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  1. 新発田市議会 2019-05-24
    令和 元年 5月24日社会文教常任委員会−05月24日-02号


    取得元: 新発田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-29
    令和 元年 5月24日社会文教常任委員会−05月24日-02号令和 元年 5月24日社会文教常任委員会                社会文教常任委員会  委員会記録 令和元年5月24日  ─────────────────────────────────────────── 〇出席委員(8名)    委員長  宮  崎  光  夫  委員   副委員長  板  倉  久  徳  委員         若  月     学  委員         小  林     誠  委員         佐  藤  真  澄  委員         阿  部     聡  委員         石  山  洋  子  委員         渡  邉  葉  子  委員  ─────────────────────────────────────────── 〇欠席委員なし)  ─────────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者        保険年金課長     櫻   井   悦   子  ─────────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者        局長         青   木   孝   夫        主事         斎   藤   正 太 郎
              午後 1時30分  開 会 ○委員長宮崎光夫) それでは、全員出席ですので、ただいまから社会文教常任委員会を開会いたします。  本日、当常任委員会が付託を受けた議案は1件であります。  それでは早速、議第3号 専決処分承認について(新発田国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について)を議題といたします。  担当課長説明を求めます。  櫻井保険年金課長。 ◎保険年金課長櫻井悦子) それでは、お願いいたします。第3号議案についてご説明申し上げます。議案書の19ページをお開き願います。  本議案は、地方税法施行令の一部を改正する政令が平成31年3月29日に公布されたことに伴う所要の改正を、同日付で専決処分させていただいたものでございます。  改正の内容は2つございます。1つ目は、国民健康保険税医療保険に係る賦課限度額を58万円から61万円に引き上げたものでございまして、2つ目は、低所得者国民健康保険税軽減措置対象拡大のため、国民健康保険税の5割軽減及び2割軽減対象となる世帯軽減判定所得について引き上げたものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長宮崎光夫) 担当課長説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員発言を求めます。  佐藤真澄委員。 ◆委員佐藤真澄) 今ほど課長から説明がなされたところでございますが、今回低所得者に対しては下がる、高額所得者については税額限度額を上げるということで、一つ賛成したい、一つは困ったなというふうに思いますが、この影響について、現時点の試算で引き下げる世帯はどのくらいになるのか、それから今度引き上げ世帯がどのくらいになるのか、何割でもいいんですけども、教えていただきたいということと、それからこれまで国保は今年度は据え置いてまいりましたけれども、ほぼ継続してこれまで上げてまいりました。住民負担が非常に大きいものがあるわけですけれども、低所得者の引き下げということではほっとしているんですけども、それにしても大体国保の方は高齢者が、それから低所得者層の方が圧倒的に多いわけですけれども、国は広域化に当たり被保険者負担増に留意するように、そうした方向性を示したはずなんですが、今回のこの国の法改正を受けてどのように検討されたのか。例えば国保財政調整基金を崩すとか、一般会計から繰り入れ新発田は絶対おやりにならないんですけども、その点については検討されたのかどうか。  それから、国は6年間にわたる激変緩和措置ということを行うというか、そういうことを国会審議なんかも通じていっているんですけれども、つまり一般会計から繰り入れとか、国保財調を使うとか、そういうのはそれぞれの自治体判断、それから都道府県判断に任せるというふうに聞いているんですけども、そういう点は新発田市としては検討されたのかどうか、2番と3番ダブりますけど、この点についてお伺いいたします。 ○委員長宮崎光夫) 櫻井保険年金課長。 ◎保険年金課長櫻井悦子) それでは、3点のご質問ということでございます。  まず、1点目の改正に伴う影響についてでございます。改正1つ目賦課限度額引き上げでは、賦課限度額を超過する世帯数が122世帯から103世帯になると見込んでおります。  2つ目の低所得者に対する軽減措置対象拡大では、5割軽減となる世帯が35世帯、2割軽減となる世帯が30世帯ということで、それぞれ増加すると見込んでございまして、今ほど委員のほうからのお話もありましたけれども、さらなる低所得層負担軽減につながるものと認識をしてございます。  次の2点目、3点目のご質問でございますけれども、今回の条例改正につきましては、国の地方税法施行令の一部を改正する政令に伴う条例改正でございまして、国の制度をそのまま受けるような形になってございます。恐らく委員のほうで一番ご心配いただいている点は、中間所得層がどういったような影響を受けていくかということなのではないかと思うところなんですけども、これについては国のほうから中間所得層の被保険者負担に配慮するための改正であるということで説明がございますので、ご理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 ○委員長宮崎光夫) 佐藤真澄委員。 ◆委員佐藤真澄) 今課長からご答弁いただいたわけですけども、やっぱり先ほど3点目に申し上げましたように、国会審議の中で十分それぞれの自治体都道府県判断に委ねるという、そういうことを国の担当官が答弁しているわけであります。この国の方針がきちっと自治体に伝わっていないのではないかなというふうに思っておりますけども、これはまた今後機会がございましたら次回に譲りますけれども、この点についてだけ課長、お願いいたします。 ○委員長宮崎光夫) 今回自治体、この改正に当たって配慮したかどうかを聞いているということでよろしいですか。 ◆委員佐藤真澄) 国のそういう指導はどうなっているのか。 ○委員長宮崎光夫) 櫻井保険年金課長、お願いします。 ◎保険年金課長櫻井悦子) 繰り返しになって大変恐縮なんでございますけれども、今回の制度改正というものは、まずは低所得者層に対する軽減措置拡大、本当にこれは大事な制度一つだと思いますし、これも先ほど申し上げましたが、中間所得層についてもここは負担軽減につながると。そしてもう一つ、高所得者層については応分の負担を求めるという、こういった制度改正でございますので、市としてはこれは妥当な改正ということで、このたび条例改正、そして専決処分をさせていただいているというものでございます。  以上でございます。 ○委員長宮崎光夫) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長宮崎光夫) ないようですので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員発言をお願いします。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長宮崎光夫) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長宮崎光夫) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員発言を願います。  佐藤真澄委員。 ◆委員佐藤真澄) 専決第16号、新発田国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、反対の立場で討論させていただきます。  理由は先ほども申し上げましたように、限度額引き上げにあります。広域化に伴う緩和措置、国の考えは6年間と予定されております。その後国の試算でも2025年、現在と比較して平均2万2,000円の保険料が上がるというふうにされております。国保の構造的な問題を解決しないことには、根本的に解決しないのが国保であります。国への意見を求めつつ、一般会計から繰り入れ等を実施して、まず保険者である新発田市が減額措置を行うべきであると考え、この条例改定案には反対いたします。  以上であります。 ○委員長宮崎光夫) ほかに討論ありますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長宮崎光夫) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長宮崎光夫) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第3号 専決処分承認について(新発田国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について)は、これを承認するに賛成委員挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長宮崎光夫) 挙手多数であります。  よって、議第3号は承認すべきものと決しました。  以上で当社会文教常任委員会に付託された議案の審査は終了いたしました。  なお、議案についての委員会報告書作成委員長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長宮崎光夫) ご異議ありませんので、委員会報告書作成委員長に一任されました。  以上をもって社会文教常任委員会を閉会いたします。  ご苦労さまでした。           午後 1時40分  閉 会...