燕市議会 > 2019-09-26 >
09月26日-委員長報告・質疑・討論・採決-04号

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  1. 燕市議会 2019-09-26
    09月26日-委員長報告・質疑・討論・採決-04号


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    最終取得日: 2023-05-08
    令和 元年  9月 定例会(第3回)    令和元年第3回燕市議会定例会会議録(第4号)           令和元年9月26日(木曜日)午前9時30分開議議事日程 第 1  認定第1号から認定第7号まで 第 2  議案第48号から議案第61号まで 第 3  請願第 1号 「学費と教育条件公私間格差是正にむけて、             私立高等学校への私学助成の充実を求める意見             書」の採択に関する請願 第 4  発議案第5号 学費と教育条件公私間格差是正にむけて、私             立高等学校への私学助成の充実を求める意見書本日の会議に付した事件 日程第 1  認定第 1号 平成30年度燕一般会計歳入歳出決算の               認定について        認定第 2号 平成30年度燕国民健康保険特別会計歳               入歳出決算の認定について        認定第 3号 平成30年度燕後期高齢者医療特別会計               歳入歳出決算の認定について        認定第 4号 平成30年度燕介護保険事業特別会計歳               入歳出決算の認定について        認定第 5号 平成30年度燕公共下水道事業特別会計               歳入歳出決算の認定について        認定第 6号 平成30年度燕土地取得特別会計歳入歳               出決算の認定について        認定第 7号 平成30年度燕水道事業会計決算の認定               について 日程第 2  議案第48号 燕市会計年度任用職員の給与及び費用弁償               に関する条例の制定について        議案第49号 会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条               例の整理に関する条例の制定について        議案第50号 燕市職員の自己啓発等休業に関する条例の               制定について        議案第51号 燕市印鑑条例の一部改正について        議案第52号 燕市税条例等の一部改正について        議案第53号 燕市手話言語普及等の推進に関する条例               の制定について        議案第54号 燕市都市公園条例の一部改正について        議案第55号 燕市立幼稚園条例及び燕市特定教育・保育               施設及び特定地域型保育事業の運営に関す               る基準を定める条例の一部改正について        議案第56号 燕市社会教育施設使用料見直しに伴う関               係条例の整備に関する条例の制定について        議案第57号 新潟市と燕市の境界変更の申請について        議案第58号 字の変更について        議案第59号 令和元年度燕市一般会計補正予算(第5号)        議案第60号 令和元年度燕市後期高齢者医療特別会計補               正予算(第1号)        議案第61号 令和元年度燕市介護保険事業特別会計補正               予算(第1号) 日程第 3  請願第 1号 「学費と教育条件公私間格差是正にむけ               て、私立高等学校への私学助成の充実を求               める意見書」の採択に関する請願 日程第 4  発議案第5号 学費と教育条件公私間格差是正にむけ               て、私立高等学校への私学助成の充実を求               める意見書出席議員(20名)   1番 柴 山   唯 君     2番 岡 山 秀 義 君   3番 田 澤 信 行 君     4番 柳 川   隆 君   5番 宮 路 敏 裕 君     6番 小 林 由 明 君   7番 樋 浦 恵 美 君     8番 渡 邉 雄 三 君   9番 中 山 眞 二 君    10番 大 原 伊 一 君  11番 山 﨑 雅 男 君    12番 タナカ・キ ン 君  13番 塙     豊 君    14番 長 井 由喜雄 君  15番 齋 藤 信 行 君    16番 渡 邉 広 宣 君  17番 大 岩   勉 君    18番 土 田   昇 君  19番 堀   勝 重 君    20番 丸 山 吉 朗 君欠席議員(なし)説明のため出席した者の職氏名  市  長 鈴 木   力 君   副 市 長 南 波 瑞 夫 君  教 育 長 遠 藤   浩 君   総務部長 田 辺 一 幸 君  企画財政 田 辺 秀 男 君   市民生活 髙 野 光 郎 君  部  長             部  長 (筆頭部長)  健康福祉 佐 藤 徳 子 君   健康福祉 