小千谷市議会 > 2020-12-02 >
12月02日-01号

  • "年度補正予算"(/)
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  1. 小千谷市議会 2020-12-02
    12月02日-01号


    取得元: 小千谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    令和 2年  第4回 定例会            令和2年小千谷市議会第4回定例会               令和2年12月2日(水曜日)                                             ◎議事日程 第14号第 1 会議録署名議員の指名                               第 2 会期の決定                                    第 3 議案第 99号 小千谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について 第 4 議案第100号 小千谷市入湯税条例の一部を改正する条例の制定について       第 5 議案第102号 小千谷市民の家条例の一部を改正する条例の制定について       第 6 議案第105号 小千谷市下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定            について                             第 7 議案第106号 小千谷市農業集落排水施設整備事業分担金徴収条例の一部を改正する条例            の制定について                                      ……以上5件一括上程 総務文教委員会付託             第 8 議案第101号 小千谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について   第 9 議案第103号 小千谷市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定につい            て                                第10 議案第104号 小千谷市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定め            る条例の一部を改正する条例の制定について                         ……以上3件一括上程 民生産業委員会付託             第11 議案第107号 令和2年度小千谷市一般会計補正予算(第7号)について                   ……総務文教委員会付託                      第12 議案第108号 令和2年度小千谷市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について 第13 議案第109号 令和2年度小千谷市介護保険特別会計補正予算(第3号)について   第14 議案第110号 令和2年度小千谷市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について            ……以上3件一括上程 民生産業委員会付託             第15 議案第111号 令和2年度小千谷市ガス事業会計補正予算(第1号)について     第16 議案第112号 令和2年度小千谷市水道事業会計補正予算(第2号)について     第17 議案第113号 令和2年度小千谷市工業用水道事業会計補正予算(第1号)について  第18 議案第114号 令和2年度小千谷市下水道事業会計補正予算(第1号)について                ……以上4件一括上程 総務文教委員会付託             第19 議案第115号 小千谷市の公の施設(住民センター)の指定管理者の指定について   第20 議案第116号 小千谷市の公の施設(吉谷トレーニングセンター)の指定管理者の指定に            ついて                              第21 議案第120号 小千谷市の公の施設(総合産業会館サンプラザ及び錦鯉の里)の指定管理            者の指定について                                     ……以上3件一括上程 総務文教委員会付託             第22 議案第117号 小千谷市の公の施設(総合福祉センター)の指定管理者の指定について 第23 議案第118号 小千谷市の公の施設(地域福祉センター及び克雪管理センター)の指定管            理者の指定について                        第24 議案第119号 小千谷市の公の施設(障害者支援センターさつき工房)の指定管理者の指            定について                            第25 議案第121号 小千谷市の公の施設(駐車場)の指定管理者の指定について                  ……以上4件一括上程 民生産業委員会付託             第26 請願第  4号 種苗法一部改正案の撤回を求める意見書に関する請願                     ……民生産業委員長報告                                                                   ◎本日の会議に付した事件日程第 1 会議録署名議員の指名…………………………………………………………………………7日程第 2 会期の決定………………………………………………………………………………………7日程第 3 議案第 99号 小千谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定につい              て                              日程第 4 議案第100号 小千谷市入湯税条例の一部を改正する条例の制定について     日程第 5 議案第102号 小千谷市民の家条例の一部を改正する条例の制定について     日程第 6 議案第105号 小千谷市下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例の              制定について                         日程第 7 議案第106号 小千谷市農業集落排水施設整備事業分担金徴収条例の一部を改正する              条例の制定について                                    ……以上5件一括上程 総務文教委員会付託…………………………7日程第 8 議案第101号 小千谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について 日程第 9 議案第103号 小千谷市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定に              ついて                            日程第10 議案第104号 小千谷市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を              定める条例の一部を改正する条例の制定について                       ……以上3件一括上程 民生産業委員会付託………………………10日程第11 議案第107号 令和2年度小千谷市一般会計補正予算(第7号)について                   ……総務文教委員会付託………………………………………………12日程第12 議案第108号 令和2年度小千谷市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)につい              て                              日程第13 議案第109号 令和2年度小千谷市介護保険特別会計補正予算(第3号)について 日程第14 議案第110号 令和2年度小千谷市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)につ              いて                                           ……以上3件一括上程 民生産業委員会付託………………………14日程第15 議案第111号 令和2年度小千谷市ガス事業会計補正予算(第1号)について   日程第16 議案第112号 令和2年度小千谷市水道事業会計補正予算(第2号)について   日程第17 議案第113号 令和2年度小千谷市工業用水道事業会計補正予算(第1号)について日程第18 議案第114号 令和2年度小千谷市下水道事業会計補正予算(第1号)について                ……以上4件一括上程 総務文教委員会付託………………………17日程第19 議案第115号 小千谷市の公の施設(住民センター)の指定管理者の指定について 日程第20 議案第116号 小千谷市の公の施設(吉谷トレーニングセンター)の指定管理者の指              定について                          日程第21 議案第120号 小千谷市の公の施設(総合産業会館サンプラザ及び錦鯉の里)の指定              管理者の指定について                                   ……以上3件一括上程 総務文教委員会付託………………………19日程第22 議案第117号 小千谷市の公の施設(総合福祉センター)の指定管理者の指定につい              て                              日程第23 議案第118号 小千谷市の公の施設(地域福祉センター及び克雪管理センター)の指              定管理者の指定について                    日程第24 議案第119号 小千谷市の公の施設(障害者支援センターさつき工房)の指定管理者              の指定について                        日程第25 議案第121号 小千谷市の公の施設(駐車場)の指定管理者の指定について                  ……以上4件一括上程 民生産業委員会付託………………………21日程第26 請願第  4号 種苗法一部改正案の撤回を求める意見書に関する請願                     ……民生産業委員長報告………………………………………………23小千谷市主要事業概況報告書………………………………………………………………………………31                     ◇◇◇                     ◎出席議員(16人)   1番   阿  部  守  男  君   2番   平  澤     智  君   3番   上  村  行  雄  君   4番   駒  井  和  彦  君   5番   大  矢  弘  光  君   6番   佐  藤  栄  作  君   7番   森  本  恵 理 子  君   8番   住  安  康  一  君   9番   内  山  博  志  君  10番   佐  藤  隆  一  君  11番   吉  﨑     進  君  12番   久 保 田  陽  一  君  13番   長 谷 川  有  理  君  14番   田  中     淳  君  15番   山  賀  一  雄  君  16番   本  田     剛  君                                             ◎欠席議員(なし)                                             ◎説明のため出席した者  市  長  大  塚  昇  一  君  副 市 長  大  塚  良  夫  君  総務課長  山  川  正  則  君  企画政策  真  島  新  一  君  課  長  観光交流  大  平     忍  君  課  長  危機管理  波  間  陽  一  君  課  長  税務課長  和  田  計  房  君  市民生活  吉  越  陽  子  君  課  長  福祉課長  谷  口  則  子  君  健康未来  岡  元  義  之  君  こ ど も  課  長  農林課長  高  橋  英  樹  君  商工振興  西  方  広  幸  君  課  長  建設課長  菊  田     隆  君  会計管理  久 須 美  徹  也  君  者兼会計  課  長  教 育 長  松  井  周 之 輔  君  教 育 委  長 谷 川  靖  之  君  学校教育  課  長  教 育 委  井  口     隆  君  生涯学習  課  長  監査委員  野  口  美 奈 子  君  事務局長  消 防 長  渡  邉  秀  樹  君  ガス水道  渡  辺  英  明  君  局  長                                             ◎職務のため出席した議会事務局の職員  議  会  遠  藤  孝  司  君  事務局長  次  長  林     真 紀 子  君  副 参 事  真  島  英 美 子  君  主  査  目  崎  春  樹  君                     ◇◇◇ △午前10時00分開会 ○議長(田中淳君) これより令和2年小千谷市議会第4回定例会を開会いたします。   