柏崎市議会 2015-06-16
平成27年産業建設常任委員会( 6月16日)
平成27年
産業建設常任委員会( 6月16日)
産業建設常任委員会会議録
1 日 時 平成27年6月16日(火)午前10時
1 場 所 4階
大会議室
1
出席委員 委員長 荒城 彦一 副委員長 笠原 晴彦
三宮 直人 布施 学 佐藤 和典
飯塚 寿之 真貝 維義 丸山 敏彦
以上8人
1
欠席委員 な し
1
特別出席 な し
1
委員外議員 佐藤 正典 重野 正毅 持田 繁義
阿部 基 上森 茜 柄沢 均
春川 敏浩 相澤 宗一 若井 洋一
加藤 武男 村田幸多朗 与口 善之
1 説明員 〔
都市整備部〕
部 長 佐藤 孝之
(
都市政策課)
課 長 長谷川 昇
課長代理 山口 伸夫
都市建設係長 星野 和彦
(八
号バイパス事業室)
室 長
山本登美男
(
都市整備課)
課 長 小網 悦男
課長代理 内藤 清弘
道路建設係長 川上 正人
(
維持管理課)
課 長 松田 博
管理係長 村山 昭雄
〔
産業振興部〕
部 長 竹内 昇平
(
観光交流課)
課 長 石黒 啓子
課長代理(観光班) 井比 孝広
観光班係長 窪田 守
(
商業労政課)
課 長 小林 泉
課長代理(
雇用労政係長) 伊丹 俊彦
商業振興係長 野澤 保博
(
工業振興立地課)
課 長(兼務) 小林 泉
課長代理(
振興立地班) 片桐 武彦
振興立地班係長 星 賢一
(
農林水産課)
課 長 栗原 晴彦
課長代理(
国営事業係長) 竹内 功
林業係長 三井田朋博
(農政課)
課 長 小林 義博
課長代理(
農政企画係長) 小池 久明
農村地域振興班係長 荒川 治
(高柳町事務所)
所 長 内山 正和
地域振興班係長 藤巻 浩
(西山町事務所)
所 長 関 恒夫
事務所長代理(
地域振興係長) 藤井 邦夫
〔
市民生活部〕
(
環境政策課)
課 長 小俣 立史
1
事務局職員 係 長 荒川 達也
1 議 題 (1)議第67号 平成27年度
一般会計補正予算(第3号)のうち
、歳出の
所管部分
(2)議第71号
市道路線の認定について
(3)請第 7号
TPP交渉に関する請願
1
報告事項 国道8
号柏崎バイパス事業の
進捗状況について
1
署名委員 飯塚 寿之 丸山 敏彦
1 開議 午前10時04分
1
会議概要
○委員長(荒城 彦一)
それでは、
産業建設常任委員会を開きます。
本日の
会議録署名委員に、
飯塚委員、
丸山委員を指名いたします。よろしくお願いします。
本日の委員会ですが、
付託議案の説明は終了しております。質疑から始めたいと思います。
その前に、本日の日程でありますけれども、ただいまより
都市整備部。続きまして、
産業振興部の順に質疑を行います。
なお、
都市整備部から1件の報告がありますので、質疑の後にこれをお願いしたいと思います。
討論、採決については、その後に行います。
それでは、本委員会に付託されました案件は2件です。これらの案件を順次議案といたします。
(1)議第67号 平成27年度
一般会計補正予算(第3号)のうち、歳出の
所管部分
○委員長(荒城 彦一)
まず最初に、議第67号平成27年度
一般会計補正予算(第3号)のうち、歳出の
都市整備部所管分について質疑に入ります。
質疑はありませんか。
佐藤委員。
○委員(佐藤 和典)
1点だけ確認させてもらいますけれども、
中心市街地活性化推進費で800万円追加ということで、副市長の説明の中では、
追加措置があったというふうな説明がされたんですけれども。私、平成27年度の当初予算でもここの項目を質問したんですけれども、当初予算が3,000万円。この3,000万円でやりますよということで、これ、追加で800万円とかなり大きい開きがあると思うんですけども、まず、なぜ追加になったのか。どういうことで追加になったのかを確認させていただきたいと思います。
○
都市政策課長(長谷川 昇)
副市長の説明は非常に短かったものですから、ここで若干説明させていただきたいと思います。
この柏崎駅
南口広場整備事業では、現在の広場の北側の
JR用地を一部買収いたしまして、
南口広場を拡張しまして、トイレなどの
利便施設を整備する計画でございます。
この
買収予定地内に
JR通信ケーブルが埋設されていましたことから、所有者であります
JR東日本に
移設工事を委託するものですが、今回この委託費を
増額措置いたしたいものです。
当初
予算計上に当たりましては、昨年度
JR東日本に
移設設計等、
基本見積もりを依頼し、
移設費用3,000万円としておりました。ところが、今年度に入りまして、JRが
実施設計を進めた結果、
通信ケーブルの移設に伴い、
ケーブルを保護する容器であるトラフの
サイズアップ必要区間が300メートルふえて、全体で900メートルとなったことから、
移設費用を800万円増額いたしたいものでございます。
当初予算の
作成段階では、
ケーブル移設費用について、
JR東日本新潟支社からの
見積もり報告を信頼しましての額を計上しておりましたが、新年度に入って
協定締結を結ぶ段階の4月になりまして、設計に不足があったということで、JRからの連絡がありました。
増額内容の聞き取りを行った結果、トラフの
サイズアッププランの延長増ということで、やむを得ないものと判断いたしまして、
増額措置をいたしたいものでございます。
以上が概略でございます。
○委員長(荒城 彦一)
佐藤委員。
○委員(佐藤 和典)
今の説明を聞きまして、私も
ケーブル専門家じゃないのでよくわかりませんし、土の中にあるものなので、多分JRさんしかわからなかったことだろうと思って、やむを得ないということは、事情はわかります。
大分、工事が広がるようなんですけれども、当初の計画よりも期間的には長くなったりするんでしょうか。そこの1点だけ確認させてください。
○
都市政策課長(長谷川 昇)
通信ケーブルが光
ケーブルのため、途中接続等ができないために、かなり
工事区間が広範囲になります。今のところJRのほうに確認いたしまして、この
工事区間が大きくなることについて、今年度内の完了が大丈夫かということを確認しまして、この
補正予算後に協定等を結んでも、2月ぐらいには完了するというふうに聞いております。
○委員長(荒城 彦一)
真貝委員。
○委員(真貝 維義)
関連でもう少しお聞かせいただきたいんですが、うちの場合はGISとか使って、いわゆる柏崎市が管理すべきガス・水道・下水道の位置とかは、把握しているわけですよね。
たしか
国交省あたりもかなり光ファイバーとかを入れているけども、位置的なものは全部、そういったGISとかで一応持っている。
JRというのは、そういうことをやっていないんですか。
○委員長(荒城 彦一)
都市政策課長。
○
都市政策課長(長谷川 昇)
そこも詳しくは承知しておりませんが、今回、
ケーブルがどこに入っているかは把握してあるんですけれども、
ケーブルを保護するトラフといいまして、側溝ふた掛けみたいなものなんですけど、その
サイズ等までは正確に把握していないために、
ケーブルがいっぱいに入っていると、もうそれ以上入らなくなると
ケーブルの
サイズアップが必要になるということで。
ケーブル自体は把握していると思いますが、それを入れる容器については、まだ詳しく把握していなかったものと思われます。
○委員長(荒城 彦一)
真貝委員。
○委員(真貝 維義)
相手さんのことなのであれですけれども、JRもかなり市がいろんな工事をするときには厳しい制約をつけてくるわけですよね。
自分たちがやるときには、これ3,800万円になるといったら、3割近いアップですよね。そんなことを通常の世界では許されないけど、JRだけは許されるみたいなね。それはやっぱり、今後もそうだけど、JRと交渉していくときに、いつもそうだけど市は負担がふえるばっかりなんだよね。減るなんてこと1回もない、今まで。
これは
皆さん方もそうだけど、JRと契約したり協議するときには、相当念を押して、こういうふうな結果にならないように今後やっていってもらわないと。いろんな交渉事だけども、ただ単に
自分たちが見落としていましたので追加でくださいみたいな話は、普通、これは契約していないから大丈夫だ。一般の業者の皆さんだったら、もう勘弁してよと言いますよ。こんな800万円も出せなんていったら。
今後の対応で、JRとのこういう交渉事をどういうふうにしていくのか。まず基本的なところを聞かせてください。
○委員長(荒城 彦一)
都市政策課長。
○
都市政策課長(長谷川 昇)
このような高額になりまして、JRの担当者は非常に申しわけないというふうに謝罪してきました。今後はJRの上の責任者のほうに申し入れまして、今後は十分こういうことがないようなことで申し入れたいと思っております。
○委員長(荒城 彦一)
都市整備部長、どうですか。
都市整備部長。
○
都市整備部長(佐藤 孝之)
今、真貝委員さんが言われた点につきましては、全く同感でございます。
できるところがJRしかございませんので、どうしてもほかのところにということは、選択肢はございません。
ですが、それとは別に予算の措置という点では、非常に貴重な財源を振り分けて
予算組みをしておりますので、今、
都市政策課長が申し上げましたとおり、それにつきましては、今回の事例を参考にして、こういうことでは非常に対応がまずいということで申し入れをしたいと思っております。
○委員長(荒城 彦一)
ほかにございませんか。
(な し)
○委員長(荒城 彦一)
質疑を終結いたします。
それでは、
議員間討議に入ります。
(な し)
○委員長(荒城 彦一)
議員間討議を終結いたします。
それでは、質疑を終結いたします。
(2)議第71号
市道路線の認定について
○委員長(荒城 彦一)
続きまして、議第71
号市道路線の認定につきまして、質疑に入ります。
質疑はございませんか。
(な し)
○委員長(荒城 彦一)
補足説明もございませんか。
(な し)
○委員長(荒城 彦一)
質疑を終結いたします。
議員間討議に入ります。