本 間   修 君  部  長             部副部長  産業振興 小 澤 元 樹 君   都市整備 小 山 光 生 君  部  長             部  長  教育次長 宮 路 一 規 君   教育委員 二 平 芳 信 君                   会 主 幹  総務課長 前 山 正 則 君   用地管財 更 科 明 大 君  兼選挙管             課  長  理委員会  事務局長  企画財政 春 木 直 幸 君   市民課長 岡 部 清 美 君  課  長  税務課長 荒 木 信 幸 君   社会福祉 赤 塚 忠 男 君                   課  長  長寿福祉 熊 谷 良 紀 君   保険年金 原 田 幸 治 君  課  長             課  長  都市計画 高 波   茂 君   下 水 道 佐 藤 一 正 君  課  長             課  長  (空き家  等対策推  進室長)  会  計 小 池 和 恵 君   監査委員 若 月 雅 人 君  管理者兼             事務局長  会計課長  子 育 て 白 井 健 次 君   社会教育 石 田 進 一 君  支援課長             課  長  水道局長  (経営企 清 野 一 徳 君  画課長)職務のため出席した者の職氏名  議会事務 今 井 和 行 君   議会事務 丸 山   篤 君  局  長             局 議 事                   課  長  議会事務 小 黒 明 子 君   議会事務 熊 谷 圭 祐 君  局 議 事             局 議 事  課 主 任             課 主 事          午前 9時29分 開議 ○議長(丸山吉朗君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。ただいまの出席議員は全員で、定足数に達しております。  本日の議事日程は、お手元へ配付したとおり進めたいと思いますので、ご了承願います。 △日程第1 認定第1号から認定第7号まで ○議長(丸山吉朗君) 日程第1 認定第1号から認定第7号まで、以上7件を一括議題とします。  本件に関し、決算審査特別委員長の報告を求めます。 ◆19番(堀勝重君) おはようございます。決算審査特別委員会審査報告を行います。  当委員会に審査を付託された議案は、平成30年度燕一般会計歳入歳出決算及び各特別会計歳入歳出決算並びに平成30年度燕水道事業会計決算の認定7件であります。去る9月20日、24日の2日間にわたり委員会を招集し、審査を行いましたので、その結果について報告いたします。なお、本特別委員会は全員をもって構成されていますので、その経過については省略をさせていただきます。  最初に、認定第1号 平成30年度燕一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号 平成30年度燕後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号 平成30年度燕介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、以上3件につきましては、一部に反対意見がありましたので、起立採決を行った結果、賛成多数で認定すべきものと決定しました。  次に、認定第2号 平成30年度燕国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号 平成30年度燕公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号 平成30年度燕土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号 平成30年度燕水道事業会計決算の認定について、以上4件につきましては、審査の結果、異議なく認定すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(丸山吉朗君) 決算審査特別委員長の報告が終わりました。  これより委員長報告に対し質疑に入ります。質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論の通告がありますので、これを許します。  5番、宮路敏裕君に発言を許します。 ◆5番(宮路敏裕君) おはようございます。私は、日本共産党議員団を代表しまして、認定第1号、平成30年度一般会計歳入歳出決算の認定について、また認定第3号、平成30年度後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、加えて認定第4号、平成30年度介護保険事業特別会計歳入歳出決算について、あわせて反対の立場で討論を行います。  まず、一般会計についてであります。前進面で言えば、全国的にクローズアップされている子供の貧困問題について、本市では実態把握と対策に向けた子どもの貧困対策事業として、検討会議、またプロジェクトチーム立ち上げ相談体制の充実など大きな一歩を踏み出したと思っています。また、これも全国的に問題になっている幼稚園、保育園、小学校、普通教室へのエアコン整備事業については、県内でもいち早く英断を下し、その財源についてもクラウドファンディングという手法で多数の温かい善意の寄附が寄せられた上で整備されることとなり、市民の願いが実現したことは大いに評価されるものであります。