妙高市議会 2016-09-13
09月13日-05号
平成28年 9月定例会(第5回) 平成28年第5回
妙高市議会定例会会議録(第5日) 平成28年9月13日(火曜日)
議事日程 第5号 午前9時30分 開 議 第 1
会議録署名議員の指名 第 2 議案第61
号~議案第71号 第 3 議案第75
号~議案第76号本日
の会議に付した事件 日程第 1
会議録署名議員の指名 日程第 2 議案第61号 平成27年度新潟県妙高市
一般会計歳入歳出決算認定について 議案第62号 平成27年度新潟県妙高市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について 議案第63号 平成27年度新潟県妙高市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 議案第64号 平成27年度新潟県妙高市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について 議案第65号 平成27年度新潟県妙高市
高柳工場団地開発事業特別会計歳入歳出決算認定について 議案第66号 平成27年度新潟県妙高市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 議案第67号 平成27年度新潟県妙高市
杉野沢財産区
特別会計歳入歳出決算認定について 議案第68号 平成27年度新潟県妙高市
ガス事業会計決算認定及び利益
の処分について 議案第69号 平成27年度新潟県妙高市
水道事業会計決算認定及び利益
の処分について 議案第70号 平成27年度新潟県妙高市
公共下水道事業会計決算認定及び利益
の処分について 議案第71号 平成27年度新潟県妙高市
農業集落排水事業会計決算認定及び利益
の処分について 日程第 3 議案第75号
工事請負契約の締結について(にしき
特別支援学校移転・
建築工事) 議案第76号
工事請負契約の締結について(
和田保育園建設・
建築工事)
出席議員(17名) 1 番 横 尾 祐 子 2 番 佐 藤 栄 一 3 番 渡 辺 幹 衛 4 番 村 越 洋 一 5 番 岩 﨑 芳 昭 6 番 宮 澤 一 照 7 番 植 木 茂 8 番 関 根 正 明 9 番 霜 鳥 榮 之 10 番 髙 田 保 則 11 番 阿 部 幸 夫 13 番 木 浦 敏 明 14 番 樗 沢 諭 15 番 山 川 香 一 16 番 小 嶋 正 彰 17 番 八 木 清 美 18 番 堀 川 義
徳欠席議員 なし欠 員 1名
説明のため出席した者 市 長 入 村 明 副 市 長 市 川 達 孝 総 務 課 長 久 保 田 哲 夫 企 画
政策課長 松 岡 由 三 財 務 課 長 笹 井 幸 弘 建 設 課 長 杉 本 和 弘 農 林 課 長 今 井 一 彦 観 光 商工課長 早 津 之 彦 環 境
生活課長 竹 田 幸 則 市 民 税務課長 小 嶋 和 善 健 康
保険課長 見 波 淑 江 福 祉
介護課長 葭 原 利 昌
ガス上下水道局長 米 持 和
人 教 育 長 小 林 啓 一
こども教育課長 吉 越 哲 也 生 涯 学習課長 山 本 毅
妙高高原支所長 小 林 孝 幸 妙 高 支 所 長 白 倉 徳 一 会 計 課 長 平 井 智 子
監査委員事務局長 亀 井 昇 次職務
のため出席した
議会事務局の職員 局 長 関 原 敏 明 庶 務 係 長 池 田 清
人 主 査 道 下 啓 子(午前) 主 事 齊 木 直 樹(午後) 午前 9時30分 開 議
○議長(
関根正明) ただいま
の出席議員数は17名であります。よって、定足数に達しておりますので、これより本日
の会議
を開きます。 本日
の議事日程については、お手元に配付
のとおり進行しますので、御了承願います。
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(
関根正明) 日程第1
会議録署名議員の指名
を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条
の規定により、議長において10番
髙田保則議員、11番
阿部幸夫議員を指名します。
△日程第2 議案第61号 平成27年度新潟県妙高市
一般会計歳入歳出決算認定について 議案第62号 平成27年度新潟県妙高市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について 議案第63号 平成27年度新潟県妙高市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 議案第64号 平成27年度新潟県妙高市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について 議案第65号 平成27年度新潟県妙高市
高柳工場団地開発事業特別会計歳入歳出決算認定について 議案第66号 平成27年度新潟県妙高市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 議案第67号 平成27年度新潟県妙高市
杉野沢財産区
特別会計歳入歳出決算認定について 議案第68号 平成27年度新潟県妙高市
ガス事業会計決算認定及び利益
の処分について 議案第69号 平成27年度新潟県妙高市
水道事業会計決算認定及び利益
の処分について 議案第70号 平成27年度新潟県妙高市
公共下水道事業会計決算認定及び利益
の処分について 議案第71号 平成27年度新潟県妙高市
農業集落排水事業会計決算認定及び利益
の処分について
○議長(
関根正明) 日程第2 議案第61号 平成27年度新潟県妙高市
一般会計歳入歳出決算認定について、議案第62号平成27年度新潟県妙高市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第63号 平成27年度新潟県妙高市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、議案第64号 平成27年度新潟県妙高市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第65号 平成27年度新潟県妙高市
高柳工場団地開発事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第66号 平成27年度新潟県妙高市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第67号 平成27年度新潟県妙高市
杉野沢財産区
特別会計歳入歳出決算認定について、議案第68号 平成27年度新潟県妙高市
ガス事業会計決算認定及び利益
の処分について、議案第69号 平成27年度新潟県妙高市
水道事業会計決算認定及び利益
の処分について、議案第70号 平成27年度新潟県妙高市
公共下水道事業会計決算認定及び利益
の処分について、議案第71号 平成27年度新潟県妙高市
農業集落排水事業会計決算認定及び利益
の処分について、以上11件
を一括議題とします。 きのうに引き続き、議案第61号から議案第71号に至る平成27年度妙高市各
会計決算11件に対する通告による
総括質疑を行います。 ◇ 髙 田 保 則 議員
○議長(
関根正明) 通告順に発言
を許します。
髙田保則議員。 〔10番
髙田保則 発言席に着く〕
◆10番(
髙田保則) おはようございます。
総括質疑2日目ということで、よろしくお願いいたします。議長
のお許し
をいただきましたので、さきに通告してあります大きくは4点について質疑
をさせていただきます。 まず、第1番目については、
妙高高原地域市営バス化についてでございます。付属書13ページ
の件でございます。この
妙高高原地域のバス路線という
のは、非常に県下でも最初
のバス化
を始めたということで、大正12年ごろですね、当時といいますか、昭和天皇
の奥様である皇后様が昭和12年ごろ赤倉
の地に来たということで、その輸送
をどうするかということで始まった
のが
妙高高原地域のバス
の運行だというふうに言われております。当時は田口に1社、赤倉に1社ということで2社で運行していたようでございますけども、路線については当時
の路線ですから、旧北国街道、田口駅から豊橋に出て、田切、二俣、それから赤倉ということで非常に急峻な道
を2社でバス
を運行したというような歴史があるようでございます。昭和40年ごろが
妙高高原地区のバス
の最盛期といいますかね、調べてみますと昭和40年に田口駅
を中心として11路線
のバス路線があったということで、もちろん当時は
川中島自動車ということで長野県
の会社でございましたので、信濃町
の古海線、それから野尻湖線、戸隠線、いろいろその県外も含めまして11路線ということで、でも今から比べますと非常にバスが活発に動いていたという時期だというふうに思います。ただ、御存じ
のとおり平成7年
の1月17日、
阪神淡路大震災のあの1月17日
を契機に非常に観光客、いわゆる関西方面
のお客さんがほとんどゼロに近い状態になったということで、その辺から
バス路線の縮小が始まったような、歴史的にはそんなとこじゃないかなというふうに思います。今は平成7年からまだ観光客については回復できていないということもありますし、それに伴いまして
妙高高原地区の観光業
の縮小ということで
人口減少、ちょっと調べましたら7月31日現在4900
人ぐらい
の人口だということで、非常に急激な
人口減少が起きていることで、
交通機関も交通業者も非常に乗車率が低いということで経営には苦労しているということでございます。そんな中で今
市営バス化ということで、それ
を踏まえてかどうかわかりませんけども、27年度にそういう計画がありまして本年度から運行しているわけでございますけども、ただ平成26年
の3月に妙高市
地域公共交通総合連携計画という中では、1年前
の計画ではたしか
市営バス化という
のは計画されていなかったんですが、1年後にそういう計画がされたということで、その辺
の経過という
のは、ちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(
関根正明)
環境生活課長。
◎
環境生活課長(
竹田幸則)
公共交通連携計画につきましては、妙高市内
の全て
のバス路線について今後
の方針について定めたものでございますが、今回
の妙高高原地域の市営バス化についてもこの計画に基づいて実施したところでございます。具体的には
市営バスにするとここには明記はされていませんが、バス
を小型化して別
の運行形態を考えるというふうに明記はされております。これ
を具体化した、実際に行うと、小型化
をするには現在
の路線バスでは無理だということ、また
運行形態の変更ということで見直し
をするということから
市営バスへ
の転換ということ
を行ったところでございます。
○議長(
関根正明)
髙田保則議員。
◆10番(
髙田保則) いろんな事情、例えば川中島から
頸南バス、
頸城バスから
頸南バスですかね、そんなとこで先ほど申し上げましたけれども、経営的には非常に厳しい環境だというふうに思います。その中で路線
の縮小だとか台数
の縮小ということで非常に苦労されてきたということで、その中
の26年
の総合計画
の中
の運行形態ということで今お話しいただき、28年からやられたということでございます。その辺は非常に理解できるわけでございます。ただ、その中で27年に計画されたバスについて、まず今までいわゆる交通弱者といいますか、バスが通っていない高齢者が多い地帯が何カ所かあるわけですけども、その辺
のですね、計画といいますか、27年、
市営バス化するということについて、その辺
の計画とか検討はされたんでしょうか。
○議長(
関根正明)
環境生活課長。
◎
環境生活課長(
竹田幸則)
市営バスに移行するに当たりまして、路線、また停留所等
の検討
を実施してきましたが、大きくは
妙高病院へ
の乗り入れ、また
妙高高原駅へ
の直接
の乗り入れ、これら
のこと
を最優先にいたしまして、そのほか
の路線
の変更等については利用者
の皆様に大幅な変更
をすることで戸惑うということ
のないよう、最小限
の利便性
の確保ということ
を重点に努めてきたところでございます。
○議長(
関根正明)
髙田保則議員。
◆10番(
髙田保則) できるだけ利用しやすいような路線ということでお考えいただいたようでございますけども、ただ28年度から若干各地区から希望があるわけなんですね。今特に二俣、
田切地区については、当初
交通機関がないといいますか、
路線バスは18号線
を通っていたということで、乗降客
のない場所
を路線バスの路線ということで田切、二俣
のいわゆる住宅地については非常に不便
を感じていたようでございますが、途中で
妙高病院の利用ということもあって
デマンドバスが1日2便ですか、3便ですかね、そんなことであるんですが、ただそれだけでは足りないんで、二俣、田切についてはやっぱり、今あの地区には商店というものが一軒もないわけなんですね。一昨年、唯一ありました二俣
の商店が閉店したということで、今二俣、
田切地区については日用品、食料品
を求める商店が一軒もないということでほとんど田口地区に買い物に出ていると。バス
のない
人、また自家用車
のない、またできない
人はほとんど歩いて駅前まで行くというケースが最近多々見受けられるわけです。そんな中で特に二俣、
田切地区について
の路線
を検討したかどうか。また、
買い物弱者ということで、
妙高病院は旧妙高村地区も利用するということでバス
を運行したという経過があったということで聞いていますけども、そのほか
の地元、生活
のため
のバス路線という
のは検討されたかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(
関根正明)
環境生活課長。
◎
環境生活課長(
竹田幸則) ただいま
の具体的に
二俣地区のバス
の運行
の問題でございますが、今各地域
の区長さんを通じてバス
の運行路線の見直しに対する
アンケート、また実際に乗車している方から個別に
アンケート等をとっておりまして、これら
の御意見
を今後
の運行形態の見直し等
の参考にしてまいりたいと考えております。 また、
二俣地区につきましては、旧国道沿い
をふるさとづくり妙高さん
のコミュニティバスの運行も現在はされておりますので、そちら
のほうも御活用いただければいいと思いますし、また今後それぞれ
アンケートの結果に基づいた見直し
をしてまいりたいと考えております。
○議長(
関根正明)
髙田保則議員。
◆10番(
髙田保則) ぜひ見直し
をしていただきたいと思います。これは、先ほど申し上げましたけども、昔から二俣、
田切地区という
のは
バス路線が比較的遠い路線ですね。大正時代から
のバスも田切は一応通りましたけども、二俣
の真ん中から赤倉へ上がるというので二俣全体
を網羅していなかったというような歴史もあるようですので、その辺
をひとつこれから検討していただきたいと思いますし、もう一つは
杉野沢地区ですけども、昔からその路線といいますか、昭和39年からだと思いますが、杉野沢も冬も
バス路線ができたということで、いわゆる上
の駐車場ですね、あそこで始発着
をやっているということでございますけども、ただ今最近ですね、集落
の中も道が拡幅されまして、冬には
直通バスなんかも杉野沢
の中
を通っていくというようなケースが非常に最近多いわけですけども、依然として
路線バスは
妙高高原線を杉野沢上
の駐車場で待機してそこから出発するというようなことでございますけど、私一つは利便性
を考えるということになれば、杉野沢
のいわゆる森下線ですかね、小谷沢線、今マイクロバスですので、十分に拡幅はあると思うんですが、そんなところも検討されたかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(
関根正明)
環境生活課長。
◎
環境生活課長(
竹田幸則) その問題につきましてもただいま市民
の皆さんからとっている
アンケート等を考慮した上で考えてまいりたいと思います。なお、
バス路線につきましては最優先は電車へ
の接続だと考えております。それで、これにつきましてはどうしても往復する時間等がございますので、制約があることも事実でございます。これら
のところ
をいろいろと調整しながら、より便利な路線となるように努力してまいりたいと考えています。
○議長(
関根正明)
髙田保則議員。
◆10番(
髙田保則) 路線
の問題については、非常にそういうことでこれから十分検討していただきたいと思いますし、今まで
の民間
のバス路線ですと、今ちょっとお話ししました電車とほとんど連絡がとれていないというような
路線運行の形態でしたので、今回はトキ鉄
の連絡というもの
を重視していろいろな路線
を考えていらっしゃるようでございますが、その辺は電車と
の関係で
路線変更という
のは非常に難しいかと思うんですが、その辺
を皆さん
のすばらしい企画力で乗り切っていただければというふうに思います。 路線についてはそうですが、もう
一つ停留所ですけども、私ことし
の春からちょっと聞いていたんですが、
妙高高原ふれあい会館
の停留所ですね、非常にあそこもちょっと坂が急なので、その辺
の配慮もあって入り口と停留所が離れているということもあるかと思いますが、ただもう
一つ池の平の十字路
のランドマークの件については、あそこは構内まで
路線バスが入っているということでそういうものもいわゆる一般
の利用客は見ていらっしゃるような気もしますので、やはり
妙高高原ふれあい会館
の乗り場、おり場
を何とかしてもらえないかという声もこの春からあったんですが、その辺
の運行に対して
の停留所
の移動とかって、そういう
のは検討されたでしょうか。
○議長(
関根正明)
環境生活課長。
◎
環境生活課長(
竹田幸則) 停留所
の問題につきましては、春からいろいろと御意見
をいただいております。この中でできるものはすぐ対応し、変更したものもございます。例えば今ほど
のランドマークにつきましては、あの場所が交通安全上非常に危ないと以前から指摘がありましたので、場所
を変更したものであります。停留所につきましては、できるだけ利用者
の近くがいいということはわかっておりますが、交通安全上
の問題もございますので、これら
を考慮しながら決定
をしていきたいと考えています。
○議長(
関根正明)
髙田保則議員。
◆10番(
髙田保則) これは、やっぱり利便性
を考えるということで、特に市営ということでね、利用者
の皆さん
の要望は民間
のときよりも非常に多くなると思うんですが、それ
をぜひ100%という
のはなかなか難しいんでしょうけども、応えていっていただきたいと思います。 もう一つはその
運行形態ですけども、私も
一般質問でもしましたけども、やっぱり妙高市は
国際観光都市MYOKOということ
を目指しているという中で、今
の市営バスについてもですね、運行については
外部に委託されているようですけども、ただ乗っている方
の印象
を聞きますと、やっぱり観光地らしいとか、そういうものがちょっと欠けているかなというようなお話も聞きます。という
のは、私この間
の一般質問でもテーマパークということで、そういう形態で魅力発信
をしたらどうかということで、
連絡協議会でもそういうような意向があるということで、
バスドライバーの服装も今見てみますとまちまちですよね。その辺がやっぱり
国際観光都市を目指すということになれば多少なりともそれにふさわしい服装だとか、一つは言葉遣いだとかという
のが必要ではないかと思うんですが、その辺
の特に服装に関係しては業者に希望したかどうか、その辺はいかがでしょう。
○議長(
関根正明)
環境生活課長。
◎
環境生活課長(
竹田幸則)
ドライバーさん
の制服
のことでございますが、これにつきましては今はバス会社
