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令和 3年第 1回定例会(第1号 3月 2日)

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  1. 三条市議会 2021-03-02
    令和 3年第 1回定例会(第1号 3月 2日)


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    令和 3年第 1回定例会(第1号 3月 2日) 令和3年(2021年)三条市議会第1回定例会会議録(第1日目) 令和3年3月2日(火曜日)     令和3年3月2日 午後1時30分開議  第1.  会議録署名議員の指名  第2.  会期の決定  第3.  報   告  第4.  議第10号 農業委員会委員の任命について  第5.  議第1号から議第9号、議第11号から議第32号       報第1号から報第4号      以上35件一括上程 ――――――――――――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件  日程第1.    会議録署名議員の指名  日程第2.    会期の決定
     日程第3.    報   告  日程第4.    議第10号 農業委員会委員の任命について  日程第5.    議第1号 令和3年度三条市一般会計予算    議第2号 令和3年度三条市国民健康保険事業特別会計予算    議第3号 令和3年度三条市後期高齢者医療特別会計予算    議第4号 令和3年度三条市介護保険事業特別会計予算    議第5号 令和3年度三条市勤労者福祉共済事業特別会計予算    議第6号 令和3年度三条市水道事業会計予算    議第7号 令和3年度三条市下水道事業会計予算    議第8号 令和2年度三条市一般会計補正予算    議第9号 令和2年度三条市介護保険事業特別会計補正予算    議第11号 公立大学法人三条市立大学が徴収する料金の上限の認可について    議第12号 公立大学法人三条市立大学中期目標について    議第13号 辺地総合整備計画の策定について    議第14号 三条市看護職員奨学金貸与条例の制定について    議第15号 三条市地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展基盤強化に関す         る法律に基づく緑地面積率等に関する準則を定める条例の制定について    議第16号 公立大学法人三条市立大学に係る重要な財産を定める条例の制定につい         て    議第17号 三条市行政組織条例の一部改正について    議第18号 三条市情報公開条例等の一部改正について    議第19号 三条市公平委員会の委員の服務の宣誓に関する条例等の一部改正につい         て    議第20号 三条市公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正について    議第21号 三条市手数料条例の一部改正について    議第22号 三条市児童クラブ条例の一部改正について    議第23号 三条市子ども医療費助成条例の一部改正について    議第24号 三条市国民健康保険条例の一部改正について    議第25号 三条市介護保険条例の一部改正について    議第26号 三条市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基         準等を定める条例等の一部改正について    議第27号 三条市道路占用料条例の一部改正について    議第28号 三条市奨学金貸与条例の一部改正について    議第29号 三条市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正に         ついて    議第30号 市道路線の認定及び変更について    議第31号 長岡市及び三条市における公の施設の相互利用に関する協定の一部変更         について    議第32号 三条市、燕市、加茂市、田上町及び弥彦村並びに新潟県三条・燕総合グ         ラウンド施設組合における公の施設の相互利用に関する協定の一部変更         について    報第1号 専決処分報告について(令和2年度三条市一般会計補正予算)    報第2号 専決処分報告について(令和2年度三条市一般会計補正予算)    報第3号 専決処分報告について(令和2年度三条市一般会計補正予算)    報第4号 専決処分報告について(令和2年度三条市一般会計補正予算) ――――――――――――――――――――――――――――― 出席議員 20名        1番  長 橋 一 弘 君        2番  坂 井 良 永 君        3番  藤 家 貴 之 君        4番  岡 本 康 佑 君        5番  馬 場 博 文 君        6番  白 鳥   賢 君        8番  酒 井   健 君        9番  小 林   誠 君       10番  西 沢 慶 一 君       11番  野 嵜 久 雄 君       12番  森 山   昭 君       13番  岡 田 竜 一 君       14番  山 田 富 義 君       15番  笹 川 信 子 君       16番  野 崎 正 志 君       17番  武 石 栄 二 君       18番  阿 部 銀次郎 君       19番  佐 藤 和 雄 君       21番  横 山 一 雄 君       22番  西 川 重 則 君 ――――――――――――――――――――――――――――― 欠席議員  2名        7番  内 山 信 一 君       20番  久 住 久 俊 君 ――――――――――――――――――――――――――――― 説明のための出席者    市  長     滝 沢   亮 君    副市長     若 山   裕 君    教育長      長谷川 正 二 君    総務部長会計管理者                                  笹 川 浩 志 君    市民部長     藤 井   勲 君    福祉保健部長  近 藤 晴 美 君    経済部長     渡 辺 一 美 君    建設部長    遠 藤 正 士 君    行政課長選挙管理委員会事務局長      教育部長    栗 林 明 子 君             小 林 和 幸 君    消防長      升 岡 謙 治 君 ――――――――――――――――――――――――――――― 会議事務に従事した議会事務局職員    事務局長     栗 山 貴 行 君    次長      吉 田 賢 幸 君    議事調査係長   西 澤 敬 太 君    主任      目 黒 正 人 君 ―――――――――*=*=*=*=*=*―――――――――       午後1時30分 開会及び開議 ○議長(佐藤和雄君) ただいまから令和3年三条市議会第1回定例会を開会いたします。  ただいまの出席は20名であります。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(佐藤和雄君) これより本日の会議を開きます。  議事日程を報告いたします。  本日の議事は、お手元に配付いたしました議事日程第1号によって行います。  直ちに議事に入ります。 ―――――――――*=*=*=*=*=*――――――――― ◎日程第1.  会議録署名議員の指名 ○議長(佐藤和雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、    4番  岡 本 康 佑さん    12番  森 山   昭さん    21番  横 山 一 雄さん  を指名いたします。 ―――――――――*=*=*=*=*=*――――――――― ◎日程第2.  会期の決定 ○議長(佐藤和雄君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から来る3月23日までの22日間としたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(佐藤和雄君) 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日から来る3月23日までの22日間と決定いたしました。 ―――――――――*=*=*=*=*=*――――――――― ◎日程第3.  報  告 ○議長(佐藤和雄君) 日程第3、報告。  報告の最初は、監査報告についてであります。