広陵町議会 > 2022-03-08 >
令和 4年第1回定例会(第2号 3月 8日)

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  1. 広陵町議会 2022-03-08
    令和 4年第1回定例会(第2号 3月 8日)


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    令和 4年第1回定例会(第2号 3月 8日)             令和4年第1回広陵町議会定例会会議録(2日目)                  令和4年3月8日                令和4年3月8日広陵町議会                第1回定例会会議録(2日目)  令和4年3月8日広陵町議会第1回定例会(2日目)は、広陵町議場に招集された。 1 出席議員は、14名で次のとおりである。    1番  坂 口 友 良          2番  堀 川 季 延    3番  千 北 慎 也          4番  山 田 美津代    5番  笹 井 由 明          6番  山 村 美咲子    7番  坂 野 佳 宏          8番  谷   禎 一
       9番  吉 村 裕 之(議長)     10番  吉 村 眞弓美   11番  岡 本 晃 隆         12番  青 木 義 勝   13番  岡 橋 庄 次         14番  八 尾 春 雄(副議長) 2 欠席議員は、なし 3 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は、次のとおりである。   町     長  山 村 吉 由     副  町  長  松 井 宏 之   教  育  長  植 村 佳 央     理事兼事業部長  中 川   保   まちづくり政策監 中 村 賢 一     企 画 部 長  奥 田 育 裕   総 務 部 長  吉 田 英 史     福 祉 部 長  北 橋 美智代   生 活 部 長  小 原   薫     教育委員会事務局長                                 池 端 徳 隆   事業部次長    栗 山 ゆかり     事業部次長    田 村   猛 4 本会議の書記は、次のとおりである。   議会事務局長   鎌 田 将 二   書     記  松 本 貴 子     書     記  島 田 剛 至 ○議長(吉村裕之君) ただいまの出席議員は14名です。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。     (A.M.9:59開会) 日程番号      付 議 事 件  1 議案第10号 広陵町教育・文化芸術振興基金条例の制定について  2 議案第11号 広陵町体育施設使用料適正化検討委員会設置条例の制定について  3 議案第12号 広陵町行政組織条例の一部を改正することについて  4 議案第13号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正することについて  5 議案第14号 広陵町国民健康保険税条例の一部を改正することについて  6 議案第15号 財政状況の公表に関する条例の一部を改正することについて  7 議案第16号 広陵町放課後子ども育成教室条例の一部を改正することについて  8 議案第17号 広陵町子ども医療費助成条例の一部を改正することについて  9 議案第18号 広陵町町道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正することにつ           いて 10 議案第19号 広陵町移動等円滑化のために必要な町道の構造に関する基準を定める条           例の一部を改正することについて 11 議案第20号 広陵町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正することについて 12 議案第21号 令和3年度広陵町一般会計補正予算(第14号) 13 議案第22号 令和3年度広陵町学校給食特別会計補正予算(第1号) 14 議案第23号 令和3年度広陵町水道事業会計補正予算(第3号) 15 議案第24号 令和3年度広陵町下水道事業会計補正予算(第1号) 16 議案第33号 第5次広陵町総合計画を定めることについて 17 議案第34号 奈良県広域消防組合規約の変更について 18 請願第 1号 広陵町の有料ゴミ袋を半額にすることを求める請願について 19 議員提出議案第1号 予算審査特別委員会設置に関する決議について 20 議案第25号 令和4年度広陵町一般会計予算    議案第26号 令和4年度広陵町国民健康保険特別会計予算    議案第27号 令和4年度広陵町後期高齢者医療特別会計予算    議案第28号 令和4年度広陵町介護保険特別会計予算    議案第29号 令和4年度広陵町墓地事業特別会計予算    議案第30号 令和4年度広陵町学校給食特別会計予算    議案第31号 令和4年度広陵町水道事業会計予算    議案第32号 令和4年度広陵町下水道事業会計予算 21 一般質問 ○議長(吉村裕之君) 本日の議事日程は、お手元のタブレットに配付したとおりであります。  それでは、議事に入りますが、質疑については、申合せにより所属する常任委員会の案件については行わないようよろしくお願いします。  それでは、日程1番、議案第10号、広陵町教育・文化芸術振興基金条例の制定についてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を総務文教委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 異議なしと認めます。  よって、本案は総務文教委員会に付託することに決定しました。  次に、日程2番、議案第11号、広陵町体育施設使用料適正化検討委員会設置条例の制定についてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。  八尾議員! ○14番(八尾春雄君) 何点かお尋ねをしたいと思います。  この委員会を設置を決める以前に、既に活動を開始しておられることについては、私も御案内を頂いておりますので知っております。  それで、名称が適正化というふうに書いてあるんですね。ということは、現状は適正ではないと、こういう認識だと。中身を見ますと、近隣の自治体の間で比較すると、低廉な料金になっているとか、利用する人と利用しない人の間で関係がどうなっているのか整理する必要があると、こういう理屈をこねているわけでございます。一つ具体的な例を申しますと、私の住んでいる家の前は町道でございます。毎日利用させていただいております。だけどもこの道路を利用するか利用しないかによってほかの人に対して料金を取るとか、取らないとかいうような議論はありません。同じ町内でもたまたま対面の坂野議員は六道山でございます。六道山の道路は私ほとんど通りません。だから利用するとか利用しないとかいうことで、公共物に対して料金を設定して取るということが果たして妥当かどうかという根本的な議論をしているのかしていないのか。そのあたりどんな議論になったのかという問題があろうかと思います。この点についてどういうふうに思われておるのか。  それから私、御存じのように棋風吟詩会という、もう解散になりましたけれども、中川先生といって呉服店の大将が先生でございましたが、その中で言われていたのは、参加者は料金を広陵町の場合は徴収していないというのが本当にうれしい、助かると。気軽に公民館とか体育館を利用することができて張り合いも出るし、話もできるし健康にもいいと、こういうことを口々に言っておられた。だから施設は大事に使わなあかんと。時たま畳が破れたり、ふすまが破れたりするからみんな怒り出すんですって。もうちょっと大事に使わなあかんと、こういうふうに言っているわけですけれども、そういう人たちの気持ちに寄り添った議論というのはされたのかどうか。私の基本的な認識で言えば、そういうふうに料金を設定して徴収するというのは、例えば住民課の窓口に行って、今度契約するから印鑑証明が要るから頂戴ねということで手続されたら、それは個人の方が申込みをして料金を発生するというのは分かるんですよ。だけど皆さんに利用していただいて構いませんよという公共物を本来の目的に沿って利用するということについて、受益者があるからその分だけ余計金を払えと、こういう理屈が果たして通るのかどうかと、こういう議論をするのかどうか。それから適正化とあるけれども、不適正だというふうに現時点で認定しているのかどうか。そのあたりをお尋ねします。 ○議長(吉村裕之君) 池端教育委員会事務局長! ○教育委員会事務局長池端徳隆君) まず、適正化委員会というようなところの、その適正というところで大きくはその点で質問を頂いております。  適正か否かということであれば、今の現状の料金というのは適正ではないというふうな認識になってしまいます。この委員会につきましては、体育施設の利用料金、近隣に比して非常に安価であるというようなところ、それと確かに利用料というのは、利用料を払ってもらわんと使いたいというお声も確かにありますけれども、昨今は受益者負担の考え方、これがやっぱり一般的といいますか、そういうような公共施設全般に言えることですけれども、そういうふうな状況であると思っております。委員会では、そういうふうなところを議論されたかというところですけれども、確かに利害関係を調整するような会議ではございません。高いか安いかというふうなところになってきましたら、それはやっぱり委員もそういう高い料金を求めるというようなところにはやっぱり抵抗があると思いますけれども、仮に委員の中に体育施設を全く使わない、そういうお方が入ったとすれば、それは使う方に相応の負担をいただいたらいいんと違いますかと、こういう意見も出るであろうというような内容、そういう議論といいますか、会議でもそういう状況がございました。そういうところから適正化に向けて。適正化とは何ぞやということになりますけれども少なくとも近隣と同程度、そういうふうなところでやっぱり利用者負担受益者負担を求めるというような流れでやらせていただいておりますので、その点、まとまっておりませんけれども、一応お答えとさせていただきます。  以上でございます。 ○議長(吉村裕之君) 八尾議員! ○14番(八尾春雄君) 受益者負担というのは何であるのかということを質問したわけで、今答弁頂きましたけれどもね。だけど現に利用している人から料金を取っていない公共施設もあるでしょうと、冒頭に言ったんですよ。これは世の中そんなことをやっているところはありませんがなと言われれば終わりですけど、公共物ってそういうことでしょう。どなたでも利用していただいて結構ですよと、あなたのためだけにつくった施設じゃないんですよということで、どなたでも利用できるということがあれば、それは税で私たちは払っているわけだから納税者として払っているわけだから、税の範囲内でやってくださいねと。それが施設が老朽化したりして、あるいは補修のために経費がかかるということになれば、それは本来の設置者である町の側が責任をもって負担をすべき話じゃないんですかということを冒頭聞いたつもりなんですけれども、ちょっとそのあたりが不十分な答弁でございましたので、もう一度お願いいたします。 ○議長(吉村裕之君) 池端教育委員会事務局長! ○教育委員会事務局長池端徳隆君) この委員会を設置させていただくというような町のほうの当初は要綱という形でスタートいたしましたけれども、確かにそういう考え方もございますけれども、やはり時代に合った負担を頂こうと、そういう考えの下に設置をさせていただいたものでございます。実際のところ、様々な考え方がございますけれども、公共施設、特に体育施設なんかであれば、民間でそういう体育施設、大きな体育館を持っているというのはあまりないと思います。それに反しまして、テニスコートとかいうのであれば、テニススクールとかいろんなところ、民間ででも代替えのきくようなものも確かにあろうかと思います。そういったところも含めてやはりこのような流れの中で一定の御負担をいただくという考えの下に設置をさせていただいたものでありますので、その辺のところ御理解いただきますようにどうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(吉村裕之君) ほかに質疑ありませんか。  吉村眞弓美議員! ○10番(吉村眞弓美君) 新規事業の中で、公共施設共同利用広域連携展開支援事業というのが入っているんですけれども、これも体育館及び文化ホールにおいて共同利用を進めるということで検討が開始されるというふうになっているんですけれども、そこの部分と今回の適正化検討委員会設置条例が設置されるんですけれども、その辺の内容についてかぶるところとか、こういうところが補い合ってるとか、その内容について教えてください。 ○議長(吉村裕之君) 池端教育委員会事務局長! ○教育委員会事務局長池端徳隆君) 近隣でそういう施設を使えるものは共同といいますか、今ある財産的なものを有効に使おうというようなところで、そういう検討委員会もあるわけでございますけれども、直接この適正化検討委員会とリンクするというところではございません。あくまでも広陵町の場合、電気料金に相当するような利用の金額で申しますと、実際頂いているのは体育館のアリーナ200円とか、そういう金額です。大体どこを見渡しましてもう一つゼロがつくと。それを1時間単位にするのか、半日というようなどういう利用の形態によって検討するのかというようなところも併せてこの適正化委員会では検討しております。議員御質問いただきましたそういう公共施設、あるものについては有効利用していこうというような流れ、最終的にはそういうふうなものになるかも分かりませんけれども、あくまでも広陵町の今の体育施設等の料金というところでスタートしたものですので、それがあるからこれをつくったと、これを設置したというものではございませんのでどうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(吉村裕之君) 吉村眞弓美議員! ○10番(吉村眞弓美君) ありがとうございます。大体分かりました。検討委員会で料金を検討されて、こちらの連携のほうでもバランスを見ながら料金を設定されるとかというかぶる部分はないということですね。 ○議長(吉村裕之君) 奥田企画部長! ○企画部長奥田育裕君) 広域での公共施設の検討のお話を頂きましたので私のほうからお答えをさせていただきます。  先ほど事務局長のほうが申しましたように、まずは広陵町の体育施設として現在、使用されておられる方から頂いている使用料が本当に適正かどうか。それを今回条例化して、審議を頂くというものでございます。それから議員が御質問頂いております広域化とのところの関係性でございますけれども、当然現在のところは、それぞれの市町のほうで料金設定がされておられますので、広域の利用を検討する中では、料金のお話は当然出てくる話だとは認識しております。ただ、現状といたしましては、一足飛びにそういう話をするのではなくて、広陵町としてまずはこの体育施設の料金がどうかというところを議論いただく。それから広域化の検討というのは、これはなかなかそれぞれのこれまでの経緯もありますので、すぐにはまとまらない話ではありますけれども、住民の方々から見ていただいた場合に、一番使いやすい施設にそういう意味では気軽に申込みをいただいてお使いいただくという、これもまた一つ住民サービスの上では必要であろうということで考えておりますので、その辺は並行しながら今後進めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(吉村裕之君) ほかに質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。
     本案を総務文教委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 異議なしと認めます。  よって、本案は総務文教委員会に付託することに決定しました。  次に、日程3番、議案第12号、広陵町行政組織条例の一部を改正することについてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。  青木議員! ○12番(青木義勝君) 改正理由には、「be Happy〜未来につながるまち広陵〜」ってなかなかすてきな言葉が入っています。これ抽象的に私見えてますねんけど、これ具体的に果たしてこれの組織の最大の目当て、よく小学校の運動でもありますね、本日の運動会の目当てとか書いてます。これ目当てというか、最大のをちょっとお聞きしたい。具体的にこういうことでやるべきになったということをちょっと具体的に。  それともう一つ、私も経験上、何回こういう組織改革を聞いております、そんな経験もあるわけですが、しかし、こういうものは、大体何年間、3年なら3年とかをめどにちゃんとした形で検証して、また違ったステップアップする、また時代に即応するとかいうことも協議をして検証もされていると思いますけれども、その辺のことをちょっと改めてお聞きしたいと思います。 ○議長(吉村裕之君) 奥田企画部長! ○企画部長奥田育裕君) それでは、ただいまの青木議員の御質問にお答えさせていただきます。  今回の行政組織の改編が目指す具体的なところはという御質問が一つ目頂いたものかと思います。それから二つ目が大体3年をめどぐらいに本来であれば、こういった組織改正をするようなところで、そういったところの検証はどう行ったのか、この2点を御質問いただいたかと思います。  1点目の具体的な目的でございますけれども、これはこの改正理由ともやはり重なってまいりますが、今回第5次広陵町総合計画を令和4年度から12年間にわたってスタートをさせる、もうスタートの年でございますので、まずはそのスタートをするに当たって、町としての姿勢をやはりしっかり示すべきであると。どういったところに重点を置いて、今後町としてのまちづくりを進めていくのか、それを住民の方々にやはり今よりも、より分かりやすくお伝えする必要があると思いまして、まずは部の名称をこれまでよりも分かりやすい名称に変えさせていただいたところでございます。  その下の課の編成につきましては、既にお示しをさせていただいておりますけれども、総合計画、それからまち・ひと・しごとの総合戦略の推進をやはり重点的に進めていくために、ああいった課の編成を考えているところでございます。  それから二つ目の検証についてでございます。これはなかなか難しいところが実際ございます。これまでのいろいろな社会情勢、それから町の課題に対して一番機動的に対応できる組織ということで、これまで編成をしてまいりました。前回、我々、私ども部の改編は平成30年4月でございました。その際には、環境部が廃止されたというような改編だけでございましたので、なかなかその時点から4年がたつわけでございますが、その間の課題を一つ一つクリアしていった中で今回新たな総合計画のスタートの年ということで改めさせていただいたものでございます。  以上でございます。 ○議長(吉村裕之君) 青木議員! ○12番(青木義勝君) 部長の説明は分かりますねん。それにこういう機構、組織改革ということに対してはもちろん全職員さんにこういう意図でこうやということについての、それはずっと全職員に説明というのか、こういうことを目当てでやりますとか、理解してほしいとか、当然職員さんにはせないかんわね、されているかも分かりませんけどね。ただ、私の耳に入るのは何か決まってしまっているみたいな感じだということも入るときもあったわけです。今回はまだですからね。そこで、これはおっしゃるとおり分かりますねん。そやけど役所サイドからじゃなしにやっぱりそのサービスを受けると、行政サービスを受ける側の住民、町民の視点を考えてされたと思いますけれども、そういう意味ではこっちからだけのアピールというような印象を私は受けております。なぜかといいますと、結果的にはうちの総合計画、これもそやけどかなりの周知してもらわないかんわけや。これからやられますやろけどね。我々も議会で討論会で議員の勉強もするわけです。そういうことも何か一方的に発信しているわ、住民は分かりにくいわということで、組織改革、機構改革、そうなってきたら職員さんのところに何のためやとか、何か人事を何とかするためかなというような印象を与えるようなことがあると思います。その辺は十分気をつけてやってもらわなあかん。部長もう1回しっかりと。 ○議長(吉村裕之君) 奥田企画部長! ○企画部長奥田育裕君) お答えをさせていただきます。  議員がおっしゃっていただきますように行政の独りよがりといいますか、こちらからの一方的な発信にならないようには当然気をつけてまいりたいと思います。今回のこの組織の改編に関しましては、先ほど来、申しましております総合計画総合戦略の策定の際に若手の職員のワーキンググループをつくりまして、そのワーキンググループからも今回、実際にこの計画を進めるに当たってどういった組織体制、どういった形であれば、この総合計画総合戦略が本当に実行されていくのかということで、これまでにはなかった、そういった若手の職員のほうから組織体制をどうすればいいかという提案も頂いておったところでございます。  また、先日の部課長会におきましては、議員の皆様にもお知らせ、お見せをいたしました新旧対照表を職員のほうにも配付いたしまして、これは必ず課長のところでとどめておくのではなくて、部下のほうに必ず全て回覧をしてほしいと。その上で意見がある場合、やはりちょっと疑問に思うようなところがある場合は、これは遠慮なく言ってほしいということで、部課長にはお伝えをさせていただいております。そういう意味では内部のしっかりとした合意形成の上で、また住民の皆さんには、一方的な押しつけにならないように気をつけて運用をしてまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。 ○議長(吉村裕之君) ほかに質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を総務文教委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 異議なしと認めます。  よって、本案は総務文教委員会に付託することに決定しました。  次に、日程4番、議案第13号、職員の育児休業等に関する条例の一部を改正することについてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。  八尾議員! ○14番(八尾春雄君) 今回、規制を緩和して育児休業を取りやすくしたいと、こういう趣旨の改定でございますので一歩前進かと思いますが、基本的なところを伺いたいと思います。  一つは育児休業の期間中は、社会保険料の負担は本人負担、それから事業主負担はどうされていますか。  それから二つ目に賞与とか退職金の関係で、期間に入れているのか入れていないのか。  それから三つ目に年休の取得についてですね。8割出勤しないと年休が頂けないわけですけれども、これはどう処理されておられるのかという基本的なところをまず伺いたいと思います。  それから二つ目でございますが、子供が1歳になるまで育児休業というのは取るわけですけれども期間を延長する場合で、例えば2歳まで行きますよという場合には、育児休業を取っている最中に第2子を妊娠・出産するという場合もないわけではありません。この場合の産休と育児休業は、どちらがどういうふうに優先されるように手続をしておられるのか。  