直ちに本日の会議を開きます。   ただいま出席議員16人、全員出席で定足数に達しております。   次に、議会運営委員長の報告を求めます。   本田剛君。               〔16番 本田 剛君 登壇〕 ◆16番(本田剛君) おはようございます。御報告申し上げます。   去る11月25日、議会運営委員会を開催し、第4回定例会の議事運営について協議いたしました。   会期については、本日から12月22日までの21日間とし、議会開議日は本日と12月17日及び22日の3日間を予定しております。   本日の議事日程につきましては、条例の一部改正8件、補正予算8件、公の施設の指定管理者の指定7件、請願1件を上程いたします。このうち、請願1件を即決でお願いし、そのほかの議案はそれぞれ所管の委員会に付託する予定であります。   第2日目、12月17日は、市政に対する一般質問を予定しております。   第3日目、12月22日は、付託されました議案について、各委員長の報告を予定しております。   以上であります。 ○議長(田中淳君) 今期定例会に提案されました会議の事件並びに本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。よって、朗読を省略いたします。定例会招集の挨拶並びに提出議案の概要説明及び本年度主要事業の概況について……市長 ○議長(田中淳君) 次に、市長から今期定例会招集の挨拶並びに提出議案の概要説明及び本年度主要事業の概況について報告をしたい旨の申出がありますので、この際これを許します。   大塚市長。               〔市長 大塚昇一君 登壇〕 ◎市長(大塚昇一君) おはようございます。令和2年小千谷市議会第4回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては御出席をいただき、誠にありがとうございます。   それでは、本定例会に御提案申し上げます議案の概要と市政の概況につきまして、簡単に御説明、御報告申し上げます。   本定例会に提案いたします案件は、条例の一部改正8件、令和2年度補正予算8件、指定管理者の指定7件の計23件であります。   最初に、条例の一部改正について申し上げます。議案第99号 小千谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、級別職務分類表の改正であります。   次に、議案第100号 小千谷市入湯税条例の一部を改正する条例の制定につきましては、租税特別措置法及び地方税法の一部改正に伴う文言の整理であります。   次に、議案第101号 小千谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきましては、地方税法施行令の一部改正による個人所得課税の見直しに伴う軽減判定所得基準の変更であります。   次に、議案第102号 小千谷市民の家条例の一部を改正する条例につきましては、利用者負担の適正化を図るため、芝生広場の有料化に伴う使用料の追加等であります。   次に、議案第103号 小千谷市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例につきましては、租税特別措置法及び地方税法の一部改正に伴う文言の整理であります。   次に、議案第104号 小千谷市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例につきましては、介護保険法に基づく指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部改正に伴い、指定居宅介護支援事業所の管理者要件に係る例外規定の新設であります。   次に、議案第105号 小千谷市下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例及び議案第106号 小千谷市農業集落排水施設整備事業分担金徴収条例の一部を改正する条例につきましては、租税特別措置法及び地方税法の一部改正に伴う文言の整理であります。   続きまして、補正予算について申し上げます。補正予算につきましては、各会計を通じまして、人件費の補正をお願いしています。これは、当初予算の人件費から、その後の人事異動等に伴う増減と、先般の臨時会で議決いただきました手当の引下げ分を市議会第4回定例会において補正させていただいているものであります。   最初に、議案第107号 令和2年度小千谷市一般会計補正予算(第7号)につきましては、歳入歳出それぞれ4億1,572万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ230億6,887万6,000円とするものであります。   補正の主な内容は、人事異動等に伴う人件費の増減額のほか、総務費において、ふるさと納税寄附の増加に伴う夢の架け橋基金積立金及び謝礼の増額、教育費において、学校給食センターの熱風送風機故障に伴う施設修繕工事の増額であります。また、債務負担行為の補正として、道路改良事業、図書館等複合施設設計業務委託及び学校給食センター調理運搬等業務委託を追加するものであります。   次に、議案第108号 令和2年度小千谷市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)につきましては、人事異動等に伴う人件費の増減額と、これに伴う繰入金の調整であります。   次に、議案第109号 令和2年度小千谷市介護保険特別会計補正予算(第3号)及び議案第110号令和2年度小千谷市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)につきましては、人事異動等に伴う人件費の増減額と、これに伴う繰入金の調整及びシステム改修委託料の増額であります。   次に、議案第111号から議案第114号までは企業会計の補正予算であります。各会計とも主なものは、人事異動等に伴う人件費及び賞与引当金繰入額の増減額であります。   続きまして、指定管理者の指定について申し上げます。議案第115号から議案第121号までは、それぞれの公の施設における現在の指定管理者の指定の期間が令和3年3月31日をもって満了することに伴い、地方自治法第244条の2第6項の規定により、指定管理者を指定したいため、市議会の議決をお願いするものであります。   各議案とも詳細につきましては、それぞれ上程の際、所管課長等が説明いたしますので、十分なる御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。   このほか、市政の概況につきましては、お手元に配付してあります小千谷市主要事業概況報告書により報告に代えさせていただきますので、御了承をお願いいたします。   以上、議案の概要と市政の概況について御説明、御報告申し上げた次第であります。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。                     ◇◇◇ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(田中淳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において7番森本恵理子議員、16番本田剛議員を指名いたします。               〔「了承」と呼ぶ者あり〕                     ◇◇◇ △日程第2 会期の決定 ○議長(田中淳君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   お諮りいたします。今期定例会の会期は、議会運営委員長から報告があったとおり、本日から12月22日までの21日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) 御異議なしと認めます。   よって、会期は本日から12月22日までの21日間と決定いたしました。                     ◇◇◇ △日程第3 議案第99号 小千谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について △日程第4 議案第100号 小千谷市入湯税条例の一部を改正する条例の制定について △日程第5 議案第102号 小千谷市民の家条例の一部を改正する条例の制定について △日程第6 議案第105号 小千谷市下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について △日程第7 議案第106号 小千谷市農業集落排水施設整備事業分担金徴収条例の一部を改正する条例の制定について……以上5件一括上程 ○議長(田中淳君) 日程第3、議案第99号から日程第7、議案第106号までの以上5件を一括して議題といたします。   提出者から提案理由の説明を求めます。   山川総務課長。               〔総務課長 山川正則君 登壇〕 ◎総務課長(山川正則君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第99号 小千谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。   本案は、保育園長の職務の級をこれまでの3級から4級へ変更し、課長補佐級として位置づけるものであります。なお、今回の改正に合わせ上席副参事の職名を削るものであります。   議案第99号別紙を御覧ください。別表第3、第3条関係、級別職務分類表、ア、行政職給料表で、3級の項中で「保育園長」を削り、4級の項中に「保育園長」を追加し、併せて「上席副参事」を削るものであります。   附則は、施行期日を令和3年4月1日から施行するとするものであります。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) 和田税務課長。               〔税務課長 和田計房君 登壇〕
