午前10時00分 開 会
○
委員長(
板垣功) それでは、
全員出席ですので、ただいまから
総務常任委員会を開会いたします。
本日は、閉会中の
継続審査として、
蔵春閣について
調査を行いたいと思います。8月6日に開催しました
委員会において、
執行部から
蔵春閣の
移築工事における
整備内容について
説明を受けました。
資料は、SideBooksの本日
使用資料の2020の8月6日②のほうをご覧ください。8月6日の
委員会では、
蔵春閣の
移築工事のみを行う費用の
市負担については、必要だとこれが
整理がつきました。8月の
臨時会で
予算を可決したところであります。また、
蔵春閣を公開するだけにするのか、
本体と
附帯設備を
整備するのかについては、皆様のほうから様々な
意見がありました。それから4か月ほどたっております。その後
請願、
陳情などいろいろ出てまいりまして今に至っているところでありますので、そこのところもその
観点からも見ていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。本日は、
蔵春閣の
整備内容について改めて
委員会において
自由討議を行いたいと思いますけども、これにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
板垣功) よろしいですかね。
それでは、早速
蔵春閣の
整備内容について
自由討議を行いたいと思います。同じ繰り返しになりますけども、まず
蔵春閣を公開しないというところで
本体の
移築ということで今進んでいるところでありますけども、我々
委員会としては、これをまず。その前に、
請願、
陳情について、それぞれ
反対をする方、それぞれ
賛成をする方、
委員の方、それから
片方は
賛成だけども
片方は
反対するというような形に今なっております。そこをしっかりとまとめるためにも、まずこの
蔵春閣を公開するものとそれから
本体と
附帯設備を
整備をするというところ、これをまずどういうふうにするのかということをここで問わねばなりませんので、そういうところについての
自由討議として
意見をいただきたいというふうに思います。実際的にお金の話になりますと、
本体の
附帯施設を
整備するということになりますと一応1億6,000万というところで当初いろいろと話はありましたけども、これの図で見ていくと、
動態保存のほう合計で1億8,925万5,000円ということになっておりまして、当初の見積りよりも約3,000万弱多くなっているわけです。この辺のところを見ながら、そういう
観点から
自由討議を行っていきたいと思いますので、お願いいたします。
すみません、もう
一つ、どちらも
反対しているという方もおられますけども、本日は
建物を建てるということでこれは決定して、そこから進んでまいりますので、そもそも論というか、そのものについては今日はその話の中に入らないようによろしくお願いをいたします。
青木委員。
◆
委員(
青木三枝子) 今
委員長がおっしゃったように、私もこの前のことを振り返ってみましたら、やっぱり
委員会のほうで1案、2案、3案が出されて、今のところ2案を進めているというふうに理解してよろしいんでしょうか、8,000万円。
最初四つ目垣とか
本体建設と
四つ目垣の
予算を含めて約4,000万円というふうにちょっと私は理解していて、
あと2案、3案が
本体工事のための8,000万円、次には全て
附帯設備も含めて
動態保存のための
予算として約1億8,000万が提示されていたと思うので、今は4,000万だけだとして理解しているんです。
○
委員長(
板垣功) そのとおりです。
◆
委員(
青木三枝子)
継続審査にもなっていると思っていましたので、このたび本当に
委員会としてのまとめができていなかったと思って改めてこうして
委員会が開かれたことはよかったなと私は思っています。その上で、私は今4点ぐらい私がこの
自由討議の中で話し合っていただきたい、ご
意見を聞きたいと思って
自分なりに考えてきました。今おっしゃったようなこともあるとは思いますけれども、ちょっとお聞きしたいと思います。
総務常任委員会において、
執行部に
予算を一旦取り下げてもらったことに何の
意味があったのか。この
予算を取り下げる必要あったのかについての
皆さんの
意見をお聞きしたいということとそして
あと2番目に、いいものを造るためであれば2億、3億かかってもよいと言われた方がいらっしゃいますけれども、例えば
執行部が3億かけると
予算計上してきたときに、本当にそれはよいものであればということで認められるのでしょうかということで、当初はやっぱり
建設費が高いということで進めてきたと思うので、そこら辺りについての
皆さんのご
意見を伺いたいと思います。
それから3番目として、
新聞報道に
市長の
言葉、前おっしゃったようなことなんですけど、
アクセルも
ブレーキも
賛成した以上、それを踏まえて
市長の責任を果たさなければならないが、苦慮しているということに対し、
議長の
言葉としては、
新聞報道なんですけれども、
蔵春閣をいいものにしたいという産みの苦しみでもある。
市長は、判断が難しいかもしれないが、
議会として後押し、
アクセルのつもりだとありました。
継続審査のままになっていた議案です。
議会として、
委員会としていつから後押しするに変わったと判断していいのかということについても伺いたいと思います。
それで、4番目についての
請願書と
陳情書を両方は今採択したということによって、傍聴された方は
