新発田市議会 2020-08-28
令和 2年 8月臨時会−08月28日-01号
〇本日の会議に付した事件
議事日程に同じ
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〇出席議員(25名)
議 長 比 企 広 正 副議長 渡 邊 喜 夫
1番 板 垣 功 議員 2番 水 野 善 栄 議員
3番 五 十 嵐 良 一 議員 4番 板 倉 久 徳 議員
5番 小 川 徹 議員 6番 若 月 学 議員
7番 今 田 修 栄 議員 8番 湯 浅 佐 太 郎 議員
9番 小 柳 は じ め 議員 10番 宮 崎 光 夫 議員
11番 青 木 三 枝 子 議員 12番 渡 邉 葉 子 議員
13番 阿 部 聡 議員 14番 石 山 洋 子 議員
16番 中 野 廣 衛 議員 17番 中 村 功 議員
19番 加 藤 和 雄 議員 20番 三 母 高 志 議員
21番 小 林 誠 議員 22番 佐 藤 真 澄 議員
23番 宮 村 幸 男 議員 24番 小 坂 博 司 議員
25番 入 倉 直 作 議員
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〇欠席議員(なし)
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〇説明のため出席した者
市長 二 階 堂 馨
副市長 下 妻 勇
教育長 工 藤 ひ と し
総務課長 樋 口 茂 紀
人事課長 原 祐 司
財務課長 吉 田 和 明
み
らい創造課長 山 口 恵 子
環境衛生課長 高 澤 悟
健康アクティブ戦略監 櫻 井 悦 子
産業戦略監 清 田 稲 盛 樹
会計管理者 山 口 誠
水道局長 倉 島 隆 夫
教育次長 伊 藤 純 一
選挙管理委員会事務局長佐 久 間 康
監査委員事務局長 関 利 直
農業委員会事務局長 寺 尾 嘉 英
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〇
事務局職員出席者
事務局長 鶴 巻 勝 則
次長 古 田 潤 子
係長 岩 村 康 生
午前10時00分 開 会
○議長(
比企広正) おはようございます。これより令和2年8月
新発田市議会臨時会を開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
この際、諸般の報告をいたします。
市長から損害賠償の額を定める専決処分についての報告がありました。写しをお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
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△日程第1、
会議録署名議員の指名
○議長(
比企広正) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において
水野善栄議員、
中村功議員、
小坂博司議員を指名いたします。
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△日程第2、会期の決定
○議長(
比企広正) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
比企広正) ご異議なしと認めます。
よって、会期は本日1日と決定いたしました。
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△日程第3、
行政報告
○議長(
比企広正) 日程第3、
行政報告を行います。
二階堂馨市長。
〔市長 二階堂 馨登壇〕
◎市長(
二階堂馨) おはようございます。市議会8月臨時会に当たり、発言の機会をいただき、議長はじめ議員各位のご高配に厚く御礼を申し上げます。
上中山臭気問題に係る4回目の
改善勧告の発令についてご報告をいたします。
株式会社ナカショク上中山肥育農場を原因とする悪臭問題については、これまで
悪臭防止法に基づく
改善勧告を3回発令し、
臭気改善策の実行を事業者に求めてきたところであります。
平成26年10月に3回目の
改善勧告を発令した後、
悪臭防止法の規制値を超える臭気を観測する回数は減少傾向となりましたが、令和元年度に規制値を超える臭気を観測する回数が大幅に増加したことから、悪臭により住民の皆様の生活環境が悪化したと判断し、8月31日付で
悪臭防止法に基づく4回目の
改善勧告の発令を行います。3回目の
改善勧告で
一定程度臭気の改善が見られたことから、4回目の
改善勧告は3回目の
改善勧告を強化することとしています。
悪臭原因物質の
排出防止策としては、豚舎内の敷料を好気性状態に保つ必要があり、そのためには敷料の容積重を10リットル当たり6.5キログラム以下に保つ必要があるとの
畜産環境アドバイザーからの助言から、3回目の勧告は、敷料の重量が6.5キログラムを超えた際には速やかに交換することとしておりましたが、4回目の勧告では6.5キログラムを超えないこととし、勧告内容を強化しております。
また、
改善勧告の履行状況の確認と悪臭改善の指導の強化を目的とし、勧告に月複数回の
立入検査、
立入検査の結果、6.5キログラムを超える敷料が確認された場合の再度の
立入検査、臭気測定の結果、3回連続して規制値を超える臭気が観測された場合の
立入検査、報告書を提出しない場合の
立入検査を盛り込んでいます。
上中山の悪臭問題は、発生から16年という長い時間がたっているにもかかわらず、いまだに解決に至らず、住民の皆様の苦痛が解消されていないことは大変心苦しく、もどかしい思いでありますが、この4回目の
改善勧告の発令によって、悪臭問題への取組をさらに強化し、一刻も早く解決できるよう努めてまいりたいと考えております。
以上で
行政報告を終わります。
○議長(
比企広正) 市長からの
行政報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある議員の発言を求めます。
加藤和雄議員。
◆19番(
加藤和雄議員) 市長に伺いますけれども、この
行政報告によりますと、令和元年度に規制値を超える臭気を観測する回数が大幅に増加したと報告されていますけれども、それで今回3回目の勧告だということなんですけども……
〔「4回目」と呼ぶ者あり〕
◆19番(
加藤和雄議員) 4回目ですね。
それで、私も26日にあった
住民説明会に参加させていただいたんですけども、地元の人たちの声というのは、これで本当に解決するのかという声が大多数だったと思うんです。それで、私はこの4回目の勧告の前に
改善命令を出すのかなというふうに個人的には思っていたんですけど、なぜそういう方向でなくて、4回目の勧告にしたのか伺いたいと思います。
○議長(
比企広正)
二階堂馨市長。
◎市長(
二階堂馨) 26日は、
加藤議員にもご出席をいただいて、大変ありがとうございました。再三
加藤議員のほうからは、
改善命令をもう出してもいいんではないかというような趣旨のご質問を何度か
一般質問で頂戴をしていただいております。そうなりますと、当然業者側としては行政不服という形で今度訴訟になるわけであります。そうなってまいりますと、まさにその訴訟の中での争い事になるということからしますと、今
顧問弁護士と話合いの中ではそれに十分耐え得るだけのデータは難しい、こういう判断をいただいているところであります。
こういうご質疑をいただくと、私どもの腹のうちが全部向こう側に伝わるわけでありますので、今できればここはぜひ4回目のまず強化をする、ここで一つやらせていただきたいし、何のために4回目をやるかということも、ある程度
加藤議員は長い時間をかけてこの問題に取り組んでいらっしゃるわけでありますので、十分察していただけるんだろうというふうに思っております。まずは4回目のこの勧告で、強く業者側に対応を迫りたいというふうに思っているところであります。
○議長(
比企広正)
加藤和雄議員。