監査委員から各会計11月分、12月分及び1月分の例月出納検査の結果の報告、会計課、議会事務局農業委員会事務局消防本部及び消防署に関わる定期監査の結果の報告並びに公の施設の指定管理者監査の結果の報告がありました。よって、それぞれの写しをお手元に配付いたしました。  次は、お手元に配付済みのとおり、議会の委任による専決処分の報告の提出がありましたので、報告いたします。  最後は、議長会についてであります。去る1月27日、五泉市において令和3年度新潟県市議会議長会春季定期総会が開催される予定でありましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、書面会議により開催されました。会議の内容につきましては、記録の写しをお手元に配付いたしました。  以上で報告を終わります。 ―――――――――*=*=*=*=*=*――――――――― ◎日程第4.  議第10号 農業委員会委員の任命について ○議長(佐藤和雄君) 日程第4、議第10号 農業委員会委員の任命についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。市長。   〔登壇〕 ○市長(滝沢 亮君) ただいま御上程いただきました議第10号 農業委員会委員の任命につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  本市農業委員会の全ての委員の任期が令和3年4月30日をもって満了となることから、本市農業委員会委員に、廣川哲也さん、山倉広さん、野﨑文夫さん、清野秀作さん、田邉稔さん、熊倉睦さん、岡﨑洋一さん、桒原一郎さん、山屋和徳さん、佐藤秀樹さん、坂井浩行さん、佐藤裕雄さん、佐藤一富さん、島影正幸さん、捧幸伸さん、三師満夫さん、小林茂宏さん、田邉敦子さん、馬場良子さんの19人を任命いたしたいので、議会の御同意を求めるものでございます。  なお、それぞれの方の略歴を参考として添付してございますので、よろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(佐藤和雄君) これより質疑を行います。  質疑の通告がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(佐藤和雄君) お諮りいたします。  直ちに採決したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和雄君) 御異議なしと認めます。よって、直ちに採決いたします。  本案につきましては、同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決定いたしました。 ―――――――――*=*=*=*=*=*――――――――― ◎日程第5.  議第1号から議第9号、議第11号から議第32号         報第1号から報第4号        以上35件一括上程 ○議長(佐藤和雄君) 日程第5、議第1号から議第9号、議第11号から議第32号、報第1号から報第4号の以上35件一括議題といたします。  市長の施政方針及び提案理由の説明をお願いいたします。市長。   〔登壇〕 ○市長(滝沢 亮君) 本日から、来年度各会計予算案を御審議いただくに当たり、私の来年度の施政方針を明らかにし、議会をはじめ市民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。  初めに、新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方の御冥福をお祈りいたしますとともに、医療に従事される方をはじめとするこの感染症と闘う全ての方々の御努力に対し、心からの感謝と敬意を表します。  今年度は、新型コロナウイルス感染症が、人々の行動や日々の暮らしに大きな影響を与え、世界を一変させました。  急激な感染拡大は、期せずして、これまでの世界が、人と人との密接なつながりで成り立っていたということを端的に示しましたが、今では、多くの人が他者との接触や移動を気にするようになっています。  そうした気持ちの変化は、私たちの消費行動にも影響を与え、多くの企業にビジネスの見直しを迫る結果となりました。  また、遅々として進まなかった我が国における在宅勤務リモートワークの急速な普及は、大都市への一極集中からの脱却、地方に対する関心の高まりを加速させています。  これらの事象からうかがえるように、このたびの感染症禍は、人々の価値観やライフスタイル、さらには社会の在り方を大きく変革しています。  こうした状況の下で、私たちは、これまでの一連の経験を踏まえつつ、新型コロナウイルス感染症が収束した後の世界を展望していかなければなりません。  そして、新たな時代に適応するために必要な変化を遂げることが、結果として、不確実なこの時代を乗り越えていける、懐の深い、しなやかな社会をつくり上げることにつながっていくと考えるのです。  世界では、既にこれからの社会を見据えた新たな取組が始まっています。私たちも、過去や慣習にとらわれず、それぞれの事象の本質を見極め、新たな時代に臨んでいかなければなりません。  このまちの先人は、様々な困難に直面するたび、あるときは果敢に挑み、あるときはじっと耐え忍びながらも、進むべき未来を描き、そこに向けた歩みを着実に進めてきました。  今、再びその姿勢が求められています。  令和3年度は、私が初めて編成した予算に基づき各般の事業が実施される実質的にも新たな三条市の幕開けとなる1年です。  感染症の影響の長期化によって、市内企業収益悪化やそれに伴う一般財源の減収が見込まれており、新たな施策を展開していくことは容易ではありません。しかし、そうした中にあっても、しっかりと守りながらしっかりと攻める、この考えを、昨年の所信表明でお誓い申し上げたとおり、私自身が、自らの言葉で、自らの行動で示してまいります。  当地域の経済は、初めての緊急事態宣言が出された昨年4月を底に業況判断DIが徐々に持ち直すなど、改善傾向が続いてきましたが、全国規模でのいわゆる「第3波」の襲来や昨年末から続いた市内における感染拡大の影響により深刻な需要の冷え込みが懸念される業種もあるなど、決して楽観できる状況にはありません。  日々の暮らしの最も大切な基盤である「就労の場」を守り抜くため、これまで、国が編成した累次の補正予算を活用し、事業継続等支援補助金などによって市内事業者を支援してまいりました。今後も業況の推移や国の動向などを注視しつつ、市の財政状況等も総合的に勘案しながら、市内事業者事業継続雇用維持に向けた取組を検討してまいります。  また、PCR検査費用助成を継続するとともに、感染防護資材の備蓄に努め、今後の感染拡大に迅速に対応できるよう備えていくほか、関係機関と緊密な連携を図りながら新型コロナウイルスワクチン接種体制を整えてまいります。  他方、少子高齢化人口減少社会にあっても私たちの暮らしを維持していくためには、地域に関わる人を増やしていくことが大切です。  これまでも、地域の住民がそれぞれの立場から各地域の課題解決に取り組み、日々の生活を豊かなものとしてきました。今後もそうした活動を行政としてしっかりと支え、守っていくことで、このまちの持続可能性を確保してまいります。  また、このたびの感染症禍は、多くの方、とりわけ都市部に暮らす方に、地方で暮らす選択肢を改めて意識させる機会にもなりました。この機を捉え、意欲ある地域おこし協力隊員を積極的に採用し、将来的な定住も念頭に置きながら、地域の活性化などに取り組んでまいります。さらに、リモートワークの普及に伴う働き方の多様化は、大都市と地方の関係性を大きく変化させる可能性があります。そこで、従来の地方に移住しようとする個人に対するアプローチだけではなく、それぞれのスタイルで地方との関わり方を模索する個人や企業のニーズをすくい上げていくことで、地域づくりに継続的に関わる関係人口を増やし、地域の暮らしの維持へとつなげてまいります。  昨年3月の一斉臨時休校や一部自治体で要請された保育園への登園自粛の際には、親が孤立し、不安やストレスで余裕を失った結果、子供の行動に気がかりな変化が生じた事例が全国では発生しました。  困難に直面しても、子育て世代が、地域や行政に守られていると安心できる環境を、これまで光を当ててこなかった分野を含め、地道に整えていくことが、結果的に若者がこのまちを選びたくなることにつながります。  出産後の身体的、精神的に不安定な時期に、身近な人からの助けが十分に得られず、うつ状態の中で育児を行っている母親は少なくありません。命をつなぐというすばらしい経験を前向きに捉え、喜びの中で育児と向き合っていけるよう、産後女性の心身のケアや育児のサポートに医療機関と連携して取り組む体制を構築してまいります。  