましては、当時の財政状況からして、それを使わざるを得なかったということで、許可を得て貸し付けた。これは起債の関係もございまして、前にもその当時説明申し上げたとおりでありますが、これが期限としては3月27日までに、25日が返済期限ということで、これを精算するということで、事実上のこの金の振りかえをしたというふうにお考えをいただきたいと、こう思っております。 33ページ、母子衛生費につきましては、これも最下段で保健事業129万1,000円の事業費確定に伴う減額でありますし、34ページの上段の子ども医療費助成。これも356万9,000円の減額でありますが、当初見込みより少なくなるということでの減額であります。 34ページ、4目の予防費につきまして、予防接種事業670万7,000円、ワクチン接種見込み数の減による予防接種費用の減額。 それから、各種がん検診事業。検診委託料の実績確定によって380万円を減額する内容であります。 35ページ、清掃費でありますが、廃棄物処理施設長寿命化対策事業で2,285万8,000円を減額するんですが、生活環境影響調査業務委託料については、事業費確定による減額。基幹的設備改良工事設計委託料は、震災の影響により、補助金が大幅に減額されたことから、事業の実施を来年度予算では見送ったため、今年度の設計委託料は不要となったため減額するという内容でございます。 それから、35ページ、清掃費でありますが、し尿処理費であります。合併処理浄化槽の推進事業53万8,000円も、事業費確定による減額であります。 36ページ、農林水産業一般農業振興費155万9,000円は、助成額の確定に伴う減額であります。 それから36ページ中段の中山間地域直接支払事業、交付対象農地の減少に伴う減額101万3,000円でございます。 36ページの同じく4目畜産費、一般畜産費で250万円の減額でありますが、震災等の影響による価格の下落等を勘案して、繁殖牛の雌牛の導入を見送ったために、優良繁殖基礎牛の導入費が減額されるということで措置をしたものであります。 37ページ、農地費につきましては、103万8,000円で、これは事業費確定に伴う減であります。 なお、県の土地改良事業団体連合会負担金につきましても、負担金算定事業の変更に伴う不用額の減を計上させていただきました。 37ページ下段、県単農業の農業農村整備事業70万5,000円も、事業費確定に伴う減。同じく県営農業農村事業の585万円につきましても、負担金額の確定に伴っての減でございます。 38ページ、林業費でありますが、有害鳥獣の対策事業費53万2,000円。これは事業費確定による減であります。 同じく38ページ、林業振興費の最上段、森林整備地域活動支援対策交付金1,523万3,000円。森林法の改正によりまして、交付金のメニューも改正となり、対象面積が減少したということによる減額補正であります。 造林事業の1,467万5,000円につきましても、事業費確定による減額及び追加という内容でありますので、差し引きをして計上させていただきました。 同じく下段で美しい森づくり基礎整備事業も事業費確定による減額と追加を差し引きしたものであります。 それから、40ページ、商工費でございますが、一般商工業の振興費、装飾街路灯の電気使用料において不足が見込まれるということで、8万7,000円を追加させていただきます。 一般観光費は、狐の嫁入り行列、あるいは新潟大観光交流年ポストキャンペーンなんかの負担金、これらも減額になりましたので、補正をさせていただいたものであります。 観光費につきましては、繰出金で申し上げますが、これも特別会計への繰出金を減額する内容であります。 それから、40ページ下段、観光施設ガイド事業、6月から2名の雇用を予定しておりましたけれども、11月から1名の雇用となったためによる不用額で288万4,000円を減額する内容であります。 41ページ、施設管理費で一般観光施設管理、ふるさと物産館、空調設備の改修工事費の追加で195万2,000円、中段のキャニオンパーク新谷の管理費、営業休止をしておりますから、その部分に係る112万5,000円を減額させていただきました。 41ページ、8款の土木費でありますが、県営急傾斜地崩壊対策事業、水害の影響によって、今年度実施が見送られ、負担金も不要となったということで、200万を減額させていただきます。 42ページ、一般道路橋梁総務費で13万円の減額でありますが、法定外公共物等のデータ化業務委託料の確定に伴う不用額であります。 42ページ、同じく街路灯管理事業130万7,000円は、電気使用料、修繕料において不足が見込まれるために追加する内容であります。 42ページ下段、これは道路維持費、除排雪対策費、1億4,637万1,000円、除雪関連経費の増額、除雪機械購入費等備品購入費の減額、事業費確定に伴う不用額を差し引き減額をして、なおかつ増額分を計上させていただいたものであります。 新設改良費につきましても、今年度の不用額1,511万円を減額させていただきます。 また、道整備交付金事業につきましても、これ44ページになりますが、380万。事業確定による減額であります。 同じく上段の社会資本整備交付金総合交付金事業。これも実績で追加するのと実績減額するもので、差し引きをいたしまして、341万5,000円の減となったものであります。 45ページの下水道事業費は、特別会計の減額でありますが、これも特別会計で申し上げます。 住宅費につきまして、最下段、45ページでありますが、これは、耐震診断及び耐震改修において申し込みがなかったための減額補正でございます。 46ページ、消防費でありますが、中段の消防団運営費286万。消防団員の出動実績による出動手当の不足見込み分の増額をお願いするものであります。 46ページ、消防施設費、常備消防施設事業に係るもので、これは消防救急デジタル無線基本設計委託料、これが事業実績によって329万9,000円を減額するものであります。 46ページの最下段、常備消防施設整備事業の136万1,000円の減額は、高規格救急車艤装等購入費について確定したことによっての減額であります。 47ページ、教育費、スクールバス管理費673万7,000円。スクールバスの運行業務委託料及びスクールバス購入費の事業費確定に伴う減額であります。 小学校費につきましては、津川小学校管理費、以下各小学校の管理費について、施設燃料費の追加でありますので、ごらんいただきたいと思っております。 48ページの中学校費につきましては、下段で、一般中学校管理費150万円の減でありますが、阿賀黎明中学校生徒に現物支給する通学定期券、回数券の確定に伴う減額であります。 最下段、三川中学校管理費30万円は、施設燃料費において不足が見込まれるための追加であります。 49ページ、教育振興費の上段につきましては、要保護、準要保護生徒の就学援助事業。これは当初見込みにより人数が少なくなるために、減額補正を77万1,000円させていただくものであります。 中段の外国語指導助手招致事業、7月来日、新規ATLについて、家賃の減免を取りやめ、その分報酬に上乗せするため増額するもの、住宅用備品購入費については、不用額を減額するものであります。 50ページでありますが、保健体育費で学校給食費の3目でありますが、津川学校給食センター管理運営事業2万1,000円、これは臨時職員共済組合負担金において不足が見込まれるということで追加するものでございます。 