それから三つ目でございますが、今回、女性が取って、男性が取って交互に使えるようにするという改善策があるわけですけれども、三宅町の町長さんがやっぱり若いから育児休業を取りましたけれども、彼が育児休業規定に基づいてやっているのかどうか、僕はよく存じませんけれども、男性の職員が育児休業を取る場合に、どう促進をされるのか。これは職場の配慮とか理解も含めてこういうのをちゃんと取ってくださいねというふうにキャンペーンをしないとなかなか取りません。私は取ってないですよ、2人子供いますけど。一切を女房に押しつけちゃったと。今頃になって何だと家で話をしておりますけれども、男性が取りやすいようにしてほしいと。笑い話で紹介しておきますけれども、女性のほうが能力が高くて男性を休ませたほうが事業主にとったら得だとか、そういうふうにする場合も笑い話ですけれども、あるようでございます。どういうふうに配慮されるのか、その3点お尋ねします。 ○議長(吉村裕之君) 奥田企画部長! ○企画部長奥田育裕君) お答えをさせていただきます。  まず、1点目が社会保険の負担でございます。これは共済になるんですけれども、これは育児休業期間中は、申出により、これは本人の支払いは免除されるという形になります。  それから賞与、また退職金の期間への影響でございますが、これは休業になりますので、賞与についてはその分の期間というのは反映されないような形になってまいります。休業期間になりますので反映されないです。退職金も同様でございます。  それから年休の扱いでございますが、これは休業期間になりますので当然年休は取得できないということですが、これは復帰してから以降のお話でございましょうか。さきにほかの質問にちょっとお答えをさせていただきます。  それから育児休業期間中に産休ですね。実際にそういったケースも見受けられます。こういった場合には、まずちょっと私ども本人とよく相談をして、どういう形でこれを取得するのが一番本人にとって不利益にならないのかというところで産休を取得して、場合によっては、今までの育児休業というのを一旦その時点で終了して産休に切り替えるという、このあたりはちょっと個人のいろいろ配偶者との関係もございますので、御本人としっかりと相談をした中で対応させていただいているというところでございます。  それから男性の育児休業の取得でございます。こちらは、本町も以前に比べてかなり男性の取得が増えてまいりました。ただ、少し伺っておりますと、女性の職員の場合は、自分が妊娠した際に、そういった相談をするというような形が多いようでございますが、男性の場合は、どちらかというと生まれてからどういった制度があるのかであるとか、こういう形で取得したいという相談が多いようでございます。ということでやはり全体的なそういった制度の周知がまだまだできていないというところだと思いますので、私ども職員向けには、育児休業の部分も含めた両立支援のこういうハンドブックというのをつくっておりますので、このハンドブックを職員のほうにメール等を通じて配付はさせていただいているんですが、現状はなかなかそのケースに当てはまらないと見ておらないという状況でございますので、引き続きこの辺りの制度の周知と、何か相談があったときには早めにしていただけるように窓口としてはしっかりと対応していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(吉村裕之君) 八尾議員! ○14番(八尾春雄君) 社会保険料の本人負担や事業主負担が免除というふうになりましたが、それではもう一つ聞きますが、そうすると年金を取得する場合には、その期間は金を払っていないわけだからカットすると。被保険者としての扱いを行わないという処理をしているという意味ですか。それとも勤務した者と同様に扱っているという意味ですか。その点を一つはお答えください。  それから産休と育児休業の関係は、私の理解ではこういうふうに思っています。第2子の産休が始まる日の前日をもって、第1子の育児休業は終了すると。だから、連続して3人産みました、4人産みましたと、極論ですよ。だから制限がないんですって。だけど籍はあるけれども、育児休業終了したらまた復帰すると。こういうふうに理解したらいいんですか。正しいかどうか検証して答弁してください。 ○議長(吉村裕之君) 奥田企画部長! ○企画部長奥田育裕君) お答えをさせていただきます。  まず、先ほど申しましたようにその期間免除ということでございますが、これは当然でございますけれども、職員の身分としてはそのままあるわけでございますので、これはあくまでも保険料の支払いを免除されるという期間でございますので、最終的にはその分は共済の期間としての通算はされるというふうに考えております。  それから議員がおっしゃっていただいておりますように確かにそうでございます、おっしゃっていただいているとおりで第2子の前日をもって終了して、そこからは切り替えるというのはそのとおりでございます。その辺りを本人としっかりといつからになるのかも含めまして相談をさせていただいて対応させていただいているという状況でございます。お願いいたします。 ○議長(吉村裕之君) ほかに質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を総務文教委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 異議なしと認めます。  よって、本案は総務文教委員会に付託することに決定しました。  次に、日程5番、議案第14号、広陵町国民健康保険税条例の一部を改正することについてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。  山田議員! ○4番(山田美津代君) 概要集の2番目の未就学児に係る均等割の軽減措置、これは本当に5割を軽減するよう規定を改めるもので、これは一歩前進かなと思うんですけれども、国保運営協議会の私は委員ですけれども、改定案の資料を頂きましたけれども、この概要集の改定案を見る限りでは、本当に分からないんですよね。例えば概要集の2番の保険税率等の見直しで現行と改正後が書いています。一般世帯、特定世帯が白三角だから安くなるんだと、3,000円、1,500円、2,500円、そのような安くなるような印象の数字が載っているわけですけれども、国保の運営協議会で頂いた保険税の比較で所得割額を現行税率を1にした場合の改正案ですね、450万円の給与収入の方は所得が316万円です。その方がどのくらい上がるかといいますと、御夫婦2人世帯で6.3%、3万300円上がるんですね。48万880円が51万1,180円、400万円の給与収入の方が所得金額276万円ですから、43万480円が45万6,780円で2万630円、6.1%上がります。300万円の給与収入、所得金額202万円の方が5.6%も上がるんですね。33万7,240円が35万6,140円と、このように大幅な値上げをされるということが私たちが頂いた資料の中では分からないわけですね。これをつけていただかないと正確な判断ができないんじゃないかなと思うんですよ。資料を国保運営協議会ではお配りさせていただいたものですね。そうしたらやはり私たちの議会にも資料として提出していただきたいと思うんですけれども、これをしないと本当に判断ができないと思います。将来、現行税率との差を1.88にした統一保険料はもっと高くなるということで一遍に急激に上げられないから毎年少しずつ上げるんだという御説明でございましたけれども、今、私が申し上げた税率だけではない、また来年上がるということなんですよね。その辺をきちっと町民のためにお知らせするためにまず議会がこれを把握しておかないといけないんじゃないかなと思うんですけれども、その資料の出し方はいかがですか。変えられますか。 ○議長(吉村裕之君) 小原生活部長! ○生活部長(小原 薫君) ただいまの御質問でございますが、国保の運営協議会で確かに今議員がおっしゃったとおり資料は出させていただいております。今までもこの資料を議会のほうには出したことはないと聞いていますけれども、やっぱり議員おっしゃるとおり、この所得改正だったらどういうふうな国保税に係るというのは当然重要なことやと思いますので、今後、当然令和5年度も若干税率もまた改正させていただく予定でございますので、来年度は検討してもっと分かりやすい表で出せるかどうか検討して前向きに出せるように考えていきたいと思います。 ○議長(吉村裕之君) 山田議員! ○4番(山田美津代君) 広陵町独自の減免制度のことが、国保運営協議会で私質問させていただきましたら、統一になったら町の独自の減免制度はできないという町長からのお話でございましたけれども、今年また令和4年度、5年度、この令和6年の統一になるまでは町独自の減免制度は続けていただけるものと思ってよろしいんでしょうか。 ○議長(吉村裕之君) 小原生活部長! ○生活部長(小原 薫君) 議員おっしゃるとおり、令和6年度に統一になりますので、それまでは町独自の減免制度は続けてまいります。 ○議長(吉村裕之君) ほかに質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を厚生建設委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 異議なしと認めます。  よって、本案は厚生建設委員会に付託することに決定しました。  次に、日程6番、議案第15号、財政状況の公表に関する条例の一部を改正することについてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を総務文教委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 異議なしと認めます。  よって、本案は総務文教委員会に付託することに決定しました。  次に、日程7番、議案第16号、広陵町放課後子ども育成教室条例の一部を改正することについてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。  山田議員! ○4番(山田美津代君) もくせいクラブ、児童数が減少したということによって、空き教室を使うということで、ここの部分はやめるということで、その後は、どうするつもりなんでしょうか。解体するんでしょうか。それとも何かほかのことを子供さんに関する支援のものとかに変えていくおつもりはおありなんでしょうか。 ○議長(吉村裕之君) 北橋福祉部長! ○福祉部長(北橋美智代君) 使わなくなって今1年ほど経過をしておりますが、いろいろとその後の使い道等を検討させていただいて、子供支援をやっておられる法人であるとか、そういうところに声かけをさせていただきましたが、なかなか使い勝手というところで、次の利用をしていただける団体というところがなかなか見つからないような状況でもございました。いろんな提案をさせていただいたんですが、ちょっと駐車場の関係であったりとか、そういうところも出ておりましたので、次の使い道というのがなかなか見つからない状況でございます。
     その中で今回廃止条例を出させていただいて、そういう施設から普通財産という形、行政財産という形になりますので、ほかの公共施設の在り方というところと併せて検討をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(吉村裕之君) ほかに質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を厚生建設委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 異議なしと認めます。  よって、本案は厚生建設委員会に付託することに決定しました。  次に、日程8番、議案第17号、広陵町子ども医療費助成条例の一部を改正することについてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。  山田議員! ○4番(山田美津代君) これも少し前進かなと思います。助成の対象となる子供を年齢要件の上限を15歳から18歳に引き上げていただくということで前進と思うんです。この施行期日なんですけれども、令和4年8月1日から施行するということで、この同日前に行われた医療にかかる医療費の助成については、なお、従前の例によるということで、これだけ何で8月1日なんでしょうか。これは事務的な作業が完了しないということなんでしょうか。 ○議長(吉村裕之君) 小原生活部長! ○生活部長(小原 薫君) この件につきましては、福祉医療としての更新は大体8月ということで決めております。当然、今上程させてもらって4月からというのは到底不可能という、その部分もありますけれども、一応8月ということで所得判定が必要な場合は、当然前年の所得が決定するのは7月頃になりますので、その決定に合わせて8月ということにさせていただいています。この件につきましても町独自で今回させていただきますけれども、これもずっと県のほうには要望しておりまして、県ではなかなか補助を出してもらうところはないんですけれども、大体県が認めたら恐らく所得判定になってくる。所得判定になれば7月の所得決定ということで8月からの施行になってくるというのに合わせたものでございます。 ○議長(吉村裕之君) ほかに質疑ありませんか。  山村議員! ○6番(山村美咲子君) 非常にこの18歳まで引き上げられたということで本当に喜んでおります。いつもこの子ども医療費のことに関しまして窓口負担の軽減です。今未就学児まで要らないということなんですが、18歳まで引き上げられたことによって、広陵町独自の政策としてそういう負担をなくすということはお考えはないでしょうか。 ○議長(吉村裕之君) 小原生活部長! ○生活部長(小原 薫君) その件につきましてもよく言われることですけれども、今、それをすると県のペナルティーというのがかかってきますので、ある程度状況によって当然自己負担だけを払うというのが本来だと思うんですけれども、それも県のほうに要望していきまして、そういうふうに自己負担だけで済むように県のほうにもっと要請してまいりたいと考えております。 ○議長(吉村裕之君) ほかに質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を厚生建設委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 異議なしと認めます。  よって、本案は厚生建設委員会に付託することに決定しました。  次に、日程9番、議案第18号、広陵町町道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正することについてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。  谷議員! ○8番(谷 禎一君) 広陵町の中でも、車道、それとあと自転車、そして歩行者というのを分離していこうということで各地で自転車のゾーンというのを道路に表記されてきておりますが、今日実はこちらへ来るまでに笠ハリサキ線で自転車と自動車の接触事故がございまして、それでちょっと近隣を見ておったんですけどね、自歩道とそれから自転車のゾーンというふうなものが、通行帯というのができたときに、自転車の通行帯をつくった横の歩道について、自歩道はなくして歩道のみとして、それで自転車のみを通行するというふうな方向へ変えられるのか。それとも自転車の通行帯をつくった場合、そのまま自歩道というのがあったときに、その自歩道をそのまま自転車も通れるよというふうな形にされるものなのか、その辺がはっきり考え方が統一されているのかなというふうなところをお聞きしたいと思うんです。といいますのが、その事故が起こったところの部分に関しましては、沿線沿いで丸い標識の青い標識の中に歩行者と自転車と同じマークがついているというふうなことになっている部分がございまして、それは自転車、歩行者、同じように通行できるというふうな解釈をしていいのかなというふうにも思っておるんですけれども、その辺はどのような形で考えていかれるのか。それと今の現状は、把握されているのか、その辺をお尋ねしたいと思います。 ○議長(吉村裕之君) 中川理事! ○理事兼事業部長(中川 保君) 自転車通行帯についての御質問でございます。  以前に八尾議員の一般質問でもございましたけれども、笠ハリサキ線ですね、全線1.5メートルの幅の自転車通行帯を確保することができない状況の部分があります。右折レーンなんかが必要になってきて、路肩を狭めて通行帯が取れなくなってしまう部分もございます。そういう関係で、警察協議の中で1.5メートル取れないところは自転車通行指導帯だったと思うんですけれども、そういう名前で通行帯じゃなくなってくると。道交法上もそういう形になってきますので、その部分については歩道を自転車が通行することを認めましょうということで両方、通行帯を設けている部分も含めて自歩道を歩道にするというのはしなかったということで説明させていただいたと思うんですけれども、現状、そういう形で幾らか全線を通行帯を設けることができないという制約の中で今の状況があるというふうに御理解いただけたらと思います。 ○議長(吉村裕之君) 谷議員! ○8番(谷 禎一君) 道路の形状上、なかなか難しいところもあるというのはよく分かるんです。ただ、一般の人の住民さんはやっぱり標識を見て走っていったり、いや、レーンが書いてあるから走っていったりというふうなことでやられるわけなんですけれども、仮に歩道の部分を自転車が通行してもいいよと。自歩道でそのまま残すんですよということであるのであれば、やっぱり幅員というのは、ある程度やっぱり確保しておかないと、やっぱり事故の原因にもなりかねませんので、そういうふうな部分のことにつきまして植樹帯の撤去とか、それと有効幅の確保とか、ここに広陵町町道の構造の技術的基準を定める条例ということで、自転車歩行者道に当たってはあるところでは4メートル以上だと。あるところでは3メートル以上のものとするであるとか、基本は書いておられます。それと歩道についても2メートル以上とするとかいうふうな基準はいろいろ書いておられますが、できればそういうふうな一般住民さんが通ってどちらを行ったらいいのかというふうな部分について迷わないような方式等々考えてもらうということはできないでしょうか。 ○議長(吉村裕之君) 中川理事! ○理事兼事業部長(中川 保君) 自転車通行帯の整備というのは、国の補助事業を頂いて整備を進めさせていただいております。残念ながらちょっと補助金のつきが悪くて進捗が悪いんですけれども、今後笠ハリサキ線以外にも延ばしていく予定をしてございますので、その中で議員おっしゃったような内容について検討していきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(吉村裕之君) 山田議員! ○4番(山田美津代君) 概要集の14ページの、今、谷議員は改正内容の1と2についてのことを質問されたと思うんですけれども、私は3番目と4番目で、たしか前の説明でこの自動運行補助施設をつくるのに道路の端に線みたいなのを布設するみたいな説明を聞いたと思うんですけれども、赤部の方で車椅子でも本当にあちこちに行っている方がおられるんですよね。そういう方の通るところにそういう布設した後、凸凹していたら本当に今の広陵町の町道とか県道とかも横断したりするときにも大変車椅子では、俺やから何とか通れるけれども、本当に危ないんだということを常に言っておられるんです。その下の歩行者利便増進道路に係る規定の新設、これにも関わってくることなんですけれども、車椅子の方でも安心して通れるような道路にしてほしいと。その自動運転によってそういうものを埋めたということによってそういう支障が起きないかどうか、そこをちょっとお聞きしたいと思います。それと車椅子の方でも安心して通れるきちっと端っこのほうでも凸凹のないようにしていただけるようなことを御検討いただけるかどうか、その2点をお願いします。 ○議長(吉村裕之君) 中川理事! ○理事兼事業部長(中川 保君) 自動運行補助施設につきまして、電線を埋設するという事例もちょっと紹介させていただきましたけれども、様々な種類の施設があるようです。一概に電線を埋設するだけではないと思いますので、磁石をスポット的に埋め込んでいくというような部分もあったりするようです。ですので、現状、状況に応じてそういう身体障がい者の方々、車椅子の方も支障が生じないような形のものを導入していくことになるのかなと思います。  以上でございます。(発言する者あり) ○議長(吉村裕之君) 中川理事! ○理事兼事業部長(中川 保君) バリアフリーに関しては、条例の中にも規定がございますので、そういった部分で整備していきたいと思います。 ○議長(吉村裕之君) ほかに質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を厚生建設委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 異議なしと認めます。  よって、本案は厚生建設委員会に付託することに決定しました。  次に、日程10番、議案第19号、広陵町移動等円滑化のために必要な町道の構造に関する基準を定める条例の一部を改正することについてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。  谷議員! ○8番(谷 禎一君) 先ほどは、笠ハリサキ線のことについてお話がありましたけれども、もう一度お尋ねしたいんです。車道と自歩道があって、そこへ自転車の通行レーンを設けてきたときには、自歩道は歩道専用にされるんでしょうか。それとも自歩道は自歩道で置かれるんでしょうか。特別な理由は別として一般的にどうされる予定なんでしょうか。 ○議長(吉村裕之君) 中川理事! ○理事兼事業部長(中川 保君) 車と自転車と歩行者を分離するという目的からは理想としてはやはり自歩道は歩道に、通行帯を走る。それから車と分けるというのが理想になってくるんですけれども、そういうものを目指して町としてもやっていきたいんですけれども、先ほど申しました笠ハリサキ線のような状況の部分もありますので、そこは警察とも協議しながら進めていく必要があるかと思っております。  以上でございます。 ○議長(吉村裕之君) ほかに質疑ありませんか。  山田議員! ○4番(山田美津代君) 専門的な質問じゃないんですけれども、77ページの議案の中の立体横断施設を立体横断施設の構造に、乗り合い自動車停留所をその構造にという、構造に改めるということが具体的にどういうふうに変わるのか教えていただけますか。 ○議長(吉村裕之君) 中川理事! ○理事兼事業部長(中川 保君) この部分は構造にという文言が追加されているんですけれども、もともと構造に関する規定であったんで、文言の訂正、修正になっているだけだと思うんです。 ○議長(吉村裕之君) ほかに質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を厚生建設委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 異議なしと認めます。  よって、本案は厚生建設委員会に付託することに決定しました。  次に、日程11番、議案第20号、広陵町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正することについてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を総務文教委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 異議なしと認めます。  よって、本案は総務文教委員会に付託することに決定しました。  次に、日程12番、議案第21号、令和3年度広陵町一般会計補正予算(第14号)を議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を総務文教委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 異議なしと認めます。  よって、本案は総務文教委員会に付託することに決定しました。  次に、日程13番、議案第22号、令和3年度広陵町学校給食特別会計補正予算(第1号)を議題とします。  本案について、質疑に入ります。