(な し)
○委員長(荒城 彦一)
議員間討議を終結いたします。
質疑を終結いたします。
〇
都市整備部の報告
国道8
号柏崎バイパス事業の
進捗状況について
○委員長(荒城 彦一)
それでは、
都市整備部から1件の
報告事項がございますので、ここで報告、説明を求めます。
国道8
号バイパス事業の
進捗状況について、説明をお願いいたします。
八
号バイパス事業室長。
○八
号バイパス事業室長(
山本登美男)
それでは、国道8
号柏崎バイパス事業の
進捗状況について、御報告いたします。
事前に配付いたしました
報告資料をごらんください。
項目の1番といたしまして、まず国道8
号柏崎バイパス事業の経緯でございますが、
平成元年に延長11キロの4
車線道路ということで、
都市計画が決定しました。その後、平成14年に国道252号から353号間の2.6キロメートルと、平成17年には鯖石川にかかります
新豊田橋付近の0.5キロメートルがそれぞれ暫定2車線で供用しております。その後も、未
供用区間におきまして、順次
用地買収や工事が進められております。
続きまして、項目2番、事業中区間の
進捗状況について、御報告いたします。
まず、(1)事業の進捗率にいたしましては、昨年度末現在、
事業費ベースで約62%となっております。
そして、現在事業中の未
供用区間2カ所における
進捗状況ですが、まず(2)東原町から茨目間につきましては、
用地買収が
面積ベースで既に99%完了しておりまして、残るは民地4件と
田塚緑地の一部となっております。
しかしながら、最後のページにございます、資料4ページでございますが、
バイパス用地内の宝田、山崎、
丘江遺跡といった遺跡群が発見されておりますので、工事に先立ちまして、まずは
遺跡調査を完了させる必要があるというような状況でございます。
この
遺跡調査につきましては、既に一部着手している状況でございますが、市といたしましても、これまで国や
調査担当の県に対しまして、
遺跡調査の
早期完了を強く要望してまいったところでございます。詳細については後ほど御報告させていただきます。
次に、(3)国道353号から鯨波間でございますが、2ページの写真にありますとおり、
剣野地区で
トンネル工事に着手しております。
続きまして、項目3番の平成27年度
事業予定について、御報告申し上げます。
まず、(1)
予算概要ですが、平成27年度当初予算は昨年度とほぼ同額の13億5,000万円計上されております。昨年と比較して、工事費の割合が大きくなっているのが特徴でございます。
次に、具体的な
事業内容でございますが、(2)東原町〜茨目間におきまして、
遺跡調査が本格化しております。
これまでの
要望活動の成果でございまして、
調査態勢が平成25年度1班でございましたが、昨年度より3班へ強化することができました。
調査遺跡数が2遺跡となりましたが、資料4ページに示しています
丘江遺跡を2班、
山崎遺跡を1班で実施すると聞いております。
遺跡調査の完了時期については、まだ国から公表されておりませんが、まだ約10万平米もの面積が残っております。今後も国や県に対して、引き続き調査の
早期完了を要望してまいりたいと考えております。
続きまして、(3)城東から鯨波間におきましては、
剣野地区の
改良工事を促進してまいります。今年度はいよいよ
トンネルの
本体工事に着手します。
工事内容は、大きなボックスを設置した後に、土を盛ることによりまして、最終的には
トンネルとなります。
最後に、(4)
要望活動でございますが、国道8
号柏崎バイパス事業促進協議会といたしまして、今年度は7月7日に
長岡国道事務所への要望を予定しております。7月13日には
北陸地方整備局、7月下旬以降に
国土交通省及び
地元新潟県選出の
国会議員へ要望する予定でございます。そして、10月ごろには新潟県への要望も実施したいと考えております。
このように市といたしましても、一日も早い
バイパス供用に向けまして、引き続き
関係方面に強く要望していくとともに、
事業促進に寄与できるよう努めてまいります。
以上、国道8
号柏崎バイパス事業の
事業進捗状況につきまして、御報告を終わります。
○委員長(荒城 彦一)
報告が終了いたしました。
ただいまの報告について、質疑、意見はございますか。
丸山委員。
○委員(丸山 敏彦)
質疑じゃなくて意見に近いんですけど、非常にいつ終わるかわからんというような感じで、私どもももちろんのこと、あの辺の道路を利用している皆さんも口々に、一体これはどうなっているんだというような声が非常に強いですね。したがいまして、まだ竣工の見通しも立っていないと言ってもいいぐらいな感じだと思うんですよね。
ですから、大きな金を投じてやっている事業ですから、いっときも早い
事業効果を出さなきゃならんという重大な使命があるわけですよね。しかし今のような状況であれば、その効果はいつ出てくるのか。いつ道路として利用できるような形に、それは一部供用しているとはいうものの、道路、河川改修もそうだけれども、一部ができたって全部できないと効果が出ないわけだよね。
そういうことを考えれば、精いっぱいやっているという御説明ですけれども、我々の目から見ると、もっとどうして早く工事のピッチが上がらないのかと非常に疑問を持っている。その大きな理由の一つには
遺跡調査というのがあるわけだけれども。
3班態勢になったという御説明が今ありましたけれども、この
遺跡調査を工事費と同じくらいの調査費をかけてやっているわけですよね。むしろ
遺跡調査のほうが、主たる工事よりも大がかりに見えるぐらい
遺跡調査をやっていますでしょう。ですから、国や県にあるいは市を挙げて、ひとつ工事のペースをスピードアップやるように、これはあらゆる努力をしてもらわんとならんきゃならんと思うんですよね。
今、聞くと、
北陸地整とかあるいは県とかというような話ですけど、国会への要望はできないんですか。
○委員長(荒城 彦一)
八
号バイパス事業室長。
○八
号バイパス事業室長(
山本登美男)
国会のほうへの対応につきましても、昨年度、直接議員さんではないんですけれども、秘書の方のほうに要望書をお渡ししている状況でございます。
おっしゃるとおり、
バイパスは全線つながらないと効果を発しないということで、私どもとしても早く供用するように要望しているんですが、おっしゃるとおり遺跡がかなりかかっているということで、従来から拡充ということで、一昨年から3班態勢ということでやっておりまして、引き続き国のほうについて、遺跡のほうを早く進めていただくことを要望してまいりたいと考えております。
○委員長(荒城 彦一)
丸山委員。
○委員(丸山 敏彦)
皆さんに聞くのも酷かもしれませんけれども、私は全くの素人ですので、その遺跡の重要度といいますか、今、遺跡群が発見されたと、こういう御説明でしたけれども、どの程度、どういうところに重要な点がある遺跡なのか。ちょっと皆さんの知っている範囲内で聞かせてください。文化庁の担当で、
文化財保護法で規定をきちっとやられているからどうしようもねえんだといえばそれまでの話だけれども、どの程度の遺跡で、どのぐらい大切にしなきゃならん遺跡なのかということが、我々にはちょっとわからないんだよね。それがわかったら教えてください。
○委員長(荒城 彦一)
八
号バイパス事業室長。
○八
号バイパス事業室長(
山本登美男)
教育委員会から聞いている内容をお話しいたしたいと思います。
丘江遺跡。こちらのページのほうにございますけれども、茨目から一番最初の
丘江遺跡です。
この遺跡は、
集落遺跡が見つかっているということで、その
集落遺跡も中世13世紀から15世紀の間と、近世ということで17世紀のこの2つの世紀の遺跡が判明されているということで聞いております。
あと、その隣の
山崎遺跡は平安時代ということで、9世紀中ごろといいますか、そこから後半にいきまして、これも
集落遺跡が見つかっていると聞いております。
こちら側の
宝田遺跡でございますが、これは古代の7世紀から8世紀初頭の
水田遺跡が見つかっているというふうに聞いております。
○委員長(荒城 彦一)
真貝委員。
○委員(真貝 維義)
今、
丸山委員さんが冒頭言われたように、いつになったら終わるんだというか、いつになったらできるのと。それこそ私が高校生のころから話が出ていて、多分私が生きている間にこの道路を走ることができるんだろうかと思うぐらい時間がかかっていますが。
今、国にも要望という中にもありますが、
皆さん方の考え方を確認しておきたいのは、国道8
号バイパスは
長岡国道事務所の冊子というかペーパーがありますよね、チラシがね。ここには災害時における交通の確保ということで、
中越沖地震のことが書いてあるんです。これの経験もそうですが、3.11の東日本の震災の後の福島の原発事故といった中で、
栄田松波線をいわゆる
避難道路の一つの考え方の中で、早期に実現していこうということで調査に入っているわけですよね。
結局、
栄田松波線にしても、この国道8
号バイパスにつながらなければ意味がないわけですよね。逆に言ったら、今の国道8号線に松波から早く出てきておりちゃったら、もっと渋滞するわけですよ。渋滞しているところに、渋滞に輪をかけるような格好になる。
そういったことを前にも1回言ったことがあるんだけれども、やはり国にどういう要望をしているんですか。この国道8
号バイパスというのは、昔のいわゆる国道8号線が混雑している、渋滞している、要はその渋滞の緩和策ということから、少しずつ
意味合いが変わってきているんじゃないかと僕は思っているんですね。その辺のところは国に対してどういう要望をしているんですか。
○委員長(荒城 彦一)
都市整備部長。
○
都市整備部長(佐藤 孝之)
国道8
号バイパスの役割ということでございますが、今、真貝委員がおっしゃったように、当初は、いわゆる
地域ネットワークといいますか、
地域振興というところに主眼があったというふうに理解しております。