◆19番(
加藤和雄議員) いずれにしましても、命令という、そういう理由だとおっしゃられるんですけども、令和元年度に規制値を超える臭気が回数が大幅に増えてきた、その増えてきた時点でいろんな手は尽くしてはきてこられたと思うんですけども、そこでやっぱり何か手を打つべきだったんじゃないかなと。やはりこれからも強い姿勢で住民の立場に立って悪臭解決のために頑張っていただきたいと思いますけども、最後お願いします。
○議長(
比企広正)
二階堂馨市長。
◎市長(
二階堂馨) そのことは、改めて26日に住民の
皆さん方の前でしっかりと職員を指導させていただきますと、強く当たるようにしなさいということで、終わった後の反省会でも私のほうから課長、そして課長補佐には強く指示をしたところであります。本当に住民の
皆さん方には16年という長い年月をかけて、そしてまだ住民の
皆さん方が思うような結果が出ていないということは事実でありますので、ぜひこれからも住民側の
皆さん方の寄り添うような形でしっかりと対応をさせていただきたいというふうに思っています。
○議長(
比企広正)
加藤和雄議員。
◆19番(
加藤和雄議員) 最後、すみません、8月の臭気測定の結果、市長はもうご存じだと思いますけれども、私聞いたところに8月4日は18出ているし、8月6日はやはり16出ているし、8月20日は16出ています。いずれにしても、8月、今の段階で結構いつもより高い数値が出ているんで、この勧告を出すと同時に、一番最初が肝腎ですので、
立入検査をきちんとやって、今すぐやっぱり臭気をなくしていただきたいと思います。
以上、終わります。
〔「質疑ですか」と呼ぶ者あり〕
◆19番(
加藤和雄議員) いや。
○議長(
比企広正) いや、要望です。
ほかに質疑ある議員の発言を求めます。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
比企広正) ご異議なしと認め、質疑を終結いたします。
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△日程第4、議第37号〜議第43号
提案理由説明・
総括質疑・
常任委員会付託
○議長(
比企広正) 日程第4、議第37号から議第43号までを一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
二階堂馨市長。
〔市長 二階堂 馨登壇〕
◎市長(
二階堂馨)
提案理由をご説明申し上げます。
議第37号議案から議第42号議案は、財産の取得についてであります。それぞれ
市内小中学校の
学習用タブレット端末購入について、
制限付一般競争入札により、株式会社皆徳、
代表取締役、皆川倫彬と令和2年8月3日付で仮契約を締結したので、取得について議決を得たいというものであります。
議第43号議案は、令和2年度新発田市
一般会計補正予算(第8号)の議定についてであります。補正の内容は、
蔵春閣移築関連事業及び令和2年7月豪雨による災害の復旧等に要する経費の補正、地方債の追加であり、歳入歳出それぞれ1億3,239万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を539億1,184万6,000円にしたいというものであります。
補正の内容についてご説明申し上げます。2款総務費では、
蔵春閣移築関連事業として
公益財団法人大倉文化財団が10月から
蔵春閣移築工事の着工を希望しておりますことから、移築に向けた事前工事などに係る経費や、移築に伴い、黒塀など
蔵春閣本体の保全、管理に係る
整備工事費として4,013万円を追加するものであります。
5款労働費では、サン・
ワークしばた
管理運営事業において、越水により破損した木橋の
整備工事費として58万3,000円を追加するものであります。
6
款農林水産業費では、
農業総務費において
板山放牧場で発生した斜面崩落の
復旧経費として66万3,000円、
排水機場・
排水路維持管理事業において
排水機場の運転に要する燃料費、除じん機の
ごみ処分経費等として125万4,000円、
土地改良施設機能改善事業において被災した農地等の復旧に要する経費として200万円、
林道維持管理事業において倒木や
のり面崩落等が発生した林道の
復旧経費として200万円を追加するものであります。
8款土木費では、
道路維持管理事業において、倒木、
のり面崩落、
道路陥没等が発生した市道等の
復旧経費として830万円、
河川維持管理事業において排水施設に流入した汚泥の運搬、処分等に要する経費として514万円、
公園維持管理事業において作業路の
のり面崩落や園路の路面洗掘の
復旧経費として150万円を追加するものであります。
10款教育費では、
加治川地区体育施設維持管理事業において、大天城公園で発生した
階段側面部分の崩落等による
災害拡大防止のための経費として200万円を追加するものであります。
13
款災害復旧費では、市道・
河川災害復旧事業において、
市道北蒲原東部線の
のり面崩落、
市道新発田駅
自転車歩行者道の
エレベーター故障の
復旧経費として4,201万円、
都市公園災害復旧事業において、サン・
スポーツランドの
テニスコート脇で発生した
のり面崩落の
復旧経費として1,680万円、農地・
農業用施設災害復旧事業において被災した荒川、蔵光地区の排水路、田貝地区の用水路の
復旧経費として1,001万円を追加するものであります。
これに対する歳入としまして、分担金及び負担金51万円、
国庫支出金3,680万円、県支出金1,520万円、繰入金5,358万円、市債2,630万円をそれぞれ追加するものであります。
地方債の追加につきましては、
災害復旧事業に係る国の補助に応じた
地方負担分の財源調整として追加するものであります。
以上、
提案理由について概略を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
比企広正) これより質疑に入ります。質疑ある議員の発言を求めます。
宮崎光夫議員。
◆10番(
宮崎光夫議員) 私のほうからは、
蔵春閣予算について
総括質疑をしたいと思います。
このことについては、平成29年9月定例会において、市長から蔵春閣の寄贈を受けたいという旨で
行政報告があって始まったわけです。
いわく建設費用を含めて約5億円の寄贈を受けたいというものでありました。以来、
建設場所あるいは活用計画などが議論されてきましたが、議会としての最大の関心事は、やはり市が行う
外構工事等の
持ち出し額が幾らになるか、これだったというふうに認識しております。この点について、市長に対する
一般質問、何回かありましたけれど、大がかりな庭園を造るものではないと答弁してきています。
建設場所が東公園に決定した後では、トイレも現在あるトイレを活用するから、経費はそれほどかからないというふうに答弁されていました。概算額の見通しは示されておりませんでした。
あと昨年の12月定例会で、本年、この6月定例会で示したいというふうな意向を述べていましたが、少なくともこの時点では既存のトイレが使えないということの見通しはついていたように思います。当初思っていた見通しは少し甘かったようである、頂ける蔵春閣に見合った外構としてそれなりの予算が必要であると、そういうふうな見通しを示してほしかったというふうに考えます。
そして、いよいよ本年6月議会において3,000万円余りの予算が計上されて、本会議場での市長の説明では全体であるか一部であるかも分からず、
総務委員会で1億6,000万円以上かかることが初めて明らかにされたわけでございます。それも最初資料すら提示することなく、さも大した問題ではないような、そういう
担当課長の答弁の中でされてありました。一瞬本当に何が起きたのかなというふうに思ったくらい、私としては唐突に感じられたところであります。審議を続けるごとに、まだ契約すら締結していないのに、関わる職人への違約金が発生することが考えられるといった信じられない発言があったり、いろいろな発言が出てきまして、本当にとうとうと説明はするんだけれども、非常にいわゆる巧言令色、皆まで申し上げませんけども、執行部と議会との信頼関係についての配慮が感じられない状況になってしまったというふうに思っておったところであります。