議会はカメレオンみたいというふうな記事がございました。
議会として今後同様のことが起きてよいのかということについても伺いたいと思っています。
以上4点。
○
委員長(
板垣功)
皆さん、今の問いに対してよろしいですか。
小柳委員。
◆
委員(
小柳はじめ) 今の
青木委員の話多分やっているとこれだけで1年ぐらいかかりそうな話になるんで、ちょっとそういう話ではなくて、もう順を追って進めているわけですから、進めて今
取りあえず本体にはもう着工していると、スタートしているんで、そこから先の
利活用がどうなのかとか、もしくはそれに伴う事業の全体計画はどうなのか、どういう
方向でやるのか、幾らぐらいだったらコスト的にかけられるのかという、そういう話をしなきゃ駄目なのに、今の我々で今までのやり方をどうなのかという話になっているんで、それはちょっとここでやる場じゃないのかなと私は思うんですけど、
皆さんはいかがですか。
○
委員長(
板垣功)
皆さんどうですか、今の。
中村委員。
◆
委員(
中村功)
議会、
委員会は、
議論し合いながら
賛成多数で進んできている中で、今のような話をしていると今の
小柳委員と同じでまたゼロからというか、今まで私たちがやってきたことが全然無
意味なような形、取られる部分がありますんで、私としては受け入れられない
内容であります。
○
委員長(
板垣功) ほかに今の
意見に対して。
比企委員。
◆
委員(
比企広正)
青木委員の今の
討議の
内容でありますけれども、これに関してはこの
委員会の場ではなく、後ほど
板垣委員長、またもしくは私、
議長の見解を求めるところもありましたので、個別にお話しさせていただきたいというふうに思っておりますので、ここでは取り上げないでください。
よろしくお願いします。
○
委員長(
板垣功) それぞれの今の
話どおり、私も
最初触れたように、
建物は建てるというところからのスタートということで、今日はそれを
議題として、
蔵春閣公開する、それから
附帯施設も入れて
整備をするという
方向で話を持っていきたいということで出したわけですので、その
方向で行きたいというふうに思いますけども、
青木委員よろしいですか。
◆
委員(
青木三枝子) 私は、このたびの
委員会がなぜ開かれるのかについても、私はあまり詳細については分かりませんでしたけども、私は別にそれ
委員会としての振り返りということで
皆さんにご
意見を伺いたいというものであって、別にそれに対してどうということでありませんけれども、
認識を
一緒にして、私の中で陰でいろいろ言うんじゃなくて、もう改めて
自分の中で
認識しておきたいという
意味で私は昨日考えてまいりましたので、
皆さんが
反対とおっしゃるようだったら仕方ないと思います。
○
委員長(
板垣功)
青木委員の今言っていることも分かりますので、先ほど
比企委員が言ったように、その辺についてはもう一度考えて我々としてもまた
青木委員のほうにも
報告をというか、話をしたいというふうに思いますので、当初のとこに戻りまして
議題を進めていきたいというふうに思います。よろしいでしょうか。
それでは、まずまた同じこと言いますけども、
蔵春閣を公開するのか、
本体と
附帯施設を
整備する、この2点についてどの
方向で
委員会として持っていくかという話を持っていきたいというふうに思いますので、ここで結論を取ってどうのこうのじゃないですが。
三母副
委員長。
◆
委員(三
母高志) 今
委員長がその経過
報告された上で、8月のこの
総務常任委員会の審議の結果、3つの
パターンについて
方向性示されて、その中のどうするんだという提案について
論議をするということなんですけど、その後も
総務常任委員会としては
営みが何にもなかったわけではなくて、8月28日に
総務常任委員会の中で
執行部側との
やり取りもありましたし、それから
市民のいわゆる
文化団体とか
大倉喜八郎の会とか等の
意見交換会も
総務常任委員会でも取り組んでいるわけです。そして、私12月に
一般質問でも
市長にも、これは
総務常任委員会の
営みではないんですけども、
一般質問した中で
市長の
答弁もあって、それについて
皆さんもいろいろ
論議もされてきたというような、そこも踏まえた上でなおかつ今の
論議というのがあるんじゃないのかなと思うんですけど、その辺の話についてどうなんでしょうか。そこは省いて今の元、8月の
段階に戻って
論議しろという話なのか、ちょっとその辺り
整理してほしいんですけど。
○
委員長(
板垣功)
皆さんの
意見交換会でこの前やった
議事録という形で皆様やったやつ全部残っていますけど、ですからその中でも
いろいろ議論は出ております。ただ、それ以後に先ほど言いました
請願と
陳情が出てきたというところで、若干その辺がちょっと見えていないのかなという感じがありまして、この前の
総務常任委員会の
報告として、
皆さんの
意見を私がほとんど変えずに話をしたという流れでありますので、それも全部残っております。その中でちょっと
議論いただきたいなというふうに思いますが。
小柳委員。
◆
委員(
小柳はじめ) ある
意味言い方なんですけど、
泥沼にはまっているような状態なのかなと思うんですよね。要は、だから恐らく
執行部側が出してくるものを、いいですよ、いいですよと言えば多分粛々ともっと進んでいるだろうし、でも逆にやっぱりその間で
議会としてやっぱり使命として、ちょっとこれは一旦
ストップさせなきゃ駄目だというようなことで、6月でしたっけ、
予算が出てきたときにこれはちょっと
ストップとかけたわけですよね。その