しかし、決算の中で私は一部疑義がある点について、認定に反対の根拠として述べてまいります。  1つは、全ての国民の個人番号マイナンバー制度関係であります。本決算の歳出の中には地方公共団体情報システム機構への中間サーバー維持費など幾つものマイナンバー関連経費があります。しかし、マイナンバーカードの普及率が全国平均でも14%程度、本市ではさらに低い普及状況であると思います。今後2021年度を目途にマイナンバーカード健康保険証としての機能を持たせ、受診時の利便性が図られるとの説明がありますが、カードには全社会保障の情報がひもづけされるため、万一紛失や盗難などで個人情報漏洩のリスクが甚大であることは明らかであり、このような問題をはらむ事業には反対するものであります。  2つ目に、県央大橋西詰周辺地域整備事業明許繰越についてであります。この事業は西詰周辺観光交流拠点とする計画ですが、大曲新堤防道路工事が計画されているために堤防工事完了まで事業を凍結し、繰越明許として4,371万7,922円を計上されているものであります。私は、当初から全体計画で十数億円規模のこの案件については、市民にとって資する事業かどうかの疑問を呈してきました。今後の情勢変化も考えられますが、現況の中での明許繰越そのものに反対するものであります。また、市民の中からは生活道路や消雪パイプの修繕、下水道普及取り組み上の課題、高齢者を始め、市民の生活上の要望は山積していると思いますが、市民に寄り添い、市民の声を十二分に聞く人員体制ができているのかどうか問題提起するものであります。  次に、後期高齢者医療特別会計についてであります。私たち共産党議員団は、この制度そのものについて、憲法で保証している国民皆保険のあり方から見て、75歳を境に分断し、医療を最も必要とする高齢者に一層の負担増を強いる制度として反対してきました。その上で、これまであった保険料軽減特例の廃止に向けた軽減割合引き下げが断行されました。高齢者の暮らしの実態を顧みない、この引き下げを含む決算の認定には反対するものであります。  最後に、介護保険事業特別会計であります。介護保険制度は、2000年4月から市民の期待を背にスタートしましたが、この間連続した制度の改悪が行われてきました。この30年度でも介護認定、要支援1、2の人にはこれまでできた訪問介護サービス通所介護サービス保険給付から除外される。また、特別養護老人ホームの入所が原則介護認定3以上に限定されました。事業主体である地方自治体が市民のためにどんなに努力しても国で決まるこれらの改悪から逃れられないことではありますが、何でも国の言いなりでは市民の期待に応えることはできないと思います。市民の切実な願いの一つに、簡素でいいから、せめて国民年金で入れる特養ホームの建設をという声が大変多くあります。それらの声にほど遠い現状のままの本決算の認定には賛成することができないことを述べまして、また議員各位のご賛同を求め、これで討論を終わります。 ○議長(丸山吉朗君) ほかに討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより認定第1号から認定第7号まで、以上7件を採決します。  採決は、意見の異なる認定第1号及び認定第3号から認定第4号までの3件を順次採決し、ほかはその後別途一括採決とします。  最初に、認定第1号 平成30年度燕一般会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。  採決は、投票システムによる採決とします。  本件については委員長報告は認定であります。本件は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。          〔投票システムによる採決〕 ○議長(丸山吉朗君) 押し忘れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) 押し忘れなしと認め、確定します。        〔投票総数19人、賛成16人、反対3人〕 ○議長(丸山吉朗君) 採決の結果、投票総数19、賛成16、反対3であります。よって、認定第1号は認定されました。  次に、認定第3号 平成30年度燕後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。  採決は、投票システムによる採決とします。  本件については、委員長報告は認定であります。本件は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。          〔投票システムによる採決〕 ○議長(丸山吉朗君) 押し忘れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) 押し忘れなしと認め、確定します。        〔投票総数19人、賛成16人、反対3人〕 ○議長(丸山吉朗君) 採決の結果、投票総数19、賛成16、反対3であります。よって、認定第3号は認定されました。  次に、認定第4号 平成30年度燕介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。  採決は、投票システムによる採決とします。  本件については、委員長報告は認定であります。