担当課長は、恐らく市長の発言、あまりそんなにかからないというふうな、そういう発言をかばうことに墨守してきた一方で、やっぱり自分が悪くないというふうな思い、葛藤があって、開き直りに近いような、そういう答弁になったというふうに私は感じたところであります。非常に残念に感じております。
なお、さらに腑に落ちないのは8月6日に出た地元紙の記事であります。唐突に出てきた1億6,000万円について、今までの議会での行われてきた議論の経緯の説明もなく、高額であることに議会が難色、
工事費予算を提案できない、そのこと自体は一面正しいんですけれど、あくまで一面でありまして、なぜ難色を示したかについての言及が欲しかったところであります。どうも関係企業がこの取組に関係しているため、支障の出ない程度に記事がまとめられたのであるか、どうも新聞の社会の木鐸としての使命を放棄したと、これちょっと勘ぐり過ぎかもしれませんけれども、そんなように感じられたところであります。
○議長(
比企広正)
宮崎議員、そろそろ質疑にお願いいたします。
◆10番(
宮崎光夫議員) 先ほども申し上げたように、なるべく早い時点で見通しが変わったことを市長は言明すべきであったと思います。最終段階である6月提案の初めから市長から説明があるべきだったと思います。これが第1点でございます。説明さえしっかりしてきたならば、6月の提案の中では県の補助金を得たことなど、むしろ頑張ってきたというふうに評価されるべきだというふうに思ったところであります。
そして、私見ではありますけれども、6月定例会に最初に提案された案がベストであるというふうに思います。説明の仕方が極めてまずかったのであると。当初計画のとおり進めることとして、9月定例会に残りの予算を追加提案してはいかがでしょうか。
以上、2点について伺います。
○議長(
比企広正)
二階堂馨市長。
◎市長(
二階堂馨) まず、今回大変議会の
皆さん方にご心配をいただいたということであります。まず、時系列に少し話をしたほうが分かりやすいんではないかなというふうに思っております。議会の
皆さん方には、全体計画についていつ出るんだ、実施計画は昨年
皆さん方にお認めをいただいたわけでありますので、私どものほうからの説明では、3月の末の議会には何とか間に合うんではないでしょうかというふうに、きっと
担当課長は説明をしたんではないかなというふうに思っております。
その前に、幾つか私どもと大成建設との議論の上で、3月末に
約束どおり大成建設のほうから実施計画の概要がなされたということであります。当然大成建設から出てきたその図面を今度は私どもの建築課で
一つ一つ精査をしなければなりません。ところが、折しも今回コロナ禍でありますので、大成建設の休業だとか、いろんなテレワーク、リモートでやらなきゃならんというようないろんなのがあって、少し長く時間がかかったようであります。しかし、どうあろうと職員にはもしもそのことで遅くなるんであれば、遅くなりますということは議会の
皆さん方にきちっとお伝えするというのが、丁寧さが欠けていたんではないかというふうに私は思っております。
それから、もう一点、なぜ6月定例会のときの
提案説明の中に市長からの説明がなかったのかと、こういうご指摘もいただきました。
宮崎議員は元市の職員でありますから、大体お分かりだと思いますけれども、
定例会ごとに私どもは一つのシナリオをつくります。つまり日程といいましょうか、スケジュールをつくります。いつの幾日はこうして、こうやって説明して、こうやっていこうという一つの説明をつくるわけでありますが、5月の20日に、私どものほうで初めて全部精査ができ終わったのが5月20日、私どものほうに今度は戦略会議にその案件がかかってきたわけでありまして、25日に事務局の
議会事務局長のほうに、何とか委員会を招集して、全体概要ができましたので招集してほしいと、こういう依頼をいたしました。28日も委員長にもおいでをいただいて、何とか早くお願いをしたいということでありましたけれども、結果として閉会中の継続審査は6月5日の初日付で12日9時、1時間前に招集しますと、こういう通知をいただいたわけであります。となりますと、事前に私どもが議会の
皆さん方に示すシナリオでなくなったわけです。その時点で私どもは、前の日に
提案説明を今度変えて、きちっと私のほうから説明を私はすべきだというふうに思っているところであります。その辺を16日、副市長が委員会に出席をし、事務方のトップとして、あるいは議会との折衝をする任として、いささか丁寧さを欠いたということで、副市長のほうから議会のほうに陳謝があったというふうに聞いております。
いずれにせよ、今回の蔵春閣の関係で大変議会の
皆さん方に丁寧さを欠いた、それは確かにコロナという一つの不可抗力もあったかもしれませんし、それに追われてしまって、つまり自分たちのシナリオと少し変わってしまっているにもかかわらず、そこの部分がきちっと訂正をしないまま、そのままずれ込んでいったと、こうありますが、全部それは言い訳になるわけでありますので、当然事務方のトップである副市長、それから担当した職員には私のほうから処分をいたしました。課にとって処分をされるということは大変大きいことでありますけれども、しかしそれだけ議会出身の私としては議会はとても大事なものでありますので、その後2人については処分をさせていただいたと、こういうことであります。
ただ、その中で最終的にはいろいろご判断をいただく中で、議会の
皆さん方のほうからは非常に蔵春閣が1億6,000万に値するだけ、あるいは投資をするだけの、それだけのものなのかどうか、価値があるのかどうか、あるいは1億6,000万円に対する感覚的なものが私どもと
皆さん方のほうでは、ずれがあるんではないか、こういう趣旨のご意見が当然あったようでありますし、いろいろ総合的に勘案いたしますと、1億6,000万に対しては、議会の
皆さん方全てがどうも賛成をいただけないという状況がどうも私の判断の中にありましたので、今回は1億6,000万の関係については取下げをさせていただいて、その後の委員会を見ますと、そうはいっても本体そのものに対しては、これはやはり大事な文化財、美術品として次の世代に残すべきものだろうというようなご意見の中から、そのベースになる
整備工事費についてはご理解をいただけるんではないかなというのが後ほどの議事録を見てみますと私のほうで感じられましたので、今回その4,000万円の予算を提出をさせていただいた、こういうのが一つの経過なんではないかなというふうに思っているところであります。
今度1億6,000万をもう一度再提案したらどうだというご意見をいただきました。そのことは、議会から前にお話を聞いておりました。ただ、議会からその話を聞いたときに、その言っていただいた議員に申し上げたのは、そのことを市民の
皆さん方に議会がどう説明できますか。むしろそれは説明できないんじゃないですか。高いから、あるいは1億6,000万を非常に、
皆さん方から見れば私どもとずれがあると、こう言って下げておきながら、また1億6,000万を出したということは、議会としては非常に説明できないような気がしますよと、むしろ私のほうが申し上げましたし、私はご案内のように議会出身の市長であります。私の政治の原点は議会であります。ですから、市長はやっていますけれども、どこかの中ではまだ議会人であるという部分もあるんです。その意味では、議会の形を大事にするというのは私にとってはここは譲れないところであります。もしかしたら、隣にいる副市長なんかは、少しぐらいのことは目をつぶってでもむしろ前に進んだらどうだろうという思いがあるかもしれません、聞いていませんけども。そうはいっても、やっぱり議会の形というのは大事にしたいというのがございますので、まずは本体に関わる部分のベースについてだけはぜひ