     質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を総務文教委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 異議なしと認めます。  よって、本案は総務文教委員会に付託することに決定しました。  次に、日程14番、議案第23号、令和3年度広陵町水道事業会計補正予算(第3号)を議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を厚生建設委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 異議なしと認めます。  よって、本案は厚生建設委員会に付託することに決定しました。  次に、日程15番、議案第24号、令和3年度広陵町下水道事業会計補正予算(第1号)を議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を厚生建設委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 異議なしと認めます。  よって、本案は厚生建設委員会に付託することに決定しました。  次に、日程16番、議案第33号、第5次広陵町総合計画を定めることについてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を総務文教委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 異議なしと認めます。  よって、本案は総務文教委員会に付託することに決定しました。  次に、日程17番、議案第34号、奈良県広域消防組合規約の変更についてを議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を総務文教委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 異議なしと認めます。  よって、本案は総務文教委員会に付託することに決定しました。  次に、日程18番、請願第1号、広陵町の有料ごみ袋を半額にすることを求める請願についてを議題とします。  本件については、広陵町議会会議規則第91条第1項の規定により、お手元のタブレットに配付した請願文書表のとおり、厚生建設委員会に付託します。  次に、日程19番、議員提出議案第1号、予算審査特別委員会設置に関する決議については、山村議員から提出され、所定の賛成者がありますので、これより議題とします。  本案について、提案趣旨の説明をお願いします。  山村議員! ○6番(山村美咲子君) それでは、予算審査特別委員会の設置に関する決議についての提案の趣旨説明をさせていただきます。  本日、提案させていただきました特別委員会の名称は、予算審査特別委員会であります。  設置の根拠は、地方自治法第109条及び委員会条例第6条によるものであります。  委員会の目的としましては、令和4年度の当初予算審査であります。  委員の定数は7名であります。委員名を読み上げます。なお、議席順で敬称は省略いたします。  堀川季延、山田美津代、笹井由明、坂野佳宏、吉村裕之吉村眞弓美、青木義勝、以上であります。  委員会の活動は、本定例会の会期中であります。  以上で、予算審査特別委員会の設置に関する決議についての趣旨説明を終わります。 ○議長(吉村裕之君) 本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。  議員提出議案第1号は、原案のとおり決議することに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 異議なしと認めます。  よって、議員提出議案第1号は原案のとおり決議されました。  予算審査特別委員会の委員長及び副委員長でありますが、委員により互選されました結果、委員長には堀川議員、副委員長には笹井議員と決定されましたので、御報告します。  それでは、日程20番、議案第25号、令和4年度広陵町一般会計予算、議案第26号、令和4年度広陵町国民健康保険特別会計予算、議案第27号、令和4年度広陵町後期高齢者医療特別会計予算、議案第28号、令和4年度広陵町介護保険特別会計予算、議案第29号、令和4年度広陵町墓地事業特別会計予算、議案第30号、令和4年度広陵町学校給食特別会計予算、議案第31号、令和4年度広陵町水道事業会計予算、議案第32号、令和4年度広陵町下水道事業会計予算を一括して議題とします。  本案について、質疑に入ります。  質疑については、予算審査特別委員会が設置されましたので、申合せにより委員会に属さない議員からの総括的な質疑のみとしますので、よろしくお願いします。  本案について、質疑ありませんか。  谷議員! ○8番(谷 禎一君) 私のほうでは、主要事業一覧に沿って数点質問したいと思いますので、よろしくお願いします。  まず通し番号でいきます。5番でございます。広陵町自治基本条例展開支援事業についてでありますが、この支援事業委託費、令和4年で200万円、それで令和5年で50万円、令和6年で30万円ということで明記されております。コーチの派遣の委託費ですけれども、これにつきましては、職員の皆さんに説明する講師委託料でしょうか。それとも町民のほうへお話ししていくときにも御苦労されるのかどうか分かりませんが、ついて行っていただくのか分かりませんけれども、それの委託料なんでしょうか。  次に、通し番号6番、公共施設共同利用広域連携展開支援事業についてですけれども、以前、香芝市と中学校の共同給食センターの建物を建てました。そのときに香芝市に土地を貸すということで年間約300万円という費用につきまして、賃貸料をもらえる話やったと思うんですけれども、それはお互いの公共施設を利用しようやないかということでその部分に関して広陵町に何ぼかその部分に関してのメリットを与えていくよというお話の中があったと思うんですけれども、それを踏まえた上で今後総合館の利用について、そういうふうな前の約束の部分はどういうふうにして果たされていかれるのかというのが質問です。  それと通し番号38番、平尾疋相線整備事業、これにつきましては、治水施設とは今後開発されようとする土地の調整池の機能を果たす施設なのでしょうか。それとあと既設道路との交差部においては、地形上の頂上付近で多分交差点を設けられると思うんですけれども、両方から車の見通しが悪くなると思いますので、何か配慮は考えておられるのでしょうか。  通し番号39番、大谷奥鳥井線の整備事業についてです。中を見ますと車道の舗装工事だけやないかというふうに考えますが、歩道改修については含まれていないのでしょうか。生活に密着する歩道や自歩道についての改修計画はできているのでしょうか。また、工事をするに当たって、水道、下水改修工事、それから都市ガスと調整は行われておるとは思いますが、確認をしたいと思います。  それと通し番号45番、平成緊急内水対策事業。当初の設計では25億円という予算が出ておりました。ところが設計を進める中で7億円、約30%が増加しております。どこの施設で何が増加したのでしょうか。土地の取得費でしょうか、工事費でしょうか、その他経費なんでしょうか。  それと通し番号46番、立地適正化計画策定事業についてなんですけれども、これは現在住んでおられるところの高齢者なり、建物等が老朽化して生活が困難になった住宅と、それと片方では、居住誘導区域をつくろうとしているわけですね。それはどのような関係にあるのか。実際にそういう人をそっちへ誘導していくのに、何か方針なり、考えを持っておられるのでしょうか。  それと通し番号53番、公園施設長寿命化対策支援事業。これは一応大規模な公園についての支援事業になっておりますけれども、その他都市公園や民間の開発で設置された公園についての遊具など、長寿命化を含めた検討も必要ではないかと思われます。遊具を検討して少なくするとか、また違う改修の必要でない遊具にするとかいうことが必要であるかと思いますのでどうされる予定なんでしょうか。  それからあと、55番、感震ブレーカーの普及事業。これにつきましては、30年に大垣内で30件、それからあと、令和元年に赤部で36件、それから令和2年で赤部で45件、疋相で40件ということで進められております。面的整備というふうなことが必要になってくると思いますが、これは今の設置状況で考えますと、もう少し早く判断をされるほうがいいのではないかと思います。  あと最後、通し番号55番、IT支援設置事業。これについて、一人の支援員が3日間で7校を巡回して、令和7年までの長期に指導するということよりも短期的に集中するほうが効果的であるとは思います。実際の授業でサブについてもらって教員と生徒と一緒に慣れてくるような方法はどうでしょうか。  以上でございます。 ○議長(吉村裕之君) 八尾議員! ○14番(八尾春雄君) 議長はたしか総括的な質問をと呼びかけられたわけですが、具体的な項目をずっと上げられて質問をしておられますので、ちょっと整理していただけないでしょうか。 ○議長(吉村裕之君) しばらく休憩します。     (A.M.11:12休憩)     (A.M.11:15再開) ○議長(吉村裕之君) 再開します。  奥田企画部長! ○企画部長奥田育裕君) それでは、まず質問いただきました1番目でございます。通し番号の5でございます。広陵自治基本条例の展開支援事業につきまして、講師派遣については職員、それから町民の方も対象にするのかという御質問でございました。これはいずれも対象にさせていただいているところでございます。そういうふうに考えてございます。  それから通し番号の6番でございます。公共施設の共同利用の広域連携の展開支援事業でございます。こちらは香芝市との給食センターの建設に関係する公共施設の相互利用についてお尋ねをいただいたかと思います。これは香芝市との間の相互利用というのは、これはまた香芝市と協定を結んでおりますので、引き続きいろいろな形での相互利用というのは考えていくべきだというふうに考えております。ただ、今回の共同利用につきましては、これは広域で7市町で行いますので、このあたりは、結果的には並行して一番住民の方々にとって利用しやすい。そして公共施設につきましては、維持管理、それから運営経費の削減といった共通の課題がございますので、その辺りをしっかりと協議をしていければというふうに考えております。  以上でございます。
    ○議長(吉村裕之君) 中川理事! ○理事兼事業部長(中川 保君) 38番、平尾疋相線についてでございます。調整池につきましては、道路についての流出増が見込まれますので、その部分で設計をしていく必要がございます。また、その道路の構造によって周辺の土地の水をどうしても受けなければならないという状況にもなる可能性もございますので、そういった部分も含めて今後検討していくこととしております。  それから交差点につきましては、一番勾配が変わるところでどちらも見通しがきく位置という形であの部分を選ばせていただいていますので、広陵消防の前ですけれども、交差点としては、両側勾配がついていますけれども、一番見通しのきく場所というふうに考えてございます。  それから39番の大谷奥鳥井線、これにつきましては、舗装補修についての補助事業の採択を受けてございますので舗装補修を行うことになってございます。ですので、この部分の道路、NTTとかガスとか水道といった部分の掘削復旧については、補修した後は制限されますので、その部分については、調整をさせていただいているところでございます。  また、歩道につきましては、先ほどの御質問もありましたけれども、別途自転車通行帯の補助を頂いておりますので、その部分で検討させていただいていく予定でございます。  それから45番の平成緊急内水対策事業の7億円の事業費の増についてでございますけれども、用地費で増えているのは馬見川調整池に関してのみでございます。馬見川調整池、周りに大きな道がございませんので、将来的に堆積土砂が生じた場合等、ダンプトラックが入っていくことが不可能ですので、その通行をするために笠ハリサキ線に接続するように用地を追加して買収させていただいております。流入する水路の関係もございまして、そういう変更をさせていただきました。そういった部分で工事費も増加してございます。また、そのほか二つの意見につきましては、用地は増えてございません。工事に関して詳細な設計が進んで増加しているというものでございます。  それから立地適正化計画の居住誘導区域に在来集落の方々を誘導するのかということだったと思うんですけれども、基本的には在来集落は居住区域、在来集落というか、市街化調整区域に当たる部分については、居住誘導区域にはならない。ただ、そこに新たに住宅が開発されたりして増えるということについては抑制していくことになろうかと思います。在来の方々の建替え等については問題がないというふうに考えております。ですので、在来の方々を居住誘導区域に誘導する施策を行うのかというと、そういうことは考えないことになろうかと思います。ただ、防災面、それから公共交通の面といった部分の検討も併せて違った答えが出る可能もございますけれども、そういう全体的にコンパクトなまちづくりをしていくというのが立地適正化計画でございますので、御理解いただけたらと思います。  あと、53の遊具ですけれども、今、都市公園で整備後30年以上経過している部分で老朽化している施設等を長寿命化を図るということで更新を進めているところでございます。ですので、民間開発については、今のところ対象にはなってございませんけれども、将来的にはそういった部分も検討が必要になろうかと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(吉村裕之君) 吉田総務部長! ○総務部長(吉田英史君) 55番の感震ブレーカーの普及の件についてお答え申し上げます。  平成30年から実施しておりますけれども、議員おっしゃるとおり、面的な整備が必要との観点から狭隘な道路が多く、住宅が密集している西小学校区から進めていっているところでございます。面整備を進めるに当たりましては、地域、地元の協力がどうしても必要となってまいりますので、その辺りは地域と協議しながら進めていっているところですけれども、西小学校区が終わりましたら、またほかの住宅が密集している地域を中心に進めていきたいというふうには考えてございます。  以上でございます。 ○議長(吉村裕之君) 池端教育委員会事務局長! ○教育委員会事務局長池端徳隆君) 最後になろうかと思います。59番で質問いただきましたICT支援員の設置事業についてでございます。  これは令和のスタンダードということで、今GIGAスクール構想が始まりまして2年目になります。初年度はどちらかといいますと生徒等への使い方もそうなんですけれども、教職員の先生方のインストラクターというんですか、インスト的な要因もございました。2年目につきましては、各校の実情にもよるんですけれども、週に3回程度巡回をするという流れにつきましては、GIGAスクール構想の推進委員会、その中で各校の実情に応じて協議をして、このような形で実施していこうというような流れになってございます。委託料の範囲でまたいろんなこういうふうに変えたほうがええでというようなことが推進委員会の中で出てまいりましたら、またより適正な内容で支援員の派遣方法等、巡回方法等を考えてまいりたいとかように考えでございます。  以上でございます。 ○議長(吉村裕之君) 谷議員! ○8番(谷 禎一君) 2回目の質問に関しましては、各委員会のほうへお願いをしたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(吉村裕之君) ほかに質疑ありませんか。  山村議員! ○6番(山村美咲子君) 子育て支援のことについてお聞きいたします。  機構改革で子育て総合支援課ということを設置され、本当に国のほうでも子ども家庭庁が設置される予定で、広陵町としても子育てにしっかりと力を入れていくという姿勢が見えるわけなんですが、この主要事業の14番、広陵町子ども家庭総合支援拠点設置・運営事業ということで、これ従来にあります子ども・子育て世代包括支援センター、そういうものとの兼ね合いとか、この事業について説明をしていただきたいと思います。 ○議長(吉村裕之君) 北橋福祉部長! ○福祉部長(北橋美智代君) こちらにつきましては、議員おっしゃっていただいているとおり国のほうでも子ども家庭庁ができるということが報道されておりますので、そういうものも受けまして、広陵町でも子供というか、子育て支援に力を注いでいきたいというところで、窓口の一本化というところを図っていきたいという趣旨でこども局というところを設けさせていただくという方向になっております。子ども家庭総合支援拠点につきましては、母子保健、今あります子育て包括支援センターにつきましても、今まで設置をさせていただいてこども課、けんこう推進課、それぞれに連携をしながらやってきたところなんですが、なかなかそちらのほうも連携というのもうまく働いていなかった部分もございますので、それはちょっと廃止をさせていただいて、こちらの総合相談センターというところで開設をしたいというふうに思っております。  子ども家庭相談総合支援拠点につきましては、虐待も含めまして、母子保健制度、そういうところを全て含めた形で立ち上げていきたいというふうに思っておりますので、今、こども課で担当している部分と、けんこう推進課で担当している部分を併せて一つの課でさせていただきたいというふうに思っております。専門職のほうも家庭支援員というところとか、あと今あります保育コンシェルジュ、保健師、そういう専門職を集めて相談体制を整えていきたいというふうに考えております。 ○議長(吉村裕之君) 山村議員! ○6番(山村美咲子君) 非常に一歩進んでいるという感じはしますが、赤ちゃんから18歳までしっかり広陵町の子供として、今回18歳まで子ども医療費の対象を引き上げていただいたということで、この18歳までしっかりと広陵町の子供を育てていただきたい。その拠点づくりであり、体制づくりであるということを今認識をさせていただいております。その中でいつも教育委員会との連携がしっかりとれる体制づくりというのがこの事業の中ではちゃんとできているのかということをいつもそれが大事なのではないかと思っておりますが、その辺のところはいかがでしょうか。 ○議長(吉村裕之君) 北橋福祉部長! ○福祉部長(北橋美智代君) こども局を創設するに当たってどちらの部門に持っていくかというところは議論にさせていただいたところでございます。ただ、福祉部門のほうでこども庁が内閣府にございますので、その流れをこちらのほうでくませていただいて、福祉部門のほうで持たせていただいたところはございますが、子供というキーの中で、教育委員会との連携は十分にやっていきたいというか、関わっていただいているというところでございます。  今、幼稚園とかいう部分が福祉部のほうで持たせていただいております。幼稚園というところ、こども園もそうなんですが、教育委員会のほうでの部門に入っておりますので、そこを含めて連携を図っていきたいというふうに思っております。 ○議長(吉村裕之君) 植村教育長! ○教育長(植村佳央君) 私も以前から山村議員もおっしゃっていましたように、0歳から18歳というやっぱり切れ目のない支援ということがすごく大事だと思っています。そういう意味では福祉部の今のこども局と一緒に教育委員会が同時にやはりこれまで以上に連携を取りながら子育て支援であったり、あとは就学前教育、そして学校教育とつなげていくことがすごく大事だと思っていますので、その辺りでは必ずそこは、これまで以上に連携を取っていきたいというふうに思っています。 ○議長(吉村裕之君) 千北議員! ○3番(千北慎也君) 総括的な質問というところで、行政のデジタル化、DXみたいな文脈で質問をさせていただきたいと思います。  組織としては新しく企画部の下にデジタル推進課というものが設置されたわけですけれども、デジタル化を進めていく上では、組織、縦割りではなくて組織横断的な取組が求められるのではないかと思います。例えば今回の予算でも、主要事業調査の1番に電子申請システム導入事業というものがありまして、こちら担当課が旧名の未来都市推進課ということになってくるわけですけれども、一口に電子申請と言っても恐らく様々な部署との関わりが発生してくることかと思います。例えばパブリックコメントを電子化していくということであれば、今ではメール等でできますけれども、それぞれの部署が関わってまいりますし、あるいは給付金ですよね、子育て世帯の給付金とかもありましたけれども、ああいう手続を電子化するということであれば、それこそ子供関連、福祉関連が関わってくるわけです。あるいは、事業者向けの申請の電子化ということであれば、地域振興課のようなところが関わってくるわけで、なかなか縦割りだけでは事業を進めていくことが難しい部分が出てくるんじゃないかなと思うんですけれども、そういった点に関してデジタル推進課がどのように横串しのDXというものを進められていくのかという部分をちょっと教えてください。 ○議長(吉村裕之君) 中村まちづくり政策監! ○まちづくり政策監(中村賢一君) まさに広陵町もデジタル化に向けて動き出しています。そういった意味では、まさに未来都市推進課というのは横断的に各課の調整機能を持たないとうまくいかないというふうに考えています。従来はシステムの管理だけをやればいいような風潮があったんですが、今はもうそうではありません。逆に言うと、システム部門がしっかりとした政策のポリシーと調整役を担わないとうまくいかなくなってきています。特に広陵町の場合のデジタル化というのは、なかなかこれからどうするかというのは、国の動きとの連携というのも考えなきゃいけませんし、それから国の標準化、この動き、それからシステム入替え、結構大事業が来年度予定されています。それも含めて調整ということであれば、うちがある程度デジタル推進課がある程度軸になって調整をしてきちんと整理をしていかなきゃいけないということになりますので、今度の新しい組織でもどちらかというと、SDGsは企画政策のほうに回しまして、デジタル化のほうに特化して、逆に言うとかなりスリムになって逆にそこを特化して集中的にできる体制ができるというふうになろうかと思います。議員がおっしゃるとおり、今後できる新しい課が中心になって進められるような体制というのがまさにできるというふうに考えております。 ○議長(吉村裕之君) 千北議員! ○3番(千北慎也君) 中村政策監ありがとうございます。まさにそういった役割を期待したいところではあるんですけれども、なかなかITということやったら相談しようというのは分かりやすいと思うんですけれども、それ以外でもこれ相談してもらえてたら提案できたのになということとかもあるかと思います。例えば、今の予算で分かりやすいので言うと、先ほどの事業調書の17番、18番、南保育園のICT化であるとか、北保育園のICT化と、こういうふうに明らかにICTとついているような事業名であれば、デジタル推進課さんのほうから、それやったらうちもコメントできますよというような関わりができるかと思います。