のほうである程度
の制服
を支給し、標準
の制服
を指導しているということでございます。現在それぞれ男性
の方はちゃんと白いワイシャツ
を着て乗務しております。ということで、また観光路線だけではなくてですね、運転手さんはいろんな路線も1日
のうちに交代しながら走るということで、今そういったことから会社
のほう
の方針としてきちっとしたもの
を着ているというふうに伺っております。
○議長(
関根正明)
髙田保則議員。
◆10番(
髙田保則) 会社
のほう
の方針でございますけども、委託している委託
のほう
の希望もぜひ入れていただいて、そういう方向
を目指すということですので、その辺
の日ごろから
の準備も必要ではないかというふうに思います。そんなとこで、
市営バスということで非常に皆さん
の関心度は高いわけですので、その辺もこれから期待に応えていただきたいというふうに思います。 次に、スポーツ施設管理運営事業について少しお伺いします。決算書
の322ページでございますけども、この中
の笹ヶ峰林間コース整備委託料ということで盛られておりますが、委託先はどちらでしょうか。
○議長(
関根正明) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(山本毅) 委託先は、杉野沢区でございます。
○議長(
関根正明)
髙田保則議員。
◆10番(
髙田保則) 杉野沢区ということでございますが、内容はどんなような事業委託されているんですか。
○議長(
関根正明) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(山本毅) 委託
の内容、整備
の内容でございますが、平成24年度に整備いたしました400メートル
の芝
のトラック、こちら
の改修ということでございます。
○議長(
関根正明)
髙田保則議員。
◆10番(
髙田保則) この400メートルトラックは、自然
の芝
を使ったということで入村市長も駒澤大学
の大八木監督も肝いり
のトラックだというふうに聞いておりますし、昨年傾斜があるということで私もちょっとお願いした経過がありますが、その後どういうような状況か検査されましたですか。
○議長(
関根正明) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(山本毅) 改修直後はですね、やはりなかなか芝、一旦そこにあった芝
を剥いで、また改修、盛り土、切り土
の後にその芝
を張ったわけですが、なかなか最初は張りつきが悪かったということですが、時間
の経過とともにかなり状態はよくなってきておりまして、利用者
の方からも以前よりもかなり使いやすくなったというふうな声はいただいております。
○議長(
関根正明)
髙田保則議員。
◆10番(
髙田保則) 準高地と言われる1300メートル
のところに天然
の芝
を配置した400メートルトラックがあるということは非常に全国でも珍しい施設だというふうに思うんですね。これは、多分非常に好評
を博しているんじゃないかというふうに推測されるわけでございますけども、足湯も設置したということでそれも非常にすばらしいことだと思うし、ちょっとこの前も地元
の宿泊業者とか、そういうとこから聞いたんですが、今待避所といいますか、日よけだとか休憩所だとか雨宿り
の場所という
のは設置されているんでしょうかね。
○議長(
関根正明) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(山本毅) 今おっしゃるような目的
のために特別な施設は設けてはございませんけども、急に雨が降ってきたりとか、あるいは余りにちょっと日差しが強くて日陰というようなこと
の場合にはですね、グリーンハウス
のピロティー部分であるとか、1階
の和室、それから状況によってはお隣
の森
の学び舎
の展示室
の一部もそういったことで開放していただいているという状況でございます。
○議長(
関根正明)
髙田保則議員。
◆10番(
髙田保則) グリーンハウス
の好意でそういうこと
をやられているということです。地元としてはできれば、日よけはそんなにないんですけど、雨宿りするところとか、今行き帰りはマイクロバス、バスでそれぞれ宿
の人たちが送り迎えしているようでございますけども、その辺
の待ち時間等もどこかで集まる場所があればいいねというようなこともお聞きしております。そんなことで、せっかく
のトラック、好評
を博したり、また林間コースも非常に好評ですので、その辺
の配慮といいますか、その辺はどうでしょう。
○議長(
関根正明) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(山本毅) グリーンハウス
の皆さん
のお話
をお聞きしますと、グリーンハウスは先ほど申し上げたとおり、そんな形で開放していただいておりますし、チーム
の皆さんはテントとかタープといったもの
を持ち込む方も結構いらっしゃるということでございまして、また新たな施設
をということになりますと冬期間
の維持管理
の問題とかいろいろ課題が出てまいりますので、現状それほど必要がないというふうに判断しておりますので、そんな形で様子
を見させてもらいたいというふうに思っております。
○議長(
関根正明)
髙田保則議員。
◆10番(
髙田保則) できれば簡易的な、夏に設置して秋に撤去すると、その管理はどうするかということでいろいろ問題ありますけども、私はその辺
の配慮もあってもいいんじゃないかというふうに思いますので、今質問したわけでございます。 もう一つですね、私昨年、一昨年ですかね、いわゆる高地トレーニング
の中で一般、それから大学
の人たち
のトレーニングには非常にいいというお話
を聞いておりますけども、今
の合宿
の受け入れ
の人たちから聞いた話ですと、泊まっている先生とかコーチ
の話ですと高校生には意外ときついんだよというお話があって、私は今
の県道沿いに何キロか路側帯
を含めて平らなコース
をつくったらどうかという、たしか昨年、一昨年ですか、提案したと思うんですが、いろいろ県
の県道と
の問題があってということで実現しないというような答弁
をいただいたわけですけども、それからその辺
の計画といいますか、県と
の交渉とかという
のはやられておりますか。
○議長(
関根正明) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(山本毅) 今お話し
のような新たなコース
の整備となりますと、県道と
の絡みもありますが、国立公園内ということで、どういったコース
を整備するかにもよりますけれども、なかなか恒久的な構築物としてコース
を整備する
のはハードルが高いというようなこともありまして、今現在その具体的な検討はしておりません。
○議長(
関根正明)
髙田保則議員。
◆10番(
髙田保則) 400メートルトラック
を新設したり、いろいろ利便性
を図っているわけですけど、そういうことでそういうようなもの
の課題があるということで今後ひとつ検討していただきたいと思います。 次に、スポーツ等合宿
の郷づくり事業についてお伺いします。付属書
の100ページでございます。東京オリンピック事前キャンプ
の誘致ということでされているようでございますけども、私25年
の第6回
の定例会でですね、東京オリンピックが決まったときに当時選手強化ということでパラリンピック協会
の実情はこうだということでいろいろテレビとか新聞報道にあったんです。合宿地もないし、練習場も少ないということで、私はこの25年
の第6回
のときにパラリンピア
を中心とした合宿誘致に取り組んだらどうかというような質問
をした経過があります。そのとき
の当局
の答弁については全く考えていないというようなお話、たしか大まかにはそういう趣旨
の答弁
をいただいたわけですけども、ただ他県では東京オリンピック
を中心としたオリンピア、パラリンピア
の事前合宿に取り組でいるという経過もあります。当時も合宿
の郷づくりということで非常に力
を入れていた当市についてはちょっと残念な答弁かなと実は思っていたんですが、今回東京オリンピックに向けた事前キャンプ
の誘致ということで皆さん非常に取り組んでいらっしゃると思うんですが、その内容
をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(
関根正明) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(山本毅) 東京オリンピック、パラリンピック
の開催が決まってから
の取り組みとしては、国ですとか県と連携しながら、キャンプ地にどういった施設や受け入れ体制が求められる
のかということ
の情報収集ですとか、それから当市
の合宿地として
の利便性等
のPRに努めてきたわけですけども、27年度はそろそろ具体的に誘致に向かってアクション
を起こそうということで、ある程度対象国
を絞り込む中で具体的な誘致活動に取り組みました。具体的にはですね、昨年
の4月に市長が駐日オーストラリア大使館
を訪問し、キャンプ誘致に向けてプレゼン
を行いましたし、ことし
の2月には韓国
の新潟総領事館にも市長から行ってもらってプレゼン
をしていただきました。さらに、スロヴェニアに対してですが、外国語コーディネーター
のカルメンさんを通じてスロヴェニ・グラデッツ市長さんに対して、ぜひ妙高で事前キャンプ
をというお話
をさせていただきましたところ、市長さんからはそのオファー
を歓迎するといったお返事
をいただいております。また、ことし4月にはやはり市長が駐日スロヴェニア大使館
を訪問してプレゼン
を行った結果、大使も非常に好意的に受けとめてくださって、本国
のほうに働きかけたいと、そんなような返事
をいただいているところです。
○議長(
関根正明)
髙田保則議員。
◆10番(
髙田保則) 今ちょっと2年
の間に随分変わったなというふうに実は決算書
を見て驚いているわけですけども、合宿
の郷づくりということで国内でも有数な合宿所
を目指す、ブランド化
を目指すという妙高市では非常に画期的な運動だというふうに思います。ぜひ国内外
の事前キャンプ地が妙高市に来るということ
を私も願っておりますし、皆さん
の努力もひとつお願い
をしたいと思います。 もう一つは、私がさっき言った25年
のときはけんもほろろ
のような御答弁いただいたわけですけども、今庁内
のオリンピック、東京オリンピック、リオは今現実にもう終わるんですけども、庁内で
の東京オリンピックに向けた体制という
のはどんな体制
をつくられていらっしゃるんですか。
○議長(
関根正明) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(山本毅) 今
のところオリンピックに向けて
の取り組み
の窓口は私ども生涯学習課ということでございまして、今ほど申し上げたようないろいろな各国へ
の働きかけ
をしておるわけですが、それが具体的に決まるということになれば、これ今度いろんな部分で全庁横断的に対応していく必要があると思いますので、その時点でまた検討させていただきたいというふうに思っております。
○議長(
関根正明)
髙田保則議員。
◆10番(
髙田保則) 今御答弁ですと決まったらというような体制ですけども、私はやっぱりこういう合宿
の郷ということでアピールするということになれば、東京オリンピック
の事前合宿、国内外
のキャンプ
を誘致するというある程度
の推進体制はつくっていくべきだと思うんですが、その辺はどうでしょうか。
○議長(
関根正明) 入村市長。
◎市長(入村明) 非常に問題は、既に毎年毎年合宿に訪れる皆さんが恒常的によさ
をいろいろわかっていただいていましてね、そういう一過性
のもの
をどんと入れることで、いわゆる既存
の大事な皆さんがですね、どういう形になるかということ
をまだ今ちょっといろいろやっていまして、前に出る、出ないという
のはとにかく何度か両方うまくいかないかということでやっています。その中でも一過性
のものにウエート
を置くというよりも、既存
の大事ないつもおいでいただく皆さん
のほうにウエート
を置きながらということ
を今念頭に置いて動いているということで御理解
をいただきたいと思います。
○議長(
関根正明)
髙田保則議員。
◆10番(
髙田保則) 体制今市長からお聞きしましたけども、私はもっともなことだと思います。東京オリンピックと一応4年間という限定つき
のものですから、いわゆるブランド化する合宿
の郷づくり
をそれに犠牲にするということは私は賛成ではないし、そんなことも考えていないんですが、ただ一つ
の方法としては、方法という
のはPR法としては、いわゆる知名度
を上げるということもひとつ考えていかなくちゃいけないんじゃないかなというふうに思いますので、25年
のときも提案させていただきましたし、今回も非常に一生懸命やっているようですが、推進体制
をつくったほうがいいんじゃないかというようなことで御提案
をしているわけでございます。その辺はこれからぜひ、4年間といったって4年間ないわけですよね。事前合宿になるとその前
のアプローチが非常に大事なんで、その辺はひとつキャンプ地として成功していただくようにお願い
をしたいと思います。 それから、もう一つはですね、庁内
の体制は今お聞きしましたけども、受け入れ側
のいわゆる宿泊業界という
のはどんなふうな感じでしょう。
○議長(
関根正明) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(山本毅) 宿泊事業者さん
の関係ですが、当然私ども合宿誘致等で連携させていただいている観光協会
の合宿部会
の皆さんに対しては、今妙高市がそういう東京オリンピック
の事前キャンプ
の誘致に取り組んでいるということは御承知いただいておりますが、先ほど申し上げたとおり、今各国に働きかけている段階ということで、これがある程度確実なものになれば、また皆さんを通じてですね、具体的な御相談に移っていきたいというふうに考えております。
○議長(
関根正明)
髙田保則議員。
◆10番(
髙田保則) 私何でこんな質問するかというと、4年後
の話ということですけども、ちょっと話は変わりますけども、平成30年
のはね馬国体、これ
の宿泊、ちょっとうわさですけどもね、実は忙しい時期なんていう
のは余り協力できないかもしれないなというような話もあるということなんで、その辺
の30年
の日にちまで決まっている国体
の宿泊に対して地元がそんな対応な
のかなと思ってちょっと疑問に思ったんですが、そういうことで今お聞きした
のは宿泊
の受け入れ側はどうかなということでお聞きしたわけです。30年
の国体で宿泊がそういうことであれば、その続きということで宿泊業者
の体制はできていると思いますが、その辺
の一連
の宿泊業者と
の話し合いという
のはされていますか。
○議長(
関根正明) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(山本毅) 現時点ではそういったような具体的なお話はまだしておりません。
○議長(
関根正明)
髙田保則議員。
◆10番(
髙田保則) こういう
のは国体もそうですし、非常に宿泊業者
の応援といいますかね、泊めるだけというんじゃなくて、その他
の業に対して
の補助といいますか、ボランティアといいますか、そういうケースが特にスキーだとかスポーツに関しては大きいと思うんで、ぜひ宿泊業者と
のコンセンサス
を得ていただきたいというふうに思います。 もう一つ、スポーツ施設
の整備充実について若干お伺いします。今まで今
の高地トレーニング用
のトラックだとか、それからアイシング施設だとか、それが笹ヶ峰でも設置してもらいましたし、
妙高高原公園陸上競技場にもそういうもの
を設置していただいて、設備
の充実ということで非常にやられていると思うんですが、たしか
妙高高原の合宿
の郷づくりに、最大
のポイントは投てき
をする場所がないということで、当初4年か5年ぐらい前だと思うんですが、杉野沢
の旧杉野沢小学校、今杉野沢トレーニングセンター
のグラウンド
を投てき場に改修するということで計画
をされていたというお話
をたしか私聞いたわけでございますが、今
の妙高高原公園陸上競技場ではいわゆる投てきという場所がないものですから、その辺
の投てき場
の整備という
のはどういうふうに考えていらっしゃいますか。
○議長(
関根正明) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(山本毅) 投てき種目に対応できる施設
の整備ということでございますが、以前もこの議会
の場でそういったお話もいただきまして、私どもも検討に入りたいというふうに考えておるんですけども、その利用
の見込みですとかですね、どういった種目に対応したものが必要な
のかといった部分
の検討材料となる情報がなかなか得られないということでございまして、そんなことで具体的な検討には至っていないという
のが現状でございます。
○議長(
関根正明)
髙田保則議員。
◆10番(
髙田保則) いわゆる宿泊
の人たち
の合宿が種目によってということで、投てき
の選手
を受け入れている宿泊所もあると聞いております。そんなとこで、今
の費用対効果といいますとね、なかなかスポーツに関して投てき場という
のは競技人口も少ないしということになるんですが、ただ今
のオリンピック
の合宿誘致でもやっぱりそういうものが必要になってくるというケースもありますし、投てき場、それからフィールド競技は今やられていませんよね、妙高陸上競技場では。そんなとこで、その辺
の施設はこれからやっぱり充実するということが必要でないかと思いますし、まして合宿
の郷
をブランド化するということになると、ある程度そういった面も充実していかないとなかなかブランド化という
のは難しいんじゃないかと思いますが、いかがですか。
○議長(
関根正明) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(山本毅) 私どもも個別にはそういった御要望等もお聞きするんですけども、例えば今そういった種目に対応できていないということでどれだけ
のお客様といいますか、合宿
の皆さんがほかへ流れていってしまっている
のかという実態ですとか、そういう施設
を整備することによって新たにどの程度利用が見込める
のか、あるいは合宿誘致
の拡大
を図れる
のかといった情報
をぜひいただきたいということでお願い
をしておりまして、今までなかなかそういった情報
をいただけなかったんですが、引き続き事業者
の皆さんに情報提供
をいただきながら、その状況
を踏まえてまた今後必要性について検討していきたいというふうに思います。
○議長(
関根正明)
髙田保則議員。
◆10番(
髙田保則) ぜひ検討してもらいたいと思いますし、ことし
の黒姫高原、
妙高高原、合宿
のいわゆる受け入れ人数といいますか、そういうもの
をお聞きしたわけですけども、やはり余りにも混み過ぎて練習ができないということも一つあるようでございますし、またフィールド
の練習場所がないというようなこともありまして、当市
の合宿についてはそんなに減少という状況はないんですが、隣町
の合宿は極端にことしは減っているという状況なようです。その辺
を考えてもですね、いろいろな要素はあると思いますが、施設
の充実という
のはこれは最低限やっぱり必要な課題ではないかというふうに思います。そんなとこで、これからブランド化
を目指すということになれば、そういうこともひとつ早急な整備が必要かというふうに思いますので、これからも現実的な検討
をしていただくようにお願い
をしたいと思います。 次に、駅周辺整備事業についてお伺いします。付属書
の10ページでございますけども、
妙高高原駅及び駅周辺整備基本構想と
妙高高原駅周辺活性化ビジョンについて御質問
をしたいと思います。まず、その考え方といいますか、