皆さん方からお認めをいただきたいと、こういうふうに思っているところであります。後ほど委員会に付託を受けると思いますので、十分にご審議をいただきたいというふうに思っています。
○議長(
比企広正)
宮崎光夫議員。
◆10番(
宮崎光夫議員) 市長のおっしゃることは内容は分かりましたが、要は本当はやっぱり説明の仕方なんですよ、問題は。なおかつ市長は、一番最初はやっぱりあまりにもサービス精神旺盛で、いや、かからないんだからと、むしろ清水園を例に出して、それと比べれば全然低いんだからと、そういうのであまりいっぱいしゃべり過ぎたんで、なるべく早めに、いや、もうちょっとかかるというふうな、そういう説明を何かの時点で言ってほしかった。そうすると大分違って、
担当課長も説明しやすかったと思います。その辺がやっぱり一番のネックはそこだと思います。中身として、議会でいい案があったらなんていうふうな議論の中でどんどん、どんどん積み上がって今の形になっていますけれども、やっぱり一番最初に出た、6月の当初に提案された案が一番いいと私ども思いますし、私どもの会派の中ではいろんな議論はありましたけれども、やっぱりその辺で何とかまとめようというふうな気持ちに今なっているところであります。ぜひぜひその辺ご検討お願いしたいと思います。あとは
総務委員会での議論をしたいと思います。
○議長(
比企広正)
二階堂馨市長。
◎市長(
二階堂馨) 大変温情あるご質疑をいただきまして、大変ありがとうございます。私があまりかからない、かからないと言ったじゃないか、にもかかわらず1億6,000万ではないかと、こういうことに尽きるんだろうというふうに思いますけども、例えばトイレの話が出ましたけれども、隣にトイレがあるわけですから、つなげばという、ちゃんと議事録を読みました。トイレを使うなんて一言も言っていない。トイレにつなげばいいということですから、ただつなげばいいだけのことです。でも、どうでしょう。相当の公衆便所の時間、あれは近元市長の時代のやつであります。和式もありません。女性用に1つだけ洋式があるのかな。そういう状況の中だから、せっかく隣にそういうトイレを整備するんであれば、そこもやったほうが、より合理的ではないかなということであります。最初からあそこを壊してトイレを一緒にするなんていう発想はなかったかといえばありませんでした。むしろつないだほうがいいかなと、そうすれば簡単にできるしなというのが本音ですけれども、本当ですけれども、でもやっていく過程の中で隣にもう古ぼけた公衆トイレがあるのに、それはせっかく造るんであれば、一緒にもう一度造り替えれば、今度市民の
皆さん方の公衆トイレとしても使えるし、蔵春閣としても使える、合理的だろうということであります。
議事録も私も全部読みましたけれども、一番この蔵春閣でかかるのは何かといったら、それは人件費だというふうにはっきり明言をしているところであります。ですから、一度も整備費に関わる、あるいはランニングコストに関わるような数字的には出しておりません。そんな中で、今
宮崎議員のほうからまた前の1億6,000万に戻したらどうだということのご提案をいただいて、大変ありがたいとは思うんですが、どうしても元議会人としては、やはり議会の
皆さん方が市民に説明をしづらいだろうなというふうに思いますので、まずは今回この4,000万をお認めいただきたいというふうに思っているところであります。
○議長(
比企広正) 青木三枝子議員。
◆11番(青木三枝子議員) 今の
宮崎議員の蔵春閣に関する質疑に関連して、私はもう一度市長に問いたいと思います。
私は、大倉喜八郎という人物に対しては、周囲の方から聞く限り評価が分かれると思うんです。そして、蔵春閣をもらい受けるということは、建築物のみではなく、その人物の生き方も含めて新発田市が継承し、未来につなげていくことだと思います。担当課の話によれば、これは未来につながる明かりとなるというふうに説明を受けましたけれども、市長は本当に大倉喜八郎のこの蔵春閣を受け取って、それを新発田の子供たち、それにつなげるだけの価値があると思いますか。
○議長(
比企広正)
二階堂馨市長。
◎市長(
二階堂馨) 大倉喜八郎に対していろんな思いをお持ちの、あるいは考え方を持っている方々がいらっしゃるということは聞いております。しかし、どういう大倉喜八郎像をお持ちであろうとも何であろうとも、日本の明治期のあけぼの期においてあれだけの経済に貢献をした、渋沢栄一と並び称される人間である、そのことは間違いのない、私にしてみれば郷土のまさに偉人だろうというふうに思っているところであります。
その大倉喜八郎翁の人物伝ともう一つ、蔵春閣というのはまたもう一つ違うような気がします。あの建物、あの美術性、まさに当時の、今はもう焼失してなくなった明治宮殿のそれを模した造りというのは、私は必ずや国の文化財指定は受けるものだというふうに思っているところであります。この日本の建築の粋を集めたこの建物を私どもがきっちりと保管、保存し、そして後世に伝えていくというのは、私は今生きる我々の責任だというふうに思っているところでありまして、この話を大倉喜八郎を顕彰する会の
皆さん方からお話をいただいたときは、二つ返事で承知しましたと、しっかりと後世につないでいきたいというふうにお話をさせていただいたところであります。ですから、それだけの建物でありますので、少なくてもそれを利活用するための附帯施設については、ぎりぎり、華美になる気は毛頭ありませんでしたけれども、少なくともこれが国からの文化財指定を受けたときに足を引っ張るような附帯施設であってはならないよということだけは担当職員には申しましたけれども、華美になるという気は毛頭ございません。ですから、今回の件でどうなんでしょう、一番一般家庭と違っているところは防火、防犯、こういう設備がもう一般家庭とは違うということは事実だと思います。これは、しかし消防法や何かの関係でありますので、やむを得ないと言えばやむを得ないんですが。
それから、もう一つは周りの木といいましょうか、塀がこう……
○議長(
比企広正) 黒塀ですね。
◎市長(
二階堂馨) 杉のまさ目なのかな、そこが本体がそうでありますので、それの附帯施設でありますので、ここは波トタンやカラートタンというわけにいきませんので、ここはやはり合わせましたけれども、中の造作についてはほとんどクロス張りとか、一般家庭とそんな違うというふうには思っておりません。ですから、私どもとしてはまあまあ1億6,000万は適正な価格ではないかなというふうに思っておるところであります。
○議長(
比企広正) 青木三枝子議員。
◆11番(青木三枝子議員) 私は、価格のことは置いておいて、新発田がそれをもらい受けるということは、やっぱり精神も共に未来につなげていく必要があると考えます。だから、値段の問題はまた別としても、私とすればそういうふうな形で未来につなげていきたいと思いますので、それは市長との見解が違うと思います。
以上で終わらせていただきます。
○議長(
比企広正) ほかに質疑ある議員の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
比企広正) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議第37号から議第43号までは、お手元に配付の議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。
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令和2年8月新発田市議会議案付託表
(2.8.28)
〇総務常任委員会
議第43号 令和2年度新発田市
一般会計補正予算(第8号)議定についてのうち
総務常任委員会所管分
〇社会文教常任委員会
議第37号 財産の取得について(
外ケ輪小学校ほか
学習用タブレット端末購入)
議第38号 財産の取得について(
猿橋小学校ほか
学習用タブレット端末購入)
