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12月14日-一般質問-04号

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  1. 燕市議会 2020-12-14
    12月14日-一般質問-04号


    取得元: 燕市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-08
    令和 2年 12月 定例会(第4回)    令和2年第4回燕市議会定例会会議録(第4号)          令和2年12月14日(月曜日)午前9時30分開議議事日程                               第 1  一般質問                        本日の会議に付した事件                        日程第 1  一般質問                      出席議員(20名)   1番 柴 山   唯 君     2番 岡 山 秀 義 君   3番 田 澤 信 行 君     4番 堀   勝 重 君   5番 柳 川   隆 君     6番 宮 路 敏 裕 君   7番 小 林 由 明 君     8番 樋 浦 恵 美 君   9番 中 山 眞 二 君    10番 山 﨑 雅 男 君  11番 タナカ・キ ン 君    12番 塙     豊 君  13番 丸 山 吉 朗 君    14番 長 井 由喜雄 君  15番 齋 藤 信 行 君    16番 渡 邉 広 宣 君  17番 大 岩   勉 君    18番 土 田   昇 君  19番 渡 邉 雄 三 君    20番 大 原 伊 一 君欠席議員(なし)説明のため出席した者の職氏名  市  長 鈴 木   力 君   副 市 長 南 波 瑞 夫 君  教 育 長 山 田 公 一 君   総務部長 田 辺 一 幸 君                  (筆頭部長)  企画財政 春 木 直 幸 君   市民生活 前 山 正 則 君  部  長             部  長  健康福祉 髙 野 光 郎 君   健  康 本 間   修 君  部  長             福 祉 部                   医療主幹  産業振興 遠 藤 一 真 君   都市整備 小 山 光 生 君  部  長             部  長  教育次長 宮 路 一 規 君   教育委員 鈴 木 華奈子 君                   会 主 幹  社会福祉 赤 塚 忠 男 君   都市計画 高 波   茂 君  課  長             課  長                   (空き家                   等対策推                   進室長)  営繕建築 更 科 政 博 君   学校教育 太 田 和 行 君  課  長             課  長  学校教育 大 森   亨 君   学  校 小 池 克 行 君  課 統 括             教 育 課  指導主事             指導主事  社会教育 石 田 進 一 君   社  会 廣 田 友 幸 君  課  長             教 育 課                   スポーツ                   推進室長職務のため出席した者の職氏名  議会事務 今 井 和 行 君   議会事務 丸 山   篤 君  局  長             局 議 事                   課  長  議会事務 小 黒 明 子 君   議会事務 熊 谷 圭 祐 君  局議事課             局議事課  主  任             主  任          午前 9時29分 開議 ○議長(大原伊一君) 全員ご起立願います。  おはようございます。  ただいまの出席議員は全員で、定足数に達しております。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、お手元に配付した議事日程のとおり進めたいと思います。 △日程第1 一般質問 ○議長(大原伊一君) それでは、日程第1 市政に対する一般質問を行います。  最初に、2番、岡山秀義君に発言を許します。 ◆2番(岡山秀義君) おはようございます。それでは、通告に従い、一般質問をさせていただきます。  大項目1、子ども・子育て支援について。中項目(1)児童虐待防止について。新型ウイルス感染症により、学校の休校、外出自粛などが継続し、自宅で過ごす時間が増加、地域での見守り等の機会も減少し、児童虐待のリスクが非常に高まっている現状があります。子供の命が脅かされることなく、地域で見守られ、育ち合う環境が今後も望まれます。本年4月、厚生労働省では、虐待防止対策として子どもの見守り強化アクションプランを都道府県、指定都市、児童相談所などに打ち出し、対策をしてまいりました。当市での児童虐待相談対応の現状や、児童虐待防止にどのように向き合っていくのか、以下、質問をいたします。  小項目①、新型ウイルス感染症が拡大した今年上半期に、全国の児童相談所が対応した虐待件数は9万9,413件で、前年同期より1割増えたことが厚生労働省より公表されました。また、新潟県警が発表した県内の2019年児童虐待件数は931件と、前年から31%増え、過去最多となり、深刻な問題と捉えています。外出自粛や接触を避ける新たな生活様式で、自宅での虐待が潜在化しているおそれがあります。当市においての対策強化はどこまで整っているのか、また昨年度、本年度、現時点での児童虐待通告件数についてお伺いいたします。  小項目②、通告件数把握後、解決に向け、どのような取組をしているのかお伺いいたします。  小項目③、子供たちの未来のために、一人一人の貴い命のために、当市はこれから児童虐待防止にどのように向き合っていくのか、お伺いいたします。  大項目2、学校教育について。中項目(1)GIGAスクール構想について。9月議会でも一般質問させていただきましたGIGAスクール構想についてですが、現在当市におきましても新型ウイルス感染症の中、急ピッチに進めていただいております。当初予定では2019年度から5年計画で全ての小中学生において1人1台パソコンやタブレット端末を配置する取組でしたが、新型ウイルス感染症により、学校の休校を余儀なくされ、子供たちの学びの機会を保障するために、3年前倒しで進められていることとなりました。文部科学省によると、全国で97.6%の自治体で今年度中に配置予定しているとのことです。当市でも12月28日までに端末事前作業を実施の上で、各学校への納入を完了し、報告すると認識していますが、以下について質問をいたします。  小項目①、文部科学省が全国の学校に対して指示したGIGAスクール構想ですが、主体的に進めていかなければいけないのは各自治体であります。ハード面、ソフト面とあらゆる準備が必要となり、多くの課題が山積しています。今後、現時点と言ってもいいかもしれませんが、第3波に備え、オンライン授業を実践するための準備を進めていますが、現時点での進捗状況についてお伺いいたします。  小項目②、教員ICT化を格差なく実現することが目標として掲げられていますが、どのように活用指導されているのかお伺いいたします。  小項目③、登校児童生徒病気療養中の生徒にはオンライン活用は有効であり、出席扱いとすることも含めて検討すべきと考えていますが、対応についてお伺いいたします。  大項目3、燕市スポーツ振興について。中項目(1)燕市つばくろいきいきスポーツクラブについて。当市教育委員会は、中学校の部活動が休みの日に、もっと体力や技術の向上を目指したい、ほかの運動に挑戦したい等の生徒のニーズに対応するため、この取組を行っています。参加者からは、ほかの中学生と共に練習できることや、ふだんと違う指導者に指導してもらえること、自分の新しい可能性にチャレンジできることなど、喜びの声を多く聞いています。しかし、本年度予算に対して執行率僅か20%と、多くの課題があるように感じています。新しい時代の教育が進む中、学校における働き方改革、勤務時間制度の改革によって、学校体育、運動部活の縮小も近い未来に考えていかなければならなく、このつばくろいきいきスポーツクラブへの今後の期待は大きくなっていくものと思います。子供たちのため、さらなる発展を期待して、以下について質問をさせていただきます。  小項目①、中学生対象として体力、技術の向上や部活動以外の運動に挑戦したい生徒のニーズに応えるための燕市つばくろいきいきスポーツクラブですが、成果と運営に当たっての課題についてお伺いします。  小項目②、学校における働き方改革により、部活動の存在すら危うい状況状に危惧の念を抱かざるを得ません。燕市つばくろいきいきスポーツクラブは、スポーツを通して心と体を育てる大切な場となると考えていますが、今後どのように取り組んでいかれるのかお伺いいたします。  以上で壇上からの質問を終わらせていただきます。 ◎市長(鈴木力君) おはようございます。それでは、岡山議員のご質問にお答えします。私からは1番の(1)の③、児童虐待防止における市の姿勢についてのご質問に答弁させていただきます。それ以外の項目につきましては、それぞれ担当部長のほうから答弁させていただきます。  1、(1)③、児童虐待防止における市の姿勢についてお答えいたします。児童虐待は、児童の人権を著しく侵害し、心身の成長や人格の形成に重大な影響を与えるものであり、社会全体で取り組むべき重要な課題であると認識しています。しかし、児童虐待に関するニュースが連日のように報道され、子供の命が奪われるなどの重大な事件も後を絶たない状況でございます。燕市では平成26年に不幸な事件が発生し、それ以来、同じような事案が二度と発生しないようにとの思いから、これまで児童虐待に対応する専門職員の増員や、子供や保護者に対する情報共有に加え、支援内容の協議を行う場を増やすなど、児童家庭相談体制の充実強化を進めてまいりました。また、子供に関わる関連分野が連携し、虐待の早期発見早期対応に努め、妊娠期から子育て期までの切れ目ない支援を行ってまいりました。あわせて、児童虐待問題に関する理解を市民一人一人が深め、主体的な関わりを持てるよう、ポスターリーフレットの配布、研修会の開催など、広報啓発にも力を入れてきたところでございます。今後も燕市といたしましては、このたびの新型コロナウイルス感染拡大など、どのような状況にあっても子供の命を守るということを最優先に考え、虐待から子供を守るという共通認識の下、未来を担う大切な子供たちを市民全体で育む取組を進めてまいりたいと考えています。 ◎健康福祉部長髙野光郎君) おはようございます。私からは、1の(1)の①と②についてお答えいたします。  最初に、1の(1)の①、燕市における児童虐待対策の現状と通告件数についてお答えいたします。今年4月の新型コロナウイルス感染症拡大防止に係る国の緊急事態宣言に伴い、市内の小中学校の一斉臨時休業など、子供を取り巻く環境が変化する中で、児童虐待が懸念される状況となっておりました。