47ページ、災害復旧費でありますが、下段の現年発生農業用施設災害復旧事業以下、災害復旧費については、災害査定終了時により終了をしたことによっての不用額を減額補正する内容でございます。 53ページの公債費につきましては、不用額を減額するものであります。 それでは、17ページの歳入でございます。 17ページの歳入につきましては、町税、市町村民税、1目の個人でありますが、現年課税分1,396万3,000円。これは所得割で増収が見込まれる額でございます。 2節は滞納繰越分で、これが241万増額が見込まれるということであります。 4項の市町村たばこ税につきましても、2,500万円増収が見込まれるということでの増額であります。 6款の地方消費税交付金は、1,094万6,000円、交付額が確定によって減額となります。 18ページ、地方特例交付金につきましては、1,557万2,000円を交付額確定によっての追加であります。 それから、10款の地方交付税、普通交付税について、子ども手当の法改正に伴う再算定が行われた結果、8万9,000円ほどが減額となったということでの補正でございます。 12款分担金及び負担金につきましては、農業費の分担金で分担金算定経費の確定に伴って、367万5,000円を減額するものであります。 災害復旧費分の分担金、農林水産業施設災害復旧費分担金は、分担金算定経費の確定に伴いまして、236万6,000円を減額するものであります。 19ページ、負担金でございまして、民生費負担金の1節の社会福祉費負担金142万減額でありますが、町外出身者のきりん荘退所に伴う減額であります。 13節使用料及び手数料でございますが、4節住宅使用料、これも住宅使用料が減収となる見込みから、155万1,000円を減額するものであります。 同じく14款国庫支出金、1目の民生費国庫負担金につきましては、交付額確定による国民健康保険基盤安定負担金等の追加で39万1,000円お願いするものであります。 2節の児童福祉費負担は、歳出でも申し上げておりますように、子ども手当交付金の交付額の確定によって2,733万9,000円の減額となった次第であります。 それから、災害復旧費国庫負担金につきましては、公共土木施設災害復旧費負担金、災害査定終了に伴う更正減でありまして、1億4,546万8,000円の減であります。 1節公営住宅災害復旧費負担金は359万1,000円。これは災害査定の終了時に伴う増であります。 国庫補助金につきましては、20ページになりますが、清掃費補助金869万6,000円、これは事業費実施の見送りに伴う減額補正と、合併処理浄化槽の整備事業費の確定に伴う減額であります。 同じく3目の農林水産業国庫補助金、これは林業補助金、美しい森づくり基盤整備事業の事業費確定に伴う26万円の減額であります。 4目の土木費国庫補助金は、住宅費の補助金の事業費確定による減額であります。 教育費の国庫補助金につきましても、僻地児童の遠距離通学費補助金の交付確定による減額で補正であります。 災害復旧費国庫補助金の減額につきましては、これも事業費確定に伴う減額補正で、災害等廃棄物処理事業費の補助金が1,110万2,000円、都市施設等災害復旧費の補助金、査定時の減額の査定完了に伴っての減額補正でトータル400万の減額であります。 県支出金につきましては、社会福祉費負担金、これは451万8,000円。交付額確定によって国民健康保険基盤安定負担金及び後期高齢者負担金の減額でございます。 それから、今ほど減額と増額の差し引きでございます。 それから、同じく県支出金で児童福祉費負担金、これも交付確定による子ども手当交付金の減額で、246万7,000円であります。 続きまして21ページ。21ページは県補助金でございまして、社会福祉費補助金2,290万5,000円。今年度分の交付額確定によるものであります。 衛生費の県補助金につきましても、対象事業費の減による減額補正で190万、労働費の県補助金につきましては、緊急雇用対策事業の対象事業費の減額に伴うもので、485万1,000円の減であります。 農林水産業費県補助金につきましても、補助対象事業費の確定に伴っての減額。 林業補助金につきましても、補助対象事業費の確定に伴う減額。 土木費の減額につきましても同様であって、97万5,000円を減額するものであります。 教育費の県補助金につきましては、30万円でありますが、災害救助法以外に充当する被災児童生徒就学援助事業の補助金を追加するものであります。 災害復旧費の県補助金につきましては、農林水産施設の災害復旧費補助金、補助率の増嵩等による増額で2億1,508万6,000円の追加でございます。 それから、22ページでありますが、22ページは財産収入であります。 22ページは、財産収入で、16款でありますが、土地建物貸付収入。持倉草地の貸付料について、当事者間の契約としたため、減額で10万円の減であります。 繰入金は、財政調整基金繰り入れで1億6,090万。財源不足の補てんでございます。 それから、畜産基金の繰入金につきましては、歳出でも申し上げましたように、繁殖牛の導入を見送ったための減であります。 それから、諸収入。22ページですけれども、延滞金が108万、これは増収が見込まれる、先ほども滞納の増収が見込まれたわけでありますが、それに伴う増額補正でございます。 なお、雑入につきましては、1,526万1,000円。これは後期高齢者医療の負担金の前年度精算還付と、前年度精算確定による追加、あるいは後期高齢者、同じく医療制度特別対策補助金、広域連合からの補助金交付の確定による追加、県行造林分の分配に係る6万8,000円というようなことで、それぞれ精査させていただいたところであります。 詳細につきましては、この事業費のそれぞれの確定に伴って追加及び減額をさせていただいたものであります。 以上、大変雑駁でありますけれども、議案第6号 平成23年度阿賀町
一般会計補正予算(第10号)につきましての提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議の上ご決定くださいますようお願いを申し上げます。 以上であります。
○議長(斎藤秀雄君) ただいま議案第6号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出について款を追って行います。 1款議会費、26ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 2款総務費、26ページから28ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 3款民生費、29ページから32ページです。 12番、高橋渡君。
◆12番(高橋渡君) 12番です。 30ページの老人福祉費。介護基盤緊急整備事業のことについてお聞きしますが、これについては、3業者分というふうにお聞きしているんですが、津川地区の整備の関係で、私この前担当者にはお聞きしたんですが、何か事業者と周辺の1名の方と何か合わないと。何か条件というか、やってくれということが、話し合いに折り合いがつかないというようなことをお聞きしているんですが、その辺の解決というのはどのようになっているのか、お聞かせ願いたいと思います。
○議長(斎藤秀雄君) 神田
保健年金課長。
◎