議第39号 財産の取得について(
二葉小学校ほか
学習用タブレット端末購入)
議第40号 財産の取得について(
佐々木小学校ほか
学習用タブレット端末購入)
議第41号 財産の取得について(
本丸中学校ほか
学習用タブレット端末購入)
議第42号 財産の取得について(第一中学校ほか
学習用タブレット端末購入)
議第43号 令和2年度新発田市
一般会計補正予算(第8号)議定についてのうち
社会文教常任委員会所管分
〇経済建設常任委員会
議第43号 令和2年度新発田市
一般会計補正予算(第8号)議定についてのうち
経済建設常任委員会所管分
─────────────────────────────────────────
○議長(
比企広正) これよりただいま付託となりました議案について、所管の常任委員会で審査をお願いいたします。
それでは、暫時休憩いたします。
午前10時39分 休 憩
─────────────────────────────────────────
午後 1時30分 開 議
〔8番 湯浅佐太郎議員退席〕
○議長(
比企広正) 休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────────────────────────────────────
△日程第5、議第43号 令和2年度新発田市
一般会計補正予算(第8号)議定についてのうち
総務常任委員会所管分
○議長(
比企広正) 日程第5、議第43号を議題といたします。
総務常任委員会委員長の報告を求めます。
板垣功委員長。
〔1番 板垣 功議員登壇〕
◎1番(板垣功議員) 本日開催された総務常任委員会の審査結果を報告いたします。
当委員会が付託を受けた議案は1件でありますが、付託案件の審査結果についての報告をさせていただくに当たり、総務常任委員会で継続して行ってきた蔵春閣についての所管事務調査の内容に若干触れておく必要がありますので、少し長くなりますが、お許しを願います。
総務常任委員会では、6月定例会で蔵春閣関連の予算議案を撤回以降、これまで蔵春閣についての所管事務調査を3回行いました。この中で、蔵春閣移築に伴う関連事業費の総額1億6,000万円の内訳や利活用の方法などの説明を聞き、議論を重ねてまいりました。それでもやはり高額過ぎる、費用に見合う利活用計画になっていない、移築の本体と新設の附帯施設を分割発注すれば、費用低減が図れるのではないかなどの意見が出されたところであります。それに対しての説明などのやり取りがあり、直近の8月6日の委員会調査では本体移築のみの場合、本体のみ移築し公開する場合、本体と附属施設を分割発注した場合、それぞれで必要となる経費が示されました。委員からは、寄附を受けること自体に反対するといった意見もありましたが、本体移築のみは受けざるを得ないのではないかとの意見が大勢を占め、利活用計画や附帯施設については継続して調査していくことになりました。この所管事務調査を踏まえて、今回蔵春閣関連事業の補正予算が上程されたことを申し添え、今回分割付託のあった議第43号、新発田市
一般会計補正予算(第8号)議定について審査結果を報告いたします。
担当課長からの説明の後、質疑を行った。続いて行った自由討議では、青木委員から大倉喜八郎の人物像を踏まえて、未来に伝える価値があると考えるかとの討議に、中村委員からはその時代ごとで背景が違う。国に、新発田に貢献した人と評価。
小柳委員からは、今回は建築することについて付託されている。議案そのものについて判断するべきと考える。人物評価は様々であるとの発言があった。
次に、加藤委員から、今回建てるだけの予算ということだが、当初の見込みどおり利活用するには1億8,000万かかるようである。既に2,000万かかっている。大成建設が10月に工事をしたいということで補正を計上したと思うが、いろいろな意味で議論が必要と思う。宝物だから後世につなげていくと市長は強調していたが、本当に文化財になるのか。どうしても新発田で建てるべきなのか。利活用にしても全体計画が出されていない。今回の予算について本会議で修正動議を出したいと思うが、どう考えるかの討議に、中村委員からは前回の総務常任委員会で合意が取れたと思っていた。修正動議は本末転倒だと思う。加藤委員の判断だと思う。
湯浅委員からは、何回か行っている委員会の中で基本的に建てることは認め、今後利活用については、これから全体的な視点で協議するべきである。
小柳委員からは、会議で決めてきた。蔵春閣をもらうことは、市長の執行権の範囲と思う。大筋決めたことは従うべきと考える。
さらに、加藤委員から、利活用についてはっきりしていない。これだけの問題だから、議会は慎重に議論すべき。
湯浅委員は、今までも建てるか建てないかも含め議論されてきた。委員会としてできるぎりぎりのことをしてきた。加藤委員は、そもそももらってきたことに反対である。
小柳委員は、しかし、それは市長の執行権である。利活用について、今後の駅前について委員会で決められないことが多いから、建てることだけ認められた。ちゃんとした理由を示すべき。
加藤委員からは、委員会での審査は委員長報告が全体に議会に報告して進めていくべき。審議が足りないとの発言があった。
また、小坂委員からは、このままでは一般市民が見られない。一日でも早く一般市民が見られるよう今後も進めてほしい。
青木委員からは、今回を認めるのであれば、前回出された3案が認められることになるため、自分は認められない。
三母委員からは、東公園に建設することは決まっていることで、金額について総務常任委員会で議論していると認識をしている。移築するものについては計画が出来上がっている。それで妥当と思っている。利用計画、附帯設備については、これからの継続調査で議論すべき。
湯浅委員からは、修正動議が出るのであれば、修正後の建築等の計画を示さなければならないと考える。
小柳委員からは、改選前から議論している。加藤委員は、もらうこと自体反対してきている。しかし、もらうことの判断は市長である。民主主義の正規のルールで決まってきたことは覆すべきではないとの自由討議があった。
その後、討論では、加藤委員は肝腎な利活用が示されぬままもらい、どんどん補正予算で処理してきている。先のこともはっきりしないのに通すべきではなく、もう少し議論が必要と思い、反対する。
青木委員は、大倉喜八郎は新発田の希望のともしびとなり得るかについて、移築建築ありきで、総事業費も示されないまま補正予算ができている。活用方法など十分検討されないまま計画が進められたのは問題。急ぐべきは、市民の暮らしと命に直結した政策実行のための予算化ではないか。コロナ禍で逼迫した地方財政への支援を国に求める最中であるという4点から反対とする。
中村委員は、新発田から輩出した偉人と考える。文化財として価値があると説明を受けてきた。利活用については委員会で継続して議論し、移築については賛成である。
湯浅委員は、今後に係る経費については懸念もある。早く建てて、新発田全体のイメージを世界に向けてアピールすべき。
小柳委員は、頂いたものを建てるために必要最低限の費用であることから賛成するとの討論があった。
採決の結果、挙手多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
詳細については委員会記録をご参照願います。
なお、最後に、所管事務調査に関する委員会報告の詳細は、後日別途報告させていただきます。
以上で総務常任委員会の委員長報告を終わります。
○議長(
比企広正) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑ある議員の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
比企広正) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
─────────────────────────────────────────
△日程第6、議第37号 財産の取得について(