妙高高原駅そのものはわかるんですが、周辺整備ということで、この辺がですね、私ども周辺といいますと、もう少し駅そのものでなくて民間
を含めた駅周辺というふうに考えていましたし、交通対策特別委員会でもそういう意味
の議論
をしてきたわけでございますけども、改めて基本構想と活性化ビジョン
を見ますと駅舎と駅構内
の整備というような印象
を受けるわけですけども、ただビジョン
の中でもいわゆる民間
の駅前
の衰退が駅
の活性化には影響があるというような記述もありますし、基本構想でもそれがあるわけですけども、ただその基本構想とビジョンについては駅と駅構内だけというような捉え方
をしているわけですが、その辺はどんなふうな考え方でこういうふうになった
のか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(
関根正明) 企画
政策課長。
◎企画
政策課長(松岡由三) まずですね、エリア
の関係でございますが、駅
の構内だけじゃなくてですね、今
の観光協会及びあの周辺
の駐車場ですか、あそこも一応含んでいるというふうな考え
をしておりますし、以前ですか、交通対策特別委員会でもお答えしたとおりですね、初めから周辺も含めてにぎわい創出という
のはなかなか難しさがあるということで、とにかく駅でにぎわい
をつくっていく、その後にそういう部分も検討していきたいというふうな答弁
をしてございます。
○議長(
関根正明)
髙田保則議員。
◆10番(
髙田保則) この駅という
のは、前身
の田口駅
の設置経過というものも歴史的に非常に紆余曲折があって
の田口駅だったようでございます。あそこ
の場所は、当初は今
の関川関所
の、こっちからいうと手前
の広場に、平らなところにつくるということでございましたけど、なかなか地元
の反対運動も強くて現在
の場所につくったと。明治時代
の話ですので、非常に昔
の話ですが、ただあそこはいわゆるササヤブ
の中で
の野原だったという記述もあるわけです。ただ、どうしてあのように田口地区が旧
妙高高原町
の中心地になったかというと、やはり駅ができたからということは、これは大きな要素だと思うんですよね。
妙高高原については、明治時代に田口駅ができて駅前があって、その次に大正時代に駅
の近く
の温泉ということで妙高温泉ができる。その延長で池の平温泉、また赤倉温泉も江戸時代
の開湯ですけども、しかし田口駅があって発展
をしているということで、全て田口駅
を中心にやったわけでございますけども、ただその駅だけ
の改装対策では駅
のにぎわいにはならないし、活性化にはならないと、私はそう思うんですが、その辺
の検討という
のは、プロジェクトビジョン
の中でもいろんな客層
の皆さん
の意見
を聞いていらしたようですけども、またこの構想
の中でもいろんな各方面から
の有識者
の考え方が載っているようですけども、その辺駅と周辺、私言う周辺という
のは民間も含めた周辺ですので、その辺はどんなふうな考え方でやられているかちょっとお聞きします。
○議長(
関根正明) 企画
政策課長。
◎企画
政策課長(松岡由三) 昨年行った構想
のその議論
の中ではですね、やはり駅前
の商店街ですか、そこが非常に減っていてですね、非常に時間がないというふうな話等も一応ございました。
○議長(
関根正明)
髙田保則議員。
◆10番(
髙田保則) 私
の言う駅前周辺
の活性化、駅
の活性化という
のはこれは表裏一体だと思うんですね。私前にもちょっと提案しましたけども、駅前活性化ということで今
の観光協会
を駅舎
の中に、観光協会
のところ
を商工会に、それから後で支所
を駅前付近に持ってきたらどうかというようなお話もした経過があると思うんですが、それがあってやっぱり駅
の活性化にもなるし、駅前
の活性化にもなるということで、それは表裏一体
のものだというふうに思いますので、その辺
の幅広い検討もこれからしていただきたいというふうに思います。
妙高高原駅周辺活性化ビジョン、それから駅周辺整備基本構想ということで27年度と28年度両方出ているわけでございますけども、ビジョンが先か構想が先かというと私はビジョンが先で構想が後からついてくるもんだというふうに思いますし、これもそういうような形で構想が後から出てきたということでございますけども、一つはですね、ビジョン
の中にはアクションプランが随分ありますよね、これ見ますと。何年後か、例えば駅舎に附帯する地域活性化施設
の整備検討ということで、開業後一、二年以内に着手するとか、これ
のいわゆるアクションプランがここに載っているんですが、こういったものが後でできた基本構想にはアクションプランがないんですが、その辺はどんなお考えですか。
○議長(
関根正明) 企画
政策課長。
◎企画
政策課長(松岡由三) 平成26年ですか、一応活性化ビジョン
をつくりまして、その中で2つ
の話といいますか、1つは要するに駅
の機能強化ですか、もう一つがマイステーション意識
の醸成、駅舎
の美化活動ということでこの2つが掲げられておりますが、そのうち
の駅及び駅周辺
の機能強化ですか、これ
をですね、集中的に基本構想ということで検討委員会
を設けて協議
をしたということでございますので、このアクションプラン
の中に書かれた具体的な部分ですか、これがですね、そっくり引き継がれたというふうな意識
をしております。
○議長(
関根正明)
髙田保則議員。
◆10番(
髙田保則) 基本構想
の中でですね、ちょっと私としては残念だった
のは、私が提案した項目が何かトキ鉄と
の協議
の結果だめだという項目が何個もあるんですが、これではちょっと基本構想にはならないんじゃないかと思うんですが、いかがですか。
○議長(
関根正明) 企画
政策課長。
◎企画
政策課長(松岡由三) 一応基本構想についてはですね、トキ鉄、しな鉄も含めて具体的な調査に基づいた専門
のコンサル等もですね、交えていろいろ協議
をしたということでございますので、その中で御提案があった内容についてはですね、なかなかいろんな課題があって難しさがあったということで実現が不可能だというふうな判断されたということで理解しております。
○議長(
関根正明)
髙田保則議員。
◆10番(
髙田保則) 私とすれば構想ですからね、それ
を乗り越えてやる
のが構想だというふうに私は思うんです。ビジョンもそうですけどね、ビジョンだってつくるにはいろいろな課題があって、でも将来はこうやりたいとか、こうあるべきだというような未来図
をつくる
のがビジョンであって、それ
を踏まえたこういうようなことでやっていきたいというある程度実現性
を持ったものが構想だというふうに私は思うんでね、ですから私が何で構想とビジョンということで言ったかと、その辺
のね、違いが随分この構想とビジョン
の中ではあるんで、その辺
の段差
をこれからどういうふうにしていかれる
のか。ビジョンは、例えばこの構想でいくと駅そのもの
の改修については非常に、これは私とすればできないということじゃないんで、金がなくて、金があってとか、金が足りないからということもありますし、国交省
の関係もあるということですが、これはでも将来的にだめだということではないような気もするんですね。時間とお金
をかければ実現できるような気もしますし、ただ構想とかビジョンという
のはやっぱりそれ
を乗り越えたものでなければいけないんで、あれもだめだ、これもだめだという構想では、じゃ何
のため
の駅なんだということになっちゃうんで、その辺はもうちょっとやっぱり構想ということであれば、例えば私
の言っているゼロ番線は貨物おろし
のために使えないとか、2番線、3番線
の線路はもうそれは変更できないんだというようなことでこの構想には載っていますけども、ただ現実問題として1番線はあれじゃないですか、トキ鉄
の上り
の5時何分の電車は1番線に入っていますよね。でも、1番線は使えないんじゃなくて使わないということじゃないんですか。それはいかがですか。
○議長(
関根正明) 企画
政策課長。
◎企画
政策課長(松岡由三) 今トキ鉄はですね、基本的には3番線
を使っておりますが、時間帯によっては1番線も使っております。
○議長(
関根正明)
髙田保則議員。
◆10番(
髙田保則) 時間帯によっては、当然制御システム、運転システムがあるわけですから、私が言ったゼロ番線
を使って1番ホームとゼロ番ホームでトキ鉄と相互乗り入れすればいいじゃないかという提案
をしているわけですけど、今
の3番線にトキ鉄
の始発着所があるということは、地元としては一番不便な場所にあるんですよね。今回エレベーター
を設置するというようなこともありますけども、今1番線がそういうことで時間帯によっては1番線
を使用しているということは、常時使用もできるわけですよね。そういう運転上
のシステムがあるわけですから。その辺
の変更はどうなるか、どうでしょうか。
○議長(
関根正明) 企画
政策課長。
◎企画
政策課長(松岡由三) まず、一応ゼロ番線ですが、枝線
の関係でございますが、あれから関係機関と協議等いろいろしてきたんですけれども、線路とホーム
の間ですか、5メートルぐらい実はあいているんですね。ですから、あそこ
を使うには要するに線路
を新しく引き直し
をしてですね、必要な安全装置等
を全部組み入れながら架線等もですね、設置
をしなければいけないということで、金額的には相当な費用がかかるという結果がわかってきましたし、今使っているゼロ番線ですか、そこについてはいろんな資材ですか、運搬するということでありますので、架線等
をつけた場合にはですね、資材運搬に非常に影響があるということで、それはできないよというふうなトキ鉄
の話でございますので、お気持ちは十分私どももわかっておりますけれども、やはりですね、現場
の声からするとなかなか実現性という
のは難しい
のかなということで判断
をしております。
○議長(
関根正明)
髙田保則議員。
◆10番(
髙田保則) 私もそんな3年、4年にやれというような、そういう方法で将来
妙高高原駅という
のの利便性
を高めたりしたらどうかという提案でございますので、ただこれですともうできないという構想
の中ですから、それはちょっとおかしいんじゃないか。時間と金かければできるもんもたくさんあるような気もするわけなんで、ぜひその辺は構想
の中から外さないで入れていただきたいというふうに思います。 それから、駅舎
の改修ということでも載っておるんですが、構想
の中で待合所
の快適性云々はいいんですけども、一番駅で大事な
のはやっぱり外観も非常に高原らしさとか、その地に合ったスタイルが理想だと言われております。かつて長野駅はですね、善光寺
を模した寺院風
の建物であった
のが長野オリンピック
を契機に何
の変哲もない箱物にかわったということで非常にいろんな御意見が出ていたようですけども、外観
のリニューアルというデザインが出ていますけども、この辺は恐らく今、この中には陸屋根でないと冬大変だから陸屋根でないとだめだというようなことも書いてありますけども、余り高原らしいスタイルではないんですが、その辺はどんなスタイルで考えていらっしゃるんです。
○議長(
関根正明) 企画
政策課長。
◎企画
政策課長(松岡由三) この辺もですね、検討委員会
の中でいろいろ意見があったところでございまして、当初は山小屋風ですか、そういうもの
をですね、想定していた時期もあったんですけれども、やはり冬場
の雪
の問題ですか、維持管理等いろいろ考えるとですね、今
の屋根形状
を大きく変更するという
のはですね、なかなか難しいというような方向なんです。ですから、私どもとしてはですね、今
の形状
を維持しながらですね、いかに高原らしいような駅
をつくっていくかというふうな今考え
をしているところでございます。
○議長(
関根正明)
髙田保則議員。
◆10番(
髙田保則) 高原らしい駅、ひとつつくっていただきたいと思いますし、それもやっぱり駅
の活性化という一つ
のバロメーターにもなりますので、設備も含めてお願い
をしたいと思います。 ちょっと時間がないんですが、今駅
を見ますと、私も何回か乗るんですけども、非常に駅講内
の美化という問題についていろいろ問題あります。跨線橋
の掃除もそうですし、何かクモの巣が張っていたり、いろんなこと
をしていますけど、その辺
の今
の体制という
のはどんなふうになっているんですか。
○議長(
関根正明) 企画
政策課長。
◎企画
政策課長(松岡由三) 今は一応トキ鉄
の駅ということでございますので、トキ鉄
のほうで維持管理
を行っているという、そういう状況でございますが、今議員
のほうから質問
のあったとおりですが、美化
の関係ですかね、それについてはまた必要あればこちら
のほうから申し入れ等
をしたいと思います。
○議長(
関根正明)
髙田保則議員。
◆10番(
髙田保則) 高原
の駅らしいきれいな駅で運行していただきたいと思います。 以上で終わります。 ◇ 霜 鳥 榮 之 議員
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。 〔9 番 霜鳥榮之 発言席に着く〕
◆9番(霜鳥榮之) 議席番号9番、日本共産党議員団
の霜鳥榮之でございます。事前に通告してあります6項目、いつもよりちょっと多いんですが、順次質疑
をさせていただきます。実は、きょうは9月13日、私
の誕生日でございまして、誕生日にこの場所で議論ができるこの喜びと。これから議論していく中でどなたか
の課長さんから誕生日プレゼントがあるかどうか、淡い期待
をしながら質疑
をしていきたいというふうに思います。 まずは、付属書類36ページになりますが、地域医療体制確保事業に関連して伺いたいと思います。ここでは、市民が身近な地域で安心して医療が受けられるよう市内病院
の診療体制
の充実
を図るため、医師確保に向けた要望活動
を行うとともに、病院が行う医師確保事業に対し補助
を行いましたとあります。そこで、具体的にお伺い
をいたしますが、ここで言っている市内病院という
のはどこな
のか、どことどこな
のか、この辺はどうですか。
○議長(
関根正明) 健康
保険課長。
◎健康
保険課長(見波淑江) ここで申しております市内病院につきましては、けいなん総合病院と県立
妙高病院の2つ
の病院でございます。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) 病院といったら2つ、しかしこの病院
を補完する個人医院という
のも幾つかあるわけですけども、その辺と
の連携も今後大いに必要なことなんだろうというふうに思っております。この医師確保に向けた要望活動、以前も伺っておりますが、この成果、評価、この辺はどのように思っておられますか。
○議長(
関根正明) 健康
保険課長。
◎健康
保険課長(見波淑江) 医師確保に向けました要望活動につきましては、けいなん総合病院関係で申し上げますと4回、県立
妙高病院関係で申し上げますと3回要望活動
を行ってまいりました。それで、2つ
の病院
の常勤医師
の数なんですが、平成27年度末で17名、最も少なかった平成21年から22年にかけましては14名ということ
を比較いたしますと現在3名増という状況にございます。決して十分とは言えない状況であろうかと思いますが、一定
の成果があったものと評価しております。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) 一定
の評価はあったということでありますが、あと後
のほうでもってまた議論させていただきますけども、確保して頑張っていただいているというこれは出てくるんですが、果たしてそれが市民
の要望に十分応えられているかどうかというと、それはそれでもって別にあると思うんです。後
のほうで議論させていただきます。 あと、病院が行う医師確保事業に対する補助についてという点でございますけども、具体的にはどのようなことでございますか。
○議長(
関根正明) 健康
保険課長。
◎健康
保険課長(見波淑江) こちらにつきましては、けいなん総合病院へ
の補助になりますが、医師募集
のため
のプロモーションビデオ
の修正であったり、医師募集雑誌へ
の広告
の掲載にかかった費用について2分の1
を補助させていただいております。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) 果たしてそれでもって確保できる
のかなという
のが私が懸念するところなんですね。実際に県内でも医師
の充足率、この辺
のところはあると思うんですね、どの程度だか。なかなか医師が十分に賄い切れないという、こういう形があると思うんですけども、医師がどの程度誕生してくる
のか、新たな医師が出てくる
のか、この辺と
の関係
をどうしてもきちんと分析していかないと医師確保そのものは大変なことになると思うんです。以前はちゃんと医師
を育てなさいよという市長に注文
をつけたときもありますけども、県内で
の充足状況そのものはどのように踏んでいますか。
○議長(
関根正明) 健康
保険課長。
◎健康
保険課長(見波淑江) 県内
の医師
の数字につきましては、これ都道府県が医師全体
の確保
をするということでちょっと数字的には承知していないんですが、平成24年12月末で公表されました人口10万対当たり
の医師
の確保状況
を国・県と比較しますと新潟県は42位ということで、国が237.8
人に対して新潟県は195.1
人ということで低い状況にございます。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) 実際新潟県非常に少ないんですよね。そういう中でもって、パイ
の少ないとこでもって一生懸命頑張っているんだけども、結局けいなん総合病院
の絡みでいくと富山大学、医大という絡みが出てきて、そこもなかなか思うようにいかないよ、新幹線通ったから簡単に行ったり来たりできんじゃないかというような
のもあるんですけども、それ以前
の問題なんだろうなというふうに思います。そこでなんですが、新たに今踏み込み
をしている医療介護総合確保法、要するに医療と介護
を一体的に進めようということでもって踏み込み
をしてきているということなんですが、計画的に言われている中身であるんですが、なかなかという
のを私もこれも感じています。まだ具体的にどこまでいっているかわかりませんけども、この総合確保法
の関係については医療機関現場ではどのように捉えているか、どのように認識していますか。
○議長(
関根正明) 健康
保険課長。
◎健康
保険課長(見波淑江) これにつきましては、各医療機関は国
の動向、これは具体的には人口関係で申し上げますと2025年に団塊
の世代が後期高齢者になる。そして、2040年ぐらいからはもう高齢者人口自体が減っていくと。そういった動き
の中で今後病院
の機能としてどういったもの
を持っていったらよい
のか。特に市内
の2つ
の病院につきましては、医療設備等
の関係から考えますと、高度な医療提供というよりもどちらかというと高齢者対応であったり、慢性期、回復期
の患者さん
を診るというところで、2つ
の医療機関につきましては既にそういった国
の動き
を捉えまして地域
包括ケア病棟、病床
の整備
のほう
を着手している状況にございます。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) この総合確保法
の関係でいきますと、いわゆる県内医療圏域そのもの
を振り分け
をして、その圏域
の中
の人口、機関、医師というようなところ
を数値的に位置づけ
をしてきていると。これは、今課長言われたみたいに高齢化が進むことによってそっち
の対応
の医師はという形になってくるんですが、これはまた後
のほうでもってね、後期高齢者
の関係も出てくるんですが、そういう方向に行くことによって医師
の数
の制限、人口比率という
のはあるんですけどもね、そこ
を見ていったときに上越圏域全体でもってここで
の医師
の数という
のを設定されてきたときに、今実際には上越市にある医療機関では医師