ストップをかけた理由というのは、そもそも
内容とか進め方とか
云々の問題よりも、今まで
市長が
説明してきた、何となく、金額は言っていないですよ、幾らかかるって一言も
市長は言っていないんだけど、
ただ金はかかりません、みんな
向こう持ちなんですということを言っていながら、実は例えば公開するにも火災報知器だったりとか
避難誘導の
設備だったりとかかかると。多分
市長そこまで分からなかったと思うんです、
最初かかりませんよと言ったときは。恐らく
向こうから持ってきて中見るぐらいだったらほとんど金かからんと思っていたんじゃないかと思うんですよ、
最初のときは。でも、だんだん
建築基準法なりいろいろな法令を適合して、み
らい創造課がいろんな詳細を詰めていくにしたがって、ああ、これはなきゃ駄目、これもないと建てられない、これがないと許可が下りないみたいな、そうやってだんだん、だんだん積み重なってきて、①、②、③の
パターンでいうと②というのは本当は
最初はなかったんでないかなと私は思うんですよね。①と②というのは、本当はもうみんな
向こうがやってくれるつもりだったんでないかなと思うんです、
最初。我々は、そういう
認識だったと思うんだよね。ところが、実を言うとそういう意外に経費かかるんだという中間の②が新たに出てきたということが
一つは話を面倒にしてきたことなんだろうなと思いますよ。
最初の
段階からこれぐらいかかると分かっていれば、
あとは
附帯設備を造るか造らないかだけなので、そこまでもめなかったんじゃないかなと思うんで、そうするとどこが
泥沼にはまったきっかけなのかなと思うと、この辺の
整理なのかな。だから、ここはもうまず1つ、公開するための最低限のものは、もうこれは今まで見落としていたけど要るんだというまず
認識に立たないとその先ちょっと進めないんじゃないのかなという気、そこがちょっとネックになっているような私はそんな気がしますよ。いかがでしょうか、
皆さん。
○
委員長(
板垣功)
皆さんは、今の
意見に対して。
中村委員、どうでしょうか。
〔何事か呼ぶ者あり〕
○
委員長(
板垣功)
湯浅委員。
◆
委員(
湯浅佐太郎) 今
小柳委員は、
泥沼にはまっているというような言い方しましたが、
皆さんよくお分かりのとおりに、5月、6月、今年の3月、もっと言えば去年の2月、3月の討論からすれば、確かにいろんな
やり取りがあって、そして今年の6月に出てきた
予算に対して我々は
ブレーキをかけたわけです。その際も副
市長もちゃんと
説明においでになって、
認識の違いであるとか、ある
意味都市公園の中に今までに想定していなかった配管、
配電設備があって、それにも
予算がかかるとか、やっと出てきたものに対して我々は7月、8月、9月と
議論をして、そしてなおかつ
市民からも
請願が上がってきたという
段階で、私は
泥沼ではなくて、やっとスタートラインに立ってやっと8月、9月に
説明が出てきたので、今回は
本体を建てますという話で我々も合意してスタートしたわけです。ですから、それはそれとして、今物が建ちますと。私もこの間の
請願、
陳情のときにもお話ししましたように、2月には当初
予算でどういう
予算が出てくるか。あくまで我々が審議すべきは行政から出てきた
予算に対し、または決算に対して審議する権限しかありません。ですから、例えば
蔵春閣をどういうふうに
オペレーションするんだとかどういうふうにするんだとかというのは、あくまで我々が今まで出てきた、もらってきた数字を基にそれを今度どうしていったほうがいいんですかということで
陳情、
請願も
議論したわけですから、ここで
泥沼ではなくて、今回建ちますと、来年度以降その
請願、
陳情または
市民の
意見を取り入れて、いい
方向に持っていきましょうという
方向は通ったわけですから、それに沿ってその
蔵春閣に対して本当に
附帯設備が要るのか、その
附帯設備に対しての
利用方法、
オペレーションまたは、要するに
委託管理制度とかを使ったり
大倉喜八郎を使ったり、どういったものをするのかということについて我々が出し得る
意見といいますか、少なくともここには以前までに旧
県知事公舎のような形にはしたくない。いや、それは
レベルが違うんですという
答弁もありましたから、
レベルが違うんだったらどうするんだという話を我々は聞きたいわけですから、それに対してこの
意見を
集約すればいいんではないかなと思いますんで、
泥沼ではなくて、建てますと。建てた後にいわゆる
附帯設備も必要なのか必要でないのか。必要ならばそれに対してどういう
説明が
執行部から必要なのか。要らないんだったら要らないというふうな話をここで大筋の形で持っていくような形でいけばいいという話ですから、
泥沼ではなくて、建設的に未来に向かった、
陳情、
請願または
新発田市民または
新発田にとっていいものになるような
集約をすればいいと思いますんで、
論点をちょっと
整理をしていただいて、我々
委員会としてこういう
意見が
集約できましたという形で
委員長、副
委員長から
執行部に対してまたご
意見を求めたり、来年以降の
予算に反映するような形で持っていければ一番いいんじゃないかと思いますんで、そのような
論点整理をしながら
意見を
集約していただきたいと思いますんで、よろしくお願いいたします。
○
委員長(
板垣功) 本
委員会の
調査としては、8月6日でまず中断をしているわけです。三母副
委員長が言うとおり、この4か月間に様々な情報やその動きがありました。
委員それぞれの
考え方にも
変化をしているわけです。その辺を考えてそれらの
意見を出し合って
