三条市議会 2016-12-15
平成28年総務文教常任委員会(12月15日)
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
岡田竜一委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
◎議第4号 三条市税条例の一部改正について
○(
岡田竜一委員長) 次に、議第4号 三条市税条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明をお願いいたします。
○(
栗山税務課長) それでは、議第4号 三条市税条例の一部改正について御説明いたします。恐れ入りますが、議案書及び
議案概要説明会資料ナンバー4をごらんいただきたいと存じます。
改正の趣旨につきましては、
地方税法等の一部改正に伴い、本市においてもこれに準じ、必要な改正を行うものでございます。
次に、改正の主な内容でございますが、(1)は、
最高裁判決を踏まえ、
個人市民税、
法人市民税に係る延滞金の
計算期間等について、国税における延滞税の
計算期間等の見直しに準じて所要の見直しを行う
地方税法の改正が行われたことに伴い、規定を整備するものでございます。
(2)は、
個人市民税について、適切な
健康管理のもとで
医療用医薬品からの代替を進める観点から、検診、
予防接種等を受けている個人を対象として、
健康管理に係る自発的な取り組み、セルフメディケーションを推進するため、従来は医師の処方が必要とされていた医薬用から安全性や有効性が確立しているものとして薬局で購入できるように転用された医薬品、いわゆる
スイッチOTC医薬品の
購入費用について、
所得控除制度を導入する
地方税法の改正が行われたことに伴い、規定を整備するものでございます。
(3)は、
個人市民税について、
特例適用利子等又は
特例適用配当等を有する者に対し、
当該特例適用利子等の額または
当該特例適用配当等の額に係る所得を分離課税する
外国人等の
国際運輸業に係る所得に対する
相互主義による
所得税等の非課税に関する法律の改正が行われたことに伴い、規定を整備するものでございます。
(4)は、その他として、法律の
条ずれ等に伴い、規定の整備を行うものでございます。
施行期日につきましては、(1)、(3)、(4)は平成29年1月1日、(2)は平成30年1月1日から施行するものでございます。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
○(
岡田竜一委員長) これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
岡田竜一委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
◎議第6号
三条市立保育所条例の一部改正について
○(
岡田竜一委員長) 次に、議第6号
三条市立保育所条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明をお願いいたします。
○(
栗林子育て支援課長) それでは、議第6号
三条市立保育所条例の一部改正について説明をさせていただきます。
議案概要説明会資料ナンバー6により説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。
1、改正の趣旨でございますが、老朽化した
嵐南保育所を移転改築するため、必要な改正を行うものでございます。
2、改正の内容につきましては、
嵐南保育所の位置を三条市南四日町二丁目7番22号から三条市桜木町12番39号に改めるものでございます。
3、
改正条例案は、裏面のとおりでございます。
4、
施行期日につきましては、平成29年4月1日とするものでございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
○(
岡田竜一委員長) これより質疑を行います。
○(
久住久俊委員) 協議会でも若干これに関しての話があったかと思いますが、最近都会では特に保育所が移転して、新設の保育所に関してうるさいからとか、近所の方々から心ない、そういう心ないと言っていいと思うんですけれども、生活を乱されるから云々とかいう声が上がっているという報道が間々あるんですけれども、地元はこの移転に関して非常に協力的であるというふうに認識していてよろしいのか、それだけを確認しておきたいと思いました。
○(
栗林子育て支援課長) 移転先につきましては、もともと
南小学校、それから
南幼稚園があったところでございますので、そういう意味では保育所が新たに移転するということに対しましても御理解いただいているものと考えておるところでございます。
○(
野崎正志委員) 今回老朽化で移転改築されるということなんですが、たしか10月、11月に新年度の入所の募集をしているかと思うんですが、新しい住所に移った関係で、定員が何人で、また定員が満たされるのかお伺いしたいと思います。
○(
栗林子育て支援課長)
嵐南保育所につきましては、定員を80名から50名ふやし、130名とさせていただいたところでありますけれども、現在まだ定員を満たしていないところでございます。
○(
野崎正志委員) 定員をまだ満たしていないということなんですが、今現保育所に通っている
子供たちは場所が変わることによって他の保育所に行ったとか、行く予定にしているというような部分は想定されているんでしょうか。
○(
栗林子育て支援課長) 確かに場所が変わることによりまして今までよりも遠い、あるいは近いということはあるかと思いますけれども、現在
嵐南保育所に入所されている方の中で来年度の
施設変更の希望は1件もないところであります。
○(
野崎正志委員) 今の
嵐南保育所の場所は、道も狭く、また老朽化していることから移転するわけですけど、その
跡地利用についてはどのように考えているのかお聞かせください。
○(三巻
財務課長)
嵐南保育所の
跡地利用についてでございますが、現在検討をしているところでございます。市では現時点で他の用途での利用は予定していないところでございますが、引き続き検討してまいりたいと思います。しかしながら、現園舎につきましては老朽化していることもありまして、解体する方向で検討しているところでございますので、よろしくお願いいたします。
○(
久住久俊委員) 今の答弁を聞いていてちらっと思いましたので、関連でお伺いいたします。
三条市立、いわゆる
公立保育所は、政府の
政策誘導によって民営化が進められてきているわけでありますが、定員の充足率とかをいろいろ見てみますと、公立は競争率が低くて、
定員割れも起こしている。
政策誘導して私立にしたところは、それなりの工夫をして、園児に対してのサービスがいろいろされているので競争率が高くなっていてというような傾向を指摘されて久しいわけであります。先ほど定員が云々とかというお話が
野崎委員からありましたけれども、
公立保育所は
定員割れを起こすような状況がよく起きている。私立は基本的に競争率が高いとか、この趨勢、傾向というものはいまだそんなあんばいなんですか。大ざっぱな質問ですので、大ざっぱに答えてもらって結構です。
○(
栗林子育て支援課長) 確かに委員御指摘のとおり、
私立保育園につきましてはさまざまなカラーを出されているところでありますけれども、公立と一番違いますのが土曜日の保育についてでございます。
公立保育所につきましては午前中のみの保育ですが、
私立保育園につきましては一日保育をしているところでございまして、やはりそういう観点で選ばれている方がいらっしゃるというふうに思っているところでございます。
○(
岡田竜一委員長) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
岡田竜一委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
◎議第7号 三条市
経営改革推進委員会条例の廃止について
○(
岡田竜一委員長) 次に、議第7号 三条市
経営改革推進委員会条例の廃止についてを議題といたします。
提案理由の説明をお願いいたします。
○(
村上政策推進課長) それでは、議第7号 三条市
経営改革推進委員会条例の廃止について説明を申し上げます。恐れ入りますが、
議案概要説明会資料ナンバー7をお願い申し上げます。
1の廃止の趣旨でございますが、新
経営戦略プログラムの計画が平成27年度末で終了したこと、また、今後は新たな
経営戦略プログラムを策定しないことから、
経営戦略プログラムの策定や
進捗状況についての審議等を行う委員会が不要となるため、廃止するものでございます。
2の
廃止条例案は、裏面のとおりでございます。
3の
施行期日につきましては、公布の日でございます。
以上でございます。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
○(
岡田竜一委員長) これより質疑を行います。
○(
野崎正志委員) 今回、
経営改革推進委員会条例を廃止するということですが、協議会で
経営戦略プログラムを策定しないという説明があったんですが、どういう要因をもって第3次
経営戦略プログラムを策定しないという判断をしたのか、お聞かせ願いたいと思います。
○(
村上政策推進課長)
経営戦略プログラムについてでございますけれども、これまで10年間にわたって
経営戦略プログラムを進めてきたわけでございます。それで、私どもといたしましては第3次