の数は非常に、多いと言っていい
のかどうなんですけどね、達していると。ところが、そこ
を外れている、例えば妙高市もそうですし、糸魚川市もそうですし、こういうところはどうしても医師
の数が人口比率から見ても不足してくる。こういう実態なんですが、この確保法
の関係で見ていったときにここ
を十分満たしてくれる
のかどうな
のか、この辺
のところが大きな課題になってくるわけなんですけど、そこはどう捉えていますか。
○議長(
関根正明) 健康
保険課長。
◎健康
保険課長(見波淑江) 今回定められました確保法
の中では、地域医療支援センター事業という
のが位置づけられておりまして、これにつきましては都道府県が責任
を持って医師
の地域偏在等
の解消に向けた取り組み
を行うこととされています。その中
の一つ
の一環といたしまして、新潟大学に県
の修学資金
を使って地域枠で入学されている学生がこの春2名卒業し、今後毎年10名程度ずつ卒業するというふうに県から
説明受けているところなんですが、そういう医師につきましては9年間
の義務年限がございまして、200床未満
の中小規模
の病院へ
の配置が義務づけられているというふうに聞いておりますので、近い将来そういった地域枠で
の卒業された医師が当市
の病院
のほうへも勤務されるということ
を期待している状況にあります。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) 中身的にはそういう方向だけど、これもイコールでいけるかどうかという
のはありますけども、そこにはいわゆる前段でありました病院
の医師確保、あるいは行政、地域という形
の中で一体的にきちんとした踏み込み
をしていかないと、なかなかというふうに思うんですね。今実際にけいなん総合病院においても診療科によっては十分満たされているとは言えない状況。最近はここ
を飛び越えて高田
の医療機関へという
のもかなりふえてきている。これが追いかけっこになっていっちゃったときにますます地元が薄くなっちゃうという、こういう形になると思うんですけども、この辺はどのように見ていますか。
○議長(
関根正明) 健康
保険課長。
◎健康
保険課長(見波淑江) 先ほど少し申し上げましたが、病院にはそれぞれ
の機能がございます。設備的なもの、人的体制等がございますので、上越市には県立中央病院が3次医療、そして上越総合病院も高度急性期
の患者
を一部受け入れております。当市
の病院は、昨日
の質問にもございましたが、最近
の傾向といたしましては短期間
の入院しかそういった高度な医療
を提供する病院はさせていただけない。逆に当市
のような慢性期、回復期
の患者さん
を診る病院につきましては、そういった患者さんに対して
の受け皿になるということで、市内から病院がなくなるというよりも、今後は少ない限られた医療機関
の機能
を十分に活用した中で連携
をとりながら進んで、医療体制
のほう
をつくり上げていくという状況が必要であるというふうに考えております。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) 見た目といいますか、描いているといいますか、そういう部分
の中ではそういう言葉も出てくるんです。だけども、実際にといったときには、先ほども言いましたけども、高齢化が進むことによって上越
の病院へ行くなんていう
のはなかなか大変な状況になってくるわけですよね。そこには
交通機関の問題もあるよと、それから1
人では行けないよと、こういう状況があるわけなんで、ここはしっかり見定めた中でもって地元
の病院ということ
を大事にしていかんきゃいけないと。同時にですね、今
の診療内容
の関係になりますけども、上越にある病院と、例えば
の場合ですね、中央病院とか、あるいは上越病院とかいうところと
の連携でもって医療維持
を進めていくという、こういう形
のところはその視野に入っている
のかどうかですね。不足
の部分はそこへ患者が行かなくたってやりとりしながらそこでもって診療
を受けることができる、こういうネットワーク的なもの
を組んでいかなきゃというふうに私はずっと思っているんですけども、その辺は視野にありますか。
○議長(
関根正明) 健康
保険課長。
◎健康
保険課長(見波淑江) これにつきましては、それぞれ
の病院間で
の連携ということで、定期的に病院長会議も開かれておりますし、今回この地域医療構想をめぐりまして、3回上越と糸魚川地域
の地域医療
連絡協議会という会議
を開催してその中で結論
を導いたわけですが、今後もこれ
をスタートに常にPDCAサイクル
を回して現状に合った地域医療体制
を構築していくというふうに県
のほうでも考えておりますので、それは大丈夫というふうに理解しております。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) 大丈夫ということ
をきちんと宣言していただきました。そういう
のをベースに、もとにしながらですね、この総合確保法、今後どのような動きになっていくかお聞かせいただけますか。
○議長(
関根正明) 健康
保険課長。
◎健康
保険課長(見波淑江) これにつきましては、今ほど
の答弁と若干かぶるんですが、今回地域医療構想
のほう
をまとめまして、上越圏域といたしましては課題として浮かび上がってきたものが回復期
の病床が少ないということ、あと医療、介護、医師
を含めて医師、看護師、介護者
のそういった従事する職員が足りないというようなこと、幾つか
の課題が浮き彫りになっておりますので、これ
を今後も定期的にPDCAサイクル
を回しながら、県とこの圏域
の医療関係者と行政と
の中で話し合い
を持ちながら進めていってまいりたいと思います。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) いろいろ聞かせていただきました。実態はですね、医師、看護師
の確保が県内どこでも困難になっているという話
を聞いています。なかなか国・県
の意どおりにならないという形でもって病棟閉鎖せんきゃいけないような状況に追い込まれているという話も聞いたりするんです。そういうことがあった場合にですね、その地域にいる皆さん
の不安という
のは、実態よりも不安という
のは大きいんですよね、心配で。そんな心配
をあおっているようなことじゃいけないんで、やっぱりそこには大丈夫だよというこれ
をきちんと知らしめて、安心感という
のも必要だと思う。今後
の医療体制そのものも県と
の関係で大丈夫だという断言していただきましたんで、次
の後期高齢者医療
の関係に行きたいと思います。 決算内容では、特別徴収がメーンとなっておりますから、収納率は99.9%で滞納繰り越し分も57.5%になっている。この実態という
のはどのように見ておられますか。
○議長(
関根正明) 健康
保険課長。
◎健康
保険課長(見波淑江) この保険料につきましては、特別徴収が基本ということから高い収納率
のほう
を確保させていただいております。ただ、どうしても普通徴収
の方で滞納される方が若干いらっしゃいまして、27年度決算におきましても約3名
の方が滞納されている状況にございます。それで、3名
の方につきましては、既に1名
の方は今年度に入りまして納めていただいておりますし、1名につきましては相談
の上分納という形で現在も納めていただいております。もう一名につきましては、この滞納
の大半
の金額
を占める、半額以上
を占める方なんですが、当事者
の方がお亡くなりになられて、残された家族
の方に何回かお会いしているんですが、なかなか納めていけないという状況にあります。なかなか年金生活者
の方で保険料
を納めていただく
のは厳しい状況にあるということは理解しているんですが、この医療保険制度上、それぞれ
の支え合い
のもとにこの制度が成り立っておりますので、できるだけ丁寧な対応
をして納めていただくように努めてまいりたいと考えております。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) 負担が大変だという
のと同時にですね、理解は示されているというふうに私は思うんですよ。この資料
を見た意味でいってもなんですが、26年度と比較してもその収納率も上がっていますし、滞納繰り越し分も少なくなっているし、やっぱりこれはね、ベースは生活状況だと思うんですね。そういったときに結局はお金、税金か、生活か、命かみたいな形になってきますんで、次
のステップでもって介護
のほうもありますけども、中身的にはみんな同じような関係でそうなっているよということだと思うんでね、だからそこは意思がある、ない
のところ
の問題で、意思がある、だけどもというあたりについてはやっぱり丁寧に対応していかんきゃいけないと。意思がないといったらこれはちょっとという形になると思うんですね。そこはまたそれなり
の対応。 当市における保険料
の特別軽減、この特別軽減者
の状況という
のはどのようになっていますか。
○議長(
関根正明) 健康
保険課長。
◎健康
保険課長(見波淑江) この後期高齢者医療制度
の保険料につきましては、制度創設
の20年度より本則ではなく特別軽減
のそういった措置的なものが施されているんですが、保険料
の均等割につきましては9割軽減が957
人、8.5割軽減が977
人、この方たちが本来7割軽減になるところ
を特別軽減
を受けている方たちであります。あと、被扶養者
の方1033
人、この方も社会保険
の扶養であった方が後期高齢者になられて保険料
を払わなくてはいけないという状況
のもと、この方たちにつきましても軽減がかかっております。それ以外に5割軽減が674
人、2割軽減が545
人、あと所得割
の軽減は664
人いる状況にございます。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) かなり
の数
の方がね、この対象になっていると。もしこの軽減制度がなくなった場合、今動きがそういう
のがあるんですけども、なくなった場合、この影響
を受ける市民
の実態はどうなりますか。
○議長(
関根正明) 健康
保険課長。
◎健康
保険課長(見波淑江) 今回
の特別軽減
の対象になっていらっしゃる方、影響
を受ける方は昨年
の7月1日
の賦課決定時で申し上げますと2967名
の方がいらっしゃいます。それ
を考えますと影響は大きいというふうには理解しております。広域連合
のほうでもこれ
を29年度から一気に本則へ戻す
のではなく、きめ細やかな激変緩和的な措置
をということで今要望
を出す動きも確認しておりますので、その辺について動向
を注視していきたいというふうに考えております。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) 動向
を注視してという
のなんですが、このように特別軽減がなくなった、そしてまた動き
の中では75歳以上
の窓口負担が2割に引き上がるというような状況がですね、出てきているわけなんですが、こんな
のをダブルでもって来た場合どうなる
のといったときに当局はどのように考えますか。
○議長(
関根正明) 健康
保険課長。
◎健康
保険課長(見波淑江) 現在国において、今ほど議員さんがおっしゃられました窓口で
の1割から2割へ
の負担増であったり、先ほど
の特別軽減であったり、そういった持続可能な保険制度という視点で国
のほうで今検討しているというふうに聞いております。確かに生活的には厳しい状況ではあると思うんですが、そういった見直しについてまだ国から詳細
のことが示されておりませんので、今
の段階ではその動向
を注視している状況ということで理解
をいただきたいと思います。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) そのような状況であるということでもってね、通告書には文章でもって出させていただきました。そもそもこの後期高齢者医療制度は、医療費が上がる痛み
を高齢者に直接感じてもらう制度であるということ
を厚労省
の幹部が導入時に述べていたんです。それが今まさに浮き彫りになってきている。こういう状況だと思うんですよ。皆さん御案内
のように9月、間もなく敬老
の日
を迎えます。高齢者に痛み
を押しつけて長寿
を祝う
のは口だけ。保険料
の収納率が高いから健全会計だなどと昨年
の決算では賛成討論もありましたけども、生命地域
の創造とはそこに生きる全てが自然とともに幸せに暮らせ、夢
を抱いて生きることと思っております。そういうこと
を裏切ることなく、我々自身がここできちんと議論
をしてかじ取り
をしていかなければならない、そういう立場にあるというふうに私は思っています。その責任
を果たすためにと思って再度、再度という形で何回も何回もこういう議論しているわけですけども、今後とも離すことなく議論はしっかりやっていきたいというふうに思っています。 それでは、3番目
の介護保険特別会計について伺います。参考資料108ページになります。ここでは、まずは保険料
の滞納と保険給付
の制限
の実態について伺いますが、27年度決算における介護保険料
の滞納状況
をお聞かせ
をいただきたいと思います。
○議長(
関根正明) 福祉
介護課長。
◎福祉
介護課長(葭原利昌) 介護保険料
の滞納状況でございますが、27年度決算におきましては、まず現年度分でございます。人数は72名、金額にして308万6900円でございました。それから、滞納繰り越し分でございます。こちらにつきましては65名、575万4597円ということで、合計いたしますと137名、884万1497円ということでございますが、人数につきましては現年度分、それから滞納繰り越し分とともにというようなお方もいらっしゃいますので、実数といたしましては109名という状況でございます。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) この滞納状況もね、今、後期高齢者
の関係であったようになかなか生活大変だという、こういうところ
の人たちです。でも、これも人数は減ってきているわけですよね。その後、ここでも減ってきているんだけども、その後どうなっているかという
のもあわせてちょっと伺っておきたいと思います。
○議長(
関根正明) 福祉
介護課長。
◎福祉
介護課長(葭原利昌) その後
の状況ということでございますが、直近で押さえたところではこの7月
の31日現在でございます。現年度分では65名、額にして275万1800円ということで約34万円ほど
の解消になっております。それから、滞納繰り越し分では61名
の528万5109円ということでこちら約50万円ほど納めていただいたと、解消になっているといったことでございます。合計いたしまして、7月31日現在では803万6909円
の滞納状況ということでございまして、決算時におけます滞納状況と比べますと約1割ほど、80万円ほど
の減と、解消になっているという状況でございます。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) その解消
の対象となった皆さんは、どのような気持ちといいますか、考えでといいますか、賛同してくれたというかね、対応してくれたか、この辺はどう捉えていますか。
○議長(
関根正明) 福祉
介護課長。
◎福祉
介護課長(葭原利昌) 税金同様ですね、やはり支払わなくてはいけないという義務感がおありなんだろうというふうに思っています。また、介護保険制度、御案内
のとおりみんなで支える、介護認定
を受けた方へ
のサービス、そのため
の大事な財源であるということでですね、納めていただいた
のではないかと推測しております。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) その気持ちが大事だと思うんですね。お互いにそういう気持ち
を持つことによって、確かに大変なんだけども、気持ちでもってそこ
のところはちゃんと頑張るという、そういうことで頑張ってくれているところなんですが、27年度
のね、対象者数というか、調定者数というかね、この辺はどうなっていますか。
○議長(
関根正明) 福祉
介護課長。
◎福祉
介護課長(葭原利昌) 27年度
の調定者でございますが、特別徴収分でございます。年金額がですね、年額18万円以上
の方につきましては年金から天引きされるという特別徴収者でございますが、1万743名でございます。それから、普通徴収分といたしましては、これは市役所から送付されます納付書で納めていただくことになりますが、1275名ということで、合計いたしますと1万2018名という状況でございます。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) これもだんだん人数がふえていくんですよね。私たちももうじきそこへ行くわけですから。 先ほど報告
のあったというかね、答弁
のあった滞納者109
人という中で、この109
人のうち
の現在介護保険
のサービス受けている
人が大分いるんだろうと思うんですけども、そのサービス状況、利用状況という
のはどのようになっているでしょうか。
○議長(
関根正明) 福祉
介護課長。
◎福祉
介護課長(葭原利昌) 滞納されている方も109名という状況にあります。そこ
のですね、介護保険サービス利用状況というお尋ねでございますが、この28年
の3月31日現在、滞納されている
人の中で介護認定
を受けていらっしゃる方は8名いらっしゃいます。その方が介護保険サービス
を利用している状況にございます。今ほど、現状はですね、その後2
人は完納いたしましたので、現在は6
人が未納となっております。6
人の方々は、いろいろなショートスティですとか福祉用具
の貸与ですとかデイ・サービス等
を使っている状況だという状況でございます。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) 恐らく滞納していても、このサービスそのものはきちんと保証されているんだろうというふうに思うんですけども、この滞納者に対する介護保険
のですね、給付制限、制度的にはやることになっているんです。この給付制限
の状況はどのようになっていますか。
○議長(
関根正明) 福祉
介護課長。
◎福祉
介護課長(葭原利昌) 議員おっしゃるとおりですね、介護保険法に基づいてこの給付制限という条項がございます。滞納
の年数等に応じまして3段階設けられているところでございます。1番目といたしましては、1年以上滞納した場合については支払い方法
の変更といったことで、基本的には今利用者
の負担額はサービス費用
の1割ですとか、所得
のある方は2割になっておりますが、この措置が講じられますとサービス費用
の全額
を一時的に自己負担、10割負担して、後で申請によってですね、このサービス費用
の9割ですとか8割がバック、戻ってくるよという
のが1点目でございますし、2点目はこれまた1年6カ月以上滞納した場合といったことですが、今ほど
の全額自己負担で支払うことに加えまして、いわゆるそのサービス費用から滞納した保険料ですとか、それからサービス費用
の1割とか2割
を控除してその残額が支払われると。それから、3番目、さらには今度2年以上ですね、滞納した場合については利用者負担が1割とか2割でございますけれども、それが3割に引き上げられるという状況でございます。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) 保険料も払えないのに、制度的には10割負担ですよ。あり得ない話ですね。10割負担なんて負担できるくらいだったら保険料ちゃんと払いますよという、こういう無慈悲な形になっているということなんですね。ここにも例えばほか
の税
の関係、一番対象になってくる
のは国保税
の関係なんですけども、こういうものについてだって払える、払えない、その対応
の仕方というか、本人
の位置づけ、こういう形