保健年金課長(神田学君) 津川地域に予定している小規模多機能型の施設の関係だと思いますが、その関係につきましては、ほぼ事前協議完了いたしまして、これから着工に入るというようなことで、それの周辺の方への説明会を年明けから何度か開催しておるわけでございますけれども、その地区の方々には説明会で内諾を得ているわけでございますけれども、たまたまその近くに倉庫をお持ちの方がいらっしゃいまして、その倉庫を所有の方のほうに、もう少し詳しい説明がないので、何とか、どういうものが建つのか説明に来てくれというようなお話が町のほうへございまして、町のほうでは、その旨業者のほうへ、通常はおらない方でございますけれども、近隣でそういった商売に使う物資を保管している大事な倉庫があるということでございますので、その方に対しましては、個別に伺って事業の説明をするようにということでお願いをいたしました。その後、ご本人の内諾を得たという報告も受けましたので、よろしくお願いいたします。
○議長(斎藤秀雄君) 12番、高橋渡君。
◆12番(高橋渡君) 私もこのことについては、やはり混乱を招きながらの事業再開というのは、これは本当に好ましくないわけでございますので、やはり納得のいく説明、事業者に任せるだけでなく、行政のほうも一緒に行って、わかりやすい説明ですね。2点について、何か疑問を抱いているということがありますので、これは早急に解決をした中で、事業の開始に向けていただきたいというふうに思いますので、一つはあれですよね。小規模がゆえにスプリンクラーの必要がないということを言っておりましたので、その火災の問題ですね。 それから、いろいろな方が入所されますので、その徘回の問題。この2点について非常に疑念を抱いているということでございますので、その辺を解決していただいて、行政ともども、なかなか納得いかないという部分もありますので、早急に話し合いをして、いい方向に持っていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。努力をお願いしたいと思いますが。
○議長(斎藤秀雄君) 神田
保健年金課長。
◎
保健年金課長(神田学君) ご指摘のように、事業を開始する業者さんの方々には、それぞれ高齢者の、場合によってはグループホームも併設しておりますので、確かにご指摘のように徘回のおそれもあるというようなことで、それなりの設備を整えるよう、町のほうでも指定されておりますし、指導もしております。周辺の方々に対しましても、その旨ご理解いただけるように啓発を行うよう、町のほうからも業者を通して、住民の方の理解を得られるようにしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◆12番(高橋渡君) お願いします。
○議長(斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(斎藤秀雄君) 次、4款衛生費、33ページから35ページです。 10番、伊藤武一君。
◆10番(伊藤武一君) 大変申しわけないけれども、聞き漏らしましたんで。 一般保健衛生総務費の中の負担金及び交付金。その下で、輪番制設備費負担金というのが、何かちょっと説明あったんですけれども、この事業について、納めなくなったんだというようなお話、何か聞き漏らしたので、じゃ、この事業はどうなるのか、ちょっとお聞かせください。
○議長(斎藤秀雄君) 神田
保健年金課長。
◎
保健年金課長(神田学君) 33ページの19節の病院群輪番制病院設備整備費負担金のことだと思いますが、これにつきましては、輪番制で行っている下越病院ですね。今、新津地域において、旧新津市ですか、あそこのインター近くに下越病院が開設の予定で今進んでおりますけれども、そこの輪番制に伴う設備品の県補助を受けるべく、23年度に予算化したわけでございますけれども、これが23年度採択でなくて、24年度へ先送りになりましたので、23年度予算からは取り下げさせていただいて、24年度の新年度でまたお願いするというような形になりますので、よろしくお願いいたします。
◆10番(伊藤武一君) はい、わかりました。
○議長(斎藤秀雄君) ほかに。 〔発言する人なし〕
○議長(斎藤秀雄君) 次、6款農林水産業費、35ページから39ページです。 質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 次、7款商工費、40ページから41ページです。 13番、石川太一君。
◆13番(石川太一君) 観光費でお尋ね申し上げますが、狐の嫁入り行列委員会の補助金ということで300万、これ減されています。当初予算でたしか800万ありまして、狐の嫁入り行列中止されました。 それからもう一つは、その代替として、8月末、8月に、津川ボート場のところで花火、あるいはやるという。これも災害で中止になったということで、いろいろこの行事をする中で、非常に中止されたんですが、じゃ、500万の使用、例えばこれ800万あったんですが、今まで補正予算の中で減額措置もされておりませんし、この500万というのは、どういう形で使用されたのか。それについてお答えをお願いします。
○議長(斎藤秀雄君) 薄
企画観光課長。
◎
企画観光課長(薄友一君) ただいまの件にお答えいたします。 確かに8月のイベント、代替イベントということで実施をするつもりで500万をいただきました。8月が中止になりましたので、1年間、狐の嫁入り行列というものがなくなりますので、その間のPRなり、この3月の初めにも東京でPRしてまいりましたが、そういうふうな予算の中で使わせていただきまして、来年度につきましては800万計上させていただいておりますけれども、その中で、ことし当然残りますので、その分についてはまた減額させてもらうということで処理させていただきたいと思います。
○議長(斎藤秀雄君) 13番、石川太一君。
◆13番(石川太一君) といいますと、その残った分については、残してあるということで、来年度に使うということでございますね、はい。わかりました。
○議長(斎藤秀雄君) ほかに質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(斎藤秀雄君) 次、8款土木費、41ページから46ページです。 質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 9款消防費、46ページから47ページです。 12番、高橋渡君。
◆12番(高橋渡君) 46ページの消防費、2款非常備消防の関係でお聞きしますが、ことしは大雪でこれだけの出動実績が出たんだなというふうに思うんですが、とにかく消防団の施設ですね。非常に、大雪のためかもしれませんが、手入れが行き届かなかったというのがかいま見られたんですが、これにはやっぱり団員の減少というのが非常に多く影響しているんじゃないかなというふうに思うんです。津川地区の場合特に、分団の再編等ありまして、退団される方が多く見受けられたというようなこともありますので、この消火栓やその他消火栓、また防火水槽ですかね。それらのやはり排雪が行き届いていないというところが多く見受けられましたので、その辺の対策というのは、やはり従来どおり、団員の出動だけでやっていかれるのかどうか、その辺お聞かせ願いたいと思います。
○議長(斎藤秀雄君) 斎藤総務課長。