本件は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。          〔投票システムによる採決〕 ○議長(丸山吉朗君) 押し忘れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) 押し忘れなしと認め、確定します。        〔投票総数19人、賛成16人、反対3人〕 ○議長(丸山吉朗君) 採決の結果、投票総数19、賛成16、反対3であります。よって、認定第4号は認定されました。  次に、認定第2号 平成30年度燕国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号 平成30年度燕公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号 平成30年度燕土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について及び認定第7号 平成30年度燕水道事業会計決算の認定について、以上4件を一括採決します。  本件については委員長報告は認定であります。本件は委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) ご異議なしと認め、よって、認定第2号、認定第5号、認定第6号及び認定第7号は認定されました。
    △日程第2 議案第48号から議案第61号まで ○議長(丸山吉朗君) 日程第2 議案第48号から議案第61号まで、以上14件を一括議題とします。  本件に関して、各常任委員長の報告を求めます。  最初に、総務文教常任委員長の報告を求めます。 ◆10番(大原伊一君) おはようございます。総務文教常任委員会審査報告を行います。  当委員会に審査を付託された議案は7件であります。去る9月17日に当委員会を招集して審査を行いましたので、その経過並びに結果について申し上げます。  最初に、議案第48号 会計年度任用職員制度の給与及び費用弁償に関する条例の制定については、地方公務員法改正に伴う任用要件適正化後、会計年度任用職員の位置づけや給与、手当、休暇制度などについての質疑がありました。当局からは、特別職非常勤職員で労働性の低い職を除き、会計年度任用職員に移行する。移行に当たっては、これまでと同様、職の必要性を精査した上で、現在勤務している臨時、非常勤職員意向調査を行うとともに、新規の任用については公募を基本とする。任用期間は、原則として1会計年度以内となり、現行の任用回数の上限は撤廃する。また、期末手当勤勉手当については正規職員と同様な支給水準とし、休暇については国の非常勤職員制度に準じて規則で定めるとの答弁があったほか、制度移行に伴う財政的影響額についての説明がありました。  本件は審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第49号 会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整理に関する条例の制定については、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第50号 燕市職員の自己啓発等休業に関する条例の制定については、対象となる職員、職務復帰時の昇給の扱いなどについて、また現在の職員に対する自己啓発支援制度についてなど質疑がありました。当局からは、対象は正規職員のみで、復帰の際、研修内容が業務に生かされると判断された場合は、通常の2分の1の昇給を認める。現行の制度では指定した資格の取得や職員の自主勉強会に対する経費助成を行っている。条例の制定により、海外での国際貢献活動など身をもって経験できるようになるとの答弁がありました。  本件は審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第55号 燕市立幼稚園条例及び燕市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正については、委員からは、この制度の保育料無償化に当たり、国の方針に基づいて対象外となっている副食費を保護者から負担してもらう市の考えを始め、本年度の国の臨時交付金の増額についてなど、多数の質疑がありました。当局からは、副食費の実費負担額については国の公定価格に基づき示された金額であること、交付金では無償化に伴い、これまでの保育料基準額の軽減分に相当する交付金は保育の充実、子育て支援の充実といった事業に財源充当するよう、財政当局と連携を図りたいとし、さらには副食費の負担額は、社会経済状況の変化により、必要に応じて見直しを行う。今後は他市の動向を注視し、調査研究を進めたいなどの答弁がありました。  本件は審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第56号 燕市社会教育施設使用料見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、使用料見直し基本方針への質疑に対し、当局からは、受益者負担適正化について、施設や地区による利用料の差の是正、施設を利用する人としない人とのバランスなど見直し方針に係る詳細な説明、答弁がありました。  討論では、減免基準、物販におけるさまざまな矛盾が解決されていない中、条例制定に賛成することはできないとする反対討論がありました。