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平成29年 一般会計予算審査特別委員会(課長総括説明)−03月15日-01号
平成29年 一般会計予算審査特別委員会(三セク関係)-03月15日-01号

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  1. 新発田市議会 2017-03-15
    平成29年 一般会計予算審査特別委員会(三セク関係)-03月15日-01号


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    平成29年 一般会計予算審査特別委員会(三セク関係)-03月15日-01号平成29年 一般会計予算審査特別委員会(三セク関係)             一般会計予算審査特別委員会  委員会記録                  (第三セクター関係) 平成29年3月15日  ───────────────────────────────────────── 〇出席委員(12名)    委員長  加  藤  和  雄  委員   副委員長  湯  浅  佐 太 郎  委員         宮  島  信  人  委員         中  村     功  委員         稲  垣  富 士 雄  委員         川  崎  孝  一  委員         小  柳     肇  委員         宮  崎  光  夫  委員         渡  部  良  一  委員         小  坂  博  司  委員         佐  藤  真  澄  委員         石  山  洋  子  委員  ───────────────────────────────────────── 〇欠席委員(なし)  ───────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者   紫雲寺風力発電株式会社             代表取締役 阿   部       温   株式会社紫雲寺記念館              代表取締役 小   林   豊   男
      公益財団法人新発田勤労者福祉サービスセンター 事務局長  増   子   信   一   株式会社エフエムしばた             放送局長  塚   野   正   紀   (一社)新発田市観光協会            専務理事  森       康   弘  ───────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者        次長         鶴   巻   勝   則        主任         岩   村   康   生           午前10時00分  開 会 ○委員長(加藤和雄) おはようございます。傍聴者を含め、ご出席の皆様にあらかじめ申し上げます。ご自身の携帯電話をご確認の上、電源をお切りいただくか、マナーモードへの切りかえをお願いいたします。あわせまして、室内の携帯電話、スマートフォンタブレット等の操作、録音機器の使用は、これをかたく禁じます。円滑な議事進行にご協力ください。  それでは、全員出席ですので、ただいまから一般会計予算審査特別委員会を開会いたします。  当特別委員会が付託を受けた議案は、議第138号 平成29年度新発田市一般会計予算議定についてであります。議案審査に当たって各委員から申し出のありました資料要求につきましては、事前に配付しておきましたので、ご了承願います。  それでは、審査に入る前に審査方法についてお諮りいたします。本委員会の審査期日は、本日3月15日、3月16日、3月17日、3月21日の4日間となっております。審査日程をお諮りいたします。初日の本日は、これからの議案審査の参考とするために、第三セクターの紫雲寺風力発電株式会社株式会社紫雲寺記念館公益財団法人新発田勤労者福祉サービスセンター株式会社エフエムしばた及び一般社団法人新発田市観光協会の平成29年度事業計画等について、それぞれの代表者等を参考人として意見聴取してまいります。また、意見聴取の終了後、財務課長の総括説明及び総括質疑を行います。16日は総務常任委員会所管分の審査、17日は社会文教常任委員会所管分の審査、21日は経済建設常任委員会所管分の審査及び市長に対する総括質疑を行い、その後に討論、採決を行いたいと思いますが、これに異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 異議ございませんので、そのように進めたいと思いますので、ご協力願います。  それでは、本日はこれより各第三セクターの平成29年度の事業計画等についての説明を受けることとします。  委員会条例第29条の規定に基づき、それぞれ代表者等を参考人として出席要請しております。説明順序は、紫雲寺風力発電株式会社、次に株式会社紫雲寺記念館、次に公益財団法人新発田勤労者福祉サービスセンター、次に株式会社エフエムしばた、最後に一般社団法人新発田市観光協会の順で予定しています。なお、それぞれへの質疑時間を勘案し、公益財団法人新発田勤労者福祉サービスセンター株式会社エフエムしばた、一般社団法人新発田市観光協会の3者については、午後1時においでいただくようご案内しております。  参考人としてお越しの皆さん、本日はご多用のところご出席いただきまして、ありがとうございました。本特別委員会では、平成29年度新発田市一般会計予算に係る議案を審査することになっておりますが、市の事業と大変かかわりの深い第三セクター事業につきましても、ご説明をいただき、議案審査の参考とさせていただきたいと思っております。どうか議会活動をご理解賜り、ご協力いただきますようお願いいたします。さきに文書でお願いいたしておりましたが、それぞれの平成29年度の事業計画等につきまして、概要をご説明していただき、質疑をしたいと思います。  なお、予算状況の説明に当たっては、支出、収入の順に説明願い、続いて事業計画などについて説明願います。説明される参考人以外の皆さんはお呼びするまで退席されても結構です。  それでは、最初に、紫雲寺風力発電株式会社から説明をお願いします。  阿部代表取締役。 ◎紫雲寺風力発電代表取締役(阿部温) 紫雲寺風力発電株式会社でございます。  それでは、29年度の事業計画からご説明をいたします。まず、主な事業内容といたしましては、当社は新発田市の藤塚浜海岸に480キロワット型風力発電機4基でございますが、これ合計で1,920キロワットということになりますが、発電をいたしまして、電力を東北電力株式会社へ販売する一方で、その運転状況を広く公表いたしまして、風力発電の普及に貢献する事業を行っております。設後15年が経過しております。老朽化も大分進み始めておりまして、故障頻度も大分高まっております。今年度もまた故障時の修理の迅速な対応と定期点検等をより充実させまして、安定的な発電量を確保いたしまして、経営の安定化と向上に取り組んでまいりたいという所存でございます。  計画の前に、28年度、第17期の事業経過あるいは見込み状況を申し上げておきます。まず、稼働状況と故障修理でございますが、これは前期に比較いたしまして、昨年12月までは特に大きい事故はなかったんでございますが、小さい事故件数が大幅に増加しております。発電所設備も外周設備、これも含めまして明らかに老朽化が進んでおりまして、今後はさらなる管理強化と迅速な修理対応が必要と思われます。  主な事故といたしましては、昨年の4月の17日の突風、強風でございますか、佐渡沖で35メーターから40メーターの強風がございまして、その被害で2号機に設置してあります遠方監視センサー、それから遠隔装置、これが故障いたしまして、それとともに各部品に不具合が見られまして、メーカー、ヴェスタス社でございますが、5月から約4カ月にわたりまして、16日間断続的に調査、修理を行いました。この修理費用が約380万円かかりました。その中で突風の保険対応した金額が230万円でございます。保険金が31万円受け取っております。  次に、ことし1月に入りまして、4号機が電気機器の故障、いろいろな故障でございますが、1月初めから21日間、続きまして2号機が約18日間、これは直流を交流に変換する装置、これが故障したために、これもヴェスタス社による修理で2月8日に再稼働いたしました。この修理費が4号機が約200万円、2号機が約500万円、合計で700万円の見込みであります。ただ、再稼働したわけですが、部品も古くなっておりまして、現在2号機でございますが、発電量50%ぐらいに抑えておりますが、これも修理費用が約300万円必要となる見込みでございます。  これだけ事故が多くなってまいりまして、2月に入りましてヴェスタス社より4年の徹底的な定期点検をやってはどうかということでございまして、これからでございますが、この費用が約560万円かかるということでございます。現在までの修理、外注加工を含めまして、47件の事故がございました。そのうち遠隔不能の小さい事故件数でございますが、これは現地へ行って復旧をするわけですけれども、前期14件だったものがことし31件に上りまして、前期に比較しまして17件増加をしております。全体件数としては23件増加をしているというような状況でございます。修理費用は、現在まで2,275万8,000円、約2,300万円に近い額がございますが、昨年に比較しまして約600万円くらい減少をしております。  それから、発電所設備の老朽化ということで、以前から主任技術者のほうから指摘されておりました外柵でございますか、木製のネットフェンスでございますが、これも大分古くなっておりまして、ぼろぼろになっておりまして、これを建てかえ、それから電源引き込みのマンホールの木製ぶたの取りかえだとか、最近漏電しているということが確認されました水銀灯の撤去だとか、それから性能向上のためのグリスアップというものを計画しておりまして、その費用が約350万円かかるというような状況でございます。これらを入れますと約1,900万ぐらいまたかかってくるという見込みでございます。  28年度の売電計画と実績見込みでございますが、当初213万キロワットで4,000万円というふうに考えておりました。見込みでは約4,300万円から4,500万円になるものというふうに考えております。計画に比較いたしまして、約300万から400万ぐらいプラスでございます。売電収入といたしまして、昨年に比較いたしますと、約600万から700万ぐらい増加するのかなというような状況でございます。  それから、借入金の状況でございますが、借入先は藤井商店というふうにしておりまして、現在1,950万円ございます。この返済計画と銀行借り入れということで考えておりましたが、現在1,950万円は今期で完済の予定でありますが、今ほど申し上げたように、修理費用が大分今後かかるということもありまして、完済は困難なのかなというような状況であります。不足した場合の資金は約1,000万円というふうに考えております。ただ、資金を借り入れした場合、計画返済とするには非常に困難な面もあるため、自然が相手でございますので、長期資金になるということも考えられております。  以上が事業計画の見込みの状況でございます。  次に、株式の状況でございますが、資本金は1,000万円で以前と全く変わりございません。当社が発行する株式の総額は800株と。発行済み株式の総額は200株。当期末の株主数が2名でございます。新発田市が102株、51%、株式会社藤井商店が98株、49%ということになっております。従業員の状況でございますが、従業員はおりません。ゼロということでございます。主な事業所でございますが、本社は新発田市真野原外3331番地5と。これは、紫雲寺支所の住所でございます。発電所は藤塚浜の石山海岸ということでございます。  次に、取締役及び監査役でございますが、代表取締役は私阿部温でございます。藤井商店の業務部に所属しております。取締役は、新発田市下妻副市長、それから取締役、藤井宣秀、これは藤井商店の代表者でございます。監査役は高橋満雄、株式会社トラッドシステムの代表者でございます。もう一人ことしから監査役を増員いたしまして、新発田市会計管理者の久住和明さんにお願いをしてございます。  次に、発電実績でございますが、28年度の見込み、これが227万6,490キロワット、売電収入としまして、見込みといたしまして、4,276万8,498円というふうにしておりますが、2月の稼働状況が大分良好だったものですから、これより200万ぐらいは増加するのではないかなというふうに思っております。  29年度の計画でございますが、218万2,000キロワット、4,100万というふうに考えております。大分老朽化もしておりますので、故障期間もふえてきた場合稼働期間も少しは減るのかなというふうな考えでもおります。  その次に、17期の見込みと18期の計画でございますが、一番最後のページでございますが、売電収入は4,276万8,498円、売上高は同じでございます。外注加工費が260万円、水道光熱費、これが100万円、地代家賃、これが32万6,050円、租税公課が65万2,800円、消耗品費といたしまして5,000円、諸経費支払450万円、これは接待交際費、旅費、交通費とか、通信費、会議費、支払い手数料、それから控除消耗費が含まれております。修繕費といたしまして2,300万円、先ほど申し上げましたように、現在までは2,275万8,003円ということになっております。今後も少しエラーも出てくるかと思いますので、2,300万円というふうに上げておきました。減価償却費は600万円でございます。支払保険料、これは347万7,360円。これは、15期に大きい事故がありまして、保険金を大分受け取ったものでございますので、倍以上にふえております。売上原価・販管費の合計が4,156万1,210円、営業利益が120万7,288円、雑入金でございますが、これは保険金でございます。31万300円、割引料・支払利息、これは59万円、経常利益でございますが、これを差し引きいたしますと92万7,588円、法人税等を入れますと当期の税引き後の利益は42万7,588円。借入金のほうは、これも見込みでございますが、1,000万円。先ほども大分修繕費がかかると申し上げましたが、この分を見込んで1,000万円というふうに上げております。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 阿部代表取締役に申し上げます。  新年度予算の審議の参考ということなんで、平成29年度の計画についてお話し願います。18期ですね。 ◎紫雲寺風力発電代表取締役(阿部温) 失礼しました。18期の計画でございますね。売電収入が4,100万円、売り上げも同額でございます。外注加工費が約400万円、水道光熱費100万円、地代家賃が32万6,050円、租税公課約100万円、消耗品5,000円、諸経費が約600万円、修繕費が1,200万円、減価償却費が600万円、支払保険料が350万円、売上原価・販管費の合計が3,383万1,050円、これを差し引きいたしますと営業利益が716万8,950円、営業外利益といたしまして、割引料・支払利息、これが20万円、経常利益といたしまして、696万8,950円、税引き前の利益が同額で696万8,950円、法人税等入れますと、来期の当期利益は496万8,950円ということになる計画でございます。  以上です。 ○委員長(加藤和雄) 説明が終わりましたので、質疑ある委員の発言を求めます。  石山委員。 ◆委員(石山洋子) ご説明ありがとうございました。かなり老朽化が進んでいるということで、従業員もゼロということなんですけれども、老朽化して壊れるたびに修繕費が発生してということなんですが、それにならないような予防というような対策は講じられるんでしょうか。従業員もいないので、また専門的な方もいらっしゃらないということであれば、壊れたから直す、壊れたから直すということで毎年そういうふうな形になるんでしょうけれども、提案してもらった4年に1度の定期点検にしても、560万ほどかかるということなので、いずれにしても修繕費はいつも繰り返しながら発生するということなので、それに対する予防策みたいなのは考えられたことはありますでしょうか。 ○委員長(加藤和雄) 阿部代表取締役。 ◎紫雲寺風力発電代表取締役(阿部温) その予防策といたしましては、保守業者の方には定期点検を毎回お願いしているんでございますが、今回はヴェスタス社、メーカーによりまして、徹底的な4年の定期点検を行って保守に努めていきたいというふうに考えております。それから、現地に従業員がいないで管理はどうかということでございますが、これは保守業者と一体化いたしまして、私が月に3回から4回現地に飛んだり、保守業者とよく相談をしたり、協議をしたりいたしまして、管理をしているような状況でございます。 ○委員長(加藤和雄) 中村委員。 ◆委員(中村功) 今のにかかわりまして、先ほどの説明でヴェスタス社ですか、点検の際に提案を受けて、徹底的な修繕を提案されたというような話があったわけでありますけども、今ほどの石山委員から予防策というよりも徹底的な修理というようなことで、見積もり等は予定されているか、なおかつこれから恐らく株主総会といいますか、あると思いますけれども、その前の取締役会等でどのような提案なり、ならないような改修方法をしていくお考えあるのか、その辺お聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(加藤和雄) 阿部代表取締役。 ◎紫雲寺風力発電代表取締役(阿部温) ヴェスタス社というのはデンマークにございまして、現在の保守業者には完全に見切れるというような状況ではないため、2月にヴェスタス社が修理に参りましたときに、1カ所修理するとまたほかのところで部品が老朽化しているというような状況もございまして、この際徹底的にやってくださいと、やったほうがいいと、こういうことでございますんで、保守業者と相談いたしまして、今回4年の定期点検を完全にやりましょうというふうに考えておりました次第でございます。 ○委員長(加藤和雄) 中村委員。 ◆委員(中村功) わかりました。そうしますと、金額が大体どれくらいかかるかなというのが見えてくると思うんですけれども、そうなった場合取締役会、もしくは株主総会で提案事項になるのかなと、そういうふうに思ったんでありますけれども、そこまではまだいっていないということでよろしいでしょうか。 ○委員長(加藤和雄) 阿部代表取締役。 ◎紫雲寺風力発電代表取締役(阿部温) これは、特別な点検といいますか、取締役会だとか、総会に諮る予定ではいますけれども、これは代表者の専決事項でできるということだと思っておりますので、その必要はないのかなというふうに思います。 ○委員長(加藤和雄) 佐藤委員。 ◆委員(佐藤真澄) なかなか大変な事業をおやりになっているということはよく説明の中で承知したところでございますが、地理的にも多少の違いはあるかもしれませんが、風力発電所を構えているのは新潟県では何もここだけじゃないですし、全国的にもいろんなところで実施されているわけですが、ここだけがいろんな事故が起きるということもないと思うんですよね。そうした中で、全国各地、それから県内でも各地にありますが、こうした事故、落雷によるものが今まで中心でしたが、老朽化によるものとか、小さな事故が多いとかというふうに説明受けたんですけれども、そうした中でそういう交流というか、事故の要因、そうした、よそではどうやっているのかの検証はなかったものかどうか伺いたいと思います。 ○委員長(加藤和雄) 阿部代表取締役。 ◎紫雲寺風力発電代表取締役(阿部温) その件につきましては、お隣の胎内風力、ウインドファームと私がこっちへ参りましたときに、その方々とお話はしております。胎内風力は今現在4人常駐しているんです。ただ、いろいろお聞きしますと、やっぱりメーカーから来てもらわないと、一時的な修理はできるけれども、細かい修理はなかなかできないというふうなことも聞いております。それから、柏崎にございます、柏崎の風の丘というところに1基あるんですが、これも最近羽が1本折れまして、突風の影響だと思いますが、それで大分事故もあります。胎内風力もお聞きしましたら、1月の16日か17日ころに大きい雷が落ちたと。1号機と3号機がとまったというふうなことも聞いておりまして、いろんなものについては情報交換をしております。  以上です。 ○委員長(加藤和雄) 渡部委員。 ◆委員(渡部良一) ちょっと市政運営に大きくかかわってくるわけでありますが、昨今ご承知のように自然エネルギーの比率を高めよう、あるいはまたエネルギーの地産地消という形で新発田市も大いにそのことについては今後市政運営上考えていかなければならないわけでありますけれども、たしか昨年の決算委員会のほうでも、いよいよ15年もたって、そして今後もちろん新規拡大という方向性について質疑があったわけでありますが、そのとき市当局等々といろいろと相談をしていかねばならないだろうというふうに思います。当然企業運営としては、こういった修理とか、今お話がありましたけれども、あのときでは、いろいろと修理はかかるんだけども、十分まだ5年、10年ぐらいはもつだろうという話もありました。ようやくここに来て、最後にあります借入金残高もゼロという形で見込まれていくわけでありますから、今後修理費がかかったとしてもそれなりの利益を計上できる段階に入ってきているという状況があります。そういった意味で、風力発電のほうではとりわけ今後の企業運営上拡大戦略をどう描いているのか、あるいはまた、昨年の決算のやりとりからすれば、下妻副市長が入っているわけでありますけれども、その辺の意見交換等があったのかどうか。基本的に阿部代表取締役のほうでどう企業運営上、今後の拡大に向けた戦略を描いているのか、と同時に、市当局との意見交換があったとすれば、その辺はどういう今進捗状況になっているのか、そこを聞かせていただきたいなというふうに思います。 ○委員長(加藤和雄) 阿部代表取締役。 ◎紫雲寺風力発電代表取締役(阿部温) 先月の2月24日に取締役会を開催いたしました。今後のことはどうするかということも検討いたしました。  ただ、今現在も修理費はかさんでいるとは言いましても、当初から修理費関係は約1,500万ぐらいで見ておりまして、これは設立当初からでございます。ただ、今現在から言いますと、小さい事故が大分ありましたけれども、これが修理が完全に完了するということと4年の定期点検、年次点検でございますか、これをやることによりまして今後はそれほどの大きい事故は起きないというようなこととそれから今の状況でやりましても、中古風車ではありますけれども、まだ7年以上はもつということもヴェスタス社、それから私どものメンテナンス業者からも聞いておりますので、今現在のものを保守をしながら発電量を確保しまして安定化に取り組んでいきたいということでございます。  それから、新しい拡大ということでございますが、今現在そういう話もあります。ただ、金額が約7億ぐらいというふうなものでございまして、先日新発田市にも半分出せるのかというふうなこともちょっと担当課のほうにお聞きしたんですが、いや、それはどうかということでございまして、これは慎重に検討していきたいというふうに考えております。今1基建てますと今の4基分を賄うということができます。ただ、風況調査にしましても、場所的なもので近隣の方々の騒音といいますか、音でございますね、それなど確認しながら慎重に考えていきたいというふうに考えております。 ○委員長(加藤和雄) 中村委員。 ◆委員(中村功) 先ほど関連という形で質疑をさせてもらいましたが、私が聞きたかったことをちょっとお聞きしたいと思います。  平成28年度から電力の自由化という形になりまして、売る自由、買う自由が大分規制緩和でよくなったんでありますけども、東北電力から買ってもらっているということで、もし東北電力以外で高く買ってくれるようなところに皆さんのほうでそういう部分があるのか、売る自由という形で。また、それもしくはせっかくそこで発電した電気をこの市庁舎が新しくなったわけでありますので、部分供給という形もとれると思うんでありますが、例えばこちらの紫雲寺風力から年間どれくらいのキロワットを買って、足りない分をほかの電力会社から買うというようなことも可能なはずなんでありますけども、そういう入札等入っていくとかそういうお考えというのはどうなんでしょうか。取締役会でもこれは恐らく話になるかと思うんですけども、売る自由、買う自由という部分でどのようなお考え持っていらっしゃるものなのかお聞かせいただきたいと思いますが。 ○委員長(加藤和雄) 阿部代表取締役に申し上げます。  答弁の準備ができましたら挙手をお願いします。挙手があった後に指名したいと思います。  阿部代表取締役。 ◎紫雲寺風力発電代表取締役(阿部温) 売電先につきましては、平成24年度に始まりました固定価格買取制度、FITという制度がございます。現在売電先、私どももFITに25年の2月から加盟しております、認可されておりますが、現在このFITからの変更の考えはないというふうに考えております。  といいますのは、市場に出ますと電力というのは水力、火力、いろんなものを含めますとキロ7円ぐらい、7円から8円ぐらいなんですね。今現在私どもは22円でございますが、補助金をいただいておりますんで、今税抜きで18円79銭というふうになっております。税込みですと20円29銭ということになるんですが、このFITの加入は、FITが24年にできましてから以来約2.5倍ぐらいになっているそうでございます。買取料は、今現在2兆3,000億円と。北海道あたりで200万キロワット、東北地方で約554万キロワットというふうに導入が非常に増加をしているということでございまして、お隣にもお聞きをしましたら、このFITはやっぱり一番いい安定した売電先だというふうにこの前もお聞きしましたので、私どもやはりこのFITの認可のあった東北電力が一番いいのかなというふうに思っております。 ○委員長(加藤和雄) 稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) 大変ご苦労さまです。  第1期から第17期までの17年間、本当にこの風力発電に関しましては、私も約18年間いるんですが、最初からお聞きしている中で、非常に頑張ってこられて、ようやく来期借入金がなくなるところまでこぎつけてまいりました。敬意を表するところでありますが、これからの問題だと思うんですね。今度これが修繕費を除けばほとんど利益につながってきますので、この対策をやっぱりやっていかなければ、一つの節税として。新規の投資をしていかないと、恐らくこれはどんどん利益対象になってくるんじゃないかというふうに思われます。そういう意味からすれば、次のものを考えていかなければならないと思います。  もう一つは、古くなっていますので、大変やっぱり修繕費がかさむということにつながると思いますので、この辺のやっぱり将来展望とそれから修繕の問題は先ほどお聞きしましたので、十分やっていただいて、やっぱり最終的には売電価格が下がらない限りは内容的には非常によくなるわけでありますので、その将来的な部分を社長でありますので、これは株主総会もあるでしょうけども、お聞かせ願いたいなというふうに思っております。 ○委員長(加藤和雄) 阿部代表取締役。 ◎紫雲寺風力発電代表取締役(阿部温) 今後のことにつきましては、先ほども申し上げましたように金額も大分大きくなるということでございますので、慎重に検討いたしまして、長く存続できるように対応したいというふうに考えておりますし、取締役会、それから株主総会でもよく議論をしていきたいというふうに思っております。 ○委員長(加藤和雄) 小柳委員。 ◆委員(小柳肇) おはようございます。何点かお聞かせください。  まず、今回前期より少なくなったとはいえども2,270万ぐらいの修繕費でしょうか、今時点で。かかっているようでございますが、保険料で賄った分、31万だけということなんですが、これは去年は1,300万ぐらい保険で賄っているということなんですが、ことしは純粋に老朽化による故障ばかりで、自然要因による、つまり保険の対象になるような突発的な事故じゃないものがほとんどであって、保険の対象になるのはこの31万しかなかったということなのかなというこの確認が1点です。  それから、2点目が昨年結局二千三、四百万ですか、非常に大きな修繕費かかっているわけですが、保険で入った分を1,300万丸々固定資産圧縮損ということでつぶしておりますが、それにしても固定資産に上げた部分が何ぼかあると思うんですが、その部分がことしの見込みと来年の見込みだと固定資産の部分の償却って余り変わっていないんですが、これはなぜ余り変わらないのかという点お聞かせください。  それから、昨年1,300万というすごく大きな保険料受け取りがあるんですが、この保険料受け取りの割には保険の額がさほどふえていないんですけど、逆にこれは以前から倍増したといえども、これ以上上がる心配というのはないのかなという点、これが3点目でしょうか。  それから、今回老朽化というのが非常に露呈しているということなんですが、老朽化すればするほど当然、今ほども4年間の徹底した点検をやるということでございますが、それによる例えば先行的な修理、予防的な修理であれば、当然固定資産計上というのもあり得ると思うんですけど、その辺をいじった形跡が、いじる形跡もないようには今見えるんですけど。これが4点目ですよね。  それから、これ前回からも指摘をさせていただいているんですが、銀行借り入れをすべきじゃないかと。今ほど非常に自然相手のよくわかんないものだから、言い方変えると藤井商店をお財布のように使っているような状態だと思うんですけど、これ前回から指摘があるとおり、金利を何%でやっているのか改めての確認。市場金利もほとんどゼロに近い状況で、前回保証の問題があるとは言いましたが、ただこれぐらいの今の財務内容とかで考えれば、まして投資的な資金であれば借り入れも十分可能だと思うんですが、これについていま一度ご確認をしたいと。  それから、来期以降なんですが、当然これ利益が出ることを見込んでいるわけですが、これだけ修理の可能性があるということであれば、当然引き当てということも考えられると思うんですが、その辺についてどのような方針で行くのか。  以上6点ぐらいになるんですかね、お願いします。 ○委員長(加藤和雄) 小柳委員に申し上げます。  あくまでも参考の審査なんで、経営の中身についての審議じゃないんで、あくまでも予算審査に参考にする……           〔何事か呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) そういうことで、阿部代表取締役、答えられる範囲で答えてください。 ◎紫雲寺風力発電代表取締役(阿部温) 6点、7点と言われましても、私覚え切れませんで、お答えできるものが失念するかもしれませんので、お許しをいただきたいと思います。  昨年の事故で1,300万円というのは、小柳委員がもう2回出ておられまして、十分にご説明も差し上げたはずでございますが。これは、資産に上がっております。それで圧縮損を上げております。           〔何事か呼ぶ者あり〕 ◎紫雲寺風力発電代表取締役(阿部温) それを先回も十分に申し上げたはずでございますが。圧縮記帳をしたと。これは、保険金をもらった場合、固定資産を取得した場合は、圧縮損、圧縮記帳ができるということで会計規則がございまして、それにのっとったわけでございます。  それから、今期は保険料でございますが、余り上がっていないとは言いますが、これだけ2倍以上上がるというのは大変な経費になるのかと私のほうは思っております。ただ、1,300万を受け取ったときに二、三保険会社にもお聞きしたんですが、どこも引き取り手がなくて、それでは今までの保険会社、興亜損保ですけども、そこで引き受けましょうと。ただし、2倍以上になりますよということでございまして、いや、かかってもやむを得ないからお願いしますということで契約をしたわけでございます。  それから、今期は遠方監視の不通、これ以外に保険に対応するようなものがございません。これも十分に保守業者と検討しておりまして、原因が不明というのはやっぱりこれは老朽化なのかなというふうなことでございます。
     それから、減価償却が減っていないというのは、これは見込みでございまして、外柵が大分腐っておりまして、これなどまた工事やりますと200万、300万ふえてくると思いますので、その分がふえるのかなという見込みでございます。  あとは……申しわけありません。           〔「銀行の借り入れと」と呼ぶ者あり〕 ◎紫雲寺風力発電代表取締役(阿部温) 銀行の借り入れですね。銀行は、今現在折衝しておりまして、先ほど申し上げました修繕費等のものが出てきまして、キャッシュフローで足りなくなった部分は銀行と交渉をしております。金利のほうも今交渉しております。1%台ということになろうかと思いますので。まだ完全に折衝したわけでございません。もし足りなくなったら、これが返せなくなって足りなくなった場合、それから修繕費の支払いがまた回ってきた場合、それから定期点検のその560万というのがございますが、それを合わせて全部で合計で1,900万ぐらいあるわけでございますんで、そのときにまた銀行と折衝をしていきたいというふうに思っております。  以上です。           〔何事か呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 小柳委員、もう一度。 ◆委員(小柳肇) 要は、来期に向けて、当然来期も利益が出る見込みにはなっているんですけど、その場合これだけ老朽化が進んであるんであれば、当然引き当てとかも考えていると思うんですが、その部分については今のところはまだ検討していないということでよろしいんでしょうか。 ○委員長(加藤和雄) 阿部代表取締役。 ◎紫雲寺風力発電代表取締役(阿部温) 今は引当金というのは、大分会計規則で制限されておりまして、それは経理事務所と十分協議をしまして検討したいというふうに思っております。  私も専門家ではございませんので、よく会計関係のほうは存じ上げませんが、いろいろ勉強をしていきたいというふうに思っております。 ○委員長(加藤和雄) ほかに。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑ないようでありますので、質疑を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) ご異議ございませんので、紫雲寺風力発電株式会社に対する質疑を終結いたします。  どうもありがとうございました。退席されて結構です。  次に、株式会社紫雲寺記念館から説明をお願いします。  小林代表取締役。挙手をお願いします。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) 大変失礼しました。代表、小林でございます。改めておはようございます。  冒頭、まずは常日ごろより議員の皆様から大変な当館の管理運営事業に関しましてはご理解とご協力をいただいておりますことを衷心よりお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。  それでは、予算のほうをまず武田庶務・経理課長のほうからご説明を申し上げ、続きまして事業計画について私のほうから説明を申し上げたいと思いますので、お聞き取りをいただきたいと思います。  では、よろしくお願いいたします。 ○委員長(加藤和雄) 武田庶務・経理課長。 ◎紫雲寺記念館庶務・経理課長(武田綾子) おはようございます。それでは、29年度収支予算書を読み上げさせていただきます。  部門といたしまして、自主事業の部、管理運営事業の部、県施設委託事業の部、そしてとらふぐ養殖事業の部と4部門がございますが、これを全部合計して読み上げさせていただきたいと思います。順番といたしましては、大科目、次に中科目、予算額、そして前年度の比較増減を順番に読み上げたいと思います。  まずは、収入の部。大科目、事業収入。1、売上高8,500万、10万の増、2、管理運営料4,403万5,000円、3,346万7,000円の増、3、手数料収入600万、75万の増、4、養殖収入1,650万、510万の減。  続きまして、委託事業収入。1、指定管理受託収入5,610万、増減なし、2、入館料6,621万6,000円、134万9,000円の増、3、雑収入としまして、受取利息3万、7万の減、2、雑収入330万、7万の増。当期収入合計といたしまして2億7,718万1,000円、3,056万6,000円の増、前期繰越収支差額3,422万4,000円、1,479万7,000円の増。収入合計といたしまして3億1,140万5,000円、4,536万3,000円の増。  続きまして、支出の部。売上原価、1、食材仕入高3,255万6,000円、408万の増、2、仕入高51万8,000円、105万9,000円の減、3、飼料費304万8,000円、278万4,000円の減。続きまして、販売費及び一般管理費、1、人件費1億259万円、717万1,000円の増、2、法定福利費1,058万2,000円、75万1,000円の増、3、福利厚生費84万6,000円、2万4,000円の増、4、広告宣伝費285万2,000円、11万の減、5、販売促進費67万8,000円、2万の減、6、水道光熱費6,315万8,000円、2,476万8,000円の増、7、車両関連費100万5,000円、3万6,000円の減、8、事務用消耗品81万、3万の減、9、消耗品911万7,000円、103万2,000円の増、10、賃借料627万5,000円、2万9,000円の減、11、修繕費632万、130万6,000円の増、12、租税公課6万、1万の増、13、接待交際費5万、増減なし、14、旅費交通費185万8,000円、19万5,000円の減、15、通信費103万、5万4,000円の増、16、荷造運賃30万、20万の減、17、支払手数料233万8,000円、113万5,000円の減、18、諸会費13万5,000円、増減なし、19、衛生費711万8,000円、9万4,000円の増、20、客用品費240万、10万の減、21、保守管理費1,597万9,000円、16万1,000円の増、22、雑費27万1,000円、1万5,000円の増、23、支払保険料100万、42万の増、24、支払利息35万9,000円、4万1,000円の減。支出の部の計といたしまして2億7,325万3,000円、3,414万7,000円の増、当期収支差額といたしまして392万8,000円、358万1,000円の減、次期繰越収支差額としまして3,815万2,000円、1,121万6,000円の増。  以上です。 ○委員長(加藤和雄) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) それでは、引き続きまして29年度事業計画につきまして、私のほうからご説明を申し上げます。  基本方針につきましては、内容的にはそう変わりございません。ただ、3つの丸ぽちがございますけれども、これまでは高齢者の健康福祉の増進という記載をしておりましたところを、市民県民のということで字句の訂正をさせていただいております。あわせて、地域への貢献というふうにうたってありますが、以前までは地域勤労者の福利厚生の向上ということで、こちらのほうも字句訂正をさせていただきました。地域への貢献をより前面に出した事業展開をしてまいりたいという思いから、あえて字句の訂正を変更をしたものでございます。お客様第一主義のもとで、喜んで来館していただき、喜んで帰っていただく施設の管理運営に引き続き努めてまいりたいという思いでございます。  また、またのところから本文ございますけれども、ここで訂正をお願い申し上げます。下から2行目、所期の目的達成というところで、「はじめ」という字を使っておりますが、「ところ」ということになりますので、大変初歩的なそれこそ間違いを犯してしまい、おわび申し上げ、訂正をお願いしたいと思います。  また、29年度からは、紫雲寺記念公園プロモーションパートナーというそのグループ名になりますけれども、県立公園そのものの指定管理者の一員として直接管理をするような形になります。実態につきましては、引き続きスポーツ施設の管理運営ということになりますけれども、温泉と体育施設含めて一体的な管理をさらにお客様の利便性に提供できるように努めてまいりたいというふうに思っています。先ほど武田庶務・経理課長のほうから説明のございました予算の中で、全体予算の中でふえているものは、ここの指定管理委託料が主なものでございます。  さらに、昨年度から取り組んでいるトラフグの事業につきましては、昨年の経験を糧に新たな特産品の開発を通じて地域に貢献するという所期の目的達成のために、強い気持ちを持ってさらに挑戦してまいりたいというふうに考えております。  具体的な事業計画につきましては、昨年来からそう変わっておりませんので、2ページ目をおめくりいただきたいと思います。2ページ目の特に(3)の④についてでございます。新発田市及び観光協会との連携を図りながら、外国人観光客を積極的に受け入れ、地域の活性化に努めます。昨年市の観光振興課のほうからお話がございまして、台湾の誘客を図りたいということから、新潟空港におりたって新発田市街地、そして月岡に入るまでの間、昼食会場として紫雲の郷を使わせていただきたいという話がございました。もろ手を挙げて、ぜひぜひ使っていただきたいということで感謝申し上げ、提供をしてまいりましたけれども、結果して昨年は1回の機会でございました。人数にして、純粋に観光客としては43名の方からご利用いただいたと。1月からここまでは、今度はハルピンということで、9回にわたって274名の方からご利用いただいております。引き続き、新年度につきましても、市も観光協会もインバウンド、DMOの組織体制づくりを進めながら進めたいというお話もございましたので、当館としては、引き続き昼食会場としての提供を進めてまいりたいというふうに考えています。  (4)、温泉トラフグの養殖事業につきましては、先ほどもご説明申し上げましたとおりでございます。地域経済の振興に寄与していきたい。新発田市の新たな特産品の開発を通じて、地域経済の振興に寄与していきますという思いを記載させていただきました。  営業活動につきましては、特に変わった部分については、(1)のところでインターネット予約システムを導入していきたいということで、今年度は広く県内に限らず県外からも観光客、それから合宿関係とかといった方々のお客様を呼び込みたいというふうに思っています。2020年度には、よく言われていますが、東京オリンピックがございます。都会から田舎への観光ということでシフトをしているやにも伺っておりますので、ぜひその中でも取り残されないような形での取り組みをしてまいりたいという思いから、新しく導入をするものであります。  高齢者サービス、それから一般市民・勤労者サービス、団体、小グループの営業強化、青少年スポーツクラブや高校の合宿への営業強化につきましては、全て一緒でございますが、新発田市が実施をしております子育て支援事業には、いち早く当社としては未就学児の入館料無料ということで、400円からゼロ円に無料化しました。いよいよ3年目を迎えることになります。3年を経過して、少し見直しを図る時期なのかなというふうに思っています。31年の消費税10%に変わる機も、そこが一番本来であれば料金関係の見直しにふさわしいのかもしれませんけれども、一応3年区切りということで、この点につきましては年度末に少し反省評価を加えてみたいと、そのように考えております。  それから、文化活動、館内サービスについては、従来どおりの事業を展開をしてまいりたいと考えています。  4ページ目、最後になりますけれども、(4)のところで改めて新潟県立紫雲寺記念公園の指定管理者としての一員として、関係各者と連携をとりながら、極めて良好な公園の管理、そして運動施設の管理運営に努めてまいりたいというふうに考えております。  以下、紫雲の郷入館者実績表、今年度、28年度、これまでの実績内容、それも記しております。プール利用者も含むということになっていますが、ざっくり言って昨年はちょっとイレギュラーな年でございました。給湯管の入れかえ等がございましたので、そこはちょっと一緒にならないんですけども、それ以前の年度と比べて例年どおりぐらいの推移で来ております。  めくっていただきたいと思います。温泉の入館者につきましても、昨年を除けば例年並みで推移するものと考えております。昨今私どもが情報交換をしております近隣の温泉施設では、大変やはり苦戦をしている状況が続いております。三条市下田のいい湯らてい、名前を挙げて恐縮ですけども、ほとんど毎月のようにマイナスということになっていますし、ざぶーんも、年が変わりましたので、おととしの9月だったでしょうか。たった50円上げたことで、かなりやはり人数を落としているという状況でございます。いかに住民の方々が公共料金に近いようなものに対して敏感になっているのかというのがはかり知れるのかなというふうに考えておりますので、先ほど申し上げたように消費税が変わる、制度が変わるときこそが思い切ったやっぱりその策を講ずるタイミングなのかなというふうに思っています。  ざっくり言ってそのような状況ですし、温泉宿泊利用者につきましては、このまま推移すると3月の予約状況を見ると、やはり300人ぐらいの増になるのではないかなというふうに思っています。  また、28年度イベント実績につきましては、資料3にありますとおりでございますので、ごらんをいただきたいと思います。  29年度事業計画につきましては、以上でございます。質疑のほうよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(加藤和雄) 説明が終わりましたので、質疑ある委員の発言を求めます。  宮崎委員。 ◆委員(宮崎光夫) ありがとうございました。私のほうから2点お願いしたいと思います。  県立の運動施設を一体管理するというのは、非常に喜ばしいことで、やっと念願かなって一体管理ができるというようなことです。私の記憶非常に古いんですけれども、かつてその県営施設行く際にまた別の料金、二重料金というような形があったかと思うんですけども、既に解消されているのか、あるいは今回で解消されるのか、その辺まず1点と。  あと、トラフグ養殖事業であります。昨年目玉事業としてスタートしたわけなんですけど、残念ながら寄生虫の発生で全滅というふうなことであったわけなんですけれども、同じ時期に同じところから仕入れた十日町が成功しているというふうなこと。その辺を踏まえて、原因が究明されたのか。その原因を究明されたかどうかあれですけども、その対策としてどのような対策を29年度はやっていくのかお聞かせください。           〔「関連」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 佐藤委員。 ◆委員(佐藤真澄) トラフグについての関連質疑でございます。  温泉施設は、先ほど挙げられたようにざぶーんを初めこの近隣市町村にもあるわけでありますが、どこにでもある温泉施設と差別化を図るということで始められたこのトラフグ事業でありますけども、今宮崎委員がおっしゃったように、稚魚が全滅してしまったと。同じく始めた十日町は成功しているということでありますが、原因はその寄生虫にやられてしまったと。それも、一度ならず二度も同じ原因でありますということで、浄水対策を今回は万全に行ったというふうに新聞等でも報道されておりますけども、三度目の正直になるのかどうか、ここが正念場かと思うんですけれども、本当に大丈夫なのかなと我々は期待を込めているだけに思うわけでありますが、そのあたりをお聞かせいただきたいと思います。  以上。 ○委員長(加藤和雄) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) それでは、お答えをさせていただきます。  宮崎委員のほうからのその二重料金という話でございますけども、これまでは県は県の施設、市は市の施設ということで、双方やはりなりませんという形で推移をしてきたのは事実でございます。今現在も解消はされておりません。  ただ、多分ご存じのとおり非常に利用者のほうからは要望の強い事項でありますので、グループ内では内々その点について解消してまいりましょうという話をしています。ただ、単純にその料金を合体させただけでは意味がない話で、双方どういった形でその痛み分けをするかという部分が残ってくるんだろうなというふうに思います。市は市なりの考え方、県は県なりの考え方があるでしょうから、そこのところを改めて確認をしながら、あくまでも利用されるお客様のためにどうなのだということを考え合わせて、ぜひ前向きに捉えて検討してみたいと思います。現にグループ内では検討を始めていますということでご理解を賜りたいと思います。  トラフグ事業につきましては、究極の原因というか、もともとの原因につきましては、まずは温泉水を使って飼育水をつくりますと。温泉水の中には、アンモニアを初めいろんな要素が入っていまして、それを浄化してきれいにし、魚に合うような形での水をつくらなければいけないという状況でございました。3回のスクーリングを経て、大丈夫ですよというお墨つきをいただいてスタートした事業ですけども、実際やってみると、その飼育水に適した水にするために大変な時間がやはりかかるということでございました。その間に、トラフグの稚魚たちがかみ合いを始めるという事態になりました。まずは尻尾をかむ。