ただ、その後、御存じのように災害が当地にもございまして、
幹線道路の避難、それから緊急時の物資の輸送といった
意味合いも非常に重要視されておりますので、要望につきましては、その2本立て、最近はむしろ防災面のほうが若干ウエートが高いかなということで、国のほうに要望しているものでございます。
先ほど
栄田松波線の関係のお話がございましたが、そちらの事業も今申し上げましたとおり
地域振興といいますか、そういった
道路ネットワーク上の面と防災上の面、あわせて必要ということでございます。
いずれにつきましても、私どもの
都市計画道路のほうも非常に事業費がかかる路線でございますし、少し長いスパンで物事を考えないと、一気にはなかなかいかないという事業でもございますので、全体として国道8
号バイパスと同じような形で、ある程度進めていかなきゃならないと思っております。
一応国道8
号バイパスの
意味合いとしては、そのような感じで要望しているところでございます。
○委員長(荒城 彦一)
真貝委員。
○委員(真貝 維義)
防災関係のほうをしっかりやっているんだというような御答弁だったので、安心はしたところですけれども、やっぱり国は今、防災・減災ということではかなり予算をつけようとしているところですよね。そういったところから見れば、やはり恐らく日本全国みんな同じような要望をしているんだろうけど、特にいわゆる原子力発電所があって、避難計画をつくって、避難をどうするのという議論をしているところで、いわゆる
避難道路が全く遅々として進まないというぐらいの状況なんだから、それはやっぱり国に対してもね。国もある意味、原子力発電所に関して言えば、政府が国策で動かそうとしているわけですから。
そういったことを考えれば、国の中での国道8
号バイパスというものを、もう少し意識を上げるような活動をやっぱりしていってほしいなというふうなことだけ要望して、大体答弁はわかるんで、終わりにします。
○委員長(荒城 彦一)
丸山委員。
○委員(丸山 敏彦)
1つ確認だけさせておいてください。この計画は、今、真貝委員が言われたように、非常に長期にわたっているわけですよね。今井市長のころからですからね。
あの当時は2つの段階に分かれていまして、鯨波から田塚まではいわゆるチョークライン、太い線だった。それから、田塚から国道116号と国道8号線の交差点まではペンシルラインという細い線だったんだよね。部長はおわかりだと思うけど。わかりませんか。そうだったんですよ。
それで、これは何度も確認したの。おい、田塚から西中通は、一段おくれてやるという意味なんか、この線の細さは、というふうに言ったら、いや、そうなんだと。最初はそういう答えだったんですよ。今はそれが消えて同一に扱われている、11キロ全部同じだと思うんですけれども、そういう扱いだと思っていいでしょうか。その線の意味がわからんきゃ答えようがない。
○委員長(荒城 彦一)
都市整備部長。
○
都市整備部長(佐藤 孝之)
若干古い内容もございましたので、申しわけございませんが、ペンシルラインでしょうか、その道を私はちょっと存じ上げておらないので、申しわけございません。
ただ、現在のところ、基本的に私どもは暫定の2車線で全線を計画しているというふうなことで理解をしております。
○委員長(荒城 彦一)
飯塚委員。
○委員(飯塚 寿之)
総事業に対しての
進捗状況についての報告はわかりました。
バイパス関連で1点お願いしたいんですが、
供用区間の半田から城東区間の
バイパスの道路の状況は非常に悪いですね。凹凸があって、沈下が激しくて、ひどい状況になっていますよ。みんな車は徐行をしています。交差点にかかると。救急車も徐行するんですよ。そこに病院が見えていても徐行している。こういう状況にあるこの国道8
号バイパスの
供用区間。これは何とかできないんですか。
○委員長(荒城 彦一)
八
号バイパス事業室長。
○八
号バイパス事業室長(
山本登美男)
今、その区間については、当然国のほうで直轄で管理しておりますけれども、今言った話をいろんな地域の方にも聞いておりますので、順次、国のほうにお話していきたいと思っております。
○委員長(荒城 彦一)
ほかにございませんか。
○副委員長(笠原 晴彦)
委員長。
○委員(荒城 彦一)
3人の委員の方が質問された全てにも関係するんですが、陳情の仕方につきまして、ちょっともう少し詳しいところをお聞きしたいんですけど。文書で各機関に陳情しているだけでしょうか。それとも、直接行って、交渉して、説明して、陳情しているような手法をとっているのかどうか。それを確認させてください。
○副委員長(笠原 晴彦)
都市整備部長。
○
都市整備部長(佐藤 孝之)
陳情の方法でございますが、極力関係機関の上層部の方に市長みずからお会いをして、長時間ということにはなりませんけれども、要望書を手渡す中で個別に時間をとっていただいて、県やら市のほうにも伝えてお願いをしているという形でございます。
○委員長(荒城 彦一)
ほかにございませんでしょうか。
(な し)
○委員長(荒城 彦一)
それでは、質疑、意見を終わります。
これで、
都市整備部関係の審査及び報告は終了いたしました。
都市整備部の皆さん、御苦労さまでございました。
それでは、説明員の入れかわりのために、若干の休憩をいたします。再開は10時45分にいたします。
1 休 憩 午前10時34分
(
都市整備部退席、
産業振興部出席)
1 再 開 午前10時45分
○委員長(荒城 彦一)
それでは、
産業建設常任委員会を再開いたします。
(1)議第67号 平成27年度
一般会計補正予算(第3号)のうち、歳出の
所管部分
○委員長(荒城 彦一)
既に説明が終わっておりますので、早速質疑に入りたいと思います。
議第67号平成27年度
一般会計補正予算(第3号)のうち、歳出の
産業振興部所管分につきまして、質疑に入ります。
質疑はございませんでしょうか。
佐藤委員。
○委員(佐藤 和典)
それでは、上のほうからですけれども、第1項農業費の農政課のところです。ここのところが、当初予算のときにも出まして、結局この029の人・農地プラン推進事業の法人化支援交付金が、下の036に変わったと、新しい項になったということなんですけれども、まずは人・農地プラン推進事業を今まで推進してきて、上のほうの謝礼ですとか、実費弁償、消耗品費、あるいはその辺がいわゆる、ある程度の割合で減額されているのに対して、この法人化支援交付金は丸々残っているというところの経緯だけ、まず先に聞きたいと思うんですけれども。
○委員長(荒城 彦一)
農政課長。
○農政課長(小林 義博)
まず、法人化支援交付金ですけれども、これは1法人当たりの交付金が40万円ということで、定額でございますので、その額をそのまま制度改正によりまして新しい事業に移しかえたということでございます。
それから、人・農地プランの推進事業でございますが、これは謝礼、実費弁償も入っておりますけれども、これは人・農地プランを作成した後に、作成検討会を開きます。そこで集約したものを最終的に市で承認するわけでございますけれども、その作成検討会の委員さんへの実費弁償、それから謝礼ということで、そこに載せてございます。
それから、通信運搬費、複写機借上料等は、人・農地プランの作成に係る諸経費ということでございます。この減額につきましては、当初は定額ということで国のほうの人・農地問題解決加速化支援事業実施要項の中に定められておりましたけれども、これが4月8日に一部改正がございまして、定額補助から2分の1の補助になって、内容が少し見直されたということでございます。それを受けまして、もう一度必要な部分の経費を再精査させていただくということになりました。
2分の1補助ということになりますと、自主財源の当然持ち出しがありますので、なるべくその辺を効率よくさせていただくということで、不要な部分をできるだけ削除して、もう一度必要な部分を組みかえたものでございます。
以上でございます。
○委員長(荒城 彦一)
佐藤委員。
○委員(佐藤 和典)
私も当初予算のときに、人・農地問題解決加速化支援事業を見させてもらって、今、担い手経営発展支援事業なんて、また出てきて、よくわかんなかったもんで、また見させてもらったんですけど。先ほど定額で40万円という話でしたけれども、いろいろ見るとタイプがあって、法人化支援タイプが40万円で、あと法人化支援の加速タイプが50万円で、あといろいろタイプがあったみたいなんですけれども、その40万円というのはどのタイプかという、すみません、細かい点で、それを確認したいのと。
あと、用途が、その法人の立ち上げと、集落営農の組織化というところまではわかったんですけれども、私は当初予算のときに、ここで障害者雇用ができるんだということで頭に残っていたんですけれども、今回改めてよく見たら、上のほうは市町村でできるんだけれども、障害者のほうは都道府県の担当で、市町村が手出しできないような書き方になっていたんですけれども、そんな認識でよかったでしょうかという確認です。
○委員長(荒城 彦一)
農政課長。
○農政課長(小林 義博)
まず、法人化支援交付金の40万円でございますけれども、これは法人化をしたときの定額の40万円でございます。
そのほかに、集落営農を立ち上げる、これは任意組織でございますけれども、その場合の支援金が20万円だと思います。
それから、50万円というのは、昨年の緊急対策、米価下落等ありましたけれども、そんな中で、国が前倒しで10万円余計につけ足したということで、これは期間限定の50万円ということでございましたので、それは前年度で終了しております。
それから、障害者等につきましては、これは市のほうの事業の中には入っておりません。
以上でございます。
○委員長(荒城 彦一)
佐藤委員。
○委員(佐藤 和典)
最近、農業の分野に障害者の雇用を入れるということで、どんどんニュースが流れていたんで、私もその辺が当初予算のときにここで使うのかなと思って、今回調べてみたら、使いませんということだったんですけれども。