さらに、日常生活を営む上で医療的なケアが必要な子供を保育所で受け入れるための体制を整備するほか、やや配慮を要する発達障がい等のある子供が安心して放課後を過ごせる児童クラブを増設し、個々の事情に寄り添う子育て環境を一歩ずつ着実に整えてまいります。  加えて、子育て世代の負担を軽減し、子供の健やかな育ちを支える子ども医療費助成対象期間を18歳となる年度まで拡充するほか、幼児教育・保育における全ての第3子以降の副食費に対する支援を実施してまいります。  全国での女性の自殺者の増加は、経済や雇用のひずみが直ちに社会的に弱い立場の方に深刻なダメージを与えるという我が国のセーフティーネットの脆弱さをあらわにしました。  この地域にも、様々な事情で苦しんでいる方がいます。  介護、障がい、ひきこもり、生活困窮などの様々な問題が複合化し、解決が困難な状況に陥っている場合も少なくありません。  そうした複雑に絡み合った問題をひもとき、適切な支援につないでいけるよう、地域包括支援センター、障がい、生活困窮、ひきこもりの各相談支援機関の相互の連携を進め、分野の垣根を越えた一体的な相談支援体制を構築してまいります。  また、住み慣れた場所で自分らしい生活を人生の最後まで送っていく基盤である地域包括ケアシステムを安定的に機能させていくためには、その一翼を担う介護に関わる人材の確保やその負担の軽減を図っていくことが欠かせません。  そこで、現在、不足が懸念される、介護サービスの要となるケアマネジャーを確保するため、その処遇の改善を促す三条市独自の処遇改善加算を新設してまいります。また、介護従事者の負担を軽減するため、生活支援を分担する人材の確保に取り組む生活支援コーディネーターを各地域包括支援センターに配置してまいります。  昨年、中央省庁におけるいわゆる「脱判こ」が働き方改革を象徴するテーマの一つとして注目を集めました。押印の廃止は、単に事務の効率化を目指すものではありません。自宅に居ながらにして各種の行政手続を行える、さらなる行政のデジタル化への端緒を開く、感染症禍後の新たな社会像を私たちに問いかけるものです。  この考えの下、市民の利便性を飛躍的に高めるための基盤の一つとして、市役所の電子化を阻む制度や慣習を見直した上、行政文書の作成から保存、廃棄までを一貫して電子的に管理する文書管理システムの整備に取り組むほか、現在政府が普及を推進している電子契約の導入を進めてまいります。  また、さきに述べたとおり、リモートワークが加速度的に社会に浸透しています。こうした変化の渦中にあって、市役所が旧態依然の仕事のやり方に固執するようでは、新たな時代に適応した取組を発想し、実現することはできません。さらに、柔軟な働き方を可能とするリモートワークは、育児や介護など、様々な状況に置かれた働き手に寄り添うものであり、その導入は、若者が選びたくなる働きやすい職場の形成にもつながります。  働き方改革を妨げる障壁を乗り越え、市民生活の質を高める役割を担う市役所と働き手である職員の双方がメリットを享受していくため、その試金石であるリモートワークの導入に率先して取り組んでまいります。  そして、これらの取組を通じ、職員がこれまで以上に丁寧に多くの方々と向き合うことで、市民サービスの向上をはじめとする新たな価値の創出へとつなげてまいります。  令和3年度の当初予算編成に当たっては、感染症の影響により地域経済の先行きが不透明な状況にあっても、中長期的な財政見通しに基づいてこれまで確保してきた財政調整基金を活用し、地域産業の活性化や図書館等複合施設の整備、市立大学の開学を契機としたまちなかのにぎわいの創出に向けた取組のほか、子ども医療費の助成をはじめとする子育て世代への支援などに重点的に予算を配分しました。  その結果、一般会計予算案は、総額を473億8,300万円とし、8.1%の減となりました。  主要な財政指標につきましては、経常収支比率は、今年度決算見込みと比較して、1.4ポイント高い97.3%、実質公債費比率は、0.4ポイント高い16.6%、財政調整基金残高は、約8億円減少し約48億円となるものと見込んでおります。  これらの指標については、感染症の影響もあり、しばらくの間、悪化が続きますが、なお将来にわたって財政調整基金残高20億円程度を確保し、実質公債費比率は18%未満を維持するという当市における財政規律を遵守できるものと見込んでいます。  国民健康保険事業特別会計予算案は、総額を84億3,480万円としました。令和3年度の国保税率については、新型コロナウイルス感染症が被保険者に与える影響を考慮し、国民健康保険事業財政調整基金を活用することで据置きとします。引き続き、生活習慣病の発症及び重症化の予防に重点を置いた保健事業に取り組み、被保険者の健康の維持増進に努めてまいります。  後期高齢者医療特別会計予算案は、総額を11億7,940万円としました。本制度の適正かつ効率的な運営を図るため、広域連合と連携し、高齢者の保健事業介護予防事業の一体的な推進に取り組んでまいります。  介護保険事業特別会計予算案は、総額を104億840万円としました。今後も後期高齢者人口の増加、要介護認定率の上昇に伴い、介護サービスに対する需要の増加や多様化が想定されることから、ケアプランのチェックや実地指導の取組を拡大するなど、適正な介護サービスの提供や介護予防の充実に努めてまいります。  その上で、第8期介護保険事業計画における第1号被保険者の保険料の見直しにつきましては、今後も施設整備によるサービス利用が増加することや新型コロナウイルス感染症の影響による保険料収入の減少に対応するために保険料の上昇が見込まれることから、介護給付費準備基金を活用することで保険料の上昇を抑制し、基準月額保険料の額を第7期と比較して7.6%の引上げとします。  水道事業会計予算案は、収益的支出を20億103万円、資本的支出を7億8,740万1,000円としました。経年管の計画的な更新を図るなど、管路の耐震性の強化や漏水防止対策を進めながら、良質な水道水の安定供給と経営の効率化に努めてまいります。  下水道事業会計予算案は、収益的支出を23億3,546万1,000円、資本的支出を31億3,430万8,000円としました。汚水については、接続率の向上を図るとともに、老朽化した施設の適切な維持管理に努め、雨水については、近年の豪雨を踏まえ、引き続き浸水リスクの軽減に向けた対策に取り組んでまいります。  次に、これまで申し上げてきたもののほか、来年度の主な事業について説明を申し上げます。  まず、総務・文教関連施策です。  現在の奨学金制度について、三条市立大学の開学に合わせ、学生が卒業後もこの地に住み続けていくことを見据え、市外から転入してきた入学生も当初から利用できるよう見直しを行った上で、同大学の学生向けの特別枠を設定してまいります。  災害への備えについては、公助を担う行政の責務を確実に果たせるよう、支援物資の集積拠点から避難所までの物資配送訓練、災害対策本部を設置する三条庁舎の停電対応訓練を実施してまいります。  また、災害対応業務に従事する職員が安心して迅速に参集できるよう、臨時の託児所を市役所内に開設する体制を整えてまいります。  さらに、自助、共助の理念の浸透を意識的、継続的に図っていくため、様々な災害への備えや適切な対応の重要性などを伝える研修会を各地域において実施するほか、楽しみながら防災について学ぶ防災フェスタを引き続き開催してまいります。  加えて、地域防災を担う消防団員の人材確保につなげるため、三条市立大学や三条看護・医療・歯科衛生専門学校と連携して学生消防隊の結成に取り組むほか、災害対応を含む日々の業務の様々な場面における情報共有を効率化するため、市役所の職員間のコミュニケーションにビジネス用チャットツールを導入してまいります。  教育、子育て環境の充実については、教員のICTスキルの向上を図るため、ICT教育推進講師を配置するなど、研修体制の充実を図るとともに、モデルカリキュラムを踏まえた授業実践に取り組むほか、感染症対策により業務量が増加している教員の負担を軽減するため、スクールアシスタントの活動を拡充してまいります。  また、待機児童対策として、年度途中の入所に対応できるよう必要な保育士の前倒し雇用を継続していくほか、潜在保育士を対象とした職場復帰を目的とするサークル活動の充実に注力し、保育人材の確保に努めてまいります。  このほか、令和3年度に開設する認定こども園の運営や保育園の移転改築に対する補助など、民間の保育事業者の取組を引き続き後押ししてまいります。  次に、市民・福祉関連施策です。  まちなかにおける交流の創出については、その拠点ともなる図書館等複合施設の整備を着実に進めるほか、歴史民俗産業資料館の機能の充実、中央公民館の魅力の向上に取り組み、それらを結びつけることで、面的な展開を図ってまいります。  また、このまちに若者を呼び込み、地域のにぎわいの創出につなげていくため、市外からの移住者やまちなかに居住する三条市立大学及び三条看護・医療・歯科衛生専門学校の学生を対象とした賃貸住宅家賃補助制度を新たに創設してまいります。  