◎総務課長(斎藤秀勝君) 議員おっしゃるように、団員数は年々減少はしております。 今ほどの水利の確保の関係でありますけれども、当然そういった消火栓、防火水槽等は必要な施設でありますし、毎年消防団と職員が一緒になって各消防施設の点検を実施しております。その際に地区要望の消防に係るその地区の要望等も取り入れながら、逐次対応してまいりたいというふうに考えておりますし、現在もそういった形で動いているところであります。
○議長(斎藤秀雄君) 12番、高橋渡君。
◆12番(高橋渡君) 私は質問が悪かったかもしれませんが、排雪が行き届いていないということなんですよ、今年の雪に関して。昨年もそうだったですけれどもね。この対策というのは、一朝有事の場合、消火栓や防火水槽が排雪されていなければ、もう消火活動できないわけですよね。ですからその辺の対応は、従来どおりやっていくのか。はたまた消防団OB会を結成するなり、そういう補助団体もつくる必要が私はあると思うんですが、その辺の対応。果たしてことしはこういう消防施設の排雪って、除雪というのは、間に合っていたのかどうか。消防署の方もよくパトロールされていますが、その辺ことしの状況。また去年も本当に団員の皆さん容易でなかったかなというふうに思うんですが、あわせてお聞かせ願いたいと思います。
○議長(斎藤秀雄君) 斎藤総務課長。
◎総務課長(斎藤秀勝君) そういった施設の除雪の関係でありますが、今おっしゃるように、今年の場合、異常なぐらいの雪が降りまして、消防団員としても、休みの日にしかなかなかそういった除雪作業というのができない状況にありますので、特に休みの日には率先して出ていっていただいて、それらの除雪を実施していただいておりました。 町としても、なかなか消防団員だけでは対応できないというようなことで、地区のほうで、集落によってはそういった形で、地区の行事的な形で、一斉にそういった施設の除雪をしていただいたりとかというような形をとっておりますし、これからこういった雪が降らないとも限りませんし、集落と消防団連携しながら、この対応を図っていかなきゃいけないと思っておりますので、これからまたそういった詳細のほう、詰めていきたいと思っています。
○議長(斎藤秀雄君) 渡部消防長。
◎消防長(渡部寛一君) 常備消防としましては、各署所の本当に近隣のところに関しては、パトロールしながら、最低限度の水利を確保するように指示、命令させてありますので、近隣につきましては、水利は何とか確保できたんじゃないかなと思っておりますが、ただ、遠方につきましては、消防車を持っていくというのはなかなか難しいものですから、降雪の一段落した段階で、職員が各遠いところを回って、最低限度の1個でも2個でもいいから、そのとれる状態を確保してきたつもりではでございますが、なかなかやった後に、すぐ降雪ありますと、またふさがりますものですから、その辺の対応はこれから非常備といろいろご相談しながら対応してまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(斎藤秀雄君) よろしいですか。 10番、伊藤武一君。
◆10番(伊藤武一君) 総務課長のあれなんですけれども、これ提案というのかな。消防団員は少ない。確かに少ない。そしてやはり、地域の人は地域の人が守らなければ、常備とか消防団。うちの団長、団長じゃなくて消防署か。この人は立派な方ですよ。除雪機持って、ありとあらゆるところ、みんな除雪しますからね。これは立派な人、もう惜しい方がいなくなってしまうけれどもね。やはり地域の消防については、地域の人が守るというような気持ち。OBとか何とかじゃなくて、そういう水の管理とか何とか。放水とか何かというものは別としても、やっぱり消火栓、消火水、それから貯水というのは、やはり総務課長、地域の区長さんとか地域の皆さんにお願いをして、やはり地域は地域で守っていただくようにしないと、団員は少ないです。 それと、うちのほうの団でいるからでもあるけれども、消防ポンプ小屋でも何でも、団員なんか除雪していません。気づいた人がやっています、地域の人が。だからそういうものは、頭を下げてもいいですから、地域の皆さんに徹底してお願いするというのも、これからの一つの策だと思いますが、いかがでしょうかね。これはもう喫緊の問題であるので、あすからでもそういうようなものを進めるように、区長さんが何とかお願いするというような考えを持ってやっていただければと思います。どうですか。
○議長(斎藤秀雄君) 斎藤総務課長。
◎総務課長(斎藤秀勝君) まさにおっしゃるとおりだと思いますので、早速そういった形で準備のほう進めたいと思います。
◆10番(伊藤武一君) お願いします。
○議長(斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。 17番、神田八郎君。
◆17番(神田八郎君) 今の関連で、重複するんですけれども、水槽とか消火栓の今回の除雪、除排雪。今年もう大変でした。ごみステーションのところもそうなんですけれども、やっぱり見ていると、だれもやらないですよ、地区の人も。私なんかはたまたまごみステーションに近いから、しょっちゅうやっていたんですけれども、うちらの班長、組長さんがいるんですね。だから消火栓のところも、消火水槽のところも、たまたま組長さんがいとこなものだから、組長なんだから、少しそういうところは、だれかやるだろうじゃなくて、お互いに自分でやろうよということで、本当に今回一生懸命やりました。たまたまパトロールに来ると、顔合わせて、あ、ご苦労さまですとかと言い合ったりしたんですけれども、やっぱりこれ、だれかじゃなくて、火事になって困るのは地元なんですから、今、伊藤議員言われたように、やはり地元の組長さんとか区長さんとかに、それぞれお願いをして、自分のところはできるだけ自分でやろうよという、そういう姿勢をちょっとやれば違うと思うんですわ。地元に任せて勝手にというのは、なかなか無理ですので、やはり行政のほうからも、何とかお願いしますよと。地元のことは自分で守ろうと、そういう姿勢でやはりいったほうがいいと思います。
○議長(斎藤秀雄君) 斎藤総務課長。
◎総務課長(斎藤秀勝君) おっしゃるとおりにしていきたいと思いますので、お願いいたします。
○議長(斎藤秀雄君) ほかに。 〔発言する人なし〕
○議長(斎藤秀雄君) 次、10款教育費、47ページから50ページです。 ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 11款災害復旧費、50ページから53ページです。 質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。 17ページから25ページです。 質疑はありませんか。 11番、猪俣誠一君。
◆11番(猪俣誠一君) 国庫支出金、県支出金、すべて事業費確定して、ずっともう減ってきております。それで、それに対して必要な財源がすべて財政調整基金のほうから出されているような状況でありますけれども、現在の財政調整基金の残高、それと、それに対する今度対策は考えなきゃいけないわけですよね。財調が少なくなるということは、次年度は大変今度困る状況が出てくるわけですから、それに対する対応をちょっと話してください。
○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