そのため、市では、子供を守る地域ネットワークである要保護児童対策地域協議会で把握している児童や気になる児童に対し、学校を始めとする関係機関と連携し、1週間に1回は電話や感染防止に留意した訪問等により定期的に状況把握を行い、子供たちの見守りの強化を図ってまいりました。また、児童虐待通告件数につきましては、今年度11月末では101件で、前年同月末の75件と比較し26件の増となっております。  次に、②、虐待通告受理後の対応についてお答えいたします。市で児童虐待の通告を受けたときは、すぐに安全確認初期調査を行います。安全確認は目視が原則であり、必要に応じて学校や保育園等の協力を得て行っており、初期調査では児童の状況等について、学校や保育園等の関係者に確認し、この情報に基づいて緊急性の判断を行います。そして、緊急性が高いと判断した場合には、速やかに児童相談所に送致いたします。また、各関係機関との連携による支援が必要と判断したケースについては、個別ケース検討会議を開催し、支援方針支援内容役割分担等について協議を行い、共通認識の下、適切な対応と必要な支援を行っております。その後の評価や方針の見直しについては、要保護児童対策地域協議会において定期的に行っており、ケースの進捗を常に管理し、継続的に虐待を受けた児童やその家族の支援に努めております。  以上でございます。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) 私からは、大項目2、学校教育についてと大項目3、燕市スポーツ振興についてお答えいたします。  初めに、2の(1)の①、オンライン授業への準備に対する現時点での進捗状況についてお答えいたします。1人1台の情報端末の整備につきましては、児童生徒が使用するクロームブックを12月中に各学校へ配置するとともに、学校内のインターネット環境についても令和3年2月までに工事を完了する計画で、現在予定どおり進んでおります。また、オンライン授業を実施するために必要な周辺機器については、ウェブ配信を行うためのウェブカメラと集音マイクを11月に全ての小中学校に配備したほか、緊急時に家庭へ貸与するためのモバイルルーターについても300セットの調達が完了し、Wi―Fi環境の整備が必要な家庭への対応が可能な状況となっております。また、教職員のスキルアップとして、6月から7月にかけて、ウェブ会議システムの機能を含むG―Suiteの基本的な操作研修会中学校区ごとに実施したほか、11月から1月初旬までの間に実際に導入することになるクロームブックを用いた操作研修会を各学校で実施してまいります。加えて、今後も複数の研修会の実施を予定するなど、継続的に教職員のサポートとスキルアップを図ります。いずれにいたしましても、市教育委員会としましては児童生徒学習保障の視点に立ち、新型コロナウイルス感染症の長期化に備えた対策を講じているところです。  続いて、2の(1)の②、教員へのICT活用指導についてお答えします。市教育委員会といたしましては、GIGAスクール構想の実施に併せ教員向け研修会等を行うことにより、教員のICT活用指導力の向上に努めることとしています。これまで学校におけるICT活用推進の核になる教員を育成するために、各学校の研究主任を対象に、教員の指導力向上につながる学習支援動画の授業での活用と作成方法について、県の指導主事を招いて研修を行いました。今後は一人一人の教職員がICTを授業で有効に活用できるよう、全ての教職員を対象にGIGAスクールサポーターICT支援員によるクロームブックの操作方法や授業での活用方法についての研修を各学校で行うこととしています。また、活用が本格化する来年度以降については、先進実践校から講師を招いての研修なども行うこととしています。いずれにいたしましても、GIGAスクール構想を着実に進めるためには教員のICT活用指導力の向上が欠かせないことから、教員向けの研修に万全を期して取り組んでいきます。  次に、イの(1)の③、不登校児童生徒病気療養中の生徒に対するオンラインの活用についてお答えします。不登校児童生徒へのオンラインの活用については、文部科学省が令和元年10月25日付で発出いたしました不登校児童生徒への支援の在り方についての通知において、不登校児童生徒に対する多様な教育機会の確保の例として、ICTを活用した学習支援が示されています。また、保護者と学校との間に十分な連携協力関係が保たれているなど、一定の要件を満たした上で出席扱いにすることができるとされています。燕市の学校においては、適用指導学級に登校している生徒の学習保障として、ICTを活用した授業のオンライン配信を行っている例がございます。また、このような取組により、生徒の学級への復帰が円滑に行われるなど、不登校の改善につながった例もございます。いずれにいたしましても、オンラインによる学習支援が不登校や病気療養中の児童生徒の学習を保障するとともに、不登校改善の一助となることから、GIGAスクール構想の推進に併せて各学校において取り組んでいけるよう、教育委員会として学校を支援してまいりたいと考えております。  最後に、3の(1)の①、つばくろいきいきスポーツクラブの成果と課題と②、今後の取組については関連がありますので、一括してお答えいたします。これまでの成果としては、市スポーツ協会と連携して燕市スポーツサポーターバンクを立ち上げ、市バレーボール協会バスケットボール協会などの団体や個人からご登録をいただき、クラブにレベルの高い指導者を派遣する仕組みを構築できたことです。また、学校と連携し、部活動が休みとなる中学校体育館等を活用するなど、クラブ運営が軌道に乗り、初心者から部活動を引退した3年生まで、もっと練習がしたいという中学生が実際に生き生きと活動しているところです。課題としては、今年度はコロナ禍の影響も考えられますが、参加人数が集まらず、クラブを開設できない種目があったことです。加えて、指導者については、安定的にクラブ運営をするため、より多くの指導者の確保が必要と考えております。今後の取組といたしましては、生徒や保護者に本クラブの趣旨や内容をより分かりやすく周知するとともに、引き続き市スポーツ協会を通して各スポーツ団体等スポーツサポーターバンクへの登録を呼びかけてまいります。  以上です。 ◆2番(岡山秀義君) それでは、順次再質問をさせていただきます。まず、小項目①のほうから再質問をさせていただきます。  今ほど、本年度11月末まで101件の通告があったというふうにお聞きをしました。昨年度同時期には75件ということで、26件増ということでお聞きして、またちょっとびっくりしております。この中で、通告件数に対しては101件でございますが、要保護の児童は何人おられたのかお聞きしたいと思います。 ◎健康福祉部長髙野光郎君) すみません。今ちょっと調べております……申し訳ございませんでした。数値がちょっと古いんですけれども、今年度の11月末現在時点ということで申し上げさせていただきます。これが183人となっております。 ◆2番(岡山秀義君) 通告件数101件というのも非常に多いと思うんですが、要保護183人、全員が違う183人では、同じ人も重なっているかもしれませんが、183人、非常に多い数字だと思います。親から離れさせて保護しなければいけないという子供たちが、この燕市において183人もいるということは、非常に大きな問題と捉えるべきだと私は思っております。  今回新型ウイルス感染症の影響によりまして、幼児健診等も4月、5月、燕市におきまして中止ということになりましたが、そういう子供たちを発見する機会という大切な幼児健診をできなかったということがあったかと思いますが、その辺はどのように対応されたのかお聞きしたいと思います。 ◎健康福祉部長髙野光郎君) 今年度の4月、5月の乳幼児健診につきましては、こういったコロナ下ということで延期をさせていただきました。対象となります全世帯のほうには延期のお知らせを発送させていただくということと、あと必要な世帯につきましては電話等で、育児不安あるいは心配事などの確認のほうをさせていただきました。その結果といいますか、そういったことによって、必要に応じて訪問等の個別での支援というのも実施をさせていただきました。  あと、6月以降につきましては集団健診というのを再開させていただいて、受付時間、複数回に分けたり、あるいは幼児健診の開催回数というのを増やすということをさせていただきながら、3密を避ける態勢に努めさせていただき、あとはコロナ禍生活様式の変化にも留意しながら問診、それから育児状況の確認のほうさせていただいたということでございます。 ◆2番(岡山秀義君) 子供たちから目を離さずに、しっかりと子供たち、そしてまた親御さんの様子をうかがう大切な機会でありますので、しっかりと見ていただきたいと思います。  また、当局としまして、この増加の傾向、大きくまた増加したということを受けて、どのように分析されているのか聞かせていただきたいと思います。 ◎健康福祉部長髙野光郎君) 通告件数ということで見ますと、やはり昨年の同時期と比べて件数が増えていると、これは事実でございます。通告件数が増えているということは決していいことではないというふうに思っておりますけれども、その反面、そういった児童虐待に関する意識というものが、関係機関の皆様、それから地域の皆様のほうでそういった意識のほうが高まっているんではないかといったことで、小さなことでも気になることがあったら相談、通告といいますか相談いただく、お話しをいただくということで、そういった早期発見早期対応ができるということで、決して件数が増えたからそれが全てどうこうではなくて、そういったことも未然に防ぐと、重大なことにつながらない、そこに至らないというところで、そういった対応ができるというふうなことにもつながっているのではないかというふうに考えております。 ◆2番(岡山秀義君) 児相と連携をして、しっかりと対応していただきたいと思います。  それでは②番のほうに移らせていただきます。把握後の取組につきましてですが、燕市要保護児童対策地域協議会というのが月に1回開催されているとお聞きしておりますが、その中でこの増加傾向に対しましてどのようなご意見が出ているのか、聞かせていただきたいと思います。 ◎健康福祉部長髙野光郎君) 実務者会議というところといいますか、要保護児童対策地域協議会の中には、代表者会議、それから実務者会議あと個別検討会議ということで、3つで構成されております。その中の、今議員さんおっしゃられました月1回というのは、実務者会議の関係でございます。この中では、直接の支援者等が事例の評価、あるいは把握というものを行わせていただいていると。そういったいろんなケースについての定期的な状況把握あと重症度判定、あとは個別検討会議で課題となった点の検討などをさせていただいているというものでございます。 ◆2番(岡山秀義君) 共通認識の上、しっかりと連携していただきまして、子供たち初期調査、特に初期調査が大切だと思いますが、児相と連携して、しっかりと見守っていただきたいと思います。  続きまして、③のほうに移らせていただきます。子供たちの未来のために貴い命のために、市長からお話をいただきました。