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03月09日-一般質問-03号

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  1. 燕市議会 2015-03-09
    03月09日-一般質問-03号


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    平成27年  3月 定例会(第1回)    平成27年第1回燕市議会定例会々議録(第3号)           平成27年3月9日(月曜日)午前9時30分開議議事日程 第 1  一般質問本日の会議に付した事件 日程第 1  一般質問出席議員(24名)   1番 山 﨑 光 男 君     2番 堀   勝 重 君   3番 山 本 知 克 君     4番 藤 井 秀 人 君   5番 白 井 丈 雄 君     6番 柳 川   隆 君   7番 宮 路 敏 裕 君     8番 吉 田 勝 利 君   9番 小 林 由 明 君    10番 樋 浦 恵 美 君  11番 渡 邉 雄 三 君    12番 中 山 眞 二 君  13番 大 原 伊 一 君    14番 山 﨑 雅 男 君  15番 タナカ・キ ン 君    16番 塙     豊 君  17番 長 井 由喜雄 君    18番 齋 藤 信 行 君  19番 渡 邉 広 宣 君    20番 大 岩   勉 君  21番 土 田   昇 君    22番 田 辺   博 君  23番 丸 山 吉 朗 君    24番 中 島 清 一 君欠席議員(なし)説明のため出席した者の職氏名  市  長 鈴 木   力 君   副 市 長 南 波 瑞 夫 君  教 育 長 上 原 洋 一 君   総務部長 斎 藤 純 郎 君  企画財政 五十嵐 嘉 一 君   市民生活 田 野 正 法 君  部  長             部  長  健康福祉 小 林 恵美子 君   商工観光 赤 坂 一 夫 君  部  長             部  長  農林部長 三 富   仁 君   都市整備 五十嵐 一 夫 君                   部  長  教育次長 金 子 彰 男 君   水道局長 大 越 正 人 君  総務課長 広 野 義 徳 君   防災課長 今 井 和 行 君  兼選挙管  理委員会  事務局長  地域振興 田 辺 一 幸 君   市民課長 倉 橋 忠 夫 君  課  長  収納課長 鈴 木   均 君   長寿福祉 塚 原 新 一 君                   課  長  保険年金 小 林 金二郎 君   商工振興 大 谷   聡 君  課  長             課  長  農政課長 堀   孝 一 君   農  業 大 平 静 夫 君                   委 員 会                   事務局長  都市計画 松 村 金 司 君   選  管 高 山 貴 博 君  課  長             事 務 局                   選挙係長  教育委員 村 山 幸 一 君   学校教育 山 田 公 一 君  会 主 幹             課  長  子 育 て 伊 藤 謙 治 君   社会教育 堀   克 彦 君  支援課長             課  長  学校教育 斎 藤 暁 史 君  課 指 導  主  事職務のため出席した者の職氏名  議会事務 堀 越   基 君   議会事務 幸 田   博 君  局  長             局 議 事                    課  長  議会事務 川 崎 祐 晴 君   議会事務 大 村 愛 子 君  局 議 事             局議事課  課長補佐             臨時職員          午前 9時29分 開議 ○議長(中島清一君) おはようございます。  ただいまの出席議員は24人、全員で定足数に達しております。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、お手元に配付をいたしました議事日程のとおり進めたいと思いますので、ご了承願います。 △日程第1 一般質問 ○議長(中島清一君) それでは、日程第1 市政に対する一般質問を行います。  最初に、21番、土田昇君に発言を許します。 ◆21番(土田昇君) それでは、改めましておはようございます。私は、今回のこの3月の定例議会に当たりまして、発言通告に従い、一般質問を3点にわたって伺ってまいりますので、よろしくお願いを申し上げます。  まず最初に、この国保税の問題点についてであります。これも12月の議会で申し上げてまいったところでございますけれども、残念ながら時間の割り振り等で最後まで確認することができなかった部分でありますので、よろしくお願いを申し上げます。  それでは、それ以後の動きとして、いわゆる広域化、都道府県単位化の問題点についてであります。まず最初に、今年度に予定されている国保制度の改定の内容について伺いをいたします。これは、実施は2018年度よりと、こうなっているわけでございますけれども、その内容については広域化、都道府県単位化にする、そういうことで現在進められているというのが現状でございます。  その内容は、4点にわたりますが、まず1点目として財政運営都道府県が担うと、こういうことでございます。新潟県がやりますということです。  2点目として、都道府県は市町村に分賦金の納付を求め、市町村分賦金を納めるのに必要な保険料、額を定め、住民から保険料を徴収するということでございます。  3点目として、都道府県市町村規模別収納率目標を設定、賦課徴収を指導するということでございます。  それから、4点目としては、保険給付の決定、資格管理申請届け出などの窓口業務、保険事業は引き続き市町村が担う、これは従来どおりであります。  以上の4点でありますが、この内容について各市町村、これでは従来どおり、むしろ厳しい状況に余儀なくされているんではなかろうか、市町村の苦しみは従来どおり変わらない、このことを提起されて、全国の知事会といたしましても被保険者は低所得者なのに保険料が高いという国保の構造的な問題を解決されていないについては、国に1兆円の国保負担を強く求めていきますと。市長会として、この内容も同時に説明を受けているんだろうと思われますが、その見解について伺います。これは、特に燕市長としての見解についても重ねて伺っておきたいと思います。  それから、②の問題として、これから5点にわたりますが、さきの12月の議会の質問と答弁についての再度の質問になります。最初の1点目、国保料が新潟県内2番目の高い金額になっていると私12月で申し上げました。その理由として、こういう答弁でございます。高齢化、医療技術の進歩と答弁しているわけでありますが、これは新潟県内恐らく同じ状況にあるはずでありますが、その点についてどういう答弁がここから出てきたのか、私は思うわけであります。さらに、燕市の医療費は国や県を下回っていると、これもそのように答弁しているわけでありますが、その根拠についてお伺いをしたいと思います。  (2)番目として、国保世帯については昨年の10月末で1万924世帯と答弁しております。また、さらに今後も2%、3%減少すると推測していますと、これもそのように答弁をされておりますが、最近の数字についてお伺いをいたしたいと思います。  それから、3点目として、12月議会での国保の基金、これも非常に心配なところでありますが、2,285万円としておりました。現在どのような状況になっているのでしょうかということもお伺いをいたします。  4点目として、収納率については94.4%、それ以後どのように変化しつつあるのか。これが上がっているのか、下がっているのか、この辺もお伺いしますし、滞納繰越金額について平成25年度末で4億4,800万円余であります。それと同時に、徴収機構の収納額は1,182万6,000円と、これも答弁がございました。それ以後、この徴収機構の問題についてはどのように変化してきているんでしょうかということもお伺いをいたします。  最後に、この国保問題で、資格証については平成26年11月末現在73世帯、89人、短期証については319世帯、602人としておりますが、この点についても多くなったのか、少なくなったのか再度確認をさせていただきたいと思います。  それから、農業問題についてであります。これももう新聞等で報道されておりますが、農地中間管理機構農地集約の内容についてお伺いをいたします。1月24日付の新聞報道、新潟日報の報道でございますが、県内の農地の集積は2014年12月末時点で約1,500ヘクタールで、県が初年度の目標とした3,000ヘクタールの半分にとどまったと報道されました。燕市では、借り手の、これは農業になっていますが、農家件数に変更してもらいたいんですが、農家件数と面積はどのような状況であったのかということについて伺うと同時に、いわゆる出し手の件数、これについても面積等も含めて、また実績では30、50、70の金額等についても伺ってまいりたいと思います。  3点目として、農地中間管理機構から農地を借り受けている農業者等々が対象になっております、いわゆる農作業の体質強化緊急対策事業で、燕市の対象者数と申し込み件数どのようになっているのか伺うと同時に、今年の補正予算の中で私、全員協議会の中で申し上げましたが、その金額が今回出されておりますので、その点についても確認をさせていただきたいと思うと同時に、今度の新しい事業として農業の競争力強化800万円が計上されております。これは、先ほど言ったいわゆる農作業の体質強化の関係が出てくるのかどうかということも確認をさせていただきたいと思います。  それから、最後になりますが、いわゆる水道問題についてであります。これもさきの議員協議会の中で私確認してあればここまで通告はしなかったんですが、多少問題点がずれているということで、こういう形で一般質問の取り扱いにさせていただきました。この用地問題等々についてであります。このこれからの計画の中では、3地区の浄水場を更新するよりも1カ所に統合するとしております。来年度の基本計画の中でどれぐらいの面積が今後必要になってくるのか、そこのところが問題でありますので、既に計画がある以上はその点の必要な面積について伺っておきたいと思います。  それから、用地取得に関しては、早期に取り組むべきと私は考えます。それは、いわゆる起債が同時に重なってくるということになると大変な金額になるわけですから、事前に用地取得については早目に取り組んでほしいということでございます。  それから、3点目として、この水道問題最後になりますが、今後10年計画で進めるとしておりますが、10年経過しても既存の施設の中でも十分使用が可能な状況があると私は考えます。いわゆる俗に言うもったいないという発想から出てくるわけでありますが、それが十分使用が可能な状況にあると考える施設、例えばあの合併の時点で西太田の貯留槽がこれ3億4,300万円ほどで新しい貯留槽をつくったわけでありますので、その辺の対応についてはどのように考えているんでしょうかということを1回目のこの場の質問とさせていただきます。  あとは答弁よろしくお願いを申し上げます。 ◎市長(鈴木力君) おはようございます。それでは、土田議員のご質問にお答え申し上げます。私から、1番の(1)の①、国保の広域化の関係につきましてご答弁申し上げます。それ以外の項目につきましては、担当部長のほうからご答弁させていただきます。  国保の広域化、都道府県単位化に関するご質問をいただきました。ご案内のとおり、政府は市町村が運営する国民健康保険につきまして、都道府県単位財政運営に平成30年度から移行することを盛り込んだ医療制度改革法案を今国会に提出し、早期成立を目指すというふうにされております。少子高齢化、人口減少など市町村国保が抱える構造的問題を考えますと、財政基盤の安定化を図るということは喫緊の課題であるというふうに私認識しております。そういった意味で、地域医療構想を含む医療計画の策定主体である都道府県が国保の財政運営の責任主体となり、財政基盤の強化と医療供給体制の向上を図っていくということは必要であるというふうに考えております。  一方で、国保を都道府県単位化にするにしても、さらなる国費の投入、財政基盤の安定化、これを図ることは不可欠であるというふうに考えております。その今議員がおっしゃいました1兆円という額というのは正式な形ではないというふうに思いますけれど、いずれにいたしましても地方三団体、知事会、市長会、町村会、三団体はさらなる国費の投入ということを訴え、少なくとも27年度から1,700億円の投入ということで強く申し入れをしているということでございます。いずれにいたしましても、非常に重要な問題でございますので、早急に詳細を詰めて我々にお示しをいただければなというふうに思っているところでございます。  以上です。 ◎健康福祉部長小林恵美子君) おはようございます。それでは、私のほうから1の(1)②、さきの12月議会での質問と答弁についてということでお答えさせていただきます。  初めに、②の1)さきの12月議会の質問と答弁の根拠についてお答えいたします。初めに、12月議会では土田議員のご質問に対して「医療費は高齢化や医療技術の進歩により増加していますが、燕市の医療費の上昇率は県や国を下回っています」と答弁しており、医療費の増加について申し上げたものでございます。燕市の1人当たり医療費は、厚生労働省が公表している最新の平成24年度事業年報では、国平均を上回っているものの、新潟県平均を下回っており、前年度の伸びについては全国及び新潟県をともに下回っている状況でございます。国保税の算定は、この医療費の状況に加え、前期高齢者の加入率等で交付される前期高齢者交付金を始めとした制度要因あるいは給付準備基金等財源の状況も大きく影響いたします。そして、これらの要因に加え、平成25年度の改定が県内市町村では2番目に遅い6年ぶりの改定であったことにより、結果的に引き上げ幅が大きいものとなり、直後の順位が上昇したものと考えております。  次に、②の2)国保世帯が今後2%から3%減少する理由及び直近の状況についてお答えいたします。厚生労働省へ報告している事業月報から、燕市国保の世帯数はリーマンショックの影響により失業者が増加した平成21年度以降年々減少しております。直近の平成27年1月末現在では、1万835世帯と前年同月比でおおむね2%の減少となっており、団塊の世代が後期高齢者医療制度に加入する2025年まで減少が続くものと思われます。  次に、②、3)国民健康保険給付準備基金の現在の状況についてお答えします。国民健康保険給付準備基金の残高は、平成27年2月末現在で2,285万6,354円であり、12月議会で答弁いたしました金額と同額でございます。  以上でございます。 ◎市民生活部長(田野正法君) おはようございます。私からは、国保税の問題点についての国保税の収納率と滞納繰越の収納状況及び資格証と短期証の交付件数についてお答えします。  平成27年1月末現在の収納率は、現年分が72.4%で前年同月比1.2%増、滞納繰越分は12.3%で前年同月比マイナス2.4%、全体収納率は60.5%で前年同月を0.1%上回っております。滞納繰越分につきましては、今年1月末現在の未納額が4億187万3,000円であり、前年同月を4.6%上回り、金額では1,779万3,000円の増加となっております。また、徴収機構での国保税の収納額は、1月末現在488万3,000円で、徴収機構全体で収納した金額の27.7%となっております。  資格証と短期証の交付件数につきましては、平成27年1月末現在、資格証は73世帯、89人、短期証は319世帯、602人で、11月末と同数になっております。  以上でございます。 ◎農林部長(三富仁君) おはようございます。それでは、私のほうからまずご質問2番の(1)の①、農地中間管理機構農地集積、集約に伴う農家件数と面積についてお答えいたします。  当市におきましては、農地中間管理機構に対し借り受け希望農家として応募した農家は259人、889ヘクタールの集積希望がございました。出し手農家として手挙げし、マッチングが成功した農家は122人、面積が128.77ヘクタールであります。これに対する受け手農家は52人であります。  次に、ご質問(1)の②、農地中間管理機構経由で出し手の方々に入った燕市の総額の金額と今後の見通しについてお答えいたします。出し手農家に入った交付金については、一定の条件でリタイア等をする農家に支払われる経営転換協力金が33人で1,850万円、農地集約化協力農家に支払われる耕作者集積協力金が56人で427万6,000円が交付される予定となっております。また、地域単位で一定の農地集積を行った地域に対して交付される地域集積協力金については、2地区で2,188万8,800円が交付される予定となっております。今後の見通しについてでありますが、農業従事者の高齢化や主食用米の過剰在庫による米価の低迷、加えて国の政策的なものもあり、中間管理機構を活用した担い手への農地集積、集約傾向は今後さらに進むものと考えております。  次に、(1)の③、稲作農業体質強化緊急対策事業についてお答えいたします。当該事業助成対象者は、そのほとんどが基本的に認定農業者であります。平成27年2月末現在、市内の認定農業者は564人で、今現在新規手続中の方が72人となっております。そのうち当該事業に手挙げしている申請者数は167人となっております。稲作農業体質強化緊急対策事業につきましては、ご承知のように平成27年産の主食用米の生産を行う農業者が生産コスト低減計画を策定し、計画に基づいた取り組みの実施を約束する場合、取り組み面積に応じて助成金を交付する国の支援事業でございます。また、新年度当初予算でお願いしておりますチャレンジ・ファーマー支援事業は、農業所得の向上を目指し新たな取り組みにチャレンジする農業経営者等の支援を行うもので、事業費の一部を支援するものであります。両事業の関係につきましては、コスト低減を目指し農家の所得向上を目指すという点で方向性は一致しているものと考えております。  以上でございます。 ◎水道局長(大越正人君) おはようございます。それでは、私からはご質問の3、水道問題についてお答えいたします。  まず最初に、ご質問(1)①であります。