◎町長(神田敏郎君) これは財調の基金残高につきましては、先般も申し上げましたが、22年度末は6億3,600万ほどあったわけです。23年度末で1億1,905万4,000円。これは災害対応とかいっぱいありました。まして今の何ですか、水道会計の関係ですね。そこにも出してあります。事実上はその金は有効に活用されているわけですし、私はこの1億1,900万の中には、まだ災害関係のいわゆる高率補助ですね。激甚災に係る高率補助は見込まれておりません。こういったものは、これから来るわけでございますから、そこの部分は全部足していこうと。こういうことで対応は考えていきますので、それにしても、減ることは減りますけれども、せっかく用意をして6億まで行った基金でありましたけれども、これは変えられません。したがいまして、十分ひとつその辺は対応していきたいと、こう思っております。
○議長(斎藤秀雄君) 11番、猪俣誠一君。
◆11番(猪俣誠一君) 今年度使った例がかなりありますので、やっぱりその辺はこれからの町の行く末考えたときには、やっぱりある程度余力を持った形で動かしていく必要があると思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第6号 平成23年度阿賀町
一般会計補正予算(第10号)を採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第7号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(斎藤秀雄君) 日程第6、議案第7号 平成23年度阿賀町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 朗読を省略して提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、議案の第7号、平成23年度の
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)でありますが、この予算書お開きいただきたいと思いますが、1ページの歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,280万7,000円を追加いたしまして、その総額を18億9,796万3,000円とする内容でございます。 歳出から申し上げますが、14ページになりますけれども、1款の総務費は、職員給与等の事務的経費の補正でございます。そのようなことでごらんいただきたいと思いますが、2款の保険給付費につきましては、保険医療費が年度後半に入りまして増加傾向にありますので、一般被保険者療養給付費6,000万円を追加させていただきました。これは毎年こういった時期にこの追加ということで、これは3カ月ほどのずれがございますので、そういう関係もあって、増加してきたことは間違いないんですが、そういう関係での補正をお願いするものでございます。 15ページの3款後期高齢者支援金等以降につきましては、それぞれ負担金、拠出金が健診委託費とともに額が確定したことによっての補正でございます。 そして歳入でございますが、9ページになりますけれども、1款の国民健康保険税ですが、国保税の賦課につきましては、前年の所得をもとに算定いたしますけれども、今年度賦課の基礎となります平成22年所得の総額が、経済の動向等に伴い、前年と比較して約4.1%減少したことによっての税額が、今回1,600万余りが減額補正とさせていただいたところであります。 10ページの4款分担金及び負担金以降につきましては、それぞれ額が決定したことに伴う補正額を計上させていただきました。 そんなことでございますが、よろしくご決定賜りますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。
○議長(斎藤秀雄君) ただいま議案第7号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出全般について行います。 14ページから17ページです。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 以上で歳出の質疑を終わります。 続いて、歳入全般について質疑を行います。 9ページから13ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第7号 平成23年度阿賀町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第8号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(斎藤秀雄君) 日程第7、議案第8号 平成23年度阿賀町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題とします。 朗読を省略して提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) 議案の第8号につきましても、補正予算でございまして、23年度の
後期高齢者医療特別会計補正予算の第1号でございます。 19ページになりますけれども、第1条で歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ164万5,000円を減額して、その総額を1億8,113万4,000円とするものでございます。 28ページが歳出でございますが、1款の総務費、これも職員給与でございます。最後に明細がございますので、ごらんいただくことで割愛させていただきます。 2款の後期高齢者医療広域連合納付金と、3款の諸支出金につきましては、それぞれ額の確定に伴う減額補正でございます。 歳入では、3款の繰入金から5款の諸収入まで、それぞれ歳出に合わせた必要額の財源を補正いたしたところでございますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。 以上であります。
○議長(斎藤秀雄君) ただいま議案第8号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出全般について行います。 28ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。 27ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第8号 平成23年度阿賀町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第9号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(斎藤秀雄君) 日程第8、議案第9号 平成23年度阿賀町
介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題とします。 朗読を省略して提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、議案の第9号についてご説明申し上げますが、これは23年度町