    ◎税務課長(和田計房君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第100号 小千谷市入湯税条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。   本案は、地方税法の一部改正による延滞金等の割合等の特例規定の改正に伴い、所要の規定の整備を行うものでございます。   それでは、改正内容を御説明いたします。議案第100号別紙、小千谷市入湯税条例の一部を改正する条例を御覧ください。附則第3項、延滞金の割合等の特例です。納期限を経過して納める税に加算する延滞金の算出に用いる特例基準割合を延滞金特例基準割合とし、租税特別措置法から引用するその基準となる金融機関等の前年の平均貸出金利を平均貸付割合と規定するなど、法律改正に伴う文言の整備でございます。   2ページの附則は、第1項において施行期日を令和3年1月1日とするもの、第2項は経過措置でございます。   以上で議案の説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) 大平観光交流課長。               〔観光交流課長 大平 忍君 登壇〕 ◎観光交流課長(大平忍君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第102号 小千谷市民の家条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。   本案は、市民の家の芝生広場の利用について、キャンプ等の利用者に対する負担の適正化及び近隣類似施設の状況などを踏まえ、有料としたいため、条例の一部を改正するものであります。   それでは、議案第102号別紙を御覧ください。第1条は、条例の第1条第2項を改正し、市民の家の施設を明記するものであります。   第2条は、条例の別表を別表のように改め、区分に芝生広場を加え、その単位として管理者が指定する区画及び自由広場を規定するとともに、それぞれ利用時間及び使用料などを規定するものであります。あわせて、日帰りでの暖冷房機の使用に係る額の端数処理の取扱い及び使用時間における1時間未満の時間を1時間とみなすものと規定するものであります。   附則の第1項は施行期日であり、この条例は公布の日から施行するものとし、第2項は経過措置であり、この条例による改正後の別表の規定は、令和3年4月1日以後の使用について適用し、同日前までの使用については、なお従前の例によるとするものであります。   なお、参考資料を添付しておりますので、併せて御覧ください。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) 渡辺ガス水道局長。               〔ガス水道局長 渡辺英明君 登壇〕 ◎ガス水道局長(渡辺英明君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第105号及び議案第106号について御説明申し上げます。   各議案とも、地方税法の延滞金等の特例規定の改正に伴い、同法を準用して定めている下水道事業受益者負担金及び農業集落排水施設整備事業分担金の延滞金の割合の特例について所要の整理を行うため、条例の一部を改正するものであります。   それでは初めに、議案第105号 小千谷市下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。議案第105号別紙を御覧ください。準用する地方税法の改正に伴い、附則第3項の特例基準割合を延滞金特例基準割合と名称変更するなど、必要な字句の整理を行うものであります。   附則第1項は施行期日であり、令和3年1月1日から施行したいとするものであります。   第2項は経過措置で、この条例の施行の日前の期間に対応する延滞金については、なお従前の例によるとするものであります。   次に、議案第106号 小千谷市農業集落排水施設整備事業分担金徴収条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。議案第106号別紙を御覧ください。準用する地方税法の改正に伴い、附則第2項の特例基準割合を延滞金特例基準割合と名称変更するなど、必要な字句の整理を行うものであります。   附則第1項は施行期日であり、令和3年1月1日から施行したいとするものであります。   第2項は経過措置で、この条例の施行の日前の期間に対応する延滞金については、なお従前の例によるとするものであります。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) これにて質疑を終結いたします。   ただいま議題となっております議案第99号及び議案第100号、議案第102号、議案第105号及び議案第106号の5件を総務文教委員会に付託いたします。                     ◇◇◇ △日程第8 議案第101号 小千谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について △日程第9 議案第103号 小千谷市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について △日程第10 議案第104号 小千谷市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について……以上3件一括上程 ○議長(田中淳君) 日程第8、議案第101号から日程第10、議案第104号の以上3件を一括して議題といたします。   提出者から提案理由の説明を求めます。   和田税務課長。               〔税務課長 和田計房君 登壇〕 ◎税務課長(和田計房君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第101号 小千谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。   本案は、令和2年9月4日に公布された地方税法施行令の一部を改正する政令に伴う改正でございます。   それでは、改正内容を御説明いたします。議案第101号別紙、小千谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を御覧ください。第21条、国民健康保険税の減額でございます。経緯から申し上げますと、平成30年度税制改正における個人所得課税の見直しにより、令和2年1月1日から給与所得控除及び公的年金控除がそれぞれ10万円引き下げられる代わりに、全体の基礎控除が10万円引き上げられました。この控除の振替に伴い、既存の算定方法では給与及び年金所得者が2人以上いる世帯において当人の担税力に変化がない場合でも、この見直しにより国民健康保険税の軽減措置に該当しにくくなることから、その影響を遮断するために軽減判定所得額の算定方法を変更するものでございます。   1ページの第21条第1項第1号から2ページの第3号まではそれぞれ7割、5割、2割軽減の場合の算定方法で、3ページの附則第4項はその見直しに合わせた規定の整備でございます。   附則は、施行期日を令和3年1月1日とするもの及び適用区分でございます。   以上で議案の説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) 吉越市民生活課長。               〔市民生活課長 吉越陽子君 登壇〕 ◎市民生活課長(吉越陽子君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第103号 小千谷市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。   本案は、地方税法の延滞金等の特例規定の改正に伴い、同法を準用し定めている小千谷市後期高齢者医療に関する条例の延滞金の割合の特例について所要の整理を行うため、条例の一部を改正するものであります。   それでは、改正の内容について御説明申し上げますので、議案第103号別紙を御覧ください。附則第3条は、延滞金の割合の特例の規定であり、準用する地方税法の改正に伴い、特例基準割合を延滞金特例基準割合と名称変更するなど、必要な字句の整理を行うものであります。   附則第1項は施行期日であり、令和3年1月1日から施行したいとするものであります。   第2項は経過措置で、この条例の施行の日前の期間に対応する延滞金については、なお従前の例によるものであります。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) 谷口福祉課長。               〔福祉課長 谷口則子君 登壇〕 ◎福祉課長(谷口則子君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第104号 小千谷市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。   本案は、令和2年6月5日に指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準及び指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の一部を改正する省令が公布されたことに伴い、居宅介護支援事業所における管理者要件を改めるものでございます。   議案第104号別紙を御覧ください。第6条第2項は、居宅介護支援事業所の管理者はいずれの事業所であっても主任介護支援専門員であることとするが、その確保が著しく困難であるなどやむを得ない理由がある場合は、介護支援専門員を管理者とする取扱いを可能とするものでございます。   附則第2項及び第3項は経過措置であり、管理者要件の適用は令和3年3月31日時点で主任介護支援専門員でない者が管理者である居宅介護支援事業所については、その者が管理者である限り、令和9年3月31日まで猶予する規定でございます。   2ページの附則は、施行期日を公布の日とするが、第6条第2項にただし書を加える規定は令和3年4月1日とするものでございます。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) これにて質疑を終結いたします。   ただいま議題となっております議案第101号、議案第103号及び議案第104号の3件を民生産業委員会に付託いたします。                     ◇◇◇ △日程第11 議案第107号 令和2年度小千谷市一般会計補正予算(第7号)について ○議長(田中淳君) 日程第11、議案第107号を議題といたします。   提出者から提案理由の説明を求めます。   真島企画政策課長。               〔企画政策課長 真島新一君 登壇〕 ◎企画政策課長(真島新一君) ただいま上程になりました議案第107号 令和2年度小千谷市一般会計補正予算(第7号)について御説明申し上げます。   本案は、ふるさと納税による一般寄附金の増額に伴う夢の架け橋基金積立金及び寄附者謝礼等の増額、新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてのPCR検査委託料の計上、給与改定及び人事異動等に伴う人件費の増減額のほか、緊急を要する経費について予算の補正をお願いするものであります。   それでは、補正の内容について御説明申し上げますので、議案第107号別紙、令和2年度小千谷市一般会計補正予算(第7号)の1ページを御覧ください。第1条は歳入歳出予算の補正であり、歳入歳出それぞれ4億1,572万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ230億6,887万6,000円とするものであり、第2項はその内容を第1表のとおりとするものであります。   第2条は債務負担行為の補正であり、その内容を第2表のとおりとするものであります。   それでは、第1表、歳入歳出予算補正について御説明申し上げます。初めに、歳出から御説明しますので、3ページを御覧ください。なお、職員人件費につきましては、さきの第1回臨時会で議決されました小千谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例に基づく給与改定及び人事異動等に伴う補正でありますので、これに係る各項での詳細な説明は省略させていただきます。   1款議会費、1項議会費において58万円の減額であり、議員報酬及び議員手当等の減額並びに職員人件費の減額であります。   2款総務費、1項総務管理費において4億1,922万3,000円の増額であり、退職手当基金積立金の減額、夢の架け橋基金積立金の増額、ふるさと納税推進事業に係る寄附者謝礼等の増額、コミュニティ助成事業補助金の増額のほか、職員人件費等の増減であります。   2項徴税費において594万円の増額、3項戸籍住民基本台帳費において28万円の減額、4項選挙費において80万円の減額、5項統計調査費において175万円の減額、6項監査委員費において240万円の減額で、いずれも職員人件費の増減であります。   3款民生費、1項社会福祉費において994万6,000円の増額であり、国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療の各特別会計に対する繰出金の増減のほか、職員人件費等の増減であります。   2項児童福祉費において2,178万円の減額、3項生活保護費において51万円の減額であり、いずれも職員人件費の増減であります。   