勉強なんですけども、障害者雇用の意識啓発のための活動をどんどん市としてやらないとだめだと思うんですけれども、そういった経費というのは、実際に予算書の中でどこに入るのかというのはわかりますか。
○委員長(荒城 彦一)
農政課長。
○農政課長(小林 義博)
本年度予算の中には予定はされていない、市の事業ではないということもありますので、
予算計上はしてございません。
○委員長(荒城 彦一)
佐藤委員。
○委員(佐藤 和典)
わかりました。また次回にさせてもらいたいと思いますけれども。
その1組織分ということなんですけども、最後、これの申請の方法なんですけども、これは募集してやるものなんでしょうか。それとも、市のほうから、今回はあなたのところでやるとか、狙いを定めてやるものなんですか。
それと、あと、期間的なものも教えていただきたいと思います。
○委員長(荒城 彦一)
農政課長。
○農政課長(小林 義博)
法人化支援交付金については、法人化されたところが年度内は全て対象になります。
申請時期につきましては、当初、2月中ということだったんですが、3月15日までの法人化になったものが該当になりますので、そういった書類を申請書と一緒に提出いただくと対象になるということであります。
ただし、今回1件ということで予定されているんですけれども、これは事前から聞いておりました組織でありますので、これが例えばふえれば、また当然
補正予算等で対応しなければいけないというふうに思っております。
○委員長(荒城 彦一)
ほかにございませんか。
丸山委員。
○委員(丸山 敏彦)
高柳町の月湯女荘についてお伺いします。不動産公売実施に向けた建物の不動産鑑定というふうにありますけれども、私も時々あの前を通るんですけれども、あの建物そのものの資産価値というんですかね、それが100万円もするかどうかわかんぐらいの感じで私は見ているんですけれども。それに対して鑑定料110万円も使って鑑定するというのは、どうもちょっと異常な感じを受けるんですけれども、それはいかがでしょうか。
○委員長(荒城 彦一)
高柳町事務所長。
○高柳町事務所長(内山 正和)
委員がおっしゃるとおり、見た目は確かに100万円はしないという見方の方もいらっしゃるかと思いますけど、財産台帳上は一応1,000万円ということになっております。
それで、今回公売をするに当たって、その差異があると思いますので、それの確認をするために委託をさせていただきます。
○委員長(荒城 彦一)
丸山委員。
○委員(丸山 敏彦)
台帳価格が1,000万円というような御説明ですけれども、どうひいき目に見ても、あれが1,000万円というのはどなたも思わんと思いますし、どんな鑑定が出てくるのか私はわかりませんけれども。むしろ鑑定結果によりますけれども、先走ったことを言って申しわけないんですけれども、買い手がつきますか。その辺どんな感じでおられますか。
○委員長(荒城 彦一)
高柳町事務所長。
○高柳町事務所長(内山 正和)
とにかく処分をするというふうな方向にさせていただきましたので、処分といえば公売をするか、取り壊しをするかということになりますけど、とりあえず公売にかけるという手順を踏ませていただきますが、内々では購入をしたいというような声もありますので、その手続に入らせていただきたいというふうに思っております。
○委員長(荒城 彦一)
真貝委員。
○委員(真貝 維義)
ちょっと戻って申しわけないんですけど、買い物の利便性向上支援モデルということで、移動販売車の支援事業についてお伺いしたいんですが。
まず、最初、先般をいただいたんで、その資料の確認といいますか、お願いしたいんですけども。これの対象は中小企業者で、個人も含むと。あと、商店街振興会だとか事業協同組合、その他市長が認める者ということになっていますが、いわゆるNPOだとかそういった法人は認めないということなんですか。
それと、個人を含むということになっていますが、個人というのは新規事業者、これで読めば中小企業者、いわゆる個人事業主は認めるよということだと思うんですが、その辺をちょっと確認させていただけますか。
○委員長(荒城 彦一)
商業労政課長。
○
商業労政課長(小林 泉)
まず、NPOの団体がこの対象に当たるかということでございますが、私どもでは、NPO団体の状況等を把握させていただきまして、それで決定したいというふうに思っております。したがいまして、最初から除外をするといったようなことはございません。
それから、個人等につきましては、事業者であっても、個人であっても、私どもは一切その区別をせず、対象者というふうに考えております。
以上でございます。
○委員長(荒城 彦一)
真貝委員。
○委員(真貝 維義)
そうすると、NPOについていえば、いわゆる中小企業者、商店街振興会、こんなのはみんな法律で決まっている団体ですよね、事業者といいますかね。なので、NPOについていえば、市長が認めるというところに入ってくるというふうに理解すればいいんだろうと思いましたが。
今、課長さんの説明の中で、個人であろうが何であろうが、排除するものではないと。新規というか、全く今まで、いわゆるこういう事業者ではない方、個人事業者でもない方が、全くさらに個人で始めるといってもオーケーだということなんですか。
○委員長(荒城 彦一)
商業労政課長。
○
商業労政課長(小林 泉)
新しく新規でこの事業に参入されるという方であれば、それも除外するものではございません。
○委員長(荒城 彦一)
真貝委員。
○委員(真貝 維義)
要するに、そうすると、どんな人でもやる気があればオーケーだよということになるわけですが、何回かこのやりとりはしているんですが、いわゆる
皆さん方も記憶があると思うけど、NPO法人だといって個人だった全防災のときもそうだけど、柏崎市から補助金は直接出ないけど、県から補助金がかなり出ましたよね。あれだって、最後はいわゆる雇用した人たちにお金を払わないで、あとはさんじょっぱらいでどっか行っちゃったわけだよね。
そういったことがあって、個人との契約等については慎重にということを再三申し上げてきたと思うんですよ。だけど、今の御答弁を聞けば、全く関係なく、申請書がきちんとそろっていればオーケーなんだというふうにしか聞こえないんだけど、そういう理解でいいですか。
○委員長(荒城 彦一)
商業労政課長。
○
商業労政課長(小林 泉)
全くもって関係ないということじゃありませんけれども、その個人の方がどういう方なのかということは、よく面接をさせていただきまして、その事業にふさわしいという方を認めるという形で対象にしていくということで、今は考えております。
○委員長(荒城 彦一)
真貝委員。
○委員(真貝 維義)
皆さん方が定めているこの補助金の要項。補助金の要項にはそんなことは書いていないですよね。
補助金の要項に書いてあるのは、補助対象者として本市に住所を有すること。週3回以上、移動販売をしている、またはしようとしていること。市税を完納していること。これしか書いていない。どういうもので確認するんですか。
○委員長(荒城 彦一)
商業労政課長。
○
商業労政課長(小林 泉)
よく面接をして確認をするということです。
○委員長(荒城 彦一)
真貝委員。
○委員(真貝 維義)
誰がするんですか。面接でオーケーして、誰が失敗したときに責任をとるんですか、そしたら。
要は、今、私が言っているのは、
皆さん方はこの要項に沿って仕事をするわけでしょう。要項に何も書いていないから面接でと。誰が面接をするんですか。課長がするの、部長がするの、市長がするの。どういう観点で面接するの。どういう規則でもって、どういう資料に基づいて面接するんですか。
○委員長(荒城 彦一)
商業労政課長。
○
商業労政課長(小林 泉)
現在も、既存の事業者であっても、新規に参入される事業者であっても、私どもでは移動販売先がなるべく重複しないように、事業の内容をよくお聞きしております。
担当課でその辺につきましては確認をしながら、対象事業者としてふさわしいかどうかということを決定していくということでございます。
○委員長(荒城 彦一)
真貝委員。
○委員(真貝 維義)
それは、
皆さん方の、いわゆる事業計画書を出しなさいという中に、どこで販売するか、週何回するか、要は計画を出せと言っているんだから当たり前の話です。
私が何でこの質問をしているかといったら、信義則違反があったときにどういうふうに対応できるんですかということを聞いているんですよ。
○委員長(荒城 彦一)
商業労政課長。
○
商業労政課長(小林 泉)
違反にならないように、担当課でこれについては慎重に決定をしているということでございます。
○委員長(荒城 彦一)
真貝委員。
○委員(真貝 維義)
補助金の交付規則というのがありますよね。実績報告させることはできますよね。
皆さん方は、実績報告をただ車の修理ができたところで終わらせているけど、車を買ってもらったり、車をつくってあげることがこの補助金の目的じゃないでしょう。事業がきちっと遂行されているかどうか。そのことが地域の、いわゆる買い物弱者と言われている人たちの成果となってつながっているかどうかということが、実績報告でしょう。その実績報告はどうやっているんですか。
○委員長(荒城 彦一)
商業労政課長。
○
商業労政課長(小林 泉)
大変厳しい経営環境の中で事業を継続されている方々、あるいは、新規で参入されている方々ということで、その事業を決定する前には、その実態把握にこれまでも努めてまいりました。
今回の補正の部分を入れさせていただきますと、7台という車が買い物困難地域を巡回するわけでございますけれども、その中で、今年度でありますと、4月から6月までの第1・四半期ということで、事業報告を出させていただくということにしております。
その事業報告は、どの地区で、どの頻度で、どういった物を売って、どのぐらいの売り上げがあったかといったようなものについて、報告をさせる予定でございます。