経営戦略プログラムを策定すべく、昨年1年間検討を進めてきたところでございますけれども、さまざまな角度から検討を行いました結果、これまでの
経営戦略プログラムに基づく改革についてまだやり切れていない部分はあるものの、1次、2次の
経営戦略プログラムにおいて構築してきた基盤をもってすれば今後も対応していけるという結論に至ったところでございます。
今後は、新たな改革を進めていくということではなくて、これまでの考え方に沿って、
経営戦略プログラムと一丸となって進めてきました個別計画を更新したものをもととし、将来にわたって継続した行財政運営を行っていかなければならないと考えております。
○(
野崎正志委員) 第3次
経営戦略プログラムを策定しないということはわかりました。答弁の最後に個別計画によって進めていくということでしたが、例えば公共施設等総合管理計画、また公共施設再配置計画、定員適正化計画、それから人材育成計画という個別計画がありますけれども、本体である
経営戦略プログラムがなくなって、今後個別計画については誰がどのような形でチェックするように考えているのか、お聞かせ願いたいと思います。
○(
村上政策推進課長) 個別計画のチェックでございますけれども、各個別計画の取り組み状況等につきましては、所管する常任委員協議会等への報告や、必要に応じて各地区協議会などから意見をいただきながらやってまいりたいと考えておるところでございます。
○(
野崎正志委員) 今度は、所管の常任委員協議会などに報告するということですが、今まで経営報告書で総括とか、
経営戦略プログラムに関連した指標も公表していたかと思うんですが、その辺の取り扱いはどういう形になるんでしょうか。
○(
村上政策推進課長) 各個別計画に基づく実績等は、これまでどおりお示ししてまいりたいと思いますし、例えば財政指標などにつきましては決算の段階において御報告する機会があろうかと思います。ただ、
経営戦略プログラムという形で定めておったさまざまな部分があるわけでございますが、そういった部分はプログラムがない以上、個別にはお示ししないかと思いますが、経営状況等につきましては随時御報告をしてまいりたいと思っております。
○(
野崎正志委員) この経営改革推進委員会の委員は、9名いらっしゃって、任期が平成27年9月14日から平成29年9月13日までということです。条例を廃止するということになれば、任期がおおよそ1年ぐらい前倒しになるわけです。何か会議録を見ると、もう9月の段階で廃止の方向性が書かれているんですが、具体的に廃止になった場合はその委員に対してどういう通知をしていくのか、お聞かせ願いたいと思います。
○(
村上政策推進課長) 委員御指摘のとおり任期は残っておりますので、先回の経営改革推進委員会におきまして、御議決をいただいた後は解任となるようなお話をさせていただいております。そこでもお話したんですけれども、御議決をいただいた後に解任となったことを、お礼かたがた文書で通知を申し上げる予定にしております。
○(
久住久俊委員) 本会議でも市長が合併算定がえに伴う交付税の減少、これは本当にゆゆしきことで、財政運営に関して非常に危惧を覚えるというようなことを言っておられます。本当に合併してしばらくは従前どおりの交付税、交付金は来ますけれども、必ず近いうちに締めてきます。そうしますと、この経営改革推進委員会のようなものをまた設置するような時期も来ようかと思うし、それに関してちょっと根源的なことで、
経営戦略プログラムという名称について皆さんにぜひ御検討いただきたいと思うんです。以前全員協議会でも申し上げたことがあるんですけど、どなたからもほとんど御理解いただけないようでありますので、あえてお話し申し上げます。行政は経営ではないんです。経営と言い切るにはちょっと言い過ぎではないかと思うんです。コスト意識が足りないとかはとかく行政にありがちなこととは以前から言われておりました。でありますから、行政に経営感覚を持つべきであるというのはそのとおりだと思うし、ぜひそうしていただきたいとは思いますが、経営というのは株式会社では株主の利益を最大化するのが目的であります。行政とは基本的に違うんです。ですから、行政運営を経営と言い切るのは言い過ぎだと私は思うし、違うと思います。そんなドライなものではなくて、もっと心のこもったサービス産業であり、経営とは別のものであると思います。
経営戦略プログラムという名称について、以前からそういう違和感を持っておりましたので、これから同じような委員会あるいはプランニングをなさるときには、行政は果たして経営と言い切っていいのかどうかということについて十分政策推進課長のところで考慮していただいて、私のように疑念を持たれることのないように、ぜひそのネーミングについてナーバスになっていただきたいということを意見として申し上げたいと思います。
○(
岡田竜一委員長) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
岡田竜一委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
◎議第8号 新潟県
市町村総合事務組合規約の変更について
○(
岡田竜一委員長) 次に、議第8号 新潟県
市町村総合事務組合規約の変更についてを議題といたします。
提案理由の説明をお願いいたします。
○(
本間行政課長) それでは、議第8号 新潟県
市町村総合事務組合規約の変更につきまして、説明をさせていただきます。議案書をお願いいたします。
変更の趣旨といたしましては、平成29年3月31日限りで新井頸南広域行政組合が解散し、新潟県市町村総合事務組合から脱退することから、組合規約の変更を行うものでございます。
施行期日は、平成29年4月1日でございます。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
○(
岡田竜一委員長) これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
岡田竜一委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
◎議第10号 旭・
裏館統合保育所建設建築本体工事請負契約の締結について
◎議第11号 旭・
裏館統合保育所建設機械設備工事請負契約の締結について
○(
岡田竜一委員長) 次に、議第10号 旭・
裏館統合保育所建設建築本体工事請負契約の締結について及び議第11号 旭・
裏館統合保育所建設機械設備工事請負契約の締結についての以上2件、関連がありますので一括議題といたします。
提案理由の説明をお願いいたします。
○(
駒形教育総務課長) それでは、議第10号 旭・
裏館統合保育所建設建築本体工事請負契約の締結について及び議第11号 旭・
裏館統合保育所建設機械設備工事請負契約の締結について一括して説明を申し上げます。議案をお願いいたします。
旭・裏館統合保育所の建設に伴い、11月22日に制限付一般競争入札の開札を執行し、それぞれ契約者が決まりましたことから、工事請負契約を締結するものでございます。
最初に、議第10号 旭・
裏館統合保育所建設建築本体工事請負契約の締結について、工事内容は、1階、鉄筋コンクリート造、2階、木造、地上2階建て、延べ床面積1,593.81平方メートルでございます。契約金額は、4億5,684万円、契約者は、外山・マルモ特定共同企業体で代表者は株式会社外山組でございます。
次に、議第11号 旭・
裏館統合保育所建設機械設備工事請負契約の締結について、工事内容は、機械設備工事一式、契約金額は1億3,824万円、契約者はサンライフ・山本特定共同企業体で代表者は株式会社サンライフエンジニアリングでございます。
また、本件工事のほか電気設備工事につきましても、同日に開札を執行しており、契約者は株式会社大島電機で契約金額は5,424万8,400円でございます。
この結果、旭・裏館統合保育所建設に係る契約金額の合計は6億4,932万8,400円でございます。
なお、工事期限は平成29年12月8日を予定しており、仮契約におきまして、議会の同意を得たときは本契約とみなす条項を定めさせていただいております。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
○(
岡田竜一委員長) これより質疑を行います。
○(
佐藤和雄委員) 1点だけお尋ねいたします。
1階部分が鉄筋コンクリート造で、2階部分が集成材を使った耐火構造の木造であるとお聞きしておりますが、そういうふうに1階部分と2階部分の構造を分けた理由、利点は何でございましょうか。お尋ねいたします。
○(
駒形教育総務課長) このたびの旭・裏館統合保育所を1階が鉄筋コンクリート造、2階が木造とさせていただきましたけれども、合併以降木のぬくもりが視覚的にも感覚的にも
子供たちへの保育環境に非常にいい影響を与えるということから、平家建ての保育所は木造で整備を進めさせていただいてきたところでございます。今回の旭・裏館統合保育所も木造での検討もしましたけれども、2階建てを全て木造にしますと、1階と2階の遮音の問題がございまして、遮音効果を高める必要から、このたびは1階を遮音効果の高い鉄筋コンクリート造、2階をそういう木のぬくもりをということで木造で整備させていただくものでございますので、よろしくお願いいたします。
○(
佐藤和雄委員) 1平方メートル当たりの単価が、大綱質疑でも示されたように26万円で、最近の同じような保育所と比べましてもちょっと高いわけであります。それでもよさを発揮しているという点ではすばらしいことだなと思うんですが、今後またこのような建物を考えていかれるのかどうか、お尋ねいたします。