の中でもってきちんと見てやるというこの辺が必要だと思います。このように制度的には2割負担、あるいは10割負担というような形があるんですけども、当市において実態はその辺、給付制限あった場合にこうなるんだけども、これについて
の対応は市として、当局としてはどのような対応していますか。
○議長(
関根正明) 福祉
介護課長。
◎福祉
介護課長(葭原利昌) 当市
の実態でございます。保険料
を滞納している方で、かつ介護サービス
を利用していらっしゃる方は今6名ほどいるという状況でございます。その6名
の方
の保険料
のこれまで
の納付状況でございますが、これまで
の間ですね、慢性的に毎年未納が続いているというような方はおりませんで、過去26年度まではずっと払っていたんだけども、27年度に初めて未納となったですとか、あるいは過去に納めていなかった時期もあるんですけれども、今分納という形でですね、少しずつ納めていらっしゃるという方もいらっしゃいます。さらには未納
の方に対して、今
の市民税務課さん
のほうでですね、鋭意折衝等
をしておりますけども、交渉しておりますが、納める意向もあるというふうに聞いております。そういったこれら
の点
をですね、勘案いたしまして、現段階で給付制限
を実施する状況には至っていないと思っております。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) 現在そういう状況になっていて、そこに理解
を示されているということなんですけど、もしなんですが、先ほど言った対象になった場合、給付制限は当局としてやる考えがあるかどうか、そこにどのような踏み込み
をしていく
のか、考え方
を聞かせてください。
○議長(
関根正明) 福祉
介護課長。
◎福祉
介護課長(葭原利昌) 給付制限に関する基本的な考えかと思いますが、まず未納であるということだけで捉えるんではなくてですね、やはりその方
の背景ですとか個々
の納入状況ですとか、保険料
をお支払いする意思等
をよく見きわめた上で、しんしゃく
をした上で判断
をしていく
のが適切ではない
のかなというふうに思っております。また一方で、この介護保険制度につきましては介護認定
を受けた高齢者
の皆様方
の自立
を支えていくと、そのため
の相互扶助でございます。そういった意味で社会全体でみんなで支えていく介護保険制度だというふうに思っています。65歳以上
の方々から
の保険料は、この介護保険制度
のですね、財源的には22%
を占めると。大変重要なところでもございますので、今後引き続きですね、その滞納者
の皆様方には完納
をしていただくように粘り強くまた電話催告ですとか臨戸訪問等
を行いながら滞納
の解消に努めていきたいというふうに思っております。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) 先日伺った話
の中にはね、滞納していてなかなか大変なんだと。だけども、介護保険、実際にサービス利用していて世話になっているから、そっち
のほうへもちゃんと金払わんと世話にならんないしという、こういう高齢者もおられました。そういう
人たちという
のは本当に涙ぐんで言うわけですよ。命
の問題ですから、そこ
のところは一歩も二歩も踏み込み
をしながら対応していっていただきたいというふうに思います。 こんな中にですね、いわゆる生活困窮者に対する介護保険料
の減免対応、この辺
のところあるわけですけども、この実態はどのようになっていますか。
○議長(
関根正明) 福祉
介護課長。
◎福祉
介護課長(葭原利昌) 議員おっしゃるとおりですね、セーフティーネットといたしまして当市では介護保険料減免取扱要綱という
のを用意してございます。中身的にはですね、災害減免ですとか収入が減少した場合
の減免ですとか、あるいは生計困難減免等
の減免規定
を定めているものでございます。昨年度
の実態でございますが、災害減免でですね、1名
の方、それから生活困難減免で2名
の方がですね、この要綱によって減免
をしているという状況でございます。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) 制度的にもこういう
のがあると。正直言って、生活困窮者そのものに対してね、当然だという認識じゃなくて、この中身そのもの
をやっぱり本人からもきちんと理解していただく、納得していただく。そして、ちゃんとできる限り
の対応
をしていくという、これはお互い
の理解が深まっていく、そこに信頼関係が出てくるという形があると思いますので、懇切丁寧な対応
をぜひやっていっていただきたいと。 ついでにちょっとお聞きしておきますけども、参考までになんですが、近隣といっても上越、糸魚川しかありませんけども、そちら
のほう
の給付制限
の実態という
のをわかったらちょっとお聞かせいただけますか。
○議長(
関根正明) 福祉
介護課長。
◎福祉
介護課長(葭原利昌) 詳細までですね、つかんでおりませんが、上越市さんについては近年ですね、そういった
のも何か始めたというところは承知しております。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) そういう実態がいわゆる制度として前面に出てくるとそういう
のがありますので、そこは今課長が答弁したようにそこ
の実態
を踏まえた中でもってきちんと対応していくという
のを今後とも引き継いでいっていただきたいと思います。 保険料、利用料
の負担率と
の関係についてお伺い
をいたします。介護保険サービス
の利用料負担が1割から2割、こうなりましたが、その内容はどのようになっていますか。
○議長(
関根正明) 福祉
介護課長。
◎福祉
介護課長(葭原利昌) 1割から2割へといったところでございますけども、こちらについては介護保険法
の改正に伴って引き上げられたという状況でございます。介護保険サービス
の利用料
の負担につきましては、制度発足以来平成27年、昨年
の7月までは一律1割
の負担でございましたが、法
の改正によりまして昨年
の8月からですね、合計所得金額160万円以上
の利用者
の皆さんについては今2割負担になったといった状況でございます。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) 負担増になったんだけどもということでもって、認定者、いわゆる負担増になった
人の反応はどんな
のがありますか。
○議長(
関根正明) 福祉
介護課長。
◎福祉
介護課長(葭原利昌) 反応でございます。昨年、それからこれまでもですね、当課、福祉介護課へ
の問い合わせ等は特段寄せられてはおりません。それから、負担がですね、ふえたことに伴って、この介護保険サービス
の利用
を控えるようになったという声も届いておりません。そういった状況
の中で厚生労働省
のほうでも調査
をした経過がございます。そちらについてはですね、1割から2割負担上がった昨年
の7月と8月と比べてですね、そのサービス量はどうかという調査
をしたんですが、顕著な変動は見られないとしておりますし、当市におきましてもですね、この1割から2割に変更となった方
のサービス
の利用につきまして、上がる7月と、それから8、9、10月、3カ月
の平均
をとりまして、サンプル調査ちょっとしてみました。そうしましたが、サービス内容によりましては減少したものもありますし、逆にふえたものもありまして、総体的にはほとんどこれは前と変わらない状況だということでございます。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) 介護保険サービスそのものもね、皆さんいろんな状況、いろんな条件でサービス受けていますけども、今当局ではね、この介護保険
の予防という活動
をやっているわけで、それがどこまで踏み込み
をしていってね、この介護予防という形
の中で実際にどういう成果が上がっている
のかなという
のがあると思うんですけども、これちょっと簡単にお聞かせいただけますか。
○議長(
関根正明) 福祉
介護課長。
◎福祉
介護課長(葭原利昌) 議員おっしゃるとおり、介護予防
の充実は保険者としてですね、本当に私ども
のこれから
のなすべき最大
の課題だというふうに思っています。介護予防
の成果でございますが、今本当に介護予防
の関係では市内
のですね、議員さんからもですね、介護予防サポーターになっていただいておりまして、今上級サポーターが72名、中級サポーターが42名、合計114名
の方がいらっしゃいます。その介護予防サポーターさんからですね、地域回想法ですとか温泉健康教室ですとかロコモ健診等々に出ていただいております。大変ありがたく思っております。この成果
の一つといたしまして、やはり新規に介護認定
を申請される方々
の数はこの3年間は減少しております。これは、介護予防効果だというふうに思っております。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) せっかく取り組みしているわけでね、介護予防、予防そのものもそうなんだけども、そこで一緒に活動することによって、運動することによってその
人たち
の生きがい
の一つといいますか、そういうもの
を生み出すことによって精神的にはでかく影響してくるなというふうに思うんですね。それは、医療関係にも同じことが言えるんだろうというふうに思いますので、大いに積極的な取り組み
を、まだわからない、知らないでいるという
のもかなりあるというふうに私も思いますので、そこはきちんとPRしながら踏み込み
をしていっていただきたいと思います。 じゃ、4番目に移ります。民生委員
の関係です。ことし改選期になりました。3年任期です。11月までということでもってもう改選、それぞれ地域で推薦されておりますけど、それぞれ地域
の中でも非常に苦慮しているという実態があるんですけども、この推薦について
のそれぞれ地域から
のこんな声という
のがありましたらちょっと聞かせていただけますか。
○議長(
関根正明) 福祉
介護課長。
◎福祉
介護課長(葭原利昌) 民生委員
の改選
の関係でございますが、まず民生委員、児童委員さんにつきましてはですね、私ども、それから主任児童委員さん含めまして合計90名
の改選期
を迎えておりますが、おかげさまでですね、先週9月9日に全員
の推薦
をいただいたところでございます。これは、前回3年前
の改選時と比べましても2週間ほど早く全て
の地域から御推薦
をいただきまして、各地域
の関係者
の皆様から前向きに、また精力的にお骨折り
をいただいたものと大変ありがたく思っております。民生委員さん、改選に当たって
の地域から
の声といたしましては、やはりこの民生委員さん
をお願いしてもですね、なかなか、はい、わかったというふうにすぐにはお引き受け
をしていただけずに困ったという
のが実態でございます。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) 実はこの民生委員そのものもね、民生委員
の業務、職務といいますか、そういう
のと、それからもう高齢化が進んでいて、今回は制限年齢それでも75歳まで引き上げて、それで推薦
をという形で出されてきているんですけども、年齢だけ上げたからといってみたとこでもって誰でもできるという位置づけでもない。そういったときに今後
の対応としては、地域でもってという一応基本ベースはあるんですが、そこに何年か住んでいたという条件があったりしていて、地域
の実態
を把握していて、じゃそれで誰でもいい
のかというとそうでもないという、この辺
のところについて今後見直し
を図っていかないと維持できないんじゃないかというふうに思っております。先般東北でもって民生委員が700
人も不足しているというマスコミ報道もありましたけども、コミュニティーが確立しないところでもって民生委員も推薦できないというような形でもって出されていました。コミュニティーはあっても、高齢化が進んじゃってその対応がなかなかできないと。特に冬期は動きがとれない。こういう
のがあったりしていてなかなか大変な状況なんですけど、今後この辺は何らかの見直し
をというか、手だて
をというか、考えございますか。
○議長(
関根正明) 福祉
介護課長。
◎福祉
介護課長(葭原利昌) 推薦
のですね、過程
のお尋ねだと思うんですが、やはり今議員さんおっしゃった問題、課題は私ども妙高市だけじゃなくて、これは全国的な課題、問題なんだろうというふうに思っています。ただ、県
の選任要領
を見ましても、いわゆるその選任については直接
の関係者だけじゃなくて、地元自治体など幅広く推薦
を得るということ、まずそれがあります。地域
の実態
をよく知って、地域住民から
の信望があって、住民が気軽に相談に行ける方が適任とされているという状況でございます。そんなことから当市、今後につきましても地区代表
の方から推薦
をいただきたいというふうに思っております。 以上です。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) 県
の決まりは決まりとしてなんですけども、決まりという
のは人間がつくるものであって、時代に即したものという
のもあり得るわけなんで、そこはこれから踏み込み
をぜひお願いしたいと思います。 民生委員
の活動形態についてなんですが、民生委員
の方から旧態依然とその活動内容は変わっていないと。ただ、先般も
一般質問でありましたように、ネットワーク
を組んできているから若干はという
のはあるんですけども、ただ民生委員
の皆さん、急に要請があって飛び込んでもそこ
のうちへ入れる、入れないという、こういう問題もあったりしていて、その実態も何とか改善していかんきゃいけないと。毎月定例会行われているわけなんですけども、定例会
の中ではそのような声が出されている
のかいない
のか、その辺はいかがでしょう。
○議長(
関根正明) 福祉
介護課長。
◎福祉
介護課長(葭原利昌) 定例会等
をですね、月1回開いておりますが、この定例会
の中で民生委員さんからいただく御意見でですね、やはり一番多い
のが市民
の皆様方から相談
を種々いただくわけでございますけども、その場、そのときに正しくですね、即答することができなかったといったところで、具体的なケース
を出しまして、こうした場合にはどうしたらいい
のかというようなですね、御意見、問い合わせが大体ほとんどだというふうに伺っています。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) 民生委員
の方からね、もうちょっと何とかという声も聞いているんです。具体的に何
をどうせいというとこまではちょっとないんですけど、そういうものもぜひ踏み込み
をして声かけ
をしていただきたいなというふうに思います。 それから、民生委員は一番に何かというと、ボランティア活動でありながら守秘義務が最も重いという、こういう状況にあるわけですよね。にもかかわらず年間報酬が10万円、10万1000円ですか、2000円ですか。こんな状況であって果たしてどうなんだと、今
の時代に。これ
をプラスアルファでもって見てやる必要があるんじゃないかと。制度としては国
のものですから、不足分は行政としても補いながら、先ほど言ったネットワーク活動等々
の絡み等も踏まえて報酬
の引き上げなんていう
のは考えていませんか。
○議長(
関根正明) 福祉
介護課長。
◎福祉
介護課長(葭原利昌) 民生委員さん
の報酬
の関係でございますが、議員おっしゃるとおりですね、今
の県からは年額5万200円、それから当市からも同額
の年額5万200円、合わせまして10万400円でございます。こちら
の報酬以外に私ども、当市からはですね、民生委員さんお一
人お一
人にですね、いわゆる全国民児連互助事業会費ですとか県民児協一般会費等々
の会費があるんですけれども、そちらにつきましては民生委員さんお一
人につき大体約1万円
の90
人分、約90万円について私ども
の市
のほうから助成
をさせていただいておりますし、また市内、それから市外でですね、行われます会議ですとか研修会
の日当ですとか参加費ですとか交通費等ですね、年間で大体約100万円ぐらいになります。それから、ことし
の場合なんですが、全体研修会費としてやりました。45万円ほどかかっておりますが、こちらにつきましても民生委員
の協議会
の皆様方に対して補助
をしているという状況でございます。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) 今言われた
のはね、実費負担なんですよ。果たして民生委員
の責任報酬という
のはこれでいい
のかというところ
を踏み込んでぜひ検討していただきたいというふうに思います。 時間
の関係でもって次行きます。5番目、鳥獣対策事業ということでもって、昨年は山が豊作でということでもって、いわゆる鳥獣
の数が多くなっています。その影響でということでもって被害があちこち出されています。そういう対応でもって追い払い専門員2名配置して取り組み
を進めてきているところでありますけども、この専門員
を入れて
の成果と課題、この辺はどのように捉えていますか。
○議長(
関根正明)
環境生活課長。
◎
環境生活課長(
竹田幸則) 専門員2名
を昨年
の5月から雇用
をしておりますが、1名につきましては主に
妙高高原地域の猿、そして熊対策
を中心に活動していただきましたし、もう一名は新井地域
のイノシシと熊対策
を中心に活動
をしていただきました。その結果、昨年はですね、鳥獣が出没するとすぐ現場に駆けつけて追い払い
をし、農作物
の被害
の減少に努めてきたところでありますし、またこれら2
人の専門員がですね、先進地
の視察
をしたり、専門家からアドバイス
を受けることによりまして、いろいろ
を情報
を得てですね、猿については群れ管理が重要だというようなことから、昨年後半からは居場所調査ということでテレメトリーという機械
を導入いたしまして群れ
の管理に努めてまいったところであります。このようなこと
を実施しまして、昨年は猿は9頭捕獲することができましたし、イノシシについては4頭捕獲することができました。しかしながら、鳥獣対策についてはですね、いまだに被害が減少することはないということで、地域
の皆さんとともにですね、息
の長い取り組みが必要であるということ
を考えております。今後につきましても鳥獣
のですね、頭数
の削減等が課題であるというふうに考えております。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) いわゆる追いかけっこになると思うんですけどもね、実際に専門員と
の懇談といいますかね、意見交換は大いにやってきていると思うんですけども、そこで
の特別といいますか、専門員からこういうこと、ああいうことって、そういう意見という
のはどのような
のが出ていますか。
○議長(
関根正明)
環境生活課長。
◎
環境生活課長(
竹田幸則) 猿
のほうにつきましては、地域
の中にですね、いまだに野菜
の残渣がなかなか片づかないということで、専門員
のほうからはそういった指導
をすることによってより効果が上がるということ
を求められておりますので、そのような対応
を今しておるところでありますし、また電気柵
の使い方について、張ったらそれで終わりという方が多いように見受けられますが、張ってもやはり張りっ放しではなくて、その管理等
をきちっとしないと鳥獣に入られるということがあるので、その辺
の情報交換等はいろいろと行っているところであります。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) 専門員が現場に向かってなんですけども、今言ったように2
人でもって1
人は
妙高高原専門で1
人は全体にという形でもってあるわけですが、これ2
人で足りる
のかどうな
のか。そして、先ほど、今ほど課長答弁にあったように残渣