一方、体育施設使用料金減免基準見直しについては早い時期から受益者負担として実施しているものの、公民館施設は遅れていた。施設の維持管理、公平性を考えるならば、使用料見直しは必要である。やってみなければわからない部分もあるが、不都合があれば適宜見直しを図っていけばよい。したがって、この件について賛成であるとする討論がありました。  本件については反対があったため、起立採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第57号 新潟市と燕市の境界変更の申請については、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第59号 令和元年度燕市一般会計補正予算(第5号)における当委員会所管分について報告します。児童福祉費子育て支援費については、対象の施設とそれぞれの利用状況、条件についてなど質疑がありました。当局からは、子育てのための施設等利用給付費詳細説明があり、ファミリーサポートセンターなどの対象施設保険加入事故補償については整備状況を把握し、事前に利用者に説明していきたいと答弁がありました。  その他の項目では、学校管理費各種大会遠征費助成金増額理由などの質疑があり、当局からは、大会の好成績により上位大会への出場のためとする答弁がありました。  本件は審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(丸山吉朗君) 次に、市民厚生常任委員長の報告を求めます。 ◆7番(樋浦恵美君) おはようございます。市民厚生常任委員会審査報告を行います。  当委員会に審査を付託された議案は7件であります。去る9月18日に当委員会を招集して審査を行いましたので、その経過並びに結果について申し上げます。  最初に、議案第51号 燕市印鑑条例の一部改正については、改正の内容を確認するための質疑があり、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第52号 燕市税条例等の一部改正については、自動車取得税が廃止され、環境性能割が導入されることに伴う財源の確保について、また今回の税制改正に関して、住民に対するPRはどのようになっているかなどの質疑がありました。当局からは、国の示す資料から試算すると、本年度は半年分の自動車取得税交付金環境性能割交付金などで前年の約9,000万円に対し約7,000万円ほどが確保できると考えている。PRに関しては既に庁舎内にポスターを掲示しており、条例改正の議決後に詳しい内容をホームページで公開する予定であるとの答弁がありました。  ほかには、重課税の対象となる軽自動車保有状況などについて質疑があり、当局からは、対象となる軽自動車の台数と全体に占める比率について答弁がありました。  審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第53号 燕市手話言語普及等の推進に関する条例の制定について及び議案第58号 字の変更については、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第59号 令和元年度燕市一般会計補正予算(第5号)中、当委員会所管分について報告します。母子衛生費について、妊産婦医療費助成の当初予算からの大幅な増額について質疑があり、当局からは、現物給付のスタートに伴い、制度の周知や申請の啓発に努めたことが増加した要因の一つとの答弁がありました。  また、非課税世帯の食事療養費については、扶助費の中にどのくらい含まれているかなどの質疑がありました。  その他の項目では、老人福祉費の地域介護・福祉空間整備等施設整備補助金について具体的な事業内容について質疑があり、当局からは、詳細な説明、答弁がありました。  審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第60号 令和元年度燕市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)及び議案第61号 令和元年度燕市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)については、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(丸山吉朗君) 次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。 ◆15番(齋藤信行君) 改めまして、おはようございます。産業建設常任委員会審査報告を行います。  当委員会に審査を付託された議案は2件であります。去る9月19日に当委員会を招集して審査を行いましたので、その経過並びに結果について申し上げます。  最初に、議案第54号 燕市都市公園条例の一部改正については、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第59号 令和元年度燕市一般会計補正予算(第5号)における当委員会所管分について報告します。まず、土木費の消雪施設整備事業について、今回の補正予算における消雪施設の整備内容について質疑がありました。当局からは、消雪用の井戸は3カ所で、そのうち掘り直しが2カ所、二重ケーシングが1カ所、消雪パイプ散水管の改修が2地区となっているとの答弁がありました。  