○(
駒形教育総務課長) 今のところ具体的に保育所建設の予定はございませんが、今後そういった状況に至りましたら、その都度費用対効果等を検討しながら、決めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○(
野崎正志委員) 旭保育所、裏館保育所の両方が道幅の非常に狭い場所に立地していて、今回の旭・裏館統合保育所は裏館小学校の隣接地に移転、改築するわけですが、まず駐車場について、大綱質疑で質疑があったかどうかちょっと忘れたんですけれども、駐車場に消雪パイプ等は設置されるんでしょうか。
○(
駒形教育総務課長) 消雪パイプにつきましては、外構工事の中で設置させていただく予定でございます。
○(
野崎正志委員) 正門から入ると駐車場があって、保護者が送迎するに当たって駐車場に車をとめて玄関までいくわけですけれども、そういう中で図面を見ると下屋とか、雨よけの設備がないように見受けられるんですが、その辺の配慮というか、雨よけをちょっと延ばすとか、この図面に出ていない部分で雨よけや雪よけ等の配慮がなされるのかどうか、お聞きします。
○(
駒形教育総務課長) 雨よけの関係につきましては、保護者が車をとめて乗りおりされる東側のところから南側の玄関のところまでひさしを張り出す格好で整備するように配慮させていただいているところでございます。
○(
野崎正志委員) 隣接地にアパートが1軒あり、ちょうどそのアパート側に玄関が来るような形になっているんですが、隣接地への配慮として、塀垣をつくるとか、何か構造物をつくるとか、その辺はどのように考えているのか、お聞かせ願いたいと思います。
○(
駒形教育総務課長) 周辺への配慮につきましては、場所によりますけれども、植栽あるいは
子供たちの安全を考えたフェンスといったものを整備させていただきたいと思っております。
○(
野崎正志委員) それから、この正門前の道路は6メーター道路で、すれ違うのがやっとだと思うんですが、図面を見ると境界ぎりぎりまでフェンスなのか、ブロックなのか、何か整備されるように見受けられるんですが、道路との境界の配慮というものはどのように考えているんでしょうか。
○(
駒形教育総務課長) この保育所用地にかかわりましては、道路側の敷地を少し下げまして、歩道を設置する予定で進めております。
○(
野崎正志委員) 駐車場の配列といいますか、送迎の保護者の動線といいますか、正門付近の車両入り口から入って、車をとめて、そこからUターンというか、大曲がりして、出口に行くわけです。送迎の保護者が同じ時間帯に来るわけですけれども、今の配列だけを見ると、その辺の配慮が足りないような気がするので、よく配慮していただきたいと思うんですが、どうでしょうか。
○(
駒形教育総務課長) 委員御指摘のことにつきましては、子育て支援課とも協議を進めながら、どういった動線がいいのか、しっかり考えながら、また保護者にもそういった指導をさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○(
野崎正志委員) 何で今そういう細かいことを言うかというと、旭保育所も裏館保育所も保護者が送迎で大変苦労されている。また、苦情等もあったという事例があるので、その辺をよく配慮していただきたいということで、今いろいろお聞きしました。保護者、また子育て支援課とよく連携していただいて、後になって苦情がないようにしっかり配慮していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○(
栗林子育て支援課長) 委員御指摘の現在の駐車場の苦情につきましては、私どもも十分承知しているところでございますし、駐車場の関係につきましてはまた保護者の皆様方の御意見も聞きながら検討していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○(小林 誠委員) 大綱質疑でも平米単価が高いんじゃないかということで質問したんですけども、そのときの答弁で単価の高くなる要因の一つが外断熱工法だという答弁をされたかと思うんです。既に契約が終わっていて、設計の段階での話なので、今さらどうこうということではないんですが、今までの保育所建設の断熱の仕様は、中側に断熱をしたり、それから外断熱工法のところもここだけではないかとは思うんですが、断熱の仕様には一定の基準があって、例えば設計を発注するに当たって、断熱についてはこういうふうな基準でというようなものが教育委員会にはあるんですか、それとも全部設計事務所に任せているということなんですか。
○(
駒形教育総務課長) 断熱の仕様に基準があるかというお問いですけれども、特に教育委員会として外断熱工法でというようなことはございません。このたびのプロポーザルの中で、より建物の断熱効率を高められることから外断熱工法をという提案があり、その業者を選定した結果から、今回は外断熱工法を採用しているところでございます。外断熱工法については、今までに裏館小学校でも採用させていただいているところでございます。
○(小林 誠委員) それで、議案には平面図と立面図しか出ていないんですけど、入札公告時の設計図書をちょっと見させてもらったんです。設計書では1階部分の外断熱がポリウレタンの吹きつけになっているんだよね。中学校のつり天井の関係で、今までも同じ仕様の断熱材が幾つかあるんだけども、耐火という点で、下田中学校ではポリウレタンではなくて、たしか石こうに近いようなものを吹きつけたんです。ここは外断熱なんだけども、断熱材が外側にあるわけなので、ポリウレタンではなくてやっぱり石こう系のものでもいいんではなかったのかと思うんです。単価もかなり違うんだと思うんだけども。その辺は、どうして外側なのにポリウレタンの吹きつけなのか、理由がわかったら聞かせてください。
○(
駒形教育総務課長) 外断熱にポリウレタンを採用したことにつきましては、そのポリウレタンを吹きつけた後に、当然その外側に外壁がかかるわけでございますので、直接それが出ているわけではないということで、防火上も安全だと思っておりますし、建築審査も通っているところでございますので、よろしくお願いいたします。
○(小林 誠委員) それから、意匠についてなんだけども、
公立保育所なので、余り保育所ごとにばらつきのあるのはどうかと思うんです。ここは風見鶏がついて、中玄関に入ってから吹き抜けの階段のところにいろいろとレリーフ――もっとも裏館小学校にもついているけども、何かそういうちょっとした飾りとかが、設計事務所さんの意匠の問題なので、それはこういうふうにやりますということでプロポーザルで提案して、それを教育委員会がいいということで採用したんだろうけども、ほかの施設とのその辺のバランスというのはどういうふうに考えているのか、基本的なところだけ教えてください。
○(
駒形教育総務課長) 今回の旭・裏館統合保育所の関係につきましては、設計者の提案もありますが、あとは一番使います保育現場の保育士等の意見も反映した中で基本設計をさせていただいたところでございます。ここは裏館小学校とグラウンド等でもつながることから、一体的な施設と捉えておりますので、外観的なところはそろえていきたいと考えているところでございます。
○(小林 誠委員) わかりましたけど、一応中のそういう飾りというか、デザインについても、実際に保育士さんたちとかの意見も反映しているということでいいですか。
○(
栗林子育て支援課長) おっしゃるとおりでございます。
○(小林 誠委員) わかりました。
最後に、風見鶏というのは、どういうことでシンボル的にあそこについているのか。もし理由がわかれば、参考に聞きたいんですけど。
○(
栗林子育て支援課長) 設計者の提案を受けた中で、今まで進めてきているところでございますけれども、保育所という機能を考えたときに、ふさわしいものということで提案を受け入れているところでございます。
○(
野嵜久雄委員) 今実際に使われる保育所関係の方からの意見をお聞きしたということだったんでよかったんですけど、実は須頃保育所のときだったと思うんですが、たしか小林委員からゼロ歳児のところに手洗い場がないのはおかしいんじゃないかというお話があったと思うんです。実際その話を聞いて、現場を見に行ったら、確かにゼロ歳児のところに手洗い場がありませんでした。ゼロ歳児本人は使わないんだけど、先生方は必ず汚物をさわりますので手洗いが必要なんだと。手洗いするために隣の洗面所に行って目を離さなきゃいけないので、それが物すごく危険であるというお話を聞いたんです。だから、そういう使い勝手の部分で保育所側のお話はよく聞いておられるのかどうか、そこがちょっと気になったので、お伺いします。
○(
栗林子育て支援課長) 今ほどのお話でございますが、実際に旭保育所と裏館保育所の保育士、また調理士も含めまして、両方の職員で内容を検討させていただき、動線等も考えた中で提案させていただいておりますので、その辺はクリアできているものと考えております。
○(
岡田竜一委員長) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
岡田竜一委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
◎議第12号 平成28年度三条市
一般会計補正予算
○(
岡田竜一委員長) 最後に、議第12号 平成28年度三条市
一般会計補正予算を議題といたします。