一方、例えば22番の環境に優しい農業推進補助金というのは、普通に読んでいくと野焼きをなくすための補助金を新設しますよという部分だけなんですけれども、もしかしたら申請手続等にデジタル推進課さんに入ってもらったほうがいいようなこととかも出てくるかと思います。このようになかなか事業名だけで見ているとDXとかデジタル化が関わらないように見えるんだけれども、事業企画段階から入っていたらより効果的な施策を打てる部分とかも出てくるかと思うんですけれども、そのような実際の事業の状況の吸い上げてあるとか、課題の吸い上げという部分にどのようにしてデジタル化推進課は関わっていかれるのでしょうか。 ○議長(吉村裕之君) 中村まちづくり政策監! ○まちづくり政策監(中村賢一君) 今、庁内の体制としてもデジタル化だとかICT化だとかいう言葉が出ないとうちに相談ということはありません。基本的にいろんな課のいろんな動きの中でやっぱり経営会議等でも議論をしながらどういう動きがあるかによっては、うちのほうが情報を得て、情報提供をしたりということは出てきます。例えば今進んでいるGIGAスクール、これも本来教育委員会で進めますけれども、うちがかなり一緒になって連携して並走した形で進めたという経緯もあります。そういった意味では政策立案段階、それから情報収集段階を含めて、うちが得た情報は各課に提供しながら、それからあるべき姿というのは、最終的には経営会議とか、いろんな調整会議とか、担当課の打合せの中ですり合わせをするという形になると思います。逆に言うと、うちのほうは、未来都市推進課が受け身ではなくて、むしろ能動的に動いて、各課の今の状況はどうですかとか、それから今何か困ったことはありませんか。それからこういうような情報が今ありましたけれども、そこの課としての動きはどうですかというのは積極的に動くという体制、これは意識していきたいと考えています。 ○議長(吉村裕之君) ほかに質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りします。  本案を予算審査特別委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 異議なしと認めます。  よって、議案第25号、第26号、第27号、第28号、第29号、第30号、第31号及び第32号は、予算審査特別委員会に付託することに決定しました。  しばらく休憩します。     (A.M.11:37休憩)     (P.M. 0:59再開) ○議長(吉村裕之君) 休憩を解き、再開します。  それでは、次に、日程21番、一般質問を行います。  一般質問の要領については、一問一答方式により行います。まず、1回目の質問については、壇上より質問通告書内容により一括質問を行っていただきます。2回目以降の質問については、自席にて一問一答を行っていただきます。  なお、質問発言に回数制限はありませんが、次の質問に移った場合は前の事項に戻ることはできません。また、各議員の質問及び答弁を含めた時間は1時間以内であります。  理事者側からの反問については、議長の許可を得て行っていただきます。この場合の反問時間及び答弁時間は、決められた1時間には含みません。なお、質問の要旨は簡単に、また答弁は的確にお願いします。  それでは、質問の通告書に従って発言していただきます。  それでは、谷議員の発言を許します。  8番、谷議員! ○8番(谷 禎一君) 議席番号8番、谷禎一でございます。今日お昼のニュースでもやっていました。ウクライナとロシアがまだ合意に至っていないようです。ミサイルを落としたり大変なことになっておりますが、やっぱり迷惑なり被害者は住民が被害者ですので、できるだけ早い時期の停戦をしていただけるように願うばかりでございます。  それでは、議長のお許しを頂きましたので、一般質問に移らせていただきたいと思います。私の一般質問については、3問でございます。  まず一つ目、クリーンセンターの跡地利用は貯水池機能ということで、近年の想定を上回る豪雨災害で、2015年5月に水防法が改正され、奈良県管理の河川を対象とした浸水想定区域図を2019年3月26日に作成され、町は、明くる年の2020年3月に洪水時の円滑かつ迅速な避難を確保し、水害による被害の軽減を図るためとして、資料として防水ハザードマップを作成しました。しかし、独自の地域の防水危険要素は加味されていません。今回の都市計画法34条の11項、いわゆる特区の見直しが施行されます。浸水想定水深3メートルの地域は洪水危険があるため建築できませんというものです。箸尾駅周辺区域と大場区域が浸水想定水深5メートルとなっており、箸尾区域の洪水被害が予想されるので特区の全てが廃止されます。これは萱野地区の部分なんですけれども、基本的には建てられないということになります。町は、平成内水対策事業として、町内3か所に、これちょっと数字が間違っております。1万6,300と書いていますけれども、これ訂正していただけますか。10万6,100立方メートル、25メートルプール266面分の設置工事を進めています。  果たしてこれで被害を最小限に食い止められるのか、町は検証しているのでしょうか。  広陵町唯一の駅、箸尾駅周辺は工業団地造成により浸水の影響が増すと思うが、大丈夫でしょうか。  そしてセンター跡地(クリーンセンター跡地)は、地理的に葛城川に隣接して、土庫川との間に位置することや、萱野地区が全区域、特区が廃止されるということ、そして町民に以前建物が建つときにワンダーランド計画を約束していたこともあり、中継施設と融合した貯水池機能を持たせた公園が適当であると考えますが、どうでしょうか。  これが一つ目の質問でございます。  二つ目の質問です。  将来を見据えた道路整備は、香芝市が先行か。  平成25年9月議会から、自転車歩行者専用道路の整備を始め、道路整備を訴えてきており、順次整備されてきております。今年度、1,500万円が大谷奥鳥井線の舗装修繕工事費として予算化されていますが、経年破損した修繕のみで、町の第5次広陵町総合計画「未来につながるまち」としての考えが見えないように思えます。香芝市は、近鉄五位堂駅からまずは、コープ真美ケ丘店までの市道真美ケ丘幹線において植樹帯を撤去し、自歩道の通行幅を広くして歩行者等の安全性を確保する歩道整備工事を完了し、後には高塚地区公園まで延伸していくと聞いております。  町は、隣接自治体の香芝市の市道真美ケ丘幹線道路整備について把握しておられるのでしょうか。  そして最後の質問、3番目です。  町にあったボランティアポイント制度について。  近年、デジタル通貨に移行の加速により、日本銀行も世界の中央銀行の動きに背中を押される形で、2021年4月にデジタル通貨の実証実験に乗り出しております。まだ発行を決定したわけではありませんけれども、必要と判断すればすぐに発行できる体制を整えていくとしております。私たちの身近な部分では、民間企業でのポイントの囲い込みが盛んとなっております。全国どこでも使用できる地域通貨サービスとして「ルーラコイン」というQRコードを読み取り、決済を行うサービスが今年2月から兵庫県の有馬温泉などで実証実験を行っております。全国各市町村では、コロナ禍の後は、税収の増大は考えられず、社会保障や福祉サービスが増大すると考え、新しい取組を模索しております。  以前から提案している同制度については、よい考えなので前向きに検討するとの答弁を頂いて数年経過しておりますが、どのように検討され、検証されているのか、御説明していただきたいと思います。  以上、3点、よろしくお願いいたします。 ○議長(吉村裕之君) ただいまの質問に対し、答弁をお願いします。  山村町長! ○町長(山村吉由君) 谷議員さんの三つの御質問にお答えを申し上げます。  まず1番目、クリーンセンター跡地利用は貯水池機能をという御提案でございます。  一つ目の調整池による被害軽減効果を検証しているのかとの御質問にお答えいたします。  大和川流域では、平成29年10月の台風21号により、家屋の床上浸水88戸、床下浸水159戸など大規模な浸水被害が発生いたしました。昭和57年の大水害では、堤防の決壊や越水による外水氾濫と内水氾濫による大規模な被害が発生いたしましたが、これを契機として流域全体で推進しております大和川流域総合治水対策により、平成29年の浸水被害では、外水氾濫は発生せず、長時間にわたり雨が降り続いたことにより生じた内水氾濫によるものと考えられます。これを受け、奈良県知事の指示の下、これまで対策が進んでいなかった内水被害の軽減対策として平成緊急内水対策事業がスタートしております。平成29年の水害では、町内で床上浸水6戸、床下浸水7戸、道路冠水による通行止め14路線、農地の浸水約100ヘクタールと大きな被害が発生しております。  調整池の計画は、平成29年の豪雨災害を受け、床上浸水は床下浸水に、床下浸水は被害解消というように一定の被害軽減効果を設定して貯水量を確保しております。  また、古寺川調整池については、箸尾準工業地域工場用地造成のための盛土により失われる遊水池としての貯水量も確保する計画としております。  二つ目の箸尾準工業地域の工場用地造成事業における流出抑制対策についての御質問にお答えいたします。  水田や畑には雨水を浸透・貯水する保水機能がありますが、宅地化されることで機能が低下し、降った雨が一気に下流に流れ出すようになります。大和川流域では、昭和57年の大水害を契機として総合治水対策が進められており、市街地等の開発による流出量の増加を抑制する雨水調整池の設置が義務づけられております。工場用地造成事業区域のうち、箸尾駅周辺に影響がある準用河川萱野川の流域内の土地は、A地区の約6ヘクタールとなります。このうち、水田や畑に昭和57年以降に造成された土地などを加えた宅地面積は、約2.9ヘクタールとなります。開発等における雨水調整池の技術審査を行う県河川整備課との事前協議では、昭和57年時点で農地であった約2.9ヘクタールを対象とした雨水調整池、貯水量は約1,500立方メートルを設置することで了承いただいており、下流市街地への影響は防げるものと考えております。  三つ目のクリーンセンター広陵の跡地利用として貯水池機能を持たせた公園整備の御提案についてお答えいたします。  クリーンセンター広陵の建設に際しましては、雨水調整池を設置しております。還元施設用地を含めた敷地約3.7ヘクタールに、外周の葛城川と土庫川の堤防のり面を加えた集水面積、約4.9ヘクタールを対象として設計しており、約3,000立方メートルの貯水量を確保しております。貯水方法は、駐車場や多目的広場など建物敷地以外の平地、約2ヘクタールを利用して、車の走行や歩行が可能な水深約15センチメートルまで貯水するものでございます。議員の御提案のように公園整備を行う場合は、同様の手法で多目的広場やグラウンドなどに保水機能を持たせることが可能となります。  利用者の安全確保をより優先しなければならない場合は、別途調整池を設置することも可能でございますので、ごみ処理町民会議の跡地利用の提言を踏まえまして、柔軟な設計により必要な貯水量を確保してまいりたいと考えております。  2番目の将来を見据えた道路整備は、香芝市が先行かという御質問でございます。  香芝市では、令和2年3月に、香芝市バリアフリー基本構想、移動等円滑化基本構想を策定し、特定旅客施設となる近鉄五位堂駅や下田駅、JR香芝駅を中心とした重点整備区域を設定されております。この中で、真美ケ丘幹線の歩道は、特定旅客施設の近鉄五位堂駅と生活関連施設のコープ真美ケ丘店をつなぐ生活関連経路としてユニバーサルデザインを取り入れた歩行空間の整備を優先的に進めることとされており、令和4年度完成を目指し、事業を進めておられます。  現在策定されている基本構想では、重点区域はコープ真美ケ丘店までとなっていることから、高塚地区公園まで延伸するためには、基本構想の見直しが必要となりますが、香芝市としては高塚地区公園やエコール・マミを生活関連施設として拡大できないか検討されていると聞いております。この見直しが実現すると、大谷奥鳥井線につながる真美ケ丘幹線だけでなく、かつらぎの道も重要な生活関連経路となる可能性があります。  本町では、平成27年度に、整備済みの都市計画道路を中心に歩行者、自転車、自動車の分離を基本とする安全・安心な広陵町自転車ネットワーク計画を策定しております。真美ヶ丘地区内の香芝市とつながる路線につきましては、連携した整備が行えるよう調整することとなっておりますので、香芝市のバリアフリー基本構想につきましても担当者同士の情報交換を怠らないよう指示しているところでございます。今後も香芝市を含め、隣接市町と連携を取ったネットワークづくりを行ってまいりたいと考えております。  3番目の町にあったボランティアポイント制度についての御質問でございます。  本町におけるボランティアポイント制度につきましては、何度か御質問を頂いており、最近では、令和2年9月議会におきまして、社会活動参加のきっかけづくりや意欲向上のための一つの手段であると考えております一方で、長期的なポイント管理や運営方法、制度構築に課題が多く、実施が難しいことから住民同士のつながりや助け合いができる仕組みづくりを社会福祉協議会とともに進めてまいりたい旨の答弁をさせていただきました。  ボランティアポイントとは、ボランティアに参加した際にその活動をポイントとして保有し、それを還元するものと理解しております。先行地域の各種意向調査等を踏まえますと、ボランティアポイントの還元は有償制度であり、鉄道・バスの乗車券、商店街で使える商品券等の希望が多くなっており、このような制度が住民のニーズに合ったものであると考えております。  本町におきまして、そのような有償での還元を考えた場合、様々な課題への対応が必要でございます。ボランティア活動をしたことのない人が活動を始めるきっかけとなることやボランティア活動をしている人の張り合いになることなど、期待される効果はあるものの、本来のボランティアという趣旨に鑑みて、本町ではどのような制度が適しているかにつきましては、今少し慎重に見極めたいと考えております。  なお、議員の御質問にございましたルーラコインは、観光促進型地域デジタル通貨ということで2022年2月から兵庫県の有馬温泉で実証実験が始まっております。ルーラコインは、全国の温泉地、観光地で使える日本初の観光に特化した地域デジタル通貨でございます。全国の温泉地や観光地で1ルーラコインを1円として横断的に使用できるデジタル通貨と、キャンペーンごとに付与されるボーナスポイントの二つで構成されており、従来型の地域通貨が抱えている限られた地域でしか使えない、観光客があまり利用しないという弱点を補う全国規模のネットワークを持つ地域デジタル通貨となっております。  ボランティアポイントとは趣旨が異なりますが、デジタル通貨という観点から今後検討してまいりたいと考えております。
     以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(吉村裕之君) それでは、2回目の質問に入っていただきます。  谷議員! ○8番(谷 禎一君) まずちょっと質問に入る前に確認したいことがありまして、さきの第2回臨時議会で、クリーンセンター広陵の跡地の中継施設においてのことです。ちょっと関係あるのでお話ししたいんですけれども、4地域と令和4年1月26日に協定書が締結されて、協定書が議決案件として提出されました。しかし96条の1項、皆さんにはタブレットの中にありますけれども、この中で1番から15番までがこれ議決内容ということで書かれておるんですけれども、どうもこの中には当てはまらないように思うんです。あえて言うならば、あのときの部分では議会の議決があった日から有効とするという文言だけになるんですけれども、4地域と協定書が締結できましたよと。内容は関係なく別として現施設の一部を中継施設として利用しますが、よろしいかという賛否を取ったという理解でいいんでしょうか。ちょっとお尋ねしたいと思います。 ○議長(吉村裕之君) 小原生活部長! ○生活部長(小原 薫君) ただいま議員おっしゃった協定書の締結について議決事項であるかということでございますが、確かに地方自治法の96条には載ってません。議決事項ではございません。しかしながらこの協定の締結でございますが、やはり町にとって重要な事項でございますので、議会の皆さんにも承諾いただけたということでございます。  それとあと、周辺大字の皆さんにとってもやっぱり議会の承認を得たということでかなり安心していただけるのではないかということを思っております。それを踏まえて議決事項として協定書の中の条文に入れさせていただいたということでございます。ただ、この協定書につきましても以前、平成17年の協定もその前の即決和解という手法によって協定書ができていると。即決和解というのは96条の規定によって絶対議会の議決を得るということになっておりますので、それに引っ張られて平成17年の協定書も締結させていただいて、それを見直す形で今回の協定書を締結させていただいて議会の議決を得たということでございます。 ○議長(吉村裕之君) 谷議員! ○8番(谷 禎一君) 分かりました。当然、協定が先に結ばれたので、議会としてはその内容について悪いよとかいうようなことはなかなか言えない部分はございますので、要は有効としますよということを議決したということでいいかと思いますので、そうしたら本題に移って質問をさせていただきます。  今回、クリーンセンターの跡地について、貯水機能を持たせた公園はどうかというお話をさせていただきました。これはなぜかと言いましたら、これが県の調整池というか、平成内水対策事業の部分で決められたものです。この15番、そして16番、17番、これが広陵町の中でつくられた部分です。実際に萱野地区のほうで34条の11項、特区の部分の区域については、全面特区を廃止して、建物を建てられない形になってしまいます。これはなぜかと言いましたら、基本的には、浸水の影響が増すので、その部分に関しては、特例の措置をなくそうという部分になってきています。当初は、県はこういう3か所というふうなことを考えておられるんですけれども、実際に今回クリーンセンターの跡地を貯水機能を持たせるような公園を考えることによって、排水下流にある萱野地区とか、その辺の部分に関しての被害をできるだけ少なくできるんじゃないかというふうに思って提案はさせていただいているんですけれども、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(吉村裕之君) 中川理事! ○理事兼事業部長(中川 保君) クリーンセンター広陵の敷地は土庫川の流域になってございます。ですので、このクリーンセンター跡地を遊水池のような整備をした場合は、土庫川には有効に働くとは思われますけれども、萱野地区は萱野川という準用河川の流域ですので、直接効果というのはなかなか出てきにくいのかなと。特にクリーンセンター広陵の下流側には市街地等もございません。すぐに土庫川から下流、葛城川に合流するという状況になってございますので、萱野地区の被害を軽減するという観点ではあまり適した土地ではないのかなと考えております。 ○議長(吉村裕之君) 谷議員! ○8番(谷 禎一君) どちらにしろ川上のほうで水を一時的に蓄えるという施設を取るということは、下側、要は水の流れる下流側のほうの部分に関しては当然軽減を図れる部分があるんじゃないかなというふうには考えておるんですけれども、直接大きな効果がないということであってもある程度考えてやっていくというのも一つじゃないかなと。今後、各関係の委員会とか、関係の話し合いでそういうふうなことは話されると思うんですけれども、一度考えてみてもらったらどうかなというふうに思って話をさせていただきました。  それであと、そこの部分で、貯水の機能を持たせた公園等々を考えていくのであれば、そこへ太陽光発電なり、これできるかどうか分からないんですけれども、水力発電なりというふうなものが併設できるかなと思ったりもするんですけれども、こういうのはどうでしょうか。そういうのはやっぱりしにくいでしょうか。 ○議長(吉村裕之君) 小原生活部長! ○生活部長(小原 薫君) ただいまの御質問でございますが、当然跡地利用の検討というのは今後必要となってきますので、その中で公園にするのか、建物を建てるのかというのは検討の中で決まってまいります。その中で貯水池機能を持たせる施設をつくっていくという形になると思いますが、太陽光、水力発電、これにつきましてもある程度提案はさせていただきますが、どのような施設になるかによっていろいろ方法が変わってきますので、それも町としては、こういう話もあるということは町民会議の中でもいろいろ話はさせていただこうと考えております。 ○議長(吉村裕之君) 谷議員! ○8番(谷 禎一君) ぜひその辺、大きい敷地ですので、有効に活用していただけるように購入されてから南部3分の1ぐらいかな、南側あまり利用できていないというふうなこともあったので、そういうふうなことも含めて利用を考えていただけたらというふうに思います。  それでは、次の質問に移らせていただきます。  将来を見据えた道路整備は香芝市が先行かということで、お話をさせていただきました。実は、私ちょっと真美ヶ丘のところですね、五位堂から走っていきますと、香芝市のほうで工事をしていたんですよね。それで香芝市のほうで工事をしていたので、どんな工事をしているのかなということで注目していたんですけれども、ここにちょっと写真を撮ってきました。上のほうが香芝市の歩道の部分が完成した部分です。全面植樹帯を取られまして、街路樹も取られまして、そして舗装をきれいにして、点字ブロック等を並べられたということで、すっきりという形になっていると思います。そしてそれの沿線沿いで下のほう、ちょっとずらしていただきましたら、これ大谷奥鳥井線、これ同じ五位堂駅から上牧町へ抜ける道路、同じ沿線なんですよね。広陵町側はこうなっております。植樹帯があって、そして街路樹もあってと。通行幅がちょっと狭いような状態になっておると。これ見比べるとどうもやっぱり私たちのほうでは香芝市のこういうふうな歩道整備のほうがすっきりして、そして歩道を歩かれる方にとっては、安全かなというふうに思うんですけれども、この写真を見られて広陵町のほうで、歩道の整備計画というものに関しての御意見をお聞きしたいと思います。 ○議長(吉村裕之君) 中川理事! ○理事兼事業部長(中川 保君) 香芝市さんにつきましては、バリアフリー構想の中で取り組まれている歩道の改修事業というふうに捉えております。植樹桝をなくして歩道幅を広げて、視覚障がい者のためのブロック、誘導ブロックを設置されたということで、これはすばらしい整備かなと思います。ただ、広陵町のほうも同じように香芝市さんは1.8メートルの歩道と1.7メートルの植樹桝、これで併せて3.5メートルの全幅の歩道だったんですけれども、それを全部歩道にされたということなんです。広陵町で以前、平成27年度に議会にも報告させていただいていると思うんですけれども、自転車ネットワーク計画という計画の中では、3.5メートルの歩道をつくるのではなくて、3.5メートルのうち2.5メートルを歩道にして1.5メートルは自転車通行帯を設けようという計画をつくらせていただいております。1.5メートルを取ると50センチ足りなくなるんですけれども、その部分は車道を少し50センチ狭めて幅員を確保しようという考え方でやらせていただいております。この計画につきましては、午前中もお話ししましたように補助金をもらって、整備をさせていただいているんですけれども、なかなかその補助金のつきが悪くて優先プロジェクトの中にはなってなくて重点化プロジェクトの中に入っていなくて、つきが悪い状況が続いているという状況でございます。できるだけ早くしっかり要望して整備を進めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(吉村裕之君) 谷議員! ○8番(谷 禎一君) 私も香芝のほうでいろんな意見を聞いてきました。実際、香芝の市民さんからは好評みたいです。