4月から6月までの実績報告ということで、7月ごろにその実態がわかるわけでございますけれども、そういった内容のものを見ながら、まずは私どもとしては、そういう事業者に買い物困難地域を巡回していただくということが事業の目的でございますので、その目的が達成されているかどうかというところを、そういった実績報告で確認をしたいというふうに思っております。
加えて、そういった実績報告が、私どもが求めていた内容のものと違う、あるいは、要項で定めているものと要件が違っているということでありますと、補助金の返還という話になってくるものというふうに考えております。
○委員長(荒城 彦一)
真貝委員。
○委員(真貝 維義)
先ほど信義則の話をしましたけども、信義則違反は5年間ですよね。5年間ちゃんとやっぱり実績報告をしてもらうというのが筋でしょう。5年間の間、ちゃんと実績を毎年報告してやってもらわなければ、最高400万円の補助金を出すという事業の、いわゆる完成にならんわけでしょう。2年、3年で終わったからと、それも確かに実績かもしれないけれども。
要は、私が申し上げたいのは、やはりきちっとこの事業を市が400万円のお金を出すということは、やっぱり高額だと思いますよ。その事業をきちっと遂行してもらう。そのことがきちっと地域の人たちのいわゆる生活、福祉の向上につながるということを、市がちゃんと最後まで見届けるという指導をしていくということがなきゃ、お金だけ出して、2カ月、3カ月の報告をしてもらいましただけでは、それはやっぱり事業の完成にはならんと思うけどね。
○委員長(荒城 彦一)
商業労政課長。
○
商業労政課長(小林 泉)
言葉足らずで申しわけございませんでした。
第1報が4月から6月分までということで、第1・四半期でいただきますが、5年間こういった形で続けていきたいというふうに思っております。
○委員長(荒城 彦一)
真貝委員。
○委員(真貝 維義)
ということは、今まではとっていないということだよね。いきたいということと、今まではとってきたんですか。
○委員長(荒城 彦一)
商業労政課長。
○
商業労政課長(小林 泉)
昨年度から始まった事業でございまして、実績は今2台が巡回をしておりますけれども、まだ始まったばかりでございまして、この4月から6月というのが今回初めてでございます。
○委員長(荒城 彦一)
真貝委員。
○委員(真貝 維義)
私は、この要項を、どこをひな形にして
皆さん方がつくったかわかりませんが、今言うようにきちっと要項で定めて、この交付要項の第6条に、今言う信義則違反については書いてありますけれども、その信義則違反がきちっと担保できるような実績報告だとか、そういったものをきちっと追加をする。
そして、いま一つは、途中で事業がうまくいかなくて、事業をやめるという場合も出てくるわけね。その車を市がとろうとしたって、所有権がついていたりいろんなことがあって、市はとれないんですよ。簡単に
皆さん方は、この信義則で処分しようと、市長の承認を受けるとか、補助金を返してもらうと書いてあるけども、できないんです、こんなこと。
だとするならば、それに見合う、ちゃんといわゆる運営資金がそれなりにあるのかとか、そういったことを常に見て、だからさっき言った実績報告ではどのぐらいの利益が出ているのかというようなことを出してもらわなければ、きちっとした格好にならないんではないですかということを申し上げているんです。
今の要項でいけば、柏崎市で買って、柏崎市以外のところで商売したって別に問題ないんだよね。そういうことでしょう。禁止していないもんね。
そういったこともきちっと要項を定めて、柏崎市民のためになるような要項にしていただきたいと私は思うんですが、いかがですか。
○委員長(荒城 彦一)
産業振興部長。
○
産業振興部長(竹内 昇平)
補助金は、一旦一時的にはまず車が入った、そこが実績報告でございますので、それで一つは終わりというふうに考えておりますが、この事業目的を考えますと、県とか国の補助金でもありますように、その後何年間、状況報告をさせるという補助金は多々ございます。我々は、そこには明記されておりませんが、そこら辺は想定をしておりますので、今後、内規で定めるなり、要項を変えるなり、実態に即した形でそこは変更していきたいと思っておりますので。あくまでも補助金の目的に合った形で、我々は最後まで見届けるということは考えております。そういうことでよろしくお願いしたいと思います。
○委員長(荒城 彦一)
真貝委員。
○委員(真貝 維義)
実態に即してということですから理解をしますが、やはり皆さんはペーパーで仕事をしているんだから、やっぱりきちっとペーパーをそろえるというところをやっていただいて、誰が見てもきちっとなされているというか、わかるというふうに私はしていただきたいなと思うんです。
そうじゃないと、いわゆる冒頭に言いましたけど、やりたきゃ誰でもオーケーよみたいな話には、やっぱりならんわけですよ。そこのところをきちっとガードしながら、なおかつ、事業がきちっとなされていくというふうな格好にしていただきたいと思うことを最後に言って、あと、要項を変えるのだったら変えるで、変えないんだったら補則だったら補則でもいいけれども、きちっと見せていただきたいというふうに思います。
○委員長(荒城 彦一)
飯塚委員。
○委員(飯塚 寿之)
23ページ、
観光交流課の海洋センターの管理運営事業の中の、海洋センター整備事業用地測量業務委託料ですね。これについて少し教えていただきたいんですけれども。これは熱源設備入れかえに伴って、まず、再生可能エネルギーの建屋を導入するために、国有海浜地の払い下げをして、そのための測量のお金だということですけれども。
1つは、再生可能エネルギーについてはどのようなシステムを入れる予定があるのかということと、年間の計画として、工期だとか、そんなような全体の計画があれば教えていただきたいと思います。
○委員長(荒城 彦一)
観光交流課長。
○
観光交流課長(石黒 啓子)
再生可能エネルギーの導入につきましては、これから要項を定めて、事業者を募集するということでございまして、事業者調査の中では、いろいろな、下水熱とか地中熱、ペレットボイラー、ガスコジェネいろいろなところで試算をした結果の報告を受けておりまして、これから実際にどういう組み合わせでやるのかというのは、これからになります。
それで、今後の予定ですけれども、ESCO事業者というのを7月から公募開始予定で、10月まで公募期間ということで、11月には事業者を決定するということで、今、動いております。
○委員長(荒城 彦一)
飯塚委員。
○委員(飯塚 寿之)
公募するということですけれども、当然市内の事業者も含めてやるわけですが、市内事業者についての優先というか、そういう考えはありますか。
○委員長(荒城 彦一)
環境政策課長。
○
環境政策課長(小俣 立史)
ESCO事業ということで計画しておりますので、ESCO事業自体を実施できる事業者というのは、ちょっと市内には見当たらないというふうに考えています。
ただ、ESCO事業者が草分けといいますか、中へ入る事業者もいますので、そういったところには市内の事業者を優先的に使うようなことで、仕様を考えたいと思います。
○委員(飯塚 寿之)
ありがとうございました。
○委員長(荒城 彦一)
ほかにございませんか。
三宮委員。
○委員(三宮 直人)
今、真貝委員が移動販売支援事業のことで、大方質問をしていただけたんで、今の申請の実績だけ教えていただきたいなと思います。
といいますのは、私は個人的には、とてもこの事業はありがたいなと。遠隔地に生きている人間としてはとてもありがたいなというふうに思っております。
それで、昨年は1,280万円の予算に対して270万円ということで、小型車2台の実績でした。これもかなり苦しんだというふうに私は理解していたんですが。それに対して、ことしは補正で600万増額をして、中小合わせて5台というような計画になっていると。
今のところの申請状況はどのような感じなんでしょうか。
○委員長(荒城 彦一)
商業労政課長。
○
商業労政課長(小林 泉)
本年度の申請状況につきましては、現在のところ3台の内示をしております。その後に2台ほど、またこの補助金を活用したいという事業者がおいでになりまして、その2台分を今回補正に上げさせていただくということでございます。
その車両でございますけれども、一応軽車両ということで、最初のお申し込みがあったものにつきましては、軽車両が3台ということでございます。
以上でございます。
○委員長(荒城 彦一)
三宮委員。
○委員(三宮 直人)
昨年2台でことしが5台ということで、募集の工夫もかなりされたんじゃないかと思っております。そのあたりはどうでしょうか。
○委員長(荒城 彦一)
商業労政課長。
○
商業労政課長(小林 泉)
既存事業者が柏崎市内には9事業者いらっしゃいます。これは食品衛生法上の許可をとっている事業者ということで、9事業者がおります。その方々とは、昨年来ずっと連絡をとらせていただきながら、購買の時期を探りながら、補助の手当をさせていただいているという状況でございます。
○委員長(荒城 彦一)
ほかにございませんか。
佐藤委員。
○委員(佐藤 和典)
1点、確認だけさせてください。23ページの
工業振興立地課の001の奨励補助金です。
ここも当初予算で私が何回か質問している部分で、今の柏崎市の企業の立地に関する補助金の一覧表なんかも見ながら、いろいろと考えているところであるんですけれども、先ほど
都市政策課のほうで、柏崎駅の周辺の整備事業ということで3,000万円の予算に対して800万円の追加ということで3割ぐらい追加されて、これはどうなんだという話があったんですけれども、ここは当初予算を見てみますと1,930万円。1,930万円のところで、追加が52万円ということでかなり細かい追加になっているんですけれども、これは募集期間と決定期間、要するに全部細かく積み重ねてきて、最後に52万円だけ足りなくなったのか、それとも一括で全部やって、結局52万円だけ足りなくなったのかという、期間と使い方についてお話いただきたいと思うんですけれども。