介護保険特別会計補正予算の第3号でございまして、第1条で、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1万4,000円を追加いたしまして、予算の総額を20億7,462万4,000円とする内容でございます。 40ページの歳出でありますが、総務費は給与費でございますので、給与費明細をもって説明にかえさせていただきます。 3款の保健福祉事業費でありますが、低所得者の方が介護サービスを利用した場合における利用料金の減免措置である社会福祉法人等利用者負担減免措置助成金を23万7,000円増額する内容でございます。 歳入につきましては、39ページになりますけれども、利用者負担減免助成の増額に伴います県補助金の増額をもって充当いたしたところでございますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。 以上であります。
○議長(斎藤秀雄君) ただいま議案第9号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出全般について、40ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。 39ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第9号 平成23年度阿賀町
介護保険特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第10号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(斎藤秀雄君) 日程第9、議案第10号 平成23年度阿賀町
診療所特別会計補正予算(第4号)を議題とします。 朗読を省略して提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) 議案の第10号につきましては、平成23年度阿賀町
診療所特別会計補正予算の第4号でございます。 第1条では、歳入歳出にそれぞれ25万円を追加させていただきまして、予算の総額を2億6,993万2,000円とするものでございますが、52ページの歳出で、総務費でありますが、一般管理費として、鹿瀬診療所の空調設備の修繕費用ということで、25万円を追加させていただいたものであります。 歳入につきましては、51ページ、前年度歳計剰余金をもって充当いたしたところでございますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げ説明とさせていただきます。 以上であります。
○議長(斎藤秀雄君) ただいま議案第10号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 歳入歳出全般について質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第10号 平成23年度阿賀町
診療所特別会計補正予算(第4号)について採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第11号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(斎藤秀雄君) 日程第10、議案第11号 平成23年度阿賀町
簡易水道事業特別会計補正予算(第8号)について議題とします。 朗読を省略して提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、議案の第11号、平成23年度阿賀町
簡易水道事業特別会計補正予算の第8号でございます。 53ページになりますが、第1条歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4,168万7,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億6,118万7,000円と定めるものでございます。 第2条につきましては、繰越明許費でございまして、56ページに掲載してございます。3款の1項で建設改良の繰り越しということで、国道の占用協議、豪雪等によって翌年度に繰り越しをすることにさせていただきたいと思っております。粟瀬簡水、谷花簡水、下条簡水、花立水道施設整備の4件及び6款の災害復旧費1件、合わせまして2億5,298万7,000円をお願いするものであります。 第3条は地方債の補正でございまして、それぞれの事業に充当させていただくものであります。 歳出、65ページになりますけれども、総務費の一般管理費。これは職員給与は給与費明細をもって説明にかえさせていただきます。 2款の維持管理費で、簡易水道維持管理、津川地区の簡易水道の施設整備維持費でありますが、13節委託料につきましては、事業費確定によって15万2,000円の減額補正でございます。 上川地区の簡易水道施設維持管理費の11節需用費の施設修繕につきましては、12月以降、中央南部、粟瀬、室谷、払川、七名、中山の各水道施設につきまして、給水管、導水管漏水、原水ポンプ機械器具の修繕10件と、楢山水道のろ過装置の漏水修繕に要した費用として35万円の追加をお願いするものであります。 三川地区につきましては、11節需用費の施設修繕でありますが、船渡、石間、長谷、内川の各水道施設で配水管漏水、苛性ソーダ注入器、薬品の注入用のパルス計測器修繕4件に要した費用47万円の追加、66ページ、13節委託料では、谷沢簡易水道水利権許可申請書作成業務委託につきまして、現在取水ポンプ1台運転のため、不測の事態に備え、旧井戸を整備し、2台交互運転が必要なことから、県河川課と水利権許可について協議を行ってまいりましたが、許可を得るまでの結論が出ませんでしたので、今回減額補正をさせていただき、今後さらに精査いたしました内容で対応したいというふうに思っておりますので、その節はよろしくお願いいたします。 綱木簡水につきましては、濁度計設置工事を計画いたしましたが、当初、電磁弁で排土を予定しておりましたが、自然排土で対応が可能となりましたので、280万円の減額補正と並行して、安定水質確保から井戸掘削を実施し、取水ポンプ整備工事を行う予定としておりましたが、非常に残念でありますが、井戸掘削の結果、水量は十分確保できましたものの、水質検査の結果、砒素が検出されたため、飲料水として使用できなくなりましたので、予定いたしました整備費250万円の減額補正をお願いするものでございます。今後砒素の除去方法等について検討してまいりたいと思っております。 次に、3款の建設改良費でありますが、鹿瀬地区の簡易水道施設整備事業から、68ページの七名簡水の施設整備工事は、事業費確定に伴う減額補正でありますので、それぞれお願いをし、皆さんからご理解をいただきたい。 4款の公債費は、確定に伴う当然の減額補正でございます。 6款災害復旧費につきましても、事業費確定で減額補正をお願いするものであります。 63ページの歳入に戻りまして、衛生費補助金につきましては、説明欄記載の各施設におきまして事業費が確定したことによって、699万円の減額補正であります。 4款の繰入金につきましても、1項1目一般会計繰入金につきましては、930万2,000円の減額補正をお願いするものであります。 6款2項1目の雑入、水道施設移転補償料につきましては、県道柴倉津川線の拡幅工事に伴う配水管移転補償工事の確定に伴って、439万5,000円の減額補正であります。 7款1項1目の簡易水道事業債につきましては、説明欄に記載のとおりで、2目の災害復旧費につきましては、払川水道の送水ポンプ及び送水管橋梁添架管の工事費として130万円の追加補正をお願いする内容でございますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げ説明とさせていただきます。 以上であります。