尻尾をかまれると、そこの部分が根元から筋肉がかたくなって泳げなくなる。泳げなくなると弱る。弱るとさらにいじめるという、人間社会にもあるような構図かもしれませんけれども、そういう状況になりまして、かなりの死魚を出してしまいました。歯切りをして移したいにも、次の水ができないと移せないというその状況が続いていまして、かなりpHとか塩分濃度とか、それから溶存酸素量とか、そういった数値は規定どおりなっているんですけども、また違った意味で水を壊してしまったのかなと。そこにもともと魚についていた旋毛虫類というやつなんですけども、寄生虫が水を壊したことで爆発的に繁殖をしてしまったのか。もしくは、外部から虫とかといったものが飛来してその水槽に落ちたことで、それが媒介をするような格好でそういう事態になったのか、正直なところ私どもがノウハウを導入している栃木の夢創造のほうでも、原因究明には至りませんでした。ただし、考えられるのは、多分そういうことなのかなと。ただ、同じロットで同じところから仕入れて、おっしゃったように十日町なり、それからまた別なところに持っていった稚魚にそういう事態がなかったというのは、なおその原因をわかりにくくしているといいますか、そういう点もあるのかなと。  ただ、まずは前へ進み出すことだということで、1回目は非常にそういう事態になって、2回目は今度生体ですので、トラフグはやはりおしっこをしたりうんちをしたりするわけですけども、アンモニアがどんどんふえていきます。そのアンモニアを処理するのにバクテリアを使っているんですけども、そのバクテリアを育てるためにやはり1カ月以上かかるという、それを殺してしまうのはもったいないねというところからちょっと発想しまして、浄化槽内のろ材の洗浄が不徹底だったということで、やつら餌がないときにはさなぎ状態になるんです。そういう手の旋毛虫類なんですけども、世の中に5,000とか6,000とかという種類があるんだそうですけど、結局再度活性化をいたしまして、えら寄生をして、呼吸困難でしまいには亡くなってしまうという、そういうことになってしまいました。  3回目につきましては、今度は失敗できないということで、全ての槽を塩素消毒をしながら、ろ材につきましても同じように消毒し、天日乾燥をし、これで間違いないということで中に確実に虫がいないという結果を受けてやったものでありますけども、3棟あるうち1棟につきましては、ろ材につきましても全く新たに仕入れをして飼育槽をつくりました。前のろ材を使ったのはもう1棟あるんですけども、今現在は1月21日にパイロットフィッシュ40匹を入れ込みました。無事1カ月ほど生きておりました。一匹たりとも死にませんでした。2月19日にそれを受けて4,300匹、注文は、発注したのは4,000匹なんですけども、いつものことですけども、サービスということで4,300余りを入れ込んで、今現在、きのうまでの現在、きのう現在でロスになったのが搬入時に45で、2月28日歯切りをしました。歯切り前に餌どめをします。餌を与えないんですけども、それが3日間かかったんで、3日間餌を与えられない魚があって、結局そのときまたかみ合いをするんです。そういう事態もあって、歯切り時には107匹とちょっと多目になりました。合計で今現在175のロスで、4,456尾の入れ込みで、今現在4,281尾生き残っています。  佐藤委員のほうからも、期待を込めて3度目という話もございましたが、生き物なんで、本当に大変申しわけないですが、私がこの口から大丈夫ですとはちょっとやっぱり申し上げられない部分があります。ただ、気持ちはもう絶対大丈夫ですという気持ちで取り組んでおりますので、今の段階でその最悪の事態は今のところ想定はいたしておりません。必ず成功したいという思いで、果敢に挑戦するという文言もまた掲げさせていただいたものでありましたので、その点ご理解をいただきたいと思います。  なお、十日町の話が出ましたけれども、十日町も大変苦労されています。実際に全滅ということはないんですけれども、生存率で約50%です。50%というのは、商売としては少しやっぱりどうなのか。向こうのエヌプラスというんですが、社長からも電話いただいて、直接電話もいただいて、こういう状況なんで、どうなんですかという話を聞きました。少しロス率が高いねということで、やっぱりこんなこと言うと大変恐縮なんですけども、施設ノウハウ導入をさせていただいた夢創造の言っていることをまるっきりうのみにするという事態にはちょっとやっぱりいかないのかなと。自分たちでやりながら、ちょっとその改善を加えていくやっぱり必要があるのかなと。夢創造がうそを言っているというわけじゃなくて、それぞれの施設のつくりが違いますし、また水自体も違うんで、そこのところはやっぱり一緒になっていかない。汎用の方法ではやっぱりいかないところもある。非常に藤塚浜地区においては、今現在は地下水で人工海水をつくってやっていますけれども、それに合ったやっぱり飼育方法がありはしないのかなということで、今試行錯誤をしながらやっています。ただ、経過としては極めて今現在は順調でありますので、そのようなことを申し上げておきたいと思います。  少し長くなりましたけど、申しわけありません。以上であります。 ○委員長(加藤和雄) 宮崎委員。 ◆委員(宮崎光夫) ありがとうございました。  県立運動施設の一体利用、ぜひ市民ファーストというその視点で料金徴収、簡単なようにしていただきたいというふうに思います。  あと、フグの養殖関係なんですけれども、私ども新発田政友会で実際見せていただきましたし、その後夢創造のほうも現地調査というふうな形で見せていただいて、野口社長でしたっけ、あの方実際問題どういう原因でしょうというふうなはっきりぶつけまして、十日町との比較の中では十日町は内陸部で、紫雲寺は藤塚浜は本当に海に近い。そういういろんな、旋毛虫ですか、寄生虫はあるんでしょうけども、そういう特に海に近いというふうなことで、鳥が好き放題飛んでいます。そういう対策もやっているんでしょうけれど、あるいは猫だとかネズミとか、そういうのが媒介してあるというふうな可能性も否めないんじゃないかというふうなこと。その辺の衛生管理というか、そういう施設の管理はきちんとしていると思うんですけど、なお徹底していただきたいということでお願いしたいと思います。  以上であります。           〔「関連」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 宮島委員。 ◆委員(宮島信人) また、フグなんですけど、二度あることは三度あると言われていますけど、三度目の正直もあるんですけど、小林代表取締役の熱意は十二分にわかるんですけれども、敵も生き物です。やっぱりそこらあたり、これは失敗を許さないという気持ちで、せっかく我々もあれ6月でしたか、6月だば大丈夫、食べられますよということで張り切っていたわけですけれども、残念ながらお目にかからなかった。そういうこともあるんで、はっきりした原因はわからないということは、対策立てようないんじゃないかなと。いろいろ自分勝手な考え方で進めても、なかなか思ったようにいかない可能性もある。そういうことで、ぜひともこういうのは皆さん期待しているんです、新発田10万市民が。ぜひとも皆さん、小林代表取締役だけでなくて、従業員一同小林代表取締役の熱意を感じ取って成功させるようにご努力してもらいたいと、これは切なる願いですので、よろしく頼みます。  一言お願いします。 ○委員長(加藤和雄) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) あえて一言ということでございますので、まことにありがとうございます。私自身も、その期待をされているのはもう本当に感じております。何としても成功させたいという強い思いは、先ほども話をさせていただきました。ぜひ成功させて、新発田の特産品ということで、ふるさと納税なんか返礼品なんかでも使っていただければ、そういうときが必ず来ると信じて一生懸命、私もそうですけれども、従業員ともども頑張りたいと思いますので、どうか引き続き皆さんのほうからもご支援を賜りますようにお願いを申し上げます。一言申し上げます。           〔「関連で」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 小柳委員。 ◆委員(小柳肇) 関連でまたフグなんですけど、今ほど宮崎委員が話したとおり、私ども見てきましたが、当初この事業を始めるに当たって、夜温泉が使わないと。その温泉水をいい感じでそのまま使えるということで優位性が非常に高い事業なんだという、最初の説明です。話だったんです。そこから今いろいろ水の問題があるんじゃないかと。全滅の問題を経て、地下水をくみ上げて温泉をコイルのように通して温度を上げているということ、非常に簡易な設備でやっているようだったんですが、今の話からいうと、当初のそのやるという最大の目的というものがちょっと失われているというような状況になると思うんですけど、その辺この先来年度、それからまずはいろいろな要因を取り払って、きれいな水でまず成功させるということからスタートだとは思うんですが、その後また夜の温泉水を活用するという本来の目的というのには、また初心に戻すというんですか、当初の目的に戻すということは考えているんですか、それについてお聞かせください。 ○委員長(加藤和雄) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) 小柳委員のおっしゃったとおり、所期の目的は捨てる温泉水の利用ということで、またあわせて温泉熱を使いますと、冬場の水温を下げないために使いますと、この2つの目的でスタートをさせていただきました。ただ、先ほど申し上げましたように、飼育事業を始める前に夢創造のほうで3度のスクーリングをやらせていただきました。まずは温泉分析表を持っていって内容を見ていただく。それから、実際に温泉水を持っていって温泉水を分析してもらう。今度は実際にさらに温泉水を持っていって、そこで稚魚の飼育を1カ月やってもらったと。3度のスクーリングを経て大丈夫ですよということで、私どもとしては意気揚々と始めた事業でありましたけれども、結果してこういうことになりました。  一方、国の補助金申請に当たっては、温泉水利用というのじゃなくて、温泉水の熱交換のシステム構築のために補助金を使いますということで申請を、たまたましておりまして、温泉利用という部分では余り重点を置かず申請をさせてもらいました。結果してこういうことになりましたので、将来当初の目的であった温泉水の活用をという話がございましたけれども、水は温泉水であろうと何であろうと一旦つくってしまうとほとんど使いません、後は。そういう実態がございますので、常時流れる温泉を入れなきゃないということではないんでありまして、そういった意味では言葉で言うほど温泉水の利用量というのは全然少ないということになりますでしょうか、実態としては。  ただ、私どもも温泉トラフグという形で売り出したいなと思ったんですけども、なかなかそんなわけにいかないんで、どういう形でネーミングしながら売り出しを図ろうかななんて思っていますが、今後温泉水を使う限りは水をつくるために1棟をつぶさなければないということになりますので、そうすると非常に飼育量が当然下がりますから、そうすると営業、商売として見た場合には非常に不利なことになります。せっかく8,000尾を飼育する、出荷できる施設規模でありながら、3分の1は出荷できないということが目に見えてわかるわけでありますので、その点は少し先へいって収益が上がった段階で、また新たに水をつくる、温泉水を使った飼育水をつくるというシステムを構築した上でやらないとできないということでありますので、今のところは未定という、今のところはその予定はございませんというお答えをさせていただきたいというふうに思います。  よろしゅうございますでしょうか。 ○委員長(加藤和雄) 小柳委員。 ◆委員(小柳肇) 状況はわかりました。ただ、今のところでいうと、温泉トラフグというのは那珂川町見てきたときは、大地がわき出る恵みでトラフグを育てて、それをグルメとして循環するという、そういうポリシーが書いてあったわけですけど、温泉トラフグと言っちゃうと多分そういうイメージだと思うのです。大地の恵みを特産品にかえると、そういうプランだと思うんですが、今の状況だと地下水ですので、温度上げるのだけ温泉を使うというと、言い方をかえれば温泉熱トラフグみたいな感じになるわけで、そうするとブランドイメージとかもやっぱり若干乖離してくるし、やっぱり市民なり我々の理解というんですか、イメージとして温泉トラフグというのじゃなくなってくると思うんですけど、そうなってくるとやっぱりブランド力というのが逆に毀損すると言ってはなんですけど、言い方かえれば今の状況だとどこか別なところで地下水で、川東の山で地下水をボイラーで温めても余り変わらないようなイメージになっちゃうんですけど、その辺のブランド力が落ちるとかという心配とかというところはないんでしょうか ○委員長(加藤和雄) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) できますれば、温泉水で飼育したトラフグで立派な温泉トラフグでございますという名目でやっていきたいというのが、もともとそういうことでありましたので、そうなんですけども。多分温泉水を使った、使わないで味が変わるかというと多分そんなことはないんだろうというふうに思います。ただ、何とか温泉を使いたい、紫雲寺温泉の例えばですけども、養殖トラフグとか紫雲寺温泉の熱を利用した温泉トラフグだとかというようなネーミングを工夫しながらやっていきたいなと思います。  はっきり言ってそれにこしたことはないんですけれどもと私自身も思っていますが、魚は今これからどんどん養殖の時代になるんだろうというふうに思いますので、そういった意味では温泉水を使っているから、使っていないからということでは余りないのかなと。やっぱり消費者が考えるのは当然味はそうでしょうけれども、値段もあるでしょうし、それから仕入れのしやすさ。天然であればとれる時期は決まっていますので。ところが、養殖であればはっきり言って成功すれば年がら年中あるわけですんで、安定して仕入れをして、安定した値段で売れるという、そのメリットもあるわけですから、正直2割、3割の本人の慰めもあるんですけれども、そういう形であればブランドには余りこだわらなくてもやっていけるのかなというふうに、そんなことを今思っています。 ○委員長(加藤和雄) 石山委員。 ◆委員(石山洋子) 2点ほどお願いしたいんですが、1つは自主事業の部のレストラン収入のところで、今回は比較増減10万ということなんですけれども、そんな中で今ハルピンから274名の方が1月にということで、メーンが昼食を食べさせるということだと聞きましたけれども、そうしたらこちらのほうの予算額としては外国人誘客を見込んだ金額がもう少し出てくるのかなと思ったのが1つと、あと県との委託で隣の施設も管理されるということで、施設管理委託料が増額になっていますけれども、また人件費も支出の部で717万1,000円ということで上がっておりますけれども、これはもともとそちらにいた従業員をそのまま雇用されるのか。雇用に関しても紫雲寺記念館のほうで一緒に働ける方というか、両方勤められる方、大分紫雲寺記念館は人件費のほうも精いっぱい節約をされているようなんですけれども、その辺のあたりをお聞かせください。 ○委員長(加藤和雄) 小林代表取締役 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) 施設の管理委託料につきましては、先ほど申し上げたとおり4,400万ほど県から頂戴をするという格好になっています。まず、前後しますけれども、体育関係のほうでございますが、このたび直接県の指定管理をいただくことで、私どもの職員をスポーツ施設管理長という、そういう名目で担当を一人張りつける。張りつけると言っても兼務でありますけれども、今現在主任の人間を係長に引き上げて、そういう職に充てたいというふうに考えています。1人実は産休、続く育休ということで今休んでおりますが、改めて1名その補充という格好で1名増員をしました。育休に入ってしまう職員が復帰できるのかどうか、少しちょっと先にいかないとわからないですけれども、復帰すれば1名増という格好になります。  県のほうの委託料の人件費部分について言えば、私どものほうに入ってくるのは330万ほどスポーツ施設長の人件費ということで入ってきます。そっくり彼に渡すわけではないんですけども、平準化して職員の賃金改善に充てたいと。正直言ってここの部分が私どもの目に見えた利益になります。あとは自主事業で例えば水中エアロビクス教室とか、今年度新しく計画をしていますバレトン教室とか、自主事業の中でいただく受講料といったものがプラスになってくるという格好になっていきます。  それから、レストランの収入につきましては、大変ご指摘のとおりでございまして、大変控え目な数字を上げさせていただきました。市を決して信頼申し上げてないというわけではございませんけれども、昨年実はインバウンドで2,000人ほど来るはずですよというお話をいただきました。ふたをあけたら43名でございましたけども、年が明けたらまたそのことを大変観光振興課としては気にかけていただいておりまして、ハルピンを回していただいて274名、まあまあ2,000名にはちょっと届かないんですけども、疑り深い人間でございますから、そのまま少し増収要因として上げるのはいかがなものかという思いも実はあって、本来であれば本当はもう少しやっぱり膨らませるほうがいいんだろうというふうに思います、予算作成上は。ただ、以前にも小柳委員のほうからご指摘をいただきましたけれども、レストランのことに限って言えば原料、食材仕入れ高がちょっと割高じゃないかというお話が実はございましたんで、おっしゃるとおりで、今はそちらのほうを何とか詰めたいということで厨房調理師には話をしてあります。今計上しているのは38%ぐらいの原価率で上げているんですけども、3%落とすだけで200万から違ってきますので、私どもも職員の給与水準からすれば優に一人は採用できるというあんばいになります。  人件費については、七百何十万という増という話ありましたけども、ここは実は新年度、今年度まず2年赤字でございましたけども、今年度は黒字化できる見込みでございますんで、それから県の指定管理という新たな要素も加わりましたし、何とかここでまずは職員の給与改善を図っていきたいという思いから、県からいただく人件費のほかに上乗せをして計上させていただいている。決して職員の給与水準が私は高いと思っておりません。まずは職員の給与がある程度世間並みになったときに、役員会で私の給料も上げてくださいという話をしようかなというふうに思っていますので、何とか職員の給与を改善することをまずイの一番に置いて、社内内部的にはそれが第1の目的で頑張りたいというふうな思いから、人件費は少し高めにさせていただきました。 ○委員長(加藤和雄) 石山委員。 ◆委員(石山洋子) 質問は終わりなんですけれども、確かにこれまでずっと小林代表取締役のお話の中でボーナスも出ないで頑張っているんだ、努力しているんだということは何度も何度もご説明をいただいておりましたので、今回人件費を上げるということは、大変働いている従業員たちの士気も上がるということでいいことだと思います。
     また、イベントの実績のところでは新発田のアスパラ横丁、それからワンコインラーメンのところでは、大勢の方がいらっしゃっておりますので、またそんなところに力をぜひ入れていただいて、今年度頑張っていただきたいというふうに思います。  以上です。 ○委員長(加藤和雄) 稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) 本当にいつも頑張っておられる中でまた質疑させていただきますが、関連もありますけども、県の施設管理の委託です。これが一体化になるということで、非常にメリットが大きくなると思いますので、この辺を十分にやっぱりいいところをとって進めていけば、今以上にまたお客さんもふえるだろうし、いろいろプラスアルファという部分が出てくるんじゃないかというふうに思いますので、その辺は結構なんですが、ただ施設管理委託料と比較してみますと、余り差が出てこないんで、受けたはいいけども、余り利益というかいい方向になっているのかどうかというのがちょっと見えませんので。電気料が相当かかっておりますし、そういうことを考えますと、ちょっとどのぐらいの、入札ですから安くしなければ落ちないわけなんで、そういう意味では取ったということは非常にいいことなんですが、経費と委託料との差がどの程度あるのかちょっとわかりませんけども、収支予算を見るとそんなにメリットが出ていないのかなというふうに見えますが、その辺ひとつ教えてください。  それから、宿泊の部分です。これはやっぱり新発田にも月岡温泉というところあるし、ビジネスホテルもあるわけなんで、この辺の部分でやっぱり相当競争が激しいといいますか、取り合いになるわけなんですが、先般私の知っている人間が北海道から来まして、どこに泊まるんだということを聞いたら、ざぶーんに泊まる。そのざぶーんはどういう魅力があるのと言ったら、非常に料理もおいしいし、温泉もあると。それで価格も安いと、こういう三拍子そろっているからという話を聞いたんですが、同じように施設のほうでもやっておられるとは思うんですが、差別化を図らないと同じことをやっていてもどっちが取り合いになるだけでありますんで、その辺の魅力がフグ料理も含めて出てくると思うんです。まずはやっぱり一つは宿泊の受け入れ人数どの程度あるのか、ちょっともう一度教えていただきたいなというふうに思います。  それから、月岡温泉のあるホテルの、これ親しい人にも聞いたんですが、やっぱり今エージェントを通じた旅行者よりも、大きなホテルは違うんでしょうけども、やっぱりインターネットで申し込むのが多いんだそうです。大体そのホテルでは7割から8割がインターネットで申し込みがあるというふうに話をしておりました。あとはやっぱりもてなしなんです。この辺がやっぱり三拍子そろうと非常に全国から申し込みがあって宿泊をするというふうな話を聞きました。団体は取らないそうです、大きな団体は。そういうふうな差別化を図りながら魅力を出していくというふうな話を聞いています。  それともう一つは、レストラン部門もやっぱりやっているとは思いますけども、季節料理、例えば冬は冬の料理がある、地元産のを使って。そのときに新発田の名士というと語弊がありますけど、そういう方にぜひとも食べてくださいよというふうな案内をして、それで一回食べてもらうということが私は必要じゃないかと。毎日食べれというんじゃないですから。年2回ぐらいは食べていただいて、その味をみてもらうとか、そういうふうにすれば年2回は間違いなく、何人になるか別としても来るわけです。だからそういうやっぱり地道な努力といいますか、誘客を図る、そういうものが必要じゃないかと私は思いますが、この辺近隣のざぶーんがそういうふうな話で、北海道から来ている人が何で新発田泊まらないでそこへ行くんだよと思うんだけども、実際はそういう話を聞いたもんですから、何か落ちてはいるとは言っていますけども、あれはやっぱり休んだせいでないかと私は思うんですけども、その辺ひとつお聞かせ願いたいと思います。 ○委員長(加藤和雄) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) お答えをさせていただきます。  まず人件費、県からの管理委託料に比して光熱水費も云々という話がございましたけれども、まず予算書の県の事業、県施設委託事業の部をちょっとごらんをいただきたいと思います。まず、受託収入で4,403万5,000円、前年度予算が1,000万ほどでございます。この1,000万は丸々人件費だけでございまして、今まで私ども先ほど来お話ししていますように、又請けみたいな格好になっているもんですから、スタッフの人件費のみ私どものほうに来ていると。ですから、法定福利厚生費もそこに含まれますけども、水道光熱費以下のものにつきましては基本的にグループのほうでお支払いをしていたという実態がございますんで、そういった意味では文字どおり3,300万が私どものほうにふえてきているということでございます。  それから、入札云々の話でございました。県の1年間の入札に当たる基準額につきましては、1億539万5,000円という基準額が示されています。さらにそこから県は94%を最低制限価格にしますよと、こういうふうに公にぱっと要項を出されたんです。そうすると、金額にして年間9,907万1,000円ということになります。簡単に計算ができるんです。4グループ実は応募をさせていただきました。全て横並びでございました。基準額に対する94%横並び。あとは計画の中身で争う。以前は計画の中身で争っていいほうを持ってきて、いいほうを持ってきたところに今度はお金で入札させるというやり方をしました。