整理していきたいというふうに思いますが、そういうようなところでよろしいでしょうか。それに対しての
意見を
湯浅委員が言ったようにそこで
論点整理をして進めていければということですので、
蔵春閣それこそ公開するだけにするのか
本体の
附帯施設を
整備するのかという2つですから。先ほど言いましたように、それぞれ
意見がそれ以後4か月間の間に
変化しているわけですので、その辺のところで
議論をしていきたいというふうに考えます。
令和会とそれから
共道しばたについては、
請願、
陳情についてはどちらも
賛成ということで、
加藤委員、
青木委員はどちらも
反対と、
中村委員は
片方、
請願のほうは
反対で
陳情のほうは
賛成ということになっておりますので、この辺でその辺の
変化が見られているわけですよね。この辺をしっかりやっぱりまとめていきたいというふうに思いますので、どうでしょうか。
湯浅委員。
◆
委員(
湯浅佐太郎) 私今ほど申し上げましたように、それぞれの
考え方の違いはあるとは思いますが、この
委員会で
議論するわけですから、ましてや今までずっと同じ
テーブルで
議論してきたわけですから、例えば、建てる、建てない、または建てるんであればこうする、建てないんであればこのままするというようなご
意見をみんなから
一つ一つ話をしていただいたほうがいいと思います。今まで同じ
テーブルで話をしてきたわけですから、
請願、
陳情はあくまで
市民の
意見ですから、あくまで我々の中で今まで提案された
資料に基づいて
反対なら
反対だし、でも建てるのはもう決まっているわけです。建てることに
反対していてもしようがないわけですから、だったら建てるにしては金をかけないようにこのままにせいとかというご
意見でやはり
皆さんから
意見集約を全ての
委員から発言してもらったほうがいいと思いますんで、
委員長いかがでしょうか。
○
委員長(
板垣功) どうでしょうか。それぞれの
意見ということで
議論深めていきたいというふうに思いますが、よろしいですかね。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
板垣功)
青木委員。
◆
委員(
青木三枝子) 私は、やっぱりこの中で両方
反対しましたので、だからあくまでも
皆さんのご
意見を伺うという形にさせていただきたいと思います。
○
委員長(
板垣功)
青木委員は、今の
意見の中には参加しないということでよろしいですか。
皆さんそれ同意でよろしいですか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
板垣功) それでは、
比企委員からお願いいたします。
◆
委員(
比企広正) 私といたしましては、この12月16日に
請願並びに
陳情が、それぞれ異なる
団体から提出されまして、
令和会としてはどちらも賛同。いわゆる結果的に
本体も当然今着工しているわけですから、
本体と同時に
附帯設備も
同時並行で進めていって同じ時期に竣工するということを目指して賛同いたしました。
以上でございます。
○
委員長(
板垣功)
湯浅委員。
◆
委員(
湯浅佐太郎) 私も
請願、
陳情、それから今までの
経緯も含めて、
最初の今年の初めての
議論、
最初の夏の
議論においては全然その全体像も示されることなく
補正予算が出てきて取り下げたという
経緯も含めて、ただ単に高額だ
云々ということではなくて、どういう
オペレーションでどういう
利活用もするかも分からないで、ただ建てますと言われたことについて
議会は反発したんだと考えております。そして、今までの
議論の中で
本体は建ちますという話に合意をいたしましたし、私も
本体を建てることについては
賛成しております。そして、
附帯設備についても、この
方向で行ける、そしてその
方向で行くんであれば前に示されました旧
県知事公舎のような中途半端な
オペレーションではなくて、しっかりした
大倉財団との
連携、そして
市民との
連携をした上で、
一緒になって汗をかくという体制で、今までのように市がちょっとなかなか本当に
専門家でもない方々が直接やって、また同じ間違いを繰り返すということがなければ、今後の
オペレーションを見て、みんなで判断していくべきだと思っておりますので、建てる、そして
附帯設備をする、それについてはちゃんとした
利活用をみんな、そして
市民、
議会が納得できる
利活用をした上で、
市民のワークショップをした上で、建てた後の2年間、または
最初の1年間、早いうちにそういった案を出していただいて、大いに
議論をし、
附帯設備は早めに
設備するという形で
賛成していきたいと思っています。
以上です。
○
委員長(
板垣功)
小柳委員。
◆
委員(
小柳はじめ) 先ほど
会派としてという話もあったんですけど、私は
会派の中で1人だけちょっと若干色合いというか違うんですけど、やることについてはおおむね
賛成、全然
賛成しているんです、
附帯設備も含めて。理性的に考えると、これ木造の結構な大きさの
建物で、これ今はいいですけど、多分もう3年後ぐらいから
メンテナンス費結構かかります、確実に。そうすると、ただ置いただけで何もしないと、お荷物になるのはほぼ見えているなと。
つまり修繕費とかそういう
メンテナンス費だけで相当かかって、その金だけが毎年毎年漏水のように水が、金が流れ出るんじゃないかなというのがほぼほぼ予想される。かといってこれだけ
単発で、この
設備だけ
単発で公開しまして、
入場料300円、500円取りましたといって、ペイするわけないです。というのは