当然社会全体で子供たちを守っていくということは非常に大切かと思います。また、11月、全国でも行われておりますが、オレンジリボン運動に対しまして、当燕市におきましてどのような運動をされたのかお聞きしたいと思います。 ◎健康福祉部長髙野光郎君) 毎年11月にオレンジリボン月間ということで活動がされているということでございます。燕市では、市内の小中学校、あるいは保育園、幼稚園、こども園、それから図書館、公民館、などに児童虐待防止に関するポスターの掲示、それからリーフレットの配布のほうをさせていただきました。また、特に子育ての悩みが多く聞かれる保育園、幼稚園、こども園のほうに在籍をしている児童のいる世帯に対しましてリーフレットの配布というものを行わせていただきました。  以上でございます。 ◆2番(岡山秀義君) このオレンジリボン運動でございますが、今ほどポスター、そしてまたリーフレットの配布ということで、特にやっぱり子供たちにもこういう虐待防止の運動をしているんだよということをしっかりと気づいていただく、そして親御さんたちにもこの運動についてしっかり理解していただくということがとても大切なことではないかなと思います。しっかりと、この11月だけではないですが、子供、そして親御さんたちに、児童虐待防止についてしっかりと考えていただきながら、児童、子供たちが虐待遭わないように、みんなで地域、そして私たちみんなで守っていかなければいけないと思います。  あともう一点お聞きしたいんですが、平成29年に当市で初めて児童虐待予防研修会というのが関係者を集めて行われたと思いますが、その後の活動についてお伺いいたしたいと思います。 ◎健康福祉部長髙野光郎君) 児童虐待予防研修会というお尋ねでございます。この研修会につきましては、平成27年度から始めさせていただきまして、毎年継続的に実施をさせていただいているというところでございます。この研修会につきましては、講師の方をお招きをさせていただいて、子供に関わる関係機関ということで、小中学校の教員であったり、保育士、保健師、家庭児童相談員、そのほかに民生委員、児童委員の方などを対象に、こういった研修会をさせていただいております。
    ◆2番(岡山秀義君) あらゆる研修会を行いながら、各担当の方々がしっかりと子供を見れる環境をつくっていただきまして、この燕市から、先ほどあったように101件の通告、そして183人の要保護の子供たちが、一人でも少なくなりますように、全員で皆さんで協力し合って子供たちを守っていただけたらと思います。  続きまして、大項目2の学校教育についてお伺いさせていただきます。小項目①、②番を総括して再質問させていただきたいと思います。9月議会でも一般質問をさせていただいたんですが、当市におきましても急ピッチで準備をしていただいてもらってきました。その中で、新潟市のほうでは事前にもう先行してタブレット端末で授業をしているというニュースも見かけたことがありますが、当市におきましても、もう近いうちに実際に子供たちが手に取って、このクロームブックを利用するということになると思います。そうすると、また大きな数多くの問題が出てくると思いますが、現場の教師の工夫に委ねられていくこの中に、学校や教師によって授業の質や内容も変わっていく可能性が起こると予想されますが、ICTスキルによる授業の差についてどのようにお考えかお伺いしたいと思います。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) 教職員のICTスキルの差についてというお問いをいただきました。国による調査で、毎年ICTスキルの活用能力についての調査が行われております。その結果といたしましては、新潟県については、今現在の状況としてほかの県と比べて特にその差が大きいという結果は出ていない状況であったと認識しています。燕市においても同様の結果であったというふうに認識しております。  ただしかし、個別に見ると、やはり得意な方もいらっしゃれば、なかなか苦手意識を持っていらっしゃる方もいらっしゃるというふうに思っています。よって、その差をなるべく平準化するということを目的に、今回どなたでも、教員の全ての人が子供たちと共にタブレットを使っての授業ができるようにするということをまず第一義と考えまして、丁寧に研修を行っていきたいというふうに考えている状況です。  以上です。 ◆2番(岡山秀義君) 教員の核となる教員というお話が先ほどありましたが、学校によって授業の内容とか質もやっぱり当然変わってくると思うんです、学校によって。その辺はやっぱり当然燕市の中で連携をしていかなければいけないことと思いますが、その辺はどのようにお考えか、聞かせていただきたいと思います。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) 学校によったり、もしくは教員によったりする授業の差ということについてお答えさせていただきたいと思います。基本的には、授業については各教員が子供たちの実態に即して授業を工夫し、より理解できるような形を追求していくということについては、全ての教員が目指しているところだと認識しております。ただし、今岡山議員のご指摘していただいた点については、基本的にはICTを活用するという面での差が生じるのではないかということのご質問だったと受け止めさせていただいております。ICTに関しましては、先ほど申し上げましたとおり、核になる教員をまずは育てることを重点を置いてまいりました。学校における研修というのは、校内の研修、個人の研修というのがございます。そしてまた、市における研修を持ち帰った教員がそこで核となって学校の中で広げていくということを役割を担ってもらっている状況でございます。そのような研修の中を通して核になる教員といたしましても、全ての教員を軸に入れた、それぞれのレベルアップが図れるような支援体制を校内でまずつくっていくということを求めておりますので、今の取組を続けている中で一人一人の教員のレベルに沿った支援が校内で行われ、それによりICTを使用する面での格差をなるべく少なくしていくことができることが可能なのではないかというふうに考えて取り組んでいるところでございます。  以上です。 ◆2番(岡山秀義君) G―Suiteのときもそうだったんですが、やっぱり各学校だけではなくて、学校同士で、燕市の同じ学校同士で共有できるような環境をこれからまた是非つくっていただいて、格差のないような取組をしていただけたらと思います。  クロームブック端末を授業や自宅での勉強以外で使わないように、今後アクセス制限などの学習利用のルールづくりについてどのようにお考えか、お伺いいたします。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) クロームブックを使用する際にアクセス制限等をかけることによって、授業の目的に沿った取組ができるかどうかということについてのお問いというふうに捉えさせていただきます。まずもって今回のGIGAスクール構想に関しましては、児童生徒がその授業で道具としてクロームブック等インターネットを使うことによって学習を深めるということが求められているところでございます。それを実現するためには、まず前もって情報教育に関するリテラシー、そちらの指導が非常に重要になってくると考えています。当然のことでございますが、クロームブックに関しましては情報制限については、望ましくない画像のほうを見ることができないように制限をかけることができるようになっておりますし、今現在も学校のほうでネット環境にアクセスする際には、その制限に沿った取組が行われております。それを継続しながらも、子供たちが自分で調べたいことについては調べることができるような環境設定を進めていくように考えているところでございます。  以上です。 ◆2番(岡山秀義君) この端末に関してですが、この12月中に1人1台ということでお話を伺いましたが、そのクロームブックについて、自宅への持ち帰りというのはいつ頃から始まるのか。また、それともずっと学校にだけ置いておくのかというところをちょっと聞かせていただきたいと思います。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) クロームブック端末の持ち帰りについてお問いいただきました。今現在基本的な考えといたしましては、授業での活用、学校での活用がまず主眼になるというふうに考えております。ただし、コロナウイルス関係がございまして、家庭での教育環境として、それも持ち帰りが必要だということが想定される場合については、その持ち帰りについても検討していかなければならない事項だというふうに捉えております。基本的には、今現在といたしましては、学校での使用をまず主眼に取り組んでいきたいと考えています。  以上です。 ◆2番(岡山秀義君) また、この新型ウイルス感染症により休校等があった場合は、当然オンライン授業ということで持ち帰りも出てくるかと思いますが、しっかりアクセスに関してルールをつくっていただいて、勉強以外使用できないように、また注意をしていただきたいと思います。  また、成績などの今度個人情報が端末に保存されると思いますけど、家庭に端末を持ち帰るケースも今後出てきたときに、学校だけでなく、保護者と子供たちにも情報の管理が求められてくると思いますが、どのようにお考えかお伺いしたいと思います。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) 個人情報の管理についてのお問いとして承らせていただきました。基本的に学習による成績に関する評価等につきましては、こちらのウェブ上のものを使うのではなく、校務支援システムの中にある別のルートで回っているラインを使わせていただいているところでございます。よって、成績に関する個人情報等につきましては、生徒がアクセスするところとは全く別個のものになりますので、ご安心いただける状況になるかと思います。  今ご質問いただいた内容につきましては、子供たちが自分で学習した成果、成果物等をクラウド内に保管するということが可能でございますし、それをお互いに共有することができるようにすることで学習効果を上げるということが目的としてありますので、それについては制限等については特に教室内、学級内や学年内という枠はあるとしても、できるだけスムーズに進められるように進めていきたいとは考えております。  以上です。 ◆2番(岡山秀義君) それでは、③のほうに移らせていただきます。先ほど主幹のほうより、不登校児童生徒病気療養中の生徒のオンラインの活用についてお話をいただきました。また、支援の在り方、そしてまた不登校児童に対してまた保障できるということもお伺いしたんですけど、本当にこのオンライン授業ができるようになれば、今まで学校に来れなかった子供たちがすごくやりやすく、先生といろんなお話ができたり、授業もしっかりまた受けることができるようになると思います。今燕市におきましても、不登校児童がいることは確かであります。このオンライン授業をうまく子供たちが使いやすいように今後対策していただいて、不登校である子供たちの一助となって、学校にまた来れるようなオンライン授業を是非していただきたいと思っております。  