他方、下田地域の特徴的な歴史遺産である「いしぶみ」「中浦歌舞伎」について、その魅力の発信に取り組み、地域の誇りの醸成につなげていくほか、歴史の道八十里越の国指定史跡への指定を目指し、史跡の活用に向けた整備計画の策定に取り組んでまいります。  このほか、誰もが自分らしく暮らせる社会の実現に向け、男女共同参画などをさらに推進していく方策について検討を行ってまいります。  県央基幹病院の開院を見据えた地域医療体制の充実については、燕市、加茂市、弥彦村と協調し、新たな奨学金制度を設けることによって、新潟県とも連携しながら県央医療圏における看護職員の確保、定着を図ってまいります。  また、地域包括ケアシステムについては、その中核となる医療、介護の情報共有を効率的に実施する「ひめさゆりネット」のさらなる普及を図るとともに、認知症の方の安全を守るため、GPSを活用することで、見守り体制の充実を図ってまいります。  さらに、老朽化が進む公営住宅については、三条市営住宅長寿命化計画に基づく南四日町住宅の耐震工事の推進と併せ、次期計画の策定に向け、生活の質の向上に必要な機能の付加や運営方法等について公民連携も視野に検討を進めてまいります。  最後に、経済・建設関連施策です。  新型コロナウイルス感染症の影響によって大幅に落ち込んだインバウンドを含む観光需要の回復、再拡大を見据え、この地の魅力を生かした他地域との差別化を図る取組を進めるほか、八十里越区間の開通を見据えた南会津地域との広域観光について検討を進めてまいります。
     ものづくり企業の価値を高めるために重視してきた「価格決定力の確保」に向けては、これまでに育成したコト・ミチ人材を活用し、各企業の技術力を基礎とした世界観の展開を支援するほか、それぞれの企業が持つ要素技術を綿密に調整していく「すり合わせ型」のものづくりを、ニッチ分野進出支援事業により引き続き深化させてまいります。  また、地域の企業の仕事量の維持、拡大につなげていくため、地域経済を牽引する役割を期待される中核企業の自らの付加価値を高める取組を、関東経済産業局と連携して支援してまいります。  「燕三条工場の祭典」については、恒常的に燕三条を発信する媒体へと発展させていくため、その世界観に価値を見いだしている方々の興味や関心を深く掘り下げることができる少人数ツアーなどを開催するほか、いつでも見学できる工場の増加に取り組んでまいります。  産業として成り立つ農業の確立に向けては、経営規模の拡大による効率化やコストの削減、水稲と園芸の複合化などに積極的に取り組む意欲ある農業者を後押ししてまいります。  また、地域の景観や環境を保全するため、休耕地、耕作放棄地の利活用について検討を行ってまいります。  保内地区の交流人口の拡大については、植木という特徴的な資源を基軸としつつ、里山や三王山古墳群、庭園の郷保内や熱帯植物園などを有機的に結びつけ、産業観光に関する潜在力を引き出してまいります。  災害に備えた地域の強靱化に向けては、大面川の氾濫対策として進めてきた調整池の整備を完了させるとともに、市内各所における内水被害を軽減するため、新通川・島田川沿線排水路の整備をはじめ、各雨水幹線系統の排水路や調整池の整備に引き続き取り組んでまいります。  また、須頃郷第1号公園については、公募設置管理制度、いわゆるパークPFIを活用した民間活力の導入により、公園利用者の利便性と都市公園の質の向上を図り、広域交流拠点として県央の玄関口にふさわしいにぎわいを生み出す公園を目指してまいります。  以上、来年度の施政方針について申し上げました。  冒頭申し上げたとおり、私たちは、今大きな困難に直面しています。  しかし、凧が空高く舞い上がるのは、風に流されているときではありません。それは、風に向かっているときです。  私たちであれば、きっとこの難局に向き合い、乗り越え、そしてさらなる高みへ至ることができると信じています。  来年度を三条市が、さらには、我が国全体が成長する絶好の機会と捉え、三条市長としての決意を新たに、積極果敢に挑戦し、このまちに関わる全ての皆様と共に「選びたくなるまち」に向けた第一歩を踏み出してまいります。  何とぞ議会の皆様の御理解と御協力をいただき、御決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(佐藤和雄君) 副市長。   〔登壇〕 ○副市長(若山 裕君) それでは、ただいま御上程をいただきました各議案につきまして、初めに議第11号から議第32号まで、次に議第8号及び議第9号、続いて議第1号から議第7号まで、最後に報第1号から報第4号までの順に提案理由の説明を申し上げます。  最初に、議第11号 公立大学法人三条市立大学が徴収する料金の上限の認可について説明いたします。  趣旨及び内容は、地方独立行政法人法の規定に基づき、公立大学法人三条市立大学が業務に関して料金を徴収する場合、あらかじめその上限を定めて、設立団体の長の認可を受ける必要があることから、入学検定料などについて上限を定めさせていただくものでございます。  次に、議第12号 公立大学法人三条市立大学中期目標について説明いたします。  趣旨は、地方独立行政法人法の規定に基づき、公立大学法人三条市立大学が達成すべき業務運営に関する目標を定めるものでございます。  内容は、中期目標の期間、業務の質の向上に関する事項など、法令の規定で定められているもののほか、必要な事項について定めるものでございます。  目標の期間は、令和3年4月1日から令和9年3月31日までの6年間とするものでございます。  次に、議第13号 辺地総合整備計画の策定について説明いたします。  早水地域における公共的施設整備に関する財政上の特別措置を受けるため、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律の規定に基づき、同地域に係る辺地総合整備計画を策定するものでございます。  内容及び事業費は、吉ヶ平自然体感の郷改修事業1,299万2,000円、消防団ポンプ置場建築事業490万円、事業費総額は1,789万2,000円でございます。財源の内訳は、全額を一般財源とし、そのうち1,780万円を辺地対策事業債の予定額とするものでございます。  計画期間は、令和3年度から令和5年度まででございます。  次に、議第14号 三条市看護職員奨学金貸与条例の制定について説明いたします。  制定の趣旨及び内容は、県央医療圏において将来看護職員となることを目的として修学する者に対し奨学金を貸与することにより、看護職員の人材確保及び地域医療の充実に資するため、奨学金を受けるための資格や奨学金の額などを定めた条例を制定するものでございます。  施行期日は、令和3年4月1日でございます。  次に、議第15号 三条市地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展基盤強化に関する法律に基づく緑地面積率等に関する準則を定める条例の制定について説明いたします。  制定の趣旨は、地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展基盤強化に関する法律の規定に基づき、三条市工場立地法に基づく緑地面積率等に関する準則を定める条例により定められた準則に代えて適用すべき準則を定めるため、本条例を制定するものでございます。  制定の内容は、条例を適用する区域を工業専用地域とし、当該区域における緑地面積率及び環境施設面積率をそれぞれ100分の1以上と定めるものでございます。  施行期日は、公布の日でございます。  次に、議第16号 公立大学法人三条市立大学に係る重要な財産を定める条例の制定について説明いたします。  制定の趣旨は、地方独立行政法人法の規定に基づき、公立大学法人三条市立大学に係る重要な財産を定めるため、本条例を制定するものでございます。  制定の主な内容は、1点目として、地方独立行政法人法第6条第4項の規定により、三条市の出資または支出に係る法人の財産のうち、それが業務上不要となった場合に本市に納付しなければならない重要な財産を、帳簿価格が50万円以上のもの、その他市長が定める財産とすることを定めるものでございます。  2点目として、地方独立行政法人法第44条第1項の規定により、法人が譲渡し、または担保に供しようとする場合に市長の認可を受けなければならない重要な財産を、予定価格が2,000万円以上の不動産もしくは動産または不動産の信託の受益権とすることを定めるものでございます。  施行期日は、令和3年4月1日とするものでございます。  次に、議第17号 三条市行政組織条例の一部改正について説明いたします。  改正の趣旨及び内容は、高等教育機関の設置または誘致に関する事務が完了することから、総務部の事務分掌から高等教育機関の設置または誘致に関することを削るものでございます。  