蕗谷虹児ペイしていますか。
市島邸ペイしていますか。
蕗谷虹児だってすばらしいと言っているじゃないですか。
市島邸だってすばらしいといったって、ペイしません、絶対に。ということは、やっぱりああいう観光型で
入場料500円取ったって絶対ペイするわけないんで、そうするとやはり何かしらもっと高
付加価値のことをやっぱりやっていかないと
維持費すら出ないだろうということが、私商売人なんで、すぐぴんときますが、そうなります。今度
収益性の高いこと何かと考えたときに、多分
食べ物入れるしかないんだろう、フードアンドビバレッジと言いますけど、やっぱり
食べ物、飲物がどうしても利幅が大きいんで、当然
食べ物が絡むものをやっていかにゃならんだろうなというのは何となく想像つきます。そうしたときに、今度どういう形で
食べ物を提供するかということを今度次考えていったときに、要はランチのちっちゃいカフェみたいなレストランを想定するのか、もしくは重装備なフルコースの高めの1万円ぐらいの客単価の食事を出すのか、もしくは、はたまたもう本当にコーヒーとケーキだけみたいなもう軽食だけでやるのか、いろいろそれによって形態によっても変わるんで、それによって生み出される収益、家賃収入も変わってくると思うんで、ただ
市島邸なんかと圧倒的に違うのは都市型です。つまり田んぼの真ん中にあるんではなくて、住民が少なくとも10万都市の中心地にできるわけですから、それから新潟市まで想定すれば70万人とか80万人の商圏あるんで、そういうことまで考えたときに、やはりある程度新潟市圏からも食べに来るような施設にしないと恐らく
維持費が出ないんだろうなと。そういうどっちかというと私あれがいいとかこれがいいというよりも、こうすればとんとんになるとか、こうすれば経費が出るという頭しかないんで、そうなるとそういう判断になります。だから、ちゃんとどういうふうに活用して、どういう
方向で運営をしていくかというのが定まって、家賃が取れるようなスキームであれば私はいいと思うんです。だから、そういった
意味ではやはり飲食を伴う
附帯施設は必要。ただ、さっき言ったみたいに1万円の料理出すのか、客単価1,000円ぐらいでコーヒーとケーキだけ出すのか、全然厨房
設備とかスペースも違ってきますんで、その辺をある程度
方向決めてからやはりやるべきだと思うんで、先ほど
比企委員は完成と同時に、
附帯設備も含めて同時ということ言いましたが、私は同時にはこだわらないんで、利用法がもうちょっと詰まってから、多少高くなって、工事費が多少上がってでも同時にこだわらないで、やはり利用法を詰めてからのほうがいいと、私はそう考えています。ただ、やる、
附帯設備も含めて
整備する
方向には変わりないです。
以上です。
○
委員長(
板垣功) 小坂
委員、よろしいですか。腰が痛いんで、ちょっとそのまま、立たないでいいですよ。
◆
委員(小坂博司) 私は、やっぱり
利活用というところが一番大事なんだろうというふうに思っています。
小柳委員も言っているように、
附帯設備と同時進行がどうなんだというところも当然ありますけども、やっぱり
市民がきちっと見て、そして楽しんで、
自分たちの宝物として認められるようなものでなければならないというふうに思っております。そのためにはやっぱり
執行部のほうにお願いするのは長期的な展望、こんなふうに利用されるの、いついつまでにどんなふうに利用されてほしいというか、その
段階的な計画といいますか、そういうのを示していただいて、その中でやっぱりせっかく頂いたものでありますし、お金もこれからもかけなきゃいけないものでありますし、維持管理費もこれ当然必要になってきますから、それに合うような価値を
市民と
一緒になって、
議会も
市民となって
一緒につくっていく、逆につくっていかなきゃいけないというふうに思っております。ですから、今後私どもの
請願も
陳情も通ったわけですけども、そこの中で
段階、よく話を聞きながら、いいものをこれからも造っていってほしいなというふうに思っております。
以上です。
○
委員長(
板垣功)
加藤委員。
加藤委員はどちらも
反対なんだけども、今日の
議論、話の中でお願いいたします。
◆
委員(加藤和雄) 私どもは、
陳情、
請願についてはどちらも
反対ということでした。その理由は、やっぱり
市民にとって今やるべきところは何なのかということ考えたとき、もうこれ以上お金はかけないという判断です。実際建つわけですけれども、やっぱり小坂
委員もおっしゃったように
市民にとってどうなのか、これがお金稼げるもんか、維持するもんかという、そういうんじゃなくて、
市民にとってどういう
建物なのかということを考えたとき、やはり私は市内でいろんな文化財的なものもいっぱいあるのに、そちらにあまり大して金もかけないのに、こっちもらったって一気に金かけていくということにはすごく抵抗感もありますし、いずれにしても当初もらう前にやっぱりきちんと
議論されてからもらうというのが当たり前の話……
〔「終わっている」と呼ぶ者あり〕
◆
委員(加藤和雄) うん。それは終わっているかもしれませんけども、そういうことです。そもそも寄贈、寄附を受けるときというのは、その後にやはり財源がどうしても必要だったら、その前にきちんと了解得るというのが当たり前の話だと思うんです。だから、今建つわけですけれども、当面やっぱりお金をかけないで、その後の
市民の
議論でしょうか、
市民がやっぱり納得できるものであればいいかと思いますけれども。だから、このコロナ禍の今の時期で急いで
附帯施設も造っていくということは少なくとも
反対いたします。
○