4款衛生費、1項保健衛生費において300万6,000円の減額であり、PCR検査委託料の計上のほか、職員人件費等の増減であります。   2項清掃費において374万円の増額、5款労働費、1項労働対策費において104万円の減額であり、いずれも職員人件費の増減であります。   6款農林水産業費、1項農業費において482万円の増額であり、農業用施設修繕工事費の増額のほか、職員人件費の増減であります。   2項林業費において200万円の減額であり、職員人件費の減額であります。   7款商工費、1項商工費において10万円の減額であり、商店街リノベーション促進事業補助金の計上のほか、職員人件費の増減であります。   8款土木費、1項土木管理費において511万4,000円の減額、2項道路橋りょう費において457万円の増額であり、いずれも職員人件費等の増減であります。   4項都市計画費において199万3,000円の増額であり、旧小千谷総合病院跡地活用事業に係る設計プロポーザルの実施に伴う報償費の計上のほか、職員人件費の増額であります。   6項住宅費において311万円の減額、7項国土調査費において3万円の減額、9款消防費、1項消防費において27万9,000円の増額であり、いずれも職員人件費等の増減であります。   10款教育費、1項教育総務費において386万2,000円の減額であり、修学旅行取消料補助金の増額のほか、職員人件費等の増減であります。   2項小学校費において56万8,000円の増額、3項中学校費において171万9,000円の減額、4項特別支援学校費において10万円の減額、5項社会教育費において499万6,000円の増額であり、いずれも職員人件費等の増減であります。   6項保健給食費において831万円の増額であり、学校給食センターにおける施設修繕工事費の増額のほか、職員人件費の減額であります。   7項社会体育費において48万3,000円の減額であり、職員人件費等の増減であります。   次に、歳入について御説明しますので、2ページを御覧ください。15款国庫支出金、2項国庫補助金において60万7,000円の増額であり、疾病予防対策事業費等補助金の増額であります。   16款県支出金、1項県負担金において120万2,000円の増額であり、保険基盤安定負担金の増額であります。   2項県補助金において350万円の増額であり、県農業農村整備事業補助金及び地域商店街リノベーション促進事業費補助金の計上であります。   18款寄附金、1項寄附金において2億7,000万円の増額であり、ふるさと納税による一般寄附金の増額であります。   19款繰入金、1項基金繰入金において1億3,561万2,000円の増額であり、財政調整基金繰入金及び退職手当基金繰入金の増額であります。   21款諸収入、5項雑入において480万円の増額であり、自治総合センター助成金の増額及び農業農村整備事業受益者負担金の計上であります。   次に、第2表、債務負担行為補正について御説明申し上げますので、5ページを御覧ください。道路改良事業について、翌年度実施を計画しております工事を今年度内に発注することにより、効率的かつ効果的な事業の進捗を図るため、新たな事項として追加し、期間を令和2年度から令和3年度まで、限度額を7,000万円とするものであります。   図書館等複合施設設計業務委託について、旧小千谷総合病院跡地整備事業に係る図書館等複合施設の設計業務の委託に当たり、今年度内に契約に係る事務に着手するため、新たな事項として追加し、期間を令和2年度から令和4年度まで、限度額を1億5,000万円とするものであります。   学校給食センター調理運搬等業務委託について、令和3年度からの業務の委託に当たり、今年度内に契約に係る事務に着手し、受託者の準備期間を確保する必要があるため、新たな事項として追加し、期間を令和2年度から令和7年度まで、限度額を1億9,800万円とするものであります。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) これにて質疑を終結いたします。   ただいま議題となっております議案第107号を総務文教委員会に付託いたします。                     ◇◇◇ △日程第12 議案第108号 令和2年度小千谷市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について △日程第13 議案第109号 令和2年度小千谷市介護保険特別会計補正予算(第3号)について △日程第14 議案第110号 令和2年度小千谷市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について……以上3件一括上程 ○議長(田中淳君) 日程第12、議案第108号から日程第14、議案第110号までの以上3件を一括して議題といたします。   提出者から提案理由の説明を求めます。   吉越市民生活課長。               〔市民生活課長 吉越陽子君 登壇〕 ◎市民生活課長(吉越陽子君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第108号及び議案第110号について御説明申し上げます。   最初に、議案第108号 令和2年度小千谷市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。本案は、財政安定化支援事業繰入金の増額に伴う財政調整基金繰入金の減額並びに給与改定等に伴う職員人件費の増額について予算の補正をお願いするものであります。   それでは、内容について御説明申し上げますので、議案第108号別紙、令和2年度小千谷市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)、国保1ページを御覧ください。第1項は既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ179万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ31億3,922万6,000円とするものであり、第2項はその内容を第1表のとおりとするものであります。   それでは、第1表、歳入歳出予算補正について御説明申し上げます。初めに、歳出から御説明しますので、国保3ページを御覧ください。1款総務費、1項総務管理費において232万円の増額、2項徴税費において53万円の減額であり、いずれも職員人件費の増減であります。   次に、歳入について御説明しますので、国保2ページを御覧ください。6款繰入金、1項他会計繰入金において831万4,000円の増額であり、職員給与費等繰入金及び財政安定化支援事業繰入金の増額であります。   2項基金繰入金において652万4,000円の減額であり、財源調整等に伴い、財政調整基金の取崩額の減額であります。   続きまして、議案第110号 令和2年度小千谷市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。本案は、保険基盤安定繰入金の増額に伴う後期高齢者医療広域連合納付金の増額及びシステム改修費の増額、並びに給与改定等に伴う職員人件費の減額等について予算の補正をお願いするものであります。   それでは、内容について御説明申し上げますので、議案第110号別紙、令和2年度小千谷市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)、後期1ページを御覧ください。第1項は既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ53万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8億2,776万9,000円とするものであり、第2項はその内容を第1表のとおりとするものであります。   それでは、第1表、歳入歳出予算補正について御説明申し上げます。初めに、歳出から御説明しますので、後期3ページを御覧ください。1款総務費、1項総務管理費において170万円の減額であり、職員人件費の減額であります。   2項徴収費において44万1,000円の減額であり、職員人件費の減額及び保険料電算処理委託料の計上であります。   2款後期高齢者医療広域連合納付金、1項後期高齢者医療広域連合納付金において160万3,000円の増額であり、後期高齢者医療広域連合納付金の増額であります。   次に、歳入について御説明しますので、後期2ページを御覧ください。3款繰入金、1項他会計繰入金において77万7,000円の減額であり、保険基盤安定繰入金の増額及び後期高齢者医療事務費等繰入金の減額であります。   6款国庫支出金、1項国庫補助金において23万9,000円の計上であり、高齢者医療制度円滑運営事業費補助金の計上であります。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) 谷口福祉課長。               〔福祉課長 谷口則子君 登壇〕 ◎福祉課長(谷口則子君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第109号 令和2年度小千谷市介護保険特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。   本案は、給与改定及び人事異動等に伴う人件費の増減額、並びに介護保険の報酬改定等に係る介護保険被保険者管理システム改修のための予算の補正をお願いするものでございます。   職員人件費につきましては、さきの議会において可決されました小千谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例に基づく給与改定及び人事異動等に伴う補正でありますので、これに係る各項での詳細な説明は省略させていただきます。   それでは、補正の内容について御説明申し上げますので、議案第109号別紙、介護1ページを御覧ください。第1項は歳入歳出予算の補正であり、歳入歳出それぞれ74万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ39億9,197万2,000円とするものであり、第2項はその内容を第1表のとおりとするものでございます。   それでは、第1表、歳入歳出予算補正について御説明申し上げます。初めに、歳出から御説明しますので、介護3ページを御覧ください。1款総務費、1項総務管理費において82万円の増額であり、職員人件費の減額及び介護保険被保険者管理システム改修委託料の増額でございます。   2項徴収費において13万円の減額、3款地域支援事業費、2項一般介護予防事業費において41万円の増額、3項包括的支援事業・任意事業費において36万円の減額であり、いずれも職員人件費の増減でございます。   次に、歳入について申し上げますので、介護2ページを御覧ください。3款国庫支出金、2項国庫補助金において132万円の増額であり、介護保険事業補助金でございます。   7款繰入金、1項他会計繰入金において58万円の減額であり、事業及び事務費等繰入金でございます。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) これにて質疑を終結いたします。   ただいま議題となっております議案第108号から議案第110号までの3件を民生産業委員会に付託いたします。                     ◇◇◇ △日程第15 議案第111号 令和2年度小千谷市ガス事業会計補正予算(第1号)について △日程第16 議案第112号 令和2年度小千谷市水道事業会計補正予算(第2号)について △日程第17 議案第113号 令和2年度小千谷市工業用水道事業会計補正予算(第1号)について △日程第18 議案第114号 令和2年度小千谷市下水道事業会計補正予算(第1号)について……以上4件一括上程 ○議長(田中淳君) 日程第15、議案第111号から日程第18、議案第114号までの以上4件を一括して議題といたします。   提出者から提案理由の説明を求めます。   渡辺ガス水道局長。               〔ガス水道局長 渡辺英明君 登壇〕 ◎ガス水道局長(渡辺英明君) ただいま一括上程になりました議案第111号から議案第114号までの4議案について御説明申し上げます。   4議案とも企業会計において職員の給与改定及び人事異動等に伴う人件費の補正をお願いしたいものであります。   