3浄水場を統合した新たな浄水場用地の必要面積につきましては、施設の浄水能力や浄水の方式、または用地の周辺環境により確定されるものというふうに理解をしております。このことから、来年度より策定を予定しております水道基本計画の中で細部にわたり検証をし、必要な面積を算定してまいりますので、よろしくお願いいたします。  次に、(1)②、用地取得早期取り組みについてお答えいたします。将来にわたって浄水場としての機能が有効に発揮できる建設適地を選定後、速やかに用地取得に向け取り組んでまいります。  次に、ご質問の(1)③、既存施設内で使用可能な施設の活用についてお答えいたします。新浄水場の施設の整備に当たり、既存施設での使用可能な施設の活用につきましては、建設段階における一時的な利用も含め、長期的なランニングコストの比較など詳細な検証が必要になるものと考えられます。この水道基本計画の中で検討してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆21番(土田昇君) 再度伺ってまいりますが、この国保については市長答弁、財政基盤の安定やそれらを含めて考えると必要であると、このように今答弁があったと思いますが、私この国保の問題については非常に、新潟県単位で物事を見て考えていくという状況の中で、これから後にも話はつながりますが、いわゆる分賦金、なかなか聞きなれない名前でありますが、分賦金を要するにここに私申し上げたようにこの燕市が責任を持って徴収して新潟県に納めるというもの。そうすると、今でも私金額的に見れば、これから資料も出てくるんだろうとは思われますが、これだけ高い金額でこれから納めていくということになると、今後も徴収率等の問題も含めて考えると非常に重たいなというのが率直な私考え方持っていますが、その点については担当部局では、これはもう当然あんたたちのほうで計算していかなければならないはずでありますが、私細かい数字等についてはやはり担当部長のほうに確認したほうがいいかと思うんです。大枠の流れとしては市長が判断するわけですから、こういう状況に陥ったときに皆さん方今の金額でどのようにこれから、いわゆるこの2年間の中で対応されようとしているんでしょうかということ。かなりこれ分賦金で重たい金額で、今以上に厳しい状況に私はなるんだろうと思うんですが、どのように考えておられるんですか。 ◎市長(鈴木力君) お答えします。  詳細が明らかになっていませんので、数字云々という議論はなかなかこの場ではできにくいのかなというふうに思っていますけれど、今のところ方向性として示されているのは、県が標準保険料率を算定して公表すると、その上で市町村ごと医療費水準を基本に定めた分賦金を納める形だというふうに言われています。だとしたら、燕市としてまずやることは医療費をなるべく下げるということだと思いますので、市として努力すべきことというのはやっぱり今進めているようなジェネリック医薬品の普及であるとか健康づくりであるとか、病気予防というのにまず力を注いでいくということだろうというふうに私自身は考えているところでございます。  以上です。 ◆21番(土田昇君) とにかくこれから先のことを考えると、今の金額で押して出るような状況になると、この金額が燕市に対しては本当に重くのしかかると言っても決して過言ではないはずであります。それについては、私この前も申し上げてまいりましたけれども、いわゆるこの高い金額、今ほど答弁がありましたが、6年間据え置いてきたから一気に18%上がったのだというような答弁であったろうと思うわけでありますが、私はこのような状況でこのまま移行していくとすると、今市長が言われるようにこのままの金額であっては非常に重たい、だからそれがゆえにこれから皆さん方はどういう方向で頑張って引き下げていこうとするのか、その辺がさっぱり見えてきていないというのがこれからの2年間の中であんた方はそれだけ努力しんきゃないんですが、どのようにこれからあんた対応すんの。これから。展望を出してもらわんと困るんだけど。 ◎市長(鈴木力君) 先ほど言いましたように、その保険料がどうなるかというところがまずはっきりしないので、入ってくるそのものをそのまま県に納めるということでもなくて、そのほかにやっぱりかかった金というのを納めるという話になると思いますので、これは展望としては制度がはっきりしないというのはありますので、その中で今私たちがやるべきことというのはやっぱり医療費を下げていくという努力をするということだと思っていますし、今このままの前提というふうに議員はおっしゃいましたけれど、その前提を少しでも変えていくために国費を投入していこうということと、それから広域化によって全体の財政の安定化を図ろうということでございますので、そこの部分が変わらないということではなく、そこは絶対ある程度変えてもらうという前提の中でこの制度設計がされるべきだというふうに思っています。ですから、そこは市町村としてしっかり一般会計からの繰り入れの必要性を解消するべく、国としても国費の投入をするというようないろんな協議、国と全体の医療審議会の中での議論をされていますので、是非そういうふうに今度は市だけではなくて県、知事会も含めて財政の基盤安定化のために国費をしっかり今まで以上に投入するということを今度は一丸となって訴えていくということでありますし、市としてやるべきことはやはり医療費がかからない、分担金をあんたたちこれだけかかったんだから納めなさいということにならないように、かかる分というのをどんどん、どんどん少しでも抑えていくということしか私はないんだろうというふうに思っています。 ◆21番(土田昇君) 今ほど最初の答弁で1,700億円ほど公費入れましょうかというような話があるという答弁があったわけでありますが、まさに国の負担を削減するがゆえに今日このような状況になっているということはもう以前からこのことを指摘してまいったわけでありますけれども、今回のこの県単位の状況になるとこのようにやっぱり考えていかなければならない部分が私避けて通れないと思うんです。とにかく下げるというのは大前提ですよ。下げるということが大前提になるんだけど、いわゆる分賦金方式のこれを導入後、収納率が低くて、いわゆる徴収率が悪くて分賦金の必要額が集まらなかった市町村には一般会計の繰り入れなどで分賦金を確保してもらうと、ここまで明確に指摘されているのがこの実態なんです。そうすると、私が申し上げたいのは、とにかく下げるということを努力してもらわなければならないんだけども、そうなったら市長が言われるように一般会計からの繰り入れは絶対やりませんというような状況は私は通ってこないんだろうと思うんです。  また、さらにこういうふうにも指摘されているんです。広域化によって解消が目指されるのは、あくまで住民の負担軽減のための一般会計の繰り入れですと、こう言うんです。収納悪化で、市町村が分賦金の必要額を上納できない場合、これ重ねてそういうふうに指摘されるんですが、一般会計から弁償しなければなりませんと、こうなるんです。これが今回の、ここまで明確に指摘されているのが今回の状況があるわけですが、これについても市長、やはり一般会計から今度は好むとか好まざるとかというようなもう状況ではないわけです。俺は嫌だから、そんがんのだめだよというわけにはもういかない。何が何でもこの金額は、決まった金額だけは納めろということになりますから、今以上に私は収納に関しては厳しい状況が出てくると思うんですが、その点についてどういうふうに。市長答弁でもいいですし、収納担当のほうでも結構ですが、本当に見えてこない、見えてこないでは済まないはずです。あと2年しかないですから、その間にどんどん、どんどん日々この問題は進歩して進んでいくわけです。についてどういうふうに皆さん方は考え、努力して、いわゆる燕市民のこの国保問題に対する防波堤になろうとしているのか。要するに国、県の言いなり、それでいいのか、その辺の判断をしっかり私確認しておきたいと思うんです。 ◎健康福祉部長小林恵美子君) まだこの制度自体がしっかりと固まったということではないと思うのですけれども、国のほうでは平成27年度から財政安定化基金というものに対して積み増しを始めまして、29年度までに2,000億円規模の基金をつくろうという、創設しようというようなことが書かれております。それで、30年度からその基金を活用できるようにしていきたいということで、その中にその基金を使う理由といたしまして、突発的な財源不足が生じてもそのリスクが分散、軽減できるようにということで、保険料の収納不足などということもその一例として書かれております。そのようにして分散、軽減を図りながら、法定外の一般会計繰り入れに頼らず国保の財政運営をできるようにするのが狙いということで書いてございますので、その財政安定化基金というものを設置して、そういう一般会計からの繰り入れに頼らないような制度をつくろうというふうに考えておられるものというふうに捉えております。 ◆21番(土田昇君) 聞くとどんどん、どんどん新しい金額が、今度は2,000億円出してくるから、少しでも軽減させるためにそういう方向で使って努力していくんだというような話が今出たわけですが、これ今軽減するって、あんたたち今でもこういうふうに医療費適正化事業、これは今でもやっているんだよね。だから、何らそこの点については変わりはないはずです。そうしてみると、私がとにかく今ここで何を問題にしなければならないかというと、今見えていないからこういう方向で、臆測ですからこれでは困りますみたいな答弁の仕方では私だめなんです。これから事あるたびに皆さん方この会議が持たれていくわけです。そうすると、どう考えてみても今まで一般会計から繰り入れをして低く抑えてきている自治体はこのままでは黙っていないですよ。そう思うんだけど。もしこれが逆の立場であったら、俺は一般会計からいって国保料金下げてきているんだから、そんがの高いところで一般会計繰り入れていないところとおら同じ金額の一本化、これは後期高齢者医療制度と違うから、全部でこぼこが出てくるから、そこんところをしっかり皆さん方がこれを機会にやっぱり認識しないと、ただこの場だけで終わって終わりになるような私は状況をつくってほしくないというのが、国保のこの広域化の問題についてはそのように考えているところでございます。是非ともそういう中で今後も努力して、市民のこの負担軽減に努力してもらいたいと思います。  次に、これも12月の議会で事進めてきた問題ですが、今日も資格証の数が出ました。ほとんど変わっていない状況で、73件でありますが、これ73件ぐらいの件数でありますと皆さん方当事者と対面してどのような家庭状況にあるのかということぐらいは、700件行けとは私言わないけど、73件ぐらいであった、74件ぐらいであったらそれぐらいの対応はきちっとなされていると私は思うんですが、皆さん方はどのようにこの73に対して、保険証がなかったらあなたたち全額負担なんだよということはきちっと言って対話しているはずなんですが、その中身、内容について皆さん教えてください。相当に私は厳しい状況があると思うんですが、いかがですか。 ◎市民生活部長(田野正法君) 国保の滞納期間が長期にわたりますと、当然私ども滞納者の方に納税相談においでいただけませんかという呼びかけをしまして、中には全く反応ない人、そういう人は恐らく医療機関にかかる機会も少ないのかどうかわかりませんけども、それらに対してはやっぱり資格証という形でもって対応せざるを得ないと。あと、当然納税相談においでいただいて、それぞれ個々の事情を聞いた上で、高齢者の方とか18歳未満の子供さんがいる場合には当然資格証の対象外にしていくという形で、決して土田議員が言われるような厳しい対応をとっていることはございませんので、その辺はご理解いただきたいと思います。 ◆21番(土田昇君) 聞くところによりますと、かなり厳しく徴収頑張って、まあまあ頑張って言うたらいいのか、どういう表現がいいのか私わかりませんが、例えばこの73件の中で徴収機構等も含めて差し押さえ等の対応をされているということはあるんですか、ないんですか。 ◎市民生活部長(田野正法君) 差し押さえはないというふうに聞いております。
    ◆21番(土田昇君) そうしますと、次に短期証の指導、ここ私この前時間があればもう少し話ししたかったところなんですが、いわゆる短期証という状況が、これがかなりの件数が出てきているのが実態なんですが、319世帯で602人ですが、この短期保険者証で、その中で徴収機構からも集めてきた金もあるわけです。最終的にこれ今金額的には4億円、今の滞納繰越金は4億4,808万円ですが、これについてどのように、短期保険者証というのは短い期間でいくわけですから、その都度書きかえに来るわけですから、そのときに皆さん方はどういうふうに指導、対応を今までされてこられたんですか。これかなりの件数、多いから、そこのところをあえて確認しておきたいんです。 ◎市民生活部長(田野正法君) 短期証につきましては、当然3カ月、6カ月と、そういう期間での有効期間になっております。当然その期間を切れる前にまたその対象者に納税をお願いしまして、それである程度金額的なものを納税していただければ6カ月とか一般証、そういうふうな形に持っていくというような取り組みを行っております。 ◆21番(土田昇君) 6カ月に1回ずつ要するに保険証、短期ですから、あんたこれ切れていますということで使えなくなるわけですから、その都度この短期証の皆さん方は何らかの形でここへ持ってきて納税するのか、いわゆる指定機関に入れていくのか、何らかの対応をせざるを得ないんですが、私はここで申し上げたいのは、いわゆるそのような方々は何も国民健康保険税だけを滞納しているんではないですよと、いわゆる市県民税から固定資産税からいろいろな税がありますが、私この前もちょっと指摘したんですが、今まではこの同じ徴収した金額であっても、この前おかしな話が出ているんで、私再度確認するんですが、私は徴収してきたんであったらたとえ1万円であってもこの資格証とか短期保険者証のほうに回してもらえれば、少しでも生命や財産、財産は関係ないです、とうとい命を医療機関にかかられるという状況をつくってもらいたいということをこの前も申し上げたんですが、その辺についてはこの前何か徴収機構から入ったのはもう一般会計みたいなところにぽんと入るんだみたいな話ししたんですが、そこのところをいま一度確認させてください。 ◎市民生活部長(田野正法君) 徴収機構で徴収する税目は、これいろんな税目を納税者の意思により納税してもらっているわけです。例えば徴収機構に入ったお金が全部全く行き先がないから国保税充当とか、そういうものと違います。あくまでも税目単位で徴収させていただいておりますので、土田議員が今ご心配されているのは、要するに資格証とか短期証の交付対象になったり、あと各種給付に制限を受けることになるからというご心配だと思うんですけども、だからそれらを可能な限り下げる意味で国保税を徴収するようには努めてきましたし、これからも努めていきたいというふうに考えております。 ◆21番(土田昇君) 同じことを2回もしゃべりたくはないけども、いわゆるこの滞納の金額というのは、これはもう相当に重たい金額なんだよね。4億4,800万円言うているんだから。これは、ちょっとやそっとのお金ではないわけです。その反面、今部長言われるように、徴収機構で集めた金なんていうのはこれたかだか1,182万円。先ほど私そこでも申し上げた。それぐらいの金額なんです。それであったら、その徴収機構で行った時点でこれは国保のほうを最優先に納めていかないとこの短期証の問題とか資格証の問題とか解決していかないから、皆さん方はそういう方向で検討したらいかがですかというぐらいな行政指導があってしかるべきなんだろうと私は思うんです。そうでないと、今例えば風邪にかかったという状況の中でこの短期保険者証が切れていれば全額支払いですから、そうなったら今以上に悪くなる、悪くなったらもっと医療費がかかる、これの悪循環に繰り返しになるわけでしょう。少なくてもやっぱりそれぐらいの配慮は私当然行政としてとるべき立場なんだろうと思うんですが、今後その点について徴収機構等も含めてしっかりと提言してもらいたいと思うんですが、いかがですか。 ◎市民生活部長(田野正法君) 先ほどお答えしましたように、今後も給付制限を受ける可能性がある資格証、短期証に交付対象にならないように、可能な限り国保税を徴収するように収納課の窓口あるいは徴収機構で取り組んでいきたいと思います。 ◆21番(土田昇君) そういう答弁を最初からしてもらえれば、こういう問題を再三再四繰り返していく必要なんかさらさらないわけでしょう。この前1回目の答弁はやっぱり同じことを言うているんです。さっきの今再々々ぐらいの質問の中でやっとそれを優先的に徴収しますという言葉が出たんだから、それはそれで私はいいと思うんです。是非ともそういう方向で皆さん方今後いわゆるこの滞納の繰越分についてはその辺までしっかりとした対処、対応をしていかないと、幾ら先ほど言っている、市長はこれから金額下げんばだめなんだということを必死になってやろうとしているのは評価はしますが、一向にそれとは私逆の方向に行くような気がしてしようがないので、是非とも今後皆さん方そのことについて十分検討をしながら、そしてそのことを市民の思いやりの立場でこの国民健康保険税は対処、対応していただきたいということを申し上げて、今回は時間内に終わらしていただきます。  議長、時間になりましたので、以上で私の一般質問終わりにいたします。 ○議長(中島清一君) ここで説明員入れかえのため、休憩といたします。          午前10時22分 休憩          午前10時34分 再開 ○議長(中島清一君) 休憩を解き、会議を再開いたします。  次に、2番、堀勝重君に発言を許します。 ◆2番(堀勝重君) それでは、ただいま議長のほうから発言の許しを得ましたので、通告に基づきまして私からの一般質問をさせていただきます。  最初に、大項目1の少子化対策について、中項目(1)対策事業の実施についてご質問いたします。さきの12月一般質問において、少子化対策の一環として官民協働での出会いの場パーティーの実施について伺ったところ、当局より事業実施に向けスピード感を持って体制づくり等を行っていくといった前向きな答弁をいただいたところであります。また、先日説明を受けた予算委員会資料においても、3つの人口増戦略の一つである活動人口の増加、その中に男女の出会い支援として新規事業の出会いイベントの開催等が表記されておりました。