施行期日は、令和3年4月1日でございます。  次に、議第18号 三条市情報公開条例等の一部改正について説明いたします。  改正する条例は、三条市情報公開条例、三条市個人情報保護条例の2件でございます。  改正の趣旨及び内容は、三条市情報公開条例及び三条市個人情報保護条例における実施機関に市が設立した地方独立行政法人である公立大学法人三条市立大学を追加することから、必要な改正を行うものでございます。  施行期日は、令和3年4月1日でございます。  次に、議第19号 三条市公平委員会の委員の服務の宣誓に関する条例等の一部改正について説明いたします。  改正する条例は、三条市公平委員会の委員の服務の宣誓に関する条例、三条市固定資産評価審査委員会条例、三条市職員の服務の宣誓に関する条例、三条市森林等における火入れに関する条例の4件でございます。  改正の趣旨は、国等の動向を踏まえ、押印を求める手続の見直しを行うことから、必要な改正を行うものでございます。  改正の内容は、三条市公平委員会の委員の服務の宣誓に関する条例、三条市職員の服務の宣誓に関する条例及び三条市森林等における火入れに関する条例の3件については、それぞれの様式から押印欄を削るものでございます。  三条市固定資産評価審査委員会条例については、審査申請書に申請者の押印を求める規定を削るほか、押印を不要とする規定に改めるものでございます。  施行期日は、公布の日でございます。  次に、議第20号 三条市公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正について説明いたします。  改正の趣旨及び内容は、公立大学法人三条市立大学の成立に伴い同法人への職員派遣を行うこと、また、公益財団法人燕三条地場産業振興センターへの職員派遣をやめることから、職員を派遣できる団体について、公立大学法人三条市立大学を加え、公益財団法人燕三条地場産業振興センターを削るものでございます。  施行期日は、令和3年4月1日でございます。  次に、議第21号 三条市手数料条例の一部改正について説明いたします。  改正の趣旨は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部改正に伴い、建築物エネルギー消費性能適合性判定に係る事務が見直されたことなどから、当該事務に係る手数料について、必要な改正を行うものでございます。  改正の内容は、1点目として、建築物エネルギー消費性能向上計画の認定の申請に係る建築物以外の他の建築物に関する建築物エネルギー消費性能確保計画に係る建築物エネルギー消費性能適合性判定に係る手数料を定めるものでございます。  2点目として、他の建築物に関する変更後の建築物エネルギー消費性能確保計画に係る建築物エネルギー消費性能適合性判定に係る手数料を定めるものでございます。  3点目として、他の建築物以外に関する建築物エネルギー消費性能確保計画に係る建築物エネルギー消費性能適合性判定等に係る手数料の床面積の区分をこれまで300平方メートル以上2,000平方メートル未満としていたものを、300平方メートル以上1,000平方メートル未満と1,000平方メートル以上2,000平方メートル未満に細分化し、手数料を定め直すものでございます。  施行期日は、令和3年4月1日でございます。  次に、議第22号 三条市児童クラブ条例の一部改正について説明いたします。  改正の趣旨は、子育て支援の充実を図るため、三条市さんさん児童クラブにおいて、発達障がい等のある児童を受け入れる場を増設することから、必要な改正を行うものでございます。  改正の内容は、児童クラブの名称及び位置を定める表の三条市さんさん児童クラブの位置に三条市島田二丁目18番43号を加えるものでございます。  施行期日は、令和3年4月1日でございます。  次に、議第23号 三条市子ども医療費助成条例の一部改正について説明いたします。  改正の趣旨及び内容は、子育て家庭の経済的負担の軽減を図るため、子ども医療費助成対象期間を拡大することから、助成対象期間を、子供の出生の日から満15歳に達する日以後の最初の3月末までとしていたものを、満18歳に達する日以後の最初の3月末までとするものでございます。  施行期日は、令和3年8月1日でございます。  次に、議第24号 三条市国民健康保険条例の一部改正について説明いたします。  改正の趣旨及び内容は、新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改正に伴い、新型コロナウイルス感染症に係る規定の整備が行われたことから、引用する規定の整理を行うものでございます。  施行期日は、公布の日でございます。  次に、議第25号 三条市介護保険条例の一部改正について説明いたします。  改正の趣旨は、第8期介護保険事業計画の実施に伴い、令和3年度から令和5年度までの65歳以上の第1号被保険者の介護保険料率の額の改定を行うことなどから、必要な改正を行うものでございます。  改正の内容は、1点目として、介護保険法施行規則の一部改正に伴い、国の所得段階別の基準所得金額の見直しにより、第7段階及び第8段階を区分する合計所得金額を改めるとともに、3年ごとに見直す所得段階ごとの保険料率の額を改めるものでございます。  2点目として、介護保険法施行令の一部改正に伴い、平成30年度税制改正における個人所得課税に係る基礎控除の見直し及び令和2年度税制改正における低未利用土地の長期譲渡所得に係る特別控除の新設により関係規定の整備を行うものでございます。  施行期日は、令和3年4月1日でございます。  次に、議第26号 三条市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例等の一部改正について説明いたします。  改正する条例は、三条市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例、三条市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例、三条市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例、三条市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の4件でございます。  改正の趣旨は、国の指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等が見直されたことから、本市においてもこれに準じるため、必要な改正を行うものでございます。  改正の主な内容は、1点目として、高齢者虐待防止を推進するための取組を義務づけること。  2点目として、介護サービスの提供に当たり、介護保険等関連情報その他必要な情報を活用し、適切かつ有効に行うよう努めること。  3点目として、適切なハラスメント対策を義務づけること。  4点目として、感染症や災害が発生した場合において、必要な介護サービスが継続的に提供できる体制の構築を求めるため、業務継続に向けた計画等の策定を義務づけること。  5点目として、感染症の発生及び蔓延等の防止に関する取組を義務づけること。  6点目として、会議等について、テレビ電話等を活用した実施を認めることなどでございます。  施行期日は、令和3年4月1日でございます。  次に、議第27号 三条市道路占用料条例の一部改正について説明いたします。  改正の趣旨は、地価水準等を勘案して国が管理する国道に係る占用料が改定されたことを踏まえ、県が管理する国道及び県道に係る占用料の見直しが行われたことから、本市においてもこれに準じるため、必要な改正を行うものでございます。  改正の内容といたしましては、占用物件に応じて占用料を改めるものでございます。  施行期日は、令和3年4月1日でございます。  次に、議第28号 三条市奨学金貸与条例の一部改正について説明いたします。  改正の趣旨及び内容は、三条市立大学の開学に伴い、奨学金の対象者を拡充することから、奨学金の貸与等を受けることのできる者に、市内に居住する三条市立大学の学生を加えるものでございます。  施行期日は、令和3年4月1日でございます。  次に、議第29号 三条市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正について説明いたします。  改正の趣旨及び内容は、消防団を中核とした地域防災力の充実強化を図るため、市内に通学する者を消防団員に任用できるよう消防団員の要件を改めるものなどでございます。  施行期日は、令和3年4月1日でございます。  次に、議第30号 市道路線の認定及び変更について説明いたします。  今回お願い申し上げます認定路線については、一覧表のとおり、5路線、延長1,587.5メートルでございます。変更路線は、一覧表のとおり、1路線、232.0メートルの増加でございます。  路線の状況等については、添付図を御参照いただきたいと存じます。  次に、議第31号 長岡市及び三条市における公の施設の相互利用に関する協定の一部変更について説明いたします。