の問題であったり、あるいは電気柵
の問題であったり、この辺
のところはその地域に出てどのような対応
をしていく予定な
のか。せっかくそういう
のが出ているにもかかわらず、言葉だけになっていたんじゃ意味ないんだけども、その辺どう捉えていますか。
○議長(
関根正明)
環境生活課長。
◎
環境生活課長(
竹田幸則) 鳥獣対策については、やはり地域
の方がまず第一線で動くことが重要だということから、昨年各地域に鳥獣対策協議会
を立ち上げいただきました。その鳥獣対策協議会ごとに何回か学習会
を重ねて地域
の皆さんにお集まりいただいて、今ほど申し上げました野菜
のくず
の対策とか、それから猿やイノシシに対する電気柵
の設置とか、そういった地域ぐるみ
の対策が必要であるということ
を訴えてまいりました。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) 形
をつくればそれでということじゃなくて、それぞれ地域に入っていても、みんながそういう立場といいますかね、認識にならんとだめだというふうに思うんですね。これは、実際に農作業
をやっているか、農産物
を育てている方、この
人たちは真剣になるけども、そうでない
人たちはというこの温度差という
のはそれぞれにあると思うんです。したがって、ここ
のところ
の周知徹底というもの
をきちんとやっていかんきゃいけないし、電気柵についても一生懸命PRしながら皆さんそれぞれにという形でやっているようですけども、もっともっと地域
の中で全体で、まず残渣
の問題なんていう
のはとにかく一
人一
人そこに住む皆さん
の認識
の問題ですからね、そういう
のを徹底するがため
の手だて
をまだ踏み込みすべきだというふうに思うんですけども、そこ
を再度お聞かせください。
○議長(
関根正明)
環境生活課長。
◎
環境生活課長(
竹田幸則) 確かに耕作
をしている方にとっては非常に真剣な問題で一生懸命取り組んでいただいておりますが、なかなか地域全体へ
の波及ということについては私どもも課題
の一つとなっております。これからは、また引き続き地域
の皆さん全体でですね、この問題
を意識していただけるような対策
をとってまいりたいと考えております。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) 恐らくこれからかなり出てくるんじゃないかなというふうに思っております。先日私も地元でもって初耳だったんですけども、猿が来ていましたよという
のを聞いたんで、これは大変だなというふうに思っているんですけどね、だからそういう情報も踏まえてなんですが、どこで何がというあたり
を情報としても早目に捉える必要があるなというふうに思っています。 最後
の6番目、除雪対策
の関係について伺います。これまで何回も何
人もという形でもって質問してきております。特には昨年冬、昨年度
の冬ということになるんですけど、暖冬少雪って言われた形
の中でもって雪は少なかったんです。暖冬少雪という
のは、いわゆる雪
の量は少ないけども、雪が非常に重たくて、降ってきた雪
の始末が大変でいろんなところでもって交通障害が出ると、こういう
のがあったわけです。今までもそれぞれ除雪支部長
を設けながら
説明会
をやってきているわけですし、先般も特段
の意見がなかったという話でありますけど、通常
の状況でいうとおおむね良好なんですよ。だけども、あのどか雪といいますかね、重たいからどか雪にしておいてください。それでも交通障害があったという
のについては、課長はどのような認識でいますか。
○議長(
関根正明) 建設課長。
◎建設課長(杉本和弘) 最近ではですね、地球温暖化
の影響と言われておりますけども、当妙高市においてもですね、非常に重い雪といいますか、湿った雪が降る場合がございます。このこととですね、交通にどのような影響がある
のかということ
を今後も見きわめながら対応していく必要があるというふうに考えております。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) そこで、先に伺いますけどね、今後
の対応という形
の中で今までどおりでいい
のか、あるいは業者、除雪支部長、ここと
の話
の中で改善すべき課題があるというふうに私は思うんですけども、その辺何か感じていますか。
○議長(
関根正明) 建設課長。
◎建設課長(杉本和弘) まず、昨年市民
の皆さんからですね、多く苦情が寄せられた問題はですね、除雪
の出動判断についてでございまして、早朝除雪につきましては委託業者が判断
をすることといたしまして、零時から3時ごろまでに行っているということでございます。また、日中除雪につきましては市が判断
をしておりますけども、遅くともですね、午後
の1時ごろまでに行っているわけでございますが、早朝、日中でもですね、その判断
の時間
を過ぎた後にですね、多量
の降雪があった場合
の出動判断についてですね、改善すべき点があると考えておりまして、今後につきましてはその判断する時間
を遅くするなど
のですね、措置
をとりまして、実施時間につきまして弾力的に運用していきたいというふうに考えております。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) 午後、日中出動
をですね、今まで1時にこだわっていたその理由が私もわからなかったんですけどもね、それと同時に除雪支部長さんはね、地域
の皆さんからどうなっているんだって言われる。言われたときには1時過ぎていてもう出動しませんとなる。ところが、雪
の降る状況なんていう
のは時間で区切って降ってくるわけじゃないわけですよ。若干おくれたって、これは早朝除雪も一緒ですよ。早朝は、これも1時くらい
の判断ですか、12時判断ですか、出動が大体2時から2時半くらいでしょう。その前に降っていれば順調に出動できる。だけど、それが遅くなったときには今度は出動もおくれて交通に支障
を来す。だけども、やってもらわんきゃいけないという、こういう形になるんでね、だから実際に業者
の皆さんは大変だと思うんです。だからってやらんでいいということにならないんです。午後
の出動についてもね、いわゆる市
のほうで、当局でパトロールかけて、それでもって判断して1時に出動するかしないかという、何か効率
の悪いことやっているんですよね。業者とか支部長とか、その辺
のところは連絡とりながらやりとりできない
のか。場所によって
の降雪量は全然違う。ここ
のところ
をきちんと見直し
をした組み立て
をする必要があると思うんですが、いかがですか。
○議長(
関根正明) 建設課長。
◎建設課長(杉本和弘) 日中
の出動につきまして、除雪支部長、それと業者
の判断に任せてはということだと思いますけども、支部長さんにおかれましても雪に対する考え方、その降り方ですとか、いろいろな見方
をされている方がおられるということとですね、業者
の聞き取り
を行いましても、やはり業者間でですね、出動判断という
のは非常に違うと。もう少し言いますと、基準に達していないのにですね、出動している業者さんも見られるという
のが業者さん
の意見でもありますので、この辺
をですね、統一するためにはですね、やはり市
のほう
の判断は必要だろうというふうに考えております。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) 出動するかしないか業者でもってという
のは、それはいろいろあると思いますよ。そんな
の場所によってみんな違うわけだから。山間地に行ったらね、入り口と末端ではもう既にそこでもってかなり
の差があるわけですよ。あそこは出た、ここは出ないなんていうそこでもって言われているんじゃなくて、実際に降雪がどのぐらいかというここ
のところ
をきちんと把握するということがまず大事だと思うんで、それでもって指示
を出すというところに、時間とあれがちょっと大変かもしれませんけども、その辺
の対応でもって見直し
をぜひ図っていただきたい。 もう一点は10センチ、15センチ
の問題です。何で
妙高高原15センチでもって、新井が10センチだった
のを妙高高原に合わせて15にした
のか。向こうは雪
の重い、軽い
の関係があったはずなんですよ。先ほど言ったように温暖化
の関係
の中でね、雪が重たくなっているんです。重たくなったとき
の10センチという
のは、軽い雪
の15センチ以上なんですよ、障害は。そこでトラブルあって、それがどうなんだという、どっち
を見るかということになるんでね、これ10センチ、15センチ
の見直しという
のは検討しているんですか。
○議長(
関根正明) 建設課長。
◎建設課長(杉本和弘) この10センチ、15センチ
の重たい雪がどういうふうな交通に実際影響する
のか、今冬ですね、十分検証していきたいというふうに考えております。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) 検証していくという
のはね、大いに結構だと思う。今冬ずっとそれ検証で終わる
のか、検証していって冬
の間にもそこ
の変更
をかけるとか見直し
をかけるとか、そういうところへ踏み込みする気持ちありますか。
○議長(
関根正明) 建設課長。
◎建設課長(杉本和弘) 検証した結果がですね、非常に支障
を来しているということになれば、その場におきまして検討していきたいというふうに考えております。
○議長(
関根正明) 霜鳥榮之議員。
◆9番(霜鳥榮之) 時間になりましたけども、ぜひ検証してその時点でこうだって言ったらそこに踏み込み
をする。雪国であるから雪降る
のは当たり前。だけども、そこでもって生活している、あるいは観光も含めた中でもって、ぜひ踏み込み
を強くお願いして終わります。ありがとうございました。
○議長(
関根正明) 議事整理
のため、午後1時まで休憩します。 午前11時55分 休 憩 午後 1時00分 開 議
○議長(
関根正明) 休憩
を解いて会議
を続けます。 ◇ 村 越 洋 一 議員
○議長(
関根正明) 村越洋一議員。 〔4 番 村越洋一 発言席に着く〕
◆4番(村越洋一) 議席番号4番、村越洋一です。あらかじめ通告
の4項目について質問いたします。午後
の1番目で最後になりますが、ぜひともよろしくお願いいたします。 平成27年度
の妙高市は、第2次妙高市総合計画
のスタートアップ
の年ということで、5つ
のプロジェクト
を核にして行政運営がなされました。そして、人口ビジョン、そしてまた妙高版総合戦略による数値目標
を示し、未来に向けたまちづくり
を仕掛けた年と理解しております。政策
を絞り込むと、1つは少子化対策として
の子育て支援と地域と連携した切れ目
のない教育環境
の確立、いわゆる子ども・若者支援。もう一つはインバウンド
を意識し、国立公園と観光産業、そして交通リズム
をベースにしたいわゆる妙高ビジョン。さらにもう一つは、健康寿命
の延伸に向けたいわゆる総合健康都市に集約できる
のではないかと思います。国は、ことし
の6月に日本一億総活躍プラン
を発表し、そこには子育てや働く
人へ
の支援、健康
の維持、農業や観光産業
の振興に係る施策が全面に盛り込まれていて、当市
の総合計画は国
の動きに先立つ市政運営
の役割
を果たした
のではないかと評価しています。また、27年度はクラウドやICTが見え始めていることも見逃せないところだと思います。先般より話題になっている三菱総研
の地域創生推進計画にもその指摘がされており、妙高市はこれから起ころうとしている第4次産業革命
の波に敏感に、かつスピーディーにかじ取り
をしていっていただきたいと願っているところであります。さらにもう一点、女性活躍や多様性
を受け入れ、多様性
を生かす社会づくりについても最大
のテーマだと思っております。国際標準という意味で妙高市が今後どういった立ち位置で活躍していけるか、そしてまた妙高らしいか、そんな観点で27年度
の決算についてお伺いしたいと思います。 まず、第1点目ですけれども、障がい者日常支援事業について、付属書類
の21ページになります。まず、質問としましては、障がい者福祉対策としてさまざま行っている事業
の中
の社会参加促進についてでありますが、在宅障がい者
の社会促進事業とある創作活動
の講座
の実施状況についてまずお伺いします。
○議長(
関根正明) 福祉
介護課長。
◎福祉
介護課長(葭原利昌) 創作活動
の実施内容についてでございますが、在宅障がい者社会参加促進事業、ハスクルでございます。今在宅にいらっしゃいます障がい者で本事業へ
の参加が可能と思われる障がい者
の皆様約50
人さんほどいらっしゃいます。その中でですね、こちら
の事業に登録されている方は18名でございます。内容といたしましては、新井ふれあい会館
を会場にいたしまして、こちらにも書いてございますが、囲碁、将棋、音楽、ちぎり絵、手話、華道、俳句、さをり織り
の講座
を設けながら活動
をしている状況でございます。それぞれ
の講座、大体年間20回前後でございまして、延べ開催回数は134回、延べ利用者は490
人でございます。
○議長(
関根正明) 村越洋一議員。
◆4番(村越洋一) レクリエーション的なものに加えですね、作品づくりとか、または織物とか、そういったものさまざまあるように思います。ちなみにですが、課長はですね、このでき上がった作品という
のは見たことありますか。
○議長(
関根正明) 福祉
介護課長。
◎福祉
介護課長(葭原利昌) ございます。
○議長(
関根正明) 村越洋一議員。
◆4番(村越洋一) この作品ですけれども、でき上がったものがいろいろあるかと思うんですけれども、市民
の目に触れるような場所にですね、展示するなど
の発表
の場
を設けるなどということはされていますか。
○議長(
関根正明) 福祉
介護課長。
◎福祉
介護課長(葭原利昌) こちら
の作品につきましては、新井ふれあい会館内
のやすらぎ
の場、それから1階、2階
の廊下にてですね、通年で作品
の展示
を行っておりますし、妙高地域で開催されております妙高ふるさとまつりにおきましても一部
の作品
の展示
を行っているという状況です。
○議長(
関根正明) 村越洋一議員。
◆4番(村越洋一) そうしますと、作品はどんどんできているという状態な
のかなと思いますが、それ
をですね、保管したりとか、そういったもの
を管理したりとかということはどんなふうにされているんでしょうか。
○議長(
関根正明) 福祉
介護課長。
◎福祉
介護課長(葭原利昌) そちらにつきましてはその団体に任せているという状況です。
○議長(
関根正明) 村越洋一議員。
◆4番(村越洋一) この事業ですね、運営委託
をされていると思いますけれども、その委託料あるいはその内容について教えてください。
○議長(
関根正明) 福祉
介護課長。
◎福祉
介護課長(葭原利昌) 運営委託
をしてございまして、32万8000円ほどでございます。その中身でございますが、講師謝金といたしまして16万円ほど、それから材料費ですとか通信費等といったことで16万円ほどという内容でございます。
○議長(
関根正明) 村越洋一議員。
◆4番(村越洋一) 講師謝金ということは、先生が来られて何か作品
をつくったり、あるいは材料費についてもその中から出ているということでよろしいわけですね。 本事業
の目的ですね、本来
の目的というか、それとこの事業
の実施によってどのような成果が出たかについてお願いします。
○議長(
関根正明) 福祉
介護課長。
◎福祉
介護課長(葭原利昌) まず、目的でございますが、やはり個々
の能力、それから適性にですね、応じた講座等
を開催いたしまして、在宅中心、おうち
の中だけ
の生活でなくて、いわゆる外出支援、これ
を促進すると。それから、やはりめり張り
のある日常生活
を送ってほしいと、こういったこと
を目的としております。それから、成果でございますが、やはりその参加者
のニーズに沿いました講座等
を開催いたしまして、創作的活動
の場
の提供
を行って参加者同士
の触れ合い
をすることによりまして、在宅で
のひきこもり、ひきこもることもなく、社会ですとか地域に出て交流
をして、楽しみですとか生きがいにつながっているというふうに考えております。
○議長(
関根正明) 村越洋一議員。
◆4番(村越洋一) 作品づくりということなんですけれども、クリエイティブな部分になると思います。自分
の想像力
を働かせてということですので、恐らくバリアというか、障がいなく皆さんが自分
の思い
のままにいろんな活動ができるんじゃないかなというふうに思います。 ちょっと私
の思い出といいますか、思い出すことなんですけれども、平成21年ですね、今から7年ほど前になるんですけれども、たしかですね、電源立地
の関係
の補助金
の関係だったと思うんですけれども、心
のまま
のアート展という市
の事業がありまして、そこでですね、障がい者と、それから健常者が一緒になってですね、作品づくり
をするという機会がありました。目的はですね、お互いがですね、場
を共有しながらものづくり
をする中で、障がい者
の方
のですね、社会参加ということはもちろんあるんですけれども、そればかりじゃなくて、健常者
の方がですね、障がい者
の方と触れ合うことによって何か得るものがあるんじゃないか。その結果
の見えないもの
を事業化してやるわけですので、どうなったかという
のは本当にやりながらですね、感じる部分ではあるんですが、幸いですね、それに参加させていただきまして、共生といいますかね、一緒に生きているんだという意識
を非常に持ついい機会となりました。それはですね、もう7年も前
のことでありまして、そんな前からですね、妙高市はですね、そういった事業に取り組む非常にいいチャンスがあったというふうに感じております。 そこでですね、この障がい者日常生活支援事業ですね、この創作活動についてですけれども、今申し上げたようにですね、ただ創作するだけではなくてですね、ぜひとも障がい者
の力
を健常者にも与えてほしいなというふうに思うわけです。そういうことによってですね、活躍
の場があるということと、それからそればかりじゃなくて健常者にも本当にいい機会になると思います。社会参加という意味でより事業目的に近づいていくんではないかなというふうに思っておりますが、いかがなもんでしょうか。
○議長(
関根正明) 福祉
介護課長。
◎福祉
介護課長(葭原利昌) 議員おっしゃるとおりだと思います。障がい者
の手帳
を持っておりまして要介護認定
を受けている方
の中でもですね、こういったようなことを通して機能改善と、それから要介護認定が非該当となったケースもございます。そういった意味で本当に広くですね、大勢
の方から参加していただくことが重要だと思っておりますし、今後はこの作品発表
の場
を広げて社会参加
をより促進していくと、そういうふうに考えております。
○議長(
関根正明) 村越洋一議員。
◆4番(村越洋一) そうしますとですね、仕掛けづくりというか、そこでまた一つ苦労があるかと思うんですけれども、今ですね、はやっているというか、話題になっているものでアール・ブリュットという
のがあります。アール・ブリュットという
のはこれフランス語でして、アールという
のは芸術という意味ですね。ブリュットという
のは生
のという、直訳するとそういう意味なんですけれども、平たく言うと障がい者アートみたいな言われ方
をするんですが、私にするとですね、障がい者ばかりがそういった生
の表現活動
をするもんではないなというふうに思っています。ですから、本当にわかりやすい取り組みとしてはアール・ブリュットといって、障がい者
のアートみたいな形で繰り広げる
のも一つ
の手かなというふうに思うんですけれども、そこはですね、妙高らしさというか、妙高型というか、そういうものがある
のかなと思いますので、安易に妙高市もアール・ブリュットやるよということではなくてですね、ちょっとよく考えてというか、いい方法