委員長(
板垣功)
中村委員。
◆
委員(
中村功) 私とすれば、せっかく工事が着工して、完成した暁には
市民の
皆さんが中を見る、外見しか見えない部分じゃなくて、中も
市民の
皆さんが見れるような形で、そのためにはぜひとも附帯工事が必要だという部分であれば、その分はやっぱりきちっと同時
整備、進行で
整備すべきものだというふうに思っています。その中でもしかするとああいうものがいい、こういうものが欲しいとか、そういうのも発生してくるかもしれませんので、それはそれでまた考えていければなというふうに私は当初思っていたわけなんで、とにかく完成と同時にやっぱりせっかくできたんだから、
市民の
皆さんも見て、中を閲覧したいなというふうな部分で閲覧させていただけるような施設にしてほしいなということであります。
以上です。
○
委員長(
板垣功) 三母副
委員長。
◆
委員(三
母高志) 1つは、
内容の問題という、
附帯設備を造るのかどうかという部分について言えば、この間の
意見交換会とかいろんな方々のお話を聞いても、それはやっぱり必要なんだろうなというふうに思います。いつまでにそれを造るかという部分について言えば、
本体工期が今工事進んでいますが、そこにどうしても合わせなきゃいけないのかというところについては若干疑問で、これが例えば
市民の本当に生活に直結するようなものであれば遅れることは非常にいろいろ問題出るんだろうなと思うんですけども、この工事竣工というのが若干遅れたとしても、
市民のいろんないい
意見を吸い上げられるんであればそういうことも考えていいんではないのかなと。ただ、これだけいろいろ
論議されて、この工期もPRされている中でですから、期待がやっぱり
市民の中に多くあるという部分を含めて、
市民の声を吸い上げる中で大きな変更が必要でないということであれば、うまくやれば今の工期の中で附帯工事も終わるというような流れもあるのかなということで、ちょっとはっきりしないところは私の考えの中でもありますけども、
附帯設備そのものはやっぱり
市民が十分に活用できるような形で設置をされるべきだろうと考えます。
それと、
附帯設備そのものを設置する理由の単体でペイするかという問題もありますけども、
意見交換会の中でもいろいろ
意見が出ました。お話を聞いて、諏訪神社だとか市島酒造とか、あそこの庭園とか、
あと……
〔「清水園」と呼ぶ者あり〕
◆
委員(三
母高志) 清水園、すみません。寺町通りとか、そういうゾーン的な活用で考えると、この
蔵春閣の効果というのはすごく大きい、もっと大きいものがあるんだろうと思うんです。そこの部分ももっと我々も定量的に経済的にも把握する必要があるだろうし、そこと切り離れて
蔵春閣が単独で
論議をされていくということはちょっとまずいのかなと思います。今後の運営も含めて、もちろん市はそういうものも含めて検討し、今プロジェクトつくってやっているわけですけども、そこも含めて我々も考えを
連携しながら対応するべきなのかなというふうに思っています。
以上です。
○
委員長(
板垣功) それぞれいろんな
意見は出てまいりました。基本的には
本体と
附帯施設を
整備するということで、その
方向性としてはそれで
皆さんよろしいわけですよね。ただ、その中で今言った時間軸でしょうか。完成と同時というのと、それからやはりもう少し
市民の
意見を聞きながらやって、あまり急ぐ必要はないというような中身もあるわけです。ただ、今まで基本設計で来た中で、大きな変更がなければやはりそれに対して進めていくというか、ちょっとぐらいの条件は入りますけども、ただそれを大きく変更した場合については当然工期、これも必要になってきますし、ただそうであればまた
市民の
意見を聞きながらという話にもなってくるわけです。ですから、時間をまず見ていくのか、いついつまで、それからもう少しやっぱり
市民の話聞きながら進めていかなきゃならないということであれば、やはりこれまた工期は遅れていくという形になるのかなというふうに思いますけども、どうでしょうか。
湯浅委員。
◆
委員(
湯浅佐太郎) 今ほど
委員長まとめていただいたように、
本体は建ちますと。
附帯設備も大方前向きに建てるという
方向で、一部の
反対はありますが、基本的には
附帯設備もよかろうと。今はその時間軸でという話が出ていますが、来年の2月の
予算に何が出てくるか我々まだ分からないわけです。そのときにどうなるかも分からないときに時間軸の話を今したところで、恐らくまとめられないと思うんです。例えば今言う建てるということは、今言う1年後なのか、3年後なのか、5年後なのかには関係なく建つことは決まって、または建ててほしいという。ただ、我々もいろいろ条件つきですよというのは当然ありますので、それはそれで私そのまとめ方でいいと思うんです。なので、例えば
議会として、この
委員会として、先ほど
小柳委員が言ってくれたように、今言う飲食だとかいろんな
オペレーションの仕方があって、我々が今まで与えられてきた比較対象の物件として旧
県知事公舎があるわけですが、ああいうふうにならないようにということで、ぜひ
オペレーションしてほしいということでしか多分まとめられないと思うんです。そのときに我々が
あと何を決めるべきかというのは、今言う
予算が出てこなきゃ分からないわけですから、先ほど三母副
委員長が言ったように全体的なものとちゃんとクロスした形で提案をしてもらわないと我々も判断できないわけです。その
意見交換の場というか、
市民との
意見交換も大事ですけど、どこかでこの間も何か
賛成討論か