本件につきましては、最初に第1表、歳入及び第4表、
地方債補正について一括して審査を行い、続いて第1表、歳出を各款ごとに審査いたします。
なお、第2表、
繰越明許費については、所管課の歳出のところで説明を受け、審査したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
また、第1表、歳出の各款における当
委員会所管の職員人件費については、第1款議会費のところで一括提案説明を受け、審査したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
◎第1表歳入及び第4表
地方債補正について
○(
岡田竜一委員長) それでは、最初に第1表、歳入及び第4表、
地方債補正について
提案理由の説明をお願いいたします。
○(三巻
財務課長) それでは、議第12号 平成28年度三条市
一般会計補正予算について御説明申し上げますので、議案書をごらんいただきたいと思います。
第1条の歳入歳出予算の補正におきまして、予算の総額に10億9,473万6,000円を追加し、総額を479億211万1,000円とさせていただき、補正後の歳入歳出予算の金額について第1表、歳入歳出予算補正で定め、2つ飛びまして第4条では、地方債の補正について第4表、
地方債補正で定めさせていただくものでございます。
第1表の歳入歳出予算補正は、事項別明細書で説明させていただきますので、最初に6ページをお願いいたします。第4表、
地方債補正、1、変更、5件でございます。1番目の県事業費負担金費、補正後限度額1,050万円、260万円の増額でございます。県が国の補正予算を活用して行う大沢川前通頭首工改修事業に対するもので、負担金の増額に充てるものでございます。
次に、市道整備事業費、補正後限度額9億8,010万円、1億7,700万円の増額は、国の補正予算に係る社会資本整備総合交付金を受け実施する道路維持事業及び道路改良事業に充てるものでございます。
次に、水路整備事業費、補正後限度額2億1,710万円、980万円の減額は、当初予算で措置させていただいた須頃地区の緊急内水対策事業に係るもので、社会資本整備総合交付金の当初配分額が要望額より減額されたところでございますが、国の補正予算に伴い、追加配分されたことから、財源更正をさせていただくことによるものでございます。
次に、小学校整備事業費、補正後限度額1億4,900万円、3,840万円の増額は、国の補正予算に伴う学校施設環境改善交付金を受けて実施する上林小学校及び長沢小学校のグラウンド改修に充てるため5,400万円を増額するほか、当初予算で措置させていただいた月岡小学校、飯田小学校のグラウンド改修と森町小学校の暖房設備改修についても、同交付金が配分されたことから、財源更正の上、1,560万円を減額させていただくものでございまして、トータルとして3,840万円の増額ということになります。
次に、中学校整備事業費、補正後限度額1億380万円、950万円の減額も同様でございまして、当初予算で措置させていただいた本成寺中学校のグラウンド改修について、国の補正予算に伴い学校施設環境改善交付金が追加交付されたことから、財源更正の上、減額させていただくものでございます。
13、14ページをお願いいたします。歳入歳出補正予算事項別明細書の2、歳入でございます。10款地方交付税、1項地方交付税、1目地方交付税、補正額1億276万2,000円は、普通交付税でございます。
14款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金、補正額892万1,000円は、障がい児通所給付費負担金でございまして、障がい児の通所給付費及び相談支援給付費の増に伴うもので、負担率は2分の1でございます。
同じく、14款国庫支出金、2項国庫補助金、2目民生費国庫補助金、補正額2億9,753万7,000円でございます。臨時福祉給付金給付事業費補助金、補正額2億7,513万円及び臨時福祉給付金等給付事務費補助金、補正額2,205万6,000円は、国の補正予算で措置された臨時福祉給付金の支給に伴うもので、補助率は10分の10でございます。なお、
給付対象者は市民税均等割が非課税の方で給付額は1人、1万5,000円でございます。また、生活保護適正実施推進事業補助金、補正額35万1,000円は、生活保護法の改正に伴うシステム改修に対するもので、補助率は2分の1でございます。
4目土木費国庫補助金、補正額2億3,211万1,000円でございます。1節の道路橋梁費補助金、社会資本整備総合交付金、補正額2億1,661万1,000円は、
地方債補正で説明いたしましたが、国の補正予算に伴い追加交付を受けたものでございまして、前倒して行う道路維持事業及び道路改良事業に対するものでございます。交付率は55%でございます。また、同様に2節の河川費補助金、社会資本整備総合交付金、補正額1,550万円は、当初予算で措置させていただいた須頃地区の緊急内水対策事業に対するものでございまして、国の補正予算に伴い追加交付されたことから、財源更正を行うものでございます。交付率は40%でございます。
6目教育費国庫補助金、補正額7,322万2,000円は、学校施設環境改善交付金でございます。
地方債補正で説明いたしましたが、国の補正予算に伴うもので、歳出の補正予算をお願いしております上林小学校及び長沢小学校のグラウンド改修に対するもの、また当初予算で措置させていただいた月岡小学校、飯田小学校及び本成寺中学校のグラウンド改修、森町小学校の暖房設備改修に対して追加交付を受けたものでございまして、交付率は交付対象経費の約3分の1でございます。
15款県支出金、1項県負担金、1目民生費県負担金、補正額446万円は、障がい児通所給付費負担金でございまして、障がい児の通所給付費及び相談支援給付費の増に伴うもので、負担率は4分の1でございます。
15、16ページをお願いいたします。2項県補助金、2目民生費県補助金、補正額558万9,000円は、介護基盤整備事業費補助金でございまして、民間事業者が行なう小規模多機能型居宅介護施設の開設準備に係るもので、補助率は10分の10でございます。
17款寄附金、1項寄附金、補正額1億202万3,000円につきましては、資料で説明いたしますので、資料ナンバー1、寄附金の調べをお願い申し上げます。ふるさと三条応援寄附金、金額は1億152万900円で、寄附者名等は記載のとおりでございまして、来年度以降の予算編成の中で活用することとして財政調整基金に一旦積み立てをさせていただくものでございます。なお、法人、団体の方からは2件、市外の個人の方からの寄附につきましては、3行目にまとめて記載させていただいておりまして、8月1日から10月31日までの収入分の計上でございます。
交通安全対策用品購入費、1件、10万円は通学路等に設置する交通安全の注意喚起看板を購入するもの。社会福祉基金積立金、1件、6万8,900円は社会福祉基金に積み立てるもの。教育振興用品購入費、1件、13万3,000円は下田中学校で使用する教材を購入するものでございます。
また、骨髄等移植ドナー助成金、1件、20万円は、骨髄等移植ドナーに対する助成金の財源とさせていただくものでございまして、それぞれ寄附者の御意向を踏まえて措置をさせていただくものでございます。
予算書に戻っていただきまして、15、16ページをお願いいたします。18款繰入金、1項特別会計繰入金、1目水道事業会計繰入金、補正額3万6,000円は、職員の
退職手当に係る水道事業会計からの繰入金でございます。2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金、補正額6,459万1,000円は、財政調整基金からの繰入金でございます。
17、18ページをお願いいたします。20款諸収入、4項受託事業収入、3目土木費受託事業収入、補正額476万6,000円は、県営住宅受託事業収入でございまして、東日本大震災に係る自主避難者への応急仮設住宅の供与が今年度末に終了することを受け、県営住宅への優先的な入居が可能とされたことから、避難者が入居する部屋の修繕費について全額、県が負担するものでございます。5項雑入、1目雑入、補正額1万8,000円は、職員個人負担金でございまして、臨時福祉給付金給付事業に係る臨時職員の
雇用保険料の個人負担金でございます。
21款市債、1項市債、補正額1億9,870万円は、第4表、
地方債補正で御説明申し上げた内容でございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
○(
岡田竜一委員長) これより質疑を行います。
○(
横山一雄委員) 6ページの
地方債補正についてちょっと伺います。県事業費負担金などの地方債がふえたり、減ったりということですが、減った理由はなんでございましょうか。
○(三巻
財務課長) 今回の
地方債補正につきましては、国の補正予算に伴うものでございまして、例えば水路整備事業費、それから小学校整備事業費、中学校整備事業費の関係は、当初、国への申請では補助金、交付金等がつかなかったことによりまして、地方債を増額させていただいたところでございますが、国の補正予算に伴って、改めて国から財源措置がされたため、交付金を各事業に充当することから地方債を減額させていただくということでございます。
○(
横山一雄委員) そうしたら聞いていると、当初予算の見積もり方にちょっと問題があったんじゃないかと思いますが、その辺はどうなんですか。
○(三巻