     本件は、平成29年3月30日に長岡市と三条市の間に締結した公の施設の相互利用に関する協定において、相互利用の対象施設から長岡市営中之島テニス場を削除するものでございます。  施行期日は、令和3年4月1日とするものでございます。  次に、議第32号 三条市、燕市、加茂市、田上町及び弥彦村並びに新潟県三条・燕総合グラウンド施設組合における公の施設の相互利用に関する協定の一部変更について説明いたします。  本件は、令和元年12月20日に燕市、加茂市、田上町及び弥彦村並びに新潟県三条・燕総合グラウンド施設組合と三条市との間に締結した公の施設の相互利用に関する協定において、加茂市の対象施設から加茂市市民プール及び加茂市七谷庭球場を削除するとともに、田上町の対象施設に田上町地域学習センターを追加するものでございます。  施行期日は、令和3年4月1日とするものでございます。  次に、議第8号 令和2年度三条市一般会計補正予算について説明いたします。  第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ14億9,574万4,000円を追加し、補正後の予算の総額を675億7,333万7,000円とさせていただくものでございます。  第1表の歳入歳出予算補正につきまして、歳出から説明いたしますので、2ページをお願いいたします。2款総務費、補正額5億2,152万8,000円は、職員の普通退職に伴う退職手当の増額、新型コロナウイルス感染症対策寄附金の基金への積立て、ふるさと三条応援寄附金及び三条市立大学運営寄附金の財政調整基金への積立てのほか、寄附金を受け、交通安全啓発用品を購入するものでございます。また、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける県内高速バスの運行継続のため、県と高速バス沿線市とで運行支援に係る費用を負担するものでございます。  3款民生費、補正額8,730万4,000円は、寄附金を受け、社会福祉基金に積立てを行うほか、令和元年度の生活保護費負担金等、国及び県からの交付金の額の確定に伴い、それぞれ償還金を措置するものでございます。  4款衛生費、補正額239万7,000円は、寄附金を受け、庁舎に設置するAEDを購入するほか、令和元年度の子ども・子育て支援交付金等、国及び県からの交付金の額の確定に伴い、それぞれ償還金を措置するものでございます。  6款農林水産業費、補正額2,893万6,000円は、県が国の補正予算を活用して排水路整備事業及び信濃川右岸の県営かんがい排水事業の進捗を図ることに伴い、負担金を増額するものでございます。  8款土木費、補正額8億2,550万円は、国の補正予算による交付金を活用し、栄スマートインター連結路上り線などの道路改良事業や消雪施設整備事業、中浦橋等の橋梁維持事業のほか、しらさぎ森林公園の遊具の入替え等を行うものでございます。  10款教育費、補正額3,007万9,000円は、国の補正予算による補助金を活用し、非接触型体温計等の感染拡大防止に必要な物資やICT教育等で活用するプロジェクタ用のスクリーンを購入するほか、1月7日の暴風雪により破損した嵐南小学校、第一中学校のグラウンド防砂ネットの修繕を行うものでございます。  次に、歳入について説明いたしますので、1ページをお願いいたします。15款国庫支出金、補正額4億5,463万5,000円、18款寄附金、補正額4億5,876万5,000円は、それぞれ歳出の説明内容に伴うものでございます。  19款繰入金、補正額1,075万4,000円の減は、財政調整基金繰入金でございます。  22款市債、補正額5億9,309万8,000円は、後ほど第4表、地方債補正で説明をさせていただきますので、3、4ページをお願いいたします。  第2表、繰越明許費補正、1、追加は、歳入歳出予算補正で説明いたしました国の補正予算に伴う事業のほか、年度内に事業が完了しない見込みのものについて、22件、22億2,564万4,000円をお願いするものでございます。  5ページをお願いいたします。第3表、債務負担行為補正、1、追加、番号1は、県央土地開発公社が行う住宅団地造成事業資金の借入れに係る債務保証でございまして、現在の借入れから分譲済みの土地代金を減じて今年度末に借換えを行うため、期間を令和3年度、限度額を4億5,922万5,000円とするものでございます。  6ページをお願いいたします。第4表、地方債補正、1、追加、減収補填債は、新型コロナウイルス感染症の影響による市たばこ税、地方消費税交付金等の減収に対して措置されるものでございまして、限度額は1億7,989万8,000円でございます。  2、変更、県事業費負担金費、補正後限度額8,450万円、2,890万円の増は、排水路整備事業等に係る県事業費負担金の増額に充てるもの、市道整備事業費、補正後限度額11億10万円、3億5,140万円の増は、栄スマートインター連結路上り線などの道路改良事業や消雪施設整備事業のほか、中浦橋等の橋梁維持事業に充てるもの、都市計画事業費、補正後限度額1億830万円、3,290万円の増は、しらさぎ森林公園の遊具の入替え等に充てるものでございまして、それぞれ歳入歳出予算補正で説明いたしました国の補正予算に伴うものでございます。  次に、議第9号 令和2年度三条市介護保険事業特別会計補正予算について説明いたします。  第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ129万8,000円を追加し、補正後の予算の総額を104億3,500万4,000円とさせていただくものでございます。  第1表の歳入歳出予算補正につきまして、歳出から説明いたしますので、2ページをお願いいたします。2款保険給付費、補正額408万円の減及び4款地域支援事業費、補正額408万円の増は、サービス利用者の増加などに伴い、地域支援事業費の介護予防生活支援サービス事業費を増額するとともに、不用額が見込まれる保険給付費の居宅介護サービス給付費の減額を行うものでございます。  7款諸支出金、補正額129万8,000円は、国の補助金を受けて行う新型コロナウイルス感染症の影響による介護保険料の減免等の増が見込まれることから、収納済みの保険料に係る還付金を増額するものでございます。  次に、歳入について説明いたしますので、1ページをお願いいたします。1款保険料945万2,000円の減は、感染症の影響による介護保険料の減免の増に伴うものでございます。  3款国庫支出金1,075万円は、感染症の影響による介護保険料の減免等に伴うもののほか、地域支援事業費の増及び保険給付費の減に伴う財源更正をお願いするものでございます。  4款支払基金交付金、5款県支出金、7款繰入金は、それぞれ地域支援事業費の増及び保険給付金の減に伴う財源更正をお願いするものでございます。  次に、令和3年度各会計予算について、予算書により説明いたします。  予算書の1ページをお願いいたします。議第1号 令和3年度三条市一般会計予算でございます。第1条で歳入歳出予算の総額を473億8,300万円と定め、第2条で債務負担行為を、第3条で地方債をそれぞれ定め、第4条で一時借入金の最高額を150億円とし、第5条で歳出予算の流用について定めるものでございます。  2ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算について、歳入から説明いたします。  なお、令和3年度の各予算案の大綱と主要施策等につきましては、先ほど市長が令和3年度施政方針で述べられたところでありますので、説明は要点のみとさせていただきます。  1款市税、予算額118億6,575万2,000円でございます。新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、前年度と比べ個人市民税は11.3%の減、法人市民税は19.2%の減と見込んでおります。また、固定資産税は土地の下落傾向や評価替えにより2.2%の減とし、市税全体としては6.7%の減となるものでございます。  2款地方譲与税、予算額3億7,300万円から9款環境性能割交付金2,200万円までの各種譲与税、交付金は、地方財政対策などを踏まえ計上したものでございます。  3ページをお願いいたします。10款地方特例交付金、予算額1億2,640万円は、感染症の拡大防止のための措置に起因して事業収入が減少した中小事業者等の固定資産税等の軽減措置に係る減収分を補填する交付金を4,000万円見込み、46.6%の増としたところでございます。  11款地方交付税、予算額98億5,000万円、前年度と比べ2.1%の増でございます。