また、このGIGAスクール構想、学校に来れない子供たちの希望の光となると思いますが、学校と家庭をオンラインで結ぶわけであります。子供たちオンラインを使って学校につないだり、あるいは調べ物をしたり、今まで以上にそういう状況が発生すると思います。よいこともあれば、大変なことも今後あるかもしれません。子供たちも当然ですが、保護者も含めて情報セキュリティ教育、情報社会を健全に生きるための知恵を教える教育、そしてまた道徳も含めて、そういうものがこれからもっともっと必要になると思いますが、当市においてGIGAスクール構想を今後どのように進められていくのか、最後に教育長にお聞きしたいと思います。 ◎教育長(山田公一君) GIGAスクール構想ということで、場合によっては不登校の考え方自体も変わってしまうような要素、これからそういった形のものも考えられる時代になるということだと思っております。いずれにいたしましても、GIGAスクール構想が全ての子供たちにきちんと学ぶ上でいろんな意味で有効に活用されるということを実際やっていくというのが大切だなというふうに思っているところであります。いずれにいたしましても、GIGAスクール構想がスムーズに進むように、教育委員会として学校と連携して支援をしてまいりたいと考えております。 ◆2番(岡山秀義君) それでは、大項目3、燕市スポーツ振興について再質問をさせていただきたいと思います。燕市いきいきスポーツクラブについてでございますが、先ほど私の壇上でも言わせていただいたように、非常に多くの子供たちの喜びの声を聞いております。しかし、予算をいただいた中の執行率僅か20%ということで、9月からですか、新たにバスケットボールと野球クラブもできて、今5競技、スポーツクラブ運営していると思います。その中で、ほかの競技も今後やっぱり考えていくべきではないかなと思っております。ましてや、先生方の働き方改革、そして新型コロナウイルスも関係するかもしれませんが、子供たちスポーツできる環境というのがだんだん狭まってきているような気がしてなりません。そのために今後、今5競技でありますけど、人数が少ないというさっきお話があったんですが、今どれぐらい各スポーツ競技において人数登録されているのか、ちょっとお伺いしたいと思います。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) 今現在のいきいきスポーツクラブについての登録数でございます。11月末時点での人数についてご報告いたします。陸上が13人、バレーボール10人、バスケットボール8人、野球2人、水泳ゼロ人になっております。  以上です。 ◆2番(岡山秀義君) 今現在ですよね。これからまた募集していかれると思いますが、是非やっぱり、すごくこのいきいきスポーツクラブというのは本当にいい機会だと思います。他市にはない燕独自のクラブ活動だと思いますんで、子供たちにやっぱり知っていただくというのがまだちょっと足りないのかなというふうに感じておりますんで、是非その辺はまたしっかりと子供たちに、親御さんたちにしっかり伝えて、このいきいきスポーツクラブがもっと発展できるようにお願いしたいところでございます。  そしてまた、1つ気になるのが、たしか年間の保険料が800円ですか。そしてまたクラブの参加費というのが1回500円ですか。金額ってかからなかったですか。その辺ちょっと聞かせてもらっていいですか。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) クラブ参加者が支払う金額についてお答えいたします。今議員がおっしゃいましたとおり、保険料につきましては、やはり一人一人について十分なけが等に対する対応する必要がございますので、保険については入っていただきまして、その保険料についてはご負担していただいているところでございます。加えて、参加費に関しましては、こちらのほうをもって、その参加費をもちまして、講師等のやはり謝金等に充てさせていただく形が必要でございますので、そのような運用のため、最低限の必要な参加費用をお支払いいただいているところでございます。  以上です。 ◆2番(岡山秀義君) その参加費なんですけど、1回につき500円でよろしかったでしょうか。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) はい、間違いございません。 ◆2番(岡山秀義君) 1回500円というと、なかなかの金額かなと思いますが、中にはちょっと聞いた話ですけど、自分のお小遣いでこのクラブ活動に参加しているという子供もいるようでありまして、行ってもやっぱりお金がかかるということは仕方ないこともあるかもしれないんですけど、今後またこの参加費に関して検討していただけたらと思いますが、どのようにお考えか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) 参加費についてお答えさせていただきます。子供たちが自分のお小遣いから出しているということを初めて聞きました。申し訳ありません。把握しておりませんでした。子供たちにとっては非常に参加することに意義を持っているからこそ、そのようなお子さんも中にはいらっしゃるんだろうなというふうに認識いたしました。基本的なこちらのほうの設定といたしましては、最低の人数が10人を超えた場合に設定できるというふうにさせていただいております。その10人という人数を超えてたくさんの参加者がお越しいただけるようなことになれば、その参加費についてはやはり検討することができるものと考えております。今後もたくさんの子供たちにまずは参加してもらえるように周知をいたしまして、そして、より充実した、または参加しやすい環境になるように検討していきたいと思います。  以上です。 ◆2番(岡山秀義君) 是非この燕市つばくろいきいきスポーツクラブを大勢の方に、今後子供たちに参加していただけるようにしっかりと周知をしていただいて、このスポーツの盛んな燕市というところを、今後また全国大会出るような子供たちを育てていただきたいと思います。  以上で私の一般質問を終わらせていただきます。 ○議長(大原伊一君) ここで、説明員入替えのため休憩します。          午前10時25分 休憩          午前10時40分 再開 ○議長(大原伊一君) 休憩を解き、会議を再開します。  次に、17番、大岩勉君に発言を許します。 ◆17番(大岩勉君) それでは、今期の一般質問最後となりましたけれども、私の一般質問を始めさせていただきたいと思います。  まず、大項目1、燕市指定管理者制度の体質改革を進めるべきでないか。中項目(1)吉田トレーニングセンター大規模改修計画の目的についてお伺いいたします。小項目①、ウォータースライダーを廃止予定であるが、改修後の利用者状況数をどのように考えているのか伺います。  ②、利用者増を考えた利用時間の見直しも必要と思われるが、計画にあるのか伺います。  ③、10月12、13、14日と臨時休館されましたが、原因と復旧に3日も要した理由を伺います。  ④、体育館と電源を共用されていますが、大規模改修工事の中で電源の分離計画はされていないのか伺います。  中項目(2)吉田ふれあい広場の安全確保課題について。小項目①、広場内施設の不良改修は管理者責任で修繕されるのか、燕市が修繕されるのか、現状をお伺いいたします。  小項目②、西側駐車場の構内街路灯が、4灯のうち3灯が灯具部分だけが撤去されたままであるが、いつ頃撤去されたのか、改修計画はされているのかお伺いいたします。  大項目2、小中学校職員の働き方改革の問題点について伺います。中項目同じく。小項目①、昨年4月に働き方改革関連法が施行されました。新型コロナウイルス感染の世界的な広がりもありますが、働き方改革は教育現場でどの程度浸透していると見るべきか、見解をお伺いいたします。  小項目②、教職員の長時間労働是正に係る問題点、課題点が以前から言われております。業務プロセスをどう見直すかが必要と言われていますが、取組状況をお伺いいたします。  ③、放課後の部活動指導に働き方改革で不満や支障が起きてはいないのかお伺いいたします。  ④、新型コロナウイルス感染予防策として登校前の検温が求められる中、子供の体温などの情報を把握し、教職員の負担軽減が期待されるアプリの導入が進んでいるが、燕市の現状をお伺いいたします。  大項目3、少子化対策と燕北地区の開発に新たな一手を。中項目同じく。小項目①、国土交通省は、自動料金収受システム、ETC専用のスマートインターチェンジ、IC12か所の整備を高速道路会社に許可したと報道されておりました。燕市も高速道路のアクセスの向上と燕北地区の開発促進に寄与できると思われるスマートインターチェンジ新設に取り組むべきと思いますが、市長の見解をお伺いいたします。  ②、松長小学校の生徒の減少が進んでいます。燕市は市営住宅の建設もしましたが、生徒数の増加は一時的なものでした。少年スポーツで盛んな少年サッカー場を地区に建設されたらどうでしょうか。教育長の考えをお伺いいたします。  これで1回目の質問を終わります。 ◎市長(鈴木力君) それでは、大岩議員のご質問にお答えします。私からは3番の(1)の①、燕北地区におけるスマートインターチェンジ新設の取組についてのご質問に答弁させていただき、教育長のほうから3番の(1)の②、少年サッカー場の建設についてのご質問に答弁させていただきます。それ以外の項目につきましては、それぞれ担当部長のほうから答弁させていただきます。  ご質問の3、(1)①、燕北地区におけるスマートインターチェンジ新設の取組についてお答えいたします。一般的にスマートインターチェンジの新設は、地域生活の充実や利便性の向上、地域経済活動の活性化などの効果を期待して整備されるものでございます。ただ、その実現に当たりましては、新設に係るアクセス道路も含めた整備費用など多額の費用がかかることから、費用対便益比、いわゆるBバイCとその後の採算性が得られるかが重要なポイントであると認識しております。このようなことから、整備に当たりましては、一つの地域の問題だけでなく、燕市全体の問題として捉えて考える必要がございます。まずは既存の三条燕インターチェンジへのアクセス向上、事業が進む国道289号燕北バイパスや、動き出した国道116号吉田バイパスなどを意識したまちづくりに取り組むことが重要であると考えております。 ◎教育長(山田公一君) 3の(1)の②、少年サッカー場の建設についてお答えいたします。サッカー場の建設につきましては、平成28年6月28日に燕市でのサッカーにおける環境整備を求める請願書が市議会において採択され、市としても建設のため、燕北小学校区と小中川小学校区の境界に位置する旧燕工業高校跡地を候補地として事業を進めようとしていたところであります。その後、平成30年6月議会において、サッカー場整備のための自治体クラウドファンディングに係る補正予算を議会に提案いたしましたが、要望団体と議会側の調整が必要であるとのことで、提案を取りやめ、現在に至っているものというふうに認識しております。  以上でございます。 ◎教育次長(宮路一規君) 私からは、大項目1の(1)についてご答弁申し上げます。  