それで一応今はコープまでをこうやってやりましたよと。だけど広陵町側のほうでこういうふうな計画に沿った形で考えていただけるのであれば、北へ北へ延ばしていきたいというふうな意見は聞いております。実際にその辺、広陵町のほうはかぐや姫ルートということで自転車専用通路帯というふうな計画も多分あるとは思うので、同じような形で全部できるとは思っておりませんけれども、隣接の香芝市さんがこういうふうな形で動いておられます。それで広陵町のほうも同じ幹線の道路になっておりますので、やっぱりその辺をしっかり話をしていただいて、住民さんの今後の生活等に一番利用のしやすいような形で十分香芝市と話をして計画していただいたらどうかなというふうには思います。実際に広陵町の場合は、自歩道ということで、自転車、歩行者通行の歩道になっているように思うんですけれども、朝からもお尋ねしたように、自転車の通行帯ができた場合は、その歩道は歩道用としてやっていくということであれば、全面こんな形でやることも可能やとは思うんですけれども、この大谷奥鳥井線については、どのように考えておられるのか、もう一度お尋ねしたいと思います。 ○議長(吉村裕之君) 中川理事! ○理事兼事業部長(中川 保君) 現状の歩道は、住宅都市整備公団が整備されたときには、やはり都市に緑を、潤いのある町並み、景観形成ということで、植樹を重視されていたと思うんですけれども、その当時、越してこられたのは、若い子育て世代の年代も元気な人ばっかりやったと思うんですけれども、現状、やはり高齢化が進んできて、歩道はやっぱり広くて車椅子も通れるような歩道整備がいいんじゃないかなというのは、以前から考えているところでありますし、町としても取り組むべきということで自転車ネットワーク構想の中でも歩道幅を広げたいなというふうに考えているところでございます。ただ、植樹をなくすということについては、やはり多くの方からそりゃないやろと、せっかくきれいな花も咲くのにというお話もあって、香芝市さんの整備を見たときに、進んでいく中でかなり反対もあったんじゃないかなという気はするんですけれども、一つの成功事例のように思われますので、我々としてもちょっと整備、あれがいいなという声が上がってくればやりやすくなるのかなと考えているところです。ですので、同じような構想で同じような思想でネットワークがつくれたらいいなと考えております。 ○議長(吉村裕之君) 谷議員! ○8番(谷 禎一君) そのとおりなんですよ。私も大分前からその辺をお話しさせていただいていたんですけれども、やっぱり先ほど言われた緑が少しでもあったほうがいいとかいうふうな話があって、なかなか踏み切れへんのかなというふうには思っておったところで、香芝のほうがこういうふうな形できれいに先にされてきたのでね、歩道の整備については、香芝が早かったかなと、先行かと、残念やなというふうに思って質問をさせていただきました。世界的に見ても、やっぱり歩道は歩道の機能の有した形がいいというような形で、各地域で車道と段差をなくしたような、バリアフリーを入れた歩道をやられているケースが多いです。実際に広陵町の場合は、竹取公園や馬見丘陵公園、そして各公園とかいうふうなものが近くにありますので、その辺の部分で緑をたくさん感じていただけると。それで道路は、歩道は歩道としてできるだけその機能を持たせるというふうなめり張りのついた形のほうがいいのかなと。それでまたそれをなくすことによって道路の街路樹の剪定とか、その費用もやっぱり安くついてくるということも考えられますので、ぜひそういうふうな方向で考えていただけたらいいのかなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。町長、どんなものでしょうか。 ○議長(吉村裕之君) 山村町長! ○町長(山村吉由君) いろいろと御提案いただきましてありがとうございます。  高齢化が進んでいるということで、理事が申し上げましたように歩道の機能を安全に通行できるようにするというのは、その方向で進めたいというふうに思います。ただ、いろんな意見があることも確かです。エコール・マミの近くで植栽が一部欠けているところ、植えないでほっておきましたら、広陵町は緑を大事にする環境のいいまちだということで、王寺町から引っ越ししてきたのにこんなことでは困ると。枯れたら植えよということまでおっしゃって、わざわざ私のところに直接抗議にみえたというケースもございまして、やはり様々な意見がある中で調整をしながらやっていかないといけないと思います。真美ヶ丘ニュータウンの中の4車線道路は、私自身はもう4車線でなしに2車線に縮めてしまって歩道をもっと今の倍ぐらいにしてゆとりある空間をつくったほうがいいなというふうに担当には申し上げておりました。交通渋滞が起きる心配は当然あるわけなんですが、もう真美ヶ丘ニュータウンを通過しないで幹線道路、ほかを回っていただきたいなというぐらい思っておりまして、今竹取公園のところも4車線を2車線に縮めて潤いのある地域づくりをしていきたいと思いますので、安全と緑の環境を守る、両立できるプランができればというふうに思います。私も香芝市の現場も見てまいりましたし、きれいに仕上がっているなと、歩行者にとっては安全だなというふうには思いますので、その両立ができるように道路を広げるわけにはいかないと思いますが、しっかりと頑張っていきたいと思います。 ○議長(吉村裕之君) 谷議員! ○8番(谷 禎一君) よろしくお願いします。やっと長年お話ししてた部分で同じような妥協点が見られたように思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、次の質問に移らせていただきます。  町にあったボランティアポイント制度についてということなんですけれども、これ先ほど私もお話しさせていただいたように、大分以前からお話をさせていただいて、町のほうもおおむねいい話だということでお話を聞いておりました。なかなか具体的にどうしていったらいいんだというふうなところに踏み切れない部分もあるかと思います。実際にこういうポイントを付加して、その部分に関しての処理をどうするのかというふうなものは、以前から先行した地域でちょっとためらっていたというふうな部分があって、1年ごとに野球場の入場券やとか、あと何か頂ける商品に換えられる部分にするとかいうふうなことでやられておったということは聞くんですけれども、私が思う部分に関しては基本的にはボランティアですよというふうなことで、要は対価を求めないというふうな形のものでスタートしていただいて、ただ、完全なボランティアということになると励みにもちょっと欠ける部分がありますので、ポイントとして付加していくというふうな形であれば、ポイントを頂いた方もさほど大きなことも考えておられないだろうというふうに思うんです。そういうふうなものを年をとったときに使えるとか、また、子供さんに譲るとかいうふうな形にすればどうかなと。各地域ではルーラコインであるとか、地域通貨であるとか、そういうふうなものが電子マネーとか、そういうふうなことで処理しやすくなってきている部分もございますので、その辺広陵町に合ったそういうふうなボランティアポイント制度ができればいいのかなというふうには思っておりますが、その辺中村政策監が前に考えますというふうに回答いただいたことがあるんですけれども、今の段階でどうでしょうか。何か提案とか、そういうのがありましたら教えてください。 ○議長(吉村裕之君) 中村まちづくり政策監! ○まちづくり政策監(中村賢一君) 私が答弁したときには、議員がおっしゃるような超長期のポイント制度ということでの構想をいただきまして、これはあり得るかなと思っていたんですよね。ただやはり内部でいろいろ話をしますと、超長期にわたりますと管理運営というのをどうするのかという課題がどうしても出てきます。その辺を紙ベースでというわけにはいきませんのでシステムということになればシステム構築がかかって、そのメンテナンスということになると、対投資効果でどうかというところでなかなか広陵町としては踏み切りにくいということが出てきています。ただ、最近のデジタル化進展が今進んでいますので、その進展状況によっては、やはりこの辺が簡単に管理できて、それがちゃんとデータとして保存できてということであれば、可能になる可能性はあると思っていますので、一応うちのほうとして例えば地域内のデジタル通貨とか、この辺のポイントのデータの管理、これはデジタル化の検討の対象の中には入れようというふうに今考えているところでございます。 ○議長(吉村裕之君) 谷議員! ○8番(谷 禎一君) 私、どちらかというと、アナログで来たものですので、なかなか見えない部分に関してはなじみにくいところがあるんです。だけど世界というか、全国のほうではどんどん片一方ではデジタル決済だとか、要は資料がデジタル化だと、それで手続がデジタルで進んでいくとかいうふうな流れができていっております。実際にそういう流れの中で人と人とのつながりというふうなものが希薄になるというふうなこともございますので、こういうボランティアをポイントとして考えていくというふうなことも必要ではないかと。実際に今、各自治会のほうでどうなっているかといいましたら、広報を配っていただく部分もちょっと自治会のほうでお金を払って配ってもらおうかとか、それとかあと有資源ごみのコンテナを分別する部分がございますよね、ペットボトルの関係。それも正直誰か1回幾らでやっていってもらったらどうかというふうなことでちょっとその辺の話も出てきているところもあるんです。ですから、ボランティアをするにしてもなかなか全ての方で無償でやってもらうというのも少なくなってくるとは思うので、できたらこういうふうなポイントとか、そういうふうなものを加味した制度というふうなものが出来上がってくれば、その辺解決もしやすいのかなというふうに思いますので、一度考えていっていただけたらなというふうには思います。小原部長、ごみの関係とかその辺あるんですけれども、どう考えておられるんでしょうか。 ○議長(吉村裕之君) 小原生活部長! ○生活部長(小原 薫君) 今、議員おっしゃったようにペットボトル云々でポイントというのは、今まで全くそれは考えてございませんでした。ただ、ポイントというのは、当然今議員おっしゃったようにいろんなボランティアがありますので、その中でどうしていくかというのはいろいろ検討していく必要があると思います。ただ、ペットボトルにつきましても今後、3年後は戸別収集という形にさせてもらいますので、その辺も踏まえていろいろ検討の一つだと考えております。 ○議長(吉村裕之君) 谷議員! ○8番(谷 禎一君) いろんなことを考える要素はあると思いますので、一つよろしくお願いしたいと思います。ちょっと私、午前中、大分時間を取らせていただきましたので、一般質問のほうはこれで終わらせていただきます。ありがとうございます。 ○議長(吉村裕之君) 以上で、谷議員の質問は終了しました。  しばらく休憩します。     (P.M. 1:52休憩)     (P.M. 2:02再開) ○議長(吉村裕之君) 休憩を解き、再開します。  次に、坂口議員の発言を許します。  1番、坂口議員! ○1番(坂口友良君) それでは、質問を行います。私は、まず具体的な町民に役に立つようなことを取り上げていきたいと思います。  1番、公民館関係の生涯学習、これに大いに期待したいということであります。全員協議会、この間開かれましたが検討委員会や今基本計画、あるいは建替えに関する検討、いろんな経過を聞きました。今回の公民館は複合化やあるいは多機能、今までみたいな公民館だけでは駄目だと。複合化や多機能化、また、生涯学習にかける、このような当局の熱意、大いに期待したいところであります。私も協力をして公民館活動、こういうもので協力したいなと思います。ところが公民館、施設はどこも立派なのができているんですわ。立派なのはお金をかけたらできます、建物は。運営するのは人の力、こうなんですね。実際、アメリカではNPOがやっているんですよ。立派なメトロポリタンとかありますけど、よう見てください、そういう非営利の団体が運営しているんですわ。これが一つのアメリカ文化の特徴というんですけどね、そういうようなことがあります。今回、この公民館に例えば歴史資料館、こういうものも中にひっつけていいんちゃうかと。今までこんなんちょっとなかったんですけどね、こういう流れも出てきました。これ総合的な公民館活動、いわゆる人は生涯教育、生涯学習をせなあかん、こういうようなところか公民館に力を入れていこう、これが一つの特徴であります。歴史資料館など複合化も示されたと。私も広陵町の古文化会の会員なんですよ。非常にちょっと広陵町も歴史的に巣山古墳、見てもらったら分かりますね、いろんな古墳があります。文化財もあるんですけど、実際あんなん物置きみたいなところに入ってもうてると、こういうふうなそういう点もあります。数多く展示していきたいと思います。ここにおられる議員さんも実際、自分が職員のときには調査員の一員となってちゃんと報告書も出ております。私、結構詳しいんですよ、みんな報告書も見ますからね。学会の資料があります。職員の皆さん方もその調査員の一員になるんですよ。詳細にスケッチするんですけどね、スケッチをやって、実際こういうものが出てきたと。調査員の名前が出るんですわ、誰々って。どこかで見たような名前やなと、議員さんの若いときのね、職員のときの名前が出ていると、こういうふうなことなので、生涯学習活動にも力を入れていきたいと。今からほんまは専門職を、学芸員というんですけどね、博物館学芸員というんですけど、図書館は司書がおられるんですよ。こういうふうな意識でいるんやけど、本来、学芸員はまた文化が違うんですわ。博物館学芸員という資格があるんです。これ結構難しいですよ、大学に行かなあかんしね。ほんまに難しいで、実習あるしね。一番大きいのは、大阪で国立博物館があるでしょう。あそこにいてるのは教授なんですわ。博物館に、学芸員は、何か来たら説明しているんとちゃうんですかというんやけど、ちゃんと教授なんですわ。勉強したいならそこへ行けばやってくれますわ。そういうふうな、こういう専門職もそろそろ専門家、アメリカは専門職はボランティアを募集するんですわ。そんなん一々人件費を払ってませんよ、日本みたいに公務員で雇ってというんじゃなくて、専門職でボランティアで集める。こういう準備もそろそろしていかれたらいいと思います。建設の計画と並行して人材バンク、これ並行して進めていきたいと。これは職員だけではなかなか運営までは手が回らないというのはどこもそういう傾向が出ておりますね。職員さんはどうしても二、三年したら変わるとか、こんなことでして、本来は専門職はそこで一本でいくと。ほんでずっと定年までいくというのが普通は理想的な形です。私の兄もそうなんですわ。私の兄は考古学の学芸員なんですよ。定年は最後は館長でね、公務員ですからね、教育委員会の。それで終わりました。やはり専門職の人やと物すごく詳しくておもしろいと。当然小学生が来て、説明とかいろいろやるんですよ。そういうのもやっていったらいいかなと思います。それをサポートしていく人材バンクというんですけど、こういうことなどそろそろ計画していったほうがいいと思います。考えはどうですか。建物は確かに立派なので大丈夫、それを運営する人の人材の育成とか、募集とかこの辺もちょっと考えていったらいいと思います。どうでしょうか。立派なものをつくって、仏つくって魂入れずと、こんなことになったらあきませんのでね、その辺もちょっと考えていきたいと思います。  2番目、全校小学校、放課後塾といって、今小学校でやっているんですけど、非常に好評であると、このようなことを聞きました。継続をお願いしたいということで予算では継続やとなっているんですけどね。令和3年度、小学校放課後塾、指導員と児童、ここがおもしろいのが指導員1に対して児童は3、時には児童さん休んで1対2とか、物すごい目の細かい指導ですな。そうなるとどうなりますかというと、目の細かい学習指導ができて、つまずきとか、この辺苦手やなとか、こんなところ心配しているがなと、こういうのがすぐ分かりまして、ここを直したらどうと言うたら、直すと不思議なものやね、子供って分かると興味が出てくるんですわ。それまでぼおっとしてても分かり出すと急にやり出すということで非常に分かりやすいと、好評であると。この辺少人数指導の効果が出てきております。児童自身の自信にもつながると。本来は、教育は1対1というんですよ。師匠と弟子との関係で1対1でするんがいいけど、まさか1対1でできませんので、だから今は少人数教育ということに力を入れているということですね。今後もこの体制、さらにもう少し早く始めたらどうやとか、何かちらっと聞いたら、3年ではもったいない、4年生もやったらどうやとかね、アンケートを取ったとか、いろいろ聞くんですね。その辺ちょっと教えてもらいたいと思います。考えはどうでしょうか。  3番、公共交通計画、これはちょっとタブレットに入っています。出ていました。この公共交通を進めたい。考えはどうですか。ここに新たなというのをつけ加えましたね。あの一覧表を見てもらったら分かりますけどね、新たな、こういうのも入れたらいいんちゃうかと、入っているんですわ、右の下のほう、一覧表をもらいましたからね、公共交通の紙ね、右の下に出ています。今回公共交通計画、こう示されました。いろんなんあります。オンデマンドどうやとか、今のルートを見直したらどうやとか書いてありますわ。いや、あんなもの今空気運んでいるがなと、こういうふうなこともあるんですけど、いろいろありました。その中でも新しい体制、実現が一番早いと思われるのが自家用有償運送というんですけどね、あまり見られない言葉が出てたと思います。今まで出てなかったんですよ。新しいことやっとこさやってくれたんかと、こういうことなんですけどね、自家用有償運送。アンケートを取ってます。3割から4割の人がお願いしたいと、高齢者はですね、ちゃんと書いてあるんですよ。それだけ期待大きいんですよ。オンデマンドより多いんですわ、これも不思議ですな。オンデマンドというのはタクシーみたい、タクシー屋さんに言うからね、そんなお金どこにあるねんと、こういう話になるんですわ、早い話が、こちら言うとね。ちょっと予算ありませんなと、こういう話になっちゃうけどね。そういうことでちょっと見るポイントがちょっと変わってきたかなと、こういうことで思っております。ところがこれ問題は、これ陸運局の許可が要ると。一番の問題ですけどね。相当これ専門的に知っとらんとなかなか陸運局の許可は難しいですからね。この辺も勉強しながら、もう一つは、広陵ささえ愛会議、私も入っているんですけどね、岡橋議員も入っているんですけどね、これが何かちょっと2年ほど全然会議がないですな、コロナのおかげでね。最初はちょっと組織をつくっていいところまで行ったんですけどコロナにやられちゃって会議自体がいまだにちょっと会議を開かれないと、こういうところであります。組織をつくったんやけど、コロナ禍でストップしたままで、そろそろこれも、注射も皆3回打ったことやし再開していかなあきませんねと。このポイントは、当局だけではこの計画はできないので、多くの住民の協力、地域主体の運行、これも書いてありましたわ。地域主体の運行の望みがあるよということですね。そろそろ必要かと思うがどうでしょうか。これも私も協力していきますね。私、自分で協力していけるのを取り上げましたので、どんどんとやっていったらいいと思いますので、今回三つ、こういうふうにまとめました。 ○議長(吉村裕之君) ただいまの質問に対し、答弁をお願いします。  山村町長! ○町長(山村吉由君) 傍聴席の皆さん、傍聴にお越しいただきましてありがとうございます。  坂口議員さんの御質問にお答えを申し上げます。  1番目と2番目は、教育長からお答えいたします。  3番目の公共交通計画、新たな公共交通を進めたいが考えはということについて御質問を頂きました。  議員御質問の自家用有償旅客運送について、お答えいたします。  現在、本町では、新たな住民ニーズに対応した持続可能な公共交通を構築するため、広陵町地域公共交通計画を策定中でございます。本計画策定に当たりましては、町民2,000人を対象に無作為抽出によるアンケート調査を実施し、本町にとって望ましい交通施策や不足している交通施策等の把握を行いました。アンケート調査では、議員御提案の地域主体での運行についても確認しておりますが、地域住民が運行する車両への乗車には抵抗を感じるという方が多いという結果となりました。しかしながら75歳以上では、52.7%の方が利用を希望されており、中には、自身が積極的に自家用有償旅客運送の運行等を行いたいとの意向もございました。  このことから、地域公共交通計画では、令和4年度に既存の公共交通を改善、活用することを前提としながらも、交通空白地の解消や交通弱者への支援の導入を検討しております。  広陵元気号の一部を非定時・非定路線型の自家用有償旅客運送に切り替え、交通事業者の運行による新たな地域公共交通ネットワークの構築について検討してまいります。  全ての移動ニーズに対応する持続可能な公共交通を展開するためには、地域の輸送資源を最大限活用する必要がございます。社会福祉協議会、民間事業者等との連携や地域主体での運行の可能性につきましても、検討する必要があると考えております。引き続き、地域住民や社会福祉協議会等とも協議を重ねながら鋭意検討してまいります。  私からは以上でございます。 ○議長(吉村裕之君) 植村教育長! ○教育長(植村佳央君) 坂口議員さんの二つの御質問にお答えをさせていただきます。  まず一つ目、公民館関係の生涯学習に大いに期待したいについてでございます。  今般、検討委員会から答申として、広陵町の文化芸術推進基本計画(仮称)(案)並びに広陵町が目指すべき公民館の在り方及び建替えに関する検討結果をお示しいただきました。  本町といたしましては、まず答申でお示しいただきました本町の文化芸術推進基本計画の策定を行い、この計画に基づき文化芸術や生涯学習を本格的に推進してまいります。また、議員御指摘のように、文化芸術や生涯学習の推進には人の力が必要不可欠でございます。広陵町自治基本条例にうたっておりますように、町民や各種団体と行政のそれぞれの参画と協働の下、施策を推進してまいります。  議員御提案の人材バンクなどの検討につきましては、本町では文化財分野におきまして、古文化会や文化財ガイドの皆様に御活躍いただいております。文化芸術・生涯学習の領域におきましても、職員だけではなく、町民の皆様にも参画いただき、文化芸術を推進するアートマネジャーをはじめとして、コーディネーター人材の育成や講座等で学んだ方がステップアップして教える側に回る学びの循環にも力を入れ、文化芸術・生涯学習のまちづくりを進めてまいりたいと考えております。  具現化には様々な手法が想定されますが、その際には坂口議員にもぜひ御協力をいただきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。  二つ目の御質問、全校小学校での放課後塾は好評であるので継続をについてでございます。  議員御質問の放課後塾は、令和元年度に広陵東小学校をモデル校として始まり、令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、役場庁舎において広陵放課後土曜塾として実施し、令和3年度は2学期からの開始となりましたが、5校全ての小学校で実施しております。現在、5校合計で82名の参加者があり、34名の学習支援員の方が子供たちに寄り添った形での学習指導が行われているところでございます。坂口議員におかれましては、この放課後塾の学習支援員として継続して御協力いただき、感謝申し上げます。  御質問の中にございますように、これまで支援員1人に対し2人から3人の児童を対象としており、支援員の方には個別にきめ細やかな指導を心がけていただいております。例年、保護者の方からもこの取組が子供たちの学びのための一助となっているとの高い評価を得ております。