とんでもないよと、だからとんでもない値段で安けりゃいいという話になっちゃって公園自体が荒れるんでしょうという話を、今の管理グループが来たときに県にも申し上げたことがございます。だから最低制限価格を設けるような形でやってくださいねと強くお願いをして、このたびからそういうふうになったんですけれども、まさか公表されるとは思っていませんでしたんで、94%が最低制限価格ですよというと、当たり前のようにみんな横並び、一円たりとも違わないんです。その中で私どものグループは計画内容を認めていただいて、断トツの、結果は私ども見せてもらっていますけれども、1位で受託をする格好になりました。  今度は5年ではなくて7年間になります。一応5年で評価をしていただけるんですけども、問題なければもう2年ということで、7年間はこの金額でやらせていただくという格好になります。市のほうは長年、3年なんて言わないで5年ぐらいにしてちょうだいとお願いはしているんですけども、市はなかなかうんと言わないという。それもよしあしあってあれかなと思いますけども、県のほうは今度7年間ということになりました。年間9,907万1,000円なんで7年間で7億ちょっとぐらい、グループ全体ですけど、そのうちの4,400万が私どものほうの財布に入ってくるという格好になります。  それから、宿泊に係るものにつきましてですけれども、楽天とるるぶのほうとの契約で、今ネットで予約をするべく導入をさせていただきました。おっしゃるとおり私もひしひしと、もちろん紙ベースでのPRも大事、もちろんそれなりの価値あるんですけども、やはりネットで見てこられるという、何でお知りになりましたかと聞くと、ネットですというのがどんどんやっぱり比率高くなってきていますんで、おっしゃるとおり、やっぱりそこに力を注いでいかないと競争に負けるのかなということで導入をさせていただいた。  あとは残念ながら施設の持っている特性がありますので、そこのところはお客様の選択になってきますので。紫雲の郷よりはざぶーんのほうが名前がいいからそっちへ行くとか料理がいいからそっちへ行くと、それはいたし方ない話であります。それに負けないように努力はしていきたいという思いはありますけれども、私どもの施設はどちらかというと青少年の合宿を夏場については、休みの期間については体育施設を生かした合宿というのが多くなっていますので、そこにやっぱり大きな特色があります。ですから、近隣の情報交換している日帰り温泉施設の中では8月は2万2,000人ぐらい突出して多いという時期になります。そんなわけで宿泊者の内容につきましては、ページを打っていないんですけれども、宿泊施設利用者表で示してあるとおりであります。多分このまま推移していけば、やっぱり300人程度は年度末で多く宿泊してもらえるのかなというふうに思っています。  ただし、当然宿泊者というのは波がございますので、ことし2,000人泊まったから来年も2,000人だ、1割アップの2,200人だというわけにはちょっといかないところもあります。ただ、ふだんの努力が大事だろうというふうに思っていますので、引き続きやはりそういったインターネットを使ったりとか、それから紙ベースの媒体を使ったりとか、それからポストインといいますか、直接のご案内を差し上げるとか、いろんなことをやりながら、ほかに負けない取り組みをしていきたいなというふうに思っています。  それとレストランの四季折々の料理をというお話でございましたけども、このたび3月から5月いっぱいまでかけて春のプランといいますか、紫雲寺記念公園は花が非常に、これからはレンギョ、そして桜、チューリップと来ますので、それをどんと打ち出して少しプランを新しくしました。値段は変えないで中身を充実させてという思いでありましたので、それをダイレクトメールで2,000人ぐらいのお客様、今まで利用いただいたお客様に送らせていただいて、予約状況も好評に推移をしています。おっしゃるとやり、やっぱり目先を変えていかないと、お客様に飽きられてくるというのはおっしゃるとおりだと思いますので、これからも四季を念頭に置いたプランづくりをしてまいりたいと思いますし、またおっしゃるとおりトラフグの成功があれば、あっと驚くような変化をもたせることができるのかなというふうに思っていますので、ぜひともまた成功の暁には新たなプランづくりをしてみたいと、差別化を図っていきたいというふうに思っています。  いろいろ示唆に富んだご指摘、本当にありがとうございました。 ○委員長(加藤和雄) 中村委員。 ◆委員(中村功) ご苦労さまでございます。私のほうから簡単なやつで聞きたいんでございますけども、私も決算でいろいろとお話しさせてもらって、温泉のほうでございますけども、露天風呂のほうの屋根の件について、これからまたあした以降の中で、やっぱり屋根があると雨が降っていても行かれるんで、その辺の見込み、行政とどういう話になっているのかなというのをまず1点。  あともう一点は簡単な話なんですけども、実は先ほども地域に貢献という話もありましたけれども、青少年の健全育成といいますか、両方を完全にはなかなか容易でないと思うんです。というのは、もしかすると違うのかもしれませんけど、夏場が海水浴客が帰りに寄っていくもんだから、地元の人が夏行かないよと言うんです。というのは行くとフロアが砂でじゃしじゃししたり、あとマットのところがびしょびしょだったり、これ出入り口のところ、マットもきれいで乾いたものを常に入れかえしておくというような形にしていかないと、地元の人は私はどうせきょう行ったって海水浴客がいっぱいいて、行っても汚げといいますか、じゃしじゃししたり、ぬれているしとかということで、やはり地元の人も気持ちよく使う、あるいは次の人が気持ちよく使えるようなことがないと、夏も行きたいという人が減っていくんじゃないかなというふうに思いますんで、その辺これからの改善的な部分でどうなのかなということをお聞きしたいと思います。  この2点でございます。 ○委員長(加藤和雄) 小林代表取締役。 ◎紫雲寺記念館代表取締役(小林豊男) 露天風呂の屋根の件は、引き続き実はお願いをしたいという思いがございます。ただ、風力の方もおっしゃっていましたけれども、私どもも15年も経過しようとしています。そうすると、議員の皆さんだったらよくご存じのとおり、昨年は給湯管で2,000万を超える修繕費を温泉のほうに向けていただきました。来年度はGHP、冷暖房機ですけれども、こちらがやっぱり1,000万ぐらい多分かかるのかな。GHPのほうはちょっと数字、私の記憶が、最近はやりの記憶がちょっと正しくないかもしれないんで申しわけないですけども。きょうあすと2年に一遍の温泉の水中ポンプの入れかえ工事をやっています。こちらもやっぱりそれなりの公費がかかってくるわけでございまして、多分屋根のかけかえ工事については、それこそ私の記憶が正しければ、300万で両方屋根がかかるのかなというふうに思っています。そのぐらいのところを何とかというふうに思っていますが、観光振興課のほうは、実は月岡温泉より紫雲の郷にお金をつぎ込んでいるんだよということを観光振興課は言わないんですけども、財務課の方から言われているという話を聞き及んでいますので、ちょっとそうすると私ども遠慮深いもんですから、これはちょっと勘弁してもらおう、要求するのはどうかなという思いも実はあります。  ただ、それこそお客様のことを考えれば、雪が降る中で露天風呂もないだろう、雨が降る、かんかんと照り付ける太陽のもとで露天風呂もないのかなという思いはあるわけでありますので、ぜひそういう思いを受けていただけるんであれば、何とかその辺を遠回しに執行部のほうに皆さんほうから訴えていただければ、私は私どものほうで正規のルートを通って観光振興課にお願いを申し上げますので、どうぞよろしくお願い申し上げたいというふうに思います。  なお、夏場の海水浴客の件でございますけども、先ほど来申し上げたように、夏場がぼんと上がるのは合宿と海水浴客、それからオートキャンプ場の皆さんなんです。人が入れば当然汚れるわけでありますので、ふだんに増して清掃並びに対応に十分意を用いていきたいと思います。至らない点については本当にご勘弁をいただきたいと思いますけれども、お客様に不快な思いをさせないように、どうしても混み合いますので、混むとやっぱり私行きたくないわというのがやっぱり聞こえてまいります。うれしいんですけども、残念だというときもあるんですが、とにかくお客様に来ていただかないことには何ともならないんで、ご指摘の点については十分意を用いて対処してまいりたいというふうに思います。  どうもありがとうございました。 ○委員長(加藤和雄) ほかに。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑がないようでありますので、質疑を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) ご異議ございませんので、株式会社紫雲寺記念館に対する質疑を終結いたします。  どうもありがとうございました。退席されて結構です。  午後1時まで休憩いたします。           正      午  休 憩  ─────────────────────────────────────────           午後 1時00分  開 議 ○委員長(加藤和雄) 休憩前に引き続き会議を開きます。  引き続き、各第三セクターの平成29年度の事業計画等についての説明を受けます。  説明順序は、公益財団法人新発田勤労者福祉サービスセンター、次に株式会社エフエムしばた、最後に一般社団法人新発田市観光協会の順で予定しています。  参考人としてお越しの皆さん、本日はご多用のところご出席いただきまして、ありがとうございました。本特別委員会では、平成29年度新発田市一般会計予算に係る議案を審査することになっておりますが、市の事業と大変かかわりの深い第三セクター事業につきましてもご説明をいただき、議案審査の参考とさせていただきたいと思っております。どうか議会活動をご理解賜り、ご協力いただきますようお願いいたします。  さきに文書でお願いいたしておりましたが、それぞれの平成29年度の事業計画等につきまして概要をご説明していただき、質疑をしたいと思います。なお、予算状況の説明に当たっては、支出、収入の順に説明願い、続いて事業計画などについて説明願います。説明される参考人以外の皆さんは、お呼びするまで退席されても結構です。  それでは、公益財団法人新発田勤労者福祉サービスセンターから説明をお願いします。  増子事務局長。 ◎新発田市勤労者福祉サービスセンター事務局長(増子信一) 大変お疲れさまでございます。ただいまご紹介にあずかりました新発田市勤労者福祉サービスセンターの増子と申します。よろしくお願いいたします。また、日ごろから加藤委員長初め各委員の皆様からご支援を賜りまして、この場をおかりしまして感謝申し上げるところでございます。まことにありがとうございます。  本日は、説明に当たりまして、事務局員であります大森も同席しております。よろしくお願いしたいと思います。  なお、今回提出させていただきました緑色の冊子、平成29年度事業計画、収支予算書、正味財産増減予算書については、先般当センターにおきまして理事会で議決した内容になっておりますので、よろしくお願い申し上げます。  それでは、ただいま委員長からご指示ありました予算書の支出、収入、事業計画の順で説明に入らせていただきたいと思います。  緑色の冊子5ページをお願いいたします。2番、支出の部、勘定科目で1、事業費支出でございます。1、慶弔給付支出でございます。平成29年度は、前年度より記載のとおり大幅に増額した額となりました。当センターでは、入会後、勤続して5年、10年、15年と記念の年にお祝金を差し上げておりますが、2度の合併前後に加入いただいた会員が平成29年度に10年、15年と大幅に対象者がふえることが主な要因でございます。  2番目の健康診断等助成費支出でございます。人間ドック、検診、またインフルエンザ予防に対しての受診料に対して一部助成をしているわけでございますが、年々会員事業所に定着していることから、また新規加入者の増加によりまして約5%程度の増額といたしました。  3番目、トレーニング施設助成費支出であります。サン・ビレッジしばたの回数券、T&S新発田回数券などが主なものでございます。  4番、講習会助成費支出につきましては、とらい夢が主催する講習会に対する助成でございます。  5番目、芸能鑑賞講座助成費支出につきましては、新発田商工会議所が主催した各種講習会を初め、美術展、コンサート鑑賞券という内容になっております。  6番、チケット購入費支出であります。新幹線チケットを初め映画券、日帰り温泉など平成27年度の利用実績、また今年度の見込み数字を参考に再度積算し、計上させてもらいました。  めくっていただきまして、6ページになります。7番、娯楽施設補助費支出でございます。会員の増加に伴いまして、宿泊施設、ディズニーリゾート、サントピアワールドなどの施設利用が増加するものと考え、約4%増と計上することとしました。  8番、事業所活性化助成費でございます。会員事業者の農家から引き続き地場産の果物なり、農産物等の販売などを考えております。また、お総菜、お菓子など補助券を発行いたしまして、商店街の会員事業所の活性化に寄与したいと考えております。  2番目、管理運営費でございます。1、給料手当支出、2番目、福利厚生費支出でありますが、事務局員3名分の給料手当及び年金、健康保険料などが主なものでございます。  3番、会議費支出から9の租税公課支出まで、当センターや理事会などを安定的に運営するための経費でありまして、今年度の支出内容を見直して縮減を図ったところでもあります。内容的には、消耗品などの事務経費の圧縮はもとよりでありますけども、利用率の低かった全国組織の全福センターのガイドブックを大幅に減らしまして、関連する通信運搬、印刷製本を縮減したのが主なものでございます。  続きまして、負担金の支出でございます。これにつきましては、所定の全国組織の全福センターの会費の負担金、また商工会議所の会費等々の負担金でございます。  11番、委託料支出、7ページにございます関係でございますが、会員拡大推進員に対する委託料支出でございまして、平成28年度見込みを参考にして算出した額であります。推進員は、2名を計画してございます。  12番、手数料支出につきましては、銀行の振りかえ手数料などが主なものでありますが、平成29年度では新たにデータ交換のため、ネットバンキングへの切りかわりが加わりまして、必要な経費が増額となったものでございます。  13番、広告宣伝費支出については、エフエムしばた、新発田商工会議所だよりなどの媒体を活用しまして、当センターのPRに使わせていただきたいと思っております。また、当センターのホームページも適宜改定いたしまして、会報誌で伝え切れない細かな情報を提供したいと考えております。  14番、保守料支出は、会員管理システムの保守の支出が主なものでございます。  15番、雑支出であります。新聞代、住宅地図のほかに例月行っております監査に対するコンサルタント料、法人登記代行料などの経費を見込んでおります。  3番、基本財産取得支出であります。平成24年度、公益財団法人に移行するときに、基本財産の安定的な運用先として国債5年ものを取得いたしました。本年6月に償還月を迎えまして、再度預け入れしていきたいと考えております。預入先は、現在の国債の状況を預入先の金融機関から聴取したところ、利息、利金が芳しくないという話でありましたので、現時点では平成29年度予算として定期預金に再度預け入れしたいというものでございます。  最後に、予備費支出として50万計上いたしまして、当期支出合計といたしまして7,279万5,000円、2,180万5,000円の増、国債の切りかえ運用分2,000万を差し引きますと180万5,000円、前年度より約3.5%の増という形になります。  続きまして、収入でございます。4ページに戻っていただきたいと思います。1番、収入の部でございます。1番、基本財産運用収入、2、特定資産運用収入でございます。それぞれ国債の利金、定期預金の利息収入を備考欄のとおり計上させていただきました。なお、国債につきましては、年2回利金が発生いたしますが、6月償還で最後の利金として備考欄に記載の額を計上させていただいたところでございます。  3番、入会金収入でございます。例年350から400人程度の入会を見込んでおりますけども、平成29年度で新規入会で約250名程度の増となる見込みでありますので、備考欄で算定のとおりの額を計上させていただきました。  4番、会費収入につきましても、新規入会の増を見込み積算したものでございます。  5番の事業収入であります。支出でご説明のとおり、健康維持増進、自己啓発、余暇活動事業とともに各事業を推進するために、各施設回数券等の販売、また参加料などの収入を見込んだものでございます。  6番、補助金収入でございます。新発田市よりの補助金収入ということで、まだ新発田市議会の議決前でございますが、大変僣越でありますが、平成29年度も予定させてございます。よろしくお願い申し上げます。  7番、受取手数料収入でございます。芸術鑑賞コンサートなどのチケットの販売手数料でございます。  8番、雑収入は、年1回発行しておりますガイドブック、年6回発行しております会報誌でありますセンターニュースなどに会員、非会員の事業所が掲載する広告収入が主なものでございます。  9番、基本財産取崩収入であります。支出でもご説明させていただきましたが、基本財産は平成28年度当初で4,500万円の基金残高となっております。そのうち定期預金に2,500万、国債に2,000万預け入れしております。平成29年度は、国債2,000万分が償還を迎え、一旦収入として計上いたしまして、再度支出を出しまして積み立てしたいというものでございます。  10番の特定資産取崩収入でございます。前年度より50万円増額で取り崩しを計画いたしました。なお、特定資産積み立ての金額は、平成28年度末で6,750万円となる見込みでございます。  当期収入6,829万5,000円、繰越金額が450万を加えて支出と同額の7,279万5,000円となります。  続きまして、再度戻っていただきまして、1ページから事業計画を載せてございます。平成29年度の事業計画でございます。1番、運営方針を少し読ませていただきます。当センターは、定款で定めている中小企業に勤務する勤労者と事業主並びにその家族に対して総合的な福利厚生サービスを提供し、福祉の向上を図るとともに、中小企業の振興と地域社会の活性化に寄与することを目的として事業を展開してまいりました。平成29年度においても、よりよい職場環境や事業所の発展のため、会員及び事業所に魅力あるサービスを提供するとともに、公益法人の認定基準となる公益目的事業が広範囲に行き渡るよう努めてまいりたいと考えております。  さらに、全国組織である(一社)全国中小企業勤労者福祉サービスセンターとの連携により、全国的に展開している福利厚生サービスも会員に情報提供いたしまして、より一層の事業の充実を図りたいと考えております。また、法人が安定的かつ継続的に運営するために、会員数及び収入の安定化が必要でございます。また、組織の礎となるものでありまして、そのため本年度においても未加入事業者への訪問活動を初め、各種広告媒体による広報などを通じて当センター会員及び事業所の輪を広げてまいりたいと考えております。既に加入している会員及び事業所に対しましては、魅力あるサービス提供は企業活動を支援する事業などを引き続き行い、会員の定着化を図りたいと考えております。  ここで、2月末現在の会員数を報告させていただきたいと思います。平成29年2月末現在で761事業所、4,031名となっております。前年度と比較いたしますと、5件の事業所が減少いたしまして、50名が減少ということになっております。ここ数年の傾向を見ますと、年度当初から数カ月で会員がピークを迎え、年度末に減少する傾向でございました。今年度では、廃業、任意退会が原因で減少する傾向が目立ったものでございます。また、新発田市内全体の中小企業数、従業員数と当センターの事業所会員数を比較しますと、事業所数で約17%、従業員数で約11%の割合ということになります。さらに、全国的に見ますと、少しさかのぼって昨年の7月末現在の数字でございますが、全国組織の全福センターに所属している200ほどセンターがございます。事業所で上位から8位、会員数で上位から16位と全国でも上位に位置している状況でございます。引き続き当センターの目的である中小企業の福祉向上、振興と地域社会の活性化のために、会員の輪を広げる努力を続けてまいりたいと考えております。  それでは、2番目の事業計画内容でございます。これにつきましては、当センターの定款に定めています事業内容で、大きく7つの事業に分類されております。継続的に行っているものが主なものでございますので、要点を中心に説明したいと思います。  1番の生活の安定及び財産形成に関する事業です。国の制度であります中小企業退職金制度の普及啓発に努めるとともに、県の暮らしのローンや新潟県労働金庫と連携をとりまして、中小企業勤労者向けの各種金融制度を紹介してまいりたいと考えております。  2番目の健康の維持増進に関する事業でございます。健康診断、人間ドック、インフルエンザ予防に対する受診者の費用の一部助成やスポーツ施設の利用増進を行い、安定的な事業所活動、従業員の健康維持を図りたいということでございます。  3番目の自己啓発に関する事業でございます。これにつきましては、文化、教養講座の参加費の助成並びに各種美術、芸能鑑賞券を一般価格より安く販売することによって、趣味と教養を高める機会を提供したいというものでございます。  めくっていただきまして、4番、余暇活動に関する事業でございます。日帰りの温泉入浴券や映画鑑賞券、またスポーツ観戦のチケットを安くあっせんいたしまして、豊かで潤いのある生活を支援したいというものでございます。また、自主事業としてゴルフコンペ、ボウリング大会を毎年開催しておりますけども、引き続き職場や会員相互の親睦、交流を図るため、平成29年度も計画しているとこでございます。  5番の事業所活性化に関する事業でございます。会員事業所が実施するイベント等につきましては、できるだけ会報等で周知いたしまして、その参加費や物品の販売に対しても助成をしたいと思っております。今年度は、菅谷産のルレクチェ、また五十公野のサクランボなどが大変好評でありましたし、お総菜、和菓子、洋菓子の補助券を発行いたしまして、市内会員店舗をご活用いただいて、平成28年度では5店舗ほどふえて30店舗以上で事業を展開しているとこでございます。引き続き29年度も行いたいと考えております。  6番、慶弔給付に関する事業でございます。会員相互扶助の精神に基づきまして、その給付事由により各種給付金を支給することであります。給付金の内容につきましては、各種のお祝い金、見舞金、弔慰金、せんべつ、30年勤続の優良従業員表彰など、給付額につきましては保険業法に抵触しない範囲に10万円程度で抑えるということで実施してまいりたいと思っております。  7番、その他でございます。広報事業ですが、会員に対してセンターニュースなどで情報提供を行うとともに、一般市民向けにもホームページを使い、タイムリーな事業を紹介してまいりたいと考えております。さらに、しばた商工会議所だより、エフエムしばた、広報しばたの力もおかりしながら、PRしてセンターの知名度の向上に努めたいと考えております。今年度は、新発田市の封筒にも会員募集の広告を載せさせていただき、引き続き平成29年度も各種媒体を使って当センターの存在をPRしてまいりたいと考えております。  また、会員拡大推進につきましては、加入推進員の力をかりるところが多いところでございます。今年度から食品工業団地コンシェルジュ事業にも参画させていただきまして、よりPRする場がふえたというふうに考えております。センターのPRや広報活動を通じまして、会員加入の機会を広げてまいりたいと考えております。  最後となりますけども、優良割引指定店の拡大でございます。会員証を提示いたしまして、各種割引サービスを受けられる指定店を広げ、スケールメリットを生かしたサービスの向上に努めてまいりたいということであります。  最後になりますが、一番最後の8、9ページ、正味財産増減予算書の内訳表がございます。これにつきましては、先ほどの収支予算書と同様の数字が並んでおりますので、割愛させていただきたいと考えております。  以上で新発田市勤労者福祉サービスセンターの説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(加藤和雄) 説明が終わりましたので、質疑ある委員の発言を求めます。  渡部委員。 ◆委員(渡部良一) 1点だけ、前に聞いたことあったかな、どうでしたかね。この会費が月500円ですから年間6,000円、これ通常よく各事業所や、もちろん当新発田市職員もそうなんですが、補助金とかあって、要するに労使の負担の割合、通常であれば半々ぐらいであれば一番いいんでしょうけども、先ほど事業所と人数がありましたが、これちょっと割ってみたら大体1社当たり5人ちょっとぐらいですよね、入っているの平均して。ということからすれば、年間6,000円ですから、使用者側はその半分負担したとしても3,000円でしかないということからすれば、使用者の理解も大変重要なことなんでしょうけども、その辺の労使の負担の割合等いろいろとあるんでしょうけども、その辺まず実態と、あと会社経営者に対するその理解度の問題、その辺をいろいろと加入をするときどういった形でやられているのか、ちょっとお聞きをしたいと思います。 ○委員長(加藤和雄) 増子事務局長。 ◎新発田市勤労者福祉サービスセンター事務局長(増子信一) 渡部委員のご質疑でございます。会費に対する労使の負担割合とその実態と事業主に対する理解度の働きかけというような形でお答えしたいと思います。  会費の労使負担の割合は、こちらから一応事業主負担という形でお願いはしているところでございます。ただ、実態として労使折半、また事業主負担というのはちょっと実態としては把握しておらない状況でございます。会員加入する際に、事業主負担ということをお願いしておりますし、またパンフレットの中にでも会員募集のこういうパンフレットがございます。そのときに、会費の取り扱いのところで、これは福利厚生計画を立てた上に事業主負担を損金として計上できるという中身でございますので、そういった形でできる限り従業員の皆さんにご負担がかからないような形では働きかけております。今後もそのような形で働きかけて、新規加入をふやしていきたいなというふうに考えています。  以上であります。 ○委員長(加藤和雄) ほかに。  宮崎委員。 ◆委員(宮崎光夫) 1点だけ、最後のページ、9ページですか、正味財産の増減予算書内訳表、1,200万、300万ぐらい正味財産減っているわけなんですけれども……そうじゃないですね。750万減っているわけか。29年度の予算の組み方を見ますと、前年で50人減っているというふうな中で、頑張って300人ふやしていこうというふうなところでちょっと合わない。このままいくと、ずるずると正味財産崩していくんじゃないかなと、取り崩しせざるを得ないんじゃないかというようなことで、人口減少ですから、当然会員数というのはなかなか上がらない、むしろ下がっていくのがわかりやすいと思います。そうすると、やはり体制とかを含めて見直していかなければならない。今がその時期かどうかということではございませんけれども、その辺の関係についてお願いしたいと思います。