外ケ輪小学校ほか
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議第38号 財産の取得について(
猿橋小学校ほか
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議第39号 財産の取得について(
二葉小学校ほか
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議第40号 財産の取得について(
佐々木小学校ほか
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議第41号 財産の取得について(
本丸中学校ほか
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議第42号 財産の取得について(第一中学校ほか
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議第43号 令和2年度新発田市
一般会計補正予算(第8号)議定についてのうち
社会文教常任委員会所管分
○議長(
比企広正) 日程第6、議第37号から議第43号までを議題といたします。
社会文教常任委員会委員長の報告を求めます。
宮崎光夫委員長。
〔10番
宮崎光夫議員登壇〕
◎10番(
宮崎光夫議員) 先ほど開催された社会文教常任委員会での審査結果を報告いたします。
初めに、当常任委員会が分割付託を受けた議案、議第43号 令和2年度新発田市
一般会計補正予算(第8号)議定についてのうち
社会文教常任委員会所管分を議題とし、
担当課長等の説明の後、質疑に入るも質疑なく、討議、討論なく、挙手全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議第37号、財産の取得についてから議第42号、財産の取得についてまでを一括議題とし、
担当課長の説明の後、質疑に入るも質疑なく、討議、討論なく、採決の結果、挙手全員で可決すべきものと決しました。
以上で社会文教常任委員会の委員長報告を終わります。
○議長(
比企広正) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑のある議員の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
比企広正) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。議第37号から議第42号までについて、討論ある議員の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
比企広正) 討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議題のうち、議第37号 財産の取得について(
外ケ輪小学校ほか
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に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
比企広正) 起立全員であります。
よって、議第37号は委員長の報告のとおり決しました。
次に、議題のうち、議第38号 財産の取得について(
猿橋小学校ほか
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に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおりに決するに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
比企広正) 起立全員であります。
よって、議第38号は委員長の報告のとおり決しました。
次に、議題のうち、議第39号 財産の取得について(
二葉小学校ほか
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に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
比企広正) 起立全員であります。
よって、議第39号は委員長の報告のとおり決しました。
次に、議題のうち、議第40号 財産の取得について(
佐々木小学校ほか
学習用タブレット端末購入)
に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
比企広正) 起立全員であります。
よって、議第40号は委員長の報告のとおり決しました。
次に、議題のうち、議第41号 財産の取得について(
本丸中学校ほか
学習用タブレット端末購入)
に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおりに決するに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
比企広正) 起立全員であります。
よって、議第41号は委員長の報告のとおり決しました。
次に、議題のうち、議第42号 財産の取得について(第一中学校ほか
学習用タブレット端末購入)
に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
比企広正) 起立全員であります。
よって、議第42号は委員長の報告のとおり決しました。
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△日程第7、議第43号 令和2年度新発田市
一般会計補正予算(第8号)議定についてのうち
経済建設常任委員会所管分
○議長(
比企広正) 日程第7、議第43号を議題といたします。
経済建設常任委員会委員長の報告を求めます。
水野善栄委員長。
〔2番
水野善栄議員登壇〕
◎2番(
水野善栄議員) こんにちは。本日開催された経済建設常任委員会の審査結果について報告いたします。
当常任委員会が付託を受けた議案は、分割付託の
一般会計補正予算の1件であります。
議第43号、新発田市
一般会計補正予算(第8号)議定についてのうち
経済建設常任委員会分を議題とし、
担当課長からの説明の後、質疑に入る。
公園維持管理事業について、改修は何か所かとの質疑に、五十公野公園、中央公園の2か所であるとの答弁があった。
駅のエレベーターの修理について、なぜこれほど長くかかるのか、また水が流れ込まないような対策はないのかとの質疑に、早急に対応し、専門業者に見てもらっている。受注生産品であり、納入まで3か月ほどかかる。復旧は、来年1月末の見込みである。また、地下通路への流入を防ぐ対策については、現在検討を行っているとの答弁があった。
ほかにさしたる質疑なく、自由討議、討論なく、採決し、挙手全員で議第43号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
詳細については委員会記録をご参照ください。
以上で経済建設常任委員会の委員長報告を終わります。
○議長(
比企広正) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑ある議員の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
比企広正) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
議第43号 令和2年度新発田市
一般会計補正予算(第8号)議定については、
加藤和雄議員、宮村幸男議員、佐藤真澄議員から修正の動議が文書をもって提出されており、お手元に配付しております。これを本案と併せて議題とし、提出者の説明を求めます。
加藤和雄議員。
〔19番
加藤和雄議員登壇〕
◆19番(
加藤和雄議員) それでは、まず最初に修正案について説明いたします。
補正予算書1ページ、令和2年度新発田市