○委員長(荒城 彦一)
工業振興立地課長。
○
工業振興立地課長(小林 泉)
設備導入の奨励金でございますけれども、今、御質問いただきました件につきましては、今年度、その奨励金の手当をするものにつきましては、前年度に設備導入がされたものになります。その適用申請が企業側から上がってまいりますので、私どもとしては把握している件数を予算として計上させていただいておりますけれども、その後に私どもがつかんでいなかった設備導入等があった場合に、企業から適用申請がございまして、今回は数でいうと、私どもが予算で見ていたのは21件分だったんですが、その後、26件分まいったということで、今回は補正を上げさせていただいたということでございます。
○委員長(荒城 彦一)
佐藤委員。
○委員(佐藤 和典)
すみません。また細かいんですけども、前の年度のやつを見ると、いつもここの部分は9月ごろに不用額というのが出てきていると思うんで、それを考えると、先ほど期間と質問したのは、いつが締めになっているのかということなんですけども。その辺の、例年の不用額の9月議会での提案と6月の、その違いをちょっと教えてもらいたいんですけれども。
○委員長(荒城 彦一)
工業振興立地課長代理。
○
工業振興立地課長代理(
振興立地班)(片桐 武彦)
今ほど、課長から返答させていただいたとおりなんですが、前年度中に適用申請というのをいただきます。適用申請をいただいたときに、新年度予算に積み上げられるのは、どうしても時期的に10月末とかぐらいに申請をもらった分しか数の確定はできません。
その後に、11月とか12月とかの年末に向けて設備投資があったものにつきましては、どうしても正確な数がつかめないということで、当初予算要求をさせていただく際には、例年の見込みで11月、12月にこのぐらいの設備投資があるだろうということで、見込みの中で予算をつけさせていただいておりますが、実際にはここ数年、非常に設備投資の意欲が高まっているということもございまして、今年度につきましては、年末にかけての設備投資が多かったということで、年度初めの4月、5月に交付申請をいただくんですが、交付申請をいただいた際に、当初予定をしておりました件数を上回ったために、不足が生じているというのが今回の要因でございます。
○委員長(荒城 彦一)
佐藤委員。
○委員(佐藤 和典)
私の質問は、いつも9月に不用額を出しているものですから、しばらくあと1カ月たてば、またふえてきて、結局また9月になって足りなかったらまた追加があるんですかという、そういう質問なんですけれども。
○委員長(荒城 彦一)
工業振興立地課長代理。
○
工業振興立地課長代理(
振興立地班)(片桐 武彦)
今後に改めて追加が出てくるということは基本的にはございません。5月末までに交付申請をいただいて、そこで額が確定することになりますので、今後出てくるという可能性はございません。
○委員長(荒城 彦一)
佐藤委員。
○委員(佐藤 和典)
ということは、いつも6月議会で決まっているんだけれども、不用額で出すのは9月議会だったという、たまたまそういうふうなやり方でやってきたということでよろしいんでしょうか。
○委員長(荒城 彦一)
工業振興立地課長代理。
○
工業振興立地課長代理(
振興立地班)(片桐 武彦)
そのように理解していただいて構わないです。
○副委員長(笠原 晴彦)
委員長。
○委員(荒城 彦一)
同じく23ページなんですが、
商業労政課の融資預託事業に補正が出ておるんですね。これは非常勤職員の賃金ということで、非常勤職員そのものが採用されて賃金が必要だと。これを云々するものじゃありませんが、融資預託事業を担当している職員の方というのは、現在何人いらっしゃるんですか。
○副委員長(笠原 晴彦)
商業労政課長。
○
商業労政課長(小林 泉)
担当者は1名でございます。
○副委員長(笠原 晴彦)
委員長。
○委員(荒城 彦一)
1名で足りているということなんでしょうか。今回のことじゃなくて、通常の業務。
○副委員長(笠原 晴彦)
商業労政課長。
○
商業労政課長(小林 泉)
1名では足らなくなったということで、補正のほうを上げさせていただいております。
○副委員長(笠原 晴彦)
委員長。
○委員(荒城 彦一)
たしか決算のときに、かなり融資預託の減額が大きな金額で出ているような記憶があるんですが、私がお聞きしたいのは、大きな金額が減額されるということは、それだけの需要がないと。そこに職員が、例えば1人ないし2人張りついていると。1人なら最低の人数ですが、その辺の費用対効果の感覚はどういうものなんでしょうか。
○副委員長(笠原 晴彦)
商業労政課長。
○
商業労政課長(小林 泉)
昨年度、平成26年度の融資実行件数が、一昨年、平成25年度の融資実行件数、実績に比べまして、倍増しております。昨年の後半あたりから好調になってまいりまして、特に設備投資促進資金、これの融資が非常に増加をしてきている状況でございます。
要因としては幾つか考えられるわけでございますが、製造業等の状況が少し上向いているということと、昨年度から実施をいたしました工業系のほうで、中小企業設備投資支援補助金、こういった投入がありまして、いい刺激になって受注改革が広がりまして、融資のほうも若干ふえてきたんじゃないかなということでございます。
そういったことで、設備投資補助金の実行件数がふえますと、利子補給とあと信用保証料補給、こちらが当然伴ってまいりますので、この辺の事務が非常に煩雑になってきているということで今回上げさせていただいておりますが、一時期のリーマンショック後の特別資金、そういったものがあったころよりは、そんな件数ではないということでございますけれども、今回みたいに利子補給ですとか、あるいは信用保証料補給をつけたような制度融資がふえてきたということで、私どもとしてはありがたいなというところを今感じているところでございます。
○副委員長(笠原 晴彦)
委員長。
○委員(荒城 彦一)
確かに、融資制度を新しく設けられて、そのことが歓迎されているというのは、これは喜ぶべきことだし、いい政策だったなと私も思います。そのことは大変結構だと思います。
ただ、ちょっと今度は大きな話になりますが、全体的な話になりますが、部長にお聞ききをしたいんですけれども。先ほど
丸山委員、真貝委員から、それぞれ
丸山委員の場合は、評価の金額が、これだけの金をかける必要があるのかと。真貝委員の場合は、先ほどのやりとりがあったように、いろいろと矛盾点や問題点があったときに、それの担保はどうするのかという話がございました。それぞれ過去に、私どもも経験していることなんですよね。
例えば、石地の診療所の解体。これは、直接、
産業振興部とは関係ございませんが、柏崎市の事業の中で、診療所の解体について、その解体の見積もりのほうが解体費用よりも余計かかったというような、民間感覚からすれば、かなりの無駄があるんじゃないかというようなことが一つありました。それから、今ほどの真貝委員の場合は、防災関係のNPO法人ですか。そこが多額の金額をある意味では受け取ったまま、うやむやになったというような過去の苦い経験があるわけなんです。
お聞きしたいことはどういうことかというと、行政が予算化して執行する予算の使い方が、民間の感覚からすれば、かなり無駄があるんじゃないかと。また、かけなくていいところにかなりかかっているんじゃないかというふうな素朴な疑問がわくわけですが、役所として、
産業振興部だけとは限りませんが、竹内部長の守備範囲の中で、そういう観点からの
予算組みについては、どのように考えておられるのか。それをお聞きしたい。
○副委員長(笠原 晴彦)
産業振興部長。
○
産業振興部長(竹内 昇平)
大変難しい質問かと思います。確かに、我々
産業振興部につきましては、同じ行政の中で一番民間とのつき合いが非常に近い部署だと思っておりますし、荒城委員長言われるように、我々も民間が持っているよさ、いいところ、不得意なところというのもわかっているつもりでございます。
そういう意味からすれば、非常に費用対効果という部分では、私は市役所生活だけでほかの民間の経験はございませんけれども、いろんな民間の方々と接している中では、やはりまだ甘いものは十分あるのかなと。
ただ、思いますが、我々としては、あくまでも市の仕事というのは、あくまでも公正にやるという部分では、やっぱり民間から見れば無駄な部分が、そういう部分の費用もいるという部分は確かにあるものだと思っておりますが、そこはそれに甘えることなく、そこは精査を今後もしていかなきゃならない、こう思っておりますので、おっしゃるとおり、その部分はわかりますが、その部分も含めて、今後そこは精査をしながら、進めていきたいと、こう思っているところでございます。
○委員(荒城 彦一)
ありがとうございました。結構です。
○委員長(荒城 彦一)
副委員長。
○委員(笠原 晴彦)
商業労政課長ばかりで申しわけないんですけども、戻って、先ほどの移動販売の支援事業の関係なんですが。昨年度もそうなんですけど、今年度も含めて、この業者は幾つの業者の方が今補助事業を受けていらっしゃるんでしたか。前に説明がありましたか。
○委員長(荒城 彦一)
商業労政課長。
○
商業労政課長(小林 泉)
昨年度、2事業者。今年度は今2事業者の方々が申請までこぎつけているということでございます。
○委員長(荒城 彦一)
副委員長。
○委員(笠原 晴彦)
それは、ダブっているわけじゃなくて、全然別の業者で、去年とことしで4業者ということなんですかね。
○委員長(荒城 彦一)
商業労政課長。
○
商業労政課長(小林 泉)
4事業者は別でございます。
○委員長(荒城 彦一)
副委員長。
○委員(笠原 晴彦)
ということになりますと、その4事業者。あと、市内で今、一生懸命やっておられる事業者が9事業者おられて、あと5事業者が、もし、この事業を利用したときには、この事業は終わってしまうのか、それとも、今後とも1,500万円ぐらいの金額で何年間かずっとやっていただけるのか。その辺のところをお聞かせ願いたいと思います。