また、災害級の豪雪となった場合の克雪対策についての質疑では、前回の豪雪で消雪パイプ機能の限界が表面化した。それを受け、消雪パイプの水が出ない場合における機械除雪の対応についても翌年の除雪計画書に盛り込み、対応しているとの答弁がありました。  次に、道路改良事業と下水路整備事業で自治会など地域の要望に応えられる割合や予算の確保についての質疑があり、当局からは、要望に全て応えられる状況ではないが、事業内容の精査や効率的な事務執行を心がけ、なるべく要望に応えていきたいとの答弁がありました。  また、予算確保については、これらの事業については地域の要望も高く、重要なものと認識している。非常に厳しい財政状況であるが、全体のバランスを考慮しつつ、さまざまな面で工夫しながら予算確保に努めていくとの答弁がありました。  そのほか、都市計画総務費の都市計画道路変更策定業務委託の具体的内容について、国、県支出金の返還金の農地集積事業県補助金を返還する理由など種々質疑があり、当局からは詳細な説明、答弁がありました。  以上、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(丸山吉朗君) 各常任委員長の報告が終わりました。  これより委員長報告に対して一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論の通告がありますので、これを許します。 ◆14番(長井由喜雄君) 議案第56号 燕市社会教育施設使用料見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、日本共産党燕市議団を代表し、反対の立場で討論を行います。  社会教育法は、学校での教育活動を除き、主として青少年及び成人に対して行われる組織的な教育活動と定義し、「国及び地方公共団体の任務として、「社会教育の奨励に必要な施設の設置及び運営、集会の開催、資料の作製、頒布その他の方法により、すべての国民があらゆる機会、あらゆる場所を利用して、自ら実際生活に即する文化的教養を高め得るような環境を醸成するように努めなければならない」、そして、第2として、「国及び地方公共団体は、前項の任務を行うに当たつては、社会教育が学校教育及び家庭教育との密接な関連性を有することにかんがみ、学校教育との連携の確保に努め、及び家庭教育の向上に資することとなるよう必要な配慮をする」とうたっています。  見直しの必要性について、市は社会教育施設における施設の維持管理費が考慮されていないため、受益者の適正な負担割合及び施設を利用する人としない人のバランスを考慮した使用料改定が必要であるとしました。昨今、公共施設の利用に際し、社会教育法がうたう、全ての国民があらゆる機会、あらゆる場所を利用して文化的教養を高め得るような環境の醸成に努めるという考えから、益を得るものが負担せよという受益者負担の考えが広められ、この考えのもと、自治組織の最小単位である自治会においても集会所、公会堂などの施設利用時に使用料を取るというところも出てきており、地域が力を合わせるという自治会の基本的役割にも水を差す事態ともなっています。  燕市では、2006年の合併以降、体育施設の一部減免の見直しを行いましたが、地域ごとに現状の使用状況と使用料により体育施設、文化施設を利用してきました。13年半の時間を見たとき、利用料においてはアンバランスがあったとしても、料金の低いところに合わせるということでいいのではないでしょうか。  見直し基本方針の中で、新潟市や三条市を挙げて使用料のバランスを考慮するとしています。パブリックコメントの中で障がい者団体や障がい者利用について100%減免を希望する声も寄せられていますが、これに対して市は減免基準は設けているとしています。しかしながら、例として挙げた新潟市は、ほぼどの施設においても障がい者に対しては100%減免としています。  一方、燕市の姿勢は、おおよそ半額とする減免基準を設けている。さらに、減免を望むなら清掃会や草刈り会に参加すれば減免率を増やしてやるという、何とも切ない回答を示しました。障がい者はこれらに参加しにくいという声に対してであります。今回の改定の提案に伴って、障がい者関連の利用料負担案も示されましたが、燕市全体を見たとき、各史料館などにおいてこれらが示されていないという現状も明らかになっています。他市を参考と言うのなら、障がいという困難を持つ方々の文化活動、スポーツ活動については新潟市に倣うべきではないでしょうか。オリンピックのパラリンピックホストタウン構想に積極的に参加する燕市の姿勢とは何なのでしょうか。  この改定によって、使用料が一気に3倍から4倍というところも出てきます。委員会質疑の中では、改定による利用料の増は約1,000万円ということでありました。私は、市民の利用を促進するというのではなく、利用に制限をかけて1,000万円を生み出すということが社会教育の理念に沿うとは到底思えません。さらに、施設の環境整備に市民ボランティアの考えではなく、減免率アップの景品と引きかえに清掃や草刈りに利用者を利用する考えには同調できません。10月から消費増税が実施され、消費税が10%とされようとしています。市民の生活における犠牲はさらに増すことになります。こんなときに市民の教養、文化、スポーツの利用増進、促進にさらに輪をかけて足かせをつけるようなことには反対です。  以上、議案について反対の意見を述べました。