初めに、1の(1)の①、ウォータースライダー廃止後の利用者状況数についてお答えいたします。ウォータースライダーの利用者数は、概数で年間約1万7,000人であり、夏のプールシーズンにおいては子供の利用が多く、集客要因の一つとなっておりますが、それ以外の利用については平日1日当たり約20人となっております。また、ウォータースライダーのみを目的とした利用は限られており、25メートルプールや流水プールと併せて利用しているものと考えております。こうしたことから、ウォータースライダーを廃止することによる利用者数については、減少はあるものの、大きな影響はないものと考えているところです。また、施設改修後のその他の施設利用者数については、あくまでも目安ではございますが、年間でプールが現状維持で約9万2,000人、スタジオは2つになることに加え、教室の内容の充実などにより約3,700人増の1万2,000人、トレーニングルームは施設の拡充やプログラムの充実により約2万2,000人増の7万1,000人を目指しております。  次に、1の(1)の②、利用時間の見直しについてお答えいたします。アンケートの調査結果から開館時間の延長を望む声があることから、本施設の大規模改修に併せ、開館時間の見直しを検討しております。開館時間の延長については、利用時間の幅が広がることによって利便性が向上するとともに、新たな利用者の獲得につながると考えているところです。見直しに当たっては午前からの開館や閉館時間の延長などが考えられますが、施設の利用時間を延長することにより、人件費や光熱費などのランニングコストの増加も踏まえながら、利用者数とコストを総合的に勘案し、どのような延長時間の在り方がよいか検討してまいりたいと考えております。  次に、1の(1)の③、臨時休館した原因と復旧に3日間要した理由についてお答えいたします。吉田トレーニングセンター及び吉田総合体育館が臨時休館した理由については、高圧気中負荷開閉器、通称PASの絶縁不良による停電が原因であります。PASの絶縁不良の原因については、特定はできませんでしたが、雷や老朽化などによる絶縁体が劣化していたと推測されるところでございます。令和元年11月の自家用電気工作物年次点検報告書において、PASの動作、操作については異常なしとの報告があったことから、吉田トレーニングセンターの改修工事に併せて交換を行う予定としておりました。また、復旧に3日間かかった理由については、PASの交換装置は停電した当日に入荷したものの、その後の耐圧試験や取替え作業の人員の調整に日数を要したことによるものでございます。  最後に、1の(1)の④、電源の分離計画についてお答えいたします。吉田トレーニングセンターの大規模改修計画において、吉田トレーニングセンターと吉田総合体育館の受電系統の分離は予定しておりません。その理由につきましては、電力供給業者である東北電力によると、電源の受電は同一敷地内において1受電とすることになっており、吉田トレーニングセンターと吉田総合体育館は駐車場を含む同一敷地内であることから、分離できないため、これまでどおり同一敷地内に1受電とせざるを得ないものであると認識しているところでございます。  以上でございます。 ◎都市整備部長(小山光生君) 私からは、ご質問の1、(2)吉田ふれあい広場の安全確保課題についてにお答えいたします。  初めに1、(2)①、吉田ふれあい広場の施設内の修繕はどちらが行うのかについてお答えいたします。管理施設内の修繕につきましては、吉田ふれあい広場の管理に関する基本協定書で定められており、消費税を含み年間120万円までは指定管理者が自己の費用と責任において実施するものとし、120万円を超えたものについては市が実施するものとしております。また、管理施設内の大規模な改築等につきましても市が実施するものとしております。  次に、②、吉田ふれあい広場の西側駐車場構内街路灯の改修についてお答えいたします。西側駐車場構内の照明灯につきましては、4灯のうち3灯を経年劣化による灯具破損のため、今年の3月、10月、11月に灯具のみを撤去いたしました。吉田ふれあい広場につきましては、午後5時の閉園に伴い西側の駐車場入り口を閉鎖しており、夜間の利用はほぼありませんが、防犯上必要でありますので、今後同時期に設置した残り1灯の灯具も撤去した後、灯具の再設置をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) 私からは、大項目2、小中学校職員の働き方改革の問題点についてお答えさせていただきます。  初めに、2の(1)の①、働き方改革に対する見解についてお答えいたします。今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により、例年にない業務が増加していることから、時間外における勤務時間の大きな減少は見られません。しかしながら、各学校では児童生徒や保護者へのアンケートをマークシート方式やデジタル入力にしたり、会議資料は印刷せずにパソコンで確認したりするなどの業務改善が進められるとともに、教職員が声をかけ合って早めに退勤するなど、教職員の働き方改革への意識の高まりも見られます。これらのことから、燕市におきましては、働き方改革に対する教職員の意識が徐々に浸透してきていると認識しております。  次に、2の(1)の②、業務改善に向けた取組状況についてお答えいたします。市内小中学校の業務改善については、全市共通で行うとともに、各学校においても工夫して行っているところです。具体的には、今年度より全ての小中学校で1、2学期に限り通知表を数字や記号による評価のみの記載とし、文章による担任所見は年度末に行うようにいたしました。また、ある学校の授業研修会では、授業見学の後、これまで行っていた協議を省略して、校内ネットワーク上の掲示板に意見を入力し、それを互いに読み合うことで研修としています。市教育委員会といたしましては、各学校で取り組んでいる効果的な事例を校長会で紹介するなどして、働き方改革を推進してまいりたいと考えております。  次に、2の(1)の③、部活動指導における不満や支障についてお答えいたします。部活動は、学校教育が目指す資質、能力の育成に資するものであり、大変意義のある活動であると認識しております。市教育委員会といたしましては、部活動指導員を配置するとともに、原則として週当たり2日以上の休養日を設けることにより、部活動担当者の負担軽減を図っているところです。一方では、部活動の複数顧問制を整備しておりますが、家庭の都合により週休日や休日に指導できない教員もいることから、うまく調整できないこともあります。こうした事例に対しては、部活動指導員の一層の活用を促すことにより担当者の負担軽減を図れるものと考えております。市教育委員会といたしましては、議員ご指摘の部活動に対する働き方改革も推進されるよう、各学校に指導助言を行ってまいります。  最後に、2の(1)の④、検温アプリの導入についてお答えいたします。現在市内の小中学校では、児童生徒が検温表に当日の体温を記入して担任に提出しております。議員ご指摘のとおり、体調管理のアプリやウェブシステムのあることは承知しておりますので、市教育委員会といたしましては、今後さらに校務のIT化を進め、ウェブ上での児童生徒の健康管理や欠席等の情報共有について研究し、教職員の負担軽減を図ってまいりたいと考えております。  以上です。 ◆17番(大岩勉君) それでは、2回目の質問に入ります。  竣工後26年しかたっていない吉田トレーニングセンターの大規模改修計画が、燕市建物系公共施設保有量適正化計画に基づいて進められています。幾つかの疑問点をお聞きします。  大項目1の(1)の①、私たち会派、新風みらいは、9月24日、大規模改修計画予定の吉田トレーニングセンター、ビジョンよしだに視察に行き、担当管理者の説明を受けました。施設での一番の売り物であり、パンフレットを見ましても一番最初に載っているわけです、こういうふうに。ウォータースライダーとジャグジープールが廃止となりますが、改修後の利用者数の増加傾向の目標を設定していなく、約15億円を投資することに対し施設管理者は意気込みもなく、期待していないように感じられたが、いかがなものでしょうか。 ◎教育次長(宮路一規君) 指定管理者の管理運営に対する意識というお問いと捉えまして答弁をさせていただきます。議員が視察された9月24日の時点においては、市と指定管理者でより多くの方からご利用いただくための改修計画について協議を進めておりました。しかしながら、その時点では改修後の利用者の目標値まではまだ詰め切れていないといった状態であったことから、そのように受け止められたものと考えております。  以上です。 ◆17番(大岩勉君) 私は、言いたいのは、15億円もかけて改修するのに対して反対するということじゃないんです。やっぱりそれなりに施設管理者は自分たちのモチベーションを持ちながらですけど、しっかりその意気込みが、市が要は燕市として15億円もかけてくれるんだという、そういうありがたさも感じられない、話ししているのに。市が改修してくれるのは当たり前でしょうというのか、何かそのような態度なの。だから、その辺を今後やっぱりしっかり監視しながらしていただきたいと思います。  次に移ります。近隣にも民間のトレーニング施設の計画もあると聞きます。例えば隣接する吉田体育館などの施設利用時間は21時30分まで、午後9時半までとなっております。21時20分にお帰りの準備をすればよいのですが、現行のこのビジョンよしだのほうは21時、9時までの時間となっているんです。日曜祝日などは10時から18時まで。21時までの時間ですと、20時45分にお帰りの準備をしなくてはなりません。利用者に沿っての見直しは必要と思われますが、担当部局の所見を伺います。また、隣接する体育館となぜ違うのか、その辺も説明してください。 ◎教育次長(宮路一規君) トレーニングセンターの開館時間の見直しというお問いでございます。議員ご指摘のように、利用者の利便性の向上を今後図っていく上では、利用時間の見直しというのは必須であるというふうに考えております。先ほどご答弁いたしましたように、アンケート調査結果からも開館時間の延長の要望が上がっておりますので、利用者の今後の増加を図る上では、料金体系の見直しと併せて検討を進めていくべきというふうに考えております。  また、隣接する吉田総合体育館との閉館時間が異なっているといったお問いでございます。この施設、建設当時からこのような差異があったということですので、当時どのような議論でこのような差異が出たのかについては今現在手元に資料がございませんので、後日調査いたしまして、ご回答させていただきたいと思います。  以上です。 ◆17番(大岩勉君) 今いろんな中でですけども、やっぱり夜型にちょっと時間が、周期になっているんです、行動。そういったところで、確かに時間を、何も11時、12時までやれということじゃないんですけども、やっぱり利用者に沿って。やっぱりお仕事をして帰ってから、帰る前に寄ってトレーニングしたいとか、そういった時間の考慮もやっぱり今後必要だと思います。そして、アンケートも取られているということですんで、しっかりその辺を検証し、また担当のほうとも打合せをしっかりやっていただきたいと思います。  