大和高田市議会 2018-09-01 平成30年9月定例会(第4号) 本文
そして、戦争のことを記した遺品もまた失われつつあります。今年も市役所の1階で職員組合と教職員組合の主催で戦争の展示が行われました。ほかにも民間の間で類似の取り組みが幾つも行われています。しかし、その収蔵品、展示品の多くは個人の持ち物であり、これを将来どう残していくか、このことで悩ましい思いをされています。
そして、戦争のことを記した遺品もまた失われつつあります。今年も市役所の1階で職員組合と教職員組合の主催で戦争の展示が行われました。ほかにも民間の間で類似の取り組みが幾つも行われています。しかし、その収蔵品、展示品の多くは個人の持ち物であり、これを将来どう残していくか、このことで悩ましい思いをされています。
そして、この文化財の保存に関してなんですけれども、さまざまな遺構や、また遺品、またさまざまな石碑等あるんですけども、それぞれがどういうものであるか、由来であったり、誰がこれをつくったか、こういったことを記録してある文書、紙の文章であったり、あるいは石に彫られたものであったり、文化財に関連して附属する文書記録の保存というのはどいうふうになっていますでしょうか。
例えば、大和高田市で10年前に亡くなられた方の遺品でちょっとこの夏に見たものとして、奈良県から多くの方が戦中、ビルマ戦線に派遣されて、かのインパール作戦にも参加されていた方がたくさんおられると。そうした方たちが、戦友会の中で冊子、本をつくられて、自分たちの体験を本にしておられたと。これは一般に販売されたものではないので、当事者しか持っておられない。