を考えてぜひ取り組んでいただきたいなというふうに思います。 県内ではですね、アール・ブリュットサポートセンターとか、それから新潟県アール・ブリュットネットワークというものがございます。芸術活動に取り組む障がい者
の支援
を行っているということでですね、もしかしたら新聞でごらんになった方も多いかと思うんですが、アール・ブリュット展in上越という催しがですね、昨年と、それからことし、ことし2回目になるわけですけれども、行われます。私は、たまたまですね、やはりそういった活動に非常に興味
を持っていたものですから、昨年あったときはですね、実は参加したかったんですが、残念ながらできなかったです。ことしですね、ちょっと事前に計画してですね、参加させていただきました。まず、オープニング
のそういったセレモニーがありまして、それから当然作品展がありますね。また、その障がい者
の方はですね、日々活動して制作しているところ
を映画にとってその映画
を世界観というところで流すというふうな、いろいろな複合型
のもので事業
をやられていました。非常に効果的だったと思います。やはりですね、思い
の高い方たちが集まっていろいろトークイベントなんかもやったりですね、非常にいいとき
を過ごさせてもらったなというふうに思います。昨年とことしですね、アール・ブリュット展については上越市
のですね、社会福祉法人がですね、厚労省
の支援
を受けて事業
を行ったということで、見るほうも無料で映画も無料、そんな安くていい
のかなと思ったんですけれども、やはりですね、そこでいろいろ問題になっていた
のは、障がい者
の方たちもですね、作品
をつくる。それもすごくすばらしい作品なんですね。それが展示されるんですが、社会参加ということでそれ
を例えば販売したらどうだという考えも、意見もあるんですね。ところが、やはりですね、そこはアール・ブリュットということで何も自分が意図してつくらない作品なもんですから、売ることができないわけですね、著作権とか
の関係で。そういう何かいろんなハードルはあるんですけれども、やはりですね、これから
の時代、そういったバリア
のないというか、インクルーシブというか、ダイバーシティというか、そういう多様性
を認める時代に突入しているというふうに思いますので、ぜひこういった機会
をですね、うまく使ってやっていただきたいなというふうに思います。妙高市にはですね、市役所にも飾ってありますけど、岡田清和さんというすばらしい表現者がいらっしゃいます。ああいう方も確かにすばらしいんですが、一般
のというかですね、普通
の障がい者
の方がつくる作品という
のも本当に魂
のこもったもの
をつくられるなというふうに思います。 あとですね、現在リオでパラリンピックやられていると思います。ああいう方たちからもらエネルギーという
のは非常に大きいものがあるということも感じます。そしてまたですね、アール・ブリュットという点では作品づくりというばかりではなくて、心
のまま
のアート展
のときはですね、上越教育大学
の今教授になりました上野さんが合唱でもって御参加したということで、そういったね、ジャンル
を問わずいろんな活動
をともにする。できればそういった表現活動というか、そういうもの
を取り入れていったらいいなというふうに思っております。それがこの質問
の趣旨になりますが、最後にいかがでしょうか。
○議長(
関根正明) 福祉
介護課長。
◎福祉
介護課長(葭原利昌) 議員おっしゃいますアール・ブリュットでございますけども、昨年、それからことしですね、上越市内
を会場に主催しております事業所からですね、次年度妙高市で
の開催はどうかという打診
をいただいております。そういった意味で今後も引き続きですね、協議
をしてまいりたいと思っております。
○議長(
関根正明) 村越洋一議員。
◆4番(村越洋一) ぜひよろしくお願いしたいと思います。 次ですね、2番目、妙高生産物ステップアップ事業、57ページになりますが、農家数がですね、減少
の中にあって、米、野菜、ソバと品種が拡大していない現状であると。生産、加工、販売という6次産業化
を目指す過程において試験栽培や異業種と
の連帯
をしながら販路拡大に取り組むという中でですね、6次産業化へ
の支援として農産物
の品質向上
のため
の支援や販路拡大
の支援
をしてきたという理解があります。これは、ここまではですね、昨日
の樗沢議員
の丸写しでございますが、その続きになります。樗沢議員からですね、バトンタッチ
をされておりますので、その続きということで私
の質問に入らせていただきますが、私はですね、この事業に関して、まず6次産業化についてどのように考えるかというところについてちょっとお尋ねしたいと思います。6次産業化という
のはですね、わかりやすく言うと農林業と、それから加工と流通販売みたいな、1足す2足す3が6になると、そういった、単純にそういうことなんですけれども、実際ですね、今まで1でやっていたもの
を6にすると、2でやっていたもの
を6です。3にやっていたもの
を6にするという作業は簡単なことじゃないというふうに思います。私もですね、過去にいろんな方といろんな活動
をしながら、生産したもの
を加工して販売すればいいのになというふうに思うこともたくさんありましたし、私はどちらかというと3番目
のほうに来るんですけれども、3
の方は逆に言えば1は苦手なんだとかいうことで、6次産業という
のはですね、そんな簡単にできるもんじゃないというふうに最近はもう割切るような感じになってきてもいるんですけれども、とはいえですね、やはり先ほどもですね、多様化というものがあります。いろんなものに対応していかなくちゃいけないという意味でですね、製造だけではなく加工、販売と、そういったようなこと
の必要性というか、そういうものも大事になってきているということ
を痛切に感じます。それでですね、6次産業
をただ取り組めばいいということじゃなくて、やはりはっきり言うとビジネスになるわけですから、成功しなくちゃいけないわけですね。何をもって成功達成するかというところが本質であって大事なところなんじゃないかなというふうに思います。 そこでですね、まず最初
の質問としましては、6次産業化
のですね、成果目標、このあたりどのように考えているか所見
を伺いたいと思います。
○議長(
関根正明) 農林課長。
◎農林課長(今井一彦) 6次産業化
の成果目標ということでございますが、今議員さんおっしゃられたとおり、農産物
の生産、それから加工、それから販売
をこれら一貫して行うことによりまして、地域
の特産品となるような産業
を興し、新たな雇用
を創出することにより、地域
の活性化
を図ること
を目標としているというふうに認識しております。
○議長(
関根正明) 村越洋一議員。
◆4番(村越洋一) 産業化として雇用に結びつくというところが成果であるというふうなことだと思います。いずれにしてもですね、売れ続けるというか、持続的にそれが業としてなり得るというか、そこら辺が大事なことだと思います。ただですね、一たび業となってもそれ
をまた続けていくことですね、継続していくことは非常に難しいことであって、その時々
の対応が迫られる。それがビジネスじゃないかなというふうに思っております。その中でですね、この6次産業化
の事業、私はですね、ただ例えばあるもの
を加工して、じゃそれ
をこうやったらいいんじゃないか、そのアイデアとですね、条件ありきみたいないうところでやっていく
のはどうかな。ちょっとわかりにくい表現かもしれませんけど、何
を言いたいかというとですね、マーケティングというところが一番大事じゃないかなというふうに思います。まず、ニーズがあって、それに対して何ができるか、何が欲しい、必要とされているか、あるいはニーズ
をつくり出すというところが一番大事なところなんじゃないかな、それに対するアプローチがマーケティングということなんではないかなというふうに思うんです。その成果という意味でですね、ちょっといろいろ市
の関連
のもの
を見てみたらですね、総合戦略
のKPIですよね、指標には6次産業化とブランド化
の推進という項目
の中にですね、6次産業化
の評価として直売所
の売上額がそこに載っていたんですね。もちろん直売所で売れるということは一つ
の指標となるとは思うんですが、もう一方ではですね、直売所ばかりじゃなくてネットで販売するとか卸し
を行うとか、そういうことで新しい販路ですね、そういったものも当然先ほど
のお話でも、昨日
のお話ですかね、研究されて調査されているということですから、そういう部分も当然取り入れているんだなというふうには思っております。 そこでですね、次行きまして、質問
の2番目なんですけれども、縄ない機という言葉が出てきて、おっと思ったんですけれども、この縄ない機は今どういう状況なんでしょうか。
○議長(
関根正明) 農林課長。
◎農林課長(今井一彦) 妙高生産物ステップアップ事業、平成25年度から実施いたしまして、3カ年で合計8件
の支援
を行ってまいりました。昨年度は1件ということで、この縄ない機
の購入について支援したということでございまして、今
の状況でございますが、事業
の実施主体は水原地区
の住民
の皆様で構成された任意団体
の縄綯う会ということでございまして、昨年度につきましては導入初年度ということもございまして、近隣
の縄
をなうベテラン
の方から講習
を受けながら試作品づくりに取り組んだという状況でございます。
○議長(
関根正明) 村越洋一議員。
◆4番(村越洋一) 実際商売になっていますか。
○議長(
関根正明) 農林課長。
◎農林課長(今井一彦) 現段階ではまだビジネスには至っていないという状況です。
○議長(
関根正明) 村越洋一議員。
◆4番(村越洋一) 商いになっているかどうかという
のはそんなに今問題じゃないと思うんです。ただですね、ずっと続けていってですね、それが成果となって出てくるという
のは非常にスパンがですね、長過ぎるというか、ともすればこのものという
のは本当にワンチャンスというか、いいチャンス
をつかみながら本当にうまく回していくような形でですね、やっていくものがそういったマーケティングや商売という部分じゃないかなというふうに思います。 それでですね、そこはそんなに追及する部分じゃないので、例えばですね、今
の購買という
のはどういうふうにされているかというと、例えばですね、私がですね、何となく縄が欲しくなったといった場合にはインターネットでまず調べます。例えば幾らぐらいな
のかな、どんな
のがある
のかなというところから始まって、じゃ仮にですね、荒縄と調べますよね。そうすると、大体アマゾンがひっかかってきますね。アマゾン
を見ると、もう既にどんな形状
のもので幾らでどんな品質
のもので、出てきます。送料幾らでボタン1個押せばもうあしたには、あさってぐらいですかね、届くというふうな状況です。そればかりじゃなくてですね、そのページ
の中には非常に安価なものも出ていたりします。きちんとした縄じゃなくてプラスチックみたいなものでできたようなものから、場合によれば非常に高級品、それから最低価格
のもの、そんなものがですね、並んでいたら、ついこれどれか買ってしまいます。それがですね、今
の市場と購買
の流れなんだろうなというふうに思います。それはですね、もう当たり前
の世の中な
のかなというふうに思います。それと、そればかりじゃないです。当然そこでですね、本当にしっかりとした手づくり
のいいものというものもその次には探したくなりますよね。じゃ、本当にいいものはどうな
のかと探すと高級荒縄とかまたちゃんと出てくるわけですね。そうすると、福井県
の何とかという荒縄が出てきて、雪
のつるす
のに使ったりとかですね、植木
の根巻きというんですかね、ああいうものに使ったりというふうな用途もしっかり出てきている。そんなことでですね、実際ですね、インターネット販売に手
を出してほしいって言っているわけじゃなくて、今ですね、水原地区というふうにおっしゃったんですが、非常に高齢化しています。それで、中にね、若い元気な
人がいたりして、じゃ俺やるよって言ってやっている姿も見ないでもないんですが、やはりですね、続けて売れる商売にしてほしいなと思うんです。でも、商売にしてほしいって、それは行政にですね、お願いするようなことじゃないことかもしれないんですが、それ
をリーディングする状態にある行政がですね、やはりそういったところ
をうまくかじ取り
をとっていただきたいなというふうに思います。いずれにしても人材とか、そういったものが核になってくるんだろうなというふうに思います。それから、余りゆっくりしたことじゃなくて、新しく成果
を出していくというところ
をですね、それこそKPI、短期間
の中にこういう成果
を出すんだというところ
をですね、生産する方と一緒に共有しながらやっていただくというふうなことがよろしいかなと思います。そういうことでですね、課題とか今後
の見通しについてお伺いします。
○議長(
関根正明) 農林課長。
◎農林課長(今井一彦) この縄ない機
の関係でお答えさせていただきますけれども、この縄ない機につきましては水原地区
のですね、地域振興計画
の第2次推進計画に位置づけられておりまして、この計画
の中で
の目標といたしまして、生産活動による生きがいづくり、それからグループ活動による地域コミュニティ
の輪
を拡大するといったことがその目標になっております。ステップアップ事業で支援したということもございますから、こういった推進計画に位置づけられた目標、それから先ほど申し上げましたとおり、農家所得
の確保、拡大につながるような取り組みとなるようにまた市としても取り組んでいきたいと思っております。
○議長(
関根正明) 村越洋一議員。
◆4番(村越洋一) よくわかりました。今後はですね、中山間地非常に高齢化になってきて人数も少なくなってきて、全体が連携してというふうなことになってくると思います。水原地区ばかりじゃなくて、もしかしたらいろんなアイデア、それからいろんなネットワークあると思いますので、連携とか、そういった情報
を発信したりしながらいろんな可能性
を探っていっていただきたいなというふうに思います。 次ですね、3番目
の妙高型エコツーリズム推進事業についてお伺いします。エコツーリズムということですから、エコという
のは英語
のエコロジー
の略で、もうすっかり定着していると思いますが、自然環境保全というふうな意味合いでよろしいかと思います。妙高市
のですね、基本理念である生命地域
の創造に向け、4つ
のツーリズムであるうち
のですね、グリーンツーリズム、エコツーリズム、ヘルスツーリズム、そしてまたアート&カルチャーツーリズムですね、この大きな4本
の柱
のうち
の1本であるというふうな位置づけであると思います。非常に重要な部分だと思います。それとともにですね、平成27年度
の重点プロジェクトであります新幹線、それから国立公園
を生かした交流人口
の拡大について
の基礎となる事業というふうな捉え方
をしております。 そこでお伺いしますが、平成27年度
のですね、エコツアー
を実施した内容について伺います。
○議長(
関根正明)
環境生活課長。
◎
環境生活課長(
竹田幸則) 平成27年度
のエコツアー
の実施状況でございますが、4回計画
をいたしまして、1回は天候不順
のため中止しております。実施した
のは5月に開催いたしました花
の斑尾エコツアー、6月に開催いたしました平丸ふれあい
の森エコツアー、10月に開催しました秋
の妙高山麓エコツアー
の3つでございます。
○議長(
関根正明) 村越洋一議員。
◆4番(村越洋一) 参加者
の声
を拾っていたらお聞かせ願いたいと思います。また、そこからですね、浮かび上がってくる課題みたいなものがあったらお願いしたいと思います。
○議長(
関根正明)
環境生活課長。
◎
環境生活課長(
竹田幸則) ツアー開催
のたびごとに参加者
の皆さんに
アンケート調査
を実施しているところでございまして、自由に記述する欄もございまして、非常に多様な意見がございますが、全体としては非常によかったという
のがですね、端的に言ってほとんどそういった御意見が多く寄せられておりますが、中にはですね、ガイドがもっと充実していればよかったですとか、リピーター
の方が最近非常に多くなってきておりますので、また新しいコース
をつくっていただければよかったとかですね、またそのほかいろいろとたくさん市でやっているエコツアー以外にもですね、最近ではそれぞれ各種団体、また民間
の皆さん方もやっているそういったツアーもございますので、そういった情報もあればよかったとか、そういったような御意見
をいただいております。
○議長(
関根正明) 村越洋一議員。
◆4番(村越洋一) リピーターが多いということは、好評だということなんだなというふうに思います。あと、場合によればマンネリというか、そういったものももしかしたら一部にある
のかなというところも感じるところであります。 平成27年12月にですね、環境省が主催
の森里川海ミニフォーラムin妙高という催しがですね、市役所1階
のコラボホールにて行われました。そこではですね、このプロジェクト
の紹介とか各種
の取り組み事例
の報告、それからその中でですね、雪国
の里山体験とか生活排水
の改善
の取り組みであるとか、そういった報告がなされまして、妙高市顧問
の濁川前教育長がですね、コーディネーターとなって進行していました。市長もですね、参加されていて、先般立ち上がったですね、環境会議
の設立に向けて語っていた
のを思い出すところであります。そこで私はですね、エコツーリズムというもの
をですね、非常に多様な角度な取り組みというふうに改めて感じることができました。環境省
の「つなげよう、支えよう森里川海」アクション、この取り組みについて、妙高市
のお考えについて伺います。
○議長(
関根正明)
環境生活課長。
◎
環境生活課長(
竹田幸則) 環境省で行っております森里川海プロジェクトにつきましては、この考え方
の理念について生命地域妙高
を掲げる当市
の方針とほぼ一致した方向であると考えております。
○議長(
関根正明) 村越洋一議員。
◆4番(村越洋一) 関連しますので、次も聞いてみたいんですけれども、みどり
の学習会については、どういったこれは内容となっておりますか。
○議長(
関根正明) 農林課長。
◎農林課長(今井一彦) みどり
の学習会でありますが、事業
の目的といたしまして、市内
の小学生、4年生になりますが、昨年度
の実績でいいますと8校、278名
を対象に総合的な学習
の一環といたしまして森林
の重要性
を知ってもらい、森林と自然環境と
のかかわりや森林整備
の必要性について理解
を深めてもらうということでございまして、事業
の内容でございますが、大きく分けて3つございます。まず最初に、学校におきまして事前学習
を実施して、森林、林業
の重要性、環境問題と
のかかわりについて
の講義
を実施いたします。その次
の段階といたしまして、現場で
の体験学習ということで、おおむねこれ二、三回になりますが、森林整備や、あるいは源流体験、それから森林散策、木工品製作などを通じまして森林作業
の大切さや重要性
を認識したり、森林と
の触れ合い
を実施ということでございます。最終段階といたしまして、また学校に戻っていただきまして、まとめ
の学習ということで学習
の成果についてまとめて発表会
を行っているという内容になっております。
○議長(
関根正明) 村越洋一議員。
◆4番(村越洋一) 事前学習と体験と振り返りという一連
の流れだと思います。それでですね、本来
の環境学習というものが身について、家庭に帰ってからもそういったものが芽生えて新たな活動に移っていけばいいなというふうに思います。これはですね、いわゆる森里川海
の中
の森
のコンテンツになるわけですね。森
の事業、森林学習ということですので。そこでですね、妙高型
のエコツーリズム推進に戻るわけなんですが、エコツアーというとですね、今
の森林整備、それから環境ウオーク
のようなイメージがともすればですね、あるかなというふうに思ったりします。もちろんですね、大変すばらしいことでありますし、自然環境