これらのことから、少子化対策事業が確実に一歩一歩進んでいることがうかがえるところであり、また他の新規事業や拡充事業等を見ても鈴木市政の積極的な取り組みがうかがえると捉えております。  さて、少子化対策は早期実施がより有効的であると捉えているところから、新年度の早い時期に実施すること、また開催においては事業そのものを官民協働のもとに市全体で盛り上げて実施してみてはいかがか考えることから、例えば市の一大イベントである7月に開催される燕大花火大会の日に合わせて実施し、市役所敷地内の芝生の広場でパーティーを行い、また市役所庁舎4階のスカイラウンジ等を利用して花火観覧を行うなど、当時者の後押しがより効果的にできるのではないかと考えているところでございます。  そこで、小項目①、事業実施に向けた現在の進捗状況についてお伺いいたします。  次に、大項目2の定期露店市の充実について、中項目(1)活性化についてご質問いたします。同じくさきの12月一般質問において、燕、吉田、分水、各定期露店市の開催日とともに、その露店周辺の商店や、出店される方の顔や商品がわかる写真を書面に掲載したものなどを作成し、広く市民にそれぞれ周知してみてはいかがかといった質問をさせていただきました。当局より、情報収集した上で前向きに対応していくといった答弁をいただいたところでございます。前にも申し上げたところでありますが、定期露店市は食料品を中心に生活を支える市場として市民に大変親しまれております。その定期露店市のより一層の活性化を図っていくことが大切なことと考えておるところであり、そして燕市のさらなる発展につながっていくものと考えておるところでもあります。  そこで、小項目①、定期露店市の広報紙作成に向けた現在の進捗状況についてお伺いいたします。  次に、大項目3の安心、安全なまちづくりについて、中項目(1)防犯対策についてご質問いたします。先月和歌山県の小学5年生の児童が近くに住む大人の男性に殺害されるというショッキングな事件が起こりました。不審者による子供を狙った痛ましい犯罪が近年全国各地で発生し、ニュースや新聞で報道されているところであります。こういった犯罪や事件は後を絶たない状況にあり、最近よく耳にするようになったと感じております。日本一輝くまち燕市を目指しておられる鈴木市政においても、これからの燕市を担っていく子供たちの安心、安全の確保は極めて重要なことと考えておるところであります。2001年の大阪の小学校で起きた児童殺傷事件をきっかけに、全国の学校で防犯、安全対策の強化が進められてきました。ニュースや新聞等で、防犯カメラの設置により犯罪を未然に防いだり、犯罪が起きてしまってから事件解決の手がかりになったりしていることが報道されているところであります。これらのことから、当市においても防犯対策として防犯カメラの設置や子供たちが通っている学校等における防犯対策の構築が必要不可欠と考えております。  そこで、小項目①、当市における保育園、幼稚園、小中学校等の防犯カメラの設置状況及び万が一不審者の侵入があった場合、子供たちの安全確保について市の考えをお伺いします。  次に、大項目4の子供たちを育てやすいまちづくりについて、中項目(1)学童保育についてご質問いたします。学童保育は、近年の少子化進行、共働き家庭の一般化、家庭や地域の子育て機能の低下など子供たちを取り巻く環境が大きく変化し、児童をめぐる問題が複雑化かつ多様化してきていることから、適切に対応するため、1998年に児童福祉法の見直しにより、放課後児童健全育成事業として法制化されております。当市においても、核家族や共働き家庭などが増え、働くことと子育てを両立したい、うちの地域にも安心して子供を入れられる学童保育が欲しい、学童保育の終了時刻の延長をしてほしいといった声がますます大きくなっている現状でありますが、当市における児童クラブ開設時間の終了時刻は18時30分、受け入れ対象学年は小学4年生までと聞いております。親御さんたちから仕事を終え、学童施設へ終了時刻までに迎えに行くことが難しい状況にあるとか、せめて小学校卒業までは受け入れてほしいといった声を聞いておりますので、受け入れ時間の延長や受け入れ対象学年の引き上げなど、学童保育の充実を図ることが産み育てやすいまちづくりのためには重要であると捉えているところであります。  そこで、小項目①、市内学童保育の開設時間の延長及び対象学年の引き上げについて市の考えをお伺いします。  以上で1回目の質問を終わります。 ◎市長(鈴木力君) それでは、堀議員のご質問にお答えします。私からは、1番の少子化対策について答弁いたします。それ以外の項目は担当部長がご答弁申し上げます。  少子化対策における官民協働事業の進捗状況というご質問をいただきました。さきの白井議員の一般質問の際にもご答弁いたしましたが、市では平成27年度より結婚を希望する男女の出会いのイベントの企画や情報提供を行う男女の出会いサポート事業、これを実施する予定としておるところでございます。具体的には、官民協働で実行委員会を組織し、例えば夏祭りのフィナーレを飾る燕大花火大会に合わせた出会いのためのイベントや若者が交流できるイベントを開催していきたいなというふうに考えており、現在は関係団体との調整、情報収集などを行っている状況でございます。  以上です。 ◎商工観光部長(赤坂一夫君) 私からは、2の定期露店市充実の観点から、12月議会で答弁した後の進捗状況についてお答えいたします。  最初に、臨時出店料をお支払いいただくことにより、露店市に出店できる点についての周知につきましては、「広報つばめ」4月1日号を始め、会議所ニュース、商工会だよりへの掲載を予定しております。  次に、露店周辺の商店や、出店されている方の顔や商品がわかるような周知について、隣の三条市では越後三条定期市情報誌を発行しておりますが、燕市では当面市のホームページや広報紙を通じ、出店している人の横顔や商品、買い物を楽しむ人たちの様子を少しずつ紹介し、親しみのある露店市となるよう取り組んでいきたいと考えております。  なお、燕市商店連合会の加盟店では、この春から燕地区の三・八定期市に合わせて月2回「燕日」ののぼり旗を立て、一店逸品コーナーやお値打ち品を販売する取り組みを行う予定にしています。商店街との新たな取り組みにより、より充実した定期露店市になるものと思っております。 ◎教育委員会主幹(村山幸一君) 私のほうから、ご質問の3の(1)の①、市内保育園、幼稚園、小中学校の防犯対策についてお答えいたします。  最初に、防犯カメラの設置状況についてですが、園では大規模保育園が2園、小学校12校、中学校4校に設置しております。  次に、万が一不審者の侵入があった場合についてですが、各園、各学校で定めている不審者対応マニュアルに従い、園児、児童生徒の避難、警察署への連絡、不審者への対処など組織的に対応することとしております。また、保育園、幼稚園、小学校では、不審者の侵入を想定した避難訓練を毎年行っております。市教育委員会としては、引き続き各園、各学校に対して不審者対応マニュアルに基づく対応の徹底を図るよう指導し、園児、児童生徒の安全、安心な環境づくりについて今後とも努力してまいりたいと考えております。  以上です。 ◎教育次長(金子彰男君) 私のほうから大きな4番目の(1)学童保育についてのご質問にお答えをいたします。  放課後児童の健全育成を目的としております学童保育の開設時間につきましては、民間施設の1施設を除きまして、現在のところ終了時間午後6時30分まででございます。また、対象学年については、特例を除きまして小学校4年生までと、議員のお話のとおりでございます。  この開設時間の延長、また対象学年の引き上げにつきましては、市の今諮問機関であります子ども・子育て会議でもお話が出まして、実際のところ調査を行うようにというような意見も出ておりますので、現在利用されている保護者の人数を十分調査した上で、これら会議でも諮りながら今後の子育て支援の方向性について判断してまいりたいと考えているところでございます。 ◆2番(堀勝重君) それでは、2回目の質問をさせていただきますが、まず少子化対策についてでありますが、今ほど市長のほうからご答弁をいただいたところでありますが、その実施について実行委員会を立ち上げてこれから取り組んでいかれると、それと私が申し上げました開催の時期、それも受けとめていただいているようでありますので、是非とも前向きに取り組んでいただきたいというふうに思います。  それと、2点ほど確認させていただきたいと思います。それにかかわった件でございますが、先般千葉県の市原市のほうへ視察に行ってまいりました。そのときに、事業をこれからどういう形で進められるかはこれからの検討次第ということになろうと思いますけれども、事業実施に当たって視察した現地の担当者の話等々の中で、個人情報の徹底管理が必要不可欠であるといったようなお話を聞いてまいりました。私どもも聞いていまして、なるほどやっぱり漏えいしてはいけないのかなというふうなところが1点、その点についてまた市のほうの取り組みについてひとつ考えをお聞かせ願えればと思います。  また、市が行う婚活事業を通じて結婚されてめでたく結びつかれたというような方がもし出られた場合について、地場産業の商品などをまた各団体のほうに事前に周知して、そんなお返しの記念品などをまた用意するのも一つのあれかなと、ひとつ提案という形で話をさせていただきたいと思います。  次に、露店市周辺の商店を含めた露店市の広報紙についてでございますが、今ほど部長のほうからお話があったように、ホームページ等でまずこれからまた徐々に進めてまいるという話でございますので、そういった経過を踏みながら、できればまた書面で広報紙のようなものを最終的につくっていただければいいのかなと思います。できるだけ早い時期にお願いできればというふうに思います。この質問については以上で、これで終わりたいと思います。  次に、安心、安全なまちづくりについてということで防犯対策ですが、今ほど主幹のほうからお答えいただきましたが、これについて1つ。逆に設置していない施設、私引き算がちょっと今できていないんで、していない施設が何件あるのか。特定の名前は別に要りませんので、何校ほど、何園ほど、合計で何施設設置していないのか、それをお聞かせください。  次に、子供を育てやすいまちづくりについてということで、学童保育についてもう一度お聞きしますが、延長時間については、延長時間というか、終了時刻が6時30分ということでございますし、学年については4年生までということであります。これについては、延長時間及びその引き上げについて私のほうで先ほど冒頭の話の中にそういった声が多いということでありますので、今後またその辺協議していただいて、できるだけ早い時期の、来年度、27年度中協議いただいた中で、できるものであれば28年度ぐらいまでには答えを出していただいて、いろんな方々の声を聞いて、それを結びつけていただければなというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  それと、この問題について、これは一歩一歩こういうふうに改善していくことがやっぱり大切なことなのかなというふうに私なりに捉えておりますので、今後鈴木市政が掲げている日本一輝くまちに向かってまたご努力いただきたい、そんなふうに今思っておりますので、よろしくお願いいたします。この質問についてもこれで結構です。いいです。  以上です。 ◎教育委員会主幹(村山幸一君) 先ほどの質問ですが、お答えいたします。  園のほうは、26園設置されていません。それから、小学校については3カ校、中学校については1カ校ということになっております。 ◎企画財政部長(五十嵐嘉一君) 男女の出会いサポート事業の関係で2点ほどご質問をいただいたところでございます。  まず、個人情報の徹底管理でございますが、個人情報の徹底管理、これは申すまでもないことでございまして、例えば1月末に設立しました結婚応援団「燕縁の会」というのがございます。こちらにつきましては、内部で会則、それから個人情報保護方針というのを定めて厳格に運用しておるところでございますし、またイベント開催に当たっても、まず大切なことは必要な情報だけを収集するというのがまず1つあろうかと思います。公開させていただく情報については、あらかじめ応募があった方から事前の承諾をいただいた上で公開を行うというのが最低限の鉄則になろうかというふうに理解しております。  それから、2点目のめでたくイベント等が成功して婚姻が調って結婚した後の取り扱いというのにつきましては、まずはイベントを充実したものにして、そういった形に結びつくような形で全力を挙げていきたいということでよろしくお願いしたいと思います。 ◆2番(堀勝重君) じゃそれでは、今の少子化対策のほうから先に話しさせていただきます。  今ほど部長さんのほうから話がありましたけれども、ちょっと逸脱した話になって申しわけありませんでした。その中で、この事業については、これからも事業を進める中で他にもさまざまな問題等が出てくるかと思います。そんな中で、実行委員会の中でも十分な協議をしていただいて進めていただきたいというふうに思います。  また、事業実施に当たっては、先ほどの話の中の個人情報の漏えいがないように、プライバシーの侵害等につながらないように行って、くれぐれも徹底した管理をしていただいて行っていただきたいと思います。当事者の方々が安心して参加していただいて、それでまた喜んでもらえるような事業に発展していくように、もらえればと思います。  それと、鈴木市政が掲げている3つの人口増戦略の1つであるこれからの事業を確実に進めていくことが燕市のさらなる発展につながっていくものと私は捉えておりますので、是非とも充実した事業になるようにお願いを申し上げて、この質問は終わりたいと思います。  次に、先ほどの防犯対策の話ですが、相当数というか、設置しないところもあるということでございますので、その点について今後防犯カメラの設置が必要不可欠かなというふうに思っておりますが、その辺についていかがでしょうか、お伺いします。 ◎教育委員会主幹(村山幸一君) 先ほどの答弁にちょっとつけ加えさせていただきます。  保育園、幼稚園については、先ほどの数字は私立保育園、こども園を含めての数ですので、ご了解ください。  今ほどのことですが、教育委員会としては今後検討していきたいと考えております。  以上です。 ◆2番(堀勝重君) 今防犯対策として防犯カメラの設置について取り組んでまいるというふうに捉えさせていただきましたが、質問の冒頭にも申し上げましたけれども、子供たちを取り巻くさまざまな事件が全国各地で起きているという現状を理解いただいた中で、これからの燕市を担っていく子供たち、これは燕市を担っていくその子供たちを保育園、幼稚園、小中学校に通う子供たちの安全確保のために市が防犯対策に積極的に取り組んでいくことが極めて重要なことと捉えておりますので、防犯対策がより充実していくことを強く願って、私からの一般質問を終了いたします。 ○議長(中島清一君) ここで説明員入れかえのため、休憩といたします。          午前11時00分 休憩          午後 0時59分 再開 ○議長(中島清一君) 休憩を解き、会議を再開いたします。  次に、1番、山﨑光男君に発言を許します。 ◆1番(山﨑光男君) 議長から発言の許可をいただきましたので、通告に従い一般質問を始めたいと思います。どうぞよろしくお願いします。  大項目1、燕市の魅力のさらなる発信について、中項目1、香林堂を中心にした吉田商店街の活性化についてです。去年12月の一般質問で、私は市長の考える3つの人口増戦略を取り上げましたが、今回はそのうちの3つ目の交流・応援人口の増加にスポットを当ててさらに質問したいと考えました。  先週5日発表された平成27年度の施政方針、私は昨年度の施政方針と比べながら読んだりしましたが、羽ばたけつばくろ応援事業、イキイキまちづくり支援事業、カンカンBOOK事業など、事業という言葉が14ページある全てのページに全部で55個もあったのが印象的でした。少し話がずれましたが、重点テーマ3「交流・応援人口の増加」に「着地型観光の振興や都市間の交流の推進、燕市のファンづくりを行い、本市の魅力に引かれ、訪れたい、応援したいと思う人を増やすことを目指します」とあります。私は、燕市吉田下町にある香林堂の今井家住宅が昨年12月19日付で正式に国の有形文化財に登録されたことを受け、今回取り上げることにいたしました。重要文化財とは、有形文化財のうち歴史上、芸術上に価値の高いものとして文化財保護法に基づき文部科学大臣が指定したもので、世界文化の見地から価値の高いものは国宝に指定されています。先日の委員会のときにも申し上げましたが、地元遺産とは世界遺産のようにICOMOSなどからは認定されないけれども、後世に残すべき地元の有形、無形の遺産のことをいいます。吉田地区に限っても、香林堂以外にも吉田天満宮や粟生津地区にある長善館、米納津地区では米納津隕石、また昨年生誕200周年を迎えた石川雲蝶の彫刻がある本徳寺なども吉田の誇る地元遺産と私は言えると思います。また、吉田ばやしの歌詞に「米とさらしは日本一」とうたわれているように、江戸時代から白木綿は吉田町の主要産業でありました。私は、今も本籍地が吉田町学校町ですので、近くの香林堂は幼少のころからなじみがあり、特に夕方暗くなったころに見るとその圧倒的な荘厳さに畏怖を覚えるほどでした。今井家こと旧今井孫一邸に名を残す今井孫一さんは、安政5年、1858年に生まれた今井家の10代目で、越後国西蒲原郡最大の地主でした。今井家を正面から見ると、左から香林堂と記された赤れんがづくりの西洋館、母屋、旧今井銀行と並んでおり、今井孫一さんは1900年、明治33年に今井銀行を設立、金融業の近代化に尽力しました。銀行は1932年、昭和7年に解散しましたが、その後内部は改装され、19年後の昭和26年に製薬会社の工場に変わりました。香林堂という人目を引く白く大きな文字のあるれんがづくりの建物は、今井家の応接棟として1895年に建てられ、文字は昭和26年に宣伝のために会社名を大きく書いたと言われます。家庭薬会社だった香林堂は4年前に事業を停止したのですが、現在でも1930年に創業した株式会社越後味曽醸造のオーナーを務めておられます。江戸、明治、大正、昭和の建物が1つの敷地に集まる非常に珍しい例で、内部は天井に張ってある国産の金唐紙、そこから下がるシャンデリア、壁にはロココ様式の鏡がかかっており、このような派手な色彩や装飾から「越後の鹿鳴館」と称されます。