財務課長) 当初予算におきましては、これらの事業につきましては国の要綱等によりまして、そういった所要額の計算をさせていただきまして、それを計上させていただいております。28年度に入りまして要望を上げたところ、結果的には国の財源等からそれがつかなかったということでございます。
○(
横山一雄委員) 市道整備は地方債がふえていますけど、これは国の補助金がふえたから補助裏の一部を増加するということなんですか。
○(三巻
財務課長) 市道整備事業費につきましては、国の補正予算に伴って29年度等に予定されていた事業を前倒しして28年度に要望を上げたということでございまして、そちらの交付金等がつきましたので、その交付金の裏を起債させていただいているものでございます。
○(
横山一雄委員) 補助裏ということなんですね。
○(三巻
財務課長) はい、おっしゃるとおりでございます。補助裏でございます。
○(
横山一雄委員) 歳入のふるさと三条応援寄附金の関係でございます。返礼品は特産品等を主体にやっておられますが、一般質問でも申し上げましたとおり、交流人口の増というようなことで、産業観光のような、例えば観光協会等と協力しながら1泊2日の観光コースとか、鍛冶道場なんかと提携しながらものづくり体験をしてもらうようなことを考えられたほうがいいんじゃないかと思いますが、いかがなんですか。
○(
栗山税務課長) 今御指摘の交流人口の増加につながる返礼品につきましては、例えば今御提案のありました鍛冶道場等の体験プランというものにつきまして、越前屋ホテルさんからの御提案で、三条市にお越しいただき、越前屋ホテルに泊まっていただいて、地元の食事を召し上がっていただく、そして鍛冶道場で和釘づくりやペーパーナイフづくりの体験をしていただくというようなプランが実際にあるものでございます。
○(
横山一雄委員) 自然景観を生かして、例えば八木ヶ鼻とか八十里越といったものと宿泊等を関連づけて、すばらしいので三条市においでくださいというようなことは考えられないんですか。それとも、三条市の自然資源ではちょっとインパクトが劣っているというのはおかしいですけど、よそに比較してすぐれていないからちょっと難しいんでしょうか。
○(
栗山税務課長) さまざまなものを通じて、ハーモニックと返礼品の充実に向けて検討しておるところでございます。
○(
横山一雄委員) 一般質問でもちょっと申し上げましたけど、今度連携中枢都市圏にも加入されるわけでありますから、例えば人を生かした形の中で八十里越なら河井継之助とか、三条市なら名誉市民になられたジャイアント馬場さんがいらっしゃるわけであります。燕市では上杉香緒里さんが東京ドームで始球式をやったとか、新潟市では夕日の夕べとかというようなことも申し上げた記憶がありますけど、今度連携中枢都市圏の協約を3月に結ばれるわけですが、そういった中で交流人口をふやしていくために、ふるさと納税を生かしながら活用するということは考えられないもんでしょうか。
○(
大平総務部長) 連携中枢都市圏の取り組みにつきましては、この後の協議会の案件としてお願いしておりますので、その中で報告させていただきたいと思います。
今まで御提案いただいた産業観光であったり、自然景観を生かした取り組み、さらには人を生かした取り組みにつきましては、今ハーモニックと連携してやっておりますので、またハーモニックと相談しながら、全ての可能性について最初から排除するのでなく、できる限りの取り組みをしながらふるさと納税の増額に取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○(
横山一雄委員) 今一点、今回のものは8月1日から10月31日までの寄附分の補正というふうに聞いたんですが、それでよろしゅうございますか。
○(三巻
財務課長) はい、おっしゃるとおりでございます。
○(
横山一雄委員) 恐縮ですけど、4月からの月別の件数と金額をお聞かせいただきたいと思います。
○(
栗山税務課長) それでは、月を追いまして順に御説明申し上げます。
4月、405件、647万円。5月、1,795件、2,397万2,000円。6月、1,404件、1,968万100円。7月、1,554件、2,096万2,100円。8月、1,662件、2,339万5,000円。9月、2,197件、3,341万円。10月、2,458件、4,443万5,000円。11月につきましては、大綱質疑のときに速報値で5,000万円を超えているという答弁をさせていただいたところですが、確定しましたので申し上げます。11月、2,471件、5,401万円でございます。
○(
横山一雄委員) 11月までの分を全部合計すると幾らになるんですか。
○(
栗山税務課長) トータルで1万3,946件、2億2,633万4,200円でございます。
○(
横山一雄委員) これは税務課の受け付け分だけでございましょうか。
○(
栗山税務課長) おっしゃるとおりでございます。
○(
横山一雄委員) 事務を委託していますハーモニックも何か行っているんでしょうか。ハーモニックのほうで取り扱いされるとか、そういうものはあるんでしょうか。
○(
栗山税務課長) 寄附金につきましては、全て市の歳入となるものでございます。
○(
久住久俊委員) 同じように、
地方債補正について別な観点からお聞きします。
私どもの委員会では毎定例会でこの項目がありまして、ほとんど見逃してはおりますが、ふっと思いましたんで、この機会にお聞きしたいと思います。利率の欄に5%以内、ただし云々とありますけれども、今はマイナス金利とか、もう途方もない安い金利で、サラ金なんてのがもう成り立たなくて銀行系になっちゃって、土日になるとその銀行はそういう人たちでいっぱいだとか、金利に関しては本当にさま変わりしておるんですけれども、参考のために現在地方債は大体どのぐらいの金利なのか、聞かせていただきたいと思います。
○(三巻
財務課長) 現在の金利ということでございますが、市中銀行から借り入れる資金の参考金利としては、県から示されております12月の基準金利が0.23%ということでございます。
○(
久住久俊委員) 長短期で金利は違うと思うんですけど、その辺はどうですか。
○(三巻
財務課長) 申しわけございません。10年の借り入れに対して0.23%ということでございます。
○(
久住久俊委員) 起債の方法の欄に普通貸借または証券発行とあります。三条市の指定金融機関は第四銀行でありますが、具体的に借り入れに関して競争原理というのは働いているのかどうか。金利の見積もりをとりながら、その中で一番安いところにとか、起債するときには具体的にどういうふうな手順、手続で、あるいは安いところにというような工夫がなされているのか、この機会にちょっと聞いておきたいと思います。
○(三巻
財務課長) 起債の借り入れ方法、借り入れ先ということでございます。資金によっては借り入れ先が政府系資金等から借りるということを指定されているものもございます。そのほかには主として市中銀行から直接借りるという部分がございますが、そちらの市中銀行から借り入れるに当たりましては、今年度から入札方式を取り入れさせていただきまして、28年度の借り入れにつきましては金利の一番安いところを採用させていただいたところでございます。あと、指定金融機関、それと地元の金融機関ということで、第四銀行と三条信用金庫からはまた別で一定の借入額をお願いしているところでございます。
○(
久住久俊委員) これでやめますが、金融機関の収益が固定金利によって非常に低下していると。本当に金融機関は冬の時代だと言われているわけでありますけれども、自信を持っていただきたいのは自治体は収入が確定している超超超優良貸し出し先であります。そろっとマイナス金利が――国債の預け入れ限度を超えた投資家の国債があるだけではなくて、市中銀行でもマイナス金利。ヨーロッパでも地方銀行でマイナス金利を採用している国も結構あるわけであります。そんな流れになってこようと思うんです。でありますから、以前野村證券出身の収入役さんがいられた時分に随分と工夫をしたという実績もあります。でありますから、超優良会社である三条市役所、そういう金利に敏感で、そしていろんなところから三条市と取引したいというところがいっぱいあるはずでありますから、この際そのような金融関係の知識をぜひ皆さんに身につけていただいて、これは黙っていても利益を生むということでございまして、努力の必要がない。努力の必要がないというのは語弊がありますが、ぜひ第2の収益を生み出すべく工夫をしていただいて、今聞けば別段指定金融機関の第四銀行に借り入れ先は限ったわけではないというようなことを言っておられましたのでなおのこと、超優良会社なんですから、もういろんなところと堂々と交渉をして、収益をもたらすような努力をしていただきたいということを希望いたします。いかがでございましょう。
○(三巻
財務課長) 委員がおっしゃるとおりでございまして、そういった資金運用等も検討させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○(
岡田竜一委員長) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
岡田竜一委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
◎第1表歳出、第1款議会費並びに第2款総務費、第3款民生費、第9款消防費及び第10款教育費の事業番号010職員人件費について
○(
岡田竜一委員長) 次に、第1表、歳出、第1款議会費について順次