小学3年生の時期にしっかりと基礎、基本の定着を図り、学習習慣を身につけるとともに、学習意欲の向上を図ることが大切であると認識しておりますので、来年度以降につきましても、これまでと同様に、この体制を継続することができますよう準備を進めております。  今後も各小学校での広陵放課後塾の内容の充実を図るとともに、子供たちの学力向上に取り組んでまいりたいと考えております。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(吉村裕之君) それでは、2回目の質問に入っていただきます。  坂口議員! ○1番(坂口友良君) それでは、1番であります。生涯学習、こういう関係であります。非常に大変力強い返事を頂きました。公民館をつくっても現実なかなかちょっとそのスペースが埋まらないと。あるいは立派なホールをつくってもホールがちょっとがらっとして寂しいなというのは、近くのまほろばホールとかね、2000年会館とかいろいろあるんですが、もう一つちょっと埋まっていないなということもあります。しかし、我が広陵町の特徴としては非常に人材がたくさんおられるということで、真美ヶ丘でどうもみんな定年組が物すごく増えましたので、そろそろその辺の期待をやって、職員だけでするとなると、これがなかなかしんどいというので、専門職、そういう方のボランティアが定年になっておられますので、その辺でちょっと再活用というか、再活動というんですか、このようなこともしていきたいと、このような力強い言葉を頂きました。  そして今ここに書いてありますのは、文化でも芸術でも何でもええんですけど、生涯学習でも、このようなことをやっていきたいということであります。どうしても学校卒業後、社会人になりますと、残るこういう教育機関はいわゆる社会教育の分野、こういうようなところに入っていくんですね。どうしても社会教育の分野はなかなかその人々がやってくれたらいいんですけどやらないということで、その分野について、さらに生涯学習の関係を力を入れていきたいと、教育長の力強い言葉を伺いましたのでね。私も手前の、私のことなんですけどね、一つ私も学芸員なる資格を一遍ちょっと取ったろうかと思って、実習に行くんですわ、博物館に。あれ大変よね、見てたら。博物館、そういうほんまの生涯学習をしようと思ってね。だけど言うてるだけではあかんので、広陵町ではなかなか学芸員の方が職員でおられないと。私聞いたことないんやけどね、聞いたことないでしょう。これは学芸員というのは、市以上のクラスになると教育委員会にいるんですわ。だから私の兄貴がそこにいてるんですよ。だから結構大きなボリュームにならないと、そういう専門職を雇えないと、こういうことになるんですが、広陵町は幸いにして、住んでいる方が結構あちこちの市町村の定年の方が多いですからね、そういう方もちょっと力を入れていきたいと思います。ということで、この活動をこれからの活動でそういう意識を、職員だけで何かええことないかといってもなかなかこれからの新しい社会教育活動というのは広がらないと思いますので、その辺もちょっと積極的に人材の掘り起こしというんですけどね、眠っている人材を掘り起こしていきたいなということで、私も協力したいので、これはこれからのことですので、これはこの辺で置いといて私も協力をお願いしますということなのでね、私も堂々と協力させてもらいます。こういうふうなことで話を進めていきたいと思います。  その次の2番目、この放課後塾、これは実際してて、これからも非常に期待が持てるなと思ったことがあるんです、実際してみましてね。一番最初は、ただ座っててもがやがやと、実際そうなんですわ。ところが不思議なことに半月、1か月ぐらいたつともう落ち着いて座って、時間中座ってやっているんですよ。何でかなと思ったら、その間に間違っているところがよく分かるんですわ、ここ間違ってるでと。こない直したらと、そうしたら合うでしょう。ほんなら落ち着いてできるようになってくるんです。不思議ですね、この現象。だから最初1か月ぐらいがやがやと、どこの小学校でもそうですよ。がやがや言うてなかなか座れとか、あっち行くなとか、そんなことばっかりなんですが、つまずきやとか苦手なところが解決すると、だんだん置いといても自分で一生懸命やっているんですよ、宿題にしろ何にしろ。だから宿題の実施率なんて100%ですよ、見てたらね。あれっと思ってね。そのようなことが出てきました。これが一つのいい面と。  もう一つ、あの短い時間では物足りないと。今年から、ちらっと聞いたんやけど、ちょっと早くしようかとか、半年だけではちょっと物足りんのでちょっと早くしようかという、新しいそのような動きも出てきたと。アンケートを取ったって、アンケートがどんなんか知りませんけど、その辺ちょっと一遍こんなんで、ちょっと今年から、去年はこうやったけど、今年はちょっと延ばしていこうやとかですね、私もあまり分かりませんねんので、その辺教えてください。どうなんですか。去年は半年でちょっと物足りないと、こんな感じやったんですけど。 ○議長(吉村裕之君) 植村教育長! ○教育長(植村佳央君) まず来年度の取組なんですけれども、今年度はいろんな状況がありまして、5校一遍にということがございましたので9月から、指導員の確保ということで大体1学期間を費やしてしまいました。来年度はできるだけ早くしていきたいというふうに思っています。ただ、今現在、子供たちの状況、現2年生の子が3年生に上がりますので、2年生の保護者にも若干簡単な事前のアンケートを取りたいと思っています。それでどのくらいの子供たちが参加してもらえるのか。それに合わせて指導員の確保、今指導員は34人確保していますけれども、来年度ひょっとしたら増える状況であればもう少し増やさないかん状況がございます。そういう意味でもちょうど畿央大学が町内にありますので、畿央大学のほうに私、先日行かせていただいて、いわゆる学生のボランティア的な支援員を一応お願いしますということで言ってきました。基本的には大体、できるだけ早くそれは取り組みたいんですけれども、恐らく6月1日の水曜日からできるかなと思っています。これでちょうど年間30回の状況がございますので、まずは6月1日、ちょっとでも早く、1回でも2回でもひょっとしたら5月の中旬というか下旬あたりからでもできたらなと。基本的に今のところ考えておりますのは6月1日からそれを開始していきたいなという形でとりあえず予定をしております。 ○議長(吉村裕之君) 坂口議員! ○1番(坂口友良君) この重要なポイントはやっててよく分かるのは、要するに2学期からやっちゃうと、1学期の間で間違えたままがずっと来ているんですわ。これはおもしろくてね。1学期というのは半分ボリュームありますからね、その辺でちょっと間違えたまま来てるとね、もったいないんですよ。早く直すとすぐ直るんですわ。二、三回やったら直っちゃうと。ですからその辺でなるべく早くやったほうが効果がさらに上がって、ほんまに自分一人で今まで学習するような態度があるかなというような子までが最後になったら、しゃべらんと一生懸命、こちら側が手持ち無沙汰になって何か言おうかなと思っても何もないねん、一生懸命やってはるからね。その辺非常に教育というのはおもしろいですね。実際そのような効果が出ているということを思います。  それとまたアンケート、指導員のほうのアンケートを取らせてもらって、みんなまたやりたいと。結構皆さん方、議員さんに言うけどOBですよ、結構年ですよ、指導員の皆さんって知ってるように、皆、教員のOBですわ。結構みんな地元の先生のね、顔の知ってる先生、ちょっとお年ですけどね、物すごい皆熱意があるなと、こういうようなことでありますので、この辺もぜひとも次年度、令和4年度、その新しい形でやっていただいたらありがたいかなということで、これも私、何か協力お願いしますということで、こういう言葉を聞くと、私また燃えてきてですね、これはやっぱり肌脱がなあかなんと思ってですね、力を入れなあかんなとこういうふうに思いますので、この辺もまたよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(吉村裕之君) 池端教育委員会事務局長! ○教育委員会事務局長池端徳隆君) 失礼いたします。  その辺のところ、次に進もうとしているときにちょっと腰折みたいになりましたけれども、アンケートを取らせていただいております。80数名中、児童からは79名、保護者は70名の方から回答を頂いております。いずれも肯定的なもので、大変分かりやすい。議員がおっしゃっていただいたような内容がほとんどでございます。ただ、ちょっと落ち着きのない子供はもう要らんわというのも確かに中には一つはありました。正直に申し上げておきます。ただ、教育長もありますように早くやりたいということで30回を予定しておりますけれども、少しでも早ければあと2回なり3回でもできるなというところで、調整をしておりますけれども、お約束は今の段階ではできません。一応6月からは絶対やろうというような流れでございます。それと指導員のお方にはアンケートを、これは全て記載のあるもの全てを見ていただくように考えてございます。そのようなことでまたお配りをさせていただきたいと思います。保護者には大まかな、全ての項目といったらちょっと膨大になりますので、そのようなことで予定しておりますので、またよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(吉村裕之君) 坂口議員! ○1番(坂口友良君) ということで、町長、教育委員会は今までこんな流れなかったんですよ。やはり新しいことをやったら、ぜひともやっぱり成功させたい。町長のほうでやっぱり予算も、町長部門だけでぱっとこうじゃなくて、やっぱり教育部門にぱっというように、トータルは予算は一緒ですけれども、その辺もちょっと御配慮願いたいと思います。  続いて3番目、これが一番新しく変わったんですわ、公共交通体系。今、町長から初めてお聞きした後、私も初めて聞いたんですよ。今の広陵元気号のルート、このルートの一部をもっと目の細かいルート、サブルートと言うんですけど、今回はメインルートになって、メインルートにつなげるサブルート。このサブルートは、今までオンデマンドと言ってたんですわ。オンデマンドでね、ここへぱっとやったらええんちゃうかと、これが細かい運行ができるやろうと。しかし、やはりそれもいろいろお金次第ですからね、一番早く、ほんで住民の方にも利用していただいてできるようなということで今回は新しい、一度自家用有償運送、こんなものですけど、これを非定路線型というのは、要するにドア・ツー・ドアということですわ。家に迎えに来ますよと。家からどこかポイントまで運びますよと、こういうことですね。非定路線型、こういうことになります。この辺の非定時ということは、何も決まった時間じゃなくて、その人が行きたいなと、この時間に合わせてやりましょうと、こういうことなんですわ。ですから今までの定期的な元気号のそれを何ぼルートを触ったり、時間を触ったり、あれやこれやとやりたくてもなかなかちょっと利用にはなかなかあれやなと、ニーズに合わないなということがあったんですけれども、今回このような策が出ましたので、これは早速やっていきたいと思います。これにするについては、当然専門家、そういうような会議があるんですけれども、そういうような会議を早速開いていただいて、このような形で移動ニーズというんですが、こんなことを実際重ねていってもらったらいいと思います。  もう一つ、この導入のポイントの大きなところは、ささえ愛会議、広陵の大きなボランティア会議とか、役員まで地域の何やとか皆決めたんですからね、第1層、第2層、第3層と分かれるんですけれども、これをちょっと、今はせえへんから何か忘れてしまったような感じにもなってしまっているんですけれども、この辺の再開というのか、計画というのか、この辺の考えはどうなんでしょうか。その辺をちょっと徐々に組織活動も再開していくと、このようなことでやってもらったらいいと思うので、その辺の考えをお願いします。 ○議長(吉村裕之君) 北橋福祉部長! ○福祉部長(北橋美智代君) 広陵ささえ愛についての御質問かというふうにお答えをさせていただきます。
     今、感染症対策ということで、なかなか会議等が開けていないという状況ではございますが、夏に勉強会というのを開かせていただいたのと、あと住民ディスカッションということでリモートでいろいろと報告会等をさせていただいているところでございます。あと、機関誌ということで、そういう情報の機関誌等も発行させていただきながら事業は進めさせてはいただいております。広陵ささえ愛につきましては、地域住民の方のつながりや助け合いの仕組みをつくり出していただく、本当に合議体ということになってございますので早い再開をさせていただきたいと思います。 ○議長(吉村裕之君) 坂口議員! ○1番(坂口友良君) 今聞いたように再開をそろそろしていただいたら、メンバーも最初やるやると言ってたのにもう2年たったからどうなっているのかもう一遍見直しと。じゃあ、いいですかということで、そろそろ再活動していきたいということもその辺もちょっとお願いして、徐々に動いていったらいい形に収まってくるんじゃないかなということで。  もう一つどの車を使うねんということで、今、全国でこんなことをやっているところがあるんですよ。今はやりのEV、いわゆる電気自動車、小型電気自動車、それはトヨタがつくっているんですけど、最初トヨタはこういう活動に使えということでね、乗ってるのは、今ヤクルトの人が乗っているのは、あれは四輪じゃないんですわ、ヤクルトの人が乗っているでしょう、電動のEVの。あれは売ってくれるんですよ。今、トヨタも二人乗りのEVって、これは事業所しか要りませんと。おもしろいですね、トヨタもね。一般の人も欲しいねんと言ったら、今宣伝期間中でして、どういうところに使うんやといったら、今言うてる地方の交通の便の不便のところとか、過疎地とか、二人乗りですから簡単なゴーカートみたいな。大きな車でやられたら危ないんですわ。運転するのも高齢者ですからね。ですから電気自動車、近場へ行くと。今言うてる軽いから小さな道にも入っているよというので、全国各地でEVによる自家用運送、こういうのもやってますからね、ちゃんとメーカーさん知ってるんやなと。そりゃメーカーが提供しているんですわと、こういう話なんですわ。広陵に大きなトヨタがありますね。あそこは見てもらったら分かりますように、最初電気自動車はあそこは売らないんですよ、奈良市のトヨペット系統で、二つあるんですね、トヨタの販売店って。何か二つあって、電気自動車は奈良市に行かな売れへんのやって。あそこどないなっているんやと聞いたら、うちでも扱うようにしますと、この間言うてましたね。ですから市町村の流れというのと、それを開発するメーカー、メーカーの流れというのがこういう事業、運送事業ですけどね、こういう事業にぴたっと合ってきたというのが現在の流れです。メーカーも電気自動車を5年もつかどうかと、これからなので分からないんですって。だからメーカーは売らないんですって。リースで、メーカーで貸しますと。所有権はメーカーが持っているんですよ。普通、車を買うとなったらこっちでしょ、車の所有権。車を買ったらこっちになりますやん。ところが向こうはまだ電気のバッテリーがどのぐらいもつとか、能力はどうやとまだまだ試行錯誤中なんですって。ですから車自体はメーカーで、修理とか全部やりますと。どういうふうになるか分かりませんと、こういうふうなことで、これからの結構EV、電気自動車、これによるこういう公共交通活動が増えてくると、時代の流れはそうなってますので、この辺もちょっと遅れないようにやっていったらおもしろいと思います。  ということで、メーカーさんとの協力もやりますよと何か言うてはったので、協力も得ながらしてもらったら、立派な、今までは奈良交通の運転手にやってもらったらどうかなと、そういう頭しかなかったんやけど、直接につくっているメーカーさんですね、メーカーさんに車を供給してもらうと。向こうも実績を取りたいんですって、言うてますわ、電気自動車1日50キロ走れるとか、100キロで走れるとかね。そんなもの実際坂道ほんまに走れるんかと、そんなんも分からないんですって。ただぐるぐる回ったら50キロ走れると言うだけでして、実際運用をやったらどのようになるんやと。充電したら何時間かかるんやと。100ボルトは十何時間かかると言うてましたで。十何時間充電かけていたら一体いつ乗れるんやと、こういう話ですけどね、今のバッテリーの技術じゃそうですねんと言うてました。そんなん30分で充電できるんちゃうんかと。いや、十何時間充電せんと次の日動かされへんのやと言うから、それもどうかなと。大きな電気自動車は動くんですよ、日産のリオってありますわ。それは一般の自動車で、ごっついの積んでるんですけどね。そんなんじゃなくて、こういう小型の電気自動車というのはこれから今言うてるような活動にぴったりですよということをちょっと当局も御披露して、これからそういうのも考えながら計画を立ててもらったら結構と思います。  ということで、今日はちょっと一般質問が混んでるということを聞きましたので、私もちょっと時間を協力しまして、この辺で終わりたいと思いますので、またよろしくお願いします。 ○議長(吉村裕之君) 以上で、坂口議員の一般質問は終了しました。  しばらく休憩します。     (P.M. 2:43休憩)     (P.M. 2:55再開) ○議長(吉村裕之君) 休憩を解き、再開します。  次に、岡橋議員の発言を許します。  13番、岡橋議員! ○13番(岡橋庄次君) 13番、岡橋庄次でございます。議長のお許しがありましたので、質問させていただきます。  まず、傍聴席の皆様、お忙しい中、傍聴にお越しいただきましてありがとうございます。  それでは、質問させていただきます。  新型コロナウイルス、オミクロン株の感染拡大が止まりません。広陵町では、感染者の累計が1,000人を超えるなど、感染の拡大に胸が痛みます。亡くなられた方々には心からお悔やみ申し上げますとともに、感染された方々の一日も早い回復をお祈り申し上げます。  こうした中、町当局においては、現在、3回目の新型コロナワクチンの予防接種を進めていただいておりますが、さらに着実に接種を進めていただくようお願いいたします。  さて、新型コロナウイルスの感染が始まって丸2年、その間、この感染症は、私たちの健康だけではなく、生活全てに大きな影響を及ぼしています。中でもその最も大きな負の影響の一つとして、私は、人と人との接触、交流が大きく制限されていることが挙げられるのではないかと存じます。基本的な予防方法がマスクの着用と三密の防止ということから、大人から子供までマスクの着用によりお互いの表情が見えにくく、人との接触、交流の機会が減り、一人で家に籠る時間が長くなって精神的にも肉体的にも不安な日々を強いられております。専門家によると、家に籠りがちになることからストレスを抱えやすく、運動不足による筋力低下や生活習慣病の悪化、高齢者には気力の減退による認知能力の低下など、いわばコロナによる二次被害とも言える悪影響が徐々に顕在化していると言われております。新型コロナウイルスの収束が見通せない今、こうした状況を少しでも改善するために、個人個人が日頃から自分の健康や生活のありように留意することを求められることは言うまでもありませんが、行政としても、ウィズコロナの時代を見据えて、町民の健康、特に高齢者の心と体の健康をサポートする新たな日常的な取組が必要になっているように思います。  これまで町においては、町民の健康や交流を促進するために、特定健康診査や健康福祉大会、町民体育祭、文化祭、かぐや姫まつりなど様々なイベントを実施していただいていることは十分認識しておりますが、これらの催しは年間数日のことであり、しかもコロナ禍で多人数が集まることによる三密を避けるため現在中止されております。できるだけ早く再開されることを願っておりますが、私が今申し上げたいのは、ウィズコロナの時代を迎え、もっと日常的に町民の誰もが気軽に声をかけ合いながら楽しく健康を維持できるような取組を進めることができないかということでございます。  具体的に申し上げますと私が想定しているのは、最近よく耳にするようになった「フレイル」に対する自治体の取組でございます。「フレイル」というのは、年齢が進むごとに気力、体力が衰え、健康上、不安定になる状態ですが、そうした状態に陥らないよう住民がお得感をもって、楽しく健康づくりに取り組み、その結果、医療費の抑制にもつなげられるという自治体の取組で、健幸ポイント事業とも呼ばれているものでございます。ここで言う「健幸」は、健康の「健」に、幸運の「幸」を当てています。具体的には、健康増進のための努力をした40歳以上の住民にポイントを付与するインセンティブ制度で、日々の健康努力と、それによる健康状態の改善に応じて、参加者にポイントを付与し、そのポイントは、地元商店街で使える商品券に交換したり、寄附などに使えたりするものです。これは、既に2014年12月から筑波大学が文部科学省、総務省、厚生労働省の3省と連携した事業、複数自治体連携型大規模健幸ポイントプロジェクト実証で実施されており、岡山県岡山市や大阪府高石市など全国6市がフィールドとなっています。その成果が明らかになるにつれ、取り組む自治体の数も増え、近隣では田原本町も2020年度から取り組んでいるようでございます。歩くことが基本になりますが、小学生の下校時間に歩いてもらえるよう、ながら見守りや、自分たちで行う軽スポーツなども取り入れ、さらに活動の輪が広がる工夫もされております。  いずれにせよ、運動することに対するインセンティブを設けて、健康づくりをしながら、お得なポイントもたまるところが魅力となって、取組が広がっているように思われます。  制度設計や予算、協力商店など連携先の発掘を含めて、新しく取り組むべきことは多くありますが、町民の健康維持による医療費の抑制や介護を遅らせることによる費用の削減、心の健康の維持などのメリットを考えると取り組む価値のあることだと考えますので、ぜひ早期実施に向けて御検討いただきたいと思います。何とぞよろしくお願いいたします。  続いて、第5次広陵町総合計画に関連して2点お伺いしたいと存じます。  町はこれまで、令和4年度から令和15年度までを見通した第5次広陵町総合計画について、パブリックコメントなど町民の意見を聞きながら策定の作業を進め、ホームページ上でも公表してこられました。その内容は、本町に住み、働き、学ぶ人たちが一丸となって実現を目指すまちの将来像やその実現に向けた施策の基本的な方向性を示し、より多くの人たちから住み続けたい、住んでみたい、また訪れてみたいと強く支持され、次世代に誇りと自信を持って継承できる未来への希望に満ちた広陵の実現を目的とするということを趣旨としており、SDGsの考え方を強くにじませるものとなっています。読ませていただいて、全体的には、町の課題を的確に把握し、多面的に目の行き届いたものになっているという印象を持っていますが、それを受けて今後取り組んでいくべき施策について今回2点、意見なり、提言をさせていただきたいと存じます。  1点目は、ごみ処理と環境に関わる意識の問題でございます。  計画では、新ごみ処理施設が稼働する令和7年度からは、その他プラスチックごみの分別収集を取りやめ、可燃ごみとして回収するように変更する予定、また現在、ペットボトル、缶、瓶などはステーション収集をしているが、高齢者のみの世帯も増加していることから戸別収集に切り替えることを検討するとされています。  このような形で進んでいくと、ごみ処理の簡便化、負担軽減という観点からは、町民にとっては分別の煩わしさから解放されるということになりますが、その反面、これまで全ての町民がある意味、厳格で非常に丁寧な分別を行うことによって、ごみの減量、再利用、再生利用ということについて、日常生活の中で自然に育まれた環境問題に対する意識や、地域での資源ごみの持ち寄り、回収で培われた交流の機会などが失われてしまうことになるのではないかとも思うのであります。