反対討論か分かりませんけど、我々が行政に丸投げしているというようなふうなお話がありましたけど、そういう形ではなくて、我々も
一緒になってそういう
議論に参加しようという形で行政、または
市民の間に立つということが私必要だと思うので、
議会として今言う同じ
方向で、なるべくちょっとずつ具体的な話で
意見交換が来年以降、
予算が出てくるかどうか分からないわけですから、まだ。もしかすると出てこないことも考えられるわけでしょう。そのときのことも考えれば、いろんな仮説にしかならないわけなので、できれば具体的な話をちょっとずつ積み重ねていったほうがいいんではないかと思うので、建つ、または建てたいという
方向でまとまってきているということを前提に
集約をお願いしたい。だから、私はなるべく
オペレーションの方法も
一緒に提案をしていただきたい、2月に。だから、この間も言いましたように、私は
賛成しましたけど、どういう形でやるのか
予算を楽しみにしているというふうに申し上げました。なので、どういう
予算が出てくるか分かりませんけど、この
委員会としてどういう形で、
小柳委員が言ってくれたものをもっと
皆さんの
意見をどんどん出し合って、行政に、または行政と
市民と
一緒になって造るんだという雰囲気を醸成するような
議論をぜひ活発にお願いしたいなと思いますんで、よろしくお願いします。
○
委員長(
板垣功) どうでしょうか、今の
意見に対して。
小坂
委員。
◆
委員(小坂博司)
予算ということが出てきましたけども、この間
蔵春閣についてはずっと補正、補正で来ていたんです。その辺が非常に分かりづらいというか、計画的でないというか、そういったところがあるので、我々もどうなんだ、これからどうなるんだろうというところがあったと思うんです。ですから、やはり当初
予算にきちっと盛り込んでもらって、年計画という形でしっかり
議論しながらやっていく。少なくとも今までのようなやり方、補正、補正、何月補正ということでやると
市民も分かりづらいというふうに私は思っているんです。やっぱり当初
予算できちっと出してくる以上は長期的な計画も立ててくるんじゃないかというふうに思っておるんで、ぜひそこはお願いしたいなというふうに思っています。
○
委員長(
板垣功)
比企委員。
◆
委員(
比企広正) 私も小坂
委員と同じ
意見でありまして、やはり当初
予算にしっかり出していただいて、
利活用の
方向性、
執行部の
考え方を、さんざん我々今まで
執行部との
やり取り、また
執行部は
市民との
意見、その頻度はどうなのかはいささか、コロナ禍の中でワークショップとか、そういったものが開かれなかったという、そういった事情は踏まえますけれども、
市民の
意見も全く聞いていなかったわけではないと思います。ですから、きっちりここは
執行部も腰を据えて当初
予算に
附帯設備もしっかり盛り込んで、
利活用の方法等も
議会に説得できるぐらいな、そういった準備をしっかり整えていただいて、当初
予算にきっちり提示していただくことを私は望みます。
○
委員長(
板垣功)
中村委員。
◆
委員(
中村功) 私も今ほど
比企委員、小坂
委員と同じで、
市長が三母副
委員長の
一般質問で答えたとおり、新年度
予算には組み入れたいという意向はあるようでありますけども、ただ今回の
陳情、
請願でどういうふうな気持ちの
変化があるのか非常に計り知れない部分がありますけれども、我々はやっぱり目の前にたたき台が上がってきたからこそ
論議がきちっと進められるんだなというふうに思いますし、年度当初
予算に入らないということはないと思うんでありますけども、当初
予算にやはりきちっとその
予算を盛り込む以上は利用計画、あるいはまたそういう収支の部分も含めて視点も加えて、
市民の
意見も踏まえた中で出してくるというふうなものを期待して、それが出てきた
段階で我々も
予算委員会できちっと審議をしていくという部分になろうかと思いますんで、それを大いに期待したいというふうに思います。
○
委員長(
板垣功) 三母副
委員長。
◆
委員(三
母高志) 8月28日に
総務常任委員会が行われていて、
加藤委員がそのときに
蔵春閣についての
論議をしているんですけども、質疑をしていて、
加藤委員の
利活用についてどういうふうに今時点で考えているんでしょうかというその質疑に山口み
らい創造課長が
答弁しているんですが、ちょっと省きますけども、その後の今後のことについては皆様方と今後しっかりと
議論をさせていただきというものでありますという
答弁をされているんです、8月時点で。そうすると、多分私どれぐらいの感覚でみらい創造、あるいは市
執行部側が
蔵春閣の提案をいろいろ考えられているのかよく分からないところあるんですけど、どういう
レベルで
執行部側は
議会と
議論をしたいという、そういう意向が、本会議のとき、2月まで全くないんだろうか、あるいはその前段で何か
営みがあるんだろうかというか、ちょっとこの文脈でいうとその辺りがもう少し意思疎通があってもいいのかなというちょっと気はするんですが、今のもちろん2月の定例会で出されるのは当然だと思うんですが、その前段でちょっと若干そういう
論議があってもいいのかなという気もするんですけど、いかがでしょうか。
○
委員長(
板垣功)
湯浅委員。
◆
委員(
湯浅佐太郎) 三母副
委員長おっしゃったように、6月の
議会のときも聞いてもらえば答えられますという話を
執行部側ありました。今までの私は浅い議員経験でしかありませんけど、今までの
議会でもそういう発言、またはそういう
議会に対する
考え方はなかったそうでありますんで、我々が非常に後で