次に移ります。10月の3日間の臨時休館は電気設備の不良によることは、私も、隣接する体育館とビジョンよしだの管理人に伺いました。ただし、私が行きまして、何が原因で、トラブルの原点はと伺いましたが、詳細は分からない、お二人ともそういうことを言われました。常駐する担当者が原因が分からないとは、責任感のかけらもないのではないでしょうか。この方たちに今後とも指定管理を任せてもいいと思われていますのか、その辺を伺います。 ◎教育次長(宮路一規君) 10月の停電に対する指定管理者の管理に対する意識といったようなお問いでございます。このたびの電気設備の故障につきましては、電気設備の専門的な知識を有した者でないとなかなか正確にお答えすることができなかったものというふうに認識しております。当該施設を含めまして、公共施設においてもそうした職員は常駐してはいないわけですけれども、今回のような事故の場合については、事故の概要等をその組織の中で情報共有することが大切だと思っておりますので、指定管理者のほうにはそのような体制をしっかり取るようにということで、お願いしたところでございます。  以上です。 ◆17番(大岩勉君) 続いてお聞きいたします。高圧受電設備事業所なんですね、この会社は。高圧受電設備契約のところは毎月の点検業務は通産大臣により義務化されております。報告書を確認しましたが、吉田にはないということでした。燕市民体育センターにありましたが、報告書の写しだけでも現地に置くのが常識ではありませんか。担当の見識をお伺いいたします。 ◎教育次長(宮路一規君) 報告書の設置といったようなお問いでございます。議員ご指摘のように、本報告書というのは非常に大切なものでございます。したがいまして、本報告書についてはビジョンよしだで原本を保管して、その写しを燕市の体育センターで保管していたところでございます。しかしながら、吉田総合体育館には、議員ご指摘のように写しを保管しておりませんでしたので、保管するように指定管理者のほうに指示をしたところでございます。  以上です。 ◆17番(大岩勉君) 10月12日のこの事故は、早朝4時25分の不点事故から始まったわけです。改修になぜ3日も要したのか、私は伺いたいんです。というのは、それとともに、事故原因は劣化によるものなのか、塩害事故なのか落雷事故なのかも、そういった点も伺います。  市内の電設業者に聞きました。公共の構造物で緊急時であれば瞬時に手際よく行えば1日で改修できるとのことです。現地スタッフの利用者サービスを無視している姿勢の指定管理者は業務失格でありませんか。担当の見識を伺います。 ◎教育次長(宮路一規君) 10月12日の停電事故の改修工事に3日を要したといった理由などについてご質問がございました。  まず、1点目の改修工事に3間を要したという理由についてでございますけれども、先ほどご答弁いたしましたように、PASの交換装置というのは停電当日に入荷したものの、その後の耐圧試験、それから取替え作業の人員の調整に日数を要したといったことからでございます。  また、故障の直接な原因といったお問いでございます。その原因につきましては直接な原因というのは特定はできませんでしたけれども、老朽化等によるものであろうというふうに推測されたところでございます。  それから、3点目でございます。このたびの停電に伴う改修工事、手際よくやればもっと早く復旧できたんだといったところで、指定管理者の意識というのはどうだったんだかというふうなお問いだったと思います。指定管理者につきましても、少しでも早く復旧して市民の皆様からご利用いただくように配慮して一生懸命取り組んだところでございます。そのような中で、電気設備の保守点検業者とも一生懸命協議をさせていただきましたが、取替え作業等の人員の調整に日数を要したことから、結果として復旧までに3日かかってしまったということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 ◆17番(大岩勉君) 私は、現地でもって管理者に聞いたんです。改修工事で何を取り替えたのか問いただしましたら、よく分からないが、PAS取り替えたみたいだと、理解をできないようなことを言われていました。先ほど次長もPASというふうな言葉出ましたけど、高圧気中開閉器、避雷器内蔵型GR付PASの取替え工事なんです。開閉器自体、特殊なものでも何でもないんです。一般的なものなんです。今回の事故処理は、管理者の責任能力のなさがうかがわれます。以前からの月次点検でもとうに報告されていたことなんです。8月6日の報告書が手元にあります。吉田総合スポーツセンター、ビジョンよしだ様ということで、点検報告書がこれ。改修指導事項がある場合はそのまま放置されますと、感電、火災、停電などの事故につながる場合があります、速やかに改修していただきますようお願いいたします、明記されているんです。そういう中におきまして、高圧気中開閉器、今のね、推奨交換期限10年、製造年月2007年1月、経過期間13年。推奨交換期間は10年であり、もう期間は13年経過していますよということ。これ以前から指摘されているんです。手元にあるんだ。これ市民体育センターからもらってきたんです、報告書。そうしますと、そういうことを何回も指摘されているのに、もうそこに注意もしない。だから今回の停電事故に要はつながった。そうすると、管理者能力がないということなんです。その辺はどうお考えですか。 ◎教育次長(宮路一規君) 今回の停電事故に伴いまして、報告書並びに停電の年次点検といったお問いでございます。8月6日付の電気設備の月次点検結果報告書では、特に異常は認めないという報告でございました。また、令和2年度の停電年次点検については、例年どおり行っている11月下旬の実施を計画していたところでございます。しかしながら、実施前の10月12日にこのたびの電気設備の故障によりまして停電が発生したといったことでございます。  それから、PASの交換時期、推奨交換期限が議員ご指摘のように10年といったところで、PASは現在13年使用しているといったところでございます。私どもとしては、推奨交換期間の10年は過ぎているところではございますけれども、使えるうちはなるべく使っていこうといった意識も働きまして、トレーニングセンターの大規模改修工事に併せて改修をしていこうといった考えでおったものでございます。  以上です。 ◆17番(大岩勉君) 高圧受電設備事業所、事業所ばかりじゃないんだ。普通の一般会社でも、みんな高圧受電しているところは同じ条件なんですけども、普通は、普通の月のときは日常点検、点検だけなんです。ただし、年に1から2回、これは電気を止めて、停電させて定期点検の計画をしなけりゃ駄目なんです。それをちゃんと書いてあるんです、この報告書の中に。令和2年度の停電年次点検の計画をお願いしますと明記されているんです。多分これなかなか調整がつかなかったんじゃないかというの。ビジョンよしだと体育館のほうは電気が一緒に止まるわけだから、そういったところの調整が施設が違うためにできないので、延び延びになっていたんじゃないですか。それはあったとしても、そういうふうに、停電年次点検を行うべきと指摘されているんです。なぜ停電事故の起きるまで無視されているのか、その点をお聞きします。私はもう回答言ったみたいなものなんですけど。 ◎教育次長(宮路一規君) 令和2年度の停電年次点検の件についてご質問がありました。先ほども少し答弁させていただいたんですけれども、この令和2年度の停電年次点検につきましては、例年11月に行っていましたので、今年度も11月に実施を計画していたといったところでございます。  以上です。 ◆17番(大岩勉君) 簡単に考えておられるようですけど、今回は自分のところだけで停電が終わったので安易に考えておられるのかしれませんけど、この高圧気中開閉器、これが故障しますと、もし変電所内、自社の変電所内の何かトラブルがあって、電気がそういう異常電力が流れたりした場合、遮断できないんです。そうした場合、波及事故。波及事故というのは、今度は逆戻りした事故でもってその一帯が全部止まるんです。そうすると、あそこには近くにスーパーもあります。いろんなあれがあります。そういったところに地域ゾーン自体が停電という、波及事故という事故になるんです。そういったことがあるということをあなたたちもちゃんと把握しておいて、こういう定時点検というのは義務づけられてもいますけれども、やっぱり早め早めに手だてするのが常識なんです。その辺、皆さんらのほうではちょっと専門的な部分を分からない部分あるかと思いますけども、やっぱり忠告しておきたいと思います。  次に移ります。4番、電気系列が今も話した吉田総合スポーツセンター、ビジョンよしだと1契約になっているが、約15億円もかける改修工事です。利用者ニーズの異なる体育館との電源切離し工事は考えなかったのかお伺いします。  それとともに、先ほど次長が言いました。1構内1契約なので分けられない。それは違うんです。一般的ですとそうです。ただし、こういうこと、専門業者ですと当たり前で常識で分かるんです。例えば、今はやりの2世帯住宅。説明しますと、2世帯住宅って1軒のうちですけども、2軒の住まいになっている。契約は別々にできます。まず、そういった点が1つあります。一般の家庭の1棟建ての建物。アパート、マンションはどうでしょうか。複数契約できます。1構内です。高圧受電でも、契約でも、第1工場、第2工場、さらに多種業種が複数集まるショッピングモールなども個々の契約ができるんです。できるんですよ。1構内1経路1契約は原則論だけなんです。そういったところで、まずあなたは先ほど1構内1経路1契約だからと言われましたけれども、そういったところで契約をおのおの別にできるということを私のほうから説明したわけですけど、その辺はどういう解釈されますか。 ◎教育次長(宮路一規君) 高圧受電の関係で1契約1受電といったところのお問いでございます。前回の議員協議会におきましても同様のご質問を大岩議員からいただいたところでございます。そこで、私たちも改めて、専門家の大岩議員がおっしゃられるので、改めて東北電力に確認をさせていただいたところです。東北電力のほうでは、供給約款では同一敷地内において1契約1受電と定められているということでございました。繰り返しで申し訳ございませんけど、そういうふうな回答でございました。したがいまして、今回の改修ではビジョンよしだと体育館の受電の切り分けは困難であると判断したところでございます。  また、大岩議員から今ほどアパートであるとか2世帯住宅ではそういった形で、1契約1受電ではないよといったようなお問いがあって、その辺はどう考えているんだといったようなお話がございました。私も専門家ではございませんので詳しいことは承知しておりませんけれども、東北電力からいただいた回答に沿って考えるのであれば、アパート、それから2世帯住宅については、議員おっしゃるように同一敷地というのは当然のことでございますけれども、ただ同一敷地といいながらも、それぞれ世帯ごとに会計が異なるわけでございます。