    ○委員長(加藤和雄) 増子事務局長。 ◎新発田市勤労者福祉サービスセンター事務局長(増子信一) 宮崎委員からの赤字で取り崩しがこれからふえていくと、いろんな体制の部分で影響が出るんではないかというふうなご質疑でございます。公益法人という税法上無税であるという性格上、収支が若干の赤字であることはやむを得ない側面もございます。しかしながら、毎年収支予算の中で赤字で基金を取り崩している状況も憂慮しているとこでございます。すぐに危機的な状況ではございませんが、今の段階で何らかの形で収支改善のために方策を講ずる必要が出てきているのでないかなというふうに私も感じているとこでございます。さきの理事会においても、同様の質問、提言がございまして、収入、支出とも検証をする必要があると考えているということでご返事をさせていただきました。特に基幹的な慶弔給付、こちらについては現在の人口動態、またさまざまな社会状況と少しずれが生じているという部分がございます。そういったものをほかのセンターを参考にしながら、新発田市のセンターの福利厚生で少し見直しをしたいというふうに考えてございます。  しかしながら、財政の改善につきましては、サービスの低下、また過度な負担増につながるおそれもあることから、慎重に対応せざるを得ないと思います。直すべきところは直して今後の財政の改善に努めてまいりたいというふうに考えております。  以上、お答えといたします。 ○委員長(加藤和雄) 小柳委員。 ◆委員(小柳肇) それでは、私のほうから1点お願いします。  今ほども宮崎委員のほうから要は蓄えを取り崩しながら赤字、赤字でやっているという中で、今後当然さらに大幅な伸びというのはなかなか望めない状況だと思うんですが、当然いつか枯渇する。その中で、ずっと科目見ていくと、最初の事業の部については、これ削ればもう即サービスに返ってくるわけで、なかなか削れないと思うんですよ。かといって収入のほうで逆に会費を上げるというのは、たしか500円だった思いますが、月。年間6,000円の会費だと思うんですけど、新潟はたしか700円だったと思うんですよ。そういった意味では、500円が高いかどうかはちょっと各企業の判断なんですけど、新潟と比較すればもう多少上げる余地はあるのかなというふうには思うんですが、当然消費税が今後上がるとかいうことも含め、その辺会費の多少の値上げ、応分の負担を上げてもらうということも考えていないのかなというのが1点ちょっと聞きたいなと思いました。  それともう一点なんですけど、今の中身の件なんですけど、全体の運営費の中で賃借料の割と金額が比較的、今多分3人で、事務所に3人しかいらっしゃらないと思うんですが、基本的に。それで、あの事務所のスペースとして考えると、さしたる金額ではないにしろ、ちょっと賃借料関係の支出が分不相応に大きいんじゃないかなという感じはあるんですよ。コピー機なんかも例えば市なりほかがリースアップしたものを例えば回してもらうとか、車も例えばさしたる金額じゃないんですけど、24万、月2万ですけど、例えばこれも市でもうリースアップしたのを例えばもうそれを本当に償却金額で回してもらうとかいろいろそういう工夫はあるのかなという気はするんですけど、この賃借料の割合についてどのように何か詰める手だてとかないのかなと。これについてお聞かせください。  以上です。 ○委員長(加藤和雄) 増子事務局長。 ◎公益社団法人新発田市勤労者福祉サービスセンター事務局長(増子信一) 小柳委員のご質疑でございます。  最初に、会費について応分の負担を求めても、そういった余地があるのではないかなというご質疑でございます。確かにそういった観点もございますが、今先ほど宮崎委員からもご質疑のあったとおり、支出の部分を少し見直した中で収入、支出のバランス、そういったものを考えながら、それでも最終的に赤字がふえるということであれば応分の負担も考えていただく段階になるのかなというふうに考えております。  なお、先ほど慎重に対応というふうな形で宮崎委員にご答弁させていただきましたが、県内のサービスセンターでも応分の負担をということで月大体200円ぐらい増額したところ、大体4分の1が会員で脱退したという実績もありまして、そうすると本末転倒になってしまいますので、支出の部分を少し見直しをした上で、それでも立ち行かないというような状況であれば会費の部分もお願いせざるを得ないのかなというふうな考えでございます。  賃借料の割合がどうかというお話でございます。これにつきましては、確かに多いんですが、現在車のリース、またプリンター等々複合機のリース等々これ更新して割安になった額でございまして、また再度機械等々更新する時期になればそういった部分を検討してまいりたいなと。できるだけこういったところを圧縮して、管理費、運営費を圧縮して収支の改善を図りたいなというふうに考えてございます。  よろしくお願いいたします。 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑がないようでありますので、質疑を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) ご異議ございませんので、公益財団法人新発田勤労者福祉サービスセンターに対する質疑を終結いたします。  どうもありがとうございました。退席されて結構です。  次に、株式会社エフエムしばたから説明をお願いします。  塚野放送局長。 ◎エフエムしばた放送局長(塚野正紀) 株式会社エフエムしばた放送局長を担当しております塚野正紀です。日ごろは、エフエムしばたの放送事業運営に格別なるご高配を賜りまして、厚く御礼申し上げます。本日はよろしくお願いいたします。  説明につきましては、総務関係を担当しております係長の佐藤千秋を同席させて今回の平成29年度の予算や計画について説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  それでは、説明の前に、今回資料として平成29年度株式会社エフエムしばた事業概要説明書案を提出させていただきました。この内容につきましては、現在も社内やまた取締役会で収支計画、また事業計画の検討を行っているところであります。今回は、2月23日の取締役会においての内容となっておりますが、今後3月の23日に取締役会を予定をしております。そこでもまた再度検討する内容も含んでありますので、今後修正、また変更がある場合がありますので、ご了承いただきたいと思います。  また、一部修正がありまして、まことに申しわけございませんが、最終ページのA3の資料の項目で一部記載の誤りがありまして、下のところなんですが、営業外費用の項目がありまして、その中に貸倒償却ということで595万2,000円が計上されておりますけれども、こちらは回線使用料補助金扱いという名目でございますので、申しわけございませんが、修正をお願いしたいと思います。回線使用料補助金扱いという科目になります。           〔「回線」と呼ぶ者あり〕 ◎エフエムしばた放送局長(塚野正紀) 回線です。回線使用料補助金扱い。申しわけございません。よろしくお願いします。  それでは、平成29年度収支計画案について説明をさせていただきます。説明につきましては、既にお渡ししておりますので、簡単に説明をさせていただきます。  それでは、3ページの5、平成29年度収支計画案ということで参照いただきたいと思います。初めに、支出、収入、計画という順序ということでありますので、4ページ目になりますけれども、支出の部となります。  支出の部、売上区分、また平成29年度計画とありますけれども、そこをお話しします。売上原価として、商品仕入高につきましては14万円、催物費が1,437万6,599円、事業費として288万1,200円となります。当期製品製造原価につきましては、労務費として1,921万2,970円、経費として1,337万2,000円、当期総製造費用としましては4,998万2,769円となります。販売費及び一般管理費としては2,959万4,859円となりまして、営業外収益642万8,160円、営業外費用595万2,000円となりまして、経常利益として89万8,532円を予定をしているところです。この支出の部につきましては、先ほどお話ししましたA3の資料に内訳が書いてありますので、そちらをご参照いただければというふうに思います。  続きまして、収入の部です。収入の部、市委託料収入ということで、平成29年度計画として合計として2,578万2,882円、放送収入として2,701万7,118円、事業収入として2,720万ということで、売り上げの計画としては8,000万というふうに目標値を示しております。よって、経常利益につきましては、売り上げ計画8,000万、費用合計が7,910万1,468円、経常利益89万8,532円を目指し行っていきたいというふうに思っております。  以上が平成29年度の収支計画案となります。  続いて、平成29年度事業計画案の説明となります。1ページ目となります。1ページ目から3ページ目に記載をしているところであります。平成29年基本方針の基本理念と経営基本方針につきましては、ごらんのとおりとなっております。事業ビジョンとして、平成29年度は開局から20年を迎える節目の年となります。また、ことし1月より新発田市新庁舎ヨリネスしばたのスタジオから放送を開始して、弊社の認識も高まりつつあるというところであります。今後は、新発田市における情報発信基地として存在価値を高めるほか、市民や企業からも信頼され、必要とされる媒体力と新しいエフエムしばたを築くために、新しい発想力と行動力を持って業務展開を行っていきたいというふうに思っております。目標につきましては、テーマにつきましては、「変革のエフエムしばた」ということを掲げて進めていきたいなというふうに思います。  また、平成29年度事業計画案として、放送番組の編集に関する基本計画にのっとり番組を制作及び放送を行っていきたいなというふうに思っております。  1から5として、計画案としてまとめております。これらを重点施策として取り組んでいきたいなというふうに思っております。  そのほか放送の概要、営業の概要、総務の概要につきましては、記載のとおりとなっております。  以上、簡単ではありますけれども、平成29年度株式会社エフエムしばた事業概要案について説明をいたしました。今後も皆様からのエフエムしばたの放送事業に関して変わらぬご理解とご協力をお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(加藤和雄) 説明が終わりましたので、質疑ある委員の発言を求めます。  宮崎委員。 ◆委員(宮崎光夫) 3月23日に次の取締役会でそれまでにいろいろ訂正してどうのこうのというふうなものありましたので、せっかくですので、いろいろ何か読んでいてあれだったんですけれども、一番最初の1ページの基本理念、経営理念、「放送は真心」、「放送は真心地域に信頼され、地域に貢献する」。これちょっと文章日本語になっていない。もうラジオであれば放送は真心という気持ちはわかりますけども、文章にする際には真心で句点を入れるとか。ちょっと日本語になっていないんで。  あとずっと行うといっぱいありますけども、「な」が要らないんですよね。時々なかったりあったりしているんですけども、統一したほうがいいと思います。細かい話で申しわけありませんけど、せっかく3月23日に取締役会でもう一回訂正するということであれば直していただきたいと思います。  あとどこまで聞いていいのかなんですけれども、29年度の予算最後のページですけれども、せっかく前年比の増減比較をたくさん出しておりますので、その辺から事業をこの辺に重点をかけて進めていくんだというふうに、事業収入が当然倍になっていますし、その部分支出についても当然ふやしています。そういう部分をうまく説明していただければ。ちょっと大きな部分について、特に例えば販促企画費とか新たにふえていたり、どういうふうなことをするのかとか、そういう部分をもう少し詳しく教えていただければと思います。 ○委員長(加藤和雄) 塚野放送局長。 ◎エフエムしばた放送局長(塚野正紀) ただいまの宮崎委員の質疑にお答えします。  1ページ目の「放送は真心地域に信頼され、地域に貢献する」というものに関しましては、初代当社社長の片山吉忠が社長のときにこの言葉を決めていただきましたので、このまま使わせていただきたいというふうに思っているところであります。  あと文章につきましては、いま一度見直しをして訂正してまた今後につなげていきたいなというふうに思います。  あと最後の質疑ですけれども、それでは一番最終ページのA3のところで前年度比較的に伸び率が高いものをお話を簡単ですけれどもしていきたいというふうに思います。  まず初めに、売上高につきましては、事業収入として206.8%という形になっておりますけれども、これに関しましては平成28年度の事業収入が見込みとして、事業収入として今年度イベント収入を2,000万近く取っているところなんですけれども、またことしは札の辻広場でのイベントなどを予定をしておりますので、その分の収支をプラスして見込んでいるところであります。  それから、それに対して催物費ということで252.2%となっておりますけれども、その分事業を行う際に経費としてプラスになっているというところであります。  それから、労務費としては128.4%となっておりますけれども、これまでの体制でパートタイマーを昨年10月から3名増員をしております。その分のプラス分ということで、賃金につきましてはプラスとしているところであります。  そして、経費のところで大きく上がっているというところに関しましては、自社制作費ということでありますけれども、こちらのほうも番組契約ということで、番組担当をお願いしているフリーのアナウンサーなどやタレントなどをふやしているというところからプラスというふうになっております。  そのほか比較的大きい金額となりますと、販売促進費として120万計上しておりますけれども、こちらに関しては売り上げに関して高い目標値を今計画をしております。そこで、各社員に対しまして営業への報酬ですとか、また目標を達成したときの成果ということで、そういった制度を取り入れようかというところでの販促費という形で計上をさせているところであります。  そのほか大きく目立ってというところはありませんが、そのほか保守費ということで、これはまだ使うか使わないか、また実際29年度たってみないとわかりませんけれども、一応計上して、使わなければそのまま使わないという形になっているところであります。  主に大きくプラスになっているところは、人件費、そしてイベントに関する経費がちょっとプラスになっているというところになっております。  以上です。 ○委員長(加藤和雄) 小柳委員。 ◆委員(小柳肇) 今ほどの関連にもなるんですが、3ページに収支計画案というのがあって、収入の部それぞれがこうありますが、29年度のその計画については大体3分の1ぐらいずつ、確か以前もおっしゃっていたと思うんですけど、放送と事業とそれから委託と大体3分の1ぐらいずつになるといいねという話はしていたと思うんで、非常にいい形だと思うんですけど、ちょっとここで見る限り、この3ページの表は放送収入ががばっと上がる。28年の見込みから29年にかけて、28年見込みが当初で2,586万だったのが2,700なんで、これ見ると放送収入を大幅に引き上げる。今ほどの宮崎委員に対する説明だと、札の辻広場のイベント受託であったりとか主にイベントに関する自主制作とかの事業収入がふえるんだという話だったんですけど、ところが一番最後についているA3の縦のものを見ると、28年で逆に少ないのは事業収入が1,315万が2,720万ですか、2,720万になっているということは、ここが倍増してするわけですよね。だから、この3ページの表は、放送収入が倍増じゃないですか。こっちの最後の予算書のほうは、予算案のこの表のほうは、これは事業収入が倍増じゃないですか。何か随分内訳と差異があるんですけど、これって何か。まあまあ見込みということもあると思うんですけど、理由はどういうことなんでしょう。 ○委員長(加藤和雄) 塚野放送局長。 ◎エフエムしばた放送局長(塚野正紀) 小柳委員の質疑にお答えします。  3ページ目の放送収入につきましては、上がっているけれども、経費は上がっていないという形の質問になると思うんですけれども、これに関しては放送に関してはスポット、タイムなどに伴う収入増減であります。これに関しては、電波料という形になりますので、経費が実質はかからないということになりますので、経費は上がっていないというところで、放送収入のところに関する経費については大きくは上がらないと。  その反面、先ほど話をしましたように、売り上げを高めるために販売促進費というところで各社員の販売に関する、また営業に関する貢献として幾ばくかを捻出していきましょうといったことになります。  以上です。 ○委員長(加藤和雄) 小柳委員。 ◆委員(小柳肇) そういうことじゃなくて、この3ページにある29年度のこれ合計合っていますよ。ただ、28年度見込みのところというのは、ざっくり言うと市の委託が2,800、放送収入が1,500、事業収入が2,300じゃないですか。まあまあこっちの一番最後のページは、どこをもってやっているかにしろ、この一番上の3行ですよ、1、2、3行。これ見ると、29年度の見込みはさっきの表と一致しているのに28年度の予算のところが事業収入が1,300。だから、これこの食い違いは何なのかな、どういう意味なのかなというだけです。 ○委員長(加藤和雄) 塚野放送局長。 ◎エフエムしばた放送局長(塚野正紀) 3ページ目に記載している収入の部の28年度につきましては、28年度の見込み数字を計上しているところでありますし、最終ページの平成29年度予算案につきましては、平成28年度の予算に対して計上しているところでありますので、数字が違うというのは年度当初の予算と3ページ、4ページについては28年度の実績見込みという数字を載っけているところなので、ちょっと食い違いが生じるという形になります。 ○委員長(加藤和雄) 小柳委員。 ◆委員(小柳肇) 突っ込むわけでないんですが、まあまあその見込みと当初予算の差だということなんですけど、ちょうど数字がひっくり返ったイメージなんで、何で。言い方変えると、当初予算から見ると、放送収入は予定よりがっぱり上がったじゃないですか、結果的には。だけど、事業収入は逆に言うと上がらんかったというそういう……逆か。事業収入が上がって、放送収入が上がらなかったと、そういうことでよろしいんでしょうか。確認だけです。 ○委員長(加藤和雄) 塚野放送局長。 ◎エフエムしばた放送局長(塚野正紀) そういうことになります。 ○委員長(加藤和雄) 中村委員。 ◆委員(中村功) ご苦労さまでございます。  私のほうからは、何かの機会にということで、市民から話が出て、聴衆率を上げるためにもやっぱり手軽なラジオの価格で買っていただくという部分で、たまたま昨年の秋の議会報告会のときに市民のある方から新潟に手ごろな値段でやれるラジオというところはあるんだよというふうなところ、議会報告会のときにそういう提案があって、私に対する宿題みたいに、中村議員も調査してみなさいよということで、私も時間がなくてそういうことをできなかったんでありますけども、皆さん方のほうで今までもるる何回か手ごろな価格で、普通のラジオでも聞けるわけではありますけども、非常時には強制的に電波が入るというそういう仕組みのある関係で若干価格が張るんだということではありますけども、そういう調査といいますか、皆さん方からもラジオを売るということも一つの仕事にたしかしていらっしゃると思うんですけれども、その辺の今後の状況についてお聞かせいただければなというふうに思いますが。 ○委員長(加藤和雄) 塚野放送局長。 ◎エフエムしばた放送局長(塚野正紀) ただいまの中村委員の質疑にお答えします。  ラジオにつきましては、緊急告知FMラジオの低価格なもの、そのほか一般的に聞くラジオということで低価格のラジオの開発ということで、何度もこの予算審査、それから決算審査の委員会の中で話が出ているところで、弊社としましても何かないかというところでいろいろ事あるごとに調べたり、また調整を行ってきているというところですが、結論から言いますと、なかなかまだいいものが見出せていないというものが現状です。  ただ、今年度につきましては、平成28年7月より、本社が広島にありますけれども、株式会社メディアトライという会社から防災ラジオの話をちょっといただいて、ちょっとこれまで調整を行ってきているところです。基本的には、金額については今販売している兼藤産業のラジオの8,000円ということで、同じ額ではありますけれども、仕入れ値につきましては若干ちょっと安く仕入れることができるということから、実際に使えるのかどうかということでこれまで精査を続けてきて、実証実験なども進めてきているところで終わっております。  今後は、金額についてのちょっと交渉などをしていかなければならないんですけれども、何しろその金額についても、1回の発注が100個からですとか、また1,000個からというちょっとこれまで10台、20台という取引をしているところではやっているんですけれども、そのロット数の問題などもありますので、その辺はまたこれからこの株式会社メディアトライについては話を調整をしていきたいなというふうに思います。  また、そのほか今話がありましたように、中村委員の中で新潟市内でまた安くできるというラジオの情報がありましたら、後ほどで構いませんので、教えていただければと思いますので、それまた聞いてちょっと検討させていただきたいなというふうに思います。  以上です。 ○委員長(加藤和雄) 石山委員。 ◆委員(石山洋子) ちょっと単純なことかもしれませんが、聞かせてください。  市の委託料収入というところで、28年度と29年度計画のところで、聖籠町がマイナスということで金額が載っているんですが、昨年、一昨年ですか、議会の放送するということで、そういう準備ののがあったのか、それともただ単に事業が減ったのかということで、またその収入は、委託料はそういったことによって増減するということの理解でよろしいでしょうか。 ○委員長(加藤和雄) 塚野放送局長。 ◎エフエムしばた放送局長(塚野正紀) 今ほどの石山委員の質疑にお答えします。  3ページ目の収入の部、市委託料収入のところで、聖籠町がマイナス60万となっております。これにつきましては、聖籠町の行政情報番組をこれまで十数年間行ってきたんですけれども、「緑・ふれあい・夢づくり」という聖籠町からの行政情報、新発田市でいうと「新発田市情報BOX」というものになろうと思いますが、その放送が今年度で終了するということで、来年度はなかなか聖籠町も財政状況がちょっと大変だというところで、今回エフエムしばたのこの放送料についてちょっと手をかけたいという打診がありまして、何回か交渉はしたものの、来年度は予算がつかなかったという形になります。  なお、町議会につきましては、非常に町民からもレスポンスが、反応があるということで、町議会につきましては、引き続き予算をつけていきたいというところでありましたので、28年度中に打診があったのは、こういったことで60万をマイナスというところになっております。  ただ、そのほか聖籠町での夏のイベントですとか、海の日の近いイベントですとか、そういったイベント事ですとかにつきましては、いろいろとまた弊社を使ってやっていきたいという話もありますし、また引き続き何かの形で復活させるような提案もお願いしたいということが話がありますので、引き続き聖籠町につきましてはアプローチをしていきたいなというふうに思います。  以上です。 ○委員長(加藤和雄) 稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) 本当に頑張っていただいていますんで、このエフエムしばたはよくなってきたと思うんです。特にこの庁舎のところにスタジオができまして、すごく見えるようになりまして、内容的にもすごく充実してきたとは思うんです。  ただ、この今の予算を見ますと、放送という部分よりも、イベント請負会社というふうな会社の方針が強く出ておりますので、この収入はやっぱり一番大事だと思いますんで、ぜひともそのイベントを請けて、それをしてちょっと利益が出るような方法が一番いいと思いますので、放送したってなかなかもらうのとほとんどツーペイ、マイナスなるというような状況でもありますので、一番もうかりそうなイベントを請けて利益を計上していただくということが大事だと思いますので、特に新しいアナウンサーが大分ふえてきていますんで、顔とまた声等を聞きますと、非常にマッチしていいんじゃないかというふうに思いますので、せっかく庁舎の1階に入ったわけですので、これをフルに活用してやっぱりやっていただきたいなということであります。  それから、先ほど中村委員からも出たように、やっぱりいい内容であっても、聞く道具がないとなかなかあれなんです。でも、車乗っていると意外と聞くんです。大体FM新潟あたりがもう内容がいいもんですから、そっちダイヤル合わせたんですけど、最近はもう76.9だったっけ、そのサイクルのところに合わせるようになりました。その内容の中でも、ここの新発田の二階堂市長の出る番組が非常にユニークで伝わってきておりますんで、その辺が少しの売り物になってきているのかなというふうに思います。ぜひともいつも言うようですが、聞く機械を安価、安いものをどういうふうに調達するかがやっぱり大事だと思うんです。だから、これも毎たび私も言っているんだけど、総務に言えば総務はこっちだ、こっちはこっだと言われて、せっかくアンテナの難聴のところ何千万もかけて難聴地にアンテナを立ててやっているんで、もう聞こえないところはないはずなんで、ぜひとも聞くその機械を普及するような方法を考えていただかないと、せっかくのこれ大事な部分は防災ですから、何かあったときに何でも通用しないようでは、それこそ1,800万の新発田市が出していて何だったんだというふうになるんで、これは新発田の行政もやっぱりエフエムしばたの皆さんも、聞く機械を普及する、本当に強化年間という話もいいと思います、だらだらといかないで。だから、そういうふうにして聞いてもらえるように、中身の充実と聞く機械をあわせてやっぱりやっていただきたいと思うんですが、塚野局長、もう一回お願いします。 ○委員長(加藤和雄) 塚野放送局長。 ◎エフエムしばた放送局長(塚野正紀) ただいまの稲垣委員の質疑にお答えします。  それこそご挨拶が遅くなりましたけれど、このたび新庁舎に新スタジオということで1月4日から放送しております。これにつきましては、皆様のご協力などもいただきまして、非常にありがとうございます。スタジオにつきましては、今は新発田市生涯学習センターのスタジオからこの新庁舎の新スタジオのほうに放送の中心を動かして、ここから朝、昼、夕方を毎日、これまで土曜日、日曜日の生放送はなかったんですけれども、土曜日、日曜日も生放送をしながら放送しております。新スタジオができたことによって、これまで聞かなかったリスナーのメッセージが送られてくるようになりましたし、聞いていると、また見られているというところが非常に今まで以上に感じられて、いい形で放送がすることができております。それに伴いまして、番組内容につきましても、今まで以上に充実を図りながら進めていかなきゃならないなというところは、まず一番の大きなこれからの課題というふうになっております。今ほど話がありましたように、FM新潟に負けないぐらいの番組内容でこれから進めていきたいなというふうに思っております。  また、聞く機械の普及ということで、先ほど中村委員の質疑でもお答えしましたが、何かその策をとれるように、結構時間がたっておりますけれども、ちょっと見出していきたいなというところですが、新しい話題としては前回の委員会でも小柳委員からも質疑がありましたように、スマートフォンを活用した発信ということで、今回エフエムしばたのホームページのリニューアルを現在行っております。スマートフォンを活用して聞いてもらうということも前提に置いて、あとはスマートフォンでよりよい新発田市内の情報を発信して、スマートフォンをお持ちの方に情報を発信する。そして、スマートフォンを通じて番組とリスナーと、それから番組のパーソナリティーがつながるような双方向の番組づくりを予定をしておりますので、4月になりますと、新しいホームページとしていろいろと展開をしていきたいなというふうに思います。  その中で、今までは何回かクリックしてサイマルラジオを聞く形になっていたんですけれども、スマートフォンなどでエフエムしばたのホームページに行きますと、ワンクリックで聞けるような形を今調整を行っているところでありますので、これからもっと聞いてもらうような仕掛けをしていきたいなというふうに思います。  以上です。
    ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 質疑がないようでありますので、質疑を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) ご異議ございませんので、株式会社エフエムしばたに対する質疑を終結いたします。  どうもありがとうございました。退席されて結構です。  一般社団法人新発田市観光協会のこの平成29年度事業計画及び予算計画に誤りがあったということで、正誤表が届いております。これより事務局から配付させていただきますので、よろしくお願いいたします。           〔資料配付〕 ○委員長(加藤和雄) 次に、一般社団法人新発田市観光協会から説明をお願いします。  森専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(森康弘) 新発田市の観光協会の森でございます。議員各位におきましては、日ごろより当観光協会の事業運営におきまして多大なるご支援とご協力いただきまして、改めて厚く御礼申し上げさせていただきたいと思います。  それでは、事業計画並びに予算計画につきましてご説明させていただきますけれども、まずその前にひとつおわびをさせていただきたいと思います。事業計画並びに予算計画につきまして誤りがございましたので、正誤表のほうを配付させていただきましたが、よろしくお願いをさせていただきたいと思います。  それと、きょうは説明補助員といたしまして、総務企画グループの井上企画員も同席してございますので、よろしくお願いさせていただきたいと思います。  それでは、早速事業計画及び予算計画に従いまして、ご説明のほうをさせていただきたいと思います。まず初めに、予算計画のほうになりますけれども、お手元の資料のほうの22ページのほうをお開きいただきたいと思います。平成29年度の予算書(案)ということでございますけれども、29年の4月1日から30年の3月31日までというものでございます。経常増減の部ということで、経常収益でございます。受け取りの会費ということで、274万円ほど計上をさせていただいたものでございます。そして、事業収益といたしまして、手数料収入、売上高、そして出店料収入等々含めまして5,246万9,500円ほど計上をさせていただきました。それと、新発田市からの補助金ということで5,415万円というものでございます。そして、受取負担金ということで2,085万1,000円でございますけれども、これにつきましては、後ほど説明させていただきますけれども、DMOの事業活動の負担金というものになろうかと思います。その他を含めまして1億3,053万8,500円という収入というものでございます。  そして、経常費用のものでございますけれども、事業費でございます。後ほど事業計画については説明させていただきますけれども、新発田の春まつりとかあやめまつりとか、あるいは全国のうまいもん市とかという数々の事業に係ります事業費を計上をさせていただきました。仕入高から始まりまして、職員の手当、臨時職員の賃金、賞与等々全て含めまして1億1,303万3,468円という数字でございます。  そして、次のページでございますけれども、管理費、法人の管理等々含めた経費でございますけれども、1,735万7,032円という数字でございます。経常経費の合計が1億3,039万500円というものでございます。当期の経常増減額でございますけれども、14万8,000円という数字でございます。税引きの前の当期一般正味財産の増減額といたしまして14万8,000円、法人税、住民税等々7万円ということで、当期の一般正味財産の増減額が7万8,000円ということでございます。29年度の当期の期首残高でございますけれども、三角の1,000万ということで、期末として992万2,000円のマイナスという数字が一応予算というものになろうかと思います。  そして、次のページ、24ページでございますけれども、ここにそれぞれ公益の目的事業会計並びに収益の目的事業会計、そして法人会計ということで記載をさせていただきましたけれども、最後のところにDMO会計というふうにして記載をさせていただきました。29年度からDMOの候補法人として、新発田市観光協会が手を挙げながら事業を実施をさせていただくという数字でございます。これには3つの事業がそれぞれあるわけでございますけれども、その事業費としてここに計上させていただきました。事業収益といたしまして、手数料として25万円、売上高といたしまして120万円ということで、事業費の収益が145万円ということでございます。そして、受取負担金ということで、新発田市からの受取負担金ということで2,085万1,000円というものでございます。合計で2,230万1,000円というものになろうかと思います。  経常費用のほうでございますけども、事業費でございますが、後ほど事業計画の中でご説明させていただきますけれども、3つの事業を予定してございます。仕入高から始まりまして、臨時職員賃金等々踏まえまして、2,230万1,000円という数字でございます。これらが今年度の予算としての案というものでございます。  なお、詳細につきましては、26ページからそれぞれ事業ごとに予算のほうを計上してございますので、後ほど参考までにごらんをいただきたいというふうに思います。  それでは、続きまして事業計画についてでございます。1ページをお開きいただきたいと思います。まず、当協会の事業目的というものでございます。本協会はというものから始まりまして、観光に関する調査研究あるいは観光情報の提供、販路拡大、観光イベント活動等の観光振興に関する事業を行いというふうにして記載をされているところでございます。最終的には、地域の活性化及び産業の振興並びに文化の向上を図ることを目的としていくんですよというものでございます。  そして、基本方針につきましては、本協会は本年28年4月から新発田駅前複合施設・イクネスしばたMINTO館に事務所を移しと、新発田市観光情報センターの開設を行いと、平成28年12月31日に外国人観光案内所・カテゴリーⅡの認定を受けたことから、外国人観光案内を初め阿賀北広域観光案内等の観光案内のより一層の拡大を図るとともにと、新発田ブランドを中心とする物産振興、しばたん観光バスを最大限活用し、関東圏、関西圏、インバウンドによる外国人誘客を進め、多様化する観光ニーズに取り組むんですよというものが一つの基本方針として掲げさせていただきました。  そして、事業視点でございますけれども、観光に関するイベントの開催から始まりまして、次ページでございますけれども、まさに広域観光の推進というところまでの事業を事業視点として捉えてまいりたいというふうに考えてございます。  そして、重点事業でございますけれども、まず1つ目といたしまして、新発田市観光情報センターの開設を行いということで、先ほど申し上げましたが、外国人観光案内所・カテゴリーⅡの認定を受けたことから、観光案内業務の拡大を図りながら、外国人旅行者においての観光の拠点として、ローカルな情報から次の移動先などの広域的な観光情報が得られる施設として利用の促進並びに国際的観光案内所としての質の向上を図ってまいりたいというものが一つでございます。  そしてまた、広域観光周遊ルートの形成を初めということで、それぞれの各事業所と連携をしながら、日本版のDMOの推進図っていきたいんだというものでございます。  そしてもう一つは、中心市街地の衰退が続く中というふうにして記載をさせていただきましたが、まちなか観光ということで、町なかの回遊ルートの確立を図りながら、町なかの観光を推進をしていきたいというものでございます。  そして次は、しばたん観光バスをより一層活用しながら、関東圏あるいは関西圏、インバウンドによる旅行客の誘致を進めていきたいというものでございます。  そしてもう一つは、しばたん市場の利用率の向上を目指していきたいんだというものでございます。  最後におきましては、効果的な広告活動を展開をしながら、誘客の促進を図っていきたいというもので、これらを29年度の重点事業として進めさせていただきたいなと、そんなふうに思ってございます。  それでは、4ページ目からでございますけれども、具体的な事業というふうになろうかと思います。まずは、公益目的事業ということで、平成29年度の予算額として1,700万ほど計上をさせていただいてございますけれども、観光イベントと誘客促進事業ということで、1番の二王子岳山開き・安全祈願祭事業から始まりまして、4番の誘客促進事業まで、これらのものを観光イベント、誘客促進事業として展開をしてまいりたいというものでございます。  次のページでございますけれども、観光施設管理運営事業ということで、新発田市観光情報センター管理運営事業というものでございます。先ほど重点事業の中にもご説明をさせていただきましたけれども、外国人観光案内所。カテゴリーⅡの認定を受けましたことから、より一層の観光案内の拠点施設として促進を図ってまいりたいというものでございます。  次に、伝統文化の継承事業でございます。1番の天王まつり事業から始まりまして、花市事業、そして新発田豊年秋まつり事業ということで、それぞれの伝統行事につきましてご支援をしてまいりたいというものでございます。  また、地域連携事業といたしまして、1番の新発田市月岡カリオンパーク花山構築事業というふうにして記載をさせていただきました。今年度、28年度でございますけれども、新発田市の月岡カリオンパーク花山構想を策定をさせていただきました。それに基づきまして、微力ながら今度はハード面について少し着手をしてまいりたいというものでございます。  なお、これらを当然進めるに当たりまして、財産の所有者でございます新発田市のほうとも協議をしながら進めさせていただければと、そんなふうに考えてございます。  次に、「櫛形山脈・大峰山」・月岡温泉観光ルート開発事業というものでございます。今年度も、こういうものをテーマとして掲げながら実施をさせていただこうというふうに思ってございましたけれども、少し参加者が少なくて、今回今年度につきましては、ちょっと実施をできなかったというのが実際でございます。もう一度29年度にトライをしてまいりたいと、そんなふうに考えてございます。  あとは、紫雲寺地域活性化支援事業ということで、紫雲寺商工会を初め各種団体が連携して取り組む活性化事業に対して支援を行ってまいりたいというものでございます。  そして、堀部安兵衛生誕地まつり支援事業ということでございます。堀部安兵衛生誕地まつり実行委員会が開催します生誕地まつり等々の事業につきまして、ご支援をしてまいりたいというものでございます。  次、7ページでございますけれども、まちなか観光事業でございます。昨年の4月から新発田市より指定管理者として指定をいただきました寺町たまり駅を町なか観光の拠点施設と捉えながら、新発田駅から新発田城まで行く観光ルートを確立を図りながら、町なかの観光のほうを推進をしてまいりたいというものでございます。  続きまして、9ページでございますけれども、収益目的事業でございます。平成29年度の予算額として、7,280万8,889円ということで計上をさせていただいたものでございます。観光イベント・誘客促進事業でございます。1番の新発田の春まつり事業から始まりまして、しばたあやめまつり事業というもの、11ページの全国うまいもん横丁開催事業というものを、まずは中心的な事業として新発田市の観光の活性化を図る事業として捉えながら、実施をさせていただきたいというものでございます。  そして、物産振興事業でございますけれども、しばたん市場実施事業、新発田ブランド品を初め、新発田市の特産品、名産品を販売を促進をしながら、地域の活性化に努めていきたいというものでございます。  あとは、窓口販売等サービス事業ということで、観光情報センターにおいてさまざまなものを販売をしてまいりたいというものでございます。  続きまして、旅行業事業でございますけれども、市内周遊の活性化事業ということで、しばたん観光バスを活用しながら、定番の運行あるいは出会い型のもの、季節限定型のものという中での運行に努めてまいりたいというふうに考えてございます。  それと、観光施設管理運営事業でございますけれども、1つとしては安兵衛茶屋運営事業というものでございます。そして、14ページ、森林館運営事業というもの、滝谷森林公園食堂運営事業でございます。あとは、自動販売機運営事業というものでございます。もう一つが寺町たまり駅管理運営事業でございます。これにつきましては、昨年の4月1日から31年の3月31日までが指定管理期間というふうになってございます。  次に、15ページでございますけれども、事務局事業でございます。城下町新発田まつり開催実行委員会の事務局から、次のページ、16ページでございますけれども、7番目の新発田市スイーツBOX販売促進協議会の事務局まで、一応7つの事務局をお預かりをしながら、それぞれの団体に対しましてご支援をしてまいりたいと、そんなふうに考えてございます。  そして、17ページでございますけれども、日本版DMOの候補法人として、一般社団法人新発田市観光協会事業計画というふうにして記載をさせていただきました。まず1つとして、この3月末を目途として、現在確立形成計画のほうを策定しておりますので、それらを3月末までに国のほうに提出をしていきたいということで準備を進めてございます。おおむね3年程度の候補法人として事業を実施をして、その後国からの指示により法人になるのか、だめだという話になるのか、そういう判断をいただくような格好になろうかと思います。まずは、この3月末を目途に提出のほうをさせていただきたいと。それに基づきまして、今回事業のほうの計画を上げさせていただいたものでございます。  まず、事業目的でございますけれども、日本版DMOの候補法人、一般社団法人新発田市観光協会はと、行政並びに商工業者、農林漁業者、宿泊事業者、交通事業者、地域住民等、多様な関係者との連携を図りと、広域観光周遊ルートの形成を初め、観光地域ブランドの確立、地域資源を活用した「観光地魅力創造」並びに新発田産農産物、食品加工品等の販路の拡大を目指していきたいというものでございます。その中で、公益目的事業といたしまして、平成29年度観光イノベーション事業ということで上げさせていただいたものでございます。観光イノベーション事業の中には、地域商社活動事業というものといたしまして、新発田産農産物並びに特産品において国内需要が年々減少する中、新たな販路を海外に求めることにより、事業者、製造者、海外のバイヤー、輸入元のコーディネート、マッチングを行うことで多品種小ロットの商取引を後押しをしてまいりたいというものでございます。  そしてもう一つが観光地域づくり事業でございます。市内事業者と連携による土産品の開発並びに外国語表記支援、各種マーケティング調査を実施することで、新発田市を初め阿賀北地域の地域資源の掘り起こしなど、観光地域づくりに必要不可欠な事業展開を進め、国内外の観光客の満足度アップを図ってまいりたいというものでございます。  そして3つ目でございますけれども、新発田市観光情報センターの機能を強化をしていきたいというものでございます。先ほどご説明したように、昨年の12月31日に外国人観光案内所・カテゴリーⅡの認定を受けましたことにより、英語、中国語対応の機能強化を初め多原語のホームページの作成など、観光情報センター事業の内容の充実を図ってまいりたいというものでございます。  そしてもう一つが公益目的事業といたしまして、平成29年度農産物等販路拡大事業に取り組んでまいりたいというものでございます。農産物等販路拡大事業でございますが、食の商談会の参画事業ということでございます。本年6月に実施されます台湾におけるフード台北による食の商談会等々に出店をしながら、新発田市の農産物等々をPRあるいは商談に結びつけてまいりたいという、一つの事業を実施をしてまいりたいというふうに考えてございます。  そして2番目といたしまして、産業関係者招聘事業ということでございます。ことしの1月にも旅行エージェント等の招聘をさせていただきましたけれども、29年度におきましては産業関係者の皆様に新発田市においでいただいて、実際工場見学等々を踏まえて商談会を実施をしていただければというふうに考えてございます。それと米輸出のパイロットモデル事業でございます。新発田産の輸出に向けてのPR動画の制作とか商談会等への参画を行うことで、輸出の促進を図ってまいりたいというものでございます。  そして19ページでございますけれども、収益目的事業といたしまして、平成29年度農産物等販売事業ということでございます。農産物等の販売事業、新発田産の農産物を初め、食品加工品について海外に向けて販売を行うというものでございます。  以上が事業計画でございます。これをもちまして説明のほうを終わらせていただきますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 ○委員長(加藤和雄) 説明が終わりましたので、質疑ある委員の発言を求めます。  宮島委員。 ◆委員(宮島信人) どうもご苦労さまです。6ページの櫛形山脈、大峰山の関係なんですけれども、大峰山の登山口の手前に桜公園、100種類の桜があって花見ができる桜公園あるんですけども、それと一緒にがっくるめてこれからの大峰山、櫛形山脈をどう捉えているのかちょっとお聞きしたいと思います。 ○委員長(加藤和雄) 森専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(森康弘) この事業をまずは実施しようとしたきっかけでございますけれども、やはり日本一小さい山脈ということで、かなりのネームバリューがある大峰山でございますので、それらと月岡温泉をタイアップした中で一つの周遊ルートといいますか、そういったものを確立できないかというご要望多数いただいたものでございます。その中でこういう事業を実施をさせていただくというものでございますんで、ある面では観光素材の大きなものとなるんでないかなということで、我々も期待をしながら実施をしてまいりたいと、そんなふうに考えてございます。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 宮島委員。 ◆委員(宮島信人) ぜひとも地域の宝ですので、十二分に検討して、精いっぱい利用してください。