長岡藩の武士、河井継之助と深いつながりがあったというこの吉田の地元遺産、香林堂、今井家を中心に燕市の交流人口の増加につなげられないか伺います。  続きまして、中項目2、きららんのゆるキャラグランプリエントリーについてです。ゆるキャラという言葉は、2004年ころイラストレーターのみうらじゅんさんが考案、命名した造語とされ、2013年にはご当地キャラという言葉が新語・流行語大賞のベストテンに入りました。全国各地のご当地キャラや企業キャラが人気を競うゆるキャラグランプリは、毎年全国的に注目され、地域おこしの一翼を担っていますが、昨年2014年にはエントリー数が合計1,699体、総得票数も約2,267万票とともに、過去最高を記録しました。ゆるキャラブームが叫ばれて久しい現在ですが、毎年のように新しいマスコットキャラクターが誕生したり、メディアへの露出や関連グッズの売り上げ等でかなりの経済効果を上げるキャラも出現したりなど、ブームはまだ拡大の一途をたどっています。また、近年ゆるキャラは自治体や地方公共団体にとどまらず、企業や公共機関、イベントやキャンペーン、さらに小中学校にまで誕生するなど、裾野がどんどん広がっています。新潟県のゆるキャラについてですが、前日のゆるキャラグランプリには2011年からエントリー、新潟県のトップは2011年がレルヒさんで10位、2012年はレルヒさんで12位、2013年もレルヒさんでしたが、順位を一気に落として120位、昨年、2014年は笹だるまというゆるキャラが34位で最高でした。昨年新潟県でエントリーしたゆるキャラは合計38体で、内訳は新潟県全域が3、新発田市、聖籠町では共同で1、新潟市から5、長岡市が6、上越市が4、十日町、小千谷、五泉、阿賀野、津南、柏崎が各2、佐渡、見附、南魚沼、弥彦、村上、糸魚川、胎内が各1で、燕市のゆるキャラがエントリーしたことは今まで一度もありません。つば九郎は、2013年5月に燕市PR隊鳥に任命され、つば九郎米などで燕市にはおなじみですが、認知度はどんなに上がっても東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラクターにすぎません。燕市を代表するゆるキャラきららんは、燕市最大のイベント、分水おいらん道中のおいらんをモチーフにしたマスコットキャラクターで、平成25年9月に誕生し、平成26年4月から現在まで24回出動や貸し出しがあったとお聞きしました。燕市民には、デマンド交通システム車両、おでかけきららん号でおなじみであります。ゆるキャラグランプリでご当地ゆるキャラの参加資格は、1つ、特定の地域のみに所属しているキャラクター、1つ、着ぐるみを持っているキャラクターの2つで、きららんはこれらの参加資格を満たしています。ご当地ゆるキャラ全盛期の現在、多くは男の子または中性的なイメージ中心で、きららんのような女性のキャラクターは少なく、男性よりも女性にファンが多いとお聞きしました。燕市としても、こうした点で他と差別化を図り、市の観光シンボルとして、今年は11月21日から23日に浜松市で開催されるゆるキャラグランプリにきららん単体もしくは分水おいらん道中PR隊のキャラクター、ほうかんがるーとかさもちーたーの3体でエントリーし、燕市の応援人口の増加につなげられないか伺います。  最後に、大項目、燕市におけるテニスの環境整備について、中項目、テニスをめぐる諸問題について取り上げたいと思います。昨年12月の一般質問でも申し上げましたが、本市は2007年3月26日に健康・スポーツ都市宣言をしており、昨年4月からは市内のスポーツ推進団体が燕市体育協会と統合し、ミズノグループとの共同で体育館など市内25の施設の指定管理者として業務を請け負っていただいています。今回私は、テニスの指導者であり、かつみずからもプレーされておられる燕市在住の一般市民からの相談を受けて、特に分水地区におけるテニスの環境について質問したいと考えました。昨今ある日本男子選手のワールドワイドな活躍によって国内でテニスは急速に人気が高まり、プレー人口も急増しています。しかしながら、その市民の方の指摘を受け、先述の指定管理施設の一つである分水地区の分水多目的屋内運動場、通称グリーサンスポへ一緒に行ってまいりました。そこでは、例えば3月を例にとれば、3月分のコートを借りるために2月20日に朝早くから並ばなければならないそうです。また、例えば毎週同じ曜日に借りたいとします。日曜日を例にとれば、今月3月8日に2時間借りたとして、その練習した後でないと次の予約ができないので、大変不便ということでした。また、都合により並ぶことができず、電話予約にした場合、電話してから3日以内にグリーンサンスポに行って申請書の記入をしなければならず、記入しないと予約が無効になるとのことでした。そして、料金も受付したグリーンサンスポで支払うことはできず、燕市吉田総合体育館などほかの施設まで行かねばならず、面倒であるとおっしゃっておりました。市民にもっと快適に利用していただくためにも、今後は申請書の記入を利用当日にし、電話予約だけで済ますこと、そして利用料金の支払いも受付したグリーンサンスポで済ますことができないでしょうか。また、行く行くは新潟市のようにインターネットでの予約ができるようにしていただきたいと思います。  もう一点ですが、燕市では体育協会加盟団体及びサークル、そして学校は一部並ぶ必要がないそうです。一度に複数の日付が予約でき、利用状況がわかるボードには最初から名前が張ってあるそうです。一般市民は、その残った日付の中から利用したい日を選択しなければなりません。つまり後回しにされているのが現状です。私が相談を受けたくだんの市民の方によれば、月に1度利用した日が終わらなければ次の予約がとれない、利用希望日の1カ月前に電話等で予約システムにできないでしょうか。  以上、この数点当局のお考えをお伺いしたいと思います。  これで1回目の質問を終了いたします。 ◎市長(鈴木力君) それでは、山﨑光男議員のご質問にお答えします。私からは、1番の(2)きららんのゆるキャラグランプリへのエントリーの関係につきまして答弁いたします。それ以外の項目につきましては、担当部長のほうからご答弁いたします。  ゆるキャラグランプリに燕市を代表するゆるキャラきららんをエントリーして、燕市の応援人口の増加に結びつけられないかというご提案でございました。議員ご指摘のとおり、ゆるキャラグランプリは2010年に始まりまして、当初エントリー数が169体でスタートしたんでございますけれど、昨年は1,699体ということで、年々規模が拡大し、上位入賞争いの競争も非常に激化していると。それだけ多くの方々が関心を持って寄せているということだろうと思っております。燕市のきららんが県内外の知名度をアップしていく、それはやはり燕市のPRにつながることというふうに思っています。そういった意味で、ご指摘のようにきららんはゆるキャラの中でもちょっと特徴的な個性も有しておりますので、私としてはどういった評価を受けられるかということをはかる意味でも、今後ゆるキャラグランプリへのきららんのエントリーにつきまして検討していきたいというふうに思っています。  また、これとあわせて、県内や首都圏で開催するイベントにきららんもっともっと出場してもらって、きららんの活躍の場を広げていくことで燕市のPR、応援人口の増加に結びつけていけるものというふうに考えています。 ◎商工観光部長(赤坂一夫君) 私からは、1の(1)の①、香林堂を中心に据えて燕市の交流人口の増加につなげられないかについてお答えいたします。  香林堂で親しまれている今井家住宅が昨年国の登録有形文化財に登録されたことは、燕市にとっても大変喜ばしいことだと思っております。香林堂につきましては、現在も住居として使われているため、内部を一般公開するには制約がございますが、お立ち寄りマップを活用し、香林堂だけでなく、商店や名物商品の紹介に努めることで市街地への誘客を図り、交流人口の増加につなげたいと考えております。 ◎教育次長(金子彰男君) それでは、私のほうから大きな2番、テニスコートの利用についてのご質問にお答えをいたします。  まず、通常のテニスコートということになります。全天候のテニスコートが燕地区に9面、吉田地区に5面、それから分水地区に4面ございます。利用に際しては、申請書を使用日の7日前までに提出していただき、電話での問い合わせにつきましては、これはあくまでもコートの空き状況をお知らせするためでございますので、どちらにいたしましても申請書の提出をお願いしているところでございます。  また、議員ご質問にございましたサークル、学校ということでございます。市の体育協会所属のテニスクラブ、また中学校のテニス部の利用につきましては、生徒の体力向上とか、またテニスの普及、選手、指導者の育成など目的にしているところから、これは定期的に利用いただいているところでもございますが、その場合でも一般の方が利用できるような配慮はさせていただいております。  なお、現在のところ、申請のために市民の方が早朝から並ぶという状況は解消されておりますし、市民の方にもご利用いただける環境は確保されているものと考えております。  なお、ご指摘ございましたグリーンサンスポにつきましては、ご存じのとおり室内の多目的の施設でございます。テニスだけでなく、いろんなものの種目としてございます。冬場にいたしましては、どうしても利用が重なることもあります。ただし、あいている時間もないわけではございませんので、そこはなかなかハードは難しくても使い方といいますか、その辺で対応はできるのではなかろうかなというふうに思っております。  以上でございます。 ◆1番(山﨑光男君) ありがとうございました。それでは、順次再質問したいと思います。  香林堂に関しては、非常に前向きな答弁をいただきましてありがとうございます。平成18年12月の定例会において、タナカ市議と当時の小林市長との答弁がございます。ちょっと引用させていただきます。「この今井邸を街なみ環境整備事業の核としてまちづくりの活性化に取り組んだらいいと思います。それにしても決して安くない買い物ですから、市長は簡単に購入できないというのも当然です。だとすれば、まず市民に今井邸を見てもらって、そのすばらしさを知ってもらったらどうでしょうか。1週間後一般公開してもらったらいいと思います。燕にはすぐれた金属工芸作家が多くいますから、展覧会を開いたりするのもいいと思います。そういう意味で、市民からアンケート調査などをしたらどうでしょうか。まちづくり協議会から強い要望が上がっているのです。新庁舎検討委員会、100人委員会など広く市民の声に耳を傾ける市長ですから、これも市民に判断してもらうのが一番よいと思います。そこで、市民への一般公開を今井家に働きかけていただきたいのですけども、どうでしょうか、お聞かせくださいとありまして、市長は今と違う方なんですけども、当時と今は8年3カ月たちましたが、これを受けて現在は、状況またわかればお伝えいただければと思います。  次に、ゆるキャラなんですけども、これもゆるキャラグランプリへエントリーしていきたいという非常に前向きな答弁をいただき、ありがとうございます。歴代ゆるキャラグランプリで1位になったのは、2010年が滋賀のひこにゃんで、これ記名投票です。2011年がくまモンです。2012年が愛媛のバリィさん、2013年が栃木のさのまる、2014年がぐんまちゃんでした。グランプリになったりして人気に火がつくと、集客力は芸能人並みになり、イベントへの誘客効果やメディア出演などによる観光PR、グッズ展開などに絶大な効果が上がります。先ほど言及した経済効果ですが、2007年の国宝・彦根城築城400年祭のマスコットキャラクターだったひこにゃんは、経済効果が338億円、2010年平城遷都1300年祭のマスコットキャラクターだったせんとくんは、PR効果が新聞やテレビなどの広告費に換算して225億円、くまモンはゆるキャラグランプリに優勝した2011年11月からの2年間で1,244億円、今大人気のふなっしーの経済効果は累計で8,000億円に達するとも言われます。このような例は枚挙にいとまがありませんが、このようにゆるキャラが燕市に与える経済効果について何かお考えはございますでしょうか。  また、先週齋藤議員への答弁の際、スプーン、縫いぐるみなど少しずつグッズが増えていると言っておられましたが、現在グッズは何種類あり、またどこで購入できるでしょうか。また、手軽なお土産としてのグッズも考えておられると言っておりましたが、どんなグッズをお考えでしょうか。  テニスなんですけど、一般の方が利用できる配慮をしてあるということで、ありがとうございました。ちょっとこれも市民からの質問で2点お伺いしたいんですけども、電話予約して3日以内に申請書を書かなけりゃいけないという、その3日という根拠があれば教えてくださいとのことでした。また、一部並ばなくてもいい団体があるということなんですけども、その並ばなくてもいい団体とは何かということでした。  以上、再質問よろしくお願いします。 ○議長(中島清一君) 答弁お願いします。 ◎教育次長(金子彰男君) 私のほうから、1番目にございます燕の魅力のさらなる発信ということで、香林堂を中心にしたというお話の2回目の質問にお答えをいたします。  国の登録有形文化財の指定を受けまして、プレートをお持ちさせていただきました。私もそこの場で立ち会いさせていただきました。新聞報道でもございます。やはり所有者の方が現在住んでおるということで、先ほど来お話もあります一般公開ということについては、常にあけておくというわけにはなかなかいかないと、そこはご勘弁いただきたいということで所有者の方からのお話もございます。ただし、全てだめだということではないので、その辺は場合に応じて、要望その他に応じて対応できる可能性はあろうかなと思います。  それから、やはりこれがエリア、すばらしい建物もございますが、まずやはりお話があったとおり地元の皆様方のお声を盛り上げていくことが大切かと。また、私どももPRといいますか、機会を設けて、昨年ですが、目耕塾といいますかね、そこでお話をお聞きしたりということでさせていただいております。今回の登録有形文化財の指定もその盛り上がりの一つになるのではなかろうかなと期待をしているところでございます。  それから、大きな2番のテニスコートの関係でございます。電話の予約というお話があるんですが、それは便宜上のお話でそう言われたのかもしれません。決して予約ではなくて、空き状況のお話かと思います。3日ということについては今ちょっと聞いていませんので、3日がどういう理由なのかというのはちょっとそういう意味だと思います。基本的には予約ではなくて空き状況をお話しさせていただいているということでございます。  なお、そのほか定期的な利用といいますか、団体利用でどうなのかと、並ばなくていいのは、ということでございますが、基本的には市の体育協会所属のクラブと、あとは中学校のテニス部に一応限定させていただいているところでございます。  以上でございます。 ◎商工観光部長(赤坂一夫君) 私のほうから、きららんのまず経済効果をどう思うかというふうなことでございます。  経済効果ですと2つ考えることができると思うんですけども、1つはゆるキャラによって知名度がアップするというのが1つあると思いますし、もう一つがゆるキャラを使った商品等が売れて経済効果があるというふうなことだと思います。我々燕といたしましても、工業製品等をいっぱいつくっております。燕の製品であれば間違いないよねというふうな、そういうブランドにもきららんによる知名度のアップにつながれば大変経済効果はあるというふうに思っております。  それから、次の今グッズが何種類あってどこで買えるかということでございますけども、今9種類でしょうか。おのおの企業さんがつくっておられますので、そこの商店とかお店では扱っておりますし、また幾つかは道の駅国上でも扱っております。それと、おいらん道中のときにツバメルシェを予定をしておりまして、地蔵堂本町にお店を出します。そこでもこういったグッズが買えるようにしたいというふうに考えております。  それから、3点目の今後どんなふうなグッズをつくるかと、予定あるかというようなご質問でございますけども、やはり洋食器、コーヒースプーンとかフォークにそういったきららんを使えるといいかなという気がしておりますし、あと先回齋藤議員さんの質問にもお答えしました、高校生の女性にちょっと人気がありますので、例えばストラップとか、そんなちょっと気軽に買えるような、携帯できるようなグッズもいいかなというふうに思っておりますが、これにいたしましてもいずれも企業さんのご協力があってのことになりますので、今すぐには対応できませんけども、我々のほうからこういったきららんを使った商品開発にて提案をしていく中で募集していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆1番(山﨑光男君) ありがとうございました。  それでは、3回目の質問ですけれども、私は先日今井家に深くかかわったある方とお話をしてきたのですが、燕市に合併前、泉町長のとき、                                                                                                                                                                                                                                                                                  私はまだ中に入ったことはないのですが、香林堂周辺はよく歩きます。こちらの平成27年度当初予算案の概要及び主要事業の冊子には、着地型観光の推進、体験型観光事業の開催と予算額2,880万円と明記されていますが、おととしの10月27日、NPO法人まちづくり学校が吉田地区まちづくり協議会会員を含めた29人で吉田地区でまち歩きをしました。吉田駅をおりて、サン・コアなかまち商店街、延命地蔵尊、観音寺、香林堂、吉田天満宮と歩き、香林堂は特別に許可をいただき中を見せてもらい、参加者は皆大満足で帰ったとのことでした。今年登録証とプレートを受け取ったとき、今井さんは「私個人で持っていくのは大変。経済的な面が根本だが、物理的な部分でも私の子供の代になると大変だと思う」とか、「何とか大勢の人に関心を持ってもらって、よその家ではなく自分たちも使える家と思っていただければいいと思っています。