内訳といたしましては、普通交付税が87億円、特別交付税が11億5,000万円でございます。普通交付税につきましては、感染症の影響による市税収入の減や三条市立大学の運営経費などにより、前年度と比べ2.4%の増としたところでございます。  15款国庫支出金、予算額66億4,379万4,000円、主なものといたしましては社会資本整備総合交付金や子どものための教育・保育給付費負担金、児童手当負担金のほか、新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金などでございます。  16款県支出金、予算額28億1,784万8,000円、主なものといたしましては子どものための教育・保育給付費負担金や国民健康保険及び後期高齢者医療に係る保険基盤安定負担金、障がい者自立支援給付費負担金などでございます。  4ページをお願いいたします。19款繰入金、予算額36億9,170万1,000円、財政調整基金繰入金のほか、理科教育振興基金繰入金などでございます。  22款市債、予算額72億4,060万円、主なものといたしましては図書館等複合施設建設事業費充当債や市道整備事業費充当債のほか、借換債、臨時財政対策債などでございます。  5ページをお願いいたします。歳出でございます。1款議会費、予算額2億5,149万7,000円、市議会の活動、運営に係る経費でございます。  2款総務費、予算額45億4,610万6,000円、4月に開学する三条市立大学の運営費を交付するほか、賃貸住宅の家賃補助を創設し、移住、定住や学生のまちなか居住を促進するなど、地域の活性化に取り組んでまいります。また、文書を電子的に管理する文書管理システムの導入など、行政のデジタル化を進めてまいります。  3款民生費、予算額137億4,941万7,000円、幼児教育・保育における第3子以降の副食費の免除や医療的なケアを必要とする子供の受入体制の整備などの子育て環境の充実をはじめ、障がい者、高齢者などの福祉各分野における施策の充実を図ってまいります。  4款衛生費、予算額35億5,495万7,000円、新型コロナウイルスに係るワクチン接種やPCR検査費用の助成など、感染症の拡大防止に取り組むとともに、産後ケア事業の実施、子どもの医療費助成の拡充などの子育て支援やごみの減量化、空き家対策などの生活環境の保全にも取り組んでまいります。  5款労働費、予算額1億7,941万円、勤労青少年ホームの維持管理のほか、若年層の就労支援などに取り組んでまいります。  6款農林水産業費、予算額8億7,763万3,000円、下田地域における自然と調和した農業の推進や地産地消の推進のほか、担い手の確保などの経営基盤の強化や生産基盤の整備・保全に取り組むとともに、休耕地や耕作放棄地の利活用を検討してまいります。  7款商工費、予算額19億1,526万4,000円、コト・ミチ人材の活用など、ものづくり産業の強化、地場産業技術の継承などに取り組み、地域経済の活性化に取り組むほか、下田地域の魅力を生かしたブランドイメージの確立、八十里越道路の開通を見据えた観光・交流を推進してまいります。  6ページをお願いいたします。8款土木費、予算額49億8,570万円、大面川の氾濫対策や新通川、島田川沿線における水害対策を確実に進めるほか、道路、橋梁などのインフラの整備及び長寿命化、包括的維持管理委託による効率的な維持管理を行うとともに、技術者資格取得の支援など地域の担い手の確保に取り組んでまいります。  9款消防費、予算額15億8,622万1,000円、高規格救急車や消防ポンプ自動車の設備・装備の更新など消防救急体制の充実を図るほか、災害発生時を想定した総合訓練や停電対応訓練などの個別訓練を実施するなど防災力の強化に努めてまいります。  10款教育費、予算額56億6,520万6,000円、ICTを活用した授業をより効果的に実践するため、ICT教育推進講師を増員するなど教育システム及び学校教育の充実を図るほか、令和4年度の開設に向け、科学教育センター設置専門員を配置する図書館等複合施設の整備、下田地域におけるスポーツイベントの開催など生涯学習やスポーツの振興に取り組んでまいります。  11款公債費、予算額100億6,122万8,000円、市債に係る元利償還金や一時借入金利子などでございます。  7ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為につきましては、文書管理システム運用等委託料、社会資本に係る包括的維持管理委託料や図書館等複合施設建設事業のほか、工業流通団地の造成に係る県央土地開発公社の借入れについて債務保証を行うなど、5件をお願いするものでございます。  8ページをお願いいたします。第3表、地方債、社会福祉施設整備事業費から借換債まで20件、限度額の合計は72億4,060万円でございます。  次に、各特別会計につきまして大綱的に説明いたします。  予算書の273ページをお願いいたします。議第2号 令和3年度三条市国民健康保険事業特別会計予算でございます。  第1条で歳入歳出予算の総額を84億3,480万円と定め、第2条で歳出予算の流用について定めるものでございます。新型コロナウイルス感染症感染拡大による影響を踏まえ、来年度の税額については据置きとするとともに、保険給付のほか、人間ドック検診などの健康推進事業や特定健康診査事業等を実施してまいります。  313ページをお願いいたします。議第3号 令和3年度三条市後期高齢者医療特別会計予算でございます。  第1条で歳入歳出予算の総額を11億7,940万円と定めるものでございます。75歳以上の高齢者等の保険料徴収事務及び新潟県後期高齢者医療広域連合に対する保険料等の納付を行うものでございます。  333ページをお願いいたします。議第4号 令和3年度三条市介護保険事業特別会計予算でございます。  第1条で歳入歳出予算の総額を104億840万円と定め、第2条で歳出予算の流用について定めるものでございます。第8期介護保険事業計画に基づき、保険料率の額を引き上げ、安定した介護保険制度を運営するとともに、地域包括ケア総合推進センターの運営や認知症の方等への見守り体制の充実などの地域支援事業を実施するほか、ケアマネジャーの処遇改善など介護人材の確保を図ってまいります。  387ページをお願いいたします。議第5号 令和3年度三条市勤労者福祉共済事業特別会計予算でございます。  第1条で歳入歳出予算の総額を2,130万円と定め、市内の中小企業に勤務する方々の福利厚生を図るため、給付事業や余暇事業を行うものでございます。  次に、議第6号 令和3年度三条市水道事業会計予算について、予算書により説明いたします。  予算書の1ページをお願いいたします。第2条、業務の予定量でございます。給水栓数4万1,166栓、年間給水量1,284万立方メートル、1日平均給水量3万5,178立方メートル、主な建設改良事業5億3,065万5,000円を予定するものでございます。  第3条、収益的収入及び支出の予定額でございます。収入を20億6,837万9,000円、支出を20億103万円に定めるものでございます。  第4条、資本的収入及び支出の予定額でございます。収入を4億6,865万1,000円、2ページをお願いいたします。支出を7億8,740万1,000円に定めるものでございます。  恐れ入りますが、再び1ページをお願いいたします。第4条の括弧書きをお願いいたします。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額3億1,619万7,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額4,815万7,000円、過年度分損益勘定留保資金2億6,804万円で補填するものでございます。  2ページをお願いいたします。第5条、企業債でございます。限度額を総額で4億3,140万円に定めるものでございます。  第6条、一時借入金でございます。限度額を2億円に定めるものでございます。  第7条、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合について定めるものでございます。  第8条、議会の議決を経なければ流用することができない経費について定めるものでございます。  第9条、棚卸資産購入限度額を4,012万円と定めるものでございます。  なお、3ページ以降に予算に関する説明書として、予算実施計画、キャッシュ・フロー計算書などを添付しておりますので、御参照いただきたいと存じます。  次に、議第7号 令和3年度三条市下水道事業会計予算について、予算書により説明をいたします。  予算書の1ページをお願いいたします。第2条、業務の予定量でございます。接続件数7,063件、年間有収水量208万立方メートル、1日平均有収水量5,699立方メートル、主な建設改良事業10億2,693万2,000円を予定するものでございます。  