合併前は登山客で沸き返ったもんです。その印象が強いもんですので、お願いします。  それともう一つ、食の商談会参画事業、18ページです。あるんですけれども、いろいろ農産物を台湾へ持っていって売り込むということで非常に期待しております。特に米は国内の消費が飽和状態で余る傾向でありますので、ぜひとも多量に売り込むということをお願いしたいんですけども。その中において農産物と言えばJAなんです。JA行けば新発田の農産物でないものはない。そこらあたり俺もJAには言っているんですけれども、余り声が届かないということで、そこらあたりぜひとも連絡を密にして、新発田の発展のためにJAを大いに利用して、何とかして今の閉塞状態を発展させるように一農家としてもお願いします。これを将来非常に、今まではどうも展望開けなかったんですけれども、たまたまこういうふうな状態になってきますと、そういう意味では期待を大いに農家はしていますので、そこらあたりもぜひとも一言お願いします。 ○委員長(加藤和雄) 森専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(森康弘) 宮島委員のご質疑でございますけれども、今ご承知のようにDMOを立ち上げていく中では、新発田市の観光地域づくり推進協議会というものを立ち上げさせていただきました。ある面では産業関係を含めましてオール新発田の体制ということで事業推進を図っているところでございます。その中でもJAにおきましては、副会長という立場の中でご参画をいただいているものでございますんで、今まで以上に密接に連携をしながらJAは取り組めるんではないかなというふうに考えてございますし、また台湾におきましても、米を初めさまざまなものが各種それぞれの団体も持ち込んでPR事業を展開しているところでございますので、我々も遅まきながらというわけではございませんけれども、それら先進的な団体に負けないような形で精いっぱい売り込みに努めてまいりたいと、そんなふうに思ってございます。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 宮島委員。 ◆委員(宮島信人) 事JAに関しては何か見えてこないもんだから、そこらあたりがちょっと不安なんでありますけれども、ぜひとも森さんのパワーで引き込むように、ひとつよろしくお願いします。 ○委員長(加藤和雄) 佐藤委員。 ◆委員(佐藤真澄) 14ページの3、滝谷森林公園食堂運営事業について先ほどご説明がなされたところでありますが、滝谷で食堂というのも、ああそうなのかという感じもしますけれども、これは予定としては通年計画でおやりになるのか、そのあたりをお伺いします。  それから、もう一つは12ページの1、しばたん市場実施事業の中にいわゆる新発田ブランドについて、毎年広報しばた等でも認定を受けたところ、認証を受けたところは紹介されているんですが、最初のころはここも、なるほどなというふうに思ったんですが、どこまで拡大されるのか。新発田の特産という点ではわかるんですけども、随分広げたものだなという感があります。それと片岡鶴太郎さんに来ていただいて華々しく始めた事業なんですが、実際に認証、認定を受けたお店の方々はどのように思っておられるのかについてお伺いいたします。 ○委員長(加藤和雄) 新発田ブランドの関係は商工振興課のときに。           〔「答えられる範囲で」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 森専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(森康弘) 佐藤委員のご質疑でございますけれども、まず1点目の滝谷森林公園の食堂につきましては、基本的にはシーズンということになります。通年ではなくて、当然雪が降るとあそこ閉鎖されますんで、それまでの間というものになろうかと思います。  そして2点目の新発田ブランドというお話でございますけれども、本質的なものは当然行政サイドの商工振興課が所管になろうかと思いますけれども、我々はどちらかというと活用させていただきながら売る立場のほう、それをPRしていく立場というようになろうかと思います。指定に関しては我々がどうこう言える立場でないものでございますので。  ただ、ここでひとつちょっと皆様にお話しさせていただきたいのは、我々がしばたん市場やっているというのは、一つとしては当然ブランドというものをPRをしていきたいということで、新発田ブランドを中心にするものもございますし、それ以外のものも募集をかけながら皆さんのところどうでしょうかねということで、すぐれた商品につきまして、それらもあわせて販売活動あるいはPR活動に努めていくという2つの性格があるということだけご理解をいただければというふうに思います。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 佐藤委員。 ◆委員(佐藤真澄) ありがとうございました。14ページの滝谷森林公園内における食堂についてでありますが、通年ではなくシーズン中というふうに聞いて、それはそうだなというふうに思ったわけでありますが、これは初歩的な、こんなこと聞く必要もないんですけれども、利用者からのたっての要望なのかどうか。普通ですと、私も子どもが小さいころ、それから講演会とか何回か訪れたことあるんですが、大抵ああいうところを利用するというのは、アウトドアですので当然自分たちで持ち寄ったりしながら楽しむというのが私は本来の姿かなと思うんですけども、食堂をおやりになるというふうに思われたきっかけというか、利用者からの要望なのか、それとも立ち上げてみようというふうにお思いになったのか、もう一度お答えいただきたいと思います。  それから、12ページにつきましては、担当課にお伺いするところでありますが、ただ実際に認定を受けたお店の方にお話聞いたことありますが、この認定を受けたからといって商売に影響があったというわけでもないし、むしろ困惑しているんだと言わんばかりのことをおっしゃったように私は受けとめているんです。それとブランド化もどんどん、どんどん広げていくというのは何かどういうものなのかなと、お答えできる範囲で結構なんですけど。  以上です。 ○委員長(加藤和雄) 佐藤真澄委員に申し上げます。  21日に経済建設関係がありますので。  森専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(森康弘) 佐藤委員のご質疑でございますけれども、まず滝谷森林公園を整備をさせていただきました部分でございます。その中で当然宿泊棟というもの、それを管理をする管理棟という、それぞれの機能に分かれた建物が幾つかあるかと思います。その管理棟の中に一つは休憩スペース的な部分と、それに伴います軽飲食と言えばいいんでしょうか、それらを提供していきましょうよということで、当時そういう構想の中でつくられたと私はお聞きをしているんですけれども。当然キャンプ場でございますんで、食材を持ち込みながらキャンプをされる方もいらっしゃいますし、何も持ち込まないで突然おいでになって遊ばれる方もいらっしゃるというふうにお聞きしてございます。当時の行政サイドの中では少なからずとも軽食的なものは提供できるようなものとして整備をさせていただいたというものでございます。その後いろいろな団体の経緯を踏まえながら、最終的には現在新発田市の観光協会がそのものを管理を受託しながら軽飲食等々を提供しているというものでございます。  それと2番目のブランドにつきましては、これはその後の事業者がどう考えていらっしゃるかというものにつきましては、申しわけないですけれども、我々のほうではちょっと把握していない部分でございます。ただ、ひとつ言えるのは、かなりのもので売れているのだけは間違いないということだけは申し添えたいと思います。 ○委員長(加藤和雄) 湯浅副委員長。 ◆委員(湯浅佐太郎) ご苦労さまです。特に観光のほうは私も代表質問でもさせていただいたんですが、非常に多岐にわたる観光とそれから誘客と、それにことしはまたDMOというのが加わっております。当然行政からのお金も出ているわけでございますが、私どもとすればやはり予算もそうでございますが、当然決算においてもそうですが、それぞれの事業についてこの事業がありますというのはわかります。ただ、この事業について、例えば農産物についてもそうです、それからDMOについてもそうです、観光地についてもそうです。すぐに結果が出るもんでもないと思いますし、すぐに数値化できるもんでないというのも理解はできるところであります。  しかし、我々は5,000万からDMOという数字を出すからには、やはり皆様方の例えばお祭りにしても物産にしても、結果というものについてやはり私どもは評価しなくちゃいけないわけでございますので、当然難しいところでありますし、いろんな事業があります。それぞれについてこの事業が1年間で、恐らく新発田市観光協会の非常に大きな事業の中でこれを1年間でやらなくちゃいけないというものについて、予算と人的なものとそれから計画内容、それぞれについて結果を求められたとする場合、例えばDMOについても500人呼びますとか1,000人呼びますとか300人にしますとか。例えば物産展であれば、毎年2万人、3万人呼ぶための努力をしますとか、そういう予定というのが当然求められてくる。事業の中身と予算わかりました。ただ、これをどうやって、例えば農産物にしてもここで農産物の販売を米で幾ら、例えば。新発田の先ほどの物産展で幾らという話ができれば一番いいなと思うわけであります。その辺森専務理事の思いをぜひお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(加藤和雄) 森専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(森康弘) 湯浅副委員長のご質疑でございますけれども、先ほど形成確立計画をつくりながら国のほうにお出しをさせていただきたいということでお話をさせていただいたかと思うんですけれども、当然昨今国におきましてはどういう目標数値、いわゆるKPIをもってやるんだろうということで、必須条件として掲げさせていただいているものでございます。その中では旅行の消費額は幾らなんだろうと。あるいは延べの宿泊者数は幾らなんだろうとか、あるいは来訪者の満足度というのはどの程度なんだろうと。そしてリピーター率としてどうなんだろうというものをまずは必須科目として上げられているものでございます。その他それぞれの団体においてこういう数値を目標に掲げながら、その事業に取り組んでいきましょうよということが記載をしなければならないものになってございます。  現在私どものほうで委託事業者に対しまして、それらの市場マーケティング調査といいますか、それらをお願いしてございます。この3月の24日が一応結果報告の日になってございますので、それらをもとにして今後29年度はどうしましょうとか、30年度はどうしましょうとか、一つ一つのそれぞれのものとして目標数値を持ちながら、まずはそれに向かってやっていくという運びになろうかと思います。DMOの目標数値については、そんなふうな考え方をしてございますので、今後推進協議会の中でもそれらを論議をしながら、本当に着実に実施できる数字、あるいは本来ではこの数字じゃないだろうと、こんな数字になるんでないかというものを求めながら、それらを達成できるように最大限努力してまいりたいというふうに考えてございますし、あとほかの事業でございます。これは湯浅副委員長のおっしゃるとおりだと思います。我々も1人でも2人でも10人でも100人でもとにかく多く、そして1円でも100円でも1,000円でも多くの売り上げを目標にして取り組んでいるわけでございます。ただ、いかんせん、ご承知のように例えば春まつりにしてもあやめまつりにしても、あるいはうまいもん横丁の事業にしても、ある分では天気商売のところがどうしても出てくるんです。目標数値を掲げたとしてもそれぞれの自然条件にはやっぱり勝てない部分がございますけれども、だからといってこれでいいんだというものにはしてございませんです。実は昨年の11月に実施しましたうまいもん横丁の中でも新しい出店者というのを十数店お願いをして出店をしていただきました。その一つが浅草の舟和、芋ようかんの舟和でございますけれども、大変な盛況ぶりで5日間の開催の中でおおむね130万程度売り上げたというお話でございました。早速今年につきましても先般寅さんのふるさとというわけじゃないですけれども、葛飾柴又のほうに行ってまいりまして、そこの商店街のほうと少しお話をしてきまして、何とかこの11月に出店をしていただけないだろうかということで、まずは新規出店をより多く集めて、マンネリ化を防ぎながら、新たなものを市民の皆さん等々にご提供していく、そんな努力が、積み重ねがやがては大きな成果として花が開いてくるんでないかなと、そんなふうに考えてございます。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) 大変ご苦労さまです。観光協会の発足も2年目になりまして、1年目はまだまだこれからというところでありますが、いよいよ本格的に観光協会の部分が発揮できる状況になってきたと思います。今ほどもうまいもん横丁の話がありましたように、27年度は会場の関係で入館数も大分少なかったんですが、28年度はその部分、どのぐらいの率で上がったものなんですか。売り上げも含めてちょっとお聞かせ願いたいと思います。  それから、寺町たまり駅、これが委託を受けて今度観光協会が運営するということでありますが、非常に前も菓子組合が受けてやっていたんですが、ここに来る方がほとんどといってもいいほど清水園、足軽長屋に見学に来た人が立ち寄るというか、そんな程度だったと思います。ということは、寺町のたまり駅は物販が一つしかないんです。角行けばゴマまんじゅう屋、いずみやがありますけど、単独の店みたいなもんですから、なかなかやっぱり物販の販売につながらないという要素があると思うんです。だから受けた以上はいろいろと作戦があるんだと思いますけども、なかなか難しい場所になっているんじゃないかということと、これ今度観光振興課のときに話はしますが、やっぱり全体の環境でないと諏訪神社から市島の王紋の蔵を見て、清水園、それから足軽長屋、それから寺町のところに入ってくるというのがルートだと思うんです。今度お城から反対に入ってくるのもあるんでしょうけども、やっぱり今あそこの環境が電柱地中化をやっていますんで、今度は諏訪神社からずっと真っすぐ障害物がなくなってつながってくるとは思うんですけども、そんなあれで寺町たまり駅、これの観光客に来ていただいて満足を与えるような環境をつくるのが一番だなとは思うんですが、これは受けた以上はひとつ頑張っていただきたいと思うんですが。  ひとつ例を挙げれば塩沢の牧之通り、これが全国有名になっていまして私も見てきたんですが、あそこは多種多彩な店が並んでいますので、建物は昔のなんですけども、店のところがずっと業種が違っていっぱい並んでいるわけ。それに負けないような環境はできているはずなんですが、これからの課題になると思うんですけども、ぜひともたまり駅を何とか頑張っていただきたいなと思って話をしていますので、今度環境は次の予算委員会のときに話をさせていただきますが、今のうまいもん横丁と寺町たまり駅、ここの計画も含めてちょっとお聞かせ願えますか。 ○委員長(加藤和雄) 森専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(森康弘) まず、稲垣委員のご質疑につきまして、1点目でございますけれども、うまいもん横丁の関係でございますけれども、一昨年といいますか、ちょうどカルチャーセンターが改修工事ということで、コモプラザ、コモタウンのほうで実施をさせていただきました。数字的には6万6,000人ほどの数字ということでカウントしてございましたけれども、これ会場を分散した関係ありまして、単純に言えば2で割ると3万3,000ぐらいかなという気はしますけれども、今回カルチャーセンターに戻しましておおむね4万人の方においでをいただきました。そして売り上げにつきましては、6,500万ほどの売り上げをさせていただいたわけでございます。昨年につきましては、ご存じのとおりそれの4分の3程度というものになろうかと思うんですけれども、6,500万というのは今までやってきた中で、過去2番目の数字になったんです。それだけ大変好評だったというふうに言われるんでないかなと思いますんで、また来年についても今年度を上回るような数字を目標に掲げながら、取り組みをさせていただければというふうに思ってございます。  それとたまり駅の関係でございますけども、これはもう稲垣委員のおっしゃるとおりだと思います。我々がこれをお預かりをしたというのは、当然一つの町なか観光の回遊ルートとしまして、新発田の駅前から始まりましてお城までと、俗に言う歴史の道というものを具現化をしていきたいという思いの中でお預かりをさせていただいたものでございます。昨年につきましても、寺町さんぽということで2度ほど特別な事業をちょっとさせていただきまして、市民の方たちと町歩きを楽しんでみましょうということでご紹介をさせていただきながら、寺町にはこういうすばらしい施設があるので、ぜひふだんでもおいでをいただきたいということでPRに努めさせていただいたものでございます。現在は軽飲食といいますか、それらも中身を忠実をさせていただきながら、おいでになる方たちに提供させていただいているものでございます。かなりの人気を博しているんではないかなというふうに思ってございますんで、それらをさらに充実しながら、より一層多くの方に利用していただけるような施設になるように努めてまいりたいと、そんなふうに思ってございます。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 石山委員。
    ◆委員(石山洋子) 3点ほどお願いいたします。  まず初めに、平成28年の4月からMINTO館ということで駅前に事務所を移されました。もっと目立つのかなと思っていたんですけれども、なかなかちょっとわかりにくいという市民の皆さんもいらっしゃって、私も何度かイベントのポスターを張らせてもらうようにお願いに行ったところでありますけれども、わかる人はわかるんですけど、わからない人にとってみれば、看板はありますけれども、俗に言う耳なれた感じで観光協会というふうに書いてあるわけではないということで、ちょっとわかりにくいよねというのがあるんですけれども、時々中国の方、駅を利用して何人か観光客の方を見かけるんですけれども、実際にまずMINTO館開設されてからの状況、人が来て観光案内とかいろいろありますけれども、まだそういう話をちょっと伺ったことがないので、その状況ひとつと、それから事務局事業ということで、7ということで結構事務局事業があって、そのほかにイベントの土日開催とか、大きいイベントから小さいイベントたくさんあるんですが、本当にお忙しい中やってらっしゃると思うんですが、7番の新発田市スイーツBOX販売促進協議会というものなんですが、市内の和菓子屋さんとかに行くとボックスが置いてあって、そこに和菓子を詰めてと、物すごく発想もいいと思いますし、女性にとってはこれは何だろうということで、こういうものですよと言われれば詰めてみようかなとは思うんですけれども、多分あれから何年かたって、その後そこに置いてあるだけなのか、今後の細かいことで申しわけないんですが、和スイーツBOXはどうなるんだろうということをひとつお願いいたします。  あと、それからDMOということで、今多分国の地方創生の交付金ということで、これから候補として計画を上げるということなんですが、それにしても今年度から事業としては取り組んでいくということで、ちょっとその辺のまた観光振興課のほうにも聞こうとは思うんですけれども、我々にとって形としてどういうふうな進め方をしていて、国の予算書とか予算の図で示されたようなああいったもしそういった計画をこれから立てるんであれば、我々にもちょっとわかりやすいようなそういった書面でちょっとあったらいいなと思うんですが、その辺のところは検討されていますでしょうか。 ○委員長(加藤和雄) 森専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(森康弘) 石山委員のご質疑でございますけれども、まず1点目のMINTO館の我々の観光情報センター、ちょっとわかりにくいんでないかということ、そしてまた状況についてということでございますけれども、まさに石山委員がおっしゃるとおりあちこちからご指摘をいただきながら、非常にわかりにくいんでないかということでご指摘はいただいてございます。これは、正直話言っていいのかどうかちょっとわかりませんけれども、そこの民間棟でございますんで、あそこの設計者といいますか、そこのやっぱり景観にちょっとこだわったものがあったんです。それで、必要以上なものはしないでくれというご指導をいただいておったもんですんで、なかなか情報センター、観光協会ですよというのを大々的にちょっとできなかったというのが正直話でございます。それらを踏まえて、今オーナーでございますそれぞれの持ち主の方に、何とかそんなこと言わないで、非常にわかりにくいということで苦情をいただいているんで、少しPRのほうとしてつけさせていただけないだろうかということで協議のほうは進めているところでございます。  それともう一つ、状況でございますけれども、2月末の現在でございますけれども、合計で1万1,628人の方が観光案内なりなんなりといういろんな状況の中で情報センターには訪れてございます。ただ、残念ながら外国人につきましては69人というちょっと少ない数字でございますけれども、おおむね1万1,700人近い方が何らかの形で利用されているというものでございます。  それと、事務局事業のうちの和スイーツBOXという部分でございますけれども、ご承知のようにスイーツBOXを購入していただきながら、それぞれのお菓子屋にめぐっていただきたいということで、一つとしては町なか観光というもの、もう一つは和菓子という文化に触れていただきたいという、それぞれの思いの中でこの事業が始められたというふうに思ってございます。その中で、それの出し入れ等々につきまして、観光協会で事務局をお預かりをしながら、その管理等々に努めているわけでございますけれども、このスイーツBOXについては非常に人気が高いんです。特に外国人の方たちには、非常に喜ばれているというものでございます。ただ、一つ気になるのがやっぱり今のものというのは、個人客が来て自由な時間で歩くというものがちょっと少のうございまして、やっぱりツアー等々に来た方たちが購入されていくという部分がございますんで、その辺は少し反省をしながら、どういう形のがいいのか、その辺はこれから再検討をしなきゃならないというものはございますけれども、今の状況としてはボックス自体は非常に人気が高いという、それは一つは言えるんだろうなというふうに思ってございます。  それと、3点目でございますが、DMOとしてどうなんだろうという部分でございますけれども、DMOとして我々が進むべき道というのは、おおむね3つのものがあるんだろうなというふうに思ってございます。当然一つは、インバウンドということで旅行客の方たちに来ていただきたいというものになろうかと思いますし、もう一つは新発田の農産物等々、特産品等々をもって外に打って出る、要は輸出をするというものが一つのものになるんだろうなと思いますし、もう一つはDMOとして稼げる観光地域づくりをするんだという中で、ランドオペレーター事業といいますか、いろんなものをコーディネートをしながら、これはインバウンドだけじゃなくて、国内の観光客の皆さんにもそれらこういうことができるんですよというのをPRしながら努めていくという、そういう3つの機能があるんでないかなというふうに考えてございます。  そういう意味で、一つは28年度については新発田市観光地域づくり推進協議会が中心になりながら、我々が事務局を仰せつかりながら事業を取り組んできたわけでございますけれども、来年におきましても形成計画を立てながら、新発田市が観光協会が中心になってこれらの事業を推進をしていくというものでございます。これにつきましては、形成計画ができましたら、多分お見せすることは当然できるんでないかなというふうに思いますんで、もう少しお待ちをいただければと、そんなふうに思います。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 中村委員。 ◆委員(中村功) 今ほどのMINTO館の関係になるのかなと思って、確認の意味でまず1点聞かせてください。  