皆さんが使えるような活用の仕方ができればいいなと思っています」と、今後個人だけで文化財として後世に残していくことの難しさを語ったとあります。まずは週末だけとか月1回でもいいですので、公開していただき、れんがづくりの西洋館や旧今井銀行は見学できるようにしていただき、母屋も誰もが行ける地域の触れ合いの場にしたらいかがでしょうか。香林堂のある吉田下町は吉田駅からも近いですので、駅から歩いていただき、先ほどのまち歩きのルートや、香林堂の反対側には創業は100年以上にも及ぶという老舗の和菓子屋もございますので、商店街の活性化や着地型観光の推進になると思います。車の場合は、土手の上に今井さんの土地があり、普通車なら10台くらいとめられるそうです。また、香林堂の隣に普通車が五、六台とめられるスペースを貸してくださるという方も知っています。吉田天満宮は、境内は燕市所有ですが、それ以外の社の部分は今井家の所有で、天神様の祭主は今井家ですので、この天神様と今井家を観光の目玉、観光のシンボルになってほしいと私は願っているのですが、もう一度そういうところの考えをお聞かせいただければと思います。  ゆるキャラグランプリエントリーについてですが、4月11日に吉田ふれあい広場、4月12日に燕市運動公園、4月18日に分水駅前本町でさくらフェスがあり、着ぐるみを着たきららんが登場するそうですが、これからはつば九郎のような借りてきたキャラクターだけではなく、燕市が生んだきららんをもっと前面に出してといいますか、おいらん道中を始めいろいろアピールしていただいて、市内外、県内外にもっと燕市の魅力を発信できればいいと思います。こちらは質問はしません。  あと、テニスですけども、先日私は燕市体育協会に行って話を伺ってきました。燕市には、旧燕市に燕市スポーツパーク、旧吉田町には燕市吉田総合体育館の隣に通年使用可能な吉田テニスコートがありますが、屋内でテニスができる施設はグリーンサンスポしかなく、旧分水町のときはそんなに苦情はなかったのですが、合併後は離れた旧燕市、旧吉田町や燕市外の人も借りるようになったので、特に冬期は予約が殺到し、今日取り上げたような問題が起きやすいとのことでした。予算との関係で難しいと思いますが、できれば屋内体育施設がもう一つあればこういった問題もなくなるのではないかと考えますが、いかがでしょうか。ご一考お願いします。これも回答よろしくお願いします。  以上です。 ◎教育次長(金子彰男君) 初めに、今井家の関係といいますか、でございます。  先ほど申しました登録のプレートをお持ちさせていただいたときにも、所有者の方からは年数回であれば施設をお見せすることは可能ですよというお話ではございましたが、何といっても今現在住んでおられる場所ですので、プライバシーもございます。また、完全にオープンということになりますと、いろいろなセキュリティーの問題も含めて難しいのかなとは思いますけれども、完全に閉めているということではありませんので、例えば団体利用とか、見たいなというお話があれば対応していただけるものと思いますが、何といっても所有者の方の意向を確認してみないことには難しいのかなと思います。私どものものではないものですので。  なお、先ほど申しました地元の自治会の皆さんとか、まちづくり協議会のお話とか議員さんからお話もいただきました。繰り返しになりますが、今回の登録有形文化財ということでいろいろ報道等も出ております。そういう意味で、また地元も含めて、また市内外も含めて盛り上がってくることによってまた意向が変わってくるのかなという感じもしております。  それから、室内のテニスコートということでございます。やはり冬期間、また雨天の際使える施設というのは限られておりまして、今現在でも合併後当然旧燕地区、旧吉田地区の方も室内のテニスコートがあるということで利用が立て込んでいるのかなとも思いますが、時間帯によっては何か調整ができるような話もあるんですけど、これもまた利用の時間が難しいのかもしれません。実際は野球とかサッカー、ゲートボール、いろんな面で使っていただいておりますので、非常に必要度は高いのかと思いますけれども、残念ながら施設の関係でございます。今現在公共施設の総合管理計画といいますか、の中ででもなかなか施設の維持管理も難しい状況が今提示されようとしておりますので、慎重に対応といいますか、考えていかなきゃいかんかなというふうに思っております。  以上です。 ◎総務部長(斎藤純郎君) 今井家に関しまして補足をさせていただければと思います。                                                                                                                                                                                   そこの点誤解がありませんようにひとつよろしくお願い申し上げたいと思います。  当時の吉田町のときには、路線価等勘案してその金額が出たということでございまして、その点現在もお住まいでいらっしゃいますので、誤解がないようにひとつよろしくお願い申し上げます。 ◆1番(山﨑光男君) ありがとうございました。じゃ多分何か事実の誤謬があったと思いますので、その方とはちょっとまたもう一回話して私も事実の確認をさせていただきたいと思います。  最後になりますが、香林堂に関しては、今回私は吉田地区の商店街を取り上げましたけれども、旧燕市、旧分水地区も商店街の活性化は喫緊の課題だと思いますので、これから燕市全体の問題としてまた考えていきたいと思います。  テニスに関してはですが、その相談を受けた方は今日は傍聴には来ていらっしゃらないんですが、今日いただいた答弁を持ち帰ってその方と話し合って、燕市のテニス界が少しでも発展するように、そして前回私はマラソンを取り上げましたけども、燕市のスポーツ界が少しでも発展、盛り上がっていくように私も微力ながら努力していきたいと思います。  今日はありがとうございました。これで私の一般質問を終わりたいと思います。 ○議長(中島清一君) ここで説明員入れかえのため、休憩といたします。          午後 1時38分 休憩          午後 1時49分 再開 ○議長(中島清一君) 休憩を解き、会議を再開いたします。  次に、14番、山﨑雅男君に発言を許します。 ◆14番(山﨑雅男君) それでは、平成27年第1回定例会一般質問、通告に沿って2項目にわたり質問をさせていただきます。  最初に、大項目、障がい福祉サービスの充実について、中項目(1)事業所施設環境の現状と支援施策について。燕市内には、就労継続支援A型事業、就労継続支援B型事業、就労移行支援事業、生活介護事業、日中一時支援事業、地域活動支援センター事業等々があり、主に就労継続支援B型事業が多い。就労継続支援事業とは、通常事業所に雇用されることが困難な障がい者につき就労の機会を提供するとともに、生産活動その他の機会を提供を通じてその知識及び能力向上のために必要な訓練を行う事業とのことであり、雇用契約に基づく就労が可能である就労継続支援A型事業、雇用契約に基づく就労が困難である就労継続支援B型事業。A型、B型事業の主たる違いは雇用契約の有無で、事業者と利用者の雇用関係が成立しているか否かである点で、就労継続支援B型は現時点企業等で働くことが不安だったり、困難である方に対して働く場所を提供し、利用者が作業分のお金を工賃としてもらい、比較的自由に働ける非雇用型である。障がいがあるなしにかかわらず、ともに手を携え、全ての市民が暮らしやすいまちづくりをしていくことが重要であるかと思われるが、次のことについて伺う。  ①、市として就労継続支援B型事業の施設である特定非営利活動法人らいふすてーじ障がい福祉サービス事業所すきっぷ、旧吉田八千代保育園、や各事業所の施設環境の現状と耐震性について伺う。  ②、障がい者の方が地域でより自立して生活が営める環境づくりを促進するための就労継続事業の充実と事業所等に対する支援施策についての所見を伺う。  ③、就労して働くことや、働きを通して地域社会で必要とされ、みずから居場所を見出すことは、障がいがあるなしにかかわらず人として生きていくには、また生活していく上で大切であるが、現実には重度の障がいや問題を抱え、長期在宅等で働くことが困難な方、みずからの障がい状況にふさわしい仕事がない方など、諸問題に向け本市において障がい福祉施策の充実を図るための現状と取り組み状況、そして就労に関する支援体制を伺う。  ④、本市の特別支援学校に通う障がいがある子供たちの人数と進路状況を伺う。  ⑤、特別支援学級、学校に通う子供たちの可能性を最大限に酌み取りながら、学校施設等における進級、進路に向け、相談体制の充実が重要かと思われるが、現状と課題、そして今後の取り組みに対して伺う。  次に、空き家等適正管理及びまちなか住宅促進事業について、意向調査より。空き家、空き地の抱える課題は山積しており、空き家、空き地問題は市民生活、市民の日々の暮らしを脅かしており、空き家、空き地問題を解消し、市民生活の安心と安全を確保しなければならないと思われる。平成26年7月29日に総務省が発表した2013年の住宅土地統計調査によると、全国の空き家は820万戸に上り、住宅総数に占める割合は13.5%といずれも過去最高となっている。空き家は、イメージとして危険性の高い老朽化した家だけではない。まだまだ十分に住める家なのに、放置されたままの空き家も見受けられる。経済的な理由、所有者が高齢化しての介護施設利用等々諸事情があるとはいえ、基本的には所有者が管理すべきことだが、近隣に迷惑がかかるような空き家の増加は極めて深刻な問題である。国においても空き家の除却、適正管理を促進するため、土地に係る固定資産税等について必要な措置を講ずるなど、重い腰を上げての空き家対策が検討されている中で、次のことについて伺う。  (1)本市の空き家、空き地の現状について。①、平成25年10月から12月に意向調査を実施、678件のうち379件、半数以上がDID地区、人口集中地区の空き家であったが、空き家は所有者による適切な維持管理や利活用がなされなければ住環境、景観の悪化、防犯、防災上等の危険性が高く、地域活力の低下や地域コミュニティへの影響も懸念される。地域の実情に応じた景観の保全や安全、安心な住環境の確保に向けて意向調査後どのように進めていく考えなのかどうか伺う。  ②、管理不全の空き家等に対する実態調査、助言または指導、勧告、命令、公表、代執行と行政処置の手順があるが、直近の動向を伺う。  ③、空き地の意向調査では、20年以上の長期にわたり空き地の比率が高く、維持管理に困り、活用に対しても8割以上が困っている結果が示されたが、市としての動向を伺う。  (2)空き家、空き地活用バンクについてであります。①、意向調査結果によると、空き家所有者等の居住地は市内在住が64.4%であり、7割に満たないが、本市、県内外の所有者等の居住地の空き家、空き地活用バンクの登録状況と市として方向性を伺う。  ②、空き家経過年数が低く、利活用の可能の高い物件に対して、所有者より同意を得て福祉、教育関係施設として活用できないか伺う。  (3)空き家未然防止策について。①、高齢世帯や高齢単身世帯等判断できなくなる前に処分方法を検討していただくか、活用するにしても前段階で所有者の意向を聞くことにより未然に防ぐことも考えられるのではないか、所見を伺う。  これで1回目の質問を終わります。 ◎市長(鈴木力君) 山﨑雅男議員のご質問にお答えします。私からは、1番の(1)の②、就労継続支援事業の充実、事業所等に関する支援策、このご質問についてご答弁申し上げます。それ以外の項目につきましては、担当部長からご答弁いたします。  就労支援事業の充実と事業所等に対する支援策についての所見というご質問をいただきました。障がいのある方に生産活動の機会を提供し、生産能力の向上や就労に向けた支援など、今ある能力を維持し、伸ばす支援は障がいのある方の力と自信となり、社会参加に結びついていくことから、燕市としては従来から福祉的就労支援の充実に取り組んでまいりました。中でも、サービス利用者の工賃向上のため、ペットボトルの分別作業やこの燕市役所の庁舎の清掃等、就労系サービス事業所に優先して発注をしているところでございますし、さらに平成23年度からですけれど、燕市独自の障がい者社会福祉施設整備事業補助金という補助制度を創設しまして、これを交付するということによりまして、国、県の補助金に市の財政支援、トータルで3,900万円既に実施しておりますけれど、これを実施したことによりましてサービス事業所の方々、自己負担が約4,500万円で、17の事業、総事業費約1億9,600万円にも上る社会福祉施設の整備が実現したということで、これ逆に言うと17の事業所が総事業費1億9,600万円の整備を行ったときに、燕市として3,900万円の補助金を交付したと。自己負担分の半分を支援するというのが原則でございますので、従来本来であれば9,000万円近い自己負担が必要なところをその半分を燕市が補助するということで、こういった施設の整備が充実したということでございます。このような福祉的就労支援につきましては、現在策定しております燕市障がい者基本計画及び第4期燕市障がい福祉計画の中においても、引き続き重点事業として取り組んでまいりたいと考えております。 ◎健康福祉部長小林恵美子君) それでは、1、障がい福祉サービスの充実の(1)の①と③、そして2の(2)②についてお答えいたします。  初めに、1の(1)①、障がい者福祉サービス事業の市内就労系サービス支援事業所の施設環境の現状と耐震性についてお答えいたします。市内には、就労移行支援、就労継続支援A、B型事業のサービスを提供する事業所が8施設あり、平成18年の障害者総合支援法、当時は自立支援法でございましたが、その障害者総合支援法の施行により事業化されたため、新耐震基準により整備されております。また、就労系サービス事業所すきっぷ開設のため、旧吉田八千代保育園をNPO法人らいふすてーじに対し施設の無償貸し付けを行いましたが、耐震診断の結果、耐震性ありと判定されております。さらに、すきっぷ開設に当たっては、県内に類を見ない燕市独自の制度である障がい者社会福祉施設整備事業費補助金を活用し、平成25年度にトイレ、作業室改修等に対し、また平成26年度には屋上防水工事に対し補助率2分の1を基本とした補助金を交付し、財政支援を実施したところであります。  次に、1の(1)③、障がい福祉施策の充実を図るための現状と就労に対する支援体制についてお答えいたします。障がいは、軽度から重度、さらに身体、知的、精神といった障がいの特性に応じ、日常生活支援の内容や方法が異なるため、非常に難しい分野であると言えます。そうした障がいのある方や家族に寄り添い、地域の相談窓口として個々の状況に応じたサービス等に結びつけていくのが相談支援専門員であります。本市においては、平成26年4月に障がい者基幹相談支援センターを設置し、相談支援専門員の増員と資質向上を一体的に進める相談支援機能強化事業に取り組んでおります。相談支援専門員が個別ケースや相談業務の中から見えてきた障がい福祉に関する地域課題は多岐にわたって山積しており、そうした課題を計画的に解決していくためにも、燕市障がい者基本計画・第4期燕市障がい福祉計画を現在策定しているところであります。本計画の中では、先ほど申し上げました福祉的就労はもちろんのこと、一般就労に向けた支援体制や通勤等の移動支援サービスの拡充等、自立支援協議会就労支援専門部会の中で重点的に検討してまいりたいと考えております。  続いて、2、空き家等の関係でございます。(2)②、空き家・空き地活用バンクの福祉施設としての活用についてお答えします。障がいのある方の居住系サービスとしてグループホームの活用が進められており、市内においては11施設が整備され、うち8施設は民家等の家屋を改修してサービスが提供されております。現時点で活用バンクから直接グループホーム等に転化した例はありませんが、施設長期入所者や精神科病院入院患者の退所や退院に伴う地域移行、地域定着の受け入れ施設として活用が見込まれます。さらに、障がい者を介護する家族の高齢化等に伴い、障がい者の受け入れ施設として今後グループホームのニーズがさらに高まることが予測されるところからも、積極的にバンクの活用を障がい福祉サービス事業所に働きかけてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◎教育委員会主幹(村山幸一君) ご質問1番の(1)の④、特別支援学校に通う燕市の児童生徒数とその進路状況についてお答えいたします。  現在特別支援学校に通う燕市の児童生徒の人数は84人であります。進路状況については、小学部6年生の6人は全てその特別支援学校の中等部へ進み、中学部3年生の8人はその特別支援学校の高等部へ進学する生徒が6人、高等学校へ進学する生徒が2人であります。高等部3年生の12人は、福祉作業所への就労が6人、企業への就職が5人で、専門学校へ進学する生徒が1人であります。  続いて、1番の(1)の⑤、相談体制の充実に向けた現状と課題、今後の取り組みについてお答えいたします。まず、市内全ての学校には特別支援教育にかかわる校内委員会が組織されており、特別支援学級の児童生徒の進級や進路については、個別面談による保護者の意向を尊重しながら、校内委員会や担任が情報提供を行うなど支援に努めております。議員ご指摘のとおり、乳幼児期からの一貫した教育相談体制の整備を進めることが重要であり、加えて今後は医療、保健、福祉、労働等の関係機関と連携を図ることも求められているものと認識しております。今後の取り組みについてでありますが、幼稚園、保育園、小学校、中学校で同一の様式による個別の教育支援計画を作成することで、早期からの一貫した教育相談体制を整備したいと考えております。その計画をもとに、保護者を始め関係機関が幅広く連携をしながら進めていきたいと考えております。  以上であります。 ◎都市整備部長(五十嵐一夫君) それでは、私のほうからまず2の(1)空き家、空き地の現状についてお答えをいたします。  最初に、①の空き家等の意向調査後における進め方についてでございます。意向調査を行った昨年度及び今年度においても既に実施している業務に加え、先日小林議員にもご答弁させていただきましたように、来年度につきましては国の基本指針に則した空き家等の対策計画、これを策定をし、国の財政上の支援措置等を活用しながら空き家等を減らすように努めてまいりたいと思っております。  