一般会計補正予算(第8号)議定についての一部を次のように修正する。
第1条中、1億3,239万円を9,226万円に、539億1,184万6,000円を538億7,171万6,000円に改める。
歳入につきましては、19款県支出金、2項県補助金1,520万円を520万円に、22款繰入金5,358万円を2,345万円に、歳入合計補正額538億7,171万6,000円に改め、歳出につきましては補正予算書13ページの2款1項総務管理費の蔵春閣移設関連工事費、補正額4,013万円を削除し、総務管理費を35億8,177万円に改め、歳出合計補正額538億7,171万6,000円に改める修正です。
なお、修正額の修正に伴う計の欄の修正額は修正案に記載したとおりでありますので、お目通し願います。
それでは、理由を申し上げます。今回の補正予算に蔵春閣移設関連と豪雨による災害復旧等の予算が入っていることから、災害復旧予算等には賛成するものですが、蔵春閣移設関連予算には反対だから修正案を提出するものです。2018年の9月定例会最終日で、
公益財団法人大倉文化財団により蔵春閣の寄贈を受けると決めたとの
行政報告があってから2年になろうとしています。移設場所が東公園に決まり、保存活用計画、外構及び附帯施設の設計、市の景観審議会の審査を経て景観形成重要建築物に登録し、この8月5日には建築基準法の第3条に基づく適用除外が指定され、大倉財団は10月から工事に着手したいとのことです。今回の補正予算は、大倉財団が移築建築に必要な、市で行わなければならない工事費の補正予算であります。
市長は、蔵春閣の寄贈を受けるに当たって、この維持管理を果たして新発田が耐えられるのかどうか、この問題が一番大きく脳裏をかすめました。そうはいっても、この蔵春閣をノーと果たして市長として言っていいのかどうかというのがまた次の脳裏をかすめたが、最終的に寄贈を受け入れるということで決断した。これは平成30年2月、小林議員の
一般質問で述べています。蔵春閣は、建築物としての歴史的、文化的価値が高く、世界にも誇れる大変貴重な宝とも述べています。今日の
提案理由説明の質疑に答えて、重要な文化財を後世につなげていくとも述べました。
しかし、当初から議会の中では、市が負担すべき外構、附帯工事費が幾らかかるのか、維持管理費がどのくらいかかるのか、どんな利活用をするのか問うてきました。それが明らかにもならないまま、6月議会に移築工事に関する工事費の一部が上程され、総務常任委員会で初めて全体の外構、附帯施設工事の見積りが1億6,000万であることが示され、あまりにも高額であるとのことで審議が中断しました。このままでは議会の理解が得られないと判断した市は、6月議会ではその予算案を取り下げました。その後、3回の常任委員会が開かれ、継続審査が続けられてきました。その中で初めて管理運営に関するシミュレーションや本体移築のみに必要な市負担分の附帯や外構設備費が示されました。その資料によりますと、蔵春閣を利用しながら保存を図っていくための附帯施設、外構を整備するには約1億8,900万となっており、既にこれまで蔵春閣関連事業費では約2,000万円を費やしています。蔵春閣の利活用や管理運営方針、維持管理費など全体の計画がまだ十分審議されていない中での今回の補正予算、それについては反対です。
これまで蔵春閣移設関連事業は、全て補正予算で審議されてきました。政策的な事業は、予算も含め全体計画をしっかり立てて議会に示し、当初予算で十分審議すべきだと考えます。今回、蔵春閣関連予算を削減した修正案を以上の理由で提出するものです。
以上です。
○議長(
比企広正) ただいまの
加藤和雄議員の説明に対する質疑に入ります。質疑ある議員の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
比企広正) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。分割付託の議第43号 令和2年度新発田市
一般会計補正予算(第8号)議定について、原案及び修正案に対する討論のある議員の発言を求めます。
青木三枝子議員。
〔11番 青木三枝子議員登壇〕
◆11番(青木三枝子議員) 無所属の青木三枝子です。よろしくお願いします。
私は、この今の修正案に対して反対の立場で討論いたします。それは、蔵春閣の移築に関わる整備事業費の補正に反対の立場であること、そして本案のほうの、それから地下のエレベーターに対する補正予算に対する反対をここで述べたいと思いますので、修正案自体には反対の立場です。では、これからその反対の討論をさせていただきます。どちらも反対なので、そういう立場になりました。
議第43号、令和2年度新発田市
一般会計補正予算(第8号)議案について、蔵春閣関連事業、蔵春閣移築に関わる
整備工事費の補正に反対の立場で討論をいたします。以下、4つの視点から反対理由を述べます。
1つとして、大倉喜八郎は新発田の希望の明かりとなり得るかについて。大倉喜八郎という人物に対して、周囲の方々から聞く限り、評価は分かれております。評価の分かれる大倉喜八郎が建てた蔵春閣をもらい受けるということは、建築物のみではなく、その人物の生き方も含めて新発田市が継承し、未来につなげていくことになると考えます。継続審査の中で、蔵春閣移築は新発田市民にとって未来につながる希望の明かりとなるのではないかとの担当課の発言がありましたが、私は彼は戦争を通して得た莫大な富のあかしとして、けんらん豪華、ぜいの限りを尽くして建物を建てたと認識しております。この建物は、戦後は米軍の慰安婦施設として、その後は中華料理店としても使われております。建物自体の文化的価値はあるのかもしれませんが、この建物がたどってきた変遷を含め、未来の子供たちに継承する新発田の希望の明かりになるとは私には思えません。
私が感銘を受けた新発田で誇るべき偉人は、私財をなげうって図書館を寄贈された坪川かん平さんのような方であり、治水に努め、新田を開拓し、石高を上げ、庶民の暮らしと命を守ろうとした歴代の新発田藩主です。本来であれば、坪川さんが寄贈された元の建築物こそ残すべきものだったと考えます。新発田に残る新発田藩の文化遺産の多くが適正に管理されず、シロアリなどで朽ちようとしているとの声も聞いております。白勢長屋の再生もできてはいません。市は、貴重な建物である医師会館の建物も、最終的結論は出ておりませんが、解体する方向と聞いております。新発田市には、もっと残すべき大切な文化遺産があるのではないかと考えます。
平成28年1月に発足した新発田まち遺産の会の会報に次のような文章があります。新発田市内でも優れた歴史的建造物がその価値を認識されないまま解体される事例が数多く発生し、新発田らしいまちの魅力が失われつつある危機に直面しています。歴史的建造物や町並みなどの良好な景観を保全、活用することによって、人々が暮らしやすい生活環境を整え、地域の魅力や文化の向上につなげていきたい。現状は、これらを所有者だけで適切に維持することは難しくなっています。だからこそ、地域の宝として保全、活用していく必要があります。この言葉を二階堂市長にかみしめていただけたらと思います。
次に、移築建築ありきで総事業費も示されないまま、補正の上の補正予算で利活用方法など十分検討されないまま計画が進められたのは問題ではないかの視点から。これまで継続審査において委員から多くの疑問が出された結果、8月6日の継続審査において担当課から3つの案が示されました。1つ目は、建物内は公開せず、外から見学するのみとし、本体建設と黒塀及び四つ目垣の予算を含め、約4,000万円、2つ目は建物を市民に公開するようにするための経費を含めた本体工事のための約8,000万円、3つ目が建物と公園を一体化して動態保存するため、厨房やトイレ、事務所などの外構工事のための予算を含む1億8,000万円が示されました。3つに分割することにより当初予算の1億6,000万円を上回る1億8,000万円が示されました。公開もされない1つ目の案を認めることに何の意味があるのか分かりません。そうであれば返すべきだと考えます。結局、2つ目、3つ目まで進め、1億8,000万円を必要とする道を開くことになり、場合によってはそれ以上になることも考えられます。