提案理由の説明をお願いいたします。
○(
堤議会事務局長) それでは、議会事務局所管分について説明させていただきます。恐れ入りますが事項別明細書の19、20ページをお願いいたします。
1款1項1目議会費、事業番号020議会活動費の3節議員
期末手当に109万2,000円を追加するものでございます。これは、議第1号
三条市議会議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正についてで説明がありましたように、
年間支給月数を0.1月分
引き上げることに伴い、必要な予算を補正させていただくものでございます。
○(
本間行政課長) それでは、第1表、歳入歳出予算補正の歳出のうち、行政課所管にかかわります事項につきまして説明をさせていただきますので、同じく19、20ページをお願いいたします。
1款議会費、1項1目議会費、事業番号010職員人件費70万円は、議第2号で説明させていただきました
人事院勧告等の内容による条例改正に伴うものと、4月の人事異動に伴う過不足の調整をお願いするものでございます。
なお、これ以降の各費目に計上させていただいております職員人件費につきましても同様でございまして、後ほど説明させていただきます2款総務費、1項
総務管理費、1目一般管理費の職員人件費の
退職手当の補正等を含む一般会計の総額で4,131万4,000円の増額補正をお願いさせていただくものでございます。
続きまして、2款総務費、1項
総務管理費、1目一般管理費、補正額6,696万6,000円の増は、先ほど議会費で説明させていただいたように、
人事院勧告等の内容による条例改正に伴うものと、4月の人事異動に伴う過不足の調整をお願いするものでございます。そのほか
退職手当5,346万6,000円の増は、定年以外の退職者6人分の
退職手当について、補正をお願いするものでございます。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
○(
岡田竜一委員長) これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
岡田竜一委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
◎第1表歳出、第2款総務費について
○(
岡田竜一委員長) 次に、第2款総務費について順次
提案理由の説明をお願いいたします。
○(三巻
財務課長) それでは、財務課にかかわります歳出の補正について説明を申し上げます。19、20ページをお願いいたします。
2款総務費、1項
総務管理費、1目一般管理費、事業番号130一般経費、補正額130万2,000円は、電子入札共同利用負担金でございまして、県と県内9市が共同利用しております電子入札システムについて、ネットワークのセキュリティー対策を強化するため、その改修費に対して負担するものでございます。
続きまして、5目財政調整基金費、事業番号010財政調整基金費、補正額1億152万1,000円は、財政調整基金積立金でございまして、先ほど歳入で説明を申し上げましたふるさと三条応援寄附金を積み立てるものございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○(
栗山税務課長) 続きまして、税務課にかかわります歳出の補正につきまして、御説明申し上げます。同じく事項別明細書の19、20ページをお願いいたします。
2款総務費、1項
総務管理費、7目まちづくり推進費、事業番号020ふるさと三条応援寄附金推進事業費、補正額7,330万9,000円は、寄附の申込額が当初見込ませていただきました額を上回ることが見込まれますことから、10月の申し込み実績及び11月の申し込み状況から今年度の申込額を3億2,000万円と見込みまして、返礼品及び寄附金のクレジット決済システム利用料に要する経費について補正予算を計上するものでございます。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
○(
岡田竜一委員長) これより質疑を行います。
○(
名古屋豊委員) ふるさと三条応援寄附金推進事業費についてお伺いしたいんですけれども、大綱質疑でも御答弁がありましたが、今年度から株式会社ハーモニックに業務を委託して、その成果、効果も出て、最終的には1.7倍の寄附額を見込んでいるんだと、それに伴う今回の補正措置という御答弁でした。そこで、まず1点確認したいんですけれども、株式会社ハーモニックへの委託でありますけれども、この寄附額の増減が株式会社ハーモニックの取り分といえばいいのか、どう言いますか。これだけ1.7倍の事業の手間がふえたわけですけれども、ハーモニックはこの寄附額の増額によって実入りというものに何か影響はあるんでしょうか。そもそもの委託のシステムとして、額がふえればふえるほどハーモニックの取り分が多くなるような形になっているのかどうか、確認をしたいと思います。
○(
栗山税務課長) 以前にも御答弁申し上げているとおりでございます。1ポイント1万円の寄附金額に対して6割の返礼をさせていただいておるところでございます。その返礼の部分の内訳として、商品並びにそれに係る消費税及び郵送料等々を含んでおったわけでございますが、その中から提供事業者の皆様方からの御協力によりまして、若干の事務手数料をハーモニックが受けているというような状況から、件数がふえればふえるほどおっしゃるとおり取り分はふえるものと考えております。
○(
名古屋豊委員) 当然1.7倍の
事務処理が必要になってくるわけですので、それに応じてというのは必然のことだと思います。それを前提として、もともとこのハーモニックに委託するに当たって、一般質問でも不安の声を上げる議員さんもいたわけですけれども、ハーモニックは商売抜きにして地域貢献、社会貢献としてこの委託事業を受けたいんだということで協定が結ばれてということだと思います。そこで、伺いたいのは一般質問の中にもあったかと思うんですけれども、この返礼品のやりとり以前に、そもそもハーモニックとカタログ販売の関係で契約、仕事をしていた市内業者がたくさんあるわけですけれども、その掛け率、納入額等とこの返礼品のものは分けて考えなければいけないと、そこについては市のほうとしてもしっかりと確認をしていくという答弁があったはずですけれども、その点、この11月までしっかりと担保されてきたのか、お聞かせいただきたいと思います。
○(
栗山税務課長) 今年度の委託当初からハーモニックと提供事業者さんと単価契約を結んでおられると思います。その写しの提出については全て求めておりまして、私どもで確認をさせていただいている部分もございます。あと、提供事業者さんからどうのこうのという話を今のところ聞いておらないところでございますので、その辺のところは双方とも理解し合っている中で単価契約が結ばれているものと理解しております。
○(
名古屋豊委員) 大綱質疑の答弁の中で、先ほど歳入の中でも議論がありましたけれども、新規の返礼品の提案等については年間を通じて随時ハーモニックで受け付けをしていると。それを市としてももちろん定例の協議の中で確認しているという答弁だったように記憶しているんですけども、ちょっと違和感があったのは事業の新規参入とか、あと今契約しているところが新しい返礼品の提案をする、こういったことについても全てハーモニックを通してやらなければいけないのかというところは若干疑問がありまして、もちろん窓口としてのハーモニックということでいいのか、ハーモニックとのいろんな業者さんの関係もあると思うんですが、そのあたりを三条市としてはどういうふうにお考えなのか、お聞かせいただきたいと思います。
○(
栗山税務課長) 大綱質疑でも御答弁させていただいたところでございますが、対外的に一義的な窓口というのはハーモニックということでございます。ただ、委員おっしゃるとおりの部分があるということであれば、市でも随時御相談を受け付けておりますよというような御答弁もさせていただいておるところでございます。最終的な返礼品の決定については、市が権限を全て持っておるところでございまして、やはり三条市らしさ、品質とか、そういった市場価格の面からもですが、そういった中で経済部とも協議し、意見をいただいているわけです。果物とかの食品関係であれば農林課に、その他地場産製品であれば商工課にお願いして、必ず提案書の内容を確認してもらい、最終的に良とされたものについて返礼品として決定しておるところでございますので、御理解いただきたいと思います。
○(
久住久俊委員) 今の名古屋委員の指摘は、本当に重要な問題だと思います。このふるさと納税に関する議論というのは、なかなか議会でも似たような意見を聞くような場面が少ないので、ぜひこの際本当にハーモニックに事務作業の代理をしていただいて、非常になれている仕事だから、メリットがあるだろうということでしたが、よくよく考えてみればどこまで関与するのかというようなことの線引きをきっちりしないと、いわゆるビジネスチャンス、民間の1社のビジネスチャンスにされているんではないだろうかというような部分があるとしたらゆゆしきことであります。この辺につきまして本来経済建設常任委員会で議論すべきこと、または予算議会で議論すべきことでありましょうけれども、この寄附金については当委員会に付託されておりますので、これはいい機会ではないかと思うんで、私は今おっしゃったこと、コミッションがどのぐらいあるのかということなんかも聞きたかったんだけど、その答弁もないわけであります。返礼品を選定する権限は、今新しいアイデアの商品を開発した場合にそれを採用するしないはどこにあるんですかって名古屋委員が質問しておられましたけれども、これに関する答弁もあいまいなわけでありますけれども、それらの権限がハーモニックに仮にあるとするならば――ちょっと秘密会にしてもらったほうが、休憩にしてもらったほうがいいような気がいたしますけれども、記録をとられないように。委員長、いかがでございましょうか。固有名詞を挙げてちょっと微妙なことを聞きますので、休憩にしていただければありがたいんですが。(「休憩する必要はないんじゃないか」と呼ぶ者あり)いいですか。