説明してもいいんではないかぐらいな気持ちで見られているというふうなことを考えると、積極的にやはり
委員長、副
委員長を筆頭に、
執行部と
意見、情報、そして求めて、我々にまた落としていただいて、私は前も申し上げましたけど、必要であれば
委員会を当然開いた上で、全員協
議会という形で
議会全員で
意見を述べる場、または
議論をする場、なぜかといえば我々は
市民の代表でありますんで、その方々のやっぱり
意見を最大限尊重すると。
陳情、
請願も当然そうでありますが、我々が
予算を議決するという重い責任を負っているということから考えれば、やはり
委員長、副
委員長にも、8月の
答弁があって、今までコロナがどうのという状況はあったかもしれませんが、過去の
経緯を見れば聞いてくれば答えますよというような態度でもしいるんだとすればとんでもない話なので、ぜひそれは
委員長、副
委員長に行政
執行部との情報交換含めて、我々のほうに落としていただきたいと思うんですが、
皆さんいかがでしょうか。
○
委員長(
板垣功)
皆さん、今の
意見に対してありますか。
執行部のほうには、我々としても今
湯浅委員言ったように話を持っていきたいというふうに思っているところでありますので、今日のこの中身もできるようであれば話を持っていければいいなというふうに考えているところであります。
小柳委員。
◆
委員(
小柳はじめ) 今ほどの流れ的にいうと、当初
予算であわよくば年明け早々の来年度
予算で入れてほしいというふうな声も出ていますが、結局当初
予算に入れるということは、前回出てきた図面をそっくりそのまま復活させるということになりますよね。そうなると、利用法についてはこの間、この年明けからなんで、結構な時間がたっていますから、利用法だったり活用法のイメージがもうちょっとは詰まるんだろうと思いますが、ただいずれにしろ非常に小さい厨房で、仕出し方式でやるということ以外のものが出てくるのかなと思っていて、多分そうすると恐らく例えばオーナーシェフを募集して、例えば中に入れるとか、そんなことももしかすると難しいんだろうなと。そうなると、仕出し
パターンというのは、はっきり言って全国私こういう古い
建物をいろいろリノベーションして観光施設にしているのを恐らく何百施設も見てきていますけど、うまくいっているのは
一つも見たことないです。やはりうまくいっているのは常駐しているところです。テナントに入ってやっているところとかはうまくいっていますけど、やっぱり仕出しで都度飲食というのはまず失敗しています。そういうことから考えると、今の
建物でやるんであればそれなりの緻密な、このように使って、このような利用率を目指して例えばこういう会合が年に何回、こういう宴会が年に何回、こういう軽食のお弁当を食べる会が何回みたいな、それで利用料がこれぐらいでという、それぐらいのシミュレーションがやっぱり出てくるんだろうなと思うんですけど、それが出てきて、それで今回の今ある設計のまま進めたときに全体像としてこんな収支ですというところまで出てくるんであれば、それを基に精査する必要があると思うんですけど、ただその辺どうなんですか。私は、やはり一から戻せとは言いませんけど、今の仕出し方式で簡易なスペースだけの厨房というのは、私の経験上です。96.3%ぐらい失敗します。
○
委員長(
板垣功) ちょっとすみません。今ちょっと早いかもしれませんけども、先ほど当初
予算での
議論等の話がありましたけども、当初
予算の編成がもう今始まろうとしているわけです。そうすると、この時期にそこの話入っていくと、要するに来年の話かなというところまでまた踏み込んでいくような形になっていくのかなというふうに思いますんで、
皆さんの
利活用方法が定まってからというと来年度
予算には間に合わない可能性があるんじゃないかなというふうに考えるんです。
比企委員。
◆
委員(
比企広正) よろしいですか。先ほども私話したとおり、今までさんざん
議会でも
市民の声も聞いてきたわけです。それをしっかり踏まえて、またこの
やり取りも今リアルタイムで聞いているのか、後ほど
報告という形になるのか分かりませんけれども、こういった
やり取りを
執行部は十分
認識していると思うし、重く受け止めていると思います。ですから、当初
予算を出す以上はそれ相応の計画とか、そういった
利活用の計画、そういったものが当然積み重ねていくというふうに我々は信じたいと思いますし、その出てきたところでしっかり
議論を積み重ねればいいというふうに思っております。ですから、また
継続審査で担当課長を招聘してというようなことであると、また同じようなことの繰り返しになると思いますので、この辺はしっかり
執行部にも、先ほどなんかも申し上げますけど、腰を据えて当初
予算、その
利活用の計画をしっかり出してもらいたいということで私は望んでおります。
○
委員長(
板垣功) どうでしょうか、
皆さん。よろしいですか。
中村委員。
◆
委員(
中村功) 私も
比企委員と同じだと思います。同じであります。その案がないうちにああだこうだと言っても、
議論はもう進まないわけですし、担当者呼んできても、恐らく
市長以上のことは答えられないというしか答えないと思いますし、変に審議ばかりしていると、やはり我々は事前審査みたいな形になっちゃうと、それもまた我々できない部分でありますんで、やはりきちっとした案を示していただいて、それをたたき台といいますか、それをきちっと我々が厳密に審査していくというふうになると思いますんで。
以上です。
○
委員長(
板垣功) 小坂
委員。いや、座っていていい。