町民一人一人が子供から大人まで漏れ落ちることなく日々の営みの中で行うこの取組こそ、最も大切な環境問題に対する認識を深めることになり、令和元年度に指定されたSDGs未来都市としての取組の基盤となるのではないかと考えております。  行政施策の中で、事業のやり方が変わっていくのは、時代の流れかとは思いますが、事業のやり方が変われば、町民の意識も変わり、何かそれに代わる啓発や広報、働きかけを強力に打ち出さないと、先ほどから申し上げている町民の環境に配慮する意識も次第に希薄になっていってしまうのではないかと危惧しております。  本町は、令和元年にSDGs未来都市に指定されておりますが、これを行政機関の目標で終わらせるのではなく、町民全体の目標とし、取り組んでいくようにするためにも、今私が申し上げたことに、どのように取り組んでいただけるのか、町民の心に届くような具体的な施策を含めてお伺いいたします。  次に、2点目に、今後の人口動態、子育て支援についてお伺いいたします。  本年2月、総合計画の策定に当たって諮問された広陵町総合計画審議会の広陵町総合計画の策定についての答申では、総合計画の推進に当たっては、下記の事項に十分配慮し、各施策を着実に実施いただくよう要請しますとし、3項目を挙げ、その一つに、地方創生に向けた対策のより一層の推進を挙げられています。その中で、人口がこのままの状況で推移した場合、近い将来、長期にわたる減少局面へと移行することが予測される中、先人たちがこれまで築いてきた地域の魅力や可能性を極限まで引き出すとともに、ゆとりと潤いあふれる豊かな生活空間をさらに磨き上げるなど、地方創生のより一層の推進に取り組んでいただきたいと答申されています。  そこで、町の年齢別人口集計表を見ますと、今年2月10日付の資料では、0歳児が257人、1歳児が256人、2歳児が318人、3歳児が342人、4歳児が359人となっております。今年の新成人が約400人であったことを見ても、明らかにかなりのスピードで少子化が進んでおります。今年の6歳児から15歳児が各年齢で350人をほぼ上回る状況を考えると、5年先、6年先には、単純なイメージで言うと、各小学校で平均して毎年20名ほどが減り、さらに子供が減れば、答申で言う「地域の魅力や可能性を極限まで引き出すとともに、ゆとりと潤いあふれる豊かな生活空間をさらに磨き上げる」ことはますます難しくなるということは想像に難くありません。これは、今、我が国が直面している最大の問題でありますが、広陵町でも、今後、人口減少を少しでも食い止めるため、子育て支援の政策を強く打ち出す必要があるのではないでしょうか。  具体的には、町独自の出産祝い金制度を創設することはどうでしょうか。全国を見ますと、広島県庄原市で、第1子は現金で15万円、第2子も15万円、第3子以降は25万円を支給、石川県羽咋市では、現金と地域商品券とで第1子10万円、第2子20万円、第3子30万円、第4子40万円、第5子50万円を支給。そのほかにも10万円を支給という多くの自治体がある状況です。どの自治体も苦しい財政状況の中で、人口減少を見据えて、このように思い切った施策を取っているものと思います。本町の予算は年間おおむね110億円、その中で例えば、今ある支援策に加えて子供が生まれるたびに3万円の出産祝いを贈ることにすれば、毎年350人の出生があるとして年間約1,000万円余、予算額の約0.1%になります。最近では多額の義務的経費が必要であり、財政状況が厳しいことは十分承知しておりますが、町の将来、創世戦略のための人への投資として実現していただきたいと存じますが、お考えをお聞かせください。  以上、壇上からの質問を終わります。 ○議長(吉村裕之君) ただいまの質問に対し、答弁をお願いします。  山村町長! ○町長(山村吉由君) 岡橋議員さんの御質問にお答えを申し上げます。  まず1番目の健幸ポイント事業の実施についての御質問でございます。  新型コロナウイルス感染症により、令和2年度は健康増進事業のみならず、町全体の事業におきまして感染拡大防止の観点で中止または縮小という対策をせざるを得ない状況にございました。その中でも、広陵元気塾は、専門職が地域を巡回して、地域全体の健康の底上げをする仕組みとして活動をしておりましたので、まさに地域での人と人のつながりが断絶された状況となりました。自粛期間中であっても身体を動かしていただけますよう、そして地域とのつながりを感じていただき、少しでも元気を届けられますよう、動画配信などの工夫をして実施をしてまいりました。  令和3年度に入り、健康を維持するために必要な事業は中止するのではなく、感染対策を徹底し、定員を制限するなどの条件を設けながら再開をしているところでございますが、感染状況の影響もあり、コロナ前のような実施には至っておりませんので、議員がおっしゃるとおり、コロナによる二次被害が懸念されるところでございます。  健康増進の活動に応じてポイント付与する健幸ポイント事業につきましては、本町は、平成26年度からスマートウェルネスシティ首長研究会に加盟しておりますが、議員御指摘の複数自治体連携型大規模健幸ポイントプロジェクトへの参加につきましては、当時、費用対効果に鑑み、参加を見送ったところでございます。しかしながら、取組自治体の状況につきましては、事例報告等で把握しているところでございます。  本町における健幸ポイント事業は、平成30年5月からけんこう推進課において実施をしております。これは、住民の方全員が対象ではございませんが、広陵町がん予防推進員活動において取り組んでいるもので、推進員の方自身の健康管理、健康増進はもちろんのこと、健康診査やがん検診受診の無関心層への働きかけを促し、健康意識向上に寄与する活動にポイントを付与しているものでございます。ためたポイントはエコール・マミやイズミヤ広陵店でポイントに応じた商品と交換できる仕組みにしておりますので、推進員の方のモチベーションの一つにもなっております。  健康づくり無関心層への働きかけをしていただくことで、町全体の健康意識向上につながる大切な入り口となっておりますので、引き続きこの活動に対するポイント事業は継続してまいりたいと考えております。  住民の方々が自身の健康づくりに取り組み、健康の維持、増進に努めていただくのためのポイント制度の実施につきましては、無関心層の取り込みや健康意識の継続性の枠組みをしっかり構築し、長期的な効果を求めてまいらなければなりません。事業継続のためには、町の魅力を発信しつつ、楽しく飽きのこない制度設計が最も重要となり、様々な企業と連携して構築していく必要がございますので、庁内関係課において検討を進めてまいります。  第5次広陵町総合計画に関連しての御質問を頂きました。  一つ目の令和7年度からのごみ処理方法の変更に関しまして、議員がおっしゃるとおり第5次広陵町総合計画では、新ごみ処理施設が稼働する令和7年度からは、その他プラスチックごみは可燃ごみとして搬出する予定でございます。また、現在ペットボトル、缶、瓶等はステーション収集で、より細かい分別をお願いしておりますが、高齢者のみの世帯も増加していることから、戸別収集に切り替える方向で考えております。  一方で、議員がおっしゃるとおりごみをステーションまで持ち寄ることによる地域での交流やコミュニケーションが失われるおそれがございます。町といたしましては、ごみの持ち寄りによる地域交流も大切であると考えておりますので、地域の意向を踏まえ、ステーション方式の継続も検討し、地域ごとに協議してまいります。  町の施策の中で、ごみ分別等の変更により町民一人一人の環境問題への意識が薄れないよう、今後もリデュース(発生抑制)・リユース(再使用)・リサイクル(再生利用)からなる3Rにより一層取り組んでいただくよう周知するとともに、将来にわたって持続可能な資源循環型社会の形成に向け、今後は3Rにごみになる物は断るリフユーズ(拒否)を加えた4Rの普及拡大に努め、ごみ減量化・資源化を推進してまいります。  また、令和2年度中に各地域から選出いただいておりますごみ減量推進員に対し、アンケート調査を実施したところ様々な御意見を頂いており、ごみ減量推進員とともにごみ減量化・資源化の推進について取り組んでまいりたいと考えております。毎年9月に、各家庭で不要となったものを提供していただき、ごみ減量フェアを開催しております。しかし、この2年間は、新型コロナウイルス感染症の影響により開催しておりませんが、ごみ減量フェアを実施しているときは、朝早くから並ばれるくらい大盛況でございます。不必要なものをごみとして出すのではなく、使用できるものは再利用していただける取組であり、全てはごみ減量につながるものと考えておりますので、今後も新型コロナウイルス感染症が収束いたしましたら実施してまいりたいと考えております。  次に、二つ目の新生児の出産祝い金制度の創設の御提案についてお答えいたします。  本町では、広陵町子ども・子育て支援事業計画を策定し、安心して子育てができるよう様々な子育て支援施策を推進しております。出生届提出時には、可燃ごみ袋1袋と3種類の中からお好きな絵本を1冊プレゼントしており、小さな頃から絵本に親しむ環境づくりを図るブックスタート事業を実施しております。  議員御提案の新生児への出産祝い金制度の創設についてでございますが、出生率を上昇させる施策といたしましては、有効的なものであるとは存じますが、安心して子供を産むことができ、また、子育てしやすい環境づくりが最も重要であると考えております。  このことから、妊娠・出産・育児を切れ目なくサポートする体制づくりに力を注いでまいります。  なお、施政方針でも申し上げたとおり、「元気な町」の実現のために子ども医療費助成対象の上限年齢を現在の15歳から18歳まで拡充し、小学生及び中学生の子供を3人以上育てておられる多子世帯に対し、給食費相当分の支援を始めてまいります。  また、令和4年度からは、機構改革によりこども局の創設を行い、体制を一元化し、なお一層の子育て支援の充実を図ってまいります。  財政状況が厳しい中でございますが、子育て支援全体の中で何が必要とされているかをしっかりと見極めてまいりたいと存じます。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(吉村裕之君) それでは、2回目の質問に入っていただきます。  岡橋議員! ○13番(岡橋庄次君) 町長から丁寧な回答を頂きまして、ありがとうございました。  もう一度、1番、先月の末にこうりょう3月号が配付されました。それを見ておりますと、町内で活動されている健康運動指導士の岡崎さん、車や家は故障やトラブルが起きる前にメンテナンスされる方が多い。しかし、自分の心と体についてのメンテナンスは後回しになったり、何か起きてからされるという日頃からのケアを意識することが必要であると力説されております。  そこで先ほども元気塾でいろいろと指導をされているのは承知しておりますけれども、この健康に必要なものは、運動、栄養、休養であると言われています。しかしながら改めてスポーツという運動をするということは大変なことですし、また指導者もリーダーもなかなかそれを自分からかって出るということは少ないようです。これは私ごとですけれども、毎朝5時20分に起きて、早朝からウォーキングをし、ラジオ体操もし、1時間運動をしております。今、いろんなことを言われておりますけれども、やっぱり自分の体は自分で守るということがどうもまだまだ今も申し上げたように、自分の体のメンテナンスがされていないというのが現状ではないかと思います。やはり私自身も自分の実践から過度な我慢や無理をしないように健康管理には努めております。  先ほど健幸ポイントについてお話がありましたけれども、体操の会の開設については、いかがでしょうか。と申しますのが、ラジオ体操は町内でも小グループでは実施されておりますけれども、現在、お年寄りの方、コロナ禍で通いの場などラジオ体操とかストレッチなどの体を動かしたり、お話ししたりするなど今は楽しく過ごされてきたけれども、コロナ禍でやはり閉鎖されているところもあると聞いております。やはりみんな体を動かす、そしてラジオ体操でもいいからやると、そういうような町の区長会とか、もしくは体育協会とかを通じて、できるだけこういう区民の方々が全員とは言いませんけれども、自分でしたいという方を集めるような、そういう努力を広陵町のほうが率先して旗揚げしていただければいいかなと思いますが、その辺はどうでしょうか。 ○議長(吉村裕之君) 北橋福祉部長! ○福祉部長(北橋美智代君) 自らの健康を考えていろんな活動をされていただいている方というのは、そういう意識を持っていただいてしていただいているというふうに思います。町としてもラジオ体操をしていただいているとか、いろんな活動をしていただいているというところは把握をさせていただいております。あと通いの場につきましてもこのコロナ禍の中で中止をさせていただいているようなところもございますが、できるだけ参加をしていただくような形は取らせていただいております。  ただ、今来ていただいている方というのは御自身がそういう意識を持っていただいている方というふうに思います。そういう意識を持っておられない無関心層というところの働きかけというところが大切になってくるのではないかというふうに考えておりますので、そういうまだ参加をされないような方というところをどのように動かしていくかというところが一つのポイントになってくるのかなというふうに考えております。その中でいろんな仕組み、仕掛けというものは必要になってくるというふうに思っております。ただ、今、議員御提案いただいている健幸ポイントにつきましては、いろいろと町のほうも検討をさせていただきました。今、近隣市町村で実施されているようなポイント制度というものも検討をいたしました。ただ、多くの費用がかかるというところもございます。それに見合うだけの医療費の抑制であったりとか、そういうところの費用対効果を見いだすためには、かなりの長い期間で事業を展開していかなければなかなかそれを改修という言い方がちょっとあれですけれども、効果を見いだすことはなかなか難しいなというふうな今の状況でございます。その中で今通いの場の中でそういうデータを取らせていただくということをさせていただいております。通いの場に来ていただいたら、その方の状況等を確認させていただいて、それをデータ化し、そういう医療データとマッチングさせていくようなことで健康維持というところを検証していけるような仕組みづくりを町としてはやらせていただいている状況でございます。 ○議長(吉村裕之君) 岡橋議員! ○13番(岡橋庄次君) ありがとうございます。  私自身も文化財ガイドで、今は中止になっていますけれども、今まで私のほうの近辺の方と一緒に文化財を見学というんですか、歴史の勉強をしようということで10人程度でウォーキングを行っております。最初そのきっかけとなりましたのは、広陵町に嫁いできて、広陵町のことを何があるのか、どこに牧野古墳があるのか、例えば大福寺はどこにあるのかと。また、与楽寺はとか。いろいろそういう人からは聞いても分からないと。そういうことを耳にしましたので、広陵町、まず百済から広瀬、それで箸尾、古寺、南郷と神社仏閣を説明しながら見学したわけです。この間、3月6日はちょうどコロナの関係でコープなんごうから牧野古墳までのコース、これについては、ここを見学すると広陵町は全部終わるということで、私自身も勉強し、楽しみにしておりましたけれども、中止になりました。また続いてあるときにはしたいなと思っております。この間、安堵町の神社仏閣をウォーキングしました。それからもっとほかに大仏鉄道、18キロぐらいありましたかな、いろいろそういうことでやっぱりウォーキングをするということは、本当に目で見て、そしてやっぱり疲れるけれども楽しいなというような感覚を持っていただいていると僕は自己満足していますけれども、ウォーキングについては楽しんでいただきたいと思います。  ちなみに参考ですけれども、春分の日、3月21日、太陽の道というのを聞かれたと思いますけれども、太陽の道というのは小川さんという仏像彫刻師ですね、その方がNHKで放送された中の太陽の道というタイトルでしたけれども、伊勢の斎宮跡から室生寺、長谷寺、そして檜原神社、あと広陵町の役場の上を通るわけですね。そして當麻の穴虫峠、それから堺の大鳥大社、淡路島の舟木というところまで、その一直線上に広陵町があると。その石像というんですか、石碑というんですが、自転車置き場のところに立ってますけれども、ちょっと見ていただいて、今度の春分の日は上を見ていただいたら、ちょうど広陵町の役場の上を通ってるねんなと。祭日であれですけれども、通られたときはちょっと感じていただければなと思います。  それからごみの問題についてですけれども、それについては、町長のほうから回答がありましたように、それはやっぱりみんながそういうような思いでいてるということを認識していただければと思います。僕もその思いについては、町としてもそのように、今度楽になったら楽なほうに人間は行くんですけれども、そういうことにないように、それはそれでいいんですけれども、もっと意識の改革ということを思えば、もう少しまた方策を考えていただければなと思います。  それと今のもう一つは出産の祝い金制度ですけれども、これは僕はぜひとも実行していただければと。なぜかというと、やはりいろいろと広陵町は手だてをしていただいているのはよく分かります。しかし、出産時にやはり大きなお金が、費用が出産するのに要るということも聞いております。幾らかちょっと聞きましたけれども、ちょっと忘れたのであれなんですけれども、ですからその辺も含めて出産の祝い金については実施していただければと思いますけれども、もう一度再度、どうでございますでしょうか。 ○議長(吉村裕之君) 北橋福祉部長! ○福祉部長(北橋美智代君) 出産祝い金につきましては、県内でやっておられる市町村というのもございます。人口が減っておられる山間部であったりというところで実施をされているということは認識をさせていただいております。ただ、町のほうにおきましても、その出産祝い金だけではなくて、本当に子育て支援全体についていろんな経費をかけさせていただかなければなりません。本当に妊娠期からずっと支援を子育て期、ずっと支援を進めていきたいというふうに考えておりますので、本当にどの支援が一番いいのかというところは見極めてまいりたいというふうに思いますので、今後少し検討させていただきたいというふうに思います。 ○議長(吉村裕之君) 岡橋議員! ○13番(岡橋庄次君) 町長の答弁でも、やはり住みやすいというようなまちをつくるという意味では、環境とかやはり出産、また後のケアですね、一連のものを整いておればそれはそれでいいわけですけれども、やっぱりある女性の方からも聞くと出産というのはやはり広陵町で出産したいと、ここで住みたいというような気を持ってもらおうと思えば、ここで永住していただくようなそういうシステムというのをもう1回考えていただきたいと思いますが、あまりくどくど言うてもあきませんのでやめますけど、どうもありがとうございました。 ○議長(吉村裕之君) 以上で、岡橋議員の一般質問は終了しました。  次に、堀川議員の発言を許します。  2番、堀川議員! ○2番(堀川季延君) 議席番号2番、堀川季延でございます。傍聴者の皆様方、本当にお忙しい中、傍聴に来ていただきましてありがとうございます。世間の報道等を見てみますと、本当にいい話がございません。ロシアのウクライナへの侵攻もまだ停戦のめどが立っておりませんし、オミクロンの新型コロナウイルスの感染も相当感染力が強くて少し減ってきているのかなというふうに奈良県も思っておりますけれども、いまだ収束のほうには向いておりません。大変な世の中でございます。家の庭を見てみますと梅のつぼみが膨らみまして開花しておりまして、本当にきれいだなというのは細々と思わせていただきましたし、今週の週末は最高気温が19度、20度というような本当に春を迎えるという時期に参っております。皆様方も健康には十分御留意いただきたいと思います。  それでは、私、最後になると思いますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。本日最後になります。  私から質問させていただきます。  まず1点目でございます。  クリーンセンター広陵の操業停止後につきましてお尋ねさせていただきます。  クリーンセンター広陵は、操業に関する協定書により、3月18日をもって、いよいよ操業が停止となります。今後は、山辺・県北西部広域環境衛生組合により、10市町村で天理市において、令和7年5月予定でごみの焼却処分がされてまいります。この間、約3年2か月もの間、ごみの焼却処分を他の団体に委託する必要が出てまいります。  そこで何点か質問させていただきます。  まず1点目でございます。停止後のごみの引受け先はどのようになりますか。年間の必要経費を搬送先ごとにそれぞれ単価と内訳を教えてください。  それは、天理市での共同処理場完成まで、変わらず継続されるのですか。  2番目として、その他プラが可燃ごみと一緒に搬出できるようになりますが、いつから始められるのですか。  3番目、これは先ほどもお答えがありましたけれども、缶・瓶・ペットボトルの資源ごみについて、現在はリサイクルステーションで色ごとの瓶、スチールとアルミの缶などを細かく分別し、出されていますが、ステーションを廃止し、各家庭から缶・瓶・ペットボトルに分けて搬出するようになると聞きます。実施はいつ頃の見込みでしょうか。  4番目です。クリーンセンター広陵の跡地利用計画は進展していますか。現施設において2町共同で不燃・粗大・資源ごみの中継施設に変わるわけですが、施設計画も示していただければと思います。  大きな質問の2点目でございます。  なりわいの経営は順調に進んでいるのかということでございます。  本町における、産業総合振興機構(なりわい)につきましては、令和元年度、SDGs未来都市に選定され、機構の産官学民連携による安全・安心で住み続けたくなるまちづくりをテーマに、令和2年3月に設立されました。設立以来2か年が過ぎたわけですが、様々な方向で仕掛けを準備し、実施されておられます。  そこで、なりわいのどの部門を誰が担当し、どのような収益を上げておられるのか、お伺いします。  町からの委託を受け、事業を展開しておられますが、町での執行となりわい独自の事業の境界が分かりにくいと感じております。また、職員の採用など人事、雇用形態など誰がどこで決めておられるのか。年間の収益で人件費等が賄えているのかお尋ねしたいと思います。  また、ビジネスサポートセンター(KoCo−Biz)ですが、実績も教えていただければと思います。  以上、2点よろしくお願いいたします。 ○議長(吉村裕之君) ただいまの質問に対し、答弁をお願いします。