○議長(斎藤秀雄君) ただいま議案第11号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず歳出全般について、65ページから69ページです。 質疑はありませんか。 10番、伊藤武一君。
◆10番(伊藤武一君) 今ほど説明あった綱木の簡易水道のポンプの、あの水は充分に出たよと、検証したんですけれども、この砒素の除去というのは、これ簡単にできるものなんですか。その除去の仕方について、ちょっとお聞かせください。
○議長(斎藤秀雄君) 吉田企業課長。
◎企業課長(吉田政喜君) ただいまの伊藤議員のご質問でございます。 まず、砒素の水質検査の結果をちょっと申し上げたいと思います。 1グラム当たり0.01ミリグラムが基準となっておりますけれども、水質検査の結果が0.011と。国の定める基準よりも上回ればだめということでございます。 それで、砒素を取り除くにはというご質問でございます。今のところ、私ども新潟市の水道局のほうに問い合わせをいたしておりまして、考えられる方法といたしましては、前処理で、いわゆる活性炭処理。この砒素が出た原因の一つとして、色度も実際高かったわけです。それで色度の中に砒素が混入されているんではないかなということで、活性炭処理であれば、色度は大体取れます。ですので、おのずと取れるんではないかなという、今考えでおります。ただ、活性炭設備費用も高うございますので、活性炭が有効という結論が出ましたら、整備費いろいろあるんだろうと思いますけれども、それらも今後、新潟市のほうと協議をさせていただいて、研究したいと、こう思っております。 以上です。
○議長(斎藤秀雄君) 10番、伊藤武一君。
◆10番(伊藤武一君) 活性炭の設備費が非常に高いというようなことなんですけれども、これ活性炭を、例えばこの活性炭が効くということになりますと、これはもう恒常的に活性炭をぼんぼん入れていくというようなことであって、活性炭が一番ベターと、活性炭が使われるということで除去できるということになれば、それが一番ベターということなんですか。
○議長(斎藤秀雄君) 吉田企業課長。
◎企業課長(吉田政喜君) もう一つ膜、今現在、各施設で導入をしておりますけれども、砒素は膜ではとれないので、あくまでも活性炭によって凝集をさせて、それで処理するという方法が、今のところ一番いいのかなと。 参考といたしまして、放射能ですね。放射能の除去方法の一つとしても、これは100%ではないんですけれども、活性炭がかなり有効だということでございますので、それらを参考にいたしまして、これは実際に今の砒素の入った水を活性炭の装置にかけまして、どのぐらい除去できるのかと。これは実際に試験してみないと何とも言えないところがございます。これは新潟市の水道局のほうにぜひ依頼をしたいなと、こう思っておりますので。 以上であります。
○議長(斎藤秀雄君) 10番、伊藤武一君。
◆10番(伊藤武一君) そうすると、これは新潟の水道局の指導待ち、指示待ちということで理解してもよろしいんですか。
○議長(斎藤秀雄君) 吉田企業課長。
◎企業課長(吉田政喜君) はい、そのとおりであります。
○議長(斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 質疑なしと認めます。 以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。 63ページから64ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 質疑なしと認めます。 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第11号 平成23年度阿賀町
簡易水道事業特別会計補正予算(第8号)についてを採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第12号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(斎藤秀雄君) 日程第11、議案第12号 平成23年度阿賀町
下水道事業特別会計補正予算(第5号)についてを議題とします。 朗読を省略して提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、議案の第12号でございますが、本件につきましても、平成23年度の阿賀町
下水道事業特別会計補正予算(第5号)でございます。 別冊の71ページで、第1条がございますが、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ272万9,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億4,033万6,000円と定める内容でございます。 第2条につきましては、地方債の補正について74ページに掲載をしてございます。それぞれの限度額等を定めたもので、確定に伴う限度額が変更されてございます。そういうようなことでごらんをいただきたいというふうに思っております。 初めに、80ページの、歳出の事項別明細でございますが、1款1目の一般管理費、職員の共済費の追加をお願いする内容でございます。 2款の維持管理費につきましては、公共下水道維持管理費の津川地区公共下水道維持管理費で、需用費の施設修繕料では、津川浄化センターの主たるポンプ、ナンバーツーが故障したための修繕料236万3,000円、2目の特定環境保全公共下水道、上川地区の11節需用費の施設修繕では、
中央浄化センターの汚泥貯留槽の攪拌機が故障したための修繕費として182万円、3目農業集落排水の維持管理につきましては、上川地区の11節需用費の施設修繕費で、室谷処理場の自動通報装置が故障したために、62万5,000円の修繕費をそれぞれ追加補正をお願いするものでございます。 81ページの5款建設改良につきましては、1目戸別排水処理修繕整備費の鹿瀬地区の15節工事請負費は、合併浄化槽工事の事業費確定に伴う68万2,000円の減額補正であります。 6款の災害復旧費につきましては、82ページの4目戸別排水処理施設災害復旧費につきまして、事業費が確定したことに伴う減額補正でございます。 79ページ、歳入でありますが、5款一般会計繰入金につきましては、歳出の減額に伴う522万9,000円の減額補正をさせていただいたものであります。 8款の1項2目については、災害復旧債についてそれぞれ計上させていただきましたので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げまして、説明にかえさせていただきます。 以上であります。
○議長(斎藤秀雄君) ただいま議案第12号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず歳出全般について行います。 80ページから82ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。 79ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第12号 平成23年度阿賀町