○(
岡田竜一委員長) 気をつけて御発言いただきたいと思います。
○(
久住久俊委員) 今申しましたことは、返礼品のメニューを選定する権利のようなものが1業者にあるとすれば、これはゆゆしきことであります。これを称して世間では利権と言うんだよ。でありますから、そういうことにはなっていないでしょうねと。あくまでも市が事務委託をしただけで、それ以上のことは民間が関与すると大変なことになります。今名古屋委員の質問の核心はそういうことだと思うのですけれども、私が補足して言ったような、違ったらごめんなさい。でありますから、このハーモニックの関与にはナーバスであるべきなので、まず聞きます。返礼品の選定に当たっては、ハーモニックは権限を有しているんですか。
○(
大平総務部長) 先ほど税務課長が答弁したとおりでございまして、選定品の提案等はハーモニックから積極的にしていただいています。実際数も前年に比べれば多くなっているという実態です。ただ、最終的にこれをじゃ返礼品にしようという決定は三条市が行っておりまして、私が実際決裁をさせていただいております。
○(
久住久俊委員) ふるさと納税そのものがモラルハザードだとかいう意見は、雑誌、週刊誌にも随分載っております。本当にモラルハザードで、要するに豪華返礼品競争じゃないかと。本来の趣旨がどっかへ飛んじゃっているというようなことがしきりに指摘されているわけであります。そして、三条市の場合はほかのところも同じ現状だと思いますけれども、誰がその煩雑な事務をやるかと。その場合、それに対するコミッション、手数料をどういうふうに設定するのか。そして、返礼品は採用してもらえればビジネスチャンスなわけです。もうかるわけです。ですから、必死になってくるわけです。その選定の権限を一民間業者が有しているとなれば、これはゆゆしき問題であります。三条市が最終的にその権能を有しており、総務部長がその決裁権限のトップにいるということであれば安心いたしましたけれども、これに関しては来年度も続く制度だと思いますけれども、ぜひその辺のことを見る人はちゃんと見ているんです。ですから、本当にきっちりと、後ろ指を指されないように、民間にそういった権限を委ねるというようなことはあってはならないことなので、十分に配慮して進めるべき事業であるという勝手なこと言ったんですけど、名古屋委員が言われた趣旨はまさにそれだと思うし、私はさらに補足してこのことを強く注意喚起しておきたいと思いますが、いかがでございましょうか。
○(
大平総務部長) 委員御指摘の点につきましては、今までもそのとおり実施してきたところでございますので、これからも意を用いて取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○(
久住久俊委員) 財政調整基金積立金が1億152万1,000円だということですが、それでは現時点での瞬間風速で実際の財政調整基金積立金残高は幾らなのか。討論でも以前に財政調整基金を19億円も積み上げて、私の長い経験でこんな莫大な金額を積み上げた皆さんの努力を評価するというふうに随分と褒めた覚えがありますけれども、今どのぐらいの金額になっているのか。瞬間風速での残高を教えていただきたいと思います。
○(三巻
財務課長) 財政調整基金の今の時点の残高でございますが、74億8,833万5,849円となっているところでございます。
○(
久住久俊委員) 本当にすさまじい金額で、これだけため込んでいるなんて、ほかの市町村はもう垂涎の的だと思います。先ほど皆様方の
経営戦略プログラムというネーミングが気に入らないというけちをつけましたけれども、本当によく頑張られて、これだけの金額を積み上げてこられたのは評価いたしますが、ただまた偉そうなこと言ってなんですけれども、積み立ては目的ではないんですよ。使って何ぼの世界ですから、この金額がたくさんあるということを誇るだけではなくて、この残高を有効に使うべく手段をしっかり考えていただきたい。褒めたりけなしたりみたいで何言っているんだと言われるかもしれないけど、残高をふやすことを自己目的化しないで、積み立てて莫大に膨れ上がった基金を有効に使う手だてをぜひ3月予算編成の際には考えていただいて、上げたり下げたりみたいに聞こえるかもしれないけれども、積み立てることが自己目的化しないようにということを総務部長に申し上げておきたいと思います。
答弁は要りません。
○(
岡田竜一委員長) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
岡田竜一委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
◎第1表歳出、第3款民生費について
○(
岡田竜一委員長) 次に、第3款民生費について
提案理由の説明をお願いいたします。
○(
栗林子育て支援課長) それでは、議第12号の補正予算、3款民生費のうち子育て支援課所管分について御説明させていただきます。議案書の事項別明細書23、24ページ及び委員会資料ナンバー2をごらんいただきたいと思います。
3款民生費、2項
児童福祉費、1目児童福祉総務費、事業番号090障がい児通所支援給付費1,784万3,000円であり、内訳は20節障がい児通所給付費1,707万2,000円、20節障がい児相談支援給付費77万1,000円でございます。
1、補正の趣旨でございますが、放課後等デイサービス事業所が三条市内及び近隣市町村に新設され、放課後等デイサービス利用者が増加していること等に伴い、障がい児通所給付費及び障がい児相談支援給付費に不足が生じるため、必要な経費について補正予算を計上するものでございます。
2、内容でございます。(1)、障がい児通所給付費のうち放課後等デイサービスの見込みでありますが、実績によりまして2つの既存施設の利用を当初予算に見込んでおりましたけれども、新設の2つの施設の利用、それから既存の2つの施設の新たな利用が生じましたことから、今年度の実績見込みを推計した結果、1,707万2,000円の不足が見込まれるものでございます。
(2)、障がい児相談支援給付費の見込みであります。放課後等デイサービスの利用者の増加に伴いまして、これを利用する際に相談支援事業所によるサービス利用計画の作成が必要でございまして、この作成に係る相談支援給付費についても増加となることから、77万1,000円の不足が見込まれるものでございます。
3、補助率でありますが、(1)及び(2)の給付費に対しまして、障がい児施設給付費等負担金として、国が2分の1、県が4分の1の負担となるものでございます。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
○(
岡田竜一委員長) これより質疑を行います。
○(
野崎正志委員) 今回デイサービス事業が三条市内及び近隣市町村に新設されているとのことなんですが、まずちょっと基本的なことでお伺いしたいんですが、件数が書いてあるんですが、実際何人の方が利用されているんでしょうか。
○(
栗林子育て支援課長) 放課後等デイサービスの支給につきまして、支給決定を行っています児童につきましては11月末現在で49人であります。この49人の利用状況でございますけれども、8月は夏休みということで利用実績が一番多かったということから、8月の内訳を少しお話しさせていただきますけれども、ケアステーション県央が3人、らいふ・すていしょんが21人、放課後くらぶつばさが23人、つばめ療育館が3人、きららにじぐみが1人、ララスマイルが1人の合計52人ということでございます。実質的には1人の方が複数の事業所を利用しているということがございますので、重なっているところでございます。
○(
野崎正志委員) そこで、不足ということで既存利用されている方で337万7,000円少なくなっているわけですが、その辺の実態について再度お聞かせください。
○(
栗林子育て支援課長) 既存施設といたしまして、ケアステーション県央、らいふ・すていしょん、この2施設であったわけでございますけれども、新しい施設ができたことによりまして、そこの利便性が高いというようなことから、施設を変更して利用されているという実態があるかと思います。そういうような実績から、このように2つの既存の施設については当初見込んだ額よりも少なくなるというふうな見込みを立てたところでございます。
○(
野崎正志委員) 最後ですが、今回新しい施設が4つふえたということで、市内と市外があるんですが、この4つの施設の所在地はどこになるんでしょうか。
○(
栗林子育て支援課長) 放課後くらぶつばさにつきましては南新保でございます。それから、つばめ療育館につきましては燕市内でございます。また、きららにじぐみも燕市内でありますが、こちらは旧吉田町になります。ララスマイルにつきましては、新潟市秋葉区でございます。
○(
岡田竜一委員長) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