     山村町長! ○町長(山村吉由君) 堀川議員さんの御質問にお答えを申し上げます。  まず1番目のクリーンセンター広陵の操業停止後についてのお尋ねでございます。  一つ目の停止後のごみの引受け先についての御質問でございますが、大きく変更となる部分についてお答えいたします。  まず、可燃ごみにつきましては、4市町(天理市・大和高田市・河合町・三郷町)に一部受け入れていただき、残りは民間事業者に委託し搬出することになります。また、従前はペットボトル及び容器包装プラスチックごみにつきましては、クリーンセンターで圧縮・梱包をして、日本容器リサイクル協会へ搬出しておりましたが、操業停止に伴い一切処理することができなくなることから、民間事業者に処理委託することになります。その他の不燃・粗大、その他プラスチックごみ等につきましては、特に搬出先の変更はございません。  次に、年間の必要経費と搬送先ごとのそれぞれの単価と内訳についてでございますが、4市町で受け入れていただく可燃ごみは、おおむね1トン当たり1万5,000円で、民間事業者で運搬費を含めておおむね1トン当たり4万円でございます。ペットボトルにつきましては、1トン当たり8万8,000円で、容器包装プラスチックごみは、1トン当たり6万6,000円であり、それらの年間の必要経費は、約2億8,000万円となります。また、その他の不燃・粗大ごみ、その他プラスチックごみ等の年間の必要経費といたしましては、約5,000万円でございます。  また、天理市での広域ごみ処理施設が稼働するまでの約3年間は、変わらずごみ処理委託をさせていただくこととなります。  二つ目のその他プラスチックごみが可燃ごみと一緒に搬出できるのはいつからなのかとの御質問にお答えいたします。  今のところ天理市の広域ごみ処理施設が稼働するタイミングで、可燃ごみとして取り扱う予定でございます。その際は、広報、ホームページ等で事前に住民の皆様にお知らせさせていただきます。  三つ目の缶・瓶・ペットボトルの資源ごみの戸別収集についての御質問にお答えいたします。  現在はリサイクルステーションに細かく分別して出していただいておりますが、先ほどお答えいたしました、その他プラスチックごみと同様、天理市の広域ごみ処理施設稼働に合わせて実施予定でございます。しかしながら、岡橋議員にお答えいたしましたとおり、地域の意向を踏まえ、ステーション方式を継続することも検討しておりますので、地域ごとに協議をしてまいります。  四つ目のクリーンセンターの跡地利用計画の進展及び中継施設の施設計画についての御質問にお答えいたします。  跡地利用につきましては、このたび地元及び周辺大字の御理解の下、締結させていただきました協定書の中で、ごみ処理町民会議において引き続き協議の上、御提言を頂くことになっております。今後は、協定書にも規定しておりますとおり、提言書の受理後3年以内に跡地利用を決定することとしておりますので、引き続きごみ処理町民会議で検討していただきます。  また、現施設を安堵町との共同の中継施設として使用する計画につきましては、現施設の一部を活用させていただくこととなりますが、クリーンセンターの解体に対し、国の補助が受けられる場合は、中継施設を新たに設置の上、現在のクリーンセンターを全て撤去し、跡地を有効的に活用することも可能となりますので、国、県と協議を進めているところでございます。  2番目のなりわいの経営は順調かということについてお尋ねいただきました。  一般社団法人広陵町産業総合振興機構「なりわい」は、議員御承知のとおり、「町まるごと商品化」をコンセプトに令和2年3月2日に町、商工会、奈良県農業協同組合北葛支部統括部長が社員となって設立されました。理事会は、9人の理事と2人の監事で構成され、代表理事は松井副町長、業務執行理事には栗山事業部次長が就任しており、毎年、理事会及び社員総会を開催し、事業報告及び事業計画の承認をしております。  なりわいの事業は、地域商社部門とビジネスサポート部門の二つでございます。地域商社部門は、プロジェクトマネジャーとパート職員2人の計3人で運営しており、その名のとおり、商社として地場産品の販路拡大を進めております。靴下のアンテナショップ「広陵くつした博物館」の運営や、農家から直接野菜を仕入れて町内の介護施設に供給したり、北かぐやこども園、南保育園、町内5つの小学校の給食に広陵町産のいちご「古都華」を供給するなど、地産地消に取り組むとともに、インターネット販売を中心とした外販促進事業やタウンプロモーション事業などを行っております。  ビジネスサポート部門は、センター長と事務局職員の計2人で運営しており、本町と大和高田市からの委託業務であるビジネスサポートセンター「KoCo−Biz」を運営しております。  次に、各事業の執行状況でございますが、地域商社部門は、町から受託したふるさと納税に関するコールセンター業務と返礼品管理業務におきまして、町内事業者の商品やサービスに付加価値をつけて販売促進を図るため、企画やコーディネートを自主業務として展開しており、今年度のふるさと納税は、昨年の1.8倍の7,000万円の寄附額となるなど大きな成果を上げております。  この商社事業におきましては、受託事務費や企画販売手数料により収益を得ております。また、町からは大阪ガスとコラボしたクッキングスクールの開催や生産者と飲食店をつなぐ周遊型食イベント、ストロベリータウン広陵などのタウンプロモーション事業を委託しており、大きな額ではございませんが、受託費から収益を得ております。  このように、町となりわいは、受委託関係となりますが、その関係性につきましては、町内の中小企業や地場産業の発展を目指して、町は町内事業者を包括的に支援することに重点を置き、なりわいは民間の地域商社として頑張る事業者を支援することを基本として、投資効果の高い事業展開に重点を置くことになります。このように、取組方針は異なりますが、町職員となりわい職員が、それぞれの立場を踏まえて連携を強化することで、より大きな成果が得られるよう努めてまいります。  次に、ビジネスサポートセンターのKoCo−Biz運営事業につきましては、町と大和高田市からなりわいに業務委託しておりますが、なりわいが収益を上げる事業ではございません。昨年12月のオープンから令和4年2月までの実績は、相談事業者数が227者で、リピート率66%となっております。12月21日には相談回数が1,000回を超え、相談者は1か月半待ちの状態で、非常に人気が高い相談所となっております。  また、昨年8月からは、ビジネスマッチングの選択範囲拡大を目的として、三宅町、葛城市、御所市、川西町と順次エリアを拡大しており、各地域の事業所間の連携事業の企画が進んでいると聞いております。  相談内容といたしましては、販路拡大が40%、情報発信が18%、新商品新サービスが14%となっております。相談業務のほかに、多角的な事業者支援として、ITの導入サポートやインスタグラム活用セミナーの開催、クラウドファンディングのサイトを運営する株式会社マクアケの関西支社長を招いたセミナーの開催などにも取り組んでいただいております。  また、新商品や新サービスの開発支援におきましては、地域商社部門との連携により、ふるさと納税の返礼品としての販売促進も検討、提案していただいております。  KoCo−Bizのセンター長の契約更新や報酬は、1年ごとの評価制という徹底した成果主義が採用されており、1月26日に町、商工会、大和高田市、大和高田商工会議所で構成する契約更新における評価委員会において、この1年の成果を高く評価した上で、契約更新を決定しております。  職員の採用につきましては、代表理事、業務執行理事、プロジェクトマネジャー、センター長が協議をして決定しております。  職員の人件費を含めた運営につきましては、実質的な初年度に当たる令和2年度は産業総合振興機構設立事業による補助金を活用して運営を行っておりました。令和3年度は、町から資金援助はなくなり、商社事業による販売手数料やKoCo−Bizも含め、町事業の受託費等により自立運営を行っております。  なりわいにつきましては、今後も地域商社部門、ビジネスサポート部門が両輪となって、頑張る町内企業の業績を盛り上げていただくことを期待しております。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(吉村裕之君) それでは、2回目の質問に入っていただきます。  堀川議員! ○2番(堀川季延君) 大変御丁寧な答弁ありがとうございました。  1のまず1点目でございますが、クリーンセンター広陵の操業停止後につきましては、1の質問では、先日の臨時議会の委員会においてお答えのあったとおりと認識しております。当初の予算書を見てみますと、可燃物搬送処分委託料に1億9,150万円とありました。御答弁にありますペットボトル容器包装プラや不燃ごみ、粗大ごみなどの処分料を含め、3億3,000万円が町で処分できていた状況に比べると、いえば余計な支出ということが言えるのではないかなと。総じて従来の施設の維持管理、光熱水費であるとか修繕料等を差し引いてもかなりの費用負担が出てくるのかなと。3年という年月の中では10億円という、これは一般財源になろうかと思うんですけれども、支出が出てくるという理解をさせていただいていいと思いますが、その辺いかがでしょうか。  また、3番目のリサイクルステーションの継続、廃止を地域ごとに協議するということでの答弁でございましたが、ステーションの取扱いについては、かなり地域差があるように思っております。地元でも各種スプレー缶をそのままステーションに出されたり、町外と思われる方から出勤途中に袋を入れた資源ごみをそのままステーションに放り込んだりというケースも確認しております。仮に資源ごみを各家庭で出すとした場合は、専用の分別かごのようなものが必要になると思うのですが、それについてはどのように対応しようという、今計画があれば教えていただけたらと思います。よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(吉村裕之君) 小原生活部長! ○生活部長(小原 薫君) ただいまの堀川議員の御質問にお答えさせていただきます。  一つ目でございますが、議員認識のとおりでございまして、当然操業を停止しますのでごみは民間のほうに委託処分するのと4市町にお願いするのとがございまして、総額で約3億3,000万円ほどかかるということでございますが、当然操業停止に伴い、電気代やら灯油代、その他RDFの炭化の業務代、施設の補修費もかなり減少しますので、維持費につきましては、ほぼ変わりがないのかなという思いはしております。ただ、この前の全員協議会でもお話しさせていただきましたように、令和6年度をピークに令和4年度から令和7年度までは広域施設と中継施設の負担金が上がってきますので、その分につきましては、かなり増額となるところでございます。  それと次に、資源ごみ、缶・瓶・ペットボトルの戸別収集ということでございますが、議員おっしゃるとおり専用のかご、買い物かごみたいなのを考えておりまして、各家庭にお配りさせてもらって今まででしたらステーションでは缶・瓶・ペットボトルを同じ日に持っていっていただいていたんですが、ペットボトルの日、缶の日、瓶の日という形で戸別収集をさせていただこうかと考えていますので、それは一応3年後になりますので、それまでにはちゃんと決めまして住民の皆さんに周知していきたいと考えております。 ○議長(吉村裕之君) 堀川議員! ○2番(堀川季延君) ありがとうございます。現クリーンセンターの今の状態で維持管理されるというようなことでございますが、解体して中継施設の新設も検討されるというような答弁もございました。広い敷地の再利用も考えていく必要があると思います。天理での広域共同処理場も運営当初は多額の負担を強いられますが、町民の生活に関わる最も重要な事業でございますので、しっかりと頑張って取り組んでいただきたいと思います。  新しい町民の方が増えてきている本町にありまして、やはりごみの減量化が大切と考えます。ごみ処理手数料の有料化も平成13年のごみ減量等推進審議会の諮問事項として答申されています。もう一度原点に立ち返ってごみの減量について周知の徹底をいま一度図っていただきたいと願うのですが、いかがでしょうか。  ごみの減量化や資源化などの取組や地域住民へのごみの認識、啓蒙といった活動を担っていただいております、ごみ減量推進委員さん、また地域担当職員の方々、区自治会の役員さんなどの協力を頂いて、地域を訪問しながらごみの一層の減量化やリサイクル資源の搬出の方法など呼びかけてみてはいかがでしょうか。広域化になりますと、今以上に乱雑なごみの出し方もかなり懸念されるところでございます。先ほどお話も岡橋議員のほうでお話もありましたように、発生、排出抑制、再利用、再生利用の3Rに加え、ごみになるものは計画性をもって必要以上買わないなどの普及拡大に努めるとされています。住民に動いていただかないと成果は出てこないのではないでしょうか。そういった取組はいかがでしょうか。 ○議長(吉村裕之君) 小原生活部長! ○生活部長(小原 薫君) ただいまの御質問でございますが、やはりごみを減量するということが当然一番大事でございます。ただ、当然天理市の広域組合やら中継施設の建設の組合に対する負担金でございますが、これは当然全てごみ量割となってございますので、当然ごみを減らしていただければ負担も少なくなるということになります。それを町民の皆さんにそれを御理解いただけるように再度減量に努めていただきたいというように周知してまいりたいと考えております。  それと去年、令和3年3月号の広報で、特集記事としまして、ごみ減量への第一歩として掲載させていただいております。これは町民の皆さんに減量の取組をお願いしているということでございまして、減量によりまして、ごみ収集車に使われるエネルギーの減少とか、ごみを燃やすときに発生する二酸化炭素を減らすということもできるということにつながってまいります。先ほども議員おっしゃったように4Rの取組も再度周知していきたいと考えております。  それとあと、各地域でごみ減量推進委員の皆さんに出ていただいておりますのでその方にもアンケートを実施したところ、やっぱりどうやって減量したらいいのかというアンケートをさせていただいた結果、やはりそれよりもまず先ほど言いましたようにペットボトルとか缶とか瓶の、高齢化によって持っていくのが困難やという意見が多くございましたので、それは3年後、戸別収集という形になります。ただ、ごみ減量委員さんもごみ減量フェアのお手伝いだけでなく、当然広陵町のごみ減量につなげていけるようにいろんな対策を一緒に考えていきたいと考えております。 ○議長(吉村裕之君) 堀川議員! ○2番(堀川季延君) ありがとうございます。よろしくお願いしたいと思います。愚痴になるようですけれども、瓶のふたはしてあるわ、中はペットボトルも濁った液がそのままこべりついてるわ、そういう状況が最近特に多く見られるような傾向にあります。本当に人が人に対してやはりきれいに出しましょうという、そういう本当に地道な運動もいいのではないかなというふうに思います。また御努力いただけたらなというふうに思います。  それでは、次の質問に移ります。  これは一般社団法人でございますので、議員が質問できるのかなというふうに思っておったんですけれども、一応答弁いただきましたので、なりわい自体は、世界中を回って見聞を広め、地元の地域おこし協力隊に参加されてきた方をなりわいのプロジェクトマネジャーに迎え、ふるさと農業の管理業務やストロベリータウン広陵の企画運営に携わってくださっています。設立当時の令和2年6月議会において質問させていただきましたが、このときの答弁として地域産業の育成、農業振興、観光振興に係る事業をなりわいの三本柱として企画展開していくとのことでございました。広陵町まるごと商品化としてこの三本柱について、今後どのような計画をお持ちなのでしょうか。また、委託されるのでしょうか。何か機構改革の中において産業総合支援課が創設されるのも関係しているのではないのでしょうか。  また、答弁では具体的な収支額は示されませんでしたが、黒字経営で運営ができているということでよろしいのでしょうか。よろしく御答弁をお願いいたします。 ○議長(吉村裕之君) 栗山事業部次長! ○事業部次長(栗山ゆかり君) 失礼いたします。堀川議員さんの御質問にお答えさせていただきます。  まず、私のほうは町の事業部次長という立場と、それからなりわいの業務執行理事という立場もございますので、それを踏まえて答弁をさせていただきたいと思います。  まず、今回、なりわいというのが、まず2年たったということでどんな状況かという、そういう御質問を頂いているかと思うんですけれども、観光、それから農業、それから地域産業の育成という三本柱をまずまとめて、今ふるさと納税を中心とした外販促進事業ですね、これに重きを置いて今経営をさせていただいております。プロジェクトマネジャーのほうと今年、先ほども申し上げましたようにふるさと納税が7,000万円になったということで、来年どうしようと、どういうふうに考えているのかというヒアリングも行わせていただきました。その結果、当初の予算には、1億円という、そういう金額も入れさせていただいたわけなんですけれども、まずふるさと納税を中心とした外販促進事業に力を入れて安定した経営をまずはしていかないと次の一手にもし出ていった場合ですね、いろんな方面に出ていくと何が中心か分からなくなって不安定になってきますので、まずはここを中心にしたいということです。  返礼品の数も今200を超えております。そこの返礼品をいずれはECサイトのほうに今登録を100ほどさせていただいているんですけれども、そこにお客さんを誘導したいという、そういう計画を持っておりまして、ふるさと納税で寄附で頂いた返礼品を今度は通信販売でなりわいで直接買ってもらってリピーターを確保するという、そういうことをしたいということと、それから皆さんなりわいチャンネルということでYouTubeでどんどんなりわいチャンネルを発信しておりますけれども、このSNSなんですけれども、インスタもやっておりますが、インスタのフォロワーが今460ぐらいということで本来であれば、これは5,000ぐらいいかないと駄目ではないかというのを本人も言っておりまして、やはりそこを目標にしたいと。  それからYouTubeについても、皆さんに見てはいただいているんですけれども、212というフォロワーがあるということですので、これは1,000を目指したいというふうに言っております。ですから、外販促進事業とともにSNSを発信させて広陵町のいろんな産業をPRしていきたいということで考えているということです。  それから今回、ストロベリータウン広陵、この前もちょっと御紹介をさせていただきましたが、4月1日から4月30日まで行われるイベントなんですけれども、去年は自主事業として広陵町の委託もなしに自分たちのお金でこれは開催したものです。その成果を町のほうが、やはりこれは効果的だということで、今回委託事業としたわけなんですけれども今回は飲食店、それからいちごの生産者、それからイズミヤも巻き込んでこれをやってみようということでさせていただいております。メニューもいろいろと飲食店のほうも、今回は2年目ということで考えていただいているということですので、こういう形で生産者、飲食店、あらゆるところとコラボしながらまちを盛り上げていきたいということで聞いておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(吉村裕之君) 堀川議員! ○2番(堀川季延君) ありがとうございます。  それでは、最後にビジネスサポートセンターKoCo−Bizについてでございますが、これも大和高田市さんと共同で設立し、1年がたちます。できましたら本町での相談事例の中で何か成功したようなケースがあれば、一つ、二つお話しいただければ非常にありがたいなと思います。また、今は相談範囲を葛城市、御所市、三宅町、川西町にも広げ、3市3町を対象とされておられますが、その拡大された経緯というのは、答弁の中では、ビジネスマッチングの選択範囲拡大を目的というような表現をしているんですが、ちょっともう少し具体的にこちらのほうで何か広報を探りに行ったという状況なんでしょうか。どういう経緯で1市1町から3市3町になったのかという流れと、答弁の中で1か月半も待たなければ相談が受けられないというようなことなんですが、これだけ広げていけば相談対応は大丈夫なんでしょうか。ますます待ちが長くなるのではないかなというふうに懸念するのですが、いかがでしょうか。 ○議長(吉村裕之君) 栗山事業部次長! ○事業部次長(栗山ゆかり君) 失礼いたします。  まず相談事例の中の成功事例でございますけれども、やはり広陵とか大和高田市の地域といいますのは、繊維業、製造業が多いというのがまず一つの特徴でございます。いろいろな物品を販売するところについては、すぐに新商品が出るのかとなると、なかなかサービスしか新サービスは出ないというのがまず一つです。  それから製造業については、今まで技術があってしっかりつくり込んできた中でそれを何を新製品にするのかというところはやはり1年ではなかなか難しいというところで、今のところは事業者の意識も変わって、今やっと新商品開発に向けて取り組んでいるところでございます。その中でこの3市3町に拡大した理由なんですけれども、やはり一つの事業所だけでは新商品をつくろうと思いますと、何かエッセンスを入れないと新商品というのはできないわけでございます。そのコラボ、それからコラボ企画としてしたときに初めて新商品というのが開発されやすいということでサービスであるとか、そういう製造業についてもいろいろなビジネスマッチングをしながら新商品を開発していくという流れをさせていただいております。  広陵町におきましては、クラウドファンディングもどんどんしていただいておりまして、例えばこんな固有名詞を出していいのかどうかというところなんですけれども、皆さんおなじみの縫製工場があるんですけれども、縫製工場ではマクアケというところでクラウドファンディングをして100万円を超えるような成功を収めまして、それを収めた結果、今いろいろな事業者がオファーに来ております。東京の有名なところとかがオファーにいろいろ来ておりまして、Biz経由でいろいろとつながっているというふうにも聞いておりますので、そういうのがいずれ成功事例として出てくるのかなというところです。  それから3市3町の部分でございますけれども、まず先ほど町長の答弁にもございましたけれども、8月からということでさせていただいております。葛城市、三宅町、御所市というのが8月からさせていただいて、それから川西町から1月から入っていただいたと。令和3年度におきましては、まずお試し期間ということで向こうの事業所がどれだけ興味を示すのかというところもありますので、センター長のほうもいろいろと説明会に行ったりして、事業所との関係をつくっていただいてて、これを広陵町と高田市の事業所とコラボをさせたいという流れの中で、ちょっと取り組んでいただいております。令和4年からは一定の負担金を自治体からもらうことになっておりまして、事業所については無料の相談所ですので、もちろんこれは無料となりますけれども、その件数は自治体のほうに、私どものほうから請求をさせていただくという運びになるかと思います。  それともう一つは1か月半待ちというところなんですけれども、実はリピート率66%と言わせていただきましたけれども、12月から3月までは広陵町も大和高田市もある程度事業所というのは町や市が行ってくれといってお願いして行った事業所も多かったですので、リピート率もちょっと若干下がった部分もございますが、4月以降については、リピート率は91%ということで、かなりの人気になっております。現在、この1か月半待ちというところをどのようにするのかというところもいろいろ検討はしております。例えばITのサポートであればITサポートの人、それから相談と同時進行でできるのではないかというような流れも考えておりますので、そのあたり1か月半というところをどのようにコントロールしていくかというのは、各ほかのBizで30余りありますので、そのBizにもいろいろ確認をしながら運営をしたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(吉村裕之君) 堀川議員! ○2番(堀川季延君) ありがとうございました。これで一般質問を終わらせていただきたいと思います。 ○議長(吉村裕之君) 以上で、堀川議員の一般質問は終了しました。  お諮りします。  本日の会議は、これで延会としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○議長(吉村裕之君) 異議なしと認めます。  よって、本日は、これで延会とすることに決定しました。  なお、本日行われなかった一般質問につきましては、3月9日午前10時からの本会議において引き続き行います。  本日は、これにて延会します。     (P.M. 4:16延会)...