最初に、議案第111号 令和2年度小千谷市ガス事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。議案第111号別紙、ガス1ページを御覧ください。第1条は総則であります。   第2条は収益的収入及び支出の補正であり、支出の第1款ガス事業費用、第1項営業費用において327万3,000円の増額であります。   第3条は資本的収入及び支出の補正であり、本文括弧書き中の不足する額及び補填財源額をそれぞれ改めるとともに、支出の第1款資本的支出、第1項建設改良費において307万円を減額するものであります。   第4条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費のうち、職員給与費を34万3,000円増額するものであります。   補正の内容について申し上げますので、ガス2ページを御覧ください。収益的収入及び支出の支出、第1款ガス事業費用、第1項営業費用において327万3,000円の増額で、人件費の補正であります。   ガス4ページを御覧ください。資本的収入及び支出の支出、第1款資本的支出、第1項建設改良費において307万円の減額で、人件費の補正であります。   次に、議案第112号 令和2年度小千谷市水道事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。議案第112号別紙、水道1ページを御覧ください。第1条は総則であります。   第2条は収益的収入及び支出の補正であり、支出の第1款水道事業費用、第1項営業費用において23万9,000円の増額であります。   第3条は資本的収入及び支出の補正であり、本文括弧書き中の不足する額及び補填財源額をそれぞれ改めるとともに、支出の第1款資本的支出、第1項建設改良費において233万円を減額するものであります。   第4条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費のうち、職員給与費を262万1,000円減額するものであります。   補正の内容について申し上げますので、水道2ページを御覧ください。収益的収入及び支出の支出、第1款水道事業費用、第1項営業費用において23万9,000円の増額で、人件費の補正であります。   水道4ページを御覧ください。資本的収入及び支出の支出、第1款資本的支出、第1項建設改良費において233万円の減額で、人件費の補正であります。   次に、議案第113号 令和2年度小千谷市工業用水道事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。議案第113号別紙、工水1ページを御覧ください。第1条は総則であります。   第2条は収益的収入及び支出の補正であり、支出の第1款工業用水道事業費用、第1項営業費用において38万5,000円の増額であります。   第3条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費のうち、職員給与費を53万5,000円増額するものであります。   補正の内容について申し上げますので、工水2ページを御覧ください。収益的収入及び支出の支出、第1款工業用水道事業費用、第1項営業費用において38万5,000円の増額で、人件費の補正であります。   次に、議案第114号 令和2年度小千谷市下水道事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。議案第114号別紙、下水1ページを御覧ください。第1条は総則であります。   第2条は収益的収入及び支出の補正であり、支出の第1款下水道事業費用、第1項営業費用において42万4,000円の減額であります。   第3条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費のうち、職員給与費を18万4,000円減額するものであります。   補正の内容について申し上げますので、下水2ページを御覧ください。収益的収入及び支出の支出、第1款下水道事業費用、第1項営業費用において42万4,000円の減額で、人件費の補正を行うものであります。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) これにて質疑を終結いたします。   ただいま議題となっております議案第111号から議案第114号までの4件を総務文教委員会に付託いたします。                     ◇◇◇ △日程第19 議案第115号 小千谷市の公の施設(住民センター)の指定管理者の指定について △日程第20 議案第116号 小千谷市の公の施設(吉谷トレーニングセンター)の指定管理者の指定について △日程第21 議案第120号 小千谷市の公の施設(総合産業会館サンプラザ及び錦鯉の里)の指定管理者の指定について……以上3件一括上程 ○議長(田中淳君) 日程第19、議案第115号から日程第21、議案第120号までの以上3件を一括して議題といたします。   提出者から提案理由の説明を求めます。   吉越市民生活課長。               〔市民生活課長 吉越陽子君 登壇〕 ◎市民生活課長(吉越陽子君) ただいま一括上程されました議案のうち、議案第115号 小千谷市の公の施設(住民センター)の指定管理者の指定について御説明申し上げます。   本案は、小千谷市住民センターの現指定管理者の指定期間が令和3年3月31日をもって満了となることに伴い、同施設の指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定により、市議会の議決をお願いするものであります。   第1項の公の施設の名称は、東山住民センター、岩沢住民センター及び川井住民センターであります。   第2項の指定管理者に指定する団体は、東山住民センターは東山地区振興協議会、岩沢住民センターは岩沢地域振興協議会、川井住民センターは川井地区町内会連絡協議会であります。   指定管理者となります各協議会は、いずれも地域住民を構成員とする団体であり、現在も指定管理者として指定されております。   第3項の指定の期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までとするものであります。   なお、指定する団体の概要及び団体が示した事業計画の概要につきましては、別紙参考資料を御覧いただきたいと存じます。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) 井口生涯学習課長。               〔教育委生涯学習課長 井口 隆君 登壇〕 ◎教育委生涯学習課長(井口隆君) ただいま一括上程されました議案のうち、議案第116号 小千谷市の公の施設(吉谷トレーニングセンター)の指定管理者の指定について御説明申し上げます。   本案は、小千谷市吉谷トレーニングセンターの現指定管理者の指定期間が令和3年3月31日をもって満了となることに伴い、同施設の指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定により、市議会の議決をお願いするものであります。   第1項の公の施設の名称は、小千谷市吉谷トレーニングセンターであります。   第2項の指定管理者に指定する団体は、吉谷地区町内会協議会であります。   第3項の指定の期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までとするものであります。   なお、指定する団体の概要及び団体が示した事業計画の概要につきましては、別紙参考資料を御覧いただきたいと存じます。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) 大平観光交流課長。               〔観光交流課長 大平 忍君 登壇〕 ◎観光交流課長(大平忍君) ただいま一括上程されました議案のうち、議案第120号 小千谷市の公の施設(総合産業会館サンプラザ及び錦鯉の里)の指定管理者の指定について御説明申し上げます。   本案は、小千谷市総合産業会館サンプラザ及び小千谷市錦鯉の里の現指定管理者の指定期間が令和3年3月31日をもって満了となることに伴い、同施設の指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定により、市議会の議決をお願いするものであります。   第1項の公の施設の名称は、小千谷市総合産業会館サンプラザ及び小千谷市錦鯉の里であります。   第2項の指定管理者に指定する団体は、一般財団法人小千谷市産業開発センターであります。   第3項の指定の期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までとするものであります。   なお、指定する団体の概要及び団体が示した事業計画の概要につきましては、別紙参考資料を御覧いただきたいと存じます。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) これにて質疑を終結いたします。   ただいま議題となっております議案第115号及び議案第116号、議案第120号の3件を総務文教委員会に付託いたします。                     ◇◇◇ ○議長(田中淳君) 暫時休憩いたします。午前11時04分  休憩            午前11時20分  開議 ○議長(田中淳君) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第22 議案第117号 小千谷市の公の施設(総合福祉センター)の指定管理者の指定について △日程第23 議案第118号 小千谷市の公の施設(地域福祉センター及び克雪管理センター)の指定管理者の指定について △日程第24 議案第119号 小千谷市の公の施設(障害者支援センターさつき工房)の指定管理者の指定について △日程第25 議案第121号 小千谷市の公の施設(駐車場)の指定管理者の指定について……以上4件一括上程 ○議長(田中淳君) 日程第22、議案第117号から日程第25、議案第121号までの以上4件を一括して議題といたします。   提出者から提案理由の説明を求めます。   谷口福祉課長。               〔福祉課長 谷口則子君 登壇〕 ◎福祉課長(谷口則子君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第117号から議案第119号について御説明申し上げます。   最初に、議案第117号 小千谷市の公の施設(総合福祉センター)の指定管理者の指定について御説明申し上げます。本案は、小千谷市総合福祉センターの現指定管理者の指定期間が令和3年3月31日をもって満了となることに伴い、同施設の指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定により、市議会の議決をお願いするものでございます。   第1項の公の施設の名称は、小千谷市総合福祉センターサンラックおぢやでございます。   第2項の指定管理者に指定する団体は、社会福祉法人小千谷市社会福祉協議会でございます。   第3項の指定の期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までとするものでございます。   なお、指定する団体の概要及び団体が示した事業計画の概要につきましては、別紙参考資料を御覧いただきたいと存じます。   次に、議案第118号 小千谷市の公の施設(地域福祉センター及び克雪管理センター)の指定管理者の指定について御説明申し上げます。本案は、小千谷市地域福祉センター及び小千谷市克雪管理センターの現指定管理者の指定期間が令和3年3月31日をもって満了となることに伴い、同施設の指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定により、市議会の議決をお願いするものでございます。   第1項の公の施設の名称は、小千谷市地域福祉センターみなみ及び小千谷市克雪管理センターでございます。   第2項の指定管理者に指定する団体は、社会福祉法人小千谷市社会福祉協議会でございます。   第3項の指定の期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までとするものでございます。   なお、指定する団体の概要及び団体が示した事業計画の概要につきましては、別紙参考資料を御覧いただきたいと存じます。   