議案審査に参加されなかった議員の皆さんには、今述べました意見に賛同いただけますようお願いし、反対討論といたします。 ○議長(丸山吉朗君) ほかに討論はありませんか。 ◆12番(タナカ・キン君) 私は、その議案第56号 燕市社会教育施設使用料見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、賛成の立場で討論いたします。  今ほど同僚議員が反対討論されました。言っていることもよくわかります。これまでも市のやっていること、これが私全て正解であるなんていうことをこれっぽっちも思っておりません。私たちの仕事は、ここをちょっと改善したほうがいいぞと、そういうのを我々はチェックするのが仕事であります。今回のこれについては旧分水町、旧吉田町、旧燕市、各それぞれの3地区でこの体育施設や公民館といった文化施設、これらの使用料が統一されていないことから、この機にこれを全て見直そうという考えでこれがやられたのであります。これが仮に一の施設の中でここをこうすればいいじゃないかというならば、それはそれについてちょっと違うよという意見も私も出しますけれども、とりあえず今回はこの3地域の料金、利用料についてもこれを統一して見直すというやつであります。  私は今は、議員になる前からもそうですけど、障がいのある方と交流、交流といっても私はどちらかというと美術系ですから、そういうことを通してその人たちと交流をしております。今は、はばたきというところで月に1回、精神に障がいのある方にコラージュという技法を教えております。こういう中においても今は活動されている市民、彼らのまた喜びの中には、より質の高いものを求めていく、これはスポーツもそうだし、文化もそうであります。より質の高いものを求めていくときに向上していくことになりますし、今回のこれの中で私議員になってから今現在もそうですし、まだまだこういった施設に備品も不足しております。今回公共料金を見直すことによって、また今度は利用している市民からさまざまな声が出てくると思います。そういう利用している市民からの声を私たちが聞き取りをして、それぞれの施設の中で、またここは統一したんだけど、ここについてはこうすべきである、そういうような改善点を今後私たちは市に対して、また要求していくべきでありますし、とにかく燕市、私が望むのは内向きではなくて、外に向けて燕のまちはこうであると。燕は、ものづくりのまちでありますし、より質の高いものを求めるのは当然であります。今回のこれについては、まず全ての人がみんなそうであると思いますけれども、まずやってみなければわからない。そのやってみなければわからない全体のことに対して、だめだと、やめたほうがいいと、これはむしろ少々乱暴な話であります。まずやってもらって、それで私たち20人いるんですから、皆がそれぞれ市民が本当に利用する際に不具合な点はないのか、そういうことを改めて私たちは考えて、それを今後の議会において、私たちは市に改善の要求を求めていけばいいと思いますので、今回のこの条例の整備については私は賛成いたします。どうか皆さんもそのことをよくお考えになりまして、賛同していただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長(丸山吉朗君) ほかに討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) ほかに討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第48号から議案第61号まで、以上14件を順次採決します。  最初に、意見の異なる議案第56号を採決し、その他はその後一括採決とします。  それでは、議案第56号 燕市社会教育施設使用料見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを採決します。  採決は、投票システムによる採決とします。  本件については委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。          〔投票システムによる採決〕 ○議長(丸山吉朗君) 押し忘れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) 押し忘れなしと認め、確定します。        〔投票総数18人、賛成15人、反対3人〕 ○議長(丸山吉朗君) 採決の結果、投票総数18、賛成15、反対3であります。よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。  これより議案第48号 燕市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について、議案第49号 会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、議案第50号 燕市職員の自己啓発等休業に関する条例の制定について、議案第51号 燕市印鑑条例の一部改正について、議案第52号 燕市税条例等の一部改正について、議案第53号 燕市手話言語普及等の推進に関する条例の制定について、議案第54号 燕市都市公園条例の一部改正について、議案第55号 燕市立幼稚園条例及び燕市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第57号 新潟市と燕市の境界変更の申請について、議案第58号 字の変更について、議案第59号 令和元年度燕市一般会計補正予算(第5号)、議案第60号 令和元年度燕市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)及び議案第61号 令和元年度燕市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、以上13件を一括して採決します。  