次に、②の行政措置の直近の動向でございます。昨年度の意向調査後において、条例第5条による市民からの情報提供により新たに14件の実態調査を行い、第9条による助言、指導につきましては、今年度37件に対して2回目を行っております。なお、そのうちの2件につきましては、第10条の勧告まで行ったところであります。  次に、③の長期にわたる空き地についてでございます。意向調査では、売却や賃貸及びほかに運用したい等の回答が多くありました。老朽化した空き家とは違って、空き地につきましては不動産市場への流通が比較的容易であるということから、適正管理状態にしてもらった上で、市の空き家・空き地活用バンクへの登録並びに市内不動産業者への仲介を進めるなど、管理不全空き地の解消に努めてまいりたいと思っております。  次に、(2)の①、空き家・空き地活用バンクの登録状況についてでございます。本年1月末現在の空き家・空き地活用バンクへの登録件数につきましては31件で、そのうち燕市内に居住されている所有者は22名、県内が2名、県外が7名でございます。空き家・空き地活用バンクにつきましては、空き家等の対策としては有効な手段であるということから、今後も引き続き登録にご協力いただけるようPRに努めていきたいと考えております。  次に、(3)の空き家の未然防止策についてでございます。将来的において、空き家にならないような対策を事前に講じていくということはとても重要であるというふうに認識しております。しかしながら、現在空き家でもなく居住している方々に対して、市からの今後の処分方法等についての意向確認を行うということはちょっといかがなものかなと思ってございます。なお、ご本人からの事前の相談があるのであれば対応させていただくということは申すまでもないことでございます。議員ご承知のとおり、市では昨年3月に策定した燕市空き家等の適正管理及びまちなか居住促進に関する条例にのっとり、長年放置され、老朽化した危険な管理不全の空き家等を減らして、安全で良好な住環境の確保をするべく、支援事業などを構築して施策を行っております。まずは、この環境悪化を招いている空き家等の改修が先決であるというふうに考えております。  以上でございます。 ◆14番(山﨑雅男君) それでは最初に、主に障がい福祉サービス事業所すきっぷについてを質問をさせていただきたいと思います。  福祉に関心が高く、また障がい福祉事業に詳しい市民の方から、障がい福祉サービス事業所すきっぷの現状を聞かせていただき、私自身それほど現状認識を十分理解しておらず、まずは事業所の現地確認をさせていただきたいと。その中で、そこで利用されている方、保護者の方、また事業所スタッフの方といろいろと話をさせていただいた経緯があります。実際にそこではおおむね19歳から五十三、四歳までの利用されている方がそこで一生懸命、やる気というよりも本気で作業に取り組んでいる姿を目の当たりにさせていただきました。それぞれ月額約2,000円から1万5,000円、全体の月額が15万円ほどという作業手当が支払われておりますが、実際にそこに利用されている方は燕地区、吉田地区、約半々くらいの利用者でありますが、それぞれ環境、立地条件がよいということでもあり、それぞれの立場の方ではありますが、皆さんその旧八千代保育園でありますすきっぷ、ここを本当に喜んでおります。是非ともそこを動きたくないと、手放しで喜んでいるのが実態でもあります。なぜそこまで皆さんが喜ばれるのかなというふうに感じまして、私自身そのすきっぷの事業所の歩みを調べさせていただきましたら、2008年8月に燕市内在宅知的障がい者の日中活動の場として、秋葉町地内の一室を借り、スタートした。また、そのとき利用者は4名、ボランティアスタッフが2名と。その後、2009年3月に支援者のほうから1年の期限つきで一軒家の提供を受け、小牧地内に移転。心身障がい者通所援護事業の対象として補助金をいただいている経緯もあります。2010年6月に新生町に移転。ガレージを作業室として利用。利用者も6名と。スタッフ2名。その年の11月に特定非営利活動法人を取得し、2012年4月に利用者10名、スタッフが3名で、7月に知的、身体、精神の3障がい自立支援設立推進会と組織を同一にし、障がい者福祉の充実を目指し活動していくことで合意され、皆さんご承知のように2013年4月、平成25年、利用者15名、スタッフ4名、5月に吉田地区の旧八千代保育園を市から借り受け、移転。日中一時支援事業開始、定員8名と。2014年4月、利用者23名、スタッフ9名。平成26年、この年の10月に生活介護事業開始6名という一つの歩み、経緯があります。旧八千代保育園は、昭和49年に建設された建物でもあります。先ほど答弁がありましたように、耐震性にちょっと問題があるような答弁内容ではありますが、老朽化したことで保育園を閉園にした建物でもあるということで、障がい福祉サービス事業所すきっぷが借りるに至った経緯をまずもって聞かせていただきたいと思います。 ◎健康福祉部長小林恵美子君) 今ほどの山﨑議員のお話の中ですけれども、私先ほど旧吉田八千代保育園につきましては、耐震診断を行いまして耐震性があるということで診断されておりますので、よろしくお願いいたします。  すきっぷのことにつきましては、先ほど山﨑議員がおっしゃられたとおりでございます。吉田八千代保育園の使う前、新生町にありましたその事業所につきましては、民家の車庫を利用されていて、増え続ける利用者のニーズになかなか応えられない状況が発生しておりました。また、吉田地区の3障がいの関係者からも、公共施設等の空きがあったら是非貸してほしいというようなご要望をいただいておりまして、両団体で使用することを協議されてきたということでございます。そして、事業のノウハウのあるNPO法人らいふすてーじに吉田地区3障がいの団体の方が加入されて、旧吉田八千代保育園で活動、事業の展開になったというものでございます。 ◆14番(山﨑雅男君) 耐震性ありということで、失礼しました。  それで、実際に今現時点旧八千代保育園であるすきっぷが事業所として使って本当に喜ばれておりますが、当初から貸せるに当たって雨漏り、当然先ほどの答弁があったようにある程度修理されたということですが、その年に結果的にまた雨漏りが発生したということで、平成25年5月から借り受けした土地、その年の12月に雪が降り、積雪した途端に雨漏りがあり、市から補助を受け、雨漏りが激しい多目的室を修理、平成26年9月に屋根工事処理費116万1,000円で、市が58万円補助というか、すきっぷが58万1,000円だと。この借りたその年に修理を行い、事業所が半額払わなければいけない理由はどこにあるのか、その理由を聞かせていただきたいと思います。 ◎健康福祉部長小林恵美子君) 旧吉田八千代保育園につきましては、時には雨漏りがあったということもございましたが、それらを修理した形でその費用の半額を負担していただいたということはございました。市では、そういう公共施設をこれまでも介護事業所などに譲り渡しをさせていただいた経緯もございますが、その際もそのままの形で手を入れずに譲渡しているというようなこともございまして、今回は25年5月に借りて1年半くらいでまた雨漏りというようなことでございます。遊戯場を全ての時間帯において利用できる状況ではなかったかもしれませんけれども、それらの雨漏りの期間については短期間であったというようなことで、貸し付け前に保育園でそれらの事業も進めていたものでございまして、そういう深刻なといいますか、長期継続的にあったというようなことではないというふうに認識をしております。 ◆14番(山﨑雅男君) 部長の答弁もある程度は一定理解しますが、当然お互いが事業所、また市のほうがある程度合意に達したとはいいながらも、こういうふうに改修しなければいけないという状況の中で、その年に、その暮れに改修しざると、そこに事業所そのものが負担するということは、やはりその前にそういう不安を抱えるような改修しなければいけない事業があるのであれば、貸せるときにこういったような事情を十分説明された中で進めていくべきではないかなと。その中で、じゃその負担率をどうするかという形が、方向性が示されても問題ないんじゃないかなというふうに感じておりますけど、その辺の捉え方を聞かせていただきたいと思います。 ◎健康福祉部長小林恵美子君) あくまでも施設の維持管理に関する経費は一切借り手であるNPOが行うということで施設の無償貸付契約をさせていただいておりました。改修箇所につきましては、現行の補助金制度のルールにのっとりまして、そういう工事費の必要が生じたということから、半分の負担をしていただいたということでございます。 ◆14番(山﨑雅男君) そういったような経緯で、ある程度やはり万全なる建物としてある程度の状況の中で使ってもらいたい、また使っていただきたい。また、福祉事業所であるすきっぷの方も今現在すごく喜んでいる、また利用者もいろんな形で協力体制が整われ、事業所のスタッフもみんながみんな喜んでいる環境、立地条件のよい場所でもありますので、その中でその建物に対してやはり今後まだまだ改修費用がかかる要素を持ち合わせているというよりも、昨年11月から12月にかけて雪が結構降りました、そのときにやはり雨漏りがしたと。それが旧八千代保育園のときは遊戯室、今現時点は多目的室、また事務所であるところに、特には多目的室にはブルーシートが3枚ほど敷き詰められて、そこにバケツ、またはねないようにタオルをそこに置く、直近まではそういうふうな形になっておりますけど、そういう場所というのは利用者の方、またはその事業所のスタッフ、中には保護者の方も一堂に会した中で体操をやったり、またあるいは皆さんで1日作業をやるためのお知らせ的な形でやる場所が、そういう状況の中で、今現時点ほとんど冬期間は使われないような状況であると。それにもかかわらず、教室のほうでは先ほど言ったようにやる気でなくて本気を持って作業に取り組んでいる光景を見ると、やはりある程度そういった施設環境も整えてやるべきではないかなというふうに感じておりますけど、その辺の受けとめ方はどうでしょう。 ◎健康福祉部長小林恵美子君) 雨漏りの関係につきましては、またかなりもう気候もよくなってまいりましたので、工事施工業者の方が再度点検してもらうということになっておりますし、またその雨漏りの時期に関しましても極めて短期間、限定的なものというふうに考えておりますので、そう大きな支障はないのではないかなというふうに思っております。 ◆14番(山﨑雅男君) 当初の雨漏りよりも昨年のほうが場所的に広がってきているというのを十分認識されておりますか。  それと、それだけ承知した中でということであれば、今の最小限のが最大限、より一層改修費用がかかるようなことも予想というか、想定できる、そういうふうな状況で、ただ短期間云々の問題じゃなくて、通年を通した中でそこにやはり環境よく、気持ちよくそこに利用者から、また保護者の皆さんから親しまれ、また職員の皆さんも気持ちよく事業として皆さんに取り組むような体制づくりをする方向性を見出してやるべきではないでしょうか。その辺お聞かせ。 ◎健康福祉部長小林恵美子君) こちらのほうとしましても、その雨漏りに関しまして雪解けの雨漏りが発生しているということで現場を確認しております。その雨漏りについて、特に12月に大雪が降ったときに雨漏りが発生したというふうに聞いております。その後のことにつきましては、事業所のほうからは特にこうだけれどもというようなことでいろいろと要請するような話は伺ってはおりません。 ◆14番(山﨑雅男君) 大雪時にはそういうふうな状況になっていると、そして事業所のほうから一応そういうふうな話は聞いていないと。そういうことでなくて事前に、今もろもろ言ったそういう状況の中で、結果的に雨漏り等々でもって金もかかっている、改修費用もかかっているということであれば、行政のほうから、ところで以前こういうふうに改修事業を取り組んだと、実際にまだ借り入れて1年半、ややもすりゃ2年もかからないような状況であるけど、実際にどういうふうになっていると、そうやって事業所から話が来なければそれはそれということでなくて、行政のほうから話を問いかけてやるのも一つの方法というか、ある程度それらのことも考えるべきではないでしょうかね。その辺。 ◎健康福祉部長小林恵美子君) また繰り返しになりますけれども、雪解けにより発生した冬場の雨漏りにつきましては、こちらのほうで現地を確認させていただいておりますので、事業所のほうからそういうような要請があって改修したいというようなことであれば、私ども対応してまいりたいというふうに考えております。 ◆14番(山﨑雅男君) 現地確認、冬場されたということですが、当然ながらそのブルーシートが敷き詰められているというのも知っていての状況というふうに捉えてよろしいんでしょうかね。 ◎健康福祉部長小林恵美子君) はい、そのブルーシートも敷いてあったということは確認しております。 ◆14番(山﨑雅男君) そういう状況の中で、先ほど言ったように本来皆さんが朝であろうと何であろうと一堂に会してみんなで共有した諸問題等々の話し合いとか体操等とか、お知らせ的な形で集まる場所が冬期間全く使えないような状況で、それを承知した中でそのまんま春を待ってのような状況のニュアンスに聞こえますけれど、これもやはりある程度そういう建物であれば、みんな大事な多目的室、皆さんが集まるところであれば、急を要した中である程度使えるような体制づくりにお互いが事業所と話し合いの中で検討すべきではなかったのかなというふうに感じておりますけど、その辺聞かせていただきたい。 ◎健康福祉部長小林恵美子君) そういうみんなまとまっての会合等につきましては、多目的室だけではできないというようなことではなくて、適宜また施設の中で対応されていたものというふうに考えております。 ◆14番(山﨑雅男君) 私は、先ほど冒頭に言わせていただいたように、利用者の方、保護者、事業所の職員、皆さん本当にその場所を借りることによって本当に喜んでいると。本当に立地条件がいいと。ほかの場所に移りたくない。そういったような思い等々がある中で、是非ともそこに皆さんが本当に真から喜ばれる施設であってほしいし、本来であればしっかりとした改修事業を行った中で市から事業所であるすきっぷに貸せてやってほしかったなと。これは私個人的な見解ですけど。そういうことはないかと思いますけれど、障がい者を対象だからとは考えてはいないと思うが、私から見ればあまりにも施設環境がひど過ぎはしないかという、またそういうふうなところに今取り組んでいる状況というのも十分認識もしていただきたいということで、この辺の捉え方、見解を聞かせてください。 ◎市長(鈴木力君) お答えします。  今現在大変雨漏り等でお困りになったという話は今十分認識させていただきましたけれど、そもそもの話に立ち返って頭を整理しないとちょっと話が混乱するんじゃないかなと思っていますけれど、まずついそのお貸しする前まで保育園として運用していたわけでございますので、その段階では雨漏りがどんどんあったというその状況を認識してお渡ししたということではないはずでございます。その後さらに老朽化が進んで、いろいろ雨漏り等がさらに多くなったんだろうと思いますけれど、基本的には市の事業を委託するとかということではなくて、それぞれの福祉団体なり法人の方々が利用するというときにこの燕市の施設があいたので、お貸ししますということで、原則としてその中で維持管理をするというのはその団体のほうでやっていただくというのが原則だというふうに思います。ただ、財政力がない団体ということがありますので、市としてはいろいろ改修するための補助制度というのを新潟県初の制度を持っていて、それをやって、そのお金をご利用いただいて改修してやっていただくという原則でございます。ですから、ほかの福祉団体でもいろいろと民間のアパートとかを借りてグループホームをつくるとかいろんな、金融機関だったところをご自分でご購入して改修してやるという中で、それぞれの団体がその建物というのを取得なり、お借りした中で、自分の基本的にはまず資金の中でやっていただくというのが原則でございまして、それを燕市としては半分は補助する、支援するという形になっていますので、お貸しするから市の責任でもって全部を修繕なりしていかなければならないという関係にはないということをまずしっかり整理しなければならないというふうに私は思います。ただ、いろいろとその団体の財政力とかいうことがいろいろあろうと思いますので、その辺はちょっと今直ちにこの場でどうこうするということにならないと思いますけど、よく現状をお聞きしながら、今の制度の中でどういうふうに支援ができるかというのをご相談させていただければなというふうに思っています。 ◆14番(山﨑雅男君) 本当に最大限できる限り、本当に財政的にも厳しいような事業所でもあり、どの事業所、施設等々もそうかと思います。こういったような今の状況を改修しなければいけない建物を、本当に再三再四言わせていただく、本当に喜んでいる。喜んでいる中で、やはり気持ちよく使っていただき、そこで作業していただき、今現時点仕事そのものというのは結構持ち合わせている。ほかの事業所からもいろんな形でもって、金銭的に安い関係もあるんでしょうと思うけれど、仕事そのものはある中で、やはり皆さんから少しでも社会に貢献できるように、また生活体制がより確立できる利用者になるように一緒に頑張っている姿を見ますと、行政のほうとして、また事業所等々の十分協議、話し合いした中で、いい方向に環境的に行かれるように持っていっていただきたいと思っております。  それと、昨年の10月から生活介護事業を開始し、生活介護事業への利用希望者が多くなっていった。そして、平成28年度には利用者が10名ほど見込まれ、現状ではなかなか対応が難しいと。利用希望者を極力受け入れるには緊急対策が必要かと思われますが、市としてこういったような話が届いているのか。届いていなければ、どのように受けとめ、対応策を講じていかれるか、その辺聞かせていただきたいと思います。 ◎健康福祉部長小林恵美子君) 恐れ入ります。質問もう一度お願いできればと思います。 ◆14番(山﨑雅男君) 平成26年、昨年の10月ですかね、生活介護事業が開始し、また生活介護事業への利用希望者がすきっぷに多く寄せられ、今後平成28年度に利用者が10名ほど見込まれて、今の現状の施設ということになるとなかなか対応が難しい、受け入れがなかなか、しかしながらある程度いろんな事情等々あってすきっぷのほうに受け入れをお願いしたい利用者、またその関連する人たちという気持ちの中で、何とか事業所そのものも受け入れをある程度してやりたい思いがしたいと。