次に、議案第119号 小千谷市の公の施設(障害者支援センターさつき工房)の指定管理者の指定について御説明申し上げます。本案は、小千谷市障害者支援センターさつき工房の現指定管理者の指定期間が令和3年3月31日をもって満了となることに伴い、同施設の指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定により、市議会の議決をお願いするものでございます。   第1項の公の施設の名称は、小千谷市障害者支援センターさつき工房でございます。   第2項の指定管理者に指定する団体は、社会福祉法人小千谷市社会福祉協議会でございます。   第3項の指定の期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までとするものでございます。   なお、指定する団体の概要及び団体が示した事業計画の概要につきましては、別紙参考資料を御覧いただきたいと存じます。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) 西方商工振興課長。               〔商工振興課長 西方広幸君 登壇〕 ◎商工振興課長(西方広幸君) ただいま一括上程になりました議案のうち、議案第121号 小千谷市の公の施設(駐車場)の指定管理者の指定について御説明申し上げます。   本案は、小千谷市駐車場の現指定管理者の指定期間が令和3年3月31日をもって満了となることに伴い、同施設の指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定により、市議会の議決をお願いするものであります。   第1項の公の施設の名称は、小千谷駅南駐車場及び小千谷駅北駐車場であります。   第2項の指定管理者に指定する団体は、東小千谷地区振興協議会であります。   第3項の指定の期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までとするものであります。   なお、指定する団体の概要及び団体が示した事業計画の概要につきましては、別紙参考資料を御覧いただきたいと存じます。   以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中淳君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) これにて質疑を終結いたします。   ただいま議題となっております議案第117号から議案第119号、議案第121号の4件を民生産業委員会に付託いたします。                     ◇◇◇ △日程第26 請願第4号 種苗法一部改正案の撤回を求める意見書に関する請願 ○議長(田中淳君) 日程第26、請願第4号を議題といたします。   本件に関して、民生産業委員長の報告を求めます。   住安康一君。               〔8番 住安康一君 登壇〕 ◆8番(住安康一君) 民生産業委員会委員長報告を行います。   第3回定例会において継続審査となっておりました請願第4号 種苗法一部改正案の撤回を求める意見書に関する請願につきまして、本委員会において継続した審査の過程とその結果について御報告いたします。   本委員会は、11月12日に開催し、慎重に審査いたしました。   審査の過程では、種子法の廃止及び農業競争力支援法の制定と本請願の関係について、生産現場にどのような影響があるかについて、新潟県に直接関係があるかどうかについて、種子法廃止後の県種子条例の制定について、農業競争力支援法による民間の資源の活用について、登録品種の内訳について、登録品種の割合と日本の農業の競争力について、生産者への影響について、海外資本の種会社が進出することの問題点について、日本の農業の捉え方について、主要穀物の許諾料についてなどの質疑がありました。   意見として、農作物については、最低でも1年間待たないとどんなものができてくるか分からず、そう簡単に結論が出るようなものではない。工業的なものなどには知的財産権というのは広く認められているが、種苗法だけ例外とすることには納得できないので、種苗法の改正案撤回には反対というものがありました。   討論として、種苗法改正案によって日本の種、苗木が海外に流出しないように、出るときは手続と許諾を必要とする制度に改めるべきであり、この撤回を求める本請願に反対する。   優秀な登録品種の海外流出を止めるためには、相手国で品種登録をする以外に方法はなく、種苗法の改正については自家採種と切り離した上で法案を作成することが必要と考える。今回の国会で論議が進められている法案は、農家の自家採種を禁止した上で農家から海外に流出することを防ぐということで、これは手順前後となっており、方法の選択を誤っている。また、ゲノム編集を使った品種改良など、開発は飛躍的に進歩していることなどもあり、海外企業に種子を押さえられるということは食料安全保障上非常に危ういと考えるため、種苗法の改正案撤回を求める本請願に賛成するというものがありました。   採決の結果、起立少数であり、採択しないものと決しました。   以上で委員長報告を終わります。   不足の点につきましては、委員各位より補足をお願いいたします。 ○議長(田中淳君) 委員長報告に対して補足説明はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。   長谷川有理君。 ◆13番(長谷川有理君) 住安委員長に伺います。   11月4日に農林水産省の課長補佐によるオンラインによる勉強会を民生産業委員会が開いておりまして、委員外議員である私も参加させていただきました。それに関して2つ質問をさせていただきたいと思います。   1つは、この農林水産省の課長補佐の説明というのはどういった状況の中で民生産業委員会でやるということに決まったのか。   もう一つ、民生産業委員会の中では今回の請願に関しての、要するに改正案の撤回を求める意見書ですので、一方の改正を進める農林水産省の側の勉強会だけでよかったのかどうか。もう一方の撤回を求める立場の有識者のお話を聞くような勉強会を設ける必要もあったのではないか。そういった議論は委員会のほうでは出なかったのでしょうか。 ○議長(田中淳君) 住安康一君。 ◆8番(住安康一君) 今の件は今回の報告とは少し趣旨が違うと思いますので、お答えしません。   議長、暫時休憩お願いします。 ○議長(田中淳君) 暫時休憩いたします。午前11時35分  休憩            午前11時36分  開議 ○議長(田中淳君) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。 ◆13番(長谷川有理君) それでは、もう一度聞き直します。   11月12日に開いた委員会では、農林水産省の説明による勉強会だけではなく、もう一方の勉強会をすべきではないかというような意見は出なかったのでしょうか、お伺いいたします。 ◆8番(住安康一君) 今私が報告したものが基本的には全てですので、それからいいますと出ていないと思われます。 ○議長(田中淳君) ほかに質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) これにて質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の通告がありますので、順次発言を許します。   4番駒井和彦君。               〔4番 駒井和彦君 登壇〕 ◆4番(駒井和彦君) 私は、ただいま上程になりました請願第4号 種苗法一部改正案の撤回を求める意見書に関する請願について、賛成の立場で討論いたします。   本法律案の最大の問題は、農家が登録品種について、次期作付のために自家増殖する権利を原則禁止し、許諾性とするものです。種苗の海外流出を防ぐためとのことですが、そもそも種苗を持ち出そうとする悪意を持った者がわざわざ許諾を申請するでしょうか。種苗の海外流出に対抗するには、農水省も認めているとおり、海外で品種登録する以外に方法はありません。行政がその手間を惜しみ、まるで農家が種を取る行為があたかも海外流出の原因であるかのような法改正は農家への責任転嫁であり、正直な農家に負担を強いるものです。   また、諸外国は主要農産物について自家増殖を禁止していませんが、本改正には例外品目がありません。特に種の自家採種を原則とした有機栽培を例外としていないのは、これから有機作物を推進しようという政府の方針に逆行するものです。許諾を取れば自家増殖できるのだから、今までとは変わらない、禁止するわけではないと政府は言いますが、原則自由から原則禁止に変わることは180度の方向転換です。労働者派遣の対象業務が原則禁止から原則自由に変わり、社会構造が変わったことは一つの示唆になると思います。   また、単に許諾を登録する制度ではなく、許諾料が発生することも小規模農家に不安を与えています。   さらに、農業競争力強化支援法第8条第4項は、国、県などの公共機関が有する種苗の生産に関する知見を民間事業者に提供するよう推進しており、合法的に外資系企業に知見を提供することも可能です。この条項を削除せず、品種の海外登録を進めないのでは、日本の種苗を守ることはできません。   以上の理由から種苗の海外流出を止める効果はないと考え、今請願の賛成討論といたします。 ○議長(田中淳君) 次、9番内山博志君。               〔9番 内山博志君 登壇〕 ◆9番(内山博志君) 私は、請願第4号に賛成の立場で討論いたします。   農水省が今年3月に種苗法の一部改正案を国会に上程した、その翌4月9日に日本の種子を守る会が法案に対する見解を発表いたしました。この文書は、既に第3回定例市議会期間中に議員各位に検討資料としてお届けしてあります。見解の冒頭に、この法案は農漁業者への影響が甚大であると想定されるので、新型コロナウイルス対応の緊急事態の中で拙速な審議は延期すべきとしております。   自家増殖禁止、品種登録制度の全面化による農家経営の圧迫に反対すると述べております。そして、その理由の要旨は、種苗を開発し、品種登録可能なのは、投資額と開発期間などにより、主に公的機関か大企業が占めることになる。その公的機関を縮小し、その開発知見を民間に移管するという種子法を廃止し、農業競争力強化支援法の下では、特定多国籍企業による独占が危惧される。種苗の海外流出を育成者の意図しない国や地域への防止としているが、日本の公的機関が持つ育種知見が多国籍企業に移管されれば、むしろ日本の税金で育成された種苗を合法的に海外に流出させてしまう。また、農家などが自家増殖を自由にできる一般品種は現実にはその使用実態は把握されておらず、ここ数年で許諾を必要とする品種登録の急速な増加と今後の登録品種の拡大により、これまで自由に使用できる一般品種の大幅な縮小が危惧されるとしております。   また、12月1日、昨日の日本農業新聞掲載の東京大学大学院教授の鈴木宣弘氏の言葉によれば、種苗法改定の最大の目的は知財権の強化による企業利益の増大であると言っております。何千年もみんなで守り育ててきた種は地域の共有資源であり、それを企業が勝手に改良して登録してもうけるのはただ乗りによる利益の独り占めだ、自家増殖は制限され、海外依存が進めば、種イコール食料確保への不安が高まるとし、懸念を表明しています。食料の安全保障につなげるには、農業関係者、消費者がともに繁栄できる公共的支援の枠組みが求められるなどと主張しております。   また、10月26日の参議院農林水産委員会で共産党の紙智子議員の調査によると、ジャガイモの登録品種の種子の価格は、都道府県が開発したものは1袋3円から4円なのに、国立の農研機構はその10倍から20倍、民間は100倍と指摘しております。民間に公的機関の知見が開放されれば、民間が主流になって種苗コストが上がるのではないかと指摘しております。   また、同委員会で本法案の参考人質疑で全国愛農会会長の村上真平氏は次のように述べております。なぜ農民が種や苗を取ることが禁止されないといけないのでしょうか。人類史上で農業が開始されて1万年、全ての農作物は農民が種を取り、苗を育成してきました。大企業が種を取って使っているものも全て農民が営々とつないできたのです。今国会で農民が種を作るなと議論されていることは驚くべきことです。背景に種の遺伝子組換えや農家への告訴によって巨額の金を稼ぎ、世界に批判されている大企業の力があるのではないか。2018年の小農と農村で働く権利に関する国連宣言など、国連では種苗の権利を徹底し、農民の種を取る権利が奪われることを許していません。この宣言は、2030年までに持続可能な開発計画を達成するためのステップであります。