岡田竜一委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
◎第1表歳出及び第2表
繰越明許費、第10款教育費について
○(
岡田竜一委員長) 最後に、第10款教育費について、
提案理由の説明をお願いいたします。
○(
駒形教育総務課長) それでは、議第12号 平成28年度三条市
一般会計補正予算について、10款教育費に係る部分につきまして説明を申し上げます。事項別明細書は33、34ページ、あわせて委員会資料ナンバー3、教育総務課資料をお願いいたします。説明は、資料でさせていただきます。
10款2項小学校費、1目学校管理費、事業番号030小学校施設整備費、補正額7,750万円を追加するとともに、国庫支出金を5,302万2,000円、市債を3,840万円それぞれ増額するものでございます。
10款3項中学校費、1目学校管理費は、国庫支出金を2,020万円増額し、市債を950万円減額する財源更正をお願いするものでございます。補正の趣旨でございますが、国の平成28年度補正予算の成立に伴い、平成29年度に予定しておりました学校施設環境改善交付金を受けて行う工事が平成28年度への前倒しを認められたことから、必要な経費について補正予算を計上するものでございます。また、当初この学校施設環境改善交付金が不採択となった工事についても、国の補正予算成立に伴い、同交付金が採択されたことから財源更正を行うものでございます。
内容でございます。(1)の前倒し工事につきましては、平成29年度に予定しておりました工事を28年度に前倒しするものでございます。上林小学校のグラウンド改修と芝生化工事、長沢小学校のグラウンド芝生化工事で、事業費等は記載のとおりでございます。
次に(2)、財源更正分でございます。これは、学校施設環境改善交付金の対象工事で当初不採択となったものでございます。これにつきましては先般の6月定例会におきまして、交付金の減額と市債の増額の財源更正を措置させていただいたものでございますが、この度の国の補正予算成立により、交付金が採択されたことから、交付金を増額し、市債を減額する財源更正をお願いするものでございます。
小学校施設整備費につきましては、森町小学校の暖房改修工事、月岡小学校のグラウンド改修と芝生化工事、飯田小学校のグラウンド芝生化工事でございます。
裏面の中学校施設整備費につきましては、本成寺中学校のグラウンド改修工事が対象でございます。
次に、10款3項2目、事業番号020教育活動費、補正額13万3,000円を追加させていただくものでございます。補正の趣旨でございますが、教育振興寄附金を受け、寄附者の意向により下田中学校へ配当する教材の購入に必要な経費について、補正予算をお願いするものでございます。
事業の内容につきましては、学校の要望を受け、運動会等で使用する大玉3個の購入に充てるものでございます。
次に、第2表の
繰越明許費でございます。小学校施設整備事業で1億6,347万3,000円、中学校施設整備事業で1億739万5,000円を、工事が年度内に完了しないことから、翌年度に繰り越すものでございます。
内容でございます。先ほど説明させていただいた学校施設整備事業のうち、森町小学校の暖房改修工事は年度内に工事を完了いたしますが、それ以外のここに記載のグラウンド整備に係る工事につきましては、施工時期や学校行事等を考慮し、完了は来年度になることから繰り越しをお願いするものでございます。また、月岡小学校と飯田小学校の備品購入費150万円は芝刈り機などの管理用備品を購入するものでございまして、
前倒し分の上林小学校と長沢小学校分については、29年度当初予算で措置させていただく予定でございます。
以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
○(
岡田竜一委員長) これより質疑を行います。
○(
久住久俊委員) グラウンド改修工事ですが、これはもう数年前から始めて、なかなかお金もかかることでありますので、なかなか進んでいかないという状況の中で、しかし教育環境というのは平等であるべきはずでありまして、一部の学校では芝生化されて、すべり込みしてもけがしないとか、メリットがいっぱいあるわけであります。ところが、別な学校では全くその気もないというようなことですと本当に困るわけでありまして、学校のグラウンドの芝生化がどのぐらい進んだのか。そして、残りについてはどんな対応を予定されるのか、聞かせていただければありがたいです。
○(
駒形教育総務課長) グラウンドの改修整備事業につきましては、小学校のほうは平成22年度から取り組みを進めてまいりまして、今回のこの4校が終わりますと大綱質疑でもお答えいたしましたが、残り4校となります。この4校につきましては平成30年度以降、また国の交付金等の状況を見ながら、順次整備に努めてまいりたいと考えております。
それから、中学校につきましては、部活を行う上で芝生の管理がなかなか難しいことから、芝生化は行わないということで取り組んでおります。排水状況が悪くて教育活動あるいは部活の支障となっている学校について、暗渠排水等を含め全面改修を進めてきたところでございまして、今回の本成寺中学校が終わりますと全中学校の大規模な改修は終了する見込みでございます。
○(
名古屋豊委員) 小学校ももちろん影響はあるかと思うんですが、特に中学校の部活への影響があるかと思います。本成寺中学校については、1億円からの改修工事ですから結構大きな工事になるのかと思いますので、日程的なスケジュール観と部活への影響とその対策についてお伺いできればと思います。
○(
駒形教育総務課長) 本成寺中学校のグラウンド改修工事につきましては、年度内に工事に着手いたしまして、来春の6月ころをめどに工事を完了させる予定で、今計画を進めております。これにつきましては、これから降雪期ということもございまして、学校側と工事の時期、それから学校行事等にできるだけ支障がないようにということの中でスケジュールを組ませていただきました。御指摘の体育授業、部活等の屋外での活動につきましては学校側からもお話をいただいておりますので、ほかの学校のグラウンドを融通してもらうとか、近くの施設が使えないかとか、そういうものにつきまして今後具体の工事日程等が決まった段階で、実際にどのぐらいの期間使えないのか学校側と協議しながら、教育委員会としましてもできるだけ配慮をしていきたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。
○(
岡田竜一委員長) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
岡田竜一委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
○(
岡田竜一委員長) しばらく休憩いたします。
休 憩 午後0時01分
再 開 午後0時01分
○(
岡田竜一委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論を行います。
討論の通告がありませんので、以上で討論を終了いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
○(
岡田竜一委員長) これより採決を行います。
最初に、議第1号から議第4号、議第6号から議第8号の以上7件一括採決いたします。
本案につきましては、いずれも原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
岡田竜一委員長) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
○(
岡田竜一委員長) 次に、議第10号及び議第11号の以上2件一括採決いたします。
本案につきましては、いずれも同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
岡田竜一委員長) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも同意すべきものと決定いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
○(
岡田竜一委員長) 最後に、議第12号について採決いたします。
本案につきましては、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
岡田竜一委員長) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――
○(
岡田竜一委員長) 以上で付託事件の審査を全て終了いたしました。
お諮りいたします。
本日の当委員会の審査結果について、会議規則第39条第1項に基づく委員長報告及び第103条に基づく委員会審査報告書の作成については、委員長にそれぞれ一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
岡田竜一委員長) 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。
――
*――*――*――*――*――*――*――*――*――*――
○(
岡田竜一委員長) 以上で
総務文教常任委員会を閉会いたします。
閉 会 午後0時02分
以上会議の次第を記載し、三条市議会委員会条例第29条第1項の規定により、ここに署名する。
総務文教常任委員会
委 員 長 岡 田 竜 一...