本件については、委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) ご異議なしと認めます。よって、議案第48号から議案第55号及び議案第57号から議案第61号まで、以上13件については原案のとおり可決されました。 △日程第3 請願第1号 「学費と教育条件公私間格差是正にむけて、私立高等学校への私学助成の充実を求める意見書」の採択に関する請願 ○議長(丸山吉朗君) 日程第3 請願第1号 「学費と教育条件公私間格差是正にむけて、私立高等学校への私学助成の充実を求める意見書」の採択に関する請願を議題とします。  本件に関し、総務文教常任委員長の報告を求めます。 ◆10番(大原伊一君) それでは、総務文教常任委員会に付託されました請願1件の審査を去る9月17日に行いましたので、その経過並びに結果について報告をいたします。  請願第1号 「学費と教育条件公私間格差是正にむけて、私立高等学校への私学助成の充実を求める意見書」の採択に関する請願については、初めに本請願の請願者である新潟県私学の公費助成をすすめる会事務局長の渡辺利宏様から委員会に出席いただき、請願趣旨説明を受けました。  学費における公立高校と私立高校との違いについての質疑では、公立高校が定員割れの危機により助成の格差是正が進まず、私立を希望選択する生徒や保護者の負担は大きいこと、また私立高校での経営状況についての質疑では、専任教員や非常勤講師の違いから人件費を抑えながらの経営であるとの答弁があり、種々質疑がありました。  請願に対する意見では、現状を直視し、一人の子供も取り残さないという本来の教育の大原則から環境による格差は是正すべきであり、本請願には賛成であるという意見があり、審査の結果、全委員一致で異議なく願意妥当と認め、関係機関へ意見書を提出すべきものと決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(丸山吉朗君) これより委員長報告に対し質疑に入ります。  質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより請願第1号を採決します。  本件については委員長報告は採択であります。本件は委員長報告のとおり採択することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) ご異議なしと認め、よって請願第1号は採択と決定しました。 △日程第4 発議案第5号 学費と教育条件公私間格差是正にむけて、私立高等学校への私学助成の充実を求める意見書 ○議長(丸山吉朗君) 日程第4 発議案第5号 学費と教育条件公私間格差是正にむけて、私立高等学校への私学助成の充実を求める意見書を議題とします。  提出者より提案理由の説明を求めます。 ◆10番(大原伊一君) それでは、発議案第5号 学費と教育条件公私間格差是正にむけて、私立高等学校への私学助成の充実を求める意見書の提案理由の説明を申し上げます。  平成22年度より私立高校への就学支援制度が実施され、平成26年度には制度の見直しによって加算支給額の増額と支給対象世帯の拡大が行われました。これに県独自の学費軽減制度が加わり、学費の負担は一定に軽減されました。しかし、支援を受けることができる世帯では、初年度の納付金負担が県平均年額で約17万円から46万円が残されたままとなり、公立高校と比べ、公私間の学費格差は大きく、生徒、保護者にとっては重い負担となっています。未来を担う私立高校生の教育の充実を図るため、国の就学支援制度及び県独自の学費軽減制度の拡充、私立高校への経費助成の増額を強く要望し、内閣総理大臣ほか関係大臣、衆参両院議長及び新潟県知事宛てに意見書を提出するものでございます。  以上、提案理由の説明といたします。議員各位のご賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(丸山吉朗君) 説明が終わりました。  質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  本件に関しては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を行いません。  これより討論に入ります。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) 討論をなしと認め、討論を終結します。  これより発議案第5号を採決します。  本件は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山吉朗君) ご異議なしと認め、よって発議案第5号は原案のとおり可決されました。 ○議長(丸山吉朗君) 以上で本日の日程は終了し、本定例会に付議された案件は全部終了しました。  これで本日の会議を閉じ、令和元年第3回燕市議会定例会を閉会します。          午前10時26分 閉会...