私が継続審査の中で、いいものを造ろうとして1億6,000万円が必要になったのであれば、大倉喜八郎財団にこの費用を出してもらってはどうかと質疑した際、担当課は、コロナ禍にあり、観光客が減る中、財団は大変な状況にある。今以上の資金提供を望むことが妥当なのかと問われました。そのときは言えませんでしたが、今コロナ禍にあって疲弊する新発田市民が納めた貴重な税金を使うことは妥当ですかと問い返したいと思います。
私は、この移築建設を撤回できないのかと継続審査の自由討議の場でほかの委員に問いました。この中で、市民に選ばれた市長が決めたことをここに来て今さら戻せないのではないか。それをするためにはリコールが必要ですとの意見がありました。本当にそうでしょうか。そうであれば、市長になれば何でもできることになります。そもそも蔵春閣移築を議会に問いかけることなく、市長が独断で決め、外構工事が必要だが、さほどの予算はかからないとして進めた結果、議会との混迷状態を招いたと考えます。
8月6日の蔵春閣移築問題が新潟日報に掲載され、お金のことばかりが話題になっているという傍聴者の声が記事に掲載されましたが、議員、議会はお金のことばかりを問題にしてきたのではありません。市長と執行部のこれまでの蔵春閣移築建設の進め方には大いに問題があります。全体の予算や利活用方法を具体的に示すよう求めてもなかなか示されず、度々の補正予算で事を進めようとしてきたこと自体が、私が議員になる以前に傍聴した際に感じたように、議会軽視だと考えます。
3番目として、急ぐべきは市民の暮らしと命に直結した政策実行のための予算化ではないかの視点から。駅前複合施設の建設の際にも言われたように、これを起点にしたにぎわい創出と地域活性化に資するためと、同様のことがこの蔵春閣にも言われております。駅前複合施設建設や市庁舎建設をはじめ、次々に打ち上げられる花火政策とは逆に、まちはますます衰退するばかりです。市民の生活自体が改善されるように、子供たちの未来につながるように、居住地の身近な場所に公園を増やし、整備すること、障がいを持つ方や高齢者が車椅子やシルバーカーで移動できるよう歩道のバリアフリー化を早急に進めること、小学生が安全に遊べる屋内遊戯場施設の確保、公共交通の整備、中心市街地の買物難民の解消のための店舗の誘致、コロナ禍にあって教育現場の先生方の負担を軽くするよう長岡市のように学校清掃のための職員を確保すること、そしてICT化教育推進のため、教員の技術習得の支援や問題が生じたときに相談できる人材を各学校に配置すること、子供たちが給食時に飛沫を飛ばさず、安心して食べられるようパーティションの配備、PCR検査の拡充と燕市のように民間検査を受けるための補助、保育、在宅看護、介護、児童クラブの方々への市独自の支援策など市民の暮らしと命に直結した、弱者に寄り添う未来につながる事業を優先的に実行していただくことを望みます。
最後に、コロナ禍で逼迫した地方財政への支援を国に求める中にあって、最終的には1億8,000万円になると思われる補正はいかがなものかの視点から。逼迫した地方財政への支援を求める意見書が国へ出されました。安倍政権のアベノミクスは、コロナ以前から失敗しているにもかかわらず、今さらGDPのマイナスを声高に言い、米国の言いなりになり、武器の爆買いや私利私欲に税金を使いながら、一方ではポストコロナの消費増税までささやかれています。国、地方ともに財政は逼迫しています。そのような中に……
○議長(
比企広正) 青木議員、議案に見合った討論にしてください。
◆11番(青木三枝子議員) もう少しです。そのようにします。
そのような中にあって、1億6,000万円、8,000万円の市の税金を使うことに対し、異議を唱えたいと思います。
財団と大成建設は一体だと考えます。財団と大成建設に望むことは、真に新発田のことを思うのであれば、坪川かん平さんのように将来にわたって新発田市民に尊敬されるよう、今こそ私財をなげうってでも純粋な寄附として蔵春閣に関わる移築建設費の全ての経費を負担されてはどうでしょう。そうでなければ、移設を断念するか、民間施設として建設し、財団独自で管理運営すべきと考えます。
以上、4点の視点から蔵春閣の移築建設に反対の討論といたします。
次に、2つ目として、地域整備課……
○議長(
比企広正) 青木議員、どこまであるんですか。今2つ目とおっしゃいましたが。
◆11番(青木三枝子議員) 今度2つ目と言われたんですけど、ここで地域整備課のエレベーターについての反対討論、ここでしかないと言われたんですけど、よろしいですか。
○議長(
比企広正) 簡潔にお願いいたします。
◆11番(青木三枝子議員) はい。それでは、始めます。
2つ目として、地域整備課の
市道新発田駅
自転車歩行者道の
エレベーター故障の
復旧経費の補正について反対討論をいたします。7月31日の大雨により、地下道は60センチメートル浸水とともにエレベーターが漏電によって故障し、今もエレベーターは復旧しておりません。この修理には2,000万円かかるということです。浸水の原因が側溝の設計が1時間40ミリメートルの雨量に対応したものであるから、今回の雨量50ミリメートル降ったため、側溝からの雨水が地下道に流れ込んだとのことです。人間が通る地下歩行者道が浸水するということはあってはならないことだと考えます。このたびのエレベーターのみの復旧だけでは、再び大雨が降れば同じことが起こることが考えられます。今後再び浸水やエレベーターの漏電が起こらないよう、雨水の流入を防ぐ根本的な対策を早急に講じる必要があると考えます。委員会での担当課の説明を聞く限り、今回の工事では根本的な問題解決にはならないと認識しました。橋上化と引換えに、地下道改修とエレベーター設置に多額の税金が使われたと理解しています。今のままでは繰り返されるであろう大雨による同様の災害のたびに多額の税金をつぎ込むことには反対であり、将来的には駅橋上化が必要となると考えます。しかし、災害は待ってくれません。住民の命を守るために水が入り込まないよう根本的な工事が必要と考え、今回の補正に反対いたします。
以上、終わりとさせていただきます。
○議長(
比企広正) 他に討論ある議員の発言を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
比企広正) 討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより、議第43号 令和2年度新発田市
一般会計補正予算(第8号)議定についてに対する
加藤和雄議員、宮村幸男議員、佐藤真澄議員から提出された修正案
について採決いたします。
本修正案について賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
比企広正) 起立少数であります。
よって、修正案については否決されました。
次に、原案について採決いたします。
議第43号 令和2年度新発田市
一般会計補正予算(第8号)議定について
に対する各委員長の報告は可決であります。各委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
比企広正) 起立多数であります。
よって、議第43号は各委員長の報告のとおり決しました。
─────────────────────────────────────────
○議長(
比企広正) 以上をもちまして本日の会議を閉じます。
これにて令和2年8月
新発田市議会臨時会を閉会いたします。
ご苦労さまでした。
午後 2時08分 閉 会
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
令和2年 月 日
新発田市議会 議 長 比 企 広 正
議 員 水 野 善 栄
議 員 中 村 功
議 員 小 坂 博 司...