を肌で感じてですね、動植物
の生態系
を観察したり、それから外来植物
の駆除と、そういったこともあってですね、その環境
を守るという意味では非常に大切なことで、それが根づいていけばすばらしい生命地域になるというふうには思うんですけれども、その中でですね、森里川海
の里
の部分ですね、海はさすがに妙高市つながっていますけど、川
を経てつながっているんだけど、この里
の部分
をですね、ぜひもう少しクローズアップしていただきたいな、要はバランスというか、あると思うんですね。それで、国立公園という性質上ですね、里地、里山という部分という
のは、もしかしたらそういった文化としてはちょっとイメージ的にも離れる部分があるかもしれないんですけれども、私としてはですね、この農山村
の暮らしとか文化、こういったもの
をですね、エコツアーにぜひ取り入れてほしいなというふうに思っているわけであります。この森里川海プロジェクトについてですけれども、森から里へ、そして里から川へ、そして海へ、そしてまた森へという生命
の循環
を意味しているわけでして、特にですね、里地、里山については地域固有
の食文化や道普請、いわゆる共同作業とか、そういった習慣、そしてまた豊作
を祈る春
の祭り、夏
の祭り、そして収穫
の感謝
をささげる秋
の祭り、感謝ですね、などがあって、こうした風土は地域
の個性でありまして、地方創生
の重要な資源となるはずである。これは、このプロジェクト
の中に書かれていることなんですけれども、地域
の特性
をとか、これからなくしちゃいけない里山
のいい部分とか、そういったもの
をですね、これから再生不可能な部分についてですね、しっかりと守っていくという部分
を非常に注目していただきたいなというふうに思っております。秋祭りという意味ではですね、今朝
の新聞でですね、よみやが出ていたかと思います。そして、飯山街道
の話題に移ってですね、下がってくると、下ってくると瑞穂地区
のですね、東関に、これは指定文化財になっているんですけど、からこ祭りという奇祭、珍祭と言われている非常に変わったお祭りがあるわけなんですが、そういったもの含めですね、本当に最後
の最後残していっている
人たちがいるわけで、その方たち
をぜひ目の当たりにしながら、この祭りとか、そういう暮らし
の文化
をですね、体験するコンテンツ
を取り入れていただきたいなというふうに思います。 質問になりますけれども、こういったですね、里地、里山
の食文化や工芸、それから祭りなど
の習慣
を体験するエコツアーについてですね、取り組んでみてはいかがと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(
関根正明)
環境生活課長。
◎
環境生活課長(
竹田幸則) 現在市役所
の中ではですね、エコツーリズム推進本部ということで、環境生活課
のほか、観光商工課、農林課、建設課、生涯学習課等横断した各課
の連携した取り組み
を進めておりまして、今回
の成果指標
のところにはエコツーリズム推進事業には当課
の事業が書いてありますが、それぞれ
の課
の中でもこういったエコツーリズム
の事業がちりばめられているということで御理解
をいただきたいと思っております。
○議長(
関根正明) 村越洋一議員。
◆4番(村越洋一) ぜひよろしくお願いしたいと思います。 次へ行きます。4番目
の観光事業者ステップアップ応援事業についてです。誘客拡大に向けて事業者みずからが新たな一歩
を踏み出す取り組みや、観光市として
の魅力向上に取り組む事業
を支援することにより、妙高市
の観光産業
の振興と活性化
を図る事業であるというふうに理解しております。そこで、本事業についてはですね、既存
のいわゆる観光業者にとどまらずですね、全市的な取り組みであればより望ましい
のではないかなというふうに感じたんですけれども、質問
の1点目としてですね、実施内容と98万675円、この支出
の内訳についてお願いします。
○議長(
関根正明) 観光商工課長。
◎観光商工課長(早津之彦) この観光事業者ステップアップ応援事業
の27年度につきましては、2つ
の事業に補助
をさせていただきました。1つは燕温泉組合が実施しました夏雪祭りということで、27年
の7月4日から8月31日まで
の間にですね、雪
をこの時期まで保存しまして、雪
を活用したそり遊び、それからガラポンとか宝探しとか雪
を使いました遊び
を実施しております。事業費につきましては、この雪
のコース
の製作費用、重機
の借り上げですとか広告宣伝費、約100万ほどかかっていますが、補助はこの2分の1
の約51万9000円ほどになっております。それから、もう一事業につきましては杉野沢
の実行委員会が実施しましたマウンテンバイク
の大会でございます。27年
の6月13日、14日
の2日間で選手が約150名参加しております。全体
の事業費が、広告宣伝費が主なものになりますが、182万円、このうち選手参加費等
を引きまして残った金額
の2分の1、約46万円ほど
の補助金
を出しております。 以上です。
○議長(
関根正明) 村越洋一議員。
◆4番(村越洋一) 非常に大きなイベントとなって宣伝効果もさぞかしあったんだろうというふうに想像します。この事業
のですね、中身というか、募集関係について知りたいんですけれども、補助対象となる事業はどういったものになりますか。
○議長(
関根正明) 観光商工課長。
◎観光商工課長(早津之彦) この観光事業者ステップアップ応援事業
の補助対象となる事業
のメニューでございますが、新たに誕生しました国立公園
の誕生、それから北陸新幹線
の開業、こういったものに対応した旅行商品
の造成、それから観光地として
の新たな魅力づくりによる誘客
を図ろうとしている事業、それから観光資源とか食など
のブランド化、磨き上げ、それから商品化に向けた事業というような事業に対して支援
をしてまいっております。
○議長(
関根正明) 村越洋一議員。
◆4番(村越洋一) 事業対象者となる団体
の資格要綱についてお願いします。
○議長(
関根正明) 観光商工課長。
◎観光商工課長(早津之彦) 事業対象者となる団体
の資格でございますが、地区観光協会、それから観光事業者等で構成する団体、または地域横断的な団体で市
の観光振興
を目的とした団体という
のが対象団体になっております。
○議長(
関根正明) 村越洋一議員。
◆4番(村越洋一) いろいろとれる
のかなというふうに思うんですけれども、要はですね、この事業どういうふうにどういった範囲で広報されて、周知、PRされた
のかなと、それについてお願いします。
○議長(
関根正明) 観光商工課長。
◎観光商工課長(早津之彦) 事業
の周知
の方法ですが、市
のお知らせ版に事業
の募集
の掲載
をしております。それから、この事業
の主体が観光事業者ということでございますので、市観光協会を通じて事業者
のほうへ情報
を提供しております。
○議長(
関根正明) 村越洋一議員。
◆4番(村越洋一) 新井地区についてはどうですか。
○議長(
関根正明) 観光商工課長。
◎観光商工課長(早津之彦) 新井地区につきましても観光協会
の会員さんがおりますので、メールで配信しておりますし、あとはお知らせ版、これ全地区になっておりますので、情報
の発信
をさせていただいております。
○議長(
関根正明) 村越洋一議員。
◆4番(村越洋一) ここでですね、中心市街地
の商工団体というか、そういったところにアプローチはされましたか。
○議長(
関根正明) 観光商工課長。
◎観光商工課長(早津之彦) 情報
の提供はさせていただいておりましたが、この事業に対する応募はなかったということでございます。
○議長(
関根正明) 村越洋一議員。
◆4番(村越洋一) 当然というか、観光事業者対象というか、そこが主になっているわけですから、観光事業団体ということで普通
の流れだなというふうに思いますが、今後ですね、観光ということ
を真剣に考えていかなくちゃいけないなというふうに思っているわけです。そういうことでですね、DMOというものができたり、そういう取り組みについても新しい道が開けていくんじゃないかなというふうには思っているんですけれども、そこでなおですね、中心市街地
の事業者さんたちというか、そういう方たち
の中にはですね、観光には当然今までも携わっていなかったりとかですね、そういったアプローチ
をされていなかったところも多いだろうなというふうに思うんですけれども、やはりですね、この中心市街地
のほうに何か足
を向いてもらうというか、そういった工夫、そういった意味ではですね、いろんなアプローチあるとは思いますけれども、今後はですね、例えばインバウンドというところにも非常に可能性があるものじゃないかなというふうに思います。 そこでですね、無理やりかもしれないんですけど、例えばですね、インバウンド
の観光というか、やっている中でですね、問題となっていることいろいろあるんですけれども、おもてなしというところにひっかかる部分としてですね、外国
人旅行者が来るとともかくインフォメーションが悪い、案内が悪いという
のが一番
の不満になっているというふうなこと
を聞いたりします。そこでですね、例えば各国語
のインフォメーションみたいなもの
の案内マップ的なものですね、そういったもの
を市街地
のほうでつくってみないかねとかいうアプローチであるとかですね、当然まち
の暮らしと、それから生活と食という意味では朝市みたいなものあります。そういったものは当然難しい部分もいっぱいあるわけですけれども、今後インバウンド
のコンテンツとして非常に成長し得る可能性があるものだなというふうに思います。そういうものについてですね、このステップアップ事業ですね、対象
の受け皿となるように思うんですけれども、いかがでしょうか。
○議長(
関根正明) 観光商工課長。
◎観光商工課長(早津之彦) このステップアップ応援事業につきましては、28年度からはDMO、妙高観光推進協議会
の事業
の補助という形にしまして、対象になる事業者
の皆さんも観光事業者中心から商業者、工業者、農業者に拡大はさせていただいております。そんな中で今議員から御指摘
のインバウンド
のお客さんに対するさまざまな情報
の提供ということでございますが、今観光協会、それから市ではですね、観光案内所で外国語で
の情報
の発信と、それから昨年度ワイファイ
の使える環境
を拡大しようということで外国
人に対する環境、情報発信
の環境整備もしております。今は冬期間が中心になっておりますが、今後そのインバウンド
のグリーンシーズン
の状況
を見きわめながらですね、どのような格好で外国
人の皆さんに情報提供していったらいい
のだろうかということは、このDMO
の中でもいろいろ議論してまいりたいというふうに思っております。
○議長(
関根正明) 村越洋一議員。
◆4番(村越洋一) よろしくお願いいたします。 それで、ちょっと話は違くなっちゃうかもしれませんけれども、中心市街地という意味ではですね、コンパクトシティということで鉄路
の駅
を中心として2次交通というふうなコンパクトなまちづくりという
のを推進しているわけですよね。やはりですね、そこで中心市街地
のパワーというか、そういったもの
を減衰させるわけにはいかないと思うんですね。むしろ逆で、何とかそこでですね、新たな循環でもって仕事なり生活できるような基盤というか、できればいいなというふうに思っております。最後
の質問になるんですけれども、総合戦略にはですね、インバウンド観光、誘客
を目的としたクールジャパン妙高
の推進という施策があるわけです。そこにもあるようにですね、日本
の古きよき地域資源
を磨き上げて発信という意味でもですね、地域
の産品
を主体とした食
のブランド化、そして磨き上げという側面からもですね、広範囲において本事業
の活用が考えられるかと思うが、どうかという質問なんですけども、先ほどDMOということ
を言っていただきましたので、恐らくこれはそういった中でですね、繰り広げられていく
のかなというふうに期待
を申し上げております。いずれにしてもですね、インバウンド観光という
のは今後全市的な取り組みとして可能性
を探っていっていただきたいというふうに思います。それについて所見
をお伺いします。
○議長(
関根正明) 観光商工課長。
◎観光商工課長(早津之彦) インバウンド観光
の今後
の展開でございますが、今は冬
を中心に赤倉地区へオーストラリア
を中心にたくさん
のお客さんが入られているということでございますし、さらなる拡大
を進めていくわけでございますが、やはりグリーンシーズンへ
の展開が今一番大切ではないかというふうに思っております。それにはやはり相手側
の国がですね、何
を望んでおられる
のか、それに対応できるものがこの妙高市にある
のかという、きちっと相手側
の国
の意向
を確認しながら相手さん
の国へ提供して、そのグリーンシーズン
のインバウンドに結びつけていければということで、現在一つ
の取り組みとして進めております
のが台湾から
の農家民泊ということも進めております。こういった相手国
のリサーチ
をしながら、今後グリーンシーズンに展開
を図ってまいりたいというふうに思っております。
○議長(
関根正明) 村越洋一議員。
◆4番(村越洋一) 最後になります。DMOができてですね、インバウンドに本格的に取り組むというところでCRM
のですね、システム
を使いながら、いろんなもの
をつなげながら提供していくんだと思うんですけれども、そこで一番大事なものはですね、私はそこで提供できるすぐれたコンテンツというか、すぐれた商品じゃないかなというふうに思います。ですが、その商品もですね、やはり人間あって、
人あって
のことだと思います。その辺
をですね、読み違えないように施策
のほう
を進めていただきながらですね、コンテンツ
の充実に励んでいただきたいなと思います。私もコンテンツ
の充実に励んでいろんなもの
をつなげていきたいなというふうに思います。ぜひよろしくお願いします。 終わります。
○議長(
関根正明) これにて通告による
総括質疑を終わります。 ただいま議題となっております議案第61号から議案第71号は、お手元に配付しております決算付託一覧表
のとおり、それぞれ
の所管
の常任委員会に付託します。
△日程第3 議案第75号
工事請負契約の締結について(にしき
特別支援学校移転・
建築工事) 議案第76号
工事請負契約の締結について(
和田保育園建設・
建築工事)
○議長(
関根正明) 日程第3 議案第75号
工事請負契約の締結について(にしき
特別支援学校移転・
建築工事)、議案第76号
工事請負契約の締結について(
和田保育園建設・
建築工事)、以上2件
を一括議題とします。 提案理由
の説明を求めます。入村市長。 〔市 長 入村 明 登 壇〕
◎市長(入村明) ただいま議題となりました議案第75号及び議案第76号
の工事請負契約の締結2件につきまして、一括して御
説明申し上げます。 まず、議案第75号のにしき
特別支援学校移転に伴う
工事請負契約の締結について申し上げます。本案は、高等部
の生徒数
の増加や施設
の老朽化などが進むにしき特別支援学校
の教育環境
を改善するため、旧斐太南小学校へ
の移転に向けた改修
を行う建築
工事請負契約について議会
の議決
を求めるものであります。この請負契約については、指名競争入札
を9月9日に執行し、その結果、契約金額2億6514万円で山﨑・野本特定共同企業体と請負契約
を締結したいものであります。 次に、議案第76号、
和田保育園建設に伴う
工事請負契約の締結について申し上げます。本案は、園児数
の増加や施設
の老朽化などが進む和田保育園
の保育環境
を改善するため、同じ月岡地内に確保した建設地へ
の移転整備
を行う建築
工事請負契約について議会
の議決
を求めるものであります。この契約につきましては、指名競争入札
を9月9日に執行し、その結果、契約金額4億6224万円で保坂・信越特定共同企業体と請負契約
を締結したいものであります。 以上、議案第75号及び議案第76号
の工事請負契約の締結2件につきまして一括して御
説明申し上げました。よろしく御審議
の上、議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
関根正明) これより質疑
を行います。 木浦敏明議員。
◆13番(木浦敏明) 議席番号13番、木浦です。自席にてお願いいたします。 この双方
の工事ともですね、電気設備工事、機械設備工事、またそのほか
の工事等があったかと思いますが、その入札結果
を入札
の日時も含めてお答え
をいただきたいと思います。お願いします。
○議長(
関根正明) 財務課長。
◎財務課長(笹井幸弘) 各施設におきますその他
の工事ですが、同日入札
を実施いたしました。まず、和田保育園につきまして申し上げます。機械設備工事につきましては、落札価格、これ税抜きで申し上げますが、1億100万円でございます。落札業者は金子・新井特定共同企業体でございます。 次に、電気設備工事
の関係ですが、落札価格は5550万円、これも税抜きです。西脇・山本・ホソノ特定共同企業体でございます。 次に、にしき特別支援学校
の関係ですが、機械設備工事につきましては落札価格6600万円、これも税抜きです。落札業者は、スミダ工業・上越設備特定共同企業体でございます。 それから、電気設備工事につきましては、落札価格5282万円で落札業者は野口・新井電工特定共同企業体です。 以上です。
○議長(
関根正明) 木浦敏明議員。
◆13番(木浦敏明) 私今入札日時も含めてという形で御質問、入札
の日時も含めてという形でお願いしたんですが。
○議長(
関根正明) 財務課長。
◎財務課長(笹井幸弘) 9月9日
の同日でやっております。
◆13番(木浦敏明) 時間は。
◎財務課長(笹井幸弘) 時間は、和田保育園
の機械設備につきましては午前10時40分、それから同じく和田保育園
の電気設備工事については11時20分です。 次に、にしき
のほうですが、機械設備につきましては午前11時、それから電気設備工事については11時40分ということでございます。
○議長(
関根正明) 木浦敏明議員。
◆13番(木浦敏明) 議長、もう一回じゃないですよね。私は最初に
説明をさせてもらいましたんで、あと2回でよろしいですかね。
○議長(
関根正明) はい。
◆13番(木浦敏明) 両方
の工事ともですね、設計から含めるとトータルではお幾らになるんでしょうか。
○議長(
関根正明) 財務課長。
◎財務課長(笹井幸弘) 予定価格
のトータルで申し上げます。和田保育園につきましては5億8531万円でございます。落札価格
の合計が5億8450万円です。これ全部税抜きで、済みません。 それと、にしきにつきまして、予定価格は合計が3億7843万円、落札価格
の合計が3億6432万円ということでございます。
○議長(
関根正明) 木浦敏明議員。
◆13番(木浦敏明) 今後ですね、周辺整備も含めてあとどのくらい費用が見込まれるか、どのようなものがどのくらい見込まれるかお願いしたいと思います。
○議長(
関根正明)
こども教育課長。
◎
こども教育課長(吉越哲也) 基本的にはこれで全てという予定でございますが、にしき特別支援学校につきましては工事ということではなくて、若干来年度に向けてまた備品等
の必要なものについては今精査
をさせていただいているところでございますし、あと和田につきましては排水
の関係で一部これから出てくるものがあるかというふうに考えております。
○議長(
関根正明) これにて質疑
を終わります。 ただいま議題となっております議案第75号及び議案第76号は総務文教委員会に付託します。 以上で本日
の日程は全て終了いたしました。 なお、9月27日
の会議は議事
の都合により午後1時30分に繰り下げて開くことにします。 本日は、これをもちまして散会します。 どうも御苦労さまでした。 午後 2時05分 散 会...