社会福祉課長 榎 本 道 夫
教育次長 鶴 巻 勝 則
教育総務課長 橋 本 隆 志
学校教育課長 小 野 沢 謙 一
文化行政課長 山 口 幸 恵
文化行政課市民文化会館長 宮 崎 由 香
───────────────────────────────────────────
〇
事務局職員出席者
次長 阿 部 成 美
主事 斎 藤 正 太 郎
午前10時00分 開 会
○
委員長(
阿部聡)
全員出席ですので、ただいまから
社会文教常任委員会を開会いたします。
当
常任委員会が付託を受けた議案は、
分割付託の
一般会計補正予算案を含め、議案が5件、陳情が1件の計6件でありますが、そのうち議第21号については、6月7日に審査が終了しております。したがいまして、本日の審査は
分割付託の
一般会計補正予算案を含め、議案が4件、陳情が1件の計5件であります。
では、議案の
審査方法についてお諮りいたします。初めに、陳情第1号 学校における子供の健全な育成を求める
陳情書、次に議第150号 令和4年度
新発田市
一般会計補正予算(第3号)議定についてのうち
社会文教常任委員会所管分、次に議第16号 令和4年度
新発田市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)議定について、次に、議第18号 令和4年度
新発田市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)議定について、最後に、議第17号 令和4年度
新発田市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)議定について、以上の順で審査を進めたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) 異議ありませんので、そのように進めます。
それでは、最初に陳情第1号 学校における子供の健全な育成を求める
陳情書を議題といたします。
この陳情について執行部からの意見等がありましたらお願いいたします。
小野沢学校教育課長。
◎
学校教育課長(
小野沢謙一) おはようございます。陳情につきまして、
学校教育課の対応についてお話ししたいと思います。5月27日付で
県保健体育課より
文科省の
事務連絡を添えての通知が
教育委員会のほうに届きました。その5月27日の日にすぐに、
学校生活における
児童生徒の
マスクの着用についてという通知を
市教育委員会から市内25か校全校に発出いたしました。その後、6月2日の
定例校長会におきまして、この通知についてさらに詳しく説明をし、
熱中症対策が優先するという話もここでさせていただきました。
さらに、昨日県のほうからまた夏期における
児童生徒の
マスクの着用についてという文書が届きました。これに文科の
事務連絡が添えてあった文書です。この昨日の県の文書を受けまして、昨日全
小中学校に
熱中症予防を優先して対応をお願いしますということでさらにまたメールを発出いたしました。
○
委員長(
阿部聡) メールですね。
◎
学校教育課長(
小野沢謙一) はい。
以上です。
○
委員長(
阿部聡) では、質疑ある委員の発言を求めます。
佐藤委員。
◆委員(
佐藤真澄) 今
学校教育課長からこれまでの経過をお話しいただいたわけですけれども、
マスク着用については、大人は判断できますけども、ましてや小学校の低学年となると、本当に息苦しいんだけれども、やはりつけなくちゃならないという判断ができないような年齢ですよね。それで、今までその
文科省から連絡があり、それから
市教育委員会から各
小中学校全校に連絡し、さらに6月2日の
定例校長会においてそういうお話があったと。それから、昨日全ての
小中学校にメールしたということなんですけども、ささいなことかもしれませんけど、でもやはり大事なことですよね、ここ2年以上この
コロナ禍で皆国民苦しんでいるわけですが。そこで、今回の
市教育委員会の対応については、ちょっとお粗末だったんではないかなと思います。前電話で課長にもお話しいたしましたけども、孫が2人通っている、都内の杉並区なんですけども、5月末に
PTA総会があって、そこに役員をみんな集めて、そして杉並区の
教育長が新しい
ガイドラインを説明してくれたというんです。こんな説得力ある話はないんじゃないかなと。
それから、
ホームページ開きましても既に載っておりますが、こうした大事な連絡は、ぜひメールではなくて文書で出していただきたい。できたら、その
ガイドラインなるものを
マスクかけなくてもいいんだよというふうなものを改訂版でしょうか、そうしたものを出していただきたいと思ったんですけど、これについてはいかがでしょう。杉並区によりますと、6月から登下校、それから体育の授業は以前から激しい運動とか、マラソンとか、そういうのは
ノーマスクだったんですけども、習い事のサッカーはコロナ中にもかかわらず
ノーマスクだったということなんですけども、そういうそのくらいの配慮がやはり必要なんじゃないかと思うんです。そうしたら、このような陳情は提出されなかったんじゃないかと思うんですけども、その点いかがでしょうか。
○
委員長(
阿部聡) ちょっと
佐藤委員、大事な連絡はメールじゃなくて文書で丁寧にやってほしいと思うが、それに対してどう思うかという質疑でよろしいですか。
◆委員(
佐藤真澄) はい。
○
委員長(
阿部聡)
小野沢課長。
◎
学校教育課長(
小野沢謙一) 今ほどの
佐藤真澄委員のご質疑にお答えいたします。
文書としましては、5月27日付で通知という形できちんと各校に発出しております。その文書を受けて、先ほどもお話ししましたが、改めて6月2日の校長会でその中身について詳しく説明をしております。