ぜひ私たちの営みを考え、審議してほしいと訴えておりました。   同法案の上程の理由として、種苗の海外流出対策は、昨日の参議院農林水産委員会で被害が出ているのかとの問いに対して、太田豊彦食料産業局長は被害は認められていないとの答弁でも明らかなように、これが口実に使われただけだと考えます。   私は、自家増殖の禁止と知財権の強化による多国籍企業などへの利益増大に反対し、日本の農業と国民の生活を守るため、種苗法一部改正案の撤回を求める意見書に関する請願に賛成いたします。 ○議長(田中淳君) 次、10番佐藤隆一君。               〔10番 佐藤隆一君 登壇〕 ◆10番(佐藤隆一君) 私は、今回の種苗法一部改正案の撤回を求める意見書に関する請願につきまして、賛成の立場から討論に参加したいと思います。   この請願につきましては、前の議会で提案をされて、既に論議も行われておりまして、今ほどのお話にもありましたように、勉強会等も持たれております。私はその中で賛成の討論を行いましたが、農水省は例えばシャインマスカットなど、こうした日本の優良な品種の海外流出を止めるためには今回の種苗法の改正が必要だ、だから提案をしたのだというふうに述べております。しかし、その農水省知的財産課が同じように、優秀な登録品種の海外流出を止めるためには相手国で品種登録をする以外にはないとも述べております。種苗法の改正について、自家採種と切り離した上で法案を作成する以外にはないものと私は考えております。今回の国会で議論が進められている法案は、農家の自家採種を禁止した上で農家から海外に流出することを防ぐという、そうした手順を取っておりますが、しかしこれは今ほど述べましたように、明らかに方法の選択を誤っております。   また、国はゲノム編集を使った品種改良を登録品種として認めるという決定を既に行っております。日本では、30年ほど前までは種取りは農家で普通のように行われておりました。かつ種子についてはほとんど100%が国内産の種子でした。しかし、今現在多くの種子はF1種子、一代交配種でありますけれども、ごく普通となっております。スーパーで例えば売られている種の袋や、あるいは種苗店で売られている種の袋の後ろを見ますと、ほとんどがニュージーランドやヨーロッパやアメリカ産というふうに記載をされております。つまり私たちの食の問題、種が食の問題に直結をいたしますけれども、食が既に海外産の種子に依存するというような実態になっているわけです。   今回の改定案で育種権利者を守るために、さらに農水省は新品種の持つ開花時期や葉の色など特徴を特性表、紙に記載をさせて、この特性表だけを根拠に新品種の登録も進めようともしております。これは、例えば品種登録をする際に争いになったときに、現地確認や様々な複雑な手続が必要になるわけですが、そうした争いをスムーズに進めようとする、そうした意図の下にこの特性表の活用が進められております。改定案35条の3を付け加えて、特性表を新たに付け加えました。新しい品種を登録するといっても、そう簡単にできるものではありません。例えば新品種の登録には数百万から物によっては数千万単位の資金が必要となります。さらに、毎年維持費も必要となります。これでは実質企業しか新品種の登録はできないということになるのではないでしょうか。大豆にしても全国各地でその土地、土地に合ったいろいろな品種が栽培をされております。膨大な伝統品種との違いを明確にしなければ新品種の登録はできませんけれども、農水省知的財産課の職員はたかだか20人しかおりません。この間の政府の一貫した農業予算の削減の結果としてこうした実態が生まれております。   さらに、ゲノム編集による種子が今年から安全審査の手続もないまま、表示もなく販売され、飼料用米などで作付されようとしています。日本政府は、ゲノム編集は遺伝子組換えとは違うから、安全だと述べております。しかし、ゲノム編集は遺伝子組換え技術の進歩によって可能となった技術であり、遺伝子組換えそのものです。EUなど各国では厳しい規制をしいており、このまま進めば日本では花粉の交雑によって有機栽培などのできない遺伝子組換え汚染大国となってしまうのではないでしょうか。結局種苗法の一部改正案は、日本の優れた育種知見の海外流出防止には全く役に立たないのではないかと思っております。   農家が自家増殖の延長で新しい優良な品種を育てて、多くの地域特産品品種は気候風土に合わせて農民が品種改良してきたものであり、昨今の気候変動による農作物への影響が深刻な度合いを深める現代にあって、食の安全保障という観点からも品種の多様性を維持することは極めて重要ではないでしょうか。私は、以上の観点から種苗法の一部改正案の撤回を求める意見書に関する請願に賛成といたします。   以上です。 ○議長(田中淳君) 以上で通告による討論は終わりました。   ほかに討論はありませんか。   長谷川有理君。               〔13番 長谷川有理君 登壇〕 ◆13番(長谷川有理君) 私は、請願第4号に賛成の立場で討論いたします。   昨日の参議院農林水産委員会で可決され、本日の国会本会議で種苗法改正案が成立しそうな現状ですが、政府質疑の時間は衆参合わせてたった10時間20分という乱暴な過程で、審議が尽くされたとは言い難い状況です。   昨日の参議院農林水産委員会でも、自家増殖している農家の割合は、平成27年度農林水産省のアンケート調査では52%とデータが出ているにもかかわらず、農林水産省はきちんと実態を答えられない。そして、一律禁止は誤解だと、一般品種は自由で、登録品種は許諾されれば栽培できると主張するのですが、民間にどんどん開放していった先で、許諾を必ず認められる保証はどこにもない。必ず許諾は認められますとは大臣は答弁できていないのです。では、自家増殖の例外品種を認めたらどうかと言っても、大臣はそれも認められないと主張する。なぜ登録品種の自家増殖の一律許諾の法改正が今必要なのかきちんと答弁できていない。立法の根拠が全く成り立っていない状況です。植物の新品種の保護に関する国際条約であるUPOV条約を締結している日本は、守るべき品種の海外登録を国がやればいいだけの話ではないのでしょうか。   さらに言えば、昨日の参議院農林水産委員会でも、自家増殖で海外流出して被害を被っている日本の品種はあるのかという質疑で、農林水産省はきちんと確認していないという答弁。客観的、明確な根拠やデータを示せませんでした。つまり農家の自家増殖が海外流出につながった事例は確認されておらず、海外流出の防止のために自家増殖制限が必要とは言えない実態が露呈しました。権限を拡大する、制限するという大きな改正の中で、曖昧な説明の中で成立していいのでしょうか。   では、種苗法改正の本来の狙いはどこにあるのか。東京大学大学院教授の鈴木宣弘氏は、日本農業新聞でこう述べています。種子法廃止、農業競争力強化支援法8条4項、種苗法改正で米、麦、大豆の公共の種事業をやめさせ、その知見を海外も含む民間企業へ譲渡せよと要請し、次に自家増殖を制限したら、企業に渡った種を買わざるを得ない状況をつくる。つまり自家増殖制限は種の海外依存を促進しかねない。安全保障の要の食料のその源は種である。野菜の種は日本の種苗会社が主流とはいえ、種取りの9割は外国の圃場。種まで遡ると野菜の自給率は8割ではなく8%しかない。新型コロナウイルス禍で海外からの種の供給にも不安が生じた。さらに、米、麦、大豆も含めて自家増殖が制限され、海外依存が進めば、種イコール食料確保への不安が高まると。米、麦、大豆の公共の種事業をやめさせるとは聞き捨てなりませんが、今回の種苗法改正は確かにそう思う背景があります。   私たち小千谷市民の誇り、小千谷の米農家の誇り、おいしい魚沼産コシヒカリは、新潟県が15年をかけて開発、改良したいもち病に対して抵抗性を持つコシヒカリBL米です。このBL米は、いもち病への耐性を保つため、二、三年程度で品種を入れ替える必要があるお米です。大事な点は、このコシヒカリ新潟BL米は今回の種苗法改正で懸念されている登録品種なのです。許諾がなければ今後自家増殖はできません。新潟県は、開発から今まで税金で作った品種なので、許諾は求めないという姿勢です。しかし、今後こうした公共性は守られるのでしょうか。民間ができることは民間でと県が手放さなければならない方向性へ追い込まれるのではないか、魚沼産コシヒカリを守れるのか、生産者を守れるのか、本当に懸念されます。   菅総理大臣が就任して以来、日本学術会議の任命拒否騒動を見ても、法改正時の中曽根総理時代は拒否する心配は当てはまらないと答弁していての今現在総理による日本学術会議の推薦会員の任命拒否の実態です。法律自体が登録品種の自家増殖は禁止、使用者は許諾を求めなさいという法改正なのですから、魚沼産コシヒカリ、コシヒカリ新潟BL米は大丈夫だという口約束なものでは本当に心もとないのが現実です。   また、小千谷のJAの方も、農家の方も、消費者もこの法案に関してはよく分からない、何だい、それはという声が大多数です。何も知らないまま法案が通り、将来不利益を被ることがあってはならない。農家が知らないこと自体、審議不足を物語っているのではないでしょうか。   小千谷の農業の主力農産物でもある魚沼産コシヒカリの将来をしっかりと守るためにも、ぜひ法改正には慎重さを求めるべく、議員各位の御賛同をお願いし、賛成の討論といたします。 ○議長(田中淳君) ほかに討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中淳君) これにて討論を終結いたします。   これより請願第4号を採決いたします。   本案に対する委員長の報告は、採択しないであります。   暫時休憩いたします。午後 0時04分  休憩            午後 0時05分  開議 ○議長(田中淳君) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。   請願第4号を原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(田中淳君) 起立少数であります。   よって、請願第4号は採択しないものと決定いたしました。                     ◇◇◇ ○議長(田中淳君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。   本日は、これにて散会いたします。 △午後0時05分散会   令和2年 市議会第4回定例会資料               小千谷市主要事業概況報告書                (令和2年12月2日)                               令和2年12月2日 小千谷市議会議員 各 位                              小千谷市長 大塚 昇一              小千谷市主要事業概況 令和2年小千谷市議会第4回定例会の開催にあたり、小千谷市の主要事業の概況を下記のとおり報告します。                   記1.総務関係(1)総合計画後期基本計画の策定について   第五次小千谷市総合計画後期基本計画の策定に向けて、9月16日(水)に開催された総合計画審議会において施策の基本方針(案)を審議いただきました。その後、11月25日(水)に開催された審議会において中間答申をいただきました。(2)おぢやしごと未来塾の開催について   市内の産業界、県立高校、市及び新潟県が連携し、長期的な視点を持ったキャリア教育事業「おぢやしごと未来塾」を、12月8日(火)に開催します。   今年度は、市内企業・団体44社に加え、県内の大学及び専門学校8校が出展し、市内中学校1・2年生及び総合支援学校中学部の生徒が参加予定であり、“ふるさと小千谷”の地元企業に対する理解を深め、地元就業へと繋がるよう取り組みます。(3)ふるさと納税について   今後の寄附受入を拡大するため、新たにふるさと納税ポータルサイト「JRE MALLふるさと納税」の利用を10月27日(火)から開始しました。これにより、当市が利用するふるさと納税ポータルサイトは、「ふるさとチョイス」、「さとふる」、「楽天ふるさと納税」と合わせて4つとなりました。(4)プロモーションビデオ「小千谷こい唄」の作成について   「錦鯉」と「小千谷に来い」と「恋」をかけて製作したオリジナルソング「小千谷こい唄」に合わせて、プロモーションビデオを作成し、YouTube「小千谷市公式チャンネル」で10月22日(木)から公開しました。1か月で約2万回の再生回数となり、当市のPRに繋がっています。