会計が異なることによって、そうやって複数契約もできるといったような東北電力からの回答もございますので、そういったことに鑑みて、大岩議員が先ほどおっしゃられた部分は複数契約になっているものと考えております。  以上です。 ◆17番(大岩勉君) この点あなたとやり合う必要はないんですけど、たださっきも話したように、第1工場、第2工場、会社なんかですと一度にラインが全部止まるよりも、工場が全部作業不能になるよりもということで、契約をわざと分けて契約される方いっぱいいるんです。そういうのが用途的にちゃんとできるということを一応理解していてください。  次に移ります。私が11月に吉田ふれあい広場の駐車場に寄ったところ、ちょうどですけど、駐車場内で高さ6メートル以上ある街路灯のヘッド部分が風で揺れ動いていたんです。それで目についたんですけども、危険だなと思いまして、見たところ、まず管理人に伝えました。そして、管理人の方が後で仮囲いをして、一旦下のほうで仮囲いををしたんですけども、よく見ますと4基のうち多分その時点でも2基は以前からヘッド部分がもう外されていたんです。こういう状態になっているんかと。というのは、あの施工したとき4基、もちろん一緒の施工と思います。そして、今回の3灯目がそういった状態になっています。もう1灯だけ残っているんですけども、こういう品物というのは、施工時が同じ場合ですと、大体同じ頃どんどん、とんどん傷むんです。そうすると、もう1基も、もうこの冬もつか、もたないか、感じられますよね。先ほどお話ありました、3月、10月に1灯ずつ撤去されたと。私から指摘されたものだから今度は11月に撤去する。そうすると、もう1基だけしか残っていない駐車場の灯部も、もうそのような状態にあるんじゃないかと思います。高所にあるんで、下からはちょっと分かりにくいんですけど。私は、そこでもって現状で広い駐車場の安全管理が保たれていると思わないんです。そういったところで、管理人というか、そういったほうからはどのような要請が来ているのか、担当の所見をもう一度伺います。 ◎都市整備部長(小山光生君) 吉田ふれあい広場の駐車場照明の管理ということでご質問をいただきました。今回大岩議員に現地にてご指摘いただき、管理人にも伝えていただきました。お手数かけてしまいました。大変申し訳ありませんでした。  先ほどの答弁とも一部重なりますけども、吉田ふれあい広場につきましては、先月11月16日から翌年、来年3月15日まで、冬期間の閉園という期間に入ってございます。この閉園期間中でも、駐車場については朝9時から夕方5時までは開放しておるところでございます。夜間の利用はほとんどないとはいえ、ご指摘のとおり、防犯の上で照明は大切でございますので、公園利用の再開後、速やかに、LED形式に変えてになりますが、取り替えてまいりたいと考えております。公園の安全管理、安全確保、改めてより一層努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◆17番(大岩勉君) 私は、この点につきまして水道の塔を思い出したんです。水道の塔の落石事故。それによって、下にいる車が事故った。結局同じようなことが起こったら大変だなと思ったんです。というのは、高さが先ほど言いました6メートルからある、ちょうどそういったところから、もし灯部がそれで飛んで落ちたなんかいいますと、車だけじゃなくて、あそこはもういろんな人たくさん利用されております。特に早朝なんかゲートボールというか、パターゴルフですか、そういった方たちも利用されているとか、もうかなりいろんな利用度があるわけです。やっぱりそういったところを注意されて、水道の塔の二の舞にならないようにしたほうがよろしいかと思います。その辺、先ほど修繕の方向でいるということで言われましたんで、それをできるだけ早い時期にされたほうが、もう1灯がどういう状態かというのは似たような形になっているんじゃないかと思いますので、注意しておきます。  次に移ります。大項目の2のほうになります。働き方改革で教育現場で今後取組の鍵となるのはデジタル化、少子化の対応と社会の変化に対応能力の必要性と思われますが、その点も所見を伺います。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) ただいま働き方改革におけるデジタル化、少子化、そして社会の変化に対する対応能力の育成についてお問いをいただきました。議員ご指摘のとおり、学校現場では、今GIGAスクール構想を進めておりますので、校務全般においてデジタル化に大きくかじを切っております。よって、教員のICT活用能力の向上が求められているところでもございます。また、少子化に伴いまして、学級の規模にもよるのでございますが、他校や他学級、そして他学年との交流を通して多様な考え方の交流や多様な人間関係づくりをしっかり進めていくことも求められているところでもございます。加えて、予測不能な社会の変化に対応できる児童生徒を育てることができるよう、ふだんの授業改善、教育改革が今求められております。これらの実現においては、研修機会の確保とその充実によりまして、教員一人一人の資質、能力の向上を欠かすことはできません。その一方で教育現場では、児童生徒と向き合う時間を確保するために業務改善、超過勤務の縮減を進めているところでもあります。  このような状況を含めまして、市教育委員会といたしましては今年度、集合研修のほかにリモート研修など、研修の形態を工夫し、時間や場所を選択して必要な研修を受講できるよう努めているところでございます。また、学校の教育課題に応じた訪問研修を実施いたしまして、組織的な取組による研修効果の向上を図っているところでもございます。これらの工夫により、教員の対応能力の向上を図るとともに、働き方改革を推進していきたいと考えております。  以上です。 ◆17番(大岩勉君) 次、大項目2の(1)の②と③に連携してお聞きいたします。  コロナ禍終息が見通せない中で多忙化している教育現場では難しい対応に追われていることと思いますが、特に部活動に要する時間の調整に苦慮されている声は聞かれませんか。しかし、特に中学時代の部活動指導者との時間の思い出は大切であり、特別なものがあります。勇往邁進の心を育む学校教育の一環と思いますが、主幹の考えをお伺いいたします。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) 部活動に要する時間の調整に苦慮しているかどうかという状況と、それに対する私の考えを述べさせていただきたいと思います。  県内では現在、新型コロナウイルス感染症について注意報が発令されておりますが、市内中学校の部活動につきましては、活動場所の換気を常時行うとともに、生徒へは活動の前後や休憩時間に小まめにうがいや手洗いを行うよう指導しております。また、これに加えまして、共用する物品等についての消毒を行うなど、感染防止に万全を期しているところでございます。これらのことによりまして、作業にそれぞれ時間が取られます。よって、本来の部活動に当たることができる時間が短縮されていることもあると認識しているところです。加えて、部活動指導に係る働き方改革におきましては、週当たり平日1日以上、週休日など1日以上の休養日を設けることとしておりますので、もっと練習したいと思っている児童生徒もいると認識しております。こうした児童生徒を受け入れまして、それぞれの思いに応えるために、市教育委員会といたしましても、いきいきスポーツクラブを開設するところです。また、このたびのミニバスケットボール大会の開催におきましては、教育課程上学校での練習時間の確保が難しい中、バスケットボール協会の皆様から全面的な協力いただきました。これにより、子供たちのやりたいという思いを実現させる場を提供いただくことができました。大変ありがたく思っております。市教育委員会といたしましては、新型コロナウイルス感染防止の徹底を最優先に考えながらも、生徒が十分に活動に参加できるよう各校にスクールサポートスタッフを配置し、消毒作業の軽減を図って、部活動での指導者との時間の確保に努めております。加えて、地域の皆さんのご協力を仰ぎながら、いきいきスポーツクラブの充実も図りたいと考えております。  以上です。 ◆17番(大岩勉君) 次に、大項目2、中項目(1)小項目④についてお聞きいたします。  糸魚川市出身の医師が代表を務めるアプリ系企画開発会社では、スマートフォンで子供の体調に関するデータや情報を集めるアプリ、そういったことは把握されていますか。それに伴いまして教職員が手書きの健康カードなどを集計する作業が不要になり、負担や紙の経費軽減もでき、全校児童生徒の健康状況を分析しやすくなるメリットもあると言われています。本人か保護者のスマホに毎日検温を促す通知も送られ、計測のし忘れも防ぎ、体調管理もできるとされていますが、燕市の教育現場での導入は考えていないかお伺いいたします。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) 児童生徒の健康状況を把握するアプリについての導入の検討についてお問いいただきました。議員ご指摘のアプリにつきましては、報道により承知しているところでございます。教育委員会といたしましては、導入を行っている学校の情報をただいま収集しております。議員ご指摘のとおり、これまでの情報によりますと、児童生徒の健康状況の把握や分析に大きなメリットがあることは承知しております。一方、若干の経費がかかることが指摘されておりますので、保護者より毎日入力いただく必要があることも含め、課題があるということも認識しているところでございます。これらを踏まえまして、今後、アプリの導入を含めた児童生徒の健康管理について調査研究をしていきたいと考えております。 ◆17番(大岩勉君) 今の質問の中で、本県では上越教育大学附属中学で導入されていると聞きます。全国ではつくば市などの市立の全小中学校のほか、首都圏や関西の国立大学附属校で導入済みとのことです。子供の健康確認し、教職員の負担を軽減することが大切と思いますが、教育長の見識をお伺いいたします。 ◎教育長(山田公一君) 議員ご指摘のとおり、このアプリを導入することによって児童生徒の健康状況を適切に把握することができますし、当該業務に係る教職員の負担軽減もなされるというふうに認識しております。また、先ほど主幹のほうから答弁させていただきましたけども、導入に伴う費用負担等の課題を解決するためには保護者の理解と協力を得る必要があるというふうに考えておりますので、アプリ導入につきましては調査研究させていただきたいというふうに考えております。  いずれにいたしましても、今後とも市教育委員会といたしましては、児童生徒と向き合う時間の確保やワーク・ライフ・バランスの実現の観点から、教職員の働き方改革の実現に向けて努力してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◆17番(大岩勉君) 次に進みます。3の(1)の①、国土交通省は、自動料金受注システム、ETC専用のスマートインターチェンジ12か所の整備を高速道路会社に許可したと報道されていました。長岡市の大積スマートインターチェンジが含まれているとのことです。燕市北地区舘野、長所の開発を考えたまちづくりが必要不可欠と思います。