○委員長(荒城 彦一)
商業労政課長。
○
商業労政課長(小林 泉)
まず1つ目に、4事業者の中には、1つ新規の事業者がございます。したがいまして、既存事業者の中では今3事業者ということでございますけれども、この事業者が全部この補助事業の支援を受けた場合には、この補助事業は終わるかという御質問かと思いますけれども、私どもといたしましては、この移動販売事業者の事業継続というのが目的でございますので、
皆さん方の経営状況等は今後もよくお聞きしていかなきゃならないと思いますし、最終的には買い物困難者の便宜を図るというのも目的でございますので、こちら側のほうの満足度になるのか。その辺の調査も含めまして調査をして、移動販売事業者の経営状況、それから買い物困難者の不便さをどういうふうに解消できたかというところを検証した上で、今後の事業のあり方については検討していきたいというふうに思っております。
○委員長(荒城 彦一)
副委員長。
○委員(笠原 晴彦)
本来の目的は、買い物弱者の方に対する支援が目的だと思っておりますので、ぜひ、その辺を重要として、事業者さんがもうけるというよりも、買い物消費者のために頑張っていただきたいと思います。これは要望です。
○委員長(荒城 彦一)
ほかにございませんか。
(な し)
○委員長(荒城 彦一)
それでは、
議員間討議に入ります。
(な し)
○委員長(荒城 彦一)
議員間討議を終結いたします。
質疑を終結いたします。
以上で、
産業振興部の質疑を終了いたします。
産業振興部の皆様、御苦労さまでございました。
(
産業振興部退席)
○委員長(荒城 彦一)
それでは、これより討論・採決に入ります。
(1)議第67号 平成27年度
一般会計補正予算(第3号)のうち、歳出の
所管部分
○委員長(荒城 彦一)
最初に、議第67号平成27年度
一般会計補正予算(第3号)のうち、歳出の
所管部分を議題とします。
討論はありませんか。
(な し)
○委員長(荒城 彦一)
討論を終わります。
これより採決をいたします。
本案は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(異議なし)
○委員長(荒城 彦一)
御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
(2)議第71号
市道路線の認定について
次に、議第71
号市道路線の認定についてを議題といたします。
討論はございませんか。
(な し)
○委員長(荒城 彦一)
討論を終わります。
これより採決いたします。
本案は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(異議なし)
○委員長(荒城 彦一)
御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
(3)請第7号
TPP交渉に関する請願
○委員長(荒城 彦一)
続きまして、請願の審査に入りたいと思います。
この請願につきましては、請第7号
TPP交渉に関する請願を議題といたします。
請願についての紹介議員の説明は省略する場合と説明を求める場合とございますが、これについてお諮りいたします。
委員の皆さんの御意見をお願いいたします。
(「お願いします」と発言する者あり)
○委員長(荒城 彦一)
お願いしますという声がございましたが、求めることに御異議ございませんか。
(異議なし)
○委員長(荒城 彦一)
それでは、紹介議員の説明をお願いしたいと思います。
幸い、紹介議員の村田幸多朗議員が出席されておりますので、村田議員よろしくお願いいたします。
○議員(村田幸多朗)
それでは、紹介議員として請願の内容の説明をさせていただきます。
実は、同じく紹介議員になられています布施委員のほうから、一緒に紹介議員になっていただけないかということで申し込まれまして、読ませていただきまして、国の農業を守るためや国民の食料の安全・安心につながるものとして、紹介議員とならせていただきましたが、実は、請願理由の最初のほうにも書いてありますけれども、アメリカの議会でTPA、要するに大統領に権限を一任するというような条例が可決されそうな雰囲気になったので、急遽出てきたということで、皆さんにまことに御迷惑をおかけいたしました。
また、請願理由の一番最後には、地方自治法第99条に基づいて、政府に意見書をというお願いにつきましては、議会の規則によって間に合わないという状況の中で出してしまいまして、申しわけございません。
十分に御審議いただき、採択いただけるよう、よろしくお願い申し上げます。
○委員長(荒城 彦一)
村田議員、ありがとうございました。
今ほどの話にもありましたように、委員の中にもう1人紹介者に名前を連ねている布施委員がいらっしゃいますが、補足、その他ございますか。
○委員(真貝 維義)
ここじゃだめだよ。もう質疑もできないんだから、向こうに行ったら。答弁だけだよ。ここじゃだめですよ。紹介議員の席に行ってやるんだったら、もう戻ってこれないんだよ。
○議員(村田 幸多朗)
そういうおそれがあったので私が。
○委員長(荒城 彦一)
失礼しました。では、そのまま委員としてそこに残っていてください。
それでは、質疑に入ります。
質疑はありませんか。
丸山委員。
○委員(丸山 敏彦)
余りにも類似した意見書、請願だと、私は退席をして、採決に加わらなかったというのが1回あったんですけども。このTPP、あるいは農業問題に関しては、農協の請願の役割というのは認めるところでありますけれども、この本請願書の最下段ですね。今さらお聞きしてもお答えになれるかどうかわかりませんが、「我われJAグループは、引き続き、国会決議の実現を徹底して求めていくとともに、食と農を基軸に、地域に根差した協同組合として、農業者の所得増大、農業生産の拡大、さらには地域の活性化に向けて、全力で運動を展開します」と書いてあります。
本当に、今、農協はこういう状況にあるのか、実際に真剣にやっておられるかどうかということに、私は非常に疑問を感じているんですよね。この辺はどうなのかというのを紹介議員にお聞きするのも、お答え、あるいはしにくいかもしれませんけれども、私はどうもこの最下段については、実際はこうなっていないなというふうに感じているんですが、紹介議員の御感想などがありましたら、お聞かせください。
○委員長(荒城 彦一)
村田議員。
○議員(村田 幸多朗)
私も全くそのとおりとは申しませんけれども、そういう面があるようには感じております。
また、私は請願者ではありませんので、答える立場にはありませんが、同じ紹介議員であります布施委員は、経営管理委員でもありますので、その点はまた請願者のほうにお伝え願えればというような私の思いであります。
○委員長(荒城 彦一)
真貝委員。
○委員(真貝 維義)
冒頭にありましたように、アメリカではTPAの法案が上院も下院も通ったわけで、いわゆる今回のこの請願の緊急性というのかな、ちょっとタイミング的に違っちゃったかなという気がするんだけれども。
この請願事項というのは、書いてあることを読むと、ここの内容はそれなりに理解しますよ。書いてあること自体は。ただ、意見書を出してほしいというんだから、請願事項の一番最後には、この内容で意見書の提出を求むとかないと、請願の理由と請願事項との整合性というのかな、ちょっと文章の書き方が私は違うかなという気がするんですが。
ただ、願意は、意見書を出してほしいということだよね、99条の規定にのっとって。であるならば、この請願をここで採択するとかしないとかじゃなくて、きちっとした意見書をつけて出していただきたいなと私は思うんですね。で、柏崎市議会として、いわゆる全会一致を目指していくということがいいんじゃないかなと。
この場で、請願が通ったから今度は意見書を出せと言われても、意見書の内容に賛成できる、できないみたいなのが出てきちゃったら、困るわけで。じゃあ、この意見書は誰が考えるのといったら、やっぱり農協さんが考えて出してくるわけでしょう。
だとすれば、今回は、私はこの取り扱いの継続審査というふうな格好にしておくか、何か農協さんのほうからちゃんとした意見書を9月議会に向けて、添えて出していただいて、もう一回この場で協議をするというような格好がベストとは言わんけど、私の考えではベターだなという気がするんですけれども、もしよければ委員長から皆さんに諮っていただきたいと思います。
○委員長(荒城 彦一)
真貝委員からそういう提案がございました。
その前に、村田紹介議員のほうから何かございましたらお願いします。
○議員(村田 幸多朗)
真貝委員がおっしゃるとおりなんですけども、確認しました。期限が過ぎて、請願だけしか提出できないんだけれども、どういたしましょうかと確認したところ、ぜひとも今の請願だけでも通していただきたい。意見書については、一緒に来ていたわけですけれども、それについては、例えば9月ではなくても、議会の開かれる場面があれば、提出をさせていただきたいというようなことだったということですので、私の立場としては、とりあえずは請願だけでも通していただきたい。
○委員長(荒城 彦一)
そういうことでございますが、ではお諮りいたします。
委員の皆様、いかがでしょうか。
飯塚委員。
○委員(飯塚 寿之)
議事進行について。
真貝委員がおっしゃることはわかりましたけれども、継続審査の動議ということでの位置づけであれば、討論の中で継続審査の動議は図られるべきなんじゃないですか。今ここで真貝委員の御発言を諮ることじゃない。
○委員長(荒城 彦一)
真貝委員。
○委員(真貝 維義)