(5)ポケモンマンホール「ポケふた」の設置について   株式会社ポケモンの協力をいただき、ゲームやアニメで人気の「ポケットモンスター」の鯉をモチーフにしたキャラクター、「コイキング」が描かれたマンホール蓋「ポケふた」を11月26日(木)市内4か所(市役所・錦鯉の里・総合体育館・JR小千谷駅前)に設置しました。   今後、SNS等による発信を行い、錦鯉発祥の地小千谷を広くPRしていきます。(6)男女共同参画推進事業について   第5次おぢや男女共同参画プラン(令和4~8年度)策定のための市民・事業所意識調査を10月15日(木)から10月31日(土)までの期間で行いました。(7)空家対策事業について   旭橋西詰の特定空家について、所有者及び相続人が不在であること並びに建物の劣化により保安上危険となるおそれがあることから、空家等対策の推進に関する特別措置法に基づき、略式代執行により建物の解体撤去工事を9月30日(水)に完了しました。2.民生関係(1)保育園適正配置基本方針の策定について   小千谷市行政改革実施計画における「公共施設の再配置と未利用施設の整理」の取組に基づき、保育園等の全体の現状を整理し、小千谷市保育園運営委員会の意見を踏まえ、保育サービス水準の確保、向上を図るため、施設の適正配置の在り方を示す「小千谷市保育園適正配置基本方針」を策定しました。3.衛生関係(1)ひきこもり講演会の開催について   ひきこもりに関する正しい知識の習得と、相談窓口の把握、適切な対応方法の理解、関係機関との協働による支援について学ぶことを目的に、市、長岡地域振興局健康福祉環境部、中越地域いのちとこころの支援センターの主催により11月10日(火)に講演会を開催し、民生委員、保健推進員及び市民85人が聴講しました。4.農林関係 (1)新潟県農林水産業総合振興事業について   継続的農林業生産体制整備を促進するための機械整備に要する経費に対して、県補助金に上乗せして支援しています。11月末現在2件の助成を行いました。(2)農地中間管理事業について   農地中間管理機構へ農地を貸し出す農家数は18戸、面積は15haで、機構を通じて農地を借り受ける担い手は7人、面積は11haになる見込です。(3)おぢやクラインガルテンふれあいの里について   「クラインガルテンふれあいの里」の滞在型農園(ラウベ)では、4月時点で30区画中7区画が空いていましたが、11月末で全区画が埋まりました。5.商工関係(1)労働関係について  ① U・Iターン就職の推進    「おぢや・夢・ミライ応援団」の就労支援事業として、2022年卒業予定の大学生等を対象に、「おぢやWEB企業研究フェア」を12月21日(月)、22日(火)及び令和3年3月に開催します。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から従来の就活イベント等が自粛されており、学生だけでなく企業においても採用活動に支障が出ています。パソコンやスマートフォンを活用したオンライン(WEB)での企業説明会を開催することで、学生と市内企業とのマッチングの機会を提供します。  ② 市内企業のPR強化    就職、採用活動においてWEB利用が必然となっているなかで、市内企業のオンライン上でのPR力を高めるために「オンライン就活対応セミナー」を9月から3回にわたって開催しました。延べ46事業所、70人が受講しました。  ③ 広域連携の推進    長岡地域定住自立圏の新たな取組として、若者の圏域内企業への雇用促進を目的に、長岡市、見附市、出雲崎町と連携し、大学生等を対象とした「2022卒 業界研究・インターンシップガイダンス」を開催します。12月14日(月)に対面式で、15日(火)から18日(金)まではオンライン形式で開催します。市内企業からは7事業者が参加する予定となっています。  ④ 雇用対策支援事業    国の雇用調整助成金申請について、市内事業者が社会保険労務士に相談や書類作成を依頼した費用の一部を助成しています。5月から事業を開始し、12月末まで受け付けていますが、11月25日現在で36事業所が利用しました。(2)商工関係について  ① 商店街等活性化支援事業    商店街の賑い創出と集客促進を図るため、小千谷商工会議所、本町商店街振興組合が実施した商店街活性化の取組について支援しました。4月と11月に市内の商店街振興組合等と小千谷商工会議所、市が集まり、コロナ禍を踏まえ今後の商店街の活性化や事業展開について、情報共有や意見交換を行いました。    また、商店街をはじめとする市内の個店の活性化のため、街中SNS環境整備事業として、小千谷商工会議所による「おぢやまちゼミ」ほか、個店が行うSNSを活用した集客促進事業への助成を行っています。  ② 創業支援事業    小千谷商工会議所が主催する創業塾について、市も共催し、11月に全4回の日程で開催しました。今年度は12人が受講し、平成28年度から開催している創業塾は、これまで36人が受講しており、そのうち17人が開業しています。  ③ 国内・海外販路開拓支援事業    市内企業が、優れた製品や技術力をアピールする展示会等に出展し、販路や顧客の新規開拓を促進する取組について支援しています。今年度はコロナ禍により秋以降の開催となりましたが、11月25日現在で5件の補助金交付申請があり、新たな取引機会の創出に取り組んでいます。  ④ ものづくり支援事業    中小企業庁ものづくり中小企業支援事業の「戦略的基盤技術高度化支援事業(通称:サポイン事業)」に、昨年度から引き続いて3事業所が採択されました。    また、「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(通称:ものづくり補助金)」には、今年度は11月時点において3件が採択されました。  ⑤ 「第2弾おぢやプレミアム商品券」発行事業    市内経済における消費活動の活性化と収入の落ち込みの著しい飲食、宿泊、運輸タクシー、旅行業などへの緊急経済対策、回復支援策として実施した「おぢやお得な応援券」に続き、利用対象店舗を小売業やサービス業等にも拡大した「第2弾おぢやプレミアム商品券」を10月25日(日)から発行しました。11月25日現在で11,663セットを販売しており、商品券の利用期間については、第1弾と同様に令和3年1月31日までとなっています。(3)観光関係について  ① おぢや産花火打ち上げプロジェクト    市内花火業者を支援するために立ち上げた「おぢや産花火打ち上げプロジェクト」のうち、8月1日(土)に「COVID-19退散!元気玉リレー」、9月20日(日)に「新成人応援!2020の笑顔を20に」をそれぞれ実施しました。企業や団体、個人など多くの皆様から協賛金等の協力をいただいて支援に繋げることができました。また、花火の打ち上げにより、多くの市民から喜んでいただくことができました。    9月から翌年1月まで実施している「あなたの思い打ち上げます!ハナビの窓口」では、これまで9団体からの申込みにより花火を打ち上げました。  ② 湯どころ「ちぢみの里」施設改修事業    湯どころ「ちぢみの里」では、令和3年2月1日のリニューアルオープンに向け、市民が安心して利用できる“新しい生活様式”に対応した施設の改修を実施しています。  ③ おぢゃ~るまつり    市民の家・小千谷信濃川水力発電館「おぢゃ~る」では、JR小千谷第二発電所30周年事業と連携して、「おぢゃ~るまつり」を10月11日(日)に開催しました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、市内でのイベント開催が少ない状況の中、新しい生活様式に沿って感染症対策を講じて開催し、当日は晴天に恵まれ、約900人が来場しました。6.土木関係 (1)克雪関係について   11月16日(月)から3日間の日程で市内全地区を対象として除雪計画説明会を開催しました。その場で地域の皆様からいただいた意見等を除雪業務に反映させ、今冬の道路除雪に万全を期します。   12月1日(火)には除雪隊結成式を行い、除雪体制を整えました。(2)定住促進補助事業について   定住施策の一環として実施している「定住促進マイホーム取得補助」は、11月末で83件の申込みがありました。(3)都市整備関係について  ① 旧小千谷総合病院跡地活用事業    本事業は、従来方式に公民連携を加えた方式による事業手法で推進し、施設の設計業務については、公募型プロポーザルによる準備を進めており、本定例会に一部関連予算を提案しています。    12月6日(日)には、公民連携の活動の場の立ち上げに先立ち、プレイベントとしてシンポジウムの開催を予定しています。    なお、既存建物解体撤去工事は11月末で約97%の進捗率です。  ② 街路整備事業    市街地での交通の円滑化や歩行者の安全確保を図るため、現在進めている東栄元中子線は、年内に接続する国道291号、351号両交差点部を暫定供用し、来春の全線供用開始を目指します。    また、旭町東栄線は年内の竣工を目指しています。 (4)国土調査事業について   西小千谷地区の市街地(上ノ山、土川、稲荷町、平成町、本町)0.35K㎡の測量等を実施しました。(5)茶郷川の治水対策について   茶郷川の治水対策に関する意見交換会に県からも出席いただき、千谷川と城内の一部地域の住民を対象として11月11日(水)、20日(金)に開催しました。   引き続き関係者の合意形成に努めるとともに、県が行う河川整備計画策定を支援していきます。7.消防・防災関係(1)地区別防災訓練の実施について   自然災害や原子力災害が発生したときの、自主防災会、防災関係機関及び防災関係団体などの相互の連携を強化することにより、住民が「自らの身体と財産は自ら守る」という防災意識の高揚と地域防災力の強化を図ることを目的として、9月27日(日)に総合体育館を主会場に、地区別防災訓練を実施しました。   当日は、小千谷市で震度6強の地震が発生し、それに伴い柏崎刈羽原子力発電所で事故が発生したとの想定により、川井地区の自主防災会を中心に約250人が参加しました。(2)10.23「中越大震災の日」追悼のつどい   10月23日(金)に楽集館を会場として、震災で犠牲になられた方々に追悼の意を表すとともに、震災を振り返り、日頃から防災意識を高めるため、10.23「中越大震災の日」追悼のつどいを実施しました。   当日は、神戸から分灯した「希望の灯り」や復興の灯りをイメージしたキャンドルイルミネーションを点灯し、ご来場いただいた大勢の皆様から献花・黙とうをしていただきました。(3)防災用備品購入について   無線周波数の有効利用を目指す国の方針による、アナログの防災行政無線機器をデジタル機器に更新するための契約を締結しました。今年度中に設置し、災害時の通信手段を確保します。8.教育関係(1)学校教育関係について  ① 防災教育の実施    震災を経験していない児童生徒に、防災体験活動として「中越大震災の日」給食の取組を実施しています。今年度も、防災給食として震災時を想定し、備蓄できる食品を活用しながら簡易な調理作業による給食を提供しました。    また、「おぢや防災塾~Remember10.23~」の講演会を昨年度に引き続き開催し、市内の中学3年生272人が参加しました。(2)生涯学習関係について  ① 芸術・文化事業    第40回小千谷市展を10月31日(土)から11月3日(祝)まで東小千谷体育センターで開催し、6部門に276人、445点が出品され、1,655人が鑑賞しました。  ② 秋のウォークイベント    新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、例年行っているトリムウォーキング大会は中止しましたが、密を避ける工夫を行いながら、10月3日(土)から11日(日)まで秋のウォークイベントとして「2020おぢや謎とき!?ウォークラリー」、「わくわくあそびの広場」、「まちなかガイドウォーク」を開催しました。期間中624人が参加しました。9.公営企業関係  新型コロナウイルス感染症の影響に伴う緊急経済対策として、6月検針分から11月検針分までの水道料金の基本料金を50%減額しました。  今年度予定している管路の耐震化、経年管対策のための布設替工事は、概ね計画どおり進捗しています。  また、新浄水場の機能強化工事、旧小千谷浄水場の解体撤去工事は、いずれも順調に進捗しています。  各事業の上半期における販売量実績は、新型コロナウイルス感染症の影響で5月に大きく落ち込みましたが、ガス事業、工業用水道事業、下水道事業では、概ね予定通りの販売見込みとなっています。水道事業では7月の低温・長雨の影響が大きく、販売見込みを下回っています。  各事業とも、安定供給に向けて一層努力してまいります。...