現状は開発が少なく、あまりありません。長所地区は、一時中之口村と合併しましたが、分村して燕市に再合併した歴史があります。燕市として大切な地区なのです。  市の施設でいえば、不燃物処理場の舘野クリーンセンター、お盆とお彼岸にしか人けがない墓地公園の燕霊園、全くふだんは人の流動性のない施設ばかりです。スーパーもない、コンビニもない、だから地元の分家の方は他地区に移住してしまうのです。燕市としてスマートインターチェンジの必要性を要請することにより、高速道路のアクセス性が向上し、既存企業の輸送、効率向上と市の促進と幹線道路の交通網に寄与することと思われますが、市長は国土交通省に要請する考えはないか、いま一度聞きます。 ◎市長(鈴木力君) 再質問にお答えいたします。先ほど申し上げましたように、スマートインターチェンジの設置につきましては、費用対効果といった必要性を国土交通省や高速道路会社に納得させる必要がございます。それを納得させるためには相当に高いハードル、高い壁があるというふうに認識しております。燕市では残念ながら現時点でその壁を越えるだけの具体的なプランを持ち合わせていませんので、今この場でやりますと申し上げることはなかなかできかねるのかなという状況でございますことをまずご理解いただきたいと思います。  将来的に議員ご指摘のような発想もあり得るということをしっかり頭の隅に置きながら、当面は燕北地区から既存の三条燕インターチェンジへのアクセス向上として朝日大橋へと続く国道289号燕北バイパスの早期整備などに取り組むとともに、燕北地区、もっと広い範囲で考えますと、懸案となっております燕労災病院跡地に関する県との協議、旧燕工業高校跡地の利用、さらにはいずれ検討を将来進めなければならない舘野の不燃物処理場の跡地利用など、個別の課題の解決にまずは取り組んでまいりたいと考えております。 ◆17番(大岩勉君) 私は、当時議長として栄スマートインターチェンジの開通式典に参列しました。当時の三条市長は式辞で、三条市はもちろん、燕市、弥彦村、与板地区を含む利便性を国交省に提案し、完成に至ったと話ししていられました。燕市も、新潟市西蒲区、加茂市、田上町の協力も依頼してみませんか。市長の心意気と見解をいま一度お伺いしたいと思います。 ◎市長(鈴木力君) 先ほども答弁いたしましたけれど、スマートインターチェンジの設置につきましては必要性の説明が非常に重要であり、議員ご指摘のとおり近隣自治体の協力や広域的な視点からの計画検討が不可欠でございます。私もあの栄スマートインターチェンジの式典には大岩議員と一緒に参列いたしました。その後、国土交通省はこのスマートインターチェンジの整備要件を厳しくいたしまして、新設するスマートインターチェンジとその前後の既存のインターチェンジにおける出入りの交通量の合計が、新たにスマートインターチェンジを整備した後とその前で整備後はそれを上回る見通しがなければならないというふうになりました。すなわち、途中でスマートインターチェンジをつけた既存の交通量を振り分けるという考えではなく、それをつくっていくことによって新たな利用者の増加が求められるというような整備要件、ハードルがまた一段高くなっております。  繰り返しになりますけれど、近隣自治体を巻き込むだけの説得力あるプランを現在、残念ながら持ち合わせておらず、さらには都市計画全体がコンパクトシティというまちづくりの方向性から見ても、今現時点での要請はなかなか難しいのかなというふうに考えております。まずは燕北バイパスの早期の整備や燕労災病院跡地利用などの実現に取り組んで考えていきたいというふうに思っています。もちろんそういった姿が具体的に見えてきた将来は、スマートインターチェンジという発想に結びつけていくと、有効だという大岩議員のご指摘もしっかり頭の隅にとどめておきたいと思っています。 ◆17番(大岩勉君) 是非鈴木市長のうちにそういう方向性を、強い方向性を出していただければありがたいと私は思うんです。  次に移ります。3の(1)の②になります。不燃物処理場のクリーンセンター舘野ももう間もなく満杯になります。跡地の活用計画を検討されているのか、まずその点も伺います。サッカー協会などから要請陳情のありましたサッカー練習場建設には最適地と思いませんか。担当の所見を私はお伺いしたいと思います。  松長小学校から徒歩5分、松長小学校の利活用も考慮したとき、思い切って思慮分別されることも大切でないか、伺います。 ◎市民生活部長(前山正則君) 私のほうからは、クリーンセンター舘野の跡地利用についてお答えをさせていただきたいと思います。同センターを管理しております燕・弥彦総合事務組合のほうに確認したところ、クリーンセンター舘野は第1期工事分の15万9,000立方メートルについては既に不燃物の埋立てが終了し、現在は第2期工事分の15万9,000立方メートルの処分場を使用しており、令和10年度頃には計画埋立容量に達する見込みと聞いております。第1期工事分と第2期工事分は水処理施設が一体管理になっているため、基本的には、全ての埋立てが終了してから廃止することとなります。その後、最低2年間は環境基準を満たすかどうか調査する必要があるため、跡地利用につきましては、早くても令和13年度以降になると考えられます。したがいまして、現段階では、跡地利用については未定ということでありました。  以上でございます。 ◎教育次長(宮路一規君) クリーンセンター舘野におけるサッカー練習場が適地ではないかといったようなお問い、それからいま一つがそのサッカー練習場については松長小学校跡地の利活用も考えられるのではないかといったような、2点いただきました。  まず1点目のクリーンセンター舘野の件でございますけれども、議員ご提案のようにクリーンセンター舘野は、敷地の規模から見ますとサッカー場には適しているというふうに思います。しかしながら、今ほど市民生活部長から答弁がありましたように、跡地の利活用につきましては10年以上の年月が必要であるといったこと、それから照明設備等の工作物、大型の工作物を設置するには地盤等の関係もありまして、なかなか難しい部分がございます。このような課題も多いものと認識しているところでございます。  それから、いま一点目、いま一つの松長小学校跡地の利活用といったところでございます。議員ご承知のように、今現在松長小学校の今後の在り方ということで検討委員会を設置いたしまして、複式学級による存続か、あるいは統合かといったことを検討会で議論をしていただいているところでございます。そこでの議論がなかなか固まらないと、その跡地の利活用といったところも見えてこないのかなと思っておりますけれども、議員からのご提案も一つの方法かなというところもございます。いずれにいたしましても地域の皆様方の総意をいただきながら、跡地利用についても、検討していく必要があるというふうに認識しております。  以上です。 ◆17番(大岩勉君) クリーンセンター舘野の件でいま一度お聞きします。以前燕市は同様のセンター跡地活用に大変苦慮したんです。横田の跡地はつばくろ運動広場野球グラウンドに…… ○議長(大原伊一君) 大岩議員、クリーンセンター舘野の件になると、通告外になりますので、サッカー場建設にさっきは関連していたんであれだったんですけど、クリーンセンター舘野については通告がないので、ちょっと通告外になりますから。 ◆17番(大岩勉君) 分かりました。  そのように跡地で、苦肉の策なんです。つばくろ運動広場、野本の跡地は苦肉の策で、途中無償貸与しての太陽光発電というように、一般構造物の設置建設計画はできないような場所なんです、ああいうところは。そうしますと、私たち議員は新潟市潟東サルビアサッカー場を視察行きました。田園地帯にあり、クリーンセンター舘野の跡地などとも代わり映えはないんです。私は、面積も大きく最適と思います。教育長の考えをいま一度伺います。 ◎教育長(山田公一君) 大岩議員ご指摘のとおり、クリーンセンター舘野につきましては、サッカー場を整備する上では申し分ない敷地面積を有しておりますけども、先ほど市民生活部長からの答弁にあったとおり、跡地利用には10年以上の年月が必要であること、それから照明設備等の工作物の設置が難しいことなど、課題は多いものというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(大原伊一君) 大岩議員、クリーンセンター舘野の件については通告外ですので、取りやめていただけますか。 ◆17番(大岩勉君) サッカー練習場建設地に候補地として燕工業高校跡地が空いているからと、所管の担当から聞いたような話もあります。燕工業高校跡地は多目的に活用できる場所であり、将来構想を考えての利活用に進むべき土地と思います。私は、担当、所管だけじゃなくて、いろんな課が連携した中でもってそういったところを計画していくべきだと思うんです。市長の考えを所見を伺いまして、私の質問を終わります。 ◎市長(鈴木力君) お答えします。1回目の答弁の中で教育長から答弁もありましたけれど、平成28年6月の市議会定例会におきまして、燕市議会が燕市体育協会や燕サッカー関係団体から成る請願者からのサッカーにおける環境整備を求める請願書をこの市議会が平成28年6月に採択されまして、それを受けて、我々としては課題の一つとなっていた財源の解決策として自治体クラウドファンディングを活用した財源の調達方法を検討し、平成30年6月議会において市議会へ提案いたしましたが、そのちょうど1か月ほど前に同請願団体から再度提出された陳情書の内容が平成28年6月に採択された請願の内容と異なっており、議会側のほうで同請願団体との調整が必要となったため、それが終わるまでは原案を取り下げるということで取り下げた経過がございます。確かにその時点では、立地場所は新たな用地取得の必要のない場所が望ましいとの理由から、最終決定したわけではございませんでしたけれど、旧燕工業高校跡地をその候補地の一つとして想定しておりました。しかしながら、市議会と同請願団体との間の調整は未了であると伺っており、我々としてもそれ以降サッカー場に関する具体的な検討は立地場所の選定も含め一切行っておらず、議会からの改めてのご指示をお待ちしている状況でありますので、よろしくお願いいたします。  ご質問の旧燕工業高校のグラウンド跡地は、ご指摘のとおりサッカー場の候補地としてだけではなく、様々な利活用の可能性を秘めた土地であるというふうに思います。私としては、その具体的な在り方については、先ほど来申し上げましていますが、国道289号線燕北バイパスの整備の進捗状況や燕労災病院跡地利用の県との協議の行方など、周辺環境の動向を今後よく見極めながら定めていくことが適切であると考えております。 ○議長(大原伊一君) 以上で一般質問を終わります。 ○議長(大原伊一君) お諮りします。議案審査のため、明日から20日までの6日間休会したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) ご異議なしと認めます。よって、議案審査のため、明日から20日までの6日間休会と決定しました。  次回は、12月21日に本会議を再開します。  全員ご起立願います。大変ご苦労さまでした。          午前11時51分 散会...