22ページの賃借料、28年度が300万弱、29年度が700万強、これ多分MINTO館の賃借料だとは思うんですけども、その辺まず確認と、もしそれがMINTO館であれば、これだけの金額を払っているんであれば、やはりこっちのほうも先ほどの看板なり、何かしらこれだけの金額で借りているんであれば、何とか協力していただけないのかなというふうに思ったもんですから、まずそれ1点と、それと旅費交通費、恐らくいろいろと出かけていってPRに行くんでしょうけども、248万も増額になっているので、その辺の28年度の動向といいますか、どういう目的なのかなということをお聞かせいただきたい。  それと、私どもの代表質問で、ことし市制施行70周年ということで、冠事業ということで、特に観光協会はもうそういう事業の部分ではいっぱいやりなさるもんですから、市長は新発田まつりも70周年記念という形で、皆さんのところでもたしかポスターに春まつりも70周年記念というのちょっと入っていたと思うんですけども、何かしらそういう70周年記念をアピールしながら、なおかつ少しでもプレミアムもしくはスポンサーを集めて、スポンサーを募って、特典をちょっと上乗せしたような形でイベントを盛り上げることはできないのかというふうに思うんでありますけども、その辺の29年度の状況で、盛り上げる意味でどうなのか、お聞かせいただきたいと。  最後に、4月1日から正式発表されるということで、新発田の市の歌も大分私ども本会議の休憩時間に聞いたもんですから、何かしらそういうイベントの中で活用、利活用、市の総務課との話になると思うんですけども、それがまた市民の皆さんに聞く機会を多くつくることはいいんじゃないかなと思うんでありますけども、その辺のことについてお聞かせいただきたいというふうに思います。 ○委員長(加藤和雄) 森専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(森康弘) 中村委員のご質疑でございますけども、まずは賃借料でございますけれども、このうちの四百数十万というのがMINTO館の使用料でございます。残りにつきましては、それぞれの事業の使用料といいますか、そういったものになろうかと思います。  あと2番目の旅費でございますけども、その増の内訳につきましては、ほぼ海外への事業展開をする上での旅費でございます。  それと、70周年のまずは市制施行70周年ということで、現在我々も冠をつけながら幾つか事業をやっているわけでございますけれども、当然定型的な事業と言ったらちょっとおかしいですけれども、それらの中身の充実を図るというのは当然のことでございますし、先ほど申し上げましたように、うまいもん横丁につきましては今までにないものをご出店をしていただきながら、こんなことができるんですよというものをまずはつくっていければなと、そんなふうに思ってございます。  それと、4番目の新発田市歌の活用でございますけれども、これは市のほうともちょっとお話をしながら、どういう場面で活用していいのか悪いのか、その辺もあわせながらご相談をしながら、可能な限り活用してまいりたいと、そんなふうに思いますんで、お願いしたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑ありませんか。  小柳委員。 ◆委員(小柳肇) 2点ほど。準備していると思うんですけど、しばたんバスでございます。今年度の2月までの速報をいただいておりましたが、人数的には前年度は1,900とか2,000人ぐらい、市長が目標2,000だと言っているんで、それにあわせて2,000にしたんでしょうけど、上乗せした分がみんな入り落ちて真の数に近づいたと思うんですけど、ただ金額的には来年度もまた500万市のほうも見ているということで、委託費も変わらないわけですけど、そういった中で市長が目標2,000を下げるという話は聞いていませんけど、到底無理な数字だと思うんです。そういった中で、私も1本企画提案させていただいたんですけど、やはり意地でもやるぞという何かそういう迫力がないというか、我々は旅行を常にやっていますけど、やっぱり旅行の商品というのはつくりました、はい、売りましたといって売れるもんじゃないんです。やっぱり魂がこもらないとやっぱり売れていかないんです。そういった意味で、今回私1本企画、こういうのどうですかと他企業ですが、提案したんですけど、魂が入っていないというのはあるわけで、来年以降、市長が計画を下げない、予算も500万のままだということであれば、この部分について何かしら戦略とかどのように考えているのかなというのをちょっと、予算そのものの話はまた経済建設関係のときに聞きますので、実際任せられる側として来年どのように何かそういう戦略を練っていくのかなというのを1点お聞かせください。  もう一つ、同じしばたんなんですけど、市場のほうなんですけど、たしか市長はこの観光協会というのをつくるときの最大の目的というのは、まず観光の発信であったり、もしくは観光客のサービスを強化するのが1つ目で、2つ目というのがイベントの主に運営すること、3つ目のたしか柱の一つがしばたん市場によって、そのまま新発田の産物を全国にeコマースを使って発信するんだというのがたしかこれ大きな柱で、先ほど森専務理事もこのしばたん市場については重点的存在だというようにちらっと言ったんですけど、そういった意味では設立の趣旨とか市長が言っている目標からいってもかなり柱の一つだと思うんですけど、その割には何というかぱっとしないというか、どれほどの実際扱いがあって、どれほどにぎわっているのかというのはちょっと伝わらないんです。実際納めている業者じゃないとわからないと思うんですけど、どれほど売れたのか、その辺どうなのかな。また、今後そのほかにいろんなまたDMOとか、それから米の輸出だったりとか、逆に本来の姿より全然違うものが物すごくボリュームがふえてきちゃって、当初の三本柱の一つが何かかすんできているような気がするんですけど、それについて逆に言えば、これについてもどういう戦略でふやしていこうというのか、もしくは何かこういう策でやりたいのか、もしくはできれば返上してよその団体にやっていただきたいのかとか、その辺も含めてちょっと来年度の方針をお聞かせください。 ○委員長(加藤和雄) 森専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(森康弘) 小柳委員のご質疑でございますが、まず1点目のしばたんバスでございます。目標2,000人ということで、どうも気概が感じられないというご指摘の中でのご質疑でございますけれども、我々は精いっぱい努力をしながらやってきているわけでございますけれども、なかなかその自体が魅力がないのか、あるいはちょっと不便を感じているものなのか、その辺の分析はちょっと行ってございませんけれども、来年29年度でございますけれども、とにかくDMOを立ち上げながら、インバウンドも含めて、それらの中に一つは活用してまいりたいというふうに考えてございます。まずは、小柳委員もご存じだと思うんですけれども、28年度におきましては、広域の8市町村と連携をしながら、さまざまな事業を展開をしてきたわけでございますんで、現在広域観光ルートというものをつくってまいりたいということで、今事業者のほうにもお願いをしながらつくっていただいているわけでございます。それらを検証しながら、どこまでそのバスで対応できるものなのか再度検討しながら、そのものの取り扱いについて十分詰めてまいりたいというふうにして考えてございます。  それと、もう一点目のしばたん市場のことでございますけれども、実績の数字はございます。ただ、27年度よりもやっぱり数字的には落ちてございました。それは、なぜかという部分でございますけれども、これは我々も職員一同の中でちょっと営業をかけてまいりました。ある面では、竣工式に使っていただくとか、さまざまなものの特別なものに使っていただくというような、そんな取り組みもしてきたわけでございますけれども、現在民間の団体の方たちとさまざまな部分で連携をしていきましょうよということでお話を進めてございます。多分それらがうまい方向にいけば、かなりのものに数字は上がるんでないかなというふうには思ってございますし、また昨年におきましても表参道のネスパスのところに行ってPR事業等々展開をしながら、新発田の銘菓並びに物産等々を出品をしながら販売をしてきたわけでございます。29年度におきましても、また同じような形でネスパスのほうに参りまして、大いにPRをしながら販売をしていきたいなという、まずは外に向けて販売をする、eコマースは当然ですけれども、そうやって足を使いながら一つは稼いでいくという、そして他の民間の事業者にも大いに活用していただく、そういう2本も3本もそういったものを活用しながら、市場の活性化に向けて努力してまいりたいと、そんなふうに考えてございます。  以上でございますが。 ○委員長(加藤和雄) ほかに。  渡部委員。 ◆委員(渡部良一) 合計すれば2点になるでしょうか、22ページのほうの予算関係の総括表を見ているんですが、1つは人件費の部分なんですが、皆さんのほうの今人的な、職員状況についてはその前のほうのページ、事務局長1名、これ兼務ということですから、それから企画員が7名、うち臨時職員が2名、嘱託1名、パート7名と、こうなっているんですが、それを頭に置きながら、22ページのほうの真ん中あたりの給料、手当、そして臨時雇用賃金、それから賞与と、ここの欄を見ていたんですが、給料の部分については400万からのマイナスになっていますよね。解せないのは、DMOを初め皆さんどんどんと活動範囲を広げているわけですから、何でこうして給料、手当が減っちゃうのか。そのかわりにその下、臨時雇用がふえているわけですね、330万ばかり。ということになると、先ほどの今の職員体制でさらにまた正規職員を臨時に変えていくのかなというふうに読み込めるわけです。しかし、それについてはその下の賞与がふえているんです。正規を減らせばまた賞与が減ってくるはずなんですが、ここだけはふえていると、これどう読み込めばいいのかということと、聞きたいのはこれだけ事業内容を拡大をしながらも、人的にこうして正規から臨時に変えていくということは、何か予算編成上なかなか厳しいものだからこういうふうにしてしまうのか、しかしそれで果たして事業成り立つのかという疑問が湧いてくるものですから、どういう皆さん考えでここの部分を予算化をしたのか、そういうことを聞きたいということです。  それから、そのほか大きく変わっている部分については、旅費とか、印刷費とか、これわかりました。先ほど中村委員のほうからの質疑もありましたけれども、ただ賃借料のその430万というのはまだ理解できないんですが、24ページのほうを見ると、ここで賃借料が出てくるんですが、DMO関係で225万というのがこれが新たに出てくるわけかな、ということだと思うんです。その前の前の欄を見ると400、500万がありますが、これは当然MINTO館等が入ってくるわけでしょうけども、これがMINTO館ですよね。そして、このDMOに盛られた225万というのは、一体何の賃借料なのかなというふうに思うわけです。それで、さらに28ページを細部を見ると、438万、この数字がどこから出てくるのかわからないんですが、これ出てきますよね、438万というのが。これは、不動産のうち、これMINTO館の部分なのかなというふうに大体読み込めるんですが、ということでその賃借料の部分が、ただし先ほどの28ページ見ると、これMINTO館で29年度となると、28年度はゼロになっているものですから、ちょっとこれわからないわけです。ですから、その辺少し整合性の問題で、もう少しこの賃借料の部分わかりやすく教えていただきたいというふうに思いますけど。 ○委員長(加藤和雄) 森専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(森康弘) 渡部委員のご質疑でございますけれども、確かにぱっと見で見ると、なぜ人件費が減ったんだというお話になるのは、これ当然の話だと思うんです。正直言って我々の今回28年度をもちまして、やはり少し別な事業を展開をしていきたいということで、職員2名の方が退職をされるというものでございます。そして、現在採用試験を踏まえまして、新たに2名の方を採用していきたいというふうには思うんですけれども、長い方と入ってきたばかりの方では当然給与格差というのは出てくるわけでございますんで、それが1つございます。  それともう一つ、なぜ臨時職員の賃金がふえているんだというものでございますけれども、今観光情報センターにおきましては、臨時職員の方が1名というものと、本当の二、三時間程度を応援をしていただいているパート職員と言えばいいんでしょうか、その方が1名いらっしゃるんですけれども、先ほど事業の説明の中でも観光情報センターの機能を拡張していきましょうよということで、今度は2名体制の中で通年を通して2名体制で拡充を図りながら努めていきたいなということで、臨時職員の賃金が多くなっているというのがそういう部分でございます。  それと、ボーナスといいますか、手当がなぜ余計になっているんだろうという部分でございます。ご承知のように、我々観光協会の職員につきましては、本当に残念ながらと言えばいいんだか、申しわけないと言えばいいんでしょうか、給与の水準が少し低うございます。全体のバランスを見ながら、給料改善を図っていきたいなというふうには考えているんですけれども、なかなかそこまでちょっとできない部分がございますんで、ある面では一時金の中で少し給料改善を図れればなということで、ボーナスのほうを少し上乗せをさせていただければということで計上をさせていただいたものでございます。  それと、賃借料でございますけれども、これは存じているかどうかなんですけれども、まず観光情報センターの建物があるかと思うんですけども、我々がお借りをしている部分といいますか、それらにつきましては新発田市観光協会が一括してお借りをして、市の事務室の分とか、あるいは観光情報センターの分とか、そういったものを市からご負担をしていただいて、観光協会を通しながら大家のほうにお支払いをするというスタイルになってございます。その中で、これは会計事務所から少しご指摘をいただきまして、昨年までは観光情報センターの中に使用料、賃借料というふうに上げさせていただいたものを今度はそういうことじゃなくて、こういうくくりの中で計上していただきたいんだということで、会計事務所のほうからご指摘をいただいたものですので、今回不動産という中で一括で計上させていただいたものでございます。  それと、DMOの二百五十数万の賃借料でございますけれども、これについてはフード台北に出ます小間料といいますか、使用料があるかと思うんです。小間料というのがあるんです。例えばワンブース何十万ですよというのをそういうのをお支払いしなきゃいけんないんです。例えばワンテント何十万円とか、2テントで何十万円とか、そういうふうになるんです。それらについてかかる経費をここに上げさせていただいたというものでございます。あとは、残りにつきましては、それぞれの事業に伴います使用料的なものをお借りをするものとして計上をしているもんでございます。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 渡部委員。 ◆委員(渡部良一) そうすれば、前段のほうの給与等の問題については、退職と新採用の問題での落差であるということで、ここの21ページの職員の状況等については変わらないということでいいのかな、理解していいのかなということの確認です。  それから、あとその賃借料の部分については、わかりましたというのは、経理上の問題でこういった区割りになったというふうに理解すればいいのかな。確認です。 ○委員長(加藤和雄) 森専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(森康弘) そのようにご理解をしていただければというふうに思います。 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑はありませんか。  宮崎委員。 ◆委員(宮崎光夫) お疲れさまでございます。そろそろ終わりのところに大変申しわけない。本日いただいた資料を見ますと、一番表紙に観光情報センターあります。狭いんですよね。それで、12ページ見ます。12ページの下のほうを見ますと、本当はこのくらい広さがあればいいな、同じ写真を横に思いっきり引き伸ばしてあるんです。直接口に出せないんだけども、こういう要望なんだというのが何か見えたんですけれども、そもそも物すごいあそこは実は観光情報センターと観光協会がいて、それでそういう施設としてつくったはずなんですけれども、どういうわけか観光振興課がいるということで、どちらも物すごい狭隘な、かつての前の市役所よりもっと狭隘なところで仕事をしている。余りいい仕事できないんじゃないかと、一番大事な部分なのにかかわらず。大体駐車場から入って表から行って、左側すぐに押しボタン式の自動ドアがあるんですけども、あかないし、ぐるぐると一周しないと今度駅側の入り口やっと入ります。そうすると、まず観光協会があって、森専務理事いますんで、敬意を表して挨拶したりして、たまに非常勤の理事長がいると、さらにまた敬意を表すると30分ぐらいかかると。本当は観光振興課に用事があって、それで観光振興課の用事は10分ぐらいで済むという、そういうこともありまして、そこもやっとやっと体を横にしなきゃ通れないような感じになっている。打ち合わせも本当に通路の脇に、ほかのお客様が来るとちょっと邪魔になるような感じになっている、非常にうまくないというふうなことが考えられます。それは、別なあれですけど、狭いですよね。本当に狭く感じているというのがこの資料にもあらわれていると思うんですけども、その辺。 ○委員長(加藤和雄) 森専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(森康弘) 宮崎委員のご質疑にお答えさせていただきますけれども、おっしゃるように単純に見れば狭いです、間違いなく。当初は、おっしゃるように観光情報センターと観光協会がそこに入りながら、案内業務等々さまざまな業務を行う予定にしてございました。そういう計画の中で、表にドアがあり、後ろにもドアがあって、入ったり来たりできるという構造の中でつくられた建物でございます。ただ、ご承知のように我が観光協会につきましては、平成の26年2月の14日が法人を設立をさせていただいたものでございます。ある面では、よちよち歩きとは言いませんけれども、まだまだ力、力量不足のところはやっぱり否めないところはあるんだろうなというふうに考えてございました。その中で、市サイドと少しお話し合いをして、我々だけじゃなくて、むしろ行政と一緒になって物事をやるのが一番今の段階ではベストなんだろうという判断の中でああいう状況をつくらさせていただいたというものでございます。ただ、これが未来永劫続くのかといったら、それは必ずしもそうではないんではないかなというふうに私は個人的には思うんですけれども、やがては協会の業務というものと行政の業務というものがそれぞれ明確に区分をされた中でそれぞれの役割を果たしていくんだろうなと、そのときに事務室の取り扱いもまたその人数的なものについても変化が生じてくるんでないだろうかなというふうに思いますんで、今は確かに狭いというのは間違いない話でございますけれども、ただ業務を遂行する上では、我々にとってやっぱり隣に行政がいることは心強い部分もございますし、また行政サイドにしても我々が隣にいることは、ある面では心強いこともあるんだろうなと思いますんで、現在はその足りない部分を補いながらやっていくのがベストな状況なんでないかなと、そんなふうに考えてございますんで、多少不便おかけいたしますけれども、まずはご勘弁をしていただきながら、事務に努めさせていただければというふうに思います。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 宮崎委員。 ◆委員(宮崎光夫) まとめてくれたような感じですけれども、やはり市民目線からいいますと、実際通れるところが通れないというのは、これは非常によくないというふうに思います。本当に行政と連携していくというのに物理的に近ければいいですけども、それじゃなくてやっぱり本当にきちっとした連携関係が構築されていれば、物理的に遠くても可能であるというふうに思います。これ以上は非常になかなか答えにくいかと思いますので、以上で終わります。 ○委員長(加藤和雄) 小坂委員。 ◆委員(小坂博司) どうもお疲れさまです。3点ほどお願いいたします。  まず1点目、6ページのカリオンパークの花山構想ですけども、これ全体の計画、どんな計画なのか少しお話できれば。何年ごろまでの事業なのかということと、それからこれ確認なんですけども、22ページ、今ほど話されていますけども、市からの補助としてのものは、今年度は5,400万と2,000万、端数出ますけども、この2つだけなのかということの確認でございます。  それから、26ページになりますけども、観光情報センターの運営事業ということで、今年度177万五千何がしが載っているんですけども、この運営事業の歳出のほうを見ると同じ値段になっていますもんですから、全部を補助でこれからもやっていくというものなのかということであります。  それから、28年度、これ前年度ちょっと足りないようでありますけれども、これってどのような処理をされたのかということでお願いいたします。 ○委員長(加藤和雄) 森専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(森康弘) 小坂委員のご質疑にお答えさせていただきます。  まず、カリオンパークの花山構想についてでございますけども、当然これ先ほど申し上げましたように、財産としては新発田市の財産でございますんで、これから新発田市のほうとご協議をさせていただきますけれども、やはり根底にあるというのは、自然体の中でお客様が訪れていただけるようなものということで花山をつくっていきたいなと。どちらかというと、市民花壇的なものあるいは企業花壇的なものとして取り扱いをさせていただければと、要は市民並びに企業にもご協力をいただきながらやっていきますよというのが基本になってございます。できれば5年以内ぐらいにやりたいなというふうには考えてございましたけれども、少し構想が出てきましたら金額がちょっと高過ぎて、もう少し再考しなければならないなというふうに思いますけれども、最初の計画ではおおむね5年程度というふうに考えてございました。  それと、予算的な部分で市からの補助という部分でございますけれども、補助金としては5,415万円というのが補助金というものになります。そして、2,000万、二千数十万になりますけれども、これにつきましてはDMOに係る負担金というスタイルでございます。そのほかにしばたんバスの500万というのと、まちの駅の寺町たまり駅の指定管理の委託料として六百数十万があるというものでございます。それらが新発田市から委託なり補助金なりをいただいている数字でございます。  それと、観光情報センターのほう、ちょっと金額が少なくなっているかと思うんですけれども、これにつきましてはDMOのほうにちょっと移行させていただいた部分がございますんで、少し金額が少なくなっているんでないかなというふうに思ってございます。それで、三角の部分につきましては、これ全体的な中でのマイナスの部分については、これほかの事業もそうですけれども、カバーし合いながらやっていくという会計処理をさせていただいているものでございます。最終的には、歳入と歳出を合わせるような格好にはなるんですけれども、不足の部分についてはそれらでもってやっていくというものございます。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 小坂委員。 ◆委員(小坂博司) ありがとうございました。  そうすると、新発田からの補助金、それから負担金、それからしばたんバス、たまり駅への部分、この委託料というのはどこに入って、この22ページ上ではどのように入っているんでしょうか。 ○委員長(加藤和雄) 森専務理事。 ◎新発田市観光協会専務理事(森康弘) 大変申しわけございません。最近目がちょっと見えなくなってきましたもんですから、22ページのところに受託事業収入というのが1,136万3,000円というのが上がっているかと思うんですけども、それが500万と636万3,000円ですか、その数字になるかと思います。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 質疑がございませんので、一般社団法人新発田市観光協会に対する質疑を終結いたします。どうもありがとうございました。退席されて結構です。  委員の皆さんにおかれましては、あすからの議案審査において本日実施しました参考人から意見聴取の内容を踏まえ、それぞれ関係する予算等の審査に臨まれますようお願いいたします。  それでは、午後3時55分まで休憩いたします。           午後 3時35分  休 憩...