第3条、収益的収入及び支出の予定額でございます。収入及び支出を23億3,546万1,000円に定めるものでございます。  第4条、資本的収入及び支出の予定額でございます。収入を22億1,153万9,000円、2ページをお願いいたします。支出を31億3,430万8,000円に定めるものでございます。  恐れ入ります。再び1ページをお願いいたします。第4条の括弧書きをお願いいたします。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額9億2,276万9,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額5,197万1,000円、当年度分損益勘定留保資金8億7,079万8,000円で補填するものでございます。  2ページをお願いいたします。第5条、企業債でございます。限度額を総額で12億9,100万円に定めるものでございます。  第6条、一時借入金でございます。限度額を49億円に定めるものでございます。  第7条、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合について定めるものでございます。  第8条、議会の議決を経なければ流用することができない経費について定めるものでございます。  第9条、他会計からの補助金でございます。下水道事業運営のため、一般会計からこの会計へ補助金を受ける金額を15億9,592万7,000円と定めるものでございます。  なお、3ページ以降に予算に関する説明書として、予算実施計画、キャッシュ・フロー計算書などを添付しておりますので、御参照いただきたいと存じます。  次に、報第1号 専決処分報告について説明をいたします。  令和2年度三条市一般会計補正予算専決処分でございます。この内容は、新型コロナウイルス感染症対策に係る経費の執行が急を要するため、去る1月8日に専決処分をさせていただいたものでございます。  次のページ、専決処分書をお願いいたします。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ8,369万1,000円を追加し、補正後の予算の総額を648億904万5,000円とさせていただいたものでございます。  第1表、歳入歳出予算補正につきまして説明いたしますので、1ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算補正の下段の歳出でございます。2款総務費、補正額332万7,000円は、新型コロナウイルス感染症に罹患した職員及びその職員と接触した職員に対し、感染拡大防止のため、PCR検査を行うものでございます。  4款衛生費、補正額1,800万円は、やむを得ない事情により緊急事態宣言対象区域などの都道府県との往来を行った者やその同居者等に対して、PCR検査に係る費用の一部を助成するものでございます。  7款商工費、補正額6,236万4,000円は、感染症の影響の長期化により、業績の低迷が続いている事業者に対し、店舗の家賃や固定費などの補助を行うため、事業継続等支援補助金を増額するものでございます。  次に、上段の歳入、11款地方交付税、補正額8,224万3,000円は、普通交付税でございます。  19款繰入金、補正額144万8,000円は、財政調整基金繰入金でございます。  次に、報第2号 専決処分報告について説明いたします。  令和2年度三条市一般会計補正予算専決処分でございます。この内容は、新型コロナウイルス感染症対策に係る経費の執行が急を要するため、去る1月15日に専決処分をさせていただいたものでございます。  次のページ、専決処分書をお願いいたします。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ74万3,000円を追加し、補正後の予算の総額を648億978万8,000円とさせていただいたものでございます。  第1表、歳入歳出予算補正につきまして説明いたしますので、1ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算補正の下段の歳出でございます。4款衛生費、補正額74万3,000円は、新型コロナウイルス感染症に罹患した者の濃厚接触者となった児童生徒等に対し、学校への登校等を再開する前にPCR検査を実施するほか、大崎学園における感染者と濃厚接触者に該当しない程度の一定の接触があった児童生徒等に対しPCR検査を実施するものでございます。  次に、上段の歳入、19款繰入金、補正額74万3,000円は、財政調整基金繰入金でございます。  次に、報第3号 専決処分報告について説明いたします。  令和2年度三条市一般会計補正予算専決処分でございます。この内容は、今冬の大雪に係る災害弔慰金の支給及び除排雪経費の執行が急を要するため、去る2月10日に専決処分をさせていただいたものでございます。  次のページ、専決処分書をお願いいたします。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3億5,500万円を追加し、補正後の予算の総額を651億6,478万8,000円とさせていただいたものでございます。  第1表、歳入歳出予算補正につきまして説明いたしますので、1ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算補正の下段の歳出でございます。3款民生費、補正額500万円は、今冬の大雪が災害救助法の適用を受けたことから、災害弔慰金の支給等に関する条例に基づき、降雪により亡くなられた方の遺族に対して災害弔慰金を支給するものでございます。
     8款土木費、補正額3億5,000万円は、今冬の除雪に伴い、不足が見込まれる除雪委託料について増額するものでございます。  次に、上段の歳入、16款県支出金、補正額375万円は、災害弔慰金に係る負担金でございます。  19款繰入金、補正額3億5,125万円は、財政調整基金繰入金でございます。  次に、報第4号 専決処分報告について説明いたします。  令和2年度三条市一般会計補正予算専決処分でございます。この内容は、新型コロナウイルス感染症対策に係る経費の執行が急を要するため、去る2月16日に専決処分をさせていただいたものでございます。  次のページ、専決処分書をお願いいたします。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ9億1,280万5,000円を追加し、補正後の予算の総額を660億7,759万3,000円とさせていただいたものでございます。  第1表、歳入歳出予算補正につきまして説明いたしますので、1ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算補正の下段の歳出でございます。4款衛生費、補正額5,342万4,000円は、国の補助金等を活用し、新型コロナウイルスワクチン接種体制の確保及び医療従事者へのワクチン接種を行うものでございます。  7款商工費、補正額8億5,938万1,000円は、感染症の影響の長期化により申請件数の増が見込まれることから、事業継続等支援補助金等について増額するものでございます。  次に、上段の歳入、15款国庫支出金、補正額8億2,696万1,000円は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金など、歳出の説明内容に伴うものでございます。  19款繰入金、補正額8,584万4,000円は、財政調整基金繰入金でございます。  2ページをお願いいたします。第2表、繰越明許費、新型コロナウイルスワクチン接種事業5,342万4,000円は、歳入歳出予算補正で説明いたしましたワクチンの接種体制の確保及び医療従事者へのワクチン接種が年度内に完了しない見込みであることから、繰越明許費の設定をお願いするものでございます。  新型コロナウイルス感染症対応企業支援事業3億1,152万8,000円は、歳入歳出予算補正で説明いたしました事業継続等支援補助金の増額に伴い、その執行が年度内に完了しない見込みであることから、繰越明許費の設定をお願いするものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。御審議の上、それぞれ御議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。ありがとうございました。 ―――――――――*=*=*=*=*=*――――――――― ○議長(佐藤和雄君) 以上で本日の日程は終了いたしました。  次の会議は明後4日午前10時に開くこととし、本日はこれをもちまして散会いたします。 午後2時58分 散会...