以上です。
○
委員長(
阿部聡)
佐藤委員。
◆委員(
佐藤真澄) 課長はそのようにおっしゃいますけども、
先ほど陳情者の方からいろいろお話によりますと、学校によっては校長の判断でとか、やっぱり指導が曖昧なんです。ですから、きちんとその
ガイドラインなるものがあれば、それに従うと思うんですけども、
保護者も安心されるんじゃないかと思うんですが、その点についてもう一度お伺いいたします。
○
委員長(
阿部聡)
小野沢課長。
◎
学校教育課長(
小野沢謙一)
ガイドラインにつきましては、学校における
新型コロナウイルス感染症に関する
衛生管理マニュアルが基本となっております。ここに
文科省の
事務連絡及び
県保健体育課の連絡を受けまして、
教育委員会として基本的な考え方、
マスクの着用が必要のない場面について、その他という項目を設けまして文書として発出しております。
以上です。
○
委員長(
阿部聡)
佐藤委員。
◆委員(
佐藤真澄) 何かかみ合わないんじゃないかなというふうに思っております。いずれにせよ、そういうその上からのものをそのまま下に下ろすんじゃなくて、
新発田版の分かりやすい
ガイドラインで説明していただきたいかなというふうに、私はそういう意味を込めて質疑させていただいているんですけど、それはやはり無理でしょうか。
○
委員長(
阿部聡)
小野沢課長。
◎
学校教育課長(
小野沢謙一)
ガイドラインという形ではないんですけども、この通知の中身は、
文科省及び
保健体育課から出てきたものを
新発田市ではこのようにということで落とし込んだ通知です。それぞれの場面でこういうところが大事だというところを明記して通知として発出しております。
新発田市
ガイドラインという名前ではありません。
以上です。
○
委員長(
阿部聡) よろしいですか。
◆委員(
佐藤真澄) よろしくないけど、いい。
○
委員長(
阿部聡) 三
母委員。
◆委員(三母高志)
陳情書に書かれている部分と、ちょっとその裏に
先ほど陳情書の陳述人のご意見をお聞きした内容も含めてちょっとご質疑したいんですが、この通知の内容は、あるいは
通知そのものは学校までは行っていますが、そこから
保護者の、各家庭なり、
保護者なりにも行っているのかどうか、そこがひとつお聞きしたいということと、それから先ほど
佐藤真澄委員も話されましたが、私もちょっとこの
委員会の前にほかの市町村の、新潟県ではないんですが、見ましたら、やっぱり
ホームページにその通知の内容が
そのものがアップされているんですが、
新発田市の
教育委員会ざっと探しましたけど、ちょっとそういうもの見当たらなかったので、そういうことはやられているのかどうか、その2つお聞かせください。
○
委員長(
阿部聡)
小野沢課長。
◎
学校教育課長(
小野沢謙一) 三
母委員のご質疑にお答えいたします。
保護者に対しましては、学校によってお便りを学校だよりで出しているところ、それから学級、学年だより等で出しているところと、全て私のほうでは把握はしておりませんが、
保護者への周知も通知のほうでお願いしてあります。
また、
ホームページにつきましては、今ほどのご意見をお伺いしまして、非常に大切なことでありますので、
ホームページのほうには何らかの形でアップしたいというふうに考えております。
以上です。
○
委員長(
阿部聡)
渡邉委員。
◆委員(
渡邉葉子) 今
文科省のほうも、むしろ登下校時とか、体育の時間には外すようにという方針ですよね。ただ、6月の中ぐらいからむしろ外すことを推奨しておりまして、これから特に
熱中症対策に重点置かれておりますけれども、これから暑い夏、蒸し暑い夏迎えるに当たって、本当命に関わるようなことかと思うんです。その場面、場面に合わせて、さっき
陳情書には金田さんがおっしゃったように、選択の余地を残すといいますか、そういうところも大事かと思います。
あと、各学校によって対応が違うようでして、私の地元はすぐ近くの学校は七葉小学校なんですけれども、月に一、二回朝の
挨拶運動というのがございまして、つい先日もございました。だけど、ほぼほぼ100%
子供たちは
マスクをして、ちょっとはあはあ言いながら。遠いところの子なんか、30分ぐらい歩いてやっと学校にたどり着くような感じなんです。そのような状況を見ていると、先生方とか、ご父兄からとか、外したいときには外してもいいよというふうな声がけとかがなされているように思われないんですけれども、そういう現状とか把握しておられたりとか、そのことに対してはどう思われますか。
○
委員長(
阿部聡) 声かけがなされていない。
小野沢課長。
◎
学校教育課長(
小野沢謙一)
渡邉委員のご質疑にお答えいたします。
マスクのその着用不必要な場面につきましては、
文科省からも通知が出ているんですが、今いろんな取る、取るということは非常にクローズアップされているんですが、条件がついておりまして、人と十分に距離を確保し、会話を控える場合、それが一番大きなところになっております。学校でも、
マスクを取ったときには飛沫が飛ばないように不必要な会話は避けてということで指導は入っているはずです。
そして、ただ
マスクを取る、取らないにつきましては、学校での指導もありますけれども、ご家庭での考え方も非常に大きいということで、運動会の際にも取っていいんだよと言っているんだけども、つけたまま走っているとか、やはりなかなか全ての
子供たちに対して一律に
マスクを取りなさいみたいな指導もできませんので、学校は通知等に従いまして、場面、場面に応じて適切に