私とすれば、先ほど申しましたように、いわゆる請願理由の中に、意見書についてこの内容を書いてほしいんだろうなと、内容なんだろうなということは推測できますが、いわゆる請願者の願意がきちっと理解できる意見書を添えていただいたほうが、この請願者が言っている意見書を出していただきたいと、国に上げてほしいという意見書をつけていただいて審査をしたほうが、より私たちとしては議論が深まるし、柏崎市議会として、できればこういう問題は全会一致にすべきことだろうと思いますので、私は。今ここで請願は賛成したけれども、実際に意見書が出てきた中身を見たら、ちょっとこれは賛成できないというようなことだってあるかもしれないので、そういったことにならないように、議会としての意思を表示するわけですから、そういう意見内容をきちんとつけたものを。村田紹介議員のほうから話がありましたが、早い時期に随時会議があるんだけども、その随時会議でも諮りたいんだけどということであれば、そのように諮っていただきたいということを、逆に言えば請願者のほうも、議会に対して働きかけていただいて、具体的なものを出していただきたいというふうに思います。
○委員長(荒城 彦一)
委員長として、動議として扱わなくて、今、皆さんにお諮りしたわけですが、その意味は、確かに
飯塚委員がおっしゃるように、これを継続審査にするというのであれば、動議として取り上げて、そして皆様の判断をということになるわけですけれども、その前に、紹介議員の村田議員のほうから、何とかという話が、今、説明があったとおりです。
もう一つは、意見書の締め切りが過ぎておりました。それが大きな理由ですから、意見書が出せませんでしたという理由もあります。
ですから、動議ということではなくて、それに関する意見を皆様から出していただいた上で、この結論を出していったほうがいいのかなという考え方からお諮りしたわけですので、それに関していかがでしょうか。
飯塚委員。
○委員(飯塚 寿之)
議事進行ですが。それはそれでわかりましたので、説明は説明で区切って、議員間の討議をすればいいんじゃないですか。
○委員長(荒城 彦一)
わかりました。
じゃあそのような御意見ですが、いかがでしょうか。
(異議なし)
○委員長(荒城 彦一)
じゃあ、そのように取り扱いさせていただきます。
村田議員、ありがとうございました。
○議員(村田 幸多朗)
よろしくお願いします。
○委員長(荒城 彦一)
それでは、質疑を終結いたします。
議員間討議に入りたいと思います。
佐藤委員。
○委員(佐藤 和典)
私も、TPP自体については賛成する立場であります。ただ、この請願内容を見てみますと、要するに今まで政府との交渉過程の中で、約束については守ってくださいということで、そこは理解するんですけども、先ほどの説明にもあったとおり、TPA法案が今、可決するということで、非常に今状況が変わっている中で、やっぱりこの請願自体はわかるんだけれども、意見書の内容がどう転ぶかわからない中で、私の立場としても、請願についてはここで賛成せざるを得ないということですので、きちっとした意見書の内容を見て判断したいというのが私の考えです。
○委員長(荒城 彦一)
ほかにございませんか。
丸山委員。
○委員(丸山 敏彦)
願意はほぼ妥当だと思いますけども、今おっしゃるように、不当とまでは言えないけども不備な部分があると、状況も変わったというようなことであれば、やっぱり意見書を出していただくということを前提に、この願意だというふうに私は認めてもいいかなとは思いますが。ただし、意見書を、きちんとしたものを出していただくということを前提にしてです。
○委員長(荒城 彦一)
ほかにございませんか。
真貝委員。
○委員(真貝 維義)
今、
丸山委員さんのお話は、意見書を出してもらうことを前提に、この請願を認めてもいいんじゃないかということでよろしいんでしょうかね。
○委員長(荒城 彦一)
丸山委員。
○委員(丸山 敏彦)
そういう意味で申し上げました。
○委員長(荒城 彦一)
真貝委員。
○委員(真貝 維義)
私も
佐藤委員と近い意見なんですが、まだ今言うように、意見書の中身というのが見えてこない。ひょっとしたら、今、
佐藤委員が言うように、若干この今の言っていることとは状況が変わって、違ったものがつけ加えられたりとかしてくるかもしれない。
そういった中で、意見書の内容までわからないうちに意見書を通すんだという請願を、ここで認めるというのは、ちょっと拙速かなという私は思いがするところです。
○委員長(荒城 彦一)
ほかにございませんか。
飯塚委員。
○委員(飯塚 寿之)
それもありますけど、本来意見書が議員発案で出てくることは妥当だと思いますけれども、時期的な問題もあってそれができなかった。それは請願元にはお返ししてあるわけでありますが、この時期にこの請願をどうしても通したい、通してほしいということであります。願意は、私は妥当だと思っております。
○委員長(荒城 彦一)
ほかにございませんか。
真貝委員。
○委員(真貝 維義)
願意はわからんでもない。ただ、これを読めば、それこそこの文面どおり理解すれば、「政府に意見書を提出いただき」、意見書を出せと言っているんです、もう。ここに書いてある。だから、この意見書を出しなさいというふうに、これは今度は議会で出せということですよね。
○委員(飯塚 寿之)
そうです。
○委員(真貝 維義)
そういうことですね、議会で出せと言っている。
○委員(飯塚 寿之)
そうです。議員発案だから。
○委員(真貝 維義)
議員発案で出せと書いてある。それを、じゃあいつ出せとは書いていないから、そうすると、議会の中で誰が起案をして、どの場所で議論をしてやるのかという、そういった問題が出てくるということを考えれば、私は先ほど言いましたように、この請願者のほうから意見書を出していただいたほうがいいのではないかという思いがあります。この文面だけ読めば、これは議会がもう出さなきゃいけない。私はそう理解しています。
○委員長(荒城 彦一)
副委員長。
○委員(笠原 晴彦)
本当のところはセットで来ていたわけですから、参考までに案みたいな形で提出いただくということは。意見書を出すんじゃないですけど、文面が見たいということであれば、そういうのを案ということで、今確認することはできませんか。
○委員(真貝 維義)
質疑を打ち切ったわけでしょう。
○委員長(荒城 彦一)
セットで来ていないので、確認することはできません。
副委員長。
○委員(笠原 晴彦)
このことは農協ばっかりじゃなくて、地域の生活に関することもいっぱいありますし、さまざまな問題を抱えていることですので、請願だけでもここで通してあげたほうが、私はいいような気がいたします。
○委員長(荒城 彦一)
ほかにございませんか。
(な し)
○委員長(荒城 彦一)
それでは、討論に入ります。
討論はございませんか。
真貝委員。
○委員(真貝 維義)
本来こういう形というのは、非常にイレギュラーだと思うんですよね。非常にイレギュラーで、なおかつこれは柏崎市議会だけの問題じゃなくて、新潟県だけじゃなく全国的な問題なわけですから、ある意味ではちゃんと歩調をそろえられるような格好で出していただきたいというふうに、請願者の立場から言えば、出していただけるんなら、そういうふうに出していただけるんだろうなというふうに私は思います。
先ほども言いましたけれども、それなりに願意はわかると。だけれども、こういう形で逆に言うと、いわゆる請願者にきちっとした意見書を出してもらうんだということを担保するみたいな議決の仕方というのは、本来ちょっと難しいんだろうと思うんですよね。だから、請願を議決するんならば議決して、じゃあ次の段階はどうするかというのは、また考えなきゃいかんことだと。本来であれば、この文面どおりいけば、さっき私が言ったように、議会として意見書を考えなきゃいけない。
ただ、そうでなくて、これはここで議決をした後、正副委員長なりが、また紹介議員を通じて、請願者のほうにきちっと意見書を出してほしいというようなことをしてもらうということですよね。そういう手順を踏んでいただくということが、それなりにお互いに暗黙の了解ができるんであれば、私は請願の願意を認めてもいいかなとは思いますけれども、本来こういうことはやるべき議決の仕方ではないということだけ申し上げて、採決をしていただきたい。
○委員長(荒城 彦一)
委員長側からちょっと発言させていただきます。
討論に入りますと申し上げましたが、討論に入る前に、今、真貝委員からのお話もありましたように、それを踏まえて、1回委員会をここで休憩にします。
1 休 憩 午前11時58分
1 再 開 午後 0時04分
○委員長(荒城 彦一)
それでは、会議を再開いたします。
討論をお願いいたします。
真貝委員。
○委員(真貝 維義)
この
TPP交渉に関する請願でありますが、この請願理由、そしてまた請願事項等も、それなりに請願者の願意は理解したところであります。
ただ、この請願の理由の一番最後には、「地方自治法99条の規定に基づいて、政府に意見書を提出してください。」こうなると、柏崎市議会で意見書を出すわけですが、いわゆる本来の請願者の願意を踏まえた意見書を出すとするならば、改めて請願者のほうから意見書を出していただくということを、前提としてということは余り今までもないことですけれども、そういったことを要望して、賛成をするということであります。
以上、賛成討論といたします。
○委員長(荒城 彦一)
ほかにございませんか。
(な し)
○委員長(荒城 彦一)
それでは、討論を終わります。
採決します。
本件は、採択すべきものと決するに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○委員長(荒城 彦一)
賛成総員です。それでは、本件は採択すべきものと決しました。
以上で、本委員会に付託された事件は全て終了いたしました。
委員長報告についてでありますが、報告案の作成については、正副委員長に一任いただきたいと思います。これに御異議ございませんか。
(異議なし)
○委員長(荒城 彦一)
御異議ありませんので、正副委員長に一任させていただきます。
本日の委員会は、これにて散会いたします。
1 散 会 午後 0時09分
委員会条例第30条第1項の規定によりここに署名する