下水道事業特別会計補正予算(第5号)についてを採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
◎企業課長(吉田政喜君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第13号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(斎藤秀雄君) 日程第12、議案第13号 平成23年度
阿賀町営スキー場事業特別会計補正予算(第3号)についてを議題とします。 朗読を省略して提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) それでは、議案の第13号は、同じく平成23年度の町営スキー場の特別会計補正予算(第3号)でございます。 85ページに、第1条で、歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ125万5,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9,846万円とするものでございます。 94ページに歳出がございますが、給料関係につきましては、巻末の給与費明細をもって説明にかえさせていただきます。 2款のスキー場維持運営費につきましては、スキー場施設管理で賃金111万2,000円、及び13節の70万1,000円につきまして、業務実数による額が確定したので、不用額を減額補正させていただきました。 11節の需用費35万円につきましては、電気使用量の節減に努めたことによって不用額が生じましたので、減額補正でございます。 それから、5款の災害復旧費でございますが、観光施設災害復旧費として、9月補正におきまして、歳出の財源を一般財源で充当することで、これ一般会計からの繰り入れでありますけれども、予算計上いたしましたが、財務省と協議の結果、災害復旧事業債が充当可能となりましたことによる歳出財源の振りかえを補正するものでございます。 以上でありますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますよう……。 それで、歳入のほうを申し上げませんでした。 93ページが歳入でございまして、歳入のほうにつきましては、本年度試行的に駐車場を無料化しましたので、駐車場使用料300万円を減額補正させていただき、前述の効果等があり、来場者アップにリフト使用料収入がふえましたので、300万円を補正計上させていただいたところであります。 繰入金につきましては、一般会計繰入金、スキー場施設管理費の予算について、災害復旧事業債が充当可能となったということで、832万5,000円を繰り入れ減とさせていただいたわけであります。 町営スキー場施設
災害復旧工事費の財源に、要するに災害復旧事業債が可能となったということで、720万円を充当することによって、それぞれ歳出に対応させていただいたものでありますので、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。 以上であります。
○議長(斎藤秀雄君) ただいま議案第13号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず歳出全般について行います。 94ページから95ページです。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。 93ページです。 質疑ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第13号 平成23年度
阿賀町営スキー場事業特別会計補正予算(第3号)についてを採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第14号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(斎藤秀雄君) 日程第13、議案第14号 平成23年度阿賀町
水道事業会計補正予算(第3号)についてを議題とします。 朗読を省略して提案理由の説明を求めます。 神田町長。 〔町長 神田敏郎君登壇〕
◎町長(神田敏郎君) 議案の14号につきましても、平成23年度阿賀町の水道事業会計の補正予算(第3号)でございます。 第2条の収益的収入及び支出の補正ということで、98ページ第3条資本的収入及び支出の補正をお願いするわけでございますが、詳細につきましては、103ページの実施計画書によって説明をさせていただきますので、103ページをお開きいただきたいと思います。 最初に1款の水道事業費用、営業費用で、2目の配水及び給水費の修繕料につきましては、給水管漏水等に伴う修繕料30万円の追加補正及び3目総係費につきましては、負担率改正に伴う共済組合負担金8,000円の追加をお願いするものであります。 3項の特別損失では、自己破産4名25件、死亡1名37件、行方不明1名1件、合計6名63件分の水道使用料18万9,663円が不納欠損でございます。この財源につきましては、内部留保資金をもって充当いたしたいということでございます。 同じく104ページでございますが、104ページの支出の1款資本的支出、建設改良費の拡張工事の委託料及び工事請負費につきましては、事業費確定に伴う減額でございます。212万1,000円でございます。 それから、3項の長期借入金、償還金につきましては、平成18年度に町から借り入れした2億8,100万円を返済するため、追加補正をお願いするものでございまして、戻りまして、収入。1款資本的収入でございますが、資本的収入の1項企業債につきましては、事業費確定に伴う長期借入額の減額補正でございます。 2項の長期借入金につきましては、今ほど申し上げましたので、町から借入金につきまして、一たん全額返納を行い、新たに返済期間、利率を変更して借り入れるということで、2億3,000万円を長期借入金として追加計上させていただいたものでございます。 実質元金5,100万円の返済となりますが、この時点で内部留保資金は1億8,117万4,000円を見込んでおりまして、今後経営安定のための料金改定に向けて作業を進めてまいりたいということでございます。 大変雑駁でございますが、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。 以上であります。
○議長(斎藤秀雄君) ただいま議案第14号について提案理由の説明を受けました。 これから水道事業会計全般についての質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第14号 平成23年度阿賀町
水道事業会計補正予算(第3号)についてを採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(斎藤秀雄君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△散会の宣告
○議長(斎藤秀雄君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 これで本日の会議を閉じます。 本日はこれにて散会とします。 大変ご苦労さまでした。
△散会 午後4時47分...