子供たちに指示を出しているというふうに認識しております。
以上です。
○
委員長(
阿部聡)
渡邉委員。
◆委員(
渡邉葉子)
マスク着用に関してはご本人とか、
保護者の方も着用していたほうが安心するという方もいるので、一律に外しなさいとか、着用しなさいということではないんですけれども、このたびの何人かの
一般質問の中でも
教育長がお答えしていまして、本当は外したいんだけれども、なかなか外せない、周りの子たちとか、先生もしているから。でも、大人の方からの、
保護者とか、先生からの声がけもやっぱり大事ではないかなというご答弁がありましたので、ぜひ
教育現場では先生のほうからも
お子様たちの顔を見て苦しそうだなとか、そういうときには声がけしていただければと思います。ありがとうございます。
○
委員長(
阿部聡) 質疑は。
◆委員(
渡邉葉子) いいです。
○
委員長(
阿部聡)
小野沢課長。
◎
学校教育課長(
小野沢謙一) ありがとうございます。
特に熱中症の危険が非常に心配です。これ命に関わることですので、こういうときにはもう優先して最優先で
マスクを外すようにということで、改めてまた各学校には話をしたいと思います。
以上です。
○
委員長(
阿部聡) 改めて通知をするということでよろしいですか。改めて各学校に働きかけるということですね。
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) ないようでしたら、これにて質疑を終了するにご異議等ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) 本案に対する質疑は、これをもって終結いたします。
続いて、
自由討議を行います。討議ある委員の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) 討議を終結いたします。
続いて、討論を行います。討論ある委員の発言をお願いします。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) 討論を終結いたします。
これより採決いたします。
陳情第1号 学校における子供の健全な育成を求める
陳情書は、採択するに賛成の委員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○
委員長(
阿部聡)
挙手少数であります。
よって、陳情第1号は不採択すべきものと決しました。
これからの審議、審査に必要のない説明員は順次退席されて結構です。
次に、議第15号 令和4年度
新発田市
一般会計補正予算(第3号)議定についてのうち
社会文教常任委員会所管分を議題といたします。
説明員の皆さんに申し上げます。予算案の説明に当たっては、歳出、歳入の順とし、軽易な事項は省略し、
重要事項のみ簡潔明瞭に説明願います。
説明順序は、
委員会条例第2条の表に掲げるとおりとし、順次説明を願います。
では、
担当課長の説明を求めます。
中野健康推進課長。
○
委員長(
阿部聡)
挙手全員であります。
よって、議第18号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
最後に、議第17号 令和4年度
新発田市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)議定についてを議題といたします。
担当課長の説明を求めます。
坂上高齢福祉課長。
◎
高齢福祉課長(
坂上新一) それでは、議第17号についてご説明いたします。
初めに、歳出でございます。予算書79ページをお開き願います。
説明欄の丸、
職員給与費は、4月の
定期人事異動等に伴う増額であります。
歳出は以上であります。
次に、歳入でございます。戻っていただきまして、77ページをお開き願います。
説明欄の丸、
職員給与費等繰入金は、今ほど歳出でご説明いたしました
職員給与費の増額分に係る繰入金の補正であります。
説明は以上でございます。
○
委員長(
阿部聡)
担当課長の説明が終わりましたので、質疑に移ります。質疑ある委員の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終了いたします。
続いて、
自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) 討議を終結いたします。
続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) 討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議第17号 令和4年度
新発田市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)議定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○
委員長(
阿部聡)
挙手全員であります。
よって、議第17号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で当
社会文教常任委員会に付託された議案の審査は全部終了いたしました。
なお、これらの議案についての
委員会報告書の作成は
委員長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
阿部聡) ご異議ありませんので、
委員会報告書の作成は
委員長に一任されました。
以上をもって
社会文教常任委員会を閉会いたします。
ご苦労さまでした。
午前10時33分 閉 会...