それに対して、緊急対策が講じられるような状況であれば、何とか対応策的な形で市としても検討していただけないかどうか、まずもってそれを聞かせていただきたいと。 ◎健康福祉部長小林恵美子君) すきっぷさんにつきましても、そういう事業拡大といいますか、利用者の増加に伴っていろいろと事業拡大を考えておられるようでございます。市としても、それらの受け入れ、できればそのように進んでいっていただければありがたいというふうに思っております。それらのもしも施設整備等必要になってくれば、市の持っております社会福祉施設関係の補助金を使いまして対応させていただければというふうに思っております。 ◆14番(山﨑雅男君) 前向きな答弁的な形になることを願っておりますし、実際にすきっぷのほうでも何とかその与えられた施設プラス、園庭が若干ありますので、そこを何とか増改築仮に、これはあくまでも市の持ち物であって、事業所は借りているということで、安易にどうのこうのというのはなかなか容易なことではないから、市との十分話し合いの中で、そこにその園庭を活用させていただき、そこに生活介護事業の受け入れの施設という形の中で捉えていきたいというふうな、そこにやはり市だけの問題じゃなくて国、県からの補助事業等々があるならば、またあるように皆さんから調べていただいて、それを有効に事業費として活用できるような体制であれば、お互いにプラス面が出てくるのかなという気がしますけど、その辺を聞かせていただきます。 ◎健康福祉部長小林恵美子君) すきっぷさんにつきましては、26年10月から生活介護サービス、定員6名ということで開始されております。また、事業所としては、利用者の増加に伴い、またサービス事業が安定する二、三年後において施設の改修や増築も実施したいというような意向でおられるというふうに聞いております。改修や増築となりますと施設の整備費用も大きくなりまして、国、県の補助金や市の補助金を有効に活用しなければ実現が難しいというようなことも感じておられ、その財源対応を含めまして整備計画については社会福祉課に近くご相談に来られる予定というふうに伺っております。その際には、施設の現況と整備計画の概要をお聞かせいただきまして、現行制度の中での財政支援はもちろんのこと、サービス事業に関しての技術的な面についてもご支援させていただければというふうに考えております。 ◆14番(山﨑雅男君) これ燕市だけではなくて全国的にも障がい児、者関係が増加傾向ということであれば、なおのことこういったような、よく最近、今回も日本一輝くまち燕的な形、キャッチフレーズ的、これもまた評価に値する内容でありますが、こういったようなきめ細やかな手を差し伸べなければいけない、また手を差し伸べてこの人たちに一市民として、また生活して生きていくにはという思いを起こさせるような環境も、またその周りの支援体制も必要ではないかなというふうに感じておりますけれど、この件はちょっとその辺の捉え方ももう少し聞かせていただきたいと。 ◎市長(鈴木力君) 障がいをお持ちの方々の就労をいろいろとサポートしていくということについての基本的な認識というのは改めて問われたというふうに今のご質問を受けとめさせていただきますけれど、燕市としては県内トップクラスの取り組みを行ってきているというふうに私自身は認識しておりまして、先ほど来申し上げていますように施設を整備する補助金というのは燕市しかございません。この制度をご利用いただいたことでいろんな施設が充実を図られて、その中で生き生きと仕事をされている障がい者の方々が出てきているということだと思っておりますし、工賃も一般的には袋詰めをして幾らとかというその物に、何個やったら幾らという形が一般的なんですけれど、そこにペットボトルの取り扱いの関係であったり、この市役所のお掃除の関係であったり、時給という概念を導入してその工賃をお支払いするというのも、これもかなり先進的な考え方であるというふうにお伺いしております。そういった意味で、燕市としてはこれまでも障がいをお持ちの方々が就労するということに対していろいろと前向きに取り組んできたところでございまして、いろいろと個別にはまだまだ皆さんのほうからのご要望もあろうかと思いますので、そういったものもよくお聞きしながら、さらに充実が図られるように取り組んでまいりたいというふうに思っています。 ◆14番(山﨑雅男君) 確かに仕事があって、また生きがいを求めて取り組まれる、充実した、今たまたま事業所すきっぷをメーン的な形で質疑をさせていただきましたが、他の事業所もこれA型よりもB型が結構多い燕市内でもありますので、その辺もいろいろと各事業所等々の要望事項、また逆にこういったようなところを指摘するような内容、またその利用者の保護者関係に対しての話し合いとか、いろんな形の中で連携を密、協力体制の中で、市、また事業所、またそこの利用者の保護者、また社会福祉協議会、いろんな団体等々でそういったような利用者の方をある程度前に持っていける支え的な形を取り組んでいただきたいなと思っております。ちなみに、すきっぷからは今年、なかなかA型と違って雇用が難しいと言われながら1名の方が企業に就職をされましたし、皆さんこぞって喜ばれているというふうな、ある程度本気になって作業をすることによってその利用者の方がその事業所から外に出て、そこでもって先ほど市長が言ったように時給云々的な形が発生する内容ある取り組みができるのかなというふうにしますが、なかなか大変なB型事業とはいいながらも、わずかながらの期待でもありますが、一人でも多くそういうふうに、また事業所から世に出る、また企業として仕事に参加できるような体制、受け入れ的な形になればと思っておりますけど、その辺の捉え方をもしあれだったら聞かせてほしいと。 ◎健康福祉部長小林恵美子君) このたび策定させていただいております第4期障がい福祉計画におきましても、企業、事業所における障がい雇用率が上げられるよう、関係機関と連携し、就労準備から職場の定着まで一貫した支援体制づくりに努めさせていただきたいというふうに思います。 ◆14番(山﨑雅男君) まだ質問するとこの時間をオーバーするような感じがしますので、これで一般質問終わらせていただきます。 ○議長(中島清一君) ここで説明員入れかえのため、休憩といたします。          午後 2時48分 休憩          午後 2時59分 再開 ○議長(中島清一君) それでは、休憩を解き会議を再開します。  次に、3番、山本知克君に発言を許します。 ◆3番(山本知克君) それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。  発言する項目は、大きく分けて4項目、1番目に個人情報の保護について、2番目に地域包括支援について、3番目に投票における投票率アップについて、4番目に合併式典での南相馬市とのかかわりの提案についてであります。  それでは、通告に従いまして一般質問いたします。最初に、大項目1の1、個人情報保護についてであります。全国でも広まりつつある第三者請求にかかわる本人通知制度について、燕市ではどのように考えているか。現在守られるべき個人情報が他者より請求されても情報は守られているか、燕市としての対応を伺います。住民票の不正請求は、燕市でもわかっているだけで事件化されたものということで、県内で271件中燕市では2011年、2012年を通して6件起きているということです。また、一部アンケートによると、県内でも情報調査は必要と思うとの回答が6割ほどあるとのことですが、これはとても危険なことで、当市でも先回の再編により市民課の中で人権に関することを記述した係が設立されております。また、今年4月よりマイナンバー制導入に合わせてシステム改修が行われると思われますが、その時点であわせて制度を導入させていただけないかと思ったものです。これについては、27年2月、今年2月の9日、新潟県の主催で新潟県人権講演会というところで県としても進めているというふうに捉えておりまして、県内でも8カ所程度でしたかね、既に導入されているということです。これにより不正請求抑止の効果が見込まれるということで、是非とも導入していただきたいと思っております。  続いて、大項目2、包括支援についてであります。その中で、1番に挙げた介護人材不足についてです。大介護時代を迎え、今後介護従業者の不足が見込まれ、民間施設では募集しても介護従業者が集まりにくい状況にあります。その中で、潜在的介護士の再就職支援、学生や未就労者など多様な世代を対象にした施設見学会や研修支援などが考えられます。ほかにも前期高齢者によるボランティアを募集するために、是非事業者任せではなく施設見学会や研修支援などを燕市として取り組むことができないかと思います。また、今後国の方針でも進められようとされている在宅介護支援のための訪問介護員、看護員とともに大変不足することが考えられます。それと、ご周知のとおり、介護専従者の待遇改善も必要と思われますが、燕市ではどのように考えているか。これらを踏まえて、市内でも代表される3施設福祉法人を含め、それ以外の民間施設でも合同で見学会や体験会を開催し、是非介護施設への就労につながるよう努めていただきたいと思われます。実際にこれは施設で聞いた話ですけれども、施設で働く人たちの就業条件が厳しく、人が集まりにくい状態はそのとおりであると。また、女性が多く働く職場でもあり、核家族化が進む現在では、子育てのための保育園の入所や保育時間についても改善の要望が求められております。そのほか、再就職にも便宜が図れないかという声も聞かれております。これは他市町村からの転入で、例えば燕市内に嫁がれていても、出産後情報量が少なくて、施設に応募したくても応募しにくい状態があったということです。ただでさえ就業条件が厳しく、また多くの職員が交代勤務に従事している中で、従来のヘルパー2級制度がなくなり、介護従事者初任者研修では履修時間も長く、費用も15万円程度かかることから、施設から立てかえを受けて受講されている方もありますが、そういった方々にも何がしかの補助があるといいなというふうには言われております。国の制度で、現在職業支援の資格取得の方法や失業保険の中でそういった給付制度もあるんですが、いかんせんこれ失業保険補助制度ですと1年に1回というふうに決められておりますし、失業保険が切れた段階ではそういった制度も受けられないと。施設側のほうとしては、聞いていますと今人材がとても足りなくて、それこそ有資格者問わず採用していかないと全く人が足らない状態だと。ただ、同じ仕事をする中で、200時間以上の介護初任者研修を受けた人と全く受けていない人が同じ仕事をするのはとても危険な状態で、介護施設としては就職された方に是非とも資格を取っていただきたいと、そういったことを強く要望しておりますが、いかんせんやっぱり15万円という高額な受講費用と実際に就職してからの3交代勤務、それと雇用条件の悪さからなかなか受けられず、それが原因で離職されている方も多いと伺っております。このことから、平成37年には介護職員が現在の2倍、約200万人から250万人必要になると言われております。介護人材の確保は急務であり、不足すれば介護の質の低下につながるとの警鐘も出ております。燕市でも是非検討していただきたいと思い、この点について伺います。  続いて、中項目2、一般高齢者への支援についてであります。要支援、要介護者が増え続けている現状において、高齢者の予防介護としての対策について伺います。急速な高齢化社会を迎え、健康維持も重要視され、発言も多々聞かれるようになっております。誰ひとりとしてみずから介護者になると思っている人はおられません。今話題になっております生活不活発病の予防として燕市として現在行われている活動、対策について伺います。  3つ目、中項目3、高齢者の見守り支援についてであります。キーホルダーの件は、先週会派長より質問がされたため、検討中のことと思いますが、別の事例もありますので、発言をいたします。燕市でも、認知症による高齢者、徘回者対策として貸し出されている追跡探知装置があります。また、対応策として、衣類に大きく名前を書き、名札をつけるという指示もありますが、認知症初期段階ではなかなか受け入れられるものではありません。そのため、ナンバーのみを記載したキーホルダーを身につけ、同じナンバーを複製し、身の回りのもの、つえ、かばんなどにつけて持ち歩く、とてもよい制度だと私は思いました。その結果、人吉市のほうでは忘れ物63件、徘回者7名を昨年度発見し、効果を上げているということです。さらに、今年度4月より警察、消防とも情報を共有することにより、役所の閉庁時間にも対応し、市民の便宜を図っていきたいとのことでありました。さらに、事例として、認知症特有の発生状況があり、これは実際に私の身近な人で起きたことであります。認知症、特にある日突然発症します。実際にあった話ですが、いつも行っているパーマ屋さん、終わったら公衆電話から電話をかけてねと、迎えに行くからということで78歳のご婦人と家の人が別れ、家人が一時帰宅し、あまりに帰宅が遅いからとパーマ屋さんに迎えに行ったところ、とっくに帰られたということでした。家人、家族、兄弟総出で帰宅すると思われる道を探し回ったものの発見できず、日没とともに対応策を練っていたところ、本人が徒歩で帰宅されたという事例があります。今回は事なきを得ましたが、伺うとたまたま公衆電話のかけ方を忘れ、受話器をとらずに十円玉を投入していたとのことです。ふだんはないとのことですが、電話機の故障と思い込み、歩いて帰ったとのことであります。また、来た道は自分自信がないからと昔からの道を歩いて、さらに人に道を聞きながら歩いて帰ってきたと本人による説明をされますが、送った道は車で七、八分、大人の足で30分程度の距離であったとのことです。家人の心痛はもう察しられるかと思います。このように認知症のスイッチは突然入ることがよくあり、必ずしも一定ではありません。また、先日一緒に行った年配の方ですけれども、温泉旅館の中で自分の脱いだ浴衣と下着の場所がわからなくてうろうろされておりました。そんなことで、人のものを勝手に探すとこれまた問題になるので、私も手伝うからということで、済みません、ちょっと一緒の方が、連れの方が場所を忘れてしまったので、探していますと、そういったことを言いながら一緒に40人ほどの分の荷物を見せていただきましたが、やっぱりそういったことがあるということで、認知症はある日突然ぽんと出るものでございます。そんなことから、手荷物にやっぱり無記名のキーホルダー常に持っていただいたほうがいいと思われますので、是非とも燕市で採用していただけないかと思い、伺います。  中項目4番目でございます。現在ケアマネジャー相談員により介護者、家族を交えてサービス提供者会議等が行われております。市民より一律のサービス内容についてわかりやすいガイドブックを作成し、より詳細な説明をしてほしいと要望があり、質問するものです。その中でも、サービス提供者、相談員を含めて選択肢は家族にある旨を説明していただきたいと思い、考えを伺います。現在あるのがこの介護保険マニュアルでございます。これは、今回の改正により新しくつくられるというふうに伺っております。そこで、この中に特にあくまでもサービスを選ぶケアマネジャーを含め、施設を含め、サービスは全て受給者と家族が選べますということをわかりやすく明記していただきたいものだと思います。さらに、この中に書いてあったものですけれども、介護用品の貸し出しについてであります。介護用品の貸し出しについては、一覧表では明記してありますが、介護度によって使える介護用品が違います。単価も違います。もちろん介護にかかわる介護保険の使用限度額も違います。そうした中で、最もその人に適したものが組まれるわけですけれども、是非ともその現在の介護マニュアルでない、もし借りたら、レンタルしたら大体おおむね月幾らかという記載も書いてほしいということを伺っております。是非新しく作成される今回はこれらのことを踏まえて作成していただきたいものと思って伺います。  続いて、選挙投票率アップについてであります。大項目3、選挙における投票率のアップについてであります。その中で、中項目1、有権者の利便性向上し、投票率アップにつなげることとして質問いたします。1、期日前投票アップのために、利用者の便宜を図るために市役所までのバスを運行しましたが、利用者が少なく、前回市議選では11名の利用であったと聞いております。また、前回の衆院選でも利用者が13名、だったと思いますが、というふうに伺っております。利用者が少なく、今後はこれについてどのようにしていくのか、考えを伺います。  2番目、12月23日読売の投稿欄に記載されていましたが、選挙、投票の記載台の高さについてということで記載されておりました。これは、ネットで見る限り、あちこち全国的に高さをいろんな方に合わせてつくったほうがいいんではないか、車椅子用、また背の低いお年寄り用ということでつくられたほうがいいんじゃないかということが書き込みが大変盛んにありました。燕市ではどうなのか伺います。  3番目、昨年12月議会において先輩議員が質問されていたポスターの掲示板の位置についてであります。議会の中で、当局より「合併前からの位置をそのまま引き継いでいる、住宅地や商業地の分布や変化に対応し、見直しを行う」と回答されていたが、県議選も予定されており、その後の検討結果について伺いたい。来年はそれこそ参議院選挙もありますので、是非それに合わせてどう検討されたかということを伺いたいと思います。  大項目4番目、合併式典の中で南相馬市とかかわりのある当燕市で来年度予定されている合併10周年記念式典に南相馬市の人とどのようなかかわりを持つのか。例えば私としては燕飛燕太鼓と、あと吉田と、幾つかある太鼓の演奏団体とコラボで演奏会を行ってもまたこれはいいのではないかと思い、質問いたします。  以上です。 ◎市長(鈴木力君) それでは、山本議員のご質問にお答えします。私からは、大項目の4番について答弁させていただきます。それ以外の項目につきましては、担当部長のほうからご答弁いたします。  合併10周年記念イベント、それは南相馬の人たちもお招きしていろいろ事業計画を練ったらいかがかというご質問をいただきました。燕市では、来年度1年を通じて合併10周年の記念事業を実施することとしておりまして、燕マラソン大会にオリンピックに出られました谷口浩美さんをゲストランナーとしてお迎えするのを始め、学校教育や生涯学習、文化活動などの分野、さまざまな事業を実施する予定でございます。そして、来年の3月19日には合併10周年記念式典を挙行したいというふうに考えております。議員ご提案の件でございますけれど、現在被災地では復興に向けて一生懸命頑張っていらっしゃるわけでございます。燕市の10周年というのと直接リンクするものではないというふうに思っております。南相馬に帰省された方々は南相馬燕会というのを結成されて、現在でも燕市と交流を続けているということでございます。この合併10周年記念イベントということにこだわらず、毎年毎年今後も活発な交流を行ってまいりたいというふうに思っています。 ◎市民生活部長(田野正法君) 私からは、1番の個人情報保護についてのご質問2点についてお答えします。  最初に、第三者請求にかかわる本人通知制度に対する考えについてお答えします。第三者請求にかかわる本人通知制度については、戸籍謄本などの不正請求に対して一定の抑止効果が認められるもので、県内におきましては平成25年度に上越市、新発田市で実施、その後26年度におきましては糸魚川市、村上市など、今現在県内8市町村で実施していることから、制度の導入を将来的には検討する必要があるものと考えています。  次に、個人情報がほかの者より請求されても情報は守られているのかについてお答えします。本人以外や第三者からの請求要件に関しては、住民基本台帳法や戸籍法に規定されており、法にのっとり厳格に対応しておりますので、個人情報は守られているものと認識しております。 ◎健康福祉部長小林恵美子君) それでは、2の地域包括支援についてお答えいたします。  初めに、(1)介護者の人材不足についてお答えします。ご質問にあるように、介護人材が不足している状況であることは保険者として認識しております。このことにつきましては、昨年成立した医療・介護総合確保法の中で県が主体的に介護人材の確保を進める事業展開となっており、県は介護人材確保のための取り組みとしまして、学生や潜在介護福祉士等を対象にした研修、職場体験を実施しております。市としましては、円滑で良質な介護サービスを要介護認定者に提供する必要があると考えており、第6期介護保険事業計画の中でも人材確保に取り組むこととしております。こういったことから、介護人材を確保するための取り組みとしてどのような方策が考えられるか、介護事業所などと検討する場を設けて協議してまいりたいと考えております。  次に、(2)一般高齢者への支援についてでございます。現在燕市では、介護予防事業としまして高齢者の状態により介護や介護予防が必要かを確認する基本チェックリストの配布を行い、対象者の抽出を行っております。介護予防が必要な対象者については、市の委託事業で3カ月間介護事業所が行う介護予防のためのプログラムに参加していただいております。また、これとは別に、社会福祉協議会に委託してレインボー健康体操の普及を進めるとともに、レインボー健康体操を続けていきたい方々のための自主グループ継続支援などを行っております。平成27年度は新たな介護予防のための取り組みを考えていくこととしており、先日藤井議員からご提案のありましたサロンの取り組みも含めて検討を行い、要支援や要介護者が増えないよう取り組んでいきたいと考えております。  続いて、(3)高齢者の見守り体制についてでございます。ご質問の認知症対策キーホルダーについては、齋藤信行議員のご質問でもお答えしましたが、燕市の介護現場では県からの通達もあり、高齢者の方が外出時に必ず持っていくものに氏名、連絡先等を記入するようご家族に説明しているとのことです。その際、名札は衣服の裏側につける、また靴の中に名前を書くというような外見上必要のない方にはわからないような配慮をお願いしているとのことです。こういったことで、今後介護現場の声を聞きながら、今回ご提案いただいた認知症対策キーホルダーも含めて、認知症や高齢者の方が安心して暮らせるようにするための有効な対策について取り組んでいきたいと思っております。  続いて、(4)介護支援専門員との連携についてです。ガイドブックの作成については、藤井議員にもお答えしたとおり、来年度からの介護保険制度改正についてはサービス内容や保険料、それに利用者負担などで変更がございます。こうしたことから、介護保険制度についてわかりやすく説明したガイドブックを作成し、全戸配布したいと考えております。  以上でございます。 ◎総務課長兼選挙管理委員会事務局長(広野義徳君) 私のほうからは、大項目の3番、選挙における投票率アップについて、まず(1)の①、期日前投票の投票率アップなどについてお答えいたします。  期日前投票所を3カ所から1カ所に統合してから過去3階の選挙の中で、昨年10月に行われた市議会議員選挙については、期日前投票の投票率か前回比の0.43ポイント減少したものの、昨年12月の衆議院議員選挙においては0.77ポイント、また一昨年の参議院議員選挙においては0.61ポイントと期日前投票の投票率が増加しており、投票率向上につながるものとしては期日前投票所の数だけの問題ではないものと考えております。また、有権者の利便性向上のため、実験的に運行しましたシャトルバスについては、利用者が少なかったことから代替策を検討してまいりましたが、有効な手段がないことから廃止することといたしました。なお、期日前投票だけでなく、全体の投票率向上のために何をすればよいか、他市の取り組み状況等を参考に引き続き検討してまいりたいと考えております。  次に、(1)の②、お年寄りや障がい者が利用しやすい記載台についてお答えいたします。投票所全39カ所の中で、33カ所においては高さの低い、または調整が可能な記載台が設置されています。未設置の6投票所につきましては、次回選挙から設置したいと考えております。  次に、(1)の③、ポスター掲示場の設置位置についてお答えいたします。全278カ所のポスター掲示場のうち、人通りや交通量が少ない場所、近辺に掲示場が複数あるところなど32カ所を対象に検討し、この4月に予定されております県議会議員選挙では、市の所有地などの公共の場所への移動を優先的に、10カ所について設置場所の変更を予定しております。  以上でございます。 ◆3番(山本知克君) それでは、お願いいたします。  まず、個人情報保護についてであります。本年4月より、政府で導入されますマイナンバー制度が導入されるわけでございます。それに伴い、システムの改修が行われると思いますが、それにあわせて、先ほど言われましたけれども、いずれはではなく、マイナンバー制度導入後のシステム改修にあわせて是非導入できないものか伺います。 ◎市民生活部長(田野正法君) マイナンバー制度の導入にあわせてという提案でございますけれども、一応私ども燕市は三条地区の戸籍住民基本台帳協議会、この会がございまして、その会でいわゆる本人通知制度、これらは今ちょっと研究、勉強させてもらっている時期ですので、これらの協議会で足並みをそろえたいと考えておりますので、マイナンバーとはちょっと切り離す形になろうかなというふうな予定でおります。 ◆3番(山本知克君) 今マイナンバーとは関係なくというふうに言われましたけれども、これは先月、ちょうど1カ月前に新潟県主催の人権にかかわる研修会で、県としても進めていることだというふうに伺いました。是非近隣の市町村とも足並みをそろえて何とか実施できないものかと思っております。ちょっと考え伺います。 ◎市民生活部長(田野正法君) 先ほど答弁させていただいた中で、実施している市町村がまだ8市町村と、数的には少ない状況でありますので、先ほどの答弁に申し上げましたように、三条の住民基本台帳協議会、これらに加盟しております各市町村と足並みをそろえて進めていく予定でございます。 ◆3番(山本知克君) それでは、できるだけ早急にということで、これについては終わります。  続いて、2番目、大項目2、小項目1、介護者の人材不足についてであります。先ほど検討をされるというふうに言われておりましたが、なかなか民間の介護施設では一般の方の見学を受ける機会もないのがやっぱり現状でございまして、できれば早急にいつまでと、例えばできるならば方向性が示されて見学会と、それから前期高齢者を対象にしたボランティア研修会などが企画できないものか伺います。 ◎健康福祉部長小林恵美子君) 議員からご提案のありました施設見学については、一般の人から介護現場をよく見ていただいて、興味、関心のある方からその方面の就職を考えてみようかなというようなきっかけづくりには非常に効果があるのかなというふうに思っております。その際、介護現場をよく見ていただいて、介護の必要性ややりがいなど、その介護をすることで感じることのできる喜びなど知ってもらう取り組みとして非常に有効ではないかなと思います。その際、よく介護現場の大変さだけが誇張されるというようなことがあってはまたいけないのかなというふうに思いますので、その辺実際現場を見ていただいて、そのような機会が設けられるように私どもも、その相手様の受け入れ先がまずどういう反応を示されるか、またご協力もいただかないとできないことですので、関係の事業所さんと協議をさせていただきたいというふうに思います。 ◆3番(山本知克君) それでは、できるだけ速やかに進めていただくということでよろしくお願いいたします。  続いて、先ほど質問しました2番、一般の高齢者についての支援ということでございまして、最近の話題としまして旧廃用性症候群、現在は生活不活発病と言われますが、もし田んぼ、畑を持っている人はそれこそ退職しても家の仕事がある、また動物を飼っている人であれば朝、晩の散歩がある、そういった人たち、また規則正しく自分の健康づくりのために毎日散歩をされている方、そういった方々を除きますと、ほとんど退職されると、川柳にもありますけれども、「朝起きて夜まで特にやることもなし」、そんな川柳もあるぐらいなものでございます。できればそういった人たちにその生活不活発病の怖さを是非伝えていただける何か方策があれば考えていただきたいと思います。その辺について伺います。 ◎健康福祉部長小林恵美子君) その要支援者や要介護者にならないようにというような取り組みは、在職中からまた健康づくりに取り組んでいただいて、そして定年後もその健康づくりが自然と介護予防につながるような切れ目のない事業展開が必要であり、またご本人様も続けて活動していただくということが必要になってこようかと思います。それで、いろいろな取り組みということで私どもそれらを包括的にといいますか、組織立てて、系統立てて提示する必要があるかなというふうに思っておりますが、今現在も単発にはいろんなところで、健康づくりの分野であったり、また社会福祉協議会さんのほうに委託をさせていただいているレインボー健康体操であるだとか、あとシルバー人材センターで行われている就業のほうも含めまして、いろいろな活動をまた継続していろんな、活発にご利用いただければなというふうに思っています。それにつけてもそのきっかけというのが大事であろうかと思いますので、いろんな方々に、その地域の方々に声をかけて取り組んでいただくためのまたより強固なきっかけづくりみたいなことができないかなというふうに考えております。それらについて新年度から行うことにしております。地域ケア推進会議の中で新しい総合事業の部会も行うことにしておりますので、その中での協議事項としてまた皆さんで考えていっていただくようにしたいと思います。 ◆3番(山本知克君) 見守り事業のSOSキーホルダーについては、伺っていますので、これはそれでよろしくお願いいたします。  4番目、わかりやすいガイドブックについてでございます。これ先ほどつくるというふうに言われたんですけども、いつごろできて、どのような方がかかわってつくっていくのか。いろんな方の意見を聞いてやっぱりつくられたほうが、これからまた次期介護計画策定まで使うと思いますので、どのような形でいつごろまでに向かってつくっていかれるのか、またどんな方がつくられるのかについて伺います。 ◎健康福祉部長小林恵美子君) できるだけ早目にと思っておりますが、5月いっぱいぐらいまでいろんなまた介護事業所さんのなどの声を聞きながら、また今議員さんのほうからケアマネさんの交代であるだとか、あとレンタルの関係の料金ですかね、そういうようなのもできれば入れたらどうかというようなご提案もいただきましたので、あまりにも詳しくし過ぎるとそれがかえってわかりにくくなるというようなことにならないようにわかりやすく、かつ必要最小限といいますか、情報が入っているようにということになるとかなりまた難しい面もあろうかと思いますが、先ほど申し上げましたように介護事業所の方々からまたご意見をいただきながらつくってまいりたいというふうに思います。 ◆3番(山本知克君) では、できるだけ見やすいリーフレットをつくっていただくということで、よろしくお願いいたします。  続いて、3、投票率アップにおける一つとしてということで、①の期日前投票所までのバスの運行についてであります。過去3回今運行されたというふうに伺いました。その中で、私思うにバスの発着所がもし、この市役所ができるときに人口重心というふうな例えがされたと思います。燕市、旧吉田町、旧分水町のちょうど中央に当たると。それこそ対象となる交通弱者と言われる年配の方は、特に旧市街地に住んでおられる方が多うございます。よって、もしできるならば駅前からの運行とさらなる告知を試されてはどうかと思いまして、もし決定されているんであればいたし方ありませんが、次期、来年度また参院選挙がありますが、参院選挙でもう一度やってみてはどうかなと思います。ちょっとお聞かせください。 ◎総務課長兼選挙管理委員会事務局長(広野義徳君) シャトルバスの運行につきましては、過去2回運行させていただきました。議員ご指摘のとおり、より市街地に発着所を設けたら利用の拡大が増えるんじゃないかなというご意見がありました。1回目のとき、特に分水なんですけども、公民館を発着所にしました。ちょっと市街地から離れているというようなこともございまして、2回目の衆議院議員の選挙のときには市街地に近い分水の消防署のところを発着所にしましたけども、あまり効果といいますか、増えなかったというようなことがございますんで、私どもの考えですけども、市街地といいますか、旧市街地に移転しても利用は増えないんじゃないかなということでございます。 ◆3番(山本知克君) 私考えますに、その周知もやっぱり問題があったのかなと思いますが、先ほど私3回と言いましたけど、2回ということだったので、今回もう4月の県議選はちょっとあまりにも投票日近過ぎますので、是非来年度の参議院選挙に改めてそういった計画をされてはどうかと提案させていただきます。  ②の投票所の記載台の高さについては、先ほど説明がありましたので、よろしくお願いしますということです。  ③のポスター掲示位置についてであります。具体的にどの場所、ただ第何投票区と言われてもちょっとわからないので、大体の地番と位置がどのように変わったかちょっとご説明いただけますでしょうか。よろしくお願いします。 ◎総務課長兼選挙管理委員会事務局長(広野義徳君) 10カ所変更させていただきました。  まず、第3投票区なんですけども、秋葉町4丁目のところにあったところなんですけども、近くに公共施設があるというようなことで燕中学校の北東側のフェンスに移動させていただきました。  次、第5投票区でございます。建物が建つということでちょっと移転させていただいたということで、新栄町のところにあったのを杣木に変更させていただきましたんで、その点2カ所目でございます。  3カ所目ですけども、第7投票区です。人通り、交通量が少ないというようなことで、白山町3丁目にありましたところを東太田の国道289号線の原信の燕店前の緑地に変更させていただきます。  次が第8投票区でございます。土地が売却されたというようなことでちょっと移転しなきゃならないということなんですけども、花見にありましたところを桜町のタカバタケ酒店の交差点の近くというところに変更させていただきます。  次、11投票区でございます。これも人通りや交通量が少ないというようなことで、道金の地区なんですけども、変更させていただきます。  次が第14投票区でございます。これは、公共施設での場所に設置してあったんですけども、あまり人通りがないというようなことで、公共施設、要は総合文化センターの駐車場の入り口のほうに変更させていただきます。  続きまして、27投票区になります。これは、吉田西太田保育園がちょっと改修工事のために西太田の集会施設に投票所があったんですけども、改修工事が終わるものですから、西太田保育園のほうに戻すということで、そこにポスター掲示場があったのをまた戻すということでございます。  次が32投票区でございます。公共施設の入り口など、利用者の目につく場所に変更させていただきました。五千石なんですけれども、民有地にあったんですけども、大河津分水のさくら公園のフェンスのところに変更させていただきました。  最後になりますけれども、33投票区でございます。これも建物が建つということで移動させていただきますけども、初め民有地にあったんですが、分水消防署の向かいの駐車場のフェンスのところに移動させていただくということで、計10件でございます。よろしくお願いいたします。 ◆3番(山本知克君) 説明の中で、できれば旧市街地のもうちょっと詳細な説明があるとわかりやすかったかなと思います。なかなか、私燕地区なもので、聞けばわかりますけれども、それこそ吉田、分水地区の方がちょっと町名だけ言われてもわからないんじゃないかなと私思います。  それと、今回見やすいところにと、あと公共施設にということで何カ所か移動されたわけですが、これも今後も踏まえてある程度タイムリーにやっぱり指摘があった時点でまた検討をしていただければと思います。お願いいたします。  続いて、4番目でございます。先ほど南相馬市、確かに震災復興でそれどころではないと、そういったことも十分わかっております。そういったことで、ちょうど昨年南相馬市、南相馬燕会の方々がこの市役所に桜の植樹に来たというのがネットに載っていたんですけれども、そういったことから、できればという意味でお願いをしたわけでございます。もしできるようであれば是非ともこういったことがされるといいなと思って、要望として伝えておきます。  以上で私の一般質問終わります。 ○議長(中島清一君) 以上で本日の日程は終了いたしましたので、本日はこれで散会といたします。  大変ご苦労さまでした。          午後 3時47分 散会...